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  1. 港区議会 2019-10-28
    令和元年10月28日建設常任委員会-10月28日


    取得元: 港区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    令和元年10月28日建設常任委員会-10月28日令和元年10月28日建設常任委員会  建設常任委員会記録令和元年第19号) 日  時  令和元年10月28日(月) 午後1時30分開会 場  所  第2委員会室出席委員(7名)  委 員 長  やなざわ 亜紀  副委員長  山野井 つよし  委  員  玉 木 まこと       風 見 利 男        近 藤 まさ子       うかい 雅 彦        井 筒 宣 弘 〇欠席委員(1名)        七 戸 じゅん 〇出席説明員  副区長                  小柳津  明
     芝地区総合支所まちづくり課長       村 上 利 雄  赤坂地区総合支所まちづくり課長 小 林 秀 典  高輪地区総合支所長街づくり支援部長兼務 野 澤 靖 弘  都市計画課長               冨 田 慎 二  住宅課長            野 口 孝 彦  建築課長                 瀧 澤 真 一  土木管理課長          杉 谷 章 二  開発指導課長               岩 崎 雄 一  再開発担当課長         手 島 恭一郎  品川駅周辺街づくり担当課長        増 田 裕 士  土木課長            佐 藤 雅 紀  地域交通課長               海老原  輔  街づくり事業担当部長           坂 本  徹 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) (仮称)芝公園駅前暫定自転車駐車場整備について   (2) 第二東西連絡道路整備について   (3) 港区浸水ハザードマップの改定について  2 審議事項   (1) 発 案元第5号 街づくり行政の調査について                                   (元.5.29付託)                 午後 1時30分 開会 ○委員長(やなざわ亜紀君) ただいまから、建設常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、山野井委員長風見委員にお願いいたします。  七戸委員より、欠席の届け出が提出されておりますので、ご報告いたします。  本日の運営についてですが、報告事項(1)に関連して、芝地区総合支所村上まちづくり課長に出席いただいております。  なお、村上まちづくり課長は、当該報告事項終了後、退席いたしますので、あらかじめご承知おきください。  当委員会担当書記をご紹介いたします。議事係宇野岳さんです。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(やなざわ亜紀君) それでは、報告事項に入ります。初めに、報告事項(1)「(仮称)芝公園駅前暫定自転車駐車場整備について」、理事者説明を求めます。 ○芝地区総合支所まちづくり課長村上利雄君) それでは、報告事項(1)「(仮称)芝公園駅前暫定自転車駐車場整備について」、ご報告いたします。  本日付建設常任委員会資料№1をごらんください。1ページから4ページが、本整備工事の内容をまとめたものでございます。5ページの別紙1は、今回整備いたします自転車駐車場案内図、6ページの別紙2は、参考として自転車駐車場施設イメージ図、7ページの別紙3は、放置禁止区域想定エリアを示した資料でございます。  1ページにお戻りください。項番1、芝公園周辺放置自転車対策についてでございます。現在、都営三田線芝公園周辺歩道上には、1日平均約100台の自転車が放置されており、安全な歩行空間の妨げとなるとともに、景観上も好ましくない状況にあります。これまで地元住民から放置自転車対策を求める声が寄せられてきましたが、付近には、自転車駐車場整備できる用地を確保できなかったことから、警告札による放置自転車への指導を講じてまいりました。  平成30年4月には、国から芝公園二丁目国有地取得要望の照会があり、令和元年7月11日に国との見積もり合わせを行いましたが、国の予定価格とは開きがあり、合意に至らなかったことから、土地の取得を見送っております。  都営三田線芝公園周辺放置自転車対策は喫緊の課題であり、一刻も早く放置自転車対策を講じる必要があることから、土地の借り受けについて国に申し入れ、協議をしてまいりました。このたび、国との間で令和元年10月11日に一時貸付契約に係る見積もり合わせを行い、合意に至りました。  ちなみに、合意に至りました一時貸付料でございますが、使用期間令和2年3月1日から令和5年2月28日の3年間において、1,987万8,903円でございます。  今後、土地の一時貸付契約を締結の上、自転車駐車場整備いたします。なお、土地の借用であることを踏まえ、暫定自転車駐車場として整備してまいります。暫定自転車駐車場の開設にあわせまして、周辺放置禁止区域に指定することにより、芝公園周辺放置自転車対策を講じてまいります。  次に、項番2、土地の概要でございます。所在は港区芝公園二丁目513番4、地積は126.12平方メートル、現況は更地でございます。  5ページの案内図をごらんください。当自転車駐車場案内図でございます。芝公園周辺には、複数の子育て施設があり、通勤前の子育て施設への送迎を目的とした自転車の利用が多いところが特徴です。  2ページにお戻りください。