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  1. 江東区議会 2018-10-11
    2018-10-11 平成30年区民環境委員会 本文


    取得元: 江東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1               午前9時59分 開会     ◎開会の宣告 ◯委員長  おはようございます。  ただいまから、区民環境委員会を開会いたします。  本日、区長は他の公務のため欠席するとの連絡がありましたので、御報告いたします。  ────────────────────────────────────     ◎出席理事者の紹介 2 ◯委員長  初めに、7月1日付の人事異動に伴い、本委員会出席理事者について変更がありましたので、御紹介を願います。          (区民部長自己紹介関係理事者紹介)  ────────────────────────────────────     ◎議題1 27陳情第42号 羽田空港機能強化に関する説明会についての陳情                 (継)     ◎議題2 27陳情第44号 荒川上空羽田空港出発機の経路としないことを                 国、都に働きかけるよう求める陳情(継)     ◎議題4 28陳情第40号 羽田空港発旅客機の新たな騒音影響に関する陳情                 (継) 3 ◯委員長  それでは早速、委員会審査に入ります。  ここでお諮りいたします。  これから審査いたします議題1、2及び4の3件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    4 ◯委員長  御異議ございませんので、議題1「27陳情第42号」、議題2「27陳情第44号」及び議題4「28陳情第40号」の3件を一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 5 ◯環境保全課長  ただいま一括議題となりました3件の陳情につきましては、議題1、議題4につきましては、羽田空港機能強化に伴います住民説明会等で、現在やっているオープンハウス型ではなく、教室型での実施を求めているという陳情でございます。もう1件、議題2につきましては、羽田空港機能強化に伴う新たな飛行経路、北風時の離陸時でございますけれども、今、荒川上空を飛ぶ形になってございますが、そちらを経路としないことを求めている陳情の3件でございます。  前回の第2回定例会以降、これまでについては大きな動き等はございませんでしたので報告させていただきます。  以上でございます。 6 ◯委員長  本件について、一括質疑を願います。 7 ◯菅谷俊一委員  先日の決算委員会の審議で、我が党の委員から実機を使っての試験飛行国土交通省に求めるべきではないかという質問があって、区としては求めていきたいというような御答弁だったというように、私は認識してるんですけれども、もしそうであるならば、いつごろ、そういった申し入れをやっていただけるのかが1点。  あと落下物の問題なんですけれども、やはり、この問題も決算審査で取り上げられましたけれども、改めて深刻な問題として受けとめなければいけないなと思っています。国会の国交省の答弁で、昨年の11月からことしの5月までの約半年間で、219件の落下物の報告があったと。そのうち23件は外国の航空機だったと。これ、1カ月平均に換算しますと、36件も何らかのものが落ちてくると。あまりにも多過ぎる、深刻な事態ではないのかなと私は受けとめるんですけれども、改めて、この落下物の問題というのは、こうした数字を国土交通省が出したということに対して、区としての受けとめといいますか、その辺、改めてお伺いしたいなと思います。  以上2点、お願いします。 8 ◯環境保全課長  実機の試験飛行落下物に対しての御質問でございます。  まず、試験飛行につきましては、求めていくというスタンスに関しましてはこれまでも変わりございません。やはり、実際に飛ぶ状況というのは大事なところでございますので、国のほうからは空港整備管制官等の習熟等々、その辺が整って、実際に試験飛行できるようになれば、各関係自治体には連絡しますよということでお話は承っております。こちらとしても、その試験飛行については、やっていただきたいという要望はこれまでもしておりますので、今後もお願いしていきたいと思ってございます。  次に、落下物のことで、件数等々のことですけれども、確かに菅谷委員から御指摘のありました件数等はこちらも認識しているところでございます。国は、今、これはたしか第2回定例会のときも、落下物対策のパッケージ、対策を今、国のほうで未然防止の徹底と事案の発生の対応強化、この2点で落下物防止対策基準の策定ですとか、駐機中の機体のチェックの強化ですとか、また補償等の充実、こちらを今月中にはきちっとまとめて、しっかりとまず国内の航空会社、そして、その後、国外の航空会社という形で、守って、運航計画に反映しないと、羽田空港に関しては利用できないといいますか、その辺の義務づけをしていきたいというお話を伺っておりますので、その辺のところをしっかりやっていただくというところで、落下物についてはゼロを目指すと国のほうも言っておりますので、その対応をきちっと、こちら区としても見ていきたいと思っているところでございます。  以上でございます。 9 ◯菅谷俊一委員  実機による試験飛行なんですけれども、私は、以前に本会議質問で、ぜひやっていただくことを国に求めていただきたいという趣旨で質問したことがあります。ただ、残念ながら、いつごろやるのかというのは、国のほうは一切明らかになっていないという答弁でした。  今の御答弁でも、国は、管制体制等々、その他の条件が整い次第やるという方向だという御答弁だったと思うんですけれども、私はやっぱり2020年の少なくともその前、1年ぐらい前までには、きちんと地域住民皆さんに事前にお知らせをして、こういう試験飛行を行いますよという、そういった期間もある程度具体化させた上で、申し入れをきちんとやっていただきたいなと思うんです。  実機による、一定期間、どういう期間になるのかというのもあるんでしょうけれども、私は、少なくとも1週間くらいはやっていただかないと、本当に実際の実感として住民の方々がわからないんじゃないかと思いますので、その辺のところも含めて、きちっと区からも国交省に強く早期実施を求めていただきたいと、これは強く要望いたします。  それで、あと落下物なんですけれども、国の落下物対策、今月取りまとめて、国内・国外の航空会社に要請をしていく予定になっていると。国は、国会の答弁でも、落下物についてはゼロを目指すという答弁なんですけれども、残念ながら、ゼロを目指すということの裏というのは、裏返しで言えば、落下物というのはなくならないんではないかと考えざるを得ません。本当に落下物の問題というのは、こうした本区においても、飛行経路が大体幅が3キロ前後あるというわけですから、そういったことを考えますと、仮に大幅に江東区の内陸のほうに航路がずれるとすれば、もしかしたら、この庁舎の上も飛行経路になってくる可能性もあるわけですから、本当に住宅密集地を低空で飛んでいくというのは、やっぱり、私は絶対あってはならないことではないかと思います。  それとあと、これももう1つ要望しておきますけれども、私ども、区議団のアンケートをとりました。ことしやったんですけれども、2,000人近い区民の方が回答する中で、羽田の新ルート問題については、やめてほしいというのが5割を超えていました。同時に計画そのものを知らないというのが2割近く、18%ぐらいありました。また、どちらとも言えないという、判断がつかないという方も含めますと、知らないという方も含めて、全体の4割の方がそういう状況で、よくわからないという方もいらっしゃいますので、やはり、こうとう区報等を使って、きちんと区民の皆さんに区の責任として知らせていただきたいと思いますが、この点だけもう一度答弁をお願いします。 10 ◯環境保全課長  周知の方法等についての御質問だと思いますが、これまでも住民説明会の前のときに、確かに区報等記事等が小さいという御指摘もいただいているところではございますが、区報、ホームページ、各区の関係機関等々で、また、たくさんの方がいらっしゃる量販店といいますか、大型の店舗等でチラシを置いていただいているところには置かせていただいて、周知をさせていただいております。  これも第5回目の住民説明会が行われて、そのタイミングがやはり区民の方にお知らせするのには一番いいと思いますので、今お話ししたような内容をしっかりと充実させて、周知をしていくように、区としても考えていきたいと思います。 11 ◯中村まさ子委員  菅谷委員と同じようになるんですが、先月、パイロットの方の講演会を聞いたときに、この問題については実機を飛ばしてみないとわからないと、もうベテランのパイロットの経験のある方もおっしゃっていましたので、重ねて要望をいたします。  飛行ルートを見ると、私は東大島に住んでいるんですけど、本当にすぐ近くを通ることになっていて、高度が1,200メートルから2,400メートルと幅があるんですけれども、やはり下に住んでいる者としては大変不安がありますので、飛ばしてみないとわからないことはたくさんあると思いますので、重ねて、実際の実証実験といいますか、それを国に要望していただきたいと。真下に住んでいる住民としても、国にお願いいたします。要望です。 12 ◯白岩忠夫委員  私から参考に御意見を伺いたいんですけど、今、菅谷委員から騒音とか落下物について質問があったわけですが、私は経路についてお聞きしたいなと思っています。  最近のニュースで、私、見てびっくりしたんですけど、東京の上空というか、関東近辺の上空というのは、アメリカの空軍の管制下に置かれて、ほとんどそういうコースを自由に選んでいけないということをお聞きしたんですけれど、この経路を設定するのにそういう影響があったのか、説明を受けているのか、その点だけ、参考のためにお聞きしたいと思うんで、よろしくお願いします。 13 ◯環境保全課長  今回、新経路の関係で、横田基地管制圏を通過するという御質問かと思います。確かに、今回、本区のほうの経路ではないんですが、南風の着陸時の経路におきまして、一部、横田基地管制圏を通過するという経路をとられていることは、こちらも航空局のほうから聞いてございます。  それにつきましては、しっかりと関係当局と国のほうが詰めて話を進めているというところでございます。具体的なところの内容については、こちらのほうにはお話はないんですけれども、確かに航路の部分についてはかかってございますので、その辺のところの解決というのは、今後やはり求められていく部分ではないかと思います。  以上です。 14 ◯白岩忠夫委員  この質問をしたというのは、マスコミの報道の関係だけしか私も承知してないんでわからないんですけど、びっくりしたんですね。なぜ、私も、成田から飛び立っても、羽田から飛び立っても、すごい海上のほうまで出ていって、30分ぐらい違うと言ってましたね。遠回りしないと、ある一定の高度まで達しないと。  そういうことを考えると、今回の航路も、これしか選べなかったのか、何かしかるべき説明があったのか。初めから受け入れるみたいに、この経路しかございませんので御検討ください、そこで落下の問題、騒音の問題というのはいかがなものかなと思いまして。自分の国の上を飛べないということに関して、もっと国に協力を求めていけば、航路変更ができるような、これは私は素人ですからわかりませんけど、おかしいなと思ったんで御質問しました。全くそういう説明はありませんか。 15 ◯環境保全課長  南風着陸時のところでかかるという御質問で、そこについては、日本の管制下のもとで対応できるように国のほうは調整を進めていきたいというお話をこちらのほうは承ってございます。ですので、そこについては、解消できるということでの新飛行経路だと思いますので、その辺のところ、確かに南風着陸時のときについては、影響があるというのは認識をしているところでございます。  以上です。 