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  1. 港区議会 2023-02-16
    令和5年2月16日総務常任委員会-02月16日


    取得元: 港区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-07-21
    令和5年2月16日総務常任委員会-02月16日令和5年2月16日総務常任委員会  総務常任委員会記録(令和5年第3号) 日  時  令和5年2月16日(木) 午後1時00分開会 場  所  第4委員会室出席委員(8名)  委 員 長  杉本 とよひろ  副委員長  二 島 豊 司  委  員  黒崎 ゆういち       丸山 たかのり        榎 本  茂        ゆうき くみこ        阿 部 浩 子       七 戸 じゅん 〇欠席委員   な し 〇出席説明員  副区長                              青 木 康 平
     企画経営部長                           大 澤 鉄 也  企画課長・産業・地域振興支援部ウクライナ避難民支援担当課長兼務  西 川 杉 菜  財政課長    山 越 恒 慶  施設課長                             伊 藤 太 一  防災課長                             鳥 居 誠 之  総務部長                             新 宮 弘 章  総務課長・伝わる日本語推進担当課長兼務              若 杉 健 次  情報政策課長  野々山  哲 〇会議に付した事件  1 審議事項   (1) 区長報告第1号 専決処分について(港区立赤坂中学校等整備工事請負契約の変更)   (2) 区長報告第2号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備工事請負契約の変更)   (3) 区長報告第3号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に伴う電気設備工事請負契約の変更)   (4) 区長報告第4号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に伴う機械設備工事請負契約の変更)   (5) 区長報告第5号 専決処分について(港区立一の橋公園整備工事請負契約の変更)   (6) 区長報告第6号 専決処分について(港区立麻布運動場整備工事(人工芝化)請負契約の変更)   (7) 議 案 第11号 令和4年度港区一般会計補正予算(第6号)   (8) 議 案 第12号 令和4年度港区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)   (9) 議 案 第13号 令和4年度港区後期高齢者医療会計補正予算(第1号)   (10) 議 案 第18号 工事請負契約の承認について(南麻布一丁目道路擁壁改修工事)   (11) 議 案 第19号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備工事)   (12) 議 案 第20号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備に伴う電気設備工事)   (13) 議 案 第21号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備に伴う機械設備工事)   (14) 議 案 第22号 工事請負契約の変更について((仮称)一の橋公園自転車駐車場整備工事)                            (以上5.2.15付託)   (15) 請 願元第4号 港区における特定遊興飲食店営業指定地域追加願いに関する請願                              (元.6.20付託)   (16) 請 願3第7号 全国知事会が求める「米軍基地負担に関する提言」についての請願                              (3.6.10付託)   (17) 請 願5第1号 インターネットにアクセスし難い人にも区が生活支援等の給付を拒否しないことを求める請願                              (5.2.15付託)   (18) 発 案元第3号 地方行政制度と財政問題の調査について                              (元.5.29付託)              午後 1時00分 開会 ○委員長(杉本とよひろ君) ただいまから総務常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、黒崎委員阿部委員にお願いいたします。  本日、江村契約管財課長は体調不良のため委員会を欠席する旨、連絡がありましたので御了承ください。  初めに、2月15日に開会されました委員長会の報告をいたします。  まず、運営委員会で確認されている審議日程についてです。常任委員会の審査日は、2月16日、17日及び20日の3日間とされます。  また、令和5年度予算特別委員会は、2月22日から質疑に入り、総括質問の前日に調査日を設ける予定となっております。  なお、本日午後4時から、予算特別委員会の理事会が予定されております。  以上が委員長会の報告です。よろしくお願いいたします。  次に、今定例会における当常任委員会の運営について御相談させていただきます。  当常任委員会に付託されました審査案件は、区長報告が6件、議案が8件、新規の請願が1件でございます。  まず、3日間の運営についてですが、本日は、日程に沿って順次審査を行いたいと思います。  2日目は、本日審査状況によって、皆様に御相談させていただきたいと思います。  3日目は、請願の審査を行い、議案の審査が残っている場合には、引き続き当該議案の審査を行いたいと思います。  なお、新規請願の請願者は、趣旨説明を希望しております。新規に付託された請願の写しは皆様にお配りしておりますので、御確認ください。  次に、一括して議題とする議案等についてです。  まず、区長報告第2号から区長報告第4号は、いずれも(仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に関する内容ですので、3件を一括して議題としたいと思います。  次に、議案第11号から議案第13号は、いずれも令和4年度補正予算に関する内容ですので、3案を一括して議題としたいと思います。  最後に、議案第19号から議案第21号は、いずれも港区立御田小学校校舎整備に関する内容ですので、3案を一括して議題としたいと思います。  なお、一括議題としたものにつきましては、一括して説明を受け、質疑を行い、採決は、区長報告議案ごとにそれぞれ行うこととしたいと思います。  委員会の運営については、このような進め方でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、そのように進めさせていただきます。     ────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項に入ります。初めに、審議事項(1)「区長報告第1号 専決処分について(港区立赤坂中学校等整備工事請負契約の変更)」を議題といたします。理事者の説明を求めます。 ○総務部長新宮弘章君) ただいま議題となりました審議事項(1)「区長報告第1号 専決処分について(港区立赤坂中学校等整備工事請負契約の変更)」につきまして、補足説明をいたします。本件は、平成31年3月12日に御承認いただきました港区立赤坂中学校等整備工事請負契約につきまして、公共工事設計労務単価及び資材価格の上昇に対処するため、工事請負契約書約款第24条第6項のインフレスライド条項を適用し、契約金額について区長の専決処分により変更しましたので、御報告するものでございます。  それでは、2月16日付総務常任委員会資料№1、港区立赤坂中学校等整備工事請負契約の変更についてを御覧ください。1、件名は、港区立赤坂中学校等整備工事です。2、契約の相手方は、大成・谷沢・大勝建設共同企業体です。3、工事場所は記載のとおりです。4、工期は、平成31年3月13日から令和5年8月11日までです。5、変更内容です。契約金額について、92億8,046万5,000円から2,176万878円増額し、93億222万5,878円に変更します。6、変更年月日は、令和4年12月23日です。7、基準日は令和4年10月3日です。基準日とは、スライド額を算出する基準とする日をいい、出来高を算出する基準となる日、賃金水準及び物価水準の変動後、単価の基準となる日です。事業者の請求日から起算して14日以内で、発注者と受注者が協議して定めます。8、変更理由は、公共工事設計労務単価及び資材価格の上昇に対処するため、工事請負契約書約款第24条第6項のインフレスライド条項を適用したことによるものでございます。  2ページ、インフレスライドについてを御覧ください。インフレスライドの概要です。1、インフレスライドとは、工事請負契約書約款第24条第6項の規定に基づき、契約締結時の労務単価及び資材価格等で積算した契約金額を、インフレーションまたはデフレーションを反映した契約金額に変更することをいいます。2、適用対象工事は、令和4年3月1日が工期内にある工事で、かつ残工期が2月以上ある工事になります。3、変更額の算出方法です。変更額は、基準日時点工事金額契約日時点工事金額との差額から、事業者負担分である契約日時点工事金額の1%を引いた金額です。  審議事項(1)「区長報告第1号 専決処分について(港区立赤坂中学校等整備工事請負契約の変更)」についての説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御了承くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(杉本とよひろ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ある方はどうぞお願いいたします。 ○委員(丸山たかのり君) では、1点だけ。今回はインフレスライド条項適用という形で、適切な処理だと思っています。計算書もきちんとあるので、この額も適正なものだと思っております。  少し確認なのですが、さきの定例会でも、やはり同様にインフレスライド条項の適用された案件も幾つかあったように記憶しているのです。資材等が昨今の物価高などいろいろな影響で上がっている影響もかなり大きいのかと思っています。今後の見通しというか、現状、価格が上がっているからというのは分かるのですけれども、今後、先々やはりずっと上がっていきそうな感じなのか、それともいずれ終息しそうなのかというのは、区として先々の見込みなどは何か認識がありますでしょうか。 ○総務部長新宮弘章君) 特に今回は、建築では金属関連が顕著にインフレをしているということです。ちなみに2021年から2022年の間で約25%の上昇、それから鉄骨についても約30%程度、上昇しています。原因として、ウクライナ情勢や、中国との関連もあると考えておりますけれども、今後も予断は許されない状況なのかと考えております。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに御質問等ございますでしょうか。よろしいですか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決につきましては、簡易採決でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「区長報告第1号 専決処分について(港区立赤坂中学校等整備工事請負契約の変更)」について、報告のとおり了承することに御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、本件は満場一致をもって報告のとおり了承すべきものと決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(2)「区長報告第2号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備工事請負契約の変更)」、審議事項(3)「区長報告第3号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に伴う電気設備工事請負契約の変更)」、審議事項(4)「区長報告第4号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に伴う機械設備工事請負契約の変更)」の3件を一括して議題といたします。それでは、理事者の説明を求めます。 ○総務部長新宮弘章君) ただいま議題となりました審議事項(2)「区長報告第2号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備工事請負契約の変更)」、審議事項(3)「区長報告第3号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に伴う電気設備工事請負契約の変更)」、審議事項(4)「区長報告第4号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に伴う機械設備工事請負契約の変更)」の専決処分3件につきまして、一括して補足説明をいたします。これらの3件は、令和3年6月18日に御承認いただきました(仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備工事請負契約、(仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に伴う電気設備工事請負契約、(仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に伴う機械設備工事請負契約につきまして、既存躯体の補修に係る追加工事等のため、契約金額及び工期について、区長の専決処分により変更しましたので、御報告するものでございます。  それでは、2月16日付総務常任委員会資料№2を御覧ください。1、件名は、(仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備工事です。2、契約の相手方は、安藤ハザマ小俣建設共同企業体です。3、工事場所は記載のとおりです。4、変更内容です。(1)契約金額につきまして、11億4,662万6,140円であったものを、5,657万3,000円増額し、12億319万9,140円に変更します。(2)工期につきまして、令和3年6月19日から令和5年1月20日までであったものを、令和5年3月29日までに変更します。5、変更年月日は令和5年1月6日です。6、変更理由は、既存躯体の補修及び地中障害物の撤去に係る追加工事によるものです。  2ページの別紙1、増額金額等を御覧ください。1、増額金額内訳は記載のとおりです。2、地中障害物の種類及び数量です。コンクリートガラを、記載の数量について撤去・処分いたします。  変更工事概要等につきましては、後ほど御説明いたします。  続きまして、資料№3を御覧ください。1、件名は、(仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に伴う電気設備工事です。2、契約の相手方は、不二工業株式会社です。3、工事場所は記載のとおりです。4、変更内容です。(1)契約金額につきまして、2億2,609万6,373円であったものを、145万2,000円増額し、2億2,754万8,373円に変更します。(2)工期につきましては、先ほど御説明いたしました本体工事と同様でございます。5、変更年月日は令和5年1月6日です。6、変更理由は、既存躯体の補修に係る工事の追加等による本体工事工期変更によるものです。  続きまして、資料№4を御覧ください。1、件名は、(仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に伴う機械設備工事です。2、契約の相手方は、富士設備工業株式会社です。3、工事場所は記載のとおりです。4、変更内容です。(1)契約金額につきまして、2億1,415万4,050円であったものを、139万7,000円増額し、2億1,555万1,050円に変更します。(2)工期につきましては、先ほど御説明いたしました本体工事と同様でございます。5、変更年月日は令和5年1月6日です。6、変更理由は、既存躯体の補修に係る工事の追加等による本体工事工期変更によるものです。  引き続き、変更工事概要につきまして、施設課長から御説明いたします。 ○施設課長伊藤太一君) 資料でございますが、委員会資料№2に戻っていただきまして、その3ページ、別紙2となります。  (仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備では、第3回定例会にて、増築棟などの工事着手時期に発現した地中障害物撤去工事及びサッシ周りなどの躯体補修などによる工事変更について御報告させていただきましたが、その後も同様の事象が続き、工事全体に係る遅れや追加工事などが生じました。  まず、その要因と対応でございます。項番3、工事概要の(1)既存躯体補修等工事です。図中①番は、主に本館棟にて躯体工事を進める中で、天井や床仕上げなどを撤去した際に、一部にコンクリートの豆板、ジャンカなど及び鉄筋の損傷または残存図面に描かれていない仕上げが多くの箇所に見られたため、撤去や補修工事を行いました。また、(2)地中障害物の撤去等についてです。こちらについては、主に外構工事コンクリートガラ地中障害物を発現し、撤去・処分を行いました。これらには、れんがなどが含まれておりますが、いずれも旧校舎等の整備において地中に埋め置かれたものとされ、今回の地中障害物での発現となりました。  最後に、項番4です。このような要因にて工期は延伸することになりましたが、建物の工事に関しては、この2月1日に主管課へ引渡しを完了しております。現在は、4月1日の運用開始に向けて開設準備作業を進めております。一方で外構工事につきましては、工期を3月29日に延伸し、現在工事を進めておりますが、引き続き歩行者等の安全確保などに十分留意しまして、工事を進めてまいります。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○総務部長新宮弘章君) 審議事項(2)「区長報告第2号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備工事請負契約の変更)」、審議事項(3)「区長報告第3号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に伴う電気設備工事請負契約の変更)」、審議事項(4)「区長報告第4号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に伴う機械設備工事請負契約の変更)」についての説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御了承くださいますよう、お願いします。 ○委員長(杉本とよひろ君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は順次発言をお願いいたします。 ○委員(丸山たかのり君) 今回の工事に関しては、工期の変更や、契約金額が変更になった理由に関しては先ほど説明もいただきまして、そういう意味では、必要な延長だったり増額だったりだと思いますし、また最終的に、既に引き渡されているということで、そういった期限というのですか、そういったものを守られてよかったと私も思っています。  ぜひ、この完成したものに関して、また内覧を楽しみにはしている者の一人ではあります。一方で、私がお伺いした話ではなくて、間接ではあるのですけれども、近隣の方から今回の工事に関しての御意見をいただくようなこともあったと聞いています。特に、恐らく推測するに、工期をやはり守らないといけないがために、いろいろ遅くまで、工事が少し延びてしまったタイミングがあったのでしょうか。何か少し、そのタイミングで御意見をいただくようなことがあったと伺っております。それを考えると、もちろん、区が定めた事業が年度で開始するものがあった場合には、その年度前にきちんと引き渡されてということは、当然ここを守っていくということが大原則ではあるものの、やはり、あまりそこが無理になってしまって、現場でかなり無理をさせてしまうことがないようにしてもらいたいと思っております。そういう意味では、もちろん今でもこのように柔軟に対応していただいているとは思いますけれども、場合によっては、さらにそういった、一度変更したものはもう二度と変更はないというわけではなく、やはりそこを柔軟に考えていただいたり、言ってしまえば、本当に区と現場との、よりコミュニケーションを取っていただくということがとても大事なのかと思っております。その辺の御認識はいかがでしょうか。 ○施設課長伊藤太一君) 今、御指摘がございましたように、近隣の方から意見をいただいております。要因となりましたのは、やはり工期がかなり厳しいという中での工事の対応、また近隣の方とのコミュニケーション不足というところもありまして、我々でもそういう御意見を伺いまして、その方とお話ししたということでございます。いずれにしても、工期が厳しい中でも、こうした近隣への配慮というところについては、今後ともよく配慮いたしまして、またはコミュニケーションよく工事を進めることが重要だと考えてございます。そのように、今後は進めてまいりたいと考えてございます。 ○委員(丸山たかのり君) よろしくお願いいたします。  伊藤課長は本当に、必要に応じて現場にもきちんと足を運んでいただいていると聞いておりますし、そういう意味では本当によく頑張っていただいているとは認識はしておるのですけれども、やはりどうしても工事自体が現場で停滞してしまうような場面がないこともないと思います。そういう意味では、近隣とのコミュニケーションもそうですけれども、やはり現場の、工事をやっている方と区とのコミュニケーションをよくやっていただいて、お互いが気持ちよく仕事をしていただければ、そういった環境の整備に、ぜひ今後、取り組んでいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○副委員長(二島豊司君) 区長報告第3号と第4号については、工事の中身についての変更はなく、工期の変更に伴って契約金額が変更になったという認識でよろしいですか。 ○施設課長伊藤太一君) 区長報告第3号及び第4号に関しては、工事は特にありませんが、工期が延びたことによる金額の増ということで、今回、経費を載せております。 ○副委員長(二島豊司君) やってみなくては分からないということの部分はあるので、やむを得ないとは思うのですけれども、もし仮に、見つかったモルタルの剥がしや、もともとの躯体が弱かったなどということが、本体工事で今回見つかった変更点が事前に分かっていた場合です。工期の設定を、電気設備とか機械設備できちんとすることもできていれば、この部分のコストは上がらずに済む可能性もあったのかと思うと、ガラが出てきたりというのは、掘ってみないとしようがないと思うのです。本体の部分、工事に入る前の段階、本体工事の設計をする段階で、ここの部分をもっと補強していかないといけないかもなどという部分を注意深く見ていただいて、工期ももちろんですし、契約金額にも影響が出にくいように、準備、また発注につなげていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに御質問はございますでしょうか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○委員長(杉本とよひろ君) ほかになければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「区長報告第2号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備工事請負契約の変更)」について、報告のとおり了承することに御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、本件は満場一致をもって報告のとおり了承すべきものと決定いたしました。  続いて、「区長報告第3号」についても簡易採決でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「区長報告第3号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に伴う電気設備工事請負契約の変更)」について、報告のとおり了承することに御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、本件は満場一致をもって報告のとおり了承すべきものと決定いたしました。  続いて、「区長報告第4号」についても簡易採決でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「区長報告第4号 専決処分について((仮称)港区立神応いきいきプラザ等複合施設整備に伴う機械設備工事請負契約の変更)」について、報告のとおり了承することに御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、本件は満場一致をもって報告のとおり了承すべきものと決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(5)「区長報告第5号 専決処分について(港区立一の橋公園整備工事請負契約の変更)」を議題といたします。