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平成30年12月5日保健福祉常任委員会-12月05日
平成30年12月5日建設常任委員会−12月05日

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  1. 港区議会 2018-12-05
    平成30年12月5日保健福祉常任委員会-12月05日


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    平成30年12月5日保健福祉常任委員会-12月05日平成30年12月5日保健福祉常任委員会  保健福祉常任委員会記録(平成30年第30号) 日  時  平成30年12月5日(水) 午後1時00分開会 場  所  第1委員会室出席委員(8名)  委 員 長  ゆうき くみこ  副委員長  近 藤 まさ子  委  員  玉 木 まこと       清 家 あ い        土 屋  準        杉 浦 のりお        風 見 利 男       清 原 和 幸 〇欠席委員   な し 〇出席説明員  麻布地区総合支所長子ども家庭支援部長兼務          有 賀 謙 二
     麻布地区総合支所総合支所長麻布地区総合支所管理課長兼務  上 村  隆  赤坂地区総合支所長保健福祉支援部長兼務           森   信 二  保健福祉課長                         西 田 京 子  福祉施設整備担当課長                  小 笹 美由紀  高齢者支援課長                        山 本 睦 美  介護保険課長                      大 原 裕美子  障害者福祉課長                        横 尾 恵理子  生活福祉調整課長芝地区総合支所生活福祉担当課長兼務  土 井 重 典  国保年金課長                         鳥 居 誠 之  福祉施設整備担当部長                     佐 藤 雅 志  みなと保健所長                        阿 部 敦 子  生活衛生課長                         村 山 正 一  保健予防課長                      長 嶺 路 子  健康推進課長                         近 藤 裕 子  子ども家庭課長                        佐 藤 博 史  保育児童施設計画担当課長               西 川 杉 菜  児童相談所設置準備担当課長                  保 志 幸 子  保育課長                        山 越 恒 慶  子ども家庭支援センター所長                  中 島 由美子 〇会議に付した事件  1 審議事項   (1) 議 案 第110号 指定管理者の指定について(港区立元麻布保育園)                                 (30.11.30付託)   (2) 請 願29第 2号 コンビプラザ品川保育園における継続運営に関する請願                                   (29.6.8付託)   (3) 請 願29第 11号 保育所職員に対しての処遇改善を求める請願                                 (29.11.30付託)   (4) 請 願30第 4号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備を求める請願   (5) 請 願30第 5号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する公的支援を求める請願                                (以上30.6.14付託)   (6) 発 案27第10号 保健福祉行政の調査について                                  (27.5.27付託)                 午後 1時00分 開会 ○委員長(ゆうきくみこ君) ただいまから、保健福祉常任委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、近藤副委員長杉浦委員にお願いいたします。  本日は、審議事項(1)に関連して、麻布地区総合支所上村管理課長に出席していただいております。上村管理課長は、当該審査終了後退席しますのでよろしくお願いいたします。  本日、資料№1を席上に配付いたしました。後ほど、西川保育児童施設計画担当課長から審議事項(1)で説明を受けたいと思いますので、よろしくお願いいたします。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、審議事項に入ります。初めに、審議事項(1)「議案第110号 指定管理者の指定について(港区立元麻布保育園)」を議題といたします。12月3日付当常任委員会資料№7のインデックス8の差し替えにつきましては、あらかじめ配付しております。前日に引き続き、質疑を行います。まず、西川保育児童施設計画担当課長から発言を求められておりますので、これをお許しいたします。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 昨日は、資料の確認が不足し審議の進捗に影響を及ぼしたこと、また、委員の皆様の貴重なお時間をいただきまして大変申しわけございませんでした。資料について確認しましたところ、複数修正箇所がありましたので、インデックス8については一式を差し替えでお配りいたします。以後、このようなことがないように気をつけますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、上村管理課長から発言を求められておりますので、これをお許しいたします。 ○麻布地区総合支所総合支所長麻布地区総合支所管理課長兼務上村隆君) 先日、杉浦委員から質問がありました駐輪場の台数の件ですが、ご質問があった際に10台以上と答弁しました。正確には18台です。限られたスペースの中で最大限のスペースを確保した台数となります。答弁の修正をお願いいたします。以後、正確な答弁に努めます。申しわけございませんでした。 ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、きのうに引き続き質疑に入りたいと思います。質問のある方はいらっしゃいますか。 ○委員風見利男君) 中断してしまうとペースが狂ってしまうので、きのうの質疑を思い出しながらやらなくてはいけませんね。最初に、障害者雇用の問題について伺います。資料のインデックス4の選考委員会の第2回会議録だったと思うのですけれども、公募があった3者とも障害者法定雇用率が達成されていないということで事務局から報告されているようです。今まで、事務局からこういう発言はなかったと思うのですけれども、これはどういうことですか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 平成30年第3回港区議会定例会指定管理者指定等の審議におきまして、風見委員から障害者雇用についてのご指摘がございました。その時点では既に公募をかけていましたので、公募要項に記載はありませんが、私どもとしても問題だと認識しまして事前に確認したものです。 ○委員風見利男君) 今回の港区立元麻布保育園は、従来と違って重度の障害者医療的ケアが必要な子どもさんをお預かりする施設です。障害者法定雇用率を達成していない事業者を選定する区の姿勢は非常に問題だと思うのですが、いかがですか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 風見委員のおっしゃるとおりでして、障害者雇用については区としても推進していかなければならないと考えております。したがいまして、障害者雇用率が達成されていないということでおしまいではございませんで、選考委員会でも確認しまして、また、公募後に事業者に対して今年度末までにはきちんと障害者法定雇用率を達成できるようにとお伝えしています。