江東区議会 2019-10-07
2019-10-07 令和元年厚生委員会 本文
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前9時59分 開会
◎開会の宣告
◯委員長 おはようございます。ただいまから、
厚生委員会を開会いたします。
本日、佐藤委員より欠席の連絡がありましたので御報告いたします。
────────────────────────────────────
◎議題1 議案第59号 保育所の
指定管理者の指定について
2 ◯委員長 それでは早速、
委員会審査に入ります。
議題1「議案第59号 保育所の
指定管理者の指定について」を議題といたします。
理事者から、説明を願います。
3
◯保育計画課長 それでは、資料1-1、こちらをお願いいたします。
議案第59号、保育所の
指定管理者の指定についてでございます。
まず、新規に指定するものにつきまして御説明いたします。
本件は、第2回定例会における本委員会で、選定手続などについて御報告をさせていただきましたが、今回その手続により
指定管理者候補者が決定いたしましたので、
地方自治法第244条の2第3項及び第6項の規定に基づき、御審議いただくものでございます。
まず、1ページをごらんください。
まず、
指定管理とする施設でございますが、1に記載のとおり、江東区辰巳第二保育園でございます。
指定管理者候補者は、
ライフサポート株式会社。
指定の期間でございますが、令和4年4月1日から5年間となります。
ライフサポート株式会社は、本区内の1園を含む計11園の
認可保育所を都内で運営、また、本区内で3園の
認証保育所、それから
東陽保育ルーム、こちらを運営してございます。
続きまして、2の選定方法についてでございます。
事業者選定につきましては、公募を実施することによりまして広く事業者を募ってございます。その上で、資料に記載のとおり、まず財務審査、次に書類審査となる第1次審査、そして法人自身による
プレゼンテーションや既存施設の視察等、こちらによる第2次審査を経まして、総合的に事業者を選定しているものでございます。
続きまして、2ページをごらんください。
3の選定の経緯でございます。本年4月25日開催の第1回
保育所専門部会を経まして、5月13日の第1回公の施設に係る
指定管理者選定評価委員会におきまして、募集要項、
選定基準等を決定した後、公募を開始いたしました。
その後、
施設見学会や
公募説明会を経まして、書類提出のあった応募3法人に対して財務審査を実施し、これにつきましては3法人全てが通過をしてございます。
続く第1次審査におきましては、7割以上の点を獲得した3法人が全て第2次審査へと進むこととなりまして、第1次、第2次それぞれの結果を総合的に踏まえまして、8月29日開催の第4回公の施設に係る
指定管理者選定評価委員会において、
推薦候補者を決定したものでございます。
続きまして、3ページをごらんください。4の選定結果でございます。
まず、(1)応募状況でございますが、
施設見学会、説明会への
参加事業者数につきましては記載のとおりでございまして、実際に申し込みのあった事業者数は3法人でございました。
その内訳といたしましては、
社会福祉法人1法人、そして株式会社2法人となってございます。
続きまして、(2)財務審査の結果でございます。こちらにつきましては、原則として上位の5法人程度を通過することとしておりまして、応募法人が3法人であったことから、3法人全てが第1次審査へ進んでございます。
また、各法人の審査結果につきましては、記載のとおりでございます。
今回、候補者の点数でございますが、低い主な要因といたしまして、
候補者法人におきましては
認可保育所の新規開設、こちらを続けておりまして、整備にかかる借り入れなど、一時的に負債が上昇していることに伴うものでございます。これにつきましては、借り入れにかかる返済の原資が自治体の補助金というものがほとんどであることですとか、あるいは企業といたしまして増収が続いており、総じて業績については順調と考えられること、こういったことから長期的な視点で経営に問題はないものというふうに考えてございます。
続きまして、(3)第1次審査の結果でございます。記載にあるとおり、受託する姿勢や意欲、受託園における
保育園運営に関する考え方など、全102項目について審査を行ってございます。
続きまして、4ページをごらんください。
その結果といたしまして、7割以上の点数を獲得いたしました3法人全てが、第1次審査を通過いたしました。
次に、(4)第2次審査の結果でございます。法人によります
プレゼンテーション、
現地視察等を実施いたしまして、こちらにつきましては全52項目について審査を行い、2次審査の結果及び1次、2次の合計についても、3法人全てが7割以上獲得したところでございますが、総合的に判断して、より高い得点を得ました
ライフサポート株式会社、こちらを候補者として選定いたしました。
5ページをごらんください。
5の選定理由でございます。今回、候補者といたしました
ライフサポート株式会社は、都内で計11園の
認可保育所運営実績がございまして、
保育園運営の能力及び実績は十分となってございます。
指定管理者としての
保育園運営の経験はございませんが、既存施設の運営ですとか、それから本部の
サポート体制、こちらについては良好でございまして、安定した運営が期待できるものと認識しております。
また、職員配置の面におきましても、経験豊富な園長ですとか、保育士の配置に加えまして、
スケールメリットを生かしました採用計画による職員の確保、あるいは
人材育成体制が整備されております。移行後の保育の質の維持、向上が期待でき、高く評価するものでございます。
以上のことから、総合的な判断に基づき、今回候補者として選定したものでございます。
続きまして、資料1-2、こちらをお願いいたします。新規で指定するものについての2園目となります。
1ページをごらんください。
まず、
指定管理とする施設でございますが、1に記載のとおり、江東区
猿江保育園でございます。
指定管理者候補者は、現在の
指定管理者である
社会福祉法人もろほし会。
指定の期間につきましては、令和3年4月1日からの5年間となります。
社会福祉法人もろほし会は、本区内で3園の
認可保育所を運営してございまして、この
猿江保育園のほか
毛利保育園も
指定管理者として運営しております。
次に、2の選定方法でございます。
内容につきましては、さきに御説明いたしました辰巳第二保育園と同様でございます。資料に記載のとおりとなってございます。
続きまして、2ページをごらんください。
3の選定の経緯でございます。6月5日開催の第2回
保育所専門部会を経まして、6月14日の第3回公の施設に係る
指定管理者選定評価委員会におきまして、募集要項、
選定基準等を決定した後、公募を開始いたしました。
その後、
公募説明会や
施設見学会を経て、書類提出のあった応募3法人に対しまして財務審査を実施し、これについては3法人全てが通過しております。
続く第1次審査におきましては、7割以上の点を獲得した3法人全てが第2次審査へと進むことになりまして、第1次、第2次それぞれの結果を総合的に踏まえまして、8月29日開催の第4回公の施設に係る
指定管理者選定評価委員会におきまして、
推薦候補者を決定したものでございます。
続きまして、3ページをごらんください。
4の選定結果でございます。
まず、(1)応募状況でございますが、
施設見学会、説明会への
参加事業者数につきましては記載のとおりでございます。実際に申し込みのあった事業者数は3法人でございました。その内訳は、
社会福祉法人1法人、株式会社2法人となってございます。
次に、(2)財務審査の結果でございます。原則といたしまして、上位の5法人程度を通過することとしております。応募法人が3法人であったことから、3法人全てが第1次審査へと進んでございます。
また、各法人の審査結果につきましては、記載のとおりでございます。
続きまして、(3)第1次審査の結果でございますが、記載にあるとおり、受託する姿勢や意欲、受託園における
保育園運営に関する考え方など、全102項目について審査を行ってございます。
4ページをお願いいたします。
その結果といたしまして、7割以上の点数を獲得いたしました3法人全てが第1次審査を通過いたしました。
続きまして、(4)第2次審査の結果でございます。法人による
プレゼンテーション、
現地視察等を実施いたしまして、全52項目について審査を行い、2次審査の結果及び1次、2次の合計についても、3法人全てが7割以上を獲得したところでございますが、総合的に判断して、より高い得点を得ました
社会福祉法人もろほし会を候補者として選定いたしました。
続きまして、5ページをお願いいたします。
5の選定理由でございます。今回候補者といたしました
社会福祉法人もろほし会は、区内で計3園の
認可保育所運営実績がございまして、そのうち2園は
公設民営園の
指定管理者として運営しております。このため、
保育園運営の能力及び実績は十分でございます。
また、現
指定管理者であることから、移行準備が不要でございまして、継続的に保育を実施することができるものと認識しております。
さらに、職員配置の面におきましても、募集要項の意向に沿った経験年数の園長や保育士が十分に配置されておりまして、法人の園運営における実績や地域とのつながりを生かした園運営が期待でき、高く評価するものでございます。
以上のことから、総合的な判断に基づきまして、今回候補者として選定したものでございます。
よろしく御審議のほど、御可決いただきますようお願い申し上げます。
私からは以上です。
4
◯保育課長 続きまして、議案第59号におきます
保育所指定管理者の再指定について、御説明をさせていただきます。
資料1-3をお願いいたします。
江東区塩浜・千田・亀戸第四・
南砂さくら保育園の
指定管理者の指定についてでございます。前回6月委員会におきまして、当該4園につきましては、非公募選定によると御報告させていただきましたが、選定の結果、引き続き令和2年度以降につきましても、再指定をお願いするものでございます。
1の施設の名称・
指定管理者候補者・指定期間でございます。
まず、1園目の江東区
塩浜保育園につきましては、流山市に本部があります
社会福祉法人流山中央福祉会。2園目、江東区
千田保育園につきましては、江東区に本部があります
社会福祉法人みわの会。3園目、江東区亀戸第四保育園には、さいたま市に本部があります
社会福祉法人三樹会。4園目、江東区
南砂さくら保育園は、江戸川区に本部があります
社会福祉法人東京児童協会を引き続き候補者としてございます。
指定の期間は、いずれも令和2年4月1日から5年間でございます。
2ページをお願いいたします。
2の選定方法(1)、(2)でございます。6月の本委員会で御報告させていただきましたとおり、これまでの保育所の
管理運営実績等が良好であることから、非公募としてございます。
選定に当たりましては、庁内の江東区公の施設に係る
指定管理者評価委員会において、
運営企画書、
利用者アンケート、そして財務諸表をもとに、実績及び今後の計画、保護者からの支持、そして財務状況の3点について、総合的に評価を行いました。
また、3ページには3、選定の経緯として、
指定管理者評価委員会におけるこれまでの
スケジュールを記載してございます。
それでは、4ページをお願いいたします。
4の選定結果でございます。それぞれ法人ごとに
運営企画書等による実績・今後の計画、
利用者アンケートによる保護者からの支持、そして
財務状況診断の3つの項目で審査し、各法人ともA評価となってございます。
詳細は、5ページ以降の別紙に記載してございますのでごらん願います。
各
保育園ごとに先ほどのアとして実績・今後の計画、イとして保護者からの支持、ウとしまして
財務状況診断の順で、
保育園ごとに記載をしてございます。
まず、アの実績・今後の計画では、6つの評価項目において460点満点で、専門部会の
平均合計点数が8割以上の場合をA評価、6割以上をB評価、4割以上をC評価、4割未満をD評価としてございますが、4園ともA評価となってございます。
次に、イ、保護者からの支持につきましては、合計17項目の
アンケート内容を、肯定的な答えをした方の割合が8割以上であればA評価、6割以上であればB評価、4割以上をC、4割未満をDとし、AとBの評価割合が8割を超えた場合を総合のAととして、4園ともA評価となってございます。
なお、
項目別評価におきまして、
塩浜保育園でD評価、亀戸第四保育園でC評価がそれぞれ1つあります。これは、外部の苦情窓口、行政や
第三者評価に相談できることの保護者への認知を聞く項目でございまして、各園とも
入り口付近にわかりやすく掲示をしておりますが、低い結果となってございます。こちらは、他の2園でもB評価となっているところでございます。こちらにつきましては、外部に苦情を言うまでもなく、各園の園内において対応ができているからこそ認知度が低いものと考えてございます。
次に、ウとしまして、
財務状況診断は、法人の決算書類をもとに
中小企業診断士に財務分析を依頼し、その結果をもとに審査し、園運営に支障はなく、A評価としてございます。
4ページにお戻りを願います。
このような選定の結果、5の選定理由といたしまして、4法人ともに良好な内容で
保育園運営が適切に運営されてございますので、引き続き現運営法人を
指定管理者の候補者と決定した次第でございます。
私からの説明は以上でございます。
よろしく御審議の上、御可決いただけますようよろしくお願いいたします。
5 ◯委員長 それでは、本案について質疑を願います。
6
◯若林しげる委員 保育園の
指定管理ですが、自民党としては進めていっていただきたいと感じているんですが、新しい2園に対しての準備、評価はしていると思います。
それと、あと再度の契約の4園ということで、いろんな形で保護者からいろんな話、
アンケートを聞いているとは思うんですが、全てがA評価ということはちょっとなかなかそのまま受け取れる状況ではないのかなと。できれば民間の力をかりていれば、それ以上の保育の質を問われなければならないところなんですが、いろんな保護者いますけども、「指定管理になって、保育の質が落ちていますよ」とか、いろいろそういったところはちょっと聞こえてくるところがありますので、指定管理になるときに丁寧な指導をできているのか、また、この再評価するときに、本当にこれが全てAだったのか、改めて行政側からも疑問を投げかけながら、やはり保育の質ということを大切にしていかないと、このままでいいんだということになりかねないので、そこのところの丁寧な持っていき方、十分できているのかどうか、改めてそこのところを再確認していただきたい。その上で、この
指定管理ということをどう進めていくかを伺いたいと思います。
7
◯保育計画課長 指定管理者、民営化に当たっての移行についてということの御質問でございますが、まず、民営化に当たりまして、
移行準備期間というものを2年間用意をしております。例えば区、それから保護者、法人の3者による懇談会などを実施いたしまして、丁寧な移行の準備を進めたり、あと最後の半年になるんですけれども、
合同保育期間という形を設けまして、法人職員が
民営化対象の保育園で合同保育を実施するなど、保育業務の引き継ぎを行う期間を設けてございます。
また、民営化の1年目につきましては、毎月
保育計画課の職員のほうが園のほうに行きまして、いろいろ区のほうにいただいている御意見も含めまして、改善事項等あれば適宜指導、助言をしているような状況でございます。
こちらにつきましては、民営化の2年目になりましては、3カ月に1回という、そういう
スケジュールでやってございます。
また、民営化の1年目でございますが、夏のタイミングで保護者の方々に
アンケートを実施させていただいておりまして、その
アンケート結果の内容も取りまとめて園のほうにフィードバックをして、改善するべきところがあれば計画を一緒に考えていくと、そういった形で進めていきます。
いずれにしても保護者の方々に御心配をかけることがないように、丁寧に民営化のほうは進めていきたいというふうに考えてございます。
以上です。
8
◯若林しげる委員 ぜひそこのところを丁寧に進めていく、指導をしっかりするということができないと、この
指定管理という
考え方自体がやはり揺らいでしまうということを改めて感じていただきたいと思います。やはり、「よかったよ」とか、よくなって当たり前なところですね、1つ、2つ、保育園歩きますとですね、「ちょっと変わったよ」とか、「指導が足りないよ」ということは私自身も聞いているところは事実ですので、しっかりとそこを皆さんの力で進めていただきたいと要望しておきます。
9 ◯さんのへあや委員 今回のこの
公設民営化というのは、効率的に経費をどんどん縮減するという意味でも大いに賛成で、どんどん進めていただきたいところではあるんですけれども、1点ちょっと懸念しているところがありまして、この第1次、第2次の審査の中で、今後その場所で働くであろう保育士さんたち、また職員さんたちのその賃金だったりお給料だったりというのは、どのように評価をされていて保障されているのかというのを1点、まずお聞きしたいです。
10
◯保育計画課長 保育士の方々への処遇を評価する項目ということの御質問でございますが、まず、第1次審査におきましては、
保育園運営に関する考え方、この中で職員の採用、育成、健康管理、こういった項目で主に審査を行っているところでございます。ですので、逆に賃金の高い、低いというような評価項目はございません。
ちなみに、今回の選定に当たりまして、今回の候補者の評価は3者の中で最も高い評価となってございます。
次に、第2次審査、こちらでございますが、現在運営園の
運営管理体制、この中で安定した雇用並びに職員の育成の項目で、主に審査を行っているところでございます。こちらにつきましても、候補者の評価は3者の中で最も高い評価を得ているという結果になってございます。
先ほど冒頭で私のほうから御説明させていただいたんですけれども、採用計画に関しましては、当該法人につきましては11園の
認可保育園、また、ほか
認証保育所、そして学童の施設、こういったところも運営してございますので、採用活動を行っておることから、法人としても力を入れている部分だというふうに思っております。
また、研修のところでございますけれども、非常勤の職員を含む全職員が研修に参加いたしまして
スキルアップを図れるような、そういった体制を構築しているということで評価をしているところでございます。
また、独自の
プログラムですとか、外部研修を計画的に実施をしておりまして、それぞれ職層によって必要な
研修プログラムを組んで、年間計画を策定しているところです。
また、法人のほうが、本部のほうが、積極的に現場の先生方がそれなりに参加できるようにバックアップしているということも確認とれているところでございますので、区としてはそういったあたりを評価したところでございます。
以上です。
11 ◯さんのへあや委員 ありがとうございます。その採用活動としての実績が評価されているという点では安心なんですけれども、特にこの新しく今回
指定管理者になった
ライフサポートさんのほうなんですけれども、先月メディアで報道されていた、東京都内で働く全保育施設の保育士さんの平均賃金という表がありまして、その中で低い順から100園載っていたんですけれども、
ライフサポートさん、そのうち3園、都内で運営しているところが載ってしまっていて、3園とも平均賃金が280万円以下だったと。
今回、保育士さんの公定価格、お給料が保障されている公定価格というのが最大380万円で、それをかなり大幅に下回ってしまっているという現状がありまして、これ2016年度というふうに情報出てたので、今どうなっているかというのがちょっとわからないんですけれども、やはり区としては、
指定管理者として今回初めて
ライフサポートさんにお願いをして、今後、園からの意見だったり保護者からの意見というのは聞く機会あると思うんですけれども、実際に働かれている保育士さんだったりとか、その処遇の面というところでも園としてはというか、区としてはしっかり保障してきちんと見ていかなければいけないのかなと思っております。
決して、今後この
ライフサポートさんが運営する保育園が低い賃金で設定されてしまっているとかというところは、ちょっとまだわからないところなので、これは仮定の話なんですけれども、今後はぜひ現場で働く方からの意見もちゃんと取り入れられるように、そこからまた助言、指導ができるようにということを進めていただきたいと思います。
以上、要望です。
12
◯佐竹としこ副議長 我が会派からも、この議案に対しては賛成の立場です。
ただ、1点だけ、今、さんのへ委員からもありましたけれども、この選定の中で財政面の理由の評価が低いわけですけれども、その理由の説明がありました。そのことと兼ねて、受託園での職員配置の案とか、
法人運営状況と改善状況、ここがちょっと低いような気がして、それを絡めて見るとちょっと不安なところもあったので、そこのところをきちんと確認をしたいなと思います。
