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  1. 江東区議会 2021-03-11
    2021-03-11 令和3年区民環境委員会 本文


    取得元: 江東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1               午前9時58分 開会     ◎開会の宣告 ◯委員長  おはようございます。ちょっと時間前でございますが、区民環境委員会を開会させていただきます。  初めに、本日3月11日は、東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生の日から、ちょうど10年目に当たります。改めて、この災害でお亡くなりになった方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。  これより、委員会審査に入りたいと存じますが、ここで、本日の委員会進行について申し上げます。  新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、理事者からの説明及び答弁につきましては、簡潔に行うことにより、会議時間の短縮化に努めたいと思います。よろしくお願い申し上げます。  また、委員各位におかれましても、特段の御配慮をいただきますよう、よろしくお願いいたします。  なお、案件説明及び答弁を終えた理事者におかれましては、順次、御退室いただきますようにお願いいたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題1 議案第13号 江東区営運動場条例の一部を改正する条例 2 ◯委員長  それでは、議題1「議案第13号 江東区営運動場条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者から、説明願います。 3 ◯スポーツ振興課長  では、私から、議案第13号、江東区営運動場条例の一部を改正する条例について御説明させていただきます。資料1を御覧ください。  まず、改正の理由でございます。潮見野球場・庭球場、新砂運動場駐車場料金徴収システム設置工事の実施に伴い、潮見野球場・庭球場、新砂運動場駐車場利用料金を新たに設定するため、江東区営運動場条例の一部を改正するものでございます。そもそも、この運動場の駐車場を有料化する目的は、単なる歳入確保ではなくて、もともと潮見の野球場も駐車場の台数が若干少ないために、いつも満車状態が続いてございます。その原因の一つが、乗り合いでなかなか来てもらえない、無料だから皆さんが乗ってきてしまう、また自分のゲームが終わってもなかなか帰らない人が多いということで、実は利用者の方からも、いっそのこと有料にしてほしいという声も前から上がってございました。その関係をもちまして、今回有料化に踏み切るものでございます。効果といたしましては、乗り合いが増えるだろうというのと、車でなくて自転車やバイクで来てくれる人が増える、または自分のゲームが終わったらすぐ帰っていただけるという効果が見込まれ、満車状態が解消されるのではないかというのが効果として現れると、目的として考えてございます。  次に、改正の概要でございます。駐車場利用料金について規定するため、第9条第2項に「及び別表第5」の文言を追加いたします。(2)別表第2(第3条関係)に潮見野球場庭球場駐車場新砂運動場駐車場の開場時間に関する記述を追加いたします。(3)駐車場利用料金の設定について、別表第5(第9条関係)を追加いたします。料金は、条例上は20分100円で設定いたします。これは上限を設定しますので、実際の料金は夢の島の総合運動場と一緒の30分100円で運用することを考えてございます。  3、新旧対照表、2ページから4ページにございますので、後ほど御覧ください。また、施行日ですが、3か月の周知期間を置きまして、今年7月1日より施行するとして考えてございます。御審議いただき、御可決いただきますようよろしくお願いいたします。  以上です。 4 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 5 ◯関根友子委員  おはようございます。ただいま理事者から、今回の駐車場の有料化というお話がございました。私は、今のお話を伺って賛成の立場でお伺いしたいのですが、今まで駐車場が少なかったから満車になって、なかなか帰らないという部分で、結局は歳入ではないと、それでマナーであるという趣旨だったと思うのですけれども、この周知についてどのようにされるか、ひとつ伺いたいと思います。 6 ◯スポーツ振興課長  周知なのですが、また利用者の方々に当然申込みいただいたときに駐車場有料化を伴いますけれども、それよりか、乗り合いで来ていただきたいということを強く申し入れて、多くの方に駐車場を気持ち良く使っていただけるようにしたいと考えてございます。
     また、今ですと、例えば潮見ですと、よく二重駐車されて出られないということも実際起きてしまっていますので、そういった意味でも、関根委員に今御質問いただきましたとおり、マナー向上が図れるのではないかと考えてございます。  以上です。 7 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 8 ◯委員長  それでは、お諮りいたします。  本案は区長提案のとおり可決することに御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 9 ◯委員長  御異議ございませんので、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  なお、その旨を議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題2 1陳情第8号 「柏崎刈羽原発に頼らない脱炭素の東京再生可能エ                ネルギー計画」の策定を求める意見書の提出を求め                る陳情(継) 10 ◯委員長  次に、議題2「1陳情第8号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 11 ◯温暖化対策課長  1陳情第8号につきましては、東京都におきまして動きがございましたので、報告いたします。  都におきましては、2月12日の都知事定例会見におきまして、未来の東京戦略として長期戦略案が公表されました。この中で戦略14、ゼロエミッション東京戦略において、2030年に向けた政策目標として、温室効果ガスの2000年比50%削減、再生可能エネルギーによる電力利用割合の50%などが新たに明記されました。これは、陳情者の主張する趣旨の1番目、東京都の再生可能エネルギー電力割合について(中略)目標値を50%とすることと同趣旨でございます。なお、その他の趣旨につきましては、都は、令和元年12月に公表済みのゼロエミッション東京の中で既に表明済みでございます。  御報告は以上でございます。 12 ◯委員長  本件につきまして、質疑を願います。 13 ◯千葉早希恵委員  おはようございます。今御説明いただいたように、「『未来の東京』戦略」(案)の中で、おおむね陳情の内容が実現されているということで、陳情者の意向を踏まえて採択として、さらに省エネのエネルギー化が、やはり少し足りないのではないかと、アクションプランなども見て感じましたので、採択として進めて意見書を提出していただくということで、いかがでしょうか。 14 ◯委員長  ほかにありませんか。今、採択という意見が出ましたけれども、どうですか。ほかに意見はございませんか。 15 ◯おおやね匠委員  今、千葉委員から採択というお話をいただいたのですけれども、私は、まだ採択するには地方議会としては早いのではないかと思います。ですから、今回継続で引き続き審議したほうがいいと思っております。 16 ◯千葉早希恵委員  継続になっても、なかなか審議はされないと思いますので、おおむね意向に沿って提出いただくことで進めていただければと思います。 17 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 18 ◯委員長  それでは、お諮りしたいと思います。  今採択という御意見があったのですけれども、採択に賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) 19 ◯委員長  継続したいと思いますが、いかがでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 20 ◯委員長  大方の意見が継続でございますので、継続とさせていただきます。  ────────────────────────────────────     ◎議題3 1陳情第27号 自衛官、防衛大学等及び、陸上自衛隊高等工科学校                 生徒の対象者の保護者に募集事務として、住民基                 本台帳閲覧の中止を求める陳情(継) 21 ◯委員長  次に、議題3「1陳情第27号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 22 ◯区民課長  本件につきましては、前回より特に大きな変更はございません。  以上でございます。 23 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 24 ◯委員長  質疑がないようでございますので、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 25 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項17 江東区たばこに関する基本方針(案)について 26 ◯委員長  次に、これから審査いたします陳情につきましては、報告事項17と密接な関係があることから、ここで審査順序を変更し、まず報告事項17の報告を聴取し、その後、陳情審査に入りたいと存じますが、よろしいですか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 27 ◯委員長  それでは、報告事項17「江東区たばこに関する基本方針(案)について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 28 ◯環境保全課長  それでは、江東区たばこに関する基本方針(案)について御報告させていただきます。資料18を御覧願います。  歩きたばこや吸い殻のポイ捨て、近年の受動喫煙問題に対して、区の考え方や取組、喫煙所の設置基準などを明確にするため、昨年2月に全庁的にたばこに関する検討委員会を設置し、検討を重ねてまいりました。このたび、たばこに関する基本方針(案)が策定されましたので、事務局を所管する環境保全課から中間報告を行わせていただきます。  4ページをお開き願います。本区のたばこに関する考え方を記載いたしました。内容は、今生活する区民が快適に暮らすために、喫煙者が歩きたばこポイ捨て受動喫煙などの行為によって人に迷惑をかけないという当たり前のことをしっかり守ること、他人に迷惑をかけない喫煙場所を自分の責任で選んでいく社会にしていくこと、それが今必要な分煙社会であると考える、区は、たばこを吸う人も吸わない人も気持ちよく暮らせるよう分煙社会の徹底を目指す、たばこを吸わない人の目線で喫煙問題の解決に取り組むとしております。  1ページにお戻り願います。この考え方をベースに5つの基本的な対策を設定いたしました。2の5つの基本的な対策を御覧ください。  1つ目は、受動喫煙をなくす取り組み(健康に関する啓発・支援事業)であります。  2つ目は、禁煙重点地区の拡大と喫煙場所の設置であります。禁煙重点地区の拡大は、区民目線で分かりやすいエリアや時間帯の拡大を検討するとしております。喫煙場所の設置については、たばこを吸わない人を受動喫煙から守るため、これを目的としまして必要に応じて検討するとしております。  3つ目は、こどもが利用する屋外施設の禁煙化であり、速やかに条例改正を行い、区立公園を全面禁煙化するとしております。  4つ目は、まちの美化に配慮した喫煙マナー向上の啓発。  5つ目は、区民の意見・要望に対する丁寧な個別対応の取り組みとして、関係各課が連携・協力して対応するとなっています。  以上が基本方針(案)の概要でございます。  3の区民アンケートの実施であります。この基本方針(案)について、去る2月12日に、1,000名の区民の皆様に郵送によりアンケート調査を実施し、明日を調査回答の期限としております。本件報告の後に添付しました参考2が郵送したアンケート調査の内容であります。昨日現在339の回答が寄せられております。回答の評価や意見を基本方針に今後反映する予定でございます。  1ページの4の今後の進め方でございます。区民アンケート回答内容を反映した基本方針(案)について、今月下旬に検討委員会を開催し、基本方針を決定する予定で進めております。順調に進めば、第2回定例会の本委員会において基本方針最終報告を行う予定であります。基本方針(案)の詳細につきましては、3ページから8ページまでを御覧いただければと思います。  報告は以上です。 29 ◯委員長  本件に関する不明な点の質疑につきましては、この後の陳情審査の際、併せてお願いいたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題4 1陳情第54号の1 受動喫煙防止強化禁煙外来受診促進・路上喫                  煙注意促進に係る陳情(継)     ◎議題12 3陳情第2号の1  貴議会の喫煙専用室の廃止、屋外の指定喫煙所                  の閉鎖・廃止、及び禁煙治療費の3分の2助成                  の予算化に関する陳情 30 ◯委員長  次に、議題4「1陳情第54号の1」及び議題12「3陳情第2号の1」の2件は、ともに関連する陳情でありますので、これを一括議題といたします。  なお、3陳情第2号の1につきましては、新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 31 ◯委員長  理事者から、一括説明を願います。 32 ◯環境保全課長  それでは、陳情について御説明させていただきます。1陳情第54号の1、受動喫煙防止強化等に係る陳情でございます。先ほど御報告いたしました基本方針(案)の検討を進め、確定した後、基本方針により適切に対応してまいります。その他、本件陳情に対して特段の変更はございません。  次に、3陳情第2号の1であります。陳情の受理年月日等につきましては、記載のとおりです。  陳情の趣旨は、区内の屋外喫煙所につきまして、新型コロナウイルス感染症を封じ込めるために、閉鎖にとどまらず廃止することが必要との御意見であります。  環境保全課が設置、管理している喫煙所は3か所ございますが、現在も利用可能となっております。密集した状態での喫煙禁止の貼り紙を各喫煙所に貼っております。これまで喫煙所で喫煙した方が新型コロナウイルスに感染したという報告はございません。