新宿区議会 2021-03-17
03月17日-04号
△第10号議案 新宿区職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例
△第11号議案 新宿区非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
△第12号議案 新宿区職員定数条例の一部を改正する条例
△第13号議案 新宿区
住居表示審議会条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
総務区民委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第8から日程第15までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第14号議案
新宿区立心身障害者通所訓練施設条例の一部を改正する条例
△第15号議案
新宿区立障害者福祉センター条例の一部を改正する条例
△第16号議案
新宿区立福祉作業所条例の一部を改正する条例
△第17号議案
新宿区立新宿生活実習所条例の一部を改正する条例
△第18号議案
新宿区立障害者生活支援センター条例の一部を改正する条例
△第22号議案 新宿区保健事業の利用に係る使用料等を定める条例の一部を改正する条例
△第23号議案 新宿区後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例
△第24号議案 新宿区
保健衛生事務手数料条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
福祉健康委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第16から日程第18までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第31号議案 新宿区介護保険条例の一部を改正する条例
△第32号議案 新宿区
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
△第33号議案 新宿区
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
福祉健康委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 また、これに対する少数意見報告書が文書により提出されております。 これから、順次起立により採決します。 最初に、第31号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第32号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第33号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第19を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第34号議案 新宿区
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
福祉健康委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第20を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第35号議案 新宿区
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
福祉健康委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 また、これに対する少数意見報告書が文書により提出されております。 これから、起立により採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第21及び日程第22を一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第25号議案 新宿区環境土木・
都市計画事務手数料条例の一部を改正する条例
△第26号議案 新宿区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、環境建設委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第23から日程第26までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第19号議案 新宿区いじめによる重大事態再調査委員会条例
△第20号議案
新宿区立子育て支援施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
△第21号議案 新宿区学童クラブ条例の一部を改正する条例
△第27号議案 新宿区いじめによる
重大事態調査委員会条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、文教子ども家庭委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第27を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第28号議案 新宿区
四谷特別出張所等区民施設昇降機設備改修工事請負契約 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
総務区民委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第28から日程第31までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第6号議案 令和2年度新宿区
一般会計補正予算(第13号)
△第7号議案 令和2年度新宿区
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)
△第8号議案 令和2年度新宿区
介護保険特別会計補正予算(第4号)
△第9号議案 令和2年度新宿区
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、総務区民、福祉健康、環境建設、文教子ども家庭、防災等安全対策特別、オリンピック・パラリンピック・文化観光等特別の各委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、いずれも可決です。 お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第32から日程第37までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第1号議案 令和3年度新宿区一般会計予算
△第2号議案 令和3年度新宿区
国民健康保険特別会計予算
△第3号議案 令和3年度新宿区
介護保険特別会計予算
△第4号議案 令和3年度新宿区
後期高齢者医療特別会計予算
△第29号議案 令和3年度新宿区
一般会計補正予算(第1号)
△第30号議案 令和3年度新宿区
介護保険特別会計補正予算(第1号) 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、予算特別委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 予算特別委員会の経過及び結果について、委員長の報告を求めます。 10番豊島あつし議員。 〔10番 豊島あつし議員登壇、拍手〕
◆10番(豊島あつし) ただいま一括議題とされております第1号議案 令和3年度新宿区一般会計予算、第2号議案 令和3年度新宿区
国民健康保険特別会計予算、第3号議案 令和3年度新宿区
介護保険特別会計予算、第4号議案 令和3年度新宿区
後期高齢者医療特別会計予算、第29号議案 令和3年度新宿区
一般会計補正予算(第1号)、そして第30号議案 令和3年度新宿区
