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2019-10-15 令和元年防災・まちづくり・交通対策特別委員会 名簿
2019-10-15 令和元年防災・まちづくり・交通対策特別委員会 本文

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  1. 江東区議会 2019-10-15
    2019-10-15 令和元年防災・まちづくり・交通対策特別委員会 本文


    取得元: 江東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1               午前10時00分 開会     ◎開会の宣告 ◯委員長  おはようございます。ただいまから、防災・まちづくり交通対策特別委員会を開会いたします。  ────────────────────────────────────     ◎台風第19号による区の被害状況対応に係る理事者報告 2 ◯委員長  ここで委員会審査の前に、初めに、先日上陸した台風19号による本区の被害状況対応について、理事者から報告がございます。  なお、資料は席上配付させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、理事者から報告を願います。 3 ◯防災課長  それでは、私から台風19号への対応と区内の被害状況について、席上配付をさせていただきました資料に基づき御説明申し上げます。  まず、対応の流れについてです。資料をごらんください。  まず、10月12日の土曜日、朝7時に荒川下流河川事務所長より、荒川上流水位警戒レベルに到達する可能性について連絡を受けております。当初想定されていた雨量を超える雨量が想定されるという御連絡でございました。それを受けまして、9時には防災センター4階に、こちらは台風用にもともと設置を予定しておりました自主避難スペースを開設しております。  9時30分、避難勧告の検討を開始し、災害情報連絡員の参集と避難所運営職員の参集をここで図っております。  また、9時50分には、管理職全員に参集の指示を出し、態制のほうを固めております。  10時、自主避難スペースへの避難者の数が想定以上に多かったことから、避難スペースを庁舎2階に移設しております。なお、この避難スペースは、後ほど最終的に文化センターのほうに移設を行いました。  11時半に、第1回の災害対策本部会議を開きました。なお、この災害対策本部会議ですけれども、前日の11日の夕方に第1回災害対策本部立ち上げを行いまして、翌日の台風について、状況を見ながら随時対応を拡大して行っていくこと等の方針について、確認をしているところでございます。  11時30分の第1回の災害対策本部会議において、19号の進路予測や雨量、最大降雨時期、暴風時期等を共有するとともに、避難所開設が確認でき次第、避難勧告を発令するという方針をその場で決定いたしました。  なお、この終了後に管理職を除くほかの一般職員についても、区内在住者を中心として参集できる者を緊急参集しております。  12時には、自主避難スペース文化センター2階に移設してございます。  また、13時30分、第2回の災害対策本部会議を開き、避難勧告の決定、避難勧告の範囲、避難所運営等の確認を行いました。  14時、堤防に近い地域を優先し、まず第1弾目としての避難勧告を発令いたしました。また、14時40分には避難所への運営職員の派遣を開始しております。こちら23カ所の避難所に各3名です。
     1ページめくっていただきますと、避難所、それから、自主避難施設として開設している施設の一覧がございます。こちらのところ、23施設避難所と9施設自主避難施設という取り扱いで開設いたしました。なお、11番の第二砂町小学校につきましては、私どもの手元にあった資料で一部更新がかかっていなかったものがございまして、当初発令のときに、そこから漏れていたため、当初の発令のリストのほうには記載されてございませんでした。すぐに連絡をとりまして、区からの職員が派遣されていることと、それから、避難者避難し出しているということを確認しまして、その後、避難所連絡をとりながら運営を行ったところでございます。申しわけございませんでした。  資料1枚目にお戻りください。16時30分のところでは、避難勧告の区域を拡大しております。当初の第1弾に加えまして、亀戸、大島について残りの地域にも避難勧告を発令し、亀戸、大島の全域を対象とした避難勧告となっております。  その後、20時30分には第3回災害対策本部会議を開き、避難所派遣職員数避難者数の報告を行っております。再度、2枚目の紙を見ていただけると、20時の時点避難所に5,699名、そして、自主避難施設に1,238名の方が避難を行っております。  この後、職員のほうでは夜を徹して避難所運営を行ったわけですが、それに加えまして保健所の医師と保健師が各避難所全てを回り、容体の悪い方等についていないかどうか等を確認しながらの対応等を図っております。  翌10月13日、日曜日、朝7時の段階で、近隣区や荒川下流河川事務所からの情報収集を行っております。といいますのも、荒川の氾濫に関しまして、一番危険が予測されるというのが13日の朝、要は台風が過ぎ去った後に、荒川の流域に雨が降り、その雨が下流におりてくることによって水位がどの辺まで上がってくるかというところから、13日の朝が一番水位の上昇が懸念されるということでしたので、その時点情報収集を行いました。この時点で、当初想定をされていたよりも雨量が少なかったこと。それから、雨が降りやんだ後に荒川上流域にあります熊谷の観測所等で、水位が夜中の2時くらいから下がり始めていたこと等を鑑みまして、ピークは過ぎたという判断、状況の把握をしてございます。  その後、9時の段階で第4回災害対策本部会議を開きまして、ここのところに至る意思決定として、荒川下流河川事務所等状況を確認しまして、上流域で雨がやんでいること、それから、上流域水位が下がってきていること等の状況から、避難勧告の解除を決定したいということで意思確認を行い、9時の時点避難勧告の解除を行ったところです。