見直しのいろいろな項目の観点では、緑とかとありましたけれども、
規模感という
ところもぜひ検討に入れていただきたいということは、これまでも伝えているので、お願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○再
開発担当課長(
池端隼人君) まず、
アンケート調査につきましては、今後も工夫を重ねていく必要があると認識をしておりまして、今回も、再
開発事業だけで整備した
デッキの空間だけを写真で見せただけでは、一体的な整備を行っているというのは伝わりにくいということは、区としても認識をしておりまして、
玉木委員御指摘のとおりかと思いますので、あまり文字量ですとか情報量が多くなくて、回答率が高められる範囲の中で、より回答しやすい
アンケート調査票を工夫していきたいと考えております。
2点目としまして、再
開発事業の
規模感によって、
事後評価の内容というのが変わってしまうというのは、区としてもよくないと考えております。これまでどちらかというと、事業の内容、住宅整備をメインとするのか、
商業機能をメインとするのかという
ところが主眼に置かれたような形で、
事後評価を行ってきておりますけれども、今後についてはできるだけ
規模感を捉えながら、有利、不利が発生しないような
事後評価制度をつくっていけるように検討してまいります。
○委員(
玉木まこと君) ありがとうございます。
あと、
アンケートも課題として認識されているということだったので、ぜひ、どういったものがいいのかというのを考えていただきたいです。回答率という
ところも高いのかどうかとも思ったりするので、地区外の人に意見を聴けるというのは、事業者にとっても非常にプラスになるという意見が出ていましたので、地区外の人が
アンケートを受け取ったときに、前向きに答えようという意識になるのか、事業者の
アンケートという形で受け取るのか、区の
アンケートとして受け取るのかとか、そういう入り口だけでも大分受け止めが違うのかなと思ったりもするので、そういった
ところから細かく、いろいろ工夫されているというのは拝見しましたけれども、やっていただけたらと思います。
今回、また特殊な規模に戻ってしまって申し訳ないですけれども、地区内という
ところの人数は回答が本当に少ないと思うので、それが同じ棒グラフで、回答10人ぐらいと二百何十人とかが並列で並んでいても、何となくそれも、本当にそれが正しい評価でいいのかなというのも少し思ったりしたので、絶対的な回答数みたいな
ところも、きちんと最低ラインみたいなものを置きながらやっていただければと思いますので、
アンケート調査については、有意義なものになるように改善をお願いしたいということで、要望させていただきます。お願いします。
○委員(
風見利男君) ここはかなり小さなお店がたくさんあって、
権利者だけではなくて、借家人の小さなお店もたくさんあったと思うのですけれども、その辺がどうなったか分かりますか。
○再
開発担当課長(
池端隼人君) こちらの地区の中で、従前につきましては、借家権をお持ちの方が13件いらっしゃいました。今回の再
開発事業後に、
権利変換を受けて引き続きこの中にいらっしゃる方は6件と聞いてございます。
○委員(
風見利男君) それ以外の方は権利を売って、いなくなってしまったということでいいのでしょうか。
○再
開発担当課長(
池端隼人君)
権利変換の中で転出をされてございます。
○委員(
風見利男君) それともう一つ、
事後評価委員会で論議をされて、こういう結果の報告になっているのだと思うのですけれども、
事後評価委員会というのは、この田町の件では何回ぐらい開かれているのですか。開催の日にちと時間とかが分かれば教えてください。
○再
開発担当課長(
池端隼人君) 今年度、
事後評価委員会は計4回実施してございます。第1回目は昨年の6月6日、第2回目が7月10日、第3回目が11月15日、第4回目が本年1月29日でございます。
○委員(
風見利男君) 当然、完成した後の現地見学というのもやっているわけですよね。
○再
開発担当課長(
池端隼人君) 第2回の7月10日のときに現地見学を行っております。
○委員(
風見利男君) それと、今度は
事後評価の報告書のときに、できれば、
委員会の開催日でどういうことをやったのかというのは資料として最後のほうにつけたほうが、私は親切だと思うので、それはぜひ工夫をしていただきたいのが1点。
もう一つは、今後、
事後評価の
運用基準の
見直しということで、いろいろ列挙されているのですけれども、私はいつも再開発のときに言っているのですが、従前にお
