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  1. 江東区議会 2021-06-16
    2021-06-16 令和3年厚生委員会 本文


    取得元: 江東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1               午前9時59分 開会     ◎開会の宣告 ◯委員長  おはようございます。ただいまから厚生委員会を開会いたします。  本日は改選後初の委員会でありますので、一言御挨拶を申し上げます。  御承知のとおり、去る第1回区議会臨時会におきまして、正副委員長互選の結果、委員長には私が、副委員長には正保幹雄委員が選出され、就任することになりました。委員会審査に当たりましては、誠意を持って適正な運営を図ってまいりたいと存じますので、委員各位はもとより、理事者におかれましても、特段の御協力をいただきますようにお願いを申し上げます。  簡単ではございますが、御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────     ◎副議長挨拶 2 ◯委員長  続きまして、厚生委員会の委員でもございます副議長から御挨拶願います。 3 ◯磯野繁夫副議長  おはようございます。副議長の磯野繁夫でございます。私も厚生委員会の委員でございますが、本委員会は子育て支援、障害者福祉など、区民の福祉や健康に関する問題を取り扱う重要な委員会でございます。各委員におかれましては、鈴木委員長、正保副委員長の下、活発な御議論をいただき、本区発展のため御尽力をいただきたいと存じます。  私も副議長といたしまして、榎本議長を補佐し、円満な議会運営に誠心誠意努力してまいる所存でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  ────────────────────────────────────     ◎委員席の了承 4 ◯委員長  初めに、本委員会の委員席につきましては、現在御着席のとおりで御了承願います。  ────────────────────────────────────     ◎出席理事者の紹介・所管事項の説明 5 ◯委員長  次に、本委員会の出席理事者及び所管事項につきましては、それぞれ一覧表をタブレットに掲載しておりますので、御参照願います。  ────────────────────────────────────     ◎委員会進行について 6 ◯委員長  これより委員会審査に入りたいと存じますが、本日の委員会進行について申し上げます。
     新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、理事者からの説明及び答弁につきましては、簡潔に行うことにより、会議時間の短縮化に努めていただきますようお願い申し上げます。  また、委員各位におかれましても、特段の御配慮をいただきますようお願いします。  なお、案件説明及び答弁を終えた理事者におかれましては、順次退室いただきますようお願いいたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題1 議案第38号 江東区こどもプラザ条例 7 ◯委員長  それでは、議題1「議案第38号 江東区こどもプラザ条例」を議題といたします。  理事者から、御説明を願います。 8 ◯児童相談養育支援担当課長  それでは、資料1を御覧ください。  まず、1の条例制定の理由でございます。こどもの健やかな成長を地域とともに継続的に見守り、支援するために、子ども家庭支援センターとこどもとしょかんの複合施設である江東区こどもプラザを設置するに当たりまして、必要な事項を定めるため、本条例を制定するものでございます。  2の条例案の概要については、記載のとおりでございますが、2ページ、条例案文をお開きください。  こちらの条例ですが、こどもプラザに入ります子ども家庭支援センターとこどもとしょかんにつきましては、既存の各施設条例において定めることとなりますので、この条例については、第4条のとおり、それ以外の部分について規定するものでございます。  第5条ではこどもプラザの開館時間、第6条では休館日を定めております。  3ページの第8条でございますが、こちら別表に規定する施設につきましては、貸切り利用ができることとしておりまして、その場合につきましては、5ページの別表に定めている額の範囲で指定管理者が定める額をお支払いいただくこととしております。  なお、この別表には貸切りの利用時間を定めておりますが、あくまで児童等の自由利用が優先となりますので、児童の自由利用を妨げない範囲での設定としております。具体的には、平日ですと、貸切り利用は午前中と夜間ですとか、土日・休日については夜間のみの貸切り利用と設定しているところでございます。  また、附則では、規則で定める日から施行することとしております。  6ページ以降には施設案内図と平面図もおつけしておりまして、また参考資料としまして本条例の施行規則の案をおつけしておりますので、後ほど御参照いただければと思います。  説明は以上となります。よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。 9 ◯委員長  本案について、質疑を願います。 10 ◯正保幹雄委員  2点伺いたいと思います。  1つは、この条例の中にもあります第1多目的スペース、それからもう一つ、第2多目的スペースというのが2つありますけれども、この違い、広さ面積の違いもありますけれども、利用対象、利用形態についてどのようになっているのか、それが1つです。  それからもう一つは、この間、住吉の児童会館、江東区で唯一の児童会館を廃止する形で、これから複合施設とこどもプラザを設置するわけですけれども、児童会館のこどもの健やかな成長を地域とともに継続的に見守るという点も含めて、児童会館は非常に大きな役割を果たしてきたんだなと認識をしています。つまり乳幼児機能だけではなくて、小学生、中学生、そして高校生、18歳までの幅広いこどもたちの支援をするという機能を兼ね備えてきました。  今後、こどもプラザ条例を設置するに当たって、どのような形で条例に反映をされているのか、また今後の運営を含めて、その点、御説明をいただきたいというふうに思います。 11 ◯児童相談養育支援担当課長  まず、御質問の1点目、第1多目的スペースと第2多目的スペースの違いでございますが、こちら面積としましては、多目的スペースの1につきましては約200平米ほどで、バレーボールのコートぐらいの大きさになります。そこにつきましてはバスケットボールのゴールがあったりですとか、あと音楽会や映画鑑賞会もできるような音響設備も整えておりますので、そういった利用も可能なスペースになります。  一方、多目的スペース2につきましては、若干小ぶりなスペースになりまして、面積的には約70平米でございます。こちら壁の一面は鏡になっておりまして、ダンス等の練習もできるような形で、卓球等もできるようなスペースになっております。  基本的に、多目的スペース1は貸切り利用ができますが、貸切り利用があった場合の児童の居場所として、多目的スペース2については貸切り利用の設定はしていないところでございます。そういった違いがございます。  また、御質問の2点目、住吉の児童会館の役割をどのように継承するのかという御質問かと思いますが、こどもプラザ子ども家庭支援センターこども図書館の複合施設ということでございますが、今回、子ども家庭支援センターにはないような、4階に今御説明した多目的スペースですとか、音楽室ですとか、そういったものを設ける予定になっておりまして、乳幼児機能だけではなく、18歳までのお子さんがこちらで居場所として過ごせるようなスペースを設けておりますので、そういったところは、今後の指定管理者の選定の中でどういったよりよい居場所ができるのかというのは、事業者とも協議をして進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 12 ◯正保幹雄委員  それぞれの乳幼児の機能だけではなくて、ほかの機能のさらなる充実をぜひ図っていただきたいということで、これは要望しておきます。  以上です。 13 ◯委員長  ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 14 ◯委員長  お諮りいたします。本案は、区長提案のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯委員長  御異議ございませんので、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  なお、その旨を議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題2 議案第39号 江東区子ども家庭支援センター条例の一部を改正す                る条例 16 ◯委員長  次に、議題2「議案第39号 江東区子ども家庭支援センター条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 17 ◯児童相談養育支援担当課長  それでは、資料2を御覧ください。  まず、1の改正の理由でございますが、先ほど御説明しましたこどもプラザに入ります住吉子ども家庭支援センターと第二亀戸小学校の増築棟に亀戸子ども家庭支援センターを新たに設置するための改正でございます。  2の改正の概要でございますが、この2施設について、第2条で名称及び位置を加えまして、第5条で休館日の規定を整備するものでございます。  次に、3の施行期日でございますが、令和4年4月1日からとしておりますが、住吉子ども家庭支援センターにつきましては5月の開設予定ということで、こちら規則で定める日から施行することとしております。  また、2ページ以降に新旧対照表、4ページ以降には案内図、平面図をおつけしておりますので、後ほど御参照いただければと思います。  説明は以上となります。よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。 18 ◯委員長  本案について、質疑を願います。 19 ◯徳永雅博委員  子ども家庭支援センターがやっと8つの体制ができて、本当によかったなと思います。非常に重要な機能でございますので、ぜひ活躍していただきたいと思うんですけども、ちょっと1点だけお聞きしたいんですけども、住吉子ども家庭支援センター亀戸子ども家庭支援センター、面積が違いますよね。240平米と576平米。これは構造上で多分取れなかったんだろうと思うんですけども、こういう面積の違いによって本来の子ども家庭支援センターの機能、これは全然支障ないということで理解してよろしいのか。むしろ、本当は同じような環境をつくってあげたいと思うんですけども、その辺をどういうふうに認識していらっしゃるかというのが1つ。  もう一つは、こどもプラザの中にできます、1つは。もう一つは小学校と一緒にできますよね。周りの環境も違うんですけども、他の機能というか、小学校とか、あるいはこどもプラザの中にあるわけだから、連携という意味で今までと違った子ども家庭支援センターの機能の生かし方というのがあるのかどうか。全然今までと変わらないということなのかというのを確認したいんですが。 20 ◯児童相談養育支援担当課長  まず、1点目の御質問、面積の違いによって機能等が変わってくるのかというところでございますが、こどもプラザのほうに入ります住吉子ども家庭支援センターですが、子ども家庭支援センター単体としての面積としては、今、徳永委員おっしゃったとおりでございますが、こどもプラザ全体につきましては延べ床2,810平米というところで、全体的には十分なスペースが確保できているところでございます。  例えば子ども家庭支援センター部分につきましては2階部分のみになりますが、事務室等は3階にございまして、図書館の職員と同じようなところで執務するということもございます。また、3階には相談室もありまして、そういったところをもろもろ含めて、特に面積上の違いによる機能の差はないものと考えております。  2点目の御質問、小学校との連携でございますが、基本的には乳幼児の御利用というところで、利用者については重なり合うものではないのかというふうに考えております。また、あくまで増築棟に入るというところで、乳幼児の動線と小学生の動線というのは分けているものでございますので、直接的な関わりというのはないものでございます。  ただ、一方で、増築棟の中の1階に位置しますので、今後、指定管理者選定後、具体的な事業等の協議におきましては、どういった連携ができるのかというところについては、小学校とも協議をしながら進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 21 ◯徳永雅博委員  最近、文科省の学校施設複合化の流れの中で、連携というのがよく話題になっていまして、せっかく初めてこういう形でできたわけですから、何かもう少し発展的な連携ができればいいなというので、ある意味では期待をしているところでございますので、よろしくお願いします。  面積については分かりました。3階に事務室があるとか、本当は似たようなものをつくりたいんだと思うんだけども、できるだけ機能が同じレベルで使えるように頑張っていただきたいと思います。  以上です。 22 ◯委員長  ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 23 ◯委員長  お諮りいたします。本案は、区長提案のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 24 ◯委員長  御異議ございませんので、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  なお、その旨議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題3 1陳情第1号 江東区障害者福祉センターでの機能訓練事業におけ                る理学療法士との委託契約に関する陳情(継)     ◎議題4 1陳情第2号 江東区内の勤労肢体不自由者が必要とする機能訓練                支援に関する陳情(継) 25 ◯委員長  続きまして、陳情の審査に入ります。  これから審査いたします議題3「1陳情第1号」及び議題4「1陳情第2号」の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 26 ◯福祉部副参事(社会福祉協議会総務課長)  ただいま一括議題となりました2つの陳情につきまして、順次御説明いたします。資料3の1ページをお開き願います。  まず、1陳情第1号でございます。陳情の受理年月日等については、記載のとおりでございます。  陳情の趣旨は、障害者福祉センター機能訓練事業において委託契約している理学療法士の年齢上限を65歳までとするか、社会福祉協議会職員として雇用し、定年制を適用すべきとの主張です。  右欄の審査の概要は、年齢によって一律の制限を行うのではなく、委託内容を遂行できる能力のある人物と委託契約を行いながら、事業を実施しているところであります。また、職員として採用し、定年制を適用することは制度上、運営上困難であると考えております。  続きまして、2ページをお開き願います。1陳情第2号についてです。  陳情の受理年月日等については、記載のとおりでございます。  陳情の趣旨は、区内在住の勤労肢体不自由者が希望する場合、障害者福祉センターにおいて、身体障害者福祉法に基づく最低限度の機能維持を目的とした機能訓練支援を提供してほしいとのことであります。  右欄の審査の概要は、障害者福祉センターでは、区から指定管理業務として、障害者総合支援法に基づき、厚労省通知で規定する地域活動支援センターII型事業を受託しております。このII型事業とは、地域において雇用・就業が困難な在宅障害者に対し機能訓練等を実施すると定義され、現に当該サービスを実施しているものであります。  説明は以上です。 27 ◯委員長  本件について、一括質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 28 ◯委員長  本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 29 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題5 1陳情第7号 主要農作物種子法を廃止する法律の附帯決議遵守に                向けて江東区議会として声明文を採択することを                求める陳情(継) 30 ◯委員長  次に、「1陳情第7号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 31 ◯健康推進課長  資料3の3ページでございます。種子法を廃止する法案の附帯決議遵守に向けて、江東区議会として声明文を採択することを求めるというものでございます。  こちらの種子法につきましては、昭和27年に制定されてございまして、その後、近年、都道府県によります品質試験を義務づける制度の必要性が低下してきているということから、平成30年4月に廃止されたところでございます。  廃止の法案の審議の際に附帯決議が4点なされておりまして、こちらのほうを国は重く受け止めて、しっかりと対応していきたいということで説明をしているところでございます。  説明は以上でございます。 32 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 33 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 34 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。
     ────────────────────────────────────     ◎議題6 1陳情第11号 こどもの文化・芸術活動を保障するために児童劇                 場を有する児童施設の新設を求める陳情(継)           (同趣旨の陳情外2件 1陳情第23号、同第37号)     ◎議題7 1陳情第19号 こどもたちが活発に遊べる空間を持つ全天候型施                 設の江東区児童会館と、有明児童館の新設を求め                 る陳情(継)           (同趣旨の陳情外1件 1陳情第25号)     ◎議題10 1陳情第42号 こどもたちが活発に遊べる空間を持つ全天候型施                 設の江東区児童会館と、有明児童館の新設を求め                 る陳情(継)           (同趣旨の陳情外1件 1陳情第61号)     ◎議題11 1陳情第43号 こどもの文化・芸術活動を保障するために児童劇                 場を有する児童施設の新設を求める陳情(継)           (同趣旨の陳情外1件 1陳情第62号)     ◎議題16 1陳情第59号 こどもの文化・芸術活動を保障するために児童劇                 場を有する児童施設の新設を求める陳情(継)     ◎議題37 3陳情第25号 児童館の「運営方針の改定」計画を再考し、児童館                 の縮小・廃止をしないよう求める陳情 35 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題6「1陳情第11号外2件」、議題7「1陳情第19号外1件」、議題10「1陳情第42号外1件」、議題11「1陳情第43号外1件」、議題16「1陳情第59号」及び議題37「3陳情第25号」の6件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  3陳情第25号は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 36 ◯委員長  理事者から、一括説明を願います。 37 ◯こども家庭支援課長  それでは、資料3の4ページをまず御覧ください。  1陳情第11号外2件につきましては、陳情の趣旨は児童劇場を有する児童施設の新設を求めるものでございます。  審査概要ですが、現在、新たな児童会館、児童館の整備予定はございませんが、平成30年度をもって廃止された児童会館の敷地を活用し、先ほど御議論いただきました子ども家庭支援センター機能とこどもとしょかん及び児童館機能を有する児童向けの複合施設、(仮称)江東区こどもプラザを現在整備中でありまして、令和4年5月の開設を予定しているところでございます。  なお、資料3の13ページの1陳情第43号及び21ページの1陳情第59号につきましても、同趣旨の陳情でございます。  次に、恐れ入ります、資料3、5ページを御覧ください。1陳情第19号外1件でございます。  陳情の趣旨は8点ございます。趣旨の1及び7では、区内に新たな児童会館や児童館の整備を求めること。また、趣旨の2から6及び8につきましては、整備する場合の施設内容や運営に関する要望となってございます。  審査概要ですが、児童館の新規整備につきましては、先ほど申し上げましたように、現在、計画はございませんが、児童会館の敷地を活用した施設の整備に着手してございます。また、有明地域につきましては、令和2年4月に有明子ども家庭支援センターを開設したところでございます。  また、趣旨2から6及び8につきましては、2の乳幼児から青少年までの年齢層が目的別に幅広い利用が可能であることなど、こちらのほうは児童館を新設した際に求められる御要望かと存じますが、本年2月に改定しました児童館に関する運営方針では、乳幼児の親子向け事業の充実や中高生の居場所づくり、子ども家庭支援センターとの連携や補完などについて、取りまとめをしているところでございます。  なお、資料3、11ページの1陳情第42号につきましても、同趣旨の陳情でございます。  また、新規陳情であります3陳情第25号についてでございます。こちらは運営方針の改定への再考を求めるものですが、趣旨1は、運営方針に定めた子ども家庭支援センターと隣接する児童館について廃止をしないように求めるもの。趣旨2は、児童館縮小計画の再考を求めるもの。また、趣旨3も、趣旨1及び趣旨2とほぼ同様な趣旨でございました。  児童館に関する運営方針につきましては、全庁的に行財政改革計画に基づく取組として、行財政改革検討部会や長計推進委員会等にも諮りながら改定したものでございまして、児童館の主たる利用者が現在、乳幼児に移行していること、限られた行政資源を効率的かつ効果的に活用することを踏まえて見直しを行ったものでございます。  そのため、子ども家庭支援センターの新設があった場合には、方針にのっとって施設の適正配置について検討してまいります。  本陳情に関する説明は以上でございます。 38 ◯委員長  本件について、一括質疑を願います。 39 ◯千葉早希恵委員  ありがとうございます。  まず、新規付託の3陳情第25号のほうで、児童館の運営方針の見直しについて、前回3月の資料を拝見しました。そこで検討されたこととして、今後の児童館においては乳幼児親子を対象とした子育て支援に重点をシフトするというところ、あと当面は児童館も小学生の居場所の一つとして位置づけるということが書かれているんですが、この当面ということは、どんどん縮小されてしまって、その次のページの適正配置の考え方というところで、乳幼児機能が重複するところは児童館を廃止するというふうに書かれているところにすごく不安を覚えます。  小学生の居場所としてきっずクラブがあるというふうにも書かれているんですが、きっずクラブはあくまでも保護者がこどもに、ちょっと今日は行ってというふうに親がこどもにお願いするという形で、こどもが選んで行く場所ではないと感じています。  一方で、児童館は、魅力のある場所であれば小学生も利用すると思うんですが、今、乳幼児親子を対象としたプログラムがすごく充実しているので、利用者は乳幼児親子が増えるというのは当然のことかなと思うんです。一方、小学生のプログラムを見ると、すごく手薄というか、学校からお便りをいただくんですけど、小学生も自分たちが行くところではないんだなというふうな印象を与えるぐらい、小学生に魅力のある施設になっていないという現状があると感じています。  今後、小学生の居場所として位置づけるというふうにも書かれているので、どのような施策というか、魅力ある児童館にするためにどういう工夫をされるのか、1点伺います。 40 ◯こども家庭支援課長  まず、児童館の運営方針に関してのところかと思います。  