○
委員(
小倉りえこ君) 港区スポーツふれあい
文化健康財団のところで聞き忘れたことが1つあったのですが、3ページの
評価シートの一番下の
組織のところです。
役員で非常勤の中で
区職員が2人と書いてありますが、これはどちらの部門から行かれている方ですか。個人名とかそういうのはあれではないのですが、どこから2名というところなのでしょうか。少し港区スポーツふれあい
文化健康財団のホームページを見ましたが、
役員人事的なところが見当たりませんでした。
○
区役所改革担当課長・
デジタル改革担当課長兼務(
多田伸也君) ここの2名につきましては、理事として区の幹部
職員が1名出ているのと、監事として1名、区の幹部
職員が出ております。
○
委員(
小倉りえこ君) 理事と監事ですね。
○
区役所改革担当課長・
デジタル改革担当課長兼務(
多田伸也君) 理事と監事です。
○
委員長(
池田たけし君) ほかにございますか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
池田たけし君) なければ、
報告事項(1)「
令和5年度港区
外郭団体経営評価結果について」の
報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○
委員長(
池田たけし君) 次に、
報告事項(2)「
港区区有施設保全計画の
見直しについて」、
理事者の
説明を求めます。
○用地・
施設活用担当部長[用地・施設活用担当課長事務取扱](大森隆広君)
報告事項(2)「
港区区有施設保全計画の
見直しについて」、本日付
資料№2を用いて御
説明いたします。本件につきましては、脱炭素社会の実現に向けた新たな取組等を反映するため、
港区区有施設保全計画の一部
見直しについて、御
報告させていただきます。ページにつきましては、右下のページ数を使って
説明をしていきたいと思います。
初めに、1ページ、
項番1、保全
計画策定の経緯です。平成24年度に発生いたしました中央自動車道笹子トンネルの天井板落下事故を踏まえまして、国は平成26年度に公共施設の総合的かつ
計画的な管理を推進するため、公共施設等総合管理
計画を策定するよう、全国の地方公共
団体に要請してございます。これを受け、区は平成28年度に公共施設の整備・活用の考え方、維持管理の進め方、公共施設の在り方に関する基本的な考え方を示し、今後の全庁横断的な取組を総合的に推進することを
目的に、港区公共施設マネジメント
計画を策定したものでございます。その後、平成30年7月に、マネジメント
計画の個別実行
計画として、区有施設について、将来の工事時期をあらかじめ定めまして
計画的な修繕を行う予防保全型の管理により、安全性の確保、機能・性能の確保、長寿命化及び財政負担の軽減・平準化の実現を目指し、保全
計画を策定してございます。
項番2、
見直しの経緯及び方向性でございます。まず、(1)の脱炭素社会の実現に向けた新たな取組でございます。国は、地球温暖化対策
計画において、地方自治体の実施すべき取組として、建築物のZEB化の実現を掲げてございます。区は
令和4年9月に港区区有施設環境配慮ガイドラインを策定し、既存施設の大規模改修工事を実施するに当たり、実現可能な一次エネルギーの消費量削減率の目標値を定め、省エネルギー性能の高い施設整備を目指すこととしてございます。この取組を踏まえ、保全
計画に係る行動
計画の期間と将来経費の
見直しをするものでございます。2ページにZEB化に伴う一般的な改修工事のスケジュールを示してございます。工事着手の5年前から準備作業が必要となります。
(2)労働基準法の改正に伴う対応でございます。平成31年4月に改正されました改正労働基準法において、建設業は5年の猶予期間を経て、
令和6年、来年でございますが、4月から時間外労働の上限規制が適用されます。このことから、区が発注する建築工事等において、原則として週休2日で発注する必要があるため、行動
計画と将来経費を見直すものでございます。
項番3、ZEB化に伴う将来経費の
見直しでございます。まず、(1)工事費についてでございます。国のZEB設計ガイドラインを参考に、工事費の増額率12%を設定し、将来経費に計上したものでございます。
(2)のZEB
調査及び基本
計画策定
業務でございます。大規模改修工事着手の5年前に施設の現状を把握した上で、実現可能な省エネルギー性能を検討するZEB
調査、また、工事着手3年前にZEB
調査の結果を踏まえました工期、施工
範囲、工事
内容及び費用を明らかにした基本
計画を策定するため、その費用を将来経費に計上するものでございます。
項番4、週休2日に伴う工期と将来経費の
見直しでございます。まず、(1)工期でございます。週休2日での作業になることから、これまでの約1.2倍の工期が必要となり、行動