項番3の(2)、(仮称)芝公園駅前暫定自転車駐車場収容台数をごらんください。芝公園周辺放置自転車車種別を見ますと、約30台程度がチャイルドシートつき自転車であることから、子育て世代への対応を考慮し、区では初めて車幅の広いチャイルドシートつき自転車収容台数を約40台分確保いたします。その場合、芝公園二丁目の国有地の形状及び用地の面積から、自転車台数は約70台分整備可能となるものでございます。  このことから、地域の特性及び利用者の実情を考慮し、チャイルドシートつき自転車の約40台分と、一般的なサイズ自転車約30台分を合わせ、約70台を収容台数といたします。  次に、(3)自転車シェアリングポートについてです。暫定自転車駐車場に併設して、約10台分設置するものといたします。  6ページをごらんください。参考として、施設イメージを示した図でございます。図面左側自転車シェアリングポート図面右側チャイルドシートつき自転車の区画、図面中央がその他の自転車の区画でございます。  3ページにお戻り願います。(5)工事整備スケジュールでございます。一時貸付契約締結後、11月中旬ごろから現地調査整備工事に入る予定です。  次に、項番4、管理運営についてでございます。今回整備を予定している(仮称)芝公園駅前暫定自転車駐車場は、現在、暫定自転車駐車場が配置されている田町駅西口と新橋駅の間に位置しており、既存の田町駅西口第6暫定自転車駐車場から約700メートルの距離に位置していることから、統一された管理運営を効率的かつ効果的に実施するためには、同一事業者による管理運営が適切です。以上のことから、(仮称)芝公園駅前暫定自転車駐車場管理運営事業者につきましては、非公募で選定するものでございます。  次に、項番5、放置禁止区域の指定でございます。7ページをあわせてごらんください。放置禁止区域は、駅出入り口からおおよそ半径300メートル圏内を区域として、地元町会自治会警察署等関係機関と協議・調整を行い、指定してまいります。  4ページをごらんください。項番6、今後のスケジュールでございます。11月中旬に土地賃貸借契約を締結後、管理運営事業者を選定いたします。令和2年2月から、地元町会の方々や警察署放置禁止区域の調整をさせていただき、3月ごろから整備工事に入りまして、並行して放置禁止区域自転車駐車場の開設の周知を踏まえ、6月に開設を予定しているものでございます。  最後でございますが、本件に関連いたしまして、国有地取得の見送りと借り受けによる活用について、芝公園二丁目につきましては、総務常任委員会において報告されることを申し添えまして、甚だ簡単ではございますが、以上で説明を終わらせていただきます。 ○委員長(やなざわ亜紀君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次ご発言願います。 ○委員うかい雅彦君) すみません。ここは、今、公園になっているわけですよね。違いましたか。どうなのですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長村上利雄君) 今まで自動車駐車場として使われていた場所でございまして、区域としては都市計画公園区域ではございますけれども、この土地の現状は公園として整備がされているものではございません。 ○委員うかい雅彦君) そうすると、用途地域でいうと、どのような地域になりますか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長村上利雄君) こちらの用途地域でございますが、第二種住居地域でございます。 ○委員うかい雅彦君) 国との売買契約が調わなかったという、土地価格が合わなかったということで、公園だったからなのか何か、そういった認識があったのですけれども、折り合わないというのは、過去の話になってしまうのですけれども、金額的にも大分合わなかったということだったということですか。わかりました。  それで、また同じ事業者が運営するということなのですけれども、新たな場所になるわけですが、ほかの駐輪場と同様に、シルバー人材センターにまた管理などもお願いするという形で考えてよろしいのでしょうか。そのことを確認させてください。 ○芝地区総合支所まちづくり課長村上利雄君) 一応、暫定自転車駐車場ということで、指定管理の運営ではないのですけれども、委託事業者につきましては、シルバー人材センターの職員の活用を促してまいります。 ○委員玉木まこと君) 初めてチャイルドシートつきの対応ということで、50センチでしたか、広くとっていただいたということで、ありがとうございます。  6ページの図面を見ているのですけれども、右側の方の列には児席付大型と書いてあるのですかね。子ども用チャイルドシートつき自転車ということで、真ん中の1列の中央の部分が一般のサイズということだったのですけれども、チャイルドシートつき自転車の方が優先的にこちらの大きい方を使ってもらえるようにうまくぜひしていただきたいと思うのですけれども、表示など、そういった工夫というのは、今、考えられているのか、教えてください。 ○芝地区総合支所まちづくり課長村上利雄君) 時間帯により利用できる区画を変えることも考えてございます。利用の仕方につきましては、わかりやすい表示を掲示して、利用者の混乱がないように努めてまいりたいと思います。 ○委員玉木まこと君) 路面というか、地べたのところで何か色を変えるなど、いろいろわかりやすく工夫していただいて、なるべくすみ分けがスムーズにできるようにお願いしたいということと、あと、シェアリングの方が今回、併設というのが初めてということをお聞きしたので、シェアリングのドコモの会社と事業者とのうまい連携によって、シェアリングがあふれてとめられないなど、そのようなトラブルがないようにだけはしていただければとお願いしておきます。  