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  1. 江東区議会 2020-10-09
    2020-10-09 令和2年厚生委員会 本文


    取得元: 江東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1               午前9時59分 開会     ◎開会の宣告 ◯委員長  それでは、ただいまから厚生委員会を開会いたします。  これより委員会審査に入りたいと存じますが、ここで本日の委員会の進行について、一言申し上げておきたいと思います。  新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、理事者からの説明及び答弁につきましては、簡潔に行うことによって、会議時間の短縮化に努めていただきますよう、改めてお願いをさせていただきます。  また、委員各位におかれましても、特段の御配慮をいただきますよう、よろしくお願いいたします。  なお、案件の説明及び答弁を終えられた理事者の方におかれましては、順次退出をいただきますよう、重ねてお願いをしておきます。  簡潔かつ丁寧にやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題1 議案第94号 保育所の指定管理者の指定について 2 ◯委員長  それでは、議題1「議案第94号 保育所の指定管理者の指定について」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 3 ◯保育課長  議案第94号における、保育所の指定管理者の指定について御説明いたします。資料1をお願いいたします。  江東区白河かもめ園豊洲保育園潮見保育園、小名木川保育園の指定管理者の指定についてでございます。前回委員会におきまして、当該4園につきましては、非公募選定による旨、御報告をさせていただきましたが、今回は選定結果を踏まえ、令和3年度以降につきましても、引き続きの指定をお願いするものでございます。  1ページ、1でございますが、施設の名称、指定管理者候補者、指定期間を記載してございます。  江東区白河かもめ保育園は、社会福祉法人東京児童協会豊洲保育園社会福祉法人景行会潮見保育園社会福祉法人そのえだ、小名木川保育園は社会福祉法人流山中央福祉会をそれぞれ引き続き候補者としてございます。  指定管理期間は、いずれも令和3年4月1日から5年間となっております。  2ページをお願いいたします。2の選定方法、(1)及び(2)を御覧ください。6月の本委員会で御報告させていただきましたとおり、これまでの保育所の管理運営実績が良好であること等から非公募とし、選定に当たりましては、庁内の江東区公の施設に係る指定管理者評価委員会において、運営企画書理事者アンケート、財務諸表を基に実績、今後の計画、保護者からの支持、財務状況の3点について総合的に評価をいたしました。  3ページでございますが、3の選定の経緯といたしまして、指定管理者評価委員会におけるこれまでのスケジュールを記載しております。  それでは、4ページをお願いいたします。4の選定結果でございます。実績・今後の計画につきましては、各法人ともB評価、保護者からの支持及び財務状況診断はそれぞれA評価となってございます。
     5ページからは、選定結果の詳細を保育園ごとに記載してございます。まず、実績・今後の計画では、6つの評価項目を460点満点で評価をいたしまして、専門部会の平均合計点が8割以上の場合をA評価、8割未満~6割以上をB評価、6割未満~4割以上をC評価、4割未満でD評価といたしますが、4園とも得点率が7割を超えておりまして、B評価という状況でございます。  なお、採点につきましては、非常に優れている、優れている、適正である、やや劣っている、劣っているの5段階で評価しておりまして、各採点委員ともに優れているないし適正であると評価いただいた結果として、7割以上という得点率を得られたものと考えております。再指定に当たる実績・計画を備え、園運営を任せる上で十分な運営能力を有していることが認められたものと認識しております。  次に、保護者からの支持につきましては、17項目のアンケート内容に肯定的な回答をした方の割合が8割以上であればA、8割未満~6割以上をB、6割未満~4割以上をC、4割未満をDとし、AとBの評価割合が8割を超えた場合を総合のAとしており、4園ともAという結果になってございます。  次に、財務状況診断でございますが、法人の決算書類に対する中小企業診断士の財務分析を基に審査をした結果となります。園運営に支障がなく、いずれの法人もA評価としてございます。  4ページにお戻りいただければと思います。このような選定の結果、5の選定理由といたしまして、4法人とも良好な内容で、保育園が適切に運営されてございますので、引き続き現運営法人を指定管理者の候補者と決定した次第でございます。  私からの説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御可決をいただければと思います。 4 ◯委員長  それでは、本案について質疑を願います。 5 ◯重松佳幸委員  すみません、1点だけ確認させてください。指定管理者の指定については、賛成の立場ではありますが、選定結果のところで実績・今後の計画のところが、全てのところがBの評価がついています。それで中身を見ていくと、多分この評価に直結をする点数のウエートで言えば、1番の保育園運営に関する考え方、ここが70%台が多いのかなと。ここの数字が大きいもんで、ここが評価に直結をしてくる部分だと思うんですけれど、この1番の保育園運営に関する考え方と、5番のコスト削減、これもなかなか数値的には70%台というところで、ちょっと気になるところかなというふうに思います。それぞれ難しさは十分理解しているつもりなんですけれど、本区が事業者さんに期待をしている部分と、現場の事業者さんのほうでなかなか難しいというギャップが、この数値に表れているんだろうというふうに思うんですけれど、その内容についてどのような考えをお持ちなのか、確認させてください。 6 ◯保育課長  御指摘をいただきました保育園運営に関する考え方の部分とコスト削減の部分でございます。  まず、運営に関する考え方の部分でございますが、特に、このうちの中で評価が低かった項目といたしましては、職員の長期雇用についてという項目がございます。こちらは園の保育士の離職率の状況に関しまして、評価をする項目でございますが、やはり平均的ではあるんですけれども、各私立園の離職率に関しては、10%から20%というところが、4園に限らず状況として見えてきているところでございます。  10%を超える状況となりますと、やはり結果としては、やや劣っているという評価になってしまいますので、この項目がやはり一番大きくウエートとして評価を下げる結果になったと認識しております。また、コスト削減につきましては、保育園の運営のコストの大部分が人材の賃金というところがございまして、その部分に関してはなかなか園側も削減に至る方向性が見いだせないというところで、評価が下がる傾向にございます。  以上でございます。 7 ◯正保幹雄委員  今、重松委員のほうからありまして、このコスト削減等の問題ですけれども、6割台の点数のところもあります。  それで今の御答弁の中で、長期雇用等の離職率の評価というのが、項目に入っているということでしたけれども、これはこれまでの評価、今までの評価の中にも、離職率についての評価というものが入っていたんでしょうか。今までははっきりその点、御答弁がなかったように思いますけれども、ぜひそのことについてお伺いしたいと思います。  それから、この4園に限らず、離職率が10%から20%という御答弁がありました。それで、この4園それぞれの離職率はどの程度になっているのか、お伺いしたいと思います。 8 ◯保育課長  これまでも指定管理者の評価に当たりましては、職員の育成、健康管理、雇用という項目の中に、長期安定雇用に関する部分について評価をさせていただいてきております。  4園の直近4年間の平均の離職率でございますが、まず、白河かもめ園は18%、豊洲保育園につきましては13%、潮見保育園は11%、小名木川保育園につきましては14%という状況でございます。  以上でございます。 9 ◯正保幹雄委員  非常に離職率は、今の数字を聞いた限りでは非常に高いんですね。2015年度時点になりますけれども、社会福祉施設等の調査結果を見ますと、民間の保育所の離職率で大体8%台、8.5%というふうになっています。一方、公営ですね、これは2%台、2.9%という数字になっています。  この間大体、以前の厚生委員会では、13%から14%というところもありました。これも随分高いなというふうに思っていましたら、今回は11%から18%ということで、随分高くなっています。引き続きこの保育士の離職率、また、この処遇についても、きちっと評価をしてほしいというということと、選定に当たってはこの離職率、長期雇用についても引き続き報告をしていただきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 10 ◯保育課長  今後の指定管理者の考え方につきましては、例年の評価の決定の際に改めて確認をしていくところでございますが、長期雇用の部分に関しましては、園運営の根幹をなす基本的な部分でもございますので、今後につきましても基本的には評価の対象としていく方向になろうかと思っております。  以上でございます。 11 ◯正保幹雄委員  最後、すみません。そうすると区のほうとしては、この離職率の数字は大体何%ぐらいが適当なのかと、適正なのかというふうにお考えなっているのか、そこだけちょっと最後お伺いします。 12 ◯保育課長  離職率に関してでございますが、各園、さらに言ってしまうと、個々人の保育士のライフイベントの状況に応じまして、やはり園ごとで上下が発生するという状況でございます。  長期安定雇用につきましては、もちろんゼロに近づくことが本区といたしましても、よりよい状況かなと思っておりますので、引き続きより数値が下がるような形で園運営ができるよう、園ともしっかり連携をしながら進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 13 ◯板津道也委員  今の離職率の関係なんですけど、私はちゃんとイベント、例えば出産をされたりとか、そういう形でお辞めになる方とかいらっしゃると思うんですけどね、そういうところの何というんですか、成分分析をしっかりしとかないと、結局、嫌で辞めたのか、それとも、僕が聞く話だと若い保育士さんの中には、3年ぐらいで次の保育園に移ってそこでまた経験を積む、別の園の運営の経験を積みたいからお辞めになるという方も結構いらっしゃるというような話も聞いていますので、ぜひともその辺のところの成分分析をしっかり私はやっていただきたいなと。ですから、辞めたときにどういう形で辞めたのかということを確認しないと、例えばこの14%が高いのか、それでも19%は行き過ぎなのかとか、そういった分析できなくなってくると思うんで、僕は、今後そういう分析をしっかりやっていただきたいと思います。要望しておきます。 14 ◯委員長  はい、要望いただきました。ほかにはよろしいですか。  それでは、議案ですので、お諮りをいたしたいと思います。  本案は、区長提案のとおり可決することに御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯委員長  御異議ございませんので、本案は、区長提案のとおり可決することと決しました。  なお、その旨を議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題2 議案第95号 児童館の指定管理者の指定について 16 ◯委員長  次に、議題2「議案第95号 児童館の指定管理者の指定について」を議題といたします。  理事者から、御説明を願います。 17 ◯こども家庭支援課長  議案第95号、児童館の指定管理者の指定について御説明させていただきます。  資料2-1で、平野児童館東雲児童館の再選定について、資料2-2で、小名木川児童館への新規指定管理者制度の導入について御説明をさせていただきます。  まず、資料2-1の1ページを御覧願います。1の施設の名称等につきましては、記載のとおりでございますが、平野児童館指定管理者候補者には、特定非営利活動法人ワーカーズコープを、東雲児童館指定管理者候補者には、公益財団法人東京YMCAを選定いたしました。  2の選定方法についてですが、両施設ともに公募を行い、第1次審査では書類審査、第2次審査では現地視察等を実施いたしまして、総合評価により候補者を決定いたしたところでございます。  3の選定の経緯につきましては、1ページから3ページにかけてそれぞれ記載してございますので、御参照をお願いいたします。  次に、3ページを御覧願います。  4の選定結果でございます。まず、平野児童館は、応募事業者が1法人だけでございましたが、第1次審査、第2次審査を実施した結果、4ページ、4)の総合結果に記載してございますとおり、900点満点中769点でA評価となったため、候補者として選定いたしました。  4ページ(2)東雲児童館は、応募事業者が3法人あり、第1次審査、第2次審査を実施した結果、5ページ、4)の総合結果にありますとおり、910点満点中767点でA評価でございました、東京YMCAを候補者として選定いたしました。  次に、選定理由でございますが、2施設ともに現行の指定管理者ではございますが、5ページ下段、5の選定理由といたしまして、平野児童館ワーカーズコープは、これまでの老人福祉センターと児童館の一体運営の経験から、異世代交流の考え方や、地域福祉向上を目指した事業提案が評価されております。  また、6ページの東雲児童館東京YMCAの評価は、本区における児童厚生施設等の運営実績から、児童館及びきっずクラブの安定した一体運営が期待できると評価されたものでございます。  資料2-1についての説明は以上でございます。  次に、資料2-2を御覧願います。  令和3年度より新たに指定管理者制度を導入する、小名木川児童館の指定管理者の選定についてでございます。1の施設の名称等は記載のとおりでございますが、指定管理者候補者として、株式会社マミー・インターナショナルを選定いたしました。  2の選定方法についてですが、先ほどの再選定施設と同様に、公募による選定を行い、第1次審査、第2次審査を経て、総合評価により候補者を選定いたしました。  選定の経緯につきましては、3の一覧に記載のとおりでございますので、御参照願います。  次に、2ページを御覧願います。  4、選定結果でございます。本件では、4法人からの応募があり、第1次審査の結果にありますとおり、得点が上位のA法人、C法人を含む3法人を1次審査通過とし、3ページにございます、第2次審査の結果の得点を加えた上で、(4)総合結果にありますとおり、850点満点中735点でA評価となった、株式会社マミー・インターナショナル指定管理者候補者といたしました。  3ページ、5の選定理由といたしまして、得点が最上位であるとともに、本区での児童厚生施設等の運営実績、経験が豊富であることから、小名木川児童館の運営につきましても、地域の特性を理解した事業展開が期待できるとの評価でございました。  本議案の説明は以上でございます。再選定の2施設と併せて御審議いただき、御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 18 ◯委員長  それでは、本案について質疑を願います。 19 ◯正保幹雄委員  伺いますけれども、この小名木川児童館、株式会社マミー・インターナショナルさん、初めてこの小名木川児童館は指定管理ということですけれども、この同社は実際の働く方の雇用の安定、また、労働条件の確保、どのように図られているのか伺いたいと思います。 20 ◯こども家庭支援課長  まず、マミー・インターナショナルの内部の雇用関係、あるいは雇用状態、あるいは育成状態等々の前に、私どもが今回公募の中で要求しました人員については、適切に満たしており、経験、それから、これまでの職員一人一人の研修体制等もしっかり行い、小名木川児童館の今後の運営について、問題ないというふうに考えてございます。  また、事業提案書と併せて人材育成や、今後の組織運営についての記述につきましても、区の施設を任せられる、そうした体制になっているというふうに理解をいたしております。  以上でございます。 21 ◯正保幹雄委員  一般にこの民間に、今株式会社ですけれども、管理運営を委託することで、よくコストの削減が図られるというふうに言われています。しかし、この株式会社は、やっぱり利益を確保しなきゃいけないということで、物質的な経費はほとんど減らずに人件費が大きく下げられる、担い手が非正規に置き換えられるというのが通常です。  それで、官製ワーキングプアと言われるような人が増えるというような構図になっています。やっぱり働き手の質が一番大事なこういう児童館ですとか福祉教育分野、こういう施設については、私は指定管理は導入すべきじゃないと考えています。  新たに指定管理の施設を増やすというところには問題があるというふうに考えています。意見を言わせていただきます。 22 ◯委員長  御意見いただきました。ほかにはいかがですか、よろしいですか。  それでは、こちらも議案でございますので、お諮りをしたいと思います。  本案、区長提案のとおり可決するということで御異議はございませんか。          (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) 23 ◯委員長  異議ありということでございますので、挙手によって採決をしたいと思います。  それでは、改めまして本案、区長提案のとおり可決することに賛成の委員の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 24 ◯委員長  結構です。賛成多数でありますので、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  その旨、議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題3 議案第96号 子ども家庭支援センター指定管理者の指定につい                て 25 ◯委員長  それでは、次に議題3「議案第96号 子ども家庭支援センター指定管理者の指定について」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 26 ◯児童相談養育支援担当課長  それでは、私から議案第96号、子ども家庭支援センター指定管理者の指定について御説明いたします。  資料3-1を御覧ください。  今回御審議をお願いいたします5施設のうち、まず、公募によります選定の4施設について御説明いたします。公募選定の結果、1に記載のとおり、深川北、東陽、大島の子ども家庭支援センターについては、社会福祉法人雲柱社を、豊洲子ども家庭支援センターにつきましては、社会福祉法人景行会指定管理者候補者として選定いたしました。  次に、2の選定方法についてでございます。  第1次審査は書類審査、第2次審査としまして現地視察、ヒアリング、プレゼンテーションを行いまして、その総合評価により選定をしたものでございます。  具体的な選定の経緯につきましては、3に記載のとおりでございます。  