○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) 区内では2カ所で行っております。1つは、麻布地区でNPO法人が行っているもので、月2回の活動で、いきいきプラザを会場に使っております。受け付けは、月初めに電話で登録・予約するということですが、すぐに埋まると聞いております。参加費は
お子さんが100円、付き添いの方が300円での食事の提供となっております。人数は40人です。
もう一つが、赤坂エリアで小学校PTAの有志が行っているもので、食事は
子どもが500円、おとなが800円です。対象は
子どもだけではなくて
保護者との
コミュニケーションをとるということで、10人から20人で実施していて、先ほどのNPOと同じように月2回の活動です。
○委員(
清家あい君) 赤坂地区の
子ども食堂もすぐにいっぱいになってしまうのですか。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) やはりニーズはあるようで、すぐに予定の人数になるそうです。
○委員(
清家あい君)
子ども食堂を運営するために、このような団体から場所や費用、ボランティアの確保、広報など、いろいろな課題があると聞いています。2ページの項番3の(2)で、
子ども食堂運営の安定と継続を目的として必要な経費を補助しますとなっているのですが、補助額はどれぐらいですか。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) 1回当たり1万円の月2回で、それが1年間です。これが上限額でございますので、1食堂あたり年間24万円が補助額となります。
○委員(
清家あい君) わかりました。
子どもだけで夕食を食べる場合が多い家庭が12%ということですので、大人がいなくても
子どもが自分で歩いて通える場所にないといけないと思います。全ての学校単位での開設が望ましいと思うのですが、区内ではどれぐらいの数が適切と考えていますか。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) 現在、区内では2カ所ですけれども、平成31年4月から(仮称)
子どもの
孤食解消と
保護者支援連絡協議会を設置いたします。そこで、港区の
子どもたちや親子にとってどのようなエリアに配置されるのが一番望ましいのか検討していくことになろうかと思います。港区には総合支所が5つありますので総合支所の単位、また、学校の単位や地区協議会の単位などいろいろな考え方あろうかと思いますけれども、どのエリアにどのぐらいあるのがよいかは検討して決めていきたいと思います。
○委員(
清家あい君) まだこれからで、今の段階では決めていないということですね。麻布地区の
子ども食堂は港区立麻布いきいきプラザですね。赤坂地区の
子ども食堂はどこでやっているのですか。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) 港区立赤坂いきいきプラザが会場になっています。
○委員(
清家あい君) いきいきプラザや
区民センターなどが想定されると思うのですが、調理できる調理室がないと開設できない事情もあるかと思います。現在、開設しているのは麻布地区と赤坂地区ですよね。高輪地区や芝浦港南地区、芝地区ではまだできていないわけですけれども、いきいきプラザにするかどうかも今後の課題ですよね。いきいきプラザや
区民センターの会議室で飲食ができないとなっていたりするのですが、場所をどのように確保していくかに対しての考え方があったら教えてください。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) 調理可能なところを貸し室として提供している区内施設としては、いきいきプラザが8館、
区民センターが2つですけれども、区の施設以外にも事業者の協力など、いろいろな可能性を探っていけたらと思っております。(仮称)
子どもの
孤食解消と
保護者支援連絡協議会を中心としまして、その場所の確保についても検討していきたいと思っております。
○委員(
清家あい君) いきいきプラザや
区民センターでは、調理室で
子どもたちがいるとつくっているところで危なかったりするから、食べさせるところは会議室の方がいいとか、調理室とは別な場所がいいとかあると思うのです。会議室では飲食できないという規定を調整する考えがあるのでしょうか。また、ほかに貸してくださる事業者とおっしゃったのは、民間事業者のことをおっしゃっているのですか。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) これは可能性の話でして、具体的にどこという形ではないのですけれども、そのようなことも視野に入れて、区で何かそのような場をつくるということではなく、地域の協力のもとにそのような場が生まれてくることを区として支えていきたいという考え方ですので、いろいろな形を模索していきたいと思っております。なお、東京都の
