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令和5年1月23日建設常任委員会-01月23日

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  1. 港区議会 2023-01-23
    令和5年1月23日建設常任委員会-01月23日


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    令和5年1月23日建設常任委員会-01月23日令和5年1月23日建設常任委員会  建設常任委員会記録(令和5年第1号) 日  時  令和5年1月23日(月) 午後1時30分開会 場  所  第2委員会室 〇出席委員(8名)  委 員 長  土 屋  準  副委員長  石 渡 ゆきこ  委  員  玉 木 まこと       榎 本 あゆみ        風 見 利 男       近 藤 まさ子        うかい 雅 彦       井 筒 宣 弘 〇欠席委員        な し 〇出席説明員  副区長                    野 澤 靖 弘
     芝地区総合支所長街づくり事業担当部長兼務  岩 崎 雄 一  芝地区総合支所まちづくり課長         香 月 佑 介  麻布地区総合支所長街づくり支援部長兼務   冨 田 慎 二  麻布地区総合支所まちづくり課長        大久保 光 正  赤坂地区総合支所まちづくり課長        成 清 勝 博  高輪地区総合支所まちづくり課長        小 林 秀 典  都市計画課長                 野 口 孝 彦  住宅課長    富 沢 和 可  建築課長                   冨 永  純   開発指導課長  大 森 隆 広  再開発担当課長                池 端 隼 人  土木課長    海老原  輔  地域交通課長                 佐 藤 雅 紀 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 港区立浜松町北口自転車等駐車場等指定管理者の公募について   (2) 港区立三河台公園自転車駐車場等指定管理者の公募について   (3) (仮称)飯倉公園自転車駐車場整備スケジュールの変更について   (4) 港区立白金高輪自転車駐車場等指定管理者の公募について   (5) 港区立田町駅東口自転車等駐車場等指定管理者の公募について   (6) 赤坂コミュニティーぷらざ規模改修工事に係る整備スケジュール等の変更について   (7) 新橋田村町地区市街地再開発組合の解散について   (8) 神宮外苑地区市街地再開発事業の事業認可申請について   (9) 都市計画道路事業に伴う土地の購入について(元麻布一丁目)   (10)都市計画公園事業に伴う土地の購入について(三田台公園)   (11)港区立公共駐車場指定管理者の公募について  2 審議事項   (1) 請 願元第13号 東京都市計画道路幹線街路環状第4号線にかかる港区立白金児童遊園敷地港区立白金台幼稚園の敷地を東京都に譲渡しないで頂きたい事を求める請願                             (元.11.28付託)   (2) 請 願3第15号 港区赤坂7丁目計画に関する請願                              (3.9.10付託)   (3) 請 願4第9号 高輪築堤の情報の公開を求める請願                               (4.9.9付託)   (4) 発 案元第5号 街づくり行政の調査について                              (元.5.29付託)              午後 1時30分 開会 ○委員長(土屋準君) ただいまから、建設常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、玉木委員、うかい委員にお願いいたします。  本日、近江芝浦港南地区総合支所まちづくり課長は、身内の御不幸のため委員会を欠席する旨連絡がありましたので、御了承ください。  傍聴者から撮影・録音の申出がありました。これを許可したいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) それでは、そのようにさせていただきます。  日程に入ります前に、本日の運営について御相談させていただきます。報告事項(1)、(2)、(4)及び(5)は、いずれも自転車等駐車場等指定管理者の公募に関する案件ですので、4件一括して報告をお受けし、引き続き質疑を行いたいと思います。その後、日程を戻しまして、報告事項(3)から順次報告を受け、質疑を行いたいと思います。  このような進め方でよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) それでは、そのようにさせていただきます。     ────────────────────────────────── ○委員長(土屋準君) それでは、報告事項に入ります。初めに、報告事項(1)「港区立浜松町北口自転車等駐車場等指定管理者の公募について」、報告事項(2)「港区立三河台公園自転車駐車場等指定管理者の公募について」、報告事項(4)「港区立白金高輪自転車駐車場等指定管理者の公募について」、報告事項(5)「港区立田町駅東口自転車等駐車場等指定管理者の公募について」、4件一括して理事者の説明を求めます。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) それでは、報告事項(1)「港区立浜松町北口自転車等駐車場等指定管理者の公募について」、報告事項(2)「港区立三河台公園自転車駐車場等指定管理者の公募について」、報告事項(4)「港区立白金高輪自転車駐車場等指定管理者の公募について」及び報告事項(5)「港区立田町駅東口自転車等駐車場等指定管理者の公募について」の4件について、一括して御説明させていただきます。  本日付資料№1を御覧いただきたいと思います。芝地区の浜松町駅北口自転車等駐車場等につきましては、現在の指定管理者の指定期間が令和6年3月31日に終了するため、新たな指定管理者の公募を行うことから、当委員会に御報告するものでございます。これにつきましては、麻布地区、高輪地区、芝浦港南地区も同様でございます。  続きまして、項番1、対象施設を御覧いただきたいと思います。芝地区につきましては、現在、指定管理者が管理している浜松町駅北口自転車等駐車場桜田公園自転車駐車場を合わせた2施設を一つのグループとして公募いたします。  次に、麻布地区につきまして、資料№2、項番1、対象施設を御覧いただきたいと思います。こちらも同様に、現在、指定管理者が管理している三河台公園自転車駐車場、広尾駅自転車駐車場、麻布十番駅自転車等駐車場、六本木駅自転車駐車場及び本年7月に開設を予定しております一の橋公園自転車駐車場の5施設を一つのグループとして公募いたします。  次に、高輪地区につきまして、資料№4、項番1、対象施設を御覧いただきたいと思います。こちらも同様に、現在、指定管理者が管理している白金高輪駅自転車駐車場及び白金台駅自転車駐車場の2施設を一つのグループとして公募いたします。  最後に、芝浦港南地区につきましては、資料№5、項番1、対象施設を御覧いただきたいと思います。こちらも同様に、現在、指定管理者が管理している田町駅東口自転車等駐車場、品川駅港南口自転車等駐車場及びこうなん星の公園自転車駐車場を合わせた3施設を一つのグループとして公募いたします。  資料№1にお戻りいただきたいと思います。続いて、項番2、指定期間を御覧ください。令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間となります。麻布地区、高輪地区、芝浦港南地区も同様でございます。  項番3、公募単位は、先ほど申し上げたとおり一括での公募でございます。  続きまして、項番4、今後のスケジュールでございます。公募開始は令和5年2月20日を予定しております。応募期間は令和5年2月20日から5月26日までで、指定管理者の候補者の選定は、7月下旬までに行いたいと考えております。指定議案の提案につきましては、令和5年第3回定例会を予定しており、新たな指定管理者による管理開始は令和6年4月1日を予定しているところでございます。こちらにつきましても、麻布地区、高輪地区、芝浦港南地区も同様でございます。  甚だ簡単ではございますが、説明は以上でございます。 ○委員長(土屋準君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございます方は、順次御発言をお願いします。 ○委員(うかい雅彦君) すみません。新たな事業者の課題になることもあるので、確認させてください。前からも条件になっていると思いますが、シルバー人材センターにお願いすることになっていると思うのですが、そこだけ再度確認させていただけたらと思います。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) シルバー人材センターといった高齢者の雇用につきましても、提案の評価ポイントとして今後進めていく予定ですので、そのようにする予定でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員(玉木まこと君) 各地区でそれぞれ公募されるということで、今の指定管理者NCDグループということなのですけれども、各地区での指定管理者の構成などの違いを一応確認させてください。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 資料№1を御覧いただければと思います。資料の冒頭に書いてございますが、現在の指定管理者、芝地区に関しましてはNCDグループという表記になっております。  もう1点、資料№2の同じくリード文を御覧いただければと思います。こちらにつきましては、現在の指定管理者NCD麻布グループという形になっております。  残りの高輪地区、芝浦港南地区につきましては、芝地区と同じNCDグループとなっており、麻布地区は、ほかの地区と違って、3社のJVという形で御提案いただいております。麻布につきましては、NCD、ニッケイトラスト、エグゼクティブプロテクションという3つの業者からの提案となります。ほかの2地区につきましては、NCD、ニッケイトラストの2社がグループとなって提案している状況でございます。 ○委員(玉木まこと君) 地区によって特性があって、そのように構成が変わってくるとは思うのですけれども、やはり地区によっては2施設しかないところもあります。スケールメリットという話では5地区まとめて公募する方が、事務的な作業を含めて手間もかからないと思いますので、その辺りは指定管理者制度全体の話かもしれませんけれども、今後ぜひその辺のメリットというのですか、事業者にとっても、また、区にとっても負担が減ると思いますので、やっていただければということを要望させていただきます。よろしくお願いします。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 玉木委員からいただきました御意見につきましては、今後の公募について、区役所・支所改革の指針を踏まえつつ、グループの枠組みにつきましては、再度、精査してまいります。 ○委員(風見利男君) 我々は、指定管理者制度をやめて、区が直接事業者になって、それを業務委託することが一番いいとずっと言っています。先ほどシルバー人材センターの活用の話もありましたけれども、そうなれば、本当に区が保証できるわけです。  今までの公募要項の中で、シルバー人材センターの活用はうたっていますか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 公募要項の中でも、そのような記載についてうたっております。 ○委員(風見利男君) 地元の高齢者の雇用ということではないのではないですか。シルバー人材センターの活用とはっきりうたっているのですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 公募要項の中では、港区シルバー人材センターへの優先発注とうたってございます。 ○委員(風見利男君) それで、今、インボイス制度がどうなるかによって、シルバー人材センターの仕事がどうなるかということもあるので、そこはきちんと確保する。シルバー人材センターにはインボイス制度が適用されないような形が一番いいわけで、まだかなり先の話なので、どうなるか分かりませんけれども、その辺も注視していただきたい。ですから、直接区がやることが一番いいわけですので、そのことはしっかり今後の検討の中でも進めてもらいたい。  特に駐輪場の場合は、今、ほとんど機械式なわけですから、きちんと窓口に人がいれば済むわけで、本当にやりやすいわけです。ですから、このようなところこそ戻すべきだと。わざわざ余分なお金をかける必要はないわけですから、きちんとやるように、ぜひ強くお願いしておきたい。  それで、今回、指定管理とは直接関係ありませんけれども、一時利用なしで、定期利用しかやっていないところはどこでしょうか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 2施設ございまして、六本木駅自転車駐車場につきましては麻布地区です。