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  1. 千代田区議会 2020-06-15
    令和2年予算特別委員会 本文 開催日: 2020-06-15


    取得元: 千代田区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    千代田区議会議事録 トップページ 詳細検索 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和2年予算特別委員会 本文 2020-06-15 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 495 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯河合委員長 選択 2 : ◯小林たかや議長 選択 3 : ◯嶋崎委員 選択 4 : ◯小林たかや議長 選択 5 : ◯河合委員長 選択 6 : ◯石川区長 選択 7 : ◯河合委員長 選択 8 : ◯石綿財政課長 選択 9 : ◯河合委員長 選択 10 : ◯大谷子ども総務課長 選択 11 : ◯佐藤指導課長 選択 12 : ◯河合委員長 選択 13 : ◯小枝委員 選択 14 : ◯河合委員長 選択 15 : ◯小枝委員 選択 16 : ◯河合委員長 選択 17 : ◯小枝委員 選択 18 : ◯河合委員長 選択 19 : ◯小枝委員 選択 20 : ◯河合委員長 選択 21 : ◯小枝委員 選択 22 : ◯河合委員長 選択 23 : ◯小枝委員 選択 24 : ◯河合委員長 選択 25 : ◯小枝委員 選択 26 : ◯河合委員長 選択 27 : ◯小野委員 選択 28 : ◯河合委員長 選択 29 : ◯小野委員 選択 30 : ◯佐藤指導課長 選択 31 : ◯小野委員 選択 32 : ◯佐藤指導課長 選択 33 : ◯小野委員 選択 34 : ◯佐藤指導課長 選択 35 : ◯小野委員 選択 36 : ◯佐藤指導課長 選択 37 : ◯河合委員長 選択 38 : ◯佐藤指導課長 選択 39 : ◯小原学務課長 選択 40 : ◯河合委員長 選択 41 : ◯内田副委員長 選択 42 : ◯佐藤指導課長 選択 43 : ◯内田副委員長 選択 44 : ◯佐藤指導課長 選択 45 : ◯内田副委員長 選択 46 : ◯佐藤指導課長 選択 47 : ◯内田副委員長 選択 48 : ◯佐藤教育担当部長 選択 49 : ◯河合委員長 選択 50 : ◯佐藤教育担当部長 選択 51 : ◯河合委員長 選択 52 : ◯内田副委員長 選択 53 : ◯河合委員長 選択 54 : ◯米田委員 選択 55 : ◯佐藤指導課長 選択 56 : ◯米田委員 選択 57 : ◯佐藤指導課長 選択 58 : ◯米田委員 選択 59 : ◯佐藤指導課長 選択 60 : ◯米田委員 選択 61 : ◯佐藤指導課長 選択 62 : ◯河合委員長 選択 63 : ◯内田副委員長 選択 64 : ◯坂田教育長 選択 65 : ◯河合委員長 選択 66 : ◯小枝委員 選択 67 : ◯佐藤指導課長 選択 68 : ◯小枝委員 選択 69 : ◯佐藤指導課長 選択 70 : ◯小枝委員 選択 71 : ◯河合委員長 選択 72 : ◯小枝委員 選択 73 : ◯河合委員長 選択 74 : ◯小枝委員 選択 75 : ◯河合委員長 選択 76 : ◯牛尾委員 選択 77 : ◯佐藤指導課長 選択 78 : ◯牛尾委員 選択 79 : ◯佐藤指導課長 選択 80 : ◯牛尾委員 選択 81 : ◯佐藤指導課長 選択 82 : ◯河合委員長 選択 83 : ◯佐藤指導課長 選択 84 : ◯河合委員長 選択 85 : ◯西岡委員 選択 86 : ◯佐藤指導課長 選択 87 : ◯西岡委員 選択 88 : ◯佐藤指導課長 選択 89 : ◯西岡委員 選択 90 : ◯河合委員長 選択 91 : ◯飯島委員 選択 92 : ◯佐藤指導課長 選択 93 : ◯飯島委員 選択 94 : ◯佐藤指導課長 選択 95 : ◯飯島委員 選択 96 : ◯佐藤指導課長 選択 97 : ◯飯島委員 選択 98 : ◯佐藤指導課長 選択 99 : ◯河合委員長 選択 100 : ◯飯島委員 選択 101 : ◯河合委員長 選択 102 : ◯大串委員 選択 103 : ◯佐藤指導課長 選択 104 : ◯大串委員 選択 105 : ◯佐藤指導課長 選択 106 : ◯河合委員長 選択 107 : ◯大串委員 選択 108 : ◯佐藤指導課長 選択 109 : ◯河合委員長 選択 110 : ◯岩佐委員 選択 111 : ◯佐藤指導課長 選択 112 : ◯岩佐委員 選択 113 : ◯佐藤指導課長 選択 114 : ◯岩佐委員 選択 115 : ◯佐藤指導課長 選択 116 : ◯河合委員長 選択 117 : ◯小枝委員 選択 118 : ◯河合委員長 選択 119 : ◯小枝委員 選択 120 : ◯河合委員長 選択 121 : ◯小枝委員 選択 122 : ◯河合委員長 選択 123 : ◯小枝委員 選択 124 : ◯河合委員長 選択 125 : ◯河合委員長 選択 126 : ◯小原学務課長 選択 127 : ◯河合委員長 選択 128 : ◯小枝委員 選択 129 : ◯河合委員長 選択 130 : ◯河合委員長 選択 131 : ◯小原学務課長 選択 132 : ◯河合委員長 選択 133 : ◯牛尾委員 選択 134 : ◯小原学務課長 選択 135 : ◯牛尾委員 選択 136 : ◯小原学務課長 選択 137 : ◯牛尾委員 選択 138 : ◯小原学務課長 選択 139 : ◯牛尾委員 選択 140 : ◯小原学務課長 選択 141 : ◯牛尾委員 選択 142 : ◯小原学務課長 選択 143 : ◯牛尾委員 選択 144 : ◯小原学務課長 選択 145 : ◯河合委員長 選択 146 : ◯大谷子ども総務課長 選択 147 : ◯河合委員長 選択 148 : ◯大谷子ども総務課長 選択 149 : ◯河合委員長 選択 150 : ◯新井子ども支援課長 選択 151 : ◯安田児童・家庭支援センター所長 選択 152 : ◯河合委員長 選択 153 : ◯牛尾委員 選択 154 : ◯新井子ども支援課長 選択 155 : ◯牛尾委員 選択 156 : ◯新井子ども支援課長 選択 157 : ◯牛尾委員 選択 158 : ◯新井子ども支援課長 選択 159 : ◯牛尾委員 選択 160 : ◯河合委員長 選択 161 : ◯小野委員 選択 162 : ◯清水子ども部長 選択 163 : ◯河合委員長 選択 164 : ◯河合委員長 選択 165 : ◯河合委員長 選択 166 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 167 : ◯七澤福祉総務課長 選択 168 : ◯河合委員長 選択 169 : ◯桜井委員 選択 170 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 171 : ◯桜井委員 選択 172 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 173 : ◯桜井委員 選択 174 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 175 : ◯桜井委員 選択 176 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 177 : ◯桜井委員 選択 178 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 179 : ◯桜井委員 選択 180 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 181 : ◯桜井委員 選択 182 : ◯歌川保健福祉部長 選択 183 : ◯桜井委員 選択 184 : ◯末廣商工観光課長 選択 185 : ◯桜井委員 選択 186 : ◯村木地域振興部長 選択 187 : ◯河合委員長 選択 188 : ◯木村委員 選択 189 : ◯村木地域振興部長 選択 190 : ◯木村委員 選択 191 : ◯村木地域振興部長 選択 192 : ◯木村委員 選択 193 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 194 : ◯木村委員 選択 195 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 196 : ◯木村委員 選択 197 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 198 : ◯木村委員 選択 199 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 200 : ◯歌川保健福祉部長 選択 201 : ◯河合委員長 選択 202 : ◯大串委員 選択 203 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 204 : ◯大串委員 選択 205 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 206 : ◯大串委員 選択 207 : ◯河合委員長 選択 208 : ◯大串委員 選択 209 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 210 : ◯大串委員 選択 211 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 212 : ◯河合委員長 選択 213 : ◯長谷川委員 選択 214 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 215 : ◯長谷川委員 選択 216 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 217 : ◯長谷川委員 選択 218 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 219 : ◯飯島委員 選択 220 : ◯河合委員長 選択 221 : ◯飯島委員 選択 222 : ◯河合委員長 選択 223 : ◯飯島委員 選択 224 : ◯河合委員長 選択 225 : ◯飯島委員 選択 226 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 227 : ◯飯島委員 選択 228 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 229 : ◯河合委員長 選択 230 : ◯岩田委員 選択 231 : ◯河合委員長 選択 232 : ◯岩田委員 選択 233 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 234 : ◯河合委員長 選択 235 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 236 : ◯嶋崎委員 選択 237 : ◯河合委員長 選択 238 : ◯岩田委員 選択 239 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 240 : ◯小枝委員 選択 241 : ◯河合委員長 選択 242 : ◯小枝委員 選択 243 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 244 : ◯河合委員長 選択 245 : ◯河合委員長 選択 246 : ◯河合委員長 選択 247 : ◯佐藤在宅支援課長 選択 248 : ◯土谷高齢介護課長 選択 249 : ◯湯浅障害者福祉課長 選択 250 : ◯河合委員長 選択 251 : ◯飯島委員 選択 252 : ◯土谷高齢介護課長 選択 253 : ◯飯島委員 選択 254 : ◯土谷高齢介護課長 選択 255 : ◯飯島委員 選択 256 : ◯土谷高齢介護課長 選択 257 : ◯歌川保健福祉部長 選択 258 : ◯飯島委員 選択 259 : ◯土谷高齢介護課長 選択 260 : ◯飯島委員 選択 261 : ◯土谷高齢介護課長 選択 262 : ◯河合委員長 選択 263 : ◯河合委員長 選択 264 : ◯松本健康推進課長 選択 265 : ◯山崎地域保健課長 選択 266 : ◯市川生活衛生課長 選択 267 : ◯河合委員長 選択 268 : ◯岩佐委員 選択 269 : ◯山崎地域保健課長 選択 270 : ◯河合委員長 選択 271 : ◯山崎地域保健課長 選択 272 : ◯岩佐委員 選択 273 : ◯河合委員長 選択 274 : ◯岩佐委員 選択 275 : ◯河合委員長 選択 276 : ◯河合委員長 選択 277 : ◯山崎地域保健課長 選択 278 : ◯河合委員長 選択 279 : ◯岩佐委員 選択 280 : ◯山崎地域保健課長 選択 281 : ◯河合委員長 選択 282 : ◯山崎地域保健課長 選択 283 : ◯河合委員長 選択 284 : ◯山崎地域保健課長 選択 285 : ◯河合委員長 選択 286 : ◯岩佐委員 選択 287 : ◯河合委員長 選択 288 : ◯河合委員長 選択 289 : ◯山崎地域保健課長 選択 290 : ◯河合委員長 選択 291 : ◯岩佐委員 選択 292 : ◯山崎地域保健課長 選択 293 : ◯河合委員長 選択 294 : ◯河合委員長 選択 295 : ◯河合委員長 選択 296 : ◯河合委員長 選択 297 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 298 : ◯末廣商工観光課長 選択 299 : ◯河合委員長 選択 300 : ◯池田委員 選択 301 : ◯末廣商工観光課長 選択 302 : ◯池田委員 選択 303 : ◯末廣商工観光課長 選択 304 : ◯池田委員 選択 305 : ◯末廣商工観光課長 選択 306 : ◯池田委員 選択 307 : ◯末廣商工観光課長 選択 308 : ◯池田委員 選択 309 : ◯末廣商工観光課長 選択 310 : ◯池田委員 選択 311 : ◯末廣商工観光課長 選択 312 : ◯河合委員長 選択 313 : ◯嶋崎委員 選択 314 : ◯村木地域振興部長 選択 315 : ◯嶋崎委員 選択 316 : ◯末廣商工観光課長 選択 317 : ◯嶋崎委員 選択 318 : ◯末廣商工観光課長 選択 319 : ◯嶋崎委員 選択 320 : ◯村木地域振興部長 選択 321 : ◯嶋崎委員 選択 322 : ◯末廣商工観光課長 選択 323 : ◯村木地域振興部長 選択 324 : ◯河合委員長 選択 325 : ◯嶋崎委員 選択 326 : ◯村木地域振興部長 選択 327 : ◯嶋崎委員 選択 328 : ◯村木地域振興部長 選択 329 : ◯河合委員長 選択 330 : ◯木村委員 選択 331 : ◯石綿財政課長 選択 332 : ◯木村委員 選択 333 : ◯末廣商工観光課長 選択 334 : ◯木村委員 選択 335 : ◯末廣商工観光課長 選択 336 : ◯木村委員 選択 337 : ◯末廣商工観光課長 選択 338 : ◯河合委員長 選択 339 : ◯末廣商工観光課長 選択 340 : ◯河合委員長 選択 341 : ◯西岡委員 選択 342 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 343 : ◯河合委員長 選択 344 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 345 : ◯西岡委員 選択 346 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 347 : ◯西岡委員 選択 348 : ◯菊池コミュニティ総務課長 選択 349 : ◯西岡委員 選択 350 : ◯河合委員長 選択 351 : ◯河合委員長 選択 352 : ◯村木地域振興部長 選択 353 : ◯河合委員長 選択 354 : ◯西岡委員 選択 355 : ◯河合委員長 選択 356 : ◯小枝委員 選択 357 : ◯末廣商工観光課長 選択 358 : ◯河合委員長 選択 359 : ◯末廣商工観光課長 選択 360 : ◯小枝委員 選択 361 : ◯末廣商工観光課長 選択 362 : ◯小枝委員 選択 363 : ◯村木地域振興部長 選択 364 : ◯小枝委員 選択 365 : ◯村木地域振興部長 選択 366 : ◯河合委員長 選択 367 : ◯村木地域振興部長 選択 368 : ◯小枝委員 選択 369 : ◯村木地域振興部長 選択 370 : ◯河合委員長 選択 371 : ◯小枝委員 選択 372 : ◯河合委員長 選択 373 : ◯村木地域振興部長 選択 374 : ◯河合委員長 選択 375 : ◯小枝委員 選択 376 : ◯村木地域振興部長 選択 377 : ◯河合委員長 選択 378 : ◯木村委員 選択 379 : ◯村木地域振興部長 選択 380 : ◯木村委員 選択 381 : ◯河合委員長 選択 382 : ◯大串委員 選択 383 : ◯河合委員長 選択 384 : ◯大串委員 選択 385 : ◯山口副区長 選択 386 : ◯河合委員長 選択 387 : ◯大串委員 選択 388 : ◯河合委員長 選択 389 : ◯飯島委員 選択 390 : ◯末廣商工観光課長 選択 391 : ◯飯島委員 選択 392 : ◯河合委員長 選択 393 : ◯末廣商工観光課長 選択 394 : ◯河合委員長 選択 395 : ◯末廣商工観光課長 選択 396 : ◯河合委員長 選択 397 : ◯河合委員長 選択 398 : ◯依田生涯学習・スポーツ課長 選択 399 : ◯河合委員長 選択 400 : ◯大塚文化振興課長 選択 401 : ◯河合委員長 選択 402 : ◯河合委員長 選択 403 : ◯千賀災害対策・危機管理課長 選択 404 : ◯河合委員長 選択 405 : ◯小枝委員 選択 406 : ◯千賀災害対策・危機管理課長 選択 407 : ◯小枝委員 選択 408 : ◯千賀災害対策・危機管理課長 選択 409 : ◯河合委員長 選択 410 : ◯古田行政管理担当部長 選択 411 : ◯河合委員長 選択 412 : ◯古田行政管理担当部長 選択 413 : ◯河合委員長 選択 414 : ◯河合委員長 選択 415 : ◯河合委員長 選択 416 : ◯石綿財政課長 選択 417 : ◯河合委員長 選択 418 : ◯牛尾委員 選択 419 : ◯石綿財政課長 選択 420 : ◯牛尾委員 選択 421 : ◯嶋崎委員 選択 422 : ◯牛尾委員 選択 423 : ◯石綿財政課長 選択 424 : ◯河合委員長 選択 425 : ◯木村委員 選択 426 : ◯石綿財政課長 選択 427 : ◯木村委員 選択 428 : ◯細越政策経営部長 選択 429 : ◯河合委員長 選択 430 : ◯河合委員長 選択 431 : ◯河合委員長 選択 432 : ◯松本健康推進課長 選択 433 : ◯河合委員長 選択 434 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 435 : ◯河合委員長 選択 436 : ◯河合委員長 選択 437 : ◯大谷子ども総務課長 選択 438 : ◯石綿財政課長 選択 439 : ◯河合委員長 選択 440 : ◯河合委員長 選択 441 : ◯大谷子ども総務課長 選択 442 : ◯河合委員長 選択 443 : ◯末廣商工観光課長 選択 444 : ◯河合委員長 選択 445 : ◯河合委員長 選択 446 : ◯石綿財政課長 選択 447 : ◯河合委員長 選択 448 : ◯河合委員長 選択 449 : ◯小阿瀬生活支援課長 選択 450 : ◯河合委員長 選択 451 : ◯河合委員長 選択 452 : ◯石綿財政課長 選択 453 : ◯河合委員長 選択 454 : ◯纓片保険年金課長 選択 455 : ◯河合委員長 選択 456 : ◯河合委員長 選択 457 : ◯纓片保険年金課長 選択 458 : ◯河合委員長 選択 459 : ◯河合委員長 選択 460 : ◯河合委員長 選択 461 : ◯牛尾委員 選択 462 : ◯河合委員長 選択 463 : ◯嶋崎委員 選択 464 : ◯河合委員長 選択 465 : ◯小枝委員 選択 466 : ◯河合委員長 選択 467 : ◯米田委員 選択 468 : ◯河合委員長 選択 469 : ◯長谷川委員 選択 470 : ◯河合委員長 選択 471 : ◯岩佐委員 選択 472 : ◯河合委員長 選択 473 : ◯岩田委員 選択 474 : ◯河合委員長 選択 475 : ◯小野委員 選択 476 : ◯河合委員長 選択 477 : ◯桜井委員 選択 478 : ◯河合委員長 選択 479 : ◯河合委員長 選択 480 : ◯河合委員長 選択 481 : ◯河合委員長 選択 482 : ◯河合委員長 選択 483 : ◯林委員 選択 484 : ◯河合委員長 選択 485 : ◯林委員 選択 486 : ◯河合委員長 選択 487 : ◯河合委員長 選択 488 : ◯河合委員長 選択 489 : ◯河合委員長 選択 490 : ◯河合委員長 選択 491 : ◯河合委員長 選択 492 : ◯小林たかや議長 選択 493 : ◯河合委員長 選択 494 : ◯石川区長 選択 495 : ◯河合委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時30分開会 ◯河合委員長 ただいまから、予算特別委員会を開会いたします。  6月9日の本会議で、全議員で構成する当予算特別委員会が設置され、委員長に、私、河合良郎が、副委員長には、はやお委員、永田委員、内田委員が、それぞれ選任されました。  初めに、9日の委員会で委員より要求がありました資料につきましては、正副委員長で調整の上、お手元に配付させていただきましたので、ご確認をお願いいたします。  また、議長より、新型コロナウイルス感染症対策として、密にならないようにとの指示がありましたので、通常とは異なる座席のレイアウトで、開会となりました。ご了承願います。  では、委員並びに理事者の皆様のご協力をよろしくお願いを申し上げます。  それでは、初めに、区長からご挨拶をお願いいたします。(発言する者あり)えっ。失礼しました。  それでは初めに、議長からご挨拶をお願いいたします。 2: ◯小林たかや議長 影が薄いんだよ。(発言する者あり)  おはようございます。連日の議会日程の中、理事者の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染対策の対応なども行いつつ、議会運営にもご協力いただき、感謝を申し上げます。  では、予算特別委員会の開会に当たって、議長として一言ご挨拶申し上げます。  今定例会で、執行機関より提出された令和2年度、(発言する者あり)補正──あ、違うか。すみません。補正予算…… 3: ◯嶋崎委員 しっかりしろ。 4: ◯小林たかや議長 補正予算2件につきましては、去る6月9日の継続会で、全員で構成する予算特別委員会を設置し、審査を進めていくことになりました。日程としては、限られた時間しかございませんが、河合委員長、はやお副委員長、永田副委員長、内田副委員長の下に、活発かつ慎重な議論を頂きますようお願いを申し上げまして、開会のご挨拶といたします。よろしくお願いいたします。 5: ◯河合委員長 ありがとうございました。  次に、区長からご挨拶をお願いいたします。 6: ◯石川区長 皆様、おはようございます。今回の新型コロナ感染症の拡大につきましては、まさに、私たち、経験のない事態であります。区といたしましても、鋭意対策を進めておりますが、議員の皆様方におかれましては、ご協力を賜り、改めて感謝を申し上げます。  令和2年第2回区議会定例会の予算委員会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  まず、今回の定例会におきまして予算特別委員会が設置をされ、委員長に河合良郎議員、副委員長に、はやお恭一議員、永田壮一議員、内田直之議員が選出されました。ここに重責を担う本委員会での慎重なご審議を頂けるよう、よろしくお願いを申し上げます。  さて、去る6月9日、予算特別委員会に付託されました議案第29号の令和2年度千代田区一般会計補正予算第2号、議案第30号、千代田区国民健康保険事業会計補正予算第1号、以上2議案につきまして、何とぞ、ご審議の上、原案どおりご議決賜りますようお願い申し上げまして、私の挨拶といたします。どうぞ、よろしくお願いを申し上げます。
     以上です。 7: ◯河合委員長 ありがとうございました。  ここで、本日の審査の進め方についてお諮りをいたします。  当委員会に付託されました議案は、令和2年度一般会計補正予算案と、令和2年度国民健康保険事業会計補正予算案の2件です。  初めに、財政課長から、今回の補正予算編成方針や、予算の概要などの説明を受け、その後、予算説明書に基づき、歳出、歳入の順で質疑を行い、その後、採決を行いたいと思います。その後、国民健康保険事業会計補正予算を一般会計補正予算同様に進め、採決したいと思います。  また、項ごとに審査する際、理事者より初めに説明を受け、資料説明もあると思いますが、議長より示されている日程が本日のみですので、簡潔にお願いをしたいと思います。  次に、出席理事者についてお諮りします。当委員会では、新型コロナウイルス感染症対策により、最小限の出席とし、区長、副区長、教育長、関連する部長、部庶務担課長、担当課長に出席を求め、補正予算に関係しない理事者は、自席待機としたいと思います。  また、理事者席が限られた人数しかございませんので、部ごとの入替え制で進めていきます。なお、質問、答弁も、簡潔にお願いをいたします。  それでは、議案第29号、令和2年度千代田区一般会計補正予算第2号について、財政課長から、概要と資料説明をお願いいたします。 8: ◯石綿財政課長 それでは、一般会計補正予算第2号の概要のご説明をさせていただく前に、先ほど委員長からもご案内ございました、今回の補正予算案の編成の大きな考え方をお示ししました、お手元の資料の、恐れ入ります、資料3番目と右肩に記載をしてございます「今後の新型コロナウイルス感染症対策に関する取組み」をご覧いただきながら、ご説明をさせていただきたいと思います。こちらにつきましては、今回の補正予算案の編成の大きな考え方となりますので、概要の前に簡単にご説明をさせていただきます。  今回の補正予算案は、千代田区の新型コロナウイルス感染症対策に特化した、幅広い対応を図るものであることから、概括的な考え方をお示しするものとして、「今後の新型コロナウイルス感染症対策に関する取組みについて」を作成したものでございます。  資料に記載してございますとおり、区では、新型コロナウイルス感染症から区民の命と健康を守ることを最優先に、基礎的自治体としてスピード感を持って全力で取り組んでございます。また、収束の先行きが見通しにくく、長期的な取組みが求められる中でも、区民生活と地域経済を支えるため、適時適切に対応にしてまいるところでございます。  この考え方の下、今後予想される第2波に備え、また、感染により影響を受けるところへ、緊急的措置として区民の安心と安全を支える、区民の生活を支える、区民や中小零細事業者の経済活動を支えるという三つの観点から、区が対応しなければならない取組みをまとめ、必要な財源として編成したものとなってございます。  なお、本日お配りをさせていただきました、この次の4番目の資料でございます。令和2年度各会計補正予算案取組別事項一覧につきましては、ただいまご説明をいたしました取組の三つの観点から、補正予算案を事項ごと、事業と補正額を一覧にした資料となってございます。こちらは、予算書や概要に記載の内容の組替えとなってございますので、ご説明のほうは割愛をさせていただければと思います。  以上、取組に関するご説明はこのとおりでございます。  続きまして、本題の補正予算案の概要につきましてご説明をさせていただきます。恐れ入りますが、資料を戻りまして、令和2年度一般会計補正予算案第2号の概要、予算特別委員会資料1をご覧いただきながら、ご説明をさせていただきたいと思います。  今回の補正予算額は、歳入歳出とも26億5,209万3,000円を追加計上するものでございます。主に新型コロナウイルス感染症対策に関して必要な予算を、おまとめをさせていただきました。この結果、令和2年度の一般会計予算額は、742億6,916万1,000円となるものでございます。  続きまして、歳出予算の内容につきまして、ご説明をさせていただきます。  1点目でございます。委員会運営でございます。こちらは、教育委員会のテレビ会議等の環境整備に係る経費として、442万3,000円を追加計上するものでございます。  2点目は、教職員研修でございます。こちらは、区立学校・幼稚園・こども園におけるオンライン研修・会議等の実施体制整備に係る経費として、325万円を追加計上するものでございます。  3点目でございます。学校運営の小学校管理費として5億4,291万7,000円、中学校管理費として1億949万6,000円、ページをおめくりいただきまして、中等教育学校の管理費として1億2,179万1,000円でございます。こちらは、国のGIGAスクール構想の実現等に係る経費として、それぞれ追加計上するものでございます。  4点目でございます。お茶の水小学校・幼稚園仮校舎運営でございます。こちらは、仮校舎への児童の送迎の感染防止対策の強化に係る経費として、4,762万9,000円を追加計上するものでございます。  5点目でございます。運営一般の小学校管理費として800万円。運営一般の中学校管理費として200万円。学校運営の中等教育学校管理費として100万円。運営一般の幼稚園管理費として600万円。私立保育所等運営補助として1,920万円。地域型保育事業運営補助として640万円。認証保育所運営補助として1,920万円。  ページを移りまして、児童センター・児童館事業運営として460万円。児童福祉一般事務費として1,260万円。保育園事業運営として400万円。こども園事業運営として200万円でございます。こちらは、児童・生徒・園児の安全対策や感染防止対策等に係る経費として、それぞれ追加計上するものでございます。  6点目でございます。小学校就学援助として852万円、中学校就学援助として841万6,000円でございます。これらは、就学援助に係る経費として、それぞれ追加計上するものでございます。  7点目でございます。子どもの遊び場確保の取組みでございます。こちらは、子どもの遊び場の拡充に係る経費として、3,875万3,000円を追加計上するものでございます。  またページをおめくりいただきまして、8点目でございます。子ども家庭支援センター事業運営として200万円、児童センター・児童館事業運営として320万円。これらは、オンライン相談等の促進に係る経費として、それぞれ追加計上するものでございます。  9点目でございます。児童センター・児童館事業運営として320万円。放課後子どもプランとして560万円。私立学童クラブ運営補助として560万円。障害児福祉事業として80万円でございます。これらは、学童保育等の開所時間の延長に係る運営事業者への補助の拡大に係る経費として、それぞれ追加計上するものでございます。  10点目でございます。応急資金貸付でございます。こちらは、応急資金貸付の対象拡大に係る経費として、4,752万円を追加計上するものでございます。  ページを移りまして、11点目でございます。風ぐるま(地域福祉交通)でございます。こちらは、運行継続の支援に係る経費として、440万円を追加計上するものでございます。  12点目でございます。生活困窮者自立支援でございます。こちらは、遅滞ない住居確保給付金の給付に係る経費として、8,100万円を追加計上するものでございます。  13点目でございます。高齢者総合サポートセンター管理運営として240万円。障害福祉センターえみふる管理運営として240万円。ジョブ・サポート・プラザちよだ管理運営として240万円でございます。これらは、指定管理者に対する損失補填に係る経費として、それぞれ追加計上するものでございます。  14点目でございます。介護施設等助成でございます。こちらは、介護サービスを提供する事業所の運営継続の支援に係る経費として、1億1,760万円を追加計上するものでございます。  ページ、おめくりをいただきまして、15点目でございます。15点目、母子保健事業でございます。こちらは、妊婦へのタクシーチケット配付事業に係る経費として、1,523万円を追加計上するものでございます。  16点目でございます。感染症予防・医療対策でございます。こちらは、新型コロナウイルス感染症患者の入院医療費用の公費負担に係る経費として、3,750万円を追加計上するものでございます。  17点目でございます。健康危機管理・熱中症予防対策でございます。こちらは、区のPCR検査体制の整備や医療提供体制の整備、維持の支援に係る経費として、6億5,593万6,000円を追加計上するものでございます。  18点目でございます。保健衛生検査でございます。こちらは、区のPCR検査に係る経費として3,200万円を追加計上するものでございます。  19点目でございます。淡路町施設浴場の修繕及び支援でございます。こちらは、公衆浴場の運営継続の支援及び浴場設備改修に係る経費として、1,006万5,000円を追加計上するものでございます。  20点目でございます。千代田万世会館として700万円。内幸町ホールとして6,200万円。ページを移りまして、九段生涯学習館として1,700万円。スポーツセンターとして9,400万円。図書館・図書文化館事業運営として6,200万円でございます。これらは、指定管理に対する損失補填に係る経費として、それぞれ追加計上するものでございます。  21点目でございます。商工融資事業でございます。こちらは、商工融資の相談体制の強化に係る経費として、2,002万円を追加計上するものでございます。  