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平成30年11月13日東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会-11月13日

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  1. 港区議会 2018-11-13
    平成30年11月13日東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会-11月13日


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    平成30年11月13日東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会-11月13日平成30年11月13日東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会  東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会記録(平成30年第9号) 日  時  平成30年11月13日(火) 午後1時30分開会 場  所  第1委員会室出席委員(11名)  委 員 長  鈴 木 たかや  副委員長  風 見 利 男  委  員  玉 木 まこと       山野井 つよし        丸山 たかのり       小 倉 りえこ        横 尾 俊 成       やなざわ 亜紀        阿 部 浩 子       近 藤 まさ子        うかい 雅 彦 〇欠席委員    な し
    出席説明員  副区長                         田 中 秀 司  芝地区総合支所長環境リサイクル支援部長兼務      新 井 樹 夫  高輪地区総合支所長街づくり支援部長兼務        野 澤 靖 弘  芝浦港南地区総合支所長・産業・地域振興支援部長兼務   星 川 邦 昭  芝浦港南地区総合支所協働推進課長            大 浦  昇  国際化文化芸術担当課長                大久保 明 子   観光政策担当課長    冨 永  純  障害者福祉課長                     横 尾 恵理子  都市計画課長                      冨 田 慎 二   土木課長        佐 藤 雅 紀  地域交通課長                      大 屋 寧 剛  環境課長                        茂 木 英 雄   地球温暖化対策担当課長 大久保 光 正  みなとリサイクル清掃事務所長              加 茂 信 行  企画経営部長                      浦 田 幹 男  企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務 野 上  宏  教育推進部長                      新 宮 弘 章  生涯学習スポーツ振興課長                木 下 典 子  教育指導課長                      松 田 芳 明 〇会議に付した事件  1 報告事項   (1) 「お台場プラージュ」の開催報告について   (2) 区有施設における東京2020大会カウントダウンボードの設置について   (3) MINATOシティハーフマラソン2018の全体概要について   (4) 第32回オリンピック競技大会(2020/東京)におけるイギリスオリンピック委員会との契約書の締結について  2 審議事項   (1) 発 案27第16号 東京オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた諸対策について                                 (27.6.26付託)                 午後 1時30分 開会 ○委員長鈴木たかや君) ただいまから、東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会を開会いたします。  本日の署名委員は、阿部委員近藤委員にお願いいたします。  本日、報告事項(3)に関連して、追加の資料を席上に配付しております。ご確認をお願いいたします。  節電及び省エネルギーの推進についてですが、既に行政では、11月1日から暖房温度の目安を19度とするウォームビズに取り組んでいます。  議会といたしましても、夏季同様に、節電・省エネルギー型のライフスタイルを実践する必要があるということが確認されましたので、皆さんのご理解、ご協力をお願いいたします。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) それでは、報告事項に入ります。報告事項(1)「「お台場プラージュ」の開催報告について」、理事者の説明をお願いいたします。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) それでは、報告事項(1)「「お台場プラージュ」の開催報告について」をご説明いたします。資料№1をごらんください。  「泳げる海、お台場」の実現に向け、ことしの開催で5回目となるお台場海水浴を、「お台場プラージュ」として開催しましたのでご報告いたします。  項番1、背景・経緯をごらんください。芝浦港南地区総合支所では、地域の皆様とともに、「泳げる海、お台場」の実現に向けた取り組みの一環として、お台場の海の環境や水質の向上を図る取り組みを進めています。また、「泳げるセーヌ」を目指しているパリ市とも連携協定を結び、それぞれのオリンピックパラリンピック競技大会気運醸成や両区市の交流を促進することを目的に、お台場海水浴を「お台場プラージュ」として開催いたしました。  項番2、開催日時をごらんください。台風第12号の影響によりまして、日程を一部変更して、開催日を7月31日から8月5日の6日間といたしました。  項番4、主催等をごらんください。主催は港区、お台場海水浴実行委員会です。共催に一般社団法人東京臨海都心まちづくり協議会、後援に在日フランス大使館、協力にパリ市や鳥取県、鳥取県北栄町など、多くの団体との協働により開催いたしました。「泳げる海、お台場」を実現し、都心においてよりよい水辺環境を将来残せるよう、引き続き、各種団体を巻き込んで取り組んでまいります。  項番5、周知をごらんください。(1)事前周知としましては、チラシやポスターを区有施設や駅に掲示するとともに、区内小・中学校、幼稚園の全児童・生徒に約13,000枚配布いたしました。  2ページをごらんください。(2)期間中の周知といたしましては、港区観光協会イベントPR動画を3カ国語で作成してくださり、国内外に配信していただきました。  (3)事後周知ですが、パリ市のホームページに、「東京パリ・プラージュ」として、港区の連携協定や「お台場プラージュ」が紹介されました。  項番6、来場者数等の表1をごらんください。6日間の来場者合計が6,431人で、うち遊泳者は2,077人でした。