○議長(吉住はるお) 起立少数と認めます。 本案は、否決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第5から日程第12までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第10号議案 新宿区公益保護のための通報に関する条例の一部を改正する条例
△第11号議案 新宿区職員定数条例の一部を改正する条例
△第12号議案 昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例を廃止する条例
△第14号議案 新宿区印鑑条例の一部を改正する条例
△第27号議案 新宿区選挙長等の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例
△第28号議案 新宿区監査委員条例の一部を改正する条例
△第35号議案 新宿区職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例
△第36号議案 新宿区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
総務区民委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも
委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第13から日程第16までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第15号議案 新宿区
心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例
△第17号議案 新宿区
一般事務手数料条例の一部を改正する条例
△第18号議案 新宿区保健事業の利用に係る使用料等を定める条例の一部を改正する条例
△第19号議案 新宿区
保健衛生事務手数料条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
福祉健康委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも
委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも
委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(吉住はるお) 次に、日程第17を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第37号議案 新宿区
国民健康保険条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
福祉健康委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 また、これに対する
少数意見報告書が文書により提出されております。 これから起立により採決します。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第18から日程第20までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第20号議案 新宿区道路の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例
△第21号議案 新宿区
ユニバーサルデザインまちづくり条例
△第22号議案 新宿区環境土木・
都市計画事務手数料条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、環境建設
委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも
委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第21を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第23号議案 新宿区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、環境建設
委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 また、これに対する
少数意見報告書が文書により提出されております。 これから起立により採決します。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第22を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第24号議案 新宿区定住化基金条例を廃止する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、環境建設
委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 また、これに対する
少数意見報告書が文書により提出されております。 また、少数意見を口頭で報告するとの申出がありますので、これを許します。 38番雨宮武彦議員。 〔38番 雨宮武彦議員登壇、拍手〕
◆38番(雨宮武彦) ただいま議題となっております第24号議案 新宿区定住化基金条例を廃止する条例に、環境建設委員会において少数意見を留保しましたので、ただいまより報告いたします。 新宿区定住化基金条例は、1990年4月1日、新宿区の定住化対策を推進するための基金として施行されました。同時期、1991年2月27日、新宿区の住宅及び住環境に関する条例が施行されました。この条例は、住宅施策について基本的な事項を定めることにより、区民が安心して住み続けられる条件を確保するとともに、健康で文化的な住生活の維持及び向上を図ることを目的としています。 1991年度よりファミリー世帯への家賃助成、1993年度より勤労者学生への家賃助成事業が開始されました。この当時はバブル景気による地価高騰で、土地の買占め、立ち退き等でまち壊しが行われました。 その結果、人口は減少し、1997年には26万2,182人、この当時は新宿区民の人口で数えておりましたので、この数字になっています。このような社会情勢の中で人口減少に歯止めをかけ、住環境を守り住み続けられる新宿区にするため、この2つの条例が大きな役割を果たしてきました。 一方、現在は、人口は増加していますが、昨年8月、区が行った若者意識調査では、これからも新宿区に住み続けたい若者が7割なのに対し、転出したい理由は家賃・地代が高いからというのが最も多く、暮らしに十分な収入が確保できないことを心配している若者も多いことが明らかになりました。 2019年度学生勤労者向け家賃補助の申込みは、30世帯の募集に対し115世帯、3.83倍、2018年度は4.40倍となっているように、高い倍率になっています。格差と貧困が拡大している今こそ、若者への支援が必要です。区民が安心して住み続けられる条件を確保するとともに、健康で文化的な住生活維持と向上を図るという住宅基本条例の精神からしても、定住化基金の廃止はしてはなりません。 よって、この条例には反対です。各議員におかれましては、定住化基金を廃止せず、引き続き継続するよう、この条例に反対することを求め、少数意見報告を終わります。(拍手)
