港区議会 2023-06-26
令和5年6月26日総務常任委員会-06月26日
令和5年6月26日
総務常任委員会-06月26日令和5年6月26日
総務常任委員会
総務常任委員会記録(令和5年第10号)
日 時 令和5年6月26日(月) 午後1時00分開会
場 所 第4
委員会室
〇出席委員(8名)
委 員 長 池 田 たけし
副委員長 阿 部 浩 子
委 員 森
けいじろう ませ のりよし
小 倉 りえこ 鈴 木 たかや
榎 本 茂 なかまえ 由紀
〇欠席委員
な し
〇
出席説明員
副区長 青 木 康 平
高輪地区総合支所長・
デジタル改革担当部長兼務 白 井 隆 司
企画経営部長 大 澤 鉄 也
企画課長 西 川 杉 菜
区役所改革担当課長・
デジタル改革担当課長兼務 多 田 伸 也
連携協創担当課長 野々山 哲 区長室長 小 笹 美由紀
財政課長 山 越 恒 慶
施設課長 伊 藤 太 一
情報政策課長・政策広
聴担当課長兼務 菊 池 太 佑
用地・
施設活用担当部長(用地・施設活用担当課長事務取扱) 大 森 隆 広
防災危機管理室長 太 田 貴 二
防災課長 鳥 居 誠 之 危機管理・
生活安全担当課長 原 谷 英 樹
総務部長 湯 川 康 生
総務課長・伝わる
日本語推進担当課長兼務 若 杉 健 次 人権・
男女平等参画担当課長 藤 咲 絢 介
人事課長 茂 木 英 雄
契約管財課長 江 村 信 行
会計管理者(
会計室長事務取扱) 西 川 克 介
選挙管理委員会事務局長(
選挙管理委員会事務局次長事務取扱) 遠 井 基 樹
監査事務局長 山 本 隆 司
監査事務局次長 伊 藤 忠 彦
〇会議に付した事件
1
審議事項
(1)
区長報告第8号 令和4年度港区
一般会計予算繰越明許費繰越計算書
(2)
区長報告第9号 令和4年度港区一般会計予算事故繰越し
繰越計算書
(以上5.5.31付託)
(3)
区長報告第10号
専決処分について(麻布十番一・二丁目
道路整備工事(Ⅱ期)
請負契約の変更)
(4) 議 案 第31号 港区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
(5) 議 案 第32号 港区職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
(6) 議 案 第33号 港区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
(7) 議 案 第34号 港区職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例
(8) 議 案 第35号 港区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
(9) 議 案 第48号 令和5年度港区
一般会計補正予算(第4号)
(10)議 案 第49号
工事請負契約の承認について(
浦島橋改修工事)
(11)議 案 第50号
工事請負契約の承認について(
港区立大平台みなと荘外壁等改修工事)
(12)議 案 第51号
工事請負契約の承認について((仮称)南青山二丁目
公共施設新築工事)
(13)議 案 第52号 物品の購入について(
介護保険支援システム用サーバー等)
(14)議 案 第53号 物品の購入について(起震車)
(15)議 案 第54号 物品の購入について(
携帯トイレセット)
(16)議 案 第55号 物品の購入について(
港区立芝公園多目的運動場人工芝)
(17)議 案 第56号 物品の購入について(
港区立図書館等セキュリティゲート)
(18)議 案 第57号 物品の購入について(
インクジェットプリンター)
(19)議 案 第58号 物品の購入について(
港区立御田小学校ちゅう房機器)
(20)請 願5第3号 日本政府に
核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書の提出に関する請願
(21) 請 願5第4号 国会に「憲法改正の早期実現を求める意見書」の提出を求める請願
(以上5.6.22付託)
(22) 発 案5第5号
地方行政制度と財政問題の調査について
(5.5.30付託)
午後 1時00分 開会
○委員長(
池田たけし君) ただいまから
総務常任委員会を開会いたします。
本日の署名委員は、森委員、なかまえ委員にお願いいたします。
鈴木委員より、公務のため遅れる旨の連絡がありましたので、御報告いたします。
初めに、6月22日に開会された
委員長会の報告をいたします。
まず、
運営委員会で確認されている審議日程についてです。
常任委員会の審査日は、本日から6月28日水曜日までの3日間とされ、29日木曜日は、請願審査のため、
環境等対策特別委員会が開会されます。
次に、委員会の開会日についてです。
特別委員会が設置されましたので、改めて委員会の開会日について確認されました。
常任委員会は月・水・金曜日に、
特別委員会は火・木曜日に開会する。また、8月は、特別の事情がない限り、従来どおり開会しない。
なお、
環境等対策特別委員会の開会に当たりましては、委員が他の4
特別委員会と重なるため、各委員長で調整することになりました。
以上が
委員長会の報告です。よろしくお願いいたします。
次に、今定例会における当
常任委員会の運営について御相談させていただきます。
当
常任委員会に付託された審査案件は、さきの臨時会で付託された案件も含め、
区長報告が3件、議案が16件、新規の請願が2件でございます。
まず、3日間の運営についてですが、本日は、この後、委員会を休憩し、皆様にお配りしている予定表のとおり、議案第53号に関連して高輪公園にある起震車を、議案第58号に関連して
御田小学校仮
校舎予定地を視察したいと思います。視察終了後、委員会を再開し、日程に沿って議案等の審査を行いたいと思います。
2日目は、本日の審査状況によって、皆様に御相談させていただきたいと思います。
3日目は、請願の審査を行い、議案の審査が残っている場合には、引き続き当該議案の審査を行いたいと思います。
なお、新規請願の請願者は、いずれも趣旨説明を希望しております。新規に付託された請願の写しは、皆様にお配りしておりますので御確認ください。
次に、一括して議題とする議案等についてです。まず、
区長報告第8号及び
区長報告第9号は、ともに予算の繰越しに関する内容ですので、2件を一括して議題としたいと思います。最後に、議案第31号から議案第35号は、いずれも
パートナーシップ関係の相手方に関する内容ですので、5案を一括して議題としたいと思います。
なお、一括議題としたものにつきましては、一括して説明を受け質疑を行い、採決は、
区長報告、議案ごとに、それぞれ行うことにしたいと思います。
委員会の運営については、このような進め方でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、そのように進めさせていただきます。
陳情書が議長宛てに提出され、当
常任委員会に送付されました。皆様にお配りしてありますので、御参照ください。
それでは、これより視察に参りたいと思います。
議会棟前に車を準備しております。1時10分には出発したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、委員会を休憩いたします。
午後 1時03分 休憩
午後 2時43分 再開
○委員長(
池田たけし君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
傍聴者から、撮影・録音の申出がありました。これを許可したいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、そのようにさせていただきます。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) それでは、
審議事項に入ります。初めに、
審議事項(1)「
区長報告第8号 令和4年度港区
一般会計予算繰越明許費繰越計算書」、
審議事項(2)「
区長報告第9号 令和4年度港区一般会計予算事故繰越し
繰越計算書」の2件を一括して議題といたします。理事者の説明を求めます。
○
財政課長(山越恒慶君) ただいま議題となりました
審議事項(1)「
区長報告第8号 令和4年度港区
一般会計予算繰越明許費繰越計算書」及び
審議事項(2)「
区長報告第9号 令和4年度港区一般会計予算事故繰越し
繰越計算書」につきまして、一括して説明をさせていただきます。資料でございますけれども、定例会・臨時会のフォルダをお開きください。続きまして、令和5年第1回臨時会を開いていただきまして、次に、議案等のフォルダをお開きください。0531追加、
区長報告第8号、第9号のファイルをお開きください。なお、
ページ番号につきましては、資料右下にある下線の番号となります。初めに、1ページ、
区長報告第8号令和4年度港区
一般会計予算繰越明許費繰越計算書を御覧ください。
初めに、
繰越明許費について説明いたします。
地方自治法第213条におきまして、歳出予算の経費のうち、その性質上または予算成立後の事由に基づき、年度内にその支出が終わらない見込みのあるものについては、予算の定めるところにより、翌年度に繰り越して使用することができるとされております。今回は、第2款の総務費から第8
款教育費までの全8事業につきまして繰越しを行いましたので、報告をするものでございます。
一番下の合計欄、左から2列目の翌
年度繰越額を御覧ください。令和5年度への繰越額の合計は5億4,779万2,988円となります。
その右でございますけれども、財源の内訳でございます。
既収入特定財源、そして、未
収入特定財源の中の都支出金、
一般財源につきましては記載のとおりでございます。内容の説明につきましては、後ほど
補足資料により御説明をさせていただきます。
次に、2ページを御覧ください。
区長報告第9号令和4年度港区一般会計予算事故繰越し
繰越計算書を御覧ください。
まず、事故繰越しについて説明をさせていただきます。
地方自治法第220条第3項ただし書におきまして、歳出予算の経費の金額のうち、年度内に
支出負担行為を行い、避けがたい事故のために年度内の支出が終わらなかったものは、これを翌年度に繰り越して使用することができるとされております。今回、事故繰越しとなった案件ですが、第7款土木費及び第8
款教育費における4事業となっております。
初めに、土木費についてです。土木費につきましては、
特定公共賃貸住宅維持管理、
区営住宅維持管理、
区立住宅維持管理の3事業につきまして、いずれも
シティハイツ港南の
機械式駐車場部品交換に係るものですが、
シティハイツ港南は、
特定公共賃貸住宅、区営住宅、
区立住宅があることから、面積按分により予算を各事業に計上しているため、それぞれ繰越しを行っております。予算を繰り越す理由ですが、
繰越計算書右端の説明欄に記載してございますとおり、
シティハイツ港南機械式駐車場の
部品交換が
昇降モーターの納品の遅れにより、令和4年度内に完了しなかったことによります。本件の
契約金額は、
特定公共賃貸住宅維持管理の725万2,960円、
区営住宅維持管理の273万4,160円、
区立住宅維持管理の145万2,880円の3事業の合計は1,144万円で、令和4年度中の支出はございませんので、令和5年度への繰越額は、
契約金額と同額の1,144万円となっております。
次に、教育費です。教育費では、
区立運動場管理運営につきまして繰越しをしております。予算を繰り越す理由ですが、
港区立芝公園多目的運動場プールの
部品交換が
可動床駆動装置部品の納品の遅れにより、令和4年度内に完了しなかったことによります。本件の
契約金額は1,067万円で、令和4年度中の支出はございませんので、令和5年度への繰越額は、
契約金額と同額の1,067万円となっております。
次に、内容について、
補足資料により説明をさせていただきます。
サイドブックスの、
常任委員会・
特別委員会のフォルダをお開きいただきまして、
総務常任委員会のフォルダをお開きください。令和5年6月26日から28日、30日、第2回定例会のフォルダをお開きいただきまして、初めに、資料№1、令和4年度港区
一般会計予算繰越明許費繰越計算書補足資料を御覧ください。
まず、1ページを御覧ください。初めに、総務費になります。総務費では、
庁舎維持管理につきまして、3,060万5,400円を令和5年度へ繰り越しております。繰越しの理由は、無
停電電源設備設置工事が令和5年度に及ぶためです。繰越額ですが、令和5年第1回定例会で議決をいただいた金額3,060万6,000円のうち、令和4年度中の
契約金額である3,060万5,400円を繰り越すものです。財源は、
一般財源となります。
次に、民生費です。民生費は、3つの事業について令和5年度へ繰り越しております。主な事業として、
区立公衆浴場管理運営におきまして、341万円を令和5年度へ繰り越しております。繰越しの理由は、エレベーターの
部品交換が令和5年度に及ぶためです。繰越額ですが、令和5年第1回定例会で議決をいただいた金額341万円を繰り越すものでございます。財源は、
一般財源となります。
続きまして、3ページを御覧ください。衛生費でございます。衛生費は、出産・
子育て応援事業につきまして、2億4,004万5,036円を令和5年度へ繰り越しております。繰越しの理由は、出産・
子育て応援ギフト券の支給が令和5年度に及ぶためです。繰越額ですが、令和5年第1回定例会で議決をいただいた金額2億5,374万7,000円から、
支給対象者数の確定により、必要な経費として2億4,004万5,036円を繰り越すものです。財源は、未
収入特定財源である都支出金となります。
次に、
産業経済費です。
産業経済費では、2事業につきまして令和5年度に繰越しをしております。主な事業として、
販路拡大支援におきまして4,584万円を令和5年度へ繰り越しております。繰越しの理由は、
中小企業者の
販路拡大支援に係る補助金の支出が令和5年度に及ぶためです。繰越額ですが、令和4年第3回定例会で議決をいただいた金額8,000万円から、令和4年度中に執行した金額等3,416万円を除く4,584万円を繰り越しております。財源は、
一般財源となります。
次に、4ページを御覧ください。教育費です。教育費では、東京2020大会のレガシーの継承につきまして77万3,000円を令和5年度へ繰り越しております。繰越しの理由は、
