江東区議会 2021-06-23
2021-06-23 令和3年オリンピック・パラリンピック推進特別委員会 本文
↓ 最初の
ヒットへ(全 0
ヒット) 1 午前9時59分 開会
◎開会の宣告
◯委員長 おはようございます。ただいまから、
オリンピック・
パラリンピック推進特別委員会を開会いたします。
なお、
報告事項1について、追加の資料を机上に配付いたしましたので、御報告いたします。
────────────────────────────────────
◎
委員長挨拶
2
◯委員長 本日は、改選後初の
委員会でありますので、一言御挨拶を申し上げます。
御承知のとおり、去る第1回区
議会臨時会におきまして、正副
委員長の互選の結果、
委員長には私が、副
委員長には
高村きよみ委員が選出され、就任することとなりました。
委員会審査に当たりましては、誠意を持って適正な運営を図ってまいりたいと存じますので、
委員各位はもとより、
理事者におかれましても、特段の御協力をいただきますようお願いいたします。
簡単ではございますが、御挨拶とさせていただきます。
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◎
議長挨拶
3
◯委員長 続きまして、議長から御挨拶を願います。
4
◯榎本雄一議長 おはようございます。先日の第1回区
議会臨時会において、議長に就任いたしました
榎本雄一でございます。
オリンピック・
パラリンピック推進特別委員会は、もう1か月後に迫りました
オリンピック、さらに引き続きます
パラリンピックの
大会開催に向けた区の諸施策を取り扱う大変重要な
委員会でございます。
各
委員におかれましては、
山本委員長、高村副
委員長の下、活発な御議論をいただき、本区の発展のため御尽力を頂戴したいと存じます。
私も議長といたしまして、磯野副議長と力を合わせ、円満な
議会運営に誠心誠意努力してまいる所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
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◎
委員席の了承
5
◯委員長 初めに、本
委員会の
委員席につきましては、現在御着席のとおりで御了承願います。
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◎
出席理事者の紹介・
所管事項の説明
6
◯委員長 次に、本
委員会の
出席理事者、
付託事件及び
解釈運用につきましては、それぞれ
一覧表をタブレットに掲載しておりますので、御参照願います。
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◎
委員会進行について
7
◯委員長 これより、
委員会審査に入りたいと存じますが、ここで、本日の
委員会進行につきまして申し上げます。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、
理事者からの説明及び答弁につきましては、簡潔に行うことにより、会議時間の
短縮化に努めていただきますよう、よろしくお願いいたします。
また、
委員各位におかれましても、特段の御配慮をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
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◎議題1 3陳情第20号
オリンピック・
パラリンピック競技を
小中学校の子
どもに
観戦させる計画の中止・
見直しを求める陳情
◎議題2 3陳情第27号
子どもたちの
東京五輪の
競技観戦計画は中止し、新
型コロナ感染から
子どもたちのいのちと健康を守
ることを求める陳情
8
◯委員長 それでは、これから審査いたします議題1「3陳情第20号」及び議題2「3陳情第27号」の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを
一括議題といたします。
本件は
新規付託でありますので、
事務局より朗読を願います。
(
事務局朗読)
9
◯委員長 理事者から、
一括説明を願います。
10
◯指導室長 3陳情第20号及び27号についてです。
本件につきましては、
新型コロナウイルス感染症への感染と
熱中症の危険のある
オリンピック・
パラリンピック競技を
小中学校の
こどもに
観戦させる計画の中止、
見直しを求める陳情であります。
小中学生の
競技観戦は、本区においては、全ての学校が区内の
競技会場にて実施することになっております。しかし、先日、観客の
上限人数について示されましたが、
学校連携の児童、生徒、
引率者については、その性質に鑑み、別途の取扱いとすると示されております。
現時点では、その他具体的な
方針等は未定となっている
状況でございます。
今後、東京都
教育委員会の動向を踏まえ、
こどもの安全を第一に
競技観戦について検討してまいります。
以上です。
11
◯委員長 本件について、
一括質疑を願います。
12
◯新島つねお
委員 幾つかお伺いをしたいんですけれども、そもそも私はよく分かっていないんですけれども、計画の現状はどうなっているのか。それと、
観戦に行く場合、改めてお聞きするんですけれども、
移動方法をどう考えているのか。あと、
学校連携観戦について他区の
状況、今朝ほどの新聞にも出ていました、目黒区の
区教委が中止を決めたと、他区の
状況というのはどうなのか、お知らせください。
13
◯指導室長 まず、現状でございますが、今のところ、前年度と同じ日程、同じ種目ということで東京都から示されております。区として、実施する用意は進めているところです。学校は
年間計画に入れており、
授業日としているところが現在の
状況でございます。
移動方法につきましては、
公共交通機関を使うという
組織委員会からの指示がありますので、
公共交通機関を使う予定になっています。
他区の
状況につきましては、目黒区が
観戦を中止すると、そういう情報は報道から受けておりますが、その他のところについて把握はしておりません。以上でございます。
14
◯新島つねお
委員 計画の現状が、今までと変わらないという日程とか規模、その中身を知りたかったんです。お知らせください。日程ではなくて規模です。
あと、
移動手段は
公共交通機関を使うということなんですけれども、素朴に、例えば亀戸の
こどもたちが
湾岸部に行く場合、どういうふうに行くのか、具体的に教えていただければと思います。その2点。
15
◯指導室長 競技観戦につきましては、
オリンピックと
パラリンピック分かれていますが、
オリンピックに割当てられたのは、5年生以上、中学生が
オリンピックに割当てられています。その他、
幼稚園、4年生までは
パラリンピックに割当てられています。合計で、区内の児童・生徒、約3万3,000人が参加する予定です。
そして、
移動手段についてですが、全体の個々のところについては、報告は受けておりますが、ここで具体的には答えられない
状況です。以上でございます。
16
◯新島つねお
委員 規模等は分かりましたけれども、私は基本的に、意見なんですけれども、今の
コロナの
感染症の現状、真夏の暑い中の
熱中症等々を考えますと、やはり児童・生徒の安心・安全を考えた場合には、当然中止という判断もあるのではないかと思うんです。その判断は誰がするのかについてお伺いしたい。江東
区教委で判断をするのかどうか、学校で判断をするのか、お願いいたします。
17
◯指導室長 実施の判断、最終的な判断ですけれども、東京都の動向を踏まえるということは先ほども申し上げましたが、全体の実施に当たっては、
区教委のほうで適切に判断していきたいと考えております。当日等の天候の
状況とかもあると思いますので、そこの
実施等については、
校長会等と協議をして定めていきたいと考えております。以上でございます。
18
◯新島つねお
委員 分かりましたけれども、そういう意味では、実施する場合ですけれども、生徒の
保護者等の意見というか考えというのは当然反映されるべきだと思うんですけれども、そこら辺はどうなんでしょうか。
19
◯指導室長 今、
保護者の意見とかもというお話でしたが、当然
保護者の中には中止を希望している
保護者もいらっしゃるでしょうし、また、
観戦を楽しみにしている
保護者もいるというのは事実でございます。
いずれにしましても、その意向も踏まえつつ、実施するに当たっては参加を希望しない
保護者、児童・生徒については欠席の扱いとしないなど、そこら辺の配慮を行ってまいりたいと考えております。以上でございます。
20
