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令和3年5月27日東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会-05月27日

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  1. 港区議会 2021-05-27
    令和3年5月27日東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会-05月27日


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    最終取得日: 2021-09-21
    令和3年5月27日東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会-05月27日令和3年5月27日東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会  東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会記録(令和3年第3号) 日  時  令和3年5月27日(木) 午後1時28分開会 場  所  第5委員会室 〇出席委員(13名)  委 員 長  黒崎 ゆういち  副委員長  近 藤 まさ子         石 渡 ゆきこ  委  員  榎 本 あゆみ         なかね  大        やなざわ 亜紀         土 屋  準        福 島 宏 子         清 家 あ い        なかまえ 由紀         ゆうき くみこ        池 田 こうじ         七 戸 じゅん  議  長  二 島 豊 司  副 議 長  阿 部 浩 子 〇委員外議員(2名)
           玉 木 まこと         琴 尾 みさと 〇欠席委員   な し 〇出席説明員  芝地区総合支所まちづくり課長                     香 月 佑 介  赤坂地区総合支所まちづくり課長                    成 清 勝 博  高輪地区総合支所長・産業・地域振興支援部長兼務高輪地区総合支所総合支所長事務取扱高輪地区総合支所管理課長事務取扱)                                     山 本 睦 美  高輪地区総合支所まちづくり課長                    小 林 秀 典  芝浦港南地区総合支所長環境リサイクル支援部長兼務          長谷川 浩 義  芝浦港南地区総合支所まちづくり課長                  近 江 善 仁  地域振興課長・国際化・文化芸術担当課長兼務              太 田 貴 二  観光政策担当課長  佐 藤 真 理  都市計画課長                             野 口 孝 彦  土木課長      杉 谷 章 二  環境課長                               大 浦  昇  みなとリサイクル清掃事務所長                     阿 部 徹 也  企画経営部長                             大 澤 鉄 也  オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務  白 石 直 也  生涯学習スポーツ振興課長                       河 本 良 江 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 東京2020大会の気運醸成に向けた取組状況について   (2) 東京2020大会期間中の区内における交通規制の概要について   (3) オリンピック聖火リレーの準備状況について   (4) パラリンピック聖火リレーの準備状況について   (5) コミュニティライブサイト及び観客村の準備状況について   (6) ホストタウン事業の準備状況について  2 審議事項   (1) 発 案元第11号 東京オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた諸対策について                              (元.6.20付託)                 午後 1時28分 開会 ○委員長(黒崎ゆういち君) ただいまから、東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、池田委員、七戸委員にお願いいたします。  初めに、当委員会の説明員についてです。4月の組織改正及び人事異動に伴い、当委員会の説明員について変更がありましたので、変更となった説明員の紹介をお願いいたします。 ○企画経営部長(大澤鉄也君) 去る4月1日付で説明員の異動を行いましたので、私から御紹介いたします。  まず、部長級職員です。  産業・地域振興支援部長の山本睦美です。  環境リサイクル支援部長長谷川浩義です。  次に、課長級職員を御紹介いたします。  芝地区総合支所まちづくり課長の香月佑介です。  赤坂地区総合支所まちづくり課長の成清勝博です。  高輪地区総合支所まちづくり課長の小林秀典です。  芝浦港南地区総合支所まちづくり課長の近江善仁です。  産業・地域振興支援部国際化文化芸術担当課長の太田貴二です。  産業・地域振興支援部観光政策担当課長の佐藤真理です。  街づくり支援部都市計画課長の野口孝彦です。  街づくり支援部土木課長の杉谷章二です。  環境リサイクル支援部環境課長の大浦昇です。  環境リサイクル支援部みなとリサイクル清掃事務所長の阿部徹也です。  教育委員会事務局教育推進部生涯学習スポーツ振興課長の河本良江です。  説明員の紹介は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(黒崎ゆういち君) 本年度の説明員につきましては、お手元に資料を配付しておりますので、御確認をお願いいたします。  なお、丸印のついている説明員につきましては、今までどおり案件に応じて出席していただきたいと思います。そのような扱いでよろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(黒崎ゆういち君) それでは、そのようにさせていただきます。  次に、当委員会の担当書記を御紹介します。議事係の谷口健太郎さんです。  それでは、案件のない説明員は御退席いただいて結構です。ありがとうございました。  次に、省エネルギー型のライフスタイルの取組についてです。議会としても、環境に配慮した取組を、本年も例年同様行うことが確認されましたので、皆さんの御理解と御協力のほど、よろしくお願いいたします。     ────────────────────────────────── ○委員長(黒崎ゆういち君) それでは、報告事項に入ります。初めに、報告事項(1)「東京2020大会の気運醸成に向けた取組状況について」、理事者の説明を求めます。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 本日付の当委員会資料差し替え版の№1を御覧願います。  