スポーツ活動レガシー推進事業補助金の支出が令和5年度に及ぶためです。繰越額ですが、令和4年第4回定例会で議決をいただいた金額306万4,000円のうち、交付申請が当初の見込みを下回ったことにより、77万3,000円を繰り越しております。財源は、
一般財源となります。
次に、ファイルが代わりまして、資料№2、令和4年度港区一般会計予算事故繰越し
繰越計算書補足資料を御覧ください。
1ページを御覧ください。初めに、
特定公共賃貸住宅維持管理です。囲みの中ほどの翌年度の繰越額の説明に記載のとおり、翌
年度繰越額725万2,960円の内訳としましては、委託料で、その財源は、使用料及び手数料となっております。
次に、
区営住宅維持管理です。翌
年度繰越額273万4,160円の内訳といたしましては、委託料で、その財源は、繰入金です。
次に、2ページを御覧ください。
区立住宅維持管理です。翌
年度繰越額145万2,880円の内訳といたしましては、委託料で、その財源は、使用料及び手数料です。
次に、
区立運動場管理運営です。翌
年度繰越額1,067万円の内訳といたしましては、委託料で、その財源は、
一般財源です。
甚だ簡単ですが、説明は以上です。よろしく御審議の上、御了承いただきますようお願い申し上げます。
○委員長(
池田たけし君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は、順次、御発言をお願いいたします。
○委員(
森けいじろう君)
区長報告第8号の方で言いますと、
庁舎維持管理と、あと、
区立公衆浴場管理運営、
区長報告第9号の方ですと、土木費の事業で遅れの理由が半導体の納品が遅れていると聞いているのですが、昨今というか、数年来、半導体の供給不足、調達困難という状況が続いていたと思うのですけれども、この案件に関しては、もう調達のめどは立っているという理解でよろしいでしょうか。
○
財政課長(山越恒慶君)
庁舎維持管理につきましては、令和4年度中の完了は結果的にはできなかった状況ではございますけれども、本年5月26日に工事が完了しています。
また、そのほかの事業につきましても、7月末を目途に、工事あるいは
部品交換等が完了する予定と聞いております。
○委員長(
池田たけし君) ほかに御質問はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) なければ、質疑はこれにて終了といたします。
採決については、簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、
審議事項(1)「
区長報告第8号 令和4年度港区
一般会計予算繰越明許費繰越計算書」について、報告のとおり了承することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、本件は、満場一致をもって報告のとおり了承すべきものと決定いたしました。
続いても簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君)
審議事項(2)「
区長報告第9号 令和4年度港区一般会計予算事故繰越し
繰越計算書」について、報告のとおり了承することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、本件は、満場一致をもって報告のとおり了承すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 次に、
審議事項(3)「
区長報告第10号
専決処分について(麻布十番一・二丁目
道路整備工事(Ⅱ期)
請負契約の変更)」を議題といたします。理事者の説明を求めます。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいま議題となりました
審議事項(3)「
区長報告第10号
専決処分について(麻布十番一・二丁目
道路整備工事(Ⅱ期)
請負契約の変更)」の
専決処分につきまして、補足説明をいたします。
本件は、令和4年3月15日に御承認いただきました麻布十番一・二丁目
道路整備工事(Ⅱ期)
請負契約につきまして、
契約金額及び工期について、区長の
専決処分により変更しましたので、御報告するものでございます。それでは、6月26日
付総務常任委員会資料№3、麻布十番一・二丁目
道路整備工事(Ⅱ期)
請負契約の変更についてを御覧いただけますでしょうか。
1、件名は、麻布十番一・二丁目
道路整備工事(Ⅱ期)です。
2、契約の相手方は、
株式会社ランドスケープです。
3、
工事場所は、記載のとおりです。
4、変更内容です。(1)
契約金額について、2億8,781万2,800円であったものを、477万2,900円増額し、2億9,258万5,700円に変更するものです。(2)工期につきまして、令和4年3月16日から令和5年9月30日までであったものを、令和5年11月17日までに変更するものです。
5、
変更年月日は、令和5年6月1日です。
6、変更理由は、
排水施設の
構造変更等及び
安全施設の追加設置による
契約金額の変更並びに沿道における
建築工事との調整に伴う工期の変更です。
2ページ、別紙1、
増額金額等を御覧いただけますでしょうか。1、
増額金額内訳は、記載のとおりです。
2、
排水施設の種類及び数量です。
平坦ブロックの数量を減らし、
段差ブロックの数量を増やします。変更数量は記載のとおりです。また、街き
ょ集水ますを7か所から13か所に増やします。
3、
安全施設の種類及び数量です。車止めを96か所から106か所に増やします。
3ページを御覧いただけますでしょうか。
変更工事概要等です。1、平面図です。右下の凡例のとおり施工しております。
2、変更概要です。(1)
排水施設(街きょ)の
構造変更等です。
資料左下の写真を御覧ください。
排水施設(街きょ)とは、青い部分で、道路に沿って設ける排水路です。集水ますは赤い部分で、道路等の雨水を貯留するための構造物です。今回の変更では、集中豪雨や台風などの際に、店舗への雨水流入を抑制するため、街きょの高さを変更し、集水ますの設置数を6か所追加しました。
排水施設(街きょ)の断面図を御覧ください。変更前は、高さ20ミリの平坦なブロックで、これを高さ100ミリから200ミリの
段差ブロックに変更しました。
(2)
安全施設の
設置数変更です。
安全施設は写真の車止めです。交差点などでの歩道への車両乗入れを防止するために、10か所、追加で設置します。
安全施設の寸法は、この図面のとおりです。
(3)工期延伸です。沿道において実施されている民間の
建築工事との
作業スペースの調整によりまして工期を延伸いたしました。
「
区長報告第10号
専決処分について(麻布十番一・二丁目
道路整備工事(Ⅱ期)
請負契約の変更)」の説明は以上です。よろしく御審議の上、御了承くださいますよう、お願い申し上げます。
○委員長(
池田たけし君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次、御発言をお願いします。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
採決については、簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、
審議事項(3)「
区長報告第10号
専決処分について(麻布十番一・二丁目
道路整備工事(Ⅱ期)
請負契約の変更)」について、報告のとおり了承することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、本件は、満場一致をもって報告のとおり了承すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 次に、
審議事項(4)「議案第31号 港区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」、
審議事項(5)「議案第32号 港区職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」、
審議事項(6)「議案第33号 港区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」、
審議事項(7)「議案第34号 港区職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例」、
審議事項(8)「議案第35号 港区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例」の5案を一括して議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。
○人事課長(茂木英雄君) ただいま議題となりました
審議事項(4)「議案第31号 港区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」、
審議事項(5)「議案第32号 港区職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」、
審議事項(6)「議案第33号 港区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」、
審議事項(7)「議案第34号 港区職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例」及び
審議事項(8)「議案第35号 港区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例」につきまして、順次、一括して提案の補足説明をさせていただきます。
この5案につきましては、令和5年3月の特別区統一交渉において、
パートナーシップ関係の相手方に係る職員の給与処遇の改善について妥結されたことに伴い、職員の人事・給与制度において、
パートナーシップ関係の相手方を配偶者と同等に取り扱うことを目的として関係条例を整備するものでございます。
最初に、本日付資料№6、港区職員の給与に関する条例の一部改正についてを御覧ください。資料№6になります。
項番1、目的です。諸手当の支給要件において、
パートナーシップ関係の相手方を配偶者と同等に取り扱います。
項番2、改正内容です。(1)扶養手当、(2)住居手当、(3)単身赴任手当及び(4)配偶者を欠く第一子に係る扶養手当につきまして、それぞれ支給要件における配偶者と
パートナーシップ関係の相手方を同等に取り扱います。
項番3、施行期日につきましては、公布の日とし、以降の4案についても同様です。
こちらの2ページの資料№6-2、港区職員の給与に関する条例新旧対照表を御覧ください。上段に改正案を示しておりまして、記載のとおり、
パートナーシップ関係の相手方を加えております。以降の4案についても、同様に新旧対照表をおつけしてございます。
次に、本日付資料№7を御覧ください。港区職員の旅費に関する条例の一部改正についてです。
項番2、改正内容につきましては、(1)扶養親族の範囲及び(2)遺族の範囲について、それぞれ
パートナーシップ関係の相手方を加えます。
次に、本日付資料№8、港区職員の退職手当に関する条例の一部改正についてを御覧ください。
項番2、改正内容です。(1)の退職手当を支給する遺族の範囲等及び(2)失業者の退職手当に係る親族の範囲等について、
パートナーシップ関係の相手方を加えます。
次に、本日付資料№5、港区職員の
育児休業等に関する条例の一部改正についてを御覧ください。
項番2の改正内容です。(1)から(3)は、非常勤職員の育児休業の1歳到達日以降の請求要件、(4)職員の再度の育児休業の請求要件、(5)職員の育児休業の再度の延長請求要件、(6)職員の再度の育児短時間勤務請求要件及び(7)任命権者の措置義務要件について、配偶者と
パートナーシップ関係の相手方を同等に取り扱います。
最後に、本日付資料№4、港区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部改正についてを御覧ください。
項番1、目的です。既に港区では、本条例で規定する休暇制度について、
パートナーシップ関係の相手方を配偶者と同等に取り扱う改正を、令和3年4月1日から施行しております。今回は、ただいま御説明いたしました港区職員の給与に関する条例等の4案の改正規定と用語を統一するものでございます。
項番2、改正内容です。条例中の
パートナーシップ関係に係る用語を他の条例と合わせて改めます。
説明は簡単ですが、以上になります。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願いいたします。
○委員長(
池田たけし君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は、順次、御発言をお願いいたします。
○委員(小倉りえこ君) 条例文のところにも書かれている文章なのですけれども、港区の制度ではみなとマリアージュ制度というものがございまして、ほかの自治体が取りあえずつくりましたというようなものではなくて、区の皆さんがいろいろ考え抜いてつくられたものであるということは我々も認識しております。質が違うし、そもそも同じものではないということは、皆さん、当然御承知のとおりで、だからこそ安易にパートナーシップという表現を使っていただきたくなかったというのが1つ我々の意見としてお伝えさせていただきます。
この制度的なものが、基本、自己申告制という自治体も当然ある中で、このもの自体が住民票とかで常に確認できるものでは当然ないものですから、関係性が継続しているということをどうやって確認されていくのかお伺いします。
○人権・
男女平等参画担当課長(藤咲絢介君) 今の小倉委員の御指摘のとおり、みなとマリアージュ制度においては、契約書を締結して、それを区が確認するという方式を、他の自治体においては、パートナーシップであることを宣誓するという形で、宣誓したことを確認してございます。
こちらについては、東京都の場合ですと、年に1回程度、現況をメール等で当事者の方々に確認しているということでございます。港区においては、返還届を当事者の方に提出いただくという形を取っておりまして、現状、33組中4組の方に返還をいただいているような状況になっております。
今後ですが、現況を確認する方法については、東京都の確認方法等も参考にしながら手法等を検討していきたいと思っております。
