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  1. 台東区議会 2020-09-11
    令和 2年 9月企画総務委員会-09月11日-01号


    取得元: 台東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-13
    令和 2年 9月企画総務委員会-09月11日-01号令和 2年 9月企画総務委員会 企画総務委員会会議録 1 開会年月日   令和2年9月11日(金) 2 開会場所    議会第3会議室 3 出 席 者   委員長 髙 森 喜美子    副委員長 小 菅 千保子   (8人)    委員  岡 田 勇一郎    委員   鈴 木   純           委員  中 澤 史 夫    委員   早 川 太 郎           委員  秋 間   洋    委員   河 野 純之佐 4 欠 席 者   (0人) 5 委員外議員   (0人) 6 出席理事者   区長                    服 部 征 夫           副区長                   荒 川 聡一郎           企画財政部長                田 中   充
              財政課長                  関 井 隆 人           情報政策課長                川 田 崇 彰           高齢福祉課長                福 田 健 一           保護課長                  山 田 安 宏           新型コロナウイルス感染症対策室長      山 本 光 洋 7 議会事務局   事務局長      箱 﨑 正 夫           事務局次長     吉 本 由 紀           議事調査係長    松 江 勇 樹           書記        池 田 道 則           書記        佐 藤 大 地 8 案件  ◎審議調査事項   案件第1 第44号議案 令和年度東京台東一般会計補正予算(第3回)  ◎理事者報告事項企画財政部】   1.キャッシュレス決済導入について ……………………………資料1 情報政策課長           午後 3時02分開会 ○委員長髙森喜美子) ただいまから、企画総務委員会を開会いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 初めに、区長から挨拶があります。 ◎服部征夫 区長 よろしくお願いします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してから、ご発言願います。  また、理事者発言席を設けましたので、よろしくお願いいたします。  それでは、審議に入らせていただきます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 案件第1、第44号議案令和年度東京台東一般会計補正予算(第3回)を議題といたします。  本案は、理事者報告事項キャッシュレス決済導入についてが関連いたしますので、説明と一括して報告を聴取し、審議を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。  それでは、第44号議案及び報告事項について、理事者説明を求めます。  財政課長。 ◎関井隆人 財政課長 それでは、第44号議案令和年度東京台東一般会計補正予算(第3回)を説明いたします。  補正予算書の3ページをお開きください。令和年度東京台東区の一般会計補正予算(第3回)は、次に定めるところによります。第1条、歳入歳出予算総額に5億6,070万1,000円を追加し、1,283億9,076万1,000円といたします。第2項、歳入歳出予算補正の款項の区分及び当該区分ごと金額並びに補正後の総額は、4ページの第1表、歳入歳出予算補正によります。第2条、地方自治法の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は、5ページの第2表、繰越明許費によります。  5ページをお開きください。繰越明許費説明いたします。第2款総務費、第2項総務管理費キャッシュレス決済導入5,201万3,000円、令和年度への繰越明許費として定めるものでございます。  次に、歳入歳出予算説明いたします。13ページをお開きください。まず、歳入予算でございます。説明で申し上げる金額は、いずれも補正額でございます。また、項を単位として主なものも説明させていただきます。  