• "高架下用地"(/)
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  1. 港区議会 2024-02-07
    令和6年2月7日建設常任委員会-02月07日


    取得元: 港区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-07-21
    令和6年2月7日建設常任委員会-02月07日令和6年2月7日建設常任委員会  建設常任委員会記録(令和6年第3号) 日  時  令和6年2月7日(水) 午後1時30分開会 場  所  第2委員会室 〇出席委員(9名)  委 員 長  うかい 雅 彦  副委員長  石 渡 ゆきこ  委  員  三 田 あきら     兵 藤 ゆうこ        なかね  大      根 本 ゆ う        玉 木 まこと     二 島 豊 司        風 見 利 男 〇欠席委員        な し 〇出席説明員
     副区長                    野 澤 靖 弘  芝地区総合支所長街づくり事業担当部長兼務  岩 崎 雄 一  芝地区総合支所まちづくり課長         大久保 光 正  麻布地区総合支所長街づくり支援部長兼務   冨 田 慎 二  麻布地区総合支所まちづくり課長        傳法谷 大 樹  芝浦港南地区総合支所まちづくり課長      近 江 善 仁  都市計画課長                 野 口 孝 彦  住宅課長           吉 田  誠  建築課長                   松 山 正 樹  土木課長           海老原  輔  土木管理課長                 香 月 佑 介  開発指導課長         増 田 裕 士  再開発担当課長                池 端 隼 人  品川駅周辺街づくり担当課長  冨 永  純  地域交通課長                 佐 藤 雅 紀 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 赤羽橋駅周辺の放置自転車対策について   (2) 令和6年第1回港区議会定例会提出予定案件について   (3) 令和6年度組織改正について   (4) 芝五丁目児童遊園の再整備について   (5) 港区立六本木三丁目児童遊園等整備工事について   (6) 橋りょうライトアップ工事(港栄橋)について   (7) 港区低炭素まちづくり計画駐車機能集約化編)改定(案)について   (8) 環状第四号線沿道高輪地区地区計画の決定(原案)について  2 審議事項   (1) 発 案5第7号 街づくり行政の調査について                               (5.5.30付託)              午後 1時30分 開会 ○委員長(うかい雅彦君) ただいまから、建設常任委員会を開会いたします。  先日の幹事長会において、議長から、各委員会中の不規則発言については、各委員、そのようなことがないように、各会派での周知をお願いしたい旨の発言がありましたので、御報告いたします。  本日の署名委員は、根本委員、玉木委員にお願いいたします。  初めに、本日の運営についてです。皆様にお配りしております資料№9につきましては、報告事項終了後、その他として説明を受けたいと思いますので、御承知おきください。     ────────────────────────────────── ○委員長(うかい雅彦君) それでは、報告事項に入ります。初めに、報告事項(1)「赤羽橋駅周辺の放置自転車対策について」、理事者の説明を求めます。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) それでは、報告事項(1)「赤羽橋駅周辺の放置自転車対策について」、説明いたします。本日付資料№1を御覧ください。  項番1、経緯でございます。赤羽橋駅周辺における放置自転車(約60台)の対策につきましては、令和4年6月の本委員会にて、飯倉公園に自転車駐車場を設置する旨の報告を行いました。しかしながら、令和5年2月の地元説明会以降、飯倉公園への設置に対して多くの反対意見をいただいたこと、それに先立ちます令和4年12月には、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構により、首都高速道路高架下の利用区分を明確化する計画が作成されたことを踏まえまして、首都高速道路株式会社、国及び東京都との間で、改めて協議を進めてまいりました。協議の結果、首都高速道路高架下に所要台数60台を収容するための用地確保に見通しが立ったことから、飯倉公園自転車駐車場の整備は取りやめ、首都高速道路高架下に赤羽橋駅自転車駐車場を整備することといたします。  項番2、整備概要でございます。名称、場所は記載のとおりですが、資料の3ページを御覧ください。①の高架下用地約30平方メートルに20台、それに加えまして、②の水防倉庫を解体し40台、合わせて60台分、地上自走式の施設を、令和7年11月の開設を目指し、整備を進めてまいります。  資料2ページを御覧ください。項番3、今後のスケジュールでございます。第1回定例会にて、飯倉公園への整備費用の減額議案を提出します。今年度内は、水防倉庫の解体に係るアスベストや解体数量の調査を行います。その後、来年度前半は、水防倉庫の解体や駐輪施設の設置に係る協議を行った上で占用手続を行い、11月から整備工事を行います。令和7年には、自転車駐車場の設置に係る条例改正の議案提出を行った上で、区立駐車場としまして、令和7年11月の開設を予定しています。  大変雑駁ではございますが、説明は以上になります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(うかい雅彦君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。よろしいですか。 ○委員(風見利男君) 赤羽橋駅周辺の駐輪場対策は、もう前々からの課題だったわけで、めどがついたこと自体は喜ばしいことだと思うのですけれども、来年の11月ですよね。それまでの間、引き続きあの周辺にかなりの数の自転車がとめられるという状況なわけで、この工期というか11月というのはもう、いろいろ工夫して前倒しなどという状況というのはできないのですか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) 現在、解体を予定しております水防倉庫の下には建物のくいがございまして、現時点で想定する工程は、一定程度撤去する前提として、協議・設計の期間と工事の期間を整理してございます。今後の協議におきまして、くいの取扱いについては整理を行った上で、なるべく早期に完成できるように、くいの撤去を一部にとどめるなどを踏まえて検討し、少しでも早期に整備できるように努力してまいります。  ただし、高架下用地30平米の部分について、資料3ページの①番にございますが、これにつきましては、来年度4月から11月までの間、首都高速道路株式会社が高速道路の改修工事のために足場を組む予定になっているところでございます。したがいまして、区による工事の着手はその後になりますので、その間は並行して、解体工事に係る協議や占用手続を進めて、遅滞なく整備に着手しました上で、くいの撤去につきましてもなるべく早期に終わるように努力してまいりたいと思ってございます。 ○委員(風見利男君) そのくいというのは撤去しないと絶対駄目なのですか。そのまま、埋めたまま使えるという状況ではないということですか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) 基本的には撤去するというのが大前提だとは思いますけれども、周辺には首都高速道路の橋脚や古川の護岸がございますので、撤去することによる周辺への影響を鑑みまして、撤去するに際しましても、最低限の基礎部分の撤去などにとどめるような努力はしてまいりたいと思いますので、必ず撤去というわけではないと認識してございます。 ○委員(風見利男君) それともう1点、来年開設するまでは従来どおり、歩道にとめられるという可能性があるわけで、従来は都道と国道の一部を利用するという話もあったわけで、そこを暫定的に利用できるなどということは交渉はできないのですか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) 高架下用地30平米に区が設置することをもって、都道にも暫定として設置の内諾は得られたところではあります。ただ、本格施設の完成するまでの期間が短いということもありまして、都内で実績がある事業者複数に聞いたところ、やはり短期間の暫定施設を管理運営するのは、採算面や体制面で難しいというような回答を得ているところでございます。したがいまして、本格施設の早期完成に努めるとともに、それまでの間は取締り強化や、500メートル近くに一の橋公園自転車駐車場もございますので、それの案内をしまして、なるべく放置自転車の解消に努めたいと思ってございます。 ○委員(風見利男君) それは、都道と国道をもし借りられた場合に、管理はお金を取ろうとするからいけないので、無料でそこに置けるようなシステムというのはできないのですか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) あくまで都道・国道を占用する際には、区の施策として放置禁止区域を設定した上で、麻布通りにもあったような暫定の施設を造るということが前提での占用許可になりますので、無料での開放につきましては、東京都の占用許可が得られないというようなことと認識してございます。 ○委員(風見利男君) 無料だと東京都も国も貸してくれないということですか。それは区の施策上、あくまで暫定の暫定なわけで、そこを無料で提供するということがあってもおかしくはないと思うのだけれども、歩道に置かれて危険を招くよりは、私はいいのではないかと思うのですけれども、そのようにはならないのですか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) 都有地の中でも、いわゆる不利用地であればそのような議論があるかもしれませんが、今回の対象とする場所は、あくまで東京都の歩道でございますので、この歩道を占用する理由としましては、やはり区として有償の施設を配置することによる施策、放置自転車の措置ということが前提となると考えてございます。 ○委員長(うかい雅彦君) よろしいですか。ほかに質問等ございますか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(うかい雅彦君) ほかになければ、報告事項(1)「赤羽橋駅周辺の放置自転車対策について」の報告は、これをもって終了いたします。     ────────────────────────────────── ○委員長(うかい雅彦君) 次に、報告事項(2)「令和6年第1回港区議会定例会提出予定案件について」、理事者の説明を求めます。 ○都市計画課長(野口孝彦君) それでは、報告事項(2)「令和6年第1回港区議会定例会提出予定案件について」、御説明いたします。  