目黒区議会 > 2002-04-23 >
平成14年第1回臨時会(第1日 4月23日)

  • "���������������"(/)
ツイート シェア
  1. 目黒区議会 2002-04-23
    平成14年第1回臨時会(第1日 4月23日)


    取得元: 目黒区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成14年第1回臨時会(第1日 4月23日)      平成十四年第一回臨時会              目黒区議会会議録   〇 第 一 日 一 日時 平成十四年四月二十三日 午後一時 一 場所 目黒区議会議場 一 出席議員(三十四名)           一  番  増  田  宜  男           二  番  工  藤  はる代           三  番  森     美  彦           四  番  沢  井  正  代           六  番  小  林  フミ子           七  番  坂  本  史  子           八  番  佐久間   やす子           九  番  高  品  吉  伸           十  番  雨  宮  正  弘
              十一 番  野  沢  まり子           十二 番  堀  田  武  士           十三 番  くりた   靖  巳           十四 番  青  木  早  苗           十五 番  川  崎  えり子           十六 番  寺  島  よしお           十七 番  岡  田     弘           十八 番  鈴  木  隆  道           十九 番  石  山  京  秀           二十 番  栗  山  鈴太郎           二十一番  つづき   秀  行           二十二番  木  村  洋  子           二十三番  小  林  くにお           二十四番  俵     一  郎           二十五番  宮  沢  信  男           二十六番  二ノ宮   啓  吉           二十七番  石  橋  佳  子           二十九番  清  水  真  邦           三十 番  下  岡  こうじ           三十一番  島  崎  たかよし           三十二番  上  村  泰  一           三十三番  長谷川   光  延           三十四番  橋  本  欣三郎           三十五番  平  野  サトシ           三十六番  原     千万年 一 出席説明員        区      長      藥師寺   克  一        助      役      佐々木   英  和        収入役           安  田  直  史        企画経営部長        川  島  輝  幸        区長室担当部長       伊  藤  良  一        新庁舎担当部長       鈴  木     勝        財政担当部長        小笠原   行  伸        総務部長          木  村  髙  久        参      事      市  川  力  也        区民生活部長        浅  沼  裕  行        健康福祉部長        武  藤  仙  令        健康推進担当部長      清  水  裕  幸        都市整備部長        粟  田     彰        事業推進担当部長      入  江     巧        環境清掃部長        原  川  博  之         ────────────────        教育長           大  塩  晃  雄        教育次長・生涯学習推進担当 加  藤  芳  照         ────────────────        選挙管理委員会事務局長   青  葉     隆         ────────────────        代表監査委員        大  竹     勲        監査事務局長        白  鳥  哲  雄 一 区議会事務局        局長            佐々木   一  男        次長            三  木  健  二        議事・調査担当係長     小  池  克  二        議事・調査担当係長     荒  井  孝  男        議事・調査担当係長     増  田  正  憲        議事・調査担当係長     山  田  映  子        議事・調査担当係長     田  中  祐  子        議事・調査担当係長     星  野     正  第一回目黒区議会臨時会議事日程 第一号           平成十四年四月二十三日 午後一時開議 日程第一   会期の決定 日程第二   議案第四十七号 目黒区役所の位置に関する条例の一部を改正する条例 日程第三   議案第四十八号 土地建物の購入について 日程第四   議案第四十九号 目黒区新庁舎改修工事請負契約 日程第五   議案第五十号  目黒区新庁舎改修工事に伴う電気設備工事請負契約 日程第六   議案第五十一号 目黒区新庁舎改修工事に伴う空気調和設備工事請負契約 日程第七   議案第五十二号 目黒区新庁舎改修工事に伴う給排水衛生設備工事の請負                契約 日程第八   議案第五十三号 目黒区新庁舎改修工事に伴うエレベーター設備工事の請                負契約 日程第九   議員派遣の件について    〇午後一時開会 ○宮沢信男議長 ただいまから平成十四年第一回目黒区議会臨時会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。   ◎会議録署名議員の指名 ○宮沢信男議長 まず、会議録署名議員を定めます。  本件は、会議規則第百十七条の規定に基づき、議長から御指名申し上げます。    十六番  寺 島 よしお 議員    十八番  鈴 木 隆 道 議員  にお願いいたします。   ◎諸般の報告 ○宮沢信男議長 次に、諸般の報告を申し上げます。  監査委員から、平成十四年二月分の例月出納検査の結果及び平成十三年度財政援助団体等監査の実施結果について報告がありましたが、いずれも文書をもって配付いたしました。  次に、特別区議会議長会の概要につきましては、文書をもって報告いたしました。  以上で報告を終わります。  これより日程に入ります。  日程第一、会期の決定を議題といたします。  ────────〇────────
     ◎会期の決定 ○宮沢信男議長 お諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日二十三日の一日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮沢信男議長 御異議なしと認めます。よって、会期は一日間と決定いたしました。  次に、日程第二を上程いたします。  ────────〇────────  ◎議案第四十七号 目黒区役所の位置に関する条例の一部を改正する条例    〔事務局長朗読〕 ○宮沢信男議長 助役から提案理由の説明を求めます。    〔佐々木英和助役登壇〕 ○佐々木英和助役 ただいま上程になりました日程第二、議案第四十七号、目黒区役所の位置に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  本案は、区役所の位置を変更するため条例改正の必要を認め、提出いたした次第でございます。  条例案の内容について御説明いたします前に、今回条例案を提出するに至りました経緯について若干申し上げます。  現在の庁舎は、昭和十一年竣工の旧館を初めとして老朽化が著しく、耐震性の面でも抜本的な対策が必要な建物が多く、さらに狭隘化や分散化の解消など、庁舎の整備は目黒区政にとって重要な課題でございました。昭和六十三年には庁内に庁舎問題検討委員会を設置し、現庁舎の耐震診断などの現状調査を行うとともに、新庁舎の望ましい姿、規模、用地、要請される機能などについての検討を行い、平成四年までに三次にわたって区としての考え方をまとめ、新庁舎の必要性を明らかにしてまいりました。  その後、平成十二年十一月、区民にとっての利便性、庁舎の分散化解消財政負担などの視点から、庁舎問題を解決するための課題を整理した上で、新庁舎建設用地選定エリアを定めたところでございます。  また、区議会におかれましても、庁舎問題を所管する特別委員会を設置していただくなど、一体となって十数年にわたり新庁舎建設に向けた検討を行ってまいりました。  このような状況の中、昨年二月に選定エリア内に所在する旧千代田生命保険相互会社本社の敷地と建物を新庁舎として取得することとし、区の依頼により、目黒区土地開発公社が管財人との間で売買契約を締結し、昨年十二月には敷地の、本年三月には建物の引き渡しを受けたところでございます。  区では、公社よる売買契約の締結以降、区民の方々の御意見を踏まえ、当該土地と建物を新庁舎として利用していくために新庁舎利用計画基本構想を策定し、議会を初め区民の方々に対しまして、さまざまな機会を通じて庁舎移転に係る説明を行う一方、新庁舎整備のための改修設計などの準備を行ってまいりました。  当該土地建物は中目黒駅に近く、多くの区民の方々にとって交通の利便性が向上するとともに、現在の庁舎に比して十分な広さを有することから、庁舎の分散化や狭隘化などの課題を解消することができるものでございます。  また、この十分な広さから、目黒都税事務所や保健所などを含めて総合的な庁舎とすることができるとともに、区民のための憩いの場、交流の場を確保することが可能でございます。さらに既存の建物を庁舎として有効活用することで、新築する場合に比べ、より経済的に施設の整備を行うことができるものでございます。  このようなことから、新しい庁舎は社会状況の変化や区政の総合化・高度化を支える新たな自治の拠点として、また区民に身近で開かれた、そして親しまれる庁舎として区民の負託にこたえ、かつ区民サービスの一層の向上を図ることができるものと考えているものでございます。  そこで、このたび、後ほど各議案で御説明させていただく予定でございますが、土地建物の取得及び改修工事の準備が整いましたことから、新たな庁舎の所在地をもって区役所の位置とすることとし、ここに本条例案を提出させていただくものでございます。  条例案の内容は議案記載のとおりでありまして、目黒区役所の位置を現在の中央町二丁目四番五号から、上目黒二丁目十九番十五号に変更するものでございます。  付則について申し上げます。  本条例は、新庁舎の開設を予定しております平成十五年一月六日から施行する旨定めるものでございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、御議決くださいますようお願い申し上げます。 ○宮沢信男議長 本案について御質疑はございませんか。  野沢議員。 ○十一番(野沢まり子議員) それでは何点か伺いたいと思います。  今提案された条例は、出席議員の三分の二以上の賛成を必要とする特別議決が必要だということで、殊さら住民の総意をあらわすことがどうしても必要だと考えています。しかし、この間、いろいろな機会で問題を指摘してきたように、民主的な手続が十分とられたとは言いがたい状況にあるわけです。私ども日本共産党区議団が全家庭に配布してアンケートを行った結果を見ても、新庁舎の購入に賛成すると答えた人はわずか一〇%にすぎませんでした。十分に住民と意見を交換しながら、財政の裏づけも立てながら検討すべきだというのが圧倒的多くの区民の声だと私たちは認識しています。  区長は、多くの区民が賛成してくれたというふうに言われておりましたけれども、何回かの説明会をされたことは私たちも承知しておりますが、その区民の意向をどのようにして、どの程度つかんでいらっしゃるのか、まず第一点伺いたいと思います。  それから二点目ですが、私たちは途中でも、購入した後でも住民のこういうアンケートの結果をもって、改めて住民の判断を仰ぐべきではないかということを提案してきたわけですが、区長は、区長自身選挙公約にもない庁舎移転を民主的に進めようとするなら、途中ではあっても当然何らかの形で住民に十分な説明を行い、そして意向を把握する努力をすべきだったと考えるんですが、実際にはそういうふうになっていない。開かれた説明会でもバブルの狂乱地価を引き合いに出して、一千億円もしたものを大変安く買えたんだというような説明をすることにもあらわれているように、住民が冷静に判断を下すにふさわしい情報が提供されたというふうにはとても思えない状況がありました。  民主的な手続がとられなかったということについて、地方自治体の長として住民自治を確立するという、そういった課題を日常的に負っている区長は、どういうふうに考えていらっしゃるのか、伺いたいと思います。  以上、二点です。 ○藥師寺克一区長 ただいまの御質疑でございますが、私は区役所のこの問題につきましては、先ほどの提案説明にもございましたように、昭和六十三年に庁内に検討委員会を設け、そして議会もその必要性などについては十分議論をされてまいりました。  しかし、今回の取得については、これまでもたびたび申し上げておりますように、お話をいただいて最終的に御返事をするまでの期間が非常に短く、住民の御意向を聞くということは当然必要ではございましたが、そういういとまが十分なかった。それについても御説明を申し上げてまいりました。それがゆえに、私はこれまでも地区ごとの住民の説明会、あるいはめぐろ広報などによって再三にわたって、この内容等については十分説明をいたしてまいりました。  そういう中で、先ほど野沢議員もお話がございましたが、住民の意向というのは十分つかんだつもりでございますし、あるいはまた買った直後の新聞を見た区民の皆様の意見が寄せられましたが、その意見の中でも、ほとんどの区民の方が期待した庁舎がこれで確保できるという声もたくさんございました。