もう一つのこうなん星の公園自転車駐車場につきましては芝浦港南地区です。 ○委員(風見利男君) そこの登録人数と登録率は、どのような状況ですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 六本木駅自転車駐車場につきましては、定期の登録数が122人で、登録率は29%でございます。こうなん星の公園自転車駐車場につきましては、登録数が408人で、登録率は40%でございます。 ○委員(風見利男君) このような状況でずっと放置しておくのは、私は問題だと思うのです。  ちょうど今回、新たに公募するわけで、一定台数、一時利用も含めた仕様に変えることは検討してもいいのではないかと。だって、六本木駅自転車駐車場でいうと、29%ですよ。7割空いているわけです。こうなん星の公園自転車駐車場も6割空いているわけでしょう。これを全部定期利用で埋めるのは、実際無理な話だと思うのです。一時利用も加える検討はされないのですか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 御指摘のとおり、六本木駅自転車駐車場につきましては、登録率29%と、大変低い数字になってございます。  理由としましては、住民で通学・通勤に活用される方が少ないということ、それから、昨今のリモートワークなど、生活様式に変化があったことが少ない理由の一つと考えております。  周辺の三河台自転車駐車場につきましては、一時利用、それから定期利用ということで案内しております。  周辺の民間の駐車場につきましては、一時利用も定期利用も可能ということになりますので、そういったものにつきまして、今回の公募につきましては、公募の提案も含めて期待して、進めていければと考えております。 ○委員(風見利男君) いや、期待してというのは、今の状況を変えるには、事業者から提案がないとできないということですか。だって、区が運営しているわけでしょう。区の方針として、定期利用しかやらないということでやっているわけでしょう。だから、区がそこで方針転換して、定期利用と一時利用も含めた対応に変えるという方針を出さないと、事業者は提案のしようがないではないですか。そうではないのですか。事業者が勝手に仕様を変えると。だって、そのような仕様になっているかどうかは、公募要項の中で分からないでしょう。どうするのですか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 指定管理者の提案とお話しさせていただきましたけれども、風見委員御指摘のとおり、区で考えをしっかりと示さないと提案もできないということでございます。これにつきましては、周辺の動向やニーズなどを把握しつつ、必要な検討をしてまいりたいと考えております。 ○委員(風見利男君) いや、周辺の動向というのは、何を調べるのですか。だって、そこで一時利用をやりますという方針を決めない限り、そこを利用しようとする人はいませんよ。民間云々というけれども、東京ミッドタウンの中の駐輪場は高いわけでしょう。ですから、六本木周辺で案内して、ここでも一時利用ができますということになれば、そのようなアナウンスがない限りは、利用者は利用のしようがないわけでしょう。それは六本木駅自転車駐車場だけではなくて、こうなん星の公園自転車駐車場もそうです。何でそのような方針転換、利用率を上げるという当たり前のために提案しているのに、それを全く考えないというか、今の答弁を聞いていると、区としてそのような方針を持とうと検討することもないわけでしょう。周辺の動向を調べてという。どう考えてもおかしいと思うのです。  これ、それぞれの総合支所の問題ではないです。全体の問題ですよね。港区の駐車場全体の在り方の問題なわけで、そのように改善しよう、利用率を上げようという、当たり前のことを聞いているわけで、それを何でやろうとしないのか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 現在運用している六本木駅自転車駐車場につきましては、一時利用の要望は、現在具体的には寄せられていないと聞いております。  ただし、風見委員おっしゃるように、今後、一時利用のニーズが強く寄せられるようでございましたら、そういった実態を踏まえた事業者からの提案を踏まえて、我々も駐輪場の利用率を上げるような取組を進めていきたいと考えてございます。 ○委員(風見利男君) 利用者の要望を待っているわけですか。どれぐらいの要望があったら、一時利用を認めましょうということになるわけなのですか。だって、駐車場を造って、ここは定期利用ですよといったら、誰も利用しませんよ。一時利用する人はほかにみんな移ってしまいますよ。ここも一時利用できますというアナウンスがない限りは、どう考えても利用者は来ないでしょう。利用率を上げようという立場から考えたら当たり前のことを言っているのに、何でそれを検討しようともしないのですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 六本木駅自転車駐車場及びこうなん星の公園自転車駐車場には、近隣にそれぞれ三河台公園自転車駐車場、品川駅港南口自転車等駐車場がございます。その一時利用率も、完全に埋まっている状況ではございません。そういった状況を踏まえて、現在のところは、一時利用につきましては近隣の施設を御案内している状況でございます。今後、一時利用がさらに増えてくるような状況で、各施設で受入れ困難ということになりましたら、六本木駅自転車駐車場、こうなん星の公園自転車駐車場における一時施設も当然受皿として必要と考えておりますので、そのような状況を見極めながら、今後、事業者からの提案を踏まえた取組を検討していきたいと考えております。 ○委員(風見利男君) 定期利用を増やすために、どのようなことをやっているのですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) こうなん星の公園自転車駐車場と品川駅港南口自転車等駐車場の定期の登録率を比べると、品川駅港南口自転車等駐車場の方が利用率が高いという実態がございます。そこで品川駅港南口自転車等駐車場の方でこうなん星の公園自転車駐車場を御案内さしあげることで、なるべく駐輪場利用が分散されるような取組をしていると聞いてございます。 ○委員(風見利男君) 港南に駐輪場が2か所あって、そちらの利用者がこちらに移ったところで、全体の利用率は上がらないわけです。何でそんなくだらないことを平気で答えるわけですか。いや、単純なのです。今のままだと、定期利用もそれほど増えない。放っておいたら、赤字ばかり増える。このパターンです。本当に事業者は撤退してしまいます。空いているところを単純に一時利用できるようにするという、何でこんな単純なことをやろうとしないのか。あなたたちが考えていることはよく分からないですね。利用率を上げるというのだったら、一時利用できるようにした方が、何台増えるか分かりません。しかし、定期利用以外は使えないとなっているところには、一時利用の人は絶対来ません。だから、ここも一時利用できますということになれば、今、通勤も自転車で通う人がいっぱい増えているわけで、毎日毎日自転車で来る人はあれでしょうけれども、そのような人がいるわけです。だから、そのような人たちが利用できるようにする。一時利用できないということは、買物に来た人も止められないわけです。そうでしょう。何でそんな単純なことをやってみようとならないのでしょうか。それは誰が決めるのですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 一時利用の受入れに関しましては、今後の事業提案の中で提案されてくるものと考えてございます。 ○委員(風見利男君) 今まで一時利用できない駐輪場を指定管理でやってもらっているわけでしょう。それを事業者が提案してこなければ、今のままこのままいくということですね。区自ら改善しようという姿勢がないということですね。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 現在の運営としましては、六本木駅自転車駐車場、こうなん星の公園自転車駐車場等につきましては、いずれも定期利用のみという形にしてございます。こちらを今後、一時利用の受付をするかどうかにつきましては、繰り返しになりますが、今後、区民の方へのニーズを把握しながら、駐輪場の利用が一層促進されるよう努めてまいります。 ○委員(風見利男君) まだこれ、2年先の話なのです。本来であれば、今からでも改善して、一時利用できるように、事業者と相談すると。このような利用状況である以上、そのようなことがあっても不思議ではないと思うのです。何でそのようなところを改善しようという立場に立たないのですか。
    芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) ただいま風見委員から御指摘いただきました点につきましては、繰り返しで恐縮ですが、自転車の利用実態、利用者のニーズを的確に把握しながら、事業者から提案され、それを踏まえた駐輪場利用がされるように、我々としても区民サービスの向上に一層努めてまいりたいと考えてございます。 ○委員(風見利男君) 駐輪場を造るときに、あちらこちらに止めてはいけないところに自転車を止めて、そのような調査をした上で、この区域に駐輪場を造りましょうと、高いお金をかけて造っているわけです。始めた結果、六本木駅自転車駐車場で29%、こうなん星の公園自転車駐車場で40%という状況の上に立って、どう改善するかという発想がないこと自体、事業者任せで、今の事業者が来年の3月31日で契約が切れるまで、このままずっと放置されっ放しです。本当にそんなことでいいのですか。  区民の貴重な税金を使っています。六本木駅自転車駐車場、こうなん星の公園自転車駐車場の建設費は幾らかかかったのですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 概算ではございますが、機械式駐輪場の建設費は1基当たり2億円でございます。こうなん星の公園自転車駐車場につきましては、駐輪場が5基ございますので、10億円ほどかかっている試算でございます。 ○委員(風見利男君) 民間企業だったら、いかに利用率を上げるかというところに知恵を働かせるはずでしょう。これだけの利用率しかないということは、何らかの手だてを打たなければいけないという発想にならないですか。  ぜひ早急に検討して、今からでも事業者とよく相談していただきたい。当然、一時利用が始まれば職員の配置も増えるでしょうから、従来の契約よりアップするかも分かりませんけれども、それによって利用率が上がればいいわけで、私はやはり利用率を上げるための手だてを区が積極的に提案していくことがあってしかるべきだと。指定管理事業者と5年間の契約をしたので、何も改善しませんということだったら、何のための指定管理事業者かと。そんなばかげたことだから、私どもも指定管理者制度などやめてしまえと言うのです。区が何もできないのだったら。  関係部署でぜひ相談していただいて、改善策をすぐ打つべきだと思いますが、いかがですか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 現時点では、先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、利用実態の中で、アンケート等は過去にも行っております。そういったところでは、一時利用のニーズや要望はなかったということでございます。  改めてその辺りをしっかりと確認し、把握し、一時利用の検討については、繰り返しになりますけれども、利用実態を把握しながら検討を進めてまいれればと考えております。 ○委員(風見利男君) もう何を言っているのかよく分からないのだけれども、定期利用を増やす手だては何なのですか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 現在、パンフレット等を作成、また、区ホームページ等に自転車駐車場の位置等を掲載しまして、このように利用できますとアナウンスしているところでございます。  そういったところをさらに強化しながら、利用実態、利用率向上について再度検討し、向上に努めてまいりたいと考えております。 ○委員(風見利男君) では、あくまでも一時利用については、調査して、利用者がいない限りはやらないと。そのような理解でいいわけですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 現時点で一時利用を運用しないという取組をしているものでございません。今後、事業者の提案を受ける中で、コスト面を含めて、利用率を上げるような取組がなされるところを評価し、指定管理者の選定を進めてまいりたいと考えてございます。 ○委員(風見利男君) 定期利用と一時利用、ここ2つ以外は全部併用しているのでしょうけれども、この2つの駐車場より利用率の低いところはあるのですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 定期利用の登録率が一番低いところは、六本木駅自転車駐車場でございます。 ○委員(風見利男君) 違います。一時利用も含めての利用率です。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 全体の把握は、すみません。