新宿区議会 2018-03-16
03月16日-04号
○議長(
佐原たけし) 起立少数と認めます。 本案は、否決されました。 次に、
議員提出議案第4号について採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立少数と認めます。 本案は、否決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第4を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△
議員提出議案第5号
新宿区立住宅管理条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、環境建設委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、否決です。 また、少数意見を口頭で報告するとの申し出がありますので、これを許します。 19番
あざみ民栄議員。 〔19番
あざみ民栄議員登壇、拍手〕
◆19番(
あざみ民栄)
日本共産党区議団の
あざみ民栄です。
議員提出議案第5号
新宿区立住宅管理条例の一部を改正する条例について、環境建設委員会において、雨宮武彦委員と私は少数意見を留保しましたので、報告いたします。 この条例は、特定住宅の空き室を低所得者住宅に転用するための条例改正です。2月15日現在、特定住宅の空き室は70戸あり、そのうち借り上げ分65戸の空き室に対する賃借料は、今年度約1億1,000万円に上ります。私たちは、この賃借料は税金の無駄遣いであり、空き室の有効活用を繰り返し求めてきました。 環境建設委員会では、区営住宅の募集状況について質疑があり、毎回、30戸前後の募集に対し、1,100人から1,200人の応募があり、40倍以上の倍率になっていることが改めて明らかになりました。今定例会には、区長から、
新宿区立住宅管理条例の一部を改正する条例が提出されています。 質疑の中で、所得制限の上限を上げれば、増加している一定の所得がある共働き、子育て世帯が入りやすくなること。また、これまで連帯保証人を立てられず諦めた人もいるので、今回の改正で入居が促進される旨の答弁がありました。私たちも、区長提案の条例改正で、特定住宅の入居が促進されることを望むものです。 しかし、今回の改正で、空き室が全部埋まるとも思えません。議員提出の条例改正もあわせて施行していただいて、例えば区長提案の条例改正による制度変更を踏まえ、空き室を定期募集にかけ、そこに応募がなかった物件については特例特定住宅に切りかえるなど、効果的な運用を行えば、多くの区民の需要に応える特定住宅になると考えます。 特定住宅は、区民住宅の流れをくみ、中堅所得者層向けという趣旨があるという質疑がありました。世田谷区は、区民住宅の用途廃止後、区営住宅の倍率が高いことから、所有型の24戸を低所得者向けに転用し、現在、空き室はないそうです。区の政策判断によって区民の要求に応えることが、今こそ必要ではないでしょうか。 よって、本議案には賛成します。 議員の皆さんにおかれましても、ぜひ賛同いただきますようよろしくお願いいたします。 以上で口頭報告を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(
佐原たけし) 以上で、少数意見の報告は終わりました。 これから、起立により採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立少数と認めます。 本案は、否決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第5から日程第8までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第9号議案 新宿区
職員定数条例の一部を改正する条例
△第10号議案 新宿区一般職の
任期付職員の採用に関する条例
△第11号議案 新宿区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
△第12号議案 新宿区職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、総務区民委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第9から日程第11までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第15号議案 新宿区印鑑条例の一部を改正する条例
△第16号議案 新宿区
住民基本台帳制度の適正な運用に関する条例の一部を改正する条例
△第17号議案 新宿区
一般事務手数料条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、総務区民委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。 また、これに対する少数意見報告書が文書により提出されております。 これから、順次起立により採決します。 最初に、第15号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第16号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第17号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第12を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第18号議案 新宿区
スポーツ施設整備基金条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、総務区民委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第13から日程第24までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第19号議案
新宿区立心身障害者通所訓練施設条例の一部を改正する条例
△第20号議案
新宿区立障害者福祉センター条例の一部を改正する条例
△第21号議案
新宿区立福祉作業所条例の一部を改正する条例
△第22号議案
新宿区立新宿生活実習所条例の一部を改正する条例
△第23号議案
新宿区立障害者生活支援センター条例の一部を改正する条例
△第24号議案 新宿区
心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例
△第25号議案 新宿区
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
△第26号議案 新宿区
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
△第27号議案 新宿区
指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに
指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
△第28号議案 新宿区
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例
△第33号議案 新宿区保健事業の利用に係る使用料等を定める条例の一部を改正する条例
△第34号議案 新宿区
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、
福祉健康委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第25及び日程第26を一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第45号議案 新宿区
介護保険条例の一部を改正する条例
△第46号議案 新宿区