計画についても1.2倍を想定した行動
計画に
見直しをいたします。次に、(2)工事費でございます。国が発出した文書を参考にしまして、工事費の増額率を5%と設定し、将来経費に計上いたしました。
項番5、保全
計画の
見直し内容でございます。(1)行動
計画でございます。ZEB化、週休2日の工期を踏まえ、
令和20年度までの行動
計画を新たにお示ししてございます。詳細につきましては、39ページから42ページに行動
計画がございますので、御参照ください。
(2)の将来経費でございます。将来経費を
見直した結果、
令和元年度から保全
計画が見据える
令和60年度までの60年間に必要な経費は、年間平均約229億円となります。現在の保全
計画と比較しまして、年間平均から約16億円、約8%増加いたしました。詳細につきましては、47ページをお開きいただきますと、その
内容が記載されております。
最後に、3ページ、
項番6、スケジュールでございます。
令和6年3月に基本
計画と整合を取った上で、
港区区有施設保全計画、
令和5年度改定版として公表する予定でございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
委員長(
池田たけし君)
説明は終わりました。これより質疑に入ります。御
質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。
○
委員(
小倉りえこ君) 保全の中でZEB化を進めていかれるというところで、税制負担もあることながら、基金を積み立てるなどということが書いてありました。これ、
令和4年ぐらいだったと思いますが、当時、保健福祉
常任委員会におりまして、赤坂コミュニティーぷらざの大規模改修がありますよと。そこでZEB化をしていくのだという
報告があったことを今でも覚えております。
そのときに、ZEB化をしていく上で、通常の大規模改修ではなく、プラスZEB化ですごくお金がかかるのだと。ただ、今、
報告する時点では、何にどれだけお金がかかるのかというのが全く分からない中でZEB化をしていくのだという
報告にとても違和感があったのを覚えております。
資料の39ページ、本編で言うと素案の29ページだと思いますが、図表の行動
計画があります。これを見ると、当時、赤坂コミュニティーぷらざを大規模改修でZEB化をするのが1発目だという
説明を受けていた気がするのです。なので、過去に事例がないから、ZEB化をしていく上で、これだけの大規模な施設だと幾らかかるのかが分からないという答弁があったのを今でも覚えています。
この表の中で、赤坂以外にたしか白金台もそういうふうにやっていくというのが後の
委員会で
報告があったと思います。大規模と書いてあるところが、全部今後ZEB化対応としていかれるものなのか。それとも、今もう既に改修で複合施設以外のところでそういうのがされているのか。どのぐらいの数が今もう対応されているのか、教えてください。
○用地・
施設活用担当部長[用地・施設活用担当課長事務取扱](大森隆広君) 実績としましては、ZEB化を実施したものは、新築工事で元麻布保育園はZEB ReadyでERR50%ということで実施したものでございます。また、赤坂中学校はZEB Orientedということです。新築工事についてはもう既に実施したものがありますが、改修工事ではこれからです。ですから、
小倉委員御
指摘いただいた赤坂コミュニティーぷらざということでございます。
今年度から、設計している案件、それでファシリティーマネジメント
計画の中で大規模改修工事に位置づけられたものはすべからくといいますか、ZEB化を目指して設計をしていくと。ただ、大規模改修工事ですから、必ずZEB Readyを目指せるかというと、なかなか高いハードルがございます。ここはあくまでもZEB化を目指した設計を行っていくという形になろうかと思います。
○
委員(
小倉りえこ君) ありがとうございます。当時の
委員会のやり取りでも、ZEB化はマストではないという答弁はいただいております。限りなくERRを高めていくというところは国の方針でも決まっているので、区もそれに倣いますというところはすごく理解できます。ただ、いろいろなものの
バランスを考えた上で、何が何でもZEB化に向けて努力をしなければいけないというものではないということだったので、私もそのような認識ではいるのです。
なぜそんなことをそのとき言ったかというと、本当にごめんなさい、過去の話になってしまうのですが、赤坂コミュニティーぷらざでヘルシーナをZEB化することで、休館期間がすごく長く、さらに追加して、予定として1年近くお休みするということだったのです。この予定を見る限り、実際の大規模改修というのは先の話にはなりますが、代替施設をノー
