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平成31年1月23日建設常任委員会-01月23日

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  1. 港区議会 2019-01-23
    平成31年1月23日建設常任委員会-01月23日


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    平成31年1月23日建設常任委員会-01月23日平成31年1月23日建設常任委員会  建設常任委員会記録(平成31年第1号) 日  時  平成31年1月23日(水) 午後1時30分開会 場  所  第2委員会室出席委員(7名)  委 員 長  大 滝  実  副委員長  やなざわ 亜紀  委  員  池 田 たけし       小 倉 りえこ        横 尾 俊 成       七 戸 じゅん        井 筒 宣 弘 〇欠席委員(1名)        ちほぎ みき子 〇出席説明員  副区長                  小柳津  明
     麻布地区総合支所まちづくり課長      吉 田  誠  高輪地区総合支所長街づくり支援部長兼務 野 澤 靖 弘  都市計画課長               冨 田 慎 二  住宅課長    野 口 孝 彦  建築課長                 瀧 澤 真 一  土木管理課長  岩 崎 雄 一  開発指導課長               増 田 裕 士  再開発担当課長 手 島 恭一郎  品川駅周辺街づくり担当課長        村 上 利 雄  土木課長    佐 藤 雅 紀  地域交通課長               大 屋 寧 剛  街づくり事業担当部長           坂 本  徹 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 一の橋公園の整備及び(仮称)一の橋公園自転車駐車場の整備について   (2) 西麻布三丁目北東地区地区計画の決定(案)について   (3) 西麻布三丁目北東地区第一種市街地開発事業の決定(案)について   (4) 都市計画高度地区の変更(案)について   (5) 都市計画防火地域及び準防火地域の変更(案)について   (6) 環状第二号線新橋・虎ノ門地区地区計画の変更(案)について  2 審議事項   (1) 請 願29第1号 ライドシェア・白タク合法化反対意見書採択を求める請願                                  (29.2.17付託)   (2) 請 願30第11号 東京都市計画道路幹線街路環状第4号線にかかる港区立白金児童遊園港区立白金台幼稚園の敷地を東京都に譲渡しないで頂きたい事を求める請願                                  (30.10.5付託)   (3) 請 願30第12号 港区芝地区にドッグランの設置を求める請願                                 (30.11.30付託)   (4) 発 案27第11号 街づくり行政の調査について                                  (27.5.27付託)                 午後 1時30分 開会 ○委員長大滝実君) ただいまから、建設常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、池田委員小倉委員にお願いいたします。  ちほぎ委員より、欠席の届け出が提出されておりますので、ご報告いたします。  日程に入ります前に、本日の運営についてご相談させていただきます。本日の運営についてですが、報告事項(2)(3)(4)及び(5)については、関連する案件ですので、一括して報告をお受けし、引き続き一括して質疑を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) それでは、そのようにさせていただきます。     ──────────────────────────────────────── ○委員長大滝実君) それでは、報告事項に入ります。初めに、報告事項(1)「一の橋公園の整備及び(仮称)一の橋公園自転車駐車場の整備について」、理事者の説明を求めます。 ○麻布地区総合支所まちづくり課長(吉田誠君) 報告事項(1)「一の橋公園の整備及び(仮称)一の橋公園自転車駐車場の整備について」、ご報告いたします。  本日の資料№1をごらんください。資料はA4判1枚で両面となっております。本件の所管課ですけれども、一の橋公園の整備については麻布地区総合支所まちづくり課、(仮称)一の橋公園自転車駐車場の整備については、街づくり支援部地域交通課ですけれども、説明については、麻布地区総合支所まちづくり課長が代表してご説明しますので、よろしくお願いいたします。  本件ですけれども、東京都による古川整備事業が進展していることにより、一の橋公園整備工事着手の時期が近づいていることから、今後の整備スケジュールについて報告するとともに、当該公園整備予定の(仮称)一の橋公園自転車駐車場整備台数の変更についてご報告するものです。  それでは、資料の1ページをごらんください。項番1、一の橋公園の整備についてです。港区東麻布三丁目に位置します一の橋公園は、現在、東京都が水害対策の一環として整備する地下調節池を含む古川整備事業作業ヤードとして利用されており、平成20年度から一時休止の状態が続いております。東京都が実施している古川整備事業は、度重なる入札不調により工事が大幅におくれておりましたが、現在、平成29年度に3年おくれで着手した古川整備事業護岸整備工事が順調に進捗しており、護岸工事後に予定されている公園基盤造成工事の完了後、平成32年度末に一の橋公園は区へ返還される見込みとなっております。このため、現在のところ区が実施する一の橋公園及び(仮称)一の橋公園自転車駐車場整備工事は、平成33年度から着工できる見通しとなっております。  次に項番2、(仮称)一の橋公園自転車駐車場の整備についてです。