それからもう1点は、今ありましたけれども、やはりその都度その都度きちんと区がかかわってしっかりと、お子さんのためにも、また働く方たちのためにもしっかりといいほうにというか、さまざまなことを改善すべきことは改善できるように取り組んでいただきたいと思いますが、その点についていかがでしょうか。
13
◯保育計画課長 財政面のところにつきましては、佐竹委員御指摘のとおり、単純にこの数字だけ見てしまうとという部分もあるかと思うんですけれども、なかなか新規開設を繰り返していきますと、その分だけ整備費のほうもかかってくるというような状況でございます。単純に借金をしているということになると、評価が低くなるという部分ではあるんですけれども、ただ、借金の返済として確保されているのが自治体からの補助金ということですので、ある種、返すことが確実な借金という意味合いもありますので、この点数で評価されているよりはかたいといいますか、確実な返済が可能というふうに考えております。
また、これが入ってくる補助金の額よりもさらに借金が多くなってくるというと問題ではあるんですけれども、この
ライフサポート株式会社につきましては、そういったところ、それを示すのが財務審査の結果の2)の流動比率のところになるんですけれども、こちらにつきましては、5点満点中3という形でついておりますので、そういった意味で、長期的な経済運営に関しては問題がないというふうに評価をさせていただいたところでございます。
ライフサポート株式会社の園につきましては、現地の視察のほうもさせていただきました。なかなか大きくはない園なんですけれども、その中で皆さんいろいろ工夫をされて、こどもたちに寄り添った保育をしているというふうに評価をしてございます。
どうしても2次審査のところ、今申し上げたように、実際に見に行くその園の印象によってもちょっと印象が変わってしまう。大規模で園庭がわっとあるような、そういった園と、どうしても園庭も本当になくて小さいところで頑張って運営している園と、若干そういったところの印象の差が出てしまうというところではあるんですけれども、区といたしましても、評価者それぞれ評価をいたしまして、総合的に判断して、問題がないというふうに判断をしたところでございます。
先ほど御答弁させていただいたとおり、移行につきましては、来年度から始まる2年間の移行準備を踏まえて、またさらに移行の1年目、2年目と、丁寧に区のほうでも園のほうにかかわって進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
14 ◯新島つねお委員 この2件は、まあ、よろしいと思うんですけども、今後の課題ということでちょっとお聞きしたいんですね。今、さんのへ委員のほうからありましたけども、賃金とか、処遇条件というのは本当に重要だと思うんですね、保育の質を確保する意味で。今の指定管理の募集の中にはその条件は入っていませんけども、ただ、最後のところにありますけども、職員の配置の面において、募集要項の意向に沿った経験年数の園長や保育士が十分に配置される、これはこれでいいと思うんですけども、要は中身ですよね。処遇が悪ければ本当に保育士さん、ころころやめますよ、やっぱり。
ですから、これから
指定管理する場合、募集をかける場合ですね。当然私はその処遇条件も見ていくというか、条件に入れてほしいんですけども、しっかり見ていただきたいと思うんですけれども、そこら辺のお考えをお願いいたします。
15
◯保育計画課長 保育士の方々の処遇のところにつきましては、先ほど、さんのへ委員への御答弁の中でもさせていただいたとおり、あるいは採用をどういうふうに考えるのか、それから研修をどういうふうに考えるのか、あるいは健康管理どういうふうに考えていくのか、多角的な評価項目を用いて判断をしていきたいというふうに考えてございます。
提出していただく書類に関しましては、法人のほうから、例えば離職率とか、こういったものの書類の提出も求めております。
少し古い数字ではございますけれども、政府のほうが出している雇用動向調査というものがございまして、医療とか福祉とか、こういった非常に広い分野ではあるんですけれども、これの平成29年度の離職率というのが14.5%という形で発表されております。
ライフサポート株式会社につきましては、昨年度の離職率が15.5%という形の離職率で御回答をいただいておりますので、非常に高いというような状況ではないというふうに考えてございます。
こういったいろいろ御提出いただくものの中で、多角的にそういったところも評価をしていきたいというふうに考えてございます。
以上です。
16 ◯新島つねお委員 今、
ライフサポートさんのほうから自主申告ですね、これ15.5%でしたというのは。ですから、そういうのではなくて、具体的にやっぱりその保育士さんの処遇の条件というのをしっかり見ていくべきだと思うんですよ。もう一度お願いいたします。
17
◯保育計画課長 基本的に御提出いただく書類というものは、例えば職層ごとの平均の賃金のものも御提出いただいたりとかというふうにはしているんですけれども、表現によっては自己申告という形にはなってしまうものでございますので、こういったものにつきましては、移行準備、あるいは移行後のフォローアップの中でも、保育士さんのほうからの生の声とか、そういったものも大切にしながら判断していきたいというふうに考えてございます。
以上です。
18 ◯正保幹雄委員 今、深刻な保育士不足と、それをもたらしている大きな要因の一つが、今審議されました保育士の離職率、これが高いということが問題になっているんですけれども、特に民間の保育所が高いということで、今離職率ですけれども、
ライフサポートさんですね、辰巳第二保育園の
指定管理の指定ということで、
ライフサポートさんについては15.5%。私は非常に高いと思うんですね。多分公立の園ではたしか2%台じゃないですかね、今直営では多分2%台の離職率というのが大体そのぐらいかなと思いますけど、ちょっと公立と比較してどうなのかという点をお聞きしたいと。
それから、やっぱりこの
ライフサポートさんの財務状況ですよね。やっぱり株式会社としてのそもそもの体力がないと、補助金で返済をしていくと。新規の整備が多いからということでこういう状況だという説明もありますけれども、どうもその財務状況は自転車操業的な感じですよね。これで本当にここに任せていいのかというような心配があります。この離職率について、私のほうからも随分高いんじゃないかと思いますけど、そういう点、もう一度お示しいただきたいと思います。
19
◯保育計画課長 まず、1つ目の離職率でございますが、先ほど御答弁させていただいたとおり、
ライフサポート株式会社、平成30年度の離職率につきましては15.5%でございます。それからあと、正保委員がおっしゃられたとおり、恐らく公立のほうの保育士さんに関して言えば、数%という状況だというふうに認識をしてございます。ただ、繰り返しになって大変恐縮ですけれども、政府のほうが出している動向調査、こういったものの平均と見比べてみると、
ライフサポート株式会社だけが抜きん出て高いというふうに評価はしていないというところでございます。
もう1点、財務状況についてでございますが、先ほどと繰り返しになってしまいますけれども、今借金をしている金額が、返済が見込まれる金額よりも多いというふうになると、その短期的な資金の流れというのは厳しくなる部分もある可能性がございますけれども、この会社に関しましては、そういった部分は現在のところ見られないということでございますので、長期的に会社としても増収を続けているという状況を考えて、こちらのほうでは問題ないというふうに判断をしているところでございます。
以上です。
20 ◯正保幹雄委員 先ほど離職率、もしくは賃金などの処遇面をきちっと審査項目に入れて審査をしたほうがいいというふうに言われましたけれども、私もそういうふうに思います。
今、公立では数%だと。15.5%は民間の中ではそんなに高くないんだという認識でしたけれども、私は非常に高いというふうに思いますけど、そうしますとこれまでに公立、区立園を
指定管理の形で委託をしてきました。これまでもそういう離職率については出していただいているとかというふうに言っていましたけれども、今までの園についてはどんな状況なんですか。これが15.5でぱっと通ってしまうと、審査のポイントが5ポイントで、ほかのA法人は19ポイントと、こういう差があるのにこういうのも移行がうまくいくからだとか、いろいろ言いながら通してしまうということは、これはちょっと心配でなりません。これは保育の質にかかわってくる大きな問題だというふうに思いますけど、そういう点、もう一度お伺いしたいと思います。
21
◯保育計画課長 少し古いデータで大変申しわけないんですけれども、平成24年から平成29年までの間で公設民営の保育所、こちらの平均の離職率というのが15%程度というふうになってございます。
また、今回の応募してきた3者ございますけれども、この中で一番低い離職率のところも15.4%という形になってございますので、この
ライフサポート株式会社だけがいろいろな状況を鑑みて高いというふうに判断はしてございません。
以上です。
22 ◯正保幹雄委員 やっぱり区立保育園の民営化については、
認可保育園の不足、また保育士の不足が非常に深刻な中にあって、保育士の身分が保障されて、質が高い、運営が安定している公立保育園を民営化する必要はないというふうにこれまで主張してきましたけども、きょうの答弁、審議を聞いていてますますそのように思います。ぜひ質の確保という点では、やっぱり真剣にやってほしいというふうに思います。
23 ◯委員長 よろしいですか。お諮りいたします。
本案は、区長提案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
24 ◯委員長 御異議がありますので、挙手により採決いたします。
本案は区長提案のとおり可決することに賛成の方は、挙手を願います。
(賛成者挙手)
25 ◯委員長 賛成多数であります。よって、本案は、区長提案のとおり可決することに決定しました。
なお、その旨を議長宛て報告いたします。
────────────────────────────────────
◎議題2 議案第60号 子ども家庭支援センターの
指定管理者の指定につい
て
◎議題3 議案第82号 江東区子ども家庭支援センター条例の一部を改正す
る条例
26 ◯委員長 次に、これから審査いたします議題2「議案第60号 子ども家庭支援センターの
指定管理者の指定について」及び議題3「議案第82号 江東区子ども家庭支援センター条例の一部を改正する条例」の2件につきましては、ともに関連する議案でありますので、これを一括議題といたします。
理事者から、順次説明を願います。
27 ◯子育て推進担当課長 それでは、資料2をごらんください。
子ども家庭支援センターの
指定管理者の指定についてであります。施設の名称は、江東区有明子ども家庭支援センターとなります。
指定管理者候補者は、町田市に本部があります
社会福祉法人景行会です。景行会は、豊洲子ども家庭支援センターを平成18年度から運営している事業者となります。指定の期間ですが、令和2年4月1日から令和7年3月31日までとなっております。
2、選定方法ですが、公募による選定となっております。選定は、第1次審査で書類審査、第2次審査で視察及びヒアリング、
プレゼンテーションを行っております。
3ページをごらんください。4、選定結果です。
1、応募状況ですが、今回申し込みのあった法人は1法人のみで、この1法人に対して審査を行いました。
まず、第1次審査の結果についてです。特に評価の高かった項目は、まず、1の運営・受託する姿勢や意欲であります。こちらは120点満点中104点となっており、9割近くの得点となっています。
また、2、子ども家庭支援センター事業運営が420点中348点で、こちらも8割以上の得点となっております。
さらに7、江東区への貢献度が満点となっております。なお、評価項目の中で、特に評価の低い項目というのはありませんでした。
この結果、1次審査の合計では、1,000点満点中802点となっております。
次に、2次審査の結果についてです。特に評価の高かった項目としては、まず、1の利用者対応全般です。こちらは240点中222点となっており、9割以上の得点となっております。
また、3、運営・受託する姿勢や意欲は、応募した理由や意欲を見る項目ですが、1次審査同様、高い評価となっております。
合計では、1,000点満点中883点で、おおむね9割の得点となっております。
4ページをごらんください。
総合結果ですが、1次審査、2次審査合計で1,685点となり、評価段階はA、得点率は84.3%となっております。
5、選定理由ですが、まず第1に、有明を含めた本区臨海地域の特性をよく理解しており、それに合わせた運営が期待できること。
第2に、現在も有明地区に出張して子育てひろばを実施しており、有明地区の住民との関係が既に築けていること。
第3に、区の福祉事務所や保健相談所、教育委員会、児童相談所、医療機関など、有明地域を管轄する関係機関との連携が既に確立されていることです。
これらのことから、有明子ども家庭支援センターの
指定管理者として安定した運営が期待できると考えております。
説明は以上となります。よろしく御審議の上、御可決くださるようお願いいたします。
28 ◯こども家庭支援課長 引き続きまして、議案第82号、江東区子ども家庭支援センター条例の一部を改正する条例につきまして、御説明申し上げます。
資料3をお願いいたします。
1番、改正の理由でございますが、ただいま御説明のありました、令和2年4月に開設される、江東区有明に開設を予定しております江東区有明子ども家庭支援センターを設置するために、条例の一部を改正するものでございます。
2番、改正の概要でございますが、(1)第2条におきまして、本施設の名称及び所在地を規定いたします。
なお、所在地は、江東区有明二丁目1番8号でございます。
本施設は、同所在地に住友不動産が開発する商業施設の1階を賃借し、整備を進めてございます。
(2)第5条におきまして、施設の休館日に関する規定を整備してございます。
恐れ入りますが、ここで3ページ、第5条関係の新旧対照表をごらん願います。休館日につきましては、右改正案に一覧表として記載してございますが、表の最下段に有明子ども家庭支援センターの休館日を12月29日から翌年の1月3日まで、この日を規定してございます。
本施設につきましては、既存の5施設とは異なり、いわゆる年末年始以外は開館をすることといたします。休館日につきましては、商業施設内に整備することから、住友不動産の要望に基づく協議の上、決定をいたしました。
恐れ入ります、資料3、1ページにお戻り願います。
3番、施行期日は、公布の日からといたしますが、有明子ども家庭支援センターに関する追加事項につきましては、規則で定める日からとさせていただきます。
4番、新旧対照表を2ページから4ページに、5番、現地の案内図と施設の平面図を5ページに添付してございますので、後ほど御参照いただければと存じます。
説明は以上でございます。御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。
29 ◯委員長 本2案について、一括質疑を願います。
30
◯若林しげる委員 この施設ね、待ちに待って準備をしていただいてありがとうございます。この平面図見ますと、今まででないようないろんな遊びの中でこどもたちも遊べたり、本を読んだりできそうな、ちょっとそういうところがありますので、しっかり
指定管理、今までどおり指導していただきながら進めていただきたいと思います。要望で結構です。よろしくお願いします。
31 ◯釼先美彦委員 同じ話になりますけども、有明のほうにできるということを大変楽しみにしているというか、施設もすばらしい施設だということで、状況も見たいなというふうに思っているんですけども、この豊洲のほうから利用されている方が何%ぐらい来られるかという推測みたいな部分、有明地区全般としては非常に便利だし、ゆりかもめからもそれなりに歩いて来れるということで、豊洲を利用していただいた、豊洲のところは駅からちょっと離れて中入ったところにあったわけなんですけども、利用度という部分では、推測というか、保護者の利用度ですから、近いところを多分利用するということが多くなると思うんですけども、その辺の数値的なものというのは捉えられているかどうか、お聞きします。
32 ◯こども家庭支援課長 現在、豊洲の子ども家庭支援センターを御利用いただいている方の人数が、平成30年全体でお子さんと保護者、合わせまして約2万3,000人ございます。この中で住所地がいわゆる豊洲にある方が1万3,300人余、それから東雲、有明、辰巳を合わせますと、この合計が約5,000人となってございます。今回有明地域にできますので、主な利用者様といたしましては、東雲、有明、あるいは辰巳あたりからお越しになるのかなというところで考えてございますので、こうした方々が今回、新たにつくるセンターのほうの中心的な利用者になるというふうに考えてございます。
33 ◯釼先美彦委員 同じ法人ということでね、広報的なものだとか、こういう形で皆さん地域にかかわっている方は情報が早いと思いますので、捉えられていると思うんですけども、豊洲を利用している方でも、基本的にはこういう形で新しく4月からできるんだということの広報と、また、同じスタッフだということで連携されるところがあると思うので、ぜひともよりよい施設になっていただくようにかかわり、連携を保っていただくように要望したいと思います。よろしくお願いします。
34 ◯さんのへあや委員 ちょっとかなり気が早いんですけれども、今後、江東区内に設置されるであろう児童相談所との、新しくできるこの子ども家庭支援センターとの兼ね合いだったりとか、連携していく予定だったり、職員のそこでちょっとした研修だったりというのを何か予定されているかどうかお聞きします。
35 ◯こども家庭支援課長 今後、開設される予定である児童相談所との兼ね合いということでございますが、御承知のとおり、児童相談所につきましては、養育困難、あるいは虐待対応を中心とした施設でございます。また、子ども家庭支援センターにつきましては、そこまで行く前にお子様を抱える特に若い世代のお母様方がリフレッシュをされたり、あるいは同じ年代同士のお母様方の輪を広げるといいますか、そういった場所として中心的な役割を果たしていきます。
ただ、子ども家庭支援センターの中でも相談業務を行ってございますので、この中でいわゆる児童相談所、今で言えば区立の児童相談所ではございませんので、江東区の枝川にあります江東児相等々に御相談すべきような事案があれば、そういった枠組みの連絡会、連絡協議会を設けてございますので、こうしたものも通じて、あるいは個別に緊急を要するものについては、区を通して御連絡をさせていただくということで、それぞれの役割分担を今後構築してまいりたいと考えてございます。
36 ◯さんのへあや委員 ありがとうございます。今、都内で新規で児童相談所を開設を決めたところの一部は、子ども家庭支援センターを併設していたりとか、別に建てたりとか、いろいろ考えはあると思いますので、今後、江東区が児童相談所の設置の実現化に向けて、ぜひこの子ども家庭支援センター、新設するこのセンターとの連携だったり情報のやりとりだったりというのを積極的に行った上で、ぜひ計画していただきたいと思います。
以上、要望で終わります。
37
◯佐竹としこ副議長 会派としては、賛成の立場です。
1点だけ確認させていただきたいんですが、第1次審査の結果で業務の体制が7割に満たないんですけれども、この辺の心配というのはないんでしょうか、すごく子ども家庭支援センターって大事だと思いますので。豊洲のほうと一体化になるというか、同じ経営者でやりとりをするとかあるんでしょうけれども、この7割に満たないというのはちょっと気になるんですが、どうでしょうか。
38 ◯子育て推進担当課長 この業務の体制のところが、100点満点中68点というような形になっておりますけども、今回の景行会につきましては、総じて他の項目が非常に高い評価となっておりますので、印象としては低い印象を受けがちなんですけども、おおむね7割という点数は取っておりますので、決して低いというふうには事務局のほうでは判断をしておりません。普通からややよいレベルというふうに考えております。
以上です。
39
◯佐竹としこ副議長 わかりました。しっかりと今後もきちんと区が、
指定管理になっていますけれども、体制とかをチェックしながらよろしくお願いします。
40 ◯酒井なつみ委員 有明子ども家庭支援センターができるということは大変うれしく思っております。臨海部で産婦人科で勤めてきた者としては、核家族化が進んでいって孤独なお母さんが多い地域だと把握しております。
選定理由のところに、地域の実情を十分に把握した提案がなされており、評価が高いと記載がありますが、どのような提案がなされていて、どのような工夫、ほかの子家センとの違いなどありましたら教えていただきたいと思います。
41 ◯子育て推進担当課長 今回、事業者のほうからお話がありましたのは、まず1つは、事業者としては豊洲の子家センをやっているということもありまして、この子ども家庭支援センターの意義ですとか、役割というのを非常によく理解しているというのがあります。具体的には、子育てを孤立化させないというところですね。
