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2021-06-15 令和3年区民環境委員会 本文
2021-06-15 令和3年区民環境委員会 名簿

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  1. 江東区議会 2021-06-15
    2021-06-15 令和3年区民環境委員会 本文


    取得元: 江東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1               午前10時00分 開会     ◎開会の宣告 ◯委員長  おはようございます。ただいまから、区民環境委員会を開会いたします。  ────────────────────────────────────     ◎委員長挨拶 2 ◯委員長  本日は、改選後初の委員会でありますので、一言御挨拶申し上げます。  御承知のとおり、去る第1回区議会臨時会におきまして、正副委員長互選の結果、委員長に私が、副委員長には石川邦夫委員が選出され、就任することとなりました。  委員会審議に当たりましては、誠意をもって適正な運営を図ってまいりたいと存じますので、委員各位はもとより理事者におかれましても、特段の御協力をいただきますようお願いいたします。  簡単ではございますが、御挨拶とさせていただきます。  ────────────────────────────────────     ◎議長挨拶 3 ◯委員長  続きまして、議長から御挨拶願います。 4 ◯議長  おはようございます。去る5月25日の第1回区議会臨時会におきまして、議長に就任いたしました榎本雄一でございます。  区民環境委員会は、地域社会づくりや地域産業の育成、そして、環境負荷の少ないまちづくりなど、区民生活に関わる問題を取り扱う重要な委員会でございます。各委員におかれましては、米沢委員長、石川副委員長の下、活発な御議論をいただき、本区発展のため御尽力をいただきたいと思います。  私も議長として、磯野副議長と力を合わせ、円満な議会運営に誠心誠意努めてまいる所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────     ◎委員席の了承 5 ◯委員長  初めに、本委員会の委員席につきましては、現在御着席のとおりで御了承願います。  ────────────────────────────────────     ◎出席理事者の紹介・所管事項の説明
    6 ◯委員長  次に、本委員会の出席理事者及び所管事項につきましては、それぞれ一覧表をタブレットに掲載しておりますので、御参照願います。  ────────────────────────────────────     ◎委員会進行について 7 ◯委員長  これより委員会審査に入りたいと存じますが、ここで本日の委員会進行について申し上げます。  新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、理事者からの説明及び答弁につきましては、簡潔に行うことにより、会議時間の短縮化に努めていただきますよう、よろしくお願いいたします。  また、委員各位におかれましても、特段の御配慮をいただきますよう、よろしくお願いいたします。  なお、案件説明及び答弁を終えた理事者におかれましては、順次退出いただきますようお願いいたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題1 議案第36号 江東区特別区税条例の一部を改正する条例 8 ◯委員長  それでは、議題1「議案第36号 江東区特別区税条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 9 ◯課税課長  それでは、議題1、議案第36号、江東区特別区税条例の一部を改正する条例について御説明いたします。恐れ入りますが、資料1を御覧願います。  1、改正条例及び2、改正理由でございますが、こちらに記載のとおりでございます。  3、主な改正理由でございますが、項目ごとに御説明させていただきます。  (1)江東区特別区税条例の一部改正のうち、1)住宅借入金等特別税額控除の延長等でございますが、いわゆる住宅ローン控除のうち、控除期間を13年とする延長の特例により、令和4年末までの入居者を対象とし、所得税から控除し切れなかった控除額につきまして、現行制度同様、引き続き個人住民税から控除するものでございます。施行期日は公布日でございます。  次に、2)特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例の見直しでございますが、いわゆるセルフメディケーション税制につきまして、5年間延長いたしまして、令和9年度の個人住民税まで適用するものでございます。施行期日は令和4年1月1日でございます。  次に、3)軽自動車税種別割グリーン化特例の見直しでございますが、軽課適用の重点化等を行った上、令和4年度まで2年間延長するものでございまして、施行期日は公布日でございます。  続きまして、2ページを御覧願います。こちらには車両区分ごとの適用基準が掲載されておりますので、御参照願います。  続きまして、4)個人住民税非課税限度額等における国外居住親族の取扱いの見直しでございますが、個人住民税非課税限度額等の判定に用いる扶養親族の範囲につきまして、30歳以上70歳未満の国外居住親族を原則として対象外とするもので、令和6年度の個人住民税から適用するものでございます。施行期日は令和6年1月1日でございます。  次に、(2)その他でございますが、こちらにつきましては、(1)の改正に伴うもののほか、規定の整備を行うものでございます。  3ページ以降に今回の改正に係る新旧対照表を添付してございますので、御参照願います。  説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御可決くださいますようお願い申し上げます。 10 ◯委員長  本案について、質疑を願います。 11 ◯中村まさ子委員  幾つか伺います。  これは国の税制改正に伴うものが多いと思うのですけれども、1つは、1番目の住宅借入金等の延長で、減収額は地方特例交付金により全額国費で補填となっているのですが、これは地方交付税不交付団体もきちんと補填されるのかということが1つ。  それから、セルフメディケーション税制というのが2017年から始まっているそうですが、これを延長するということなのですが、控除の実績は江東区の場合はどのくらいあるのか。税収への影響はどうなのかということです。  それから、軽自動車は時々、こういう延長が今までもあったのですけれども、4番目の個人住民税国外居住親族の取扱いの見直しというのが、これは30歳から70歳未満の国外居住親族を扶養親族から外すということになると、区にとってはその分増収になると考えていいのかどうか、そして、今までこういう実績があるのかどうか伺います。 12 ◯課税課長  3点の御質問でございます。  まず1点目が、住宅借入金等の延長に伴いまして、国費による補填につきまして、不交付団体でも補填されるかという御質問でございますが、こちらについては、補填されるということで御認識いただければと存じます。  2点目、セルフメディケーションの控除の実績でございますが、直近の令和2年度の状況で申し上げますと、医療費控除の適用者が、約3万6,000人のうち180人程度。控除額が全体で90億円程度のうち480万円程度の実績でございます。  税収の影響につきましては、年間400万円程度の方が対象で御利用になっているということで、同程度の減収が見込まれるところでございます。  続きまして、国外居住者の見直しの件でございますけれども、こちらのほうは対象者がそれほどおりませんで、5人以上を扶養に入れている中で、しかも国外居住の方というところですので、こちらのほうで抽出したところ、10名から20名程度の方が対象になるというところで、多く見積もっても、影響額としては100万円程度と見込んでいるところでございます。  以上でございます。 13 ◯中村まさ子委員  分かりました。この条例の改正は賛成いたします。 14 ◯委員長  ほかによろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯委員長  お諮りいたします。  本案は、区長提案のとおり可決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 16 ◯委員長  御異議ございませんので、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  なお、その旨議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題2 議案第37号 江東区事務手数料条例の一部を改正する条例 17 ◯委員長  次に、議題2、「議案第37号 江東区事務手数料条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者から、説明願います。 18 ◯区民課長  議案第37号、江東区事務手数料条例の一部を改正する条例について御説明をいたします。  資料2を御覧願います。  まず、改正の理由でございます。国は、デジタル社会の形成に関する施策を実施することを目的に、個人番号カードの利便性の向上、発行・運営体制の強化を行うため、マイナンバー制度に係る資料記載の法律を改正したところでございます。  この改正によりまして、個人番号カードの発行に係る事務を、地方公共団体情報システム機構、いわゆるJ-LISが行うことが明確化されました。このため、カード発行にかかる手数料の徴収についてもJ-LISが行うものとされたところでございます。  現状では、マイナンバーの再交付の際にかかる手数料相当額を、本区をはじめ各自治体が条例に再交付手数料として定め、徴収をしているところでございますが、今般の法改正により、区で徴収することがなくなることから条例改正が必要となるものでございます。  次に、改正の内容でございますが、条例別表第2に定める、個人番号カードの再発行にかかる手数料を削除するものでございます。  2から3ページが新旧対照表となっておりますので、御確認をいただければと思います。  また、施行につきましては、法律の施行に合わせまして、令和3年9月1日としております。  説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願いを申し上げます。 19 ◯委員長  本案について、質疑を願います。 20 ◯中村まさ子委員  私はずっと個人番号カードについては、カードだけではないのですけれども、個人番号制度については反対をしていまして、今回の一部改正は、カードの再交付が、江東区がやっていたものがJ-LISに移る、そのための改正ということなのですが、制度そのものが、どこで発行するかは別にしても、私としては反対をさせていただきますけれども、少し確認したいことがあります。  現在の個人番号カードの発行枚数と、それから、再交付というのは1枚800円かかるのですか。どのくらい再交付の実績があって、手数料は今まで江東区に入ってきたということなのですか。その実績を教えてください。 21 ◯区民課長  まず、現在の発行枚数でございますが、4月30日現在ですが、江東区におけます有効カードの枚数につきましては、17万6,433枚でございます。  続きまして、再交付の実績につきましては、令和元年度が有料で再発行しているものが809枚、令和2年度が1,355枚となってございます。したがいまして、令和元年度の歳入といたしましては、64万7,200円、令和2年度につきましては、108万4,000円となってございます。  以上でございます。 22 ◯佐竹としこ委員  今、反対という意見がありましたので、我が会派としては、法律の改正に伴う改正ですので、賛成をしたいと思います。 23 ◯議長  お諮りいたします。  本案は、区長提案のとおり可決することに御異議ございませんか。          (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) 24 ◯委員長  御異議がありますので、挙手により採決いたします。  本案は、区長提案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 25 ◯委員長  賛成多数であります。  よって、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  なお、その旨を議長宛て報告させていただきます。  ────────────────────────────────────     ◎議題3 1陳情第8号 「柏崎刈羽原発に頼らない脱炭素の東京再生可能エ                ネルギー計画」の策定を求める意見書の提出を求め                る陳情(継) 26 ◯委員長  続きまして、陳情の審査に入ります。  なお、本日は当初委員会でありますので、陳情の審査に当たりましては、理事者の説明と不明な点の質疑を中心に行うことといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 27 ◯委員長  御異議ございませんので、さよう取り計らいます。  それでは、議題3「1陳情第8号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 28 ◯温暖化対策課長  それでは、資料3の1ページを御覧願います。1陳情第8号でございます。  陳情の趣旨は、柏崎刈羽原発に頼らない脱炭素の東京再生可能エネルギー推進を軸とした、エネルギー政策及びエネルギー効率化が第一のエネルギー源となる政策を推進するため、都へ意見書を提出してくださいというものでございます。  陳情の受理年月日陳情者住所、審査経過は記載のとおりでございます。  次に、審査概要でございます。  まず、柏崎刈羽原子力発電所は現在7号機までの全ての原子炉が定期検査中で、実質的に稼働しておりません。再稼働につきましては、地元の理解が得られておらず、未定でございます。  また、今年度に入りまして、報道によれば、昨年3月以降、テロリストなどの侵入を探知する複数の設備が壊れ、その後の対応も十分機能していなかったことが明らかになったほか、昨年9月には社員が中央制御室に不正に入室するなど、テロ対策に重大な不備が相次ぎ、原子力規制委員会が核燃料の移動を禁止する是正措置の行政処分を4月に東京電力に出したところでございます。これにより、東京電力では事実上の運転禁止命令の状態となっております。禁止期間は事業者の実質的な改善が見込める状態になるまでとされており、稼働の見込みが立っておりません。  次に、東京都におきましては、令和元年12月に公表した「ゼロエミッション東京戦略」と、令和3年3月に公表した東京都長期戦略「『未来の東京』戦略」とでエネルギー政策等を公表し、2050年に二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすると明言いたしました。どちらの戦略も陳情に沿った政策が計画・策定されております。  本区といたしましては、引き続き、今後の動向を注視してまいります。  説明は以上でございます。 29 ◯委員長  本件について、不明点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 30 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 31 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題4 1陳情第27号 自衛官、防衛大学校等及び、陸上自衛隊高等工科学                 校生徒の対象者の保護者に募集事務として、住民                 基本台帳閲覧の中止を求める陳情(継) 32 ◯委員長  次に、議題4「1陳情第27号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。
