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平成30年12月20日交通・環境等対策特別委員会-12月20日
平成30年12月20日東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会−12月20日

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  1. 港区議会 2018-12-20
    平成30年12月20日東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会−12月20日


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    平成30年12月20日東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会−12月20日平成30年12月20日東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会  東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会記録(平成30年第11号) 日  時  平成30年12月20日(木) 午後1時30分開会 場  所  第1委員会室出席委員(11名)  委 員 長  鈴 木 たかや  副委員長  風 見 利 男  委  員  玉 木 まこと       山野井 つよし        丸山 たかのり       小 倉 りえこ        横 尾 俊 成       やなざわ 亜紀        阿 部 浩 子       近 藤 まさ子        うかい 雅 彦 〇欠席委員   な し
    出席説明員  副区長                          田 中 秀 司  高輪地区総合支所長街づくり支援部長兼務         野 澤 靖 弘  芝浦港南地区総合支所長・産業・地域振興支援部長兼務    星 川 邦 昭  国際化・文化芸術担当課長                 大久保 明 子  観光政策担当課長  冨 永  純  障害者福祉課長                      横 尾 恵理子  都市計画課長                       冨 田 慎 二  企画経営部長                       浦 田 幹 男  企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務  野 上  宏  教育推進部長                       新 宮 弘 章  生涯学習スポーツ振興課長                 木 下 典 子  教育指導課長                       松 田 芳 明 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) MINATOシティハーフマラソン2018の開催結果について  2 審議事項   (1) 発 案27第16号 東京オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた諸対策について                                  (27.6.26付託)                 午後 1時30分 開会 ○委員長鈴木たかや君) ただいまから、東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、玉木委員山野井委員にお願いいたします。  本日、芝浦港南地区総合支所大浦協働推進課長佐藤土木課長大屋地域交通課長新井環境リサイクル支援部長茂木環境課長大久保地球温暖化対策担当課長及び加茂みなリサイクル清掃事務所長は、交通・環境等対策特別委員会に出席するため、委員会を欠席する旨、連絡がありましたので、ご了承ください。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) それでは、報告事項に入ります。報告事項(1)「MINATOシティハーフマラソン2018の開催結果について」、理事者の説明をお願いいたします。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) それでは、報告事項(1)「MINATOシティハーフマラソン2018の開催結果について」、ご報告させていただきます。  12月2日日曜日に開催いたしましたMINATOシティハーフマラソン2018におきましては、区議会議員の皆様も早朝から、スタッフジャンパーを着ていただきまして、スタートセレモニー、表彰式にお立ち合いいただきました。どうもありがとうございました。