1枚おめくりいただきまして、4の選定結果でございます。まず(1)深川北子ども家庭支援センターです。こちらは1法人からの申請がありまして、1次審査1,000点満点、2次審査1,000点満点の2,000点満点で審査いたしまして、3)総合結果に記載のとおり1,777点、得点率89%でA評価としまして、社会福祉法人雲柱社を選定いたしました。  次に、3ページ、(2)豊洲子ども家庭支援センターです。  こちらは2法人からの申請がありまして、同様の審査の結果、3)総合結果に記載のとおり1,781点、A評価としまして、より高い評価を得た社会福祉法人景行会を選定いたしました。  次に、4ページ、(3)東陽子ども家庭支援センターです。こちらにつきましても、2法人からの申請がありまして、3)総合結果に記載のとおり1,777点、A評価としまして、より高い評価を得ました社会福祉法人雲柱社を選定いたしました。  次に、5ページ、(4)大島子ども家庭支援センターです。こちらは1法人からの申請がありまして、3)総合結果に記載のとおり1,776点、A評価としまして、社会福祉法人雲柱社を選定いたしたものでございます。  最後に、5の選定理由でございますが、それぞれの法人におきまして、積極的に地域との連携を図っている点、利用者ニーズに向き合う前向きな姿勢が感じられる点、ボランティア等の人材育成に長期的な視点で取り組んでいる点。また、これから始まります地域見守り支援につきましても、意欲的に取り組む姿勢が感じられた点などが高い評価につながったものと考えております。  資料3-1については、以上でございます。  続きまして、資料3-2を御覧ください。  南砂子ども家庭支援センターにつきましては、非公募による選定を行ったものでございます。非公募選定の結果、1に記載のとおり、社会福祉法人雲柱社を指定管理者候補者として選定いたしました。  次に、2の選定方法でございます。  まず、非公募選定の理由でございますが、さきの委員会でも御説明いたしましたとおり、南砂子ども家庭支援センターにつきましては、虐待対応のため、保護者や児童との高度な信頼関係が求められることや、虐待対応に当たりまして、専門性・特殊性が高いことなどから、非公募による選定としております。  また、審査方法につきましては、1次審査が書類審査、2次審査が先ほどと同様現地視察及びヒアリング、プレゼンテーションを行いまして、具体的な選定の経緯につきましては、次のページ、3に記載のとおりでございます。  次に、4の選定結果でございます。  こちら1次審査1,200点満点、2次審査1,200点満点の2,400点満点で審査いたしまして、3ページ、(3)総合結果に記載のとおり2,161点、得点率90%でA評価であったことから、指定管理者として十分的確であるとしまして、社会福祉法人雲柱社を選定いたしました。  最後に5の選定理由でございますが、当法人につきましては、虐待対応につきまして、迅速かつ適切、丁寧な対応が行われているとともに、今後、地域見守り支援機能の強化につきましても、これまでのノウハウを生かして、子ども家庭支援センター全体のレベルアップに対して、高い意欲が見られる点等が、高い評価につながったところでございます。
     説明につきましては、以上になります。  よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願いいたします。 27 ◯委員長  それでは、本案について質疑を願います。 28 ◯酒井なつみ委員  1点質問させていただきます。  この南砂子ども家庭支援センターは虐待の対応などをしており、従事する職員の方に、特定の資格要件や専門知識、経験が求められる、そういった業務が専門性・特殊性が高いと記載がありますけれども、具体的にはどのような資格を持った方、専門知識を持った方が活躍されておられるのか、教えていただければと思います。  また、この雲柱社さんは、ほかの子ども家庭支援センター、3センターの管理者にもなりますので、どのように活用が期待されているのか、ほかの施設でも同じように対応ができているのか、その点伺いたいと思います。 29 ◯児童相談養育支援担当課長  まず、御質問の南砂子ども家庭支援センターの職員の専門性についてでございますが、今現在、そちらで勤務されている方につきましては、社会福祉士の資格であったり、あと保育士の資格であったり、あと心理職として、精神保健福祉士の資格をお持ちの方等が活躍されているところでございます。  2点目の御質問のほかの3施設も含めた、これからの活用というところでございますが、今現在虐待の対応を行っているところは、南砂子ども家庭支援センターの1施設になります。同じ法人ですので、やはりその辺のノウハウ、それにつきましては、今後、地域の子ども家庭支援センターでも、訪問等の活動を行っていこうということを考えておりますので、そのノウハウは、法人内で引き継いでいけるのかなと考えているところでございます。また、雲柱社につきましては、ほかの自治体でも虐待の対応を行っておりますので、その辺の人材については、非常に潤沢に持っていると我々のほうでは考えております。  以上でございます。 30 ◯委員長  よろしいですか。ほかにはいかがでしょうか。 31 ◯磯野繁夫副議長  これはどちらも賛同という立場で、ちょっと1点確認したいんですけれども、この南砂子ども家庭支援センター、虐待とか養育困難な環境にある家庭をサポートしているということで、私も何年か前に相談者を直接連れていって、確かに迅速、的確な対応をしていただいているなというのは肌で実感しております。  1点お聞きしたいのは、令和2年度から、区こども家庭支援課養育支援係と合わせて江東区子ども家庭総合支援拠点と位置づけて、区の虐待対応の統括機能のさらなる強化を図るということなんですけれども、一応、合体したということで、強化が図られるということなんでしょうけども、具体的にソフト部分で、こういうふうに強化が図られるということをちょっと解説していただければと思います。 32 ◯児童相談養育支援担当課長  南砂と区の体制を合わせて、総合支援拠点にしたところでございますが、基本的には、これまでどおり丁寧に虐待対応を行っていくということには変わりありません。国のほうで、総合支援拠点として求められる機能としまして、保健所等との連携ですとか、あと心理職の配置をしまして、そういった虐待を受けた御家庭の心理的ケアですとか、そういった方向に力を入れていくように求められておりますので、今回、南砂のほうで心理職を増配置しまして、そういったところ、適切に対応できるように、体制の強化を図ったところでございます。  以上でございます。 33 ◯磯野繁夫副議長  分かりました。しっかりお願いしたいと思います。  今、コロナ禍で、大変にこれから、特にこれからですね、いろいろこう状況が変わってきて、それこそいらいら、心理的にですね、される親御さん達が増えてくると思います。  そのときにやっぱり一番弱いところにですね、しわ寄せが来ますもので、この虐待に関して、本当にアンテナを張ってですね、ぜひこの江東区からはですね、悲惨なことがないよう注意していただければと、このように要望しておきます。 34 ◯委員長  ほかにはいかがでしょうか、よろしいですか。  それでは、こちらも議案でございますので、お諮りいたします。  本案、区長提案のとおり可決することに御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 35 ◯委員長  では、御異議ございませんので、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  その旨、議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題4 議案第97号 こども発達センターの指定管理者の指定について 36 ◯委員長  次に、議題4「議案第97号 こども発達センターの指定管理者の指定について」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 37 ◯障害者施策課長  それでは、議案第97号、こども発達センターの指定管理者の指定について御説明いたします。  資料4を御覧ください。  前回委員会で当該センターについては、非公募選定による旨報告いたしましたが、今回は選定結果を踏まえ、令和3年度以降についても引き続き指定をお願いするものです。  1ページ、1ですけれども、特定非営利活動法人こどもの発達療育研究所を引き続き候補者としております。指定期間は令和3年4月1日から5年間です。  2、選定方法のうち非公募の理由につきましては、障害特性を十分把握して、利用者との信頼関係が確立されていることなどから非公募とし、選定方法としては、事業計画書などの書類審査、書類では確認できない部分については、ヒアリング、現地確認による実地調査の2点について総合的に評価を行いました。  2ページには、3、選定の経過として、これまでの選定スケジュールを記載しております。  3ページをお願いいたします。  4の選定結果になります。評価項目のうち、IVの施設管理を除き、いずれの項目も8割以上、合計得点率も8割以上を獲得し、A評価となっております。  5の選定理由ですけれども、障害児の福祉推進に取り組む十分な適格性と安定したサービスの確保が期待できることから、引き続き現法人を指定管理者の候補者として決定した次第です。  説明は以上となりますけれども、よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願いいたします。 38 ◯委員長  それでは、本案につきまして質疑を願います。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 39 ◯委員長  それでは、直ちにお諮りをいたします。  本案、区長提案のとおり可決することに御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 40 ◯委員長  御異議ございませんので、区長提案のとおり可決することに決しました。  その旨、議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題5 議案第98号 障害者福祉センターの指定管理者の指定について 41 ◯委員長  次に、議題5「議案第98号 障害者福祉センターの指定管理者の指定について」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 42 ◯障害者施策課長  それでは、議案第98号、障害者福祉センターの指定管理者の指定について御説明いたします。  資料5を御覧ください。  前回委員会で当該センターについては、非公募選定による旨報告をいたしましたが、今回は選定結果を踏まえ、令和3年度以降についても引き続き指定をお願いするものです。  1ページ、1ですけれども、社会福祉法人江東区社会福祉協議会を引き続き候補者としております。指定期間は令和3年4月1日から2年間となります。指定期間につきましては、江東区社会福祉協議会が地域福祉計画の策定に併せ、地域福祉の推進に向けて取組を充実させていく方針であること、及び令和6年度に計画されている大規模改修工事との兼ね合いから、令和5年3月末までの2年間として、前回委員会で報告させていただいたところでございます。  2、選定方法のうち、非公募の理由については、障害特性を十分把握し、利用者との信頼関係が確立されていることなどから非公募とし、選定方法としては、書類審査、書類審査では確認できない部分については、実地調査の2点について、総合的に評価を行いました。  2ページには、3、選定の経緯として、これまでの選定スケジュールを記載しております。  3ページをお願いいたします。  4の選定結果です。評価項目のうち、IからIVまでが7割台、V、VIが8割以上、合計得点率が7割台となり、B評価となっております。評価項目Iのうち、財務診断結果に基づき、財務状況が6割、項目のIIのうち、職員の福利厚生、健康管理の項目が6割台でしたけれども、財務の安全性については問題がなく、また、職員の離職率も低い状況を確認し、センターの運営を任せる上で十分な運営能力を有していることが認められたものというふうに認識してございます。  5の選定理由ですけれども、障害者の地域福祉推進に取り組む十分な適格性と地域社会との良好な関係を構築していることなどから、引き続き現法人を指定管理者の候補者として決定した次第です。  説明は以上となりますが、よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願いいたします。 43 ◯委員長  それでは、本案について質疑を願います。 44 ◯正保幹雄委員  今回指定期間が2年というような短期間の指定について提案されていますが、今、障害者施策課長さんのほうから2つの理由が掲げられました。地域福祉計画の策定等ですね、それから、令和6年度に大規模改修工事があるというような2つの理由でした。それでこの江東区の障害者、2つの理由ですけれども、その後ですね、その後のこの管理運営は、まずどういうふうに考えているのか伺いたいと思います。 45 ◯障害者施策課長  社会福祉協議会の指定管理期間終了後の運営形態につきましては、引き続き指定管理者を中心とした運営ということを考えてございます。 46 ◯正保幹雄委員  この障害者福祉センターですけれども、これはもう障害者、また、障害児の福祉向上を図るための江東区の中核、コア施設、基幹的な役割を担っているセンターです。この障害者福祉センターをですね、今後どのような機能、どのような役割を持った施設にしていくんだろうかなというふうに考えていますけれども、その点、ちょっとお伺いしたいと思います。 47 ◯障害者施策課長  指定管理者が2年後に変更となること及び大規模改修を控えていることから、障害者福祉センターの在り方につきましては、今年度から来年度にかけて、障害福祉部として、その在り方の検討をしていきたいというふうに考えてございます。  正保委員御指摘のとおり、センターとしての中核的な機能の強化を見据えて、センターの在り方については、考えていきたいというふうに考えてございます。 48 ◯正保幹雄委員  障害者福祉センターですけど、今、御答弁聞くと、これからその在り方について検討していくというようなお答えでした。それで、この施設の大事な将来像、また、今後の明確なビジョンなしにですね、社会福祉協議会から2年後には委託先を変えるということを前提とした短期2年間限りの指定は、私はおかしいというふうに思います。  ましてや、指定替えしたらすぐに大規模改修が令和6年から予定されているということです。やはり改修の準備段階から改修中、改修後、こういう至るまで福祉の維持・向上を考えた場合に、連続的に見据えた場合には、やはり、指定期間を5年間にして、区直結の社会福祉協議会が引き続き役割を果たしていくということが、一番よいことだというふうに考えています。  今後の障害者福祉センターの在り方、位置づけ、ビジョンがはっきりしないままの指定替え前提の短期委託、これについては、私は問題があるというふうに考えています。 49 ◯委員長  御意見の表明ということで。ほかにはいかがでしょうか、よろしいですか。  それでは、ここでお諮りをしたいと思います。  本案、区長提案のとおり可決することに御異議はございませんか。          (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) 50 ◯委員長  それでは、御異議がございますので、挙手によって採決をしたいと思います。  区長提案のとおり可決することに賛成の委員の方は挙手を願います。                 (賛成者挙手) 51 ◯委員長  結構です。多数であります。よって、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  その旨、議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題6 議案第99号 障害者通所支援施設の指定管理者の指定について 52 ◯委員長  次に、議題6「議案第99号 障害者通所支援施設の指定管理者の指定について」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 53 ◯障害者施策課長  議案第99号、障害者通所支援施設の指定管理者の指定について御説明いたします。  資料6-1を御覧ください。  まず、前回委員会で非公募選定による旨報告した施設についてです。選定結果を踏まえ、令和3年度以降についても、引き続き指定をお願いするものになります。  1ページ、1ですけれども、第二あすなろ作業所及び東砂福祉園は、社会福祉法人東京都手をつなぐ育成会、亀戸福祉園は、社会福祉法人江東楓の会を引き続き候補者としております。指定期間は令和3年4月1日から5年間となります。  2、選定方法のうち非公募の理由については、障害特性を十分把握し、利用者との信頼関係が確立されていることなどから非公募とし、選定方法としては書類審査、実地調査の2点について総合的に評価を行ったところです。  2ページには3、選定の経緯として、これまでの選定スケジュールを記載しております。  3ページをお願いいたします。  4の選定結果となります。まず、第二あすなろ作業所ですが、評価項目のうち、I、III、VIの項目で8割以上、II、IV、Vの項目で7割台となり、合計得点率としては、8割以上を獲得し、A評価となっております。  また、東砂福祉園ですが、評価項目のうち、I、III、VIの項目で8割以上、II、IV、Vの項目で7割台となり、合計得点率は79.1と、僅かに8割に及ばないB評価となってございます。  評価項目IVの施設管理のうち、効率的な施設管理が7割台ということでしたけれども、施設管理を任せる上で、十分な運営能力を有していることが認められたものというふうに認識してございます。  4ページをお願いいたします。  亀戸福祉園ですけれども、評価項目のうち、I、III、VIの項目で8割以上、II、IV、Vの項目では7割台でしたが、合計点が8割以上を獲得し、A評価となってございます。  5の選定理由ですけれども、2法人、3施設とも障害者の福祉推進に取り組む十分な適格性と、安定したサービス確保が期待できることから、引き続き現法人を指定管理者の候補者として決定した次第です。  続きまして資料6-2を御覧ください。  前回委員会で公募選定による旨報告をした、あすなろ作業所について選定結果を踏まえ、候補者を決定し、指定管理者の指定をお願いするものになります。  1ページ、1ですけれども、社会福祉法人江東楓の会を新たな候補者としております。指定期間は5年間となります。  2、選定方法としては、事業計画書などの書類による第一次審査を行い、4割以上の得点を獲得した法人を通過とし、その後、実地調査、ヒアリング、プレゼンテーションの二次審査を行い、第一次審査、第二次審査を合わせた総合評価を行いました。  2ページには、3、選定の経緯として、これまでの選定スケジュールを記載しております。  3ページをお願いいたします。  4の選定結果です。(1)の応募状況ですけれども、1事業者から申込みがあったところです。(2)の第一次審査結果では、合計得点率が8割以上を獲得し、A評価となっております。また、(3)の第二次審査結果におきましても、合計点で8割以上を獲得し、A評価となっております。