補助事業でもそうなっていますけれども、調理するところと食べるところが隣の建物であったとしてもそれは見なすという形になりますので、当然そのようないろいろなルールや基準を前提として工夫が可能かどうかも含めながら、一番見合った形を考えていきたいと思っています。
○委員(
清家あい君) 先ほどの質問は、いきいきプラザや
区民センターの会議室で飲食ができないルールを調整してくれるのか、あと、民間企業の社員食堂を借りて調理という可能性もあると思うのですけれども、その場合、
みなと保健所の問題が出てきます。その辺の調整に区が入ってくれるのでしょうかということです。区が、その辺はやってくださるという見解でよろしいですか。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) (仮称)
子どもの
孤食解消と
保護者支援連絡協議会には
みなと保健所も入っております。営業許可云々というお話になりますと、自分たちでつくったものを自分たちで食べるという概念、そのような場合は許可を必要としないという考え方もございます。この形が使い勝手がよ過ぎて、食中毒も含めた事故を招くようなことがあっては絶対にいけません。安全も兼ね備えたものとして、どのような形ができるか検討していく内容になっていくかと思います。
○委員(
清家あい君)
みなと保健所のルールのところも、今後話し合っていくということだと思います。
みなと保健所も(仮称)
子どもの
孤食解消と
保護者支援連絡協議会の一員であるので話し合っていくということですね。いきいきプラザや
区民センターの会議室のルールも区が入って調整してくださるということでよいですか。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) はっきりしない答弁で申しわけございませんでした。そのような課題について一つひとつクリアに向けた調整に入るということで、皆さんの理にかなったものになるよう調整していきます。
○委員(
清家あい君) ありがとうございます。もう一つは、本当に必要としている
子どもたちがアクセスできるような周知がすごく重要で課題だと聞いているのですけれども、周知に対する支援はどのような形で行っていこうと考えていますか。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) 周知はとても大事なところだと思っています。実は、
子どもの
孤食解消という表記にしたのも、例えば、
子ども食堂に行っている
子どもは貧困世帯の
子どもだというレッテルが張られることがあってはいけません。周知の仕方によって、地域の
子どもたちが地域で生き生きと笑顔で過ごせるような周知の仕方が必要かと思います。それは、区のツールを十二分に使って周知してまいりたいと思います。
○委員(
清家あい君) わかりました。お願いします。生活保護世帯への学習支援を区で行っていますけれども、このような
子どもたちに対しての食事の提供が必要だとずっと言われていると思います。現在、それはどのようになっているのでしょうか。
○
生活福祉調整課長・
芝地区総合支所生活福祉担当課長兼務(土井重典君) 現在、中学生及び高校生に行っている学習支援事業においては、クッキーや焼き菓子などを授業の合間に出しています。
○委員(
清家あい君) それについては、結構遅い時間にやっているのですよね。もちろん、そこで一緒にご飯も食べられて勉強もできる居場所になるような場所であることが望ましいと思うのですけれども、今後、
子ども食堂を入れていく、一緒にやっていくような考え方はあるのですか。
○
生活福祉調整課長・
芝地区総合支所生活福祉担当課長兼務(土井重典君) 現段階では、クッキーや焼き菓子のレベルを超えて食事を提供する計画はありません。現状、学習時間がいっぱいいっぱいでやっているところもあって、それ以上の定食のようなものを食べる時間の確保はなかなか難しいという状況があります。そのため、それ以上に広げることは考えておりません。
○委員(
清家あい君) わかりました。でも、そのようなニーズはないのですか。
子どもたちは勉強した後に家に帰ってご飯を食べるのですか。
○
生活福祉調整課長・
芝地区総合支所生活福祉担当課長兼務(土井重典君) 学習支援の前に食べる
子どももいれば、家に帰ってから食べる
子どももいて、学習支援が終わるのが午後8時なので、それから家に帰ってとなると確かに遅い時間に夕食を食べることになると思います。食事の提供のあり方については、今後検討していく余地はあるのかもしれませんが、現状で具体の案はありません。
○委員(
清家あい君) わかりました。それでは、学習支援に通っている
子どもたちは、孤食や食事に困っている状況ではないということですか。
○
生活福祉調整課長・
芝地区総合支所生活福祉担当課長兼務(土井重典君) 学習支援に来ている
お子さんについては、例えば、児童扶養手当や生活保護を受給している世帯ということでご案内しており、そこに孤食というキーワードをあてはめて呼んでいないので、来ている