また、事業者からも着実に推進していきますとお答えをいただいています。 ○委員風見利男君) 中央官庁で水増ししたりいろいろなところで問題になっていて、慌てて障害者法定雇用率を達成するために募集するわけですよね。これは、人数を達成すればよいとかいう問題ではないですよね。障害者の方々が安心して働ける職場をつくるということでなければいけませんよね。人数を増やせば済むかと言ったらそうではないのです。だから、年度末までに人数をそろえますよというだけでは解決しないのです。職場全体で障害者方たちを支える体制も含めてつくっていくことが課題としてあるわけです。応募の時点で障害者法定雇用率を達成していないことは大きな問題で、これから注視していかないといけません。開始までに人数がそろえばオーケーですよというのは、ぜひやめてもらいたいと思うのです。確かに、第3回港区議会定例会のときにいろいろ指摘をして、公募要項の中の守るべき法令の中に障害者雇用促進等に関する法律が抜けていると指摘しました。今回の指定管理は、7月に募集しているので公募要項には間に合わなかったのでしょうけれども、障害者雇用促進等に関する法律は公募要項にしっかり入れていくということでは決まっているわけですね。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 指定管理制度を所管しています企画経営部と調整しまして、今後、検討していきます。 ○委員風見利男君) 私ども日本共産党港議員団は、指定管理をやめるべきだと言っていますけれども、少なくとも公募要項にしっかりと障害者法定雇用率を記載していくと。ぜひ、そのことはしっかり守られるようにお願いします。特に、区や指定管理者業務委託を受ける事業者が率先してこの法律を守っていく立場で運営するように、強くお願いしておきたいと思います。  次に、インデックス3の応募事業者名A事業者B事業者C事業者というのは、初めから終わりまで変わらないのですか。A事業者はずっと最後までA事業者B事業者は最後までB事業者C事業者は最後までC事業者という記述をしているという認識でよいですか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 風見委員のおっしゃるとおりです。 ○委員風見利男君) きのうも少し話題になっていましたけれども、今回、指定管理事業者になる社会福祉法人春和会は、第1次審査も第2次審査も第2位なのです。それで、第1次審査ではC事業者が第1位で、B事業者が第3位と。第2次審査の結果では、B事業者が第1位でC事業者が第3位と。点数を合計したら社会福祉法人春和会が第1位という結果が出ているのです。第1次審査と第2次審査で第1位だった事業者と、今回、指定管理者に選定される社会福祉法人春和会との決定的な違いはどの辺にあるのですか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 決定的な違いはこれだとは申し上げにくいのですけれども、第1次審査では第1位がC事業者、第2位が社会福祉法人春和会ですが、点差をごらんになっていただくと2点の差ですので、ほぼ同点でした。B事業者については、第1次審査の結果がほかの2者に比べて少し劣っているという評価になっております。逆に、第2次審査のプレゼンテーションについては、議事録の中にもありましたが、C事業者はヒアリングで答えに詰まってしまったりしたことで、点数が少し低くついたということで、こういう結果になっております。 ○委員風見利男君) 選考委員会審査結果を見ても、どれが決定的な違いかよくわからないのですけれども、B事業者C事業者事業提案書を我々は見ているわけではないので、何が違うかわかりません。それは残念です。  あと、第1次審査が終わり、第2次審査が終わった段階で総合評価を出す前に、点数の調整や再調整は行ったのですか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 選考委員会の中で、それぞれの選考委員がつけた点数について講評する場面がありましたが、そこで点数を変更したことはありません。 ○委員風見利男君) インデックス公募要項の5ページに、職員体制ということで、園長は、園長として3年以上勤務の経験がある者とか記載がありますが、職員配置については厳しいというか、かなりハードルの高い設定をされているのではないかと思うのですけれども、3事業者とも職員体制についてはほぼ同じような配置をされていたのですか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 公募要項でお示ししたこの内容に基づいて、各事業者からそれぞれの形で職員体制提案がありました。 ○委員風見利男君) 私が聞いたのは、アからケについてですが、幾つか細かい点でこのような資格を持っている方、このような経験年数がある方を配置してくださいという提案を区がされているわけですよね。3事業者とも、これに基づいてきちんとした人員の提案をしてきているのかお聞きしました。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 大変失礼いたしました。そういう意味では、こちらがお示しした条件を踏まえてそれぞれの事業者提案してきた状況です。 ○委員風見利男君) 社会福祉法人春和会提案してきた事業提案書で、そのことがどこに反映されているか教えてください。 ○保育課長山越恒慶君) インデックス8をお手元にご用意ください。職員配置についてゼロ歳児から5歳児クラスについては23ページの様式27、医療的ケア児障害児クラスについては、26ページの様式28になります。 ○委員風見利男君) 経験年数だとかについては本日席上に配付された資料を見ればよいのですか。 ○保育課長山越恒慶君) 風見委員のおっしゃるとおりです。 ○委員風見利男君) それで、事業提案書によると、保育士などの配置が手厚いですよね。これだけの人を新たに採用することは極めて大変なことだと思うのですけれども、その辺はどういう形でやろうとしているのでしょうか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 社会福祉法人春和会は、医療法人グループとして構成している団体の1つでございます。病院内の保育などもやっておりますので、人事異動でそういったところで既に働いている保育士さんを異動できますので、そういったことも含めて法人全体で人を確保していきます。当然、採用も並行してやっていく形で確保すると聞いております。 ○委員風見利男君) 非常勤職員も入れると、70人を超える人数を募集するわけで、社会福祉法人春和会が関係する医療機関などいろいろ展開しているようですけれども、また、東京都江戸川区でも保育園を4園運営しているようですけれども、そこから経験者を異動させるということになると、今度は送り出す方が手薄になるわけですよね。自分の区が運営する保育園だけよければよいということにはならないわけで、その辺はどうなっているのですか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 既存の保育園から保育士全部を港区にくださいというのは厚かましい話だと思いますし、また、既存の保育園の運営に支障がある状況になってしまうのは困りますので、そこについては社会福祉法人春和会の方でバランスを見ながら、採用の際も新卒の方ばかりではなくて、経験はあるけれども今は働いていない方を採用したりして人材を確保していくと聞いております。 ○委員風見利男君) 本日配付された資料をいただいたのを見ても、ベテランばかりなのです。経験年数が1年というのは数えるほどしかいないのです。ということは、関係する保育園などから派遣される、また経験者が港区に応募してくることも当然あり得るわけです。基本的には、今経営されている4つの保育園から異動するのが多いのではないかと思うわけです。ですから、現在運営されている保育園4園に影響がないのか、もう一度きちんと事業者と話をしていただければと思います。当然、こちらとしては経験者の方が子どもたちにとってもよいわけで、それはそれで歓迎すべきことなのですけれども、ほかの保育園が迷惑を受けるというか、子どもたちに影響が出ては困るわけです。