◯堀川幸志委員 なかなか難しい
問題ですけれども、どちらかというと、今の意見は反対のほうの意見でございます。私はどちらかというと賛成なんです。何で賛成かといいますと、江東区は
オリンピックの会場が一番多いわけでしょう。それで、これは前から区長さんがおっしゃっていました。
こどもたちに夢を与える、これも
オリンピックではないかと思っていますけれども、それに参加させる、
観戦させる、
観戦させることは参加すると一緒ですから、それで、それを
観戦して、非常に将来、
オリンピックに参加したんだという気持ちが出るような気がする。
ただ、
問題は今、
コロナ禍の
問題で非常に難しい。中止した区もあるそうですけれども、江東区はぜひやってもらいたい。これは、区長さんは前から、こういう
問題が起きる前から、
こどもたちに
観戦させたいという話は聞いていたんです。私もそれには賛成で、本当にいいことだと思っています。ただ
問題は、今言った何かあってはいけない。
安全対策として、区でどのような
安全対策をしているか、それを伺いたいと思いますので、お願いいたします。
21
◯指導室長 安全対策についてですけれども、
感染症予防のガイドラインに基づいた対応、
マスクの着用とか消毒であるとか、それはもちろんですけれども、
競技観戦に当たっては、区としては、
熱中症対策の一つとして
クールタオルの配布をしております。今、順次配布しているところです。
都としましても、会場内にクールスポットを設置するほか、
遮光ボードや
冷却用タオル、
引率者向けに
熱中症応急キット等を配布する予定となっております。
水分補給、日よけ対策を十分に行い、
観戦する予定です。なお、屋外での
観戦については、中学校の
オリンピックが中心で、小学生、幼児については屋内での
観戦となります。以上でございます。
22
◯堀川幸志委員 十分準備しているそうでございますけれども、ただ、この
問題は今はまだまだ世論で議題が奮闘しているわけですけれども、
オリンピックもちょうどあと1か月で始まるわけです。だから、なるべく早く決めていただくということで、区でも準備を今やっているそうでございますけれども、私はどちらかというと、
観戦させたいと思っているわけでございます。よろしくお願いいたします。以上です。
23
◯吉田要委員 本件に関しては、
子育て世代の御家庭を含め、様々な
賛成意見と
反対意見が両方届いておりますので、今日いろいろお聞きしたかった部分がございます。
そもそも我々議会も承認した形で、今年、去年の
こどもたちの
林間学校、
臨海学校というのが行われない
状況で
オリンピックを
観戦できるという経験は何物にも、恐らく普通に考えたら一生に1度の体験で、大切な機会だからということで承認した経緯なんかもあるから、見られることなら見せてあげたいというのが前提でございます。
ただ、当時から
状況が刻々と変わってきていて、まだ今、お話があった
こどもの安全を鑑みるということは物すごく漠然としていて、それに対するどういう根拠でどういうふうに守っていきますというものが、まだ正確に示されていない
状況だと思います。だから今、目黒がやめたりとか、それこそ
多摩地域から来る
こどもたち、
公共交通機関に乗ってくる
こどもたちと本区の
こどもたちが
公共交通機関で行くという環境は全く
状況も違う、そういうことも判断しなければいけないけれど、今お話ありました
亀戸地域の
こどもたちと
臨海地域の
こどもたちが会場に行くという
状況も、これもまた違うから判断しなければいけないわけです。
さらに、
パラリンピック観戦は今、お話があった
幼稚園から4年生の
こども、会場というのは基本的に
ラストマイルの区間というのが、なかなか距離がある話で、低学年の
こどもたちが
マスクをした状態で歩くのが、果たして完全に安全な
状況を担保できるのかというのは、果たして本当にそうなのかという思いもございます。なので、そういうところをどう対策を取っていくのかというのは、しっかり説明をこれからもしていただきたいと思います。
その上でなんですけれど、お聞きしたかったのが、3万3,000人の
こどもたちというのを、この陳情のとおり、採択されてしまうと、一律
こどもたちが行かないということも考えなければいけないし、ただ、行きたい家庭なんかもあるということを考えたときに、私は
1つ提案なんですけれど、それを全部一律で
家庭判断なんていうのも、あまりにも責任がなさ過ぎると思うんですが、そういうことも踏まえて、
チケット制という形を取ることはできないのか。要は3万3,000人の各
こどもたち、御家庭に
チケット制という形を取って、御
家庭判断を取った上で
公共交通機関を使って行っていただくということは考えられないのかということです。実際に行くとなると、
先生たちの負担というのも物すごい負担になるし、実際、
教育委員会のほうで行こうという話になったら、現場は何としてでも対応しなければいけなくなってくるので、それこそ
熱中症対策を含めてミスがどうしても出てくると思うと、安全を鑑みるということを考えたら、ひとつ
チケット制という判断もあるのではないかと思うんですが、その点で、見解をお願いします。
24
◯指導室長 今、
吉田委員から
チケット制についての提案がございました。都として示されたものについては、あくまでも団体の
チケットということで配布が決定されております。
今、提案のあった
チケット制にできるのかどうかというところにつきましても、都からの方針、判断がなされると思いますので、それを見て適切に判断してまいりたいと考えております。以上でございます。
25
◯吉田要委員 それでは、今のお話も踏まえて、あまりにも今、この陳情を審査する
状況としては
前提条件があまりない
状況なので、まだ最終本会議までの間に、いろいろ東京都のほうから方針、指針が出てくると思いますので、継続中審査も検討していいただくことを私は要望して、継続の立場でお願いします。
26
◯矢次浩二委員 では、会派として私からも質問させていただきます。
ちょうど1か月たって、
コロナ感染拡大前に、我が会派として
こどもの
観戦ということで、地元の
こどもたちに何とか
観戦の機会をということで要望してまいりました。その中で、今、様々な
状況、
感染拡大という
状況の中で、先ほど来、
委員のほうから
感染防止、あるいは
熱中症対策、この陳情にあるとおりなんですけれども、その中で説明として、都の動向を確認しながら
区教委として進めていくという話であります。
ここで非常に大事だと思っているのが、
区教委の児童・生徒に対する説明とか、そこら辺の判断といった部分で、丁寧にする必要があるだろうと思います。
夏休み期間でもありますし、
希望制の中で
欠席扱いにしないという説明もございました。
その中で1点だけ、
区教委の説明の部分で、どういうところで、当然東京都の動向を確認する中なんですけれども、どういった説明をしていくのか、
現時点での区の考えを伺いたいと思います。
27
◯指導室長 今、どのように説明していくのかというお話がありましたけれども、都の方針が決定して、幾つか安全についての質問とかやり取りをしまして、確定したところを
校長会、
園長会と協議をしまして、最終的には決定をしていきたいと考えております。
保護者等への説明についても、
区教委を通じて、各学校から
状況を説明する形を考えております。以上でございます。
28
◯矢次浩二委員 区単独で決められないこともあるかと思うんですけれども、
感染症安全対策についてしっかり検討していただいて、丁寧な御説明をしていただきたいと思います。以上です。
29 ◯三次
ゆりか委員 私からは
オリンピック・
パラリンピックが開催されるというところに関して、
保護者、生徒・児童に
アンケート等を取っているのか、それか、これからの期間が短いかもしれないんですけれども、その間、
アンケートとかを取ってみるとか、そういう考えがあるのかということを、まず伺いたいと思います。
30
◯指導室長 今、児童・
生徒等に
アンケートを取るというお話がありましたけれども、今までも
学習定着度調査等で
オリンピックについての
アンケートは取っております。
現時点の今、感染不安がある中での
アンケートというのは取っておりませんが、それでどういう結果が出るかは、2つなのかと思いますが、その結果がそのまま反映できるかどうかというのも、都の
動向等も踏まえつつ、判断していかなければいけないので、今の時点で、実際に
アンケートを取って、そこで判断するということは考えておりません。以上でございます。
31 ◯三次
ゆりか委員 分かりました。今まで様々な
委員からの質疑を聞いている中で、行かなくても
欠席扱いしないという説明をしっかりしていっていただきながら、
保護者、生徒、児童、