そういうのを総合的に判断して、私は現在の区民の皆様方の御意見は、庁舎を確保したことに対して御賛成を得ているというふうに認識しているわけでございまして、その住民の説明会、あるいは住民の意向というものは、私どもの説明会や、あるいは広報、そういうものを通じて十分意向はつかんだ、そのように考えているものでございます。 ○十一番(野沢まり子議員) 住民の意見を聞くいとまがなかった。説明会や広報などを通じて住民の意向をつかんだというふうにおっしゃられますけれども、確かに、あの時期のあの期間で判断を下すということになれば十分な時間がなかったということはわかるんです。しかし、時間がなかったから、じゃあ民主的な手続は踏まなくてもいいのかということになると、私はまた別の問題があるのではないかと思っているんです。  特に今、地方自治体が本当に住民の意向・意思に従って住民の福祉を増進するという本来の役割を果たすためには、民主主義を徹底することが非常に重要な課題になっていると思っています。特にこの間、国は福祉を切り捨てる、社会保障制度を切り捨てるというようなことを行ってきたり、あるいは大型公共事業地方自治体にも押しつけるなど、政治そのものが国の主導が強まってきている。そういう状況の中で、国の言いなりの行政運営をしているということが、実際には区民の利益に相反するという事態も少なからず生まれてきていることは事実です。  憲法に規定された地方自治というのは、民主主義を徹底するということが非常に重要な課題として国民の要求としてもあったわけです。戦時中に自由に物が言えない。国家統制が非常に強い中で、多くの国民を戦争に駆り立てていったという、そういう経験を土台に民主的なルールが憲法の中でも書き込まれて規定されたわけですから、今申し上げたような今日の政治情勢のもとでは、とりわけ民主主義を徹底することは、何にも増して重要視しなくてはならない課題だというふうに私たちは考えています。もしあのときに決断しなかったら、今の庁舎を確保することができなかったという論調は与党からも、そして区長からも繰り返し行われているわけですが、私はだからと言ってこの独断専行が許されるものではないということは繰り返し申し上げておきたいと思うんです。  やはり大事なことは、区民にとって本当に納得のいく民主的な区政運営が行われているかどうか。ここにあると思っていますし、特に今日、国会に有事法制が出されている中で、国が地方自治体の権限も、そして国民の権利も、これを奪ってしまうというような事態がつくられようとしているわけですから、改めて地方自治を確立させてきたあの憲法を制定した時点に立ち戻って、そのルールを絶対に揺るがさないという決意も必要ではないかと思うんです。万が一そういうルールをとったことによって、千代田生命本社ビルの跡地を購入できなかったとしても、これは私はやむを得ない、これが民主主義なんだろうと思うんです。  そういう視点から見て、今の国から独立した機関を持つ自治体の区政運営のあり方として、特にこの庁舎の問題は多くの区民の合意を要すると。議会でも三分の二以上の賛成を要する事項でもあるわけですから、ほかの問題に比べても、なお一層その手続は踏まなければならない課題だというふうに思っているんですが、区長は自治体のあり方として、今回の民主的なルールが十分とられなかったことについてどのように考えているのか、伺いたいと思います。 ○藥師寺克一区長 ただいまの御質疑でございますが、私は基本的に民主主義の原点というものは十分承知した上で手続をとりながら進めてまいりました。確かにいとまがなかったということについては、これはもう私自身も認めているところでございますが、ゆえにその後の住民説明会は、これまでにないほどやりました。延べにして四十回以上の地域に出たり、あるいは地域の皆さん方に対して広報などで御意見を伺いながら進めてまいりました。  私は、この新しい目黒区の基本計画基本構想の中にもうたわれておりますように、「ともにつくる みどり豊かな 人間のまち」を実現するために、区民と行政の協働によるまちづくりこそが、新しい基礎的自治体として私どもが担っていかなければならない基本的なルールだというようなことを考え、それを区民の皆さんに今示して、区民フォーラムの立ち上げなどを行いながら、これからの新しい時代における区政のあり方というものを模索して進めようとしているわけでございます。  そういう前提に立って進めているときに、この庁舎問題が起きましたし、庁舎問題が議会や区民の皆さん方に対して急に降ってわいたものではございません。先ほども説明申し上げましたように、十年間以上にわたって議論をしてきたこと。そしてどういう庁舎が理想的なものであるかということも議論をして、庁舎の基本計画基本構想というものは既に示されている。そういう基本構想基本計画を十分クリアできる内容のものである。そのように私は考えて議会にも御説明申し上げ、そして住民の皆さんにも御説明申し上げ、しかも建物の見学会なども行いながら進めてまいりました。  そういう状況を踏まえてまいりましたので、私としてはできるだけのことは十分行ってきた。それは手続的にいとまはなかったけれども、民主主義の基本のルールを逸脱しているものではない。そのように私は考えております。 ○十一番(野沢まり子議員) 最後ですので触れたいと思うんですが、十分に民主的なルールは踏んできたというふうにおっしゃいますけれども、今日の財政状況は大変厳しいということで、庁舎のための建設基金を凍結してきたという経過があります。その凍結をした時点から、そうではないんだ、庁舎の建設に向けて推進していくんだということを、今日まで実施計画にはうたっていないんですね。  今回つくられた実施計画についても、やはり区民の要求は後景に追いやられて、これまで進めてきた都市計画関連事業など、バブル時代の計画が最優先にされる。その上にさらに庁舎の建設計画を持ち込むこと自体、実施計画を立てる上での民主的な手続が十分であったかということについて言えば、私たちは十分ではないと思っています。  区長は、まず公約にこの庁舎の移転、十年来検討を重ねてきたと言われますけれども、であれば三年半前の区長選挙に堂々と公約に掲げて区民にその信を問うべきではなかったんですか。その手続も行わないで、今回、降ってわいたように出てきた千代田生命の物件の売却情報に飛びついたということは、まさに降ってわいたような状況だったんですよ。ですから財政計画にもなく、実施計画にものってなかったんですね。であれば、区長は何十回か説明会に行ってきたと言われるけれども、やはり何らかの形で多くの区民に意向を聞くという、その手続ぐらいはとられて当然ではないかと思うんですが、それをとられなかったことをどのように思っているのか、最後に伺って終わりたいと思います。 ○藥師寺克一区長 この庁舎問題は、先ほどもお話を申し上げましたが、長年の懸案でありました。そして議会におかれましても、庁舎問題の調査特別委員会を設置して検討を重ねてきた。したがって、私はもうこれは十年来の懸案事項であるというようなとらえ方をして、時期があれば、またそういう問題が出てきたときには議会とも御相談をしながら進めていく課題であるというふうに認識しております。これが今まで課題にもなっていなかった。懸案にもなっていなかった問題ならともかく、ずっと委員会でも御審議をしてきた。しかし適地がない。あるいは財源的にもいろいろな問題がある。  私はつい最近では、平成十二年十一月の議会で、庁舎について青写真を示すべきではないかというような御質疑もあったと思いますが、その際にできるだけ早い時期に計画を示しますというようなお答えもしてきたつもりでございます。それが十三年二月にそういう庁舎の問題が急に出てきたというような経緯がございます。したがって、私どもとしては庁舎の問題は昭和六十三年の検討委員会設置以来、ずっと重要な課題として検討を進めてきたものであって、急に出てきたものではありません。  そういう意味で、確かに公約にはそういうものはございませんけれども、懸案事項として常に検討し、課題の解決に向けて努力をしてきたというのは、議会においても私どもにおいても同じであったというように私は考えております。 ○宮沢信男議長 ほかにございますか。  坂本議員。 ○七番(坂本史子議員) この条例提案というのは、六十年近くここに庁舎があったわけですけれども、いよいよ中目黒に移転するという大変重要な案件なわけです。それにもかかわらず、情報提供はずっとなされていたとはいえ、きのう机上に条例案が送付され、きょう臨時会ということで、今までこんなに重要な問題だということで、議会にも住民にも十分説明をしてこなくてはいけなかったということを随分言ってきたのにもかかわらず、こういう形でスケジュールが決まっているがゆえに、こういう日程で入ってしまったということは、私は非常に残念だというふうに言わざるを得ないわけです。  きょう条例案が、契約の部分がかなり大きい部分を占めますけれども、これが決まらなければ後のスケジュールが進んでいかないという本当にぎりぎりの提案ですよね。私は、こういうことが本当に考えられてやられてきたのかどうかという本体をちょっと疑問視するような感じを受けるわけです。提案者の側は、一体こういう議案の送付の仕方などについてどういうふうなお考えをお持ちであったのか、その辺をぜひお尋ねしておきたいと思います。 ○佐々木英和助役 ただいま議案提案の手続等についての御指摘でございますが、私どもは当初から予算措置がなされ、区が取得することの見込みがついた段階で臨時会をお願いいたしたいという申し入れをした上で、去る十八日に議案名等をお示しいたしまして、臨時会を招集させていただきしました。その限りでは契約議案等につきましては、準備の都合上、若干ぎりぎりの部分はございましたけれども、この議案につきましては、その日にお示しをしているものでございます。 ○七番(坂本史子議員) 情報提供が四月二日の庁舎特別委員会であるとか、十六日はちょっと別だったようですけれども、そういう形で情報が提供されているということはそうだと思うんですけれども、やはりこの条例の審査というのは、議案の本体を見てやるものですから、きのう送付されて、それで審議をするということになりますと、議会側は審査をするのに非常に短時間でやってしまわなくてはいけないということになるわけです。  それで契約案件にかかわるところがネックという御説明なんですけれども、新年度予算が四月一日に発効して、四月十七日の開札から数えて本当のぎりぎりの日程の中でやっていますね。もう庁舎のスケジュールは決まっているわけですから、言ってしまえば本当にこの日しかないということなんです。やはり百年の計である庁舎を移すというこの案件が、もう絶対にこの日を逃しては成立しないというスケジュールの中でやられるということ自体が、私は審査のいとまを与えないでそういうスケジュールの中へ乗せていくというやり方自体が危ういと言わざるを得ないんです。やはりこれまでも区長も言ってきたように、きちんと議論をして、その上で移っていく手続をきちんと踏んでいかなくてはならないと思いますので、私は再度この提案の仕方については審議のいとまを与えない提案の仕方であって、やはりそちら側のスケジュールの上でやられていることだと思いますので、再度御説明をお願いしたいと思います。 ○佐々木英和助役 条例といたしまして御提案しますのは、この臨時会が初になるわけですけれども、中目黒地区に区の庁舎を移すということは、もう既に一年前から議会の皆さんにも御審議をいただいているところでございまして、今回、それを条文化して御提案させていただいたと。こういうことでございますので、その辺の御理解は十分いただけると考えております。  それから、確かに臨時会でお願いするということにつきましては、議会の方にも多大の御心労を煩わせた結果になりましたけれども、私どもは法に沿って庁舎の移転条例につきましては、さきにも申しましたように、臨時会を招集させていただくということで御相談申し上げましたのが十八日でございますから、十分その議案等についても吟味いただける時間的な余裕もあったというふうに考えております。 ○七番(坂本史子議員) この条例というのは、もろもろの条件がそろっていなければ移転の提案はできない条例じゃないですか。契約については、先ほども申しましたように、仮契約から含めて見積もりをとらせて、きょうは臨時会なわけですけれども、後でその条例の審査をしますけれども、そういうぎりぎりの日程であるわけです。ですから、その中にちょっとした問題があっても、例えば会期をあすに延ばしてとか、そういうものは全く許されない日程で組まれているわけです。ですから、きょう成立をするという大前提のもとに、この条例は一括して出されてきているわけです。やはり百年の計、こういう庁舎の問題をやりますよということであるならば、きちんとそういう条例については提案をしていくべきだというふうに思います。きょうやらなければ絶対に延ばせないところで出されてきているわけでしょう。 ○佐々木英和助役 何度も繰り返しになりますけれども、私どもは十分に議会の方にも御報告を申し上げ、御意見等も伺って、今回御提案申し上げました条例については御理解いただけるものというふうに考えております。  ただ、なぜこの時点にということになりますと、庁舎の移転につきましては、区が確実にその土地、あるいは物件等を取得できるめどが立ったということになってございまして、少なくとも事業の実例等では予算措置がついているならば提案してもよろしかろうというような見解もございます。その時期をもって御提案申しましたわけですが、特にこの時期ということは、区民の皆さんにもできるだけ早く、今まではこういう予定だというところが、今度は何月何日からこうなりますよということをきちっとお伝えしていく意味でも、時間的な余裕は十分にとった上で、今回の提案をさせていただいたと、こういうものでございます。 ○宮沢信男議長 ほかにございますか。  雨宮議員。 ○十番(雨宮正弘議員) 中身ではなくて単純なことで、ちょっと一点確認させてください。  付則のところで、一月六日からということになっているんですね。これからの日程の中で天災地変もあるかもしれないし、いろいろな関係で工事がおくれて、一月六日に新庁舎で業務がとれないような、年末年始引っ越しですね。そういうことが発生したときは、この辺の日付の問題はどうなるんでしょうか。ごくごく事務的なことでお尋ねします。 ○佐々木英和助役 新しいところに区役所が移転いたしますのが来年の一月六日でございまして、一月五日までは、この現在地が区役所の位置ということになります。いずれにいたしましても位置は移りますが、天災等の場合には何らかの形で、どこかで事務は執行すると、こういう形をとっていかざるを得ないというふうに考えております。 ○十番(雨宮正弘議員) 少しわかりやすく説明してもらいたいんですが、もし発生して位置は法規上は向こうへ移した。しかし業務は仮にどこかでやるわけですね。多分こうなると思うんですけれども、そういうことは何ら条例的なことは手続を経なくても可能なんですか。その辺のところが、やはり一般の区民の場合にはわからないと思いますので、不測な事態が起きたときにはどうなるのかということだけを、わかりやすく説明してください。 ○佐々木英和助役 大変あってはならない想定でございますけれども、年末から年始にかけて引っ越しをいたします。仮に一月五日に引っ越しがほぼ終わって、天災が起きてあちらの庁舎が使えないということになりますと、これは一大事でございますが、それでも何らかの形で事務は執行しなければなりません。一月五日の時点では、ここが庁舎の位置になるわけでございますけれども、もう既に実質的には移転が終わっているとすれば、あちらの復興・復旧を施しながら事務を執行する。こういう形になろうかと思います。  これは万が一そういうことであれば、今現在、ここの地で区役所が天災等で使えなくなったときにはどこかでしなければならない。そういう意味合いでは、どちらにあろうとも庁舎の位置というのは、ある時点で切りかえるということでございますから、この庁舎の位置と、それから実質的に執務をする場所をどこかに確保することは、そのときの緊急対応として考えざるを得ない。こういう問題でございます。