○人事課長(茂木英雄君) 小倉委員の御質問の趣旨は、区の職員の扶養手当とか退職手当の申請があったときに、効力があるのかどうか、そうしたところの確認をどのようにしていくのかという御趣旨だったかと考えております。
具体的には、例えば退職手当の関係ですと、通常、住民票、戸籍等により、住居の実態ですとか、他の婚姻関係がないことということでは確認をしております。
またあわせて、今回、パートナーシップ証明書の提示をいただくということで考えております。
証明書につきましては、その効力というところにつきましては、やはり戸籍ですとか住民票よりは効力の確認が重要になってくるかと思いますので、その辺りにつきましては、例えば、同一世帯にその他の遺族の方がいらっしゃる場合については、
パートナーシップ関係の相手方に退職手当を支給することについて確認した書類を提出していただいたりですとか、あとは、誓約書により、死亡された時点における関係の継続状況などもしっかり確認していきたいと考えております。
今回、初めての制度運用になりますので、いろいろな工夫をしながら、その辺についてはしっかり確認をしていきたいと考えております。
○委員(小倉りえこ君) ありがとうございます。これからというところも当然あると思うのですけれども、いろいろなことにつながっていきますので、確認の方法は検討されて、しっかり、同じ権利と義務という観点を忘れずにお願いできればと思います。
先ほどの人権・
男女平等参画担当課長の答弁の中で、東京都ではメールとかで確認をされているというような御答弁があったと思うのですけれども、そういう方法も参考にしながら、今後云々というところだったのですが、私が言っていること、合っていますか。関係性が継続されているかというところの確認を、東京都はメールで行っているとおっしゃいました。あまり参考にされない方がいいのかとは思いますが、それも1つの手段と踏まえて、メリットとデメリットと、本当にそうなのかというところ、港区の責任にもつながることなので、よろしくお願いいたします。
○委員(榎本茂君) 今、説明を聞いていて、今後を考えていくと、これはかなり見切り発車を堂々と認めていらっしゃるのかなという気がしてしまったのですけれども、みなとマリアージュ制度は、同居は条件だったのでしょうか。
○人権・
男女平等参画担当課長(藤咲絢介君) みなとマリアージュ制度については、同居が条件となっております。
○委員(榎本茂君) 他区では、証明書を持ってきたとき、同居は基準ではないというものも結構ありますよね。
○人事課長(茂木英雄君) 今回の制度運用の議案を出させていただくに当たって、他区の状況も確認しました。やはり港区と同様に同居の要件を求めているところもあれば、一部については同居まで求めていないという自治体もございました。
○委員(榎本茂君) 婚姻という考え方と、パートナーシップの考え方は違うと思っていて、今まで同意してきていたのですけれども、これが同性婚になっていったときに、婚姻は結構重くて、例えば、この間、入管法の問題とかありましたけれども、ビザ申請のために偽装結婚などというようなことは世の中にいっぱいあって問題化しています。この辺のハードルがどんどん下がっていって、同居の実態も問いませんとか、では、何をもって婚姻と同等と言うのかという、今、取りあえず見切り発車してしまいましょうよというのは、これはかなり荒っぽいのではないのかなと、足並みもそろっていません、他区だったら同居は別にしていなくてもいいです、港区だったら同居は条件ですと、ここの条件面もそろっていないのに、今、取りあえずスタートして、その後、検討しますというのは、これはかなり荒っぽいような気がします。この辺の他区と港区との、まず最もベーシックな生計を共にしているかどうかということを問うか問わないかという話の議論は、庁内ではどのようになされたのですか。
○人事課長(茂木英雄君) 他自治体のパートナーシップ制度の中では、同居を要件としていない自治体もございまして、榎本委員おっしゃるとおり、そういう状況にはございます。
今回、扶養手当の方に、配偶者と同等にパートナーシップの関係の相手方を加えるという改正内容になっておりますけれども、例えば、扶養手当ですと、そこでは生計を一にするというところが制度面での要件になっておりますので、最終的な、実質的には、そういう同居といいますか、生計を一にするというところの要件が当てはまった方が対象になってくると考えております。その最終的な内容については、そういうことだと私たちも認識しておりまして、ただ一方で、他自治体の制度の中では、同居は要件でないというところは状況としては確認をしております。
繰り返しになりますけれども、例えば、扶養手当については生計を一にするということで、そうした方々を対象として支給をしておりますので、そこの部分については、配偶者と同様に、パートナーシップの関係の相手方につきましても、同様の取扱いとしていきたいと考えております。
○委員(榎本茂君) ここまで足並みがそろっていないのに決めてしまう。だって、23区で今回これを決めなかった区があるではないですか。そういう区は、なぜ、何をもって時期尚早と判断し、今回やらなかったと認識していらっしゃいますか。
○人事課長(茂木英雄君) 他区につきましても、今回の特別区統一交渉の妥結結果ということで、今回の第2回定例会ですとか、第3回定例会では議案にお諮りするということは考えていない区が数区あると状況は把握しております。そうした区についても、今後につきましては、導入していく予定になっておりまして、ただ、すぐに第2回定例会とか第3回定例会でということを他区に確認したわけではないのですけれども、その自治体で区民向けに、こういうパートナーシップの制度がまだ導入されていないところについては、そこと併せて一緒に検討していく必要があるのだろうと思っております。
そういった意味で、開始、導入の時期については、各区それぞれの事情の中でやっているということで、港区については、第2回定例会で議案を提出させていただいたところでございます。
○委員(榎本茂君) これ、行政がまず率先して始める。これは当然民間にも、行政がやったことを踏襲していくことにも当然なるわけですね。だから、我々がいくときは、かなり慎重でなければいけないと思うのです。まず、見切り発車を行政がやってしまいます。その後、民間が全体、国もそうだけれども、どうするのかというときに、実践しているではないかということを見せることの方が大切で、制度自体、さっき、同居の確認をメールで東京都がやるとか、逆にこれは駄目だろうと言うべきなのではないかと思うのです。
だからといって、我々の判断についても、同居の実態の確認についても、区の職員ですから確認はしやすいと思うけれども、一般にいってしまったときに、本当に確認を取ることができるのかと思うのです。だから、あくまでも区が手本を示す前例となるに当たっては、本当に慎重に制度の欠点を徹底的に洗い出して、見切り発車ではなくやるべきなのではないかと。やはり他区との同居の実態を問うか問わないかというのは、本来の基本的なことの確認の仕組みすらできていない現状で、本当にやってしまっていいのかというのは思うのです。庁内で、まだまずいよ、これというような意見はなかったのですか。
○人事課長(茂木英雄君) 今回、議案を提出させていただくに当たって、庁内では、今回まだ出さない方がいいのではないかとか、そういった御意見はいただいていません。
○委員(榎本茂君) いない。
○人事課長(茂木英雄君) はい。そういった御意見はいただいておりません。
○委員長(
池田たけし君) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
それでは、採決はいかがいたしましょうか。簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、
審議事項(4)「議案第31号 港区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」について採決いたします。
「議案第31号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第31号 港区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、
審議事項(5)「議案第32号 港区職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」について採決いたします。
「議案第32号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第32号 港区職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」については、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、
審議事項(6)「議案第33号 港区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」について採決いたします。
「議案第33号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第33号 港区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」については、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、
審議事項(7)「議案第34号 港区職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例」について採決いたします。
「議案第34号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第34号 港区職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例」は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、
審議事項(8)「議案第35号 港区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例」について採決いたします。
「議案第35号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第35号 港区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 次に、
審議事項(9)「議案第48号 令和5年度港区
一般会計補正予算(第4号)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。
○
財政課長(山越恒慶君) ただいま議題となりました
審議事項(9)「議案第48号 令和5年度港区
一般会計補正予算(第4号)」について御説明いたします。資料でございますけれども、定例会・臨時会のフォルダをお開きください。次に、令和5年第2回定例会を開いていただきまして、次に、議案等のフォルダをお開きください。議案第48号令和5年度港区
一般会計補正予算(第4号)を御覧ください。なお、
ページ番号につきましては、資料の右下にある下線の番号で御説明をさせていただきます。
初めに、資料、4ページを御覧ください。こちらは予算の総則となっております。歳入歳出予算の補正額は3億4,752万円の増額で、補正後の歳入歳出予算の総額は1,657億7,458万6,000円となります。第2条債務負担行為の補正については、後ほど御説明いたします。
5ページを御覧ください。第1表歳入歳出予算補正です。まず、歳入です。第11款分担金及び負担金は、4,999万4,000円の減額です。項の1、負担金を同額の減としております。第12款使用料及び手数料は、14万円の減額です。項の1、使用料を同額の減としております。第13款国庫支出金は、332万円の増額です。項の2、国庫補助金を同額の増としております。第14款都支出金は、8,799万1,000円の増額です。項の2、都補助金を同額の増としております。第17款繰入金は、3,492万4,000円の増額です。項の1、基金繰入金を同額の増としております。第18款繰越金は、7億1,233万5,000円の増額です。項の1、繰越金を同額の増としております。第19款諸収入は、4億4,091万6,000円の減額です。項の7、雑入を同額の減としております。以上により、歳入予算の補正額の合計は、3億4,752万円の増額となります。
6ページを御覧ください。次に、歳出です。第2款総務費は、1億474万8,000円の増額です。項の1、総務管理費を同額の増としております。第3款環境清掃費は、883万8,000円の減額です。項の1、環境費を同額の減としております。第4款民生費は、9,324万4,000円の増額です。項の1、社会福祉費を3,222万円、項の2、児童福祉費を6,102万4,000円、それぞれ増額しております。第5款衛生費は、2,821万4,000円の増額です。項の1、保健衛生費を同額の増としております。第6款
産業経済費は、7,904万1,000円の増額です。項の1、商工費を同額の増としております。第7款土木費は、5,825万3,000円の増額です。項の1、土木管理費を1,202万9,000円、項の2、道路橋りょう費を4,622万4,000円、それぞれ増額しております。第8
款教育費は、714万2,000円の減額です。項の2、小学校費を3,200万4,000円の減、項の3、中学校費を2,486万2,000円の増としております。以上により、歳出予算の補正額の合計は、3億4,752万円の増額となります。
7ページを御覧ください。第2表債務負担行為補正です。東麻布二丁目複合施設整備(基本設計及び実施設計)など5件を追加し、期間及び限度額を定めるとともに、六本木三丁目児童遊園等整備について、限度額を変更いたします。
続きまして、令和5年度港区
一般会計補正予算(第4号)説明書に沿って説明いたします。12ページ、13ページを御覧ください。歳入歳出予算事項別明細書の総括となっております。
15ページからが歳入の説明となりますので、16ページをまず御覧ください。分担金及び負担金の減額は、項の1、負担金における保育園費の減によるものです。使用料及び手数料の減額は、項の1、使用料における保育料の減によるものです。国庫支出金の増額は、項の2、国庫補助金における児童虐待対策費等の増によるものです。都支出金の増額は、項の2、都補助金における子ども家庭支援費等の増によるものです。繰入金の増額は、項の1、基金繰入金における定住促進基金繰入金の増によるものです。また、繰越金を増額し、諸収入の減額につきましては、項の7、雑入における港区保育室収入等の減によるものです。
