江東区議会 2016-03-30
2016-03-30 平成28年第1回定例会(第4号) 本文
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午後1時00分開議
◯議長(
山本香代子議員) ただいまから、去る3月15日に引き続き会議を開きます。
まず、本日の
会議録署名員を指名いたします。5番
河野清史議員、28番
細田勇議員の両議員にお願いをいたします。
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◎ 諸 般 報 告
2 ◯議長(
山本香代子議員) この際、
事務局長から諸般の報告をいたさせます。
3
◯事務局長(鈴木信幸)
山崎孝明江東区長から、27江総総第2745号により追加議案の提出について通知がありました。
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4 ◯議長(
山本香代子議員) これより本日の日程に入ります。
本日の日程全部につき、
事務局長の内容朗読を省略いたします。
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△ 日程第1 議案第5号 平成28年度江東区
一般会計予算
△ 日程第2 議案第6号 平成28年度江東区
国民健康保険会計予算
△ 日程第3 議案第7号 平成28年度江東区
介護保険会計予算
△ 日程第4 議案第8号 平成28年度江東区
後期高齢者医療会計予算
5 ◯議長(
山本香代子議員) 日程第1から同第4までの4件は、ともに平成28年度予算に関する議案でありますので、これを一括議題といたします。
(
鈴木事務局長朗読)
─────────────────────────────────────
6 ◯議長(
山本香代子議員) 本案について、平成28年度
予算審査特別委員長から
議案審査報告書が議長宛て提出され、その写しが配付してありますので、朗読を省略いたします。
(朗読省略)
─────────────────────────────────────
7 ◯議長(
山本香代子議員) 本案について、委員長から御報告を願います。11番
釼先美彦議員。
(11番
釼先美彦議員登壇)
8 ◯11番(
釼先美彦議員) 去る2月24日に開会された平成28年第1回区
議会定例会において、議長を除く43名の委員をもって構成する平成28年度
予算審査特別委員会に審査を付託された、議案第5号平成28年度江東区
一般会計予算、議案第6号平成28年度江東区
国民健康保険会計予算、議案第7号平成28年度江東区
介護保険会計予算、議案第8号平成28年度江東区
後期高齢者医療会計予算について、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。
委員会は、3月1日、議長の招集により開会され、委員長には私、釼先美彦が、副委員長には
徳永雅博委員が選任されたので、直ちに就任の上審査に入り、3月1日から3月7日までの5日間にわたり、慎重に審査いたしました。
その結果、議案第5号、同第6号、同第7号及び同第8号は賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定したので、その
旨議長宛て報告書を提出した次第であります。
以下、審査の概要について申し上げます。
まず、審査に先立ち、区長から当初予算の概要について、次のような説明がありました。
平成28年度予算は、
オリンピック・
パラリンピックに向け、
ブランディング戦略を通して「
スポーツと人情が熱いまち 江東区」をPRするほか、
パラリンピック選手応援施策を充実するなど、区民を応援し、夢へと加速させる「
スポーツと人情が熱いまち 夢への
加速予算」として編成した。
まず、
一般会計では、1,886億3,800万円、前年度比6.7%の増となっている。
歳入については、
特別区民税が、
納税義務者数の増や雇用・
所得環境の改善、
特別徴収の
推進強化等により増となり、特別区税は、490億100万円、前年度比5.1%の増を見込んでいる。
また、特別区交付金は、
法人住民税の一部国税化の影響が拡大するものの、
人口増加に伴う行政需要の伸びや、子ども・
子育て支援新制度の
新規算定等により、前年度比3.6%の増の495億1,700万円とした。
次に、歳出については、2020年の
東京オリンピック・
パラリンピックに向けて、SPORTS & SUPPORTS
ブランディング推進事業を開始し、本区の魅力を積極的、戦略的に発信するとともに、
JETプログラムを活用した外国籍の
国際交流員を任用するなど、国際化を推進していく。
特に
パラリンピックに向け、
障害者スポーツの普及振興のため、(仮称)
障害者スポーツフェスティバルを開催し、区民の機運醸成に努めるとともに、区内在住の
日本代表選手に一部
国際大会への遠征費を補助するなど、さまざまな
取り組みを結集し、2020年の
東京大会では江東区からの
金メダリスト輩出という夢を目指す。
その他、
オリンピック・
パラリンピックの
競技施設が最も多い本区にふさわしい
まちづくりとして、
会場周辺路線を中心に無電柱化を推進するほか、平成31年度までに区内全ての公衆便所に
洋式トイレを整備する。
長期計画(後期)に掲げる事業では、
私立保育所の整備を進め、1,000名を超す定員増に努めるほか、(仮称)第二
有明小・中学校の整備や、既存校の改築・改修を進めていく。
また、10月には、15カ所目の
特別養護老人ホームを整備するなど、多様な世代が住みやすい町を目指し、
主要事業を着実に推進していく。
さらに、臨海部で実施している
コミュニティサイクルを、平成30年度までに区内全域で展開するほか、
妊娠出産支援事業や
特定不妊治療費助成の開始など、
区民生活に密接にかかわるハード・
ソフト両面にわたり施策を充実していく。
次に、
国民健康保険会計の
予算規模は622億6,100万円で、前年度比1.7%の減である。これは、雇用環境の改善や
後期高齢者医療制度への移行に伴い、被
保険者数が減少したことによるものである。
次に、
介護保険会計の
予算規模は303億8,600万円で、前年度比1.1%の増となっている。これは、引き続く
介護サービス利用件数の増に加え、新たに
介護保険法改正に伴う
介護予防・
日常生活支援総合事業を開始することによるものである。
次に、
後期高齢者医療会計の
予算規模は84億5,600万円で、前年度比4.0%の増となっている。これは、被
保険者数が増加したことなどによるものである。
これら
一般会計と3つの
特別会計を合わせた総
予算規模は2,897億4,100万円で、前年度比4.1%の増となり、これまでの最大の
予算規模となっている。
最後に、本区は、
東京オリンピック・
パラリンピックの中心地の一つであり、11月の
豊洲市場開場も控え、今後、世界中から注目が集まる。この機会は、本区が魅力あふれる水彩都市として、区民が誇れる町へさらに前進、発展する格好のチャンスである。
今後の
財政運営においても、ここ数年を正念場と捉え、これまで培ってきた基金や起債の財政力を最大限有効活用しつつ、区政各般にわたり積極果敢に施策を展開し、夢と希望に満ちた江東区政を力強く実現していく。
以上が概要の説明であります。
では、議案第5号平成28年度江東区
一般会計予算について、審査の概要を申し上げます。
まず、
財政課長から次のような
総括説明がありました。
歳入について、第1款特別区税は490億円余、前年度比5.1%の増で、
特別区民税の増などが主な要因である。
第3款特別区交付金は495億円余、前年度比3.6%の増で、