まず、平成25年5月に開設いたしました麻布十番第1暫定自転車駐車場の状況ですけれども、開設当初は266台で運用を開始し、その後の利用状況を踏まえ増設を行い、現在は定期利用194台、一時利用140台、合計334台で運用しております。当初より高い稼働率が続いており、現在は334台が常に稼働している状態が続いております。  次に(2)をごらんください。(仮称)一の橋公園自転車駐車場整備台数の変更についてです。前提となりますが、区は平成25年5月に本格施設整備までの暫定利用を条件として都道の道路占用許可を受け、麻布十番第1暫定自転車駐車場を開設しており、本格施設整備後は速やかに暫定自転車駐車場を廃止し、当該用地を都へ返却する必要があります。このため整備台数については、現在開設している麻布十番第1暫定自転車駐車場の334台分を確保することが必要となります。さらに現在110台の定期利用キャンセル待ちを受けている状況であり、少なくともこの半数、約60台が本格施設整備後にも自転車駐車場を利用すると想定しますと、400台規模の自転車駐車場整備が必要となります。当初の自転車駐車場設置計画では、公園機能を阻害しない範囲の整備として、一の橋公園内に200台規模の地下機械式自転車駐車場を1基整備することとしていました。しかし、改めて公園内にある首都高速道路の橋脚や橋桁への影響など、具体的な施工計画を検討した結果、公園施設のレイアウトを大きく変更せず増設することが可能となったため、200台規模の地下機械式自転車駐車場を計2基、合わせて400台規模の自転車駐車場を整備いたします。  次に裏面の下、項番3、整備スケジュール(予定)です。表をごらんください。表の一番上ですが、東京都が実施しました古川地下調節池工事でして、平成29年度で完了しております。現在は表の上から2段目、古川の護岸整備工事を進めており、平成31年度末に完了予定です。その後、平成32年度に公園基盤造成工事を実施する予定です。平成33年度からは、表の3段目・4段目、区が実施します公園整備工事及び自転車駐車場整備工事に着手しまして、平成34年度末に工事完了の予定です。スムーズに整備工事に着手できるよう、東京都と連絡を密に取り合い、また、工事関係機関との調整を再開するなど準備を進めてまいります。なお、新しい公園の供用再開及び自転車駐車場の開設は平成35年度を予定しております。  甚だ簡単ですが、以上でご報告を終わります。 ○委員長大滝実君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ありましたら、順次ご発言願います。 ○委員(池田たけし君) 一の橋公園の整備は、待ちに待ったという形です。水害対策も、地上表面のさまざまな整備も待たれるところです。今後、公園の自転車駐車場を整備されていくということで、大変期待しております。麻布十番をご利用になる方、自転車で来られても、今は自転車駐車場が歩道上にありますので、余りよろしくないなと感じます。常にいっぱいですし、平日も休日も関係なく、夜も割に自転車が置かれています。歩道上の自転車駐車場ですので、整備はされているけれども、歩道が狭くなります。これから整備されるのが地下駐輪場ということで大変期待しますが、電動自転車が今大分増えてきていまして、長さも幅もあり、チャイルドシートがつけば高さもあります。さらに重たいものですから、スタンドが幅広で、機械式駐輪場にはなじまないという心配がありますが、10万円ほどしますので、自転車駐車場にとめたいという希望があるのかなと思います。この辺の対応はいかがでしょうか。 ○地域交通課長大屋寧剛君) 電動アシスト自転車などの種類についてですが、大型チャイルドシート幅広タイヤ自転車の場合、機械式に入らないことがあります。その場合には、既に開設済みの麻布十番駅自転車等駐車場を案内していきたいと考えております。 ○委員(池田たけし君) 暫定的にはそうかもしれませんけれども、平成35年の開設を目指しているので、増加してきている自転車の全台数をおさめるのは、なかなか厳しいと思いますが、機械式駐輪場も、今後はメーカーの方も、電動自転車などがおさまるものを考えていかれるのではないかと思うので、フルスペックのママチャリは難しいにしても、ある程度の電動自転車機械式駐輪場へおさめられるような検討を、ぜひ進めていただきたい。また、そういったメーカーとの連携もとっていただければと思います。これは要望です。 ○委員(小倉りえこ君) 自転車駐車場整備台数を伺いたいのですけれども、定期利用と一時利用で、先ほど池田委員も言われたとおり、自転車をとめる稼働率が常に高いわけです。当初の334台よりも増えたのはすごくありがたいですし、いいことだと思います。しかし、この定期利用と一時利用は、普通に考えますと、自転車をどれぐらいとめておくかにより決めるのだと思います。つまり、日中長い時間とめている方は一時利用より定期利用の方が多いと思うのです。定期利用台数が今当然足りないわけです。それを稼働して4年後、5年後経たときに、今キャンセル待ちの半数ぐらいが使うであろうという見込みの数が少なくなっているのです。今むしろ自転車駐車場をもっと増やしてほしいという要望がある中で、少なく見積もっての台数設置というのが、資料を見ていてわからないのです。定期利用と一時利用のどちらを主なターゲットとして、機械式駐輪場の2基を設けるのか、もしおわかりでしたら教えてください。 ○地域交通課長大屋寧剛君) 定期利用・一時利用どちらをターゲットとしているのかというご質問だと思いますが、どちらを重視というわけではなく、定期利用も確保しつつ、一時利用の対応も、今回台数を増設して収容して対応していくことで考えております。 ○委員(小倉りえこ君) 60台分増えたからといって、多分、4年後、5年後、ひょっとしたらそのときの調査とかで足りなくなることは十分考えられることだと思うのですけれども、この平成25年に計画したときに、本格整備までの利用を条件として都道の一部を借りていて、整備後速やかに東京都に返却する必要があるのですが、一の橋公園の向かい側と言うと、当然商店街も駅もありますし、どういう方が利用されるかはまた別に置いておいて、通りの向こう側とこちら側と、自転車をとめたい方の目的は違うと思うのです。そうすると、400台分できた後、麻布通り古川側駐輪場がなくなると、そこに暫定自転車駐車場ができるまでと同じような放置自転車が置かれる感じになってしまうのが、たやすく想像できます。