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  1. 港区議会 2019-06-25
    令和元年6月25日総務常任委員会-06月25日


    取得元: 港区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    令和元年6月25日総務常任委員会-06月25日令和元年6月25日総務常任委員会  総務常任委員会記録(令和元年第11号) 日  時   令和元年6月25日(火) 午後1時00分開会 場  所   第4委員会室 〇出席委員(8名)  委 員 長  杉本 とよひろ  副委員長  兵 藤 ゆうこ  委  員  なかね  大          黒崎 ゆういち        横 尾 俊 成         土 屋  準        二 島 豊 司         榎 本  茂 〇欠席委員        なし 〇出席説明員  副区長                               田 中 秀 司
     芝地区総合支所総合支所長芝地区総合支所管理課長兼務       高 嶋 慶 一  芝浦港南地区総合支所総合支所長芝浦港南地区総合支所管理課長兼務 遠 井 基 樹  企画経営部長                            浦 田 幹 男  企画課長・区役所改革担当課長兼務                  大 浦  昇   オリンピック・パラリンピック推進担当課長全国連携推進担当課長兼務 白 石 直 也  用地・施設活用担当課長                       高 澤 大 輔  区長室長                              大 澤 鉄 也  財政課長                              荒 川 正 行  施設課長                              大 森 隆 広  用地・施設活用担当部長                       中 島 博 子  防災危機管理室長                          長谷川 浩 義  防災課長                              白 井 隆 司  危機管理・生活安全担当課長                     滑 川 寛 之  総務部長                              北 本  治  総務課長                              湯 川 康 生  人権・男女平等参画担当課長                     江 村 信 行  情報政策課長                            若 杉 健 次  人事課長                              太 田 貴 二  人材育成推進担当課長                        八 木 弘 樹  契約管財課長                            吉 田 宗 史  会計管理者会計室長事務取扱)                   亀 田 賢 治  選挙管理委員会事務局長                       高 橋 辰 美  選挙管理委員会事務局次長                      井 上  茂  監査事務局長                            横 山 大地郎  監査事務局次長                           伊 藤 忠 彦 〇会議に付した事件  1 審議事項   (1) 議 案 第33号 選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例   (2) 議 案 第34号 元号を改める政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例   (3) 議 案 第46号 令和元年度港区一般会計補正予算(第2号)   (4) 議 案 第47号 工事請負契約の承認について(芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エレベーター)設備工事)   (5) 議 案 第48号 工事請負契約の承認について(芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エスカレーター)設備工事)   (6) 議 案 第49号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築工事)   (7) 議 案 第50号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築に伴う電気設備工事)   (8) 議 案 第51号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築に伴う機械設備工事)   (9) 議 案 第52号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備工事)   (10)議 案 第53号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備に伴う空気調和設備工事)   (11)議 案 第54号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備に伴う給排水衛生ガス設備工事)   (12)議 案 第55号 物品の購入について(生活衛生システム用ソフトウェア)   (13)議 案 第56号 物品の購入について(防災ラジオ)   (14)議 案 第57号 物品の購入について(冷風機)   (15)議 案 第58号 物品の購入について(パーソナルコンピューター)   (16)議 案 第59号 物品の購入について(パーソナルコンピューター)   (17)請 願元第4号 港区における特定遊興飲食店営業指定地域追加願いに関する請願                                  (以上元.6.20付託)   (18)発 案元第3号 地方行政制度と財政問題の調査について                                    (元.5.29付託)                 午後 1時00分 開会 ○委員長(杉本とよひろ君) ただいまから総務常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、なかね委員、榎本委員にお願いいたします。  本日は、審議事項(9)から(11)に関連して、後ほど芝浦港南地区総合支所遠井管理課長に出席いただきます。なお、遠井管理課長当該審議事項終了後、退席いたしますので、あらかじめご了承ください。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項に入ります。初めに、審議事項(1)「議案第33号 選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。 ○選挙管理委員会事務局次長(井上茂君) ただいま議題となりました審議事項(1)「議案第33号 選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」について、ご説明いたします。  本案は、公職選挙法施行令の一部改正に伴い、投票管理者が交替により投票を管理する場合の報酬について定めるものでございます。6月24日付総務常任委員会資料№6をごらんください。  項番1、背景です。令和元年5月31日、公職選挙法施行令の一部が改正され、これまで投票所は1人の投票管理者が投票の管理を行うことを原則としていましたが、選挙管理委員会が定めれば、投票管理者を交替制とすることも可能となりました。  項番2、条例の一部改正についてです。このたびの公職選挙法施行令の一部改正に伴い、選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例に、投票管理者が交替した場合の報酬額を定めます。  6月24日付総務常任委員会資料№6-2、新旧対照表をごらんください。別表の備考に1として、「投票を管理する時間が、投票時間のうち二分の一であるとあらかじめ定められている投票管理者については、投票管理者の項中「二〇、〇〇〇円」とあるのは、「一〇、〇〇〇円」とする。」を追加いたします。  6月24日付総務常任委員会資料№6にお戻りください。項番3です。実際に投票を管理する時間は、当日投票所の投票管理者は、13時30分を境にその前と後で、また期日前投票所の投票管理者の場合は、14時15分を境にその前と後で交替することになります。これらの時間は、既に交替制が可能となっております投票立会人と同じ時間となります。  項番4、施行期日です。公布の日からとします。  甚だ簡単ですが、説明は終わります。よろしくご審議の上、ご決定くださいますよう、お願いいたします。 ○委員長(杉本とよひろ君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。ご質問等がございます方は、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員(土屋準君) 今回投票管理者が交替できるようになったということですが、投票立会人については、これはどこかの時点で交替制になったのでしょうか。もともと交替制になっていたのでしょうか。 ○選挙管理委員会事務局次長(井上茂君) 投票立会人につきましては、平成10年に投票の時間が2時間延長になった際、投票立会人に交替制が取り入れられるようになりました。そのときから投票立会人については交替制が認められております。 ○委員(土屋準君) 金額ですが、これは各自治体で自由に決められるのでしょうか。 ○選挙管理委員会事務局次長(井上茂君) 各自治体によって、条例をもってこの金額は定めております。 ○委員(横尾俊成君) この施行令の改正によると、投票の管理の職務に従事する者の確保が難しい事情があればということでしたが、現状港区で難しい事情というのはあると認識してよろしいのですか。 ○選挙管理委員会事務局次長(井上茂君) 今回の施行令の改正につきましては、全国的に投票管理者の選任が難しいという事情があるということで改正になっております。ただ、港区におきましては、港区明るい選挙推進協議会の委員の方たちが、投票管理者投票立会人を担っていただいておりまして、今のところ交替制を望むという声は上がってはおりません。 ○委員(横尾俊成君) では、基本的には今後も1人でできる部分に関しては1人でやって、どうしても難しい事情が生じた場合に2人でやるというような運用にするということでよろしいですか。 ○選挙管理委員会事務局次長(井上茂君) 選挙管理委員会としましては、基本は1人で投票管理をするというのをベースとしております。ただ、それによりがたい事情があったとき、法律が交替制を認めておりますので、そういう場合も対応できるよう、今回条例の改正をしておくという考え方でございます。 ○委員(横尾俊成君) 当日の投票所と期日前投票所では、従事する時間が6時間半と5時間45分と違うのですが、報酬に関しては、費用弁償に関しては同じ2万円という積算になっていますが、時間が違うのに金額が同じという根拠を教えてください。 ○選挙管理委員会事務局次長(井上茂君) 横尾委員おっしゃるように時間は多少違いがございますけれども、選挙管理委員会としましては、当日の投票所であっても期日前投票所での管理であっても、同じ職責に基づく任務であるという考えに基づいております。任務時間に大きな差があるわけではないので、同じ報酬額でも妥当という判断で、同額でやっております。 ○委員(横尾俊成君) わかりました。  直接関係ないのですが、当日の投票所は7時なのですが、期日前投票所は7時でなく8時半としている理由を教えて下さい。 ○選挙管理委員会事務局次長(井上茂君) 投票所の開始時間、期日前投票所の開始時間につきましては、公職選挙法に時間の規定がございます。期日前投票所につきましては、8時半から20時までという規定がありますので、その時間で運用するのを原則とします。現在は時間を延ばしたり、また縮めたりということも可能にはなっておりますが、基本は8時半から20時というのが期日前投票所の時間と規定されているため、その時間になっております。 ○委員(横尾俊成君) この時間に関しては、どういう時間がいいのかというのはまた別ですけれども、他区の取り組みも踏まえて、いろいろ調査していただきたいと思います。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかにご質問等ございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(1)「議案第33号 選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」について、採決いたします。  「議案第33号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(1)「議案第33号 選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(2)「議案第34号 元号を改める政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例」を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。 ○総務課長(湯川康生君) ただいま議題となりました審議事項(2)「議案第34号 元号を改める政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例」につきまして、提案の補足説明をいたします。6月24日付総務常任委員会資料№7、元号を改める政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてをごらんください。  本条例は、本年5月1日に元号が平成から令和に改められたことに伴い、現行の条例の本文または付則において、改元日以降の年、年度または日付の表示を平成としているものについて、令和に改めることを目的として提出させていただいたものです。  項番1、背景では、平成31年4月1日に元号を改める政令が公布され、改元日以降の元号が令和と改められたことを記載しております。  項番2、国の対応です。国は4月2日付通知において、法令については、平成を用いて改元日以降の年を表示している場合であっても、当該表示は有効であり、改元のみを理由とする改正は行わないものとし、改元以外の理由により改正を行う際に、改元に伴う必要な改正をあわせて行うものとするとの考え方が示されております。  項番3、区の例規整備の考え方についてです。この通知の内容も踏まえた上で、区の例規の規定の整備のあり方について検討した結果、区民に身近な条例等の区の例規については、区民にとって、よりわかりやすいものとするため、改元日以降の年表示について、平成としているものを早期に令和に改めることとし、対象の15の条例の規定を改めることといたしました。  項番4、関係条例の改正方法についてです。対象の15条例のうち、今定例会で、改元以外の理由により条例の内容の改正を予定している特別区税条例など6つの条例につきましては、当該改元以外の内容とあわせて元号の改正を行います。その他の元号のみを改正する9つの条例につきましては、同じ改正の動機に基づき必然的に必要となる改正、すなわち元号を改める政令の施行に伴い、平成を令和に改めるという改正を行うものであるため、元号を改める政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例といたしまして、一括して改正するものとして提案いたしました。  規定の整理の例を下にお示ししております。例えば、港区介護保険条例を例にとりますと、第7条で保険料率等を規定しております。この中で表の右側のとおり、現行条例では、平成30年度から平成32年度までの各年度の保険料率を定めています。このうち、平成32年度の部分を、表の左側の改正案のとおり令和2年度に改正いたします。こうすることによりまして、区民の方にいつまでも平成から令和への読みかえ、頭の中での年の変換、置きかえをさせることなく、一目瞭然のわかりやすい条例の表記となるものと考えております。  次に、6月24日付総務常任委員会資料№7-2、条例の新旧対照表をごらんください。一括改正する条例は、港区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例以下、記載の全9条例となります。  ページをおめくりいただきまして、1ページからとなります。上段が改正案、下段が現行の規定となっております。先ほど6月24日付総務常任委員会資料№7でご紹介した港区介護保険条例では、本則で規定している改元日以降の年度の表記を改正するものでしたが、その他の条例につきましては、条例の付則において、経過措置や施行期日を設けている箇所に改元日以降の年の表示がなされており、その箇所を改正いたします。  条例の施行期日は、公布の日です。  甚だ簡単ではございますが、提案の補足説明は以上でございます。よろしくご審議の上、ご決定くださいますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(杉本とよひろ君) 質疑に入る前に、委員長から報告がございます。  本条例については、職員に関する条例の一部改正が含まれております。そのため、地方公務員法第5条第2項の規定に基づき、あらかじめ特別区人事委員会に意見聴取したところ、異議ありませんとの回答があったと議長からお話がありましたので、ご報告申し上げます。  それでは、これより質疑を行います。質問等ございましたら、順次ご発言をお願いいたします。