第13款国庫支出金、第1項国庫負担金3億5,320万8,000円、第2項国庫補助金7,858万9,000円でございます。  14ページをお開きください。第1項1目民生費負担金には生活困窮者自立支援に対する負担金増額分を計上いたしました。  また、15ページの第2項1目総務費補助金には新型コロナウイルス感染症対応に対する交付金増額分を計上いたしました。  17ページをお開きください。第18款繰越金、第1項繰越金1億2,890万4,000円でございます。  18ページをお開きください。1目繰越金には令和年度歳計剰余金の一部を計上いたしました。  続きまして、歳出予算説明いたします。19ページをお開きください。第2款総務費、第1項総務管理費7,858万9,000円でございます。  20ページをお開きください。11目情報システム推進費にはキャッシュレス決済導入に要する経費を計上いたしました。  21ページは第3款民生費、第1項社会福祉費3億3,520万7,000円でございます。  22ページをお開きください。1目社会福祉総務費には生活困窮者自立支援に要する経費増額分及び特別養護老人ホーム等新規入所者PCR検査に要する経費を計上いたしました。  23ページは第4款衛生費、第3項公衆衛生費1億4,690万5,000円でございます。  24ページをお開きください。2目予防費には患者発生防疫措置に要する経費増額分を計上いたしました。  以上が令和年度東京台東一般会計補正予算(第3回)でございます。本案につきましては、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。説明は以上でございます。 ○委員長 情報政策課長。 ◎川田崇彰 情報政策課長 それでは、キャッシュレス決済導入について説明いたします。資料1をご覧ください。  項番1、経緯です。キャッシュレス化につきましては国や都が取組を進める一方、区においても現行の行政計画令和年度の実施に向けて検討を進めてきましたが、今般の新型コロナウイルス感染症拡大を受けまして、国や都がさらなる普及を進めると同様に、区におきましてもキャッシュレス決済導入を加速化させます。  項番2、目的です。窓口での現金払いについて、現金以外の手段導入することで利便性向上事務効率化、さらに新型コロナウイルス感染症対策として来庁機会削減接触機会低減を実現します。  項番3、現状です。現在、窓口において現金で支払う場合は大きく2つあり、(1)システムによる納付書を用いる場合と、(2)現金のみで支払う場合があり、それぞれ税、保険料保育料区民館使用料住民票発行手数料などが上げられます。  項番4、今年度キャッシュレス化対象です。今年度は、税・保険料納付書払い公共施設予約システムへの新たな決済機能の追加及び窓口へのキャッシュレス機器導入を行います。理由としましては、大幅なシステム改修システム連携が不要であること、取扱実績が多いことなどを基準に選定いたしました。  恐れ入ります、裏面をご覧ください。項番5、実施内容です。今年度実施するキャッシュレス化の内容は記載のとおりとなっており、それぞれ別紙を用いて説明させていただきます。  恐れ入ります、別紙1、税・保険料支払いへのアプリ決済導入をご覧ください。項番1、現状では、納付手段として納付書による現金払い、または口座振替が主であり、電子納付への要望等が寄せられているのに対しまして、項番2、概要イメージ図にありますように、納付書バーコードスマートフォンアプリで読み取り、オンライン決済を行う機能導入します。対象科目は(1)に記載の税・保険料で、(2)支払い方法インターネットバンキングクレジットカードLINE Pay及びPayPayコード決済となっています。(3)手数料及び想定件数記載のとおりで、先行自治体を参考に、全体の約10%が本サービス利用すると想定しております。項番3、効果につきましては、場所、時間を問わず支払いが可能となり、利便性向上とともに来庁機会削減にもつなげてまいります。  続きまして、別紙2、公共施設予約システムへのクレジットカード決済導入をご覧ください。項番1、現状ではシステム施設予約をした後、利用日前に一度施設窓口などへ行き、使用料現金で支払う必要があるのに対しまして、項番2、概要イメージ図にありますように、オンラインクレジットカード決済を行える機能を追加します。対象は(1)に記載のとおりです。(2)手数料及び想定件数記載のとおりで、全体の約15%が本サービス利用すると想定しております。項番3、効果につきましては、利便性向上とともに来庁機会削減にもつなげてまいります。  続きまして、別紙3、窓口へのマルチ決済端末導入をご覧ください。項番1、概要イメージ図にありますように、クレジットカード電子マネーなど、現金以外での支払いが可能となる端末導入いたします。