あと、今回、芝公園周辺放置台数が100台前後ということで、ほかの、区全体の放置自転車の駅前の対策ということでお聞きしたいのですけれども、外苑前であったり、あと、麻布十番、赤羽橋などがまだまだあると思うのですが、見通しなどはどのような状況なのか、もしわかる範囲があれば、教えていただきたいと思います。 ○芝地区総合支所まちづくり課長村上利雄君) 現在のところ、それぞれの地区でいろいろな課題がございますので、地区ごとで用地を確保する努力などはしてまいっているところでございます。今、挙げられた中では、特に赤羽橋はいつもご意見をいただいている場所でございますが、こちらにつきましても、引き続き用地等を確保するように努力してまいりたいと思っているところでございます。 ○委員風見利男君) この暫定駐輪場設置費用はどれぐらいかかるのですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長村上利雄君) 現在、自転車駐車場の装置、設備に関しては、リースを想定しているものでございます。その中で、1年当たり約445万9,000円を想定しております。 ○委員風見利男君) あと、利用時間、開設時間は何時から何時までですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長村上利雄君) 開設時間は24時間営業を考えてございます。 ○委員風見利男君) 今回、都立の芝公園のところに結構駐輪しているのですけれども、あそこは全く通行の邪魔になっていないと思うのです。私もよく通るのですけれども、ほとんど駐輪はいけませんという札もかかっていないし、あそこにとめた人からすると、突然、今度金を払わないととめられないと。こうなるわけですよね。ここに苦情がたくさん来ているというのだけれども、そんなに区に来ているのですか。駐輪が邪魔になって困るなどという。 ○芝地区総合支所まちづくり課長村上利雄君) およそ1カ月に1件程度は寄せられているものでございます。 ○委員風見利男君) 1カ月に1回何ですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長村上利雄君) 苦情につきましては、大体1カ月に1回ぐらいは寄せられているものでございます。 ○委員風見利男君) 1カ月に1回ぐらいという。それはここの芝公園の方ではなくて、今回写真が載っている芝公園駅A1出口の方ではないのですか。こちらは歩道もそんなに広くないから、通行に多少邪魔になるという苦情はあるのかもしれない。ただ、1カ月に1回というのは苦情と言えるかどうか非常に問題だと思うのだけれども、都立芝公園の方は通る人にも、保育園子どもたち区立芝公園に散歩に行くわけですが、このような台車を押していっても、全然歩道は広いし、全く通行の邪魔になっていないと思うのですけれども、それでも通行の邪魔になっているのですか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長村上利雄君) 苦情につきましては、区に直接来るものもございますが、こちら、日比谷通りは都道でございまして、都道の管理者からも寄せられているという状況がございます。  場所につきましては、先ほどから出ております、芝公園側出入り口場所そのものでございます。 ○委員風見利男君) あそこにとめている人は、今まで無料でとめて、保育園子どもを預けて、地下鉄に乗って通勤するという、大変便利な使い方をしていたわけで、今後、説明をきちんとしないと、かなり苦情が来るのではないですか。突然放置禁止区域です、駐車場にとめないと困りますといって、そこにとめれば今度1時間以内は無料なのですけれども、1時間以上とめればお金を取られるわけで、そこは、住民説明会といっても、あそこの区域に住んでいる人はいないわけで、どのような形でやるかは別にして、きちんとした説明をした上で、ぜひ進めてもらいたいと。この辺は区としてもしっかりやってもらいたいと。これはいいですよね。 ○芝地区総合支所まちづくり課長村上利雄君) 今後、当該箇所にかかわらず、放置禁止区域をほかの場所も指定していくと思いますので、それぞれの場所につきましては、丁寧にきちんと説明をしてまいりたいと思います。 ○委員風見利男君) あと、あそこの土地は、国としても全く使い道のない場所なのです。高速道路入り口で、私、土地の担当のところに、東京都に買ってもらって、公園の隣地なわけだから、公園を拡張して、そこにドッグランをつくったらどうかという話もしたのです。補正予算に関する審議のとき、私どもの会派は、総務常任委員会に人がいないのですが、どのような計算でこれがなったのかと聞きましたけれども、全然この界隈では土地取引の実例がなくて、たしか赤坂などあちこちの土地取引の例を参考に東京都財産価格審議会で決めたということだったのですけれども、ものすごく高過ぎるのではないかと私は部長に言ったのです。そうしたら、そんなことはありません、東京都財産価格審議会でやったからと言われて、結局、補正予算を組んで見積もり合わせをやったけれども、国はもっと高い値段を言ったわけですよね。だから、私はあの土地を買うことが本当にいいのかどうかというのを今でも疑問に思っているので、国が使い道がないのであれば、私はもっと安い価格で、国に何か使い道があるのですかと言ったら、ないと思うのです。首都高速道路入り口の拡張のために使うか、先ほど言ったように、東京都が土地を取得して、公園にしてもらって、そこをドッグランとして使わせてもらった方が、私は区民にとって非常に有意義だと思うのです。  暫定駐車場をつくってはだめだとは言いませんけれども、ぜひ説明をしっかりすることと、暫定駐車場なので、3年で終わるかどうかということが問題です。