まず、児童館の運営方針で定めました適正配置についての考え方については、児童館、乳幼児の利用者というのがどんどん増えていく中で、きっずクラブの全校展開をしてから小学生の利用が減っているという現状を分析した中から、乳幼児に関して重点的に視点を置いていくところはあると。そこの中で、近隣に子ども家庭支援センターの整備等を行った際には、重複する機能があるということで、廃止等を検討するというのが1つと、もう一つは、地域ごとに人口動態等を見ていったときに、人口が減少する地域などにおいては、今後、存続についても検討するという方針としてございます。  ですので、当面というところに関しましても、利用状況、施設機能の重複等を考えながら検討していくものとしてございます。  それから、小学生のプログラムと居場所ということなんですが、きっずクラブのAにつきましても、放課後の小学生の居場所という機能においては、児童館と基本的には同等のものというふうに認識してございます。  その上で、小学生のプログラムが少ないから児童が減ってきているという御質問だったかと思うんですが、全体的にはきっずクラブの全校展開をして、近隣にきっずクラブの展開があったところでは小学生の利用というのは減っていってございます。ですので、機能として重複をしている、同じような機能をそれぞれが有しているから減っているというところが、小学生の利用が減ってきている主な原因だと分析してございます。  その上で、小学生に関しますと、高学年のほうがきっずクラブよりも児童館のほうを利用する層が一定数いるという分析を加えたところで、そのため、例えばスポーツ活動ができる場所の提供だったりとか、それから中高生がそこにいてバスケットなどをやったり、あるいは友達と話をしたり、宿題をやったり、そういう機能を考えながら、今、居場所づくりに取り組んでございます。  ですので、児童館の小学生プログラムに関しましては、運営方針の中にもございますが、高学年などのニーズ等に配慮しながら、現在、検討を進めているところでございます。  以上でございます。 41 ◯徳永雅博委員  私も今のお話を聞いて、児童館に関する運営方針の見直しの中身ですけども、ぜひ慎重に議論してもらいたいと思うんです。  今、地域福祉計画をつくっていますよね。こどもの居場所づくりというのは、今、大変重要なポイントになっています。行く場所がないわけですね。そういうときに、やっぱり機能が違うわけですから、それぞれ。放課後きっずクラブと児童館の役目と。確かに乳幼児の利用が増えているというのはあるかもしれません。放課後、学校の中のほうが安全ですから、確かにそっちのほうに行く。  しかし、今おっしゃったように高学年は、どちらかというと児童館のほうを利用するという現実もある。そういうこともあるわけです。もっとここのところをしっかりと分析をしていただいて、単純に行革の中の一環で縮小していくという話にならないように、ここは大いに慎重に議論していただきたいということを一つ申し上げたいんですが、いかがでしょうか。 42 ◯こども家庭支援課長  利用状況とか施設の状況、まず今、徳永委員の質問にもございましたとおり、その機能というのが重複、もしくは他の施設等との関係性の中においてきちんと果たされるべきかどうかというところは、十分考えながら検討を進めていくつもりでございます。  以上でございます。 43 ◯徳永雅博委員  重複しているから、整理するだけじゃないんですよ。居場所はたくさんあっていいわけですから、その点だけちょっと留意していただきたいということを要望しておきます。 44 ◯佐藤信夫委員  条例にもあったんですけども、最終的に住吉児童会館、どのような使われ方をされていましたか。その使われ方が江東区の長期計画に私はつながっているんじゃないかと確信するんですが、いかがですか。 45 ◯こども家庭支援課長  住吉の児童会館につきましては、もともとの施設の特徴としては、例えばプラネタリウムがあったりとか、児童劇場があったりというところだったんですが、プラネタリウム、また児童劇場に関しましては、それぞれ長期計画等の事務事業評価等を行った際に、かなり以前にその機能等について、縮小もしくは廃止している形を取ってございましたので、住吉の児童会館自体の使い方としては、ほぼ児童館と同様の形で運用していたものというふうに認識してございます。  以上でございます。 46 ◯佐藤信夫委員  実は4年前に、児童会館を今後どのようにするんだという提案をさせていただきました。実は江東区では十数年前から、老朽化した施設、特にプラネタリウムですとか、劇場については非常に設置が悪いですとか、またプラネタリウムというのは基本的にレンズですから、どんどん新しいものが出てくるんです。  そういったものが使われてないということで、今、このようなすばらしい施設が建築されているわけでございまして、そういった中身を判断しますと、これ様々な要望を見ますと、各地域に児童会館、児童館をつくっていただきたいという要望なんですが、これは今まで議論されたように土地の確保が云々とか、いろいろあるかと思いますが、先ほど来からあるように、小学生の低学年と高学年の学校が終わってからの活用の状況をもっともっと精密に調査して、今後とも進めていかなくちゃいけないと私は認識しておりますので、全てのものに対して継続扱いでよろしくお願いいたします。 47 ◯正保幹雄委員  私は徳永委員と全く同じ意見です。  それで、国は児童館のガイドラインの改正を最近しています。ここでは、子育て支援に資する児童福祉施設としての児童館のさらなる機能充実を目指して改正されたものです。実際、児童館の運営については、乳幼児の支援機能、小学生の支援、中高生の支援、それから地域を含めたこどもたちの健全な成長の支援、この機能があると。これはきちっと述べて、区もそういう立場です。  しかし、適正配置となりますと、子ども家庭支援センターは乳幼児の機能が中心の子ども家庭支援センターと。そこに重複すると言っても別の機能の担保ができない、子育て支援に逆行する、狭めるものだと言わざるを得ないと思います。その点ではこの運営方針、適正配置については、慎重に検討をしていただきたいということで要望をいたします。  以上です。 48 ◯委員長  本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 49 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題8 1陳情第21号の1 保育園・幼稚園児童等の散歩や園外活動の安全                  を求める陳情(継)     ◎議題9 1陳情第26号   保育園児の散歩や園外活動の安全を求める陳情                  (継)     ◎議題12 1陳情第44号   保育園児の散歩や園外活動の安全を求める陳情                  (継) 50 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題8「1陳情第21号の1」、議題9「1陳情第26号」及び議題12「1陳情第44号」の3件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 51 ◯保育計画課長  それでは、資料3の7ページを御覧願います。  まず、陳情の趣旨でございますが、保育園児の散歩や園外活動の安全に関しまして区への働きかけを要望するもので、歩道と車道の分離やガードレール、信号機、標識の設置など、警察など関係機関と連携し、有効な対策を講じること。安全確保に必要な保育園職員の増配置を進めるとともに、保育所整備に当たり、園庭を設置することを求めるものでございます。  続きまして、審査の概要につきましては、令和元年6月に、政府が「未就学児等及び高齢運転者の交通安全緊急対策」を決定し、これに基づき、道路管理者、警察署、保育所などとの連携・協力により、緊急安全点検を実施するとともに、順次改善に取り組んでいる旨、御報告したところでございます。  なお、前回以降からの経過ですが、既に安全対策を実施したものが65件、今後順次対応を実施していくものが9件となっております。  次に、保育園職員の確保につきましては、区内認可保育所において基準上必要な保育士数を確保しており、かつ安全で適正な引率保育士数を配置した上で活動を実施しているところでございます。  また、園庭につきましては、現状の認可基準上において用地内に園庭を確保できない場合は、近隣の公園など代替遊戯場に設定することで基準を満たすことから、区といたしましては、まずは待機児童の解消に向け、保育施設の確保を優先することで整備を進めていく旨、説明を行ってございます。  続きまして、9ページを御覧願います。1陳情第26号でございますが、陳情の趣旨及び審査概要につきましては、ただいま御説明しました1陳情第21号の1と同様でございます。  続きまして、14ページを御覧願います。1陳情第44号につきましても、1陳情第21号の1と同様でございます。  説明は以上でございます。 52 ◯委員長  本件について、一括質疑を願います。 53 ◯佐藤信夫委員  改善された65の施設については、恐らく既存の保育園等が多いんじゃないかと私は認識しております。また、これから求めているのが9件あるかと思いますが、需要に応じて江東区は精力的に保育施設をつくってきたということで、なかなか難しい地域もあるのではなかろうかなと。ただ、大事なお子さん、または父兄においてはとても重要な案件でございますから、地元の公園等も十分見ているかと思いますが、吟味して、いち早くつくり出していただきたい。私はそのように思っています。  また、同趣旨で園内に様々な云々と書いてありますが、今の新しい施設を見ますと、スペースを確保するだけで精いっぱい、また児童数によって平米数もぎりぎりのところでつくっていただいているような状況、これからあと五、六年、恐らく10年ぐらいは続くのではなかろうかと思いますが、ぜひ安全・安心についてはこれからもソフト・ハード両面で取り組んでいただいて、特に9施設については丁寧に進めていただきたい。それを強く要望しておきます。  ということで、これも継続してください。  以上です。 54 ◯正保幹雄委員  今、佐藤委員のほうで65件ということでありました。それで、これだけ安全対策が進められていますので、この65件や今後9件ということで、少なくともこれまでどういう分野の、どういうものは安全対策が済んだのかということについては、この委員会にも今の時点で、今後そういう資料、情報の提供もよろしくお願いしたいと思います。これは要望です。 55 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 56 ◯委員長  本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 57 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題13 1陳情第51号の1 介護保険・障害者支援用のレンタル車椅子の改                  善を求める陳情(継)
    58 ◯委員長  次に、議題13「1陳情第51号の1」を議題といたします。  本件につきましては、前回委員会において、これ以上審査を継続することが難しいとの意見が出ており、一度、陳情者に陳情の取扱いに係る意向確認を行い、次回委員会では審査未了とすることを検討するというまとめになっておりました。  そこで、事務局から連絡いたさせましたところ、取下申請書が提出されましたので、事務局より朗読願います。                 (事務局朗読) 59 ◯委員長  本陳情については、取下げを了承いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 60 ◯委員長  御異議ございませんので、本陳情については取下げを了承いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題14 1陳情第54号の2 受動喫煙防止強化・禁煙外来受診促進・路上喫                  煙注意促進に係る陳情(継)     ◎議題31 3陳情第2号の2  貴議会の喫煙専用室の廃止、屋外の指定喫煙所の                  閉鎖・廃止、及び禁煙治療費の3分の2助成の予                  算化に関する陳情(継) 61 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題14「1陳情第54号の2」及び議題31「3陳情第2号の2」の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 62 ◯歯科保健・医療連携担当課長  資料3、17ページを御覧ください。1陳情第54号の2でございます。  陳情の受理年月日、趣旨等につきましては、記載のとおりでございます。  審査の概要でございますが、学校においては、喫煙防止教育について学習指導要領に位置づけ、学習をしております。また、国は職場における受動喫煙防止のためのガイドラインの中で、事業者は労働者に対し、受動喫煙による健康影響等、健康増進法の趣旨等に関する教育を行い、受動喫煙防止対策に対する意識の高揚を図ることとしており、健保組合等による禁煙教育が実施されております。  本区をはじめ、特別区の場合は、職員共済組合等が講習会の開催や医師のカウンセリング等を行っております。  また、区民への禁煙外来の助成につきましては、令和2年度より禁煙外来治療費の本人負担分につきまして、1万円を上限として補助する事業を開始しており、5月末時点で49件の補助金の交付申請がございました。今年度は6月より登録を開始しておりまして、現在までに41件の登録がございます。  続きまして、43ページを御覧ください。3陳情第2号の2でございます。  陳情受理年月日、趣旨等につきましては、記載のとおりでございます。  審査の概要ですが、昨年度より開始しております禁煙外来治療費補助事業の補助額は、保険診療の自己負担分のおよそ2分の1に当たる1万円を上限として補助をしております。他区の状況でございますが、実施区14区のうち、補助額1万円としている区は12区、ほかの2区は対象者を妊婦等に限定して補助額を2万円にしております。  私からは以上でございます。 63 ◯委員長  本件について、一括質疑を願います。 64 ◯徳永雅博委員  ちょっとお聞きしたいことがあるんですけど、受動喫煙による健康影響等というのがあるんだけども、これを数値化できる検査方法というのはあるんですか。 65 ◯歯科保健・医療連携担当課長  実際に測ったりして数値化をするというのは難しいかと思うのですが、がんになる割合がどのくらい増えたというデータは出ております。直接、個人に受動喫煙がどのくらい影響があるかという調査は今のところございません。 66 ◯徳永雅博委員  すみません。私の聞き方が悪かったんですけども、例えば庁舎から文化センターに行くところにありますよね、喫煙所が。私もあそこを通るときに、その日1日健康状態があまりよくない状況にあるわけです、実際。物すごく影響を受けるの。とてもじゃないけど、あそこを通りたくないと思うんだけども、逆にそういった煙の状態を、これじゃ危険だとか、この程度だったら大丈夫だとか測定する機械というのがあるのかなと思ったんです。 67 ◯歯科保健・医療連携担当課長  煙の状況の調査等はございませんが、喫煙室をつくる場合に風速が何メートル以内でとかいう基準がございまして、それを測るような機械はございますので、区のほうでは御相談があれば、そういう業者を派遣して調査をすることはしております。 68 ◯徳永雅博委員  専門家の目から見て、あそこの状況は正常なのかどうかというのは、もう1回チェックしてもらいたいなということを強く要望しますので、よろしくお願いします。 69 ◯新島つねお委員  素朴な質問なんですけども、禁煙外来の効果というのは100%なんですか。 70 ◯歯科保健・医療連携担当課長  一応データ上は、禁煙外来を終了された方のうち、3分の2ぐらいの方はまた吸ってしまったりということがあるということが言われているのですが、区の場合、禁煙外来を終了した後、その後どうなりましたというような調査はかける予定はございませんので、その辺りはよく分かりませんが、100%の方が禁煙外来に成功するというわけではないかと思います。 71 ◯新島つねお委員  助成を出している自治体ありますよね。ほかの区のことだからあれなんですけども、禁煙外来を受けてできなかったという場合の追跡調査はないんですか。ほかの区の問題ですから、分からないかもしれませんけど。 72 ◯歯科保健・医療連携担当課長  今のところ、そのような調査をかけているということは聞いてございません。 73 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 74 ◯委員長  本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 75 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題15 1陳情第56号の1 発達障害者支援法に従い、こどもから成人まで                  の発達障害者を手厚く支援することを求める陳                  情(継)     ◎議題30 3陳情第1号の1  発達障害児支援に関する陳情(継) 76 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題15「1陳情第56号の1」及び議題30「3陳情第1号の1」の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  理事者から、順次説明を願います。 77 ◯保健予防課長  それでは、私のほうから御説明を申し上げます。1陳情第56号の1でございます。資料にあっては3の18ページでございます。  陳情の趣旨等につきましては、記載のとおりでございます。  私のほうから趣旨1につきまして、御説明を申し上げます。現在、発達障害者支援法に基づきまして、医療、保健、福祉、教育など各分野で発達障害者に対する支援が行われております。本区では、1歳6か月児健診や3歳児健診等において、発達障害の早期からの把握に努めており、精神科専門医を交えた経過観察健診あるいは個別相談、療育相談指導等を実施し、区内の医療機関あるいは療育機関につなげているところでございます。  また、思春期から成人期の発達障害支援につきましては、精神保健相談あるいは思春期相談等を行い、医療機関、リハビリテーションやデイケアを実施している機関などと連携し、個々の状況に応じた支援を行っているところでございます。  私からの説明は以上でございます。 78 ◯健康推進課長  趣旨2につきまして、私から御説明をさせていただきます。  昭和大学江東豊洲病院に発達障害を治療する専門の施設等を整備することということでございますけれども、こちらにつきましては、区として産科、小児科、周産期医療に重点を置いた医療機関としての役割を求めているところでございまして、引き続きその役割を十分に果たすことを求めてまいりますということと、あと発達障害に関する医療につきましては、適切な専門医療機関につなげてまいります。  私からは以上でございます。 79 ◯障害者施策課長  私からは、趣旨4について御説明いたします。  まず、本区職員におきましては、対応要領を定めまして、窓口における来庁者の対応、職員として雇用している障害者を含め、合理的配慮の提供に努めてございます。  また、区内事業者に対しましては、本課において相談窓口を設け、障害者や介護者からの相談に応じており、建設的対話を通じて、代替措置の選択も含め、柔軟に対応するよう事業者に説明をしているところでございます。  また、国の状況として、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律が施行後3年を経過しまして、昨年度、意見書の取りまとめが行われました。その後、本年5月の国会におきまして改正法が成立したところでございます。従来、事業者に対する合理的配慮の提供が努力義務であったものが、改正法によりまして、義務化に改められたところであり、公布の日から3年を超えない範囲内で施行される予定となってございます。  説明は以上でございます。 80 ◯保育計画課長  陳情第1号の1の趣旨4につきまして、御説明させていただきます。  公立保育園の作業療法士及び心理士による定期的な巡回及び派遣を求めるというものでございますが、区直営の保育園におきましては、発達障害等特に支援を必要とするお子様を対象にした臨床心理士による巡回指導を年4回実施しております。その中で専門的見地からの保育指導及び助言を行っているところでございます。  説明は以上でございます。 81 ◯保育課長  3陳情第1号の1の御説明をさせていただきます。  趣旨といたしましては、公立保育園においてスクールロイヤー制度と同等に、弁護士による相談を可能としてほしいというものでございます。法的な観点から、学校において継続的な助言を行う制度でございますが、保育園におきましては継続的に法的助言を要する状況にはございませんので、現状、同制度を導入する予定はございません。  御説明は以上となります。 82 ◯障害者支援課長  続きまして、趣旨7放課後等デイサービスの利用調整、質の担保に区が主体的に関与することで、待機状況の把握、調整、指導を行ってほしいについて御説明いたします。  現在、区内に39ある放課後等デイサービス事業所は全て民間事業所となっておりまして、各事業所の支援方針によって療育内容が異なることが特色の一つでございます。  そのため、利用に当たりましては、事業所がこどもの障害特性をしっかりと確認した上で、当該事業所の療育内容が適しているかなど個別の状況把握が必要であるとともに、週何日利用するかなどについても保護者と事業所が個別に調整する必要があり、区といたしまして利用調整を行うことは難しいと考えております。  昨年度から、保護者への情報提供としまして、事業所ごとに支援内容等をまとめた江東区児童通所支援事業所ガイドブックを作成しておりまして、ホームページで公開するとともに、窓口や電話で相談があった際に御案内させていただいております。  また、事業所の質の担保についてでございますが、事業所の支援力向上に向けた取組としまして、年2回、児童通所事業所連絡会を開催しまして、意見交換やグループワークを行うほか、年5事業所程度の指導検査を実施していく計画となっておりまして、不適正な運営の是正に努めているところでございます。  以上でございます。 83 ◯委員長  理事者の方の説明は以上でよろしいでしょうか。本件についての質疑、もし追加でございましたら。              (「なし」と呼ぶ者あり) 84 ◯委員長  それでは、本件は一括継続審査といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 85 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題17 1陳情第60号の1 保育の無償化・待機児童解消・保育士の処遇改                  善のための必要な措置を求める陳情(継)     ◎議題19 1陳情第71号 公定価格の改善、待機児童解消、保育士の処遇改善                 のための必要な措置を求める意見書の提出を求め                 る陳情(継) 86 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題17「1陳情第60号の1」及び議題19「1陳情第71号」の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 87 ◯保育課長  まず、1陳情第60号の1でございます。  陳情の受理年月日、趣旨等につきましては、記載のとおりでございます。  趣旨1につきましては、保育の無償化に伴う給食費の取扱いといたしまして、本区では主食費、副食費ともに既に公費負担をしているところでございまして、今後も同様の対応を進めてまいる予定でございます。  次に、趣旨3でございますが、無償化に関しましては、指導監督基準を満たさない認可外保育施設等につきましても5年間の猶予期間が設けられてございまして、現在、本区といたしましても同様の取扱いをしているところでございます。  次に、趣旨4でございます。保育実態に即した人員配置と予算措置等に関しましては、国の公定価格、都の運営費補償、区の独自の補助を行いまして、保育内容の充実を図っているところでございます。  続きまして、1陳情第71号でございます。  補助の考え方につきましては、先ほど御説明したとおりでございます。  公定価格につきましては、国において毎年見直しが図られてございまして、改善に向けては国の責任において行われるべきものと認識しております。区といたしましてもさらなる保育の充実に向け、例年、特別区長会を通じまして財政支援の要望を出してございます。  また、待機児童につきましては、後ほど御報告もさせていただくところでございますが、今年度522人の定員増を図りまして、令和3年4月1日時点で待機児童は4名という状況になってございます。  説明は以上となります。 88 ◯委員長  本件について、一括質疑を願います。 89 ◯徳永雅博委員  本件については、厚生委員会の委員も一般質問ができるように制限の解除をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 90 ◯委員長  徳永委員からいただきました御意見につきましては、本件に関する質疑が終了いたしましたら協議することといたします。  特に御質問等ございませんでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 91 ◯委員長  それでは、徳永委員から御意見のありました、一般質問における質問事項の制限解除については各委員の御意見を伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。
