• 補助34号線(/)
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  1. 江東区議会 2019-10-08
    2019-10-08 令和元年区民環境委員会 本文


    取得元: 江東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1               午前9時59分 開会     ◎開会の宣告 ◯委員長  おはようございます。  ただいまから、区民環境委員会を開会いたします。  なお、通知及び資料は席上配付いたしましたが、追加報告事項がございますので、御了承願います。  ────────────────────────────────────     ◎議題1 議案第79号 江東区印鑑条例の一部を改正する条例 2 ◯委員長  それでは早速、委員会審査に入ります。  議題1「議案第79号 江東区印鑑条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 3 ◯区民課長  それでは、議題1、議案第79号、江東区印鑑条例の一部を改正する条例について御説明させていただきます。恐れ入りますが、資料1をごらん願います。  1の改正理由でございますが、住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令が平成31年4月17日に公布されたことに伴いまして、江東区印鑑条例の整備を図る必要が生じたため、条例改正を行うものでございます。  2の改正概要でございますが、住民票の記載事項に旧氏が加えられたことに伴い、印鑑登録原票の登録事項に旧氏を追加し、印鑑登録、印鑑登録証明書への旧氏の併記を可能とするものでございます。  施行期日は令和元年11月5日となってございます。  次ページ以降に今回の改正に係る新旧対照表を添付してございますので、御参照願います。  説明は以上でございます。御審議の上、御可決くださいますよう、よろしくお願いいたします。 4 ◯委員長  本案について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 5 ◯委員長  お諮りいたします。  本案は、区長提案のとおり可決することに、御異議ありませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり) 6 ◯委員長  御異議ございませんので、本案は区長提案のとおり可決することに決しました。  なお、その旨を議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題2 1陳情第8号 「柏崎刈羽原発に頼らない脱炭素の東京再生可能                エネルギー計画」の策定を求める意見書の提出を                求める陳情(継) 7 ◯委員長  続きまして、陳情の審査に入ります。  なお、陳情の符番につきましては、6月28日の議会運営委員会において、年をあらわす表記を「元」から「1」に変更することが決定しておりますので、御報告をいたします。  それでは、議題2「1陳情第8号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 8 ◯温暖化対策課長  陳情の趣旨が、原子力発電に頼らない脱炭素のエネルギー計画の策定を求める意見書を東京都へ提出してください、というものでございますので、私からは東京都の現況を説明させていただきます。  再生可能エネルギー関連で、2050年にCO2排出量実質ゼロに貢献いたします、ゼロエミッション東京戦略エミッションは排出という意味を持ちますが、ゼロエミッション東京戦略という計画を本年12月に策定予定であること、その中で新たな取り組みとしまして、プラスチックに関する排出抑制の中期目標の設定や、再生可能エネルギーの施策、これのさらなる強化を公表いたしました。これ以上の詳細は、現在策定中ということのため、不明でございます。  また、今月1日より家庭のゼロエミッション行動推進事業といたしまして、高効率のエアコン、冷蔵庫、給湯器を購入した際に、性能に応じまして1.1円のポイントが付与されまして、それを商品券と交換できるという制度、これを開始しております。最高額で、501リットル以上の冷蔵庫を購入の場合、2万1,000ポイントが付与されるといった制度でございます。  私からの説明は以上です。 9 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 10 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 11 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題3 1陳情第27号 自衛官、防衛大学校等及び、陸上自衛隊高等工科                 学校生徒の対象者の保護者に募集事務として、住                 民基本台帳閲覧の中止を求める陳情(継) 12 ◯委員長  次に、議題3「1陳情第27号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 13 ◯区民課長  本件につきましては、特に前回と変化はございません。  以上でございます。 14 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯委員長  ないようなので、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 16 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題4 1陳情第38号 2019年10月からの消費税10%への増税中止を求め                 る陳情 17 ◯委員長  次に、議題4「1陳情第38号」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 18 ◯委員長  引き続き、本件陳情の経緯について、事務局から説明を願います。 19 ◯事務局長  それでは、経緯を御説明させていただきます。  本件陳情は第2回定例会の最終日に付託されまして、閉会中の継続審査となったものでございます。  陳情者の意向といたしましては、第3回定例会までの閉会中に委員会が開かれれば審査していただきたいとのことでございました。  しかし、閉会中に委員会の開会はなく、既に消費税が増税されているという現状から、正副委員長と協議の上、陳情者に取り下げ等の意向を確認いたしましたところ、「取り下げる意向はない」とのことでございました。  報告は以上でございます。 20 ◯委員長  ただいまの説明を踏まえて、本陳情の取り扱いについて、御意見がありましたら。 21 ◯おおやね匠委員  消費税には、いろいろな意見があると思うのですけれども、今、事務局の説明によりますと、陳情者は取り下げる意向は全くないということでありますけれども、事実上、もう10%に上がっております。  そういう現状を踏まえて、やはり意見書を提出するということは全くできないということですので、不採択でいいかと思います。 22 ◯白岩忠夫委員  1点だけ事務局にお尋ねしたいのですけれども、陳情者が、既にもう決定したにもかかわらず、取り下げない理由は何か言っていましたか。ただ単に取り下げないと言ったのか。 23 ◯事務局長  取り下げないで、議会の判断でというところでございます。  以上でございます。 24 ◯白岩忠夫委員  私もおおやね委員と同じように、これは初めてですけれども、やむを得ないのかなと思っていますので、ここで委員会としては不採択という方向をとったらどうかなと思うのです。 25 ◯矢次浩二委員  我が会派としても、不採択で扱っていただきたいと思います。 26 ◯三次ゆりか委員  うちの会派としても、消費税10%への引き上げというのはどうかなとは思っていた立場なのですけれども、今、現状この状況で、国に意見書を提出するということは難しいかなと考えておりますので、不採択でお願いします。 27 ◯磯野繁夫委員  今、矢次委員から我が会派の表明がありましたけれども、そのとおりなのですけれども、1点つけ加えるとすれば、10%に上げたことによって、ただ上げた、負担をふやしたというだけではなくて、それを財源にしてさまざまな社会保障がなされていますので、これは不採択にすべきではないかと、このように思っております。 28 ◯見山伸路委員  皆さんの意見のとおりで、現に10%に上がっていますので、不採択でいいと思います。 29 ◯委員長  不採択との意見で一致したようでございますので、本陳情は、不採択といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 30 ◯委員長  御異議ございませんので、本陳情は不採択とすることに決しました。  なお、その旨を議長宛て報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項12 羽田空港機能強化の決定について 31 ◯委員長  これから審査いたします、陳情につきましては、報告事項12と密接な関係があることから、ここで審査順序を変更し、まず、報告事項12の報告を聴取し、その後に陳情審査に入りたいと存じます。  それでは、報告事項12「羽田空港機能強化の決定について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 32 ◯環境保全課長  それでは、報告12でございます。資料14をごらんください。  国は、本年8月8日に、首都圏の国際競争力強化訪日外国人旅行者受け入れ等のため、令和2年3月29日から始まる夏ダイヤより羽田空港の新飛行経路の運用を開始し、国際線を増便する決定を行いました。  国際線の増便による効果につきましては、資料の2、効果に記載のとおりでございます。  次に、3、新飛行経路及び騒音影響についてです。  本区に影響する部分では、年間の6割から7割と想定される、上空で北風が吹いている日の1日の実質7時間30分において、羽田空港を離陸した航空機が荒川上空を高度を上げながら飛行するルートとなってございます。これに伴い騒音が発生します。  荒川河口部では最大で74から76デシベル、清砂橋付近では72から75デシベル、東大島駅付近では70から74デジベルを想定しております。この70から80デシベルの音の大きさというのは、幹線道路、永代通りや明治通りなどで多数の車が通過している状況であるとか、掃除機の音の大きさがイメージとして挙げられています。  2ページをごらんください。4の国の対策です。  国はこれまで説明会を重ね、そこで出された住民からの意見を踏まえ、安全・安心対策を進めております。  (2)の騒音対策では、一昨年から着陸料の料金体系に騒音の要素を加え、低騒音機導入の促進を図っております。また、騒音測定局を現在の2倍に増設し、常時モニタリングしている測定値をホームページで公開するとのことでございます。  安全対策では、世界一厳しい落下物防止対策基準を策定し、羽田空港を利用する全ての航空会社に義務化しております。  最後に、5の地域説明会の開催についてであります。  本区がかねてより国に要望してまいりました教室型の住民説明会を、去る6月19日夜に東大島文化センターにおいて開催いたしました。82名の方が参加され、機能強化の必要性、新飛行経路騒音対策落下物対策等を中心に国の担当者が説明し、質疑応答が行われました。  この機能強化につきまして、本区は、その必要性は理解するものの、区民の十分な理解を得るため、引き続き真摯な情報提供と騒音や落下物への最大限の継続的対策を国に要望しております。  新飛行経路での運用開始後は、実際の騒音や安全対策の状況を踏まえ、必要に応じて国との意見交換の場において協議してまいります。  報告は以上です。 33 ◯委員長  本件に関する不明な点の質疑につきましては、この後の陳情審査の際、あわせてお願いいたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題5 1陳情第39号 羽田空港機能強化から区民の生活環境と安全を守                 るよう求める陳情 34 ◯委員長  次に、議題5「1陳情第39号」を議題といたします。  本件は新規付託であり、また追加署名簿が提出されておりますので、事務局より朗読及び報告を願います。              (事務局朗読及び報告) 35 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 36 ◯環境保全課長  それでは、1陳情第39号について御説明いたします。  本陳情の趣旨等につきましては、事務局説明のとおりでございます。  趣旨の1つ目、大型の実機による試験飛行の実施に係る国、都への働きかけにつきましては、航空保安施設等の整備、飛行検査等さまざまな準備が完了して初めて試験飛行が可能となることから、国は2020年、来年ですけれども、1月下旬から実施するとしています。したがって、働きかけは行いません。  趣旨の2つ目、試験飛行実施後の教室型説明会の実施についての国、都への働きかけにつきましては、本年5月に関係する連合町会での意見交換や、町会・自治会の回覧板、掲示板を利用した新飛行経路地域説明会の案内等により、機能強化についての対象地域の区民への周知はおおむね行われているものと認識しております。  また、本年6月に東大島文化センターで実施した地域説明会の質疑応答では、細部にこだわった質問が多く、他の参加者の理解促進に効果が余りなかったことや、質問者が多少感情的になり、同調する者も出るなど、教室型説明会のメリットが少なかったことから、国、都への働きかけは行いません。  なお、本年12月に3日間、国はアリオ北砂オープンハウス型説明会を行う予定で、現在準備中でございます。  趣旨の3つ目、住民の理解のないまま反対を押し切って低空飛行計画を強行しないことについての国への働きかけにつきましては、先ほどの報告で説明いたしましたとおり、国は現状でできる最大の安全・安心対策を策定した上で、来年3月29日から新飛行経路の運用を開始する決定を行ってございます。今後も騒音、落下物対策を進めるとともに地域住民への丁寧な情報提供を行うとしております。  本区としましても、国に対して、引き続き真摯な情報提供と騒音や落下物への最大限の継続的対策を要望してまいります。  説明は以上です。 37 ◯委員長  本件について、報告事項12とあわせて質疑を願います。 38 ◯白岩忠夫委員  1点だけお聞きしたいのですけれども、今までも説明会をしてきたということですけれども、そこで取り上げられたというか、反響は、これに対して、どういうものが一番大きかったのか、もしわかればお知らせください。