このたびは、別紙の表中、A区分の実施場所を誤って記述し、資料の差し替え対応をお願いいたしましたこと、誠に申し訳ございませんでした。今後の資料調製に当たりましては、改めて細心の注意を払い、対応してまいります。誠に申し訳ありませんでした。  それでは、報告に入ります。本件は、大会の気運醸成に向けた取組状況を御報告するものです。項番1、推進助成事業を御覧願います。A区分の10万円、B区分の50万円、C区分の100万円におけるそれぞれの助成決定事業について記載しております。助成率はいずれも10分の10。第1回募集分では、B区分として1団体、C区分として2団体を決定し、第2回募集分では、C区分として5団体について、それぞれ審査会を経て決定したところです。なお、A区分については申込み順による決定であり、第1回募集分では申請がありませんでしたが、第2回募集分について、4月末時点で2団体の事業を決定しております。  具体的な決定事業につきましては、最終ページの別紙を御覧願います。別紙上段の項番1に第1回募集分を、下段の項番2には第2回募集分をまとめております。団体名や事業名、事業内容などは記載のとおりですが、項番1のC区分の2つの事業につきましては、国による緊急事態宣言の発出等を踏まえ、延期等の扱いとなっております。  資料2ページにお戻りください。項番2、企業提案型気運醸成事業についてです。本年1月末まで募集したところ、1事業者から提案があり、(3)に記載のとおり株式会社読売新聞東京本社によるBaseball5 in 港区2021を6月12日土曜日に港区スポーツセンターで実施する予定です。当初5月15日土曜日の実施を目指していたところ、東京都による緊急事態措置の内容等を踏まえ延期したものであり、今後の動向等によっては再度の延期または中止の可能性がございます。  項番3の新橋SL広場スポーツフェスタ2021につきましては、6月6日日曜日に開催を予定しておりましたが、5月11日時点で延期または中止を決定いたしました。  3ページを御覧願います。項番4の新宿区及び渋谷区と連携したイベントについては、5月8日土曜日及び9日日曜日に国立競技場での開催を予定していたところですが、4月26日時点で中止を決定いたしました。  項番5の聖火リレートーチにつきましては、6月28日月曜日から29日火曜日までの2日間、港区役所1階ロビーに展示する予定です。なお、都内複数の区市町村で展示が延期されているため、今後港区の展示日時も変更となる場合がございます。  最後に、項番6のその他の取組についてです。(1)から(4)それぞれの取組を、それぞれ括弧内の場所で継続的に実施しております。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(黒崎ゆういち君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。 ○委員(福島宏子君) よろしくお願いします。  初めに、私たち共産党区議団は、5月19日に区長に対して、新型コロナウイルス感染症感染拡大から区民の命・暮らしを守るための緊急申入れを行いました。その中の項目として、オリンピックについては、東京都や大会組織委員会に対して、区として中止を求めることなど幾つかの点を盛り込んでおります。私たちはそういった立場ですけれども、今日はこの委員会を有意義にするために、そういった立場の上で幾つか質問させていただきます。  気運醸成に向けた取組ですが、この気運醸成の中に、いつの頃からかレガシー創出という文字がなくなってしまったように思います。お台場の海を泳げる海にとか、その他レガシー創出ということで、これまで提案があったと思いますが、お台場の方の進展、区として水質調査の回数を増やすべきだといったことをこれまでも申し上げてきました。現在の水質調査の在り方、そして結果や今後の取組などについて教えてください。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) お台場の水質に関する御質問をいただきました。本件は環境課の事業にはなりますけれども、皆様御承知だと思いますが、お台場海浜公園自体が今セキュリティの関係で入場ができなくなっております。そのため、令和3年度予定している水質調査につきましては、現時点では4月、5月ということになりますが、今のところ実施できてございません。  9月5日にパラリンピックが閉会後、順次お台場海浜公園が開放されていくことになりますが、その辺りを見計らいながら、今年度の実施回数等については検討していくということで、環境課の方には確認してございます。  いずれにおきましても、令和3年度の水質調査は、区としてはまだ実施できていないというところでございます。 ○委員(福島宏子君) 水質調査もそうですが、お台場の海を泳げる海にというレガシー創出の観点で、この東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会としてどのように捉えて、どうやって進めるかということをお伺いしたいのですが、いかがでしょうか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) お台場の海を泳げる海にということは、港区としてもスローガンでありますし、この4月からの港区基本計画におきましても、一つのレガシー創出という観点で掲げております。  この水質調査というのは一つのきっかけでございますが、お台場学園を中心としたノリづくりというこれまでの事業の今後の取組や、そもそもこのお台場の海を考える機会の創出といったところについては、福島委員御指摘の気運醸成のみならず、レガシーの創出というのは非常に重要な観点かと思います。  このお台場を泳げる海にというスローガンについては引き続き取り組む事項でございますので、これについては現時点で具体的に何かというところは難しいですが、少なくとも東京オリンピックパラリンピック競技大会を契機とした一つのレガシー創出の取組になると考えております。 ○委員(福島宏子君) 次に行われるパリオリンピックとも連携するような形でこれまでもずっと取り組まれてきたことだと思います。今年を過ぎて今後の取組もやはり水質調査が一番鍵になってくるのではないかと思いますが、そういった下でも、このレガシー創出というところで、引き続き取り組んでいただきたいと思います。  もう一つ、レガシー創出の観点からです。スポーツクライミングができる場所を区内の区有施設につくるべきではないかということを考えます。あとは、今、港区内でも様々なところでスケートボードをやっている若者たちを見ますが、なかなかスケートボードをやる場所がないということを訴えられているのではないでしょうか。  そういった中で、やはりレガシー創出、港区として何ができるのかということを考え、スポーツクライミングであれば、区有施設の壁を使って幾つかできる施設というのは考えられると思います。そういった積極的な何か取組ということに関しては、今後も含めていかがでしょうか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) スポーツクライミングスケートボードに関しては、オリンピックの競技の一つになってございます。本件、スポーツを所管する生涯学習スポーツ振興課や学校などを担当する教育指導担当とも連携しながら、身近にスポーツを感じ取れる場所づくりといったところは検討していきたいと思います。よろしくお願いします。 ○委員(福島宏子君) ありがとうございます。  今回の資料にいろいろ気運醸成プログラムが書かれていますが、やはり企業の力ももちろん借りながらだとは思いますが、企業に全面的に頼るのではなくて、区として独自の区民のためのレガシー創出というところにぜひ力を入れていただき、予算を使っていただきたいと思います。 ○委員長(黒崎ゆういち君) ほかに御質問ございますでしょうか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(黒崎ゆういち君) ほかになければ、報告事項(1)「東京2020大会の気運醸成に向けた取組状況について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(黒崎ゆういち君) 次に、報告事項(2)「東京2020大会期間中の区内における交通規制の概要について」、理事者の説明を求めます。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 本日付の当委員会資料№2を御覧願います。大会の開催に伴い、国立競技場周辺聖火リレールートの周辺、お台場海浜公園の周辺など、計7種類の交通規制が区内で実施されます。一部調整中や公表されていない事項なども含みますが、現時点で明らかになっている内容を中心に御報告いたします。  まず、項番1、国立競技場周辺についてです。国立競技場周辺については、(1)の約4か月間に及ぶ大会期間前後と(2)の4日間設定されている開閉会式当日の2種類がございます。(1)の規制概要については5月10日から公表されており、具体的な内容は後ほど別紙1を用いて説明いたします。(2)の規制概要につきましては現時点で公表されておりませんが、(1)よりも広範囲かつ一部車道の通行止めなど、より厳しい規制が予定されております。
     項番2と3は、聖火リレー実施時の交通規制の概要についてです。日程等は記載のとおりであり、オリンピック聖火リレーについては、後ほど別紙2を用いて説明いたします。  2ページを御覧願います。項番4と5は、トライアスロン競技の会場となるお台場海浜公園周辺交通規制の概要についてです。それぞれ太字で記載されている日程が競技実施日であり、それに先駆けてバイクの試走日にも交通が規制されます。予備日については、悪天候等により競技実施日が延期された場合に備えて設定されており、予定どおり競技が開催された場合には、特段の交通規制はございません。  項番6のパラマラソンにつきましては、日比谷通りを中心に交通規制が予定されておりますが、具体的な規制の情報は、現時点では調整中とされております。  別紙1を御覧願います。国立競技場周辺規制概要です。この地図上、赤く塗られている区域は立入りができないエリアであり、フェンス等で囲われます。黄色い斜線で塗られている道路は通行規制エリアであり、居住者や業務車両を除き通行ができません。  別紙1につきましては、右下、左下に1から4までのページが付番されておりますが、1ページには、6月8日から26日まで及び9月17日から30日までの期間の規制の概要を示しております。  2ページを御覧ください。2ページには、6月27日から7月2日まで、右側3ページには、7月3日から9月16日までの規制の概要を示しております。  なお、開会式及び閉会式当日に該当する計4日間につきましては、別途大規模な規制が予定されています。先ほどの4ページには周辺の区域図が示されております。  別紙2を御覧願います。オリンピック聖火リレールート周辺規制概要です。スタートのSを記載している外堀通りを青く塗っておりますが、この道路の色と吹き出しの青い枠の規制開始予定及び開場予定の時間が一致するよう、おおむねの道路の規制時間を色で区分けできるようにしております。同様に青山通り周辺を緑色、外苑東通り周辺を紫色、六本木通り周辺を茶色、最後に環状3号線及び日比谷通り周辺を水色で、それぞれの道路のおおむねの規制時間を示しておりますので、御確認ください。  最後に、別紙3を御覧願います。お台場海浜公園周辺規制概要についてです。1ページには、オリンピック期間中の全体概要を記載しております。  2ページを御覧ください。こちらにはトライアスロン競技のコースが示されております。  3ページ以降には日ごとの規制概要が示されており、おおむねの規制時間は、それぞれのページの上段に記載されております。凡例にありますが、赤く塗られている道路は、車両が通行止めされる箇所です。オリンピック期間中の交通規制情報が、こちら6ページまでとなっております。  7ページからは、パラリンピック期間中の情報です。資料の構成につきましては、10ページまでオリンピックと同様でございます。  11ページには、トライアスロン競技の見どころが掲載されており、最終12ページには、注意事項や路線バス等の案内が記載されておりますが、バスの運行方法につきましては、引き続き関係機関において調整中でございます。  資料本編の2ページにお戻りください。項番7の区民向け周知のスケジュールについてです。本日、台場地区を対象に別紙3のチラシが組織委員会によって全戸配布されるほか、今後、記載のとおり、順次交通規制に関する情報を区民等に周知していく予定です。基本的には、組織委員会が各チラシを配布することとなりますが、このうち聖火リレー交通規制チラシの配布につきましては、区が担う予定です。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(黒崎ゆういち君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。 ○委員(福島宏子君) 1枚目の1番のところ、別紙1になるのかと思いますが、5月10日以降に、(1)の大会期間前後に交通規制の影響が生じる競技場周辺の区民等に配布していますとあります。これは何世帯に対してとか、どの程度の範囲ということは、区では把握しているのでしょうか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 本件は組織委員会が配布しております。組織委員会から得た情報によりますと、全体の世帯数で言いますと約1万9,000世帯になります。具体的に配布している場所につきましては、西麻布二丁目、六本木七丁目及び赤坂三丁目から九丁目、南青山一丁目から四丁目並びに北青山一丁目から三丁目と聞いてございます。約1万9,000世帯に対して、5月10日以降配布しているということを組織委員会から確認しております。 ○委員(福島宏子君) それが十分かどうかというのは分かりませんが、期間も長いですし、そこに住んでいる方はもちろん、区民やお仕事で来られる方といった全ての方に関わることではないかなと思います。ホームページには出ているということなのかもしれませんが、区としては、例えば広報や港区の掲示板といったところで、もう少し全区民的に知らせるように、何か周知の方法というのは考えられないでしょうか。ぜひ知らせていただきたいなという思いで質問します。いかがでしょうか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) まず、紙媒体の広報みなとによる周知につきましては、この地図自体を掲載するのはなかなか難しゅうございます。ただ、こういった交通規制が発生します、生じますということにつきましては、ホームページに誘導するような記事を、5月1日または11日のいずれかの広報誌で掲載させていただいたところです。  