続いて、2ページ、項番2、予約なし・誰でも接種の
状況についてです。接種の人数は表のとおりですけれども、特に
令和4年度になってから、
区民において1万6,000人余り、
区民以外においても8,000人余りということで、合計2万5,000人を超える方をこの枠の中で接種しておりまして、大分認知されてきたかなと担当では考えております。
続いて、項番3、
高齢者施設入所者の接種
状況についてです。まず、接種の対象者は1,390人となっておりますけれども、この人数については、
施設内での新型
コロナウイルスワクチンの接種を希望する
施設において入所している方で、かつ、オミクロン株対応ワクチンの接種を希望する
高齢者の人数ということで調査したところ、1,390人が希望しておりまして、そのうち率としては、昨日時点で90.3%まで接種を終了しているという
状況になっております。
続いて、項番4、巡回接種の
進捗状況についてです。今回、オミクロン株対応ワクチンの人数を項目立てをしまして、前回の
報告で3回目、4回目にも数人計上しておりましたが、全てオミクロン株対応ワクチンの方に計上し直して、現在、74人に打っているというような
状況になっております。
続いて、3ページ、項番5、個別接種のワクチン配布
状況ということですけれども、9月20日のオミクロン株対応
ワクチン接種開始以降、先月末までで2万5,000人余りを個別のクリニック、それから病院に配布しているという
状況になっております。
続いて、項番6、
インフルエンザワクチンとの同時接種についてですけれども、
新型コロナウイルスワクチン接種センターで実施しておりまして、巡回接種でも10人ほど接種しまして、合計322名の方に同時接種を行ったという形になっております。
続いて、項番7、みなとワクチン安心
相談ダイヤルの
状況についてです。それぞれの件数については記載のとおりとなっておりまして、現状、主な
相談事例の一番上ですけれども、
新型コロナウイルス感染症に罹患した、ワクチンを打った方がいいのか、どれくらい空けて打ったらいいのかという、そういった
相談が多いというような形になっております。
そして、4ページ、最後になりますが、項番8のみなと子どもワクチン安心
相談ダイヤルの
状況についてです。各件数は記載のとおりとなっておりまして、主な
相談事例の丸ポツ3つ目ですけれども、小児用ワクチンの1回目接種後に12歳になった場合、小児用ワクチンを接種できるのか。小児用ワクチンが始まっておよそ10か月ぐらい、それから乳幼児が始まって3か月以上たってきて、接種1回目とか、乳幼児であれば2回目まで終えて、年齢を1個刻んで1つ上の分類に上がったときに、自分の子どもがどのワクチンを打てるのかというような質問が最近多くなってきているというような印象を持っています。
簡単ですけれども、
報告は以上になります。
○
委員長(
山野井つよし君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御
質問等ございましたら、順次御発言願います。
○
委員(
福島宏子君) 3の
高齢者施設入所者の接種
状況というところで、巡回接種を希望する
施設ということなのですけれども、
高齢者施設は、基本的に港区としては、もちろん受けてほしいということで推奨していると思うのですが、希望しないというところは、何か理由があるのでしょうか。
○
新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) 恐らくは、1つの理由としては、入所者の身体の衰えの程度というのでしょうか、それがあまり衰えていない、割と元気な方が入所しているような
施設において、嘱託医との日程の調整がなかなか難しいというような
施設において、具体的な数字を申し上げると、3
施設ほどが、入所者については、区の集団接種会場であったり、個別の接種に行って打つようにするというような回答をいただいているというような
状況になっています。
○
委員(
福島宏子君) 巡回を希望されて、そういう元気な方はそういったところで打つというやり方もあるのかなと思うのですけれども、希望をしない、今、3
施設ほどとおっしゃいましたけれども、そこには全然こちらは行かないという感じなのでしょうか。
○
新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) 決して行かないということではなくて、例えば、その中でもどうしてもお一人、なかなか厳しい
状況にあるというようなお声をいただければ、我々が御自宅に訪問したりということをやっていますので、その中で一緒に回って打つというようなこともさせてもらっていますので、全く打てないという
状況にはさせないように取り組んでいます。
○
委員(
福島宏子君) 了解しました。分かりました。ありがとうございます。
あと、要望になるかもしれないのですけれども、以前、職域接種ということをやられて、東京グランドホテルでやっていたときには、学校の先生ですとか、あと、保育園などの先生たち、園ぐるみでワクチンを打ちましょうというような風潮があって、結構そういうワクチンを打つ
体制も園で取ったりなどして、時間も決めて、皆さん、割と