また、喫煙所を閉鎖や廃止しますと、たばこを吸わない人への受動喫煙ポイ捨てなどの違反が増える懸念がございます。こうしたことから、喫煙所の廃止は現状では考えてございません。  以上です。 33 ◯委員長  本件については、報告事項17と併せて一括質疑を願います。 34 ◯おおやね匠委員  まず、環境保全課長がおっしゃっていた本区が管轄している喫煙所3か所を教えていただきたいというのと、あと、今回の基本方針は、私は非常に大切だと思うんですね。実際たばこを吸わない人から見ますと、その御意見は、本当に困らないとおっしゃらないと思うんですよね。ですから、こちらから行政として基本方針(案)を作って、さらにサンプリング調査をして、御意見を拝聴するというのは非常に意義があると思います。  ただ、方向性として、どうなのでしょう。ここにも喫煙所の設置という項目で書かれていますけれども、きちっと書いていないような感じがするんですよね。私は、こう思うのですけれども、喫煙所を区で造るというのは、場所も確保しないといけないですし、煙が漏れるという部分もありましょうし、煙が漏れるといっても、例えば独立していればいいと思うんですね。潮見駅前にあるのですけれども、そこは独立していて、非常にマナーもしっかりしていると思いますので、そういうところはいいかもしれないですけれども、あと財政面も1,000万円単位で考えないといけないということで、区として、ぴしっとある方向性を持たないといけないのではないかと思うんですよね。  ですから、たばこを吸う人、外でたばこを吸いたくなった人というのは、自ら喫煙所を探して、そこで吸うと。造る必要はないと言ったのですけれども、町会などが欲すれば、それは対処しなければいけないのでしょうけれども、喫煙所があれば、そこで吸ってもいい、だけど、なければ吸うなというものだと思うんですよね。ですから、区として喫煙所の設置などという項目を設けること自体が、まだ甘っちょろいような感じが私はします。  その点と、あと、そうしたら吸う方はどうすればいいのだということになると思うのですけれども、禁煙の看板の横にね、最寄りの喫煙所はここですと書いて表記したら、吸いたくなる方というのは、禁煙の看板とともにその場所に行って、お吸いになるのではないかと思うのですけれども、その辺の区の認識をお伺いしたいと思います。 35 ◯環境保全課長  2つの御質問にお答えさせていただきます。まず初めの喫煙所の場所でございます。3か所と申し上げましたのは、環境保全課が所管している喫煙所でございます。場所は、おおやね委員御指摘の潮見駅、それから辰巳駅のロータリー、それからあと新木場駅、駅からちょっと離れたところですが、ロータリーのようなところに設置してございます。それ以外に土木部で、南砂三丁目公園や油堀川公園、亀戸駅前公園に設置してございます。区として設置しているのは6か所になっております。  それから、2点目の喫煙所の設置でございます。おおやね委員がおっしゃられる意味もよく理解できるところではございますが、今回の基本方針(案)というのは、あくまで区としては脱たばこ社会を目指すところではありますが、実現がいつになるのか分からない状況下においては、まずは徹底した分煙社会ということで、分煙とは何ぞやというときに、喫煙所で吸うことが分煙ではなくて、本区の場合は、立ち止まって他人に迷惑をかけなければ、受動喫煙にならなければ喫煙はしていただいて結構ということでございます。ですので、迷惑をかけない喫煙の仕方がしっかりできれば、それが徹底した分煙社会になるという考え方でございます。  その上で喫煙所につきましては、たばこを吸わない人を受動喫煙から守るためという目的を明確にしまして、そのためにどうしても必要な場合、喫煙場所を設置いたしますということでございます。  現実には、なかなかおおやね委員がおっしゃるとおり設置が難しい状況でございますが、ですので、今回基本方針の中では、喫煙場所設置の条件、基準を設けまして、これに該当すれば喫煙所は造らないということではなくて、むしろできる範囲で造ることは検討していきたいと考えてございます。  おおやね委員が先ほどおっしゃられた禁煙の看板等を設置して喫煙所の場所を掲示する等でございますが、先ほど申し上げたように、本区の喫煙所は6か所しかございませんので、歩いて喫煙所まで行ける距離が限られております。そういった意味でも、他人に迷惑をかけない路上喫煙はしていただいて結構ですので、ポケットのたばこ入れを持って吸っていただくというマナーがしっかりできれば、喫煙所は必要ないのかなとは考えてございます。  ただ、重点禁煙地区や喫煙を遠慮していただきたい場所については、今後掲示等も考えてございますので、必要に応じて喫煙所の御案内等も研究課題として考えてまいりたいと考えております。  以上です。 36 ◯おおやね匠委員  ありがとうございました。実際路上喫煙と歩行喫煙は、ほとんど同じのような感じが私はするのですけれども、その辺は区としてコントロールというか、御指導いただければと思います。  あと1つ、さっき忘れたのですけれども、よくこういうことを言うんですよ。たばこ税をこの間予算委員会でいろいろな資料があったので見たのですけれども、36億円ぐらいですよね。1年間で36億円ぐらい入ってくるということで、以前いろいろなお話をしたときに、地方たばこ税が入ってくるから、その辺は少し勘弁してよというような、たばこ税いいだろう論のようなものがあるとすれば、それは非常に変な話であって、地方自治体としては、そんなのは一蹴すべきであろうし、実際にその論拠がまかり通るならば、たばこ税をいっぱいもらうために、たばこを吸いましょうなんていうのは、そんな人は誰もいないですよね。  だから、実際にたばこ税があるからという論拠は、全く聞く耳を持たないということで通すべきではないと思うのですけれども、でなければ、地方自治がなくなる、区の役割がなくなるので、私はそう強く思うんです。さっき言うのを忘れてしまったので、その認識を伺いたいと思います。 37 ◯環境保全課長  たばこ税の活用についての御質問でございます。区としましては、たばこ税を活用して喫煙者を優遇する、あるいはサービスをするということについては、喫煙すること自体が、その方の健康に害を及ぼすという観点から考えますと、区としてそういう推奨をするということはできないと考えてございます。  また、たばこ税につきましては、目的税ではございませんので、使い方は自由ではありますが、本区の場合は、今回の基本方針(案)が確定いたしませば、たばこを吸わない人の目線で解決のためにたばこ税の活用があってもいいのかなと、現実に今環境部門、土木部門、保健所等で、喫煙者のマナーが悪い部分を何とか直していけないかということで、相当の人材を使って動いておりますし、様々な喫煙対策を考えたときに、たばこ税までは指摘しないかもしれないですが、相当の予算を使ってやっているところでございますので、たばこ税の使い方としては、そういう方向性で使うのがよろしいのではないかと認識してございます。  以上です。 38 ◯釼先美彦委員  今のおおやね委員とのお話の中で、区の姿勢を非常に理解させていただきました。江東区のたばこに関する基本方針の中でも分煙社会の説明ということで、まだ案でございますけれども、非常に強く進めていただいたということは、非常に進んでいるなと思いますし、かつて議会でも、たばこに関する意見は相当議論されてきましたし、区とともに一緒になって解決へ導いていると私は思っています。  特に分煙の東京都の条例と、また区の考え方とも差がありますけれども、特にあとポイ捨てに関しましては、重点地区、駅に関して、お金と人材を使って対応を今でもやってくれているわけなので、過去この10年を見ても、非常に改善されたと思いますし、公園を禁煙にしたらどうだと議会でも話されたし、今、公園で吸っている人も本当に少なくなってきたと。あとまた、僕の地元のお店でも、アルバイトの方を使っていると吸えないお店になってしまうということで、家族だけでやって、吸えるような環境もつくっている努力も反対にして、それは商売でもあるので、そういうお店も実はあります。その辺で皆さんは努力しながら区民の方々が対応してきたということで、一番最初の陳情に関するものは、1陳情第54号の1に関しましては、引き続き区に基本方針を進めていただいて、みんなで努力して、協調していくのがベストかと思います。
     なぜかというとですね、一歩入って墨田区に行けば、JTが対応した喫煙所が目の前で2か所も大々的にやっていると、江東区になったら、どこも吸えるところがなくて、みんな喫茶店や吸えるところであたふたすることがなく、つい、歩きたばこ、要は駅へ出たらぱっと隠れて吸っている人も実は見たことがあります。  だから、その辺は協調しながらやっていかなくてはいけないのではないかと、実は私も昔は吸っていましたので、思うところですし、知り合いでも、皆さん努力しながら努めていただいていることがあると思うので、陳情に関しては、3陳情第2号の1の議会での喫煙専用室の廃止も陳情が出ていますけれども、これは継続審査にして、みんなで深めていただいて、分煙社会を進めて、またお金と予算がなるべくかからないように、みんなが吸わないようになれば一番いいのでしょうけれども、まだまだ売っている限り、これはなくならないと思いますし、一切たばこが日本の社会から販売中止になれば、話はまた別だと思うのですけれども、吸っている方がいらっしゃる限り、努力していただくようにこちらが努めていって、区と議会も協議して、また深めていただくために継続審査でお願いしたいと思います。 39 ◯鈴木綾子委員  まず、陳情については、先ほど釼先委員がおっしゃったような形で区としてしっかり取り組んで、継続していくということで良いかと思います。  何点か質問と意見があります。まず、江東区のたばこに関する基本方針については、たばこの苦情はかなり区民の方から多いので、こういったものを策定して、たばこに対してしっかり取り組んでいただく姿勢を見せることは、すごくいいと思いますので、こちらについては、良い取組だったと思います。  その中でも、区立公園の全面禁煙というのは、区民要望が結構多かったので、賛成なのですが、区立公園が禁煙になることによって、公園を出た例えば目の前にある区道や、そういうところで喫煙している人が増えるのではないかと思うのですが、区立公園を禁煙にした場合に、面した場所や、そういったところの扱いはどうなるのかというところと、あと吸い殻のごみの散乱がすごく多くて、コロナ禍で特に飲食店などでも吸えなくなっているので、相談を受けて、公園に行くと、かなりの吸い殻が落ちているので、その辺についての対策はどうされるのかというところ。  あとは、喫煙が多いと御相談すると、結果としてすごく看板が増えてしまって、公園が禁煙という看板だらけになってしまうので、そのことは陳情された方は、看板をつけてくれてありがとうというのはあるのですけれども、多くなり過ぎて全体の雰囲気が悪くなるという声も一方ではいただくので、その辺との兼ね合いをどうするのかも御意見を聞かせていただければと思います。  パトロール強化なのですが、きちんと注意して、やめさせるように強く言える方がパトロールをやってくださるのかが重要だと思うので、注意をして、やめさせられるぐらいのことを今後しようと思っているのかどうかお伺いしたいと思います。  最後に、個別の場所の関係になるのですけれども、この前も御相談させていただいたのですが、東雲橋のたもとの喫煙の苦情が結構来ているかと思います。たばこ屋さんの土地の所有者が灰皿を撤去しないので、受動喫煙で迷惑している人が非常に多くて、区への苦情が殺到していて、区長への手紙を見ても大体9件ぐらいあったのですが、区としても結構頑張っていただいていると聞いていて、所有者に注意しているけれども灰皿は撤去しないという状況で、注意喚起のサインだけはどうにか設置できたということなのですが、江東区のたばこに関する基本方針を策定した場合に、こういう形で公道に面した私有地に灰皿を設置するような人がいた場合、取締りを強化できるのか、注意を厳しくできるのか、その辺についてはどうなるのかお伺いしたいと思います。  長くなりましたけれども、以上です。 40 ◯環境保全課長  5つの質問についてお答えさせていただきます。まず最初の公園が全面禁煙化した場合の周辺の区道等での喫煙者、またマナーの悪い方が増えるのではないかということでございます。これにつきましては、区としましても、その懸念は当初から想定しておりまして、対策をどうするか議論を重ねてまいりました。  今回、条例改正を認めていただいて、公園が全面禁煙化された場合には、土木部で公園の中についてはパトロールを強化すると聞いてございます。そうしますと、当然外に出て吸う方が増えてくると思いますけれども、それにつきましても、パトロールの関係や、あるいは環境部門、保健所でのパトロールや個別対応で、決して公園が、土木部が所管しているのですが、内々の話で申し訳ないのですけれども、公園だけは土木部がやって、外はやらないということではなくて、今回基本方針の5つの対策の最後に出ていますけれども、丁寧な個別対応ということで、区が一丸となってチーム江東で連携、協力して対応していくということで、これまでもやってございますが、さらに強化していくと庁内で確認してございます。そういった点で徹底して、公園が禁煙化されたから外でマナーの悪い方が増えたということにならないように、今後きちんと対応していきたいと考えてございます。  2点目の吸い殻の対策でございますが、区としましては、先ほど申し上げた様々なパトロールを行っていまして、パトロールしながら吸い殻の清掃をしてございます。今年度はコロナ禍でほとんどできなかったのですが、美化啓発キャンペーンや、あるいはアダプトプログラムの活動や、そういったボランティアの方々のお力を借りて、区も一緒になって清掃を区内のあちこちでやってございます。  そういった活動を今後さらに広めて強めていくことが、ポイ捨てをさせない、しづらくするという効果を強めていく、これが一番効果的なのかなと思っております。罰則や様々なやり方はあるのかもしれませんが、結局はその人の気持ちを変えていかないと、こういったことは見ていないところでやってしまう傾向がございますので、この件については、喫煙者の方も相当お掃除をしていただいているのもよく存じておりますので、喫煙者、非喫煙者にかかわらず、区と区民の皆様と共々に、意識啓発を重点的にやっていくということが一番効果的かと考えてございます。  それから、公園の中が禁煙の看板だらけということでございますが、これは、すみません、土木部の話なので、喫煙所は、その施設の所管課が喫煙所を造る、造らないという判断をしてございますので、この件は御勘弁願いたいと思います。  それから、4番目のパトロールの人材の話でございますが、毎年パトロールにつきましては、委託ということで、入札で選定してございますけれども、時々はあまり注意していらっしゃらないパトロール員の方もいらっしゃると聞いております。その点については、うちの職員からも、区としても厳重に委託会社に抗議して、きちんとやるようにということで、またパトロールをしている方と区としてもその現場を一緒に回って、どういうやり方がいいのか研究して、共有して、きちんと注意ができるような態勢を取っていきたいと思います。  それから、最後の豊洲の東雲橋のたもとの受動喫煙の件でございます。これは、本区の環境部門の喫煙の苦情の中で区内で一番多いところでございます。最重要地点ということで検討を重ねております。