幼稚園児もいると思いますので、御家庭の
状況を見ていただきながらというのを周知してほしいと私は思っています。
なるべく我が会派からも
こどもたち、一生に1度の機会だと思っているので、区長のほうに要望も
こどもたちが
観戦できるようにしてきたところですので、
熱中症等々、
コロナの感染もありますし、安全・安心をしっかり対策していただき、
保護者、
生徒児童に行かなくても
欠席扱いしないし、行きたい方は行けますという説明をしてほしいと要望します。以上です。
32 ◯見山伸路
委員 各
委員からお話があって、重複する部分が大分あるんですが、確かに今、団体
チケットで個々の
チケットは難しいとか、そもそも学校単位で、東京都もお子さんたちに見ていただくというのが前提な上で、なかなか話を聞いていますと、これは教育現場の話なのか、それともただ純粋に
オリンピックというものの
観戦をして
こどもたちに夢を与えるとか目的がなかなか、学校単位だから
教育委員会にお願いするということにはなっているんだと思うんですけれども、今も御意見があったように、家庭によっては、あるいはお子さん本人によっては行きたい、あるいは
コロナ感染がこういう
状況だから怖い、両方意見があると思うので、今お話がありましたが、ぜひ丁寧に
保護者の方、児童、生徒さんに
教育委員会としては、お話をして向き合っていただきたいと思います。
この陳情の件なんですけれども、なかなか難しいというか、賛否ある陳情だと思うので、ほかの
委員の方からもありましたが、引き続き、注視して話し合っていくべきなのではないかと、これは最後に要望として、気持ちとしてお伝えをさせていただきます。
33 ◯甚野ゆずる
委員 今の様々な質疑を聞かせていただいて、分からなかった点だけ確認をさせていただきたいんですけれども、最終的には
区教委が判断するという御答弁があったかと思いますが、その中で、
移動手段についての質疑が冒頭にあったと思うんですけれども、御説明によると、
公共交通機関を使うというのは
組織委員会からの指示とおっしゃられたかというような話があったと思うんですけれども、そこの点をもう1回確認をさせていただきたいと思います。
その上で、個々のルートについてはここでお答えできない、あるいはお答えをお持ちでないという御説明がありましたけれども、各学校のルートについては、
区教委として、判断をする材料として一つ一つ全部検証して、精査をして考えられ得る、もちろん完全なことはあり得ないんですけれども、考えられ得る安全なルートだと、安全な
移動方法だということを
区教委として確認をした上で御判断をされるのか。ある程度、そこはもう学校に任せますという話なのか、そこはすごく大事だと現場としては思っておりますので、その点については、確認をさせていただきたいと思います。
34
◯指導室長 先ほどもお話ししましたが、
公共交通機関を使うということにつきましては、
組織委員会から都にその話が下りて、
区教委にも
公共交通機関を使うとなっております。具体的にどのルートを使うかについては、各学校から経路については事務係のほうに報告を、去年の段階ですけれどもされて、そこの区としての予算組みはできている
状況でございます。
具体的な安全ルート等につきましては、これは読めない部分もありますが、都としても、鉄道機関とも調整を行って、できるだけ整理できるように実施していくと、そういう回答は得ていますので、実際に具体的にどのように行われるのかについては、また、都の方針を受けて、質問等を進めて確認していきたいと思います。以上でございます。
35 ◯甚野ゆずる
委員 今の御説明ですと、安全な
移動方法かどうか、ルートも含めて確認をしていくと、そういう御答弁、御説明だったのかと一応理解をしました。
公共交通機関を使うというのが
組織委員会から東京都に来て、
区教委に下ろされているという話なんですけれども、つまり
公共交通機関がより安全ならいいんですけれども、
状況を見て、あるいは今の
状況、あるいはさらに悪化することも考えられ得るわけで、そういう
状況の中で、それでも、例えば実施をするという判断を最終的に下されたときに、どうぞ
公共交通機関をそれは使ってくれと、それ以外の手段は認めないという御判断をされるのか、いやいや、そこはそうではないと。もう少し柔軟にというか、もともと冒頭にもおっしゃられたように、
こどもの安全を第一に考えるんだとおっしゃられているわけですから、そこはしっかり担保するんだと、
区教委として担保するんだとそういう理解でよろしいのか、その点だけ最後、確認をさせてください。
つまり現場はというか、すごく大変だと思っているのは、この
状況で、
こどもたちと
公共交通機関を使って会場まで一緒に行く教職員の御負担というのは計り知れないと思うんです、心身ともに。そこの部分を
区教委としてどのようにきちんと考えていらっしゃって、受け止めていらっしゃって、きちんとそれに対して
区教委としてかみ込むのか、ここはすごく大事ではないかと思っていまして、その点について最後、確認させていただきたいと思います。
36
◯指導室長 公共交通機関を使うということは、
組織委員会からのところで決定したわけですけれども、今後、都から連絡があった際に、
公共交通機関を使わない、例えば貸切りバスであるとか、そういったものが利用可能であるのかどうか、そこら辺についても回答が得られると思いますので、そこら辺も踏まえつつ、これは指導室のみでは決められないことかと思いますけれども、そこら辺も鑑みつつ判断してまいりたいと考えております。以上でございます。
37
◯委員長 よろしいですか。ほかにいいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
38
◯委員長 こどもたちが競技を
観戦する機会というのはないので、できれば
観戦させてあげたいという気持ちと、また、そうは言っても安心・安全の面でまだ不安があるという部分、また、会場までのルートの
安全対策とか、まだまだいろいろ確認していかなければいけない部分があるかと思いますので、本件は、一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
39
◯委員長 御異議がございませんので、本件は一括継続審査といたします。
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◎
報告事項2 東京2020大会聖火リレーについて
40
◯委員長 次に、これから審査いたします陳情につきましては、
報告事項2と密接な関係があることから、ここで審査順序を変更し、まず、
報告事項2の報告を聴取し、その後に陳情審査に入りたいと存じます。
それでは、
報告事項2「東京2020大会聖火リレーについて」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
41 ◯
オリンピック・
パラリンピック推進課長 資料2でございます。
まず、1番目、ルート詳細でございます。(1)、こちらは御報告してございます、
オリンピックの聖火リレーの概要となってございます。7月21日に富岡八幡宮から明治通りの香取神社前までとなっているところでございます。その下、(2)は先日公表されました、
パラリンピックの聖火リレーの概要となってございます。こちらは8月21日の土曜日に、森下文化センターからLIXIL本社までとなってございます。2ページにルート図を記載してございますので、後ほど御参照いただければと思います。
続きまして、2番目、聖火リレーサポーターです。こちらは聖火リレーに従事するボランティアを、東京都では聖火リレーサポーターとしてございまして、記載の内容で活動を行うとしてございます。こちら、(2)、(3)にある記載は江東区での人数となってございますが、
オリンピックで約1,400人、
パラリンピックで約450人必要となってございまして、こちらを江東サポーターズや区職員、それから区内の企業等の募集をかけて人数を集めたところでございます。
3番目、聖火リレーの
感染症対策でございます。聖火リレーでは沿道の密集回避を行いまして、インターネットのライブ中継等の推奨を行っていくとしているところでございます。
恐れ入ります、3ページを御覧ください。(4)、(5)にありますように、過度な密集が発生した場合はリレーを中断したり、緊急事態宣言や不要不急の外出自粛要請が出ている際には、公道でのリレーが中止されたりする場合があるとしているところでございます。こちらは
組織委員会の決めでございますが、実際の判断は都道府県がそのときの
状況を見て判断するという形になってございます。
4番目、イベントでございます。こちらは区で行う記載の3つのイベントを行いますが、それは全て一般の見学はしないという形で考えてございます。特に2番目の