現時点ではしておりませんが、例えば浜松町駅北口自転車等駐車場ですと、定期利用率が100%を少し超える値になっておりまして、一時利用につきましては、2時間を超えた駐輪が、利用率が同時刻でということではございませんが、利用者数ベースで計算すると、180%弱という利用率になってございます。 ○委員(風見利男君) だから、一時利用できれば、区民は2時間まで無料で止められるわけですよね。ですから、近くの買物などの場合は、そこに止めて買物して帰る。このように利便性が高まるわけですよね。ですから、空いているところをそのような形で区民に開放するという、ごく当たり前のサービス向上だったら、そのようなところからやはり活用していくという発想を持つべきだと思うのです。  ぜひ関係部門で、どこが最終的に決めるのか分かりませんけれども、駐車場を管理している5つの総合支所があるわけで、そこでよく現状をどう打開していくことができるのかという知恵を集めて、対策を取るという。私は単純に、こんなに利用率が低いのだから、どれだけ利用するか分かりませんけれども、一時利用できますということになれば、さらにアナウンスしやすいわけで、ぜひそのような形で対応するように強くお願いしておきたいと思います。  私はすぐ検討しますと言うと思ったのだけれども、全然そのような状況ではないので、びっくりしました。何を考えているのかと言わざるを得ないです。  それで、別の話に移りますけれども、チャイルドシートのついた大きな自転車がどんどん増えています。区内の駐車場でチャイルドシートつきの自転車が止められるような駐車場、今計画されているものも含めて、どこにあるのでしょうか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 現在、計画、工事も進んでおります一の橋公園自転車駐車場につきましては、全てのチャイルドシートつき自転車が対応できます。  また、今後計画を進めております(仮称)飯倉公園自転車駐車場につきましても対応可能でございます。  それから、現在ある自転車駐車場の平置きの部分につきましては、チャイルドシートつき自転車の対応が可能でございます。それ以外は、現在、機械式につきましては、チャイルドシートつき自転車には対応していない状況でございます。 ○委員(風見利男君) 一の橋公園自転車駐車場で、チャイルドシートが使える大型車が止まれるような仕様になるときに、たしか私、お聞きしたと思うのですけれども、既存の施設も改良できるのかと言ったら、それは改良可能ですというお話でした。そこを順次変えていけば、さらに利用率が上がると思うのですけれども、その辺の改良計画はこれからつくっていく予定なのでしょうか。 ○地域交通課長(佐藤雅紀君) 風見委員御指摘の、チャイルドシートが使えない駐輪場は現時点で4施設、機械式がございます。どれぐらいのチャイルドシートつき自転車が周辺にいるのかなどを確認しまして、現在、調査が終わりまして、検討している状況でございます。この4か所につきましては、一遍には難しいのですけれども、順次、改良していきたいと考えてございます。 ○委員(風見利男君) 4施設というのはどこですか。 ○地域交通課長(佐藤雅紀君) こうなん星の公園自転車駐車場三河台公園自転車駐車場桜田公園自転車駐車場、六本木駅自転車駐車場の4か所でございます。 ○委員(風見利男君) なぜこの4施設に限ってということなのですか。 ○地域交通課長(佐藤雅紀君) それ以外の駐輪場につきましては、チャイルドシートつき自転車も受け入れられるということでございます。 ○委員(風見利男君) そうすると、新しくできる一の橋公園自転車駐車場、それから、今度、東麻布にできる(仮称)飯倉公園自転車駐車場、それ以外にも止められる施設はあるということですね。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 先ほど佐藤課長が申し上げた施設以外につきましては、平置き、区画で仕切っている場合やラックを設置している場合がございますが、いずれもチャイルドシートつきの自転車を置ける状況でございます。 ○委員(風見利男君) ごめんなさい。そうすると、あのような円形式の機械式のものは、こうなん星の公園自転車駐車場三河台公園自転車駐車場桜田公園自転車駐車場、六本木駅自転車駐車場と。そうすると、全体で駐車場は何基あるのですか。 ○地域交通課長(佐藤雅紀君) 大体1基当たり204台ぐらい入ります。 ○委員(風見利男君) 自転車の台数ではなくて。 ○地域交通課長(佐藤雅紀君) 10基です。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 桜田公園自転車駐車場に2基ございまして、三河台公園自転車駐車場が1基、六本木駅自転車駐車場が2基、こうなん星の公園自転車駐車場が5基、今後整備される一の橋公園自転車駐輪場が2基でございます。現在は10基で、今後、一の橋公園自転車駐輪場を合わせると12基の予定でございます。 ○委員(風見利男君) 1台当たり、台数にすると大分減るのですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長(香月佑介君) 1基当たり大体200台置ける形になってございますが、チャイルドシートつきの自転車を受け入れるとなると、ラックといいますか、間隔も少し広げるような形になるかと思われますので、台数も減ってくるかと想定されます。 ○委員(風見利男君) 今、調査も終わって、順次ということなのですけれども、何年がかりぐらいでやる予定なのですか。 ○地域交通課長(佐藤雅紀君) 現時点でまだ何年というお話はできないのですけれども、設計しながらやっていきますので、少しかかってしまうのではないかと思ってございます。 ○委員長(土屋準君) ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) ほかになければ、報告事項(1)「港区立浜松町北口自転車等駐車場等指定管理者の公募について」、報告事項(2)「港区立三河台公園自転車駐車場等指定管理者の公募について」、報告事項(4)「港区立白金高輪自転車駐車場等指定管理者の公募について」及び報告事項(5)「港区立田町駅東口自転車等駐車場等指定管理者の公募について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(土屋準君) 次に、日程を戻しまして、報告事項(3)「(仮称)飯倉公園自転車駐車場整備スケジュールの変更について」、理事者の説明を求めます。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) それでは、報告事項(3)「(仮称)飯倉公園自転車駐車場整備スケジュールの変更について」、御説明させていただきます。本日付資料№3を御覧ください。  最初に、項番1、整備概要につきましては、御覧のとおりでございます。飯倉公園内に地下機械式自転車駐車場を1基100台及び管理棟を整備してまいります。  次に、項番2、経緯でございます。(仮称)飯倉公園自転車駐車場整備につきましては、令和4年6月3日の当委員会において報告後、令和4年第2回定例会で設計委託費について補正予算として承認され、現在設計を進めております。  当初は令和5年8月から令和6年3月までの工期を想定しておりましたが、設計を進める中で、公園における作業スペースの確保に伴う遊具や防火水槽の撤去などにより公園施設の復旧など影響する範囲が広くなるため、工期を延伸させる必要があることが判明いたしました。また、これに伴いまして、開設時期も変更する必要がございます。  3ページを御覧ください。飯倉公園全体の平面図でございます。赤でお示しておりますのが自転車駐車場地下部分の設置位置で、おおむね変更はございません。青でお示ししておりますのが、当初想定しておりました作業スペースでございます。公園になるべく影響を与えないよう想定しておりましたが、設計を進める中で難しいことが判明いたしました。黄色でお示ししている部分が、現在想定しております作業スペースの部分でございます。大型遊具まで撤去し、自転車駐車場設置後に公園の再整備を行うことなどにより、工期の延伸が必要になってございます。  1ページにお戻りいただきまして、項番3、整備スケジュールの変更の予定でございます。令和5年8月から令和6年3月までの工期を令和6年12月まで延伸、また、これに伴いまして、開設時期を令和6年4月から令和7年1月に延伸いたします。  2ページを御覧ください。最後に、項番4、今後のスケジュールの予定でございます。令和5年第2回定例会にて工事請負契約議案の提出、令和5年8月から令和6年12月まで整備工事、令和6年第2回定例会にて設置条例議案の提出、令和7年1月の開設を目指してまいります。  大変雑駁ではございますが、説明は以上でございます。 ○委員長(土屋準君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(うかい雅彦君) すみません。これ、前に報告を受けたときも申し上げたのですけれども、都道の方は非常に歩道の幅員が広い状況で、真ん中に植栽があって、自転車と歩行者を分けている状況です。正直なところ、そのような植栽を植えないで、ガードレール側に自転車駐車場を設ければ、このように新たな自転車駐車場を整備しなくても、大分状況は変わるのではないかと思うのです。  やはり地域にとって大切な道路ですから、道路管理者が別だといっても、地域の声をしっかり受け止めて道路を整備していくことをしっかりと東京都に言っていただきたい。地域の声と関係ない一方的な道路整備は、はっきり言うと、迷惑なこともあるわけです。そこはしっかりと港区として言っていただいて、やはりこれは整備するのはしようがない話になるけれども、これだけ公園が一時的にでも使えなくなるわけではないですか。これは本当に子どもたちにとっても悲しいことだし、道路を整備する、歩道を整備するのであるならば、東京都もしっかりと地元の港区に説明して、港区の了解を得てから整備する形にしていただかないと。やはりこれからまたこれを地域の方に流して、住民の方のいろいろな苦情を受けるのは港区になってしまうわけですから、そういったことも含めて、東京都としっかりやり取りしていただきたいと思います。これは要望ですので、よろしくお願いします。 ○委員(玉木まこと君) 私も、6月3日の委員会において、(仮称)飯倉公園自転車駐車場と、一の橋公園自転車駐輪場の機械式の話で、管理棟の日よけなどの話をしました。整備に当たって、今回特に小さな公園で、管理棟の配置や動線は非常に繊細な話だと思いますので、丁寧に考えていただきたいということと、管理棟の日よけについては後づけでいろいろやっているほかの事例があるという話もしていただいたと思いますので、その辺も考えていただいて、お願いしたいと思います。  また、これから地域へ入っていくと思いますけれども、やはり影響が大きいので、いろいろな声があると思います。設計の配置など決まったものがあれば、情報提供いただければと思います。お願いいたします。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 御指摘のとおり、様々な声をいただくかと存じます。これにつきましては、丁寧に対応してまいります。計画につきましては、よりよい施設となるように工夫しながら進めていければと考えております。 ○委員(近藤まさ子君) この公園は見事な桜の木があったと思うのですけれども、この桜の木は、来年の4月は見られないということになるのでしょうか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 桜の木を含めまして、公園に生えている、作業ヤードとして使う部分につきましては、一時撤去せざるを得ないので、そちらにつきましては移植という形になろうかと存じます。工事のタイミングで、いっとき見られないということが発生してまいります。 ○委員(風見利男君) 今、地元から、この公園にこのようなものを造っていいのかという意見がかなり寄せられているようです。今まで区がいろいろな町会などに説明してきましたけれども、みんなのところまで行っていないわけです。実際始まろうとしているときに、区民から、このようなものは抜本的に考え直してほしいという声が出ているようですけれども、それについてはどのように対応する予定なのですか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 区にも直接、この公園に設置するのはいかがなものかという声をいただいているところでございます。町会や保育園には御説明させていただいてきたところでございますが、地域の皆さん全体にまだお示しできていないというところがございます。  こちらにつきましては、2月中旬を予定して、準備を進めておりますが、説明会という形で皆さんに改めて御説明させていただきまして、御意見を伺うとともに、反対される意見につきましては丁寧に対応してまいります。 ○委員(風見利男君) だから、区がこのような計画をつくったから、それを御理解くださいという説明だけでは駄目なのです。どのように皆さんが考えているかという意見をよく聞いた上で、区としても対策を考える。これがあるべき姿なわけで、先ほどうかい委員も言っていた、もともと赤羽橋は大江戸線の利用客が自転車を止めるわけです。本来であれば東京都の責任で、うかい委員が言ったとおりなのです。