プランでZEB化します、お金は幾らかかるか分かりませんというようなものが、ごちゃ混ぜのセットで御
報告されたものですから、
計画を立てていないのではないのという違和感もすごく大きかったのです。
今後、赤坂コミュニティーぷらざを先頭に、いろいろな古いところが長寿命化を目指して改修されていくというのは十分理解はしていますが。その辺りの今、私が申し上げたことは、用地・施設活用担当課長も言われたとおり、何が何でもしなければいけないものでもないというようなところが、この素案の中ではなかなか読み取れないといいますか、あまり私は理解が追いつかないので、このままだと、全部ZEB化をしなければいけないとやはり思うのが
前提になってしまっている気がするのです。
バランスですか。幾らかかるか分からない。結局、赤坂コミュニティーぷらざはプラス8億円だか10億円と、それぐらいのお金がZEB化することでかかって、それを後から幾らかかるみたいですという
報告の受け方だったから、さらに
計画性というものはいかがなものなのでしょうかということも伝えたことがありました。
何か指標というものは、今の時点では多分ないと思います。どこかでやって件数を重ねていかない限り、目標というか目安というものが出ないというのは十分承知はしています。港区に限らず、ほかの23区とかでそういうことをやっているところもあるのかないのか。私は少しまだ勉強不足で分かりませんが、何をどこまですることがよしなのかというところの線引きがなかなか難しいのです。いいことだから、どれだけお金がかかろうがやりましょうと。もしくは、建て替えた方が逆に早いのではないかというところも当然出てくると思います。そこの判断をどういうふうにされるのか。
地球温暖化対策の部門と恐らく用地活用の部門は違うので、何をもってどちらがグリップを握るのかというところも分からないのです。そこを少し簡単に御
説明いただけますか。
○用地・
施設活用担当部長[用地・施設活用担当課長事務取扱](大森隆広君) 本日の
資料の2枚目に、ZEB化に伴う大規模改修工事のスケジュールをお示しさせていただいています。まさに大規模改修工事の着手前のZEB化に向けた
調査で、現状
調査をして、ZEB化に向けてどこまでできるのか。当然ZEB化に向けた取組は、港区だけではなく、国が
令和3年に策定した地球温暖化対策
計画に基づいて、区がガイドラインを昨年策定したということですから、あくまでもZEB化に向けて突き進むことは事実ですが、改修工事の場合はなかなか難しい問題がございます。
先ほど
小倉委員御
指摘いただいた、施設
利用者が長期間利用できなくなるといったこともございます。そういったことも勘案してZEB化
調査を実施し、3年前の基本
計画ございますから、いろいろな法的な問題、また
利用者、また当然ZEB化を目指した改修工事をしていく中でどのような影響があるのか。また、改修工事の経費がどのぐらいなのか。ここで明らかになってくるということかと思います。
○
委員(
小倉りえこ君) ごめんなさい。私は理解が追いつかなかったので、また、そういうところは、改めて教えていただく機会が出てくるとは思います。基本
計画というワードが出ました。後期の
計画改定がある中で、そこがどう変わるのかというところは、こんな3年間ぐらいのものでは出るのか出ないのか。ごめんなさい。私には想像もつかないような
状況ではありますが、国がやるからやるというのは分からないでもないです。分からないことはないけれども、本当にそれでいいのかなということも時々やはり感じることはあります。
ZEB化することで、費用がこのぐらいかかるといったある程度の目安というのが積み重なっていくのはもう理解はしているので、どこかのタイミングで、この直近1年、2年でそういうのができるとは思いませんが、ただ、赤坂コミュニティーぷらざの件ではプラス7億円、8億円。白金台の方は規模が小さいからそこまでいかないにしろ、でもプラス何億円という億レベルで上がっていくわけです。建材の費用などの値上がり以上にそういうものがかかっていく中で、必要なものに使うというのはよく分かるのですが、私のようになかなか理解が追いつかない人々に、何でもいいから使ってしまうのでしょうかと思われないように、
説明をしっかりしていただければと思います。今後の話ですが、よろしくお願いします。
○用地・
施設活用担当部長[用地・施設活用担当課長事務取扱](大森隆広君) 今後、ZEB化に向けた工事の実績の中でPDCAサイクルの
体制を整えて、実際の工事の経費に見合った費用対効果といいますか、しっかりとした設計ができているのか。また、ランニングコストの削減だけでなく、ライフサイクルコストの削減につながるような工事なのかということをしっかり研究していきたいと考えてございますので、よろしくお願いいたします。
○
委員長(