    33 ◯区民課長  資料3の2ページをお願いいたします。1陳情第27号でございます。  陳情の件名、受理年月日陳情者住所氏名については、資料記載のとおりでございます。  陳情の趣旨につきましては、自衛隊が自衛官等の募集事務を行うに際して、住民基本台帳を閲覧させないよう区に働きかけてくださいというものでございます。  審査経過は記載のとおりでございます。  審査概要でございますが、住民基本台帳法第11条第1項には、国の機関が法令で定める事務を行うに当たり、区市町村に対し住民基本台帳の閲覧を請求することができる旨が定められております。本区に閲覧請求を行っております自衛隊地域協力本部は国の機関でございまして、また、陳情にある自衛官等の募集事務につきましては、自衛隊法及び自衛隊法施行令に定める事務となってございます。このため、本区においては、住民基本台帳法に定める要件を満たしている請求のため、閲覧の請求に応じているというところでございます。  説明は以上でございます。 34 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。 35 ◯酒井なつみ委員  この中止を求める声というのは、陳情以外にも区民の方から寄せられているのかという点と、あと、請求に応じていない自治体が実際にあるかどうか、お答えいただければと思います。 36 ◯区民課長  陳情者以外の声ですけれども、区民課のほうにはそういった声は届いておりません。  全国の自治体ですけども、基本的には住民基本台帳法に求める請求になってございますので、すみません、全てを把握しているところではございませんが、少なくとも23区の中で閲覧に応じていないところはございません。  以上でございます。 37 ◯中村まさ子委員  言ってみれば法定受託事務ということなので、今のところはそれに基づいてやっているということだと思います。これについては、いろいろ意見があると思うのですけれども、1つ確認したいのが、閲覧は認めているということなので、提供ではなくて閲覧であるかどうかということ。  それから、この件についてこういう陳情は出されているのですが、個人情報審議会でこのことについて諮ったことがあるかどうか伺います。 38 ◯区民課長  まず、閲覧か提供かということでございますが、閲覧でございます。  個人情報審議会につきましては、基本的には情報提供をする際に個人情報審議会、いわゆる個人情報を出すというところで、そこに疑義があるときには個人情報審議会にかけるのですけれども、こちらにつきましては、住民基本台帳法に定める閲覧の要件を満たしているというところでございますので、こちらについて個人情報審議会に諮ったことはございません。  以上でございます。 39 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 40 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項11 江東区たばこに関する基本方針(案)について 41 ◯委員長  次に、これから審査いたします陳情につきましては、報告事項11と密接な関係があることから、ここで審査順序を変更し、まず、報告事項11の報告を聴取し、その後に陳情審査に入りたいと存じます。  それでは、報告事項11「江東区たばこに関する基本方針(案)について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 42 ◯環境保全課長  それでは、報告事項11、資料14をお開き願います。  本報告につきましては、本年3月に行われました本委員会において、区民アンケートを実施中ということで報告をしております。  本日は、基本方針の項目3に掲げる基本的な対策であります5つの取組について、本年2月に行った区民アンケートの結果について御報告いたします。  資料の7ページを御覧ください。  項目5、区民アンケート調査結果についてです。無作為抽出した1,000名の区民の皆様に、本年2月12日に調査書を郵送し、1か月間の期間を設け、373名の方からの回答を頂戴いたしました。  (2)調査結果を御覧ください。問1の回答者の属性は、男性が4割、女性が6割で、8ページをお開きいただき、年齢ですが、問2の年齢構成につきましては、30代から60代まで、それぞれ20%前後でほぼ均衡しています。  問3のこどもの有無では、こどもがいない方が44%、こどものいる方が52%でした。  問4の喫煙の有無につきましては、喫煙者が8.3%、非喫煙者が90.8%でした。  9ページにございます問5のお住まいの地区につきまして、豊洲地区が全体の26.3%であります98人、深川地区が全体の29.5%であります110人、城東地区につきましては、全体の43.7%であります119人でした。  問6からは、基本方針(案)についての設問になります。  問6は、「たばこに関する考え方」について「評価する」は83.1%、「評価しない」は8.4%でした。この表には掲出しておりませんけれども、喫煙者と非喫煙者がそれぞれどの程度基本方針を評価しているのか、クロス集計をしております。「評価しない」視点で喫煙者と非喫煙者を見ると、非喫煙者は9.1%、区の方針を評価しないとする一方、喫煙者の方の評価しないは0%でした。回答した喫煙者からは、1人の反対もなかったという結果をいただいております。  続きまして、10ページをお開きください。  問7では、5つの基本的な対策全体についてお尋ねをしたところ、89.2%の方が「評価する」、5.6%が「評価しない」でありました。  問8では、5つの具体的な取組をそれぞれの項目ごとに伺いました。  1)「受動喫煙をなくす取組(健康に関する啓発・支援事業)」では、84.9%が「評価する」、5.9%が「評価しない」。  続きまして、11ページの2)「禁煙重点地区の拡大と喫煙場所の設置」については、「評価する」は83.7%、「評価しない」は7.2%でした。  3)「区立公園の禁煙化」では、全体の88.5%が「評価」、5.9%が「評価しない」でした。内容は、非喫煙者の91.5%は、区立公園の全面禁煙化を評価する一方で、喫煙者は58.1%が評価するでありました。  12ページをお開きください。  4)「まちの美化に配慮した喫煙マナー向上の啓発」については、83.4%の方が「評価する」、5.3%の方が「評価しない」でした。  5)「丁寧な個別対応の取り組み」では、87.7%の方が「評価する」、3.8%が「評価しない」結果でした。  5つの基本的な取組に関しましては、各項目で高く評価をしていただいております。  次に、13ページを御覧ください。  問9では、「江東区たばこの基本方針(案)全体について、どのように思うか」をお尋ねしたところ、回答者の87.7%が「評価する」、3.8%が「評価しない」でした。  次は、屋外におけるたばこの対策についてです。問10では、歩きたばこ、ポイ捨て禁止などの喫煙制限の一層の強化と喫煙場所設置を掛け合わせた形でお尋ねしております。「喫煙制限の強化には賛成」で、かつ「喫煙場所が必要」と考える方は全体の63.3%でした。「喫煙制限の強化に賛成する」のは84.5%、「喫煙場所の設置が必要」は69.2%、「設置は必要ない」が26%でした。喫煙場所は必要だと考える方が多い一方で、必要ないという方も4分の1おりました。  次の問11、喫煙場所の設置についてですが、「駅周辺」「公園」「歩道上」と選択がある反面、「設置の必要がない」という御意見も多く出されております。  14ページをお開き願います。  問12では過料徴収についてお尋ねしております。「過料徴収したほうが良い」が47.7%、「過料徴収は必要ない」が29.8%でありました。  問13の屋外におけるたばこに関する施策として寄せられた御意見につきましては、記載のとおりでございます。  アンケートの結果から、江東区たばこの基本方針(案)全体につきましては、9割弱の89.7%が、また、5つの基本的な対策につきましては、同様に89.2%の方から評価をいただけたことが分かりました。今後、区民の皆様とともにこの基本方針に沿って、たばこ対策を進めてまいります。  なお、「評価しない」とする御意見につきましても、貴重な意見として参考にさせていただくとともに、丁寧な対応に努めてまいります。  説明は以上です。 43 ◯委員長  本件に関する不明な点の質疑につきましては、この後の陳情審査の際、併せてお願いいたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題5 1陳情第54号の1 受動喫煙防止強化・禁煙外来受診促進・路上喫                  煙注意促進に係る陳情(継)     ◎議題13 3陳情第2号の1  貴議会の喫煙専用室の廃止、屋外の指定喫煙所                  の閉鎖・廃止、及び禁煙治療費の3分の2助成                  の予算化に関する陳情(継)     ◎議題15 3陳情第16号 分煙環境整備に関する陳情     ◎議題16 3陳情第19号 公衆喫煙所の設置に関する陳情 44 ◯委員長  次に、議題5「1陳情第54号の1」、議題13「3陳情第2号の1」、議題15「3陳情第16号」及び議題16「3陳情第19号」の4件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  なお、「3陳情第16号」及び「3陳情第19号」につきましては、新規付託でありますので、事務局より順次朗読を願います。                 (事務局朗読) 45 ◯委員長  理事者から、一括説明を願います。 46 ◯環境保全課長  資料3の3ページをお開き願います。1陳情第54号の1でございます。  陳情の趣旨は、受動喫煙の防止強化や路上喫煙への注意を促進するため、8項目を区に働きかけてくださいでございます。  審査経過は、令和元年10月から7回の審議を行っております。  審査概要でございますが、1点目は、清掃活動と地域の皆様の自発的な行動を支援し、地域のマナー向上につなげていく。2点目は、違反者の意識を変えるため、地域の支援に力を入れていく。3点目は、区で独自に歩行喫煙やポイ捨て等の防止に向け、パトロールを実施しております。4点目は、公開敷地は私有地であり、所有者または管理者が判断するものである。6点目につきましては、法令により処罰並びに被害者救済されるべきである。7点目は、通報により迅速に対処している。8点目は、喫煙の際は他人に迷惑をかけない配慮をする意識の啓発を図る。9点目は、喫煙所の設置は地域からの要望と顕著な効果、具体的な設置場所等の要望を受け、検討していく。  説明は以上でございます。  継続審査中の2件目の御報告をさせていただきます。資料3の10ページをお開き願います。  3陳情第2号の1のうち、屋外喫煙所の閉鎖・廃止に関する陳情でございます。  陳情の受理年月日陳情者住所は記載のとおりです。  審査経過は、令和3年第1回区議会定例会で審査いたしました。  次に、審査概要でございます。区が設置している喫煙所は、現在3か所ございます。いずれの喫煙所にも密集した状態での喫煙防止、飲食を禁止する貼り紙を張っております。また、喫煙場所を閉鎖・廃止することで、歩行喫煙やポイ捨ての増加などの懸念があり、一定の役割を果たしていると考えており、閉鎖・廃止は現状では考えておりません。  以上でございます。  新規陳情、3陳情第16号について御説明をいたします。  本陳情の受理年月日、陳情者の住所氏名につきましては、事務局説明のとおりでございます。  趣旨の1点目、公共喫煙場所の増設、維持を積極的かつ継続的に進めるについてです。公共喫煙所の設置につきましては、資料14で御報告をいたしました、江東区たばこに関する基本方針(案)についての6ページに区の考え方を記載しております。ポイ捨てや歩きたばこ等、喫煙の違反行為が多く、喫煙場所を設置することにより違反行為の顕著な改善が見込まれ、地元町会、自治会から具体的な設置場所も含めた要望がある場合に区が設置を検討するとしております。  趣旨の2つ目は、民間事業者が開設する公共喫煙場所に設置費の助成をするについてです。他区において助成を行っている事例は承知しておりますが、本区では、喫煙場所自体の考え方として、たばこの基本方針に記載をしております。喫煙に対する区の考えは、喫煙する際には他人に迷惑をかけないよう配慮し、喫煙場所は自分の責任で探していただくということです。たばこを吸う人も吸わない人も気持ちよく暮らせるよう、徹底した分煙社会の実現に向け、たばこを吸わない人の目線で喫煙問題に取り組んでまいります。民間事業者が設置するのは自主的な判断によるものと考えており、現時点では、助成については考えておりません。  説明は以上でございます。  続きまして、新規陳情、3陳情第19号について御説明いたします。  受理年月日、陳情者の住所氏名等は事務局説明のとおりでございます。  趣旨である公衆喫煙所の設置についてでございます。ただいま御説明いたしました3陳情第16号と同趣旨になりますが、江東区たばこに関する基本方針の5つの基本的な対策の一つである喫煙場所の設置は、設置の条件として、ポイ捨てや歩きたばこ等、喫煙の違反行為が多く、喫煙場所の設置により、それらの違反行為の改善が顕著に見込まれ、かつ、地元町会、自治会等から具体的な設置場所も含めた要望がある場合などに区が設置を検討するとしております。  喫煙者に対する区の考えは、喫煙の際は他人に迷惑をかけないよう配慮し、喫煙場所は自分の責任で探していただくということであります。  説明は以上でございます。 47 ◯委員長  本件について、報告事項11と併せて、不明な点はございますか。 48 ◯おおやね匠委員  たばこの基本方針(案)がまとまったということは本当に意義のあることだと思うんですね。禁煙を進める江東区としても大きな一歩であると思います。  この陳情にも絡むのですけれども、私は今回の大きな柱というのは、区として率先して喫煙所を作らないということだと思うんですね。ここにも文章が書かれていますし、また、環境保全課長からも御説明がありましたけれども、喫煙者は外でたばこを吸いたくなったら喫煙所を探す、もしなかったら我慢するということに尽きると思うんですね。実際にここに書かれているように、喫煙場所の設置、作るのではなくて検討すると書いてあって、しかも、条件として必要に応じて検討する、これはほとんど作らないと言っているようなものだと思うんですね。これは非常に評価すべきだと私は思います。  区が作った3つの喫煙所、潮見以外はどこでしたかという確認と、今後、大きな流れとして、たばこの地方税、今年は36億円でしたけれども、この地方税に頼らない江東区の財政計画、一般財源ですから、頼る、頼らないもないのですけれども、江東区として、禁煙を進める自治体として毅然とした態度で、36億円あったらば、例えば不妊の対策に、今年は36億円だったらそれにプラスするとか、フラットな状態で、30億円あったらそこにプラスするとか、20億円だったら20億円プラスするとか、全く我々はたばこの地方税に関係ないんですよというような毅然とした自治体として踏み出せば、私はそこまでやるべきではないかなと思うのですけれども、少しお尋ねいたします。 49 ◯環境保全課長  それでは、ただいま御質問のありました、まず、喫煙場所についてでございますが、現在、私ども区のほうで設置をしておりますのが潮見駅前、それから、2つ目が辰巳の駐輪場の前、それと新木場駅のロータリーの3か所でございます。  たばこ税の使い道についてですが、環境保全課長の立場から考えますと、例えば、受動喫煙防止策をはじめとする行政サービスですとか、たばこの卒煙とか禁煙の支援、そういったものに使えればいいなと考えております。大きな枠としては、今のところ私のほうからは発言がちょっとできませんので、御勘弁いただきたいなと思います。  以上でございます。 50 ◯吉田要委員  初回なので、考え方だけ少しお聞きしたいのですけれども、今のお話にもあった、無意識での喫煙による他者への受動喫煙というのがまず1点、大きい課題だと思っております。例えば、ここの庁内でいうと、庁舎から文化センターに渡る際の喫煙場所から、1階スペースから上がってくる煙を、渡りを歩いていたら当然吸ってしまうし、よく聞く話では、この時期、窓を開けていると自然に煙が入ってくると。吸っている人たちは決められた場所で吸っているから問題ないだろうという無意識だけれども、結果的に、吸わない人にしてみたら、これは受動喫煙だよねという環境を、本当に難しい、あとは物理的にもう区切っていくしかないのかもしれないのですけれども、マナーの啓発だけで改善できるものではないと思うので、どのような改善策を考えられるかというのが1点。  それともう一点、過料の徴収というのがありました。たしか足立区とかが過料を設定しているけれども、あまり徴収という部分ではうまくいっていなくて、設定はされているけれども、その効果があまりないということを聞いたのですけれども、江東区として過料の徴収の考え方というのは、現時点でどのように考えているのかの2点をお聞きします。 51 ◯環境保全課長  それではまず、庁舎の外にあります喫煙所に関して、環境保全課の立場から申し上げますと、密にならないようにしていただきたいというところが1点ございます。確かに、私も2階を通るたびに匂いを感じることはありますけれども、今の段階としまして、あそこは一定の効果を上げている施設であると考えておりまして、とにかく密にならないようにたばこを楽しんでいただければなと、それは喫煙者の責任も含めてというふうに考えております。