ここは都道でございますので、現実には第五建設事務所が所管しておりまして、その許可等がないと区としては手を打てない状況でございます。そうした中で、今年度注意の看板を2か所に作らせていただきました。それを置いても、さほど効果がないというのも認識してございます。  今後につきましても、先ほど鈴木委員がおっしゃられたように、都道ではあるのですけれども、都道の本当に境界の私有地内に灰皿を置いて、吸っているところが都道の歩道だという最悪のパターンで、ほかの飲食店や会社ですと、そういうところは直接お願いして、かなり理解して対処していただいているのですが、この点については、所有者の方も様々な思いがございまして、何度もお話合いはさせていただいていますが、なかなか灰皿の撤去に応じていただけないという状況がございます。  すぐに解決ができるかどうか何とも言えないところなのですが、引き続き所有者の方との話合いも含めて、これは区だけではなくて、都の第五建設事務所、それから消防署にも火災のおそれということで通報が来ていると承っていまして、様々な機関がこの所有者と話合いをしてございますので、その中で少しずつ改善に向けて頑張ってまいりたいと考えてございます。  以上です。 41 ◯鈴木綾子委員  各項目について御答弁ありがとうございます。まず、区立公園をすぐ出たところで喫煙している人の話なのですけれども、公園を出たら土木部ではなくて、ほかの部署の対応になるということで、連携してきちんと対応されるという話だったのですけれども、そういう対応になってしまうと、連携とはいっても、結局注意したとしても、ここは公園ではないですよと言われて、スルーされてしまうこともあるのかと思っていて、ほかの部署の対応という形ではなくて、公園を出たすぐのところも土木部ができるような形で、連携というよりも、ちゃんと責任を持ってその周辺もやっていただいたほうが、喫煙者になめられるという言い方をするとあれなのですけれども、ちゃんと喫煙者も心得るようになると思うので、しっかり姿勢を示す必要があるのではないかと思いますので、要望です。  看板の話は、ここではないということなので、苦情が出たときには、あまり環境が殺伐とした感じにならないようなことも研究していただければと思います。  あとは、パトロールの強化の話なのですけれども、委託業者であまり厳しく注意しない方がいらっしゃるということだったのですが、それについては厳しくやっていただいて、委託をされる業者を例えばもっと厳しいところに替えるなど、そういう見直しも随時検討する、替えることもありますと言って、ちゃんとやってもらうというようないろいろな対応があるかと思いますけれども、きちんと動いていただくことが必要なのかなと思います。  東雲橋のたもとの喫煙の関係は、かなり努力されていらっしゃるということは分かりました。都道ということで、第五建設事務所や東京都で対応も連携してやっていただくかと思うのですけれども、そもそも受動喫煙防止の取組は、小池都知事がかなり熱心に進めている施策だと思うので、東京都にもしっかり言っていただいて、この場所は、本当に江東区の中でも物すごく苦情が多いので、シンボルとしてこの場所はちゃんと東京都としてしっかりやってくださいと厳しく要望していただきたいと思います。  以上です。 42 ◯鬼頭たつや委員  私からは、路上喫煙です。私は門前仲町なのですけれども、商店街の歩道に、今重点地区で7時半から9時半はたばこを吸ってはいけないとポスターを貼ったのですけれども、できましたら、一日中たばこを吸ってはいけないぐらいのポスターを作ってほしいと思います。  というのは、先ほど来、同僚議員の鈴木委員が言っていましたパトロールです。2時間ぐらいパトロールしてくれている人がいるのですけれども、なかなか声をかけていないというのが見受けられます。そして、お年寄りは皆さん公園でベンチに座って、たばこを吸っている方が非常に多いということが目について、ベンチの下にはたばこの吸い殻がいっぱい落ちているということも見受けられまして、そしてまた、よく聞くのは、では、たばこはどこで吸ったらいいのと言うサラリーマンの方が食ってかかってくるということも言われております。  そうした中、門前仲町は高速道路の下なのですけれども、もうちょっと喫煙場所を皆さんに周知徹底してほしいと思います。そうしないと、幾らたっても、たばこを吸う人は、先ほど来おおやね委員が言っていましたが年間36億円入ってきます。それこそたばこをやめれば、こんなことはなくなると思うのですけれども、それは昔からたばこ税ということもありまして、ないと思うのですけれども、それで、たばこを吸うと、たばこのパッケージには、肺がんになるなど、いろいろ書いてありますけれども、そういったことも健康面も強く言ってほしいと私は思っております。  質問です。パトロールはどんどん進めてほしいと思うのですけれども、お願いします。 43 ◯環境保全課長  パトロールはなかなか声をかけていないという御指摘につきましては、重く受け止めて、都と検討してまいります。  それから、公園のベンチで高齢者の方がたばこを吸って、ポイ捨てをしているなど、あとサラリーマンが、どこで吸ったらよいのかと、喫煙所の周知でございますけれども、今回の基本方針(案)では、ポイ捨て歩きたばこ受動喫煙という条例違反、法令違反、あるいはマナーの違反を徹底して直していくという視点に立って、区の様々な対策を考えていくという内容になってございます。  なかなかすぐに効果が出るということではないのかもしれませんが、先ほど申し上げたように、本区は、他人に迷惑をかけなければ、路上喫煙は基本的にはしていただいて結構です。当然ポイ捨てはいけませんので、携帯灰皿等を持っていただいてということになりますが、そういう意味では、迷惑さえかけなければ、どこで吸っていただいてもいいというのが基本的なスタンスでございます。  鬼頭委員から、24時間一日中路上禁煙にしてほしいというお話もございましたが、禁煙重点地区という形で指定するのは簡単にできるのですけれども、した後の実際に禁煙の状態にするという担保を区がどうやっていくのかということが、本当に悩ましいところで、パトロールを24時間配置すればいいのかというと、そうわけにもいきませんので、区の持っているノウハウや、あるいは民間のノウハウを活用しながら、少しずつ御理解いただけるように進めていきたいと考えてございます。  以上です。 44 ◯環境清掃部長  私から、今の説明の補足で幾つか申し上げさせていただきたいのですが、まず、今回の本会議でも御答弁させていただいているのですが、喫煙者に対する区の考え方というのは、これまで検討委員会の中でも幾つかずっと事務局を通して話してきております。その中で、今、環境保全課長が申しましたように、喫煙するということは、他人に迷惑をかけないように配慮して、喫煙場所は自分の責任で探していただくと、ですから、喫煙場所を区並びにほかのお店に依存ということは、基本的にどうなのか論議してきたところであります。  例えばたばこ税につきましては、税制調査会で、屋外喫煙所を設置するように、そのために税金を使えという答申が出されております。こういった中でも、その前提にあるものは受動喫煙対策に資するというところであります。受動喫煙対策に本当に資するものであれば、十分検討して、自治体でお金の使い方を考えろという指針になっています。  それを踏まえまして、本区の方針におきましては、あくまでもたばこを吸う人は御自分の責任で、税収が例えば下がる、年間で8,000万本減収と見込んでいるのですけれども、たばこを吸わない方に対するサービスをまずやる、その上でマナーをどんどん守っていただく、それが区として進めていく方向であるという考えでございます。地域地域で、今門前仲町のお話がございましたが、重点禁煙地区につきましては、拡大を一応検討していくつもりでございます。ただ、担保として、どこまでたばこを吸う人がルールを守らない、マナーを守らない、こういったものは強制力ではできないと思ってございます。  ちなみに、区域全面で禁煙にしている区は、23区で6区ございます。ただ、この6区が、では、たばこの問題が解決できたかということは全くないです。また、喫煙場所につきましても、江戸川区はゼロです。港区は74あります。この差、例えば人口で割って、江東区は3プラス3なのですけれども、それが適正かどうかについても全く未知数で、今模索している状態でございます。  区としては、最後に書いてございますが、個別対応でしっかりやって、なおかつ、たばこを吸わない方を視点に対策を進めていきたいということで、今回の方針を説明させていただいております。  以上でございます。 45 ◯関根友子委員  今大体区の方向性がまとめられたわけですけれども、区が脱たばこ社会を目指しているということと、また吸う方に対しても、立ち止まってはいいと、迷惑をかけない限りということで、そういう方針であることが分かったわけでございます。ただ、受動喫煙対策というのは、オリ・パラが開催されることによって浮上してきて、それがきっかけで今回このように時間をかけて区としても取り組み始め、頑張っているわけですけれども、何が大事かといったら、受動喫煙がいかに健康に悪いかというところなんですね。  これを分かってもらわないと、対策、対策といっても、たばこの吸い殻を拾うだけでは対策ではないし、パトロールして忠告するといっても、受動喫煙を本当に分かっていないと、なかなか大変なことだと私は思っておりまして、もちろん歩きたばこは絶対に駄目、見た目も、本当にこどもたちに対する悪影響はすぐ分かるのですけれども、受動喫煙は本当に大変なことでして、たばこを吸う方がいらっしゃって、人が擦れ違っただけでも、呼吸しているから、そこからまだ出ているというくらい、今コロナでマスクをしていますけれども、本当に大変なことではあるんですね。だから区としても、受動喫煙について、もう少し皆さんにひもといていただきたいと思っております。これは要望でございます。  そしてまた、路上で立ち止まって吸うことはよいので、場所を探せということなのですけれども、そういうことも、区民アンケートは明日で終わるということで、基本的な5つの対策案に関してのアンケートが出てくると思うのですけれども、区民の現状もしっかり把握していただいて、対策をさらに具体的に講じていただければと思います。要望でございます。ゆえに、この陳情に関しては継続でお願いいたします。  以上です。 46 ◯委員長  本件につきましては、一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 47 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題5 1陳情第58号の1 江東区の南北交通網の一刻も早い整備、暫定的                  な都営バスの運行本数大幅増加に係る陳情(継) 48 ◯委員長  次に、議題5「1陳情第58号の1」を議題といたします。  理事者から、説明願います。 49 ◯豊洲特別出張所長  南北交通網が不便なことに鑑みた豊洲特別出張所の取扱業務のさらなる拡充を求める陳情でございますが、前回の委員会以来変化はございません。  以上でございます。 50 ◯課税課長  本件のうち、豊洲地区に税務署を設置することにつきましては、前回の委員会以降状況に変化はございません。  以上でございます。 51 ◯委員長  本件につきまして、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 52 ◯委員長  ないようでございますので、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 53 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題6 1陳情第68号の1 江東区内における不登校のこどもの居場所に関                  する陳情(継) 54 ◯委員長  次に、議題6「1陳情第68号の1」を議題といたします。  理事者から、説明願います。 55 ◯青少年課長  本件につきましては、前回委員会より格段の変更はございません。  以上でございます。 56 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 57 ◯千葉早希恵委員  この居場所の事業なのですが、毎週火曜日と金曜日で拡充はされているのですが、対象がおおむね15歳から40歳未満ということで、おおむねという言葉がついているのですが、例えば中学生が来ても、むげにいられませんとはされないとは思うのですが、15歳以下、小学生、中学生は教育委員会の管轄なので、一緒にはできないというお話があったかと思うのですが、小学生まで対象にして拡充するということで、急に殺到するということはないとは思うんですね。ブリッジスクールがあると教育委員会からは言われるのですが、その前に、ブリッジスクールはすごく敷居が高いと感じている方がとても多くて、やはり家庭、学校以外で行ける親以外の方と話ができる場というのがとても必要になるかと思うのですが、教育委員会とお話をしていただいて、居場所を小学生まで対象を広げるということはできないでしょうか。伺います。 58 ◯青少年課長  ただいま千葉委員の御質問にありましたユーステップの中の居場所事業、小学生、中学生を対象に入れるということで、本委員会でも何度か御質問いただいている事項でございます。特に居場所につきましては、前も申し上げましたけれども、広い意味での居場所と狭い意味での居場所がございまして、今ここで陳情に上がっている居場所というのは、いわゆる青少年相談事業の中の一つとしての居場所事業ということで、おおむね15歳から40歳未満とさせていただいてございます。  その中で、この居場所事業について、小学生、あるいは中学生を対象に含められないかということでございますけれども、その場合、小学生、中学生も青少年相談事業に含めるということと同義でございます。これも、前々回の委員会でも申し上げたとおりなのですけれども、教育委員会にはブリッジスクールというものがある、その中で義務教育に通っている子はそちらに行っていただいて、では、どうして青少年相談事業が小学生、中学生を対象にしないかというと、相談者が複数あった場合は、相談内容が変わってしまう可能性がございます。  青少年相談事業は就職も視野に入れた相談事業でありますけれども、例えばですけれども、学校なんか行かないでいいなどと青少年相談事業の中でそういう相談をされてしまった場合には、間違いなく教育委員会のブリッジスクールとの内容にそごが出てしまう、これはあくまでも一例でございますけれども、そういう混乱を避けるための窓口の一元化のために義務教育通学者の方については、ブリッジスクールにお願いしております。  ただし、青少年相談の中に小学生や中学生の方が相談に訪れることは現実にあります。それは当然ながら門前払いなどはしてございません。相談員がお話を聞いて、訴えを聞いて、その内容を精査した上で、では、ブリッジスクールはどうですかと、ケースによっては医療機関もあるかもしれないですし、NPO団体等もあるかもしれません。ただ、そういう中で、門前払い、うちは対象ではないということはしてはございません。その中でブリッジスクールへどうぞ、そしてブリッジスクール、いわゆる義務教育終了後は引継ぎを行って、青少年相談を御案内してございます。  以上でございます。 