介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、予算特別委員会における審査の経過概要とその結果について御報告申し上げます。 なお、今後新たに補正予算が付託され、その審議が予定されておりますが、今回はさきに付託された第1号議案から第4号議案まで並びに第29号議案及び第30号議案についての御報告とさせていただきます。 本特別委員会は、去る2月19日の本会議におきまして、議長の指名による18名の委員をもって設置され、第1号議案から第4号議案まで並びに第29号議案及び第30号議案の各会計予算の審査を付託されました。 2月22日から審査に入り、各会派を代表した12名の委員による総括質疑が2月25日まで行われました。総括質疑終了後、各款ごとに審査を行い、3月8日のしめくくり質疑まで審査が行われました。 令和3年度予算案は、見積りの基本方針を「不透明な財政環境の中、『新たな日常』を基軸とする第二次実行計画を始動させ、現下の区政課題の解決に向け挑戦する予算」として編成されたものです。 このような予算案に対し、区長の区政に対する基本方針をはじめ、個々の施策を含む行財政全般にわたり、委員各位から積極的かつ活発な議論が行われました。 主な質疑内容を挙げますと、新型コロナウイルスワクチン接種対策について、ふるさと納税制度の活用状況について、子育て世代包括支援センターの設置について、鉄道駅のホームドア設置について、無症状者に対するPCR検査の実施について、住民参画のための附属機関等の議事録要綱の公開について、コロナ禍での避難所の開設と運営の在り方について、国や東京都による税制改正や都区財政調整制度の早急な見直しについて、図書館行政について、給食費の公会計化について、児童が増え続ける中での35人以下学級と教科担任の導入について、同性カップルに対する住宅施策についてなどの質疑がありました。 また、3月5日には、第1号議案及び第2号議案に対する修正案が川村のりあき委員、沢田あゆみ委員から提出され、提案理由とそれに対する質疑を行いました。 最終日にはしめくくり質疑が終了した後、第1号議案から第4号議案まで並びに第29号議案及び第30号議案について、修正案を含み一括して討論を行った後、順次起立により採決を行いました。 以上の結果につきましては、お手元に配付しました予算特別委員会議案審査報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定した次第です。この第1号議案から第4号議案までにつきましては5人の委員から、第29号議案及び第30号議案につきましては4人の委員からそれぞれ原案に反対し、少数意見の留保がなされました。 各委員におかれましては、それぞれの立場から各事業の着実な推進により区民の生活を支える区政運営が実現できるよう、連日、熱心かつ効率的に御審査いただきましたことを委員長として御礼を申し上げます。 また、区長はじめ理事者の皆様からは、新型コロナウイルス感染症への対応の中、誠意を持って御答弁いただき、深く感謝申し上げます。本特別委員会での審査を通じて、各委員から出された貴重な意見につきましては、予算執行に当たり、積極的かつ十分に御留意くださいますことを強く望むところであります。 以上をもちまして、予算特別委員会における審査の経過概要とその結果の報告を終わります。(拍手)
○議長(吉住はるお) 予算特別委員長の報告は終わりました。 なお、予算特別委員会で留保された少数意見が文書により提出されております。 また、少数意見を口頭で報告するとの申出がありますので、これを許します。 最初に、7番高月まな議員。 〔7番 高月まな議員登壇、拍手〕
◆7番(高月まな) 日本共産党新宿区議会議員団の沢田あゆみ委員、川村のりあき委員、私高月まなの3名は、予算特別委員会に付託された第1号議案から第4号議案、第1号議案と第2号議案に対する修正案並びに同時補正予算である第29号議案、第30号議案について、少数意見を留保しましたので、報告いたします。 日本共産党新宿区議会議員団は、来年度予算編成に向けて区内で活動する各種団体、個人から意見を伺い、区政アンケートでは2,556件の回答を寄せていただきました。それらを踏まえて、来年度予算編成に対する重点54項目を含む480項目の要望を吉住区長に提出いたしました。 区長提案の来年度予算案には、産後ケア事業、認可保育園・学校内学童クラブの増設、生活保護受給者への精神科カウンセリング受診料補助、特別支援教育推進員の大幅増員など、区民や私たちの要求が取り入れられた部分もあり、この点は評価するものです。 一方、長引く新型コロナウイルス感染症の影響で、区民の暮らしと営業は苦境の中にあります。第二次実行計画の初年度である来年度予算案は、最優先事項として感染防止対策が掲げられ、区民の声を聞き、区民を支えることが一層求められますが、第二次実行計画(素案)へのパブリックコメント意見に対しては、区は真摯に耳を傾ける姿勢が見られず、新型コロナウイルス感染症対策の事業も今年度行った事業の継続ばかりで、新たな取組は見られません。 今年度予算における新型コロナウイルス感染症対策の事業費は417億円、国や都の財源措置394億円を除く区独自の財源は23億円ですが、その後、国の第3次補正予算で財源が補填されることなどで、2020年度最終補正予算では、財政調整基金の取崩しも当初の見込みより少なく、財政調整基金に9億円積み戻すことになり、残高は293億円、基金全体では561億円となっています。今こそ思い切った基金の活用によって、区民を支える予算にすべきです。 こうした観点から、私たちは第1号議案、第2号議案に対する修正案を提出しました。生活保護世帯への夏の見舞金の支給、国民健康保険料の子どもの均等割、第3子以降の無料化、がん検診の無料化、学生・勤労単身者への民間賃貸住宅家賃助成、就学援助のうち、給食費の支給基準の拡大、介護・障害福祉事業者への慰労金の給付、中小業者への事業継続給付金など、必要性の高い項目に絞り増額し、歳出から不要不急のオリンピック・パラリンピック普及啓発等の予算を減額する予算修正案を提出しました。 修正総額は約11億4,784万円で、区長提案予算のおよそ0.7%です。区の財政力から見ても十分対応可能であり、修正案には当然賛成です。 一方で、区長提案の第1号議案から第4号議案並びに第29号議案、第30号議案については反対です。 以下、その理由を述べます。 第1に、第1号議案です。 最優先課題である感染症対策のため、区は新型コロナウイルス感染症対策本部を設置していますが、感染状況など詳細な情報の共有はされておらず、区としての対策を議論し、政策決定するということも行われてきませんでした。会議の議事録も作成されず不透明であること、いまだに区内の感染状況を把握するための集計や分析が十分にできていないことは問題であり、区民との情報共有がされていない点も容認できません。 また、無症状感染者を含む社会的・面的なPCR検査を広く行うことが有効という科学的見地に立った感染防止施策に背を向ける姿勢も容認できません。区の検査数は極めて少なく、全国、全都と比べても極めて高い区のPCR検査における陽性率に対して、効果的に検査を行っている成果だとする答弁には驚きました。国も無症状感染者への集中的検査の重要性を認め、かじを切っています。区民の命と健康を守るため、検査体制の充実に直ちに取り組むべきです。 中小業者を支援する店舗等家賃減額助成事業は、来年度拡充するにもかかわらず、予定数や予算規模は大幅縮小となっています。テナントに直接支援を求める事業者の声に背を向け、店舗オーナーへの助成のみに固執し続ける姿勢は容認できません。 高齢者いこいの家「清風園」の解体については、住民・利用者の合意は得られておらず、障害者グループホーム建設はあえて困難な形状の土地で進めるのではなく、都営角筈アパート跡地などの活用を検討すべきです。 自転車等駐輪場の民設民営化に当たり、事業者選定のプレゼンテーションは部分的にしか公開されず、提案内容や選定の過程が区民に対して不透明で、ガバナンス、区の統治が効かない制度です。駐輪場利用者の声を聞かず、定期利用削減や利用料大幅値上げを強行する姿勢は容認できません。 これらの問題の根底には、区民参画のための情報公開や政策決定過程の透明性という自治基本条例の趣旨を軽視する区長の姿勢があります。