22点目でございます。中小企業等経営支援でございます。こちらは、中小企業等の雇用・労働に関する相談窓口の設置に係る経費として、2,510万4,000円を追加計上するものでございます。  23点目でございます。災害対策用物資・機器等の整備でございます。こちらは、避難等の感染症対策のための備蓄整備に係る経費として、363万円を追加計上するものでございます。  ページをおめくりいただきまして、24番目でございます。災害応急対策でございます。こちらは、地震や水害の発生時に、避難所以外の宿泊施設の確保として、6,869万3,000円を追加計上するものでございます。  25番目でございます。予備費でございます。こちらは3億円を追加計上するものでございます。  以上が歳出でございます。(発言する者あり)あ、歳出、大変失礼いたしました。5番目の中の私立保育所等運営補助につきまして、先ほど1,920万とお伝えをしてしまいましたが、正しくは1,280万円でございました。大変失礼いたしました。  それでは、ページ、9ページ目でございます。歳入の内容をご説明させていただきます。  1点目、国庫支出金でございます。こちらは、今回の補正による歳出予算の各事業のうち、国から負担される経費として、2億6,847万6,000円を追加計上するものでございます。  2点目は、都支出金でございます。こちらは、同じく東京都から負担される経費として、2,150万2,000円を追加計上するものでございます。  3番目、繰入金でございます。こちらは、財政調整基金からの繰入金として、23億6,187万5,000円を追加計上するものでございます。  4点目は、諸収入でございます。こちらは、応急資金貸付金の返還金として、24万円を追加計上するものでございます。  以上で、補正予算案第2号の概要のご説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 9: ◯河合委員長 説明を頂きました。  それでは、一般会計補正予算第2号の歳出について、審査に入ります。項ごとに進めてまいります。  初めに、補正予算説明書の32ページ、33ページの子ども費、子ども管理費の説明を受けます。 10: ◯大谷子ども総務課長 子ども管理費の説明をさせていただく前に、今回の補正予算に係る子ども部の新型コロナウイルス感染症に関する取組みについて、予算特別委員会資料5に基づき、ご説明をいたします。予算特別委員会資料5のほうをお手元にご用意ください。  子ども部の取組みにつきまして、三つのカテゴリーに分けて説明をいたします。  一つ目は、生徒・児童の安全・安心確保でございます。こちらの一つ目、「「三つの密」を避け、児童・園児が安全に活動できるよう各学校・園が予め安全対策を講じるために必要な経費を追加する」ものです。四角囲みの中に事業名を記載してございます。  (2)でございます。こちらは保育施設・学童保育を運営する事業者が、安全対策を講じる経費や学校の臨時休業に要する経費を追加で補助をいたします。こちらも、事業名のほうを四角囲みの中に記載してございます。  (3)でございます。「三つの密」を避け、安全に仮園舎への児童の送迎を行うため、送迎バスの増便に必要な経費を追加いたします。  裏面にお移りください。二つ目、生活支援でございます。こちらには、(1)新型コロナウイルス感染拡大による影響を踏まえ、新たに就学援助の対象となる方に係る経費を追加いたします。  (2)学校・園等の休校・休園中の子どもの健やかな育ちのために、子どもの遊び場を平日を開放するために必要な経費を追加いたします。  (3)です。子どもの健康相談や教育相談事業におけるオンライン相談等の実施のための体制整備に必要な経費を追加いたします。  三つ目のカテゴリー、新しい生活様式への備えでございます。  (1)新型コロナウイルス感染症対策により、区立学校においてオンライン授業を可能とするとともに、国のGIGAスクール構想を実現するため、令和2年度中にタブレット一人1台端末環境の整備や、高速通信に対応するために必要な経費を追加いたします。  二つ目、「三つの密」を避け、会議、研修を行うため、タブレット端末やWi-Fi環境の整備に係る経費を追加いたします。  以上の取組みが、子ども部全体の取組みとなってございます。  続きまして、項、教育委員会運営についてご説明いたします。先ほどの予算特別委員会資料5の理念、三つの新しい様式への備えにございます委員会運営についてです。  感染症が蔓延する渦中においても、教育委員会の機能を維持するため「三つの密」を避ける対策として、可能な限り書面開催するなどで対応してまいりましたが、より一層の議論を行うことは難しいという実情がございました。このため、テレビ会議システムを導入するものでございます。テレビ会議に必要なタブレット端末や通信回線、傍聴対応用のテレビモニターの費用でございます。  説明は以上です。 11: ◯佐藤指導課長 それでは、目の3、教育指導費の教職員研修につきましてご説明させていただきます。  こちらのほうは、新型コロナウイルス感染症の際に、幼稚園の教員も出勤がはばかられる場合がございましたので、そういった中で、幼稚園の職員も参加するオンラインの研修や、園長等が情報交換をするための会議を実施できるように、幼稚園のほうにタブレットのほうを配付した予算でございます。  以上です。 12: ◯河合委員長 はい。説明を頂きました。  それでは、質疑を受けます。委員の方どうぞ。(「なし」と発言する者あり)よろしいですか。(発言する者あり)  はい。それでは、(発言する者あり)ございますか。(発言する者あり)  小枝委員。 13: ◯小枝委員 ただいまの説明の中で、ごめんなさい、ちょっとページの照合なんですけど、今、32、33、34、35、(発言する者あり)36、37。 14: ◯河合委員長 全部…… 15: ◯小枝委員 35までですね。はい。(発言する者多数あり)あ、はいはい。(発言する者多数あり)はい。  そうすると、ちょっと、もしか後のほうだったらば、ちょっと説明に絡んでくると思ったんですけれども。オンラインの授業をするに当たって、全生徒に、全学生、子どもたちに、タブレットを配付したというところもやっていいですか。 16: ◯河合委員長 今、32と33ページなんで…… 17: ◯小枝委員 はい。あ、そう。はい。 18: ◯河合委員長 それは次のページで多分入ってくると思いますので…… 19: ◯小枝委員 あ、そうですね、はい。じゃあ、そっち…… 20: ◯河合委員長 できれば、そちらのほうで…… 21: ◯小枝委員 はい、はい。(「項目ごと」と呼ぶ者あり)項ごと。 22: ◯河合委員長 ええ。質問をしていただければと思いますけど。 23: ◯小枝委員 分かりました。じゃあ、すみません。 24: ◯河合委員長 よろしいですか。 25: ◯小枝委員 はい。 26: ◯河合委員長 はい。  小野委員。 27: ◯小野委員 今、項で言うと、32ページということでよろしいんですよね。 28: ◯河合委員長 はい。32、33です。 29: ◯小野委員 32、33。はい。ありがとうございます。  今、教職員の研修について、幼稚園の先生から、多分中学校までかなというふうに思いますけれども、タブレット端末及びWi-Fi環境の設備に係る経費ということで、少しご紹介いただきました。  こちらの32ページ、33ページにあります教職員の研修というところについてなんですけれども、実際に子どもたちの休業中に、既にオンラインでのホームルームを始めているだとかというところも、実情としては十分存じ上げているんですけれども、この研修というのは、具体的にどのような研修の内容なのか教えていただけますか。 30: ◯佐藤指導課長 こちらの部分につきましては、研修の内容というよりも、研修を実現させるための費用ということで考えていただければと思います。実際には幼稚園の先生方も、まあ、小学校は教員用のタブレットは、もともとありましたので、そういうものにIDやパスワードを付与して研修に参加する。まあ、研修といいましても、通常の研修ですね。初任者研修であるとか2年次研修であるとか、あと校長会、副園長会、そういったようなものの会議に参加できるような仕組みが幼稚園の場合はなかったものですから、そこでこれを追加して、それを可能にしたというふうな解釈でお願いいたします。 31: ◯小野委員 はい。ありがとうございます。ということは、これは、研修そのものというよりは、研修環境ですとか、そのあたりのところという捉え方でよろしいということですね。  ということは、今後、通常登校が本日から始まってはいるんですけれども、実際に学校の中で、今後、ICT教育をどのように生かしていくかというところで、リアルとオンラインをどのように使っていくかというところも課題になってくると思いますけれども、そのあたりの研修というのは、現段階で何かご予定はないということでしょうか。
    32: ◯佐藤指導課長 今ご指摘がありましたように、今後、この予算をご審議いただいて、まあ、この後のことなんですけれども、ご審議いただいて、環境さえ実現していくというようなことと、またさらに、第2波、第3波に備えた、今現在行っている双方向型のオンライン学習、それを進めていく上で、様々課題も出てきておりますので、それをクリアするための研修は充実させていこうというふうに考えているところです。  また、1人1台環境につきましては、今年度は、様々な研修の場でどのような形で実践をできるのかといったところも含めつつ、今現在は、学校の中で、本当にチームになって、先生方が教え合って支え合ってやっているんですが、若干のやっぱり得意不得意という部分はあるかと思いますので、そういった個々の力量に応じた研修等も、丁寧に支援をしていきたいと考えているところでございます。 33: ◯小野委員 ありがとうございます。まさに第2波、第3波を想定してということで、今言ってくださいました。また、先生によっては、得意不得意というところが大きく分かれてくる部分ではあると思いますので、ぜひ、そのあたりはしっかりご支援を頂きたいと思います。  一方で、今回この導入が急ピッチで進んだということで、例えば地方の中学校では、別室に登校する、いわゆる不登校の前兆のような兆しがある方々だとか、もう実際に不登校になっている方々、その方、生徒たちにも寄り添おうということで、リモート授業の参加の効果を検証しているというような、そういうニュースもあるかと思います。  ぜひ、オンライン授業というのは緊急時の単なる代替教育ではなくて、実際にはいろんな可能性を含んでいるものではありますので、ぜひ今後の、多分GIGAの中に入ってくるかとは思うんですけれども、ぜひ、いろんな可能性を持った学びの環境の一つとして、検証とか改善点を見いだしながら実践していただきたいと思いますが、この点についてはいかがでしょうか。 34: ◯佐藤指導課長 今、委員ご指摘を頂いた件につきましては、本千代田区においても、この6月1日以降、子どもたちが、出席状況はどうかということを把握してきたところでございます。それにおきましては、不登校については、毎年、昨年度もちょっと課題になっていたところでしたので、昨年不登校だった子どもが、今年度は、この期間に、分散登校の期間に登校したかということを調べています。そうすると、約半分が登校しているんですね。ということを考えますと、昨今メディアでも報道されていますが、不登校生徒にはある程度一定の成果があるのではないのかなというふうに、今考え始めている時期です。  今後、今日より本格的に通常で登校のほうが始まりましたので、そのあたりも適宜細やかにこちらのほうから聞き取りを行いつつ、検証して、進めて考えてまいりたいと思いますし、文科省のほうもそのような方向で考えておりますので、それに準じた形で千代田も対応を進めてまいりたいというふうに考えておるところです。よろしくお願いします。 35: ◯小野委員 はい。ありがとうございます。まさに、これからご検討いただけるということでありがとうございます。実際にお子様からもいろんなご意見が入ってきていまして、オンラインを通しての可能性だとか、例えば発達上の特性を持っているお子さんも、これを使うことによって非常にいい部分もあるというような、そういうお声も頂いています。もし可能であれば、今後、オンラインを使った生徒たちにぜひアンケートなどを実施していただいて、状況を見ながら、またいろんな研修も含めてご支援を頂ければと思いますので、よろしくお願いいたします。 36: ◯佐藤指導課長 今、委員ご指摘ありましたように、他方、この、いわゆる分散、休校自体がどうだったのであるのかということにつきましては、子どもたちのそのときの様子等も、アンケートは実施しておりますので、そういったものの分析をしっかりと行いながら、多様な活用を考えていく。そして子どもたちの変化をしっかりと良い方向に位置づけていくような教育を推進してまいりたいと考えております。 37: ◯河合委員長 よろしいですね。はい。  それでは、次に、34ページ、35ページの学校管理費の説明を受けます。 38: ◯佐藤指導課長 それでは、お配りさせていただいております予算特別委員会資料6のほうをご覧ください。  このたび、子ども部、教育委員会としましては、小学校の管理運営に要する経費、中学校の管理運営に要する経費、そして中等教育学校の管理運営をする経費のところで、ICT教育の推進ということで、GIGAスクール構想の実現に向けての予算のほうを立てさせていただいております。  基本的には、国のほうで推進しているGIGAスクール構想の実現におきましては、本区におきましては、来年度が全てのリプレースに関わるということで、そこでの実施を考えていたのですが、昨今のこの状況とその効果等を鑑み、「1人1台端末」の早期実現、そして家庭でもつながる通信環境の整備等の「GIGAスクール構想」におけるハード・ソフト・人材を一体とした整備を加速していくということで、今回の予算要求ということになっております。  GIGAスクール構想の目的、千代田区におけるICT環境の構想につきましては、資料の左側に示させていただいているとおりでございます。今般の1人1台体制におきましては、家庭での持ち帰りも可能となるような設定を考えているところでございます。  今後のスケジュールにつきまして、また今後の展開につきましても、下段のほうに示させていただいているところでございます。今年度中に、子どもたちに1人1台体制で整うという形で、進めてまいりたいというふうに思っております。  具体的な予算の内訳につきましては、資料の右側のほうに示させていただいているところですが、こちらのほうにつきましては、国や都の補助金をも受けながら、様々な端末の設定、ライセンス、保守、そういったものを含め、また、それに伴って通信を確保するためのLAN配線の整備等も行ってまいります。  また、その他の予算につきましては、そこに示させていただいているように、教員が素早く学校内で使うことができるような仕組みも、環境も整えてまいりたいというふうに考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 39: ◯小原学務課長 それでは、初めに、35ページの歳出予算のうち、小学校管理費のうちニドもお茶の水小学校・幼稚園仮校園舎4,762万9,000円についてご説明いたします。  現在、仮校園舎への送迎バスにつきましては、中型バスが3台、幼児用バスが2台の合計5台で運行しておりますが、今回の新型コロナウイルス感染症対策として、安全に児童の送迎を行うために、中型バスを2台追加する経費となっております。  続きまして、3の運営一般800万円につきましては、小学校1校につき100万円の経費として、8校分の金額となります。  また、2の中学校管理費のうち、2の運営一般200万円につきましては、区立中学校1校につき100万円として、2校分の金額となります。  次に、3の中等教育学校管理費のうち、2の運営一般の100万円につきましては、九段中等教育学校の金額となります。  4番目の幼稚園管理費の運営一般600万円につきましても、同様に区立幼稚園1園につき100万円として、合計6園分の金額となります。  いずれの予算につきましても、文部科学省のガイドラインに定める保健衛生用品である非接触型体温計等を購入するための費用のほか、各学校・幼稚園に、安全な学校・幼稚園運営のために必要な物品を調査しまして、購入する予定の経費となっております。  最後に、5番目の教育振興費の就学援助についてご説明いたします。  現在の基準では、前年の収入に基づき、援助の対象が決定しておりますが、今回の新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、今年の収入が減少した場合にも、就学援助の対象として助成する経費となっております。  なお、詳細につきましては、決まり次第、区のホームページ等で周知させていただく予定になっております。  説明は以上です。 40: ◯河合委員長 はい。ありがとうございました。  それでは、ここで質疑を受けます。 41: ◯内田副委員長 ICT教育の推進、GIGAスクール構想実現のための環境整備について、質問いたします。  GIGAスクール構想につきましては、先ほどご説明いただきました。これはSociety5.0時代を生きる子どもたちにも、教育におけるICTを基盤とした先端技術の効果的な活用が求められており、さらには、データを一括管理する統合型校務支援システムの導入により、教員の負担を減らして、働き方改革につなげる狙いもあります。緊急事態宣言は解除されましたが、コロナと共生する時代に向けて、GIGAスクール構想の早期実現に異論のある方はいないのではないでしょうか。以下、簡潔に何点か確認いたします。  少し前に私は、同僚議員と、ICTによるリモート授業をいち早く実現した中学、高等学校を視察してまいりました。ITが進んでいない学校環境の中、4月から3週間ほどで学校と家庭をZoomでつなぎ、4月20日にはリモート授業を試験的に開始し、5月11日には、本格的に実施したとのことでした。  生徒がいない静かな校内では、思い思いの場所で先生たちが、それぞれのやり方でリモート授業をされていました。接続できないなどの相談を受ける窓口の設置や、授業時間を40分に短縮するなど、様々な工夫が図られていました。  一方、神田一橋中学校は、平成17年から情報教育推進校の指定を受け、平成26年度からはタブレット1人1台体制でICT教育を推進してきました。今回、双方のオンライン学習を開始するに当たっては、同校が他校より先んじて開始して当然だったと考えますが、区内の学校はほぼ横並びであったと認識しています。どのような状況だったでしょうか。 42: ◯佐藤指導課長 今回、区立の小中学校で双方向型のオンライン学習を開始するに当たりましては、各家庭のWi-Fi環境等の調査、またその後の機器等の貸出しなどが必要であったために、神田一橋中学校についても、他の学校と横並びの開始となったのは、委員ご指摘のとおりでございます。 43: ◯内田副委員長 神田一橋中学校では、生徒への端末配付以外にも、教師へもノートパソコンが付与されています。全教室には超大型インタラクティブホワイトボード、電子黒板や書画カメラが設置され、教育支援ソフトの導入やネットワーク環境が整備されていたはずです。  これまで成果報告会が開催されているみたいでしたが、今回のコロナ禍での対応で見る限りでは、これまでの情報推進校としての取組が生かせなかったと。生かせなかったのではないかと言わざるを得ません。これは、そのような認識をしてよろしいですか。 44: ◯佐藤指導課長 委員のご認識については受け止めさせていただきます。  おっしゃるとおり、神田一橋中学校は、生徒のタブレット1人1台体制に加えまして、教材提示のためのプロジェクターの設置等、ICT活用には理想的な環境を整えているところでございます。しかしながら、今般のコロナ禍におきまして、タブレットの持ち帰り等を想定していなかったため、セキュリティーをどうするかという点において、教育委員会としての判断が遅れてしまったことは事実でございます。  研究実績があり、意欲的に取り組んでいる神田一橋中学校の教育活動を前面に据え、より効果的に双方向型オンライン学習実現のプロセスを踏むことができたのではないかという点は、反省点の一つでございます。 45: ◯内田副委員長 残念ですけど、ぜひ反省していただきたいと思うんですね。例えば、タブレット端末、今ありましたようにセキュリティーがかかっているから使えないとか、多分教員の中には、ITが苦手だと。リモート授業ができなかった理由も、幾つか上がってくると思います。ただ、要は当事者意識を持ってやるかやらないかに尽きるんではないかなと、あえて、ちょっと厳しく言わせていただきたいと思います。  医療従事者は、命をかけて最前線で闘ってくださっている中、先生が、あ、私はITは苦手なんです、不得意なんですなんて、こんなことを言っていられないじゃないですか。情報教育推進校というのは何なのか、その位置づけの役割や成果の検証を改めて求めますけど、いかがでしょうか。 46: ◯佐藤指導課長 激動の時代を生きる、生き抜いていくこれからの子どもたちの成長を促していくその役割、重責を担っている今の時代の教員が、ITが苦手という意識では、子どもたちの前に教育者として立つことはできないと考えております。教員は、当事者意識を当然のように持って、子どもたちに対応すべきであるということにつきましては、まさにご指摘のとおりであるというふうに考えています。  ご質問にある、情報教育推進校とは何なのかという点につきましては、今回のコロナの対応について、生かし切れていなかったのかもしれません。現在、教育委員会のほうでは、その事実を踏まえつつ、これまでの情報教育推進校という枠を超えて、1人1台体制での学びの在り方を、現在、教育委員会、校長会、教育委員会指導課から、校長会を通して発信をしてきているところでございます。中には、その推進役を買って出たいという学校も複数あります。そのような意欲と、改めて神田一橋中学校の情報教育推進校としての実績、その取組、これらを掛け合わせて、成果と検証を繰り返しながら、東京都の中心である千代田の教育を一層充実させていきたいというふうに考えております。 47: ◯内田副委員長 今ご答弁ありましたように、ぜひやっていただきたいと思います。何よりもまずやるべきことは、現状把握と課題の抽出です。しっかり検証を行っていただきたいです。  今回の新型コロナウイルス感染症対策に伴う3か月にも及ぶ学校休校は、様々なことを学校現場に投げかけてくれたと思います。この前例のない状況を負の歴史で終わらせることなく、それを生かして次につなげる視点も、非常に重要になります。それにつきましては、先ほど質問にもございましたので省略いたします。出遅れ感はありますが、スピード感を持って実行していただきたいと思います。  文部科学省は、GIGAスクール構想の推進に際し、ハード・ソフト・推進体制の三位一体の改革を示しています。端末を買ってデジタルコンテンツを作るだけでは、牛尾委員がご指摘された、経済対策と言われても仕方がありません。今回の補正予算では、GIGAスクール関連予算として、総額7億7,384万4,000円が計上されていますが、ハードとソフトのみで、指導体制の予算が見当たりません。日常的にICTを活用できる体制を構築することが必要だと思います。そこら辺はいかがでしょうか。 48: ◯佐藤教育担当部長 担当部長。 49: ◯河合委員長 担当課長。 50: ◯佐藤教育担当部長 今、いろいろご指摘を頂いたところでございます。今回のこのコロナ禍の中で、区のほうの教員系の職員である指導主事も、このICT活用について、いろいろ研さんを重ねて、各学校についても、きめ細やかな支援を行ってまいりました。学校現場も、この2か月でかなり変わった、また、そういった推進役の人材も育ちつつあるということで考えております。そういう専門家を各校に配置するということも、今回、国のほうの予算もついておりますし、外部の人材なども含めて、そういった独自の人材確保についても検討してまいりたいというふうに考えております。 51: ◯河合委員長 はい。今、訂正です。教育担当部長でした。  内田副委員長。 52: ◯内田副委員長 今ご答弁ありましたけど、やはり区として独自のICTの支援員とか活用アドバイザーというのを、もう幅広で、多様な人材を、ぜひ、確保していただきたいと。国からの支援もあるという話がございましたので、これについては、ほんとスピード感を持って、やっていただきたいと思います。 53: ◯河合委員長 関連で。米田委員。 54: ◯米田委員 今、内田副委員長のほうからるるあったとおりだと思います。  あと、新入学の中学生に関して。一橋にせっかく行ったんですけど、新入学で全然やっていなかったということもありますんで、新入学生の対応も、ひとつよろしくお願いいたします。  あと、ICTの支援員の配置というのは、国から決められていますんで、先ほどおっしゃったとおり、急ぎやっていただきたいなと思っています。ただICT化するだけではなく、ICT化と働き方改革はセットだと私も思っておりますんで、その辺、教育委員会としてどう取り組んでいくか、また、実際として、どうやって取り組んでいくかというのを、ちょっと聞かせていただきたい。 55: ◯佐藤指導課長 委員ご指摘のとおり、今回のこのGIGAスクール構想においては、学習の学びの充実も含めるとともに、教員の働き方改革の部分も、多分に含まれています。  校務を支援するシステム等は今回の予算等には入ってはいないんですけれども、そこについては来年度取り組んでいくとともに、子どもたちの学習のこういった履歴みたいなものを、適切に1人1台体制の中で追っていくことができますし、様々な校務支援につなげていくことが、今後可能になっているというふうに考えておりますので、しっかりと視野に入れながら、進めてまいりたいというふうに考えております。 56: ◯米田委員 しっかり取り組んでいただきたいなと思います。で、ICT機器は、障害のある方も非常に有効だと、実績がある学校があると聞いております。千代田区も、特別支援学校・学級、こういったところにしっかり取り入れていくべきだと思いますけど、いかがですか。 57: ◯佐藤指導課長 ICTの活用は、特別に支援が必要な子どもたちにとって、とてもメリットが大きいというふうに本区も認識をして、私も認識をしているところでございます。何よりも、分かりやすさであるとか直感的な操作が可能であるとか、そのことによって、今までできなかったことができるようになったり、表現できるようになったりするということは、特別支援活動の中でも、既に実践的に紹介をされてきているところでありますので、本区におきましても、現在、鋭意取り組んでいるところではあります。  今後、障害のある児童生徒のみならず、日本語指導が必要な児童生徒といったところにもICTを活用した学習支援ができないかと、そういったところも含めて、多様な児童生徒に対応した、きめ細やかな指導について考えてまいりたいというふうに考えております。 58: ◯米田委員 ぜひ、よろしくお願いします。  あと、今後、先ほどご説明ありましたけど、順次機器を設置していくと。また、LANも設置していくとあります。いろんなところで見積りを取ってやられるんでしょうけど、ある学校では、非常に見積りが高かったと。千代田区みたいに財政豊かではない学校ですけど。そこで文科省の方に、支援員みたいな方に聞くと、やっぱり、こう、配線の接続とか、必要以上にあったと。で、吟味し直したら半額になったということがあります。一番いいものを入れていただきたいんですけど、その辺もしっかり取り組んでいただきたいけど、どうですか。 59: ◯佐藤指導課長 今回、国が推進しておりますGIGAスクール構想におきましては、そういった接続等のコスト等も、今までの考え方から、クラウドをベースにして考えていくというところから、かなり圧縮はできるんじゃないかということも言われております。  また、今回は、国の補助金等も活用していくということで整備は整えてまいりますので、今後、まあ来年になると5Gの世界がまたやってくるということで、大容量化に対応することは必須となってまいりますので、今、委員ご指摘いただいたところを鑑みながら、適切に行ってまいりたいというふうに考えております。 60: ◯米田委員 はい。ぜひとも、よろしくお願いします。  最後なんですけど、こうやって、今日、説明書を頂いたんですけど、文科省でも、例えばこの12月までにこうする、で、配置をするという、こういうロードマップみたいなのを作っております。千代田区でも、分かりやすい、まあ、今日作ってくれていますけど、もっと正確なロードマップを作っていただきたいなと思っていますけど、いかがですか。 61: ◯佐藤指導課長 現在、本当に大ざっぱというか、大まかなものでしか今回はご指定できていないんですけれども、まずは、端末が、まず、しっかり確保できるかというところが最大になります。で、そこの時期がどうなるかというところから、既にそこからどう行くかということについては考えているところでございますが、それよりまず先んじて、そういった状況に、環境になっていくということを、各学校・園のほうに周知をしていきながら、どういった内容のものを学び出していけばいいのか。そういったところをリアルタイムで、検証で生み出していきたいというふうに考えておりますので、まずは機器が入ってからすぐに動き出せるような、まず準備を、これから秋に向けて、しっかりと進めてまいりたいなというふうに考えております。 62: ◯河合委員長 内田副委員長。 63: ◯内田副委員長 すみません。最後です。  今、様々なご指摘があったと思います。コロナとの共生のみならず、自然災害や、新たな感染症の発生による学校休校においても、ICTの活用により、全ての子どもたちの学びを保障できる環境を早急に実現するため、教育のまち千代田区らしいGIGAスクール構想を推進することが必要です。まさに今、千代田区教育委員会としての本気度が求められています。  国は、令和2年度第2次補正予算にて、GIGAスクール構想の前倒しをする予算を盛り込みました。千代田区も、いま一度本気になって、他自治体をリードし、国に先駆けて、様々な取組にトライしていただきたい。最後に決意をお聞かせください。 64: ◯坂田教育長 ただいま各委員の皆様から、貴重なご指摘、ご示唆を頂きました。とりわけ厳しいご指摘もございましたが、これらのご意見は我々に対する応援であるというふうに認識をさせていただきます。ありがとうございます。  さて、教育、ただいま双方向のオンラインの話が集中をしましたけれども、教育そのものは、全人格的な営みでございますので、学校での先生との触れ合い、あるいは子ども同士との営みの中で人格形成されていくものだというふうに思っておりますし、したがって、学校での対面指導あるいは集団活動といったものの重要性は、何ら代わるものはないというふうに私は思っております。  その上で、今般のGIGAスクール構想は、離れた場所にいても、双方向で学習を継続することを確認する。また、先ほど来出ておりましたように、子どもによって、多様でございます。学校という集団活動の中で、生きづらさを感じるお子さんもいれば、特別に支援が必要なお子さんもいる。あるいは、外国人の子どももいるという中で、こういった多様な子どもたちの中での、その子どもたちに適した教育環境というものを実現する、その可能性というものを開くもんだというふうに私は感じております。  本区といたしましては、このコロナ禍でございますが、そのことをばねにして、これは本気でGIGAスクール構想、双方向のオンライン教育というものを推進してまいりたいというふうに思っております。ぜひ、ご支援のほど、よろしくどうぞお願い申し上げます。 65: ◯河合委員長 はい。  ほかにございますか。 66: ◯小枝委員 すみません。教育長答弁まで出た後なんですけれども。ただいまのオンライン教育の、私はサポート体制のところがやはり非常に気になっておりまして。  で、なぜかというと、教育委員会から貸与されたパソコンが壊れていたと。それは、あり得ることだとは思うんですけれども壊れていたと。それで、学校のほうや教育委員会のほうに、壊れているよということを伝えたんだけれども、いや、それはあなたの使い方が悪いということで、全く無視をされてしまったと。で、プライベートで探して、見てもらったら、やっぱり壊れていたという状況で、その子どもやその家族は、その体制に乗れなかったという状況が発生していて。  私はそれで何を思ったかというと、まあ、オンライン教育については、23区中どうだという報道がいろいろ、千代田区は物すごく、最初は遅れているというような報道があったかと思うと、いや、もう最先端に来ているというような話もあってで、昼夜を問わず、教育委員会の苦労、努力のたまものなんだろうということを推測するわけなんですけれども。ただ、やはり人でサポートする専門的な体制がなければ、教育の現場もあるいは教育委員会も、その信頼とか困難を極めるだろうなというふうに思うわけです。いずれということではなくて、やっぱりスタートアップ体制時というのは一番重要なので、私のような、小さな、1人、政務活動費、たった15万円の事務所でも、ITの専門家というのはお願いをしてサポートしていただけているのでオンライン会議ができておりますけれども、そういうふうなことでは、先生方に教育に専念しながら子どもたちや保護者対応してもらいたいという点では、このサポート体制というのが今できていないんじゃないかということを非常に心配するので、ここは聞いておきたいと思いますが、いかがでしょうか。 67: ◯佐藤指導課長 今、委員がお話ししていただいた事例は、あってはならない事例だなというふうに考えております。今、今回、機器の貸与におきましては、家庭で端末の調査を実施しまして、学校で使用しているものを設定変更して貸し出すという方法を採っているのですが、若干、そのあたり、故障等も含めて危惧はあったものですから、ゆとりを持った形で台数を確保していたところでございます。  また、やはりこのオンライン教育を始めるに当たってIDとパスワードを付与する。それを家庭で設定しなければ、それが稼働しないというところにおいては、相当の苦情というかお困り感の声が上がるだろうということで、今回、そういったもののヘルプデスクのほうも対応下においては設定をして、おおむね400件ぐらいは電話等で拾ったということと、あと、うちの指導課の指導主事も、もうそれこそ駆け回って学校のほうには対応してきたところでございます。今後、また1人1台体制になっていくについてサポートの体制は必須でございます。学校の先生方が教材作りや子どもとの関わりに専念できるよう、そういったサポート体制の在り方についても、しっかりとこちらのほうでは考えてまいりたいというふうに捉えているところです。 68: ◯小枝委員 抱え込まないで、やはり財政当局にもしっかりと、あるいは人事のほうにも要求をしながら、これは国の予算待ちではなくて、もう早急にやらないと大変なことなんだろうと。本当に現場の先生方で過労死が出たりとか、そんなことがあってもいけませんので、ぜひそこはお願いしたいと思います。  それから、教育委員会からのアンケートには体制があると答えたけれども、実際は自宅のパソコンが商売で使っていたり、あと保護者の仕事で使っていたりで、やっぱり使えなかったというようなことも随分発生しているようですが、そういった個別対応についてもしっかり対応しているというふうに考えてよろしいですか。 69: ◯佐藤指導課長 その端末の家庭での状況につきまして調査はしたのですけれども、今、委員のご指摘にあったとおり、やはりちょっと想定していた考えと違っていたということで、こちらに寄せられる、外さなきゃならない端末の数というのは日を追って増えていったということは事実でございます。そういった設定変更についても、時間がかかるものではございますが、極力の対応をしてきたところでございます。まだそのような家庭があるようでしたら相談に応じるという考えでおりますので、よろしくお願いいたします。 70: ◯小枝委員 では、最後に。GIGAスクール、今のところに行ってもよろしいでしょうか。もしまだGIGAスクールのほうがあれば、私、ちょっと給食の…… 71: ◯河合委員長 GIGAスクールはこのページだけです。 72: ◯小枝委員 うん。学校給食に関するのはこのページ、もちろん予算を組まれていないので。学校給食。学校給食です。 73: ◯河合委員長 学校給食。はい。(「GIGAスクール、まだ……」と呼ぶ者あり)GIGA終わらせてからにしよう。ほかにあるかもしれない、関連が。 74: ◯小枝委員 はい。 75: ◯河合委員長 牛尾委員。 76: ◯牛尾委員 GIGAスクールの関連質問ですけれども、先ほど教育長は、学校での教室の学び、友達との触れ合い、これは人格の形成にとって、これは必要なんだということを言っていましたけれども、その一方で、今回のGIGAスクールは、多種、いろんな子どもさんがいると。それに対応していくためにも必要なんだというようなことをおっしゃっていました。  私は、まず基本に据えなきゃいけないのは、そういった様々な子どもさんがいると。これに教員が真剣に向き合っていく、これこそが基本にすべきだと思うんですよ。先ほど、指導部長はITが苦手な教員、これからね、教壇に立つ資格がないみたいなことを言っていましたけれども、それはあまりにも言い過ぎじゃないかというふうに思うんですよね。まず、様々な子どもがいるけれども、教員が本当にそうした子どもたちに真剣に向き合って対応していくと、これは基本だと思うんですけれども、その考えはまずいかがですか。 77: ◯佐藤指導課長 今のご意見ありましたように、一人一人の子どもたちにしっかりと寄り添って、子どもたちと対話をしながら、その可能性を考えていくということは教育の根本であるというふうに考えております。 78: ◯牛尾委員 その上で、これから、私は別にオンライン授業を進めていくというのは、別に否定はしません。こういった新型コロナの事態があって、これから第2波、第3波、学校ではなかなか授業を開けなくなるという場合に、各家庭でオンライン授業を進めていくというのは当然必要なことだというふうに思います。ただ、それが何のためにやるのかと。GIGAスクールはですね。そのオンライン授業を進めるためにやるのか。この辺、認識はまずいかがですか。 79: ◯佐藤指導課長 オンライン学習につきましては、今現在、休校等、コロナ感染症対応の中で学校に登校することができない、このことはコロナに限らず、自然災害等で学校が休校になるような場合、その他様々な場合が想定できます。そういった中で子どもたちの学びを保障したり、一人一人の健康状態を把握するといった意味で実施をしているものでございます。GIGAスクール構想につきましては、GIGAスクール構想の本来の狙いである、やはり子どもたちの学びというものを充実させていくと。それが一人一人の興味、関心のあるところを、より一層伸ばしていくことができたり、それぞれの子どもたちが持っている課題にも対応することができたり、また、その子どもたちが1人1台体制の中で学びを行うことによって、自分が学びたいと思うことを主体的に問題解決に進めていくことができたり、子どもたちが自分たちの学びを発信をして、共同しながらお互いに尊重するようになるというようなところを目指しているというところでございます。