ほかに用地が見つかって、そこに駐輪場ができれば、暫定駐車場がなくなるのですけれども、今の国の姿勢では、なかなか買える価格にならないわけで、区がもっとお金を積めば買えるのでしょうけれども、そんなむだ遣いをやっていいのかということにもなるので、そこをきちんとやってもらいたい。引き続き、土地の値段の評価もきちんとした上で、値下げの交渉も、3年たった後にやることになると思うのですけれども、ぜひそれもあわせてお願いしておきたい。いかがでしょうか。 ○芝地区総合支所まちづくり課長村上利雄君) 賃貸借の期間は3年間でございますが、その後につきましては、その時点でそのような意向があるかどうか、また区の状況も確認した上で検討してまいりたいと思います。 ○委員長(やなざわ亜紀君) ほかにご質問ございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(やなざわ亜紀君) ほかになければ、報告事項(1)「(仮称)芝公園駅前暫定自転車駐車場整備について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(やなざわ亜紀君) 次に、報告事項(2)「第二東西連絡道路整備について」、理事者説明を求めます。 ○土木課長佐藤雅紀君) 報告事項(2)「第二東西連絡道路整備について」のご説明をさせていただきます。  本日付資料№2の第二東西連絡道路整備についてをごらんいただきたいと思います。資料は6枚とじのもので、1ページは整備の概要、2ページは工事期間中の影響などを記載したもの、3ページは案内図、4ページが平面図、5ページから7ページが参考資料といたしまして、歩行者自転車の動線や品川駅周辺で進めている基盤整備の図となってございます。  それでは、1ページをごらんいただきたいと思います。項番1の整備概要(1)整備目的になります。第二東西連絡道路は、地域の東西連絡性を強化・改善するため、現在の高輪橋架道橋下区道にかわり、地区間を連絡する道路として、品川駅北周辺地区土地区画整理事業により整備いたします。施行者UR都市機構になります。  次に、高輪橋架道橋下区道の現況です。3ページの案内図をごらんいただきたいと思います。図面左側の赤色で着色の国道15号から、右下の芝浦水再生センターまで、JR線路下を通る東西に結ぶ道路となっております。延長約228メートル、車道幅員は約2.8メートルで、最少高さが約1.7メートルの一方通行となってございます。歩道は、幅員は1.8メートル、最少高さは約1.7メートルとなってございます。  次に、(3)第二東西連絡道路の計画になります。4ページの第二東西連絡道路平面図をあわせてごらんいただければと思います。平面図オレンジ色で着色しているのが第二東西連絡道路で、この図の少し下に、着色しておらず、左から右に向かって二本線で描かれておりますのが、既存の高輪橋架道橋下区道です。  第二東西連絡道路の延長は国道15号から高浜公園までの区間で約370メートル、車道幅員は7メートルから12.5メートル、トンネル部の高さは4.7メートル以上で、車は相互通行となります。歩道幅員北側部で2.5メートルから4メートル、トンネル部歩道上空の高さは2.5メートル以上となります。  この道路は、既存の高輪橋架道橋下区道とは別ルートでの整備となりますけれども、東海道新幹線線路下の部分につきましては、新幹線の橋脚が密に設置されており、既存の道路部分以外で歩行空間車両走行空間の確保が困難であることから、既存道路と同じ、この図面のC-C断面の箇所で交差する計画としてございます。  なお、トンネル部分は、JR東日本の在来線東海道新幹線線路下部分となります。図面では、中央を南北に走る道路と第二東西が交差している箇所、ちょうど第二東西連絡道路の「路」と書いている部分ですけれども、「路」の下あたりと、東海道新幹線のガードまでになります、C-C断面の少し右側になります、約160メートルの区間となります。  1ページにお戻りいただきまして、工事期間となります。工事期間令和2年度から令和13年度を予定しております。  続きまして、2ページをごらんいただきたいと思います。項番2、工事期間中の影響です。まず、自動車ですが、7ページの参考資料3の品川駅周辺で進められている基盤整備の図もあわせてごらんいただければと思います。工事期間中は、車両通行止め工事を行うため、迂回をしていただくことになります。なお、令和9年度には環状第4号線の一部が開通するため、高輪ゲートウェイ駅前を経由することで、東西の移動が可能となります。  次に、歩行者自転車への影響です。5ページの参考資料1及び6ページの参考資料2の歩行者自転車動線をあわせてごらんいただければと思います。工事期間中も、常時通行が可能です。なお、自転車は押して歩いていただくことになります。  5ページをごらんいただきたいと思います。歩行者自転車の動線を青色の点線で示しております。令和8年度までは、北側に新設歩道をつくるため、仮設の通路をご利用いただくことになります。  次に、6ページをごらんいただきたいと思いますが、令和8年度、この時点では歩道は完成しておりますので、完成した歩道通行いただけます。  なお、7ページになりますけれども、令和6年度には高輪ゲートウェイ駅の南側に新駅東側連絡通路が完成するため、歩行者の方はこちらの利用が可能となります。  再度2ページをごらんいただきたいと思います。高浜公園になります。第二東西連絡道路工事ヤードとして使用するため、開園は第二東西連絡道路完成後の令和14年度を予定してございます。  最後に、項番3、今後のスケジュールです。来月11月に地元説明会を開催、令和2年度に工事着手をし、通行止めを開始いたします。令和8年度には新設歩道が完成し、令和13年度には工事完了予定となってございます。  甚だ簡単ではございますけれども、報告事項(2)「第二東西連絡道路整備について」のご説明は以上でございます。