区の附属機関や附属機関に準ずる機関の多くで議事録が作成されず、こうした議事録や区の要綱が区民に公表されてこなかったことが、昨年の定期監査で指摘されています。区の考える情報公開とは、区民に政策を説明し、理解を求めるための情報公開でしかなく、区民参画のための情報公開としていない点は問題であり、監査の指摘を受けても直ちに改善してこなかった姿勢は許されません。 区の人権に対する認識が欠けていることも浮き彫りになりました。区立公園の使用基準の見直しは、ヘイトスピーチ規制のためではなく、区民の自由を侵害するデモ規制を目的としていることは、改めてあらわになりました。また、職員の福利厚生で同性カップルを認めないことや、区立住宅や子育て住宅(特定住宅)の入居資格に同性カップルを含む家族を認めないことは、そこに差別があることを放置することであり、結果として差別に加担することになります。区の、課題を認識していながら一向に解決しようとしない姿勢は、行政の怠慢であり、容認できません。 3月16日時点で全国79自治体が実施するパートナーシップ制度について、区長は実施しない理由として、実施している自治体と実施していない自治体間の地域差により、当事者が不利益を被る点を挙げましたが、むしろその点を解消するためにこそ、パートナーシップ制度を新宿区でも直ちに実施することで、国に制度改善を促す力とすべきです。 教育行政についても申し上げます。教育委員会の提起により、校長会の予算要望書がなくなったことで、現場の要望の可視化が後退してしまいましたが、引き続き、PTAからの要望のある区費講師の増員には消極的で、学校給食の多子世帯への支援や、就学援助の拡充に背を向ける姿勢は容認できません。 次に、第2号議案です。 国民健康保険広域化を口実に、一般会計からの繰入金を減らし、高過ぎる保険料に対して、区としての軽減策が見られず、多子世帯への子どもの均等割の軽減を実施しない姿勢は容認できず、反対です。子どもの均等割については、国も負担が重過ぎることを認め、2022年4月から未就学児の均等割を半額にする計画を示している下で、区が国に先駆けて負担・軽減を実施すべきです。 次に、第3号議案です。 介護保険料の重い負担や、コロナ禍で苦しむ介護事業者など、区民の声には耳を傾けず、総合事業は低い報酬設定や煩雑な事務作業が事業者の負担となり、利用者にとっても不安定な制度で、介護サービスの後退を招く方向には賛成できません。 なお、第29号議案、第30号議案については、消費税を原資とした介護保険料の軽減措置がまたなされるものの、そもそも高過ぎる保険料に対し、他の自治体が行っているような据置き、引下げといった区独自の政策的な軽減策が見られず、第8期の介護保険料月額基準額が6,200円から6,400円に引上げとなり、賛成できません。 次に、第4号議案です。 後期高齢者医療保険料の特例措置は来年度に廃止され、当初の約3倍の負担となります。そもそも年齢で被保険者を区別するなど問題のある制度であり、反対です。 最後に、私たちが予算特別委員会の質疑を通じて述べましたこと、意見や提案につきましては、今後の区政運営に活かしていただくよう要望し、私の少数意見報告を終わります。(拍手)
○議長(吉住はるお) 次に、37番かわの達男議員。 〔37番 かわの達男議員登壇、拍手〕
◆37番(かわの達男) 社民党新宿区議会議員団のかわの達男です。私は、ただいま一括議題となっています第1号議案から第4号議案につきまして、予算特別委員会の決定に対し、少数意見を留保いたしましたので、これより報告させていただきます。 私たちを取り巻く経済情勢は、この間の本会議や予算特別委員会で明らかになってきたように、区民生活は大変厳しい状況になります。アベノミクスの破綻とマイナス金利政策で、若干の賃上げも勤労者の可処分所得は上がるどころか停滞、マイナスです。一方、税や保険料は上昇し、区内の中小企業の景気は極めて深刻です。区民の負担は増大し、格差はますます拡大しています。その上、新型コロナウイルスが区民の暮らしに襲いかかり、本当に大変な状況です。 区財政は、区民の所得の減少などで特別区民税は減収となり、市町村民税法人分の大幅減で、特別区交付金も大きく削減されます。その上、国の不当で理不尽な狙い撃ちの東京いじめは、法人住民税の一部国税化やふるさと納税で新宿区の税収への影響は甚大であり、国はさらに今後も奪い取ろうとしています。特別区長会も抗議はしていますが、もっと区民や都民とともに行動すべきです。 都区のあり方検討委員会の停滞は問題です。早期の再開こそ、区財源の確保や権限拡大への道です。また、厳しい区財源に直面した今、抜本的な都区財政調整制度の改革、とりわけ都区の配分率の大幅な見直しを求めます。 ふるさと納税による新宿区の減収は、令和元年度が21億5,000万円、令和2年、令和3年も20億円以上となります。区民に他自治体へのふるさと納税を止めてもらうしか、財源確保はできません。 児童相談所の開設予定が3年以上も大幅に延長するとしています。職員の確保が困難だと言いますが、当初の2021年4月開設予定から、職員の育成は重要な課題であったはずです。一時保護所は既に出来上がりました。いじめや虐待で助けを求めている子どもたちは、新型コロナウイルスの影響もあり、保護者のストレスも拡大し、保護を求める子どもたちは増えています。このまま3年以上も待てません。 新型コロナウイルス感染症対策は待ったなしです。区内の新規感染者数は下がってはいません。第4波の直前かもしれません。ワクチン接種も新型コロナウイルスの撲滅には必ずしもつながりません。そのワクチン接種も今現在、全く見通せません。それどころか、変異種の拡大の危機が迫っています。第4波を起こしてはいけません。ワクチン接種が始まっても、感染者の早期発見は欠かせません。そのためにはPCR検査は不可欠です。PCR検査の抜本的拡大を求めます。 パートナーシップ及びファミリーシップ届出制度の即時実施を求めます。区長は、国において法整備すべきと繰り返し答弁してきましたが、目の前の困っている区民を助けるのが地方政府である自治体、多様性を応援する新宿区のなすべきことです。 〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕 パートナーが病室で危機の状況でも、そばで励ますことはできない。子どもが急病でも対応するにも、関係の説明が必要な場合があります。里親が認められても、一緒に住むための公営住宅などへの申込みができない。この理不尽を新宿区民に押しつけているのは、今の区政です。アンケートでもこの制度ができれば生きようという気持ちが持てると、切実な意見も寄せられています。 本日、札幌地裁は、同性婚禁止は違憲の判決を出しました。大きく動き始めました。条例制定を求めます。 教育委員会にも申し上げます。 教員の働き過ぎ問題は、少しは前進した面も見えますが、新型コロナウイルスのため新たな業務も増大し、今も月60時間以上の超過勤務者はゼロにはなっていません。早期の改善を求めます。 新宿区内の子どもは増加をしています。私は数年前から指摘をしてきました。現在、2歳の子どもをピークに児童・生徒は増え続けます。その上、35人以下学級の実施や小学5年・6年生の教科担任制が2022年度から実施されれば、教員は大幅に不足します。5年後には50人以上の教員の補充が必要となることは明らかになりました。教科担任制が導入されれば、さらに確保しなければなりません。普通教室の不足も深刻であり、早急な取組を求めます。 また、新中央図書館等の早期の建設を求めます。 以上が、第1号議案に反対した主な理由であります。 次に、第2号議案について申し上げます。 本議案には、国民健康保険料の改定案は示されていませんが、この後上程予定の第37号議案には、保険料の値上げが計画されています。本予算では、一般会計からの繰入金が当初予算の段階で、対前年比約4億円の削減予算となっています。区民の暮らしは既に述べたように、国の経済政策の失政と新型コロナウイルスのため、大変な状況です。区民への負担軽減こそ、実施すべき課題です。第3子以降の保険料均等割の免除を実施すべきです。よって、原案には反対であります。 次に、第3号議案について申し上げます。 第8期介護保険事業計画がスタートします。介護保険制度は多くの高齢者に利用され、本人も家族からも大変喜ばれています。