ワクチン接種していたという、私はそのような認識をしているのですけれども、それがなくなって、今回、誰でも接種になっているのですけれども、なかなかやらなければならないということで、個別に個人的にやるとなると、保育園の保育士などでもワクチンを打っていないという声を結構聞くのです。職域接種というものがすごくインパクトがあったというか、やらなければという気持ちになったのだなということを改めて感じました。
また、
インフルエンザワクチンは、保育園などでは義務になっているところも多いので、それを打っているから、新型
コロナウイルスワクチンの方はもうやらないという声もあったりするのです。職域によっては、ぜひ打ってほしいと思うのです。やはり
施設にお勤めの方などは。だから、そういうところに積極的に接種してほしいという、そういったメッセージを改めて発信していただくという、そういうことはできないでしょうかというお願いなのですが。
○
新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) オミクロン株対応ワクチンが始まって、誰でも接種ということで、
区民、区外問わず、我々
ワクチン接種センターの方で打っている
状況の中で、ぜひそういった保育士、それから学校の先生なども打っていただきたいということで、各園、学校には、我々の方から、打てますよというお知らせはして、ツイッターなどでもつぶやきながら今日に至っているわけなのですけれども、やはり今、特に若い世代の接種率が、オミクロン株対応ワクチンは上がっていないというところもありますので、再度そういった
施設の特に若い方々、先生たちに、打っていただきたいというこの気持ちが届くように、再度周知などに努めていきたいと思います。
○
委員(
小倉りえこ君) 小児の個別接種で、1月から始めますよというところが幾つかあったと思うのです。先ほど、全体の
区民のパーセンテージ、昨日付というところでお答えいただいたのですが、できればやはり乳幼児と小児が増えていけばいいなと思っているところなのですけれども、個別接種の
状況だけ教えていただけますでしょうか。
○
新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) 現在、
区内9か所の個別の小児科医院等で乳幼児の接種を受けられるような
状況になっておりまして、特に12月の中旬以降、一旦
インフルエンザの接種が落ち着いたというところで、その9
施設の多くの先生方が、新型
コロナウイルスワクチンの方に手を伸ばし始めており、現状、頻度の差はあれど、その9
施設のところで接種はしていただいているというような
状況になっています。
○
委員(
小倉りえこ君)
ホームページだと、1月19日時点のリストが載っていて、そこは12
施設あるのですけれども、ここから、3
施設やっていないところがあるという、そういう理解でよろしいですか。
○
新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) 小児は12
施設かと思います。乳幼児は9
施設というような数字になっています。
○
委員(
小倉りえこ君)
医療機関での受入れの
状況ということも当然あるとは思うのですけれども、小児用ワクチンは、不足することはないですよねというところは確認させてください。
○
新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) 小児用のファイザー、それから乳幼児用のファイザーについては、潤沢に在庫がございますので、個別接種においても、接種していただけるようであれば、そこは足りないということはなく、十分な量を供給させていただきたいと思っております。
○
委員(
小倉りえこ君) これは少し質問というか、要望になるのかどうか、区の見解をお伺いしたいのですけれども、小児科で乳幼児、子どもを含めて接種を希望される御家庭があるとします。例えば、保護者は当然同伴しますけれども、保護者が接種されていなかった場合、御希望だったら、一緒に小児科とかでできたりする
体制はあるのでしょうか。どうなのでしょうか。
○
新型コロナウイルスワクチン接種担当課長(土井重典君) 個別の先生方の考え方にもよるかと思うのですけれども、小児用ワクチン、それから乳幼児用ワクチンを配布している小児科を持っている病院、クリニックにおいて、大人の12歳以上のワクチンを配布しているところもありますので、そういったお母さんも一緒にみたいな要望に応えてくれるような先生、クリニックもあるとは考えています。
○
委員長(
山野井つよし君) ほかに御
質問等ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
山野井つよし君) ほかになければ、
報告事項(2)「
新型コロナウイルスワクチン接種の
進捗状況について」の
報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○
委員長(
山野井つよし君) 次に、
報告事項(3)「
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止や