本来東京都の責任でやるべきところを、止めている自転車が通行の妨げになるからといって、区がわざわざ公園に造らざるを得ないとなっているわけで、私はやはり東京都の責任は非常に大事だと思う。特に鉄道事業者が、本来であれば、駅を造る以上、当然、自転車で通う人がいるわけですから、そこに駐車場を確保するということについては、強力に東京都に要請すべきだということを重ねて強くお願いしておきたい。  それで、今回、工期が延びることによって、このままの計画でいけば、1年4か月、公園が使えなくなるわけです。この公園を園庭として登録している保育園は幾つあるのですか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 周辺には、公立保育園である飯倉保育園をはじめ、私立保育園が幾つかありますが、多くの方に御利用いただいてございます。  園庭としての登録という形かどうかは把握してございませんが、園庭の代わりとして活用されている保育園が5ないし6ぐらいはあるということでございます。 ○委員(風見利男君) 認可の基準が変わって、本来園庭を持たないと保育園の設置は認められないのですけれども、今それが緩和されて、近隣にある公園を使えば園庭として認められるということで、少なくとも公立保育園2園と私立保育園2園の4園がここを園庭として使っているわけです。ですから、ここが1年4か月使えなくなったら、行く場所がなくなるわけです。その1年4か月は、子どもにとって貴重な期間なのです。年長さんは卒業してしまうわけですから、それだけ重要なことで、今から、どのような形になるかは別にして、近隣に駐車場なり空き地がないのか。いわゆる資材置場ですから、わざわざこの公園の遊具を壊して、木も伐採して、作業ヤードとして使うという選択肢だけではないはずなのです。ですから、近隣の駐輪場、駐車場などがないのかどうか。  聞くところによると、地元の人たちは、パークの駐車場もあるわけで、そのようなことを事前にパークの本社とも交渉して、作業ヤードとして、このような事情なのでということで提供できないのかどうかということも含めて、近隣全部を調査することも私は必要だと思うのです。公園の中に駐輪場を造るから、その隣の公園を資材置場とするということだけではなくて、地域全体の状況、当然、区民の意見を聞くのが最優先です。区としても、公園を潰すことが皆さんにとって本当に不幸なことになるわけで、最善の策としてこのような形も考えていますよということも、やはり区民の理解を得る上では一つの大きな対策にもなると思うので、その辺もぜひ調査・検討していく姿勢が私はあってしかるべきだと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) まず、公園につきまして、遊具等を撤去せざるを得ないという事情はありますが、一方で、図面右側の多目的広場につきましては、必ず残すようにと御要望いただいています。こちらにつきましては死守させていただくということで、公園全体が使えなくなるわけではないということが1点ございます。  しかし、狭くなる、あるいは、多くの保育園で利用していただいているところが約半分、1年以上の間利用できなくなるということがありますので、この点につきましては、最大限工夫して、なるべく園の皆さんが使えるような工夫をさせていただければと考えております。  それから、この東麻布の地域でございますが、閑静な住宅街ということで、大きな敷地が、民間も含めましてなかなか探せていないところでございます。こちらにつきましても、引き続き情報を収集しながら、何とか可能な方法を、可能な限り工夫していければと考えております。 ○委員(風見利男君) 散歩や園庭として利用する場所が半分あるからいいではないかと。このようなことにはならないわけで、それだけではなくて、近隣の子どもたちも、学校から帰ってきた後に遊ぶ。そのためには遊具が必要なわけで、広場があればいいというだけではないわけです。  ですから、確かに閑静な住宅街ですけれども、利用できるかどうかという駐車場もあるわけです。やはり地域全体の中で、資材置場のヤードとして使える場所がないのかどうか、慎重に調査してやるべきだと。そこは当然お調べいただけますよね。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(大久保光正君) 御指摘のとおり、様々なお話をいただく中で、そういった調査といいますか、現在も可能な限り探しているところでございます。  しかし、繰り返しになりますが、なかなか閑静な住宅街でまとまった敷地の存在が、周辺には今の時点ではございません。  近隣のパーキング等もございますが、資材置場としてはなかなか小さいということで、活用ができるかどうかというのはなかなか難しいところでございます。  引き続き周辺の調査は継続して行いまして、何とかなるべく迷惑をかけないような形が取れないかという工夫はぜひとも続けてまいりたいと考えております。 ○委員(風見利男君) ぜひ全面的に調査していただいて、あと、2月中旬に説明会ということなので、そこで住民の皆さんが何をお考えなのか、よく意見を聞いた上で、この計画はまだかなり先の話なわけで、十分検討する余地があると思うので、区民の意見に真摯に耳を傾けて対応していただきたいと強くお願いしておきます。 ○委員長(土屋準君) ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) ほかになければ、報告事項(3)「(仮称)飯倉公園自転車駐車場整備スケジュールの変更について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(土屋準君) 次に、報告事項(6)「赤坂コミュニティーぷらざ規模改修工事に係る整備スケジュール等の変更について」、理事者の説明を求めます。 ○住宅課長(富沢和可君) それでは、報告事項(6)「赤坂コミュニティーぷらざ規模改修工事に係る整備スケジュール等の変更について」、御報告申し上げます。  それでは、資料№6、4分の1ページを御覧ください。項番1、概要です。昨年1月の建設常任委員会において、大規模改修工事の整備計画について御報告いたしましたが、その際、ゼロカーボンシティー実現に向けた取組としてZEBを目指した設計を行うことを御説明いたしました。今般、ZEB化の検討を進めた結果、工事費、工事期間等に変更が生じるものでございます。  項番2、施設概要につきましては、記載のとおりでございます。なお、当委員会の所掌の範囲は、区立住宅シティハイツ赤坂で56戸を管理してございます。  なお、今回のZEB化に対応した工事につきましては、居住者の居ながら工事が不可能になってまいりますので、住宅は対象外としてございます。  4分の2ページを御覧ください。項番4、ZEB化の達成見込みについてです。ZEB化の一類型であるZEB Orientedを達成するために、表の中段に記載の外皮改修等の追加工事を実施する必要がございます。物価上昇や仮設費等も踏まえると、工事費は当初の整備計画の45.23億円から10.17億円増の55.4億円を見込んでございます。  次に、項番5、ZEB化による効果につきましては、記載のとおりでございます。電気・ガス使用料の3割削減など、ランニングに当たってのコスト削減の効果等が期待できます。  4分の3ページを御覧ください。項番6、工事期間等及び工事費の変更についてです。ZEB化に当たって追加の工事が発生いたしますので、工事期間につきましては、8か月追加の40か月に変更いたします。休館期間につきましては、赤坂区民センターが4か月追加の10か月、健康増進センターが3か月追加の7か月になります。  工事費につきましては、先ほど御説明したとおりでございます。  4分の4ページを御覧ください。最後に、項番7、今後のスケジュールでございます。令和5年度は実施設計、令和6年度に着工、令和9年度の工事完了を予定してございます。  甚だ簡単ではございますが、御報告は以上でございます。 ○委員長(土屋準君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(玉木まこと君) 初歩的な質問なのですけれども、ZEB化を目指すに当たっての追加費用がかかるということで、環境ということで必要だとは思うのですけれども、これは何か目指すことで東京都や国からの補助はあるものなのか。 ○住宅課長(富沢和可君) 環境省の補助金がございます。ただ、こちらの補助金につきましては、3か年度以内の事業が対象になるため、本施設については対象外と聞いてございます。
    ○委員(風見利男君) 私も初歩的な質問なのですが、ZEB化の①外皮改修から③ふく射式冷暖房、それぞれどのような中身の改修になるのか、教えていただけますか。 ○住宅課長(富沢和可君) 資料4分の2ページの中段の表に沿って御説明いたします。  まず、ZEB化の外皮改修につきましては、米印を打っているのですけれども、窓の二重サッシ化、あとは、いわゆる内断熱なのですけれども、室内側から断熱材の吹付け等を行います。  ②番に空冷ヒートポンプチラーというものがあるのですけれども、なかなか御説明が難しいのですが、空冷式でCO2削減効果のある高効率の冷温水発生設備となってございます。  ふく射式冷暖房につきましては、空気を間接的に冷やしたり温めたりするもので、分かりやすいもので言いますと、床暖房、電気ストーブなどもふく射式に該当するということなのですが、そちらは一般利用可能な設備機器が出ておりますので、そういったものを一部で導入していこうといった内容でございます。 ○委員(風見利男君) 外皮改修は二重窓などということで分かるのですけれども、そうすると、空冷ヒートポンプチラー、ふく射式冷暖房は、屋上かどこかに施設を設置するのですか。それとも、それぞれの部屋に設置するのですか。どのような仕組みでやるのでしょうか。 ○住宅課長(富沢和可君) 室外機である空冷ヒートポンプチラーは、7階の屋上に設置いたします。  ふく射式冷暖房の室内機につきましては、設置場所自体は総合支所の6階のリラクゼーションルームに入れる予定でございます。 ○委員(風見利男君) 地下で、いわゆるポンプでその部屋を床暖房にするということなのですか。 ○住宅課長(富沢和可君) 今、天井カセット式の冷暖房などがあると思うのですけれども、それと同じように、天井にそういった設備を設置するということでございます。 ○副委員長(石渡ゆきこ君) 今、2ページの5、ZEB化による効果の(4)を見ているのですが、省エネ性能が向上されることによって、災害時に使用する非常用発電機の供給先の増加や運転時間の延伸など、防災機能が強化されると書いてありまして、少しこちらについてより具体的に説明を補足していただければと思います。あとは、このような形で防災機能がより強化されるということであれば、今回初めてのZEB化の試みということなのですが、今後、ほかの施設も随時このようなZEB化、この赤坂コミュニティーぷらざの上の住宅も、こういった試みが展開されていく予定なのかどうかについても教えてください。 ○住宅課長(富沢和可君) まず、非常用発電機のお話から先にお答えさせていただきます。まず、運転時間でございますけれども、現状の29時間から72時間に増加いたします。  新たに追加される主な供給先の御質問がございましたけれども、赤坂区民センターの和室や会議室、こちらは区民の方の避難所の機能を想定してございまして、そういったところを新たに追加する内容でございます。  もう1点でございます。これからZEB化を進めるかということに関しては、当然、新築の施設につきましてはZEBを目指してまいります。大規模改修につきましても、今回、この赤坂コミュニティーぷらざにつきましてはZEB Orientedが達成できたということなのですけれども、施設ごとに特徴があるかと思いますので、そういったものを踏まえながら施設に応じて検討していくということでございます。  私の所掌である住宅につきましてはZEHと呼ぶのですけれども、住宅の改修におけるZEH化は基本的に考えてございません。住宅の中にお住まいの方がいらっしゃいますので、その方を工事期間の2か月、3か月、仮移転させる必要がありますので、それが現実的ではないと考えてございます。  ただし、新築、例えばシティハイツ車町などは今後検討していきますけれども、ZEH-M Orientedを目指して、設計を進めていきたいと考えてございます。 ○委員長(土屋準君) ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) ほかになければ、報告事項(6)「赤坂コミュニティーぷらざ規模改修工事に係る整備スケジュール等の変更について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(土屋準君) 次に、報告事項(7)「新橋田村町地区市街地再開発組合の解散について」、理事者の説明を求めます。 ○再開発担当課長(池端隼人君) それでは、報告事項(7)「新橋田村町地区市街地再開発組合の解散について」、御報告させていただきます。資料№7を御覧ください。  資料2ページを御覧ください。解散認可書の写しです。令和4年12月16日付で解散が認可されました。  資料3ページは、東京都公報の抜粋の写しでございます。  次に、資料4ページを御覧ください。当地区のまちづくりについて簡単に御説明いたします。紙面左上の位置図において、赤い実線で囲われた範囲が事業区域です。