港区議会 2021-06-14
令和3年6月14日総務常任委員会-06月14日
企画課長 西 川 杉 菜
施設課長 伊 藤 太 一
防災課長 鈴 木 健
総務部長 新 宮 弘 章
総務課長・人権・
男女平等参画担当課長兼務 荒 川 正 行
契約管財課長 加 茂 信 行
〇会議に付した事件
1
審議事項
(1)
区長報告第3号
専決処分について(令和3年度港区
一般会計補正予算(第1号))
(2)
区長報告第4号
専決処分について(和解)
(3)
区長報告第5号
専決処分について(
損害賠償額の決定)
(4)
区長報告第6号 令和2年度港区
一般会計予算繰越明許費繰越計算書
(5) 議 案 第35号 令和3年度港区
一般会計補正予算(第2号)
(6) 議 案 第36号 令和3年度港区
介護保険会計補正予算(第1号)
(7) 議 案 第37号
工事請負契約の承認について((仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備工事)
(8) 議 案 第38号
工事請負契約の承認について((仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備に伴う
電気設備工事)
(9) 議 案 第39号
工事請負契約の承認について((仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備に伴う
機械設備工事)
(10)議 案 第40号
工事請負契約の承認について(
港区立大平台みなと荘外部改修工事)
(11)議 案 第41号 物品の購入について(
感染症対策用テント等)
(12)議 案 第42号 令和3年度港区
一般会計補正予算(第3号)
(以上3.6.10付託)
(13)請 願元第4号 港区における
特定遊興飲食店営業の
指定地域追加願いに関する請願
(元.6.20付託)
(14)請 願3第7号 全国
知事会が求める「
米軍基地負担に関する提言」についての請願
(3.6.10付託)
(15)発 案元第3号
地方行政制度と財政問題の調査について
(元.5.29付託)
午後 1時00分 開会
○委員長(杉本とよひろ君) ただいまから
総務常任委員会を開会いたします。
本日の
署名委員は、
榎本茂委員、
近藤委員にお願いいたします。
本日、
若杉財政課長は、体調不良のため
委員会を欠席する旨連絡がありましたので、御了承ください。
6月10日に開会された
委員長会の報告をいたします。
運営委員会で確認されている
審議日程についてですが、
常任委員会の審査日は、本日から6月16日水曜日までの3日間とされ、17日木曜日は、
請願審査のため、交通・
環境等対策特別委員会が開会されます。
以上が
委員長会の報告です。よろしくお願いいたします。
次に、今定例会における当
常任委員会の運営について御相談をさせていただきます。
当
常任委員会に付託された
審査案件は、
区長報告が4件、議案が8件、新規の請願が1件でございます。
3日間の運営についてですが、本日は、この後、
委員会を休憩し、お手元の予定表のとおり、議案第37号、議案第38号及び議案第39号に関連して、(仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設について視察したいと思います。
視察終了後、
委員会を再開したいと思いますが、まず、日程を変更して
審議事項(7)から(11)、日程を戻して
審議事項(2)、(3)の審査をしたいと思います。
2日目以降は、本日の
審査状況によって、皆様に御相談をさせていただきたいと思います。
なお、
新規請願の請願者は
趣旨説明を希望しております。新規に付託された請願の写しは皆様にお配りしてありますので、御参照ください。
次に、一括して議題とする議案についてです。議案第35号、議案第36号及び議案第42号は、いずれも令和3年度
補正予算に関する内容ですので、3案を一括して議題としたいと思います。次に、議案第37号から議案第39号は、いずれも(仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備に関する内容ですので、3案を一括して議題としたいと思います。
なお、
一括議題としたものにつきましては、一括して説明を受け質疑を行い、採決は、
議案ごとに、それぞれ行うことにしたいと思います。
委員会の運営については、このような進め方でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) それでは、そのように進めさせていただきます。
それでは、視察に参りたいと思います。
議会棟前に車を準備しております。1時10分には出発したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
午後 1時03分 休憩
午後 2時38分 再開
○委員長(杉本とよひろ君) 休憩前に引き続き、
委員会を再開いたします。
それでは、
審議事項に入ります。初めに、日程を変更して、
審議事項(7)「議案第37号
工事請負契約の承認について((仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備工事)」、
審議事項(8)「議案第38号
工事請負契約の承認について((仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備に伴う
電気設備工事)」、
審議事項(9)「議案第39号
工事請負契約の承認について((仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備に伴う
機械設備工事)」の3案を一括して議題といたします。
それでは、理事者から
提案理由の説明を求めます。
○
契約管財課長(
加茂信行君) ただいま議題となりました議案第37号、議案第38号及び議案第39号の3議案につきましては、一括して提案の
補足説明をさせていただきます。これらの3議案は、(仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備工事と、整備に伴います
電気設備工事及び
機械設備工事の
工事請負契約につきまして御承認をお願いするものでございます。
初めに、議案第37
号工事請負契約の承認についてを御覧ください。資料の
格納場所でございますが、まず、定例会の
フォルダを開けていただきまして、次に令和3年度第2回定例会の
フォルダを開けてください。次に、議案等の
フォルダを開けていただき、その中にあります
区長報告第2号、第4号から第6号と書かれました
ファイルを開いていただきまして、その中の30ページでございます。30ページでございますが、工事の名称は、(仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備工事でございます。工事の規模は、記載のとおりです。
契約金額は10億7,690万円で、工期は
契約締結の日の翌日から令和4年11月11日までとなっております。契約の相手方は、港区赤坂六丁目1番20号、
安藤ハザマ・
小俣建設共同企業体で、構成員は記載のとおりでございます。
入札経過については、後ほど御説明いたします。また、
工事概要につきましては、後ほど
施設課長から御説明申し上げます。
次に、議案第38号につきまして御説明いたします。42ページを御覧ください。工事の名称は、(仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備に伴う
電気設備工事です。
契約金額は2億1,373万円で、工期は
施設整備工事と同様でございます。契約の相手方は、港区西新橋一丁目14番12号、不二
工業株式会社です。
入札経過については、後ほど御説明いたします。
次に、議案第39号について御説明いたします。44ページを御覧ください。工事の名称は、(仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備に伴う
機械設備工事です。
契約金額は2億20万円で、工期は
施設整備工事と同じです。契約の相手方は、港区西新橋三丁目6番5号、
富士設備工業株式会社です。
入札経過については、後ほど御説明いたします。