人口増加や
新規算定項目に伴う本区の
基準財政需要額の増が主な要因である。
第14
款国庫支出金は324億円余、前年度比9.4%の増で、
臨時福祉給付金にかかわる補助金の増が主な要因である。
第15
款都支出金は122億円余、前年度比7.0%の増で、
保育所運営費等にかかわる補助金の増が主な要因である。
また、第18
款繰入金は161億円余、前年度比55.0%の増で、
公共施設建設基金及び
財政調整基金からの繰り入れの増が主な要因である。
次に、歳出について、第2
款総務費は290億円余、前年度比17.0%の増で、
電子計算事務の増が主な要因である。
第3
款民生費は859億円余、前年度比6.4%の増で、
私立保育所運営費など、
待機児童解消にかかわる経費の増が主な要因である。
第6
款土木費は126億円余、前年度比9.4%の増で、
都市計画道路補助115号線整備の増が主な要因である。
第7
款教育費は270億円余、前年度比2.1%の増で、(仮称)第二
有明小・中学校整備の増が主な要因である。
以上が、
財政課長の
総括説明の概要でありますが、これについて次のような質疑がありました。
一つ、
オリンピック・
パラリンピックに向けた平成28年度の施策展開は。
との質疑があり、理事者から、
江東区
オリンピック・
パラリンピック開催準備プランや
ブランディング戦略に基づくさまざまな事業を推進する。
旨の答弁がありました。
一つ、
長期計画(後期)後の中長期的な
財政計画を策定するべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
オリンピック・
パラリンピック後の需要や
人口推計等が不透明であるが、
財政運営上、必要と認識しており、今後検討していく。
旨の答弁がありました。
一つ、
法人住民税の一部国税化は、特別区交付金にどのような影響を与えているのか。
との質疑があり、理事者から、
平成28年度では41億円の減収と試算しているが、それ以上に企業収益や
固定資産税が増加しており、影響は顕在化していない。
旨の答弁がありました。
一つ、格差の是正や貧困対策を区政の中心課題に据え、
区民生活の支援に力を尽くすべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
低所得者や
生活保護世帯等への施策の充実は必要と認識しており、さまざまな事業を拡大していく。
旨の答弁がありました。
次に、歳入各款における審査の概要を申し上げます。
まず、第1款から第11款について一括審査したところ、次のような質疑がありました。
一つ、区税収入について、株価の下落や円高等の
不安定要素があるが、今後の見込みは。
との質疑があり、理事者から、
人口推計や中長期の
経済財政に関する試算などから、
長期計画(後期)の4年間は堅調に推移すると見込んでいる。
旨の答弁がありました。
一つ、東京都主税局への職員派遣はどのような内容か。
との質疑があり、理事者から、
解決困難な事案の
徴収業務を通じて、さまざまな
滞納整理手法を体得させている。
旨の答弁がありました。
一つ、安定的な財源を確保するために、どのような
徴収対策に取り組んでいくのか。
との質疑があり、理事者から、
滞納者への電話連絡や
自宅訪問等により自主納付を促すほか、新たな収納方法の利用拡大を進める。
旨の答弁がありました。
一つ、
非課税者が増加傾向にあることについて、区の認識は。
との質疑があり、理事者から、
近年、
非課税者の割合は2割程度で推移しており、区の人口増の状況も鑑みると、
非課税者のみがふえているという認識はない。
旨の答弁がありました。
次に、第12款から第21款について一括審査したところ、次のような質疑がありました。
一つ、江東区
東京オリンピック・
パラリンピック基金の事業への充当基準は。
との質疑があり、理事者から、
オリンピック・
パラリンピックに関連する事業を対象としており、
予算編成を通じて、充当すべき内容か判断している。
旨の答弁がありました。
一つ、保育料の負担が増大しないよう対策を講じるべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
保育料の階層区分は低所得者に十分配慮されており、新制度移行に当たっては、1年間の暫定措置も講じている。
旨の答弁がありました。
一つ、
滞納繰越額減少に向けた区の
取り組みは。
との質疑があり、理事者から、
徴収強化と現年課税の滞納分への
早期着手等を実施している。
旨の答弁がありました。
次に、歳出各款について審査の概要を申し上げます。
まず、第1款及び第2款について一括審査したところ、次のような質疑がありました。
一つ、被災地へ派遣されている職員の活動を、区報を活用して紹介してはどうか。
との質疑があり、理事者から、
被災地へ派遣されている職員は区の誇りであり、多くの方にアピールすることは重要と考える。
旨の答弁がありました。
一つ、
自動通話録音機の貸与は、振り込め詐欺の防止に有効であるため、平成28年度も実施するべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
東京都に追加配布を要望しており、平成28年度以降も継続して貸与していく予定である。
旨の答弁がありました。
一つ、
区役所爆破予告のような犯罪等に対して、本区の対策は。
との質疑があり、理事者から、
警察、消防と連携しつつ、区の職員全体が協力して
取り組み、重大な事案は
危機管理対策本部を設置して対応していく。
旨の答弁がありました。
一つ、メールの開封などによるコンピューターウイルスの感染被害はなかったのか。
との質疑があり、理事者から、
職員の
情報セキュリティーに対する認知と自覚が高まったため、感染を未然に防げた。
旨の答弁がありました。
一つ、
ブランディング戦略を進める上で、
キャッチコピーの可視化が必要ではないか。
との質疑があり、理事者から、
PRグッズ等の展開だけではなく、
スポーツ事業等、区民へ体験する機会を提供していく。
旨の答弁がありました。
一つ、
ブランディング戦略におけるPR動画の内容は。
との質疑があり、理事者から、
「
スポーツと人情が熱いまち 江東区」のイメージをPRしていくとともに、
区民自身が発信したくなるような内容の動画をつくっていく。
旨の答弁がありました。
一つ、避難所の
仮設トイレでは、要
支援者等のため、手すりの設置や
介護者用のスペースの確保などをしているのか。
との質疑があり、理事者から、
全ての
仮設トイレに手すりを設置しており、テント式の
仮設トイレには介護者も一緒に入れるスペースを確保している。
旨の答弁がありました。
一つ、
災害拠点病院への非常用発電の
燃料供給に対して、区の見解は。
との質疑があり、理事者から、
東京都等との災害時の
燃料優先供給協定を活用して、重要施設への
燃料供給を実施していく。
旨の答弁がありました。
一つ、
選挙出前授業や模擬選挙の今後の展開は。
との質疑があり、理事者から、
選挙権年齢引き下げに伴い、当面は高校での実施に力を注ぐとともに、
小中学校全校での実施を目標に取り組む。
旨の答弁がありました。
一つ、
国際交流のつどいや
国際交流友好の広場の評価と今後の展開は。
との質疑があり、理事者から、
外国人との交流のきっかけや、
生活実態とニーズを把握する機会となっており、今後も内容を充実させていく。
旨の答弁がありました。
一つ、障害者の
スポーツ振興のため、施設の
バリアフリー化を進めるべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
大
規模改修に合わせて進めてきたが、