実際に契約を結ぶときには契約書を交わすわけですが、そのときまで時間もあるので、その辺はよくバランスをとっていただくように配慮した取り組みをするようにしていただけたらと思うのですけれども、いかがですか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) そこは、事業者ともバランスよく配置ができるように調整してまいります。 ○委員風見利男君) それから、インデックス8の事業提案書の27ページから30ページに園長先生と副園長先生の経歴が掲載されているわけですけれども、当グループに就職して以降はいいわけですけれども、それまで転々と職場を変えていますよね。この辺の経過とか理由はお聞きになっていますか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 申しわけございません。以前の経歴についての状況は聞き取り等はしておりません。 ○委員風見利男君) そうですか。それはそれで仕方がないですね。  今回、先ほど少し言ったように、職員配置がかなりきめ細かくなっているわけですが、区の基準と事業者提案した基準との比較をわかりやすく説明していただけますか。 ○保育課長山越恒慶君) 職員につきましては、区立あるいは国の基準で申し上げますと、職員配置については、それぞれのクラスと定員に応じて職員配置が決まっております。ゼロ歳児は児童3人につき保育士1人という形での積み上げを行っていくところが基本になりまして、それ以外に区立延長保育の対応ということで5人加算しております。その数字として出しているのが、港区立元麻布保育園のゼロ歳児から5歳児クラスで言いますと35人でございます。これに対して、今回の議案としてお出ししております社会福祉法人春和会提案してきている人数は、常勤職員としては43人ということで、8人ほど増員の予定という提案が上がってきております。 ○委員風見利男君) 区の基準と比べても、職員配置が手厚くされていると。これはこれでよいことだと思うのですが、少なくともこれだけの大規模の保育園を運営するにあたって、今、保育課長がお答えいただいたのは正規職員だけなわけで、それ以外に非常勤職員も当然配置されるわけです。これだけの人数が必要だということを事業者提案されて、選考委員会の中でも事業者提案で十分やっていけるなという判断のものに選考されたと思うのですけれども、事業者からすると最低限必要な人数だという提案をされたと私は認識するわけですけれども、区もそういう認識でよいわけですね。 ○保育課長山越恒慶君) 港区立元麻布保育園につきましては、通常の保育園の運営だけでなく、一時保育ですとかさまざまなサービスを行うこととしております。そうした中での提案ということで、この体制が必要だと判断しております。 ○委員風見利男君) 一時保育とか延長保育とかは、ほかの区立認可保育園でもやっているわけです。例えば、同規模の区立保育園職員と、港区立元麻布保育園での提案されている職員数を比較している数字があったら教えてください。 ○保育課長山越恒慶君) 比較的定員が類似した区立保育園で申し上げますと、港区立芝保育園が定員168人で運営しております。港区立元麻布保育園については、ゼロ歳児から5歳児クラスまでで180人です。常勤職員数の比較ですけれども、港区立芝保育園については看護師も含めて28名、そのほかに障害児の対応として別途2名の保育士を加配して30名での運営をしております。一方、港区立元麻布保育園については看護師を含めて40名ということで、約10名の差が出ております。 ○委員風見利男君) それだけ手厚い保育ができると思うのですけれども、そういう理解でよろしいですか。 ○保育課長山越恒慶君) 港区立元麻布保育園については、先ほど申し上げたとおり、一時保育等事業も行うことも含めての人数ということもありますし、また、日曜日についても開園しますので、そうしたところも含めるとこのような差が出ていると認識しております。 ○委員風見利男君) 港区立元麻布保育園の方が若干人数が多いと。今、保育課長から一時保育と休日保育という話もありましたけれども、それにしても28名と40名ということでした。港区立芝保育園障害者を預かっているということでプラス2名にしても30名と10名の乖離があるわけですよね。ですから、一時保育をやる、休日保育をやるにしても、今出していただいている港区立芝保育園と比べても職員配置は手厚くされていると思うのですけれども、いかがですか。 ○保育課長山越恒慶君) 港区立元麻布保育園については、事業者事業提案書でも予備保育士と書いてありましたけれども、余裕を持たせた運営ということで提案があった状況です。 ○委員風見利男君) 保育士さんにしても看護師さんにしても人間なわけで、当然、休養も必要ですし休暇も必要ですよね。そうでなければいい保育もできないわけですから、若干の人数の余裕があるのは当然だと思うのです。今回の港区立元麻布保育園職員配置最低基準というか、ここを基準に職員配置を考えていくと。この基準以上手厚くしている保育園もあるのでしょうけれども、少なくともこの基準を下回るような職員配置はしないということにしていく必要があると思うのですが、その辺はいかがですか。 ○保育課長山越恒慶君) 区立認可保育園区直営保育士配置基準につきましては、現在の職員配置基準については適正なものと考えておりまして、今後の状況も踏まえて必要な検討を行っていきたいと思っております。 ○委員風見利男君) 以前の議案審査のときに少し触れましたけれども、区立認可保育園職員の皆さんの残業の実態があるわけです。当然、区なりの職員配置基準があるわけですけれども、今回、こういう形で提案がされて、それを区も認めて実施しようとなったわけです。選考委員会には、子ども家庭支援部長保育児童施設計画担当課長選考委員として参加されているわけで、これで行こうと確認されたわけですから、これを新たな基準にしていくことも必要だと思うのです。そこは、これからの運営にあたっての参考と言いますか、ぜひ据えていただきたいとお願いしておきます。  次に、人件費の問題で伺いますけれども、当然、この人数に応じて人件費が計算されているという理解でよろしいですね。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 風見委員のおっしゃるとおりです。 ○委員風見利男君) 今までの区立認可保育園指定管理者との比較をする時間がなかったので、この人件費が高いか低いかはよくわかりませんけれども、インデックス5の2ページの表を見ると、ある一定の水準にあると思うのです。また、毎年度人件費が4%ぐらいずつアップされているわけですが、賃上げを毎年度するという姿勢は当然必要なわけですけれども、グループ全体で毎年度賃上げをされているという認識でよいのでしょうか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 申しわけございません。グループ全体で賃上げをしているかどうかまでは確認がとれていませんが、今回、資金計画を確認した際に、風見委員が先ほどおっしゃったようにベースアップと言いますか、給与が年齢に応じて上がっていくことを反映したものだということは確認ができています。 ○委員風見利男君) 保育士処遇改善を求める請願が港区議会に出ていまして、今も継続審査になっているわけですけれども、審議の中で、港区だけ上げるとグループ全体の影響が出るということで、港区は簡単に引き上げられないという答弁がありました。今回、グループの中から経験に応じて必要な保育士港区立元麻布保育園に来てもらい、江戸川区の私立認可保育園4園は4園で補充されるのかわかりませんけれども、そういう形でやるしかないわけですよね。江戸川区では賃上げしないけれども、港区だけ賃上げするというのは道理に合わないわけで、この一事業提案書が出た段階で事業者にどういうふうになっているのか、グループ全体でどのような形で毎年度賃上げしているのか聞かれてはいないのでしょうか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) その件に関して個別にやりとりはございません。ただし、今回の賃金の設定、資金計画を立てるにあたっての職層の内訳は、例えば、通常のゼロ歳児から5歳児クラスの主任であれば、既存の保育園の主任と同等の給与水準で積算しております。