次に、6月14日付の資料№4を用いまして、
補足説明をさせていただければと思います。
補足資料の
格納場所ですが、現在御覧いただいている資料を閉じていただきまして、最初の定例会の
フォルダまで戻っていただきたいと思います。定例会の
フォルダの並びにあります
常任委員会・
特別委員会の
フォルダを開いていただきまして、次に
総務常任委員会の
フォルダをお開きください。次に、令和3年6月14日から16日の
フォルダを開いていただきまして、資料が並んでいると思いますが、資料№4、(仮称)港区立神応いきいきプラザの
ファイルをお開きいただきたいと思います。
議案3件の
入札経過を御説明させていただきます。1枚おめくりいただきまして、議案第37号の
施設整備工事に係る入札(見積)
経過調書でございます。本件は、令和3年5月17日、制限を付した
一般競争入札及び
特別簡易型総合評価方式により落札決定したものでございます。2者が入札の申込みをし、うち1者を落札者としております。
1枚おめくりいただきまして、議案第38号の
電気設備工事に係る
入札経過調書になります。本件は、令和3年5月17日、制限を付した
一般競争入札及び
特別簡易型総合評価方式により落札決定したものでございます。8者が入札の申込みをし、うち1者を落札者としております。
1枚おめくりいただきまして、議案第39号の
機械設備工事に係る
入札経過調書になります。本件は、令和3年5月17日、制限を付した
一般競争入札及び
特別簡易型総合評価方式により落札決定したものです。2者が入札の申込みをし、うち1者を落札者としております。
また1枚おめくりいただきまして、港区
工事請負契約における
特別簡易型総合評価方式についての資料を御覧ください。この方式は、価格に加え技術等の要素を含めて総合的に評価し、最も評価の高い者を落札者とするものでございます。
資料の項番1、評価点についてです。
価格評価と
技術等評価を各25点満点、合計50点満点で評価します。
価格評価点は、記載の計算式で算出します。
入札価格が
調査基準価格に近い場合は満点に近い点数となり、
予定価格に近い場合は0点に近い点数となります。
技術等評価点は、
工事成績等、資料に記載の4項目の合計点になっております。
その下の項番2の評価結果を御覧ください。本件の
建築工事、
電気設備工事及び
機械設備工事について、落札した各事業者の
価格評価点、
技術等評価点、合計点は記載のとおりとなっております。
私からの説明は以上でございます。引き続きまして、
工事概要につきましては、
施設課長から御説明させていただきます。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。
○
施設課長(
伊藤太一君) それでは、
工事概要につきまして、議案第37号の
参考資料及び本日付当
委員会資料№4を使いまして、御説明いたします。
資料の
格納場所でございますが、まず、現在御覧いただいています資料を閉じまして、最初の定例会の
フォルダまで戻っていただきたいと思います。定例会の
フォルダを開けていただき、次に令和3年第2回定例会の
フォルダ、次に議案等の
フォルダを開け、その中にあります
区長報告第2号、第4号から第6号と書かれた
ファイルを開いていただき、そちらの50分の32ページとなります。
それでは、
参考資料の1ページを御覧ください。本件は、平成27年3月末をもって閉校いたしました旧
神応小学校を活用して、(仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設を整備するものです。こちらには、いきいきプラザ、保育園、
学童クラブ、
区民協働スペースの新たな用途を導入いたします。
工事場所は港区白金六丁目9番5号で、
北里通りから100メートル
程度南側に入ったところの
神応小学校の跡地でございます。
建物規模は、
敷地面積4,834.57平米、
建築面積は既存棟1,635.14平米に対し、
増築棟部分である
保育園棟、階段・
エレベーター棟、
運動場棟の合計が275.55平米、床面積は、既存棟4,029.21平米に対し、増築棟の合計が425.96平米となっております。
右ページを御覧ください。
工事概要の1つ目でございますが、こちら、
既存棟改修工事、2つ目から4つ目が増築棟の工事、5つ目が
運動場等改修工事となっております。
続いて、2ページを御覧ください。1階平面図です。主な用途は、
区立認可保育園です。
定員規模160人として整備いたします。既存棟1・2階部分を改修して、保育室などの必要諸室を整備し、併せて増築棟として、保育園の
エントランスロビー、階段、
保育園事務室などを整備いたします。西側にゼロ歳児室、東側に1・2歳児室を配置しまして、約530平米程度の園庭を設けます。そのほか、体育館や運動場は
複合施設として相互利用し、子どもから高齢者まで多目的に活用できるよう、柔軟に対応いたします。
続きまして、3ページを御覧ください。2階平面図です。2階は、保育園の3歳児から5歳児の保育室を設け、西側に遊戯室を整備いたします。
続いて、4ページを御覧ください。3階平面図です。3階は、
学童クラブです。
定員規模170名として整備いたします。旧教室をそのまま利用し、
学童クラブ室や図書室などを整備し、
子どもたちが自由に過ごせる居場所となるよう計画しております。
続いて、5ページを御覧ください。4階平面図です。4階は、いきいきプラザと
区民協働スペースです。
エレベーターホールを出たところに
サロンスペースを設け、待合の場としてゆったり過ごせる空間を提供します。また、貸室は敬老室と洋室、
多目的室はトレーニングやフィットネス、
音楽活動もできる仕様となっております。西側には
区民協働スペースを整備し、
可動間仕切りにより複数の利用に対応いたします。
続いて、6ページを御覧ください。
屋上平面図です。
続いて、7ページは北側及び
南側立面図、8ページは東側及び
西側立面図です。
続いて、9ページ及び10ページは断面図です。
既存棟は躯体の健全性が確認されており、
長寿命化を可能としております。
耐震改修工事を行いながら、
既存建物を活用した整備を行います。
続いて、本日付当
委員会資料№4を御覧ください。資料の
格納場所でございますが、現在御覧いただいている資料を閉じまして、最初の定例会の
フォルダまで戻っていただき、並びにあります
常任委員会・
特別委員会の
フォルダを開いてください。次に、
総務常任委員会令和3年6月14日から16日の
フォルダを開いていただきまして、資料4、(仮称)港区立神応いきいきプラザの
ファイルをお開きください。
資料の5ページを御覧ください。ページの中段、配置図でございます。今回、工事に係る
改修箇所や
増築箇所などを色別で示しております。
右ページに行きまして、項番3の
工事概要です。今回の
工事内容のポイントです。表中(1)から(3)は
建築工事です。新たな用途に伴う
増築工事を行うとともに、既存棟への
改修工事を行い、地域の
防災拠点となる施設を整備いたします。また、
内部改修及び
外部改修では、共に全面的な
リニューアル工事を行い、新たな用途に合わせて、
プラン変更やその他の整備をいたします。
(4)から(6)は、
設備改修工事です。
機械設備では、各室の
空調機器の更新や保育室への
床暖房設備の設置、また、
給水方式の変更などを行います。また、第2運動場への
マンホールトイレの設置や、
既存プールを引き続き
消防水利として利用するための工事などを行います。
電気設備では、非
常用発電設備の設置や
省エネ機器の導入、
防犯対策として
防犯カメラの設置などを行います。そのほか、
昇降機設備では、3台の
エレベーターを設置いたします。
(7)
外構工事においては、校庭を
地域開放の運動場、そして、保育園の園庭として整備いたします。
敷地北側の
利用者出入口を開放的なしつらえとするとともに、
左ページの写真にあります既存の桜を大切に保存し、地域の要望に応えます。また、
敷地周囲に安全な
歩行空間を確保するための
歩道状空地を整備いたします。
続きまして、6ページを御覧ください。左上から、
利用者出入口付近の
共用ロビー、左下は
保育園エントランスロビーです。天井の高い豊かな空間を保育園の中心に据え、階段とともに2階への動線を確保いたします。