あわせて、9時において避難所の解散というのも行いました。  2番、被害状況等です。これは13日の午前9時時点のものとなっておりますが、負傷者等については深川消防署、城東消防署管内合わせまして3人、いずれも軽傷でございました。倒木については、その時点で18本。停電がこの時点で判明していたもので2,300件ございました。  停電につきましては、ほとんどの停電が系統変更等によって1分ないしは二、三分で終了しているところがほとんどなのですが、東陽一丁目の1,238件については、12日の21時8分に停電が発生したものが、復旧するのが13日の3時45分と比較的長い時間、停電が継続してございました。あわせて、潮見の一丁目ですが、こちら21時16分に停電が発生した807件について、復旧が確認されたのが6時6分ということで、こちらも長時間に及ぶ停電がございました。それ以外のところにつきましては、短時間で停電が解消された旨、東京電力から報告を受けてございます。  なお、倒木につきましては、本日9時半現在で再度確認したところ21本で、今の段階では区内での被害につきましては、甚大なものとはなっていないというところを確認してございます。なお、引き続き、区民等からの問い合わせ等を確認しながら、状況把握等に努めてまいりたいと思います。  私からの報告は以上でございます。 4 ◯委員長  ただいまの報告につきまして、何かお聞きになりたい点はございますか。 5 ◯甚野ゆずる委員  御報告ありがとうございました。さまざまに地域からも、また、避難所からもお声が上がってきているのではないかと思います。議会からも上がってくると思いますが、個別のお話をここでさせていただくつもりはありません。別途そうした機会をつくらせていただいたほうがいいと考えています。  大枠で1点だけ、そうした避難所運営を含めて、あるいは情報の伝達なども含めて、さまざまに課題というか、改善すべき点がもちろん順次上がってきているでしょうし、これからも上がってくると思います。そうしたことについて、当面はこうした被害への対応が中心になろうかと思いますけれども、その後、この教訓をしっかり生かしていく仕組みというか、どういう形で生かしていこうとされているのか、この点だけ、この場でお聞きしておきたいと思います。 6 ◯防災課長  甚野委員の御指摘の今回の課題について、今回、幸い江東区においては、荒川岩淵水門での水位上昇、最終的には史上3番目となります7.17メートルまで水位が上昇するなどの状況はあったものの、荒川の堤防の決壊に至らなかったということで、幸いにも本区内には大きな被害が起こるような状態になりませんでした。  また、南砂に新砂リバーステーションというところがございますが、そちらの観測所でも水防団待機水位を超える2.76メートルまで水位が上がる等、一時は緊迫した状況等がございましたが、それにつきましても大きな被害には至らなかったということで、胸をなでおろしているところなのですが、今回、避難所の開設や伝達等について、反省しなければならないところがたくさんございます。ですので、避難所運営に当たっていただきました災害協力隊等については、まず避難所運営において改善すべき点等について、今後、意見の照会等を行っていきたいと思っております。  加えまして、区役所としましても、我々危機管理室で今後課題として検討すべきもの。加えて、江東区役所として各部、各課の中で何ができていて、何ができなかったのか、今後何を検討していくべきなのかみたいなことについても、あわせて意見の集約をして今後の対策に生かしていきたいということで、今、準備を進めているところでございます。  以上でございます。 7 ◯正保幹雄委員  職員皆さん関係者皆さん、本当に大変御苦労さまでございました。また、心強く思ったり、まだこういう点が足りないと思ったり、区民の声がさまざま寄せられている中で、私自身も随分考えさせられたと思います。本当に御苦労さまでした。  今、防災課長からおっしゃられた、できていたこと、できなかったことを今後検討されるということで、ぜひ進めていただきたいと思うのですけれども、1点だけお聞きしたいことがあるのです。それは、荒川や中川の沿線の江戸川区との対応の違いというのが随分寄せられてきまして、それは避難勧告の発令の時間というのもあるのですけれども、事前の台風19号に対する体制についてなのですけれども、江戸川区に聞きますと、12日の朝9時45分に勧告を発令したと。それで、前日には職員が仕事中に応援職員も含めて、あした大丈夫かと。避難所開設等、きちんと配置につけるかどうかというところまで前日に確認をされて、そして、当日朝メールが来て、すぐ行動をするという初動の体制の違いがあったと思うのですけれども、前日11日の金曜日なのですけれども、夕方4時半ごろに対策会議を開くと。しかし、終わった後、職員にどれだけ周知徹底できるのかということがあったと思いますけれども、そういう点の体制、前日の体制、判断について、どのようにされていたのか、お伺いしたいと思います。 8 ◯防災課長  前日の災害対策本部においては、まず今回、台風の状況については自主避難スペースを設けるということ。それから、区内で開設をしていますスポーツ施設、それから、文化センターについては、いざというときには自主避難者の受け入れもするという方針について確認を行っております。  また、前日の状況の中で江戸川区も含めまして、江東5区においては荒川下流河川事務所からの水位予測であったり、そういうものを踏まえながら、今回、広域避難等も含めて荒川の決壊に至るような状況があるかどうかについて情報交換とかも行っております。その時点では江戸川区も含めまして、今回のところですぐに荒川の堤防の決壊に至るおそれはないだろうと判断をしていたところでございます。  しかしながら、当日、10月12日の朝に、東京管区気象台及び荒川下流河川事務所からの連絡の中で、当初想定していたよりも雨量がかなり多くなる予測が出されたと。それを受けて江戸川区も本区も近隣の江東5区と言われるところにおいて、急遽、避難勧告を出す方針を固めたところでございます。  