    ○委員(土屋準君) 元号が用いられている条例はいろいろあったと思いますが、これは区民に直接関係ありそうなところをピックアップして変えるのか、それとも全条例を調査して、全部を変えることにしたのか。どちらでしょうか。 ○総務課長(湯川康生君) 現行の条例の中で、改元以降の年の表示等を平成としているものについては全て洗い出してまとめて、今回提案させていただきました。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかにご質問等ございませんか。                (「結構です」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに質問がなければ、質疑はこれで終了いたします。  採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(2)「議案第34号 元号を改める政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例」について、採決いたします。  「議案第34号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(2)「議案第34号 元号を改める政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(3)「議案第46号 令和元年度港区一般会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。 ○財政課長(荒川正行君) 審議事項(3)「議案第46号 令和元年度港区一般会計補正予算(第2号)」について、ご説明いたします。  お手元にお配りさせていただきました港区一般会計補正予算書をごらんください。令和元年度港区一般会計補正予算第2号に沿って、ご説明いたします。  2ページをごらんください。元号を改める政令の施行に伴いまして、平成31年度港区一般会計予算の名称の表示を令和元年度港区一般会計予算とし、元号による年度表示ついても令和に読みかえるものとさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、初めに歳入歳出予算の補正です。歳入歳出の補正額は32億4,997万1,000円の増額で、補正後の歳入・歳出予算の総額は1,448億8,193万4,000円となります。  繰越明許費の補正です。内容につきましては、後ほどご説明いたします。  債務負担行為の補正です。こちらも内容につきましては、後ほどご説明いたします。  3ページをごらんください。第1表、歳入歳出予算補正です。歳入予算の補正額の内訳は、国庫支出金7億3,991万9,000円の増。都支出金6億2,119万7,000円の増。繰入金7億4,962万4,000円の増。繰越金4,523万1,000円の増。諸収入10億9,400万円の増となり、歳入補正額の合計は、32億4,997万1,000円の増額です。  4ページをごらんください。歳出予算の補正額の内訳です。環境清掃費8,164万円の増。民生費9億4,709万1,000円の増。産業経済費15億8,054万6,000円の増。土木費2億3,515万4,000円の増。教育費4億554万円の増となり、歳出補正額の合計は、32億4,997万1,000円の増額です。  5ページをごらんください。第2表、繰越明許費補正です。規定の繰越明許費の追加が1件です。プレミアム付商品券発行事業に係る経費につきまして、支出が令和2年度に及ぶことから、翌年度に繰り越して使用することができる経費を定めるものです。  6ページをごらんください。第3表、債務負担行為補正です。規定の債務負担行為の追加が1件です。赤坂中学校等改築電気給排水)は、期間を令和2年度から令和5年度、限度額を8億129万7,000円として追加するものです。  補正予算説明書についてご説明いたします。ページをおめくりいただきまして、令和元年度港区一般会計補正予算(第2号)説明書に沿って、ご説明いたします。  まず、歳入の説明です。6ページをごらんください。国庫支出金の補正額は7億3,991万9,000円の増額です。項の2、国庫補助金は、款の国庫支出金と同額です。内容は、保育所等整備事業費及びプレミアム付商品券発行事業助成費などを増額するものです。  都支出金の補正額は6億2,119万7,000円の増額です。項の2、都補助金は、款の都支出金と同額です。内容は、受動喫煙防止対策の強化に伴う喫煙環境整備費及び待機児童解消支援事業費などを増額するものです。  次に、繰入金の補正額は7億4,962万4,000円の増額です。項の1、基金繰入金は、款の繰入金と同額です。内容は、子育て王国基金繰入金公共施設等整備基金繰入金及び教育施設整備基金繰入金をそれぞれ増額するものです。  次に、繰越金の補正額は4,523万1,000円の増額です。  8ページをごらんください。諸収入の補正額は10億9,400万円の増額です。項の7、雑入は、款の諸収入と同額です。内容は、プレミアム付商品券売払収入を増額するものです。  次に、歳出の説明です。12ページをごらんください。環境清掃費の補正額は8,164万円の増額です。項の1、環境費は、款の環境清掃費と同額です。内容は、みなとタバコルール推進を増額するものです。  14ページをごらんください。民生費の補正額は9億4,709万1,000円の増額です。項の2、児童福祉費は、款の民生費と同額です。内容は、保育施設誘致促進事業及び未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時特別給付金を増額するものです。  16ページをごらんください。産業経済費の補正額は15億8,054万6,000円の増額です。項の1、商工費は、款の産業経済費と同額です。内容は、プレミアム付商品券発行事業を増額するものです。  18ページをごらんください。土木費の補正額は2億3,515万4,000円の増額です。項の1、土木管理費は、2億2,539万8,000円の増額です。内容は、(仮称)芝公園駅自転車駐車場用地取得などを増額するものです。  20ページをごらんください。項の3、河川費は975万6,000円の増額です。内容は、水防対策を増額するものです。  22ページをごらんください。教育費の補正額は4億554万円の増額です。項の2、小学校費は、518万8,000円の増額です。内容は小学校就学援助などを増額するものです。  24ページをごらんください。項の3、中学校費は4億35万2,000円の増額です。内容は、中学校就学援助及び赤坂中学校等改築を増額するものです。  30ページをごらんください。こちらは債務負担行為支出額予定調書です。赤坂中学校等改築(電気・給排水)は限度額を8億129万7,000円、期間を令和2年度から5年度。財源は全額一般財源としております。  以上が一般会計補正予算(第2号)の内容の説明になります。  補正予算についての説明は以上でございます。よろしくご審議の上、ご決定いただきますよう、お願いいたします。 ○委員長(杉本とよひろ君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。 ○委員(土屋準君) 昨日、(仮称)芝公園駅自転車駐車場用地を見てきました。今回整備する70台分のうち40台分がチャイルドシートつき自転車のサイズというのですけれども、サイズの感覚がよくわかりません。これが一般の自転車のサイズに比べてどれくらい違うか、大体の大きさはわかりますでしょうか。 ○財政課長(荒川正行君) 申しわけございません。具体的なサイズまではわかりませんが、お子さんを乗せる椅子が前あるいは後ろについておりますので、幅について通常の自転車よりかなり大きくなってございます。そのため、今までですと通常の自転車置き場に、なかなか入れることができませんでしたが、周りには保育園もございまして、通園などにも自転車を使っているということも鑑みまして、一定数チャイルドシートつき自転車の幅にも対応できる大きさでつくっているという状況でございます。 ○施設課長(大森隆広君) 一般的なお答えでございますが、私が知る限りでは、チャイルドシートの装着車につきましては、かごの大きさでおおよそ500ミリ、高さが1,250ミリまたは1,350ミリというサイズもございます。今主流の自転車置き場というのは、大体そのような大きさと認識してございます。 ○委員(土屋準君) ありがとうございます。  この割合ですが、チャイルドシートつき自転車を40台、そのほかを30台としたのは、近くには保育園もありますが、大体このくらいあれば放置自転車等に対応できる数ということでしょうか。 ○財政課長(荒川正行君) 所管課による実態調査で、周辺に1日平均100台近くの自転車がとまっております。そのうち、チャイルドシートつき自転車は30台程度ありました。また、駐輪場ができて駐輪禁止の指定をした場合、70台程度でおさまるのではないかという想定のもと、今回設置する予定でございます。 ○委員(横尾俊成君) チャイルドシートつき自転車にしていくというのは、時宜にかなったことだと思いますが、ほかにもチャイルドシートつき自転車に対応した自転車駐車場が必要と思いますが、現状のものは今後改修していく予定なのか。あるいは、今後新設するときには対応していくのか。どちらでしょうか。 ○財政課長(荒川正行君) 現時点で我々が把握している中では、地下式のなどは幅が狭くてだめだったのですが、それも今、地下式もチャイルドシートつき自転車に対応できるようになってきているということですので、今後整備する新しい駐輪場については、そういったものを取り入れていく予定でございます。 ○委員(横尾俊成君) 現状でも対応できていないところが結構あると思うので、これを機にできれば調査していただいて、改修できるものに関しては改修していただきたいと要望させていただきます。 ○財政課長(荒川正行君) ただいまいただきましたご意見については、所管課の方に伝えまして、できる対応があれば、検討してまいりたいと思います。 ○委員(二島豊司君) アクアフィールド芝公園前の自転車駐車場は施設利用者かなと思うのですけれども、施設利用者以外の方がとめているというケースというのを確認されたことはありますでしょうか。 ○財政課長(荒川正行君) 申しわけございません。現時点では、そういった状況について把握できてございません。 ○委員(二島豊司君) 有料駐車場ができて、放置禁止区域が指定されると、施設利用者用の駐車場に流れてしまう可能性があるのかなと思いますので、施設側とよく連携していただきたい。そこに置かれてしまうと、施設が稼働している間は、誰の自転車か正直わからない状態となり、肝心の施設利用者がとめようとしたときに、朝から満車状態みたいなことが起こらないとも限らないかなという懸念をきのう少し感じたものですから、そのあたり注意を払っていただきたいなと思います。 ○財政課長(荒川正行君) 施設利用者の方にご迷惑がかからないように、そこについては所管課と施設の方と連携をとりまして進めてまいりたいと思います。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに発言はよろしいでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに質問がなければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(3)「議案第46号 令和元年度港区一般会計補正予算(第2号)」について、採決いたします。  「議案第46号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(3)「議案第46号 令和元年度港区一般会計補正予算(第2号)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(4)「議案第47号 工事請負契約の承認について(芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エレベーター)設備工事)」、審議事項(5)「議案第48号 工事請負契約の承認について(芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エスカレーター)設備工事)」の2案を一括して議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。 ○契約管財課長(吉田宗史君) ただいま議題となりました審議事項(4)「議案第47号 工事請負契約の承認について(芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エレベーター)設備工事)」及び審議事項(5)「議案第48号 工事請負契約の承認について(芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エスカレーター)設備工事)」の2議案につきまして、一括して提案の補足説明をさせていただきます。  これらの2議案は、芝五丁目複合施設新築に伴います関連工事の昇降機設備工事の工事請負契約につきまして、ご承認をいただくものです。議案第47号工事請負契約の承認についてをごらんください。  工事の名称は、芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エレベーター)設備工事です。工事の規模は、昇降機、エレベーター7基の新設です。契約金額は1億8,018万円で、工期は契約締結の日の翌日から令和3年11月26日までです。契約の相手方は、東京都荒川区荒川七丁目19番1号、三菱電機ビルテクノサービス株式会社代表取締役、吉川正巳氏です。工事概要につきましては、後ほど施設課長からご説明申し上げます。  6月24日付総務常任委員会資料№8の補足資料を調製いたしましたので、ごらんください。1ページ、入札(見積)経過調書です。本件は、区が指名する3者による見積競争で、最低価格による入札者と随意契約しております。  3ページ、随意契約とした理由をごらんください。本件は、エレベーターの新設です。シティハイツ竹芝事故調査委員会の中間報告第2次では、全ての区有施設の整備に当たっては、利用者の安全を最優先として設計すると提言しています。これを受け、本件工事の設計については、エレベーターの安全性の一層の向上を図るため、港区付加仕様を設定することとしました。このことから、付加仕様の全てに対応可能である上に実績もあり、良好な工事完成が期待できる3者による見積競争を実施しました。  議案第48号をごらんください。工事請負契約の承認についてにつきまして、ご説明いたします。  工事の名称は、芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エスカレーター)設備工事です。工事の規模は、昇降機、エスカレーター8基の新設です。契約金額は1億7,344万8,000円で、工期は契約締結日の翌日から令和3年11月26日までです。契約の相手方は、東京都荒川区荒川七丁目19番1号、三菱ビルテクノサービス株式会社、代表取締役吉川正巳氏です。工事概要につきましては、後ほど施設課長からご説明申し上げます。  6月24日付総務常任委員会資料№8、2ページの入札(見積)経過調書をごらんください。本件は、区が指名する3者による見積競争で、応札した入札者と随意契約しております。随意契約とした理由につきましては、エレベーターと同様です。  私からの説明は以上です。  引き続きまして、工事概要につきまして、施設課長からご説明させていただきます。  よろしくご審議の上、ご決定くださいますよう、お願い申し上げます。 ○施設課長(大森隆広君) 私から工事概要について、ご説明させていただきます。説明につきましては、議案第47号及び議案第48号の参考資料、また6月24日付総務常任委員会資料№8をごらんください。よろしくお願いします。  本議案につきましては、平成30年第2回定例会でご承認いただきました芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エレベーター)設備工事ということで、エレベーター及びエスカレーターの工事でございます。  議案第47号の参考資料をごらんください。工事場所につきましては、芝五丁目606番1、606番5でございます。敷地面積は2,291.85平米となります。