来場者平均は平日501人、休日2,213.5人でございます。  項番7、「お台場プラージュ」の様子をごらんください。当日の写真を掲載してございます。ことしから「パリ・プラージュ」の雰囲気を参考に、パラソルやビーチチェアを設置いたしました。  3ページをごらんください。キッズボートやウォーターローラーなど、子どもが楽しめる器具や、快適に過ごせるよう、また暑さ対策として大型の休憩テント、仮設のシャワー等を用意し、大変ご好評をいただきました。  4ページにも当日の写真がございます。昨年度に引き続き、大腸菌等の流入を防止する水中スクリーンを設置いたしました。下の写真にあるオレンジ色のものでございます。  5ページをごらんください。項番8、水質調査結果及び水中スクリーン効果等でございます。期間中、環境省が定める水浴場判定基準の各項目を水中スクリーンの内側と外側で調査しましたが、全体の傾向として、水中スクリーンの内側の方が外側より大腸菌の値が低く、水中スクリーンによる高い流入防止効果が確認できました。  表2をごらんください。朱書き水中スクリーンの内側、いわゆる海水浴エリアで、黒字が水中スクリーン外側です。大腸菌の欄をごらんいただきますと、7月29日で特に顕著な値を示しております。内側の方が外側より大幅に低い値となっています。ただ、水中スクリーンは万能ではなくて、1日後の7月30日は、スクリーン外側の値が29日と比較して減少していますが、内側は反対に上昇しています。また、欄外の米印をごらんください。今ご説明した表2の環境省が定める水浴場判定基準水質検査以外にも、別途、降雨後を選んで大腸菌の検査を広域的に行いました。その結果、海水浴中止日ではございますが、最大値が1,900個と、水中スクリーンの内側でも基準値を超える日がありました。台風の影響が大きいと思われますが、引き続き、水中スクリーン効果が上がるよう検討してまいります。  6ページの項番9、お台場海水浴予報システム予報及び検証結果の図1をごらんください。こちらは東京大学との共同研究により構築した、お台場海水浴予報システム予報と検証の結果をグラフにしたものでございます。赤い太線がシステムで算出した大腸菌予測値で、細く黒い横線が大腸菌水浴基準でございます。この黒い線を上に超えると大腸菌の基準よりも多い、下であれば基準よりも低いというものでございます。また、紫色の丸で囲ってある、7月25日0時と書いてあるところをごらんください。この日に雨が降り、その後、赤い線のとおり大腸菌が上昇すると予測します。また、時間の経過とともに大腸菌が減少しますが、また降雨により大腸菌が増加と減少を繰り返していることがわかります。この予測した赤い線が正しいのかどうかを採水して水質検査を行った結果ですが、図1中の丸や三角が結果となります。6日間全てで赤線を下回っております。なお、検査手法コリラート18という簡易検査と、国で定められた公定法の2通りで行いました。それぞれの検査結果の大腸菌最大値が、予報システム予測値の中に納まるとともに、近しい結果となっています。それがほかの日にちにも言えるかと存じます。  7ページ、(2)海水浴予報の結果一覧及び事後検証をごらんください。今年度は水中スクリーンを張り、大腸菌流入防止効果を上げましたが、海水浴予報システムでは水中スクリーン効果を加味せず予報を行いました。このため、予報した大腸菌は、水中スクリーン効果が出ない、水中スクリーン外側ということになります。この水中スクリーン外側の値が海水浴基準の1,000個を超えるか否かで、スクリーン内側での顔つけの可否を判断しました。より安全面を考慮した判定を行っております。  表3をごらんください。一番左側の予報日の7月31日をごらんください。こちらは海水浴の初日になります。その右側に、参考情報ですが、その前日の7月30日午前1時に採水した検査結果を記載しておりますけれども、水中スクリーン外側基準値の1,000個を超え、4,700個という値になっています。その右側の欄に、実際の降雨量により判断する海水浴予報結果が記載されており、7月31日当日の大腸菌基準値を上回るという予報が出ています。このため、その右側の欄ですが、海水への顔つけを不可にしたことを記載しました。また、そのさらに右側の欄が、海水浴予報の結果が正しかったのかどうかの事後検証の結果を記載しています。7月31日当日の午前8時と午後1時に採水して検査した結果、午前中が2,100個と基準値を超えていたことから、基準値を上回ると、予報が正しかったことがわかります。翌日の8月1日以降も同様の見方でございます。この結果、海水への顔つけが可能な日を判断することができました。  今年度に開催しました「お台場プラージュ」は、前年度までのお台場海水浴以上に来場者も増えておりました。引き続き、安全面に十分配慮しながら開催できるよう取り組んでまいります。  説明は以上です。 ○委員長鈴木たかや君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。 ○委員丸山たかのり君) 最後に説明いただいた、7ページの海水浴予報について伺います。今回、海水浴予報と事後の検証を比較したときに、精度がかなり高かったと。また、より安全面に配慮するということで、水中スクリーンの内側の大腸菌の値が仮に1,000個を超えなくても、外側で1,000個を超えれば海水への顔つけを不可にしたということでした。ただ、今回、事後に検証したところ、顔つけを不可にした場合でも、内側の方は結局1,000個を超えた日はなかったという結果になったとのことですけれども、今後、基本的には安全面を配慮して、水中スクリーン効果があったとしても、外側で1,000個を超える場合には、やはり顔つけを不可にしていくという流れでよろしいのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 安全面を配慮しまして、今、丸山委員のおっしゃられたように、外側大腸菌の値が1,000個を超えていたら、内側で超えていないだろうというときでも、顔つけは不可とさせていただきました。 ○委員丸山たかのり君) 安全面を配慮して、仮に外側の値が高ければ結局不可にしていくということですけれども、水中スクリーン効果もかなり高くて、なおかつ予報もかなり精度が高いということになると、予報の中に今後、水中スクリーン効果を盛り込むということも考えられなくはないと思うのです。その辺はどのように考えていらっしゃいますか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 東京大学とも協議しておりますが、水中スクリーン効果を数値化して予測式に入れていくということは、かなり難しいと聞いております。ただ、検討してまいりたいと考えております。 ○委員丸山たかのり君) 最後に、以前もお聞きしましたが、来年度以降、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会テストイベントなどが始まる中で、このようなイベントが実施できる、できないということに関しては、まだ不確定なことが多いようなというお返事をいただいたかと思うのです。現状で、来年度以降に「お台場プラージュ」を開催できるのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 東京都からは、トライアスロン競技イベントのための整備があるということで、かなり厳しいという話は聞いております。