事業着手前は、建物が老朽化し、小さな敷地や幅の狭い道路が存在するなど、土地の有効利用や防災面に課題がありました。そのため、街区再編や建物の更新に合わせて、道路や広場などの都市基盤を整備し、周辺市街地とのアクセス性に配慮した歩行者ネットワークを整備するとともに、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新により、魅力と活力ある複合市街地となりました。  続いて、項番2、これまでの主な経緯です。平成29年12月に組合の設立が認可され、平成30年4月に工事着手、令和3年6月に工事が完了し、令和4年12月に組合の解散が認可されました。  続いて、項番3、整備する主な公共施設です。当事業では、愛宕下通りと日比谷通りを結ぶ地区内集散道路や、憩いの空間となる広場と緑地を接続するとともに、地下鉄と連絡する歩行者通路を新たに設けました。  最後に、施設建築物の概要は項番4のとおりです。紙面の右下に施設建築物の完成写真を掲載しております。  大変雑駁ですが、報告事項(7)「新橋田村町地区市街地再開発組合の解散について」の説明は以上です。 ○委員長(土屋準君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございます方は、順次御発言願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) 質問がなければ、報告事項(7)「新橋田村町地区市街地再開発組合の解散について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(土屋準君) 次に、報告事項(8)「神宮外苑地区市街地再開発事業の事業認可申請について」、理事者の説明を求めます。 ○再開発担当課長(池端隼人君) それでは、報告事項(8)「神宮外苑地区市街地再開発事業の事業認可申請について」、御報告いたします。資料№8を御覧ください。  このたびの報告は、神宮外苑地区市街地再開発事業について、申請者から提出された施行認可申請書を認可権者である東京都知事に進達するため、事前に当委員会に報告するものです。  最初に、資料32ページを御覧ください。神宮外苑地区のまちづくりの概要です。資料左下の位置図の赤線で囲まれた範囲が、市街地再開発事業の区域です。  整備する主な公共施設等につきましては項番4、施設建築物の概要につきましては、資料33ページの項番5に示すとおりでございます。  資料3ページにお戻りください。申請者から港区長宛ての進達願いです。  続いて、資料4ページを御覧ください。申請者から東京都知事宛ての施行認可申請書です。  続いて、5ページから12ページまでが規約、13ページから31ページまでが事業計画書の抜粋です。規約は、市街地再開発事業の施行者内部の基本ルールであり、事業計画書には、事業の目的や設計の概要、資金計画などが記載されております。なお、事業計画書の添付資料につきましては、資料が膨大なため、図面を省略しております。  最後に、改めて資料32ページの項番3、今後のスケジュールを御覧ください。東京都への進達後、市街地再開発事業の施行区域を管轄する港区及び新宿区への東京都からの意見照会を経て、令和4年度中の施行認可が予定されています。また、令和5年度に権利変換計画の認可、令和6年度に建築工事着工、令和17年度に全体工事の完了が予定されております。  甚だ簡単ではございますが、報告は以上です。 ○委員長(土屋準君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(玉木まこと君) まちづくりということで、この神宮外苑地区について議会でもたくさん意見が出ていると思います。これからイチョウ並木の周辺、特に神宮球場の配置等々がどうなっていくのかというところをしっかりと私自身も見守っていきたいし、イチョウ並木が保全できるような計画にしていただきたいと思っています。それは多くの議員もそのように見ていると思いますけれども、港区もそのような立場で、引き続きしっかりと指導をお願いしたいということを改めて私からもお伝えさせていただきます。  今、説明の中で、添付書類は膨大なので省略しますと話があったのですけれども、これは公開できるものなのかどうなのかを確認させてもらいたい。我々が欲しいと言えば、もらえるものなのか、何か取扱い上あるのか、教えてください。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 事業上隠さなければいけないところもあるかと思いますけれども、全てが公開できないということではないと認識しております。認可権者である東京都と確認した上で、委員の皆様に御提供できる範囲がどこなのかということをお知らせしたいと思います。 ○委員(玉木まこと君) 以前も委員会の資料に関していろいろとその辺の、この案件だったと思いますけれども、地下通路がどうか、アクセスの話などがなかなか分からないということで、たしかもっと詳しくまとめられた資料が別途あったと思います。この辺りの図面を見れば、事業の詳細がよく分かると思いますし、設計の話もより詳しく私自身も理解できるかと思いますので、できる範囲で情報共有してもらえたらと思います。お願いいたします。 ○副委員長(石渡ゆきこ君) 今、添付書類の件で、ちょうど玉木委員から質問がありましたので、私も追加させてください。添付資料の標目など、これはこのようなもので一切略みたいな形で公開というか、我々の委員会資料にはできないのでしょうか。そこも含めて検討を要するものがあるということですか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 先ほどの玉木委員への答弁と重複しますけれども、どうしても事業上隠さなければいけないところはあるかと思いますが、大部分につきましては出せるものと認識しております。ただ、資料が膨大でしたので、今回は割愛させていただいております。 ○副委員長(石渡ゆきこ君) ありがとうございます。多分、玉木委員への答弁では、なるべく出せるものは出すというか、公開するというか、我々に提供いただける方向で調整という形で聞かせていただきました。多分、膨大な量というのは、量がそれぞれということですし、全員が必要かということもあります。ですので、場合によっては、検討いただいた上で、このようなものがあるという項目というか、資料タイトルがそれぞれついていると思いますので、それを出していただいた後、必要なものについては、では、これは資料として提出してくださいというようなことをやって、それが秘匿性が高いのかどうなのかとやっていただく。まず、概要が分かった上で、それぞれ個別になっていいのではないかと思います。これは御検討いただきたいということで、要望を述べさせてください。  次に、2点目の質問です。やはり資料提供、これは事業者への指導ですね。常に情報の速やかな公開と分かりやすい公開については、これまで私どもみなと政策会議の質問でも随時お願いして、それを進めていくと御答弁いただいております。  ただ、ホームページに関しましては、神宮外苑概要とやっても、すぐには出てこないのです。探そうと思って頑張ると出てくるのですが、多分、何となくどうなっているのか知りたいというような形で検索をかけただけでは、なかなか事業者の概要、ホームページにたどり着かないといったことがあります。  分かりやすい情報提供について、区はどのように指導して、事業者からどのような回答を得ているのか教えてください。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 区は、これまでも事業者に対して丁寧な情報提供、分かりやすい情報提供を求めてきているところですけれども、石渡副委員長おっしゃるとおり、ホームページが探しにくい、見にくい、あとは、必要な情報を一番下までスクロールしないと見られないという御意見が出ていることは承知しております。引き続き丁寧に分かりやすい情報を広く都民、区民の方々に分かりやすく提供するように指導してまいりたいと考えてございます。  また、事業者からは、施行認可された暁には、より分かりやすい情報提供をするべく、ホームページの更新を考えていると聞いてございます。 ○副委員長(石渡ゆきこ君) ありがとうございます。港区が働きかけいただいていることは分かりました。  事業者には、重ねて、事業認可が成った暁ではなくて、やはりいろいろな議論がこれだけ出てきているものの一つに、分かりにくさもあると思います。ついせんだっては、一部のラグビー関係者の方からもいろいろな意見が出て、それで署名活動にもなっています。今ぐらいのタイミングで出てくるということ自体が、まだしっかりと、いろいろな御意見はあると思うのですけれども、どのような方向でこれが開発されていって、どのようなメリットがあるか、もしくはどのような懸念があるのかということも含めて、やはりまだまだ知られていないというのが、私が地元を回っていて感じるところであります。それはスポーツ関係者とお話ししていても、そうです。  そのような意味においては、事業者にとっては、やはりここの時点で、ここのタイミングでというよりは、なるべく分かりやすい情報を誠実にむしろ発信することが、事業はこのようなものですと知っていただくことが、必要性は高いのではないかと思います。このタイミングでなど、そのようなことではなく、これだけ議論への注目が高まっているので、できることは速やかにできると思いますので、したらどうかということは、議会でこのような質問が出ていたとお伝えいただけますでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 事業のタイミングや時期にこだわらずに、速やかに分かりやすい情報を丁寧に公開していくように、私どもから改めて事業者を指導したいと考えてございます。 ○委員長(土屋準君) それでは、ここで少し休憩を取りたいと思います。再開は3時15分でよろしくお願いします。では、休憩します。              午後 2時55分 休憩              午後 3時14分 再開 ○委員長(土屋準君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  報告事項(8)の質疑を続けます。御質問のある方は、お願いいたします。 ○委員(風見利男君) 昨日、おとといの新聞に神宮外苑地区のことが大きく報道されました。特に東京新聞では、高層ビルへ東京都が特例適用神宮外苑再開発、公園指定を一部解除、識者は疑問視、本来の趣旨と異なる、このような大きな見出しで細かく書かれています。  最初に、直接この再開発とは少し違った趣旨で、秩父宮ラクビー場の裏に区道があって、イチョウ並木に匹敵するようなイチョウが18本植わっているわけですけれども、この成り立ちについて、もし分かったら教えていただけますか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 4列のイチョウ並木と同時に、明治神宮外苑が創建された当時に植樹されたイチョウ並木と承知しております。 ○委員(風見利男君) 同じイチョウから種を取って、それが生育して、あのイチョウになったと私は聞いているわけで、そのイチョウとは直接関係ないのですけれども、今、18本のイチョウの木を剪定するという看板が出ているのですが、これは今回の再開発による移設との関係は全くないのですよね。 ○赤坂地区総合支所まちづくり課長(成清勝博君) イチョウ並木の剪定については、4年に一度やってございまして、今回もその定例の剪定で、開発とは関係なく、維持管理ということでございます。 ○委員(風見利男君) ありがとうございます。  この前の新聞報道によると、12月26日に東京都環境影響評価審議会が開かれて、そこで今までいろいろ出された意見に対して、事業者が改善をするということで素案が出されて、それが審議されて認められたという。そこから始まるわけだと思うのですけれども、その審議会が年末のぎりぎりに開かれたということで、年末年始に開かれる、そのような会議はあまりいいことが決まらないのですけれども、その審議会を開くに当たって、東京都のホームページ上で直前の20日に発表されて、傍聴の受付が23日までで終了。都庁記者クラブへの文書通知や環境省ツイッター上のみで周知して、東京都議会や市民団体には一切連絡がなかったと。このような日程で進められたという新聞報道があるわけですけれども、それは間違いないでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 区としましては、12月20日に東京都環境局のホームページで事前に周知されたということと、これに併せて各社報道機関に情報の投げ込みがあったというところまでは承知してございます。 ○委員(風見利男君) 今の流れと変わらないわけですよね。ですから、やはり年末のどさくさに紛れ、都民にあまり知られないうちに決めてしまおうということが見え見えだと私は思うのです。  東京都環境影響評価審議会では、事業者は新しい野球場を建設することで生育が懸念されるイチョウの根の調査について、来年1月に始めると。既に試掘を一度やったようですけれども、これについて、一般社団法人日本イコモス国内委員会は、イチョウの状況確認を共同で行うことを求めていましたけれども、根の調査は事業者が単独で行うと。結果は事後報告するということです。東京都によると、報告は評価書の公示後の手続になるため、工事の着工後になっても構わないと。