    宮沢信男議長 ほかに。  堀田議員。 ○十二番(堀田武士議員) ちょっと何点か基本的な点についてお尋ねしたいんですが、先ほど野沢議員も言いましたが、地方自治の、特に自治の中心にするという位置づけで庁舎問題を考えたときには、区役所の位置をどこに決定するかということは、これは住民の意向をどう把握するかということが私は基本だと思っているんです。  この間、世論調査を初め幾つかの取り組む条件というのは、私はあったんだと思うんです。やはり広く区民から、区役所の拠点をどこに置くかということについて、最大限の努力をして区民の意向を把握することが、私はこれは当然取り組むべき責務だと思っているんです。だから四十回会合を開いたとか何とかという問題ではなくて、区民全体の意向をどう把握するかというところで、区役所がどれくらい努力をしたかということが私は問われるものだと。この点については、世論調査を初め区民の意向を把握することについて、ただ説明会を開けばそれで済むということなのか。一定の量的な範囲を正確に把握して、区民の意向は絶対間違いないということを確信を持って私は位置変更の条例を提案すべきだと思うんですけれども、そこら辺の取り組みについて、私はやるべき条件はあったんだと思うんです。そのことがやられていないということについて、基本点なので、もう一度お尋ねをしておきたいと思います。  第二点目について、これは売却の問題で土地開発公社から今回購入するというのは次の議案に出てきますから、これに関連するので、ちょっとお尋ねしておきたいんですけれども、第一点は、土地開発公社そのものが、広報によりますと二月四日に急遽敷地の取得の意向があって、十三日に財価審をやっていますから、実際には二月十四日にはもう売却買い付けの証明を出したということですね。だから単純に言っても十日間しかなかったと。この間に土地開発公社を初めとする議会の意向を聞こうとすればできる条件はあったんですよ。少なくともその中で、短い期間であっても議会全体の意向を聞きながら、これは評議会という取り扱いですけれども、その方法というのは私はとれたんだと思うんです。そのことをやってないということについて、それは買い付け証明を出した後、決定した後、幾ら説明すると言っても、購入するかしないかという、その前の段階できちっと意向を聞くかどうかという問題については、これはすごく大事な部分で、事後承認を前提にしてこういう形でやるのかどうなのかということは、私はそれは民主主義の扱い方としては、やはりおかしい扱い方で、最大限の努力をすべき条件はあったんだということについて、この点について二点目、なぜやらなかったのかということをお尋ねしておきたい。  三番目に、私はこれまで何回も質問してきたんですけれども、管財人が提案しました四月十二日の新聞等の報道によりましても、二月二十三日が裁判所に提出した管財人の更生計画なんです。この中に書いてある中身というのは、百七十億の建物及び土地の金額については、目黒区の土地開発公社に売却するということを前提に更生計画に書いてあるんです。これは裁判所に提出された資料を私どもも見させていただきました。  問題は、目黒区の契約課が私どもの議会に提案してきた内容が、これも二〇〇〇年二月二十七日に提案してきたんですが、土地が百五十三億円、平米単価で八十一万円ですか、建物が二十億五千万円、消費税が一億二百五十万円という、この合計が出てきているわけです。ところが、先ほど言いましたように、裁判所に提出されている中身で税金も書いていない。百七十億という金額しか出てないんですよ。これは多分手数料とか何とかだろうという推測の話はありましたけれども、しかし、税金を使って契約を行うときに、手数料は幾ら、消費税は幾ら、土地・建物は幾らということについて明確にすべきなんですよ。裁判所に出されている金額が違うということになれば、契約課が出して議会に報告した中身というのは、一体この中に何が入っているんですか。土地・建物のそれぞれの金額を書いて、土地の中に手数料が入っているんですか。建物の中に手数料が入っているんですか。こういう内容については全く明らかにしていないんですよ。  私は一円たりともむだにさせないという行革の区長の方針を何回も聞いてきましたけれども、これだけ大きな金額の食い違いがあって、しかも更生計画ですから、裁判所で承認する事業なんですよ。それに基づいてやっているときに金額の食い違いがあった場合には、当然この間、調査をされて、そして私どもに明確にされるべきだと思うんですけれども、その点について改めてお尋ねしておきます。 ○佐々木英和助役 まず一点目、いわゆる住民の皆さんの意向を確認するという意味で、例えば世論調査等をなぜしなかったのかという御指摘でございますが、私どもは議会に御説明し、また先ほど区長が申しましたように、区民の皆さんに説明し、意見を寄せていただく中では、改めて世論調査をするまでもない皆さんの御支持をいただけているものというふうに確信をいたしておったものでございます。  それから二点目、公社からの取得ということでございますが、これは公社が管財人から取得する、買い付け証明を出すまでに時間がなかったということは、先ほども区長が申し上げておりますように、十分な時間がなかったということから、この間では私の記録によりますと、議会運営委員会及び特別委員会へ御報告し、財価審による審議を経て買い付け証明を出している。わずか一週間足らずの間に、少なくともとり得る手だてはとった上で取得依頼を出している。こういうものであったかと思います。  それから、三点目でございますが、これはかつて御質疑があったかと思いますが、私どもは百七十四億余で千代田生命の管財人と契約をいたしました。その百七十四億余で契約をいたしまして、区が支払ったことは事実でございますが、その後、向こうがその価格についてどのような評価をし、どの部分を更生計画の資源といたしたかは、私どもの関与するところではございませんので、これは管財人の方へお聞きいただきたいと存じます。 ○十二番(堀田武士議員) 最後の点から。管財人に聞くという問題ではなくて、税金の使い方はどうなっているんだということを私はお尋ねしていて、当然それは区の方が解明すべきじゃないですか。管財人というのは、全体の総額の処理の仕方において、一件当たりの一定の報酬というのは別途あるんですよ。それは御存じでしょう。個々の不動産の処理の仕方に応じて全部そこで手数料をとっていくようなやり方というのはないんですよ。全体の総額の処理に応じて裁判所が一定の報酬額を出していくんです。その辺の初歩的なことはなぜわからないんですか。裁判所に百七十億という金額が出ていれば、その四億幾ら違うのであれば、やはり区としては税金がどう使われていっているかということについて追跡をすべきじゃないですか。管財人に聞いてくださいなんて、それは全くひどい言い方じゃないですか。管財人というのは、先ほど言いましたように、不良債権処理をするに当たっては、一件当たりの処理の総額事業費に対して一定の金額というのは決まっているんですよ。そして裁判所がそれを認定するんです。個々の不動産の処理に応じて手数料を多くとったり少なくとったりということは、管財人はできないんですよ。そのくらいのこと御存じないんですか。そういうことわかりませんか。四億幾らといったら大変なことなんですよ。大田区の信金がつぶれるような事態が四億幾らで危なくなったんですからね。(「聞きたきゃ聞けばいいじゃん」と呼ぶ者あり)聞いてみればじゃなくて、税金を使う当事者、契約の当事者が、そのことについて明確にすべき責任を持っているでしょう。したらどうですか。私はこれまで何回も言ってきているわけですから、当然こういう位置を指定する場合に、最終的な庁舎をどうするかという問題のときには、少なくとも指摘された内容については十分調査をして、こういう場で解明するというのは基本じゃないですか。そのことをやっていないというのは不備に感じませんか。(「疑惑があるのか、疑惑が」と呼ぶ者あり)疑惑ではなくて、そういうことを説明する責任が区側にあるんだということについて、まず最初に、これは再度お尋ねします。  それから、二点目について、私はエリアの決定の段階とか幾つかあるんだと思うんです。率直に言って二〇〇〇年の段階で情報が入ってきたのはいつなんですか。例えば、七、八月に千代田が傾いて危なくなったという情報が入りましたね、倒産した状況が。問題は区長が先ほど言われましたけど、開き直って言っているんだけれども、二月四日から十四日しか買い付け証明を出すのはこれだけしかなかったということを盛んに言われるけれども、情報が入った段階から、なぜ議会や区民の中にどういう状況で、早く選択できる状況についてできなかったかということが、そこが一番大きな問題じゃないですか。後から言われて二月四日に情報が入って、十四日には既に買い付け証明を出さなければならなかった。短期でどうしようもなかったんだということを、今言われるけれども、しかし、少なくとも早い時期に、倒産した段階で目黒区にひとつよろしくという話で、もしだめならだめで、それは選択の余地がないということですから、その情報収集という問題が住民の意向を聞いたり、住民参加をしたりする大事な部分を欠落させるような事態をつくったということになれば、情報収集のあり方が私は行政責任として問われるんだと思うんです。  だからいつの段階でこの情報が入ってきたのか。全く二月四日なのか、いや、その前にあったのかどうなのかということが、私はこの区役所を移転しようということを考えたときには、重大な柱だと言われるなら、当然情報収集というのは先行してやるべきですよ。そのことはどれくらい努力したんですか。その努力がなかったから、結局十日間しか選択期間がなかったんじゃないかということになれば、それを前提に物事を言ったらだめですよ。やはり倒産した段階から情報収集し、目黒区役所として売却してもらえるんですかということについては、やはりこれはきちっとやるべきじゃなかったんですか。その責任については、私は全く反省の余地が出てきていないんだけれども、これは一体どういうことなんですか。二月の四日までは全く情報はなかったんですか。  それから三番目に、NECの用地を三十五億で購入して、これも庁舎の一環だと言って三十五億出したわけですよ。やはり庁舎のあり方というのは、いろいろな手法を追いかけたわけでしょう。一つの選択肢ですよということも、ここで言ったわけですから、それは庁舎を前提に一つの選択肢として考えたわけですから、そうすると、やはり衝動的な対応ではなくて、計画的にどうしていくかということについての、その選択と先の読みの問題が私は問われたんじゃないかと思うんです。その辺について、もう一度お尋ねしておきます。 ○佐々木英和助役 お尋ねの順序にお答えいたしますと、まず千代田の管財人との支払い額と、いわゆる更生計画上盛られた額との差ということでございますが、これは区といたしましては、管財人と民事上の土地譲渡契約を土地開発公社との間で結んだわけでございまして、その金額を私どもは管財人にお支払いしたことは事実でございます。その中から管財人が消費税その他事務手数料等を除去して、更生計画の資源といたしましたのが百七十億、この手数料その他につきましては、これは管財人が当然区から幾ら入って、どう充当するかということは裁判所もそれを認めているわけでございますから、私どもはあえてそこまで追及する立場にはないというふうに考えてございます。  それから二点目、千代田の件でございますが、今、冒頭八月ごろには話があったじゃないかということでございますが、これはあそこのビルを維持管理いたしておりました某建設会社から、これを区として使わないかというような投げかけがあったことは事実でございます。これについて私ども研究しようといたしておりましたら、あの話はなかったことにしてくれという話がございました。その後、数カ月後に千代田があのような状態になりまして、以降、情報といたしましては、専ら上目黒二丁目の再開発の大きな組合員でございました千代田生命が更生計画に入ったということから、その後をどうするかということで、区の方には相談がございました。その会議に私が直接行っておりますので、よく承知しております。そのときには再開発の方をどうするかということが専らの焦点でございまして、千代田本体の方は、むしろ外資系のファンドが来て競り合う、そういう状況にあった。したがいまして、国内の資本といいましょうか、不動産関係についても全く話がなかったということでございまして、実際に区の方にこの話がまいりましたのは、何度も申し上げておりますように、二月四日にどうだという打診が初めてございました。  