もう一つは、豊洲をやっているということもありまして、臨海地域の特性を非常に景行会というのはよく理解しているというところがあります。具体的には、住民の入れかわりが非常に激しいですとか、転入者が多いですとか、あとなかなか周りに子育てをサポートしてくれるような人たちが、親族ですとか、そういった方たちが少ないという、そういった傾向がありまして、こういったことは子育ての孤立化につながっていきます。そういった把握した状況を踏まえた上で、しっかりと取り組んでいきたいという提案があったんですが、具体的には、例えば保護者同士が交流を保てるような企画ですとかイベント、そういったものを積極的にやっていきたいというような提案があります。
それから、あともう一つは、豊洲の子家センでちょっと言えることなんですけども、利用者の方が来たときに保護者とこどもだけでぽつんと、そこだけで遊んでしまうというか、そういった傾向がちょっとありますので、できれば保護者同士が交流したり、もしくは職員と交流ができるように、職員のほうから積極的に声かけを行っていきたいというような提案もありまして、こういったことも有明のほうでやっていきたいというようなお話がありましたので、その辺が非常に評価としては高くなっているところでございます。
42 ◯酒井なつみ委員 かしこまりました。地域の実情を把握して取り組んでいただくことは、大変ありがたいと思っております。
もう1点ちょっと質問があるんですけれども、平面図を見ますと一時保育スペースというのがありますけれども、どのくらい一時保育枠が確保されるのか、教えていただきたいと思います。
43 ◯こども家庭支援課長 実は現在まだ、平面図をお示ししてございますが、実際に工事が終了してございませんので、どの程度有効なスペースがあるか、あるいはこうした一時保育のスペースとプレイルームをどのように使い分けていくかというところは、また事業者と相談しながら、基本的には一時保育につきましては、既存の5施設については6名から8名程度の定員でやってございますので、その範囲の中で検討してまいりたいと考えてございます。
44 ◯酒井なつみ委員 わかりました。一時保育の需要はすごく高くて予約がとれない、利用したくても利用できない、急なときに特に利用したいというニーズは特にあると思います。その時に、人数をふやしてもらえないかという提案をしたことがありますけれども、有明に子家センもできますのでということで御返答いただきました。なるべくたくさんの方に利用していただけるように、一時保育のスペースをしっかり確保するなど、今後検討していただきたいと思います。要望です。
45 ◯委員長 それでは、お諮りいたします。
本2案は、区長提案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
46 ◯委員長 御異議がございませんので、本2案は、区長提案のとおり可決することに決しました。
なお、その旨を議長宛て報告いたします。
────────────────────────────────────
◎議題4 1陳情第1号 江東区障害者福祉センターでの機能訓練事業にお
ける理学療法士との委託契約に関する陳情(継)
◎議題5 1陳情第2号 江東区内の勤労肢体不自由者が必要とする機能訓
練支援に関する陳情(継)
47 ◯委員長 続きまして、陳情の審査に入ります。
なお、陳情の符番につきましては、6月28日の議会運営委員会において、年をあらわす表記を「元」から「1」に変更することが決定しておりますので、御報告をいたします。
それでは、これから審査いたします、議題4「1陳情第1号」及び議題5「1陳情第2号」の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。
理事者から、一括説明を願います。
48 ◯福祉部参事(社会福祉協議会総務課長) 継続中であります1陳情第1号及び1陳情第2号につきましては、前回より特段の変更はございません。
以上でございます。
49 ◯委員長 本件について、一括質疑を願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
50 ◯委員長 本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
51 ◯委員長 御異議がございませんので、本件は一括継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎議題6 1陳情第7号 主要農作物種子法を廃止する法律の附帯決議遵守
に向けて江東区議会として声明文を採択すること
を求める陳情(継)
52 ◯委員長 次に、議題6「1陳情第7号」を議題といたします。
理事者から、説明を願います。
53 ◯健康推進課長 1陳情第7号につきましては、前回以降、特段の状況の変更はございません。
以上でございます。
54 ◯委員長 本件について、質疑を願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
55 ◯委員長 本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
56 ◯委員長 御異議がございませんので、本件は継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎議題7 1陳情第11号 こどもの文化・芸術活動を保障するために児童劇
場を有する児童施設の新設を求める陳情(継)
(同趣旨の陳情外2件 1陳情第23号、同第37号)
◎議題9 1陳情第19号 こどもたちが活発に遊べる空間を持つ全天候型施
設の江東区児童会館と、有明児童館の新設を求め
る陳情(継)
(同趣旨の陳情外1件 1陳情第25号)
◎議題13 1陳情第42号 こどもたちが活発に遊べる空間を持つ全天候型施
設の江東区児童会館と、有明児童館の新設を求め
る陳情
(同趣旨の陳情外1件 1陳情第61号)
◎議題14 1陳情第43号 こどもの文化・芸術活動を保障するために児童劇場
を有する児童施設の新設を求める陳情
(同趣旨の陳情外1件 1陳情第62号)
◎議題19 1陳情第59号 こどもの文化・芸術活動を保障するために児童劇場
を有する児童施設の新設を求める陳情
57 ◯委員長 次に、これから審査いたします議題7「1陳情第11号外2件」、議題9「1陳情第19号外1件」、議題13「1陳情第42号外1件」、議題14「1陳情第43号外1件」及び議題19「1陳情第59号」の5件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。
なお、1陳情第42号外1件、1陳情第43号外1件及び1陳情第59号の3件につきましては、新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。
(事務局朗読)
58 ◯委員長 理事者から、説明願います。
59 ◯こども家庭支援課長 それでは、一括議題となりました陳情につきまして、御説明いたします。
新規陳情の陳情者住所、氏名、陳情の趣旨につきましては、事務局朗読のとおりでございます。
陳情の趣旨は大きく2点ございます。
1点目の、児童劇場を有する児童施設、あるいは児童館の新規整備を求めることについてでございますが、現在、新たな児童会館、児童館の整備予定はございません。しかし、平成30年度をもって廃止となりました児童会館の敷地を活用し、児童向け複合施設の整備を計画化しており、令和4年4月の開設を予定してございます。
また、2点目として、乳幼児から中高生までの年齢層の中で、目的別の幅広い利用など、事業内容等の運営面において求められております各御要望につきましては、現在区内に18施設あります児童館におきまして、小学生だけでなく乳幼児と保護者、さらに中高生の居場所づくりなど、幅広い年齢層を対象とした施設機能のあり方を検討するとともに、施設の有効活用や新たな事業に取り組んでまいります。
そのほか、前回の御報告から変更はございません。
説明は以上でございます。
60 ◯委員長 本件について、一括質疑を願います。
61 ◯釼先美彦委員 今新しい陳情が出されているということで、今、文章も拝見しているんですが、基本的には東川小学校の前にあった児童会館がなくなって、新しく今建てかえているということなので、児童劇場がないということの陳情が半分以上の内容になっていると思います。
実際、児童会館自体の劇場が、バレエの団体が使用していたりした経緯がありましたけども、ここ近年、劇場という形では使用する団体もなかなか少なくなっていたなというふうには自分では思っているんですけども、こどもミュージカルが当初シビックセンターでやっていたり、こども歌舞伎もやっていたり、こどもの発表する場という形では他の施設を利用して、児童会館にあった劇場を使用しているというケースよりは、各団体がやっぱり一番利用がやりやすい舞台というか、劇場にかわる施設を使っていた経緯があるわけなんですけども、そこのとこの利用度、実際豊洲の新しいシビックセンターも含めて、児童会館からいろんな形でこどもの文化活動にかかわる団体が発表していたりという経緯が、他施設でもやっていると思うんですけども、そこの経緯をまず教えていただきたいということと、また、プラネタリウムの話が出ていたんですけども、今建てかえたことによって大島の総合文化センターの上で新しくプラネタリウムをみんなこどもたちがやっているというのを聞いていますし、意外とみんな利用しているというふうにも情報を得ているんですけども、そこの利用されている経緯をまず2つ聞きたいと思います。
62 ◯こども家庭支援課長 各児童館において、あるいは各児童館の利用者の団体様がいろいろな施設を使っての事業というところでございますけども、これはいわゆる児童館の事業として行う場合と、それから利用者様が自主事業として行う場合と双方あるというふうに認識してございます。
児童館の部分で申し上げますと、一番大きいのはティアラこうとうを利用した観劇会、こうしたものを児童館で実施しているところでございます。
それから、そうした他の利用者団体様等々がそういったものを利用したりとか、あるいは児童館でも使い始めた経緯といいますのは、やはり児童館のいわゆるスペース的なものであったりとか、あるいはない機能については、やはり他の施設に求めていっているというところでございます。失礼いたしました、児童館等々でない施設、あるいはない機能については、他の文化施設等々を求めているところでございます。
また、今後のそうした取り組みにつきましては、先ほど申し上げましたように、事業内容をさまざま整理していく中で、どうした形で使用していくか、あるいは利用していくかというところについては、今後検討してまいりたいというふうに考えてございます。
以上でございます。
失礼いたしました、プラネタリウムにつきましては、現在大島第二児童館、いわゆる総合区民センターですね、そちらのほうで実施をいたしまして、移動可能な望遠鏡を使って天体観測会をやってございますけれども、プラネタリウムにつきましては、特に事業としての実施は今年度は行っていないところでございます。
以上でございます。
63 ◯釼先美彦委員 済みません、第二児童館でしたね、私がちょっと認識が違っていたんですけども、プラネタリウムのほうが利用度が余りないというふうに、僕のほうでは、ウイークエンド活動なんかでも星を見る会とかという形でやっていて、児童館のほうでもすぐ借用できたり、その天体観測に関するものは交流ができるということを聞いたもんですから、意外と利用度が多いのかなというふうに私は聞いていたんですけども、ちょっとその辺の認識がちょっと違ってたなと思います。
それで、今ちょっとお話しされた児童館の団体が他施設を使って、スペース的に足らなかった場合は他の施設を使うということなんですけども、ちょっと聞いた部分では、社会教育団体の大きな、音楽劇をやったり古典芸能をやったりという、そういうところの団体がどういうふうに区の施設を使っているかという意味合いも含めてちょっと聞いたんですけど、その辺の認識がもしあれば教えていただきたいと思います。
64 ◯こども家庭支援課長 社会教育団体であったりとか、活動団体であったりといった皆様におかれましては、そもそも児童館の利用者、ユーザーということでは、そもそもないということもございますので、特段児童館が直接的にその方々とかかわったり、あるいは紹介したりというようなことは特段行っていないところでございます。
以上でございます。
65 ◯釼先美彦委員 実際児童会館を使っていた各団体、最後はバレエのほうが使っていたんですけども、それ以外の団体は児童会館での発表の形態とかやっていたはずなんですけども、そういうところのちょっと認識が今聞いたつもりだったんですけども、そこら辺は今後どういう形で、今ほかの団体がやっているかということなんですけど。
66 ◯こども家庭支援課長 大変失礼いたしました。児童会館で実施された事業に関して、おつき合いしていた団体様等々につきましては、児童会館の閉鎖とともに基本的には事業が、児童会館がなくなってございますので廃止してございますので、事業そのものも、現在はその方々との直接的なおつき合いはないというところでございます。
67 ◯釼先美彦委員 聞いていることとちょっとずれているような気がするんですけども、いろんなこどもの団体が江東区民まつりでの発表だったり、こどもまつりで発表していたり、いろんな団体が区でやっている施設で、皆さん発表の場を求めながら切磋琢磨して、皆さんこどもたちが頑張っていただいているという団体がいっぱいあると思うんです。その団体が結局、豊洲、東川小学校の前にあった児童会館の劇場を使っていたかというと、そうではなくて、各団体でいろんなところの施設を使って発表の場を得ていたと思うんですけども、区が会館をなくしたことによって、劇場をなくしたことによってどんなにマイナス面があるかを、ちょっとそこが聞きたかったところでもあるんですけども、あんまりその答えが今とれてないところがあるので、今後そういうことも少し調べていただいたりすることは必要かなというふうに思います。
それと、もう一つ最後に、きっずが各学校のほうにあって、千田児童館のほうも典型的ですけども、学童保育の部分があって、その児童館機能が民間委託されたことによっていろんな活動がふえたということで、こどもたちの居場所づくりはできたと思うんですけども、やはり同じように東川小学校の前も同じような形でこどもたちの居場所づくりでは新しく生まれ変わるというふうに私は認識しているんですけども、児童会館の今後の成り立ちというか、こどもたち、ゼロ歳児から、先ほど子ども家庭支援センターでも出た話ですけども、乳幼児も含めたこどもたちのケアというか、家族、核家族も含めたこどもたちのケアにどんどん児童会館も移行していくと思うんですけども、その辺の経緯もこの陳情の中にあると思うんですけども、その辺に関してもお答えできるところがあればお願いします。
68 ◯こども家庭支援課長 乳幼児を含めたお子様のケアというところでございますけども、先ほど申し上げましたように、児童館機能の拡充等々につきましては、今年度、検討PTを開いてるる検討しているところでございます。この中で、例えば今、子ども家庭支援センターでやっている一時保育であったりとか、乳幼児のいっときの預り、そういった事業をできないかというところを現在検討してございます。
また、子ども家庭支援センターでやっております子育てひろば、こうしたものについては既に取り組んでございますので、こうしたものの拡充についても、今後検討してまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
69 ◯釼先美彦委員 今後も児童館の施設の使い方というのが変わってくると思いますので、学校のきっずのほうが遊びとして、遊び場でもあり学習の場でもある各学校のね、そこがどんどんこどもたちの居場所づくりに、形として変わってくると思いますので、児童館機能のよさをもう一つ別のところでまた考えていただければ、この陳情のほうも基本的には考え方が少し変わってくるんじゃないかなということだけちょっとお答えして、児童館機能のさらなる施設のよさの、よくなっていただくよう要望したいと思います。
70 ◯正保幹雄委員 今釼先委員のほうでおっしゃいましたけれども、江東区児童会館はしばらく、部分的にですね、休止をしていました。それで、陳情者は、こどもの文化・芸術活動を保障するために、児童劇場があるような児童施設をつくってほしいということなんですね。それで、ことし4月に児童会館が廃止をされていますけれども、長くその児童会館で児童劇場がありました。当時、長年どういう事業が区として取り組まれてきたのかというのを、いま一度ちょっとお聞きしたいと。前になりますから、ぜひ教えていただきたいというふうに思います。
それから、児童館や児童会館はこどもの遊び、またその文化・芸術活動を担うことができる、そういう施設だと、施設のあり方として、そういうふうに考えますけども、その点見解をお示しいただきたいと思います。
71 ◯こども家庭支援課長 従前における児童会館での劇場を使った取り組みということでございますけども、そうした劇場施設でございますので、観劇、あるいは先ほど釼先委員からもありましたようにバレエ等々ですね、こどもたちが喜ぶいわゆる外部からの招聘も含めた観劇会等々で利用してきたというところでございます。回数や、あるいは事業実績につきましては詳細に把握はしてございませんけれども、一定の期間実施していた中で、こどもたち、あるいはその保護者にとって有意義な事業であったという認識はございます。
また、文化・芸術事業につきましては、児童館の中でできるものと、それから現在あります児童館の中でできるものと、あるいは児童館のスペースでは難しいもの、これ先ほども申し上げましたけれども、ございますので、当然こどもたちに芸術、あるいは文化に触れさせる機会を創設するというものが重要でございますので、今後どのような方法でそうした事業をこどもたちに提供できるか、検討してまいりたいと考えてございます。
以上です。
72 ◯正保幹雄委員 江東区の児童会館はこどもたちにとって有意義な施設だったと、事業をしてきたというようなことがあって、今後そのこどもたちの文化・芸術に対して支援を図っていくよう検討していきたいというようなことで、ぜひそうしてほしいと思うんです。
先ほど子どもの権利条約もありましたけれども、やはり参加促進、機会の提供、親子で参加できる機会の提供を、行政が支援をぜひ図ってほしいというのが1つと、もう一つは、ことしの3月に江東区こども・子育て支援事業計画策定にかかわる調査結果、これが報告書が出されました。それで、ここにおいて、青少年の健全育成というところで青少年の居場所について述べているんですけれども、使えればいいのになというニーズがあるんだけれども、いろんな理由で十分活動されていない、区内にはサービスや施設は結構あるんだと。それで、例えば児童館、児童会館ということで、ここでは児童館、児童会館を利用しない理由、それは小学生保護者、中高生世代とともに、必要がないからというのが一番高い
アンケートの結果になっていますが、中高生世代の結果では、小さいこどもを対象にした施設だと思うからと、こういうような回答が実に4割に及んでいるんです。児童館、児童会館は18歳までですね、乳幼児から18歳まで使える施設ですけれども、そういうふうな回答もあると。それで、自分たちが利用できるんだという施設、そういう施設なんだということを周知をする必要があるんじゃないかと、これについて伺いたいと。
それから、小学生保護者で児童館、児童会館を利用したい理由として、安心・安全やいろんな友達との交流ができると、こういうことが挙げられています。それで、やっぱり児童館の、また児童会館の魅力、強みですね。これをきちっとアピールできるような企画、事業、または周知ですね、これについてしっかり区民に周知、アピールをしていくということが大切ですよというようなことで課題として述べられていますけど、これは私は重要だというふうに思うんですね。その点について、お伺いしたいと思います。
73 ◯こども家庭支援課長 世代ごとの御利用に関する周知等々でございますが、まず中高生につきましては、現在児童館では時間帯をあけまして中高生タイムという取り組みを行ってございます。いわゆる小学校低学年、高学年の方が、いわゆる6時、失礼しました5時ぐらいに大体皆さんお帰りになりますけども、その後の6時から7時、特に
指定管理の施設におきましては、そうした時間帯を使って中高生タイムというものを実施してございます。こうしたものに取り組んでいることにつきましては、正保委員御指摘のとおり、積極的に周知をして利用をふやしていきたいというふうに考えてございます。
また、保護者や幼児の方々も、先ほど申し上げた子育てひろば等々に多く参加していただいてございますけども、こちらのほうも今後、事業内容を来年度以降に向けて整理していく中で、周知については努めてまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