16 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 17 ◯委員長  ほかにないようでございますので、本件は、一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 18 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題3 28陳情第13号 「江東区スポーツ推進計画」の基本理念と区民の                 期待・要望に合致しない区立スポーツ施設・プー                 ル使用料値上げ構想に関する陳情(継)     ◎議題5 29陳情第43号 江東区のスポーツ振興の充実を求める陳情(継) 19 ◯委員長  次に、議題3及び5の2件につきましては、ともに関連する陳情ですので、これを一括議題といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 20 ◯委員長  御異議ございませんので、議題3「28陳情第13号」及び議題5「29陳情第43号」の2件を一括議題といたします。  理事者から、一括説明を願います。 21 ◯スポーツ振興課長  私から、28陳情第13号、29陳情第43号について、御説明させていただきます。  両陳情とも共通するところにございましては、団体の利用料の減免を求める陳情でございます。ここにつきましては、現在のところ、進捗、変更等はございません。  また、29陳情第43号にございます、オリンピックパラリンピック開催に伴い、区民が利用することができない施設の情報を区民に周知するとともに、スポーツの機会を保障してほしいという陳情につきましては、現在のところ、東京都と組織委員会から運営の詳細について、まだ調整がついていませんので、区民にお知らせできる段階にはございません。  以上でございます。 22 ◯委員長  本件について、一括質疑を願います。 23 ◯山本香代子委員  今のスポーツ施設オリンピックパラリンピックで利用するとかしないとかいろいろあって、今まだ詳細がきちんとつかめてないと思うんですが、実際どのぐらいの時期に発表されるかわかりますか。 24 ◯スポーツ振興課長  現在のところ、オリパラ課と一緒に東京都、特に組織委員会と調整を図っているところで、できるだけ早く区としては締結して、区民にお知らせしたいという要望は出しているところでございます。時期につきましては、現在のところ、難しいところでございます。ただ、早くしたいということはお伝えしてございます。  以上です。 25 ◯菅谷俊一委員  陳情のスポーツ振興についての関連なんですけど、障害者スポーツの振興ということで、ある通所施設の方から伺ったんですけども、障害者通所施設の方々が合同で水泳教室をやっているんですって。そのときに、東砂と深川を利用しているんだけれども、月1回、大体五、六人で活動しているんだそうですけれども、水泳指導員をつけると。障害者なのでつけなきゃいけないということで、その際に、何か1人1回5,000円かかるというんです。そのときに、通所作業所さんのほうで出しているようなんですけれども、そういった障害者スポーツの振興という点で、こういった取り組みに対して、何らかの補助というのはあるんですかね。 26 ◯スポーツ振興課長  現在のところ、そういった補助制度についてはございません。今、健康スポーツ公社を中心に、特に屋内で、水泳についてはもう以前から、かなり前から教室はやってございます。水泳教室の数をふやしてほしいという御要望もやはりあるんですが、障害者だけじゃなくて健常者もプールは使いますので、それとのバランスを現在とっているところで、できる限り、江東区は障害者スポーツに力を入れていますので、ふやしていきたいというのは、気持ちはございます。実際に健康スポーツ公社のほうで、かなり取り組んでいただいてますので、そちらのほうで御利用いただけるほうを考えていきたいと考えてございます。  以上です。 27 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 28 ◯委員長  それでは、ほかにございませんので、本件は、一括継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 29 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は一括継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題6 29陳情第56号 大気汚染調査に関する陳情(継) 30 ◯委員長  次に、議題6「29陳情第56号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 31 ◯環境保全課長  議題6、大気汚染調査に関する陳情でございますが、都立三商前の交差点での大気汚染調査の継続と、越中島三丁目ハイツと福山通運との間でフィルターバッチによる大気汚染調査を実施していただきたいという要望の、この2点の陳情でございます。第2回定例会以降、これまでについて、特に進捗等、大きな動きはございません。  以上でございます。 32 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 33 ◯中村まさ子委員  前回までの審議の中で、環境基準を超えてるところはないという報告はずっとされてきたので、それはとりあえず基準値以下で守られているということだと思うんですけれども、きょう、豊洲市場が開場しましたし、オリンピックパラリンピックの工事も今たけなわですので、今後、あのあたりの交通量の変化が予想されると思うんですけれども、その辺についてはどう見ているのでしょうか。今のところは基準値以下で推移していますけれども、交通量によってはオーバーする可能性もあるかなという御心配が地元の人にもあるんですが、いかがでしょう。 34 ◯環境保全課長  中村委員御指摘の今の御質問、豊洲市場とオリパラ建設地に関する車の交通量がふえると。それで、一応平成30年、ことしなんですけれども、自動車排ガスの調査につきましては、これは年間の契約等がございましてなかなかことし変えるというのは難しいところなんですけれども、南部地区の交差点10カ所、CO2のバッチテストをやってございます。これは福山さんの前のところ、三丁目の交差点でもやっているテストですけれども、こちらの場所をふやす、または変更等を考えているところでございます。豊洲六丁目の交差点等々、その辺のところ、立地等によって配置ができるかどうかも、今、調査をしているところでございますけれども、当然こちらもその辺のところの調査は進めて行かなければならないと思っているところでございます。  以上でございます。 35 ◯中村まさ子委員  ぜひ、状況に合わせてふやしていくということですので、よろしくお願いします。  また、住民の方からいただいた資料を見ると、季節要因もあります。どっちから風が吹いてくるかというようなこともありますので、基準値以下ではありますけれども、ぜひバッチテストなど、箇所をふやして継続をして、測定をしていただきたいと要望します。 36 ◯菅谷俊一委員  前回、陳情者の要望でありますハイツと福山通運株式会社側でフィルターバッチによる大気汚染調査を実施してくださいと、こういう陳情の趣旨なんですけれども、区はやらないということなんですけれども、改めて、陳情者の方からいただいた測定調査結果、ことしの2018年3月の調査結果の資料をいただいたんですけれども、前回も申し上げましたけれども、ハイツの1号棟の東側で、ことしの3月26日、月曜日に0.051ppm、一番高い数値がありました。そのほか、隣の小学校の仕切りのネットのところでもはかっているんですけれども、3月26日から3月29日にかけて0.046、0.043、0.041と。さらに、福山通運の出入り口のところと書いてあるんですけれども、ちょっとよくわからないんですが、これも0.044、0.047、0.048、0.045と。それから1号棟の14階の排煙の窓と書いてあるんですけれども、ここも0.048から0.040。  区がこの間言っていた、0.04ppmから0.06ppmの間が基準値だと、それを超えたらだめだよということで、何らかの対策をしなければいけないというんですけど、こういう調査データを見た場合、0.04ppmをかなり超えているという状況について、これはかなりグレーゾーンだなと思うんですけれども、この辺はどういうふうに見るんですか。こういう数値が出ているんだけれども。 37 ◯環境保全課長  環境基準値におけますCO2のレベルにつきましては、0.04から0.06の範囲内またはそれ以下という形で基準値が定められております。ですので、そこを超える、0.06を超える値が出る、現状は江東区内どこもないんですけれども、それが出るようであれば、今まで答弁してきたとおり、対応等は検討する一つの選択肢になるかとは思うんですが、現状としてはその範囲内でありますので、これまでも答弁させていただきましたが、今後もまたCO2のバッチテスト、福山通運前の三丁目交差点でまた今年度もやる予定でございます。昨年と同時期ぐらいになると思いますので、その辺の値をもって、きちっとこちらは見ていきたいところでございます。  以上でございます。 38 ◯菅谷俊一委員  0.04から0.06の範囲内だからというんだけれども、私は、かなり、この基準値の範囲というのが果たしてどうなのかというのが、科学的な根拠になるのかというのが、0.06以内だったらいいのかというのがよく判断がつかない。0.04は超えているという状況だから、住民が不安を持って、みずからも調べて、結果として、こういう数値があると。ならば、一遍、私有地であっても、騒音測定は私有地でもやるでしょうから、やはりやってもいいんじゃないかと思うんですけれども、私は。これは意見ですけれども。 39 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 40 ◯委員長  ほかにございませんので、本件は、継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 41 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題7 29陳情第60号 市町村民税・都民税特別徴収税額の決定・変更通                 知書への個人番号記載中止を求める陳情(継) 42 ◯委員長  次に、議題7「29陳情第60号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 43 ◯課税課長  継続審査となっております議題7、29陳情第60号、市町村民税・都民税特別徴収税額の決定・変更通知書への個人番号記載中止を求める陳情に関しましては、前回の委員会以降、特段状況に変化はございません。  以上でございます。 44 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 45 ◯中村まさ子委員  マイナンバーを記入しないで送付した区が、23区中ほとんどそのような対応だったということは、前回の委員会で伺いました。そのようにして、何か問題とか課題があったのかどうかということと、それから、そろそろ10月ですので来年度についての方針もお聞きしたいんですけれども、これは、国は当面の間、記入しなくていいという言い方なんですが、江東区としては、来年度もことしと同様の対応をするのかどうか伺います。 46 ◯課税課長  まず、1点目の課題があったのかということですが、様式には記載欄があるんですが、そちらに個人番号は記載せずにお送りしているという状況で、それに対する何か問い合わせですとか、課題といったものは、特段ございませんでした。  また、来年度の方針ですが、引き続きその欄に個人番号を表記して送るということはしないということで継続を考えております。  以上でございます。 47 ◯委員長  ほかにございませんか。 48 ◯菅谷俊一委員  私も意見表明ですけれども、保険医協会の会長さんからの陳情の内容を改めて読み直しますと、個人のプライバシー権を侵害していくおそれと民間事業者、特に中小事業者への事務負担、安全確保等々、それに対する罰則等、非常に中小事業者への配慮に欠けた過大な負担になっているなというのは思います。それから漏えいリスクを回避することは、極めて難しいなと私自身も思っていますので、基本的にはこの陳情は、私は同意しますので、これは上げるべきだなと、これは意見として申し上げておきます。 