それから三点目になりますが、NECの用地でございますが、あれは御承知のとおり現状使っておりますように、自転車の集積場所としての用地として買ってございます。財源も半分はその特定財源が入っております。したがいまして、庁舎関連用地として将来的には、どこかに代替地を整備して、あそこを庁舎として使うというような発想から、庁舎関連用地という位置づけもして、御説明をしてまいりましたけれども、今日は庁舎が別途に確保できますれば、あそこは集積所用地として使っていくということでございまして、決してむだな買い物ではないというふうに考えております。あの土地はあのまま区民の皆さんの財産として残っていくわけですので、その限りではむだであったというふうには考えてございません。 ○十二番(堀田武士議員) 最後ですので、もう一度お尋ねしておきますが、民事上の契約と言われるけれども、例えば、労働者の賃金等に関連いたしまして、更生計画をやる場合には、一円たりともむだのできないようにということで、すべて売却全体の総金額、あるいは貸しているようなものも回収しながら、全体で現金がどれくらい使えるかということを前提に、それから労務とか退職金とかにいろいろ分けていくわけです。絶対、途中で民事上で勝手に手数料で抜いていくということについてはないんですよ。そうしないと、これは手数料そのものが、それぞれ勝手に、こっちは高く、こっちは安くなんてやられて、ちょうどこのとき同じように浜田山と中目黒と四カ所同じようにやっているんですよ。それも私どもいろいろ調査をさせていただきましたので、やはり区民の税金を使うわけですから、しかも区の方は議会に対しては百七十四億の内訳を出しているわけでしょう。その実態と違うわけです。そういうことが行われて、やはり税金の本当に行く先まできちっと追いかけるというのは、私は基本ではないかと思うんです。そうしないと区民に説明できないでしょう。四億幾ら違いました。あれは多分管財人がとったんでしょうと言って、これは多分では済まされないんですよ。  それで私お尋ねしたいんですが、助役が土地開発公社の理事長として契約を結んだわけですから、その契約の段階で手数料が幾らとか何とかと論議したんですか。普通、不動産をやるときには総額幾らで、手数料幾らにしましょうという論議をやるんですよ。これは職員の皆さんもマンションを買ったり、いろいろされているから経験でおわかりだと思うんですけれども、そういうことは交渉の段階できちっと整理はしたんですか。それをまずお尋ねしたい。  助役は一体手数料を幾らとして考えていたのか。消費税は別で手数料としては幾らだということを、助役は調印したんですから、調印の段階で幾らということを決めたんですか。決めているなら、こういう報告を議会にはしないはずですよ。建物と土地の料金を合わせて百七十四億幾らというのは、ちゃんときれいになっているんですよ。その辺どうだったんですか。その点もう一点お尋ねしておきたい。  それから、あと土地開発公社問題で、私は区長に最後にお尋ねしますが、やはり十日間の中できちっとやるべきではなかったんですか。私はそう思いますよ。それは日数がないとか何とかと言ったって、あの中には道路を購入するとか、区の必要な用地を購入するとか、何にも明細はないんですよ。この間、評議会をやったときにも、ほかの政党の方から出ていたですよ。これでは何にもわからない。あれでは毎年庁舎が買えるような内容になっているんですよ、もしあれで認められるなら。やはり土地開発公社も税金を使うわけですから、そういう点では使いどころについて計画性と、なるほど区民が納得できる方向にやるべきだったと思うんです。そういう手続が欠けているということについては、ちゃんとそこら辺は認識しないと、本当に今回は強引にやっているというのがよく見えてきているんです。そこら辺は改めてそういう手続等がされていなかったということについては、私は深く反省すべきだと思うんですが、その点についてどうお考えですか。 ○藥師寺克一区長 二点目の件でございますが、先ほど来申し上げておりますように、実際に二月四日にお話をいただいて、十四日に返事というような、何をするいとまもなかったということでございまして、私どもは十分やらなければならないということは、これまでも御説明を申し上げましたとおりでございます。何せ長年の懸案を解決するためにはやむを得なかったというような、そしてまた長期的に見た場合に、あの土地をもし取得することができなければ、あれと同じようなものは区内には確保できないだろうというような点も判断の材料にしましたし、まだそのときには、この短い期間では、本来取引をする物件ではないのではないか。余りにも時間が短過ぎるということも検討いたしました。しかし、先ほど申し上げましたように、この機会を逃したならば、二度とこういうものが確保できないだろうということを、より優先をして、取得することに決定をしたわけでございますが、その間は議会の方にも十分お話を申し上げてきたところでございまして、やらなければならない手続というものは、どういうものがあるかということは、私どもは十分承知をいたしております。 ○佐々木英和助役 土地開発公社と千代田との売買契約に基づきます、区が支払います手数料は、区の規定によりまして、二千余万円ということで、これは購入金額とは別途お支払いをいたすように契約をいたしてございます。 ○宮沢信男議長 ほかにございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮沢信男議長 御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案につきましては、会議規則第三十七条第二項の規定により、委員会負託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮沢信男議長 御異議なしと認めます。本案は委員会負託を省略することに決定いたしました。  本案につきましては、討論の通告がありましたので、発言を許します。  十一番野沢まり子議員。 ○十一番(野沢まり子議員) 私は日本共産党目黒区議団を代表して、議案第四十七号、目黒区役所の位置に関する条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論を行います。  庁舎移転にかかわる問題の第一は、民主主義の問題です。  庁舎の位置指定は出席議員の三分の二以上の賛成を必要とする特別な議決事項であります。庁舎は憲法で規定した、住民が国や地方の政治、行政に対して自分たちの意思や希望を反映させていくという、地方自治住民自治確立という自治体のあり方をあらわす象徴的な存在となることに由来しているからであります。「地方自治民主主義の小学校である」と言われるように、住民が国や地方の政治、行政に対して自分たちの意思や希望を反映させていくための最も身近なルートとして、その意思決定に至る過程において民主主義が徹底されることは、区政運営の柱として何よりも優先することが求められます。  九二年九月に出された庁舎問題検討委員会第三次報告で掲げた自治のシンボル、コミュニティの拠点、魅力あるまちづくりの核という、新庁舎建設の理念を具体化するためにも、百年の計と言われる庁舎問題で民主主義を徹底することは、自治体のあり方を内外ともに明らかにしていく上でも極めて重要なことです。  ところが、今回の旧千代田生命本社ビル購入に至る経過を見ると、昨年の二月四日に購入意向を打診されてから百七十四億五千万円という国保会計の一年分に匹敵する買い物をするというのに、まともな建物の状況調査もせず、財政の裏づけの検討も不十分なままでした。議会には報告のみで、その意向も聞かず、数人の幹部によって数日間の検討で結論が出され、購入契約の主体である目黒区土地開発公社においては、理事会も評議員会も開催されないなど、自治のシンボルにふさわしい取り組みとは言いがたいものでした。  区長は、「本来ならば住民にも議会にも相談すべきところ、時間がない中での対応でやむを得なかった」と弁解を繰り返してきましたが、四年前の藥師寺区長の選挙公約にもない新庁舎移転について、今日に至るまで一度も広く区民の意向を聞く取り組みがなされなかったこと自体重大です。  地方自治住民自治を基本とする自治体において、民主的な手続を省略して独断専行することは、結果のよしあしにかかわらず、そのこと自体ファシズムにも通じるものとして、やむを得なかったことなどとして許されるものではないのであります。  第二は購入価格の問題です。  東京地裁に提出された千代田生命再建計画の関係資料によれば、千代田生命のスポンサーのAIGグループは、本社物件の評価を百十億円としており、百七十四億五千万円という目黒区の評価は余りにも高いものと言えます。しかも築三十五年の古い建物を十五億から二十億円とも言われる解体工事費を要求するどころか、逆に二十億五千万円もの値をつけて購入したことも異常です。  また、千代田生命の更生計画報告書では、目黒区土地開発公社と百七十億円で売買契約を行ったと記されています。百七十四億五千二百五十万円との差額は何なのか、明らかにすべきとの我が党の指摘に、いまだに明確な説明がされていません。不明な支出は一円たりとも許されないのであります。  第三は、財政計画と財政見通しの問題です。  区長は、購入決定に当たって「基金の取り崩しによる六十億円と未利用地等の売却による百二十億円を見込むことができ、財政見通しが立った」と説明してきました。しかし、この時点では耐震補強工事や庁舎としての機能を備えるための改修工事にどのくらいの経費が必要なのか不明で、総額二百四十六億五千万円という、庁舎移転にかかる財政計画の全体像が示されるまでには九カ月もかかるというありさまでした。  しかも、百二十億になると見込まれた売却候補地は二転三転したあげく、未利用地のみならず、目黒保健センターや福祉センター、清水社会教育館や都営住宅など、区民にとってかけがえのない施設や児童館、高齢者福祉住宅建設予定地などを含むもので、区民への約束も放棄するという事態となりました。いかに安易な財政見通しの立て方であったか。また、そのつじつま合わせに四苦八苦したかがうかがえるところです。さらに、碑文谷の原町保育園仮園舎を、そのまま継続活用すれば、この四月の保育園待機児は解消できたにもかかわらず、庁舎移転の財源づくりを最優先にしたため、みすみすそのチャンスを逃がしてしまったのです。待機児ゼロを達成できたなら、子育て世帯の呼び込みに、また合計特殊出生率全国最下位という汚名の返上に、どれほど大きな効果を上げることができたでしょうか。  庁舎基金を凍結せざるを得ないほどに厳しい経済と財政状況のもと、実施計画にもない新庁舎移転は新たな借金をふやし、基金を大幅に取り崩すという事態をつくり出しました。今日に至ってもなお、取り残された保育園の耐震補強工事や学校の大規模改修、JR跡地の福祉住宅建設計画の具体化の見通しも示せないなど、財政をさらに悪化させた責任と、少子・高齢化社会への重要な課題や、住民の暮らし、福祉を増進するという自治体の本来の仕事を後景に追いやってしまった責任は厳しく問われるところです。  第四は、庁舎移転後のまちづくりの問題です。  区長は、近隣住民に対する説明会の中で、現庁舎移転後のまちづくりは、住民の意向を尊重しながら進めると約束しました。しかし、一年たった今日まで、区としてその具体的な方針も構想も示していません。百二十億円の財源を確保することが最優先される中で、売却に向けた事務処理のみが先行しているという状況です。近隣商店にとっては営業が続けられるのかどうか、深刻な死活問題となっていることを放置することは許されないのであります。  第五は、NEC跡地購入の責任問題です。  区は、千代田生命本社ビル購入の一年前、NEC社員寮跡地を将来の庁舎移転の重要な選択肢と位置づけ、利子分を含め約三十五億円で衝動的に購入しました。我が党は、庁舎を自治のシンボルと位置づけるのなら、この土地を核に区政運営に極力影響を及ぼさない財政計画と新たな庁舎の構想を住民参加でつくり上げることが妥当な選択ではないかと提案してきたところです。将来の活用策もないまま、財政難を押して無理やり購入した責任を一体だれがどのようにとるのか、区民の前に明らかにするべきであります。  以上、五点にわたって主な問題点を総括的に指摘してきたように、日本共産党目黒区議団は、多くの問題を抱えたまま強行される庁舎の移転に反対いたします。  最後に一言つけ加えさせていただきます。  今日、戦争国家体制法案とも言うべき有事三法案が国会に提出され、アメリカの引き起こす戦争に国民を総動員する体制がつくられようとしている事態に、多くの平和を求める国民が再び戦争への道を引き返すのではないかと危機感を抱いています。さきの世界大戦では、公務員が赤紙を各家庭に届け、国民を戦場に駆り立てました。多くの尊い犠牲を払った経験を教訓に、二度と過ちは繰り返さないと誓いました。その保障として憲法には、国民主権・恒久平和・基本的人権・議会制民主主義と並んで地方自治が憲法五原則の一つとして規定されました。  戦前の憲法では、全面的に国の後見的監督権のもとに置かれ、地方自治が国の法律や勅令によって、どのようにでも改変され得るという状態に置かれていたことと比べて、地方行政をみずからの手によって運営しようとする、住民の民主的要求に直接基づくという違いは明確で、民主政治の基礎をなすものとして尊重されなければならないとされているのです。  今日の情勢下において、平和都市宣言区として積極的に平和を守る立場からも、民主主義を徹底することが極めて重要な課題となっていることを重ねて強調するとともに、今後の区政運営の柱に据えることを区長に厳しく求め、私の反対討論を終わります。 ○宮沢信男議長 野沢議員の討論を終わります。  以上で討論を終わります。  これより採決に入ります。  念のために申し上げます。本案は地方自治法第四条第三項の規定により、出席議員の三分の二以上の同意が必要であります。  お諮りいたします。議案第四十七号につきましては、原案のとおり決するに御賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○宮沢信男議長 御着席願います。  現在の出席議員は三十四人であり、賛成議員は二十九人です。よって、三分の二以上の議員の同意を得たものと認めます。  本案は原案のとおり可決いたしました。  次に、日程第三を上程いたします。  ────────〇────────  ◎議案第四十八号 土地建物の購入について    〔事務局長朗読〕 ○宮沢信男議長 助役から提案理由の説明を求めます。    〔佐々木英和助役登壇〕 ○佐々木英和助役 ただいま上程になりました日程第三、議案第四十八号、土地建物の購入について御説明申し上げます。  本案は、東京都目黒区上目黒二丁目千九百八十五番一ほか一筆の土地及びその土地上に存する建物を庁舎等の用に供するため取得したいので、目黒区議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第三条の規定に基づき、購入についての議決をいただいた上で契約を締結する必要を認め、提案いたした次第でございます。  議案の内容につきましては、議案記載のとおりでありますが、以下その概要について御説明申し上げます。  先ほど日程第二、議案第四十七号、目黒区区役所の位置に関する条例の一部を改正する条例の提案理由の説明でも触れましたとおり、本件土地建物は目黒区土地開発公社が、旧千代田生命保険相互会社から取得したものでありまして、その土地の一部と建物全部を、区が土地開発公社から取得するものでございます。  今回取得いたします土地は、建物敷地としての部分でございまして、区道及び公園予定地部分は含まれておりません。現段階では区道の線形について関係機関との協議が調っておりませんので、調った段階で取得の予定でございます。そのため、今後の区道の線形の決定によりましては、一部建物敷地が区道敷地として使用される可能性があるものでございます。また、公園予定地部分につきましては、来年度取得する予定でございますが、これらはいずれも取得面積の関係から、議会の議決が要件となっておりませんので、御承知おきいただきますようお願い申し上げます。  土地の所在は、東京都目黒区上目黒二丁目千九百八十五番一及び千九百八十八番十六でございまして、地目はともに宅地、面積は合計で一万六千二百六十二・四九平方メートルでございます。  建物は、庁舎といたしまして、延べ床面積四万八千三百・〇六平方メートル、職員住宅といたしまして、延べ床面積二百五十九・一六平方メートルでございまして、合計延べ床面積四万八千五百五十九・二二平方メートルとなるものでございます。
     購入予定価格は百五十四億千七百四十万六千六百三十三円で、内訳といたしましては、土地代金百三十二億六千二百五十二万二千六百六十七円、建物代金二十億五千二百二十七万四百四十四円、建物にかかる消費税一億二百六十一万三千五百二十二円となるものでございます。  なお、購入費につきましては、平成十四年度目黒区一般会計予算に計上いたしております。  以上で説明を終わります。よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 ○宮沢信男議長 本案について御質疑はございませんか。  堀田議員。 ○十二番(堀田武士議員) 何点かお尋ねしたいんですが、一つは、今回、公園部分と道路部分、これは別途分けて職員住宅と敷地、この部分を含めて購入するということになっているんですが、今、提案理由の中にもあったように、まだ関係機関とどれくらい数字がつくかという問題については調整中とのことですが、実際に土地開発公社で購入した総額から、今回契約で出てきている金額と、そして残りの公園及び土地等について、もう一カ所公園用地がありますから、それを含めて購入価格全体が調整できるように関係機関との調整がされているわけですか。つまり、取得金額で言うと、今、八十一万幾らとか平米単価が出ていますけれども、こういう金額については当然東京都との調整の段階では、すべてその金額は確保できるような話し合いというのは確実に持っていけるんですか。その点が第一点。  それから第二点は、これまで売却候補予定地のスケジュール計画というのをいただいているわけですけれども、二〇〇一年の第四・四半期で測量し、不動産鑑定を行うということになっているんですね。問題はきょうの土地開発公社から購入する価格の裏づけになる金額というのは、土地の売却を前提にしているわけですから、これまで調査をされた中で、売却予定地が予定どおり百二十億の金額を確保できるような内容が確認されたわけですか。これは昨年の第四・四半期に不動産鑑定を行うということをスケジュールに出されているわけですから、当然これは行ってきているんだと思うので、その点について一体どうなっているのかということ。つまり購入する代金を確保するために、売却予定地が一体幾らぐらいに売れるかということについて、かなり正確な裏づけがとれているのかとれていないのかということについて、二点目はお尋ねしておきたいと思います。  三点目は、今回の土地建物の購入に当たって、基本計画とか基本構想等を含めて行われましたけれども、機能整備の基本的な考え方で、防災拠点の中心にするということを位置づけられたんですね。しかし、実際に機材等専用回線工事等の費用対効果の面を考慮すると困難なので、当面は場所のスペースのみを確保するということで、これまで言われてきたんです。  本庁舎とかけ離れた防災の状況というのは本来あり得ないわけで、それは今後、専用回線を確保するとか、いろいろ機材を確保することがいつになるかわからないんですが、少なくとも現在の体制で防災機能の拠点としての位置づけは一体どうするのかということについては、基本計画等おつくりになっているんですか。  今回、土地建物を購入すると言われるんですけれども、少なくとも防災機能が一カ所にないということになれば、今の防災センターを使うしかないわけで、それを使うに当たってのいろいろな弊害はあると思うんですけれども、少なくともそういう防災に対するきちっとした基本計画はお持ちになっているんですか。その点をお尋ねしておきたいと思います。  それから、次に、売却予定地に関連いたしますが、このスケジュール表によると、ことしの第一・四半期から売却で本庁、公会堂、それからもう一つは第三・第五中央町公共駐車場、それから競争入札については、財価審の結果を得て入札契約を行っていくということになっていますね、時期的には若干ずれるわけですけれども。問題は売却用地の代替等については、きょう土地建物の購入計画が議案で出たわけですから、当然その財源になるべき売却用地の代替策についてはすべて終わっているんですか。例えば、清水社教とか、それからあそこに住んでいる人もいらっしゃるし、さらに八店舗もまだいらっしゃるとか、いろいろあるわけです。さらに幾つかの売却予定地にいろいろな問題があるんですけれども、少なくとも土地開発公社から購入するに当たっては、どの土地を得るというのは既に決定したので、それに対する代替措置については、すべてのものが整うということは、私は基本だと思うんですけれども、そういう点については、もうできているんですか。 ○佐々木英和助役 まずお尋ねの一点目、公園あるいは道路等の分割部分の積算の単価でございますが、公園あるいは道路として分筆する部分は、むしろ高価格の広い道路に近い方でございますので、そういう意味合いでは十二分にこの辺の財源の調整というものはいただけると考えております。  なお細かい部分、現在のところはあそこの部分、バスベイ等も含めまして道路幅を広げるわけですが、それがどの程度必要かという部分の詰めが、現在、進行中であるということでございます。  それから、売却のスケジュールについてでございますが、本年度、単純に競争入札でやる部分につきましては、ただいま事務手続を粛々と進めているところでございます。  なお、本庁舎と、それから公会堂等の後々のまちづくりを考えての売却の件につきましては、近々議会の方にもこういう形で、こうこういたしたいということをお示しできるようにいたしたいと存じます。今、その中間をまとめる段階に入ってございます。  それから、防災拠点でございますが、これは一挙にあちらの方へ防災センターを持っていければ一番よろしいわけですが、あそこに多くの財源を投入いたしまて、現在も有効に機能しておるものでございますので、あそこの機械の更新時、その他に合わせて庁舎の方へ防災拠点を移すということから、それまでの間は暫定的に、やや離れはいたしますけれども、機能させてまいりたい。そういうことで、そのための手だては現在、検討中でございます。  それから、十四年度に売却する用地等につきましては、代替の措置等も具体的にやっておりますが、清水の都営住宅のように、まだ売却年度が先にまいるものにつきましては、これからまた具体的な措置等を考慮して進めてまいりたい。あそこはたしか十六年の販売予定だと思いますが、まだ具体的なところまでは詰めてございません。そのような状況にございます。 ○十二番(堀田武士議員) 一点目は、土地の購入の裏づけになる土地の売却について、つまり今、現庁舎を含めて未利用地等の売却候補予定地があるわけですけれども、これについて財価審は財産の評価はきちっとやられたんですか。それは公示が既に変更になって、土地の公示価格、路線価がいろいろ発表されてきているわけですから、しかも相当変化してきている中で、百二十億の確保について、それは十分確保できるということについて、その見通しは持ったわけですか。  購入する議案だけは出ているわけですが、裏づけになる財源についての保障は何も説明ないんですよ。少なくともいただいたスケジュールでは、昨年の第四・四半期から不動産の鑑定を行って、一定の財価審で引き続きやるということになっていれば、当然個々の売却予定地の価格を積算されて、全体で百二十億になるかということの裏づけは、昨年の九月の段階の財政計画とは違って、もっと具体的に私は出されるべきだと思ったんですけれども、それは今やっているんですか、やってないんですか。何も幾らで売れるかわからない状況の中で、今回買いますよというだけでは説明にならないんじゃないですか。そこの裏づけについてはきちっとやられていますかということを私はお尋ねしているので、もちろんそれはどこが幾らというのは、これから売るわけですから、なかなかそれは出せないと思いますけれども、少なくとも行政当局はそれぐらいの裏づけはとっているのかとっていないのかということを、まず第一点お尋ねしておきます。  それから二点目、防災拠点の関係ですが、そうすると、来年の一月六日から庁舎が稼働するというけど、地震はいつ来るかわからないわけで、そうすると、どういう体制でやるとか、本当に防災センターを本部にして災害対策本部はあそこでやるんだということになれば、それとの関係だって、それから、だれだれはここへ集まれとか、いろいろあるわけですね。なぜそういうことを今やらないんですか。災害というのはいつ来るかわからないんでしょう。当然、基本計画の中で費用対効果の面において、今すぐに防災センターをあそこに置くことはできないということはわかっているわけでしょう。わかっていれば、当然、現在ある防災センターをいかに有効にして災害に対する対策本部の設置とか、そして、そこからの指令をどうするかという問題については当然やるべきじゃないですか。そこと庁舎との関係は、今までの庁舎よりも遠くなるわけですから、ちょっと行ったり来たりというわけにいかないんですよ。そういう問題については、なぜ早くやらないんですか。これは、それこそ自治の中心とか何とかと言ったって、これも防災の拠点の中心になるわけですから、当然そういう行政計画ぐらいは私はつくるべきだと思うんです。これだけ新庁舎の基本方針に防災問題を書いておいて、問題がありますよと書いているんですから、当然それの代替策とか、どう補てんするかということについては、私は当然こういうものを発表する前には出てくるべきだと思うんですが、まだ出てないので、一体それはいつごろ出すつもりですか。  三番目に、今回の財価審の評価によっても、経済的な耐用年数は四十五年と打っているんです。今回、耐震補強とかいろいろ改修計画をやったとしても、この経済耐用年数というのは伸びるものではないし、それから、あと一体どれくらい使えるのかという問題については、これは一定の費用対効果ですか、維持管理、運営費等の費用と、そしてかける費用と実際に今度は建てかえた方がいいよということについて、当然それぐらいのことは中長期の方針として、千代田を買った以上は、それをどうするんだということを、今、考えるべきなんですよ。そうすると、一体あれはいつまで使うんだ。維持管理についても中長期のちゃんとしたシステムをつくりなさいというのは、新しい庁舎の利用計画を考える会の中からも出ているじゃないですか。私どもが言っているだけじゃないですよ。新しい会の中からも出ているじゃないですか。そうすると、そういうことに対してきちっとこたえるようにするには、やはり維持管理、中長期のちゃんとした計画、システムをどうするのかということについて私は考えるべきだと思うんです。それも考えてないんですか。(「これからやる」と呼ぶ者あり)これからやるじゃなくて、それぐらのことを提案してこないと、もともと古い建物を買ったんですから、当然それぐらいの見通しぐらい持ってやらないと、それはできているんですか、できていないんですか。それから、一体いつごろまで使おうという発想を現段階ではお持ちになっているんですか。何か聞けば百年でも使えるとかいろいろ言う人もいらっしゃるけれども、本当にあの建物をいつまで使おうとお決めになっているのか、その点についての見通しはどうなっているんですか。  それは今後、例えば、都税事務所が入ってきたり、いろいろな機関が入ってくるわけですから、今度建てかえるときには今まで以上に大変なことになるんですよ。ましてや、今、東京都でいろいろ論議されているように、合併問題とかいろいろな問題が今出てきて、新しい情勢が動いているわけですから、将来、庁舎をどう使っていくかということについての中長期の見通しを持ちながら、維持管理のシステムや、そして庁舎のあり方をきちっと見た上で、私は政策をつくるべきだと思うんですけれども、そこら辺はどういう状況になっているんですか。  以上、お尋ねしておきます。 ○佐々木英和助役 私、先ほどの御質疑では、現在、取得した千代田の用地を分割して公園と土地にする。その辺の調整どうのということでしたので、あのようにお答えいたしましたが、一方で売却する用地につきましては、先ほど申しましたように、競争入札で売却する部分につきましては、現在、財価審等の審査をお願いして、大半が終了いたしてございます。私どもの試算では、今年度予算化いたしたものにつきましては、確保できるであろうというふうにめどを持ってございます。  