                (「結構です」と呼ぶ者あり) 92 ◯委員長  それでは、本件に関する内容については、一般質問ができるように議長宛てに申し入れたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 93 ◯委員長  御異議がございませんので、本件に関しましては一般質問ができるよう議長宛てに申し入れます。  それでは、本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 94 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題18 1陳情第63号 江東区障害者差別禁止条例の策定に関する陳情                 (継) 95 ◯委員長  次に、議題18「1陳情第63号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 96 ◯障害者施策課長  1陳情第63号について御説明いたします。  本陳情の件名、受理年月日、住所氏名、趣旨等については、記載のとおりでございます。  陳情趣旨の障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律に基づく、江東区障害者差別禁止条例を策定することにつきましては、東京都において、平成30年10月1日に「東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例」が施行されていることから、同趣旨の条例を本区において制定する考えはございません。また、国の状況として、障害者差別解消法の改正法が本年5月に成立し、従来、努力義務であった事業者への合理的配慮の提供が義務化されたところでございます。  なお、本区においては対応要領を定めまして、窓口における来庁者の対応など合理的配慮の提供に努めているほか、相談窓口を設け、相談に応じているところでございます。  説明は以上です。 97 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 98 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 99 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題20 2陳情第5号 産婦健康診査の助成事業の新設を求める陳情(継) 100 ◯委員長  次に、議題20「2陳情第5号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 101 ◯保健予防課長  それでは、議題20、2陳情第5号、産婦健康診査の助成事業の新設を求める陳情、資料3の25ページでございます。  陳情の趣旨等につきましては、記載のとおりでございます。  国、都の制度の活用による産婦健診は、産後2週間または産後1か月に身体的機能の回復や授乳状況の把握を行い、また産後鬱など精神状況についての評価を行うものでございます。  課題といたしましては、2点あると考えております。1点目は、都内区市町村での相互乗り入れ体制が必要であり、各区も妊婦健診同様、公式に都全体で取り組むべき事項として認識しておるところでございます。  2点目は、都内の精神科医療機関との連携体制構築も必要であると考えているところでございます。東京都が行いました都内産科医療機関に対するアンケート結果によりますと、産婦健診は出産医療機関で実施しており、他院で出産した産婦は健診が難しいことや、産後鬱の評価を実施していない医療機関が多いこと等の課題が挙げられたところでございます。  現在、コロナ禍の中で思うように進んでおりませんが、都全体での実施に向けて、担当課長会において課題の集約に努め、区といたしましては当面は各医療機関との連携を引き続き行い、産婦への支援を行ってまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。 102 ◯委員長  本件について質疑を願います。 103 ◯徳永雅博委員  今説明にあったとおり、課題があると。1つは相互乗り入れ体制の構築が必須、これがまだ議論が進んでないと。もう一つが、精神科医療機関との連携体制の構築と。この2つですけども、実は私が一昨年、厚生委員長をやっているときに陳情があったんですけども、そのときは都が調査をして、その調査を見て、また考えるということもあったんですが、その調査の中にも課題があって、他院で出産した産婦の受入れが難しいことや、産後鬱の評価を実施していない医療機関が多いということが課題ということです。  でも、現場としては、これは課長会のあれもそうだと思いますけども、どんどん進めていきたいという状況で、今、議論が進んでいるのか。2年もたつわけですけれども、進捗状況としてはどの程度進歩したのか。あれから全く進んでないのか。これはコロナ禍ということで、今なかなか議論ができないということがあったわけですけども、その辺の現状をざっくばらんに教えていただきたいんですが。 104 ◯保健予防課長  今、徳永委員のほうからお話があったんですけども、この2年間ほどの進捗ということなんですけども、確かにほかの課長会でもコロナになってからあまり動いてないという現状は実際ございました。あまり目に見えた大きな長足の進歩をしているという感じは、私は今のところ見えてない感じでございます。  以上です。 105 ◯徳永雅博委員  保健予防課長御自身は、これはやるべきだと思われていますか。 106 ◯保健予防課長  環境が整って条件がそろえば、十分検討に値するものだと考えております。  以上です。 107 ◯徳永雅博委員  実はちょっと調べたら、葛飾区で今年の令和3年6月1日から受付開始をして、令和3年10月1日からこれ助成しますよと。1回5,000円、2回ですから1万円というのがスタートしたんですけども、葛飾区はどういうふうにして制度を実行しようとしたか。今、23区全体で統一した見解でやろうということで、今、課長会で議論していると思うんですけども、どうして葛飾区はこれができたんでしょうか。葛飾区の状況、御存じですか。 108 ◯保健予防課長  葛飾区のお話は、今、資料とかなくて分からないので。葛飾区は日赤の産院があるんです。そこはかなり産科医療の中心として機能しているというのが、一つの要素としてはあるのかなと思っています。  以上です。 109 ◯徳永雅博委員  今度、教えていただきたいと思いますので、調べておいていただいて。  いずれにしても、皆さん多分これは前向きに考えていただいている話だと思いますので、議論の進捗状況をよくキャッチしていただいて、どうすればできるのかというのが、逆に江東区からも発信できればいいなと思っておりますから、よろしく検討していただきたいと思います。頑張っていただきたいと思います。要望です。 110 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 111 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 112 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題21 2陳情第30号 柔軟仕上げ剤等に含まれる香料の成分表示などに                 関する陳情(継) 113 ◯委員長  次に、議題21「2陳情第30号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 114 ◯健康推進課長  資料3の26ページでございます。  陳情の趣旨等については、記載のとおりでございます。  まず、説明でございますけれども、化学物質過敏症につきましては、厚生労働省によりますと、科学的見地に基づく実態解明が進んでないということでございます。また、令和2年3月2日でございましたけれども、業界団体である日本石鹸洗剤工業会が、柔軟仕上げ剤等の香料成分について、製品に意図的に配合された0.01%以上の香料成分を開示するnとの内容を含みました「会員社の香料成分の自主的な開示の際の指針について」を発表したところでございます。  また、国民生活センターでございますけれども、令和2年4月、柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供を継続的に発表してきているところでございますけれども、令和2年4月の発表では、テスト結果、また最新の相談事例などを掲載しまして、香害の周知啓発に努めている状況でございます。  説明は以上でございます。 115 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 116 ◯千葉早希恵委員  御説明ありがとうございます。国民生活センターのほうで、2020年4月に柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供ということで公表されているんですが、その中で日本石鹸洗剤工業会も2020年に成分の公表をしているということで、この工業会にはそれぞれのメーカーは全て所属というのか、登録というのか、しているものなのか。また、店頭に並んでいる商品にはどのぐらいの割合というか、大体でいいんですが、表示されているものなんでしょうか。伺います。 117 ◯保健予防課長  こちらの会員社につきましては、正式には把握してないところでございますけれども、国内のメーカー、有力な、テレビでコマーシャルなどをやっているメーカーにつきましては、ほとんどが加盟しているものと思っております。  あと、表示につきましては、その趣旨を受けて、大きなメーカーでありましたら、表示に努めているものと認識しております。  以上でございます。 118 ◯千葉早希恵委員  引き続き求めていただきたいと思うんですが、先ほどの国民生活センターが公表された、情報提供ということで載っているのが、相談が年間130件か250件程度、毎年寄せられているということで、健康被害を受けている方が多くいるという現状がありますので、そこはホームページのほうでも行政の要望として消費者への一層の周知、啓発を要望しますということで書かれてありますので、そちらも啓発をしていただくよう、よろしくお願いします。継続でお願いします。 119 ◯委員長  ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 120 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 121 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項8 新型コロナウイルス感染症への対応状況について     ◎報告事項3 障害福祉サービス事業所を対象としたPCR検査補助事業に            ついて 122 ◯委員長  次に、これから審査いたします陳情につきましては、報告事項8及び3と密接な関係があることから、ここで審査順序を変更し、まず報告事項8及び3の報告を聴取し、その後に陳情審査に入りたいと存じます。  それでは、報告事項8「新型コロナウイルス感染症への対応状況について」及び報告事項3「障害福祉サービス事業所を対象としたPCR検査補助事業について」の2件を一括議題といたします。  理事者から、順次報告を願います。 123 ◯保健予防課長  それでは、報告事項8、新型コロナウイルス感染症への対応状況について、資料11を御覧いただきたいと思います。  まず、区内感染者数の推移についてでございます。東京都が発表いたしました6月9日時点での累計区内患者数は5,386名でございます。そのうち、既に退院及び療養終了となりました方は5,182名、死亡された方は59名でございます。  続きまして、感染対策についてでございますが、4月23日に患者搬送の体制を拡大いたしまして、民間救急事業者1社を常時確保することといたしました。5月20日には、区民からの相談体制を充実するために、電話回線を6回線から8回線に増設したところでございます。  職員体制でございますが、5月1日に事務1名、6月1日に保健師1名と事務2名の会計年度任用職員を採用し、対応の強化を図っております。職員数ですが、3番の職員体制のところに記載のとおり、6月10日現在、委託応援職員等々も含めまして、55名の体制で対応を行っているところでございます。  次のページでございます。2ページを御覧願います。PCR検査についてでございますが、6月9日時点での江東区保健所における実施数は8,188件でございまして、そのうち江東区PCRセンターでの検体採取は6,797件、陽性者数は602名でございまして、陽性率は8.9%ほどというところでございます。  区民等からの相談状況でございます。6月9日現在、4万1,357件でございます。主な相談内容は、検査方法及び医療機関の紹介や、身近な人に陽性者が出た方からの対応の相談等が多かったという感じでございます。  次のページ以降、グラフになっております。  まず、3ページでございます。新規患者数でございますが、1月中旬以降、減少傾向にありましたが、既に報道等で御存じのとおり、4月以降、再度増加に転じまして、5月7日には41件、ピークとなりました。その後、今、1日20件弱程度で推移しているところでございます。  4ページを御覧いただきます。相談件数でございます。これも先ほどの新規の患者数とほぼパラレルな動きかと思いますが、1月中旬以降減少傾向にございましたが、5月6日に193件、ピークをつけておりまして、その後100件以上の相談ということが続いております。  次のページ、5ページを御覧いただきたいと思います。年代別の発生割合についてでございますが、最近の傾向といたしましては、20代の方が最も多くて、20代から40代で全体のほぼ6割程度を占めているところでございます。  続きまして、6ページを御覧いただきたいと思います。感染経路別の発生割合についてでございますが、家庭内、職場が3割ほどで、約6割ほどが不明ということになっております。  7ページを御覧いただきます。男女別、地域別の感染者数についてでございますが、男女比にしますと男性が56%ほど、女性が44%ほどということでございます。地域別では、保健相談所のエリア別の集計にございますが、深川が33%、城東が31%、深川南部が20%、城東南部が16%ほどということで、特段、地域による大きな偏りは見られていないところでございます。  私からの説明は以上でございます。 124 ◯障害者施策課長  報告事項3、障害福祉サービス事業所を対象としたPCR検査補助事業について御説明いたしますので、資料6の1ページを御覧ください。  1番の従業者・利用者を対象としたPCR検査補助事業です。事業の目的につきましては、(1)に記載のとおりとなります。  (2)の対象事業所ですが、今年度より訪問系事業所を対象に加え、150事業所となっております。  なお、訪問系事業所は障害福祉、高齢介護、両方の指定を受けてヘルパー派遣をしている事業所もございまして、その両方の指定を受けている事業所については、福祉部が実施している介護事業所を対象とした検査補助事業から補助を行っているところでございます。  (3)の実施期間は、9月末までの6か月としてございます。  (4)の利用予定でございますけれども、事業開始に当たりまして、全事業所を対象に意向確認調査を行った結果をまとめたものとなってございます。150事業所中、82事業所、54.7%の事業所が、事業を活用して検査を実施すると回答したところでございます。  直近の5月末までのPCR検査の実績としましては、事業所数で57事業所、約38%、検査の実績としては799件の検査を実施しており、いずれも陰性という結果でございました。事業所内で感染疑い者が発生した場合など、臨時的な検査を実施したり、または定期的に検査を行っているなど、各事業所が事業を活用して感染対策を図っているところでございます。  なお、(5)につきましては、昨年度実施した事業実績となりまして、58事業所、1,600人余が検査を実施したところでございます。
     2ページをお願いいたします。新規入所者を対象としたPCR検査補助事業となります。グループホームや生活寮に新規入所する際の検査補助事業となります。(4)としまして、昨年度実績は1事業所、2名でございました。  以上で説明を終わります。 125 ◯委員長  本件に関する不明な点の質疑については、この後の陳情審査の際、併せてお願いをいたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題第22 2陳情第40号の2 新型コロナウイルス感染拡大防止のための情                   報公開とPCR検査の実施に関する陳情(継)     ◎議題第23 2陳情第41号の1 新型コロナウイルス感染時における情報公開                   等の陳情(継)     ◎議題第24 2陳情第43号   江東区内の保育園の感染症対応に関する陳情                   (継)     ◎議題第25 2陳情第45号の1 新型コロナウイルス感染者再拡大防止のため                   の検査体制強化を求める陳情(継)     ◎議題第26 2陳情第46号の1 エッセンシャルワーカーズなどへのPCR検                   査体制の強化を求める陳情(継)     ◎議題第27 2陳情第48号   江東区内保育園の新型コロナウイルス感染症対                   策についての陳情(継) 126 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題22「2陳情第40号の2」、議題23「2陳情第41号の1」、議題24「2陳情第43号」、議題25「2陳情第45号の1」、議題26「2陳情第46号の1」及び議題27「2陳情第48号」の6件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 127 ◯健康推進課長  こちら健康部関係、私のほうから御説明させていただきます。  まず、詳細な情報公開についてでございます。詳細な公開に当たりましては、患者の了承を得ることを基本としております。公開を望まない患者さんが少なからずいること、また公開することにより、感染拡大防止のために迅速性が求められる積極的疫学調査への協力が得られないことが危惧されることから、公開内容は限定してございました。  しかしながら、いろいろな御意見をいただいておりましたことから、年代別の発生割合、感染経路別の発生割合、保健相談所所管別の患者数についてを追加して、公表してございます。  また、次に、保健所従事者の定期的なPCR検査についてでございますけれども、現在、PCR検査は症状のある方、また濃厚接触者など必要な方に迅速に受けていただくことで、感染拡大を防止しております。このため、保健所の従事者も同様の考えでございます。定期的な検査を行う予定はございません。  次に、近い将来、希望する人にPCR検査が実施できるようにしてほしいとのことにつきましては、現時点では必要な方に迅速に受けていただき、感染拡大防止を図っているところでありまして、引き続き検査対象に係る国の動向を注視してまいります。  また、次に、病院や検査機関の協力を得て、ドライブスルーを含むPCRセンターをつくり、区で検査装置を購入してくださいということにつきましては、区ではPCRセンターを開設しておりまして、検査装置については東京都の検査機関が十分に対応していることから、購入の考えはございません。  次に、保健所職員を増員し、専門家チームの設置を進めてくださいということでございますけれども、これまで公衆衛生医師を非常勤で雇用するとともに、外部人材の活用を図りながら、オール保健所体制で患者の発生状況等に応じた迅速、的確な対応を図ってきてございます。  次に、予算を国、都に要請し、区の基金を活用してくださいということについてでございますけれども、これまでも国や都の補助金を活用しながら対応してきております。今後につきましても、適切な予算対応を図ってまいります。  私からは以上でございます。 128 ◯保育計画課長  まず、保育園職員へのPCR検査についてですが、各園ではマスクの着用、消毒の徹底、行事の見直しを行うなど感染拡大防止策を継続し、細心の注意を払いながら運営している状況でございます。  また、園職員につきましては、発熱や呼吸器症状などが認められる場合は出勤せず、症状がある場合は医療機関を受診して、医師の判断により適宜PCR検査が実施されており、園職員への定期的なPCR検査につきましては、現在のところ実施する予定はございません。  次に、保護者などへの保育園登園自粛要請文書の発出についてでございますが、区内認可保育園は通常どおり運営を行っており、現時点で登園自粛要請を行う予定はございません。  次に、都や国に対する法令及び設置基準の改善要望についてでございますが、幼いこどもたちが集団で長時間過ごす保育園では、こどもをあやしたり、あるいは身体的接触のある遊びなどを通じて、こどもと保育士との間で愛着関係を結びながら、保育を行うことが重要でございます。また、こども同士でも集まって遊ぶことは日常的であることから、設置基準などに関わらず、密な環境を排除することは困難な状況であるというふうに考えてございます。  区といたしましては、安全・安心な保育環境を整えるべく、厚労省の保育所における感染症対策ガイドラインなどに基づき、引き続き感染拡大防止策の徹底に取り組んでまいります。  次に、保育園職員の不適切な処遇や保護者への威圧的な休園要請が行われないための区からの指導強化についてでございますが、園職員の処遇につきましては、厚労省からの通知に基づき、既に区からも各園に向け、保育の提供の縮小などに伴う職員の賃金及び年次有給休暇などの取扱いに関して、適切な対応を求めているところでございます。また、園が保護者に対して威圧的な登園自粛要請を行うことがないよう、保育が必要な御家庭には保育が確実に提供されるよう適宜指導してまいります。  次に、新型コロナウイルス感染症対策に関わる指針策定及び当該指針の指導監督についてでございますが、区では昨年度、臨時休園後の保育園再開に当たっての留意点というものを作成いたしまして、区内認可保育園に周知しており、今年度につきましては、保育園運営における感染症対策の留意点というものを作成いたしまして、通知をしてございます。引き続き、感染拡大防止策の徹底を各園に指導監督してまいります。  最後でございますが、待機児童問題の解決のため、1,000人規模の認可保育園の定員増についてでございますが、区といたしましては、長期計画やこども・子育て支援事業計画におきまして、地域別の保育需要を的確に見込むとともに、公有地の活用等多様な手法を用いながら、効果的な認可保育園施設の整備を推進してまいります。  説明は以上でございます。 129 ◯保育課長  私からは、2陳情第43号及び48号につきまして御説明をさせていただきます。  まず29ページ、2陳情第43号、趣旨(1)でございます。育児休業取得者の復職期限の延長に関するものでございます。昨年度実施いたしました育児休業取得者への復職期限延長に伴う措置でございますが、令和2年9月をもって終了したところでございます。引き続き、国や都の動向も注視をしながらと考えておりますが、現時点で延長対応を行う予定はございません。  次に、趣旨(4)でございます。令和2年度の入園に当たりましては、辞退者が再度申込みをする際のマイナス2点の限定措置を一律適用しないこととしたところでございます。