続いて、右上、建物の外観、北面です。旧
神応小学校の雰囲気をできるだけ残し、低層部は旧
神応小学校の門柱の
レンガタイルのデザインをモチーフとした意匠でしつらえます。
右下は、建物の外観、南面です。地域の交流の場、
スポーツ活動の場として、多目的な利用を想定しております。
最後に、工事に際しましては、周囲の歩行者または
施設利用者への
安全対策を十分に講じ、実施してまいります。
長くなりましたが、説明は以上です。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願いいたします。
○委員長(杉本とよひろ君)
提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等がございます方は、順次発言をお願いいたします。
○委員(土屋準君) 視察で見せていただきましてありがとうございました。ここは旧
神応小学校で、平成27年まで学校だったということなのですけれども、その後、
埋蔵文化財等の倉庫などとして暫定活用していたようなのですが、倉庫として使っていたのはどれぐらいの
スペースというか、大まかな割合というのは分かりますでしょうか。
○
施設課長(
伊藤太一君)
埋蔵文化財そのものは、2階、3階、4階にあったということです。今は既になく、工事の準備をしているという状況でございます。
○委員(土屋準君) あと、先ほど現地を見せていただいたら、桜の木などを保存するところが幾つかあったのですけれども、このようなものは、地元の方々からの要望などはないということなのでしょうか。
○
施設課長(
伊藤太一君) 地域から、やはり桜などの樹木を残して欲しいというような要望はありました。区としては、できるだけ残すという方針でいましたけれども、桜の中には、樹木医の診断の結果、例えば、木が菌に侵されているなどの病気の状況にある、それから、建物の際に生えていまして、それが根を傷めているという状況もありました。
今回はできるだけ御覧いただいた桜も残しつつ、移設できるものは移設し、やむを得ず伐採しなければいけないというものは、今回、申し訳ありませんが、伐採させていただくということになりました。
○委員(
近藤まさ子君) 今の桜の木ですけれども、玄関の
入り口左側の門のところに斜めにあった桜の木は残すということですか。
○
施設課長(
伊藤太一君) 今日の
パース図の右上にもございますとおり、現地にかなり大きな桜があったと思います。あれは健全に残せる樹木と診断されていますので、あの桜の木は大切に残してまいりたいと思っております。
○委員(
近藤まさ子君) ここに模型があるのですけれども、本当に周囲は小さな戸建ての住宅がすごく多くて、工事中、それから、保育園や
学童クラブなどが開設してから近隣へのいろいろな配慮が必要かと思うのですけれども、まず、工事中に、工事の人たちがみんな現場に来る、
工事現場の詰所みたいな、あれは校庭の中に造るのですか。
○
施設課長(
伊藤太一君)
現場事務所のことでしょうか。
現場事務所は、校庭の中に建てることもできますし、校舎を使いながらという方法もありますので、今後詰めてまいりたいと思います。
○委員(
近藤まさ子君)
現場事務所があって、そこに集まればいいのですけれども、それぞれ工事に関わる人たちが来たときに、駐車場に車を止めて、早くに来て、そこで話をしたり、たばこを吸ったり、本当に
工事現場のそばにある住民の人たちはすごく迷惑だというのをよく聞くのです。ここは例えば
工事現場に来る人たちは、校庭の中に車を止めていると考えてよろしいでしょうか。
○
施設課長(
伊藤太一君) そのような声は、我々も幾つかの現場でも聞いているところです。今回については、より住宅地ですし、十分に気をつけながら、今のところの考えとしては、作業員の車につきましては、ここには置かず、ほかのところの駐車場を借りることを念頭に検討しているところでございます。
○委員(
近藤まさ子君) そうしましたら、そこの駐車場に朝早くに来て車を止めて、たばこを吸ってしゃべってということがないように十分気をつけていただければと思います。本当に住宅地が多いので、よろしくお願いします。
それから、実際に保育園が始まってから、この外観の北面の入り口のところに駐輪場がありますけれども、出入り口はどこでしょうか。
お母さんたちが保育園に通うようになって、密集してしまう時間帯に、自転車がスムーズに入っていける。この真ん中の広いところから自転車が入るのでしょうか。
○
施設課長(
伊藤太一君) パースでいいますと、正面の入り口の右側のこちらの部分に、22台の駐
輪スペースを置く予定です。加えまして、入り口の左側に関しましては、10台の
シェアリングポートを設置する予定になってございます。
○委員(
近藤まさ子君) ここの歩道が1.2メーターということでしたので、もしきちんと自転車がこの中に入っていないと、バギーなども通りづらいと思います。それからあと、車椅子のことで、いきいきプラザに車椅子で来られる方々は、動線としては、歩道のところからそのままバリアフリーで
エレベーターのところまで行って、4階に上がれる動線があるということですか。
○
施設課長(
伊藤太一君) そのとおりでございます。
エントランスを入りますと、そこに2台の
エレベーターがございますので、そこで縦に移動してもらうということでございます。
○委員(
近藤まさ子君) 最後なのですけれども、ここは車を使っての利用はできないということなのですか。
○
施設課長(
伊藤太一君) 基本的には、利用者のための駐車場は設けていません。ただし、
緊急車両や、もちろん保育園の給食の搬入口もございますので、そのための駐車場は設けているという計画になってございます。
○委員(
近藤まさ子君) 給食の搬入口というのはどこですか。
○
施設課長(
伊藤太一君) ちょうど入り口の右のところに駐輪場と、その奥が、給食や
緊急車両の駐車場となっています。隣接したところにそのような
スペースがあるということでございます。
○委員長(杉本とよひろ君) ほかに御質問等ございますでしょうか。
なければ、私の方で確認のために2点だけお伺いします。
特別簡易型評価方式ということで、それぞれ点数がついて落札したわけです。その中で、1つは
機械設備工事で
富士設備工業株式会社が決まったわけですけれども、1者は辞退されて決まったのですが、
価格評価点がここでは0点、
技術評価点が8.5点で合計8.5点となっています。この
価格評価点0点ということについて、簡単に説明していただければ助かるのですが。
○
契約管財課長(
加茂信行君) まず、この仕組みとしましては、
入札価格が
予定価格に近い金額を入れた場合は点数が低くなるということでございまして、この0点というのは、ほぼ入札を入れた札が
予定価格に近かったということでございます。落札率を見ましても、99.91%という数字でございまして、ほぼ一致した金額だったために、この仕組み上は評価は0点になってしまったということでございます。
○委員長(杉本とよひろ君) それともう1点目お聞きします。これは具体的に施設に関することですけれども、ここは長年、特に
神応小学校は歴史のある学校で、私もずっと地域の方からいろいろな要望を当時から聞いてきました。何とか学校跡地を地域のために活用できないかということを、これまでも陳情・請願を含めて出ていたと思うのですが、このような形で、高齢者の施設もあり、また、子どもの施設もありということで、地元の人は大変喜んでいるのです。
ただ、当初はなかなか現実的には厳しいということで、袋状態の場所に接していて、道路の幅員も限られており、大型車両は基本的に入れないので工事は無理だという話だったのです。今回のこの整備に当たって、
施設課長からもお話がございましたが、何とか細い幅員の道路を2トンロングのトラックまで可能だということでテストして、地元もそこら辺は安全性を最優先に、とにかくこういった施設を望んでいるわけですから、それはそれでいいと思うのです。ただ一方で気になるのは、あそこ、