     ですので、今、時期を同じくしてオンライン教育とGIGAスクール構想というものが重なった状態でありますが、事双方向型のオンライン学習の実現につきましては、どのような状態、危機下においても、子どもたちと学校をつなぐことができる、また、学校はそういった学習の保障、子どもたちの健康面を見る、安全面を見るということにおいては、非常に重要な役割を担っているというところを示しているものというふうに捉えています。 80: ◯牛尾委員 私、このGIGAスクールといいますか、そのICTを活用した学校と、先進を行っているという麹町中学校の授業風景などを見てきましたけれども、確かにその子どもたちに合った問題が出され、お互いに子どもたち同士で学び合うというような状況を見てきました。これは非常に大事なことだなということで見学させていただきましたけれども、そのときに先生方がおっしゃったのは、ICTを入れればいいんだというわけではないんだと。やっぱり先生たちが子どもたち一人一人の個性とか、そうしたものをしっかり受け止めて、やっぱり子どもたち一人一人伸ばしていこう、その一つのツールなんだと、ICT機器というのは、というようなことをおっしゃってたんですね。私、それは非常に大事な視点だなというふうに思ったわけですよ。先ほど、いろんな子どもたちがいると。それに対してICTでやるんだというようなところに重きが行っては私はいけないと思うんですね。やはりICTを活用しても、教員一人一人がいろんな子どもたちに向き合う姿勢、これをつくっていくことが必要だと思うんですね。先ほど、教育長もそれが一つの人格の形成にとって大事だというようなことをおっしゃっていましたけれども、そうしたものを非常にこれからしっかり大事にしていくという点では、このコロナ禍で長期休業の後、子どもたちが大変な状況になっている中で教員が向き合っていくためには、あまりにも教員の数がやっぱり少ないんじゃないかというふうなことは思うんですけれども、そういったところの体制強化といいますかね、保障というのはどうしていくというふうに考えているのか、ちょっとお聞かせいただきたいんですけれども。 81: ◯佐藤指導課長 委員長、指導課長。あ、よろしいでしょうか。 82: ◯河合委員長 指導課長。 83: ◯佐藤指導課長 はい、すみません。教員をどうサポートしていくかということについて、教員の増員につきましては、せんだっての議会のほうでご答弁をさせていただいたとおりでございまして、国のほうの法律としまして、また、東京都の教員の定数の配当方針、そういうものが定められておりますので、単純に増員をしていくということは困難な状況にはございます。しかしながら、先ほど来、話題に上がっていましたICTを支援していく仕組み、そういったものをしっかりと整えていく所存でございますし、そのために子どもたち一人一人をICTだけではなくて、トータルでしっかりと見ていくというような教育の根本、そこにおける教員の姿勢は全く失わずに進んでまいりたいというふうに考えています。 84: ◯河合委員長 よろしいですか。はい。  西岡委員。 85: ◯西岡委員 ありがとうございました。もちろんオンライン授業はあくまで学びのためのツールであって、PCの設置が目的ではないと思います。しかしながらオンライン化によって教育の方法ですとか学び方も広がるわけです。例えば区内にある全校で、海外の生徒ですとか先生、そういう方との交流や教授のご指導というのも可能になってくると思いますけれども、そういった中での学びの格差が生まれないように、ハードだけではなくてソフト面でも、授業の内容を区として先生方、生徒にサポートするという提案は考えていますか。  それと、もう一点、オンライン化によって、いろいろ格差が生まれてしまうと思いますが、児童の心のケアのほうも教えてください。 86: ◯佐藤指導課長 ただいまご指摘いただきました子どもの学びが、国際的にもどのように広がっていくのかというようなところも、ただいま検討しているところでございます。1人1台体制がかない、子どもたちが、自分がこのように解決したいというような学びを進めていくという観点においては、やはり世界に広がっていくというようなこと、または千代田区内でも十分なネットワークを子どもたちが取っていくということはこれから先考えられることだと思います。まさにこの時期だからこそ、先ほど申しましたように1人1台体制になる準備段階において、教員の発意、発想も生かしながら、様々な学びの充実の方向を考えてまいりたいというふうに思っているところでございます。 87: ◯西岡委員 生徒のオンライン化によって、何か──はい、すみません。心のケアのほうをお願いします。 88: ◯佐藤指導課長 そのオンライン、今回、オンラインの双方向型になったことにより、なかなか相談しにくいといった場合でも、オンラインによる相談ならできるという方向というのは今後十分に考えられるというふうに思っています。実際に、子どもだけではなくて保護者等とのやり取り、そういったものもやることもできるのかなというふうに考えておりますが、まず、子どもを中心に考えたときに、現在あります適応指導教室、そういったところでの活用等も含めて考えながら、子どもたちのSOSをしっかりと把握できるような仕組みにも発展をさせていきたいなというふうに考えております。 89: ◯西岡委員 以上です。 90: ◯河合委員長 はい。  ほかにございますか。 91: ◯飯島委員 この1人1台のタブレットを家庭で持つということは、この緊急時以外のとき、通常の学校が再開されているとき、そのときにはどのように扱われるんでしょうか。 92: ◯佐藤指導課長 今回の体制におきましては、子どもたちがランドセルに入れて持って帰って、家庭でも使って、で、また持ってくる、学校に持ってくるという形を想定しています。ですので、様々な学びの充実は、ソフトや使うコンテンツによって充実は図れるというふうに考えているところです。 93: ◯飯島委員 そうすると、日常的に学校、教室の中、また家庭の中、で、生徒が使うということですよね。でも、生徒が家庭で夜使うといったときに、そこに対して教員というのは何か対応をされるんですか。 94: ◯佐藤指導課長 その発達段階によりけりで、やれることというのは変わってくると思うんですが、小学校低学年におきましては、家庭においては何かを調べてみたいものとかを保護者と共に調べてみたりであるとか、簡単なドリル教材をやってみたりとかというようなことがあります。  ですので、そこに教員が実際に一緒にいてということは考えてはいないところなんですが、そういったものを例えばオンラインは実現する、その進め方によっては、それをオンラインで提出するといったような仕組みも今後考えられますので、そういったものを管理、しっかり見ていくということは学校のほうでは行っていくということで考えています。 95: ◯飯島委員 そうすると、授業でやったところが分からなかったと。で、またそれを家庭でもう一回開いて、ここが分からないよといったときに、またその先生との1対1の、そういう指導の在り方というのはあるわけですか、現実に。それが想定されるんですか。 96: ◯佐藤指導課長 先ほどの資料のほうにも示させていただいたところですが、左側の構想として考えているのは、休校中のオンライン授業の参加や入院中の学校の教育の参加というのもそうですけれども、実際には家庭に持ち帰って授業への振り返りを行ったりとか、調べ学習ということは行います。  ただし、そこで、直接そこでは子どもたちの学びの教員がそこにアクセスするということは現在は想定はしてないんですけれども、オンラインで今つながっている状況からすると、リアルタイムでそこで教員がやり取りをして何ら解決をするということは、やることは可能かと思います。  ただ、勤務時間とか、そういったところもいろいろ考えがありますので、やはりそこは一つ区切りを置いておくことが必要なのかなということで、これから検討してまいりたいというふうに思います。 97: ◯飯島委員 今ね、想定で言われたんですけれども、まあ本当に、夜、子どもがもう一回学び返そうとしてやって、教員のところにアクセスしてしまうというようなことが起こり得ると、先生方の働き方というのは、そこのところは夜中にまた及んでしまうという、そこは考えられますね。そういった意味では、きちっとそこのところは区切りというか、そういうふうにつけておかないと、教員自体に非常に負担になるということがある。でも一方では、これがあるのに何で先生が対応してくれないんだというね、そういうことにもつながりかねないわけですよね。そこら辺が、やっぱり1台端末ということの危険性というのも一つはあると思うんですね。そういうところをきちっとルールというか、仕組みというか、そこをきちっとつくっておく必要があると思うんです。そういうことなしにGIGAスクール構想ということで進めていってしまうと非常に弊害も出てくる。そこの点は指摘しておきたいというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 98: ◯佐藤指導課長 今回、持ち帰りを可能としている点におきましては、様々なリスクといいますか、課題となる部分を想定していかなければならないなというところで、今、様々検証もしているところでございます。何よりも持ち運びをすることによって、メリットのほうがかなり多い。しかも、その持ち帰るのは決して与えられた宿題をやるという感覚ではなくて、自ら進んで、ちょっと家でもやってみようというような思いがその中で出てくる、今日の授業を振り返ってどうだったろうかというようなことを自らやってみる一つの自分の大切な、まあパートナー的に1人1台のパソコンを、タブレットですね、使っていくということがとても大事だというふうに考えております。そういったことにしっかりと主眼を置きながら、起こり得る課題につきましては準備をしながら、校長会等とも協議を重ねて進めてまいりたいというふうに思います。 99: ◯河合委員長 よろしいですね。 100: ◯飯島委員 はい。 101: ◯河合委員長 はい。  副議長。 102: ◯大串委員 このGIGAスクール、1人1台体制を築くことが目的ではなくて、その目的をもうちょっと明確に、何のためにこのGIGAスクールを進めていくのかというのをもうちょっと分かりやすくしなくちゃいけないんじゃないかと思います。もちろん教育の基本は対面教育ですよということは書いてあります。それから、教育長が言われたように集団教育、集団活動の中で育つということも大切です。それが教育の基本にあります。そのほかに、このGIGAスクールを進めることによって、どういうことが子どもたちの教育にとってプラスになるのか、何を育てたいとしているのか、その辺、もう一度確認したいんですけど、お願いします。 103: ◯佐藤指導課長 大切なご指摘をありがとうございます。まさにその本質はどこにあるのかということですが、やはりこのGIGAスクール構想が持って目指しているものとしましては、やはり子どもたちがこれからの社会で情報を活用していく力というものを言語能力と同様に学習の基盤となる資質能力として捉えているということでございます。ですので、そういった将来の切り開いていく力を養っていくためには、日々、そういった常時の形で子どもたちがそのタブレットをしっかり手に持って学習を進めていくということが一つ大事かなというふうに思っています。そして、求められているのは、やはり変化に対応して創造的に、また共同的に学びを解決していくことが、進めていくことができる。そのことによって子どもたちに社会を、将来ですね、参画していくための資質能力を一層確実に身につけていくということで考えているところでございます。知識を注入するかのように、一方的に与えるという視点では1人1台体制のタブレットを活用した授業というものは成り立ちません。むしろ教材を分かりやすく提示できる、そのよさを生かして、子どもたちが学びたいというものを主体的に問題解決が進められるように、また、教員のほうも毎時間、毎時間、目当てを示すというよりも、その日にはもう子どもたちがタブレットを持って図書館へ行って、本と同時に調べを進めたりとか、そういうふうにしながら学びを自分たちで進めていくことができるようになる。または、子どもたちの思考を大きなプロジェクターでパソコンとつないでやることによって、その傾向を可視化できたりとかすること。そういったことによって子どもたちが、いろんな子どもの多様な考えを一瞬にして、それを捉えることができて次の判断を下せるようになるといったようなところ。そして、当然、教員の資質としても分かりやすく教材を提示するということはできるんですけれども…… 104: ◯大串委員 いっぱい言うと、分からなくなっちゃう。 105: ◯佐藤指導課長 それ以上に子どもたちも自分の学びをしっかりとまとめていこうというデジタルでの発信というものが可能になってくると。そういったところをしっかりと進めていきたいというふうに考えているところでございます。 106: ◯河合委員長 指導課長ね、答弁、もっと簡潔でいいですからね。全て説明しなくても簡単によろしくお願いしたいと思います。簡潔にね。  副議長。 107: ◯大串委員 たくさん話されたので分からなくなっちゃったんですけれども、課長が言うのは、一つはIT技術の習得、もう一つがその主体性を育む、恐らくその二つを言われたんじゃないかと思うんだけれども、IT技術を学ぶんだったら今までの教育でもそのとおりです。あえてGIGAスクールというのは、また僕は違うところにあるんじゃないかと思うんだけれども、それから、主体性を育むということも、これは今までの教育の中で力を入れてきていることです。あえてGIGAスクールでなくても、それはできるんじゃないかと思います。私はこのGIGAスクールで特徴だというのは、教育長は触れられたけれども、いろんな子どもさんがいる、児童・生徒がいる。だから、その中でGIGAスクールというかな、このオンラインというのかな、そういったものの中で一番最初に課長が答えられたけども、不登校の子どもの参加が多くあったと。僕はそこが大事なんじゃないかと思う。通常の対面教育、それから集団教育ではなかなかそこに参加できない子どもさんもいるんじゃないか。そういったときにこのGIGAスクールというかな、オンライン教育ではそういった子どもたちも参加できる、一緒に教育の中に入っていける、それが一つのこのGIGAスクールの大きな特徴ではないんですか。そういう中で子どもたち、児童・生徒みんなを一緒に教育していくんだというところに一つの特徴、力点があるんじゃないかと思うんだけど、どうでしょうか。 108: ◯佐藤指導課長 委員ご指摘のように、多様な児童・生徒に対応したきめ細やかな指導、そういったものを可能にするものであるというふうに考えているところでございます。そういった方向に向けて努力をしていく所存でございます。 109: ◯河合委員長 はい。よろしいですね。  岩佐委員。 110: ◯岩佐委員 すみません、この、頂いた資料のその他予算の中にある、「天吊りプロジェクター整備費(対象:165教室)」、2億3,595万という、結構これさらっとお高く書いてあるんですけれども、対象の教室の数が全教室ではなさそうですし、これはいわゆるGIGA構想に必要な、こういった黒板みたいなものなのか、ちょっとご説明を頂けますか。 111: ◯佐藤指導課長 こちらの天吊りプロジェクターにつきましては、教師側の提示する画面をプロジェクターで映し出すためのものなんですが、黒板の上を移動する形で、どこにでも映し出すことができるということと、あと、瞬時に接続してその映像が映し出せるという特徴を持っています。なぜ全教室ではないかというと、既に神田一橋中学校と九段小学校のほうでは設置をしているということで、とてもロスタイムなく機器を使用できるということと、様々な板書のレイアウトと分かりやすさのためのこともつながってくるということから設置を、予算をしているというところでございます。 112: ◯岩佐委員 これは今まで使っていたタブレットあるいは機器等を対応されているということで、割と、じゃあ汎用性がある、長く使える、結構値段も高いし、1回設置すると、その設備に関しては入替えとかも含めると、端末とはまた違った形で検討して買っていくものだと私は思っていたんですけれども、ちょっと今回、同時に買われるということだったので、今までそういう検討をされてきたのかなということが一つ。  それからあと、ついでに聞いちゃいますけれども、7月にプロポーザルして、11月に端末の納入ということがありますけど、今まで、今もう既に現在、現役の機器、端末がたくさんある中で、今回これを新たに足りない分を足して全員分をそろえられるという考え方なのか、一度新しいものを全員分そろえた上でという、同じ機器、同じ端末ということを一斉にそろえたという考え方なのか。もしそうだった場合、後者の場合は、今使っている何百台、何千台はどのように活用されるのかという、この3点をお願いします。 113: ◯佐藤指導課長 まず、天吊りプロジェクターについてですが、今までも数年来、検討を重ねてきたところでございます。神田一橋中学校、また九段小学校におきましては、非常に有意な使われ方をされているということで、教員のほうからも使い勝手のよさを、意見を頂いていたということもあります。また、他の教育委員会、自治体におきましても採用されている例が多数ございましたので、今回も予算を入れさせていただいたということでございます。  また、今回の1人1台体制につきましては、全て新しいパソコンを入れるという形に想定をしています。現在使っているパソコンについてですけれども、タブレットについてですけれども、こちらのほうは、一応、第2波、第3波用で貸し出している、今、実際に端末がないといって貸し出しているところでご活用いただいているというのと、あと、実際に新しいパソコンがいつ入ってくるかというのはなかなか分からないところがありますので、そのタブレットがそろってくるまで、ぎりぎりまでは今までの体制どおり、各学校では1人1台で授業ができるような体制も整えているだけの台数がありますので、そういうのを確保しながら進めていくというところを想定しています。 114: ◯岩佐委員 そろった後の、新しい機器が全部来た後に、今まだ使えるたくさんの機器をどのように活用するかということなのですが。 115: ◯佐藤指導課長 大変、漏れて、申し訳ございません。一応終わった後は、リースが来年度更新の予定でしたので、リースが切れるということにもなりますので、一応、今年度いっぱい、学校の中で何らかの形で使用できないかということは考えていこうかなというふうには思っていますが、一応リースは今年いっぱいという形になっています。 116: ◯河合委員長 よろしいですね。はい。  ほかにはございますか。よろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)  小枝委員。 117: ◯小枝委員 GIGAではないんですけど。 118: ◯河合委員長 えっ。 119: ◯小枝委員 GIGAではない。給食のところ。(発言する者あり) 120: ◯河合委員長 どうぞ、小枝委員。 121: ◯小枝委員 すみません、端的に聞きますので。皆さんお急ぎでしょう、端的に聞きますね。  この予算の多くがGIGAスクールということになっていて、就学援助が少し入っているという格好なんですけれども、ある保護者の方からも、私、子どももこの年次の方はいないし、孫もいないので非常に驚きの話があったんですけれども、今の学校給食に対して1食当たり30円の補助に対し、委任状を書いてくださいって、今、学校再開して間もないので全家庭にこれが配付されているということなんですね。265円に、まあ、入学した子どもは30円補助金を出すから欲しい人は委任状を下さい。  で、私が聞きたいのは、こういう、皆さん、私よりもほかの多くの議員の皆さんが、かねがね給食に関することは食育としても重要であると。もしくは負担を軽減すべきではないか、もしくはもう、江戸川でしたかね、1学期中、全部無料ということで、人数多いから何十億だか何か、随分金額をテレビで言っていました。そういうところが、なぜ検討をされないのか。せっかくこういうGIGAスクールで一生懸命取り組んでいても、ほんの少しのことで千代田の子どもたち、お母さんたちは1食当たり30円の補助について委任状を出してくださいと言われて、ぎょっとするという状況があります。質問として聞きますと、これ1年間、もし無料にしたら幾らになるのかということと、それから、それについて教育委員会として討議をされたのかということが2点目で、3点目が、予算編成方針の2点目のところに区民の生活を支えるというふうになっているんですけれども、この考え方で言うと、少しずつ日常に戻りつつある中でというような表現があるんですけれども、収束傾向にあるとあるんですけれども、現実は2次、3次もあるだろうというふうに言われる状況の中で、この給食、なかなか家庭の中でご飯を食べなければならない状況、食費負担がかさんでいる状況の中で、これについて、どう検討して考えたのか。今回、2次ですけれども、あまりにもそこのバランスが悪い、見落としたのか、検討し、はぐれたのか、その辺のちょっと今、現時点での考え方をお聞きしておきたいんですけれども、いかがでしょうか。 122: ◯河合委員長 小枝委員、今、答弁は頂きますけども、この給食の問題ね、大事な問題なんだけども、ちょっとこの補正予算と広くなっちゃうと思いますので、答弁を頂いて終了ということにさせていただきたいと思います。 123: ◯小枝委員 はい。 124: ◯河合委員長 それで、これは委員会のほうでもこの話はしていますので、またそちらのほうではやっていただければなと思っていますので、よろしいですかね。(発言する者あり)答弁はありますか。(「休憩」と呼ぶ者あり)うん。  休憩します。                 午後0時05分休憩                 午後0時06分再開 125: ◯河合委員長 再開をします。  答弁は出ないかな。  学務課長。 126: ◯小原学務課長 今の小枝委員のご質問ですけれども、1点目の幾らになるかということですけれども、ちょっとすぐ今、数というのは出ないんですが、小学校の低学年と高学年まで毎月の給食費自体はおおむね300円前後ということで、1食当たりですね、300円ということになっております。中学校につきましては360円ということで、その中から、先ほど委員ご指摘の、今補助金が30円区のほうから出ててということになっております。ちょっとすみません、数は今、数字、金額的にというのがちょっと即答できなくて申し訳ありませんが、そのような状況で経費的にはそういう状況になっております。  また、二つ目の、検討をしてきたかというご質問ですけれども、他区では確かに江戸川区等、無償化等を含めて検討してきて、あ、実施してきておりますが、本区といたしましては、就学援助の観点ということで、拡充ということで実施してきたというか検討してきたということで、もちろん他区の状況だとか他の自治体の状況につきましては情報は入っておりますし、情報交換等しておりますけれども、本会議等の部長答弁等でもご説明、ご答弁したとおり、本区としてはこのような形で給食費については対応していたということでございます。  以上です。 127: ◯河合委員長 小枝委員。 128: ◯小枝委員 進行にはもう協力しますが、全額無料にしたときの1年間幾らかということを答弁できていないわけですね。1学期幾らかということは答弁できていないわけですね。それについては、やはり調査していないというか、検討していないということになってしまいますので、それはこの予算全体を把握する上で、まあ予備費というのはありますけれども、どう考えるかというところがないと、ちょっとこの就学援助、私は就学援助なんだけれども、就学援助だけの話ではない。つまり福祉じゃなくて、食育、教育としての考え方、未来の子どもたちに対する考え方を問うていますので、それが幾らかかるのか、それが千代田区としてお金がないから出さないのか、それとも考え方として子どもは親が育てるべきだから出さないのか、そこの金額が出ないで考え方は出ないので、ちょっとそこはちゃんと出していただきたいというふうに思います。 129: ◯河合委員長 休憩します。                 午後0時08分休憩                 午後0時11分再開 130: ◯河合委員長 再開します。  答弁から入らさせていただきます。学務課長。 131: ◯小原学務課長 すみません、お時間を頂きまして、申し訳ありませんでした。概算でございますけれども、約1年間で2億4,000万円程度ということで考えております。 132: ◯河合委員長 1年間に2億4,000万円。はい。  牛尾委員。 133: ◯牛尾委員 じゃあ、まず就学援助のところですけれども、今回、就学援助をこの金額計上していますけれども、まず、この金額の根拠を教えてください。 134: ◯小原学務課長 予算の金額ですけれども、それぞれ小学校、中学校、年間予算、今年度の予算の概算ですけれども、どれぐらいちょっと数字がですね、対象者というのが分からないというか不明な部分もありましたので、半分程度ということで、概算で要求させていただいております。 135: ◯牛尾委員 分かりました。大体半分程度ということで。ということは、大体それぐらいの方々が今回のコロナウイルスによって生活が大変になっていくだろうということを予想しての数字ということで、よろしいですか。 136: ◯小原学務課長 委員ご指摘のとおりでございます。 137: ◯牛尾委員 そういうふうな検討をされたということですけれども、それでは、いま一つ、今、就学援助を受けている方々の生活がどうなっていくのかと、そこへの対応はどうするかというのは検討されていますか。 138: ◯小原学務課長 今、援助を受けている方も当然収入が減っているという部分もあろうかと思いますので、今までどおり引き続き就学援助の対象として区としては援助を引き続きする予定になっております。 139: ◯牛尾委員 それは当たり前でしょう、そんな。そうした方々の生活がどうなっていくのか、そうした方々について、例えばね、どういうふうな生活を支えていこうかとか、そういったことは検討されたのかということなんです。 140: ◯小原学務課長 教育委員会としても検討というか現状の把握ということで、そういう形で窓口等で丁寧にご相談を受けながら対応しているということで、検討もさせていただいております。 141: ◯牛尾委員 いろいろ相談に乗っていると言いましたけれども、それに対してこういうことをやりますというものがないといけないと思うんですよね。先ほど、小枝委員も紹介していましたけれども、ほかの自治体では、やっぱり就学援助を受けている世帯、学校がお休みになり、要するに給食がないと。その分、お昼をご家庭でやっぱり作るわけですよ。それが負担になっている。だからこそ、他区では就学援助の中から1食1日500円分とかいうふうな補助をしているわけじゃないですか。で、江戸川ですか、1学期の給食は無料にするということをやっているわけじゃないですか。もちろんね、今は普通に生活している方々が、収入が落ち込んでしまったと。その方々を就学援助の対象にしますと。しかも前年度の所得じゃなくて、ここ一、二か月か、その所得でも反映させますよと。これは非常に前向きなことだと思うんですけれども、今、就学援助を受けている方々については、やっぱり学校が休みによって負担が増えていると。そうした方々への対策というのは区として考えないんですかね。 142: ◯小原学務課長 委員ご指摘のとおり、ほかの区は実際そういう形での給食費無償等を含めて実施しておりますが、本会議の中で子ども部長の答弁にもありますが、基本的には、本区の場合には子どもの次世代育成手当等という形での対応をしているということと、あと、今後、コロナの第2波、第3波が予想されているということもありますので、そういう状況を踏まえて、今後、現時点では今回ご提案の就学援助の拡充ということですけれども、今後の状況によりましては改めて教育委員会としても検討をしていきたいと考えております。 143: ◯牛尾委員 もうこんな時間で、最後にしますけれども、実際、育成手当等々をやっているからと。だから、新型コロナが来ても就学援助を受けている方々は大丈夫でしょうというようなふうに聞こえるんですけれども、今後、第2波、第3波が来た際に就学援助をどうするかというふうなことをご検討するということをおっしゃいましたので、しっかり検討していただきたいというふうに改めてお願いいたします。 144: ◯小原学務課長 委員のご指摘を踏まえまして、今後は引き続き検討していきたいと思っております。 145: ◯河合委員長 よろしいですね。はい、よろしいですか。  次行きます。次に、46ページから39ページの子ども家庭費の説明を受けます。36から39ページです。36から。 146: ◯大谷子ども総務課長 はい。 147: ◯河合委員長 36から39です。よろしいですか。はい。 148: ◯大谷子ども総務課長 子どもの遊び場確保のことについてご説明いたします。  予算特別委員会資料5の裏面の二つ目、生活支援の(2)のところでございます。学校の臨時休校に伴いまして、子どもの居場所を確保するため、子どもの遊び場を緊急開放いたしました。緊急に開放した子どもの遊び場のうち、ふじみこどもひろばは衆議院議員宿舎跡地で、国有財産使用料が別途かかるため、その費用と、そのほか鍵の開け閉めや警備にかかる費用を計上してございます。今後の第2波、第3波に備え、6か月分計上させていただいております。  説明は以上です。 149: ◯河合委員長 ほかに。