    39 ◯環境保全課長  6月に行われました地域説明会の内容でお答えさせていただきます。  質問の多かったものについては、落下物対策、それから、騒音確認のための試験飛行を早急に行うべき、また、騒音による日常生活への影響等が一番多かったところでございます。  以上です。 40 ◯白岩忠夫委員  ただいまのは参加した人からの御意見だと思うのですけれども、落下物と、また、騒音の問題等があるみたいですけれども、本区におけるこの飛行経路以外の方から、関心を持って御意見が出るということは今まであったのでしょうか、なかったのでしょうか。 41 ◯環境保全課長  本区以外の方につきましては、特に本区に関する意見等はございませんが、今回の羽田空港機能強化につきましては、北風は江東区、江戸川区、また、墨田区に接する荒川上空を飛行するということ、それは先ほど説明させていただいたとおり、年間の6割から7割程度ということですが、それ以外の南風につきましては、品川区、渋谷区、大田区あたりを、今度は着陸をすることで上空を下降していくといったことについては、さまざまな御意見がその地域の方々から出ていることは認識しております。  以上です。 42 ◯白岩忠夫委員  本区に関しては、住民の皆さん、不安な方もおいでになるので、より丁寧な説明会を催して、御理解をいただける方向をとっていただければということで、要望しておきます。 43 ◯委員長  ほかにありませんか。 44 ◯やしきだ綾香委員  今、白岩委員からも質疑がありましたけれども、これは国の施策であります。以前からずっと説明会等を重ねて、今回こういった決定がなされたわけです。  報告事項にも記載されておりますけれども、先ほど環境保全課長の答弁にもございましたが、本区として運行後、それから、まだ今運行前なのですけれども、改めて区としてはどういった姿勢をとっていくのか、その後もどういった姿勢をとっていくのかについて、もう一度伺います。 45 ◯環境保全課長  この8月に国土交通省で機能強化が決定されましたが、そこにかかわる期間におきまして、本区としても区長、副区長初め、筆頭になってさまざま交渉、意見を国に伝えてございます。  一番大きいところは、やはり先ほどから申し上げていますが、特に荒川上空を飛ぶことで騒音の影響を受ける区民の方に、当然、騒音が出るので、周知はある程度できているとは思っていますが、御理解がより深まるように、理解していただけるようにということで、丁寧な説明を強く要望していることと、それから、荒川上空ですけれども、落下物等の安全対策をさらに強化していってほしいということ、それから、最後に、これは特に本区として強く申し上げましたが、機能強化の運用開始後、来年の3月29日以降、実際に荒川上空を飛ぶようになってから、当然、これまでの国の説明と違う部分も出てくる可能性もございますので、引き続き国との協議の場を設定して、こちらの意見、要望等を伝えて、国に真摯に対応していただくということについては、本区として強く申し上げて、それが文書として約束されているというところでございます。  以上です。 46 ◯やしきだ綾香委員  今、協議の場が文書として約束されているという御答弁をいただきました。やはり、区民の方から落下物、それから、騒音、そういったことが心配されているというのは、私にも御相談いただいております。こういう空港の問題に関しましては、この羽田だけではなくて、全国こういった場所をつくるに当たっては、必ず落下物、それから、騒音問題というもので、各その地域の方と国土交通省との話し合いというのがすごく難しいというのは、いろいろな自治体さんの事例を見ましても、データとしてもまた出ておりました。  そういった中でできることというのは、今、環境保全課長答弁にもありましたけれども、きちんと協議の場で言うべきことは言う、運行後もきちんとそういった場を持ってもらう、文書で書かれているので、それはお約束としてきちんと、国土交通省もそこをすっぽかすようなことはないと思いますので、一度そういった場で言っていただく。  それから、そういった空港をつくっている、拡充しているような自治体さんでは、やはり運行後、どういった形で連携をとっていくことが、結果、区民の方との信頼関係につながっていくのか、つながっているという事例もあるようなので、ぜひともそういったところ、白岩委員からもございましたが、丁寧に対応していただくように要望いたします。  以上です。 47 ◯委員長  ほかに。  では、委員長から1つ質問なのですけれども、新飛行経路は3月29日からということですが、それ以前に実機を飛ばしてやるという話をしましたよね。それはやるのですよね。 48 ◯環境保全課長  国は1月の下旬から実機を飛ばして試験飛行を行うというふうにしてございます。この陳情でもございますが、試験飛行はもうできるだけ早くやっていただいて、その後に説明会を開いてほしいという要望はございますが、国に何度か問い合わせてございますけれども、やはりジャンボ機を飛ばすにはそれなりに、飛行経路に誘導する電波であるとか、さまざまな準備があって初めて飛行機が飛べるということでございますので、どうしても8月の飛行決定後、準備を進めて1月下旬から実機、一応、今現在では、実際の外国の航空会社の飛行機を飛ばすかどうかということで検討していると聞いてございますけれども、1月下旬から試験飛行を行っていくと聞いてございます。  以上です。 49 ◯委員長  わかりました。これは実機が飛ばないと、想像で物を言ってもどれだけうるさいのかわかりはしないので、とりあえず実機が飛ばないとということで、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 50 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題6 1陳情第47号 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続につ                 いて意見書の提出に関する陳情          (同趣旨の陳情外1件 1陳情第48号) 51 ◯委員長  次に、議題6「1陳情47号外1件」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 52 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 53 ◯課税課長  それでは、議題6、1陳情第47号について御説明させていただきます。恐れ入りますが、資料2をごらん願います。  初めに、1の小規模住宅用地に対する都市計画税の軽減措置でございます。  都市計画税は都市整備などの費用に充てるための目的税で、本来市町村税ですが、23区内では特例により都税として課税しております。このうち小規模住宅用地に対する都市計画税につきまして、都民の税負担への配慮により、昭和63年度から軽減措置が実施されてございます。  軽減措置の概要でございますけれども、23区内の住宅用地のうち、住宅1戸につき200平方メートルまでの土地に係る都市計画税について、2分の1に軽減するものでございます。この制度による江東区分の影響額は、東京都の平成30年度決算ベースでおよそ9億1,000万円と聞いてございます。  次に、2の小規模非住宅用地に対する固定資産税及び都市計画税の減免措置でございます。  固定資産税につきましても都市計画税と同様に、本来市町村税でございますけれども、23区内では特例により都税として課税している普通税ということになってございます。この減免措置は、平成14年度から厳しい経済状況下にある中小企業等を支援することを目的に実施されております。  (2)の減免措置の概要でございますけれども、対象となる土地の要件は、23区内の非住宅用地の一画地が400平方メートル以下の土地でございます。このうち200平方メートルまでの部分について固定資産税及び都市計画税を2割減免するものでございます。この制度による江東区分の影響額は、固定資産税と都市計画税を合わせましておよそ4億5,000万円と聞いてございます。  次のページをごらん願います。3の商業地等に対する固定資産税及び都市計画税の負担水準の上限引下げ措置でございます。  東京都では、負担水準の不均衡の是正、また、過重な負担の緩和を目的といたしまして、平成17年度から固定資産税と都市計画税の負担水準の上限を引き下げる措置を実施しているところでございます。商業地等の課税標準額につきましては、表にございますように、負担水準に応じた調整措置がございます。  減額措置の概要でございますけれども、23区内の商業地等を対象に負担水準が65%を超えた場合、こちらはこの場合、課税標準額を価格掛ける65%に減額するものでございます。この減額措置による江東区分の影響額は、固定資産税と都市計画税を合わせましておよそ300万円と聞いてございます。  なお、これら3つの軽減措置による影響額は、江東区でおよそ14億円、東京都全体ではおよそ576億円となってございます。  最後に、これらの軽減措置継続の取り扱いにつきましては、ここ数年の例では、年明けの1月に継続の決定を行い、都議会第1回定例会で都税条例の改正が行われております。  説明は以上でございます。 54 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 55 ◯おおやね匠委員  毎年提出されます固定資産税と都市計画税なのですけれども、これは御承知のように、1月1日時点の所有者が納税義務者であるということで、行政が納税額を計算して、そして、納税義務者に納税額を通知して、通知された側は税金を納付するということでありますけれども、事実上、やはりこれは平成14年から小規模の商業店舗に対する減免措置、これは駐車場も入りますし、とにかくこの減免措置でぎりぎりやっていらっしゃる小規模店は非常に多いわけですので、やはりこれは例年どおり軽減措置を、非常に、これは本当に経営に大きく影響する施策の一つだと思いますので、昨年同様、本陳情は採択して軽減措置の継続を求める意見書を提出するべきだと思います。 56 ◯委員長  ほかにありませんか。 57 ◯やしきだ綾香委員  我が会派としても、この平成14年度から意見書を提出されているということで、この内容について減免措置、中小企業さん初めさまざまな支援を目的とする意見書に関しては賛成の立場でございます。  確認なのですけれども、本来こちらは普通税であって、市町村税でありますが、東京都、それから、江東区の場合は制度上の問題で都税となっていると思うのですけれども、本来これは、区で何か解決策を考えようと思えば、考えられるような余地もあるのでしょうか。その分だけ1点伺います。 58 ◯課税課長  現在、東京都との都区の区分といたしまして、調整3税ということで固定資産税が一部、最終的には区に調整額として回ってくるということでございます。  現在都税として課税しているという固定資産税と都市計画税でございますので、区で何とかということでやるというのは、現在の条例の範囲ではこういう都の仕切りということでやっているところでございます。  以上でございます。 59 ◯委員長  委員長から基本的なことで、わからないので、聞きたいのですけれども、これは毎年、平成14年からずっとやっているのですよね。これはもう恒例になっているのですけれども、だったら、これは恒久的な措置みたいなことで決めることはできないのか。 60 ◯課税課長  現在の状況としては、こういう形でうちの部から議会の御意見をいただくということでやっているところでございまして、今後につきましてもどういう変化があるか、まだ現状ではつかんでおりませんけれども、そうなる場合もあるかなというところで、現在の認識でございます。  以上でございます。 61 ◯矢次浩二委員  会派としても、例年と同様の扱いをしていただければと思います。  