対象となる科目は(1)に記載使用料手数料、諸収入の一部で、税・保険料など納付書に基づく手続は、窓口で支払う場合はこれまでどおり現金のみとなります。(2)手数料及び想定利用率記載のとおりで、全体の約10%で利用されると想定しております。項番2、導入場所につきましては、サービス取扱実績が1,000件を超える窓口及び公共施設予約システムで管理する施設窓口基準に設定し、裏面にございますとおり、戸籍住民サービス課をはじめ、区民事務所等24施設で計45台を導入します。時期につきましては項番1から7までの窓口を3月より、残り窓口公共施設予約システムオンライン決済開始と合わせて5月より導入いたします。項番3、効果利便性向上とともに、現金授受接触機会を減少し、感染リスク低減を図ります。  恐れ入ります、資料1の裏面にお戻りください。項番6、補正予算額(案)です。総額としまして7,858万9,000円を予定しており、うち繰越明許費は5,201万3,000円となっており、内訳は記載のとおりとなっております。  項番7、今後のスケジュールです。補正予算をお認めいただきましたら、今月から来月にかけて事業者を選定し、システム改修など導入作業を行った後、令和3年3月に一部施設マルチ決済端末を稼働させます。また、4月より税・保険料支払いアプリ決済を、5月より公共施設予約システムでのクレジットカード決済及び対象施設全てでマルチ決済端末を稼働させていきます。  なお、次年度以降につきましては、今年度導入分実績区民ニーズを検証するとともに、システム改修が必要なものは改修時期に合わせて検討するなど、今後も拡充に向けて検討を続けてまいります。説明は以上です。よろしくお願いします。 ○委員長 それでは、第44号議案及び報告事項について、ご審議願います。よろしいですか。  早川委員。 ◆早川太郎 委員 私からは1件、キャッシュレス決済、今理事者の方からご説明いただきましたが、本当にそのマルチペイメントの導入を前倒しで行ったこと、そしてその全部とは言えないものの、かなりの部分、しかも多様な手段導入したことに関しては、本当にうちの会派としては評価しています。  確認のために幾つかだけちょっと伺っておきたいんですけれど、今説明のあった公共施設予約システムところなんですけれど、ほかのところでは、それこそインターネットバンキングとかコード決済とか、そういう形で支払いも可能になっていますけれど、ここはクレジットカードクレジットカードでもできる分だけ大分進んでいるんだと思うんですが、その辺は、そのクレジットカードだけになっている理由というのを教えてください。 ○委員長 情報政策課長。 ◎川田崇彰 情報政策課長 今回は本区が使用します公共施設予約システムと既に連携が取れていることという条件で決済代行業者の候補を想定しております。そのため、他自治体の事例で、既に我々が使っている公共施設予約システムクレジットカード決済部分については連携が取れているという実績確認しております。また、今、委員がおっしゃられましたインターネットバンキングコード決済、この導入検討はしたんですけれども、やはり導入に当たっては費用と、あと工期がかなりかかってしまうということで、今回は迅速性費用面を考慮しまして、クレジットカード決済導入からまずスタートさせていただきたいと思います。 ○委員長 早川委員。 ◆早川太郎 委員 できることから始めていただけるのもすばらしいし、先ほども報告最後でありましたけれど、その辺、できる範囲ニーズも含めて拡充していくということでもあるので、その辺はちょっとできる範囲で頑張ってほしいなということと、あともう1点、これは質問ではないんですが、今まではその現場に行って支払ったりとかしているので、そういう意味では対面することで、例えばその不正使用とか、必要以上に押さえてしまう行為、過剰予約という言葉が正しいのかどうか分からないですけれど、そういうところの抑止になっていた部分というのもあったりとか、あとその利用時の注意事項とかを、その対面でお金を持ってくるときに説明していたりとかいうことがあったんだと思うんですね。  今回そのクレジットカード決済になっているんで、その現場に、施設に行くのは本当に使うときが初めてになってしまうこともあって、その分、本当に便利なのでとてもいいことなんですが、ただ、今までとはちょっとそういうところが変わってくる部分もあるので、ましてや今、台東区の施設を使うときに新型コロナウイルス感染症の件があるので、例えば問診票ではなくて、何とかチェックシートみたいなものを書いてきてくださいとか、それは多分、ふだんの使い勝手よりももうちょっとルールがあって、その辺もやはりどうしっかり伝えていくかというのも今までのままではいけないと思うので、その辺どう工夫していくのかとか、あと、漏れ聞くところによると、中には悪質な不正利用をしている方がいたりとか、あとやはり今回は仮予約ではなくて本予約がその場でできてしまうので、5日間、本予約に行くという期間ではないところまで引っ張れる、キャンセル料がかからずに引っ張れたりする部分もあるので、そういうところも含めて今後どのようにその使いたい方が適正に使えていくかというところも、すごく便利になる分、そういうところ課題点も出てくる可能性もあるので、始まるまでもうちょっと時間がありますから、その辺しっかり課題点も上げていただいて対応していただければということ、これ要望だけで結構です。 ○委員長 ほかに。  中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 こういう決済が始まることによっていろいろな便利な面も出てくると思いますので、進めていっていただきたいと思うんですけれども、今回これに関して、補正予算が可決されれば9月から公募が始まるということなんですけれども、これ単純にアプリ、そしてクレジットカード、そして端末、これいわゆる3社という形の事業者が入るということですか。 ○委員長 情報政策課長。 ◎川田崇彰 情報政策課長 今、委員指摘のとおり、これそれぞれ事業者が分かれております。  まず、アプリ決済につきましては、今現在コンビニ収納を行っておりますので、それのオプションサービスというような形でこれを実施する形になります。なので、今のコンビニ収納システムの使っている事業者あとLINE PayPayPayとかはそれぞれまた結ばないといけないんですけれども、そういった形になります。  また、公共施設予約システムにつきましては、先ほど説明したとおり、今既にもう連携を取れている実績がある事業者の中から選定する。これは恐らくプロポーザルでやっていくような形になります。  最後マルチ決済端末についても、これも様々な事業者がございますので、プロポーザルで選定していくような形で考えております。 ○委員長 中澤委員。 ◆中澤史夫 委員 これ、どうしても手数料、いろいろかかってくると思います。今まで現金の場合だと手数料がかかりませんけれども、こういう端末を使ったりとかすると、その分手数料が若干かかってくると思います。これを見ると、それぞれパーセントも違いますし、値段も違うんだなというのは感じるんですけれども、多分今の状態だと、なかなかそれを一括して、意外とこういうのは一括してやるとある程度下げられるという、一般企業だとそういう場合があるんですね。なので、なるべく手数料がかからないような感じで進めていっていただきたいなと思うのと、あと端末に関しても、多分これ何年か使っていると機能が若干変わってきて、買換えなのか、それともサービスで取替えなのかというところも関わってきますので、その辺もなるべく、税金を使ってやることなので負担のないように進めていっていただければなと思います。以上です。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 私は補正予算のほうを質問いたします。今回の補正は、いずれも必要なものであり、緊急にやはり決めていかなくてはいけないという点では賛成いたします。  ただ、その上で、22ページですけれども、この生活困窮者自立支援住居確保給付金ですね、これが相当な増額になるわけですけれども、たしか臨時会、5月15日の会議だったかな、あのときに出てきた資料でも、この住居確保給付金利用者がぐんぐん跳ね上がっている状況というのが報告され、そしてどうなっているのかなと思って、また多分これ補正予算が必要なんではないかなと思っていたら、やはり案の定出てきたわけですが、現在その給付金申請の伸びがどうなっているのかということと、あと申請理由などから、申請者生活のどんな状態が見えてくるのかと、この辺について教えていただきたいと思います。 ○委員長 保護課長。 ◎山田安宏 保護課長 まず、申請件数状況でございます。こちら昨年度は1年間で5件しか実績がなかったものになりますが、本年度、4月の末に支給要件の緩和がなされました。これによりまして、その後の5月、1か月で申請件数289件となりました。さらにその翌月、6月も182件と非常に多い状況が続いておりまして、先月、8月末までで合計585件という申請をいただいているところでございます。  申請理由でございますが、職場の休業、それから減収といったところがおおよそ9割、それから残りの1割は離職、廃業となってございます。このことからなんですが、新型コロナウイルス感染症の拡大による営業自粛要請とか、いろいろな対応が取られましたが、その様々なものの影響から、離職までは至らなかったけれど仕事はかなり減ってしまった、伴って収入も減少してしまったという方が多かったように見受けられると思われます。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 例の特別定額給付金10万円が支給されたことで、若干生活保護申請は一時期ぐっと増えたところがちょっと減ったということは聞いています。