住まいになった方がどうなったのかという、ここが一番大事だと思うのです。再開発をやる
ところは、昔から住んでいる方が圧倒的に多いわけで、その
人たちがどうなったかという
ところをきちんと評価の中に入れていくということ。いつも答弁の中で、個人のプライバシーのこともあったり、いろいろ難しいとかということはあるのですけれども、そこはきちんとつかんでいくことが、港区にとっても非常に大事なことだと思いますし、この評価の中で、出来上がった後はきれいなので、従来と比べたら評価が上がるのは当たり前なわけで、再開発の場合はそれだけではないと思うのです。その辺をどう考えているのか教えていただきたい。
○再
開発担当課長(
池端隼人君) まず、
委員会の開催日ですとか、開催回数ですとか、そういった基礎資料となるものについては、ホームページ等でも公開している
ところでございますけれども、この評価書の中でも適切に表現できる方法を工夫してまいります。
2点目の従前、従後の生活者、お
住まいになっている方をどう評価するかという
ところについては、これまでも当
委員会で御意見いただいておりますし、区議会でも御質問いただいている
ところと理解をしております。ですので、本年度の
事後評価委員会の中では、区議会議員の皆様もしくは
建設常任委員会の委員の皆様からいただいた御意見についても、
事後評価委員会の委員の中に展開をしまして、来年度の
事後評価を見直す際にどういった方法で進めていくか、
意見交換の材料としてございますので、引き続き、どういった
評価方法ができるのか、工夫をして検討してまいります。
○
委員長(
うかい雅彦君) ほかにございますか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
うかい雅彦君) ほかになければ、
報告事項(3)「
市街地再
開発事業に係る
事後評価について(
田町駅前東口地区)」についての報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○
委員長(
うかい雅彦君) 次に、
報告事項(4)「
機械式自転車駐車場の改修について」、
理事者の説明を求めます。
○
地域交通課長(佐藤雅紀君)
報告事項(4)「
機械式自転車駐車場の改修について」、御説明させていただきます。本日付当
委員会資料№4を御覧ください。
項番の1、
機械式自転車駐車場の現状です。現在、区内で開設中の
機械式自転車駐車場は表に記載の5施設ですが、平成29年8月に開設した六本木駅自転車駐車場と、それ以前に開設した3施設については、整備当時にチャイルドシート付大型自転車が普及しておらず、設計上、収容可能な車両としていなかったことから、これらの車両が利用できない状況となっております。近年
利用者が多くなっていますチャイルドシート付大型自転車や、幅広タイヤの自転車を収容可能とすることで、子育て世帯の自転車利用などの支援や、
機械式自転車駐車場の利用率向上のために、
機械式自転車駐車場の改修を今回行います。
続いて、項番の2、改修方針についてです。(1)改修方法です。4ページのイメージ図を御覧いただきたいと思います。1基当たり204台分がらせん状に配置されている自転車収容パレットのうちの96台分を、大型自転車等を収容可能なパレットに取り替えます。その際、残りの108台分のパレットはそのまま存置し、システムにて、その108台分の利用を停止いたします。
2ページを御覧ください。改修中は、改修しない側の機械にて運用を続けますので、改修による利用停止はございません。
(2)改修基数ですが、各施設の利用台数を確保した上で、大型自転車等の需要を満たせるよう、改修基数を定めました。需要想定は、区立の自走式自転車駐車場における実態調査を基に、現状の利用台数の30%としております。
なお、三河台公園自転車駐車場については、1基204台で現状の利用数が134台あり、改修した場合、需要数が満たせなくなることや、改修中の代替施設が確保できないことから、今回の改修対象からは除外し、大型自転車等
利用者につきましては、改修予定の六本木駅自転車駐車場の利用を御案内いたします。
項番の3、概算事業費についてです。表の3施設、4基合計で1億3,200万円となります。
項番の4、今後のスケジュールです。本年9月から来年3月まで、こうなん星の公園及び六本木駅自転車駐車場改修、令和8年度には桜田公園自転車駐車場を改修予定としております。なお、桜田公園自転車駐車場につきましては、整備当初、国庫補助金を充当している関係で、令和7年度までは改修ができないためとなってございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、