○議長(吉住はるお) 以上で、少数意見の報告は終わりました。 これから起立により採決します。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第23を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第25号議案
新宿区立住宅管理条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、環境建設
委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第24から日程第26までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第16号議案 新宿区学童クラブ条例の一部を改正する条例
△第26号議案
新宿区立幼稚園条例の一部を改正する条例
△第38号議案 新宿区
幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、文教子ども家庭
委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも
委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第27を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第13号議案 新宿区災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、防災等安全対策特別
委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第28を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第9号議案 新宿区
外部評価委員会条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、自治・議会・行財政改革等特別
委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第29を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第29号議案 新宿区立牛込第三
中学校擁壁等改築工事請負契約 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
総務区民委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第30及び日程第31を一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第30号議案 訴えの提起について
△第31号議案 東京都
後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約について 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
福祉健康委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも
委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第32から日程第35までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第5号議案 令和元年度新宿区
一般会計補正予算(第9号)
△第6号議案 令和元年度新宿区
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
△第7号議案 令和元年度新宿区
介護保険特別会計補正予算(第3号)
△第8号議案 令和元年度新宿区
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、総務区民、福祉健康、環境建設、文教子ども家庭、防災等安全対策特別、オリンピック・パラリンピック・文化観光等特別の各
委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、いずれも可決です。 お諮りします。 本案をいずれも
委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第36から日程第41までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第1号議案 令和2年度新宿区一般会計予算
△第2号議案 令和2年度新宿区
国民健康保険特別会計予算
△第3号議案 令和2年度新宿区
介護保険特別会計予算
△第4号議案 令和2年度新宿区
後期高齢者医療特別会計予算
△第33号議案 令和2年度新宿区
一般会計補正予算(第1号)
△第34号議案 令和2年度新宿区
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、予算特別
委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。
予算特別委員会の経過及び結果について、委員長の報告を求めます。 26番桑原ようへい議員。 〔26番 桑原ようへい議員登壇、拍手〕
◆26番(桑原ようへい) ただいま一括議題とされております第1号議案 令和2年度新宿区一般会計予算、第2号議案 令和2年度新宿区
国民健康保険特別会計予算、第3号議案 令和2年度新宿区
介護保険特別会計予算、第4号議案 令和2年度新宿区
後期高齢者医療特別会計予算、第33号議案 令和2年度新宿区
一般会計補正予算(第1号)、そして第34号議案 令和2年度新宿区
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、
予算特別委員会における審査の経過概要とその結果について御報告申し上げます。 なお、今後新たに補正予算が付託され、その審査が予定されておりますが、今回はさきに付託された第1号議案から第4号議案まで並びに第33号議案及び第34号議案についての御報告とさせていただきます。 本特別委員会は、去る2月20日の本会議におきまして、議長の指名による18名の委員をもって設置され、第1号議案から第4号議案まで並びに第33号議案及び第34号議案の各会計予算の審査を付託されました。 2月21日から審査に入り、各会派を代表した11名の委員による総括質疑が2月26日まで行われました。総括質疑終了後、各款ごとに審査を行い、3月6日のしめくくり質疑まで審査が行われました。 令和2年度予算案は、見積りの基本方針を「第一次実行計画の総仕上げとともに、財政環境の変化に柔軟に対応し、現下の区政課題の解決に向け着実に前進する予算」として編成されたものです。 このような予算案に対し、区長の区政に対する基本方針をはじめ、個々の施策を含む行財政全般にわたり、委員各位から積極的かつ活発な質疑が行われました。 主な質疑内容を上げますと、新型コロナウイルスへの対応と対策について、高齢者支援や障害者支援としての住宅の入居支援について、SDGsの推進について、産前産後ケア事業の充実について、清風園廃止決定方法と障害者グループホーム整備のあり方について、新型コロナウイルス感染症による区民、子どもへの影響を軽減するための対策について、個別施設計画や公民連携を進める上での区民との協議や議会への報告の充実について、高齢者、障害者など、いわゆる「交通弱者」への支援について、新型コロナウイルス対策について、将来世代への配慮について、防犯力向上とNHKに関する相談対応についてなどの質疑がありました。 また3月5日には、第1号議案及び第2号議案に対する修正案が
