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港区議会
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2023-11-14
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令和5年11月14日こどもまんなか・少子化等対策特別委員会-11月14日
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港区議会 2023-11-14
令和5年11月14日こどもまんなか・少子化等対策特別委員会-11月14日
取得元:
港区議会公式サイト
最終取得日: 2024-07-21
令和
5年11月14日
こどもまんなか
・
少子化等対策特別委員会-
11月14日
令和
5年11月14日
こどもまんなか
・
少子化等対策特別委員会
こどもまんなか
・
少子化等対策特別委員会記録
(
令和
5年第6号) 日 時
令和
5年11月14日(火) 午後1時28分
開会
場 所 第1
委員会室
〇
出席委員
(8名) 委 員 長
さいき
陽 平 副
委員長
白 石 さと美 委 員 森
けいじろう
やな
ざわ
亜紀
清 家 あ い 榎 本 あゆみ
丸山
たかのり
ゆうき くみこ 〇
欠席委員
(1名) とよ
島くにひろ
〇
出席説明員
高輪地区総合支所
副
総合支所長
・
高輪地区総合支所管理課長兼務
櫻 庭 靖 之
障害者福祉課長
宮 本 裕 介
みなと保健所長
笠 松 恒 司
健康推進課長
・
地域医療連携担当課長兼務
二 宮 博 文
子ども家庭支援部長
中 島 博 子
子ども政策課長
横 尾 恵理子
子ども若者支援課長
矢ノ目
真 展
保育課長
桑 原 砂 美
子ども家庭支援センター所長
石 原 輝 章
児童相談課長
中 島 由美子
教育推進部長
長谷川 浩 義
教育長室長
佐 藤 博 史
学校教育部長
吉 野 達 雄
学務課長
鈴 木 健 〇会議に付した事件 1
報告事項
(1) 「港区
高校生世代実態調査
」の結果について 2
審議事項
(1) 発 案5第10号
こどもまんなか社会実現
及び
少子化対策
に関する諸
対策
について (5.6.22付託) 午後 1時28分
開会
○
委員長
(
さいき陽平
君) ただいまから、
こどもまんなか
・
少子化等対策特別委員会
を
開会
いたします。 本日の
署名委員
は、白石副
委員長
、やな
ざわ委員
にお願いいたします。 本日、とよ
島委員
より
欠席
の届出が提出されておりますので、御
報告
いたします。 初めに、10月6日に開かれました
委員長会
の
内容
について御
報告
いたします。 まず、
委員会
の
開会日
についてです。新たに
特別委員会
が設置されましたので、改めて
委員会
の
開会日
について確認されました。
常任委員会
は月・水・金曜日に、
特別委員会
は火・木曜日に
開会
します。また、
環境等対策特別委員会
及び
海外修学旅行調査特別委員会
とそのほかの4
特別委員会
につきましては、
委員
が重複しますので、
開会
に当たっては各
委員長間
で調整することになりました。 以上が
委員長会
の
報告
です。よろしくお願いいたします。 ────────────────────────────────── ○
委員長
(
さいき陽平
君) それでは、
報告事項
に入ります。
報告事項
(1)「「港区
高校生世代実態調査
」の結果について」、
理事者
の
説明
を求めます。 ○
子ども若者支援課長
(
矢ノ目真展
君) それでは、
資料№
1、「港区
高校生世代実態調査
」の結果についてを御覧ください。こちらは、本年7月25日に御
報告
した
速報
から、
高校生世代
と関わる
児童館
や
区内高等学校
に
ヒアリング
した
内容
、また
アンケート調査
を
クロス集計
の上、区の
考察
を加えた
調査
結果を御
報告
するものでございます。
項番
1の
アンケート調査
につきましては、
速報
から変更がございませんので割愛させていただきます。
項番
2、
ヒアリング調査
について、(1)
調査概要
を御覧ください。
調査対象
は、
区立
の
児童館
、
子ども中高生プラザ
、
児童高齢者交流プラザ
と、
区内高等学校