    150: ◯新井子ども支援課長 それでは、36ページ、1目、子ども家庭福祉費、37ページの児童福祉一般に要する経費を追加。私のほうは、2の私立保育所等運営補助、3、地域型保育事業運営補助、4、認証保育所等運営補助、それと一番下の10、児童福祉一般事務費。続きまして、2目の保育園費、保育園の管理運営に要する経費を追加。3目、こども園費、こども園の管理運営に要する経費を追加。こちらのほうを資料、この5に基づきましてご説明させていただきます。  新型コロナウイルス感染症対策に関する取組、この1番の生徒・児童の安全・安心確保、(1)、この四角囲みの中の下から三つ目でございます、児童福祉費一般事務費。今回、子ども支援課のほうでは、子ども支援課が必要な衛生関係用品を購入して、各保育施設に配付するものと、各保育施設で必要な衛生関係用品を購入する経費を補助するものとがございますが、これは子ども支援課が必要なものを購入いたしまして、各保育施設に配付するものでございます。中身といたしましては、現在、供給不足によりまして入手困難な手指消毒アルコール殺菌消毒剤、ハンドソープなどを一括で購入いたしまして、区内各保育施設に配付するものでございます。  次の行の保育園事業運営、こども園運営につきましては、区立のため、こちらに入っております。  次の(2)の四角囲みの中でございます。私立保育所等運営補助、地域型保育事業運営補助、認証保育所等運営補助です。こちらにつきましては、各保育施設に配付する衛生関係用品だけでは不足する場合の追加購入のほか、施設整備の充実のために必要とされます空気清浄機、テーブル、クリアパーティションなども対応できるようにと考えております。  ご説明は以上です。 151: ◯安田児童・家庭支援センター所長 それでは、予算説明書、会計補正、こちらの37ページ、5番から9番までご説明を申し上げます。  資料5のほう、こちらのほうをご覧ください。1の(1)児童センター・児童館事業運営、こちら460万円計上してございますが、こちらは全ての学童クラブに感染症予防の消耗品等を配付いたしますので、その予算でございます。  次に(2)、こちらの中ほど、児童センター・児童館事業運営(いずみこどもプラザ・富士見わんぱくひろば)、こちらそれぞれ2か所ずつ学童を開設してございますので、1か所80万円ずつの支援経費を計上しておりまして、320万でございます。  次に、放課後子どもプラン(学校内学童クラブ)、こちらは学校内の私立学童クラブ7か所に80万円ずつ、560万円の計上でございます。  次に、私立学童クラブ運営補助、こちらも学校以外の学童クラブ、私立に80万円の7か所560万円、そして、障害児福祉事業、昨年、平河町に開設をいたしました障害者支援施設、こちらに80万円、1か所80万円の計上でございます。  次に、裏面をご覧ください2の生活支援、(3)、こちらの子ども家庭支援センター事業運営でございます。こちらは児童・家庭支援センターの教育相談並びに家庭相談のオンライン機能の整備経費100万円、また、さくらキッズの感染予防装置等の導入経費100万円、合計200万円。また、児童センター・児童館事業運営でございますが、こちらは区立児童館4か所のオンライン機能の整備、こちらの320万円を計上したところでございます。  ご説明は以上です。 152: ◯河合委員長 はい。ありがとうございました。  質疑を受けますけども、委員の方、この2列目以降、ここから見ると、みんなパネルでぼやけて見えて、よく分からないんですね。だから、質問のある方は大きく手を挙げていただけますか。すみません。何か乱反射していて、よく見えないんで、申し訳ないです。  それでは、ここで質疑を受けます。 153: ◯牛尾委員 じゃあ、簡単に。  様々、感染防止対策で予算を組んでいただいているということなんですけれども、主はアルコールとか、様々備品の購入ということですけれども、現場の方から、今さらではあるんですけれども、例えば様々な施設の開放、学校としてはね、学校も開放されて、消毒とか感染防止とかを先生たち、あるいは職員の方々がやっていると。いかんせん、やはり感染防止については素人ですからね、どこを重点的にやればいいのかとか、こういうやり方でいいのかというのが分からないというようなことが聞こえているんですけども、この予算は、例えば消毒のやり方、レクチャーとか、そういったものは今までされているのか、それともこの予算には入っているのか、いかがですか。 154: ◯新井子ども支援課長 この予算の中には、施設の職員が予防のために行う消毒や、自主的に業者に委託して実施する消毒に関わる費用などに活用するということも、視野に入っております。 155: ◯牛尾委員 それぞれの施設がどのような形で消毒作業を行っているかというのはつかんでいらっしゃるんですか。 156: ◯新井子ども支援課長 各施設から本当に、職員、また事務の方であるとか総動員で、一日大変ご苦労されて、消毒しているというようなことは聞いております。 157: ◯牛尾委員 要するに専門の方が来て、やっぱり万が一のことがあったらまずいわけじゃないですか。専門の方が来て、ここは重点的にやったほうがいいですよというようなことでやっている施設もあれば、やっぱり自分たちで買って、自分たちでやっているというところもあるわけでしょ。そういった消毒の仕方とか、どういうふうにやっているんだというのは既につかんでいらっしゃるのか、で、もし、その、何ていうかな、消毒の仕方が足りなかったとかいうことがあってはいけないと思うんですけれども、その辺、ちゃんと区のほうで見ているのかどうかということなんですけど、いかがですか。 158: ◯新井子ども支援課長 保育園のそういったような衛生管理に関しますガイドライン、国から出ているガイドラインですとか、また、保健所、様々なところからの医師会の情報などはいち早く、千代田区全園には流しておりまして、そこで困っていることであったりだとか、何か物が足りなくなったりということは随時ご相談いただいて対処し、一緒に考えているというようなところでございます。 159: ◯牛尾委員 まあ、いい、はい。 160: ◯河合委員長 よろしいですか。はい。  ほかにございますか。 161: ◯小野委員 今、それぞれ保育園も含めて、幼稚園もそうだと思いますし、小学校、中学校もそうだと思うんですけれども、学校における消毒の方法などについてはしっかりやっていただいていると思います。6月4日に出ている文科省からの通達なんですけれども、そこで衛生管理マニュアルに追加をされている項目が幾つかあると思います。それを、全体を見ても、ちょっと親御さんとかお子さんからもお声を頂いたんだけど、入ってないなと思ったのがありますので、そこについて、これからでも構わないのでご確認をお願いできればと思います。例えば消毒の方法についてということで、ドアノブ、手すりなど、かなり細かく書いて、回数まで書いてあるんですけれども、例えば手洗い場、一日何回か手洗い場を使うと思うんですけれども、そこに置かれている石けんについての取扱いだとか、持病を持っていらっしゃるご家庭の、お子さんがいらっしゃるご家庭は、ちょっとこの辺りのところも気にしてらっしゃいますが、実際にはガイドラインにないように見受けられます。そのあたりの確認について、今後お願いできますか。 162: ◯清水子ども部長 ご指摘を頂きました細かい点ではございますけれども、各ご家庭、親御さんにとっては心配なことも多々あろうかと思っております。私ども教育委員会事務局のほうにでも、4月以降、様々なご心配な声が寄せられているところでございます。学校再開、それから、保育園、児童館、学童クラブの通常の運営に当たりましては、できる限りの衛生環境を整えて、消毒等、感染防止対策には努めてきているところでございます。先ほど来、課長がご説明したとおりでございますけれども、さらに様々なお声を聞きながら、できる限りの対応に努めてまいりたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。 163: ◯河合委員長 よろしいですか。はい。いいですか。  ほかにございますか。よろしいですか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 164: ◯河合委員長 はい。  それでは、これで子ども部関係を終了いたします。  休憩します。                 午後0時29分休憩                 午後1時45分再開 165: ◯河合委員長 それでは、休憩前に引き続きまして、委員会を再開いたします。  40ページ、41ページから入ります。保健福祉費、保健福祉管理費の説明を受けます。 166: ◯小阿瀬生活支援課長 それでは、保健福祉総務費の1番、応急資金、3番の住居確保給付金につきましてご説明をいたします。  お手持ちの委員会資料8をご覧ください。まず、応急資金貸付についてのご説明をいたします。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う自粛等により、生活困窮相談の件数が急増してございます。また、社会福祉協議会が窓口となっている緊急小口資金融資への申込みも5月末時点で90件を超えております。これらの状況を踏まえまして、生活困窮者への支援を拡充するため、応急資金のうち、災害資金の対象に新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受けた場合を加えることといたしました。貸付けの限度額は66万円でございます。  災害資金の貸付けの事由でございますが、火災、地震、風水害、交通事故による被害のほか、その他、区長が特に貸付けを必要と認めた場合となってございます。今般のコロナ禍における生活困窮者を支援する観点から、こちらの実施要綱を改正する予定でございます。さらに申請の受付に際しましては、申請書をホームページからダウンロードし、必要事項を添付して郵送で申請できるよう対応を予定しております。  このような対応をしていくためには、当初予算額では不足が見込まれることから、4,700万余の追加をお願いするものでございます。  なお、区が直接行う貸付制度については、債権管理事務に関する不備が指摘されたことを踏まえまして、管理方法等についての事務手続を厳格化しております。返済が滞り、債権管理に問題が生じることのないよう適切な運用に努めてまいります。  次に、2番、住居確保給付金についてでございます。こちらも新型コロナウイルス感染症の拡大により、生活困窮相談等、また、住居確保給付金に関する相談などが急増している現状を踏まえまして、生活困窮者への支援を拡充していくため、住居確保給付金につきましても、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた場合を加えることといたしました。このような対応をするためには、当初予算額では不足が見込まれてくることから、8,100万円の追加をお願いするものでございます。  なお、資料の裏面、別紙参考1には、応急資金、住居確保給付金の申請時における必要な要件や住居確保給付金のモデルケース、また、積算根拠を掲載してございます。このほか、別紙の参考2には、直近4か月の相談件数等の推移を載せてございます。  内容につきましては、ご覧のとおりとなっております。雑駁ではございますが、説明は以上でございます。 167: ◯七澤福祉総務課長 私からは、2番、風ぐるま(地域福祉交通)の補正予算440万円について、ご説明をいたします。補正予算の概要の5ページ、11番になります。  新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、かがやきプラザの高齢者活動センターをはじめ、区有施設の利用が休止になり、様々な事業も中止または延期となりました。また、緊急事態宣言に基づく外出自粛の影響から、3月中旬以降、風ぐるまの利用者が大幅に激減をしているところでございます。  昨年度と同様の運賃収入を見込んで運行を行っております風ぐるまの運行事業者に対しまして、事業の継続を支援するために、追加の予算をお願いするものでございます。  経費の内容といたしましては、前年度と運賃収入を比較いたしまして、4月分の減収が約40万円ありました。この40万円を基本といたしまして、第2波、第3波の備えも想定いたしまして、5月から来年の3月までの11か月分、合計440万円を補正予算として計上させていただいているところでございます。  なお、3月の途中から、3月の減収分、約20万円ほどになりますが、それと4月分の減収分40万円、合わせて60万円については、令和2年度の予備費から支出をすることで、事務を進めております。  説明は以上でございます。 168: ◯河合委員長 はい。ありがとうございました。説明を頂きました。  それでは、質疑を受け付けます。 169: ◯桜井委員 ただいまご説明を頂きました応急資金に関する質問をしたいと思います。  予算書40ページ、41ページの保健福祉部総務費のうち、応急資金の貸付でございますけども、概要に休業などにより収入が減少し、生活費などの一時的な資金が必要な方に、とございます。新型コロナウイルスの感染症によって、区民生活や地域経済に様々な影響が及ぶ中、改めてお伺いいたしますけども、どのような方を対象にしているのか。その対象数としては、どのぐらいを見込んでいるのか。貸付けに要件があるのか。どのようなニーズに対応したものなのかを、まずは確認したいと思います。 170: ◯小阿瀬生活支援課長 今、桜井委員のほうから質問を頂きました。4点でございます。どのような枠組みでというところなのかというのが一つと。あと、対象数がどうであったかということが一つと。あと、どのような要件で貸し付けるのかということと。どのようなニーズを考えているのかというところだったと思います。  こちらにつきましては、応急資金の目的でございますけれども、今、委員もおっしゃいましたが、生活費の一時的な資金が必要となった区民を対象に貸し付けることを目的としてございます。  数といたしましては、積算根拠のほうでもお示しをさせていただいてございますが、別添資料の中段のほうでございます。住居確保給付金──あ、申し訳ございません、応急資金ですね。すみません。応急資金の2枚目の別添資料の積算根拠のところにも記載をさせていただいておりますが、66万円掛ける8件掛ける9月ということで、件数を見込んでございまして、72件というところでございましょうか。こちらは、社協さんが実施している総合支援資金の申請件数が月8件程度と我々は見込んでおりまして、この総合支援資金の申請には、必ず当課の相談を受けることが要件になっているというところから、このような数を見込んでいるというところでございます。  そして、必要な要件でございますけれども、こちらも別紙の参考の1番のほうに記載をさせていただいてございますが、応急資金の特例ということで、新型コロナウイルス感染症の影響による休業等により収入が減ってしまった世帯で、緊急かつ一時的な生計維持のための貸付けを必要とする世帯主の方で区民の方、こちらを要件としております。  ニーズといたしましては、やはり、このコロナ禍で、休業等また失業等されている方も多数いらっしゃる現状ということでございまして、総合支援資金のお客様もお見えになる中で、一体的に生活困窮相談の中で取り込んでいくというところでございまして、そのような困窮される方を我々の思う利用者様というふうに考えているところでございます。  以上でございます。 171: ◯桜井委員 件数的には、今まで非常に少ないですよね、件数的にはね。で、先ほどご説明を頂きましたけど、一般資金が33万円、災害資金が66万円という貸付けの限度額があります。今回、コロナウイルスについても、この中に当てはめていきましょうという、そんな話が先ほどあったわけですけども。すみません、ちょっと基本的なことで。そうすると、このコロナウイルスによって──に対する貸付けということで、限度額として66万円。これに一般資金の33万円を足した99万円まで貸付けができるというふうに理解してよろしいんでしょうか。 172: ◯小阿瀬生活支援課長 委員おっしゃるとおりでございまして、償還が可能な場合には、今般は特例貸付という形で、そのように考えてございます。 173: ◯桜井委員 99万円までは貸付け、応急貸付ができるということね。ということを確認しました。  で、この99万円で大丈夫かという話をこれからしていくわけなんですけども、仮に、この99万円が増額になって、限度額として、例えば150万だ、200万だというようなことが求められるんじゃないかという話になった場合には、どういうような手続になるんですか。 174: ◯小阿瀬生活支援課長 ただいま、それ以上の金額でというお話がございましたが、当方といたしましては、現状は、ちょっとやや慎重に考えておるところでございます。目的にもございますように、区民を対象、生活費の一時的な資金ということの貸付けでございますので、現状の貸付額、まずは、災害資金の66万円を適用した上で、どうしても一般資金等々でご相談があった場合には、償還ができるか、できないかという、必ずそのような確認はさせていただきますけれども、この貸付枠、最大66万円、災害貸付を適用することで、まずはコロナ禍で休業による収入が減少した区民の方を救済したいというふうに考えておるところでございます。 175: ◯桜井委員 後ほど、この66万円の根拠だとか、いろいろと聞きますけども、今、区民にとって、非常に資金難というか、資金が足りない、困っているという現状があるわけですね。  で、その中で、一日も早く資金化をしたいという思いが実はあるわけですけども、今、現状としてはあれですか。この応急資金の申込みをして現金化になるまで、前に2週間ぐらいというようなことを聞いた覚えがありますけども、どのぐらいの期間がかかっているのかは、教えていただけますか。 176: ◯小阿瀬生活支援課長 今、委員おっしゃるように、2週間程度、10日から2週間程度、申請からお時間を頂戴しているところでございます。 177: ◯桜井委員 応急資金の貸付条例を見ると、目的に応急に必要とする費用の調達が困難なものに対して資金を貸し付けることにより、その生活の安定と福祉の増進を図るとございます。  新型コロナウイルス感染症に伴い、売上げの減少に苦しむ飲食店経営ですとか、あとは、中小企業の経営者の方も、区民であれば、対象になるということで、考えてよろしいんでしょうか。 178: ◯小阿瀬生活支援課長 もちろんでございます。 179: ◯桜井委員 そうだとすると、1世帯66万円の貸付額というのは、どのような考えで、この66万というのができているのか、算出根拠を教えていただきたいと思います。  千代田区の場合、ご案内のとおり、ご存じだと思いますけども、地価または家賃が非常に高いというのは、もう皆さんお分かりのことでございます。この金額によって、きちっとした支援ができるとお考えなのか。そこも含めて、お答えください。 180: ◯小阿瀬生活支援課長 まず、こちら、66万円の根拠でございますが、すみません。趣旨等については、なかなかお答えしにくい部分もございますが、千代田区応急資金貸付条例施行規則のほうで、災害の貸付ということで、66万円というのが一番高い限度ということになってございます。  それと、すみません、もう一点が──あ、それで十分かどうかというご質問も頂きました。こちらにつきましては、目的が生活費の一時的な資金が必要となった区民を対象に貸し付けることということで、中で66万円最大貸付を適用するということで、私どものほう、救済を考えておりまして、これ以上となってまいりますと、ちょっと応急資金の目的とは少しかけ離れてくるような認識を持ってございます。  そうしたことから、十分と言えるかどうかというのは、確かに委員おっしゃるように、その部分はあるのかもしれないのですけれども、この私どもの応急資金の貸付に関わる部分については、妥当なところかなというふうには思っているところでございます。 181: ◯桜井委員 先ほど、私は、区内の飲食店経営者や中小企業の経営者の方たちも対象になるんですねと言ったんですよ。そうしたら、課長は、もちろんですというふうにお答えになりました。今、千代田区内のオーナーの方たちに何が起きているのか。どのようなことになっているのかというのは、区として一番知らなければいけないことです。それを、目的と異なる。今言ったばっかしじゃないですか。目的どおりですよと言っていながら、目的と異なるから66万以上は払いませんよ。その話はちょっとないんじゃないですか。  で、私は、66万だけじゃない。その33万も含めて、貸付けを行っていただきたい。いや、それ以上の金額を、実はお願いしたいと思っているんです。この66万という金額がつくられたのも、平成21年の4月に、この限度額だとか、または、貸付け対象だとか、るる変更になったんですよ。このときにも、私もこれに関わりましたけども、意見も言わせていただきましたけども、そのときも、いろいろと議論がありました。区民のために、こうしようよということで、それで、これが決まったんですよ。  それを目的と異なるなんていうような話をされると、これ、先、進めなくなっちゃうんですよ。保健福祉部でいいんだろうか。保健福祉部にお願いしていていいんだろうかという、そういう話になっていっちゃう。そうすると、そこら辺の根拠も分からないというようなことですから、飲食店経営ですとか、中小企業の経営者の方たちへの支援というのが、地域振興部では、貸付けとして500万を1,000万に増額してやっていただいております。  現在、持続化給付金ですとか、感染症拡大防止協力金など、国や都も支援策を講じている状況でございます。しかし、入金がかなり遅れている状況であって、まさに、今、かなり厳しい状況にあると聞いております。今回の補正予算案で、商工融資枠の拡大が上がっているのも、区民に最も身近な区として、国や都の給付や融資の決定が下りるまでの期間、家賃の支払いをはじめとした経費の調達ができず、死活問題となっているわけです。区の役割として、スピード感を持って、すぐやれること。やらなければならないことを見定める必要があると思います。  区民生活の安心を考え支えるという観点で、まさに、ここに手を差し伸べることを考えるべきと思いますけども、この応急資金のスキームを活用して、貸付額の拡充など、もっと幅広な対応ができるのかどうか、もう一度、保健福祉部にお伺いします。 182: ◯歌川保健福祉部長 課長のほうの答弁で、目的と違うと申し上げたところは、これは撤回させていただきます。まさに、この応急資金は、区民の生活に困窮されている方を助けるという意味では、委員がご質問になられた事業を営んでいる区民の方が応急的に必要であるというのであれば、まさに目的に合致するというところでございますので、この点は、訂正をしておわびを申し上げます。  ただし、この応急資金の考え方として、冒頭、課長がご説明したとおり、応急資金にも何種類かの貸付けがございますが、まさに、一般的な生活困窮のご相談を受けた際に、一時的に資金が必要な方に無利子で貸付けをする。6か月間の据置期間を置いて、66回までの均等割で返していただくというスキームでございます。  そういう点でいいますと、今回のコロナ禍、全く想定をしていない状況が起きておりますので、この中でも、応急資金本来の趣旨を生かして、何とか使えないかということを部内で検討をいたし、また、庁内でもご提案をし、検討していただいたところで、まさに、一般貸付33万円、これは、恐らくなぜ33万かというと、多分ですけども、今、こじつけ的に考えれば、住民税の基礎控除の額33万とどうも一致しているのかなと。ここは、すみません。不確かではございますが。ただ、災害が起きたとき、冒頭申したとおり、火災、地震、風水害、交通事故等で緊急に必要になった場合には、33万ではなくて、66万円。応急資金の最大の貸付けが66万円。それと一般の貸付けに該当すれば33万円。これを使えるだろうということで、保健福祉部としては、この枠を、区長が特に定める場合としている中身の一つに、当然該当するというふうに考えて、今回、コロナ禍のこの中で適用させていただきたいということで、予算をお願いしているところでございます。  で、33万円、66万円を拡大できないかという点につきましては、これは条例の改正を伴うことになるというのが一つネックでありますし、冒頭申し上げたとおり、今回の事業を継続しにくくなっている人を、事業の継続の助けにするというために、この金額を上げるということについては、いま一つ検討が必要であるということが1点と。  それから、皆さんご案内のとおり、2年前、生業資金の関係で、区が直接貸し付けることに対して、貸し付けた債権の管理について、様々なご指摘、お叱りを頂き、私どもとしては、それを的確に、また、厳格にして、区民の貴重な財産をずさんに扱うことがないようにというご指摘を受けて、厳格に貸したところでございますので、そういうやり取りがあった中で、区からの直の貸付けを、いわゆる直貸しを最大限拡大してしまっていいのか。応急資金の考え方の中で、それができるのかというところの議論をした。また、私ども、いろいろ考えた結果、現状の応急資金の条例の中で、最大限活用できる方法として、今回、ご提案させていただいたというところでございますので、よろしくご理解を頂きたいと思います。 183: ◯桜井委員 今、部長答弁で、先ほど課長のご答弁で、えっ、と思ったんですけども、そういう修正をしていただきましたので、よく分かりました。  まあ、条例改正が必要だということですけども、コロナウイルスというのは、今の段階で、いつ頃まで続くのかも我々は分からない。誰も分からない。薬もワクチンもまだ出てきていない中で、どれだけ続くかも分からないということの中で、一番不安に思っているのは、経営者の方なんですよ。で、その方たちのために、どうしたらいいかというようなことを我々がやはり考えていかなければいけないということが必要になってくるんだと思います。  であれば、その条例改正の中に、例えば「コロナウイルスが終息するまで」というような一文を入れて、それでこういう条例を何らかの形で、まあ、増額するには条例改正が必要だということですから、それは経るにしてもですね、にしても、そういうようなことで、このコロナウイルスに伴う貸付けがきちっとできるような形にしていただきたいというふうに、実は思っています。  実は、一つ、私は、今、部長からお話を聞く前に、ちょっと提案をしようと思っていたんですけども、応急貸付制度に新型コロナウイルス感染症の影響による資金メニューを加えて、休業や失業などにより収入が減少し、店舗賃料や生活費などの資金調達が困難な小売またはサービス業を営む区民に対して、月平均の家賃ですね、これが仮に50万円とした場合に、年6か月間300万円、300万円を限度とした無利子の貸付けを行ってはどうかという、実は投げかけを、ご提案をしたいというふうに思っておりました。まあ、現福祉部から先にご答弁を頂いていますが、実は、この貸付けについては、本区では、地域振興部のほうで既に500万が1,000万円に額が上がって、行っていただいておりますけども、いかがでしょうか。地域振興部として、区民にこういう形での貸付けをする制度を、コロナ貸付けみたいな形になるのか。コロナ──名称はちょっと分かりませんけども、何らかの形で、貸付けをするという制度に結びつけることができないか、お答えいただきたいと思います。 184: ◯末廣商工観光課長 今、委員のほうからご指摘いただきましたように、区内の飲食店などの事業者だとか、個人事業主に関しては、資金繰りが相当厳しい状況だということは、我々も存じております。そこで、地域振興部商工観光課として、独自の融資制度を早期に実施できるかどうかということに関して回答させていただきますが、主に三つの理由で、早期に実施は困難だと考えております。  一つ目は、新たな事業を立ち上げることにおける調整になります。今回の、もし、こういった独自の制度をつくるとなると、これまでに実施したことのない事業となるため、事業スキームを構築して、要綱などを定めて、事業実施をするためには、相当な調整の期間を要すると考えております。早急に取りかかったとしても、スタートは1か月から2か月以降かかってしまうんじゃないかなと考えております。  二つ目は、必要性や返済可能性を判断すること。当然、融資でありますので、区民からお預かりしている大切な公金を扱うため、一定の審査を行わなくてはなりません。事業性の融資となると、審査のための必要な書類も多く、かつ、審査のノウハウが必要となります。このように踏み込んで対応できる人材におきましては、残念ながら、区内では、区の職員としては不足している現状があります。また、早急に審査を進めて、事務手続を進めることができたとしても、先ほど応急資金の答弁にもあったように、区内での事務処理というのは、おおむね2週間程度かかるものと考えております。応急的な対応が困難で、他の支援制度と比べても、そうスピード感という面では変わらなくなってしまうのではないかなと考えております。  三つ目は、長期にわたって債権管理を行う可能性があることです。仮に、今回、事業性貸付金を実施した場合は、民法上における私債権となることによって、地方自治法施行令171号以降に定めることにおきまして、債権管理を徹底しなければなりません。事業性融資は高額になることから、万一、返済ができずに、不良債権化した場合、長期的な債権管理を区が徹底して行わざるを得なくなり、相当の負担が発生する可能性があります。他の自治体でも問題になっていますが、過去から現在に至るまで、地方自治体の私債権の管理について、長期にわたって何十年も債権放棄ができないという課題があります。  こういった理由も踏まえて、区が事業系の高額な貸付けを行うことにつきましては、慎重になるべきだと考え、早期に実施することは困難だと考えております。  以上です。 185: ◯桜井委員 課題があることは百も承知なんです。いろいろな課題があるでしょう。それは、なぜかといったら、今まで経験したことのないことだからです、このコロナウイルスによる現状というのは。これは、区民の皆さんも、役所の皆さんも一緒なんですよ。だから、課題がたくさんあって、どうしたらいいだろう。当たり前の話なんです。その中で、皆さんで知恵を絞って、こういうことだったらできるだろう。一日も早く貸付けができるだろうというところをお願いしたいということを言っているんです。  まあ、言わんとしたことはそういうことなので、今回の補正予算に何とか組み入れる努力をしていただきたいと思いますけども、今後の委員会の中でも、引き続き、このことは大変大切なことですから、議論もしていただきたいということをお願いしたいと思いますけども、こういうような現状と、それと、区民が非常に困っているということに対して、地域振興部として、どのような──対応は、今、課長から聞きましたけども、その決意を聞かせてほしいんですよ、地域振興部長。部の責任者としてどういうことを考えているのか、お考えを、最後に部長から聞かせてください。 186: ◯村木地域振興部長 ただいま桜井委員のほうから区内の中小企業者に対する支援、これについて、様々ご意見を頂きました。商工振興課長のほうからもご答弁させていただきましたように、現在、区内の中小の事業者、資金繰りが厳しくなっているということは、我々も実感してございます。それに対して、何らかの支援をこれからも引き続きしていくということは、これはもう当然のことと思っております。