49 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 50 ◯委員長  ほかにないようでございますので、本件は、継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 51 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題8 30陳情第1号 コインランドリーに対する規制の陳情(継) 52 ◯委員長  次に、議題8「30陳情第1号」を議題といたします。  本件につきましては、前回の委員会において、陳情者に取り下げ等の意向を確認するとのまとめになっておりました。  そこで、事務局から連絡いたさせたところ、「個別の対応はしていただいているところであるが、夜間営業の規制等、陳情の願意が達成されたわけでないので、引き続き、委員会で御審査いただきたい」とのことでありましたので、御報告いたします。  それでは、理事者から、説明を願います。 53 ◯環境保全課長  議題8、コインランドリーに対する規制の陳情でございます。こちらにつきましては、第2回定例会以降、特に変更ございません。今、委員長のほうからもお話しありました夜間営業の規制等々、その方法等につきましては、これまでも御答弁したきたとおりなんですが、都の環境確保条例の中の騒音等規制値、また、国における建築基準法の用途地域制限、この2つの制限、または条例等できちっと指導できると区としては考えてございます。  以上でございます。 54 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 55 ◯白岩忠夫委員  私も確認のためにお聞きしたいんですけど、事務局のほうで当事者に御説明したとき、委員会としては願意に沿えない場合がありますよということは申し添えたのかどうか、その辺お聞きしたいんですけど。 56 ◯事務局次長  陳情者の方には、願意に沿えないというところまでは、事務局のほうからお話はしていないところでございます。  以上でございます。 57 ◯白岩忠夫委員  この問題については、前回の委員会でも説明してということだったので、なかなか沿えないようですよということで方向性としてはなっているのかなと思っているんですけど、やっぱり区民のそういう一つ一つの請願する権利というか、そういうものを考えたときに、委員長と副委員長に本来はお願いして、お会いして、沿えない場合があるんですけど取り下げのほうがいいんじゃないかというお話をするのが区議会での流れだったような気が私はするんですけどね。だから、そういう点について、もし委員長、副委員長でなければ、再度事務局のほうで、いろいろ審議したけど、そういうことに沿えない可能性があるということをお伝えして、次の委員会で結論を出すという形で、今回は継続にしていただきたいなと、これは要望しておきます。 58 ◯豊島成彦委員  今の白岩委員がおっしゃったことでいいかとは思うんですが、私も改めて、こちらの陳情に対しての私自身の考え方なんですが、こうしたトラブルというのは、日本じゅうどこでもあることで、既に国は建築基準法で規制をしていて、都は環境確保条例で規制をされているわけですから、これは国や都のほうで、こうしたトラブルの防止というものは既に講じられているわけですね。  その上で、さらに私たちの町で規制をするということは、江東区独自の理由なり、江東区独自の状況がなければ、基本的にはこれ以上規制をするということは、私たちの町というのは基本的には自由な社会ですから、自由国家ですから、基本的には必要なことがない限り、住民の皆様には極力干渉しないという原則で動いていますので、私たちは、国や都で既に規制ができていて、十分その規制で区民の安全は確保されると考えています。  改めて、今回の事例については、既にもう当事者間同士でほぼ解決していると聞いていますので、こうした2つの理由から、今回の件については、私自身は願意に沿えないものだとは考えていますが、ただそれにしても、なるべく区民の方に御丁寧な対応をされたほうがいいという白岩委員のお考えというものは、私も十分理解できますので、なるべくそういう対応をされたほうがいいとは思いますが、それにつきましては、私自身は、委員長やまた事務局の皆様でうまく御判断していただければと思います。  以上です。 59 ◯中村まさ子委員  ちょっと違う視点なんですけど、この方の具体的な案件は一応の解決を見たということですが、陳情としては営業規制を求めているわけですね。それで確認なんですけども、何カ月かたっているんですが、その後に何かこの方からの意見とか声とかがあったのかということと、区内のほかのコインランドリー、コインランドリーはたくさんあると思うんですけれども、そこでは一切何もこういう声というのは聞こえてきていないんでしょうか。伺います。 60 ◯環境保全課長  2点の御質問で、1点目の陳情者からのその後の御意見ですけども、こちらのほうにはございません。  コインランドリーに関しましては、環境保全課には、作業場としての騒音等のお話は来るということなんですけれども、その件に関しては、今のところございません。  以上でございます。 61 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 62 ◯委員長  この件につきまして、私、冒頭で申し上げたように、事務局で陳情者の意向を伺っていただいたということで、今、白岩委員また豊島委員からも意見が出ましたけれども、一応本日のところは継続審査といたしたいと存じますが、いかがでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 63 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題9 30陳情第29号 東海第二発電所の運転期間延長を行わないことを                 求める意見書に関する陳情 64 ◯委員長  次に、議題9「30陳情第29号」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読いたさせます。                 (事務局朗読) 65 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 66 ◯温暖化対策課長  私からは、今までの経緯と現在の状況について、御説明したいと思います。  東海第二発電所は、日本原子力発電株式会社が設置者であります原子力発電所であります。茨城県東海村に立地しております。1978年、昭和53年11月28日から営業運転を開始しておりましたが、平成23年3月の東日本大震災で被害を受けまして、同年5月から定期検査中として、現在も稼働はしておりません。  通称、原子炉等規制法、これが改正されまして、現在、原子力発電所を稼働するには、新たな規制基準に適合しまして、そのための工事計画も策定することが必要となっております。また、同法では、発電用原子炉の運転期間、これを40年とすること、さらに、1度に限り、20年を限度に延長できることを定めてございます。ただし、いずれの場合も原子力規制委員会の審査を受けまして、許可を得ることが前提の条件となってございます。  さらに、この当該発電所設置者は、茨城県と立地自治体である東海村のほか、水戸市を初め近隣4市、合計7つの自治体と本年3月に協定を結んでおりまして、その中で再稼働や運転延長の際は、事前協議により実質的な事前了解を得ることと定めておるところでございます。  現状でございますが、当該発電所は、本年11月で稼働開始から40年を迎えることから、平成26年に安全審査と工事計画の認可申請、平成29年に20年間の稼働延長申請を原子力規制委員会に提出してございます。  その後の審査の結果、規制委員会は、本年7月4日に新基準に適合しているとして、審査書案、これを公表しまして、パブリックコメントを求めました。それとともに、原子力委員会と経済産業大臣の意見を求めた上、本年9月26日に開催された同委員会にて、安全審査に合格となります設置変更許可、これが決定されております。このほかの工事計画認可申請と20年間の稼働延長申請につきましては、現在も審査中です。  説明は以上です。 67 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 68 ◯菅谷俊一委員  この陳情者の方の理由を見ますと、私自身もごもっともだなと思います。やはり福島原発の事故以来、原発は再稼働してはいけないんじゃないかと思います。  それで、きょうの新聞にもちょっと載っていましたけども、今、理事者の方から説明がありましたけれども、でも、20年延長もオーケーのサインが出るんじゃないかという記事が載ってましたよ。だから、おそらく延長を認めた上で再稼働を許可するんじゃないかと思うんですが、この陳情者の方の指摘があるんですけれども、敷設ケーブルの半分は新規制基準が定める不燃ケーブルへの交換が不可能だって明言しているんですけど、これは区の認識としてはどうなんでしょう。もしわかったら、ちょっと教えてください。この点のところを。 69 ◯温暖化対策課長  先ほど言いましたパブリックコメントの中でも、そこの意見が一番多くございました。その中で、それも含めていろいろな対策を設置者のほうがしておるわけでございますが、それを全部よしとしたのがこの審査書ということでございますので、細かい技術的なことは省きますが、規制委員会はそれを認めたというのが事実でございます。  以上です。 70 ◯菅谷俊一委員  交換が不可能と書いてあるんですが、対策はしてるけども規制委員会は認めたというところで、どうもよくわからないんですね。こういう不燃ケーブルの交換が全部できてないんだろうなと思うんですけれども、非常に不安が残ります。  もう1点なんですけど、ここにも書いてありますけれども、核燃料再処理工場、高レベルの放射性廃棄物、使用済み核燃料が残されていると。防潮堤もないと。災害の備えがないとここに指摘してるんですね。つまり、3.11のような事態になったときには、もしかすれば全電源が喪失しちゃったという事態になれば、核燃料貯蔵施設は、福島と同様のメルトダウンが起こると理解していいのか、そこも区の見解を教えてください。 71 ◯温暖化対策課長  こちらの再処理工場なんですが、現在、廃止の計画、これが本年、規制委員会のほうで認められておりまして、今、廃止に向かって動き出しておるところでございます。この中には、高レベルの放射性廃棄物、これの原液の処理で約10年間かかる、そのようなことが報じられております。  以上です。 72 ◯菅谷俊一委員  新聞の報道を見ますと、原発が再稼働すれば、当然燃料を使うわけですから、その燃料はこういう貯蔵施設にしまわなきゃいけないわけですよね。それで、今どこの原発もそうなんですが、このまま仮に6年間稼働したら、全て満杯になると報道してるんですよね。つまり、どこももう置き場所がないと。しかも、それをどこにしまい込むんだといっても、しまう場所もないという事態になるというんですよね。だから、廃止に向けて動き出しているというんだけれども、他方で20年間延長して、再稼働すれば、当然燃料の燃えかすが出てくるわけでしょう。それ、どうするんですか、じゃあ、これ。その辺、どうするのか。 73 ◯温暖化対策課長  直接私が答えるべき問題ではないんですが、ここら辺の関係を見ると、現在、六ケ所村のほうで燃料の再処理工場の動きがございまして、まだ稼働はしてないんですが、そちらのほうに移っていくのが、実際どうなるかわからないんですけども、ここが廃止された以上、そこしかないのかなという認識でございます。 74 ◯中村まさ子委員  東海第二発電所というのは、首都圏に一番近い原発ですよね。距離が100キロとか110キロとかいう位置にあります。この東海第二発電所は、2011年の東日本大震災で外部電源を喪失して、そして非常用発電機も水没して動かなくなった。それで、必死に職員が、手動で3日半後にやっと冷温停止ができたと。そういう非常に瑕疵のある原発であるという前提がまずあります。本当にメルトダウンするのではないか、福一と同じような状況になる可能性も十分にあったという原発なんですね。  それをもう40年たったから、一応寿命は40年と国が決めたんですよね、それをもう1回再稼働して、もう20年延長したいということ自体が、私は非常に危険きわまりないことだなと思っています。  あと、この東海第二発電所の30キロ圏内に96万人の方が住んでいると。そうすると、その避難計画もつくらなくちゃいけないはずですよね。地元の自治体は反対しているところがたくさんあるんですけれども、そういう困難を抱えている地域であるということ。