理事者の説明を求めます。 ○総務部長新宮弘章君) ただいま議題となりました審議事項(5)「区長報告第5号 専決処分について(港区立一の橋公園整備工事請負契約の変更)」につきまして、補足説明をいたします。本件は、令和3年10月7日に御承認いただきました港区立一の橋公園整備工事請負契約につきまして、地中障害物の撤去等に係る追加工事のため、契約金額及び工期について区長の専決処分により変更いたしましたので、御報告するものでございます。  それでは、2月16日付総務常任委員会資料№5、港区立一の橋公園整備工事請負契約の変更についてを御覧ください。1、件名は、港区立一の橋公園整備工事です。2、契約の相手方は、日比谷・かたばみ建設共同企業体です。3、工事場所は記載のとおりです。4、変更内容です。(1)契約金額について、3億5,420万円から1,734万7,000円増額し、3億7,154万7,000円に変更します。(2)工期について、令和3年10月8日から令和5年3月17日までであったものを、令和5年6月26日までに変更します。5、変更年月日は令和5年1月5日です。6、変更理由は、地中障害物の撤去等に係る追加工事によるものです。  2ページ、別紙1、増額金額等を御覧ください。1、増額金額内訳は記載のとおりです。2、地中障害物の種類及び数量です。廃プラスチック及びコンクリートガラを、記載の数量について撤去し、処分します。  3ページ、別紙2を御覧ください。変更工事概要等です。1は平面図です。2、変更概要です。(1)地盤改良工事です。擁壁設置工事において、地盤の支持力が不足しておりましたことから、地中に柱状改良体を設置するため、セメント等を注入しました。写真の朱書きの丸の部分が、地中に埋設されました柱状改良体を指しています。写真の下の断面図を御覧ください。柱状改良体を2本並べた断面図です。柱状改良体は、地盤を掘りながらセメント等を注入し、セメント等が固まることで柱状改良体になります。柱状改良体は、直径1メートル、高さ9.88メートルで、37本を設置します。該当の箇所は、左側平面図の赤い破線部分になります。(2)盛土工事です。盛土の厚さは30センチで、そのうちの約15センチ分について、本工事で発生した土を利用し、盛土工事費を減額しました。該当の箇所は左側平面図の緑色の破線部分です。(3)地中障害物の撤去・処分です。廃プラスチック及びコンクリートガラを撤去・処分しました。該当の箇所は左側平面図の紫色の破線部分です。(4)舗装工事です。芝生の施工範囲の一部をダスト舗装に変更しました。該当の箇所は左側平面図のオレンジ色の破線部分です。  審議事項(5)「区長報告第5号 専決処分について(港区立一の橋公園整備工事請負契約の変更)」についての説明は以上です。よろしく御審議の上、御了承くださいますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(杉本とよひろ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問のある方はどうぞお願いいたします。 ○委員(榎本茂君) 大変お疲れさまです。この公園を楽しみにしております。  地中障害物の件なのですけれども、廃プラスチックは写真で見ると結構な量ですよね。コンクリートガラも毎度毎度、もう本当に後から出てきて、お金を追加で追加でというのも、何か少し本当に、何とかならないのかなどと思うのです。今回、廃プラスチックについて何なのか分かったら、少し御説明をお願いします。 ○総務部長新宮弘章君) こちらは推測になるのですけれども、以前、一の橋公園の噴水池の防水シートとして使われていたということを聞いております。 ○委員(榎本茂君) 前の撤去のときに、この辺の、下の防水シートなどというのは撤去の項目に入っていたのですけれども、それがもう、昔のことで分からないという話なのです。それで撤去のときに、この辺は撤去予算に入っていたのかどうか教えてください。 ○総務部長新宮弘章君) 以前、噴水池のあったあたりにシートがあったということなので、恐らく、先ほど答弁申し上げたとおり、噴水池の防水シートとして使われていたのではないかということは分かりました。ただ、図面に今回そこまで載っていなかったので、工事をして実際に試掘するまで分からなかったということでございます。 ○委員(榎本茂君) 撤去工事のときに、撤去予算にもしこういうものが入っていて、残っていたとしたら、これは前の工事の、撤去の工事の手抜きということになってしまうし、これは何か、コンクリートガラなどは本当にいつも出てきて嫌だと思っているので、前の見積り、撤去のときの見積りの中に防水シートが入っていたのかどうかは、後で調べておいてもらえるとうれしいと思います。  あとは、今回の工事費用とは関係ないのですけれども、以前もここの公園で、あそこの川は垂直護岸で、万が一、落水者が起きたときに、つかまるものもないし、これの南側の方は浅くなっているのですけれども、北側の方は船でも入っていけるぐらい、水深1.5メートルとか、満潮のときに2メートルぐらいあります。落水者、子どもとか、大人でもそうですけれども、万が一落ちたときに、取りつく場所が、つかまるものが何もないので、落水者対策というものは必要なのかと思っています。以前、質問は計画のときにしたことがあるのですけれども、もし分かったら。 ○総務部長新宮弘章君) この工事上では、そこまでは入っていないということでございます。ただ、運営する中で、例えば落ちた子がいたら、例えばですけれども浮き輪を投げるなど、何らかの対策は考えていきたいと考えています。 ○委員(丸山たかのり君) 今回、増額の中に吸収されてしまっているからあまり目立ちませんけれども、盛土の工事が逆に減額になっていて、現地で掘った土を再利用というか、利用してという形の減だと伺っておりますけれども、これはいいアイデアだと思うのです。これは、現場で工事をやっていく中で、そういった現場からの声を受けてやるようになったのか、もともと、うまくいけば、使えるものだったら使おうという見込みだったのかなど、もし分かれば教えていただけますか。 ○総務部長新宮弘章君) 当初、そこまでは考えておりませんでしたけれども、今回の土は、自転車駐車場整備工事で掘削して、その際に発生した土を再利用するということで、契約金額を減額しているということでございます。 ○委員(丸山たかのり君) 分かりました。増額ばかりではなくて、こういった減額の取組もすごくいいと思ったのです。現場のアイデアでもしそういうものが出てきているのであれば、本当にいい取組だと思ったので、少し伺わせていただきました。  最後に、今回、舗装工事ということで、もともと芝生の施工の部分を、一部を舗装にしてしまうということです。もちろん天然の芝にこしたことはないとは思っていますが、港区の公園の中を見てみると、天然の芝が踏み固められて非常に残念な状態になっているところを何か所も見ています。あまりそこを、天然の芝にこだわり過ぎても、やはりなかなか管理が難しいというのは個人的には思っているところです。今回、一部を舗装工事にされたというのは、そういった理由なのかということが1点と、あと天然芝の部分は残すということなので、ここの部分と舗装の部分というのが、親和性のあるものになっていくのかというか、少し変な話、人工物と天然のもので違和感のあるような状態にならないのか、当初の計画との違いというのが悪目立ちしないのかというのが少し心配なのです。その点はいかがでしょうか。 ○総務部長新宮弘章君) 資料別紙2の(4)舗装工事のところの御質問だと思います。丸山委員がおっしゃるとおり、天然芝の維持という意味で、この位置は、公園利用者の使用頻度が非常に高いであろうということが想定されますので、天然芝ですと、なかなか維持していくのが厳しいだろうということで、今回、ダスト舗装というものに変更しているところでございます。  天然芝として残す部分は、いわゆる築山の部分でして、ここですとそれほど踏まれる頻度も多くないだろうということで、芝も順調に育つということを想定して、こちら、緑色になっていますけれども、ここは芝生、天然芝で整備するという予定でございます。親和性のあるものという意味では、ダスト舗装自体はほかの公園でも使用はされておりまして、例えば港南和楽公園でも、ダスト舗装、同じようなものが使われておりますので、そういった意味ではきちんと親和性のあるものができると考えています。 ○委員(阿部浩子君) 確認したいのですけれども、結局、この一の橋公園がオープンするのはいつ頃になるのですか。 ○総務部長新宮弘章君) 当初の工期が3月17日までということで、4月の上旬のオープンを予定しておりましたが、今回、工期変更という形になりました。ただ、一部を除いて、令和5年の4月上旬にオープンしたいと考えております。  図面でいきますと、分かりにくくて申し訳ないのですけれども、右下の黄色で囲ってある部分の右側と、それから、少し左上になりますけれども緑色で囲ってある部分が、工事整備ヤードとして使わせていただくということと、あと緑色の上の部分が自転車の駐車場、これも後ほど出ますけれども、工期変更になりますので、この部分が4月にはオープンできないということでございます。それ以外については供用可能ということでございます。 ○委員(阿部浩子君) 4月に一部オープンということなのですけれども、そうすると、どういう使い方ができるのですか。 ○総務部長新宮弘章君) 言ってみれば、残っているところで遊んでいただくなりしていただくということになると思います。例えば資料3ページ右下の、先ほど芝生を整備するといったようなところは、こちらはオープンします。さっき擁壁工事の関係で、地盤の改良工事をすることを申し上げたのですけれども、この擁壁自体、ボルダリングができるようになっていたり、あとダスト舗装のところは自由に使っていただいて構わないということと、少し曲がりくねったような細い線があります。これは滑り台ですので、十分楽しんでいただける公園なのかとは思います。 ○委員(阿部浩子君) そうすると、この一の橋公園は、区民の皆様には一応、予定どおり4月の春の一部オープンということで御案内されるのですか。 ○総務部長新宮弘章君) そのとおりでございます。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに御質問はよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。  それでは、採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「区長報告第5号 専決処分について(港区立一の橋公園整備工事請負契約の変更)」は、報告のとおり了承することに御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、本件は満場一致をもって報告のとおり了承すべきものと決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(6)「区長報告第6号 専決処分について(港区立麻布運動場整備工事(人工芝化)請負契約の変更)」を議題といたします。理事者の説明を求めます。 ○総務部長新宮弘章君) ただいま議題となりました審議事項(6)「区長報告第6号 専決処分について(港区立麻布運動場整備工事(人工芝化)請負契約の変更)」につきまして、補足説明をいたします。本件は、令和4年6月17日に御承認いただきました港区立麻布運動場整備工事(人工芝化)請負契約につきまして、地中障害物の撤去等による追加工事のため、契約金額について区長の専決処分により変更しましたので、御報告するものでございます。  それでは、2月16日付総務常任委員会資料№6、港区立麻布運動場整備工事(人工芝化)請負契約の変更についてを御覧ください。1、件名は、港区立麻布運動場整備工事(人工芝化)です。2、契約の相手方は、日本道路株式会社です。3、工事場所及び4、工期は記載のとおりです。5、変更内容です。契約金額について、1億5,823万1,920円から122万780円増額し、1億5,945万2,700円に変更します。6、変更年月日は令和4年12月21日です。7、変更理由は、地中障害物の撤去等に係る追加工事によるものです。  2ページの別紙1、増額金額等を御覧ください。1、増額金額の内訳は記載のとおりです。  3ページを御覧ください。2、残土の種類及び数量です。土砂が1,303立方メートル、芝混じり土砂が292立方メートルです。  3、地中障害物の種類及び数量です。廃プラスチックが985キログラム、コンクリートガラが20立方メートルです。  4ページ、別紙2、変更工事概要等を御覧ください。左側の1、平面図です。下の凡例のとおり、施工しております。  右側の2、変更概要です。(1)排水施設の高さ及び幅の変更等です。