また、主任でない保育士については、既存の保育園保育士と同じということなので、そういう意味ではグループ全体の賃金体系と同じではないかと考えております。 ○委員風見利男君) きょうでなくても結構なので、実際がどうなっているのかを確認していただければと思います。グループ全体で毎年度賃上げをしていればそれはそれでいいわけですが、港区で行う場合と、江戸川区の4つの私立認可保育園との差が出ないような対応をきちんとやっていると思うのですけれども、そこはぜひ確認しておいていただきたいとお願いしておきます。  職員配置に戻って申しわけないのですけれども、医療が必要なお子さんと重度の障害をお持ちのお子さんへの職員配置について、区は保育士が7人、看護師が8人、栄養士が1人という17人の職員配置計画をされています。ところが、事業提案書によると、保育士が6名で看護師が3名となっています。たしか区の公募要項だと、看護師は1対1の配置が望ましいとあったような気がするのですけれども、事業者事業提案書と区が求めている人数について違いがあるわけですけれども、どういうことでしょうか。 ○保育課長山越恒慶君) こちらについては、常勤職員として雇用される方と非常勤職員として雇用される方という提案ですけれども、いずれの場合についても、保育士資格、看護師資格を持っている方を配置することを確認しております。そういう意味で申し上げますと、こちらの方で提案している基準に対して適切に配置していると確認しております。 ○委員風見利男君) 区で求めているのは、常勤職員とか関係なく、非常勤職員も含めて17名という提案なのですか。そうすると、常勤職員は10名で非常勤職員は8名ということでも、区の求めている人数はクリアしているという理解なのですか。 ○保育課長山越恒慶君) 障害をお持ちのお子さんについては、お子さん2人に対して1人の職員医療的ケア児のお子さんについては1対1の配置の運営ができていることについては確認しております。雇用形態の関係として数が分かれている状況ですが、配置については満たす内容になっていることを確認しております。 ○委員風見利男君) すみません。ローテーション表を見ていないので申しわけないのですけれども、非常勤職員の方も含めてしっかり対応できているということですか。 ○保育課長山越恒慶君) 非常勤職員という区分ではありますけれども、対応がきちんととれるということで確認しております。 ○委員風見利男君) ぜひ、そごのないようにやっていただきたいと思います。  次に、細かい話で申しわけないのですけれども、事業提案書の33ページに、看護師リーダーについては、国立病院重症心身障害病棟にて副看護師長を務めた経験がある方を配置する予定だと書いてあるわけですけれども、この国立病院というのはどこの病院かわかりますか。
    保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 申しわけございません。そこまで確認はとれておりません。 ○委員風見利男君) ぜひ、調べておいていただきたいと思います。  次に、事業提案書の15ページに、主治医や医療機関等との連携ということで、嘱託医は慶應義塾大学病院の小児科の先生、連携病院は日本赤十字社医療センターと東京都立広尾病院、協力病院・嘱託医は、当グループクリニックの小児科の先生と書かれているわけですけれども、その上の文章を見ると、慶應義塾大学病院については全面的なバックアップ体制によって、緊急時の受診等、重篤化を防ぎますと記載されています。契約を結ばれるのでしょうけれども、それがどうなっているのか。  また、この表には連携病院ということで、日本赤十字社医療センターと東京都立広尾病院が書かれていますけれども、その上の文章を読むと、緊急時等に協力をいただけるよう整備を行う予定ですとなっているわけで、あくまで予定なのですよね。その辺はどうなっているのか、わかる範囲で教えてください。 ○保育課長山越恒慶君) 当初、嘱託医・相談医については、区が港区立元麻布保育園に関して選任する予定で考えておりました。その中で、事業提案書の中で慶應義塾大学病院との連携ができますというご提案があったものです。  医療機関との連携については、当初、区では必要性については感じていましたけれども、公募の段階では具体的なものとしてお示ししていなかった中で事業者から提案がありました。医療機関等との連携、医療機関の設定については、議決をいただいた後に事業者と調整しながら進めていくことを考えております。連携医療機関については、区としても確保する必要があると認識しております。 ○委員風見利男君) 慶應義塾大学病院の先生は、ほとんど確定という理解でよいのですか。この文章を見ると、そのように読み取れるのですけれども、その辺はいかがですか。  もう一点、当グループクリニックがどこにあるのかも教えてください。 ○保育課長山越恒慶君) 事業者に確認したところでは、慶應義塾大学病院については、事前に応募の段階でお話をして、港区立元麻布保育園の運営をバックアップしたいという申し出があったと確認しております。  また、グループクリニックについては、当初の想定としては、もともと社会福祉法人の拠点が江戸川区ですので、江戸川区の先生を想定していたところですけれども、それとあわせて泉岳寺駅の近くにクリニックがあるということで、そちらを想定しております。 ○委員風見利男君) きのうお話のあった高輪ファミリークリニックは、歯科医の先生しかいないということでしたが、オープンまでには小児科の先生が配置されるという理解でよいですか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 確かに、現在全ての診療科がそろっているわけではないのですけれども、平成31年1月に内科と小児科の先生がお見えになって、新たにオープンすると聞いております。そのため、平成32年1月の段階では、内科と小児科を備えた病院として機能している状況になる予定です。 ○委員風見利男君) 日本赤十字社医療センターと東京都立広尾病院はどうなるのですか。 ○保育課長山越恒慶君) 事業者提案として、日本赤十字社医療センターや東京都立広尾病院を連携病院として協定なりを結びたいというご提案があったところでして、具体的な話については、今後、区と調整しながら進めていく予定です。 ○委員風見利男君) 決まらなかった場合の対応も当然考えていると思うのですが、その辺はいかがですか。 ○保育課長山越恒慶君) 事業者からご提案があった連携病院については、区外の医療機関との連携も区としては考えていく予定ですので、そうした中で事業者と調整してまいりたいと考えております。 ○委員風見利男君) 日本赤十字社医療センターも東京都立広尾病院も渋谷区なのですけれども、距離としては区内の病院よりも近い場合もあるわけで、きちんと協定が結ばれれば一番いいと思います。どこと結ぶかは別にして、医療的ケア児障害児の方々は、主治医がいらっしゃるので、その方との連携も当然出てくるのでしょうけれども、しっかりした医療機関との連携ができればよいと思いますので、ぜひ、きちんとできるような相談を進めていただきたいと思うのです。  事業提案書の42ページに、英会話教室ということで、年間600万円の予算を組んで委託をする提案がされているようですけれども、選考委員会の中でも話題になったのではないかと思うのですけれども、いかがですか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 事業者が、港区は外国人住民が多いこと、また国際的な教育という視点でやった方がいいのではないかということで、ご提案があったものです。ただし、区立認可保育園ですし、経費も含めまして実施するかしないか、やるとすればどういう方法がよいのかということは、議決をいただいた後に事業者と調整していくことになると思います。 ○委員風見利男君) これは、事業費の中に当然組まれているわけですよね。英語については、小さいときからやるのがよいのか先生によっても考え方がまちまちなので、いいか悪いかは別にして、もし年間600万円かけて英会話教室をやるようになれば、当然ほかの区立認可保育園はどうなのだとなるわけです。ここを認めてほかの区立認可保育園はだめですよとはならないと思うのです。ですから、これから事業者との協議ということになるのでしょうけれども、全体を見渡していただいて、ここでやる以上は、広げるような形での対応が当然必要になってくるわけです。