     それと、過料についてなのですけれども、現在、足立区と、千代田区はかなり歴史も長いのですけれども、過料制度を取っております。ちなみに言いますと、千代田区は2,000円の過料をお納めいただくのに、1人当たり1万8,000円余り以上も経費がかかっているという事実があります。例えば、過料を取ることによってポイ捨てが減るのかとなりますと、実は千代田区はそういうことが全くなくて、やはり一本奥に入ったところの路上ですとかの喫煙は、状況としてはひどいというふうに思っておりますので、逆に、税金をかけて過料を徴収することで本当の改善の意味が見られるとは今は考えておりませんので、現在、過料を徴収するという考えはございません。  以上でございます。 52 ◯吉田要委員  ありがとうございます。1点目は、区庁舎の渡りのところを少し事例に挙げたのですけれども、これは、町なかの至るところで共通する話だと思いますし、やはり路上喫煙というものが他者にどのように迷惑をかけるか、あと、区立公園とかが入っていましたけれども、都立公園もしかりなのですが、公園内でたばこを楽しまれている方を目にすると、恐らく昔からの習慣で、普通にベンチに座ってたばこを吸われていて、今、こういうルールが形成されてきているということの御認識があまりないのかと思いますので、まずは特段、マナーの啓発というものに力を尽くしていただくところから、この陳情も審査を深めていければと思いますので、継続でお願いいたします。 53 ◯酒井なつみ委員  区として設置している公衆喫煙所についてなのですけれども、先ほど3か所が臨海部にあるという説明がありました。この地域バランスに関してはどのように感じていらっしゃるのかということが1点。  あともう一点に、埼玉県熊谷市で行われている受動喫煙検診というものがございまして、小学校4年生のお子さんの尿の中からニコチンの代謝物であるコチニンという物質を測定することで、親の受動喫煙から守るという検診です。これは11年前から始められていまして、徐々に、10年前は約6割のこどもたちにコチニンが検出されていましたが、その検出濃度から考えると、約半数のこどもたちが受動喫煙を受けていたということになるそうなのですが、今はそれが12%まで減少していて、効果が高いということが明らかになっています。  保護者の方が自宅でたばこを吸われる際に、離れているから大丈夫だろうと過信している場合もあると思いまして、こどもの面から、こどもの体を守ることやこどもの教育にもつながると感じておりまして、有効だなと考えております。  こういった検診について、御存じかどうか、また、検討状況など、私としては検討していただければと考えております。その2点をお願いします。 54 ◯環境保全課長  それではまず、喫煙所の地域のバランスについてでございます。決して地域のバランスが整っているとは考えておりませんけれども、先ほども申し上げているとおり、喫煙所を設置するに当たりましては、やはり地域の同意の声というのが非常に大きくなっております。ですので、今現在、設置をしている3か所につきましては、地域からの同意の声も非常に大きく上がっていました。また、もともとここは駅の近くで路上喫煙が非常に多い場所でした。ですので、こういったバランスの中で、声が上がってきた段階で検討はさせていただくのですが、過去にも、ほかの地域でもやはり喫煙所を作ってほしいというお声がありましたけれども、最終的には、地域の反対のお声で実現に至らなかったというケースが幾つかございますので、その辺りはバランスが整っているとは思いませんけれども、やはり地域の声がないと、地域の同意がないと、喫煙所の開設というのは非常に厳しいのかなと考えております。  また、コチニンの検出の件に関しましては、不勉強で私のほうでは情報を持っていなかったので、また、健康部等々とお話をする機会を設けていければなと考えております。  以上でございます。 55 ◯佐竹としこ委員  今回の区民アンケート調査結果を見ますと、基本方針に対しては、8割以上の方が評価しているということでしたけれども、文面を見ますと、喫煙する人、また、受動喫煙側の人、しない人側の両方に配慮された言葉がすごく多くありましたので、それはそういう結果になるだろうなというのが何となく理解できたのですけども、具体的な取組の中で、継続ということなのですけども、今後また様々、具体的な取組を確認しながら進めていきたいと思っているのですが、1点だけ、5ページの具体的な取組の、受動喫煙をなくす取組の健康に関する啓発・支援事業ということで、禁煙・卒煙の支援、現在どのようになっているのか。  また、ウのところに、受動喫煙防止対策の事業者支援事業とあるのですが、これは現在どうなっているのかをお聞きしたいと思います。 56 ◯環境保全課長  まず、2点目の事業者の支援というところで、まだ具体的には出ていないところなのですけれども、受動喫煙を避けるためにいろいろな設備を導入するですとか、導入というか、たばこを吸えないようにするとか、例えば、従業員がいない業態に関しましては、たばこを吸うことも、きちんと分煙ができていれば可能というのもありますので、そういったところで配慮をされている事業者に関しては、今後こういった支援をしていけるように働きかけをしていきたいと考えております。  すみません、1点目の質問をもう一度いただいてもよろしいでしょうか。申し訳ございません。 57 ◯佐竹としこ委員  禁煙・卒煙の支援ということなのですけれども、お願いします。 58 ◯環境保全課長  保健所のほうで今年度も継続してやられているようですけれども、卒煙をされたいという方についての医療費助成、それから投薬に関する助成制度というのを設けておりますので、そういったものを積極的に活用できるように、こちらも周知をしていきたいと考えております。  以上でございます。 59 ◯佐竹としこ委員  1点目の禁煙・卒煙の支援をされているということと、また、現状も少しお聞きしたかったのですけれども、保健所の方がいらっしゃらないので、次のときにまた調べていただければと思います。これは具体的な取組とかも、陳情に入っていますので、継続審査でお願いしたいと思います。 60 ◯委員長  本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 61 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題6 1陳情第58号の1 江東区の南北交通網の一刻も早い整備、暫定的                  な都営バスの運行本数大幅増加に係る陳情(継) 62 ◯委員長  次に、議題6「1陳情第58号の1」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 63 ◯豊洲特別出張所長  1陳情第58号の1でございます。資料3、5ページを御覧ください。  件名、受理年月日陳情者住所氏名は、記載のとおりでございます。  陳情の趣旨は、南北交通が不便なことに鑑み、豊洲特別出張所の取扱い業務のさらなる拡充を求めるよう区に働きかけてくださいというものでございます。  審査経過は記載のとおりでございます。  私からは、「平成27年9月の移転新設で豊洲特別出張所となってからは、ほかの出張所では行っていない戸籍の出生、婚姻、死亡届出及び、そのほかに既に一部業務を拡充しており、なお、職員数、スペースの関係も含めて、さらなる業務の拡充については、区の方針により決定されるものと考えています」との説明を行いました。  本件につきましては、前回の委員会以降、変化はございません。  以上でございます。 64 ◯課税課長  続きまして、2、審査概要の5、豊洲地区に税務署を設置することにつきましては、区内2か所ある税務署のほかは新設の予定はございませんけれども、本件の要望を既に税務署にお伝えした旨を本委員会で御説明いたしたところでございます。  私からは以上でございます。 65 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。 66 ◯堀川幸志委員  豊洲出張所の問題は、大分改善されていいなと思います。  それから、東陽町から豊洲に来る都営バスを5分間隔にしてほしい。最初はなかったでしょう。随分陳情が出て、つくったわけですけれども、バスの出発するバス停がすごく狭いんだよね。バスが停まってしまうと、やっと車が通り抜けるような状態で、バスをもし5分間隔にしたら大変なことになってしまうかと思って、バス停を何とか、三角の公園みたいなのがあるのですけれども、ああいうところに移転できないかどうか、その辺を検討しているのかどうか、少し聞きたいのですけれども。  これが出ているから聞いたのですけれども、後でよく言ってください。  それから、東陽町から豊洲に行くバスはすごく乗客が多いですよ。朝、みんな並んでいますよ。確かに間隔をもっと増やしたほうがいいと思いますが、バス停のことについては、よく考えて検討してもらいたい。あれは下手したら交通事故が起きるような状態になっていますから、誰かそういうのを見た人はいますか。関係者が誰もいないですかね。困ったねこれは。 67 ◯中村まさ子委員  今の説明で、大分、業務を拡充してきているというお話なのですが、この豊洲特別出張所でできない手続とか事務というのが何かあるのか、あったら教えていただきたい。  私は大島に住んでいますので、西大島の総合区民センターを昨年もいろいろと使ったのですが、そこと比べて、例えば、同じようなことができているのか、それともできないことがあるのかどうかが1点目。  それから、税務署について、国税局に伝達するように連絡済みであると経過のところに書いてあるのですが、何かリアクションがあったかどうか伺います。 68 ◯豊洲特別出張所長  私のほうで把握しております区民要望といいますと、例えば生活保護の相談をしたいとか、それから、お子さんの小学校、中学校入学の相談、それから、特別支援学級についての相談をしたいとか、それから、先ほど税の関係もございましたけれども、区民税や何かの申告をしたいとか、そういった形の御相談はございます。ただ、豊洲特別出張所のフロア3階にございますけれども、このフロアには、出張所のほかに豊洲の長寿サポートセンターが入ってございまして、こちらもフロアのほうを使っているという状況がありまして、そのフロア自体、少し手狭になっているということと、それから、豊洲特別出張所が開設した以降に、保護司会のほうから、保護司のほうで相談をする場所を、豊洲でなくなってしまったので設けたいというお話があったのですけれども、3階のフロアでは窓口の関係で増やすことができませんで、保護司会の相談業務というのは文化センターの貸室だったところのスペースを実際に保護司会の方が使って相談をしているという形で、非常にスペース的には狭隘な状況になっているところでございます。  それから、先ほど少し申し上げました児童手当とか保育園の入園相談につきましては、本庁からサテライトで職員が交代で、固定ではなくて派遣する形で職員が来て、出張所内のスペースで業務を行っております。  状況としては、そういう状況になってございます。  以上でございます。 69 ◯課税課長  続きまして、税務署のほうの意見を申し伝えたときのリアクションということでございますけども、設置に関しては特に御回答はなくて、税務署のほうは確定申告のときの混雑緩和につきましては、豊洲文化センターのほうで、ID、パスワードのe-Taxの発行をしたりとか、そういったことは対応いただいておりますけども、設置に関しては税務署の職員には、今まだそういう大きな計画については伝わっていないということで、特にリアクションはございませんでした。  以上でございます。 70 ◯区民課長  総合区民センターの大島出張所のお話でございますけれども、大島出張所は特別出張所ではございませんので、通常の出張所と同様の業務を行っておりまして、業務の範囲としては、豊洲特別出張所よりは狭いという状況になってございます。こちらにつきましては、やはりスペースの関係ですとか、そういったところもございますので、今のところはなかなか拡充するのは難しいかなと考えてございます。  以上でございます。 71 ◯中村まさ子委員  豊洲特別出張所では、生活保護とか入学の手続ができないということは、ここの東陽町まで来られると思うのですけれども、そうすると、生活保護は区にとっても、区民にとっても重要な事務ですよね、入学もそうですけれども。そうすると、生活保護の手続をしようと思うと福祉事務所になると思うのですけれども、豊洲地区が大変人口も増えている地区なのですが、福祉事務所そのものなのか、生活保護の手続ができる機能なのか、それを設置する方向性というのは江東区は持っていないのでしょうか。 72 ◯区民課長  窓口をどこでどこまでやるのかというのは、区が総合的に判断するところなのかなというところでございます。基本的にはスペースの問題ですとか、あと、法令の問題ですとか、あと、人員の問題ですとかが絡んでくる。特に生活保護とかは専門性の高い業務でもございますので、こういったところを拡大するのは、現時点では困難なのかなと考えてございます。  以上でございます。 73 ◯中村まさ子委員  確かに生活保護、福祉事務所を1つ増やすというのは大変なことだと思うのですけれども、何となくこの豊洲特別出張所がせっかく新しく、きれいなビルなのですけれども、機能的には中途半端かなというところも感じますので、ぜひ充実を進めていっていただきたいと思います。 74 ◯酒井なつみ委員  1点だけお伺いさせてください。豊洲特別出張所の業務の拡充に関してなのですけれども、妊娠届の届出ができるようになっておりまして、深川南部地域での妊娠届出数の1,266のうち、豊洲特別出張所は622件の届出があって、半数の方がそちらを使っていることになっております。残念なことに、こちらでは、保健師さんとのゆりかご面接ができていない状況がありまして、これはシビックセンターができた後にゆりかご面接を全数やりましょうという方針に法律でなったので、当時は検討できなかったことだと思います。ただ、駅に直結していますし、水曜日の夜間開所もあるおかげで、区民にとっては利便性の高い施設だと言えると思っています。そういった意味で、例えば水曜日だけでもゆりかご面接ができるように保健師さんを配置するなど、検討していただけたらと考えているのですけれども、現在、そういった声はないのか、あと、検討状況などあれば伺いたいと思います。 75 ◯豊洲特別出張所長  検討自体は豊洲のほうでは行っておりませんので、一時期、保健所のほうでそのようなお話があって、実際に出張所のほうに見に来たのですけれども、やはりスペースの関係といいましょうか、窓口自体が、どこに設けるかということで少し話が頓挫してしまいまして、実際には、保健所の方が現場まで見に来たのですけれども、その後、話の進捗がなかったという状況になってございます。  以上でございます。 76 ◯酒井なつみ委員  昨年、私が個別に要望しておりましたので、検討していただいていることは感謝申し上げます。ただ、これだけの実績で、区民の方がその場で相談をしたかったけれども、できないといった声もきっとあるはずです。そういったことを考えると、検討を進めていただければと思います。  要望します。 77 ◯石川邦夫委員  1点だけ。正副委員長の打ち合わせのときにも少し確認をさせていただいたのですけれども、現状としては、税務署の設置に関しては、3か所目は非常に難しい状況は認識をしています。こうした中で、よく御相談いただくのは、例えば区民税など、現実、今、高齢化が進んでいる中では、税金の確定申告も含めた手続に高齢者の方が非常に困っている御相談も最近、数多くいただいておりまして、区のほうには様々連携を取らせていただきながら、窓口につなげたりとか対応しています。  特に、豊洲のほうでも、現状としては税務署への相談、また、区への相談なども非常に厄介というか大変な部分もあり、あと最近では、施設の入所に関して、現状としては区民税なども申告を行わないと自分の収入がはっきりしないということで、こうしたものも現実にかなり増えております。  こうした状況の中では、様々な相談対応、確定申告の時期に関しては区でも相談窓口を設置して行っている状況もございますので、今後、こうしたものの拡充なども必要かと思うのですけれども、この辺、区はどう考えているのか伺わせていただきます。 