なお、本区においては、避難勧告を出す前に当たって、小中学校避難所の開設の準備ができる前に出すべきか、できてから出すべきかについて、災害対策本部で議論を行ったところなのですが、当区においては、そこに人が押し寄せたときに、きちんと鍵があいていて、受け入れられる状況を確保してからするべきだということで、避難勧告の発令が14時となっております。  一方で、江戸川区は9時45分に避難勧告を発令しているのですが、江戸川区の第1弾の避難勧告状況では、私ども江戸川区とも連絡をとりながらやっておりますが、自主避難スペースとして設けているスポーツ施設等たしか6施設、幾つかの施設のみのところでの対応で、小中学校等については準備ができ次第お知らせしますというような対応でした。ですので、避難勧告を出す段階での考え方の相違もあると思うのですが、いずれにしましても、このような状況の変化が行われるときに、職員の体制も踏まえて、どのような形で検討しておくべきなのかということについては、大きな課題として今後とも検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 9 ◯正保幹雄委員  江戸川区は対象沿線区民館コミュニティ会館を真っ先にあけて、職員の体制をつくっていたというところが違いかと思いますけれども、避難所開設を開始次第勧告を出すということですけれども、なかなか開設が遅くなる、それで勧告が遅くなる、台風が強くなる、暗くなるということで、議会のほうからも早く発令をというLINEもありましたけれども、そういう点を含めて今後、十分検討をしていただきたいと要望します。 10 ◯委員長  委員長のほうからも一言だけお願いというか、避難勧告が出ていて、放送のほうでは危険なので表に出ないようにという放送があって、どっちを優先したらいいのかということで迷われた方がいると聞いているのですけれども、そんなことで区のほうには情報として入ってきていませんでしたか。 11 ◯防災課長  私どものほうで直接は、そのようなお問い合わせを受けたと聞いていないのですが、考え方としましては、避難勧告を出すことによって、できるだけ早期に避難をしていただく。ただし、暴風域が強くなってくること、それから、夜になり暗くなってくることによって、避難そのものリスクが高まってくることもありますので、夕方6時ぐらいに、外出が危険な時間帯になってきましたという放送は出させていただきました。  ですので、避難勧告によって避難所、あるいは高層の建物の上層部に逃げることというのは、早期においては非常に命を守るために有効な手段なのですが、一方で風が強まってくる段階、あるいは暗くなってくる段階での水平移動というのが、かなり過去の事例等でも事故等につながっていることから、そこのところで外出は危険ですという放送を流させていただきました。  以上でございます。 12 ◯委員長  もう一点、資料の中に民間とのデータが載っていないのですけれども、協力団体の会社、それから、福祉施設とか何カ所かあったのですけれども、そういうところの情報というのは入っていたのでしょうか。 13 ◯防災課長  協力会社につきましては、ヒューレット・パッカード社に周辺の住民が直接来たということで、そちらのところ対応をしていただいたという御連絡は受けております。  それから、先ほどのところに少し補足をさせていただきますと、今回、荒川水位に関しましては、かなりの上昇というのが見込まれるのが、翌13日の朝と考えてございました。ですので、その時点ですぐに決壊に至るという状況ではないという判断をしていたこともございまして、夕方については台風の暴風雨の中の外出をすることのほうが命に危険があると判断しましたため、避難勧告が出ている中ではございますが、外出が危険である旨を放送等で周知させていただいたところでございます。  ちなみに、荒川水位に関しましては、その時点では危険水域には全然達していないような状況でございましたし、通常時とほとんど変わらないような状況でございました。翌日の朝の段階で、最終的に7.17メートルまで上がりますが、その前日の夕方の時点では、まだ3メートル前後のところだったとたしか記憶してございます。すぐに荒川の決壊に至るような状況ではなかったと認識してございます。  もう一つ、その時点災害対策本部において確認しましたのは、本区において水位の上昇がどうであったかということで、荒川河川敷の堤防に対する水位等についても、水位カメラであったりとか、土木部情報等を確認しまして、堤防との間にはまだまだ乖離があり、すぐに江東区内が危険になるような状況ではないというところも確認した上での放送等でございました。  もう一つ補足で、夕方の時点河川敷まで水が上がっていなかったというところも、判断の1つの材料でございました。  以上でございます。 14 ◯委員長  以上で終了したいと思います。  ────────────────────────────────────     ◎議題1 1陳情第50号 城東地区コミュニティバスを走らせることを求                 める陳情 15 ◯委員長  それでは、委員会審査に入ります。  議題1「1陳情第50号」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 16 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 17 ◯交通対策課長  私から、城東地区コミュニティバスを走らせることを求める陳情について御説明いたします。資料はございません。  陳情の趣旨、理由はただいまの朗読のとおりでございます。コミュニティバスにつきましては、現在、潮見駅を起終点として巡回するしおかぜを運行してございます。これまでも城東地区を初めとし、区内他の地域でもコミュニティバス導入の御要望は多々寄せられているところでございます。  区の基本的なスタンスとしましては、区内のバス交通都バスを基軸として考えており、都バスを充実させる方向で課題解決を狙っております。