このような姿勢だそうです。  東京都環境影響評価審議会の一部をいろいろお聞きしたのですけれども、委員の1人から、調査結果をどう判断するのか、判断の妥当性に国民は懸念を持っていると。ですから、意見交換の場を設けるように求めました。  また、別の委員は、10万人を超える反対署名が集まったり、計画見直しを求める国会議員連盟が結成されたりしたことなどを挙げて、ここで結審するのは適当ではないと、反対意見を表明しました。  しかし、修正案が提出されたということで、東京都が認めれば工事が進んでしまう。このような状況になっています。  しかし、国民は諦めていません。事実を知らない国民が圧倒的に多いことから、事実をもっと知ってもらおうということで、昨日、秩父宮ラグビー場に観戦に来た人たちを中心に、秩父宮ラグビー場前でスタンディングを行い、再開発の内容を分かりやすく解説したチラシを配布しました。  これは非常に分かりやすいチラシでして、私も一生懸命声を張り上げて、問題点を話しながらチラシを皆さんと一緒にお配りしました。外苑フューチャーというチラシを、これは神宮外苑の未来を考える有志が作って発行したのですけれども、なかなか問題点が非常に分かりやすく書かれていて、この野球場ができることで、一番左側の、絵画館の方に向かって左側の木が日陰になって、このように枯れてしまうのではないかと危惧を描いた表面です。中身は、再開発で神宮外苑地区が危機となる5つの問題点ということで、問題1、イチョウ並木の危機、黄金のトンネルは消える。問題2、超高層ビル出現、景観が破壊される。問題3、神宮球場は移転して、ビル風と日陰の球場に。問題4、建国記念の森は消滅して、ラグビー場に。問題5、100年の近代都市公園が商業施設と商業ビルに。と、その中身が細かく書かれています。大変これ、今まで何も知らない人が読んでもよく分かる中身だと私も思っています。  多くの人が足を止めて、私たちの話を聞いてくれました。やはりもっと中身を知っていただければ、本当に計画の抜本的な見直しも実現できると、私は昨日のスタンディングを通じて感じました。  特に昨日は、ラグビーの大好きな皆さんが来るわけですけれども、今度新たにできるラグビー場は、神宮第二球場のところに新たに建設されるわけですが、屋根つきで人工芝で、観客席が2万5,000人から1万5,000人に1万人減ってしまうのです。ですから、本当に今、ラクビーを新たに盛り上げようと頑張っている人たちからすると、とんでもない計画になっているわけです。  先ほど石渡副委員長がおっしゃっていたラクビー関係者も、オンライン署名を始めました。これは、同志社大学出身で、神戸製鋼に入られて、元日本代表選手にもなったラガーマンで、平尾剛さんという方がオンライン署名を始めました。平尾さんが言っているのは、ラグビーは、ラグビー関係者みんなそうですけれども、どんな天候でもやるスポーツだと。晴れようが、雨が降ろうが、雪が降ろうが、天候をどのように生かすかという作戦自体もラグビーの醍醐味だということで、東の秩父宮、西の花園、このメッカを、特に秩父宮ラグビー場は寄附を受けて運営してきたわけですよね。本来国が持っていたものを、今は日本スポーツ振興センターですか、あそこに移設しましたけれども、もともと国民の共有財産だったわけです。そのラクビー場をけがのしやすい人工芝にする、あるいは全天候でない、屋根をつけるということ自体は本当に愚策ではないかと平尾さんは言っているわけですけれども、そのような事態に今度なってしまうと。ですから、本当に今度の計画自体はひどい計画なのです。  1つお聞きしたいのですけれども、事業者からこの申請が、港区を通じて東京都に出してほしいと申請があったのはいつですか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 資料№8の3ページを御覧ください。申請書の日付を記載しておりまして、12月27日付で区に提出されております。 ○委員(風見利男君) 東京都環境影響評価審議会が26日で、本来であれば、普通に考えて、年末のどさくさ紛れに出すのではなくて、年が明けて、松過ぎの頃に出す。一般的に考えたら、それが私は普通だと思うのです。今回、26日に東京都環境影響評価審議会があって、そこでは当然認められるだろうということで翌日に提出したと。このような企業なわけです。  今回の計画は、どのような事業手法で公園整備をするのでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 第一種市街地再開発事業になります。 ○委員(風見利男君) いや、公園整備ですよ。東京都の公園まちづくり制度を活用するのではないのですか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 風見委員御指摘のとおり、公園まちづくり制度を活用する計画になってございます。 ○委員(風見利男君) 本来、公園まちづくり制度は、公園を整備するために、公園でないところも公園に整備するという。それで、一つのところに建物などを集中して緑地を増やすという計画だと思うのですけれども、今回の計画では、公園面積が減るとなっているのですが、どれぐらい減るのでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 都市計画公園の削除された面積につきましては、3.4ヘクタールでございます。 ○委員(風見利男君) 公園面積が3.4ヘクタール減って、今回、33ページに地図が出ていますけれども、外された区域はどこなのでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 資料33ページの配置図で御説明いたしますと、A-8-a地区、A-8-b地区、A-8-c地区に該当する箇所でございます。 ○委員(風見利男君) 公園から外されたところに、どのようなものが建つのでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 同じく資料33ページの項番5、施設建築物等の概要の欄を御覧ください。A-8-a地区につきましては、複合棟B、複合棟Cとしまして、地上18階建て、高さ約80メートルの建物が建築される計画です。  A-8-c地区につきましては、複合棟Aとしまして、地上40階建て、高さ185メートルの建物が建築される計画になってございます。  A-8-b地区につきましては、既存のTEPIAが存するところで、建築計画はございません。 ○委員(風見利男君) b地区は区域から外れているということですよね。
     それで、A-9地区はたしか伊藤忠商事株式会社の建物のところだと思うのですけれども、現在、大体90メートルのビルが今度190メートルのビルになるわけですが、何でそんなことができるのでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 東京都が策定しております東京2020大会後の神宮外苑地区のまちづくり指針において、青山通り沿道を高度利用化して、拠点性の強化と、業務・商業・交流等の機能の高度化を図ることとされております。  今回、再開発等促進区を定める地区計画の中で高度利用を図る計画となっており、新たに高容積の建物が建築される計画となってございます。 ○委員(風見利男君) 本来、高さ制限でいうと、何メートルだったものが、今回の規制緩和で何メートルまでいいことになったのですか。 ○都市計画課長(野口孝彦君) お尋ねのA-9地区につきましては、60メートルの高さ制限を定めておりますけれども、再開発促進区を定める地区計画を定めるということは、面的整備をして高度利用を図っていくということですので、この高度地区を外してございます。 ○委員(風見利男君) 高度地区を外すと、上限なしということですか。 ○都市計画課長(野口孝彦君) 再開発促進区を定め、面的整備の方向性が定まることによって、高度地区を外しております。高さの制限につきましては、再開発促進区で定めることとなりまして、そちらでは高さ190メートルと定め直したものでございます。 ○委員(風見利男君) ですから、公園面積を減らして、そこに185メートル、80メートルのビルを建てる。それで、青山通りの沿道の伊藤忠商事株式会社東京本社ビルは、本来60メートルなのだけれども、制限なしといいながら、190メートルと上限を決めて、そのまま建てると。ですから、再開発、いわゆる公園の整備の名の下に、商業ビルが林立すると。このような計画であることは明らかです。  これはぜひ調べていただきたいと思うのですけれども、東京都が2015年5月に当時の日本オリンピック委員会の森喜朗会長に説明した資料には、当初、高層ビルはありませんでした。そのことは御存じでしょうか。もし御存じなければ、ぜひ調べていただいて、委員会に資料も提供してもらいたいと。いかがでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 今、風見委員から御指摘の資料につきましては、区の手元にはございませんので、一旦、こちらでどういった資料かを確認した上で、提供できるものであれば、風見委員に御提供さしあげようと考えてございます。 ○委員(風見利男君) 東京都都市計画審議会や東京都議会でも問題になっていますので、資料としてはあるのは間違いないわけで、ぜひ提供してもらいたい。委員会全体に出してもらった方がいいと思うのですけれども、ぜひ早急に調べていただいて、お願いしておきたいと。  この間、超党派の国会議員で、神宮外苑の自然と歴史・文化を守る国会議員連盟が結成されたのは新聞でも大きく報道されているので、御存じだと思います。事業者はもとより国、東京都、関係する港区などの自治体に決議文を届けていると、新聞やツイッターでも報道されました。港区にも届いていると思いますが、どうなのでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 区は令和4年12月28日付で、神宮外苑の自然と歴史・文化を守る国会議員連盟から、決議文書を頂いております。 ○委員(風見利男君) 大変中身の濃い決議文で、この決議についてどのように受け止めていますでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 決議文の内容としましては、神宮外苑の景観や自然、経済的価値や歴史を守るため、再開発計画の見直しを求めるという趣旨だと認識しております。  区といたしましては、このたびの神宮外苑地区の再開発計画につきまして、港区、新宿区及び渋谷区の都市計画審議会の審議を経て、東京都都市計画審議会で審議され決定したものであり、将来のまちづくりのための都市計画として、的確性があるものと認識しております。  また、事業者は、今回の事業計画におきまして、4列のイチョウ並木を確実に保全するとともに、イチョウ並木を中心とするビスタ景に配慮した施設計画とすることを明言しております。  今後の設計などの具体化に当たりまして、神宮外苑地区の歴史ある緑豊かな景観や周辺環境に配慮するように、区としては引き続き事業者を指導してまいりたいと考えてございます。 ○委員(風見利男君) 手続上は東京都都市計画審議会で決定をされていると。だから事業としては進むのだと。このようなことなのでしょうけれども、先ほども言いましたが、このまま神宮外苑が壊されるような計画は困りますということで、本当に多くの皆さんが自発的に署名を集めて、運動しているわけです。本当に今、一度立ち止まって見直さないと、取り返しがつかないことになるわけです。  この間の小池百合子都知事の定例記者会見で、先人たちの思いを引き継いで、100年先の未来につながるまちづくりをと。このようなことを言いましたけれども、先人の皆さんは、樹木を寄附し、勤労奉仕で造ったわけです。それを破壊することが、100年先の未来につなげるまちづくりと。このようなことを言うのはとんでもないことだと思うのです。それはあなたに言ってもしようがないけれども、ですから、本当に今、国民の英知を集めて、神宮外苑の森をどう守るか。このことが私は問われていると思うのです。  それで、森会長に提供した資料が出てくれば、いかに突然降って湧いた計画かということがよく分かるわけで、私はその資料を早急に出していただいて、それに基づいて委員会の中でもやっていきたいと思っています。  先ほどの超党派の国会議員連盟の決議に基づいて、東京都にも要請する、これからいろいろな団体に要請する、事業者にも要請すると言われています。先日、20日には文部科学大臣に直接お会いして、その要請決議文をお渡しして、要請行動をしたそうです。これも新聞に出ていましたけれども、再開発計画の抜本的な見直しを求める決議を手渡したと。神宮外苑の自然と歴史・文化を守る国会議員連盟の皆さんは、イチョウ並木を含めた樹木の保全や神宮外苑の名勝指定を求めるとともに、国土交通省、環境省とも連携して、保全に向けて法律の適切な適用や新たな枠組みを検討するように要請したと、新聞では報道されていました。  永岡桂子文部科学大臣は、しっかりお話を伺ったと。名勝指定については、地元自治体から意見具申があれば議論できると答えました。だから、地元自治体から要請がないと議論できない。このようにも取れるわけです。  名勝とはどのようなことなのでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 名勝については、国の指定、東京都の指定、港区の指定とあると聞いてございます。