バリアフリー化が難しい部分はソフト面で対応している。
旨の答弁がありました。
一つ、
パラリンピック競技種目の国内大会を本区に誘致してはどうか。
との質疑があり、理事者から、
誘致には専門的な
ノウハウ等が必要であるため難しいが、大会の主催団体と連携を強化し情報共有に努める。
旨の答弁がありました。
一つ、ひきこもり等の
相談事業は、対象を保護者に絞って周知し、
実施回数をふやすべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
他の自治体の事例を踏まえ、チラシの内容や周知方法を改善し、
実施回数の拡充を検討していく。
旨の答弁がありました。
次に、第3款について審査したところ、次のような質疑がありました。
一つ、
塩浜福祉園への
指定管理者制度の導入について、利用者との
信頼関係を基本に進めていくという方向性に変わりはないか。
との質疑があり、理事者から、
信頼関係を基本に、人材確保や環境整備など、利用者にとって一番いい方法を検討しなければならないと考えている。
旨の答弁がありました。
一つ、
特別養護老人ホームの整備に関して、国有地、都有地を活用すべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
現時点では、国有地、
都有地ともに利用可能な土地はないが、国や東京都に対して引き続き
情報提供を求め、働きかけていく。
旨の答弁がありました。
一つ、
敬老祝金の削減は中止し、現行水準のまま継続すべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
対象者は、今後も増加していくことが予想され、
敬老祝金を存続させるため見直しを行う。
旨の答弁がありました。
一つ、町会・
自治会等の地域単位でしか認めていない現行の
老人クラブの設置基準を、見直す考えはあるのか。
との質疑があり、理事者から、
会員数の下限を下げる基準改正を今年度に行っており、さらなる見直しは慎重に検討する。
旨の答弁がありました。
一つ、
児童虐待予防には全庁的な
取り組みと連携が必要ではないか。
との質疑があり、理事者から、
平成28年度から
妊娠出産支援事業において、関係課で情報共有する仕組みを構築し、全庁的な
連携体制を整えていく。
旨の答弁がありました。
一つ、
児童家庭支援士訪問事業の今後の展開は。
との質疑があり、理事者から、
学生の都合に合う養成講座の開催により、
学生ボランティアを確保しつつ、幅広い年齢層の
ボランティアをふやしていく。
旨の答弁がありました。
一つ、低
所得世帯における第2子以降の保育料を見直すべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
第2子の保育料は、平成28年度から、低
所得世帯を含め全階層の負担割合を減らす。
旨の答弁がありました。
次に、第4款及び第5款について一括審査したところ、次のような質疑がありました。
一つ、
糖尿病対策に特化した具体的な
取り組みは行っているのか。
との質疑があり、理事者から、
講習会や
生活習慣病予防事業のほか、健康及び栄養に関する
相談事業等を随時行っている。
旨の答弁がありました。
一つ、
羽田空港離発着便の
飛行経路変更により、区内に大きな騒音が発生し、
日常生活や学校の授業などに影響が出るのではないか。
との質疑があり、理事者から、
航空機騒音は区民の大きな関心事項であるため、区民の
日常生活に配慮した方策をとるよう、引き続き国に申し入れていく。
旨の答弁がありました。
一つ、
都立大島小松川公園わんさか広場での六価
クロム漏出について、徹底的な対策を講じるよう東京都に求めるべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
東京都は、現場等の点検を強化し、洗浄と還元剤の散布等を行うとしており、区も住民への
情報提供を強く求めていく。
旨の答弁がありました。
一つ、
包括外部監査での意見事項である両親学級の
民間委託について、区の見解は。
との質疑があり、理事者から、
参加希望者の増加に伴い休日等での開催が必要と考えており、
保健相談所の
業務負担軽減の観点から、委託も含め検討する。
旨の答弁がありました。
一つ、
ゆりかご・
江東事業について、面接を希望する妊婦が集中した場合の対応は。
との質疑があり、理事者から、
1名の専従職員に加え、その他の常勤の
保健師等が対応することを検討している。
旨の答弁がありました。
一つ、母親による虐待を未然に防ぐため、どのような
取り組みを行うのか。
との質疑があり、理事者から、
産前産後の
相談支援を充実させるとともに、4月から開始する
ゆりかご・
江東事業で、より早い時期から支援していく。
旨の答弁がありました。
一つ、
エコミラ江東における課題とその対策は。
との質疑があり、理事者から、
より多くの事業者から発泡スチロールの
資源化業務を受託することが課題であるため、PRに努めていく。
旨の答弁がありました。
一つ、生
ごみ減量推進事業を普及させるための
取り組みは。
との質疑があり、理事者から、
事業の認知度を高め、着実に参加者をふやすため、平成28年度は当初から個人、団体の両方で募集をしていく。
旨の答弁がありました。
一つ、
ごみ出しサポート事業における
ケアマネジャーとの連携について、どのように考えているか。
との質疑があり、理事者から、
ケアマネジャーとの連携は重要であるため、安否確認も連携をとりながら行っており、今後も率先して
連携体制の強化を図る。
旨の答弁がありました。
一つ、
リサイクルパークの
民間委託について、経緯とメリットは。
との質疑があり、理事者から、
ペットボトルの回収量が処理能力を超えているため、安定的な処理ができ、経費も抑えられる民間へ委託するに至った。
旨の答弁がありました。
一つ、
水銀含有廃棄物の
分別回収に対する区の認識は。
との質疑があり、理事者から、
水銀に関する水俣条約の趣旨を踏まえた対応が必要と認識しており、新たに開始する
蛍光管等の
ごみ集積所での
分別回収について区民に周知する。
旨の答弁がありました。
一つ、
江東ブランド推進事業の今後の展開は。
との質疑があり、理事者から、
さまざまな展示会への出展や交流会の開催、
こうとう若者・女性し
ごとセンターとの連携による雇用促進などを展開していく。
旨の答弁がありました。
一つ、
こうとう若者・女性し
ごとセンターでの
雇用支援に関して、
豊洲シビックセンター等での求人情報の提供やセミナーの開催等を実施するべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
豊洲文化センターで女性の再
就職準備講座の開催を予定しており、今後も定期的に
出張セミナー等を開催していく。
旨の答弁がありました。
一つ、生鮮三品小売店に対する
改修工事の
助成事業において、
改修工事を行う事業者は
区内事業者に限定すべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
区内事業者の活用を義務づけることは難しいが、特別な設備に係る改修以外は
区内事業者が実施しており、今後も活用を要請していく。
旨の答弁がありました。
一つ、
被災地復興支援として、福島県川俣町産の花火を使う
花火大会を開催してはどうか。
との質疑があり、理事者から、
被災地復興支援は重要であるが、
花火大会の開催は広範囲にわたる警備や周辺の
交通対策など、多くの課題がある。
旨の答弁がありました。
次に、第6款について審査したところ、次のような質疑がありました。
一つ、
交通安全普及啓発事業は、今後どのように取り組むのか。