ただ、地域の皆様からのぜひ継続してやりたいというお声や、地域の企業・団体からも「お台場プラージュ」に協力をしたいというお声もあります。私たちももちろん開催したいと思っておりますので、現在、東京都と東京2020組織委員会と調整しているところでございます。私たちの声もしっかり真摯に聞いていただいております。引き続き、来年度の開催に向けて調整していきたいと考えております。 ○委員丸山たかのり君) 地域の方もそうですし、今回、私が中止の告知をしたときに、区外の方もかなり関心を持ってくださっていました。いろいろと調整が難しいところかもしれませんけれども、ぜひできる限り開催に向けて努力していただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員玉木まこと君) 予報のことで、先ほどの説明でわからなかったので確認したいのですけれども、7ページの表の8月1日は、予報では終日基準値を上回るとなっています。結果として、これは当たったのでしょうか、外れたのでしょうか。コリラート18の結果を見ると、1,800個で基準値を上回っていて、公定法ですと下回っているのかと思うのですけれども、どのように捉えたらいいか、教えてもらえますでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 7ページの表の8月1日のところの海水浴予報の欄の中に、「8月1日の午前3時まで基準値を上回る予報」とあって、6ページの図1の上から2つ目に8月1日があるかと思います。その8月1日0時のところをごらんいただきますと、若干、線を超えているところが見えるかと思います。ここが線を超えていると、午前3時まで超えているというところでございます。 ○委員玉木まこと君) それで、予報としてはこの線で、答え合わせの部分で言うと、午前3時のデータはないのかもしれないのですけれども、コリラート18と比較して合っている、合っていないと見ればいいのか、公定法を見て合っている、合っていないと見たらいいのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 大変失礼いたしました。コリラート18はあくまでも簡易検査ということと、あと、こちらは海水浴当日ではなくて前日に検査したものをあくまでも参考値として見ておりますので、正しい数値としてと言いますか、見ていただきたい数字は、一番右側の公定法をごらんいただければと思います。 ○委員玉木まこと君) 時間が違うから何とも厳密には、合っている、合っていないと比較できないということなのかと思います。わかりました。  あと、5ページの下の米印のところで、「水中スクリーンの内側でも基準値を超える日がありました」という記載があるのですけれども、これは降雨後を選んで実施したということなので、降雨直後で、あるスポットでとったものということでよろしいのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) こちらは台風第12号の上陸後、7月30日の降雨後を選んで、スポットで選んだ場所でございます。 ○委員玉木まこと君) この選んだ場所によっても、やはりばらつきが結構あるという認識でいいのかを教えてください。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) こちらは、やはり場所によって大きくばらつきはございます。 ○委員玉木まこと君) わかりました。ありがとうございます。  水中スクリーンの中の水温が非常に熱くなっているというようなコメントを拝見しました。2ページで水温と気温の比較があるのですが、調べた際に、水中スクリーンの中で水温のばらつきなどがあるのか、水中スクリーン外側の水温と内側の水温で比較したときにどのように違うか、そのあたりはいかがでしたでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 水温に関しましては、肌感覚になってしまうかもしれませんけれども、やはり浅いところに行きますと温かく感じますし、少し沖合の方に行きますと足元は冷たくなるということで、同じ海水浴エリアの中でも水温の変化は見られます。 ○委員玉木まこと君) そうなると、今回の水温というのは、決まった場所のどこかの深さで測定しているのでしょうか。それと、水中スクリーン外側の水温との比較はされているのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 水中スクリーンの内側、そして外側で測定しております。内側の水温は表1に記載があります。 ○委員玉木まこと君) 7月31日の水温は29度と記載されていますが、外側との比較もしていて、それは余り変わりがないという認識でいいのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) すみません。今、手元に資料がないのですけれども、内側の方がやはり外側よりも若干高いという傾向はございます。 ○委員玉木まこと君) わかりました。それもどれぐらい違うのかを見ていただきながらやっていただければと思います。  最後に、今回、東京都も別の水中スクリーンの実験をやっていると思うのですけれども、その結果との比較というのか、どのように情報を共有していくのでしょうか。また、東京都の水中スクリーンは結構緑色っぽく見えたりもしたのですが、その辺の運営、管理の状況はこれからどのように進んでいって、どのように情報共有をしていくのか、教えてください。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 今年度、東京都も台場で三重の水中スクリーンを設置するなどの実験に取り組んでおりますが、実施にあたりましては、相互に連携してございます。来月も東京大学との打ち合わせを予定しているのですが、その場に東京都も同席したいというご相談がございました。また、今後、結果の分析や考察を共有していく予定でございます。東京都と区で互いに知見を共有しながら、台場水質改善に向けた取り組みを進めていきたいと考えております。 ○副委員長風見利男君) 6ページの図1の黄色い線のところは、実際に雨が降ったということでいいのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) この黄色い線が、雨が降ったというところでございます。 ○副委員長風見利男君) 実際に雨が降った後に、水質検査をすると大腸菌が増えていると、このようなことでいいわけですね。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 5ページの表2をごらんいただけますでしょうか。7月28日の台風上陸後、雨が降って、大腸菌が増えていくという形になってございます。また、しばらくしますと、8月の例えば2日、3日、4日、このころになると大腸菌が消滅していくという状況でございます。 ○副委員長風見利男君) その原因というのは、芝浦水再生センターがきちんと処理をしないで流しているということなのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 雨が降ると、生活排水と言いますか、下水の中に雨が入ってきます。