こちらにつきまして、令和3年4月の入園に当たっては、年度の切り替わりというところでございますので、令和2年度の入園に伴う辞退の影響はございません。  なお、今年度につきましても、コロナ感染症の影響による辞退を想定いたしまして、昨年度と同様、マイナス2点の減点措置は一律適用しないこととしております。  続きまして、2陳情第48号、趣旨(2)でございます。保育士の増配置に関するものでございます。保育士の数でございますが、園児の定員に応じて定められているところでございまして、必要な人員につきましては確保・配置されているものと認識してございます。今後とも適正な人員の確保・配置に努めてまいりたいと考えております。  私からの説明は以上となります。 130 ◯こども家庭支援課長  それでは、私からは児童館の部分についてです。  児童館におきましては密にならないよう、施設面積に応じて定員を定め、事前申込み制で運用してございます。また、来館時の検温やマスク着用をお願いしているところでありまして、今後もこうした対策を継続してまいります。したがいまして、職員へのPCR検査を実施する予定はございません。  理事者からの説明は以上でございます。 131 ◯委員長  本件について、報告事項8及び3と併せて一括質疑を願います。 132 ◯佐藤信夫委員  多岐にわたっていますので、要点をかいつまんで、私から幾つか質問をさせていただきます。  先ほど報告事項で2点ございましたけども、江東区の感染者または治療者、あるいは亡くなった方等いらっしゃいますけども、治療に要するというのは1人当たりどのくらい日数がかかるのか。また、あまりいい質問じゃないんですが、亡くなった59人のうち、年齢配分が分かっているのであれば先に教えてください。  以上です。 133 ◯保健予防課長  治療期間ですが、なかなか一律じゃ決まらないです。大体2週間程度で、延びる方はもっと延びるということかと思います。  亡くなられた方の年齢構成ですが、数字の資料が今手元にないんですが、やはり高齢者の方に非常に集中しておるというところ、あとは合併症のある方、持病のある方に非常に多いというところは言えるのかなと思います。  以上です。 134 ◯佐藤信夫委員  現在は緊急事態宣言とワクチンの接種ということで、若干、感染者は減少傾向にあるかと思いますが、まずその数字において感染経路、当初から3密を守っていきましょうということなんですけども、この感染ルート等を見ますと、まずマスクまたは消毒液、どのくらいの効果があるんでしょうか。 135 ◯保健予防課長  マスクと消毒液はどれぐらい効果があるかということで、これをやると何%でございますというふうには言えない部分が結構あるんですけども、まず少なくともマスクはかなり効果があります。消毒液も、接触感染のことを考えれば、相当効果はあるのかなと思います。  そういうのもあって、昨年度ですか、今年の冬ですか、インフルエンザがほとんど出なかったというのも副次的な効果としてあったのかなと思いますので、それなりに効果は出ているのかと思っております。  以上です。 136 ◯佐藤信夫委員  もちろん私もそう信じているんですけども、私もそうなんですけども、同僚委員の中にも恐らくいらっしゃるかと思いますが、家庭でマスクをつくっていただいて、私も頂戴した数がたくさんあります。見ますと、綿1枚でつくっているんです。実はつけたことがなくて申し訳ないんですが、これは以前から、飛沫は防止できますけども、吸い込みについては非常に効果が薄いと私は聞いていました。  特に今、家庭でつくられているファッション、デザイン重視のマスク、工夫しているところもあるんですが、1枚のやつというのは、私はそんなに効果があるのかなと非常に心配しております。その点、分かるのであればお示しをいただきたい。  あともう一つあります。その消毒液についてなんですが、昨年ですか、清澄白河駅で水道の蛇口から感染した例があったという報道がございました。私は区に対して、フット式の消毒剤を設置するべきだと提案しているんですが、その点についての御見解をお聞かせください。 137 ◯保健予防課長  マスクについては、1枚の布で手作りしているマスクのことでしょうか。確かに今、私、これしているやつは不織布3枚重ねなんです。これと比べれば若干落ちるらしいというのは言われておりますが、全くないのと1枚のとどっちがいいかというと、やっぱりやったほうが絶対いいということは言えるかと思います。  あとは不織布のマスクですと、どうしても暑いとかいろいろありますので、そこはできる範囲でやっていただくというのがいいのかなと思います。  足踏みがいいというか、消毒液の頭を触ると、その頭をいろいろな人が触るから、いわゆる高頻度接触面という言葉があって、エレベーターの閉まるボタンとかそうなんですけども、高頻度接触面になりますので、足を使うというか、今は足よりさらに進化して手を出すだけでぴゅっと出るやつ、そういうのは効果はそれなりにあるのかなと考えております。  以上です。 138 ◯佐藤信夫委員  今なぜそういう質問をしたかといいますと、ある専門の方々が、これは空気感染、鼻、口からだけじゃなくして、目、耳からも感染するのではないかと指摘する方がいらっしゃいますが、その点の御見解はどうでしょうか。 139 ◯保健予防課長  飛沫はいわゆる経気道的な感染で、それ以外のルートという、確かに1年ぐらい前ですか、コロナが始まって最初の時期からそういうのは実は言われております。だから、実験室的には、例えば角膜経由の感染なども成立するというのはあるんですが、それが実際にインパクトとしてそれなりにあるのかというと、恐らく飛沫感染に比べると全然少ない、非常に少ない。なくはないが、やはり比率的には飛沫感染の占めるウエートが大きいのかなと。  ただ、実験室的にはいろいろなルートでの感染というのは見えているところでございますので、それは存在しているということは言えるかと思います。  以上です。 140 ◯佐藤信夫委員  そういったことも総合的に含めまして、これから感染経過、そしてまた衛生管理は徹底していかなくちゃいけないと認識しておりますので、ぜひ保健所指導からきちんとしたものを出していただきたいと思っております。  数字的に見ますと、江東区一つの自治体からいうと、100人に1人が感染しているわけです。例えばアメリカですとか、インドは除いて、ヨーロッパの主要国というのは10人に1人が感染した。これも学者に言わせますと、免疫力の違い、衛生管理の違いだと言われる方がいらっしゃいますが、日本はすばらしいなと思うのはやはり感染者が少ない、徹底した衛生管理をしたということが言えるだろうと思いますし、またそれに伴ってお一人お一人が努力したという経過が私はあるのかなと推察しております。  そういった中で、我々は毎日、メッセンジャーにおいて感染者の場所、人数を報告していただいているんですが、やっぱり学校と保育園なんですね。ですから、私は前、文教委員会だったんですが、教育者または保育園事業者に先にワクチンを打つべきだということを提案してまいりました。今、区長は、余剰ワクチンをそういったところに打っていきたいということなんですが、そういったデータを見たら、すぐに我々も、部局も区長に、今、感染の一番多いところはここなんですよということで、そこを防御していかないと、これからも第3波、第4波の昨年と同じような経過にならないように、徹底したPR、周知を皆さんでしていかなくてはいけないのかなと思っておりますので、本当に今大変な時期、また大きなイベントを迎える前ですから、ぜひ皆さんで本当に気になったところは徹底的に上部または区長に伝えて、徹底的に進めるように力強く私からも要請しておきます。  以上です。 141 ◯新島つねお委員  変異株のことなんですけども、この報告を見ますと330人ということですけど、これは陽性者に対してどのぐらいの検査率なのか。これは英国株だと思うんですけども、インド株についてはどういうふうに把握されているのかお伺いいたします。 142 ◯保健予防課長  変異株は501番の変異を見ているわけでございます。これは昔はイギリス株だ、インド株だ、あとは南アフリカだという言い方をしていたわけですが、そういう地名で言うのはやめていきましょうというWHOの指針もございまして、今、アルファ、ベータ、ガンマ、デルタという言い方に変わっております。  このスクリーニングは陽性になった患者の大体2割前後を調べているということなんですが、実際には東京都の健安研でやっている部分に関しては全例スクリーニングをしている。ただ、これで拾っているのはアルファ、ベータ、ガンマまでです。デルタは別な部分の変異ということでございまして、簡単に表記するのがなかなか難しいところではございますが、大体2割から3割程度の部分を調べているというふうに御理解いただければと思います。  以上です。 143 ◯新島つねお委員  そうしますと、何を聞きたいかというと、感染リスクが非常に高いインド株が、最近、本当に増えていると言われていますよね。この中にインド株の件数というのは入っているんですか。 144 ◯保健予防課長  インド株、今はデルタ株、デルタ株につきましては、結局スクリーニングじゃなくて、全ゲノム解析をやらないと分からないんです。これは2か月ぐらいかかるんです。今、なんぼだというと、それは大体2か月前の状況を見ているわけなんです。大体それで2割、3割ぐらいがデルタ株であるというふうに言われております。  以上です。 145 ◯徳永雅博委員  幾つか質問させていただきたいんですが、今のインド株、デルタ株ですよね、L452R、そのことについてなんですけど、4月30日の検査開始以降、最多で31.6%という今現状になっていると。増えてきたんですね。これがどの程度増えるかというのを今物すごい心配をしているんですけども、その辺の予測というのは、例えば江東区の現状として、ある程度いろいろなデータから予測されるんですか。予測がないと体制が取れないですよね。そういう意味では、デルタ株の行く末をどういうふうに認識しているのか、予測しているのかというのが一つです。  それから保健所として、この報告事項にあったとおり、いろいろ人員も増やして強化もしてきました。今現在、1年数か月たって、今ワクチンのほうにどんどん、PCR検査というよりもワクチン接種というふうになっているんですけども、保健所の体制としては、今、落ち着いた形なんでしょうか、今、十分な体制なんでしょうか、それとも課題として何かあるのか、これが一つ。  もう一つ、PCR検査なんですけども、ずっとPCR検査はやるべきだと報道も言って、やってきました。さっきのメッセンジャーから送られてくる陽性者の場所というのは学校とか保育園、それを見るたびに本当に心配だなと思うんですけども、なぜ保育園のほうでPCR検査を定期的にやらなくても大丈夫なのかというのが、私はいまいちよく理解できない。私の家内も高齢者施設で働いていますけども、毎回、定期的に検査を今しています。同じように今、家庭内感染が増えていますよね。家庭内感染が非常に増えているという中で、なぜ定期的なPCR検査は今考えてない、必要ではないとおっしゃったのか、その理由をもう1回教えてもらいたい。 146 ◯保健予防課長  相手はRNAウイルスでございますので、変異するのが仕事みたいなものなんです。デルタ株がどうなるかという御質問なんですが、恐らくこれからどんどん比率は増えてくるはずです。ただ、それを上回る感染効率、いわゆるR0というパラメーターなんですが、これがより高いものができたら、またそっちに差し替わってくるということでございまして、明智光秀ではないんですが、三日天下に終わる可能性もあるということかと思います。  保健所の体制ですけれども、おかげさまで人員等を増やしていただいて、あとは保健相談所からの応援、こういったものもございまして、若干超過勤務等々はまだあるんですけども、今ここ一、二週間の話でいうと、落ち着いてきているという状況でございます。 147 ◯保育計画課長  保育園で定期的なPCR検査を実施というお話なんですけれども、保育施設においては、職員、園児という者が日々家庭との行き来をしている、往来をしている中では、症状が悪くなったとき、病気の症状が現れたときに積極的に疫学調査を実施したり、マスクの着用や手洗い、うがい、消毒といった総合的、基本的な対策をさらに徹底していくほうが、感染拡大防止に効果的と考えていますので、現段階での検査の導入は考えておりません。 148 ◯徳永雅博委員  保育園のほうは感染対策をしっかりやっていただいて、今、定期的な検査は必要ないということは分かりましたけども、しっかりとやってください。  それで、これからどっちかいうとワクチン接種のほうにいくんだと思うんですけども、それは後でやるとして、保健所の体制が今、大分落ち着いているということはよかったと思います。  私が心配しているのは、さっき言ったように今後、新型コロナの形がどんどん変化するわけですよね。変異株がたくさん出てくる中で、またいろいろな不測の事態が出てくるかもしれないことを想定しますと、常に緊張した状況なんだろうと思いますので、そこはそこで、しっかり頑張っていただきたいと思います。  1点だけ、最後、障害者サービス事業所の件について確認だけさせていただきたいんですけども、令和2年度の実績と令和3年度の補助事業で150分の82事業所が実施するということなんですが、この数字を障害者施策課長はどういうふうに評価しているんですか。 149 ◯障害者施策課長  今年度の意向の結果、82事業所、約55%という数値ですけれども、昨年度とほぼ同様ということで、想定した数字、検査意向率かなというふうに評価しているところでございます。 150 ◯徳永雅博委員  私なんかいろいろデータを見ますと、ちょっと少ないんじゃないかという気がしたんです。もう少しあってもいいんじゃないかと。ただ、検査することによっていろいろ事業所として、状況ですね、逆に分かること自体の怖さというのがあるというか、それもおかしな話なんだけども、もう少しあってもよかったんじゃないかなという話を思いました。今後また、いろいろ展開を見ていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、質問じゃないんですけども、本件についても一般質問の制限解除ができるようにお取り計らいいただきたいと思いますが、いかがですか。 151 ◯委員長  徳永委員からいただいた御意見については、質疑が終了したら協議したいと思うんですけれども、ほかに御意見ある方はいらっしゃいますでしょうか。 152 ◯正保幹雄委員  じゃ、幾つか。区の感染者数に関する情報公開についてですけれども、先ほど保健予防課長は、死亡された方の年齢については手元に資料がありませんということでしたけれども、59人の年齢別についてはこの委員会にも、そしてまた情報公開にも提供をすべきだと思いますけれども、それについてお考えを伺いたいと思います。  それからもう一つは、最近、感染者数の傾向が若干少なくなってきていますけれども、一番心配しているのは検査数が全く分からないということです。これについてどのようにお考えなのか。  それからもう一つは、保育園や学校などで感染者が出ていますけれども、先ほど従来の積極的疫学調査ということですけれども、その調査は症状が出てから後で対応して、濃厚接触者などを調査して対応すると。事後的な対応になっていますけれども、保育園や何かでの無症状の方が、感染力があって広げていく、感染拡大をしていく。これが一番厄介で、それを未然に防ぐためのPCR検査の実施、頻回、これが重要じゃないかと思うんですけれども、その点いかがお考えか。  もう一つ、障害サービス事業所に対するPCR検査補助事業の報告がありましたけれども、同じように高齢者施設に対する補助事業の状況についても関連してお聞かせいただければと思います。 153 ◯保健予防課長  死亡者に関する情報を詳細に公表せよというお話かと思いますけども、これに関してはいろいろな考えが当然あろうかと思います。これは相当慎重に考えなくてはならないところかなと思いますので、宿題としてちょっと考えさせていただきたいと思いますが、全て出すというのもなかなか困難な部分があるのかなと思います。  あと、たくさんの検査を無症状の人に対してやったらどうかという考えも確かにあるかと思うんですが、既にお話ししておりますとおり、無症状同士で移しているので、予備的な検査でどれほどの効果があるかというのはなかなか難しいところかなと思います。 154 ◯福祉課長  高齢介護サービス事業者に対するPCR検査の補助事業の関係でございますが、事業の開始通知と併せまして、意向調査を事業所に対してお願いしているところでございます。その結果でございますが、約半分の事業所から、こちらの補助事業について利用したいという意向が示されている状況でございます。
    155 ◯保育計画課長  保育施設における定期的な検査ですけれども、職員、園児とも、日々家庭との行き来をしている現状の中では、翌日には感染してしまう可能性は否定できませんので、やはりこちらは感染拡大を防止するためには消毒等の徹底に努めていきたいと考えております。 156 ◯保健予防課長  1つお話しし漏れていた、検査数が少ないんじゃないかというお話かと思いますけども、検査数に関しては、先ほど私の報告の中にも検査件数は出ておりまして、恐らく正保委員がおっしゃりたいのは、陽性者数の上がってくるのと検査の数が上がってくるのがずれているんじゃないかという意味なのかなと思うんですけども、検査数の報告に関してはどうしても日数的なタイムラグがございますので、そこは御理解いただきたいところかなと思います。  検査に関していいますと、検査が少ないから、陽性者が減っているということではないのかなと思っております。  以上です。 157 ◯正保幹雄委員  亡くなった方の59人の詳細について、報告をしなさいと言っているわけではありません。少なくともこの59人の方の年齢別、よく今、東京都でも、全国的にも亡くなられた方は何歳から何歳、何歳を含むという、若い人が入っていたり、高齢者だったり、その情報については開示・公開をしてもいいんじゃないかと思いますけど、そういう点です。全て詳細をということを言っているわけではありません。  それから、今日PCR検査したら、あしたは陽性になるかもしれない、今日は陰性かもしれない。そういうことを言うと、今の高齢者施設や障害者施設のPCR事業の補助事業が成り立たないわけです。頻回にやっていく。それも含めて感染対策、予防していくということが大事だと思いますけど、そういう観点からの質問なので、その点もう一度お答えいただきたいと思います。  それから、検査数はどのぐらいやっているのか分からないのに、陽性者数がどうだこうだということを言っているわけです。ですから、検査数の割合、検査した結果、どのぐらいの割合で陽性者が出ているのかという、従来そういう形でやってきました。それが一つの判断材料になると思いますけども、そういう点についてはどうなのかという点。 158 ◯保健予防課長  検査数に関して申しますと、東京都のサイトで非常に詳細に日別の数が開示されております。陽性率は最新の値で4.0%という数字も既に開示されております。  江東区の数を出すというのにどれほど意味があるのかと。要するによその区で検査を受けている人いっぱいいますので、東京都全体で今のところ陽性率は4%程度と。昨日は3.9%かな、かなり詳細な数字は公表されているものと認識しております。  以上です。 159 ◯こども未来部長  私から、保育園のPCR検査についてお答えいたします。  今、正保委員から御指摘ございました高齢者施設とか障害者施設とか、私、専門家ではございませんけども、やはり重症化しやすいということが言われていることや、入所施設についてはあまり利用者の移動がない。一方で、保育園につきましては、日々、園児もそうですし、職員もそうです、毎日、家庭との行き来をしている。  私が実態として把握しているのは、やはり家庭内感染が持ち込まれているというのは非常に多い事例だというふうに感じていまして、結果的にPCR検査をかけていくという形になりますと、先ほど保育計画課長が答弁したように、検査の翌日に感染してしまうリスクがある。相当な頻度でやらなきゃいけないというのがあります。  さらに職員でいえば、5,300人を超える規模の職員が保育園で働いております。一方、園児が1万5,000人と。この2万人を相当な頻度でやるということが、果たして効果的と言えるのかというふうには思っております。  結果的には、今、罹患者が出た場合には、保健所に早期に積極的疫学調査を実施していただきまして、感染拡大防止に努めているという状況ですので、こうした対応で今後もやっていきたいと考えてございます。  以上でございます。 160 ◯健康部長  保育園なり福祉施設、障害者施設、高齢者施設等におきまして感染者が発生しますと、非常にリスクが高く、感染が広がりやすい、また影響が大きいということもございますので、こういったところでは先ほどのように早期に感染者を特定した後に調査をして、積極的なPCR検査をして、適切な隔離をするというのをルーティンでやっているところです。  さらに、こういった施設に関しては、保育園なり福祉施設のところでは、複数出たりとか規模が大きかった場合には、スクリーニング検査というのを状況に応じて実施しており、それにより拡大防止を防いでいるところで、恐らく他区ではそんなにやってないことと思いますけれども、江東区では全数スクリーニングというのを必要に応じて実施しているところでございます。 161 ◯健康部次長  私からは、亡くなられた方の年齢層の情報公開についてでございます。  私どもとしては1年前から繰り返し御説明させていただいていますけれども、感染者、あるいは御家族の御心情というのを少し考えたいというのが基本になってございます。いただいた御意見については持ち帰らせていただいて、何らかの形でどういった年齢層の方が多く亡くなられているのかというところを公表できるかどうか考えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 162 ◯委員長  ほかに質問ある方いらっしゃいますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 163 ◯委員長  そうしましたら、先ほど徳永委員から御意見がございました一般質問における質問事項の制限解除につきまして、各委員の御意見を伺いたいと思いますけれども、いかがでしょうか。             (「了解です」と呼ぶ者あり) 164 ◯委員長  それでは、本件に関する内容につきましては、一般質問ができるように、議長宛てに申入れたいと存じますが、よろしいでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 165 ◯委員長  御異議ございませんので、本件に関しては一般質問ができるよう議長宛てに申し入れいたします。  それでは、本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 166 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  それでは、間もなく正午になりますけれども、このまま委員会審査を続けさせていただいてよろしいでしょうか。  1時間休憩を取りたいと存じますけれども、よろしいでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 167 ◯委員長  それでは、休憩といたします。  再開は午後1時といたします。               午前11時59分 休憩  ────────────────────────────────────               午後 0時58分 再開 168 ◯委員長  それでは、休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題28 2陳情第57号 高すぎる国民健康保険料の引き下げを求める陳情                 (継) 169 ◯委員長  次に、議題28「2陳情第57号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 170 ◯医療保険課長  では、資料3の37ページを御覧ください。  陳情の受理年月日等については、記載のとおりでございます。  陳情の趣旨につきましては、主に4点、こどもの均等割廃止及び多世帯への支援、一般会計繰入れによる国保料引下げ、低所得者層への負担軽減策、国庫負担割合の引上げで区に働きかけ、あるいは都や国に要望書等の提出を求めるものでございます。  続きまして、審査概要についてですが、こどもの均等割廃止、多子世帯への支援についてですが、国が令和2年5月に少子化社会対策大綱を閣議決定し、その後、こどもの均等割を5割軽減する措置を令和4年度から実施することを閣議決定し、今国会に法律の改正案を提出、先般、可決・成立いたしました。  