もちろん地域の実態を把握することは重要と考えておりますので、分析結果が待たれるパーソントリップ調査ですとか、区政世論調査等を活用し、実態把握に努め、コミュニティバスに限らず、さまざまな方法を調査研究していきたいと考えております。  説明は以上です。 18 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 19 ◯正保幹雄委員  今、交通対策課長から言われた潮見地域を起点としたしおかぜ号が走っているということで、他の地域の要望もあるということなのですけれども、この交通の調査ですけれども、私はこの地域の実態把握ということで、コミュニティバスに特化した調査を、ほかの調査を踏まえてぜひしてほしいと思いますけれども、いかがでしょうか。  それと、随分要望がコミュニティバスは高くて、議会からもたくさんの議員が提案、質問をされていますけれども、そもそもコミュニティバス必要性、そして、運行する上での課題について、都バスとの競合等これまで言われていましたけれども、それについてどう考えているのか。現状、しおかぜ号の評価と、しおかぜ号については都バスとの競合はないのか、避けられているのか。その点、お伺いしたいと思います。 20 ◯交通対策課長  幾つかの御質問にお答えします。コミバスに特化した調査ということですが、コミバスも含めて例えば電動低速カートのグリーンスローモビリティですとか、オンデマンドタクシーといった新たな手法なども研究して、それも含めていろいろ調査研究したいと考えております。  交通対策課としましては、都バスと競合することによって、都バスの減便や撤退のリスクがかなり深刻な問題として捉えております。そういった面も含めて、交通局とも率直に意見交換したいというのも考えております。  しおかぜにつきましては、導入当時に交通不便地域調査であるとか、駅であるとか、停留所が周辺何百メートルに1カ所とかといった調査もしておりまして、若干、空白地帯であるという判断からモデル実証を通じて本格実施に至ったものでございます。コミバス、今はしおかぜで大変乗客もふえておりますし、喜ばれているところですけれども、コミバスに限らず、いろいろな方法を模索したいと考えております。  以上です。 21 ◯正保幹雄委員  しおかぜ号については、交通空白不便地域の解消を目的にされています。非常に乗客もふえ、評判もいいという御答弁でしたけれども、私は区内全域、とりわけ城東地域に日常生活上の移動支援に加えて、商店街を回るだとかの地域振興の視点。それから、コミュニティの支援。例えば、文化センターとか出張所だとか医療機関だとか、そういうところを回る支援。加えて、江東区の場合は今後、観光の視点からもアプローチして、観光客の誘致ですとか、交通面の動線をつくっていくとか、新住民も含めて江東区の魅力アップ、住民との交流という点等の新たなまちづくりの視点に立って、一つの方策としてコミュニティバスの運行をぜひ前向きに検討してほしいと思いますけれども、もう一度その点、御答弁をお願いしたいと思います。 22 ◯交通対策課長  今時点交通対策課コミバスについての考え、スタンスとしましては、交通不便地域の解消を目的としておりますので、その他の目的につきましては、また全庁的な検討事項になろうかと思います。  以上です。 23 ◯委員長  まとめてください。 24 ◯正保幹雄委員  今、交通対策課長さんが言われた全庁的な検討になると思いますということで、確かにそうだと思います。ぜひそういうことで、前に進めていってほしいと要望します。  以上です。 25 ◯やしきだ綾香委員  2点お伺いいたします。1点目は、まず、本当に確認なのですけれども、大通りを主に走る都バスの対象者、それから、区が持つ位置づけについてを1点目として伺います。  2点目は、城東地区だけではなくて、区内の交通不便地域につきまして、こういったバス、それから、移動手段、今後のあり方について新長期計画に何か考えられているのか、その点をお伺いします。 26 ◯交通対策課長  2点の御質問にお答えいたします。大通りを走っている都バスの位置づけとしましては、全ての区民を対象といたしまして、縦軸、横軸かなり網羅されて、2,000便も走っていますので、都バスは主要な移動手段と考えております。御高齢の方にもシルバーパスなどを利用していただいて、乗り継いで全都的に動いていただける便利な乗り物として、大変推奨したい乗り物だと考えております。  2点目の交通不便地域の移動手段なのですけれども、確かに大通りではなく狭小路地もございますので、そうしたところを走らせるような交通手段を考えてはどうかという御意見もありますので、その研究も含めて今後、調査研究していきたいと思っております。  以上です。 27 ◯やしきだ綾香委員  ごめんなさい、1点目わかりづらくて申しわけございません。この陳情にもありますとおり、あくまでも都バスというのは大通りを走っております。細い道になると高齢者の方、それから、いろいろな方が移動手段というところで壁になってしまって、こういった陳情が出るのだと思うのです。  今、交通対策課長の御答弁にもありましたけれども、シルバーパスを利用されている御高齢者の方は、都バスのほうでは乗るときにカウントがされておりません。ですので、恐らく都バスからすると、そういった交通が不便な地域に対して採算が合わない。カウントされておりませんし、乗る方が多い地域でないと都バスは走らないと思うのです。そういったところから考えますと、採算が合わない地域に都バスが、これから都のほうに要望していったとしても、恐らく都バスがそこをカバーしていただけるかというと、そこは難しい問題かと思うのです。  なので、今、御答弁ありましたけれども、今後、調査研究という中で、きちんと区として今後どういった交通手段、あり方が必要なのかということを長期計画に反映していただくように、方針をきちんとまとめていただくように要望したいと思います。  以上です。 