建物の規模につきましては、前に模型がございますが、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、地下1階、地上12階建て、塔屋2階建ての建物で、延べ床面積は1万8,323.8平米でございます。  6月24日付総務常任委員会資料№8、4ページの計画建物の完成イメージ図をごらんください。計画建物につきまして、簡単ではございますが、ご説明させていただきたいと思います。  1階部分につきましては、メーンエントランス、駐車場または駐輪場などの共用部分、並びに防災センターなどの管理諸室がございます。2階、3階は、民間への貸し付けによりまして、飲食、物販店舗などの入居が予定されている活用可能床を計画してございます。また、2階には横断歩道と接続するペデストリアンデッキを設置し、4階から7階は新三田図書館を、8階から11階は、区の産業振興の拠点となります(仮称)港区立産業振興センターを計画しているものでございます。また、頂部の11階部分には、講演会、各種セミナー、イベントなどに対応できる多目的ホールがございます。  外観デザインにつきましては、基壇部となる1階から3階は緑の潤い、そしてにぎわいを創出するために壁面緑化を設け、開口部は開放感のあるデザインとし、中層部は周辺の景観との調和を意識した格子状のデザインにさせていただきました。11階部分につきましては、特徴的な機能である多目的ホールがあることから、シンボル性の高いデザインとし、開放的なガラス面から景観が楽しめるようになってございます。また、夜間時にはライトアップにも対応し、昼夜問わず港区の新たなランドマークになるよう、デザインしたものでございます。  エレベーター、エスカレーターの工事の概要について、ご説明させていただきます。6月24日付総務常任委員会資料№8、5ページをごらんください。左側の図につきましては、エレベーター、エスカレーターの位置をお示ししました1階と4階の平面図、右側は運行図となってございます。左下の凡例にございますように、赤の囲いはエレベーターを示しまして、番号はエレベーターの号機番号となってございます。青の囲いは、エスカレーターをお示ししてございます。  初めに、エレベーターの1号機から4号機をご説明いたします。1階平面図と運行図をごらんください。施設の利用者用として4基並列で配置いたしました。定員は20名でございます。そのほかの仕様は記載のとおりでございます。停止階は1階から多目的ホールのある11階までということでございます。  5号機でございます。4階平面図をごらんください。新三田図書館専用ということで、停止階は4階から7階となります。定員は13名でございます。  6号機、運行図をごらんください。1階と2階をつなぎますペデストリアンデッキの移動専用として、定員は15名でございます。  7号機でございます。乗用兼非常用エレベーターで、施設管理者や資材の搬出入、また災害時等で利用いたします。停止階は地下1階、塔屋1階となります。定員は26名でございます。  次に、エスカレーターについてご説明させていただきます。右側の運行図にございますように、メーンエントランスホールから4階の新三田図書館の総合受付がある階まで、上り用、下り用それぞれ1基ずつ設置してございます。1階から4階までエスカレーターを設置することで、新三田図書館の利用者の利便性が格段に高まります。また、2階、3階の活用可能床を訪れる利用者の利便性が向上するとともに、図書館等の利用者を、途中の2階、3階に呼び込む集客効果が期待できるということで、複合施設としてメリットがあると考え、計画したものでございます。  なお、1階につきましては、階高の関係で途中に踊り場を設置いたしまして、乗りかえをすることから、合計8基の設置ということでございます。  仕様につきましては、各機は共通でございます。階段幅は1人乗り用で、604ミリとなってございます。その他の仕様は記載のとおりでございます。  以上が工事概要となります。  現在の工事の進捗状況について、ご報告いたします。現在、土工事ということで、地下の掘削工事を行っている途中段階でございます。建築工事の出来高につきましては7%、2021年7月の工事完成を予定してございます。  説明は以上です。よろしくご審議の上、ご決定くださいますよう、お願いいたします。 ○委員長(杉本とよひろ君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。ご質問等ございます方は、順次ご発言をお願いします。 ○委員(榎本茂君) エレベーターは港区付加仕様で見積もりを依頼して、大手のエレベーター会社なのですが、2者において入札価格に相当な差があるのですが、同じ仕様で見積を依頼して、このぐらいの差は、普通に起きるのですか。 ○契約管財課長(吉田宗史君) 今回の結果につきましては、事業者がどの金額で入れていただくかというところは、各者の判断なのですが、結果的にエレベーターについては、通常の落札の状況から比べて、今回は極めて低かったという印象は持っております。結果としては、たまたまだったのかなとは思っております。
    ○委員(二島豊司君) このイメージ図の下の段の1階エントランスに描かれているエスカレーターの絵と5ページの1階平面図が、何か違う感じがするのです。これはパースのときと実際の設計が変わっているのでしょうか。これは多分風除室側から奥を見た絵だと思うのですけれども、図面を見ると、2基、右手に並行に上がっていくエスカレーターが並んでいて、手前におりてくるエスカレーターがある。その間があいているはずなのですけれども、これを見ると中2階というか、1段エスカレーターで上がって上げるみたいな図面に見えます。 ○施設課長(大森隆広君) ご指摘のとおり、エスカレーターの配置と完成イメージ図の1階部分の表現に食い違いがございます。二島委員ご指摘のとおり、1階上がって、途中階で上がって、ちょうど向きが逆転するようなイメージでございます。申しわけございません。 ○委員(二島豊司君) これは少し変わったということですか。イメージ図ではないような感じになった。三田三、四丁目の札の辻の開発からデッキレベルでつながって、2階が正面というか、この建物のメーンになるイメージだと思いますが、動線として、この建物の中に一回入ってもらって、エスカレーターで地上部におりて、駅等の方に向かっていくことを考えられているのでしょうか。デッキが通った際にどういう形を考えられていますか。田町駅方面から歩道をずっと歩いてきて、この三田三、四丁目側に渡っていくときの歩行者動線の中に、バリアフリー動線をとるとすると、この建物を活用してバリアフリー化を図るのか。それにエレベーターを外側につけるのでしたか。 ○施設課長(大森隆広君) 田町駅西口からペデストリアンデッキを使って、三田三、四丁目の開発側の横断歩道まで、いわゆる札の辻の横断歩道までといった動線の中に、この施設の中で6号機がペデストリアンデッキと1階部分をつなぐ専用のエレベーターになってございます。バリアフリーという関係で言えば、このエレベーターをご利用いただくということになるかと思います。 ○委員(二島豊司君) では、エレベーターの6号機は、建物の外側にペデストリアンデッキというか、歩道橋用のエレベーターというイメージになるということですか。 ○施設課長(大森隆広君) そのとおりでございます。 ○委員(二島豊司君) わかりました。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかにご発言等ございますでしょうか。よろしいですか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○施設課長(大森隆広君) 先ほど二島委員からイメージ図と平面図で少し食い違いがあって、エスカレーターの上がり方が違うのではないかというご指摘をいただきました際の私の答弁ですが、今、図面を確認して、再度訂正させていただきます。この完成イメージ図どおりでございます。エントランスホールを入っていただいて、エレベーターホールに向かって上がりがありまして、1階のフロアから約1,500ミリが踊り場となっております。そこからまた折り返して上に上がっていくということで、平面図と完成イメージ図は整合がとれているということでございます。申しわけございませんでした。 ○委員長(杉本とよひろ君) 二島委員、よろしいですか。 ○委員(二島豊司君) 終わったら、また確認させていただきます。 ○施設課長(大森隆広君) 失礼しました。 ○委員長(杉本とよひろ君) 質疑はこれにて終了いたします。  それでは、審議事項(4)「議案第47号 工事請負契約の承認について(芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エレベーター)設備工事)」の採決について、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(4)「議案第47号 工事請負契約の承認について(芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エレベーター)設備工事)」について、採決いたします。  「議案第47号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(4)「議案第47号 工事請負契約の承認について(芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エレベーター)設備工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  続いて、審議事項(5)「議案第48号 工事請負契約の承認について(芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エスカレーター)設備工事)」です。採決については、これも簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(5)「議案第48号 工事請負契約の承認について(芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エスカレーター)設備工事)」について、採決いたします。  「議案第48号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(5)「議案第48号 工事請負契約の承認について(芝五丁目複合施設新築に伴う昇降機(エスカレーター)設備工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(6)「議案第49号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築工事)」、審議事項(7)「議案第50号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築に伴う電気設備工事)」、審議事項(8)「議案第51号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築に伴う機械設備工事)」の3案を一括して議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。 ○契約管財課長(吉田宗史君) ただいま議題となりました審議事項(6)「議案第49号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築工事)」、審議事項(7)「議案第50号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築に伴う電気設備工事)」、審議事項(8)「議案第51号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築に伴う機械設備工事)」の3議案につきまして、一括して提案の補足説明をさせていただきます。  これらの3議案は、(仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築工事と、整備に伴います関連工事の電気設備工事及び機械設備工事工事請負契約につきまして、ご承認をいただくものでございます。議案第49号工事請負契約の承認についてをごらんください。  工事の名称は、(仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築工事です。工事の規模です。鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上4階建て、述べ5,427.80平方メートルです。契約金額は15億5,870万円で、工期は契約締結の日の翌日から令和3年2月15日までです。契約の相手方は、東京都中央区新川一丁目17番22号、松井・埼和建設共同企業体、東京都中央区新川一丁目17番22号、松井建設株式会社東京支店取締役専務執行役員支店長、小林明氏、東京都港区新橋六丁目7番5号つゆきビル2階、埼和興産株式会社東京支店支店長、阿部靖氏です。工事概要につきましては、後ほど施設課長からご説明申し上げます。  6月24日付総務常任委員会資料№9の補足資料を調製いたしましたので、ごらんください。1ページ、入札経過調書です。本件は、令和元年5月20日、制限を付した一般競争入札を実施したところ、2者が入札申し込みをし、応札しました。そのうちの最低入札価格が区の定める調査基準価格を下回ったため、低入札価格調査の対象となり、審査の結果、最低価格の入札者を落札者として決定したものです。  低入札価格調査制度ですが、予定価格1億5,000万円以上の工事請負契約の入札につきまして、区が定める調査基準価格を下回った価格で入札した者について、価格の低い者から順番に調査を実施し、適当と認める最低価格の入札者を落札者とするものです。  4ページをごらんください。低入札価格審査結果です。工事件名、業種、予定価格は記載のとおりです。調査基準価格は非公表です。これは、予定価格の90%から70%の範囲内において、予定価格を構成する材料費、労務費、諸経費の割合等を考慮して定めるものです。入札日は記載のとおりです。  低入札価格調査の対象事業者は、松井・埼和建設共同企業体です。入札価格は14億1,700万円で、予定価格に対する割合は83.5%です。低入札価格調査は、まず事業者にヒアリングを実施し、次に港区低入札価格審査会を開催し、入札価格で契約の内容に適合した履行がなされるか審査します。本件は、事業者のヒアリングを令和元年5月24日に施設課長及び契約管財課長で実施しました。その後、令和元年5月28日に港区低入札価格審査委員会を開催し、落札者を調査対象事業者の松井・埼和建設共同企業体としました。  落札者として決定した理由につきましては、工事費について、これまで取引実績のある協力会社を中心とした下請予定会社と施工方法や単価について十分打ち合わせをした上で積み上げて算出しており、入札価格で対応が可能と考えられること。見積もりに当たって現地調査をしており、道路が狭く歩行者が多いことから、安全対策経費を見込んでいること。労務単価について、区の最低賃金水準額を超えており、労働環境が確保されていること。以上の理由から落札者として決定しました。  次に、議案第50号をごらんください。工事請負契約の承認についてにつきまして、ご説明いたします。  工事の名称は、(仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築に伴う電気設備工事です。契約金額3億438万1,000円で、工期は契約締結日の翌日から令和3年2月15日までです。契約の相手方は、東京都港区新橋六丁目5番4号DIKマンション新橋501号室、株式会社八洲電業社東東京営業所東東京営業所長、辻正宏氏です。工事概要につきましては、後ほど施設課長からご説明申し上げます。  6月24日付総務常任委員会資料№9、2ページの入札経過調書をごらんください。本件は、令和元年5月20日、制限を付した一般競争入札及び特別簡易型総合評価方式により落札決定したものです。3者が入札の申し込みをし、内1者を落札者としております。  5ページをごらんください。港区工事契約における特別簡易型総合評価方式についてです。この方式は、価格に加え技術等の要素を含めて総合的に評価し、最も評価の高い者を落札者とするものです。  項番1、評価点についてです。価格評価と技術評価を各25点満点、合計50点満点で評価します。価格評価点は記載の計算式で算出しますが、入札価格が調査基準価格に近い場合に満点に近い点数になります。技術等評価点は、工事成績等資料に記載の4項目の合計点になります。  項番2の評価結果をごらんください。各事業者の価格評価点、技術等評価点、合計点です。最も高得点は、2番の株式会社八洲電業社東東京営業所で、落札者としております。  議案第51号をごらんください。工事請負契約の承認についてにつきまして、ご説明いたします。  工事の名称は、(仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築に伴う機械設備工事です。契約金額は4億6,624万500円で、工期は契約締結日の翌日から令和3年2月15日までです。