港区で指定する場合につきましては、港区文化財保護条例の中で、重要な景観や地域の方々に親しまれている庭園等について指定できると聞いてございます。 ○委員(風見利男君) でも、この神宮外苑の自然と歴史・文化を守る国会議員連盟が要請したのは文部科学大臣なので、いわゆる国の名勝としての指定を要請しているわけですよね。ですから、それは地元自治体から具申があればということで、地元からぜひ名勝として指定してほしいという要請があれば、文部科学大臣も議論できますよと言っているわけですよね。  文化財保護法では、国が指定すると書かれているわけで、文化財保護法の第109条第1項で、文部科学大臣は記念物のうち重要なものを史跡、名勝または天然記念物に指定することができると。この条文に基づいて文部科学大臣が答えたのだと思うのですけれども、港区から名勝としてぜひ検討してもらいたいと要請する必要があるのではないかと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 名勝指定につきましては、港区の場合、教育委員会図書文化財課の所管となりますので、今日こういった御意見をいただいたということを教育委員会に伝えまして、どういった対応を取るか、注視していきたいと考えてございます。 ○委員(風見利男君) 先ほどの神宮外苑の自然と歴史・文化を守る国会議員連盟の決議は、教育委員会には渡っていないのでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 区長部局に提出されたと聞いてございます。教育委員会に提出されたかどうかというところまでは把握してございません。 ○委員(風見利男君) 私も区長室に連絡を取りますけれども、中身が、今、再開発担当課長おっしゃったように、名勝の問題、いわゆる文化財の問題については教育委員会の所管だということであれば、この決議文の内容からして、当然、教育委員会に行かなければおかしな中身です。今日の委員会でそのような意見が出たということも、ぜひ区長室に伝えていただいて、一日も早く教育委員会にこの資料が、決議文が行くように提案していただきたい。いかがでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 御指摘を踏まえまして、区長室と協議させていただきます。 ○委員(風見利男君) もともと今回の神宮外苑の再開発問題は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の後のまちづくりをどうするかという中で位置づけられた計画ですよね。神宮外苑の成り立ちは、先ほど言いましたけれども、多くの国民の皆さんの寄附と勤労奉仕でできたわけで、もともと国の持ち物だったものを、半分以下の価格で明治神宮に譲られたわけですが、やはり国民共有の財産であることは間違いないわけですよね。それを本当に一部の事業者と一緒になって再開発をして、100年以上かけてつくられた自然が破壊される。このようなことになれば、新聞でも言われていましたけれども、次は芝公園と青山公園だということまで言われているわけですよね。ですから、このことを安易に許せば、港区の緑が本当に破壊されてしまう。このようになるわけです。  神宮外苑があるからこそ、都心のヒートアイランド現象を抑制してきた歴史があるわけで、あそこがもしなくなれば、少なくとも、もともと1,000本切るはずだった木が五百何本に減るとは言われていますけれども、先ほど最初にお聞きした区道にある18本も、当初は伐採だったわけですよね。猛反対があって、移植するというお話ですけれども、あれだけの巨木を移植するのは、そんな簡単にできるものではないわけです。どう考えても、根が何十メートルと張っている木を移植するためには、根を切って、根全体を包んで、それを移植するわけです。移植も絵画館の前云々という話がありますけれども、そのようなできないことを計画しているわけですよね。  国立競技場の周りへ行ってもらえば分かりますけれども、新国立競技場を造るときにたくさんの木を移植しましたが、ほとんど枯れていますから、もう見るも無残です。今回の神宮外苑も、伐採だけではなく移植するという木も同じ運命をたどらざるを得ないということになる危険があるわけです。ですから、100年以上かかってつくった自然を新たなもうけのために破壊する、そのようなことは本当に今やめて、どうすればいいのかと。  簡単なのです。神宮球場はそのまま、甲子園球場と同じように、使いながら3年かけて改修できるわけです。ラグビー場も今のまま、ラグビーの発祥の地ですから、その地に改修して使用すると。そうすれば、観客席も減らず、本当に臨場感のある、目の前で試合が見られるわけですから、そのようなところをしっかり確保する。そうすれば、わざわざ取り替える必要はないわけです。  なぜ神宮球場とラグビー場を入れ替えるかというと、野球場は明治神宮が持っているのです。外苑前駅の近いところにホテルつきの巨大な野球場を造れば、集客力が増えて、もうけが上がると。このようなことがもともとのスタートだというのです。ですから、本当にそのような一部のための開発が安易にやられては困るわけで、先ほど都市計画審議会で決まったからということだけでは物事は進まないわけで、国民がどう考えるかということが一番大事なわけです。その立場でぜひこれからも私は質問を繰り返していきたいと思います。  成り立ちからいって、本当にこのまま進んでいいのかということが問われているわけで、だから皆さん、ボランティアでチラシを作り、署名を集め、やっているわけですから、そのような真摯な国民の声に耳を傾けると。行政のあるべき姿がそこにあるわけで、そのような点で対応していただきたい。強くお願いしておきたい。いずれにしても、また機会あるごとに、意見は述べていきたい。  特に今回、先ほど再開発担当課長の説明にあったとおり、東京都に提出されると、港区の区長意見が求められてくるわけで、今まで議会でのいろいろな論議などを踏まえて、きちんとした区長意見を出されるように、ただ単に都市計画審議会で論議されて、新たなまちづくりの手法として、いいですよと。そのようなことだけではなくて、新たにしっかり議会の中でいろいろなところからいろいろ意見がこの間出ているわけで、そのような意見をしっかり反映できるような区長意見をつくっていただきたい。そのような立場で準備をしていただきたいと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 施行認可に先立つ東京都からの意見照会の回答としましては、港区都市計画審議会の答申の附帯意見やこれまで区民の皆様からいただいた御意見、御質問などを踏まえまして、事業計画やイチョウの根系調査の結果や樹木調査などに関する情報の積極的な公開、一般社団法人日本イコモス国内委員会から提言されている樹木の公開現地確認への対応についても適切に対応するようにというような内容を踏まえた回答としたいと考えてございます。 ○委員(風見利男君) ぜひお願いしておきたいと思います。  それと、先ほどイチョウ並木の保全のために、事業者としては、今のイチョウ並木の根がどうなっているかという調査の準備を既に始めているようですけれども、その情報は逐一区でつかめるのでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) イチョウ並木の根の調査につきましては、令和5年1月11日から18日の期間で既に実施されております。調査結果につきましては詳細な報告を受けておりませんけれども、調査結果がまとまり次第、区に報告いただけると認識しています。 ○委員(風見利男君) 木の根からどれぐらいのところを掘ったのでしょうか。幹からどれぐらい離れたところで調べたのでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 現在の4列のイチョウ並木がある都道の道路境界線から西側に約4メートルから6.5メートルぐらいの区間を事前に調査しまして、その部分に根が伸びていることが確認されましたので、根系調査としましては、道路境界線から6.5メートルから8メートルの範囲を調査しております。イチョウの幹の中心から推定しますと、7メートルぐらいの位置になるかと認識しています。 ○委員(風見利男君) そうすると、ちょうど野球場の壁面が来るぐらい、少しそれより内側という意味でいいですかね。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 現在の位置で言いますと、テニスクラブのフェンスがある位置の辺りで、新しく計画されている野球場の壁面より少し内側の位置になります。 ○委員(風見利男君) そこに根があるということは全ての、試掘したのは10か所でしたか。そこ全部で根がそこまで伸びていることまでは分かったという理解でいいですか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 事前の調査で、おおむね道路境界線から6.5メートルぐらいのところまでは根が伸びているだろうという調査結果がありましたので、今回、10か所で地表から1メートルぐらいを掘削しまして、イチョウの根の調査を行っております。ただ、そこの掘削した根の調査結果については、まだ区は報告を受けておりませんので、どれぐらいの根が入っていたかというところまでは、まだ詳しくお聞きしておりません。 ○委員(風見利男君) 10か所で、掘ったのは1メートルぐらいなのですか。それぐらいで根は分かるものなのでしょうか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) イチョウの根の生育の仕方としまして、中心部分は下方向に伸びていくのですけれども、その外は平面的に伸びていく樹性をしております。実際に地表面を添うような形で根が伸びるような樹木の根鉢の形状をしております。ですので、今回地表から1メートルぐらいの範囲を掘削したと聞いてございます。  なお、調査につきましては、樹木医、樹木の専門者の立会いの上で適切に行われていると認識してございます。 ○委員(風見利男君) 最初、6.5メートルぐらいのところまでありそうだということで7メートルの位置で掘ったわけですけれども、そこで見つかったかどうかはまだ明らかになっていないわけですね。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 現在、調査結果の取りまとめ中と聞いておりまして、区にはまだ報告されてございません。 ○委員(風見利男君) それは当然区に報告が来るわけですよね。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 区に報告いただくことになっておりますが、時期については未定でございます。 ○委員(風見利男君) その時点でぜひまた教えていただきたい。最後にしますけれども、港区の区域内の樹木を伐採する、あるいは移植する場合に、許可権者は港区長でよろしいのでしょうか。 ○開発指導課長(大森隆広君) 風見委員御指摘のお話は、風致地区に限ったお話でよろしいでしょうか。風致地区につきましては、港区長が風致地区条例の届出の中で許可していくことになるかと思います。 ○委員(風見利男君) 今、港区の風致地区の中に、樹木がどれぐらいあるか分かりますか。 ○再開発担当課長(池端隼人君) 大変申し訳ありません。風致地区の範囲内は今正確に承知しておりませんけれども、市街地再開発事業を施行する区域内の樹木の本数でしたらお答えできますので、お答えしますと、全体で1,381本が対象になっております。 ○委員長(土屋準君) ほかにございませんでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) ほかになければ、報告事項(8)「神宮外苑地区市街地再開発事業の事業認可申請について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(土屋準君) 次に、報告事項(9)「都市計画道路事業に伴う土地の購入について(元麻布一丁目)」について、理事者の説明を求めます。 ○土木課長(海老原輔君) それでは、報告事項(9)「都市計画道路事業に伴う土地の購入について(元麻布一丁目)」につきまして、御説明させていただきます。  初めに、資料を確認させていただきます。資料№9、5ページになります。  それでは、1ページを御覧ください。先般、9月の委員会での御報告に続き、今年度3か所目の報告になります。  項番1、背景です。都市計画道路補助線街路第7号線の二之橋から仙台坂区間の整備に当たっては、当該区間が広域避難場所へとつながる緊急道路障害物除去路線であることから、区内の他の路線に優先して整備を進めているところでございます。道路延長約530メートル、計画幅員15メートルです。本都市計画道路事業は、平成27年に事業認可を取得し、令和7年3月の事業完了を目指しております。  項番2、経緯は、記載のとおりでございます。  項番3、事業用地取得の進捗率です。今回の取得後の進捗率は約40%ですので、前回から8ポイントアップいたしました。  2ページを御覧ください。項番4、物件の表示、購入価格及び契約の相手方です。購入する土地の面積は178.66平米、購入価格は4億4,829万3,672円です。  3ページを御覧ください。案内図です。対象地は、図の仙台坂の途中の赤く塗られた箇所でございます。  4ページを御覧ください。公図の写しになります。  最後の5ページを御覧ください。事業計画図になります。