その辺も含めてやっていくという理解でよいわけですね。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 実施するかしないかも含めまして、事業者との調整になろうかと思います。ただし、先ほども申し上げましたとおり、区立認可保育園ということで、保育の内容についてのバランスもありますので、そういったことも調整しながら検討してまいります。仮にやらないということであれば、当該経費が提案事業費の中に入っていますけれども、それを抜いた形での年度協定の締結になるかと思います。 ○委員風見利男君) やった方がよいのかやらない方がよいのかよくわかりませんけれども、区全体の状況と、お子さんを預ける親御さんたちの要望などもしっかり捉まえて対策を考えていくことが非常に大事だと思うので、そこはしっかり対応していただきたいと思います。必要であれば保育園に預けている親御さんたちの意見も聞くなりやっていただきたい。これはお願いしておきたいと思うのです。  最後に、本部経費について伺いたいのですが、今回の事業者の収支計画を見ると、最初は年度の途中なので少ないのでしょうけれども、毎年度2,000万円のその他経費ということで、いわゆる本部経費と言われるものが組まれているわけですけれども、その他経費の内訳について教えていただきたい。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 本部経費につきましては、風見委員のおっしゃいましたとおり年間2,000万円です。項目については採用活動経費、それから、研修の参加費ということで確認しております。採用活動経費の中には、こちらの法人については本部で保育士看護師も含めて採用の業務を行いますので、そういった経費も含めて全てで2,000万円と聞いております。 ○委員風見利男君) 項目をもう一回言ってください。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 項目としましては、採用活動経費、職員の研修の参加費で合計2,000万円と聞いております。採用活動経費の中には、法人の本部で職員の採用を行いますので、そういった本部経費ということで、こちらにそういったものも含めて管理経費ということで、合計して2,000万円になっております。 ○委員風見利男君) 本部経費というのは、前々からブラックボックスで中身がわからないということで、平成28年度決算特別委員会でも我が会派の熊田議員が総務費の質疑で取り上げて、担当課長も透明性の確保に努めていくと答えているわけです。そのときの質疑以降、初めての指定管理の議案なのです。今の説明ですと、採用活動は本部でやる、また研修の参加費用だということですが、これだけで本当に年間2,000万円も必要なのか疑問なわけです。もう少し内容を細かくわからないのですか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 提案の中では合計で年間2,000万円と確認しておりますが、議決いただいた後の年度協定を結ぶ際に、どういった経費にどれぐらいかかるのか事業者と調整しながら決定していきたいと考えております。 ○委員風見利男君) 実際に公募したのは本年7月ですけれども、この選考にあたっているのは平成28年度決算特別委員会が終わった後に第1次審査、第2次審査をやっているわけですね。ですから、第1次審査や第2次審査の中で事業者にもっと内容が詳細にわかるようなことが必要だということで、もう少し透明性をはっきりしてもらいたいとは言っていないのですか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) 平成30年第3回港区議会定例会でのご指摘を踏まえまして、本部経費については透明性をということでは、区としましても認識しております。このたび提案があった際に、年間2,000万円の内訳については、今後、年度協定を結ぶ際に確認しますとお伝えしていますし、また、経費の妥当性についてもその中で調整していきたいと考えております。 ○委員風見利男君) それでは、実際に協定を締結するにあたって、どういう点が明らかになるのかはこれからの事業者との交渉になるのでしょうけれども、その段階で委員会はともかく各会派にそれについてはきちんと説明していただけますか。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) この港区立元麻布保育園だけではなくて、ほかの指定管理事業者にも関連することですので、担当の部署と調整して、確認後どのような形で委員の方々にお伝えするかは検討します。 ○委員風見利男君) 報告してくれるのですよね。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) はい。報告の方法については、担当の所管と調整いたします。 ○委員風見利男君) 担当部署には、くれぐれも答弁に基づいてきちんとやるようにということを含めて伝えてもらいたい。よろしいですね。 ○保育児童施設計画担当課長西川杉菜君) はい。担当の部署にきちんと伝えていきたいと思います。 ○副委員長(近藤まさ子君) 事業提案書の8ページの食事の提供について1点確認いたします。食事の提供、食育の推進、アレルギー、宗教食、いろいろ取り組んでくださるのだなと思って読んでいましたところ、障がいに応じた対応のところが少し残念に思いました。食べる練習を行いますと書いてあるのですけれども、この食べる練習はどなたがやるのですか。 ○保育課長山越恒慶君) 記載の表現の仕方については、食べる練習となっておりますけれども、基本的には保育士が対応していきますけれども、必要に応じて栄養士がフォローする形になると思います。 ○副委員長(近藤まさ子君) 障がい児が食べるということは、本当にかなりの知識がないと食べられません。筋肉をほぐしたり、上唇と下唇をどのようにスプーンで取り込んだらよいのかとか、そうした知識がまず大変重要になってきますし、食形態もとても大事です。食べる力に応じたミキサー食ですとか、軟食ですとか、そういうことも考えていかなければいけないのに、ここにさらっとしか書いていないのです。それで、インデックス公募要項を見ますと、5ページのオに、栄養士を2名配置してください。うち1名は病院または重症心身障害児施設等で給食等の提供の経験がある者を配置し、食形態等にも気を使ってくださいと書いてあるのですけれども、事業提案書の人員配置を見てみると、健常児の方の栄養士が2名、医療的ケア児障害児クラスの栄養士はゼロになっています。障がい児への食の提供に関してすごく手薄なような気がするのですけれども、また、連携病院の中でも歯科はいませんし、口腔ケアの口腔リハビリを行う先生との連携もありません。ここら辺をきちんとしていただかなくては大変かなと思うのですけれども、どうでしょうか。 ○保育課長山越恒慶君) 区といたしましても、食形態については、事前の面接も含めて保護者の方と丁寧に確認をとりながら対応してまいります。運営にあたりましては、近藤副委員長のご指摘の点も踏まえて事業者の方としっかり事前に打ち合わせをしながら、丁寧に進めていきたいと考えております。また、食事の提供につきましても、とろみの具合であるとかそのあたりにつきましては、主治医や相談医、嘱託医等とも連携しながら決めていく予定です。 ○副委員長(近藤まさ子君) 場合によっては、保護者の方が摂食指導というものを全く知らない場合もあると思います。初めてお子さんを預けるということで、療育にかかわってこない保護者の方も入園されると思うので、近くにできる港区立児童発達支援センターとの連携も深めていただきたいと思うのです。公募要項の9ページには、アのところに港区立児童発達支援センターや医療機関、地域等との連携ということで、かなりきちんと書いてあるのですけれども、このアの部分は抜け落ちていて、その後の地元町会・自治会、高齢者施設との連携ということは、事業提案書にすごくたくさん書いてあるのですけれども、何かすごく不安に思いました。しっかりと連携していただきたいと思います。港区立児童発達支援センターでは、港区立元麻布保育園障害児クラス子どもたちとの連携をしっかり密にやっていくという回答をいただいているのに、港区立元麻布保育園が、せっかくできる港区立児童発達支援センターとの連携を重要視していないような感じを受けましたので、そこら辺もしっかり話していただきたいと思います。 ○保育課長山越恒慶君) 港区立児童発達支援センターとの連携につきましては、私どもの方で障害者福祉課と連携をとりながら社会福祉法人春和会と調整してまいりたいと考えております。また、港区立児童発達支援センターからの支援も今後調整が必要だと考えておりますので、事業者をご決定いただいた後に連携の話についても調整を進めてまいりたいと考えております。 ○副委員長(近藤まさ子君) 重ねてになりますけれども、摂食指導、食形態のこともありますけれども、自閉症のお子さんも、その食材は好きだけれども食感がだめでといったことがあります。例えば、揚げ物などは針に刺さるような気がするからそれをなめらかにするとか、そういったことだけでも食べられるようになることもあるのです。やはり、障がい児を担当したことのある栄養士を配置していただきたかったのですけれども、そういう経験がない方2名の栄養士を配置するということでよろしいですか。 ○保育課長山越恒慶君) 栄養士につきましては、病院または施設等での給食等の経験のある者を配置するとなっておりますので、そこについては区としてもしっかり確認してまいります。 ○委員長(ゆうきくみこ君) ほかに、ご質問はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、質疑はこれにて終了いたします。  採決については、いかがいたしますか。 (「態度表明」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、態度表明が必要ということですので、各会派、順次お願いいたします。まず、自民党議員団、お願いします。 ○委員(清原和幸君) 議案第110号、医療的ケア児障害児クラスを新設する港区立元麻布保育園指定管理者の指定についてですが、指定管理者の公募を行ったところ3事業者が応募されたということです。選定するための選考委員会で、各事業者の財務状況や人員の配置、運営の実績等を精査され、かつ所定の手続を経て選定されたと報告されております。選定に関して、選考委員長は、候補者には3事業者から応募があり、さまざまな提案を受けることができました。いずれの提案も現状の課題を的確に捉え、かつ将来を見据えた大変すぐれた提案だったため、選考作業は困難をきわめたと報告されております。選定の理由として、保育園、家庭、保護者との情報共有に努める、また、医療的ケア児の受入実績があり、グループ内の小児科医による医療面のサポートが充実している等が報告されております。今後、安全で安定した運営の確保に向けてさまざまなことを具体的に詳細に協議されると思います。区としても連携を深めていただくことを申し添えておきます。議案第110号に賛成いたします。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、みなと政策会議、お願いします。 ○委員(清家あい君) 医療的ケア児や重度障害児を受け入れる区立認可保育園というのは区内で初めてのことで、これだけの医療的ケア児や重度障害児の受け入れ、そして、健常児もかなりの人数を受け入れて大規模な保育園運営もあるということで、しかもそこに交流も入れていくということで、本当にニーズのある方々から強く要望があった点をきちんと組み入れてくださって、調整してくださることをまず感謝いたします。しっかりとそれが実現できるようにお願いしたいと思っています。今回の指定管理者が選ばれた中でも、まだわからない点もあるし、これから調整しなければならない点も多々あると思います。医療機関との連携を強く期待できるという点は、こうした初めての事業をするに際しては心強い点だと思います。医療的ケア児や重度障害児が増えていて、その子どもたちがいても働かなければならない保護者がものすごい数増えている中で、預けられないということが大きな社会問題になってきて、そうした請願も港区議会は受けてきました。そういう子たちのためにつくったにもかかわらず、判定の際に受け入れられませんということがないように、しっかりとした体制を築いてほしいと思います。子どもの障害が重いから結局どこにも行けないという子どもが出ないように、必ず必要な人には保育サービスが届くようにお願いしたいと思っています。  以上の理由から、みなと政策会議としては、議案第110号 指定管理者の指定について(港区立元麻布保育園)については賛成いたします。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、公明党議員団、お願いいたします。 ○副委員長(近藤まさ子君) 議案第110号 指定管理者の指定について(港区立元麻布保育園)は賛成いたします。公募要項などもかなりきちんと、それ以上の職員配置などもしていただいている一方で、やはり障がい児に関しては、経験があるとはいえ医療的ケアが重篤なお子さんを預かることになるということ、それから、療育を経験していない保護者や子どもたちが入園する可能性が高いという意味では、本当は保護者の皆様も療育をしっかり受けて子どもの健やかな成長のためにやらなければいけない時期に保育園でお預かりするわけです。療育できちんと子どもの成長を見定めて、きちんとした療育をするべき時期にお預かりするという意味では、港区立児童発達支援センターとの連携も密にやっていただきたいと思います。この時期のかかわり方いかんで、その後の成長にかなりの影響を及ぼすことになると思いますので、そこら辺をもっと指定管理者には認識していただいて、連携は先ほども言いましたけれども、歯科との摂食指導の面でも連携が薄いということもありますので、そういうことをきちんと踏まえて指定管理者には臨んでいただきたい。全国的にも珍しい、医療的ケア児を受け入れる、また重度の障がい児を受け入れる保育園として、療育部分を補えるような保育を望んでおりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、共産党議員団、お願いいたします。 ○委員風見利男君) 港区立元麻布保育園の設置目的は、最初に言いましたけれども、医療的ケア児障害児の集団保育を行うことで区内で初めての保育園だと。障害やさまざまな発達上の課題などに適切に配慮した環境のもとで、保育園の全ての子どもたちが毎日の生活や遊びを通し、ともに過ごし育ち合うことで相互が自然に理解を深め、刺激を受けて真摯に大きな成長を促し、一人ひとりの子どもの健やかな育ちを等しく保障することを目指すと。これが港区立元麻布保育園の設置の目的なわけです。ここだけではなくて、区立認可保育園の中で障害をお持ちのお子さん、あるいは医療的ケアの必要な子どもさんたちを預けることができる、そういう拡大のためにも区がきちんとしたノウハウを持つ必要があるわけですよね。ですから、これは民間事業者に丸投げするのではなく、区が責任を持ってやると。これが、港区で育つ子どもたちへの区の最低の責任なわけです。とりわけ重度の障害をお持ちの方、あるいは医療的ケアの必要な方ほど、区がお手伝いをすることは当たり前の姿勢なわけです。そのためには、区が直接運営すると。必要なところは業務委託もできるわけですから、そういう運営をすべきだと思いますので、この議案については反対いたします。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、街づくりミナト、お願いします。 ○委員(玉木まこと君) 議案第110号 指定管理者の指定についてですけれども、指定期間が9年と3カ月ということで、新しくできる施設であります。3事業者から応募があったということで、その審査の結果、今回の事業者が選ばれたということで、質疑の中で選ばれた経緯について確認しました。特に、今回第1次審査と第2次審査の中で、書類と面接で逆転するということが起きた、また、第1位がそれぞれ違ったということで、3者それぞれによい提案があったのかなと思います。3者からいただいたよい提案は、区としても貴重なものだと思いますので、これまでも言っていますけれども、そういったよい提案をしっかり踏まえながら、よい施設の運営に努めていただきたいと思います。また、そういった制度も工夫していただきながら、9年3カ月後には次の指定期間が始まるわけですから、どうやって社会福祉法人と行政がよい関係で運営できるかしっかり検討していただきながら、特に今回の港区立元麻布保育園は特別な配慮が必要な子どもたちを預かる施設になりますので、そういった点も踏まえてこの9年間、社会福祉法人春和会事業をしっかりチェックしていただければと思います。  