59 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 60 ◯委員長  ほかにないようでございますので、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 61 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題7 2陳情第12号 首都高速7号線上り車線の遮音板延伸等に関する                 陳情(継) 62 ◯委員長  次に、議題7「2陳情第12号」を議題といたします。  理事者から、説明願います。 63 ◯環境保全課長  本陳情は、大島二丁目付近の首都高速7号小松川線の南側の遮音板が、北側の全区間の遮音板やその他の区間の遮音板と比べて1メートルほど低くなっていることから、その近くに住む陳情者が、深夜の首都高を通る自動車騒音がうるさく安眠できない、遮音板のかさ上げの改修を関係機関に働きかけてくださいというものでございます。  前回以降変化はございません。なお、首都高速道路公団では、昨年9月に上り1車線の騒音低減効果のある舗装打替工事を行っております。残り3車線について、本年2月、先月ですが、11日と23日の2日間集中工事を行い、工事は終了いたしました。  区としましては、近日、陳情者の住むマンションで24時間騒音測定を行い、分析をする予定でございます。首都高速道路公団の担当の話では、今回の舗装打替工事により通行する自動車騒音が低くなるものと想定していますが、もし基準値を超える騒音が測定されれば、遮音板のかさ上げの改修も検討することになるのではないかということでございますが、そもそも現状でもぎりぎりで基準値内に入っているということで、その可能性は低いのかと考えてございます。  区としては、本件についてこれ以上の働きかけはございません。  説明は以上です。 64 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 65 ◯委員長  質疑がないようでございますので、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 66 ◯委員長  御異議ありませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題8 2陳情第20号 羽田新ルートに関する陳情(継) 67 ◯委員長  次に、議題8「2陳情第20号」を議題といたします。  本件は、追加署名簿が提出されておりますので、事務局より報告を願います。                 (事務局報告) 68 ◯委員長  理事者から、説明願います。
    69 ◯環境保全課長  それでは、2陳情第20号について御説明いたします。前回以降、区としての対応に変化はございません。国の動きとしまして2点ございます。1つ目は、御意見はがきの配置でございます。国から、羽田新ルートに関する区民の皆様の御意見、御要望を書いて国土交通省に送ることができる御意見はがきの設置の依頼があり、本年1月から7月まで、荒川飛行ルート周辺の図書館5館、地域文化センター5館、集会所9か所、出張所4か所など計27施設に合計で2,900枚の御意見はがきを配置いたしました。  それから、2つ目は、ポスティング広告の実施です。1月28日から2週間かけて、江東区の皆様へと記載されたチラシを城東地域にお住いの全世帯に国で配布いたしました。新聞購読やインターネットを使用しない方も含め、詳細な情報提供ができたとしています。  今後についても、ホームページ、ポスティング、それからニュースレター等の様々な手法を組み合わせて、国は、引き続き正確で分かりやすい情報提供を実施するということでございます。  説明は以上です。 70 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 71 ◯委員長  質疑がないようでございますので、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 72 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題9 2陳情第28号 不況対策として消費税の一時的減税を求める意見                 書を国に提出することに関する陳情(継) 73 ◯委員長  次に、議題9「2陳情第28号」を議題といたします。  理事者から、説明願います。 74 ◯課税課長  本件につきましては、前回の委員会以降状況に変化はございません。  以上でございます。 75 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 76 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 77 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題10 2陳情第40号の1 新型コロナウイルス感染症拡大防止のための情                  報公開とPCR検査の実施に関する陳情(継) 78 ◯委員長  次に、議題10「2陳情第40号の1」を議題といたします。  理事者から、説明願います。 79 ◯清掃事務所長  本件につきましては、前委員会以降特に変化はございません。引き続き感染予防に努めて清掃事業を継続してまいりたいと思っております。  以上でございます。 80 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 81 ◯委員長  質疑がないようでございますので、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 82 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項1 使用料等の特例的措置の延長について 83 ◯委員長  次に、これから審査いたします陳情につきましては、報告事項1と密接な関係があることから、ここで審査順序を変更し、まず報告事項1の報告を聴取し、その後に陳情審査に入りたいと存じます。  それでは、報告事項1「使用料等の特例的措置の延長について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 84 ◯地域振興課長  では、報告事項1、使用料等の特例的措置の延長について御報告いたします。資料2-1は概要、資料2-2が報告書となっております。本日は概要版にて説明しますので、資料2-1を御覧ください。  定期的に検討を行っております使用料等の見直しにつきましては、昨年の第1回定例会におきまして、関連する改正条例を御可決いただきましたので、施設使用料等は条例上改定されておりますが、昨年10月から、特例措置により改定前の料金に据え置かれているところでございます。  今回新型コロナウイルス感染症の収束が依然見通せない現状から、特例的措置の延長を継続して実施するものとなります。  まず1、特例措置の延長の内容ですが、新型コロナウイルス感染症が今後収束したとしても、施設において引き続き利用制限等が生じる可能性があることや、特例的措置はコロナ禍における文化、スポーツ等の活動支援として実施されているということなど、総合的に勘案した結果、令和3年9月30日利用分まで延長し、改定前の料金へ据え置くものであります。  次に、2、対応方針ですが、(1)は、特例的措置の導入時と同様に、指定管理施設は区と協議の上改定前の額に据え置く対応とし、区の直営施設につきましては、条例上の減額規定を適用し、金額を据え置くことで、いずれの施設でも改定前の料金で利用することが可能となっております。  (2)利用者等への周知ですが、ホームページ、各施設での掲示や区報にて周知を図っております。  (3)その他ですが、令和3年10月1日利用分からは、改定後料金が適用されます。また、特例措置の延長にかかる経費については、あらかじめ3年度当初予算に計上しております。  説明は以上でございます。 85 ◯委員長  本件に対する不明な点の質疑につきましては、この後の陳情審査の際、併せてお願いいたしたいと存じますので、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題11 2陳情第54号 江東区文化施設使用料値上げの再延期を求める陳                 情(継) 86 ◯委員長  次に、議題11「2陳情第54号」を議題といたします。  理事者から、説明願います。 87 ◯文化観光課長  2陳情第54号ですが、本件は、本年4月からの区文化施設使用料の値上げを延期するように区に働きかけてくださいとの内容でございますが、陳情内容については、前回の委員会以降特に変更はございません。  以上でございます。 88 ◯委員長  本件については、報告事項1と併せて質疑を願います。 89 ◯釼先美彦委員  今の2陳情第54号についてですけれども、文化施設使用料の値上げの再延期を求める陳情の内容を報告していただいたのですけれども、先ほど地域振興課長からの報告にあったように、施設使用料については、本年3月31日までとしていた特例的措置を9月30日まで、約6か月間の期間延長を行ったという対応が取られるという報告をいただきました。  この陳情を見た限り、この趣旨に関しては、4月からの区の文化施設使用料2割値上げの実施をさらに延期するように求めるもので、陳情者の意見はこれで達成されているのではないかと私としては思うのですけれども、陳情者に対して、今回の特例的措置の延長についての説明を改めてしてもらって、取下げを含めた意向の確認をしていただくことはどうかと思います。 90 ◯委員長  ただいま釼先委員から、陳情者への意向確認に関する提案がございましたので、本件につきましては、意向確認に係る対応方法について正副委員長で協議することとし、本日のところは継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 91 ◯委員長  御異議ありませんので、本日は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題13 3陳情第9号 江東区ゼロカーボンシティ宣言に関する陳情 92 ◯委員長  次に、議題13「3陳情第9号」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 93 ◯委員長  理事者から、説明願います。 94 ◯温暖化対策課長  3陳情第9号につきましては、環境省によれば、カーボンシティとは、2050年に二酸化炭素を実質ゼロにすることを目指す旨を定例記者会見、イベント、公式ホームページ等で首長自らが、または地方自治体として表明した自治体、これをゼロカーボンシティと位置づけております。  これまでに表明した地方公共団体は、2021年3月9日時点で310自治体、内訳は、33都道府県184市、3特別区72町19村とのことでございます。東京都は2019年5月に、特別区におきましては葛飾区が2020年2月に、世田谷区が同年10月に、直近では豊島区が本年2月に表明いたしました。  表明に当たりましては、定例記者会見、イベント、ホームページなどでの表明方法が環境省から示されているだけでございまして、計画策定や議会、住民の御承認というような政策的な裏づけは問われておりません。国におきましては、今月2日、温室効果ガスの排出削減を目的とした地球温暖化対策推進法の改正案が閣議決定されました。菅総理大臣が掲げました2050年までの脱炭素社会の実現との目標を基本理念として明記し、今国会での成立を目指すとのことでございます。また、今年の夏には、資源エネルギー庁におきまして、エネルギー政策の指針、エネルギー基本計画が改定される予定とのことでございます。  本区におきましては、本会議にて御答弁いたしましたとおり、公表済みの本区の環境基本計画の中で、区が目指すべき姿として、脱炭素社会の実現に向け区の特性に応じた取組を継続的に行っていくと掲げており、表明と同質の内容を有しております。区の計画を広く周知し、理解を得ることが重要と考えており、引き続き計画で定める取組を着実に進めてまいります。  御説明は以上でございます。 95 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 96 ◯千葉早希恵委員  御説明ありがとうございます。江東区の計画の中で、区の2030年度までの削減目標が、国の目標よりも高い削減目標を掲げていることもありますし、広く区民に知らせていくということであれば、これを宣言することで、そういった計画があるのだということの周知にもなるかと思うのですが、いかがでしょうか。伺います。 97 ◯温暖化対策課長  先ほども繰り返しましたが、本会議にて御答弁いたしましたとおり、公表済みの本区の環境基本計画の中で着実に実施してまいりたいと思っております。  以上でございます。 98 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 99 ◯委員長  ないようですので、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 100 ◯委員長  御異議ありませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項2 保養施設借上事業の見直しについて 101 ◯委員長  続きまして、報告事項に入ります。報告事項2「保養施設借上事業の見直しについて」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 102 ◯地域振興課長  では、報告事項2、保養施設借上事業の見直しについて御説明いたします。資料3を御覧ください。  まず1、概要ですが、来年度より、民宿を借り上げる夏季限定の海の家事業を取りやめ、その分の経費につきまして、通年保養施設へ繰り込み、借上げ部屋数を手厚くする内容に改めるものでございます。  次に、理由につきましては、2に記載のとおり、令和2年の夏季施設の準備に際し、施設規模の小さな民宿ではコロナ禍での対応が困難であったこと、また近年の海の家の稼働率が低調であったことなどが挙げられます。  なお、資料に記載はありませんが、今回見直しの検討に当たり、3に記載の4つの通年借上施設については、少しの移動でビーチまで行ける施設が2つ、夏季にプールの利用が可能な施設が3施設であったこともあり、夏季期間中の御家族連れも楽しんでいただけるとプラスの判断材料といたしたところでございます。  説明は以上でございます。 103 ◯委員長  本件につきまして、何かお聞きになりたいことはございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 104 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項3 大規模小売店舗の新設について「(仮称)江東区東雲1丁目            複合プロジェクト」 105 ◯委員長  次に、報告事項3「大規模小売店舗の新設について『(仮称)江東区東雲1丁目複合プロジェクト』」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 106 ◯経済課長  報告事項3、大規模小売店舗の新設についてでございます。資料4を御覧ください。  1の店舗の名称は、仮称でございますけれども、江東区東雲1丁目複合プロジェクトでございます。2の所在地につきましては、東雲一丁目11番26になります。  お手数ですが、次のページにつけております周辺見取図を御覧ください。円の中心が計画地でございまして、豊洲駅と東雲駅のおよそ中間、東雲駅から見ますと、北に700メートルほどの場所になります。