パラリンピックでございます。リレーの前日に採火式をできるとなってございまして、
パラリンピックは
オリンピックと異なりまして、各自治体で採火、聖火の火を採ることができるとしてございます。江東区の採火方法、こちらはまだ正式には決定してございませんけれども、検討中でございますが、区内数か所の施設で木片、または紙などにメッセージを書いていただいたものを、どちらかを区内でそれを聖火として採火する方法、これができないかということで今、検討しているところでございます。また、この火を江東区の火として、市区町村の火と合わせて東京都の火となります。これは8月20日の正午までに都庁に持ち込むということになってございまして、そこで東京都の火となりまして、都内をリレーすると。20日の夜に他県の火、他県で集めた火を集めまして、全国の火となりまして、21日からリレーが行われると、そういうスキームになってございます。
(2)でございますけれども、聖火リレーでは、全体の決め事、これは東京都が
組織委員会との中で決めていくという話でございますけれども、沿道に関しては、区独自で盛り上げを行うことができるとなってございました。当初、区内では4か所で盛り上げイベントを計画してございましたが、昨今の
状況を見て、沿道で密集を避ける観点から、こちらは中止という形にいたします。同じ理由で、(3)にもありますように、区による手旗等のグッズの配布も取りやめたところでございます。
5番目、聖火リレー当日の交通規制でございます。恐れ入ります、4ページを御覧ください。5月末になりますが、
オリンピック聖火リレーの交通規制が東京都より公表されてございます。平日の午前中の規制となりますので、こちらのほうの影響はかなり大きいと考えてございます。周知は重要でございますので、記載のとおり、チラシのポスティング等を行ってまいります。なお、
パラリンピックの聖火リレーの交通規制、こちらは7月上旬頃の公表予定と東京都からは聞いているところでございます。こちらも公表され次第、周知は徹底していきたいと考えているところでございます。説明は以上でございます。
42
◯委員長 本件に関する不明な点の質疑につきましては、この後の陳情審査の際、併せてお願いいたします。
以上で、本件を終了いたします。
────────────────────────────────────
◎議題3 3陳情第30号
東京五輪・
パラリンピックはただちに中止すべきと
の意見を国、東京都、IOC、JOCに提出するこ
となどを求める陳情
◎議題4 3陳情第32号
コロナ感染の爆発的拡大下における五輪祝賀イベ
ントの中止を求める陳情
43
◯委員長 次に、これから審査いたします、議題3「3陳情第30号」及び議題4「3陳情第32号」の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを
一括議題といたします。
本件は
新規付託でありますので、
事務局より朗読を願います。
(
事務局朗読)
44
◯委員長 理事者から、
一括説明を願います。
45 ◯
オリンピック・
パラリンピック推進課長 それでは、議題3、3陳情第30号及び議題4、3陳情第32号の新規陳情につきまして、一括して御説明させていただきます。
陳情の趣旨及び理由につきましては、
事務局より朗読のとおりでございます。
東京2020大会につきましては、海外からの観客入国を取りやめまして、選手、大会関係者についても今、厳しい基準を設けているところでございます。
観客数の上限につきましては、国内のスポーツイベントの規制に準じて定めるとされてございまして、
大会開催までにまん延防止等重点措置が解除されていれば、1万人を上限に実施するという方向も先日、示されたところでございます。区としては、安全な大会運営が何よりも重要であると考えてございますので、これまでも
感染症対策をはじめ、交通対策、暑熱対策、その他多くの事項について
組織委員会、東京都に要望、意見をするとともに連携して取組を進めてまいりました。今後もその姿勢で準備を進めてまいりますので、区として中止を求めることはいたしません。
聖火リレーにつきましても、実施主体は東京都でございます。運営計画や警備計画など全て東京都が策定をいたしまして、江東区としては役割分担、こちらは例えば先ほどのボランティアの確保、それから、沿道での独自盛り上げ、こういったものに限られてございますけれども、その役割分担に基づいて準備を進めてきているというところでございます。
区による聖火リレー実施における
感染症対策は、ただいま
報告事項で説明したとおりでございますけれども、沿道での盛り上げの中止などを決めているところでございます。聖火リレーにつきましても、そのような対策を取りながら準備を進めているというところでございますので、中止を求めるということはいたしません。説明は以上でございます。
46
◯委員長 本件について、
報告事項2と併せて、
一括質疑を願います。
47
◯堀川幸志委員 この陳情ですけれども、まず、
オリンピック・
パラリンピックを直ちに中止せよと、国に求めろということですけれども、今の
理事者の説明ではできませんという話ですけれども、実際できないと思います。こういう無理な陳情は、私はこれからこれを採択するということはできないと思います。
それから各行事、イベントもやめろというけれども、聖火リレーも詳しく説明がありましたけれども、聖火リレーも実施することでもう決まっているわけですよね。ですから、やめろと言われても、江東区独自で判断できるかどうか今、
理事者ができないですと言いましたけれども、どうしてできないかをもう少し詳しく説明するのと、それから、大体永代通りから四ツ目と、あと城東、明治通りとずっと行くわけですけれども、既に警察が歩いているみたいです。何で歩いているかというと余分な旗とか、そういうものを撤去してもらいたいということで歩いているそうですから、もう実施することは間違いないわけですから、それを今さらやめろということは、私はこれは承知できないと思います。
ですから、これは初めての陳情ですけれども、できたらこういうやつは速やかに不採択にすべきと思っていますけれども、それは後にして、取りあえず、もう一度江東区としてどの程度まで権限があるのか、もう1回説明してください。
48 ◯
オリンピック・
パラリンピック推進課長 聖火リレーにつきましては、まず、
組織委員会が全ての聖火リレーの権限と言いますか、全体のスキーム、どういった内容でどういう形でやっていくということ、また、ランナーの選定からルートの設定、全ての権限は基本的には
組織委員会が持っているものでございます。
ただ、全国広くございますので、それぞれの都道府県において、運営のことを行うということですので、基本的には
組織委員会と東京都、東京都の場合は東京都なんですが、都道府県がその実施主体であるという考えでございます。各区は、そう言いましても、東京都内、区市町村がかなりございますので、各区にそれぞれの役割分担がございまして、一緒になって準備を進めていくと、そういう形になってございます。
リレーにつきましては、その役割分担はかなり細かく規定がされているところでございますけれども、それにのっとって、例えば交通規制、今回、交通規制については、東京都と警視庁が交通協議とかいろいろ進めた上で決定をして、チラシ等も作りましたので、その周知ですとか、それをやるのは区の役割とか、そのように決まってございますので、区では今、ポスティングとかそういった準備を進めているというところでございます。
リレーのほうは、こちらは先ほども申し上げたとおり、そういった形で今、実施に向けて遺漏のないような形で準備を進めているところでございますが、当然今後の感染
状況によって、公道でのリレーはどうなるか、こういったところは東京都が今後、判断するところでございます。以上でございます。
49
◯堀川幸志委員 ありがとうございます。まず、
オリンピックですけれども、これは中止を求めると、今さらこれを言われても困るわけです。まず、こんなことはできないでしょう。ですから、これは非常に、この陳情については賛成できません。
そして、各イベントにしても着々と準備を進めているわけですから、これも中止できないと思います。ですから、私はこの陳情については不採択にすべきだと思っていますけれども、そういうことです。終わり。
50 ◯
高村きよみ委員 今、堀川
委員のほうから不採択でというお話があったんですが、
オリンピックの開催は区が主体となって実施を決められるものではないというのが1つ、そして、国際社会の理解も得て、
オリンピックの開催ということに向けて、もう進んでいるということでございますので、中止を区として求めていくというのは、なかなかできないことではないかと思うんですけれども、