ただ、それが十分でないということは、私どもも認識しております。この交通規制のお知らせに関しては、都度、広報みなと、また紙媒体も含めた、より多くの区民の皆様へお知らせする手法について、今後検討また工夫していきたいと思っております。また、区設掲示板への掲示に関しましても、現時点では、赤坂地域周辺の掲示板への掲示というところは着手しておりますが、全区的な対応、また全区的に区民にお知らせするという観点から、区設掲示板へのお知らせについても工夫していきたいと思います。 ○委員(福島宏子君) ありがとうございます。  最後のページの御注意というところ、資料の最後の東京都のものなのですが、郵便物や宅配物などの配達に影響が出る場合がありますということがさらりと書かれています。この期間中ずっと届かないということが起きるとすると、困る区民などもいるのではないかなと思います。  配達の方に通行証を発行するといったことはなさらないのでしょうか。あと、やはり朝の新聞などの部分で、特にお台場の地区は、午前2時半や3時から午前中いっぱい、お昼くらいまで交通規制がある中で、新聞配達の事業所といったところへの周知というものは、組織委員会がやらなければ、港区としても責任を持ってきちんとやっていただければと思いますが、その辺はいかがでしょうか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) まず、資料2の最終ページにあります御注意の米印4点目、郵便物や宅配物などの配達に影響が出る場合がありますという表現につきましては、私どもも気になったので、組織委員会に事前に確認いたしました。この資料にある郵便物、宅配便については、時間が遅れる場合があるのか、その日届かないのか。その日届かないということはないそうで、時間が少しかかってしまうということは確認しております。  2つ目のお台場地区の新聞の関係につきましても、主催は組織委員会であり、確認しました。臨海副都心にあります臨海副都心新聞販売株式会社という会社があり、2020年3月以降そちらと調整をしているとのことです。最新の情報で言いますと、今月25日にも同社と調整し、具体的には東雲にあります営業所から配達となるそうですが、こちら配達はできるという確認は取れているとのことです。組織委員会が行う事業ではあるものの、区民生活に影響が出る部分について、区としてお知らせすべきところはお知らせしていく必要があるかと思いますので、その辺りは組織委員会とも連携していきたいと思います。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。東雲の事業所からの新聞は滞りなく配達されるということは、台場地域に通行止めとは関係なく業者の方は入れると受け止めてよろしいのですか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 交通規制のところ、道路を車両が通ることはできません。道路交通法で言うところの例えばパトカーや救急車に該当すれば通れるそうですが、新聞配達の車についてはこれに該当しないということで、その道路は通ることができないものの、徒歩や自転車で。また、そういったところの工夫を新聞社の方でやられると、組織委員会としては確認が取れたというところでございます。  一方で、自転車も当然車両になりますし、本来車道を通るのがルールですので、その辺りは徒歩などいろいろな工夫をしながら、配達するとのことです。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。時間的には大分朝早いので、これが終わり次第、路線バスや「ちぃばす」も午後の時間帯は通常どおり運行ができるとは思いますが、先ほどオリンピックパラリンピック推進担当課長もおっしゃいましたが、やはり区民生活を守る立場で、ぜひ最善を考えていただきたいと思います。 ○委員長(黒崎ゆういち君) ほかに御質問ございますでしょうか。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(黒崎ゆういち君) ほかになければ、報告事項(2)「東京2020大会期間中の区内における交通規制の概要について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(黒崎ゆういち君) 次に、報告事項(3)「オリンピック聖火リレーの準備状況について」、理事者の説明を求めます。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 本日付の当委員会資料№3を御覧願います。本件は、現在の区におけるオリンピック聖火リレーの実施に向けた準備状況について御報告するものです。  項番1の聖火リレーの概要を御覧願います。3月25日木曜日に福島県を出発した聖火リレーは、本日5月27日現在、滋賀県を走行しております。7月9日金曜日には、都内の走行ルートとして、世田谷区の駒沢オリンピック公園陸上競技場を出発し、港区においては、(1)のとおりオリンピック開会式前日の7月22日木曜日祝日に走行する予定です。その他、概要は記載のとおりです。  項番2の住民等周知を御覧願います。交通規制の影響等を考慮し、区では、先週22日土曜日までの間、ルート沿道の住民や企業等に対し実施概要を配布し、あらかじめのお知らせを行いました。今後、6月下旬までには具体的な規制時間等を示した規制チラシを、より広範囲の対象居住者等に配布いたします。  2ページにお進みください。項番3の聖火ランナーについてです。東京都の実行委員会の枠として区内を走行するランナーは、(1)の表のとおりです。なお、組織委員会によれば、ルート上のどの位置をどのランナーが走行するかについては、走行日の二、三週間前に決まるとされており、また、走行直前まで公表はできない扱いとされております。このほか、(2)のとおり、実行委員会の枠以外のランナーについては引き続き調整中でございます。  項番4のサポートランナーを御覧願います。区では、セレブレーション会場となる区立芝公園の最終ランナーの後方を走行し、聖火リレーを共に盛り上げるサポートランナーの打診を進めております。港区教育委員会表彰や区内障害者団体、港区国際交流協会の取組などに着目し、国籍、障害の有無、性別、年齢のバランスに配慮し、選定を行っております。  項番5のボランティアの応募状況を御覧願います。3ページの(1)及び(2)のとおり区がボランティアを募集したところ、(4)のとおり計845名の応募がございました。申込み方法の種別や年代別、区民・区外在住者別の内訳は記載のとおりです。  項番6のセレブレーションの概要及び観覧者の募集についてです。4ページを御覧願います。実施概要は(1)のとおり、区立芝公園において、現時点では開場を午後5時頃、開始を午後7時40分頃、閉場を午後8時30分頃と見込んでおります。  (2)の観覧者の募集を御覧願います。組織委員会では、観覧客の入場管理を徹底するため、各都道府県実行委員会に事前申込みの手法によることをルール化しております。東京都では、全14会場で行われるセレブレーションの観覧希望者を来月6月1日火曜日から15日火曜日までの2週間、専用のホームページで募集を受け付けます。都民全体で780人の枠を募集し、一部区民の優先枠が設けられ、応募者多数の場合は抽せんによって決定いたします。  項番7の今後のスケジュールについては記載のとおりです。