との質疑があり、理事者から、
中学校、高校で実施する交通安全教室を、地域の方や保護者等に開放し、一般成人層への啓発を行う。
旨の答弁がありました。
一つ、自転車安全利用の促進のために、東京都の自転車安全利用宣言証協賛制度を活用すべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
平成28年度から交通安全教室等での宣言証の交付を考えており、東京都と調整している。
旨の答弁がありました。
一つ、清砂大橋西詰交差点の渋滞対策として、道路を拡幅し、2車線等に改修する可能性はあるか。
との質疑があり、理事者から、
道路の渋滞の状況を注視しながら、実施の必要性等を警察と協議している。
旨の答弁がありました。
一つ、塩の道橋での歩行者と自転車の接触事故を防止するため、対策を講じるべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
歩行者に注意した通行や自転車からおりた通行を促しており、今後も啓発を続けていく。
旨の答弁がありました。
一つ、河川維持管理事業の経費が毎年増大しているが、現状に対する区の認識は。
との質疑があり、理事者から、
運河、内部河川等の整備や豊洲六丁目水際緑地の移管等により、今後も経費の増大が予想される。
旨の答弁がありました。
一つ、公園内で球技ができるようにすべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
近隣住民や町会・自治会、学校等と調整し、利用時間等のルールを定め、公園において球技ができる対応を始めている。
旨の答弁がありました。
一つ、仙台堀川公園の
改修工事について、地域住民への周知や理解促進の状況は。
との質疑があり、理事者から、
地域住民を対象にした説明会の開催や区民要望を取り入れた整備を行っていく。
旨の答弁がありました。
一つ、大島三丁目地区市街地再開発事業の公費負担の総額及び工事総額に対する公費負担の割合は。
との質疑があり、理事者から、
区の負担額は約30億円から50億円と想定しており、割合は将来のリスク管理も含め約20%の想定である。
旨の答弁がありました。
一つ、コミュニティバス路線を豊洲まで延伸することで、交通ネットワークの強化や利便性向上につながるのではないか。
との質疑があり、理事者から、
コミュニティバス路線の延伸により、既存の都営バス路線が廃止になるおそれがあり、総合的な観点から考えなくてはならない。
旨の答弁がありました。
一つ、特定緊急輸送道路沿道建築物について、耐震設計費用の助成単価見直しは、平成28年度予算で対応できるのか。
との質疑があり、理事者から、
平成28年度予算で対応でき、所有者の負担も軽減されることから、耐震化率の向上が期待できると考える。
旨の答弁がありました。
一つ、地下鉄8号線の新駅を設置する際は、保育施設等をあわせて整備することによる駅機能の高度化をすべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
駅周辺に保育所等の機能を集積させる手法もあり、今後、検討を深めていく。
旨の答弁がありました。
一つ、不燃化特区推進事業において、UR都市機構と基本協定を締結した理由と効果は。
との質疑があり、理事者から、
区に欠けている事業手法を補うことができ、目標の不燃領域率の達成に寄与すると考える。
旨の答弁がありました。
一つ、北亀戸公園の整備予定地には都市計画法に基づく建築制限が課されているが、この制限は不燃領域率を上げるために望ましいのか。
との質疑があり、理事者から、
防災も含め、良好な都市空間をつくるための制限であり、不燃領域率の向上の観点からのみで議論すべきものではないと考える。
旨の答弁がありました。
一つ、
コミュニティサイクルのポートを区内観光施設に設置してはどうか。
との質疑があり、理事者から、
観光資源間を自転車で結ぶ考えは、町の回遊性向上につながり、本事業の目的に合致しているため、設置環境が整えば検討する。
旨の答弁がありました。
一つ、区営住宅の
バリアフリー化として、浴槽の低浴槽化等を進めるべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
入居者の入れかわりの際に、構造上の問題を改善し、低浴槽化することを検討している。
旨の答弁がありました。
次に、第7款について審査したところ、次のような質疑がありました。
一つ、教育推進プラン・江東(後期)が策定されたが、教育長の意気込みはどうか。
との質疑があり、理事者から、
こうとう学びスタンダードの確実な定着と、
オリンピック・
パラリンピック開催地の環境を生かした教育を進めていく。
旨の答弁がありました。
一つ、学校への不審者侵入等に備え、催涙スプレーを早急に配備すべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
校長会や警察と連携しつつ、非常時の安全にかかわる装備の充実について検討していく。
旨の答弁がありました。
一つ、中学校の教科書採択は、教育委員会において、適切かつ公正に行われたのか。
との質疑があり、理事者から、
江東区立学校教科用図書採択に係る基本方針に基づき、教育委員会の責任と権限のもとに、適切かつ公正な採択を行った。
旨の答弁がありました。
一つ、社会や国に関する問題について、意見を述べ合う授業はあるのか。
との質疑があり、理事者から、
主に社会科や総合的な学習の時間などにさまざまな問題を取り上げ、調べ学習や話し合い活動を行っている。
旨の答弁がありました。
一つ、スクールソーシャルワーカーの巡回型支援の導入により、派遣型と合わせて3名体制となるが、新体制での今後の
取り組みは。
との質疑があり、理事者から、
地域や学校の分担を決めるなど、派遣型と巡回型の支援を組み合わせつつ、効果的な支援体制をつくっていく。
旨の答弁がありました。
一つ、民間団体が校庭や体育館等を使用しており、江東きっずクラブの活動が制限されていることについて、教育委員会の認識は。
との質疑があり、理事者から、
民間団体による使用が、江東きっずクラブへ及ぼす影響等を調査した上で対応していく。
旨の答弁がありました。
一つ、小学校特色ある学校づくり支援事業のさらなる充実を望むが、今後の展開は。
との質疑があり、理事者から、
通常の授業では経験できない体験学習等、各学校が創意工夫を凝らした教育活動を展開できるように、引き続き支援していく。
旨の答弁がありました。
一つ、学校建築について、他施設と複合した高層化や、広域の学区域とあわせて、サテライト型の展開を実施する場合の問題点と区の考えは。
との質疑があり、理事者から、
運営管理や防災対策等の問題があるが、人口急増による収容対策と校舎、校庭の面積確保の観点から、検討課題とする。
旨の答弁がありました。
一つ、こどもたちが喜ぶ魅力的な学校トイレにするための
取り組みは。
との質疑があり、理事者から、
学校側と相談しながら、洋便化や乾式化、照明器具のLED化など、創意工夫を重ねて魅力的な改修に取り組む。
旨の答弁がありました。
一つ、公式などを暗記させない数学教育を推進していくべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
公式を導き出し、問題を解くことができる数学教育の推進に力を入れていく。
旨の答弁がありました。
一つ、中学校の学校事務の共同実施による、副校長業務の負担軽減効果と課題は。
との質疑があり、理事者から、
電話対応等の負担の軽減につながっているが、補助内容が補助職員の経験等に左右されるため、事務の標準化をしていく必要がある。