一般会計繰入れによる国保料引下げにつきましては、本区においては、令和元年度の決算ベースで、国保会計には約48億円が一般会計から繰入れられており、そのうち約17億円が法定外の繰入れとなっております。また、令和3年度保険料率の算定に当たっても、一般会計からの繰入れを行い、保険料の抑制を図っております。  このように区では、既に多額の一般会計繰入れが行われております。しかしながら、国から法定外繰入れの縮減及び解消を求められており、区としてもこちらの部分の縮減に努めているところでございます。  低所得者層への負担軽減策につきましては、既に所得に応じた均等割額の軽減や、非自発的失業者に対する軽減制度を行っております。さらに特別区においては、平成30年度の制度改正に伴って、保険料の急激な上昇を防ぐため、激変緩和措置を独自に実施しております。  国庫負担の引上げにつきましては、令和3年度国の予算では、国保全体で、国、都道府県を合わせて約4.5兆円の公費を投入する予定となっております。また、平成27年度からは、低所得者対策の強化として1,700億円、平成30年度からはさらに財政調整機能の強化として1,700億円、国からの財政支援の拡充が行われております。  説明は以上でございます。 171 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 172 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 173 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項9 新型コロナウイルスワクチン接種の状況について 174 ◯委員長  次に、これから審査いたします陳情につきましては、報告事項9と密接な関係があることから、ここで審査順序を変更し、まず報告事項9の報告を聴取し、その後、陳情審査に入りたいと存じます。  それでは、報告事項9「新型コロナウイルスワクチン接種の状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 175 ◯ワクチン接種管理担当課長  それでは、私から、報告事項の9番、新型コロナウイルスワクチン接種の状況について御説明いたします。資料12を御覧ください。  まず、1番の接種状況ですが、表の合計欄を御覧いただければと思います。こちらは6月11日現在のVRS、ワクチン接種記録システムというシステムで確認した速報値になりますが、1回目の接種が5万8,721人、2回目まで接種した方が6,093名となっております。  なお、現在は高齢者の方が接種の対象ですが、高齢者の接種率は1回目が52.0%、2回目が5.4%となっております。  次に、2番、予約状況ですが、こちらの表の合計欄を御覧ください。6月11日現在で約9万2,000人の方が予約しております。  なお、3)の個別接種会場(自院予約分)というところですが、こちらは予約を直接受けている医療機関になりまして、これはワクチンの配送量から推計した数を記載しております。  また、4)の国の大規模接種センターにつきましては、予約数を把握できないため、1回目の接種者数2,727名を計上しております。  また、高齢者施設の入所者については、入所者の約8割を見込んでいるといった形になっております。  次に、2ページを御覧ください。3番のワクチン供給量ですが、こちらは配送日及び本区の供給量についてになります。内容は記載のとおりですが、7月4日までに合計29万550回分のワクチンが供給される予定となっております。  次に、4番、これまでの取り組みですが、本区の主な取組をこちらに記載しております。  次に、3ページを御覧ください。こちらはこれからの取り組みということになります。まず、6月28日からは、高齢者に次ぐ接種予約者について、予約を順次開始いたします。また、基礎疾患を有する方については、年代別に受付日を設定いたします。また、60歳から64歳の方については、7月5日から予約受付を行います。59歳以降の方については、表の下段になりますが、7月7日から、40歳以上の方は5歳刻み、その後、30歳以上、12歳以上と2日単位で予約受付を行います。  なお、12歳から15歳の方の接種券につきましては、資料に掲載しておらず、申し訳ございませんが、7月12日に接種券の発送を予定しております。  また、表の中段ですが、7月5日から8月16日まで、スポーツ会館が東京2020大会の公式練習会場として利用されるため、集団接種会場としては利用できなくなります。これに伴って7月6日から8月14日までのうち、火曜日から土曜日におきましては、深川スポーツセンターの1日当たりの接種回数を200回増加します。さらに、7月7日から8月14日までの代替施設として、文化センター2階の談話ロビーを開放いたします。  次に、4ページを御覧ください。6番、接種率向上に向けた取り組み・課題についてですが、こちらは4点目の巡回接種、5点目の子育て世帯への支援についてですが、これは今回の補正予算案で計上している取組でして、詳細については現在検討しているところです。  次に、7番の余剰ワクチンの有効活用ですが、本区では当日キャンセルや予診で接種を見合せた場合により、希釈した新型コロナワクチンに余剰が生じた場合は、当面、集団接種、個別接種それぞれ記載の順位により接種を行うこととしており、ポイントとしては教職員を加えた点になります。  次に、5ページを御覧ください。参考までに、6月14日現在の集団接種のキャンセル数を掲載しております。こちらはいずれも集団接種会場の従事者や教職員が接種しております。  最後、8番、国・都の接種会場の影響についてというところですが、6月14日現在のいわゆる二重予約の件数は11件となっております。  また、本区の対応ですが、大規模接種センターでの接種者のデータと本区の予約者のデータを照合し、重複する方がいらっしゃった場合は、その予約を削除させていただいております。  私からの報告は以上です。 176 ◯委員長  本件に対する不明な点の質疑については、この後の陳情審査の際、併せてお願いいたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題29 2陳情第63号 新型コロナウイルスワクチンに関する陳情(継)     ◎議題38 3陳情第28号 新型コロナワクチン接種を希望する区民全員が円                 滑に接種できる体制づくりを求める陳情 177 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題29「2陳情第63号」及び議題38「3陳情第28号」の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  3陳情第28号は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 178 ◯委員長  理事者から、一括説明を願います。 179 ◯ワクチン接種推進担当課長  それでは、私のほうから、議題29、2陳情第63号について御説明いたします。資料3の39ページを御覧ください。  陳情の趣旨については、記載のとおりです。  また、審査概要の説明についても前回と変わりございません。  本区では、5月16日よりワクチン接種が開始となりましたが、区としては引き続き予防接種法に基づき、適切で分かりやすい情報発信に努めてまいります。  以上です。  続けて、議題38、3陳情28号について御説明いたします。  趣旨1、コールセンターについてです。コールセンターは100回線を用意して対応しております。つながりにくさに関しましては、年代ごとに予約日を分けるなど、現在まで対応してまいりました。  趣旨2、予約枠の空き情報についてです。予約に関しましては、会場への行きやすさ等も含め、御本人の御希望を伺うようにしております。接種会場については、適宜空き状況の御案内も対応しております。  趣旨3、訪問接種とタクシー移動支援についてです。予約代行につきましては、文化センター等区内8か所で出張予約相談を実施いたしました。巡回接種については、基本的にはかかりつけ医による接種をお願いするところですが、事情により接種がかなわない方の対応については検討してまいります。また、タクシー移動支援につきまして、区民の方から感謝のお声を多数いただいております。広く多くの方に御利用いただけるよう、引き続き周知を図ってまいります。  趣旨4、副反応の情報提供についてです。集団接種会場においては現在まで4件の救急搬送がございましたが、いずれも蕁麻疹や発疹等の症状であり、重篤な副反応はございませんでした。また、重篤な副反応であるかどうかは国が決定するものでありますが、主立った情報については区報等での周知を検討してまいります。
     趣旨5、ワクチンの供給数と残数、接種人数、予約状況などの公表につきましてです。ワクチン接種に関する数値の発表につきましては、その内容を検討してまいります。また、個別接種医療機関ごとの予約状況につきましては、医療機関の御協力をいただきながら、その方法について検討してまいります。  説明は以上です。 180 ◯委員長  本件について、報告事項9と併せて一括質疑を願います。 181 ◯徳永雅博委員  何点か質問させていただきます。  1つは、まずワクチンの供給量の件ですが、今29万550回分ということで数字が書いてありますけども、これは全体の何割分が供給されているのか。あるいは、むしろ逆に何回分が100%供給可能という設定を今しているのかというのが一つです。  もう一つ、最近、新聞報道で大学とか、企業1,000人以上の会社での職域接種とか、何としてもワクチン接種の数を増やしていきたいということで、いろいろな手段を今、国も一生懸命やっていらっしゃいますけども、そういう職域接種の情報は本区としては特に情報として入ってきているんでしょうか、あるいはつかんでいるんでしょうか。  例えば今日だったか、昨日だったか、豊島区がいよいよ区の職員、区議会に接種するようなことを言っていましたけども、例えば本区としては、今どういうふうに考えていらっしゃるのか。  それから、余剰ワクチンの有効活用で、施設会場、近隣の小中学校というのがこの間発表されたわけでございますけども、そういう意味ではさっきの供給量にもよるんですけども、ワクチンの量がしっかりと確保できれば、さっき話題になっていました保育士、エッセンシャルワーカーと言ってもいいかもしれませんが、特に保育士のことが先ほど課題になっていましたので、接種などは今考えてないのかどうかということを、まずお聞きしたいんですけども。 182 ◯ワクチン接種管理担当課長  まず、1点目の何割供給されているかというところですが、申し訳ありません、はっきりした何割という数字はこの場ではお出しできないんですが、目標としては区民全体8割の接種を目指しているところでして、必要な分の要求を国にしていくという形で、今のところ特に問題なく届いておりますので、引き続き要求していきたいと考えております。  2点目の職域接種の情報ですが、基本的には国に申し込むという形になっておりますので、こちらのほうには一般的な情報がほとんどという形になっております。あと、個別に区内の企業から職域接種をやりたいんですけどという御相談はありますが、それも国の窓口を御案内しているという形になっております。また、区の職員については、今のところ接種という予定はございません。  あと、余剰ワクチンの保育士につきましては、今まさに調整中でして、何らかの形でお示ししたいと考えております。  以上です。 183 ◯徳永雅博委員  だから、まず供給量ですけど、人口の8割を一つの目標にしているわけでしょ。それに対して現在の供給量は決まっているわけだから、何割って出るんじゃないの、数字は。それは出ないんですか。これが一つ。何%かというのは。  それから、余剰ワクチンの件なんですけど、これは推測ですけども、これから大規模接種でどんどんいろいろなところでやる、職域でやる。そうすると、区で供給をお願いしたワクチンと、それからそこで今出ている数字よりももっとワクチンが余ってくるような気がしてしようがないんだけども、そういう意味ではもう少しきちんとエッセンシャルワーカーに対して対応できるように、さっきの保育士の件は今検討しているという話だけども、早めにどんどん提供できればと思いますので、その辺のことはもう1回、どう考えているかというのをお聞きかせください。  それから、巡回接種の件については、今検討中というのはずっとお聞きしているんですけども、これはぜひ早めに報告してもらいたいと思うんですけども、大体いつ頃発表できそうな感じなのかというのが一つです。  それからもう一つ、職域接種の情報把握というのは、問合せはあるけども、紹介はするけども、現に例えば1,000人以上の会社はいっぱいあるわけです、江東区内も。そういう意味での江東区内の状況把握という意味では、全体としてはできてないということかな。そういうことでよろしいんですか。その辺の確認を。 184 ◯ワクチン接種推進担当課長  徳永委員御質問の巡回接種と職域接種についてお答えいたします。  巡回接種につきましては、今受けてくれるところを探しているような状況です。条件がかなり厳しいものですから、どのように体制を組めるかというところを、いろいろな関係各所から意見を聞きながらまとめているところです。早く御報告できるように検討を急ぎたいと思っております。  また、職域接種につきましてですが、職域接種は基本的には住民接種に影響しないようにということで、国が関係省庁と直接申込みのやり取りをしている状況でございますので、医療従事者をどうしたらいいかという御相談はいただくんですけれども、基本的には関係する省庁とのやり取りということになっておりますので、自治体のほうで職域接種がどのぐらい進んでいてというのは、実際、把握できないような状況です。  以上です。 185 ◯ワクチン接種管理担当課長  供給量の割合ですけども、ちょっと今、電卓をたたかせていただいたんですが、対象年齢から現在の供給量を計算すると、大体3分の1程度という形になっております。  以上です。 186 ◯健康部次長  供給量の関係で少し補足をさせていただきたいと思います。  今回、資料でお示しさせていただいた7月4日分までというのは、65歳以上の方を7月中に接種を終わらせるという考え方の下で、国が供給してきた数字になっています。したがいまして、この数字というのは基本的には65歳以上の方を対象とした数字で、本区の11万3,000人の2回分以上は取りあえず供給がされていると。  ここの残りの部分、それからその次のクールから出されるワクチンを使って、今度64歳以下の方を接種していくわけでございますけども、基本的には国は、9月末までにファイザーとモデルナを合わせて国民の2回分の供給量を確保したというアナウンスはされておりますけれども、今現在、国の出し方としては、自治体に対してはファイザー、大規模接種会場、職域についてはモデルナという形で整理をして供給がされてございます。  そういった意味では両方合わせて2回分ということでございまして、我々としては、今現在はファイザーで打っていますから、ファイザーで一定程度やっていかないと混乱が生じると思ってございます。エッセンシャルワーカーにどんどん余った部分を使っていくべきだという御意見でございますけれども、私どもも考え方としては持っていますけれども、ただ、ファイザーがどういった形で供給されていくのかというのが、いま一つ国の考え方がよく分からなくて、次のクールについても、基本的には人口規模で割っていきますという考え方が示されていて、これはファイザーとモデルナの両方で2回分ということですから、大規模接種会場等々でどれだけ江東区民の方が打たれるかというところにもかかってくるのかなと思っています。  我々としては、そういう江東区民の接種状況を見ながら、あるいは我々としては、考えている週3万回以上の接種ができるように、国に対しては供給を求めていく考えでございます。  以上でございます。 187 ◯徳永雅博委員  分かりました。ファイザーとモデルナで分けているんですよね。アストラゼネカは海外へいった。逆を言えば、結構ワクチンは確保できているのかなという感触を得るんですけども。  そこで、さっきちょっとおっしゃった江東区民が職域接種で受ける場合もありますよね。その辺のデータのリンクはきちっとできているんですか。すみません。そこだけちょっと。できているんですかね。 188 ◯ワクチン接種推進担当課長  職域接種の予約の数については分からないんですけれども、大規模接種会場等で接種された方の数については、VRSというワクチン接種管理システムがございますので、そちらのほうで接種した数については把握することができるんですが、まだ年齢別でソートをかけて、この年代でどのぐらい接種しているのかという国の仕様がまだできておりませんで、メンテナンスというか、仕様を変更するというお話は聞いているんですけれども、まだそこまで整備ができてないので、果たして職域で接種された方をきちんと分けて把握できるかというのは、システムの変更がないと難しいかなというところです。  以上です。 189 ◯徳永雅博委員  よろしくお願いします。できるだけ早く区民の方が打てるように。特に保育士も含めたエッセンシャルワーカーのことについては、強く要望したいと思います。  この件については、さっきと同じで、一般質問においてまた制限解除をしていただきたいと思いますので、よろしくお取り計らいのほどお願いいたします。 190 ◯委員長  徳永委員からいただいた御意見については、本件に関する質疑が終了したら協議することにいたします。  ほかに質問のある方はいらっしゃいますでしょうか。 191 ◯若林しげる委員  ワクチン接種について、国民、また区民に分かりやすくスケジュールが出て、皆さんも大変安心しているところだと思うんですけど、今まで行われていた新型コロナワクチン接種の出張予約窓口の開設というところが一段落した形になっておりますけど、対象の方が増えてきますので、また直接窓口を開けて御相談に乗るということが今後あるのか、今まで窓口を開けてみた結果、どういう方が困っていて、どんな形でお勧めすることができたとか、その辺の話をまず聞かせていただきたいと思います。  それから2番目には、このスケジュールでいきますと、国もそうですけど、区全体で接種しなければいけない方の8割程度を目標とすると、何月頃に接種が大体終わるのかという目標は今設定されているのか、随時変わっていくのか、その辺の考え方が今お示しできるのであれば、お伺いをしたいと思います。  それから3点目なんですけど、このスケジュールでいきますと、若年層の12歳以上の方の予約の申込みが7月17日からということになっております。それで、年代的に順番で振り分けたとは考えているんですが、若い方、学生であったり、就職活動であったり、受験等を考えますと、予約申込みが随時、近い日程、スケジュールから埋まっていくと、7月17日には予約の申込みができることにはなっているスケジュールですが、学生は夏休みを上手に利活用できるのか。  また、学校の中では、あなたは接種したのしないのということがありますので、いろいろな形で配慮しなければならないことを鑑みますと、その辺までこのスケジュールの中で考慮していますということがはっきり分かっていれば、ここの場でお示しをしていただきたいと思います。  以上、まず3点お願いします。 192 ◯ワクチン接種管理担当課長  まず、出張予約窓口の件ですが、資料には11日までの実績として448件と記載しておりますが、すみません、その後に最終的な数字が判明しておりまして、14日までに504件、14日で終了となっていますので、最終的に504件の予約代行を行ったという実績でございます。  今は高齢者しか申込みできないという状況ですので、当然高齢者のみという形で504件ございました。今後は高齢者に限らず、例えば障害者などでも申込みが難しいという方がいらっしゃることはこちらも想定していますので、また別の機会に同じような形で設けたいと考えております。時期としては、この後、基礎疾患のある方とか、年代別の受付が始まりますので、それが落ち着いて、7月中旬以降、下旬辺りで同じような形で窓口を開設できればということを考えております。  次に、何月頃に終了するかというところですが、国のほうから12歳から15歳の接種がまた追加で出てきたこともございまして、現時点で江東区として何月目標に終わらせるというところは、まだ決めておりません。  あと、年代別の接種につきまして、江東区の見解としては、年齢が高い方のほうが重症化のリスクも高いだろうというところで、上からの年代で順番に2日ずつ設定して、予約申込みを受けるという形を取っておりますということで御了承いただければと思います。  以上です。 193 ◯若林しげる委員  相談窓口は検討されていると思うんですが、ぜひ適時に、再度、直接相談できるところは開設していただきたいと思います。いろいろな形で迷っていたり困っていたり、自分で何をして、どこまでしていいのか分からない方もきっと多いと思います。障害をお持ちの方、いろいろな家族の中で支え合っていっている中で、余裕のない方もきっといると思いますので、その辺は丁寧に開設準備を進めていただきたいと思います。  それから、全体のスケジュールを伺いましたけど、全体像が描けないところで、私が3番目に伺った若い方のスケジュールを年代別で並べているという考え方は、適当ではないと思うんです。私の意見は、簡単ですけどお伝えしましたけど、受験である方であったり、今回も成人式を開催できなかったり、夏休みを有効的に利用できないとか、こういうスケジュールが本当に適当かどうかということは再度検討していく必要があると思うんです。  このスケジュールを発表してしまっていますので、ここから変更というのは確かに難しいこととは思いますけど、若い方の接種についての在り方、ここはもう少し丁寧に全体の中に入れ込む必要があると考えますけど、その辺の考えはどうでしょうか。 194 ◯ワクチン接種管理担当課長  まず、先ほどの出張予約窓口の件で1点補足させてください。先ほど申し上げたように、また別の機会に出張予約窓口を設けるということも考えておりますが、それとは別に、例えば今度は熱中症の関係で、長寿サポートセンターの職員が区内の高齢者のお宅にお伺いするという事業がございまして、そのときにワクチンの御案内もしていくという形を考えております。ですので、ワクチン接種推進室だけではなく、全庁的な事業の中で進めていきたいと考えております。これがまず1点です。  あと、若い方の接種の在り方につきましては、確かに夏休み中に終わらせたほうがいいということは承知しております。個別接種の医療機関も、少しずつでありますが、増えてきております。また、職域接種とか国の大規模センターのほうが、64歳以下も接種の予約を受けられることになってきていますので、予約は今までよりは取りやすくなるのかなと思っております。江東区としてもそういった動向を注視して、受けたい人たちが早めに受けられるように取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 195 ◯ワクチン接種推進担当課長  補足ですが、今、若い方へのスケジュールというところで、ファイザーのワクチンと、あと接種が12歳からということになりましたので、今まで個別接種で協力していくださっている医療機関は180を超えておりますけれども、今までは16歳以上ということで、小児科の先生たちが参加されてなかったというか、手挙げされてなかった部分がございます。ここに来て対象年齢が12歳に下がりましたので、小児科の医療機関の先生方でも御協力いただけるというところが、幾つかお声をいただいておりますので、小児の医療機関も含めて、若い方が接種していただけるように勧奨してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 196 ◯若林しげる委員  幾つかの考え方をお示しいただいて、安心しているところでありますけど、若年層の接種については個別に、江東区行政の考え方を分かりやすく区民にお伝えする必要があると思うんです。そこのところはこのスケジュールとは違った形で考えているとか、適当な案があるということを分かりやすくお示しすることを要望しておきます。  以上です。 197 ◯佐藤信夫委員  先ほど来、メーカーですとか、またこの1年、全て完了するのは云々とあるんですが、一部報道の中には今回、第2回目の接種はぜひ3週間以内、また6週間以内に打たないと効果がないと報道されておりますが、さらに今回、新型コロナウイルス感染症のワクチンを打った際、毎年打たなくちゃいけないという報道がありますが、今現在の保健所の見地はどのようになっていますでしょうか。 198 ◯ワクチン接種推進担当課長  今、佐藤委員のお話にございました3回接種でありますとか、あとは確かに2回、現在ワクチンを接種していただきますけれども、一応国の指針としては、ファイザーのワクチンに関しましては、2回目の接種は3週間、21日間隔で接種していただくというところですが、スケジュールであるとか、体調の具合で接種を受けられない場合には、6週間以内に接種してくださいということでお願いをしているところです。  