     資料4にお戻りください。3の設置者につきましては、合同会社かがやきシニアレジデンスでございます。  4の小売業者名、今回対象となる大規模小売店舗でございますが、東武ストアでございます。  5の届出年月日は、東京都に申請があった届出日、6の新設をする日は、工事完了予定日である令和5年2月28日でございます。  7の店舗面積の合計でございますけれども、1,510平方メートルとなってございまして、東陽町にございますイキイキ生鮮市場と大体同じような大きさのイメージでございます。  続きまして、8の計画概要でございます。建築面積等は記載のとおりでございまして、構造につきましては、地下1階から地上9階の鉄筋コンクリート造りとなってございます。地下1階が駐車場、1階が東武ストアの店舗、2階が店舗の吹抜け部分となる予定でございます。ちなみに各フロアの状況でございますけれども、3階が民間学童保育施設、4階がそれぞれの科の病院がテナントとして入居する診療所、5階から9階が、約100人規模でございますけれども、有料老人ホームとなる予定でございます。  続きまして、(2)施設の配置に関する事項でございますが、駐車場については46台、駐輪場については76台でございます。荷さばき施設、廃棄物等保管施設につきましては、記載のとおりでございます。(3)施設の運営方法に関する事項につきましても、記載のとおりでございます。  説明は以上でございます。 107 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたいことはございますか。 108 ◯鈴木綾子委員  こちらは大規模小売店舗の新設についてということで、大きい案件なのかと、これを見て見受けられるのですけれども、1階から2階の総合スーパーは東武ストアが入るという情報と、あと各フロアにどういったものが入るのかという話もありましたけれども、この辺の事業者がどこになるのかについては、既に決定して進められているということなのでしょうか。もし細かいことが今の段階でお分かりになるようであれば、お示しいただければと思います。 109 ◯経済課長  その辺につきましては、未定ということでございます。 110 ◯鈴木綾子委員  分かりました。今いろいろな会社の出しているプレスリリースも確認させていただいていたのですが、分かり次第また情報はいただきたいと思いますので、要望させていただきます。  以上です。 111 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項4 江東区芸術文化団体活動場所サポート事業の期間延長につい            て 112 ◯委員長  次に、報告事項4「江東区芸術文化団体活動場所サポート事業の期間延長について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 113 ◯文化観光課長  恐れ入ります。資料5を御覧ください。江東区芸術文化団体活動場所サポート事業の期間延長について御報告いたします。  本事業ですが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、多彩な文化プログラムを展開していく中の一つとして、芸術文化団体に対して活動場所の支援を行うものでありまして、その目的というのは、次世代育成と人材、団体育成の充実を図ることにございます。  同事業は、当初の予定では、平成30年4月から本年令和2年度末までを期限としておりましたが、今般の東京2020大会の1年延期に伴いまして、実施期間も1年延長することとなりましたので、その旨を御報告いたします。  次に、本事業の概要について説明いたしますと、1の事業実施期間は、今説明したとおり、1年延長し、令和4年3月31日までの4年間とする、実際に活動場所の対象施設なのですが、森下文化センターの第2レクホールを使っております。  3の活動団体は、公益財団法人東京シティ・バレエ団でございます。括弧内に記載しておりますが、既に令和2年12月3日付で実施期間を令和4年3月31日までとする協定書を締結済みでございます。  4の支援の内容ですが、施設休館日を除く平日の優先予約と長期利用の確保でありまして、施設利用料金は2分の1減額を適用してございます。  なお、6の備考に記載のとおり、今後東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が、現時点で実施ということですが、中止その他の何らかの変更になった場合でも、本事業の実施期間につきましては、令和4年3月31日まで取り扱います。  説明は以上でございます。 114 ◯委員長  本件につきまして、何かお聞きになりたいことはございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 115 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項5 「渋沢栄一翁の顕彰に関する包括連携協定」の加盟について 116 ◯委員長  報告事項5「『渋沢栄一翁の顕彰に関する包括連携協定』の加盟について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 117 ◯文化観光課長  続きまして、資料6を御覧ください。渋沢栄一翁の顕彰に関する包括連携協定の加盟について説明いたします。  日本資本主義の父と呼ばれております渋沢栄一翁は、明治9年から12年間、深川福住町、現在の永代二丁目に居を構えておりまして、旧深川区の区会議員初代議長や深川区教育会会長を務めるなど、江東区と深いつながりがございます。渋沢栄一翁と江東区のつながりを内外に発信するために、本年1月に渋沢栄一翁の顕彰に関する包括連携協定に本区も追加加盟いたしましたので、その概要を報告するものでございます。  1の本協定の内容ですが、多様な分野で包括的な連携と協働による事業を推進することを目的に、もともとは令和元年8月に、渋沢栄一記念財団や東京都北区、埼玉県深谷市などの関係6団体で始まりまして、昨年11月に板橋区、本年1月29日に江東区が加わり現在8団体で構成しております。  2の今後の展開としては、まず令和3年度につきましては、今回の協定加盟の記念事業といたしまして、講演会や展示会等のイベントの開催を予定しております。開催に当たりましては、新型コロナの感染状況などを十分注視しながら、関係団体と連携、協力をしながら進めてまいりたいと考えております。  また、この記念事業だけではなくて、今後継続的に渋沢栄一翁と江東区のつながりを調査研究するなど、内外のPRをしていくという形で、現在庁内にプロジェクトチームを組織しておりまして、さらにふるさと納税活用事業として位置づけをしていきます。  なお、周知のことでございますが、令和5年には、旧渋沢家住宅の一部が本区の潮見に移築される予定となっていると、現在はNHKの大河ドラマや、様々な注目を浴びているところでございますので、本区としても継続的に取組を検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 118 ◯委員長  本件につきまして、何かお聞きになりたいことはございますか。 119 ◯釼先美彦委員  ありがとうございます。この包括連携協定は、私はとてもうれしいことだと思いまして、今後新しい展開ができるのではないかと思います。記念財団が持っている飛鳥山の記念館なんかは、意外と知らない人がいたり、深谷市も今大河ドラマの影響で展示物をやったり、記念館も特別に1階で大河ドラマに合わせて展示物があったり、今コロナ禍で抽選でないと入れないので、なかなか行けないのですけれども、前、NHKの大河ドラマをやる前の段階でも、すばらしい資料の、財団が集めた施設や文献があって、私も見にいったときに驚いたのですけれども、江東区とのつながりで、中川船番所で今、渋沢栄一と江東区の展示をやっているのですけれども、それも見せていただいたのですけれども、パネル展示が多くて、エリア的なものもあると思うのですけれども、展開的にはもうちょっといっぱいやってほしいなと自分では思ったのですけれども、そういうところのつながりが、記念財団との連携で、向こうのお持ちになっている資料をもうちょっと江東区でもいただいたり、そういうことができるのか、反対に連携協定という形で、広告的に深谷市の財団と広報的な形で連携ができるのか、具体的なものが少しでも協定の中にうたわれているのかどうかお聞きしたいんですけど。 120 ◯文化観光課長  連携協定の内容について具体的にというところなのですけれども、協定自体は理念的というか、抽象的でして、精神の普及啓発や情報収集に努めるということを連携しましょうということや、あと産業振興や福祉の振興など、そういったこととも連携していきましょうという、割と理念的なことにございまして、具体的なことまでは規定していないです。  ただ、実際に今御指摘のように、現実に私は直接記念財団や深谷市、それから北区、それから東京商工会議所と日常的にやり取りをしているのですけれども、かなりいろいろこういう協定に入って、いろいろな情報、向こうが持っている写真を含めて、いろいろなものを融通してもらうなど、そういった形で具体的にいろいろなことに取り組めると、この加盟によってさらに強化できると思ってございます。  以上でございます。 121 ◯釼先美彦委員  今御報告のように、今後の展開があるということなのですけれども、生誕の地というか、生まれた場所の深谷市とお亡くなりになって最期を遂げた飛鳥山は、なかなかすばらしい取組がもともとあったところだったのですけれども、江東区はどちらかというと後発で、NHKで決まってから動き出したところが実はあると思うのですけれども、負けないで、一応御協力をいっぱい仰いで、江東区でも、産業の地であり、また深川の商売をされたといういろいろなことが語られていますけれども、本もいっぱい出ているのですけれども、そういう形では区民にも、もうちょっと産業の地である江東区、商売であり、商人の町である江東区との、深川の渋沢栄一とのつながりを重点的に区民に知ってもらういい機会だと僕は思っております。  なぜかというと、こどもたち、小学生や中学生、私は一般質問で大分前に古民家との連携で、旧大石邸しか今古民家はありませんので、今後できる清水建設の協力を仰いだ邸宅が仮に早い段階でできた場合、明治、大正、昭和の時代の建築物が江東区に生まれるということなので、ぜひともこどもたちに、遠足というか、社会見学等もやっていただくように教育委員会にお願いしたいと実は思っているのですけれども、歴史があり、本当に江東区の産業をつくってくれた方でありますので、ぜひとも江東区の柱にしていただきたい、それまでの間広報紙やPRを含めて、向こうの財団との宣伝をするなり、深谷市の宣伝をして、連携を強めていくように、どちらかというと、こちらが協力していただくような姿勢をずっと保っていただきたいというのが要望でございます。  ぜひとも進めていただいて、僕は、令和5年の清水建設が造ってくれる自宅を楽しみにしているのですけれども、意外と現実的なことは区民の方は知らないですよね。江東区との関わりは知っているにしても、生誕の地だとか、今後NHKの大河ドラマが進めば進むほど分かってくるのだと思うのですけれども、ぜひとも一歩歩み寄って、協力を仰いで広めていただきたいと要望したいと思います。  以上です。 122 ◯文化観光課長  協力につきましては、具体的に実際に今年のイベントに関しても、いろいろな協力、例えば物産展などもやれないか、パネルの展示もそうですし、講演会だけでなくて、やれないか、いろいろ具体的に今話をしているところでございますので、十分その辺も踏まえて対応してまいりたいと思います。  以上でございます。 123 ◯鬼頭たつや委員  私も、釼先委員と同じように北区へ行ってきまして、また深谷市に行ってきまして、向こうは、1か月ぐらい前でないと予約が取れないぐらいの渋沢栄一さんのところもありまして、福住町、福住稲荷、永代二丁目、私の地元で約12年間住んでいたということで、深川公園には明治7年、8年の日清戦争の戦没者の碑もありまして、これを機会に、そしてまた令和6年に1万円札になるということで、何とか渋沢栄一さんの包括協定をしまして、観光にはどのような形でつなげていくか、お答え願います。 124 ◯文化観光課長  観光につきましては、現実に今年度も観光協会で主催しているまちあるきツアーで、渋沢栄一翁に関連する企業を回っておるのですけれども、今後、観光協会を含めていろいろ検討していきますが、渋沢栄一翁のみならず、ほかの区内の観光の施設や、例えば商店街など、そういったところも含めてパッケージのツアーをつくったり、バスや、場合によっては舟運事業や、そういったものとつなげられないかいろいろ検討しているところでございます。  いずれにしましても、観光や地域振興、商店街振興などにぜひつなげてまいりたいと思ってございます。  以上でございます。 125 ◯鬼頭たつや委員  観光事業はよろしくお願いします。また、物産展もありまして、深谷は深谷のネギが非常に有名です。深川は深川めし、アサリめしがありまして、ネギを使った深川めしを広めてほしいと思います。  以上です。要望です。 126 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 127 ◯委員長  本件につきまして、以上で終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項6 次期「江東区観光推進プラン」について 128 ◯委員長  次に、報告事項6「次期『江東区観光推進プラン』について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 129 ◯文化観光課長  引き続きまして、資料7を御覧ください。次期江東区観光推進プランについて御説明いたします。  現在の江東区観光推進プランは、平成27年度に後期5年間を見直して策定しておりまして、本年度令和2年度を最終年度としております。そのため本来であれば、次期江東区観光推進プランの策定作業に着手すべきところでございますが、1に記載のとおり、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現在国内外の観光を取り巻く環境が著しく変化しております。そんな中で、新しい生活様式を踏まえた観光の定着に一定程度の時間を要すると考えられるため、当面延期という形を取らせていただきます。  次期の観光推進プランにつきましては、新しい生活様式を踏まえた観光が一定程度定着して、観光の将来予測が見込めるかどうかを見極めた上で、検討してまいりたいと考えてございます。  