96万人の避難計画って、大変なことなんですが。  それから、日本原子力発電株式会社というところは、調べてみると、お金がなくて、再稼働したり、何かあったときの対応は、東京電力とか東北電力に頼らなければいけない。事故が起こったときには、事故対応が迅速にできないというような会社であるということがわかりました。  福島原発の事故のときに、250キロ離れていても、江東区内にホットスポットが出現しましたし、松戸とかあっちのほうはもっと高濃度に汚染されましたけれども、250キロでそういう状態です。現在に至るまで、江東区は給食食材の検査とか、土壌汚染とか、環境調査を続けざるを得ないという状況が続いています。とすれば、福島原発の250キロから比べると、半分以下の距離にある東海第二発電所については、よりもっと切実に、江東区は何かあれば影響を受けるという自治体になっていますよね。  ですから、私は、これは江東区としても、再稼働はしないでほしい、するべきではないという意見書を出す必要があるのかなと思います。事故があって、放射能が飛んできたときに、放射線ヨウ素だけは、事前にヨウ素剤を配っていれば、持っていればブロックできますけど、それ以外の放射線もいっぱい飛んでくるわけですから。放射能も。それはやはりこの場を離れるしか、江東区から逃げるしかないということを考えると、これは再稼働させない。陳情にもケーブルの問題とか、核燃料再処理工場の問題とか、防潮堤の問題というのもありまして、これはやはり私は意見書を提出するべきだと思っています。  お聞きしたいのが、この陳情の状況です。どのくらい出されていて、採択されたところがあるのかどうか。それを伺います。 75 ◯事務局次長  これと同種の陳情でございますが、23区での調査となりますけれども、9月12日現在の本区の調査で、本区以外に4区、受理をされております。ただ、受理年月日が8月ないし9月ということですので、現在、採択または不採択に至った区はございません。  以上でございます。 76 ◯中村まさ子委員  わかりました。今言ったように、私は、江東区民の命を守るという観点からも、国への意見書を委員会で出す方向で検討するべきだと申し上げたいと思います。 77 ◯委員長  ほかにございませんか。 78 ◯豊島成彦委員  今、菅谷委員と中村委員からさまざまな御意見をお聞きしましたが、国の電力をどうするかということを議論するのは、江東区議会の仕事じゃなくて、国会の仕事ですよね。陳情者の方には、今回、区議会で受けましたけれども、この陳情はぜひ国会に持っていって、国会で議論されたほうがいいと思います。  意見書を出す、出さないを決めるに当たりましては、ここで議論して決めますけれども、特に理事者からどういう状況になっているんですかということをヒアリングしながら、議論して決めていくわけですよね。  先ほど、廃棄物の質問をされてましたけれども、廃棄物をどうするんですかということを理事者に聞いても、温暖化対策課長に答えてもらうしかないわけですよ。温暖化対策課長に廃棄物のことをどうするんですかって聞いても、今、答弁してくれましたけれども、それは十分な知見などに基づいて答弁できるわけないですから。こういったことは原子力規制委員会なり、そういった本当の専門家の方に聞いていただかないと、こちらも正確な情報がわかりませんし、正確な情報に基づいて議論できないわけですよね。  ですので、そういうことを考えますと、これは本来、江東区議会で受けるべきではなかったかなとは思いますけれども、ただ、今すぐにこれは答えを出すというわけではないでしょうから、今回は継続ということで結構かと思いますけれども、早目にこれは結論を出してさしあげたほうが、陳情者の方にかえって親切かなと思いますので、本日のほどは継続でお願いいたします。 79 ◯委員長  それでは、本件は、継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 80 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題10 30陳情第31号 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続につ                 いて意見書の提出に関する陳情 81 ◯委員長  次に、議題10「30陳情第31号」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読いたさせます。                 (事務局朗読) 82 ◯委員長  それでは、理事者から、説明を願います。 83 ◯課税課長  それでは、議題10、30陳情第31号の趣旨、3項目について、御説明をさせていただきます。恐れ入りますが、資料1をごらん願います。  初めに、1の小規模住宅用地に対する都市計画税の軽減措置でございます。  都市計画税は、都市整備などの費用に充てるための目的税で、本来、市町村税ですが、23区内では、特例により都税として課税しております。このうち、小規模住宅用地に対する都市計画税につきまして、都民の税負担に配慮し、昭和63年度から軽減措置が実施されております。  軽減措置の概要ですが、23区内の住宅用地のうち、住宅1戸につき200平米までの土地に係る都市計画税について、2分の1に軽減するものでございます。  この制度による江東区分の影響額は、東京都の平成29年度決算ベースで約8億6,000万円と聞いてございます。  次に、2の小規模非住宅用地に対する固定資産税及び都市計画税の減免措置でございます。  固定資産税につきましても、都市計画税と同様に、本来、市町村税ですが、23区内では、特例により都税として課税している普通税でございます。この減免措置は、平成14年度から厳しい経済状況下にある中小企業等を支援することを目的に実施されております。  (2)の減免措置の概要でございますが、対象となる土地の要件は、23区内の非住宅用地の一画地が400平米以下の土地でございます。このうち、200平米までの部分について、固定資産税及び都市計画税を2割減免するものでございます。  この制度による江東区分の影響額は、固定資産税と都市計画税を合わせて、約4億4,000万円と聞いてございます。  次のページをごらん願います。  3の商業地等に対する固定資産税及び都市計画税の負担水準の上限引き下げ措置でございます。  東京都では、負担水準の不均衡の是正及び過重な負担の緩和を目的として、平成17年度から固定資産税と都市計画税の負担水準の上限を引き下げる措置を実施しております。  商業地等の課税標準額につきましては、表にございますように、負担水準に応じた調整措置がございます。  減額措置の概要は、23区内の商業地等を対象に、負担水準が65%を超えた場合は、課税標準額を価格掛ける65%に減額するものでございます。  この減額措置による江東区分の影響額は、固定資産税と都市計画税を合わせて、約2億2,000万円と聞いてございます。  なお、これら3つの軽減措置による影響額の総額は、江東区で約15億円、東京都全体では約630億円となっております。  最後に、これらの軽減措置の東京都での取り扱いにつきましては、近年の例では、年明けの1月に継続の決定を行い、都議会第1回定例会で都税条例の改正を行っております。  私からの説明は以上でございます。 84 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 85 ◯山本香代子委員  我が国の経済は、回復傾向にあるものの、依然として、区民や中小規模事業者を取り巻く環境は厳しく、景気が回復したと実感できるほど、そういうところまで至っていないと認識しております。  今、実施している軽減措置が廃止されますと、先ほど、課税課長の説明でもあったとおり、多くの区民の生活や中小規模事業者の方々の経営に大きく影響を及ぼすと思いますので、昨年同様、固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続を求める意見書は、今年度も出すべきだと思いますので、そのようにお願いいたします。 86 ◯委員長  ほかにございませんか。
    87 ◯菅谷俊一委員  私も賛成します。ですが、一言だけ意見があります。今、課税課長からいただいた資料の2番目の小規模非住宅用地に対する減免措置に当たって、減免措置の概要には、個人または資本金1億円以下の法人が所有する土地が対象ですよということで、中小企業向けになっているんですよね。大企業さんはちょっと御遠慮してくださいというような軽減措置なんですよ。  ところが、3の商業地等に対する上限引き下げ措置なんですけど、これにはそういう規定がなくて、大企業さんの土地でも軽減しましょうと。こういう内容になっていると伺っています。  私は、これはちょっといかがなものかということで、改善の余地があるなと思います。つまり、2番の小規模非住宅用地に対する減免措置のような、大企業さんはちょっと遠慮してくださいというような規定を設けるべきではないかなという意見を付して賛成します。 88 ◯委員長  今、それぞれ、山本(香)委員、菅谷委員から御意見ありました。特に菅谷委員からは、案文につきまして変更したい旨もございましたけど、検討させていただきたいと思っていますが、そういうことで、本陳情を採択することに決しますので、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) 89 ◯委員長  それでは、御異議ございませんので、本陳情は採択することに決しました。  なお、その旨を議長宛て報告いたします。  また、意見書の提出につきましては、時機を逸しないよう今定例会で提出を考えております。  ついては、意見書の案分の作成は、正副委員長に御一任いただき、後ほど、各委員に御確認いただいた上で御了承いただきたいと存じますが、いかがでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 90 ◯委員長  それでは、さよう決定いたしますので、委員各位の御協力をお願いいたします。  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題11 30陳情第33号 消費税増税を中止して5%に戻し、生活費非課税・                 応能負担の税制を求める陳情 91 ◯委員長  次に、議題11「30陳情第33号」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読いたさせます。                 (事務局朗読) 92 ◯委員長  それでは、理事者から、説明を願います。 93 ◯課税課長  それでは、議題11、30陳情第33号の趣旨、4項目について、御説明させていただきます。  1点目、消費税率の10%への引き上げを中止し、5%に戻すことにつきましては、平成24年8月に社会保障・税一体改革に係る関連法が成立して以降、消費税率10%への引き上げ時期は2回延長されております。現状では、平成28年の税制改正に基づき、平成31年、2019年10月1日から10%となる予定でございますが、こちらの中止を求め、及び5%に戻すということを求めるものでございます。  2点目、消費税の免税点を3,000万円に戻すことにつきましては、現在、課税売上高が1,000万円以下の場合、消費税の納税が免除されて、免税事業者となる事業者免税点制度がございます。免税点は、その基準となる課税売上高ですが、これが平成16年4月1日に3,000万円から1,000万円に減額されておりまして、それを元の3,000万円に戻すようにという内容です。  3点目、消費税の軽減税率、インボイスを撤回することにつきましては、平成31年10月1日から消費税率10%と同時に、食品や新聞などには8%の軽減税率を導入予定ですが、こちらの撤回。また、この8%と10%という複数の税率に対応した適格請求書がインボイスというものでございます。平成35年、2023年10月1日以降、事業者が仕入れの際に負担した消費税を税額控除するためには、このインボイスの保存が要件となりますが、登録を受けた課税事業者でなければ、このインボイスを交付できないということから、その制度、正式には適格請求書等保存方式の撤回を求めるという内容でございます。  4点目、生活費非課税、応能負担の税制を実現することにつきましては、文言のとおりでございます。  