国民健康保険条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、
福祉健康委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。 また、少数意見を口頭で報告するとの申し出がありますので、これを許します。 31番
近藤なつ子議員。 〔31番
近藤なつ子議員登壇、拍手〕
◆31番(
近藤なつ子)
日本共産党区議団の
近藤なつ子です。 ただいま一括議題とされました第45号議案 新宿区
介護保険条例の一部を改正する条例と、第46号議案 新宿区
国民健康保険条例の一部を改正する条例について、
福祉健康委員会において、私と
田中のりひで委員は少数意見を留保しましたので、これより報告します。 最初に、第45号議案についてです。 本議案は、第7期の本人、住民税非課税、世帯員が住民税課税で、本人合計所得額80万円超えの方の月額保険料の基準額を5,900円から300円値上げし、6,200円にするためのものです。16段階の基準額に対する割合は変わりませんから、全ての段階の介護保険料を5%値上げするものです。 第6期での介護報酬の大幅な引き下げや、軽度者を介護保険制度から外す総合事業の実施、2割負担や補足給付外し、認定者の伸びと低迷などで3カ年の計画上の給付額689億円を大きく下回る623億円の実績しかないのに、国の言う指標、計算方法を根拠に、この680億円の5%増しの723億円を第7期の総給付額として保険料を算出しています。 また、介護給付準備金を15億円も取り崩しましたが、第1号被保険者負担率が1%上がったことで、プラス5%の影響を軽減することはできませんでした。 2016年度から始まった介護予防・日常生活支援総合事業では、要支援2以下の軽度者を保険給付から外し、単価と精算方法を大きく変更したことで、実施前と比べ、要支援者以下の対象者は、実施当初の4,390人が、ことし1月末、4,562人とふえているにもかかわらず、給付費は約6割と大幅に減りました。 2015年度の大幅な介護報酬引き下げとあわせて、このことが事業所の経営にマイナスの影響を与え、介護労働者の処遇改善どころか、人員不足を助長させているとの区内事業者からの声が上がっています。 この状況で、必要なサービスが安定的に供給できる保証さえないのに保険料が上がるのは、納得できません。 また、介護保険法改定により、利用料の2割負担の検証もなく、8月から3割負担を導入することや、月の利用者負担限度額を引き上げるなどの改悪が行われ、負担の重さに耐えかねて利用を抑制する方をさらにふやすことになります。払いたいのに払えない、恒常的な低所得者の方の保険料を減免する制度もないまま、3年ごとに保険料だけが上がっていくことは、滞納者をふやすだけです。 しかも、2年以上前の滞納分を後から支払うことができないため、給付制限で必要な介護サービスが受けられない方がいます。これでは、介護を苦にした介護自殺、介護心中などの痛ましい事件をなくすことはできないのではないでしょうか。 保険あって介護なしを拡大する本議案には賛成できません。 次に、第46号議案についてです。 2018年度の国民保険制度の改定により、都道府県が新たに区市町村とともに保険者となり、財政運営の責任主体となるなど、国保財政の仕組みが大きく変わり、東京都が決めた納付金を区が納めることになります。この納付金に充てるため、区は都が算定した標準保険料を参考に保険料率を決定する初めてのものです。 都は、区が保険料を下げるために活用してきた法定外繰入金を解消することを前提に、2016年度比1.3倍になる144億800万円もの納付金額と保険料率を示してきましたが、あわせて23区では、保険料軽減のため合意してきた高額療養費分だけでなく、葬祭、出産諸費用や保険事業等の法定外繰り入れを、ついに今年度は全額解消することも、特別区区長会で区民に知らせないまま決めました。 また、千代田区、中野区、江戸川区の3区を除く20区は、激変緩和措置として、2018年度は納付金分を94%として算定することを決めましたが、以後、6年間の激変緩和期間をめどに、この割合を原則1%ずつ引き上げ、法定外繰り入れを段階的に解消するとしたら、今後も値上げが繰り返されることになり、この方針では、被保険者である区民生活の安心、安定はとても望めません。結果、保険料を軽減するために、一般会計から繰り入れられてきたその他繰入金は、予算段階で、昨年度約23億2,000万円、今年度17億2,000万円だったものを、来年度は7億4,000万円と、一気に10億円近く削減することを前提に、来年度の保険料率を決める本議案は、介護分なしで、均等割が4万9,500円から5万1,000円、所得割は9.34%が9.54%に、介護分ありの均等割は6万5,100円が6万6,600円、所得割が10.89%が11.19%に引き上がり、介護分なしでもついに1人当たりの平均が12万円を超え12万2,134円、介護分ありでは15万4,987円に値上げするものであり、到底賛成することはできません。 1人当たりの保険料は、賦課方式を旧ただし書き所得に変更した2011年度から、ほぼ1.3倍に上がっており、既に負担の限界を超える高さなのです。払いたくても払い切れない世帯がふえるのは当然です。 今年度も、1月末現在、短期証が6,380世帯に、資格証明書が3,037世帯に発行され、差し押さえも388件、1億4,000万円余行われています。ダブル、トリプルワークで年収300万円、子ども2人の母子家庭でも、2011年度28万883円が、来年度、2018年度は収入の1割を大きく超える34万521円となります。これまでも母親と暮らす時間や塾通いなどを我慢させていたのに、さらに何を我慢すればいいのでしょうか。 そもそも所得のない低所得世帯や、下がり続ける年金のみの世帯、不安定な収入の世帯が多いのが、国民健康保険の特徴です。その被保険者の生活実態を考慮しない今回の改定は、世界に誇ってきた皆保険制度を維持、安定させるどころか、無保険者や病院に行けない人をふやし、医療、健康、生活破壊を招くだけです。本来行うべき改定は、国や東京都の公的支出を大幅にふやすことであり、健全な区財政を活用し、区独自の減免制度を充実することや、子どもの均等割の軽減を行うことではないでしょうか。 よって、本議案には反対です。 以上で、私の少数意見報告を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(
佐原たけし) 以上で、少数意見の報告は終わりました。 これから、順次起立により採決します。 最初に、第45号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第46号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第27を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第35号議案
新宿区立公園条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、環境建設委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。 また、これに対する少数意見報告書が文書により提出されております。 これから、起立により採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第28及び日程第29を一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第36号議案 新宿区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
△第37号議案
新宿区立住宅管理条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、環境建設委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第30から日程第34までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第29号議案 新宿区