近藤なつ子委員、雨宮武彦委員から提出され、提案説明とそれに対する質疑を行いました。 最終日には、しめくくり質疑が終了した後、第1号議案から第4号議案まで並びに第33議案及び第34号議案について、修正案を含み一括して討論を行った後、順次起立により採決を行いました。 以上の結果につきましては、お手元に配付しました
予算特別委員会議案審査報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定した次第です。この第1号議案から第4号議案まで並びに第33号議案及び第34号議案の委員会決定に対しまして、4人の委員からそれぞれ原案に反対し、少数意見の留保がなされました。 各委員におかれましては、それぞれの立場から各事業の着実な推進により区民の生活を支える区政運営が実現できるよう、連日、熱心かつ効率的に御審査いただきましたことを委員長としてお礼を申し上げます。 また、区長をはじめ理事者の皆様からは、新型コロナウイルス感染症への対応の中、誠意を持って御答弁をいただき、深く感謝申し上げます。本特別委員会の審査を通して、各委員から出された貴重な意見につきましては、予算執行に当たり、積極的かつ十分に御留意くださいますことを強く望むところであります。 最後に、会議の運営につきまして、委員各位並びに理事者の皆様から新型コロナウイルス感染症対策として、アルコール消毒、換気、理事者の配席など、柔軟な対応に御協力をいただきましたことに、ここで改めてお礼申し上げます。 以上をもちまして、
予算特別委員会における審査の経過概要とその結果の報告を終わります。(拍手)
○議長(吉住はるお) 予算特別委員長の報告は終わりました。 なお、
予算特別委員会で留保された少数意見を口頭で報告するとの申出がありますので、これを許します。 最初に、藤原たけき委員、
近藤なつ子委員、雨宮武彦委員の報告を求めます。 8番藤原たけき議員。 〔8番 藤原たけき議員登壇、拍手〕
◆8番(藤原たけき) 日本共産党新宿区議会議員団の藤原たけきです。日本共産党新宿区議会議員団、近藤なつ子副委員長、雨宮武彦委員、そして私、藤原たけきの3名は、ただいま一括議題に供されております第1号議案から第4号議案、第33号議案と第34議案に対しまして、少数意見を留保いたしましたので、報告いたします。 日本共産党区議団では、来年度予算編成に向けて町会連合会や障害者団体など、区内活動団体や個人との懇談を行い、また区政アンケートでは、およそ2,200件の回答を寄せていただきました。これらを踏まえまして、2020年度の予算編成に対する重点51項目を含む472項目の要望を吉住区長に提出いたしました。 区長提案の来年度予算案には、精神障害者への障害福祉手当支給、学童クラブや認可保育園の増設、居住支援協議会の運営、西戸山公園野球場、落合中央公園野球場の改修と照明のLED化など、私どもの要求が取り入れられた部分もあり、この点で評価するものです。 新宿区は納税人口が増え、納税者1人当たりの納税額も増加して、区税収入は増加しています。区財政は実質単年度収支が6年連続黒字で、極めて堅調に推移し、基金残高も今年度末には548億円となる見込みで、安定した財政運営が行われています。一方で、勤労者の実質賃金は上がらず、年金支給額は下がり、個人消費は長期の低迷が続く中、昨年10月からの消費税増税とそれに追い打ちをかけるような新型コロナウイルスの影響で、区民からは悲鳴の声が上がっています。今こそ区の財政力を活かし、区民生活を支えなければなりません。 こうした観点から、私たちは第1号議案と第2号議案に対する修正案を提出いたました。 高齢者への紙おむつ購入費助成額の引上げ、生活保護世帯への夏の見舞金支給、子ども医療費助成の18歳までの拡大、
国民健康保険料の子どもの均等割、第三子以下の無料化、がん検診の無料化、商店街路灯の維持助成割合の拡大、廃止予定とされている学生・勤労単身者への民間賃貸住宅家賃助成の募集の継続、就学援助のうち給食費の支給基準拡大など、必要性の高い項目に絞って予算修正案を提出しました。新宿区の財政力から見ても十分対応可能であり、修正案に当然賛成です。 一方、区長提案の第1号議案から第4号議案並びに第33号議案、34号議案については、反対です。 以下、その理由について述べます。 最初に、第1号議案です。 新型コロナウイルスは、区民生活のあらゆる分野に大きな影を落としています。区は、新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げましたが、混乱する現場の実態を区として十分に把握し、対策を取る必要があります。 また、区の下した判断で生じた区民生活への影響は最小限にしなければなりません。国は所得補償や緊急融資等の対策を進めていますが、中小零細業者やフリーランス、非正規で働く人たちの受けている打撃はリーマンショックのとき以上と言われており、国の対策で足りないところは、区が独自に支援策を講じることが必要です。 この後、区長から補正予算の提案が予定されていますが、その際には
予算特別委員会などで述べた意見を積極的に取り入れていただきたいということを申し添えておきます。 高齢者いこいの家清風園の廃止問題は、地域住民や利用者への説明と合意形成が行われておらず、区の説明する廃止理由も到底納得できるものではありません。 公共施設等総合管理計画による区有施設の床面積削減の方向性を露骨に表したものであり、地域住民や利用者の声に耳を傾けようとしない強引なやり方は問題であり、撤回するべきです。 障害者グループホーム整備については、需要を直視しない区の消極的な姿勢がその整備を遅らせてきました。文書で正式に、この土地にグループホームを造りたいと国や都と交渉したり、公設で整備を進めることが必要です。 本年3月29日に運用が始まろうとしている羽田空港の新飛行ルートは、世界各国のパイロットで構成される国際定期操縦士協会連合会、これが世界の空港の例のない特別な操縦技術を求められると危険性を指摘し、また世界の航空会社で構成される業界団体である国際航空運送協会も、降下角度を3.0度から3.45度にすることの懸念を表明しています。 実機飛行確認が行われ、区民から騒音や落下物などに対する不安の声が多数上がっています。にもかかわらず、国に中止を求めようとしない姿勢は容認できません。 