    委員長(やなざわ亜紀君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次ご発言願います。 ○委員うかい雅彦君) 目が悪いものですから、工事期間令和3年度に見えて、再来年にできるのかと思って、すごくあれだったのですけれども、この間、工事で当然のこと、車の通行ができなくなるのですが、やはり皆さんもご存じだと思うのですけれども、非常に車の通行があるから人の目があってまだ安全面でいいのかなという。車の通行がなくなって、完全に通行どめではなく、歩行者自転車も通れる形になっていくのですけれども、やはりその際の安全面というのですかね。特にシティハイツ高浜がなくなって、大分先まで芝浦側は人が住んでいないような状況になっていくところで、そこら辺の不安があるのですけれども、何か対策等を考えていらっしゃるのでしたら、教えてください。 ○土木課長佐藤雅紀君) うかい委員ご指摘のように、延長も長いものでございます。資料№2の5ページをごらんいただきたいのですけれども、令和2年度から令和8年度の新設歩道工事中という期間ですが、ごらんになっていただけますように、青の点線が、ずっと同じところを通るのではなくて、下へおりたり、少しずつ場所を移動しております。当然、今の高輪橋架道橋下区道を通る場所もありますし、それ以外の、高浜公園と書いている少し左側の東海道新幹線の左側などは、今回、現況、放水渠となっている部分を改良して、歩行者に通っていただくことも予定しております。そういった意味では、通行に関しても動線を移動しながらということになりますし、広い歩道を確保できるわけではございませんので、当然、安全対策というのは考えております。1つは、要所要所に人を立たせまして、例えば、段差があったり、そういったところを介助といいますか、注意を喚起したり、そういったことなどを考えておりますし、今後、照明なども工夫して、明るくするようなことは考えていきたいと思ってございます。 ○委員うかい雅彦君) よろしくお願いします。来年の春に新駅が仮開業するので、そちらを使える方も多いと思うのですけれども、芝浦側ガード、都営浅草線の地下鉄を使われている方も結構いらっしゃるような状況なので、新駅ができて、新駅に人が流れるということは、余計寂しくなるという部分もあると思いますので、ぜひともそこら辺、ご配慮をよろしくお願いします。 ○委員長(やなざわ亜紀君) ほかにご質問等ございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(やなざわ亜紀君) ほかになければ、報告事項(2)「第二東西連絡道路整備について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(やなざわ亜紀君) 次に、報告事項(3)「港区浸水ハザードマップの改定について」、理事者説明を求めます。 ○土木課長佐藤雅紀君) 報告事項(3)「港区浸水ハザードマップの改定について」、ご説明をさせていただきます。  本日付資料№3の港区浸水ハザードマップの改定についてをごらんいただきたいと思います。1枚目が改定の経緯、変更となった主な内容などを記載したものでございます。この下には、折り畳みましたカラーのマップ、計2枚となってございます。  それでは、1枚目の港区浸水ハザードマップの改定についてをごらんいただきたいと思います。項番1、改定の経緯です。現行の港区浸水ハザードマップは、平成16年5月、東京都が公表いたしました城南地区河川流域浸水予想区域図をもとに、平成17年4月に区が作成いたしました。そして、昨年12月に東京都が浸水予想区域図を新たに公表したことを受けまして、今回、港区浸水ハザードマップを改定するものでございます。  続きまして、項番2、変更となった主な内容です。主な内容は4点になります。1点目は、想定の降雨です。これまでは、平成12年9月に発生しました東海豪雨の雨量、総雨量が589ミリ、時間最大雨量が114ミリを用いておりましたけれども、今回の改定では、想定し得る最大規模の降雨、総雨量が690ミリ、時間最大雨量が153ミリに変更になりました。  2点目は、メッシュサイズです。メッシュサイズを、これまで50メートル×50メートルのメッシュから10メートル×10メートルのメッシュに変更いたしました。  マップをお開きいただきまして、マップの上半分をごらんいただきたいのですけれども、このマップのちょうど半分のあたりに茶色の太線で区分された線がございまして、この下側が今回改定いたしました城南地区の河川流域でございます。上側が今回の改定の範囲外の隅田川及び新河岸川流域になります。上側は、四角い着色のマスが、大きさが50メートル×50メートルとなっておりまして、かなり大きな四角が書いておりまして、今回の改定部分は、大きな四角ではなくて、10メートル×10メートルと小さくなっているのがご確認いただけると思います。  1ページに戻っていただきまして、3点目は、古川の浸水想定区域の面積です。古川の氾濫浸水想定区域ですが、マップの古川沿いを中心に赤の線で囲んだ範囲でございますが、この範囲が古川が氾濫した場合に浸水が想定される区域を示してございます。この面積が、改定前が約80ヘクタールだったものに対しまして、改定後は約180ヘクタールと大幅に増えてございます。  続いて、4点目は、浸水深さです。浸水深さにつきましては、改定前は0.2メートルから上限が2メートル以上となっておりましたけれども、改定後は0.1メートルから上限が5メートル以上に大幅に変更となってございます。  続いて、項番3、隅田川及び新河岸川流域です。先ほどマップでご説明させていただきました茶色の太線の上側が隅田川及び新河岸川流域、これは主に新橋・虎ノ門・六本木・麻布台・赤坂地区などでございますが、昨年、新たな浸水予想区域図の公表はございませんでした。