契約の相手方は、東京都港区芝浦四丁目15番33号、第一設備工業株式会社代表取締役社長、坂上清人氏です。工事概要につきましては、後ほど施設課長からご説明申し上げます。  次に、6月24日付総務常任委員会資料№9、3ページの入札経過調書をごらんください。本件は、令和元年5月20日、制限を付した一般競争入札により落札決定したものです。3者が入札申し込みをし、入札価格が最も低い事業者を落札者としております。  私からの説明は以上です。引き続きまして、工事概要につきまして施設課長からご説明させていただきます。よろしくご審議の上、ご決定くださいますよう、お願い申し上げます。 ○施設課長(大森隆広君) 私から工事概要につきまして、議案第49号の参考資料と6月24日付総務常任委員会資料№9にて、ご説明させていただきます。  (仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築工事では、区内の家庭が生き生きとして子育てができるように、子どもと家庭の状況に応じた支援機能と児童相談所の専門機能を一体化させ、総合的に支援していくため、一時保護所を含む児童相談所、子ども家庭支援センター、そして母子生活支援施設の複合施設として整備いたします。  議案の参考資料1ページ、左側の案内図をごらんください。工事場所につきましては、先日現地をご視察いただきました。住所は南青山五丁目285番。敷地面積は3,166.51平米でございます。建物の規模につきましては、地上4階建て、延べ床面積は5,427.8平米。構造につきましては、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造でございます。  右側の配置図とそして資料が変わりまして、6月24日付総務常任委員会資料№9の6ページの完成イメージ図もごらんください。この完成イメージ図でございますが、敷地東の交差側から見た図となってございます。建物は敷地に合わせた配置となりまして、全体のボリューム感を軽減するため分節した建物形状としてございます。特に東側でございますが、共同住宅に配慮し、圧迫感を軽減し、低層としました。  各道路に面しまして建物を後退させまして、一番狭い場所でも有効幅員2メートル以上の歩道状空地を確保し、安全でゆとりのある歩行者空間、そして緑化による緑の潤いのある街並みに貢献できるよう、整備するものでございます。  先日、現場視察の際に1時間当たりの歩行者数についてご説明させていただきましたが、正確な数字では、東側道路が1時間当たり533人、南側道路で667人、1日にしますと2,000人程度の差となるものでございます。  議案の参考資料の2ページをごらんください。1階平面図プランについてご説明いたします。メーンエントランスは南側道路に面しまして、子ども家庭支援センターの事務室、そして2階、3階の児童相談所へのエレベーターホールなど、利用上、管理上に配慮した配置計画といたしました。  そのほか1階では、情報提供コーナーを中心としまして、子育て講座や親子同士の交流の場となります多目的室、親子触れ合い広場を配置したものでございます。図面の上がいわゆる建物の北側でございますが、一時保護所の学習等エリアを配置いたして、メーンエントランスから離れた場所となってございます。しかしながら、一時保護所の体育館は、(仮称)港区子ども家庭総合支援センターでも利用することから、双方で利用可能の位置としながらも、専用の出入り口を設けてございます。  駐車場、駐輪場につきましては、利便性、安全性の配慮から、建物西側に計画したものでございます。  ページの右側の2階平面図をごらんください。エレベーターホールからは、児童相談所と(仮称)港区子ども家庭総合支援センターの事務室を計画いたしました。左側となる西側には、各会議室は講座等のイベントには仕切りを外しまして、大会議室としても利用できるしつらえとなっています。また、北側には、1階と同様に一時保護所の居住エリアを計画させていただきました。  3ページの3階平面図をごらんください。この階は児童相談所となります。各必要諸室につきましては、児童相談所運営指針などで示された部屋を基本に整備いたします。相談室は、年齢や人数、相談状況によって仕様の違う部屋を複数計画し、また専門機能を持った面接室や家族療法室、また真偽判定室などを計画しました。  4階平面図をごらんください。この階は、母子生活支援施設となります。南側、北側を居住エリアとし、中央には、共有で利用いたします部屋を計画し、回廊型の廊下と光庭によって明るさを確保したものでございます。  次に、屋上階平面図をごらんください。屋上には、受変電設備や非常用発電機、空調の室外機などを設置いたします。また、ヘリサインも計画しました。  4ページの南側立面図をごらんください。メーンエントランス側からの立面図でございます。立面図につきましては、外観デザインとあわせて、前の模型をもって、後ほどご説明させていただきたいと思います。  5ページをごらんください。北側、西側から見た立面図でございます。  6ページをごらんください。各断面図でございます。A―A断面図をごらんいただきますと、南側の特別区道876号線から、建物の最高高さは14.95メートルとなっています。  それでは、前の模型をもって、外観デザインについてご説明させていただきたいと思いますが、委員長、よろしいでしょうか。 ○委員長(杉本とよひろ君) お願いいたします。 ○施設課長(大森隆広君) よろしくお願いいたします。  模型については、東京都、国の一般的な考え方で、200分の1もしくは300分の1でつくることになっています。この模型については、200分の1で作製させていただいたということでございます。  まず、方位でございます。こちらが北側になります。ですから、少し北が振れているものですから、建物に少し西日がかかってくるような構図でございます。  まず、外観デザインのコンセプトでございます。この施設につきましては、子どもが使う施設でございますので、やはり暖かみですとか優しさといったものを感じられる施設にしたいとの思いで、デザインコンセプトとさせていただきました。外観部分については、全てコーナー部分については丸みを持たせてございます。模型ですと少し見づらいのですけれども、丸みを持ったデザインにさせていただいて、やわらかいイメージを演出しているものでございます。  私の方で全体の計画の概要でご説明させていただきましたが、やはり圧迫感がある建物になってはいけないということで、建物を分節してございます。特に東側は、東側の住宅の日照の関係もあることから、分節させて計画したものです。低くした理由については、歩道状空地に面して、圧迫感を与えることなく、気持よい空間で歩いていただくようにということで、建物を下げて歩道状空地を設置するだけではなく、それに施して緑化も十分させていただきたいということでございます。  外観デザインについては以上でございます。  色彩計画と、建物の素材についてでございます。建物の素材感につきましては、基壇部と言われる低層部、1階、2階部分、特に歩道状空地に面している部分につきましては、自然素材となりますタイルを使ってございます。全体には、建築で言うアースカラー、いわゆるベージュを基本とした色でデザインしていくこと、そのように考えております。  中間部につきましては、2階、3階部分につきましては、素材感のある塗料を使って、砂を入れた砂状の塗料を使って質感を感じながら、少し明る目の色を使って、子どもの施設らしく少し明るさを出していきたいと思います。  最上部でございます。最上部は、現地視察のときにご案内すればよかったのですが、周りの建物でコンクリートの打ちっ放しの建物が幾つかございました。それに合わせるような形で、街並みと、周りの建物と何か素材感で調和がとれるものがないかということで調査した結果、コンクリート打ちっ放しがこの街区全体で幾つかあったものですから、最上部についてはコンクリート打ちっ放しで仕上げたというようなところでございます。  中のパースはございませんけれども、内部については、エントランスホールを中心に協定木材を使ってございます。今回使用量につきましては、アップグレード2、星3つということで、家具または内装材等々十分使った計画ということでは、少し特徴的な計画でもございます。  説明は以上でございます。先日ご視察いただいた際ですが、雨の降った関係で、人通りは多くありませんでしたが、ふだんは人通りの非常に多い場所でございます。そういった関係からも、十分な安全対策を講じて工事を実施してまいりたいと考えてございます。よろしくご審議の上、ご決定くださいますよう、お願いいたします。 ○委員長(杉本とよひろ君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。ご質問等ございます方は、順次ご発言をお願いします。 ○委員(榎本茂君) 何かと注目を集めている、(仮称)港区子ども家庭総合支援センターですが、非常に丁寧な、いろいろな角度から、街並みに調和するようなご努力をされていることは、十分聞かせていただきました。  幾つか質問させていただきたいのですけれども、模型について教えて下さい。きょうも何度か登場していますが下世話な話、幾らぐらいかかるものなのですか。 ○施設課長(大森隆広君) 模型の作製費につきましては、建物の規模ですとか複雑さによって若干単価は違うものの、この模型で100万円弱ぐらいでございます。 ○委員(榎本茂君) この間行った設計事務所では、バーチャル模型と言うのでしょうか、何か机の幅を広げるのに、ぴっとやると、ふっと広がって、みんなで立体的な模型を見ながら議論してつくり上げていく体験させてもらったのですけれども、何かそういうデジタル的なものというのはないのですか。物理的な模型でないといけないと決まっているのですか。 ○施設課長(大森隆広君) 東京都の仕様では、決まりはございません。ただ、模型をつくって、どの施設も、例えば学校であれば校長室や昇降口等々で、来ていただいた方に施設の全容を見ていただくということで、かなり好評をいただいているということもあって、港区は模型を作製ということにさせていただいてございます。 ○委員(榎本茂君) 別に異論があるわけではなくて、すてきだと思います。記念にもなります。  次ですが、さっきの建築工事の方で、予定価格を大幅に下回ったという説明がありましたが、以前は最低入札価格を割ってしまったときには、そのまま足切りという感じで、何か釈然としないものがありました。今回内容を伺って、安くなった理由が、無駄なく積み上げており、現地調査をして、安全対策費も見込んでいるということでした。具体的にはどのような安全対策を見込んで、どの辺の工夫が予定価格を大幅に下回る努力だったか、工夫だったか、もう少し具体的に教えてもらってもいいですか。 ○施設課長(大森隆広君) その点については私から事業者にヒアリングをしっかりさせていただいてございます。工事費につきましては、数回現場をしっかりと調査したということで、ガードマンの配置、あと仮設計画図を参考に十分検討していただきました。例えば工事車両についても、区の想定した工事車両より、もう少し運搬のしやすい、少し仕様を変えて計上したりといったことで、現状調査をした結果から仮設計画図を自分たちでみずから作成し、積み上げをしていった。  また、経費の削減等々につきましては、周辺の現場が幾つかございますので、そういった関係で協力会社の協力をいただいたりということで、一般管理費と言われている会社の経費といったものも、通常、率で計算したりするものでございますが、この物件につきましては、一般管理費については積み上げ方式で、一つ一つ丁寧に積み上げていったということです。現地調査、現場周辺での経費の削減できる方策といったものが一般管理費に反映するということで、非常に好感の持てたといいますか、しっかりとした工事費の積み上げができていると感じてございます。 ○委員(榎本茂君) 非常に好感が持てるというか、本来緻密に、このように積み上げていただきたいと思うのですね。このような例は非常にいい。今後の予定価格等に影響してくるのかどうか、それとも、今回は例外的な事例なのか。もしくは、今後こういうことを望んでいくのだというのか。今後に対する影響について、ご意見をお伺いしたいと思います。 ○契約管財課長(吉田宗史君) 施設課の工事の起工に当たっては基準単価がありますので、それに基づく積算をさせていただいています。今回ほかの工事案件もあったのですが、調査基準価格を下回ったのはこの1件のみという形ですので、今後引き続き制度を運用しながら、推移を見させていただければと思っております。 ○委員(横尾俊成君) 先ほどの施設課長のお話を聞いて、地域に配慮した丁寧な仕事をしていただいているなということで、うれしく思いました。  平面図の2ページなのですが、情報提供コーナーというのがありますが、これはどのようなものでしょうか。私は、(仮称)港区子ども家庭総合支援センターの話を聞いたとき、地域に開かれたということでお話を伺ったので、用がなくて、なるべく多くの人たちが、子どもが来たり、あるいは地域の人が来たりと交流して、地域全体で子どもを育てるという象徴的な場所にしてほしいと思っているのですが、情報提供コーナーに余り人は来ないような気がします。例えばここがカフェになる、あるいは何か集える場所になっていたら、よりいいのかなと感じてしまったのですが、これはどのような性質のものなのかを教えていただきたい。 ○施設課長(大森隆広君) 情報提供コーナーにつきましては、今回新たに多目的室というものを計画してございます。現状の施設にない施設でございます。この施設のご案内、また、この施設に来庁していただいた親同士が情報交換できる場所ということで、開放的なしつらえで、テーブル、椅子を置くといったことで、情報交換できるような場所として提供してまいります。また、多目的室とか親子広場といった施設にご案内する、誘導をかけるような場所にもしたいと考えております。 ○委員(横尾俊成君) わかりました。そうすると、この情報提供コーナーというのは、何かパネルが無造作に置いているようなことではなくて、カフェではないけれども、机、椅子が置いてあって、交流スペースというような性質のものでよろしいですか。 ○施設課長(大森隆広君) 先ほど交流できるものとして、テーブル、椅子といったお話をさせていただきましたが、それ以外に子育ての図書や雑誌等を置くといったつくり方をしていきたいと考えております。 ○委員(横尾俊成君) 地域の子育てしている人もそうですし、そうでなくて地域の人たちが気軽に来て交流できる、お茶を飲める。飲食ができない施設が多いので、できるようにしていただいたりですとか、そこがきっかけで出会いが生まれたり、あるいは地域のNPOとつながったりできるような場所として、多分設定しているのだと思います。そこの部分をより開放感があるというか重視していって、内装も含めて考えていただきたいなと思っていますので、よろしくお願いします。これは要望です。  あと、この港区工事請負契約における特別簡易型総合評価方式でお話を伺って、港区の場合は価格評価点と同時に技術等評価点も重視しているという特徴があって港区らしいなと思いました。実際の評価結果を見ると、今回落札した会社は、価格評価点は確かに高いのですが、技術等評価点が25点中8点。これをぱっと見てしまうと、安かろう悪かろうに見えてしまうのですが、この8点というのは、これは区としては低いなと思っているのか、それともこんなものと思っているのか。平均点はどのぐらいなのでしょうか。 ○契約管財課長(吉田宗史君) あくまでも価格点と技術点のトータルで、最終的には事業者を選ぶという方式をとっております。極論すれば、技術評価点が低ければ、価格点をいくらとっても逆転が起きないということはありますので、必ずしも技術評価点が8点だからといって履行できないということはなくて、この事業者は通常の入札で工事の実績もございますので、必ずしも安かろう悪かろうとは判断しておりません。 ○委員(横尾俊成君) これは、何点以下だったらだめということではない性質なのだと認識しているのですけれども、項目を見ていくと、もう少しとってもいいのではないかなと思ったのです。つまり、技術者の実績点がないなどの懸念が生まれ、8点の内訳がわからないのですけれども、本当にこんなに低くていいのか、わからなかったのです。もう少し補足してもらえますか。 ○契約管財課長(吉田宗史君) 今回3者ありまして、もう一事業者もニアイコールの数字ではあります。基準点が幾ら以下だと、失格という基準自体は設けておりません。あくまでもこの中の積み重ねということです。私どもとしては当然工事成績が高ければいいですし、技術者もきちんと配慮していただきたいというところは思いとしてはありますが、出されているところ、あと地域貢献点は、各会社の取り組みによって稼げるところではありますので、高いにこしたことはないのですが、低いからといって、結果的にそれだけをもってして失格としているわけではないという考えです。 ○委員(横尾俊成君) せっかく技術点の評価の比重が高いところがありますので、ここがもう少し上がってくるように、ぜひいろいろな施策で誘導していただきたいなと思います。最後に、障害者雇用点が満点は1点、法定雇用率達成の有無と。これで、もし達成していない企業の場合は失格とかそういうことではなくて、評価点として加算になることに少し違和感があるのです。つまり、達成していないのだからだめでしょうと言いたいのに、点数でプラスに評価されることに少し違和感があるのです。この考え方について教えて下さい。 ○契約管財課長(吉田宗史君) 民間企業の場合ですと2.2%という割合を設定しておりまして、中小企業にとってはここの部分が全てクリアできるかといったところは課題があります。基本的には達成していれば1ポイントを加算しているということで、それをもってして事業者として、いわゆる失格という扱いはしていないという扱いになります。
