港区議会 2020-06-19
令和2年6月19日区民文教常任委員会-06月19日
赤坂地区総合支所副
総合支所長・
赤坂地区総合支所管理課長兼務 白 井 隆 司
高輪地区総合支所長・産業・
地域振興支援部長兼務 森 信 二
地域振興課長 櫻 庭 靖 之
産業振興課長 西 川 克 介
税務課長 柴 崎 早 苗
教育長室長 村 山 正 一 生涯
学習スポーツ振興課長 木 下 典 子
図書文化財課長 江 村 信 行
学務課長 佐々木 貴 浩
学校施設担当課長 増 田 裕 士
教育指導担当課長 篠 崎 玲 子
〇会議に付した事件
1
報告事項
(1) (仮称)南青山二丁目
公共施設整備計画の
整備スケジュール変更について
(2)
図書館システム用端末機等の更新について
(3)
港区立小中学校、幼稚園の
手洗い水栓の
自動水栓化について
(4)
オンライン授業の充実に向けた取組について
(5) 令和2年第2回港区
議会定例会提出予定案件について
(6)
港区立産業振興センターの
指定管理者公募日程の変更について
(7) 区における今後の
認定こども園施策の方向性について
(8) 港区
教育史刊行スケジュールの変更について
(9)
港区立みなと図書館の
指定管理者公募日程の変更について
2 審議事項
(1) 発 案元第6号
区民生活事業・
教育行政の調査について
(元.5.29付託)
午後 1時30分 開会
○委員長(
清家あい君) ただいまから、
区民文教常任委員会を開会いたします。
本日の
署名委員は、
阿部委員、
福島委員にお願いいたします。
マック委員より、欠席の届出が提出されておりますので御報告いたします。
本日、
教育推進部長、
学校教育部長は、所用のため委員会を欠席する旨連絡がありましたので、御了承ください。
初めに、当面の
議会運営についてです。
5月8日の
運営委員会では、
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う
緊急事態宣言の
期間延長等により、引き続き予断を許さない状況であることを踏まえつつも、
新型コロナウイルス感染症から
区民生活を守るとともに、議決機関としての役割を果たしていくため、5月7日以降の当面の
議会運営として、事態が改善されるまでの間、適切な
感染症予防措置を取った上で、本会議、各
委員会等を開会することが確認されました。
その後、5月25日に全国で
緊急事態宣言が解除されましたが、第2波、第3波の懸念から予断を許さない状況は続いています。
これらの状況を踏まえ、6月17日の
運営委員会において、
委員会開会に当たり、次のことが確認されております。
まず、委員会の出席についてです。委員については、全委員が出席する。説明員については、
必要最小限を原則とし、
窓口課長及び
案件所管部課長、その他必要に応じて案件に関係する部課長とする。また、説明員以外の職員の入室についても、
必要最小限とする。
次に、
委員会室内での
感染予防対策についてです。
飛沫飛散軽減の観点から、説明員も含め着席して質疑を行う。休憩は適宜取る。これまでと同様、座席は間隔を空けて着席し、常に換気に努める。また、マスクの着用、
手指消毒を行うなどの対策を講じる。
次に、傍聴者についてです。傍聴に当たっては、マスクを着用し、
手指消毒、傍聴席の間隔を空ける等の適切な対応を取った上で傍聴していただく。
なお、本日の
委員会開会に当たり、6月17日の
運営委員会で確認されたことを踏まえた対応を取っておりますので、御承知おきください。
また、机などを消毒するための
アルコールタオルを
委員会室の
入り口付近に設置しておりますので、席を入れ替える際などに適宜御活用ください。
次に、本日の運営についてですが、
報告事項(1)に関して、
赤坂地区総合支所の
白井管理課長が
保健福祉常任委員会で同じ案件の説明をすることになっておりますので、日程を変更して、先に
報告事項(2)、(3)、(4)について報告を受けた後、日程を戻しまして、
報告事項(1)についての報告を受けたいと思いますので、あらかじめ御承知おきください。
──────────────────────────────────
○委員長(
清家あい君) それでは、
報告事項に入ります。日程を変更しまして、
報告事項(2)「
図書館システム用端末機等の更新について」、理事者の説明を求めます。
○
図書文化財課長(
江村信行君)
報告事項(2)「
図書館システム用端末機等の更新について」、御報告いたします。本
日付資料№2を御覧いただけますでしょうか。
図書館システム用端末機等の情報機器について、保守期限を迎える機器を更新するものでございます。
項番1、更新物品の(1)物品名及び数量です。
システム端末機134台、
システム端末機用ソフトウエア一式、プリンター52台、
バーコードリーダー77台、
図書館資料自動貸出機24台、
ハンディターミナル30台、スイッチ11台です。(2)
機器設置場所及び内訳は表のとおりでございまして、図書館6館、1分室、
台場区民センター等の4つの
図書館連携施設に設置されている機器を更新するものでございます。
項番の2、その他です。購入に関する議案につきましては、令和2年港区議会第2回定例会に提出いたします。
次のページを御覧いただけますでしょうか。
図書館システムの概要でございます。(2)に購入機器の詳細が記載してございます。
なお、ここに記載はございませんけれども、機器の更新の
スケジュールにつきましては、物品の納品後、年度末までの間に、各
図書館等の
館内整理日や夜間の時間帯等を用いまして、速やかに実施いたします。更新のための休館日を設けることは予定しておりませんので、図書館の利用者の方々に影響することはございません。
報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(
清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。
○委員(
福島宏子君) 1点、すみません。購入の相手方なのですけれども、これは公募なのかどうかというのと、5年に1回更新が入るということですが、今後のことですとか、これまでというのは、別の会社だったことあるのか、お伺いしたいです。お願いします。
○
図書文化財課長(
江村信行君) まず、ただいまの御質問の1点目の、相手方につきましては公募であるのかどうかということでございます。こちらは契約の際に
制限付一般競争入札を行っておりますので、幅広く公募されて入札の機会が設けられていると聞いております。
それから、5年に1回の更新ということについてでございますが、前回、平成27年度に更新をしております。5年後ということで、今回やっておりますが、前回落札しました業者は今回と同じ業者だったということでございます。区内業者ということで、その業者が1番に選ばれたといいますか、落札をされたということで聞いております。
○委員長(
清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
清家あい君) ほかになければ、
報告事項(2)「
図書館システム用端末機等の更新について」の報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
清家あい君) 次に、
報告事項(3)「
港区立小中学校、幼稚園の
手洗い水栓の
自動水栓化について」、理事者の説明を求めます。
○
学校施設担当課長(
増田裕士君) それでは、資料№3を使いまして、
報告事項(3)「
港区立小中学校、幼稚園の
手洗い水栓の
自動水栓化について」、御報告させていただきます。
新型コロナウイルスの
感染予防対策として、
小・中学校、幼稚園の手洗い場の水栓を自動化するものです。
項番1、概要です。各
小・中学校及び幼稚園では、生徒・児童・園児に対し、登校・登園後や給食前などの手洗いを励行しています。
学校生活における手洗い時の手指の接触機会を低減するため、学校内の全てのトイレの水栓について、手回し式から自動式に取り替えるとともに、廊下の水栓の半数を同様に取り替えます。
取替えの対象です。
自動水栓化が行われる水栓は、
手洗い専用となります。廊下の水栓は、うがいや水飲みにも利用されているということから、各校園長と協議し、自動化する水栓の場所と数を調整するとともに、必要に応じて
ウオータークーラーを設置いたします。
経費の概算としては、約7,700万円です。
スケジュールです。こちらの
スケジュールについては、これから学校との
自動水栓の
設置場所の調整を進めてまいります。取替え工事につきましては、
補正予算の議決を頂いた後に順次工事の契約の手続を始めます。
工事契約後に、工事業者からメーカーに蛇口の発注をかけてまいります。このために、工事の開始は8月下旬からを予定しております。全ての工事は年度内に完成する予定です。
項番5、こちらは取替えイメージになります。
自動水栓化につきましては、第2回港区
議会定例会の
補正予算に議案提出をさせていただきますので、今回報告をさせていただきました。
報告は以上になります。よろしくお願いいたします。
○委員長(
清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。
○委員(
福島宏子君) 港区は小学校が18校で、中学校が10校で、幼稚園は12園なのですが、取り替える水栓の蛇口は何個ということで設定しているでしょうか。
○
学校施設担当課長(
増田裕士君) こちらの蛇口の個数につきましては、小学校につきましては711個、中学校につきましては394個、幼稚園につきましては84個。あと、
ランチルーム、これは全ての学校ではないですけれども、一部の学校はございますので、こちらが70個。全部で1,259個を想定してございます。
○委員(
福島宏子君) ありがとうございます。
あと、
スケジュールのところで1点、お聞きしたいのですけれども、6月中旬に調整を行って8月下旬から工事が開始ということで、業者の選定のタイミングとやり方がどのようになるのかを教えてください。
○
学校施設担当課長(
増田裕士君) 業者の選定につきましては、
補正予算が議決した後、順次契約に入っていくという形になりますので、学校の蛇口は個数が全て一律ではないですから、その金額に応じて契約を、各施設で手続を進めてまいりたいというところで考えてございます。
○委員(
福島宏子君) 今のお答えだと、全部一括で同じ業者というわけではなくということでいいですか。
○
学校施設担当課長(
増田裕士君)
福島委員おっしゃるとおりでございます。
○副委員長(
丸山たかのり君) 今回、
水飲み用のものが
手洗い用になってしまうということで、
ウオータークーラーも併せて設置と報告あったかと思うのですけれども、今回の予算には
ウオータークーラー分が入っていないのかということと、