池田たけし君) ほかにございますか。よろしいですかね。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
池田たけし君) なければ、
報告事項(2)「
港区区有施設保全計画の
見直しについて」の
報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○
委員長(
池田たけし君) 次に、
報告事項(3)「旧
伊豆健康学園の売払いについて」、
理事者の
説明を求めます。
○用地・
施設活用担当部長[用地・施設活用担当課長事務取扱](大森隆広君) それでは、私の方から
報告事項(3)「旧
伊豆健康学園の売払いについて」、本日付
資料№3で御
説明させていただきます。
旧
伊豆健康学園の売払いにつきましては、
令和4年7月27日、昨年度でございますが、本
委員会で売払いについての考え方ということで
報告させていただきました。今年度、一般競争入札を実施した結果、落札者が決定したため、売買契約について締結するもので、その御
報告をさせていただくものでございます。
資料の2ページを御覧ください。旧
伊豆健康学園は、東京駅から電車で2時間10分、最寄りの伊豆高原駅からは車で10分の距離に位置してございます。次に、建物の配置でございます。敷地内には学校棟、食堂・体育室棟、グラウンドのほか、生活の場だった児童の宿舎と教員の宿舎等が現在も残っている
状況でございます。
1ページにお戻りください。
項番1、財産の表示でございます。所在地につきましては記載のとおりでございます。なお、面積は、実測の数値を記載してございます。
項番2、入札方法等についてでございます。(1)入札方法は、インターネットを活用した一般競争入札を実施いたしました。入札を実施する上での申込み、入札及び開札をインターネット上で実施してございます。(2)利用した公有財産売却システムは、KSI官公庁オークションでございます。KSI官公庁オークションは、官公庁専用のオークションサイトで、かつてヤフー官公庁オークションとして運営されていたものでございます。税金を滞納した人から差し押さえた物件の公売や、今回のような公有財産の売却など、国や自治体に広く利用されてございます。(3)最低落札価格は750万円でございます。
項番3、落札者等でございます。落札者につきましては、株式会社NSグループで、所在地は記載のとおりでございます。また、落札価格は6,526万円でございます。
項番4、経過でございます。経過については記載のとおりでございますが、
令和5年7月4日に落札者が決定して以降、現在まで契約締結に向けた調整を進めてまいりました。
最後に、
項番5、スケジュールでございます。本
委員会での
報告後、土地等売買契約を締結いたします。契約締結後は売買代金を受領し、引渡しと登記の移転の手続を進める予定としてございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
委員長(
池田たけし君)
説明は終わりました。これより質疑に入ります。御
質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
池田たけし君) よろしいですかね。なければ、
報告事項(3)「旧
伊豆健康学園の売払いについて」の
報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○
委員長(
池田たけし君) 次に、
報告事項(4)「
都市計画道路事業に伴う土地の購入について(南麻布一丁目及び元麻布一丁目)」、
理事者の
説明を求めます。
○用地・
施設活用担当部長[用地・施設活用担当課長事務取扱](大森隆広君) それでは、
報告事項(4)「
都市計画道路事業に伴う土地の購入について(南麻布一丁目及び元麻布一丁目)」、本日付
資料№4を用いまして、御
説明いたします。
まずは、対象となる土地について御
説明いたします。
資料の4ページの案内図を御覧ください。黄色い部分が本
事業区間となる二之橋から仙台坂区間で、赤い部分が、今回購入する箇所でございます。対象の南麻布一丁目は、図の右側の二の橋交差点近くの赤く塗った箇所でございます。取得予定面積が10.02平米でございます。また、元麻布一丁目は、図左側の仙台坂上交差点近くの赤く塗った2か所、取得予定面積は429.42平米となってございます。
5ページ、6ページが、それぞれの対象地の公図の写しでございます。
1ページにお戻りいただきまして、
項番1、背景でございます。本
事業区間は、災害時の広域避難場所へとつながる緊急道路障害物除去路線であることから、区内の他の路線に優先して整備を進めてございます。本件土地を含む当該区間延長は約530メートル、
計画幅員は15メートル、そのうち車道は7メートル、両側に4メートルの歩道が整備されて、合計15メートルです。車線数は片側各1車線となります。