また、今回選定された社会福祉法人が、保育事業に対する思いがある社会福祉法人ということで、離職率についても質問しましたけれども、働く方々の権利と言いますか立場がしっかりと守られるように、丸投げと言われないようにしていただければと思います。議案第110号については賛成いたします。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 態度表明は終わりました。それでは、審議事項(1)「議案第110号 指定管理者の指定について(港区立元麻布保育園)」について採決いたします。採決の方法は、挙手採決といたします。  「議案第110号」について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。                    (賛成者挙手) ○委員長(ゆうきくみこ君) 挙手多数と認めます。よって、「議案第110号」は原案のとおり可決することに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、審議事項(2)「請願29第2号 コンビプラザ品川保育園における継続運営に関する請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本請願については今期継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、今期継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、審議事項(3)「請願29第11号 保育所職員に対しての処遇改善を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本請願につきましては、今期継続としたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、今期継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、審議事項(4)「請願30第4号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。 ○委員風見利男君) 請願30第4号及び第5号については、わざわざこの請願を継続にして、この請願に関して明石市に行政視察に行ったわけですから、これは採択すべきだと。中身については、子どもを強制的に親御さんに会わせるといった問題点についてはいろいろありますけれども、この請願の趣旨についてはよいと思うので、ぜひ採択をしてもらいたい。 ○委員長(ゆうきくみこ君) まず、子ども家庭課長、港区の現状とその後の進捗などもしあったら教えていただけますか。 ○子ども家庭課長(佐藤博史君) 公的支援体制の実施の充実ということで請願があったわけですけれども、現在の港区の取り組みとしましては、家庭裁判所の家事調停委員であります方を家庭相談員として配置しまして、専門的な家庭相談を実施しております。離婚相談時などには、面会交流や養育費の取り決めなどの説明やアドバイスとともに、希望者にはリーフレットなどのご案内をしております。  また、平成33年開設予定の(仮称)港区子ども家庭総合支援センター内でも、安全・安心に面会交流ができる環境もかなった場として活用するなど、相談体制についても充実させたいと考えています。物理的にもそうした窓口も増えることが今お話しできることです。また、そうした場の数のみだけではなくて、対応の質の向上と言いますか、幅の広いアドバイスや対応が必要と考えておりまして、現時点では法務省と連絡をとっておりまして、年明け1月下旬予定ですけれども、外務省のハーグ条約室の担当者を招いたハーグ条約についての研修や、また、その後の実務者会議としては、法務省の大臣官房の方を招いて裁判外紛争解決制度、いわゆるADRと言いますが、その研修を予定しております。なお、その際にはADR団体の方も招きまして、実際の活動状況についての紹介もしてもらう予定となっております。  いずれにしましても、面会交流ですとか養育費の取り決めが確実に行われるように、明石市をはじめとした他の自治体などの事例も参考にしながら、子どもの権利を守ることを第一にして、安心して面会交流が行える場の提供、また、面会交流に関する相談支援を実施していきたいと考えております。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 皆さん、どうされますか。 ○委員風見利男君) 今の子ども家庭課長の区の取り組みはいいわけですけれども、それと請願を採択することと直接関係ないと思うのですけれども、採択されると困ることがあるのですか。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 単純に、私が聞いたからではないですか。 ○子ども家庭課長(佐藤博史君) 請願は、思いがあって請願されたと認識しております。区は、請願のあるなしにかかわらず、区としての姿勢で、面会交流や養育費の取り決めが確実に行われるように取り組んでいるところでして、現状をお知らせしたところです。 ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、態度表明をします。各会派順次行います。まず、自民党議員団、お願いします。 ○委員(土屋準君) まだまだ検討するところが多いと思いますので、引き続き継続をお願いしたいと思います。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、みなと政策会議、お願いします。 ○委員(清家あい君) 請願30第4号の法整備については、国の方でも超党派の議員の間で今調査研究が進められているところですし、当事者たちの間でも、父親側と母親側の双方の団体からも意見対立もあるところで、まだまだ議論の余地があるのではないかと思うと態度表明したのですが、それは変わらないので、継続です。  請願30第5号の公的支援を求める請願については、態度表明の際には、区の相談する窓口で家事調停委員の方が入って本当に丁寧にやってくださっているのはよくわかっていますし、実際そこに相談者と一緒に行くこともあって、港区の相談体制はすごくすぐれていると思います。今回、そのADRに関しての研修も進めてくださっています。問題なのは、相談に来ない人たち、ただ単に離婚届を取りに来て出してしまう人たちです。いろいろ決めなければいけない条件が先にあることも知らなかったりする人たちに対して、今度、各地区総合支所でチラシを一緒に配るようにしてくださったと思うのですけれども、それはすごく重要なことだと思っています。そういう人たちに対してもっと啓発していかなければいけないと思っています。  明石市への行政視察に行ってきましたが、さらにもっと上回った公的支援というか、子どもを守るという観点からのさまざま施策・取り組みがされていました。非常に重要だなと思いました。面会交流のサポートですとか、戸籍のない子どもに対する窓口があったり、子どもの心のケアとか、養育費の立てかえは有名になっていますけれども、そのような制度もあったりしました。利用者がいるいないとか、多い少ないではなくて、そういう制度が用意されていることが非常に重要だなと感じました。できるところからでいいし、始めていくのは大変なことだと思いますが、特に子どもの心のケアのようなものはADRの機関の中でも有料でサービスがありますけれども、1万円とか2万円とか高いので、そういうところはもっと公的に支援していかないといけないし、そういう啓発ももっと進めていかなければいけないと思いました。こちらの請願については、みなと政策会議としては採択としたいと思います。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、公明党議員団、お願いします。 ○副委員長(近藤まさ子君) 請願30第4号ですね。別居・離婚後の親子の断絶と防止する法整備を求める請願につきましては、審査をしてきたところですけれども、まだ国でもいろいろ検討していますし、早い段階で結論が出そうな気もしますけれども、港区においてはこの法整備を求める請願については採択できる段階ではないと思いますので、継続でお願いします。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、共産党議員団、お願いします。