21ページからが歳出の説明となっております。22ページを御覧ください。総務費の増額は、項の1、総務管理費におけるウクライナ避難民支援等の増によるものです。
24ページを御覧ください。環境清掃費の減額は、項の1、環境費における屋外密閉型喫煙場所等整備の減などによるものです。
26ページを御覧ください。民生費の増額は、項の1、社会福祉費における
シティハイツ港南等大規模改修等の増によるものです。
30ページを御覧ください。衛生費の増額は、項の1、保健衛生費における妊婦健康診査の増によるものです。
32ページを御覧ください。
産業経済費の増額は、項の1、商工費における融資事業の増によるものです。
34ページを御覧ください。土木費の増額は、項の1、土木管理費における交通安全運動等の増によるものです。
38ページを御覧ください。教育費の減額は、項の2、小学校費における小学校就学援助の減などによるものです。
42ページを御覧ください。債務負担行為支出額予定調書となっております。内容は記載のとおりでございます。
以上が、
一般会計補正予算(第4号)の内容の説明です。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願いいたします。
○委員長(
池田たけし君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございましたら、順次、御発言をお願いします。
○委員(
森けいじろう君) 何点か質問させていただきたい思います。まず、ヤングケアラー支援事業の項目なのですが、1日1食と認識しているのですが、これはなぜ1食に限定されたのか教えていただけますでしょうか。
○
財政課長(山越恒慶君) 食事の提供につきましては、1日1食、計7日という形で、予定をさせていただいております。
実際には、御家庭の状況によって、家事支援という形で実施をする場合と、配食、お弁当の1日1食という形での配達という形でよろしいかというところは、実際の家庭状況を見た上で判断していくということで、今の想定としては、1人当たり1日1食の7日という形で予算は計上させていただいているものでございます。
○委員(
森けいじろう君) 状況次第では、1日1食よりもっと増えるということもあり得るという理解で合っていますでしょうか。
○
財政課長(山越恒慶君) お子さんの状況、御家庭の状況等によってということになるかと思います。学校に通うケースもありますし、そうではないケース、施設等に通われていたり、通われていないなどの状況もあるかと思いますので、その辺の状況を見ながら判断していくということになろうかと考えております。
○委員(
森けいじろう君) 同じくヤングケアラーのところなのですけれども、外国の方向けの支援もされるということなのですけれども、大体何か国を想定しているか教えていただけますでしょうか。
○
財政課長(山越恒慶君) 具体的に何か国語というところの想定までは、できてはいないところではございますけれども、区の方でヤングケアラーの実態調査をさせていただいております。その結果、5つの家庭で外国語対応が必要ということが分かっておりますので、その5人の家族の方に対しての対応というところから、まずやっていくということになるかと思います。御家庭の状況によって、対応する外国語は変わってくるかと思いますが、そのときそのときの状況に応じて必要な通訳を派遣していくということで考えております。
○委員(
森けいじろう君) ありがとうございます。別件で、給食費のところなのですけれども、昨今、食材費がかなり上がってきていて、給食費を上げざるを得ないというところもあると聞いているのですが、港区として、今後、そういう状況をどう想定していて、そうなったときにどういう対策になるのか、そのお考えをお聞かせいただけますでしょうか。
○
財政課長(山越恒慶君) 物価の高騰自体は、令和4年の、たしか1月、2月以降から、食料品に関しての価格高騰は引き続き続いている状況だと認識をしております。
区の方で学校給食におきましては、連携自治体からのお米を購入したりという形で、これまでも区の支援を実施してきたところでございます。
当然ながら、必要な給食の提供に当たって、栄養価であるとか、その辺りを踏まえてメニューを組んでいくということになろうかと思います。そうしたところ、まずは今回、補正予算でも提出をさせていただいておりますが、学校給食費について、それから保育園もですけれども、保護者負担はない形になりますので、必要な食材の購入予算については、区の予算としてしっかり組んでいくということになろうかと思っております。
○委員(
森けいじろう君) ありがとうございます。念のための確認なのですけれども、そうしますと、仮に食材費が上がって負担が増えるとなったとしても、質は落ちないという理解でよろしいでしょうか。
○
財政課長(山越恒慶君) こちらの部分につきましては、やはり給食の提供が第一というところで、まずはしっかりと必要な栄養価を踏まえた食事の提供が必要だと考えておりますので、そのような形で対応していくものと考えております。
○委員長(
池田たけし君) ほかに御質問ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
採決については、簡易採決でよろしいですね。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、「議案第48号 令和5年度港区
一般会計補正予算(第4号)」について採決いたします。
「議案第48号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第48号 令和5年度港区
一般会計補正予算(第4号)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 次に、
審議事項(10)「議案第49号
工事請負契約の承認について(
浦島橋改修工事)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいま議題となりました
審議事項(10)「議案第49号
工事請負契約の承認について(
浦島橋改修工事)」につきまして、提案の補足説明をいたします。
本議案は、
浦島橋改修工事請負契約につきまして御承認をお願いするものでございます。それでは、6月26日
付総務常任委員会資料№9、
浦島橋改修工事についてを御覧いただけますでしょうか。
1、件名は、
浦島橋改修工事です。
2、契約方法は、制限を付した一般競争入札による契約です。
3、
契約金額は、5億9,400万円です。
4、契約締結日は、契約の御承認をいただきました日で、5、工期は、契約締結日の翌日から令和7年11月28日までです。
6、契約の相手方は、徳倉建設株式会社東京支店です。
2ページ、別紙1、入札(見積)経過調書を御覧いただけますでしょうか。本件は、令和5年5月19日、制限を付した一般競争入札により落札、決定したものです。2者から入札の申込みがあり、一者を落札者としております。
続きまして、3ページ、別紙2を御覧いただけますでしょうか。1、工事概要です。浦島橋の車道橋は、延長55.5メートル、幅員8.2メートル。北側歩道橋は、延長55.5メートル、幅員1.65メートル。南側歩道橋は、延長57メートル、幅員1.65メートルです。本工事は、令和2年度に実施しました橋りょう健全度調査の結果に基づきまして、経年劣化等による損傷箇所を補修するとともに、令和4年度に実施したPCB含有塗膜調査により検出されましたPCB含有塗膜を除去し、塗替塗装を行います。
2、現況です。浦島橋北側の運河沿緑地から撮影したものです。
3、主な工事内容です。(1)塗替塗装です。車道橋の主桁、歩道橋の主桁及び高欄からPCBが検出されたため、既存の塗膜を剥離し、新たに塗装します。左側の写真の赤枠で囲った浦島橋と記載されている部分が車道橋の主桁、右上の三角の赤枠が歩道橋の主桁、右側の写真の赤枠部分が歩道橋の高欄、手すりです。
(2)断面修復及び表面被覆です。橋桁等のコンクリート部分の欠損した断面を修復します。また、コンクリート表面を被覆し、コンクリートの劣化や鋼材の腐食を抑制します。
(3)高欄補修です。歩道橋の高欄、手すりの高さを国土交通省の定める基準を満たすよう、かさ上げいたします。
サイドブックスの最初に戻っていただきまして、定例会・臨時会のフォルダをお開きいただけますでしょうか。次に、令和5年第2回定例会のフォルダをお開きいただけますでしょうか。次に、議案等のフォルダをお開きいただけますでしょうか。ファイルの名称が
区長報告第10号、議案第31号から第47号で始まるファイルをお開きいただけますでしょうか。そちらの107分の64ページ、参考資料を御覧ください。
工事場所は、港区芝浦二丁目2番先から港区海岸三丁目1番先までです。右側の案内図の中央でございます。工事の規模は、記載のとおりでございます。
次の107分の65ページを御覧ください。浦島橋は、車道橋、北側歩道橋、南側歩道橋で構成されております。御覧いただいておりますページの図面は車道橋で、次の107分の66ページが北側歩道橋、さらに次の107分の67ページが南側歩道橋でございます。各図面は、右下凡例で示すコンクリート表面の被覆工事、橋りょうの塗替塗装工事、アスファルト舗装打換工事の該当部分を記載しております。
説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
○委員長(
池田たけし君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございましたら、順次、御発言をお願いいたします。
○委員(榎本茂君) 幾つか伺いたいのですけれども、5億9,400万円、これは結構な金額だと思うのですけれども、これは万が一架け替えたときのコストはどのぐらいになると想定されるのか、アバウトでいいです。これによると、今回の5億9,400万円、約6億円の工事によって、延命がどのぐらいされるものになるのか。この2点をまずお伺いします。
○
契約管財課長(江村信行君) 架け替えた場合のコストでございますけれども、平成24年10月に橋りょうの予防保全型管理の導入という、そういう考え方を策定しました当時、経済比較をしております。予防保全による補修の方が1.6分の1、約43%にコストダウンができるということが整理をされております。
○委員(榎本茂君) ありがとうございます。かなり安くて、今どきの橋と違って、本当に昭和初期の超クラシックな橋で、決して私は嫌いではないのです。ただ、桁が低いので、通れる船をあそこでボトルネックのように制限してしまっていることだけが少し残念ではあるのです。今後、芝浦運河の、今、一丁目の再開発をやっていて、船着場などを造って船をいっぱい通そうねなどというときのボトルネックになってしまう橋であることは確かなのですけれども、非常にクラシックでいいなと思います。
この橋は、今回の計画の中にライティングを含ませたりとかはしなかったのですか。
○
契約管財課長(江村信行君) 先ほどの答弁の中で1つ漏らしておりましたけれども、延命の方、どのぐらい延びるのかというところで、100年もたせるということで予防保全は考えているということです。
ライティングは、ライトアップのことでしょうか。目下のところ、ライトアップにつきましては、この橋は対象になっております。
○委員(榎本茂君) こういう工事のときにライトアップを一緒にやってしまうと、すごく橋りょうの足場とか共有できるのではないのかという気がするのです。もちろん部署が違うにしても、やはり同じ橋をやるときに、その辺は意見交換とかをしながら順番を考えたり、やってほしかったなと思うところです。
どちらにしろ、芝浦運河に架かっている橋りょうで、区がやっている橋は、最終的には、多分、全てライトアップするのだと思っていて、あと、やはりさっき橋桁が低いと言いました。そのときに、屋形船があそこを通るのです。石川さんなどもやはりあそこをぎりぎりで通っていらっしゃる。そのときに、夜間、あの橋りょうに、頭が当たってしまうかどうかというのは、えいやで行かれるのですけれども、ほかの橋で今実行している橋りょうのぶつかるかぶつからないかを屋形さんが見て、裏面が夜見えるかどうか、裏面が見えなかったら、自分の目は裏面より高い、裏面が見えると、下を通過できるという、屋形さんとかが橋りょうにぶつからないためのライティングを、今、幾つかの橋でやっていただいている。汐彩橋とかでやっていただいている。ぜひとも、ライトアップ事業ではなくとも、この橋りょうを守るという意味で、あのライティングはコスト的にもかなり安かったと思うので、ぜひ検討をしていただきたいと思います。御答弁をお願いします。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいまのライティングでございますが、橋桁、橋りょうの桁下の高さを確認する灯、確認灯のことかと思います。そちらにつきましては、今回の補修工事に合わせまして設置をしてまいります。
○委員(榎本茂君) ありがとうございます。ぜひ、低い橋なので、橋を守る意味でぜひお願いします。
あと最後に、この橋は東側は土地が不法占拠だと思うのです。これは橋りょうの耐久性とか耐震性、地震が起きたときに橋の両側の護岸工事が片側はできていないわけです。見ると、鉄柱で護岸が崩れないように斜めにかすがいが入ってしまっているとかというのが、反対側で写すと目の前に見えるのですけれども、これは護岸の耐震補強がなされていないことは、橋への影響はあるのですか、ないのですか。
○
契約管財課長(江村信行君) 護岸の部分は東京都の管理ということがございまして、この時点では、それがどういう影響があるかというところは承知していないところでございます。東京都にそこは申し伝えさせていただきたいと思います。
○委員(榎本茂君) ぜひともこれは区民の安全と直結する案件でもありますので、よろしくお願いします。あと、この土地は港区ですか。護岸の不法占拠のところは。都有地ですか。区有地ですか。
○
契約管財課長(江村信行君) 該当の箇所の部分につきましては、港区の区有地でございます。
○委員(榎本茂君) ぜひ橋りょうの安全に直結する話だと思いますので、こういう工事のときに一緒に前に進めるように、補強も同時に進めるように、東京都と一緒に、護岸工事をするのは東京都ですから、区と東京都が足並みをそろえながら進めていただきたいと強く要望させていただきます。