北里通りがあるのですが、当然、こちらから工事車両が入るケースがほぼ考えられるのですけれども、あそこも基本的に時間帯によっては大渋滞を起こして、あそこ、都営バスが走っているのです。時間帯になると、当然バスが停留所で止まれば、片面1車線しかないので、渋滞になるのだけれども、ここら辺の交通事情など、そこら辺も含めて、このような工事をやる場合は当然加味されていると思うのですが、そこら辺について知り得る範囲で、どのような配慮を工事に当たってやっていくか。そこら辺、もし考えがあれば、現時点の状況について教えてもらいたいのです。いずれにしろ、これ、説明会等でもお話しされたかもしれないし、その部分についてでも結構ですけれども。
○
施設課長(
伊藤太一君) まず、この周囲は大変狭くなっているということもありまして、杉本委員長おっしゃっていただいたとおり、4トンミキサーであったり、2トンロングのトラック、このようなものが通行に支障があるかどうか試験走行を行いました。そのような部分は、通行可能ということで確認しておりましたけれども、北里大学の通りの交通量につきましては、今のところは把握してございません。
ただし、今回の大規模改修に当たっては、丸々新築ということもございませんので、そこら辺は最大でも1日に20台程度ということで確認をしてございます。いずれにしても、そのような渋滞を起こすことのないように、状況については確認してまいりたいと思います。
○委員長(杉本とよひろ君) それでは、ほかによろしいでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) それでは、採決についてでございますけれども、簡易採決でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「議案第37号
工事請負契約の承認について((仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備工事)」について採決いたします。
「議案第37号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、「議案第37号
工事請負契約の承認について((仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
続きまして、議案第38号でございますが、これも簡易採決でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「議案第38号
工事請負契約の承認について((仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備に伴う
電気設備工事)」について採決いたします。
「議案第38号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、「議案第38号
工事請負契約の承認について((仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備に伴う
電気設備工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
続きまして、議案第39号でございますが、これについても簡易採決でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「議案第39号
工事請負契約の承認について((仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備に伴う
機械設備工事)」について採決いたします。
「議案第39号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、「議案第39号
工事請負契約の承認について((仮称)港区立神応いきいき
プラザ等複合施設整備に伴う
機械設備工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(杉本とよひろ君) 次に、
審議事項(10)「議案第40号
工事請負契約の承認について(
港区立大平台みなと荘外部改修工事)」についてを議題といたします。
理事者から
提案理由の説明を求めます。
○
契約管財課長(
加茂信行君) ただいま議題となりました
審議事項(10)「議案第40号
工事請負契約の承認について(
港区立大平台みなと荘外部改修工事)」について、提案の
補足説明をさせていただきます。本議案は、
港区立大平台みなと荘外部改修工事の
工事請負契約につきまして、御承認をお願いするものでございます。
資料ですけれども、定例会の
フォルダの中の資料と、
常任委員会・
特別委員会の
フォルダの中の資料で説明をさせていただきます。初めに、定例会の
フォルダを開いていただきまして、先ほどと同様でございますが、
区長報告第2号、第4号から第6号と名前が書かれた
フォルダを開いてください。この
フォルダの46ページの議案第40
号工事請負契約の承認についてを御覧いただきたいと思います。工事の名称は、
港区立大平台みなと荘外部改修工事で、工事の規模は、記載のとおりでございます。
契約金額は1億9,602万円で、工期は
契約締結日の翌日から令和3年11月29日までです。契約の相手方は、港区芝浦二丁目15番6号オアーゼ芝浦MJビル、株式会社淺沼組東京本店でございます。
工事概要につきましては、後ほど
施設課長から御説明いたします。
次に、6月14日付の本日の資料№5を
補足資料として調製いたしましたので、御覧いただきたいと思います。今の御覧いただいているものを戻っていただきまして、
常任委員会・
特別委員会の
フォルダを開いていっていただきたいと思います。
資料№5でございますが、1枚おめくりいただきまして、入札(見積)
経過調書でございます。本件は、令和3年5月17日、制限を付した
一般競争入札及び
特別簡易型総合評価方式により落札決定したものです。1者が入札の申込みをし、落札者としております。
次のページを御覧ください。港区工事契約における
特別簡易型総合評価方式についてでございます。この方式は、価格に加え技術等の要素を含めて総合的に評価し、最も評価の高い者を落札者とするものでございます。
価格評価と
技術等評価を各25点、合計50点で評価しております。
項番2の評価結果を御覧ください。事業者の評価点につきましては、記載のとおりとなっております。
私からの説明は以上です。引き続き、
工事概要につきまして、
施設課長から御説明いたします。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。
○
施設課長(
伊藤太一君) それでは、
工事概要につきまして、議案第40号の
参考資料及び本日付当
委員会資料№5を使いまして、御説明いたします。本件資料の
格納場所でございますが、現在御覧いただいています資料を閉じまして、定例会の
フォルダを開けていただき、
区長報告第2号、第4号から第6号、議案27号と書かれた
フォルダを開いてください。
資料の50分の48ページ、
参考資料を御覧ください。本件は、令和2年4月に大平台みなと荘の客室バルコニーの木製ルーバーの一部が経年劣化により破損し、脱落する事象がありました。その後に全ての木製ルーバーを調査し、破損の可能性がある箇所については、応急的な修繕を行っております。今後も安心して利用していただくため、安全・安心の観点等の確保から、今回、設置された木製ルーバーと木製デッキを全面的に改修いたします。
工事場所は、神奈川県足柄下郡箱根町大平台294番地でございます。
敷地面積、
建築面積、延べ面積、構造、階数等は記載のとおりです。
右ページを御覧ください。
工事概要は、ルーバー
改修工事、デッキ
改修工事、外壁塗装
改修工事の3点となっております。
続いて、本日付当
委員会資料№5を御覧ください。こちらの
格納場所でございますが、現在御覧いただいている資料を閉じまして、
常任委員会・
特別委員会、
総務常任委員会令和3年6月14日から16日の
フォルダを開いていただき、資料№5、
港区立大平台みなと荘外部改修工事についての
ファイルをお開きください。
資料の3ページを御覧ください。
左ページの中段、
工事内容でございます。1点目は、ルーバー
改修工事です。大平台みなと荘は、平成10年7月に竣工し、23年ほど経過しております。外壁面に設置されている木製ルーバーは、これまで塗装を行いながらメンテナンスを行ってまいりましたが、今後腐食等が進み部材が破損する可能性があるため、部材を撤去し、耐久性が高く耐候性のある木製ルーバーに改修いたします。