この軽減、または減免措置で全体の14億と、非常に大きな影響があると思います。また、委員長からありましたとおり、恒久的な扱いができるのであれば、その検討も含めてしていく必要があるのかなと思います。  以上です。 62 ◯委員長  それでは、お諮りいたします。  本陳情を採択することといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 63 ◯委員長  御異議ございませんので、本陳情は採択することに決しました。  なお、その旨を議長宛て報告いたします。  また、意見書の提出につきましては、時機を逸しないよう今定例会での提出を考えております。  ついては、意見書の案文の作成は正副委員長に御一任いただき、この委員会の後に各委員に御確認いただいた上で御了解いただきたいと存じますが、いかがでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) 64 ◯委員長  それでは、さよう決定いたしますので、委員各位の御協力をお願いいたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題7 1陳情第54号の1 受動喫煙防止強化・禁煙外来受診促進・路上                  喫煙注意促進に係る陳情 65 ◯委員長  次に、議題7「1陳情第54号の1」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 66 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 67 ◯環境保全課長  それでは、1陳情第54号につきまして御説明いたします。  本陳情の趣旨等につきましては、事務局説明のとおりでございます。  なお、件名の最初に「受動喫煙防止強化」と書かれておりますが、本委員会においては環境美化の観点からの対策等についての説明を主にさせていただきます。  趣旨の1つ目、区内全域の路上喫煙禁止等について、条例での規定についてでございます。  本区の歩行喫煙等の防止に関する条例の区民等の責務では、区民等は歩行喫煙等により他人に受動喫煙またはやけど、その他の被害を生じさせることがないよう配慮しなければならないと規定されております。区内の多数の喫煙者は他人に配慮して喫煙しております。ルールを守った喫煙者のあり方についても、今後考えを深めていく必要があると考えます。  区としましては、自分たちの町は自分たちできれいにするという区民の皆さんの意識に訴え、自発的な清掃活動などの行動を支援する施策を中心に展開してまいります。そうした行動を続けることがポイ捨てや歩きたばこ、受動喫煙を及ぼすなどの迷惑行為をなくしていくものと考えます。今後、町の環境美化を区民の皆さんと行政がともに進めてまいります。  趣旨の2つ目、違反者の罰則につきましては、さまざまな法令で違反行為に対する罰則を既に整備しておりますが、根絶するまでには至っておりません。こうした違反行為は人が見ていない時間帯、場所で発生しており、行政の強制力だけでは限界があることを物語っております。先ほども申し上げましたとおり、マナーの悪い喫煙者の善意に訴える行動を、ルールを守っている喫煙者も含めた区民の皆さんとともに進めてまいります。  趣旨の3つ目、取り締まり指導につきましては、歩行喫煙、ポイ捨て等防止パトロールを警備会社に委託して実施してございます。月曜日から金曜日の通勤時間帯の朝7時から9時まで及び夕方5時から7時までを6班12名体制で、土曜日、日曜日は機動的に各3時間のパトロールを1班2名で行ってございます。深夜のパトロールにつきましては、費用対効果の観点から現状では行ってございません。  趣旨の4つ目、公開敷地の禁煙につきましては、私有地の広場やマンション等の敷地内のオープンスペースを禁煙にするかどうかは、所有者あるいはマンション等集合住宅であれば管理組合、自治会などの判断によるものと考えます。  趣旨の6つ目、路上喫煙や歩きたばこを注意した者が暴行され、傷害を負った場合の補償、見舞金制度につきましては、暴行や傷害事件は法令により処罰され、損害賠償請求などにより被害者救済されるべきものであり、現在のところ区の施策としては考えてございません。  趣旨の7つ目、違反行為についての警視庁の迅速な対応につきましては、現状でも歩行喫煙やポイ捨て等の条例違反行為に対して110番通報があれば、迅速に現場に急行していると聞いてございます。  趣旨の8つ目、公園、通学路、学校、幼稚園等周辺の完全禁煙につきましては、健康増進法における望まない受動喫煙対策の基本的考え方として、こどもや患者等に特に配慮することとし、学校等の敷地内禁煙を本年7月から実施してございます。その他の喫煙が可能な場所では、他人に配慮した喫煙について、区として引き続き意識啓発を行ってまいります。  なお、区立公園内の禁煙対策については、所管で対応を検討しているところでございます。  趣旨の9つ目、煙が外部に漏れない公衆喫煙所の整備につきましては、現在、区内3カ所の駅周辺等に公衆喫煙所を設置してございます。喫煙所の煙は人通りの少ない方向に流れるようになっています。喫煙所の設置に反対される住民の方もいらっしゃいまして、また、設置場所の確保も難しいのが現状です。そうした課題の解決のめどが立ち、地元町会・自治会等からの要望がある場合などに区が設置するケース、あるいは民間事業者による設置も含めて検討してまいります。  説明は以上です。 68 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 69 ◯三次ゆりか委員  まず、他区状況を伺いたいのですけれども、この罰金、罰則などをほかの区がどれぐらいやっているのかというところの確認と、公衆喫煙所を区内全域に整備することという部分の、この公衆喫煙所というのは、レベルによって違うと思うのですけれども、煙が外部に漏れないものであれば、幾らぐらいかかるのかということと、あと、外来助成をしている区もどこがあるのか、あわせて伺います。 70 ◯環境保全課長  まず、1点目の罰則等の他区の状況でございます。罰則つきの条例を施行して実際に行っているのは、過料を徴収しているのは、千代田区、品川区、足立区、これは昨年度の実績でございますが、3区でございます。その他の氏名公表などは本区も含めて11区してございます。罰則なしの条例を持っているのは7区というところでございます。  それから、2つ目の、公衆喫煙所の設置費用でございますが、これは諸経費で申し上げると、例えば、新木場駅が46万円、辰巳駅が1,055万円、潮見駅が91万4,000円となってございます。  ただし、これは煙が、先ほど説明させていただいたとおり、人にかからないように、人がいない方向に煙を流すというパーティションの形式でつくってございまして、煙が出ない喫煙所の費用については、今調べてございませんので、また後日お知らせいたします。  それから、禁煙外来の補助につきまして、これは、済みません、保健所の関係でございますので、厚生委員会になるかと思います。そちらでお尋ねいただければと思います。よろしくお願いします。  以上でございます。 71 ◯三次ゆりか委員  ありがとうございます。今、区としては、区立公園を禁煙にするかどうかというのは検討中ということで先ほど伺いました。  条例として罰金を制定している区は3区、千代田区、品川区、足立区ということでした。やはり飲酒運転もそうなのですけれども、罰金にした瞬間、結構皆さん意識が啓発されて、乗っているほうも、運転しているほうも飲酒運転はしなくなった。これでかなり飲酒運転の方々が人数としては減りました。
     きょうも私は江東区役所に来るときに自転車で通勤をしているのですけれども、塩浜エリアでやはり歩きたばこをしていて、江東区として歩きたばこを条例で禁止しておりますが、歩きたばこしている人がかなりいます。ポイ捨てをしている方を見て、私はきょう注意しようかどうかすごく悩んだのですけれども、注意はしませんでした。で、歩きたばこをして、そして、ポイ捨てをする人たちがやはり全く減らないなと思っています。パトロールとかしていても、うちの近隣の公園とかも全く、ごみ拾いをしてもポイ捨ては減りません。  江東区としてやはり決断をしていただきたいなと非常に強く思っているところであります。その辺、公園は検討中ということですけれども、私の中で、こどもの受動喫煙を防ぐために通学路、学校、幼稚園の半径500メートル、この完全禁煙というのはしっかりしていただきたいと思いますが、もう一度その辺を踏まえた答弁をお願いします。 72 ◯環境保全課長  罰則の件でございますが、罰則につきましては、今回の陳情もそうですけれども、罰則を望む方、それから、先ほど申し上げたように、大多数の喫煙者はマナーを守っておりますので、そこまでしなくていいのではないかという意見をおっしゃられる方も多数いらっしゃいます。  そういった、健康増進法の関係で、今、望まない受動喫煙をなくすという観点では進んでおりますが、決して健康増進法の中では、禁煙ということはうたってございません。喫煙は自由にしていいとなってございまして、そういった社会情勢の中では、受動喫煙は当然いけない、それはどんどんなくしていくべきで取り組んでございますけれども、罰則のところにつきましては、他区でも3区程度でございまして、そこの実績なども聞いていますと、かなり費用がかかって、効果との関係でどうなのかといったことで苦慮しているとも聞いてございます。  その罰則につきましては、今後も本区としましても研究はしてまいりますが、先ほど申し上げましたように、本区の中心的な施策としては、住んでいる町を住んでいる自分たちがまずはきれいにしていくのだという意識を育てていきたいと、そのことに対して区として協力なり支援をしていきたいと思います。そのことを間違いなくそういうマナーの悪い方たちも見ておりまして、実際にデータでも毎年ポイ捨ての数は、少しずつですけれども、減ってございます。そういったところでそこをもっと強くして、自分たちの町を自分たちできれいにするのだという意識をつくっていくことが、そういった方をなくしていくという、一番遠回りなようで近道ではないかと考えてございますので、引き続きそういった施策を中心にやってまいりたいと思います。罰則の件につきましては、引き続き研究してまいりたいと思います。  以上でございます。 73 ◯三次ゆりか委員  一生懸命なところがすごくわかりました。  私は最近ごみ拾いをやっていないのですけれども、自宅の近くのごみ拾いをしていたときに、ベンチでたばこを吸っている方が公園の入り口にいらっしゃって、そこの入り口で、目の前で私はその足元のたばこを拾います。そして、ぐるっと公園を一周して回ってきて、元に戻って、そこの入り口に戻ってくると、またたばこがその足元に捨てられています。それをまた私が拾います、というのを毎回やっていました。  先ほど環境保全課長が言っていたように、区民の人が頑張って、一生懸命目の前でその足元のたばこを拾っても、そのまた足元に捨てるという事態が起きているのが、今のところ現状です。  そういうこともありますし、あと、私は豊洲エリアなのですけれども、外部の、区民ではない方々が捨ててきているなと感じていました、近隣の会社の人たち。なので、近隣の、豊洲五丁目のエリアの会社に全部電話しました。電話しまして、「御社のビルには喫煙所はありませんか」と電話しましたところ、ほとんどのビルに喫煙所がありました。でも、その喫煙所で吸わないで公園の入り口で吸って捨てていく方々が多くて、できたら、たばこを吸うなとは言っていないのですけれども、捨てないでほしいのです。なので、一時期携帯灰皿を皆さん持っていたと思うのですけれども、今、多分持っている方はすごく少ないのかなと思っていて……。 74 ◯委員長  三次委員、まとめてね。 75 ◯三次ゆりか委員  灰皿を江東区としても、ポイ捨てしないでねという啓発として配るとか、そういうことをしていっていただきたいなと要望しておきます。  以上です。 76 ◯委員長  ほかに。 77 ◯やしきだ綾香委員  この陳情に関して確認なのですけれども、区に働きかけてくださいということで、1つは厚生委員会に付託されており、全部で9点出ております。  その中で、例えば、4番、公開敷地を禁煙とすることですとか、7番、違反行為について、110番通報により警視庁が迅速に対処することという内容も入っております。これは9点全て区が権限を持っているのか、区の責任になるのか、そこを1点確認としてお伺いします。 78 ◯環境保全課長  公開敷地につきましては、私有地でございますので、行政が強制力を持って条例等で規定は、場合によってはほかの法律との兼ね合いでできることもありますが、基本は私有地でございますので、その私有地の所有者、あるいはそこに住んでいる方々で決定していただくのが自然であると思います、一番納得がいくことだと思ってございます。  それから、110番通報につきましては、これは警察にもお聞きしましたが、そもそもこれは区の所管事項ではございませんので、当然110番していただければいいわけでございますけれども、実際聞いたところでは、仮に夫婦げんかであっても、あるいは、傷害事件であっても、どちらもすぐ迅速に対応していて、何か差別をしているとか、遅くなるとか、そういったことは一切ございませんと聞いておりますので、そういうことで特に問題ない、できることを最大限やっているという認識でございます。  以上です。 