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(黒崎ゆういち君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。 ○委員(福島宏子君) 聖火リレーについてです。オリンピックの方で、ボランティアに845名の方が応募されているということが書かれています。聖火リレーは、地域によって公道は走らないというところもあります。どういった状態であればやる、どういった状態であればやらないなどの判断について、港区としてある程度の基準というのは持っているのかどうかをまずお聞きします。  あとは、ボランティアの方、または区の職員がスタッフとして関わると思いますが、そういう方への感染症対策を、区としてどういうふうにするのかをお伺いいたします。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) まず、前提といたしまして、聖火リレーの主催者は組織委員会、共催者が東京都聖火リレー実行委員会ということになります。区として公道で実施する、ないしは公道を断念する基準というのは特段設けておりません。例えば、国の緊急事態宣言が発出され、その際、発せられる東京都による緊急事態措置において、人流の抑制を徹底するといった措置が講じられた場合については、一定の制約といいますか対応の工夫が必要かと思いますが、こういった状況になれば公道でやる、こういった状況になれば公道でやらないといった明確な基準が現時点であるというものではございません。  2つ目の区及びボランティアにおける感染症対策に関しましては、こちら、原則、全国共通で、聖火リレーに臨むスタッフ、また職員も含めた関係者の感染症対策のガイドラインというのが設けられております。そちらを遵守するということになります。当然ながら、屋外での活動にはなりますが、マスクを着用すること。また、人と人との距離を確保すること。なるべく声を出さないように観覧客にお願いをすること。そういったところの基本的な感染対策が前提になろうかと思います。 ○委員(福島宏子君) 私たち、先ほどの区長への申入れのときにも、こういったボランティアやスタッフの方への複数回のPCR検査の実施ということを求めました。やはり、組織委員会がもちろんやられることなのですが、区としての何か独自の対策というのもあってもいいのではないかと思います。  今いろいろ変異株が主流になってきている中で、もしやられるとしたら、聖火リレーでさらに感染者を出すようなことがあってはならないと思います。特に区の職員などは、仕事としてどうしても関わっていかなければならない部分があります。区独自の対策、特にPCR検査の対策などは、今後検討事項には入りませんでしょうか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 区独自の感染症対策という御質問かと思います。ガイドラインに示されているからそれで全てかと言われると、区としても、必要なこと、例えば感染症対策に有効であるといったようなところがあれば、当然取り組んでいくべきことかと思っております。  その中でPCR検査を実施するということになりますと、例えば海外から来るアスリートなどは毎日PCR検査をすることが義務化されております。その方々の行動を完全に管理して、一日一日の行動管理の中、それと併せてスクリーニング検査によるPCRがセットで行われると聞いております。一方、区職員、ボランティアも含めてですが、その方々の行動を朝から晩まで全て管理するというのは現実的ではございません。そういった行動管理とPCR検査、スクリーニング検査がセットにならないと、PCR検査が行われて陰性が確認されているから感染対策は万全なのだとは、なかなか言い切れないというところもあろうかと思います。  いずれにしましても、区の安全・安心な聖火リレーを実現するために、どのような対策が望ましいのかといったところは、引き続き、57日前の本日ではありますが、当日に向けて準備、また検討は進めていきたいと思います。 ○委員(福島宏子君) 検査はやらないということだと思います。ぜひ何かしらの対策をこれから考えていただきたいと思います。  セレブレーションについて。4ページの(2)観覧者の募集についてです。何かしらの根拠があって780名という数になると思いますが、加えてスタッフなども入ると思います。  先日もアドバイザリー・ボードの尾身会長なども、やはりパブリックビューイング的な、人が集まる、人流が増加するというところに関しては、最も厳しい検討が必要ということも言っています。このセレブレーションに関しても、やはりどういった状況だったらやる、どういった状況だったらやらないという基準が必要だと思いますが、その辺はいかがでしょうか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) セレブレーションの主催は組織委員会ということで、先ほどと同様になりますが、区として、区立芝公園におけるセレブレーションを開催します、中止しますということを決定する権限はないということは御理解いただければと思います。  なお、そういった状況下において区立芝公園で行うセレブレーションについては、共催の東京都聖火リレー実行委員会、港区といたしましては、緊急事態宣言、東京都の緊急事態措置といったところを総合的に勘案して判断することになろうかと思います。  こちらの780人というのは、あくまでも一般の都民向けの枠でございます。全体で今、予定しているのが約1,300人になります。1,300人の内訳として、一般の都民の皆さんを780人御招待し、残りはIOCまた組織委員会、区、東京都などの関係者という枠がございます。全体で1,300名が安全・安心にセレブレーションに参加できるような対応は、引き続き検討していきたいと思っております。  なお、先ほどの基準に関しては、今のところ明確にあるものではございません。 ○委員(福島宏子君) 港区には権限がない、決定権がないということです。港区を聖火が走るのは開会式の前日ということで、それまでには何らかのまた社会的な動きがあるかとは思いますが、そういった下で組織委員会の決定を待っているという、こちらとしては何もできないといった意味ではつらい立場かと思います。  本当に都内から都内全域、もしかしたら都民だけしか来られないのかというのもありますが、これだけの人が集まって、どうしても盛り上がると思うのです。だから、こういったことも、今のこのような新型コロナウイルス感染症の状況の中で果たして安全にできるのかという懸念はあります。その辺、対策をしっかりお願いいたします。1,300人、観客は780人なのかもしれませんが、間隔を空けるために、椅子を用意するというような会場自体の計画はあるのですか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) こちらの人と人との距離を確保するための策というのが、今、具体的に何かあるというわけではないのですが、一人一人の距離を空けるような目印ないしは工夫というのは必要かとは思います。  少し補足させていただきます。今日は5月27日で、聖火は47都道府県のうち29の府県を回っております。そのうち公道での聖火リレーを中止した自治体も多くあるというのは私どもも確認しておりますが、少なくともセレブレーションに関しては、全ての自治体で行われております。