次に、本
議案第6条に、預かり
保育料の
徴収について
規定されておりますが、
徴収の
方法については、どのような
方法を検討されていますでしょうか。
口座からの
引き落としになるのか、一時
利用の場合はその都度、
現金での
やりとりというのも想定されているのかどうか伺います。
次に、兄弟で
利用した際、
あと双子ちゃんとか、この
保育料、
多子世帯の
負担軽減についての
考えというのは、この中に
記載はないのですけれども、
区教育委員会としてはどのような
考えをお持ちなのか。
それと、今回、この
区立幼稚園の
保育園の
無償化ということで本
議案が提案されておりますけれども、私は
前回委員会でも申し上げたとおり、
保育料以外で
教材費ですとか、
園服だとか、それから、
園外での
遠足活動なども
保護者の
負担になると思うのですけれども、全体的に大きな
流れの中で、こういう
教育費の
無償化という
方向で進んでいると思うのですけれども、実際にかかる
保育料以外での
金額というのは幾らぐらいになるか、把握されていたら御教示ください。お願いします。
6
◯学務課長 4点の
質問をいただきました。
まず1点目、緊急の事情があって一時
利用ができるかどうかという
お尋ねですけれども、今回の預かり
保育につきましては、まず
登録利用を優先し、あいた枠を一時
利用ということで
制度設計をしております。
実際の
利用額の
決定方法ですが、他区の
状況等を鑑みまして、前日までにまず
登録利用の方に
利用予定を提示をしていただき、実際にあいた枠は、今度は一時
利用されたい方が
利用申し込みをすると。それで、翌月が始まるまでに、前月の末までに
利用予定を
決定し、実際の
利用を進めていくという
考えで進めたいと
考えております。
お尋ねのような、緊急的な
利用を想定した
制度設計はしておりませんので、
緊急枠を別途設けることはいたしませんけれども、もし当日、枠が結果あいておりまして、そのような御相談を急遽受けた場合、今回の預かり
保育、
利用は在園児に限っているということもありますので、
対応できる余地があるかどうか、他区の
状況等も参考にしながら、
実施までに検討してまいりたいと
考えております。
2点目に、
保育料の
支払い方法についてですけれども、こちらにつきましては
現行の
保育料と同様、
口座振替を想定しております。
現金の
やりとりは生じさせない
考えでございます。一時
利用につきましても、当日の
利用が完了いたしましたら、翌月に集計をして、翌月
引き落としをするという
方法を
考えております。
3点目でございます。
多子減免は行われないのかという御
質問かと存じます。
減免や
援助対象につきましては、本
条例の
施行規則において定めることを
考えております。
現行の
保育料におきましても、
施行規則において
生保世帯等は免除、
多子世帯には
減免を行っておりますので、特に
無償化の
対象とならない一時
利用につきましては、
令和2年4月の
実施までに同様の
規定整備を検討してまいります。
4点目でございます。
教材費についての
お尋ねです。
今回の
無償化の
対象となりますのは
保育料のみでございまして、そのほかの
教材費や
遠足等の
行事費、
園服などは、これまでどおり
保護者の
実費負担となります。
実際の
金額ですけれども、
区立幼稚園に限って申し上げますと、まず
教材費につきましては、全
園共通で
月額700円。
行事につきましては、これは主に
遠足ですけれども、
目的地や
交通手段によって異なりますので、ゼロ円から、多いところで5,000円
程度。さらに
園服につきましては、これもそれぞれの園で異なってまいりますので、平均いたしますと1万5,000円
程度と把握をしております。
以上でございます。
7
◯赤羽目民雄委員 徴収の
方法については、承知いたしました。しかし、今
お話があったとおり、今後の検討の俎上にもあるということでしたが、当日に受け入れる場合も想定できますし、逆に
利用を
予定していた
お子さんが当日来なかったり、当日になってまた急遽
予定を変更されたりと、特にこの預かり
保育が定着するまで多少の混乱というか、少し円滑にいかないこともあるのではないかと思うのですけれども、それと事務的な
負担も当然大きくなると思うのですけれども、この預かり
保育に当たる
人員は、ふやすなど
対応が必要なのではないかと思うのですけれども、その辺の
体制について、どういうふうに
考えていらっしゃるのか。
多子世帯の
負担軽減については、今お答えがあったとおり、ぜひ、今度、
保育のほうでも
補正予算を組んで