左側平面図の青色の囲み部分について、コンクリート構造物が発現したため、排水施設の構造を変更しました。写真の赤い丸囲みがコンクリート構造物になります。写真の下は、排水施設の断面図です。上が変更前、下が変更後です。コンクリート構造物の上に排水施設を設置しますので、高さを310ミリ低くし、幅を100ミリ小さくしました。これにより、当初の予定よりも減額になっております。  (2)マンホール蓋の高さ調整です。左側平面図のオレンジ色の囲み部分にマンホールが発現したため、蓋の高さを調整しました。  (3)土系舗装施工範囲の変更です。左側平面図の赤色の囲み部分について、散水栓の位置を変更したため、ベース周りの土系舗装範囲を縮小し、人工芝舗装範囲を拡大しました。散水栓の位置変更の理由につきましては、グラウンドに設置する、雨水を地中に浸透させるための浸透管を、先ほどの(1)で御説明しましたコンクリート構造物を避けて設置することとなり、それによって、当初予定していた散水栓の位置にぶつかってしまうため、散水栓の位置を変更することとなったものでございます。散水栓を変更する位置が、人工芝と土系舗装の境目となってしまうため、土系舗装の範囲を縮小いたしました。  (4)残土処分方法の変更です。人工芝化に当たり、地表面部分の芝をすき取り、土砂と芝混じり土砂とを分別して処分することとしました。これにより、処分費が当初の予定より減額になってございます。  (5)地中障害物の撤去・処分です。左側平面図の緑色の囲み部分、運動場全域で廃プラスチック及びコンクリートガラが発現したため、撤去・処分しました。  審議事項(6)「区長報告第6号 専決処分について(港区立麻布運動場整備工事(人工芝化)請負契約の変更)」についての説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御了承くださいますよう、お願いします。 ○委員長(杉本とよひろ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問がある方は、順次発言をお願いいたします。 ○委員(丸山たかのり君) 今回、残土処分費が僅かですけれども減額になっているかと思いますが、これは先ほどの説明があったように、芝と土を分別したら安くなったという認識でよろしいのでしょうか。 ○総務部長新宮弘章君) 申し訳ございません。説明不足でございます。  通常、分別すると、それだけ手間がかかってしまうのですけれども、今回、当初の想定よりも土の量が少なかったという理由が大きな理由でございます。 ○委員(丸山たかのり君) 分かりました。  あと、最後に1点、確認です。今回も排水施設が、コンクリートの構造物が新たに発現したために、排水溝の容量を要は少なくして、排水施設の排水溝部分の面積を少なくして設置する方向になったことはやむを得ないかと思うのですけれども、排水機能としてもともと想定していたものがきちんとこれで吸収されるのかが少し心配です。その点は大丈夫なのでしょうか。 ○総務部長新宮弘章君) 先ほども御説明したとおり、コンクリートの構造物は外野のフェンスの基礎の一部だろうと言われております。これを撤去するとフェンスに影響が出てしまうのではないかと思って、このままにしたということで、その上に排水施設を設置するということなのですけれども、サイズは小さくなりましたが、計算上では十分対応できるということでございます。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに御質問はよろしいでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「区長報告第6号 専決処分について(港区立麻布運動場整備工事(人工芝化)請負契約の変更)」について、報告のとおり了承することに御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、本件は満場一致をもって報告のとおり了承すべきものと決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(7)「議案第11号 令和4年度港区一般会計補正予算(第6号)」、審議事項(8)「議案第12号 令和4年度港区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)」、審議事項(9)「議案第13号 令和4年度港区後期高齢者医療会計補正予算(第1号)」の3案を一括して議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 ○財政課長(山越恒慶君) ただいま議題となりました審議事項(7)「議案第11号 令和4年度港区一般会計補正予算(第6号)」、審議事項(8)「議案第12号 令和4年度港区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)」及び審議事項(9)「議案第13号 令和4年度港区後期高齢者医療会計補正予算(第1号)」について御説明いたします。  サイドブックス、定例会・臨時会のフォルダーをお開きください。令和5年第1回定例会を開いていただきまして、次に議案等をお開きください。左から3つ目のファイルになるかと思います。議案第11号から第13号令和4年度港区各会計補正予算を御覧ください。ページ番号につきましては、資料右下に記載ある下線の番号で御説明をさせていただきます。  それでは、初めに議案第11号令和4年度港区一般会計補正予算(第6号)に沿って御説明いたします。  初めに、4ページをお開きください。こちらは予算の総則となっております。歳入歳出予算の補正額は11億1,139万円の増額で、補正後の歳入歳出予算の総額は1,774億4,011万6,000円となります。第2条、繰越明許費及び第3条、債務負担行為の補正につきましては、後ほど御説明いたします。  5ページを御覧ください。第1表、歳入歳出予算補正になります。まず、歳入です。第1款、特別区税は100億8,546万3,000円の増額です。項の1、特別区民税を99億4,787万5,000円、項の3、特別区たばこ税を1億3,758万8,000円、それぞれ増額しております。第3款、利子割交付金は6,500万円の増額です。項の1も同様です。第4款、配当割交付金は2億円の増額です。項の1も同様です。第6款、地方消費税交付金は5億2,000万円の増額です。項の1につきましても同様です。第8款、環境性能割交付金は800万円の増額です。項1も同様でございます。第9款、地方特例交付金は1,516万4,000円の減額です。項の1も同様でございます。第11款、分担金及び負担金は4,602万6,000円の増額です。項の1、負担金を同額の増としております。第12款、使用料及び手数料は4,800万9,000円の減額です。項の2、手数料を同額の減としております。第13款、国庫支出金は14億2,234万2,000円の減額です。項の1、国庫負担金を8,373万8,000円、項の2、国庫補助金を13億3,860万4,000円、それぞれ減額しております。第14款、都支出金は12億43万9,000円の増額です。項の1、都負担金を1,237万6,000円、項の2、都補助金を6億3,486万1,000円、項の3、都委託金を5億5,320万2,000円、それぞれ増額しております。第16款、寄附金は1億6,884万7,000円の増額です。項の1も同様でございます。第17款、繰入金は101億4,753万8,000円の減額です。項の1、基金繰入金を同額の減としております。第18款、繰越金は5億2,590万6,000円の増額です。項の1も同様でございます。第19款、諸収入は7,523万8,000円の減額です。項の7、雑入におきまして同額の減としております。以上により、歳入予算補正額の合計は11億1,139万円の増額となります。  7ページを御覧ください。次に、歳出でございます。第2款、総務費は42億3,333万4,000円の増額です。項の1、総務管理費を42億4,894万円の増、項の3、戸籍住民基本台帳費を1,200万6,000円の減、項6、区民施設費を360万円の減としております。第3款、環境清掃費は8,158万4,000円の減額です。項の1、環境費を3,839万7,000円、項の2、清掃費を4,318万7,000円、それぞれ減額しております。第4款、民生費は9億8,763万4,000円の減額です。項の1、社会福祉費を449万3,000円の増、項の2、児童福祉費を3億5,527万5,000円の減、項の3、生活保護費を6億3,685万2,000円の減としております。第5款、衛生費は12億5,542万5,000円の増額です。項の1、保健衛生費を同額の増としております。第6款、産業経済費は5億9,609万5,000円の減額です。項の1、商工費を同額の減としております。第7款、土木費は16億4,574万6,000円の減額です。項の1、土木管理費を3億7,335万6,000円、項の2、道路橋りょう費を5億1,218万2,000円、項の4、公園費を2億4,298万6,000円、項の5、都市計画費を6,990万円、それぞれ減額し、項の6、住宅費を9,970万6,000円の増、項の7、建築費を5億4,702万8,000円の減としております。第8款、教育費は5億7,019万2,000円の減額です。項の1、教育総務費を1億2,709万8,000円、項の2、小学校費を2億4,928万2,000円、項の3、中学校費を897万2,000円、項の4、校外施設費を678万1,000円、項の5、幼稚園費を2,381万6,000円、項の6、社会教育費を2,286万6,000円、項の7、社会体育費を1億3,137万7,000円、それぞれ減額しております。  8ページを御覧ください。第10款、諸支出金は4億9,611万8,000円の減額です。項の2、他会計繰出金を同額の減としております。以上により、歳出予算補正額の合計は11億1,139万円の増額となります。  9ページを御覧ください。第2表、繰越明許費補正です。庁舎維持管理など4件につきまして、翌年度に繰り越して使用することができる経費を追加いたします。  続きまして、10ページを御覧ください。第3表、債務負担行為補正です。課税標識(ナンバープレート)作製について、期間を令和4年度から令和5年度、限度額を66万4,000円として追加いたします。  続きまして、令和4年度港区一般会計補正予算(第6号)説明書に沿って御説明いたします。  初めに、22ページ、23ページを御覧ください。歳入歳出予算事項別明細書の総括でございます。  25ページからが歳入の説明となっております。26ページを御覧ください。特別区税の増額は項の1、特別区民税における現年課税分等の増によるものです。次に、利子割交付金、配当割交付金、地方消費税交付金、環境性能割交付金、地方特例交付金は、それぞれの交付金の増または減によるものです。次に、分担金及び負担金の増額は、項の1、負担金の増によるものです。次に、使用料及び手数料の減額は、項の2、手数料の減によるものです。  28ページを御覧ください。国庫支出金の減額は、項の1、国庫負担金における児童手当費等の減によるものです。  30ページを御覧ください。都支出金の増額は、項の1、都負担金における国民健康保険保険基盤安定費等の増によるものです。  34ページを御覧ください。寄附金の増額は、項の1、寄附金における一般寄附金等の増によるものです。次に、繰入金の減額は、項の1、基金繰入金における安全安心施設対策基金繰入金等の減によるものです。  36ページを御覧ください。繰越金を増額しております。次に、諸収入の減額は、項の7、雑入における光熱水費受入れ等の減によるものです。