なお、先ほども言いましたように、この本庁舎用地と公会堂用地等、公募制によるところにつきましては、これは価格だけで競うか、あるいはその後のまちづくりで競うかによりまして、またこれは議会にもご相談申し上げますけれども、この辺では財源取得を重点にするか、まちづくりを重点にするかによりまして、また微妙に違ってくるところでございますので、この辺は現在のところ、中間のまとめを早くするようにということで、鋭意議論をしているところでございます。したがいまして、単純な競争入札によりますものにつきましては、準備が進行して大半が終わっていると。こういう状況でございます。  それから、二つ目の防災の件でございますが、これも先ほど私、やや言葉が不十分だったかと存じますけれども、当面は本庁舎と防災センターと二本立てでいくしかないので、その間の連携が図られるように対処すると同時に、今後、あちらへ庁舎が移りましたときには、例えば、職員の非常参集訓練等につきましても、年間の防災訓練計画の中へ取り込んで、それらが有効に機能するようにしてまいりたい。このように所管の方で、今、具体的な案を検討してもらっているところでございます。  それから、耐用年数、いわゆるあの庁舎をいつまで使っていくんだということでございますが、これは私ども希望は確かに持っておりますが、もう一つは、やはり専門家によります客観的な評価というのもいただく必要があろうかと思いますので、耐震補強等の改修工事が終わった後で、またその辺を査定してまいりたい。  それから、具体的な維持管理の利用計画につきましては、今後も十分詰めてまいりたいと思っています。 ○十二番(堀田武士議員) 一点目ですが、そうすると、売却予定地については、現段階では当初つかみでやりましたね、昨年の二月の段階では。売却で百二十億ということで、これはあくまでもつかみでやった数字だと思うんですけれども、しかし、それは個々の分でやった財産の評価の状況から見ても、不動産鑑定から見ても、予定どおり確保できるということは、その裏づけはとれたということですか。例えば、庁舎関連については、今、言われたまちづくりを主体にするか、マンションの大きなのをつくるかによって全然違うと思うんだけれども、しかし、少なくともその百二十億の裏づけについては、見通しはできたということなんですか。それをもう一度正確にお尋ねしたい。  二つ目は防災の問題ですが、そうすると結局、離れた位置になってくるということになれば、防災災害時におけるセンターは、あくまでも現在ある防災センターを中心にやらざるを得ないということですね。だから、そこら辺が当然防災の基本計画の考え方の中の柱の一つに入っているわけですから、それが今の回線等が今の段階ではなかなかうまくいかないからということは、それはよくわかるんですけど、しかし、少なくとも防災計画を変更したり、いろいろなことをやるということになれば、当然それなりの事務手続やいろいろなことは必要なんですが、やはり地震というのはいつ来るか、災害というのはいつ来るかわからないわけだから、当然それは本庁が変わるということになれば、少なくとも来年の一月六日までには、それをきちっと整理して、本当に災害に対する対応は、行政がどういう姿勢で対応しようとしているのかということは、区民に明らかにすべきじゃないですか。庁舎の基本計画の中に入っている課題が、そういうことで漏れていませんか。私はそこのところを言っているんです。やはり課題として、柱として出したものについては、きちっと区民に説明したらどうですか。ちゃんとこういう案でやりますよ、あるいはもっといい方法はありませんかということで住民参加をやるとか、いろいろやればいいんですよ。そういう課題が新庁舎の基本構想に書かれている内容が一つひとつちゃんとチェックされてないということに、私はこの面から見ているんですけれども、それは大丈夫ですね。それが二つ目。  それから、もう一点。今後の利用の見通しについては技術点に云々と言われるんだけれども、しかし、一つは近代建築物の大変重要な由緒あるものであるとか、いろいろな評価をされたりしているわけですね。そうすると、あれはあの形で残していくのか。あるいは逆に、もうそうじゃないという位置づけでやられていくのか。それによっても全く違ってくるんですよ。  それから、先ほど言いましたように、建物というのは年々どうしても傷んでくるわけですから、それに対しては保守管理等維持に関する管理システムをきちっとつくっていくことが基本で、そのシステムは何年先までこの建物を持たそうということを前提にして、そういうものをつくっていくんですよ。そうすれば、当然自分たちの建物についての見通しを持たないと、こういう管理システムのあれが出てこないんですよ。(「大体否定しているんだろう」と呼ぶ者あり)否定したってそういうことなんですよ。税金のむだ遣いをやめろということを言っているんです。つまり、こういう契約を出してくるときには、その見通しぐらいつくったらどうですか。    〔発言する者あり〕 ○佐々木英和助役 まず、一点目でございますが、しっかりとした裏づけということになりますと、具体的に契約をしているわけでございませんから、私どもは判こを押すまでは裏づけということは申し上げられません。めどとしては私ども考えているということです。  それから、二点目の防災ですけれども、冒頭申しましたように、当分の間は本庁舎と防災センターの二本立てで有効に機能させていくということで計画をいたしております。  それから三点目、これは四十ないし五十年は最低限可能であるというふうに聞いておりますので、それに沿って計画してまいりたいと存じます。 ○宮沢信男議長 ほかにございますか。  坂本議員。 ○七番(坂本史子議員) 庁舎財政計画の関係で、今回は新設区道の部分が入っていないわけですけれども、財政計画上は十四年度の購入ということで、それも入った形で出されていましたけれども、この財政計画については変更はないということで確認してよろしいでしょうか。  それと第二点目なんですけれども、土地取得の問題と土地開発公社の関係なんです。こういう形で目黒区が土地開発公社から買い戻すという形になりますけれども、わずか一カ月から四カ月の土地開発公社の所有ということで、すぐに目黒区が買い戻すわけですけれども、これは最短一カ月しか所有していないという土地開発公社のあり方なんですけれども、やはりこれは、こういう物件であるので、スケジュール上いたし方ないということで、以前も少し聞いたことがありますけれども、やはりこういう買い方というのは、土地開発公社の役割からしても、非常に不明な点があると思いますので、その点についてもう一度お尋ねしたいと思います。  それから、購入の関係で、平米単価で土地については八十一万円強、建物については四万四千円強ということで、今回、公社から買い戻すわけですけれども、これについては土地開発公社が最初に購入したときの財価審の価格であるとか、もろもろの価格設定から土地を買い戻す現状に至って、目黒区の買い戻す価格としては再度審査をするというか、評価をするというようなことはなかったわけでしょうか。特に建物については、かなり老朽化した建物ですけれども、再度購入するという時点に立って、目黒区としては再評価というようなことはなさらなかったんでしょうか。  一回目の質問を終わります。 ○佐々木英和助役 一点目のお尋ねでございます。これは財政計画には変更はございません。  それから、二点目でございますけれども、わずか一カ月かそこらというんですけれども、開発公社ができるだけ持つ期間が短い方が、区にとっても結構なわけでございますので、これは利子負担その他から考えて、当然短期間に自治体が取得していくのが望ましいことだというふうに考えております。  それから、三点目でございますが、これは仮に開発公社の契約時点と今と時価に違いがあったといたしましても、公社といたしましては、区の取得依頼に基づいて取得したわけでございますので、その時点の価格で区が取得するということは当然の理でございますので、この辺にはついては改めての評価はいたしてございません。 ○七番(坂本史子議員) 土地開発公社から買い戻すということで、先行取得をするという土地開発公社の役割があるということはわかるんですけれども、前回、定例会が終わった後に評議員会が持たれましたけれども、それで土地開発公社の補正予算も出され、また、十四年度の予算も出されたわけですけれども、そういう土地開発公社の持っている特色ではなくて、わずか一カ月であれば、どうせ補正予算を組むのであれば、目黒区が直接購入するということだってあり得るわけだし、そういう意味では、やはり手続というか、スケジュール上、とにかく最初の庁舎の取得、改修、それから移転のスケジュールにとにかく乗っていかなくてはだめだという大命題の中で、とにかく進められているという気がしてならないんです。そういう状況で土地開発公社を使っているということではないかと思うんですけれども、再度土地開発公社の、ここで一カ月ぐらいの用地取得であったメリットというものがあれば教えていただきたい。  それから、百二十億の財源確保の問題なんですけれども、当然、今、お金はないわけですから、一時的に借り入れをするという形になるんでしょうが、それについて銀行借り入れかどうかわかりませんけれども、その財源についての一時的な計画についてもお尋ねをしておきたいと思います。  それから、土地はちょっとこちらに置いておきますけれども、特に建物の価格の妥当性については、もう最初から決まったことだから別段、区が買い戻すときに評価をするものではないというふうに言われましたけれども、そんなものでしょうか。それは、これだけの古い建物を消費税込みで二十一億五千四百万円余で買ったということについては、土地よりも建物の方に対して、やはり区民からの評価について聞かれることが多いんですよ。それについては、やはり区としてどうなのかというのは、やってしかるべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○佐々木英和助役 一カ月公社が持って、その後、区が買い戻してということですが、区が直接買えるものであるならば、区が直接買っておりますが、それができないから公社の方で一たん取得して区が買い戻したということでございますので、この辺は、この期間で云々とおっしゃいますけれども、当初の計画に沿ってでございます。  それから、そのメリットということですが、区が買えないものを公社を介在することによって取得できたということにつきましては、それなりの大きなメリットがあったというふうに考えております。  それから、建物でございますが、これは仮におっしゃるように、公社が取得したときと今と著しく評価が違ったとしても、違うから、じゃあ区が買ってくれないということになりますと、これは公社としては区の依頼によって取得したわけでございますので、その辺の評価につきましては、区としても改めてし直す必要はない。したがって区が買ってほしいと言って依頼をしたときの評価が、区が取得する評価であると、このように考えております。 ○七番(坂本史子議員) 答弁漏れなんですが、百二十億の財源が確定していないまでは、一時的にお金をやり繰りするということになりますけれども、その点について計画があれば教えてくださいというのを言っておりましたので。 ○佐々木英和助役 その件につきましても、既に関係機関等で議会には十二分に基金の振り替え等によって運用するということも御説明してあるはずでございます。 ○宮沢信男議長 ほかに。  佐久間議員。 ○八番(佐久間やす子議員) たびたび繰り返しになりますけれども、土地開発公社を介在させて区が取得できるという形について、議案に出ている第三条の、本来、一件予定価格四千万円以上の不動産については議会の議決を経るというのが、本来の地方自治の民主的なあり方だと。これは、こっちの方が私は原則だと思います。それが崩れる場合というのは、緊急性とかいろいろと事情があって、こういう土地開発公社のようなシステムができてきたのだと思うけれども、やはりそれはバブル期の事情というのも絡まってできて、全国の規模で見ればリゾート開発の失敗とか、いろいろな公共事業のむだとか、国土の破壊とか、いろいろなものにつながっているという事態を見れば、こういうような土地取得の形に対する抜け道というようなものについては、私は本来の民主的な地方自治に戻すためには、やはりもう再考すべき時期であるというふうに考えています。  ところが、三月の土地開発公社においても、この庁舎取得の経緯に関しても、土地開発公社があってこそ、これができたというような肯定的評価に終始していて、例えば、評議会の開き方そのものについても、三月の最終日にちょこちょこっと遅くなってから開くというような形ではなくて、これから評議会というものを、もう少し大事に開いていくことについても、全く区の方から今後のそういう是正というようなことは出されていませんね。だけれども、今回また振り返ってみると、やはり千代田取得を決定するに当たって評議会を緊急に持つこともできたはずだし、あるいは臨時会をきょうのような形で開くこともできたのに、やっていない。今回、臨時議会が開かれるのは、条例上の必要からやむを得ず、これをしなければ執行ができないという事情に絡んで出てきた。  そうすると、やはり土地開発公社の今のやり方というのは問題があるし、そして是正できるところというのを、きちんと考えていかなければいけないけれども、今、助役の発言でも、土地開発公社というものがあって、介在して、この取得ができたというふうに、全く抜け道として、システムとして、そして今回、実際の取得から一年以上たってから議会にかけられたような、まやかしのシステムみたいなものに対して全く疑問というものが行政の中から出てきていないというのは、それは私は地方自治の、本来、四千万円以上のものについては議決にかけるということが義務である自治体の姿勢として、やはり問題だと思います。  一つ伺います。ですから、これから土地開発公社について評議員会の持ち方とか、これまでいろいろ議論になっていたんですから、これから何らかの是正策なり評議員会の持ち方について、今まで行政内部で検討されたり、そういう案があるのかどうか。  それからもう一つ。私は官というものは誤謬がないというような前提で来ていることは、大変今、問題になっています。NECの跡地についてもう一回伺います。もし千代田とNECが順序が逆だったら、NECは買ったのかどうか。それについての判断だけを伺わせてください。