そのため、公道で聖火リレーができなかったものの、その日のセレブレーション会場にお客さんを入れずに無観客の中でやるといった対応はしております。組織委員会が主催するものの、このセレブレーション自体を中止するという選択は、少なくともこれまでの29の自治体の中ではなされておりませんので、その点は御理解いただければと思います。  セレブレーションでお客さんを入れたときの感染対策、距離を取るための対策については、例えば椅子を配置する、目印を設けるといったところは引き続き工夫していきたいと思います。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。椅子を並べて距離を取るというのが一番いいのかなと、今のお話を聞いて思いました。 ○委員長(黒崎ゆういち君) ほかに御質問はございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(黒崎ゆういち君) ほかになければ、報告事項(3)「オリンピック聖火リレーの準備状況について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(黒崎ゆういち君) 次に、報告事項(4)「パラリンピック聖火リレーの準備状況について」、理事者の説明を求めます。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 本日付の当委員会資料№4を御覧願います。本件は、現在の区におけるパラリンピック聖火リレーの実施に向けた準備状況について御報告するものです。先ほど御説明した報告事項(3)と重複する部分がありますので、特徴的な項目を抜粋の上、御説明いたします。  項番1の聖火リレーの概要を御覧願います。(1)のとおり、港区では、パラリンピック開会式当日の8月24日火曜日に走行する予定です。具体的な走行ルートは、(6)のとおり5月末に東京都から公表されるため、現時点では資料としての添付は見合せております。  項番2の住民等周知は記載のとおりです。ルートは未公表であるものの、交通規制の影響等を考慮し、限られた範囲ではございますが、あらかじめ実施しております。  2ページにお進みください。項番3の聖火ランナーにつきましては調整中であり、7月中旬頃の決定が予定されております。  項番4のサポートランナーを御覧願います。オリンピック聖火リレーと同様、区では、到着地点の区立芝浦公園において最終ランナーの後方を走行し、聖火リレーを共に盛り上げるサポートランナーの打診を進めております。障害者週間記念事業や港区国際交流協会の取組などに着目し、国籍、障害の有無、性別、年齢のバランスに配慮し、選定を行っております。  項番5のボランティアの応募状況を御覧願います。オリンピック聖火リレーと同様、区がボランティアを募集したところ、3ページの(4)のとおり計372名の応募がありました。申込み方法の種別や年代別、区民・区外在住者別の内訳は記載のとおりです。  項番6の最終走者の到着式、ミニセレブレーションの概要についてです。到着地点の区立芝浦公園において、最終走者の到着式を実施いたします。米印のとおり、港区を走行した後、渋谷区を当日走行するため、その日全体の最終ランナーの到着式ではないことから、オリンピックとは異なりミニセレブレーションと位置づけられております。実施概要は(1)のとおりです。(2)のとおり、観覧者の募集は調整中としておりますが、組織委員会のルールによって事前予約制を採用する予定です。  4ページを御覧願います。項番7の今後のスケジュールについては、記載のとおりです。オリンピック聖火リレーのスケジュールからおおむね1か月程度後ろ倒しになる予定です。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(黒崎ゆういち君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。 ○委員(福島宏子君) サポートランナーについて少しお伺いします。今後のスケジュールで、5月下旬にサポートランナー20名を決定とありますが、このサポートランナーの公表はするのでしょうか、しないのでしょうか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 公表を予定しております。公表する前提で、各ランナーの同意を得て行っておりますので、これから決まり次第、公表する予定です。 ○委員(福島宏子君) 公表の時期は決まっているのですか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 現時点では決めておりませんが、5月末にまず内定をした上で、参加される方々と個別の調整、また打合せや説明会なども予定しておりますので、6月以降、7月中旬までの間ということで、今のところは予定しております。何月何日頃ということでは、現時点での見込みは今のところございません。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。  あと、ボランティアの方々への感染症対策は、オリンピック聖火リレーのところで述べたとおりですので、よろしくお願いします。 ○委員長(黒崎ゆういち君) ほかに御質問等ございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(黒崎ゆういち君) ほかになければ、報告事項(4)「パラリンピック聖火リレーの準備状況について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(黒崎ゆういち君) 次に、報告事項(5)「コミュニティライブサイト及び観客村の準備状況について」、理事者の説明を求めます。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 本日付の当委員会資料№5を御覧願います。本件は、区が大会期間中に開催するコミュニティライブサイト等の準備状況、特に感染症対策として予定している取組について御報告するものです。  項番1の実施概要を御覧願います。(1)の期間において、(2)のとおり区立芝公園で開催いたします。開催時間については(3)のとおり、平日は午後4時から10時まで、土日・祝日は午前11時から午後10時までを予定しております。(4)の主なコンテンツについては記載のとおりですが、③番の米印のとおり、ステージへの出演を希望する団体を、先週21日金曜日から、来月、6月22日火曜日まで募集中です。会場定員につきましては、(5)のとおり現時点では2,000名を予定しておりますが、今後の国の催事のガイドラインの見直し等を踏まえ、変更する場合がございます。  2ページを御覧願います。項番2の主な感染症対策についてです。(1)三密の回避については、会場レイアウトの工夫や会場内の定員管理に取り組みます。(2)の消毒の徹底については、消毒液を常設するほか、多数の人が触れやすい場所は定期的な清掃や消毒を実施いたします。(3)の来場者、運営スタッフの体調確認・管理の徹底については、来場者に対し、入場を控えていただく要件をあらかじめ分かりやすく周知するとともに、運営スタッフについても、体調不良時に業務に従事しないことができる体制の構築や休憩中の感染対策を徹底いたします。(4)の入り口及び会場内における取組については、①のとおり、入り口で手指消毒や検温を欠かさず実施するとともに、3ページの②のとおり、会場内ではスタッフによる感染対策の巡回確認を行います。  項番3の今後のスケジュールを御覧願います。現在、NHKや民放各局による競技放映のスケジュールが調整中であり、コミュニティライブサイトの根幹である競技中継の番組表を作成することができない状況です。競技放映のスケジュールが明らかになり次第、6月中旬の概要の公表を目指します。その後、大会の開会直前の7月21日には、広報みなとの特集号においてイベント概要を紹介し、7月23日からの事業開始、9月5日の事業終了を予定しております。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(黒崎ゆういち君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。