新宿中央公園のパークPFIは、公募制定された民間事業者にカフェなどの収益施設の設置を認め、区立公園をもうけの道具にするものです。 しかも法令違反を疑われる状態で実施されることが明らかになり、議会が関与できない仕組みも問題です。耐震化支援事業では、この間、制度を改善したことは評価していますが、建て替えや除去を補助の対象とすることで、耐震化が進んでいる事例を紹介し実施を求めましたが、応じませんでした。 教育行政についても、申し述べます。 新型コロナウイルス問題は、教育、子育て分野にも重大な影響を及ぼしています。十分な準備がなされないまま、政府の要請により小・中学校の一斉休校が行われたことで、子どもや保護者、学校関係者に大きな負担が生じています。このような重要事項を教育委員会を開くことなく決定したことは問題です。 また、突然の休校により、収入減となる学校給食の納入業者や学童擁護員など関係者への収入保障、給食を休止するに当たって、就学援助対象世帯への支援を行わない姿勢は容認できません。また、子育て負担の軽減や学習環境の改善は急務ですが、就学援助や給食費の支援、区費講師の増員にも消極であり、反対です。 なお、補正予算の第33号議案は、
国民健康保険料の値上げのための予算であり、反対です。 次に、第2号議案です。 2018年度から国民健康保険が広域化され、東京都と新宿区が保険者となりました。これまでは、広域化を口実に一般家計からの繰入金を減らし続けてきましたが、17年連続で値上げされてきた
国民健康保険料を来年度も含め、さらに値上げする計画であり、反対です。 第34号議案では、法定外繰入金を1億3,000万円余り減らすということですが、これを減らさなければ、今回の値上げを抑えることもできました。来年度介護分ありの
国民健康保険料では、1人当たり4,203円もの値上げとなり、反対です。 また、特に負担の重たい多子世帯への負担軽減が求められますが、
国民健康保険料の均等割のうち、第三子以降の減免など、最低限の負担軽減策にすら背を向ける区の姿勢は容認できません。 次に、第3号議案です。 介護保険料の負担が重く、利用料の負担を気にして利用を控える方がいる実態があります。保険料、利用料の個別減免の実施に背を向ける姿勢は容認できず、反対です。 2025年に団塊の世代が全員75歳になると、制度の維持が難しいとして国はサービスを重度者にシフトし、軽度者を切り捨てる方向ですが、それでは高齢者の暮らしが成り立ちません。国の負担を増やし、保険料を抑え、サービスを維持することを国に対して強く求めるべきです。 次に、第4号議案です。 後期高齢者医療保険料の見直しにより、特例措置の9割、8.5割軽減が2019年10月から廃止され、3年かけて7割軽減となり、保険料の負担が増えることは引き続き問題です。そもそも後期高齢者医療保険制度は、高齢者を年齢で差別する医療保険制度で、制度そのものに問題があり、一刻も早く制度を廃止すべきであり、反対です。 最後に、私たちが当委員会で質疑を通じて述べました意見や提案につきましては、今後の区政運営に活かしていただくよう要望いたしまして、私の報告を終わります。 以上です。(拍手)
○議長(吉住はるお) 次に、伊藤陽平委員の報告を求めます。 28番伊藤陽平議員。 〔28番 伊藤陽平議員登壇、拍手〕
◆28番(伊藤陽平) スタートアップ新宿の伊藤陽平です。第1号議案から第4号議案、第33号議案、第34号議案について少数意見を留保いたしましたので、御報告いたします。 まず、第1号議案についてです スタートアップ新宿では、事前に予算改革要望書を提出させていただき、
予算特別委員会でも様々な質疑をさせていただきました。新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、数多く議論の機会をいただき、そして丁寧に御答弁、御対応をいただいたことに改めて感謝を申し上げます。 基礎自治体が教育や福祉などを担うことは大切だと考えています。一方で、質疑をさせていただくと、住民に負担をかけてまで実施をする必要があるのかと疑問に思う案件が数多くありました。これは、先ほど申し上げたように、丁寧に区政に取り組まれているためかと思います。今後は、納税者負担や将来世代へより一層御配慮いただきたいと考えています。 また、自治の推進や行財政改革の手法を取り入れていただくなど、さらなる改革を要望させていただき、反対をいたしました。 次に、第2号議案から第4号議案、第33号議案、第34号議案についてです。 社会保険制度全般に言えることですが、民間の保険とは異なるものです。再分配の在り方に問題があり、若者や将来世代に不利な制度だと考えています。質疑でも申し上げたように、国の問題が大きく、区で対応できることが限られていることは理解しておりますが、負担の在り方を見直すためにも、資産に着目して高齢者同士の支え合いを強化するなど、抜本的な改革が必要だと考えています。制度の根本的な問題を理由に、今回に限って反対をいたしました。 次に、予算修正案についてです。 質疑はさせていただきましたが、予算が増額することにつながるため、反対をいたしました。
予算特別委員会でもこのような討論を行ってみたところ、採決後に、ある方から賛成するかと思ったよと声を掛けていただきました。討論の場にいらっしゃった皆様には,日頃大変お世話になっていますし、賛成の気持ちが表れていたのかもしれません。 一方で、議案態度は民意を反映するためにも非常に重要だと考えています。例えば区議会では、全議員の議案態度が一致することもありますが、仮に直接区民に御意見を伺えば、100%の賛成にはなりません。また、私と同じ理由で反対をしている会派はありませんが、賛成や反対の意見の中にも様々なお考えがあると思います。もちろん、意見が割れて決められないことは避けるべきですが、少数派の区民が不利益を被る可能性があること、また、議論の過程でその不利益自体が考慮されない場合があることにも注意をしなければなりません。スタートアップ新宿では、選挙に行けない、また、区政と関わりの少ない将来世代や若者の立場を重視しています。
予算特別委員会でも、将来世代や若者に与える予算の影響について問題提起をさせていただき、議案にも反対をさせていただきました。一人会派が多数決に弱いことは承知しておりますが、単独行動の機動力を活かし、必要性を感じたときには議論させていただき、記録に残すことで次につなげます。御理解をいただけたものから部分的にでも取り入れていただければうれしいです。 今後は議会で可決された予算を最大限尊重し、議会から区政に貢献できるように議論を行ってまいります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(吉住はるお) 以上で、少数意見の報告は終わりました。 これから一括して討論を行います。 通告がありますので、発言を許します。 初めに、37番かわの達男議員。 〔37番 かわの達男議員登壇、拍手〕