78 ◯課税課長  区民税の申告の拡充体制というところでございますが、現状では今、文化センターと、あと1週間だけ、総合区民センターで受付をしているところでございますが、今のところ、豊洲のほうから直接申告に対しての御要望は把握できていなかったところもございますので、今回、御意見をいただきましたので、今後の研究課題にさせていただきたいと存じます。  以上でございます。 79 ◯石川邦夫委員  分かりました。ぜひ、先ほど言った豊洲地域の税務署のものに関しては国税局、区としては現状、要望を出していますけれども、設置できるかに関しては、非常に難しい状況の中では、区でできるこうしたものもしっかり検討していただきたいと要望させていただきます。 80 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 81 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題7 1陳情第68号の1 江東区内における不登校のこどもの居場所に関                  する陳情(継) 82 ◯委員長  次に、議題7「1陳情第68号の1」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 83 ◯青少年課長  恐れ入ります。資料3の6ページを御覧願います。1陳情第68号の1でございます。  件名、受理年月日陳情者住所氏名につきましては、記載のとおりでございます。  陳情の趣旨につきましては、毎週火曜日に青少年交流プラザで開設しております、当事者のための居場所を拡充し、対象年齢を広げ、小学生から利用できるようにすること、また、開設日を拡充するよう区に働きかけてくださいというものでございます。  区では、平成27年度より、ひきこもり等の困難を抱える青少年を対象とした、社会復帰に向けた青少年相談事業こうとうゆーすてっぷを行っております。この青少年相談事業の一環として、当事者のための居場所を開設してございます。本陳情は、この居場所について、対象年齢及び開設日の拡充を求める内容でございます。  審査経過でございますが、記載のとおりでございます。  また、審査概要でございますが、青少年交流プラザで開設しております、当事者のための居場所は、就労なども含めた青少年相談事業の一環であること、また、義務教育修了前は教育委員会、義務教育修了後は青少年相談と、相談窓口の一元化の観点などから、対象を小学生まで広げることは難しい状況でございます。  なお、開設日につきましては、令和2年度より、これまでの週1日から週2日に拡充をいたしました。今後も、利用状況に応じて拡充については検討してまいります。  説明は以上でございます。 84 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。 85 ◯吉田要委員  すみません、最後のところで、週1回から週2回に拡充したということだったのですけれども、それでもやはり陳情趣旨にかなっていないということなのかが1点。  そもそも、この趣旨や理由を見ると、本当に反対する話ではなくて、さらなる拡充をやはり進めるべきだと思うのですが、今、難しいと言われた部分が少し分からなかったのですけれども、区が拡充を考える上でネックになる部分は、どういうところを今、青少年課長が考えられているのかをもう少し丁寧に説明をお願いします。 86 ◯青少年課長  吉田委員の御質問にお答えいたします。  回数は拡充いたしましたが、対象年齢を小学生から利用できるように広げるための拡充ではございませんでしたので、本陳情の趣旨とは異なる拡充という形になっているものと認識してございます。  それから、現在、先ほども申し上げましたが、義務教育期間中につきましては、教育委員会のほうの教育相談ですとかブリッジスクールといったものがございますので、そちらのほうを御利用いただきたいということと、義務教育を修了した後につきましては、青少年課で行っております青少年相談事業を御利用いただきたい、そういったことでございます。  なお、最初、相談の取っかかりとして、相談員のほうに義務教育修了前の方についての御相談もやはりございます。相談員のほうで丁寧にお話をお伺いしまして、ブリッジスクールですとか教育相談、それから、スクールカウンセラーなど、こういったことを御案内させていただきまして、そちらの支援のほうにつなげているといった状況でございます。  以上でございます。 87 ◯吉田要委員  ありがとうございます。今回、継続でいいのですけれども、今、様々スクールカウンセラーの数が増えてきているというのも認識しておりますし、そういう相談体制を区の中で体制を充実させていくことで、まずは改善を図っていくという方向性と受け止めたのですが、実際、この数字だけを見ても大きい数字ですし、身近なところでやはり、地域の保護者の方たちから受ける相談の中では、確かによく届く声ではありますので、居場所の確保という意味では、また物理的な話になってしまうのですけれども、スペースとしては、やはりあるにこしたことはないはずですので、その面をどういうふうに地域的に設置することが可能なのかというようなことも一つ研究として進めていって、また、委員会で報告の機会があればお願いしたいと思います。  継続で大丈夫です。 88 ◯中村まさ子委員  この陳情、1番目は文教委員会のほうに付託されているのですが、こちらの区民環境委員会に付託されている(2)の陳情の文面を見ましても、これは居場所を確保してほしいということだと思うんですね。委員会審査の経過を見ると、小学生は難しいという理由で、相談窓口の一元化の観点からという言葉があるのですが、多分、陳情者の方は、相談場所が欲しいというのではなくて、これを読むと、居場所が欲しいという陳情だと私は思うんですよ。それで、ブリッジスクールはまた少し違うと思うのですけれども、6月の初めでしたか、国から令和2年度の子供・若者白書というのが出ています。その中にもそのようなことが書いてあるのですが、ほっとできる居場所があるというのは、前向きな感情が高い傾向にあると。それから、ほっとできる場所が少ない子は支援や相談に後ろ向きで、助けが必要なのに孤立しがちであるというようなことが書いてあります。そうだろうなと当然思いますけれども、やはり、ほっとできる場所が必要だということだと思うんですね。  相談場所を増やしてくださいという陳情ではないと私は思っているので、青少年交流プラザという場所で、ほっとできる居場所を用意するべきではないかなと思っています。多様な居場所が必要だと思うんですね。ブリッジスクールが必要な子もいますし、子ども食堂が必要なお子さんもいますし、ですから、これが区民環境委員会と文教委員会で分割付託されているのですが、私は相談窓口ではなくて、ほっとできる居場所というのを青少年交流プラザで用意できないかと思うのですが、その点についてはいかがでしょうか。 89 ◯青少年課長  ただいまの中村委員御指摘のとおり、それぞれのこどもたちに合った多様な居場所を用意するのは、非常にこどもたちのためになることだと青少年課も認識はしております。居場所につきましてですが、施設としての青少年交流プラザにつきましては、1階のロビー、それから2階のロビーをこどもたちが常時使えるように開放しております。現在はコロナ禍にございますので、1階のロビーについては、利用はお控えいただいているのですが、2階に自習スペースなど、それから、書籍コーナーなども用意して、テーブルもございます、椅子もございます。そういったところに放課後、それから休日など、こどもたちの居場所として御利用いただくことは、ぜひ御活用いただきたいと考えてございます。  本陳情にございます居場所については、青少年相談事業の中の一環として行っている居場所を指しているものと考えておりましたので、そのような答弁をさせていただいておりました。  以上でございます。 90 ◯地域振興課長  不登校の方、お子様の居場所という観点から御答弁をさせていただきますと、所管は違いますが、区内にあります児童館、あるいは、場合によっては子ども家庭支援センターといったところでも不登校のお子様が訪れることは間々あると聞いてございます。こうした中で、これらの施設においても学校と連携を取りながら、こうした不登校のお子様に関しての居場所づくりについては、連携を図って対応しているところでございますので、青少年交流プラザにつきましては、御承知のとおり、亀戸に1か所というところでございますが、区内のいろいろな機能を使いまして、不登校のお子様には対応しているという状況でもございます。  以上でございます。 91 ◯中村まさ子委員  ほっとできる場所はどんな場所なのかというのを当事者の方に聞いていただきたいと思いますし、不登校にはいろいろな理由があります。学校だけが原因ではないと思うのですけども、不登校のお子さんの中には、学校の匂いがすると固まってしまったりとか、足が前に出ないという場合もありますので、学校に戻すことを目的とするような場所ではないほっとできる場所とか、全てのお子さんに対応できる場所を用意することはなかなか難しいと思いますけれども、ぜひ、当事者のお子さんや保護者が、どういう居場所なら行きたいし、ほっとできるのかということもぜひよく聞き取って、江東区の施策に反映していただきたいなと思います。
     ですから、この陳情は、相談窓口ではなくて居場所を求める陳情だと私は読んで思いましたので、そういう方向で検討していただきたいと思います。 92 ◯佐竹としこ委員  この陳情を見ますと、今、中村委員からもありましたけれども、居場所ということだと思うのですが、居場所としては異世代との交流、就学前も後も交流ができることはいいとは思うのですが、この事業の趣旨が、青少年相談事業の一環ということで書いてあるのですが、相談対応も実施しているのか、今の利用状況がどうなっているのか教えてください。 93 ◯青少年課長  こうとうゆーすてっぷ、青少年相談事業の利用状況でございます。  相談事業の内容といたしましては、文字どおり、対面による相談ですとか、あとは電話による相談、そういった相談事業、それから、先ほど来話題になっております居場所としての事業、この二本が主な事業になります。  相談事業につきましては、週4回、現在行ってございます。利用状況といたしましては、年々利用件数は増えてございます。ちなみに、令和元年度は335件でございましたが、令和2年度に関しましては、398件まで増加してございます。  居場所の利用でございますが、これにつきましては、令和2年度はコロナの影響で外出自粛の傾向が見られましたので、件数を落としてございますが、それまでは件数を増やしてきております。そのことから、回数を1回から2回に増やしたという事情もございます。  以上でございます。 94 ◯佐竹としこ委員  この事業は大切な事業だと思いますので、この在り方も含めて、しっかりとまた質疑していきたいと思いますので、これは継続でお願いします。 95 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 96 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題8 2陳情第12号 首都高速7号線上り車線の遮音板延伸等に関する                 陳情(継) 97 ◯委員長  次に、議題8「2陳情第12号」を議題といたします。  本件につきましては、陳情者から取下申請書が提出されておりますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 98 ◯委員長  本件について、取下げを了承いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 99 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は取下げを了承いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題9 2陳情第20号 羽田新ルートに関する陳情(継) 100 ◯委員長  次に、議題9「2陳情第20号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 101 ◯環境保全課長  資料3の7ページをお開き願います。2陳情第20号でございます。  陳情の趣旨、受理年月日陳情者住所氏名は記載のとおりでございます。  審査経過は、令和2年第2回定例会から4回審議をしております。  審査概要でございます。1点目は、新ルートの運用は始まっており、従来の海上ルートに戻す働きかけは考えておりません。  2点目は、区独自の説明会開催は考えておりませんが、国に対しては、区民への丁寧な情報提供を要望してまいります。  3点目は、国が責任を持って対応しておりますので、区で測定局を設置する考えはございません。  説明は以上でございます。 102 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。 103 ◯中村まさ子委員  私は荒川の近くに住んでいるので、しょっちゅう、かなり低いところを飛行機が飛ぶようになったなとは思っています。ただ、騒音については、それぞれの感受性の違いで、私もうるさいなと思うときはありますけれども、それで体調を崩すほどのことはないのですが、多いときは、三、四分に1機ずつ飛んでいます。  それで、お聞きしたいのが、この1年間コロナで、運用が始まった途端コロナが広がってきたのですが、コロナでインバウンドがほぼゼロに近くなっていると思うのですけれども、飛行状況、運行状況はどうかということ。  それから、前の議事録を見ると、ポスティングとか御意見はがきとか、2,900枚置きましたとかという記録があったのですが、飛び始めて1年少したつのですが、それについて、区民の方のどのような声が集まっているか伺います。 104 ◯環境保全課長  それではまず、今、中村委員から御質問のありました運行状況について、回答させていただきます。直近の数字、本年5月の数字でありますけれども、国内線の便数は、当初計画比の50%減で週1,800便程度が飛んでおります。また、国際線につきましては、現在、約80%減の週160便程度が飛んでいると報告を受けております。  また、相談件数等についてですけれども、当初は、江東区民の方からも質問等はあったのですけれども、実は、本年に入りましてからは、江東区に寄せられる区民の声というのは、残念ながらありません。今の段階では確認はできておりません。ただ、国土交通省のほうにつきましては、200件から500件ぐらい、月によって若干、差はありますけれども、運行状況に関する御意見は寄せられているという報告は頂戴しております。  以上でございます。 105 ◯中村まさ子委員  国内便は週1,800便ということは、1日二百数十便ですよね。荒川の上を飛ぶのは離陸時になるのですけれども、これは離陸時のということでよろしいですか。そうすると、1日二百数十便というと、1日24時間で、真夜中は飛ばないですから、朝と夕方に1時間に10本とか20本とか飛ぶのですかね。そうすると、1日200便というと、かなりその時間帯に集中するので、私が見ている感じでは、三、四分に一機ずつ通っていくというのはそのぐらいになるのかなと思いました。  ポスティングと御意見はがきで、区にはないということですけれども、国にある意見でどんなものが多いかというのはお聞きになっていますか。 106 ◯環境保全課長  詳細については聞いておりませんが、やはり騒音に関することですとか、安全性に関するような御質問が多いとは伺っております。  以上でございます。 107 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 108 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題10 2陳情第28号 不況対策として消費税の一時的減税を求める意見                 書を国に提出することに関する陳情(継) 109 ◯委員長  次に、議題10「2陳情第28号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 110 ◯課税課長  それでは、資料3の8ページを御覧願います。  件名、受理年月日、陳情者の住所氏名等は記載のとおりでございます。  陳情の趣旨でございますが、不況対策として消費税を一時的に減税するよう国への意見書の提出を求めるものでございます。  