○委員長(
池田たけし君) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
採決は、簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、「議案第49号
工事請負契約の承認について(
浦島橋改修工事)」について採決いたします。
「議案第49号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第49号
工事請負契約の承認について(
浦島橋改修工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 次に、
審議事項(11)「議案第50号
工事請負契約の承認について(
港区立大平台みなと荘外壁等改修工事)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいま議題となりました
審議事項(11)「議案第50号
工事請負契約の承認について(
港区立大平台みなと荘外壁等改修工事)」につきまして、提案の補足説明をいたします。
本議案は、
港区立大平台みなと荘外壁等改修工事の
工事請負契約につきまして御承認をお願いするものでございます。それでは、6月26日
付総務常任委員会資料№10、
港区立大平台みなと荘外壁等改修工事を御覧いただけますでしょうか。
1、件名は、
港区立大平台みなと荘外壁等改修工事です。
2、契約方法は、制限を付した一般競争入札による契約です。
3、
契約金額は、2億1,531万4,000円です。
4、契約締結日は、契約の御承認をいただきました日で、5、工期は、契約締結日の翌日から令和6年3月15日までです。
6、契約の相手方は、りんかい日産建設株式会社です。
2ページ、別紙1、入札(見積)経過調書を御覧ください。本件は、令和5年6月12日、制限を付した一般競争入札により落札、決定したものです。3者から入札の申込みがあり、1者を落札者としております。
引き続き、工事概要につきまして、
施設課長から御説明いたします。
○
施設課長(伊藤太一君) それでは、工事概要につきまして御説明いたします。引き続き、委員会資料、3ページを御覧ください。
項番1、工事概要でございます。箱根町大平台にございます港区立大平台みなと荘は、平成10年に竣工してから約25年が経過してございます。今回、港区公共施設マネジメント計画による外壁改修時期を迎えていることから、当該部分の改修を行うとともに、施設利用者の安全性及び利便性の向上のため、一部の内部改修工事を行います。
工事は大きく3点ございます。右ページの写真を併せて御覧ください。1点目は、外壁等塗装改修工事でございます。今回、建物外壁面のルーバーが設置されている範囲を除きます範囲において、その補修と塗装工事を行います。また、外部の柵や外灯の支柱など、腐食を防止するため、鉄部の舗装工事を行うほか、建物の屋根や本館正面のエントランスの石積みの汚れを清浄します。
2点目は、防水改修工事でございます。客室に面していますバルコニーや各所のテラスの防水工事を行います。そのほか梅雨時期の大雨や集中豪雨による雨水流入に対応するため、本館ラウンジの止水対策などを行います。
3点目は、内装改修工事でございます。本館2階にございます大浴場や、身体障害者用の浴室の床及び壁の張替えや、周囲のカランや鏡、シャワーヘッドなどを更新いたします。また、本館4階和洋室は、写真のように小上がりの畳部屋となっておりますが、高齢の方の利用の際に転倒などないように、また、御負担を軽減するため、小上がりを撤去しまして、和洋室の床を平たんにそろえる工事を行います。
続きまして、4ページを御覧ください。御説明いたしました工事箇所を立面図並びに平面図に示しております。ピンク色は外壁塗装、黄色は防水改修、緑色は和洋室の段差解消部分、青は浴室関係の改修部分となっております。御確認ください。
工事期間は、本年9月から来年3月15日までとしまして、その間、施設を休止して集中的に工事を行います。
説明は以上でございます。
○委員長(
池田たけし君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございましたら、順次、御発言をお願いいたします。
○委員(鈴木たかや君) 1つだけ。工事の内容についてなのですけれども、お風呂場について、旅行というか、温泉、お風呂が楽しみだったりします。床の張替えをされるのであれば、滑らない配慮といいますか、私の父もお風呂場で転んで歩けなくなるみたいなことがあったので、ぜひそこは気をつけていただきたい。最近、割と滑る床を使っている建物施設が割と多いものですから、ぜひ区で事故のないように配慮していただきたい、これだけ要望させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○
施設課長(伊藤太一君) 今、伊豆石という石材を使っていまして、小さな細部に目詰まりとか汚れがあって、そこで滑りやすくなっています。今回も石材を使いますけれども、そういう点を踏まえまして、工事を進めてまいりたいと思います。
○委員長(
池田たけし君) ほかによろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
採決については、簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、「議案第50号
工事請負契約の承認について(
港区立大平台みなと荘外壁等改修工事)」について採決いたします。
「議案第50号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第50号
工事請負契約の承認について(
港区立大平台みなと荘外壁等改修工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 次に、
審議事項(12)「議案第51号
工事請負契約の承認について((仮称)南青山二丁目
公共施設新築工事)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいま議題となりました
審議事項(12)「議案第51号
工事請負契約の承認について((仮称)南青山二丁目
公共施設新築工事)」につきまして、提案の補足説明をいたします。
本議案は、(仮称)南青山二丁目
公共施設新築工事の
工事請負契約につきまして御承認をお願いするものでございます。それでは、6月26日
付総務常任委員会資料№11、(仮称)南青山二丁目
公共施設新築工事を御覧いただけますでしょうか。
1、件名は、(仮称)南青山二丁目
公共施設新築工事です。
2、契約方法は、随意契約です。
3、
契約金額は、14億3,770万円です。
4、契約締結日は、契約の御承認をいただきました日で、5、工期は、契約締結日の翌日から令和7年2月14日までです。
6、契約の相手方は、合田・三和・セコムエンジ・相和技研異業種建設共同企業体です。
7、入札経過につきましては、2ページ、別紙1、入札(見積)経過調書を添付しております。
随意契約とした理由につきましては、3ページを御覧いただけますでしょうか。(仮称)南青山二丁目公共施設整備におきましては、地域要望への対応や、狭隘な周辺道路における工事車両の通行等の課題の解決を図る必要があることから、実施設計及び施工を一貫して1つの企業体が実施することにより、地域住民の信頼を得て、良好な協力関係の下、確実に施設整備を進めることが期待できる設計施工一括発注方式を採用しました。令和3年度に公募型プロポーザル方式により事業者の選考を実施しましたところ、2者から応募があり、選考の結果、合田・三和・セコムエンジ・相和技研異業種建設共同企業体を事業候補者として選定いたしました。
経過は記載のとおりです。
引き続き、工事概要につきまして、
施設課長から御説明いたします。
○
施設課長(伊藤太一君) それでは、工事概要につきまして御説明いたします。引き続き、委員会資料、4ページを御覧ください。
今、模型が置かれています。ちょうど委員長側が南側ということで、我々側が国道246号、そういう位置関係にございます。
まず、項番1、建物概要でございます。本計画は、平成21年に取得しました南青山二丁目用地を活用しまして、障害者グループホーム、小規模多機能型居宅介護施設、区民協働スペース等の主に3つの用途から成る複合施設を整備いたします。施設計画は、敷地面積は670.44平方メートルで、建物の階数は地上5階建て、鉄筋コンクリート造となってございます。
項番2、配置図でございます。本計画地は、東側に区道第876号線、幅員が4.26メートルから4.38メートルまでと比較的狭い道路が面してございます。建物配置は、その区道、または南側の敷地境界から適切な距離を取りまして、採光や通風、建物の圧迫感などに配慮して計画をしております。建物の入り口は、アプローチ1として、障害者グループホームへ、アプローチ2としまして、それ以外の施設用途の入り口として計画しております。
項番3、断面図でございます。1階に区民協働スペース等、2・3階に小規模多機能型居宅介護施設、4・5階に障害者グループホームを配置しております。
続きまして、5ページを御覧ください。ページ左側から、まず、1階平面図兼配置図です。1階は、地域で様々な活動を支援する場として、町会、自治会の利用や、地域団体等の様々な活動及びコミュニティー活動を伝える区民協働スペース並びに地域用備蓄倉庫及び会議室等の部屋を整備いたします。また、駐車場スペースは、町会の要望にありました地域のお祭りや行事、または災害時の集合場所として有効に活用できるよう計画しております。また、外部にマンホールトイレ2基と、災害井戸を設けまして、屋上に設置します非常用発電機とともに、災害時に有効に機能するよう計画しております。
続きまして、紫色で示します2・3階は、小規模多機能型居宅介護施設及び訪問看護事業所でございます。当該施設は、地域の高齢者が、住み慣れた場所で安心して住み続けられるよう支援を行う施設としております。
また、ピンク色で示します4・5階は、障害者グループホームでございます。知的障害または精神障害をお持ちの方が、日常の生活の支援を受けながら、地域で自立した生活を送るための共同生活の場として整備いたします。
続きまして、6ページを御覧ください。上段は鳥瞰と外観正面のイメージ図です。外観は周囲になじむよう、白を基調として、一部に木の風合いが感じられるデザインとしております。また、正面には、地域のシンボルツリーとなる桜を植樹するとともに、青山通りから緑が連続するよう、バルコニーに緑を設けます。
下段は各施設の室内のイメージです。内装の木質化により、温かみと安らぎを感じる室内空間としております。
続きまして、
サイドブックスの最初に戻っていただきまして、定例会・臨時会のフォルダをお開きください。次に、第1回定例会、続いて議案等のフォルダをお開きください。ファイルの名称が「
区長報告第10号、議案第31号」から始まるファイルを開き、ページ、107分の73ページをお開きください。議案の参考資料となっております。よろしいでしょうか。
改めまして、施設概要でございます。案内図と配置図を併せて御覧ください。工事名称は、(仮称)南青山二丁目
公共施設新築工事です。
工事場所は、記載のとおりでございます。敷地面積は670.44平方メートル、建築面積は370.87平方メートル、各階床面積は記載のとおりとし、合計1,649.71平方メートルとなってございます。
続いて、2ページでございます。1階平面図でございます。こちらは、区民協働スペース、地域用備蓄倉庫及び会議室、防災備蓄倉庫、トイレなどを整備いたします。区民協働スペースは、50人が利用できる広さとしまして、可動間仕切りにより2室に分割して使用することができます。エレベーターは、2基設置いたしますが、施設それぞれへの専用エレベーターとなっております。大きい方はストレッチャー対応としていますため、救急対応のため、グループホームにて必要とする場合は、4・5階にも停止させて使用することができます。外部には、施設ごとの自転車置場に、計19台分を置くことができます。
続いて、3ページ、2階及び3階平面図でございます。小規模多機能型居宅介護施設及び訪問介護事業所を整備いたします。2階を入り口としまして、事業所とスタッフルーム、中央にキッチン及びダイニング兼談話室、宿泊室を計9室、そのほか浴室などを整備いたします。
続いて、4ページ、4階、5階の平面図でございます。各階に事務室とスタッフルーム、キッチン及びダイニング兼談話室、個室を各階に5室ずつ計10室、そのほか浴室などを整備いたします。日々の食事や入浴、余暇活動など、こちらで過ごします。
続いて、5ページ、屋上階平面図でございます。こちらには、受変電設備や空調室外機、非常用発電機などの設備機器及び太陽光発電パネルなどを設置いたします。
続いて、6ページ、立面図です。東西それぞれに階段を設けまして、南側にはバルコニーを設置しております。
最後に、7ページ、断面図です。建物高さは21.95メートル、中規模の施設となってございます。
本工事においては、御近隣や周辺に配慮しながら安全に進めていくとともに、町会に対しましても、小まめに情報提供を行い丁寧に進めてまいります。
説明は以上でございます。
○
契約管財課長(江村信行君) 「議案第51号
工事請負契約の承認について((仮称)南青山二丁目
公共施設新築工事)」についての説明は以上です。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
○委員長(
池田たけし君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございましたら、順次、御発言をお願いいたします。
○委員(鈴木たかや君) 本当に長い時間をかけて、ようやくこのように立派な建物ができるのだなとうれしく思いますけれども、保健福祉