    ○委員(黒崎ゆういち君) 今回の定例会で議案が承認されれば工事契約ということで、着工となります。そういう意味では、過去いろいろ地域を巻き込んだ大きな議論があった案件ですので、議案を承認するというのは非常に重い責任があると思っています。  各地域において、区長部局を初め、地域住民の方々の対話等が今まであって今日に至ったと思うのですけれども、この中身とかコンセプトは共有されていると思いますが、図面が表に出るのは、この総務常任委員会が初めてになるのでしょうか。 ○施設課長(大森隆広君) 建築基準法の規定の中で、手続の一環として港区中高層建築物等の建築に係る紛争と調整に関する条例というものがございます。そちらにつきましては、ことしの2月に手続を踏んで、平日の夜、休日で、2回プランについてご説明した経緯がございます。 ○委員(黒崎ゆういち君) 例えばこの議案の2ページの、それぞれ何がどこに配置されるかというようなことも含めて説明がなされたということですか。 ○施設課長(大森隆広君) ほぼこの図面どおりということでございます。 ○委員(黒崎ゆういち君) わかりました。  当然設計の中で、児童相談所の運営や設計に携わった方がこれをつくられていると思いますが、保健福祉では多分この審議はされていると思いますが、確認させていただきます。私が一昨年、金沢市の児童相談所を保健福祉常任委員会で視察に行ったときに、子どもたちの動線、緊急避難動線というか入室するときの動線は人目に触れないように、夜間でも対応できるようにというようなことでお話がありました。これを見ると、手前のところから左に入って、ごみ置き場のところから子どもたちが入ってくるようなイメージでしょうか。そういうような配慮は当然されている設計になっているということでよろしいのでしょうか。 ○施設課長(大森隆広君) セキュリティーにつきましては、私も川崎市、横浜市の施設も見学しました。また、黒崎委員ご指摘の金沢市の児童相談所といったものも参考に、セキュリティーのとり方、まずは建物でとるということではなく、建物の敷地内に進入する際に、専用の門扉を設置し、そこで第1次、建物へ入るときに第2次、また各部屋に入るときにということで、数段のセキュリティーまたは防犯カメラを設置しということで、所管課長の方からいろいろご意見をいただき、計画の中で十分反映させていただいたと考えてございます。 ○委員(黒崎ゆういち君) ありがとうございます。  その割には、2階の事務室が体育館の2.5倍ぐらいあるような広さなのです。なおかつ、ほかにも事務室と呼ばれるようなエリアが結構面積として多くとっています。これはどんな意図でとられているのでしょうか。 ○施設課長(大森隆広君) 2階の事務室は、約350平米ございます。この事務室につきましては、(仮称)港区子ども家庭総合支援センター、そして児童相談所の相談担当の職員が共有するということでございます。50人程度を予定しております。1階の事務室につきましては、子ども家庭支援センターの1階部分の運営にかかわるということで、約80平米ということでございます。  大きなくくりではございますが、その中にはセキュリティーにかかわる収納といいますか、そういったものも中には入り込んでいるということで、一般の事務室だけではなく、日常の書類等々の管理といったものがこの中に入っての部屋の大きさということでございます。 ○委員(黒崎ゆういち君) 実質できてみないとわからないとは思うのですが、今までの経緯を踏まえると、ここにこういうものがあったらいいなという区民の方の要望があるなかで、この図面を見たときに、子どものための施設ではあるのですが、もう少し工夫したらいろいろなものが入ったのではないか。例えば、図書館とかプールなども含めてですね。そういうようなことが十分検討されて、この図面があるのだとは思うのですけれども、もう始まってしまったらなかなかそれを変えることはできませんので、可能な範囲でもう一回検討というか見直していただきながら、いいものができるようにぜひ進めていっていただきたいと思います。 ○委員(なかね大君) 外の部分のここにスペースがあるのですけれども、ここは何か子どもたちが出たりとかというイメージでしょうか。 ○施設課長(大森隆広君) ちょうど北側の空地ということでよろしいでしょうか。 ○委員(なかね大君) 1階のこの平面図で言うと、一時保護所のちょうどL字になっている部分。 ○施設課長(大森隆広君) こちらの部分については、一時保護所の児童が少し外で体操したり、外の空気を吸ったりするスペースで、セキュリティーはしっかり講じた中で、広場みたいな役割を今考えてございます。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに質問等はよろしいでしょうか。よろしいですか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。  まず、審議事項(6)「議案第49号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築工事)」についてですけれども、採決は、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(6)「議案第49号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築工事)」について、採決いたします。  「議案第49号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(6)「議案第49号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、審議事項(7)「議案第50号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築に伴う電気設備工事)」についてですけれども、採決は、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(7)「議案第50号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築に伴う電気設備工事)」について、採決いたします。  「議案第50号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(7)「議案第50号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築に伴う電気設備工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、審議事項(8)「議案第51号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築に伴う機械設備工事)」についてですけれども、採決は簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(8)「議案第51号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築に伴う機械設備工事)」について、採決いたします。  「議案第51号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(8)「議案第51号 工事請負契約の承認について((仮称)港区子ども家庭総合支援センター新築に伴う機械設備工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(9)「議案第52号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備工事)」、審議事項(10)「議案第53号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備に伴う空気調和設備工事)」、審議事項(11)「議案第54号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備に伴う給排水衛生ガス設備工事)」の3案を一括して議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。 ○契約管財課長(吉田宗史君) ただいま議題となりました、審議事項(9)「議案第52号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備工事)」、審議事項(10)「議案第53号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備に伴う空気調和設備工事)」、審議事項(11)「議案第54号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備に伴う給排水衛生ガス設備工事)」の3議案につきまして、一括して提案の補足説明をさせていただきます。  これらの3議案は、(仮称)芝浦第二小学校等整備工事と、整備に伴います関連工事の空気調和設備工事及び給排水衛生ガス設備工事工事請負契約につきまして、ご承認をいただくものでございます。  まず、議案第52号工事請負契約の承認についてをごらんください。  工事の名称は、(仮称)芝浦第二小学校等整備工事です。工事の規模です。まず小学校増築工事です。鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地下1階、地上9階建て、延べ1万2,256.81平方メートルです。次に、既存建物改修工事です。鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造、地下1階、地上8階建て、延べ5万724.90平方メートルのうち2,540.70平方メートルです。契約金額は76億7,580万円で、工期は契約締結の日の翌日から令和4年1月31日までです。契約の相手方は、東京都港区赤坂四丁目9番9号、日本国土・徳倉・田中建設共同企業体、東京都港区赤坂四丁目9番9号、日本国土開発株式会社東京支店執行役員支店長、私市和士氏、東京都港区高輪三丁目19番23号、徳倉建設株式会社東京支店常務執行役員支店長、山下信夫氏、東京都港区東麻布一丁目23番6号東麻布ビル、株式会社田中建設港営業所営業所長、尾形龍彦氏です。工事概要につきましては、後ほど施設課長からご説明申し上げます。  6月24日付総務常任委員会資料№10の補足資料を調製いたしましたので、ごらんください。1ページ目、入札経過調書です。本件は、令和元年5月20日、制限を付した一般競争入札により落札決定したものです。2者が入札申し込みをされ、最低価格による入札者を落札者としております。  議案第53号をごらんください。工事請負契約の承認についてにつきまして、ご説明いたします。  工事の名称は、(仮称)芝浦第二小学校等整備に伴う空気調和設備工事です。契約金額は10億2,630万円で、工期は契約締結の日の翌日から令和4年1月31日までです。契約の相手方は、東京都台東区上野五丁目18番10号、須賀・日設建設共同企業体、東京都台東区上野五丁目18番10号、須賀工業株式会社代表取締役、津田端孝氏、東京都港区芝浦一丁目2番1号シーバンスN館18階、株式会社日設代表取締役、植草常雄氏です。工事概要につきましては、後ほど施設課長からご説明申し上げます。  6月24日付総務常任委員会資料№10、2ページの入札経過調書をごらんください。本件は、令和元年5月20日、制限を付した一般競争入札により落札決定したものです。入札申し込みをした1者を落札者としております。  議案第54号をごらんください。工事請負契約の承認についてにつきまして、ご説明いたします。  工事の名称は、(仮称)芝浦第二小学校等整備に伴う給排水衛生ガス設備工事です。契約金額は4億6,354万円で、工期は契約締結日の翌日から令和4年1月31日までです。契約締結日の相手方は、東京都港区芝浦一丁目2番1号シーバンスN館18階、株式会社日設代表取締役、植草常雄氏です。工事概要につきましては、後ほど施設課長からご説明申し上げます。  6月24日付総務常任委員会資料№10、3ページの入札経過調書をごらんください。本件は、令和元年5月20日、制限を付した一般競争入札により落札決定したものです。4者が入札申し込みをし、入札に参加した1者を落札者としております。  私からの説明は以上です。引き続きまして、工事概要につきまして、施設課長からご説明させていただきます。よろしくご審議の上、ご決定くださいますよう、お願い申し上げます。 ○施設課長(大森隆広君) それでは、私から工事概要につきまして、議案第52号の参考資料及び6月24日付総務常任委員会資料№10にて、ご説明させていただきます。  議案第52号の参考資料の1ページの工事概要をごらんください。本工事につきましては、芝浦小学校通学区域内の児童数の増加に対応するため、新設校を整備するものでございます。2つの工事から構成されてございます。  1つ目につきましては、小学校の増築工事でございます。先日現地をご視察いただきましたが、右下の配置図に計画建物として斜線でお示しした現在のみなとパーク芝浦の敷地内の芝生広場に増築いたします。  2つ目でございます。既存建物となりますみなとパーク芝浦の改修工事でございます。この工事につきましては、小学校の増築によりまして既存建物に対して建築基準法の遡及適応が必要になったことによります。既存建物に斜線でお示しした範囲が、おおむねの改修範囲となります。具体的な改修内容につきましては、平成26年4月1日施行されました建築基準法の改正に伴う耐震化に関する内容でございます。特定天井を意味する大空間での高天井における耐震化工事でございます。  また、同様にエスカレーターの固定方法の強化にかかわる改正もございました。その関係から、既存エスカレーター7台に脱落防止材を設置する補修工事がございます。  左の表をごらんください。敷地面積は、全体で2万179.06平米。床面積は、既存棟で5万724.9平米に対しまして、今回の小学校の増築は、地下1階、地上9階の建物で、床面積は1万2,256.8平米となり、合計いたしますと6万2,981.71平米となっています。  なお、既存建物での特定天井改修工事面積につきましては、1階、5階、8階が対象となってございます。全体で2,540.7平米の改修面積でございます。  それでは、各階の平面プランについて、ご説明させていただきます。参考資料2ページをごらんください。地下1階平面図でございます。小学校での空調の熱源供給、電力供給をみなとパーク芝浦エネルギー棟から受けるための地下通路、地域冷暖房の受入室、ポンプ室などがございます。既存建物は、凡例にございますように、工事範囲外となっています。  3ページをごらんください。1階平面図でございます。建物の配置における制約では、建築基準法の小学校の教室に対する採光規定を確保するため、みなとパーク芝浦、そしてエネルギー棟の外壁から一定の離隔距離が必要となってきます。また、敷地北側には地下埋設物でございます特別高圧線の引き込み、またモノレールとの建築限界範囲などをクリアした配置計画ということでございます。その上で1階平面プランでは、区立芝浦公園側に小学校の正門、昇降口を設けまして、小学校の顔としての親しみやすさ、また開放感、さらに多くの児童の通学区域からの動線を考慮したものでございます。次に、1階ホールはゆとりのある広がりを確保いたしまして、階段までのアクセスをしっかり計画したものでございます。また、北側のJR側には、搬出入の関係から給食室を配置いたしました。  凡例のとおり、既存建物には特定天井の改修工事がございます。先日の現場視察でご案内いたしましたが、1階アトリウムの特定天井296.65平米が改修の範囲でございます。天井材を膜状の軽い材料で改修いたしまして、デザイン、音響性能が低下することがないような仕様で改修いたします。  4ページをごらんください。2階平面図でございます。みなとパーク芝浦やペデストリアンデッキへのアクセスとして、それぞれ上空通路を設置いたします。図面左側となります西側には1年生、2年生の普通教室、東側には特別支援教室を計画いたしました。また、各学年からの利用が多いということで、図書室をこの階に計画いたしたものでございます。  5ページをごらんください。3階平面図でございます。この階の西側には3年生、4年生の普通教室、東側には普通教室の中間階となることから、職員室、保健室などを計画いたしました。  6ページをごらんください。4階平面図でございます。この階の西側には5年生、6年生の教室、また高学年の利用が多いということから理科室がございます。  