コロナの感染が本当に爆発的に拡大した場合等は、開催についても、また考えが都のほうでも再考されるということはあるかもしれませんけれども、なので、1点だけ、大会が中止になるような可能性としては、感染の拡大ということがあるかもしれないんですが、どのように区としては考えているか、そこだけ確認をさせてください。
51 ◯
オリンピック・
パラリンピック推進課長 大会が中止になるというのは、報道等でもありますが、過去は戦争とかで中止になったというのはあるんですけれども、
現時点で中止になるというのは、正直、どういった議論が国やIOC、
組織委員会でなされているかというのは、正直区も全く分かりません。
基本的には、区として中止はないという考えで、今、こちらの
組織委員会との協議等も行っておりますし、ただ、区としては、当然ながら中止はないけれども、その中でも安全な、地元区として安全な大会は当然必要ですので、今までも強く求めてきていますし、協議をしていますので、申し訳ございません、中止というものはどういった形かというのは、こちらでは全く分からないところで、今は中止ではなくて安全な大会のために準備を進めていると、連携しているところでございます。以上でございます。
52 ◯
高村きよみ委員 都が主体となって実施をするものなので、開催するのか、中止にするのかというところも区ではいかんともしがたいことだと思いますので、陳情の願意に沿った議論というのは、なかなかこの
委員会でもできないかと思いますので、我が会派としても、この陳情の審議を続けていくのはなかなか難しいかと思います。以上です。
53 ◯三次
ゆりか委員 私から、まず確認をさせてください。
オリンピック・
パラリンピックの聖火リレーサポーターの約1,400人と約450人の方々の
コロナワクチン接種に関してとかの御案内みたいなものというのは、このために特別に基礎疾患のある方同様、早めに打ってくださいみたいな御案内とかというのをされているのかということを、まず確認させてください。
54 ◯
オリンピック・
パラリンピック推進課長 サポーター向けに
コロナワクチン接種の関係の案内というのは、特にはしてございません。以上です。
55 ◯三次
ゆりか委員 安心・安全に聖火リレーをしていただくに当たって、サポーターの方も接種できたらいいなと考えたのがあって、この辺をこれから考えていただきたいと、一応これは1個要望しておきます。
我が会派からは今、
コロナで経済は世界的に低迷をしていますし、明るい未来を描いていけるような
オリンピック・
パラリンピック成功に向けて、感染
状況等々、命が一番大事なので、しっかり
感染症対策をしていただきながら成功してほしいと考えています。
先ほどからもお話がありましたけれども、区で議論するというところも、なかなか限界があるのかと思っています。東京都のほうの動向を注視していただきつつ、安心・安全な形で、先ほどの陳情にもありましたけれども、中止ということではなく、行きたくない方とか聖火リレーもそうですし、
オリンピック・
パラリンピックに参加したくない方は御自宅にいていただいて、せっかくだから応援したいという方は参加して盛り上げていっていただきたいと思っておりますので、これは不採択でいいかと思います。以上です。
56 ◯甚野ゆずる
委員 まず、1つ確認をさせていただきたいんですけれども、聖火リレーの
現時点での御報告をいただきましたが、緊急事態宣言等発出されている場合については、公道での実施の中止ということも当然視野に入っているという話だったと思うんですけれども、当然そうなると、聖火リレーでのイベントといったものも中止、ないしは中止を求めていくということで、そういう理解をしておいてよろしいのか、つまり例えば出発式で小学生による吹奏楽演奏なんかが予定されたりしているわけで、通常ならもちろん非常にいいことなんですけれども、この
状況が今後どうなるか、今の現状もそうだし、これから先もどうなっていくか分からない中で、例えばそういうことも含めて、そういう理解をしておいてよろしいのか、その点をまず最初に確認させてください。
57 ◯
オリンピック・
パラリンピック推進課長 公道でのリレーが中止になるケースというのは、実はもう
委員の皆さんも御存じと思いますが、全国でリレーをやっている中で、もう既に出てございます。ただ、そのときもいろいろやり方がございまして、聖火リレーのその日の最終日にセレブレーションというのをやるのがございます。セレブレーションというのは、その日の聖火の到着を祝うという会がありまして、セレブレーション会場で点火イベントをするという方向が、一つの案として
組織委員会のほうは示しているんですけれども、それにのっとる必要は全くなくて、そうやっている自治体もありますし、そうではなくて、大阪などはどこかの場所に、たしか公園だったと思うんですけれども、ランナーを集めてリレー形式でやると。それ以外はランナーを走らせないで、トーチキスというんですけれども、火をつけるイベントだけをやると。そこは各都道府県の運営側の判断で、
組織委員会と相談して決めるんだと思います。
江東区がどうなるか、これがどうなるかというのは正直全く分かりません。公道で、もし仮に中止となったとした場合は、出発式がどうなるのかといったところも、正直ここは分かりません、指示に従うしかないところでございますので、こちらは、まずは、今はやる方向で万全の準備を整えていくというところでございますので、その後は指示に従ったやり方で、こちらもしっかりと対応していくと考えてございます。以上です。
58 ◯甚野ゆずる
委員 そうですね、指示に従うと言われると意見を出しづらいんですけれども、会派としての意見をお話しさせていただきますが、冒頭の御説明で言えば、安全な大会が行われることが大前提だと、こういう御説明だったと思います。それを、もちろん今までも強く求めてきたし、それを前提に協議もしてきたと。そういう意味で言えば、例えば今の聖火リレー、あるいはイベントについても決定権をもちろん持っているわけではない、どうなるか分からないという御説明ではありましたけれども、江東区として考えられ得る安全面、安全・安心な大会だと。それも考えられ得る、打ち得る全ての安全策を考えて、そして検討して、さらにそれを求めていく、あるいは実施してもらうように、きちんと協議を続けていく、していく。そういうことは今までもやってこられたでしょうし、これからもしっかりおやりになられると。そういうことを一応前提として、そういうことが行われることを前提としてということになります。
会派でも、この件については様々に議論させていただき、様々に意見が出てきたのは事実であります。しかし、その中で今申し上げたように、区として再三、御答弁されている、御説明されているように、安全な大会の実施と、安全・安心な環境の中での実施だと、それを区としてしっかり進めていくと、そういうことでありますので、あるいは、今以上に
状況が悪化する可能性もないとは言えないので、そうした場合は、また適切な対応というものを求めていかなければいけないし、それは区としてしっかり求めていかれるだろうと、そういう前提に立って、今、各会派の御意見が出された本陳情に関して願意に沿った審査が続けられないと、残念ながらというか、なかなか続けにくいという御発言については、会派として賛成をいたします。
59 ◯見山伸路
委員 私も結局、なかなか江東区単体で議論するのが難しい内容だと思いますし、もっと言えば、これを継続審査しても次の定例会のときには
オリンピック・
パラリンピックは終わっていますから、このままなかなか議論が深めづらい話だと思いますので、今回の
委員会の場でおいて、願意に沿えないということで私も不採択という方向でよろしいのではないかと思います。
60
◯榎本雄一議長 大会の開催の有無、それから聖火リレーについては、これから結論を出していただくんだと思うんですが、私から聖火リレーについて質問させていただきます。
7月21日、ウイークデー、水曜日の午前中、永代通り、四ツ目通り、清洲橋通り、明治通りがほぼ全面通行止めになると。これは恐らく江東区でかつてなかったことだと思うんです。例えば永代通りでは、富岡八幡のおみこしのときは全面通行止めになるけれども、例えば私の地元の大島で明治通り、香取神社のおみこしのときは片側は全部止めますが、片側は2車線で上下通行します。
僕は先ほど来、
オリンピック・
パラリンピック推進課長の説明で周知を徹底すると言ったけれども、これは本気でやってください。私もこれを発表してから、自分のホームページやフェイスブックで発信していますけれども、かなり反応があります。平日の午前中、幹線