ですので、今回は変更はしてございません。来年度、東京都がこの区域の新たな浸水予想区域図を公表する予定でございますので、この公表に合わせまして、港区浸水ハザードマップを再度作成し、全戸配布を予定してございます。  最後になります。項番4の今後のスケジュールになります。今月から順次全戸配布を行いまして、11月上旬には配布を完了したいと考えております。区役所の本庁舎、また、各総合支所の窓口においても配布いたします。  そして、令和2年度には、東京都の隅田川・新河岸川流域の浸水予想区域図の改定及び公表に合わせまして、港区浸水ハザードマップを再度改定、全戸配布を行います。  以上、甚だ簡単ではございますが、報告事項(3)「港区浸水ハザードマップの改定について」のご報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(やなざわ亜紀君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次ご発言願います。 ○委員うかい雅彦君) ハザードマップの右の半ばぐらいに、荒川氾濫の浸水想定区域というのがあるのですけれども、これ、多分、新橋駅烏森側だと思うのですが、これは荒川の氾濫というのは、どのような関係でこうなるのか、教えてもらいたい。 ○土木課長佐藤雅紀君) こちら、荒川の氾濫の浸水想定区域図でございまして、荒川が氾濫した場合に、氾濫区域が新橋のここの場所だけ、中央区側から少し伸びてきているということでございまして、このような形で記載をしております。これは今回改定する以前からも、このような形で、浸水するという想定ですので、こちら、変わってございません。 ○委員うかい雅彦君) 荒川は近くを流れているのですか。 ○土木課長佐藤雅紀君) 埼玉県の方が主流ではございますが、やはり想定がこちらまで伸びているということになってございます。 ○委員うかい雅彦君) わかりました。 ○委員(井筒宣弘君) 昔の銀座ナインのところの川の話でしょう。昔の銀座ナインのところの川、ずっとコリドー街から暗渠になっているではないですか。私たち、ボートで遊んでいたのだけれども。あれはまだ川になっているの。 ○土木課長佐藤雅紀君) 恐らくそれは汐留川ではないかと。あの暗渠というか、今でもそちらはあります。それは、一級河川の荒川とは違うものと思います。 ○委員(井筒宣弘君) これは例のビデオで出てくる、銀座からどーっと来る水の話でしょう。 ○土木課長佐藤雅紀君) そうです。 ○委員(井筒宣弘君) 地下鉄の中に入ってしまったりなどという。 ○土木課長佐藤雅紀君) そうでございます。 ○委員風見利男君) 港区は浸水深さが5メートル以上というのはあるのですか。5メートル、3メートル、1メートルというのが全然わからないので、5メートル以上というのはどこなのですか。 ○土木課長佐藤雅紀君) 色がなかなかわかりづらくて申しわけございませんが、ございます。場所が、古川沿いの、白金になります。ちょうど氾濫区域の中の、1カ所目、白金一丁目の古川沿いで、今、再開発の白金一丁目東部北地区になっている、IとHという丸の少し下になります。古川の少し下側の少し濃いのが数カ所あります。ちょうどIとHの下になります。  それと、もう1カ所が、白金五丁目になりますが……。 ○委員風見利男君) 長くずっと。 ○土木課長佐藤雅紀君) ええ。細長くです。白金五丁目の区域が、ちょうど古川沿いの部分がやはり濃く出ていますが、このあたりになります。 ○委員風見利男君) ということは、そこがかなり低くなっているということですか。 ○土木課長佐藤雅紀君) はい。これは調査しているときの地盤高をもとに出していますが、こちら、この地域の地盤が若干低い部分だと思います。 ○委員風見利男君) あと、3メートルから5メートルと、1メートルから3メートルの境というのもなかなかわかりづらいのですけれども、区役所は3メートルから5メートルですか。 ○土木課長佐藤雅紀君) 区役所は、1メートルから3メートルの区域に入っておりまして、非常に見づらくて申しわけありませんが、数字的には1.3メートル程度になります。 ○委員風見利男君) 悪いけれども、3メートルから5メートルというのはどこですか。 ○土木課長佐藤雅紀君) 例えばですけれども、浜松町一丁目のあたりの少し濃くなっている、⑦や⑨など、緑色で書いてあるところでして、1メートルから3メートルとの違いというのは、もう少し海岸一丁目の方へ、竹芝の方へ行っていただくと、少し薄くなっている箇所です。同じようなうすだいだい系ですけれども。  あと、3メートルから5メートルでわかりやすいのは、浜松町の駅のガードのところが少し濃くなっていまして、この辺が3メートルから5メートルでございます。 ○委員風見利男君) この細長くなっているところ。 ○土木課長佐藤雅紀君) はい。 ○委員風見利男君) せっかく配るので、区民がぱっとわかるように、ぜひ工夫してもらいたい。もう家には配られていました。おとといか、配られていましたけれども、やはり区民が見て、5メートルと1メートルとの違いというのは、かなり大きいではないですか。この間、台風第15号、第19号、第21号で、千葉県のあのような状況を見ているわけで、自分のところがどこかというのは非常に心配になると思うので、配ってしまったから今さら印刷し直せというわけにはいかないのでしょうけれども、令和2年度には新たに刷るわけで、もう少し鮮明にわかるような対応をぜひお願いしたいと思うのです。  それと、もう一つ、津波が来た場合に、津波避難ビルというのを一生懸命区も、これは防災課の方なのか、やっているのですけれども、なかなか区の施設以外広がらないという。