今回は、おおむねデータが出そろいましたので、こちらをご報告させていただくものでございます。  天候は曇りで、気温はランナーにとってはちょうどいい気温だったと聞いておりますが、ボランティアの方、沿道の皆様には少し肌寒い日でございました。  参加者数ですが、申込者数は、ハーフマラソンは当初5,322人いらっしゃいました。当日、出走者数が4,698名、完走者数が4,328名ということで、完走率は92.1%でした。2時間30分のハーフマラソンの規制の中では、この完走率は妥当で、3時間の規制であれば96%ぐらいは行くのではないかというのが通常だそうでございます。  そして、ファンランにつきましては、申込者数578名でしたが、ハーフマラソンと違いましてチップでの計測ではございませんので、当日の実出走者数は未把握になっております。578人のお申込みと、111人の伴走者の方で、これが全員ご参加いただいていたとすれば、689人の方がファンランを楽しんでいただいたということになります。  収容関門対応者数は、ごらんのとおりでございます。残念ながら261名の方がゴールに達することができませんでした。完走者数収容関門での対応者数の合計が出走者数に109人合わないのは、何らかの事情で、関門と関門の間のところでご辞退されたのではないかと推察しております。  2ページをごらんください。医療救護所等対応者数ということで、当日は8カ所の医療救護所を設置いたしまして、ランナー、沿道の方の安全・安心を確保するという対策を講じてまいりました。当日は39人の方が医療救護所に訪れ、その中には重症者、またAEDの使用はございませんでした。しかし、ゴール付近、あるいはゴールをされた後に脱水症状を起こされた方が2人いらっしゃいまして、民間救急車東京慈恵会医科大学附属病院にお送りし、治療を受けていただいた後に無事帰宅されたというところまで確認しております。  次に、表彰、ハーフマラソンの部の総合でございます。こちらはスタートの合図が鳴ったとき、つまりAブロックスタートの合図が鳴ったときからゴールするまでのグロスタイムの順位で、陸連登録者の部、一般登録の部の男子、女子で計12名の方を表彰させていただいております。  3ページをごらんください。こちらはハーフマラソンの部の男女別のネットタイムでございまして、チップを持ったランナーの方が、スタートラインの計測器を超えてからゴール計測器を超えるまで、まさにスタートからゴールまでのネットタイムになります。こちらのタイム順に、男子、女子ともに30歳未満、30歳代から6つの区分の年代別表彰をさせていただいております。こちらは4ページまで続いておりまして、ゴシック体で記載させていただいている表彰者につきましては、港区民の枠で走られた方となっております。  最後に、大会当日の入電件数でございます。こちらは大会本部に電話があった数を記載しておりますが、当日は34件でございました。34件でおさまっている理由としまして、コース、沿道、または会場で受け付けた問い合わせ、苦情の数が全てのブロックで775件ございました。このような現場での対応が、本部への連絡の少なさにあらわれているということで、今回、1,000名以上のボランティアの方、それから区の職員も300人を動員しまして現場対応をした結果、このような本部に対するクレーム等については少なくなっております。また、沿道での775件につきましても、丁寧に対応させていただきましたが、個々には課題が残っていると感じておりますので、今後、総括いたしまして、次回以降に向けて、さらによくなるように検討を進めてまいります。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長鈴木たかや君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。 ○委員(阿部浩子君) MINATOシティハーフマラソン2018はすばらしい大会だったと思っています。私も走らせていただいて、私は途中の14.2キロメートルの関門で、1分間に合わずに完走できなかったのですが、来年は完走したいなと思っています。区民の皆さんも一緒に応援してくださって、すばらしい大会だったと思います。また、中学生の方々がお水を配ってくれたり、スポーツドリンクを配ってくれたりなど、ボランティアに参加されたということがすごく印象に残って、本当にいいイベントだったと思っています。  幾つかお聞きしたいのですけれども、775件の苦情があったということなのですが、具体的にどのようなものなのか、多いものを挙げていただければと思います。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 775件の大半は、道を渡れないということと、ボランティアに案内していただいても、目の前に目的地が見えているにもかかわらず、左へ、右へと大きく迂回させられるということに対しての苦情が多い状況でした。