     39ページから歳出の説明となります。40ページを御覧ください。総務費の増額は、項の1、総務管理費におけるみなとパートナーズ基金積立金等の増によるものです。  50ページを御覧ください。環境清掃費の減額は、項の1、環境費における、みなとタバコルール推進等の減によるものです。  54ページを御覧ください。民生費の減額は、項の1、社会福祉費における福祉総合システム維持管理等の減によるものです。  60ページを御覧ください。衛生費の増額は、項の1、保健衛生費における出産・子育て応援事業等の増によるものです。  62ページを御覧ください。産業経済費の減額は、項の1、商工費における販路拡大支援等の減によるものです。  64ページを御覧ください。土木費の減額は、項の1、土木管理費における芝地区自転車等駐車場管理運営等の減によるものです。  78ページを御覧ください。教育費の減額は、項の1、教育総務費における私立幼稚園保育料等給付等の減によるものです。  92ページを御覧ください。諸支出金の減額は、項の2、他会計繰出金における国民健康保険事業会計繰出金等の減によるものです。  94ページからは、給与費明細書になります。内容は記載のとおりでございます。  102ページにつきましては、債務負担行為支出額予定調書になります。内容は記載のとおりでございます。  以上が、一般会計補正予算(第6号)の内容の説明でございます。  次に、議案第12号令和4年度港区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)に沿って御説明いたします。  12ページにお戻りください。こちらは、予算の総則となっております。歳入歳出予算の補正額は3,045万6,000円の減額で、補正後の歳入歳出予算の総額は237億9,258万1,000円となります。  13ページを御覧ください。第1表、歳入歳出予算補正です。まず、歳入でございます。第1款、国民健康保険料は2億5,565万7,000円の増額です。項の1、国民健康保険料を同額の増としております。第4款、国庫支出金は1万円の増額です。項の1、国庫補助金を同額の増としております。第5款、都支出金は2億4,915万3,000円の減額です。項の1、都補助金を同額の減としております。第6款、繰入金は3億6,054万2,000円の減額です。項の1も同様です。第7款、繰越金は3億2,357万2,000円の増額でございます。項の1も同様です。以上により、歳入予算補正額の合計は3,045万6,000円の減額となります。  14ページを御覧ください。次に、歳出でございます。第1款、総務費は806万8,000円の減額です。項の1、総務管理費を同額の減としております。第2款、保険給付費は1億1,492万3,000円の減額です。項の1、療養諸費を751万5,000円、項の2、高額療養費を9,532万4,000円、項の4、出産育児諸費を1,208万4,000円、それぞれ減額しております。第3款、国民健康保険事業費納付金は1億4,544万1,000円の減額です。項の1、医療給付費分納付金を7,599万1,000円、項の3、介護納付金分納付金を6,945万円、それぞれ減額しております。第6款、諸支出金は2億3,797万6,000円の増額です。項の1、償還金及び還付金を同額の増としております。以上により、歳出予算補正額の合計は3,045万6,000円の減額となります。  続きまして、令和4年度港区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)説明書に沿って御説明いたします。  104ページ、105ページを御覧ください。こちらは歳入歳出予算事項別明細書の総括でございます。  107ページからが歳入の説明となります。108ページを御覧ください。国民健康保険料の増額は、項の1、国民健康保険料における医療給付費分現年分等の増によるものになります。次に、国庫支出金の増額は、項の1、国庫補助金の増によるものです。次に、都支出金の減額は、項の1、都補助金における普通交付金等の減によるものです。次に、繰入金の減額は、項の1、繰入金における一般会計繰入金等の減によるものです。  110ページを御覧ください。繰越金を増額しております。  113ページからが歳出の説明でございます。114ページを御覧ください。総務費の減額は、項の1、総務管理費における国民健康保険料徴収等の減によるものです。  116ページを御覧ください。保険給付費の減額は、項の1、療養諸費における一般被保険者療養費支給等の減によるものです。  122ページを御覧ください。国民健康保険事業費納付金の減額は、項の1、医療納付費分納付金における一般被保険者医療給付費分納付金等の減によるものです。  128ページを御覧ください。保健事業費は、財源更正を行っております。  130ページを御覧ください。諸支出金の増額は、項の1、償還金及び還付金における保険給付費等交付金償還金等の増によるものです。  以上が、国民健康保険事業会計補正予算(第1号)の内容の説明です。  最後に、議案第13号令和4年度港区後期高齢者医療会計補正予算(第1号)に沿って御説明いたします。  16ページを御覧ください。こちらは予算の総則となっております。歳入歳出予算の補正額は6,887万9,000円の増額で、補正後の歳入歳出予算の総額は62億3,430万5,000円となります。  17ページを御覧ください。第1表、歳入歳出予算補正になります。まず、歳入です。第1款、後期高齢者医療保険料は1億764万3,000円の増額です。項の1も同様です。第3款、繰入金は1億3,557万6,000円の減額です。項の1も同様でございます。第4款、繰越金は、9,681万2,000円の増額です。項の1も同様です。以上により、歳入予算補正額の合計は6,887万9,000円の増額となります。  18ページを御覧ください。次に、歳出です。第2款、広域連合負担金は6,887万9,000円の増額です。項の1も同様です。以上により、歳出予算補正額の合計は6,887万9,000円の増額です。  続きまして、令和4年度港区後期高齢者医療会計補正予算(第1号)説明書に沿って御説明いたします。  134ページ、135ページを御覧ください。こちらは歳入歳出予算事項別明細書の総括でございます。  137ページから、歳入の説明でございます。138ページを御覧ください。後期高齢者医療保険料の増額は、項の1、後期高齢者医療保険料における現年分の増によるものです。次に、繰入金の減額は、項の1、繰入金における療養給付費繰入金等の減によるものです。次に、繰越金を増額しております。  141ページからが歳出の説明です。142ページを御覧ください。総務費は財源更正を行っております。  次に、144ページを御覧ください。広域連合負担金の増額は、項の1、広域連合負担金における東京都後期高齢者医療広域連合負担金の増によるものです。  以上が、後期高齢者医療会計補正予算(第1号)の内容の説明です。  補正予算3案についての説明は以上です。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願いいたします。 ○委員長(杉本とよひろ君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等がございます方は、順次発言をお願いいたします。 ○委員(丸山たかのり君) 今回の補正予算、増額補正の項目から、バースデーサポート事業と出産・子育て応援事業についてです。こちらは両方ともギフト券を支給するということになっていまして、何点かまとめて聞きたいです。このギフト券は、同じものを想定しているのかということと、あと港区では今回3月からですけれども、子ども1人、所得制限なしで5万円の電子商品券を支給するということになっております。今回のこの事業に関しては、ギフト券という紙で支給することを想定しているということで、その辺の違いが出てきた理由は何かを教えていただけますでしょうか。 ○財政課長(山越恒慶君) こちら、増額補正とさせていただいております出産・子育て応援事業、それからバースデーサポート事業でございますけれども、東京都で実施しております出産・子育て応援事業という事業がございます。こちらのスキームを活用して、実際にはギフト券という形ではなくて、カタログギフトにお申込みをしていただくという仕組みになっております。そちらの仕組みを使いまして、事業として実施していくということで予定させていただくものでございます。 ○委員(丸山たかのり君) 分かりました。東京都のそういった事業を使ってやるという仕組みを使うことで、ある意味、港区で独自にそういったものを用意しなくて済むといった部分はあるのかというのが、今の説明を聞いて分かりました。ありがとうございます。  それで、今回の繰越明許費の補正の説明のところで出てきました、総務費のところで、無停電電源設備設置工事が令和5年度に及ぶためということで説明があったように思います。今回の無停電電源という設備、改めてどういったものか教えていただけますでしょうか。 ○財政課長(山越恒慶君) 無停電電源設備でございますけれども、停電などによって電力が断たれた場合に電力を提供し続けるための装置というものでございます。今回、繰越明許費を設定させていただいている理由ですが、その装置の中に、半導体を使っている部分がございまして、その部分の部品調達というものが年度を越えてしまうということで、装置自体の納期が遅れるということから、繰越明許費として設定させていただいたものでございます。 ○委員(丸山たかのり君) 分かりました。では、もう少し説明が欲しいのですけれども、これはどちらに設置するものなのですか。 ○財政課長(山越恒慶君) こちらにつきましては、システムを十分稼働していくというところがありまして、区役所にありますコンピュータールームの方に設置させていただくものでございます。 ○委員(丸山たかのり君) 分かりました。ありがとうございます。  それで、最後に、今回、増額補正のところで、震災復興及び新型インフルエンザ等感染拡大防止基金積立金に、今回、補正を50億円ということで、当初が20億円でしたから、合計70億円積み増すということです。結構大きな額を積み増し、そして、もともとこれの総額というか目標額があるので、そういう意味では、財源的に余力があるときに積み増していくことが大事なのかとは思うのです。けれども、昨今の、長期化するコロナ禍や物価高の影響がまだまだ続いている中で、より積極的な基金の活用というのは、今定例会の我が会派の一般質問の中でもさせていただいたところでありますけれども、先ほど説明があったバースデーサポート事業や出産・子育て応援事業など、子育てにしっかりお金の方も組んでいただいているとはいうものの、お金的には、これは東京都から100%お金が出るもので、区が負担しているわけではないわけです。より子育て等でも、例えば我が会派がしつこく要望しているような、例えば給食費の無償化といったことに使えないのか。あと御高齢の方からも、来年度予算で子育ては目玉があるけれども、高齢者にはそういった目玉はないのかと言われたときに、はたと困ってしまいました。何かそういう、何でもかんでも給付というのがいいわけではないのですけれども、より積極的な基金の活用ということは、考えてはいただいているとは思うのですけれども、そういった考えもあったのではないかと思うところに、単純に積み増してしまうのは、この時期のタイミングとしてどうなのかとも個人的には思っているのです。今回、50億円を積み増しされた理由を教えていただけますでしょうか。 ○財政課長(山越恒慶君) 震災復興及び新型インフルエンザ等感染拡大防止基金につきましては、震災時からの早期の復興を目指して、基金として設置したものでございます。その目標額を、現時点で1,000億円という形で定めております。こちらは実際に、震災時における復興に要する経費というものがどれぐらいかかるかというところを踏まえて、目標として1,000億円という形で定めさせていただいているところでございます。  今回、施設の整備基金など様々な基金につきまして、最終補正の中では、繰入れを取りやめるという選択をさせていただく中で、今回、震災復興というところにつきましては、令和5年度予算におきましても、安全で安心なまちづくりを積極的に進めていくところを見据えまして、この機会に震災復興基金という形で50億円積み増しさせていただくということで予算を計上させていただいたところでございます。 ○委員(阿部浩子君) 細かいことなのですけれども、民生費の児童手当の減額補正が、約1億2,000万円なのですけれども、これは特例給付の廃止によってなのですか。それともほかに理由があったのでしょうか。 ○財政課長(山越恒慶君) 令和4年度当初予算の段階で、10月から制度が変わるというところを踏まえて予算計上していたところです。こちらにつきましては、人口自体が令和2年4月から回復傾向にあるという状況ではございますけれども、まだその段階で、お子さん、児童手当の対象となる人数というのは、そこまで回復はしていないという状況だったことから、実績として乖離が出ております。当初の見込みより、対象となるお子さんの人数自体が少なかったというものでございます。 ○委員(阿部浩子君) 分かりました。  今、出ないかもしれないのですけれども、特例給付で廃止になった方というのは、何割ぐらいいらっしゃるのかを後で教えていただけますか。 ○財政課長(山越恒慶君) 特例給付で廃止になった方の割合ではなくて、人数ということで、まずお伝えさせていただければと思います。約1万5,000人の方が、制度改正になって対象ではなくなっているという状況でございます。割合のところについては、少しお時間をいただければお答えできるかと思いますので、後ほどお答えさせていただきます。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに御質問はよろしいでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決については、いずれも簡易採決でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「議案第11号 令和4年度港区一般会計補正予算(第6号)」について採決いたします。  