     4ページをお願いいたします。  総合評価となります。第一次審査、第二次審査の合計点が8割以上となり、A評価となっております。  5の選定理由ですけれども、候補者は、利用者特性に応じた支援に力を入れており、経験のある職員の配置計画となっていたとともに、利用者自身に自己選択できる機会を多く取り入れ、利用者を尊重したサービス提供が期待できることから、社会福祉法人江東楓の会を指定管理者の候補者として決定した次第です。  説明は以上となりますが、よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願いいたします。 54 ◯委員長  本案につきまして質疑を願います。 55 ◯正保幹雄委員  今回は応募が1法人のみ申込みということでした。それで、指定管理者候補者の江東楓の会は、信頼できる事業者だというふうに思っていますが、これまで長く社会福祉法人の東京都手をつなぐ育成会が受けていただいてきましたけれども、今回、手を挙げなかった。なぜ変わるのかと、その理由について、お聞かせいただきたいというふうに思います。 56 ◯障害者施策課長  詳細は育成会という法人の方針に基づくものになりますので、育成会のほうから聞いた話ということで、御説明させていただきますけれども、育成会としては、地域で、いわゆる区内で担える法人が出てきた場合には、その区内の法人に指定管理を委ねていくというふうに考えたところから、今回育成会は、指定管理に手を挙げなかったというふうに聞いてございます。 57 ◯正保幹雄委員  今後そうすると、利用者さんへの丁寧な説明、理解が必要だというふうに思いますけれども、その対応についてどのようにされていくのか、伺いたいと思います。 58 ◯障害者施策課長  まず、公募をする際には、保護者説明会で私とあと育成会の理事長とで保護者への説明をしたほか、今月議決を得られましたら、保護者に、新たな指定管理者の紹介をするとともに、11月以降、丁寧な引継ぎに入っていくということで、安心して4月を迎えられるような説明を、保護者にしていくという予定でございます。 59 ◯委員長  ほかにはよろしいですか。  それでは、議案でございますので、お諮りいたします。  本案、区長提案のとおり可決することに御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 60 ◯委員長  御異議ございませんので、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  その旨、議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題7 議案第100号 リバーハウス東砂の指定管理者の指定について 61 ◯委員長  次に、議題7「議案第100号 リバーハウス東砂の指定管理者の指定について」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 62 ◯障害者施策課長  議案第100号、リバーハウス東砂の指定管理者の指定について御説明いたします。  資料7を御覧ください。  前回委員会で当該施設については、非公募選定による旨報告いたしましたが、今回は選定結果を踏まえ、令和3年度以降についても引き続き指定をお願いするものです。  1ページ、1ですけれども、社会福祉法人江東楓の会を引き続き候補者としております。指定期間は5年間になります。  2、選定方法のうち非公募の理由については、障害特性を十分把握して利用者との信頼関係が確立されていることなどから非公募とし、選定方法は書類審査、実地調査の総合的な評価を行ったところです。  2ページには、3、選定の経緯として、これまでのスケジュールを記載しております。  3ページをお願いいたします。  4の選定結果となります。評価項目のうち、I、IIIが8割以上、II、IV、VIが7割台、Vが6割台となり、合計得点率は79.4と、僅かに8割に及ばないB評価となってございます。  評価項目Vのうち、利用者と地域との関わりにおいて6割台という得点率でしたけれども、施設の特性上、地域との関わりを深めることが難しい面も考慮すると、運営を任せる上で、十分な運営能力は有しているということが認められたものと認識してございます。  5の選定理由ですけれども、障害者の福祉推進に取り組む十分な適格性と、安定したサービスの確保が期待できることから、引き続き現法人を指定管理者の候補者として決定した次第です。  説明は以上となりますけれども、よろしく御審議の上、御可決いただきますようお願いいたします。 63 ◯委員長  それでは、本案について質疑を願います。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 64 ◯委員長  それでは、早速お諮りをいたします。  区長提案のとおり可決することに御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 65 ◯委員長  御異議ございませんので、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  その旨、議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題8 議案第101号 健康センターの指定管理者の指定について 66 ◯委員長  続きまして、議題8「議案第101号 健康センターの指定管理者の指定について」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 67 ◯健康推進課長  議案第101号、健康センターの指定管理者の指定について御説明申し上げます。  資料8をお願いいたします。  まず1、指定管理者候補者等については、再指定となりますけれども、公益財団法人江東区健康スポーツ公社。指定の期間は令和3年4月1日から5年間でございます。  2、選定方法につきましては、前回の厚生委員会で御報告いたしましたとおり、記載の内容によりまして、非公募でございます。今回の指定管理者の指定における候補者選定に当たりましては、書類審査及び実地調査・ヒアリングによりまして総合的に評価をいたしてございます。  3、選定の経緯及び資料次ページの4、選定結果は、記載のとおりでございます。  5、選定理由でございます。これは、4の選定結果の内容となりますけれども、提案書等の内容から、運営理念等に基づき、安全かつ良質なサービスを区民に提供する立場に立ち、利用者、施設管理、職員、保健所との連携等について、適切な施設管理運営が期待されるものでございます。  また、健康度測定に基づいた総合的な健康づくりに取り組むこと、各人それぞれの個人に応じた運動メニューの提供、会員制施設のメリットを生かした伴走型の運動支援に対する評価が高いこと。  区が昨年度改定いたしました健康増進計画についても、各施策目標に応じた事業を展開し、計画推進の原動力として期待されることなどを評価いたしまして、健康センターの指定管理者として、江東区健康スポーツ公社を選定したものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御可決賜りますようお願いいたします。 68 ◯委員長  それでは、本案につきまして質疑を願います。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 69 ◯委員長  それでは、質疑ございませんので早速お諮りをいたします。  本案は、区長提案のとおり可決することに御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 70 ◯委員長  御異議ございませんので、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  その旨、議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題9 1陳情第1号 江東区障害者福祉センターでの機能訓練事業におけ                る理学療法士との委託契約に関する陳情(継)     ◎議題10 1陳情第2号 江東区内の勤労肢体不自由者が必要とする機能訓練                支援に関する陳情(継) 71 ◯委員長  それでは続きまして、陳情の審査に入ります。  まず、これから審査をいたします、議題9「1陳情第1号」及び議題10「1陳情第2号」の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 72 ◯福祉部副参事  継続中であります1陳情第1号及び1陳情第2号につきましては、前回より特段の状況の変更はございませんでした。  以上でございます。 73 ◯委員長  本件につきましては、一括質疑を願います。いかがでしょうか。特によろしいですか。           (「なし」「継続」と呼ぶ者あり) 74 ◯委員長  継続というお声もかかりました。  本件は、一括して継続審査といたしたいと存じますけれども、その点については、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 75 ◯委員長  それでは、本件は一括継続審査といたしたいと存じます。  ────────────────────────────────────     ◎議題11 1陳情第7号 主要農作物種子法を廃止する法律の附帯決議遵守に                向けて江東区議会として声明文を採択することを                求める陳情(継) 76 ◯委員長  次に、議題11「1陳情第7号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 77 ◯健康推進課長  議題の11、1陳情第7号につきましてでございます。前回以降、状況の変化等はございません。  以上でございます。 78 ◯委員長  それでは、本件につきまして、質疑がございましたらお願いいたします。御意見はよろしいですか。           (「なし」「継続」と呼ぶ者あり) 79 ◯委員長  それでは、こちらも継続の御意見をいただきましたので、本件は継続審査といたしたいと存じますけれども、御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 80 ◯委員長  それでは、本件は継続審査といたしたいと存じます。  ────────────────────────────────────     ◎議題12 1陳情第11号 こどもの文化・芸術活動を保障するために児童劇                 場を有する児童施設の新設を求める陳情(継)           (同趣旨の陳情外2件 1陳情第23号、同第37号)     ◎議題14 1陳情第19号 こどもたちが活発に遊べる空間を持つ全天候型施                 設の江東区児童会館と、有明児童館の新設を求め                 る陳情(継)           (同趣旨の陳情外1件 1陳情第25号)     ◎議題17 1陳情第42号 こどもたちが活発に遊べる空間を持つ全天候型施                 設の江東区児童会館と、有明児童館の新設を求め                 る陳情(継)           (同趣旨の陳情外1件 1陳情第61号)     ◎議題18 1陳情第43号 こどもの文化・芸術活動を保障するために児童劇                 場を有する児童施設の新設を求める陳情(継)
              (同趣旨の陳情外1件 1陳情第62号)     ◎議題23 1陳情第59号 こどもの文化・芸術活動を保障するために児童劇                 場を有する児童施設の新設を求める陳情(継) 81 ◯委員長  次に、これから審査をいたします議題12「1陳情第11号外2件」、議題14「1陳情第19号外1件」、議題17「1陳情第42号外1件」、議題18「1陳情第43号外1件」及び議題23「1陳情第59号」の5件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたしたいと存じます。  理事者から、一括説明を願います。 82 ◯こども家庭支援課長  一括議題となりました陳情5件につきましては、特段、状況の変化はございません。  以上でございます。 83 ◯委員長  本件につきましては、一括質疑を願いたいと存じますが、いかがでしょうか。 84 ◯正保幹雄委員  この児童館ですけれども、江東区の児童館に対する評価、課題、そして今後の児童館の在り方については、これまでも幅広い機能の在り方を検討しているというような御答弁がありましたけれども、現在のこの検討状況も含めて、お聞きしたいと思います。 85 ◯こども家庭支援課長  今後の児童館の在り方についてでございますけれども、現在、こども未来部内の検討部会の中で、区の運営方針あるいは国の児童館ガイドラインを踏まえまして、今後の取組について具体的な検討を進めておりまして、今後、行革部会の中でもお諮りをした上で、方針としてまとめてまいりたいと考えてございます。  具体的には乳幼児子育て支援から、小学生、そして中学生までの居場所づくり、切れ目のない子育て支援も含めた児童館の役割についての見直し、それから、他の子育て施設との連携等々、児童館が今後果たすべき役割についてを具体的に検討しているところでございます。  以上でございます。 86 ◯正保幹雄委員  一つ、このスケジュール感ですけれども、それはどのように今考えているのかという点、それから、今小さな乳幼児から、小中学生までということですけれども、児童館が18歳までということで、高校生までの居場所として利用できるというふうになっています。  それでこのこども・子育て支援計画をつくるに当たってですね、調査結果も報告をされていますけれども、やはり児童館というのは、大体乳幼児や小学生が使う対象の施設だというふうな、どうも印象があるようです。  ですから、児童館の本来の強みもアピールして、企画や周知についてもやっていくべきだというふうに考えていますし、特に文化芸術活動を担うことができるような、そういう様々な企画、これもぜひやっていただきたいと思いますけど、そういうところのちょっと御見解を伺いたいと思います。 87 ◯こども家庭支援課長  まず、スケジュール感でございますけれども、本区の行財政改革計画におきましては、令和2年度中に、児童館に関する運営方針を改定するというふうに規定されてございますので、この計画にのっとって、先ほど申し上げました他の乳幼児施設との連携等についても含めて、検討してまいりたいと考えてございます。  それから、こどもたちの健全な育成に資する具体的な事業や、催物等々につきましても、これは今回のこの行財政改革計画における方針の見直しの中でも、議論しているところでありますが、やはり具体的に現場の館長も含めたレベルアップ会議というものを立ち上げてございますので、こうした現場レベルの会議体の中でも、具体的な事業については、検討してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 88 ◯委員長  よろしいですか。ほかにはいかがでしょうか。よろしいですか。 89 ◯酒井なつみ委員  1点要望ですけれども、その計画に当たっては、子どもの権利にのっとった視点も忘れずに、こどもの視点で文化芸術活動を保障できているかという点を考慮していただければと思います。お願いいたします。 90 ◯委員長  はい、御意見、御要望をいただきました。  ほかにはいかがでしょうか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 91 ◯委員長  御意見、御要望もいただいておりますので、こちらも継続審査ということにしたいなと思いますけれども、一括して継続審査といたしたいと存じますけれども、御異議はございませんでしょうか。よろしいですか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 92 ◯委員長  それでは、御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題13 1陳情第15号 東電福一事故由来の放射性物質による影響を知る                 ための健康診断実施の陳情(継) 93 ◯委員長  次に、議題13「1陳情第15号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 94 ◯保健予防課長  議題13、1陳情第15号でございますが、本陳情につきまして、前回本委員会での説明後、状況に特段の変更はございません。 95 ◯委員長  ということであります。本件につきまして、質疑を願います。よろしいですか。 96 ◯酒井なつみ委員  すみません、1点確認したいんですけれども、この甲状腺の検査については、私もちょっと勉強しておりますけれども、どうするべきかというところは、正解がないのかなというふうに感じておりまして、区としては、検査をする考えというのは、検討された結果、ないということでよろしいんでしょうか。その根拠についても再度御説明いただければと思います。 97 ◯保健予防課長  これまで、区による区内の空間放射線量、あるいは土壌の放射線の測定結果でございますとか、今、区や都が空間放射線量を測定しておりますけれども、そうした結果いずれも国の対応方針、あるいはガイドラインが示す高い線量が検出されてないところでございます。  また、福島県は、酒井委員御存じのとおり、放射線やがんの専門家からなる県民の健診を行っておりますけれども、その評価部会について、これは昨年6月でございますけれども、取りまとめを行っておりまして、甲状腺がんと放射線量の関連は認められないとする見解を取りまとめているところでございます。  こうしたことから、現時点で、放射性物質による影響を知るための健康診断を実施する予定は、区としてはございません。 98 ◯委員長  よろしいですか。根拠等をお示しいただきました。  先ほど継続というお声もかかっておりましたが、ほかにはよろしいですかね。              (「なし」と呼ぶ者あり) 99 ◯委員長  それでは、本件は継続審査といたしたいと存じますけれども、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 100 ◯委員長  では、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題15 1陳情第21号の1 保育園・幼稚園児童等の散歩や園外活動の安全                  を求める陳情(継)     ◎議題16 1陳情第26号 保育園児の散歩や園外活動の安全を求める陳情                 (継)     ◎議題19 1陳情第44号 保育園児の散歩や園外活動の安全を求める陳情                 (継) 101 ◯委員長  続きまして、これから審査をいたします議題15「1陳情第21号の1」、議題16「1陳情第26号」及び、議題19「1陳情第44号」の3件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 102 ◯保育計画課長  前回以降からの経過ということで、緊急安全点検の進捗の御報告でございます。既に安全対策を実施したものというのが、このたび約50件という形になりました。