基本的には、皆さん、やはり案内がわかりづらいなどということで、ほぼ通行にお困りになった方が775件という状況でございます。 ○委員(阿部浩子君) これから総括されるということですけれども、気がついたことがあったのでお聞きします。まず、スタート地点ゴール地点が離れていて、ゴール東京タワーでしたけれども、完走した方が、荷物を預けているところまで戻るのに、非常に寒くて大変だったという話が出ています。東京タワーから増上寺のところまでの移動が大変で、また、ギャラリーの方も本当に多くて、ランナーの方が、そこまで着替えにたどり着くまでがすごく大変だったということを聞いています。  横尾委員から、大阪マラソンも冬場のマラソン大会なのですけれども、ゴールイベントホールになっていて、走り終わってからそのホールの一角で着替えられるというお話を聞きました。例えば、みなとパーク芝浦などがゴール地点になったとすると、そこで着替えもできるし、スタートもそこであれば荷物も預けることができるということで、ランナーの方に優しいのではないかと思います。  それと、走っている立場から私が気がついたことなのですけれども、走っていて、関門の設定時間まであと何分あるのかがわからないのです。最初の関門の新一の橋では、残り3分ですよなどと言っていたのですけども、それがほかのところではなかったと思います。  あと、今何キロメートル地点を走っているのかがわからないということがありました。私は、手に第1関門は何時と書いて、見ながら走っていたのですけれども、今走っているところが何キロメートルということが、来年度以降はわかるようにしていただきたいと思っています。  2時間半の制限時間の中で、92%の方が完走されたということなのですけれども、できればこの中に入りたかったなと思うのですが、私は最後のブロックスタートしたので、最初の関門の新一の橋まですごく急がなければ、1キロ6分何秒などで走らなければいけませんでした。スタートするまでにすごく時間がかかるので、やはり時間の割り振りというか、制限時間を2時間半にするのであれば、最初の関門の時間をもう少し延ばしてもらうなど考えていただきたいと思います。  次回は、本当に多くの方々が完走できるような取り組みにしていただければと思います。12月2日は本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 順次、お答えさせていただきます。  ゴール後に寒くて大変だったというご意見は、ランナー皆さんからもお聞きしております。どこまで会場でカバーができるのか、それとも、例えばゴール後にタオルをお渡しするか、防寒の対策をするか、その辺について、5,000人規模の大会ですので、いろいろと会場探しなどもありますけれども、ソフト・ハードの両面から検討してまいりたいと考えております。  次に、次の関門までのアナウンスについても、また工夫させていただきます。距離表示に関しては、プラカードを距離、距離で置いていたのですけれども、見えづらかったというご意見もございますので、表示についても工夫してまいります。  最後に、2時間半の制限時間も、何とか警察との協議でもう少し広げていきたいということ、それから、第1関門をもう少し緩くして、もう少し走っていただくということ。また、最後の関門の時間は11時2分だけども大会は11時9分でシャットアウトしてしまうということであるならば、最初と最後の関門の時間をもう少し工夫するなど、途中で棄権される方であってもより長く楽しめるように、工夫していきたいと考えております。 ○委員(小倉りえこ君) 参加の申込者数出走者のところである程度の人数の開きがあって、申し込みはしたけれども実際に当日来ない人も一定数いるということだったと思うのですが、5,000人前後で走るといったところで、600人ぐらいが来なかったと。実際に走られたのが5,000人に当然満たないわけですけれども、今後、そういった数もある程度見越して、枠を増やしたりする予定なのでしょうか。  あと、4ページの、問い合わせのところなのですけれども、沿道などで対応されたケースは、道を渡れないということがほとんどだったということですが、この入電の件数の10件の苦情の方が、どちらかと言うと肝ではないかなと思っています。内容がどのようなものか教えていただければと思います。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 出走者数は、2割程度は申込者数から欠けるというのが通説です。警視庁との間で5,000人というお約束の中で、可能な限りということで、5,500人ぐらいは見ていこうではないかと思っていました。今回、実績がこのように出ましたので、なるべくキャンセルがないようにということも今後工夫しながら、数については、もう少しゆとりを持ってお申し込みを受け付けられるか、または、そもそもの数をどれぐらい広げていけるか、今後、警視庁と十分協議していきたいと考えております。  