それが合流式と言われる形式なのですけれども、それが下水の処理施設に行くまでの間にオーバーフロー、つまりあふれてしまいます。処理をする前に、既に生活排水が海に、運河に流れてしまいますので、それが大腸菌の数が上がっていく理由であると聞いております。 ○副委員長風見利男君) だから、芝浦水再生センター処理し切れない水がここへ流れるということなわけでしょう。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 今、風見副委員長がおっしゃられたのは、恐らく簡易処理水と言われるものだと思うのですけれども、それも原因の1つであると聞いています。 ○副委員長風見利男君) それ以外に、どのような原因があるのでしょうか。芝浦水再生センターを通らないで海に流れ込むという排水路があるのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 下水から芝浦水再生センターに行くまでの間に、水がたくさん入ってきたときにオーバーフローしないように、要は道路に流れ出さないために幾つか穴があいています。吐口と言うのでしょうか。下水管の吐口、海や川、あるいは運河に流れるような吐口があると聞いています。 ○副委員長風見利男君) そうすると、芝浦水再生センターを通らない水がお台場の海に流れ込んでいるということになるわけですね。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) そのようなものも、時間をかけて流れてくると思います。 ○副委員長風見利男君) そうすると、芝浦水再生センターできちんとした処理を行っても、オーバーフローする水については何らかの対策をとらないと、結果的にこのような汚れになるということですよね。2020年にはお台場の海をトライアスロン競技で使うわけで、その対策について、東京都はどのように考えているのですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 東京都の対応としましては、まず三重の水中スクリーンで対応する、あとは高度処理水高度処理ができる施設をつくっていくということは聞いております。 ○副委員長風見利男君) その高度処理水というのは、芝浦水再生センター以外にということですか。
    芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 高度ではなく、高速処理の誤りです。失礼しました。そちらを芝浦水再生センターに整備すると聞いています。 ○副委員長風見利男君) それでもオーバーフローする水があるわけでしょう。その対策をしないと、幾ら芝浦水再生センターからきれいな水を流しても、例えば、古川から汚水が流れてくれば、それで汚れるということがあるわけでしょう。三重のスクリーンできちんときれいにできるのであればいいのですが、そうではない場合、実際にトライアスロン競技を行うとき、雨が降らなければいいですけれども、雨が降れば水質が悪くなって困るわけです。その対策をきちんととらないと。それは東京都が責任を負うわけですが、その対策はどのようになっているでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) まず、今回、三重のスクリーンを張ってかなり効果が上がったと聞いておりますので、競技会場までには大腸菌は来ないものであろうと考えております。それ以外につきましても、高速処理を含めて東京都が対応されると考えています。 ○副委員長風見利男君) 高速処理というのはいいのですけれども、それでもなおオーバーフローしてしまう、一般排水と雨水との合流によって運河に流れてしまうということになれば、そちらの対策もしないといけない。ですから、例えば、途中に貯留槽をつくるということにも手をつけないと、私は解決しないと思うのです。いかがでしょうか。 ○土木課長(佐藤雅紀君) 風見副委員長ご指摘の古川に流れ込む雑排水の対策につきましては、下水道局も豪雨対策を進めております。例えば、古川の地下調節池のすぐ横に、道路の下に貯留管を整備するなどの豪雨対策を進めております。雨水が一定の量を超えて下水管に流れてきたときに、処理できない雑排水が古川に流れ込むというような構造になっておりますので、古川に雑排水が流れ込むことができるだけないように、下水も対策を講じている状況になります。 ○副委員長風見利男君) 古川の地下調節池はもう動いているわけですから、いいのです。ただ、7月28日と29日の雨でこれだけ大腸菌が増えているわけですよね。だんだん減っていくというか、二、三日たてば減少するのでしょうけれども、競技当日にこのようなことになればだめなわけです。7月28日と29日でオーバーフローした水が古川の地下調節池に入ったとしても、それ以上が運河に流れ込んでいるということなのでしょう。古川から流れ込んでいなければ、大腸菌はここまで出ないわけだから。これだけ大腸菌が検出されるということは、古川からお台場に汚水が流れ込むというわけだから、やはりこの対策をきちんとしないと、芝浦水再生センターだけではだめだということですよね。そのような理解でいいわけでしょう。 ○土木課長(佐藤雅紀君) 古川から流れ込む汚水に関しまして、今回の台風のときには、古川の地下調節池自体には水は流れ込んでおりませんでした。ですので、汚水は下水管の中で処理していると思いますが、実際にオーバーフローして古川に流れ込んでいないかというところまではわかりません。地下調節池までの流量はなかったということです。ただ、一方で、台風で雨も降りましたので、一定程度のものは古川に流れている可能性はありますが、古川から流れている汚水だけが原因ではないと思っています。下水としては今ある施設での処理能力を、将来的にはもう少し上げることを計画しているとは聞いております。どれほどの量を対策するかまでは、今、資料がないのでお答えできませんが、時期としましても、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会を目指してということではないかもしれませんけれども、対策していくと聞いております。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 安全面というところからですけれども、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に関しましては、水中スクリーンの内側でやるということは考えられているかと思いますので、我々としては効果があると考えております。 ○副委員長風見利男君) 効果がないと言っているわけではないのですよ。ただ、今、土木課長のお話ですと、古川の地下調節池には水が入らなかったということですから、それほどの雨量ではなかったということですよね。貯まらなかったわけだから。それでも汚水が流れるわけだから、その対策をきちんとしないと。水中スクリーンを何重にするのがいいのかは別にして、水中スクリーンをやるのであれば、本当に大腸菌が流れ込まないようなきちんとした対策をしないと、結果的にこのようになってしまいます。それは数値が示しているわけで、その対策を港区がやるのでなければ、東京都できちんと厳重な対策をやるように言わないと。港区でトライアスロン競技をやるのに、大腸菌が検出されてできなかったということがないような対策をしないといけないわけでしょう。