そこで、令和3年度以降の当面の対応としましては、2に記載のとおり、国の観光立国推進基本計画や東京都観光産業振興実施プランなどを参考にしながら、江東区長期計画の指標を活用して本区の観光推進を図ってまいります。  なお、プラン自体は今年度末で切れるのですけれども、庁内の関係部署や観光関連の団体とも意見交換は、当然継続的に行って、観光の取組や行動計画の把握などを引き続いて行うという形で、現行観光推進プランの中に位置づけられています、進捗管理委員会がありますけれども、こちらなどは継続してまいりたいと思います。  以上でございます。 130 ◯委員長  本件につきまして、何かお聞きになりたいことはございますか。 131 ◯関根友子委員  ありがとうございます。そういうわけで、新型コロナウイルスによって江東区の観光推進プランが延期され、その間にいろいろなお話合いを観光協会としていくということなのだけれども、コロナ禍といっても、いつ収束がつくか分からない中で、区として最低今年度の観光に対しての、観光推進とでも言うのですか、考え方、コロナ禍における観光推進の考え方があれば伺いたいと思います。  実際オリ・パラもありますし、従来期待していたものが、新しい生活様式によって皆無になるところもあるし、いろいろ出てくると思うのですけれども、しいて言えば、江東区の観光に対する捉え方、考え方、こういうふうに最低はやっていきたいという思い、そういうお考えを伺えればと思います。お願いします。 132 ◯文化観光課長  当面の観光推進に対する考え方でございますが、御指摘のように、オリ・パラがあります。それから新しい生活様式がまだ定着していない中で、江東区の中の様々な観光資源は、例えば南部の臨海部は、いろいろな商業施設などもできている、従来からある歴史館や寺社仏閣、そういったものがあります。ですので、当然観光資源は有効に活用してまいりたいと思うのですけれども、考え方としては、当面遠くから外国の方や遠出の人を区内に呼び込むのは、なかなか難しいのだろうと、なかなか来るのは難しいとまず考えています。  ですので、我々としては、よくマイクロツーリズムと言われますが、今まで割と区民の方が、例えば江東区の方が江東区を観光する、近隣の方が江東区を楽しんでいこうということは、なかなかなかったと思っていまして、逆にこういう時だからこそ、今まで江東区にあまり観光という意味では来なかった人に興味を持ってもらうチャンスとも考えておりまして、近場の人たちを呼び込むということに実際に取り組んでまいりたいと思います。実際に今年度もそれも意識して、パンフレット、PRの地図などを意識して、地下鉄なども選びながら、状況を見ながら対応しているところがございますので、そういった観点で進めてまいりたいと思います。  以上です。 133 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項7 江東区文化財の指定解除について 134 ◯委員長  次に、報告事項7「江東区文化財の指定解除について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 135 ◯文化観光課長  続きまして、資料8を御覧ください。江東区文化財の指定解除について御説明いたします。  工芸技術であります手描き友禅の無形文化財の保持者として認定されております、江東区大島五丁目にお住いの和田宣明様が、令和2年9月13日にお亡くなりになりまして、その結果、その後、文化財保護審議会での諮問、答申を経まして、江東区教育委員会で議決を経まして、本年1月12日付で指定解除になりましたので、その旨を御報告いたします。  和田様について若干コメントさせていただきますと、和田様は、昭和6年に生まれまして、おじで友禅職人の富塚様に就いて技術を習得されまして、昭和38年に清澄で独立いたしております。文様や配色に絵師としての技量が問われる伝統的な技法を守りながら、図案構想から仕上げまでのほとんどの工程を一貫して行っていたということで、60年近くにわたり仕事を続けられました。  和田様は、平成27年4月1日に、江東区無形文化財で工芸技術の保持者に認定されているところでございます。  説明は以上でございます。 136 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたいことはございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 137 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項8 深川江戸資料館改修工事に伴う休館について 138 ◯委員長  報告事項8「深川江戸資料館改修工事に伴う休館について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 139 ◯文化観光課長  引き続きまして、資料9を御覧ください。深川江戸資料館改修工事に伴う休館について御説明いたします。  深川江戸資料館は、開館から35年経過しておりまして、平成21年に大規模改修を実施してございますが、その後12年経過したということで、このたび江東区長期計画に基づきまして、設備関連を中心に小規模改修工事を実施することとなりまして、その間休館することになりますので、その概要を説明いたします。  1の工事の概要ですけれども、地下1階にあります常設展示室と2階の小劇場の天井の脱落防止改修をいたします。また、自動ドアやエレベーターの改修、それから新たに授乳室を設けるほか、空調、電気などの設備の更新工事を行うということでございます。  2の工事に伴う休館期間なのですが、令和3年11月から令和4年7月の9か月間を予定しております。これは、当初は令和3年7月からの休館予定であったのですけれども、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催延期がございますので、工期を大会終了後の11月からといたします。  3の周知方法ですが、区報、財団情報紙、ホームページ等で行ってまいります。  なお、4に記載のとおり、深川江戸資料館には、併設しております白河出張所がございますが、こちらは通常どおりの業務を行うということでございます。  説明は以上でございます。
    140 ◯委員長  本件につきまして、何かお聞きになりたいことはございますか。 141 ◯釼先美彦委員  約8か月間休館するということなのですけれども、今、会場の資料館内でやっていただいているかっぽれや浄瑠璃など、ああいう文化の伝統を機会として発表していただいている方々もいらっしゃって、その方々の活躍の場もなくなってしまうのかと今思ったのですけれども、ここが休んでいる間ほかのところでやるなど、そういうことは考えていないのかどうかお聞きしたいと思います。 142 ◯文化観光課長  休館の間別のところでということなのですけれども、工事の中身という形で内部の小修繕なのですけれども、できれば休館しないでできないかと、いろいろ考えたのですけれども、なかなか難しいということでありまして、今回休館という形になりまして、その間ほかでということは現状のところ考えてございません。  以上でございます。 143 ◯釼先美彦委員  大鵬の展示なども、その期間見られないということもあるし、また先ほどもあった文化財の登録されている方々が、年1回地下1階で実演を兼ねた伝統芸能の発表などもいろいろあるのですけれども、それが意外と半年以上発表の機会がなくなるのは残念だと思うのですけれども、ほかの施設、森下や、ほかの文化センターとも連携して、そういう機会をなくさないようにしていただきたいことを要望したいと思います。  以上です。 144 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 145 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項9 区民体育館施設の一部利用中止について 146 ◯委員長  次に、報告事項9「区民体育館施設の一部利用中止について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 147 ◯スポーツ振興課長  資料10を御覧ください。既に御承知のことかと思いますが、区民体育館の施設の一部利用中止についてでございます。  1の概要でございます。新型コロナウイルスワクチン接種会場として使用するため、区民体育館施設の一部を利用中止といたします。  2の使用施設でございますが、江東区スポーツ会館、またそれ以外の5館の各スポーツセンターの大体育室、または一部の会議室などを使用いたします。  3の期間でございます。令和3年4月1日から当面の間とさせていただいていますが、直近では保健所から、始まりについては報道されているとおり、4月19日から接種開始ですので、その何日か前に設営に入ります。それで、当面の間というのが、現時点では9月までと保健所から要望をいただいています。その関係で9月が終わってすぐ貸出しできませんので、床の養生などはしていますが、はがしてみて傷んでいたら改修しなければいけませんので、現時点では10月ぐらいまでは休館にしないといけないと考えてございます。しかしながら、コロナワクチンの関係が日に日に変動していますので、状況が変わると認識してございます。その都度また区民の皆様にはお知らせしていきたいと考えてございます。  周知方法でございますが、区及び指定管理者のホームページ、各施設での掲示等で周知してまいります。また、関係団体には既に周知しているところでございます。  御報告は以上でございます。 148 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたいことはございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 149 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項10 令和3年成人式の会場開催中止とオンライン成人式について 150 ◯委員長  次に、報告事項10「令和3年成人式の会場開催中止とオンライン成人式について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 151 ◯青少年課長  それでは、資料11を御覧ください。令和3年成人式の会場開催中止とオンライン成人式について御報告いたします。  1、会場開催の中止でございます。既に御承知のとおり、区では4部制の導入や検温所の設置など感染症対策を十分行ってきましたが、想定を上回る大規模な感染拡大が生じたため、会場開催を中止といたしました。  以下、それまでの経緯を示してございますけれども、1月4日、政府が緊急事態宣言発令の検討を開始した段階で、区は正式に中止と決定、そして翌日5日には、新成人に式典中止の通知を発送してございます。また、1月28日、通常であれば式典会場でお配りしている記念品でございますが、今回はやむを得ず新成人の方々に直接御自宅へ郵送させていただいてございます。今回の記念品については、LEDライトがついたモバイルバッテリーとなってございます。  次に、2、成人の日の当日の対応でございます。事前に式典会場での開催は中止としますと御案内しましたけれども、万が一、新成人の方がそれを知らずにティアラこうとうへ来てしまった場合に備えて、御説明、おわびを申し上げるために、当日はティアラこうとう式典会場に青少年課職員及び青少年委員31名が立ち会って、それで会場内で例えば騒いでしまったり、集合してしまったり、待ち合わせに使ってしまったりということのないように、柵を設けさせていただいて、ここで対応しました。大きな混乱は全くございませんでした。また、成人式の当日1月11日でございますが、青少年課にも職員2名を貼りつけて、電話対応に従事させたところでございますけれども、当日電話はゼロでございました。  続いて、オンライン成人式でございます。コロナ禍によって参加をちゅうちょする新成人や式典中止となった場合に備えて、オンライン成人式として事前に動画を作成し、YouTubeチャンネル、あるいは江東ケーブルテレビで放映いたしました。あくまで参考でございますけれども、YouTubeの閲覧数ということで、第1部の区からのお祝いメッセージが、これは延べ回数でございますけれども、3,261回の閲覧がございました。  (2)、参考までに、杉並、中野を除く21区が、オンライン成人式を実施してございますけれども、江東区では6番目の閲覧数となってございます。  最後、次回の令和4年の成人式についてでございますけれども、4部制の導入や検温所の設置などの感染症対策をはじめ、オンライン成人式を開催するかどうかについても、今後の感染状況に鑑みながら開催方法について検討してまいります。  なお、令和4年は、これまでの順に従いまして、午前が深川、午後が城東となってございます。  以上でございます。 152 ◯委員長  本件につきまして、何かお聞きになりたいことはございますか。 153 ◯三次ゆりか委員  報告ありがとうございます。私からは、先ほど御説明にあった、会場で立ち会って御説明をされたということだと思うのですけれども、何人ぐらい会場にいらっしゃったのかということと、延べ回数でYouTube閲覧数2月9日現在で示されておりますが、当日リアルタイムで閲覧数、参加者等々、データを取っている方がいらっしゃるのかお聞きします。 154 ◯青少年課長  御質問の1点目の当日のティアラの状況でございますけれども、明らかにティアラの中に入りたいという方はいらっしゃいませんでした。既に会場開催中止というのは御存じの上で、ティアラをバックに写真を撮りたいのですけれどもということで、道路で写真を撮られた方が3組ぐらいで、あとは目の前の恩賜公園に行かれたり、素通りされる方がほとんどでございます。  2点目のオンライン成人式について、データを取ったという意味が分かりかねるのですが。23区で当日開催ということでしょうか。オンライン成人式の当日の閲覧数については把握してございません。  以上でございます。 155 ◯三次ゆりか委員  ありがとうございます。毎年大体6割程度の方が会場に参加されると思っています。今年は会場で開催できなかったので、オンラインで開催したということで、それもぜひデータ、どれぐらいの方がリアルタイムで今閲覧していますということを取っておいていただきたかったということで、今質問させていただきました。  この委員会でも、感染症対策を頑張っていたと感じておりまして、ぜひ成人式は開催してほしかったと区長宛にも要望書を出させていただきました。今年は残念だったのですけれども、来年に関しては、感染症対策を今からしっかりまたさらに議論していただいて、ぜひ開催していただきたいと要望いたします。  あと、今年の開催できなかった新成人の方々に対して、私はすごく残念でかわいそうだと感じておりますので、ぜひ、何かオリ・パラが開催されたときに会場に招待するなど、何かしらしてあげてほしいと思っていますので、そちらも要望しておきます。  以上です。 