港区議会 1995-03-20
平成7年第1回定例会−03月20日-05号
平成7年第1回定例会−03月20日-05号平成7年第1回定例会
平成七年 東京都港区
議会議事速記録 第五号(第一回定例会)
平成七年三月二十日(月曜日)午後四時開会
一 出席議員(三十八名)
一 番 星 野 喬 君
二 番 堀 野 国 雄 君
三 番 石 塚 壮 一 君
四 番 大 谷 たき子 君
五 番 鈴 木 武 昌 君
六 番 鈴 木 洋 一 君
七 番 きたしろ 勝 彦 君
八 番 おぎくぼ 省 吾 君
九 番 岸 田 東 三 君
十 一番 風 見 利 男 君
十 二番 沖 島 えみ子 君
十 三番 清 水 良 英 君
十 四番 木 村 のり子 君
十 五番 藤 本 潔 君
日程第四十九議案第六十五号平成五年度東京都港区
一般会計歳入歳出決算
日程第五十議案第六十六号平成五年度東京都港区
国民健康保険事業会計歳入歳出決算
日程第五十一議案第六十七号平成五年度東京都港区
老人保健医療会計歳入歳出決算
(以上平成五年度
決算特別委員会審査報告)
日程第五十二議案第二十二号平成七年度東京都港区
一般会計予算
日程第五十三議案第二十三号平成七年度東京都港区
国民健康保険事業会計予算
日程第五十四議案第二十四号平成七年度東京都港区
老人保健医療会計予算
(以上平成七年度
予算特別委員会審査報告)
日程第五十五発案七第三号二信用組合問題で真相の徹底究明を求める意見書
日程第五十六発案七第四
号障害者小規模作業所に対する
国庫補助金制度拡充に関する意見書
日程第五十七議案第三十三号東京都港区
教育委員会委員の任命の同意について(松原哲明君)
日程第五十八議案第三十四号東京都港区監査委員の選任の同意について(百瀬沖正君)
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○議長(大蔦幸雄君) これより本日の会議を開会いたします。
ただいまの出席議員は三十七名であります。
会議録署名議員をご指名いたします。十九番井筒宣弘君、二十番鈴木たけし君にお願いいたします。
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○議長(大蔦幸雄君) この際、お諮りいたします。議事の運営上、平成五年度
決算特別委員長の審査報告並びに平成七年度
予算特別委員長の審査報告は、これを省略いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、さよう決定いたしました。
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○議長(大蔦幸雄君) これより日程に入ります。
日程第一から第十三までは、いずれも
総務常任委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
議案第一号東京都港区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
議案第十九号平成六年度東京都港区
一般会計補正予算(第五号)
議案第二十号平成六年度東京都港区
国民健康保険事業会計補正予算(第三号)
議案第二十一号平成六年度東京都港区
老人保健医療会計補正予算(第二号)
議案第二十五
号工事請負契約の承認について(
港区立高松中学校擁壁改修工事)
議案第二十六
号土地収用事件の和解について(
都市計画道路事業補助線街路第七号線)
議案第二十九号東京都港区特別区税条例の一部を改正する条例
議案第三十号平成六年度東京都港区
一般会計補正予算(第六号)
議案第三十一号平成六年度東京都港区
老人保健医療会計補正予算(第三号)
議案第三十二号東京都港区議会議員及び区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例
請願六第三十一号消費税の
税率引き上げ反対、廃止を要求する請願
総務常任委員会からの中間報告について
総務常任委員会の継続審査申出について
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○議長(大蔦幸雄君) 十一案について、
総務常任委員長から審査報告書が提出されております。この審査報告書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
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総務常任委員会審査報告書
一議案第一号東京都港区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
(七・三・三付託)
本委員会は、右議案審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定した。
右報告する。
平成七年三月六日
総務常任委員長 藤本潔
港区議会議長 大蔦幸雄殿
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総務常任委員会審査報告書
一議案第二十五
号工事請負契約の承認について(
港区立高松中学校擁壁改修工事)
一議案第二十六
号土地収用事件の和解について(
都市計画道路事業補助線街路第七号線)
(以上七・三・三付託)
一議案第二十九号東京都港区特別区税条例の一部を改正する条例
(七・三・六付託)
本委員会は、右議案審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決定した。
右報告する。
平成七年三月七日
総務常任委員長 藤本潔
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
総務常任委員会審査報告書
一議案第十九号平成六年度東京都港区
一般会計補正予算(第五号)
一議案第二十号平成六年度東京都港区
国民健康保険事業会計補正予算(第三号)
一議案第二十一号平成六年度東京都港区
老人保健医療会計補正予算(第二号)
(以上七・三・三付託)
一議案第三十号平成六年度東京都港区
一般会計補正予算(第六号)
一議案第三十一号平成六年度東京都港区
老人保健医療会計補正予算(第三号)
(以上七・三・六付託)
本委員会は、右議案審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決定した。
右報告する。
平成七年三月八日
総務常任委員長 藤本潔
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
総務常任委員会審査報告書
一議案第三十二号東京都港区議会議員及び区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例
(七・三・一六付託)
本委員会は、右議案審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定した。
右報告する。
平成七年三月十七日
総務常任委員長 藤本潔
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
総務常任委員会審査報告書
一請願六第三十一号消費税の
税率引き上げ反対、廃止を要求する請願
(六・一一・三〇付託)
本委員会は、右請願審査の結果、左記理由により不採択とすべきものと決定した。
右報告する。
平成七年三月十七日
総務常任委員長 藤本潔
港区議会議長 大蔦幸雄殿
記
一請願六第三十一号に対する不採択理由
願意にそいがたい。
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○議長(大蔦幸雄君)
総務常任委員長から、十一案に対する審査報告並びに委員会の中間報告のため、発言を求められております。十五番藤本潔君。
〔十五番(藤本潔君)登壇〕
○十五番(藤本潔君) ただいま議題となりました日程第一から日程第十一につきまして、
総務常任委員会を代表して審査の経過と結果をご報告いたします。
すなわち、議案第一号東京都港区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、本案は、
雇用保険法等の一部を改正する法律による雇用保険法の一部改正に伴い、規定の整備を行うものであります。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、再雇用職員に対する雇用保険法の適用範囲と認定条件、中途退職者における条例第十三条の適用状況等についてであります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第十九号平成六年度東京都港区
一般会計補正予算(第五号)でありますが、本案は、
歳入歳出予算、
債務負担行為及び特別区債の補正であります。その内容は、総務費において
電子計算事務経費などを減額したほか、会計管理費などの財源更正を行い、都市環境費において(仮称)港南三丁目
住宅等建設経費の減額及び財源更正をしたのをはじめ、民生費、衛生費、産業経済費、土木費、教育費、公債費及び諸支出金において、それぞれ所要の経費を計上、あるいは追加計上したほか、経費の減額及び財源更正を行うものであります。補正額の財源は、特別区交付金、繰越金及び財産収入等を増額し、国庫支出金、都支出金及び繰入金などを減額しております。
債務負担行為の補正は、
本村福祉会館等改築などを廃止し、(仮称)三田一丁目
高齢者集合住宅建設について限度額を変更するものであります。特別区債の補正は、(仮称)芝一丁目住宅建設ほか七件を追加し、
台場地区公共施設建設ほか十二件の変更を行うものであります。本委員会におきましては、
区民斎場建設用地及び
西麻布福祉会館分館建設用地等を視察した後、理事者より
提案補足説明を聴取し、質疑を行いました。主な内容は、歳入では、
老人福祉施設措置費の算定基準、
田町駅東西自由通路事業に関連して、区、事業組合、JR東日本の負担割合や今後の区の取り組み等について、歳出では、六本木一丁目西地区市街地再開発事業に関連して、国庫補助金の料率変更と減額の関係、福祉会館等の耐震度調査と改築計画、在宅ねたきり
老人訪問歯科診療対象者の拡大等について質疑が行われたほか、各款にわたり、幅広い質疑が展開されました。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二十号平成六年度東京都港区
国民健康保険事業会計補正予算(第三号)でありますが、本案は、一般被
保険者療養給付経費などを追加計上し、
老人保健医療費拠出金の減額及び財源更正などを行ったものであります。補正額の財源としては、都支出金、繰入金及び繰越金などを充てております。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、国庫負担金の一般財源への組み替え理由等々についてであります。質疑終了後、各会派の態度表明を行ったところ、
共産党議員団の北村委員より本案に反対する旨の意見が述べられました。引き続き採決いたしましたところ、本案は、賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二十一号平成六年度東京都港区
老人保健医療会計補正予算(第二号)でありますが、本案は、
医療給付経費の財源更正を行うものであります。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取した後、採決いたしましたところ、本案は満場一致で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二十五
号工事請負契約の承認についてでありますが、本案は、
港区立高松中学校擁壁改修工事の請負契約の承認を求めるため、提出されたものであります。本委員会におきましては、現地を視察した後、理事者より