    ○委員(池田こうじ君) 非常に長期間にわたる事業ですので、この感染対策については、長期間実施するわけですので、徹底的に万全の対策を講じてほしいと思います。  1点、このコミュニティライブサイトが安全・安心に運営できるという前提での質問です。レガシーの一つとしてトライアスロン競技がございます。トライアスロンの中継となると朝6時くらいの時間なので、少し現実的ではないのかなという気もするのですが、前日のイベントや競技後の例えばメダリストを呼ぶといった港区で行われる競技のものを、ぜひこのコミュニティライブサイトで実施していただきたいと思います。今言える範囲で何かあれば、それを確認しておきたいと思います。いかがしょう。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) お台場海浜公園で行われますトライアスロン競技、またマラソンスイミングに関しましては、区としてもこれまで様々な形で取り組んできております。今、池田委員の御提案もありますが、こちらのコミュニティライブサイトについては、平日の午後4時から、土日は午前11時からというのをまず原則で考えておりますが、今、池田委員がおっしゃった競技時間、スケジュールは、おっしゃるとおり非常に朝早いということもございます。  そういった観点も踏まえて、前日の盛り上げ策、また、競技が終わった後のトライアスロンの振り返りといったものを、区立芝公園によるライブサイトで何かしらの形で実現できないかというところは、関係機関とも事前に協議しながら、実現に向けた検討を進めていきたいと思います。 ○委員(福島宏子君) この事業も人がたくさん集まるところで、飲食ブースなどもあるということで、今のようなこういった緊急事態宣言の下では到底飲食ブースなどの設置はできないと思いますが、飲食をやるかやらないかの判断、感染者の数がどれほどかといったところでは、港区の方である程度基準は設けられるということでよろしいですか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 基準という直接的な回答になるかは分かりませんが、区では今、MINATO新型コロナウイルス感染症拡大防止ガイドラインというのを定めまして、感染症対策には万全を期しながら、区施設、また区の主催事業を実施していくこととしております。基本的にはそのガイドラインを遵守する形になろうかと思います。  なお、今、福島委員御指摘の飲食に関しましては、飲食ブースを設けられるか否かというところにつきましても、東京都の緊急事態措置の内容や、また、その後、国が定めています基本的対処方針など関係する通達がございますので、その辺りも見計らいながら、区としてこのMINATO新型コロナウイルス感染症拡大防止ガイドラインを遵守しながら、何かしらの工夫をしながら実施できないかというところは考えております。  こちらについては、先ほど来と異なり区が主催する事業ですので、この辺りは組織委員会というよりも、区が全面的に対策の検討をしていくことになろうかと思います。 ○委員(福島宏子君) 分かりました。  会場定員は約2,000人予定ということですが、事前予約は不要で、その定員を超える場合は入場制限というところがあります。この辺の見込みや、入場制限を実際にやるとなるとどういった形になるのかというあたりは、青写真というかイメージ、どんな形で考えていますか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 入場制限の仕方につきましては、こちらは港区を含め各自治体が行うライブサイト共通なのですが、芝公園の区域をある意味囲う必要があります。囲うといいますか、入場ができる場所を絞るという意味です。入場ができるところを絞りますので、必ず入場ないしは退場する方は、ある場所を通過するということになります。その通過する人数が今何人なのか。また、退場した方は何人なのかというのを、基本的には人海戦術で数えていくことになろうかとは思います。  あわせて、検温した後に、検温が済んでいますよ、消毒が済んでいますよというのが分かる、例えば手首に巻く簡易なリストバンドなどをお配りすることによって、その数が今、幾つはけているのかといったところもいろいろ複合的に勘案しながら、定員管理は徹底していきたいと思っております。  なお、区立芝公園は全体で1万3,000平方メートルぐらいありまして、芝生広場で5,100平米ぐらいあります。その芝生全てを使えるわけではなく、ステージが建ったりいろいろなテントが置かれたりするものですから、そういった有効面積等も勘案しながら、現時点での国の催事のガイドラインである定員と言われるところの2分の1というのが2,000人程度かなというところをはじき出しております。  参考までに、ラグビーワールドカップの決勝で行われた区立芝公園のライブサイトは、4,000名以上が集まった実績もありました。港区が行っているMINATOシティハーフマラソンは定員5,000名でこれまでやっておりましたが、そのくらいの方々が滞留されていたというのがイメージとして湧きやすいかなと思います。それの半分ぐらいの規模と御理解いただければと思っております。 ○委員(福島宏子君) 入り口や出口を決めて、そこを通過するというのは分かりました。  入れなかった人というのが出てきてしまった場合、そういった方々への対応まで、もう既に考えていらっしゃるのでしょうか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 仮に入場できなかった、2,001名とか2,002名目になったというような方々については、定員を管理するために少しお待ちくださいということを案内するしかないと思います。  ただ、我々としては、今現在、区立芝公園で行われているライブサイトにどの程度の方がいらっしゃっているのかとか、混んでいるのか、もしくはすいているのか。それが、あらかじめ来場する前に分かるようなシステムの工夫ができないかというところを今、検討を進めております。区民の皆様が、今日ライブサイトへ行ってみようかなと思われたときに、我々のホームページや今回、観客村で運営するホームページなどを御案内します。今だとすいていますよとか、今だとやや混んでいますけれども入れますよといった見える化をすることによって、入場時の混雑を少し緩和できないかといったところは検討を進めているところでございます。 ○委員(清家あい君) 今、代々木公園でのパブリックビューイングについて、結構批判的な声がニュースなどでも上がっています。確かにステイホームと言っているのだったら、家で見ればいいのに、こうやってみんなで集まって、しかも声を出さないでパブリックビューイングをやるという意義が少し見えにくいのかなと思います。