報告事項(4)「
機械式自転車駐車場の改修について」の説明は以上でございます。
○
委員長(
うかい雅彦君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御
質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。
○委員(なかね大君) こうなん星の公園自転車駐車場と六本木駅自転車駐車場で一時利用が開始されるかと思うのですけれども、今回の工事がされるに当たっての影響みたいなものがあるのかということと、もう一度、一時利用がいつから開始されるのか、そのスケジュール感を教えてください。
○
麻布地区総合支所まちづくり課長(
傳法谷大樹君) 一時利用につきましては、3月21日付の広報紙で掲載してございまして、本年4月1日から運用開始になってございます。
一時利用の開始と今回の改修につきましては、特段、悪影響はありませんので、
利用者が困らないように、事前に周知も図りながら進めてまいります。
○委員(
玉木まこと君) すみません。パレットの話を私が聞き取れていなかったのですけれども、新しいパレットに取り替えるというイメージでいたのですが、残置するとかという話があったので、間引いて、大型用に取り替えて、いじらないものは置いておくという説明でよかったでしょうか。すみません。再度お願いします。
○
地域交通課長(佐藤雅紀君) 先ほどの4ページのイメージ図を御覧いただきたいのですが、立体図を見ていただきますと、円筒式の中にらせん状に204台分のパレットがございます。このうちの約96台分、2台に1台ぐらい、大型のものに替えます。その際、隣り合っているパレットにつきましては、そのまま存置いたします。そうしないと、らせん状に配置されていますので、上下の干渉あるいは隣との干渉ということで、1台ずつ飛ばすような形で改修をしていくということでございまして、108台分のパレットについてはそのまま存置いたします。
○委員(
玉木まこと君) 分かりました。パレットはやはり取り替えるけれども、その両側は存置ということですね。了解いたしました。それでシステム改修をして、それの対応をするということで理解いたしました。
30%という
ところをどういう基準で想定するかというのもお聞きしたので、現在の平置きの実態から、30%ぐらいが大型の自転車の需要ということで、区で調査をされたということなのですが、この想定よりあふれてしまうと、またそれはそれで大変だとは思うのですけれども、しっかりその辺を見極めながらやってほしいなと。
桜田公園自転車駐車場が令和8年度ということにならざるを得ないということなのですけれども、万が一、こうなん星の公園自転車駐車場と六本木駅自転車駐車場を改修した中で、利用の反響というものを踏まえて、多少調整が必要なことがあるかないかという
ところも、併せて考えていく余地があるならば考えていただければと思いますので、それは要望でお願いします。
○委員(根本ゆう君) 今回の
機械式自転車駐車場の改修が、少しずつ区民ニーズに沿った形に近づいていくのかなという
ところで、とてもいいことだと思っております。
一の橋公園自転車駐車場は今回は対象から外れるということなのですが、ただし、大型自転車も駐車したいと来るけれども、お断りしていると一定聞いています。今回は対象から外れますけれども、もともとは大型自転車を止めることを目的にということなので、
一の橋公園公園自転車駐車場を利用される方はまだまだニーズが解消されていないのかなと思うのですけれども、
一の橋公園を見ると、古川に沿ったフェンスの
ところに物置場所みたいな
ところとかもあったりして、一部場所があるのかなと思うので、そこを例えば大型自転車の、機械に入れない
ところの一時的に置く
ところで対策を立てるとか、そういったやり方もあるのかなと、
一の橋公園に対する対応の仕方という
ところは検討いただきたいと思っているのですが、いかがでしょうか。
○
麻布地区総合支所まちづくり課長(
傳法谷大樹君)
一の橋公園に設置しました駐輪場におきましては、供用以降100台ぐらい、機械式に入らない自転車が存在してございます。根本委員御指摘の古川沿いにある奥の場所につきましては、
利用者の観点からいきますと、多少不便な場所かと認識してございまして、現在は既に撤去しました麻布通りであったり、環状3号線上の都道の上に、そのような大型の車両を置けないかという協議もしている
ところでございます。