    委員風見利男君) 法整備が終わってからでは間に合わないわけで、先ほど言いましたとおり、子どもの権利がしっかり守られることが大事なわけで、請願者の代表の方にも聞きましたけれども、子どもに強制があっては困るわけですね。それは私なりの思いもありますので、国にきちんとした、子どもさんの権利をしっかり守るという点での法整備が非常に大事なわけで、ぜひ採択をして国に意見書を上げていくことをお願いします。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、街づくりミナト、お願いします。 ○委員(玉木まこと君) 請願30号第4号ですけれども、明石市に視察に行きまして、先行していろいろな取り組みをする自治体の動きによって国が後追いという状況の中で、離婚という問題に対して子どもの権利を第一に国が責任を持って法整備を進めることを求めていくことは必要と思いますので、請願30第4号については採択でお願いしたいと思います。 ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、継続の意見が出ていますので、まず継続についてお諮りします。採決の方法は挙手採決といたします。  「請願30第4号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する法整備を求める請願」について、今期継続とすることに賛成の方は挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○委員長(ゆうきくみこ君) 挙手多数と認めます。よって、「請願30第4号」は、今期継続とすることに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、審議事項(5)「請願30第5号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する公的支援を求める請願」を議題といたします。  本請願について、何かございますでしょうか。 ○委員(清原和幸君) 理事者の方にお尋ねしたいのですけれども、子どもがいて離婚した場合に、どちらかが子どもの養育の義務を負わなければならないということでよろしいのですよね。 ○子ども家庭課長(佐藤博史君) 子どもの親権ということもありますし、養育は親の義務であると思っております。 ○委員(清原和幸君) 別居というのは籍が抜けていないと思うのですが、住むところが別という解釈でよろしいのでしょうか。 ○子ども家庭課長(佐藤博史君) 別居というのはいろいろな形態があると思います。文字で読みますと居所を別つという意味での別居ですので、それが入籍の状態にあるのか離婚の状態であるのか、その家庭によっていろいろな形態があると思います。 ○委員(清原和幸君) 今お聞きしたのは、公的支援というのはわかるのですけれども、別居というのは何をもって別居と見なすのか、また、同居する場合もあるのかなと。例えば、1年したらまた同居するとなったときに、公的支援はどういうふうになるのかなと思ったのでお尋ねをした次第です。結構です。 ○委員長(ゆうきくみこ君) ほかに、何かありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、これも態度表明します。まず、自民党議員団、お願いします。 ○委員(土屋準君) 明石市を視察してまいりましたけれども、例えば、面会交流というのをとってみると、明石市の場合は、子どもさんと養育している親御さん、別れた相手の方と、三者がそろって合意しないと面会交流できないということです。結局、そうすると少なくなるわけですけれども、この請願で問題というか例に出されていた連れ去りの問題とか、そういうケースは当てはまらないので、そういう場合なども含めてもっと広く検討する必要があるのではないかと思いますので、この請願30第5号については、引き続き継続としたいと思います。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、みなと政策会議、お願いします。 ○委員(清家あい君) すみません。先ほど間違えて先に態度表明を述べてしまったので、そのとおりなのですけれども、母親側とか父親側とかいう、その立場に立ってどちらにつくとかではなくて、子どもの権利を守るという観点から明石市のやっている制度を実際に見てみて、そういうふうに守っていかないと守れないものがあるなと感じました。具体的に、どれとどれという話ではないのですが、実際に進めてくださっていることも多数ありますし、それももっと進めていただきたいと。それから、明石市がやっているように、子どもの観点からの施策をもっと積極的に展開していただきたいという意味を込めて、請願を採択といたします。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、公明党議員団、お願いします。 ○副委員長(近藤まさ子君) 先ほど、子ども家庭課長からもお話を伺いましたけれども、この請願のあるなしにかかわらず、養育費や面会交流の問題ですとか進めていくべき課題も感じて取り組んでいらっしゃることもわかりました。明石市に行政視察に行きまして、離婚率の高い港区が何をやってきたかも、前回の請願審査の中でいろいろ現状をお聞きしました。私も同行して一緒に受けたことがありますが、家庭相談員が専門的なアドバイスを徹底してやってくださっているなと感じております。また、平成33年に(仮称)港区子ども家庭総合支援センターができるということにおいても、この公的支援という意味では、そこにも組み込まれていろいろなものができていくと思っております。もう少し港区と明石市の現状というか、離婚された親子の現状というのでしょうか。そういうものを見定めての、もう少し検討と勉強をする余地もあると思いますので、この請願30第5号については継続としていただきたいと思います。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、共産党議員団、お願いします。 ○委員風見利男君) 区がさまざまな工夫をして政策を展開していると。これはこれで非常によいことで、港区議会としてはその政策をさらに前進させるという点で、理事者側の支援にも役立つわけです。ぜひ、採択をしていただきたいと思います。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、街づくりミナト、お願いします。 ○委員(玉木まこと君) 先ほど、子ども家庭課長から港区の現状についてお話があり、新しい取り組みや研修なども充実させていっていますので、そういった今後の区の状況をしっかりと見ていきたいということで、請願30第5号については継続でお願いします。 ○委員長(ゆうきくみこ君) 継続との意見が出ておりますので、まず継続についてお諮りいたします。採決の方法は、挙手採決といたします。  「請願30第5号 別居・離婚後の親子の断絶を防止する公的支援を求める請願」について、今期継続とすることに賛成の方は挙手をお願いします。                    (賛成者挙手) ○委員長(ゆうきくみこ君) 挙手多数と認めます。よって、「請願30第5号」は、今期継続とすることに決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) 次に、審議事項(6)「発案27第10号 保健福祉行政の調査について」を議題といたします。  本発案について、何かございますでしょうか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) それでは、本日継続と決定いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長(ゆうきくみこ君) ほかに、何かございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(ゆうきくみこ君) なければ、本日の委員会を閉会いたします。                 午後 2時30分 閉会...