お子さんが家庭に帰り午後8時以降に食べる夕食が孤食なのかどうかは把握しておりません。
○委員(
玉木まこと君) 前段のところでほかの区が宅食とかをやっていますということを触れていますが、港区は孤食の解消ということで、今回このような報告を受けていると思うのです。
孤食解消もすごく大事で、宅食というのは、そのような場に行くのがなかなかできなかったりする家庭の支援には有効なのかと思うのですけれども、先ほど、
生活福祉調整課長が
子ども食堂に行っている人は貧困だと外から見られてしまうのではないかと言っていましたとおり、
お子さんの心理として行きづらいと思ってしまう人もいるかもしれないし、周りの環境で行かせづらい家庭にとって宅食という支援は、本当に困っている方には有効だと思うのです。区として、宅食の必要性についての考え方は、(仮称)
子どもの
孤食解消と
保護者支援連絡協議会などでも検討されていくのかどうか教えてください。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) 今回の趣旨は、
子どものために地域で
子ども食堂の活動をされている方を支援していくという考え方でして、決して区が食堂をつくるということではないのが、今の考え方でございます。宅食というのは、さらに効果はあろうと思います。しかし、(仮称)
子どもの
孤食解消と
保護者支援連絡協議会で考えていくことは、地域の
子どものために進めているものを区として支援していく、どのような支えができるかを検討していくというものですので、これを宅食の方向にするということになると、また違うステージと言いますか次のステップになってくるのかと思っています。今回は、地域の活動について区が支援していくものでございます。
○委員(
玉木まこと君)
孤食解消で地域のつながりも増していくし、よい
取り組みだと思います。それに区が支援することもよいと思うのですけれども、より困った方を考えたときに、このような場に出づらい家庭がいるのか、いないのか、しっかり見きわめていく必要があると思います。宅食は、そのような家庭への支援に有効性があると思うので、そのような必要性があるかどうかは、引き続き検討していただきたいと思います。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) そのような部分も検討してまいりたいと思います。
○委員(
玉木まこと君) あと、
孤食解消という言い方についてですが、
子ども食堂が何となく貧困とつながってしまうのと近いようなところがあるのですけれども、
孤食解消というよりは、みんなでわいわい食べるとか、そのようなポジティブワードに置きかえて、表に出る段階では表現できた方がいいのかなと思います。みんなで食べるご飯という方が、雰囲気がプラスに向くと思います。行政として、
孤食解消というのはもちろん大事なミッションだと思うのですけれども、(仮称)
子どもの
孤食解消と
保護者支援連絡協議会という名前がばんと外に出ることはないとは思うのですけれども、広報という段階になったときには、
孤食解消しませんかと
保護者に言っても、うーんと思ってしまうので、その辺は工夫していただければと思います。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) ネーミングはとても大事だと思いますので、何か考えていきたいと思います。
○委員(
玉木まこと君) あと、先ほど
清家委員から調理場の確保が大変で、結局場所を確保することがなかなか難しいのではないかという話があって、そこもすごく気になっています。
孤食解消だけを考えた場合、調理する場がないけれども、みんなが食べる場ができたら、それはそれでよいのかなと思います。調理ができた方がよりコミュニティが深まっていくと思うのですけれども、どこかから温かいお弁当のようなものを手配して、みんなで食べるような場でも、少しは
孤食解消につながっていくのかなと思います。定義として、そのようなことも含まれるのか検討の余地があるのでしょうか。もしくは、東京都はそのようなことは認めていないのでしょうか。その辺で、もし知っていることがあれば教えてください。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) 東京都の事業の中では少し条件がありまして、買ってきたものをそのまま食べることは事業の対象にはならないのですけれども、形としてはいろいろあってよいかと思います。
○委員(
玉木まこと君) 民間事業者で、このようなことを応援したいけれども場所がないとか、いろいろなケースがあると思います。東京都だとなかなかできないけれども、区だったら柔軟にできるということも検討していただけたらと思います。もちろん相手がいることだと思いますので、応援したい企業は港区にはたくさんあると思うので、そのようなものをうまく生かしていただければと思います。