しかし、今回も含め、毎回値上げされる保険料と改善されない介護従事者の働く環境など、改善すべき課題が山積しています。 特別養護老人ホームや認知症高齢者グループホームの建設は、ますます必要です。支払基金交付金、都支出金、さらに一般会計からの繰入金がいずれも対前年度比マイナスなのに、介護保険料が値上がりする本予算は、区民の納得は得られません。したがって、介護保険料の値上げを伴う本予算には反対です。 次に、第4号議案について申し上げます。 保険料の負担は、ますます多くなってきています。この間幾度となく申し上げてきましたが、年齢で被保険者を区別する後期高齢者医療制度そのものに抜本的な問題があります。高齢者が安心して医療が受けられる、元気に年を重ねることができる制度となるよう、抜本的な制度の見直しを求めます。 以上が議案に反対した理由であります。もちろん、それぞれの予算には大変期待し、実行すべき施策が満載であることも、改めて申し上げます。 東日本大震災から3月11日で10年、阪神大震災から26年が経過しました。首都直下地震の発生は切迫しています。命を守る安全なまちづくりと、そのための発生前の対策の充実を求めます。 最後に、新型コロナウイルス対策について申し上げます。 新宿区内でも、昨年7月や本年1月の爆発的な感染拡大からすれば、今は落ち着いています。しかし、新規感染者数は先週が74人、その前の週も72人、その前も72人であり、止まっていません。いや、ますます危険です。緊急事態宣言が終わったとしても、新宿区は独自の警戒期間が4月末まで続きます。この期間、区民に何を求め、区は何をするのか、明確ではありません。 福島第一原子力発電所のメルトダウン大惨事から10年が経過しましたが、復興への道のりは遅々として進んでいません。40年間での廃炉計画は全く見込めていません。この中で原発を再稼働させてはいけません。核と人類は共存できません。 〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕 発効した核兵器禁止条約の日本の早期批准を求めます。平和施策の推進こそ、全ての基本です。区民の命と健康、暮らしを守る区政に実現を求めて、私の少数意見の報告とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(吉住はるお) 以上で、少数意見の報告は終わりました。 これから一括して討論を行います。 通告がありますので、発言を許します。 28番伊藤陽平議員。 〔28番 伊藤陽平議員登壇、拍手〕
◆28番(伊藤陽平) スタートアップ新宿の伊藤陽平です。第1号議案から第4号議案、第29号議案、第30号議案について討論いたします。 まず、第1号議案について反対します。 予算改革要望書を提出させていただき、コロナ禍だからこそ必要な行財政改革の方向性をお示ししました。行財政改革を実施することは、福祉を削ることではありません。納税者の権利を守りながら福祉に集中するためにも必要なことだと考えています。一般質問では、ふれあい入浴に関する区民の御意見を取り上げましたが、事業の見直しをさらに進めていただきたいと考えています。 また、本会議で質問、さらに条例提案をさせていただいたパートナーシップ及びファミリーシップ届出制度に関しても、必要性をお伝えしました。先ほど吉住区長のツイッターアカウントへ文教子ども家庭委員会の動画を共有させていただきました。賛成の立場はもちろん、反対されていた野もと委員も真剣に制度の必要性を訴えられていました。また、吉住区長に期待されていることも伝わってきます。5分程度お時間をいただくことになりますが、動画の御確認をいただけるよう改めてお願いいたします。 第2号議案から第4号議案についても反対します。制度全般に言えることですが、民間の保険とは異なるものです。再配分の在り方に問題があり、若者や将来世代に大きな負担をかけてしまう制度だと考えています。区で対応可能なことが限られていることは理解していますが、負担の在り方を見直し、抜本的な改革が必要だと考えています。 次に、第29号議案、第30号議案についてですが、賛成します。今後は成立した予算を基に、よりよい区政になるよう議会活動に取り組みます。 最後になりますが、子どもたちは選挙で意思表示をする機会がありません。将来世代の分まで10年先、20年先のことまで考えることが大切です。予算を増額すること、借金をすることも問題ないと考えている方もいらっしゃいますが、それは間違いだと考えています。我が国の国民負担率は増加を続け、今では一般的なサラリーマンが1年の半分近くは税金を支払うために仕事をしなければなりません。これでは自由な社会とは言えません。 さらに、選挙で意思表示をしていない将来世代に、さらに大きな負担を押しつけていることは問題です。これは将来世代からの搾取以外に表現のしようがありません。身近な区政から将来世代の権利を守りたいです。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(吉住はるお) 以上で、討論は終わりました。 これから、順次起立により採決します。 最初に、第1号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第2号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第3号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第4号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第29号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第30号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第38から日程第40までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議員提出議案第2号 新宿区介護・
障害福祉サービス事業者特別慰労金の支給に関する条例
△議員提出議案第3号 新宿区
高齢者等冷房機等購入等助成金交付条例
△議員提出議案第5号 新宿区
国民健康保険条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
福祉健康委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、否決です。 また、少数意見を口頭で報告するとの申出がありますので、これを許します。 20番近藤なつ子議員。 〔20番
近藤なつ子議員登壇、拍手〕
◆20番(近藤なつ子) 日本共産党新宿区議会議員団の近藤なつ子です。ただいま一括議題となっております議員提出議案第2号 新宿区介護・
障害福祉サービス事業者特別慰労金の支給に関する条例、議員提出議案第3号 新宿区
高齢者等冷房機等購入等助成金交付条例、議員提出議案第5号 新宿区