28 ◯委員長  それでは、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 29 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題2 1陳情第58号の2 江東区の南北交通網の一刻も早い整備、暫定                  的な都営バスの運行本数大幅増加に係る陳情 30 ◯委員長  議題2「1陳情第58号の2」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 31 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 32 ◯地下鉄8号線事業推進担当課長  それではまず、私から1陳情第58号の2、江東区の南北交通網の一刻も早い整備、暫定的な都営バスの運行本数大幅増加に係る陳情について、資料はございませんが、陳情趣旨の1と3について御説明申し上げます。  まず、趣旨の1ですが、南北の鉄道路線がなく、アクセス向上のため、地下鉄8号線延伸を東京都、東京メトロなどとも強力な協議を頻繁に開催することを求めるものです。  8号線整備計画につきましては、区単独での検討は既にやり尽くしているところでございます。地下鉄8号線の延伸は、豊洲市場移転に係る約束であり、事務レベルにおきましては、豊洲市場に係る都区連絡調整協議会を初め、精力的に協議をしております。  現状では、区が直接、国や東京メトロに協議を求めたり要望するのではなく、東京都に対して約束の履行を迫る段階に来ているものと認識しております。  次に、趣旨の3でございますが、東京地下鉄が乗り気でないならば、都営地下鉄として整備、運行させるよう求めるものです。東京メトロには新線整備は行わないという方針がありますため、区の調査では第三セクターが整備し、東京メトロが運行する上下分離方式を想定しておりました。そうした観点からは、都営交通による整備も理論上は考えられなくもないのですが、既に豊洲駅、住吉駅に東京メトロの8号線の導入空間があることなどを考えれば、東京都が考えるように東京メトロによる上下一体整備が合理的であります。  先般、小池都知事も「延伸の早期実現に向け、私自身全力で取り組みたい」と申されており、今現状では、東京都が一刻でも早く事業スキームを構築し、約束を履行することが、都営地下鉄の検討より優先するものと考えます。  私からは以上でございます。 33 ◯交通対策課長  私からは、2点目の地下鉄8号線延伸不履行の代替保障措置として、「豊洲-東陽町間」を結ぶ都営バスを地下鉄同等に約5分間隔で運行させるよう都に求めるという点について、御説明いたします。資料はございませんが、参考といたしまして都バス路線案内みんくるガイドを添付してございます。  東陽町から豊洲を結ぶ都バスの現況でございますが、昨年10月の豊洲市場開場に合わせ2系統が新設されております。陽12-2という東陽町駅前から豊洲駅前を経由し、豊洲市場行きのバスが1つ。陽12-3、東陽町駅前から豊洲駅前を経由し、豊洲市場を経由し、最後、東京テレポートに行くというコースがございます。これが新設になります。  これに加えまして、既設の陽12-1という東陽町駅前から豊洲駅前を経由し、昭和大学江東豊洲病院前に行くバスが運行されており、合わせて現在3路線が走っております。既設路線で既に相当数の都バスが走っております。5分おきの運行は乗車率ですとか配車手配の実現性等から見ても、難しいのではないかと思っております。  私からの説明は以上です。 34 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 35 ◯委員長  本件については継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 36 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項1 令和元年台風第15号被害に伴う職員の派遣について
    37 ◯委員長  続きまして、報告事項に入ります。  報告事項1「令和元年台風第15号被害に伴う職員の派遣について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 38 ◯職員課長  それでは、台風第15号被害に伴う職員の派遣について御報告いたします。資料1をごらんください。  まず、Iの東京都を通じた派遣要請への対応でございます。国の対口支援方式に基づき、東京都は千葉県君津市を支援することとなり、東京都から特別区長会に協力要請があったことを受け、職員派遣を行ったものでございます。  1にあるとおり、君津市へは9月24日からの第2陣に始まり、第4陣まで派遣要請が来ているところでございます。また、館山市につきましては、川崎市が支援を行うこととなっておりましたが、人員不足が生じ、急遽、千葉県市長会及び千葉県を通じ、特別区長会に支援要請があったもので、10月1日からの派遣要請が来てございます。さらに(3)のとおり、大島町からの派遣要請に対して特別区長会が応じているところでございます。  派遣業務につきましては、2のとおり、いずれも罹災証明の関係でございます。  また、派遣規模につきましては、3に記載のとおりでございます。  4の本区の対応でございます。君津市の第2陣の要請に応じて本区から2名を派遣し、また、第4陣では1名を派遣しているところでございます。第2陣で派遣した職員は既に戻っておりますが、被害に遭った住家の被害認定の事務を担当し、被災者宅に訪問しての調査を行ったと聞いてございます。また、第4陣の派遣職員は、台風第19号の影響を受け、11日に一旦江東区に戻り、再度、君津市へ行って派遣業務を続けてございます。  IIをごらんください。環境省を通じた支援要請への対応でございます。環境省を通じて収集運搬支援の依頼があり、各区で対応して支援を行ったものでございます。  1のとおり、派遣先は千葉県館山市のほか、南房総市、鋸南町から派遣要請があったところでございます。  派遣業務は2に記載のとおり、市内の道路上から仮置き場への収集運搬となってございます。  3の派遣規模ですが、23区中21区で支援に応じているところであり、本区は4に記載のとおり、他区に先駆けて第1陣として9月28日から8日間、館山市に小型プレス車、6名を派遣したところであり、第2陣も10月7日から派遣したところでございますけれども、こちらも台風19号の影響を受け、資料には11日までとありますが、急遽、一日切り上げて10日に戻ったところでございます。  