私のほうからは、消費税などの税制度につきましては、毎年国会審議を経て税制改正が行われており、今後も国会審議を注視していく旨を御説明したところでございます。  説明は以上でございます。 111 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 112 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 113 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題11 2陳情第40号の1 新型コロナウイルス感染拡大防止のための情報                  公開とPCR検査の実施に関する陳情(継) 114 ◯委員長  次に、議題11「2陳情第40号の1」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 115 ◯清掃事務所長  資料3の9ページを御覧ください。2陳情第40号の1でございます。  陳情の受理年月日、陳情者氏名は記載のとおりでございます。  陳情の趣旨としましては、社会的インフラを維持するために、清掃業務に従事する職員に対し、定期的にPCR検査を実施してくださいということです。  審査経過は、記載のとおりでございます。  審査概要としては、これまでも区としては、引き続き、職員の感染予防を徹底しまして清掃業務を継続してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 116 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。 117 ◯中村まさ子委員  清掃職員へのPCR検査と、最近はワクチン接種については、どのように取り組んでいるか。区議会のメッセンジャーで時々、区の関係の感染者の情報が送られてきますけれども、清掃職員とか清掃関連の方の情報も来ますので、今まで感染者がどのくらいいたのか、それからPCR検査、それからワクチンがどうなっているのか伺います。 118 ◯清掃事務所長  感染の状況につきましては、区としましては、プレス発表、環境清掃部までということですので、この点については、答弁は差し控えさせてください。  それと、ワクチン接種につきましては、民間のほうでは職域接種で、民間事業者のほうには都から調査が入っております。我々清掃職員につきましては、現在、新型コロナウイルス特別対策本部のほうの会議の検討状況を待ちつつ、あと、その他の状況、情報収集に努めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 119 ◯中村まさ子委員  何だかよく分からないのですが、清掃の現場の皆さんからの要請、例えば検査してくれとか、ワクチンの順番を早くしてくれというような要請、要望は出ていないのでしょうか。 120 ◯清掃事務所長  一部の職員から、どうなっているのですかというようなお話はございますが、まだまだ区のほうでは高齢者を中心にというところでありますので、現在は段階を注視しているというようなところでございます。それまでは、私どもとしては、感染予防対策を徹底して清掃業務を続けてまいりたいと考えております。 121 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 122 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題12 2陳情第54号 江東区文化施設使用料値上げの再延期を求める陳                 情(継) 123 ◯委員長  次に、議題12「2陳情第54号」を議題といたします。  本件については、前回の委員会において陳情者に取下げ等の意向を確認するとのまとめになっておりました。そこで、事務局から連絡いたさせましたところ、陳情者より取下申請書が提出されましたので、事務局より朗読願います。                 (事務局朗読) 124 ◯委員長  本件について、取下げを了承いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 125 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は取下げを了承いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題14 3陳情第9号  江東区ゼロカーボンシティ宣言に関する陳情(継)     ◎議題17 3陳情第24号 ゼロカーボン達成に向けた取組みの推進に関する                 陳情 126 ◯委員長  次に、議題14「3陳情第9号」及び議題17「3陳情第24号」の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  なお、「3陳情第24号」につきましては、新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 127 ◯委員長  理事者から、一括説明を願います。 128 ◯温暖化対策課長  それでは、資料3の11ページを御覧願います。3陳情第9号でございます。  陳情の趣旨は、2050年までにCO2実質排出ゼロを目指すと江東区長が表明するよう区に働きかけてくださいというものでございます。
     陳情の受理年月日陳情者住所、審査経過は記載のとおりでございます。  次に、審査概要でございます。本陳情に対しましては、江東区環境基本計画で脱炭素社会の実現に向けて、区の特性に応じた取組を積極的に行っていくと明記しており、表明と同質の内容であるとお答えしていたところでございます。  しかし、本年4月、国は気候変動サミットにおきまして、削減目標を26%から46%に引上げ、都では先ほど申し上げましたとおり、「ゼロエミッション東京戦略」と「『未来の東京』戦略」とで、2050年に二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすると明言いたしました。本区におきましては、本会議で御答弁申し上げましたとおり、現在、区長より、江東区環境審議会へ地球温暖化対策の推進について諮問がなされているところでございます。同会からの答申を踏まえまして、区の姿勢を明らかにしてまいります。  次に、新規陳情、3陳情第24号につきましては、まず、陳情のうち、ゼロカーボンシティ宣言につきましては、ただいま申し上げたとおりでございます。  続く地球温暖化対策、それに趣旨の2、3、4につきましては、昨年公表いたしました江東区環境基本計画の中で様々に挙げております。例えば、再生可能エネルギー、高効率・省エネ機器等の利用促進と設備の助成、家庭における省エネ化の推進、コミュニティサイクルなど乗り物からの二酸化炭素の排出の削減、また、風の道の創出、緑化の推進、現在ちょうど取り組んでいる最中でございますけれども、カーボンマイナスこども事業を通じての御家庭での啓発などでございます。これらの進捗状況は、毎年度の江東区の環境白書の中で公表しております。  また、庁内におきましては、一事業者といたしまして、チーム江東環境配慮推進計画にて、コピー枚数の削減、低公害車の導入、ごみの分別化など、職員の省エネ活動を促しております。  引き続き、これらの方策を講じ、必要となるエネルギーの大半が化石エネルギーであることを知らせ、ゼロカーボン達成に向けた取組を推進してまいります。  説明は以上でございます。 129 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 130 ◯委員長  本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 131 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題18 3陳情第26号 「脱炭素、脱原発を進め、再生可能エネルギー電力                 の割合を高めるエネルギー基本計画の改定を行う                 よう求める意見書」の提出を求める陳情 132 ◯委員長  次に、議題18「3陳情第26号」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 133 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 134 ◯温暖化対策課長  3陳情第26号につきましては、受理年月日、陳情者の住所氏名につきましては、事務局説明のとおりでございます。  まず、このエネルギー基本計画についてでございます。本計画はエネルギー政策基本法に基づき国が策定する計画でございます。国の中長期的なエネルギー政策の方向性が示され、電源構成や原発の運営に言及し、民間の電力会社などの計画に影響を与えます。エネルギーをめぐる情勢が日々変化することから、おおむね3年ごとに見直しがなされます。今年度が改定に当たりまして、資源エネルギー庁では昨年10月より議論を開始し、今年の夏の取りまとめに向け策定を進めております。直近では5月13日に次期エネルギー基本計画の骨格(案)が公表されました。この骨格(案)におきましては、まだ構成と項目のみで、具体的な目標数値が示されておりません。数値目標はこれからの記載と考えております。  項目では再生可能エネルギーについて、2050年カーボンニュートラルを見据えたエネルギー源の位置づけ、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた課題と対応、それに2050年を見据えた2030年に向けた政策対応の3つの項目で挙げられております。また、この3つの項目では、原子力、化石火力についても挙げられております。  また、資源エネルギー庁では、エネルギー政策に関する意見箱をホームページに設置しており、意見を広く求めております。意見は公表されており、これまでに約400件ほど寄せられております。確認いたしますと、陳情と同じ御意見がございました。  なお、6月2日に公表されました、内閣官房の成長戦略会議の資料、成長戦略実行計画によれば、再生可能エネルギーを最大限導入する必要がある。原子力は実用段階にある脱炭素の選択肢である。火力発電の高効率化に向けた技術開発等などの記載があり、本区といたしましては、今後も国の動向を注視してまいります。  以上でございます。 135 ◯中村まさ子委員  今の御説明で、5月13日にエネルギー基本計画の第5次骨子というのが数値目標なしで発表されたということだったんですね。その少し前、4月下旬のエネルギー基本計画の第5次骨子案というのが経済産業省の有識者会議で発表されて、それには数字が入っているんです。それは2030年で原発20%から22%、再生可能エネルギーが22%から24%、つまり、原発と再生可能エネルギーがほとんど同じ数字になっているということで、これは従来のままで前進していないです。  これが有識者会議の内容なのですけれども、私は、多分これはそのままいくだろうなと思っているんです。そうすると、基本計画を新しくしても、結局、大して中身は変わらないままになるのかなと思うのですが、これについては、この陳情にあるように、意見書を出してくださいと議会に求められているのですけれども、このエネルギー基本法の見直しは夏に閣議決定されるのではないかと言われていますので、出すとしたら今回なんですね。私はぜひ、時をたがえず、今回この意見書を取りまとめて、夏の閣議決定の前に国に出したほうがいいのではないかなと思うのですが、それは私の意見です。不明な点ということではありませんけれども。 136 ◯委員長  それでは、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 137 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題19 3陳情第31号の2 江東区の公共施設の使用料を、値上げを据え置                  いている現行料金のまま、6区分化を求める陳                  情 138 ◯委員長  次に、議題19「3陳情第31号の2」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 139 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 140 ◯地域振興課長  議題19、3陳情第31号の2につきまして、陳情の趣旨、陳情者の氏名等につきましては、事務局朗読のとおりでございます。  本区の各施設の使用料につきましては、令和2年10月1日より使用料等を引き上げることとし、令和2年第1回区議会定例会の各所管委員会におきまして、引上げに必要な条例の改正を御審議、御可決いただいたところでございます。  その後、新型コロナウイルス感染症の影響による様々な制約や利用者の負担を勘案し、令和2年3月31日までの利用分について、改定前の使用料に据え置く特例措置の対応を行い、さらに、感染症の終息が依然として見えないことから、本年9月30日の利用分まで特例措置を再度延長いたしております。  本陳情の趣旨のうち、使用料の据置きのさらなる延長につきましては、コロナ禍における利用者への支援策であることから、今後の感染症の状況やワクチン接種の進捗状況に加え、国や都の動向も注視した上で判断する必要があるものと考えてございます。  また、現行の利用時間帯の区分を6区分に細分化することにつきましては、利用実態や施設管理上の課題等を踏まえて慎重に検討していく必要があるものと考えてございます。  私からの説明は以上です。 141 ◯委員長  本件について、不明な点はございますか。 142 ◯堀川幸志委員  今、理事者から説明があったとおり、令和2年に値上げを決定して、コロナの関係で今、据え置いているわけですけど、元のままにしろということですけれども、コロナの状況を見て、また再延長するかどうか決めるわけですから、それが終わって値上げするものについては、やはり決めたとおりやったほうがいいと思いますよ。   以上。 143 ◯中村まさ子委員  コロナがいつ収まるか分かりませんし、コロナによって区民の生活や経済状況は非常にダメージを受けて、リーマンショックのときより大きいし長引く可能性もありますので、私はやはり据置きを、コロナワクチンが広がったからとかというだけではなくて、慎重に見て判断をするべきだと思います。  それから、3段階から6段階にする、6区分に増やすということについて、事務的な負担はどのくらい増えるのでしょうか。 144 ◯地域振興課長  例えば文化センター系で申し上げますと、6区分にした場合、つまり細分化した場合には、予約システムそのものの改善が必要になります。  また、使い勝手といたしましても、例えば、今まで午前1区分、午後1区分を、さらにそれぞれ2つの区分に分けますと、午前中使いたい方、あるいは逆に、午後だけ使いたい方、それぞれさらに細分化されることによって、予約を2コマ分取らないと午前中が使えない、あるいは、2コマ分取らないと午後いっぱい使えない、これは夜間も同様でございますけれども、そうした予約の取り方について、利用者側の区民の皆さんにとってもデメリットがあるというような状況がございます。  以上でございます。 145 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 146 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題20 委員の派遣について 147 ◯委員長  次に、議題20「委員の派遣について」を議題といたします。  まず、本件について事務局より説明願います。 148 ◯事務局次長  ただいま議題となりました委員の派遣について御説明いたします。  資料はございません。  委員会で視察等を実施する場合は、会議規則により、委員会はあらかじめ議長に日時、場所等の承認を得なければならないとなっております。  しかし、議長の承認を得るためだけに、その都度、委員会を開会して、日時、場所等を決定した後に改めて視察等を実施することは、スケジュール調整上、困難な面がございます。  したがって、今後、本委員会で視察等を実施する場合は、あらかじめ議長の承認を得ることについて、委員長一任とすることと本日の委員会で決定していただきたいと存じます。  説明は以上でございます。 149 ◯委員長  事務局の説明は以上です。  お諮りいたします。  