国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、高月まな委員と私、近藤なつ子は、福祉健康委員会において少数意見を留保しましたので、報告いたします。 議員提出議案第2号は、コロナ禍の下でも区民生活になくてはならない事業を担い、奮闘している介護・障害福祉サービス事業者に事業の規模に応じて慰労金を給付することにより、そこで働く介護等従事者に慰労金を支給するためのものです。 質疑の中で、従来から介護福祉の業界では、苛酷な労働と低賃金で離職率が高く、深刻な人材不足に陥っていることや、コロナ禍の下、感染リスクの高い職場で懸命に働く介護・障害福祉サービス従事者からは、家族から危険だからやめてと言われている。そろそろ限界、モチベーションが上がらないなどの声が寄せられていることが分かりました。 また、国の補正予算による慰労金の支給については、区の担当課として支給の有無を把握していないことも分かり、きめ細かな区内事業者・従事者の実態把握が足りないことも分かりました。介護・障害福祉サービス従事者の方々へ感謝の気持ちを特別慰労金として支給する、区独自の施策が必要です。よって、本議案には賛成です。 次に、議員提出議案第3号についてです。 高齢者世帯、障害者世帯、子育て世帯で冷房機等の購入等に助成金を交付するためのこの条例の提案は、3度目となります。 近年の夏の猛暑、酷暑は命を脅かす点で、災害に匹敵する異常なものです。新宿区では、昨年の夏も172人の方が熱中症で救急搬送され、6人の方が亡くなっています。冷房機等が家に一つもなければ、命を失いかねません。質疑では、社会福祉協議会の応急小口資金などを活用すれば購入できるではないかとの意見もありましたが、返済能力がない世帯は利用できません。区としての助成こそが必要です。よって、賛成です。 次に、議員提出議案第5号は、国民健康保険に加入している世帯のうち、第3子以降の子の均等割保険料を無料とするためのものです。 独自に均等割を軽減する自治体が広がり、都内でも昭島市、東大和市、清瀬市に続き、昨年度からは武蔵村山市、あきる野市が多子世帯の子どもの均等割の無料化や減額を実施しています。 全国知事会や全国市長会などからは、繰り返しの要望で、ようやく2022年度から国が未就学児の子どもの均等割を半額することになりましたが、問題が全て解決するわけではありません。この施策で来年度必要な予算は878万円程度ですが、この後上程される国民健康保険料の改定を反映すれば、さらに予算は減ります。新宿区の財政力があれば、十分対応できる施策です。 均等割の法定減額対象外の世帯では、子どもが3人いれば、現状の子どもの均等割、国民健康保険料だけで15万8,400円、子どもが4人いれば、21万1,200円となります。明らかに子育て支援とは逆行しています。 〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕 せめて、第3子以降の均等割の無料化を新宿でも実施すべきです。よって、本議案には賛成です。 各議員におかれましては、3議案に対し、ぜひとも御賛同いただきますようお願いいたしまして、少数意見報告を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(吉住はるお) 以上で、少数意見の報告は終わりました。 これから、順次起立により採決します。 最初に、議員提出議案第2号について採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立少数と認めます。 本案は、否決されました。 次に、議員提出議案第3号について採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立少数と認めます。 本案は、否決されました。 次に、議員提出議案第5号について採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立少数と認めます。 本案は、否決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第41を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議員提出議案第6号 新宿区パートナーシップ及びファミリーシップ届出制度に関する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、文教子ども家庭委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、否決です。 また、これに対する少数意見報告書が文書により提出されております。 これから討論を行います。 通告がありますので、発言を許します。 15番よだかれん議員。 〔15番 よだかれん議員登壇、拍手〕
◆15番(よだかれん) ちいさき声をすくいあげる会のよだかれんです。新宿区パートナーシップ及びファミリーシップ届出制度に関する条例について、共に提案した日本共産党新宿区議会議員団、立憲民主党・無所属クラブ、社民党新宿区議会議員団、スタートアップ新宿、以上5会派14名を代表し、賛成討論を行います。また、鈴木賢明治大学教授を代表とする「新宿LGBT区民の会」の皆さんとともに生み出した条例案ですので、皆さんへの感謝の気持ちも込めて討論を行います。 鈴木賢教授は、今日は残念ながらこの本会議場にいらっしゃいません。先ほどかわの議員から紹介のあった札幌の地裁判決を応援しに札幌に行っています。そして、午前中うれしい報告を私たちに届けてくださいました。同性同士の結婚を認めないのは違憲であるという画期的な判決です。背中を押される思いで、これから本文に入らせていただきたいと思います。 この条例は、法律婚を選択しない、選択できないカップルのパートナーシップや、その子どもを含めたファミリーシップについて、新宿区が届出に基づき、受理証明書や届出事項証明書を発行し、病院や不動産手続、保育園や災害時の避難所等、あらゆる場面において届出者が家族として取り扱われる効果が期待されるものです。 多くの国民が求めているあかしに導入自治体は日々増え続け、現在79自治体、人口カバー率は34%を超えました。東京23区に目を移して見ると、導入している6区のうち、何と5区は渋谷、中野、豊島、文京、港区で、新宿区に隣接している自治体です。つまり、真ん中でぽつんと新宿区民だけが取り残されています。 文教子ども家庭委員会における審議で、沢田あゆみ委員から、足立区の事例について御紹介がありました。同区では昨年9月、ある区議会議員の性的少数者に対する発言が大きな社会問題となりました。近藤やよい足立区長は、それまでパートナーシップ制度などの取組は上から決めるのではなく、地域の中で理解が広がり、つくり上げられることが理想だと思っていたそうです。 しかし、この発言をきっかけに、気長に取り組んでいる間にも人格を否定され苦しむ人を生み出してしまうと気がつき、早急にパートナーシップ・ファミリーシップ制度を誕生させることとしたというものでした。 小野裕次郎委員からも、先延ばしにするほど、多くの人々の人権、個人の尊厳が踏みにじられてしまう喫緊の課題だとの指摘がなされました。新宿区議会では、何年も前から様々な会派の多くの議員がパートナーシップ制度について要望し、議論が行われてきました。しかし、区としては制度の導入を検討しないという姿勢を崩しません。よって、これ以上傷つけられる人々を生み出さないために、議会側から条例提案をいたしました。 本年1月にも、新宿区内の大きな病院において、ある同性愛者の方がお亡くなりになる際、パートナーが家族として同席することを希望したものの、病院側には認めてもらえなかったということが起きています。命には限りがあり、一刻の猶予もありません。 本条例に関し、「新宿LGBT区民の会」の皆さんが行ったアンケートでは、20日間で427名もの方から回答があって、118名もの方が自由記述欄に切実なメッセージを書き込んでいます。区が行うパブリックコメントに匹敵する、もしくはそれ以上の声が届いたと言えるのではないでしょうか。多くの方が特別な権利を求めているのではなく、多数者の皆さんと同じように扱ってほしいだけだと、安心して暮らしたいだけだと訴えていらっしゃいます。 行政による承認は、当事者に心の安定をもたらし、同性愛者に対する理解と差別解消を推し進めます。何よりも、子どもたちに安心と生きる希望を与えます。かつての私自身がそうであったように、「同性に心引かれる自分おかしいのかな」、「病気なのかな」って自己肯定感が持てず、死んでしまいたいと悩み苦しんでいる子どもがいます。 本制度の誕生は、そんな子どもたちに「あなたたちはおかしくないよ」、「あなたたちはそのままでいいんだよ」、そんなメッセージを送ることにもなります。この制度が誕生することで不幸になる人はいません。 先ほど、札幌地裁のうれしい御報告をしましたが、とはいえ、同性婚の法制化にはもう少し時間がかかると思います。ですから、この地裁の判決をもって、この新宿区でもう何もしなくてよくなったということはありません。むしろ法制化の後押しをすべく、新宿区でもこの制度を誕生させる必要が高まったと言えるのではないでしょうか。 〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕 会派とか党派とかを問わずに、この場にいる全ての皆さんに御賛同いただいて、一緒にこの新宿区のパートナーシップ・ファミリーシップ制度を誕生させていただきたいと思っています。どうか御賛同をよろしくお願いいたします。 以上、私の賛成討論を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(吉住はるお) 以上で、討論は終わりました。 これから、起立により採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立少数と認めます。 本案は、否決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第42を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議員提出議案第1号 新宿区