2点目は、デッキ
改修工事です。客室バルコニーの床に敷かれたデッキは、ルーバー同様に劣化が進み、ひび割れや欠損、汚れなどが生じていることから、併せて
改修工事を行います。
3点目は、外壁塗装
改修工事です。ルーバー
改修工事に当たり、その背後にある外壁面の補修と塗装を行います。ページ下ほどに、ルーバー改修後の完成予想パースを示しております。改修後も、みなと荘の特徴である自然景観を損なわない外観として配慮しております。
右ページの写真は、現在の状況です。劣化、汚れなどが生じております。
4ページを御覧ください。本館及び別館の3階を例示しておりますが、施設に設置しておりますルーバーとデッキ材全てを全面的に取り替えます。
みなと荘を令和3年9月1日から11月30日まで休業いたしまして、この間、集中的に工事を行います。
説明は以上です。よろしく御審議の上、御決定くださいますようお願いいたします。
○委員長(杉本とよひろ君)
提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は、順次発言をお願いいたします。
○委員(土屋準君) 今回、このような工事をされるということで、竣工後23年経過しているということなのですが、通常このような改修をやるのは、竣工後どれくらいたったあたりというのはありますでしょうか。
○
施設課長(
伊藤太一君) 港区公共施設マネジメント計画に基づけば、外装、外壁に関しては、20年となってございます。その年はもう過ぎているところでございますけれども、実は令和5年に全面的な改修を予定しておったところでございます。今回は事前にそのような損傷が発見されましたので、安全・安心のためにも、いち早く工事を行いたいということで判断したところでございます。
○委員(土屋準君) では、予定はもう少し後にしていたけれども、少し前倒しということですね。
あと、工事の期間が9月から11月ということなのですけれども、この時期にやるというのは、スケジュールの中でいい時期というか、そのような理由があるのでしょうか。
○
施設課長(
伊藤太一君) 箱根のこの場所、工事に際しましても、工事期間には配慮すべきところでございます。まず、冬場ですと、路面が凍結したり、積雪の関係がございます。足場の設置が今回必要ということなので、冬はできないと。続いて、夏休みは利用者がかなり多いということもありますので、夏休み終了後の期間で工期を定め、9月から11月いっぱいで工事をする予定でございます。
○委員(横尾俊成君) 今回の入札なのですが、1者しか手を挙げなかったと思うのですが、その理由として考えられるものはありますでしょうか。工事がすごく難しいなどあるのでしょうか。
○
契約管財課長(
加茂信行君) 制限付きではございますけれども、
一般競争入札ということで、区内事業者が対象になってまいります。過去の実績、格付など、そういったところの制約は、大きな工事ですから入ってまいりますけれども、
一般競争入札ですので、ここで手を挙げる、挙げないというのは、事業者側の判断というところかと思っております。
ですから、挙げなかったところに直接確認することは難しいのですけれども、やはり場所が港区から離れているところというのも、一因としては考えられるかと想像しているところでございます。
○委員(横尾俊成君) 今回ルーバーとデッキの改修ということなのですけれども、今度改修した後の耐用年数はどのぐらいを想定しているのか。
そのときに施設の見直しがまた入ってくるのかということをお聞きしたいです。あと今回、工事の契約に当たり、ほかの部分もできるものがあればということは考えられたのか。つまり、ほかの部分の改修も併せて考えたのかどうか。検討したのかどうかということです。
○
施設課長(
伊藤太一君) やはり箱根の環境ということで、湿度や降水量など都心とはかなり違った環境でございます。現在のルーバー材は、天然木のベイマツというものが設置されています。これが、例えば杉やヒノキでありますと、屋内材としては有効でありますが、屋外の環境下でありますと、例えば、風雨や日差しを受けるということで、細かなひび割れから水分を含み出して、腐食するというような原因にもなります。
今回選定した木材でございますけれども、耐久性、耐候性を有しているということもありますし、また、コストやメンテナンス、利用者への影響を少なくするということもありまして、今回、外国産材の硬質の部材を使うことにいたしました。この木材は、風雨に強く、条件の悪い場所でも15年から20年はもつと言われております。
したがいまして、次の20年目の時期に、設置した木材がどうなっているかということだと思いますけれども、それはまたその先の検討の中で結論を出していきたいと思っております。
それから、2点目、この時期にほかの
改修工事の検討をしたのかという御質問です。この時期は、内部の
改修工事も並行して行われます。
機械設備工事が3か月程度かかるということで、その時期についても合わせて工事をすると。
内部改修、
外部改修共にこの時期で設定し、工事を進めてまいります。
○委員(横尾俊成君) 先ほどのやり取りの中で、港区公共施設マネジメント計画でしたか。もともと令和5年のものを前倒ししたとおっしゃっていたと思うのですが、今回は、令和5年でもう一度やるわけではなくて、前倒しだということですね。つまり、今回の計画でいうと、令和5年から20年後にまた改修の検討をするという計画に次はなるということでしょうか。
○
施設課長(
伊藤太一君) 港区公共施設マネジメント計画では、外壁も
内部改修もあって、または、
機械設備、
電気設備をセットで行っていくということですので、そこはばらばらにやらずに、集中して改修していくというプログラムになっています。
令和5年は、改修の実施時期に当たっておりますが、今回の
外部改修で残されている部分は令和5年のその時期に行いつつ、
内部改修も併せて行いますので、計画としては、令和4年度の計画となっておりますが、その中で調整してまいりたいと思っております。
○委員(横尾俊成君) 先ほど今度、外国産の硬質のものでやるとの話がありました。そのときの対応で15年から20年とおっしゃったと思います。そうすると、次のマネジメント、もともとの計画が20年で見直すというものだったと思うのですけれども、今度、このルーバーやデッキに関しては、15年しかもたないということであると、やはりそこは、次の計画になるとまたばらばらにした方がいいのか。つまり、何かが起きてからというよりは、早めにやるということが考えられるかと思うのです。次の先の話になってしまうのですが、次の港区公共施設マネジメント計画を見直すときには15年以内にするという、そのようなスケジュールにする予定なのでしょうか。
○
施設課長(
伊藤太一君) 先ほど15年から20年はもつだろうということをお伝えしました。木材も、適切なメンテナンスをすれば、それ以上延びるということもあります。今後10年ぐらいはメンテナンスフリーでいいような木材を選んでおりますけれども、その後は、やはり塗料を塗布しまして、それで寿命を延ばしていく。そのような考えでいます。15年か20年か、その幅はありますけれども、ほかの大規模改修と合わせた年次で全体的に工事をしていく。その方がスマートであろうと考えてございますので、そこも含めての調整になります。
○委員(兵藤ゆうこ君) この事業所、株式会社淺沼組東京本店なのですけれども、港区内のほかの区有施設の工事をこれまでにしていたら、どこの施設かというのを教えていただければと思います。
○
契約管財課長(
加茂信行君) 港区特定公共賃貸住宅シティハイツ高浜等新築工事、また、高輪地区総合支所の大規模
改修工事を契約してございます。
○委員(
近藤まさ子君) すみません。私、
特別簡易型総合評価方式というのをよく分かっていないのですけれども、これ、1者だけが手を挙げていて、流れるということはあり得るのですか。
○
契約管財課長(
加茂信行君) まず、先ほどの答弁、訂正させていただきたいのですけれども、株式会社淺沼組東京本店の契約でございますが、シティハイツ港南の外壁
改修工事と、シティハイツ高浜の新築工事でございます。大変失礼いたしました。