74 ◯正保幹雄委員 ぜひお願いしたいんですけれども、やっぱり江東区政の中で新しい長計が今策定中ですけれども、こども文化、こどもの文化・芸術活動についてやっぱり支援をするような、そういう記載というのがなくて、具体的にどういう支援をするかというのをまだ具体化になっていない、見えてこないんですね。ぜひ、今後の子育て計画、長計をつくるに当たっては、そういう視点も盛り込んでぜひ積極的にお願いをしたいというふうに思いますけど、これだけちょっといいですか。
75 ◯こども家庭支援課長 先ほどスペース、あるいは事業の内容等々を申し上げましたけれども、文化・芸術という観点で言いますと、例えば先ほどおっしゃった中高生などがバンドをやりたいとか、あるいは音楽以外でも芸術・文化の場所として使いたいというような御要望は今後当然出て、現在もありますし今後も当然ふえていくと思います。こうしたものの声に耳傾けながら、事業内容については検討してまいりたいと思っております。
以上でございます。
76 ◯委員長 本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
77 ◯委員長 御異議がございませんので、本件は一括継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎議題8 1陳情第15号 東電福一事故由来の放射性物質による影響を知る
ための健康診断実施の陳情(継)
78 ◯委員長 次に、議題8「1陳情第15号」を議題といたします。
理事者から、説明を願います。
79 ◯保健予防課長 議題の8、1陳情第15号に関しましては、前回以降、状況に特段の変更はございません。
80 ◯委員長 本件について、質疑を願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
81 ◯委員長 よろしいですかね。本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
82 ◯委員長 御異議がございませんので、本件は継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎議題10 1陳情第21号の1 保育園・幼稚園児童等の散歩や園外活動の安全
を求める陳情(継)
◎議題11 1陳情第26号 保育園児の散歩や園外活動の安全を求める陳情
(継)
◎議題15 1陳情第44号 保育園児の散歩や園外活動の安全を求める陳情
83 ◯委員長 次に、これから審査いたします議題10「1陳情第21号の1」、議題11「1陳情第26号」及び議題15「1陳情第44号」の3件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたします。
なお、1陳情第44号につきましては、新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。
(事務局朗読)
84 ◯委員長 理事者から、一括説明願います。
85
◯保育計画課長 それでは、一括議題となりました1陳情第21号の1、1陳情第26号及び1陳情第44号について御説明いたします。
前回以降からの経過でございますが、まず6月に未就学児等及び高齢運転者の交通安全緊急対策を政府が決定いたしまして、未就学児が日常的に集団で移動する経路の緊急安全点検等実施要領、こちらが制定をされました。こちらの要領に基づきまして、緊急安全点検を実施することとされまして、現在、道路管理者、それから警察、保育所等の連携、協力により取り組んでいるところでございます。
この緊急安全点検につきましては、各保育園がまず自主点検を実施いたしまして、交通安全の観点から危険があると認められる箇所を抽出して報告いたします。その報告内容を区のほうで集約、整理いたしまして、警察、道路管理者等、関係機関で共有並びに協議、必要なものについては、現場確認の上、要対策箇所を抽出いたしまして対策の実施につなげていくというものでございます。
現在取り組んでいるところでございますが、区内149施設から危険箇所として報告されました約500件のうち、園のほうで園単独で対策ができないというふうにしたものが約300件ございました。青信号の時間帯が短い等、信号に関するものがそのうちの約3分の1を占めまして、次いでガードレールに関するもの、また、自転車の走行に関するもの、こういったものが続いております。このうち約100件につきましては、今後の対応に係る関係機関との確認を終えたところでございます。
今後の予定でございますが、まず、今月末を目途に安全点検結果の報告を、そして年度末を目途に安全対策実施状況の報告を取りまとめまして都に報告、都は都内全ての保育所等の報告を厚生労働省に行う流れとなってございます。
説明は以上です。
86 ◯委員長 本件について、一括質疑を願います。
87 ◯新島つねお委員 前回の委員会のときですね、たしか私立保育園については、約半数は回収しているというふうに言ったんですけど、もう全て回収はされて対応策は練ったんでしょうか。
88
◯保育計画課長 前回のときに御報告をさせていただいた、事故直後に区がとった動きということでございますけれども、この動きに基づきまして、今御説明した6月のほうで政府主体というか、政府のほうから主体で進められている対策、緊急点検のほうにつなげている状況でございます。
先ほど私のほうから149施設という形で御報告をさせていただきましたが、江東区のほうで担当しております保育園のほうが、全部で155施設になります。これがいわゆる公設公営園、それから
公設民営園、それから私立保育所、小規模保育所、こちらも含めまして155の施設がございます。このうち6園につきましては、対策をする箇所がないということで、御回答を現場のほうからいただいておりますので、149園について回答を回収済みというところでございます。
以上です。
89 ◯正保幹雄委員 園外活動の安全について取り組みが進んでいるというふうに思います。それで、やっぱり早く対策を練るところ、重要だけどもすぐにはできないところ、いろいろあると思うんですけれども、やっぱりどこがその危険箇所で、そこが対策完了しているのか、いつまでに完了するのかですね。それから、その後の進捗状況ですね、やっぱりこれをこの議会にも委員会にも報告をしていただいて、これで進んでいますよということを、ぜひ確認をとりながらやってほしいというふうに思いますけども、そういう点ではどうなんでしょうか。
90
◯保育計画課長 先ほど申し上げたとおり、既に約100カ所につきましては、今後の方針も含めて確認を終了しているというところでございまして、その中ですぐに対策をとれるところというのは、例えば看板、注意喚起の看板を設置したりといったところは対応をしているところでございます。
また、今後の委員会の場でその都度、経過については御報告をさせていただきたいというふうに思っております。
以上です。
91
◯若林しげる委員 今、一生懸命安全点検している最中だということで、よろしくお願いしたいということなんですが、小学校、中学校というのは、ここに学校がありますよということは、歩いてても車で通行してもおおむねわかるんですけど、現時点これからする準備ということはあるんですけど、ここに保育園があるよとか、幼稚園があるよというのは、その園によって今もう既に保育園ありという看板があったり、全くないところもあったりする。
注意をする側、運転手側も、ここに幼稚園があるんだということは最低でも伝えたほうがいいんじゃないかと、その辺から少し足りないのかなというふうに感じているんで、その点検の中にやはりここに幼稚園ありますよ、保育園ありますよと、日々保育園、幼稚園ふえておりますし、新しい園も含めて、その辺は準備として入っているのか、いないのか。したほうがいいのか、しないのかって、その辺ちょっとばらつきもあるような気もしますので、安全というところを含めてどういうふうに考えているか。
92
◯保育計画課長 実際にある交差点の状況ですとか、道路の交通環境の状況、いろいろございますので、その中で道路の交通量とかそういうのを見ながら、例えば道路のほうに着色をすることで注意喚起を促したりとか、あるいは看板を設置したりとか、どういう対策が一番、ほかにも逆に悪い影響を及ぼさずに有効な対策になるかということは、考えながら進めていきたいというふうに考えてございます。
新規整備に当たりましても、交通量が多いところに関しては、いろいろ近隣の方々からも含めて御意見をいただいているようなところもありますので、そのあたりも区として取り組んでいきたいというふうに考えております。
以上です。
93
◯若林しげる委員 ぜひ、施設があるということはやはり出していただきたい。車だけではなくて自転車が飛び出したり、歩行者というか、こどもたちが出てしまうこともあるので、ここにあるよと、みんなで注意喚起していこうという、最低そこからでも入っていかないと進まないのかなという感じはしますので、ぜひそのところは積極的に考えていただきたいと思います。
以上です。
94 ◯委員長 ですから、今の話は、看板があるかないか、看板に限らず施設があるよということを示すものがチェック項目としてちゃんと入っているかということでしょう。今チェック、点検チェックしているわけですよ、そのことが入っているかということを聞きたい。
95
◯保育計画課長 今回の緊急安全点検に関しては、園のほうでまず自主点検を実施していただいている中で、そのチェック項目を特に園のほうに渡して、このチェック項目を見ながら挙げてくださいという形で回答を回収したものではなくて、あくまでも園が具体的な、今園外活動とか日常のお散歩とかをしながら、ここが危ない、ここが自転車が、ここが交差点がというところを挙げていただいているような状況ですので、今の緊急安全点検の中のそういうチェック項目としてはございません。そういう状況でございます。
96
◯若林しげる委員 改めてそこに施設があるという園の看板ではなく、道路、飛び出しを含めて、全員、みんなが注意喚起できるよう積極的にそういう看板を設置していただきたいと思います。要望でいいですよ。
97 ◯さんのへあや委員 済みません、この5月に痛ましい事故が起きてから私もいろんな園から意見をいただいていたんですけれども、この155施設というのはやはり
認可保育園で、公設施設、小規模も入っているとのことだったんですけれども、
認可保育園、どちらかというとやはり園庭があったりとか、私は認証保育園のこの意見とかというのは区は全く把握をしていないのか、それとも直接都が意見を、その緊急対策のその点検を国に上げているのか。区内の認証保育園に関してはどういった調査を行われているのか、お聞きします。
98
◯保育計画課長 まず、先ほど御説明いたしました厚生労働省のほうの調査に関しましては、江東区内の
認証保育所の報告を集約して、最終的に厚生労働者のほうに上げるのは、東京都のほうが窓口になっておりますので、この調査に関しては江東区のほうは経由していないと、そういう状況でございます。
ただ、事故が起きた直後、
認証保育所も含めていろいろこちらのほうで注意喚起、それから安全点検をしてくださいということをお伝えはしていますので、その内容のほうはこちらのほうの手元にあります。
保育計画課のほうで入っている検査のときに、もしちょっと指導すべきようなところがあれば、そういった内容も含めて指導していきたいというふうに考えてございます。
以上です。
99 ◯さんのへあや委員 関与しているとのことで御回答いただいたんですけれども、やっぱり話をいろいろ聞いていると、
認可保育園の意見というのはかなり区が把握していて、しっかりすぐ対策に移せるのかなと思うところはあるんですけれども、認証保育園を運営されている方からすると、具体的に道路のここが危ないとか、この区立のこの公園のここが危ないとかという意見を、都に一応形式上、上げるんですが、そこもやっぱり区としても把握していただきたいという意見がありまして、やっぱり都に上げている意見というのも、ぜひ江東区として聞いていただいて参考にしていただきたいと思います。
なぜなら、認証保育園のほうがやはり、先ほど申し上げたんですが、園庭がなかったりとか、実際に散歩によく出かけてたりとか、課外活動も多かったりするので、危険な箇所というのはよく御存じなのかなと思うので、ぜひ区としてもそこを把握していただきたいと思います。要望で終わります。
100 ◯委員長 本件は一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
101 ◯委員長 御異議がございませんので、本件は一括継続審査といたします。
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◎議題12 1陳情第36号 充実した手話言語条例の制定を求める陳情(継)
102 ◯委員長 次に、議題12「1陳情第36号」を議題といたします。
理事者から、説明を願います。
103 ◯障害者施策課長 継続中であります1陳情第36号につきましては、前回以降、特段の状況の変更はございません。
なお、(仮称)江東区手話言語の普及及び障害者の意思疎通の促進に関する条例案のパブリックコメントでいただいた御意見につきましては、第4回定例会
厚生委員会での御報告を予定しております。
以上でございます。
104 ◯委員長 本件について、質疑を願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
105 ◯委員長 本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
106 ◯委員長 御異議がございませんので、本件は継続審査といたします。
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◎議題16 1陳情第51号の1 介護保険・障害者支援用のレンタル車椅子の改
善を求める陳情
107 ◯委員長 次に、議題16「1陳情第51号の1」を議題といたします。
本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。
(事務局朗読)
108 ◯委員長 理事者から、説明を願います。
109 ◯障害者支援課長 1陳情第51号の1について、御説明申し上げます。
本陳情の受理年月日、趣旨等につきましては、事務局説明のとおりでございます。
陳情の趣旨、障害者支援用のレンタル車椅子の前輪を、利用者の要望に沿った内容に変更できるようにすることについてでございますが、障害があり、車椅子を必要とする方については、レンタルではなく障害者総合支援法に基づく補装具費の支給というサービスがございます。本件陳情では、車椅子の前輪を利用者の要望に沿った内容に変更できるようにとありますが、これは既製品を一部改造した車椅子の支給がなされることを求めているものと考えてございます。
区が車椅子などの補装具費の支給を新規に決定する際は、更生相談所である東京都心身障害者福祉センターで判定を受ける必要がございます。その際、東京都心身障害者福祉センターでは医学的判定をすることとされており、既製品の一部改造については、本人の心身の状態により必要がある場合にのみ、認められているところでございます。
本区におきましても、障害者総合支援法に基づいた補装具費の支給を行っており、本人が希望している支給が難しい方に対しては、利用可能なほかのサービスを案内するなど、丁寧な対応を行っているところでございます。
以上でございます。
110 ◯酒井なつみ委員 質問なんですけれども、東京都の障害者何々センターで、心身の状態が認められる場合は改造ができるという旨あったと思うんですが、それについてどういう場合ができるのか。この方の求めているケースは当てはまらない理由などを教えていただきたいと思います。
111 ◯障害者支援課長 東京都心身障害者福祉センターで認められるケースというところでございますけれども、実際に問い合わせをしているところなんですけれども、1つの例といたしまして、例えば本人、お体が通常の方よりも大きい方であったりですとか、そういった御本人の心身の状態ということで判定してございます。これは医学的判定というところですので、そういった形になってしまっておるんですけれども、そういった具体例として聞いているところでございます。
以上でございます。
112 ◯正保幹雄委員 ぜひ東京都の福祉センターを御案内をして、本人に、それで要望が通るのかどうかですね。実際医学的な判断が必要だということであれば、そういうことでぜひ進めていかれたらいいんじゃないかなというふうに思うんですけれども、前に都市整備部だったかな、ちょっと土木部だったか、町のバリアフリーのまちづくりの長計の具体化の中で、町の中を車椅子に実際乗っていただいて、町を歩いて調査をしましたというようなことがちょっと過去にありました。
その上で、いろいろ整備すべき、バリアフリーにすべきところも改善、ユニバーサルデザインですか、改善をしてきたというふうに思いますけれども、来年パラリンピックもある本区にとっては、少しユニバーサルデザイン、バリアフリーのまちづくりという点で、車椅子の方々が踏切を渡ったらそのタイヤが線路のところに落ちて大変なことになったという経験があるということで、この陳情者の方も危険を訴えていますけれども、そういう点で、そういう立場から区としても取り組んでいくべきだというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
113 ◯障害者支援課長 都市整備のほうでやっている調査ですとか、ちょっとそちらについては今すぐに把握はしてないところなんですけれども、今後もちろんそういうお声が、ユニバーサルデザインということで、誰にでも安全な町というところは大事だと思いますので、障害者の方にとってもそういった情報がしっかり行き渡るようにというのは、障害者部門といたしても一緒にやっていきたいと思っているところでございます。
また、そういった、例えばこの方のケース、踏切に前輪がはまってしまうですとか、そういった場合には、先ほど冒頭の説明で、利用可能なほかのサービスもあわせてと申し上げましたけれども、例えば移動支援というサービスもございます。ヘルパーさんが一緒に外出時にその方と一緒に出て外出をするというサービスがございますので、例えばそういった踏切を渡るときにそういったサービスも御活用いただければ、一緒にどなたかほかの人がいるというところですので安心なのかなというところもございますので、そういったところもあわせて御案内をしていければと思ってございます。
以上でございます。
114 ◯正保幹雄委員 陳情者に御丁寧に説明をすることで、ほかの同じような障害を抱えている方にも非常によいかというふうに思いますので、よろしくお願いします。
115 ◯委員長 本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
116 ◯委員長 御異議がございませんので、本件は継続審査といたします。
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◎議題17 1陳情第54号の2 受動喫煙防止強化・禁煙外来受診促進・路上喫
煙注意促進に係る陳情
117 ◯委員長 次に、議題17「1陳情第54号の2」を議題といたします。
本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。
(事務局朗読)
118 ◯委員長 理事者から、説明を願います。
119 ◯歯科保健・医療連携担当課長 1陳情第54号の2について御説明を申し上げます。
本陳情の趣旨等につきましては、事務局説明のとおりでございます。
禁煙教育に関してですが、学校においては、喫煙防止教育について学習指導要領に位置づけられ、小学校では保健の授業の中で病気の予防として、中学校では保健体育の授業の中で、健康な生活と疾病の予防において学習をしております。
また、職場においては、国は職場における受動喫煙防止のためのガイドラインの中で、事業者は労働者に対し、受動喫煙による健康影響等、健康増進法の趣旨等に関する教育を行い、受動喫煙防止対策に対する意識の高揚を図ることとしており、健保組合等による禁煙講座や個別相談など、禁煙サポートが実施をされております。
公務員につきましては、23区の場合は、東京都職員共済組合が禁煙講習会の開催や、禁煙に取り組む人に対しては医師のカウンセリング等の事業を行っております。
次に、区民等への禁煙外来助成については、現在行っておりませんが、区では第二次江東区健康増進計画の中で、喫煙者の割合を下げることを指標に設定し、卒煙リーフレットの配布、世界禁煙週間に合わせたキャンペーン等の開催、ニコチン依存症治療の保険適用される区内医療機関をまとめましたリーフレットの作成、配布など、禁煙支援を行っているところでございます。
私からは以上でございます。
120 ◯委員長 本件について、質疑を願います。
121 ◯釼先美彦委員 御報告ありがとうございます。
私は実は住吉の駅が一番近いんですけども、今歩いてたばこを吸っている人ってまず見ないですね、私は。反対に皆さんから白い目で見られてしまうみたいなのが大分行き届いているということと、また、ちょっと駐車場の陰か何かに立って、自分の灰皿持って吸っている人も大分少なくなったというふうに自分では思っています。