これらの税率変更や税制の内容に関しましては、国の法改正が必要となりますので、区といたしましては、今後の国会審議等を注視してまいります。  説明は以上でございます。 94 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 95 ◯菅谷俊一委員  私も、この陳情者の意見に賛成です。先ほどの青色申告会の方々からの陳情の趣旨を見ますと、景気が長期にわたって低迷している中で、中小事業者、極めて厳しいと、こういう陳情の理由が書かれていました。私もそう思うんですよね。前回、8%に増税されて以降、やはり区民の暮らしというのは、なかなか厳しいんじゃないかと。納税人口は確かにふえているんですけども、税収は上がっているのかもしれないんだけれども、一方で厳しさもあるんですよね。200万以下の方々もふえていますしね。特に高齢者を中心に非常に厳しい生活実態があると思います。  この間、5年間の動きをとってみましても、大企業においては、確かに景気回復基調があって、内部留保もふえ続けています。400兆を超えました。富裕層の方も資産、3倍にふえているということで、いいかと思うんですけども、一方、労働者の賃金というのは、この5年間、実質で15万円、年額で減っていると言われています。実質消費も20万円減っているということですので、やはり10%への増税というのは中止していただくという意見を出すべきじゃないかと私は考えます。  この間、景気はよくないということで、延長してきたと思うんです。理事者の方から説明がありましたけど、2回延長してきたということです。状況は、私、変わってないと思いますので、10%への増税の中止は、議会として意見を上げていくべきではないかと。  参考までに、ここに一つの資料があるんですけど、国税庁の滞納の資料なんですね。所得税の2016年度の滞納額が1,156億9,800万円に対して、消費税の同年の滞納額は3,758億1,400万円ということで、所得税の倍近い滞納になっています。これ、裏を返すと消費税の申告というのは、利益にかかる税金じゃありません。売り上げにかかってくる税金で、もうかろうと損しようと払わなきゃいけないんで、非常に大変な税金なんですよね。だから、滞納額が非常に中小事業者にとっては大きいという状況がここに数字にあらわれているなと思っていますので、ぜひ上げる方向で前向きの御検討をしていただきたいなと思います。  以上です。 96 ◯中村まさ子委員  今まで消費税3%、5%、8%、そして今度10%となる予定なんですけれども、まず1つは、1997年に3%から5%になりました。2014年、5%から8%になりました。そのときの日本全体というよりも、江東区の状況はどうだったのかということ。  それから、ことしの予算は、地方消費税交付金が101億で予算、あったんですけど、これは10%になったらどのようになる見通しなのかということ。  それから、10%になったときに、この陳情には8万円の負担増、大増税と書いてあるんですが、区が試算してみて、その数字になるのかどうかということ。  それから、インボイス制度というのを知らなかったので調べてみたら、手続が結構大変そうだなと。中小事業者は非常に負担になりそうだなと思ったんですが、このインボイス制度に対応できなかった場合に、その事業者はどうなるのかということを伺います。 97 ◯課税課長  まず1点目の3%から5%、また5%から8%に変化したときの江東区の状況ということですが、申しわけございません、ただいまそのような資料が手元にございませんで、今、この場ではお答えができかねるところでございます。  地方消費税交付金の関係につきましても、こちらで今、手元にデータがございませんので、それに関しましても、申しわけありません、この場ではお答えいたしかねるところでございます。  あとは8万円の負担増につきましても、現時点で試算という形では行っておりませんので、数字は持ち合わせてございません。  4点目のインボイスの関係でございますが、こちらの制度につきましては、先ほど申し上げたところでもございますが、インボイスを発行するというのは、税務署で登録を受けた課税事業者でなければ交付ができないと、現在の予定では平成35年10月以降、そのようになるとなっておりますので、そうでない、つまりインボイスを発行できない事業者から仕入れた分というものにつきましては、仕入れの際に、消費税を税額控除できないということにはなるということでございます。恐らく、そこに対する御要望が趣旨かと思われます。  以上でございます。 98 ◯中村まさ子委員  お聞きした数字については、今後もし具体的に固まってきたら、また教えていただきたいと思うんですけれども、一般的には、消費税が上がると、購買意欲に水がかけられたようにしぼむ。特に、例えば年金暮らしの方なんかは、収入をふやす手だてがないですから、消費税がふえれば、買うものを減らすということになると思います。そうすると、どうしても個人消費が落ち込めば、そのお金の回りが悪くなるのかなと思うんですね。最初だけ駆け込み需要で、上がる前に買っちゃおうというのはあるんですが、それが一段落すると反動でどんと下がるということも、今までの消費税値上げのときにありました。  特に低所得の方とか、非正規労働者の方には、大きなマイナスの影響があるかなと思っています。もちろん、税収がふえて、それを公共事業に回すということがあるんですが、消費税、今までふやして、それは社会保障に使うと言われたけれども、社会保障の状況は全然よくなってなくて、相次ぐ値上げの状況が続いているということを考えると、やはりこの消費税の値上げというのは、非常にマイナスの影響をもたらすと思っています。  3%から5%になったときも、戦後最大の経済危機だったと評価する論文もあって、長期デフレをもたらしたという評価もありますので、私は、これは消費税で税収を確保するのではなく、ここの最後にありますけれども、応能負担で大企業なり資産課税なりということで税収を確保することが税のあり方ではないかなと思いますので、この陳情については、意見書を提出することに賛成です。 99 ◯委員長  ほかにございませんか。 100 ◯関根友子委員  心情的にはわかるのですが、国としても、先ほども出ましたけども、社会保障、少子高齢化という大きな問題があり、今、どこに何を使うかというところで、かなり少子化ということでは、子育てとか、高齢者対策とかいろいろあって、それを見込んで、以前、10%といったところを8%、まず踏んでいって、経過を見ながらやっているんだと私は認識しておりますけれども、この趣旨、4項目に関しても、江東区に与える影響等、まだ調べも不十分でもございますので、今回は継続ということでお願いしたいと思います。 101 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「はい」と呼ぶ者あり) 102 ◯委員長  それでは、本件は、継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 103 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項1 図柄入り江東ナンバープレート・デザイン案の募集並びに候            補作品の選定結果について 104 ◯委員長  続きまして、報告事項に入ります。  報告事項1「図柄入り江東ナンバープレート・デザイン案の募集並びに候補作品の選定結果について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 105 ◯地域振興課長  それでは、資料2をごらんいただきたいと思います。  図柄入り江東ナンバープレート・デザイン案の募集並びに候補作品の選定結果についてでございます。図柄入り江東ナンバープレートのデザイン案につきましては、本年、第2回区民環境委員会におきまして、図柄の公募を行うことの御報告をさせていただきました。今回、その募集結果や公募作品の選定、アンケートの実施等について、御報告させていただきます。  まず、1番の募集結果でございますが、7月2日から8月10日まで、区報やホームページ、各施設でのポスターの掲示、江東区観光協会や産業連盟にも御協力いただきまして、広く周知、募集を行ったところ、131件の応募がありました。  応募者の属性ですけれども、住所別では、江東区在住の方から96件、約73%の応募がありまして、そのほか、北は青森から南は沖縄まで全国各地からの応募がありました。また、年齢別では、16歳から65歳までの間の層の69名、こちら79%でしたが、応募を中心に、8歳の小学生から83歳の高齢の方まで幅広い年齢層からの応募がありました。  (3)の応募デザイン案の特徴・傾向ですけれども、橋をモチーフにしたものが多くて、特にゲートブリッジの図柄が34件と、多くございました。また、伝統をイメージしたものといたしまして、江戸切子やみこし、区の花サザンカも17件、提案がございました。そのほか、太鼓橋やビッグサイトなど、いろいろなイメージの作品が提案されました。なお、全体的に水辺を描いた作品が多く見られたところでございます。  2の候補作品の選定についてですけれども、8月23日に学識経験者、区民等7名で構成いたします図柄入り江東ナンバープレート選定審査会を開催いたしまして、別添の参考のとおり、7作品を候補作品として選定いたしました。  選定の方法ですけれども、今回、131件と多数の応募がありましたので、まず応募の多かった題材、例えばゲートブリッジとかサザンカとか江戸切子など、こちらを8区分に分けて分類しまして、各区分、二、三点程度選出していただきました。そして、各区分で選出されましたデザイン案から江東区の観光資源やイメージ、ナンバープレートとしての視認性などを考慮しまして、7作品を候補作品として選定したところでございます。  なお、当初、候補作品を3から5点程度と考えておりましたけれども、応募点数、すぐれた作品が多かったことを踏まえまして、今回、7作品とさせていただいております。  資料2の3のアンケートの実施についてでございますが、7作品から本区の図柄入りナンバープレートの候補1つを選定するに当たりまして、区民の皆様方の意向を確認するため、アンケートを実施いたしました。こちらは参考をまたごらんいただきながらになるかと思いますけれども、質問内容としまして、問1として、江東区にふさわしい作品はどれですか、という設問。次のページの問2、その理由は何でしょうか、問5、カラー、モノクロ、図柄なし、どのナンバーを選択しますか、問6、寄附金の使い道としてはどれがいいですか、といった内容となっております。  なお、アンケート結果につきましては、現在、集計中でございます。また、今回、こどもたちの声も聞いてみようということで、資料2にも記載しておりますけれども、大島地区まつりと江東こどもスポーツデーにおきまして、こどもアンケートを実施いたしました。  これらのアンケート結果を参考にしながら、4の今後のスケジュールにも記載しておりますけれども、11月ごろ、選定審査会を開催し、最優秀賞を選出いたします。そして、その作品の発表を行いまして、本委員会に報告後、12月に国にデザイン案を提出するという予定となっております。以下、31年度、32年度の予定はごらんのとおりでございます。  御報告は以上でございます。 106 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 107 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項2 江東区公共サインの整備について 108 ◯委員長  次に、報告事項2「江東区公共サインの整備について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 109 ◯地域振興課長  それでは、資料3をごらんいただきたいと思います。  江東区公共サインの整備について、御報告いたします。公共サインの整備につきましては、昨年度、江東区公共サインガイドライン・整備計画を策定いたしまして、今年度から2カ年にわたり、整備していく計画となっております。計画の実施に当たりまして、このたび、サイン本体のデザインの一部変更と設置基数及び設置箇所等がおおむね定まりましたので、御報告いたします。  まず、1番のサイン本体デザインの一部変更についてでございますが、こちらにつきましては、別紙1をごらんいただきたいと思います。  