ウオータークーラーを仮に設置する場合というのは、水栓の工事と併せて、
ウオータークーラーの設置も同時的に行うということなのでしょうか。
○
学校施設担当課長(
増田裕士君) 経費概算7,700万円の中に、
ウオータークーラーの個数14個を計上しているところでございます。
また、工事の期間ですが、蛇口と一緒というわけではなく、
ウオータークーラーを仮に設置する場合には、排水管であるとか、設備の工事も入ってございます。蛇口の自動化の後に、
ウオータークーラーは
設置工事が始まると理解していただければと思います。
○副委員長(
丸山たかのり君) 分かりました。今回、工事が8月の下旬から始まっていくということで、大変暑い時期でもありますし、
熱中症対策とかがすごく大事になるかと思います。現在、
子どもたちには水筒を持参するという形で対応されているので、必ずしも
ウオータークーラーがないと熱中症ということには、多分ならないとは思うのですけれども、そういった時期も配慮して、なるべく間隔が空かないようには、ぜひ配慮を願えればと思っております。それは要望で結構です。
あと、最後に1点なのですけれども、以前お伺いしたときに、
ウオータークーラーの設置の台数というのが、結構学校によってばらつきが大きいということがあって、学校の生徒や児童の数に合わせた形で、
ウオータークーラーも学校によって差がないようにという形で要望させていただいたことがあるのですけれども、今回の
ウオータークーラーの設置に当たっては、そういったばらつきの改善ということも考えて設置していただけるのでしょうか。
○
学校施設担当課長(
増田裕士君) お話しされているように、学校間の格差をなくすために、児童数、生徒数であるとか、設置の割合、
設置スペース、また学校からの要望も踏まえながら、平成31年度から順次
ウオータークーラーの増設を進めているところでございます。丸山副委員長のお話があった、例えば平成28年4月であれば、その当時の設置台数は63台になってございます。現在は74台、11台増えているというところでございます。
今後
ウオータークーラーは、
コロナ対策に併せて引き続き、できるだけ早く
ウオータークーラーの設置を進めていきたいということで考えてございます。
○委員長(
清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
清家あい君) ほかになければ、
報告事項(3)「
港区立小中学校、幼稚園の
手洗い水栓の
自動水栓化について」の報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
清家あい君) 次に、
報告事項(4)「
オンライン授業の充実に向けた取組について」、理事者の説明を求めます。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) それでは、資料№4を用いまして、
報告事項(4)「
オンライン授業の充実に向けた取組について」、御報告させていただきます。
前回の
区民文教常任委員会で、
GIGAスクール構想について御説明させていただき、1人1台の
タブレット端末を配付させていただくという報告をさせていたしました。それに伴いまして、
オンライン学習を充実した
学習環境を実現したいということで、今回報告をさせていただきます。
資料を御覧ください。項番1、
オンライン学習です。大きく
オンライン学習といっても、5つの形態に分かれますので、そちらを載せさせていただいております。このうち、図の下から3つは、もう港区において実施ができているものです。上2つの
オンライン授業型と
オンライン個別指導型、この2つがまだ実現できておりませんでしたので、
モデル校の実施から始まり、全校に取り入れていくということについて、今回報告をさせていただきます。
項番2のところに、これまでの取組という形で書かせていただいておりますが、動画配信型ですとか、課題配信型、それから、まなび
ポケットを導入して、双方向ではなく一方向で、学習するような
オンライン学習について取り組んできたということを書かせていただきました。
項番3です。
同時双方向型の
オンライン学習の
モデル実施というところで、ここに書かせていただいているのですが、港区としては
セキュリティの面からも、マイクロソフトの
Teamsを入れさせていただこうと思っております。10月以降1人1台、きちんと全員に、環境がない方にも渡せた暁には、こちらからIDとパスワードを付与して、
Teamsでグループを組んで
オンライン学習を実施しますが、それまでの暫定期間の間は保護者の御協力を得て、無償のアカウントを保護者に発行してもらいまして、学校とつなげるということをやっています。
現在、
モデル校実施と書かせていただいているのは、
麻布小学校と
赤坂中学校で、まずは保護者と学校でつながって、
分散登校中の登校しない日に、まずはつながってみて、朝の会をやっているところでございます。
そして、
オンライン学習の充実に向けた取組、項番4のところでは、大きく4つ、手だてをしていくということで書かせていただきました。1つ目が、端末の
Teams導入をすること。それから、
セキュリティ対策で、前回もお話しさせていただきましたが、百幾つもの設定がございまして、こういうことができる、チャットができないとか、せっかくなのでいろいろ組んで設定をして、港区に合うような形にさせていただきます。
それから3番目に、
学習者用の
コンテンツです。これは今、まなび
ポケットを無償で入れさせてもらっているのですが、自分で勉強をどんどん進めていって、この先は
Teams内でやった課題を提出して、先生がそれを見て返信できるというような、
Teamsの中で完結できるようなことも考えています。
最後ですが、これは学校からもすごく要望がありまして、
ICT支援員の配置日の増加です。今、押しなべていくと、大体月2回、配置していたのですけれども、月4回、週1回程度は各学校に支援員が行くという形で、予算を取らせていただこうと思っております。
オンラインの学習の充実に向けて、全体の経費が3,800万円程度。
それから、
スケジュールは、第2回の議会にかけさせていただき、8月に
契約手続、そして10月から1人1台配った暁には、設定と
コンテンツの利用を開始できればと思っております。
以上ですが、終わります。
○委員長(
清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。
○委員(
福島宏子君) 双方向の
オンライン学習を今後進めていくための整備ということで、どの辺までを目指すのか、小学生と中学生とだと、多分違いはあると思うのですけれども、授業みたいなこととか、質問したり、それに答えたりというあたりで、どの辺まで目指すのかというガイドラインは何かあるのでしょうか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) 最終的な
検討委員会でいろいろな学識の方の御意見を伺って、決めていきたいと思っているのですが、現在の想定では、小学生は授業をその場でライブでするというのは、全部は難しいのかなと思っています。まずは、例えば朝の会をさせていただいた上で、きょう2時間目はこんな学習をしましょう、3時間目はまなび
ポケットでこのようにしましょうという指示をして、また4時間目が終わった後に会いましょうと言って、もう一度
学習活動、学活のような形を取って、きょう一日どうでしたかというような使い方を、小学生の場合はできると思っています。保護者がしっかり見守った上で、子どもから教員への質問とかそういうことも受けられるかなと思っています。
中学校は、例えば
パワーポイントのようなものを一緒に映して、先生と画面ごしに話すことが、発達段階でできるかと思いますので、
パワーポイントを使った授業ができるといいかなと思います。もう少しそれがどんどん軌道に乗りましたら、よく予備校とかでやっているような、黒板を映した授業などにもチャレンジして、やっていきたいと思っております。
○委員(
福島宏子君) 今後やってみてということであると思うのですけれども、小学生で1時間目、2時間目、3時間目、4時間目ということは可能なのかというのが、その辺はまだこれからだと思うのですけれども、すみません、分かる範囲で。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) 時間割を立てて、それに合わせて家で学習するということは、
分散登校中や休業時間中もできているので、それを全部ICTを使うのが、果たして適当であるものなのかということについては、今後検証していかなくてはいけないと思っています。
○委員(
福島宏子君) 3ページの6番の
スケジュールですけれども、8月に
契約手続ということであるのですが、これはもう委託先とか業者は決定しておりましたか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) 契約する予定の会社は決まっています。
○委員(
福島宏子君) どこかは出ますか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) 少々お待ちください。
申し訳ありませんでした。別々の契約なのですけれども、例えば支援員は、今契約している
NTTラーニングシステムズ株式会社に、日数を増やした形の契約になるかと思っています。
コンテンツについては、まだ検討しています。
○委員(
福島宏子君) 一人一人の
タブレット端末の予算は前に出されているので、3,800万円は
コンテンツ部分と
支援員部分ということですね。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) そのとおりでございます。
○委員(
阿部浩子君) たしか前回の委員会のときに
オンライン授業の御報告をされていて、それでこんなに早く進んでいったということに、とても感謝を申し上げます。
そこでお聞きしたいのですけれども、2ページの3のところに6月中に全ての小中学校で
Teamsの
モデル実施に取り組む予定ですとありますが。今、
麻布小学校と
赤坂中学校で、学校に行かない日の朝会をやっていらっしゃるというのですが、それを今後拡大して、6月中には全ての学校でされるということなのでしょうか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) そのとおりです。まず、小学生は、1年生、2年生は少し難しいかなと思っているので、まずは6年生だけという形で考えています。
中学生についてはできるかなと思いますので、
モデル校のやった結果を基に、もう少し分かりやすく保護者の手紙を変えてもらい、1回は実施をと考えています。
○委員(
阿部浩子君) それで、この4番目に、端末への