提案補足説明を聴取し、質疑を行いました。主な内容は、擁壁の耐震度、高松中学校の西側擁壁の改修計画、擁壁工事の積算等々についてであります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二十六
号土地収用事件の和解についてでありますが、本案は、現在、区が起業者として土地収用法に基づき、
収用裁決手続中の
都市計画道路事業補助線街路第七号線事業用地について、土地所有者及び関係人と和解するため議決を求めるものであります。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、土地の平米単価、建築物の容積及び建ぺい率、土地取得後の建物と建築基準法との関係等々についてであります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二十九号東京都港区特別区税条例の一部を改正する条例でありますが、本案は、地方税法の一部を改正する法律の施行に伴い、阪神・淡路大震災の被災者の負担の軽減を図るため、特別区民税の雑損控除の適用に係る特例を設けるものであります。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、所得税の減免と雑損控除額との比較、同制度の周知方法等々についてであります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第三十号平成六年度東京都港区
一般会計補正予算(第六号)並びに議案第三十一号平成六年度東京都港区
老人保健医療会計補正予算(第三号)についてでありますが、議案第三十号は、民生費におきまして
老人保健医療会計繰出金を追加計上したものであります。補正額の財源といたしましては、繰入金を充てております。
議案第三十一号は、医療給付費などの財源更正を行うものであり、
歳入歳出予算の総額は補正前の総額と同額であります。本案補正は、国の「阪神・淡路大震災」などの対応により平成六年度の
老人医療費国庫負担金に一部財源不足が見込まれるため、行うものであります。本委員会におきましては、理事者より順次、
提案補足説明を聴取した後、採決いたしましたところ、いずれも満場一致で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第三十二号東京都港区議会議員及び区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例でありますが、本案は、
公職選挙法施行令及び国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律施行令の一部を改正する政令の施行による
公職選挙法施行令の一部改正に伴い、選挙運動の公費負担の限度額を引き上げるものであります。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、ハイヤー契約の公費負担の内容及び前回の国会議員の選挙等の執行経費の基準の制定月日についてであります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、請願六第三十一号消費税の
税率引き上げ反対、廃止を要求する請願でありますが、採決いたしましたところ、賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。
以上にて委員長報告を終わります。何とぞ各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
続いて、議題となっております日程第十二につきまして、
総務常任委員会を代表して、委員会で審査中の案件について中間報告を申し上げます。
すなわち、発案五第十四
号地方行政制度と財政問題の調査についてであります。本委員会におきましては、理事者より、平成七・八年度港区実施計画(案)、組織改正、土地の購入等について報告を聴取し、質疑を行うとともに、意見、要望を述べました。以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。
以上にて中間報告を終わります。
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○議長(大蔦幸雄君) これより採決に入ります。
まず、議案第二十号平成六年度東京都港区
国民健康保険事業会計補正予算(第三号)について、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について原案どおり可決することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決定いたしました。
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○議長(大蔦幸雄君) 次に、請願六第三十一号消費税の
税率引き上げ反対、廃止を要求する請願ついて、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。請願六第三十一号について委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、請願六第三十一号については委員長の報告のとおり決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 次に、議案第一号外八案について、お諮りいたします。
○七番(きたしろ勝彦君) 議案第一号外八案については、ただいまの委員長の報告のとおり決定されるよう望みます。
○議長(大蔦幸雄君) ただいまの七番議員の動議のとおり決定することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。
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○議長(大蔦幸雄君) 次に、
総務常任委員長から、委員会において審査中の案件について閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
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総務常任委員会継続審査申出書
一発案五第十四
号地方行政制度と財政問題の調査について
(五・六・三〇付託)
本委員会は、右案件を審査中であるが、今会期中に審査を結了することが困難なので、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから申し出ます。
平成七年三月十七日
総務常任委員長 藤本潔
港区議会議長 大蔦幸雄殿
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○議長(大蔦幸雄君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第十四から第二十五までは、いずれも
区民厚生常任委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
議案第六号東京都
港区立勤労福祉会館条例の一部を改正する条例
議案第七号東京都港区
老人福祉手当条例の一部を改正する条例
議案第八号東京都港区敬老金支給に関する条例の一部を改正する条例
議案第九号東京都港区
児童育成手当条例の一部を改正する条例
議案第十号東京都港区
心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例
議案第十二
号財団法人港区
勤労者サービス公社に対する助成に関する条例
議案第十三号東京都港区動物病院等に関する条例を廃止する条例
議案第十四号東京都港区
国民健康保険条例の一部を改正する条例
議案第二十七号町の区域の新設について(台場)
請願七第一
号障害者小規模作業所に対する
国庫補助制度の改善と充実を求めての
意見書提出等に関する請願
区民厚生常任委員会からの中間報告について
区民厚生常任委員会の継続審査申出について
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 十案について、区民厚生常任委員長から審査報告書が提出されております。この審査報告書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
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区民厚生常任委員会審査報告書
一議案第七号東京都港区
老人福祉手当条例の一部を改正する条例
一議案第八号東京都港区敬老金支給に関する条例の一部を改正する条例
一議案第九号東京都港区
児童育成手当条例の一部を改正する条例
一議案第十号東京都港区
心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例
一議案第十三号東京都港区動物病院等に関する条例を廃止する条例
(以上七・三・三付託)
本委員会は、右議案審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決定した。
右報告する。
平成七年三月六日
区民厚生常任委員長 滝川嶂之
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
区民厚生常任委員会審査報告書
一議案第六号東京都
港区立勤労福祉会館条例の一部を改正する条例
一議案第十二
号財団法人港区
勤労者サービス公社に対する助成に関する条例
一議案第十四号東京都港区
国民健康保険条例の一部を改正する条例
(以上七・三・三付託)
本委員会は、右議案審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決定した。
右報告する。
平成七年三月七日
区民厚生常任委員長 滝川嶂之
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
区民厚生常任委員会審査報告書
一議案第二十七号町の区域の新設について(台場)
(七・三・三付託)
本委員会は、右議案審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定した。
右報告する。
平成七年三月八日
区民厚生常任委員長 滝川嶂之
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
区民厚生常任委員会審査報告書
一請願七第一
号障害者小規模作業所に対する
国庫補助制度の改善と充実を求めての
意見書提出等に関する請願
(七・三・三付託)
本委員会は、右請願審査の結果、採択すべきものと決定した。
右報告する。
平成七年三月八日
区民厚生常任委員長 滝川嶂之
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 区民厚生常任委員長から、十案に対する審査報告並びに委員会の中間報告のため、発言を求められております。十六番滝川嶂之君。
〔十六番(滝川嶂之君)登壇〕
○十六番(滝川嶂之君) ただいま議題となりました日程第十四から日程第二十三につきまして、
区民厚生常任委員会を代表して、審査の経過と結果をご報告申し上げます。
最初に、議案第六号東京都
港区立勤労福祉会館条例の一部を改正する条例と議案第十二
号財団法人港区
勤労者サービス公社に対する助成に関する条例でありますが、議案第六号は、財団法人港区
勤労者サービス公社に港勤労福祉会館の管理運営の一部を委託するため、委託に関する事項を定めるため提案されたものであり、議案第十二号は、区が民法第三十四条の規定に基づいて設立する財団法人港区