1つ聞きたいのは、朝、ポイ捨て防止で駅の出入り口からやっていただいている、拾っていただいているんですけども、住吉の駅でも大分、駅の自分のエリアから少し広まってくれて活動していただいている。多分、時間が余ってしまっているのか、量が少ないから少し広めていただいているのかわからないんですけども、ポイ捨ての防止のその今の委員の方々が一生懸命、この区役所そばの、今すごく2万人近く出入りするということで多いのかもしれないんですけども、ほかの駅も含めて、今どういう状況なのかだけ、一つお聞きしたいと思います。
122 ◯健康推進課長 ポイ捨ての調査、あるいは町をきれいにする形の運動という形で、たばこの吸殻を拾う作業を、1つは町のボランティアの方に参加していただいてやっていることが1つ。それから、いま申し上げました調査指導の関係で委託している部分がございますので、その中であわせてやっているところが1つございます。
場所の範囲の問題でございますけども、基本的には駅周辺というのが中心でございますけども、さまざまな形で苦情などの意見が寄せられることがございます。そうした御意見も踏まえて、そうした活動を重点的なところを移しながら取り組んでいるところでございます。
以上でございます。
123 ◯委員長 釼先委員ね、区民環境に関するところなので、禁煙教育の問題ですね。
124 ◯釼先美彦委員 今のお話のように区民環境のほうに付託されているということなんですけども、より一層ね、区庁舎のほうはそのまま進めていただいて、状況の違いというか、そういうのを伝えていただくよう、引き続きお願いいたしたいと思います。
125 ◯委員長 本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
126 ◯委員長 御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。
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◎議題18 1陳情第56号の1 発達障害者支援法に従い、こどもから成人まで
の発達障害者を手厚く支援することを求める陳
情
127 ◯委員長 次に、議題18「1陳情第56号の1」を議題といたします。
本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。
(事務局朗読)
128 ◯委員長 理事者から、順次説明を願います。
129 ◯保健予防課長 1陳情第56号の1の趣旨等につきましては、事務局説明のとおりでございます。
私からは、趣旨1について説明をいたします。発達障害者支援法は、平成17年に成立、施行され、現在、医療、保健、福祉、教育などの各分野で、発達障害者に対する支援が行われているところです。
本区におきましては、全ての幼児が受診する1歳6カ月健診や3歳児健診などにおいて、診察や質問によるスクリーニングを実施して、発達障害の早期からの把握に努めております。
また、各保健相談所では、精神科専門医や心理専門家を交えた経過観察検診や、個別相談、集団療育相談指導を実施し、必要な方には区内の医療機関や療育機関を紹介しております。
思春期から成人期の発達障害の支援につきましては、保健相談所における精神保健相談事業で思春期相談、保健指導等を行っており、必要に応じて医療機関やリハビリ機関などを御紹介しております。専門性が求められることから、東京都立精神保健福祉センターを初めとする医療機関や、リハビリやデイケアを実施している機関と連携いたしまして、個々人の状況に応じた支援を行っているところでございます。
以上でございます。
130 ◯健康推進課長 私からは、1陳情第56号の1の趣旨2について御説明いたします。
発達障害に関する医療につきましては、ただいま御説明がありましたとおり、高い専門性が求められることから、区としては、必要な方には専門の医療機関を紹介しているところです。
昭和大学江東豊洲病院に発達障害に関する専門外来、入院治療施設などの整備をということですが、総合病院でありましてもそれぞれの病院が特色を持ち、専門的な役割を担っているところでございます。昭和大学江東豊洲病院につきましては、区として産科、小児科、周産期医療に重点を置いた医療機関としての役割を求めているところでございます。引き続き、その役割を十分に果たすことを求めてまいります。そして、発達障害に関する医療につきましては、適切な専門医療機関につなげてまいります。
以上でございます。
131 ◯障害者施策課長 私からは、1陳情第56号の趣旨の4つ目について御説明いたします。
本区においては、江東区職員の障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応要領において、障害を理由とする差別の禁止に関し、職員が適切に対応するために必要な事項を定め、窓口における来庁者の対応、職員として雇用している障害者を含め、合理的配慮の提供に努めております。
また、福祉部障害者施策課において、障害を理由とする差別に関する相談窓口を設けており、障害者や介護者からの相談に応じております。
合理的配慮につきまして御相談があった案件においては、事業者の対応が適切ではないと考えられる場合には、都の条例上、合理的配慮の提供は義務であるということに加え、合理的配慮の提供は1つではなく、申し出のあった方法では対応が難しい場合でも、建設的対話を通じて代替措置の選択も含め柔軟に対応するよう、事業者に説明をしております。
説明は以上でございます。
132 ◯委員長 ありがとうございます。間もなく正午になりますが、このまま
委員会審査を続けたいと存じますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
133 ◯委員長 それでは、審査を続けます。
それでは、本件について質疑を願います。よろしいかな。
(「はい」と呼ぶ者あり)
134 ◯委員長 本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
135 ◯委員長 御異議がございませんので、本件は継続審査といたします。
────────────────────────────────────
◎議題20 1陳情第60号の1 保育の無償化・待機児童解消・保育士の処遇改
善のための必要な措置を求める陳情
136 ◯委員長 次に、議題20「1陳情第60号の1」を議題といたします。
本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。
(事務局朗読)
137 ◯委員長 理事者から、説明を願います。
138
◯保育課長 1陳情第60号の1、新規陳情について御説明いたします。資料はございません。
陳情の趣旨及び理由は、事務局朗読のとおりで、本委員会に付託は3点でございます。
趣旨の1点目、本年10月から幼児教育・保育の無償化開始に伴い、国ではこれまで
認可保育園施設の保育料に含まれるとしておりました3歳から5歳の副食費について、新たに保護者の実費負担としたところでございます。
本区におきましては、主食費同様に公費負担とし、今定例会におきまして補正予算案を提出し、予算審査特別委員会におきまして御審議をお願いしたところでございます。
次に、趣旨の2点目、指導監督基準を満たさない認可外保育施設、事業を無償化の対象外とすることにつきましては、陳情者も理由の中で述べられていますように、認可保育施設に入れずにやむなく認可外保育施設を利用されている現状がございます。そのため、国におきましても5年間の猶予期間を設けて対象としてございまして、本区も同様の取り扱いとするものでございます。
なお、区では今後、確認申請が出た施設の状況につきまして、保育施設を訪問し、保育環境の確認を行っていく予定でございます。
次に、趣旨の3点目、保育現場の実態に即した人員配置を保障する区独自の予算措置と制度構築でございます。国の公定価格による人件費を含みます保育施設の運営費や、東京都独自の運営費補助のほかにも、江東区ではこれに上乗せを行い、保育内容の充実を図るため、各
認可保育所、
認証保育所等に対して運営費補助を行ってございます。
私立保育所補助では、例えばゼロ歳児保育特別対策といたしまして、看護師配置のための加算が15万円から50万円ほどや、調理員の増配置のための加算など、そのほかにも障害児保育に関する加算が17万円ほどや、産休等代替職員配置に要する経費、また延長保育に係る保育士配置にかかる加算が、常勤では50万円、非常勤では5万円等など、園の配置状況によって補助を行っているところでございます。
なお、
認証保育所等以外の幼児教育・保育の無償化実施で対象となるような認可外保育施設については、これまで国等においても運営費補助等はありませんでしたが、認可への移行や基準を満たすように、国では今後、運営費の補助や移転費用の補助等を検討していくとしているところでございます。
説明は以上でございます。
139 ◯委員長 本件について、質疑を願います。
140 ◯正保幹雄委員 指導監督基準を下回る認可外保育施設を無償化の対象にというような項目があります。それで、10月1日から無償化が始まったわけですけども、実際届け出、確認申請がどういう状況なのか、ちょっと御説明をいただきたいのと、この間も質問しましたけれども、2区で対象外にすると、それから今後1年半後に2区ほどで条例を改正をして、認可外、基準外の保育施設については、無償化の対象にするというような区が実際あるんですけれども、ほかの他区の状況の変化があればお知らせいただきたいと思います。
141
◯保育課長 10月1日付の確認申請の状況でございます。認可外保育施設につきましては、まず
認証保育所が42ございますが、全て出ているところでございます。また、保育ルームが3施設ございまして、こちらも全て出てございます。また、保育室、こちら1施設しかございませんが、出ているところでございます。
また、その他の認可外保育施設につきましては、基準を満たす施設、こちらが9施設届け出がされてございます。一方で、基準を満たさない認可外保育施設については、15施設届け出が出されているところでございます。
また、基準を満たさない施設を対象から外すためには、条例等で規制をする形でございますが、先ほど正保委員がおっしゃった、2区で条例を制定して対象外とする、あと、今後数年後に条例を設けて規制の対象外とするということについては、その後、変わった状況については報告を受けてないところでございます。
以上です。
142 ◯正保幹雄委員 そうすると、その他の認可外の保育施設届け出が出たという、15届け出が出たということを含めて、大体あれですか、当初想定をしていた数になりますか、それよりも多いんでしょうか。
それと、実際は監督はできませんけれども、立ち入りも権限がありませんけれども、届け出た時点で訪問をして確認をするということでしたけども、もうそういうふうに進められているのか、今の保育課の体制で十分対応ができているのか、伺いたいと思います。
143
◯保育課長 確認申請の届け出状況でございますが、おおむね見込んでいたとおりと考えてございます。また、各施設への状況確認でございますが、現在
保育計画課のほうで、区内の認可保育施設であったり認証保育施設、今、検査で入っているところでございますので、そちらとの
スケジュールを確認しながら、年度内にできるように進めてまいりたいと考えてございます。
144 ◯新島つねお委員 ちょっと委員長に要望といいますか、今回このような陳情が出されました保育の問題についても、江東区において喫緊の課題であるというふうに思います。そこで、本会議の場においても、区の取り組みや方針等を聞き、そして保育の問題の解決に向けて、私たちも一緒に考えていきたいと思います。
そこで、本陳情内容について、
厚生委員会の委員も一般質問ができるように制限の解除をお願いしたいというふうに思います。
145 ◯委員長 それでは、ただいま新島委員から一般質問における質問事項の制限解除の提案がありましたが、これについて各委員より何か御意見ございますか。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
146 ◯委員長 それでは、本件に関する内容については、一般質問ができるよう議長宛て申し入れたいと存じますが、よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
147 ◯委員長 御異議がございませんので、本件に関しては、一般質問ができるよう議長宛て申し入れることといたします。
それでは、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
148 ◯委員長 御異議がございませんので、本件は継続審査といたします。
それでは、ここでもう正午を過ぎておりますので休憩としたいと存じますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
149 ◯委員長 再開は午後1時10分、よろしくお願いします。
午後0時10分 休憩
────────────────────────────────────
午後1時10分 再開
150 ◯委員長 それでは、休憩前に引き続き審議を再開いたします。
────────────────────────────────────
◎報告事項1 障害者多機能型入所施設の整備について
151 ◯委員長 続きまして、報告事項に入ります。
報告事項1「障害者多機能型入所施設の整備について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
152 ◯障害者施策課長 それでは、資料の4をごらんください。障害者多機能型入所施設の整備についてでございます。
まず、整備の趣旨でございますが、1番、区の障害者数は増加傾向にございます。また、医療の発展ですとか長寿化により、障害の重度化、障害者や介護者の高齢化も進んでおり、障害者の親亡き後への対応を含めた障害者の自立支援と地域生活への移行促進の必要性が高まっております。
区では、長期計画の重点プロジェクトの1つに高齢者・障害者関連施設の整備を位置づけ、地域における基盤整備を進めるというふうにしておりまして、そこで今般、本人の生活環境を整える機能を担い、地域で暮らすためのグループホーム等への移行を目指す障害者多機能型入所施設を整備するものでございます。
この施設整備に当たりましては、公募型プロポーザル方式によって広く公募をし、最も適した事業者を選定することにより、区が取得予定の都有地を貸し付け、事業者が整備計画から事業運営を行うことによって、利用者への質の高いサービスの提供を目指すものでございます。
2番、整備予定地の概要でございますが、所在は江東区塩浜二丁目1番86ほか4筆となります。
敷地面積は約3,883平米で、一部にJRの区分地上権の設定がされております。
現所有者は、先ほど御報告いたしましたとおり、東京都となっておりまして、整備予定地については、令和元年度内に東京都から区が購入をし、運営事業者に貸し付ける民設民営の方式を予定しております。
整備予定地の概要につきましては、こちらの地図のほうを御参照いただければと思います。
続きまして、3、施設概要でございますが、施設入所支援が45名、生活介護、日中活動の場が60名、短期入所6名、その他相談支援事業、地域交流スペース等を予定しております。
今後の整備に向かっての予定でございますが、令和元年度は用地を購入し、事業者募集及び決定をいたし、年度内に設計着手をいたします。令和2年度は、続いて設計をするとともに国庫補助協議を行います。令和3年度から4年度にかけて整備の工事を行い、令和5年度中に開設を予定しております。
説明は以上でございます。
153 ◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点ございますか。
154 ◯正保幹雄委員 入所施設、多機能、用地を確保する見通しがついてよかったなというふうに思います。それで、この施設概要なんですけれども、この施設入所支援ということですけれども、グループホームへの移行の前ということで、これは期限があるんでしょうか。何年というような期限があるのか、この入所施設含めて生活介護、短期入所、その他どういうものなのかというのをちょっと説明いただきたいと思います。
155 ◯障害者施策課長 御質問の点ですが、入所の部分に関しては、正保委員御質問のとおり有期限となります。期限につきましては、おおむね2年から3年程度と考えておりますが、それぞれの利用者の状態像を勘案して移行すべきものと考えておりますので、確定的な期限というのは設ける考えはございません。
続きまして、生活介護、日中活動の場につきましては、これは特に期限を設けず、区内の通所施設と同様の取り扱いとするものです。
以上でございます。
156 ◯正保幹雄委員 それで、以前も何年か前になりますけれども、こういう入所施設をつくろうという動きがあったときに、障害者の関係団体や障害者の方々が、どういう中身にするのか、機能にするのかということを聞いて、そういう検討会をやってきました、そういうふうに聞いています。しかし、それが途切れて今回に来たわけですけれども、この設計に至るまでぜひ意見聞いて進めていってほしいというふうに思います。いかがでしょうか。
157 ◯障害者施策課長 本施設につきましては、地域移行型の施設ということで、施設の内容につきまして、東京都とこれまで調整をしてきたところでございます。障害者団体の方、障害当事者の方、御家族の方々からの御要望につきましては、特に正式な会というのは設けてございませんが、御要望につきましては承りまして、事業者決定の後、設計をしていくわけなんですけども、その段階で事業者にお伝えすることは可能ですということで、障害者団体の方、代表の方等にはお伝えしておるところです。
入所等、施設の内容につきましては、東京都の指定を受け、また国庫補助協議を予定しておりますので、その内容につきましては、東京都と調整をしてまいりまして決定をしたところでございます。
以上でございます。
158 ◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項2 臨海地域における障害児通所支援施設整備事業者公募型プロ
ポーザルの実施について
159 ◯委員長 次に、報告事項2「臨海地域における障害児通所支援施設整備事業者公募型プロポーザルの実施について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
160 ◯障害者施策課長 続きまして、資料の5をごらんください。
臨海地域における障害児通所支援施設整備事業者公募型プロポーザルの実施についての御報告でございます。
1番、整備の趣旨でございます。
臨海青海特別支援学校が平成31年4月に開校いたしましたが、学校近隣地域における障害児の療育の場である放課後等デイサービスが不足していることから、昨年度公募を実施したところでありますが、事業者の辞退により開設には至りませんでした。今般、改めて設置場所を指定し、放課後等デイサービス事業所を開設する事業者を公募型プロポーザル方式により選定するものでございます。
このたび、区と物件所有者において調整を行った結果、以下の3の物件を指定いたしまして公募型プロポーザルを実施いたします。令和元年度補正予算議決後、開設準備経費の補助に記載する経費を補助することといたしております。
2番、募集概要でございます。
募集事業者として、放課後等デイサービスを区指定の物件にて運営する事業者としております。
2番、事業所の規模としては、定員を10名以上というふうにしております。
(3)募集数は、今年度につきましては1施設でございます。
(4)事業所開設予定期限は、令和2年4月末日までとしております。
(5)その他といたしまして、放課後等デイサービスに加えて追加事業の提案も対象としております。
続きまして、3番、賃貸物件の概要でございますが、江東区青海二丁目4番32号、タイム24ビル1階の約137.21平米の場所となっております。
4番、開設準備経費の補助でございますが、合計1,360万円でございまして、経費の項目としては、改修経費、開設前賃料、送迎車購入費、備品購入費の実際に発生した費用を補助するものでございます。
5番、選定方法は、江東区障害児(者)通所支援施設整備
事業者選定評価委員会において提出書類及びヒアリングなどの内容を総合的に審査し、事業者を選定いたします。
6番、今後の予定は記載のとおりでございます。本日、17時が申請書の提出期限となっておりまして、10月下旬に第一次審査、11月上旬に第二次審査を行い、11月中旬に事業者を決定する予定でございます。
説明は以上でございます。
161 ◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点ございますか。
162
◯若林しげる委員 大変必要な施設である、事業だと思っております。この中で、放課後等デイサービスが不足しているというところが趣旨として書かれていながら、定員が10名ということで、この施設に関しては進めていただきたいということなんですが、これから話し合う障害者全体の実態調査、そういう実施をこれから報告事項として受けますけど、こういう
スケジュールで、全体の障害者、障害児に対しての施策としてどれくらいまで見込んでいるか、ボリューム的に考えているか。