中小企業事業継続支援助成金の支給に関する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、オリンピック・パラリンピック・文化観光等特別委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、否決です。 また、少数意見を口頭で報告するとの申出がありますので、これを許します。 32番沢田あゆみ議員。 〔32番 沢田あゆみ議員登壇、拍手〕
◆32番(沢田あゆみ) 日本共産党新宿区議会議員団の沢田あゆみです。私は、議員提出議案第1号 新宿区
中小企業事業継続支援助成金の支給に関する条例について賛成し、オリンピック・パラリンピック・文化観光等特別委員会において、少数意見を留保しましたので報告します。 本条例は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、経営上の影響を受けている区内の中小業者に、その事業継続に要する経費の一部を助成することにより、事業継続支援を行うものです。昨年4月前に区長が発表し、5月から実施した店舗等家賃減額助成は、店舗オーナーがテナントに対し、家賃を減額した場合にオーナーに対して助成するものですが、テナントに直接助成するものではなく、オーナーにも自己負担を求める制度のため、「使い勝手が悪い」との指摘が議会でも相次いでいました。 事業者の皆さんからも、テナントへの直接支援を求める要望が繰り返し出されてきたにもかかわらず、オーナーへの支援のみに固執した結果、約12億円の予算のうち約9億円が未執行となり、最終補正予算で8億4,000万円が減額されました。 今、長引くコロナ禍の影響は、二度目の緊急事態宣言とその延長が行われてもなお減らない感染状況と、飲食店のみならず、あらゆる業種の中小業者が事業継続の困難に直面しています。そのような事業者を支援するため、文京区が行っている事業を参考に提案されたのが本議案であり、事業者支援策として有効であることは、文京区が補正予算で増額し、対応していることからも実証済みです。 委員会の質疑では、減収したことをもって対象とするのは緩過ぎるのではないか、対象となる事業者数が多いので、事業規模が大き過ぎるのではないかなどの意見が出されましたが、新宿区の既存の支援策も、減収要件を国の給付金のように30%や50%にしているものはありません。 これまで区長が言われてきたように、リーマンショック並みの事態に備えて積み増してきた財政調整基金があります。店舗等家賃減額助成で使い残した予算も、国の第3次補正予算により交付される財源も、財政調整基金に積み戻されることになります。この基金を今こそ活用し、何とか踏ん張っている事業者の皆さんを支援すべきではないでしょうか。各議員の皆さんも事業者の皆さんから、悲鳴にも近い声をたくさん聞いておられると思います。 区長の側から、新たな支援策が出てこないなら、議会がつくる、これが二元代表制の下での議会の役割ではないでしょうか。困っている区民、事業者の立場に立った議員の皆さんの判断を期待し、私の少数意見報告を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(吉住はるお) 以上で、少数意見の報告は終わりました。 これから、起立により採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立少数と認めます。 本案は、否決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第43を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△同意第1号 新宿区副区長選任の同意について 〔巻末議案の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) 提出者の説明を求めます。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) ただいま上程されました同意第1号の新宿区副区長選任の同意について御説明いたします。 本案は、地方自治法第162条の規定に基づき、寺田好孝現副区長を副区長として選任するため、提案するものです。 御審議の上、御同意いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(吉住はるお) 説明は終わりました。 これから委員会付託を省略し、起立により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立全員と認めます。 本案は、原案のとおり同意することに決定しました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第44を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦に関する意見の聴取について 〔巻末議案の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) 提出者の説明を求めます。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) ただいま上程されました諮問第1号の
人権擁護委員候補者の推薦に関する意見の聴取について御説明いたします。 本案は、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、
人権擁護委員候補者の推薦に当たり、議会の意見を求めるもので、関口修司さんを推薦するものです。 御審議の上、御同意いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(吉住はるお) 説明は終わりました。 これから委員会付託を省略し、起立により採決を行います。 本案を諮問のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立全員と認めます。 本案は、諮問のとおり決定しました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第45及び日程第46を一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第39号議案 新宿区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
△第40号議案 新宿区
国民健康保険条例の一部を改正する条例 〔巻末議案の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) 提出者の説明を求めます。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) ただいま一括して上程されました第39号議案及び第40号議案について御説明いたします。 まず、第39号議案の新宿区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例ですが、本案は、「新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定める等の政令」の廃止に伴い、新型コロナウイルス感染症の定義に係る規定を改めるものです。 次に、第40号議案の新宿区