勤労者サービス公社に対し、経費の助成等を行うため、必要な事項を定めるよう提案されたものであります。本委員会におきましては、現地を視察した後、理事者より二案一括して
提案補足説明を聴取し、質疑を行いました。主な内容は、公社派遣職員の身分保障と労働条件並びに職員団体との協議状況、理事会・評議員会の内容と構成、公社化のメリット、事業計画並びに予算・決算に対する区のチェック機能、区から公社に対する財産の貸付け、譲渡等の諸問題についてであります。質疑終了後、二案につき採決いたしましたところ、いずれも満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第七号東京都港区
老人福祉手当条例の一部を改正する条例であります。本案は、手当の額を五万千円から五万三千円に、四万二千円または二万八千円から四万三千五百円に、二万八千円から二万九千円にそれぞれ引き上げるとともに、七十歳未満の受給者への支給額を所得による区別なく一律とするもので、条例の題名及び手当の名称等を改めるほか、規定の整備を行うため提案されたものであります。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取し、質疑を行いました。主な内容は、老人福祉手当受給者数と港区地域福祉計画上のねたきり高齢者数の人数の乖離の理由、港区地域福祉計画上のねたきり高齢者の捉え方、ねたきり高齢者のわかりやすい基準の必要性等の諸問題についてであります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第八号東京都港区敬老金支給に関する条例の一部を改正する条例でありますが、本案は、敬老金の額を五千円から七千円に引き上げるとともに、規定の整備を行うため提案されたものであります。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、敬老金の過去の経緯、敬老祝品の五歳刻み支給への変更との関係等の諸問題についてであります。続いて、共産党議員団の宮崎委員と沖島委員より、敬老金の額を五千円から一万円に引き上げる旨の修正案が提出されました。本委員会におきましては、
共産党議員団の宮崎委員より趣旨説明を受けた後、質疑を行いました。主な内容は、修正案における敬老金額で実施した場合の財源等の諸問題についてであります。質疑終了後、自民・民社連合のおぎくぼ委員、自民党議員団の川村委員、社会党・区民会議の石塚委員及び区議会公明の山越委員より修正案に反対し原案に賛成する旨、
共産党議員団の宮崎委員より修正案に賛成する旨、意見開陳がなされました。引き続き修正案について採決いたしましたところ、修正案は賛成少数で否決されました。次に、原案について採決いたしましたところ、本案は満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第九号東京都港区
児童育成手当条例の一部を改正する条例でありますが、本案は、育成手当の額を一万二千五百円から一万三千円に、障害手当の額を一万四千五百円から一万五千円にそれぞれ引き上げるとともに、所得の認定に係る児童の年齢要件を改めるため提案されたものであります。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取し、質疑を行いました。主な内容は、児童育成手当受給者の増加と児童手当及び児童扶養手当受給者の減少の理由、児童扶養手当の所得制限額改善の必要性、離婚の増加との関係等の諸問題についてであります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第十号東京都港区
心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例でありますが、本案は、手当の額を一万四千五百円から一万五千円に、七千二百五十円から七千五百円にそれぞれ引き上げるとともに、支給対象とする特殊疾病に特発性間質性肺炎を加えるため提案されたものであります。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取し、質疑を行いました。主な内容は、脳性麻痺、進行性筋萎縮症が特殊疾病でなく「その他前各号に準ずる者」になっている理由、特発性間質性肺炎患者の把握・PR方法、身体障害者・知的障害者及び特殊疾病が増加している理由等の諸問題についてであります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第十三号東京都港区動物病院等に関する条例を廃止する条例でありますが、本案は、公衆衛生に係る社会情勢等の変化に伴い、動物病院等に関する規則を緩和するため、条例を廃止するよう提案されたものであります。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取し、質疑を行いました。主な内容は、動物病院等に関する条例と獣医療法との比較、条例廃止した場合の獣医療法の規則内容等の諸問題についてであります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第十四号東京都港区
国民健康保険条例の一部を改正する条例でありますが、本案は、保険料の所得割の料率を引き上げるとともに、規定の整備を行うため提案されたものであります。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取し、質疑を行いました。主な内容は、保険料率の引き上げと住民税減税の関係、国の応分の負担の必要性等の諸問題についてであります。なお、
共産党議員団の宮崎委員より、意見書提出の旨、提案がなされました。質疑終了後、各会派の意見開陳を行ったところ、
共産党議員団の宮崎委員より、本案に反対する旨の意見が述べられました。引き続き採決いたしましたところ、本案は賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第二十七号町の区域の新設についてでありますが、本案は、平成六年第三回定例会において、市街地の区域及び住居表示の方法について議決した台場について、街区方式による住居表示を実施するため、町の区域を新設するよう提案されたものであります。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取し、質疑を行いました。主な内容は、第三台場と第六台場の町名を港南から台場へ変更する必要性等の諸問題についてであります。なお、理事者より、このことについては今後検討する旨の答弁がなされました。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、請願七第一
号障害者小規模作業所に対する
国庫補助制度の改善と充実を求めての
意見書提出等に関する請願であります。本請願は、障害者小規模作業所に対する
国庫補助制度については、現行の障害別制度を一本化し、補助額の大幅な引き上げ並びに都道府県、政令指定都市、区市町村を通じて、すべての小規模作業所に交付するなどの面で改善するため、国に対して意見書を提出するよう願うもので、本定例会において付託されたものであります。本委員会におきましては、慎重に審議を行いました。すなわち、小規模作業所に対する補助金の内容につきまして質疑が行われ、採決いたしましたところ、本請願は満場一致をもって採択すべきものと決定するとともに、本請願の趣旨に沿った意見書を本委員会として取りまとめ、関係機関に対して提出されるよう議長に申し出ることに決定いたしました。
以上にて委員長報告を終わります。何とぞ各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
続いて、議題となっております日程第二十四につきまして、
区民厚生常任委員会を代表して委員会で審査中の案件について中間報告を申し上げます。
最初に、請願についてでありますが、請願五第十三号保育園の定員割れ対策についての請願、請願五第二十二号ほか二件の無認可保育園に補助金を求める請願、請願五第二十五号乳幼児医療費無料制度の対象年齢の拡大を求める請願、請願五第四十一号年金制度改悪に反対する請願の請願六件につきましては、いずれもなお慎重審議の必要がありますので、継続審査を申し出ることに決定いたしました。
次に、発案六第九号東京都港区高齢者入院見舞金の支給に関する条例でありますが、本委員会におきましては、提案者代表及び理事者に対して質疑を行いました。主な内容は、助役からの見舞金制度についての下命内容、高齢者生活実態調査結果の捉え方、国民年金受給状況との関係等の諸問題であります。以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。
次に、発案六第十九号東京都港区乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例でありますが、本案は、現在施行されている乳幼児に関わる医療費の助成を拡大し、乳幼児の健全な育成及び保健の向上に寄与し、もって乳幼児の福祉の増進を図るため提案されたものであります。本委員会におきましては、提案者代表者から
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、二十三区における実施状況、医師会との関係、定住化と本条例案との関係、区外での受診方法、事務量増・人員増等の諸問題であります。以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。
次に、発案七第一号東京都港区中小企業振興基本条例の一部を改正する条例でありますが、本案は、港区の中小企業振興施策の進展に合わせるとともに、基礎的自治体を目指す港区として中小企業振興施策の増進を図るため提案されたものであります。本委員会におきましては、提案代表者から
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、中小企業振興基本条例を改正する必要性、第三条、「助成等の施策」の六項目を十三項目に増やす理由、港区地域産業活性化計画(素案)の中小企業振興審議会への諮問・答申との関係等の諸問題であります。以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお慎重審議の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。
最後に、発案五第十五号区民厚生事業の調査についてであります。本委員会におきましては、理事者より、港区実施計画(案)、財団法人港区
勤労者サービス公社の設立、(仮称)港区障害者福祉事業団の基本的あり方に関する報告書、港区地域保健医療計画(素案)等について、報告を聴取し、質疑を行うとともに意見、要望を述べました。以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。
以上にて中間報告を終わります。
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○議長(大蔦幸雄君) これより採決に入ります。
まず、議案第十四号東京都港区
国民健康保険条例の一部を改正する条例について、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について原案どおり可決することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 次に、議案第六号外八案について、お諮りいたします。
○七番(きたしろ勝彦君) 議案第六号外八案については、ただいまの委員長の報告のとおり決定されるよう望みます。
○議長(大蔦幸雄君) ただいまの七番議員の動議のとおり決定することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 次に、区民厚生常任委員長から、委員会において審査中の案件について閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