そして先ほどのに戻りまして、障害者多機能施設もこれから進めていくので本当にありがたいことなんですけども、その辺の大きな障害者に対しての
スケジュール、ボリュームという面でどのようにお考えかを確認したいと思います。
163 ◯障害者施策課長 若林委員御指摘のとおり、臨海地域の放課後等デイサービス、ほかの障害者施設もですが、臨海地域においては全体的に少ないというのが実情としてございます。
また、全体的な計画というところでございますが、整備に関しては今現在作成をしております新長期計画のほうで検討してまいるところでございます。
大人の入所施設につきましては、区内で唯一の入所施設を、先ほどの御報告のとおり、塩浜二丁目のほうに整備をしていくというふうに考えておりまして、地域移行型の施設ですので、そこからグループホーム等への移行を目指していくというところなので、あわせてグループホーム等についての整備についても検討していくというところでございます。具体的には、整備のほうは新長期計画のほうで検討してまいります。
また、その他民間事業者のほうで整備を促していくべきものもございますので、そちらもあわせて総合的に検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
164
◯若林しげる委員 実際私立で運営している施設であったり、いろんな形であるんですけど、ぜひこれから区が、行政がリードしていただけるような、障害者に対して手厚い施策を十分かなえられるように準備していただきたいと思います。
以上で、要望で結構です。
165 ◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項3 障害者実態調査の実施について
166 ◯委員長 次に、報告事項3「障害者実態調査の実施について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
167 ◯障害者施策課長 それでは、資料の6をごらんください。障害者実態調査の実施について、御報告申し上げます。
1番、目的でございますが、令和2年度に策定を予定しております第6期江東区障害福祉計画及び第2期江東区障害児福祉計画の基礎資料とするとともに、今後の施策のあり方を検討するため、障害者等への調査を実施するものでございます。
2番、調査対象でございますが、(1)障害者(児)本人、約5,000人を対象として考えております。具体的には、障害者手帳などをお持ちの方の中から、障害種別により抽出した約5,000人の方に対して、日常生活の状況や福祉サービスの利用状況、課題、今後の希望等について調査を行うものでございます。
(2)サービス提供事業者は、約200カ所を予定しております。同様に、障害者(児)本人と同様に、サービス提供事業者にも調査を行う予定でございます。
(3)障害者団体、約40団体についても、同様の調査を行う予定でございます。
3番、調査内容でございますが、障害者の生活実態、障害福祉サービス等の利用状況などに関する項目を中心に、以下に記載の1番から11番についての項目についてお聞きしたいというふうに考えております。
4番、調査方法でございますが、(1)無作為抽出による郵送調査ということで、対象となった方には調査票を郵送し、調査票に回答を記入していただき、同封の返信用封筒に入れてポストに投函をしていただくと。回答に当たっては、氏名や住所を記入する必要はないということで考えております。
(2)関係団体についても、関係団体を通じた郵送回収についても予定をしております。
(3)障害者団体については、ヒアリングをして聞き取りをするということで、調査を予定をしております。
5番、調査時期でございますが、障害者(児)本人につきましては本年10月17日から11月15日、事業者、障害者団体につきましては10月11日から10月31日を予定しております。
6番、結果報告は、令和2年3月を予定しておりまして、回答結果につきましては、集計、分析を行った上で、区ホームページ等において公表を予定しております。
説明は以上でございます。
168 ◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点ございますか。
169 ◯酒井なつみ委員
アンケートを、障害者(児)本人に5,000人にするということなんですけれども、この本人は
アンケートに対して回答できる能力というか、あるのでしょうか。また、御家族の意見なども参考にしてほしいんですけれども、そういった項目、生かせるような項目入っているんでしょうか、お伺いいたします。
170 ◯障害者施策課長 酒井委員御質問のとおり、御本人が
アンケートについて回答するのが難しい方もたくさんいらっしゃると思います。また、御本人が回答できる方もいらっしゃると思いますので、回答方法につきましては、御本人、または介護者の方が御回答いただけるというふうな形でお願いをしております。
以上でございます。
171 ◯酒井なつみ委員 家族の方の意見が反映できるような
アンケートになっているかについても、お伺いいたします。
172 ◯障害者施策課長 失礼いたしました、御家族の方につきましても、御意見をいただけるような形で考えております。また、障害者団体ですとか、事業者にも通じて、ヒアリング等の調査を予定しておりますので、そちらからも御家族の御意見等を吸い上げることはできると考えております。
以上でございます。
173 ◯さんのへあや委員 2点お伺いします。
1点目は、前回の実態調査を行ったときの回答率と、2点目が、それを踏まえて今回調査方法を何か工夫されたとか、具体的にこのような方法をとったということがあれば教えてください。
174 ◯障害者施策課長 恐れ入ります、前回の回答率について、手元に今資料ございませんが、おおむね53%前後であったというふうに考えております。回答率としては、こういった統計調査の中で比較的よいものであったというふうに考えております。
また、工夫を、前回の
アンケート等調査を踏まえて改善というところなんですが、調査内容につきましては連続性が必要なものもございますので、そこを踏まえたものでとはなりますが、今回調査をするに当たっていろいろ検討しておりましたところ、回答の選択肢によって次の追加の質問がちょっと統一されていないような箇所がございましたので、そういったところには統一性を持たせてより集計、分析が的確にできるようにということで、そういった工夫をしております。
以上でございます。
175 ◯さんのへあや委員 済みません、私、個人的に障害福祉計画の制定に区民委員として前期携わらせていただいたんですけれども、ちょっと回答率伺ったときに50%って少ないなと思ったんですが、この回答の仕方とか内容に関して、連続性を持たせて工夫しているとのことだったんですけれども、御本人がより回答しやすいように、この郵送だったりヒアリング以外にも何か前回の反省を踏まえて、5割の方が返答なかったということになるので、少しでもふやすような、やり方として何か工夫されているところはないでしょうか。
176 ◯障害者施策課長 回答率についての御意見なんですけれども、なかなか強制的に御回答いただけるような調査ではないので、なるべく皆さんが幅広くお答えいただけるような内容をというところを主眼に置いてお送りしているところでございます。また、あくまでも無作為の調査ということになりますので、なかなかその点でも回答率を大きく上げるというようなことは難しいのかなというふうには考えてございます。
また、先ほど酒井委員からの御質問にもありましたように、障害当事者御本人が答えられるのかと、答えられるとは限らない調査なので、なかなかこの調査自体、正確な実態調査というのに近づけていくというのが難しい中ではありますが、団体の中でのお話ですとか、自立支援協議会の中でもこの調査内容については、前回からどういうふうに改善したらいいかというところで御意見は頂戴しながら作成をしておるところです。
郵送方法等、障害者団体へのヒアリング、あと事業者への調査ですね。この3点の調査方法というところについては、ちょっと変える予定、変えられる、逆になかなかそれ以上の工夫の余地がないかなというところではございますが、回答内容について、なるべく皆さんがお答えでき、幅広く答えやすい内容にするというところの点から工夫を進めているところでございます。
以上でございます。
177 ◯委員長 それでは、以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項4 改正健康増進法及び東京都受動喫煙防止条例の周知等につい
て
178 ◯委員長 次に、報告事項4「改正健康増進法及び東京都受動喫煙防止条例の周知等について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
179 ◯歯科保健・医療連携担当課長 さきの補正予算等の委員会でも御答弁をさせていただきましたが、改めまして今年度の改正健康増進法及び東京都受動喫煙防止条例の周知等に関する取り組みにつきまして、御説明をさせていただきます。
資料7をごらんください。
来年4月から法及び都条例が全面施行となるため、法や条例の趣旨や規制内容等を区民や事業者に周知するとともに、事業者に対する支援の強化を図り、受動喫煙防止の環境整備を進めてまいります。
今年度の取り組みといたしましては、まず年度内に4回、区民や事業者に対しまして、法や条例の概要、補助金の制度等についての説明会を開催いたします。
3の今後の
スケジュール案をごらんください。事業者等への説明につきましては、これまでも食品衛生講習会や商店街連合会理事会等で、法や条例の趣旨などにつきまして御説明をさせていただいておりますが、11月以降、年度内に4回、広く広報し説明会を開催いたします。
また、時期がこれでは遅いという御意見もございましたので、この4回とは別に星印の部分のところですが、10月中に1回説明会を開催する予定にしてございます。こちらの周知につきましては、開催までの期間が大変短いため、商店街連合会に御協力をいただき、加盟されている事業所の皆様方に御参加を呼びかけるなどの方法を今後検討してまいります。
次に、区内に約4,700件ございます飲食店に対しまして、法や条例の概要について記載されているハンドブックや禁煙の標識等を個別に送付いたします。
また、区民や事業者からの問い合わせ等に対応するため、コールセンターを設置いたします。コールセンターの設置は11月中旬を予定してございます。
最後に、事業者に対する支援といたしまして、喫煙専用室の設置等について、専門知識を持つ相談員が現地に訪問をし、アドバイスをするアドバイザー派遣を行います。
なお、毎月行う食品衛生講習会やイベント等での周知は、引き続き行ってまいります。
今年度は以上の事業を予定しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上です。
180 ◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
181 ◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項5 江東区自殺対策計画(素案)について
182 ◯委員長 次に、報告事項5「江東区自殺対策計画(素案)について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
183 ◯保健予防課長 報告事項5、江東区自殺対策計画(素案)についてです。資料を8-1並びに8-2になります。江東区自殺対策計画の素案がまとまりましたので、報告をいたします。
まず、資料8-2、最後、52ページをお開き願います。
自殺対策基本法の一部改正法が平成28年に施行されまして、都道府県及び市区町村に自殺対策計画の策定が義務づけられたところでございます。本区におきましても、自殺対策計画策定協議会を設置いたしまして、医師や弁護士、小中学校の校長先生、民生・児童委員代表など、各方面からの御意見をいただきまして、今般その素案がまとまったところでございます。
資料8-1をごらんいただきます。
本計画の構成は、自殺の現状と課題、計画の基本的な考え方、施策の展開、自殺対策計画の推進に向けての各章で構成いたしまして、5つの基本施策のもと、各事業を体系づけております。
資料8-2、5ページをごらん願います。
1、自殺の状況ですが、本区の自殺者は、平成25年から28年にかけて減少傾向にございましたが、平成29年は89人、前年比7.2%の増となってございます。
14ページをごらんください。
本計画の基本理念を、「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指す」というふうにしております。
20ページからは施策の展開で、先ほどの5つの基本施策ごとに各事業を体系づけております。
基本施策の概略でございます。20ページをごらん願います。
基本施策1、地域におけるネットワークの強化ですが、誰も自殺に追い込まれることのないまちづくりに向けて、区民、関係団体、関係機関、江東区が連携して、自殺対策を総合的に推進するためにネットワークの強化を図ってまいります。
24ページをごらん願います。
基本施策2、自殺対策を支える人材・取組の育成・支援でございますが、さまざまな職種を対象として、さらには区民を対象として、ゲートキーパー養成研修など、研修支援を行ってまいります。
27ページをお開き願います。
基本施策3、区民への相談支援と周知・啓発ですが、不安や悩み、困難を抱えている人やその周囲の人たちの相談支援体制の強化を図ってまいります。
次、40ページをごらん願います。
基本施策4は、生きることの促進要因への支援ですが、各種の生きがいづくり、あるいは見守りに関する取り組みを通じて生きることの促進要因をふやす、そして取り組みを推進してまいります。
45ページをごらん願います。
基本施策5、児童生徒への支援の充実ですが、こどものときからのSOSの出し方に関する教育、また、いつでも安心して相談できる相談支援体制づくりを推進してまいります。
資料8-1にお戻り願います。
2の意見募集(パブリックコメント)についてですが、11月1日から11月25日の間にパブリックコメントを実施いたします。本日の本委員会でありますとか、パブリックコメントでいただきました意見を含め、協議会において最終案の取りまとめに向け検討いたしまして、来年第1回区議会定例会における本委員会において計画案をまた報告してまいります。
以上でございます。
184 ◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点ございますか、どうぞ。
185 ◯酒井なつみ委員 この資料8-2の19ページのところに、目標の指標が施策ごとに記載がございますけれども、そのところの施策3と4は、令和6年の目標がそれぞれ割合を減らすと記載がありますけれども、0.1%でも減ったら目標達成と言えるのか。やっぱり施策はそれぞれ事業があると思いますので、もう少し具体的な目標を提示したほうがいいと考えます。
そして施策5に関しては、児童生徒への支援の充実、この指標が中学生向け相談カード配布先の学校、施設となっていまして、これはカードを配布してしまえば目標達成になってしまうんではないかと考えますが、その点について考えを、見解をお聞かせください。
186 ◯保健予防課長 基本施策3については、精神的に不調になったときに相談、助けを求めることにためらいを感じる人の割合、相談がきっちり受けられる、人をきっちりふやしていこう、あるいはそういう体制をつくっていこうという目標でございます。
これにつきましては、主観的な評価であるところもあり、数はもちろん減らすにこしたことはないんですけれども、実質的な数値、5%減らすとか20%減らすという数値は求めていないところでございます。それは、ストレス解消ができていない人の割合もそうでございまして、ストレス解消のためさまざまな手段、生きるための促進要因をつくっていくわけですけれども、そうした中で、主観的な評価でございますのできっちりした数字ではあらわしておりませんが、減らすことを目標にしているものです。
それから、基本施策で相談カードの配布先の学校、施設等、これはもちろん数としておるところですけれども、効果的なカードをつくり、それが有効に活用される、日々見ていただく、必要なときに見ていただく、きちんと相談を受けていただくということを客観的にあらわしているものと考えます。配布を目標としているところでございます。
以上です。
187 ◯酒井なつみ委員 おっしゃることはそのとおりだとは思うんですけれども、主観的なことで割合を図るんであれば、やはり1年ごとに、年度ごとにどのように変化したか、毎回意識調査をするわけでないのであれば、やはり具体的な数字で指標がわかるKPIを設定すべきだと考えますので、この点はちょっと考えていただければと思います。
また、基本施策5に関しては、小学校や高校生に対する生徒への支援については、これでは何も指標がありませんので、その点も考慮いただければと思います。要望です。見解を伺います。
188 ◯保健予防課長 きっちりその辺も検討の上、きっちりした計画にしてまいります。
189
◯佐竹としこ副議長 この件に対してはちょっといろいろ心が重くなってくるんですが、この自殺対策計画の12、13ページ、この昨年の11月、12月においてヒアリング調査を実施したとありますけれども、この内容を一つ一つ読ませていただいてもすごくいろんな思いがあります。
この中で、これからパブリックコメントをするわけですけれども、その(5)のところに提出された意見の取り扱いということで、意見に対する個別回答は行わないけれども、後日、区のホームページにて寄せられた意見と、それに対する区の考え方を公表すると、このようにあるんですけれども、これ区の考え方を公表というのはどのように考えているのか、ちょっと私は理解できないんですけれども。
190 ◯保健予防課長 この計画について、こういう内容でということを区報等で示していくところでございます。それについて御意見でありますとか、さまざまな質問等々をいただけることだと思っております。それについて区の考え方を表明していく、この計画のあり方を表明していく、それを受けて計画をより完成されたものにしていくということでございます。
191
◯佐竹としこ副議長 区の考え方というのは、先ほど一番初めに示された委員の皆さんとか、さまざま検討して、そして今後の計画を、このように考えているんだということを表明というか、理解してもらうためにするということで、そういう捉え方でいいんですか。
192 ◯保健予防課長 佐竹委員おっしゃるとおりでございます。
193
◯佐竹としこ副議長 質問の仕方、ちょっとあれかもしれないんですけど、この意見をいろいろいただくのはわかるんですけど、表にあらわすというのはすごく難しいと思いますので、そこのところはよくいろんな方と相談して検討をして、そして区の考え方を表にあらわすとか、そういう方向にしていただけることを要望いたします。
194 ◯さんのへあや委員 済みません、1点確認させていただきたいんですけれども、不登校児童だったり、このいじめの発生件数というのは、小学校、中学校それぞれで把握されていると思うんですが、自殺者数のところ、30歳未満と一くくりに調査されてしまっているのは、これ江東区としては別途30歳未満の方も具体的な年齢とかというのは公表する予定なのでしょうか。
195 ◯保健予防課長 自殺の現況の表示については、こうした形、今示している形、計画で示している形、30歳未満の形で表記をしてまいります。
196 ◯さんのへあや委員 公表はなさらないということでしょうか。表記をこの30歳未満のままにして、実際に把握をしていてもそれを表に出さないということですか。
197 ◯保健予防課長 ここの資料に出しておりますこの検討、数の区切り方が、ちょうど警視庁分布、警視庁の区切りの分布でございまして、この形で公表しているところです。
198 ◯さんのへあや委員 江東区として本当にこの30歳未満の自殺者数って大変深刻と捉えていて、このいじめの件数だったり不登校の数だったりというのも、これ上昇していることもあって、いじめと自殺との関係、因果関係とかというのも、これしっかり区として私ちゃんと出していくべきだと思うんですね。30歳未満で一くくりにしてしまうと、ちょっと実態がちゃんと見えているのかなというところがあるので、細かいところも出していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
199 ◯保健予防課長 あらわし方の御意見につきましては、協議会でもよく検討させていただきまして、表示できるところはきちんと表示してまいります。
200 ◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項6 まなび塾の拡充について
201 ◯委員長 次に、報告事項6「まなび塾の拡充について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
202 ◯保護第二課長 令和元年第3回定例議会で補正予算要求をいたしましたまなび塾の拡充についての予算要求概要の御説明をいたします。
それでは、資料9をごらんください。
今回の補正予算要求では、2つの柱がございます。