79 ◯やしきだ綾香委員  区に権限があるかないかというよりも、区としてどう働きかけていくかということも一つの問題でありますが、今、御答弁ありましたように、私有地に関しましては、やはりその私有地の関係者の方に御協力いただくとか、そういった方法もきちんとこれは整理すべきかなと思いますので、その点要望いたします。  以上です。 80 ◯委員長  ほかにありませんね。 81 ◯米沢和裕議長  この問題は、一番に条例として罰金制度をつくったのは、千代田区が始めたわけですけれども、今の千代田区の現状を言うと、外は吸えない、今、室内もどんどん吸えなくなってきている。結果としてどうなったかというと、大通りから離れた路地のポイ捨てが非常にふえて、これが千代田区では最大の問題になっている。  だから、いわゆる時代の流れというか、そういうことになっているのだろうけれども、公衆喫煙所の整備というのは今後、来年以降本格的に厳しくなるわけですから、これは真剣に考えていかなければいけない事項だと思いますが、その点いかがでしょうか。 82 ◯環境保全課長  公衆喫煙所につきましては、先ほども申し上げたように、必要に応じて検討はしてございますが、実際設置できる状況の場所がなかなかないということと、やはり町会・自治会の御理解というか、要望がまず必要だという認識でございます。今のところそういった意味での要望等は来てございません。  なお、新木場駅の公衆喫煙所につきましては、今検討中でございますが、場所はそのままなのですけれども、広さを拡張するということで今検討して、費用についてはJTに全額出していただくということで取り組んでいるところでございます。  そういったできることから喫煙所につきましても進めてまいりたいと思いますが、一つ考え方としてこちらでも苦慮しているというか、考えているのは、喫煙はしてもいいわけでございまして、その方たちを喫煙所に、箱の中に入れてたばこを吸ってもらうことが果たしていいことなのか、むしろ路上でも受動喫煙させない、ほかの人に迷惑をかけないで、携帯灰皿を持ってたばこを吸うということがあっていいのではないかという意見もございます。そういったところで、その兼ね合い、バランスを考えながら、今後も喫煙所の設置については検討してまいりたいと思ってございます。  以上です。 83 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 84 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題8 1陳情第58号の1 江東区の南北交通網の一刻も早い整備、暫定                  的な都営バスの運行本数大幅増加に係る陳情 85 ◯委員長  次に、議題8「1陳情第58号の1」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 86 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 87 ◯豊洲特別出張所長  南北交通網が不便なことに鑑みた、豊洲特別出張所の取り扱い業務のさらなる拡充を求める陳情でございます。  豊洲出張所につきましては、他の出張所と同様の業務を行ってまいりましたが、平成27年9月24日の豊洲シビックセンターのオープンと同時に豊洲特別出張所となり、戸籍の出生、婚姻、転籍、死亡届け出及び児童手当、こども医療費助成、保育園の入園相談など一部業務を既に拡充してございますが、その上でさらなる業務の拡充を求める陳情でございます。 88 ◯課税課長  豊洲地区に税務署を設置することについてでございます。  現在、江東区には亀戸に江東東税務署、猿江に江東西税務署の2署ございます。税務署は国の機関で、所管は国税庁でございます。現時点では豊洲地区の税務署の設置計画はないと聞いているところでございます。  しかしながら、区民の方から今回このような陳情がございましたことにつきましては、東京国税局にお伝えいただくよう税務署にお話ししたいと考えてございます。  以上でございます。 89 ◯委員長  8号線は何かないのか、なしか。 90 ◯事務局長  8号線につきましては、防災・まちづくり・交通対策特別委員会、あちらの所管になります。 91 ◯委員長  本件について質疑を願います。ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 92 ◯委員長  それでは、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 93 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項1 第37回江東区民まつり中央まつりについて 94 ◯委員長  続きまして、報告事項に入ります。  報告事項1「第37回江東区民まつり中央まつりについて」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 95 ◯地域振興課長  それでは、資料3をごらんいただきたいと思います。第37回江東区民まつり中央まつりについて御報告いたします。  まず、開催日時ですけれども、10月19日土曜日、それから、20日日曜日で、時間は午前10時から午後4時まで、木場公園をメーン会場として開催いたします。  次に、まつりの概要でございますが、オープニングテープカット、パレード、オープニングセレモニー、これらにつきましては、例年どおり木場公園大橋及びメーンステージを中心に実施いたします。  (4)の区内共通商品券の販売でございますが、多目的広場におきまして、2日間とも3,000セット、トータルで6,000セットを販売いたします。  (5)無料巡回バスですけれども、昨年と同様、記載のAからDまでの5コースで運行いたします。  なお、今回も水神森停留所、それから、東砂一丁目停留所を始発といたします臨時便を増発いたしまして、乗れない方が出ないよう対応してまいります。  (6)情報発信につきましては、公式ホームページを開設いたしまして、まつり当日はツイッターにてリアルタイムで会場の様子をお伝えいたします。  なお、10月1日の江東区報特集号において、区民まつりの概要をお知らせしているところでございます。  御報告は以上でございます。 96 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はありますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 97 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項2 令和元年度協働事業提案制度採択事業について 98 ◯委員長  次に、報告事項2「令和元年度協働事業提案制度採択事業について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 99 ◯地域振興課長  それでは、資料4をごらんいただきたいと思います。令和元年度協働事業提案制度採択事業について御報告いたします。  まず、制度の目的でございますが、市民活動団体等の先駆的な発想や専門性を公共サービスに取り入れ、団体と行政が協働して地域課題の解決を図ることを目的としております。  2、募集概要ですけれども、採択は最大3事業を目安としております。実施期間は1年、もしくは2年。区の負担金額は1事業当たり200万円となっております。  3の実施状況でございます。まず、4月から6月にかけまして事前相談、事前協議を行ったところ、事前相談には6件、そのうち関係機関も加わりました事前協議を行ったところは4件ございまして、そのうち3件が提案事業として応募いたしました。そして、7月の一次審査ではこの3件とも通過いたしまして、8月に二次審査を実施しましたところ、2件が採択されたという結果でございます。  この採択されました2事業の概要につきましては、4の採択事業をごらんいただければと思います。  まず、1つ目、江東区のパブリックアートを活用した観光振興ですけれども、こちらは江東区文化観光ガイドの会からの提案でございます。  事業の概要につきましては、次のページの上段の枠の中をごらんいただきたいと思うのですけれども、現状、区内の公園や道路に約80カ所パブリックアートが設置されておりまして、これらを観光資源として活用するため、現状や設置経緯を調査し、公表するほか、新たな観光ルートを開拓し、区の観光振興につなげるといった事業でございます。  採択の理由としましては、こちらの最初のページになりますけれども、これまでにない発想と着眼点を持った事業提案である。観光資源としての価値は未知数であるが、行政と協力して新たな展開を期待するとして採択されております。  2つ目は、こどもの安心安全ネットワーク「脱孤育てR)プロジェクト」で、一般社団法人ママリングスからの提案でございます。  こちらの事業は、地域で子育てを支えるネットワーク構築に向け、地域の支援者向けにこども虐待予防、研修プログラムを策定、実施することや子育て支援マップの作成などを通じ、こども虐待ゼロの町を目指すといった事業でございます。  採択理由といたしましては、行政の仕組みだけでは対応できないニーズを地域ぐるみでサポートしようとする取り組みは大いに評価できる。モデル地区における事業実施から全区的にどう展開していくかを含め、当初の段階から長期的な視点に立った検討を進めてほしいとして採択されております。  次のページをごらんいただきたいと思います。こちらが今年度の提案事業の一覧になります。今申し上げました2つの事業と合わせまして、3段目には残念ながら不採択となりました1事業が掲載されております。  事業名ですが、江東くらしガイド外国語版の検証および改定版コンテンツの提案で、提案団体はNPO法人マナビエルという、添削や校正、編集など、主に日本語での文章表現を専門とする団体でございました。  こちらの提案が不採択になった理由でございますが、本提案は団体が本来持つノウハウや特性を生かすことができる内容ではなく、また、設立から日の浅い団体への財政的、人的な負担が相当程度想定されますので、事業の実施、継続性という点からも不安があるということで不採択となりました。  最後に、この採択されました2つの事業の今後についてですけれども、10月以降、各関係課と事業実施に向けた詳細協議に入りまして、事業内容やスケジュール、所要経費等詰めてまいります。そして、予算措置後、来年度から事業を実施していく予定となってございます。  私からの御報告は以上でございます。 100 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点ございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 101 ◯委員長  なければ、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項3 江東ブランド推進事業について 102 ◯委員長  次に、報告事項3「江東ブランド推進事業について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 103 ◯経済課長  それでは、資料5をごらんください。私からは江東ブランド推進事業について御報告させていただきます。  本事業でございますが、すぐれた製品、技術により革新的に事業展開の道を切り開いている区内企業を江東ブランドとして認定して、さまざまなPR活動を通じまして、イメージアップを図ることを目的に行ってございます。  26年度に開始いたしまして、今年度当初には39社を認定してございます。  まず、最初に、1の令和元年度活動状況ということで御報告させていただきます。  6月に第1回目の交流会を実施しております。また、展示会として7月中旬に東京ビッグサイトのインテリアライフスタイルに6社が出展しております。