インフルエンザのワクチンのように毎年というお話なんですけれども、まだ具体的に正確に国の審議会のほうで示されておりませんので、国の情報を注視してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 199 ◯佐藤信夫委員  国から細かなデータ等も上がっているかと思いますが、ぜひそれを注視して、今後とも周知していただきたいと思っております。  先ほど徳永委員からも巡回接種について、答弁もいただいておりますが、既にある自治体では、人口も少ない地域なんですけども、訪問接種ということで今行っているところがございます。これは医師会、またこれから小児科医の先生方も入ってきていただいて速やかに進めるかと思うんですが、ただ、巡回接種についてはカバーするものが、区としても大きいものを出さないとなかなか進まないのではないかと。今現在、八十数%の方は予約が済んでいるということなんですが、率を高めるためにも、巡回接種というのは非常に大きなウエートをこれから占めてくるのではなかろうかと思っておりますので、ぜひ医師会からの御意見を聴取しながら取り組んでいただきますように、これは強く要望しておきます。  以上です。 200 ◯新島つねお委員  先ほど出張予約窓口の説明があったんですけども、取りあえず14日で終わって、6月末から基礎疾患のある方の予約が始まります。それが一定程度落ち着いてから、7月中旬以降に考えているということなんですけども、6月末、基礎疾患のある方から始まりますから、そのときから相談窓口は当然設置をするべきだと思うんですけど、もう一度御答弁をお願いします。 201 ◯ワクチン接種管理担当課長  基礎疾患のある方の受付の際に窓口をというお話です。こちらにつきましては状況を見て判断してまいります。今の段階ではお答えできるものがございません。申し訳ございません。 202 ◯新島つねお委員  何でなのかというのがよく分からないんですよ。もう一度分かるように教えてください。 203 ◯ワクチン接種管理担当課長  予約開始になる期間については、かなりの数のお問合せが予想されまして、職員の対応がそちらまでちょっと難しい可能性があるというところで、体制が整えば何かしらの手だてを打ちたいと考えております。  あとは障害者の部署とは連携を図っておりまして、そちらのほうと何かしら対応できないかということは今検討しているところです。  以上です。 204 ◯委員長  ほかに質問のある方はいらっしゃいますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 205 ◯委員長  それでは、先ほど徳永委員から御意見のございました一般質問における質問事項の制限解除についてなんですが、各委員の御意見を伺いたいと思いますけれども、いかがでしょうか。             (「了承です」と呼ぶ者あり) 206 ◯委員長  それでは、本件に関する内容は一般質問ができるよう議長宛て申し入れたいと存じますが、よろしいですか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 207 ◯委員長  御異議ございませんので、本件に関しましては一般質問ができるように議長宛て申し入れます。  それでは、本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 208 ◯委員長  それでは、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題32 3陳情第5号 江東区の高齢者が飼養困難になったペットに対して、                江東区の取組を求める陳情(継) 209 ◯委員長  次に、議題32「3陳情第5号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 210 ◯生活衛生課長  それでは、資料3の44ページを御覧願います。  3陳情第5号でございますが、陳情の受理年月日及び趣旨等につきましては、記載のとおりでございます。  陳情の趣旨につきましては、高齢飼い主が飼養困難になったペットの保護先を区が確保することと、保護した動物の譲渡のあっせんを区報などで広報することです。  次に、審査概要ですが、1点目のペットの保護先の確保につきましては、高齢者を含めたペットの所有者には、動物愛護管理法に基づき、最後まで責任を持って飼育管理する、いわゆる終生飼養というものが法令上定められておりますので、この法の趣旨について、引き続き飼い主の意識啓発に努めているところでございます。  しかしながら、様々な事情で飼育が困難になった際は、御自分で新しい飼い主を探すことや、飼い主がまたどうしても見つからない場合は、東京都動物愛護相談センターへの相談を勧めており、引き続き法の趣旨の周知に努めているところでございます。  次に、2点目につきましては、現状、区のホームページで、動物の譲渡に関しましてはこれまで動物愛護相談センターを紹介しておりましたが、現在は東京都に登録された譲渡対象団体に関する情報を加えることで、より幅広い情報提供に努めているところでございます。  私からの説明は以上でございます。 211 ◯委員長  本件に関して、質疑を願います。 212 ◯千葉早希恵委員  ありがとうございます。東京都のほうで、地域における動物の相談支援体制整備事業というのがあるということで、これは手を挙げているほかの区は、千代田区のみ助成を受けているということなんですが、江東区でこの助成事業に手を挙げたらいかがかなと思うんですが、それができない理由というのは何か伺います。 213 ◯生活衛生課長  千葉委員御指摘の東京都の包括補助事業の件について、この事業の参加の要件につきましては、地域に住む動物の飼い主や住民への助言とか支援、あと飼い主から引き取った動物や保護した飼い主がいない猫の飼育管理、さらには保護した動物の譲渡のあっせんを地域のボランティアと行政が連携して実施しなければいけないという要件がありまして、現状では江東区ではそういう体制が整っていないと考えております。  説明は以上です。 214 ◯千葉早希恵委員  連携の体制が整っていないということでしたので、区内で活動されているボランティア団体の方はいらっしゃいますので、しっかりとその活動内容とか実績を把握していただいて、都の助成を活用できるような体制をつくっていただきたいと思いますが、もう一度お伺いします。 215 ◯生活衛生課長  地域のボランティアさんに様々な意見を伺っておりまして、一生懸命活動しているというのは私ども理解しているところでございます。そこで、千葉委員がおっしゃっていました東京都の包括補助事業につきましては、他区の状況を見ながら、今後の参加を検討していこうと思います。  ただ、現状、江東区を含めて、ほかの22区が参加を見送っているというのは、参加のハードルが高いというのが一つの要因だと考えておりますので、現状ではすぐの参加は難しいと考えています。  しかしながら、本区におきましては、これも東京都の包括補助事業に参加して、現在、飼い主のいない猫の不妊または去勢手術の助成制度というのを行っております。現在、助成している費用につきましては、去勢や不妊手術の費用とノミ取りの費用までなんですが、今後ボランティアさんの声を伺いながら、もうちょっと補助できる品目を増やせないかというのは、そういう方向性で今後の可能性を研究していきたいと考えております。 216 ◯正保幹雄委員  区内でも飼い主のいない猫を様々な形で、長年御苦労されていることはよく存じ上げています。
     それで、陳情にもありますように高齢化をしていたり、様々な困難な状況になっているので、今後のことも案じて、行政の支援をということなんですけれども、2番目の保護した動物の譲渡のあっせんについては、直接区の関与は大変難しいだろうと思いますけれども、こういうボランティア団体の方々が活動を引き続きされていくという点について、先ほども協力できる範囲で区が協力をしていきたいということなんですけども、その範囲というのは具体的にはどういう協力、支援があるのか、またそれは検討されているのか、その点について伺いたいと思います。 217 ◯生活衛生課長  ボランティアに関する区の具体的な支援の内容という御質問だと思います。区といたしましては、実際に何ができるかということは、前回の議論からもあったとおり、実際、区として一応検討した内容としては、譲渡会の場所の提供ができないかということで、様々な区有施設に問合せをしてみました。しかしながら、施設の管理者、具体的な文化センターとか、産業会館とか、区立公園とか、そういう区有施設がメインになるんですけど、施設管理者に照会しました。  その結果ですけど、区内施設や公園も含め、動物関係の催事などにつきましては、毛やほこりが生じる。そして、それに伴い、ほかの利用者はアレルギーなどの問題を抱えている人もいますので、原則として他の利用者に考慮して、動物のそういうイベントに関しては使用を制限しているという回答しか得られなかったんです。  そこで、区として広報、何か手段はないかという形で、区報に関しては譲渡会をやるにしても、区報の掲載期限というのがありますので、かなり具体的に前々から日程を決めないと掲載が難しいというのがありますので、そこで先ほど説明いたしました、従来、動物の譲渡に関しては、公的な機関であります東京都動物愛護相談センターのみしか紹介してなかったんですけど、現状では関連リンクを張りまして、これは先ほどの譲渡対象団体という形で、東京都に登録したボランティア団体を紹介することで、より幅広い情報提供に努めているということで、区としてはそういう流れで今まで調整してまいりました。 218 ◯正保幹雄委員  譲渡会場を提供してくれるところというのはなかなか難しいということなんですけれども、多分、毛とか、ほこりとか、そういう対策も取った上で場所を提供していくということも含めて、区内にはまだまだほかに文化センターの下のほうとか、いろいろあるかもしれませんけれども、引き続きそういう場所を探していただいたり、また広報は紙だけじゃなくて、ホームページも媒体にしたり、ぜひ引き続き陳情者の声も聞きながら、幅広い方の声を聞きながら善処していただきたい。これは要望しておきます。 219 ◯磯野繁夫副議長  私の所属している会派も、この間の一般質問でこの施策の充実ということを訴えさせてもらいましたけれども、先ほど生活衛生課長から答弁ありましたとおり、私としてもまず第一義的には、ペットを飼う段階で自分亡き後のことまでぜひ考えて飼っていただきたいと思います。ただ、そうもいかない部分もありますので。  あと、ボランティアの方が今、一生懸命やられているということで話がありましたけど、かなりボランティアの方たちも高齢化もされているようであります。私も何件かそういう相談を受けると、東京都の所管のほうにつないでいますけれども、なかなかうまくスムーズにいかないようなこともあるみたいなんですけれども、ぜひ区としても主体的に、今後、様々越えなきゃいけないハードルはあると思いますけれども、そこら辺を前向きに乗り越えながら、ペットは命ですからぜひ大事に、そこら辺は接していただければと要望だけさせていただきます。 220 ◯委員長  ほかはよろしいでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 221 ◯委員長  それでは、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 222 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題33 3陳情第11号 都立墨東病院の独立行政法人化は行わないよう東                 京都に働きかけることを求める陳情(継)     ◎議題36 3陳情第23号 都立・公社病院の一括独立行政法人化反対に関する                 陳情 223 ◯委員長  次に、これから審査いたします議題33「3陳情第11号」及び議題36「3陳情第23号」の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  3陳情第23号は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 224 ◯委員長  理事者から、一括説明を願います。 225 ◯健康推進課長  それでは、3陳情第11号、3陳情第23号、併せての御説明とさせていただきます。  都立病院の経営形態の在り方につきましては、東京都におきまして平成12年の都庁改革アクションプラン以来、長年にわたる課題としてございます。  平成30年1月には、外部有識者で構成される都立病院経営委員会によりまして、都立病院が今後も役割を持続的に果たしていくためには迅速かつ柔軟な運営が不可欠であるが、現在の経営形態には医療スタッフの採用などに制度的な課題があり、地方独立行政法人への移行を検討すべきであるとの提言を受けております。  都はその提言、また2040年代を見据えた長期的な見地を踏まえて、従来の延長線にとらわれることなく検討を重ね、患者ニーズに迅速、柔軟に応えていくための課題の解決を図るため、今後、都民、都議会の意見を丁寧に聞きながら、令和4年度内を目途として、都立病院と公社病院、合わせて14病院を一体的に、地方独立行政法人の設立を進めていくとしているところでございます。  説明は以上でございます。 226 ◯委員長  本件について、一括質疑を願います。 227 ◯千葉早希恵委員  独立行政法人化反対に関する陳情ですが、それに対して2020年、昨年の3月に東京都病院経営本部で策定した新たな病院運営改革ビジョンというのを改めて拝見したんですが、ここでは柔軟、迅速に対応するために改革をするということが書かれてはいるんですが、この陳情内容にも書かれているような懸念点として、独法化することで医療費が上がるのではないだろうか、独立採算で効率化を図るということは医療費や使用料を上げるか、人件費を下げることにつながるのではないだろうかという懸念点があります。  さらに、多様な働き方という名目で、非正規雇用が増えてしまうのではないだろうかという懸念点もあるということをほかの記事などでも見かけたんですが、例えば陳情のところにも書かれているんですが、大阪で先行して独法化を進めて、今の現状として、懸念されているようなことが起こっていないのかどうかというのを伺いたいと思います。 228 ◯健康推進課長  御質問にお答えいたします。  まず、医療費の関係でございますけども、医療保険が適用される医療費につきましては、国が診療報酬及び患者負担割合ということを定めておりまして、地方独立行政法人化についても、それに伴って、例えば患者さんの負担が増えることはないということで、都のほうも示しているところでございます。  また、非正規等の働き方の問題ということにつきましても、それも含めて柔軟に対応していくことが必要だということで、都のほうは示しているところでございます。  また、大阪のほうの先行した独立行政法人化に伴ってというお話でございますけれども、まだコロナ禍でございまして、例えば医療崩壊が起こっているとして、その原因が独立行政法人化に伴ったものであるかというのは確認ができないところでございます。区としてはそういうことで認識しているといいますか、そういうふうに考えてございます。  以上です。 229 ◯千葉早希恵委員  このビジョンが策定されたときと今とでは全くその状況が違うということもあって、さらに大阪ではまだ検証ができていないという段階ですので、東京都の計画というのは見直していかなければいけないのではないかと思っておりますので、この陳情に関しても継続でお願いしたいと思います。 230 ◯正保幹雄委員  コロナ禍の下で行政的医療のさらに充実といいますか、それの大事さが今改めて浮き彫りになっているところです。さらに慎重な検討が私は必要だというふうに思いますので、継続をよろしくお願いします。 231 ◯委員長  それでは、本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 232 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題34 3陳情第12号 75歳以上の医療費負担の原則2割化反対、保険料引                 き下げを求める陳情(継) 233 ◯委員長  次に、議題34「3陳情第12号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 234 ◯医療保険課長  では、資料3の46ページを御覧ください。  陳情の趣旨及び受理年月日等につきましては、記載のとおりでございます。  審査概要につきましては、75歳以上の医療費の窓口負担2割につきましては、国においてこれまでの社会保障の構造を見直し、全世代対応型の社会制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案が国会に提出され、先般可決され、成立してございます。  内容につきましては、被保険者のうち、一定所得以上である者について、窓口負担を2割としております。ただし、法の施行後3年間については、長期頻回受診者等への配慮措置として、外来受診において、1か月の負担増を最大3,000円とする経過措置を導入します。  なお、法律の施行は、令和4年10月1日から令和5年3月1日の間で政令で定めることとしております。  区としては、持続可能な国民皆保険制度の運営を考慮しますと、所得状況に応じた負担はやむを得ないものと考えてございます。  次に、保険料の引下げについてですが、後期高齢者医療制度の保険料率は2年ごとに改定され、次期令和4・5年度の保険料につきましては、今年度、東京都後期高齢者医療広域連合が区市町村と議論を重ね決定するものとなります。  説明は以上でございます。 235 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 236 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 237 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題35 3陳情第17号 厚生労働省へ保健所の感染症に対する機能強化の                 意見書を提出することに関する陳情 238 ◯委員長  次に、議題35「3陳情第17号」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 239 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 240 ◯保健予防課長  3陳情第17号、厚生労働省へ保健所の感染症に対する機能強化の意見書を提出することに関する陳情の趣旨等につきましては、ただいま事務局の朗読のとおりであります。  感染症対策の体制につきましては、令和元年度に保健予防課に感染症対策の体制を集約し、その後、新型コロナウイルスの状況を踏まえまして、今年度保健師4名及び事務1名の増員を図ったところでございます。  また、新型コロナウイルスの対応に当たりましては、積極的疫学調査をはじめ、電話相談対応、PCRセンターの運営、患者搬送など多岐にわたる業務を行っており、患者発生状況を見ながら、健康部のみならず、全庁的な協力体制をしいた上で実施してまいりました。さらに、非常勤の公衆衛生専門医師の採用や会計年度任用職員の雇用、一部業務の委託化も行っている状況でございます。  なお、これまで国に対しましては、特別区長会及び全国知事会から財政支援や保健所の体制の充実を既に要請しておるところでございます。  説明は以上でございます。 241 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 242 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 243 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題39 3陳情第31号の3 江東区の公共施設の使用料を、値上げを据え置                  いている現行料金のまま、6区分化を求める陳                  情 244 ◯委員長  次に、議題39「3陳情第31号の3」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 245 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 246 ◯こども家庭支援課長  こちらの新規陳情につきましては、文化センターやスポーツセンターなども含めまして、使用料を徴収して貸出しを行っている施設全てについて、値上げを据え置いている現行料金のまま、現在、3区分の貸出しを行っている料金体系を、半分の時間設定を設け、計6区分で貸出しをするよう求める陳情でございます。そのうち、各委員会のほうに付託されておりまして、児童館の部分は厚生委員会に付託されているものでございます。  施設使用料につきましては、全庁的な使用料検討等をした後に、議会のほうにお諮りいたしまして御議論いただいた後、条例改正というところまで終了しているところですが、感染症の終息見通しが不透明であることから、本年9月利用分まで特例措置として料金の据置きを現在行っているところでございます。  そのため、令和3年10月以降の対応につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染状況やワクチン接種の接種状況などに加えまして、国、都の動向等を引き続き注視し、全庁的に総合的な判断がなされていくものとなってございます。  また、区分の変更についてですが、利用時間の細分化についても課題が生じてくるものと認識しています。例えば時間を細分化することによって、入替え時の清掃等の準備の確保、あるいは利用時間内の準備や片づけによって、現行で利用されている方からすると、実質利用時間が短縮する部分なども生じてまいります。  また、利用を希望する時間帯のうちで一部予約されてしまうことによって、現在の利用時間での確保が困難になる団体等も出てくるなど様々な状況が想定されますので、現在の利用に支障を来す利用者が生じること等も念頭に、慎重な検討がなされるべきものであるというふうに認識しているところでございます。  説明は以上でございます。 247 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 248 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 249 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題40 委員の派遣について 250 ◯委員長  次に、議題40「委員の派遣について」を議題といたします。  まず、本件について事務局から説明を願います。 251 ◯事務局次長  ただいま議題となりました委員の派遣について御説明いたします。資料はございません。  委員会で視察等を実施する場合は、会議規則により、委員会はあらかじめ議長に日時、場所等の承認を得なければならないとなっております。しかし、議長の承認を得るためだけにその都度委員会を開会して、日時、場所等を決定した後に、改めて視察等を実施することは、スケジュール調整上困難な面がございます。したがって、今後、本委員会で視察等を実施する場合は、あらかじめ議長の承認を得ることについて委員長一任とすることと、本日の委員会で決定していただきたいと存じます。  説明は以上でございます。