道路が全面通行止めになるというのは、繰り返しますが、かつてないことですので、これは必ず混乱と言いますか、そうあってほしくないんですけれども、戸惑う人が、車を利用する人はあると思いますので、そこはまず、お願いです。
それを踏まえた上で、2点質問します。過度な密集が発生した場合、リレーを中断するとありますが、この判断は各自治体がやるんでしょうか。東京都、もしくは
組織委員会がやるんでしょうか、それが1点。
もう1点は、仮に幹線
道路を通行止めにした場合、いわゆる路線バス等も全面運行休止になるのか。それと、先ほど東京都と、それから警視庁が打合せしたということですけれども、7月21日の午前中というと大変暑いので
熱中症、消防署による緊急自動車、救急車だとか、あるいは消防車とか、こういった運行が必要な場合にはどういう形になっているのか、その2点お願いします。
61 ◯
オリンピック・
パラリンピック推進課長 まず、過度な密集の判断は、こちらは東京都になります。東京都が聖火リレーの実施になりますので、判断した場合は、そこの密集しているところを、区間をスキップと言っているんですけれども、飛ばしてしまうというのが、
組織委員会が決めたスキームになっています。ですので、そういった判断は区では行いませんで、そういう
状況を東京都のほうが運営主体のほうで判断するという形になってございます。
あと、路線バス、確かに江東区はもう都バスが縦横無尽に走っておりまして、明治通り、四ツ目通り、永代通り、こちらのほうなんかは特に都バスの中でもかなり、ドル箱路線と言われているような路線が走っているところでございます。区としても、ここら辺は大変懸念しているところでございまして、運行がどうなるのかというのは、都バスのほうに確認をしているところなんですが、都バスも、実を言いますと江東区だけではなくて聖火リレーは都内全部に当たりますので、全体の中で、江東区だけではなくて、ほかの市区町村にも、ほかの区にも当然路線がつながっていますので、影響はあるので、まだ結論というか結果のほうが、こちらのほうにはまだ出ていない状態です。ただ、東京都交通局のほうも、こちらのほうは検討しているというところです。
先ほどは東京都と警視庁とお話ししましたが、当然、東京消防庁のほうとも東京都はやり取りをしておりまして、それ以外にもトラック関係の協会、運輸関係の協会、それから小売店舗の関係とか都バス以外にもいろいろなバス、東京都全体でありますので、市バスも含めて、東京都のほうは、まずしっかりと周知をしていくという形で役割を担ってございまして、江東区のほうは、その後の、例えば深川署、城東署の警察署、それから、深川消防署、城東消防署、こちらのほうのそれぞれの下部組織といいますか、そちらのほうとは先日も打合せをしまして、対応等のすり合わせと言いますか、しているところでございます。
緊急車両は当然ながら、リレーをやっているので緊急車両は通れませんということはないかと思います。城東警察署の前はリレールートになっていますので、そうするとパトカーとかが全然出られない形になってしまいますので、そういったことはないかと聞いてはございますが、具体的なところは、また東京都全体のほうに確認をしながら進めていきたいと思ってございます。周知のほうは、議長おっしゃったとおりでございますので、今、こちらのほうも、様々なコンビニエンスストアが沿道にありますので、大元のほうにも周知をしたりとか、いろいろなパーキング、コインパーキング、これも車が出せなくなってしまいますので、この周知とかやっています。
各警察署も、先ほど堀川
委員からもありましたけれども、警察署と意見交換してみますと、警察もかなり危機感を持ってございます。警察も独自で、かなり動いているということもありますので、関係機関と連携しながら、ここはしっかりと進めていきたいと思ってございます。以上でございます。
62
◯榎本雄一議長 ありがとうございました。幹線
道路だけではなくて、幹線
道路に通じる一般道も入らないように一方通行にすると。ですから、影響を受けるのは幹線
道路だけではないんです。ぜひ重ねてお願いしますけれども、とにかく周知を徹底していただきたいのと、それから明治通りなんかはもう本当に、日本で一番都バスが、公営バスが走っている路線ではないかと思うんです。それを利用される方というのは、もう何十万人という単位であると思いますので、これは早く東京都とも協議して、例えば運行休止ということであれば、なるべく早く通告、告知することが大事だと思うので、その辺は徹底してお願いしたいということを要望して終わります。
63
◯委員長 それでは、本件につきましては、
委員から不採択との意見や、または陳情者の願意に沿った議論を続けられないのではないかという意見がございますので、これより採決をいたします。
お諮りいたします。本陳情2件は一括不採択といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
64
◯委員長 御異議がございませんので、本陳情2件は一括不採択とすることに決しました。
なお、その旨を議長宛て報告いたします。
────────────────────────────────────
◎議題5
委員の派遣について
65
◯委員長 次に、議題5「
委員の派遣について」を議題といたします。
まず、本件について、
事務局から説明を願います。
66 ◯
事務局次長 ただいま議題となりました
委員の派遣について、御説明いたします。資料はございません。
委員会で視察等を実施する場合には、会議規則により、
委員会はあらかじめ議長に日時、場所等の承認を得なければならないとなっております。
しかし、議長の承認を得るためだけに、その都度、
委員会を開会して、日時、場所等を決定した後に、改めて視察等を実施することは、スケジュール調整上、困難な面がございます。
したがって、今後、本
委員会で視察等を実施する場合は、あらかじめ、議長の承認を得ることについて、
委員長一任とすることと本日の
委員会で決定していただきたいと存じます。
説明は以上でございます。
67
◯委員長 事務局の説明は以上です。
お諮りいたします。
本件につきましては、
事務局説明のとおり、本職に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
68
◯委員長 御異議がございませんので、さよう決定いたします。
以上で本件を終了いたします。
────────────────────────────────────
◎
報告事項1 東京2020大会における変異株等に対応した追加的な新型コロ
ナウイルス
感染症対策について
69
◯委員長 続きまして、
報告事項に入ります。
報告事項1「東京2020大会における変異株等に対応した追加的な
新型コロナウイルス感染症対策について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
70 ◯
オリンピック・
パラリンピック推進課長 それでは、資料1を御覧ください。
国と東京都
組織委員会による東京2020大会における
新型コロナウイルス感染症対策調整会議が4月28日に開催されまして、昨年12月に取りまとめをされました中間報告に加えて、変異株に対応した対策というのをまとめました。また、先日、大会のプレイブックも公表されましたので、併せて内容の御報告をいたします。
まず、1、アスリート等の出入国に係る防疫上の措置でございますが、(3)入国14日間という欄にございますとおり、全てのアスリート、大会関係者は入国後3日間毎日検査をすることとなってございます。アスリートはその後も毎日検査が続くということでございます。大会関係者は、原則入国後14日間は宿泊施設で待機となってございますが、一定の条件の下、活動が認められることがあるとされてございます。
(4)の実効性の担保でございます。誓約書や計画書を事前に提出をし、この誓約書やルールに違反した場合は出場停止や大会からの除外、その他、厳しい処分が今回、形としてプレイブックの中で示されたところでございます。
2ページを御覧ください。アスリートに陽性者が判明したときの対応でございますが、基本的な考え方として、当然ながら競技には出場できないということでございます。ただ、濃厚接触者となった場合は、条件を満たせば出場が可能となることもあるとされてございまして、この点につきましては、現在も調整中ということで聞いてございます。
3番、大会関係者の取扱いです。大会関係者とは主催者、これはIOC、国際
オリンピック委員会やIPC、国際
パラリンピック委員会など、また、ほかメディア、大会スタッフなどを言います。彼らは用務先をあらかじめ指定をされまして、その用務先は防疫措置が実施されているということが必要となってございます。宿泊も