江東区公共サインガイドライン・整備計画では、資料の一番上に記載しております当初デザイン案を計画しておりましたが、このサインの都道への設置に当たりまして、東京都建設局と道路占用について協議いたしましたところ、盤面に対しまして垂直に突き出すiマークとか、支柱の本数などが占用許可基準に合致しないという回答がございました。  この件につきまして、都と再三、交渉を重ねたんですけれども、結局資料の一番下の図の都道設置タイプのとおり、支柱を2本といたしまして、突き出したiマークのかわりに支柱側面を5センチ細くしまして20センチといたしまして、その上部に青地に白抜きのiマークを表示することにいたしました。  これにつきましては、次のページに、立体的にデザインした絵をつけさせていただいておりますので、こちらのほうがわかりやすいかと思います。右側のデザインが都道設置タイプでございます。左側の区道設置タイプは、iマークが盤面に垂直に突き出しておりますけれども、右側の都道タイプは、突き出しが認められませんでしたので、支柱を当初の15センチから20センチに太くしまして、その上部にiマークをつけております。支柱を太くすることによりまして、木目調の支柱が強調されまして、青いiマークとのコントラストによりまして、視認性については十分確保できるものと考えております。また、左側の区道設置タイプにつきましては、こちら都道の設置タイプと色調等を合わせまして、ごらんのような白抜きのiマークに変更しております。  恐れ入りますが、前のページにお戻りいただきまして、繰り返しになりますけれども、一番上が当初のデザイン案でございまして、これが区道等に設置する場合は真ん中の区道設置タイプ、都道に設置する場合は下の都道設置タイプ、2本に分かれるという形になります。  それぞれのタイプに左からメイン拠点、サブ拠点、アクセント拠点と、字が小さいかもしれませんけど書いてありまして、3種類、横に並んでおりますけれども、こちらは設置予定場所における設置目的や歩道の大きさなどに応じて設置していく予定でございます。  盤面の表示等につきましては、掲載情報の位置の変更など、若干の変更がございますけれども、内容的には江東区公共サインガイドライン・整備計画どおりとしております。  恐れ入りますが、資料3にお戻りいただければと思います。  2番の設置基数及び設置箇所等についてでございます。  まず、区で設置する予定基数ですけれども、今年度は、都道に15基、区道等に10基設置いたしまして、31年度は都道に14基、区道等に8基設置する予定でございます。このほか、東京都でも東京都観光案内サイン、通称iサインを記載の基数、設置する予定でございます。  なお、設置基数についてですが、これらのサインの設置状況を踏まえまして、不足する箇所等がありましたら、追加設置などを検討してまいりたいと思っております。  (2)の設置予定箇所でございますが、今年度は、行動の起点となります門前仲町や東陽町、木場、亀戸の駅周辺及び観光拠点であります深川モダン館や亀戸梅屋敷などに設置いたします。31年度につきましては、清澄白河や森下、豊洲など、臨海部の駅周辺に設置してまいります。これらにつきまして、別紙2の一覧表により詳細を記載しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。  なお、東京都のiサインですけれども、都営新宿線沿線の駅、住吉、西大島、大島周辺などに設置される予定でございます。  長くなりましたけれども、御説明は以上でございます。 110 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 111 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項3 第36回江東区民まつり中央まつりについて 112 ◯委員長  次に、報告事項3「第36回江東区民まつり中央まつりについて」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 113 ◯地域振興課長  では、恐れ入ります、資料4をごらんいただきたいと思います。第36回江東区民まつり中央まつりについて、御報告いたします。
     1の開催日時につきましては、10月20日の土曜日、21日の日曜日でございます。昨年は東京2020オリンピックの1000日前イベントということで、第4週に実施いたしましたけれども、今回は通常に戻しまして、第3週の開催となります。  2の概要でございますが、オープニングテープカット、パレード、オープニングセレモニーにつきましては、例年どおり、木場公園大橋を中心に開催いたします。  (4)の区内共通商品券の販売ですけれども、こちらにつきましては、毎年実施しておりますけれども、多目的広場におきまして、各日3,000セット、計6,000セットを販売いたします。  (5)の無料巡回バスですが、昨年と同様、記載の5コースで運行いたします。なお、今回、水神森停留所、東砂1丁目停留所を始発といたします臨時便を増発いたしまして、乗り残しがないよう対応してまいります。  (6)の情報発信については、公式ホームページを開設いたしまして、まつり当日はツイッターにてリアルタイムで会場の様子をお伝えしてまいります。  なお、10月1日のこうとう区報の特集号にて、周知を図っているところでございます。  簡単でございますが、以上でございます。 114 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 115 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項4 平成30年度協働事業提案制度採択事業について 116 ◯委員長  次に、報告事項4「平成30年度協働事業提案制度採択事業について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 117 ◯地域振興課長  それでは、資料5をごらんいただきたいと思います。平成30年度協働事業提案制度採択事業について、御報告いたします。  1の制度の目的でございますが、市民活動団体等の先駆的な発想や専門性を公共サービスに取り入れ、団体と行政が協働して地域課題の解決を図ることを目的としております。  2の募集概要ですけれども、採択は最大3事業を目安としております。実施期間は1年もしくは2年。区の負担金額は、1事業当たり200万円となっております。  3の実施状況でございます。  まず、4月から6月にかけまして、事前相談・事前協議を行いましたところ、事前相談には6件、そのうち事前協議まで進んだところが3件で、この3件が提案事業として応募いたしました。そして、7月に一次審査を行いまして、2件が通過いたしまして、その2件を対象に二次審査を実施したところ、2件とも採択されたという状況でございます。  この採択された2事業の概要につきましては、4の採択事業をごらんいただければと思います。  まず、ブラウンバッグ推進活動でございますが、こちらは江東区薬剤師会からの提案でございます。事業の概要につきましては、次のページの上段にも記載しておりますけれども、こちらは薬を多数服用している患者さんに対しまして、自宅にある薬を薬局に持参するための患者さんに対しまして、自宅に保存してある薬を薬局に持参するためのバッグを配布いたしまして、患者さんの残薬状況を薬局のほうで確認して、薬の飲み違いの防止を図るとともに、患者さんの残薬を整理し、使用できる薬を活用するということで、医療費削減にもつなげていくといった事業でございます。  採択理由といたしましては、組織力、体力があり、実績のある団体が行政と協働し、より高い成果を目指そうとする新たな提案事例であり、地域包括支援センター等との連携も視野に、さらに発展していくことが期待できるとして、採択されました。  2つ目は、ペットボトルキャップの回収・リサイクルを通じた環境保全啓発活動、こちらはNPO法人スペースメディアからの提案でございます。こちらの事業は、小学校の環境学習授業におきまして、分別、リサイクルの事例として、ペットボトルキャップの分別回収及び再資源化を取り上げまして、こどものころから環境保全のための行動を習慣化させることで、区のごみ排出量削減につなげるといった事業でございます。  採択理由といたしましては、行政とは違った現場視点、現場目線を環境学習に取り入れるという姿勢が評価されまして、関係課と十分連携し、継続性のある取り組みとなることを期待し、採択されたところでございます。  次ページをごらんいただければと思います。  今年度の提案事業の一覧になります。今申し上げました採択されました2つの事業の概要と、残念ながら、一次審査で不通過となりました1事業が記載されております。  不通過でありました提案事業の理由ですけれども、捕獲した猫のための保護施設の見通しが立っておらず、事業を継続していくことが困難と判断されたためでございます。  簡単ではございますが、報告は以上でございます。 118 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 119 ◯山本香代子委員  採択事業の2番のペットボトルキャップの回収・リサイクルを通じた環境保全啓発活動ということですが、今、私のところもペットボトルのキャップが集まってきて、それを今、東砂福祉プラザに届けているんですね。その後のリサイクルは、木更津のほうの建築資材のボードになると言われていて、そこに届けているんですけど、こちらはどういった形のリサイクルなんでしょうか。 120 ◯地域振興課長  ペットボトルのリサイクルの事業というよりかは、どちらかというと、NPO団体が、清掃事務所が学校に行ってやっている環境学習授業に帯同して、一緒にこどもたちに啓発を行うといった内容でございまして、回収したキャップがどこでどう行くかというのは、こちらではわからないところでございます。 121 ◯山本香代子委員  今の答弁だと、結局リサイクルの行方がわからない事業、集めるだけですか。要は、こどもたちに何かペットボトルもこういった再利用ができるんだよというようなところまでいかないと完結しないような気がしますけど。 122 ◯地域振興課長  事業の中で、このNPO法人、工場がどこかにあるんですね。そこの内容までわからないんですけど、そういうスライド等をつくって、こういう流れで再利用されていきますというのは、伝えていくといった内容です。ですので、じかに工場がどこにあるかはあれですけれども。 123 ◯山本香代子委員  済みません、今の答弁だと、これ、一応選んだわけですよ、こちらをね。平成30年度協働事業提案制度採択事業として採択したわけですから、担当課としては、しっかりその辺も詳細をつかんでいていただきたいなと思います。きょうわからないとしても、次回、教えてください。 124 ◯中村まさ子委員  協働提案事業を見るとなるほどなと思ったんですけれども、ブラウンバッグ推進活動で、事業総額が85万円、全額、区が負担するということなんですけれども、これはバッグ代ということなんですかね。何かシステム構築の経費とかもかかるんでしょうかということと、これは両方の事業なんですけれども、採択された事業に区が負担金を出しているんですけれども、これって、1回こっきりなんですか。例えば、ブラウンバッグ推進活動であれば、これからずっと高齢者もふえますし、薬を無駄にしないためにも、大変目のつけどころはいい事業だなと思っているんですけど、これからもどんどん、そういう必要な人はふえていくと思うので、1回85万円で済む話ではないと思うんですが、継続はどうなっているんでしょうか。 125 ◯地域振興課長  ブラウンバッグ推進活動ですけれども、こちらは、基本的にはバッグの作成費用と、あとは周知するためのポスター、チラシ等をつくるということでございます。そして、こちらは1年事業でありまして、基本的には、翌年度以降は事業課で継続していくか、もしくはこちらの団体が単独で行っていくかということになりまして、1年、実施しながらになります。基本的には、こちらの事業は、課題提案と言いまして、行政のほうから課題が上がってきている事業に対する回答なので、内容がよければ、事業課のほうで継続していくんではないかなとは思いますけれども。 126 ◯中村まさ子委員  例えばペットボトルのキャップの回収リサイクルも、1年だけで終わる事業ではないので、効果が出れば、区の事業として継続もしていくということなので、行方を見たいとは思いますが。 