旨の答弁がありました。
一つ、区内に本社があるコンピューター関連会社の協力を得て、ICT教育を推進するべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
現在、コンピューター関連会社の協力を得て、区内都立高校とNPO法人が連携し、区立小中学校の児童・生徒にプログラミングの授業を実施している。
旨の答弁がありました。
一つ、貧困対策として、ひとり親家庭への学習支援や学習塾代の補助を行うべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
全区立小中学校において、土曜・放課後学習教室を無料で実施しており、学習の機会は提供している。
旨の答弁がありました。
一つ、区立幼稚園において、月を単位とした登録制の預かり保育を実施すべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
アンケートでも、約8割の区立幼稚園児の保護者が利用したいと回答しており、今後検討していく。
旨の答弁がありました。
一つ、学校選択制度で、指定校以外の小学校を選択した児童は、当該小学校の学区域内の中学校に進学できるようにすべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
他の児童との公平性及び中学校の収容対策の観点から、学校選択制度の特例としていない。
旨の答弁がありました。
次に、第8款から第10款について一括審査したところ、特に質疑はありませんでした。
以上の経過をもって、
一般会計予算の審査を全て終了し、賛成多数により、区長提案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第6号平成28年度江東区
国民健康保険会計予算について、審査の概要を申し上げます。
まず、歳入歳出全般について一括審査したところ、次のような質疑がありました。
一つ、保険料の収納について、通訳クラウドサービス導入による効果は。
との質疑があり、理事者から、
外国人へのきめ細かい保険料の納付相談の対応が可能になり、保険料の収納率向上と滞納の未然防止の効果があると考える。
旨の答弁がありました。
一つ、子育て世帯の保険料負担を軽減するため、こどもの保険料の均等割額の減免制度を創設すべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
区独自の減免制度の創設は難しいが、国においてこどもの医療費助成を検討しているため、動向を注視していく。
旨の答弁がありました。
一つ、ジェネリック医薬品の使用促進に向けた
取り組みは。
との質疑があり、理事者から、
ジェネリック医薬品の勧奨通知を、年3回の送付から毎月の送付へと変更し、使用を促進していく。
旨の答弁がありました。
以上の経過をもって、
国民健康保険会計予算の審査を全て終了し、賛成多数により、区長提案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第7号平成28年度江東区
介護保険会計予算について、審査の概要を申し上げます。
まず、歳入歳出全般について一括審査したところ、次のような質疑がありました。
一つ、第6期介護保険料をどのように設定したのか。
との質疑があり、理事者から、
所得に応じた負担になるよう、きめ細かく保険料の段階を設定するとともに、基金からの繰り入れにより、保険料の上昇を抑制した。
旨の答弁がありました。
一つ、介護報酬の加算を取得できない介護事業者もいるため、介護報酬の引き上げを国に求めるべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
全国市長会を通じて、介護報酬の評価、設定を行うことを求めており、介護報酬の引き上げを国に求める考えはない。
旨の答弁がありました。
一つ、2020年度までに12万人分の在宅・施設サービスを前倒し、上乗せ整備するとした国の方針は、第6期介護保険事業計画に盛り込まれているのか。
との質疑があり、理事者から、
国の方針は第7期以降の計画に適用するが、その計画に先立ち、
特別養護老人ホーム等の整備を促進していく。
旨の答弁がありました。
一つ、介護事業者の
取り組みを促進するため、
介護予防の効果を上げた事業者を評価するための介護報酬の加算を創設すべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
成果の検証に課題があるとされており、国の検討状況や他区の
取り組みを注視していく。
旨の答弁がありました。
一つ、高齢者が自発的かつ継続的に
介護予防に取り組めるよう、普及啓発していくべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
パンフレット配布等の従来からの
取り組みに加え、民間
スポーツクラブの利用支援や
介護予防プログラムの公募を実施していく。
旨の答弁がありました。
一つ、在宅介護支援センターから地域包括支援センターへの転換に当たり、必要な専門職の確保に関する見通しは。
との質疑があり、理事者から、
各法人とも人材確保に苦慮しているため、保健師、看護師の求人等に必要な経費の支援を考えている。
旨の答弁がありました。
以上の経過をもって、
介護保険会計予算の審査を全て終了し、賛成多数により、区長提案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、議案第8号平成28年度江東区
後期高齢者医療会計予算について、審査の概要を申し上げます。
まず、歳入歳出全般について一括審査したところ、次のような質疑がありました。
一つ、医療費適正化のため、特定健康診査の受診率を向上させるべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
区報や福祉会館等でのチラシ配布による受診勧奨に取り組んでおり、今後も周知に努める。
旨の答弁がありました。
一つ、後期高齢者医療保険料の軽減特例措置廃止について、国に撤回を求めるべきではないか。
との質疑があり、理事者から、
全国後期高齢者医療広域連合協議会が現行制度の維持等を求めており、広域連合と国の動向を注視していく。
旨の答弁がありました。
以上の経過をもって、
後期高齢者医療会計予算の審査を全て終了し、賛成多数により、区長提案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、各議案の審査の過程において、委員各位から多くの貴重な御意見が出されましたが、これらについては逐一御報告いたしませんので、御了承を賜りたいと存じます。
これをもちまして、私の委員長報告を終わります。御清聴ありがとうございました。
9 ◯議長(
山本香代子議員) 以上で、委員長報告を終わります。
なお、議案第5号に対し、山本真議員外6名から、地方自治法第115条の3及び会議規則第17条の規定による修正動議が議長宛て提出され、その写しを既にお手元に配付してあります。
お諮りいたします。
これをあわせて一括議題といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
10 ◯議長(
山本香代子議員) 御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。
修正案について御説明願います。22番正保幹雄議員。
(22番正保幹雄議員登壇)
11 ◯22番(正保幹雄議員) 日本共産党江東区議団が提出いたしました、平成28年度江東区
一般会計予算に対する修正案について、御説明いたします。