7ページをごらんください。5階平面図でございます。この階には、国際和室、家庭科室、図工室、音楽室の特別教室などがございます。  8ページをごらんください。6階の平面図でございます。この階には、25メートル5レーンの床の可動式プールを計画いたしました。低学年から高学年、そして地域開放用として、安全・安心に利用できることが考えられます。また、みなとパーク芝浦の5階部分との間に上空通路を計画いたしまして、施設間の相互利用に対応したものでございます。また、既存建物のサブアリーナでは、特定天井1,028.01平米を改修いたします。改修では、特定天井対応仕様となります軽い材料と防球ネットを使い分けた天井材に改修いたします。  9ページをごらんください。7階平面図でございます。この階には体育館があり、競技用バスケットコート28メートル掛ける15メートルを確保し、充実したアリーナとなっています。また、多目的ホールは、学年集会、PTAの講演会、また屋内運動など幅広い活動の場として活用いたします。  10ページをごらんください。8階平面図でございます。この階には、体育館用の更衣室、防災倉庫、そして機械室がございます。  11ページをごらんください。9階平面図でございます。この階は、屋上校庭ということでございます。95メートルトラック4レーン、50メートルの直進4レーンがおさまる約1,600平米の広さとなっています。また、既存建物8階の競技場2、そして3、特定天井の合計面積1,216.04平米を特定天井仕様の改修工事に改修いたします。  12ページをごらんください。最上階の平面図でございます、屋上校庭の球技対応といたしまして、屋根に防球ネットを設置いたします。また、太陽光パネル8キロワット分を設置させていただきます。  以上が小学校の増築の平面計画、そして既存建物特定天井の説明となります。  この建物の構造計画について、ご説明したいと思います。この施設のコンセプトでございます、みなとパーク芝浦との連携によりまして、地域防災の向上に貢献し、防犯性の高い安全・安心な学校づくりを実現するため、同様に耐震性能の重要度係数、安全率1.5倍を確保いたしまして、長周期地震動にも対応した免震構造を採用いたしました。  13ページをごらんください。東側立面図でございます。各立面図につきましては、前の模型をもって外観デザインとあわせて、後ほどご説明させていただきたいと思います。  16ページのA―A断面図をごらんください。小学校は、既存建物の2階と5階で上空通路により接続されていることがごらんいただけます。この上空通路の機能とデザインによりまして、建築基準法で一体的な建物としての取り扱いとなるものでございます。また、各階の平面プランでご説明いたしました特定天井の改修場所をお示ししてございます。  次に、17ページのB―B断面図をごらんください。小学校の最高高さは屋上の屋根の防球ネットの屋根を構成する鉄骨部分54.87メートルとなります。  それでは、前の模型と6月24日付総務常任委員会資料№10、4ページと5ページの完成イメージ図1、2を参考に外観デザインについて、ご説明させていただきたいと思いますが、委員長、よろしいでしょうか。 ○委員長(杉本とよひろ君) お願いいたします。 ○施設課長(大森隆広君) よろしくお願いします。  この施設につきましては、ボリューム感があるものですから300分の1で作製させていただいてございます。もとあったみなとパーク芝浦の模型に今回の小学校をつけ足したものでございます。  外観デザインにつきましては、みなとパーク芝浦の増築扱いといいますか、その中にすぽっとはめ込むような建物でございます。みなとパーク芝浦のデザインコンセプトは、見ていただくとおわかりのとおり白いボリューム感と木の構成で外観デザインが構成されております。その考え方に基づいて、今回の小学校もデザインさせていただいたといったところでございます。今回の建物は、バルコニー部分に協定木材を30%含有した再生木材を使用してございます。  そういう意味では、耐候性とか耐久性が高い、ルーバーを設けている。ただ、このルーバーは、デザインだけではなく、バルコニーの床の上げ裏に設備の配管がかなりございます。その配管隠しということも含めて、デザイン的にも、また景観上にもこのルーバーを活用させていただいたといったところでございます。また、JR側は、ルーバーを縦使いしてございます。また、大きくルーバーを使うのではなく、1つ1つの建物にアクセント的にルーバーを使っているものですから、小学校も縦ルーバーを部分的に使わせていただいております。  次に、建物全体の大きさでございますが、サブアリーナもあり、今回の施設については約55メートルの高さということでございます。小学校部分のこの屋根をとりますと、約10メートル下がった部分の約45メートル。この45メートルは、実はアリーナとの高さと一緒です。ですから、1つ1つ分節はしているものの、全体に高さですとか外観のデザインを合わせることによって、まとまりのあるデザインになっていると思っております。  次に、屋上部分でございますが、アリーナ棟の屋根のかけ方が、斜めの柱を使って、特殊的な加工をしてございます。これも考え方を同じように、小学校の屋根にも同じようなデザインを施しまして、2つが呼応するようなデザインで設計したものでございます。  外観デザインについては、以上でございます。  先日現場のご視察をいただきました。利用者もいて、また多くの通行される方ということで、そういう意味ではしっかりと仮設計画を立てたいと思いますし、騒音・振動対策についても、現場と十分相談しながら工事を進めていきたいと思っております。  説明は以上です。よろしくご審議の上、ご決定くださいますよう、お願いいたします。 ○委員長(杉本とよひろ君) 説明は終わりました。これより質疑を行います。ご質問等ございましたら、順次ご発言をお願いします。 ○委員(なかね大君) まず、1階の平面図なのですが、1階の昇降口の前のところが子どもたちの出入り口になるということでよろしいのですよね。その場合、普通の学校のイメージでは正門があって入り口があるという感覚ですが、これは、もうすぐに学校の中に入ることになりますでしょうか。 ○施設課長(大森隆広君) 昇降口の前に、通常の学校と同様に正門がございます。模型で表現ができてはいるのですけれども、デッキの下に正門を設けまして、それで一回正門を入ってから、昇降口のところへ行くということでございます。 ○委員(黒崎ゆういち君) 芝浦エリアはまだまだ人口が増えていく中で、現段階での生徒のキャパシティ、そして最大増えたときにどれぐらいまで対応するか。どのような計画になっているか、改めて聞かせてください。 ○施設課長(大森隆広君) 学校のキャパシティといいますか教室数でございますが、港区政策創造研究所の人口推計をもとに教育委員会で試算したものでございますけれども、令和47年が最大で、通学区域で約2,000人と聞いてございます。学級数ですと57学級です。芝浦小学校の今の学級数と、新たにつくる学級数で57教室を確保するといったところでございます。 ○施設課長(大森隆広君) 失礼しました。新設されます学校のキャパ数ということで言えば、24学級を確保してございます。1学年4で掛ける6、4×6=24。プラス2階、3階、4階の多目的室を普通教室に変えられる部屋もございますので、プラス3ということでトータル27でございます。 ○委員(黒崎ゆういち君) 児童数の増加については全区的な問題というか、区民文教常任委員会だけの問題ではないと思うのですけれども、ざっくり聞きますけれども、今後、令和47年までこのまま子どもが増えていっても、芝浦小学校、芝浦第二小学校管内で言うとカバーできるという計画でつくられているということでよろしいのですね。 ○施設課長(大森隆広君) そのような条件で所管課から依頼を受けて設計してございます。 ○委員(二島豊司君) 空気調和設備工事が約10億円規模のものなのですけれども、1者というか1JV。給排水衛生ガス設備工事は、4者の手が挙がったけれども3者が辞退で、実質札が入ったのは1者だけきょう見ていると、前の(仮称)港区子ども家庭総合支援センターの電気設備工事は一般競争及び特別簡易型総合評価方式で、さっき点数の見方について意見も出ましたですけれども、企業努力というところが入札の結果に強く反映されている気がするのです。今回の案件の方の2件については実質1者ということになっていまして、その点について、区側の見方というか、コメントをいただければと思います。 ○契約管財課長(吉田宗史君) まず、今回入札に当たりまして、昨年度、特別簡易型総合評価方式の制度を改正したので、まず当てはめようと考えました。ただ、まず1点目、建築については、金額的に3者JVの必須案件ということで、第2順位、第3順位いずれも国内事業者なのですけれども、総合評価をした場合、いわゆる区外事業者ですと、持ち点、工事実績が2実績必要ということで、なかなか参入が難しいということで、制限つきの一般競争入札で実施させていただきました。  2点目の空気調和設備工事につきましては10億円、予定価格を超えているということで、これも2者JVの必須ということで、2事業者目については区内事業者ということです。空調につきましては、避難所の暑さ対策ということで、今年度体育館の空調工事の需要がかなり多いということで、なかなか手が挙がりづらいということもありまして、より多く参入いただけるように制限つきの一般競争入札で実施させていただきました。  3点目の設備関係ですが、これは価格的には区内事業者は単体で参入ができます。区外事業者は2者JVの必須案件ということで、2番目は区内事業者なのですが、昨年赤坂中で機械設備を制限つきの一般競争入札で入札したときに、いずれも手が挙がらなかったというのがあって、不調になってしまったというケースがございました。そうすると特別簡易型総合評価方式を入れますと、区外事業者は工事実績が2件以上必要ということからすると、どうしても参入間口が狭まってしまうということで、より多くお入りいただきたいということで、制限つきの一般競争入札を実施したということです。
     今回、不調になってしまいましたが、電気につきましては特別簡易型総合評価方式で入札させていただきましたが、こちらについては残念ながら1者も応募がなく、不調になってしまったので、案件を見ながら特別簡易型総合評価方式は実施していきたいとは思っています。  結果的に今回につきましては、仮にというお話になってしまいますが、空調を特別簡易型総合評価方式でやった場合、第1順位が区外事業者ということで、この時点で不調になってしまったという可能性があります。どの事業者が応募しているかは、電子調達サービスなのでわかりませんが、(仮称)港区子ども家庭総合支援センターと比べると、落札率等は高い結果になってしまったというのが、結果としては見てとれるとは思っております。 ○委員(二島豊司君) 今そのようで、(仮称)港区子ども家庭総合支援センターの方は、電気設備工事は多くの入札があって、(仮称)芝浦第二小学校の方は、同じジャンルだけれども手が挙がらず不調になってしまったということですけど、それは何なのですか。 ○契約管財課長(吉田宗史君) 昨年度の傾向から、電気設備工事については、複数の事業者の手が挙がって、いずれも最低制限価格割れという事態がありました。制限つき一般競争入札よりかは価格と技術で評価をする特別簡易型総合評価方式でやっていきたいということで、今回同じ時期だったのですけれども、出させていただきました。結果として、一方に寄ってしまったというぐらいしか私どもは分析できないのですが、引き続き案件を見ながら、特別簡易型総合評価方式でやれるものは実施していきたいという考えではおります。 ○委員(横尾俊成君) 屋上校庭に関してです。模型でわからないのですが、材質、これは人工芝なのか、あるいはゴムみたいなものでしょうか。あと高さはどれぐらいで、キャッチボールなどの遠投はできる高さなのでしょうか。 ○施設課長(大森隆広君) 仕様につきましては、ほぼ共通仕様でございますけれども、人工芝を採用いたします。高さにつきましては、最大11メートルです。ただ、最大11メートルでございますけれども、JR側の方に行きますと、模型を見ていただきますと少し下がっていますから、1メートルちょっと、11メートルから10メートル弱というぐらいの範囲で、屋根に少し勾配があるものです。 ○委員(横尾俊成君) そうすると、野球はできない。聞きたかったのが、防球ネットですよね。この防球ネットは、この高さでないとだめなのですか。もう少し高くすることはできないですか。これが最大ということでしょうか。また、この防球ネットはつける必要があるのかどうか教えて下さい。 ○施設課長(大森隆広君) この屋上の校庭につきましては、横幅が23メートルということでございます。野球をやるには少し狭い状況ではございます。また、防球ネットの高さにつきましては、もとはここに文化芸術ホールが計画されていたものでございます。今、施設、建物については、もと計画されていた文化芸術ホールと建物の高さはほぼ一緒でございます。また、これ以上高くなりますと、風の影響、また日陰の影響という新たな課題があるものですから、全体的なボリュームについては、当初計画した文化芸術ホールを考慮しながらの設計をさせていただいたというところでございます。 ○委員(横尾俊成君) 恐らく今回の(仮称)芝浦第二小学校の校庭は、これまでで一番小さいですね。先日の視察のときにも説明がありましたが、せっかく港区スポーツセンターがあるので、ぜひ相互利用というか、小学校がある程度優先的に使えるように時間を設けていただきたい。前回の視察の説明だと、港区スポーツセンターのあき時間に使えるようにということも言っていましたけれども、逆に優先的に確保してあげる時間をとるとかして、ぜひ子どもの育ちを、思い切り投げられるとか、そういうことができるような場所を、時間を確保していただきたいなと思いました。  運動会は港区スポーツセンターでやると思いますので、ぜひ港区スポーツセンターを使わせてあげてほしいなと思います。 ○施設課長(大森隆広君) ただいま横尾委員からご指摘いただいた点については、所管課に私の方から十分に伝えてまいります。  また、南側になります広場につきましても、時間によってという使い方になるかとは思いますが、またその辺の活用方法ということで、みなとパーク芝浦だけではなく、その前の公園等々、広く子どもたちがいろいろな場所を活用できるようにということで、所管課に検討するよう申し伝えます。 ○委員(横尾俊成君) よろしくお願いします。  最後1点。デッキをつけるということですので、それはいいことだと思うのですけれども、一方でセキュリティーの面から言うと、こういう時代ですので心配があります。正門の方には警備員の方が立っていると思うのですけれども、デッキの方には多分一々立っていないと思うのですけれども、そこの部分のセキュリティーは、どのようになっていますか。例えば、何重にも鍵つきのドアを閉めるなど。そこがどうなっているのか、教えていただきたい。 ○施設課長(大森隆広君) デッキ部分のセキュリティー対策については、通常は閉まった状態で、また電気錠で施錠することになってございます。また、防犯カメラも設置しますので、その辺はしっかりとセキュリティーを確保したいと思います。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに質問はよろしいでしょうか。私の方から簡単に2点お聞きします。  以前にも聞いたことがあるかもしれませんが、1点目は、モノレールが走っているということで、学校の施設の防音対策は当然していると思うのですが、どうですか。2点目は、災害のときには学校の体育館が通常避難所として運営されますが、今回の芝浦第二小学校の体育館が避難所にもしなるとした場合に、7階に体育館が整備される、先ほどの説明ですけれども、そこら辺は特に支障ないのか。その2点、簡潔にお願いします。 ○施設課長(大森隆広君) モノレールの防音対策につきましては、しっかりと遮音性能の高いサッシを入れています。今、我々のシミュレーションの中では45デシベル以下になるよう、通常の学校と同様の室内環境を確保したいと考えてございます。 ○委員長(杉本とよひろ君) では、避難所の方は。 ○施設課長(大森隆広君) 失礼しました。小学校の部分の避難所についても、そのようなスペックで設計してございます。 ○委員長(杉本とよひろ君) それはわかるのだけれども、要するに7階に体育館が整備されるけれども、避難所生活には特に支障ないのか。通常は学校の施設なので、教育ということに重点を置いて考えられている設計だと思うのです。災害時には、当然エレベーターがとまることが考えられると思うのです。 ○施設課長(大森隆広君) みなとパークにはハイスペックの非常用発電装置がございます。非常時は、そちらを活用してということになります。エレベーター、トイレ、照明といった避難所に必要なスペックについては、十分満たした設計にしてございます。また、備蓄倉庫についても、相応の施設をこの施設の中で確保してございます。 ○委員長(杉本とよひろ君) わかりました。  では、ほかによろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 質問がなければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決についてでございます。