本件につきましては、事務局説明のとおり、本職に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 150 ◯委員長  御異議ございませんので、さよう決定いたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項1 令和3年度江東区民まつりについて 151 ◯委員長  続きまして、報告事項に入ります。  報告事項1「令和3年度江東区民まつりについて」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 152 ◯地域振興課長  報告事項1につきまして、資料4を御覧願います。  まず1、第39回江東区民まつり中央まつりについてでございますが、書面開催により、6月11日の中央実行委員会臨時会において中止を決定いたしました。  2、中止の主な理由といたしまして、イベントの開催における国や都の規制強化による規模の縮小、来場者数の上限設定や感染症拡大防止対策を厳重かつ徹底する必要があること。また、都外からの出店者や来場者の行き来による感染拡大のリスクがあること。来場された方々には、入場前の検温や開催後に感染者が万が一確認された場合には、来場者全員へ連絡を行うためのシステムへの登録などの御負担が生じることになり、こうした状況下におきましては、来場された方々に十分に楽しんでいただける規模や内容で開催することが困難であることから、こうした判断から中止とすることといたしました。  次に、2ページを御覧願います。  3、各地区の地区まつりにつきましても、記載のとおり、各地区の実行委員会の判断により、3地区いずれも中止を決定いたしました。  中止の理由は中央まつりと同様の趣旨でございますが、加えて、各地区まつりでは、準備段階から地域の町会や関係者が多数関わることから、感染リスクがより身近なものと考えられたことがございます。  なお、資料に記載はございませんが、区民の皆様への周知につきましては、6月21日号のこうとう区報及び区ホームページで周知をさせていただきます。2年続けての中止となり誠に残念でございますが、現下の状況を踏まえた判断でございますので、御理解を賜りますようお願い申し上げまして、本件の説明を終わります。  以上でございます。 153 ◯委員長  お聞きになりたい点はございますか。 154 ◯おおやね匠委員  私から端的に1点だけです。区民まつり、2年連続中止ということで非常に残念なのですけれども、区民まつりで毎年大好評をいただいているブースがありまして、それは地下鉄8号線のブースなのですけれども、基本的にものすごく人がいらっしゃいます。毎年、そのときの状況のチラシとパンフレット、あとティッシュを配るのかな、たしか5,000個ぐらいのティッシュをお配りするのですけれども、確か2日目の早々の段階でもう品切れ状態ということで、区民の方々が、いわゆる区民まつりのときに地下鉄8号線の状況を聞きにそのブースにいっぱいいらっしゃるんですよね。地下鉄8号線の職員の方が、課長さんをはじめ職員の方々が懇切丁寧に説明をされて、横で立ってみますと、ほぼ100%、地下鉄8号線を何とかしろと、期待を持っている区民の方々が大変多くて、恐らく区民まつりのときに地下鉄8号線を勉強しよう、聞こうという方がいっぱい、5,000人以上いらっしゃるわけですから、何か代わるものを実際にやっていただけないかなと思うんですね。ほかの催物と違って、ブースを設けるというのは、代替案みたいなのは非常にやりやすいですよね。ですから、庁舎2階にまたパネル展をやっていただくとか、区民まつりの地下鉄8号線ブースは、確実に地下鉄8号線の生命線であると言っても過言ではないですよね。ぜひそれをお願いしたいと思うのですけれども、少しその辺、いいですか。 155 ◯地域振興課長  地下鉄8号線のブースにつきましては、私も承知してございます。今回、先ほども御説明させていただきましたが、現在の状況を考えると、規模の縮小であったり、あるいは開催日数まで制限されるような規制がございます。こうした中で、どのブースを精査するかというところも、もし縮小して開催する場合には非常に厳しい状況でございます。こうしたことから、今回は全面的に中止を御報告させていただきましたけれども、おおやね委員の御指摘の地下鉄8号線のブースにつきましては、所管の担当課長とも相談しながら、今後どういった形で実現できるのか検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 156 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項2 外国籍区民及び日本国籍区民意識・意向調査の実施について 157 ◯委員長  次に、報告事項2「外国籍区民及び日本国籍区民意識・意向調査の実施について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 158 ◯地域振興課長  報告事項2につきましては、資料5を御覧願います。  本件につきましては、昨年度実施予定でございましたが、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、今年度に延期した調査でございます。  本調査により、外国籍の区民に関する生活実態や、区に対する意見・要望を把握、分析した上で、今後の多文化共生・国際化の推進につなげることを目的として行います。  2、調査設計のうち、(2)調査対象者は江東区在住の満18歳以上の区民で、(3)調査数ですが、外国籍の区民5,000件、日本国籍の区民2,000件を予定してございます。  3、今後のスケジュールにつきましては、7月に3週間程度の期間で調査を実施し、回収後の分析を行い、12月に報告する予定でございます。
     また、調査終了以降は、アンケート結果に基づき、今後、各所管に求められる施策の検討等を行ってまいります。  簡単でございますが、本件の御説明は以上でございます。 159 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 160 ◯酒井なつみ委員  1点だけ確認させていただきたいのが、調査方法は郵送による配布及び回収となっておりますけれども、回収率向上や利便性向上のためにインターネットなどを加えてはいかがかと考えております。検討状況などを伺えればと思います。 161 ◯地域振興課長  今回は、酒井委員御指摘のとおり、郵送のみの御回答ということで方法とさせていただいてございますが、インターネット等の御回答についても検討いたしましたが、今後定期的な調査となるかどうかというところも現在検討中でございますので、2回目以降、もし調査を実施するという運びになった段階で、また今後検討する課題かなと考えてございますので、今回は郵送のみの調査とさせていただくことといたしました。  以上でございます。 162 ◯おおやね匠委員  私から、時間もないので端的にお伺いしたいと思うのですけれども、これは大変有意義な調査だと思います。ただ、アンケートの返ってくる答えが、よい回答、よい意見というのはあまり大切ではないと思うんですよね。文化を知りたいとか仲よくなりたいというのは当然であって、これははっきり言って、あまり重要ではないと思うんですね。大切なのは、あまりよくないほうの意見、アンケートの答えだと思うんです。  ただ、江東区は基礎自治体ですから、外国籍の方々は本当に多種多様ないろいろな悩みとかをお持ちなんですよ。ビザとか就労とか選挙権、これは上位の行政の仕事であって江東区の仕事ではないと思うので、これはあまり関係ないといったら関係ないのですけれども、ずばり言いますと、人権とかヘイトスピーチとか、その辺を聞いてあげる、アンケートとして答えをもらうという部分が区の仕事ではないかと私は思うんですよね。だから、アンケートを作って業者に委託するんですよね。きちんと聞くアンケートを、先ほどの喫煙のあれではないですけれども、ピシッと聞くというアンケートを作るべきだと思うのですけれども、これはどうでしょうか。 163 ◯地域振興課長  アンケートの御質問の具体的な内容かと存じます。  まず、質問数自体は外国籍の方にも、あるいは日本国籍の方にも大体30問程度お願いするところでございますが、それぞれカテゴライズされておりまして、まずは、大きく属性として、外国人の方には国籍や在留資格、居住地域、こういったものをお伺いするとともに、防災関連を中心に生活で困ったこと、あるいは、日本語の状況が現在、御本人がどういう状況であるのかといったことを聞くような予定でございます。  おおやね委員御指摘のような人権、あるいはヘイトスピーチといったようなものにつきましては、先ほど申し上げたように、区のサービスで今後、生活に必要な手続、あるいは区への期待や要望、こういった中で拾い上げられるものなのかなと考えてございますので、おおやね委員の御指摘のような直接的な表現ではないかもしれませんが、そういったものについての御質問は、検討してまいりたいと思います。  ただ、日本国籍の方にも外国籍の方からの視点の逆に裏返しの形で、同じような御質問もさせていただきますので、その質問の内容につきましては、やはり属性とか、あるいは地域にいらっしゃる外国人の方々にどのような不安があるか、あるいは外国人の方と、簡単に言うと仲よくするためにはどうしたらいいでしょうかというような御質問をさせていただきますので、そういったものの中で、直接的な人権やヘイトスピーチについての御質問が文言として載らないとしても、そうしたものが拾い上げられると考えてございますので、また、最終的な御報告の中で、その辺は御説明をさせていただきたいと思います。  以上でございます。 164 ◯おおやね匠委員  分かりました。私の地元にも、地域にも、ルーツが違う国の方がたくさんいらっしゃるんですよね。そういう方々と接すると、はっきり言うと、その方々は日本語しか分からないけれども外国籍だという方もたくさんいらっしゃって、そういう方々のお考えは、非常にその時その時で変わるんですよ。例えば日韓関係がうまくいかないときには地域にもそういうのが浸透してしまう。そうすると、周りの雰囲気もよくなくなってしまうというようなことで、江東区としては、先ほど地域振興課長がそういうことも聞けるでしょう、拾えますよとおっしゃったのですけども、そういった小さな声、不安な声をこのアンケートで拾うべきではないかなと私は思うんですよね。  なぜ拾うべきではないかと思うのかというと、これは単なるアンケートではないと思うんですよ。このアンケートの裏にはいろいろなものがあって、心の中というか、それ大げさかもしれないけれども、江東区行政が聞く質問に対して、今まで言えなかったことをアンケートで表すみたいな、私の心のうやむやが江東区行政のそういうところにぶつけると、ひょっとしたら解決の方向に向くのではないかみたいな期待も出てくる、そういう深いところのアンケートだから、普通のアンケートをやるかやらないかとか、賛成か賛成ではないかではないと思うんですよね。非常に有意義なアンケートだと思うんです。  あともう一個、具体的には、中国とか韓国とかアメリカとか、あと多いのはベトナムの方がいらっしゃると思うんですよね。そういう方々を同じ比率でサンプリング抽出をしてアンケートを取るのかどうか。きちんと相乗の抽出をしないと、このサンプリングをうまくしないと、うまく結果が出てこないのではないかと思うのですけれども、その辺よろしくお願いします。 165 ◯地域振興課長  まず、繰り返しになるかもしれませんが、今回の調査の目的につきましては、外国籍の区民の方、あるいは日本国籍の区民の方、双方からの、ある意味、困り事や生活実態、御意見等を吸い上げることで、今後、ともに共生して生活していける地域、あるいは区をつくっていきたいという思いで調査をさせていただくものでございますので、質問する内容につきましては、今後精査してまいりますけれども、困り事の中でそうした御意見が頂戴できる可能性もございますので、引き続き、最終的に調査は7月に実施いたしますので、抽出問題については精査をさせていただきたいと思います。  それから、現在、外国人の方、今回の調査のために今年の3月に外国人の人口を調査したところですが、トータルで3万278人。先ほど割合、比率というお話がございましたが、中国の方が約1万5,000人で50.1%、韓国籍の方が4,400人で14.6%、それからお話にありましたベトナムの方は1,090人で3.6%ということで、先ほどの御質問の2点目ですけれども、こうした比率に合わせて、御質問の対象者については抽出をしたいと考えております。  以上でございます。 166 ◯三次ゆりか委員  私から1点、年齢なのですけれども、満18歳以上の区民とした理由を聞かせてください。 167 ◯地域振興課長  これは2年に1回行っております区民アンケートの例に倣って18歳以上とさせていただきました。  以上でございます。 168 ◯三次ゆりか委員  ありがとうございます。先ほど地域振興課長がおっしゃっていた目的の中に困り事ということがあったので、ぜひ、江東区在住の外国籍の区民の方で、学生さん、いわゆる児童・生徒の困り事も拾ってもらえる環境があったらいいなと思って質問させていただいたので、もし可能であれば、年齢の件も少し考えていただきたいと要望します。 169 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  お諮りいたします。  正午を過ぎましたので、トイレ休憩を挟みたいと思いますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 170 ◯委員長  それでは、トイレ休憩をさせていただきます。大体10分程度、皆さんおそろい次第始めるということで了承願います。               午後0時01分 休憩  ────────────────────────────────────               午後0時08分 再開 171 ◯委員長  それでは、委員会を再開いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項3 江東区産業会館の指定管理者の選定手続きについて 172 ◯委員長  報告事項3「江東区産業会館の指定管理者の選定手続きについて」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 173 ◯経済課長  それでは、報告事項3、江東区産業会館の指定管理者の選定手続きについて御報告させていただきます。  資料6を御覧ください。  江東区産業会館につきましては、今年度末をもちまして、現在の指定期間が終了となるため、再選定の手続を実施いたします。  最初に、1の施設名称及び施設所在地でございますが、施設の名称は、江東区産業会館でございまして、所在地は東陽4丁目5-18。こちらは、東京メトロの東陽町駅の上のマンション、メトロハイツ東陽に隣接した2階部分になります。  次に、2の現在の指定管理者につきましては、一般社団法人東京都江東産業連盟でございます。平成19年4月から指定管理者となってございまして、記載している現在の指定期間を含め、現在、3期目となっております。  3の選定方法につきましては、競争によるさらなるサービス向上及び手続の透明性の確保の観点から、公募により選定してまいります。  今後の日程につきましては、記載のとおりでございます。  説明は以上です。 174 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 175 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項4 産業実態調査の実施について 176 ◯委員長  次に、報告事項4「産業実態調査の実施について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 177 ◯経済課長  報告事項4、産業実態調査の実施ついて御報告させていただきます。資料7を御覧ください。  概要でございますが、本調査は、区内事業者及び商店会の現状と課題、消費者の消費動向、区の支援施策へのニーズ等を的確に把握し、より効果的な産業振興施策を検討・実施するための基礎資料の作成を目的として実施するものでございまして、本来、昨年、実施予定でございましたけれども、コロナウイルス感染症拡大の影響により、実施を見送っていたものでございます。  2でございますけれども、経営状況実態調査として、全産業1万2,000社程度、商店会実態調査として、53商店会、消費者動向調査として、区民5,000名を対象としまして、アンケートやヒアリングによる実施を予定するものでございます。  4のスケジュールにつきましては、記載のとおりとなります。  