     続きまして、2の令和元年度認定業務ですが、新たに申請のあった企業を新規認定すると同時に、3年の更新期限を迎えます平成28年度認定の6社につきまして、更新の再認定審査を行ってございます。  続きまして、3の令和元年度認定企業紹介でございますが、本年度の新規認定ということになります。  本年度は5社より申請がございまして、学識経験者等からなります審査委員会において審査を行った結果、こちらに記載の3社が認定されております。ごらんになっていただきますと、本年度認定された企業の業種につきましては、印刷、また、台車、ガラスと幅広い業種の企業が認定されております。  募集対象でございますが、食品の製造小売を除く製造業を営む企業で、次ページには申請要件、審査基準を記載させていただいております。審査に当たりましては、製品の魅力や技術の高さ、あるいは販売実績等を考慮して審査を行ったものでございます。  続きまして、2ページ、こちらの中ほどになりますが、4の再認定企業紹介について御報告申し上げます。  再認定は平成28年度に認定した6社が対象となっておりまして、記載してある6社全てが再認定となりました。再認定の判断基準といたしましては、その下に記載させていただいております。  以上が再認定の状況でございます。  次に、5の今後のスケジュールにつきまして、今後、10月の区民まつりと同時開催の産業展に出展を予定しております。また、1月の認定式、その後江東ブランド交流会及び工場見学会や展示会への出展を予定いたしております。  今後も江東区の産業振興のシンボル的事業といたしまして、江東ブランド事業を推進、展開してまいりたいと考えております。  説明は以上になります。 104 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点ございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 105 ◯委員長  なければ、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項4 大規模小売店舗の新設について 106 ◯委員長  次に、報告事項4「大規模小売店舗の新設について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 107 ◯経済課長  それでは、資料6をごらんください。大規模小売店舗の新設について、今回2件御報告がございます。1ページ目が1件目、2ページ目が2件目の報告案件の概要になります。  それでは、まず、1件目の御説明をさせていただきます。1ページ目でございます。  件名が(仮称)有明北3-1地区計画大規模商業施設でございます。  所在地は、江東区有明二丁目1番203ほかで、後ほど案内図でお示しいたしますが、東京ビッグサイトやがん研有明病院、有明テニスの森に近接している区域になります。  設置者は住友不動産になります。  小売業者名は、テナント契約が未定ということで具体的な業者名は未定になってございます。  届け出年月日は、東京都に申請のあった届け出日でございます。  新設をする日でございますが、来年の令和2年4月1日の予定になります。  店舗面積の合計は、3万3,182平方メートルとなってございます。  続きまして、計画の概要です。建築概要にある建築面積等は記載のとおりでございまして、建物につきましては、B1棟が地下1階地上16階のホテル、ホール、商業棟、B2棟が地下1階地上5階の商業施設、交通広場となってございます。多くの集客施設が集まる臨海副都心の地域資源を最大限に生かし、国際競争力のさらなる強化のため、コンベンションセンターや観光施設を訪れる国内外の来街者を引き込むアフターコンベンション機能の拡充も予定されております。  続きまして、恐れ入りますが、3ページ目でございます。  こちらは周辺の見取り図になってございます。ブルーで塗り潰した箇所が計画地でございます。左側に有明コロシアム、右側が有明小・中学校に隣接しております。  続きまして、4ページ目をごらんください。  建物の配置図になります。今回の御報告は来年4月竣工予定のホテル、ホール、商業棟でございますB1棟、商業施設、交通広場棟があるB2棟、また、駐車場のC1棟についてでございます。  恐れ入りますが、5ページ目をごらんください。  地下1階の平面図になりまして、こちらにB1棟、また、B2棟用の駐車場413台と自動二輪駐車場48台が入ります。  次、6ページ目をごらんいただけますでしょうか。  こちらが1階の平面図になりまして、併設施設でございますホテル、ホール用の駐車場67台と荷さばき施設がございます。B1棟の駐車場は左下の入り口1から赤矢印のとおり入りまして、青矢印のとおり左側の出口の1)から出庫しています。  恐れ入ります7ページ目をごらんください。  こちらは2階の平面図になります。イベントホール用荷さばき施設、また、肌色で塗られた部分が物販の店舗、ブルーの部分が非物販の店舗となっております。  次、8ページ目でございます。  こちらは商業施設棟の3階、ホテル棟の3・4階の平面図となります。  次に、9ページでございますが、商業施設棟4階、ホテル棟5階平面図、また、次の10ページ目は商業施設棟の5階、ホテル棟の6・7階の平面図となります。以上1階から5階までが商業フロアとなってございまして、ホテルは16階までとなります。  恐れ入りますが、1ページ目にお戻りいただけますでしょうか。  計画概要の最後の3)施設の運営方法に関する事項になります。開店・閉店時刻は午前10時から午後9時までということですが、一部店舗は24時間営業で、あわせて駐車場も24時間利用可能ということでございます。  こちらの施設の説明は以上になります。  また、続きまして、2ページ目をごらんいただけますでしょうか。  大規模小売店舗の新設の2件目についての御説明になります。  件名は東陽町PJ新築工事でございます。  所在地は、江東区南砂二丁目3番1で、西友の東陽町店の斜め向かいになります。  設置者は、エムジーリース株式会社になります。  小売業者名は株式会社タイヨーでございます。南側で現在出店しているイキイキ生鮮市場が移転するものでございます。  届け出年月日は東京都に申請があった届け出日でございます。  新設をする日は来年、令和2年3月20日の予定になります。  店舗面積は1,607平米となっております。  続きまして、計画概要でございますが、建築概要にある建築面積等は記載のとおりでございまして、建物につきましては、地上5階建てで1階が店舗、2階が駐車場、3階がフットサルコート、4階、5階がテニススクールとなってございます。  続きまして、11ページ目をお開きください。  周辺の見取り図になります。斜線の箇所が計画地となってございます。東京メトロ東西線、東陽町駅の北東に位置しまして、東側が低層住宅、西側が区道の江59号を挟んで集合住宅が立地しております。  恐れ入ります、12ページ目をごらんください。  建物配置図及び1階の平面図になります。北側の水色の部分が1階駐車場で14台、その他2階に55台分が設置されます。西側のピンク色の部分が駐輪場で、届け出台数が147台、紫色の部分が自動二輪駐車場で11台が入ります。出入り口は西側区道からの1カ所です。  恐れ入りますが、2ページ目にお戻りいただけますでしょうか。  計画概要の最後の3)施設の運営方法に関する事項でございます。開店・閉店時刻は午前7時から午前0時まで、駐車場利用時間はその前後30分ということで、午前6時半から午前0時半まで、荷さばき施設の利用時間は午前6時から午後10時までとなっております。  説明は以上になります。 108 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 109 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項5 江東湾岸まつり2019の開催について 110 ◯委員長  次に、報告事項5「江東湾岸まつり2019の開催について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 111 ◯地域振興部副参事(観光協会事務局長)  資料7をごらんください。江東湾岸まつり2019の開催について御報告させていただきます。  江東湾岸まつりは今年度で第5回目を迎えます。  1にございます目的についてでございます。  3点ございます。1つとして、湾岸エリアの地域資源を活用する。2つ目といたしまして、東京2020オリンピック・パラリンピック開催に向けた機運を醸成する。3つ目といたしまして、江東区における観光の振興を図るといった3つを目的にしております。  2の主催は、一般社団法人江東区観光協会が行います。  3の開催日程についてですが、例年11月の第2週の土日の2日間行っておりまして、今年度につきましては、11月9日、10日の2日間を予定してございます。  4の会場につきましては、区立豊洲公園にて行います。  5の開催内容についてでございますが、オリンピアンとパラリンピアンによるトークショー、地域活動団体によりますキッズダンスやチアダンスのパフォーマンス、そして、区内関連企業や交流自治体による物販やスペシャルクルーズ、湾岸エリアを船で運行するクルーズも実施いたします。  また、今年度につきましては、区主催の「KOTOスポーツキャラバンto東京2020」が会場に隣接いたしますららぽーと豊洲敷地内で実施されますので、連携を図っていく予定でございます。  なお、10月10日ごろからパンフレット、またポスターの掲示、そして、10月21日号の区報で周知を図りたいと思っております。  以上でございます。 112 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 113 ◯委員長  なければ、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項6 第39回江東シーサイドマラソン大会の申込み状況について 114 ◯委員長  次に、報告事項6「第39回江東シーサイドマラソン大会の申込み状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 115 ◯スポーツ振興課長  では、資料8をごらんください。私から第39回江東シーサイドマラソン大会の申込み状況について御報告させていただきます。  まず、開催日でございます。例年どおり11月24日日曜日に開催いたします。  申込期間でございますが、8月1日の木曜日から8月8日の木曜日まで8日間行ったものでございます。  3番目、申込状況でございます。上段が今回の第39回大会の申し込み状況でございます。下段が参考に第38回大会の申し込み状況をあらわしてございます。  今回の申し込み状況ですが、前回に比べまして全体で240人ほど減になってございます。近年都内のマラソン大会は、全体的に申し込み状況が下がっている状況にございます。  ただ、シーサイドマラソンにつきましては、他区では定員を割っているところでございますが、今のところ定員を超える申し込みをいただいているところでございます。  そのうちから5,250人の当選者を出させていただきまして、エントリー者数が現時点では4,742名、昨年は現時点のエントリー者数は4,720名ですので、当日は例年どおり4,000名近くの方に出走していただけると考えてございます。  4番目、抽選の手続でございます。抽選はまず5割を区民枠として抽選させていただきまして、区民の優先枠を抽選した後に区民と区民以外の方をまとめて残りの5割を抽選する方法をとってございます。  私からの御報告は以上でございます。 116 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はありますか。 117 ◯やしきだ綾香委員  今年度のシーサイドマラソンですが、例年、募集の定員数4,000名に対して当選者数は今年度も5,250名、前年度も5,250名、その前もたしか調べましたら5,250名だったと思います。  この応募定員というものの位置づけに関しましては、減るということが前提で多く見込んでとられているのか、その点をまずお伺いします。 118 ◯スポーツ振興課長  やしきだ委員御指摘のとおり、多く見込んで、それが当選者を出したときに、次に申し込みされる方で減る、次に申し込んだけれども、当日体調が悪くてこられない方で減る、そういうのを見込んで5,250というのを出してございます。  以上です。 119 ◯やしきだ綾香委員  前回の第2回定例会のときにシーサイドマラソンに関しまして参加費の値上げがありました。これはたしか警備の問題があるということで1,000円上がったかと思います。
     今の御答弁でしたら、4,000人という設定の中で人数が当日も含めて減っていくであろう、でも、なるべく4,000名近くの方に参加していただきたいという区の意向で多くとっているということだったので、第2回定例会の御報告の中の値上げというものは賛成をしているのですけれども、もともとが4,000名、もしくはその募集人数とほとんど変わらない人数よりもさらに下がってしまう、例えば、仮に、もう定員と同じ枠で、募集人数と同じ枠でとってしまって、結果人数が下がってしまった場合というのは、この値上げというのはなくても警備というのはできたのですか。それについて確認でお伺いさせてください。 120 ◯スポーツ振興課長  仮にです。下がるということはないと信じていましたが、仮に下がった場合も、警備については予定どおり強化して安全な大会にしていくと決まっていましたので、そのとおりやっていく予定でございました。  以上です。 121 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項7 夢の島競技場の再開について 122 ◯委員長  次に、報告事項7「夢の島競技場の再開について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 123 ◯スポーツ振興課長  では、資料9をごらんください。夢の島競技場の再開についてでございます。  まず、再開について。昨年の12月から夢の島競技場大規模改修工事を行ってございました。それが終了するのに伴い、営業を再開するものでございます。  営業再開日につきましては、11月1日金曜日。  主な工事内容でございます。  まず、グラウンド改修。グラウンド改修は日本陸上競技連盟の第2種公認の検定を受けてございます。先般、検定員さんに来ていただいて、合格の内諾をいただいてございます。  2番目、競技場管理棟の大規模改修でございます。あと、構内の道路改修、ロータリーの新設。ロータリーというのは、競技場の正面にバスが来たときに、今までは中に入れないので、明治通りにとめておりているという現状がございました。