───────────────────────────
区民厚生常任委員会継続審査申出書
一請願五第十三号保育園の定員割れ対策についての請願
一請願五第二十二号無認可保育園に補助金を求める請願ほか二件
一請願五第二十五号乳幼児医療費無料制度の対象年齢の拡大を求める請願
(以上五・六・三〇付託)
一請願五第四十一号年金制度改悪に反対する請願
(五・一一・一九付託)
一発案六第九号東京都港区高齢者入院見舞金の支給に関する条例
(六・六・一七付託)
一発案六第十九号東京都港区乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例
(六・一二・七付託)
一発案七第一号東京都港区中小企業振興基本条例の一部を改正する条例
(七・三・六付託)
一発案五第十五号区民厚生事業の調査について
(五・六・三〇付託)
本委員会は、右案件を審査中であるが、今会期中に審査を結了することが困難なので、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから申し出ます。
平成七年三月八日
区民厚生常任委員長 滝川嶂之
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第二十六から第三十三までは、いずれも
建設常任委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
議案第二号東京都港区立港
南荘住宅条例の一部を改正する条例
議案第三号東京都港区
特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例
議案第四号東京都
港区営住宅条例の一部を改正する条例
議案第五号東京都
港区立住宅条例の一部を改正する条例
議案第十一
号財団法人港区住宅公社に対する助成に関する条例
議案第十五号東京都
港区立エコプラザ条例
建設常任委員会からの中間報告について
建設常任委員会の継続審査申出について
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 六案について、建設常任委員長から審査報告書が提出されております。この審査報告書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
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建設常任委員会審査報告書
一議案第二号東京都港区立港
南荘住宅条例の一部を改正する条例
一議案第三号東京都港区
特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例
一議案第四号東京都
港区営住宅条例の一部を改正する条例
一議案第五号東京都
港区立住宅条例の一部を改正する条例
一議案第十一
号財団法人港区住宅公社に対する助成に関する条例
一議案第十五号東京都
港区立エコプラザ条例
(以上七・三・三付託)
本委員会は、右議案審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決定した。
右報告する。
平成七年三月八日
建設常任委員長 長島五郎
港区議会議長 大蔦幸雄殿
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○議長(大蔦幸雄君) 建設常任委員長から、六案に対する審査報告並びに委員会の中間報告のため、発言を求められております。三十三番長島五郎君。
〔三十三番(長島五郎君)登壇〕
○三十三番(長島五郎君) ただいま議題となりました日程第二十六から日程第三十一につきまして、
建設常任委員会を代表して審査の経過と結果をご報告申し上げます。
最初に、議案第二号東京都港区立港
南荘住宅条例の一部を改正する条例でありますが、本案は、財団法人港区住宅公社に港南荘住宅の管理の一部を委託するため、委託に関する事項を定めるものであります。
次に、議案第三号東京都港区
特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例でありますが、本案は、財団法人港区住宅公社に特定公共賃貸住宅の管理の一部を委託するため、委託に関する事項を定めるものであります。
次に、議案第四号東京都
港区営住宅条例の一部を改正する条例でありますが、本案は、区営住宅の使用料制度を改めるとともに、財団法人港区住宅公社に区営住宅の管理の一部を委託するため、委託に関する事項を改めるものであります。
次に、議案第五号東京都
港区立住宅条例の一部を改正する条例でありますが、本案は、赤坂四丁目十八番十三号に区立住宅シティハイツ赤坂を設置するとともに、財団法人港区住宅公社に区立住宅の管理の一部を委託するため、委託に関する事項を定めるものであります。
次に、議案第十一
号財団法人港区住宅公社に対する助成に関する条例でありますが、本案は、区が民法第三十四条の規定に基づいて設立する財団法人港区住宅公社に対して、経費の助成等を行うため、必要な事項を定めるものであります。
本委員会におきましては、以上の五議案について理事者より一括
提案補足説明を聴取し、議案第五号に係るシティハイツ赤坂を現地視察した後、一括して質疑を広範、多岐にわたり行いました。主な内容は、区営住宅における使用料限度額の算定方法及び使用料変更に伴う条例の根拠並びに応能・応益制度の導入、他の公営住宅との家賃水準について、区立住宅使用料設定の基本的構成要素の考え方及び区立住宅相互間における使用料の整合性確保と使用料・使用者負担額軽減化について、住宅公社設立の諸手続と設立時、設立後の区財政への影響及び設立の積極的な意義について、住宅公社の事業運営における独自性の確保と区の施策との有機的連携及び議会の関与について、住宅公社に管理委託する共同施設の保全の範囲と、補充規定の具体的内容及び該当条文の改正の可否について等であります。質疑終了後、各議案につき各会派の態度表明を行ったところ、共産党議員団の風見委員より四案に反対する旨の意見が述べられました。引き続き採決をいたしましたところ、議案第二号、議案第三号、議案第四号、議案第十一号は賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第五号についてでありますが、
共産党議員団の大橋委員と風見委員より「第三十条を第三十一条とし、第二十九条の次に一条を加える」改正規定を削る旨の修正案が提出されました。本委員会におきましては、
共産党議員団の風見委員より趣旨説明を受けた後、修正案について採決いたしましたところ、修正案は賛成少数で否決されました。引き続き原案について採決いたしましたところ、満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、議案第十五号東京都
港区立エコプラザ条例でありますが、本案は、区民の環境保護に関する理解を深めることにより、環境への負荷の少ない生活文化の形成に寄与することを目的として、虎ノ門三丁目六番九号に港区立エコプラザを設置するため、新たな条例を制定するものであります。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取し、質疑を行いました。主な内容は、暫定施設においての実施する具体的事業内容と、想定する利用者層について、職員の勤務態勢、利用者の拡大に向けた休館日・開館時間のあり方と、港区リサイクル事業推進懇談会における審議状況と提言の反映について、本格施設建設の進捗状況と現在実施している資源分別回収モデル事業との関係について等であります。質疑終了後、各会派の態度表明を行い、採決いたしましたところ、本案は満場一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
以上にて委員長報告を終わります。何とぞ各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
続いて、議題となっております日程第三十二につきまして、
建設常任委員会を代表して、委員会で審査中の案件について中間報告を申し上げます。
最初に、請願についてでありますが、請願五第九号「区域変更」ならびに「幅員改定」に関する請願、請願五第十四号港区住民の定住性向上のための住宅建設に関する請願、請願五第十五号三田綱町児童遊園の存続に関する請願、請願五第十九号「東京都日影による中高層建築物の高さの制限に関する条例(日影規制条例)」の見直しを求める請願、請願五第三十三号港区南青山五丁目法務局東京矯正管区跡地に関する請願の各請願につきましては、いずれもなお慎重審議の必要がありますので、継続審査を申し出ることに決定いたしました。
次に、請願五第三十号、請願五第五十号から請願五第五十五号、請願六第一号、請願六第五号から請願六第十一号、請願六第二十号から請願六第二十六号の合計二十二件の新橋ボートピア計画に関する請願についてでありますが、いずれもなお慎重審議の必要がありますので、継続審査を申し出ることに決定いたしました。
次に、請願六第三十二号広域避難場所である「芝公園・増上寺一帯」の安全性の確保に関する請願、請願六第三十四号港南荘超高層建設計画の見直しに関する請願の各請願についてでありますが、いずれもなお慎重審議の必要がありますので、継続審査を申し出ることに決定いたしました。
最後に、発案五第十六号建設行政の調査についてであります。本委員会におきましては、理事者より、港区実施計画(平成七・八年度)案について、(仮称)財団法人港区住宅公社の設立について、街づくりマスタープラン(素案)について、都市計画道路補助第七号線ふじマンション交渉経緯等について報告を聴取し、質疑を行うとともに、意見、要望を述べました。以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。
以上にて中間報告を終わります。
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○議長(大蔦幸雄君) これより採決に入ります。
まず、議案第二号東京都港区立港
南荘住宅条例の一部を改正する条例について、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について原案どおり可決することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 次に、議案第三号東京都港区
特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例について、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について原案どおり可決することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 次に、議案第四号東京都
港区営住宅条例の一部を改正する条例について、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について原案どおり可決することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 次に、議案第十一
号財団法人港区住宅公社に対する助成に関する条例について、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について原案どおり可決することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 次に、議案第五号外一案について、お諮りいたします。