サイドブックスの2ページです。令和6年第1回港区議会定例会提出予定案件一覧を御覧ください。提出予定案件は、記載のとおり、区長報告が4件、議案が27件の合計31件になります。  次のページを御覧ください。中段に内訳がございます。内訳ですが、区長報告は、工事請負契約の変更が4件です。議案につきましては、条例の一部改正が16件、令和5年度補正予算が4件、令和6年度予算が4件、包括外部監査契約の締結、広域連合規約の変更協議、措置費共同経理課の共同設置に関する規約の変更協議となっております。また、追加議案といたしまして、教育委員会委員の任命の同意について、人権擁護委員候補者の推薦についての計2件となっております。  その他、予定しております追加案件といたしましては、国民健康保険条例につきまして、保険料率等が決定した場合に、所要の改正について追加提出する予定でございます。  それでは、当委員会に付託が予定されております案件について御説明いたします。サイドブックスの11ページを御覧ください。  議案第4号港区街づくり推進事務手数料条例の一部を改正する条例です。所管は建築課です。本案は、建築基準法等の一部改正に伴い、手数料を新設するほか、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部改正に伴い、引用している法令の題名を変更するものです。法改正の背景は記載のとおりです。条例改正の内容は、既存不適格建築物に係る手数料を新設し、条例で引用している法令の題名を変更します。施行期日は令和6年4月1日です。  次のページを御覧ください。議案第5号港区自転車等の放置防止及び自転車等駐車場の整備に関する条例の一部を改正する条例です。所管は地域交通課です。本案は、自転車駐車場の利用促進を図るため、全ての自転車駐車場において一時利用を可能とするものです。条例改正の背景は記載のとおりです。条例改正の内容は、これまで定期利用に限定していた「こうなん星の公園自転車駐車場」及び「六本木駅自転車駐車場」において一時利用を可能とします。施行期日は令和6年4月1日です。  次のページを御覧ください。議案第6号港区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例です。所管は建築課です。本案は、有楽町・銀座・新橋周辺地区地区計画の都市計画が変更されたことに伴い、当該地区の建築物の制限を定めるものです。当該地区のまちづくりの概要は記載のとおりです。条例改正の内容は、条例の適用区域に当該地区の地区整備計画を加え、この地区整備計画のA地区において建築してはいけない建築物を定めるものです。施行期日は公布の日です。  サイドブックスの15ページを御覧ください。議案第8号港区営住宅条例の一部を改正する条例です。所管は住宅課です。本案は、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」の一部改正に伴い、引用している法律の条項番号を変更するものです。法改正の背景は記載のとおりです。条例改正の内容は、条例で引用している配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の条項番号を変更します。施行期日は令和6年4月1日です。  当委員会に付託が予定されております議案は以上でございます。  次に、当委員会に関連する案件につきまして御説明いたします。サイドブックスの4ページにお戻りください。  区長報告第1号専決処分について(北青山二丁目道路整備工事(歩道拡幅)請負契約の変更)です。所管は契約管財課です。本案につきまして、工事の概要につきましては先月22日の当委員会にて、報告事項(3)「北青山二丁目道路整備工事(歩道拡幅)の変更について」で御報告させていただきましたので、変更の内容について御説明いたします。変更の内容は、契約金額を3億2,541万2,120円から3億4,166万7,700円へ、1,625万5,580円増額いたします。  サイドブックスの24ページを御覧ください。議案第17号から第20号までが、令和5年度補正予算についてです。所管は財政課です。  第7款土木費の歳入歳出補正予算につきましては、サイドブックスの33ページを御覧ください。補正前の額が207億284万3,000円で、補正額が19億3,138万6,000円の減額となり、計が187億7,145万7,000円となっており、補正額の財源内訳及び説明につきましては記載のとおりです。  次に、土木費に係る補正額を補足資料で御説明いたします。サイドブックスの39ページを御覧ください。議案第18号令和5年度港区一般会計補正予算(第10号)です。まず、ア、増額補正事業について、土木費は1事業、計上しております。  41ページを御覧ください。定住促進基金積立金において5億300万円増額いたします。定住促進基金への積立金を追加するための増額でございます。  次に、イ、減額補正事業、契約落差による減について、土木費は10事業計上しております。43ページを御覧ください。下段になります。主な事業といたしましては、芝地区自転車等駐車場管理運営において、浜松町駅北口自転車等駐車場壁面塗装工事の契約落差による減として469万6,000円減額するなど、ほか9事業を減額いたします。  46ページを御覧ください。下段です。ウ、減額補正事業、入札不調等に伴う事業見送り等による減について、土木費は5事業計上しております。主な事業といたしまして、高輪地区放置自転車対策において、高輪ゲートウェイ駅第二暫定自転車駐車場の移設見送りによる減として347万6,000円減額するなど、ほか4事業を減額するものです。  続きまして、50ページを御覧ください。エ、減額補正事業、実績等による減について、土木費は9事業を計上しております。主な事業といたしまして、芝地区電線類地中化整備において、新橋四丁目電線共同溝等の支障施設の移設実績による減として5,439万円減額するなど、ほか8事業を減額いたします。  53ページを御覧ください。(3)債務負担行為補正の説明について、土木費は廃止が1件です。(仮称)飯倉公園自転車駐車場整備において、当該自転車駐車場の整備中止に伴い、債務負担行為を廃止いたします。本件につきましては、先ほど報告事項(1)「赤羽駅周辺の放置自転車対策について」で御報告させていただいたものでございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、報告事項(2)「令和6年第1回港区議会定例会提出予定案件について」の御説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(うかい雅彦君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。議案審議に当たらない程度での御発言をお願いいたします。また、資料要求等ございましたらお願いいたします。よろしいですか。ほかに御質問等は、よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(うかい雅彦君) では、この際、皆さんに御相談いたします。当委員会の定例会中の視察について、何か御意見はございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(うかい雅彦君) よろしいですか。それでは、今後の請願審議の状況と、他の常任委員会との調整もありますので、正副に一任ということでよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(うかい雅彦君) それでは、そうさせていただきます。  ほかになければ、報告事項(2)「令和6年第1回港区議会定例会提出予定案件について」の報告は、これをもって終了いたします。     ────────────────────────────────── ○委員長(うかい雅彦君) 次に、報告事項(3)「令和6年度組織改正について」、理事者の説明を求めます。 ○都市計画課長(野口孝彦君) それでは、報告事項(3)「令和6年度組織改正について」、御説明いたします。  資料の1ページを御覧ください。簡素で効率的な区政運営を維持し、区の未来を切り開く先駆的な取組や新たなニーズに対応した施策を積極的に推進するため、令和6年度に予定している組織改正について御報告いたします。  まず、項番1、実施時期は令和6年4月1日です。  項番2、組織改正の概要です。資料中に記載の組織図につきましては、左の図が現行の組織、右の図が改正後の組織としてお示ししており、下線部は廃止・変更、囲みは新設または再編を表しております。令和6年度に、記載のとおり組織改正を予定しておりますが、当委員会に関連する所属での組織改正はございません。  また、4ページから5ページにかけて、現時点での事務分掌(案)を、参考に掲載しております。全体調整を行った後に成案となりますので、説明は割愛させていただきます。  続きまして、今回の組織改正に伴う職員定数について御説明いたします。6ページを御覧ください。資料№3-2、令和6年度職員定数についてです。令和6年度の職員定数につきましては、令和5年度との対比とともに、所属ごとにお示ししております。  9ページを御覧ください。項番4、職員総定数のとおり、令和6年度の職員定数の総数は1,981人で、令和5年度と比較して1人の増となっております。また、参考として記載してございますが、職員定数とは別に、期限付定数、暫定配置数として職員を配置しております。それぞれの現時点での期限付定数を164人、暫定配置数を76人配置しております。これらの職員数を合計すると2,221人となり、令和5年度と比較して8人の増となります。なお、期限付定数は、時限的に発生する事務事業で終了期限が明確である場合等の配置、暫定配置数は、業務量が未確定である場合等の配置でございまして、常態的に事務事業を執行するために必要な職員数である職員定数と分けているものでございます。  甚だ簡単ではございますが、説明は以上となります。よろしくお願いします。 ○委員長(うかい雅彦君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(うかい雅彦君) それでは、ほかになければ、報告事項(3)「令和6年度組織改正について」の報告は、これをもって終了いたしました。