今のお話だと、区が主催でやるということなので、もし反対の声が大きかったりした場合に、取りやめるのは区でできることなのかということと、東京都からの何かがあってやっているのかなと思いますが、23区みんなこれをやるのですよね。その辺をお伺いします。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) ライブサイトを実施するか否かというのは、区の判断になります。そのため、聖火リレーや、例えばオリンピック本体そのものの開催に対する位置づけとは少し異なります。ほかの区については港区ほどの規模ではなく、港区のように45日間やる自治体は基本的にないと聞いています。例えば、やっても土日のみとか、やっても屋内の一部でといった規模感だというのは聞いております。  ただ、このライブサイトをやるためには、組織委員会の認定が必要です。どちらかというと港区としては、実施したい、だから組織委員会、認めてくださいというような手続になります。これは港区発意でやりたいということで提案し、組織委員会からの内諾を得ている状況下でございます。 ○委員(清家あい君) 分かりました。では、組織委員会の方から、できるだけやりなさいみたいな話があるわけではないということでよろしいのですか。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 本来は、全国各地でライブサイトをやっていきましょうというのは、新型コロナウイルス感染症前にはありました。ただ、現状はそういった動きにないということは事実でございます。  そうした中でも、区がこれまで取り組んできた東京オリンピックパラリンピック競技大会に向けた、いわゆる象徴の一つになるイベントになると考えていまして、そういった意味からも、港区が単独でやるというよりは、いろいろなステージに出ていただくような、区民の皆様の方にもお声がけをしながら、区民とともにつくり上げる。それを安全・安心な形で実現する。そこが今、我々に求められているミッションかなと、担当としては感じております。 ○委員長(黒崎ゆういち君) ほかに御質問ございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(黒崎ゆういち君) ほかになければ、報告事項(5)「コミュニティライブサイト及び観客村の準備状況について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(黒崎ゆういち君) 次に、報告事項(6)「ホストタウン事業の準備状況について」、理事者の説明を求めます。 ○オリンピックパラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務白石直也君) 本日付の当委員会資料№6を御覧願います。本件は、区がジンバブエ共和国のホストタウンとして同国を迎え入れるに当たり、区に生じる受入れ責任や感染症対策などの受入れに関わる内容について、御報告するものです。  項番1の経緯を御覧願います。当初、新型コロナウイルス感染症対応や必要経費の負担など具体的な内容が明確でなかったものの、国の令和2年度第3次補正予算におきまして、区市町村のホストタウン事業に関わる感染症対策経費が国の交付金によって全額充当されることが明らかとなりました。こうした状況を受け、区は万全の感染症対策に取り組んだ上で、ジンバブエ共和国との交流を進めます。  項番2の受入れ責任を御覧願います。区には、選手等の入国後14日間において、選手等の行動管理を行うなどの受入れ責任が生じます。具体的には、(1)の誓約書と本邦活動計画書を作成し、内閣官房へ提出すること及び(2)の受入れマニュアルを作成し、同国と合意書を締結することです。区が同国と合意するマニュアルの内容につきましては、①の移動に際しての新型コロナウイルス感染症対策、②の宿泊施設の新型コロナウイルス感染症対策、③の感染疑い者などが発生したときの対応、④のその他外出禁止の徹底などとされております。  2ページを御覧願います。ジンバブエ共和国の概要については項番3のとおりです。前回のリオ大会には、(6)のとおり、オリンピックで31人、パラリンピックで6人の選手が参加しています。  項番4の選手団の人数を御覧願います。現時点では、アフリカ大陸内の予選等が開催できていないため、入国する選手団の規模や競技などが明らかとなっておりません。区が駐日大使館と調整する中で、現段階では、オリンピックパラリンピックそれぞれ6名ずつの選手の参加を想定しております。  3ページを御覧願います。項番5の受入れの内容についてです。オリンピックパラリンピックは同様の内容を予定しております。①の新型コロナウイルス感染症対策としては、宿泊時の空き室や送迎バス、添乗員などを区が確保するとともに、新型コロナウイルス感染症対策備品の用意をいたします。②の事前キャンプについては、出場競技が決まり次第、調整に入る予定です。③の事後交流については、これまで区立白金の丘学園を中心に交流を深めてまいりましたが、今後はコミュニティライブサイトの会場での観戦や大使館への地域住民等の招待、同国の料理や文化体験事業などの交流を進めてまいります。  項番6の今後のスケジュールを御覧ください。5月末に受入れマニュアルを作成した上で、図上訓練を実施するなど、適宜マニュアルの実効性を高めます。本事業に必要な経費は、第2回港区議会定例会に補正予算案を上程する予定です。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(黒崎ゆういち君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言をお願いいたします。よろしいですか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(黒崎ゆういち君) では、報告事項(6)「ホストタウン事業の準備状況について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(黒崎ゆういち君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「発案元第11号 東京オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた諸対策について」を議題といたします。  本発案について、何かございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(黒崎ゆういち君) なければ、本案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(黒崎ゆういち君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ────────────────────────────────── ○委員長(黒崎ゆういち君) そのほか、何かございますでしょうか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(黒崎ゆういち君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。                 午後 2時35分 閉会...