まず1点目は、まなび塾の小学生への対象拡大でございます。子育て世帯実態調査の結果から、小中学生ともに生活困窮層ほど学校授業の理解度が低い傾向が判明いたしました。また、経済的理由により、学習塾に通わせることのできない生活困窮層の小学生は72.5%と、高い割合にあることがわかりました。そこで、学習に対するつまずきが確認できる小学生へのまなび塾の対象拡大を行うことにより、大学進学に向けた切れ目のない学習支援を行ってまいります。対象者、定員、募集方法につきましては、記載のとおりでございます。
2点目は、訪問型学習支援の実施でございます。毎年、まなび塾に入塾はするが、どうしても教室に入ることができず退塾してしまうこどもや、スクールソーシャルワーカーの紹介で見学はするが、集合型の雰囲気に臆して入塾できないこどもがおります。
平成31年4月1日施行の生活困窮者自立支援法の一部改正によりまして、子どもの学習・生活支援事業として、こどもの生活支援が強化されております。集合型になじめない生徒の多くは、家庭内に問題を抱えている場合が多くあり、こどもの生活支援が必要であると考えております。訪問型学習支援を実施することで、集合型になじめない生徒の家庭に立ち入ることにより、その家庭での課題が可視化されることが期待されます。
判明した課題につきましては、こども家庭支援課や教育委員会などの部署と情報共有を行い、必要に応じて子ども家庭支援センターや児童相談所などへの情報提供を行い、課題解決を図ってまいります。
対象者、定員、募集方法につきましては、記載のとおりでございます。
以上、まなび塾の拡充についての説明でございます。
203 ◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。
204 ◯新島つねお委員 2つあって、対象の拡大と訪問型を実施するということですけども、今までやっていたまなび塾、これまでのですね、定員が50名というふうになっていると思うんですけども、実態としてどのくらい申し込みがあったのか、まず教えていただきたいと思います。
205 ◯保護第二課長 今年度につきましては、各教室、総合区民センターと文化センターの2カ所で開催をしてございますが、それぞれ定員25名、合計で50名になりますが、そこに一応60名の応募がございまして、委託業者の意向により一応全員を受け入れたということになってございます。
以上です。
206 ◯新島つねお委員 そうしますと、今まで定員が50名だったと、これを今度30人にして新たに訪問型が20人ということなんですけども、そういう意味じゃ何か60名あったということなんで、どうなんでしょう。訪問じゃないその30をやっぱりその50のままにするとか、そういうこともあっていいのかなというふうに思うんですけども、どうでしょうか。
207 ◯保護第二課長 まなび塾のほうは、申し込み定員等も伸びてきておりまして、なるべくであればそういったニーズに沿って定員をふやしていこうというふうに考えております。
今回30名ふやしたと言いますのは、対象の年齢の拡大を4年生まで下げたということになってございますので、一応その30名ふえたというふうなことでございます。
以上です。
208 ◯正保幹雄委員 訪問型学習支援ということで、今回家庭に訪問をするということですけども、訪問型学習支援というのと、今説明あったように問題の環境ですかね、家庭環境についても可視化をして連携をしてということですけれども、推薦といっても、実際家庭に入って学習を支援をするというのは、当然親の理解、協力も必要だというふうに思うんですけども、推薦したからといって、そうすると家庭に訪問してそこで支援をしていくというのは、相当難しい具体的な対応があるというふうに思うんですけども、ちょっとそういうところを御説明いただければと思います。
209 ◯保護第二課長 入塾する、訪問の学習支援を実施するに当たりましては、学習支援、これはトライのほうから派遣される学習支援ですね。そして、まなび支援員と一緒に面談をしまして、そのときに同意書をとる予定ではございます。要は、学習支援員、まなび支援員が連携することによって、お宅に入ったときに今後のいろいろ学習面ですとか、またはそれに付随する生活面をアドバイスするというふうなことの同意書をとってやっていくというふうに考えてはございます。
以上です。
210 ◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項7 未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金の支給
について
211 ◯委員長 次に、報告事項7「未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金の支給について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
212 ◯こども家庭支援課長 報告事項7につきまして、資料10をごらん願います。
1番、概要でございます。本件につきましては、国が昨年12月に、本年10月からの消費税引き上げを見据えた中で、こどもの貧困対策として児童扶養手当受給者のうち、未婚のひとり親に対する臨時の措置として支給を決定したものでございます。
2番、事業内容の(1)支給対象者は、1)として本年11月分の児童扶養手当の受給者で、かつ2)の基準日においてこれまで婚姻をしたことがない者、また3)にあります事実婚についても、これをしていない者ということになってございます。
なお、基準日につきましては、下の(7)にありますとおり、本年10月31日でございます。
(2)支給対象者は約400人を見込んでございまして、(3)支給額はお1人、1万7,500円でございます。
(4)申請受付期間は、本年8月より来年2月3日としており、(5)支給時期につきましては、来年の1月、2月、3月の各月に口座振り込みにより支給をいたします。
(6)処理
スケジュールでございますが、既に8月上旬に申請書を対象者へ送付しておりまして、受け付けを開始してございますが、12月の審査後、来年1月の決定通知の送付と支給を開始いたします。
3番、周知方法についてですが、区報、ホームページでの周知のほか、窓口での個別案内、対象者への申請書や案内チラシの送付などにより行ってございます。
説明は以上でございます。
213 ◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点ございますか。
214 ◯酒井なつみ委員 この臨時特別給付金の支給が、未婚のひとり親のみが対象になる背景を教えてください。
215 ◯こども家庭支援課長 未婚のひとり親世帯につきましては、所得税法の適用で寡婦(夫)控除が認められていないということから、今回貧困対策も含めて、家計の不安を少しでも払拭するということで国が決定したものでございます。
以上でございます。
216 ◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項8 児童扶養手当の支払回数の変更について
217 ◯委員長 次に、報告事項8「児童扶養手当の支払回数の変更について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
218 ◯こども家庭支援課長 報告事項8につきまして、資料11をごらん願います。
1番、概要でございますが、生活困窮者自立支援法の一部改正に伴いまして、児童扶養手当法が改正されました。この改正により、児童扶養手当の支給回数が、現行の年3回から年6回となるものでございます。
2番、目的でございますが、支払いを隔月支給とすることで、ひとり親家庭等の利便性向上や支出の計画が立てやすくなるなど、家計管理支援を推進し、家計の安定と自立促進を図ることを目的としてございます。
3番、変更内容ですが、現行は年3回に分けて4カ月分を4月、8月、12月に支給しておりますが、本年11月より年6回、2カ月分を支給するように変更されました。
なお、今回の変更は年度途中での切りかえとなることから、本年11月の支給内容は、8月から10月までの3カ月分となります。また、同様に年度途中の切りかえとなることから、令和元年度会計からの支給が本年度に限り15カ月分となります。
4番、支払い
スケジュールでありますが、先ほど申し上げました令和元年度会計から支給される月数が、本年度に限り15カ月分となる点につきまして、下の表により御説明をさせていただきます。
まず、平成30年度は、現行の支払い方法により、黒塗りをしております支払い月に、支払い月の前の4カ月分を支給してございます。平成30年12月では、30年8月分から11月分までの4カ月分を支給しております。その後、平成30年12月分から平成31年3月分までの4カ月分は、元年度の4月に支給をしております。その後、8月に4月から7月の4カ月分を支給し、そして今回の支払い回数の変更により、元年11月に、8月から10月までの3カ月分を支給いたします。
以降は、隔月の支給により、令和2年の1月に令和元年11月、12月分を、令和2年3月には、令和2年1月、2月分を支給いたしますので、本年度に限り15カ月分の令和元年度からの支給が必要となります。
なお、表の下、欄外に記載してございますが、法改正の施行期日は本年9月1日、また、例年8月の現況届の提出後、12月の支払い分より手当額の変更を行ってございましたが、今後は翌年1月支払い分より変更となるところでございます。
5番、周知方法についてですが、児童扶養手当の現況届け送付時にチラシを同封したほか、ホームページでの周知のほか、窓口での個別案内等により行っております。
説明は以上でございます。
219 ◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
220 ◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項9 公有地への私立
認可保育所整備における開設
スケジュールの
変更について
221 ◯委員長 次に、報告事項9「公有地への私立
認可保育所整備における開設
スケジュールの変更について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
222
◯保育計画課長 それでは、資料12、こちらをごらん願います。公有地への私立
認可保育所整備における開設
スケジュールの変更についてでございます。
6月18日の
厚生委員会におきまして、公有地における令和2年4月開設予定の私立
認可保育所整備について御報告いたしましたが、そのうち2つの計画について、開設
スケジュールが変更となる施設がございますことから、変更の内容について御報告をいたします。
まず、1、変更する整備計画一覧についてでございます。国有地が1件、都有地が1件、これにつきまして計画の変更がございます。
詳細につきまして、2ページをごらんください。
まず、1件目は大島八丁目国有地整備計画でございます。大島八丁目国有地内に整備予定の(仮称)ベネッセ 東大島保育園、定員76名でございますが、先般運営事業者でございます株式会社ベネッセスタイルケアより、保育所整備を辞退したい旨、区宛てに協議がございました。
辞退の理由といたしましては、(5)に記載の2点でございます。
まず、1点目、運営事業者が依頼しました専門の事業者が地盤調査を行ったところ、当該土地が地下鉄内外にわたる敷地であることから、内外の強度が異なり、不同沈下を起こしてしまうおそれがあると報告があったというもの。
2点目でございますが、地盤改良等を行ったとしても不同沈下を起こすおそれがまだ残り、施設の安全性を担保することができないとの判断に至ったというものでございます。
これによりまして、当初の計画どおりに保育所整備を進めることは困難であると判断をいたしまして、現計画の中止を決定することといたしました。
(6)今後の対応といたしましては、事業者が実施した地盤調査結果の内容等につきまして、区で検証の上、改めて今後の整備について検討してまいります。
続きまして、3ページをごらんください。
2件目でございます。木場二丁目都有地整備計画でございます。木場二丁目都有地内に整備予定の(仮称)木場わんぱく保育園、定員82名でございますが、先般運営事業者であります
社会福祉法人春和会より、当初計画の令和2年4月開設が極めて困難となったことから、開所予定時期を延期したい旨、区宛てに協議がございました。
延期の理由といたしましては、(5)に記載の3点でございます。
まず、1点目でございますが、専門の事業者が地質・土壌調査及び
試掘調査、こちらを実施したところ、運営事業者公募時に提示いたしました、東京都による地下埋設物の調査結果よりさらに深い位置に地下埋設物がありました。こちらが工期に影響を及ぼすことが判明したこと。
それから、2点目でございますが、保育所内に設置するエレベーターの工事につきまして、技術者不足により当初計画の工期に対応できないということで、主要メーカーから見積もりを断られてしまったこと。
そして、3点目でございます。工事入札を実施したところでございますが、前述の2点の事由が大きく影響いたしまして、全ての応募事業者のほうから入札を辞退されたということでございます。
これによりまして、開所予定時期の延期は避けられないものと判断いたしまして、計画の変更を決定することといたしました。
(6)変更後の計画でございますが、開所予定時期について可能な限り最短の工期を設定いたしまして、令和2年秋季の開所で計画を進めてまいります。
また、年度途中の開所となりますので、開所時に入所する世帯と、それから翌4月に入所する世帯との公平性を考慮いたしまして、開所時は定員を絞る形で募集をして、その後、令和3年4月に定員を当初計画の82人に変更することで対応してまいります。
公有地の私立
認可保育所整備における
スケジュールの変更について、御報告は以上です。
223 ◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点ございますか。
224
◯若林しげる委員 2園の説明を受けたんですけど、まず、後のほうの木場二丁目の件につきましては、令和2年4月から秋に開所ということで理解できました。
大島八丁目のほうが、施設が整備困難ということで、今後この整備が困難で終わってしまうのか、再度、地質調査をして再検討するのか、そこのところはちょっとまだきょうの報告では見えないんですけど、どんなことをしていくのか、改めて伺いたいと思います。
225
◯保育計画課長 先ほどの御報告のところでも触れましたが、事業者のほうが整備が不可能だと言っております根拠となる報告書がございますので、まず、その内容の妥当性についてきっちり検証した上で、今後、ベネッセスタイルケアさんのほうが当初から計画していた保育所のほうは難しいとは思うんですけれども、国に土地を返してしまうのか、あるいは別の整備の方法を考えるのか、そのあたりを検討していきたいというふうに考えてございます。
以上です。
226
◯若林しげる委員 当初の計画の施設、建物であったら無理なのか、また、小さな平屋建てだったら可能なのかという、探るところがあるんだと思うんですが、地域に説明をして、今状況がこうだとか、これからこういうふうになりますというようなところをしっかりと説明をして、この件に関しては努めていただきたいと思います。御報告ですので、要望で結構です。
227 ◯正保幹雄委員 木場二丁目の都有地の活用ですけれども、ここで説明がありましたように、運営業者が依頼した専門事業者が調査したら、東京都の調査よりも深い位置に埋設物があったということで、工期の延長の1つの理由なんですけども、そうすると、今後もこういうことが起こり得る、都有地を使って施設をつくるときには。これはあれですかね、都の調査というのはあれですか、随分浅いところでやっている調査なんですか。これあらかじめ東京都には、こういうのはもっと深いところで埋設物が出てきたと、ほかの件で、下まで深いところまで調査をしてくださいということは言っとかないと、また後でわかって工事追加というようなことにもなりかねないんですけど、そういう点ではどうなんでしょうか。
228
◯保育計画課長 先ほど御報告の中で触れた東京都の調査に関しては、木場の土地については、大体1.2メーターぐらいの深さまでレーダーによる調査をしての報告書を都のほうからいただいて、それをもとに事業者の募集をしたということでございます。都有地、国有地も含めて、いろんな地歴がある可能性がありますので、その辺を鑑みつつ、
スケジュールに大きな、何かもし不確定な要素があったとしても、なるべく
スケジュールに影響を及ぼさない形で計画が進められるように、今後、都、あるいは国と、こういった案件がある場合にはやりとりをしていきたいというふうに考えてございます。
以上です。
229 ◯酒井なつみ委員 木場二丁目の保育園について質問させていただきます。
秋の開所となるということで、公平性を加味し定員を絞るということなんですけれども、通常は待機児童がいる状態では、保活をする母親の視点から考えると、4月に入れないと入れないというふうに思っているので、ある意味必要かもしれないんですが、秋に仕事を復帰するのにタイミングがちょうどいい方、すぐに仕事復帰しなければいけない方、たくさんいらっしゃる中で、本当に定員を絞る形が妥当なのかというのはちょっと気になる点でありまして、新しく開所するときは4月でなければいけない理由などはあるんでしょうか、見解をお伺いします。
230
◯保育計画課長 多くのお母さん方が、やはり4月にお子さんを保育所のほうに入れるということで、ちょうど今、9月から入園のしおりの配布とかも始めて、いろいろ動きをされているというのが大部分の動きかなというふうに考えてございます。
その一方で、待機児童が発生している地域に関しては、それが例えば年度明けの1月とか、それぐらいであればまた別なのかもしれないんですけども、何とか頑張れば秋の時点でもあけられるというような状況ですので、やはり両方の、今のタイミングでできているんであれば預けたいというお声と、それからやっぱり中途半端なタイミングではなかなか、最悪情報がつかまえられなかったりとかということもあって入れなかったという、両方の御意見をいただく可能性というのが非常に高い中で、少しちょっと、本来であれば保育所については、4月開所ということで計画時点から進めているところではあるんですけれども、今般こういったいろいろ工事関係の状況が生じた中で、ある種どちらも対応可能というか、可能であれば入れる方を少しでも多くしたいということで、公平性を保ちつつ数を多くしたいということでとったところでございます。
以上です。
231 ◯酒井なつみ委員 定員が82人と計画されておりますけれども、どのくらいの割合で絞るというか、入所する予定と考えておられますか。
232
◯保育計画課長 まだ人数については検討段階ではございますけれども、例えば極端な例で申し上げますと、その秋のタイミングにあけたときに、5歳で入るお子さんというのはいないだろうと。やはりニーズがあるのは、申しわけありません、年齢の小さいお子さん方であるだろうということを考えておりますので、そういった年齢層を中心に、あとはどれぐらいあけるのか、半分ぐらいなのか、それよりプラスアルファなのか、その辺はちょっと実際にその定員を確保することによって、必要となる保育士さんの数の考えもありますので、そういったところを鑑みながら検討を進めたいというふうに考えてございます。
以上です。
233 ◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項10 江東区
猿江保育園の増築整備における開設
スケジュールの変
更について
234 ◯委員長 次に、報告事項10「江東区
猿江保育園の増築整備における開設
スケジュールの変更について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
235
◯保育計画課長 続きまして、資料13をごらん願います。
江東区
猿江保育園の増築整備における開設
スケジュールの変更についてでございます。6月18日の
厚生委員会におきまして、
猿江保育園の増築整備について御報告いたしましたが、増築部分の開設
スケジュールが変更となることから、その内容について御報告をさせていただきます。
本件については、現園舎南側の隣地を活用して増築整備を行い、増築棟については、(4)記載のとおり、令和3年4月開設予定としておりました。
計画変更の経過及び理由についてでございますが、(5)に記載のとおり、設計に係る予算を今年度の補正2号の対応とし、設計及び工事に係る工期を精査したところ、今回の整備においては、増築棟だけでなく、既存園舎での保育を実施しながらの改修も必要であることなどから、増築棟について、令和3年4月の開設が困難となったものでございます。
(6)変更後の計画でございますが、増築棟の開設を令和3年の8月に変更いたしたいと考えてございます。
報告は以上です。
236 ◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点ございますか、いいですかね。
(「はい」と呼ぶ者あり)