◆37番(かわの達男) 社民党新宿区議会議員団のかわの達男です。 私は、ただいま一括議題になっています第1号議案から第4号議案及び第33号議案と第34号議案につきまして、一括して討論をいたします。 社民党新宿区議会議員団は、98項目にわたる2020年度新宿区の施策に対する予算要望書を提出しました。新年度の予算に反映された事項もありますが、基本的な政治姿勢としても相違があり、いずれの議案にも反対であります。 私たちを取り巻く状況は、この間の本会議質問でも述べてきましたが、区民生活は大変厳しい状況であります。年金支給額は上がらず、保険料の値上げで手取りは減少、勤労者の実質賃金は上がらず、可処分所得は低下し、今春闘でも賃上げゼロ回答の企業もあり、大手の回答でも2%には届きません。その上、昨年10月の消費税の値上げ、そして今回の新型コロナウイルス蔓延による経済活動の大幅な低下と、安倍内閣の経済政策の失政が一挙に出てきました。貧困や格差はますます拡大し、一方で大企業の内部留保は最大となっています。 新宿区中小企業の景況でも、ほぼ軒並み大幅なマイナスを示しています。今こそ区民の期待に応える区政の実現が求められます。 平成30年度決算では、実質単年度収支が6年連続して黒字、財政調整基金は取り崩すことなく過去最大の303億円、基金残高の合計は532億円となっています。今こそ区民の暮らしと健康に支出するときです。しかし、区長は経常収支比率は依然として適正水準を超えており、弾力性があるとは言えないと答弁しています。経常収支比率は、一つの指標にすぎません。扶助費の増大がその主な要因であり、改善するには、一般財源である特別区交付金の財源を確保することだと私は思います。 令和2年度では、配分割合が児童相談所の18億円、0.1%伸びましたが、特別区交付金の財源である調整税の固定資産税も市町村民税法人分も今は都税であり、他の市町村と同じく基礎自治体である特別区の税であるべきものです。 特別区の財源確保は、ここに抜本的な改革をすることを抜きには進みません。しかし、具体的には都区の在り方も含め、自治権の拡充も財源の確保も進んでいません。改めて強く指摘します。 区財源の抜本的な確保は、都区財政調整制度の大幅な改革抜きにはあり得ません。普通交付金の割合を元の98%に戻すことも欠かせません。都区財政調整制度の抜本的改革を求めます。 高齢者いこいの家清風園の廃止は、認められません。区長は、清風園の廃止についておおむね地域の理解をいただくことができたと言っていますが、そんなことはありません。説明会でも、その後の利用者からの声も、廃止することへの区民の理解が得られているとはとても思えません。このまま廃止を進めてはいけません。跡地活用を一時止まって、まず清風園の在り方について丁寧に説明すべきです。 住民票交付などの自動交付機の利用を3月末で終わらせてはいけません。区長は、機器の老朽化とコンビニの交付ができることを廃止の理由としていますが、コンビニ交付ができるマイナンバーカードの区民の普及率は21.4%でしかありません。これを機会にマイナンバーカードの普及促進を図るかのようにお考えですが、明らかに本末転倒です。区民の利便性を考え、自動交付機の廃止を当面延期すべきです。 羽田空港の拡張に伴う都心上空を飛ぶ新ルートの飛行は撤回するよう、国に申し入れるよう区長に求めます。1月30日から2月12日まで確認飛行として、実際の航空機を使って試行を行いました。こんなにも低いところを頻繁に飛ぶ飛行機を見て、多くの区民が驚きの声を上げました。騒音、落下物、安全について、やっぱり問題です。あの高さから部品や氷が落ちてきたと考えると、とても安心できません。着陸角度も危険です。3.45度については、当初の計画と違うとして、エアカナダやデルタ航空は確認飛行を行いませんでした。この原因の一つが米軍横田基地の管制エリアの問題を指摘する専門家もいます。区長は、区民の環境と安全を守ってほしいという区民の声に応えるべきです。 3月29日からの新ルートの運用は認められません。 定住化基金廃止条例を廃止してはいけません。1980年代後半からのバブル期に地上げによる暴力的な立ち退きなどで、新宿区の人口は急激に減少し、国勢調査でも30万人を割り込みました。その中で区民の切実な要望から、住宅基本条例の制定を求める直接請求が議会に提出されました。そして、新宿区政の最重要施策として定住化を位置づけ、その柱として定住化基金と住宅及び住環境に関する基本条例が制定されました。最大100億円を目標に基金を積み立て、その運用益で住み続けられるまちづくりを行ってきました。当時と状況は変化していますが、新宿を住み続けられるまちにする基本は変えるべきではありません。施策の継続と将来の変化に備えるためにも、定住化基金は存続すべきです。 以上が第1号議案に反対する主な理由です。 また、第33号議案は、国民健康保険会計への繰出金を減額するものであり、保険料の値上げと一体のものであり、反対であります。 次に、第2号議案と第34号議案について申し上げます。 本議案では、今年も健康保険料の値上げが提案されています。広域連合になって以降も連続しての値上げとなっています。一般会計からの繰出金1億3,500万円を減額してまでの保険料引上げには反対です。保険料の値上げでは区民の健康が守れない事態を招くおそれも予測され、問題です。国民皆保険を守っていかなければなりません。このような本議案には反対です。 第3号議案の介護保険特別会計は、介護保険制度が始まり、21年となります。多くの高齢者に利用され、喜ばれています。しかし、保険料や利用料の負担はますます重くなり、受けたい介護も抑制が働きます。介護サービスも希望がかなえられない事態も起こっています。一方、介護従事者の待遇の改善も進みません。国の負担をもっと厚くして、施設整備なども充実し、安心できる介護保険制度にすべきであります。 次に、第4号議案について申し上げます。 保険料の負担がますます重くなってきています。この間、幾度となく申し上げてきましたが、年齢で被保険者を区別する後期高齢者医療制度そのものに抜本的な問題があります。高齢者が安心して医療が受けられる、元気に年を重ねることができる制度となるよう抜本的な制度の見直しを求めます。 以上が、いずれの議案にも反対した主な理由であります。もちろんそれぞれの予算には、大変期待し、実行してほしい施策も満載であることも改めて申し上げます。特に、
ユニバーサルデザインまちづくり条例の制定や精神障害者への福祉手当の支給開始については、大いに評価します。東日本大震災から9年、阪神大震災から25年が経過しました。首都直下地震の発生が切迫しています。命を守る安全なまちづくりとそのための発生前の対策の充実を求めます。 全ての施策も暮らしも平和が大前提です。平和都市の推進を強く求めます。 最後に、新型コロナウイルス問題について申し上げます。世界的なパンデミックとなり、世界147の国と地域で感染が伝えられています。国内においても感染者数が1,500人を超え、死亡者は35人となっています。実際の感染者数はこの数倍という指摘もあります。新宿区内の発生も伝えられています。小・中学校などの突然の臨時休校や各種イベント等の中止など、区民にも大きな影響が出ています。消費税の値上げで、景気や区民の暮らしに大きな負担がかかっているさなかに追い打ちをかける新型コロナウイルスで、まさに区民の健康も暮らしも商店なども非常事態です。政府は安倍内閣の政治判断で行った一連の施策に対し、責任を持って対応と言いながら、方向は示せど具体化していません。 例えば休校に伴う子どもたちのために休んだ非正規雇用者やフリーランスの補償は、いまだに具体的には行われず、日々の収入源で暮らしは大変です。具体の補償の実務は区市町村が行うことになるでしょう。今から実態把握が必要です。急を要します。新宿区は、吉住区長を本部長とする対策本部会議を2月3日に設置し、以来14回開催をしています。イベントの中止等のお知らせはきめ細かく区民に示していますが、対策本部で何が議論されたのか具体的には伝わってきません。区民の安全・安心のためにも、今後の区政を考えたとき、きちんと整理し、議事録など区民に示すべきです。区長も