○七番(きたしろ勝彦君) 議案第五号外一案については、ただいまの委員長の報告のとおり決定されるよう望みます。
○議長(大蔦幸雄君) ただいまの七番議員の動議のとおり決定することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 次に、建設常任委員長から、委員会において審査中の案件について閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
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建設常任委員会継続審査申出書
一請願五第九号「区域変更」ならびに「幅員改定」に関する請願
一請願五第十四号港区住民の定住性向上のための住宅建設に関する請願
一請願五第十五号三田綱町児童遊園の存続に関する請願
一請願五第十九号「東京都日影による中高層建築物の高さの制限に関する条例(日影規制条例)」の見直しを求める請願
(以上五・六・三〇付託)
一請願五第三十号(仮称)ボートピア新橋場外舟券発売場建設計画促進方に関する請願
一請願五第三十三号港区南青山五丁目法務局東京矯正管区跡地に関する請願
(以上五・九・九付託)
一請願五第五十号新橋場外舟券発売場建設推進に関する請願
一請願五第五十一号新橋場外舟券発売場建設計画促進方に関する請願
一請願五第五十二号ボートピア新橋(仮称)場外舟券発売場建設促進に関する請願
一請願五第五十三号新橋場外舟券発売場建設推進に関する請願
一請願五第五十四号ボートピア新橋(仮称)場外舟券発売場建設促進に関する請願
一請願五第五十五号新橋場外舟券発売場建設計画促進方に関する請願
(以上五・一一・一九付託)
一請願六第一号ボートピア新橋(仮称)場外舟券発売場建設推進に関する請願
(六・三・四付託)
一請願六第五号場外舟券発売場建設促進に関する請願
一請願六第六号場外舟券発売場建設促進に関する請願
一請願六第七号ボートピア新橋建設に賛成する請願
一請願六第八号場外舟券売場建設促進に関する請願
一請願六第九号ボートピア新橋建設促進に関する請願
一請願六第十号場外舟券発売場建設促進に関する請願
一請願六第十一号場外舟券売場建設促進に関する請願
(以上六・三・二二付託)
一請願六第二十号ボートピア新橋建設計画促進に関する請願
一請願六第二十一号場外舟券発売場建設促進に関する請願
一請願六第二十二号場外舟券発売場建設促進に関する請願
一請願六第二十三号場外舟券売場建設促進に関する請願
一請願六第二十四号場外舟券発売場建設促進に関する請願
一請願六第二十五号ボートピア新橋建設計画促進に関する請願
一請願六第二十六号場外舟券発売場建設促進に関する請願
(以上六・六・一七付託)
一請願六第三十二号広域避難場所である「芝公園・増上寺一帯」の安全性の確保に関する請願
(六・一一・三〇付託)
一発案五第十六号建設行政の調査について
(五・六・三〇付託)
本委員会は、右案件を審査中であるが、今会期中に審査を結了することが困難なので、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから申し出ます。
平成七年三月八日
建設常任委員長 長島五郎
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
建設常任委員会継続審査申出書
一請願六第三十四号港南荘超高層建設計画の見直しに関する請願
(六・一一・三〇付託)
本委員会は、右案件を審査中であるが、今会期中に審査を結了することが困難なので、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから申し出ます。
平成七年三月二十日
建設常任委員長 長島五郎
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第三十四から第三十六までは、いずれも
文教常任委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
議案第十六号東京都港区奨学資金に関する条例の一部を改正する条例
文教常任委員会からの中間報告について
文教常任委員会の継続審査申出について
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 一案について、文教常任委員長から審査報告書が提出されております。この審査報告書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
───────────────────────────
文教常任委員会審査報告書
一議案第十六号東京都港区奨学資金に関する条例の一部を改正する条例
(七・三・三付託)
本委員会は、右議案審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定した。
右報告する。
平成七年三月七日
文教常任委員長 井筒宣弘
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 文教常任委員長から、一案に対する審査報告並びに委員会の中間報告のため、発言を求められております。十九番井筒宣弘君。
〔十九番(井筒宣弘君)登壇〕
○十九番(井筒宣弘君) ただいま議題となりました日程第三十四につきまして、
文教常任委員会を代表して審査の経過と結果をご報告申し上げます。
すなわち、議案第十六号東京都港区奨学資金に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、本案は、
高等学校等進学者への奨学金及び入学資金の貸付限度額をそれぞれ引き上げるとともに、奨学生の資格要件の一部削除及び規定の整備を行うため提案されたものであります。本委員会におきましては、理事者より
提案補足説明を聴取した後、質疑を行いました。主な内容は、奨学資金貸付の現況、適用範囲改善の必要性等の諸問題についてであります。質疑終了後、採決いたしましたところ、本案は満場一致で原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
以上にて委員長報告を終わります。何とぞ各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
続いて、議題となっております日程第三十五につきまして、
文教常任委員会を代表して委員会で審査中の案件について中間報告を申し上げます。
すなわち、発案五第十七号教育行政の調査についてであります。本委員会におきましては、理事者より、平成三〜五年度児童・生徒のいじめに関する調査結果、高松中学校擁壁改修・校庭等整備、学校跡地の当面の利用等について報告を聴取し、質疑を行うとともに、意見、要望を述べました。以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。
以上にて中間報告を終わります。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 議案第十六号について、お諮りいたします。
○七番(きたしろ勝彦君) 議案第十六号については、ただいまの委員長の報告のとおり決定されるよう望みます。
○議長(大蔦幸雄君) ただいまの七番議員の動議のとおり決定することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 次に、文教常任委員長から、委員会において審査中の案件について閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
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文教常任委員会継続審査申出書
一発案五第十七号教育行政の調査について
(五・六・三〇付託)
本委員会は、右案件を審査中であるが、今会期中に審査を結了することが困難なので、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから申し出ます。
平成七年三月二十日
文教常任委員長 井筒宣弘
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) お諮りいたします。議事の運営上、あらかじめ時間を延長いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、時間は延長されました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第三十七、第三十八は、ともに
自治権拡充対策特別委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
自治権拡充対策特別委員会からの中間報告について
自治権拡充対策特別委員会の継続審査申出について
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 自治権拡充対策特別委員長から、委員会の中間報告のため発言を求められております。二十番鈴木たけし君。
〔二十番(鈴木たけし君)登壇〕
○二十番(鈴木たけし君) ただいま議題となりました日程第三十七につきまして、
自治権拡充対策特別委員会を代表して委員会で審査中の案件について中間報告を申し上げます。
すなわち、発案五第十八号自治権拡充に関する諸対策についてであります。本委員会におきましては、理事者より、特別区制度改革の取組みの一環として、清掃事業の特別区移管に関わる東京都と東京清掃労働組合における覚書、都区制度改革に関する都側提案に対する都職労の回答、特別区制度改革推進大会の開催等について報告を聴取し、質疑を行うとともに、意見、要望を述べました。
なお、長年の悲願であった特別区制度改革は、昨年十二月に都区及び関係者間の合意がなり、国に対して関係法令の改正を正式に要請いたしました。これにより、法改正に向け大変重要な局面を迎え、去る二月二十三日に実施された特別区制度改革実現決起大会に積極的に住民及び各会派代表の方々とともに参加し、関連法律の改正を国会議員に対し強く要請いたしました。以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。
以上にて中間報告を終わります。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 自治権拡充対策特別委員長から、委員会において審査中の案件について閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
───────────────────────────
自治権拡充対策特別委員会継続審査申出書
一発案五第十八号自治権拡充に関する諸対策について
(五・六・三〇付託)
本委員会は、右案件を審査中であるが、今会期中に審査を結了することが困難なので、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから申し出ます。
平成七年三月二十日
自治権拡充対策特別委員長 鈴木たけし
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第三十九、第四十は、ともに芝浦・
港南等地域対策特別委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
芝浦・
港南等地域対策特別委員会からの中間報告について
芝浦・
港南等地域対策特別委員会の継続審査申出について
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 芝浦・港南等地域対策特別委員長から、委員会の中間報告のため発言を求められております。十八番菅野一君。
〔十八番(菅野一君)登壇〕
○十八番(菅野一君) ただいま議題となりました日程第三十九につきまして、芝浦・