今後、順次対応を実施していくものが約20件、対策の可否や内容を引き続き関係所管で検討していくものが変わらず6件という状況でございます。  以上でございます。 103 ◯委員長  御説明いただきました。本件につきまして、一括質疑を願いたいと存じますが、いかがでしょうか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 104 ◯委員長  それでは、引き続きチェックをしていくということで、本件につきましても、そうした意味で一括継続審査といたしたいと存じますけれども、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 105 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題20 1陳情第51号の1 介護保険・障害者支援用のレンタル車椅子の改                  善を求める陳情(継) 106 ◯委員長  続きまして、議題20「1陳情第51号の1」を議題といたします。 理事者から、説明を願います。 107 ◯障害者支援課長  議題20、1陳情第51号の1でございますけれども、前回委員会の報告以降、特段の変更はございません。  以上でございます。 108 ◯委員長  それでは、本件についてはいかがでしょうか、質疑を願います。よろしいですか。           (「なし」「継続」と呼ぶ者あり) 109 ◯委員長  それでは、継続とお声かかっておりますので、本件につきましても継続審査といたしたいと存じますが、御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 110 ◯委員長  それでは、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題21 1陳情第54号の2 受動喫煙防止強化・禁煙外来受診促進・路上喫                  煙注意促進に係る陳情(継) 111 ◯委員長  続きまして、議題21「1陳情第54号の2」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 112 ◯歯科保健・医療連携担当課長  1陳情第54号の2につきましては、前回の報告から特段の変更はございません。 113 ◯委員長  それでは、本件についてはいかがでしょうか。質疑を願います。よろしいですか。 114 ◯酒井なつみ委員  1点質問させてください。禁煙外来の助成制度が始まっていると思うんですけれども、その成果などは出ているんでしょうか。喫煙者を減らすということに関して、あと、健康増進に努めることという陳情内容ですので、そちらの報告があればいいなと思いました。 115 ◯歯科保健・医療連携担当課長  コロナの影響によりまして、本来でしたら6月から申込みの開始をする予定でしたが、延期をいたしまして、10月からこの登録を開始しておりますので、10月1日から7日までの実績でございますが、57件でございます。そのうちのほとんど45件は、電子申請によって行われている状況でございます。 116 ◯委員長  よろしいですか。いいですかね。酒井委員、よろしいですか。延期されて10月1日から始まっているということですね。  引き続きこちらも継続的に見ていきたいと思いますけども、その意味で継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 117 ◯委員長  それでは、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題22 1陳情第56号の1 発達障害者支援法に従い、こどもから成人まで                  の発達障害者を手厚く支援することを求める陳                  情(継) 118 ◯委員長  続きまして、議題22「1陳情第56号の1」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 119 ◯健康推進課長  1陳情第56号の1でございます。3課にまたがっているところでございますけども、私のほうから御説明させていただきます。  本件につきましては、いずれの趣旨につきましても、前回以降、状況の変化等はございません。  以上でございます。 120 ◯委員長  それでは、本件につきましてはいかがでしょうか、質疑を願います。よろしいですか。           (「なし」「継続」と呼ぶ者あり) 121 ◯委員長  継続というお声もかかっておりますので、それでは、本件も継続審査といたしたいと存じますけれども、御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 122 ◯委員長  それでは、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題24 1陳情第60号の1 保育の無償化・待機児童解消・保育士の処遇改
                     善のための必要な措置を求める陳情(継)     ◎議題26 1陳情第71号 公定価格の改善、待機児童解消、保育士の処遇改善                 のための必要な措置を求める意見書の提出を求め                 る陳情(継) 123 ◯委員長  次に、これから審査をいたします議題24「1陳情第60号の1」及び議題26「1陳情第71号」の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題としたいと思います。  理事者から、一括説明を願います。 124 ◯保育課長  ただいま一括議題となりました2件の陳情につきましては、前回説明した内容から特段の変更はございません。  以上でございます。 125 ◯委員長  それでは、本件につきまして、一括質疑を願いたいと存じますが、いかがでしょうか。特によろしいですか。 126 ◯板津道也委員  継続審査でお願いしたいんですけど、こちらの2件につきまして、一般質問の制限解除をぜひお願いしたいと思うんですけど、よろしくお願いいたします。お諮りいただきたいと思います。 127 ◯委員長  それでは、ただいま板津委員から御意見をいただきました。一般質問における質問事項の制限解除ということでありますけれども、各委員の御意見を伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。特に、御異議はございませんか、よろしいですか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 128 ◯委員長  よろしいですか、異議なしということで。御了解をいただけたというように認識をいたします。  それでは、本件のこの陳情に関する内容について、一般質問ができるように、議長宛て申し入れたいと存じますけれども、改めてよろしいでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 129 ◯委員長  では、御異議ございませんので、本件に関しては、一般質問ができるように制限の解除、議長宛てに申入れをいたします。  併せまして、本件は一括継続審査といたしたいと存じますけれども、よろしいでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 130 ◯委員長  それでは、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題25 1陳情第63号 江東区障害者差別禁止条例の策定に関する陳情                 (継) 131 ◯委員長  続きまして、議題25「1陳情第63号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 132 ◯障害者施策課長  1陳情第63号、江東区障害者差別禁止条例の策定に関する陳情につきましては、前回以降、特段の変更はございません。 133 ◯委員長  それでは、本件についてはいかがでしょうか、質疑を願います。よろしいですか、特に質疑は。           (「なし」「継続」と呼ぶ者あり) 134 ◯委員長  それでは、継続というお声もかかっておりますので、本件につきましては、継続審査といたしたいと存じますけれども、御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 135 ◯委員長  本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題27 2陳情第3号 障害者福祉施設リバーハウス東砂及び障害者受け                入れに関する陳情(継) 136 ◯委員長  続きまして、議題27「2陳情第3号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 137 ◯障害者施策課長  2陳情第3号、障害者福祉施設リバーハウス東砂及び障害者受け入れに関する陳情ですが、前回御質問のありました、区内に重度の遷延性意識障害のある方の人数について御報告いたします。  区では、特定の症状の人数を漏れなく把握することは困難であるため、重度の遷延性意識障害のある方と同じ状況と考えられる方、具体的には、医療的ケアが必要な重度の肢体不自由者等で、身体介護、家事援助、移動支援などを総合的に行う重度訪問介護サービスを利用して、在宅での生活をしており、寝たきり、意思疎通が困難で、家族と同居している方を調べてみますと、9人ということになります。  説明は以上です。 138 ◯委員長  調査の結果の御報告をいただきました。本件につきましてはいかがでしょうか、質疑を願います。 139 ◯中嶋雅樹委員  お聞きするところによると、障害の御当人とそしてまた、介護されている御家族の方、若干ここへ来て状況が変わっているようですので、ちょっとその点、少し御説明いただきたいなと思います。 140 ◯障害者施策課長  前回委員会以降、陳情者の方とお会いして、それ以降の聞いている状況としまして、短期入所を利用することができない、状況の悪化ということがあったということを聞いてございます。 141 ◯中嶋雅樹委員  この問題というか、課題はやっぱり我々もそうですし、行政のサービスのちょっと隙間みたいなところを強く感じます。これからやっぱり、しっかりとこの部分、そういった方々を支えるすべというようなものをしっかり考えていかなければいけないということを思いますので、ぜひ継続ということなんですけれども、ちょっと整理して、この状況に合った形で出し直していただくというようなことはいかがかなと思いますが、どうでしょう。 142 ◯委員長  委員の方、いかがでしょうか。御意見よろしいですか。 143 ◯正保幹雄委員  私もせんだって委員長と陳情者にお会いをしてお話を聞きました。報告ありましたように、当事者、御主人の病状が悪化をしたということで、御本人も動揺されていて、御本人のお話からすると、やはり陳情を議会に提出されて、委員会で審議をされるに当たって、やっぱり毎回傍聴しなければならないという、そういうお考え、それで傍聴されていたと思います。  また事前に厚生のですね、委員さんにもきちっとやっぱりこう丁寧に説明をして、審議をしてですね、ぜひ実現してほしいという思いが強い、非常に誠実な方といいますか、そういう方に感じられました。  それでお話を伺ったところ、リバーハウス東砂の問題、それから、ショートステイの問題、先ほど中嶋委員からも支えるすべについてですね、発言がありましたけれども、御本人の思いは、この陳情の審議は引き続きしてほしいと。しかし、なかなかそういう状況もあるので、今までと同様の対応はできないけれども、そういうふうなことをおっしゃっていました。  ですから、引き続き厚生委員会で、この大事な中身のある深い陳情であります。国や都、また、江東区だけでは解決ができないという問題もありますけれども、真摯に対応していきたいなというふうに思っているところです。  以上です。 144 ◯委員長  中嶋委員からの御提案というか、お話につきましても今の思いは多分、同様なんだろうと思っております。正保委員からの御意見もですね。つまり引き続き、この内容については、この厚生委員会の場でも議論を深めていきたいと。  ただ一方で、その実態というか、実情というか、ということに即した内容にしたほうが、今後の議論が進めやすいというか、深まりやすいというのではないだろうかと、こういう御提案かなというふうに思っておりますが、そういう御理解でよろしいですかね。 145 ◯磯野繁夫副議長  中嶋委員の継続していくということにはね、賛同です。内容を改めるということなんですけど、この当初の陳情ですと、リバーハウス東砂に限定したね、そこに施設をみたいな感じになっているんですけども、陳情者の本意としては、要するに江東区内にそういったしかるべきね、どこでもいいんだけれども、そういう施設があることを求めているということですので、この限定することをね、外していただいて、それでまた出し直していただく。そういうことでどうかなというふうに思っております。 146 ◯委員長  恐らく中嶋委員も同様の御意見だったのかなというふうに認識しておりますが、いかがでしょうかね。共通しているんだろうと思うんですが、では、正保委員、改めて。 147 ◯正保幹雄委員  言われていることはよく分かります。陳情者はリバーハウス東砂に限定をしているわけではないと思います、文面を読みますと。現に緊急一時保護をしているこのリバーハウス東砂があるということ、そこを利用できるように改善をしてほしいということ。そしてまた、ショートステイなどこういう施設が江東区にはやっぱり、まだまだ不足をしていると。だから、充実をしてほしいと、この二本立ての陳情だというふうに思います。  それでこの3点で、引き続き継続をするべきだというふうに思いますけれども、今の話の中で、今塩浜に新たな障害者の入所施設がつくられようというふうになっています。進んでいます。  それでやっぱり御家族のレスパイトを含めてですね、医療的ケアの方が利用できる、受入れが可能な、緊急一時保護の受入れを含めて、その体制はどうなっているのかと。  それから、そういう障害者の関係者の方々から、新たな入所施設は、こういう機能を持った施設にしてほしいというような要望も、各方面から出されているというふうに聞いていますけれども、そういったところをちょっと御説明いただきたいと思います。 148 ◯障害者施策課長  塩浜で整備を進めております障害者入所施設につきましては、短期入所も併せて整備する予定でございます。公募要項の中では、一定の医療的ケアの必要な方についても、受入れができるようにということを明記しているところでございまして、今後、整備運営事業者と協議を進めていくというところでございます。  以上です。 149 ◯委員長  いかがでしょうか。確認いたしました。  今の質疑で行われたようなことも含めてですね、この件については、ぜひ継続審査として議論を続けていきたいと思いますけれども、ただ、おっしゃられた趣旨を拝見したときに、いわゆるリバーハウス東砂に施設が限定されているんじゃないかという部分もね、確かに読めなくはないので、そうしたことも含めてですね、陳情者の方の御意向は改めて確認させていただきたいというように思います。また、そうした対応につきましては、正副委員長で協議をした上で、適切に対応していきたい、その上でまた、御報告したいというふうに思いますけども、そうしたことでよろしいですかね。  では、そのようにさせていただきます。  それも含めまして、継続審査といたしたいと存じますけれども、御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 150 ◯委員長  それでは、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題28 2陳情第5号 産婦健康診査の助成事業の新設を求める陳情(継) 151 ◯委員長  次に、議題28「2陳情第5号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 152 ◯保健予防課長  議題28、2陳情第5号ですが、昨年12月から本年2月にかけて、東京都が都内産科、産婦人科のある医療機関、およそ500ですが、に対して、産婦健康診査実施状況についてアンケート調査を行いました。  この結果といたしまして、産後1か月健診はほとんどの医療機関で実施されているけれども、産後2週間健診は実施しない医療機関が多いこと、あるいは他院で出産した産婦について、産後健診を受け入れる医療機関は少ないこと、また、産後鬱の評価について、未実施の医療機関が多いこと、それから、精神科医療機関との連携に困難を感じる産科医療機関があることなどが、課題として確認されたところでございます。  この結果は、東京都医師会でありますとか産婦人科医会にも還元されまして、都全体で行う産婦人科健診実施に向けて解決されるべき課題として、都や区市町村ともに認識されたところであります。  出産が必ずしも住所地のある区市町村内の医療機関で行われないことから、産婦健診の助成は都全域で行う必要があると考えておりますけれども、感染症対応の中、議論が今進んでないところではあります。  以上でございます。 153 ◯委員長  本件につきましては、いかがでしょうか、質疑を願います。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 154 ◯委員長  アンケートの結果の御報告をいただきましたけども、引き続きウォッチをしていきたいというふうに思いますので、それでは、本件も継続審査といたしたいと存じますけれども、御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 155 ◯委員長  本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題29 2陳情第30号 柔軟仕上げ剤等に含まれる香料の成分表示などに                 関する陳情(継) 156 ◯委員長  議題29「2陳情第30号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 157 ◯健康推進課長  2陳情第30号につきましてでございます。前回の委員会以降、状況の変化等はございません。  以上でございます。 158 ◯委員長  それでは、本件につきまして質疑を願います。           (「なし」「継続」と呼ぶ者あり) 159 ◯委員長  それでは、継続とお声がかかっておりますので、本件は継続審査といたしたいと存じますけれども、御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 160 ◯委員長  それでは、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項8 使用料等の特例的措置について 161 ◯委員長  それでは、次にいきます。これから審査を行います陳情につきましては、報告事項8と密接な関係があることから、ここで審査順序を変更して、まず報告事項8の報告を聴取し、その後に陳情審査に入りたいと存じます。  よろしいですかね。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 162 ◯委員長  それでは、報告事項8「使用料等の特例的措置について」を議題といたします。  理事者から、御報告を願います。 163 ◯こども家庭支援課長  それでは、報告事項8につきまして御説明いたします。  資料は16-1を用いて御説明をさせていただきます。  本区の各施設の使用料等の見直しにつきましては、本年第1回定例会におきまして、関係条例の御議決をいただいた上で、使用料が改定されており、本委員会におきましては、児童館の夜間の施設使用料について、江東区児童館条例を御審議、御可決いただいております。