先ほどの芝浦水再生センターの対応はいいですけれども、それ以外のところを手を打たないとだめだということなので、やはりそこの対策を、責任を持ってしっかりやるように東京都に要請すべきだと思うのです。いかがですか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 今、風見副委員長がおっしゃられたご意見は、しっかりと東京都に伝えてまいります。 ○委員長鈴木たかや君) ほかにご質問等はございませんか。なければ、私からお尋ねします。  「お台場プラージュ」を拝見いたしました。とてもよくて、本当に、水質以外はこれほどすばらしい環境で海水浴ができるのかというような状況だったと思います。  それで、お台場海水浴実行委員会の皆さんの振り返り、反省会のようなことは、もう行われているのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) お台場海水浴実行委員会の皆様と集まりまして、最後、反省会というか、振り返りをさせていただきました。 ○委員長鈴木たかや君) そこでは、皆さんから肯定的とか前向きな意見があったのでしょうか。 ○芝浦港南地区総合支所協働推進課長大浦昇君) 皆さんからの肯定的な意見をたくさんいただくことができました。 ○委員長鈴木たかや君) ありがとうございます。引き続き、ぜひ盛り上げて、あとは本当に水質だけだと思いますので、粘り強くやっていただければと思います。  ほかにご質問等はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) ほかになければ、報告事項(1)「「お台場プラージュ」の開催報告について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) 次に、報告事項(2)「区有施設における東京2020大会カウントダウンボードの設置について」、理事者の説明をお願いいたします。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) それでは、報告事項(2)「区有施設における東京2020大会カウントダウンボードの設置について」、ご説明させていただきます。  本件は、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会の開催に向けました気運醸成取り組みの一環といたしまして、各地区総合支所、区立小・中学校等に、大会開催までの日数をカウントダウンするボードを設置することといたしましたので、ご報告するものでございます。本日の資料№2をごらんください。  初めに、設置の背景でございます。昨年11月、新橋SL広場にデジタルサイネージによるカウントダウンを開始いたしましたが、その後もカウントダウンの取り組みを区全域で展開すべきとの声をいただいておりました。区といたしましても、区民の方々が、大会までの盛り上がりを日ごろから感じていただける取り組みを展開する必要があると考えてまいりました。  設置の目的でございますが、大会開催までの日数を広く発信いたしまして、大会に向けた気運醸成を一層推進することとしております。  設置場所でございますが、2ページをごらんください。本庁舎、区有施設のほか、区立の小・中学校、幼稚園、合わせて57カ所に設置してまいります。  3ページをごらんください。カウントダウンボードのイメージでございます。サイズは原則B1サイズ、大きめのポスターを横にしたぐらいです。掲出場所によっては小さめのB2サイズでの掲出となります。イメージ図では、オリンピックとパラリンピックの開催までの日数が同数となっておりますが、実際には32日の差がありますので、オリンピックまでが500日の場合、パラリンピックは532日となります。配慮が行き届かずに大変申しわけございませんでした。  設置方法は、窓ガラスに吸盤のフックを取り付け、パネルを窓の外に向かって吊り下げます。なお、日にちはマグネットシートになってございますので、手動で日めくりを行ってまいります。  設置の時期ですが、来年3月12日のオリンピック500日前までには、全ての施設で設置を完了する予定でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長鈴木たかや君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次発言をお願いいたします。 ○委員(うかい雅彦君) 港区議会には設置できないのでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) まだ検討の余地はあると思いますので、今のご意見を踏まえまして、検討させていただければと思います。 ○委員長鈴木たかや君) 検討をお願いします。 ○委員丸山たかのり君) 日めくりということなのですけれども、どうしてもめくるという手間が施設側に発生するわけですが、電子掲示板とのコスト面を含めた検討もされたということでよろしいのでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) カウントダウンボードにつきましては、やはり新橋SL広場同様、管理面や正確性という意味からも、電子掲示板の方がいいと考えてございました。しかし、電子掲示板にしますと、今回の最終的な結論に至った方法よりも、10倍ないしは20倍ぐらいの費用がかかるため、広く区の施設に掲示していきたいということから、今回は手動による日めくりにさせていただきました。 ○委員丸山たかのり君) めくっていくことも、また気運醸成につながっていくことにもなると思いますので、その点は理解しました。  あと、小学校や中学校の場合、土日などは閉まっているので、日数がずれている瞬間があるかと思うのですけれども、その辺のずれは想定内だという考え方でよろしいでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) まず、本庁舎や各地区総合支所等については、土日に対応できる場合もありますので、そのような管理はしていくと。各小・中学校、幼稚園につきましては、土曜日、日曜日、あるいは祝日など、日にちがずれてしまう可能性もあります。今回のカウントダウンボードにつきましては、一定程度のバランスをとるための重みはあるのですけれども、かなり軽量で、吊り下げ式となってございます。もし、土日、祝日にカウントダウンができない場合は、カウントダウンボードを一旦外してもらって、また月曜日の朝に正しい日にちでかけ直していただくと。実務的にも、こちらで何月何日は大会何日前だという早見表をおつくりして現場にお配りすることで、毎日確認できるという仕組みを講じていきたいと考えております。 ○委員(山野井つよし君) カウントダウンボードの日めくりの部分は、今ひとつイメージがしづらいところがあるのですが、紙で張り付けていくのでしょうか。それともプラスチック製のものを取りかえていくというイメージなのでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) すみません。日めくりと言いながらも、実際はマグネットの日にちのシートを取りかえるという形になります。 ○委員玉木まこと君) これは、費用的にはそこまでかからないのかなと思うのですけれども、権利関係の話で、例えば指定管理者制度を導入している施設などで、指定管理者が自分たちで費用は捻出するのでカウントダウンボードを置きたいという話になった場合に、設置することが可能なのでしょうか。あとは町会・自治会、商店会なども、自分たちで設置するということができるのでしょうか。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) まず、指定管理者に指定管理施設で掲示していただく際の取り決めを横に置いたとして、区の施設ですので、基本的には掲示が可能と考えております。最終的には、指定管理者との取り決めによって、どちらの費用負担で行うのか、その辺は実際に掲出する際に協議することになると思いますけれども、可能だと考えております。  あと、オリンピック・パラリンピックに関しては、アンブッシュ・マーケティング、スポンサーへの配慮ということがございますので、もし仮に商店会等に展開するということになりましたら、東京2020組織委員会とご相談させていただいて、可能な形で展開できるというような取り組みになるかと考えてございます。 ○委員長鈴木たかや君) ほかにご質問等はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) ほかになければ、報告事項(2)「区有施設における東京2020大会カウントダウンボードの設置について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) 次に、報告事項(3)「MINATOシティハーフマラソン2018の全体概要について」、理事者の説明をお願いいたします。 ○企画課長オリンピックパラリンピック推進担当課長兼務(野上宏君) それでは、報告事項(3)「MINATOシティハーフマラソン2018の全体概要について」、ご説明させていただきます。  本件は、来月12月2日日曜日に開催いたしますMINATOシティハーフマラソン2018の全体概要がまとまりましたので、ご報告するものでございます。なお、本日ご報告する内容は、先月10月29日に開催された港区マラソン実行委員会総会においてご報告したものと同様でございます。本日付資料№3、№3-2、№3-3を用いまして、ご説明させていただきます。  まず、資料№3をごらんください。初めに、大会当日の主なスケジュールでございます。スタートセレモニーにご参加いただく来賓の皆様には、午前7時50分までに区役所11階のレストランにご集合いただきます。区議会議員の皆様には、来賓としてご案内させていただく予定でございます。その後、スタートセレモニー会場の区立芝公園までご移動いただき、8時18分からハーフマラソンのスタートセレモニーを行ってまいります。8時半になりましたら、最初のAブロックがスタートいたします。本大会は、既にご案内のとおりウェーブスタートを採用しておりますので、3分おきにB、C、Dブロックが順次スタートいたします。8時45分にはファンランのスタートセレモニーが始まり、8時50分にはファンランがスタートいたします。  2ページをごらんください。9時33分にはハーフマラソンの男子の第1位の方がフィニッシュする想定でございまして、陸連登録の部、一般の部の男女それぞれ第1位から第3位までの方も、10時前後までには順次フィニッシュすることが想定されております。したがいまして、10時40分には、役員・来賓の皆様に立ち会いいただいたもとで表彰式を実施してまいります。11時9分には最終ランナーがフィニッシュし、競技が終了となります。  12時には、年齢区分別、男女別、それぞれ第1位から第3位までの計36名の方のネットタイムの表彰式を行います。ネットタイムとは、各人がスタートラインを越えたときからフィニッシュするまでのタイムを言います。一方、先ほどご説明いたしました10時40分の表彰式は、グロスタイムというもので、グロスタイムというのはスタートの合図が鳴ったときから、各人がフィニッシュするまでのタイムを言います。後ほどご説明いたしますステージイベント終了をもって、大会は全て終了いたします。  次に、大会当日の組織編成でございます。安全・安心な大会運営を行うため、区役所、区立芝公園に大会本部を設置いたします。本部の組織編成は5班体制となっております。区役所9階に大会本部を設置する予定でしたが、4階の企画課の執務室がちょうど機能的に最もよいということから、当日は区役所4階にも本部を設置してまいりたいと考えております。  3ページをごらんください。スターターでございますが、ハーフマラソンはブロックごとに記載の4名にスターターを行っていただきます。ファンランはAブロック同様、区長がスターターを行います。  次に、コース内の施設です。ハーフマラソンでは収容関門を5カ所、給水所を7カ所設置いたします。4ページをごらんください。医療救護所は全体で8カ所設置いたします。AEDは100台を配備し、ランナーの安全をお守りいたします。また、救急車の配備も、東京消防庁において対応いただくこととなっております。医療救護所には、港区医師会のご協力のもと、医師、看護師を含む11名の方を配置し、万全を期してまいります。トイレは、スタート地点、フィニッシュ地点、収容関門に計122基設置いたします。  次に、チャリティー募金でございます。当日は、募金箱を会場内に設置いたしまして、募金を行ってまいります。寄せられた募金は、港区社会福祉協議会に寄附いたします。  次に、福島県いわき市の子どもたちの招待と応援イベントの実施でございます。本マラソンは東日本大震災の復興支援とも位置づけてございまして、福島県いわき市の子どもたちを招待いたします。ファンランに出場していただくとともに、走り終わった子どもたちによる太鼓の演奏によって、ハーフマラソン出場者を応援していただくこととなってございます。  次に、交通規制の概要でございます。MINATOシティハーフマラソン2018は全て公道を使用した大会でありまして、当日は広い範囲で交通規制がございます。コース沿道の住民、企業の皆様をはじめ、道路を使用する多くの方々に交通規制に対するご理解をいただくことが何より重要なことから、これまでもさまざまな手段で事前周知を行ってまいりました。6ページをごらんください。(2)の記載以降にはこれまでの取り組みを、(3)には今後の取り組みを記載しております。12月2日の開催当日に向けまして、さらに周知に努めてまいります。  なお、本日、席上に配布させていただきました交通規制のご案内のチラシにつきましては、コース沿道の住民、それから企業の皆様、合計9万の皆様に既に個別に配布させていただいております。  続きまして、8ページ以降にはボランティアの応募状況、大会出場の申し込み状況、そして協賛金の収入見込みなどをお示ししております。後ほどご参照いただければと存じます。  続きまして、資料№3-2をごらんください。MINATOシティハーフマラソン2018を盛り上げるイベントMINATOシティハーフマラソン2018RUNRUNフェスの実施につきまして、ご説明させていただきます。イベントは区立芝公園、増上寺、都立芝公園の一部で実施いたします。区立芝公園では、ステージイベントといたしまして、大会公式ソングの披露等を行います。増上寺の門前では、和太鼓の演奏でランナーを応援いたします。