派遣終了した職員につきましては、心身面のケアのため、産業医の面談を実施しているところでございます。台風15号による被害と台風19号の被害を受け、派遣要請が長期化または新たな派遣要請も予想されるところでございますけれども、一日も早い被災地の復興を支援するため、できる限り派遣要請に応えていく考えでございます。  以上で説明を終わります。 39 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。ないですね。  それでは、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項2 被災者支援の状況について 40 ◯委員長  次に、報告事項2「被災者支援の状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 41 ◯被災者支援担当課長  それでは、報告事項2、被災者支援の状況について御報告申し上げます。資料2をごらんください。  項目1、江東区内の被災者受け入れ状況についてですが、令和元年8月末現在の江東区内避難者数は、247世帯511人となっております。前回の本委員会で報告されました4月末現在と比べますと、マイナス40世帯、83名の減となってございます。  資料の3ページ、別表をごらんください。こちらの表は、避難元の県及び市町村別の世帯数と人数でございます。一覧の上段、福島県いわき市から飯舘村につきましては、東日本大震災における原子力発電所の事故による避難住民に関する原発避難者特例法に指定されている市町村で、10の市町村の208世帯437人が、この特例法の対象になっております。  次に、国家公務員宿舎東雲住宅の入居状況でございますが、184世帯372名となっております。また、表の右下には、本年9月1日現在の区立幼稚園、小中学校への通園、通学者数を記載しております。  1ページにお戻りください。項目2、被災者への主な支援状況でございます。7月17日、18日と参議院議員選挙臨時不在者投票所を開設しました。8月1日には第37回江東花火大会に希望者を招待しております。今後の予定としましては、区立若洲公園キャンプ場にて行われるイベントの招待を準備しております。  次に、項目3、応急仮設住宅の供与期間の延長についてでございます。応急仮設住宅での避難者の方々の受け入れについて、岩手、宮城、福島の3県より発表がありました。  岩手県につきましては宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市の6市町から避難されている方のうち、特定の事情がある方に限定し、供与期間を10年間に延長することとしました。  宮城県につきましても、石巻市、気仙沼市、名取市、東松島市、女川町の5市町から避難されている方のうち、特定の要件に該当する者に限定し、供与期間を10年間に延長するとしました。  福島県につきましては、大きく2つに分かれます。1)大熊町及び双葉町から避難されている方については、令和3年3月末まで1年間延長し、令和3年4月以降については、今後判断するとしました。2)富岡町及び浪江町の全域、並びに葛尾村及び飯舘村の帰還困難区域から避難されている方については、平成30年8月に発表のとおり、令和2年3月末で終了するとしました。  なお、公共事業の工期等の関係により期間内に住居が確保できない特別の事情がある場合、対象者を特定した上で令和3年3月末まで延長することとしています。  最後に、項目4、今後の対応についてでございます。発災から8年7カ月を経て、被災地での復興は着実に進んでおりますが、本区には今なお多くの方々が避難生活を余儀なくされています。福島県の富岡町、浪江町及び飯舘村については、年度末に供与期間終了を控えているなど、避難者を取り巻く環境は変化しています。本区としても、避難者のそれぞれ置かれた状況に寄り添いながら、被災各県、東京都、社会福祉協議会と連携し、できる限りの支援を続けてまいります。  報告は以上でございます。 42 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 43 ◯やしきだ綾香委員  別表の雇用促進住宅についてお伺いします。今、人数で言うと31名10世帯、こちらの住宅に入られているということですけれども、具体的にどのようなことを取り組みとして行っているのか。また、どういった雇用につながっているのか、伺います。 44 ◯被災者支援担当課長  別表ですか。こちらに関しましては、保健師等の巡回相談と、あるいは個別の相談等を受け付けているところでございます。  以上です。 45 ◯やしきだ綾香委員  となると、雇用促進住宅というのは、雇用を促進する住宅ではないのでしょうか。ごめんなさい、もう一度、御答弁をお願いします。 46 ◯被災者支援担当課長  こちらは雇用促進住宅でした。失礼しました。こちらは東京都と連携しながら、雇用促進のあっせん等を進めているところでございます。  以上です。 47 ◯やしきだ綾香委員  何か実績等ありましたら、御答弁いただければと思うのですけれども。 48 ◯被災者支援担当課長  今年度につきましては、まだ数字等上がってきておりませんので、今のところお答えできません。 49 ◯やしきだ綾香委員  今年度だけでなく、過去もあれば、前年度でも構いません。あれば教えてください。  以上です。 50 ◯被災者支援担当課長  大変申しわけありません。手元に今、持ち合わせておりません。申しわけありません。 51 ◯正保幹雄委員  8年以上過ぎていますけれども、本区には、なおたくさんの方が避難をされています。説明がありましたように、福島県の富岡、浪江、飯舘の方々が今年度、来年の3月末ということで退去しなければいけないということですけれども、区には合わせて117世帯262名の方がそこの該当なのですけれども、結構高齢化されているのではないかと思いますけれども、そういう年齢といいますか、年齢層がどういう方々なのか。  