5校に御協力いただきました。
ヒアリング
した項目は、後ほど御
説明
いたします。
調査期間
は6月19日から8月8日で、対面で副
校長先生
や
教頭先生
に
ヒアリング
をさせていただきました。
項番
3、
調査
結果でございます。
報告書
のボリュームが非常に多いので、
概要版
を用いて
説明
させていただきます。 3ページの
資料№
1-2を御覧ください。第1章から第6章までの構成で、順に
概要
を記載しております。
速報値
の
報告
と重複する
部分
は割愛いたします。 まず、第2章5(1)から御
説明
いたします。今回の
アンケート調査
の
考察
を記載しております。
考察
1では、
高校生世代
の
悩み
は、
進路
や
勉強
などのほか、
思春期特有
のものがございました。学年では
高校
1年生の
悩み
が多い
傾向
でございましたが、こちらは
調査
時期が3月であったため、
高校
3年生は
進路
が決まった後でありますので、
調査
の
タイミング
で多少は違った結果である
可能性
が高いかと考えております。性別では女性の方が
悩み
が多い
傾向
でした。約1割が
悩み
を抱えても
相談
いたしませんが、
説明文
の下の図表を御覧いただくと、
相談
をする人としない人では、
自己肯定感
や
孤独感
には明らかな差が出ておりました。 また、5(2)の
考察
2では、居心地のいい
場所
がある人とない人も同様に明らかな差が出ており、
相談
の
有無
と
居場所
の
有無
は、
自己肯定感
と
孤独感
に
相関
があるものと考えております。 5(3)番の
考察
3では、区が新しくつくるとしたら行ってみたい
場所
として、
利便性
や
快適性
のほか、人との
交流
が伴うものか、そうではないかで
傾向
を確認しております。やはり、
利便性
や
快適性
を
居場所
などに求められておりますが、少し
想定
と異なりましたのは、違う
学校
などとの
交流
を求める
取組
よりも、人と関わらない非
交流性
の
取組
の比率が高い点です。この結果を受けて、
高校生世代
の
活動
の
ベクトル
を
考察
したものが一番右の表で、4象限のマトリックスで整理しております。
活動
の属性として、
交流
と非
交流
を
横軸
に置き、スポーツや
ボランティア
など今よりも充実する
活動
と、
悩み
の
相談
や1人で過ごしたいなど
休息
する
活動
と、
ベクトル
が異なるため
縦軸
において整理しております。このように見ると、
子ども中高生プラザ
は、
交流
のある
充実性
に向けた
活動
が多く、逆に人と関わらず
休息
をする
居場所
というものが希薄ではないのかと考えています。 4ページを御覧ください。
保護者アンケート調査
の結果でございます。
項番
4を御覧ください。改めて、
子ども中高生プラザ
の
認知度
が、
高校生世代
6割に対して、
保護者
は8割と非常に高いことが分かります。今回、
居場所づくり
への
要望
について、
保護者要望
の
コメント
を挿入しております。
高校生世代
の
コメント
と
保護者コメント
で異なりますのは、やはり1人で行動する
年齢
でもあり、
安全性
を気遣う
保護者コメント
が見られました。
項番
の5は、
高校生世代
と
保護者
の回答を比較した
考察
で、
子ども中高生プラザ
について、
保護者
は、周知、
対象年齢
、開館時間に関する
要望
、要件的な
要望
が多くありました。
高校生世代
は、ほかの
利用者
や職員に関する
意見
が挙げられており、それぞれで視点が異なっております。
居場所づくり
の
傾向
については同様でございました。 第4章は
ヒアリング調査
の結果です。(1)
調査対象
を御覧ください。
①区立
の
児童館
、
子ども中高生プラザ
については、
高校生世代
の
利用状況
、
施設
の
取組
や工夫、
課題
、
アンケート調査
を踏まえた
意見
を伺っております。
②番
、
区内
の
高等学校
については、
学校
の
現状
や
高校生世代
の
居場所づくり
について御
意見
をいただいております。本編に
ヒアリング
した
内容
を記載しておりますが、数が多いので、結果の
概要
に記載している
内容等
、私から口頭で補足させていただきます。
児童館
や
子ども中高生プラザ
は、
概要
に記載のとおり、
世代
に応じた
児童