常任委員会でも随分取り上げてきましたけれども、地元となかなかうまく折り合いがつかないから時間がかかってしまった、これは仕方のないことなのかもしれません。ただ、一方では、南青山のあの土地が、取得してからずっとほったらかしになったというのは、二度とこのようなことが起きてはいけないのだなと思うのです。では、誰が悪かったとか、あのときああだったとか言っていてもしようがないのですけれども、今後、区が整備しますよといったときに、この問題がどうしてこのようにかかってしまったのかということは、絶対に忘れないようにして、保健福祉の担当の方とかも、例えば課長が代わる、代わるたびに挨拶に行く、挨拶に行った人のタイミングによっては、全然よかったり悪かったり、町場の反応も違ったりして、なかなか折り合いがつかない。取得してから20年かかりましたなどということがあってはいけないと思いますので、そこのところは、反省すべきことは反省をして、仮に今、極端な話、民間で言えば、取得をして、使わなかったら、例えばコインパーキングにするとか、活用の仕方を考えるではないですか。だからといって、区にそれをやれという話ではないのですけれども、そういうことが二度と起こらないように、やはり建てた後がすごく重要だと思いますので、この施設ができてよかったねと思ってもらえるような配慮をぜひしていただきたいと思います。
質問にはならないので、要望でも結構です。よろしくお願いいたします。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいまの御意見につきまして、全庁各部門に申し伝えさせていただきます。
○委員(なかまえ由紀君) 1階部分の奥に井戸があって、もともとあったものなのか、新たに掘るということがあるのかどうか、災害のときとかにこれをろ過したりとかして使える感じですか。教えてください。
○
施設課長(伊藤太一君) 配置図で言うと、南側の一番奥に井戸を設置するものでございます。
地域要望の1つとして、災害時に機能する井戸を設置してほしいと。これは地震災害等で上水が絶たれたときに、南側に設置しますマンホールトイレ、この水源として活用する、または、それ以外の利用ということも含めまして、やはり防災井戸というものがあった方がよかろうということで、町会の方から要望をいただきました。今回、建物の奥に設置しまして、そのような用途として使うということを想定してございます。
○委員(なかまえ由紀君) そうすると、住民の方の要望を受けて新たに設置したということでよろしいですか。
○
施設課長(伊藤太一君) 複数ございます要望の1つに防災井戸の設置ということがございました。
○委員長(
池田たけし君) ほかにございますか。よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、「議案第51号
工事請負契約の承認について((仮称)南青山二丁目
公共施設新築工事)」について採決いたします。
「議案第51号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第51号
工事請負契約の承認について((仮称)南青山二丁目
公共施設新築工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 次に、
審議事項(13)「議案第52号 物品の購入について(
介護保険支援システム用サーバー等)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいま議題となりました
審議事項(13)「議案第52号 物品の購入について(
介護保険支援システム用サーバー等)」につきまして、提案の補足説明をいたします。
本議案は、
介護保険支援システム用サーバー等の購入について御承認をお願いするものでございます。それでは、6月26日
付総務常任委員会資料№12、介護保険システム用サーバー等の購入についてを御覧いただけますでしょうか。
1、購入の目的は、
介護保険支援システム用サーバー等の更新です。
2、入札(見積)経過調書です。2ページ、入札(見積)経過調書を御覧ください。入札の方法は、制限を付した一般競争入札で、5者から入札の申込みがあり、1者を落札者としております。購入の相手方は、富士通Japan株式会社です。落札価格は、2,638万9,000円です。
3ページ、購入物品及びシステムの概要を御覧ください。1、購入物品内訳です。購入する物品は、サーバー、パーソナルコンピューター、プリンターで、数量、金額は記載のとおりです。
2、システムの概要です。(1)介護保険支援システムは、各地域包括支援センター及び各特別養護老人ホーム及び各高齢者在宅サービスセンターで、介護予防サービス計画等作成、利用者管理、相談内容の記録及び管理等を行うためのシステムです。(2)システム概略図のとおり、本システムは、高齢者支援課と各施設とをつないでおります。
4ページを御覧ください。納入場所一覧です。納入する施設ごとに、パーソナルコンピューター、プリンター、サーバーの台数を記載しております。
1ページにお戻りください。5、納期は、令和5年11月30日です。
説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
○委員長(
池田たけし君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございましたら、順次、御発言をお願いいたします。
○委員(
森けいじろう君) 入札について、5者手を挙げて、結局、3者が辞退して、1者が入札。これも辞退ですか。4者辞退したという理由は。
○
契約管財課長(江村信行君) こちらの4者のうち3者につきましては理由が把握できておりまして、こちらの製品の調達が難しいということが理由でございます。もう1者の方は確認できておりませんけれども、恐らく同様な理由であるかと考えております。
○委員(
森けいじろう君) ありがとうございます。では、例えばメーカー縛りで富士通Japan株式会社のものでないと駄目だとか、そういうことがあって、そうせざるを得ないというか、実質は1者に決まっていたのですけれども、そういうことが判明して4者が辞退したというわけではないという理解でよろしいでしょうか。
○
契約管財課長(江村信行君) こちらの場合、システム自体が富士通のシステムで、そちらのシステムでの動作保証がされているということで、富士通の製品ということになるのですけれども、通常の場合ですと、富士通、メーカー系の企業以外の事務機屋の方で、こういうものを通常購入することができるのが一般的でございます。ただ、今、半導体不足ですとか、そういう様々な事情があって、恐らく調達が難しいという状況があったものと考えています。
○委員(ませのりよし君) 今回、サーバーを2台購入ということだと思うのですけれども、これは例えば、サーバーの1台の高い方、980万円の方がデータベースサーバーになると思うのですけれども、これが故障した場合のバックアップ機はどういうふうにお考えですか。
○
契約管財課長(江村信行君) こちらの高い方のサーバーがダウンをしてしまった場合につきましては、NASというストレージ機能を持つ装置がございます。こちらがバックアップを行うということで、それも駄目になった場合に、今回の購入します安い方のサーバーがバックアップ機能を発揮するというシステム構成になっております。
○委員(ませのりよし君) 安い方のもの、かなり価格差があって、この機械で動くのだったら、最初から1,000万円ではなくて、もう少し安い性能のものでも動くのではないでしょうか。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいまの御指摘の点でございますが、現在のシステム構成の方から御説明させていただきたいと思います。
現在は、NASという機械がございます。それ以外にデータベースサーバーが1台あって、APサーバーが2台ある。そういうことで、サーバーとしては計3台、今現在あるという実態がございます。そういう中で、導入後、サーバーの性能の向上、または機器自体のシステムの軽量化などが実現いたしましたので、今回の更新後は、NASという機械以外に、APサーバー兼データベースサーバー、こちらが1台、ウイルス対策サーバー、これはバックアップサーバーも兼用いたします、こちらが1台ということで、サーバーとしては2台で運用するという形になっております。
こちらの高い方のサーバーにつきましては、APサーバー兼データベースサーバーという、そういう機能を果たすということで、このぐらいのスペックのものが必要と判断しております。
○委員(ませのりよし君) 分かったような、分からないような。結論から言うと、今のというか、昔も今もサーバーは1個に集中すると、例えば、ハードウエアが故障した際、バックアップを考えたときに、アプリケーションサーバー、APサーバーはAPで、DBはDBで別にして、どれかが壊れたら補完できるような、分散した方が、トラブルが起きたときの対応には適正なのかなと。1個高いもので、それが壊れてしまって、それが本来だと減容とバックアップのときにあるのが普通かなと思ったのですけれども、今後は、そういった障害対応にも柔軟に対応できるようなハード構成がよいのかなと思います。
○
契約管財課長(江村信行君) 御指摘の点につきましては、所管部門の方にも申し伝えまして、よりよいシステム設計に生かしてまいりたいと思います。
○委員長(
池田たけし君) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
採決については、簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、「議案第52号 物品の購入について(
介護保険支援システム用サーバー等)」について採決いたします。
「議案第52号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第52号 物品の購入について(
介護保険支援システム用サーバー等)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 次に、
審議事項(14)「議案第53号 物品の購入について(起震車)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいま議題となりました
審議事項(14)「議案第53号 物品の購入について(起震車)」につきまして、提案の補足説明をいたします。
本議案は、起震車の購入について御承認をお願いするものでございます。それでは、6月26日付資料№13、起震車の購入についてを御覧いただけますでしょうか。
1、購入の目的は、老朽化した起震車の買換えです。
2、入札(見積)経過調書です。2ページ、入札(見積)経過調書を御覧ください。入札の方法は、制限を付した一般競争入札で、1者から入札の申込みがあり、落札者としております。購入の相手方は、飛鳥特装株式会社です。落札価格は、6,490万円です。
3ページ、購入物品等を御覧ください。1、車両です。(1)車種は、三菱ふそうトラック・バス株式会社の電気トラックです。(2)寸法等は、記載のとおりです。(3)参考図面等を御覧ください。赤色の枠が起震装置、その上の緑色の枠が地震体験室、青色の枠が起震装置操作盤及び映像、音響措置です。下の写真はイメージでございます。
4ページを御覧ください。2、起震装置です。(1)起震装置は、車両中央部に装備し、その上に搭載した体験室を、前後、左右及び上下の3方向に振動させます。各方向の作動範囲は、記載のとおりです。(2)起震装置は、専用の発電機により駆動し、地震体験が可能です。(3)地震体験は、震度階地震、再現地震、想定地震、長周期振動地震及び緊急地震速報連動地震を選択できます。各地震の説明は、表に記載のとおりです。
5ページを御覧ください。3、地震体験室です。(1)寸法等及び(2)主な装備品は、記載のとおりです。(3)参考写真を御覧ください。体験者はいすに座ります。定員は4名です。
1ページにお戻りください。4、納期は、令和6年3月29日です。
説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
○委員長(
池田たけし君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございましたら、順次、御発言をお願いいたします。
○委員(なかまえ由紀君) 納期が3月29日ということなのですけれども、これは議決されたら、もう少し早く手に入るのでしょうか。
○
契約管財課長(江村信行君) こちらの納期でございますけれども、三菱ふそうトラック・バス株式会社の方から電気トラックを調達いたしました後に、車の改造を行うような、起震装置を設計して、そこに造り込むという作業を行います。これが受注生産でございます関係で、3月というぎりぎりの納期になっております。
○委員(なかまえ由紀君) そうすると、今、6月で議決されても、それからいろいろな塗装をしたり何やがあるから、やはり年度末ということになって、本格的にいろいろな防災訓練とかそういうもので活用できるようになるのは来年度という感じなのでしょうか。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいまの御指摘のとおりでございまして、今年度は現行の起震車を用いまして、来年度からは新型車の方を用いる予定でございます。
○委員(鈴木たかや君) すみません。これ、電気自動車なのですよね。どこに置いて管理をして、充電とかをすると、どのぐらい走れるか、その辺の状況が分かったら教えてください。
○防災課長(鳥居誠之君) こちらは高輪公園の脇の方に専用車庫がございますので、そちらの方に保管いたします。200ボルトの電源で充電をするといった形になります。16時間程度充電をしますと、210キロメートル程度走ることができます。
地震体験室となる起震室につきましては、150回程度稼働することができると聞いております。
○委員(鈴木たかや君) ありがとうございます。その150回というのは、今使っているものも150回ぐらいで、それは満たされているのか、それとも新しくなった分、いっぱいできるようになるのかみたいなところはお分かりになりますか。
○防災課長(鳥居誠之君) 体験できる地震の内容等々も今回全く違っているので一概に比較はできませんが、現在の起震車ですと、16種類の地震が体験できます。新しい起震車ですと、26から27種類体験ができる形になります。1回当たりの体験時間につきましては、40秒ぐらいから、最大2分ぐらいという形で幅がございますが、大体平均しますと、現行以上の回数は利用できると聞いてございます。
○委員(鈴木たかや君) まさにこの後、聞きたかったことを今お答えいただいたのですけれども、新しくなったから、被害の想定が大きくなって、今の体験ができるようになっているということなのですよね。
○防災課長(鳥居誠之君) 過去の地震体験が、現在のものでも新しいものでもできるのですが、現在の起震車ですと、一番新しい地震の再現体験が、平成7年1月17日の阪神・淡路大震災になっています。新しいものにつきましては、東日本大震災ですとか、平成28年4月の熊本地震なども体験できる形になってございます。