     その中で、今回、応急資金的な融資、新たな融資ということで、ただいまご提案があったわけですけど、これについては、様々な課題があることも、これも、今、商工振興課長からご答弁させていただいたとおりでございます。そういった様々課題がございますが、その中でも、どういった形でやれば、一番スピーディーにできるか。そういったことについて、こちらでも検討しながらやっていきたいと思いますが、そういった課題の解決について、やはり一定程度のお時間が必要だということはご理解いただきたいと思います。 187: ◯河合委員長 はい。  木村委員。 188: ◯木村委員 その応急資金貸付に関わって、ちょっと幾つか伺いたいと思います。  ごめんなさい。今の質問、地域振興部長のご答弁は、公明党の代表質問で、緊急的に家賃等の支払い資金が必要な方には、区の応急資金等による対応を検討しますという答弁でした。これは、そのうちゆっくり検討しましょうと、課題はあるけれども、という意味の答弁だったの。 189: ◯村木地域振興部長 本会議場でご答弁させていただきました趣旨は、先ほども生活支援課長のほうからご答弁ございましたように、生活が特に厳しいという、そういった方に対して、応急資金による対応ができるということですので、事業者の方であっても、そうした家賃の支払い等で生活が厳しくなっていれば、それは活用できる。そういった形で、対応していただくということを聞いておりましたので、そういった対応ができるというふうにご答弁させていただいたものでございます。 190: ◯木村委員 「対応を検討する」と書いてあるからね。 191: ◯村木地域振興部長 はい。 192: ◯木村委員 まあ、いいです。  それで、応急資金で、本当に、今現在困っている区民や事業者にきちんと対応するためには、今の国や都の制度についても言われてきたことだけれども、事務の簡素化、これが非常に急がれるわけですよ。それで、先ほど債権管理というお話がありましたけれども、現在の応急資金の申請書類では、返済能力を見るための資料提出というのもあるんじゃありません。生活収支内訳表だとか、そういう内容ですよね。もともと非常に大変なわけですよ。追い詰められているわけですよ。返済能力が恐らくない方のほうが多いでしょう。それでも、現行の応急資金の必要書類、これは今後も継続するんでしょうか。 193: ◯小阿瀬生活支援課長 今般のコロナウイルスの特例貸付におきましては、お客様の立場に立ちまして、極力、こういった審査を簡素化する予定、簡素化する方向で検討してまいりたいと思っております。 194: ◯木村委員 例えば、印鑑登録証明書、収入印紙、まあ、振込みの銀行口座、これは必要でしょう。あと、本人確認も、これも必要でしょ。例えばですよ。本会議でも取り上げたけれども、協力金、東京都の協力金、今なお入らないわけですよ。今なお2割ぐらいしか振り込まれていないというわけですから。それから、5月1日に申し込んだ持続化給付金も今なお振り込まれていないと。知り合いの方も、3回処理が不備だということで、戻されたと言っています。そういう状況の下で、家賃が滞っちゃうと。それで、一時立替えというようなお話もあったけれども、急ぐわけですよ。そのために必要な書類というのを、これに時間をかけたって意味がないわけだ。で、今、簡素化ということで検討されているということなんだけれども、言える範囲でいいですので、今の段階で。どのぐらいまで簡素化を検討されているのか。ちょっと教えていただけますか。 195: ◯小阿瀬生活支援課長 簡素化につきましては、今おっしゃっていただいたように、本人確認書類、印鑑証明なども考えておりまして、あとは、ほかに貸付け、または給付金の申請をされている場合がもう多いと思いますので、申請書の写しでありますとか借用書の写し、そういったものを想定しているところでございます。 196: ◯木村委員 その程度だったら、すごい改善だと思いますよ。スピードアップ化が図れると思うんですね。  で、もう一つですよ、急いでいるので、急いでいるので、すぐ現金化が必要なわけですよ。10日から──案内のパンフレットを見ると、10日から2週間ということになっていますけれども、これはどうでしょう。もっと間隔を支払いまで短縮することはできますか。 197: ◯小阿瀬生活支援課長 現金をどうするかというところなんですけれども、こちらは、職務を行う中で保管することには、ちょっと慎重である必要があるかなというふうに思っております。まあ、このような現状もございまして、多くのちょっと現金を職場に用意するということには限界があるというふうに認識をしております。一方で、コロナ禍ということでもございますので、生活に困窮する方が急増しているのも事実ということでございます。  いずれにいたしましても、支援策を考えていくにはとても大切なことではあると思いますので、現金化をどうするかということについては、まずは研究をさせていただきたい。このように思っております。 198: ◯木村委員 ぜひ、少しでも短縮できる方向で検討、研究していただきたいと思うんです。  それから、もう一点なんだけれども、区の応急資金貸付のご案内で、税金、保険料等の滞納がある場合、貸付けが受けられない場合がありますと。こういう規定があります。確かに、今、コロナ禍の下で、税金の猶予だとか保険料の支払い猶予だとか、で、まあ、今定例会では減免制度、これも拡充されるということであります。これは、例えば、税金の支払い猶予だとかという手続をしている方も対象になるかどうか。その辺、ちょっと確認させてください。 199: ◯小阿瀬生活支援課長 直接的な救済までにつながるかどうか定かではございませんが、応急資金を貸し付ける前段階で、生活困窮相談をお受けしていただきながら、様々、メニューをご提案などしていきたいというふうに思っております。その中では、相談を頂く中で、この応急資金の原資を含めた家計簿などを作成したりとか、あるいは家計の見える化などを行いながら、その家計から改善に向けてのプランを作成させていただく中で、返済とか、そういったものができるかどうかというところも含めながら、そのような状況へのご提案等もさせていただければなというふうに思っております。  結果としましては、まずは相談で、こういった家計改善、また、様々なお客様へのご提案等も含めて考えてまいりたい。このように思っております。 200: ◯歌川保健福祉部長 すみません。ちょっと、今、補足をさせていただきます。  今の課長の答弁は、これは、先ほどから申しましているとおり、生活困窮者に対する寄り添った支援、その方の立ち直りをということで、まずは相談が第一だということの原則でございますが。今、委員ご質問にあったのは、まさに、先ほどの桜井委員のご質問もそうですけれども、現在、事業で、このコロナ禍で急に困っている場合はどうする、できるだけ早くするべきだということでございます。それは繰り返しになりますが、課長も答弁したとおり、この辺については、この制度を弾力的に適用できるものはしたいという思いがございますので、税金の支払いが前提ではありますけれども、猶予等の手続を取っている場合には、それも考慮できるような方法を考えたいとは思います。  ただ、私が先ほど申しましたとおり、区の直の貸付けに対しては、非常に厳しいご指摘を議会から頂いておりますので、このあたりとのバランスを取りながら、返済ができずに、年度が終わった時点でまた債権が積み重なっているということに対して、ご批判を頂くことがないように、そのあたりの様々な要件も勘案しながら、しかし、先ほど来お話があるとおり、今困っている方たちに対して寄り添った支援をするという区の役割を果たすにはどうしたらいいかということで、柔軟な対応ができる範囲でやりたいと。  こんな二つのちょっと相反する部分もあるんですけれども、この二つの命題を解決しながら、迅速な対応を図るという形での運用を、今、検討しているところでございますので、ご理解を頂きたいと思います。 201: ◯河合委員長 ちょっと待って。今の新型コロナウイルスの感染症の対応で、応急資金、直貸しはいけない。議会が言ったと。それも認識をしております。ただ、今、桜井委員、木村委員が言ったように、戦後最大の景気の悪さ、これをどうやって乗り切っていくかと。これは、議会も執行機関も一緒になって区民を守っていくということが一番だというふうに、これは一緒の認識ではないかなと思っていますんで、その辺も含めて、ご答弁をお願いできればなと思っております。  次の方、どうぞ。 202: ◯大串委員 応急資金なんですけれども、大変にいい応急資金の仕組みをつくってくれたなと思っております。これは、私たち議会の災害対策本部として、その都度、要求を出していましたけれども、その中にも入っていた項目です。特に、この災害資金の中に、今回のコロナを入れてもらえないかというのは、要望させてもらった項目であります。  今、お二人、委員から質問があったとおりで、区民の方は本当に今日の生活をどうしようか、今月の生活をどうしようかという中にあります。そういう中で、この今回の応急資金制度ができたことは大変によかったことだというふうに思います。  私の質問は、同じような緊急の貸付けということでは、東京都の社会福祉協議会がやっている小口資金、それから総合資金とありますけれども、区と東京都の両方の貸付制度がある中で、どのような区分けというんですかね、行っていくのか。この点を確認したいと思います。 203: ◯小阿瀬生活支援課長 流れといたしましては、まず、生活支援課並びに東京都社会福祉協議会のほう、どちらがどちらというわけではございませんが、流れといたしましては、まず、生活困窮相談に来ていただいたときには、様々な貸付金や給付金のご案内をさせていただきます。仮に、社会福祉協議会の緊急小口資金を申請された場合、その後、どうしてもまた生活が困窮している事実がございましたら、社会福祉協議会の総合支援資金のほうのご案内をしたりとか、総合支援資金の申請には、当方の生活困窮相談を必ず受けるという条件になってございますので、そのときに、その総合支援資金と応急資金のほうもご案内というか、ご提案をさせていただきながら、併給というか、そういったものも考えていきたい。そのように思っております。 204: ◯大串委員 東京都の融資については、本当に困っている方には、免除規定が設けられているというのが特徴であります。ですので、場合によっては、東京都の小口融資、または総合支援資金ですか、のほうに持っていく。で、ところが、東京都はなかなか手続も厳しくて、日数がかかる。先ほど90件の相談がありましたと言っていましたけれども、そのうち、融資まで結びついたのは何件か、答えられますでしょうか。 205: ◯小阿瀬生活支援課長 聞き及んでおります、お調べした内容でございますが、社会福祉協議会の現状での相談件数をお知らせさせていただきます。  緊急小口資金でございますが、4月が91件、5月が110件、6月が、6月10日現在でございますけれども、31件。総合支援資金のほうが、4月が9件、5月が30件、6月が10日現在でございますが、11件。このような状況になってございます。 206: ◯大串委員 融資。実行した──委員長。 207: ◯河合委員長 副議長。 208: ◯大串委員 相談の件数はお伺いしたんですけども、そのうち、融資まできちんと結びついたのが分かっていれば、それをちょっと知りたかったんですけれども、分かりますか。 209: ◯小阿瀬生活支援課長 総合支援資金──まあ、緊急小口資金と総合支援資金の申請件数と出ておりますので、申請後、不決定になった方がいらっしゃるのかもしれませんが、おおよそこれに近い数字は給付を決定されているんじゃないかなという、推測の域は出しませんけれども。すみません、ちょっとここは調査不足でございまして、つかんでいないところでございますが、今申し上げた数近くはいらっしゃるんじゃないかというふうに思います。 210: ◯大串委員 ぜひ、最後まで把握していただければと思います。  僕は、今、職員の方、生活支援課の方、本当に一生懸命やってくれていると思います。課長も寄り添い型の相談とおっしゃっていましたけれども、課長が社会福祉協議会の窓口まで一緒になって行った、行ってくれた。私は、それは非常に親切なことで、決して私が言ったわけじゃないんだけれども、そういう丁寧な対応をやってくれたということで、よかったと思います。  ただ、その方は融資まで行かなかったということなんで、社会福祉協議会は社会福祉協議会の融資制度の特徴もあります。しかし、なかなかスムーズにはいかないというところがあるので、両方併用しながら、区の応急資金と東京都の融資制度を併用しながら、できるだけ区民の方に一日も早い資金を提供できるように、両方併用しながら、しっかりとやっていただければと思います。 211: ◯小阿瀬生活支援課長 ありがとうございます。  両方の制度をうまく活用していただきながら、スピード感を持って対応してまいりたい。このように思っております。 212: ◯河合委員長 よろしいですね。  長谷川委員。 213: ◯長谷川委員 生活困窮のところでお伺いしたいと思います。  資料の別紙参考2の資料の生活保護のところです。申請件数に対して、実際に保護決定件数が少ないところがあります。例えば、5月のところが16名申請があるところ、10件になっていますけども、このコロナ禍で多少の規制緩和、例えば車があっても、生活が厳しい状況にあって、そこを車を売ってまでということは言わないで、貸付けを行うというようなことがあるというお話を伺っていますけども、この16件のうち10件しか申請──申請じゃない、決定がなされなかったところの理由が、もし分かるところがあったら、教えてください。 214: ◯小阿瀬生活支援課長 こちら、申請件数と保護開始決定件数がちょっとずれてしまっているところがございます。これの理由につきましては、申請月が月末で、保護決定がその翌月の初めとか、そういったようなことがございましたので、まあ、生活保護、2週間以内の保護決定というのが原則になっておりまして、その関係で月をまたいでしまっている可能性がございます。 215: ◯長谷川委員 そのずれのことについては、分かりました。困っていらっしゃっている方なので、早めに支給決定がされるといいなと思います。  それで、あと、ネットカフェの利用の方です。今、都で借り上げているホテルにお住まいだと思います。現在、6月30日までですかね。月末まで利用できることになっていますけども、第2波、第3波が来たときに、どのように都の支援が──あ、都じゃない。ごめんなさい。千代田区としての支援が行われるか。ここでは、ホテルの寝る場所での提供ということで、食事とかもついていないですよね。それでは、どんどん持っているお金が減っていくだけで、住まいだけのことの支援しかできていません。退去後、また長引いた場合、あと、退去後の生活、また、自立の支援について、どのようにお考えでしょうか。 216: ◯小阿瀬生活支援課長 生活、困窮される方が本当に増えていらっしゃって、ネットカフェでお住まいで──お住まいというか、を利用して生活されている方も多い現状があるというふうに認識をしてございます。今後、第2波、第3波が訪れるに従って、やはり今以上の状況になるかもしれないという現状の中で、私どもといたしましては、生活困窮相談、こちらを一つの柱として考えてまいりたい。このように思っております。  ここでは、先ほども、すみません、申し上げさせていただきましたけれども、様々な給付金、貸付金のご案内でありますとか、家計のご相談、また家計から改善をするとか、そういったプランをつくっていったりとか、どうしてもこのような困窮相談の中では、再生が難しいというようなことであれば、その前に、債務整理の方法なんかも一緒に考えられたりしたらいいかなというふうには思っているところでございます。このような生活困窮から脱出するための様々なお手伝いをしたい。このように思っているのが、第1点でございます。  しかしながら、こうした努力をしてもなお、生活がかなり苦しいという場合には、生活保護相談のほうに遅滞なくつなげていきたい。このように思っております。このようなラインを徹底していくことで、生活に困窮する方たちを救っていけるというふうに考えてございます。 217: ◯長谷川委員 ありがとうございます。  先週の保健福祉委員会のところで確認させていただいたところの2点、ちょっとお伺いしたいと思います。  先日、問題点がネットなどで上げられておりますけれども、生活資金の困窮者、生活保護で、もう手持ちのお金がない状況の方たちに先に生活資金をお渡しする仕組みについてと、あと、その方々の移動に関する東京都の都営無料パスの支給についてです。  例えば、支給までの2週間の間にお金がないという場合に、先に渡す仕組みのところをもう一度ご説明いただきたいのと、無料パスが生活保護支給から3か月以内は、手続ができないというようなことがありました。他区では、すぐに使えるようにという工夫はされています。そこのところを東京都の保健福祉局のほうに確認していただくことになっておりましたが、そこのところを教えてください。 218: ◯小阿瀬生活支援課長 2点、ご質問を頂きました。まず、現金をお渡しするということの検討、東京都の無料パス券の渡す時期についてということで頂いております。  まず、現金化に関しましては、先ほど応急資金の件でも、ちょっと若干触れさせていただきましたが、現金を職務で保管することについては、慎重な考えを持っております。多くの現金を用意するというのは、ちょっと現金化をするということは限界があるというふうに認識をしております。  しかしながら、コロナ禍ということで、生活に困窮する方が急増しているのも事実であります。こうした状況の中、先ほど部長答弁もございましたが、生活保護制度を適正に運営していくことと、利用者に沿った対応をしていくことのバランスを取っていくことが非常に肝要であるというふうに考えてございます。  にしても、いずれにしても、この件も含め、様々な支援策を考察していくということは、非常に大切なことでございますので、先ほどお話もございましたが、他の自治体の状況とか、また動向、このようなことも注視しながら、本件については研究をしていきたい。このように思っているところでございます。  また、2点目の無料保護パス券についてでございます。委員会でも質問を頂いておりますけれども、こちらにつきましては、東京都の交通局の規定がございまして、ここの部分について、住居の判明しない方、現住地保護というような言い方をしてございますけれども、こちらの方につきましては、継続して保護を受けている期間が3か月未満の者を除くと規定をされておることから、今回の保護決定ケースはこれに該当したため、保護決定と同時に、都営交通無料パスを交付することができない旨の説明をさせていただいたところでございますが。  今、他自体の状況とかというお話もございまして、東京都の福祉局のお話というのもございました。すみません。福祉局にはちょっとまだ確認のほうは取れていないんですけれども、現状で、この無料交通パスの発行規定というものが生きている状況の中でございますので、交通局並びに福祉局、東京都のほうにできる、できないようなこともあるのかもしれませんけれども、ここはしっかりと確認をし、考えてまいりたいというふうに思っております。 219: ◯飯島委員 関連。 220: ◯河合委員長 はい。関連ですか。(「あ、どうぞ」と呼ぶ者あり) 221: ◯飯島委員 いいですか。(「あ、飯島さん」と呼ぶ者あり) 222: ◯河合委員長 関連か。(発言する者あり)  誰も、誰も手を挙げていないけど。(「あ、2人。2人」と呼ぶ者あり)飯島さんか。 223: ◯飯島委員 飯島。関連。 224: ◯河合委員長 はい。  飯島委員。 225: ◯飯島委員 今の関連なんですけれども、生活保護の問題です。生活保護法の第25条というのは、要保護者が緊迫した状況にあるときは、速やかに保護を開始しなきゃいけない。このようになっているわけですね。自治体によっては、もう申請日当日に開始ということでやっているところもある。まあ、少ないですけどもね。そのぐらいの姿勢が問われているわけです。  そのような中で、千代田区は、大体2週間は必要だと。調査をするための日時として、しています。これも、2週間で申請を受理したときに、開始しますよということをはっきり言わないで、30日かかるときもありますよみたいな、そんなようなご案内をしている例があると聞いています。それは、非常に申請に来た方、不安なわけですよ。そういう対応は改めていただきたいのと。所持金がない場合のことですが、現金を保有しているのが非常に難しいと。そのように、今伺いましたけれども、自治体によっては、当日、現金をお渡ししていると。保護開始のことに遡って、現金をお渡ししているという、そういう自治体があるのはご案内だと思うんです。その各自治体の状況というのを、全自治体とは言いませんけれども、近隣区を含めて、ちょっと、分かっている範囲でお示ししていただきたいと思いますが、いかがですか。 226: ◯小阿瀬生活支援課長 1点目が職権の保護に関すること、2件目は、他自治体で何か特別な対応しているかどうかということのご質問でございます。  1件目の急迫、非常に急を要する場合には、確かに私どもは生活保護制度の中で緊急保護という形で、職権保護ですね、職権保護という形で保護することになってございます。あくまでも、個人の権利ということで、生活保護制度が成り立っているものでございますので、必ず本人の了解を取りながら、申請をお受けするという立場ではございますけれども、状況によっては、非常に急を要する生死に関わる問題とか、いろいろあるかと思います。そういったときには、緊急保護ということを行わさせていただいているところ──職権保護というものを行わせていただいているところでございます。  先ほどの例示の中で、ご案内として、原則2週間で、どうしてもケースワーカーが収入の調査、また、被扶養者の調査とか、様々、個人によって、ケースによって本当に違う部分があって、あくまでも例示ということでご案内をさせていただいておりまして、この部分については、職員は本当に適正にやっていただいているというふうに思っております。職員を褒めることはいたしませんが、日々、一生懸命やっていただいておりまして、時には罵倒されながら一生懸命やっていただいているところ、ここは議員の皆様にもご理解を賜りたい。こういう1点がございます。しかしながら、対応の中で、このような、ちょっとご不快を与えてしまっている部分があるとするならば、そこは真摯に受け止めさせていただきまして、おわびを申し上げたいというふうに思っております。  2点目でございます。現金化の特別な対応ということで、どこか自治体でやっているかというところで、聞いた情報によりますと、中央区と台東区が、そのような対応をされているというふうに聞いております。  以上でございます。 227: ◯飯島委員 そのような対応、つまり、所持金のない方に現金をお渡しすると。そういうことは可能なわけですよ。そういう自治体がどのようなスキームの中でやっているのかということを、ぜひ、研究していただきたいと思うんですね。緊急援護資金などの名称で、独自の、つまり、次の保護費が出るまでの貸付けという、そういう言い方になるわけですけれども、それが行えるわけですよね。そこのところを研究するという、そのような意思はございますか。 228: ◯小阿瀬生活支援課長 はい。研究をさせていただきます。 229: ◯河合委員長 よろしいですね。  ほかにございますか。 230: ◯岩田委員 関連。 231: ◯河合委員長 関連で。  岩田委員。 232: ◯岩田委員 ちょっと先ほどもいろいろ皆さんお話がありました。ブログなんかでいろいろ書かれて、雨宮処凛さんという方のブログで千代田区のことが書かれておりましたけども、このブログをご存じない方のために、ちょっとはしょって読みますけども、ある方が所持金が尽きて、住む場所もない。切実なSOSを出して千代田福祉事務所に行ったけども、けんもほろろだったと。それで、そのときに住まいがなく所持金が200円ほどで、緊急時であるにもかかわらず、その申請書もなかなか出てこない。で、生活保護は申請から大体2週間以内で決定されるが、対応した職員は、千代田区では2週間で決定することはほぼない。1か月かかると説明された。で、所持金がない場合は、ほかの区では仮払いがされるけども、そのときにもらったのは災害備蓄の缶詰などだった。その内訳は、白がゆ13個、サンマのかば焼き15個、きんぴらごぼう15個、500ミリの水5本、これだけだった。それで、普通、所持金が尽きている場合は、区によって違いはあるが、1日2,000円ぐらいが生活費として仮払いされると。でも、このときはそれがなかなか出なくて、やっと話合いの結果1か月かかると言われていた保護の決定は2週間で下りることとなり、また現金の仮払いもされることになった。1日2,400円として1万5,000円が支給されたと。このときに、一緒に千代田区に来たのが山本太郎さんで、こういうブログに書かれるということは、もう、そういう議員とか議員経験者とか、こういう方がいるからやったんじゃないかみたいな、そういうような印象を受けるんですけど、ちなみにこれは、このブログに書かれた今のお話は事実でしょうか。 233: ◯小阿瀬生活支援課長 事実と異なる部分がございますので、経緯についてご説明をさせていただきます。(発言する者あり)  まず、この申請時…… 234: ◯河合委員長 支援課長、事実か事実でないかと聞いているんだから。 235: ◯小阿瀬生活支援課長 はい。事実ではございません。 236: ◯嶋崎委員 委員会でやったんだよ。委員会でやり取りしているんだから。 237: ◯河合委員長 今、事実はないということです。いいですか。  岩田委員。 238: ◯岩田委員 それは違うところもあるということなんですが、こういうことを書かれると、やはり千代田区は冷たい対応だというふうに言われてしまいますので、今後こういうふうにご指摘を受けないように、ぜひとも、優しい対応でお願いしたいと思います。(発言する者あり) 239: ◯小阿瀬生活支援課長 生活保護制度は、適正にやっていく部分と、私ども思っている一番大切なことは、やはり区民の皆さんに寄り添っていく、生活の苦しい方に寄り添っていくということが一番大切にしていることでございますので、ここは揺るぎなくやっていきたい、このように思っております。 240: ◯小枝委員 前段で。 241: ◯河合委員長 関連。小枝委員。 242: ◯小枝委員 私のほうからは1点だけ。関連するんですけれども、20人の方、ネットカフェ難民の方がホテルのほうに今住まっていると。現金が100円だろう200円だろうと、そういう状況だと。それに対しては皆さんが質疑されたとおりだと思うんですけれども、情報が日々更新、ホテルの借上げも、最初は5月いっぱいだったけれども、それから6月の14までになって、今度は6月いっぱいになったとか、日々いろんなことが変わってくる中で、いろんな自治体でいろんなそごが起きている。で、それは例えば新宿区なんかも、まあ、間違ってというか、5月いっぱいで追い出しちゃって、その後、区長がちゃんとおわびということで、宿泊料をその後の1泊3,500円ずつ支給したと。しっかりとおわびも含めて公表していると。千代田区のほうも、5月でいなくなっちゃった人もいっぱいいるという状況で、ここで一つ一つそれがどうなったんだということを今は問いませんけれども、やり取り、行き違いがあるだろうと。情報が遅れてしまうこともあるだろうと。民間のほうが進んでいる情報を持っていることもあるだろうと。また各区の中で柔軟対応でいい事例が出てきて、千代田区が怒られることもあるだろうと。でも、そこで何というか、俺たちは間違ってないよというんじゃなくて、やっぱり、何というか、謙虚に、状況にやっぱり従って、取り組んでいる人たちの声に耳を傾け、最もいい方法を、私たちは法に従っていますというんじゃなくて、放置されたら死んじゃう人たちもいるという状況が今ありますので、本当に。そこを民間の人たちが一生懸命救援している状態ですので、そこのところは、今のように、何かかたくなに言うんじゃなくて、間違っているところは区長名でも部長名でも課長名でもいいですから、改めながら、しっかりと進んでいってほしいと思いますけど、いかがですか。 243: ◯小阿瀬生活支援課長 利用者様にはしっかりと寄り添いながら、丁寧に対応してまいりたい、このように思っております。 244: ◯河合委員長 よろしいですね。
                   〔「はい」と呼ぶ者あり〕 245: ◯河合委員長 はい。  この項、ほかにございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 246: ◯河合委員長 はい。じゃあ、次に行きます。次に、42ページ、43ページの高齢者、障害者費の説明を受けます。 247: ◯佐藤在宅支援課長 高齢者福祉費のうち、1、高齢者総合サポートセンター管理運営(1)運営一般についてご説明申し上げます。  こちらでは240万円の経費を積算しております。運営一般は、高齢者活動センター等の指定管理者に対し、新型コロナウイルスの影響による感染症対策経費及び運営に伴う減収分の補填として月額20万円の12月分を想定の上計上しております。  ご説明は以上でございます。 248: ◯土谷高齢介護課長 続きまして、同じ1番、高齢者福祉費の2番、介護施設等助成でございます。お手元の予算特別委員会資料9番をご覧いただけますでしょうか。  予算特別委員会資料9番、介護サービス基盤の確保策として、今回、介護事業所の運営助成として1億1,760万円予算の計上をさせていただいております。  新型コロナウイルス感染症が拡大する中、介護サービス事業所は感染防止策に努めて、感染のリスクを負いながら高齢者の生活に必要不可欠なサービスを現在提供し続けております。千代田区の介護保険基盤を安定的に確保するため、区内の介護サービス事業所が今後も安定的、持続的に事業を継続できるよう、感染症対策に必要な機材や人材確保等、包括的な支援を行うものでございます。  対象事業所、中段に四角囲みしてございます。区内に所在する介護サービス提供事業所、特別養護老人ホーム、認知症高齢者グループホームから始まりまして、61事業所でございます。支援額、基本月額として10万円、さらに介護サービスの種類に応じまして月額10万円から40万円の範囲内で支援することが内容でございます。  資料の説明は以上でございます。 249: ◯湯浅障害者福祉課長 続きまして、2、障害者福祉費についてご説明をさせていただきます。  まずは一つ目でございます。障害者福祉センターえみふるの管理運営、1、運営一般でございます。こちらにつきましては、新型コロナウイルスの影響による感染予防対策経費及び運営に伴う減収分などの補填として月約20万円として12か月分をこちら想定の上計上させていただいております。  同じく2番、ジョブ・サポート・プラザちよだ管理運営経費でございます。こちらも運営一般といたしまして、新型コロナウイルスの影響による感染予防対策経費及び運営に伴う減収分などの補填として、月額20万円掛ける12か月分を想定の上、計上させていただいております。  ご説明は以上でございます。 250: ◯河合委員長 はい。ご説明いただきました。  それでは、これから質疑を受けます。 251: ◯飯島委員 介護サービス、介護事業所への助成ですが、これ基本月額が10万円となっています。月額というからには何か月助成をされるんでしょうか。 252: ◯土谷高齢介護課長 今回12か月分の予算を計上させていただいております。 253: ◯飯島委員 それでは、1年にわたって、この同じ金額を助成をしますよという理解でよろしいわけですね。 254: ◯土谷高齢介護課長 予算につきましては12か月分計上してございますけれども、今後の新型コロナウイルスの感染症の状況を見極めて執行していく考えでおります。 255: ◯飯島委員 じゃあ、何がどのようになったときまでという、そこの目安はどうなっているんですか。 256: ◯土谷高齢介護課長 現在、新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波というところも懸念されてございます。そこの見極めにつきましてはなかなか難しいところがあると理解しておりますが、必要な場合については1年間継続していくものでございます。 257: ◯歌川保健福祉部長 今、12か月分の予算を計上させていただいておりますけれども、執行に関して今決まっているというか考えていることは、この後の執行をするに当たって、再度さらに詳細な設計をしなければいけないんですけども、既に今年度に入ってから、ご案内のとおり、介護保険の報酬というのは2か月遅れで入ってくるわけですけれども、かなりの影響を受けているということを考えますと、まずはご議決を賜りましたらば、半年分についてはお手元に届くようにしたいと思ってございます。それによって今まで、例えば職員の方が非常にお辞めになって確保しにくくなっている状況だとか、感染防止の対策として、区としてはマスクや消毒液を既に配ってございますけれども、さらに必要なものが業種によってはある。そういうようなことも伺っておりますので、そういうことに使っていただくということと、第2波に備えて今考えられる対策は取っていただきたいというふうに考えています。その残りというか、その余の予算に関しては、今、課長が申し上げましたとおり、第2波、第3波、秋以降どのような形でやってくるか分かりませんので、この状況も見ながら執行を考えていきたいということで答弁をさせていただきましたので、ご理解を賜りたいと思います。 258: ◯飯島委員 介護事業所も本当に休むことなく頑張っていただいたところが多うございます。ただし、そういうところは、いろいろ機材などの出費が多いと。で、デイサービスをやっているところは利用者が減ってしまって、報酬が収入が少なくなった。でも固定費は大変という、そういう状況にあります。そういう中で、区内の事業者に対してこのような助成をするということは一定程度評価できると思います。  ただ、千代田区民が利用されている介護事業所というのは、必ずしも区内だけではありません。で、千代田区内は家賃が高いためになかなか事業所も撤退をしてしまうと、そういう状況が多いのが実態です。で、近隣区の事業所にデイサービスに通ったり、またヘルパーさんに来ていただいたりということで、近隣区の事業所にもお世話になっていますが、そこの大体の人数、区外の介護事業所を利用されている区民の人数って分かりますか。 259: ◯土谷高齢介護課長 代表的な例として通所介護、デイサービスと訪問介護、ホームヘルプについてお答え申し上げます。通所介護につきましては、おおむね8割の利用者の方は区内の事業所を利用してございます。2割の方が区外。ホームヘルプにつきましては、おおむね7割の利用者の方が区内事業所、3割の方が区外の事業所の利用になってございます。 260: ◯飯島委員 千代田区内にはデイサービスがもういっぱいだから遠くに行かなきゃいけないという、そういう利用者の方もいらっしゃいます。区外の介護事業所については、その区がこのように家賃助成を行って、そこの事業所が持続できるように支援をしていってくれればいいんですけれども、そうしない区もあるわけですね。これは国全体、国としてやっぱりそういう介護事業者なんかには支援をすべきだ。それが私は根本だと思いますけれどもね、で、他区の介護事業所を利用されている方も少なくないという実態の中では、区外の事業所の状況も調べながら、ぜひそういうところ、千代田区民が利用している区外の介護事業所、そこの状況も把握をしながら、できれば必要な手だてというか、そこの事業所が存続しなくなると、そこを利用している区民の方が行き場に迷うわけですね。そういった意味では、ぜひ視野をちょっと広げていただいて、お世話になっている区外の介護事業所、その実態把握についてもぜひ努力をしていただきたいと思いますが、いかがですか。 261: ◯土谷高齢介護課長 区民の方が区外の事業所を利用していること、ございます。ただし、今回、補正予算で上程させていただきましたのは、まずは千代田区の区の中で本当に休業せず頑張っている事業者に対して、介護保険の保険者、区として、介護保険基盤を本当に安定的にこれからも持続的に継続できる。ここがまず第一番と考えまして、今回の補正予算を計上してございます。そこにつきましてはご理解を賜りたいと考えております。 262: ◯河合委員長 よろしいですよね。  この項、ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 263: ◯河合委員長 はい。  それでは、次に行きます。次に、44ページ、45ページの健康衛生費の説明を受けます。説明者は。 264: ◯松本健康推進課長 妊婦の感染症予防といたしまして1,500余万の補正を申請しております。今般の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いまして、妊婦の感染リスクを低減し、安心して妊婦健診が受診できるよう、千代田区独自のタクシー券を配付することになっております。  すみません。資料10を開いていただけますか。そして対象者が区内在住の妊婦で、1枚420円の券を30枚お配りいたします。7月1日以降に郵送もしくは配送ということで配付いたします。あと、括弧で参考という欄がありますが、以下は補補正予算と関係ございませんが、千代田区で実施している妊婦の感染症予防対策の事業です。ご参考にご覧ください。  以上です。  すみません。次に、感染症予防医療対策ということで、感染症公費負担3,700万余の補正も申請しております。これは新型コロナウイルスの陽性患者さんに対して入院勧告を実施した際にかかる、入院等の医療費を申請しております。  以上です。 265: ◯山崎地域保健課長 こちらの項のうち、1目の健康推進費のうち、健康危機管理対策について、また、3目の生活衛生費より、淡路町施設浴場の修繕及び支援について、地域保健課よりご説明させていただきます。  各会計補正予算説明書では44、45ページでございます。予算特別委員会資料につきましては11番をご覧になってください。  まず、PCR検査体制の整備としましては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い区民からPCR検査の拡充を求める声に応えるため、九段下仮設診療所を開設し、PCR検査を遅滞なく実施するための検査体制整備を行うものでございます。現在、設置をしておりまして運営を行っている九段下仮設診療所において、医師にPCR検査が必要と判断された区民に対してPCR検査を実施しております。今後も引き続きPCR検査体制を維持運営していき、感染拡大の第2波に備えてまいりたいと思っております。ただし、現在のエアテントでは、今後の暑さ対策や台風対策などに課題がございます。そこで、今月末を目途にトレーラーハウスに変更することや、また、唾液による検体採取も追加で行っていく予定でございます。  こちら予算額としましては2,533万6,000円、内訳としましては、施設の設営・維持経費等として約280万円、病院への委託運営経費として約710万円、医師による連絡票作成や自宅療養における健康観察などの患者対応の諸経費等として1,315万、行政検体としてPCR検査を受けていただく医療機関等に対するPCR検査体制強化経費として230万円でございます。  