児童育成手当条例の一部を改正する条例
△第30号議案 新宿区
ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
△第31号議案 新宿区特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
△第32号議案
新宿区立子育て支援施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
△第38号議案 新宿区
幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、文教
子ども家庭委員会審査報告書は、お手元に配付したとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第35及び日程第36を一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第13号議案 災害に際し応急措置の業務等に従事した者の損害補償に関する条例の一部を改正する条例
△第14号議案 新宿区空き家等の適正管理に関する条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、防災等安全対策特別委員会審査報告書は、お手元に配付したとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第37を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第39号議案 訴訟上の和解について 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、総務区民委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第38を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第40号議案 東京都
後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約について 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、
福祉健康委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第39を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第41号議案 特別区道の路線の認定について 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、環境建設委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第40から日程第43までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第5号議案 平成29年度新宿区
一般会計補正予算(第7号)
△第6号議案 平成29年度新宿区
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
△第7号議案 平成29年度新宿区
介護保険特別会計補正予算(第4号)
△第8号議案 平成29年度新宿区
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、総務区民、福祉健康、環境建設、文教
子ども家庭、防災等安全対策特別、オリンピック・パラリンピック・文化観光等特別の各委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第44から日程第50までを一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第1号議案 平成30年度新宿区
一般会計予算
△第2号議案 平成30年度新宿区
国民健康保険特別会計予算
△第3号議案 平成30年度新宿区
介護保険特別会計予算
△第4号議案 平成30年度新宿区
後期高齢者医療特別会計予算
△第42号議案 平成30年度新宿区
一般会計補正予算(第1号)
△第43号議案 平成30年度新宿区
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
△第44号議案 平成30年度新宿区
介護保険特別会計補正予算(第1号) 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、
予算特別委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。
予算特別委員会の経過及び結果について、委員長の報告を求めます。 18番
志田雄一郎議員。 〔18番
志田雄一郎議員登壇、拍手〕
◆18番(
志田雄一郎) ただいま一括議題とされております第1号議案 平成30年度新宿区
一般会計予算、第2号議案 平成30年度新宿区
国民健康保険特別会計予算、第3号議案 平成30年度新宿区
介護保険特別会計予算、第4号議案 平成30年度新宿区
後期高齢者医療特別会計予算、第42号議案 平成30年度新宿区
一般会計補正予算(第1号)、第43号議案 平成30年度新宿区
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、そして第44号議案 平成30年度新宿区
介護保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、
予算特別委員会における審査の経過概要とその結果について御報告申し上げます。 なお、今後、新たに補正予算が付託され、その審査が予定されておりますが、今回は、さきに付託された第1号議案から第4号議案まで並びに第42号議案から第44号案までについての御報告とさせていただきます。 本特別委員会は、去る2月21日の本会議におきまして、議長の指名による18名の委員をもって設置され、第1号議案から第4号議案まで並びに第42号議案から第44号議案までの各会計予算の審査を付託されました。 2月22日から審査に入り、各会派を代表した12名の委員による総括質疑が2月26日まで行われました。総括質疑終了後、各款ごとに審査を行い、3月7日のしめくくり質疑まで審査が行われました。 平成30年度予算案は、10年先の未来を見据え、新たな総合計画と第一次実行計画の幕あけとなる極めて重要な年として位置づけられ、予算見積もりの基本方針を「次の10年を展望する新総合計画の達成に向け、新たな一歩を踏み出す第一次実行計画を確実に推進する予算」として編成されたものです。 このような予算案に対し、区長の区政に対する基本方針を初め、個々の施策を含む行財政全般にわたり、委員各位から積極的かつ活発な質疑が行われました。 主な質疑内容を挙げますと、子や孫等の世代にも十分配慮した区政運営について、健康ポイント事業について、東京2020オリンピック・パラリンピックの気運醸成とメーン会場周辺の整備について、多世代交流を基本とした住民同士による地域支え合い活動の推進について、国民健康保険都道府県化と保険料の引き上げについて、就学援助の拡充など子どもの貧困対策について、区と地域との協働のあり方について、民泊条例の適正運用について、ふるさと納税について、児童相談所の移管について、都区財政調整制度の前進で区財源を確保することについて、児童相談所設置と家庭的養護の支援についてなどの質疑がありました。 また3月6日には、第1号議案及び第2号議案に対する修正案が、阿部早苗委員、雨宮武彦委員から提出され、提案説明とそれに対する質疑を行いました。 最終日には、しめくくり質疑が終了した後、第1号議案から第4号議案まで並びに第42号議案から第44号議案までについて、修正案を含み、一括して討論を行った後、順次起立により採決を行いました。 以上の結果につきましては、お手元に配付しました