        ────────────────────────────────── ○委員長(うかい雅彦君) 次に、報告事項(4)「芝五丁目児童遊園の再整備について」、理事者の説明を求めます。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) それでは、報告事項(4)「芝五丁目児童遊園の再整備について」、説明いたします。本日付資料№4を御覧ください。  本件は、芝五丁目児童遊園の再整備に向け、区民参画による地域の意向や特性を反映した基本設計を作成いたしましたので、当委員会に御報告するものでございます。  項番1、施設の概要につきましては、所在地が港区芝五丁目18番4号、その他、御覧のとおりでございます。  4ページを御覧ください。現況の写真でございます。都営芝五丁目アパートの1号棟と2号棟の間に児童遊園が位置しております。  1ページにお戻りください。項番2、背景でございます。都営アパートや芝保育園、Pokkeに隣接しており、子どもたちが日常的に利用しているほか、会社員が休憩に利用するなど、様々な層に親しまれておりますが、開設から50年近くが経過しており、老朽化が進むとともに、地域からも安全・安心な児童遊園の整備が求められております。地域の子どもたちが安全に遊べる身近な場所として、また大人や高齢者にとってもコミュニティの形成の拠点の一つとして、魅力ある児童遊園の再整備をすることといたしました。  次に、項番3、区民参画による検討でございます。児童遊園周辺の町会・自治会、保育園等で構成する懇談会を開催し、意見交換を図りながら再整備案の検討を進めてまいりました。懇談会のメンバーは御覧のとおりでございます。  ページを飛びまして、8ページ、9ページを御覧ください。懇談会での主な意見でございます。乳幼児も遊べる遊具や、女性にも利用しやすいトイレ、子どもたちが駆け回れる広場の設置、9ページを御覧いただきまして、植栽、防災、その他様々な御意見をいただいております。  次に、ページをお戻りいただきまして、2ページを御覧ください。懇談会につきましては、3回開催しております。  次に、項番4、基本設計でございます。(1)コンセプトについては、子どもから大人まで誰もが楽しみ、交流ができ、地域に親しまれ、安全・安心の場となる、既存樹木や草花を生かした緑あふれる児童遊園を整備してまいります。  (2)ゾーニング、動線計画、(3)施設計画については、基本設計図にて主なものを説明いたします。5ページを御覧ください。図面の左側が北でNEC方面、右側が南で田町駅方面となります。出入口は東側に2か所、北側に1か所、西側に保育園・Pokke専用の出入口をそれぞれ1か所設けてまいります。広場右側の遊具ゾーンと分けまして、なるべく広く配置し、保育園の運動会の練習などが行えるようにいたします。休憩・修景施設は、広場東側にパーゴラつきベンチ、児童遊園中央付近に、かまどスツール、トイレ右側に手足洗い場つきの水飲みなどを設置してまいります。植栽は、既存樹木をなるべく生かしながら、高・中・低木を園の周囲にバランスよく配置してまいります。舗装につきましては、出入口及びトイレ前がインターロッキング舗装、遊具周りはゴムチップ舗装、その他は岩瀬砂舗装といたします。その他、健康遊具や複合遊具、マンホールトイレ、園名板や防犯カメラなど、必要な設備を設置してまいります。  6ページを御覧ください。トイレについては3つのボックスに分け、子ども用トイレ、女性専用の車椅子対応トイレ、男女兼用の車椅子対応トイレを整備、また併せて、倉庫や用具置場、デジタルサイネージなどを整備いたします。  7ページを御覧ください。南西方向から見たイメージパースでございます。北側を広場ゾーン、南側を遊具ゾーンに分けて配置し、園南側には乳幼児が安全に遊べるようフェンスを設け、その中に砂場や幼児向け遊具、手足洗い場つきの水飲みなどを配置してまいります。  ページをお戻りいただきまして、3ページを御覧ください。項番5、事業費につきましては、概算で工事費が約3億円を見込んでおります。  最後に、項番6、スケジュールでございます。3月に地元説明会、令和6年度に実施設計及び関係機関協議、令和7年度に整備工事、令和8年度に供用再開の予定でございます。  大変雑駁ではございますが、説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(うかい雅彦君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。 ○委員(玉木まこと君) 区民参画による検討ということで、区がいろいろとやっていただいているということは承知しているのですけれども、懇談会のメンバーの選定というのは、何か少し基準があったりするのかどうか教えてください。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 令和2年4月1日付で定めました「公園整備等の意志決定等について」に基づき、児童遊園に隣接する町会、自治会、芝保育園は園庭としても活用していただいているところもあります。また、Pokkeにつきましても公園を目の前で利用されているということから、町会や自治会には事前に相談させていただきながら、懇談会のメンバーになっていただけると承諾を受けまして、メンバーとして参加していただいたと。芝保育園、Pokkeについても、当然、参加していただけるということで御了承いただきまして、参加いただいたということでございます。 ○委員(玉木まこと君) ありがとうございます。  町会・自治会の方々は当然、公園利用者でもあると思うのですけれども、保育園の代表者やPokkeの代表者というのは公園を利用されるとは思うのですけれども、一般ユーザーというか当事者の、例えば子どもであれば子どもの保護者といったところが参加されてもよかったのかなと思ったのと、児童遊園なので、もっと低学年、未就学の子どもたちだとは思うのですけれども、子どもたちの意見を拾ったり伝えていくというような、検討段階で子どもたちの意見を聞くというのが難しくても、何か新しい公園を造ろうと思っているみたいなキャッチボールというのですか、行政と区民との連携ができることが、そしてその新しい公園を子どもたちが楽しみにするというような造り方をしていくと、よりいいのかと思いましたので、1点は、子育て中の当事者の親御さんといったところを入れるか入れないかというところと、周知ということになるのかもしれませんけれども、子どもたちへの、新しい公園に対する期待感を育むといった取組というのも、できる範囲でやっていっていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) まず、保育園の保護者、Pokkeの保護者に対しましては、懇談会をする前にアンケートを実施しまして、公園のいいところ、つまり残してほしいところと、それから改善してほしいところということで、大きくそのようなアンケートをさせていただきました。したがいまして、保育園の保護者を含めた、よく利用される方々に対しては、意見を吸収できているかと考えております。  一方で、実際に遊ぶ子どもの意見というのはなかなか集約するのが難しいかもしれませんが、保育園の園長、それからPokkeの施設長を通して、子どもたちに何らかのアナウンス、うまく伝えられるか分からないのですけれども、こういった公園になる、児童遊園になるのだというのをアナウンスしていただくというのが1つ、手かと思います。今後につきましては、先ほども申し上げたとおり、説明会を開催いたしますので、そこで子どもが来れば、併せて我々としても丁寧に説明ができればと考えております。 ○委員(玉木まこと君) ありがとうございます。  アンケートも実施されたということで、そのようなプロセスをやっていただければ本当に意見の集約というところはできているのかと思います。多分、これからこのような公園を造るということで、また近隣説明会みたいな手続もあるのではないかと思うので、その場合は結構、広範囲というか、無作為に来ていいというような形になるのではないかと思うのですけれども、そういったときにまた御意見も出ると思うので、やはり公園が新しくなることも全く知らずに、決まりましたということで初めて意見が出ることもあると思いますので、そういった声も、柔軟に対応できるところは拾っていっていただけたらと思います。  あと、設計の内容に関してなのですけれども、保育園の園庭代わり、また運動会等の練習ということで、図面でいうと左、北側ですか、こちらを広く広場にしようということで、岩瀬砂舗装ということなのですけれども、今、公園で、墨田区の公園などは、イベント開催用に、下に単管パイプが刺せるように埋め込んであったり、いろいろ工夫する事例も出てきているので、保育園児の運動会なので、そこまで大がかりな設営というものはないのかもしれませんけれども、もし工夫できるところがあれば、テントを置くときの何か対応であったり、ラインを引くときなど、分からないのですけれども、事前にそのような利用を想定した仕様ができる余地があるのであれば、柔軟に考えていただきたいということは要望とさせていただきます。  それと、トイレの話で、サイネージのところです。こちらは新しい画期的な取組かと思います。場所柄、いろいろなサラリーマンの方もいらっしゃると思いますし、昼間人口も多いエリアでもあると思うので、サイネージというところで、区の発信していく情報というものがしっかりと届いたらいいと思うのですけれども、まちづくり課長のところだけで完結する話ではないと思いますが、区としてしっかり一元的に対応していっていただきたいと思うのですけれども、一応その辺の見通しぐらいお聞かせいただけたらと思います。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) こちらのトイレにつきましては、「進めよう!おもてなし公衆トイレ」整備方針の考え方を踏襲しまして、サイネージをつけてまいるということで計画しております。流す情報コンテンツにつきましては、まだ決まっているものではございませんが、様々な区政情報、それから公園の情報、児童遊園の情報、また災害に関する防災の情報など多岐にわたるかと思います。こちらにつきましては、出来上がるのが2年後になりますので、それまでの間、なるべく早い段階で庁内関係課と詰めてまいりまして、よりよい情報を提供できるように努めてまいります。 ○委員(玉木まこと君) よろしくお願いします。  あと、子ども用のトイレができるというところも非常に画期的かと思いますので、これも要望ですけれども、実際できた後に、場所柄、飲み屋街というか、飲食店も多いエリアも近いので、夜間の対応などということも課題として出てくる可能性もあるかと思いますので、今後、指定管理等をやっていく中で、このトイレの管理方法みたいな、24時間オープンにするのか、もしくは時間で子ども用は塞ぐのかとか、それがいいのかどうかも分かりませんけれども、そういった議論もぜひしていっていただきたいと思いますので、付け加えさせていただきます。よろしくお願いします。 ○委員(根本ゆう君) 今回、この再整備に当たる背景が、開設から50年近くが経過して老朽化がありというところで、新たな、それに老朽化を更新していく、そして時代に合ったものに変えようという再整備かと思うのですけれども、ほかの児童遊園も含めて、定期的にどれくらいの遊具の点検であったり、あと、どのタイミングで再整備なのかみたいな基準があれば教えてください。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 公園・児童遊園等につきましては、港区全域でファシリティマネジメント計画というのを立てておりまして、そちらに基づいて、時期が来ましたら、港区基本計画、実施計画に計上しまして、計画的に進めてまいるということでございます。 ○委員(根本ゆう君) それは、大体この児童遊園は50年ぐらいたったみたいな、港区基本計画に合わせて、大枠のタイミングで、ここはそろそろという感じで決めていくということでしょうか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) タイミングというのは、おおむね40年という考え方はあるということでございます。 ○委員(根本ゆう君) 分かりました。大体、そろそろ結構年数がたっているなというところでという感覚のところは理解しました。  