これからの港区低炭素まちづくり計画の中で、自転車をエコなモビリティとして進めていくときに、自転車を今利用されて利便性が高いと思われている駐輪場をなくしてしまう方向が悲しいと住民として思っているのですが、東京都の方に交渉はできないのかお聞きします。 ○地域交通課長大屋寧剛君) 現在まで東京都と協議した中で、今のこの状態では本格施設設置までを条件としてということで道路占用許可を受けている経緯から、本格施設整備後は廃止するということで考えております。今回の駐輪場の方はそれを確保するような台数を設置することで対応することで考えております。今後について、自転車シェアリングの併用・推進などを行っていきまして、シェアリングの台数を確保することによって、駐輪場利用者数が全体的に減っていくという傾向もありますので、今回の収容台数で将来的に賄っていけると考えております。 ○委員(小倉りえこ君) よくわからないのですけれども、駐輪場を設けて自転車をとめたい方も当然いらっしゃるし、その要望に対して行政も整備しようという意欲はすごく感謝しているのですけれども、それと同時に自転車シェアリングも推進していくということは、自転車をとめないで借りてねというのを推進しているともとれるわけです。数の需要のバランスはすごく難しい問題でもあると思うのですけれども、できれば利便性もいろいろ考えつつ、もし自転車をとめるところが増やせるのであれば、それはそれでありがたいと思いますし、シェアサイクルを推進したいのであれば、ぜひそういう説明もいろいろな方面にしていってもらえたらと思いますので、要望としてお伝えします。 ○委員(横尾俊成君) 今の説明について数字だけ聞きたかったのですが、この計画台数に関しては、今のキャンセル待ちのところから算出しているのかなと思っています。つまり、平成35年度のときにどれぐらいの需要があって、それに対してこれだから大丈夫という資料になっていると、すごく説得力があるのですけれども。先ほどシェアリングとおっしゃったので、例えば、平成35年度を計画するときには、大体自転車がこれぐらいの需要があって、そのうちシェアリングにこれぐらい移行するから大丈夫なのだと、もしそういう根拠があれば、そういうデータを示してもらいたいと思うのですけれども、何かそういう予測があるのかどうかお聞きしたいのです。 ○地域交通課長大屋寧剛君) シェアリングの関係なのですが、今回港区では、シェアリング利用の増加に伴いまして、放置自転車対策として使っております駅前の自転車乗り入れ台数は約12%減少しているという結果が得られております。需要予測についても、今回の計画台数約400台ということで、平成35年の台数を賄っていくということで、算出しております。 ○委員(横尾俊成君) 例えば、この麻布地区で人口増になっていて、人口はこれぐらいで、そのうちの何%が自転車を使うだろうと。だけど、今おっしゃった乗り入れ台数が12%減少するから、だからこれで400台なのですよと言っていただくとすごくわかるのですけれども。もしあれば。 ○地域交通課長大屋寧剛君) 台数なのですが、港区全体で12%減っている傾向がありまして、それに基づいて今回算出しております。 ○委員長大滝実君) ほかによろしいですか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) 小倉委員が心配していたように、確かに数字上はそうかもしれませんけれども、今、港区でも人口が増えている中で、普通に考えれば需要はもっと増えていくと思うのですけれども、例えば、今の暫定の道路は返したとしても、例えば、公園の中に若干でも設けられるとか、あるいは全部返すのではなくて一部は使えるように何か働きかけができないだろうかとか、こういうことを言われていたので、その辺はどうなのでしょうか。 ○地域交通課長大屋寧剛君) 暫定について残すことはできないかということなのですけれども、今回廃止ということで東京都と協議していますが、東京都の方とも調整・協議しまして、今後の暫定の扱いについてどのようにやっていくか話し合っていきたいと思います。 ○委員長大滝実君) いずれにしろ需要状況を早めに予想して準備していかないと、大量の放置自転車が発生しかねないので、ぜひ、よろしくお願いいたします。  ほかにありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) ほかになければ、報告事項(1)「一の橋公園の整備及び(仮称)一の橋公園自転車駐車場の整備について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長大滝実君) 次に、報告事項(2)「西麻布三丁目北東地区地区計画の決定(案)について」、報告事項(3)「西麻布三丁目北東地区第一種市街地開発事業の決定(案)について」、報告事項(4)「都市計画高度地区の変更(案)について」、報告事項(5)「都市計画防火地域及び準防火地域の変更(案)について」、一括して理事者の説明を求めます。 ○都市計画課長冨田慎二君) それでは、西麻布三丁目北東地区に関連する案件としまして、報告事項(2)「西麻布三丁目北東地区地区計画の決定(案)について」、報告事項(3)「西麻布三丁目北東地区第一種市街地開発事業の決定(案)について」、報告事項(4)「都市計画高度地区の変更(案)について」、報告事項(5)「都市計画防火地域及び準防火地域の変更(案)について」、以上の4件について、一括してご報告いたします。  最初に資料の確認をお願いいたします。お手数ですが資料№2をごらんください。表紙をめくっていただき1ページから8ページまでが地区計画の決定(案)の写しで、9ページが都市計画の案の理由書、10ページに参考資料として西麻布三丁目北東地区まちづくりについての概要が添付されております。  次に資料№3をごらんください。こちらも表紙をめくっていただき1ページから5ページまでが第一種市街地開発事業の決定(案)の写し、6ページが都市計画の案の理由書です。  次に資料№4をごらんください。こちらについても1ページから7ページまでが高度地区の変更(案)の写し、8ページが都市計画の案の理由書です。  最後に資料№5をごらんください。こちらも1ページから3ページまでが防火地域及び準防火地域の変更(案)の写しで、4ページが都市計画の案の理由書です。  資料のご説明に入る前に、これまでの当委員会の報告の経緯について説明いたします。