消費税8%への増税と物価の値上がりで消費が落ち込み、景気が冷え込んでいます。国は社会保障費を毎年5,000億円も削り、その結果、医療費や保険料などが値上げされ、介護施設の閉鎖がふえています。生活保護費や年金の削減に悲鳴が上がっています。こういうときだからこそ身近な区政が、住民の福祉と暮らしを守る防波堤としての本来の役割を果たすことが強く求められています。その立場から本修正案を提出するものです。
修正案は、第1に、医療、介護、教育に係る負担の軽減を図ります。
第2に、賃金の安い非正規雇用を増大させる
民間委託を中止し、正規職員を配置いたします。
第3に、不要不急の事業を削減するとともに、区政史上最高水準にある積立基金の活用を図ります。
第4に、憲法制定70年、本区の平和事業を推進いたします。
主な修正内容について御説明いたします。
一般会計予算において、歳入歳出予算1,886億3,800万円の予算原案に対し、0.4%増、7億8,693万円の増額修正をいたします。
まず、歳入についてです。
第12款分担金及び負担金は、1億6,700万円を減額いたします。これは保育料の負担軽減を求める保護者の切実な要望に応え、暫定措置を平成28年度も継続するものです。
第17款寄付金は、既に協議が整っている平成28年度収入見込みのマンション建設に伴う公共施設整備協力金4億5,000万円余を、当初予算に計上いたします。
第18
款繰入金は、
財政調整基金から新たに3億9,700万円余を繰り入れいたします。
次に、歳出についてです。
第1款議会費では、議長交際費を3割削減いたします。
第2
款総務費は、全体で3億2,100万円余を削減いたします。これは、区長交際費を3割削減、副区長2人を1人に削減するものです。また、
東京オリンピック・
パラリンピック基金への新たな積立金3億円を皆減いたします。そして、ことしは憲法制定70年であり、二度と戦争の惨禍を繰り返さないと誓った平和都市宣言趣旨普及事業を拡充いたします。
第3
款民生費は、全体で6億6,200万円余を増額いたします。これは、こどもの貧困の実態を把握するための調査研究費を新たに計上し、
子育て支援として、こどもの医療費助成の対象年齢を18歳まで拡充いたします。また、区立小名木川保育園の
民間委託及び新規2園の給食調理業務の
民間委託は中止いたします。高齢者支援では、
敬老祝金の削減を中止します。また、高齢者の入院時負担の軽減や、要介護4及び5の方に月額1万円の重度介護手当を支給いたします。生活保護事業では、標準数に比べ不足しているケースワーカーを15名増員いたします。
第4款衛生費は、各種がん検診を無料に戻すとともに、前立腺がん検診を拡充するなど、9,600万円余を増額いたします。
第5款産業経済費は、小規模企業特別資金融資の利子補助率の引き上げ、生鮮三品小売店支援事業の対象を拡大するなど、商工振興費を1億800万円余増額いたします。
第6
款土木費は、全体で9,500万円余を増額いたします。これは、地下鉄8号線建設基金5億円の積み増しを中止し、音楽道路事業を取りやめる一方、マンション耐震診断、設計、改修に対する助成金の増額、新たに木造住宅の簡易耐震改修に助成するなど、震災予防対策を一層強化するものです。
第7
款教育費は、就学援助の対象者の拡大、また、小1支援員の通年配置、さらに、区立幼稚園の介助員を全学級に配置いたします。また、学校警備の新たな
民間委託は中止するなど、教育費全体で1億4,600万円余を増額いたします。
以上、提案説明といたします。
12 ◯議長(
山本香代子議員) これより採決を行います。
まず、山本真議員外6名から提出されました議案第5号に対する修正動議を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第5号に対する修正動議について、賛成の議員は起立を願います。
(賛成者起立)
13 ◯議長(
山本香代子議員) 起立少数と認めます。
よって、本修正動議は否決されました。
次に、議案第5号から同第8号までの4件を一括で採決いたします。
お諮りいたします。
議案第5号平成28年度江東区
一般会計予算、議案第6号平成28年度江東区
国民健康保険会計予算、議案第7号平成28年度江東区
介護保険会計予算及び議案第8号平成28年度江東区
後期高齢者医療会計予算の4件について、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は起立を願います。
(賛成者起立)
14 ◯議長(
山本香代子議員) 起立多数と認めます。
よって、議案第5号から同第8号までの4件は、委員長報告のとおり原案を可決いたしました。
────────────────────○────────────────────
△ 日程第5 議案第38号 水防又は応急措置の業務に従事した者の損害補償に関する条例の一部
を改正する条例
15 ◯議長(
山本香代子議員) 日程第5を議題といたします。
(
鈴木事務局長朗読)
─────────────────────────────────────
16 ◯議長(
山本香代子議員) 本案について、防災・
まちづくり対策特別委員長から
議案審査報告書が議長宛て提出され、その写しが配付してありますので、朗読及び委員長報告を省略いたします。
(朗読及び委員長報告省略)
─────────────────────────────────────
17 ◯議長(
山本香代子議員) これより採決を行います。
本案に対する委員会の報告は、原案可決であります。
お諮りいたします。
本案について、委員会の報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
18 ◯議長(
山本香代子議員) 御異議がないものと認めます。
よって、議案第38号は、委員会の報告のとおり原案を可決いたしました。
────────────────────○────────────────────
△ 日程第6 議案第9号 東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更に係る協議について
△ 日程第7 議案第39号 江東区在宅介護支援センター条例を廃止する条例
△ 日程第8 議案第40号 江東区指定
介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定
介護予防
支援等に係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定
める条例の一部を改正する条例
△ 日程第9 議案第41号 江東区地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に関する基準を
定める条例の一部を改正する条例
△ 日程第10 議案第42号 江東区国民健康保険条例の一部を改正する条例
19 ◯議長(
山本香代子議員) 日程第6から同第10までの5件は、ともに医療・介護保険制度特別委員会に関する議案でありますので、これを一括議題といたします。
(
鈴木事務局長朗読)
─────────────────────────────────────
20 ◯議長(
山本香代子議員) 本案について、医療・介護保険制度特別委員長から
議案審査報告書が議長宛て提出され、その写しが配付してありますので、朗読及び委員長報告を省略いたします。
(朗読及び委員長報告省略)
─────────────────────────────────────
21 ◯議長(
山本香代子議員) これより採決を行います。
まず、議案第9号及び同第39号から同第41号までの4件を一括で採決いたします。