Teamsの導入となっていて、それが
モデル校の芝小学校は令和3年度、
御成門中学校は令和4年度、
Teamsを導入しとなっているのですけれども、6月中に
Teamsを使って朝会をされるのであれば、既に
タブレット端末、自宅のパソコン等々に、
Teamsが入っていなければいけないかなと思うのですけれども、この4の意味というのは、詳しくはどういうことなのでしょうか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) 分かりづらくて申し訳ございません。今、6月の末までに、
ICT環境がない方にはお貸ししているので、全員には
ICT環境があるという設定でいます。その中で、保護者の方に御協力を頂いて、配られた
タブレット端末ではない方もいるので、おうちのパソコンとかに
Teamsのアプリをインストールしていただいて結んでいくというのが、6月の想定でございます。
10月以降は、環境がある方にも全員お配りするので、配るときに、設定をしたものをお配りして、そして家庭でもやれるイメージでおります。そのため、同じ
Teamsなのですけれども、2段階になっているという形です。
○委員(
阿部浩子君) 契約の手続に入ってから10月に
タブレット端末を配ると。8月の契約の手続というのは、そういうことですよね。
それと、確認したいのは、4のところなのですけれども、今おっしゃった中で、これを進める
モデル校が、芝小学校は令和3年度、
御成門中学校は令和4年度に、
同時双方向の
オンライン学習に取り組むことが、さっき
教育指導担当課長からお話があったというのは、ここの
モデル校が終わってから、それから全部の学校に拡大していくということですよね。それまでは、プリントでやり取りとかということまでは進まないということですよね。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) まず、この資料が大変分かりづらくて申し訳なかったのですが、ここの
モデル校の芝小学校と
御成門中学校というのは、家に持って帰るという想定ではなく、1人1台、もう学校の中で渡している
モデル校のモデルなのです。すみません。
私が先ほど言った
麻布小学校と
赤坂中学校のモデルというのは、
Teamsの
モデル校と捉えて、今回新たに設定したので、保護者の方にいろいろな通知をして、今からつなぐといったときに、篠崎さん、呼んだのに来ていないとなると、電話して、来ていませんとか言いながらつなぐという作業が結構大変だったと聞いているのです。ですから、そこで苦労した点で、もっとこのように、先に保護者の方にお伝えしておけばよかったというものなどを検証してもらって、その通知を各学校ごとに配って、6月中には1人1回はやれたらいいかなということで、今進めています。そのため、ここで言っているモデルとは違うものなので、説明が悪くて大変申し訳ございません。
○委員(
阿部浩子君) そうすると、4の端末への
Teamsの導入というのはどういうことなのですか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) 10月以降に1人1台渡した後の、端末への
Teamsの導入です。今は貸している人もいれば、家のパソコンを使っている人もいるので、その仮導入は6月に始めていくと。こちらは10月以降の、1人1台の端末の導入という意味です。
○委員(
阿部浩子君) この
モデル校の芝小学校は令和3年度、
御成門中学校は令和4年度という意味は何ですか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君)
モデル校と書いてある芝小学校と
御成門中学校については、マイクロソフトのWindowsの端末が入っているので、iOS端末に替えるのが芝小学校は令和3年、
御成門中学校は令和4年という形になっています。
○委員(
阿部浩子君) そうすると、つまりどういうことなのですか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) iOS端末の契約をするに当たって、芝小学校と
御成門中学校は令和3年、令和4年になります。その間は
御成門中学校と芝小学校に関しては、家のものとかを使ってやっていただく形になります。
○委員(
阿部浩子君) これから貸与するのはiOSと、もう一つのタブレットは何でしたか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) Windowsですか。
○委員(
阿部浩子君) 今、新しく購入するのは。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) iOSです。
○委員(
阿部浩子君) それで、古いのがあるわけですよね。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) はい。
○委員(
阿部浩子君) 今度それが年度ごとに入れ替わっていくということだと思うのですが、今後、児童・生徒に1台配備するiOS端末、だから
モデル校は古いのを使っているということですか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) そうです。
○委員(
阿部浩子君) それの
モデル校は令和3年度、4年度に入れるということで、
モデル校以外においては、学校にはその端末は、1人1台はまだないということなのですか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) そうです。芝小学校と
御成門中学校以外は、10月に全部iOSを入れます。芝小学校と
御成門中学校だけが今、Windowsの違う端末を入れているので、そちらを活用していく。リースが切れる令和3年度と4年度に、iOSに替えるという意味です。すみません。
○副委員長(
丸山たかのり君) すみません。先ほどの
阿部委員の質問の続きなのですけれども、芝小学校と
御成門中学校は、現在のWindowsの端末に
Teamsを入れて使用するということではないのですか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) これについては、そこに入れて活用するものではなく、自宅のものと、自宅にない方には別口でiOSを貸していますので、そちらでやってもらうという形になります。
○副委員長(
丸山たかのり君) 分かりました。
それで、双方向の
オンライン学習を早期に開始していただけるというのは、本当にありがたいと思うのですけれども、多分、現在の
モデル校の課題の中にも入ってくると思うのですが、ログインが、全員がきちんとそろってできれば一番いいわけですけれども、それに入ってこられない人がいた場合、結構ばらつきが出るのかなというのが心配なのですけれども、そういった課題は、どのように対処されていますでしょうか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君)
麻布小学校の授業と
赤坂中学校の授業を実際、朝の会なのですけれども、見に行きました。
麻布小学校は、最初14人のグループでやるという1回目だったのですが、お一人、
Teamsを組むことができないのできょうは参加できませんという事前の連絡があった人以外は、初めての授業を見に行ったのですけれども、一応つなぐことはできていたので、話しはできていました。
そういった課題はありますかと聞いたところ、一生懸命、先ほど言ったように画面を見ながら、先生が別の時間にお電話をして、入っています、入っていませんというのが少し時間がかかるということでしたので、何が課題かというところで、アイコン一つ取っても、保護者の方に何のアイコンですと言っても伝わらないこととかがあるので、そういった絵を描いたものをお渡しして、このアイコンに一番クリックしてくださいというように渡すといいかなというところで、
赤坂中学校はそれをまた通って、もう少し分かりやすいものを配って、今日始めてみるとかという形に進めているので、
モデル校の課題を踏まえて、次の学校にも伝えていくという形を取っています。
○副委員長(
丸山たかのり君) 分かりました。今のお話の中にも包含されていて、よく分かったので、それで十分かとも思ったのですけれども、その辺で足並みがそろわないときは大変かなというのがあったので、そういったところがきちんとクリアされていけばいいなと思いますし、子どもの家庭の置かれている状況というのが、必ずしも大人がついている状況ではない場合もあると思いますので、そういったこともきちんと踏まえた上で、学習の方も進めていただければと思っていますので、ぜひよろしくお願いいたします。
○委員(
阿部浩子君) その他で関連してお聞きしたかったのですけれども、学校が始まって、
子どもたちの今の様子というのはどのようなものでしょうか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) やはり学校を楽しみに待っていた
子どもたちが多いと聞いています。学校が始まるまでは、遊んでいて、全然家でいいとか言っていたようなお子さんたちも、学校が始まると、やはり友達の顔を見られてよかったと言っています。
ただ、ソーシャルディスタンスを取るとか、新しい生活様式で、給食などもしゃべらないで食べるとか、そういったところは、
子どもたちは慣れていないところも実際あると聞いていますし、私も実際に見に行って、そうだなと思ったので、そこについては話し合いながら、このようにしていくといいよねというのは、先生がうまく
子どもたちに指導している様子を見ました。
○委員(
阿部浩子君) それと併せて、
新型コロナウイルス感染症の関係で休んでいる方は、たしか休んでいても出席扱いになると思うのですけれども、それはどのぐらいの割合の方がいらっしゃるのですか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) 初め、たくさんいるのではないかと心配していて、人数を報告してくださいと、最初の1週目に言っていたのですが、ほとんどいないと聞いています。1校につき二、三人だそうです。
○委員(
阿部浩子君) 環境が変わって、
子どもたちも慣れない、先生などはもっと大変だと思うし、これから夏休みがあるのですけれども、夏休みも今度は短くなるではないですか。いろいろな問題があるかと思うのですけれども、丁寧に解決していただきたいと要望させていただきます。
○委員長(
清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
清家あい君) ほかになければ、
報告事項(4)「
オンライン授業の充実に向けた取組について」の報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