負担軽減が充実されますので、
区立幼稚園のほうでも
軽減について、さらに前進をさせていただきたいと思います。
保育料以外の
保護者負担についてですけれども、小学校は学校に上がると
就学援助制度があって、低
所得世帯の
教育費の
負担軽減があるのですけれども、
幼稚園は、それにかわる
支援制度というのは何かあるのでしょうか。
教材費もぜひ、今言った700円、これも
区費の
負担で
負担軽減ということ、こういう大きな
流れの中で、区として、今後の
方向として
考えているところがあれば、お聞かせください。
8
◯学務課長 まず、預かり
保育に係る具体的な
人員体制でございますけれども、こちらにつきましては、これからの
予算編成の中で
決定をしてまいりますけれども、この預かり
事業については、国、都の
補助制度を活用して行う
考えでございまして、
制度上も
専任の
職員の配置が求められております。
こうした
専任の
職員に、
保育のみならず
利用枠の管理といった事務的な仕事のほうも分担させたいと
考えておりまして、できる限り各
幼稚園の
負担を重くしないように工夫をしてまいりたいと思っております。
教育委員会としても、
実施2園に対しての
支援体制を整えていければと
考えております。
それから、
幼稚園の
お子さんに対しても
就学援助のような
支援があるのかという
お尋ねですけれども、こちらにつきましては、国の
補助制度を活用した
実費徴収補足給付事業というものがございまして、こちら、
実施については各
自治体の任意により行っているものですけれども、
生保世帯を
対象に
月額2,500円という
上限はございますが、
給付を行っているところです。こうした低
所得世帯への
対応を現時点で図っていることもございまして、
補助対象を拡大する
考えは、現在ございません。
以上でございます。
9 ◯にし
がき誠委員 今の
赤羽目委員の
質問と若干かぶるところがありますけれども、預かり
保育の件なのですけれども、今、
専任の方を1人おつけするという
お話がありましたけれども、話が若干ずれますけれども、例えば
病児保育なんかは急に
お子さんが病気になって、その病院に預けたいというときに、なかなか受付の
体制がないと、その日の朝、
予約しても
予約がとれなかったりとか、もしくは預ける
予定が、急に治っちゃって行かなかったりとかするということで、
病児保育というのは、せっかくの枠が使われないことが結構あったりするのです。
そんなことで、例えば預かり
保育についても将来的に、すぐには難しいと思うのですけれども、例えば
ネット環境を使って
予約ができるような仕組みがあると、例えば突然、夜間、夜の9時に、あしたどうしても
こどもを預けたいという
ニーズがあったとしても、翌日の朝にならないと、その
専任の方と連絡がとれずに、預かれるかどうかというのもわかってこないような
可能性もあるので、そのあたり何か見解があれば教えてください。
10
◯学務課長 先ほど
赤羽目委員の御
質問にもお答えいたしましたけれども、なるべく定員35人の枠を有効活用したいという
考えには立ってございます。ただ、どこまで緊急なものを受け入れられるかということにつきましては、まずは
令和2年の
実施ということもあり、すぐにインターネットで
予約のシステムをやるということにつきましては、費用対効果の面もあるかと存じます。
今後、
令和2年4月から実際に始めていく中で、いろいろ
問題点も整理しながら検討してまいりたいと
考えます。
以上でございます。
11 ◯にし
がき誠委員 ぜひ、せっかく2年でお始めいただくので、その1年間で試行
実施してみて、
保護者の方の
ニーズなんかも、ぜひ
アンケート等で吸い上げていただいて、将来的な課題としていただくように要望しておきます。
以上です。
12
◯委員長 ほかにございますでしょうか。
お諮りいたします。
本案は、
区長提案のとおり可決することに御
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
13
◯委員長 御
異議ございませんので、
本案は
区長提案のとおり可決することに決しました。
なお、その旨を
議長宛てに報告いたします。
────────────────────────────────────
◎
閉会の
宣告
14
◯委員長 本日
予定されておりました
案件は、全て終了いたしました。これをもちまして、本日の
委員会を
閉会いたします。ありがとうございます。
午前10時15分
閉会
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