との向き合い方、関わり方というものを中心に思慮深く考えてくださっています。
高校生
の
利用状況
は、
小学生
からの
継続利用
が多く、
高校生向け
の
取組
については、
小学生
の帰宅した18時以降の
高校生タイム
や、
民生委員
と協働した
食事
の
提供
、音楽の
バンドコンクール
、
ダンス大会
、
ゲーム大会
のほか、中には
高校生
自ら企画する
実行委員会
を設けるなど、工夫して取り組んでいる
施設
がございます。
課題
としては、SNSをうまく
活用
できていない、
情報発信
が弱く、
新規開拓
ができていないなど、何をしているか分からないという
高校生世代
の
アンケート
結果と認識は一致していました。
区内高等学校
への
ヒアリング
では、不
登校
がいることや、
高校生世代
の
期待
、また活発な層と静かな層を分けた
施設
や、
高校
になると地元とのつながりが希薄になる点など、
高校生世代
と
意見
が一致している
コメント
もあり、今後の
方向性
の
参考
とさせていただきます。 第5章は国や都の
政策動向
ですので、御
説明
は割愛させていただきます。 第6章は、先ほど申し上げた
内容
などをまとめており、
最後
の
項番
4で、
調査
結果からの
方向性
を吹き出しで記載しております。 1点目の
方向性
は、
子ども中高生プラザ
の
利活用
の
促進
です。
アンケート調査
の
考察
にもありました、
交流
かつ
充実性
のある
活動
は、
子ども中高生プラザ
で既に実施しておりますが、
高校生世代
に
情報
が届かず、
利用者
の
新規開拓
が進まないなど、
課題
も明白です。まずは、各
地区
に整備した
高校生世代
の
居場所
をしっかり
活用
していただくために、
情報発信
の
強化
などに取り組む必要があることを記載しております。 2点目は、今回の
調査
で、
学校
や
家庭
に
居場所
がなく、
相談
することができない
高校生世代
がいることが明らかとなりました。これまで、区に接点のある
高校生世代
は、
交流
や
充実性
の
居場所
や
活動
を好む
意見
を多くいただいておりましたが、今回、全
件調査
を行うことによって、人と関わりたくない、元気な人も見たくない、1人でゆっくりしたいという、非
交流
の
休息性
の
ベクトル
の
居場所
が必要な人が
区内
に存在しているということが確認できたため、安心して過ごすことができる
居場所
の
提供
を今後検討することを記載しております。
資料
2ページにお戻りください。
項番
の4、
高校生世代
の
居場所づくり事業
の
方向性
についてです。本
調査
結果では先ほどの2点を
方向性
としておりますが、具体的にどのように取り組むのか、この
方向性
について
高校生世代
と直接
意見交換
をしたいと考えております。施策として固まる前に
意見
を聞くことで、さらに
当事者
に寄り添った
取組
に磨いてまいります。
最後
に、
項番
の5、今後のスケジュールです。明日より
調査
結果及び
意見交換会
の募集を開始いたしまして、12月の
期末テスト
の終わった中旬に3回、
意見交換会
を実施いたします。
高校生世代
の
意見
を踏まえまして、年度内に本
委員会
にて具体的な
事業
の
方向性
を改めて御
報告
したいと考えております。 長くなりましたが、
説明
は以上です。よろしくお願いいたします。 ○
委員長
(
さいき陽平
君)
説明
は終わりました。これより質疑に入ります。ご
質問等
ございましたら、順次ご発言願います。 ○
委員
(
丸山たかのり
君) 御
説明
ありがとうございました。
調査
結果のまとめの
ところ
で、吹き出しの
ところ
で、具体的には5ページになるのですか、いろいろ今後の
方針
が示されていて、
子ども中高生プラザ
の
利活用
の
促進
に関して、
情報発信
の
強化
ということが打ち出されているかと思います。それで、これも本当にすごく大事なポイントかと思っていまして、
居場所づくり
で必要となる
施設
として
Wi-Fi施設
がないという話があるわけですけれども、実際には、
子ども中高生プラザ
にはMinato City
Wi-Fi
が入っていますので、実際には使えるのだけれども、恐らく知らない
子たち
も多いのかと思っています。ですので、そういった
子たち