本地区計画の対象となる西麻布三丁目北東地区は、昨年11月22日開会の当委員会において、地区計画の原案について報告いたしました。昨年11月27日から12月10日までの2週間、原案の縦覧を行い、12月17日までの3週間、意見書を受け付けましたが、意見は提出されませんでした。今回のご報告については、西麻布三丁目北東地区に関連する都市計画について、都市計画法第17条に基づく都市計画案の縦覧を行うのに先立ち、本日当委員会に報告するものです。  次に、当地区まちづくりについてご説明いたします。大変お手数ですが資料№2の10ページをごらんください。最初に計画地の位置・地区の概況です。あわせてページ中央上部の位置図もごらんください。本地区は、幹線道路である放射第22号線や補助第10号線に面し、地下鉄六本木駅の近傍に位置する交通利便性の高い地区です。一方で、緊急輸送道路である補助第10号線は、未整備で歩道が狭く、地下鉄六本木駅方面への歩行者経路の交差点には信号機が設置されていないなど、歩行者安全性の確保が課題となっております。また、沿道の建物の大半は耐震改修が行われていない旧耐震基準の建物であるとともに、緑や公園等オープンスペースが不足しており、市街地環境や防災性の向上が課題となっております。このような背景を踏まえ、本地区においては土地利用の更新にあわせ補助第10号線の拡幅整備や、まとまりのある広場の整備等を行うとともに、幹線道路沿道にふさわしい多様な都市機能が集積した土地の高度利用により、周辺市街地と調和した、緑豊かで魅力ある複合市街地を形成してまいります。  それでは、1ページにお戻りください。西麻布三丁目北東地区地区計画の決定(案)についてご説明いたします。最初に名称は西麻布三丁目北東地区地区計画、位置は港区西麻布三丁目及び六本木六丁目各地内、面積は約1.7ヘクタールです。  次に、地区計画の目標と区域の整備、開発及び保全に関する方針として、土地利用の方針、公共施設等の整備の方針、1枚おめくりいただき2ページに建築物等の整備の方針があります。  次に2ページ下段から、再開発等促進区です。位置は、地区計画と同様、港区西麻布三丁目及び六本木六丁目各地内、面積は約1.6ヘクタールです。  次に、土地利用に関する基本方針A地区B地区に分かれて示されております。  次に3ページをごらんください。主要な公共施設の配置及び規模です。広場と歩行者通路を整備いたします。  次に、地区整備計画です。地区施設の配置及び規模が示されております。緑地と歩道状空地を整備します。  次に、1枚おめくりいただき4ページから5ページまでが建築物等に関する事項です。地区をA地区B地区C地区に分けて建築物等の用途の制限、容積率の最高限度など、建築物等に関する事項を定めております。  次に6ページをごらんください。計画図1です。地区計画の区域及び地区整備計画の区域、再開発等促進区の区域、地区の区分を示しております。  次に7ページをごらんください。計画図2です。主要な公共施設及び地区施設の配置を示しております。  次に8ページをごらんください。計画図3です。壁面の位置の制限を示しております。  次に9ページをごらんください。都市計画の案の理由書です。下から5行目に記載のとおり、市街地開発事業による土地利用転換の動きにあわせ公共施設を整備し、土地の合理的かつ健全な高度利用都市機能の更新を図り、周辺市街地と調和した緑豊かで魅力ある複合市街地を形成するため、面積約1.7ヘクタールの区域について地区計画を決定するものであるとしております。地区計画の決定(案)についての説明は以上です。  続きまして、西麻布三丁目北東地区第一種市街地開発事業の決定(案)についてご説明いたします。大変お手数ですが資料№3の1ページをごらんください。名称は西麻布三丁目北東地区第一種市街地開発事業施行区域面積は約1.6ヘクタールです。この事業を整備する内容としまして、公共施設の配置及び規模、建築物の整備及び建築敷地の整備をそれぞれ定めております。まず道路です。幹線道路である補助線街路第10号線を拡幅整備するとともに、区画道路1-1号を新設します。また、地区南側に約220平方メートルの緑地を整備いたします。  次に建築物の整備です。街区を土地利用の方針にあわせてA街区とB街区の2つに区分しております。A街区については建築面積約3,800平方メートル、延べ床面積約9万7,000平方メートル、主要用途は、住宅、事務所、店舗、ホテル等、高さの最高限度高層部が200メートル、中層部が40メートルとなっております。B街区につきましては、B1街区からB3街区の3つに分かれていまして、B1街区は建築面積約450平方メートル、延べ面積約1,000平方メートル、B2街区は建築面積約450平方メートル、延べ面積約800平方メートル、B3街区は建築面積約390平方メートル、延べ面積約900平方メートル、いずれも主要用途は神社及び寺院並びにこれらに付属する建築物、高さの限度は17メートルとなっております。  次に2ページをごらんください。建築敷地の整備です。A街区に関しては、建築敷地面積約7,450平方メートル、B街区については、B1街区が約1,100平方メートル、B2街区が約1,100平方メートル、B3街区が約600平方メートルとなっております。また、整備計画として都市機能の更新を図るための施設整備等について3点定めております。1点目は、広場、歩行者通路歩道状空地、緑地を整備する。2点目は、幹線街路や区画道路の道路境界線からの壁面を後退させる。3点目は、建築物の外壁、これにかわる柱は計画図に示す壁面の位置を越えて建築してはならないとしております。  次に3ページをごらんください。計画図1です。施行区域及び各街区を示しております。  次に4ページをごらんください。計画図2です。公共施設の配置を示しております。  次に5ページをごらんください。計画図3です。建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を示しております。  次に6ページをごらんください。都市計画の案の理由書です。下から4行目に記載のとおり、土地の合理的かつ健全な高度利用都市機能の更新を図り、周辺市街地と調和した緑豊かで魅力ある複合市街地を形成するため、面積約1.6ヘクタールについて、第一種市街地開発事業を決定するものです。