また、区では保健所が心のケアを含めて、相当支援も長くされていると思います。御苦労されていると思いますが、その状況について、もう少し把握されていることを教えていただければと思います。 52 ◯被災者支援担当課長  区内の避難者の年齢構成でございますが、今現在、8月31日現在でございますと、正規分布をとっておりまして、ピークの山、一番多いところが40歳から49歳が63人となっております。そこから高齢者のほうと若いほうが分かれている状況でございまして、代表的なところでいきますと、例えば65歳から69歳ですと28人、70歳から74歳ですと21人。逆に、若い方は6歳から12歳というのが23人と、そのような形で先ほど少しお話ししましたが、40歳から49歳を一山として構成されてございます。  次に、保健所等の活動につきましてお話しさせていただきます。保健師による戸別訪問につきましては、居住者を対象に巡回し、健康や生活状況の把握及び健康相談を実施しています。また、必要な支援が求められた場合、コーディネートしているところでございます。年間延べ訪問数が1,156件、相談実施件数は207件でした。また、社会福祉協議会により福祉面での支援を目的とした週1回の戸別訪問も行っております。こちらは年間訪問件数1,863件、相談件数は212件です。また、東雲サロンといいまして、交流サロン等も運営してございます。  以上です。 53 ◯正保幹雄委員  年齢層はこどもさんから高齢者まで、各年齢層にわたって生活をされていると。そして、それに伴い相談件数も随分多いのです。引き続き支援を連携しながらやっていってほしいのですけれども、被災各県、それから、東京都との連携については、今、社協とありましたけれども、そういうところの連携については、現状どのような連携をとられているのでしょうか。 54 ◯被災者支援担当課長  東京都や被災県の担当者とは、電話やメール等で連絡を取り合うことはもちろん、支援事業の情報をいただくなど、連携を密に対処しています。月に一度、保健相談所、あるいは社会福祉協議会の担当者を交え、東京都や被災県の担当者と連絡会議も開催して、大枠の話から個別のケースまで意見や情報の交換をしています。また、今後も都や県の担当者、現場の話や国の動向などを踏まえ、支援を進めてまいります。 55 ◯総務部長  先ほどの雇用促進住宅についての御質問でございますけれども、この雇用促進住宅というのは、あくまでも雇用促進法に基づいてつくった雇用促進住宅という区分でございますので、都営住宅であったり、区営住宅であったりというのと同じように、そういった用途で雇用促進住宅というのがつくられていて、そこは低家賃で入居できるという区分の住宅でございます。  こちらに、福島第一原発の被災事故で避難をされてきた方にお住まいをいただくということですので、その方たちに積極的に例えば雇用促進の指導をするとかということを行っているものではないのです。あくまでもこれは住宅の種類ということで、こちらに避難をされている。このように受けとめていただければよろしいかと思います。  以上です。 56 ◯委員長  それでは、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項3 民間集合住宅等の建設計画について 57 ◯委員長  次に、報告事項3「民間集合住宅等の建設計画について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 58 ◯住宅課長  それでは、資料3をごらん願います。民間集合住宅等の建設計画について御報告いたします。  1、対象規模です。議会への報告対象となるものにつきましては、記載のとおりで、江東区マンション等の建設に関する条例に基づき、区と事業者の間で協定が締結され、さらに現地に建築計画のお知らせという標識が設置されたものが報告の対象となっております。  2、報告物件です。今回は4物件ありますけれども、その中で住戸数の多い1番と3番のマンションについて御説明いたします。  2ページをごらん願います。計画名は(仮称)プレサンス江東区南砂2丁目計画新築工事で、建設地は南砂二丁目2番です。計画の概要ですが、地上10階建て、ワンルーム住戸135戸の分譲マンションとなっております。  3ページをごらん願います。赤い線で囲んで表示した部分が計画地となってございます。  4ページをごらん願います。こちらは配置図となります。配置図の北側の黄色く塗られた部分に歩道状空地を、緑色に塗られた部分に緑地を設ける計画となっております。  続きまして、8ページをごらん願います。計画名は(仮称)豊洲地区1-1街区開発計画で、建設地は豊洲五丁目1番です。計画の概要ですが、地下1階、地上48階、世帯用住戸1,152戸の分譲マンションとなってございます。  9ページをごらん願います。赤い線で囲んで表示した部分が計画地となっております。  10ページをごらん願います。こちらは配置図となります。黄色く塗られた部分に歩道状空地などを、緑色に塗られた部分に緑地を設ける計画となってございます。  簡単ですが、報告は以上です。 59 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 60 ◯正保幹雄委員  最近、ワンルームが随分ふえてきていると。ファミリーも微増だということですけれども、区内のこういう分譲を含めたマンションの動向については、現状、今後、区としてどういうふうに考えられているのでしょうか。まず、1つお願いします。 61 ◯住宅課長  区内のマンションの建設の動向という部分かと思います。状況につきましては、事前の協議届けの受理した戸数という形で分析していきますと、今年度、9月末現在、半年になりますけれども、その時点でワンルームのほうが2,380戸、ファミリーのほうが1,505戸、計3,885戸という状況になってございます。特にワンルームが今ふえているという御指摘がございましたけれども、昨年度と比較いたしまして812戸、25.4%減という形になってございますので、ワンルームの建設については、昨年度に比べて大きく減少しているという状況でございます。  