予算特別委員会議案審査報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定した次第です。この第1号議案から第4号議案まで並びに第42号議案及び第43号議案の委員会決定に対しまして5人の委員から、また第44号議案の委員会決定に対しまして1人の委員から、それぞれ原案に反対し、少数意見の留保がなされました。 各委員におかれましては、それぞれの立場から、各事業の着実な推進により、区民の生活を支える区政運営が実現できるよう、連日、熱心かつ効率的に御審査をいただきましたことを、委員長として御礼を申し上げます。 また、区長におかれましては、本特別委員会での審査を通して、各委員から出された貴重な意見につきましては、予算執行に当たり、積極的かつ十分に御留意くださいますことを強く望むところであります。 最後に、会議の運営につきまして、委員各位並びに理事者の皆様から特段の御協力をいただきましたことに対しまして、ここで改めて厚く御礼申し上げます。 以上をもちまして、
予算特別委員会における審査の経過概要とその結果の報告を終わります。(拍手)
○議長(
佐原たけし) 予算特別委員長の報告は終わりました。 なお、
予算特別委員会で留保された少数意見を口頭で報告するとの申し出がありますので、これを許します。 最初に、川村のりあき委員、
あざみ民栄委員、阿部早苗委員及び雨宮武彦委員の報告を求めます。 38番雨宮武彦議員。 〔38番 雨宮武彦議員登壇、拍手〕
◆38番(雨宮武彦)
日本共産党区議団の雨宮武彦です。 ただいま一括議題となっております第1号議案から第4号議案、同時補正予算である第42号議案、第43号議案について、川村のりあき委員、
あざみ民栄委員、阿部早苗委員、そして私、4名は、
予算特別委員会で少数意見を留保しましたので、報告させていただきます。 私たち
日本共産党区議団は、来年度予算編成に向けて、町会連合会を初め、区内で活動する団体や個人との懇談や、区議団が独自に実施した区政アンケートの回答1,367通で寄せられた要望、意見を踏まえ、2018年度予算編成に対する要求書を作成し、昨年10月4日、重点48項目を含む454項目の要望を吉住区長に提出いたしました。 区長提案の来年度予算には、私立認可保育園増設などの待機児童解消対策、小学1年生の新入学学用品費の前倒し支給、特別支援教育推進員の増員、特別養護
老人ホームとショートステイを富久町国有地に建設することに加え、市谷薬王寺町国有地での整備事業者選定、耐震改修工事費補助の上限率・額を、重点地区から区内全域に拡大適用、スポーツセンターの空調設備改修工事、平和啓発事業として戦争体験DVDの作成等々、私どもの要望が取り入れられた部分もあり、その点では評価するものです。 区財政は、納税者1人当たり納税額もふえ、区税収入がふえ、一般財源額は924億円で、前年度比11億円の増となり、極めて堅調に推移しています。 一方、勤労者の実質賃金は上がらず、個人消費は長期の低迷から抜けられず、中小企業の景況はマイナスの状態が続いています。年金支給額は下がり、生活保護の生活扶助費が削減されるなど、区民の暮らしは厳しく、格差と貧困は広がるばかりです。 順調な区財政を区民生活の維持向上のために有効に活用すべきです。私ども区議団の区政アンケートでも、区民の暮らしの厳しい実態が寄せられています。中小業者への支援や子どもへの貧困対策は喫緊の課題です。 そうした観点から、私たちは第1号議案と第2号議案に対する修正案を提出しました。 多子世帯への
学校給食費助成や、国保料の子どもの均等割額の負担軽減率等
少子化対策のための予算、高齢者、障害者のプール利用料の減額、免除や、
精神障害者1級の方への障害者福祉手当の支給等の、東京2020オリンピック・パラリンピック開催地にふさわしいダイバーシティー新宿のための予算、生活保護世帯への夏の見舞金支給、がん検診の無料化等の健康で安心して暮らすための予算、特定住宅の無駄を削り、区民の住まいの要望に応えるための予算などの予算修正案です。いずれも住民福祉増進のための予算修正であり、新宿区の堅調な財政状況から見ても十分対応可能であり、当然賛成です。 一方、区長提案の第1号議案から第4号議案並びに第42号議案と第43号議案については、以下の理由で反対しました。 最初に、第1号議案です。 来年度予算は、新総合計画と第一次実行計画の初年度の予算です。この重要な計画の決定に当たり、パブリック・コメントや地域説明会で区民から寄せられた意見が反映されなかったことは、まことに遺憾です。学童クラブの増設、生活実習所の移転または大規模改修など、関係者の切実な願いに背を向ける姿勢は容認できません。 待機児童の解消では、2017年度の整備目標を達成できず、この間約束してきた本年4月待機児ゼロを達成できませんでした。2月17日に発送した不承諾通知は426通で、昨年の409通を19通上回りました。来年度は、既存賃貸ビル活用にこだわらず、公有地、民有地も積極的に活用して、確実に整備目標を達成することを求めます。 公有地活用は、介護基盤整備も同じです。国からの活用提案待ちにならないものはもとより、提案があったなら迅速に活用を決定する庁内組織の設置を求めましたが、消極的だったことは残念です。耐震改修工事費補助では、改善した施策には評価できますが、さらなる建てかえの解体除去費の補助などの提案には応じない姿勢でした。 さらに、昨年からヘイトスピーチ、デモの回数が増加しており、新宿区として一刻も早い対応策を講じることが求められています。川崎市のガイドラインや大阪市の条例を参考にした対策を提案しましたが、迅速な対応の意思が明確にされなかったことは遺憾です。 教育行政についても申し上げます。 焦眉の課題となっている教員の多忙解消は待ったなしであり、私どもが提案してきたタイムレコーダー導入は評価します。プロジェクトチームのまとめが間もなく出される予定ですが、実効性のある解決策を早急に講じることを求めます。
教育委員会が学校給食の多子世帯への支援や就学援助の拡充に背を向ける姿勢は、容認できません。 なお、第42号議案は、一般会計から国保会計への繰出金を削減することで、国保料が値上げになる補正予算であり、反対です。 次に、第2号議案です。 2018年度から国保が広域化され、東京都と新宿区が保険者となる初めての予算編成です。区は、広域化を口実に、一般会計からのその他繰入金を減らし続けてきましたが、さらに来年度から6年かけてもっと削減する計画です。 第2号議案の当初予算で、5億円以上、その他繰入金を減らしたのに加え、第43号議案でさらに5億円以上減らしています。これにより、来年度国保料は、40歳以上は1人平均5,826円もの値上げになり、当然反対です。また、多子世帯の子どもの均等割の軽減を拒否する姿勢も容認できません。 次に、第3号議案です。 2016年度から始まった介護予防・生活支援サービスの区の設定単価が23区で最も低く、私どもはこの間、何度も見直しを求めてきました。区は、一定の見直しを表明しましたが、それでも訪問、通所とも他区に比べて安く、事業者の意見を聞いて柔軟な改善策を求めても、かたくなな態度であることは納得できません。 来年度から、第7期基準介護保険料は、1人平均6,200円になり、第6期より300円値上げであり、賛成できません。2025年に団塊の世代が全員75歳になると、制度の維持が厳しいとして、国はサービスを重度者にシフトし、軽度者を切り捨てる方向ですが、それでは高齢者の暮らしが成り立ちません。国の負担をふやして保険料を抑え、サービスを維持することを強く求めるべきです。 次に、第4号議案です。 来年度の
後期高齢者医療保険料は、余剰金を活用して値上げ幅を圧縮したものの、平均1,635円、1.7%の値上げです。年金が下げられ、厳しい生活をしている高齢者の負担増となるため、賛成できません。そもそもこの制度は、高齢者を年齢で差別する医療保険制度であり、一刻も早く制度を廃止すべきです。 最後に、私たちが委員会で質疑を通じて述べました意見や提案につきましては、今後の区政運営に活かしていただくよう要望し、私の少数意見報告を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(