それを安全にするために、陸上競技場のクラブハウスの正面にバスロータリーを今回つくって、バスがクラブハウスの前に一旦とまって、そのまま下の駐車場にとめるという構造に新設してございます。  次、電気設備の改修。ナイター照明のLED化を行ってございます。  4番目、機械設備の改修。給排水と空調の改修でございます。  4番目、周知方法でございますが、区報、区・指定管理者ホームページ及び関連施設での掲示によって周知してまいります。  報告は以上でございます。 124 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はありますか。 125 ◯おおやね匠委員  この夢の島競技場ということで非常にずっと、昨今工事をされていて、だんだんでき上がってきているなという感じがいたします。  私はこの駐車場についてなのですけれども、今説明がありましたとおり、バスのロータリーに選手たちをおろして、そのまま駐車場に入れると、そういうことなのでしょうけれども、明治通り沿いの砂利の駐車場があるでしょう。あれはそのままになるのかどうか。この間行ったら、そのままなのです。  あと、おそらく競技場がいっぱいになった場合には絶対に少年野球場の駐車場を使うと思うのです。その少年野球場の駐車場のほうが非常に私は危ないと思うのです。  危ないというのは、週末、今は深川の少年野球の秋季大会をやっていますけれども、日曜日行きますと、6面だか4面だか、こどもたちが終わったり、いわゆる次の試合のこどもたちが駐車場を横切るのです。あそこは車でないといけませんので、車で行って、あそこの駐車場にとめるのですけれども、非常にそれが危ないと思うのです。  ですから、私、もしあれだったら、今回の工事で車といわゆる普通の人が歩くコースというのかな、それをはっきり区分けした方がいいのではないかなと思うのです。だから、実際に車で来る人は当然、駐車場を目指して、お父さんの車に乗っていったり、少年野球の場合は、行くわけですけれども、ほとんどの人がだらだらっと来るわけです。いろいろな道ではなくて、例えば、明治通り沿いの砂利の駐車場と普通の駐車場の間に土手みたいのがあって、そこを下がったり上がったりするのです。  ですから、あの辺の整備と、あともう一つは、交通安全対策というのかな、それをしっかりやっていただきたいなと思うのですけれども、その辺を教えてください。 126 ◯スポーツ振興課長  野球場の駐車場と沿路の関係なのですが、今回は競技場の改修ですので、そちらはいじってございません。来年度以降、長期計画に基づいて野球場の整備を行っていきますので、その整備の中でおおやね委員のおっしゃることを検討していきたいと考えます。  以上でございます。 127 ◯おおやね匠委員  ぜひ検討していただきたいのですけれども、あの砂利の駐車場というのは誰が所有者なのですか。ですから、あれもやるべきなのです。あそこにいっぱいとまるので、非常にあそこもやるべきだと思って、その辺を教えてください。 128 ◯スポーツ振興課長  済みません、答弁漏れでございました。  下の駐車場については、あれは港湾局の土地で、管理地になってございます。私から再三、江東区に占用で使わせてほしいというお願いはしているのですけれども、あそこは港湾局の資材置き場として時々使っていますので、使わせてもらえないのです。  ただ、区から港湾局に対して、大会等があるときに臨時の駐車場として使わせてほしいということで、期間限定で、やるたびに実は申請を出しているのです。それで、下は使えるような状況にございます。大変苦しいところなのですが、御理解いただきたいと思います。  以上です。 129 ◯おおやね匠委員  わかりました。ぜひ頑張っていただきたいのですけれども、来年にその野球場も手をつけるということであるので、ぜひ駐車場対策、いわゆる土手みたいなところ、必ずこどもたちがおもしろがって、例えば、どこか、東陽町のほうからかな、バスが出ていますけれども、あそこのちょうど砂利の駐車場が、いわゆる東陽町側というのかな、明治通りの上がったところぐらいにバス停があるのです。そこを目指してみんな、こどもたちが行くので、そのルートというのかな、階段をつくったり、何かルートも考えてあげたほうがいいかなと思います。  いいです、これで。はい。 130 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項8 オリンピック・パラリンピック開催に伴う公式練習会場につ            いて 131 ◯委員長  次に、報告事項8「オリンピック・パラリンピック開催に伴う公式練習会場について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 132 ◯スポーツ振興課長  では、資料10をごらんください。オリンピック・パラリンピック開催に伴う公式練習会場についてでございます。  まず、経緯でございます。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会より、先般、オリンピック競技大会における公式練習会場として、本区施設を使用したいとの申し出がございました。  種目でございます。オリンピックのバレーボールでございます。  会場につきましては、江東区スポーツ会館でございます。  スポーツ会館の占用部分につきましては、3階の大体育室及び小体育室、2階の更衣室でございます。ですから、プール、トレーニング室、武道場につきましては、従前どおり区民の方に御利用いただくという流れになってございます。  5番、期間でございます。来年の7月11日土曜日から8月12日水曜日、これは準備の期間も含めてございます。実際に練習会場として使うのは、7月14日の開村のときから競技終了の8月9日までが、練習会場として使うことになってございます。  周知方法でございます。区報、区・指定管理者のホームページ及び関係施設の掲示で周知してまいります。  また、貸し出し条件というのは実は、貸し出しする条件として、こどもに見せてくれということが条件になっていまして、これは書面にないお話ですので、口頭で御報告させていただきます。  中学校のバレー部員に練習中の見学を認めていただくことが条件になっています。戦術の練習以外は中学校のバレー部のこどもたちに見学させていただけるということになってございます。  御報告は以上でございます。 133 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 134 ◯三次ゆりか委員  今、スポーツ振興課長から紙面に載せられないということで、こどもに見せていただけるということだったのですけれども、これは中学校のバレー部員ということで、江東区の全部の中学校のバレー部員という認識でよかったでしょうか。 135 ◯スポーツ振興課長  できる限り全部の中学校のバレー部員さんに見せてあげたいなと。女子は大体どこの学校もバレー部がございまして、男子は3分の1ぐらいバレー部がございます。できる限り見せてあげたい。  ただ、まだどこの国が練習会場として来るのか、いつ来るのかというのは決まっている話ではないので、直近になった段階でいつ来ますと言ったときに、どこどこのバレー部さんということで、事前に申し込みいただいておいて、見せてあげようかなというていで今考えてございます。  以上でございます。 136 ◯三次ゆりか委員  わかりました。先日、豊洲西小学校で行われたブラジルのバレーボールの方々の練習をこどもたちがたくさん見に行ったようで、とても好評でしたので、ぜひ引き続き御検討よろしくお願いします。 137 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項9 江東区高校生ジュニアリーダー海外派遣事業の実施結果につ            いて 138 ◯委員長  次に、報告事項9「江東区高校生ジュニアリーダー海外派遣事業の実施結果について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 139 ◯青少年課長  それでは、江東区高校生ジュニアリーダー海外派遣事業の実施結果について御説明させていただきます。資料11をごらん願います。  本派遣事業は今年度で3回目となる事業でございます。10名の団員及び引率者にけが、病気、事故もなく、無事全員10日間の派遣期間を終了し、8月末に帰国いたしました。  3の派遣日程に記載のとおり、現地のこどもたちやシニアの方に折り紙や習字を教えるといったボランティア活動などを実施してまいりました。  海外に行くのが今回初めてだった団員もおり、言葉や文化が異なる環境の中で大変な思いをしたところもあったと思うのですけれども、この海外派遣でかかわっているアメリカのボランティア活動を見て、私も日本で同じようにボランティア活動をしてみたいとか、アメリカのこどもたちやシニアの方が日本文化を楽しんでくれるのを見てうれしく感じたといった感想が聞かれているところでございます。  なお、去る6月19日の区民環境委員会におきましての報告後、現地NPO法人より、昨年度発生したカリフォルニア州及びオレゴン州の大規模な火災及び教員のストライキの関係によって学校の始業が早まり、それに伴いキャンプ場が閉鎖、キャンプができなくなったところでございますけれども、その代替として実施しましたのが8月22日木曜日、ビバートン市内でのデイキャンプでございます。こちらはビバートン市内の公園におきまして、現地のこどもたちとのゲーム、また、YMCAセンターにおいて習字や折り紙などを教えるといったボランティア活動を行ってございます。  4の事後研修会でございますが、帰国後既に事後研修会を実施しており、スポーツイベントでのボランティア活動や海外派遣報告会に向け、まとめの作業を進めております。こちらは第3回目、11月10日日曜日、これも研修の一環でございまして、報告会を10時から、団員たちと準備、それから、報告についての最終調整などを行う予定でございまして、報告会は11月10日の14時から教育センターで行う予定でございます。  説明は以上でございます。 140 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はありますか。 141 ◯おおやね匠委員  青少年課長、お疲れさまでした。同行されたということを聞いております。  実際、キャンプができなかったというのは非常に大きいのです。ですから、実際このアメリカのジュニアリーダーの海外派遣の事業というのは、僕はキャンプがメーンだと思うのです。  ですから、今回、自然災害ということで、予測もできないでしょうから、しようがないのでしょうけれども、やはりキャンプというのは日本と規模が違いますよね。大自然の中で肉にかぶりつくみたいな、ガロンのコーラと一緒に飲む、もう本当に日本では絶対できないことをこのジュニアリーダーに選ばれた子たちはやるわけですけれども、非常にそこは残念だったなというのが1つ。  もう一つは、前回も申し上げたのですけれども、どうしてこのオレゴン州のポートランドに固執するのかと思うのです。ですから、ほかの企画会社に委託をするわけです。企画をしてプランを練ってもらってということなのです。その企画会社がもういっぱいいろいろなコースを持っているはずなのです。ですから、毎年少し変えたほうがいいと思うのです。  ですから、来年我々はオリンピックを抱えているならば、カリフォルニアのオリンピックのところに行くとか、アトランタのオリンピック会場に行くとか、キャンプはもう少しテキサス州とか、アリゾナ州に行ったら、キャンプだって絶対にできます。  ですから、毎年同じオレゴン州もいいのですけれども、この間、青少年課長が答弁でおっしゃったのが安全である、非常に健全であるということなのですけれども、そういうところもいいのですけれども、やはりアメリカはアメリカなりの醍醐味というかな、アクティブなものがありますので、テキサス州に行ってダラス・カウボーイズの試合を見るとか、そういう、折り紙とか習字、ゲームも非常にいいのですけれども、アメリカでしかできないことをするということも一つ大きなあれだと思う。  あと、場所を変えるべきだと私は思うのですけれども、その点教えてください。 142 ◯青少年課長  おおやね委員御指摘のとおり、平成29年度からこの事業を3回実施しておりまして、いずれもオレゴン州のポートランドでございます。前回の区民環境委員会でも申し上げましたけれども、まず何よりも安全である、それから、緑豊かである、そして、オレゴン州内はアメリカの中でもボランティア意識がとても高い、とてもボランティアの参加率が高い町としても有名でございます。今後は各地域の、あるいは各国の特色なども勘案して検討してまいりたいと思います。  もう1点、来年度の実施でございますけれども、これは平成29年度より3回、東京2020大会に向けてジュニアリーダーの国際感覚であったりとか、ボランティア意識の醸成を目的として行った事業でございます。来年度の夏にオリンピックが開催されるということもありまして、現段階では来年度は実施しない方向でございます。再来年度以降につきましては、また費用対効果や今回の派遣のあり方なども検討しつつ、検討したいと思います。  以上でございます。 143 ◯おおやね匠委員  来年度行かずにオリンピックを見るというのは、非常にまたこれ、一つ大きなあれだと思う。  