項番2、経緯でございます。補助7号線での本区間は、平成27年3月10日に
事業認可を取得しました。
令和7年3月31日の
事業完了を目標に
事業を進めているところでございます。
項番3、
事業用地取得の進捗率でございます。本区間の取得予定面積は約2,220平米でございます。本件の取得を含めますと1,323.69平米となりまして、進捗率につきましては約60%となります。
2ページを御覧ください。
項番4、物件の表示、購入価格及び契約の相手方でございます。購入する土地の対象地域につきましては、(1)南麻布一丁目は110番の3の一部。地目は宅地で、地積は10.02平米となります。購入価格は3,289万650円です。契約の相手方は株式会社オフィスR・P・G、代表取締役、高井憲一でございます。
(2)元麻布一丁目は112番13・14・15及び116番の5の一部、117番の一部でございます。地積の合計につきましては429.42平米で、購入価格は11億1,301万9,224円でございます。契約の相手方は森ビル株式会社、代表取締役、辻慎吾でございます。
その他、記載のとおりでございます。
3ページを御覧ください。
項番5、理由は、
都市計画道路事業用地購入のためでございます。
項番6、土地購入の財源は港区公共用地買収基金で、
令和7年度に国庫
補助金及び都市
計画交付金を受ける予定でございます。
7ページを御覧ください。当
事業区間の
事業計画図となります。青い部分は既に取得した土地でございます。黄色い部分がまだ取得していない土地でございます。なお、本件につきましては、
令和5年10月25日に開催されました建設
常任委員会にも
報告させていただいたものでございます。
最後に、今後の予定でございます。契約の相手方とは、当
委員会の御
報告後、契約の準備が整い次第、
令和5年11月中に契約を結ぶ予定でございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
委員長(
池田たけし君)
説明は終わりました。これより質疑に入ります。御
質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。
○
委員(ませのりよし君) 7ページの今
説明があった
事業計画図の中で、赤いところが今回買収したところということで、水色のところは既に買収済み、残りは黄色いところがまだ未買収というところです。私も現場にあまり詳しくないのですが、グーグルアースによると、黄色いところはほぼ駐車場のようで、住居やビルが建っているような土地ではないところのように見受けられます。未買収部分は、いつ頃までに買収する予定でしょうか。
○
委員長(
池田たけし君) 今言ったのは、南麻布側ですか。
○
委員(ませのりよし君) 元麻布側です。
○用地・
施設活用担当部長[用地・施設活用担当課長事務取扱](大森隆広君) 本
事業につきましては、平成27年10月10日に
事業認可を取得しました。10年間の
事業認可期間としていますので、目標としては
令和7年3月31日
事業完了ですから、その前までに取得し、整備を行うという目標で所管課としては考えてございます。
○
委員(ませのりよし君) 元麻布側はそういった
状況に見えるので、比較的速やかにいくのかなと。今、この南麻布側は土地の傾斜などいろいろありそうなので、こちらの方が進むのは難しいのかなと思いますが、こちらも含めて10年、両方同じということですか。
○用地・
施設活用担当部長[用地・施設活用担当課長事務取扱](大森隆広君) この15メートル区間は、南麻布一丁目も元麻布一丁目も両方の
事業認可を1つで取っていますので、10年間の期間です。南麻布一丁目側につきましては、新しく
計画道路区域に線が引かれた部分に空地等は見られますが、ただ、何件かは課題建物といいますか、建物にやはり当たってしまう箇所があるとは、所管から聞いてございます。
○
委員(ませのりよし君) 元麻布側が比較的早く買収できたら、こちら側だけでも工事を早めて着工するとかということはできないのですか。
○用地・
施設活用担当部長[用地・施設活用担当課長事務取扱](大森隆広君) 取得後直ちに仮の舗装といいますか、整備はしてございます。ただ、全体的になりますと、いろいろ植樹、また電線地中化等の問題がございます。ですから、やはり一緒に行う必要がございます。本格整備については部分部分ではなく、ある区間ごとに行うということになろうかと思います。
○
委員(ませのりよし君) 多分そうだとは思いますが、万が一そういった仮舗装をしたときに、この辺は、近隣にスーパーマーケットがあったり、道路幅が狭いなど、駐車の問題もあります。例えばですが、仮舗装して多分遊ばせておくような感じになってしまうと思いますが、遊ばせずに、何か一時的にタイムズパークみたいな運用というか、空いている土地を活用する考えはございますか。