孤食解消、みんなでわいわい食べる楽しさといったところで、理想に基づいて何かできることを考えていただければと思います。よろしくお願いします。
○委員(
風見利男君) 現在、2カ所でやっていると。港区立麻布いきいきプラザと港区立赤坂いきいきプラザでつくられているということですが、どこで食べているのですか。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) 調理室でつくって調理室で食べています。隣の部屋で学習支援などを行っています。
○委員(
風見利男君) 港区立青山いきいきプラザの調理室しか知らないのですけれども、10人以上の
子どもが、そこの調理室でつくって食事をするというと大変ですよね。調理室でつくったけれども、隣にある会議室を使って食べるという仕組みがあってよいと思うのですよね。だから、区がこのような形で事業を始める以上、
利用者がもっと増えることを想定しないといけませんよね。調理室で食べるということでは、いきいきプラザを使ってそば打ち教室とかやっていますよね。そのような仲間同士でやる分にはよいのでしょうけれども、
孤食解消ということでやるのであれば、区が取り組む事業なわけですから、
清家委員も言っていたとおり会議室や敬老室を使ったりというパターンをつくっていく必要があると思います。その辺はどうでしょうか。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) 区が
子ども食堂を運営するわけではなく事業者の進めていることを支援するわけですけれども、いろいろなパターンはあろうかと思います。また、みんなでつくってみんなで食べるといったことがスタンスとなりますので、食べる場所の工夫は可能性としてありますけれども、それは
運営者とお話をしながら、そこが決めていくものと考えていまして、区としては支援していくという形でいきたいと思います。
○委員(
風見利男君) いきいきプラザで調理室があるところは8カ所、
区民センターでは2カ所ということでしたが、ここが中心になるのは当然だと思うのです。一番利用しやすいわけですから。そうであれば、調理室で食事をつくってもいいでしょうけれども、敬老室などを使って食べるという仕組みを区としてもきちんと提供していく姿勢がなければ広がらないと思うのです。民間企業の食堂を使ってくださいという企業も出てくるでしょうけれども、なかなか今すぐ進むとは思えません。いきいきプラザで食事してはいけないと基本的にはなっていますけれども、いきいきプラザを常時使っている人たちが忘年会をやるときにお弁当を持ってきて食べたりということは許しているわけですよね。敬老室は夕方で閉じますから、利用しやすいわけです。ですから、区として率先して施設を提供していくと。(仮称)
子どもの
孤食解消と
保護者支援連絡協議会ができるわけですから、そこに提案して施設の提供をやっていくことも当然必要だと思うのですけれども、いかがですか。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) 区としてどのような形の支援ができるか、(仮称)
子どもの
孤食解消と
保護者支援連絡協議会でも議題として検討してまいりたいと思います。
○委員(
風見利男君) ぜひ、お願いします。
先ほど、
子ども家庭課長は
子どもだけで夕食を食べる場合が多いが約12%とおっしゃいましたけれども、これは全体ですよね。小学生は6.8%、中学生は20.9%、高校生以上は21.8%なのです。約12%と言うと、10人に1人ぐらいだけれども、中学生になるともっと増えるわけです。ですから、このような事業をきちんとやることは非常に大事になってくると思うのです。実際、2団体がやっていらっしゃって、1団体が東京都の補助金を受けているようですけれども、それで本当に足りるのかどうかといった意見は聞いたことはありますか。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) 最近は、いろいろな食材のご提供などの支援を受けられていてありがたいということで、お金以外の支援がある中で
子どもたちに喜んでもらっていると聞いております。
○委員(
風見利男君) 補助金をもらわなくても頑張ってやりますよという団体もあるようですから、それはそれでよいわけですけれども、実際に運営しているところの声をよく聞いて、運営している中で、人と場所とボランティアという話がありましたけれども、それ以外に食材や経費ということも当然あり得るわけですから、その辺の調査もしていただきたいと思います。東京都の事業を区を通じてやるわけで、上限金額も変わらないで本当によいのかどうか、関係者の意見も聞いていただいて改善に向かって努力するということで取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○
子ども家庭課長(
佐藤博史君) 実態を踏まえた補助内容となるよう見直し、検討を行っていきたいと思います。
○
委員長(ゆうきくみこ君) ほかに、ご