     しかしながら、現在の新型コロナウイルス感染症の大きな影響がある中で、施設利用についても様々な制約や、利用者の負担を総合的に勘案し、区独自の支援策として、今般特例的措置を行うものであります。  まず、1、特例的措置の内容ですが、今月1日から改定後の使用料となるところを、令和3年3月31日までの利用分については、改定前の料金に据え置くことといたし、2、対応方針にありますとおり、指定管理施設及び区の直営施設ともに、改定前の金額といたします。また、利用者への周知についてですが、9月1日の区報やホームページ、各施設での掲示等により周知を図ってございます。  (3)その他といたしまして、令和3年4月1日利用分からは、改定後の料金が適用されます。また、2)として、新型コロナウイルス感染症を理由とするキャンセル時の使用料等を全額返還する取扱いは、9月30日で終了しており、10月以降は従来どおりの取扱いとしております。3)として、今回の措置による予算への影響額は補正第5号に盛り込んでおりますが、区全体の影響額は7,016万円余でございます。  また、児童館全体におきましては、18施設のうち、施設使用料を徴収する貸出施設は9施設有してございますけれども、9施設全体で影響額は約6万7,000円の歳入減と見込んでございます。  最後に資料16-2といたしまして、江東区使用料検討委員会の報告を添付してございますので、後ほど御参照いただければと存じます。  本件の御報告の御説明については、以上でございます。 164 ◯委員長  ただいまの御報告に関する不明な点の質疑等につきましては、この後の陳情審査の際に併せてお願いをしたいと存じます。  それでは、報告事項の聴取、以上で終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題30 2陳情第31号の3 江東区の全公共施設の使用料2割値上げ実施                  の中止を求める陳情(継)          (同趣旨の陳情外1件 2陳情第32号の3)     ◎議題31 2陳情第33号の3 江東区の全公共施設の使用料2割値上げ実施                  の中止を求める陳情(継) 165 ◯委員長  それでは、議題30「2陳情第31号の3外1件」及び議題31「2陳情第33号3」の2件につきましては、ともに関連する陳情でございますので、これを一括議題といたします。  なお、2陳情第31号の3につきましては、追加署名簿が提出されておりますので、事務局より報告を願います。                 (事務局報告) 166 ◯委員長  それでは、理事者から、一括説明を願います。 167 ◯こども家庭支援課長  本陳情2件につきましては、ただいま御報告いたしました特例的措置のほか、特段、状況の変化はございません。  以上でございます。 168 ◯委員長  それでは、報告事項8と併せまして、一括質疑を願いたいと存じます。いかがでしょうか。 169 ◯川北直人委員  まず、報告事項のほうで、特例的措置のことを御報告、細かくいただきました。この対応には本当に感謝を申し上げます。  陳情の取扱いなんですが、今、御報告の中にありましたとおり1定で、我々もこの利用料改定につきましては、議決をしている立場といたしまして、値上げの中止を求めるという趣旨の陳情については、賛成しかねるという立場から、ぜひ委員長には取下げを含めた意向確認をですね、陳情者の方と話し合っていただきたいというふうに思います。  その上で、今回特例的措置をしていただいたことについて、大変ありがたいんですけれども、昨日の企画総務委員会のほうでも我が会派の考えといいますか、気持ちとして、今の段階では今年度いっぱいに限っているこの利用料の改定の据置き措置について、コロナウイルス感染拡大の状況というのはまだまだ予断を許さない状況の中で、今年度に限るところをですね、その状況いかんでは延長するということについて、昨日の企画総務委員会でも求めているんですが、この点について児童館所管の担当課として、いかが御所見をお持ちでしょうか、伺います。 170 ◯こども家庭支援課長  使用料の引上げ、あるいは今回の措置につきましては、区全体としての考え方、措置でございます。  一所管といたしましては、先ほど申し上げましたように、児童館そのものでの引上げについては、金額的に6万7,000円の影響でございますけれども、やはり同じ区の施設使用料を検討するに当たっては、同一に検討の場で検討すべきだと考えてございますので、今後コロナの影響につきましては、当然、川北委員おっしゃるとおり、区民生活のいろいろな場面で影響が出てくると思いますけれども、今回の特例的措置については、一旦年度末までということで決定されておりますので、そのとおりに進めてまいりたいと考えてございます。  以上です。 171 ◯川北直人委員  現段階のお考えはよく分かりましたが、会派としてしっかりその状況に応じた対応を要望しておきたいと思います。  以上です。 172 ◯委員長  ほかにはよろしいですか。 173 ◯正保幹雄委員  今の川北委員のほうからも話がありましたけれども、この感染状況については、今後どうなるのか。ちょっとやっぱり見通しがなかなか持てないような状況になっています。そういう中で延長もですね、検討すべきということですけど、私もそういうふうに思っています。  それでこの陳情を詳しく読みましたら、陳情の理由にですね、この新型コロナ感染で収束のめどが立ってないと、利用者の負担軽減をさせるために10月からの実施を中止してほしいと、こういう旨の記述がされています。  したがいまして、陳情の取扱いについては、この特例的措置の3月31日時点、コロナ感染状況がどうなっているか分かりませんけれども、その状況を見てですね、判断をすることが妥当かというふうに思います。  したがって、継続ということでいいんじゃないかなというふうに思います。 174 ◯委員長  ほかにはいかがでしょうか。 175 ◯板津道也委員  先ほど川北委員の話の中で、その状況を見てということなんですけど、状況を見るというのは、じゃあいつの時点まで勘案して、要するに2月なのか、それとも3月の末のぎりぎりまで考えてから打ち出していくのか、その辺の区全体でお考えになるというお話なんですけど、その辺、御答弁いただける方、いらっしゃいますかね。 176 ◯こども家庭支援課長  今回の使用料の特例的措置につきましても、財政課を中心とする検討から始めて、区全体の施設を所管する課長が集まった検討会の中で、検討されてきたという経緯がございます。そうした中で今後もコロナの状況について、どの段階で誰が判断するかということになりますと、やはりその状況的には先ほど申し上げましたように、お声かけは財政課なり企画、総務、そういった部門で御検討されるのではないかなというふうには考えてございますが、今の段階で誰がというところについては、私からは御答弁は申しかねます。  以上でございます。 177 ◯大塚副区長  今回、やはりいろいろ議会等の意見をいただいた中で、今年度中については、使用料についてはこういう形の特例的措置を取らせていただいてございます。  今、川北委員のほうからいただいた話については、私もお聞きしましたので、区として、当然これを決めていくに当たっては、この資料にあるとおり、使用料検討委員会の中で検討を進めたところで、最終的にはまた、区として判断をしたところでございます。  今後コロナの状況等を踏まえた形でという形にはなりますけれども、現時点で言える部分については、まず、この特例的措置を3月31日まで、きちんと対応させていただいて、引き続きコロナの状況を見た上で、また、相談をさせていただければと思っていますので、今日は御意見を承ったという形でお願いをしたいと思います。  スケジュールについては、当然ながら、やはり利用者の方の関係もありますので、そういうことも十分に念頭に置いて、検討していかなければいけないという部分だというふうに考えますので、本日については議会からそういう御意見を承ったということで、お願いいたします。  以上です。 178 ◯委員長  よろしいですか。 179 ◯磯野繁夫副議長  私の意見としましてはね、この20%値上げも決定されました、これはもう全庁的なものと、それからあと、将来もずっとこう考えたときの判断ということで、これはコロナとね、切り離して考えなければいけないと思いますので、この陳情に関してはね、委員長、副委員長のほうでね、取下げのほう、折衝していただければと、このように思っております。 180 ◯委員長  よろしいですかね。  各委員の御意見をいただいたところであります。また、副区長を含め、理事者からの御答弁もいただきました。  全体として今年度いっぱいの対応については、議会側からの要望もしっかり酌んでいただいて、御対応いただいたということについては、各委員とも評価をされていると。  その上で、状況に応じた対応を今後も求めていくと、この点については、各委員、これ総意というふうに申し上げてよろしいのかなというふうに思っております。  その上で、先ほど御答弁の中にありました区全体としての対応だと。つまり逆を言えば、議会全体としての対応ということも必要なのかなというふうに思っております。昨日の企画総務委員会でのお取り計らいも含めて、議会全体としての対応といったことも、頭に入れて対応していかなきゃいけないと、その陳情者の方の御意向の確認も含めてということだというふうに認識をいたしましたので、この点につきまして、思いは共有をしながら、この陳情の取扱いにつきましては、正副委員長で意向確認も含めて、協議をさせていただきたいというふうに思いますけれども、その上で、本日のところは継続審査といたしたいと存じますけれども、この点については、いかがでしょうか。よろしいですか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 181 ◯委員長  それでは、そうした取り計らいとさせていただきます。御了解いただきましたので、本件は一括継続審査といたしたいと存じます。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項7 新型コロナウイルス感染症への対応状況について 182 ◯委員長  それでは、次にまいります。この後審査をいたします陳情につきましては、報告事項7と密接な関係があることから、審査順序を変更いたしまして、まず、報告事項7の報告を聴取して、その後に陳情審査に入りたいと存じますけれども、よろしいですね。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 183 ◯委員長  それでは、報告事項の7「新型コロナウイルス感染症への対応状況について」を議題といたします。  理事者から、御報告を願います。 184 ◯保健予防課長  報告事項7、新型コロナウイルス感染症への対応状況についてでございます。  資料は15でございます。御覧願います。  まず、1、区内感染者数の推移ですが、9月30日現在、区民の感染者数の累計は867人でございます。  別紙1を御覧願います。  別紙1、このグラフは、東京都が把握している本区区民陽性者に関する確認状況について、情報提供を受けまして、まとめたものになります。なお、東京都が発表しております各区市町村の日別の発生状況は、東京都が把握し、確認作業をした日に計上しているものと思われますけれども、本日お示ししたものは、各医療機関から所在地の保健所に発生届が出された日付で計上しておりますので、東京都の発表内容とは一致しておりません。  グラフを見ていただきますと、5月25日の緊急事態宣言解除後の状況は、7月に入り新規陽性者がまた増え、7月下旬から8月中旬にかけて発生の山があり、それは8月20日頃から、また減少傾向が見られましたけれども、9月に入って1日平均5人程度で下げ止まっている状況でございます。  別紙1の2ページを御覧いただきます。  検査結果陽性者の男女別と年代別の状況でございます。男女別では、東京都全体と同傾向でございまして、男性のほうがやや多くなっているところでございます。年代別におきましても、東京都と同様、20代から30、40、50代が中心でございます。  少し補足いたしますと、最近の状況として、9月は20代、30代、40代がそれぞれ20%前後となっているところでございます。  次に、別紙2を御覧いただきます。  これは電話による相談件数の日別の状況を示すグラフになります。緊急事態宣言解除後、7月に入り感染が拡大すると、相談件数は再び増加しまして、7月20日に300件を超えてピークとなりまして、その後は減少し、9月に入ると1日100件前後の相談が続いております。9月の末日現在の延べ相談件数は2万2,055件になります。  資料15にお戻り願います。  3、PCR検査数でございますけれども、江東区保健所実施数は3,239件でありまして、うちPCRセンターでの検査数は2,378件でございました。  資料15の2ページ目をお開き願います。  6、区内医療機関等における対策でございますが、非常勤として採用いたしました公衆衛生専門医と各医療機関・施設等との感染拡大防止のための対策会議を計29回開催いたしました。  次に、8、今後の対応でございますけれども、これまでの経緯を踏まえまして、今後の感染症流行期に備えた対応の準備を進めてまいります。区内医療機関とも連携いたしまして、検査体制の拡充を進め、また、相談業務や患者搬送業務についても検証いたしまして、改善に努めてまいります。  説明は以上でございます。 185 ◯委員長  可能な限り直近の数字を、御報告をいただいたつもりであります。  本件に関する不明な点等への質疑につきましては、この後の陳情審査の際に併せてお願いをしたいと存じますので、以上で本報告は終了とさせていただきます。  ────────────────────────────────────     ◎議題32 2陳情第40号の2 新型コロナウイルス感染拡大防止のための情報                  公開とPCR検査の実施に関する陳情     ◎議題33 2陳情第41号の1 新型コロナウイルス感染時における情報公開等                  の陳情     ◎議題34 2陳情第43号 江東区内の保育園の感染症対応に関する陳情     ◎議題35 2陳情第45号の1 新型コロナウイルス感染者再拡大防止のための                  検査体制強化を求める陳情     ◎議題36 2陳情第46号の1 エッセンシャルワーカーズなどへのPCR検査                  体制の強化を求める陳情     ◎議題37 2陳情第48号 江東区内保育園の新型コロナウイルス感染症対策                 についての陳情 186 ◯委員長  それでは、次に審査をいたします議題32「2陳情第40号の2」、議題33「2陳情第41号の1」、議題34「2陳情第43号」、議題35「2陳情第45号の1」、議題36「2陳情第46号の1」及び議題37「2陳情第48号」の6件につきましては、ともに関連する陳情でございますので、これを一括議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より順次朗読を願います。                 (事務局朗読) 187 ◯委員長  以上6件ですね。理事者から、順次説明を願います。 188 ◯健康推進課長  まず、詳細な情報公開についてでございます。詳細な公開に当たりましては、患者様の了承を得ることを基本としてございます。公開を望まない患者様が少なからずいること、また、公開することにより、感染拡大防止のために迅速性が求められる積極的疫学調査への協力が得られないことが危惧されることから、現状の公開内容となっているところでございます。  次に、保健所従事者の定期的なPCR検査についてでございます。  現在、PCR検査は、症状のある方や濃厚接触者など、必要な方に迅速に受けていただくことで、感染拡大を防止しているところでございます。このため、保健所の従事者も同様の考えでございます。定期的な検査を行う予定はございません。  次に、近い将来、希望する人にPCR検査が実施できるようにしてほしいということにつきましては、現時点では、必要な方に迅速に受けていただき、感染拡大防止を図っているところでございます。検査対象に係る国の動向を注視してまいります。  次に、病院や検査機関の協力を得て、ドライブスルーを含むPCRセンターをつくり、区で検査装置を購入してくださいということにつきましては、4月から江東区医師会の協力でPCRセンターを開設しておりまして、検査装置については、東京都の検査機関が十分に対応していることから購入の考えはございません。  次に、保健所職員を増員し、専門家チームの設置を進めてくださいということにつきましては、公衆衛生医師を非常勤で雇用するとともに、外部人材の活用を図りながら、オール保健所体制で患者の発生状況等に応じた迅速、的確な対応を図ってきてございます。  次に、予算を国、都に要請し、区の基金を活用してくださいということにつきましては、国や都の補助金を活用しながら対応してきております。今後も適切な予算対応を図ってまいります。