127 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項5 江東湾岸まつり2018の開催について 128 ◯委員長  次に、報告事項5「江東湾岸まつり2018の開催について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 129 ◯地域振興部副参事(観光協会事務局長)  私からは、江東湾岸まつり2018について、御報告させていただきます。お手数ですが、資料6をごらんください。  江東湾岸まつりは、今年度で第4回目を迎えます。  1にございます目的についてですが、湾岸エリアの地域資源を活用する。2つ目に東京2020オリンピックパラリンピック開催に向けた機運を醸成する。3つ目といたしまして、江東区における観光の振興を図るといった3つを目的に掲げております。  2の主催については、一般社団法人江東区観光協会が行います。  3の開催日程についてですが、例年、11月の第2週の土曜日、日曜日の2日間で行っておりまして、今年度におきましては、11月10日、11日の土日の2日間で開催いたします。  4の会場についてですが、第1回目は青海の東京国際交流館とシンボルプロムナード公園で実施しておりましたが、第2回目からは区立豊洲公園にて実施しておりますので、今年度もそちらになります。  5の開催内容についてですが、オリンピアンによるスポーツイベント、今年度はアトランタ五輪の1万メートル5位入賞、千葉真子さんによりますランニング攻略塾というものを予定しておりまして、会場に隣接いたしております豊洲ぐるり公園の一部を使用し、ランニングの基礎を丁寧に指導していきます。  また、特設ステージにおきまして、地域活動団体によりますキッズダンスなどのパフォーマンスやパラリンピアンによるトークショーを行う予定です。  このほか、区内関連企業や交流自治体による物販や、今年度も昨年度に引き続きまして、東京魚市場卸協同組合さんにも御協力いただき、カキ焼きなどの販売を行います。  そして、昨年度、御好評いただきましたオリンピックパラリンピック会場予定地を船で巡ります江東湾岸スペシャルクルーズを、本年度も実施いたします。  今後の予定でございますが、週明けにはチラシまたはポスターを掲示いたします。そして、10月21日号のこうとう区報によって、区民の方々に周知を図ってまいります。  私からは以上でございます。 130 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 131 ◯白岩忠夫委員  1点、お聞かせ願いたいんですけど、湾岸まつりって称しているんですけれど、内容がいま一つぴんと来ないんですけれど、区はどんなふうなかかわり合いを持っているんですか。この行事に関して、例えば予算をこのぐらい出すとか、こういうふうなことで職員が出ていくとか、全く観光協会に任せているのか、その辺のところをお願いします。 132 ◯文化観光課長  こちらの補助金につきましては、金額の詳細は、今、手元にはございませんが、当然観光協会を運営する上での助成をさせていただきますので、その中で、地域活性化あるいは観光事業ということで、スペシャルクルーズとかそういったものを含めて行っていただいているところでございます。なお、平成30年度の予算につきましては、380万2,000円を予定しているところでございます。  以上でございます。 133 ◯白岩忠夫委員  観光事業が中心のように受けとめられるんです。特に今回は開催内容がオリンピックに偏っているというとおかしいんですけど、何か私の想像してた湾岸まつりというと、地域の区民とか都民とか、他の地区に発信していくような行事なのかなと私は思ったんですけれど、その辺のところは区のほうから、もう少しこんなこととか、そういう要望というのは全然ないんですか。その点、もう1点だけお聞かせください。 134 ◯文化観光課長  こちら、開催内容にもございますが、区内企業による展示販売ですとか、ワークショップの開催、あるいは豊洲地区の周辺の商店なども出店させていただいておりますので、地域のにぎわいの創出という観点からも、湾岸まつり、かなりのにぎわいがあると伺っておりますので、その方向で区のほうでも進めてほしいという意見は話させていただいているところでございます。  以上です。 135 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 136 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項6 第38回江東シーサイドマラソン大会の申込み状況について 137 ◯委員長  次に、報告事項6「第38回江東シーサイドマラソン大会の申込み状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 138 ◯スポーツ振興課長  恐れ入ります、資料7をごらんください。第38回江東シーサイドマラソン大会の申込み状況について、御報告させていただきます。  まず、1、開催日ですが、例年どおり、11月の最終日曜日、25日の日曜日に開催いたします。  2、申込期間でございます。  平成30年8月1日から8月8日までの8日間、インターネットと電話申し込みにより受け付けを行いました。  3、申込状況でございます。  第38回大会の合計欄をごらんください。まず、申込者数が5,843名。昨年度よりふえてございます。当選者数は5,250名。そして、その中で出場手続を済まされたエントリー者数が4,720名となってございます。ですので、その下の第37回大会の同じところの数字を見ていただきますと、昨年が4,734名のエントリー者数で、当日出走された方が4,088名ですので、ことしもやはり4,000名ちょっとの方が出場される予定でございます。  その下、4、抽選手続きでございます。  まず、5,250名を設定します。例年、この設定によって、最終的に4,000名が出走するという数値になっていますので、5,250名を設定し、その中から区民の方だけを抽出して、2分の1の数で抽せんをいたします。2回目はその区民の方で落選した方と区外の方とあわせて2回目の抽せんをして、当選者を決定してございます。  ことしの区民の落選者数が、残念ながら66名の方という結果になりましたが、ほぼ区民の方が出走できる状況になってございます。  御報告は以上でございます。 139 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 140 ◯山本香代子委員  今回、落選の方が66名ということなんですが、これってハーフと10キロの内訳をお聞きしたいんですが。 141 ◯スポーツ振興課長  恐れ入ります、3の申込状況の第38回大会のハーフの部のところを見ていただきますと、申込者数が区内の方が1,949名、その横の当選者数が、偶然なんですけど1,949名、同数でございます。落選者はいないということです。よろしいでしょうか。 142 ◯山本香代子委員  ということは、この66名全部、10キロということでよろしいですか。 143 ◯スポーツ振興課長  そのとおりでございます。10キロのほうが1,362名申し込みいただきまして、当選された方が1,296名、差し引きが66名になります。  以上でございます。 144 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 145 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項7 夢の島競技場の大規模改修工事について 146 ◯委員長  次に、報告事項7「夢の島競技場の大規模改修工事について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 147 ◯スポーツ振興課長  恐れ入ります、資料8をごらんください。夢の島競技場の大規模改修工事についての御報告でございます。  1、工事概要でございます。  日本陸連第2種公認更新のグラウンド改修と長計に基づきます施設の老朽化に伴う建物及び附帯設備の改修工事でございます。  2、主な工事内容でございますが、まず、グラウンドにつきましては、日本陸上競技連盟第2種公認の認定の更新になります。  2)、競技場管理棟の改修。構内の道路の改修。今回、改修に伴いまして、今現在、バスは下のところでおりて、階段を上がってこなきゃいけないんですけれど、そのバスが上まで上がれるロータリーを新設する予定となってございます。  3)、電気設備の改修でございます。ナイター照明をLED化します。あと、受変電設備が老朽化していますので、撤去新設いたします。  4)、機械設備の改修。これは給排水、空調の設備の改修となります。  3、休場期間でございます。  平成30年12月3日、シーサイドマラソンが終わってから休場して工事に入る予定になっています。1年近く、平成31年10月31日まで工事をいたしますので、その後、また来年度もシーサイドマラソンを開催できるという日程で組ませていただいてございます。
     4、休場中の業務につきましては、管理事務所を野球場のクラブハウスのほうに移しまして、現状と同じように運営していく予定でございます。  5、周知方法でございます。  区報、区・指定管理者のホームページ及び関連施設の掲示にて周知いたしてまいります。  報告は以上でございます。 148 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 149 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  間もなく正午になりますが、このまま委員会審査を続けたいと存じますが、よろしいでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 150 ◯委員長  それでは、審査を続けます。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項8 江東区高校生ジュニアリーダー海外派遣事業の実施結果につ            いて 151 ◯委員長  次に、報告事項8「江東区高校生ジュニアリーダー海外派遣事業の実施結果について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 152 ◯青少年課長  それでは、江東区高校生ジュニアリーダー海外派遣事業の実施結果について、御説明させていただきます。資料9をごらん願います。  本派遣事業でございますが、昨年度に引き続きまして、2回目となる事業でございます。けが、病気、事故もなく、無事10名全員、10日間の派遣期間を終了いたしまして、8月末に帰国をいたしました。  現地では、3の派遣日程に記載のとおり、キャンプ活動ですとか、現地のこどもたちに折り紙、習字、こういったものを教えるといったボランティア活動などを実施してまいりました。海外に行くのが今回初めてだった団員もおりまして、言葉あるいは文化、こういったものが異なる環境の中で、大変な思いをしたところもあったとは思いますけれども、「アメリカのこどもたちが日本の文化を楽しんでくれるのを見てうれしく感じた」、「アメリカで行われているボランティア活動を見て、ボランティア活動をもっと積極的に行っていくべきだと考えた」、また、「今回の経験や得た考えを多くの人に伝えて、さらなる異文化理解につなげたい」、「日本と世界をつなぐ人材になりたい」、こういった感想が聞かれているところでございます。  4の事後研修会でございます。帰国後、既にもう3回の事後研修会を実施いたしまして、スポーツイベントでのボランティア活動や海外派遣報告会に向けたまとめの作業を現在進めているところでございます。報告会につきましては、来月、11月4日の日曜日の14時から教育センターにて開催をいたします。  説明は以上でございます。 153 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 154 ◯山本香代子委員  1点だけ。この事業の受託事業者が1名、一緒に行っているんですが、受託事業者はどこでしょうか。 155 ◯青少年課長  受託事業者につきましては、NPO法人国際教育文化交流協会、こちらのNPO法人になります。  以上です。 156 ◯山本香代子委員  今のNPO法人、名称をちょっと書き切れなかったんですけど、こちらはどういう形で選ばれたんでしょうか。 