区民、
事業者の生活を支えるための区の主な
取組状況について」、
理事者の説明を求めます。
○
新型コロナウイルス感染症対策担当課長・政策広
聴担当課長兼務・
みなと保健所新型コロナウイルスワクチン接種担当課長兼務(多田伸也君) それでは、本日付の当
委員会
資料№3、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止や
区民、
事業者の生活を支えるための区の主な
取組状況についてを御覧願います。
本件は、前回、昨年の10月25日に開会された当
委員会以降の主な
取組の
進捗状況について御
報告するものです。全体として20の事業を取り上げております。また、
資料№3-2として、前回と今回の実績等に関する比較一覧表を添付しておりますので、併せて御確認願います。
それでは、項番1を御覧願います。
感染拡大防止のための主な
取組についてです。こちらには、前回から継続している6つの
取組について、1月11日現在の実績を記載しております。これ以降も同様の取扱いとなっております。
次に、2ページを御覧願います。項番2、
区民、
事業者の生活を支えるための主な
取組についてです。こちらには、前回から継続している13の
取組を記載しております。
続いて、4ページを御覧願います。項番3、幼稚園・小中学校における主な
取組についてです。こちちは、前回から継続している1つの
取組を記載しております。
簡単ではございますが、
報告は以上です。よろしくお願いいたします。
○
委員長(
山野井つよし君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御
質問等ございましたら、順次御発言願います。
○
委員(
福島宏子君) 初めに、
感染拡大防止のための主な
取組ということで、1番に書かれています。
感染拡大防止の様々な
取組をしていますけれども、防止できているのかどうかというところもあるのですが、
施設の現状などから防止できていないと思うのです。
施設の現状などから新たに必要な
支援ということでは、どのようなことが考えられるのか、
高齢者支援課、介護保険課、それぞれ課長にお伺いしたいと思います。お願いします。
○
高齢者支援課長(鈴木雅紀君)
感染拡大防止につきまして、昨年度は、
みなと保健所にいらした
感染症アドバイザーなどにも御
相談をしながら、
施設の
感染対策ということを実施してまいりました。
また、
感染者が多数発生した際には、
みなと保健所の職員が
施設を訪問し、
感染対策やレッドゾーンの確認などを行っております。
施設によっては、確かに
感染が多数発生してしまっている
状況はありますけれども、引き続き
みなと保健所と連携をしながら拡大防止に努めていきたいと考えております。
また、今後、
施設の職員あるいは
みなと保健所とも
相談をしながら、必要な
支援については検討していきたいと考えております。
○
介護保険課長(白石直也君) 介護保険課として、まず、介護を必要とする方がいらっしゃいます。そういった方々が適時適切に質の高い介護サービスを受けることができること、介護保険制度を円滑に運用すること、こちらが1つ重要なミッションかと思っております。
そうした中で、介護サービスについては、要介護
高齢者、またその家族の日常生活の維持にとっては必要不可欠なものであると考えております。このため、緊急時のサービス提供に必要な人材を確保する、介護従事者が安全・安心に
業務を行うことができるよう、職場環境の復旧改善を
支援するなどといったことが考えられると思います。
一方、
コロナ禍が始まってから3年たちますけれども、国の助成事業を、今現在、東京都で運用しております。例えば、
感染症対策の物品を購入した場合の助成であったり、そういったところはこれまでの
取組から必要な
支援はいろいろと構築されてきていると考えておりますので、介護保険課としては、先ほど申し上げたミッションを達成するべく、引き続き関係機関と連携しながら取り組んでいきたいと思っております。
○
委員(
福島宏子君) ありがとうございます。1番の(1)ですけれども、様々な
取組があるのですが、介護サービス事業所に対する協力金の支給というものがあります。一番最後のページの表を見ると、見込みが10件になっているのです。今、122件ということになっているのですけれども、見込み数も大幅に超過しています。これ、1件についての予算額ですとか、あと、もう少しこの事業の中身、どういった場合に支給されているのかということを伺いたいのですけれども、お願いします。
○
高齢者支援課長(鈴木雅紀君) 介護サービス
事業者に対する協力金の支給ですが、事業の中身といたしましては、濃厚接触者や
陽性者となった要介護者に対し、継続してサービスを提供する介護事業所に対して協力金を支給しております。ケアマネジャー
業務については3万円、ヘルパー
業務については15万円ということで、1件につき、その金額を支給しております。
当初の見込み数についてですが、
新型コロナウイルス感染症については翌年度の予測が立てにくかったなどの理由から、当初の見込みとしては少ないものとなっておりますけれども、実績に合わせて支給をしているところでございます。