本部に入った10件の問い合わせにつきましては、車で来た方からの問い合わせ、苦情がありました。車をとめて、車窓から文句を言った方もいらっしゃるかもしれませんけれども、大分迂回させられた、どのようなことだという苦情や、また、目の前にいる人ではなく、やはり電話で申し上げたいという方もいらっしゃいましたので、今回のお問い合わせ、苦情の種類としては、基本的に同様で、行き先に着けなくて困ったということが大所を占めておりました。 ○委員(玉木まこと君) これも交通関係の苦情なのですけれども、タクシー運転手の方から、渋滞がひどかったというお話をお聞きしました。品川駅から有楽町駅に行くお客さんだったそうなので、コースと重なってしまったのだと思うのですけれども、途中でメーターをとめたということでした。タクシー運転手の方も、そこまで混むと思わなかったとおっしゃっていたので、どれぐらい渋滞が起きていたのかというのは、区として把握できるものなのでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 区として確実に把握し、現認しているのが、赤羽橋交差点大分渋滞をしました。ただ、広域迂回、品川駅方面から入ってくる車、それから丸の内方面から入ってくる車の広域の迂回に関してはかなり効いたようで、外から入ってくる車はありませんでした。ただ、広域迂回で札の辻の交差点の方に入り込む車は少なかったのですけれども、かなり手前で三田の方に入って来られた方が、結果、赤羽橋の方に来られて、そこで大分渋滞したと。赤羽橋に来られた場合に、東京タワー方面にはもう走っていけないので、Uターンして、また麻布十番の方に抜けていくご案内をしたところ、やはりUターンして戻ってくる車が混んでいる。また、東京プリンスホテルに入る車が入れずに混んでいるというような状態が生じておりました。  それ以外の部分では、各警察署からは渋滞のご報告は特段入っておりませんけれども、今後、交通管制に入っている情報も開示していただきながら、どのような交通に影響があったかは精査していきたいと考えております。 ○委員(玉木まこと君) 交通規制のことは、ポスティングなどいろいろやっていただいていたと思うのですけれども、それでも当日、そのようなことがあったのだと思います。今回で、渋滞についてどのようなところがネックになるかがわかってきたと思うので、次回以降はそのような渋滞のアナウンスと言うか、どこが渋滞のポイントになるかなどの周知をしていただければと思います。 ○委員(横尾俊成君) 今回、すごく皆さんご努力されて、ようやくできたということですごく感謝しております。今、交通規制の話もあったのですけれども、私は当日、昼御飯を大門のお店で食べたのです。そこの店長の方に聞いたら、「交通規制は嫌だなと思っていたのだけれども、実際にはお客さんがびっくりするぐらい来て、すごく繁盛してとてもうれしい、ありがとうございます」と言っていまして、そのような効果もあるのだなと思いました。次回に向けては、例えばお店の案内やクーポン、港区の情報などをもう少し案内できると、より港区を知ってもらうきっかけになるのかなと。観光分野とも連携しながらできるといいかなと思いました。  コースに関しては、レインボーブリッジを渡りたかったのですけれども、そのようなところも含めて、ぜひ赤坂・青山地域も含めて広げられるように、また警察とも調整していただきたいと思っています。  大会は一応チャリティーという位置づけだったのですけれども、チャリティーの感じがあまり伝わってきませんでした。ほかの大きなマラソン大会ですと、NPOに寄附ができて、そのNPOの人たちが沿道で応援してくれて、ありがとうなどと言って走り抜けるというようなところがあったりします。そのような寄附をしている実感がもう少し持てるような工夫が必要かなと思うのですけれども、その点に関してはいかがですか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 今回、チャリティーマラソンという位置づけで、大会当日に会場内に募金箱を設置させていただきました。しかしながら、集まった募金の総額は4,995円でした。これはひとえに、我々の告知不足周知不足であったと思います。今回寄せられた4,995円につきましては、港区社会福祉協議会に寄附させていただくのですけれども、次回以降は、今、横尾委員おっしゃられたように、チャリティーの寄附先を増やして、さらに寄附総額も増やしていかなければいけない、両方、充実させなければいけないと考えております。第2回の大会に向けまして、もう少しチャリティーにしっかり重きを置いた取り組みができるように、そこも工夫してまいります。 ○委員(丸山たかのり君) 私は夫婦でファンランに参加させていただきました。