157 ◯青少年課長  この事業者への業務委託の方法でございますが、プロポーザルを実施いたしまして、応募した団体の中から選定をさせていただいて、委託という流れになってございます。  以上です。 158 ◯山本香代子委員  プロポーザルで何団体か来て、そして決まったということで、どのぐらいの団体が来たんでしょうか。 159 ◯青少年課長  トータルの応募団体につきましては、3団体でございました。  以上でございます。 160 ◯山本香代子委員  たしか、サンセット事業の1つなのかな。今、受託事業者を聞きました。3団体から選ばれた。今後、続けていく中で、またその都度、受託事業者は決めていくことになるんでしょうか。 161 ◯青少年課長  ジュニアリーダーの海外派遣事業につきましては、1年1年、成果を見ながら予算を要求して、予算がついたらまた実施していくという形の流れで進めていくものでございますけれども、予算要求の中で、例えば新しいところに行くんであれば、事前の実地調査が必要であったりとか、そういった部分になってくると思いますので、例えば実地調査をしないで、前年どおりのところの場所に行って、前年と同じようなプログラムでやるということであれば、実際にプロポーザルでやるのか、そういう形じゃない方法もあるのか、そういったところをあわせて考えていきたいと考えてございます。 162 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 163 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項9 戸籍証明書等のコンビニ交付サービス開始について 164 ◯委員長  次に、報告事項9「戸籍証明書等のコンビニ交付サービス開始について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 165 ◯区民課長  それでは、報告事項9、戸籍証明書等のコンビニ交付サービス開始について、御説明させていただきます。恐れ入りますが、資料10をごらん願います。  最初に趣旨についてですが、江東区に本籍地のある者の証明書取得の利便性を向上させるため、マイナンバーカードを使用した戸籍証明書等のコンビニ交付サービスを実施するものでございます。  概要といたしましては、現行の住民票の写し、印鑑証明書、課税・非課税証明書に加え、戸籍証明書及び戸籍の附票の写しを全国のコンビニエンスストアから取得可能にするものでございます。  具体的内容として、3にまとめてございますが、交付可能な戸籍証明書等及び手数料につきましては、江東区に本籍地のある者の現在戸籍で、戸籍証明書が350円、戸籍の附票の写しが200円とさせていただきます。手数料は、コンビニ交付利用を促進するため、現行の証明書同様に、窓口交付による手数料よりも100円安く設定してございます。  利用対象者といたしましては、日本国内に住民登録があり、江東区に本籍地を有しているマイナンバーカード所有の日本国籍所持者でございます。  利用場所は、全国の約5万4,000店舗、区内では約200店舗のコンビニエンスストアとなります。  利用時間でございますが、祝日、年末年始及びメンテナンス時を除きまして、月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まででございます。ほかの証明書につきましては、午前6時半から午後11時まで利用可能となってございますが、戸籍の届け出につきましては、全国の自治体で可能であり、本区への届け出書送付及び届け出事項の反映まで多くの時間を要するため、反映前の戸籍がコンビニ交付されないよう、発行抑止を行う必要があることを考慮しまして設定してございます。  開始時期でございますが、システム改修もございますので、平成31年2月を予定しております。  2ページをごらんください。  今後のスケジュールでございますが、今定例会で江東区事務手数料条例改正を御可決いただけましたら、平成30年11月より、ポスター、ホームページによる周知、平成31年1月の区報による周知を順次実施してまいります。  報告は以上でございます。 166 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 167 ◯中村まさ子委員  これはマイナンバーカードを持ってないと利用できないということだと思うんですけれども、今のマイナンバーカードの発行枚数と、それから戸籍関係の証明の発行件数は、江東区全体で、昨年度の実績でいいんですがどのくらいあったのか。そのうち、このコンビニ交付でどのくらいを想定しているでしょうかということ。  それから、(4)の利用時間で、本区への届け出送付及び届け出事項の反映まで多くの時間を要するために時間が短くなっているということなんですけど、どうして時間がかかるのかとか、その辺がよく理解できてないので、そこをもう少し詳しく説明していただけますか。 168 ◯区民課長  では、4点の御質問にお答えさせていただきます。  まず、マイナンバーカードの交付状況でございます。本年9月末現在でございますが、8万9,147枚交付となってございます。  戸籍証明書の実績でございます。29年度の戸籍謄本、抄本、戸籍の附票、その実績は、それぞれ謄本が7万6,021件、抄本が1万3,152件、戸籍の附票の写しが2万1,546件となってございます。  コンビニ交付をされた場合の想定の見込み枚数でございますが、コンビニ交付につきましては、23区の中で6区が先行実施してございます。その6区の実施の平均では、件数として、年間約2,520件となってございます。それぞれ区によって、江東区につきましては、江東区外の方も江東区に本籍地がある場合、交付が可能となってございますが、先行6区のうち4区が区民のみという限定をかけての交付となっておりますので、一概に言えないかと思いますけれども、大体2,000から3,000件を想定してございます。  それから、なぜ時間が短いかというところでございます。多くの時間を要するというところで、戸籍につきましては、人の出生から死亡に至るまで、親族関係を登録、公証するという唯一の日本の制度でございまして、その修正につきましては、例えば漢字の字体ですとか、全ての親族関係の間柄、そういったものを事細かに確認して、その上で修正をかけていくところでございまして、職員に確認したところ、江東区内の方が、例えば婚姻届を出したとしたとしても、戸籍に反映されるまで約2週間かかるというところでございます。もし区外の方が、例えば北海道で婚姻届を出して、江東区にそれが郵送されてくるというところで計算しますと、大体1カ月かかるところでございまして、これについては、本当に誤りが許されない事務となってございますので、このような状況を御理解願いたいと存じます。  以上でございます。 169 ◯中村まさ子委員  戸籍というのは、非常にセンシティブな機微に触れる情報が書いてあるので、情報漏えいをしないようにするということは、非常に重要だと思うんですね。当初、マイナンバーについては、戸籍は対象事務じゃなかったと思うんですね。住民票関係は当然入っていたんですけど、戸籍は当初入ってなかったけれども、じわじわと拡大して、戸籍も今回はコンビニで申請できるということになったんで、私は大変危惧しているんですが、それはやるんであれば、事故が起こらないようにしなくてはいけないと思います。  それで、今、平均で2,000件から3,000件、江東区だと7万6,000と1万3,000で9万、それと2万、10万件以上の戸籍関係を年間で発行しているということなんですが、そのうちの二、三千件がコンビニ交付ではないかという見通しなんですが、そうしますと、そのシステム改修経費というのは、今、予算でどのくらい見積もっているんでしょうか。 170 ◯区民課長  システム改修にかかる経費でございますが、現在、約1,700万ほど予算計上してございます。  以上でございます。 171 ◯中村まさ子委員  費用対効果というのがどうなのか、マイナンバーカードが8万9,000枚程度ということで、多分そんなに爆発的に今後これが広がることは、私はないと思っているので、費用対効果も今後検証したいと思いますし、国籍とか親族関係とか相続とか養子だとかいう非常に重要な個人情報が戸籍には記されていますので、情報漏えいが万が一にもないように対応をお願いいたします。 172 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 173 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項10 江東区環境基本計画の平成29年度進捗状況について 174 ◯副委員長  次に、報告事項10「江東区環境基本計画の平成29年度進捗状況について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 175 ◯温暖化対策課長  資料11をごらんください。  1の概要ですが、江東区環境基本計画の進捗管理でございますが、46の管理指標の実績数値により、客観的に評価することで実施しております。また、あわせて、計画目標達成のために、特に重点的に取り組むとした25の重点事業の評価も行っております。  2の平成29年度実績が管理指標の進捗状況でございます。46の管理指標のうち、29年度には11の指標が目標を達成し、19の事業が取り組み向上となりました。そのほか、現状維持が1指標、未到達が7指標でございます。  目標を達成した指標と未到達の指標につきましては、表に記載のとおりでございます。  2ページ、3ページに全指標の進捗状況を一覧でお示ししております。黄色で表示した指標が目標達成の指標、青色が未到達の指標となります。  基準年と比較しまして、実績が未到達であった事業のうち、指標の8、江東区役所のCO2排出量は、昨年度、小中学校では12学級増加し、さらに小学校6校できっずクラブが新設されたことに伴いまして、電気、ガスの使用料の増加などが原因の一つと考えております。施設や設備の改修時には、省エネタイプの機器に更新するなどによりまして、全庁的に省エネに努めておりますが、引き続き取り組みを推進し、CO2の排出量の削減に努めてまいります。  なお、このほか、重点事業は4ページに、管理指標の直近3年間の実績の推移につきましては5ページ以降に記載しておりますので、後ほど御参照ください。  説明は以上です。 176 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。 177 ◯中村まさ子委員  2つあるんですけど、1つは省エネ機器の助成件数が思ったよりふえてない、少ないというのはなぜかということです。何か使いにくいんでしょうかということ。  それから、4ページに重点事業の進捗状況で、7番の生ごみ減量推進事業というのが、これ、どう見たらいいのかわからないんですが、実績値が平成29年度で16トン、目標値が平成31年度だから、もう来年ですよね、260トンになっていて、非常に乖離が大きいんですが、この辺は全然うまくいってないのか、何か理由があるのか、伺います。 178 ◯温暖化対策課長  助成のほうでございますが、一つに考えられるのは、太陽光の発電が固定の買い取り制度が終わってくるというのが原因かと思います。それと集団の住宅に対する助成が余りないというのがありますので、今後それが課題だと感じておりまして、検討してまいりたい、そのように思っております。  生ごみのほうでございますが、こちらは生ごみの減量の機材を貸与している家庭で、どれだけ減らしたかという累計をとってございまして、簡単に言いますと、新しくやった方よりもやめてしまった御家庭がその年度は少し多かったということで、所管課では一生懸命これをふやす努力をしてございますので、御理解いただければと思います。  以上です。 179 ◯委員長  ほかにございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 180 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎閉会の宣告 181 ◯委員長  本日予定されておりました案件は、全て終了いたしました。  これをもちまして、本日の委員会を閉会いたします。               午後0時10分 閉会 Copyright (c) Koto City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...