156 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 157 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項11 窓口の臨時開設及び一部移設について 158 ◯委員長  次に、報告事項11「窓口の臨時開設及び一部移設について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 159 ◯区民課長  それでは、報告事項11、窓口の臨時開設及び一部移設について御説明させていただきます。  恐れ入りますが、資料12を御覧願います。概要でございますが、例年3月から4月にかけまして、大量の住所移動が集中するほか、国の強力な普及促進策により、マイナンバーカードの申請数が増加しており、関連窓口の混雑が予想されるところでございます。コロナ禍での混雑を可能な限り緩和するため、4月4日に日曜臨時窓口を開設することにより、3週連続での日曜窓口とするほか、マイナンバーカードの交付を迅速化するため、土曜臨時窓口を現行の月2回から、4月以降当面の間月4回に増設するほか、3月22日より本庁のマイナンバーカード交付窓口を2階から庁舎8階の旧食堂跡に移設しまして、窓口の増設を図るものでございます。  3月・4月の新築マンション等の入居予定戸数、臨時窓口の日程及びそれぞれの開設時間、業務詳細、周知方法につきましては、2から4に記載のとおりでございます。  報告は以上でございます。 160 ◯委員長  本件につきまして、何かお聞きになりたいことはございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 161 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  まもなく正午になりますが、このまま委員会審査を続けたいと存じますが、よろしいでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 162 ◯委員長  それでは、審査を続けます。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項12 地方税法等の改正の動向について 163 ◯委員長  次に、報告事項12「地方税法等の改正の動向について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 164 ◯課税課長  それでは、報告事項12、地方税法等の改正の動向について御説明いたします。恐れ入りますが、資料13を御覧願います。  現在開会中の第204回国会で審議中であります、地方税法等の一部改正をする法案のうち、特別区税に影響する主な改正についての御報告でございます。  まず1の住宅借入金等特別税額控除の見直しでございます。これは、いわゆる所得税の住宅ローン控除のうち、控除期間が13年の特例につきまして、コロナ禍での経済対策として、契約や入居の期限を延長するなど適用対象を広げるものでございまして、所得税から控除し切れなかった分につきましては、現行同様、控除限度額の範囲内で個人住民税から控除されるものでございます。この措置は、令和4年度から適用され、その分の減収につきましては、全額国費で補填されるものでございます。  次に、2の退職所得課税の適正化についてでございます。勤続年数5年以下の法人役員等以外の方、いわゆる一般的なサラリーマンの方の退職金につきまして、現状の退職給付の実態を踏まえまして、退職所得控除額を控除した残額のうち300万円を超える部分につきまして、2分の1課税の適用から除外するものでございます。この措置は、令和4年1月1日以降に支払われます退職手当にかかる個人住民税に適用されるものでございます。  次に、3の環境性能割の臨時的軽減の延長及び税率区分の見直しでございますが、(1)軽自動車税環境性能割の臨時的軽減の延長につきましては、新型コロナの状況や経済動向等を考慮しまして、軽自動車税の環境性能割の税率を1%軽減する特例措置につきまして、適用期限を9か月延長し、12月までとするものでございます。この措置による減収分は全額国費から補填されるものでございます。  次に、(2)軽自動車税環境性能割の税率区分の見直しでございますが、燃費性能がより優れた自動車の普及を促進するため、令和3年度、4年度の軽自動車税環境性能割につきまして、新たな燃費基準の下で税率の適用区分を見直す等所要の措置を講ずるものでございます。  2ページを御覧願います。こちらには軽自動車の燃費基準の記載がございますが、区分欄に記載のとおり、燃費基準を令和2年度から令和12年度に変更するものでございます。  続きまして、4の軽自動車税種別割グリーン化特例、いわゆる軽課の見直しでございますが、環境性能割を補完する制度との観点から、重点化等の見直しを行うものでございまして、軽自動車の自家用乗用車につきましては、記載のとおりでございます。営業用自動車や軽貨物につきましても、別途重点化を図った上、令和4年度まで2年間延長するものでございます。  最後に、条例改正の予定についての御説明でございます。このたびの地方税法の改正には、軽自動車税環境性能割の臨時的軽減の延長など、令和3年度課税に影響を及ぼすものがあるため、法案が可決、公布され次第、江東区特別区税条例の改正をお願いしたいと考えてございます。  なお、国会の審議状況によりまして、最終本会議までに法案が可決、公布されない場合には、その扱いにつきましては、区議会に御相談させていただきたいと考えております。  説明は以上でございます。 165 ◯委員長  本件につきまして、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 166 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項13 入湯税特別徴収義務者の指定について 167 ◯委員長  次に、報告事項13「入湯税特別徴収義務者の指定について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 168 ◯課税課長  それでは、報告事項13、入湯税特別徴収義務者の指定について御説明させていただきます。資料14を御覧願います。こちらにつきましては、昨年10月に、泉天空の湯有明ガーデンが温泉供給を開始したことによりまして、入湯税の特別徴収義務者に指定したものでございます。前回の本委員会の際には、徴収状況の全体像を把握できなかったため、今回御報告するものでございます。入湯税の課税対象となりますのは、1の(5)入湯料金の記載のとおり、土日祝日分のみでございまして、今年度は徴収額の見込みは2に記載のとおり約300万円でございます。また、令和3年度の徴収見込みにつきましては、約700万円でございます。  報告は以上でございます。 169 ◯委員長  本件につきまして、何かお聞きになりたいことはございますか。 170 ◯鈴木綾子委員  泉天空の湯の入湯税の関係について確認したいことがあります。ここは平日課税免除ということなのですけれども、江東区のホームページを見ますと、施設の利用金額が1,200円以下の場合には、入湯税はかからないと書いてあって、1,320円というのが1,200円プラス消費税なので、入湯税がかからない設定になっているのかと思ったのですけれども、泉天空の湯のホームページを見ていますと、入館料が1,650円になっていまして、1,650円だと入湯税は平日でもかかるのかと思うのと、あとはこの施設は、深夜料金を全日3,000円取っているのですけれども、深夜料金を使った場合には、入湯税もかかるようになるのかというところで、ホームページに書かれている金額とこちらの資料に書かれている金額が違ったので、どちらの状況に合わせるべきなのかというところと、この事業者は、1,200円だから、入湯税を平日は払わなくていいとなっているのか、分からない部分がありますので、確認させてください。 171 ◯課税課長  前段の平日の1,650円の料金形態でございますけれども、こちらにつきましては、タオル等のアメニティと申しますか、入湯とは関わらない部分のオプションの料金で、そういうものは御持参いただいて入湯される場合には、本体価格で1,200円以内で入湯できるということで、課税対象外という認識でございます。  あと、深夜料金につきましては、手持ちがございませんが、確認が必要になりますけれども、恐らくは入湯とは別の料金形態として徴収されているものと思われますので、そういったものについては課税対象外という認識でございます。  以上でございます。 172 ◯鈴木綾子委員  一応金額の設定の根拠は分かりました。そうすると、こちらの事業者は、入湯税を区に支払わなくてもいいぎりぎりの金額を入場料に設定していらっしゃるという認識でよいのでしょうか。 173 ◯課税課長  料金設定につきましては、各事業者で必要経費等々と考えていらっしゃると思いますが、開設に当たりましては、何度か事業者ともお打合せした結果、この料金形態でという御提示がございましたので、鈴木委員のお見込みのとおりの部分も多々あるかと存じ上げますが、詳細は不明でございます。  以上でございます。 174 ◯鈴木綾子委員  分かりました。本来であれば、入湯税をきちんと見込める設定にしていただいたほうが、税収という意味ではいいのではないかと思うのですが、今後利用料値上げの話も事業者で検討されることもあるかと思いますので、金額が低くて入場者が増えることはいいことなのですけれども、アメニティの上乗せや、そういったものを駆使することによって、入湯税をぎりぎり支払わなくていい価格設定というのは、疑問が残りましたので、その部分だけ。  以上です。要望で。 175 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 176 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項14 特別区民税・都民税の申告期限の延長について
    177 ◯委員長  次に、報告事項14「特別区民税・都民税の申告期限の延長について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 178 ◯課税課長  それでは、報告事項14、特別区民税・都民税の申告期限の延長について御説明いたします。恐れ入りますが、資料15を御覧願います。  こちらは、国税庁が所得税等の確定申告等の期限を1か月延長したことと同様に、新型コロナの感染拡大防止といたしまして、特別区民税の申告会場混雑緩和のため、申告期限を4月15日まで1か月延長するものでございます。3月15日までは文化センター2階で受け付けておりますが、3月16日以降は、区役所5階の課税課の窓口で受付を行います。  報告は以上でございます。 179 ◯委員長  ただいまの説明について何かございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 180 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項15 江東区税における徴収の猶予(特例)の適用実績について 181 ◯委員長  報告事項15「江東区税における徴収の猶予(特例)の適用実績について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 182 ◯納税課長  それでは、資料16を御覧願います。江東区税における徴収の猶予(特例)の適用実績について御報告いたします。  1の(1)概要でございますが、新型コロナの影響によりまして、令和2年2月以降の収入が前年同期に比べましておおむね20%以上減少し、納税が困難な事業者や個人に対しまして無担保かつ延滞金なしで1年間徴収を猶予できるというものでございます。対象となる税、また申請期限につきましては、(2)、(3)に記載のとおりでございます。  次に、2の申請および審査状況でございますが、表の下段の合計欄を御覧いただきたいと思いますが、2月10日時点で申請件数694件に対しまして許可件数が687件、許可金額5,868万2,000円となってございます。このうち納付済みの377万9,000円を差し引きまして、5,490万3,000円が来年度に繰り越される見込みになってございます。  次に、今後の対応方針でございますが、国から、新型コロナの影響によりまして納税が厳しい方に対しまして、引き続き柔軟な対応を取るようにという通知が出ておりますことを踏まえまして、本区といたしましても、地方税法に基づく猶予制度、また条例、規則に基づく延滞金の減免制度を積極的かつ弾力的に運用して対応してまいりたいと考えてございます。  報告は以上でございます。 183 ◯委員長  本件につきまして、何かお聞きになりたい点がございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 184 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項16 急速充電器整備事業の見直しについて 185 ◯委員長  報告事項16「急速充電器整備事業の見直しについて」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 186 ◯温暖化対策課長  それでは、資料17を御覧ください。  まず、1、背景でございます。区では、電気自動車の普及及びインフラ整備の充実を目的に、平成22年11月から庁舎駐車場、平成27年9月から豊洲シビックセンターに充電器を整備し、無料で提供してまいりました。しかし、庁舎駐車場につきましては、設置から10年が経過、老朽化もあり、また、近隣の民間施設では整備が進み、当初の役割は果たしたところでございます。  2、概要でございます。庁舎駐車場の充電器では、安全な安定運転を確保する保守管理が令和2年度で終了、機器の入替えも要することから、令和3年3月をもって廃止いたします。  次に、3、周知でございます。廃止に当たり、区報やホームページで周知いたします。また、利用者へは近隣の民間施設を御案内いたします。  次に、4、その他でございます。豊洲の充電器におきましては、周辺での整備が少なく、また利用実績が庁舎駐車場よりも多いことから、継続する予定でございます。  恐れ入りますが、参考1を御覧ください。まず、1、庁舎と豊洲の利用状況でございます。延べ利用台数につき庁舎は停滞ぎみでございますが、豊洲は増加傾向にございます。また、1日の平均利用台数につき庁舎は3台に届きませんが、豊洲は増加傾向にあります。なお、1台の平均時間はどちらも30分程度でございます。  次に、下段の庁舎周辺の設置状況ですが、区役所から5分前後で行けるところが5か所ございます。こちらを利用者にお知らせする予定でございます。  次に、2ページを御覧ください。区内における設置状況でございます。公共用としてシビックセンターを含め27か所が確認できました。どなたでも利用でき、大半が流用でございます。  最後に、マンションにおける設置状況でございます。こちらは利用者が限定されるものでございます。  説明は以上でございます。 187 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 188 ◯釼先美彦委員  御報告ありがとうございました。