現在、支給が大幅に増えているのは、第7波にサービスを提供した
事業者への協力金の支出分となっております。
○
委員(
福島宏子君) 第7波の分が今ここに来ているということで、122件ということです。先ほどの1件につき15万円とおっしゃっていたのですけれども、御家族が
新型コロナウイルス感染症にかかって濃厚接触者など、要介護の方が取り残されたり、そこにどうしても人手が必要という、そういったケースに関してだと思うのですけれども、これは122件あって、それぞれに122掛ける全部が15万円ということではないのですね。ケアマネジャーが3万円というのがあったのですけれども、その中身の割合が、これでは分からないのですけれども、その辺はいかがですか。
○
高齢者支援課長(鈴木雅紀君) 協力金の内訳ですけれども、実績がある122件のうち、ケアマネジャー
業務が73件、ヘルパー等派遣
業務が49件となっております。合計で122件となっております。
○
委員(
福島宏子君) ケアマネジャー
業務の方が多いということで、手配をするためのケアマネジャーの計画書をつくるという
業務に多くかかっているのだということが分かりました。
それに付随するような形でなのですが、(3)の配食サービスのところなのですが、これも見込み数をかなり超過した数になっています。見込み数は25食になっていまして、この2,287食ということになっているのですけれども、これほどまでに乖離して予測が立てにくいということで今も
高齢者支援課長がおっしゃっていましたけれども、こうなってくると、予算措置などもどのように補填しているのか、どういった部分からこちらにということになっているのか、その辺りをお伺いします。
○
高齢者支援課長(鈴木雅紀君) 配食サービスについてですけれども、今年度の予算要求当時、昨年の7月時点で、実績が25食ということであまりなかったということ。また、先ほども申し上げましたけれども、
新型コロナウイルス感染症については、なかなか翌年度の予測が立てにくいという事情もありまして、この見込みの数となっております。
今年度は4月当初から配食の
申込みが多く寄せられたことから、入札によって落差金が発生した別の事業から事業変更という形で予算を確保しております。
○
委員(
福島宏子君) 別の事業とおっしゃったのですけれども、何の事業でしょうか。
○
高齢者支援課長(鈴木雅紀君)
高齢者デジタルデバイド解消事業ということで、今年度、
高齢者の方にスマートフォンを無料で6か月間お貸しするという事業を新規で始めているのですけれども、そちらの事業になります。
○
委員(
福島宏子君) 分かりました。今後もまだ増えていく可能性、3月までの予算ということになるのか分かりませんけれども、そうなった場合も、今おっしゃった別のデジタルデバイドでしたか、そちらからの補填で間に合うという、そういった計算でよろしいのですか。
○
高齢者支援課長(鈴木雅紀君) こちらの事業かどうか、今、手元に資料がないのですぐにお答えできないのですが、必要な予算は確保して、この事業を継続していくことを考えております。
○
委員(
福島宏子君) この資料の中にはこれというところでは出ていないのですけれども、
区内の
高齢者施設で、1月に入って、87名くらいの入所者のうち34名の
陽性者が出ておられたり、また、職員でも30名が
感染しているという、こういった
施設もあります。私たちもサイドブックスでいろいろ
施設の
状況をいただいておりますけれども、そういう
施設があります。これは
クラスターと呼んでいいと私は思いますけれども、こうなってくると、指定管理者の力ではどうしようもないのではありませんか。やはり区としての
支援が絶対に必要になってきていると思うのですが、こういった場合はどのような
支援をしているのか具体的に教えてください。
○
高齢者支援課長(鈴木雅紀君)
感染者については、累計の数となっておりますので、一度に発生したというわけではないのですが、先ほども申し上げたとおり、
感染拡大の防止のために必要な措置であったり、対策は取っており、指定管理者の方から区に対して何らかの
支援を求められたということは、今のところございません。ただ、
感染拡大防止というのは必要なことですので、
みなと保健所あるいは
施設と連携をしながら、これ以上、
感染が拡大していかないように取り組んでいきたいと考えております。
○
委員(
福島宏子君)
施設は逼迫していると思うのですけれども、今、
支援は求められていないということもおっしゃっていましたが、やはり何かしら対策が必要なのだと思うのです。何も対策がない、区として指定管理者に任せているから何もしなくていいということでは困ります。
やはり区立の
施設ということで、責任の所在は港区にあるわけですから、しっかりその辺は連携を取って、先ほど
みなと保健所長もそういったときにはきちんと連携を取ってということもおっしゃっていましたけれども、それこそ応援部隊を送るくらい、人的
支援も含めて応援
体制ということも必要なのではないかと思うのです。その辺り、もう少し、
施設任せにせず、港区としても関わっていくという、そういった意気込みといいますか、そこら辺を
高齢者支援課長の方でいかがですか。どのようにお考えでしょうか。