に、そういったものがあるのだという
ところ
をまずはしっかりと周知していただいて、その
活用
を促していって、
利用率
を上げていくということが考えられると思うのですけれども、
情報発信
の
強化
に関して、具体的にどのようなことを考えていますでしょうか。 ○
子ども若者支援課長
(
矢ノ目真展
君) 来月の
高校生
との
意見交換会
で、具体的な
部分
は
意見
も踏まえて固めていきたいとは考えておるのですけれども、実際に
高校生
の
人たち
を、例えば
実行委員会形式
で、
子ども中高生プラザ魅力発信委員会
みたいなものをつくって、
当事者たち
に
子ども中高生プラザ
の
魅力
を
当事者たち
の
目線
で見つけていただいて、それを
インスタグラム
や
TikTok
で
発信
していく。それ以外にも、
事業
の中身も踏まえて
施設長
と
意見交換
をするなどという形で進めていければ、より
当事者目線
で
魅力
のある
取組
を行い、
発信
できるのではないかと考えております。 ○
委員
(
丸山たかのり
君) そうですね。やはり、まさに
当事者目線
で
発信
していくことがすごく大事です。今、
TikTok
や
インスタグラム
という話もありましたけれども、そういった媒体の
活用
というのは、旧ツイッター、Xでの
発信
も結構されていることも存じているのですけれども、やはりまだまだ多分、目に届かないというか、まだまだ少し
発信力
という
意味
では、そもそもの
発信
の仕方というのもあるかとは思うのです。なので、
若者
に届くような、本当に砕けた言い方をすると受けるような
発信
の仕方もあろうかと思いますので、ぜひ
当事者
の方々の
意見
なり
アイデア
も生かしつつ、ぜひ柔軟な
発想
でやっていただければと思います。 次に、
子ども中高生プラザ
は、先ほどの
報告
の中でも、既に
運営
の中に、
子どもたち
というか
高校生
が実際に関わっている
事例
もあるというのを聞いて、そうなのかと思ったのですけれども、我々の
委員会
ではないのですけれども、
保健福祉常任委員会
で、このたび三原市の
施設
でラフラフという
施設
を見てきたのですけれども、まさに
高校生たち
が本当に
主体者
になって、いろいろ
アイデア
を出していただいて、
運営
に関わっているというのがすごく特徴的ではありました。ですので、そういった
高校生世代
の
施設づくり
という
ところ
に、
高校生世代
のまさに
当事者
が関わっていくということの
重要性
というのは、その
施設
を見学させてもらってもすごく分かった
ところ
なのですけれども、実際に今、港区で
運営
に具体的にどのように関わられているのかということと、他の
施設
へ広げていくようなお考えなどありますでしょうか。 ○
子ども若者支援課長
(
矢ノ目真展
君) 関わり方で、実際にもう
高校生世代
を集めて、
高校生タイム
、18時以降の
取組
について
高校生
と議論して、カフェみたいなものをそこでやっています。そこは
指定管理者
によって、
子ども中高生プラザ
の
取組
が、やはり
レベル感
が、乳幼児向け、
小学生
向け、中学生、
高校生
と、多少は
温度差
がありまして、そこが
施設
の
利用状況
、
高校生
の
利用
の
実態
を見ていくと、特に
高輪
、
麻布
が多いのですけれども、
高輪
は駅近だから、
麻布子ども中高生プラザ
はそのような
取組
を中心的にやっていたりするので、そこで
利用
が高かったりします。そこについては、各館長を集めた
施設長会
を月に1度開催しておりますので、そういった
ところ
で
意見交換
をしながら、各館の
方針
に沿った形で、各
施設
で検討していただいているといった
流れ
でございます。 ○
委員
(
丸山たかのり
君) そうですよね。
現状
で今、
利用
がそもそも少ない
ところ
があるので、すぐにできる
ところ
とできない
ところ
や、今、
子ども若者支援課長
がおっしゃられたように、地理的な問題なども多分あるのだろうと思いますので、そこは館の
自主性
という
ところ
に委ねていただいてもいいのかと思いますけれども、やはりそこに、区も少し後押ししてあげるというか、そういった
取組
も必要かと思いますので、
高校生
自らが
運営
に関わることで
発信
していこうという動機づけにもなっていくと思いますので、そういった