これは仮定でございますけれども、価格点が
予定価格に近い場合、0点ということは先ほど御案内したとおりでございますが、
技術等評価点も、あまり想定はできないのですけれども、過去の実績がなく、また、技術者の経験がないといったケース、また、地域貢献もない場合などでは、1点ぐらいの点数ということも想定はできます。ただ、点数が低いからという足切りはございませんので、一応成立するという仕組みにはなってございます。
○委員(
近藤まさ子君) そうすると、点数に限らず、1者であったら通るということでしょうか。
○
契約管財課長(
加茂信行君)
価格評価点ですけれども、
予定価格の7割以下の札を入れた場合については失格ということになりますが、それ以外は成立するということでございます。
○委員(
近藤まさ子君) そうすると、
価格評価点、これは0点ですけれども、先ほど25点満点、これは7割以上ということですよね。
○
契約管財課長(
加茂信行君)
調査基準価格という価格帯を設けておりまして、これは非公表でございますけれども、そこに近いと25点に近づくという仕組みになってございます。
○委員長(杉本とよひろ君) ほかによろしいでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) ほかになければ、採決に移りたいと思いますけれども、簡易採決でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「議案第40号
工事請負契約の承認について(
港区立大平台みなと荘外部改修工事)」について採決いたします。
「議案第40号」は、原案どおり可決することでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、「議案第40号
工事請負契約の承認について(
港区立大平台みなと荘外部改修工事)」については、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(杉本とよひろ君) 次に、
審議事項(11)「議案第41号 物品の購入について(
感染症対策用テント等)」を議題といたします。
理事者から
提案理由の説明を求めます。
○
契約管財課長(
加茂信行君) ただいま議題となりました
審議事項(11)「議案第41号 物品の購入について(
感染症対策用テント等)」につきまして、提案の
補足説明をさせていただきます。当議案は、感染症対策用テントの購入について御承認をお願いするものでございます。
6月14日付の資料№6を用いまして、説明させていただきます。資料の
格納場所でございますが、
常任委員会・
特別委員会の
フォルダを開いていただきまして、令和3年6月14日から16日(第2回定例会)の中に格納してございます。資料が並んでいると思いますが、資料№6を御覧いただきたいと思います。
項番1、購入の目的は、避難所の感染症対策のためでございます。
項番2、入札(見積)
経過調書につきましては、後ほど説明させていただきます。
項番3、購入物品は、テント410張、ベッド410台でございます。
納入場所、納期につきましては、記載のとおりとなっております。
1枚おめくりいただきまして、入札(見積)
経過調書でございます。入札の方法は、制限付
一般競争入札で、4者の入札申込みがあり、1者を落札者としております。購入の相手方は、加賀屋産業株式会社赤坂営業所です。購入価格は2,457万9,500円です。
1枚おめくりいただきまして、購入物品の画像と寸法を掲載しております。
また1枚おめくりいただきまして、6月4日の当
常任委員会で資料要求をいただきました、購入物品の配備場所について御説明いたします。購入物品は、資料に記載する各施設に配備します。これらの施設は、災害時の避難所に指定している場所でございます。各施設に配備する数量は、テント5張、ベッド5台ずつでございます。
説明は以上です。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願いいたします。
○委員長(杉本とよひろ君)
提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。御質問等ございます方は、順次発言をお願いいたします。
○委員(土屋準君) 別紙2の写真を見てみると、これ、1人用のサイズだと思うのですけれども、防災訓練で、1人どれくらいの
スペースという基準があるかと思うのですけれども、それに当てはまる1人分の大きさということでしょうか。
○
防災課長(鈴木健君) 訓練の際には、従前ですと、1人当たり1.65平米の基準だったところを、新型コロナウイルス感染症対策ということを鑑みまして、1人当たり2掛ける2平米で、4平米は確保すると。さらに、医療動線等も確保した上で避難所運営をしようという形で、各地区での訓練なども行っております。
ですので、こちらを実際御覧いただきますと、寸法がありますが、2.1メートル掛ける2.1メートルということで、所要の1人当たり4平米は確保できているという形になります。
○委員(土屋準君) あと、感染症対策用ということですけれども、これ、感染者がここに入るということなのでしょうか。
○
防災課長(鈴木健君) 具体的には、特に重点的に利用するのは、感染者が避難所にいらっしゃった場合、また、濃厚接触者等が優先的に使用していただく形となります。
ですが、状況によって、例えば、新型コロナウイルス感染症か分からずとも体調不良の方であるとか、特定の配慮が必要な方にも使用することは、状況での判断となるかと思います。
○委員(土屋準君) あと、配備場所が各避難所、82か所なのですけれども、ふだん置いておく場所というのは、別に設けてあるのでしょうか。
○
防災課長(鈴木健君) ふだんは、備蓄倉庫の
スペースの問題がございますので、民間の備蓄物資を置かせていただく場所に集中してストックしております。実際に今、発災時ないし発生が想定される段階、例えば、出水期、台風等ですとあらかじめ被害状況が見通せますので、そういった段階で物資をストックしている場所から各避難所に配置していくという形となります。
○委員(榎本茂君) まず最初に、民間の備蓄物資を置いている場所というのは、具体的にはどの辺になるのですか。区内ですよね。
○
防災課長(鈴木健君) 備蓄物資を置く場所として民間の
スペースを借りているのは、全て区内になっております。今回の物品を配備する予定の場所としては、ホテルオークラの防災備蓄になります。
○委員(榎本茂君) これ、非常に多岐にわたる場所でこの運用をするわけですけれども、実際、運用のときに、これらの場所は全部医療従事者がやるわけではないわけですよね。個人用のマニュアルみたいなものを今後つくっていかれるのだと思うのですけれども、マニュアルづくりにおいて、実際に医療的な知識がある人がいないところでの運用について、お考えをお聞かせいただいてもいいですか。
○
防災課長(鈴木健君) 昨年度から、新型コロナウイルス感染症の対応ということで、避難所ごとの感染症対策マニュアルというものを、昨年度、みなと保健所の監修も得ながら策定しているところでございます。具体的には、やはり榎本委員御指摘のとおり、必ずしも医療関係者が避難所におるわけではございませんので、体調不良者の健康管理が非常に課題となってございます。
具体的には、受付の段階でチェックシートで問診を行った上で経過観察を、体調不良をあらかじめ申し出た方に対しては専従の管理者を通じて、情報を災害対策本部、ないしは、みなと保健所と共有して対応を検討するという形としております。
また、今回、例えば、このような感染されている方、自宅療養をされている方が避難せざるを得ないような状況になった場合に、今回のようなテントを使った専用
スペースを確保するわけですけれども、その方々においても、体調不良が生じた場合については、相談体制ないしは定期的な健康管理のチェックをしながら、みなと保健所と情報共有をしていくというところまでは、感染症対策マニュアルで整理してございます。
具体的な運用については、やはりそのマニュアルに基づいて、実際にどのような手順が取れるかということを昨年度も実施しておりますし、今年もまたやっていくということを考えております。