先ほどの玉木委員の質問というか要望なのですけれども、区民参加による検討というところで、実際に使われている保育園関係者やお子さんの関係者、その地域にふだんから関わられている方を、今回、懇談会に呼んで御意見を徴収しているというところで、ベースとしてその方々がいらっしゃることも大事だとは思うのですけれども、そこが全部の意見ではなくて、どういった人がふだんから使われているかというところで、区内勤務者も含め、やはりここにない意見というか、お子さんのいる家庭でも、もう少し周辺の人の意見を聞くとか、別にお子さんがいない区民の方でもいいと思いますし、もう少し広く意見を取り入れるという観点もあってもいいのかと思いますので、あえてこのような人たちを、ふだん使っている人の声を聞きたいのだということで、意思としてある部分もあったのかもしれませんが、意見の聞き方のところは、今後のほかの児童遊園を造っていくに当たっても、いろいろな広い観点で検討していただけると大変助かりますので、要望とさせていただきます。 ○委員長(うかい雅彦君) 要望でよろしいですね。 ○委員(根本ゆう君) はい。 ○委員(三田あきら君) 少し確認させていただきたいのですが、芝保育園側に割と高めのフェンスがあるかと思うのですが、これについては特にいじらないということでよろしいのでしょうか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) フェンスについては、今回はいじらない、手をつけないということでございます。 ○委員(風見利男君) 工事中の代替というのは何かないのでしょうか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 工事中の代替につきましては、新たな土地確保等につきましては大変難しい状況にございます。また、近隣の公園・児童遊園では、本芝公園、三田二丁目児童遊園というものがございます。そちらにつきましては少し距離がありますので、今は利用されていないのかと考えております。  これにつきましては、実施設計の段階で、全部閉鎖して施工するのか、あるいは、例えばですけれども半分半分など分けて施工できるのかといった検討もしてまいりますが、いずれにしましても、なかなか代替というのは難しいので、それにつきましては、なるべく工期短縮、あるいは地域への負担がかからないように最大限工夫してまいりたいと考えております。 ○委員(風見利男君) 安全上があるので、工事中も使えるというのはなかなか難しいのでしょうけれども、そこは工夫ができるのであれば、ぜひ工夫をしていただきたいと思います。  今回、子どもトイレも含めて、女性用の車椅子対応のトイレと、共用の車椅子トイレということで、従来ないトイレの設計なわけです。それで、細かいのであまりよく見えないのですけれども、ハンドドライヤーという、手を洗ったら乾かせばいいようなものまで設置されているわけで、それはそれで非常にいいことだと思うのですけれども、特にやはり女性用トイレの場合、化粧直しなどというものの対応というのが求められているわけで、その辺の工夫というのはされているのでしょうか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 今回の図面には、大きな鏡や荷物置場的な、いわゆる女性が、普通の用を足すだけではなく、お化粧などをする空間、設備というのは明確に表記していないのですけれども、今後、実施設計の中で、そういったものの工夫が最大限できるように努めてまいります。 ○委員(風見利男君) あと、時間がなくてあまり調べられなかったのですけれども、今、本庁舎の行政棟のトイレには88か所、シートクリーナーという、トイレットペーパーで消毒液をつけて拭くという、議会棟も33か所、そのようなものがあるわけで、本当は全庁舎調べたかったのですけれども、時間的な余裕がなかったので、そのような状況で、もう社会的な要請もあると思うので、これから設計するわけですから、シートクリーナーを、簡単に設置すればいいような仕組みなので、ぜひつけていただけたらと思うのです。大体こんな感じになっていますよね。それで、ここをぴっと押すと、ここに消毒液が出るような仕組みになっているので、ぜひ検討していただきたいと思うのですが、いかがですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 先ほども申し上げた「進めよう!おもてなし公衆トイレ」整備方針の中では、誰もが使いやすい、きれいで清潔なトイレの設置を目指していくということになっておりますので、当然ですけれども、設備関係も含めまして、皆さんが快適に利用できるような設備というのは検討させていただければと存じます。 ○委員長(うかい雅彦君) ほかにございますか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(うかい雅彦君) ほかになければ、報告事項(4)「芝五丁目児童遊園の再整備について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(うかい雅彦君) 次に、報告事項(5)「港区立六本木三丁目児童遊園等整備工事について」、理事者の説明を求めます。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) それでは、報告事項(5)「港区立六本木三丁目児童遊園等整備工事について」、説明いたします。本日資料№5を御覧ください。  項番1、背景・目的です。本工事につきましては、令和3年度より地域の関係団体等で構成します六本木三丁目児童遊園周辺地区整備検討会の場で行った議論を踏まえまして、児童遊園及び周辺道路の再整備を行うものでございます。なお、本工事と並行しまして公衆便所の建替え工事等を推進し、全体として令和7年4月の供用開始を目指します。  項番2、工事の概要です。工事件名、場所は記載のとおりでございます。  整備内容につきまして、資料3ページを御覧ください。児童遊園整備について、南側、下側斜線部分、エントランス部分になりますが、その広場舗装が27平方メートル、北に下がっている地形でもございますので、その上、点々々の横点線の凡例が、デッキ舗装91平方メートル、その他、ベンチ5基、立水栓1基、植栽等を整備するものでございます。  次に、資料4ページを御覧ください。道路整備についてです。点々々の凡例がインターロッキングブロックの歩道舗装314平方メートル、斜線部分が車道舗装1,085平方メートル、その他、側溝110メートル及び集水ます4か所を整備するものでございます。  続きまして、資料5ページを御覧ください。上に現況写真、下に整備後のイメージ図を掲載しております。御確認ください。  資料1ページにお戻りください。項番3、スケジュールについては、記載のとおりでございます。  大変雑駁ではございますが、説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(うかい雅彦君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。 ○委員(兵藤ゆうこ君) こちらの中に、照明や防犯カメラといったものというのはあるのでしょうか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) 照明につきましては、また別途工事になりますけれども、区道の中に11基、児童遊園の中に6基を配置する予定でございます。  防犯カメラにつきましても、今、現時点でも2基ございますが、整備後につきましても、トイレの周辺や全体を見回すための防犯カメラを全体4基、設置予定でございます。 ○委員(玉木まこと君) 設計の内容に関してなのですけれども、以前、委員会などで頂いた設計から変更があったと思うのですけれども、トイレもあれなのですか。配置が入れ替わっているのかというのと、駐車場、道路上の荷さばきのスペースも変わったということで、あと、初歩的な確認で、駐輪場はなくなってどうなるという、集約されるということでよかったのか、設計の内容について教えてください。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) まず、トイレにつきましては、以前の配置から見直しをかけてございます。といいますのも、やはり南側の都道の方から入った際に見通しをよくしてほしいという御意見や、あと地区の北西側に墓地がございまして、墓地のところとの高低差を支える擁壁がございますが、かなり、民地内ではございますけれども、老朽化しているという状況もありますので、一定離隔を取る必要があるということも踏まえまして、バリアフリートイレと女性棟、それと男子のものを分けるような配置換えをしてございます。  あと、荷さばき用の車両につきましては、もともとの検討会の最初の段階では児童遊園の南側にある区道のところに、左右両側に配置するというような案がございました。今現在の案としましては、都道から入って左側に集約してございます。こちらにつきましては、現地の需要の調査や、あと、その両側に設置した場合に荷さばき車両が中に入ってUターンしてくるみたいな、あまり望ましくない車両動線も想定されますので、そこは地元の方の意見を聞きながら1か所に集約してございます。  自転車置場につきましては、もともと六本木駅前や三河台への誘導という前提の中で暫定のものでございましたので、昨年11月に現地は撤去させていただいていまして、特段の混乱は今のところございません。 ○委員(風見利男君) ここも男性用トイレと女性用トイレとを分けるという、これも新しい試みなわけで、またいいことだと思うのですけれども、今日頂いた資料だけだとトイレの内容が分からないので、特に車椅子用トイレと女性用トイレの設備関係が分からないので教えてください。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) バリアフリートイレと女性用トイレにつきましては、両方個室で自動ドアも設置してございます。屋上には太陽光パネルも設置してございます。中の設備につきましては、大便器のほかに、ベビーベッド、ベビーチェア、あと着替え用のフィッティングボード、先ほどもありました、化粧する際の荷物をかけるフックや、あと、匂いの観点でアロマが出るようなディフューザーなど、新しいものを取り入れているところでございます。  一方、男性トイレにつきましては、今、小便器のみとなってございますので、男性の方が大便をされる場合は、バリアフリートイレを活用いただくというような予定でございます。 ○委員(風見利男君) 先ほどの児童遊園のトイレでは、ハンドドライヤーなどというのが設置されていましたけれども、ここはどうなのですか。あと、女性用の化粧台のスペースなど、その辺の計画はどうなのですか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) 通常のハンドドライヤーなどは設置する予定でいます。それで、化粧をされる場合の荷物の置場も、ある程度、設置する予定でございます。 ○委員(風見利男君) 先ほど言ったシートクリーナーは、今のところ入っていないのではないかと思うのですけれども、そこももう計画されているということでいいのですか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) シートクリーナーの設置までは現設計に反映してございませんので、今後検討して、簡易な設備でもありますから、前向きに考えていきたいと思います。 ○委員(風見利男君) 本当に、つけるだけなのです。ですから、本体工事とはまた別の工事なのかも分かりませんけれども、ぜひ設置する方向で検討していただきたいとお願いしておきたいと思います。 ○委員(なかね大君) 1点、整備前の周りを見ると、どちらかにガードパイプがずらっと並んでいて、フェンスでずっと囲われているというイメージなのですけれども、今回はそれが取り払われて、かなり開放的な雰囲気になっているかと思うのですけれども、もともとガードパイプがこれだけずらっと並んでいた、何か背景や経緯みたいなものが分かれば教えてください。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) ガードパイプにつきましては、従前より児童遊園から道路に出ないような抑止のための施設として設置してございます。その後に、メッシュフェンスという高さ2メートルくらいのフェンスにつきましては、やはり場所の特性上、夜間の安全・安心の観点でいきますと、結構いろいろなトラブルも過去あったということで、一旦、夜間閉鎖するために、フェンスの方を後から設置したところが児童遊園の経緯でございます。 ○委員(なかね大君) もともと知らなくてすみません。ここは、では現況は時間によって閉鎖されているということでよろしいですか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) 季節によりますけれども、夏場であると夜7時以降、冬場であると夜6時以降を、扉を閉じて入れないような対応をしているところでございます。 ○委員(なかね大君) では、もともと結構、子どもたちが外に走り出たようなものを守るために、ガードパイプなどというようなものが設置されていて、そういった危険性などが、これまでの状況を見てもあまりないので、今回はそういった開放的なところを確保するために、ガードパイプはもう撤去して、フェンス等も払われるという認識でよろしいでしょうか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) 今、ガードパイプのある部分につきましては、整備の際に植栽帯とベンチを設置しますので、そちら側への子どもの乱横断というようなことはないと考えているところなので、そのような抑止する柵ではなくて、抑止するための景観も兼ねたデザインで考えているところでございます。 ○委員(根本ゆう君) 今のなかね委員の件なのですけれども、柵のところ、黒いフェンスの部分なのですけれども、もともと、いわゆる治安的に時間の閉鎖があって、ここの場所は本当に、もともとは、いわゆる住宅エリアのファミリーが来るエリアではなくてというところで、実際、近隣には暴力団関係者の事務所があったり、やはり夜の仕事の関係の人が集まるエリアというところで、目撃情報がたくさんあるのですけれども、そこで今回、取り払って、開放的になって、もちろん雰囲気が変わるから、出入りする人の雰囲気が変わってほしいという期待感はあるのですけれども、治安の部分が、逆にそういったところで少し懸念していたような人たちが、より集まりやすくなるというか、少し懸念があるかと思うのですけれども、そこに関して思い切り設計を、考え方を変えたことと、今後に対する、どのように対応していくかみたいなところをお聞かせいただければと思います。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(傳法谷大樹君) 今のお話は、地元の方も一部御心配しているところは正直言ってございます。ただ、整備するに当たりましては、やはり区の施設でもありますので、24時間開放するということをまず原則にしながら、現在の条例や規則に基づいてできていること、足りないこと、あと、その延長としてできることというのを整理しながら、あと今後のための財源をどう確保するかも含めて、今後、検討会という場の中で議論していきたいと思っているところでございます。地元からは、24時間の人の監視みたいな御意見もあったりしますので、ここは新橋が取り組んでいるような繁華街対策も参考にしながら、どのような仕組みで、どのような体制で、どのような財源でというところを、まさにこれから議論しようとしておるところですので、そこはしっかりと、区民の方の意見も聞きながら対応してまいりたいと思っているところでございます。 ○委員(根本ゆう君) ありがとうございます。  課題感は認識いただいているということで、具体的にどう対応していくかというのはこれからというところではありますけれども、やはり心配部分は結構大きい部分なのかと思いますので、ぜひ御通知していただいて対応すべきところはしていただければと思います。 ○委員長(うかい雅彦君) ほかにございますか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(うかい雅彦君) ほかになければ、報告事項(5)「港区立六本木三丁目児童遊園等整備工事について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(うかい雅彦君) 次に、報告事項(6)「橋りょうライトアップ工事(港栄橋)について」、理事者の説明を求めます。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) それでは、資料№6、橋りょうライトアップ工事(港栄橋)について、御説明申し上げます。  まず、1ページを御覧ください。1番の背景・目的でございます。こちらにつきましては、芝浦港南地区の特徴でございます水辺の空間の魅力をさらに向上させる、景観形成の向上と地域コミュニティや観光・産業の活性化を図るため、区が管理する芝浦港南地区の橋梁やモニュメント等のライトアップを計画的に実施するというものでございます。  2番の工事の概要でございます。こちらの(4)番、工期でございます。令和6年1月23日から同年9月30日までの債務負担行為となってございます。  (5)番、内容でございます。橋梁の延長が54.1メートルございます。橋桁は、LED電球94基でライトアップする予定でございます。橋脚につきましては、LED電球76基を用いましてライトアップする予定でございます。ほかに、通行する船舶の安全のために、航行安全照明と呼ばれるLED電球を4台設置する予定でございます。併せて配線工事が発生するものでございます。  1ページおめくりいただきまして、2ページを御覧ください。2ページ、左上にあるのが案内図でございます。芝浦四丁目の先に港栄橋が架けられてございます。左下にございますのが、運河沿い緑地から撮影した、昼間の港栄橋の写真になってございます。右上がライトアップのイメージ図となってございます。右上の写真は、橋桁が青、橋脚が白で点灯されております。私どもは平日カラーと呼んでおりますが、平日につきましては、この色を基調としてライトアップをする予定でございます。  続きまして、右下の写真を御覧ください。橋桁につきましては同じ青色、橋脚につきましては緑色のイメージ図となってございます。こちらは私ども、週末カラーと呼んでおりまして、週末につきましては年間を通じまして、こちらの色を基調カラーとするものでございます。基調カラーと申しますのは、このほか、桜の時期やブルーリボン、オレンジリボン等、それぞれの季節ごとにある行事に合わせまして、特徴のあるライトアップをしていく予定にしているものでございます。  1ページおめくりいただきまして、3ページを御覧ください。左上に平面図を描いてございます。図面の中を拡大していただきますと、オレンジ色の数字と青い数字が書かれてございます。数字の書かれているところにそれぞれLEDの電球がつくものでございます。中ほどに、「航行安全照明」とピンク色の文字で書かれたものがございます。文字を囲むように、四隅にピンク色のマークがついてございますが、それが航行安全照明と呼ばれるLED電球でございます。照明につきましては、日没時から午前零時まで、その日の24時まで点灯する予定でございます。23時になりますと、だんだん照明を落とし始めまして、24時になりますと完全に照明が消えるという設計にしてございます。ただし、航行安全照明につきましては交通安全に供するものであることから、一晩中、点灯させているというものでございます。
     説明は以上になります。よろしくお願いします。 ○委員長(うかい雅彦君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。 ○委員(兵藤ゆうこ君) こちらの橋梁について、観光の効果など、ライトアップということで、非常にいろいろと、とてもいいと思うのですけれども、防犯の観点など、明るいことによって防犯などということでも非常にいいかと思っているのですけれども、かなりいろいろ橋梁ライトアップを芝浦港南地区はしていますけれども、経済効果などについての目標などがあったりしたら教えていただければと思うのですけれども。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) 特に経済効果といったものについては試算をしているわけではないのですけれども、夜間ライトアップをすることで、こちらを御見学になる方たちが増えまして、回遊性が増えることから地域経済が活性していくだろうということ。また、地域の商店会等の団体が開催するナイトタイムエコノミーは、舟運ツアーにつきましても、そのとき限りのライトアップといったようなもののリクエストがございまして、それに応える形で、商店会とのタイアップといったようなことを図っておりますので、そういった点での経済効果の向上といったものは現れているものと考えております。 ○委員(玉木まこと君) 以前、港栄橋の道路の歩道部分、手すりについても照明を設置するということで、その際にも質問、要望したのですけれども、橋梁のライトアップを、単純に桁の部分だったり、床、橋の裏というか橋脚部分、ここだけをライトアップすることが区の取組であるという話であったのですけれども、そうではなくて、やはり隅田川なども、歩いている方にとって、どんな通行の体験になるか、それは安全ということなどだけではなくて、やはり景観上の問題などといったところで、私はライトアップを、橋桁と橋脚だけをやればいいということではなくて、歩いている歩行者の視点での見え方ということも総合的に考えていくべき課題かと思うのですけれども、この点についていかがでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) まさにライトアップすると、手すりに埋め込まれておりますフットライトの関係でございますけれども、まずライトアップそのものが、景観形成の向上、魅力アップといったような視点でつくられております。また、街路灯やフットライトにつきましては、通行する方の交通安全といったものを視点につくられております。それぞれのライトにつきましては、お互いの光が干渉することがないようにデザインがなされておりますので、歩行者の方が下からのライトアップ照明でまぶしくて歩きにくいといったようなことはないものと考えております。