○
高齢者支援課長(鈴木雅紀君)
感染拡大防止に向けて、例えばですけれども、
施設でパーティションであったり、消毒液、
マスクといった必要になる物品は、
状況に応じて随時指定管理料から購入をしております。
また、
感染者が出た際には、
施設から当課に連絡をもらい、対策について丁寧に
相談に乗っているところです。
今後必要な
支援につきましては、先ほどと同じ答弁になりますけれども、
みなと保健所と
施設の職員ともよく意見交換をしながら、必要な
支援について検討していきたいと考えております。
○
委員(
福島宏子君) 財政的な、物品の
支援など、そういったところの財政の
支援などは行っているということで、今後も引き続き、できることなら人的
支援もしてほしいくらいなのですけれども、そういったところも含めて検討いただければと思います。
あと、社会的には
マスクも外していく、
行動制限もしないという中で、
施設はすごく頑張って
感染防止対策をしているのです。そして、担当課もこうやってできる限りの
支援はするということで、すごく頑張っていても、やはり
感染を食い止めるということが難しい、こういう
状況にもなっているわけで、だからやらなくていいということではないのですけれども、本当に次のステージを迎えているのではないかと私は考えるのです。
そうした中で、
施設に入っておられる御家族など、先ほど
介護保険課長は、御家族とか、そういったところの安心ですとか安全とかも守る、そういったところもおっしゃっていましたけれども、
施設に入っている御家族の方は、本当に面会したいという声もたくさん聞かれるのです。もう新たなステージというところでは、そういった家族との面会なども、一緒に過ごせる時間、短時間でもいいからつくっていくという、そういったところも区としても考えていかなければならないところに来ているのではないかと思います。指定管理者任せではなく、区としての方針を持つ必要があると考えますけれども、その辺りはいかがでしょうか。
○
介護保険課長(白石直也君) 最近、やはり
利用者家族の方からの御意見が当課に多く寄せられております。その中で、今、
福島委員御紹介の面会をしたいのだけれども面会ができない、面会をするためのハードルが高い、そういった御意見が寄せられております。
国としては、
令和3年11月に、
感染経路の遮断、これは
感染拡大防止です。
感染経路の遮断という観点に加えて、やはりつながりや交流が、御家族や
利用者の心身の健康に与える影響もあります。面会をすることによるメリットもあるため、
感染拡大防止には十分考慮しながら、適宜適切に面会をできるようにしていきましょうというような通達がなされております。それを受けて、区でもいろいろな
事業者の御意見をいただいているところです。
区内には、今、9の
施設、特別養護老人ホームがございます。9つの
施設の管理者ごとに面会の方法は定められていまして、その管理者が定めるということになっております。
一方、
区内に通われている御家族の方からは、あの
施設はこういうルールで、この
施設はこういうルールはいかがなものかというような御意見が寄せられているのは事実でございます。そういったことも鑑みまして、区立の
施設が3つ、民間の
施設が6つ、計9つの
施設について、どのような面会方法が望ましいのかといったものが、いろいろなこれまでのエビデンスなども出ているかと思いますので、各
施設の御意見もいただきながら、
利用者家族や
利用者にとって納得性が高い、そういった面会の方法、運用といったものは、今後とも検討していきたいと考えております。
すみません。区立
施設を含めて、介護
施設という観点で、私の方から答弁させていただきました。
○
委員(
福島宏子君) まさにそのとおりで、それぞればらばらというのも、皆さんも分かってしまうといいますか、あそこはこうだった、ああだったということもありますから、やはり港区としての方針とか、時間も15分とか30分、人数が何人とか、例えばできる限り屋外でとか、様々あると思うのです。そういったところで設けていくということ、これは本当に
事業者任せではなくて、自治体が主体となってつくり出す、本当に待ったなしに来ているのではないかなと思いますので、ぜひ今、
介護保険課長もおっしゃいましたけれども、御家族の方にも寄り添った施策、国の方はできるようにという通達も出ているということですから、社会も日常の生活を取り戻すと、そういう方向でも動いていますから、やはりここだけがそのままずっと会えない
状況という、そういう
状況ではなくなっていくというのが私も望ましいと思いますので、ぜひお願いします。
特に認知症の方などは、
マスクができない方なども
施設の中にはいらっしゃると思いますし、そういうところで、そういう方々を介護されるときには、
医療現場で使っているような、少し苦しいのだと思いますけれども、そういう
マスクを着用するですとか、あと、面会のときには必ず抗原
検査キットみたいなもので検査をするとか、そういうことでぜひやっていってほしいと思います。
保育園などには保健衛生費という
支援がありますけれども、
施設にも
マスクを買うための、そういう少し高い高機能の
マスクを買うための財政の