ただ、それもあくまで暫定でございますので、暫定期間の中で、きちんと機械式に収まるような車両の普及の啓発などを進めながら、止めたくても止められない自転車がないような努力はしていきたいと思ってございます。
○委員(根本ゆう君) ありがとうございます。私の御提案した場所とかは、例えばの話ですので、そういった
ところを課題に上げていただいて、研究いただいているということなので、ぜひよろしくお願いいたします。
○委員(
風見利男君) これで大型車が止まれるということで、
利用者にとっては非常にいいことだと思うのです。
私は前から、定期利用がどこの駐輪場も使えるようにするということを提案しているのですけれども、桜田公園自転車駐車場が令和8年度には完成するということになると、そこの時点まで検討して、その前でもいいのですけれども、どこでも使えるような定期利用の方が、個人利用、一般利用はいいわけで、定期利用の方がどうなるかということが一番大事なので、その辺の検討というのは始めているのでしょうか。
○
麻布地区総合支所まちづくり課長(
傳法谷大樹君) これまでは、駐輪場ごとに収容できる車両が違いましたので、共同利用するためには大幅な設備の改修が必要でございました。今回の改修をもちまして、こうなん星の公園自転車駐車場と六本木駅自転車駐車場と桜田公園自転車駐車場につきましては、一定同じ車両が入るような設備にはなる
ところでございます。
つきましては、相互利用の需要の動向であったり、あと、その他の方法としましては、シェアリングポートの導入などによって、このような自転車の利便性を増すような取組はしていきたいと思ってございます。
○委員(
風見利男君) 私が聞いているのは、区の駐車場に定期利用されている方々が、そこだけではなく、例えば
一の橋公園自転車駐車場に登録している人が新橋に行くときに、桜田公園自転車駐車場に止めたいという場合に、そこも利用できるように、区内どこでも便利に使えるようにというシステムにしたらどうかというのを前から言っているわけで、そのことが検討されているのかどうか、検討されているのであれば、いつ頃をめどにという、そこを聞きたかったのです。
○
麻布地区総合支所まちづくり課長(
傳法谷大樹君) 具体的な検討はこれからでございますが、今回の改修を機に、相互利用の需要があるか、ないかを含めて検討してまいります。
○委員(
風見利男君) 需要は絶対出るのです。私はシステム上、そんな難しいことではないのではないかと思うのですけれども、時期もきちんと目指していただいて、ここまで検討するとかというのがないと駄目だと思うので、そこはぜひ早急に検討していただいて、少なくとも桜田公園自転車駐車場ができる前に、こうなん星の公園自転車駐車場、六本木駅自転車駐車場、
一の橋公園自転車駐車場と、ここは共通に使える可能性が出るわけで、その段階から検討しておかないと、私は進まないと思うので、ぜひそこは早急に検討を進めるように、強くお願いしておきたいというものです。
○委員(
玉木まこと君) すみません。今の
風見委員に関連してなのですけれども、相互利用という話があって、私は一時利用の相互利用をぜひ進めたほうがいいかなと思っているのですけれども、ICのタグを自転車につけて、それが毎回、全部の
ところでやらなければいけないという話を聞いていたので、それが一発でできるのだったら一番いいのかなと思っていたので、要望ということで、一時利用の相互利用についても併せて検討をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
○
委員長(
うかい雅彦君) ほかにございますか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
うかい雅彦君) ほかになければ、
報告事項(4)「
機械式自転車駐車場の改修について」の報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○
委員長(
うかい雅彦君) それでは、
審議事項に入ります。
審議事項(1)「発案5第7号
街づくり行政の調査について」を議題といたします。
本発案につきまして、何かございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
うかい雅彦君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
うかい雅彦君) それでは、本日継続と決定いたしました。
──────────────────────────────────
○
委員長(