    189 ◯障害者施策課長  まず、障害者施設の職員については、症状のある職員または濃厚接触者となった職員を対象に、行政検査としてPCR検査を実施しているところです。その他の職員につきましては、今のところ区として検査を実施する予定はございません。  次に、障害者施設の入所者に対する検査については、昨日可決された東京都補正予算において、都が感染症対策強化事業の中で、障害者支援施設の新規入所者へのPCR検査費用を補助対象とする予定と聞いてございます。  また、入所施設ではございませんが、本区におきましては、区内の障害者グループホームの新規入所者にPCR検査を実施する運営事業者に対して、検査費用を補助する事業を今回の補正予算にて要求しているところです。  以上です。 190 ◯保育計画課長  まず、保育園職員へのPCR検査についてですが、7月1日以降、各園ではマスクの着用、消毒の徹底、あるいは行事の見直しを行う等、感染拡大防止策を継続し、細心の注意を払いながら運営している状況でございます。  また、園職員につきましては、発熱ですとか呼吸器症状が認められる場合は出勤せず、症状がある場合は医療機関を受診して、医師の判断により適宜PCR検査が実施されており、園職員への定期的なPCR検査につきましては、現在のところ実施する予定はございません。  次に、保護者等への保育園登園自粛要請文書の発出についてでございますが、区内認可保育園は、7月以降通常どおり運営を行っており、現時点で登園自粛要請を行う予定はございません。  なお、保護者から勤務先に対し、区の対応について御説明が必要な際は、区のホームページにおいて、7月1日以降の区内認可保育園の対応に関するお知らせを掲載しておりますので、こちらを御活用いただくようにお願いしてございます。  次に、都や国に対する法令及び設置基準の改善要望についてでございますが、幼いこどもたちが集団で長時間過ごす保育園では、こどもをあやしたり、あるいは身体的接触のある遊び等を通じて、こどもと保育士との間で愛着関係を結んだりしながら保育を行うことが重要でございます。また、こども同士でも集まって遊ぶことは日常的であるため、設置基準等にかかわらず、密な環境を排除することは困難な状況であるというふうに考えてございます。  区といたしましては、安心・安全な保育環境を整えるべく、厚労省の保育所における感染症対策ガイドライン等に基づき、引き続き感染拡大防止策の徹底に取り組んでまいります。  次に、保育園職員の不適切な処遇や、保護者への威圧的な休園要請が行われないための区からの指導強化についてでございますが、園職員の処遇につきましては、厚労省からの通知に基づき、既に区からも各園に向け保育の提供の縮小等に伴う、職員の賃金及び年次有給休暇等の取扱いに関して、適切な対応を求めておるところでございます。  また、園が保護者に対して、威圧的な登園自粛要請を行うようなことがないよう、保育が必要な御家庭には保育が確実に提供されるよう、適宜指導してまいります。  次に、新型コロナウイルス感染症対策に係る指針策定及び当該指針の指導監督についてでございますが、区で臨時休園後の保育園再開に当たっての留意点というものを作成いたしまして、区内認可保育園に周知してございます。引き続き、感染拡大防止策の徹底を各園に指導監督してまいります。  最後でございます。待機児童問題の解決のための1,000人規模の認可保育園の定員増についてでございますが、区といたしましては、新長期計画やこども・子育て支援事業計画におきまして、地域別の保育需要を的確に見込むとともに、公有地の活用等、多様な手法を用いながら効果的な認可保育施設の整備を推進してまいります。  以上でございます。 191 ◯保育課長  育児休業取得者の復職期限の延長についてでございますが、現在各保育園にて拡大防止に努めながら通常保育を実施しており、認可保育園への入園を希望する御家庭との公平性を担保するため、育児休業取得者の復職期限の延長は、9月末をもって終了したところでございます。引き続き、国や都の動向を注視してまいりますが、現時点におきましては、復職期限の延長を行う考えはございません。  次に、新型コロナウイルス感染への危惧から辞退した方の、次年度入園への配慮についてでございますが、令和2年度の入園に当たりましては、入園を辞退された方に対しまして、利用調整において、辞退者が再度お申込みをした際のマイナス2点の減点を一律適用しないこととしており、令和2年度中は引き続き適用いたします。  なお、10月末から受付を開始いたします、令和3年度4月入園申込みに当たりましては、次年度の取扱いとなるため、そもそも今年度の辞退による影響はなく、マイナス2点の減点はございません。  次に、保育士の増員配置でございますが、各園の保育士の配置人数につきましては、園児の定員に応じて定められているところでございまして、必要な人員について確保されていると認識しております。今後につきましても、引き続き適正な保育士の確保、配置に努めてまいります。  以上でございます。 192 ◯こども家庭支援課長  児童館におきましては、現在3密対策といたしまして、事前予約制により利用人数を制限した上で運営してございます。そのほか来館時の検温やマスク着用をお願いしておりますので、今後もこうした対策を継続してまいります。したがいまして、職員へのPCR検査を実施する予定はございません。  理事者からの説明は以上でございます。 193 ◯委員長  12時になりましたけれども、この陳情審査までは引き続き行いたいと思いますので、御協力よろしくお願いいたします。  一通り理事者から説明を願ったところであります。それでは、本件につきまして先ほどの御報告事項も含めて、一括質疑を願いたいと思います。 194 ◯酒井なつみ委員  御報告ありがとうございました。PCR検査を一般の方、症状がない方のスクリーニングのために、拡充して行うかというところに関しては、私自身は行政検査をきちんと行うべきであり、不安の解消のために拡大する必要はないというふうに考えておりまして、区の方針に賛同しております。  そこで、質問をさせていただきたいのが情報公開に関してです。議会の中からの質問にもありましたとおり、今行っている報告だけでは不十分ではないかという声が区民の方からも寄せられてきております。この情報収集や公開はどこの責務になるのか調べてみましたら、感染症法で都の責務というふうに書かれておりました。そういった理由で、区としてはこれまで詳しい情報の公開を行ってこなかったかと思います。  ですが、区の施策を考えていく上では、入院患者数であったり重症者数、あと、医療が逼迫していないかという情報であったり、あとは、軽快してもう元気になられた方がどのくらいいるかといった分析などは、議会には報告していただければなと思っておりまして、情報公開の在り方に関しては、今後、区の責務とはされておりませんけれども、区民の方のニーズなども考慮して検討していただければなと思っております。  港区が、感染症専門アドバイザーを配置したりとか、あとは豊島区が、区として独自に分析した情報を公表したりとかして、少しずつ独自の動きが見られているかなと思っておりますけれども、その情報公開や、あとは施策に取り組むに当たって、区として主体的に行っていくという考えなど、お聞かせいただければと思います。 195 ◯保健予防課長  情報の公開に当たりましては、先ほど述べたところもございますが、患者の了承を得るのを基本としながら、公開を必ずしも望まない患者さんもなかなかおられるということで、もう一つは、公開することによりまして、感染拡大防止、大変大事な調査がなかなか患者の信頼を、損ねるといいますか、得られない中で、協力が得られないというのは非常によろしくないところでありまして、そういうところから、今の公開内容となっているところでございます。  それから、専門家のアドバイザー等のお話もございました。本区では、公衆衛生学の専門家、公衆衛生学会から派遣いただいている医師に、感染症の様々な大事なアドバイス等をいただく機会を設けておるところでございます。  主に、感染症調査でありますとかその分析等々を一緒に行っていただく、非常に専門的なところで、アドバイザーといいますかね、専門知識をお貸しいただき、区の感染症行政を進める医師に来ていただいておりまして、そういう意味では、非常に区の感染症を分析し、対応を一緒に考えていただく専門的な知識を得る方を雇用しているところでございます。 196 ◯酒井なつみ委員  言葉足らずで申し訳ないです。個人情報を公開しろと言っているわけではなくて、お伝えしたように入院患者とか重症患者数、あとは感染経路ですね。以前は夜のまちが多いと言われておりましたけれども、豊島区の分析では、家族、同居が18.1%と今は最多となっていて、感染経路が少しずつ変わってきているということで、そういった意味で、家庭内での感染対策を呼びかけるであったり、様々な活動ができるかなと思っておりまして、その点について見解を伺いたいと思います。 197 ◯健康部次長  御指摘の入院の患者数、重症者数、あるいは医療の逼迫、警戒状況、それから、今の御質問の経路の状況についてでございますけども、東京都が発表しているものについては、東京都が都内の医療機関から直接情報収集をされております。区の保健所を経由してございません。  一部、他区でそのような情報を公表されているというのは承知しておりますけれども、私どもとして例えば入院された方については、江東区内に限らず東京都全体で調整していただいて、入院していただいているところから、各区市町村の病院等にお問合せをしなければいけない。  なかなか今医療機関においては、多少一時に比べれば入院患者数減ってきておりますけども、医療の厳しい状況については、引き続き厳しい状況が続いているとい状況の中で、なかなか毎日そういう情報を頂戴するというのは現時点で難しいかなというふうに思ってございます。  それから、感染経路については、ある程度私どもが承知している部分については、分析といいますか、確認は取れております。9月の状況を若干御説明させていただきますと、やはり不明の方が半分強いらっしゃいます。それから、家族の関係が2割強、それから、職場の関係が1割強という状況でございます。この辺はちょっとパイが、患者数がやっぱり東京都全体と比べると限られますので、これが江東区内の状況として果たして評価すべきものかどうかというのは、ちょっと検討の余地が必要かなと思いますけども、公表に当たってはちょっといろいろなことを考えながら検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 198 ◯酒井なつみ委員  御説明いただき、ありがとうございました。  先ほどは不必要にPCR検査を拡大する必要はないというふうに申し上げましたけれども、昨日都が議決されたように、医療従事者や介護の施設で働いているスタッフの方に関しては、感染リスクや伝播するリスクが高いとされておりまして、必要な検査、それは科学的根拠に基づいて必要とされた施策に関しては、今回は都が実施するものと聞いておりますけれども、そういったことは積極的に活用していただければと思っておりますので、よろしくお願いします。 199 ◯川北直人委員  1つ、2つ確認も含めてなんですが、まず、資料のほうで御提示いただいております7の区民相談の中で、従業員感染時の対応照会ということで、企業の方から相談が寄せられているんですけども、これ具体的な内容分かりましたら、お知らせいただきたいということが1つ。  それと陳情につきましては、今日は新規付託なので、それぞれ継続でお願いしたいんですが、特にエッセンシャルワーカーズ、この間コロナ禍の中でも本当に医療従事者はもちろんですけれども、介護従事者ですとか様々な方々が本当に頑張っていただいている中で、その方々へのPCR検査をということを求めるものが、非常に多くあります。  私も先ほど出ましたが、我々も行政検査でしっかり囲い込みをしながら、拡大を防いでいくという今の姿勢、やり方については、そのとおりだというふうに思っているんですけれども、参考までに一番分かりやすいのが2陳情第46号の1で、1点目に書かれています医療機関、保健所、障害者・福祉施設、保育園、児童館の従事者、ここだけで区内で、どれぐらいの人数になるかというのは把握されているかというのが2つ目です。  それと、濃厚接触と認められることによって行政検査に移行していくんですが、いろいろ見ますと、この濃厚接触と認められる場合の根拠というのが、大体1メートル以内にマスクなしで15分とか、いろいろこう書かれているんですけれども、本区が濃厚接触者と判定するときの根拠というのは、どういったもので用いられているのか、その3点かな、だけ伺います。 200 ◯保健予防課長  まず1点目の相談件数の中で、企業からどういう相談が多いかでございますけれども、様々な企業ございますけれども、一番多いのは、従業者やお客様、その企業に来られる来訪者等が患者になった、診断された、あるいは濃厚接触者になったが、どうしたらよいのかという具体的な相談が多うございます。次は、そこから感染するのを防ぐため、あるいは一般、日々の状況の中で、その企業様ごとの感染予防策をどうしたらいいのかというのが次に多いような状況でございます。  一番多いのが区民からの相談でございまして、次は企業、その次が医療機関からの相談になります。  それから3番目、濃厚接触者と判断する基準でございます。これは、国でありますとか、国立感染症研究所、国ですが、国が示している濃厚接触者に当たる基準がございますので、それに照らし合わせて、あと微調整といいますか、うちは公衆衛生の専門家が来ていただいておりますので、そこの御判断によって、国の基準に基づいて微調整といいますか、そこの知恵も生かしながら、判断しているところでございます。 201 ◯委員長  人数、大まかでもお答えなられる方いらっしゃいますか。 202 ◯保育計画課長  私のほうから、保育施設の人数のほうをお答えさせていただきます。区内の認可保育所、小規模保育所、それから認証保育園ですね、こういった保育施設合計しまして、約5,300人の方々がこれは保育士さんだけではなくて、調理の方々も含めて、この人数の方が働いていらっしゃるという状況でございます。  以上です。 203 ◯委員長  保育関係だけで5,300人、ほかは出ないかな。 204 ◯こども家庭支援課長  児童館につきましては、公設民営の児童館も含めまして約100名程度の方が従事されているところでございます。 205 ◯委員長  ボリューム感は分かったかなと思いますけど。 206 ◯川北直人委員  すみません、人数の件はもし後ほどでも結構なんで、分かれば参考までに教えてください。  それで先ほどの企業からの相談ということで、感染者が出たときの対応というのが、やっぱり結構、ポイントといいますか、重要だなというふうに思っていまして、というのは企業さんは当然、営利活動として企業の経営をしていく中で、信用でもって成り立っているケース、大半あるんですけれども、やはり感染者が出てしまった後というのは、取引先の方々との関係性だったり、そういったことに結構直結してくる。特に食品会社さんとか、気にされている方々が非常に多かったんで、どういう状況かなというのを伺いました。  濃厚接触というのは先ほどありましたけれども、1メートル以内に15分いるとかいろいろ書いてあるんですが、その上で微調整していただいているという、この微調整というところが明確にお答えできないと思うんですけれども、ここ私すごいこれが、微調整が重要だなって勝手に認識しているんですが、要は定義で完全に当てはめて、この人は濃厚接触です、ここから外は濃厚接触じゃありませんって、ばしっとこう切ってしまうと、本当にちょっとした違いで受けられないことが、逆にいろいろな形で仕事にだったりだとかに影響してくるということがあると思うんですけれども、この辺、相談者の方もしくは感染者が出て濃厚接触を判定していくというときに、いろいろと御考慮いただいているんだと思うんですが、その辺の御所見を再度いただけますか。 207 ◯健康部長  会社内、それから施設内等で患者が出たときに、どこまでを濃厚接触者にするかということですが、これは江東区におきまして、私たちは先ほど申し上げました公衆衛生学会の専門医を非常勤医師として雇用しておりますので、その医師とともに保健所職員の医師、それから、保健師等専門職と一緒に行って、現場の調査をまずいたします。  その中で、どういう配置の中でその患者さんがいて、こういうふうに動線というんですか、動きがあったと。それからあとはその仕事の内容ですね。そして、全体の換気を見ます。換気はどうなっているのかと、独立した換気なのか、それとも、例えばフロア全体の換気なのか、それから窓の数、人の出入り、そういったことを総合的に判断して環境衛生学会、それから、国が出しているガイドラインの数値を基に、担当者と検討カンファレンスというか状況を確認しながら、最終的にはそういった専門医との意見交換をしながら、どなたを濃厚接触者としていくか、定めているところでございます。 208 ◯川北直人委員  ありがとうございます。大変安心をいたしました。健康の確認のためのPCR検査が、もちろん行政検査の位置づけですけれども、既に社会活動、経済活動が動きつつある中で、やはりそのことによって経済活動がこう、下がってしまうとか、縮小してしまうということがないように、万が一があったときの企業側のそういった懸念をですね、ぜひ払拭していただくように、現場のほうでは御努力を引き続き積んでいただければというふうに思います。  以上です。取りあえず陳情は継続でお願いしたいと思います。 209 ◯正保幹雄委員  まず、報告のほうですけれども、今後の対応の中で、この東京都との契約による行政検査を実施している機関との連携、そして、検査体制の拡充ですけれども、現在ですね、そういう医療機関幾つになっているのか、また、今後の拡充をですね、どういうふうに進めていくのか、もう少し具体的にお聞かせいただきたいと思います。  それから、相談業務の民間委託ということですけれども、これは相談業務の全体なのか、その相談業務のどういったところを委託されるのか、また、感染者の搬送の対応についてもどんな課題があるかですね、認識されているのか、また、どう改善をされていこうとしているのか。ちょっと今後の対応についてはもう少し詳しい説明をお聞かせいただきたいと思います。 210 ◯保健予防課長  まず、東京都との契約による行政検査を実施している区内医療機関でございますけども、現在37医療機関が東京都と契約を結んでおるところでございます。  それから、今後の課題の中で相談業務等の課題、民間へ委託を進めておりますけれども、そうした相談業務の課題でございますけれども、一つは、今も1日100件前後の相談が参ります。そういう相談一件一件に専門性をちゃんと持ちながら、区民に寄り添った形で相談ができるよう、お願いする方々の技術も含め的確に、しかも優しく寄り添って相談できるように、その体制を保っていくというのが課題でございます。そういうふうに今もしておりますけれども。  それから患者さんの搬送でございます。搬送は陽性の確定診断がされた後、指定の医療機関に搬送するわけですけれども、その際、必要な方を迅速に、それから、様々な症状ある方おられますので、それが安全に運べるように、そういうのが課題となっているところでございます。 211 ◯健康部次長  ただいま保健予防課長から御説明したとおりですけれども、少しちょっと補足させていただきますと、相談の委託の内容でございますけれども、看護師の資格を持っている方にお願いしてございます。  一義的には、まず8人の民間の方に、8回線の電話を取っていただきまして、いわゆるその健康相談的なところについては、その場で相談内容にお答えしてもらっています。  これがまた有症状者で、何らかの医療機関とつなげなければいけない、PCR検査につなげなければいけないという部分については、民間委託の方から区の保健師なりにつないでもらうと、そういうような仕事の内容をお願いしているところでございます。  それから、患者搬送の関係でございますけれども、搬送に当たっては保健師なり、あるいは症状によっては医師職が同乗しなければならないルールになってございまして、これが一時は1日に4件、5件というような患者搬送をしなければいけないような状況がございました。  保健師につきましては、保健相談所あるいは健康推進課から応援体制を取って対応してございますけども、本来であれば、やはり積極的疫学調査ですとか、そういった部分に保健師などは充当したいなという、我々としてはそういう考えでおりまして、ここの部分を何か違う形で患者搬送はできればというのは、最近圧倒的に軽症者が多いものですから、区の職員が直接ではなくて、会計年度任用職員ですとかそういったところの活用はできないかというところで、今検討しているところでございます。  以上でございます。 212 ◯正保幹雄委員  分かりました。それで、この今感染拡大も一向に収まる気配がないんですけれども、陳情にありますようにPCR検査、広くですね、エッセンシャルワーカー中心に検査をするという点ですけれども、区は現在、症状のある方、そしてまた、濃厚接触者に対するPCR検査ということでやられていますけれども、実際、感染を拡大させていく、蔓延させていくという点での防疫ということを考えますと、無症状だけれども感染力がある方、これがなかなか今の検査体制では、なかなかこれは見つけにくい、見つからないと、こういう問題があるかと思いますけれども、そういう点では、こういう保育園ですとか高齢者施設だとか、そういう施設におけるこの検査ですね、定期的な検査については、やっぱり考えるべきじゃないかなというふうに思いますけれども、ちょっと改めてその点もお伺いしたいと。  