私の予想に反して仮装して走る方が少なくて、子連れの方が大変多くて、それはそれで本当にほほえましいマラソンですごくよかったのかなと思っています。また、沿道からも非常に温かい声援を送っていただきまして、会場に応援に来られている方々も結構いらっしゃるなという印象でした。今回、ステージやキッチンカーを用意したりなど、いろいろ工夫されたと思うのですけれども、なかなか全体の総数がわからないかもしれませんが、来場にされた方がどのぐらいの規模だったのかはわかりますか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 正式な計測はしておりませんが、会場の規模、面積と、今回が初めてだということを加味しまして、保険契約上は1万人ということで、1万人規模ではなかっただろうかということを考えております。ただ、沿道の応援の人の数などを入れた場合、マラソン大会としてどのような参加者数というのを計測していいのか、こちらは今回、そこまで手が回らなかったということもありまして、次回以降は、会場内に何人、沿道に何人という計測の仕方も学んでいきたいと考えております。 ○委員(丸山たかのり君) わかりました。  今回のハーフマラソンの予算的な部分では、協賛企業からの協賛金がすごく大きな部分を占めたと思うのですけれども、その協賛企業から、今回の大会の結果、内容に関して、何か意見や苦情のようなものなどはあったのでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 当日、会場には28社の協賛金を出していただいた協賛企業のブースが出ていました。そのブースを出してくださった皆様からは、非常に好評をいただいています。205社の方から1億1,688万円の協賛金をいただいたわけですけれども、その中でとりわけ苦情といったものは、現在ございません。今後、機会がありましたら、各企業の皆様に評価をいただくような働きかけもしていきたいと考えております。 ○委員(丸山たかのり君) わかりました。今後は、港区版ふるさと納税分も合わせて、協賛企業の割合ももう少し減るのかもしれませんけれども、そのような動きも出るのか、またしっかりと、あれば何か反映していただいて、次回もよいものにしていただきたいと思います。  最後に、私も、苦情ではないのですけれども、むしろこのようにした方がいいというような意見をさまざまいただいています。GPSで走っているランナーの位置などはわかるのですけれども、沿道に来ている人がそれを見るすべがなかったので、例えば、沿道にモニターのようなものを設置していただくなど、その場で中継してくれるといいなというご意見はいただいています。  質問は、来年に向けてのスケジュールを、現状でわかっている範囲で教えていただければと思います。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 中継については、ケーブルテレビジェイコムをテレビで見ていただくほかに、「ど・ろーかる」というスマートフォンのアプリを落としていただくと、生中継が見られるという仕掛けにはしていたのですけれども、告知・周知が足りず、今、丸山委員がご紹介された皆様のお話になったと思います。そことあわせて、ライブ感といったものも効果的に活用しながら、見せられる大会にもしていきたいと考えております。  また、次回のスケジュールにつきまして、我々も定例的に実施していきたいという思いはあるのですけれども、来年が改元の年ということで、皇室行事が多々あると思います。皇室行事がありますと、警察全体の警備がかなりそちらの方にかかることから、地域の行事については、警察でも、行事によってはできる、できないというのがあって、場合によっては時期もずらされてしまう可能性もあると聞いております。また、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会が近づいているということもありまして、事務方としては、いつできるのか、行わないのではなくて実施する方向で関係方面と調整しまして、仮にここならば大丈夫だというお話をいただいた時点で、ご報告、ご説明ができるように進めていきたいと考えております。 ○委員(うかい雅彦君) お疲れさまでした。私も、マラソン大会が行われると決まった当初は、お台場をスタートして、レインボーブリッジを渡ったらいいのではないかという話をしていたのですけれども、コースの設定についても大変なご苦労があったということで、本当にありがとうございました。  1つご提案です。区では撮っていないと思うのですけれども、ジェイコムが撮影してくれた動画や画像をぜひ組み合わせていただいて、MINATOシティハーフマラソン2018のDVDをつくっていただきたいと。