清家あい君) 次に、日程を戻しまして、
報告事項(1)「(仮称)南青山二丁目
公共施設整備計画の
整備スケジュール変更について」、理事者の説明を求めます。
○
赤坂地区総合支所副
総合支所長・
赤坂地区総合支所管理課長兼務(白井隆司君) それでは、
報告事項(1)「(仮称)南青山二丁目
公共施設整備計画の
整備スケジュール変更について」です。
説明に入る前に、このたびは資料送付が遅れまして、委員の皆様には御迷惑をおかけしました。以後、十分注意をしてまいります。大変申し訳ございませんでした。
また、本日の報告に当たりまして、日程について御配慮いただきまして、ありがとうございました。
本日付の資料№1をお願いいたします。(仮称)南青山二丁目公共施設については、整備
スケジュールを変更し、開設時期を令和5年1月とすることを、昨年度令和元年7月26日の当常任委員会において御報告し、準備を進めてまいりました。しかし、その後も近隣住民との意見交換などに時間を要したため、今般、整備
スケジュールを再度変更し、開設時期を令和5年10月に変更いたしますことを御報告するものです。
本案件につきましては、本日同時開催されております
保健福祉常任委員会におきまして、福祉関係施設の整備について御報告しております。当常任委員会におきましては、所掌となります区民協働スペースの整備について御報告をするものです。
項番1の計画概要をお願いいたします。施設の概要ですが、下段の表の計画施設にありますよう、1階に区民協働スペース及び防災備蓄倉庫、2階、3階に小規模多機能型居宅介護施設並びに訪問看護事業所、4階、5階に知的障害者及び精神障害者のグループホームを整備するものでございます。
裏面をお願いいたします。項番2、
スケジュールの変更です。本件施設につきましては、平成21年の用地取得以降、施設需要への考え方や運営に対する御不安など、様々な御意見に対し、区では説明会の開催など、近隣住民の方に対し、整備内容を繰り返し説明し、御理解を頂くよう努めてきたところでございます。昨年6月に地元の町会から区に対し、施設整備に当たり、要望書が提出され、これを具体的に検討するため、開設時期を令和5年1月に変更し、準備を進めてまいりました。令和2年度は、当初予算で実施設計に係る予算を了承いただき、本年度内に設計を完了する予定でおりましたが、要望書に関して協議する中で、施設の運営などについて新たな要望が示されました。区は、地域に御理解いただけるよう、時間をかけて丁寧な説明を重ね、今般、地域から一定の御理解を得られたことから、
スケジュールを再度変更し、開設時期を令和5年10月として計画を進めさせていただくものでございます。具体的な整備の流れは、表のとおりでございます。
項番3の今後の
スケジュールについてです。実施設計が令和3年度までかかることから、第2回港区
議会定例会で債務負担行為の設定などをお願いいたします。御了承いただけましたら、記載のとおり手続を進め、令和3年1月から実施設計に着手いたします。その後は、令和3年第4回港区
議会定例会に工事議案を上程し、令和4年1月からの建設工事の開始、令和5年10月の施設開設を目指してまいります。
なお、地域とは今後も引き続き意見交換を行い、皆さんに長く親しんでいただける施設としてまいります。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(
清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。
○委員(
福島宏子君) この施設は当事者、障害者グループホームなどが入っているということもあり、区民協働スペースもあり、待ち望まれているものだと思っています。いろいろ住民の方々との話合いをずっと続けてきてくださっているのですけれども、新たな要望ということで、それも一定クリアできて、今度はこの
スケジュールで、これ以上できれば延びずに、このままうまくいっていただけるといいと思っています。
今後の
スケジュールのところで、今、6月で、今度、
補正予算提出で、7月の地域への説明というところがあるのですけれども、これは再度、何か説明会のようなものを計画されているのでしょうか。
○
赤坂地区総合支所副
総合支所長・
赤坂地区総合支所管理課長兼務(白井隆司君) 説明会の実施につきましては、現下の
新型コロナウイルス感染症対策に取り組む状況などから、説明会形式というのは難しいと考えております。説明文書の配布など、町会とも相談しながら行っていきたいと考えております。
○委員(
福島宏子君) 分かりました。
その後のところ、地域への説明の後に、設計・施工一括発注ということで、一括発注の事業者を公募するという
スケジュールになっているのですけれども、一括発注にする理由はあるのでしょうか。
○
赤坂地区総合支所副
総合支所長・
赤坂地区総合支所管理課長兼務(白井隆司君) こちらは通常の契約ですと、実施設計と建築・電気・機械工事と分けて、段階的に分けて発注をしてまいりますが、これを一括して発注するものでございます。
これを採用した理由ですが、計画地周辺の道路・交差点が狭小です。工事車両の通行・回転が困難な場所となっております。そのため、前面の道路の交通規制の解除を行って、地図ですと薄くて分かりづらいのですが、青山通りの方から逆走して車両を進入させて工事をする必要があると考えております。
そのためには施工者として、使用する車両や台数、期間などを具体的に、あらかじめ警察と協議する必要があります。実施設計の段階から、実際の工事を見越した計画を、警察と協議しながら計画しまして、手戻りなく円滑に工事をすることが可能となるため、設計・施工一括方式を今回採用したものでございます。
○委員(
福島宏子君) そうすると、この地図でいうと、計画地の右側の細い通りは、今は南から北への一方通行なのです。それを青山通りから入ってこられるように、警察と協議を進めるということですね。
○
赤坂地区総合支所副
総合支所長・
赤坂地区総合支所管理課長兼務(白井隆司君) 説明が不足して申し訳ございません。資料の表面の案内図でございます。案内図の計画地の南側に細い道路が走っております。こちら、すみません、地図の枠外なのでございますが、青山通りから進入いたしますと、この地図を一旦出て、地図の向かって左側に青山小学校がございます。こちらの青山小学校の方から、今、
福島委員がおっしゃっていただいた計画地の南側の細い道路に、一方通行で進入をする。これが通常の交通形式になっております。
ここの細い道路を進入しまして、青山通りに向けて一方通行という形の規制がかかっておりますので、工事に当たっては、この規制を一旦解除していただいて、青山通りから計画地に入って速やかに工事を行えるように、協議をしていきたいと考えているところでございます。
○委員(赤坂大輔君) 2ページの上から12行目、地域から一定の御理解を得られたと書いていらっしゃいますけれども、一定の理解とは、これも随分長い協議をされていて、御努力には敬意を表したいと思いますけれども、どのような理解を得られたのでしょうか。
○
赤坂地区総合支所副
総合支所長・
赤坂地区総合支所管理課長兼務(白井隆司君) 一定の理解でございますが、区からは町会長と役員の方に、整備を進めることは伝えております。町会長もそのように認識してくださっております。また、一部では整備を黙認するという方もお聞きしております。反対の方もまだいらっしゃるということは事実でございますが、区から地元町会に頂いた要望書に対しまして回答し、その要望書の内容を実現しつつ整備を進めることを明確に伝えておりますので、一定程度の理解を頂いていると考えているところでございます。
○委員(赤坂大輔君) これは、この計画を進めることに理解は得られているということですか。
○
赤坂地区総合支所副
総合支所長・
赤坂地区総合支所管理課長兼務(白井隆司君) 整備計画については黙認をするというお答えをしていただいている方もいらっしゃいます。整備に当たって、また施設運営について不安を述べられる方もいらっしゃいますので、その辺は施設を開設後、運営の中でしっかりと地域の要望、また地域の御意見というところに丁寧に対応しつつ、施設を運営していくところを区は目指しています。
○委員長(
清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
清家あい君) ほかになければ、
報告事項(1)「(仮称)南青山二丁目
公共施設整備計画の
整備スケジュール変更について」の報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
清家あい君) 次に、
報告事項(5)「令和2年第2回港区
議会定例会提出予定案件について」、理事者の説明を求めます。
○
地域振興課長(櫻庭靖之君) それでは、
報告事項(5)「令和2年第2回港区
議会定例会提出予定案件について」、資料№5、5-2、5-3及び5-4により、御説明を申し上げます。
初めに、資料№5の令和2年第2回港区
議会定例会提出予定案件一覧を御覧ください。今定例会における提出予定案件は、区長報告1件、議案27件の合計28件です。
2ページの表を御覧ください。内訳ですが、区長報告は、予算繰越明許費繰越計算書が1件です。次に、議案は、条例の制定及び一部改正が11件。内訳は、新規制定が1件、一部改正が10件です。次に、令和2年度
補正予算が1件、工事請負契約の承認が3件、物品の購入が6件、損害賠償額の決定が1件、指定管理者の指定が5件です。
また、追加議案として、人事案件が3件です。内訳は、副区長の選任の同意についてが1件、教育委員会委員の任命の同意についてが1件、監査委員の選任の同意についてが1件です。
なお、議案第68号から議案第70号までの指定管理者の指定についての3議案につきましては、現在の指定管理者である共同事業体を構成する一部の法人が、令和2年7月1日に別法人へ指定管理業務を事業承継することから、当該法人を含む共同事業体を新たな指定管理者として指定する必要があるため、6月30日までに御先議いただく予定です。
それでは次に、当常任委員会で審議される予定の案件について、資料№5-2の令和2年第2回港区
議会定例会提出予定案件(概要)で御説明いたします。なお、所管につきましては記載のとおりですので、御説明は省略させていただきます。