「議案第11号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、「議案第11号 令和4年度港区一般会計補正予算(第6号)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  続いて、「議案第12号 令和4年度港区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)」について採決いたします。  「議案第12号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、「議案第12号 令和4年度港区国民健康保険事業会計補正予算(第1号)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  続きまして、「議案第13号 令和4年度港区後期高齢者医療会計補正予算(第1号)」について採決いたします。  「議案第13号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、「議案第13号 令和4年度港区後期高齢者医療会計補正予算(第1号)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(10)「議案第18号 工事請負契約の承認について(南麻布一丁目道路擁壁改修工事)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 ○総務部長新宮弘章君) ただいま議題となりました審議事項(10)「議案第18号 工事請負契約の承認について(南麻布一丁目道路擁壁改修工事)」につきまして、提案の補足説明をいたします。本議案は、南麻布一丁目道路擁壁改修工事請負契約につきまして、御承認をお願いするものでございます。  それでは、2月16日付総務常任委員会資料№7を御覧ください。1、件名は、南麻布一丁目道路擁壁改修工事です。2、契約方法は、制限を付した一般競争入札による契約です。3、工事場所は港区南麻布一丁目24番先です。4、契約金額は、1億6,170万円です。5、契約締結日は契約の御承認をいただきました日で、6、工期は契約締結の日の翌日から令和6年1月12日までです。7、契約の相手方は、株式会社大達土木です。  2ページ、別紙1、入札(見積)経過調書を御覧ください。本件は、令和5年1月10日、制限を付した一般競争入札により落札・決定したものです。2者から入札の申込みがあり、1者を落札者としております。  3ページ、別紙2、工事概要等を御覧ください。1、改修工事内容です。断面修復、914平方メートル。剥落防止、969平方メートル。シール材設置、11.7メートル。土砂流出防止対策、4か所です。2が擁壁の正面図になります。斜線部分が、断面修復及び剥落防止の対象箇所になります。擁壁の上部は水切りで、擁壁に水などが直接当たらないように、擁壁よりも幅があります。令和元年度に道路擁壁点検を実施しました際に、水切り部分は傷みがなく、断面修復の必要がないという結果でありましたため、剥落防止のみを実施します。図の白抜き部分3か所は実施不可能箇所になります。この部分は、民間所有地の工作物と近接しており、作業することができないためでございます。図の右下部分は、土砂流出防止対策を4か所実施します。これは、擁壁に開いている水抜きの穴から土砂が流出しているため、流出防止の格子を設置するものです。3は現況写真です。  審議事項(10)「議案第18号 工事請負契約の承認について(南麻布一丁目道路擁壁改修工事)」についての説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(杉本とよひろ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございます方は、順次発言をお願いいたします。 ○委員(丸山たかのり君) 1点確認ですけれども、ここの工事には、隣地の民有地を使わないと工事ができないと伺っています。当然こちらの民地の方の、今回の工事に関しては御理解いただいているということでよろしいのでしょうか。 ○総務部長新宮弘章君) そうですね。若干音が出る工事にはなりますけれども、近隣の皆様には御理解いただいているということでございます。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに御質問はよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「議案第18号 工事請負契約の承認について(南麻布一丁目道路擁壁改修工事)」について採決いたします。  「議案第18号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、「議案第18号 工事請負契約の承認について(南麻布一丁目道路擁壁改修工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(11)「議案第19号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備工事)」、審議事項(12)「議案第20号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備に伴う電気設備工事)」、審議事項(13)「議案第21号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備に伴う機械設備工事)」の3案を一括して議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 ○総務部長新宮弘章君) ただいま議題となりました審議事項(11)「議案第19号  工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備工事)」、審議事項(12)「議案第20号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備に伴う電気設備工事)」、審議事項(13)「議案第21号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備に伴う機械設備工事)」につきまして、一括して提案の補足説明をいたします。これらの3件の議案は、港区立御田小学校校舎整備工事港区立御田小学校校舎整備に伴う電気設備工事港区立御田小学校校舎整備に伴う機械設備工事工事請負契約につきまして、御承認をお願いするものでございます。  それでは、2月16日付総務常任委員会資料№8、港区立御田小学校校舎整備工事についてを御覧ください。1、件名は、港区立御田小学校校舎整備工事です。2、契約方法は、制限を付した一般競争入札による契約です。3、契約金額は、4億2,327万7,448円です。4、契約締結日は契約の御承認をいただきました日で、5、工期は契約締結の日の翌日から令和6年2月16日まで。6、契約の相手方は、株式会社合田工務店東京本店です。  2ページ、別紙1、入札(見積)経過調書を御覧ください。本件は、令和5年1月10日、制限を付した一般競争入札により落札・決定したものです。5者から入札の申込みがあり、1者を落札者としております。工事概要等につきましては、後ほど御説明いたします。  次に、資料№9を御覧ください。1、件名は、港区立御田小学校校舎整備に伴う電気設備工事です。2、契約方法は、制限を付した一般競争入札による契約です。3、契約金額は1億8,986万円です。4、契約締結日及び5、工期は、本体工事と同様です。6、契約の相手方は、シンヨー電器株式会社です。  2ページ、入札(見積)経過調書を御覧ください。本件は、令和5年1月10日、制限を付した一般競争入札により落札・決定したものです。5者から入札の申込みがあり、1者を落札者としております。  次に、資料№10を御覧ください。1、件名は、港区立御田小学校校舎整備に伴う機械設備工事です。2、契約方法は、制限を付した一般競争入札による契約です。3、契約金額は、3億2,285万円です。4、契約締結日及び5、工期は、本体工事と同様です。6、契約の相手方は、株式会社日設です。  2ページ、入札(見積)経過調書を御覧ください。本件は、令和5年1月10日、制限を付した一般競争入札により落札・決定したものです。6者からの入札の申込みがあり、1者を落札者としております。  引き続き、工事概要等につきまして、施設課長から御説明いたします。
    施設課長伊藤太一君) 資料でございますが、委員会資料№8に戻っていただきまして、その3ページの別紙2となります。  項番1、整備計画でございます。本計画は、令和6年4月から予定しております御田小学校の改築工事に合わせて、その期間の学校の移転先となります旧三光小学校を仮校舎として整備するために、改修工事を実施するものでございます。旧三光小学校は、平成27年3月をもって閉校し、その後、様々な用途の利用先として暫定活用しております。現在、当施設で運用されております、港区三光保育室と三光学童クラブにつきましては、この4月1日から港区立神応いきいきプラザ等複合施設に併設されます神応保育園、また神応学童クラブとして開設される予定となっております。本工事では、仮校舎として使用するための内部改修を行うとともに、屋上プールや、現在設置されています仮園舎の解体後、校庭として復旧いたします。  項番2、配置図兼1階平面図です。閉校後は、教育センターや埋蔵文化財の一時保管場所に利用されていたため、今回、小学校用途に戻すレイアウト工事が必要となります。赤字で示す部屋が1階の主なレイアウト変更箇所で、上階では普通教室化改修を主に行います。  項番3の工事の内容です。建築工事では、こうした内部改修工事のほか、給食室の拡張や校庭整備、プールの改修を行います。また、電気設備工事や機械施設改修では、建物が約30年を経ていることから、区の公共施設マネジメント計画に基づき、電気設備工事はLED照明や各種機器の更新、機械設備工事では空調機器やトイレ等の衛生機器のほか、ポンプ類や配管類を更新いたします。建物は、下ほどの写真どおり、比較的良好な状態を維持しております。  続きまして、サイドブックスの定例会・臨時会のフォルダーをお開きください。令和5年第1回定例会の次に、議案等のフォルダーをお開きください。次に、ファイルの名称が区長報告第1号からで始まるファイルをお開きください。続きまして、ページ番号右下の80ページをお開きください。議案の参考資料となっております。  改めまして、工事内容でございます。案内図と配置図も併せて御覧ください。工事名称は、港区立御田小学校校舎整備工事工事場所は港区白金三丁目18番2号です。そのほか、敷地面積、建築面積、延べ面積、構造、階数等は記載のとおりでございます。  続いて、82ページを御覧ください。こちらは地下1階平面図です。機械室、電気室のほか、ピット階となってございます。  続いて、83ページを御覧ください。こちら、1階平面図でございます。校庭に面しましては、職員室や校長室などの管理諸室、廊下を挟みまして調理室、また北側には昇降口や多目的ホールがございます。調理室は、令和8年度の児童数及び教員数の推計による人数分、約700名分の昼食を提供できる調理器具の配置を考慮しての部屋の面積を拡張いたします。  続いて、84ページを御覧ください。2階平面図でございます。こちら、普通教室や算数少人数教室、理科室、図書室などが配置されます。  続いて、85ページは、3階平面図でございます。こちらも普通教室、家庭科室、音楽室などが配置されます。  続いて、86ページは4階平面図。こちらも普通教室や図工室などが配置されます。  続いて、87ページは5階平面図、プール階となっております。これら、いずれの階も、旧三光小学校のレイアウトを最大限生かして整備する計画となっております。工事におきましては、近隣や周辺交通にも考慮しながら安全に進めてまいります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○総務部長新宮弘章君) 審議事項(11)「議案第19号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備工事)」、審議事項(12)「議案第20号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備に伴う電気設備工事)」、審議事項(13)「議案第21号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備に伴う機械設備工事)」についての説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○委員長(杉本とよひろ君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は、順次発言をお願いいたします。 ○委員(丸山たかのり君) 今回、契約に関しては、いずれも複数の入札があって、適切に行われたものと思いますし、複数の入札があってよかったと思っております。  それで、工事の概要に関して何点かお伺いしたいのですけれども、先ほど整備計画の中で、1階の平面図でもかなりの部分が改修の対象になると伺いました。もちろん、この3年間の間の利用が非常に子どもたちにとって快適なものであるようにというのは、望ましいことだと思ってはいるのですけれども、言ってみれば、3年後も学校として使うという用途がないのであれば、ある意味、使えるものは使ってという発想にも立つのかと思うのです。一応そういった3年間での利用を、限定の利用を想定しての、最低限の改修工事ということでよろしいのでしょうか。 ○施設課長伊藤太一君) 今回の計画につきましては、必要な箇所に改修をすることを基本にしてございます。  3年後、その後どう使うかということになりますが、学校施設としてここを利用するというところは決まっておりますけれども、その時期に何がというところまでは決まってございません。今回の改修につきましては、御田小学校の移転先というところで、必要に応じた改修ということになってございます。 ○委員(丸山たかのり君) 分かりました。  あと、確認ですけれども、こちらの体育館というのが多目的ホールというものになるのでしょうか。こちらの体育館があるのかということと、そちらのエアコンの設置はされているのか、教えていただけますでしょうか。 ○施設課長伊藤太一君) 1階に多目的ホールというものがございまして、その上部、2階に体育館が重なっています。体育館につきましては、今回の整備にて冷暖房設置ということで、更新することになっています。 ○委員(丸山たかのり君) 分かりました。災害時等も使うような場面もあるかと思いますので、安心しました。ありがとうございます。  最後に1点、今回、もともと保育園舎が建てられたところを壊して、グラウンドに、元に戻していただくということで、もともとグラウンドに保育園施設を建ててしまうという発想が、私にとってはすごく残念なものではあったので、本当にこういった、また学校の校庭に戻していただいて、そういったグラウンドの利用が再開されるというのはよかったと思っています。できれば学校の施設開放なども行っていただいて、より今、現状でなかなか、子どもの運動施設も含めて、利用するところが少ないので、ここもそういったことも想定した仕様になっていただければいいかと思っておるのです。現時点で学校の施設開放が予定されているのかという点と、あと、ここが、そういった、夜間などの使用にも耐えられるような照明などをつける予定などはありますでしょうか。 ○施設課長伊藤太一君) 旧三光小学校の利用としては、利用団体がございます。バドミントンとバスケットボールということでありますけれども、工事中は、休止ということになります。学校運営が始まったその先については今後検討するということで、所管の方から聞いてございます。  それから、夜間照明につきましても、御近隣の方がいらっしゃいますので、そこも調整の結果、または調査に基づいてということで検討するということも聞いてございます。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに御質問はよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「議案第19号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備工事)」について採決いたします。  「議案第19号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、「議案第19号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  続いて、「議案第20号」も簡易採決でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「議案第20号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備に伴う電気設備工事)」について採決いたします。  「議案第20号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、「議案第20号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備に伴う電気設備工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  続いて、「議案第21号」も簡易採決でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「議案第21号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備に伴う機械設備工事)」について採決いたします。  「議案第21号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、「議案第21号 工事請負契約の承認について(港区立御田小学校校舎整備に伴う機械設備工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(14)「議案第22号 工事請負契約の変更について((仮称)一の橋公園自転車駐車場整備工事)」を議題といたします。理事者から提案理由の説明を求めます。 ○総務部長新宮弘章君) ただいま議題となりました審議事項(14)「議案第22号 工事請負契約の変更について((仮称)一の橋公園自転車駐車場整備工事)」につきまして、提案の補足説明をいたします。本議案は、令和4年6月17日に御承認いただきました(仮称)一の橋公園自転車駐車場整備工事請負契約につきまして、地中障害物の撤去等に係る工事の追加、残土処分先の変更等を行う必要が生じましたことから、契約金額及び工期を変更することについて御承認をお願いするものでございます。  それでは、2月16日付本委員会資料№11、(仮称)一の橋公園自転車駐車場整備工事請負契約の変更についてを御覧ください。1、件名は、(仮称)一の橋公園自転車駐車場整備工事です。2、契約の相手方は、徳倉建設株式会社東京支店です。3、工事場所は記載のとおりです。4、変更内容です。(1)契約金額につきまして、5億5,462万円から5,310万792円増額し、6億772万792円に変更いたします。(2)工期につきまして、令和4年6月18日から令和5年3月24日までを、令和5年6月30日までに変更します。5、変更理由は、地中障害物の撤去等に係る工事の追加、残土処分先の変更等によるものです。  2ページ、別紙1、増額金額等を御覧ください。1、増額金額内訳は記載のとおりです。2、残土の種類及び数量です。瓦礫混じり土砂、汚泥などを、記載の数量について処分します。3、地中障害物の種類及び数量です。コンクリートガラ、れんがを、記載の数量について処分いたします。  3ページ、別紙2、変更工事概要等を御覧ください。1、地中障害物の撤去・処分です。コンクリートガラ及びれんがが発現したため処分します。2、残土処分の変更です。瓦礫混じり土砂、汚泥、汚染土が発現し、当初予定していた処分場に搬入できないため、処分場を変更し、処分いたします。  審議事項(14)「議案第22号 工事請負契約の変更について((仮称)一の橋公園自転車駐車場整備工事)」についての説明は以上です。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願いいたします。 ○委員長(杉本とよひろ君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は順次発言をお願いいたします。 ○委員(ゆうきくみこ君) 目安について伺いたいのですけれども、大体、工事のときは埋蔵物がいろいろ見つかるではないですか。それで、1平方メートル当たりのプラス単価というのは、これは高い方になるのですか。今回、埋蔵物が見つかったときの増額に当たって、感覚的なもので、何か高いような気がするのですけれども、その辺の単価目安というのは分かったりしますか。 ○総務部長新宮弘章君) 当初予定していた単価が1立米当たり約5,000円でございます。それで、別紙1の2、残土の種類及び数量というところを御覧いただきますと、土砂の部分は同じ約5,000円ということで積算ができますけれども、瓦礫混じり土砂や汚泥、汚染土になりますと、処分の際に余計に費用がかかるということで、高めになっております。 ○委員(ゆうきくみこ君) 高めというのは、例えば場所的には、それはある程度予測がつくであろうことなのですけれども、こうなったケースはこういうふうになりますという、何割増などという目安があったりするのですか。 ○総務部長新宮弘章君) 単価で言いますと、瓦礫混じり土砂が立米当たり約2万6,000円であったり、汚泥が約1万1,000円、汚染土が約3万円と、かなり高くなりますけれども、これはやはり処分費にかかる部分が高くなるということでございます。 ○委員(ゆうきくみこ君) 基本的なことで申し訳ないのですが、そういうものというのは、工事に関して、工事の契約をするに当たっての処分費の目安は、どの工事でも一律こういう価格帯というのが決まっている中で、こういったケースはこのように処分されることになりますというのは、事前に目安として基本的な金額が定められているものなのですか。 ○総務部長新宮弘章君) 当初、土砂の約5,000円というのは、公表されている金額でございます。そのほかの瓦礫混じり土砂や汚泥など、今回高額になってしまった部分については、契約上の話になりますので、ただ、幾つかの業者に当たりまして、一番安いところに搬入先を決めたということでございます。 ○委員(ゆうきくみこ君) 契約上の話というところが、いまいち理解できなかったのですけれども、どういう契約上の。契約でこの単価になりますという、契約上の話ですか。 ○総務部長新宮弘章君) 結局、個々の契約で決まる金額ということになります。ですので、処分先によって、もちろん金額というのは異なってくると思いますけれども、最終的に瓦礫なりを受け入れる事業者が見積りを出した。その中で契約金額が決まってくる。それで、一番安いところに決まったということでございます。 ○委員(ゆうきくみこ君) そうすると、感覚的なもので言うと、工事が始まって出てきてしまったものに関しては、なかなか、言われた金額をお支払いするしかないような、発注側の立場としてはそういうことなのでしょうね。基本的に工事のときというのは、埋蔵物が出る可能性や土壌汚染などの場合は、事前に何か、こういう単価の場所になる可能性がありますというやり取りがあって、このケースはこのぐらいになるというふうな、後から、もう工事が進んでしまった場合は、もう払うしかないという立場で、そうはいっても、安い値段の事業者を選んだとしても、提示された金額を払わざるを得ない状況ですね。事前にそういうことを、ある程度、可能性として選択というか、何か担保できたりはしないのかという、基本的なことで大変申し訳ないのですけれども、そういうやり取りというのはあるものなのか。それとも、工事が、発注した後に、後から値段をつけるのがもう常になっているのか。その辺を教えていただけますか。 ○施設課長伊藤太一君) 土木の地中障害物も、建築での地中障害物も、処分場としてはそんなに変わらないので、少し参考にということでありますけれども、この手のガラや、または土壌というものなど、日本各地に受入れの処分場がございます。その処分場で、例えばガラを受け入れる際は平米当たりこのぐらいで受け入れますというものがあったり、または土壌であると、汚染土とか、そのレベルに応じて、受け入れられる、または受け入れられないというのがございます。処分場との交通費や燃料費なども加味して、受入先を探すわけですけれども、この場合、受注者は、ある程度安いところ、ガラに対して処分できるところを探して、比較した上で、区に伝えて、区が承諾するという形ではなかろうかと思います。建築の方は、そういう形で承諾して、お願いしている手順になってございます。 ○副委員長(二島豊司君) 今回、今のお話で言うと、区長報告とか、この議案とか、コンクリートガラの処分によって契約金額が変更になっている議案が幾つかありまして、それぞれコンクリートが、いろいろな汚染土などがあるからあれですけれども、例えばガラでいえば、立米当たりの処分費用というのは出ていると。議案には載っていない、資料等には載っていないですけれども、皆さんのお手元にはあるのではないかと思うのですけれども、それは同じような感じなのでしょうか。