    252 ◯委員長  事務局の説明は以上です。  お諮りいたします。本件につきましては、事務局の説明どおり、本職に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 253 ◯委員長  御異議ございませんので、さよう決定いたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項6 令和2年度区内における食中毒の発生状況について 254 ◯委員長  続きまして、報告事項に入ります。  議事進行上の都合により、審査順序を変更し、報告事項6及び7を先に聴取いたしたいと存じます。  報告事項6「令和2年度区内における食中毒の発生状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 255 ◯生活衛生課長  それでは、令和2年度区内における食中毒の発生状況について御説明いたします。恐れ入りますが、資料9をお願いいたします。  食中毒が発生した際、原因施設が特定され、行政処分を行った際は、委員の皆様に食中毒の概要として原因の探知や調査結果、措置などを都度報告させていただいておりますが、昨年1年間に区内で発生した食中毒の発生状況について、この場を借りて報告させていただきます。  最初の1番目ですけど、事件数は11件で、昨年度から2件増えています。患者数は12名で、昨年度から12名減っております。  次、2番目の原因物質の内訳ですけど、原因物質、これは魚介類に寄生するアニサキスによるものが10件、牛や豚や鶏などの消化管内に生息するカンピロバクターによるものが1件でありました。  なお、それぞれの原因物質については、2ページ目に説明させていただいております。アニサキスにつきましては、魚介類に寄生した線虫の販売店や飲食店における除去が不十分なまま、刺身など生で提供したことによって、またカンピロバクターにつきましては、細菌が付着した食肉の不十分な加熱などが主な原因となっております。  次、1ページ目に戻りまして、3番目、原因施設及び原因食品についてですが、それぞれの食中毒の発生月、原因施設、原因食品、原因物質につきましては、そこに示させていただいたとおりです。そのうち行政処分を伴ったものは、令和2年11月、令和3年2月、令和3年3月の3件でありました。  なお、原因物資や原因食品が不明というものは、患者さんの発症数日前までの喫食状況の調査の結果、原因となる施設や食品の特定にまでたどり着けなかったものでございます。  なお、2ページ目に、参考として、暦年のデータでございますが、都内の食中毒の発生状況につきまして示させていただいております。東京都におきましては、事件数は114件と昨年度とそんなに変わらないんですが、患者数が令和元年と比べまして2,494名と大幅に増えておりますが、それは仕出し弁当が原因の大規模食中毒が発生したためであります。  説明は以上でございます。 256 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 257 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項7 東京都出産応援事業について 258 ◯委員長  次に、報告事項7「東京都出産応援事業について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 259 ◯保健予防課長  恐れ入ります。資料10でございます。東京都出産応援事業についてということでございます。東京都の事業に区が協力ということでございます。  事業概要でございますが、東京都はコロナ禍におきましてこどもを産み育てる家庭を応援・後押しするために、令和3年度及び4年度の2か年事業といたしまして、10万円分の子育て支援サービスや育児用品などを提供する東京都出産応援事業を開始いたしました。  当事業に関する東京都との委託契約に基づきまして、本区は対象家庭へギフトカードを発送しております。  対象要件でございますが、記載のとおりでございまして、3の配付内容。区には東京都から、乳児1人当たり10万円分のポイントとして使用できるギフトカードと封筒が提供されておりまして、区では対象の御家庭に簡易書留で郵送しておりまして、申請は不要としております。  スケジュールでございますが、既に今年の1月から4月生まれの乳児のいる御家庭には既にカードを送付済みでございます。今後、誕生月の翌々月上旬を目安に、毎月郵送する予定でございます。  最後に5番、広報でございますが、記載のとおり、ホームページ及び区報で周知を既にしているところでございます。  御報告は以上でございます。 260 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 261 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項1 江東区私債権の管理に関する条例に基づき放棄した債権の報            告について 262 ◯委員長  次に、報告事項1「江東区私債権の管理に関する条例に基づき放棄した債権の報告について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 263 ◯福祉課長  資料4を御覧願います。説明につきましては、私より一括して御説明をさせていただきます。  本件につきましては、私債権の管理に関する条例に基づき昨年度末に放棄をした私債権のうち、厚生委員会の所管のものについて御報告をいたします。放棄をした債権でございますが、女性福祉資金貸付金が2件、生業資金貸付金1件の計3件、総額167万円余となっております。  説明は以上です。 264 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 265 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項2 江東区地域福祉計画(骨子)について 266 ◯委員長  次に、報告事項2「江東区地域福祉計画(骨子)について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 267 ◯福祉課長  資料5を御覧願います。昨年より地域福祉計画の策定に取りかかっているところでございますが、本日は計画の骨子につきまして御報告をいたします。  初めに、第1章、計画策定の基本的な考え方では、計画の策定の趣旨、計画の位置づけ、計画期間、基本理念と基本方針、圏域の考え方を記載することとしております。  なお、基本理念につきましては、「一人ひとりの尊厳が守られ、地域でともに支えあい、誰もが笑顔で安全に暮らせるまち」としております。これは有識者、福祉関係者、公募区民により構成される江東区地域福祉計画策定会議の委員の方々から、福祉の将来像、大切にしたい価値観に関するキーワードを出していただき、それらを生かす形で作成をしたものでございます。  続きまして、第2章では地域福祉を取り巻く国の動向、本区における地域福祉の課題について記載することとしております。  なお、2の課題につきましては、昨年、区民及び区職員、社会福祉協議会職員を対象に実施した調査により得られた約500件の意見を整理し、地域福祉計画策定会議の委員の皆様から御意見をいただき、整理をしてまとめたものとなっているところでございます。  続きまして、第3章の施策の方向では、施策の体系と包括的な支援体制を記載することとしております。  なお、1の施策の体系につきましては、先ほど御説明をいたしました課題を踏まえて、その課題を解決するための取組方針というものをまず定め、それらを複数包括するものについて施策として定めるという順序で決めたものでございます。  続きまして、第4章の施策の内容です。こちらは現在、施策と取組方針の項目のみの記載となっておりますが、今後、取組方針ごとに取組の内容を記載してまいります。  第5章の計画の推進に向けてでは、計画の進行管理について記載することとしております。  次のページに、参考として今後のスケジュールを記載しております。今月、6月21日のこうとう区報で、区民の方々から御意見を伺うということを考えております。2ページに記載をしている課題をお示しした上で、解決策についての区民意見を募集いたします。その後でございますが、12月に素案を策定し、パブリックコメントを実施し、来年の3月に計画を策定という予定としております。  説明は以上です。 268 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 269 ◯徳永雅博委員  まず、何点か聞きたいんですけども、計画期間ですが、4年間という数字があんまりないんですけども、どうして4年間という数字になっているのかが一つ。  それから、計画策定スケジュールの中で、これから区報で区民意見募集をするわけですよね。その中身がこの課題だということなんですけども、これは21日のを見なくちゃ分かりませんけども、ここに書いてあるのは骨子にしてもタイトルがほとんどで、中身についての説明がないんですけども、その辺をどうやって集約されるのか非常に疑問なんですけども、区民意見募集の課題だけを記載して、そこで答えてもらうのか、それとも何かプラスして、どういう書き込みをしているのかというのを教えてもらえればというのが一つ。  それから、厚生委員会への報告は今年の12月と3月になっていますけども、第3回定例会への報告はないんでしょうか。  というのがちょっと細かな点です。  次に、もう時間がないので全部いっちゃいますけど、骨子の基本的な考え方なんですけども、理念はとってもいいなと思います。皆さんよく考えていらっしゃったのかなと。「一人ひとりの尊厳が守られ、地域でともに支えあい、誰もが笑顔で安全に暮らせるまち」と。  基本方針なんですけども、これ前提に知識があれば、1)「3つのつながりをつくる」というのは何となく分かるんだけども、ぱっと最初に見た段階で、「3つのつながりをつくる」というのがよく分からないんですけども、今後の議論を待ちますが、印象です。  「取組の基盤をつくる」というのも、何か分かりづらいなというのが印象。これは私の意見です。  質問としては、圏域の考え方なんですけども、地域福祉計画の策定の中で一番大事なのは、身近な生活圏域というのをどこに設定するかということなんです。この質問を考えるときにも、身近な生活圏域の、一般的には学校区、あるいは地区社協ということで地区であります。これは皆さん御存じのとおりです。そこの考え方を出さないと答えようがないという部分が、ほとんど質問としては出てくると思うんです。その辺をどう考えていらっしゃるのかというのをまとめてお聞きしたいんですけど。 270 ◯福祉課長  まず、1点目の計画期間の4年という理由でございますが、私ども地域福祉計画を策定するのが今回初めてだということで、今後、この関係でいろいろな動きが想定されるということと、また次の期間も4年間とすることで、区の長期計画と合わせたいという2点のことから、今回の計画期間を4年間とさせていただいたところでございます。  それで、2点目の6月21日号での区民意見の募集でございます。先ほどの説明と少し重複する部分もあるんですけれども、昨年9月に実施をしたときには、課題について区民の方々に出してくださいということで、様々な御意見をいただいたところでございます。それで、それを整理してまとめたものが、今回骨子の中で出させていただいている地域福祉の課題ということです。  6月21日号の区報では、区民の方々からこれらの課題が寄せられましたということで、そのことを区報に掲載するとともに、その課題についての解決策で、アイデアがありましたらぜひお寄せくださいということでのアイデア出しという形で、区民意見を募集するというものでございます。  3点目でございます。第3回定例会のときの報告につきましては、今後、検討させていただきたいというふうに思っております。  次に、圏域の考え方でございます。圏域につきましては、地域に身近な生活圏域ということで、実際に地域で区民の方々、団体等に地域福祉に取り組んでいただくという地理的な範囲、単位ということでございますが、こちらにつきましては区では今のところ考え方は持っておりません。今後、区民の方々から御意見を伺いながら、そのことについても検討していきたいと考えております。 271 ◯徳永雅博委員  圏域のところからいきますと、今、区としては考え方を持ってないと今お話しされましたね。ということは、それはそれで結構なんですけども、一番大事なところは、今回の区民意見募集はアイデア出しだとおっしゃいましたよね。アイデアがたくさん出てくれば、いろいろなことがまた組み合わせできると思うんですけども、アイデアがきちっと本当に出てくるかというのがとっても心配なので。  今回の地域福祉計画の最大の問題点は、コロナ禍でワークショップができなかった。地域福祉計画を成功させるためには、より多くの人の意見を聞かなくちゃいけないというのが大前提であるんですけども、それができなかったという部分をどうカバーするかというのがあるんです。そこのところはよく留意をしていただきたいと思います。  圏域の件については、アイデア出しの中でこれから決めていくというのは分かりました。よろしくお願いいたします。  もう一つは計画期間ですけど、4年なんですが、社協の地域福祉活動事業計画というのがありますよね。今、全国的にどこの地域福祉計画を見ても、社協の活動計画と一緒につくっているケースが物すごく増えている。だから、そことの絡みをしっかりと連携しないといいものができないんじゃないかと思っていますので、その点はどう考えていらっしゃるのか。  活動計画はたしか、次、5期は令和6年からだと思うんですけども、そうすると重なるところもあるので、その辺の考え方。いずれにしても、後は重層的な支援体制の整備とか、もう一つ重要なところは中間支援組織をどうやってサポートするか、この辺をしっかりと書き込んできていただきたいと思います。  何点か質問した質問内容だけ答えてもらえれば結構です。 272 ◯福祉課長  1点目、区の地域福祉計画と社会福祉協議会の地域福祉活動計画の関係でございます。  地域福祉活動計画は、社会福祉協議会が地域福祉を推進するに当たりまして、区民の方々と協働して活動していくための指針ということでございます。そのことから、当然、地域福祉計画との整合性を図る必要があるということは、私どもも当然考えております。整合性を図るやり方というのは様々あると思います。次の活動計画の改定の際に、地域福祉計画を踏まえて改定するというやり方もあると思いますし、あるいは計画期間を合わせるですとか、両計画を一体的に計画するという自治体もございますので、その辺につきましては今後検討していきたいと考えております。 273 ◯福祉部副参事(社会福祉協議会総務課長)  社会福祉協議会のほうから答弁させていただきます。計画期間のお話でございます。  社会福祉協議会が策定した第四次江東区地域福祉活動計画は、徳永委員おっしゃるとおり、令和元年度から5年度までが計画期間となってございます。ですが、活動計画の中にも、社会の変化や状況等を踏まえ、見直しや調整も行うというふうに記載がございます。  社会福祉協議会としましては、今後の地域共生社会の実現をどこまで進めていくのか、どうやったら進むのかということについては、今、業務検討会、PTを立ち上げまして検討を進めているところですので、他の自治体の社協にも相当数視察に行きながら、他の自治体の社協、また自治体の福祉計画、活動計画がどのように機能し合っているのかというのも研究してまいりたいと思います。  そういったところから、今後の地域福祉計画との整合性を取る意味での計画期間の在り方についても、今後検討してまいりたいと思います。  以上です。 274 ◯委員長  ほかはございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 275 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項4 障害者入所施設の整備状況について 276 ◯委員長  次に、報告事項4「障害者入所施設の整備状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 277 ◯障害者施策課長  それでは、資料7の1ページを御覧ください。「親亡き後」も地域で安心して暮らせる環境づくりとして進めております区内初の障害者入所施設整備の状況について報告をいたします。  本事業につきましては、区有地を事業者に貸し付けて、事業者が整備・運営を行う民設民営方式となります。  2番の整備地でございますけれども、塩浜二丁目の区有地約3,883平米となり、案内図のとおりとなります。
     3番の整備・運営事業者ですけれども、社会福祉法人睦月会でございまして、(5)に記載のとおり、障害者入所施設やグループホームなど、都内で37事業を展開している障害福祉サービスの実績のある法人となります。  2ページを御覧ください。4番の建物概要ですけれども、地上3階建て、高さ約10メートルの建物で、敷地内には東西に行き来可能な通路を設置して、地域住民にその通路を開放する計画としてございます。  5番の事業内容ですけれども、(1)の施設入所45名のほか、通所機能である生活介護60名、そのうち45名は施設入所者用のため、地域からの通いの定員としては実質15名となります。  また、(3)短期入所6名も整備予定でございまして、一定の医療的ケアの必要な方の受入れを、現在、法人と協議しているところでございます。  (6)の地域交流スペースにつきましては、地域に開放して、カフェや貸出しスペースなどの運用を現在法人と検討しているところであります。  最後に、6番の整備スケジュールですけれども、国庫補助から都補助に切り替えて、今、補助申請を行っているところでございまして、順調にいけば12月に着工、令和5年1月に竣工、令和5年4月開設という計画で進めてございます。  以上で説明を終わります。 278 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 279 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項5 新型コロナウイルス感染症にかかる国民健康保険の対応等に            ついて 280 ◯委員長  次に、報告事項5「新型コロナウイルス感染症にかかる国民健康保険の対応等について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 281 ◯医療保険課長  では、資料8を御覧ください。  新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、傷病手当金の期間の延長及び保険料減免措置を引き続き実施することといたします。両制度とも、国の財政支援の下、実施しており、対象者、適用期間などは国の基準に基づき実施しております。  詳細は資料記載のとおりでございますが、保険料減免における国の財政支援割合が、6月に入り再度通知がございまして、増加してございます。  なお、令和2年度の傷病手当金の実績は20件、114万8,000円余、保険料減免が4,027件で8億円余となってございます。  また、保険料の減免につきましては、2ページに記載のとおり、令和3年度保険料決定通知に併せて、6月14日付で制度の案内を国保加入の全世帯宛てに送付することで、確実な周知を図っております。  なお、保険料減免につきましては、介護保険でも実施しており、7月6日開催予定の高齢者支援・介護保険制度特別委員会で御報告する予定でございます。  また、後期高齢者医療制度につきましては、東京都の後期高齢者医療広域連合において実施する予定でございます。  説明は以上でございます。 282 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 283 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項10 亀戸児童館の指定管理者の選定手続きについて 284 ◯委員長  次に、報告事項10「亀戸児童館の指定管理者の選定手続きについて」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 285 ◯こども家庭支援課長  それでは、資料13を御覧ください。  こども家庭支援課が所管いたします亀戸児童館については、今年度末をもって指定管理期間が満了となるため、指定管理者の再選定を行うものでございます。  施設の名称は江東区亀戸児童館、施設所在地は記載のとおりでございます。  2、現在の指定管理者でございますが、社会福祉法人雲柱社で、指定期間はいずれも令和4年3月31日でございます。  3、選定方法でございます。指定管理制度の原則にのっとりまして、公募により選定をいたします。  また、4、今後の日程でございます。公募後に一次審査、こちら7月上旬となります。それから二次審査、こちらを7月中旬から下旬に行いまして、選定した事業者について、本年8月の江東区公の施設に係る指定管理者選定評価委員会で候補事業者が決定されまして、その後、10月の第3回定例会で指定議案を議決いただき、御審議の上、御可決を賜れば、令和4年4月1日から次期指定管理者による運営が開始されるところでございます。  簡単でございますが、説明は以上でございます。 286 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 287 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項11 保育施設の整備状況について 288 ◯委員長  次に、報告事項11「保育施設の整備状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 289 ◯保育計画課長  資料14をお願いいたします。  保育施設の整備につきましては、令和3年度も引き続き、待機児童解消に向け、長期計画などに基づいて地域別の保育需要を的確に見込み、必要な保育施設の整備を進めてまいります。  次に、2、令和4年4月1日新規開設予定の保育施設についてですが、現時点でのものを表にしてございます。  なお、表にございます、以下、調整中の整備計画より下の園につきましては、現在、計画調整中となっているものでございます。  2ページを御覧ください。新規整備につきましては、計画調整中のものを含め、現時点で11園、定員合計757名の増を予定しております。  次に、3、令和4年4月1日認可移行予定の保育施設についてです。認可移行につきましては、計画調整中のものも含め、現時点で2園、定員合計112名の増を予定しております。  次に、4、利用定員を変更する予定の既存保育施設についてです。公設民営の豊洲保育園につきましては、都営住宅の建て替え工事の完了により、仮設園舎から本園舎に戻ることに伴う定員増でございます。また、公設民営園の猿江保育園につきましては、増設工事の完了に伴う定員増でございます。  3ページを御覧ください。5、改築・改修についてですが、区立及び公設民営14園について、現状の報告でございます。  1の猿江保育園は増築工事を行うものです。2の辰巳第二保育園、3の辰巳第三保育園は、都営辰巳団地の建て替え工事に伴う改築移転となります。4の豊洲保育園も同様に、都営豊洲四丁目団地の建て替え工事に伴う改築移転になります。平成28年度末から同団地内の仮設園舎に移転している状況でございます。いずれも東京都の工事の進捗状況によって、移転の時期が前後する場合がございます。5の白河保育園から8の亀高保育園までにつきましては、いずれも令和5年度から6年度にかけて大規模改修工事を予定するもので、工事期間中に係る仮設園舎については現在調整中となってございます。  なお、9の東砂保育園から14の北砂保育園までにつきましては、小規模改修工事を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、計画が先送りとなったものでございます。  4ページを御覧ください。私立認可保育所の開設予定についてです。1の(仮称)豊洲枝川さくらんぼ保育園は、枝川一丁目の都有地に開設を予定している計画でございます。定員は100人、運営は社会福祉法人誠高会になってございます。  5ページを御覧ください。2の(仮称)グローバルキッズ豊洲駅前園は、豊洲五丁目に開設を予定している計画でございます。令和4年4月時点の定員は120人ですが、令和5年4月以降、段階的に3歳以上の定員増を実施し、最終的には令和7年4月に220人となる予定となってございます。運営は株式会社グローバルキッズとなってございます。  6ページを御覧ください。3の(仮称)おはよう保育園有明は、有明一丁目に開発を予定している計画でございます。定員は64人、運営は東京建物キッズ株式会社となってございます。  7ページを御覧ください。4の(仮称)アソシエ住吉扇橋保育園は、扇橋三丁目に開設を予定している計画でございます。令和4年4月時点の定員は50人ですが、令和5年4月に4歳以上の定員増を実施し、67人となる予定となってございます。運営は株式会社アソシエ・インターナショナルとなってございます。  8ページを御覧ください。5の(仮称)さくらさくみらい木場は、木場一丁目に開設を予定している計画でございます。令和4年4月時点の定員は50人ですが、令和5年4月以降、段階的に4歳以上の定員増を実施し、最終的には令和6年4月に64人となる予定となってございます。運営は株式会社さくらさくみらいとなっています。  9ページを御覧ください。6の(仮称)メリーポピンズ南砂ルームは、東砂七丁目に開設を予定している計画でございます。定員は64人、運営は社会福祉法人どろんこ会となっています。  10ページを御覧ください。認可外保育施設の認可移行及び移転についてです。