それから、情報公開の範囲ですけれども、例えばこういう要望が私のところに来ていますけれども、区の保育園では既に園児が感染しているんだけれども、自分の子が保育園で感染しないかと考えると、とてもその不安だと。  お隣の墨田区では、保育園名もですね、公表していると。江東区でもせめて園名だけでも公表してくれないだろうかというようなことが寄せられていますけれども、なかなかその自治体によっては公表範囲がまちまちで、それがかなり混乱を呼んでいるというふうにも思います。  そうすると、区の地域防災計画や何かを見ますと、東京都は指定感染症が発生をした際の、個人の人権も含めた情報の公開範囲というものを特定をされていますけれども、その特定の内容、項目、それと本区の情報公開をしている範囲はですね、ちょっと本区のほうが少し小さいといいますか、情報範囲が狭いんじゃないかなというふうに思いますけれども、ちょっと自治体間の本当の近隣との情報の格差についてですね、様々な保健所のしかるべき都の段階や23区の段階で、その情報の公開範囲については、いろいろ様々な意見が取り交わしていると思いますけれども、ちょっとそういう状況についてお示しをいただければなというふうに思います。 213 ◯健康部次長  今回の新型コロナウイルス感染症の拡大が始まった頃から、どのように公開していくかというのは、東京都と都内自治体との間でいろいろ話がございました。そうした中で、基本的には東京都のほうが対応するというのが、一つの東京都内の考え方の整理となりました。  その後、東京都がいろいろな形で少しずつ情報の内容を広げてきたというのが現状でございます。各区市町村でそれぞれ違う対応を取られているわけですけども、この辺りは、それぞれの自治体のお考えの下でされているのかなと。  私どもとしては、繰り返し御説明させていただいているように、基本的には、患者の方の御意向なども踏まえますと、なかなかこれ以上の拡大というのは難しいかなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 214 ◯健康部長  追加で、感染拡大蔓延のおそれがあるというようなお話もいただきましたけれども、私ども先ほどお話に出ました積極的疫学調査と言いまして、保育園なり学校施設等で患者さんが出た場合には、必ずその現場に専門医、公衆衛生医師、それから、私どもの医師、職員が行きまして、徹底的な調査をし、また、聞き取りの時間にも丁寧にしまして、それによってどなたまでが濃厚接触者になるかということで、必ず濃厚接触者になる方、感染のおそれのある方を追っております。  よって、確実に検査が必要な人を私どもでお話しして、検査を受けていただくことができ、それを即座にやっていることが、今まで実績として積み上がってきました。  ですので、最近におきましては、何回も繰り返し、感染が同じ施設で繰り返していくとか、あるいはどんどん患者が増えていくと、そういったような状況が、今のこの実績のとおり、このような方法で積み重ねてきた知識と経験が役に立っているのかなと思いまして、私どもとしましては、その確実な患者さんを捉えることにまずは全力を置く。そして不必要に不安をあおらない、そういったことを最終的に勘案いたしまして、今のような情報の出し方というのをしているところでございます。 215 ◯正保幹雄委員  それで陳情のもう一点ですけれども、復職期限の延長についても記述があります。それで復職期限の延長については、9月末までということですけれども、その結果ですね、この9月に結果的に退園をされた方がどのぐらいいらっしゃるのか。  それから、中にはですね、今年の4月に辞退をされて、5月に再度再入園が決まったんだけれども、復職の延長の発信のタイミングもあって、育休延長をされないということで辞退をした人もいます。  そういう方は来年の4月の入園については、先ほど答弁があった影響はないというような判断ですけれども、こういった辞退者に対する配慮、加点についても考えてほしいというような声が届いていますけれども、そういった点ですね、もう一度区のお考えを伺いたいというふうに思います。 216 ◯保育課長  まず1点目、育児休業をされていた方で、退園をされた方がどれぐらいというところでございますが、現時点で、私どもで確認をしている中で退園をしているという情報に関しては、報告は上がってきておりません。  過去、育児休業延長措置を終了する段階において、公立保育園で一度も登園がその時点でなかったという実績に関しまして、公設公営園に関しましては、園児が2名、登園をしていないという状況でございました。  また、私立園につきましては、9月30日までに登園実績が全く確認できないという園児がいた場合については、相談、報告をするようにやり取りをしていたところでございますが、そういった報告につきましても、現時点では受けていないことから、対象者といたしましては、現時点では我々としては把握していない状況でございます。  次に、加点についてでございますが、令和3年度の入所に対して、今年度の辞退者に対して加点を行うということになると、令和3年度入所者と比較をしたときに、公平性の担保が保てなくなるという部分がございますので、現時点ではそういった加点については、考えていないところでございます。 217 ◯委員長  よろしいですか。 218 ◯板津道也委員  このコロナに関する陳情についても、制限解除していただかないと多分、皆さん誰も一般質問できなくなってしまうと思うんで、これの制限解除をお願いしたいということがまず第1点と、それとあと、陳情の48号の、一番最後の陳情ですね、これ最後の部分が、保育の施設のことになっているんで、そこの部分だけ4つ目をやはり先ほど制限解除していただいた、そちらと組み合わせてやっていただいたほうがいいんじゃないかなと思います。  制限解除のほうをよろしくお願いいたします。 219 ◯委員長  ただいま板津委員から御意見をいただきました。先ほどと同様でありますけれども、本6件の陳情の内容に関するですね、本会議での一般質問における質問事項の制限解除を行いたいと思いますけれども、いかがでしょうか、よろしいですか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 220 ◯委員長  御異議ございませんので、本陳情、一括でありますけれども、関する内容につきましても、一般質問ができるように議長宛てに申入れをしたいと思います。  それでは、その上で本件は一括継続審査といたしたいと存じますけれども、御異議はございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 221 ◯委員長  御異議ございませんので、一括継続審査といたしたいと思います。  それでは、ここで昼休みの休憩を取りたいと思います。再開は午後1時30分といたします。よろしくお願いします。               午後0時35分 休憩  ────────────────────────────────────
                  午後1時28分 再開 222 ◯委員長  それでは、委員会審査を再開いたしますけれども、報告事項に入る前にですね、先ほど陳情審査の中で、川北委員のほうから御発言がありました各施設の人数、大まかなところをまとめていただいたようでございますので、先に御報告をいただきたいと思います。 223 ◯こども未来部長  先ほど陳情審査の中で、いわゆるPCR検査を実施してくださいという陳情の中で、川北委員からありました御質問ですけども、まず、先ほども御答弁いたしましたように、保育施設につきましては約5,300人、それから、児童館が100人、障害者施設が1,500人、それから、保健所の職員ですけども、こちらが200人、また、医療従事者ですけども、区内に7,000人ということでございます。  以上を含めまして合計で1万4,100人と、これ概算ですけども、そのような数字になってございます。なお、特別養護老人ホーム等の高齢者介護施設については、現在調査中でございます。  以上でございます。 224 ◯委員長  ありがとうございました。早速にお答えいただきまして、ボリューム感をね、持つことができたかなというふうに思います。ありがとうございました。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項1 江東区地域福祉計画の策定について 225 ◯委員長  それでは、早速、報告事項に入ってまいります。  報告事項1「江東区地域福祉計画の策定について」を議題といたします。  理事者から、御報告を願います。 226 ◯福祉課長  資料9を御覧ください。  本件につきましては、前回の委員会で報告いたしましたが、変更となった部分があるので改めて御報告をいたします。  策定スケジュールでございます。まず、本年9月7日に第1回の策定会議を開催いたしました。その中で策定スケジュール、アンケート調査等の区民意見調査方法について御説明をいたしました。  その後、9月21日号の区報で、地域福祉計画策定の背景を説明した上で、区民が抱える福祉の課題等につきまして、区民意見を募集いたしました。加えて、区内の関係団体等に対しまして、同趣旨のアンケートをお願いしたところです。今後、これらの御意見を踏まえまして、アンケートの質問を設定し、来年の1月に区民アンケート調査を実施する予定です。当初の想定では、本年秋以降にワークショップを開催することを考えておりましたが、新型コロナウイルスの新規感染者の発生状況を踏まえまして、区民の方に集まっていただくことは困難と判断し、先ほど御説明をした方法で区民意見を集約することといたしました。  そして、令和3年6月を目途に、課題解決のための具体的な取組につきまして、区報等により、区民の意見を募集したいと思っております。その後のスケジュールにつきましては、前回委員会の報告のとおりです。  2の区民意見調査につきましては、策定スケジュールの中でも御説明をしたので、後ほど御覧いただきたく存じます。  説明は以上です。 227 ◯委員長  それでは、本件につきまして何かお聞きになりたい点、ございますでしょうか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 228 ◯委員長  それでは、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項2 江東区障害福祉計画・障害児福祉計画(骨子案)について 229 ◯委員長  次に、報告事項2「江東区障害福祉計画・障害児福祉計画(骨子案)について」を議題といたします。  理事者から、御報告を願います。 230 ◯障害者施策課長  前回の委員会で、今年度計画を策定する旨報告いたしましたが、今回は骨子案及び今後のスケジュールについて報告するものです。  1ページ、1が骨子案の概要となります。4章立てで、3章が第6期障害福祉計画、4章が第2期障害児福祉計画となります。現計画との体系変更はないところでございます。  2ページをお願いいたします。  今後のスケジュールですけれども、9月に団体説明会を終え、現在素案を策定している状況でございます。団体説明会では、精神障害者向け施策の充実や、手話言語の普及促進に向けた御意見などを頂戴したところであり、計画への反映等について検討しているところでございます。12月には素案を基に区民説明会、パブリックコメントを実施していく予定です。  説明は以上です。 231 ◯委員長  本件につきましては、何かお聞きになりたい点ございますか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 232 ◯委員長  では、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項3 新型コロナウイルス感染症にかかる障害者福祉大会等の対応            について 233 ◯委員長  次に、報告事項3「新型コロナウイルス感染症にかかる障害者福祉大会等の対応について」を議題といたします。  理事者から、御報告を願います。 234 ◯障害者施策課長  資料11を御覧ください。今年度のイベントや講習会などの対応状況を御報告するものになります。  1ページ、1の障害者福祉大会は中止といたしましたが、障害者施設に通所している障害者の工賃確保の観点から、記念品の買取りは行い、今後のイベント等で配布してまいります。  2のkotoハートフルアート展については延期とし、昨年度、亀戸などで開催予定だった地域展覧会を3月に、総合展覧会は、来年度開催する方向で調整を進めてございます。  2ページをお願いいたします。  手話講習会につきましては、(2)にあるとおり、代替の講座を9月より開催しており、51名の方が受講されている状況でございます。  説明は以上です。 235 ◯委員長  それでは、本件については、何かお聞きになりたい点ございますか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 236 ◯委員長  それでは、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項4 特別支援学校等の臨時休業に伴う放課後等デイサービス支援            等事業の実施について 237 ◯委員長  次に、報告事項4「特別支援学校等の臨時休業に伴う放課後等デイサービス支援等事業の実施について」を議題といたします。  理事者から、御報告を願います。 238 ◯障害者支援課長  資料12を御覧ください。  特別支援学校等の臨時休業に伴う放課後等デイサービス支援等事業の実施についてでございます。  まず、概要でございますけれども、新型コロナウイルス感染症拡大に伴いまして、特別支援学校等が臨時休業となったことに伴い、就学児が利用する放課後等デイサービスの利用日数、それから、利用時間が増えた場合に、それに応じて利用者負担額も増加すると、そういったことがございます。  国では、第2次補正予算において、この利用者負担額の増加分について補助するというスキームを創設し、東京都においても実施することが示されたことから、本区でも、当該事業を実施するというものでございます。  対象期間は令和2年4月に遡って1年間ということになりまして、補助対象となるのは、資料(2)の1から3に当てはまる利用者負担額ということになります。  補助スキームにつきましては、3ですけれども、利用者は既に利用者負担額を事業者に対して支払っていることから、今後、補助対象となる額について事業者を経由して、利用者の方に返還するといった流れになります。  なお、10月以降の利用分につきましては、利用者の方に負担いただく額を当初からそちらの補助対象となる額を考慮した金額とする予定でございます。  4、所要額ですけれども、最大で約2,600万円を見込んでございますけれども、詳細な積算が困難であるため、国庫補助の要望の際に算定した概算の金額という状況でございます。また、今後の具体的なスケジュールですけれども、事業者から区への再請求が11月以降、事業者から利用者への返還が12月以降ということで予定をしてございます。  説明は以上です。 239 ◯委員長  それでは、本件につきましては、何かお聞きになりたい点はございますか。 240 ◯板津道也委員  これ、大変ありがたいことだと思うんですけど、一つちょっとお伺いしたいんですけど、この利用者さんたちが当時の話、今そんなことないと思うんですけど、当時例えば本来だったら4時間目まであるのが、3時間目で終わってしまって、その後、放課後等デイサービスに行かれるときにタイムラグがあって、非常に何か保護者の皆さん、混乱されたということを聞いているんですけど、今後多分、また再流行なんていうことがあったときには、また学校のほうが時短をするみたいな形になったときに、その辺のつなぎのところをしっかりやっていただきたいと思いますけど、所管としては、その件についてどう思われているのか、お伺いします。 241 ◯障害者支援課長  学校の時間が短くなった場合でございますけれども、3月から急遽、区立学校、また特別支援学校が休校または時間が短くなった、最後は休校ですけれども、そうなった際ですね、国のほうでは、就学時、通常放デイを使っている子たちの居場所という意味も含めて、事業者に対してなるべく長い時間、お預かりができるような体制を敷いてくださいということで、国のほうから考え方が示されて、本区でも同じように、区内の放課後等デイサービス事業所に対してはお願いをしているところでございます。  また今後、仮に同じような、学校が短くなったりですとかそういった際には、国、都とかなどの状況も踏まえてにはなりますけれども、そういったこの間の居場所というところについては、必要に応じて事業所等にお願いをすると、そういった形になるかと思ってございます。  以上です。 242 ◯板津道也委員  ぜひその辺のつなぎの部分、急にこういうことになってしまうと、本当に保護者の皆さん大変だったと思いますので、ぜひその辺のケアも大変だと思いますけど、やっていただければと思います。よろしくお願いします。 243 ◯委員長  ほかにいかがでしょうか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 244 ◯委員長  それでは、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項5 多胎児家庭に対する移動経費補助について 245 ◯委員長  次に、報告事項5「多胎児家庭に対する移動経費補助について」を議題といたします。  理事者から、御報告を願います。 246 ◯保健予防課長  報告事項の5、多胎児家庭に対する移動経費補助についてでございます。  資料13を御覧願います。  多胎児の養育家庭は、一般の家庭と比べて外出時の負担が大きいことから、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの流行も危惧される中、確実に乳幼児健診でありますとか予防接種等も受けていただくために、タクシー料金を補助することで、移動負担の軽減を図るものでございます。  対象者は3歳未満の多胎育児中の世帯としまして、補助金額は1世帯当たり年間2万4,000円、タクシーで利用できる「こども商品券」で支給をいたします。  補助対象の要件として、ゼロ歳児、1歳児、2歳児において、新生児訪問や健診等の機会等に保健師などの専門職が面接を行いまして、多胎児家庭の把握とその後の支援を併せて行うものでございます。11月上旬の事業開始の予定でございます。  以上でございます。 247 ◯委員長  本件につきまして、何かお聞きになりたい点ございますか。 248 ◯酒井なつみ委員  予算委員会でも、この件を取り上げさせていただきましたけれども、この事業の補助対象の要件に家庭状況の把握ということで、面接が必要というふうになっております。その対象は、基本的には母親に来ていただきたいということでした。  多胎児を育てていらっしゃる御家族や支援している民間団体の方に、この事業についてお話ししたところ、母親と限定するのはどうかと、やっぱり御主人というか、パートナーも授乳以外のことはできて、特に今は育児参加、男性も積極的に行っている時代ですので、この対象となる、来所をお願いする方なんですけれども、個別に発送をして通知をすると聞いておりますけれども、その内容には、家庭の状況が分かる方というふうに記載していただけないかと思っております。  もちろん母親の不安に寄り添い、必要な支援につなげるという目的は承知していますけれども、じゃ御主人はそれを判断できないのかと言われると、やはり心配なところなどの聴取もできますし、困っていることが支援につながることも十分考えられますので、検討いただきたいと思いますが、見解はいかがでしょうか。 249 ◯保健予防課長  この事業を助成している東京都のママパパ応援事業を、活用してこの事業も行っているところでございますけれども、そこでは原則、母親というふうにされておるところでございますが、柔軟な対応について検討してまいります。 250 ◯酒井なつみ委員  前向きな検討をお願いします。それと委員会でも触れましたけれども、オンライン面接のニーズにも応えていただけるように要望して終わります。 251 ◯委員長  ほかにはいかがですか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 252 ◯委員長  では、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項6 高齢者等のインフルエンザ予防接種の無料化について 253 ◯委員長  次に、報告事項6「高齢者等のインフルエンザ予防接種の無料化について」を議題といたします。  理事者から、御報告を願います。 254 ◯保健予防課長  それでは、資料14を御覧願います。  毎年10月より実施しております、高齢者に対するインフルエンザ定期予防接種について、東京都の補助事業を活用いたしまして、新型コロナウイルス流行下の今年度に限りまして、自己負担額を無料とするものでございます。また、感染による重症化が同じく懸念されます、生後6か月から小学校2年生までのこどもについても、今年度に限り区の独自事業として、自己負担額を無料とするものでございます。  対象者は、2の1)、2)に記載の高齢者等と3)に記載のこどもでございます。  実施期間は高齢者は、令和2年10月1日から3年1月31日まで、こどもは今年度、国が定めた優先的な接種対象者の考え方にも倣いまして、令和2年11月1日から令和3年1月31日までといたします。  区民への周知は、対象者への個別通知を行い、区報、ホームページ等でも行ってまいるところです。  以上です。 255 ◯委員長  本件につきまして、何かお聞きになりたい点ございますか。