今のお話ですと、例えば同じ時期に出れば、大体、幾つか処分してくれる先を当たって、いろいろタイミングもあるかもしれないですけれども、ここだったら比べたところは安く処分していただけそうだというところに、例えば区から他の現場のガラの処分のところに情報を提供して、ここも当たってみたらどうでしょうかみたいな、そういう情報のやり取りというのがあれば、ひょっとしたら、少しでも処分が、コストが下げられるのではないかということを今感じはしたのです。そういう可能性というのはあるのでしょうか。 ○施設課長伊藤太一君) まず、標準的な費用としては、施設に関しても土木に関しても東京都の単価がございますので、それを基本考えて調整しますが、発生した土砂の中にいろいろなものが交ざっているということになりますと、東京都の単価を積算時に採用することはできません。その際はそういうものを受け入れるところから見積りを取って、見積りを比較した上で、安いところに積算化することとしています。  区から他の現場へこういう情報を伝えて、また情報交換をするというところで、安いところはどうかというのも1つだと思いますが、受注者は受注者なりのネットワークがありますので、その中で一番安いところを、探し当てるということが、短期的にできることかと思います。以前に設計もしますので、設計者がいろいろなところに聞きまして、そこに費用を設定していくということをやっています。今回は、地中障害物が出てしまったので、急ぎやらなければいけないという事情もあるとは思いますけれども、事前に分かっていれば、そういうこともできるということでございます。 ○委員(ゆうきくみこ君) そうすると、埋蔵物の単価がある程度決まっていてというので、見積りを取ってとおっしゃるのですけれども、今回のこのケースでは、大体、一般的な処分費の何割ぐらいアップになってしまっているのかというのと、汚染物とか高額になった理由を、これがあったから、いろいろなものが入っていたという、そのいろいろなものの高額になってしまった、何だろう、決め手ではないですけれども、原因というのは何なのですか。 ○施設課長伊藤太一君) まず、土を搬出しなくてはいけないというときに、良質な土でありますと、東京都の港湾域の処分場で処分できるのですけれども、その中でも、汚染、例えば自然由来のヒ素みたいなものが仮にあった場合は、そこでは受け入れてもらえませんので、受け入れてもらう所を探したりもします。それと同じように、今回は土の中に大小様々なガラが交じっていたということになりますので、受け入れてくれるところを探して、安いところと契約するということになりますので、こういうものが発見されたときには、急いでその調整をしなくてはいけないということになります。金額についても、その調整の下で区が決定していくということになろうかと思います。 ○総務部長新宮弘章君) 1点目の何割ぐらい高くなったのかという御質問ですけれども、今回新たに瓦礫混じり土砂や土砂が出たことにより、当初予定していたものよりも、処分費については約3倍ぐらいだということでございます。ただ、仮に今回新たに出たものが最初から出るということが分かっていたら、恐らくトータルでの入札の中での金額ということになるので、結果は出てみないと分かりませんけれども、今回の処分費というのは、先ほど申し上げたような手続を取っているので、適正な価格に近いのかとは考えております。 ○委員(ゆうきくみこ君) 2個目の質問で、汚染物とおっしゃって、いろいろなと言って、それで大小様々なガラで、汚染物は入っていないみたいな。いろいろな汚染物。3倍増になった。もう少し、ガラのサイズなどだと、多分、処分の大小ぐらいだったらそんなに変わらないような気もするのですけれども。 ○施設課長伊藤太一君) 例えば、これは赤坂中学校でも出てきていましたが、本当に砕かれた小さいものもあれば、写真にあるような大きいもので出てきたものがあります。これを工場まで持っていって、その先で砕いて、場合によってはそれを再利用するとか、そういうこともしていますけれども、まずコンクリートに関して処分したり、土は受け入れる手前で調査をして、土の性質を明らかにした上で、受入先でジャッジされているわけです。受け入れられないということになれば、受注者の方で急ぎ手配するということになってございます。 ○委員(ゆうきくみこ君) ごめんなさい。どうしても、汚染物とおっしゃっていたので、汚染物というのは何ですかという、シンプルな質問に変えます。 ○総務部長新宮弘章君) 今回の汚染については、ヒ素です。自然由来のヒ素です。 ○委員(阿部浩子君) お話を聞いていて、想像が、この数量を見ていても分からないのですけれども、トラックで何台分ぐらい運び出すことになるのですか。 ○総務部長新宮弘章君) すみません。今、即答できませんので、少々お時間をいただければと思います。 ○委員(阿部浩子君) それと、今回、駐輪場なのですけれども、変更後で6月30日までということで、新しい駐輪場はいつからオープンに……。もちろん、この議案が通ってからなのですが、いつ頃予定されているのか。それで、今、既存の駐輪場はいつ廃止になるのかというのだけお聞かせください。 ○総務部長新宮弘章君) 7月中のオープンを予定しております。現状で都道上に使わせてもらっている駐輪場はそのまま使える予定でございます。 ○委員(阿部浩子君) それと、今回、変更後に6億円なのですけれども、たしかこれは駐輪場が、たしか400台入ると思うのですが、単純に割ったとしたら1台150万円だと思うのですけれども、それは間違いないですよね。 ○総務部長新宮弘章君) 計算上はそうなります。先ほど私は都道上の駐輪場と答弁を差し上げたのですけれども、新しい駐輪場ができるまでの使用ということで御理解いただきたいと思います。 ○委員(阿部浩子君) ということは、新しくオープンすると、既存の都道のは廃止になるということですよね。それで、いや、6億円かけても、まちがきれいになるのだったらいいのかも分からないのですけれども、でもやはり港区というのは土地代がすごく高いし、改めて、1台で割って、1年のメンテナンス料というか、かかる費用などを考えるとすごい金額だというのを、改めて少し自分の中で思いました。 ○委員(榎本茂君) すみません。また汚泥の話で、これは、れんがとかではないですか。自然由来のものというのは分かるのですけれども、これは、もともと何かがあって起きたものなのですか。自然由来の汚染土というと、私は、田町駅前東口地区の再開発のときに、東京ガスの跡地のときに大量に出て、すごい金額が後からかかったという記憶があるのです。ここは、汚染土と汚泥、れんがと。これは何か昔の、何があってこういうものが出てきたのですか。地層の中にあったわけではないわけだから、これは人工物なので、具体的には以前何があったのですか。 ○総務部長新宮弘章君) すみません。少しお時間をいただければと思います。 ○委員(丸山たかのり君) 質問というか、少し意見、要望ですけれども、今回は東京都との、そもそものそういったお話合いの中で、区が駐輪場を造った時点で東京都の方は撤去するということで、東京都の駐輪場の方は撤去になるのだろうとは認識しているのです。正直、箱物の施設の機械式駐車場の方はそこそこ利用はいいのですけれども、公園の機械式駐車場・駐輪場に関しては、あまり台数が使用されていない認識です。そういう意味では、今回も期待半分、これで麻布十番近辺の駐輪の問題が一夜で解決するのかというのが、やや心配なところがあります。これは要望でもあるのですけれども、区としては一生懸命これをやって造ったわけですけれども、これで近隣の駐輪だけではなかなか不十分ということがもしあるようでしたら、ぜひ東京都と再度調整していただいて、所管が違うので、これは要望ですけれども、歩道上の駐輪場も復活させていただきたいと。造る前から言ってしまって本当に申し訳ないのですけれども、やはりほかの地域を見ていても、必ず路上駐輪がなかなかなくならないということと、やはり路上駐輪の需要はかなりあると思っています。少しだけ止めておきたいというときに、どうしても機械式のところに入れ込まないといけないとなると、やはり心理的には、少し置いていってしまえみたいな発想にどうしてもなって、それがもう常習化してしまって、あたかも駐輪場のようになってしまっているような、田町駅芝浦口のようなところもあったりするのです。そういう意味では、必ずしも整備して台数さえそろえれば全部解決するとは思っていなくて。ただ、路上駐車がされるところというのは、需要があるから、やはりそういったものが、人の心理としてそういうふうになってしまうところがあります。今後、造る前から本当に恐縮なのですけれども、造った後にそういった課題がもし解決しない場合には、東京都と調整いただいて、再度、歩道上の駐輪場というのも、現実的に可能であれば、ぜひやっていただきたいということを要望して質問を終わります。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかによろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、質疑はこれにて終了いたします。  採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「議案第22号 工事請負契約の変更について((仮称)一の橋公園自転車駐車場整備工事)」について採決いたします。  「議案第22号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんでしょうか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、「議案第22号 工事請負契約の変更について((仮称)一の橋公園自転車駐車場整備工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、議案等の審査が終了いたしましたので、明日2月17日は調査日にしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、明日2月17日は調査日といたします。委員の皆様、所在、連絡が容易に確認できるよう、お願いいたします。     ────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 本日審査できなかった請願3件、発案1件につきましては、本日継続したいと思いますが、よろしいでしょうか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) そのほか、何かございますでしょうか。 ○総務部長新宮弘章君) 申し訳ございません。先ほどの一の橋公園の契約変更の件で、榎本委員の御質問、噴水の防水シートについての御質問でございます。これは、平成元年に一の橋公園を整備したときに噴水を造っておりまして、そのときに使用した防水シートが今回出てきてしまったということなのですけれども、その図面に、そもそもその防水シートが記載されていなかったということから、今回は契約変更の手続を取らせていただくということでございます。申し訳ございませんでした。  それから、もう一点なのですけれども、一の橋公園の、公園がいつできたのかという御質問ですけれども。 ○委員長(杉本とよひろ君) これも榎本委員の質問ですよね。 ○総務部長新宮弘章君) 元は何だったか。こちらは、昭和21年に復興土地区画整理事業によって造成されまして、昭和26年に東京都が公園として開設し、昭和28年に港区に移管されたという経緯でございます。 ○財政課長(山越恒慶君) お時間を頂戴しまして申し訳ございませんでした。  「議案第11号 令和4年度港区一般会計補正予算(第6号)」審議の中で阿部委員から御質問いただきました、児童手当につきまして、所得上限額を超えている方の割合、令和5年1月時点でという形になりますけれども、44%の方が所得上限を超えているということでございます。  お時間を頂戴しまして、申し訳ございませんでした。よろしくお願いいたします。 ○総務部長新宮弘章君) もう一点、判明いたしまして、瓦礫等がトラック何台分かという、これは阿部委員からの御質問。こちらはおよそ420台でございます。 ○委員(阿部浩子君) トラックといってもサイズがいろいろある。 ○総務部長新宮弘章君) 1台当たり4.5トンで計算しております。 ○委員(阿部浩子君) 四百何台ですか。 ○総務部長新宮弘章君) およそ1,900トンの瓦礫等がありまして、それを4.5トン車で運びますので、割るとおよそ420台ということでございます。 ○委員(阿部浩子君) そうすると、その420台が工事期間に出るということですか。  それで、あまりあそこでトラックが出ているのというのは見ていないのですけれども、1日どれぐらいの台数がこれから搬出されるのですか。 ○総務部長新宮弘章君) 後ほどでよろしければ、お知らせします。 ○委員長(杉本とよひろ君) よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、ほかになければ本日の委員会を閉会いたします。              午後 3時07分 閉会...