うかい雅彦君) 次に、野口
都市計画課長から発言を求められておりますので、これをお許しいたします。
○
都市計画課長(野口孝彦君) お時間をいただき、ありがとうございます。
それでは、
資料№5、「港区
エリアマネジメントガイドライン(素案)」に寄せられた区民意見に対する区の考え方について、御説明させていただきます。
本件は、令和5年12月25日開会の当
委員会で素案の説明をさせていただいたものになります。令和6年1月5日から2月5日までの1か月間、意見の募集を行いました
ところ、5名の方から7件の意見をいただいております。
意見の反映状況につきましては、1ページの項番2の記載のとおり、1、意見を反映し、計画素案を修正したものが2件、2、計画素案の記載の中で趣旨を反映しているものが4件、3、計画素案では記述していないが、既存事業等で対応しているものが1件となっております。
計画素案の修正をしたものについて御説明いたします。資料の2ページを御覧ください。
意見の1番になります。認定制度の対象となる公共的空間について、公開空地だけでなく、有効空地についても同じ扱いを求める意見でございます。区としましては、再開発等促進区を定める地区計画で設けられる有効空地が、公開空地と同様のものであるため、当然対象とすべきものであり、誤解を避けるためにも、御指摘のとおり表記を修正することといたしました。
次に、意見の3番でございます。道路、公園等、
公共施設を活用することができる団体の要件について、「代表者が法人格を有する組織であること」と記載しておりましたが、御指摘により、代表者が法人であることを求めるものとして誤解を招く表現であることが判明しました。そのため、公開空地等の要件と同様に、団体の要件を「法人格を有する組織であること」に修正し、代表者について問うような表記を改めました。
修正したものは以上でございます。
その他の御意見としましては、2、3年目の事業計画を簡素化できないか、事前審査より
事後評価のほうが大事ではないか、手続の合理化を引き続き検討してほしいなどの意見がございました。今後の運営の中で、いただいた御意見については参考にさせていただきたいと考えております。
甚だ簡単ではございますが、「港区
エリアマネジメントガイドライン(素案)」に寄せられた区民意見に対する区の考え方については、以上でございます。
○
委員長(
うかい雅彦君) 何かございますか。
○委員(
風見利男君) 公開空地と有効空地は違うのですか。
○
都市計画課長(野口孝彦君)
都市計画を定めるときに、公開空地などの表現をしますが、再開発等促進区を定める地区計画の中で、容積率の割増しの対象となる一般的に公開された空地は、それを算出する際の考え方としては、有効空地という名前の下で面積を換算し、それが容積の評価の対象になるということで、別の言葉を使うことがございます。そのために、公開空地の一種ではありますけれども、今回は「公開空地・有効空地等」と並べて表記することが、誤解を招かないと判断いたしました。
○委員(
風見利男君) 今まで私は、総合設計制度で割増しをして、周りにつくるのが公開空地という認識でいたわけですけれども、そういう場合でも、有効空地ということがあり得るということになるのですか。分かりやすく教えてください。
○
都市計画課長(野口孝彦君) 民間の
開発事業の中でつくる一般公共の用に供する広場が、制度によって表現が違っています。総合設計ですと公開空地や
歩道状空地、広場状空地という表現を使います。再開発等促進区を定める場合には、公開空地や有効空地という表現を使います。それから、
高度利用地区の場合は広場という表現を使います。制度によって表現が違いますが、つくる目的や意味、役割は同様のものでございます。
○
委員長(
うかい雅彦君) そのほか、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
──────────────────────────────────
○
委員長(
うかい雅彦君) そのほか、何かございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
うかい雅彦君) 最後に、本日は今年度最後の
委員会となります。御退職者の方はいらっしゃらないようですけれども、異動になられる方も含めまして、
理事者の皆様には1年間、お世話になりました。この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。
ほかになければ、本日の
委員会を閉会いたします。
午後 2時22分 閉会...