○用地・
施設活用担当部長[用地・施設活用担当課長事務取扱](大森隆広君) ませ
委員御
指摘いただいた点は所管にはお伝えしますが、ただ、道路区域として購入していますので、そこを一時的にも時間貸しの駐車場等で利用するというのは、少し難しいのかなと思いますが、一応、ませ
委員の御
指摘については、所管にお伝えしたいと思います。
○
委員(ませのりよし君) この辺は坂道が多いので、シェアサイクルのポートを仮に設置するといったことも検討いただけるといいかなと思います。
○
委員長(
池田たけし君) ほかにございませんか。よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
池田たけし君) ほかになければ、
報告事項(4)「
都市計画道路事業に伴う土地の購入について(南麻布一丁目及び元麻布一丁目)」の
報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○
委員長(
池田たけし君) 次に、
報告事項(5)「
工事委託契約について(特別区道第1,106号線及び第767号線
電線共同溝引込・
連系管工事等委託(
電力管))」、
理事者の
説明を求めます。
○
契約管財課長(江村信行君)
報告事項(5)「
工事委託契約について(特別区道第1,106号線及び第767号線
電線共同溝引込・
連系管工事等委託(
電力管))」につきまして、御
説明いたします。本件は、予定価格9,000万円以上1億5,000万円未満の
工事委託契約ですので、御
報告するものでございます。本日付
資料№5を御覧いただけますでしょうか。
1、件名及び2、履行場所は記載のとおりです。
3、工事概要です。本件は、
電線共同溝から沿道の各建物へ電力を供給するために必要な管路等を設置する工事です。委託延長、引込管、連系管、管路材設置工は記載のとおりです。詳細につきましては、後ほど御
説明いたします。
4、履行期間は、
令和5年9月15日から
令和7年2月21日までです。
5、契約の方法は随意契約です。
6、入札経過です。
資料2ページを御覧いただけますでしょうか。入札(見積)経過調書です。本件は、東電タウン
プランニング株式会社と随意契約を締結するもので、契約金額は1億2,261万8,624円です。
資料3ページを御覧ください。随意契約とした理由です。本件は、無電柱化に伴い、
電線共同溝から沿道の各建物へ電力を供給するために必要な管路を設置する工事及び工事監理等
業務を委託するものであり、各建物と引込位置や施工時期などを詳細に調整し、実施することから、電線管理者の東京電力パワーグリッド株式会社の所有する設備を取り扱うための専門知識を有する必要があります。区は、
令和2年3月13日付で、東京電力パワーグリッド株式会社及び東電タウン
プランニング株式会社と電線類地中化
事業の施行に伴う引込管路工事等に関する基本協定を締結しており、その協定で工事等
業務の施行を東電タウン
プランニング株式会社に委託することを規定しております。以上の理由から、東電タウン
プランニング株式会社を契約相手方として随意契約を締結するものでございます。
資料4ページを御覧ください。案内図です。工事委託の
範囲は、朱書きの斜線部分で、都立青山公園に隣接し、都道北品川四谷線に接続する全長約426.2メートルの区道です。
資料5ページを御覧ください。平面図です。
資料の左側が北で、上の図の右側のA-Aの位置と、下の図の左側のA-Aの位置でつながります。本件は、図の緑色の
電線共同溝の管路とオレンジ色の特殊部から沿道の各建物等へ電力を供給するために必要な管路等を設置するものです。図の赤色の線が、道路区域内において各建物等に電力を供給するための管路です。図の青色の線は、
電線共同溝の特殊部から電線地中化の区域以外の電柱等に接続する管路です。図の緑色の管路、オレンジ色の特殊部という、作業員がメンテナンスを実施するためのコンクリート製のボックス、二重丸の街路灯は既に設置済みです。本件は管路を設置するもので、各建物等への引込線は、東京電力パワーグリッド株式会社が設置します。
左下のイメージ図を御覧ください。左側の図は、現況の電柱から電力を引き込むイメージ図です。電力は電柱につながる電線で各建物に供給されます。右側の図は、
電線共同溝整備後の引込みイメージです。電力は、本体管路、引込管路、引込設備の中の引込線を通じて各建物に供給されます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
委員長(
池田たけし君)
説明は終わりました。これより質疑に入ります。御
質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。よろしいですかね。