予算特別委員会で正確な情報をきちんと区民に示すと述べています。目に見えない未知のウイルスとの戦いであるからこそ、政治への信頼と情報の共有が求められます。区民にとっては、新宿区からの情報が何よりの信頼です。医療関係者への支援も、待ったなしです。区民の暮らしと健康、何よりも命を守る区政の実現のため、議会も協力して新型コロナウイルス対策に全力を挙げることを申し上げ、私の討論といたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(吉住はるお) 次に、15番よだかれん議員。 〔15番 よだかれん議員登壇、拍手〕
◆15番(よだかれん) ちいさき声をすくいあげる会のよだかれんでございます。ただいま一括議題に供されております第1号議案から第4号議案、第33号議案、第34号議案について、反対の立場で討論いたします。 いよいよ来年度は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が行われます。多くの区民、特に子どもたちが楽しみにしているのは分かりますが、世界中からスポンサー企業を集めて行われる商業イベントに対し、関連事業で総額36億円もの予算が計上されているのは問題です。必要性に疑問のある事業も目につき、後世に子どもたちに負担を残すような税金の使い方があってはなりません。また、少数者に対する配慮をもう少し見せていただけたらと感じます。例えば同性同士のパートナーシップを区として証明する制度を整えることは、新宿区が少数者にも心を寄せる姿勢を有するということを象徴することになるのではないでしょうか。 少数者が生きやすい社会は、誰にとっても生きやすい社会です。反対理由を述べているわけでありますが、法人住民税の一部国税化やふるさと納税等、不合理な税制改正による減収が懸念されるなど、区財政を取り巻く環境は依然として不透明であり予断を許さないという認識には、現在終息の見通しの立たない新型コロナウイルス問題に直面していることもあり、大いに賛同いたします。国が進める不合理な税制改定の動きに対し、様々な場面で新宿区の考えを訴えていただきたいと思います。 特に、ふるさと納税は非課税世帯は恩恵を受けられないわけですから、経済的にゆとりのある人々のみに与えられた特権とも言える、極めて問題のある制度です。また、議決によらずに税の使い道を指定することができるため、その分、教育や福祉に予算を回せなくなるという問題点も考えられます。 寄附というのは、本来見返りを求めるものではありません。ふるさと納税という制度により、寄附というのは返礼品を受け取れるものであるという誤った認識を国民に定着させることは、子どもたちへの教育上も大変問題があり、即刻廃止すべきものと考えます。新宿区に26億円もの減収を与えているふるさと納税をはじめとする不合理な税制改定の是正を国に対し、さらに強く求めていただきたいと思います。 と同時に、区民の皆様に返礼品がもらえなくても新宿区に全額納税しよう、そう思っていただける新宿区であることが求められます。そのためには、ゲイやレズビアンの区民のために同性婚合法化を国に対し求める、区民を騒音や落下物などの危険から守るために、羽田空港新飛行ルートの撤回を求める、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療保険制度の在り方の是正を求め区民の負担軽減を図る、
国民健康保険料の子どもの均等割、第三子以降を無料にする、子ども医療費助成を18歳まで拡大する等々、区民のために国に対してさえも物申す姿勢、区民のためであれば国の方針とは異なる施策をも推進する姿勢が必要だと考えます。 現時点では、そうした姿勢が足りていないように感じます。憲法の理念を活かし、多様性をカバーに変えて、誰もがありのままで心地よく暮らせる新宿区、そうした区政運営を求めて、私の反対討論を終わります。(拍手)
○議長(吉住はるお) 討論は終わりました。 これから、順次起立により採決します。 最初に、第1号議案について採決します。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第2号議案について採決します。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第3号議案について採決します。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第4号議案について採決します。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第33号議案について採決します。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第34号議案について採決します。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立多数と認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第42を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議員提出議案第1号 新宿区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、文教子ども家庭
委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、否決です。 また、これに対する
少数意見報告書が文書により提出されております。 また、少数意見を口頭で報告するとの申出がありますので、これを許します。 32番沢田あゆみ議員。 〔32番 沢田あゆみ議員登壇、拍手〕
◆32番(沢田あゆみ) 日本共産党新宿区議会議員団の沢田あゆみです。 議員提出議案第1号 新宿区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、私は文教子ども家庭委員会において少数意見を留保しましたので、報告します。 新宿区の子ども医療費助成制度は、経済的支援の柱として所得制限なしで対象の年齢を拡大しながら、子育て支援に大きな役割を果たしてきました。 2018年、国の調査では、高校生まで医療費助成を拡大している自治体が、通院は27.7%、入院は29.8%と広がりを見せています。東京23区では、北区、品川区が入院費を、千代田区が通院費・入院費を所得制限なしで助成しています。昨年3月の新宿区次世代育成支援に関する調査でも、経済的援助を求める声は子どもの年齢が大きくなるほど強く、中学生保護者で60.6%となっています。成長とともに塾代等にかかるお金も増えていくからだと推察されます。格差と貧困の拡大で、高校生自身が親を気遣って、よほどでなければ受診しないという親御さんの切ない声や、慢性疾患でも中学生のときより受診回数が減っている子がいるという医師の声も聞いています。 委員会質疑の中では、この事業にかかる経費が増加傾向にあることなどを理由に、財源の問題で、今これを拡大することには賛成できないという意見もありましたが、医療費助成の拡大そのものに反対する意見はありませんでした。 実現のために必要な経費は年間1億5,000万円で、新宿区の財政状況から見ても実現可能です。ぜひともこの議案を可決し、区民の要望に応えようではありませんか。このことを訴えて、私の少数意見報告といたします。(拍手)