新年あいさつ交歓会には間に合わないかもしれないですけれども、例えば、新橋SL広場のデジタルサイネージのところで流していただくと、再来年の東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けてのムードの盛り上げにもなりますし、第1回のMINATOシティハーフマラソンが行われたことをいろいろな方々に周知していくのには、非常に効果があるのではないかと思うのですね。そうすると、次回実施したときの苦情も少し減るのではないかと思います。第1回ということで、やはり認知されていないという部分が、苦情の中で大きかったと思うのです。ぜひそのようなものをつくっていただいて、盛り上げていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 先日、港区マラソン実行委員会総会を開きまして、その際に、ジェイコムに4分半ほどでまとめてつくっていただいた動画を実行委員の皆さんに見ていただきました。そのようなまとめた映像を用意していただいていますし、4分半でないバージョンも今後編集していただけると思います。今、うかい委員からご意見がありましたように、さまざまなところでご提供できる、あるいはご披露できるように、ジェイコムとも相談させていただきまして、広めていきたいと思います。 ○委員(近藤まさ子君) 走り終わった方々にこのような完走証というものを出していて、3種類のバージョンがあって、しかも走っている姿の写真入りで完走証ができ上がるということでした。これはすごくすばらしい企画だなと思って、感激していた人もいる一方で、新宿シティハーフマラソンでは、チップをかざすとその場で記録証、完走証のようなものがもらえるとのことで、できれば走り終わってすぐ、その場で記録証、完走証をいただきたかったという人もいたのです。その辺の完走証の考え方というか、検討の余地があるかどうかを聞かせてください。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 都心で開かれるマラソン大会なので、スムーズな運営をということで、駅から降りて荷物がない方はそのままスタート地点に行って、走られて、そのままご自宅に帰宅されるというスムーズさにトライしてみました。走り終わった後に完走証をいただくために大分長い列をなしている大会もあると聞いていまして、そのようにストップがないようにということでやってきたのですけれども、今、近藤委員からもお話がありましたように、逆にそうではないご要望もあることは承知しております。今後は、スムーズさを優先する方、当日完走証がどうしても欲しいというようなお声に応えられるように、会場のレイアウトも含めて検討させていただきまして、よりよい大会にしていきたいと考えております。 ○委員(近藤まさ子君) それから、第1回にしてはすばらしいできだったというお声を結構いただいています。給水所も多かった、ボランティアが多くてすばらしかった、スムーズだったというご意見もいただきました。今後、ボランティアで参加された方々のつなぎと言いますか、東京2020大会に向けて、今回ボランティアでかかわってくださった方々の意識づけのような、もっと東京2020大会に向けて盛り上げる仕組みはできるのでしょうか。あと、ボランティアで参加してくださった方々の感想ではどのようなものがあったか教えてください。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 東京2020大会に向けてということにつきましては、今、都市ボランティアというものを募集しております。なかなか都市ボランティアの集まりが悪いと聞いておりますけれども、港区推薦枠というもので、都内の市町村に対して150人ぐらいの枠があります。今回の大会でかかわってくださったボランティアの方に対しましては、その推薦枠のご案内をさせていただいております。そのような形で、一般の公募よりも入りやすいであろう推薦枠を活用して、東京2020大会につながっていただきたいというのがまず1点目です。  あと、さまざまな団体の皆様にボランティアに出ていただきましたので、今後は、このつながりを絶やすことなく、さまざまな機会を通じて東京2020大会、あるいはMINATOシティハーフマラソンの情報を常時ご提供するなりして、それぞれの強みを生かしたボランティアのさらなる機会の増加や、スキルアップの機会をご提供していきたいと考えております。  ボランティアの方々の当日のご意見というのは、今まさにアンケート調査をしているところです。まとまりましたら、また何かの形で委員の皆様にご報告させていただきたいと思います。当日いらっしゃったボランティア皆さんからは、寒い、きついというお話は聞いていますが、それ以外のご意見がたくさん寄せられるものと思っておりますので、まとまりましたらご報告させていただきます。 ○委員(近藤まさ子君) それから、障がい者の皆様にもファンランのお声かけして、障がいのある方が参加して、とても満足したというお声をいただきました。