次に、災害拠点病院等への支援としまして、区民の生命と健康を守るために必要不可欠な区内の災害拠点病院等の病院を対象として、新型コロナウイルス感染症予防拡大の対策を行い、安定的・持続的な診療等の継続ができるよう支援を行うものでございます。  対象病院としましては、災害時医療に関する協定を区と締結し、災害時において区と連携して負傷者等の対応を行う災害拠点病院や災害連携病院など、そして救急時においての救急指定病院となっている、こちらの資料でお示ししている7病院でございます。これらに対して、区に対して貢献いただいている病院に新型コロナウイルス感染症患者の病床確保数や、PCR検査体制の整備への協力、患者診察などの新型コロナウイルス感染症対応への関与状況を勘案して支援を行うものでございます。予算額は4億200万円。内訳としましては、こちら資料のとおりでございます。  次に、三師会への支援についてでございます。三師会につきましては、区民健診や予防接種、区民歯科健診、学校保健、休日応急診療など、区政運営に協力いただいております。今後も引き続き区民の健康と安全に不可欠な区の事業を担っていただくために、三師会に対して新型コロナウイルス感染症の予防拡大の対策を講じていただき、安定的・持続的な診療等を行えるよう支援を行うものでございます。予算額は2億2,860万円でございます。内訳としましては、各師会に対して、この資料のとおりでございます。参考としまして、具体的な感染症対策の例も入れさせていただいております。  次に、資料はございませんが、淡路町施設浴場の修繕及び支援についてでございます。こちらは昨年、令和元年12月に実施をしました定期点検の際に、平成16年の開設当初より使用している日替わり湯のろ過設備において、経年劣化によるタンク内部の用材の露出が確認されました。また、水風呂のろ過設備や浴室内サウナのサウナストーブにおいても、腐食など、同様に経年劣化が見られました。そのため、これら設備について交換工事を行います。内訳はろ過設備の工事が440万円、サウナストーブの交換工事が126万5,000円でございます。  また、この淡路町施設については、公衆浴場法でいうところの普通公衆浴場でありまして、いわゆる銭湯でございます。区が建設し、民間業者が賃貸料を支払い、借り受けているというような形態でございます。また、この施設は銭湯以外に休憩スペースや集会スペース、飲食店営業などを取り入れることで運営をしております。しかし、このたびの都の休業要請など、新型コロナの対策を受け、これら営業スペースの休業をやむなくされ、銭湯の運営自体が困難になっている状態でございます。しかし、このような中でも銭湯を地域住民のために継続していただくことが必要であることから、普通公衆浴場確保助成などの補助を受けているほかの4か所の区内銭湯を参考に、この淡路町施設に対し、区民の保健衛生上必要な施設である銭湯の運営継続ができるよう、公衆衛生の確保のために支援を行うものでございます。予算は440万円でございます。内訳としましては月額40万円で、それの5月からの11か月分で440万円でございます。  説明は以上です。 266: ◯市川生活衛生課長 それでは、生活衛生費の保健衛生検査(1)の保健衛生検査について説明をいたします。資料は、資料12の「新型コロナウイルスPCR検査(行政検体)の充実」と書かれた資料でございます。  帰国者・接触者外来、九段下仮設診療所で採取されました新型コロナウイルスのPCR検査用検体の検査につきましては、保健所または民間検査機関に委託をして検査を行っております。本予算は、保健所での検査に必要なキット等の資材購入と、民間検査機関への委託に必要な経費として予算を計上するものでございます。予算額は健康危機管理対策として3,200万円です。  内訳について、説明いたします。  まず保健所で実施するPCR検査、キット等の関係資材の購入費用としまして、320万円計上しております。保健所におけるPCR検査は帰国者・接触者外来、区内各医療機関にて採取されました行政検体を取り扱っております。1日5件から10件程度、原則月曜日から木曜日に検査を行い、月16件程度の検査をする前提で予算額を算出しております。  次に、民間検査機関へのPCR検査委託としまして2,880万円計上しております。民間検査機関に委託する検体は、九段下仮設診療所で採取された行政検体と、帰国者・接触者外来、区内各医療機関にて採取されました行政検体を取り扱います。民間検査機関へのPCR検査の委託は、現在2者に委託しておりまして、1日当たりを各それぞれ20件、合計最大40件までは検査できる体制を整えております。  説明は以上です。 267: ◯河合委員長 はい。説明を頂きました。  それでは、ただいまから質疑に入ります。質疑がある方はどうぞ。 268: ◯岩佐委員 健康危機管理対策について、医療インフラの整備についてお伺いします。  まず、災害拠点病院の支援がこれかなり高額で、趣旨はすごく理解しております。ただ、この金額が金額だけに、新型コロナウイルス感染症への関与状況で、例えば一覧冒頭の上から二つの病院が同じ額ですけれども、これはやはりコロナに関しての対応が同程度の貢献だったということで、そういったことで勘案されて、この金額になっているんでしょうか。 269: ◯山崎地域保健課長 委員長、地域保健課長。 270: ◯河合委員長 健康推進課長。 271: ◯山崎地域保健課長 そうですね。おっしゃるとおり、逓信病院、まず、につきましては、感染症診療協力医療機関として指定を受けておりまして、発熱外来としての診察等を行っております。また、新型コロナ感染の疑われる患者さんの受入れなどにも積極的に行っております。また、おっしゃっていただきました九段坂病院につきましても、九段下の仮設の診療所の運営協力を行っていただいておりますし、また、疑い患者さん、中等症患者の受入れなども行っていると。また、病床の確保についても、同じく10床程度というふうになっております。 272: ◯岩佐委員 ありがとうございます。 273: ◯河合委員長 失礼。地域保健課長でした。すみません。訂正してください。 274: ◯岩佐委員 すみません。ありがとうございます。  その次に、三師会への支援ですね。これ、医師会には各クリニック50万円ずつ、歯科医師会には40万、薬剤師会には10万ずつという計上をしているんですけれども、これは各三師会それぞれに団体補助という形で出す形になると思うんですけど、これって、ちょっと私、やり方が分からないんですけれども、別に交付要綱があるわけでもなく、日常的には多分一つ一つの事業に対して支援というか、お金を出しているという中で、今回はどういう手続でこのお金を一気にこの団体に補助をするという手続なんでしょうか。 275: ◯河合委員長 休憩します。                 午後3時20分休憩                 午後3時21分再開 276: ◯河合委員長 委員会を再開します。  答弁からお願いをします。 277: ◯山崎地域保健課長 すみません。お時間を取らせて。(発言する者あり)  支払いの手続ということについては、こちら継続的に行うものでもないというところから、起案のほうをして、助成金の支出を一括で行うというようなところでございます。 278: ◯河合委員長 岩佐委員。 279: ◯岩佐委員 もちろん継続的ではないんですけれども、やっぱり団体に補助をするということに当たっては、いろいろとしっかりと手続が決まっているわけでして、今回、私がすごく危惧していますのは、各クリニックさんがそれぞれ本当に大変ですよ。安定的、持続的な診療をするにはすごく支援も必要でしょうと。その必要性はすごい分かるんですけれども、この団体に直接出すことによって、各クリニックにここまできちんとこの目的で感染症対策の例まで、これ、書いているんですけれども、ここの目的をもってちゃんと行くのか、各クリニックにという、そこがすごく曖昧なお金の出し方をしているんじゃないかと思うんですね。  で、やはりそこはもちろん日頃から関係がある、日頃からかなり様々な連携をしている医師会さん、三師会さんなので、でもそこで大丈夫ということではなくて、ここにしっかりとこれだけの金額のものをこれだけの積み上げを出してお金を出すんであれば、そのお金を出した先の使い方、内容も含めて、どういう協定なりなんなりがあるのか、そこら辺をもうちょっと確認したいと思うんですよ。  なので、取りあえずこの団体にざっくり何件分のクリニックと億に近い金額を出しますよということであれば、その団体が、これは法人なんですか、この団体がどういうふうに、普通だったら、例えば収支計算書とか、事業実績とか、そういったものを町会なり何なりの団体にお金を出すときには、継続的とはいえ出しますよね、方向性を使い方というのを見させていただいていますよね。そこの後からチェックできるものでもないんだとは思うんですけれども、区としてはしっかりとここの使い方を、当初の予定された使い方になっているかどうかを確認できるようになっているかどうかをご説明いただけますか。 280: ◯山崎地域保健課長 まず前提として、先ほど少しご説明をさせていただきましたが、区の事業につきましては、各診療所と協定なり何なり結んでいるというよりかは、もうご存じのとおり、各医師会といいますか、団体と区との協定なりというところの中で区の事業というのを行って…… 281: ◯河合委員長 保健課長、もうちょっと大きい声でお願いできますか。(発言する者あり)マイクに近く。(発言する者あり) 282: ◯山崎地域保健課長 失礼しました。 283: ◯河合委員長 年寄りが多いんで、聞こえない。 284: ◯山崎地域保健課長 そこで、今回の支援につきましても、直接各診療所というのはかなり難しいところもございますので、各団体のほうにさせていただいて、各団体で我々のほうも当然このような目的でお支払いするんですよというところで、使用の仕方、その支援金の使用の仕方等も指示をさせていただいて、しっかり、それでお渡しした際には、しっかり受領の証明も頂きつつ、進めていくというふうに考えております。 285: ◯河合委員長 岩佐委員。 286: ◯岩佐委員 それはちょっとあまりに性善説過ぎるといいますか、例えばさっきの高齢者施設なんかは各事業所に何か月という形ですごくきめ細やかに各事業所さん支援をするわけですよ。別に医師会さん、その薬剤師会、各三師会さんがそれぞれのまた事務ということもあるわけで、その中で各クリニックにどれだけしっかりと対策あるいは経営支援のために金額が行くかということが事後的にも見えてこないことには、あ、こういう使い道でやっているのでよろしくというだけで、これだけの金額を渡しちゃって、それで終わりでいいのかということなんですよね。  なので、そこはどういう──いや、使い道も言っていますと、各クリニックでこれだけ積み上げていますということをもちろん言うんでしょうけれども、多分それだけではこれだけの金額をざっくり、いきなり、事業所ではない団体にあげちゃうというのは、もうちょっと手続が必要なんじゃないんですかという、ほかのお金に関しては本当にいつも要綱を決めて条例も決めてやっている中で、何で今回はここに関してはすごくざっくりし過ぎているのかということを伺っているんですけれど、いかがでしょうか。(「休憩」と呼ぶ者あり) 287: ◯河合委員長 休憩します。                 午後3時27分休憩                 午後3時39分再開 288: ◯河合委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開をいたします。  先ほどの答弁からお願いを申し上げます。 289: ◯山崎地域保健課長 先ほどの三師会への支援に対する支払いについてでございます。  支援につきましては、各団体への支援ではございますが、その目的、新型コロナウイルス感染症の再拡大に備えてしっかりと対策を取っていただくということを各会に伝えていただくこと、また、各クリニックのほうにしっかりとその支援が行き届くように、各クリニックのリストを作成していただいて、受領印等を取ったものを区のほうに出していただいて確認をしたいというふうに考えております。 290: ◯河合委員長 岩佐委員。 291: ◯岩佐委員 はい。各クリニックにしっかりと届くということで、ありがとうございます。  それから、最後に、これは今回は医師会、歯科医師会、薬剤師会に入っている機関のみへの支援と、これはなるんですけれども、木村委員が本会議場でも質問されていましたけれども、医師会とかに入っていない医療機関で、やはりこのコロナ対策をしてくださっているところとか、やはりこれは地域医療を構成するインフラの一つとしてはすごく支援あるいはコロナ対策に限った支援としてでも、これは、一つ、していかなければいけないんじゃないかと思います。いろいろな物資提供とかもしていたと思うんですけど。多分これも医師会、薬剤師会、歯科医師会を通していなければ物資提供すらもしかしたらないのかなと危惧しているんですけれども、これはやはり感染症対策としては団体に所属するかしないか関わりなくやっていかなきゃいけない部分というのがあると思うんですね。そこに関してはいま一度区としてしっかり支援していかなきゃいけない。団体所属かどうかを要件にしないで感染症対策を進めていっていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 292: ◯山崎地域保健課長 先ほども、区側の目的としては、区の事業を担っていただいております医師会、歯科医師会、薬剤師会に対してというようなことで、支援ということをお話をしてございます。  ただ、委員おっしゃるとおり、今後、第2波、第3波というところで、状況は本当に見えないところもございますので、今回というわけではないんですが、今後に向けて、しっかりとその部分を考えさせていただいて、研究させていただきたいと思います。 293: ◯河合委員長 よろしいですよね。はい。
     ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 294: ◯河合委員長 よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 295: ◯河合委員長 はい。  それでは、ここで一旦休憩をいたします。(「理事者の入替えの休憩」と呼ぶ者あり)いや、休憩。(「だって、さっき休憩したばっかり」と呼ぶ者あり)もう一回休憩。(「入替えの休憩」と呼ぶ者あり)うん。(発言する者あり)入替えの休憩。(発言する者あり)うん。  ちょっと休憩します。                 午後3時43分休憩                 午後3時44分再開 296: ◯河合委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開をいたします。  次に、46ページ、47ページの地域振興費、地域振興管理費の説明を受けます。 297: ◯菊池コミュニティ総務課長 それでは、地域振興部、区民施設費の部分についてご説明申し上げます。  地域振興部では、区民生活と地域経済を支える観点から、区民の生活を支える、区民や中小零細事業者の経済活動を支えるといった観点から、予算編成を行わせていただきました。  区民施設費では、緊急事態宣言発令に伴う休業による損失想定額、すなわち減収分と支出減分の相殺額を事業者からのヒアリング等により調査いたしまして、これに休業期間を向こう1年間継続したと仮定した月数、すなわち12か月を乗じて損失額を算定し、その経費を補填する額を計上いたしました。さらに運営を再開した際の施設の消毒や清掃、その他復旧等に必要な物品の購入に要する費用として、指定管理料のおおむね5%を見込んで計上いたしました。万世開館につきましては700万円、内幸町ホールについては6,200万円の計上とさせていただいております。  以上でございます。 298: ◯末廣商工観光課長 それでは、商工振興費についてご説明をさせていただきます。資料の13-1をご覧になってください。  ここでは商工振興に要する経費の追加をさせていただきたいと考えております。内訳の1、商工融資事業及び2、中小企業等経営支援は一体として実施するため、一緒に説明をさせていただきたいと考えております。  商工融資相談体制の強化と雇用調整助成金など、相談体制の構築のための中小企業診断士、社会保険労務士などの専門家の委託費用を併せて4,512万4,000円計上させていただいております。内訳としましては、中小企業診断士を活用した商工融資事業、総額で2,002万円、本年度末までに五つの相談窓口を増設する規模で積算をした委託料となっております。なお、既存の事業で中小企業診断士に支払っている経費を参考にした積算になっております。  次に、社会保険労務士を活用した中小企業等経営支援について、総額2,510万4,000円となっております。こちらにつきましては、年度末まで三つの窓口を設置する規模で積算をしております。なお、こちらの積算につきましては、東京都社会福祉労務士会に確認した、一般的な融資各社の単価を参考にして積算をしております。  内容につきましては、経営資金計画の専門的知識を有する中小企業診断士による相談窓口を増設しまして、セーフティーネット認定並びに千代田区商工融資あっせん制度資金に係る相談あっせんを速やかに行います。併せまして、人材・雇用関係の専門的知識を有する社会保険労務士による相談窓口を新規に設置しまして、雇用調整助成金申請やテレワークの推進など、雇用や労働に関する相談・助言を実施することによって、アルバイトを含む従業者の雇用の維持と柔軟な就労体制を推進することを目的としております。  これらの専門家による相談事業の充実によりまして、区内の事業者に適切な融資制度や補助金、給付金などの資金調達手段などの総合的に助言することによって、区内中小企業の経営を支援することを目的としております。  以上です。 299: ◯河合委員長 はい。説明を頂きました。  それでは、ここで質疑を受けます。 300: ◯池田委員 目の4ですね。商工融資及び中小企業等の経営支援について伺います。先ほど応急資金のところでも質疑が重なっているかもしれませんけれども、もう一度聞かせていただきます。  これまで制度融資を中心とした相談対応を行ってきたと思います。今回のこの補正でも相談窓口を拡充するということがありましたけれども、これまでどのくらいの相談があったのか、4月当初は非常に混雑していて、申込みをしても1か月先ですという形で、やはり困っている方がいるにもかかわらず、なかなか窓口にも行かれなかったという状況がありますけれども、その辺りの把握はされていましたか。 301: ◯末廣商工観光課長 融資の窓口相談数の実績については、3月は633件、4月は957件、5月は820件となっております。4月よりセーフティーネット保証認定など簡易な申請手続は郵送による受付を実施しまして、その実績は4月に688件、5月に1,322件となっており、窓口相談件数を合計しますと4,420件となっております。  3月、4月におきましては、申込みの集中によりまして、受付まで3週間から1か月近いお待ちをいただくこともありましたが、窓口の拡充や郵送による受付などにより、現在は予約を受けた次の日には対応ができるような状態になっております。しかし、今後は経済環境は厳しいことが予想され、引き続き区内中小企業者における融資のニーズは高い水準で推移していくと考えております。 302: ◯池田委員 数字を聞いただけでも、大変、数が多い問合せがありまして、で、途中から区民ホール1階を臨時で開設をして対応したということですけれども、その間、中小企業診断士等が入って相談を受けていましたけれども、実際に庁内のほうではどれくらいのその辺り窓口に問合せが来たか、内容等は把握をされていますか。 303: ◯末廣商工観光課長 窓口相談で伺って、融資のほかに、いろいろな情報などを経営者からお伺いしているんですが、その中では、融資以外にもいろいろな課題というか、ご相談があることがお受けしております。特に、相談に来られる方には様々な支援策の情報が十分に伝わっていないだとか、各種支援制度の内容や手続が分かりにくくて、申請手続に負担となって十分に活用がし切れていないということが分かってきました。  そこで、今後の対策としまして、中小企業診断士に加え人事労務支援の専門家である社会保険労務士も配置して、単なる資金確保の相談に止まらない総合的なワンストップ型の相談窓口サービスへの充実が必要と考えて今回の補正予算を提案させていただいております。これによりまして、相談者に対して十分な情報提供や手続のサポートをしながら、今後の事業展開に係る課題解決を後押しできるようにし、事業者に寄り添った、そういった形で不安感を少しでも解消できるようにさせていきたいと考えております。 304: ◯池田委員 窓口に来た方には、そうして、対面で悩み事、困り事を聞いたということはもちろん把握されていると思いますけれども、今後はさらに寄り添った対応ということで言いますけれども、例えば、もっと具体的な把握をするために、今後、そうですよね、この中小企業向けにアンケート等の調査等を行ったりはされませんか。 305: ◯末廣商工観光課長 現在、窓口の相談にも加えまして、区の区商連や同業種団体などからもお話などは聞いているところでございます。一方、次年度に千代田区の商工基本計画の改定作業を予定しておりまして、本年度はその前段階としまして、区内の中小企業の実態調査を行う予定であります。その中で、今回の新型コロナウイルス感染症の影響についても調査をしていきたいと考えております。 306: ◯池田委員 今ご説明の中に商工振興基本計画というのがありましたけれども、これはちょっと今回の予算とは離れていますが、これの5か年計画というのが来年までなんですね、21年度。で、さらにその次にまた改定をするということなんですけど、そこに照準を当てるんではなくて、今回の新型コロナウイルスに対しての対応というのを、そこの基本計画の中に盛り込むというところではなく、もう少し前倒しで、しっかりと、そこに、今、現状困っている方がいるんだというところをもう少し把握しながら考えてもらいたいんですけど、そのあたりいかがでしょうか。 307: ◯末廣商工観光課長 商工基本計画は本年度の実態調査とともに来年度に改定作業を行って令和4年度から施行される予定であります。ただ、今、議員のほうからもおっしゃっていただいたように、このコロナの影響におきまして環境の変化というのがすごい変わってきているところでございます。そちらの対策につきましては、来年度の予算にどのような施策を反映していくか。あるいは今年度中の補正予算をさらに行うかは、今後の様々な状況を見据えながら、財政担当とも協議して、区全体の財政政策の中で決めることなので、現時点ではも明確にはお答えはすることはできないです。しかし、実態を把握した上で、必要と判断した場合の施策があれば、適時実施していくようにしたいと考えております。  今回の補正予算でお願いしているものが対策の全てであるとは考えておりません。これから社会状況が大きく変化していく中で、ポストコロナ、ウィズコロナと言われていますが、そういった状況を踏まえまして、事業継続のために積極的な試みを行っていこうとする事業者に対しては、区も積極的な支援を行っていきたいと考えております。 308: ◯池田委員 今のご答弁ですと、積極的にといいますが、非常に今回の補正予算のバランスを見ますと、この中小企業経営対策、本当にバランスがいいのかなというところはまだちょっと疑問があるところなんですけれども、確かに相談体制を強化するというのは非常に大事なことで、ただ、それはあくまで相談なんですよね。ほかの委員からも言われていますけれども、やはりあしたの生活資金だったり、今月のしっかりとしたものがというところが困られている方がほとんどで窓口に来られているのではないかなと思います。近隣の区の対応ですね。区独自の対応というのが様々あるのは庁内のほうでもご案内のとおりかもしれませんけれども、例えば、テナントの店舗などの家賃助成をしてくれるという区もありますが、あとは、国のほうでも、令和2年度第2次補正予算では、家賃支援給付金事業ということが実施されます。このようなことを踏まえて、区ではどのように受け止めていますか。 309: ◯末廣商工観光課長 国のほうの家賃支援給付金や、近隣の区でいいますと、港区や新宿区や文京区のほうが家賃の一部を負担するような支援策をするということは存じております。  一方、窓口でこれまで相談を受けた印象では、具体的なこういった給付を求めるというニーズよりも、今後どうしたらいいか分からないという不安の要素が大きいと感じております。例えば、家賃助成につきましては、まず、国の家賃支援運給付金が活用されるように区内事業者への正確な情報提供や手続の支援などを行っていきたいと考えております。さらに、どのような助成が必要かにつきましては、政府制度の内容や利用状況、区内事業者の実態などを見極めながら考えていきたいと考えております。  繰り返しになりますが、家賃支援給付金に限らず様々な給付助成制度や融資が今充実していると考えまして、これらを実効的に活用することが区の役割だと考えております。 310: ◯池田委員 すみません。もう一度確認させてください。様々な窓口での相談の中で、区内の事業者さんからも、本当に、このような家賃助成をしてほしいという相談というのは受けていませんか。どうしたらいいか困っているというのが多いということですけれども、やはり実際に固定費、それが大変だというお困りがあるんではないかなという、私たちは地域で聞いている話でありますので、区独自の助成というものをぜひ今後できたらいいなというところは思ってはいたんですけれども、改めてお聞かせいただけますか。 311: ◯末廣商工観光課長 窓口でそのような事業者様の課題などを聞いている限りでは、区が独自で家賃補助をしていただきたいだとか、独自の給付金をしていただきたいという、そういったお声よりも、まず、国や都が実施している給付金や助成金などがうまく手続ができない、どのように手続をしていいのかという、そういったお声のほうが大きいと感じております。 312: ◯河合委員長 嶋崎委員。 313: ◯嶋崎委員 それは違うよ。(発言する者あり)それは黙ってられなくなっちゃったから立っちゃったんだけど、(発言する者あり)今、池田委員のことを含めて、続きで私のほうからも幾つか言わせていただきますけれども。  それは、課長ね、やっぱりまちを歩いてもらわないと、本当の生の声は分からないんじゃないんですか。多分ね、今、25人、議員いますけど、私の家の近くで、うちの地域で、こんな長くやられていたお店が閉めたとか、こういうところが今本当に困っているとか、信じられない状況なんですよ。そこはね、そんな机の上だけの話をされてもね、やっぱり納得、多分25人、全員納得してないと思うよ。(「そうだ」「そうだ」と呼ぶ者あり)ここは。ここは共通。超党派で共通認識だと思う。(「そうだ」と呼ぶ者あり)そこを、もう一回、ちょっと答えて。 314: ◯村木地域振興部長 今、商工課長のほうからご答弁させていただきました。実際、商工の窓口、融資に来られる方、もう本当に、どうしていいか分からないという感じで来る方がやっぱり多いというふうに聞いております。ただ、これは先ほどの応急資金の中の答弁でも申し上げましたように、中小事業者の資金繰りが非常に苦しくなっているということは我々のほうも重々理解してございますので、その中で、具体的に、もう、ちょっとどういう支援がいいのか考えられないという人が多いという意味で、先ほど商工課長のほうから言わせていただきました。そういった家賃助成とか、あるいは他の給付とか、そういったものも含めて、何らかの支援制度、まあ、給付という形がいいかどうかというのは議論はあると思いますけど、先ほど貸付けの話も出ました。そういった何らかの支援制度が必要であるということは、我々のほうも認識はしてございます。 315: ◯嶋崎委員 まあ、そのぐらいのご答弁は頂かないと、これ、また後でちょっとやりますけど、本当に困っているんだということと、本当に実際にもう、先ほども言ったけど、店が閉まっちゃっている。閉店したというところは、よく認識しておいてくださいよ。お願いしますよ。  それで、国や都の給付金、活用していくということは理解しました。で、資料請求もしましたんで、資料も頂きました。この給付金、実際に、利用に当たっては、課題が幾つかあると思うんですよね。で、実際にそれ、やられているのは、分かると思うんだけど、一つは、手続が、いろんな、さっきほかの手続も煩雑だという話をしていたけど、複雑で、申請が非常に難しいということがあると思うんです。今回は相談窓口を強化して、事業者の方々にとにかく手続のサポートをしっかりやっていっていただいて、アドバイスもしていただいて、さらに踏み込んで、例えば具体的に言うと、提出書類の確認などをもらえれば、そこで確認した書類をそのまま国や都の窓口に行けば大丈夫になるような支援を行っていただければ、非常に手続がスムーズにいって、なかなか、やっぱりまだアナログの方も多数、多いんですよ。そこはもっと力を入れていっていただきたいところなんだけど、いかがでしょう。 316: ◯末廣商工観光課長 今ご指摘いただきましたように、まさにそうした支援を強化させていただく、窓口では想定をしております。融資や給付金の手続など今まで行ったことがないような事業者の方々が滞りなく手続が済ませられるようなサポートを、ITなどの活用も行いましてしていきたいと考えております。 317: ◯嶋崎委員 それと、もう一つ、さっきも応急資金等をやっていますから、確認だけですけれども、それでもやっぱりつなぎが必要だよねと。さっき99万というところの応急資金は使いますよと、こういう話なんで、そこは十二分に保健福祉のほうでも連携を取っていただいて、できる限りそういうところにご案内をちゃんとさせて、役所のほうからしていただいて、ちゃんと明確にそういうこともありますよという情報提供をぜひしてください。そこは、たしか先ほどのことで答弁いただいていますから結構です。よろしくお願いします。  もう一点、それを、いろいろと今まで商店街がまちを支えていただいています。町会、縦軸、横軸が商店街というふうな話でいっていますけども、実際には、今この商店街活動自身ができない。ましてや、この4月が、千代田区にとっては非常に大きいイベントを、東京の中でもこの桜というのは、千代田の桜というのは、非常にもう、皆さんご商売やられている方は、大なり小なりやっぱり恩恵を被っている。それが全く今回はできなかった、中止になってしまった。そういう中で、商店街活動自身ももう、今、会合も開けないという状況なんですね。そういう中にあって、それこそ各店舗が会費を、年会費を払うことも、なかなか本体の会としては非常に頂きづらいなというのも聞いています。そういう中にあって、この商店街に対しての支援、これはどんなふうに考えているんでしょうか。 318: ◯末廣商工観光課長 商工会、商店街などの感染症対策などのそういった取組に関する支援といいましては、課題は、商店街などの地域だとか業種に共通しているものと考えて、そういった団体に対する支援をできないかと考えております。例えば消毒液や仕切りなどの物品を調達する場合でも、そういった形の支援を、団体を通して、各個店のほうに提供できるような仕組みができないかと考えております。  また、客足が遠のくことも、今後も継続的に考えられるので、商店街全体で対策を行うほうが効果的だとも考えられるため、団体を通して行った感染症予防対策など、新しい生活様式に沿った事業活動への助成については、検討してまいりたいと考えております。 319: ◯嶋崎委員 そうですね。いろいろとやっていただいたほうがいいと思いますね。やっぱり実際には、会費の徴収というのも、なかなか今できない、大変だというふうに、各商店街の会長さんからも聞いています。ここら辺も含めた形を、お考えを頂けますでしょうか。 320: ◯村木地域振興部長 ただいま嶋崎委員のほうから、商店街への支援ということについてご質問いただきました。商工課長のほうから申し上げましたように、感染症対策ということでいえば、やはりある程度まとまった地域で対策をしたほうが有効的なんだろうと思います。そういった意味で、そういう支援というのはあると思います。  それから、そういう支援をするに当たっても、やはりそういった商店街、そういったものがきちんと組織として機能していないとまずいと思いますので、今回、様々な事情で会費の負担とかが困難になっている状況。そういった状態では、なかなか商店街の活動自体もうまくいかないと思いますので、そういった点も含めまして、こちらのほうからの支援について検討していきたいと思います。 321: ◯嶋崎委員 ぜひとも寄り添った形でお願いしたいと思います。  今回の補正予算に関しましては、命の大切さということは、一つはあります。同時に、地域経済を動かしていく、このバランスがあるんだと思うんです。残念ながら、今回、この命のほうは非常に厚く予算をつくっていただいたんだけれども、この中小企業、零細のこの経済の部分が、私は、多分皆さん同じだと思うけれども、非常に薄い感じがします。さっきの課長の答弁じゃないけれども、やっぱり認識が若干違うんですよ、我々と。そこは十二分に今後の中で対策をきちっと取っていただきたいんだけれども、やはりこの千代田にご商売をされていて、皆さんそれぞれ、千代田の人って、非常に誇りを持ってやられている。その誇りをさらに、やっぱり千代田におってよかった。今後の対策の中では、第三次が出るかどうかわかりませんけれども、そういうことを含めて、やはり千代田に本当に、いてよかった、頑張ってよかった、こういうふうに区民の方から言われるような対策を、今後しっかりと、給付にしろ支援にしろ、やっていっていただきたいというふうに思いますけれども、最後に総括的にご答弁を頂きたいと思います。 322: ◯末廣商工観光課長 委員長、商工観光課長。 323: ◯村木地域振興部長 委員長、地域振興部長です。 324: ◯河合委員長 地域振興部長。 325: ◯嶋崎委員 課長が。 326: ◯村木地域振興部長 はい。ただいまご指摘いただきました。今回の予算についてですが、地域振興部のほうから、商工支援といたしましては、先ほど商工課長からご説明があった相談窓口の充実、こちらについてのみ計上させていただいたものでございます。これについて支援が薄いということであれば、そのご批判は我々としても十分に受け止めまして、対策を考えていきたいと思います。  当初から、先ほどもこちらもご答弁いたしましたが、これが全ての支援策とは我々も考えてございませんので…… 327: ◯嶋崎委員 よし。 328: ◯村木地域振興部長 今、先ほどの応急資金の際にご指摘のあったところとか、今ご指摘があったところ、こういったところも踏まえまして、事業者の方に寄り添った支援、それを今後続けていきたいと思います。 329: ◯河合委員長 ほかに。 330: ◯木村委員 今回の補正予算編成に当たって、給付事業は絶対やらないという原則の下で編成されたんでしょうか、これは。