あの10万円というのは非常に貴重だったなというのは、そういう点でも非常に感じるんですけれど、この住居確保給付金というのは本当にその前の段階の、極めて本当に命綱になるお金であります。  そういう点では、ただ、私ども会派に、私も2件そういう苦情が来たんですが、給付までの時間がかかり過ぎているという実態があります。8月の最初の週に、5月の初めに申請した人のが、だから6、7、8月、3か月近く給付まで時間がかかったと、そういう声、私だけではなくてほかのうちの会派の議員にもそういう声が寄せられています。現状どのぐらい、どんな状態になっているのかというのをお伺いしたいと思います。 ○委員長 保護課長。 ◎山田安宏 保護課長 8月末までの申請の総数、先ほど申し上げた585件ということでございます。このうち現在383件は処理が完了しております。残りの200件ほどまだ残っておりますが、こちらにつきましては審査処理を続けているところでございます。申請をいろいろいただくんですが、この申請を受理してすぐに支給決定をできるものもございますが、中には申請書類にやはりどうしても不備ですとか調整が必要なものがございまして、そういったものの中では申請者との間のやり取り、これに時間を要してしまい、委員指摘のあったようなことで時間がかかってしまったということで、ご迷惑をおかけしてしまったところも実際ございます。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 それにしてもやはりちょっと時間がかかり過ぎていると思うんですね。先ほどの数字でいうと、5月が289件で6月が182件で、これで大体470件ぐらいでしょう。今、処理が完了したのが383件だから、そしたら6月のやつが9月のこの半ばに出る、これはもう、これもやはり2か月以上かかっているというのは、下手すればこれ、家賃が払えなくて大家さんからこの立ち退きの、いずれにしても家賃というのは1日遅れても裁判は負けるわけですから、これは。そういう点ではやはりこれは命綱お金ですから、もちろん申請書類の正確さというのは必要かもしれないんですけれども、やはりこの速やかさがなければこの給付金というのは逆に威力が半減してしまうわけですから、そういう点では、速やかに給付するにはどのようにしたらいいのかとか、あるいはどのように考えているのか、これについてはいかがですか。 ○委員長 保護課長。 ◎山田安宏 保護課長 こちらは今ご指摘いただきましたように、ちょっと時間がかかってしまうところなんですが、実際、申請につきましては家賃補助ということでありますが、現金支給させていただくというところもございまして、必要な書類として大きく10種類提出いただいております。この書類に関しまして、中には直接ご自身がお作りになるだけではなくて、大家さんに、あるいは不動産屋さんに依頼していただいて提出していただくような、そういうことが必要な書類も含まれていたりしますので、なかなかにやはり手間がかかっております。  私どもといたしましては、少なくともそのいただいたものに関して、確認ができるものに関しては極力確認を素早く取るような形を取りつつ、ただ、最低限必要なものに関しては、やはりいただかないと支給はできないというところがございますので、そこのところ部分努力はしてきたところでございます。
     実際に処理速度を上げたいということで、私どもなんですが、実際に年度当初に始めていたときの支給の体制が係長以下5名で職員はやっていたんですが、この5月、6月の急激な増加に対応するために職員を増員しまして、現在は9名の体制で対応を取らせていただいております。今後もこの辺りにつきましては鋭意努力してスピードアップを図っていきたいと思っておりますし、また審査に関しましては同じ部内の福祉課にも早い段階から協力要請いたしまして、書類審査事務の一部を担っていただいていたところでございます。引き続き努力はしてまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 秋間委員。 ◆秋間洋 委員 自立支援担当の部署はこの仕事だけではないですからね、もう大変な仕事を抱えながらこれをやっているわけでね。そういう点では、人数を増やして当たっているのはさすがによかったなというふうに思いますけれども、確かに例えば家賃を供託しているようなケースとか、いろいろ応用問題がたくさんあるから、それぞれ大変だと思うんですが、あとなおかつ郵送のやり取りが主になっているという点も、やはり対面ではないという、そういう点でもあると思うんですね。ですから、ただやはりこれ、本当に命綱お金が、1日早く届くかどうかというので、本当にその人が希望を失ってしまうかどうかというところにもつながるんで、引き続き頑張っていただきたいということをお願いしたいと思います。 ○委員長 保護課長。 ◎山田安宏 保護課長 先ほどの支給のスピードアップの関係で、もう一つ、私ども今この家賃の関係があったものですから、これまでは月1回の形で支給させていただいておりました。ただ、そこのところのスピードアップを図るため、今、月2回に増やして、実際に支給決定から支給されるまでの間の期間の短縮ということも図るように努力してございますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長 よろしいですね。  河野委員。 ◆河野純之佐 委員 キャッシュレスの件でちょっとお伺いしたいんですが、このキャッシュレス決済、これを前倒しするというか、加速化するということは、本当に今の時代背景においても非常に必要なことでありますし、これは非常に我が会派も評価したいというふうに思っております。  それで、今回もろもろの今報告がありまして、やはり目的と、あと効果、そういうところにちょっと注目すると、区民の来庁機会削減とか、接触機会低減とか、そういうコロナ禍に対応したいい面も当然ある中で、区民においては非常にサービス向上になっていると思いますね。  それで、では片や行政側の効果というと、ここにも書いてあるように、事務効率化というものも当然見受けられるとは予想されるんですが、今回も税金、あと保険料等々のものがキャッシュレス決済というか、そういうものになるわけで、例えば税の収納率が上がるとか、そういう観点というのは何か予測されるものというのはあるんでしょうか。 ○委員長 情報政策課長。 ◎川田崇彰 情報政策課長 今回、税・保険料アプリ決済導入ということで、先ほど効果でも述べました時間や場所を問わず支払いが可能になるということで、これは収納機会の増加につながるものだと考えております。また、支払い方法インターネットバンキングクレジットカード決済、またコード決済というふうに決済方法が増加することで、そういったことも踏まえまして収納率は効果として上がることを期待しております。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 担当の課長さんが今いないから、何ともお答えできないかも分からないんですけれども、税とかそういうものの収納はやはりぜひ上がるように進めていっていただきたい。  あと、逆に行政側で欠点というか、課題とかそういうものというのは、この手数料が云々というのは、そういうものはかかるところはあるのかなというふうに思うんですけれども、その辺の部分をちょっともしあれば教えていただきたいんですけれども。 ○委員長 情報政策課長。 ◎川田崇彰 情報政策課長 欠点、まずこの窓口にいらっしゃる来庁機会削減というのは、我々にとっても窓口での対応の時間の削減につながる、そこは大きくまずメリットなんですけれども、考えられるデメリットとしましては、どうしてもオールキャッシュレスではないので、今のこの現金での事務管理と、あとキャッシュレスでのデータ管理というか、それが併存するような形になってしまうので、そこの部分だけ多少のデメリットかなとは思っているところでございます。 ○委員長 河野委員。 ◆河野純之佐 委員 そういうものについては、時が解決するではないですけれども、慣れというような問題もありますし、いずれはもしかしたら、もう現金がなしでオールキャッシュレスになることも期待して、ぜひこれは全庁を挙げて進めていっていただきたいというふうに思っております。以上です。 ○委員長 ほかによろしいですか。           (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 これより採決いたします。  本案については、原案どおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。  なお、報告事項についても、ご了承願います。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 以上で、案件審議を終了いたしましたので、事務局次長委員報告書を朗読させます。           (吉本議会事務局次長朗読) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 以上で、本日予定されたものは、全て終了いたしました。  その他、ご発言がありましたら、どうぞ。           (「なし」と呼ぶ者あり) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――委員長 これをもちまして、企画総務委員会を閉会いたします。           午後 3時29分閉会...