西麻布三丁目北東地区第一種市街地開発事業の決定(案)についてのご説明は以上です。  続きまして、都市計画高度地区の変更(案)についてご説明いたします。資料№4をごらんください。こちらは地区計画及び第一種市街地開発事業の決定に伴い、都市計画上の整合を図るために変更するものです。1ページから2ページにかけて、建築物の高さの制限内容が記載されていますが、面積欄の上下に数字が入っているところが今回変更する部分になりまして、括弧内の数字が変更前の面積となっております。  次に7ページをごらんください。計画図です。右下に凡例がありますが、Aの範囲には60メートル高度地区、Bの範囲には50メートル高度地区、Cの範囲には35メートル高度地区、Dの範囲には17メートル第二種高度地区がそれぞれ指定されていますが、指定なしに変更します。  次に8ページをごらんください。都市計画の案の理由書です。下から5行目に記載のとおり、西麻布三丁目北東地区地区計画の決定及び西麻布三丁目北東地区第一種市街地開発事業の決定に伴い、市街地環境土地利用上の観点から検討した結果、面積約1.6ヘクタールの区域について高度地区を変更するものであるとしております。都市計画高度地区の変更(案)についてのご説明は以上です。  続きまして、都市計画防火地域及び準防火地域の変更(案)についてご説明いたします。資料№5の1ページをごらんください。こちらについても、地区計画及び第一種市街地開発事業の決定に伴い、都市計画上の整合を図るために変更するものです。1ページに面積が記載されていますが、括弧内の数字が変更前の面積、その上の数字が変更後の面積です。今回防火地域を0.4ヘクタール増加させ、準防火地域を0.4ヘクタール減少させる変更となります。  次に3ページをごらんください。計画図です。右下に凡例がありますが、斜線で示した変更区域を準防火地域から防火地域へと変更します。
     次に4ページをごらんください。都市計画の案の理由書です。下から5行目に記載のとおり、西麻布三丁目北東地区地区計画の決定及び西麻布三丁目北東地区第一種市街地開発事業の決定に伴い、都市防災上の観点から検討した結果、面積約0.4ヘクタールの区域について、準防火地域防火地域に変更するものであるとしております。  都市計画防火地域及び準防火地域の変更(案)についてのご説明は以上です。  最後に、今後の予定ですが、当委員会に報告後、2月1日に住民説明会を開催し、2月1日から2月15日まで案の縦覧、意見書の受け付けを行います。その後、3月下旬の港区都市計画審議会に諮問し、4月に都市計画決定をする予定です。  甚だ簡単ですが、報告事項(2)「西麻布三丁目北東地区地区計画の決定(案)について」、報告事項(3)「西麻布三丁目北東地区第一種市街地開発事業の決定(案)について」、報告事項(4)「都市計画高度地区の変更(案)について」、報告事項(5)「都市計画防火地域及び準防火地域の変更(案)について」のご報告は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長大滝実君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次ご発言願います。  ありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) なければ私の方から幾つかお伺いします。10月22日に、この西麻布三丁目北東地区まちづくりの報告がありましたけれども、そのときに住宅戸数550戸のうち外国人仕様が220戸だということで、子どもたちの受け入れについては笄小学校で予想としては70人ぐらいで受け入れは可能という話があったかと思うのですけれども、外国人仕様が220戸となると、外国人の児童も含めて笄小学校で受け入れていくという方向になるのかどうか、このあたりはどうなのでしょうか。そして、それが受け入れられるのかどうか。 ○再開発担当課長(手島恭一郎君) 外国人のお住まいになる方につきましては、当該施設の中にそうした施設は設けていませんけれども、当然ながら周辺にあるインターナショナルスクールも検討されて来られると考えております。 ○委員長大滝実君) それと、ホテルも国際水準の宿泊施設ということで、外国人向けということにもなろうかと思うのです。そういうことで、住居もホテルもとなってくると、外国人が周辺に集中してくれば、行政としてもそういった対応が必要になってくる、行政手続や相談だとか、いろいろな面で行政としても外国人対応に必要な面が出てくると思うのですけれども、そういったことについては検討されているのか。 ○再開発担当課長(手島恭一郎君) 再開発事業ででき上がる施設の内容についての将来的な運用について、行政需要がどのように発生するのかというご質問だと思いますけれども、当然のことながら港区のこのエリアだけで外国人が増えているわけではなくて、全体的に外国人の方が増えている。それから、東京2020大会を見据えてそうした取り組みを区としても着実に実施していますので、そういう意味では行政需要に見合った形でのご案内をしていくと考えております。一方で、当該施設とその周辺にある六本木六丁目や東京ミッドタウン等も含めた大規模な開発が行われたエリアについては、ご存じのとおり、これらの施設を管理運営しているそれぞれの不動産会社等がきちんと外国人の方を受け入れてご案内できるような、計画時点からさまざまな努力をしていますので、この施設についても、そうした周辺の開発と歩調を合わせながら、外国人の方が利用しやすいような地域としていきたいと考えております。 ○委員長大滝実君) それから、公告縦覧に対する意見はなかったということですけれども、16日の説明会での質問がどんなことがあったかお聞きしたいのですが。 ○再開発担当課長(手島恭一郎君) 当日は6名の方からご質問等がございました。単純な質問では、今後のスケジュール、特に都市計画法第17条に基づく手続の日程が記載されていませんでしたので、その日程を教えてほしいというご質問や、C地区が墓地になっていますけれども、ここの土地はいじる計画がないのかという単純なご質問がありました。それ以外に、広場1-2号と1-3号の性格はどのように考えているのかや、容積率の割り振り、建物の高さの制限をなぜこのように考えたのかというご質問をいただきました。