国民健康保険条例の一部を改正する条例ですが、本案は、基礎賦課額、後期高齢者支援金等賦課額及び介護納付金賦課額の保険料率等を改定するとともに、国民健康保険法施行令の改正に伴い、保険料の減額の対象となる所得基準を改める等、所要の改正を行うものです。 以上、御審議の上、御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(吉住はるお) 説明は終わりました。 ただいま一括議題となっています第39号議案及び第40号議案は、お手元に配付しました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。 〔巻末議案付託表の部参照〕
○議長(吉住はるお) なお、第39号議案につきましては、地方公務員法第5条第2項の規定に基づき、あらかじめ特別区人事委員会の意見を聴取したところ、異議がないとの回答を得ておりますので、報告します。
--------------------------------------- 02特人委給第795号 令和3年3月15日 新宿区議会議長 吉住はるお様 特別区人事委員会委員長 中山弘子 「職員に関する条例」に対する意見聴取について(回答) 令和3年3月11日付2新議議第312号により意見聴取のあった下記条例案については、異議ありません。 記 第39号議案 新宿区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
---------------------------------------
○議長(吉住はるお) 次に、日程第47を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第38号議案 令和2年度新宿区
一般会計補正予算(第14号) 〔巻末議案の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) 提出者の説明を求めます。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) ただいま上程されました第38号議案 令和2年度新宿区
一般会計補正予算(第14号)について御説明いたします。 今回の補正予算の内容は、新型コロナウイルス感染症対策関連事業について、繰入金を減額し、都支出金及び寄附金を充当するとともに、後年度負担の軽減のため、特別区債の追加及び変更を行うもので、歳入歳出予算の総額に変更はございません。 以上、御審議の上、御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(吉住はるお) 説明は終わりました。 ただいま議題となっています第38号議案は、お手元に配付しました議案付託表のとおり、総務区民委員会に付託します。 〔巻末議案付託表の
部参照〕---------------------------------------
○議長(吉住はるお) 次に、日程第48及び日程第49を一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第36号議案 令和3年度新宿区
一般会計補正予算(第2号)
△第37号議案 令和3年度新宿区
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 〔巻末議案の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) 提出者の説明を求めます。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) ただいま一括して上程されました第36号議案及び第37号議案について御説明いたします。 まず、第36号議案 令和3年度新宿区
一般会計補正予算(第2号)についてですが、今回、歳入歳出予算を補正する額は、それぞれ13億9,000万3,000円です。 歳出予算から述べますと、健康費においては、国民健康保険特別会計繰出金1億9,433万1,000円を減額し、新型コロナウイルス感染症対策に要する経費15億7,086万9,000円を計上するものです。教育費においては、区外学習施設の設備整備に要する経費等1,346万5,000円を計上するものです。これらの財源としては、都支出金及び繰入金を減額し、国庫支出金を充当するものです。これを補正前の予算額と合わせますと、歳入歳出予算の総額は、それぞれ1,591億4,253万6,000円となります。 次に、第37号議案 令和3年度新宿区
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてですが、今回、歳入歳出予算を補正する額は、それぞれ1億238万円の減額です。補正の内容としては、保健給付費においては、傷病手当金183万6,000円を計上するものです。 国民健康保険事業費納付金においては、一般被保険者医療給付費分1億8,662万7,000円を減額し、一般被保険者後期高齢者支援金分等8,241万1,000円を計上するものです。また、国民健康保険料改定に伴う財源更正も併せて行うものです。この財源としては、国民健康保険料及び都支出金を充当し、繰入金を減額するものです。これを補正前の予算額と合わせますと、歳入歳出予算の総額は、それぞれ352億641万9,000円となります。 以上、御審議の上、御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(吉住はるお) 説明は終わりました。 ここでお諮りします。 ただいま一括議題となっています第36号議案及び第37号議案については、予算特別委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 第36号議案及び第37号議案については、予算特別委員会に付託することに決定しました。 ここで、委員会開会のため休憩します。
△休憩 午後3時25分
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△再開 午後5時55分
○議長(吉住はるお) ただいまから会議を再開します。
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○議長(吉住はるお) 日程の追加についてお諮りします。 第36号議案から第40号議案までの委員会審査報告書が提出されました。 これを本日の日程に追加したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認め、本日の日程に追加することに決定しました。
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○議長(吉住はるお) これから追加日程に入ります。 追加日程第1を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第39号議案 新宿区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
総務区民委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を、委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、追加日程第2を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第40号議案 新宿区
国民健康保険条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
福祉健康委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 また、これに対する少数意見報告書が文書により提出されております。 これから、起立により採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、追加日程第3を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第38号議案 令和2年度新宿区
一般会計補正予算(第14号) 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