ただ、今回の全国の被害を見ていると、やはり縦の避難が非常に大事だと言われているわけで、民間の高層マンションでも、そこに逃げた人もいるわけで、その自治会では、近所に何かあったら自分のところに逃げてくださいということをやっている管理組合もあったようで、その辺の取り組みをもう少しきちんとしていかないとまずいのではないかと思うのです。新たにビルをつくるときには、ここに相談に来るわけで、その段階でそのような協力を仰ぐような事業者への働きかけというのも、ぜひ防災課とも協力してやっていただけたらと思いますけれども、いかがですか。 ○土木課長佐藤雅紀君) まず、表示の色の件です。令和2年度に再度新河岸川流域のができた際に、もう一度つくり直すときに、現状の緑色も使えるようなことを聞いておりますので、緑色の色を使うような形でわかりやすいような、今回の暖色系の色は確かに少しわかりづらいところもあるので、配慮していきたいと思います。  もう1点、津波避難ビルの件ですけれども、現状、津波ハザードマップで津波避難ビルの位置づけなどもしておりまして、たしか今、芝浦港南地区を中心に避難ビルの指定をしていると思います。確かに今回のこともありますし、上へ早く逃げるというのは、津波以外にもそういったこともあると思いますので、防災課と協力しながら、そういったものを少しでも進めていくように、協力していきたいと思っています。 ○委員風見利男君) 色は東京都から指定されてくるわけなのですか。 ○土木課長佐藤雅紀君) もともとの浸水想定区域図の公表は東京都なのですけれども、大もとは国から来てございます。先ほどご説明しましたように、暖色と寒色と2色使えると聞いておりますので、今回はこの色は東京都の浸水想定区域図をもとにつくりましたので、暖色系を使っていますけれども、来年度、寒色系を使うように考えていきたいと思っております。 ○委員風見利男君) 区で独自にやってもいいわけですか。それは違うのですか。東京都がそのようにすると言っているのですか。 ○土木課長佐藤雅紀君) 一応、独自の色は使用できませんが、選択はできるようですので、寒色系のものを配布していきたいと思います。 ○委員玉木まこと君) 防災アプリの方の地図も更新済みということでいいのか、教えてください。 ○土木課長佐藤雅紀君) 港区の防災アプリ、こちらも既に対応済みと聞いています。 ○委員長(やなざわ亜紀君) ほかにご質問等ございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(やなざわ亜紀君) ほかになければ、報告事項(3)「港区浸水ハザードマップの改定について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(やなざわ亜紀君) それでは、審議事項(1)「発案元第5号 街づくり行政の調査について」を議題といたします。  本発案について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(やなざわ亜紀君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(やなざわ亜紀君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(やなざわ亜紀君) 港区営住宅シティハイツ車町等整備計画(素案)へのご意見について。7月29日の当委員会で報告を受けました、港区営住宅シティハイツ車町整備計画(素案)の意見募集結果について、住宅課長から発言を求められておりますので、これをお許しいたします。 ○住宅課長(野口孝彦君) 貴重な時間をいただきまして、ありがとうございます。本年7月29日に当委員会にご報告させていただきました、港区営住宅シティハイツ車町等整備計画(素案)へのご意見につきまして、ご説明させていただきます。  資料№4をごらんいただけたらと思います。7月29日の当委員会への報告後、項番1に記載させていただいておりますとおり、シティハイツ車町の居住者及び近隣住民の方への説明会を開催いたしました。シティハイツ車町居住者説明会におきましては、8月8日と10日に開催し、両日で33世帯、36名の参加をいただきました。また、近隣説明会は8月9日と10日に開催し、4名のご参加をいただいております。  意見・要望等の反映状況につきましては、項番2のとおり、②、既に素案へ記載しているものが5件、⑤、案に反映しないが、意見として受けとめたものが5件となっております。  詳細につきましては、2ページ以降に記載のとおりでございます。主な意見としましては、意見番号1、区営住宅へのオートロックの設置、意見番号2、住戸へのエアコンの設置などに関するものがございました。オートロックにつきましては、安全上の観点から、設計段階で検討してまいります。エアコンにつきましては、ほかの区営住宅、区民向け住宅の状況等を踏まえ、設置を行わない予定でおります。その他のご意見につきましては、ごらんのとおりですので、ご確認いただけたらと思います。  甚だ簡単ではございますが、説明は以上でございます。 ○委員長(やなざわ亜紀君) 何かご発言等ございますでしょうか。 ○委員風見利男君) エアコンは設置しないということなのですけれども、車町シティハイツについては、今、設置されているものを外して、保管をして、新たな住宅ができたときに設置をすると。このようなことで、預かるということが前に報告がありましたけれども、今、地球温暖化が非常に問題になっていて、この間の台風の被害も、海水温の上昇など、いろいろなことで原因が言われています。それ1つではないのでしょうけれども、ただ、熱効率を考えたときに、最新のエアコンの方が熱効率もいいわけで、余分な電気を使わなくて済むという。全体的に地球環境に少しでも優しいということを考えると、古いもの、熱効率が悪いものを使うよりも、私は本当に熱効率のいい最新のものを使ってもらう方が非常にいいと思うのです。  