江東区の温暖化の防止対策に取り組む江東区の本庁舎で、この機械がなくなってしまうというのは、ちょっと僕は残念に思うのですけれども、ちょうど10年ということで、補助金申請でできて10年目ということなのだと思うのですけれども、新しく違う場所に増設した形を取って補助金の申請をした場合の経費というのがどのぐらいかかるのか、まず知りたいことと、今御報告いただいた時間帯は、延べいうと豊洲シビックセンターのほうが愕然と多い、これは当たり前なのですよね。利用の仕方が土日も夜まで開いているし、本庁舎の場合は平日の5時までしかやっていないわけなので、特に入ってきて右側の一番奥で、やるのも便利なところではないのですけれども、この後、民間の施設は、トヨタをはじめ自動車のディーラーを抜くと、一般の大型店舗も含めた民間の駐車場は10か所余りしかないんですよね。ディーラーや自動車を商売にしているところは、やはりサービス性もあるし、売っている関係で当たり前のことなので、民間の数を入れたら10か所もないので、これはもう一回考え直したほうがいいかと思うのですけれども、その2つの質問に対してお聞きします。 189 ◯温暖化対策課長  経費についての御質問かと思いますけれども、入替えについて検討した際に、大体400万円ほどかかると試算したところでございます。  それから2点目の民間施設の活用につきましては、まちづくり推進課に今協力を頼みまして、いろいろなところに充電設備を入れてくださいというお話をしているところでございます。  以上でございます。 190 ◯釼先美彦委員  ありがとうございます。約400万円の試算ということなので、本庁舎の手狭な駐車場が混んでいるのは皆さん御存じのとおりでありますので、本庁舎ができないのであれば、新たに区の施設のどこか豊洲以外にでも、豊洲と同じように土日も開設できるようなものをもう一度検討していただいて、2か所、豊洲の南側、反対に北側の区役所に近いところで、区が姿勢を持って取り組むことは必要だと私は思います。あと民間も改めて呼びかけていただいて、大型店舗の駐車場は非常に広いので、協力要請を引き続きやっていただくことを要望したいと思います。  以上です。 191 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 192 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項18 江東区一般廃棄物処理基本計画の改定について 193 ◯委員長  次に、報告事項18「江東区一般廃棄物処理基本計画の改定について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 194 ◯清掃リサイクル課長  それでは、恐れ入ります。資料19をお願いいたします。  一般廃棄物処理基本計画は、平成29年3月に策定し、令和8年度までの10年間を計画期間とするものです。本計画は、廃棄物処理法に基づくものですが、法の運用としておおむね5年ごとに改定することが適当であるとされておりまして、策定当初より予定していた改定として来年度行うものでございます。  2を御覧ください。現行計画の基本理念として、持続可能な資源循環型地域社会の形成を掲げ、4つの基本方針を定め、それぞれに基本指標を設定して進行管理してございます。  2の(3)、次ページにかけて、4つの基本指標の目標値と直近となる令和元年度の数値をお示してございます。直近の数値では、おおむね順調に推移してございますが、基本指標3の資源化率については若干低下しており、こちらは資源の海外輸出の規制の影響などで、古紙などの資源の値段は下落し、集団回収の回収量の減となっていること、また社会全体の大きなプラスチック削減の流れの中で、プラ資源の軽量化による排出量減などの影響もあるものと分析してございます。  恐れ入ります。次ページの3、現行計画策定後の国、都及び特別区の動向についてを御覧ください。御承知のように、昨年10月、国においては首相所信表明において、2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロの宣言がございました。また、都では、令和元年12月に平均気温の上昇を1.5度に抑えること、また2050年にCO2排出実質ゼロを目指すロードマップとして、ゼロエミッション東京戦略を策定し、重点的な対策が必要な部門についてプラスチック削減プログラムなども策定してございます。  加えて、特別区におきましては、長年議論が続けられておりました清掃負担の公平の議論に昨年11月に一定の決着がございまして、23区全体で区収集可燃ごみについて平成20年度比で20%の削減を目指すこと、また、ごみ減量等リサイクルの推進について、国、都と方向を共有し取り組んでいくことを23区で確認しており、こういった流れを踏まえ、計画改定を進めてまいります。  また、4にありますとおり、改定に当たっては、食品ロス削減推進計画も一般廃棄物処理基本計画に内包する形で策定する予定でございます。  最後に、5の改定のスケジュールでございます。今月23日に予定してございます環境審議会にて、計画に盛り込むべき考え方を審議会に諮問した後、審議会内に専門委員会を設置し、御議論いただき、その後、環境審議会に報告、意見聴取した後にパブリックコメントを実施し、来年3月に策定する予定でございます。  説明は以上でございます。 195 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 196 ◯おおやね匠委員  この関連で事業系一般廃棄物のことで1点端的に質問させていただきたいのですけれども、ペットボトルなのですけれども、事業系で排出されるペットボトルの廃棄のリサイクルなのですけれども、リサイクルということで、圧縮してパックするとか、ペレット化するなど、燃料系素材として出したり、あとはフレークでチップにするわけですけれども、家庭ごみは、当然ながら区が主導していますから、江東区はかなり高いリサイクル率だと思うんですね。清掃リサイクル課長の下でされていますけれども、ところが、事業系がばらばらですよね。同じペットでも事業系はばらばらで、区の収集のほうは完ぺきであるけれども、もう一方の事業系のペットは全く行き先がない状況です。  それで、もちろん大きい廃棄物業者、リサイクル工場を何億円もかけて持っているような業者は、そこに出せばいいわけですけれども、それ以外の中小の廃棄物業者は、受け入れるのだけれども、それをどこにも出せない、出すにも江東区内にはあまりない、ほかの区に出す、すると、燃料代もかかってしまう、またあるいは昨今のリサイクルの見地から、買入価格が存在してしまうんですよね。先ほど清掃リサイクル課長がおっしゃっていた、何でもそうですけれども、ごみが資源化されていますから、ペットボトルは廃棄物業者にお金を出してお願いしないと、リサイクル業者がリサイクルしないという状況に陥っていまして、私が申し上げたいのは、弁ガラと同じように、区がある程度リーダーシップを取って方向性を持ったほうが、私はいいのではないかと思うのですけれども、その辺はどうなのか教えていただきたいんですけど。 197 ◯清掃リサイクル課長  事業系の廃棄物のうちペットボトルについてでございます。おおやね委員御指摘のとおりで、ペットボトルは、家庭系については資源として回収しておりまして、江東区は、ペットボトルの回収量については全国でも有数と言われておりまして、1人当たりのペットボトルの回収量が全国8位とこの間専門紙に載ってございました。  一方で、事業系に関しましては、資源としての処理については、事業者の社会的責任として求めるものとこれまでもやってきてございます。大規模施設に関しましては、適正な資源化について清掃事務所で立入検査も含めて排出指導しておりまして、再利用、流通についてきちんと指導しているところでございます。  また、中小の事業者に関しましても、昨今のプラスチックの再生を求められる流れの中で、最終的な処理業者でも、再生には意欲的になってきてございます。なので、それに関しまして事業系中小に関しましても、資源としてきちんと処理していただくように区としては働きかけをしていくのが、まずは第一だと考えてございます。  また、家庭系のペットボトルに関しましても、歳入として入ってくる部分もございますが、中間処理としては、それ相応の額を区としても公金から払いながら処理しているところでございます。これは公共であっても、それから事業系であっても、それぞれにおいて社会的な責任として、今資源化できるものに関しては資源にしていくというのが一つの流れと考えてございますので、事業系に関しましても、社会的な責任でそれ相応の努力を区としては求めていくのが肝要かと考えてございます。  以上でございます。 198 ◯おおやね匠委員  本当にそう思います。おっしゃるとおりで、同じ意見なんですね。きちっと責任を持った処理を最後まですべきだと思いますけれども、端的に現状を申し上げますと、区の中の小規模の廃棄物業者が、抱えたままでなかなか外に出すことができなくなっている現状もあるんですよね。それは大きな課題として2つありまして、1つが、受入れの価格が、今まで逆にお金をもらっていたものが、今度はキロ10円ぐらい出さなければいけないというところが1点、もう1つが、江東区内に受入れをしてくださるプラントを持っているような会社がなかなかないというのが2点目なんですね。  1点目は価格の問題ですから、何とかしろということです。2点目なのですけれども、受入先がないというのは、大きな廃棄物回収業者は、自分で回収して自分でリサイクルする、そういう能力があるんですよね。ほかに受け入れる余力はあっても、ほかの会社が廃棄物を収集したものを受け入れて、そこまでというのがまだないんですよね。そういう意識がないので、私が申し上げたいのは、ぜひその辺を区として指導していただいて、江東区内の小規模の廃棄物業者を大規模の業者が基本的に助ける、お手伝いをするようなリサイクル方法をぜひ御指導いただければと思います。 199 ◯清掃リサイクル課長  プラスチックの特にペットボトル等の再生資源が、石油の市場価格と連動する形で、要は石油の価格が下がってくると再生プラスチックの値段も下がってしまう、言わば石油を使ったほうが安くなってしまうということで、大分市場の価格と連動しているということで、不安定さが、一定程度、付きまとうということについては、おおやね委員御指摘のとおりでございます。  その上で、原油価格等の状況を見ながら、我々としても通常資源の回収活動等をやっているところでございますが、ここのところ原油の価格がまた上がってきたということで、ペットボトル等の値段も持ち直しをしてきているやに聞いていますので、状況については見ていきたいと考えてございます。  一方で、小規模の事業者の資源化というのも、全体の資源化を考えていく中で、家庭が取り組める資源化、それから大規模事業者が取り組む資源化、それからごみ処理で出しているような小規模な事業者による資源化それぞれについて、いろいろ課題の分析をしながら取組方針を考えていかなければいけないと認識はしてございますので、一般廃棄物処理基本計画を検討する中で、いろいろ研究、検討してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 200 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項19 江東区災害廃棄物処理計画の策定について 201 ◯委員長  次に、報告事項19「江東区災害廃棄物処理計画の策定について」を議題といたします。  理事者から、報告願います。 202 ◯清掃事務所長  江東区災害廃棄物処理計画の策定について御説明いたします。資料20をお願いいたします。  これまで災害廃棄物の処理については、平成26年3月に、がれき・ごみ・し尿処理マニュアルを作成し、これにより作業手順を定めておりましたが、災害廃棄物処理計画を新たに策定し、大規模災害に備えるものです。  まず、1番目の災害廃棄物処理計画策定にあたってでございますが、国は、平成23年3月の東日本大震災への対応を踏まえ、災害廃棄物対策指針を平成26年3月に策定しました。また、平成27年9月の関東・東北豪雨災害や平成28年の熊本地震等の教訓を基に、災害廃棄物対策指針の改定を行っております。東京都は、これらの動きを受け、平成29年に東京都災害廃棄物処理計画を策定しております。特別区は、平成27年に特別区災害廃棄物処理対策ガイドラインを策定し、特別区清掃一部事務組合、清掃協議会及び東京都の連携について整理しております。これら国、都、特別区の指針等を踏まえ、江東区地域防災計画との整合性を図りながら計画を策定いたします。首都直下型地震対策に加え、近年多発する大規模水害を想定し、発生時の対応なども踏まえて策定いたします。  2の策定体制についてですが、廃棄物処理、防災、公園、道路など、庁内関係部門による検討会で検討を行い、環境審議会を経てパブリックコメントを実施し、策定します。  3の策定スケジュールですが、10月まで検討を重ねまして、環境審議会へ報告、意見聴取した後に、12月にパブリックコメント、令和4年3月策定を予定しております。  説明は以上でございます。 203 ◯委員長  本件につきまして、何かお聞きになりたい点はございますか。 204 ◯関根友子委員  ありがとうございます。今までの対策ガイドラインというのは、地震や、そういうことで、今回が大変だと思うのは、大規模水害の発生時の対応ということで、シミュレーションから始まって、広域にわたりますので、また廃棄物の処理等々が物すごく大変なガイドラインを作っていくのだと思っておりまして、策定スケジュールで令和4年3月までになっているのですけれども、かなりの分量とかなりの角度から整理、作成していかなければいけないことだと思うのですけれども、来年3月まで本当に大丈夫なのでしょうかというのが1つと、あと洪水になりまして、汚水ですよね。一般のおうちから出るふん尿の対策や、あと建物自体が残りました、地震だったら、みんな崩壊していいのだけれども、今度建っているものを壊してなど、いろいろシミュレーションが出てくると思うのですけれども、それも併せてどういう観点から3月までの構想を立てていくか教えていただければと思います。 205 ◯清掃事務所長  これまで、がれき・ごみ・し尿処理マニュアルにつきましては、地震災害において細かく作業手順を定めておりまして、主にそれを基に地震、災害は、それをたたき台にして進めていくという形で、それに対しては、水害については被害想定がかなり違ってきますので、先ほど関根委員がおっしゃられたように、建物の災害、それとあと道路も通れるところが限られてくるかと思いますので、そういうことを想定しまして、策定していきたいと思っております。し尿の処理についても、今現在のし尿マニュアルでもある程度の対策指針というのはできておりますので、水害の想定を新たに加えて、今後災害廃棄物処理計画を策定していきたいと考えております。 206 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎閉会の宣告 207 ◯委員長  本日予定されておりました案件は全て終了いたしました。  これをもちまして、本日の委員会を閉会いたします。どうもお疲れさまでした。               午後0時35分 閉会 Copyright (c) Koto City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...