組織委員会管理のホテルに集約をしまして、一部自己手配宿泊につきましては、
組織委員会のガイドラインに適合していないものは利用できないとなってございます。移動は、
公共交通機関を使用してはいけないとなってございまして、専用車両を使うこととなってございます。
以上のような対策を取ることによって安全な大会を実現するとしているところでございます。
続きまして、本日、席上に配付させていただきました参考資料を御覧ください。こちらはおとといになりますが、夕方、IOC、IPC、国、東京都、
組織委員会による、いわゆる5者協議におきまして、大会の観客上限等の取決め、合意されたところでございます。
観客上限は政府のイベント開催制限を踏まえて、収容定員の50%以内で1万人を上限とするとなってございます。また、2つ目の点に書かれてございますが、まん延防止等重点措置の現在の期間でございます、7月11日の翌日以降、7月12日以降につきましては、そのときの
状況を踏まえた対応を基本とするとしているところでございます。また、一番最後に書かれてございますが、
パラリンピックにつきましては、7月16日までに方針を決定するとしているところでございます。報告は以上でございます。
71
◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
72
◯委員長 以上で本件を終了いたします。
────────────────────────────────────
◎
報告事項3 江東サポーターズの活動について
73
◯委員長 次に、
報告事項3「江東サポーターズの活動について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
74 ◯
オリンピック・
パラリンピック推進課長 恐れ入ります資料3を御覧ください。
区独自ボランティアである江東サポーターズの大会期間中の活動について御報告いたします。
1、登録人数でございます。6月1日時点で、個人で約1,740人、団体で約170団体となってございます。
2の大会時の活動でございますが、(1)の聖火リレーは先ほど御報告したとおりでございます。(2)の
競技会場周辺の清掃活動でございますが、こちらは記載の内容で豊洲・有明エリア、また潮見・辰巳エリアで実施する予定でございます。(3)練習見学補助でございます。具体的には公式練習会場のスポーツ会館、こちらで練習見学というのを現在、予定しているところでございますが、その誘導を考えてございます。当初はチームとのやり取りを想定して通訳という要件も含めているところでございますが、先ほどもお話ししたとおり、今後の
コロナ対策によって、こちらのほうがなかなかできない可能性、接触ができないということもございますので、こちらは変更が生じる可能性があるところでございます。
3番、サポーターズ活動時の対応でございますが、参加者の安全が何より大事、こちらは当然でございますので、
感染症防止のみならず、暑熱対策、こちらもしっかりと取って活動を実施するということで予定してございます。
恐れ入ります。2ページを御覧ください。こちらは昨年度から
新型コロナウイルス感染症の影響で、サポーターズ活動が実質何もできないという
状況にありました。そこでオンラインセミナーというものを実施いたしまして、参加者同士の交流やグループワーク等を行ってまいりました。これから大会本番となるため、実際オンラインセミナーの実施は、これからはなかなか難しいところがありますが、聖火リレーサポーターの事前説明などにもオンラインを活用してまいりたいと考えているところでございます。説明は以上になります。
75
◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
76
◯委員長 以上で本件を終了いたします。
────────────────────────────────────
◎
報告事項4 東京2020大会におけるハイパフォーマンスセンターについて
◎
報告事項7 東京2020
大会開催に伴う練習会場について
77
◯委員長 次に、
報告事項4「東京2020大会におけるハイパフォーマンスセンターについて」及び
報告事項7「東京2020
大会開催に伴う練習会場について」の2件につきましては、ともに関連する報告でございますので、これを
一括議題といたします。
理事者から、順次報告を願います。
78 ◯
オリンピック・
パラリンピック推進課長 資料4を御覧ください。
1、ハイパフォーマンスセンターについてでございます。
オリンピックでは、
組織委員会が各競技の公式練習会場を用意して、参加国に提供することとなっておりますが、それとは別に、各国が競技直前の準備を万全に整えられるように、独自に手配した練習会場や施設を用意することができるとなっています。今まで独自練習会場と言っておりましたが、こちらを
組織委員会ではハイパフォーマンスセンターと言ってございます。
区の公共施設でハイパフォーマンスセンターとして使用されるのは、2の表のとおりでございます。このうち、1点御報告でございます。豊洲西小学校でございますが、こちらを利用するブラジルバレーボールチームから、まさに今週入ってすぐなんですが、利用を取りやめたいという連絡があったところでございます。理由は
コロナ対策のために接触機会を減らしたりとか、ブラジルはほかにも練習会場を用意していますので、そちらに集約をしたいというところでございます。ただ、こちらはまだ連絡の段階で、正式な確認というのを取っていますが、資料のほうが間に合わずに申し訳ございません。こちらはある程度、内容が確定次第、
委員の皆様にはその内容はまた別途御報告させていただきたいと思ってございます。
3番の新型
コロナ対策でございますが、先ほど
報告事項1で御説明したとおり、選手は用務先が試合会場や練習会場に限定されてございまして、当然こちらもハイパフォーマンスセンターとして登録、
組織委員会のほうで認められる必要がございます。そのためには
組織委員会の定めた
コロナ対策を施す必要があります。具体的には、ここに記載のとおりでございますが、専用車両で移動することですとか、練習中はチームの貸切りとなることですとか、また、一般利用者との動線を必ず分離をして接触を避けるといったことが求められているところでございます。なお、参考として、公共施設を公式練習会場として使用する例も記載しているところでございます。
まず、
報告事項4の説明は以上になります。
79 ◯スポーツ振興課長 それでは、続きまして、資料7を御覧ください。
東京2020
大会開催に伴うスポーツ施設の使用制限について御説明いたします。資料7のとおり、東京2020大会の練習会場として、2にございます、3か所の本区スポーツ施設を使用するため、
大会開催期間中、その施設の一部使用制限がございます。
白丸の夢の島競技場、スポーツ会館につきましては、今説明のとおり、サッカー、バレーボールの公式練習会場で、令和元年の区民環境
委員会及び
オリンピック・
パラリンピック推進特別委員会で報告済みではございますが、大会が1年延期となったため、日程が変更となり、改めてここに御報告いたします。
次に、黒丸の越中島プールでございます。今、資料4に説明のとおり、ここは公式練習会場とは別に、ハイパフォーマンスセンターとして使用されます。越中島プールはフランス、オーストラリア両国がトライアスロンなどのハイパフォーマンスセンターとして使用いたしますが、練習の使用時間は午前8時から午前10時までの2時間、選手の出入りも通常の出入口は使用せず、建物に向かって左側のスロープから出入りを行い、着替えもプールサイドの仮設テントで行うなど、選手と一般区民は一切接触いたしません。
なお、越中島プールの区民利用は昨年度より
新型コロナウイルス感染症対策のため、2時間入替え制を実施してございます。昨年度は午前9時半から2時間枠を4コマ設定しておりましたが、今年度は午前10時まで練習会場として利用するため、30分遅らせて、資料にございますとおり、午前10時から2時間枠4コマを設定いたします。また、この旨、区報及びホームページ等で周知してまいります。以上でございます。
80
◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
81
◯委員長 以上で本件を終了いたします。
────────────────────────────────────
◎
報告事項5 公共交通PR広告の掲出について
82
◯委員長 次に、
報告事項5「公共交通PR広告の掲出について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
83 ◯
オリンピック・