○委員(鈴木たかや君) ぜひ、今度導入されたら、多分それを言うと、関心を持ってくる人が恐らくたくさんいると思うので、そこをアピールして、経験していただくことがすごく重要なのかと。意外と、行ってみたら、すごく揺れるけれども、このぐらいなのかなというような認識でいられると多分よくないと思うのです。別に恐怖をあおる必要はないのだけれども、このようにすごいのだよということが伝えられたらいいなと思いますので、その辺を積極的に前面に出して周知をしていただいて、防災訓練がもっともっと活用されるといいなと思います。よろしくお願いします。
○委員(小倉りえこ君) 今日も視察で起震車を見させていただいて、今の鈴木委員の質問の続きみたいなところもあるのですけれども、たくさんの方に使っていただきたいという思いは変わらないのですが、稼働の回数を伺ったら、年間50回から60回ぐらいというようなお答えだったのですけれども、大体週に1回くらいの数なのです。土日とかに防災訓練だとか、そういうものが結構町場であったりするところで呼ぶと。人気があるから、来てくれたり来られなかったり、なかなか難しいのだという話も実際に聞いたことがあって、そう考えると、平日はすごいがらがらなのだろうなと思っているのですけれども、平日は、何かに使われていたりするのでしょうか。それとも、今度新しくなって、いろいろなことができるようになる。今まで以上に使っていただく、体験していただくことを願うとしたら、平日の活用は、今後何か考えていらっしゃるのかどうかお聞きします。
○防災課長(鳥居誠之君) 現在の起震車ですけれども、町会、自治会ですとか、あとは防災住民組織の方以外にも、企業の方ですとか、あとは、過去の実績を確認しましたら、大使館でも使っていただいたようなケースがございますので、そういったところには、特に企業などにつきましては、積極的に平日に使っていただけるような形で、どんどんこれからも周知をしていきたいと考えてございます。
○副委員長(阿部浩子君) 小・中学校では、起震車が活用されていないのですか。
○防災課長(鳥居誠之君) 小・中学校でも使っていただいております。
○副委員長(阿部浩子君) 先ほど視察に行って少し気になったのですけれども、今回、老朽化したということで、20年で買換えをするということなのですが、今入れていらっしゃる倉庫ですが、隣の資機材倉庫も、すごく汚くなっていて、ちょうど向かいの消防団高輪第1分団の倉庫がぴかぴかで、対照的だったので、せっかく新車を入れていただくのだったら、やはり壁の塗り替えだとか、外装だけでも少しきれいにしていただけたらなと、要望なので、ぜひ御検討いただければと思います。
○委員(ませのりよし君) 今日、質問させていただきましたが、せっかくEV車になるということで、昨今、トヨタのEV車も電源車になるということなので、今回も、トラックのEVなので、かなり蓄電はされるのかなと。それを防災の面でも、避難所とかでうまく活用できるように、せっかくお金を出してやるので、その辺もできると便利になると思っております。よろしくお願いします。
○防災課長(鳥居誠之君) 新しい起震車ですが、地震体験室のバッテリーから4,600ワット/アワーといったところで、スマートフォンだと、大体300人分ぐらいの充電は取れるといった形で聞いてございます。現在、区民避難所と福祉避難所用に83か所分、それぞれ1,640ワット/アワーのリチウムイオン電池、こちらはスマートフォンが100人の充電ができるようなものを掛ける2台といったものは準備をしておりますが、ませ委員御指摘のように、今回、せっかく新しいそういった機能を持つ車両を導入いたしますので、その辺の具体的な活用方法等についても、今後検討してまいりたいと考えております。
○委員長(
池田たけし君) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
採決については、簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、「議案第53号 物品の購入について(起震車)」について採決いたします。
「議案第53号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第53号 物品の購入について(起震車)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 次に、
審議事項(15)「議案第54号 物品の購入について(
携帯トイレセット)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいま議題となりました
審議事項(15)「議案第54号 物品の購入について(
携帯トイレセット)」につきまして、提案の補足説明をいたします。
本議案は、
携帯トイレセットの購入について御承認をお願いするものでございます。それでは、6月26日付資料№14、
携帯トイレセットの購入についてを御覧いただけますでしょうか。
1、購入の目的は、災害時における在宅避難に備えるための
携帯トイレセットの全世帯配布です。
2、入札(見積)経過調書及び3、購入物品につきましては、後ほど御説明いたします。
4、納入場所は、港区指定場所です。
5、納期は、令和6年3月31日です。
2ページ、入札(見積)経過調書を御覧ください。入札の方法は、制限を付した一般競争入札で、5者から入札の申込みがあり、1者を落札者としております。購入の相手方は、株式会社河本総合防災東京支社です。落札価格は、2億8,431万8,364円です。
3ページ、購入物品を御覧ください。1、経費内訳です。本契約には、トイレセットの購入のほか、配送料、保管料、配送等についての問合せに対応するコールセンター業務を含めております。トイレセットは、1セット20個入りで、受注者が各世帯に世帯人数分を発送いたします。
2、物品の画像です。(1)トイレセットイメージは、1人分のイメージです。(2)のとおり、1袋にビニール袋2枚と凝固剤2個が入っています。(3)のとおり、利用する際は、ビニール袋を便座にかぶせ、使用後に凝固剤を入れます。
3、参考に、令和5年4月1日現在の人口と世帯数を記載しております。
説明は以上です。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願いいたします。
○委員長(
池田たけし君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございましたら、順次、発言をお願いいたします。
○委員(鈴木たかや君) 以前、質問させていただいたのですけれども、これを配るときに、これだけでは足りないのだよ、自分でも用意してねというような、ポイントになるような文言が入っていたらいいですねと、どこかで言わせていただいたのですけれども、ここに書いてあるのですね。「災害時も住み慣れたご自宅で過ごせるよう備蓄品の準備もお願いします」ということなのですが、イメージとして、これがどばっと送られてきたら、これで足りてしまうのかなというのが多分よくないことだと思うので、できたら、普通に考えたら、1週間でこのぐらい、1日どのぐらいトイレに行くか、人によって多分すごく違うと思いますけれども、このぐらいは必要なのだということが目安になるようなペーパーが1枚入っているといいかなと。というか、少なくとも自宅にこれくらいのものがあったらいいですよねみたいなものが何かあると、これがきっかけで、では、缶詰も用意しておこうかなど、プラスアルファで広がっていけるような取組にしていただけたら、これだけお金をかけても、とてもプラスになるのではないかなと思います。せっかくアプローチしていくので、何かプラスに作用するような仕組みを考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。いかがでしょうか。
○防災課長(鳥居誠之君) 今回、お知らせを1枚同封しようと思っておりますので、今御指摘いただいたような点につきましても、工夫をして備蓄の重要性について伝えてまいりたいと考えております。
○委員(
森けいじろう君) ちなみに、これ、使用期限みたいなものはあるのですか。
○防災課長(鳥居誠之君) 15年間と聞いてございます。
○委員(なかまえ由紀君) これ、住民票がある方には、手挙げではなくて全員に自動的に送るのだと思うのですけれども、コールセンターというのはどういう場合を想定してコールセンターを設置するのでしょうか。
○防災課長(鳥居誠之君) まず、御指摘のとおり、特に申込みだとか申請とかはいただかない形でお送りする形にします。
コールセンターにつきましては、実際、送った後に、例えば、これはどういうものなのかといったような問合せをいただいたりですとか、あとは、再配達の場合の対応などを考えてございます。
○委員(ませのりよし君) 今回、5者で、落札1者、辞退1者で、金額を見ると、一番安い今回の落札の株式会社河本総合防災東京支社と、一番高いミドリ安全株式会社芝浦支店、倍の金額違うのですけれども、これは仕様は同じ、この製品ありきの仕様で幾らになるかという入札なのでしょうか。それとも、あとの2者も同じぐらいで、1者だけ妙に安い気がするのですけれども、これは何か理由があるのでしょうか。
○
契約管財課長(江村信行君) こちらの入札の申込みがありました5者に対しては、全く同じ仕様書を提示いたしておりますので、あとは、この事業者の方でメーカーとの調整、または配布の仕方など、それを工夫する中でこの程度の差が出てきたものと考えております。
○副委員長(阿部浩子君) 今、開けてしまったのでせっかくですからお聞きしたいのですけれども、これを袋ごとトイレの中に入れるということ、便器に入れるということですよね、便座にカバーをかけて。それで終わったらこの粉末をかけるということですね。すみません。せっかく開けたので聞きたいなと思ってお聞きしました。ありがとうございます。
一応、ほら、確認しておかないと。
○防災課長(鳥居誠之君) 阿部副委員長御指摘のとおりでございます。こちらですが、大便用と小便用の兼用になっていますので、例えば、大便、小便をされるとき、いずれも後に粉末を入れていただくといったような使い方になります。例えば、大便をするときに先に入れてしまいますと、小便をしたところで固まってしまうので、後に入れていただくような形の使い方になります。
○委員長(
池田たけし君) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、「議案第54号 物品の購入について(
携帯トイレセット)」について採決いたします。
「議案第54号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第54号 物品の購入について(
携帯トイレセット)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 次に、
審議事項(16)「議案第55号 物品の購入について(
港区立芝公園多目的運動場人工芝)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいま議題となりました
審議事項(16)「議案第55号 物品の購入について(
港区立芝公園多目的運動場人工芝)」につきまして、提案の補足説明をいたします。
本議案は、
港区立芝公園多目的運動場人工芝の購入について御承認をお願いするものでございます。それでは、6月26日付資料№15、
港区立芝公園多目的運動場人工芝の購入についてを御覧ください。
1、購入の目的は、
港区立芝公園多目的運動場人工芝の買換えです。
2、入札(見積)経過調書です。2ページ、入札(見積)経過調書を御覧ください。入札の方法は、制限を付した一般競争入札で、1者から入札の申込みがあり、落札者としております。購入の相手方は、太陽スポーツ施設株式会社です。落札価格は、3,388万円です。
3ページ、購入物品を御覧ください。1、購入物品内訳です。人工芝とアンダーパッドを1組として114組購入します。人工芝の規格、単価、金額、設置費及び運搬費は、記載のとおりでございます。
2、構造イメージです。港区立芝公園多目的運動場は、6月下旬から9月中旬までをプールとして、それ以外の期間をフットサル場として使用しています。フットサル場として使用する場合、プールに蓋をして、その上にアンダーパッドと人工芝を敷きます。
3は、現況の写真でございます。
1ページにお戻りください。5、納期は、令和5年9月25日です。
説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
○委員長(
池田たけし君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございましたら、順次、御発言をお願いいたします。
○委員(鈴木たかや君) これ、今触らせていただいて、思いのほか毛足が長いというか、最近、小学校に整備している人工芝も、昔の人工芝に比べて長い気がするのです。実際に走ってみると、結構、足が取られたりするのですけれども、フットサルは、そもそもこういうイメージのものが正しいのでしょうか。
○
契約管財課長(江村信行君) 今回の導入しますものにつきましては、3面あるフットサルコートのうちの1面に既に先行導入していまして、実際に試しております。特段それで支障があるという話も聞いておりませんので、人工芝の技術も恐らく日進月歩で進歩しているものと思いますので、適切なものかと考えております。
○委員(鈴木たかや君) あと、耐久性の問題なのですけれども、例えば、経年劣化とかも当然していくものだと思うのですが、どのぐらい使えるものなのですか。
○
契約管財課長(江村信行君) 経年劣化を踏まえますと、おおむね10年程度というように言われております。
○委員(鈴木たかや君) そんなに使えるのですか。分かりました。
○委員(榎本茂君) 以前、いつだったか忘れてしまったのですけれども、質問させてもらったのですけれども、川崎市だったか、海でのマイクロプラスチックの調査で一番多かったのが緑色の1ミリぐらいの物体で、これが人工芝が千切れているものが、雨天の雨水と一緒に海に流れたのではないかと言われていて、そのうち私も調べてみようと思いますけれども、特に合流式の港区などだと、やはり雨天時はほとんど海にそのまま流してしまうのだよね、これ、やはりすぐそばの雨水ますとかのトラップの仕組みなども含めて、これの導入と併せて、検討しながらやってもらえるとありがたいなと。人工芝に反対するものでは全くありませんので、よろしくお願いします。