広場1-2と1-3については、一方がA地区に、一方がB地区に含まれておりますので、B地区の落ち着いたたたずまいとA地区のアクティブな状態を、1-3の広場で緩衝帯として設けて広場を形成しているとご説明していますし、容積率の割り振りと建物の高さの最高限度、特に低層を意識した17メートルと、超高層の200メートルの関係は、周辺の高さ17メートルに絶対高さ制限をして、エリアとB地区を含めたこの環境が共存できるような形で土地利用を考えたということでご説明しました。  それ以外に2点ほど、こうした耐震上問題がある建物が多くある区域なので、できるだけ早く事業化できるように手続を進めてもらいたいという、進捗を求められるご要望を2点ほどいただきました。 ○委員長大滝実君) それともう一つは容積率のことなのですけれども、容積率が10分の93ということで、ただし、10分の62以上は住宅の用途とし、10分の15.3以上は宿泊施設の用途とし、10分の0.2以上は保育所等の子育て支援施設その他の公共公益に資する用途とするとなっているのですけれども、これについての具体的な、こういうふうに分けているイメージと言いますか、配置について、もう少し詳しく教えてください。それとあわせて、これは東京都知事協議事項となっているのですけれども、この辺についても説明していただけますか。 ○再開発担当課長(手島恭一郎君) イメージというのは恐らく建物の中のどういうふうに配置されているかだろうと思います。資料№2の10ページにイメージパースがあります。ちょうど真ん中あたりに超高層が配置されているのですけれども、この写真ですとトップの上層部だけが色が変わっていますけれども、その部分がホテルで、下の方が住宅として配置されるイメージになります。子育て施設については、その下の方に低層階で少し張り出しているところがありますけれども、そこのデッキが設けられる2階の部分に配置する予定です。 ○都市計画課長冨田慎二君) 東京都知事協議については、都市計画法の中で地区市町村と東京都が協議するようになっていますので、その協議事項ということです。 ○委員長大滝実君) その内容はどういう内容ですか。 ○都市計画課長冨田慎二君) 資料に記載の用途を入れているということで、東京都と協議をするものです。 ○委員長大滝実君) ほかにご質問ありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) ほかに質問なければ、報告事項(2)「西麻布三丁目北東地区地区計画の決定(案)について」、報告事項(3)「西麻布三丁目北東地区第一種市街地開発事業の決定(案)について」、報告事項(4)「都市計画高度地区の変更(案)について」、報告事項(5)「都市計画防火地域及び準防火地域の変更(案)について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長大滝実君) 次に、報告事項(6)「環状第二号線新橋・虎ノ門地区地区計画の変更(案)について」、理事者の説明を求めます。 ○都市計画課長冨田慎二君) それでは、報告事項(6)「環状第二号線新橋・虎ノ門地区地区計画の変更(案)について」、ご報告いたします。初めに資料のご確認をお願いいたします。大変お手数ですが資料№6をごらんください。表紙をめくっていただき1ページから22ページが地区計画の変更(案)写しで、23ページが都市計画の案の理由書、24ページに参考資料として、環状二号線新橋・虎ノ門地区のまちづくり(Ⅴ-2街区)について、概要をまとめたものを添付しております。なお、本地区計画については東京都決定です。  資料のご説明に入る前に、これまでの当委員会の報告の経緯ですが、昨年7月25日の当委員会都市計画法第16条に基づく地区計画の変更原案についてご報告しました。また、東京都主催の原案の説明会を7月18日に開催し、7月20日から8月2日まで原案の縦覧を行いました。今回のご報告については、環状第二号線新橋・虎ノ門地区地区計画都市計画法第17条に基づく都市計画案の縦覧を行うのに先立ちまして、本日、当委員会へ報告するものです。  最初に、当地区のまちづくりについてご説明いたします。資料№6の24ページの参考資料をごらんください。環状第二号線新橋・虎ノ門地区は、環状2号線周辺地区まちづくりガイドライン及び環状第二号線沿道新橋地区街並み再生方針に基づき、個別の建替えの促進とシンボルストリートにふさわしいにぎわいと統一感のある街並みの形成を進めております。Ⅴ-2街区は、環状第二号線と赤レンガ通りの交差点に面しており、環状第二号線沿道には小規模な事務所ビルが集積した市街地環境が広がっております。また、当地区の周辺には歩行者が気軽に憩うことができる広場やオープンスペースが十分に設置されていないことに加え、既存の建物の正面がメインストリートの環状第二号線に向いていないなど、道路空間との一体性に欠ける街並みとなっております。このため当地区では街並み再生方針に基づき、特別区道第14号線の廃止による街区再編を行い、土地の高度利用を図るとともに、環状第二号線に面する建物の低層部に店舗等のにぎわい施設を配置してまいります。また、緑化した広場や歩道状空地を整備することで、にぎわいと調和した憩いの空間を創出いたします。さらに国際的な東京のビジネスセンター機能を強化する業務支援施設、カンファレンスホールを導入し、多様な機能を持つ建築物として、魅力と活力を生み出すまちづくりを推進してまいります。  次に、東京都市計画地区計画の変更(案)についてご説明いたします。大変お手数ですが1ページにお戻りください。内容については、昨年7月25日に当委員会で報告しました原案からの変更はありません。1ページには本地区計画の名称、位置、面積、地区計画の目標が示されております。また、区域の整備、開発及び保全に関する方針としまして、公共施設等の整備の方針が記載されております。  次に2ページをごらんください。建築物等の整備の方針、再開発等促進区の位置、面積、土地利用に関する基本方針、2ページ下段から3ページの上段にかけては、主要な公共施設の配置及び規模が記載されております。  次に3ページをごらんください。地区整備計画の位置、面積、3ページ中段から4ページ上段にかけては、地区施設の配置及び規模が記載されております。  次に4ページの中段から5ページの上段にかけては、Ⅰ街区、Ⅱ街区、Ⅲ街区における建築物等に関する事項が記載されております。  