港南等地域対策特別委員会を代表して委員会で審査中の案件について中間報告を申し上げます。
すなわち、発案五第十九号芝浦・港南等地域開発に関する諸対策についてであります。本委員会におきましては、理事者より、品川駅構内東西自由通路新設他工事の施行に関する協定書(案)、東京都市計画再開発地区計画(品川駅東口地区)の変更、東京都市計画道路(幹線街路補助線街路第一二三号線外一路線)の変更、東京都市計画都市高速鉄道の変更等について報告を聴取し、質疑を行うとともに、意見、要望を述べました。以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。
以上にて中間報告を終わります。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 芝浦・港南等地域対策特別委員長から、委員会において審査中の案件について閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
───────────────────────────
芝浦・
港南等地域対策特別委員会継続審査申出書
一発案五第十九号芝浦・港南等地域開発に関する諸対策について
(五・六・三〇付託)
本委員会は、右案件を審査中であるが、今会期中に審査を結了することが困難なので、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから申し出ます。
平成七年三月二十日
芝浦・港南等地域対策特別委員長 菅野一
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第四十一、第四十二は、ともに交通・
環境対策特別委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
交通・
環境対策特別委員会からの中間報告について
交通・
環境対策特別委員会の継続審査申出について
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 交通・環境対策特別委員長から、委員会の中間報告のため発言を求められております。十二番沖島えみ子君。
〔十二番(沖島えみ子君)登壇〕
○十二番(沖島えみ子君) ただいま議題となりました日程第四十一につきまして、交通・
環境対策特別委員会を代表しまして委員会で審査中の案件について中間報告を申し上げます。
すなわち、発案五第二十号交通・環境整備に関する諸対策についてであります。本委員会におきましては、理事者より、港区環境影響調査実施要綱(案)、(仮称)山王共同ビル建設事業に係る環境影響評価の経過(見解書)、港地区清掃工場建設等について報告を聴取し、質疑を行いました。また、これらの質疑を踏まえて、「港地区清掃工場建設の都区協議にあたり、清掃工場は資源化施設(RDF含む)を十分取り入れるよう都に求める」との当委員会の意見が取りまとめられました。以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。
以上にて中間報告を終わります。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 交通・環境対策特別委員長から、委員会において審査中の案件について閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
───────────────────────────
交通・
環境対策特別委員会継続審査申出書
一発案五第二十号交通・環境整備に関する諸対策について
(五・六・三〇付託)
本委員会は、右案件を審査中であるが、今会期中に審査を結了することが困難なので、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから申し出ます。
平成七年三月二十日
交通・環境対策特別委員長 沖島えみ子
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第四十三、第四十四は、ともに
防災対策特別委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
防災対策特別委員会からの中間報告について
防災対策特別委員会の継続審査申出について
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 防災対策特別委員長から、委員会の中間報告のため発言を求められております。二番堀野国雄君。
〔二番(堀野国雄君)登壇〕
○二番(堀野国雄君) ただいま議題となりました日程第四十三につきまして、
防災対策特別委員会を代表しまして委員会で審査中の案件について中間報告を申し上げます。
すなわち、発案五第二十一号防災対策の調査についてであります。本委員会におきましては、理事者より、阪神大震災の被害の概要及び港区の対応、東京都港区災害対策検討委員会の設置、平成六年度港区職員参集訓練の結果等について報告を聴取し、質疑を行うとともに、意見、要望を述べました。さらに、阪神大震災に際しては、被害状況等を把握するため、神戸市を視察するとともに、区内の防災備蓄倉庫を視察いたしました。以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、これらの視察の成果を踏まえて、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。
以上にて中間報告を終わります。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 防災対策特別委員長から、委員会において審査中の案件について閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
───────────────────────────
防災対策特別委員会継続審査申出書
一発案五第二十一号防災対策の調査について
(五・六・三〇付託)
本委員会は、右案件を審査中であるが、今会期中に審査を結了することが困難なので、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから申し出ます。
平成七年三月二十日
防災対策特別委員長 堀野国雄
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第四十五、第四十六は、ともに国公有地・
住宅等対策特別委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
国公有地・
住宅等対策特別委員会からの中間報告について
国公有地・
住宅等対策特別委員会の継続審査申出について
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 国公有地・住宅等対策特別委員長から、委員会の中間報告のため発言を求められております。二十七番金子久雄君。
〔二十七番(金子久雄君)登壇〕
○二十七番(金子久雄君) ただいま議題となりました日程第四十五につきまして、国公有地・
住宅等対策特別委員会を代表して委員会で審査中の案件について中間報告を申し上げます。
すなわち、発案五第二十二号国公有地・住宅等対策に関する調査についてであります。本委員会におきましては、シティハイツ高輪の現地視察を行いました。本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。
以上にて中間報告を終わります。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 国公有地・住宅等対策特別委員長から、委員会において審査中の案件について閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
───────────────────────────
国公有地・
住宅等対策特別委員会継続審査申出書
一発案五第二十二号国公有地・住宅等対策に関する調査について
(五・六・三〇付託)
本委員会は、右案件を審査中であるが、今会期中に審査を結了することが困難なので、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから申し出ます。
平成七年三月二十日
国公有地・住宅等対策特別委員長 金子久雄
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第四十七、第四十八は、ともに浜松町二丁目
用地対策特別委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
浜松町二丁目
用地対策特別委員会からの中間報告について
浜松町二丁目
用地対策特別委員会の継続審査申出について
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 浜松町二丁目用地対策特別委員長から、委員会の中間報告のため発言を求められております。五番鈴木武昌君。
〔五番(鈴木武昌君)登壇〕
○五番(鈴木武昌君) ただいま議題となりました日程第四十七につきまして、浜松町二丁目
用地対策特別委員会を代表して委員会で審査中の案件について中間報告を申し上げます。
すなわち、発案五第二十三号浜松町二丁目用地に関する調査についてであります。本委員会におきましては、理事者より、都営地下鉄十二号線の進捗状況等について報告を聴取し、質疑を行うとともに、意見、要望を述べました。以上が本委員会における審査の経過でありますが、本発案につきましては、今後もなお調査検討の必要がありますので、閉会中の継続審査を申し出ることに決定いたしました。
以上にて中間報告を終わります。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 浜松町二丁目用地対策特別委員長から、委員会において審査中の案件について閉会中の継続審査の申し出があります。この継続審査申出書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
───────────────────────────
浜松町二丁目
用地対策特別委員会継続審査申出書
一発案五第二十三号浜松町二丁目用地に関する調査について
(五・六・三〇付託)
本委員会は、右案件を審査中であるが、今会期中に審査を結了することが困難なので、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから申し出ます。
平成七年三月二十日
浜松町二丁目用地対策特別委員長 鈴木武昌
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) お諮りいたします。本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、本件は申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第四十九から第五十一までは、いずれも平成五年度決算特別委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
議案第六十五号平成五年度東京都港区
一般会計歳入歳出決算
議案第六十六号平成五年度東京都港区
国民健康保険事業会計歳入歳出決算
議案第六十七号平成五年度東京都港区
老人保健医療会計歳入歳出決算
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 三案について、平成五年度
決算特別委員長から審査報告書が提出されております。この審査報告書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
───────────────────────────