パラリンピック推進課長 資料5を御覧ください。
国内外に本区の魅力を発信するため、江東区ブランディング戦略による事業を展開してまいりました。今まで都営地下鉄の吊り手広告ですとか、都バスのラッピングなどの実施をしてきたところでございます。今回、
公共交通機関に区のPR広告を掲出することとなりましたので、御報告するものでございます。
2の実施場所でございますけれども、有楽町線豊洲駅の改札外のコンコース2か所にポスターの掲示、また、改札外に、柱にサイネージが27面ございますが、こちらに動画を放映する予定でございます。同様に、りんかい線東京テレポート駅にもポスター等を掲示いたします。さらに、都営地下鉄浅草線、新宿線、大江戸線、こちらの車内のモニターにも動画を放映するという予定になってございます。
2ページにイメージ図を添付してございます。こちらに記載したほかにも区内の複数の場所をアニメ、漫画といった形で表示したものとなってございます。こちらにつきましては、後ほど御参照いただければと思います。説明は以上になります。
84
◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
85
◯委員長 以上で本件を終了いたします。
────────────────────────────────────
◎
報告事項6 臨時観光案内所について
86
◯委員長 次に、
報告事項6「臨時観光案内所について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
87 ◯文化観光課長 資料の6を御覧ください。
報告事項6、臨時観光案内所について御説明いたします。
本区では、東京2020大会期間中に、観光客へのもてなしと区のPRを目的に、臨時の観光案内所の設置を検討してまいったところでございます。しかしながら、新型
コロナウイルスの感染
状況等に鑑みまして中止とすることといたしましたので、その旨、御報告いたします。
1の設置の概要ですが、予定としては、
オリンピック開会式の行われる7月23日の前週の4月17日から
パラリンピック終了の9月5日までの予定で、豊洲シビックセンター1階のギャラリーの一部を借りまして、臨時の観光案内所を設置する予定でございました。
2の中止の主な理由についてですが、1つは臨時観光案内所を設置することについては、現在、不要不急の外出自粛だとか人流抑制が掲げられている中で、逆に誘客を促すことにつながってしまうということで、近隣住民の方への不安や混乱を助長する可能性があるということが1点目です。
2つ目としましては、契約手続の
問題ですけれども、プロポーザルで業者を選ぶという場合、おおむね2か月余り必要としまして、ぎりぎりのところで、5月の上旬が期限というところでございました。その時点では緊急事態宣言下にありまして、また、延長も議論され、事実上、実際に延長されたということであります。そういった情勢下にありまして、契約準備を進めることは区民の理解を得られないと判断したところでございます。
また、3つ目として、設置予定でありますシビックセンターには、ボランティアスタッフの休憩場が隣接して設置される予定であります。観光案内所ということになりますと、不特定の方々がお見えになるということですので、感染リスク防止の観点からも適切ではないと判断いたしました。
以上のことから、誠に残念ではありますけれども、安全・安心な大会運営のためにも臨時観光案内所の設置は中止することといたしました。説明は以上でございます。
88
◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
89
◯委員長 以上で本件を終了いたします。
────────────────────────────────────
◎協議事項1 令和4年度東京都に対する要望事項について
90
◯委員長 続きまして、協議事項に入ります。
協議事項1「令和4年度東京都に対する要望事項について」を議題といたします。
初めに、要望事項の取扱いについて、
事務局から説明を願います。
91 ◯
事務局次長 それでは、東京都に対する要望事項の取扱いについて、御説明申し上げます。
まず、東京都への要望の実施は、
委員会の権限ですので、今年度、都要望を行うかどうかは、本
委員会で御協議をお願いいたします。
都要望を行う場合、要望事項の内容の協議及び都の関係局への提出についても
委員会でしていただくことになります。
なお、23区共通の事項につきましては、特別区議会議長会を通じて行っていることから、
委員会での要望は本区特有の事項に絞って要望することとなってございます。
要望事項の提出時期ですが、都の来年度の予算編成に間に合うよう、提出することとなっております。
昨年度、本
委員会では、8月3日に
オリンピック・
パラリンピック準備局へ要望書を提出しているところでございます。
説明は以上でございます。
92
◯委員長 次に、昨年度提出した要望事項のその後の経過について、
理事者の協力を得てまとめましたので、
理事者から説明を願います。
93 ◯
オリンピック・
パラリンピック推進課長 それでは、資料8を御覧ください。
昨年度、東京都に対して行った要望事項のその後の経過等を御説明いたします。まず、表紙でございます。大きく2点、
大会開催について、レガシーを未来に引き継ぐまちづくりについてという2点を要望してございます。
1ページを御覧ください。左側に昨年度の要望事項、真ん中に要望後の経過、右側に今後の見通しを記載しているところでございます。
1、
大会開催についてでございますが、来月の開催に向けて交通対策、それから
ラストマイル対策、災害対策、こういった安全な大会を実施するための検討が現在進められているという
状況でございます。特に(4)でございますが、
感染症対策につきましても、要望後の経過にあるとおり、また、先ほど御説明したとおり、
組織委員会や東京都、国で検討を進めているところでございます。
2ページを御覧ください。レガシーを未来に引き継ぐまちづくりについてでございます。(1)のまちづくりに関しましては、東京都は今年3月に策定した「『未来の東京』戦略」の主要プロジェクトの1つとして、東京ベイeSGプロジェクトを策定しまして、ベイエリアを舞台とした50年、100年先まで見据えたまちづくりの構想を示しているというところでございます。
3ページを御覧ください。(4)スポーツ振興におきましても、こちらは海の森水上競技場や夢の島公園アーチェリー場など、競技人口の少ない種目の普及に資する環境整備が現在も進んでいるところでございます。
説明は以上でございます。
94
◯委員長 それでは、昨年度提出した要望事項の経過及び現在の
状況を踏まえまして、本年はどのような取扱いにするか、御協議を願います。どういたしましょうか。
95 ◯金子ひさし
委員 我が会派としましては、都要望を今回すべきだと思います。御承知のとおり、江東区はたくさん競技場を抱えております。今後のレガシーの部分を踏まえて、都に対して今年も要望すべきと考えております。以上です。
96
◯委員長 ほかに御意見ございますか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
97
◯委員長 そうしましたら、
委員長としても、引き続き要望書を提出することとしたいと存じますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
98
◯委員長 なお、要望書の案文につきましては、ただいまいろいろな意見がございましたけれども、要望に行こうということですので、意見を取りまとめして作成させていただきたいと存じますが、詳細につきましては正副
委員長に御一任いただき、次回の
委員会に案文を提出するということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
99
◯委員長 御異議がございませんので、さよう決定いたします。
委員会の日程につきましては、調整の上、改めて御連絡いたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
以上で、協議事項を終了いたします。
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◎閉会の宣告
100
◯委員長 本日予定されておりました案件は、全て終了いたしました。
これをもちまして、本日の
委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。
午前11時23分 閉会
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