この補正予算については。 331: ◯石綿財政課長 ただいまの木村委員のご質問でございますが、いろいろとコロナの状況もございまして、日々移り変わる状況もございますので、そういったものを見据えながらということで、検討を進めてまいりました。検討の段階で給付事業は着手しないという考えは、持ってはおりませんでした。 332: ◯木村委員 これは、まあ、後で伺いたいと思いますので。  資料を作っていただいた、23区の、資料に基づく融資制度の比較ですね。ちょっとこれに基づいて商工融資事業を何点か伺いたいと思います。ちょっとこれ、なかなか資料を作るのは大変な作業だったんじゃないかと思います。ありがとうございます。  これ、幾つかの特徴点があって、例えば本人負担利率で、23区中17区は、本人負担率なしにしているわけですよ。大半がもう、なしですね。中には1年目だけをなしにするというところがあるけれども、もう、23区中17区は本人負担はゼロにする、と。  それから、保証料。保証料も全額負担というのが、これがもう大半です。ただ、千代田区の場合は、一般は負担はしませんと。あと、融資限度額も1,000万以上というのがもう、これも23区中17区。まあ、これ、大半と、そういう状況になっている。ですから、千代田区の融資制度は、一部は23区並みと。ただ、際立っているのは、本人負担利率で、区民と一般と、差がある。差別化している。それから保証料も区民と一般を差別化している。これは23区中、千代田区だけ。恐らく全国でも、あるのかな。  なぜ、地域経済全体を、どう、これから支えていくのか、支援していくのかというときに、区民と一般を、相変わらず差を設けるのか。ちょっとご説明いただけますか。 333: ◯末廣商工観光課長 今ご指摘いただきましたように、本人負担利率につきまして、区民、代表者が区民である方とか、個人事業主が区民であるかどうかによりまして、実はこちらの負担の利率が変わってくるというのは、23区以外にも恐らく、全てを調査したわけではないですが、このように設定しているのは千代田区独自のものだと考えております。  一方、千代田区の特徴としまして、昼間人口と夜間人口が違うということで、経営者が必ずしも区内の住民の方かどうかというところにおいては、かなり、他の区に比べると、低いものだと考えております。  この緊急融資に限らないんですが、区のあっせん融資は、そういった背景があって、過去からこのような、区民と一般という形で、こちらの本人負担利率の差を設けていると考えております。 334: ◯木村委員 これは石川区長になってからなんですよね。こういう差別化がつくられたのが。図書の貸出し冊数とか、区民館の使用料であるとか。こういった形で、今、今日に至っているわけですよ。それで、なぜなのかというね、なかなかまともな説明、ずっと頂けないで来ています。  千代田区商工振興連絡調整会議、これ、やられていると思うんだけれども、これ、事務局を務めているのは商工振興課でしたっけ。ですよね。それで、これは千代田区商工振興連絡調整会議の議事録の要約なんですけれども、こういう議論がなされています。  区と比べて──これ、委員の方からですね。他区と比べて、区民と区民以外に対する商工融資あっせん制度の利子補給に差がある。区の活性化について考えた場合、差がないほうがいいのではないか。こういう議論がこの連絡調整会議の中でやられていて、それで、事務局の方がこう答えています。一般と区民との差別化を維持することは、ビジネスチャンスを喪失していることになるのではないか。もっと千代田区で起業したいという企業がある中で、その門戸を少し広げたらどうかと。まあ、そういう議論の中で、事務局の方もこう言わざるを得なくなったんでしょうね。  それでも、このコロナの中で、みんなで、先ほど商店街というお話があったけれども、地域で支え合ってですよ、しかるべく支援も得ながら、受けながら、もう一度この千代田区で地域経済をいま一度取り戻していく、復興させていくというときに、区民と一般で引き続き利子補給、その支援の手の差し伸べ方が違うという、これまでの行政の在り方を継承していいのかどうか。恐らく所管の中では、これはまずいんじゃないかと思っているんじゃありませんか。だって、こういう議事録が残っているんだから。率直なところをお聞かせいただけないでしょうか。 335: ◯末廣商工観光課長 こちらの緊急経営支援特別資金につきましては、3月9日から開始いたしまして、現在のところ、約400以上のあっせんをさせていただいております。その中の区民と一般の割合なんですが、約半分ずつの申込みになっております。必ず、そういった結果から申しましても、一般で本人負担利率が高いからといって、必ずしも申込みの阻害になっている、ビジネスチャンスの阻害になっているという認識はございません。そういった方々からお話を聞いても、一定の利子補給をしていただけるということは、区に感謝しているという言葉も多いことですし、特にこの差を設けること自体が、そのような利用、使い勝手の阻害になっているかということは考えておりません。  ただ、一方、他の区の情勢なども拝見させていただきまして、今後こちらの緊急経営支援特別資金につきましては、9月30日で一つの区切りを設けますので、今後この新型コロナの影響が続いていく中、区の融資制度として、どのような形でやっていくかというのは、もう一度検討していきたいと考えております。 336: ◯木村委員 あの、区民でね、区外で事業をやっている方は、こういう差別を受けていないんですよ。区外で営業してよかったなと、恐らくその方は思って──あ、区民だから、そうじゃないか。ところがですよ、その区の人が千代田区で商売すると、差別を受けるわけですよ。これが恥ずかしくないのかということなんですよ。今、一致して力を合わせて、地域経済の復興、地域経済を立て直していこうというときに、こういうことを続けていいのかどうかということなんですね。  これは、商工振興連絡調整会議の議事録に、商工融資あっせん制度についての最初の意見として掲載されていますよ。この在り方について疑問を持っている委員さんがいて、それで事務局もビジネスチャンスを喪失しているんじゃないかと、こういうふうにこの中で述べているわけですよ。  ですから、ぜひ、この融資あっせん制度の在り方について、課長、今年来たばっかりで、恐らく驚かれたと思いますよ、全国でこんなことをやっている区があるのかと。ぜひ、今のコロナ禍という情勢の下で、事業者の方が本当に喜ぶ融資制度は何なのかと、ぜひ検討していただきたいというふうに思います。  その上で、円滑な貸付制度という点で、今の金融庁もそれから金融機関も、ワンストップの手続の推進ということで、金融機関による代行申請、これをもっと広げていく必要がある、と。事業者の方が区に行って認定をもらい、保証協会に足を運んで保証をもらって、それでまた金融機関と相談をするということじゃなくて、金融機関が代行申請をし、区に認定をもらい、そして保証協会に交渉し、で、例えば区以外の都道府県での利子補給があったら、その審査もやってもらえると。  こういう金融機関の代行申請というのを、やはり千代田区でも本格的に進めていくということになれば、より円滑な、事業者にとっても負担のない形で貸付けを受けられるんじゃないかというふうに思うんですね。その辺の金融機関の代行申請についてのちょっとご見解を伺っておきたいと思います。 337: ◯末廣商工観光課長 委員長、商工観光課長。(「いいのかな」と呼ぶ者あり) 338: ◯河合委員長 商工観光課長。 339: ◯末廣商工観光課長 金融機関によります代行申請におきましては、現在、セーフティネット保証などの申請におきましては、代行の手続を受付をさせていただいております。多くの場合は、ご近所の金融機関を利用する場合は、直接申込人の企業が窓口に来ていただく場合が多いんですけども、例えば区内の事業者なんですが、区外にある金融機関の支店で申込みをしたいというときなどはなかなかやり取りが難しいんで、区の金融機関の窓口の方が直接いらしたり、郵送を申請するという一定のニーズがございます。  一方、区の制度融資のあっせんにつきましては、現在、申込みにおきまして、中小企業診断士の経営相談を受けて申込みをするという流れになっておりますので、そういった面の改正なども含めまして、より利用者にとって使い勝手のいい、例えばこちらの制度融資のメニューにおいては、その相談を、あと事後的にやることなども踏まえた改正などは、積極的に行っていきたいと考えております。 340: ◯河合委員長 よろしいですか。はい。  ほかにございますか。 341: ◯西岡委員 資料の13-3にも表記があるため、区民への援助目的で一致しますので、こちらで関連ということでさせていただきますが、国の特別定額給付金についてです。  4月27日時点で住民基本台帳に登録されて出生されている方に限り、一律10万円が世帯主に給付される制度ですね。それは、0歳である新生児も給付対象者となるわけです。しかしながら、現状ですと、今年4月27日に出生された方までにしか該当しませんので、その日が基準日となりまして、翌日の4月28日に出生した方は、1日違いで10万円の支給対象外となります。  で、どこかで区切りをつけなくてはいけないものの、わずか1日違いで、ましてや現在のコロナ禍で、言わば過酷な状況下での妊娠、出産、新生児の子育てをスタートしていくご家庭で、ましてや同じ年度内で生まれた子どもで不公平が生じてはいけないと思います。既にほかの自治体でも、出生期間や金額は様々ですけれども、救済策が取られ始めています。本区も、例えば年度末の来年3月末までに出生した新生児までを対象にして、一律の10万円でなくても、せめて半額の5万円等、何かしらの救済策を考えるべきだと思います。  本区では誕生準備手当等も支払われていますけれども、こちらからの試算によりますと、年間で、新生児数は区内でおよそ650人程度となります。4月28日以降に出生した人数のおよそ650人掛ける5万円を給付したとして、3,250万円ですね。仮に3万円の給付であっても1,950万円でこの不公平さが若干でも解消されるのであれば、ぜひ検討をお願いしたいと思います。  本年8月26日までが給付金の申請締切日ですけれども、第2波以降も想定していただきまして、該当者に対して柔軟に検討していただきたいと思いますが、いかがですか。 342: ◯菊池コミュニティ総務課長 委員長、コミュニティ総務課長。
    343: ◯河合委員長 誰だ。  コミュニティ総務課長。 344: ◯菊池コミュニティ総務課長 特別定額給付金に関するお問い合わせでございます。  委員ご指摘のとおり、4月27日という基準日が設定されたため、学校生活の中で給付金がもらえたりもらえなかったりという現象が起こり得るということは認識しております。委員ご指摘のとおり、これが例えば4月1日現在ということであれば、学年間での差異は生じなかったということであろうかと思います。  では、そもそも、なぜ4月27日なのかということであるかと思うんですが、国が一律の10万円の定額給付を行うと表明したのが4月16日でありました。その後、迅速な給付を行うため、できるだけ迅速に対象者名簿を確定する必要があったと聞いております。そのため、国は予算が成立する4月30日直前まで対象の範囲を拡大し、その中で、住民基本台帳のシステムが確立できる4月27日としたものというふうに伺っております。すなわち、対象の範囲をできるだけ広げるための方策であったものというふうに伺っております。  委員ご指摘の年度内に拡大する考えはないのかということでございますが、私たち定額給付金担当としましては、まず緊急経済対策の中で、簡素な仕組みの中で迅速かつ的確に家計への支援を行うというこの目的に従って、一日も早く対象の全世帯に給付金を届けることが現在の我々の責務だと考えております。将来生まれてくるお子様に対する施策として考えた場合には、お子様を産み、育てる環境の整備や子育て施策の中で対応すべきだというふうに考えておりまして、現在の定額給付金の枠組みの中で対応することは考えておりません。 345: ◯西岡委員 できないということですか。今後、第三次補正に進んでいくにしても、今の時点から前向きに検討をしていかなければ、(「そうだ」「そうだ」と呼ぶ者あり)第2波以降に備えられないと思いますよ。(「そうだ」「そうだ」と呼ぶ者あり)いつから検討していただけますか。(発言する者あり)救済策を講じることができない、明快な理由をお願いします。  それと、これは、他区がやり始めたら、本区も進めるんですか。なぜ本区が率先してやらないんですか。ほかの日本中の自治体で始まっているんですよ。で、今後を担うであろう子どもたちやその親世帯に対して、なぜ寄り添ってくれないんでしょうか。(発言する者あり)これって、収入も減っているんですけれども、子育てのための感染予防による出費も増えているんです。この現実も受け止めていただいて、今こそ血税を区民に還元して、財源を捻出していただきたい。いかがですか。もう一回お願いします。(「そうだ」「そうだ」と呼ぶ者あり) 346: ◯菊池コミュニティ総務課長 先ほどもご答弁したとおりなんですが、(発言する者あり)現在は特別定額給付金を対象者の方にいち早くお手元にお届けすることが我々の責務と考えており…… 347: ◯西岡委員 おかしいですよ。 348: ◯菊池コミュニティ総務課長 今はそれに専念することが大事だと考えております。委員ご指摘のとおり、新型コロナの収束状況を、これから先、見通すことは大変困難でありますが、今後の収束状況も踏まえ、国や都などの動きも注視しながら、研究してまいりたいと考えております。(発言する者多数あり) 349: ◯西岡委員 先ほどの4月27日で切れた理由は、もちろん国や役所の都合ですよ。だから、4月28日以降で来年3月末までに生まれた子どもに、その親世帯に責任はないわけですよ。で、この、先ほど申し上げましたけれども、今コロナ禍で、本当に過酷な状況下で妊娠と出産、そして新生児の子育てをスタートしていかなければいけないという中で、せめて3万円も支給できないんですか。先ほど650人と試算しましたけれども、これは4月1日から27日までの新生児には給付がされているので、実態数は650人よりも少ないはずなんですね。なので、1,950万円以下になりますよね。  だから、3万円、せめて3万円の給付くらいで不公平さが若干でも解消されるのであれば、ぜひ、今から検討をお願いしたいんですけれども、他区が始めたら千代田区が始めるんですか。もう一回検討をお願いします。(発言する者あり)これで最後にさせてください。納得できるような、明快な答弁をお願いします。(「責任ある人に伺います」と呼ぶ者あり)そうだよ。 350: ◯河合委員長 休憩します。                 午後4時30分休憩                 午後4時42分再開 351: ◯河合委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  答弁からお願いいたします。 352: ◯村木地域振興部長 貴重なお時間を頂きまして、どうもありがとうございました。  ただいま西岡委員のほうからご意見を頂きました、定額給付金について様々なご意見あると思いますが、そちらについては、我々といたしましても重く受け止めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 353: ◯河合委員長 はい。よろしいですかね。  西岡委員。 354: ◯西岡委員 検討はしていただけるということで、少しは前進したのかなと思います。ありがとうございます。特別区で千代田区が一番、区民に寄り添っていると言われるように、ご尽力いただけたらと思います。もうご答弁、大丈夫です。ありがとうございます。 355: ◯河合委員長 はい。よろしくお願いをいたします。  ほかにございますか。 356: ◯小枝委員 いいですか。(発言する者あり)あ、すみません。  中小企業者への家賃助成に関する考え方について、伺います。応急資金のところでも様々な議論がありましたけれども、例えば文京区では、飲食店に対して、区民が代表者であれば20万、区外の代表者であれば10万、そういったことを、もう3月中ぐらいには区長の発意で号令を掛けて、予算を出しています。で、それ以外にも、新宿、港、江東ですか、それぞれに、そういった対策を組んでいます。  今、23区でも、寄り添うというふうな話がありましたけれども、多くの区民は、千代田区ほど寄り添ってくれないところはないというふうな、特に中小企業者の方は印象を持っています。固定資産税が最も高い千代田区で、そのオーナー自身が、建物を持つオーナー自身が、これじゃ潰れちゃうというんで一生懸命家賃を減額したりして、自分の収入を削ったりして、建物の借金をどう返すかというような状況にもなっているという実態があります。  そこからすると、お聞きしたいのは、この、千代田区は数字をたしか出してもらいましたね。資料を出してもらいましたけれども、千代田区は、そうした飲食店、個別事業者への家賃助成をしたら幾らになるのか、何軒に対して幾らになるのかというようなことを、電卓をたたいてしっかりと査定をしながら、財政状況の見合いでお考えになっているのか。それとも、全くそういった個別給付については検討をされなかったのか、答弁ください。 357: ◯末廣商工観光課長 今、委員のご指摘いただきましたように、例えば文京区では、区民におきまして家賃対象が20万だとか、区民以外は10万円だとか、新宿区においては、2分の1を限度に…… 358: ◯河合委員長 すみません。商工観光課長、検討をしたのかしないのかという質問だから、端的に答えてください。 359: ◯末廣商工観光課長 はい。ですね。(発言する者あり)はい。規模感的には検討しております。例えば、店舗を対象としますと、卸売業や小売業が区内で何店舗か、生活支援におけるサービス業だとか飲食店が何店舗かというところを、こちらの資料のほうに掲載させていただいていると思うんですけども。 360: ◯小枝委員 あ、13-5。 361: ◯末廣商工観光課長 はい。13-5ですね。こちらにおきましては、例えば、対象にしますと、小規模企業だとか零細企業だとかが対象になってくると思うんですが、卸売業、小売業だと、区内で約7,810、宿泊業、飲食サービス業では3,873という形になりまして、ここで、区民の方かどうかというところが、統計的には算出することができないんですが、例えば、保健所のほうで、飲食店が、申請する方が区民であるかどうかというところを確認、ヒアリングしますと、約2割程度だということを聞いていますので、仮に、区の、区民に限って支援をするということになると、ここを2割にしたぐらいの数字で、幾ら補助金を出すかというところを掛け合わせた数字が予算規模になってくると考えております。 362: ◯小枝委員 その2割程度が区民で、文京区は区外の飲食店にも、しっかりと家賃補助を出しているわけです。で、新宿区は、5店舗までということでやっていますね。で、千代田区の場合、仮に、それでは20万円の家賃補助をしたときに、大体、幾らぐらいということで試算をされたんでしょうか。千代田区は、今ね、土地の購入、約100億を超える、200億かもしれないというような土地を買おうというようなことをなさっている。そこからすると、まだ、区民の中には、そのことを知らない人も多いけれども、そういうことにお金を使うなら、区民の暮らしのために使ってほしいという人が、恐らく100人のうちの99人はそうだというふうに思うんですね。でも、どちらも必要であるとするならば、それなりの誠意を示した答弁をしなくちゃいけないというふうに思うんです。でないと、区民の暮らしに寄り添うという言葉が、全くうそになってしまうので、しっかりと答弁してください。 363: ◯村木地域振興部長 ただいまご質問いただきました家賃助成について、どういった考え、どういったことを検討したかということですが、これについては様々検討してございます。今、一言に、家賃助成と言いましたが、やり方自体も様々ありますし、対象をどういったところに絞っていくかとか、そういったことについても様々なやり方があります。それによりまして、予算の規模感というのは全く変わってくるというふうに考えてございます。  その中で、対象となるものについて、その中小の事業者、あるいはその中で区民とするならば区民が営業しているもの、そういったものはどの程度かというような、そういったものについては、様々な角度から、量的な規模ですね、それについては検討してございます。  で、どういった形でやるかですけど、例えば、港区などは実施しておりますが、港区のようなやり方をすれば──港区の予算というのが大体68億円と聞いてございます。で、事業者の数で言うと、千代田区と港区というのは、それほど大きくは変わりません。港区のほうが少し多い程度です。ですから、もし同じような助成をすれば、当然、千代田区も同様のものが必要だなというふうに考えてございます。これをもっと絞って、区民という形、例えば事業主が区民とか、あるいはもっと業種を絞って小売店だけにするとか飲食店だけにするとか、そうやっていけばもっと、どんどんどんどん金額は減っていくと思いますが、そのあたりで、どの辺まで、どのあたりまで支援するかということがまずあるという、それをまず考えていくべきであって、いきなり予算規模がこのぐらいだからこのぐらいやりましょうとか、そういうことじゃないというふうに考えてございます。 364: ◯小枝委員 いきなりということではありません。もう既に、この3月からすると3か月たっているわけですね。で、スタートの早いところは、3月に、その次は4月、5月と、もうやっている。で、今日の予算の考え方というところにも、命に寄り添ってスピード感を持って対応するというふうに書いてあるので。で、であれば、この今回の予算の中に、そういった個店に対する給付、家賃助成といったことについて、こういう試算をしたけれども、今は結論が至らなかったということなのか。  私が聞いているのは、港区の話ではありません。千代田区が、仮に、じゃあ20万円を1軒に助成するとしたら幾らになるのかとか、あるいは区のほうは、もっと50万で計算したからこうなったとか、具体の数字を聞いています。具体の数字で答えてください。 365: ◯村木地域振興部長 委員長、地域振興部長です。 366: ◯河合委員長 誰。地域振興部長。 367: ◯村木地域振興部長 はい。具体の数字ということで申し上げれば、今申し上げたように、例えば、一つの、1店舗について50万円ということであれば、それで従業者規模、例えば1人から4人の小売業にということであれば、この資料の13-5にありますように、この3,006に50万を掛けた数字です。これを20万とするならば、それに20万を掛けた数字。さらに、飲食業にも広めるということであれば、その1,020に50万を掛けた数字、20万を掛けた数字、そういうことになると思います。 368: ◯小枝委員 それは、(発言する者あり)電卓を持ってきましたけれども、こっちが電卓で打たなくちゃいけないんですかという話なんですよ。検討したんだったらば、その数字を答えてください。千代田区のその1,000億の基金がある中で、で、今回の24億ですか、補正の中で。医師会とか病院には、ばーんと1億2,000万というような形で、1個に対してやるような規模感でやっている中で、どういう想定を、A案、B案、C案、複数あっていいですから、数字を出されたんですかということを聞いているので、数字を言ってください。 369: ◯村木地域振興部長 A案、B案、C案といいますか、とにかく基金をどういう形で幾らまで使えるかとか、そういった観点からの検討は、我々地域振興部のほうではしておりません。それは予算全体の中で考えるべきものと思いますので、こちらのほうとしては、この家賃助成についてどういった考え方で行うのか、そういったことについて検討してございますが、家賃助成というものは、結局、ある店舗、売上げが減ったから、その分を助成しましょうということであれば、その店舗の売上げの減少分を、ほかの、区民の税金で、それで賄っていくという、そういう制度でございます。そのことが果たして妥当かということについては、やはり慎重な議論を要するものだと思いますので、(発言する者あり)ケースとして幾ら補助するか、これだけ補助すれば、このぐらいの規模感だから幾らぐらいになるというのは、それは、先ほど申し上げたとおりでございますが、基金が幾らあるから、だから幾ら補助するとか、そういうことについては考えてございません。(発言する者多数あり) 370: ◯河合委員長 えっ。ちょっとお待ちください。質問でね、答弁だけども、要するに、もともと給付金は考えていませんでしたよという話ですよね、執行機関としては。だから、そこのところをまず明確にして答えていかないと、同じような質疑になってしまうんで、よろしくお願いしたいと思っています。 371: ◯小枝委員 給付金を考えているという…… 372: ◯河合委員長 はい。地域振興部長。 373: ◯村木地域振興部長 給付金を行うことかどうかということについては、今回の補正予算をするに当たっては、今申し上げた理由で、給付金という形の支援というのは、やはりこれは、現時点ではまだ考えていなかったということでございます。 374: ◯河合委員長 ということですよ。うん。  はい。小枝委員。 375: ◯小枝委員 では、給付金でない、どんな支援策があるということなんですか。で、ほかの、この新宿、港、文京、江東、恐らくもう、今数えていないけれども、ほかにもあると思いますよ。で、品川だったらば個別給付1人当たり3万だっけ。すとんと出しましたね。そういうところと、千代田区の考え方の違いというのは、何なのか。財政上の問題なのか、本当の救済にならないからという考え方の問題なのか。財政的な問題であるとするならば、財政の観点から答えてもらいたいし、本当の救済にならないとするならば、本当の救済のために何をしてくれるのか。  さっきから、応急資金だって、何ら、職員の手が足りない、事務的にも煩雑である、制度設計が難しいといって、ネガティブでしたよね。だから、私は、各区だって迷ったと思うんです。こういうやり方で完全救済ができるかというのは、各区、迷い、迷い、でもシンプルにしないとスピードアップできないから、シンプルな一律救済の個別給付をしたんだと思います。品川の3万円もそうだし、文京区の20万もそうだと思うんです。でも千代田区は、全く悩んで寄り添っていないじゃないですかということが、この予算からは、アンバランスな予算からは非常に感じ取られるんですね。それに対して全く説得力のある答弁が頂けていないので、考え方、財政上の面なのか、本当の救済ができないからなのか。本当の救済ができないなら、どうすればできると考えているのか、答弁ください。 376: ◯村木地域振興部長 財政的な面といいますか、私のほうからご答弁させていただきますのは、これが地域経済の活性化という観点から、そういった支援がどの程度効果があるものかというふうに考えたときに、特に千代田の場合は、昼間区民が非常に多いと。その中で、地域に住んでいる方だけ、一定の、例えば品川がやったような、そういった支援を行うことで、どれほどの効果があるのかというところ、そのあたりのところは、やはり疑問だと考えてございます。そういった意味で、地域の活性化の手段として、この家賃助成というものが、給付という形でそれを行うことが現時点でどうかということで、今回の補正には計上させていただきませんでした。(発言する者あり) 377: ◯河合委員長 ということです。いいですか。(発言する者あり)  ほかにございますか。はい。ちょっと待って。  じゃあ、木村委員。(発言する者あり) 378: ◯木村委員 すぐ終わります。今、家賃補助というのは、特に三多摩ではすごい勢いで、東久留米、西東京、町田、三鷹、武蔵野、小金井、昭島と、どんどん増えていますよ。やはり、市民の声に耳を傾ければ、そう支援せざるを得ないからですね。  それで、伺いたいのは、自粛と補償は一体でという、これは感染予防の原則として、なりつつあります。で、東京都も国も、自粛を要請しました。で、区も、防災無線を使って、区長のホームページのメッセージで、で、青パトがずっと回って、不要不急な外出は抑えるようにと、自粛を要請してきました。その結果、飲食店は苦労しているわけですよ。あの昼間人口が夜間人口の十七、八倍というところで、昼間人口の自粛が要請されたわけですから、どんなに業者が打撃を被るのか。これはもう、誰でも分かることです。で、区も自粛を要請したわけだから、区もそれなりの補償、補填を考えるというのが、これが当たり前じゃないかと。国と都のお手伝いだけじゃなくて、それと併せて区自身の何らかの補償・補填があっていいじゃないかと。そうじゃないと、今後、第2波、第3波になったって、第2波、第3波のときに、区が自粛要請しても、何の補償もしてくれない自治体となったらば、食うために、これは働かざるを得ませんよ。今後のことも考えて、やはり区は、しかるべく補償、補填の給付施策を検討すべきじゃありませんか。  ちょっとこれ、第3次でもいいけれども。次の補正でも。(発言する者あり)も見据えてよ。どうでしょう。(発言する者あり) 379: ◯村木地域振興部長 ただいま、他区の──他の自治体の状況、それから、区としても、そういった給付について、これから考えていくべきではないかと、そういったご意見を頂きました。  こちらは、先ほども答弁しましたが、区の支援策としては、今回の補正で全てというふうには考えてございません。ただ、今後、コロナの状況等を見まして、どういった支援をしていくかというのは、また、それは状況を見ながら考えていくということになりますし、家賃助成ということで言えば、今後始まる、やはり国の制度ですね。これを十分に活用していただいて、その上で区として何が必要かを考えていく必要があるというふうに考えています。 380: ◯木村委員 何で区長、副区長が答えないの、こういう問題に。(発言する者あり)ひどいね。冷たいね。 381: ◯河合委員長 手を挙げていないね。はい。ということでございます。  副議長。 382: ◯大串委員 個々の質問はもう、皆さん、されたとおりです。私は、今回、補正予算を組んだこの姿勢についてお伺いしたいと思います。で、給付金について、また家賃支援について、助成について、何も今回の中には入っていません。  私たち議員は全員、区で独自の補正予算を今日議論しますよ、しっかりやってきてくださいねと言われて、みんな来ています。そこにはもう切実な声を頂いて、今日みんなここに臨んでいるんです。で、そのときに、家賃助成はありません。給付金はありません。区独自のものはありません。国と都のことをしっかりと相談で、そのお示しをするんですと。早く、一口で言っちゃえばね。これでは、私たちは帰れないですよ。(「そうだ」と発言する者あり) 383: ◯河合委員長 そうだ…… 384: ◯大串委員 しっかりしたものをここで述べてくれなければ、私たちは何のために今日一日議論したんですか。それはしっかり述べてもらいたいと思います。 385: ◯山口副区長 ただいま各委員から、様々なご意見あるいはご提案を頂きました。  私どもの取組について少しお話をさせていただきますと、この経済支援というのは1区でやるのは大変厳しい状況の中、まず私たちの担当部署は何をやったかといったら、やっぱり融資をいち早く、いわゆる地域の方々に届けようということで3月9日から取り組み、議会からのご指摘もありながら500万を1,000万にして、まず資金的に届けるという作業をやりました。で、その作業においては、大変多くの方々が相談に来られ、この融資を活用されるという流れになっております。  その際に、担当課長、担当部長からもご答弁がありましたけれども、どんなことで悩んでいるんだろうかということも、やはりそこの場でヒアリングを受けながら、そしてどういった形が一番効果的になるんだろうかということを考えてまいりました。  その過程の中で、国も都も、いろいろな形でいろんな制度が来る。場合によっては、その制度自体も、ある意味では国が直接行うわけではなく、やはり行政、いわゆる基礎的自治体に下りてくる中でも、いち早くスピーディーに、区民の皆様方へ届ける作業をやっていこうということで、組織を挙げて取り組んできたということが実態でございます。  そういった中で、家賃助成にしてもしかり、いろいろな経営支援にしてもしかり、いろんなご意見があることは、私どもも十分、肌で感じております。その中で、何をやることが一番効果的なのかということは、引き続き私たちも考えております。  したがいまして、今回頂いたいろいろなご意見の中で、やはりこれは、議会の皆様とも、また議論をしながらつくり上げていくものになるんだろうというふうに思っておりますけれども、今回頂いた意見はやっぱり真摯に受け止めさせていただきながら、どれがいいか、これは庁内でも議論をした中で、議会ともいろいろな形でご議論をさせていただきながら、方向性を定めていきたいというふうに思っております。 386: ◯河合委員長 いいですか。 387: ◯大串委員 うん。 388: ◯河合委員長 はい。  ほかにはございますか。よろしいですか。  飯島委員。 389: ◯飯島委員 もう、ごくごく簡単な確認で、ちょっと伺います。  経営支援に関する取組みの中で、国の持続化給付金、今、委託の問題で非常に論議になっていますが。これに──これが電子申込み申請なんですね。で、これは、ここの窓口、区の窓口で相談という中には、入っているんでしょうか。 390: ◯末廣商工観光課長 今ご指摘いただきました、国の持続化給付金の相談につきましては、現時点では、中小企業診断士の相談業務は、融資という形を中心に受けさせていただいているんですが、今回の補正予算におきまして、こちらの体制の強化の中に、国だとか都のこの給付金だとか、補助金の申請の書類のチェックや、お手伝いなども含めて対応させていただく計画ですので、そういったものを区民の事業者の方に、たくさんPRさせていただいて、より使い勝手のよい窓口、区民に、区の事業者に寄り添った相談窓口にしていきたいと考えております。 391: ◯飯島委員 持続化給付金については、国の相談窓口というのは、千代田区の中でも2か所設けられているけれども、そこまで行くのも大変という方もいらっしゃるわけなんですね。で、融資などは返さなきゃいけないから、それを申し込むというのは、返す当てがないから大変。こういう中で、持続化給付金、何とか受けたいけれどもという声があるけれども、ネット環境のない方が本当に困っていらっしゃいます。ぜひ、きちっと位置づけて、やっていただきたいと思います。  以上です。 392: ◯河合委員長 よろしいですか。はい。要望は出すから。 393: ◯末廣商工観光課長 委員長、商工観光課長。 394: ◯河合委員長 うん。答弁する。はい。  商工観光課長。 395: ◯末廣商工観光課長 今ご指摘いただいたことも踏まえまして、今回は社会保険労務士の相談も広がりますので、特に、今、まだ、その補助金の関係で言いますと、労務関係の補助金ですね。特定の休業に伴う給付金などに関しましては、ネット申請のまた、手続が複雑だというご意見などもございますので、総合的な資金調達の支援をしていただきたいと考えております。ありがとうございます。 396: ◯河合委員長 はい。よろしいですね。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 397: ◯河合委員長 はい。  それでは、次に行きます。次に、48ページ、49ページの文化学習スポーツ費の説明を受けます。 398: ◯依田生涯学習・スポーツ課長 1の生涯学習振興費、生涯学習館、続きまして2番のスポーツ振興費、スポーツセンターの運営一般に関するご説明を行います。  新型コロナ対応による休業要請によって、損失想定額、減収分と支出減分の相殺額を、年度当初からの向こう1年間継続した想定額を損失額として算定し、計上いたしました。  さらに、運営を再開した際の施設の消毒や清掃、その他復旧時に必要な物品の購入に要する経費として、指定管理料のおおむね5%を見込んで計上いたしました。  説明は以上です。 399: ◯河合委員長 はい。 400: ◯大塚文化振興課長 項目3、図書文化財費、1、図書館・図書文化館の運営一般費についてご説明いたします。