総務区民委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を、委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、追加日程第4及び追加日程第5を一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第36号議案 令和3年度新宿区
一般会計補正予算(第2号)
△第37号議案 令和3年度新宿区
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、予算特別委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 また、これに対する少数意見報告書が文書により提出されております。 また、少数意見を口頭で報告するとの申出がありますので、これを許します。 7番高月まな議員。 〔7番 高月まな議員登壇、拍手〕
◆7番(高月まな) 日本共産党新宿区議会議員団の沢田あゆみ委員、川村のりあき委員、私高月まなの3名は、予算特別委員会に付託されました第36号議案及び第37号議案について、少数意見を留保いたしましたので、報告いたします。 第36号議案の
一般会計補正予算では、新型コロナワクチン接種や女神湖高原学園の改修工事など、必要な予算が計上されました。このことに対しては、反対するものではありません。しかしながら、国民健康保険料の改定等に伴い、一般会計から特別会計への繰出金が1億9,433万1,000円減額されました。 2018年からの国保運営の広域化を理由とする法定外繰入れの解消・縮減を抑制するため、特別区では激変緩和措置を行ってきましたが、このことが毎年の国民健康保険料の値上げとなってきました。 立川市のように、2019年度の基準で2年連続して保険料を据置きにした自治体もあり、区としての独自の政策的対応が可能だったのではないでしょうか。 また、第37号議案の
国民健康保険特別会計補正予算については、今回の改定によって介護納付金分ありの世帯の負担増が問題となりました。介護納付金の対象となる、とりわけ40代、50代の子育て等でお金がかかる世代に負担が増えます。 また、子どもの均等割が非常に重い負担となっていることは、再三指摘し改善を求めてきましたが、国もその負担の重さを認めて、2022年4月から未就学児の均等割を半額にする計画を示したのですから、区も負担軽減を実施すべきです。 最後に、国民健康保険制度は、区民の命と健康を守る社会保障であり、区民の生活実態に即した独自施策に踏み切ることを強く求めて、私の少数意見を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(吉住はるお) 以上で、少数意見の報告は終わりました。 これから、順次起立により採決します。 最初に、第36号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第37号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、福祉健康委員会から、審査中の陳情について、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続審査の申出があります。 〔巻末委員会継続審査・継続調査申出書の部参照〕
○議長(吉住はるお) お諮りします。 委員会の申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 よって、閉会中の継続審査とすることに決定しました。
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○議長(吉住はるお) 次に、各常任委員会、議会運営委員会及び各特別委員会から、調査中の特定事件について、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続調査の申出があります。 〔巻末委員会継続審査・継続調査申出書の部参照〕
○議長(吉住はるお) お諮りします。 各委員会の申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 よって、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
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○議長(吉住はるお) 以上で本日の日程は終わりました。
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○議長(吉住はるお) 区長から発言の申出がありますので、これを許します。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) 令和3年第1回区議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。 今回の定例会は、2月15日の招集以来、本日まで長期間にわたって御審議いただき、ありがとうございました。 今定例会に送付しました議案は、予算関係が14件、条例関係が25件、その他の案件が3件でございました。その全ての案件につきまして決定をいただき、誠にありがとうございました。 新型コロナウイルスの感染拡大は、区民生活や地域社会経済に大きな影響を与えています。区財政においても、感染症の影響を受け、特別区税や特別区交付金などの大幅な減収が見込まれる中、社会保障関連経費の増加傾向、公共施設の老朽化などにより、今後、厳しい財政運営が想定されます。 このような状況にあっても、刻々と変化する新型コロナウイルス感染症の状況を的確に捉え、感染症対策を最優先に、区民の命と暮らしを守る対策、地域経済の回復に向けた対策に迅速に取り組んでまいります。 そして、現場・現実に向き合いながら区民生活が直面する課題に取り組むとともに、「新たな日常」を基軸とした第二次実行計画の各施策を着実に推進し、区民の皆様が住み慣れたまちで住み続けられるように全力で取り組んでまいります。 この間の御審議の過程におきまして、皆様からいただいた御意見につきましては、今後の区政に活かしてまいりたいと考えています。 今後も、区議会並びに区民の皆様の御理解と御支援を心からお願い申し上げます。 簡単ではございますが、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(吉住はるお) 区長の発言は終わりました。 この際、令和3年第1回区議会定例会を閉会するに当たりまして、私からも一言御挨拶を申し上げます。 去る2月15日に開会いたしました今定例会は、令和3年度一般会計予算をはじめ、多数の重要案件につきまして御審議をいただき、先ほどこれら全てを議了し、閉会の運びとなりました。 今定例会で御審議いただきました令和3年度予算は、「不透明な財政環境の中、『新たな日常』を基軸とする第二次実行計画を始動させ、現下の区政課題の解決に向け挑戦する予算」と位置づけられ、区長から提出されました。 予算特別委員会の委員の皆様には、新型コロナウイルス感染症への対策や、高齢者や子育て世代への支援、限られた財源の重点的・効果的な配分など、区民生活が直面する課題に対し、様々な観点から、それぞれのお立場で御審査いただきました。 会期中における議員各位をはじめ、理事者の皆様の御協力に対し、深く感謝の意を表しますとともに、区民の信頼に応え、さらなる区の発展のために、皆様には今後とも格段の御尽力を賜りますようお願い申し上げます。 簡単ではありますが、これをもちまして閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
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○議長(吉住はるお) 以上で、今定例会の議事は全部終了しました。 会議を閉じ、令和3年第1回新宿区議会定例会を閉会します。
△閉議・閉会 午後6時07分 議長 吉住はるお 議員 渡辺清人 議員 沢田あゆみ...