また、デザイン事務所にライトアップのデザインを依頼するときにも、交通安全の施設についての明かりについては所与のものとしてデザインをするように言ってございますので、そういった観点から、交通安全と、あと景観向上のためのライトアップというものがうまく共存できているのではないかと考えております。玉木委員御指摘のような交通安全等、景観の向上といったものについては、今後も橋梁のライトアップは進めていく予定にしてございますので、玉木委員の御意見をいつも念頭に置きながら、引き続き、共存していけるようなデザインに努めてまいりたいと考えております。 ○委員(玉木まこと君) 御丁寧にありがとうございます。  交通安全というところが第一というところは、もうそのとおりかと思いますので、照度であったりといったものをしっかりと担保するというところは、区として間違いなくやっていただきたいところだと思いますが、その先というものも、ぜひ考えていっていただきたいと思います。  今回、この事業が東京観光財団から補助金ももらっているという話を伺ったのですけれども、その中でいろいろと、クリアするとさらに3,000万円とか6,000万円になるという話があったのですが、それはエリア全体への波及などもあったので、エリアは港区と考えたら全体にはならないと思ったりもするのですけれども、3,000万円とか6,000万円でチャレンジできる余地があるのか、駄目でしたという話なのか、何かもし検討の過程などがあれば教えてください。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) 補助金につきましては、東京観光財団から、3,000万円を上限として補助金が出されるという制度になってございます。港区の橋梁ライトアップにつきましては、施工費用が1億円を超えますことから、上限額の3,000万円を丸々頂いているというような形になってございますので、この橋が6橋目になりますけれども、その都度、東京観光財団から補助金を頂きながらということにしてございます。コロナ禍におきましては、この補助金の事業自体がストップしましたので、その間は、補助金によるところが大きい事業でしたので、橋梁のライトアップ事業も停止しておりましたけれども、その後、再開されましたことから、今回のライトアップ事業につながったものでございます。引き続き、観光財団の補助金を充当しながら、ライトアップ事業を進めていきたいと考えております。 ○委員(玉木まこと君) 私が見当違いかもしれないのですけれども、東京都の建造物等のライトアップモデル事業費助成金というところを見ると、要件を満たすものということで、所有する複数の建造物・モニュメント等をライトアップする、ライトアップのコンセプト・デザインに統一性がある、エリア全体の活性化に寄与する場合は6,000万円ということだったので、該当しない部分もあるのかもしれないので、その辺は挑戦できるのであればやっていただけたらいいのかということで思いました。  あとは、設計は今回、随意契約で、石井幹子デザイン事務所にお願いしていると思うのですけれども、設計費用というところの妥当性というのも当然チェックはされていると思いますが、初めのコンセプトをつくられてから、ずっと石井幹子デザイン事務所でやるという考え方でいいのかどうかというところも含めて、庁内というかで議論してもいいのかと、私はいろいろな形でデザイン事務所に可能性を広げてもいいのではないかとは思うので、随意契約という在り方もしっかりと考えながら、基本のコンセプトがあるのであれば、それに倣ってやっていけるという部分も当然あると思いますので、せっかく計画的に進めている事業なので、いろいろな方に区に関わっていただけるような仕組みというのも考えてもいいのかなとは私は思います。要望させていただきます。 ○委員(なかね大君) これまでも橋のライトアップというのは報告いただいていて、事業としてずっと続いているのだと思うのですけれども、教えていただきたいのは、港区全体で幾つの橋があって、ライトアップをする橋というのは計画としては幾つあるのか。あと、目標完結に向けて、あと幾つライトアップを予定している橋があるのか。この辺を教えていただけますでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) 橋梁の数ですけれども、港区全体でもライトアップをやる事業というものが地域事業で目指してございまして、そちらにつきましては、芝浦港南地区の19橋の橋のうち10橋についてライトアップをしていくと定めてございます。残る9橋につきましては、やらないということではないのですけれども、優先順位の高い10橋から先行してやっていこうということになってございます。今回がその中の6橋目ということでございまして、今後につきましては、残る4橋のうち3橋については、民間の再開発事業に伴いまして、民間事業者の手によってライトアップ事業が進展し、残る1橋につきましては、引き続き区でライトアップ事業を展開するという予定でございます。 ○土木課長(海老原輔君) 港区が管理しています道路橋につきましては31橋でございます。 ○委員(なかね大君) 分かりました。すみません。地区の計画ということで、そのうち19橋のうち10橋をライトアップしていく、今、港栄橋については6つ目だと伺います。19橋あるうちの、優先的にというか、効果が見られる10橋を選んでという話であると思うのですけれども、選ばれた10橋をどこにするかと決められている、計画の目的だったり目標だったりという部分があれば教えてもらいたいのですが。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) まず、選定につきましては、東京タワーとレインボーブリッジを結ぶ路線につきまして、「光のロード」というネーミングを行いまして、そこの道沿いに架かる3つの橋については優先的にライトアップをしていこうという計画でございます。また、芝浦運河は直線の見通し距離が長いことから、そこをライトアップしていきますと、光のトンネルのような状況が将来的には見られるということから、そちらに架かる6つの橋についてライトアップをしていくという計画をしてございます。優先的に行っていくのは、そういった橋梁となってございます。ほかに、高浜運河に架かる浜路橋と御楯橋についてもライトアップをやってございます。 ○委員(なかね大君) 分かりました。地区の計画だと思うので、橋梁についてライトアップをしながら、観光だったり産業の活性化を図っていくというところがあると思うのですけれども、私はどちらかというと地区が違うというか、住んでいる地域が違うので、なかなかライトアップの工程だったりは見る機会が少なくて、どうなのかと思うのですけれども、やはり港区の財産でもあると思いますし、港区全体のそういった地域の活性化につながることが、やはり、よりいいかと思うので、ライトアップのデザインだったりについては、委託する業者に様々企画いただいたり、あとは区からの記念日だったりというところでライトアップを考えていかれると思うのですけれども、より港区の活性化につながるように、ライトアップの形だったりデザインだったりというのは、多分、地区の意見なども聞きながら、より有効的に活用されるようなことをぜひ検討していただきたいということを、要望としてお伝えしたいと思います。 ○委員(風見利男君) 今、19橋あるうちの10橋はやるというのは、どこでそのように決まったのですか。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) 平成29年の当建設常任委員会でも御報告させていただいたところでございますけれども、19橋のうち10橋につきまして、景観の向上や経費など、様々な面から検討を加えまして、優先的に整備するというものを10橋選びまして、その計画に基づいて現在着手している最中ということでございます。残る9橋につきましては、優先的に整備すべき10橋が終わった後に、また検討を加えていくという予定でございます。 ○委員(風見利男君) やらないということではなくて、取りあえず10橋は優先的にやるというお話のようです。それで、先ほど、なかね委員とのやり取りの中で、これから計画している3つは民間が設置するというお話だったと思うので、どのような仕組みでやるのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) 3つの橋につきましては、具体的には、東芝浦橋、新芝浦橋、末広橋の3つの橋になります。場所といたしましては芝浦一丁目で、現在、こちらで大規模に開発事業が行われておりますので、それに合わせて橋の架け替え及びライトアップを、民間事業によってやっていただくというお約束になってございます。 ○委員(風見利男君) では、設置は民間の開発の一環としてやってもらうと。それで、維持管理は港区がやるということになるのですか。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) つくり終わった後、財産としては港区が受け取ることになろうかと思いますけれども、管理運営につきましては民間事業者にやっていただきたいと考えてございますが、細目については、これから民間事業者と協議はさせていただきたいと考えております。 ○委員(風見利男君) 身近な例を引くと、電気代などということになると思うのですけれども、これはライトアップ用のメーターとか何とかというのは特別についているということですか。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) 橋梁用に使うLEDにつきましては日常的に使われるものではないことから特注品というようなことになろうかと思いますので、そういったところからも、設置者の方に引き続き管理していただきたいと考えているところでございます。 ○委員(風見利男君) 私はそんなことを聞いているのではなくて、維持管理費を民間にやってもらうということになると、当然、電力のメーターとか何とかというのは橋ごとに全部設置されて、そこで管理されているのかという意味なのです。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) 失礼いたしました。民間でやっていただくとなった場合には、電気メーター、電気の積算計をつけまして、それぞれのメーターに合わせて事業者で御負担いただけたらと考えてございます。 ○委員(風見利男君) 従来はそうなっていないということですよね。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) 現在ライトアップしているところにつきましては、街路灯と同じように電力会社から請求が参りまして、区で電気料金をお支払いしているということでございます。 ○委員(風見利男君) 手を挙げなくてすみません。不規則発言になってしまうから。  3橋のうち、今、1橋は分かったのですけれども、あと2橋も民間にやっていただくというお話ですよね。それも、先ほどの開発とはまた別の話ですか。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) 先ほどと同一事業者でございます。 ○委員(風見利男君) では、1つの開発で3つの橋を架け替えて、そこにライトアップするという理解でいいのですか。