初めに、1枚めくって2ページの議案第45号港区特別区税条例等の一部を改正する条例です。本案は、地方税法の一部改正に伴い、規定を整備するものです。内容は、(1)前年の合計所得金額が135万円以下のひとり親を区民税の所得割非課税の対象に追加します。(2)所得割の納税義務者に係る所得控除について、新たにひとり親控除を追加します。(3)軽量な葉巻たばこに係るたばこ税について、最低税率を設定し、2年をかけて段階的に最低税率を引き上げます。(4)卸売販売業者等が製造たばこを輸出する目的等で売り渡す場合のたばこ税の課税免除の手続を簡素化します。(5)肉用牛の売却による事業所得に係る課税の特例の適用期限を3年延長します。(6)軽自動車税の環境性能割に係る非課税措置の特例の適用期限を6か月延長します。(7)所得割の納税義務者について、低未利用土地等を譲渡した場合における長期譲渡所得の金額から最大100万円を控除することができることとします。(8)優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る課税の特例の適用期限を3年延長します。(9)
新型コロナウイルス感染症等の影響により、スポーツイベント等の中止等をした場合に係る入場料金等の払戻請求権を放棄した場合は、当該払戻請求権相当額の寄附金を支出したものとみなして、区民税の所得割の額から控除します。(10)
新型コロナウイルス感染症等の影響により、取得した住宅に期限内に入居することができなかった者に係る住宅借入金等特別税額控除の適用期限を1年延長します。(11)港区特別区税条例等の一部を改正する条例の規定を整備します。(12)その他規定の整備を行います。施行期日は、(1)、(2)、(7)、(9)及び(10)は令和3年1月1日、(3)は令和2年10月1日及び令和3年10月1日、(4)から(6)までと(8)及び(11)は公布の日、(12)は公布の日及び令和3年1月1日です。
次に、3ページ、議案第46号港区事務手数料条例の一部を改正する条例です。本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正により、個人番号を通知するための通知カードが廃止されたことに伴い、規定を整備するものです。内容は、個人番号を通知するための通知カードに係る再交付手数料の規定を削除します。施行期日は、公布の日です。
次に、6ページの議案第54号港区立学校設置条例の一部を改正する条例です。本案は、前回の当常任委員会で御報告したとおり、芝浜小学校を新設するものです。新設する学校の名称は、港区立芝浜小学校、位置は、港区芝浦一丁目16番31号です。施行期日は、教育委員会規則で定める日として、令和4年4月1日を予定しています。
10ページを御覧ください。議案第66号から議案第70号までの議案については、いずれも指定管理者の指定です。
初めに、議案第66号は、港区立大平台みなと荘等です。本案は、前回の当常任委員会で御報告したとおり、現行の指定管理者による管理運営を1年間延長するため、大平台みなと荘、商工会館及び区民斎場やすらぎ会館の指定管理者を指定するものです。各施設の指定管理者及び指定の期間は記載のとおりです。
次に、13ページを御覧ください。議案第68号から議案第70号までは、各運動場、スポーツセンター、氷川武道場です。これらの議案は、現在の指定管理者である共同事業体を構成する一部の法人が、令和2年7月1日に別法人へ指定管理業務を事業承継することに伴うもので、改めて指定管理者を指定するものです。各施設の指定管理者及び指定の期間は記載のとおりです。
次に、当常任委員会で審議される予定ではありませんが、関連する案件について御説明いたします。
1ページにお戻りください。区長報告第8号令和元年度港区一般会計予算繰越明許費繰越計算書です。本案は、令和元年度の歳出予算の経費でその性質上、年度内に支出が終わらなかったものを、令和2年度に繰り越して使用することとしましたので、報告するものです。内容は、(1)の文化プログラム推進事業は、文化プログラム連携事業の負担金交付事務が令和2年度に及ぶため、2,800万円を繰り越します。(3)の区内共通商品券発行支援は、プレミアム付商品券発行補助金が、発行から換金までの事務が令和2年度に及ぶため、
832万1,056円を繰り越します。(4)プレミアム付商品券発行事業は、プレミアム付商品券「和らぎ」の発行から換金までの事務が令和2年度に及ぶため、6,959万9,004円を繰り越します。
次に、6ページを御覧ください。議案第55号令和2年度港区一般会計
補正予算(第4号)についてですが、こちらは後ほど御説明いたします。
次に、9ページを御覧ください。議案第62号物品の購入についてです。本案は、住民記録・国保・年金・税務システム用ソフトウエアを購入するものです。内容は、(1)購入の目的は、住民記録・国保・年金・税務システムの更新。(2)購入品目及び数量は、住民記録・国保・年金・税務システム用ソフトウエア一式。(3)購入予定価格は、1億605万3,200円。契約の相手方は、記載のとおりです。
次に、10ページの議案第64号の物品の購入についてです。本案は、本日の当常任委員会で御報告したとおり、
図書館システム用端末機等を購入するものです。内容は、(1)購入の目的は、
図書館システム用端末機等の更新で、(2)購入品目及び数量は、
システム端末機が134台及び
システム端末機用ソフトウエア一式ほか、(3)は購入予定価格1億1,759万円、購入の相手方は記載のとおりです。
次に、議案第65号損害賠償額の決定についてです。本案は、令和元年6月14日の当常任委員会で御報告したとおり、清掃車の交通事故の損害賠償額の決定を求めるものです。損害賠償額は、106万26円です。事故の概要は、令和元年5月14日、港区港南三丁目6番の都道品川埠頭線の港南三丁目交差点内において、清掃車が左折している途中に、当該清掃車の左後方から横断歩道に進入してきた相手方の自転車と接触し、相手方を負傷させ、自転車等を破損させた交通事故に伴う損害賠償です。
次に、14ページ、追加議案です。まず、港区副区長の選任の同意については、令和2年7月31日で任期満了となる田中秀司副区長の後任者について、選任の同意を求めるものです。
次の港区教育委員会委員の任命の同意については、令和2年7月25日で任期満了となる薩田知子委員の後任者について、任命の同意を求めるものです。
次の港区監査委員の選任の同意については、令和2年7月25日で任期満了となる高橋元彰委員の後任者について、選任の同意を求めるものです。
最後に、6ページに記載がございました議案第55号令和2年度港区一般会計
補正予算(第4号)について、御説明申し上げます。
補正予算につきましては、資料№5-3の令和2年度港区一般会計
補正予算(第4号)概要で御説明いたします。
初めに、1の歳入歳出予算補正です。4ページを御覧ください。表の一番下の歳出合計の欄に今回の補正の規模が示されており、全体で15億6,104万6,000円増額となり、補正後の一般会計歳出合計額は1,855億3,181万8,000円になります。
補正の概要について御説明いたします。1ページにお戻りください。第2款総務費を3億992万3,000円、第3款環境清掃費を781万6,000円、それぞれ減額します。
2ページの第4款民生費を6億7,577万1,000円、第5款衛生費を9,658万3,000円、3ページの第6款産業経済費を7億148万円、第7款土木費を6,108万3,000円、それぞれ増額します。
次の4ページを御覧ください。第8款教育費を1億4,386万8,000円、第11款予備費を2億円、それぞれ増額いたします。
補正額の財源内訳は、歳出合計欄にあるように、特定財源13億8,196万7,000円、一般財源1億7,907万9,000円、それぞれ増額します。
続いて、下の5ページを御覧ください。2の繰越明許費は4件でございます。3の債務負担行為補正は追加が1件です。内容は後ほど御説明します。
続きまして、当常任委員会に関連する
補正予算の内容について、資料№5-4、
補正予算補足資料で御説明いたします。
まず、(1)の補正額の説明です。アの増額補正事業として、(ア)は
新型コロナウイルス感染症に関する増額補正事業で、21事業、合計15億9,309万1,000円を増額します。
当常任委員会関連として、2ページ、産業経済費で、区内共通商品券発行支援として、総額10億円のプレミアム付区内共通商品券発行に係る経費の補助に要する経費を追加するほか、テレワーク導入に係る経費の一部を助成する中小企業テレワーク支援事業、テイクアウト、デリバリー及び通信販売の新規導入に係る初期経費を補助するチャレンジ商店街店舗応援事業、区内の観光に関わる施設・店舗におけるキャッシュレス決済のポイント還元を行うVISIT MINATO応援キャンペーン等の事業を増額します。
次に、3ページの教育費です。学校給食安定供給事業において、4月以降の臨時休業に伴う学校給食休止による影響を受けた給食事業者に対する運営費補助に要する経費や、本日の当常任委員会で御報告した
小・中学校・幼稚園それぞれの施設維持管理として、校内・園内の蛇口の一部
自動水栓化の経費を追加するなど、5事業を増額します。
次に、4ページの(イ)その他の増額補正事業です。総務費の文化プログラム推進事業など6事業について、合計4億468万8,000円増額します。
次に、5ページのイの減額補正事業についてです。みなと区民まつり及びMINATOシティハーフマラソンの開催中止に伴い、総務費の3番目にあります公益財団法人港区スポーツふれあい文化健康財団運営助成や、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の延期に伴い、環境清掃費のみなとタバコルール推進、産業経済費のワールドプロモーション、教育費の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会等気運醸成の事業を減額するほか、施設整備の
スケジュール変更に伴い、民生費の(仮称)南青山二丁目公共施設整備など、8事業で合計4億3,673万3,000円を減額補正します。
次のページ、6ページを御覧ください。(2)の繰越明許費の説明です。総務費の文化プログラム推進事業に係る経費の支出及び産業経済費のプレミアム付区内共通商品券に係る経費の支出が、いずれも令和3年度に及ぶため、繰り越します。繰越しの金額は記載のとおりです。
次に、(3)の債務負担行為補正の説明です。(仮称)南青山二丁目公共施設整備(実施設計)として、同公共施設整備に伴い、実施設計が令和3年度に及ぶため、債務負担行為を設定します。期間は令和3年度、限度額は記載のとおりです。
補正予算案の説明は以上です。
甚だ簡単ではございますが、説明は以上です。
○委員長(
清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。議案審議に当たらない程度での御発言をお願いします。また、資料要求等ございましたらどうぞ。
○委員(
福島宏子君) 議案第66号なのですけれども、大平台みなと荘の指定管理の1年延長というところで、延長する1年間の事業計画を資料でお願いできればと思います。