支援とか、保育園や幼稚園にやっている同じような枠で出しますよという、そういうものもつくる必要もあるのではないかなと思っていますので、
高齢者施設の方はよろしくお願いします。
あともう1つ、保育園についてなのですけれども、これはまた別の観点になるのですが、ゼロ歳、1歳、2歳くらいまでの年齢の子どもたち、
マスクをつけている中での生活なのですが、やはり
マスクなしで表情が見えた中での保育というもの、またこれも新たな段階に入っていくと思うのですが、そういったこともぜひ考えていく必要があるのではないかと思います。それこそ保育士の側のそういう検査の
体制ですとか、
マスクがなくても安全に保育できるという、そういったところを徹底して、港区としての方針というものも持っていく必要があるのではないでしょうか。やはり言葉が分からない年齢の子どもたちは、表情で様々な感情を読み取りますから、そこら辺も保育課と
みなと保健所で協力し合って、
マスクなしでの保育、特に小さい年齢の子どもたちには、そういったところも併せて、子どもの成長や発達に関わること、子育て
支援にもつながると思いますので、そういったところも検討していただきたいのですけれども、その辺については、担当課としてはいかがでしょうか。
○
保育課長(木下典子君) お子さんについては、
マスクの着用は一律にはもう求めていないところなのですけれども、保育士につきましては、
感染防止のために成人の方が保育
施設などで
マスクを着用するということは、今のところ重要なのですけれども、ただ、先ほど
福島委員もおっしゃっていたように、表情によるコミュニケーションがやはり大事だというところでもあります。保育園によっては、試みとして、透明な
マスクをつけたりして表情が見えるような形でやっているところもあったりするので、そういった
感染対策を取りつつ、どうやってお子さんの保育、今後、情緒的な部分であるとか、成長のためにどういったことが必要なのかということは、今後も保育園の園長会などで情報共有してまいりたいと思います。
○
委員(
福島宏子君) お願いします。保育園に対しても、幼稚園にもですけれども、保健衛生用品の
支援が出されております。年度末に入ってきて、ここも急激に数としては出てきているところなのですけれども、こういったところ、様々、透明の
マスクを着用するですとか、検査をしてから保育に向かうというようなところも、この先、また必要になってくるのかと思いますけれども、30万円から50万円という中では、足りない部分も出てくると思います。ぜひ実費で出せるような予算措置も含めて、来年度も継続していただくようにお願いをしたいと思います。
○
保育課長(木下典子君)
施設の規模によって予算は決まっているのですけれども、皆さん、適切な形で申請もされていますので、こちらの方でも、どういったことに購入できますということは通知でお知らせしております。ですので、漏れのないよう申請していただくようにお願いしております。
あと、東京都でも、現在、集中的検査ということで、各
施設が申し込むような形で
検査キットを用いて適宜検査ができる仕組みができていますので、その点についても
施設の方には既にお知らせしているところですけれども、保育
施設の安心・安全のために、保育士のそういった
感染対策については、引き続き、呼びかけてまいりたいと思います。
○
委員長(
山野井つよし君) ほかに御
質問等ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
山野井つよし君) それでは、
報告事項(3)「
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止や
区民、
事業者の生活を支えるための区の主な
取組状況について」の
報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○
委員長(
山野井つよし君) それでは、
審議事項に入ります。初めに、
審議事項(1)「発案元第10号
安全対策及び
エレベーター事故の調査について」を議題といたします。
本発案について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
山野井つよし君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
山野井つよし君) それでは、本日継続と決定いたしました。
──────────────────────────────────
○
委員長(
山野井つよし君) 次に、
審議事項(2)「発案2第3号
新型コロナウイルス感染症対策に関する調査について」を議題といたします。
本発案について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
山野井つよし君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(
山野井つよし君) それでは、本日継続と決定いたしました。
──────────────────────────────────
○
委員長(
山野井つよし君) そのほか、何かございますでしょうか。