佐原たけし) 次に、かわの達男委員の報告を求めます。 36番かわの達男議員。 〔36番 かわの達男議員登壇、拍手〕
◆36番(かわの達男) 社民党新宿区議会議員団のかわの達男です。 私は、ただいま議題となっています第1号議案から第4号議案及び第42号議案から第44号議案につきまして、
予算特別委員会の決定に対し少数意見を留保いたしましたので、これより報告をさせていただきます。 私たちを取り巻く経済情勢は、この間の本会議や
予算特別委員会で明らかになってきたように、区民生活は大変厳しい状況にあります。安倍内閣による異次元の金融緩和やマイナス金利政策で、若干の賃上げも、勤労者の可処分所得は上がるどころか停滞、マイナスです。 一方、税や保険料は上昇し、区内の中小企業の景況は回復せず、区民の負担は増大し、格差はますます拡大しています。そのことは、伸びている特別区民税についても、納税人口の増加は増収につながっていますが、納税額の拡大は、高額所得者の増加とこの層の所得がさらに増大し、格差が増大していることも明らかになりました。 区財政は、特別区税の伸びや特別区交付金の増大で堅調な歳入が確保されています。財政調整基金など基金積立金は順調に拡大し、区債残高も高利率の借入金の返済も終わり、公債費も落ちついています。改善し、順調な区財政を区民の暮らしに活かすときです。 一方、課題もたくさんあります。国の不当で理不尽な狙い撃ちの東京いじめは、法人住民税の一部国税化やふるさと納税で、新宿区での影響は50億円を上回り、さらに今後も国は奪い取ろうとしています。区長会も抗議はしていますが、その動きではとても安倍内閣や財務省を動かす行動を起こしているとも思えません。もっと区民や都民とともに行動すべきです。しかし、その姿勢は見えず、このまま認めるわけにはいきません。 このことは、区の東京都に対する姿勢にもあらわれています。都区のあり方検討委員会の停滞は、児童相談所の財源を含む人材育成やノウハウの問題にも影響しています。本来、区移管で始まった児童相談所の設置は、助けを求めて、虐待やいじめに遭っている子どもたちに影響します。 また、教職員の人事権の移譲も全く進んでいません。このことは、教員の長時間労働と関連しています。 都区財政調整制度も、区分交付の55%からの拡大や、普通交付金の98%への復元など、課題の前進は全く見られません。東京都の区は、都の内部団体のようなものとの考えを抜本的に改めさせなければなりません。 障害者差別解消法が施行され、間もなく2年です。
精神障害者にも福祉手当を支給すべきです。
教育委員会にも申し上げます。教員の長時間労働を即時なくさなければいけません。プロジェクトチームを立ち上げ、対策を検討していますが、過労死ラインと言われる月80時間を超える残業をしている教員や副校長の健康と命を守ることは待ったなしです。東京都
教育委員会に合わせていては間に合いません。即座に有効な施策をとることを求めます。 新宿区独自の学力テストや、国の学習指導要領の改訂で、教員はますます忙しくなります。新宿区
教育委員会の即応を求めます。 新中央図書館の早急な建設を求めます。早稲田大学の都合で延び延びにさせてはいけません。 以上が、第1号議案と第42号議案に反対した理由です。 提出された修正案については、がん検診の無料化や
精神障害者への福祉手当の支給など、大いに賛成できる施策もありますが、計上されている全てが予算修正まで行うべき事柄であるかについては疑問があります。したがって賛成しませんでした。 次に、第2号議案と第43号議案及び修正案について申し上げます。 国民健康保険の広域化が実施され、東京都も保険者となる予算です。激変緩和措置が導入されたとはいえ、保険料は所得割、均等割ともに値上がりし、被保険者の年間保険料は、前年度比3,547円高い12万1,988円となります。賦課限度額も4万円上がります。さらに、法定外繰り入れで賄う割合を毎年1%ずつ減らすことで、保険料に直接はね返ってきます。これでは、区民の医療抑制も心配され、結果として医療費の増大につながり、また区民の健康が守られない事態を招くおそれも予測されます。国民皆保険を守っていかなければなりません。 このような本議案には反対です。 なお、修正案には賛成しました。 第3号議案及び第44号議案の介護保険特別会計については、介護保険制度が始まって18年、多くの高齢者に利用され、喜ばれているこの制度は、今回、第7期介護保険事業計画を策定しました。介護を受ける区民も介護従事者も大変で、悲鳴さえ聞こえてきます。それは、介護報酬の問題や従事者の人手不足、働く条件の大変さと介護保険料の問題です。さまざまな検討の中で、大幅とは言えないものの、しかし基準で300円の値上げとなります。 国庫支出金も支払基金交付金、都支出金も一般会計からの繰入金も、いずれも平成29年度比マイナスとなっている中で、介護保険料だけが値上げとなっている本予算については、区民の納得は得られません。したがって、反対しました。 次に、第4号議案について申し上げます。 これまで指摘してきましたが、年齢で被保険者を区別するこの
後期高齢者医療制度そのものに抜本的な問題があります。 さらに、本予算は保険料の値上げとなっています。1人当たりの保険料は1,635円、1.7%アップの9万7,127円となっています。これでは高齢者の負担は大変です。高齢者が安心して医療が受けられ、元気に年齢を重ねることができる制度となるよう、抜本的な制度の見直しを国は行うよう、高齢者医療対策を求めます。 以上が、いずれの議案にも反対した理由であります。もちろん、それぞれの予算には大変期待し、実行してほしい施策が多くあることは、改めて申し上げます。 東日本大震災から7年が過ぎました。福島第一原発は、壊滅的なメルトダウン事故を起こしました。今もなお、生まれ育った、生活していた自分の家に帰れない7万3,000人の人が、避難生活を続けています。死者・行方不明者は1万8,000人を超え、震災関連死は3,647人と言われています。原発の再稼働を強行する原子力行政は、即刻中止すべきです。 近づきつつある首都直下地震に対する震災対策は、まさに待ったなしです。家具転倒防止と建築物の耐震改修は、しっかり取り組むべき緊急の課題です。新宿区総合計画などと軌を一にして、新宿区耐震改修促進計画が策定されました。一刻も早い実行を求めます。 平和施策についても申し上げます。 全ての基本は、戦争ではなく、平和であることです。安倍内閣は、憲法第9条の改悪など、危険な方向へ進もうとしていると、私には思えます。だからこそ、新宿区から平和を発信していかなければなりません。平和資料館や資料室は、そのための地道な一歩です。 新宿区平和都市宣言を高く掲げ、区民とともに前進することを訴え、私の少数意見報告といたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(
佐原たけし) 以上で、少数意見の報告は終わりました。 これから、一括して討論を行います。 通告がありますので、発言を許します。 35番伊藤陽平議員。 〔35番 伊藤陽平議員登壇、拍手〕