本実態調査によりまして、区の中小企業者等の状況を適切に把握しまして、今後の施策に反映してまいりたいと考えてございます。  以上です。 178 ◯委員長  何かお聞きになりたい点はございますか。 179 ◯中村まさ子委員  このアンケート調査とかヒアリングで、コロナウイルスによる影響がどうかというような項目というのは入れるんですか。 180 ◯経済課長  コロナの関係の設問につきましても、我々のほうで準備をしているところでございます。  具体的に申し上げますと、事業者向けでは、コロナによる経営の影響ですとか、コロナに伴う社会環境の変化を受けた取組の状況、今後の動向などです。あと、商店会向けでは、コロナにおける商店会の影響と、コロナの影響等を踏まえた今後の運営について。  また、区民向けの調査につきましても、コロナの影響による購買行動の変化などの設問を考えているところでございます。  以上です。 181 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項5 江東区文化センター改修工事に伴う施設貸出の休止について 182 ◯委員長  次に、報告事項5「江東区文化センター改修工事に伴う施設貸出の休止について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 183 ◯文化観光課長  資料8を御覧ください。  江東区文化センター改修工事に伴う施設貸出の休止について御説明いたします。  江東区文化センターは、昭和56年に竣工した後、築19年になります平成12年に設備関係を中心とした小規模改修を実施いたしておりまして、その後、築31年に当たる平成24年に大規模改修を行っております。その後、9年たっているということで、今回、江東区長期計画に基づきまして、施設関連のオーバーホールを中心に小規模改修を実施いたします。  また、あわせて、懸案でありました特定天井の改修も実施するという形でございます。  1の工事の概要ですが、ホール、展示ロビー、談話ロビー、回廊の天井脱落防止の改修が一つ。それと、舞台機構や空調、電気、エレベーター等の更新工事ということになります。  2の工期ですけれども、来年、令和4年7月から令和5年3月の9か月間で、工事に伴う貸出しの休止期間は、今回、現状の予定としては、休館等はしないで、施設の一部貸出しを休止しながら施設運営を継続したいと考えておりますが、ホールについては、令和4年8月から令和5年3月までの8か月間を予定しております。  4の周知方法ですが、区報、財団情報紙やホームページなどで行ってまいります。  なお、5のその他に記載のとおり、本年度は実施設計を行いまして、改修工事は来年度に行う予定でございます。そのため、具体的な施設の貸出し休止については、現時点では未確定の部分もございますが、その辺については、内容が確定次第、ホームページ等で周知してまいります。  説明は以上でございます。 184 ◯委員長  何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 185 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項6 令和3年度江東シーサイドマラソン大会について 186 ◯委員長  次に報告事項6、「令和3年度江東シーサイドマラソン大会について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 187 ◯スポーツ振興課長  それでは、報告事項6、令和3年度江東シーサイドマラソン大会について御説明いたします。  資料9を御覧ください。  毎年11月の最終日曜日に開催している江東シーサイドマラソン大会につきましては、6月11日付の江東シーサイドマラソン大会実行委員会において、新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑み、今年度も中止とする旨決定いたしましたので、御報告いたします。  理由といたしましては、参加者や関係者など、多くの人が集まるマラソン大会において感染リスクを回避することが困難であるほか、日本陸上競技連盟がコロナ禍におけるロードレース開催の前提条件として、後方支援病院を確保することとなっておりますが、その確保が困難であること。そして、現在、ワクチン接種に多くの医療関係者が従事しており、大会開催のためにさらなる協力を得ることは困難である点などでございます。  なお、次のシーサイドマラソンは第40回大会であり、来年、コロナが終息した暁には、万全の体制で開催できるよう、準備を進めてまいります。  以上でございます。 188 ◯委員長  何かお聞きになりたい点はございますか。 189 ◯吉田要委員  コロナ禍で2回目の中止ということで、私自身も区民ランナーの1人として大変残念な思いなんですけれども、恐らく、区民ランナーで参加された方から多くの意見がやっぱり届くところなので、1つ質問しておきたいなと思いました。  というのが、やはり今、オリンピックが開催される前提で進んでいて、オリンピックはできるのにシーサイドマラソンはできないのは何でというふうに言われたときに、やはり整合性の取れた説明がしっかりできないといけないと思うんですね。この中止の理由のところを見て納得する部分もあるんですけれども、例えば1番や2番というような部分は、オリンピックができてシーサイドマラソンができない理由としては、私個人は何でというふうな疑問が残ったんですけれども、ただ、3番目の医師会の協力だったり、4番目の協賛金の減収というのが理由で言われたら、なるほど、そういう一面もあるんだから、納得せざるを得ないかなというふうな感じも受けました。  ただ、やっぱり、国が言っているように、例えば11月の時点でワクチン接種が大方終わるというような状況を想定できるんだったら、3番の部分の医師会の負担というのも軽くなってきている時期なんじゃないかなとか、あと、4番に関しても、協賛金の金額というのが、これまで、どういう金額で運営されていたかというのがそちらから示されていない状況で判断するのが難しいんですけれども、例えば協賛金が例年に比べて半分になってしまったのであれば、1、2、3の理由を鑑みて、例えば出走者数を半分に制限してやることはできないのか、開催することはできないのかというような検討なんかもきちんとした上で中止という決定をしたのかということなんですね。  中止の決定というのは致し方ないと思う反面、やっぱり、やれる工夫というのもきちんと考えた上でやらなかったのか、決定したのかというところをきちんと御説明いただかないと、今、オリンピックに対するネガティブな町場の意見というのが大変多く届いておりますので、そこら辺は、私たち、地元でたくさん御意見をいただくので、これがプレス発表というか、オフィシャルに発表されたら、必ずそういう意見が届きます。そのネガティブな意見に対して納得してもらえるような大会中止の説明ができないと、やっぱり、このネガティブな空気というのは改善されていかないと思うので、明確な説明というのを求められると思うんですが、その点、お願いしたいと思います。 190 ◯スポーツ振興課長  これまで、スポーツ振興課のほうでは、なるべく、あらゆる可能性を持って、シーサイドマラソンの実行に向けて検討を重ねてまいりました。例えば現在、20キロ、ハーフと10キロがありますけれども、若洲の臨海部だけで、10キロでできないかとか、あるいは参加者を半分にするか、いろいろなシミュレーションをしたところでございます。  まず、第1段階でネックとなったのが、8月1日の申込み開始、これがネックとなりました。この段階で、区報で募集を行い、その段階で応募していただいた方に参加費を振り込んでいただくという事務になりますけれども、これより後にすることは、あるいは道路占用の問題、警察との打合せであったりとか、関係者、参加者は4,000人ですが、従事者は、ボランティアを含めて1,700人に上ります。その方々への説明、あるいはコロナ対策というものを考えると、どうしても8月1日がデッドラインでございました。8月1日のこうとう区報に載せるということは、6月の中旬には決定しなくてはなりません。現段階で、確かにワクチンの接種は加速してございます。ただ、それも不透明な状況でございまして、不確定要素が非常に高い段階でございます。その段階で、4,000名の方から参加費を頂戴して、それで、やはり中止という段階は極めて難しい状況でございます。どうしても、この6月中旬までに、この段階で、実施か、実施でないかというのを検討しなくてはいけない状況でございました。  また、吉田委員が御指摘のとおり、出走者を半分ということも考えたんですけれども、確かにそれは密の回避はできるんですが、かかる経費というのはほとんど変わらないという状態になってしまいます。  それから、最後ですけれども、今回、開催に当たって、医師会のほうにお話を伺いに行きました。医師会の会長と副会長のほうに、専門的な立場、見地から、シーサイドマラソン、マラソン事業はどうかということを率直にお伺いしたところ、2点、危惧の声をいただきまして、まず1点は、率直に密の回避は難しい。それと、今、この時期でスポーツイベントというのは、医師の立場としては、お勧めできないと。もう一点が、江東区医師会として、ワクチン接種、あるいは医療機関のコロナの圧迫、そして、日曜の休日急病診療所、このような多忙の中で、さらに医師13名、看護師10名の派遣を医師会の医師にお願いするのが非常に難しく、医師の中でも理解が難しいのではないかというお答えをいただきました。  率直に、江東区と医師会との信頼関係の上でも、強行にシーサイドマラソンを実施するよりは、来年度、コロナが終息したと仮定して、第40回を万全の体制で実施したいと考えてございます。
     以上でございます。 191 ◯吉田要委員  御丁寧にありがとうございます。医師会の御意見というのは、すごく納得できるものなんですけれど、逆に納得できるからこそ、町場の人たちがオリンピックに対してネガティブに、本当にできるのかというような意見につながってきてしまう可能性があると思います。この中止に関して、区報での周知なんていうのはこれからだと思うんですが、本当に丁寧に説明することによって区民の皆さんに納得していただいて、次回につなげられるような準備というのをしっかりしていただきたいと思います。  以上です。 192 ◯堀川幸志委員  今、吉田委員からいい御質問があったので。私も同じことを思っていたんですよ。これが11月28日でしょう。それで、中止の発表が随分早いなと思いましたし、区民まつりはしようがないとして、何でも中止、中止というと、その声に乗っかって中止しているような、そんな不思議な錯覚を起こしますよ。  だって、オリンピックでスポーツ大会をやるわけでしょう。それが9月に終わって、まだ2か月もある。それで中止と書いちゃうと、私はランナーじゃありませんけれども、やっぱり、うちの近所にもいるんですよ。どうしてシーサイドマラソンをやめちゃうんだと、あれは相当先の話だろうと。今の話だと、募集は6月ぐらいから開始するという話ですけれども、やってできないようなことはないと思うんだけれども、何か今、理事者の話を聞いていると、駄目なことを羅列して、並べて言っているわけですよ。あれも駄目だ、これも駄目だ、あれも駄目だと。  医師会だって、医師会の人たちは、コロナも大体、9月か10月に終わると言っているんでしょう、区では。それで、オリンピックはないんだし、医師会の方と言ったって、そんなに用がなくなってくると思いますよ。それは、単なる断る理由にしか聞こえないんだよね。  でも、一応、実行委員会で中止を決定したというから、非常に不満ですよ、それは。ですから、吉田委員と全く意見が一緒、これは。私は言いたかったんだよ。よかったよ。  ですから、40回大会を目指して頑張っていただくということ。ただ、何でも中止、中止って、これはスポーツ大会に限らずやることは、本当に私、不満なんだよな。  それから、このマラソン大会はどうなんですか。全国で、こういうふうに、今年いっぱいやるようなところは、みんな中止しているんですか。そういう情報は、どういうふうに取っていますか、ちょっと教えてください。 193 ◯スポーツ振興課長  全国のマラソン大会を調べたわけではございませんけれども、23区中、17区が区民マラソンを実施してございます。その中で、江東区と時期が近く、人数も近しいところが、世田谷、港、目黒、江戸川、足立の5区でございまして、それぞれ、10月の下旬から11月上旬に実施してございます。世田谷をはじめとする5区のうち、江戸川区と足立区は、既に中止を決定してございます。世田谷、港、目黒については、現在検討中とのことでございます。  以上でございます。 194 ◯堀川幸志委員  検討中のところもあるので、江東区は何か発表が早過ぎちゃってね、やっぱりもうちょっと、きちんと検討してやらないとまずいかなと思うんですが、実行委員会で決めちゃったというから、そうしたら何も言えなくなってしまうでしょう。  40回大会をやる、頑張りますということだけでいいですけれども、ひとつ、そういうことで、40回には頑張っていただきたい。 195 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項7 東京2020大会開催に伴うスポーツ施設の使用制限について 196 ◯委員長  次に、報告事項7「東京2020大会開催に伴うスポーツ施設の使用制限について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 197 ◯スポーツ振興課長  それでは、資料10を御覧ください。  東京2020大会の練習会場として、2の内容のとおり、本区スポーツ施設を使用するため、大会開催期間中、その施設の一部使用制限がございます。  欄の中の白丸の夢の島競技場、スポーツ会館は、それぞれ、サッカー、バレーボールの公式練習会場で、令和元年の区民環境委員会及びオリ・パラ推進特別委員会で報告済みではございますけれども、大会が1年延期となり、日程が変更となったため、改めて御報告いたします。  次に、黒丸の越中島プールでございます。これは、公式練習会場とは別のハイパフォーマンスセンターと呼ばれる施設で、選手が大会直前にトレーニングや最終調整を行うため、各国のオリ・パラ委員会が独自に手配するものでございます。越中島プールは、フランス、オーストラリア両国がトライアスロンなどのハイパフォーマンスセンターとして使用いたします。  練習の使用時間は、午前8時から午前10時までの2時間。選手の出入りも通常の出入口は使用せず、建物に向かって左側のスロープから出入りを行い、着替えもプールサイドの仮設テント内で行うなど、選手と一般区民は、一切接触いたしません。  なお、越中島プールの区民利用は、昨年度より、新型コロナウイルス感染症対策のため、2時間入替え制を実施してございます。昨年度は、午前9時30分から2時間枠を4コマ設定してございましたが、今年度は、午前10時まで練習会場として使用するため、30分遅らせて、午前10時から2時間枠、4コマを設定いたします。  また、この旨区報及びホームページ等で周知してまいります。  以上でございます。 198 ◯委員長  何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 199 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項8 夢の島野球場改修工事に伴う一部休止について 200 ◯委員長  次に、報告事項8「夢の島野球場改修工事に伴う一部休止について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 201 ◯スポーツ振興課長  続きまして、資料11を御覧ください。  夢の島競技場に隣接する夢の島野球場について、管理事務所、グラウンド及び付帯設備の老朽化に伴う改修工事を行うため、施設の一部休止を行います。  工事内容としましては、管理事務所は、屋根、外装、内装などの改修のほか、配管配線の更新や、誰でもトイレのバリアフリー化を進めます。  野球グラウンドは、少年野球、軟式、硬式を含めて12面ございますが、今回は、そのうち3面、4面について、土、砂の入替え、芝生の張り替え、ベンチ等、付帯施設の補修を行います。  改修期間は、管理事務所が12月上旬から令和4年6月末まで、グラウンドについては、同じく12月上旬から今年度末までとなってございます。  なお、管理事務所の改修時には、トレーラーハウス型の仮設事務所を設置して業務を継続するほか、野球グラウンドも改修の3面、4面以外は平常どおり貸出しを行います。これにつきまして、こうとう区報、区及び指定管理者のホームページ、関係施設でのお知らせの掲示によって周知いたします。  