    256 ◯酒井なつみ委員  この季節性インフルエンザワクチンは、接種の時期の御協力ということで厚労省から通知など出ておりまして、生後6か月から小学校2年生のお子さん以外にも、妊婦、基礎疾患を有する方、医療従事者なども対象となっておりまして、10月26日月曜日以降の接種をお願いしているものです。  本区は、こどもへの無料化が決定となりまして、その点はありがたく思っておりますけれども、11月1日からとなった理由及びこども以外の接種を進めている方が対象にならなかった理由について伺いたいと思います。 257 ◯保健予防課長  まず、11月1日からの接種となった理由でございます。先ほども述べましたけれども、国が通知で、優先接種の順位を定めたところでございまして、それにも倣いながら、この補助事業といいますか、都の補助事業が、都の補正予算が通り、定まっていった、それが9月も半ば過ぎてのことでございまして、そうした中で、どのようにきちんと準備をして、区民に安全に混乱なく打っていただけるかというところで、医師会とも相談しながら、この日付で開始としたところでございます。  それから、こども以外の優先接種をやはり進められているところはございますけれども、こういった方々については、国がこういうふうに接種を進めているところもあるというのは、きっちり周知をしてまいりたいというふうに思っております。今回はこどもを優先してではないんですけども、こどもさんについて、無料接種をしていただくということにしております。 258 ◯酒井なつみ委員  特に、こども以外の医療従事者、基礎疾患を有する方、妊婦の方への無料化について、理由はちょっと述べられておりませんでしたけれども、1点確認したいところが、10月に予約をしようと思って、ワクチンの接種の予約をしている保護者の方はたくさんいらっしゃいまして、11月から無料化ということで、既に予約が取れないといった声とか不安な声が届けられております。  医師会との連携もされているということでしたけれども、個別通知なさるということですので、今年は供給量を増やして対応しているような厚労省からの通知などを、案内文に入れていただきたいと思っておりますけれども、供給量は増やしており、焦らず受診してほしいといった旨の区からのメッセージも必要ではないかと思います。もし案内の通知に入れられなくても、区のホームページに記載するなどは、検討していただきたいと思いますけれども、見解を伺います。 259 ◯保健予防課長  混乱が起きないように、また、きちんと接種を受けていただけるように、様々案内等、あるいはQ&A等で示していこうと思っております。 260 ◯委員長  よろしいですかね。 261 ◯正保幹雄委員  今回、感染の重症化が懸念をされる生後6か月から小学2年生まで全額無料と、自己負担なしということで非常によかったなと、うれしい声も届いています。  それで、ただ11月1日から実施ということですけれども、この今、酒井委員からもありましたように、10月に予約した人の、この払戻しなどないということで、今予約の取消し、取り直しで小児科クリニックが今パニックになっているというふうに聞いています。  しかも、この2週間以内に2回接種するということですので、予約を2回ですね、うまく入れないといけないということで、今予約殺到状態で、大変混乱をされているということですけれども、区はこのような事態をきちんとつかんでいるのか。急ぎ対応を図るべきじゃないかなというふうに思いますけれども、この点伺いたいと思います。 262 ◯保健予防課長  予約の件でありますとか、今回決定をし、なるべく早くお知らせを、こういうものを無償化するというお知らせを一生懸命早くお伝えしたんですけれども、その中で、様々な予約等で混乱、苦労されているという声も聞こえてくるところではございます。  こうした中ではございますけれども、医療機関、特に国の優先順位の考え方等も参考にというか、それに倣いながら、何とか順調に打っていただきたいと思っているところでございます。 263 ◯正保幹雄委員  今回は本当に急な政策決定といいますか、公費支援になったと思います。それでやっぱり10月に、もう既に予約をされて接種された方についても、お知らせのはがきとかですね、接種をしたという領収書を提出していただいたら、接種費用をこの11月1日からの方と同様にですね、やっぱり公費負担をしてあげるということが必要だというふうに思いますけれども、それ、強く要望したいんですけれども、いかがでしょうか。  それからですね、今回の予防接種の措置については、お医者さん方も非常に喜ばれていますけれども、ただ、突然のことだったので、対応に苦慮されているというふうに聞いています。  ある区内のクリニックの先生は、やっぱりこのクリニックの現場での立場からは幾つかの課題がありますということで、1つは、流行期までの接種期間が例年の3分の2ということで短くなっていること。  それから2つ目は、3密を避けるために、予約枠の制限をせざるを得なくなっていること。こういう点でですね、例年の大体3分の1程度ぐらいしか接種ができないという状況になっているということで、やっぱり接種率を高めるという点でも、手を打たなきゃいけないんじゃないかなというふうに思います。  それで、こういう先生方からは、コロナと、それからインフルエンザと、同時感染が懸念される。それを防止するためには、やっぱりインフルエンザワクチンを1人でも多くの方々に打ってもらいたいと、接種できるようにしてもらいたいということで、保育園だとか学校だとか、そういうところで集団接種をするということなどの対応を図るべきじゃないかというような御提案も、要望もいただいていますけれども、そういった点ですね、区の考え方もお示しいただきたいと思います。 264 ◯保健予防課長  まず、10月にもう打ってしまわれた方について、償還はできないんだろうかということでございますが、今のところ償還する予定はございません。  それから、接種がなかなか接種期間も含めて、短くなってしまうことについて、どう考えるかということでございますけれども、我々決定した後、なるべく迅速に始められるよう、いろいろ手配し、準備してきたところでございますけれども、今、こういう形で打っていただく、これでも接種費用を無料にし、助成することは大変できてよかったなというふうに思うところでございますけれども、準備の整え等については、いろいろ考えるところでございます。  それから、予防接種を集団で行うことで、接種の効率化等々も図れるのではないかということでございます。今回お子様の接種についても、定期予防接種も、集団接種は原則行わないことになっておりますけれども、それは接種を安全な状況で、きちんとした医療機関で、あるいはかかりつけのお医者様のクリニックで打っていただけることで、万が一の急な副反応でありますとか、そういうものへの対処ができる、あるいはかかりつけのお医者様の下で、よく体の状況も分かったお医者様が接種いただく。  定期接種も含めて今、基本的に国の予防接種の考え方は、そういう個別の接種になっているところでございまして、今回も接種いただくこどもの予防接種については、医師会とよくよくお話合いの上、個別接種していただくということにしたところでございます。 265 ◯正保幹雄委員  ぜひ10月に予約接種された方も非常に今、予約するのに大変な状況になっていますので、そういう配慮や対応、そして財政的にも、無料の対応をするというふうに強く求めたいというふうに思います。  それから保健所さんにですね、事前に届けを出せば、法的にはクリニックの外でもですね、医療行為ができるというふうにも聞いています。狭いクリニックで密を心配して、接種の数はなかなか上がらないというよりも、病気の方と接触のない環境で安全にワクチンの接種を行うことが、そういう広いところでやることが可能になっていますので、ぜひ様々なハードルがあると思いますけれども、しかし、ぜひ集団接種で接種率を高めると。  今、コロナと、それからインフルエンザの今の時期のですね、対応を逸することなく、対応を図ってほしいということを要望しておきたいと思います。 266 ◯委員長  ほかにはいかがでしょうか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 267 ◯委員長  では、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項9 保育施設の整備状況等について 268 ◯委員長  報告事項7と8は既に終了しておりますので、続きまして報告事項9「保育施設の整備状況等について」を議題といたします。  理事者から、御報告を願います。 269 ◯保育計画課長  資料17を御覧願います。  保育施設の整備状況等についてでございます。本件につきましては、第2回定例会における本委員会におきまして、御報告しておりますが、令和3年4月1日新規開設予定の保育施設等について、変更等がございましたので、御報告するものでございます。  1ページの1、令和3年4月1日新規開設予定の保育施設でございます。表の施設名の欄に米印がございます6園のうち、富岡クローバー保育園が、前回報告後に区にて事業者選定を行ったことから、今回新たに御報告するものでございます。  ほかの5園につきましては、東京都の計画承認手続等が完了しておらず、調整中とさせていただいておりましたが、その後、確定したものになります。  4ページから9ページに当該6園の所在と園の概要を記載してございます。  続きまして2ページを御覧ください。  2、利用定員を変更する既存の保育施設でございます。アゼリア保育園以下5園が、前回報告後から追加とさせていただいている部分でございます。  続きまして3ページを御覧ください。  3、移転する既存の小規模保育事業所でございます。現在東砂二丁目で運営してございますキッズフィールド東砂園でございますが、今年7月時点で12人の定員に対して、在園児が4人という状況で、また、今後の入所見込み等を考えましても、運営は厳しいということから、運営事業者より移転に係る協議がございました。協議の中で、引き続き保育ニーズが見込まれている小松橋地域への移転が可能となったことから、令和3年4月に移転するものでございます。  10ページに移転先の所在と園の概要を記載させていただいております。保育施設の設置状況等についての報告は以上でございます。 270 ◯委員長  それでは、本件につきまして、何かお聞きになりたい点ございますか。 271 ◯酒井なつみ委員  1点伺いたいんですけれども、今年度の保育定員の増は600人を目指しているということで、この4月1日新規開設予定の保育施設で、計574名となっております。年度途中に開設する保育施設は現在予定しておらず、今後も計画がないということでしょうか。 272 ◯保育計画課長  今、酒井委員から御指摘いただきました574名というのは、来年の4月に開設をする、今現在整備をしている人数になるんですけれども、今の状況でございますと、年度途中の開設というのはございません。  以上です。 273 ◯酒井なつみ委員  分かりました。待機児童の中で、自宅から3キロ圏内の施設が基準になっているところがありまして、その3キロ圏内に利用できる保育所がなかった場合は待機児童に含むというふうにされています。  その地域に新大橋一丁目と森下一丁目というのが該当しておりますけれども、そのエリアに保育園を整備する予定、もしくは困難な理由がありましたらお示しいただきたいと思います。 274 ◯保育計画課長  今の御指摘いただいた地名の地域がいわゆる白河の地域になりまして、来年の4月には約3園開設する形になってございます。引き続き地域ごとに需要を見ながら、整備のほうは進めていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 275 ◯酒井なつみ委員  この新大橋一丁目、森下一丁目という所在には、今回の新規開設園は該当しないんですけれども、その待機児童になっている方の人数に合うような立地といいますか、解消されるというふうに考えていいのか、その点お示しいただければと思います。 276 ◯保育計画課長  区といたしましては、前年の待機児童の発生状況、あるいは長期計画、こども・子育て支援事業計画、その辺りで計画に基づくその保育の量の見込み、こういったものを見ながら、ちょっと慎重に整備のほうを考えているところでございます。  ただ、今までの待機児童の出方というのを見てみますと、前年度出たからといって、必ず継続的にそこに多く出るという傾向があるというものでもないものですから、今申し上げたようなそういった分析に基づいて、今後も整備のほうは進めていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 277 ◯正保幹雄委員  様々なアンケート調査の結果を見ましても、保護者の求めているのはですね、やっぱり圧倒的に認可保育園、認可保育所、これがやっぱり希望が多いということだと思います。  それで、認可保育園を希望しても入園できなかった方、これは本区でどのぐらいいらっしゃるんでしょうか。 278 ◯保育計画課長  区として把握しております待機児童に関しましては、今年、令和2年4月1日で14名という形でございます。  以上です。 279 ◯正保幹雄委員  もう一度お伺いしますけど、認可保育園を申し込まれ、希望をされても、その認可保育園に入れなかったと、そういう方は何名いらっしゃいますか。今の14名は国基準といいますかね、そちらの数字だと思いますけれども、再度お伺いします。 280 ◯保育計画課長  申込者に対してということでございますと、先ほどの待機児童という数よりは多くなりまして、数百という形になると認識してございます。  以上です。 281 ◯正保幹雄委員  数百ですけどね、これはきちっと把握していってほしいですけれども、これがやっぱり800人、1,000人というような規模にですね、なるかと思います。  言いましたように、やっぱり認可保育園を希望されている人が多いですし、区の計画も今までは年間1,000人とか1,300人とか増やしてきましたけども、今500人程度と、3年で1,500人ということで大分落ちてきています。やっぱり500人規模というのをですね、この引き上げるということが大事になってくると思いますし、量の面だけじゃなくて、質の面からいっても、大事になってきていると思いますけども、その点、御見解をお伺いしたいと思います。 282 ◯保育計画課長  先ほども答弁させていただいているとおり、本区といたしましては、待機児童の出方、それから様々なニーズ調査、こういったものに基づきまして、本当に必要な地域にきちんと保育所が整備していけるようにということで、整備のほうは進め、待機児童の解消に向けて取り組んでいきたいというふうに考えてございます。  以上です。 283 ◯委員長  以上でよろしいですかね。              (「なし」と呼ぶ者あり) 284 ◯委員長  それでは、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項10 公有地への私立認可保育所整備における運営候補法人の選定            について 285 ◯委員長  次に、報告事項10「公有地への私立認可保育所整備における運営候補法人の選定について」を議題といたします。  理事者から、御報告願います。 286 ◯保育計画課長  それでは、資料18を御覧願います。  公有地への私立認可保育所整備における運営候補法人の選定についてでございます。  公有地を活用し、私立認可保育所を整備する計画につきまして、保育所運営候補法人を選定いたしましたので、御報告いたします。  2ページを御覧ください。  枝川一丁目都有地保育所整備計画でございます。令和4年4月開所に向け、枝川一丁目の都有地を区が借り受け、法人に転貸し、定員100人程度の保育施設を整備するものでございます。  運営候補法人といたしまして、社会福祉法人誠高会を選定いたしました。本区内での施設運営実績はございませんが、練馬区などで認可保育所3施設を運営してございます。  選定につきましては、プロポーザル方式による公募を実施いたしまして、運営企画書、財務診断などの書類による一次審査と、法人へのヒアリング等による二次審査を行いまして、総合的に審査した結果、当該法人を選定いたしました。  今後につきましては、東京都による審査を経まして、来年4月から本体工事に着手する予定です。  説明は以上です。 287 ◯委員長  本件につきまして、何かお聞きになりたい点ございますか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 288 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎閉会の宣告 289 ◯委員長  本日予定をされておりました案件は全て終了いたしました。  これをもちまして本日の委員会を閉会といたします。御協力ありがとうございました。               午後2時07分 閉会 Copyright (c) Koto City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...