○
契約管財課長(江村信行君) 御指摘の点でございますけれども、今回の製品につきましては、極力そういう流れ出しというところを防ぐという観点を気にいたしまして、マイクロプラスチック、ゴムチップを使っていないものを選択しております。改めて、ただいまの榎本委員の御指摘につきましては、所管の方にも申し伝えまして、極力環境配慮という点も今後さらに検討していきたいと思います。
○委員長(
池田たけし君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、「議案第55号 物品の購入について(
港区立芝公園多目的運動場人工芝)」について採決いたします。
「議案第55号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第55号 物品の購入について(
港区立芝公園多目的運動場人工芝)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 次に、
審議事項(17)「議案第56号 物品の購入について(
港区立図書館等セキュリティゲート)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいま議題となりました
審議事項(17)「議案第56号 物品の購入について(
港区立図書館等セキュリティゲート)」につきまして、提案の補足説明をいたします。
本議案は、
港区立図書館等セキュリティゲートの購入について御承認をお願いするものでございます。それでは、6月26日付資料№16、
港区立図書館等セキュリティゲートの購入についてを御覧ください。
1、購入の目的は、港区立図書館等のセキュリティゲートの買換えです。
2、入札(見積)経過調書です。2ページ、入札(見積)経過調書を御覧ください。入札の方法は、制限を付した一般競争入札で、4者から入札の申込みがあり、1者を落札者としております。購入の相手方は、株式会社ニシダです。落札価格は、2,855万6,000円です。
3ページ、購入物品を御覧ください。1、購入物品内訳です。セキュリティゲート(2通路)を6基、(1通路)を2基、購入いたします。金額は、記載のとおりです。
2、納入場所等です。各図書館等の納入物品及び納期は、記載のとおりです。
4ページ、購入物品の参考画像を御覧ください。セキュリティゲート(1通路)の画像でございます。
1ページにお戻りいただけますでしょうか。6、納期は、令和6年3月22日です。
説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
○委員長(
池田たけし君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございましたら、順次、御発言をお願いいたします。
○委員(
森けいじろう君) 4者競合で、1者入札が確定ということだったのですけれども、この決定は金額で決めたということになりますでしょうか。一番安いところに出すということでしょうか。
○
契約管財課長(江村信行君) 御指摘のとおりでございまして、金額が最も安いところに落札されたということでございます。
○委員(
森けいじろう君) 質というか、性能は変わらないというところは担保されているというか、それは確認された上で一番安いところを選ばれているという理解でよろしいでしょうか。
○
契約管財課長(江村信行君) こちらにつきましては、物品を指定しております。資料の4ページにございますけれども、株式会社内田洋行のセキュリティゲートを使っております。図書の方につけておりますICタグが株式会社内田洋行のものでございますので、この物品を指定した上での落札でございますので、その点につきましては担保されているかと思います。
○委員長(
池田たけし君) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、「議案第56号 物品の購入について(
港区立図書館等セキュリティゲート)」について採決いたします。
「議案第56号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第56号 物品の購入について(
港区立図書館等セキュリティゲート)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 次に、
審議事項(18)「議案第57号 物品の購入について(
インクジェットプリンター)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいま議題となりました
審議事項(18)「議案第57号 物品の購入について(
インクジェットプリンター)」につきまして、提案の補足説明をいたします。
本議案は、
インクジェットプリンターの購入について御承認をお願いするものでございます。それでは、6月26日付資料№17、
インクジェットプリンターの購入についてを御覧いただけますでしょうか。
1、購入の目的は、区立小学校及び区立中学校における業務効率化のための
インクジェットプリンターの整備です。
2、入札(見積)経過調書です。2ページ、入札(見積)経過調書を御覧ください。入札の方法は、制限を付した一般競争入札で、4者から入札の申込みがあり、1者を落札者としております。購入の相手方は、株式会社ニシダです。落札価格は、2,611万1,800円です。
3ページ、購入物品を御覧ください。1、購入物品です。品名、メーカー、型番は、記載のとおりです。
2、仕様でございます。(1)特徴的な機能として、購入する物品は、印刷のスピードが高速であり、効率的にインクを使用する機能を有し、印刷の経費を削減することができ、油性顔料インクを使用し、速乾性及び耐水性に優れているという特徴がございます。(2)寸法、(3)参考画像は、記載のとおりでございます。
4ページを御覧いただけますでしょうか。納入場所一覧でございます。記載の小学校、中学校に各1台、合計22台納入いたします。
1ページにお戻りください。6、納期は、令和5年8月31日です。
説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。
○委員長(
池田たけし君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございましたら、順次、御発言をお願いいたします。
○委員(鈴木たかや君) 気になっているのはランニングコストなのですけれども、インクジェットということで、コストが安いというような印象なのですけれども、例えば、インク代とか、1枚当たり幾らだみたいなことは、購入するときにどのぐらい検討されているものなのでしょうか。
○
契約管財課長(江村信行君) こちらの
インクジェットプリンターの購入する際の検討でございますけれども、かなり様々な機器、スピードと、また経費を計算いたしておりまして、こちらの機種のスピード、それからコスト面で、他社の経費をかなり上回るということでこちらになっております。
実際、昨年、4校に先行して導入しております。そこで導入したものよりも、若干今回のものはスペックは落ちますけれども、そちらの製品でということで、今回選定いたしました。
○委員(鈴木たかや君) あと、保守みたいな部分で、例えば、インクジェットは使っていると詰まったりする部分を自分でやったりするではないですか、個人的にも。これはそういう契約は、全部メンテナンスも含めて何か契約をしたりする、それとも買取りで全部こちらでやるようになっているのですか。
○
契約管財課長(江村信行君) 保守も委託を予定しておりまして、理想科学工業株式会社が委託先になりますけれども、こちらが月額6万4,000円で、22校ということになります。
○委員(鈴木たかや君) それは1台、全部でですか。
○
契約管財課長(江村信行君) 1校当たりということで、1台について月額で6万4,000円で、これを22校です。
○委員(鈴木たかや君) その数字が妥当なのかどうか分からないのですけれども、小学校はどのぐらい使われるのですか。逆に言うと、例えば、タブレットを導入して、議会はペーパーレスとかで紙を大分減らしたりしているではないですか。そのような中で、わら半紙で全部配ってとかという時代はもう過ぎていて、それだけ、6万円の妥当性はどうなのかなというところ。
○
契約管財課長(江村信行君) 申し訳ありません。おおむねでございますけれども、1つの学校当たり、月4万枚を印刷しております。先ほど申し上げました6万4,000円の中には、インク代が含まれております。通常、コピー機などを使うよりも、そこははるかに経費は節減されるということでございます。
○委員(鈴木たかや君) では、全部まるっと任せてそのコストだという理解でいいのですね。分かりました。ありがとうございます。
○委員(
森けいじろう君) 性能というか、スピードについてなのですけれども、120枚が1分でできるということなのですが、ほかの製品でもっと性能がいい、スピードがある製品がある中で、この120枚というものを選ばれた理由というか根拠があれば教えていただけますでしょうか。
○
契約管財課長(江村信行君) 120枚というこの根拠でございますけれども、昨年の第2回定例会で、4つの大規模校に購入するものとしてお諮りしたものは、1分間に165枚程度刷れるものであったわけですけれども、実際にそれを使用してみまして、そこまででなくても十分教職員の事務効率削減には資するということと、大規模校より、今回の22校は少し規模が小さい学校であるということも踏まえまして、1分間120枚で十分なスペックであると考えたものでございます。
○委員長(
池田たけし君) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、「議案第57号 物品の購入について(
インクジェットプリンター)」について採決いたします。
「議案第57号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第57号 物品の購入について(
インクジェットプリンター)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 次に、
審議事項(19)「議案第58号 物品の購入について(
港区立御田小学校ちゅう房機器)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。
○
契約管財課長(江村信行君) ただいま議題となりました
審議事項(19)「議案第58号 物品の購入について(
港区立御田小学校ちゅう房機器)」につきまして、提案の補足説明をいたします。
本議案は、
港区立御田小学校ちゅう房機器の購入について御承認をお願いするものでございます。それでは、6月26日付資料№18、
港区立御田小学校ちゅう房機器の購入についてを御覧いただけますでしょうか。
1、購入の目的は、港区立
御田小学校の仮移転に伴うちゅう房機器の整備です。
2、入札(見積)経過調書です。2ページ、入札(見積)経過調書を御覧ください。入札の方法は、制限を付した一般競争入札で、9者から入札の申込があり、1者を落札者としております。購入の相手方は、株式会社第一工芸社です。落札価格は、6,640万7,000円です。
3ページ、購入物品一覧を御覧ください。24種類の機器を購入いたします。数量及び金額は記載のとおりでございます。
1ページにお戻りいただけますでしょうか。4、納入場所は、記載のとおりで、旧三光小学校校舎です。
5、納期は、令和6年1月31日です。
説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますよう、お願い申し上げます。
○委員長(
池田たけし君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございましたら、順次、御発言をお願いいたします。
○委員(
森けいじろう君) かなり競合で競っている、ほぼ同じぐらいの価格で何者も入っているのですけれども、こういうものの相場はこれぐらいと、もう決まっているものなのですか。ほかの案件と比べると、競り具合が拮抗しているので、確認です。
○
契約管財課長(江村信行君) 御指摘のとおりでございまして、かなり競争原理が働いているような、それが見られるかと思います。こういう給食の調理の機材といいますと、メーカーなどもかなり限られているというところもございます。毎回見ておりますと、かなり近しい数字のものが出てくるという傾向もございますので、本当に競争原理が働いた結果が表れたかと存じます。
○委員長(
池田たけし君) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) よろしいですね。なければ、質疑はこれにて終了いたします。
採決は、簡易採決でよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、「議案第58号 物品の購入について(
港区立御田小学校ちゅう房機器)」について採決いたします。
「議案第58号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) 御異議なきものと認め、「議案第58号 物品の購入について(
港区立御田小学校ちゅう房機器)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 議案等の審査が終了いたしましたので、明日6月27日は調査日にしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、明日6月27日は調査日といたします。委員の皆様、所在、連絡先が容易に確認できるようお願いいたします。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) 本日審査できなかった請願2件、発案1件につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) それでは、本日継続と決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
池田たけし君) そのほか、何かございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
池田たけし君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。
午後 4時47分 閉会...