また、自宅療養者については、みなと保健所が、日によって変動はありますけれども、管理、特定ができておりますので、そういった方々への安否確認、移送も含めて、実際の運用の細目については、現在、9月以降の台風シーズンに備えて細目を調整しているところでございます。
○委員(横尾俊成君) 確認なのですけれども、テントとベッド、これは災害が発生した時点で自動的にというか、5セットは必ず行くという運用になっているのか、あるいは発生して、感染者が出たというときにホテルオークラから輸送するというような運用なのでしょうか。
○
防災課長(鈴木健君) 災害想定が台風の場合と震災の場合とで若干対応が異なってまいります。台風については、台風の経路予測等ができますので、その時点であらかじめ開設可能な避難所を特定し、そこに配備を集中的にするという形です。
一方、震災の場合ですと、いつどのような状況でどの規模の震災が来るか分かりませんので、その災害、震災によって、建物のダメージなども異なります。また、道路の経路等、そういった状況を勘案して、開設可能な避難所をまず特定し、そこにその時点でのリソースを使って配備をしていくという形になります。
○委員(横尾俊成君) そうすると、例えば、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大して、濃厚接触者が1つの避難所に5人以上出てしまった場合の運用をお聞きしたい。
○
防災課長(鈴木健君) 避難所ですので、避難される方を拒むことは当然できないという中で、可能な限り感染予防対策としてのこういったテントや隔離
スペース等の確保などを行ってまいりますが、状況によってそれが整わない場合もあろうかと思います。そうならないように、昨年度から避難所開設状況システムというものをつくりまして、現在の混雑状況等については、お知らせをしておるところでございます。
また、濃厚接触者ないし自宅療養者については、みなと保健所で捕捉しているところもございますので、災害対策本部ないしは防災課とみなと保健所とで連携を取りながら、事前の周知等を図っていきたいと考えております。
○委員(横尾俊成君) 実際そうはいっても避難所で5人以上の方が感染した、疑いがあるということになってしまった場合、資機材としては5セットしかないわけで、その場合の対応について教えてください。
○
防災課長(鈴木健君) それはもちろんほかの避難所、ないしストックしている場所から移送しますし、これまでもテント以外でも、ストレス緩和のためのパーティションという意味合いでの多目的テントなどもございますので、そういったありとあらゆる隔離可能な手段、物資を集中的に投入していく形になるかと思います。
○委員(兵藤ゆうこ君) これ、体調不良の方への配慮ということなのですけれども、写真だとすごく小さいテントで、ベッドが基本的には入る形ということですよね。
あと、やはり体調不良だと、ベッドの上でかける布団など、そういったものは、別のところから送られてくるという形になるのでしょうか。
○
防災課長(鈴木健君) このベッドを利用される方によらず、毛布等は備蓄物資としてございますので、それは適宜活用していく形になります。
○委員長(杉本とよひろ君) ほかによろしいでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) ほかに御質問等なければ、質疑はこれにて終了いたします。
採決は、簡易採決でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) それでは、「議案第41号 物品の購入について(
感染症対策用テント等)」について採決いたします。
「議案第41号」は、原案のとおり可決することに御異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、「議案第41号 物品の購入について(
感染症対策用テント等)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(杉本とよひろ君) 次に、日程を戻して、
審議事項(2)「
区長報告第4号
専決処分について(和解)」を議題といたします。
理事者から
提案理由の説明を求めます。
○
総務課長・人権・
男女平等参画担当課長兼務(荒川正行君) それでは、ただいま議題となりました
審議事項(2)「
区長報告第4号
専決処分について(和解)」につきまして、御説明いたします。今御覧いただいている
総務常任委員会の
フォルダの資料№1に基づきまして、御説明いたします。
それでは、資料№1の最初のページ、項番1、事故の概要を御覧ください。この事故でございますが、令和3年3月25日木曜日午前10時28分頃、港区港南二丁目2番、特別区道第243号線道路上で発生いたしました。相手方ですが、中日臨海バス株式会社でございます。内容ですが、集積所でごみの積込みを終え、清掃車を発車させようとしたところ、前方に停車しておりました相手方のバスがバックをしてきまして、区の清掃車に衝突をした物損の事故でございます。事故の原因ですが、相手方のバスがサイドブレーキをかけないまま、ちょうど運転手の交代ということで下車をし、交代のドライバーと立ち話をしていたときに下がってきたものでございます。責任の割合は、相手方運転手の不注意で生じた事故であり、区に法令違反や過失がないため、区ゼロ%、相手方100%となっています。
専決処分の日は、令和3年5月14日で、区の損害は22万2,189円でございます。
おめくりいただき、次のページを御覧ください。位置図につきましては、事故の発生場所、拡大図は事故の発生の状況と車両の位置関係をお示ししております。
拡大図で状況を御説明します。先ほど御説明いたしましたおり、区の職員がごみの積込みを終了して発車しようとしたところ、前に止まっていた相手方のバスがバックをしてきました。区の清掃車は、これをよけるために、右側前方に避けるために、後方に停車していた車両に接触をしない距離を保ち後退をしましたが、なお相手方バスが後退をして接近してきました。クラクションを鳴らしたところ、下車していた相手方運転手が車両に乗り込み、ブレーキをかけたのですが、間に合わず、区の清掃車に衝突いたしました。
次の写真が、車両の損傷状況になります。若干見づらいのですけれども、上の写真が区の清掃車の損傷状況です。丸で囲った部分、サイドミラーやバンパーにへこみや傷などの損傷がございます。
下の写真が相手方車両の主な損傷状況で、こちらも丸で囲った部分、車体後部のリアバンパーなどに損傷がございます。
次のページ以降、交通事故証明書の写し、清掃車の修理に係る見積書となり、最後のページが、相手方と取り交わしました和解条項でございます。和解の内容ですが、1、相手方港区に対して22万2,189円の支払義務があることを認める。2、甲である港区は、その余の請求を放棄する。3、甲及び乙は、甲と乙の間には、本件事故に関し、本和解条項に定めるもののほか、何らの債権債務のないことを相互に確認するということになってございます。
本件事故は、相手方の過失によるものではございますが、事故防止の徹底を改めて周知するため、事故の翌日、始業時にみなとリサイクル清掃事務所の所属長から、自動車運転職員、それと収集職員全員に事故の概要を伝えるとともに、安全運転について改めて指導してございます。
簡単ですが、説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御了承いただきますようお願いいたします。
○委員長(杉本とよひろ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御発言のある方は、どうぞお願いいたします。
○委員(土屋準君) 清掃車が発車しようとしたところ、相手方のバスが下がってきたという。この相手方バスは、いわゆるサイドブレーキをしていなかった状態なのでしょうか。
○
総務課長・人権・
男女平等参画担当課長兼務(荒川正行君) 土屋委員御指摘のとおり、サイドブレーキをかけないままバスから降りていたという状況でございます。
○委員(土屋準君) あと、清掃車は下がってよけようと思ったけれども、後ろに車両がありよけられなかったので、ぎりぎりまで下がってからクラクションを鳴らしたというのですが、先にクラクションを鳴らすというのは難しかったのでしょうか。
○