あとは、議案第68号から第70号のアシックスのところですけれども、分社化ということだったのですが、会社がどのように分社化して、指定管理の部分が分かれたかという資料を、分かるものがあれば頂ければと思います。お願いします。
○
地域振興課長(櫻庭靖之君) 議案の大平台みなと荘等につきましては、資料を調製して後ほど提出させていただきます。
○生涯
学習スポーツ振興課長(木下典子君) アシックスの今回の分社化の中身が分かるものということでよろしいでしょうか。
○委員(
福島宏子君) 分社化したことによって、指定管理を請け負う部署が変わったということですよね。違いますか。
○生涯
学習スポーツ振興課長(木下典子君) 審議に当たらない部分でということなので。
○委員(
福島宏子君) だから、分社化の流れというか、なぜそのようになったのかというのが分かる資料が。それは審議に当たりますか。
○委員長(
清家あい君) いや、そんなことはないです。分社した経緯の資料でいいですか。それで指定管理がどこの部署になったかというのが分かればいいと。
○委員(
福島宏子君) はい。
○生涯
学習スポーツ振興課長(木下典子君) 調製の上、資料を用意いたします。
○委員長(
清家あい君) ほかに御質問等ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
清家あい君) ほかになければ、
報告事項(5)「令和2年第2回港区
議会定例会提出予定案件について」の報告は、これをもって終了いたしました。
この際、皆さんに御相談いたします。当常任委員会の定例会中の視察についてですが、何か御意見ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
清家あい君) それでは、今後の新規請願の状況と、ほかの常任委員会との調整もありますので、正副一任ということでよろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
──────────────────────────────────
○委員長(
清家あい君) 次に、
報告事項(6)「
港区立産業振興センターの
指定管理者公募日程の変更について」、理事者の説明を求めます。
○
産業振興課長(西川克介君) それでは、本
日付資料№6を御覧いただけますでしょうか。
報告事項(6)「
港区立産業振興センターの
指定管理者公募日程の変更について」でございます。
第1回港区
議会定例会におきまして、港区産業振興センター条例を御審議いただき、決定させていただいたところでございますが、その際に、公募を令和2年4月中旬から行うということで御報告をしておりました。
その後、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大といったことがございまして、私どもの準備も整わないということもございますし、また、指定管理者の公募を行っても事業者のエントリーがないということが想定されましたので、この間、募集を止めておりましたけれども、
緊急事態宣言等の解除もありまして、準備が整ってきたということでございまして、来月7月13日からでございますけれども、公募を開始させていただきたいと思います。
おおむね3か月、公募開始が遅れたということに伴いまして、指定議案の提出を当初、第3回港区
議会定例会に予定しておりましたけれども、これを第4回港区
議会定例会へ移動させていただくということでございます。新たな指定管理者による管理開始は変わらず、令和4年4月1日からということで予定してございます。
指定期間については変更ございませんで、令和4年4月1日から令和9年3月31日までの5年間となっております。
説明は、簡単ですが、以上でございます。
○委員長(
清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。
○委員(
福島宏子君) 要望なのですけれども、公募要項が出そろったところで、下さい。お願いします。
○
産業振興課長(西川克介君) 議会終了後ということになってしまいますけれども、大丈夫ですか。
○委員(
福島宏子君) はい。
○
産業振興課長(西川克介君) かしこまりました。
○委員長(
清家あい君) ほかになければ。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
清家あい君)
報告事項(6)「
港区立産業振興センターの
指定管理者公募日程の変更について」の報告は、これをもって終了いたしました。ありがとうございます。
──────────────────────────────────
○委員長(
清家あい君) 次に、
報告事項(7)「区における今後の
認定こども園施策の方向性について」、理事者の説明を求めます。
○
教育長室長(村山正一君) それでは、
報告事項(7)「区における今後の
認定こども園施策の方向性について」、当委員会資料№7に基づきまして報告をさせていただきます。
認定こども園につきましては、これまでその整備について、課題とされてきましたけれども、2年続けて待機児童ゼロを実現することができましたので、このたびその検討を行った結果、報告をさせていただきます。
それでは、資料№7の冒頭、リード文のところを御覧ください。(1)から(4)の部分が検討を行った結果でございます。
まず、認定こども園につきましては、幼稚園や保育園という枠組みでは満たすことができない区民ニーズに対応できる施設として、芝浦港南地区以外の各地区に1園ずつ整備することとします。
整備する認定こども園の類型につきましては、多様な運営主体が選択できることなどから、原則として保育所型といたします。
整備・運営手法につきましては、原則として、私立認定こども園の誘致により進めてまいります。なお、区立認定こども園の整備につきましては、私立認定こども園の誘致状況等を踏まえ、個別に検討してまいります。なお、区立の場合には、指定管理者制度として運用いたします。
それでは飛びまして、8ページを御覧いただけますでしょうか。6番、認定こども園の類型についてということで、点線の枠組みの中に4つの類型が示されておりますけれども、幼稚園型について、認可幼稚園が保育所的な機能を備えて、認定こども園としての機能を果たすといった類型も考えられます。今回の方向性では、原則保育所型となりましたけれども、幼稚園型について、可能なのかどうかについても検証を行いましたので、その報告をさせていただきます。
1枚おめくりいただきまして、別紙1を御覧ください。区立幼稚園の認定こども園への移行に係る検討についてのペーパーになります。
まず、区立幼稚園の現状ですけれども、2番の(1)、就園の動向です。幼児人口の増加に伴いまして、これまで定員拡大を行ってきた結果、一部で定員に空きがある園も出てきていますけれども、依然として抽選の発生している園もあり、定員に余裕がある状況ではございません。
運営状況ですが、子どもの育ちを支え幼児教育の質を高め伸ばしていくという、小学校入学前教育カリキュラムを活用して、保護者と連携・協力しながら、特色ある質の高い教育・保育を展開しているところです。区立幼稚園のこうした運営については、保護者、地域の方々からも高い評価を得ております。
3番目に、区立幼稚園が認定こども園に移行するに当たっての課題等ということで、4点ほど挙げさせていただきました。
まず、1番、開園時間延長等に伴う職員体制の確保ですが、幼稚園型認定こども園では、保育を必要とする子どもを預けるための開園日、また開園時間を設定する必要があることから、保育所と同様に開園する場合には、新たな職員の配置が必要となってまいります。また、新たにゼロ歳児から2歳児を受け入れるためには、保育士資格を有する職員の配置も必要となります。
裏面の(2)を御覧ください。2号認定定員の設定に伴う1号認定定員の減少です。幼稚園から認定こども園に移行するに当たりましては、2号認定の子どもの受入れに必要なスペースを確保するため、1号認定の子どもの定員を削減する必要があります。現在も3歳児を中心に抽選が発生している園もある状況で、1号認定の子どもの受入れが、これまで以上に困難になることが懸念されます。
3番目ですが、保護者の就労状況の多様化です。園行事をはじめとして、園運営に区立幼稚園では保護者の方の参画も頂きながら、教育・保育に取り組んでいるところですが、認定こども園に移行した場合、保護者の就労状況が多様化いたしまして、アンケート結果等からも、これまでの幼稚園の教育・保育環境が失われることへ不安の声が出ております。
4番目として、給食の実施に必要な調理設備等の整備です。認定こども園では、保育を必要とする子どもに給食の提供が義務づけられています。3歳以上の子どもについては外部搬入も認められていますけれども、その場合でも、加熱や保存等が可能な調理設備、大型の冷蔵庫等を備えることが必須とされているため、一定のスペースを確保する必要がありますけれども、現在の区立幼稚園は、もともと4、5歳児の2年保育を前提に設置しましたので、その後、保護者ニーズの高まりから、3歳児保育、預かり保育などに対応してきており、これ以上の余裕スペースを捻出することが困難な状況にあります。
4番の検討結果ですけれども、アンケート結果におきましては、「認定こども園と幼稚園が同じ場所にあった場合、認定こども園を希望するか」という問いに対しまして、認定こども園を希望すると回答した保護者が区立・私立の幼稚園全体で25%にとどまり、7割以上が希望しない、幼稚園を選択すると回答しています。公私立別では、区立の幼稚園保護者の約6割が認定こども園を希望していらっしゃらない状況です。また、幼稚園だからこそ預けている、幼稚園の方針や教育内容で入園を決めたという幼稚園に対する固有のニーズも、幼稚園には多くございます。
こうした課題、またアンケート結果での保護者のニーズ等を踏まえまして、当分の間、区立幼稚園から認定こども園へ移行することについては実施しないこととし、今後の社会情勢の変化ですとか様々な状況を勘案し、引き続き検討していくこととさせていただきました。
説明の中で触れさせていただきましたアンケートにつきましては、今回この検討を行うに当たって、芝浦アイランドこども園、また現在の保育園、それから公私立の幼稚園の保護者の方に行ったものがございます。参考資料1から3が、その結果をまとめたものでございますので、御参照いただければと思います。
甚だ簡単ですけれども、説明は以上とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○委員長(
清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。
○委員(
福島宏子君) こども園施策の方向性ということで、これを見ても、いつまでに何をどうするという具体的なものが書かれていないので、こういった方向で進んでいくということで私は受け止めさせてもらいました。どちらにしても、幼児教育とか、保育園、幼稚園と分け隔てなく、