本案に対する委員会の報告は、いずれも原案可決であります。
お諮りいたします。
議案第9号東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更に係る協議について、議案第39号江東区在宅介護支援センター条例を廃止する条例、議案第40号江東区指定
介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定
介護予防支援等に係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例及び議案第41号江東区地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の4件について、委員会の報告のとおり原案を可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
22 ◯議長(
山本香代子議員) 御異議がないものと認めます。
よって、議案第9号及び同第39号から同第41号までの4件は、委員会の報告のとおり原案を可決いたしました。
次に、議案第42号を単独で採決いたします。
本案に対する委員会の報告は、原案可決であります。
お諮りいたします。
議案第42号江東区国民健康保険条例の一部を改正する条例について、委員会の報告のとおり原案を可決することに賛成の議員は起立を願います。
(賛成者起立)
23 ◯議長(
山本香代子議員) 起立多数と認めます。
よって、議案第42号は、委員会の報告のとおり原案を可決いたしました。
────────────────────○────────────────────
△ 日程第11 閉会中の継続審査の申し出について
24 ◯議長(
山本香代子議員) 日程第11を議題といたします。
(
鈴木事務局長朗読)
─────────────────────────────────────
25 ◯議長(
山本香代子議員) 本件について、お手元に配付のとおり、継続審査申出書が議長宛て提出されておりますので、閉会中の継続審査に付したいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
26 ◯議長(
山本香代子議員) 御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。
────────────────────○────────────────────
△ 日程第12 議員提出議案第2号 公立学校の施設整備費に関する意見書
27 ◯議長(
山本香代子議員) 日程第12を議題といたします。
(
鈴木事務局長朗読)
─────────────────────────────────────
28 ◯議長(
山本香代子議員) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、提案理由の説明及び委員会付託を省略し、直ちに原案を可決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
29 ◯議長(
山本香代子議員) 御異議がないものと認めまして、本案は原案を可決いたしました。
────────────────────○────────────────────
△ 日程第13 議員提出議案第3号 児童虐待防止対策の抜本強化を求める意見書
30 ◯議長(
山本香代子議員) 日程第13を議題といたします。
(
鈴木事務局長朗読)
─────────────────────────────────────
31 ◯議長(
山本香代子議員) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、提案理由の説明及び委員会付託を省略し、直ちに原案を可決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
32 ◯議長(
山本香代子議員) 御異議がないものと認めまして、本案は原案を可決いたしました。
────────────────────○────────────────────
△ 日程第14 議員提出議案第4号 学校管理下における
スポーツ活動の安全対策を求める意見書
33 ◯議長(
山本香代子議員) 日程第14を議題といたします。
(
鈴木事務局長朗読)
─────────────────────────────────────
34 ◯議長(
山本香代子議員) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、提案理由の説明及び委員会付託を省略し、直ちに原案を可決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
35 ◯議長(
山本香代子議員) 御異議がないものと認めまして、本案は原案を可決いたしました。
────────────────────○────────────────────
△ 日程第15 議員提出議案第5号 無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書
36 ◯議長(
山本香代子議員) 日程第15を議題といたします。
(
鈴木事務局長朗読)
─────────────────────────────────────
37 ◯議長(
山本香代子議員) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、提案理由の説明及び委員会付託を省略し、直ちに原案を可決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
38 ◯議長(
山本香代子議員) 御異議がないものと認めまして、本案は原案を可決いたしました。
────────────────────○────────────────────
39 ◯議長(
山本香代子議員) お諮りいたします。
本日可決されました意見書で、字句等の整理を要するものがあった場合の取り扱い及びその提出につきましては、これを本職に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
40 ◯議長(
山本香代子議員) 御異議がないものと認めまして、本職において善処いたします。
────────────────────○────────────────────
△ 日程第16 議案第43号 江東区副区長選任同意方について
41 ◯議長(
山本香代子議員) 日程第16を議題といたします。
(
鈴木事務局長朗読)
─────────────────────────────────────
42 ◯議長(
山本香代子議員) 本案について、区長から御説明を願います。山崎孝明区長。
(山崎孝明区長登壇)
43 ◯区長(山崎孝明) 議案第43号江東区副区長選任同意方について、御説明申し上げます。
副区長大井哲爾君の任期が3月31日をもって満了となりますが、引き続き、同君を区長の職務代理順序に関する規則に基づく第1順位の副区長に選任いたしたく、御同意を求める次第であります。
大井哲爾君は、平成8年事務改善・地域情報化担当課長となり、その後、行政改革推進担当課長、清掃移管課長、清掃リサイクル課長、
財政課長、政策経営部長を歴任し、引き続き副区長として今日に至っております。
この間、円満なる人格と区政運営における豊富な経験を生かし、今日までその職責を果たしてきたところであり、副区長の職を任ずるに適任であると存じます。
何とぞよろしく御同意賜りますよう、お願い申し上げます。
44 ◯議長(