総務課長・人権・
男女平等参画担当課長兼務(荒川正行君) 私も、ドライブレコーダーを確認しました。下がるのとほぼ同時ぐらいにクラクションをかなり鳴らして、やっと相手方のドライバーが気づいて乗り込んだようですが、間に合わなかったという状況でございます。
○委員(
近藤まさ子君) 見積書が入っていますけれども、この見積書というのは、例えば何社かに聞くことは、この事故の場合はしなかったのでしょうか。
○
総務課長・人権・
男女平等参画担当課長兼務(荒川正行君) 清掃車自体が、かなり特殊な車両になっておりまして、より早く確実にできるところということで、いつもお願いしているようなところなのですが、今回もそこでお願いしたというところでございます。
○委員長(杉本とよひろ君) よろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) ほかに御質問がなければ、質疑はこれをもって終了いたします。
採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) それでは、
審議事項(2)「
区長報告第4号
専決処分について(和解)」について、報告のとおり了承することに御異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) 御異議がないと認め、本件は満場一致をもって報告のとおり了承すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(杉本とよひろ君) 次に、
審議事項(3)「
区長報告第5号
専決処分について(
損害賠償額の決定)」を議題といたします。
理事者の説明を求めます。
○
総務課長・人権・
男女平等参画担当課長兼務(荒川正行君) 引き続き、
審議事項(3)「
区長報告第5号
専決処分について(
損害賠償額の決定)」につきまして、本日付の当
委員会資料№2に基づきまして、御説明をさせていただきます。
それでは、資料№2の最初のページ、項番1の事故の概要を御覧ください。この事故ですが、令和3年2月24日水曜日午前11時30分頃、港区東麻布三丁目3番先の特別区道第957号線道路上で発生いたしました。
事故の内容でございます。区の職員が運転する庁有自転車が、麻布十番方面から桜田通り方面へ走行中に、横断歩道を走行しておりました相手方の自転車に、出会い頭に衝突したというものでございます。事故の原因ですが、区の職員が前方を十分に確認していなかったというものでございます。次に、相手方の負傷状況と責任の割合につきましては、記載のとおりでございます。
専決処分の日は、令和3年5月12日で、
損害賠償額は1万60円でございます。
次のページ、位置図が、事故の発生状況を表しております。拡大図が、事故の発生の状況をお示ししてございます。
拡大図で御説明いたしますと、区の職員が運転する自転車が、麻布十番方面から桜田通り方面へ走行中に、横断歩道を走行しておりました相手方の自転車に接触をしたというものでございます。
次ページ以降、交通事故証明書をおめくりいただきまして、相手方が受診した際に負担をしました診療費などの領収書及び明細書、最後のページが、相手方と取り交わしました示談書でございます。示談内容にありますとおり、港区は相手方に
損害賠償額1万60円を支払います。
最後に、再発防止に向けた取組でございます。事故の当日、当該課長が直ちに運転した職員から事故内容を確認し、注意をするとともに、所属職員全員に対して、自転車利用時の安全確認を厳重に行うよう指導いたしました。また、事故の翌日から3月31日までの間に3回、警視庁が発行しております自転車事故防止資料を用いまして、所属職員全員に指導しております。さらに、4月9日、相手方から治療を終了した旨の連絡を受けまして、同月12日、当該課長が所属職員全員に改めて事故の概要を説明した上で、自転車利用に際しては常に安全運転を心がけ、自転車による死亡事故も起こり得るということを想定して、歩行者などに注意を払うよう再度指導を徹底してございます。
簡単ではございますが、説明は以上でございます。よろしく御審議の上、御了承いただきますようお願いいたします。
○委員長(杉本とよひろ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御発言のある方は、順次発言をお願いいたします。
○委員(土屋準君) 拡大図を見ると、自転車同士の出会い頭というのですか、そのような事故に見えるのですけれども、信号機がついているのですが、この信号の状態はどうだったのでしょうか。
○
総務課長・人権・
男女平等参画担当課長兼務(荒川正行君) 相手方は青であることを主張しております。一方、区の職員ですが、いろいろな考え事をしていて、青だったか赤だったか、そこがはっきりしないという状況でございます。ただ、現場に例えば
防犯カメラなど、そういったものがあったわけではないので、あくまでもそれぞれの当事者の言い分の中でということで、警察も事故処理をしているところでございます。
○委員(土屋準君) あと、ぶつかり方なのですけれども、例えば、相手の側面にぶつかった感じなのか、それともこちらが先に行っていて、そこにぶつかったのか。
○
総務課長・人権・
男女平等参画担当課長兼務(荒川正行君) 相手方の前輪に横から区の職員が当たったような感じになっています。区の職員もそれほどスピードが出ておりませんでしたので、相手方が倒れたりはしなかったのですが、倒れないように踏ん張った際に、若干関節を傷めてしまったということであります。
○委員(
近藤まさ子君) 相手方は、車道を走っていたのですか。右側を走っていますよね。
○
総務課長・人権・
男女平等参画担当課長兼務(荒川正行君) まさにこの図面のとおりでございますので、横断歩道上を自転車で渡っていたということになります。
○委員(
近藤まさ子君) これを見ると、区の職員は左側を走っていて、相手方は自転車で右側を走っていたと。
○
総務課長・人権・
男女平等参画担当課長兼務(荒川正行君)
近藤委員御指摘のとおり、相手方はまさに右側を走っていらっしゃいます。
○委員(
近藤まさ子君) 右側を走っていても、責任の割合は100%が区。自転車は左側ですよね。
○
総務課長・人権・
男女平等参画担当課長兼務(荒川正行君) 御指摘のとおり、自転車も車両ですので、左側通行でというのが当然、基本的なルールだとは思います。今回、相手方が区民の方ということと、区の職員側が明確に信号をきちんと見ていたということがなく、今後、争いに発展したときに、区の方が最後まで戦えるような状況ではなかったということもございまして、ここで示談ということがいいのではないかと判断したということでございます。
○委員長(杉本とよひろ君) よろしいですか。
ほかに御質問等ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。
採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) それでは、
審議事項(3)「
区長報告第5号
専決処分について(
損害賠償額の決定)」について、報告のとおり了承することに御異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) 御異議なきものと認め、本件は満場一致をもって報告のとおり了承すべきものと決定いたしました。
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○委員長(杉本とよひろ君) それでは、本日の審議はこれまでとし、本日審議できなかった
区長報告2件、議案3件、請願2件、発案1件につきましては、本日継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) それでは、本日継続と決定いたしました。
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○委員長(杉本とよひろ君) そのほかに、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(杉本とよひろ君) なければ、本日の
委員会を閉会いたします。
午後 4時05分 閉会...