せっかく、これを見ますと派遣団員として男が2名、女性が8名ということで、女性のほうが多い。これもまた私は非常にいいと思うのです。女性がアクティブに外に出る。大体、日本人の女性の方は静かだというイメージがアメリカ人にはあるのです。ですけれども、こうやって外に出ることによって外の文化を知るというのは、これは地域振興部の青少年課ですけれども、教育委員会がやっている短期留学があるではないですか。あれと並んで私は本当に非常にすごい、この行った人たちというのは、この10名の人たちは絶対一生忘れないです。そのぐらい人生に大きな好影響を与える事業だと思うので、再来年は違うところに絶対に行くべきではないかなと思います。  以上でございます。 144 ◯委員長  それでは、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項10 江東区環境基本計画の平成30年度進捗状況について 145 ◯委員長  次に、報告事項10「江東区環境基本計画の平成30年度進捗状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 146 ◯温暖化対策課長  それでは、資料12をごらんください。  1の概要でございます。  江東区環境基本計画の進捗管理は、46の管理指標の実績数値、これを客観的に評価することで実施してございます。また、あわせて計画目標を実現するために、特に重点的に取り込むとした25の重点事業の評価も行っているところでございます。  2の平成30年度の実績が管理指標の進捗状況ということになります。  46の管理指標のうち、30年度には14の指標が目標を達成しておりまして、17の指標が取組向上となりました。その他、未到達が6指標ということになってございます。目標達成指標と未到達の指標につきましては、表に記載のとおりでございます。  2ページ、3ページに全部の指標の進捗状況を一覧でお示ししてございます。  黄色で表示した指標、これが「江東区域のエネルギー消費量」ほか目標達成の指標でございます。青色の指標でございますが、これが「江東区役所のCO2排出量」ほか未到達の指標、青が未到達ということになります。  主な指標について説明いたします。  まず、指標12の「区民1人当たり1日の資源・ごみ量」でございます。データ集計上1年おくれという数値になりますが、これは前年度より2.1%程度減少してございます。これは資源とごみの正しい分別について、継続的な啓発を実施しているせいかと考えておるところでございます。  一方、基準年と比較いたしまして実績が未到達であった事業では、まず、指標の8、「江東区役所のCO2排出量」についてでございます。  業務用車両の買いかえによる燃費の向上や、それから、走行ルートの見直しなど効率化を行いまして、ガソリン使用量の削減や街路灯のLED改修が進んだことによりまして、前年度よりも改善は見られております。しかしながら、依然基準値を大きく上回るCO2排出量でございます。  今後もエアコンの適正な温度設定、それから、先ほども夢の島競技場でありましたが、施設や設備の改修時にはLED等の省エネタイプの機器に更新するなど、全庁的な省エネ活動をこれからも推進し、CO2の排出量の削減に引き続き努めてまいります。
     4ページをごらんください。重点事業からも主なものを説明いたします。  指標の8が「古着・古布の回収」でございます。区では区民から回収した古着・古布を事業者に引き渡しまして、国内外で再利用する事業を平成23年度から開始しておりまして、各施設等での巡回回収とともに、平成26年度からは清掃事務所での常設回収も行ってございます。回収量は平成27年の96トンをピークに減少傾向にありまして、30年度は89トンでございました。これは区民のリデュース(発生抑制)やリユース(再使用)でございますが、この取り組みが進んでいることであると評価しているところでございます。  なお、管理指標の直近3年間の実績推移につきましては、5ページ以降に参考として記載してございますので、後ほど御参照ください。  私からの説明は以上でございます。 147 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はありますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 148 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項11 江東区環境基本計画(後期)素案について 149 ◯委員長  次に、報告事項11「江東区環境基本計画(後期)素案について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 150 ◯温暖化対策課長  お手元には資料13-1と13-2というのがあると思うのですが、本日は変更点を中心に資料13-1で報告させていただきます。恐れ入りますが、資料13-1をごらんいただきたいと思います。  1の概要でございます。  この計画なのですが、江東区長期計画の推進における環境分野での基本計画ということで位置づけております。区の施策を環境という視点から体系化いたしまして、環境の保全に関する基本的方向、これを示すものということでございます。  現在の計画なのですが、平成27年3月に策定いたしまして、本年度で策定後5年が経過するということで、前期計画の進捗状況の分析、評価を行いまして、現在の社会状況を踏まえた後期5年間の計画を現在新たに策定しているというところでございます。  2の計画改定の検討組織でございますが、(1)の江東区環境基本計画改定委員会及び幹事会は庁内組織でございまして、本年度開設し、記載のとおり開催してございます。  (2)の環境審議会委員、それから、区の職員で構成いたします改定専門委員会(部会)でございますが、これは2つの部会を設置いたしまして、集中審議を行ったところでございます。  2ページ目の3になります。施策体系の整理と新たな視点の追加ということでございます。  今回は現行計画の中間見直しという位置づけでございますので、見直すべき環境像、それから、施策体系の6つの柱については現行計画を引き継ぎます。  ただし、その目標達成のために新たな視点を追加したところでございます。  新たな視点の(1)でございます。SDGs、これを反映させていただきました。SDGsでございますが、Sustainable Development Goals、これを略したものでございまして、持続可能な開発目標と訳されてございます。2015年の国連サミットで採択されまして、2030年までに達成する経済、社会、環境をめぐる広範な課題に統合的に取り組むということで、これは世界目標となっておるものでございます。17のゴール、目標で構成されておりまして、本計画においても柱ごとに関連するSDGsの目標を記載したところでございます。  (2)の前期期間の取り組みや現況に対する分析や評価、これを行いましたので、それを課題といたしまして基本施策ごとに追加してございます。  それから、4番目でございますが、区民・事業者に期待される行動というのを追加させていただきました。この計画の目標を達成するためには、区民、それから、事業者がみずからの生活や事業活動を通じまして環境への配慮を進めることが必要不可欠であるということから、その具体的な行動を基本施策ごとに追加したところでございます。  そのほか、区民と事業者が一体となって進めることが特に有効である事業として設定しております重点事業、これも長期計画を踏まえて見直しまして、基本施策ごとに掲載したほか、目標値の見直しや修正を行ったところでございます。  なお、目標値が調整中となっている項目につきましては、現在策定中の新長期計画との調整がとれ次第、記載したいと思ってございます。  また、各柱の最初に施策の要約、それとSDGsのロゴマークを追加するなど、できるだけわかりやすい計画書となるように工夫をしているところでございます。  3ページ目の8でございますが、各柱の変更点、新たに追加する特徴的な部分だけ説明させていただきます。  計画の柱1でございます。現在の計画ではエネルギー消費量の削減、これを目標値としておりましたが、既に2020年度の目標値を達成している状況でございまして、このため後期の計画では、温暖化の原因となる温室効果ガスの大半を占めます二酸化炭素、この二酸化炭素の排出量の削減を目標値として、都の部門別の目標を踏まえて設定させていただきました。計画目標としては、2024年度に2013年度比で24.3%の削減、中期目標として2030年度に2013年度比で37.6%の削減、また、区の長期的な視点としては、脱炭素社会に向けての取り組みを推進していくということでやっていきたいと考えてございます。  おめくりいただきまして、4ページになりますが、一番下になります。  9として、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のレガシーの継承ということで、競技会場におけます木材の使用、それから、花と緑のおもてなしガーデニング、江東サポーターズ、江東区のレガシーとなる競技会場ということで、今後環境面でレガシーとなるようなところを掲載しているところでございます。  最後に、今後の予定でございますが、資料13-2の計画素案、冊子のものでございますが、本日の報告を終えまして、11月1日号の区報に掲載しまして、パブリックコメントを行います。その後、12月の環境審議会にてその意見を反映した計画素案の修正を審議、年明けの2月の同審議会にて区長宛てに答申を行った上で、令和2年第1回定例会の本委員会に最終報告をする予定でございます。  長くなりましたが、説明は以上です。 151 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はありますか。 152 ◯やしきだ綾香委員  資料13-2をもとに幾つかお伺いしたいと思います。  34ページ、校庭の芝生について書かれていたのですけれども、学校の校庭の芝生についてCIGの観点からふやしていく、CITY IN THE GREEN公共緑化推進事業として小学校にある校庭の芝生化を推進するとともに、公共施設での屋上の緑化でしたりと書いてあるのですけれども、これは教育委員会の所管になってしまうかもしれないのですけれども、芝生化するということは、こどもたちにとっての影響というのは、どういうふうに環境では捉えた上で書いているのでしょうか。あくまでも緑化を推進するために芝生化するという考えになっているのでしょうか。こちらがわからなかったので、1点お伺いしたいと思います。  また、37ページになりますか、ごみの歴史の展示について、区とごみの歴史というトピックスがあります。この内容についてもし決まっておりましたら、詳細を伺いたいと思います。  また、40ページ、ごみ出しサポートの収集体制の見直しについて書かれておりますが、こちらの収集体制の見直しというのは具体的にどういうことを考えていて、こちらに記載されているのか伺います。  最後に、こちらもトピックスになるのですけれども、69ページ、海ごみ、プラスチックごみ、今、日本でも世界でもこれがすごく取り上げられて問題になっておりますけれども、このトピックスには清掃活動の様子が書かれております。このプラスチックごみ自体を減らす、何よりもリサイクルというのを進めていくということはもちろんなのですけれども、本区として、このプラスチックごみの今後の考え方、そういった視点をお持ちでしたら、御答弁願います。  以上です。 153 ◯温暖化対策課長  まず最初、校庭の芝生化でございますが、これは環境面から言えば、ヒートアイランド現象を抑えるということで、できるだけアスファルトに覆われているところを減らすという面が1つあります。  それと緑化の推進というところと、教育面では、例えば八名川小学校なんかでははだしで遊んで緑に親しむというところで、教育面と環境面ということで、両方兼ね合いながら、この計画につきましても教育委員会と話し合いながらつくってございますので、そこら辺のバランスをとりながらやっていくということで、どちらか一方に偏ったものではございません。  それから、2番目のごみの歴史です。  これについては、現在プロジェクトチームをつくりまして、職員と、それから業者で話し合っている最中です。  コンセプトとしては、ごみ戦争がかつてあった江東区の動きがきっかけとなって今の5Rであるとか、リサイクルであるという流れに続いているというところで、ごみ戦争は全部終わったわけではないというコンセプトで、そのために江東区が随分貢献したんだというところでやっていきたいということで、今話し合っている最中でございます。  次に、海ごみでございますが、現在、えこっくる江東で干潟の観察会をやるときにごみを拾って、それを清掃事務所が集めるという海ごみ対策をしているところでございますが、今後のプラスチックごみについては現在検討中ということで、ワンウェイプラスチックみたいのを、使い捨てのストローとか、それから、スプーンであるとか、そういうのをどう抑えていくかというのをこれから考えていきたいというところでございます。  以上です。 154 ◯清掃事務所長  私からごみ出しサポート事業についてお答えさせていただきます。  ごみ出しサポート事業でございますが、平成13年よりスタートしておりまして、当初は通常の収集作業に支障を来さない範囲で行おうというもので開始しておりました。  