特に障がい者団体の方々からご意見、ご要望というのはないかもしれませんけれども、とてもよかった、堂々と走れてとても本人も喜んでいたというお声も聞きましたので、ここで伝えさせていただきます。ありがとうございました。 ○副委員長(風見利男君) 第1関門から第5関門までの時間設定というのは、大会の終わりの時間があるのでこのような設定になったと思うのですけれども、私のところに苦情、意見が来たのは、スタートが一緒ではないわけですよね。ですから、この第1関門の9時10分というのは、何を基準に設定したのでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 9時10分については、Dブロック、最後のブロックスタート時間を基準に考えています。AブロックとDブロックは9分差があるのですけれども、さらに最も持ちタイムが遅い方にとってみれば、Dブロックの1,000人ぐらいいる中の一番後ろの方とDブロックの最初の方の差がまたあるのではないかと考えています。今回はDブロックスタート時間を基準にしていますが、次回以降は、場合によってはDブロックの一番後ろの方を基準に関門の時間を設定すると、先ほどの阿部委員のお話と同じになりますけれども、もう少し参加しやすく、せめて第2関門までの道が広がるのではないかとは思っています。 ○副委員長(風見利男君) 全体の時間の枠がもっと広がれば一番いいわけですけれども、やはり先頭と最後との時間差をまずきちんと考えることが非常に大事だと思うのです。最初の走り出しはなかなかペースがつかめないわけで、やはりペースが乗った後の関門とは大分違うと思うので、その辺をぜひ工夫していただいて、参加者の感想などもぜひ生かしてやっていただきたいと思います。  あと、この収容という言葉は、どうもあまりスポーツにふさわしくないのではないかと思うので、この辺の表記の仕方はぜひ検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務野上宏君) 今回、公益財団法人日本陸上競技連盟の監修を受けて、いろいろと規則等を決めてまいりました。今の風見副委員長のご意見につきましては、これは大体、日本全国この名称ですので、もしかしたら初めての名称になるかもしれませんけれども、そのようなことが可能かどうか、今後、日本陸上競技連盟の方ともご相談させていただきたいと思います。 ○副委員長(風見利男君) 収容と言うと、言葉の印象として、悪いことをしてつかまるというイメージではないですか。それが本当に日本語として正確なのかどうかはわかりませんけれども、一生懸命走ったのに若干時間におくれたというだけで収容されてしまうというのは、余りいい言葉ではないと思います。ぜひ工夫していただいて、港区ならではの言葉をつくって、これを全国に発信していくということもいいと思うので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 ○委員長鈴木たかや君) ほかに質問はございませんか。なければ、私から1つだけ。  先ほど出ていた、ゴールしてから着替えまでのところが遠いから寒くなったというような声がありましたが、イベントを盛り上げるということからも、やはりゴール地点はすごく盛り上がるところではないかと思うのです。私はずっとゴール地点のところにいたのですけれども、有名な女性のランナーの方が横にいて盛り上げてくださっていて、あと何分だったら間に合うよと、ずっとランナーの方にタイムを言ってくださっていたのですね。それを聞いて元気になって走って帰ってくる人がいるのを見ていて、表彰する場所ともっともっと近ければ人もたくさんいたのかと思いました。コースを設定するときに、いかにしてゴールを最後に盛り上げるかということをぜひ検討していただきたいと思いました。よろしくお願いいたします。  ほかにご質問等はございませんでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) ほかになければ、報告事項(1)「MINATOシティハーフマラソン2018の開催結果について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「発案27第16号 東京オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた諸対策について」を議題といたします。  本発案について、何かございますでしょうか。
                    (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) そのほかに、何かございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) ほかになければ、本日の委員会を閉会いたします。                 午後 2時07分 閉会...