ところ
はぜひ横の展開をしていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
最後
に、非
交流型施設
という新しい
施設
を今後検討していくということで、これは少しまとめて伺いたいと思うのですけれども、非常に新しい
発想
で、まさに
子ども中高生プラザ
から漏れてしまっている
子どもたち
の
居場所
として
提供
するという、本当に新たな試みというか、でも一握りかもしれませんけれども本当に必要な
子たち
がいるというのが今回の
調査
結果でもありますので、そういった
ところ
では
大変期待
はしておるのですけれども、ただ、具体的な
イメージ
として、例えば
図書館
との違いというのは一体どのようなことなのかということであったり、
あと
、こういった
施設
は、実際にほかに似たような
施設
というのがそもそもあったりするのでしょうかということと、
あと高校生
の不
登校
の
子どもたち
というのも
ターゲット
になるのかというのも、まとめてお伺いしてもよろしいでしょうか。 ○
子ども若者支援課長
(
矢ノ目真展
君) まず、1点目の
図書館
との違いなのですけれども、今、
イメージ
しているものとの違いで、まだ固まってはいないので、私の
イメージ
の違いなのですけれども、
図書館
は、ある
意味
、
オープンスペース
、広い
ところ
で、人の目もありながら読書をしたり自習をしたりという空間になってきます。そこの中では、
図書館
の
司書
の方はいますけれども、あくまで個人の
利用
で、例えば
相談事
があったとしても、いきなり
図書館
の
司書
の人に
家庭
や
友人関係
の
相談
というのはしないと思うのです。今回、
調査
結果からは、
相談
の
有無
という
ところ
も
相関
がありますので、当然、家のようにくつろげる
居場所
であり、かつ、そこにいる
大人
から、あまり干渉はないのですけれども、そこに
大人
との
信頼関係
を築いた後に、自分から
相談
できたり、
あと
は、
子ども
の
利用状況
から、場合によっては関係する機関につないだりというような
イメージ
で考えておりますので、
相談
の
有無
という
ところ
も
図書館
との違いの一点ではないかと考えております。 2点目の他の
事例
なのですけれども、今調べる限り、自治体が主体的にそのようなことをやっている
事例
はまだ見つかっていないのですけれども、都内で
NPO法人
が
運営
している
居場所
がありまして、
住所
など公開しているわけではないのですけれども、例えば
インスタグラム
などで、「
充電器
」や「
洗濯機
」などというのを一緒にアップすることで、
トー横キッズ
までいかないにせよ、
居場所
のない
子どもたち
が渋谷や原宿から来たり、そこで、ある程度、安心する
居場所
が一定期間あって、
ライフステージ
が変わる
タイミング
で、考え方や人との付き合い方が変わり、助かる、健全な育成ができる、そのような
施設
がございます。そういった
事例
も
参考
にしながら、検討を進めてまいりたいと考えております。 不
登校
の子の受皿としては、当然そこの
施設
も
1つ
になるのではないかと考えております。ただ、今も
子ども中高生プラザ
や
児童館
にも不
登校
の子が日中来ている
事例
もありますので、不
登校
の子が行きたい
居場所
というのも様々だと思うのです。そういった子の選択肢の
一つ
になれば幸いです。 ○
委員
(
丸山たかのり
君) 分かりました。いろいろと調べていただいた上で、本当に結局、何といいますか、大きな数字ではないのでしょうけれども、そういった
必要性
というのを見いだされて、そこに対して手を差し伸べていくというか、寄り添っていこうという区の姿勢というのはすごく大事なことだと思いますし、なかなか前例も本当に少ない中でのものですし、先ほどの
NPO法人
の例も、
住所
も公開していないような
ところ
でないと、逆に言うと行けない
子どもたち
もいるのだというのは、見過ごしてはいけない問題もはらんでいるというか、そこで救われている
子どもたち
もいるのだとすごく思いますので、本当にいろいろ大変かと思いますけれども、ぜひ頑張っていただければと思います。 私も本当に、これまでも言ってきたのですけれども、やはり不
登校
の
子たち
が、中
学校