まず、審議事項(9)「議案第52号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備工事)」については、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(9)「議案第52号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備工事)」について、採決いたします。  「議案第52号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(9)「議案第52号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  続いて、審議事項(10)「議案第53号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備に伴う空気調和設備工事)」、こちらも簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(10)「議案第53号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備に伴う空気調和設備工事)」について、採決いたします。  「議案第53号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(10)「議案第53号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備に伴う空気調和設備工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  続いて、審議事項(11)「議案第54号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備に伴う給排水衛生ガス設備工事)」、こちらも簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(11)「議案第54号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備に伴う給排水衛生ガス設備工事)」について、採決いたします。  「議案第54号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(11)「議案第54号 工事請負契約の承認について((仮称)芝浦第二小学校等整備に伴う給排水衛生ガス設備工事)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。  それでは、ここで休憩にしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、休憩といたします。15時30分を再開とします。                 午後 3時09分 休憩                 午後 3時30分 再開 ○委員長(杉本とよひろ君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  初めに、審議事項(12)「議案第55号 物品の購入について(生活衛生システム用ソフトウェア)」を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。 ○契約管財課長(吉田宗史君) ただいま議題となりました審議事項(12)「議案第55号 物品の購入について」につきまして、提案の補足説明をさせていただきます。  本議案は、生活衛生システム用ソフトウェアの購入について、ご承認を求めるものです。それでは、議案第55号をごらんください。  購入の目的です。生活衛生システムの構築です。物品の種類及び数量は、生活衛生システム用ソフトウェア一式です。購入予定価格は2,381万9,400円です。購入の相手方は、埼玉県さいたま市大宮区大門町三丁目42番5号太陽生命大宮ビル5階、日本コンピューター株式会社東京営業所所長、濱之上一人氏です。  6月24日付総務常任委員会資料№11を補足資料として調製いたしましたので、ごらんください。  項番1の購入の目的です。2ページをごらんください。みなと保健所生活衛生課で現在導入しているシステムは、食品衛生、畜犬及び医務・薬事衛生の3システムです。食品衛生システムは、令和元年度末で保守サポートが終了し、今年度入れかえを予定している文書作成用パソコンのOSに対応しておりません。また、畜犬システム及び医務・薬事衛生システムについては、令和2年にシステムのライフサイクルの5年が経過します。このため、システムを再構築し、業務を一元的に管理する生活衛生システムを導入することとしました。  入札結果調書につきましては、1ページをごらんください。本件は、購入予定者と随意契約をするものです。  2ページをごらんください。随意契約とする理由です。システムの導入に当たりましては公募型プロポーザル方式を採用し、受注者を日本コンピューター株式会社東京営業所に決定しました。選定の理由です。プロポーザル提案書に、機能の内容がわかりやすく、詳細に記載されていること。実施体制が十分に整っていること。システムの内容がわかりやすく構成されていること。納期まで対応が可能であること等について、プロポーザルで評価されました。  表紙にお戻りいただきまして、項番3、購入物品は記載のとおりです。納入場所は、みなと保健所、港区役所、各地区総合支所の7カ所です。納期につきましては、令和元年12月27日です。  説明は以上です。よろしくご審議の上、ご決定くださいますよう、お願い申し上げます。 ○委員長(杉本とよひろ君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。ご質問等ございます方は、順次ご発言をお願いします。 ○委員(土屋準君) 今まで3つのシステムで作業をやっていて、今回一元的にするということですけれども、3つで別々に作業をやっていたときと比べて、費用や作業の面で、どのようなメリットがあるのでしょうか。 ○契約管財課長(吉田宗史君) システムの導入に当たりましては、情報のシステムアセスメントというので検討しています。それに伴いまして、コスト面ですとか今後の保守経費等についても、これまでどおり別々で継続するより、3つを統合した方がよいという判断のもとで、今回3つ統合させていただいております。 ○委員(土屋準君) 納入場所がみなと保健所と区役所、各地区総合支所となっています。みなと保健所はわかるのですけれども、区役所と各地区総合支所は、どういう部署なのでしょうか。 ○契約管財課長(吉田宗史君) サーバーが区役所、情報政策課で持っているということで、これが区役所の扱いです。畜犬のシステム、いわゆる飼い犬の届け出関係ですが、これは各地区総合支所で事務処理を行っているということで、配備されているという形です。 ○委員(榎本茂君) 今までの3システムを1システムにすると、コストダウンするのですか。それとも3つを1つにすることによって、より複雑になってコストアップにつながるのですか。 ○契約管財課長(吉田宗史君) 今まで、3つのシステムを別々の事業者で保守等をやっていまして、今回この1事業者がパッケージを持っているということで、それを導入させていただくという形です。23区の中でも半分ぐらいがこのパッケージを使っているということで、コスト的にもメンテナンス的にも効率がいいということで、選定させていただいています。 ○委員(榎本茂君) 今までの3つのシステムを購入していたときに比べて、コスト的にどのぐらい削減になったのか。ざっくりとでもいいのですけれども、わかりますか。 ○契約管財課長(吉田宗史君) 3つのシステムに、今まで手作業でやっていたものを今回新たにシステムに組み込むということで、総経費としては1,000万円強が増えるのですけれども、今まで手作業でやっていた部分が効率化されるということで、それをさらに付加してやるよりかはトータルコストとして安いということで、システムアセスメントで3つのシステムを合わせることになりました。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかにご質問等はございますでしょうか。よろしいですか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、ほかに質問等がなければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(12)「議案第55号 物品の購入について(生活衛生システム用ソフトウェア)」について、採決いたします。  「議案第55号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(12)「議案第55号 物品の購入について(生活衛生システム用ソフトウェア)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(13)「議案第56号 物品の購入について(防災ラジオ)」を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。 ○契約管財課長(吉田宗史君) ただいま議題となりました審議事項(13)「議案第56号 物品の購入について」につきまして、提案の補足説明をさせていただきます。  本議案は、防災ラジオの購入について、ご承認を求めるものでございます。それでは、議案第56号をごらんください。  購入の目的です。本件は、災害時における情報伝達手段の強化を目的としております。物品の種類及び数量は、防災ラジオ4,000台です。購入予定価格は7,560万円です。購入の相手方は、東京都港区西新橋二丁目35番2号、東京テレメッセージ株式会社代表取締役、清野英俊氏です。  6月24日付総務常任委員会資料№12を補足資料として調製いたしましたので、ごらんください。  項番1の購入の目的は、先ほど申し上げましたとおりです。  入札経過調書につきましては、1ページをごらんください。本件は、購入物品の唯一の販売事業者であることから、入札ではなく随意契約を締結するものです。  表紙にお戻りいただきまして、項番3です。購入物品は記載のとおりです。納入場所は、港区役所及び芝浦港南地区総合支所で、納期につきましては令和元年7月31日です。  説明は以上です。よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いします。 ○委員長(杉本とよひろ君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。ご質問等ございます方は、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員(なかね大君) 初めに、この防災ラジオ、一般の方用と聴覚障害を持たれた方用の2種類あるかと思うのですが、今回の4,000台のうち、障害者用は含まれているのですか。 ○防災課長(白井隆司君) 今回の4,000台につきましては、一般のラジオとなっております。聴覚障害者の方向けのラジオにつきましてはまだ在庫がありますので、そちらの方で対応させていただくところでございます。 ○委員(なかね大君) ありがとうございます。  2点目に、これは当初たしか200台つくって、1,000台、1,000台、そして今回4,000台の追加になるかと思うのですけれども、今回購入金額の7,560万円を単純に4,000台で割ると、単価が1万8,900円ですかね。これは初めに200台買ったときと今回4,000台買うときというのは、購入単価というのは変わっていますか。 ○防災課長(白井隆司君) 単価につきましては、変わってはおりません。 ○委員(なかね大君) 一般的に考えると、200台買った後に、4,000台買うときは、価格交渉して、1台当たりの単価が安くなるという感覚があるのですけれども、これは価格交渉がなされたのか、それとも交渉の余地がなかったのか。その辺を教えてもらえますか。 ○防災課長(白井隆司君) こちらの防災ラジオは、一般のラジオ機能に加えまして、280メガヘルツ帯の電波を受信する専用の端末となっております。区が280メガヘルツ帯の電波で発信する文字情報を受けて、ラジオで音声を合成して再生する機能がついた専用端末になっております。この専用端末は、電波法に基づいて免許を受けた東京テレメッセージ株式会社のみが販売している状況です。端末が1つのみとなっております。東京テレメッセージ株式会社は全国の自治体を対象に取引展開をしておりますが、全国どの自治体もこの価格で取引されている状況でございます。  メーカーからは、昨年度の災害により全国の自治体から問い合わせを受けており、限られた生産体制の中で限られた台数を全国の自治体に配分するような状況であること、端末に使用するセラミックコンデンサーなどの部品が品薄により価格が高騰しており、コスト増となっていること、価格交渉の際にはそういった説明を受けており、値引きには対応できないという状況であるとお聞きしております。
     委員長、現物をお持ちしましたので、280メガヘルツ帯防災ラジオをご披露させていただきたいのですが、よろしいでしょうか。 ○委員長(杉本とよひろ君) はい。 ○防災課長(白井隆司君) こちらが280メガヘルツ帯防災ラジオとなっております。通常のラジオのほかに280メガヘルツ帯の電波を使って区が発信する防災情報を受信しまして、再生するという機能がございます。 ○委員長(杉本とよひろ君) ありがとう。 ○委員(なかね大君) ありがとうございます。  初めの200台のときに地域の方にお話をして、その方が区役所に行ったら、もうないよと言われたということで、すごく需要が高いものです。  今回4,000台購入されるということですが、積極的にアピールしたら、またすぐになくなってしまうとすごく困るのですが、この4,000台で、どのぐらいカバーできるのでしょうか。積極的にコマーシャルしていいものかどうか。 ○防災課長(白井隆司君) 当初はチラシの配布、広報みなと、区ホームページで広報しました。その後、好評を得て配布しましたが、要望数が確保できなくなったため、その後は積極的な広報を控えていた状況でございます。  今回十分な数を確保できる見込みですので、確保した際には、積極的に広報していきたいと考えております。各地区総合支所での特設窓口の設置、秋の防災訓練でのデモンストレーションなど皆さんに積極的に知っていただきまして、必要な方に届くように取り組んでいきたいと考えているところでございます。 ○委員(榎本茂君) 念のためなのですけれども、製造国は日本でいいのですか。 ○防災課長(白井隆司君) 国内の製造会社が国内で製造しているものでございます。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかによろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、ほかにご質問等なければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(13)「議案第56号 物品の購入について(防災ラジオ)」について、採決いたします。  「議案第56号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(13)「議案第56号 物品の購入について(防災ラジオ)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(14)「議案第57号 物品の購入について(冷風機)」を議題といたします。  ただいまからこの議案審査にあたっての参考資料を配付させていただきます。それでは、提案理由の説明をお願いします。 ○契約管財課長(吉田宗史君) ただいま議題となりました審議事項(14)「議案第57号 物品の購入について(冷風機)」につきまして、提案理由の補足説明をさせていただきます。  本議案は、冷風機の購入について、ご承認を求めるものでございます。それでは、議案第57号をごらんください。  購入の目的です。本件は、避難所の暑さ対策のために購入するものです。物品の種類及び数量は、冷風機88台です。購入予定価格は1,795万3,056円です。購入の相手方は、東京都港区元赤坂一丁目5番20号ロイヤル赤坂サルーン704号、加賀屋産業株式会社赤坂営業所所長、藤井康雄氏です。  6月24日付総務常任委員会資料№13を補足資料として調製いたしましたので、ごらんください。  項番1の購入の目的は、先ほど申し上げましたとおりです。  入札経過調書につきましては、1ページをごらんください。入札の方法は制限つき一般競争入札で、5者が入札の参加申し込みをし、最低価格による入札者を落札者としております。  表紙にお戻りいただきまして、項番3です。購入物品は記載のとおりです。  2ページから3ページをごらんください。納入場所は、記載の78カ所です。  表紙にお戻りください。項番5、納期につきましては令和元年9月30日です。  説明は以上です。よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いします。 ○委員長(杉本とよひろ君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。ご質問等ございます方は、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員(黒崎ゆういち君) 冷風機、これは1台18万ぐらいですかね。特に小学校を中心に避難所となるところに納入されるということだと思います。今、配付された資料の写真を見たのですが、実際これは1メートルぐらいの大きさになるのですか。 ○契約管財課長(吉田宗史君) 高さは160センチぐらいで、幅が70センチ前後になります。 ○委員(黒崎ゆういち君) ありがとうございます。  避難所の暑さ対策ということなので、普通に電気が通っている通常の状況ではこれは使われない。そのままずっと倉庫に眠っていることになるものだと思います。事前にお聞きしたときには、年に1回の定期点検など保守契約も特にされないということで、いざ使ったときに使えないということが起きないように、管理体制、保守体制を現場、現場でルールをつくってあるのですかね。もしそれがあれば教えてください。  あわせて、暑い夏になりますので、体育館によって冷房が効いているところと効いていないところがあるとは思うのです。また、施設によっては空調が整っていない場所があるかと思います。校庭なんかは当然そうなのかもしれません。そういったときに、本来は緊急時にこれを使うものだと思いますが、今申し上げましたとおり、定期的に使えるような機会があった方が、壊れたら当然買わなければいけないのですけれども、使わないで壊れたまま、いざ使おうとしたときに使えないという状況は防げ、十分いいものになるのかなと思うのですけれども、そこら辺の用途というか運用方針について、お聞かせください。 ○防災課長(白井隆司君) 物品に関しましては、防災課の職員が備蓄倉庫などを巡回する際がございますので、そうしたところで確認をしていきたいと考えてございます。  また、暑さ対策として今回購入します。こちらの備品に関しましては、防災訓練などで使用していきたいと考えてございます。その際、動作の確認ですとか、職員や地域の方にも操作方法を確認してもらいたいと思っております。また、施設によりましては、行事ですとかイベントなどでも使用してもらい、使い勝手ですとか動作確認などをしていきたいと考えているところでございます。 ○委員(黒崎ゆういち君) お願いします。 ○委員(横尾俊成君) 納入場所は、全ての避難所が網羅されているという認識でよろしいですか。あと、区役所に導入しない理由を教えてください。 ○防災課長(白井隆司君) こちらの暑さ対策の備品に関しましては、昨年度の災害を受けまして、各避難所の暑さ対策として今回購入するものでございます。そのため、区民避難所、福祉避難所の全ての避難所に配備するところでございます。また、庁舎、各地区総合支所の暑さ対策についても、今後の課題として検討していきたいと考えてございます。 ○委員(横尾俊成君) わかりました。  もう一点、電力消費量なのですが、これはすごく少ないものなのですか。つまり、エアコンを入れているよりもこれを使った方が電力消費量が少ないからもつよというような性質のものなのでしょうか。 ○防災課長(白井隆司君) 今回の冷風機に関しましては、あくまでも緊急時対応と考えてございます。冷房設備がある場合には、そちらの方を使用していただく。また、一時的に冷やしたいところがある場合にこちらの冷風機を併用して使うというところは、日常の中で考えられるところでございます。こちらの方は、緊急時に発電機を使って、ガソリン燃料を使って動かすことを現在、想定しているところでございます。 ○委員(横尾俊成君) もう一回確認です。非常時は、エアコンではなくて、こちらを使うというのが基本的なルールになるのですか。 ○防災課長(白井隆司君) ライフライン、電力が来なくなった際に、こちらの冷風機を緊急対応として使うというところを想定しているところでございます。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに質問はよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ほかにご質問等がなければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(14)「議案第57号 物品の購入について(冷風機)」について、採決いたします。  「議案第57号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(14)「議案第57号 物品の購入について(冷風機)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(15)「議案第58号 物品の購入について(パーソナルコンピューター)」を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。 ○契約管財課長(吉田宗史君) ただいま議題となりました審議事項(15)「議案第58号 物品の購入について(パーソナルコンピューター)」につきまして、提案の補足説明をさせていただきます。  本議案は、パーソナルコンピューターの購入について、ご承認を求めるものでございます。議案第58号をごらんください。  購入の目的です。本庁舎等における情報システム端末機器の更新です。物品の種類及び数量は、パーソナルコンピューター3,300台です。購入予定価格は2億9,652万4,800円です。購入の相手方は、東京都港区芝浦一丁目2番3号、シャープマーケティングジャパン株式会社ビジネスソリューション担当常務取締役、山崎公人氏です。  6月24日付総務常任委員会資料№14を補足資料として調製いたしましたので、ごらんください。  項番1の購入の目的は、先ほど申し上げましたとおりです。  入札経過調書につきましては、1ページをごらんください。入札の方法は、制限つき一般競争入札で、10者が入札の参加申し込みをし、最低価格による入札者を落札者としております。  表紙にお戻りいただきまして、項番3です。購入物品は、記載のとおりです。項番4、納入場所は、港区指定場所です。項番5、納期につきましては、令和元年9月30日です。  2ページをごらんください。パーソナルコンピューターの配置場所の一覧です。  説明は以上です。よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。 ○委員長(杉本とよひろ君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。ご質問等ございます方は、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員(横尾俊成君) 今、現在全庁的にタブレット端末を導入していたり、あるいはフリーアドレスにしていたりというような風潮の中で、3,300台のパーソナルコンピューターを置く。それとの整合性はとれているのでしょうか。 ○情報政策課長(若杉健次君) 今回のパーソナルコンピューターの導入でございますが、基本的に職員が日常的にシステムを使うために導入するものと考えております。個別計画の中でも、情報資産の更新というのはうたっておりまして、それを補足するような形で、例えばペーパーレスとタブレット端末といったものについても適宜適切に使い分けていきたいと考えております。 ○委員(横尾俊成君) これはデスクトップタイプのパソコンということなのですか。 ○情報政策課長(若杉健次君) 今回、ノート型のパソコンを調達いたします。 ○委員(榎本茂君) これは全部マイクロソフト社のWindowsを使っているということですか。 ○情報政策課長(若杉健次君) 榎本委員ご意見のとおり、今回調達する3,300台のオペレーティングシステム、OSはマイクロソフト社のWindowsのパソコンになります。 ○委員(榎本茂君) 僕も昔Windowsのパソコンを使っていたのですけれども、今携帯などはアップル社のものがだんだん増えて、それとリレーションがいい。また、パソコンも今アップル社がどんどん増えているような状況ですが、プラットフォームの使い勝手等で、やはりWindows一色なのですかね。区民でもWindowsのパソコンを使っていらっしゃる方の数というのは、今、かなり変わってきていると思いますが、行政側のこの対応について、もう一度確認させてもらいたいです。 ○情報政策課長(若杉健次君) 先ほどのご説明のとおり、今回更新するパソコンについては、OSはWindowsを選択してございます。これは、現在区で導入しているさまざまなシステム、住民情報のシステム、また区職員が内部事務的に使うものがございますが、基本的にそれらのシステムのOSは、Windowsで利用することが前提で構築されているものがほとんどでございます。こういったこともあって、今回Windowsを選択してございます。  ただ、榎本委員のご意見のとおり、他のOSをお好みになる方も個人を中心にいらっしゃると承知していますので、もしそういった他のOSが前提となるシステムですとかサービスの調達が必要になった場合には、個別の対応も含めて検討していきたいと考えております。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに質問等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、審議事項(15)「議案第58号 物品の購入について(パーソナルコンピューター)」についてを採決いたします。  「議案第58号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(15)「議案第58号 物品の購入について(パーソナルコンピューター)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) 次に、審議事項(16)「議案第59号 物品の購入について(パーソナルコンピューター)」を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。 ○契約管財課長(吉田宗史君) ただいま議題となりました審議事項(16)「議案第59号 物品の購入について(パーソナルコンピューター)」につきまして、提案の補足説明をさせていただきます。  本議案は、パーソナルコンピューターの購入について、ご承認を求めるものでございます。それでは、議案第59号をごらんください。  購入の目的です。区立幼稚園、区立小学校、区立中学校等における情報システム端末機器の更新です。物品の種類及び数量は、パーソナルコンピューター954台です。購入予定価格は1億195万164円です。購入の相手方は、東京都港区白金三丁目12番12号、株式会社ニシダ代表取締役社長、西田順彦氏です。  6月24日付総務常任委員会資料№15を補足資料として調製いたしましたので、ごらんください。  項番1の購入の目的は、先ほど申し上げましたとおりです。  入札経過調書につきましては、1ページをごらんください。入札の方法は制限つき一般競争入札で、10者が入札の申し込みをされ、最低価格による入札者を落札者としております。  表紙にお戻りいただきまして、項番3です。購入物品は記載のとおりです。  2ページをごらんください。納入場所及び数量の一覧です。
     表紙にお戻りください。項番5、納期につきましては令和元年8月30日です。  説明は以上です。よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。 ○委員長(杉本とよひろ君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。ご質問等ございます方は、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員(横尾俊成君) 先ほどと同じ質問になってしまうのですが、このパーソナルコンピューターのタイプは、デスクトップタイプなのかノートタイプなのか、また、OSはWindowsなのかMacなのか。あと、用途についても教えていただきたい。 ○契約管財課長(吉田宗史君) パソコン自体はノート型です。Windows10になります。使い方ですが、児童・生徒の調べ学習で使う、いわゆる学校の授業で使うと聞いております。 ○委員(横尾俊成君) それこそ学校でタブレット端末を導入している中で、それとあわせてこれも入れるということになるのですか。 ○契約管財課長(吉田宗史君) 今回5年たち、更新ということで入れかえると、また、タブレット端末については、段階的に入れていると聞いています。 ○委員(横尾俊成君) そうすると、段階的に導入するまでの間のものだということですか。今後は全て、例えばノート型パソコンはなく、タブレット端末にしていくまでのつなぎというようなものですか。 ○契約管財課長(吉田宗史君) タブレット端末は、既に一部配備されているということで、電子黒板などで映像などをつなぐときに今回のこのパソコンは使うということで、用途は、使い方を学校の授業上変えているということを教育委員会から聞いています。 ○委員(横尾俊成君) そうすると、これは、生徒に一人一人ということではなくて、学校の先生が何か使うとき。つまり、この台数は、各学校が要望してきた台数を入れるということですか。 ○契約管財課長(吉田宗史君) 申しわけございません。  タブレット端末については、モデル校で今導入しているということで、まだ入っている学校は少ないです。タブレット端末自体は各学校に入っているのですが、数台しか入っていないということで、使い方は今現状そうなっています。こちらについては……。 ○委員長(杉本とよひろ君) 途切れ途切れでは進まないので、答弁調整していただけますか。 ○契約管財課長(吉田宗史君) お答えさせていただきます。申しわけございません。  タブレット端末につきましては、学校によって配備数が違いますが、40台から180台ぐらい入っております。全校に配備しているのは、芝小学校のみです。今回議案でご提出させていただいているものについては、5年たって更新するということで、そこは使っているものを、児童・生徒が調べ学習で使う、先生が使うパソコンということで、954台入れさせていただくということです。  説明不十分で申しわけございませんでした。 ○委員(横尾俊成君) ありがとうございます。  この契約の審議をするときに、やはりこれはどういう用途で、何に使うというのがわからないと、これが本当に必要なのかどうかという判断ができないので、ぜひ今後はそういう資料をつけていただけるとありがたい。もう一つ、仕様がWindowsということですが何とか社のこういうのだったら10万円は高い。でも、こういうのだったら安いというのがあると思うのです。Windows10ということしかわからないから、やはりそのことについても、できれば補足した資料があると、より審議しやすいかなと思うので、それは要望させていただきます。 ○契約管財課長(吉田宗史君) 今回議案に当たりましては、当然教育委員会できちんと区民文教常任委員会にご報告してから、こちらの方で議案として上げるという手続になっています。その際の資料提供の仕方として、今、横尾委員が言われたような形で、ご審議がスムーズにできるよう、もう少しわかりやすくなるよう今後調製させていただきます。 ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに質問等ございますでしょうか。よろしいですか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ほかに質問がなければ、審議はこれにて終了いたします。  採決については、簡易採決でよろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) 審議事項(16)「議案第59号 物品の購入について(パーソナルコンピューター)」について、採決いたします。  「議案第59号」は、原案のとおり可決することにご異議ございませんでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) ご異議なきものと認め、審議事項(16)「議案第59号 物品の購入について(パーソナルコンピューター)」は、満場一致をもって原案のとおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、本日審議できなかった請願1件、発案1件につきましては、本日継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(杉本とよひろ君) その他、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(杉本とよひろ君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。                 午後 4時08分 閉会...