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) そのとおりでございます。 ○委員(風見利男君) 私もあまり、芝浦港南地域の地理に疎いのですけれども、どこの開発で、どの辺の橋なのですか。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) 浜松町駅のすぐ南側に東芝の本社がございます。ニュースに度々映像が映っているので御記憶かもしれませんけれども、あそこの会社がございますところの南側の一帯が芝浦一丁目になります。そちらで運河沿いに野村不動産株式会社等、幾つかの事業者が開発事業を進めておりまして、ぱっと見た目には大きなビルが2棟建ち上がってくる予定になってございます。ことしの年明け早々、芝浦一丁目が変わるということで、大分、テレビコマーシャルも流れておりましたので、もしかしたら御記憶かもしれませんけれども、まさにそこのエリアということになります。 ○委員長(うかい雅彦君) 3か所ある橋のどの橋ですかと。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) 芝浦一丁目に3つとも橋が架かってございまして、北から順番に、東芝浦橋、新芝浦橋、末広橋と、3つの橋が開発のところに隣接するように架かってございます。 ○委員(風見利男君) そうすると、東芝の跡地の開発のところに関係する3つの橋という理解でいいわけですか。 ○芝浦港南地区総合支所まちづくり課長(近江善仁君) 東芝の会社が建っている南側の地区一帯になります。 ○委員長(うかい雅彦君) よろしいですか。ほかに。 ○土木管理課長(香月佑介君) 先ほどの芝浦港南地区総合支所まちづくり課長の発言の中の橋の架け替えですが、現在、橋の架け替え自体は、3橋の真ん中、新芝浦橋のみの架け替えの計画となっておりまして、残りの2橋につきましては、現在の橋を生かしながらライトアップをする計画になっております。訂正させていただきます。 ○委員長(うかい雅彦君) よろしいですか。ほかにございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(うかい雅彦君) ほかになければ、報告事項(6)「橋りょうライトアップ工事(港栄橋)について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(うかい雅彦君) 次に、報告事項(7)「港区低炭素まちづくり計画駐車機能集約化編)改定(案)について」、理事者の説明を求めます。 ○都市計画課長(野口孝彦君) 報告事項(7)「港区低炭素まちづくり計画駐車機能集約化編)改定(案)について」、御説明させていただきます。資料№7の1ページを御覧ください。  項番1、背景と目的です。平成24年4月に国が都市の低炭素化の促進に関する法律を制定し、そのことを踏まえ、区は平成27年に港区低炭素まちづくり計画を策定し、さらに平成31年には、本計画の施策の一つである駐車場の設置に関する配慮や駐車場の集約を進めるために、港区低炭素まちづくり計画駐車機能集約化編)を策定し、低炭素化を促進してまいりました。現在、駐車機能集約化編では、環状2号線周辺地区など4地区を駐車機能集約区域と定めております。このたび、区内の低炭素まちづくりを一層推進することを目的として、JR田町駅周辺における開発事業等の動向を踏まえ、田町駅周辺地区を新たに検討地区に追加するものでございます。当地区は、港区まちづくりマスタープランにおいて都市機能が集積する拠点に位置づけられており、まちづくりの進展を踏まえながら駐車場の合理化を図ることにより、低炭素のまちづくりの実現を目指してまいります。  項番2、改定の概要です。資料の15ページを御覧ください。田町駅周辺地区を新規検討地区として追加するものです。また、サイドブックスの16ページには、実施のスケジュール予定も書いてございます。今後、区や関係者による駐車場地域ルール策定協議会により、集約区域や集約駐車施設などを検討していくこととなります。これらが具体的にまとまった際には、改めて港区低炭素まちづくり計画駐車機能集約化編)を改定することとなります。  なお、項番2の(2)として、本計画の進捗に伴い資料編も一部、変更しております。環状2号線周辺地区、駐車場地域ルール運営マニュアルにおいて、他地区と同様に駐車整備台数等に係る標準値を定めたことを追記するとともに、本計画に記載しております図表等の修正も行っております。  項番3、今後のスケジュールの予定です。本日、当委員会での報告を経て、2月下旬には改定・公表を行います。  報告事項(7)「港区低炭素まちづくり計画駐車機能集約化編)改定(案)について」の御説明は以上でございます。 ○委員長(うかい雅彦君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。よろしいですか。 ○委員(風見利男君) これは、環状2号線から今ずっと説明があって、今度、田町駅を新たな検討区域に加えるという、これ自体はいいですけれども、具体的に機能している地域というのもあるのですか。 ○地域交通課長(佐藤雅紀君) これまで地区の設定につきましては4地区ございます。本日の資料の中で言いますと、24ページになりますが、環状2号線周辺地区、そして26ページで品川駅北周辺地区、それと28ページの六本木交差点周辺地区と、30ページの浜松町駅周辺地区と、この4か所でございますが、実際に動き出しておりますのは、最初の環状2号線の周辺地区でございます。既に1か所、竣工しておりまして、他に3件が申請されております。また、品川駅北周辺地区につきましても5件の申請がございます。これはいずれも竣工もしておりません。それとあと、浜松町につきましても現時点で2件の申請がありますが、こちらもまだ竣工はしてございません。 ○委員(風見利男君) 例えば駐車場を1か所にすると、環状2号線というのは細長いですよね。では、端っこの方の人はどうするのだといったら、その中をいろいろな移動手段をなどという話があったと思うのですけれども、具体的に環状2号線は、もう動き出しているのですよね。その辺をもう少し詳しくと、その移動手段をどうするのだというのも分かったら教えてください。 ○地域交通課長(佐藤雅紀君) 先ほど申した中身につきましては、実際の建物を建てるものであったり、その駐車場を別の場所に移動したりということの件数でございました。風見委員御指摘の、細長い区域の中での移動手段につきましては、これから検討するわけですけれども、この制度を適用した事業者を含めた協議会というのが既に立ち上がっております。その運営協議会の中で、どういったものを導入していくのかというのを検討していくということで、環状2号線でしたら、風見委員御指摘のように、広幅員の歩道の中で歩いて動けるといったまちづくりをしておりますので、今後、新たなモビリティーや何かを検討していくということになります。それは区も一緒に、状況を見ながら検討していくと考えております。 ○委員(風見利男君) すると、まだ具体的に運用が始まっているという段階ではないということですよね。運用に向けての検討を進めているという理解でいいのですか。 ○地域交通課長(佐藤雅紀君) 申し訳ございません。そういった意味では、今後、移動手段等につきましては検討していくということです。今のところは、駐車場を造るというところまでは今1つ終わりましたけれども、実際に移動手段をどうするなどといったことについては、まだこれから検討していくということになっております。 ○委員長(うかい雅彦君) いいですか。ほかにございますか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(うかい雅彦君) では、ほかになければ、報告事項(7)「港区低炭素まちづくり計画駐車機能集約化編)改定(案)について」の説明は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(うかい雅彦君) 次に、報告事項(8)「環状第四号線沿道高輪地区地区計画の決定(原案)について」、理事者の説明を求めます。 ○品川駅周辺街づくり担当課長(冨永純君) それでは、報告事項(8)「環状第四号線沿道高輪地区地区計画の決定(原案)について」、報告をさせていただきます。本日付建設常任会資料№8を御覧ください。  本計画は、港区まちづくり条例に基づき組織登録を受けている環四沿道(高輪三丁目)地区まちづくり協議会からの都市計画法に基づく地区計画の提案を受け、都市計画の手続を進めるものです。本日は地区計画原案の内容について、当委員会に報告をさせていただきます。  サイドブックスの資料2ページを御覧ください。本地区のまちづくりの概要です。  初めに、項番1、地区の概要と背景です。次の項番2、位置図も併せて御覧ください。本地区は、令和元年に事業認可を受けた都市計画道路である環状第4号線の北側に位置します。中央には緑豊かな武蔵野台地の崖線があり、崖上となる西側は集合住宅を中心とした土地利用、崖下となる東側は区立高輪公園や戸建て住宅を中心とした土地利用となっています。周辺では、品川駅西口地区などにおいて大規模なまちづくりが進められています。令和元年に地域住民等により設立された環四沿道(高輪三丁目)地区まちづくり協議会は、周辺のまちの大きな動きを背景に、まちづくりの検討を進め、今回、区に対し、都市計画法第21条に基づく地区計画の提案を行っています。  次に、項番3、これまでの主な経緯と今後の予定です。令和元年12月にまちづくり協議会が設立され、それ以降、港区まちづくり条例に基づくまちづくり組織や、まちづくりビジョンの登録、まちづくりルールの認定を経て、令和5年12月、都市計画提案が行われています。  次に、項番4、地域主体のまちづくりの推進です。令和2年に登録されたまちづくりビジョンでは、まちづくりの理念や目標、将来のイメージを掲げています。令和5年には、まちづくりビジョンの実現を目的とした取り決めであるまちづくりルールが策定され、認定を受けています。まちづくりルールでは、緑や景観を保全するためのルールなど、大きく4つのルールを掲げ、それぞれに詳細なルールが定められています。令和5年にまちづくり協議会が取りまとめ、今回提案された地区計画の素案では、まちづくりルールを発展させるものとして、地区計画の目標や方針、地区整備計画にビジョンやルールの内容が反映されています。  次のページ、3ページを御覧ください。次に、項番5、土地利用の方針についてです。にぎわいのある複合市街地を形成し、良好な住宅地との調和を図るため、大きく3つのエリアに区分して土地利用の方針を定めます。イ地区は環状第4号線に接し、沿道利用が見込まれる地区、ロ地区は、環状第4号線の高架部分に面した、低層住宅を中心とした地区、ハ地区は、国道15号と環状第4号線のランプに接しており、高度利用が見込まれる地区となっています。  次に、項番6、地区施設についてです。今回の地区計画では、区域内の生活道路である区画道路1号から4号、既存の緑を生かして整備する緑地、既存の崖線に残る緑を保全する斜面緑地等を位置づけます。ページ右上には、整備する緑地のイメージ、既存の斜面緑地の写真を示しております。  次に、項番7、用途地域等の変更についてです。今回、まちづくり協議会は、地区計画の提案とともに、用途地域等の都市計画の変更を要請しています。