◆35番(伊藤陽平) スタートアップ新宿の伊藤陽平です。 ただいま一括議題となりました第1号議案から第4号議案、また第42号議案から第44号議案及び修正案について討論いたします。 結論から申し上げますと、全ての議案に反対します。 平成30年度予算については、スタートアップ新宿から、予算改革要望書を提出させていただきました。ICT政策など、我が会派が提案する趣旨を御理解いただき、評価できることもあります。一方で、この予算改革要望書を通じて、廃止または縮小すべき事業も積極的に御提案させていただきました。 しかし、予算全体に目を向けると、さらなる見直しが必要だと感じています。 我が国の政治は、借金を将来世代に先送りし、国民負担率も増加傾向にあり、平均的なサラリーマンの1年の約半分は、納税をするために仕事をしているような状況です。そして、昨今は、子育て政策など現役世代が受益者となる政策についての予算も増加傾向にあります。 これらの需要は理解できますが、シルバー優遇政策に加え、現役世代も加担し、将来世代にツケを先送りする政治からの脱却が必要です。新宿区政においても、財政が比較的健全とはいえ、既存事業が自動的に、意思表示をしていない子ども、若者へと引き継がれることになります。過剰な負担を強いることになれば、未来からの搾取につながってしまいます。 将来世代に負担ではなく、夢を残せる新宿区政にするためにも、さらなる改革が必要ですが、そのためには、広く区民の意見に耳を傾けることが大切です。 ことしは新宿区長選挙がありますが、若者の投票率向上が重要です。 さらに、選挙で投票した場合においても、有権者の意思が十分反映されていないことまで考慮する必要があります。なぜなら、選挙で掲げられている公約自体が非常に抽象的な場合があるからです。また、有権者が候補者の掲げる政策全てに対して意思表示をしているとは限りません。さらに、選挙の争点以外のテーマについては、意思表示さえできません。 選挙とは、区政参加の一つの手段であり、ほかにも区民の意見を、意思を確認する機会や、区民によるまちづくりの機会をさらにつくることが大切です。 代表質問でも、ふれあい入浴やことぶき祝金に関する電話調査の結果を御報告させていただきましたが、受益者が望んでも負担者が望まない緊急性の低い事業が、新宿区には多く存在していると考えています。 個別の要望を把握するのではなく、区政全体について多くの区民と議論を深め、改革を行うことが必要です。その先に福祉政策の充実があると考えています。意識調査の方法なども含め、区政参加の機会について改善を求めます。 以上の理由から、第1号議案、第42号議案には反対です。 次に、第2号議案、第43号議案についても反対です。 都道府県が保険者に加わることになりますが、現時点で世代間の医療費に大きな負担があるため、世代を超えて福祉を支えることは大切ですが、民間の保険とは異なり、税がなければ破綻している状況です。少子高齢化の時代にそぐわないため、負担のあり方についても見直しが必要な制度と言えます。 次に、第3号議案、第44号議案についても反対です。 地域包括ケアなど、前進する政策もありますが、現役世代の負担が非常に大きな制度であることに変わりありません。 次に、第4号議案についても反対です。 年齢ありきの制度自体に問題があります。世代間の負担のあり方についても見直すべきです。 また、修正案についても、現役世代や将来世代にツケを先送りする性質があることは変わらず、反対です。 以降の補正予算については、区政が前進するか、区民に不利益はないか、また子ども、若者へのツケを回さないかという点を考慮し、意思表示をさせていただきます。 以上で反対討論を終わります。ありがとうございました。(拍手)
○議長(
佐原たけし) 討論は終わりました。 これから、順次起立により採決します。 最初に、第1号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第2号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第3号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第4号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第42号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第43号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。 次に、第44号議案について採決します。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立多数と認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第51を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△
議員提出議案第6号 新宿区
学校給食費に係る助成金の交付に関する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、文教
子ども家庭委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、否決です。 また、少数意見を口頭で報告するとの申し出がありますので、これを許します。 20番阿部早苗議員。 〔20番 阿部早苗議員登壇、拍手〕
◆20番(阿部早苗)
日本共産党区議団の阿部早苗です。 私は、
議員提出議案第6号 新宿区
学校給食費に係る助成金の交付に関する条例案に賛成し、文教
子ども家庭委員会で少数意見を留保いたしましたので、ただいまより報告いたします。 本案は、中学生以下の子が3人以上いる多子世帯の第3子以下等の
学校給食費を区が助成し、保護者負担を軽減するためのものです。 教育の無償化が国政選挙の争点となり、東京都議会議員選挙でも、学校給食無償化を各党が公約に掲げる状況です。無償化した自治体は、2017年度は全国で83市町村に広がっており、恐らくことし4月からはさらにふえることでしょう。また、葛飾区や品川区のように、多子世帯に対象を限定して保護者負担を軽減している自治体もあります。 私は、本来は区立小・中学校の全児童・生徒の給食を無償にすべきと考えますが、まず多子世帯からスタートすることは、
少子化対策としても有効であると考えます。かつて、子どもの医療費窓口負担をいち早くゼロにし、全国の流れを牽引してきた新宿区が、学校給食の負担軽減についても、他に先駆けて実施に踏み出すべきと考えます。 以上が、私の少数意見報告です。議員の皆様にも御賛同いただきますよう、何とぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(
佐原たけし) 以上で、少数意見の報告は終わりました。 これから、起立により採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立少数と認めます。 本案は、否決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第52を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△
議員提出議案第1号 新宿区
商店リニューアル資金の助成に関する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、オリンピック・パラリンピック・文化観光等特別委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、否決です。 また、少数意見を口頭で報告するとの申し出がありますので、これを許します。 32番
沢田あゆみ議員。 〔32番
沢田あゆみ議員登壇、拍手〕
◆32番(
沢田あゆみ)
日本共産党区議団の
沢田あゆみです。
議員提出議案第1号 新宿区
商店リニューアル資金の助成に関する条例について、オリンピック・パラリンピック・文化観光等特別委員会において、阿部早苗委員、
近藤なつ子委員とともに少数意見を留保しましたので、報告いたします。 新宿区内の中小零細業者の景況は、区の調査でも、景気が回復したと言える状況に至っておらず、個々の商店や事業者の皆さんからは、依然として商売は厳しい、商店街の店がなくなっていくという声を聞いています。 委員会質疑の中で紹介された高崎市の事例では、