237 ◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項11 保育施設の整備状況等について
238 ◯委員長 次に、報告事項11「保育施設の整備状況等について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
239
◯保育計画課長 では、資料14をごらん願います。保育施設の整備状況等についてでございます。
本件につきましては、第2回定例会における本委員会におきまして御報告しておりますが、令和2年4月1日新規開設予定の保育施設等について変更等がございましたので、御報告をするものでございます。
まず、1、令和2年4月1日、新規開設予定の保育施設でございます。
2ページをごらんください。
表の施設名という欄に米印がついております3園が、今回新たに御報告をするものになります。3園とも前回の報告時には、東京都の計画承認の手続、あるいは近隣住民との協議、こういったものが完了しておらず、調整中というふうにさせていただいておりましたが、その後確定したものになります。
4ページをごらんください。
まず、(仮称)さくらさくみらい 東陽二丁目でございます。東陽二丁目4番8号に開設予定をしているもので、定員については48名、運営は株式会社さくらさくみらいでございます。
続きまして、5ページをごらんください。
(仮称)にじいろ保育園亀戸は、亀戸三丁目43番に開設を予定するもので、定員は79名、運営はライクアカデミー株式会社になります。
続きまして、6ページをごらんください。
(仮称)京進のほいくえんビーフェアおおじまタウンは、大島五丁目30番に開設を予定するもので、定員は60人、運営はビーフェア株式会社になります。
恐れ入ります、一度、2ページにお戻りいただけますでしょうか。
2、令和2年4月1日、認可移行予定の保育施設でございます。前回調整中とさせていただいておりましたアスク東大島保育園の認可移行が確定しております。詳細がこの7ページになります。
(仮称)アスク東大島保育園でございますが、同じ八丁目内で定員30人の
認証保育所として運営した園の認可移行に伴う移転整備を行うものでございます。定員が70名、運営は株式会社日本保育サービスでございます。
恐れ入ります、もう一度2ページにお戻りいただけますでしょうか。
続きまして、3、利用定員を変更する既存の保育施設でございます。シンフォニア保育園は、令和2年度の分園の廃止に向けての定員調整を行うものでございます。また、陽だまり保育園につきましては、2名の定員の拡充を行うものでございます。
続いて、3ページをごらんください。
4の令和元年度保育施設整備(予定)数でございます。御報告いたしましたとおり、新規開所が1,287名、認可移行で70名、定員変更でマイナス15名となりまして、令和2年4月では、計1,342名の認可定員の増となります。
続きまして5、改築・改修についてでございます。
表の保育園名の欄に米印があります2園が、前回から変更しているものでございます。
東京都のほうは、工事の完了時期というのを明確にはしておりませんが、まず、辰巳第二保育園につきましては、都営住宅本体工事の入札、工事の進行状況等から、新園舎への移転時期を1年延長し、令和4年度中とさせていただいているものでございます。
また、豊洲保育園につきましても、都営住宅の建てかえ工事のおくれに伴いまして1年延長し、新園舎への移転を令和3年度末としております。
保育施設の整備状況等についての報告は、以上でございます。
240 ◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
241 ◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項12 公有地への私立
認可保育所整備について
242 ◯委員長 次に、報告事項12「公有地への私立
認可保育所整備について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
243
◯保育計画課長 資料15をごらん願います。公有地への私立
認可保育所整備についてでございます。
昨年開催されました本区待機児童解消緊急対策本部において、あらゆる土地を活用した保育施設の整備の推進を、今後の基本方針として策定しております。そのうち、都有地に私立
認可保育所を整備する計画について、都有地活用による地域の福祉インフラ整備事業にのっとり、東京都との調整を進めている計画について御説明いたします。
まず、1、計画一覧についてです。現在、都有地1件について調整を進めているところでございます。
詳細、2ページになります、ごらんいただけますでしょうか。
1、有明一丁目都有地整備計画でございます。有明一丁目の都有地を区が借り受け、保育所運営事業者に転貸することにより、定員120名程度の私立
認可保育所を整備するものでございます。
今後の予定といたしましては、地元住民への計画説明を行った後、東京都の事務処理が完了する予定の令和2年1月を目途に、保育所運営事業者の公募、選定に着手をいたします。
保育所運営事業者が選定された後、本区と東京都及び本区と保育所運営事業者とで事業用定期借地権設定契約を締結いたしまして、令和3年4月の開所に向けて、東京2020パラリンピックが閉幕する令和2年9月以降より、本体整備工事を実施してまいります。
公有地への私立
認可保育所整備についての御報告は、以上になります。
244 ◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点ございますか。いいですね。
(「はい」と呼ぶ者あり)
245 ◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項13 病児・病後児保育施設の新規開設について
246 ◯委員長 次に、報告事項13「病児・病後児保育施設の新規開設について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
247
◯保育課長 資料16をごらん願います。江東区病児・病後児保育施設の新規開設について御報告いたします。
まず、1の概要でございます。保育施設に通う児童の増加に伴いまして、病気の初期段階から対応可能な病児・病後児保育施設の需要は高まっていることから、今年度、公募プロポーザル方式により2施設の募集を行いました。
2の事業者の選定でございます。当初、3事業者(4カ所)の参加希望があったところでございますが、10月に開設が見込めないということで、最終的に1施設のみの応募となってございます。書類審査及びヒアリングを実施し、選定委員会におきまして選定を行いました。
3の選定施設につきましては、NPO法人フローレンスが運営する病児保育室フローレンス豊洲で、定員は4名、場所は豊洲五丁目のシエルタワー1階でございます。開設時期は10月1日となりまして、運営が始まっているところでございます。
なお、本施設につきましては、事業者独自に本年1月から事業展開を行っておりましたが、10月からは本区の委託事業として運営となっているところでございます。
報告については、以上でございます。
248 ◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点ございますか。よろしいですかね。
(「はい」と呼ぶ者あり)
249 ◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項14 保育所保育料検討委員会の検討結果について
250 ◯委員長 次に、報告事項14「保育所保育料検討委員会の検討結果について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
251
◯保育課長 資料17をごらん願います。保育所保育料検討委員会の検討結果について、御報告をいたします。
保育の実施にかかる徴収する費用、保育料についてでございますが、4年に一度、両副区長及び関係部課長を構成員とする保育所保育料検討委員会を開催し、額の適正化を図るため検討を行い、適正な保育料案を作成することとなってございます。今年度、その検討をする年となってございまして、検討委員会の結果について御報告をさせていただきます。
まず、今回の保育料の検討は2つございます。
1点目は、10月からの幼児教育・保育の無償化実施に伴う保育料についてでございます。2点目は、4年に一度、検討することとなっております令和2年度以降の保育料についてでございます。
それでは、1点目の令和元年10月以降の保育料についてでございますが、こちらは9月20日の臨時の
厚生委員会で条例改正案を御審議いただき、既に議決をいただいた内容でございますけれども、改めて御説明をさせていただきます。
幼児教育・保育の無償化に伴い、ゼロ歳から2歳児クラスの非課税世帯の保育料及び3歳児クラス以上の保育料が無償となることから、検討委員会の議題として検討したものでございます。
なお、対象の保護者向けに、議決をいただいた後、保育料が無償となる旨の通知を発送してございます。
次に、2の令和2年度以降の保育料についてでございます。
(1)保育料算定の考え方についてでございます。江東区行財政改革計画に基づき、4年に一度、保育料の見直しを検討することとしております。今年度が検討年度となっております。
算定に当たっては、前回、平成27年度の検討時から運営費加算相当額を除く保育経費公定価格でございますが、この増減割合を基準とし、必要な保育料の改定率を出してございます。
続いて、(2)保育経費等の状況についてでございます。
1)ですが、今回の検討においては、無償化により保育料の設定がなくなる3歳から5歳児クラスを除き、ゼロから2歳児クラスの公定価格全体の増減割合を見てございます。
なお、園数がふえておりますので、経費全体額がどれくらいふえたのかの比較ではなく、1人当たりにかかる保育経費に割り返して比較をしております。前回検討時から比較し、5%の経費増となってございます。
次に、2)ですが、本区の保育料は、生活保護世帯や非課税世帯から所得ごとに30の階層に分け、所得に応じて細かく保育料を設定してございます。なお、国基準の保育料では、この区分が8つとなってございます。
現在の在園児の保育料の階層別の分布を見てみますと、Dの19、Dの18階層という世帯年収ですと、おおむね1,000万円程度の世帯が、それぞれ全体の8%近くと多くなっております。なお、その他の階層は2%から5%での分布という状況でございます。
また、本区の保育料で最高階層でありますDの24階層、こちらは世帯年収ですとおおむね1,600万円以上の世帯となりますが、全体の6.3%と多くなっている状況でございます。その直近の階層であるDの22やDの23階層の構成比が約2%ほどとなっていることからも、Dの24階層に属する世帯の割合が多くなっている状況でございます。
さらに、この最高階層のおおむね年収1,600万円以上のD24階層の中においても、世帯によって所得に大きな差が生じている状況でございます。
これらを受けまして、(3)保育料検討委員会としてのまとめについてでございます。令和2年度以降の保育料改定案についてでございます。
1点目といたしまして、現在の最高階層のDの24階層おおむね年収1,600万円以上の上に、Dの25おおむね年収2,000万円と、Dの26階層おおむね年収が2,500万円以上を新設いたします。
2点目といたしまして、全体的に5%の保育料の引き上げを行うものととりまとめたところでございます。
次に、(4)今後の
スケジュールでございます。保育料の見直しに係る条例改正案につきましては、ただいま御報告いたしました検討委員会のまとめを踏まえまして、第4回区議会定例会で提出を考えてございます。議決をいただけましたら、その後、区報やホームページ、保育園でのポスター掲示等により、保護者等への周知を行ってまいります。
説明は以上でございます。
252 ◯委員長 本件について、何かお聞きになりたい点ございますか。
253 ◯正保幹雄委員 今説明の中で、この5%増加の引き上げの根拠として、公定価格の割合が前回時、5%増加をしているということですけれども、公定歩合の増加している中身ですね、これが何なのかということ。
それから、5%上げた場合の影響ですね。人数とか額とかそういう影響がどれだけなのかというのと、それから保育料改定の過去の経過ですよね。しばらく値上げは、据え置きに何回かしてきました。それで、過去の保育料の改定の経緯ですね、これをかいつまんで教えていただきたいというのと、同時に過去の積み増しの反映というのが前からありました。これは今回の改定でどう扱っていくのかという点について、伺いたいと思います。
254
◯保育課長 まず、公定価格の中身の変更でございます。まず、これまで保育士の処遇改善につきましては、議会等でも御審議いただいているところでございますが、公定価格、こちら人件費に係る処遇改善I、IIでございましたり、保育所の所長等の人件費にかかる分が、人件費相当額の部分で主に上がっているものが5%以上あったということでございます。
また、影響についてでございますが、今回5%引き上げを行った場合、江東区の場合、保育料を細かく設定してございまして、所得の低い方については、かなり低めの設定になっております。国の保育料で申し上げますと、本来1万9,500円のところ、一番低い方は3,100円であったり、一番高い方は10万4,000円でありますが、今一番高いのは7万7,700円ということで、所得の高い方は国基準の保育料から見て高めの設定、所得の低い方はかなり低めの設定となっております。
この中での影響額ですが、まず一番低い方は、3,100円が5%引き上がりますと月額100円値上がりになります。また、一番最大の保育料7万7,700円の方が5%上がりますと3,800円という形になります。
また、今のDの24階層が一番高い保育料ですけども、先ほど申し上げましたDの25、Dの26という形で、おおむね年収が2,000万円、2,500万円の方をそれぞれの階層で5,000円ずつ保育料を増しますと、それぞれ5,000円、1万円引き上げという形になってございます。
また、保育料の過去の経緯についてでございます。
まず、保育料につきましては、昭和59年から23区統一的に同じ保育料になってございました。こちらのほうが、平成8年に23区統一で区長会の下命を受けまして、保育料の見直しを行ってございます。このときに、平成8年に昭和59年と比べて経費がどれぐらい上がっていたかということで、75%の引き上げが必要という形で検討がされたところでございます。しかし、いきなり75%引き上げるのは大変なので、このときは38%のみの引き上げ改定となってございます。この後については、各区で保育料の設定については検討を行うとなってございます。
その後でございますけれども、江東区では、平成19年、20年度からの保育料の検討を行ってございます。この際には、保育の経費の伸びとしましては1%、また、前回積み残した分として28%ということで、28%の保育料の改定が必要ですということでしたけれども、全額上げるのではなくて、17%のみの引き上げ改定となってございます、残りは積み残しということで。
その後、3年に一度検討を行っておりますが、毎回ちょっと据え置きという形になっておりまして、平成27年から子ども・子育て支援制度に制度が変わる際に、これまでの所得税から住民税で保育料を見るといったときに、保育料が上がってしまう方がいるのでそのときに暫定措置という形をとりました。27年度については、その暫定措置をやめるかわりに、第2子の保育料をかなり低く設定するという見直しを行ってございます。
その27年度から今回4年たったのが今年度という形で、これまでの引き上げを全額やらなかった場合の積み残し分ということは、これまで検討委員会の中で進めておりましたけれども、今回の検討委員会の中では、昭和59年以降の積み残しについてはもう検討を行わずに、純粋な経費の増分のみ保育料の改定をお願いするものでございます。
以上です。
255 ◯正保幹雄委員 それで、この間、景気等を踏まえて据え置きが3回ほど、9年間上げてこなかったと。今回は過去の積み残しを反映する形じゃなくて、経費の増加率と、それを見るということで5%ということがわかりました。
しかし、やっぱり今景気の状況、そんなによくないと。それから、この間、子育て支援については、子育て家庭を支援しようと、応援をしようというような流れが強まってきている中で、今5%の値上げが必要なのかどうかと、私は据え置きをすべきだなというふうに考えていますけれども、ぜひ、4定でということですけれども、ちょっと総じて今の状況を検討して、再度見直しをしてほしいなというふうに意見だけ言っときます。
256 ◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎報告事項15 江東区こども・子育て支援事業計画(構成案)について
257 ◯委員長 次に、報告事項15「江東区こども・子育て支援事業計画(構成案)について」を議題といたします。
理事者から、報告を願います。
258 ◯子育て推進担当課長 それでは、資料18をごらんください。江東区こども・子育て支援事業計画(構成案)についてであります。
区では、現在新しい計画の策定に向けて取り組んでおります。第2回定例会でも御説明いたしましたが、その後、3回のこども・子育て会議を経て構成案を整理してまいりましたので、その概要を御報告いたします。
まず1、基本理念ですが、こちらにはこども、保護者、地域という3つの視点を盛り込んでおります。また、「子育て応援のまち こうとう」と、支援ではなくあえて応援という言葉を使うことで、子育てを孤立させず一緒に取り組んでいくという温かみを感じてもらえるよう意図しております。
次に、2、基本目標ですが、こちらは大きく4つで構成されております。
1、こどもの育ちを応援するでは、主に母子保健や未就学児の教育、保育、こどもの居場所づくり、さまざまな学習や体験をする機会の提供について記載する予定でおります。
2、保護者の子育てを応援するでは、家庭の養育力の向上、子育て支援サービスの充実、適切な相談体制や情報提供といった内容を記載する予定となっております。
3、特別な支援が必要なこども・保護者を応援するでは、児童虐待防止、こどもの貧困対策、障害児支援、外国にルーツのあるこどもへの支援などに関する区の取り組みを記載する予定となっております。
4、地域のみんなで子育てを応援するでは、地域ぐるみの子育て支援、こどもの安全・安心の確保、関係機関ネットワークの拡充、ワーク・ライフ・バランスの推進などに関する取り組みを記載する予定となっております。
基本目標は、基本理念に定められた3つの視点を受けて、大きくこども、保護者、地域とし、そこに特に支援が必要なこどもを加えて構成しております。
2ページをごらんください。
構成案についてですが、第1章につきましては計画の概要、第2章では江東区のこどもを取り巻く環境として、統計データなどを載せる予定となっております。
第3章及び第4章は、先ほど御説明いたしました計画の基本理念や計画の基本目標、具体的な取り組みを記載いたします。
第5章では、提供区域や量の見込みと確保方策について記載いたします。
区では昨年実施いたしました子育て中の保護者への意向調査などを通じて、教育や保育、地域子ども・子育て支援事業における現在の利用状況や、将来の利用希望などを把握し、その結果を踏まえ、量の見込みを推計いたします。また、それに対する確保方策について、具体的な目標を設定して、年次的な計画を策定していくことになります。
今後、11月をめどに計画の素案を作成し、次回の
厚生委員会で御報告いたします。また、12月にはパブリックコメントを実施して、さらに内容を詰め、2月には計画案を策定する予定としております。
説明は以上です。
259 ◯委員長 本件について何か不明な点、お聞きになりたい点ございますか。
260
◯若林しげる委員 大切なことが支援事業計画(構成案)で入っているんですけど、このこどもというところが、先ほども自殺のとこでも出ていたんですけど、例えば江東区内の公立の小中学校、私立であったとして、江東区外に教育の場所を求めたこどもたちが心身障害とか、迷ったり悩んだときに、ここに基本的に考え方として入っているか、そこを確認したいんですけど、どうでしょうか。
261 ◯子育て推進担当課長 今回の計画の対象ですけども、基本的には江東区にお住まいのお子さんというのは全て対象だというふうに考えておりますので、先ほどのように江東区の学校には通っていなくても、例えば区外の私立校とかに通っているこどもも計画の対象というふうに考えております。
262
◯若林しげる委員 ありがとうございます。よろしくお願いします。
以上です。
263 ◯委員長 以上で本件を終了いたします。
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◎閉会の宣告
264 ◯委員長 本日予定されておりました案件は、全て終了いたしました。
これをもちまして、本日の委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。
午後2時40分 閉会
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