平成五年度
決算特別委員会審査報告書
一議案第六十五号平成五年度東京都港区
一般会計歳入歳出決算
一議案第六十六号平成五年度東京都港区
国民健康保険事業会計歳入歳出決算
一議案第六十七号平成五年度東京都港区
老人保健医療会計歳入歳出決算
(以上六・一一・三〇付託)
本委員会は、右議案審査の結果、いずれも認定すべきものと決定した。
右報告する。
平成七年二月九日
平成五年度
決算特別委員長 遠山高史
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) これより採決に入ります。
まず、議案第六十五号平成五年度東京都港区
一般会計歳入歳出決算について、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について認定することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、本案は認定することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 次に、議案第六十六号平成五年度東京都港区
国民健康保険事業会計歳入歳出決算について、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について認定することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、本案は認定することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 次に、議案第六十七号平成五年度東京都港区
老人保健医療会計歳入歳出決算について、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について認定することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、本案は認定することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第五十二から第五十四までは、いずれも平成七年度予算特別委員会に係る案件でありますので、一括して議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
議案第二十二号平成七年度東京都港区
一般会計予算
議案第二十三号平成七年度東京都港区
国民健康保険事業会計予算
議案第二十四号平成七年度東京都港区
老人保健医療会計予算
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 三案について、平成七年度
予算特別委員長から審査報告書が提出されております。この審査報告書はお手元に配付してあります。朗読は省略いたします。
(参考)
───────────────────────────
平成七年度
予算特別委員会審査報告書
一議案第二十二号平成七年度東京都港区
一般会計予算
一議案第二十三号平成七年度東京都港区
国民健康保険事業会計予算
一議案第二十四号平成七年度東京都港区
老人保健医療会計予算
(以上七・三・三付託)
本委員会は、右議案審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決定した。
右報告する。
平成七年三月十七日
平成七年度
予算特別委員長 おぎくぼ省吾
港区議会議長 大蔦幸雄殿
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) これより採決に入ります。
まず、議案第二十二号平成七年度東京都港区
一般会計予算について、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について原案どおり可決することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 次に、議案第二十三号平成七年度東京都港区
国民健康保険事業会計予算について、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について原案どおり可決することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 次に、議案第二十四号平成七年度東京都港区
老人保健医療会計予算について、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について原案どおり可決することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案どおり可決することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第五十五を議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
発案七第三号二信用組合問題で真相の徹底究明を求める意見書
(参考)
───────────────────────────
発案七第三号
二信用組合問題で真相の徹底究明を求める意見書
右の案を提出する。
平成七年三月二十日
提出兼賛成者 議員 星野喬
同 堀野国雄
同 石塚壮一
同 大谷たき子
同 鈴木武昌
同 鈴木洋一
同 きたしろ勝彦
同 おぎくぼ省吾
同 岸田東三
同 風見利男
同 沖島えみ子
同 清水良英
同 木村のり子
同 藤本潔
同 滝川嶂之
同 佐々木義信
同 菅野一
提出兼賛成者 議員 井筒宣弘
同 鈴木たけし
同 宮崎一二
同 北村利明
同 清水一郎
同 山越明
同 渡辺専太郎
同 西山信男
同 金子久雄
同 大蔦幸雄
同 川村蒼市
同 栗橋伸次郎
同 大橋昭二
同 長島五郎
同 遠山高史
同 横山勝司
同 松岡昭夫
提出兼賛成者 議員 植木満
同 伊東徳雄
同 真下政義
同 島田幸雄
(理由)口頭をもって説明する。
二信用組合問題で真相の徹底究明を求める意見書(案)
先の東京都議会で、不正乱脈経営が原因で倒産の危機に瀕している、東京協和信用組合、安全信用組合の救済のための三〇〇億円支援問題が審議されました。
政府や東京都は、金融秩序の維持と預金者保護を理由に挙げていますが、多くの都民は今回の措置に強い疑問を抱いています。
すなわち、今回の二信用組合の経営破綻は、違法な行為による不正乱脈経営が原因とみられ、それに税金を当てることは、都民も納得し得ないところであります。
また、二回にわたって都は監査を実施し、改善命令も出したとのことでありますがいっこうに改まらず、それどころか一層の乱脈の拡大が取り沙汰されています。
いま東京の中小企業は、長期の不況の中で厳しい経営を強いられており、倒産する企業も多く、こうした中で、信用組合ならば放漫経営を行っても救済されるというのであれば、都民の不信は一層深まるばかりであります。
事態の解決のためにも、事件の真相が都民の前に明らかにされることが、大切であります。
よって、港区議会は、貴職に対し、真相の究明に特段の努力をされるよう、強く求めるものであります。
右、地方自治法第九十九条第二項の規定に基づき、意見書を提出いたします。
年月日
議長名
内閣総理大臣
東京都知事
あて
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 本案について、提案理由説明のため、提案者を代表して八番議員から発言を求められております。八番おぎくぼ省吾君。
〔八番(おぎくぼ省吾君)登壇、拍手〕
○八番(おぎくぼ省吾君) ただいま議題となりました発案につきまして、提案者を代表して案文を朗読し、提案理由の説明にかえさせていただきます。
二信用組合問題で真相の徹底究明を求める意見書(案)。
先の東京都議会で、不正乱脈経営が原因で倒産の危機に瀕している、東京協和信用組合、安全信用組合の救済のための三〇〇億円支援問題が審議されました。
政府や東京都は、金融秩序の維持と預金者保護を理由に挙げていますが、多くの都民は今回の措置に強い疑問を抱いています。
すなわち、今回の二信用組合の経営破綻は、違法な行為による不正乱脈経営が原因とみられ、それに税金を当てることは、都民も納得し得ないところであります。
また、二回にわたって都は監査を実施し、改善命令も出したとのことでありますがいっこうに改まらず、それどころか一層の乱脈の拡大が取り沙汰されています。
いま東京の中小企業は、長期の不況の中で厳しい経営を強いられており、倒産する企業も多く、こうした中で、信用組合ならば放漫経営を行っても救済されるというのであれば、都民の不信は一層深まるばかりであります。
事態の解決のためにも、事件の真相が都民の前に明らかにされることが、大切であります。
よって、港区議会は、貴職に対し、真相の究明に特段の努力をされるよう、強く求めるものであります。 右、地方自治法第九十九条第二項の規定に基づき、意見書を提出いたします。
以上でありますが、各位におかれましては、本発案に満場のこ賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(大蔦幸雄君) 本案につき、お諮りいたします。
○七番(きたしろ勝彦君) 本案は、原案どおり決定されるよう望みます。
○議長(大蔦幸雄君) ただいまの七番議員の動議のとおり決定することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第五十六を議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
発案七第四
号障害者小規模作業所に対する
国庫補助金制度拡充に関する意見書
(参考)
───────────────────────────
発案七第四号
障害者小規模作業所に対する
国庫補助金制度拡充に関する意見書
右の案を提出する。
平成七年三月二十日
提出兼賛成者議員 石塚壮一
同 おぎくぼ省吾
同 岸田東三
同 沖島えみ子
同 滝川嶂之
同 宮崎一二
同 山越明
同 川村蒼市
同 伊東徳雄
(理由)口頭をもって説明する。
障害者小規模作業所に対する
国庫補助金制度拡充に関する意見書(案)
小規模作業所は、全国的に急速な勢いで増え続けております。それらは、障害をもつ人々、とりわけ重度・重複障害者や精神障害者にとっての地域における働く場、また自らの生きがいを求める場として極めて現実的な社会資源として大きな役割を果たしております。
小規模作業所が急増する背景には、一九八一年の国際障害者年を契機に広がったノーマライゼーションの思想、すなわち「住み慣れた地域で生活を営みたい」とする障害を持つ人々や家族の意識の変革が大きな要因としてあげられます。
これらの人々の要望に対し、当区においても、障害者の地域での生活を支援し、自立更生を促進するという視点から小規模作業所の運営費に対する助成を行っているところであります。
国におかれましても小規模作業所に対する国庫補助金制度を設け、そうした活動に支援が行われていますが、小規模作業所の増勢傾向や現実的な役割からも、その拡充については特段のご配慮を図られるようお願いするものであります。
記
一小規模作業所に対する国の補助金制度については、現行の障害別制度を一本化し、補助額の大幅な引き上げ、並びに都道府県・政令指定都市、区市町村を通じて全ての小規模作業所に交付するなどの面で改善・拡充を行われたい。
右、地方自治法第九十九条第二項の規定に基づき、意見書を提出します。
年月日
議長名
内閣総理大臣
厚生大臣
あて
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 本案について、提案理由説明のため、提案者を代表して十六番議員から発言を求められております。十六番滝川嶂之君。
〔十六番(滝川嶂之君)登壇〕
○十六番(滝川嶂之君) ただいま議題となりました発案につきまして、提案者を代表して案文を朗読し、提案理由の説明にかえさせていただきます。