地区計画の目標実現のため、地区計画の決定手続に併せ、用途地域等の都市計画の変更手続を進めます。予定されている変更内容は、図と表に記載のとおりです。なお、図に示す青色で囲った部分以外の用途地域等の変更は今回行いません。  続きまして、地区計画の原案について御説明します。4ページを御覧ください。このページ以降が、地区計画の計画書になります。地区計画の名称、位置、面積は、記載のとおりです。  地区計画の目標及び次の5ページから6ページに記載の各方針については、登録されたビジョンや認定されたルールを踏まえた内容となっています。詳細な説明は省略いたします。  6ページには地区施設の配置及び規模を記載していますが、先ほどの説明と重複するため、説明は省略いたします。  7ページを御覧ください。建築物等に関する事項として、建築物等の用途や敷地面積の最低限度、壁面の位置などの制限を記載しています。建築物等の用途の制限においては、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第1項各号の風俗営業及び第5項の性風俗関連特殊営業を制限するほか、一部の地区において敷地面積の最低限度を60平方メートルまたは100平方メートルといたします。  次に、9ページを御覧ください。このページ以降が地区計画の計画図です。9ページは地区区分を示した図、10ページは地区施設の配置を示した図、11ページは壁面の位置の制限を示した図となっています。  最後に、今後のスケジュールについて御説明いたします。本日説明しました原案については、2月22日から3月6日まで2週間の縦覧を予定しております。また、2月22日から3月13日までの期間、意見書を提出することができます。都市計画法第16条に基づく説明会は、2月26日に開催する予定です。これらの手続の後、都市計画案に係る手続を6月頃に予定しています。  甚だ簡単ではございますが、報告事項(8)の御説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(うかい雅彦君) 報告は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。よろしいですか。 ○委員(風見利男君) 都市計画案件だといつも問題になるのですけれども、原案の案はいわゆる協議会から提案したものの中身と同じだったという理解でいいですか。 ○品川駅周辺街づくり担当課長(冨永純君) 御提案いただいた素案の内容と同じでございます。 ○委員(風見利男君) これは、協議会というのはどのようなメンバーなのですか。 ○品川駅周辺街づくり担当課長(冨永純君) 環四沿道(高輪三丁目)地区まちづくり協議会につきましては、まちづくり条例に基づく組織登録を受けた団体となっております。この地区内にお住まいの方、権利を持つ方々が組織の構成員となっておりまして、事務局を東京都が務めております。この協議会の中で、将来の地区のまちづくりについて検討を進め、その取りまとめとして、まちづくりビジョン、まちづくりルール等が出来上がり、それが今回の地区計画に結びついております。 ○委員(風見利男君) 協議会の規則によると、もちろん土地を持っている方あるいは建物を持っている方たちが会員ということなのですけれども、それ以外にも、第3条の区域内における土地所有者及び建物所有者またはそれに準ずる者で協議会に参加希望を表明した者となっているわけで、準ずる者というのはどのようなことかというのと、協議会の目的に賛同して協力しようとする個人・法人は、総会で認められれば会員になれるということになっているのですけれども、土地の所有者以外も会員になっているのでしょうか。 ○品川駅周辺街づくり担当課長(冨永純君) 協議会の構成員につきましては、土地を所有している方もしくは登記簿にそういった明記がない場合もあるかと思います。まちづくり組織のメンバーの属性といいますか、そういったところについて、完全に区として把握しているものではございませんけれども、まちづくりの組織の登録を受けるためには、構成員の3分の2が区民ということで、まちづくり条例上記載がございますので、そういった部分については区で確認しているところでございます。 ○委員(風見利男君) 先ほど東京都がこの会員の事務局というお話だったのですけれども、東京都はどれぐらいの面積をお持ちなのかということと、それ以外に、国以外の法人や、ほかの団体などというのは、会員になっているのでしょうか。 ○品川駅周辺街づくり担当課長(冨永純君) まちづくり協議会に東京都が1地権者として参画しております。東京都の土地の所有につきましては約2,400平米ということで、今回の区域内における同意対象面積の約12%を占めております。それ以外にも、区域内の法人ということで、2者がこの協議会に参画しております。 ○委員(風見利男君) それは、土地をお持ちの事業者ということですか。法人名は明らかにできないわけですか。 ○品川駅周辺街づくり担当課長(冨永純君) 法人2者についてこの場で申し上げることについては、承諾を得ていないため差し控えさせていただきますけれども、この2者については区域内に土地を所有しております。 ○委員(風見利男君) 結局、今回地区計画が決定して、先ほどの説明ですと、一部、高層化できるという、当然、再開発ということが予測されるのですが、そのような動きはないのですか。 ○品川駅周辺街づくり担当課長(冨永純君) 今回の提案は、地区計画の決定、それから要請事項として用途地域等の変更ということになっております。現段階で、この区域内において再開発事業や、その他都市計画諸制度を活用した開発事業を予定しているということは聞いてございません。 ○委員(風見利男君) そうすると、個別の沿道であれば低層住宅とか、いろいろ書いてありますけれども、この計画に沿って進められるという理解でいいですか。 ○品川駅周辺街づくり担当課長(冨永純君) 本地域内には、東京都が所有する環状第四号線の整備に伴って移転が必要となる方々の候補地というものがございます。こういったところにつきましては、変更された地区計画等を基に建替えを個別に行うということではございますけれども、共同化してこの地域内で高層化して大規模な建物を建てるという予定は今のところないと聞いております。 ○委員(風見利男君) ただ、今回の計画で高さ制限を変更しているところが幾つもありますよね。そこについては、やはり一定、高さがそこまでは建てられるということになるわけで、先ほど説明のあった青色の部分で、2から7までのところは、かなりの高いものが建てられるわけで、ここについては高層になるという可能性はあるという理解でいいわけですか。 ○品川駅周辺街づくり担当課長(冨永純君) こちらは今回、国道15号の沿道で一部商業地域に変更したところについては、現在の沿道の商業地域同等という形になりますので、沿道に現在建っている建物と同等の建物が建つ可能性というのはございます。ただ、今回、変更する部分については、面積としてはそれほど大きくないということから、敷地を一体化して開発するということがあればともかくとして、現段階の敷地割りでは、それほど高層の建物が建つということは想定できないかとは考えております。 ○委員(風見利男君) ここに先ほど高輪公園という話がありましたけれども、港区は当然、公園区域は別途に考えていると。この計画には入らないという理解でいいわけですか。
    ○品川駅周辺街づくり担当課長(冨永純君) 今回の地域内にもちろん高輪公園は含まれておりますけれども、高輪公園自体は公共施設でございます。こうしたことから、高輪公園の面積自体が今回の同意対象になっているわけではございません。 ○委員(風見利男君) それ以外に区道や何かが入っているというのはないわけですね。 ○品川駅周辺街づくり担当課長(冨永純君) この区域の中に区道はございます。ただ、この区道に関しましても、先ほどと同様、公道としての公共施設ですので、この部分が同意対象になっていることはございません。ただ、この区域内に高輪いきいきプラザがございます。ここについては、宅地として区が所有しているものになります。この宅地については、同意の対象となっております。 ○委員(風見利男君) 高輪いきいきプラザが入っているということになると、そこが新たな計画の中に移転して、そちらに入るという可能性もなきにしもあらずという理解でいいですか。 ○品川駅周辺街づくり担当課長(冨永純君) こちらの今回の地区計画の決定、用途地域等の変更等に伴って、大規模な開発が予定されているものではございません。したがいまして、高輪いきいきプラザ等についても現段階で移転する予定はございません。 ○委員長(うかい雅彦君) ほかにございますか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(うかい雅彦君) ほかになければ、報告事項(8)「環状第四号線沿道高輪地区地区計画の決定(原案)について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(うかい雅彦君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「発案5第7号 街づくり行政の調査について」を議題といたします。  本発案につきまして、何かございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(うかい雅彦君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(うかい雅彦君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(うかい雅彦君) 次に、吉田住宅課長から発言を求められておりますので、これをお許しいたします。 ○住宅課長(吉田誠君) それでは、その他としまして、第4次港区住宅基本計画(令和5年度改定版)(素案)に寄せられた区民意見に対する区の考え方について御報告いたします。資料№9、1ページを御覧ください。  項番1、区民意見募集の実施概要です。(1)意見募集期間と件数でございます。令和5年12月1日から令和6年1月4日まで意見募集を実施し、3人の方から5件の意見を頂戴いたしました。  次に、項番2、意見・要望等の対応状況でございます。対応状況ですが、表の1番の「意見を反映し、計画素案を修正したもの」が1件で、3ページの№5の意見でございます。区民意見及び区の考え方は記載のとおりでございます。  1ページにお戻りください。項番2、2番の「計画素案の記載の中で趣旨を反映しているもの」が3件、「計画素案では記述していないが、既存事業等で対応しているもの」が1件でございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、御報告は以上でございます。 ○委員長(うかい雅彦君) 何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(うかい雅彦君) よろしいですか。     ────────────────────────────────── ○委員長(うかい雅彦君) そのほか、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(うかい雅彦君) ほかになければ、本日の委員会を閉会いたします。              午後 3時13分 閉会...