ほかの区営住宅がついていないからということなのですけれども、ここは建て替えでやる、ある意味で第1号なわけで、ぜひそこでは、これからの方向性としても、設置をしていくという検討をしてもいいのではないかと私は思うのです。環境課でも、あるいは地球温暖化対策担当でも、事業者に対していかに余分な熱を出すのを抑えるかということで指導しているわけで、やはり区でもそのような新しい住宅の場合には、地球温暖化対策に少しでもかなうような対策というのをとっていく必要があるのではないかと思うのですけれども、そのような検討はされないのですか。 ○住宅課長(野口孝彦君) 事業所用のエアコンにつきましては、環境課の方で、中小企業と個人事業主向けに、エアコン自体を入れかえることで低炭素化を図るということの取り組みをしておりまして、事業所に対して入れかえをする場合に限り、50万円を上限として助成制度があるということは承知しております。これはエネルギー消費量が日中に非常に多くなる事業所だからこそ、取り組む必要があるという目的だと思われます。  区民向け住宅のエアコンにつきましては、区営住宅に限らず、ほとんどの区民向け住宅にエアコンが設置されていない状況にあることから、居住者の皆さんの公平性や家賃の低廉化を図るために、現在のところは、エアコンは予定しておりません。  今後、国の動向などでエアコンの設置自体が、建設費の補助対象になるようなことなどの新しい動きがありましたら、その点については的確に対応してまいりたいと考えております。 ○委員風見利男君) 熱中症対策上も、エアコンの使用を区は言っているわけで、国の動向を待たずに、区が率先して取り組んでいくということが大事なので、ぜひ検討していただきたい。お願いだけしておきたいと思います。 ○委員長(やなざわ亜紀君) ほかにございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)     ──────────────────────────────────────── ○委員長(やなざわ亜紀君) 次に、台風第15号により発生したしばうら保育園でのガラス破損について、開発指導課長から発言を求められておりますので、これをお許しいたします。 ○開発指導課長(岩崎雄一君) 貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます。私の方からは、第3回定例会中の本委員会においてご報告のご要望がございました、台風第15号によるしばうら保育園4階園庭屋上ガラスの破損についてご説明させていただきたいと思います。  最初に、大変申しわけございません。資料の一部に誤りがございました。大変失礼いたしました。恐れ入りますが、資料の訂正をお願いいたしたいと思います。訂正をお願いしたい箇所は、項番7の保護者への周知の項目の1行目でございまして、本来なら「再発防止策」と記述する箇所が、「再発防災策」となってございました。大変申しわけございません。「再発防止策」と記述の訂正をお願いいたしたいと思います。以後、資料の作成には、このようなことがないよう注意いたします。よろしくお願いいたします。  では、ご説明をさせていただきます。改めて資料№5をごらんいただきたいと思います。まず、発生日時及び発生場所でございます。発生日時は、台風第15号が上陸いたしました9月9日でありまして、発生場所は区立しばうら保育園でございます。  次に、事故後の状況及び事故後の対応でございます。まず、事故の概要でございますが、台風第15号の強風により、建設中の(仮称)TGMM芝浦プロジェクトのB棟から足場が落下し、隣接するしばうら保育園4階園庭の屋上ガラスに当たりまして、ガラスが割れたものでございます。なお、この事故によるけが人等はございませんでした。  次に、事故後の対応でございますが、事故後、4日後の9月13日までに、プロジェクトB棟の発注者等が破損ガラスの撤去及び仮復旧工事を行い、10月4日には、ガラスの復旧工事は完了いたしております。今後、園児の安全性確保のため、人工芝の張りかえを行う予定でございます。  次に、児童の遊び場対応でございます。しばうら保育園では、本年9月から12月までの期間、屋上園庭に設置してございましたラダーの撤去を計画しており、この期間は芝浦公園やスポーツセンターを使用することといたしておりましたため、保育への影響は生じてございません。  次に、事故原因と再発防止策でございます。項番6をごらんください。事故は、落下防止のため足場等を結んでいた専用のひもや針金が強風で破断いたしまして、落下したということになってございます。再発防止策としては、足場等を再度ひもや針金で結んだ上で、さらなる補強策といたしまして、鉄骨柱とロープで結ぶ対策を施しております。このため、台風第19号では、落下などの事象は発生してございません。  最後に、保護者への周知等でございますが、こちらは資料に記載のとおりでございます。  甚だ雑駁でございますが、台風第15号によるしばうら保育園4階園庭屋上ガラスの破損についての説明は、以上でございます。 ○委員長(やなざわ亜紀君) 何かご発言はございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)     ──────────────────────────────────────── ○委員長(やなざわ亜紀君) そのほかに何かございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(やなざわ亜紀君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。
                    午後 2時23分 閉会...