商店リニューアル資金助成を2013年度から始め、当初は3年間のサンセット事業の予定でしたが、要望が強かったため継続され、2,431件の助成が行われた結果、まちの活性化につながっているということでした。地元の高崎新聞が、「個店の力がまちに人を呼ぶ」という見出しで、隔年で実施されている高崎市中心市街地通行量動向調査で、制度の実施前と実施後では、通行量が10%ふえており、これはまちなか商店リニューアル助成事業などの支援策、活性化策が効果をあらわし始めたと報道したように、まち全体の活性化にも寄与する制度だと思います。 区として、商店街に対する助成事業を行ったり、個店に対する融資制度等を行い、一定の努力はされていることは評価していますが、実績が少ない現状を見ても、個店のリニューアルに対する助成制度をつくることが求められていると思います。 質疑の中では、国の補正予算が組まれ、小規模事業者持続化補助金が、東京商工会議所を通じて募集があるので、その制度の活用をという意見もありました。こうした助成制度の必要性は、多くの議員の皆さんもお感じになっているのではないでしょうか。 今ある制度を十分に活用することは必要だと思います。しかし、商工会議所の制度は、募集期間がことしの3月9日から5月18日までと限定され、審査の結果、採択されるかどうかは7月の発表待ち、区内事業者の利用実績も効果も含めて、区が把握することはできない制度となっています。 区の制度として創設されれば、申し込み期間を狭くすることもなく、区が直接関与することによって、その後の経営に対する支援を行うことが可能で、今後の商工政策にも活かすことができるものと考えます。 これまでも、区内商店の皆さんがまちの中で果たされてきた役割は大きく、商店を支援することは、まちの活性化と同時に、新宿区全体の力を高めることにつながります。 各議員の皆さんの御賛同を訴えまして、私の少数意見報告を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(
佐原たけし) 以上で、少数意見の報告は終わりました。 これから、起立により採決します。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立少数と認めます。 本案は、否決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第53を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦に関する意見の聴取について 〔巻末議案の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) 提出者の説明を求めます。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) ただいま上程されました諮問第1号について御説明いたします。 諮問第1号の
人権擁護委員候補者の推薦に関する意見の聴取についてですが、本案は、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、
人権擁護委員候補者の推薦に当たり議会の意見を求めるもので、
人権擁護委員候補者として中村雅さんを推薦するものです。 御審議の上、御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
佐原たけし) 説明は終わりました。 これから委員会付託を省略し、起立により採決を行います。 本案を諮問のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。 〔
賛成者起立〕
○議長(
佐原たけし) 起立全員と認めます。 本案は、諮問のとおり決定しました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第54及び日程第55を一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△
議員提出議案第7号 「
地方消費税」の
清算基準見直しの再考を求める意見書
△
議員提出議案第8号
バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書 〔巻末議案の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、議案はお手元に配付しましたので、朗読は省略します。 これから、説明及び委員会付託を省略し、採決します。 本案をいずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第56及び日程第57を一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第48号議案 新宿区長等の
退職手当に関する条例の一部を改正する条例
△第49号議案 新宿区職員の
退職手当に関する条例の一部を改正する条例 〔巻末議案の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) 提出者の説明を求めます。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) ただいま一括して上程されました第48号議案及び第49号議案について御説明いたします。 まず、第48号議案の新宿区長等の
退職手当に関する条例の一部を改正する条例ですが、本案は、区長、副区長、
教育委員会教育長及び常勤の監査委員の
退職手当の支給割合を改定するものです。 次に、第49号議案の新宿区職員の
退職手当に関する条例の一部を改正する条例ですが、本案は、民間との格差を解消する観点から、職員の
退職手当の基本額及び調整額について、所要の見直しを行うとともに、懲戒免職等処分等にかかわる
退職手当の扱いを変更するものです。 以上、御審議の上、御賛同いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
佐原たけし) 説明は終わりました。 ただいま一括議題となっています第48号議案及び第49号議案は、お手元に配付しました議案付託表のとおり、総務区民委員会に付託します。 〔巻末議案付託表の部参照〕
○議長(
佐原たけし) なお、第49号議案につきましては、地方公務員法第5条第2項の規定に基づき、あらかじめ特別区人事委員会の意見を聴取したところ、異議がないとの回答を得ておりますので、報告します。
--------------------------------------- 29特人委給第661号 平成30年3月15日 新宿区議会議長
佐原たけし様 特別区人事委員会委員長 中山弘子 「職員に関する条例」に対する意見聴取について(回答) 平成30年3月14日付29新議議第353号により意見聴取のあった下記条例案については、異議ありません。 記 第49号議案 新宿区職員の
退職手当に関する条例の一部を改正する条例
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、日程第58を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第47号議案 平成30年度新宿区
一般会計補正予算(第2号) 〔巻末予算案の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) 提出者の説明を求めます。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) ただいま上程されました第47号議案 平成30年度新宿区
一般会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 今回、歳入歳出予算を補正する額は、それぞれ1,982万円の減額です。 歳出予算から述べますと、総務費においては、新宿区長等の
退職手当に関する条例及び新宿区職員の
退職手当に関する条例の改正に伴い、職員費4,964万1,000円を減額するものです。 福祉費においては、障害者への自立支援給付に要する経費等、2,982万1,000円を計上するものです。 財源としては、国庫支出金及び都支出金を充当し、繰入金を減額するものです。 これを補正前の予算額と合わせますと、歳入歳出予算の総額はそれぞれ1,458億8,222万6,000円となります。 以上、御審議の上、御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