今は千代田が後から出てきて、NECも役立っているよというふうに言っているけれども、今、百二十億を確保するために一生懸命売っていって、実際に小さな物件なんか出たって、区はとても今は売却のときにそんなものは買えないという話じゃないですか。  そうすると、この順序が逆だった場合に、本当にNECに手をつけたかどうか。つまり行政にも誤算があるんです。私は誤算があると思います。これは悪意でも政治的なものでも故意でもなかったけれども、誤算があったんだと思います。そのことをきちんと認めるのか。あるいは、今、こういう売却を図っているときに、NECが後から出たら買ったのか、その判断だけは聞かせていただきたいと思います。 ○佐々木英和助役 いわゆる開発公社の効用、それから法との関係でいろいろ御指摘がございましたけれども、私どもは一般会計年度の問題、あるいは予算措置等の問題から、区が正式の議決手続を経ていたのでは取得できないようなケースのときには、土地開発公社を活用していくんだと。ここは間違いないというふうに考えております。  それから、御指摘のとおり、今、ここに四千万円以上の取得でございますので、改めて議会の議決をいただいているところでございます。  それから、千代田とNECの関係ですが、これは仮定の問題でして、私、逆に、じゃあ千代田が買えなかったときに区役所の庁舎問題どうするんだという考えと同様で、仮定の話ではお答えする立場にはないというふうに考えています。 ○八番(佐久間やす子議員) 繰り返しになりますけれども、やはり四千万円以上のものを、この規模の自治体が買うときというのは、やはりそれは区民の意思と議会の意思を聞かなければいかないというのが、戦後、民主主義の中で立てられた根幹のことだと思います。それが今、崩れてきたことに対する是正というのは、これは遅きに失したとしても、あるいは千代田の結果がよかったとしても、やはりここらで考えていかなければならないことであって、それに対する区の意思というものは、もうここのところ、そういうふうに土地開発公社を通して買うということに対して、非常に鈍麻してしまっている。  これは議決を経ないものについて、もちろん仮定について答えられないというお答えではあったけれども、やはり誤算はあるんです。こんなに大きなものが、十億単位、百億単位のものが誤算であった場合というのについて、だれがどう責任を取るのかということはあるわけです。だから、そういうことが起こらないために決められた、この条例の趣旨に本来は戻らなければいけない。それに対しては、今、遅きに失したとしても、本当に結果がよかったとしても、きちんと土地開発公社について、全国一律の形ではなく、目黒の中で今回の経験を踏まえて、区民にも議会にも納得のいく民主的なシステムに戻すということの努力というのを実は始めなければいけないと思うけれども、その辺は全く出てきていないので、非常に心配しているんですけれども、いかがですか。 ○宮沢信男議長 今のは要望ですか。 ○八番(佐久間やす子議員) どうなんですか。その辺は検討されているんですか。 ○佐々木英和助役 土地開発公社のあり方につきましては、前回の評議員会でも、各評議員さんからいろいろな御指摘をいただいておりますので、公社としてはさまざまな検討を加えております。  それから、区としてのあれにつきましては、誤算であったというよりも、私、先ほども答弁しましたように、貴重な財産として現に残っておりますし、必ずあの用地は将来には大きな力を発揮するというふうに考えております。 ○宮沢信男議長 ほかにございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮沢信男議長 御質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案につきましては、会議規則第三十七条第二項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮沢信男議長 御異議なしと認めます。本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。  本案につきましては、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。  議案第四十八号につきましては、原案のとおり決するに御賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○宮沢信男議長 御着席願います。起立多数と認めます。  本案は原案のとおり可決いたしました。  次に、日程第四から日程第八までの五件を一括上程いたします。  ────────〇────────  ◎議案第四十九号 目黒区新庁舎改修工事請負契約  ◎議案第五十号 目黒区新庁舎改修工事に伴う電気設備工事請負契約  ◎議案第五十一号 目黒区新庁舎改修工事に伴う空気調和設備工事請負契約  ◎議案第五十二号 目黒区新庁舎改修工事に伴う給排水衛生設備工事請負契約  ◎議案第五十三号 目黒区新庁舎改修工事に伴うエレベーター設備工事請負契約    〔事務局長朗読〕 ○宮沢信男議長 助役から提案理由の説明を求めます。    〔佐々木英和助役登壇〕 ○佐々木英和助役 ただいま上程になりました日程第四、議案第四十九号から日程第八、議案第五十三号までの五議案について御説明を申し上げます。  これら五議案は、目黒区新庁舎改修工事並びに目黒区新庁舎改修工事に伴う電気設備工事空気調和設備工事給排水衛生設備工事及びエレベーター設備工事請負契約でございます。これら五議案の予算につきましては、平成十四年度当初予算に計上し、議決をいただいているものでございます。  なお、契約につきましては、議会の議決をいただいた上で契約を締結するものでございます。  本議案五件は、平成十三年度に目黒区土地開発公社で旧千代田生命保険本社建物及び敷地を新庁舎用土地建物として先行取得し、別に提案しております議案第四十八号、土地建物の購入についてのとおり、目黒区土地開発公社から目黒区が取得し、新庁舎として供用開始するために行う建築工事ほかの改修工事請負契約について、契約議案として提出するものでございます。  改修工事に係る延べ床面積は四万八千三百・〇六平方メートルでありまして、該当建物の規模及び工事の概要につきましては、別添補足資料のとおりでございますので、この点につきましては、説明を省略させていただきます。  次に、発注方法でございますが、大規模工事となることから、建築工事及び電気設備工事については三社構成による建設共同企業体、空気調和設備工事及び給排水衛生設備工事については、二社構成による建設共同企業体に発注することとし、エレベーター設備工事については、専門性が高い特殊工事であることから、専門業者に発注することとしたものでございます。  それでは、以下日程順に御説明申し上げます。  まず日程第四、議案第四十九号、目黒区新庁舎改修工事請負契約でございます。  工事対象建物及び工事内容については、別添補足資料のとおりでございますので、この点については省略させていただきます。  そこで、アイサワ・中村・磯部建設共同企業体ほか八建設共同企業体を指名いたしまして、競争入札に付しましたところ、第一回の入札でフジタ・青木・三海建設共同企業体が十六億四千五百万円で落札し、この金額に五%を上乗せした金額、十七億二千七百二十五万円を契約金額として契約するものでございます。これは工事施工面積における一平方メートル当たり三万五千七百六十一円弱となるものでございます。  入札の状況につきましては、議案添付資料のとおりでございます。  工期は、契約確定の日から平成十五年三月二十五日まででございますが、別館地上二階以上部分を除き、平成十四年十二月十日まででございます。  次に、日程第五、議案第五十号、目黒区新庁舎改修工事に伴う電気設備工事請負契約につきまして御説明申し上げます。  工事対象建物及び工事内容については省略させていただきます。  そこで小車・坂口・海老原建設共同企業体ほか六建設共同企業体を指名いたしまして、競争入札に付しましたところ、第一回の入札で三沢・アキテム・柳澤建設共同企業体が六億六千九百七十一万八千七百円で落札し、この金額に五%を上乗せした金額、七億三百二十万四千六百三十五円を契約金額として契約するものでございます。これは工事施工面積における一平方メートル当たり一万四千五百五十九円強となるものでございます。  入札の状況につきましては、議案添付資料のとおりでございます。  工期は、契約確定の日から平成十五年三月二十五日まででございますが、別館地上二階以上部分を除き、平成十四年十二月十日まででございます。  次に、日程第六、議案第五十一号、目黒区新庁舎改修工事に伴う空気調和設備工事請負契約につきまして御説明申し上げます。  工事対象建物及び工事内容については省略させていただきます。  そこで、朝日・牧野建設共同企業体ほか六建設共同企業体を指名いたしまして競争入札に付しましたところ、第一回の入札で高砂・積水建設共同企業体が六億三千八百万円で落札し、この金額に五%を上乗せした金額、六億六千九百九十万円を契約金額として契約するものでございます。これは工事施工面積における一平方メートル当たり一万三千八百七十円弱となるものでございます。  入札の状況につきましては、議案添付資料のとおりでございます。  工期は、契約確定の日から平成十五年三月二十五日まででございますが、別館地上二階以上部分を除き、平成十四年十二月十日まででございます。  次に、日程第七、議案第五十二号、目黒区新庁舎改修工事に伴う給排水衛生設備工事請負契約につきまして御説明申し上げます。  工事対象建物及び工事内容については省略させていただきます。  そこで、足立・三辰建設共同企業体ほか七建設共同企業体を指名いたしまして競争入札に付しましたところ、第一回の入札で武蔵野・東和建設共同企業体が三億七千三百七十万円で落札し、この金額に五%を上乗せした金額、三億九千二百三十八万五千円を契約金額として契約するものでございます。これは工事施工面積における一平方メートル当たり八千百二十四円弱となるものでございます。  入札の状況につきましては、議案添付資料のとおりでございます。  工期は、契約確定の日から平成十五年三月二十五日まででございますが、別館地上二階以上部分を除き、平成十四年十二月十日まででございます。  次に、日程第八、議案第五十三号、目黒区新庁舎改修工事に伴うエレベーター設備工事請負契約につきまして御説明申し上げます。  工事対象建物及び工事内容については、省略させていただきます。  そこで、三精輸送機株式会社ほか七社を指名いたしまして競争入札に付しましたところ、第一回の入札で日本オーチス・エレベータ株式会社が二億四千二百万円で落札し、この金額に五%を上乗せした金額、二億五千四百十万円を契約金額として契約するものでございます。これは工事施工面積における一平方メートル当たり五千二百六十一円弱となるものでございます。  入札の状況につきましては、議案添付資料のとおりでございます。  工期は、契約確定の日から平成十五年三月二十五日まででございますが、別館を除き、平成十四年十二月十日まででございます。  なお、別途工事といたしまして外構工事、敷地内通路整備工事、サイン工事等がございます。  以上をもちまして、本議案五件の説明を終わります。  よろしく御審議の上、議決くださいますよう、お願い申し上げます。 ○宮沢信男議長 本案について、総括御質疑はございませんか。  増田宜男議員。 ○一番(増田宜男議員) 何点かお尋ねしておきます。  庁舎移転にかかわる財政計画で、本庁舎改修工事費として四十八億円を見ているわけですけれども、この中で、このときの内訳なんですけれども、建築工事費に関してだけで結構ですけれども、二十三億余、あるいは二十四億余とも言われているんですけれども、積算価格というんでしょうか。この四十八億のうちで建築工事費に関してはいかほどの価格を設定してあったんでしょうか。  それから、建築だけではないんですけれども、特に建築だけに限って申し上げますけれども、一応予定価格と落札価格にかなりの開きがありますね。予定価格そのものは公表されているわけなんですけれども、ずばり最低制限価格は幾らだったんですか。  それから、また二回目の質問でも詳しく申し上げたいと思うんですが、例えば、民間等で、一定程度以下のものであってもそうなんですけれども、二十億余の工事を発注する場合に、相手の企業に対して多少の費用をかけてでも調査をかけるんですね。行政というのは一切そういうものはやらないんですか。  その三点だけとりあえずお尋ねします。 ○佐々木英和助役 まず、改修工事全体の財政計画中に占める建設工事でございますが、二十三億余でございます。  それから、予定価格に対して最低制限価格ということでございますが、これは私ども最低制限価格につきましては、予定価格を公表してやる場合には最低制限価格を設けずに、競争性を高めた上で、低価格調査制度等を導入するという方針でございますが、今回は期間も短いということから、最低制限価格を設けさせていただきました。  これは原則、本区の契約事務規則の中で、予定価格に対する八〇%から三分の二の範囲内で設定をさせていただきました。  それから、三点目の調査制度でございますけれども、これは先ほどもちょっと私触れましたけれども、予定価格を公表した場合には、今のような最低制限価格をある一定レベルで設けますと、もう明らかになってしまいますことから、低価格調査制度というようなものを導入していくのが多うございまして、本区でもその方法を取り入れようというところに立っておりますが、今回は期間も短いということから、制限価格を導入して対応させていただいたという状況でございます。 ○一番(増田宜男議員) 今回の共同企業体で発注する際に、いわゆる経審の評価点、Aクラスについては千二百点から千六百点という設定をいたしましたね。この辺が何を意味するのか、私もよくわからないんですけれども、例えば、今回落札した企業の昨日の株価の終値が二十五円、今、建設産業というのは構造不況業種の最たるものですね。それにしても熊谷組が二十四円でしたか、それに次ぐかなり低い株価なんです。都立大学の第二期工事の発注の際の、今回の佐藤工業もあのころはたしか六十円台、七十円台、大変心配していたんですけれども、幸か不幸か、最終の竣工検査の後にああいう形になったので、事なきを得たんですけれども、要するに単なるうわさ程度ならいいんですけれども、かなりの部分で巷間流布されている話でもあるんですね。  