当該箇所は、左側の赤く塗られたところでございます。  2ページにお戻りください。項番5、理由については、記載のとおりでございます。  項番6、財源につきましても、記載のとおりでございます。  なお、本件は、当委員会に御報告するとともに、1月25日に開催されます総務常任委員会にも報告の予定でございます。  甚だ簡単でございますが、報告事項(9)「都市計画道路事業に伴う土地の購入について(元麻布一丁目)」の説明は、以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(土屋準君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(うかい雅彦君) 項番6の財源なのですけれども、国、東京都、区の割合を教えてもらいたい。 ○土木課長(海老原輔君) 総額約4億円の内訳ですが、国が2億4,656万円、東京都が5,043万円、区が1億5,129万円で、区の負担は33%になります。 ○委員(近藤まさ子君) この土地については、以前も少し質問させていただいたのですけれども、私立学校の仮校舎を建てるということで、地元の皆さんには、この土地の部分が通学路になっていたかと思います。歩道が少し広くなるのはいいのだけれども、この土地のところに、坂道なので、階段ができる予定になっております。それで、ぜひともこの階段はなくしてバリアフリーにしてもらいたいという、地元の皆さんの要望がありました。  この部分は、区が購入したということで、通学路というか、歩道が拡幅するのだけれども、階段部分はなくなるという認識でよろしいでしょうか。 ○土木課長(海老原輔君) 近藤委員御指摘の箇所につきましては、今回、森ビルから区が土地を購入いたします。購入後は、宅地ではなく道路として再整備しまして、歩道状に開放する予定となっておりますので、近藤委員御指摘の階段等の工作物はできないという形になります。 ○委員(風見利男君) 国庫補助金と一般財源が多いわけですけれども、都市計画交付金の支給の計算式はあるのですか。 ○土木課長(海老原輔君) まず、こちらの補助金ですけれども、全体の55%が国の補助金が対象となります。そのうち残りの25%が東京都の交付金となります。 ○委員(風見利男君) 全体の55%が国、25%が東京都。 ○土木課長(海老原輔君) 残りの金額の25%が東京都になります。 ○委員(風見利男君) それは東京都の条例か何かで決まっているのですか。 ○土木課長(海老原輔君) 交付金の要綱にて決まっています。 ○委員(風見利男君) やはり区が一般財源をこれだけ出すわけで、区道だからといって、東京都がもっと出しても私は全然おかしくないと思うので、そこは全区共通の問題だと思うのです。課長会でもぜひ相談していただいて、都市計画交付金の、もともとの財源は23区のはずなわけで、東京都がそのように要綱で決めているからといって、低い額で済む問題ではないと思います。そこはぜひ問題提起していただいて、改善に向けて努力していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○委員長(土屋準君) ほかにございませんでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) ほかになければ、報告事項(9)「都市計画道路事業に伴う土地の購入について(元麻布一丁目)」についての報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(土屋準君) 次に、報告事項(10)「都市計画公園事業に伴う土地の購入について(三田台公園)」について、理事者の説明を求めます。 ○土木課長(海老原輔君) それでは、報告事項(10)「都市計画公園事業に伴う土地の購入について(三田台公園)」につきまして、御説明させていただきます。  初めに、資料を確認させていただきます。資料№10、5ページになります。  それでは、1ページを御覧ください。都市計画公園用地といたしましては、今年度初めての御報告になります。
     項番1、背景です。都市計画三田台公園については、区民の憩いや交流の場を創出するとともに、災害時の防災活動拠点とすることを目的に、港区立三田台公園を拡張する形で整備を進めています。  この都市計画公園の区域は約2.1ヘクタールで、このうち約1.48ヘクタールを区立公園として開設しております。残り未開設の区域のうち、現在事業認可区域として行っている約0.15ヘクタールの区域において事業を行っているところでございます。  項番2、経緯です。平成23年に事業認可を取得し、徐々に区域を拡張しながら現在に至っております。  項番3、事業用地取得の進捗率です。前回の報告では、令和3年1月、当委員会にて報告して以来となりますので、前回の進捗率は約89%で、今回の取得後の進捗率は約91%となり、2ポイントアップとなります。  2ページを御覧ください。項番4、物件の表示、購入価格及び契約の相手方です。購入する土地は、2か所です。まず、1か所目、購入する土地の面積は386.14平米、購入価格は8億193万4,393円です。次に、2か所目です。購入する土地の面積は63.29平米、購入価格は1億2,270万1,272円です。合計は、土地の面積が449.43平米、購入価格が9億2,463万5,665円となります。  3ページを御覧ください。案内図です。対象地は、三田台公園と亀塚公園の間の土地で、図で赤く塗られた箇所になります。  4ページを御覧ください。公図の写しになります。  最後に、5ページを御覧ください。事業計画図になります。左側に区立三田台公園、右側に区立亀塚公園、この両方を緑の実線で囲んだ部分が都市計画公園三田台公園の区域となります。そして、当該箇所は、赤い枠が現在事業認可を取得しているところの区域でありまして、今回の購入対象地は①番と②番で示すところになります。  2ページにお戻りください。項番5、理由については、記載のとおりでございます。  項番6、財源についても記載のとおりでございます。  なお、本件は、当委員会に御報告するとともに、1月25日に開催されます総務常任委員会にも報告の予定でございます。  甚だ簡単ですが、報告事項(10)「都市計画公園事業に伴う土地の購入について(三田台公園)」についての説明は、以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○委員長(土屋準君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いします。 ○委員(うかい雅彦君) 余計なお世話かもしれないですけれども、2か所、ほぼ同じところではないですか。平米の単価が十何万円違うのですけれども、これは大丈夫なのですか。個人と法人が売っているわけなのですけれども。 ○土木課長(海老原輔君) こちらの土地の価格につきましては、きちんと路線価、また、不動産鑑定等を通して、港区財産価格審議会にかけ、適正価格になっていまして、若干の違いが出ているということでございます。 ○委員(うかい雅彦君) 御納得というか、こうやって出てしまうと、差が出るわけではないですか。大丈夫ということでよろしいのですね。 ○土木課長(海老原輔君) 一応、相手方には合意を取っているところでございます。 ○委員(風見利男君) 先ほどと同じように、補助金の内訳を教えていただけますか。 ○土木課長(海老原輔君) 総額約9億円の内訳ですが、国の補助金が2億1,316万円、東京都の交付金が1億7,787万円、区の負担金が5億3,360万円で、約57%でございます。 ○委員(風見利男君) 今回、道路と違って、建物があるわけですよね。そうすると、物件の移転費などもかかるので、細かい数字はあれですけれども、大体どれぐらいを予定しているのでしょうか。 ○土木課長(海老原輔君) 物件の移転費用、また、解体等を含めて、約2億5,000万円程度でございます。 ○委員(風見利男君) 道路敷と公園だと、国庫補助の割合は違うのですか。 ○土木課長(海老原輔君) 今回の宅地は公園としての購入にしておりまして、公園の補助率は3分の1となっております。 ○委員長(土屋準君) ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) ほかになければ、報告事項(10)「都市計画公園事業に伴う土地の購入について(三田台公園)」についての報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(土屋準君) 次に、報告事項(11)「港区立公共駐車場指定管理者の公募について」、理事者の説明を求めます。 ○地域交通課長(佐藤雅紀君) それでは、報告事項(11)「港区立公共駐車場指定管理者の公募について」、御説明させていただきます。本日付資料№11を御覧いただきたいと思います。  本件は、港区立公共駐車場について、現在の指定管理者であるタイムズ24株式会社・タイムズサービス株式会社グループの指定期間が令和6年3月31日に終了するため、新たな指定管理者の公募を行うものです。  初めに、項番1を御覧いただきたいと思います。対象施設ですが、品川駅港南口公共駐車場と麻布十番公共駐車場の2施設となります。  続いて、項番2、指定期間になります。令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間となります。  項番3、公募単位ですが、対象施設を一括で公募いたします。  続きまして、項番4、今後のスケジュールでございます。公募開始は、令和5年2月20日を予定しております。応募期間は2月20日から5月26日まで、指定管理者の候補者の選定は、7月中に行いたいと考えております。令和5年第3回定例会に指定議案の提出を予定しており、令和6年4月1日から新たな指定管理者による管理開始を予定しております。  以上、甚だ簡単ではございますが、説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(土屋準君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。 ○委員(玉木まこと君) 現在の指定管理者は、今もカーシェアリングをやられているのでしょうか。 ○地域交通課長(佐藤雅紀君) 現在、品川駅港南口公共駐車場及び麻布十番公共駐車場、両方につきまして、カーシェアリングを実施してございます。 ○委員(玉木まこと君) その辺の自主事業的な感じで提案があってやっていくということかと思っています。区としても交通の低炭素まちづくりの方でそのようなことをうたっていると思いますので、どういった事業者が今後なっていくのか分からないですけれども、そのようなところはしっかりと評価していただいて、事業者を選定していただければと思いますので、よろしくお願いします。 ○地域交通課長(佐藤雅紀君) 玉木委員御指摘のとおり、カーシェアリングにつきましては、港区低炭素まちづくり計画の施策として載っているものでございます。私どもも、脱炭素を目指してございますので、こういった提案についてはしっかりと審査して、事業者を決定していきたいと思っております。 ○委員(風見利男君) 麻布十番公共駐車場については、いろいろ金銭問題でトラブルがあって、事業者が替わったわけですけれども、金銭問題はもう解決したのでしょうか。 ○地域交通課長(佐藤雅紀君) 今の指定管理者の、もう一つ前の指定管理者の納付が滞りまして、債権を回収したわけでございますが、現在、破産手続が開始されておりまして、その破産手続終了をもって金銭の清算に入るということでございまして、現時点ではまだ途中でございます。 ○委員長(土屋準君) ほかにございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) ほかになければ、報告事項(11)「港区立公共駐車場指定管理者の公募について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(土屋準君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「請願元第13号 東京都市計画道路幹線街路環状第4号線にかかる港区立白金児童遊園敷地港区立白金台幼稚園の敷地を東京都に譲渡しないで頂きたい事を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(土屋準君) 次に、審議事項(2)「請願3第15号 港区赤坂7丁目計画に関する請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(土屋準君) 次に、審議事項(3)「請願4第9号 高輪築堤の情報の公開を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(土屋準君) 次に、審議事項(4)「発案元第5号 街づくり行政の調査について」を議題といたします。  本発案について、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(土屋準君) そのほか、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(土屋準君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。              午後 4時21分 閉会...