次に5ページの中段から7ページにかけて、Ⅳ街区、Ⅴ街区、Ⅶ街区における建築物等に関する事項が記載されております。  次に7ページの中段から9ページにかけましては、Ⅷ街区、Ⅸ街区における建築物等に関する事項が記載されております。  次に10ページをごらんください。立体道路に関する事項が記載されております。  次に11ページをごらんください。今回の変更概要が記載されており、アンダーラインを引いた部分が変更箇所及び追加箇所を示しております。まず、地区施設の配置及び規模です。広場として地区広場3、面積約100平方メートル、その他の公共空地として歩道状空地7、幅員0.5メートル、延長約90メートルを追加しております。  次に建築物等に関する事項です。まず地区の区分で、名称はⅤ-2街区、面積は約0.3ヘクタールです。次に建築物等の用途の制限です。1として、「建築物の地上1階部分の用途を次の各号に掲げる用途以外に供する建築物は建築してはならない。ただし、エントランス、廊下、階段、管理諸室等建築物の共用の部分、並びに自動車車庫その他用途上やむを得ないものについてはこの限りでない。」とし、次の1から4に記載されております。  次に12ページをごらんください。まず建築物の容積率の最高限度です。10分の100、1,000%としております。  次に、建築物の敷地面積の最低限度ですが、街並み再生方針に基づき街区再編した場合の1,000平方メートルとしております。  次に壁面の位置の制限です。建築物の外壁またはこれにかわる柱は、計画図に示す壁面の位置の制限を超えてはならないとしております。  次に建築物等の高さの最高限度です。街並み再生方針に基づき最高限度は80メートルとしております。  次に、建築物等の形態または色彩その他意匠の制限です。3は、環状二号線に面して自動車出入り口を設けてはならないと定めております。  次に4は、建築物等の地上1階部分の壁面の過半を、店舗や飲食店などにぎわい施設にするとともに、内部のにぎわいを表出するため、ガラスなど透過性のある素材を使用することを定めております。  次に13ページをごらんください。計画図1です。図のⅤ-2街区が具体の開発計画に関連して地区計画を定める街区です。  次に14ページをごらんください。計画図2-1です。地上レベルの主要な公共施設地区施設を示しております。Ⅴ-2街区には、地区施設として地区広場3及び歩道状空地7が追加されております。  次に15ページをごらんください。計画図2-2です。地下レベルの主要な公共施設地区施設をあらわしておりますが変更はございません。  次に16ページをごらんください。計画図3です。壁面の位置の制限を示しております。Ⅴ-2街区に関しては8号壁面として計画地の北側及び東側の道路境界線から1.5メートル、また、9号壁面として環状第二号線の道路境界線から0.2メートルの壁面位置の制限を定めております。  次に17ページから22ページは、立体道路に関する事項が記載されておりますが、変更はございません。  次に23ページをごらんください。都市計画の案の理由書です。下から3行目に記載のとおり、街並み再生地区内における魅力と活力を生み出す沿道まちづくりを推進するため、Ⅴ-2街区の約0.3ヘクタールの区域における地区整備計画の策定に伴う地区計画の変更を行うものであるとしております。  最後に今後の予定ですが、2月20日に地元説明会を開催し、2月20日から3月6日まで案の縦覧と意見書の受け付けを行います。その後、港区の都市計画審議会及び東京都の都市計画審議会に諮問し、2019年6月に都市計画決定の予定です。  甚だ簡単ですが、「環状第二号線新橋・虎ノ門地区地区計画の変更(案)について」のご説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長大滝実君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次ご発言願います。 ○委員(池田たけし君) この地区はセンター・コア再生ゾーンに位置づけられているということで、環状第二号線とともに大規模な再開発をされているわけでございます。どんどん建物もでき上がっていって、整備も進んできれいになってきて、サイクリングロードと広い歩道と、シャンゼリゼ通りを再現するような形でカフェなどのゾーンもつくられていくという予定で、楽しみにしております。全体が完成するのはまだまだこれからなのかなと、今後いろいろにぎわってくるのだろうなと楽しみにはしておるのですけれども、きれいなガラスと建物が並んで、道ばたに小さいお店がぼこぼことでき上がってきて、にぎわいが生まれてくる予感はするのですが、環状第二号線を横断する方が多くて、環状第二号線に沿って歩いている方はあまり見受けられないなと。しかも休日はまだ大分寂しいなという感じがします。永田町、霞ヶ関、虎ノ門といったそれぞれの性格の違い、街並みの関連性というものもあると思いますし。虎ノ門は特殊法人のまちと言ったらいいでしょうか、霞ヶ関の官庁の城下町とも言えるようなつながりのあるようなところで、いわゆるウィークデーにはサラリーマンなどが多くいてよろしいのですが、休みの日に関しての流れがあまりなく、にぎわいを創出するにはそういうのも、平日以外も少し持ち上げていく仕掛けがあっていいのかなと思うわけです。割に平坦で自転車が通りやすいような道でもありますので、サイクリングやポタリングなど、街並みを自転車で訪れてみる。例えば、虎ノ門ですけれども、その奥には愛宕や六本木や芝公園とつながって、自転車で訪れるような、あるいは皇居の方はマラソンで非常ににぎわっているというか、聖地のような形になっています。ここもつながって、来ていただいて走りやすいような、あるいはにぎわいのためにランニングを休憩できるような、基地になるような、いろいろな仕掛けのようなものを港区としても応援するようなものがあれば、昼間と休日と夜のにぎわいがまたさらに生まれるのかなと。建物や道路の整備だけではなくて、人が来られるような仕掛け、そういったもののお考えはあるのか伺います。 ○開発指導課長(増田裕士君) 私の方も、平日・休日含めて、地元の方を回りましたが、やはり平日はサラリーマンが多いこと、また休日は虎ノ門ヒルズの方から少し観光客の方もいらっしゃいます。