1の(仮称)アンジェリカ保育園白河園は、現在、白河三丁目で認証保育所を運営しておりますが、令和4年4月に認可保育所への移行及び三好三丁目への移転を予定している計画でございます。定員は、現在の34人から61人となる予定となってございます。運営は株式会社アンジェリカでございます。  報告は以上となります。 290 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 291 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項12 江東区東砂第三保育園の指定管理者の選定手続きについて 292 ◯委員長  次に、報告事項12「江東区東砂第三保育園の指定管理者の選定手続きについて」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 293 ◯保育計画課長  資料15をお願いいたします。  本園につきましては、平成29年6月に策定した令和4年度以降の民営化計画に基づくもので、計画期間中の2年目の指定管理の選定となるものでございます。  指定期間につきましては、令和6年4月1日からの5年間、選定方法につきましては、これまでの民営化委員と同様、公募により行います。  公募期間ですが、令和3年5月24日から6月24日までとしております。  今後の予定につきましては、一次審査、二次審査を経て、8月開催予定の選定評価委員会において指定候補者を選定し、第3回区議会定例会に議案として提出を予定しております。指定管理者指定の議決をいただきましたら、その後、令和4年4月に準備委託契約、令和6年4月には保育園の管理に関する協定書を、それぞれ締結する予定としております。  報告は以上となります。 294 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 295 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項13 保育施設検査の状況について 296 ◯委員長  次に、報告事項13「保育施設検査の状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 297 ◯保育計画課長  資料16を御参照願います。保育施設検査の状況などについて御説明いたします。  まず、1の経緯についてですが、平成27年4月からの子ども・子育て支援新制度の実施により、保育所をはじめとする特定教育・保育施設、特定地域型保育事業に対する検査権限及び幼児教育・保育の無償化に伴い、特定子ども・子育て支援施設などに対する検査権限が区市町村に付与されました。  これらの検査権限の付与に伴い、区では検査実施要綱を整備し、認可保育所、小規模保育事業、認証保育所などに検査を実施しております。令和2年度に実施いたしました各保育施設への検査状況について報告させていただきます。  2の実施状況について御説明いたします。まず、(1)の実施期間ですが、令和2年7月から令和3年3月まででございます。  次に、(2)の検査実施施設数についてでございます。記載のとおり、区内の認可及び認可外保育施設で実施いたしました。令和2年度は延べ248施設で実施いたしました。  なお、緊急事態宣言が発出された際は、30施設については実地検査から書面検査に変更するなど、新型コロナウイルス感染症対策を図りながらの検査となりました。また、検査項目で専門性の高い会計に関する項目については、一部業務委託を行い、実施をさせていただきました。  次に、一般検査についてですが、検査事項全体において実施するI型については47施設、検査事項をあらかじめ限定して実施するII型では192施設、それぞれ実施させていただいております。  また、特別検査でございますが、検査項目を限定して実施するI型検査を5施設で実施しております。  次に、合同検査でございますが、こちらは東京都による指導検査と区市町村の検査を合同で行うものであり、4施設に対して実施をさせていただきました。  2ページを御覧願います。検査実施による指摘事項でございます。  まず、小規模保育所を含む認可保育所に対する文書指摘でございます。主なものとしましては、防犯対策の状況について、調理従事者の健康管理について、委託費の運用について、利用者負担の状況についてなど、記載の項目を含む20項目で計40件の指摘をしたところでございます。  また、認証保育所を含むその他保育所に対する文書指摘事項でございますが、主なものとしては、施設長の責務について、防犯対策の状況について、保育士の適正配置についてなど、記載の項目を含む25項目で計45件の指摘をしたところでございます。  次に、口頭指導事項です。3ページを御覧願います。こちらは日々の保育において改善を必要とする指導事項が多岐にわたっており、小規模保育所を含む認可保育所では合計119件、認証保育所を含むその他保育所では37件となっております。  主な項目としては、防犯対策の状況について、施設運営全般について、職員の健康管理について、食事の提供の状況についてなどになってございます。こちらにつきましてはその場で指摘指導し、改善を求めたものでございます。  次に、(4)指導検査の体制です。係長級以上の職にある者を長とする職員3名以上で検査班を編成し、実施することとしており、運営管理、保育内容、会計管理の各事項について検査を実施しております。  続きまして、検査後の取扱いについてです。文書指摘事項につきましては、原則30日以内に改善状況報告書の提出を求めており、改善を求めた施設において、おおむね期限内に改善の状況を確認できております。  4の今後の課題でございますが、この保育施設検査を区内全保育施設の保育の質の向上に確実につなげるためにも、職員個々のさらなるスキルアップと検査マニュアルの精度の向上などが必要不可欠であると認識しているところでございます。  引き続き新型コロナウイルス感染症対策を行いながら、新規開設園に対しては開設前事務説明会や開設後の巡回訪問を実施するとともに、適正な園運営の実施に向け、運営指導を確実に行うことが必要であると認識しているところでございます。
     説明は以上となります。 298 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 299 ◯新島つねお委員  2点だけお伺いいたします。  1つは文書指摘事項ということで、委託費の運用とか施設長の責務、もう一つ、保育士の適正配置というのは、適正に配置されてなかったんじゃないかというのは大体分かるんですけども、もうちょっと内容を教えてください。それと、その対応と現状はどうなったのかも含めてお知らせください。  2点目は特別検査なんですけども、認可1か所、認証3か所、その他1か所、5か所記載がありますけれども、この特別検査というのは重大な法令違反、あるいは一般検査において改善が認められない、また正当な理由なく一般検査を拒否した施設において実施する検査という説明があるんですけど、この5か所の園、現状はどうなのか、改善はされているのかどうかお伺いいたします。 300 ◯保育計画課長  まず、御質問の1点目の委託費の運用の部分についてです。  具体的なもので言いますと、委託費の弾力運用を行う場合には、経理等通知に基づいて行う必要があるんですが、前期未支払い資金残高の取崩しを行う前に、都に事前協議を行わないで資金を運用している事例があったことがあります。  また、職員の適正配置などにつきましては、例えば職員については必ず基準が定まっておりまして、そこに人を張らなければいけないんですけれども、認証保育所などで開設時間中に配置する保育士数の数が、常勤保育士1名以上を含む2人以上でなければいけないという形になっているんですけれども、こちらにつきまして土曜日や朝夕こどもが少ない時間帯において、常勤保育士の配置が適正にされてなかったという事例があります。  また、こちら特別検査の職員適正配置のほうにもつながるんですが、定員数に対して実施要項などの職員配置の人数が決まっているんですが、その人数を充足しているにもかかわらず、勤務実績のない職員の名前を記載し、虚偽の報告を区に上げていた事例、また職員の配置人数が充足していないため、勤務実績のない職員の名前を記載して、偽造の報告を上げた例などが挙げられております。  今回の特別検査につきましては、職員の適正配置を適正に行っていないという問題がある事業者が明らかになりましたので、区のほうでそちらの調査に入ったというところで5施設になっております。こちらの5施設については、今、検査は終わっておりまして、改善状況も出していただいて、今現在は職員の適正な配置、適正な報告を上げるように改善は終わっているところでございます。  説明は以上でございます。 301 ◯新島つねお委員  特別検査ですけども、今御答弁にありましたけども、改善はされたと。ただ、中身を聞くと本当に悪質ですよね、これ。これが本当に改善されているのかどうか、もう一度再度。あと、こういうところはまたやるかもしれませんので、いろいろな検査をもっとしっかりとこれからもやっていただきたいということと、文書指摘のほうで施設長の責務というのが抜けていたんですけども、そこの内容をお示ししていただきたいのと、この文書指摘のほうも現状は全て改善をされているのかどうかお伺いいたします。 302 ◯保育計画課長  まず、特別検査の件です。こちらにつきましては区のほうでも重要視しておりまして、悪質な部分もあったと認識しております。そのため、こちらに関しましては東京都のほうも調査に入っておりまして、今、情報を共有しながら、確認を行っているところであります。繰り返しになりますが、区でも重要視している案件でありますので、今回の特別検査の中での報告ではなく、東京都の今後の対応や改善方法、そして今後この事業者に対してどういうふうな対応をしていくのかきちんと精査した上で、議会のほうに改めて、こちらは別な事件として取り上げて、御報告させていただければと考えております。  あと、施設長の責務につきましては、施設長につきましては長として、専任としてそちらの業務に従事をしなければいけないんですけれども、保育のほうに従事して入っていたという事態がありましたので、そちらのほうの御指摘をさせていただいたものでございます。こちらにつきましても改善はされております。  また、今回、文書指摘したものにつきましては、その内容については改善が確認されているところでございます。  以上でございます。 303 ◯佐藤信夫委員  質問は同様なんですけども、また改善されていると思いますけども、どこの事項も防災対策、上段にあるんですが、ソフト・ハード両面あるかと思いますが、具体的にどのような指摘をされてきたんでしょうか。 304 ◯保育計画課長  防災対策の関係で御指摘させていただいた件につきましては、避難訓練及び消火訓練の双方とも、少なくとも毎月1回行わなければいけないというふうに決まりがあるんですけれども、実施していない月があったということで指摘をさせていただいております。  そのほか、防災対策においての必要な通報訓練というのがあるんですけれども、そちらについても1年に1回以上実施しなければいけないんですけど、されていなかったというものがございます。こちらにつきましては園児の命に関わることですので、今確実にやっているか確認をさせていただいているところでございます。  以上でございます。 305 ◯佐藤信夫委員  今、最後に保育計画課長がお話ししたとおり、本当に命に関わることでございますので。  ただ、避難訓練とかそういったものは、ちょうどこの期間、新型コロナウイルス拡大で日程等がなかなか思うように取れなかったという理由が恐らくあったかと思うんです。それ以上に避難訓練はとても重要だし、またいざというとき、あの子たちを先生方が誘導するというのは大変なことなので、これはしょっちゅうというわけじゃないけども、決められた、最低でも月に1回やっておかないと本当に戸惑ってしまう、大きな災害につながりますので、ここは本当に要注意だと思いますので、これからも口頭だけじゃなくて、文書で改善のやつを徹底的に見いだして、方向性を見いだしてあげてください。  以上です。 306 ◯正保幹雄委員  新島委員からも指摘がありましたけれども、質の向上が求められているときに、また委託料ですから、税金の投入ということで、不正受給があってはならない。今回2回目なんですね。  それで、港区で発覚して、同じ業者に情報が回ってくる。そして杉並区でも、同じ事業者が同じ時期に長期間にわたって不適正な受給があるということで、各自治体にまたがっている事業者ですから、チェック体制の在り方も広域的に、例えば指定をするときにきちっと他自治体との情報連携をするとか、そこまでアンテナを伸ばしながら、チェック体制も考えていくなど、厳しく対応をしていただきたいと要望しておきます。 307 ◯委員長  ほかよろしいでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 308 ◯委員長  それでは、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項14 江東区新砂保育園外2園の指定管理者の選定手続きについて 309 ◯委員長  次に、報告事項14「江東区新砂保育園外2園の指定管理者の選定手続きについて」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 310 ◯保育課長  資料17を御覧願います。  今回御報告いたします新砂保育園外2園でございますが、今年度末で指定期間満了となるため、再選定の手続を行うものでございます。  資料の2にございます、現在の指定管理者・指定期間でございます。新砂保育園が社会福祉法人こうほうえん、毛利保育園が社会福祉法人もろほし会、亀高保育園が社会福祉法人光聖会となってございまして、亀高保育園につきましては今回が初めての再選定となります。  次に、3の選定方法でございます。保育施設につきましては、利用者と施設事業者との高度な信頼関係が求められることですとか、あと現在の運営事業者は十分な運営能力や実績を有していることなどから、選定方法は非公募としてございます。  2ページを御覧願います。4の予定でございます。8月に指定管理者選定評価委員会にて指定候補者として決定をいたしまして、第3回区議会定例会で議案を御可決いただきましたら、令和4年3月に協定書を締結する予定でございます。  御報告は以上となります。 311 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 312 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項15 保育所の状況について 313 ◯委員長  次に、報告事項15「保育所の状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 314 ◯保育課長  資料18を御覧願います。  保育所の状況でございますが、まず1の申請者数の状況でございます。令和3年4月入所に伴う申請者数は合計3,958人となりまして、前年度比626人の減となりました。年齢別では、ゼロ歳から5歳までの全年齢で減少しているところでございます。  次に、2の待機児童数の状況でございます。まず、(1)推移でございますが、今年度の待機児童数は4人、昨年度比で10人の減となります。  (2)年齢別で見ますと、昨年度はゼロ歳から2歳の各年齢で待機児童がいたところでございますが、今年度は1歳児にのみ待機児童が生じてございます。3歳から5歳児の待機児童数は、一昨年より引き続きゼロ人となってございます。  (3)地区別でございますが、保育需要の高い地域での園整備を進めた結果、待機児童が生じているのは富岡地区、東陽地区の2地区のみとなってございます。  なお、6ページ、最後のページでございますが、参考といたしまして地区別年齢別の待機児童数の一覧をつけてございますので、後ほど御覧いただければと思います。  次に、3の定員および入所状況でございます。恐れ入りますが、2ページを御覧ください。2ページ以降4ページまでが、認可保育所の地区別年齢別の入所定員等の状況になります。各ページ右側の備考欄に、新規開設と記載させていただきました園が9園ございます。このうち1園は移転に伴うもので、その他8園が令和3年4月の私立認可保育所の新規の開設となります。この結果、4月1日付の定員合計数は、4ページの表の下から2行目でございます、1万5,821人となりまして、対前年度比で552人の増となってございます。入所者数につきましては1万4,318人、入所率につきましては90.5%となってございます。  次に、5ページを御覧ください。認証保育所の状況でございます。4月1日現在34園で、定員は1,005人となってございます。入所者数につきましては745人で、入所率といたしましては74.1%となってございます。  報告は以上となります。 315 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 316 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項16 令和4年度認可保育所等入園児童の募集について 317 ◯委員長  次に、報告事項16「令和4年度認可保育所等入園児童の募集について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 318 ◯保育課長  資料19を御覧願います。  まず、1の申込用紙(入園のしおり)の配布開始時期等についてでありますが、配布開始時期につきましては、例年同様9月中旬より開始を予定してございます。  (2)及び(3)配布場所及び区民の方への周知につきましては、記載のとおりであり、昨年度と変更はございません。  次に、2の一斉募集(一次)の申込み窓口の受付期間等でございますが、(1)窓口受付期間につきましては、10月26日の月曜日から豊洲シビックセンター「区民広場」にて受付を先行して行いまして、区役所では11月4日から11月9日及び11月14日から11月24日までの期間、実施いたします。受付時間は午前8時半から午後5時までで、水曜日のみは午後7時まで受付をさせていただきます。  (2)でございます。昨年度より開始いたしました郵送受付期間でございますが、次年度、令和4年度の入所に当たりましては、10月18日から11月24日まで郵送受付を実施したいと考えております。  (3)追加書類受付期間でございます。今回の一斉入所にて新たに設定をさせていただいたものでございます。こちらにつきましては11月末まで、例年受付を実施していたところなんですけれども、最終日間際の提出の際に不足書類があった場合に、不足書類を準備する期間が十分に取れず、申し込まれる方の御不満の要因の一つにもなっていたところでございましたので、こちらを新たに設定させていただきました。これにより窓口受付期間は例年より1週間弱短縮されるところでございますが、郵送受付期間は1週間早めて開始いたしますので、実質的な申込み期間は例年と変わらない期間を確保してございます。  2ページをお開きください。3の二次募集の期間でございます。11月25日から令和4年2月15日まで、保育課の入園係にて受付を行います。二次募集の郵送受付期間は、記載のとおりとなってございます。  4、一斉募集申込結果の通知時期でございますが、一次の募集結果につきましては1月の下旬、二次の募集結果につきましては3月の上旬を、それぞれ予定しております。  私からの報告は以上となります。 319 ◯委員長  本件について、何かお聞き願いたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 320 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項17 江東区こどもプラザ、江東区住吉子ども家庭支援センター及            び江東区立こどもプラザ図書館の指定管理者の選定手続きに            ついて 321 ◯委員長  次に、報告事項17「江東区こどもプラザ、江東区住吉子ども家庭支援センター及び江東区立こどもプラザ図書館の指定管理者の選定手続きについて」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 322 ◯児童相談養育支援担当課長  それでは、資料20を御覧ください。  令和4年5月開設予定の江東区こどもプラザ住吉子ども家庭支援センターこどもプラザ図書館につきまして、新たに指定管理者の選定を行うものでございます。  まず、対象となる施設は1に記載のとおりでございまして、指定期間につきましては令和4年5月から令和9年3月の4年11か月となります。  次に、3の選定方法は、公募による選定といたします。  4の今後の日程でございますが、8月の選定評価委員会で事業者の選定を行った後、第3回区議会定例会にて議決をいただければ、来年5月より指定管理者として運営を開始していく予定でございます。  最後に、5としましてその他ですが、こどもプラザ住吉子ども家庭支援センターこどもプラザ図書館を含む複合施設になりますので、円滑かつ効率的な運営を図るため、3施設一括で指定管理者の募集をいたしまして、同一の指定管理者を選定いたします。  説明は以上でございます。 323 ◯委員長  本件について、何か気になりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 324 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項18 江東区亀戸子ども家庭支援センター指定管理者の選定手続            きについて 325 ◯委員長  次に、報告事項18「江東区亀戸子ども家庭支援センター指定管理者の選定手続きについて」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 326 ◯児童相談養育支援担当課長  それでは、資料21を御覧ください。  令和4年4月に開設いたします亀戸子ども家庭支援センターにつきまして、新たに指定管理者の選定を行うものでございます。  まず、対象となる施設は1に記載のとおりで、指定期間につきましては令和4年4月から令和9年3月の5年間となります。  3の選定方法につきましては、公募による選定といたします。  4の今後の日程でございますが、8月の選定評価委員会で事業者の選定を行った後、第3回区議会定例会で議決をいただければ、来年4月より指定管理者として運営を開始していく予定でございます。  説明は以上でございます。
    327 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 328 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎協議事項1 令和4年度東京都に対する要望事項について 329 ◯委員長  続きまして、協議事項に入ります。  協議事項1「令和4年度東京都に対する要望事項について」を議題といたします。  初めに、要望事項の取扱いについて事務局から説明を願います。 330 ◯事務局次長  それでは、東京都に対する要望事項の取扱いについて御説明申し上げます。  まず、都への要望の実施は、委員会の権限でございますので、今年度都要望を行うかどうかは、本委員会で御協議をお願いいたします。  都要望を行う場合、要望事項の内容の協議及び都の関係局への提出についても委員会でしていただくことになります。  要望事項の提出時期ですが、都の来年度の予算編成に間に合うよう提出することとなっております。  なお、23区共通の事項につきましては、特別区議会議長会を通じて行っていることから、委員会での要望は、本区特有の事項に絞って要望することとなっております。  昨年度、当委員会では本区特有のものがないということで、東京都への要望は実施しておりません。  説明は以上でございます。 331 ◯委員長  本年はどのような取扱いにするか、御協議を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 332 ◯委員長  要望する事項が特にないということでございますので、本委員会といたしましては都要望を提出しないことといたします。  以上で協議事項を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎閉会の宣告 333 ◯委員長  本日予定されておりました案件は全て終了いたしました。  これをもちまして本日の委員会を終了いたします。               午後3時07分 閉会 Copyright (c) Koto City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...