子どもたちが伸び伸びと過ごせる環境をつくっていくという点では、新設と考えると、そういう施設が増えていくということは望ましいことかなとは思っているのですけれども、その上で幾つか質問をさせていただければと思います。
一番最初に(1)から(4)までの方向性をいきなり出されているのですけれども、既存の幼稚園や保育園という枠組みでは満たすことができない区民ニーズ、後ろを読んでいくといろいろ書かれているのですが、そこをもう少し具体的に御説明いただければと思います。
○
教育長室長(村山正一君) それでは、8ページを御覧いただけますでしょうか。失礼しました。6ページです。すみません。6ページの(2)区民ニーズを幼稚園や保育園で満たすことの可否についてというところです。
まず、(ア)ですけれども、就労世帯への幼児教育の実施についてということで、幼稚園の預かり保育を充実することで、それに対応できないかということでの一定の検証を行いました。
まず、幼稚園での預かり保育の位置づけですけれども、教育課程に係る教育時間の終了後の教育活動として、預かり保育を保護者の就労支援ではなく、保護者の不定期な用事等への対応を目的とした子育ての支援として実施しているところです。預かり時間につきましても、教育課程に基づく活動を考慮し、幼児期にふさわしい無理のないものとなるようにするという幼稚園教育要領の趣旨を踏まえ、幼児の心身の負担に配慮した時間設定と今現在なっております。
また、先ほどの移行のところで述べましたように、現在の就園の状況、職員体制、また設備面等の同様の課題がありますので、幼稚園において預かり保育等の充実により認定こども園に関する保護者のニーズを満たすことは困難です。
(イ)認可保育園につきましては、現在も保育所として、幼稚園教育要領における幼児期の終わりまでに育ってほしい姿と保育所保育指針は整合が図られていることから、一定程度の幼児教育が実施されておりますので、そうした就労家庭への幼児教育といったニーズについては、現在の認可保育園でも対応が可能となるかと考えられます。
続いて、7ページの上段のイの就労形態の変更に伴う在園継続ですけれども、保育園については、就労先を保護者の方が退職した場合、一定期間内に復職しない限り、在園が保障されない状況です。また、幼稚園についても、預かり保育時間がフルタイムの就労には対応していないことから、保護者の方がフルタイムの就労に就いた場合は事実上、在園を継続することが困難ではないかと考えられます。
こういったことから、就労世帯への幼児教育のニーズを満たすことは、現行の幼稚園や保育園で難しい面があると分析いたしました。
○委員(
福島宏子君) 幼稚園の預かり保育の充実という(ア)のところなのですけれども、幼稚園の預かり保育と認定こども園だと、同じようにはできませんということでいいのですか。認定こども園の中でも、1号認定、2号認定、3号認定といらっしゃると思うのですけれども、認定こども園の1号認定、幼稚園の部類というか、そういう方々というのは、ずっと遅い時間までいるわけではなくて、幼稚園と同じ時間帯で過ごしているということで認識してよろしいのでしょうか。
○
教育長室長(村山正一君)
福島委員御指摘のとおり、認定こども園でも1号認定のお子さんについては、通常の幼稚園と同様の時間帯の登園になります。ただ、預かり保育について、保育園でその事業も実施していますので、幼稚園で実施している預かり保育よりは長時間お預かりできる可能性がございます。
○委員(
福島宏子君) 認定こども園でも、預かり保育という形で長い時間いるお子さんはいらっしゃるということでいいのでしょうか。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君)
福島委員おっしゃるとおり、預かりをさせていただいております。
○委員(
福島宏子君) 認定こども園でも。
○
教育指導担当課長(
篠崎玲子君) 認定こども園でもそうです。
○委員(
福島宏子君) 認定こども園全体の施設概要がここに書かれているのですけれども、4歳、5歳が1号認定10人ですが、実際に入っている4歳、5歳の数というのは何人ですか。
○
教育長室長(村山正一君) すみません。今の御指摘はどこの部分でしょうか。
○委員(
福島宏子君) ごめんなさい。2ページに施設概要ということで、芝浦アイランドこども園の数、これは定員ではないですか。1号認定の4歳、5歳が10人ずつです。
先ほどからのお話の中で、芝浦アイランドこども園の中で、1号認定という形で在籍しているお子さんは、何人いらっしゃるのか伺いたいのですけれども。
○
教育長室長(村山正一君) 大変申し訳ないのですけれども、所管が保育部門になりますので、今こちらの手元にはその資料はございませんので、必要であれば、後ほどまた提供させていただきたいと思いますが。
○委員(
福島宏子君) 私が調べたところでは、4、5歳で6世帯なのです。空きもあって、その6世帯のうち、サポート保育の保育園ということで、利用を皆さんされているのかなというのが疑問ではあったので、聞きたかったのですけれども、その辺はほかの管轄だと思うので、それは置いておいていいです。
それで、先ほど
教育長室長が説明していただいた7ページのイの就労形態の変更に伴う在園の継続についてというところでは、1号認定から2号認定、2号認定から1号認定への変更という意味だと思うのですけれども、それは4ページのところに、移ってもそのまま在園し続けるということで、とてもよかったというのも出されていると思うのです。
それはそれで、すごく私は認定こども園のメリットの部分であるかとは思うのですけれども、その(ア)、(イ)をもって、幼稚園とか保育園で満たすことができないことが、こども園で満たされるということでくくられているわけです。その辺が、それ以外のところであれば教えてほしいのですけれども。
○
教育長室長(村山正一君) 認定こども園のメリットということでよろしいでしょうか。今御指摘のとおり、就労状況が変わりましても、お子さんをほかの園に預け替えることがなく、引き続き同じ園で保育を続けられるというメリットがございます。
そのほかに考えられるものといたしましては、例えば保育所では一定程度の幼児教育も行っていますけれども、さらに充実した幼児教育を施すことができる。また、給食を幼稚園の場合は必要としますけれども、認定こども園では、そうした給食も提供してもらうことが可能となるといったメリットが考えられると言われています。
○委員(
福島宏子君) すみません。いろいろばらばらになってしまったようで、戻します。最初の1ページの(1)番のところに戻るのですけれども、既存の保育園とか幼稚園という枠組みでは満たすことができない区民ニーズに応えられる有用な施設として、認定こども園ということが評価されているということなのです。
その下の方に、芝浦アイランドこども園における3歳児の1号認定定員の設定についても検討しますと(1)のところであるのは、具体的に言うと、3歳児枠を設けていくという方向性を示しているということでしょうか。
○
教育長室長(村山正一君) こちらにつきましては、先ほど見ていただきました2ページのところに、今、3歳児の1号認定の定員がございませんので、今後、私立幼稚園等の協議等も必要になるかと思いますけれども、方向としては、3歳児の1号認定の定員についても設置する方向で検討を行うということでございます。
○委員(
福島宏子君) まだ私立保育園との協議は全然していないということですね。
そうなった場合は、2号認定、3号認定の受入人数が減ってしまうということが考えられるのでしょうか。
○
教育長室長(村山正一君) 当然、施設の枠は限界がございますので、その場合には、2号認定、3号認定の定員の削減についても検討しなければいけないかと思いますので、そのときの待機児童数ですとか、その周辺の
子どもたちの人数、また私立幼稚園等の受入れの状況等を総合的に勘案して、その辺は決定していく必要があるかと思います。
○委員(
福島宏子君) この芝浦という地域柄、区立の芝浦幼稚園などは、すごく満杯というか、3歳児でいいますと35人、いっぱいに入っている現状があると思うのです。ここで3歳児が増えれば、必然的にその部分がこちらにということも、一方ではすごくいい方に考えられると思うのですけれども、それで保育園の定員を減らしてしまうというのは本末転倒というか、今すぐそのように考えてはいないと思います。その辺は本当に整合性も取りながら、慎重に検討していく必要があると思うのですが、立場上言わせてもらうと、幼稚園としての3歳児の受入枠が増えることは、とてもいいことだと思うのです。
先ほど言いましたように、4歳、5歳という部分は6世帯ということで、定員が空いている状況ではあると思うのですけれども、その全体、3、4、5歳を鑑みての何か措置というようにはならないのでしょうか。
○
教育長室長(村山正一君) 芝浦アイランドこども園の定員枠につきましては、すみません、子ども部門が所管になりますので、こちらで明確に申し上げることはできませんけれども、繰り返しになりますが、今、区としても待機ゼロとなったとはいえ、引き続き待機児童ゼロを目指して努力をしていく中で、空き定員とのバランスを見ながら検討されることと思います。
○委員(
福島宏子君) 分かりました。
最後の方の別紙1、区立幼稚園の認定こども園への移行に係る検討のところを先ほど
教育長室長もおっしゃったのですけれども、アンケートを取られたということで、こちらのアンケートも目を通させていただきました。
その中では、区立の幼稚園の方々に対するアンケートもありまして、芝浦アイランドこども園のアンケート、あとは保育園の
子どもたちに対するアンケートと、3種類あって、それぞれいろいろ特色が出ていると思ったのですけれども、芝浦アイランドこども園というこども園の特徴ですとか、よさとか、そういうものと、普通の認可園とか幼稚園との差が、あまり皆さん知られていないというところがあるのかなと思ったのです。
だから、認定こども園を増やしていこうという港区の方針、方向性を、ここで打ち出しているところでは、認定こども園がこんなにすごくいいから、増やしていきたいという形になって、希望者を増やしていくというようになっていくのではないかと思うのですけれども、そういった意味では、まだまだ周知とか、認定こども園というもの自体があまり知られていないように受け止めたのですけれども、その辺は今後も含めてどのように考えますか。
○
教育長室長(村山正一君) 認定こども園と保育園が同じ場所にあった場合、どちらを希望するかということで、例えば保育園の在園児保護者の方は、43%が認定こども園を希望すると回答しています。この数字を多いと見るか少ないと見るか、判断があるかと思うのですけれども、また一方で、認定こども園と保育園、幼稚園のそれぞれの保育・教育内容の違いについても、あまり分からないと回答されている方も実際多いことも事実です。