以上です。 62 ◯正保幹雄委員  私はぜひ、個々には建築工事の報告がありますけれども、一体そのワンルームが江東区内にどれだけふえているのか、ファミリーがどのぐらいふえているのかは、その推移も含めて今後、ある時点で報告をしてほしいということを要望しておきます。 63 ◯甚野ゆずる委員  今の正保委員の質疑にもあったとおり、ワンルームが前年に比べれば減っているというのはわかりましたけれども、全体としてふえているのは間違いないわけで、今回の報告事項でも森下の五丁目とかにも52戸のワンルームができると。地域との関係というのが、これはこの物件に限らず、各地域で起きていると思うので、それについては区としてできる限りの適切な御対応をお願いしたいということは、重ねて申し上げておきたいと思います。  別件1点だけ、今の御説明にありました3番の豊洲の物件でありますけれども、1,150戸ということで、当然この開発動向を踏まえて収容対策がなされていると思うのですけれども、これは豊洲西小学校さんに全部入るということで考えて、それで対策を打たれているのか、あるいはお子さんの出現率をどのくらい見ているのかということについてだけ、念のため確認をしておきたいと思います。 64 ◯庶務課長  3番の東急不動産の物件につきましては、開発段階から収容対策として捉えてございまして、今回、学校の増築のための土地について供用を受けたところでございます。  出現率については、豊洲地区の近年のマンションの入居から出現している率など見まして、公表はしておりませんが、高目で見てございます。  以上でございます。 65 ◯甚野ゆずる委員  当然、開発の当初から見込んでいらっしゃるということなので、適切に御対応いただくしかないのですけれども、毎年毎年増設していくみたいなことがなるべくないように、しっかり御対応いただきたいと。学校のほうからしてというか、こどもたちにとって、毎年毎年工事をやっているみたいなことがないように、しっかりと御対応いただきたいと、念のため申し上げたいと思います。  以上です。 66 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎協議事項1 令和2年度東京都に対する要望事項について(継) 67 ◯委員長  続きまして、協議事項に入ります。  協議事項1「令和2年度東京都に対する要望事項について(継)」を議題といたします。  初めに、前回の本委員会後の経過について、事務局から説明を願います。 68 ◯事務局次長  それでは、前回の本委員会後の経過について、私から御説明申し上げます。  去る10月7日、本委員会正副委員長に対しまして、正副議長から地下鉄8号線に動きが見られないが、都要望を実施するかの判断については委員会でお決めいただきたい旨、お話がありました。  また、10月9日に開催されました清掃港湾・臨海部対策特別委員会では、山崎区長から7日に開催された小池都知事との意見交換の場において、都知事から「先頭に立って全力で取り組みたい」との話があった旨、報告があったところですが、委員会に報告できるような東京都の具体的な動きについて、報告はありませんでした。  私からは以上でございます。 69 ◯委員長  前回の委員会では、都要望は清掃港湾・臨海部対策特別委員会の状況を見て、改めて委員会で協議するとのまとめになっておりました。その後の経過につきましては、ただいまの事務局説明のとおりでございます。  つきましては、ただいまの説明内容を踏まえ、本年度の都要望の取り扱いについて御意見をお願いいたします。 70 ◯星野博委員  前回の仕切りが進展があった場合ということなのですが、現状、今の説明の中でも8号線に関しては進展がないということで、清掃港湾との関連もありますから、ここは僕は前回の仕切りと変わらないということで、都要望の必要は認めないということであります。 71 ◯委員長  ほかの方、御意見ありますか。 72 ◯正保幹雄委員  私は前回の委員会で申し上げたとおり、区民から要望を出されている、また、本委員会にも付託をされている、この都バスを含めて、地下鉄8号線だけではない交通、まちづくりについては、これまでのとおりきちんと要望をしていくべきだと思います。 73 ◯磯野繁夫委員  我が会派としましても、何らこちらが納得できる前向きなアクションがない限り、前回同様、都要望はすべきではないと表明いたします。  以上。 74 ◯甚野ゆずる委員  進展がないということで、清掃港湾での審議も見させていただきましたけれども、引き続き委員長、副委員長におかれましては、清掃港湾の正副委員長、また、正副議長ともしっかりと御協議をいただいて、そのタイミングも含めて、要望しなければいけないことは確かにあることはあるので、ですから、そのタイミングも含めてぜひ御協議をしていただいて、しかるべき時期にこの委員会に改めてお諮りをいただきたいと考えています。
     以上です。 75 ◯委員長  ほかにございますか。  ないようなので、大方の御意見が、要望は清掃港湾・臨海部対策特別委員会の状況に具体的な進展がないことから、現時点での実施は見送ったほうがよいとのことでございますので、さよう決定いたします。  今後につきましては、これを正副委員長に一任いただきたいと存じますが、よろしいでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 76 ◯委員長  御異議ございませんので、さよう決定いたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎閉会の宣告 77 ◯委員長  本日予定されておりました案件は、全て終了いたしました。  これをもちまして、本日の委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。               午前11時07分 閉会 Copyright (c) Koto City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...