障害者小規模作業所に対する
国庫補助金制度拡充に関する意見書(案)。
小規模作業所は、全国的に急速な勢いで増え続けております。それらは、障害をもつ人々、とりわけ重度・重複障害者や精神障害者にとっての地域における働く場、また自らの生きがいを求める場として極めて現実的な社会資源として大きな役割を果たしております。
小規模作業所が急増する背景には、一九八一年の国際障害者年を契機に広がったノーマライゼーションの思想、すなわち「住み慣れた地域で生活を営みたい」とする障害を持つ人々や家族の意識の変革が大きな要因としてあげられます。
これらの人々の要望に対し、当区においても、障害者の地域での生活を支援し、自立更生を促進するという視点から小規模作業所の運営費に対する助成を行っているところであります。
国におかれましても小規模作業所に対する国庫補助金制度を設け、そうした活動に支援が行われていますが、小規模作業所の増勢傾向や現実的な役割からも、その拡充については特段のご配慮を図られるようお願いするものであります。
記
一小規模作業所に対する国の補助金制度については、現行の障害別制度を一本化し、補助額の大幅な引き上げ、並びに都道府県・政令指定都市、区市町村を通じて全ての小規模作業所に交付するなどの面で改善・拡充を行われたい。
右、地方自治法第九十九条第二項の規定に基づき、意見書を提出します。
以上でありますが、各位におかれましては、本発案に満場のご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(大蔦幸雄君) 本案につき、お諮りいたします。
○七番(きたしろ勝彦君) 本案は、原案どおり決定されるよう望みます。
○議長(大蔦幸雄君) ただいまの七番議員の動議のとおり決定することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大蔦幸雄君) ご異議なきものと認め、ただいまの動議のとおり決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第五十七を議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
議案第三十三号東京都港区
教育委員会委員の任命の同意について(松原哲明君)
(参考)
───────────────────────────
議案第三十三号
東京都港区
教育委員会委員の任命の同意について
右の議案を提出する。
平成七年三月二十日
提出者東京都港区長 菅谷眞一
東京都港区
教育委員会委員の任命の同意について
左記の者を本区
教育委員会委員として任命することの同意を求める。
記
松原哲明
昭和十四年十一月三日生
住所東京都港区三田五丁目九番二十三号
(説明)
地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和三十一年法律第百六十二号)第四条第一項の規定に基づき、本案を提出いたします。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 本案について、理事者の説明を求めます。
〔区長(菅谷眞一君)登壇〕
○区長(菅谷眞一君) ただいま議題となりました議案第三十三号東京都港区
教育委員会委員の任命の同意について、ご説明申し上げます。
本案は、本年三月二十七日に任期満了により退任されます上田健一委員の後任として、松原哲明氏を任命いたしたいと存じ、提案した次第であります。松原哲明氏は現在、住職をされており、その人格は高潔で、教育、学術及び文化に関して豊かな識見を有し、本区
教育委員会委員として適任であると存じます。
何とぞ全員一致のご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(大蔦幸雄君) 本案について、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について原案どおり任命に同意することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案どおり任命に同意することに決定いたしました。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 日程第五十八を議題といたします。
〔
大槻事務局次長朗読〕
議案第三十四号東京都港区監査委員の選任の同意について(百瀬沖正君)
(参考)
───────────────────────────
議案第三十四号
東京都港区監査委員の選任の同意について
右の議案を提出する。
平成七年三月二十日
提出者東京都港区長 菅谷眞一
東京都港区監査委員の選任の同意について
左記の者を本区監査委員として選任することの同意を求める。
記
百瀬沖正
昭和五年一月九日生
住所東京都保谷市泉町五丁目六番二十五号
(説明)
地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第百九十六条第一項の規定に基づき、本案を提出いたします。
───────────────────────────
○議長(大蔦幸雄君) 本案について、理事者の説明を求めます。
〔区長(菅谷眞一君)登壇〕
○区長(菅谷眞一君) ただいま議題となりました議案第三十四号東京都港区監査委員の選任の同意について、ご説明申し上げます。
本案は、武内十郎委員が病気療養のため、本年三月三十一日をもって退任されますので、その後任として、百瀬沖正氏を選任いたしたいと存じ、ご同意を求めるものであります。百瀬沖正氏は、昭和二十三年、港区に奉職し、以来一貫して港区政のため尽力され、昨年十二月に本区助役を退職されたことはご承知のとおりであります。その学識、経験はともに監査委員として適任であると存じます。
何とぞ全員一致のご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(大蔦幸雄君) 本案について、採決いたします。採決の方法は起立をもって行います。本案について原案どおり選任に同意することに賛成の方は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(大蔦幸雄君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案どおり選任に同意することに決定いたしました。
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○議長(大蔦幸雄君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
特別の事情がない限り、本定例会が第十二期の港区議会にとって最後の議会となります。顧みますと、四年前の統一地方選挙におきまして、区民の厳粛な信託を得た皆様とともに、その栄誉と責任を担い、この議会に登場したのであります。以来四年間、よくその任務を遂行し、港区民のために全力を尽くしてこられました熱意と努力に対し、心から敬意を表する次第であります。
この間におきまして、同僚議員の浜ゆずる君が一身上の都合により辞任されました。また、長年にわたり港区政にご尽力されてまいりました今井忠剛君のご逝去、それに、前区長山田敬治君が異国の地において、その志半ばにして急逝されました。「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」とは申せ、まことに残念のきわみであります。今、改めてここに深甚な思いを込めて、両君のご冥福を祈る次第であります。
きて、この四年間を振り返りますと、内外の情勢に目まぐるしい変化が続きました。国際情勢では、世界各地で民族間の武力紛争、ECによる市場統合、地球規模による環境問題等、国内ではバブル経済の崩壊、連立政権の誕生、一連の政治改革関連法案の成立、国際貢献のあり方、雲仙普賢岳の噴火、米の凶作、そして、近時における阪神・淡路大震災、円の急騰等々、枚挙にいとまがないほど問題が生じ、依然としてその対応に迫られている状況であります。
翻って、区政においては、高齢化や少子化が進行する中で、地価高騰を反映した相続税・固定資産税問題等が、まちづくり、定住人口確保の施策推進に大きな影響を及ぼしたこと。また、都区制度改革が大きな節目を迎えたこと等々に対して、議員各位並びに区長をはじめ行政のご努力により、数々の事業推進が図られたことに改めて敬意を表し、感謝を申し上げます。
来るべき統一地方選挙において、議員各位には再び区民の信託を得て、新たな港区議会で港区政進展のため、そして、区民に見える議員として、心を新たにして、共に活躍しようではありませんか。今期で議員を勇退される方々におかれましては、ご健康に十分留意され、今後とも区政並びに区議会の発展のためにご支援を賜りますようお願いいたします。
最後に、今期議長就任中、不肖私に寄せられました温かいご支援、ご協力に対しまして、幾重にもお礼を申し上げる次第でございます。本当にありがとうございました。
次に、区長からあいさつのため発言を求められております。これをお許しいたします。
〔区長(菅谷眞一君)登壇〕
○区長(菅谷眞一君) ただいま、議長のごあいさつにありましたとおり、特別の事情がない限り、本定例会が第十二期港区議会最後の議会となりますので、一言ごあいさつを申し上げます。
本定例会においては、連日にわたり熱心なご審議をいただき、平成七年度予算をはじめとする多くの重要案件をご決定いただきました。議員各位のご努力に対し、深甚なる敬意を表し、心から感謝申し上げます。
この四年間顧みて、皆様の胸中、さまざまな思いが去来されていることとお察しいたします。時移り、日が変わる歳月の流れは、多くの現象を生成、消滅させ、人々の心を揺さぶります。
この間、志同じくしてこの議場におられました浜ゆずる議員が、一身上の都合により任期途中で退任されました。最後を飾る代表質問は、今も私の胸に思い浮かびます。そして、長い間、卓抜する政治手腕をもって港区政に多くの功績を残された今井忠剛議員は、志半ばにして他界されました。返す返すも残念至極であります。また、第十二代及び第十三代港区長として区民の信望を担い、港区政史上多くの実績を残された山田敬治港区長の急逝は痛恨のきわみであります。今、改めてお二人に対し、心からご冥福をお祈りいたします。
私自身、激動と混乱の中、第十四代港区長に就任いたしました。泉下のお二人のご遺志に報いるよう、一層精進、努力する決意であります。私は、二十一世紀を目前に、長期的展望に立ち、区民福祉の向上を目指し、今日まで着実に区政を運営してまいりました。その結果、事務事業も、区民の皆さんのご理解をいただきながら円滑に運び、「やわらかな生活都心−住みつづけられるまち・港区−」を具現しつつあります。これも、ひとえに議員各位のご指導とご支援の結果であります。各位のご高配とご尽力に対し、改めて心からお礼申し上げます。
さて、次期選挙は来る四月二十三日と決まりました。立候補を予定される方々には、一段とお忙しい時期を迎えられることと存じます。健康には十分ご留意され、再び地域の衆望を担い、晴れの栄冠をかち取られますよう念願いたしております。
また、今期限りで後進に道を譲るべくご勇退をされる方々におかれましては、これまで長い間、公私にわたり、多くのご指導、ご支援をいただきました。ここに改めて、心から感謝申し上げます。今後とも、区政に対し、変わらぬご指導をお願いいたします。
終わりに、皆様のご健闘とますますのご発展を心から祈念し、ごあいさつといたします。第十二期港区議会の四年間、本当にありがとうございました。(拍手)
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○議長(大蔦幸雄君) 以上にて、日程全部を終了いたしました。
平成七年第一回東京都港区議会定例会は、これをもって閉会いたします。
午後五時二十六分閉会...