までは不
登校
で把握されているのですけれども、不
登校
のまま卒業してしまった後のフォローが全然ないという
ところ
で、結局そのまま、ずっと分からないまま来てしまって、
成人式
で顔を出してくれなかったら、そのまままたずっといってしまうという
ところ
があるものですから、そのような
意味
では、必ずしもそこが
ターゲット
ではないと思いますけれども、そういった
ところ
の把握というものとしても少し
期待
している
ところ
がありますので、
子どもたち
に、それこそ
情報発信
が大変かと思いますけれども、何とかそこに
情報
が行き届くような方法というのも、ぜひ様々工夫していただいて、これからだと思いますけれども、よいものにしていただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○
委員
(やな
ざわ亜紀
君)
高校生
の
悩み
が、
勉強
や
進路
に関するものが非常に多いということで、
大学進学
に向けて、やはり当然かと思ったりするのですけれども、また、もちろん
進路
に関してもそうだと思うのですけれども、港区における
学習支援
というものが、
生活保護
の方や
貧困世帯
の人しか受けられないので、もっと
高校生
が気軽に行ける
学習支援
のサポートみたいなものが必要で、そこに大学生や新
社会人
などが
ボランティア
などで行ってくれることによってメンターみたいな形でつけるような、そのような
地域
のサイクルみたいなものが出来上がって、
高校生
も
勉強
ができてというような、いい仕組みを生み出せるのではないかと思うのですけれども、その辺りについてはいかがでしょうか。 ○
子ども若者支援課長
(
矢ノ目真展
君) やはり、
悩み
の中で
進路
や
勉強
に関するものが上位に来るということは、当然、
対象
から
想定
はしていた
ところ
でございます。こういった
ところ
の
相談先
については、塾や
家庭
、
学校
など、既存の
部分
でも十分あるものはある。ただ、なかなか気軽に行けないなど、費用的なものでということも当然ありますので、そこで
学習支援事業
を実施している
流れ
になります。そこでも月に1回、
心理士
を配置して、その子の
相談
を聞くという
取組
も実施しておりますので、そこも
居場所
の
一つ
になっているのではないかとは考えております。
高校生世代
の
学習支援
という切り口になると、また
居場所
とは少し変わってくるのですけれども、これから検討していく
場所
の中で少し考えているのは、ただいるだけではなくて、
家庭
と同じような
機能
なので、例えば
食事
をしたければ
食事
ができるなど、いる
大人
の人に
勉強
を教えてと言えば教えてあげられるような、そのような
居場所
になれば、そこの中でも
1つ
、
学習
を補助することもできるのではないかと考えております。 ○
委員
(
清家あい
君) 前の
報告
があったときから
要望
させていただいているのですけれども、今回、結果として、
交流
型と非
交流
型、両方あるという
必要性
が認識されて、両方の
方向
で進めてくださるということで、すごくいいと思います。 やはり、
子ども中高生プラザ
に、
高校生
になったら行きにくいという
意見
もありましたけれども、そこに
高校生
の
専用スペース
をつくるなど、そこの
機能
を拡大するのと、また別にもう一個、やはり非
交流
型の
施設
という
ニーズ
があると思うので、そのような
方向
で進めていただけるといいと思っています。
高校生世代
となっているので、必要とされているのは、やはりもう少し下の
世代
から、必要な
子たち
、不
登校
で
居場所
がないなどありますし、私も第三の、
サードスペース
の、
住所非公開
みたいな
施設
を見に行ったことがありますけれども、家に帰れないから、やはりシャワーを浴びられたり、性的な
相談
ができる、
あと
、もう
日常品
として
生理用品
や食品などがそこにあるなど、そのような
ニーズ
がある
子たち
が確実に少なくともいるし、そこをフォローできる
施設
というのが、一時
保護
はありますけれども、その前の
ところ
がやはり足りないので、そのような
施設
をつくってもらいたいと思います。 それで、
高校生
だけに限定しないで、
世代
ということで、もう少し広く見ていただきたいと思うのと、