佐原たけし) 説明は終わりました。 ただいま議題となっています第47号議案についてお諮りします。 本案は、
予算特別委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 第47号議案は、
予算特別委員会に付託することに決定しました。 ここで、委員会開会のため休憩します。
△休憩 午後3時27分
---------------------------------------
△再開 午後5時08分
○議長(
佐原たけし) ただいまから会議を再開します。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 日程の追加についてお諮りします。 第47号議案から第49号議案までの委員会審査報告書が提出されました。 これを本日の日程に追加したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認め、本日の日程に追加することに決定しました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) これから追加日程に入ります。 追加日程第1及び追加日程第2を一括議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第48号議案 新宿区長等の
退職手当に関する条例の一部を改正する条例
△第49号議案 新宿区職員の
退職手当に関する条例の一部を改正する条例 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、総務区民委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案をいずれも委員会審査報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 本案は、いずれも委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、追加日程第3を議題とします。 〔
次長議題朗読〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△第47号議案 平成30年度新宿区
一般会計補正予算(第2号) 〔
巻末委員会審査報告書の
部参照〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
佐原たけし) なお、
予算特別委員会審査報告書は、お手元に配付しましたとおり、可決です。 お諮りします。 本案を委員会審査報告のとおり決定することに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 本案は、委員会審査報告のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、各常任委員会及び特別委員会から、審査中の陳情について、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 〔巻末委員会継続審査・継続調査申出書の部参照〕
○議長(
佐原たけし) お諮りします。 各委員会の申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 よって、閉会中の継続審査とすることに決定しました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 次に、各常任委員会、議会運営委員会及び各特別委員会から、調査中の特定事件について、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 〔巻末委員会継続審査・継続調査申出書の部参照〕
○議長(
佐原たけし) お諮りします。 各委員会の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
佐原たけし) 異議なしと認めます。 よって、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 以上で本日の日程は終わりました。
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 区長から発言の申し出がありますので、これを許します。 〔吉住健一区長登壇〕
◎区長(吉住健一) 平成30年第1回区
議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 今回の定例会は、2月15日の招集以来、本日まで長期間にわたって御審議をいただき、ありがとうございました。 今定例会に送付しました議案は、予算関係が12件、条例関係が34件、その他の案件が4件でございました。その全ての案件につきまして決定をいただき、まことにありがとうございました。 区政を取り巻く社会経済情勢は、今後も刻一刻と変化していきます。その変化を慎重に見きわめながら、迅速かつ的確に対応し、区民生活を支えていくことが求められています。 そのため、これまで以上に効果的、効率的な区政運営を行うとともに、区民の皆様を初め、さまざまな主体との連携、協働に一層積極的に取り組むことにより、持続可能な行財政基盤を確かなものにしていきます。 区民の皆様が、新宿のまちで安心していきいきと住み続けられるよう、そして次の世代が夢と希望を持って生活できるよう、持続的に発展し続ける新しい新宿のまちを目指して、力を尽くしてまいります。 この間の御審議の過程におきまして皆様からいただいた御意見につきましては、今後の区政に活かしてまいりたいと考えています。今後も、区議会並びに区民の皆様の御理解と御支援を心からお願い申し上げます。 簡単ではございますが、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(
佐原たけし) 区長の発言は終わりました。 この際、平成30年第1回区
議会定例会を閉会するに当たりまして、私からも一言御挨拶を申し上げます。 去る2月15日に開会した今定例会は、平成30年度
一般会計予算を初め、多数の重要案件につきまして長期間にわたり御審議をいただき、ただいま全てを議了し、閉会の運びとなりました。 今定例会で審議しました平成30年度予算は、「次の10年を展望する新総合計画の達成に向け、新たな一歩を踏み出す第一次実行計画を確実に推進する予算」と位置づけられ、区長から提出されました。
予算特別委員会の各委員におかれましては、区や区民が直面する喫緊の課題に的確に対応し、持続的に発展するまちを創造するための予算となっているか、また限られた財源が有効活用され、将来を見据え、区民ニーズを的確に捉えた区政運営となっているかなど、それぞれのお立場で御審査いただきました。 会期中における議員各位並びに理事者の皆様の御協力に対し、深く感謝の意を表しますとともに、区民の暮らしを支える区政のますますの発展のために、皆様には今後とも特段の御尽力を賜りますようお願いを申し上げます。 結びに、今定例会は、平昌オリンピック、そして現在競技中であるパラリンピックの期間と重なりました。私たちはスポーツと平和の祭典から多くのことを学び、すばらしい感動を受けました。 次は、いよいよ東京大会であります。区議会といたしましても、東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、都と連携を図り、しっかりと推進してまいりたいとの決意を申し上げ、簡単ではありますが、閉会の挨拶とさせていただきます。 どうもありがとうございます。(拍手)
---------------------------------------
○議長(
佐原たけし) 以上で、今定例会の議事は全部終了しました。 会議を閉じ、平成30年第1回新宿区
議会定例会を閉会します。
△閉議・閉会 午後5時16分 議長
佐原たけし 議員 三雲崇正 議員 吉住はるお...