都立芝公園、御成門交差点付近では、人と地域を元気にする盆踊り実行委員会による踊りによる応援をいただき、ファンランのフィニッシュ地点となるみなと図書館の裏の広場では、ドラえもんによるお出迎えと写真撮影会を行ってまいります。実施時間は会場により異なります。それぞれの実施時間は記載のとおりでございます。  タイムスケジュールは現在調整中でございますが、最終ページに記載しております。  2ページをごらんください。増上寺の境内では、企業協賛によるブース出展がございます。大使館ブースにつきましては、現時点で参加の意向がゼロのため、当日は予定を変更する場合がございます。  その他、港区マラソン実行委員会では、大会を盛り上げるための企画提案を広く公募いたしました。今回ご提案いただきました内容を、記載の8つの企画で実現いたしました。  3ページをごらんください。MINATOシティハーフマラソン2018は、ケーブルテレビのジェイコムで生中継を行います。ジェイコムに加入していない方でも、地域情報スマホアプリ「ど・ろーかる」をスマートフォンにダウンロードしていただければ、生中継をごらんいただけます。中継にあたっては、コース沿道に7カ所の中継ポイントを設置いたしまして、港区の魅力をお伝えしてまいります。  最後に、資料№3-3をごらんください。表紙にはコース図をお示ししております。  2ページには区立芝公園周辺と、フィニッシュ地点の東京タワーまでを記載した地図をお示ししております。  3ページには区立芝公園の配置図をお示ししております。右側が日比谷通りで、通りに面して設置したメインステージ、ブルーでお示ししたところでございますが、こちらでは表彰式を実施いたします。ハーフマラソンのスタートは、日比谷通り内にスタートゲートを設置いたします。  4ページは増上寺の配置図でございます。門前では太鼓による応援、境内では企業の協賛ブースに出展していただきます。  5ページはフィニッシュ地点、東京タワーの配置図をお示ししております。  6ページはランナーの待機場所をお示ししております。首都高速道路出口、野球場やテニスコートとザ・プリンスパークタワーの間の道でございまして、ブロックごとに待機していただきます。スタートが近づきましたら、Aブロックから順番に、順次右側の日比谷通りに向かいまして、スタートラインまで移動していただきます。図の中央に緑色で表示してございますが、ファンランのスタート地点はこちらになります。  最後に7ページ、こちらには都立芝公園での配置図をお示ししております。図の右上がイベントエリアで、踊りによる応援をしていただきます。図の左にはファンランのフィニッシュ地点をお示ししております。  本日、席上に当日のプログラムを配付させていただきました。こちらについての説明は省略させていただきますけれども、14ページ、15ページの見開きには、ゲストランナーをご紹介しております。今回は、このゲストランナーの皆さんとともにマラソンを盛り上げていただくということで、お呼びしております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長鈴木たかや君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次ご発言をお願いいたします。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) ご質問はないようですので、報告事項(3)「MINATOシティハーフマラソン2018の全体概要について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) 次に、報告事項(4)「第32回オリンピック競技大会(2020/東京)におけるイギリスオリンピック委員会との契約書の締結について」、理事者の説明をお願いいたします。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) それでは、報告事項(4)「第32回オリンピック競技大会(2020/東京)におけるイギリスオリンピック委員会との契約書の締結について」、資料№4に基づきご説明いたします。  区は、平成29年10月17日にイギリスオリンピック委員会、BOAとの間で、スポーツ・サービス・センターをお台場学園に設置し、運営することの交渉に関する覚書を締結しました。この間、区とBOAは、使用範囲や運営方法について協議を行い、合意に至ったため、契約書を取り交わすこととなりました。  項番1、契約締結についてになります。署名者は、区側は港区長、BOA側はイギリスオリンピック委員会事務総長兼代表取締役になります。契約締結日は、平成30年12月3日を予定しております。  項番2、契約の概要です。(1)提供する施設は、お台場学園です。使用する箇所については、各階の小学校教室の一部、オープンスペース、小・中学校体育館、ランチルーム、プール、校庭になります。  (2)提供する期間についてです。2020年7月11日から8月11日までとなります。  (3)スポーツ・サービス・センターの内容についてです。校庭に350平方メートルの仮設の屋内トレーニング施設を設置いたします。また、小学校2階をオペレーションルームとして、3階をメディカルルームとして、4階を家族、友人との団らんの場として使用いたします。提供にあたっては、全ての設備を原状回復することを条件にしております。  (4)費用負担についてです。BOAがスポーツ・サービス・センターとして使用する間の使用料及び光熱費は免除といたします。設置及び撤去費用はBOAが負担いたします。  項番3、今後の予定です。契約に合わせ、地域の方たちへの情報提供を行います。BOAとは今後も継続して、区民との交流事業について協議してまいります。  2枚目の参考資料をごらんください。10月19日にイギリスの選手とお台場学園の生徒が交流を行いました。写真左上はソーラン節の披露、左下はメダルの披露、その右はアーチェリー競技の疑似体験です。使用した用具はイギリスからプレゼントされました。  裏面をごらんください。学校での交流後、場所をイギリス大使館に移し、引き続き交流を行いました。  このようにして、今後も港区民とBOAとの国際交流の機会を設けてまいります。  説明は以上となります。 ○委員長鈴木たかや君) 説明は終わりました。これより質疑に入ります。ご質問等ございましたら、順次ご発言をお願いいたします。 ○委員丸山たかのり君) 提供される期間に関して、一部、子どもたちの夏休みに入る前の期間を含んでいるように思うのですけれども、その辺は学校の行事と提供される部屋等がうまく調整されているということでよろしいのですか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 夏休み期間につきましては、お台場学園の子どもたちは平成32年7月11日から始まり、8月31日までということでして、授業数の調整が必要となります。平日の授業時間数を調整するなどして、今後も学校と調整してまいります。 ○委員丸山たかのり君) そうすると、7月11日から8月11日の期間は、学校全体をイギリスのオリンピックチームが利用するという形で、生徒たちの利用は基本的にはないということでよろしいのですかね。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) BOAが使用している期間のお台場学園の出入りにつきましては、基本的に教員もできることになっておりまして、生徒につきましても、事情によっては可能な形で措置はとりたいと思っております。 ○委員丸山たかのり君) わかりました。