場所
がすごく重要になってくると思うので、
繁華街
などの近くにあるといいと思うのですけれども、できるだけ港区の
子ども
だけに限らず、もう少し広く
利用
できるような感じになるといいと思います。 それと、やはりユースクリニック的な
機能
がすごく重要なので、そういったものを検討していただけるといいと思っています。 ○
子ども若者支援課長
(
矢ノ目真展
君)
世代
については
高校生世代
としておりますので、当然、発達の状況に応じて、この
施設
が必要な
年齢
ということも変わってまいります。なので、そこは限定しないという
方向
で考えております。
場所
なのですけれども、実は
NPO法人
にも少し
相談
はさせていただいていて、そこに通っている
子ども
などの
傾向
から見ても、やはり住宅地や
学校
の側は行きにくいということは、
1つ
、データとしてあるそうです。
あと
は、
繁華街
の場合は逆に非行に走ってしまいそうな予備軍の
子たち
もいるので、あまり望まないと。逆に言うと、渋谷、原宿から歩いて行けるくらいの、SNSなどを見て歩いてこられるような、避難できるような位置が理想でありますので、港区で探していくと、かなり限定的になるのではなかろうかと考えております。 なので、港区の
子ども
に限定するかしないかという点につきましては、まだここもはっきりとはしておりませんが、今回の基礎
調査
の結果からも、港区の
高校生
もほとんどが港区外の土地でお世話になっている
部分
もありますので、そうはいっても当然、港区の税金で賄う
施設
でございますので、原則は港区民ではないかと思っています。ただ、
子ども
の状況によっては当然、
保護
することも必要でございますので、そこは柔軟に対応していきたいと考えております。 ユースクリニックの
機能
につきましては、まだここも具体的には定まっておりませんので、
高校生世代
との
意見交換会
を踏まえて明らかにしていきたいと考えております。 ○
委員
(
清家あい
君) ぜひお願いします。 ユースクリニックの件については、
トー横キッズ
のお子さんたちの
ところ
でも問題になっていると思いますが、検査をする
場所
がやはり必要だったり、それによって将来、不妊になってしまうということが、すごく
可能性
として高いので、早い段階で、妊娠もそうですけれども、そうしたことの
相談
ができる
場所
というものが、やはりなかなか
子ども
からアクセスしにくいものなので、そのような
機能
はぜひつけていただきたいと思います。
要望
です。 ○
委員長
(
さいき陽平
君) ほかに何かございますでしょうか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(
さいき陽平
君) ほかになければ、
報告事項
(1)「「港区
高校生世代実態調査
」の結果について」の
報告
は、これをもって終了いたしました。 ────────────────────────────────── ○
委員長
(
さいき陽平
君) それでは、
審議事項
に入ります。
審議事項
(1)「発案5第10号
こどもまんなか社会実現
及び
少子化対策
に関する諸
対策
について」を議題といたします。 本発案について、何かございますでしょうか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(
さいき陽平
君) ほかになければ、本発案については、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。 (「はい」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(
さいき陽平
君) それでは、本日継続と決定いたしました。 ────────────────────────────────── ○
委員長
(
さいき陽平
君) そのほか、何かございますでしょうか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
委員長
(
さいき陽平
君) なければ、本日の
委員会
を閉会いたします。 午後 1時57分 閉会...
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