なお、グラウンドの改修は、長期計画の下、定期的に実施しており、次回は令和6年度、5面、6面の改修を行う予定でございます。  以上でございます。 202 ◯委員長  何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 203 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項9 江東区青少年交流プラザの指定管理者の選定手続きについて 204 ◯委員長  次に、報告事項9「江東区青少年交流プラザの指定管理者の選定手続きについて」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 205 ◯青少年課長  それでは、恐れ入ります。資料12を御覧願います。  江東区青少年交流プラザの指定管理者の選定手続きについてでございます。  江東区青少年交流プラザにつきましては、平成29年4月より、指定管理者制度を導入してございます。このたび、令和3年度末をもちまして、指定期間の満了を迎えますことから、再選定の手続を行うものでございます。  1、施設の名称・所在地は記載のとおりでございます。なお、本施設につきましては、平成28年度に大規模改修を行い、平成29年度より、指定管理者制度を導入すると同時に、施設名につきましても、これまでの青少年センターから青少年交流プラザへと変更をしております。また、亀戸第二保育園との複合施設となってございます。  2、現在の指定管理者・指定期間でございますが、記載のとおりでございます。  3、選定方法でございます。公募により広く事業者を募集いたしまして、選定を行ってまいります。  4、今後の日程でございますが、記載のとおりでございます。  説明は以上でございます。 206 ◯委員長  何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 207 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項10 令和3年度少年キャンプの実施について 208 ◯委員長  次に、報告事項10「令和3年度少年キャンプの実施について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 209 ◯青少年課長  それでは、恐れ入ります。資料13を御覧願います。  令和3年度少年キャンプの実施について説明いたします。  本少年キャンプにつきましては、例年、江東区少年団体連絡協議会に委託し、夏休みの期間中に行っている事業でございます。  1の内容でございます。例年は2泊3日で実施しておりますが、今年度は日帰りで実施をいたします。なお、昨年度は中止といたしました。  2の期間でございます。7月31日土曜日から9月19日日曜日の間で、各地区の少年団体連合会が日程を設定し、行う予定でございます。なお、日程によりましては、そのときのコロナの感染拡大の状況等もございます。それらの影響により、やむを得ず中止とする場合がございます。  次に、3の対象者・参加者数につきましては、記載のとおりでございます。なお、9地区ございます少年団体連合会のうち、2地区から実施を見送る決定をいただいてございます。したがいまして、7地区での実施となります。1地区当たり50名の参加を見込んでおりまして、7地区の合計で350名の参加者を見込んでございます。  4の会場でございます。都内及び東京近郊を予定しております。具体的には、区内にございます若洲公園キャンプ場、それから、千葉県の大房岬自然の家、茨城県のさしま少年自然の家などを予定してございます。  5の参加費につきましては、記載のとおりでございます。  6の感染防止対策でございます。感染防止対策といたしまして、参加者、スタッフともにマスクを着用、こまめな手指の消毒を徹底いたします。  また、送迎バスの定員につきましては、定員を半分程度とし、座席の間隔を空けること。それから、食事につきましても、距離を取った個食とするなどの対策を行ってまいります。  説明は以上でございます。 210 ◯委員長  何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 211 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項12 令和2年度ごみ量について 212 ◯委員長  次に、報告事項12「令和2年度ごみ量について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 213 ◯清掃リサイクル課長  それでは、資料15をお願いいたします。  本区及び特別区の令和2年度ごみ量が確定いたしましたので、御報告をいたします。  まず、1、江東区のごみ量でございます。表を御覧願います。ごみ量・構成比の欄の左側、令和2年度のごみ量でございます。区収集は9万3,237.35トン、前年度比1.83%の増となったところでございます。  内訳でございますが、可燃ごみが8万8,537.98トン、前年度比2.32%の増。不燃ごみにつきましては、全量資源化の実施により、ゼロとなってございますが、下の表、別立てのところで不燃資源化として収集量を記載しております。管路につきましては、前年度比32.18%の減。粗大ごみにつきましては、前年度比6.05%の増となってございます。  その下、持込(臨時)とございますのは、収集運搬許可業者が収集をいたしました、臨時に受付をした事業系ごみでございます。こちらが1,352.87トン、前年度比12.43%の減となっているところでございます。合計は、9万4,590.22トン、前年度比1,479.96トン、1.59%の増となっております。  こちらのごみ量の増減要因ですが、可燃、粗大ごみや家庭から出るごみでございます。人口増、約4,400人の影響もございますが、新型コロナウイルス感染症対策に伴う緊急事態宣言等により、外出の自粛などによる御自宅での滞在が増えたことによる影響。また、管路、持込みにつきましては、こちらは事業系が主なものでございますので、こちらについては、やはり、新型コロナウイルス感染症対策に伴う事業活動の縮小等の影響があるものと考えております。  下のグラフにつきましては、平成25年度以降のごみ量の推移を示したものでございます。御参照いただければと思います。  2ページをお願いいたします。  2、特別区全体のごみ量でございます。令和2年度の合計といたしまして、255万9,812.52トン、前年度比7.46%の減となっております。うち、区収集につきましては、前年度比2.21%の増。それぞれ、ごみ種別ごとの内訳といたしましては、可燃と粗大ごみが増となり、不燃と管路が減少したところでございます。  事業者から持ち込まれます持込みごみにつきましては、73万8,353.67トン、前年度比24.98%の減となっております。  下のグラフにございますとおり、特別区全体のごみ量でございますが、区収集、持込みごみとも、これまで横ばいの状態が続いておりましたが、令和2年度は、区収集分が増加、持込みごみが減少となったところでございます。  説明は以上でございます。 214 ◯委員長  何かお聞きになりたい点はございますか。 215 ◯堀川幸志委員  今、説明よく分かりました。やはり、今はコロナの状況で、家庭ごみが非常に増えている。マスコミ等で報道されているわけで、そのとおりですね。事業系が減っているということですから、それがやっぱり今、管路などが減っているということですね。  ところで、オリンピックが通常どおりに開催されたら、ごみは非常に増えるという話が前から言われていたんですけれども、そういう点は、どういうふうに考えているんですかね。 216 ◯清掃事務所長  オリンピック・パラリンピックなんですけれども、まだ開催規模というところが、大会の観客動員によって、交通渋滞がどの程度発生するかというところはまだ見込めないところなんですが、我々区としては、収集にかかる収集車を、ふだんは1台でやっているところを2台用意しまして、行っている間にもう1台を待たせておいて、収集して帰ってくる車に対して、また収集するというようなことで、何とか体制を整えているところでございます。それで交通渋滞については、何とか、区のところにごみが残らないようにということで考えているところでございます。 217 ◯堀川幸志委員  交通渋滞の話ばかりしていたけれども、私が言っているのは、オリンピック・パラリンピックが開催された場合に、ごみの量が前より増えるんじゃないかという話を言っていたんですけれども、そういったことは全然考えていないのか。ただ、交通状況によって、家庭ごみとか、そういうごみが残っては困るからということの、今、御答弁だと思うんですけれども。そういう点はどうなんですか。あまり検討していない。ただ、交通渋滞で車が動かないと困るという程度ですか。 218 ◯環境清掃部長  まず、オリンピックに関しましては、オリンピック会場から発生するごみ、または、通常のオリンピック期間中に発生するごみ、あと、その他、特別区全体として、オリンピック対応でごみ量が増えるか、こういったところは、それぞれで推測というか予測をしてございます。  オリンピックの会場におけるごみにつきましては、東京都におきまして、組織委員会のほうで、人数等を含めて、どのぐらいの発生量かということは、一定程度、推計してございます。対応につきましては、事業系のごみということで、オリンピック組織委員会のほうで、東京都を通じて事業者と契約して処理をする。処理に当たりましては、最大限リサイクルをするということを聞いてございます。区収集分につきましては、今、清掃事務所長が申し上げましたとおり、インバウンドがない分、通常よりは増えないのではないかという予想はしておりますが、増える可能性もある、そういったところで、収集体制につきましては、対応しているところでございます。
     なお、中間処理におきまして、清掃一組でも、ごみ量については、一定程度、オリンピック期間中には想定しているという状況でございます。  以上でございます。 219 ◯堀川幸志委員  ありがとうございます。ということは、それは難しいですよね。まだオリンピックも、江東区は15会場あるわけでしょう。観客が来るのか、無観客なのか、半分ぐらい入れるのかということで、全然決まっていないでしょう、まだね。そういう点で、相当変わってきますから、慎重にひとつ検討して、いろいろこれからの策を練っていただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。  以上。 220 ◯中村まさ子委員  江東区のごみ量の推移と23区全体を見ると傾向がちょっと違っていて、ここ3年ぐらい、江東区は順調に減ってきたのがちょっと反転しているんですね。それは、単なる人口増の問題なのか。だって、この間、ずっと人口が増えてきているのにごみ量は全体的に減ってきた。それが、ここ3年ぐらいで上昇傾向にあるという理由が何なのかということが1つ。  それで、多分、区民1人当たりのごみ量というのは、そう変わっていないか、むしろ減っているんだと思うんですけれども、そうすると、人口増だけが理由なのかなとちょっと分からないので、その理由を教えてください。  そして、それに基づいて、今年度のごみ量の見込みというのは、どうなんでしょう。コロナの要素も考えなくてはいけないんですけれども、その見込みを教えてください。 221 ◯清掃リサイクル課長  初めに、江東区のここ数年の上昇の増減の要因でございます。やはり人口増加というものが他区に比べて一定量あるということが増因の一つと、あとこちらは、他区とも傾向としては同様ですけれども、やはり令和元年、それから、令和2年につきましては、コロナによる影響、やはり、在宅での、いわゆる外出自粛に伴う在宅で過ごす時間が増えたことによる家庭ごみの増というのが、一つ要因としてあろうかなと考えております。  また、令和3年度、今年度または翌年度以降のごみ量の予測ですけれども、こちらは具体的にどういう形になるかということ、やはり、コロナの影響というものを見据えて検討していかなければいけないんですが、この4月、5月の状況、月別のごみ収集量の傾向を見ますと、令和3年、今年の4月、5月につきましては、令和元年度、コロナ前の状況の水準に戻りつつあるというような傾向が見て取れます。今回の令和2年というのは4月、5月に行われた緊急事態宣言、そこの影響がかなり大きかったのかなと見てございますが、まだ今後、どのような状況になるかというところ、予断を許さない部分もあると思いますので、しっかり見極めた上で、今後の清掃リサイクルの関係の事業を進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 222 ◯中村まさ子委員  分かりました。ただ、江東区の人口増は、もう多分、ここ3年、5年の話ではなくて、ずっと右肩上がりで人口が増えてきているのに、順調にごみは減ってきたわけですよね。ということは、ごみの減量の取組が、ある程度、もう限界に近づいているのか、そういう見方というのはないんでしょうか。 223 ◯清掃リサイクル課長  区民1人当たりのごみ量につきましては、令和元年につきまして、これまで減少だったところ、やはり、こちらのごみ量の増加とともに若干増加しているところでございます。  また、令和2年度につきましても、具体的な確定値がまだ出ておりませんけれども、こちらにつきましても、恐らく、引き続き増の傾向が見られるのかなということで推測しております。  これまで減少してきたのは、やはり、区民の皆様一人一人のごみ減量の努力、我々、5Rの推進ということでお願いをしてきましたけれども、そちらの効果が出てきているということ、皆様に御協力いただいているところの影響が大きいかなと思います。  こちらは、元年、2年と増えておりますけれども、これが限界というわけではなくて、やはり、燃えるごみの中に一定量の資源となるものがまだ入っているというような調査結果もございますので、区といたしましても、引き続き、皆様にごみ減量の推進、また、適切な分別を心がけていただくようにお願いしていくことを続けていきたいと思っております。  以上でございます。 224 ◯中村まさ子委員  そうですね。大分、ごみの分別は慣れてきたとはいえ、なかなか徹底するのは難しいところもあります。  最近、プラごみの一括回収法という法律が成立して、自治体の負担が増えるんじゃないかというような新聞記事がありますけれども、それも含めて、やはり、分ければ資源、混ぜればごみという大原則にのっとって、区民に周知をしていただきたいと思います。  以上です。 225 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎協議事項1 令和4年度東京都に対する要望事項について 226 ◯委員長  続きまして、協議事項に入ります。  協議事項1「令和4年度東京都に対する要望事項について」を議題といたします。  初めに、要望事項の取り扱いについて、事務局から説明を願います。 227 ◯事務局次長  それでは、東京都に対する要望事項の取り扱いについて御説明申し上げます。  まず、都への要望の実施は委員会の権限ですので、今年度、都要望を行うかどうかは本委員会で御協議をお願いいたします。  都要望を行う場合、要望事項の内容の協議及び都の関係局への提出についても委員会でしていただくことになります。要望事項の提出時期ですが、都の来年度の予算編成に間に合うよう提出することとなっております。  なお、23区共通の事項につきましては、特別区議会議長会を通じて行っていることから、委員会での要望は本区特有の事項に絞って要望することとなっております。昨年度、当委員会では本区特有のものがないということで、東京都への要望を実施しておりません。  説明は以上でございます。 228 ◯委員長  本年度は、どのような取り扱いとするか御協議願います。  要望する事項について、特段御意見がないようですので、本委員会としましては、都要望を提出しないことといたしたいと思います。  以上で協議事項を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎閉会の宣告 229 ◯委員長  本日予定されておりました案件は、全て終了いたしました。  これをもちまして、本日の委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。               午後0時47分 閉会 Copyright (c) Koto City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...