今回の調査結果を踏まえまして、これは子ども部門も同様ですけれども、保育内容の違いですとか、それぞれの特色については、より周知していく必要があるという認識に立っているところでございます。
○委員(
福島宏子君) 今回この資料を読んでいて、腑に落ちないというか、すごく無理があるということを私自身も感じまして、すごく急いで方向性が出されたように感じます。港区子ども・子育て会議の答申を受けてということでは分かるのですが、方向性を決めて、今後の
スケジュールで7月からの基本計画に反映とあるのですけれども、ある程度、時期がこの時期で、どのようにという、どこまで基本計画に反映していくということになるのでしょうか。
○
教育長室長(村山正一君) 保育所型の認定こども園の整備については、基本的に保育部門での検討になりますけれども、10ページを御覧ください。10ページの10番、施設整備に係る具体的な検討等ということで、次期基本計画(令和3年度から令和8年度)の中で計画計上していくということで、その期間内で整備をしていく方針だと聞いております。
○委員(
福島宏子君) そこを見ると、設置主体とかというのは、すごく具体的に書かれてはいるのですけれども、港区として公的な部分があまり感じられないわけですが、私立の誘致により、私立の誘致状況等を踏まえ、区立の整備は個別に検討というところは、どういう意味かという感じもするのですけれども。
基本計画へ反映とあるので、港区子ども・子育て会議にももちろん、こういう方向性だという説明があると思うのです。この子ども・子育て事業計画は新しいものですけれども、この中にはまだ具体的には出されていなくて、教育委員会と調整していくという程度の扱いにはなっているのですけれども、そういった中で、この方向性を出した一番の意図というか、理由は何なのでしょうか。
○
教育長室長(村山正一君) 今現在、認定こども園が整備されていますのは、芝浦港南地区1か所ですので、できるだけほかの地区にも同様の認定こども園を整備し、保護者の方に保育・幼児教育の選択肢をできるだけ増やして、公平な選択が行えるようにしたいということと、それから、従来から認定こども園につきましては、平成27年4月の子ども・子育て支援事業計画というものがございますけれども、そのとき、この芝浦アイランドこども園を保育所型に移行するということと併せまして、他地区での認定こども園の実施を検討するということが、この中で決められていました。
ただ、待機児童解消を優先することで、その検討が進んでいませんでしたので、その宿題を今回、港区子ども・子育て会議からの答申も受けましたので、早急にまとめたという次第でございます。
○委員長(
清家あい君) よろしいですか。まだかかりますか。一回休憩を。
○委員(
福島宏子君) 分かりました。では、最後に、要望ではあるのですけれども、認定こども園を新しく建てる際に、港区としても公的な部分での責任をしっかり持てるようにしてほしい。株式会社とかではなくて、しっかりした実績のある、その辺では法的責任を果たしていただくように要望させていただいて、終わります。ありがとうございました。
○
教育長室長(村山正一君) 今頂いた意見につきましては、所管部門に伝えさせていただきますので、よろしくお願いします。
○委員長(
清家あい君) ほかに御質問等ございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
清家あい君) ほかになければ、
報告事項(7)「区における今後の
認定こども園施策の方向性について」の報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
清家あい君) 次に、
報告事項(8)「港区
教育史刊行スケジュールの変更について」、理事者の説明を求めます。
○
教育長室長(村山正一君) では、
報告事項(8)「港区
教育史刊行スケジュールの変更について」、御報告させていただきます。資料№8を御覧ください。
令和3年3月末を刊行予定として、港区教育史通史編、資料編の編さん作業を進めてまいりましたけれども、令和2年5月27日付で開催の第8回港区教育史編さん委員会におきまして、刊行時期を1年遅らせ、令和4年3月末に変更することとなりましたので、御報告をさせていただきます。
刊行
スケジュールの変更に至った経緯ですけれども、1番を御覧ください。教育委員会では、平成28年度から港区教育史の編さんに取り組んでまいりましたが、平成29年に一度、通史編、資料編について、刊行日を1年延長し令和3年3月とし、平成29年12月22日の本常任委員会において報告をさせていただいたところです。
その後、刊行に向けて準備を進めてまいりましたが、通史編につきましては、昭和期までの既刊の部分や新たに執筆した各章の冒頭に付します序文の史実の正確性を期すため、監修者による検証を行う必要が生じたこと、また、新たに執筆する平成期部分の内容をより充実させるため、資料の再調査を行ったところ、これまで書き進めてきた原稿の修正ですとか再執筆が必要になったことから、
スケジュールに遅れが生じました。
資料編につきましては、そうした通史編の進捗状況の影響で、掲載する資料が決定できず、制作にさらに時間を頂くこととなりました。
また、この間の
新型コロナウイルス感染症の予防対策による外出抑制等により、ウェブ会議等での打合せなどは行ってまいりましたけれども、細かいところでの詰めての打合せ、また会議開催につきましても書面により行うことで時間を要したり、資料の調査に当たり現場に出向くことができなかったりということで影響が生じ、
スケジュールの遅れの一つの要因となってございます。
見直し後の
スケジュールですが、別紙を御覧いただけますでしょうか。教育史編さん事業全体
スケジュールというものです。左側のところに今回進めている教育史編さんの各パーツがございますが、まず通史編と、その下にあります資料編が、今回
スケジュールを1年遅らせていただくこととなったものです。上段の既存教育史というものが、現在発行されている昭和期までの部分、それから第7章として、新しく平成期部分をそれに追加していきます。また、今現在あります資料編につきましても、通史編の改変に伴いまして再編を行っております。
既存の教育史、一番上段のところで御説明させていただきますけれども、3つ帯グラフがありますが、一番下が当初の予定、3年間で令和2年3月に刊行予定でしたが、平成29年度に一度、1年間延長して、令和3年3月としたところです。それが真ん中の帯グラフになります。
令和2年6月のところに赤い線が引いてありますのが現時点でのところで、ここで比べていただくと、作業の遅れが分かるのですが、既刊の教育史でいくと、既に刊本の編集・校正・制作、本づくりに入っていなければいけないところ、現在まだ資料の調査・整理等の段階で、黄色い「監修者史実等検証」、少し細い線が3つありますが、こちらが新たに必要となった作業となっております。こうしたことで、上段の令和4年3月の
スケジュールに引き直させていただいているところです。
既に一度、これで2回目の延長になりますので、これ以上刊行時期が絶対に遅れることがないように、これまで以上に
スケジュール管理については徹底をし、令和4年3月に刊行できるよう取り組んでまいる所存でございます。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○委員長(
清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
清家あい君) なければ、
報告事項(8)「港区
教育史刊行スケジュールの変更について」の報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
清家あい君) 次に、
報告事項(9)「
港区立みなと図書館の
指定管理者公募日程の変更について」、理事者の説明を求めます。
○
図書文化財課長(
江村信行君)
報告事項(9)「
港区立みなと図書館の
指定管理者公募日程の変更について」、御報告いたします。本
日付資料№9を御覧いただけますでしょうか。
港区立みなと図書館の指定管理者公募については、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を踏まえまして、日程を変更いたします。
項番の1、対象施設です。
港区立みなと図書館でございます。
項番の2、指定期間です。ここは変更ございませんが、令和4年4月1日から令和6年3月31日までの2年間でございます。
項番の3、公募日程の変更内容でございます。公募の開始は、当初は本年4月中旬を予定しておりましたが、これを変更いたしまして、本年7月8日の予定で現在進めております。応募期間、指定管理者候補者の選定も、それぞれ3か月程度後ろ倒しとなっております。指定議案の提出は、当初は第3回港区
議会定例会を予定しておりましたが、これを変更いたしまして、第4回港区
議会定例会の予定で進めております。指定管理者による管理開始は、令和4年4月1日で変更はございません。
報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(
清家あい君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。御質問等ございましたら、順次御発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
清家あい君) なければ、
報告事項(9)「
港区立みなと図書館の
指定管理者公募日程の変更について」の報告は、これをもって終了いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
清家あい君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「発案元第6号
区民生活事業・
教育行政の調査について」を議題といたします。
本発案について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
清家あい君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長(
清家あい君) それでは、本日継続と決定いたしました。
──────────────────────────────────
○委員長(
清家あい君) そのほか、何かございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(
清家あい君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。
午後 3時20分 閉会...