新虎通り、また、その沿道がより魅力的な空間となり、まちの全体の価値向上につなげるため、新虎通りエリアマネジメント協議会、一般社団法人新虎通りエリアマネジメントの2組織により、協議会の開催や町おこしのイベントを実施しております。これまでにも道路内建築物を利用した地域名産物の販売や、毎週金曜日と土曜日、こちらで開催されるマルシェでは青果等の販売など、都市再生特別措置法に基づく特例道路占用区域を活用しながら、エリアマネジメントを通じて地元の皆様ににぎわいを提供しています。今回、Ⅴ-2街区についても、事業者の方では、1階がにぎわい施設ということで、これについてはまだ物販と店舗、具体的な中身はこれからと聞いております。エリアマネジメント組織に加入しているところもございますので、地域の声に配慮したにぎわい施設を導入するように事業者を指導してまいります。 ○委員(池田たけし君) そういったさまざまな人が集まるようなにぎわいの仕掛けをぜひお願いします。今後、虎ノ門ヒルズを挟んで反対側では、虎の門病院が新しくなったり、あるいはホテルオークラができたりという流れもあると思います。あとは、区で連携されている地方もありますよね、茨城など、ああいったところのJAなどともぜひ連携をとっていただくような形で、近隣の一般に住んでいる方なども楽しみにできるようなと言いますか、外から、来街者も結構ですけれども、住民の方々、少し離れた方でももちろんいいのですけれども、あそこへ行くとおいしいものが食べられる、見られる、買えるといったような楽しみも、虎ノ門がまた生まれ変わっていくような形、働くまちであり、住んでいる人が訪れるようなにぎわいも、ぜひお考えいただきたいというのが要望です。 ○委員長大滝実君) ほかにご質問等ございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) なければ私の方から。前にもお伺いしましたけれども、にぎわい施設と言っても、この(4)の郵便局、銀行の支店というと、今、池田委員からもありましたけれども、こういったところは土日休みという点では、にぎわい施設と言うにはそぐわないかなと思うのです。その後に、その他これらに類するサービス業を営む店舗とありますけれども、これらに類するというのはどんなものを想定されるのかお伺いします。 ○開発指導課長(増田裕士君) こちらのにぎわい施設ですけれども、例えば、アンテナショップであるとかショールーム、サービス施設としては観光インフォメーションセンターや旅行代理店、そのようなものを考えております。 ○委員長大滝実君) それから、1階が店舗ということになると、24ページには自転車シェアリングサイクルポートがありますけれども、ほかに駐輪場などの設置は特に必要性がないのかどうか、あるいは設置すべきとはならないのでしょうか。 ○開発指導課長(増田裕士君) 建物内の利用として今現在、駐輪場は32台計画しております。特に地域に対しての駐輪場の整備は現在のところ考えておりません。 ○委員長大滝実君) それから、これも前回聞いたかと思うのですけれども、廃止する特別区道14号線についてですけれども、廃止してつけかえでしたか、逆でしたか。 ○開発指導課長(増田裕士君) 今回、区道14号線は廃止して、開発事業者に売却します。 ○委員長大滝実君) 今後の売却の手続はどういう流れになりますか。 ○開発指導課長(増田裕士君) こちらの具体的な手続は都市計画決定後に事業者と調整の上進めてまいります。 ○委員長大滝実君) ほかにご質問等ございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) ほかになければ、報告事項(6)「環状第二号線新橋・虎ノ門地区地区計画の変更(案)について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長大滝実君) それでは、審議事項に入ります。初めに、審議事項(1)「請願29第1号 ライドシェア・白タク合法化反対意見書採択を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) なければ、本請願につきましては、本日継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長大滝実君) 次に、審議事項(2)「請願30第11号 東京都市計画道路幹線街路環状第4号線にかかる港区立白金児童遊園港区立白金台幼稚園の敷地を東京都に譲渡しないで頂きたい事を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) なければ、本請願につきましては、本日継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長大滝実君) 次に、審議事項(3)「請願30第12号 港区芝地区にドッグランの設置を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) なければ、本請願につきましては、本日継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長大滝実君) 次に、審議事項(4)「発案27第11号 街づくり行政の調査について」を議題といたします。  本発案について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) なければ、本発案につきましては、本日継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長大滝実君) そのほかに、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) 次回の委員会ですが、2月4日13時30分から委員会の開会を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  そのほかに、何かございますか。
                    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長大滝実君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。                 午後 2時35分 閉会...