山本香代子議員) 本案につきましては、地方自治法第162条の規定により、区議会の同意を要することになっております。
お諮りいたします。
本案は、人事に関する議案でありますので、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
45 ◯議長(
山本香代子議員) 御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。
お諮りいたします。
本案について、区長提案に同意することに賛成の議員は起立を願います。
(賛成者起立)
46 ◯議長(
山本香代子議員) 起立多数と認めます。
よって、本区議会は、江東区副区長に大井哲爾氏を選任同意することに決しました。
ただいま、副区長に選任同意を得られました大井哲爾副区長が議場におられますので、この際、御挨拶を願います。大井哲爾副区長。
(大井哲爾副区長登壇)
47 ◯副区長(大井哲爾) 一言お礼の御挨拶を申し上げます。
ただいま副区長選任同意方につきまして、諮られましたところ、議会の皆様の御理解をいただき、ここに再度選任の同意を賜りましたことは、まことに身に余る光栄であり、深く感謝申し上げる次第でございます。
50万人都市となった本区は、2020年
東京オリンピック・
パラリンピック開催や豊洲市場の開場、中央防波堤埋立地の帰属問題を初め、人口急増に伴う行政需要の高まりなど、これまでにない大きな転換期を迎えております。発展を続ける本区独自の行政課題を着実に解決し、さらなる区民サービスの向上に向け全力を尽くす覚悟であります。
もとより微力ではございますが、職責の重要性を深く自覚し、山崎区長の御指導のもと、山積する行政課題の解決に向け、この4年間の経験を踏まえるとともに、初心に立ち返り、誠心誠意最大限の努力をしてまいる決意であります。
今後とも、正副議長を初め、議会の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げ、甚だ簡単でございますが、お礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。
────────────────────○────────────────────
◎ 請願陳情の付託及び修正
48 ◯議長(
山本香代子議員) お諮りいたします。
お手元に配付の請願陳情文書表により、本日、各委員会に付託いたしました事件につきましては、閉会中の継続審査に付したいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
49 ◯議長(
山本香代子議員) 御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。
なお、区民環境委員会外1委員会に付託しております陳情のうち、修正がありましたものについて、一部修正表を添付してありますので、御了承を願います。
────────────────────○────────────────────
50 ◯議長(
山本香代子議員) お諮りいたします。
本区
議会定例会は日程全部を議了いたしましたので、本日をもって閉会いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
51 ◯議長(
山本香代子議員) 御異議がないものと認めまして、さよう決定いたします。
────────────────────○────────────────────
◎ 区 長 閉 会 挨 拶
52 ◯議長(
山本香代子議員) 区長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。山崎孝明区長。
(山崎孝明区長登壇)
53 ◯区長(山崎孝明) 去る平成28年2月24日、本年第1回区
議会定例会を招集し、平成28年度当初予算及び平成27年度補正予算を初め、契約案、条例案など、合わせて42件を御提案いたしましたところ、議会におかれましては、それぞれ所管委員会に付託され、慎重な審査を経て、いずれも原案どおり御決定を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、本日追加提案いたしました人事案につきましても、速やかに御可決を賜り、重ねて御礼申し上げる次第であります。
特に、予算案の審査に当たりましては特別委員会を設置され、今年度補正予算につきましては、鈴木清人、河野清史正副委員長、新年度当初予算につきましては、釼先美彦、徳永雅博正副委員長のもと、合わせて6日間にわたり、長時間御熱心に審査に当たられ、その間、委員各位より数々の傾聴すべき御意見を頂戴できましたことは、まことに有意義でございました。
この機会に、正副議長、常任・特別各委員会正副委員長並びに委員各位に対し、深く感謝申し上げます。
今回御決定を賜りました各案件の執行に当たりましては、本会議、各委員会の中でいただきました貴重な御提言、御要望にも十分留意いたしまして、最善の努力を尽くしてまいる所存であります。
さて、本定例会中の3月11日で、未曽有の被害をもたらした東日本大震災の発生から5年が経過をいたしました。
今なお、被災地では懸命な復興作業が進められており、本区においても約1,100名の避難者の方が暮らしております。
今後とも、区議会の御協力を得ながら、復興を支援していくとともに、改めて江東区民が安全で安心して暮らせる町の実現に向け、引き続き全力で取り組んでまいります。
最後に、中央防波堤埋立地の帰属についてであります。
去る3月8日、私は大田区長の訪問を受け、中央防波堤埋立地の帰属問題について、今後、前向きに協議していくことを両者で確認したところであり、今まさに事務方の協議を開始しようとしたところでありました。
それにもかかわらず、自治体の意思の決定機関である大田区議会が、25日に、中央防波堤埋立地の大田区への全島帰属を求める決議を可決し、東京都知事への速やかな調停申請を主張したことについて、その意図を図りかねております。
本区といたしましては、大田区長と合意したとおり、解決に向け、まずは、誠意を持って大田区と協議してまいる所存であります。
引き続き、区民、議会、行政が一丸となり、解決に向けて全力で取り組んでまいります。
本定例会の閉会に当たりまして、区議会の御活躍と議員各位の御健勝を心からお祈り申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
54 ◯議長(
山本香代子議員) ただいま区長からお話がありました中央防波堤埋立地の帰属問題について、私からも議長として一言申し上げます。
本課題につきましては、去る3月8日に、江東区長と大田区長が対談し、前向きに協議をする旨を確認したと聞いております。このような状況にありながら、25日、大田区議会が全島帰属に加え、東京都知事への速やかな調停申請を求める内容の決議を可決したことは、理解に苦しむものであり、まずは両区長が確認したとおり、両区間での協議から始めるべきであります。
江東区議会は、我々議員一同、帰属問題の解決に向け、今後もこれまでと同様、行政と共通の認識を持ち、歴史的経緯を踏まえながら、区民、行政、議会が一体となった
取り組みをしてまいりますことを、改めて申し上げておきます。
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55 ◯議長(
山本香代子議員) 以上をもって本日の会議を閉じ、同時に、平成28年第1回区
議会定例会を閉会いたします。
午後2時06分閉会
( 了 )
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