先ほどの調査のことも含めるんですけれども、株価だけが何もその企業の経営内容をあらわすとは言いませんけれども、本当にこの共同企業体の一企業については問題ないでしょうか、大変私は心配なんですけれども。仮定の話というのは,余り御答弁いただけないだろうと思いますけれども、二十三億余の一応区としては見積もりを持っていた数字に対して、今回の予定価格はそれよりもまだ下げているわけです、二十一億七千三百万円。それよりなおかつ二割以上もカットして落札しているわけです。そういう異常な事態、二十一億七千万円の予定価格を公表しているにもかかわらず、四億四千六百万円も切って落札した。こういうことで、かえって心配の種が助長するんじゃないですか。仮にこういう落札したときに、もしこの企業に何かがあった場合に、恐らくこの落札価格で次の企業が本当に施工ができるんでしょうか。もちろん後の二社、青木工務店と三海建設は目黒区内の中でもかなり有力な企業で、それなりの基盤もあるとは思いますけれども、やはりこの企業にすべてを押しつけるわけにもいかなくなってくると思うんです。そういう心配というのはないんですか。もちろん心配があるなんて言わないでしょうけれども、この辺が心配で心配でしようがないんです。  そういう意味で、この入札の日が十七日でしたか、きょうが二十三日ですから何日もありませんけれども、いわゆる民間でしたらとにかく費用をかけてでも、その企業の実態についての調査というのはするんです。特にこういう時期だし、こういう問題が起きている時期ですから、そういうことをすべきじゃなかったんですか。もちろん入札のときに制限するという方法もあったかもしれませんけれども、そこまではできなかったんだろうと思いますけれども、結果的に指名に入ってくれば、こういう形だってあり得ることですから、これはしようがないんですけれども、要するにこれからの問題がとにかく心配でしようがないんですが、その辺はどうなんでしょうか。今からでも調査をするようなお考えはありませんか。 ○佐々木英和助役 私ども、いわゆる発注する側といたしますと、非常に難しい問題でございますが、私どもが単純に単価を積算して出します、先ほど言いました二十三億につきましては、従来から施設が竣工するたびに御視察いただきますと、ぜいたくだ、高過ぎる、もっと切り詰めろという御指摘、御意見等もいただいておりましたので、その辺につきましては配慮した上で、予定価格というものを設定させていただきました。  そこの中には当然施工のしやすさでありますとか、ノウハウその他も含めてこのくらいということでございますが、実際、そこから先は企業の経営努力なり、実績なりによって示される入札でございますので、私どもが、これはこれでやっていただくしかないと思っています。  ただ、後半の指摘がございましたように、こういう事情でございますので、万が一にもそういった途中で支障のないようにということは、私ども重大な関心を持っておりまして、事前にも情報を、ある程度経済誌その他によりまして収集すると同時に、金融機関等の御意見等も伺いながら、この辺は十分慎重に対応してきたつもりですし、今後もそのような動きがあれば、それに対処してまいりたいというふうに考えております。 ○宮沢信男議長 ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮沢信男議長 御質疑なしと認めます。  本案は企画総務委員会に付託いたします。   ◎会議時間の延長について ○宮沢信男議長 お諮りいたします。本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめ延長いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮沢信男議長 御異議なしと認めます。本日の会議時間は延長することに決定いたしました。  企画総務委員会の議案審査のため、暫時休憩いたします。
       〇午後三時十二分休憩    〇午後七時十五分開議 ○宮沢信男議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第四、議案第四十九号から日程第八、議案第五十三号までの五議案について、企画総務委員会の審査が終了いたしましたので、委員長の報告を求めます。三十二番、上村泰一委員長。    〔上村泰一委員長登壇〕 ○三十二番(上村泰一委員長 ただいま一括議題になりました日程第四、議案第四十九号、目黒区新庁舎改修工事請負契約、日程第五、議案第五十号、目黒区新庁舎改修工事に伴う電気設備工事請負契約、日程第六、議案第五十一号、目黒区新庁舎改修工事に伴う空気調和設備工事請負契約、日程第七、議案第五十二号、目黒区新庁舎改修工事に伴う給排水衛生設備工事請負契約、日程第八、議案第五十三号、目黒区新庁舎改修工事に伴うエレベーター設備工事請負契約につきましては、先ほど企画総務委員会を開催し、審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。  本五議案は、目黒区議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第二条の規定に基づき、提出されたものであります。  議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。  まず、今回の選定はAランクの経営事項審査評価点千六百点未満の企業とし、スーパーゼネコンを除くとしていたが、この指名業者は経営統合することが既に決定しているものだが、この合併によってスーパーゼネコンになるのはわかっていながら、なぜ選定したのか。また、この業者は非常に厳しい経営実態であると聞くが、経営状況の把握は行ったのか。特にこのような大きな工事では慎重にすべきだと思うが、との質疑があったのに対しまして、本体の改修工事は今年度じゅうであり、経営統合については現在、協議中とのことであり、いつになるのか不明である。工期の短い中ではそうならないのではないかと考えている。また、業者の選定に当たっては、経営内容も含めて支援する金融機関の状況等の報道等に基づき検討し、判断したものであるとの答弁がありました。  次に、区はフジタを初めとするJVの下請、孫請に対する工事のチェック、支払いのチェックなど態勢はとれるのか。支払いの遅延防止など、責任を持って対応できるのかと質疑があったのに対しまして、工事中のチェック、特に下請、孫請等への支払いについては、いつ支払ったのかのチェックは把握できかねるが、三社とよく話し合っていくとの答弁がありました。  次に、作業の安全についてはどのように考えているのかとの質疑があったのに対しまして、今回の工事はほとんどが内部工事であるが、危険を伴う作業もあるので、労働基準監督署の定める安全基準に沿って作業が行われるよう、整理を行っていくとの答弁がありました。  次に、入札にまで見積もり期間が短いが、一般的に長さとして妥当かとの質疑があったのに対しまして、工事の規模によって期間は定めてある。今回の大規模工事については、十五日から二十日の間で定めるとなっていて、その期間内であるとの答弁がありました。  次に、改修工事等は祝・祭日は施工するのか。また工事は何時から何時まで行うのかとの質疑があったのに対しまして、基本的には祝・祭日の工事はやらない方針だが、状況が厳しいため、音の出ない工事や工事時間については昼間の時間帯に終わらせるようにしていくが、なお近隣住民に対しては説明をし、理解を得ながら行っていくとの答弁がありました。  以上が質疑の主な内容であります。  最後に意見・要望を求めましたところ、日本共産党目黒区議団の委員から、本議案は新庁舎改修工事請負契約であるが、新庁舎計画の決定、財政計画、住民の意向把握など、新庁舎のあり方が問われる問題である新庁舎計画は、区が財政危機宣言を行い、新庁舎建設財政計画である基金の積み立てを凍結することを決定してきた経過から見ても、当面の財政計画はもとより、中長期にわたる財政見通しと将来の負担や区民が必要とする緊急課題との選択が問われるところである。  これまで繰り返し指摘してきたが、新庁舎計画の購入価格、手続、財政計画、売却用地など、区民に十分説明し、意向把握が行われてきたかどうかについては不十分であるとも言わざるを得ない。こうした点からも、新庁舎に関連する請負契約には賛成できない。  また、質疑でも指摘したが、今回の契約に当たり、区の登録業者の中でゼネコンに関連して業者の評価点を一千二百から一千六百未満に枠をはめ、一千六百以上の十一社を外すことに対する理由が明確ではない。  また、今回の落札業者が経営実態は有利子負債がゼネコンの中で最も多く、八千七百億円と年間売り上げの一・六倍に上るという状況にあり、バブル期に工場団地や宅地造成、市街地再開発などに事業を拡大したが、地価の下落でその多くが債務超過に至っているという事態にある。  政府主導による金融機関過剰債務企業の整理・再編統合で、主力取引銀行からの債務放棄を受ける計画や再編後は、大手ゼネコン売上高順位は五、六位となることが予想されることを見れば、企業ランクの評価点を一千六百未満に設定したことそのものの意味が不明となること。  さらに、関連する金融機関及び系列の企業等が上目黒二丁目再開発に関連し、倒産した千代田生命関連の受け皿役となり、千代田本社ビル売却に関する情報の提供者であることや、市街地再開発事業の経過などから見て、指名に当たっての考慮すべきことは当然であると考える。  以上の理由により、本案には反対する。  次に、自民党目黒区議団の委員から、五本の契約案件のうち、特に新庁舎改修工事請負契約と、それに伴う電気設備工事請負契約が入札書比較価格より大幅に価格が低い。工事内容と積算単価を厳正に絞った上での入札比較価格であるならなおさらであり、各社の企業努力はもとより、区当局は工事着工後は業界の情報及び管理監督を密に行い、よりよい施設が完成されるよう要望して賛成する。  次に、目黒区民会議の委員から、議案の契約案件五件について賛成する。特に四十九号については、予定価格と落札価格とに非常に差があり、何かと不安が持たれる企業ということもあるが、行政の方の説明で大丈夫ということであるので、次の二点について強く要望しておく。  一つは、仕様書に基づいて区職員がチェックし、耐震補強等々含めて専門的な立場で、より厳しくチェックをしていただきたい。  二点目として、下請に対する支払いは、直接区は介入できないということだが、元請に対して強く要望することはできると思うので、この辺も遅滞なく進められることを元請の方にしっかりと要望していただきたい。特に、当然手形で払われることから、下請に対する支払いをできれば確認等も含めてやっていただきたいことを要望して、本案に賛成する。  次に、公明党目黒区議団の委員から、新しい庁舎の配置計画については、区民の皆さんの意見・要望、そして区議会の意見を踏まえ、新庁舎の利用計画基本構想を策定して臨んだものである。そして、本日上程された新庁舎改修工事等の議案第四十九号から第五十三号は、耐震補強を含めた大事な工事であり、条例の審査である。また、工期については、旧館別館棟以外は平成十四年十二月十日までに完了するという工期になっている。  その観点に立って、区民が十五年早々、新庁舎を使用できるよう、改修工事期間の安全に努め、最後まで完全改修を目指して取り組んでいただきたいことを要望し、五議案に賛成する。  次に、自民党目黒刷新クラブの委員から、安くできることにこしたことはないが、適正な工事をし、あとになってこれもあれも追加するということのないように、また、延期工事など行わないようにしていただき、目黒区の建物として恥じない建物であることを望み、議案第四十九号から第五十三号については賛成する。  次に、無会派の平野委員から、区内の零細企業を含め、一次、二次、三次の下請に波及効果があるように指導しながらやっていただきたい。あわせて作業上の事故がないように、安全作業でやっていただくよう要望して賛成するとの意見・要望がありました。  以上の後、採決を行いましたところ、本五議案につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。  以上が、本五議案に対する企画総務委員会における審査の経過並びに結果であります。  報告を終わります。 ○宮沢信男議長 ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮沢信男議長 御質疑なしと認めます。  本案につきましては、討論の通告がありませんので、直ちに採決に入ります。  まず、議案第四十九号を採決いたします。  本案は委員長報告のとおり決するに御賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○宮沢信男議長 御着席願います。起立多数と認めます。  本案は委員長報告のとおり可決いたしました。  次に、議案第五十号から議案第五十三号までの四議案につきましては、委員長報告のとおり決するに御賛成の議員の起立をも求めます。    〔賛成者起立〕 ○宮沢信男議長 御着席願います。起立多数と認めます。  本案は委員長報告のとおり可決いたしました。  次に、日程第九を議題といたします。  ────────〇────────  ◎議員派遣の件について    〔事務局長朗読〕 ○宮沢信男議長 配布してあります議員派遣の件の記載のとおり、四月二十四日から二十七日までの四日間実施される目黒区・崇文区友好協力事業に、青木早苗議員、川崎えり子議員、木村洋子議員、二ノ宮啓吉議員、そして私を派遣いたしたいと思います。  お諮りいたします。議員派遣の件の記載のとおり決するに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○宮沢信男議長 御異議なしと認めます。よって、目黒区・崇文区友好協力事業の議員の派遣の件につきましては、以上のように決定いたしました。  以上で全日程を議了いたしました。  会議を閉じます。  これをもって平成十四年第一回目黒区議会臨時会を閉会いたします。    〇午後七時三十分閉会                署 名 議 員                   議 長 宮 沢 信 男                   議 員 寺 島 よしお                   議 員 鈴 木 隆 道 ...