○議長(吉住はるお) 以上で、少数意見の報告は終わりました。 これから、起立により採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立少数と認めます。 本案は、否決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第43を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△同意第1号 新宿区副区長選任の同意について 〔巻末議案の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) 提出者の説明を求めます。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) ただいま上程されました同意第1号の新宿区副区長選任の同意について御説明いたします。 本案は、地方自治法第162条の規定に基づき、鈴木昭利現副区長を副区長として選任するため、提案するものです。 御審議の上、御同意いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(吉住はるお) 説明は終わりました。 これから委員会付託を省略し、起立により採決します。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立全員と認めます。 本案は、原案のとおり同意することに決定しました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第44を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△同意第2号 新宿区監査委員選任の同意について 〔巻末議案の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) 提出者の説明を求めます。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) ただいま上程されました同意第2号の新宿区監査委員選任の同意について御説明いたします。 本案は、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、識見を有する者から選任する、本区監査委員といたしまして、白井裕子さんを選任するため、提案するものです。 御審議の上、御同意いただきますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(吉住はるお) 説明は終わりました。 これから委員会付託を省略し、起立により採決を行います。 本案を原案のとおり同意することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(吉住はるお) 起立全員と認めます。 本案は、原案のとおり同意することに決定しました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第45を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議員提出議案第4号 中高年のひきこもりに対する実効性ある支援と対策を求める意見書 〔巻末議案の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、議案はお手元に配付しましたので、朗読は省略します。 これから説明及び委員会付託を省略し、採決します。 本案を原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、原案のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、日程第46を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第40号議案 令和元年度新宿区
一般会計補正予算(第10号) 〔巻末議案の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) 提出者の説明を求めます。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) ただいま上程されました第40号議案 令和元年度新宿区
一般会計補正予算(第10号)について御説明いたします。 今回の補正予算の内容は、繰越明許費の補正となります。歳入歳出予算の総額に変更はございません。 教育費において、中学校一般修繕について、2,434万3,000円をブロック塀等安全対策工事の年度内完了が困難となったため、翌年度に繰り越すものです。 以上、御審議の上、御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(吉住はるお) 説明は終わりました。 ただいま議題となっています第40号議案は、お手元に配付しました議案付託表のとおり、
総務区民委員会に付託します。 〔巻末議案付託表の
部参照〕---------------------------------------
○議長(吉住はるお) 次に、日程第47を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第39号議案 令和2年度新宿区
一般会計補正予算(第2号) 〔巻末議案の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) 提出者の説明を求めます。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) ただいま上程されました第39号議案 令和2年度新宿区
一般会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 今回、歳入歳出予算を補正する額は、それぞれ9億9,264万3,000円です。 歳出予算から述べますと、文化観光産業費においては、融資資金の貸付に要する経費等4億9,264万3,000円を計上するものです。予備費においては、5億円を計上するものです。これらの財源としては、繰入金を充当するものです。これを補正前の予算額と合わせますと、歳入歳出予算の総額は、それぞれ1,548億5,345万8,000円となります。 以上、御審議の上、御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(吉住はるお) 説明は終わりました。 ただいま議題となっています第39号議案についてお諮りします。 本案は、