しかしながら、年々高齢化の進展とともに件数がふえまして、平成30年度末現在で699件ということでふえております。現在、直営、正規職員で小型車両3台を使用しましてごみ出しのサポートを行っておりますが、今後、またさらに件数がふえていった場合に現在の直営体制が維持できるかどうかというところが課題となってございまして、それで、今後、例えばですけれども、民間の、NPOですとか、地域の町会・自治会ですとか、そういったところと協力ができないかどうか、そういうのを検討しながら、今後について、持続可能な事業としてできるように検討していきたいと考えているものでございます。  以上です。 155 ◯清掃リサイクル課長  プラスチックごみの関係で、本区の取り組みの姿勢というか、その辺をお話しさせていただきたいと思います。  プラスチックにつきましてはやしきだ委員御指摘のとおり、海洋プラスチック、もしくはマイクロビーズ、世界的な問題になってございます。ですので、一自治体として取り組めるものということで考えますと、まず、これは従前からお話をしていますとおり、5Rのうちのリフューズ、リデュース、発生抑制に係る部分です。ですので、これにつきましては、今話題になってございますレジ袋の有料化であるとか、また、一般消費者、区民ですけれども、買い物袋を持参する、もしくは可能であれば、例えば、はかり売りを利用するとか、そういうところも含めて発生抑制の段階から、また区民にPRしていきたい、そういう形でプラスチックのごみをできるだけ少なくしていきたいと思ってございます。  また、本区につきましては、既に容器包装プラスチックということで資源回収に努めてございますので、こちらで集めたものにつきましてはしかるべき資源化ルートに乗せて資源化を図っている、このように考えてございます。  以上です。 156 ◯やしきだ綾香委員  各所管からの熱い思いを含めた答弁ありがとうございます。これからパブリックコメントも行われるということですので、いろいろな御意見があると思います。ぜひとも検討いただき、反映いただきたいと思います。こちらは要望です。  また、先ほどのごみの歴史につきましても、ほかの自治体さんの清掃事務所にも視察に行ってまいりましたけれども、いろいろな、多角的な視点でこういった歴史をこどもたちにわかりやすく伝えているごみ清掃事務所もあります。本区は、本当にごみの歴史、本区が一番発信しなくてはならない自治体です。ですので、十分にここは検討していただきながら、ぜひとも多くの方に目にしていただく場でありますので、工夫をしていただくよう要望します。  以上です。 157 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  間もなく正午になりますが、このまま委員会審査を続けたいと存じますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) 158 ◯委員長  それでは、このまま審査を続けます。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項13 東京2020大会のメダル製作に向けた小型家電の回収結果につ            いて 159 ◯委員長  次に、報告事項13「東京2020大会のメダル製作に向けた小型家電の回収結果について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 160 ◯清掃リサイクル課長  資料15をお願いいたします。  東京2020大会の優勝メダル製作につきましては、使用済み小型家電に含まれる金属類を活用するとした、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」、こちらに本区も参加、協力することにつきましては、平成29年の本委員会にも御報告をしたところでございます。  このプロジェクトにつきましては、入賞メダル約5,000個、この製作に必要となる予定数量に達したことをもちまして、平成30年度末で終了となってございます。今回その回収結果について御報告をさせていただきます。  回収期間、回収品目につきましては記載のとおりとなってございます。  3の本区における当該プロジェクトへの引き渡しの実績でございますけれども、表にございますとおり、平成29年度は年間合計で206トン余、平成30年度につきましては421トン余で、合計628トン余を引き渡したところでございます。  恐れ入ります、裏面をごらん願います。4の当該プロジェクト全体での回収量でございますけれども、国内の参加自治体全体での回収量は約7万8,985トンで、これ以外にNTTドコモでの回収分がございます。  5の最終的な確保金属量でございますけれども、金につきましては約32キログラム、銀は3,500キログラム、銅は2,200キログラム、こちらが確保されたものでございます。  6の当該プロジェクトへの参加自治体数でございますけれども、1,621自治体が参加をしてございます。これは全市区町村の9割以上になるものでございます。  7のその他でございますけれども、このメダルプロジェクト終了後におきましても、本区につきましてはごみ減量と資源リサイクルの観点から、使用済み小型家電回収は継続して実施してございます。  報告は以上です。 161 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 162 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項14 江東区食べきり協力店登録制度の開始について 163 ◯委員長  次に、報告事項14「江東区食べきり協力店登録制度の開始について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 164 ◯清掃リサイクル課長  恐れ入ります、資料16をお願いいたします。  まず、1の背景・目的でございますけれども、食品ロスの問題につきましては、皆さん御承知のとおり、現在、日本のみならず、世界的にも大きな課題となってございます。特に大規模な宴席である、その場合の食べ残しであるとか、食品販売店等、商業施設、飲食店における売れ残り、食べ残し、こちらが非常に大きいものになってございます。事業系食品廃棄物となってございまして、その削減が強く求められているという状況にございます。  そうした中で食品ロス削減に向けて取り組む区内飲食店、こちらを食べきり協力店として登録をし、広く区民に紹介していくことで食品ロス削減の重要性、必要性を訴えかけ、区民意識の醸成を図るとともに、さらなる食品ロス削減、こちらを促進していきたい、このように考えてございます。  2の登録対象店でございますけれども、区内で営業する飲食店としてございます。  3の登録開始につきましては10月1日からとしてございまして、さきの江東区報1面でもお知らせをしたところでございます。  4の登録要件でございますけれども、記載の4項目のうち、いずれか1つでもその取り組みを行っている店舗、こちらにつきましては資格があるものとしてございます。  5のその他でございますけれども、登録申請書の入手につきましては記載の各所で配布するほか、ホームページ等からも入手可能としてございます。  登録店舗に対しましては登録証、登録ステッカー、ポスター等をお渡しすることとしてございまして、店内などに掲出いただくことで事業者としての取り組み、こちら、この姿勢を来店客にアピールしていただくということをもちまして、事業者自身のイメージアップ等にもつながるということの相乗効果も期待をしているところでございます。  同時に区のホームページなどでも登録店舗の紹介をしていく予定としてございまして、この後、実際SNSの活用等も考えてございますので、広く区民に周知できたらと思ってございます。  以上です。 165 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 166 ◯三次ゆりか委員  ありがとうございます。食べきり協力店の登録制度について、今いろいろさまざまなスマートフォンとかのアプリでやられている事業者さんがいらっしゃいますけれども、そういった点でも江東区さんはいずれ、今後、アプリを使ってその事業者さんとかの食べきり促進運動みたいなのもしていく予定なのか、その辺聞かせてください。 167 ◯清掃リサイクル課長  アプリの活用でございますけれども、現時点ではこの食べきり登録店につきましてはアプリの活用というところは考えてございません。  ただ、フェイスブック、こちらを活用して、こちらとツイッターを連動して広く口コミ等で広がっていければいいなと思ってございます。  アプリにつきましてはごみ分別アプリが既にございますので、そちらを使っていくということになってございますので、この食べきり協力店、まずはどれだけ事業者の方に御協力いただけるか、この辺につきましてPR、我々で力を尽くしてまいりたい、このように考えてございます。  以上です。 168 ◯三次ゆりか委員  ありがとうございます。ちなみにどれぐらいの店舗数を考えているのかお聞かせください。
    169 ◯清掃リサイクル課長  区内店舗数でございますけれども、約6,800店舗ございます。このうち幾つ手が挙がるかというのは現在未定で、難しいところでございますけれども、できるだけ高い目標を掲げたいなと思ってございます。  ただ、やみくもにということもございますので、先日保健所の食品衛生管理にも御協力をお願いするということで、その辺の説明会等にも行かせていただいて、実は今年の3月にも食品関係の業者さんが集まる、保健所で行う会議、こちらにも出させていただきまして、事前にこういうことで取り決めを考えているということで、もう前出しはしてございます。ですので、また生活衛生課と協力をしながら、そういう機会を捉えてPRしていきたい、このように考えてございます。  以上です。 170 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎追加報告事項1 令和元年台風第15号被害に伴う職員の派遣について 171 ◯委員長  続きまして、追加報告事項に入ります。  追加報告事項1「令和元年台風第15号被害に伴う職員の派遣について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 172 ◯清掃事務所長  それでは、本日机上配付させていただきました追加報告事項、資料17の令和元年台風第15号被害に伴う職員の派遣について、御説明をさせていただきます。  まず、1の経緯でございますが、9月23日付で大規模災害時廃棄物対策関東ブロック協議会(環境省関東地方環境事務所)より、被災自治体に対する収集運搬支援の依頼があり、これを受けまして本区として支援を行ったものでございます。  2の派遣要請につきましては、派遣先でございますが、環境省と調整の結果、館山市と決定し、また、派遣期間は先方より9月24日の火曜日以降なるべく早期に1週間程度ということでございました。  次に、3の派遣業務でございますが、市内の道路上に置かれた災害廃棄物を収集し、仮置き場へ運搬するということが主な業務ということでございました。  4の派遣規模でございますが、昨日の時点におきまして特別区23区中21区が支援を行う予定となっております。  続きまして、5番の本区の対応でございますが、第1陣として9月28日土曜日から10月5日土曜日までの8日間、規模といたしまして、運転手2名、収集作業員4名の計6名を派遣いたしました。具体的には、運転手1名と収集作業員2名の1グループ3名体制で本区所有の直営小型プレス車1台に乗り込み、作業に従事いたしまして、10月1日の火曜日にグループの交代をしております。  また、第2陣といたしまして、昨日10月7日月曜日から10月11日金曜日までの5日間、規模といたしましては運転手1名、収集作業2名の3名を派遣しておりまして、第1陣同様、直営小型プレス車1台で現在も作業を行っております。  なお、今般の環境省からの支援要請を受けて、本区としましても1日でも早く駆けつけられるようにと調整いたしました結果、本区は23区で最も早く、9月28日の午前中から全力で支援を開始している状況でございます。  6の今後の予定でございますが、現時点では未定ではございますけれども、まだ復旧には時間を要すると聞いておりまして、本区といたしましても区内の通常の収集体制を確保しつつも、可能な限り支援を行ってまいりたいと思っております。  報告は以上でございます。 173 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はありますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 174 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎閉会の宣告 175 ◯委員長  本日予定されておりました案件は、全て終了いたしました。  これをもちまして、本日の委員会を閉会いたします。               午後0時08分 閉会 Copyright (c) Koto City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...