     それと、今回はBOAと契約書を締結するということですけれども、今後、東京2020大会が近づいてくる中で、ほかの国からもこのような提案があるかと思うのです。その辺に関しては、基本的には前向きに検討するというスタンスでよろしいのでしょうか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) これまでもご説明しておりますが、事前キャンプ地等、大使館等に呼びかけして誘致を図っているところであります。しかしながら、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会期間中に、公式練習会場として港区スポーツセンターを使用するということも既に決まっておりますので、大会直前の使用ができないということが決まっております。今のところ他国からの問い合わせはないのですが、今後、各国からの問い合わせもあるかと思います。そのときには、港区スポーツセンターが公式練習会場としての使用が決まっていることや、スポーツ・サービス・センターとしてのお台場学園の活用などを考慮して、問い合わせのあった国とは協議してまいりたいと思います。 ○委員玉木まこと君) 先ほど丸山委員から質問のあった、夏休みの話なのですけれども、児童館などももちろん連動して対応するということで、保護者の方とトラブルがないようにというのは大丈夫なのでしょうか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) はい。例えば、夏期休業期間中の部活動についてですけれども、やはりBOAが使っている期間中は部活動の場所が限られるということがあります。現在のところ、バトミントン部や吹奏部、総合芸術部、伝統文化部などの代替場所として、台場区民センターの集会室、洋室、多目的会議室などをお借りすることになっております。そのほかの、家庭科部やバスケットボール部、水泳部については現在調整中ということになっております。あとは、放課GO→おだいばにつきましても、現段階で、にじのはし幼稚園の遊戯室をお借りするような形で調整をとっております。 ○副委員長風見利男君) 提供する施設ですけれども、各階の小学校教室の一部、オープンスペース、小・中学校体育館、ランチルーム、プール、校庭と。校庭に350平米の仮設トレーニング施設を設置するという形で利用されるわけですが、プールも利用されるということですよね。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) プールも利用することになっております。 ○副委員長風見利男君) そうすると、イギリスのオリンピック選手が出場する全ての競技について、トレーニングも含めてここを使うという理解でいいですか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 競技団体のどの選手が来るかというのは、これから情報を受けることになっております。基本的に、オリンピック期間中に使うことになっておりますので、ほとんどの競技の選手が使うことになるかと思います。 ○副委員長風見利男君) 体育館などの床との関係ですが、パラリンピック選手も使用するのですか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 現段階ではオリンピック選手だけということになっております。 ○副委員長風見利男君) そうすると、車椅子バスケットや車椅子ラグビーはないので、床の補強などは必要ないということですか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) はい。こちら側がそのために補強する、何かをするということはないです。 ○副委員長風見利男君) BOAが行うことはあるのでしょうか。 ○生涯学習スポーツ振興課長(木下典子君) 現在、BOAからは、今のお台場学園の状態で十分使える形になっているというお返事はいただいております。BOAが手を加えることになると、原状回復が原則ですので、一切そのようなことは行わないということが前提になっております。 ○委員長鈴木たかや君) ほかにご質問等はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) ほかになければ、報告事項(4)「第32回オリンピック競技大会(2020/東京)におけるイギリスオリンピック委員会との契約書の締結について」の報告は、これをもって終了いたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) それでは、審議事項に入ります。審議事項(1)「発案27第16号 東京オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた諸対策について」を議題といたします。  本発案について、何かございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) なければ、本発案につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「はい」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) それでは、本日継続といたしました。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) 特段の事情がない限り、本日の委員会は、MINATOシティハーフマラソン2018の開催日までに開かれる最後の委員会となります。  大会実施に向けて、これまでいろいろと調整されてきた皆様、大変お疲れさまでございました。第1回大会ということでございましたので、ルートの設定や沿道の住民の方々への周知等、本当に大変だったと思います。  いよいよ、12月2日に大会当日を迎えますが、一般申し込みが17分で締め切られるなど、区民をはじめ、多くの方にとって非常に関心の高い大会になっていると思います。当日は、ランナーの方や沿道の応援の方、また区役所の職員の方も、事故のないように注意して運営していただきたいと思います。  ランナーの方はもちろん、港区民の方にも、「最高の大会だった」と言っていただけるように、あと一歩ご尽力をいただきたいと思います。また、我々区議会議員も、当日は精一杯、力を合わせて応援したいと思います。当委員会から、阿部委員、横尾委員、山野井委員も出場されるということですから、東京オリンピックパラリンピック対策特別委員会としてもしっかりと応援してまいりたいと思います。皆様、あと一歩のご協力を、最後までよろしくお願い申し上げます。     ──────────────────────────────────────── ○委員長鈴木たかや君) そのほかに、何かございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長鈴木たかや君) ほかになければ、本日の委員会を閉会といたします。                 午後 2時33分 閉会...