予算特別委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 第39号議案は、
予算特別委員会に付託することに決定しました。 ここで、委員会開会のため休憩します。
△休憩 午後3時12分
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△再開 午後4時59分
○議長(吉住はるお) ただいまから会議を再開します。
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○議長(吉住はるお) 日程の追加についてお諮りします。 第39号議案及び第40号議案の
委員会審査報告書が提出されました。 これを本日の日程に追加したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認め、本日の日程に追加することに決定しました。
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○議長(吉住はるお) これから追加日程に入ります。 追加日程第1を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第40号議案 令和元年度新宿区
一般会計補正予算(第10号) 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、
総務区民委員会審査報告書はお手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、追加日程第2を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第39号議案 令和2年度新宿区
一般会計補正予算(第2号) 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(吉住はるお) なお、予算特別
委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を
委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 本案は、
委員会審査報告のとおり可決されました。
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○議長(吉住はるお) 次に、各常任委員会、議会運営委員会及び各特別委員会から、調査中の特定事件について、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続調査の申出があります。 〔巻末委員会継続調査申出書の部参照〕
○議長(吉住はるお) お諮りします。 各委員会の申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(吉住はるお) 異議なしと認めます。 よって、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
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○議長(吉住はるお) 以上で本日の日程は終わりました。
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○議長(吉住はるお) 区長から発言の申出がありますので、これを許します。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) 令和2年第1回区議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。 今回の定例会は、2月14日の招集以来、本日まで長期間にわたって御審議いただき、ありがとうございました。 今定例会に送付しました議案は、予算関係が12件、条例関係が24件、その他の案件が6件でございました。その全ての案件につきまして決定をいただき、誠にありがとうございました。 区政を取り巻く環境が依然として不透明で、予断を許さない中、将来にわたり良質な区民サービスを提供し続けるため、常に区民の視点で不断の行財政改革に徹底して取り組み、持続可能な行財政運営に努めてまいります。 そして、私の区政に対する2つの基本姿勢である現場・現実を重視した柔軟かつ総合性の高い区政と、将来を見据えた政策の優先順位を明確にした区政の下、持続的に発展し続ける新宿のまちの創造に向けて、全力で取り組んでまいります。 この間の御審議の過程におきまして、皆様からいただいた御意見につきましては、今後の区政に活かしてまいりたいと考えています。 今後も、区議会並びに区民の皆様の御理解と御支援を心からお願い申し上げます。 なお、定例会最終日に令和2年度新宿区
一般会計補正予算(第2号)を御審議いただきましたが、新型コロナウイルス感染症対策は、感染拡大防止から区民生活を支える対策へと対象を広げていく局面を迎えています。当面は、本日可決していただきました予備費を活用し、スピード感を持って事業を展開するとともに、国や都の補助事業を活用した事業も適宜実施してまいります。 簡単ではございますが、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(吉住はるお) 区長の発言は終わりました。 この際、令和2年第1回区議会定例会を閉会するに当たりまして、私からも一言御挨拶を申し上げます。 去る2月14日に開会いたしました今定例会は、新型コロナウイルス感染症への影響が懸念される中、感染予防を図り、令和2年度一般会計予算をはじめ、多数の重要案件につきまして御審議をいただき、先ほどこれら全てを議了し、閉会の運びとなりました。 今定例会で御審議いただきました令和2年度予算は、「第一次実行計画の総仕上げとともに、財政環境の変化に柔軟に対応し、現下の区政課題の解決に向け着実に前進する予算」と位置づけられ、区長から提出されました。
予算特別委員会の委員の皆様には、新型コロナウイルス感染症への対策や、高齢者や子育て世代への支援、限られた財源の重点的・効果的な配分など、区民生活が直面する課題に対し、様々な観点から、それぞれのお立場で御審査いただきました。 会期中における議員各位をはじめ、理事者の皆様の御協力に対し、深く感謝の意を表しますとともに、区民の信頼に応え、さらなる区の発展のために、皆様には今後とも格段の御尽力を賜りますようお願いを申し上げます。 簡単ではありますが、これをもちまして閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
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○議長(吉住はるお) 以上で、今定例会の議事は全部終了しました。 会議を閉じ、令和2年第1回新宿区議会定例会を閉会します。
△閉議・閉会 午後5時05分 議長 吉住はるお 議員 よだかれん 議員
下村治生...