質問等ございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(ゆうきくみこ君) ほかに質問がなければ、
報告事項(2)「
子どもの
孤食解消と
保護者支援について」の報告は、これをもって終了いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(ゆうきくみこ君) それでは、
審議事項に入ります。
審議事項(1)「請願29第2号
コンビプラザ品川保育園における
継続運営に関する請願」を議題といたします。
本請願について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(ゆうきくみこ君) 次に、
審議事項(2)「請願29第11号
保育所職員に対しての
処遇改善を求める請願」を議題といたします。
本請願について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(ゆうきくみこ君) 次に、
審議事項(3)「請願30第4号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備を求める請願」を議題といたします。
本請願について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(ゆうきくみこ君) 次に、
審議事項(4)「請願30第5号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する
公的支援を求める請願」を議題といたします。
本請願について、何かございますでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本請願につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(ゆうきくみこ君) 次に、
審議事項(5)「発案27第10号
保健福祉行政の調査について」を議題といたします。
私の方からお尋ねします。国から、風しんの方向性について示されたのですけれども、それに対して区は今後どのようにしていくのか教えてください。
○
保健予防課長(長嶺路子君) 関東地方を中心に全国へと広がりつつある風しんの流行を受けまして、国は12月13日に新たな対策、風しんに関する追加的対策を示しました。その内容は、現在実施している抗体検査と、その結果が陰性だった方の予防接種費用の助成において、39歳から57歳の男性を対象とすること。また、予防接種については予防接種法に基づく定期接種とすることでございます。さらに、抗体検査の実施については、新たに特定健康診査や企業健康診査などの機会も活用して受診できるようにすることなど、検査や予防接種を受けやすくする体制づくりを求めることとしております。詳細な点については現段階では不確定なため、区は、今後も国からの情報を迅速に把握しながら実施に向けて準備を進めてまいります。
○
委員長(ゆうきくみこ君) ほかに、何かございますでしょうか。
○委員(
風見利男君) 国の方向は新聞やテレビで報道されているのでわかっているわけですけれども、定期接種になると全額区の負担となるわけですね。
○
保健予防課長(長嶺路子君) 基本的にはそうです。
○委員(
風見利男君) 動きとしては来年度になると思うのですけれども、当然予算との関係がありますよね。それまで区は待っているのですか。国の動向を見るのはよいわけですけれども、区独自の施策として現在行っているものを改善するという検討はされていないのですか。
○
保健予防課長(長嶺路子君) それについては、さまざまな
関係機関と調整していきたいと思います。
○委員(
風見利男君) 港区の合計特殊出生率は、23区内でも高いわけで、風しんにかかっている方も多いのです。企業もたくさんあるし、外国籍の方もたくさん旅行に来たりしています。
みなと保健所に通告があった件数は、全国で比較しても多いわけですね。ですから、区が率先してやるべきだと私は前々から言っていますけれども、港区医師会などとの調整があるので、すぐあしたからとはなかなかいかないのでしょうけれども、ぜひ急いでいただきたいと思います。国の動きを待っているだけではなくて、港区で生まれる
子どもが先天性風しん症候群になっては本当に困るわけですから、それを防ぐ立場からお願いしておきたいと思います。
○
委員長(ゆうきくみこ君) そのほかに、ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○
委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。
────────────────────────────────────────
○
委員長(ゆうきくみこ君) その他、何かございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。
午後 2時31分 閉会...