     損失補填として6,200万円を計上いたしましたが、積算の考え方、内容については、生涯学習館、スポーツセンターと同様に計上しているところでございます。  説明は以上です。 401: ◯河合委員長 はい。説明を頂きました。質疑を受けます。ございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 402: ◯河合委員長 はい。  それでは、質疑はないようなので、次に行きます。  次に、50ページ、51ページの総務費、総務管理費の説明を受けます。 403: ◯千賀災害対策・危機管理課長 こちらは災害対策費関連ということで、2件、ご説明申し上げます。資料番号のほう、本日ございますが、14番のほうになります。こちらにて説明をさせていただきます。  まず、1の災害応急対策でございますが、今回、新型コロナウイルス感染症流行下での地震や水害の発生した際、避難所の開設が必要になった場合に備えまして、より多くの避難場所を確保するために、宿泊施設の確保の費用として6,896万3,000円を計上したものでございます。  次に、中段、2でございますが、備蓄物資・機器等の整備といたしまして、避難所での感染拡大防止のため、検温などに用いる非接触型の体温計の購入の費用として、363万円を計上いたしたものでございます。  その他、今回の関連といたしまして、参考でございますが、感染症対策に関する備蓄物資ということでございまして、このたびに補充するようなものの状況などをお示ししておりますので、ご参考を頂ければと思います。  説明は以上でございます。 404: ◯河合委員長 はい。質疑ございますか。 405: ◯小枝委員 進行上もあると思うので、企画総務委員会などでもしっかりとやらせていただきたいとは思いますが、こういう補正予算、特にこの梅雨の時期で、大雨が降ってきて、そして感染症が終わっていないという、まだまだ続くであろう状況の中で、情報が、なかなかこう、何ていうか、うまくいかない。で、その避難所運営の問題であるとか、備蓄物資が、感染対策がどうなっているか。で、また本会議場でも質問がありましたけれども、地下倉庫、こういう水没してしまうようなところの倉庫はどうなっているかといっても、回答がない。それから、防災訓練も、委託になってしまったので、職員がほとんど、なかなか行かなくなっている。  こういう全体状況をどうしたらいいかなと考えたときに、この、ちょっと予算の中で全てやり切ることはできませんので、私のほうから、ぜひ、宿題として申し上げたいのは、これからもまだ続いていくことですので、備蓄物資一つ取っても、それじゃあ避難所に医療──マスクがちゃんと、医療用のあの、N95と言うらしいですが、そういうのがあるのか、ゴーグルもあるのか、防護服もあるのか。それから大型扇風機があるのかとか、そういうふうなことを幾ら多分ここで聞いても、適当な答弁で終わってしまうと思うので、そういうことを、課長のその場の答弁じゃなくて、プロジェクトチームを作って、こういう新たな複合災害という状況が起きているわけですから、そして、今回新たにホテルの借上げというのが出てきたわけなので、そのホテルの借上げだって、じゃあコミュニティの中で、出張所ごとなのか、学校ごとなのか、どういうふうな位置づけで借り上げられていくのかとか、そういうことが、一つ一つ本当は見えてこなくちゃいけないんだけれども、正直全く見えてきていません。  で、また、鍵、この間の集中豪雨のときも、鍵一つ、誰が持っているか分からない状況にあったということも、まだ解決していません。そういうことについて言います。避難所運営、備蓄物資、訓練の在り方、職員の位置づけ、これらについて、しっかりとプロジェクトチームを作って検討した上で、答弁を頂けないでしょうか。  また、そのしかるべき、その体制も、一刻もないわけなので、本当は今日やり切らないといけないわけですけれども、やっぱり、しかるべき検討の報告をしていただけないでしょうか。問題が多過ぎて、液体ミルク一つ取ったって、もう、1年で期限なんですよ。それを、じゃあどういうふうに現場還元するんですかということだって、一つ一つやっていたら、もう、一日たってしまう。  そういうことについて、問題は、区の役所の中で討議する場がないということだと思うんですよ。課長の心の中だけ、あるいは係長さんやスタッフの中だけでは、なかなか、これは消化できない。もっと多面的な、地域的な問題がありますので、しっかりとプロジェクトチームを作って、私たちが問いかけている課題をしっかりと検討して、体系立って答弁をいただきたい。この複合災害という新しい事態において、ぜひお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。 406: ◯千賀災害対策・危機管理課長 ただいまの小枝委員のご指摘でございますが、昨年来、避難所の運営等に関しましてはいろいろな課題が出てきているというところ。これは、当課、担当の課長として強く認識をしておるところでございます。  また、その中においては、まだご報告が全てできていないところもございますが、検討を進めているところでございます。ご指摘を頂いた件に関しまして、引き続き重く受け止めて、しかるべき対応をしたいと思います。  それで、今回の感染対策ということで1点、ご案内といいますか、本会議答弁等でもございましたけども、まず、こういう場合に、災害が起きた場合には、今、やはり、避難所に来ることにも感染のリスクがあるということがございます。これに関しましては、区の広報等を通じて、新たに広報をして、避難所に避難を要する皆様に周知を図っていくと。まず、そこから、今始めているところでございます。  また、様々な課題に関しましては、これは受け止めまして、引き続き対応をしてまいりたいと思います。 407: ◯小枝委員 様々な問題だと思います。だけども、それを、やっぱり、現場、私のアイデアとしては、一つは、例えば町会の、何だろう、青年部からでもいいから、やっぱり会議の中にもっと入ってもらって、もし町会をコミュニティの基盤とするならば、その現場と区の職員がもっとつながらないと、訓練そのものも物すごく形骸化してきているし、そういう問題を、やっぱり、防災コミュニティってどういうふうに作るのかというところから、それは学校ごとなのかとか、出張所ごとなのかとか、キャパをオーバーしている分はどうするのか。こういうふうに聞くと、いや、もう、自宅にいてくださいと。災害時に自宅にいられない状況というのは、超高層マンションでも事態が発生しているわけですよね。電気が止まったりしたら。そういうことをリアルに考えるのは、やはり、そこに住んでいる住民と行政がタッグを組まなきゃいけないので、それをコミュニケーションをするために、職員、現場とつながるプロジェクトチームを作ってくださいというふうなことを言っています。  で、こちらも情報が、課題がしっかりと出されないと、例えばその段ボールの間仕切りがいいよねと言っていたら、これは地下で、もうかびて、段ボール間仕切りは捨てたというようなこともあるそうで。そういう課題を全部出して、じゃあ小型のテントのほうがいいんじゃないか、プラ系のほうがいいんじゃないかとか、そういう課題を全部出して、やっぱりここで協議をし切れなきゃいけないので、そのためには、課長の頭の中だけではなくて、プロジェクトチームという形で議論をしていただきたい。再度その点のご答弁を頂いた上で、所管の委員会もありますので、そういうところでしっかりと議論させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 408: ◯千賀災害対策・危機管理課長 委員長、災害対策・危機管理課長。(発言する者あり) 409: ◯河合委員長 誰。災害対策。 410: ◯古田行政管理担当部長 委員長、行政管理担当部長。(発言する者あり)行政管理担当部長です。(発言する者多数あり) 411: ◯河合委員長 行政管理担当部長。 412: ◯古田行政管理担当部長 ただいま小枝委員のほうから、るるご質問を頂きました。また、さきの本会議においても、特に避難所運営に関しては、様々なご懸念、ご心配を頂戴したところでございます。  これまでも、避難所運営に関しましては、地域の方々と職員が一体となって、様々な課題を検討して、何が一番効果的かというようなことも、地域において、ある意味プロジェクトチーム的にやってきたところではございます。  ただ一方で、この状況下において、新たな課題として、感染症対策というところが浮き彫りになっているということは、皆様ご指摘のとおりだと思っておりますので、ここにつきましては、いま一度そのプロジェクトチームというのがどんな形態なのかというところも、また、それ自体も検討しなけりゃいけないと思いますけれども、様々な声、知見を集めて、庁内においても、かなり横断的な課題でございますので、そういったところを、まあコロナ全体の問題につきましては対策本部会議を設けておりますけれども、その部会がいいのか、また個別に検討チームを作るのがいいのかは検討させていただきますけれども、しっかりと全庁的な対応として、避難所の在り方について再検討していくということは、お約束させていただきます。 413: ◯河合委員長 よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 414: ◯河合委員長 はい。  ほかに、ございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 415: ◯河合委員長 はい。  それでは、次に行きます。次に、52ページ、53ページの予備費の説明を受けます。 416: ◯石綿財政課長 それでは、予算説明書52ページ、53ページ、予算の概要の8ページでございます。予備費についてご説明をさせていただきます。  こちらは、当初予算1億5,000万円を計上しておりますが、新型コロナウイルス感染症の緊急対応等といたしまして、既に執行している状況、また、今後の緊急事態など予定外の支出に対応できるよう、3億円を追加計上するものでございます。これにより、当初予算ベースで、今年度の予備費は4億5,000万円となるものでございます。  ご説明は以上でございます。 417: ◯河合委員長 はい。説明をしていただきました。質疑、ございますか。 418: ◯牛尾委員 ちょっと、当初の項目にないので、この予備費でしか取り上げることがないんですけれども、独り親世帯の、特に就学援助を受けているような──あ、就学援助じゃない、児童扶養手当を受けているような、所得の低い独り親世帯への支援についてですけれども、本会議質問で私が、独り親世帯、そして就学援助を受けているというような世帯への区独自の給付を求めたところ、部長からは、千代田区では18歳まで様々な施策をしているので行う気はないという答弁でした。  先ほど就学援助の件については、第2波、第3波、これに向けて給食代の補助等を検討していくという答弁ありましたけれども、まず、今度の新型コロナの影響を、独り親世帯がどのような影響を受けているのか、そういうことは区として、つかんでいらっしゃいますか。また、どのように考えているか、お答えください。 419: ◯石綿財政課長 ただいまのご質問でございます。独り親家庭の対応等につきましては、るるご答弁を申し上げているところでございますが、今回の補正予算を組むに当たりましては、これも再三のご答弁となってしまうかもしれませんが、今、命を守るということを最優先に、迅速に行うべきことを選択いたしまして、編成をさせていただいたところでございます。 420: ◯牛尾委員 命を守るということをおっしゃいましたけれども、独り親世帯の中でも、今回のコロナの問題で、仕事がなく、収入がなくなったという世帯もあるわけですよ。生活が成り立っていかない。まさに命を脅かされているんじゃありませんか。で、そうしたところへの給付について、区は行わないと。それで、千代田区は医療費無料化はしているし、こういうことをやっているから、独自の給付をするつもりはないというような答弁がありましたけれども、これ、ほかの自治体を見ていると、千代田区と同様な施策をしているけれども、今回のコロナ禍で自治体独自の給付を行っているところというのは多数あるわけですよね。  まあ時間も時間なんで、あんまり紹介できませんけれども、例えば、熊本の天草市では、去年から医療費を18歳まで無料にしましたけれども、今回のコロナ禍では、市独自に1万円の給付を行うとか、で、この石川県の、(発言する者多数あり)能美市でも…… 421: ◯嶋崎委員 時間ないんだから。 422: ◯牛尾委員 ね、18歳まで医療費を無料にしました、昨年。で、各家庭に、子どもがいる世帯に1万円、独り親世帯にはプラス5,000円、こういった18歳まで支援をしながら、今回のコロナ禍でも給付を行うというところが次々生まれているわけですよね。  で、千代田区では、例えば児童扶養手当を受けている世帯は、大体300世帯。ここに仮に1万円給付しても300万円、2万円でも600万円、こういう額でできるわけですよ。どうして、こういう、区独自の施策を行おうとしないのか理解ができないんですけれども、その点どういう考えでいるんですか。 423: ◯石綿財政課長 ただいまのご質問、各自治体で独自の対応を取られているというようなご指摘ございました。千代田区といたしましても、今お話しいただきましたように、次世代育成手当など区独自の支給事業、これを平時から執り行っているということでございまして、再三のご答弁になってしまうかもしれませんが、まずは、まずは迅速に執り行うことということを優先して、今回の補正予算を取りまとめているということでございまして、決して金額の大小ということで決めさせていただいたわけではないということは、ご答弁差し上げたいと思います。(発言する者あり) 424: ◯河合委員長 木村委員。 425: ◯木村委員 この予備費、本予算では1億5,000万でしょ。今回は補正で、本予算の2倍、これを計上するというのは、その3億円のちょっと根拠、ご説明いただけますか。 426: ◯石綿財政課長 3億円の根拠でございます。もともと予備費でございますので、これは予定外のものが生じたときに支出をするというような性質のものでございまして、それでは果たして幾らが適しているのかということは、財政課の中でもいろいろと検討させていただいたところでございます。もちろん、予算に関しましては、事前に議会のご議決を頂いてということが基本でございますので、やみくもに増やすのもいかがなものかということがございました。  編成の時点でございますが、22区、状況をいろいろと調査をさせていただきましたところ、予備費を補正する区の平均額が約3億円ということもございまして、いろいろと地域実態が異なるということはございましたが、一つ、これを基準にさせていただきまして、補正予算の中に入れさせていただいたということでございます。 427: ◯木村委員 ふーん。今、財政課長が言われたように、予備費を計上して、後はもう区の思うようにというわけに、これはいかないわけですよ。当然一定の根拠が必要なわけで、これ1割を超える予算ですよね、補正予算の。3億といったら。もともと二十五、六の総額で。1割を超える予備費というのが、これは本当に議決をして、施策というのは、いろんな様々な事業というのは事前に議会で審議をし、議決をし、執行していく。補正予算の全体の1割を超える予算を計上し、そして、それを、区が何でも使えるということになると、本予算だって1億5,000万なわけよ。500億、600億という予算でも1億5,000万。で、二十数億で3億という、やはりこれは比重があまりにも大き過ぎるので、今後の執行の仕方というのは、これは十分に議論していただいて、予算執行に当たっての留意点、留意していただきたいことというのは、これはやっぱりあるわけですよ。  それは、あらかじめこの予算の議決に先立って、この予備費の使い方、これについては施策の内容というのは予想外ならあれなんだけれども、きちんと議会のほうに説明をして、それで執行に当たる。今回の予備費についても、あれ、事前の説明ってあったのかな、PCR検査の。所管にあったのかな。ちょっと聞いていなかった。所管にはあったのかもしれないけれども。その辺については十分に留意していただきたいと思うんですよ。  だって、これまで、こうしてくれああしてくれということについて、一切、現金給付、給付事業については全てノーという答弁だったわけですよ。で、3億円は自由に使うというふうになると、これは到底納得できないんで、その辺については、今後の予算執行に当たっての議会との関わりで、きちんと、まずご説明していただく必要があるだろうと。お願いしたいと思います。 428: ◯細越政策経営部長 ただいま木村委員のご質問でございます。先ほど課長も答弁いたしましたように、私ども今回のこの補正予算編成に当たりましては、庁内でも十分議論いたしました。ただ、コロナの先行きがはっきり見通せない状況がある中で、仮にこの先震災が起きたときに非常に大きな状況になるだろうということも認識をしております。したがいまして、そういった中で今回予備日は増額をさせていただきました。これまでも、この1億5,000万というのが長年ずっと続いておりましたけれども、この予備費を増額するというのはそういった判断の中で増やさせていただきました。  その議論の中では、特にコロナの場合で、先が見えませんので、もっと増額すべきじゃないかというご意見もありましたが、やはりそこのところは、しっかりと、我々のほうでこの予備費の予算の性格も十分踏まえますと、あまり過大にはできないというようなことで今回の3億円という形になりました。  今、委員にご指摘いただきました、この支出に当たっての留意点でございますけれども、当然、区民の命または生活支援と、こういったものを重点的にやりますけれども、しっかりと議会とも協議した上で執行していきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 429: ◯河合委員長 はい。よろしいですか。  ほかにございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 430: ◯河合委員長 はい。ありがとうございます。  以上で歳出に関する質疑を終了いたします。  休憩します。                 午後5時29分休憩                 午後5時32分再開 431: ◯河合委員長 休憩前に引き続き委員会を再開をいたします。  続いて、歳入について審査に入ります。  最初に、補正予算説明書の22ページ、23ページの国庫負担金の説明を受けます。 432: ◯松本健康推進課長 44ページ、45ページで説明いたしました感染症公費負担金3,700万余の歳出に対して、4分の1を区で負担し、4分の3を国庫支出金として国に負担していただいております。その国庫支出金3,700万余の4分の3に当たるものが、23ページに記載されています2,800万余の数値となっております。  以上です。 433: ◯河合委員長 はい。 434: ◯小阿瀬生活支援課長 2番の生活困窮者自立相談支援事業費等負担金でございます。こちらは先ほどご説明させていただきました住居確保給付金の国庫支出金歳入分として6,075万円計上しておるところでございます。  以上でございます。 435: ◯河合委員長 質疑ございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 436: ◯河合委員長 次に、24ページ、25ページの国庫補助金の説明を受けます。 437: ◯大谷子ども総務課長 一つ目、子ども費補助金につきまして、一括してご説明いたします。25ページのほうをご覧ください。  一つ目、子ども・子育て支援交付金です。こちらは、先ほど歳出でご説明いたしました学童保育施設における感染拡大防止対策への国庫補助金でございます。  二つ目、公立学校情報機器整備費補助金です。こちらも、先ほどご説明したICTの推進に係る国庫補助金でございます。  三つ目、児童福祉施設等緊急支援補助。こちらは、保育施設における感染拡大防止対策への国庫補助金でございます。  四つ目、学校保健特別対策事業費補助金。こちらは、学校・園における感染拡大防止対策への国庫補助金でございます。  説明は以上です。 438: ◯石綿財政課長 それでは、目の二つ目でございます。総務費補助金でございます。こちらは新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。こちら8,710万1,000円を計上してございます。該当する事業に充当させていただくものでございます。  以上でございます。 439: ◯河合委員長 質疑ございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 440: ◯河合委員長 はい。ちょっと待ってください。今、財政課長、終わったね。  次に、26ページ、27ページの都補助金の説明を受けます。 441: ◯大谷子ども総務課長 一つ目の子ども費補助金につきましても、一括でご説明させていただきます。  一つ目のオンライン学習環境整備補助。こちらは、オンライン授業実施のためのタブレットの設定変更に伴う補助金でございます。  続きまして、家庭学習通信整備環境支援でございます。こちらは、通信整備費用への都の補助金でございます。  説明は以上です。 442: ◯河合委員長 はい。質疑ございますか。(発言する者あり)あ、ちょっと待ってください。今、商工観光課長も説明があるのかな。説明は以上ですか。  商工観光課長。 443: ◯末廣商工観光課長 続きまして、地域振興費補助金を説明させていただきます。  こちらは歳出に計上している、47ページに掲載している中小企業等経営支援の費用に対応するものです。都が実施します地域産業活性化に向けた緊急支援事業費を活用した補助金となります。こちらは区市町村を対象にしておりまして、必要経費の2分の1を補助するもので、1,255万2,000円を計上しております。
     以上です。 444: ◯河合委員長 はい。質疑ございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 445: ◯河合委員長 次に、28ページ、29ページの基金繰入金の説明を受けます。 446: ◯石綿財政課長 それでは、予算書28ページ、29ページの基金繰入金につきましてご説明をさせていただきます。  こちらにつきましては、今回の補正予算の財源から国や都からの補助金等を差し引きまして、不足する分について、財政調整基金から23億6,187万5,000円を繰り入れるものでございます。  ご説明は以上でございます。 447: ◯河合委員長 はい。  質疑ございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 448: ◯河合委員長 次に、30ページ、31ページの貸付金元利収入の説明を受けます。 449: ◯小阿瀬生活支援課長 1番、貸付金元利収入につきましてご説明をさせていただきます。  こちらの応急資金貸付金でございますが、この資金に係ります償還分としての24万円を計上してございます。  説明は以上でございます。 450: ◯河合委員長 はい。  質疑ございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 451: ◯河合委員長 以上で歳入に関する質疑を終了します。  これで、令和2年度一般会計補正予算第2号の質疑を終了いたします。  続きまして、議案第30号、令和2年度千代田区国民健康保険事業会計補正予算第1号について、財政課長から概要説明をお願いします。 452: ◯石綿財政課長 それでは、令和2年度千代田区国民健康保険事業会計補正予算第1号につきましてご説明をさせていただきたいと思います。  失礼しました。こちらは、被保険者が新型コロナウイルス感染症に感染した場合、または発熱等の症状があり、感染が疑われる場合に、その療養のため労務に服することができなかった期間に傷病手当金を支給するための予算でございます。  国民健康保険事業会計の補正予算額でございますが、こちらが1,000万円となってございます。事業会計の補正後の予算額でございますが、こちらが締めて57億3,563万4,000円でございます。  歳出歳入の内訳でございますが、こちらは歳出歳入ともに1,000万円ずつとなってございます。  ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 453: ◯河合委員長 はい。それでは、令和2年度千代田区国民健康保険事業会計補正予算第1号の歳出について審査に入ります。補正予算説明書の60ページ、61ページの保険給付費傷病手当金の説明を受けます。 454: ◯纓片保険年金課長 それでは、資料をご用意していますので、補足資料の15番をご覧ください。  新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急対応としまして、今般、国の財政支援によりまして、国民健康保険におきまして傷病手当金を支給するものでございます。そのため、予算として1,000万円の計上をお願いするものでございます。  2番の対象者は、三つ、要件がございます。まず国民健康保険の被保険者であり、なおかつ勤め先から給与の支払いを受けている方。その中で、新型コロナウイルス感染症に感染した方、または発熱等の疑いがありまして、症状が出ている方という方になります。  次に、支給期間でございます。労務に服することができなくなった日から起算しまして3日を経過した日、つまり4日目から回復するまでの期間となります。  支給額でございますけども、直近の継続した3か月間の給与の収入額の合計額を就労日数で除した金額、つまり平均の日額の給与の3分の2を掛けたものに、先ほどの支給期間の3日を超えたところの4日目からの労務に服することができなかった期間を掛けたものが支給額になります。  なお、適用期間ですけども、本年1月1日から、当面の予定としては9月30日までの期間を、療養に当たった場合に支給するものでございます。予算額は1,000万を予定しております。  よろしくお願いします。説明は以上でございます。 455: ◯河合委員長 はい。質疑ございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 456: ◯河合委員長 以上で歳出に関する質疑を終了します。  続いて、歳入について審査に入ります。  補正予算説明書58ページ、59ページの都補助金の説明を受けます。 457: ◯纓片保険年金課長 ただいま歳出でご説明いたしました保険給付費交付金の金額でございますけども、基本的には国が全額財政支援をするとなっておりますので、それに見合う金額を、都補助金として1,000万円を計上するものでございます。  説明は以上でございます。 458: ◯河合委員長 質疑ございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 459: ◯河合委員長 はい。以上で歳入に関する質疑を終了いたします。  休憩します。                 午後5時42分休憩                 午後7時30分再開 460: ◯河合委員長 休憩前に引き続きまして、委員会を再開いたします。  これで、令和2年度一般会計補正予算第2号の質疑を終了いたしました。  討論はいかがいたしましょうか。(「何もないから省略でいいんじゃないですか」と呼ぶ者あり)いいんですよね。(「牛尾さん」と呼ぶ者あり)指していいのかな。  牛尾委員。 461: ◯牛尾委員 2020年度一般会計補正予算第2号について意見発表を行います。  介護事業所運営助成、医療機関への助成など、評価できる施策も計上されています。しかしながら、本補正予算に反対する第一の理由は、中小零細事業者の経済活動を支える施策があまりにもお粗末だからであります。区民と事業者は、国や都、区の自粛要請を受け、大きな経済的影響を受けました。緊急事態宣言は解除されても、引き続き厳しい状況は変わりません。「自粛要請と一体で補償を」。この立場は区においても感染症対策の取組原則の一つにすべきです。  二つ目の理由で、コロナ禍で不況に立たされている低所得者の区民の暮らしへの支援策も極めて不十分なことであります。早期に独り親世帯への独自の支援策の具体化を求めるものです。  今、暮らしと営業で最も苦労している区民と事業者に対し、独自の支援策を持たないのでは、区政の存在意義が問われます。よって、一般会計補正予算第2号に反対いたします。  なお、区に対し、直ちに中小零細事業者への固定費の補助、就学援助世帯、独り親世帯など、経済的に困難な子育て世帯支援などを実施する補正予算第3号を組むことを求めるものであります。  国民健康保険事業会計補正予算第1号については、傷病手当がフリーランスや事業主が対象でないなど、不十分ではありますが、賛成をいたします。  以上で意見発表を終わります。 462: ◯河合委員長 賛成。(発言する者あり)  嶋崎委員。 463: ◯嶋崎委員 令和2年度千代田区各会計補正予算案第2号に意見発表を行います。  補正予算第2号は、区民の安心と安全を支え、生活や中小零細事業者の経済活動を支えるという目標を掲げ、編成されたものです。新型コロナウイルス感染症は収束の見通しがつかない状況となっており、区民生活にも大変深刻な影響を及ぼしています。本区の役割として、区民生活の安全・安心を守るため、スピード感を持って、適切に対応していかなければなりません。また、本予算案は限られた時間の中で編成されたものであり、子どもたちの感染予防策や地域の医療体制の支援など、区民の命を守ることを最優先に捉え、多岐にわたる対策が講じられていることについては一定の評価をいたします。  一方、地域経済を支え、地域コミュニティを支える飲食店や中小企業の経営者への支援が少なく、命の大切さと地域経済の確保、維持のバランスに欠けた予算であることが、審議の中で明らかになりました。  しかしながら、審議の中で、区民ニーズや課題について執行機関と十分議論を行い、新たな貸付制度の検討や飲食店等の各種団体への運営費等の補助について、本予算の中で対応することが確認できました。また、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う負担の軽減と区全体の活力を取り戻すため、区民への給付金支援など、千代田区らしい大胆な取組についても視野に入れた検討を行うことの考えが示されました。  執行機関は審査の過程におけるこのような意見を十分に受け止め、コロナ禍において区民の生活の安全・安心を確保する観点から、着実に取り組んでいただくことを強く求め、本予算に賛成をいたします。  以上。 464: ◯河合委員長 ほかにございますか。  小枝委員。 465: ◯小枝委員 リーマンショックを超える厳しい経済状況の下、区民及び区内事業者は財政力のある千代田区が力強い支援策を提示するものと期待していました。しかし、第2次補正予算は、医療対策にシフトし、バランスの悪いものでした。  現在、千代田区は九段におけるKKR所有の高額の土地の購入を検討しています。区民に寄り添う区独自の支援策が示されずに土地の購入のみを先行するようなことは、住民目線の区政からしてもあり得ないことです。可及的速やかに家賃助成を含む適切な個別給付の在り方を区民に示すこと。1食30円の子どもたちの給食費助成も、年間無料にしても2億4,000万円程度であることも分かり、他区ではこうした取組を未来の子どもたちのために実施していることから、それらを含め、前向きの方向を求め本予算に賛成いたします。 466: ◯河合委員長 ほかに。  米田委員。 467: ◯米田委員 令和2年度補正予算案第2号について意見発表を行います。  新型コロナの収束が見えない中、生活や事業が見通せず困っている、多くの区民の方々がいます。このような状況の中での区の補正予算であります。  審議に挑みましたが、とても歯がゆいものがありました。(発言する者あり)応急資金貸付は評価いたしますが、区内の中小企業や個人事業主のための家賃支援や区民の生活を支える給付金が入っていないからであります。私たち公明党議員団としては、区民の命と生活は区が守るという区の姿勢を堅持し、早急に家賃支援及び給付金について検討することを強く求め、補正予算案に賛成いたします。 468: ◯河合委員長 はい。  ほかにございますか。(発言する者あり)いっぱいいるね。  長谷川委員。 469: ◯長谷川委員 2020年度補正予算第2号について意見発表します。  各項目において質問された内容への答弁が、とても残念なことに、寄り添いの言葉だけで、具体的な区独自の支援が見受けられませんでした。給食費の無償化や独り親生活困窮者へのさらなる支援の検討を求めます。次の支援につなげるため、本予算執行が滞らないよう、一般会計補正予算第2号に賛成いたします。 470: ◯河合委員長 はい。  ほかに。  岩佐委員。 471: ◯岩佐委員 2020年千代田区一般会計補正予算第2号に意見発表いたします。  本予算は、感染症により深刻な状況に陥った区民生活と地域経済を支えるために組まれた予算であるにもかかわらず、具体的な支援策が乏しいものとなっており、特に中小企業支援は相談支援にとどまり、大変残念な予算となっています。このまま独自の支援をほとんどせずに、コロナウイルス感染症流行前の計画である大規模な修繕や土地購入の計画を進めることは、極めてバランスの悪い区政運営だと言わざるを得ません。  しかしながら、第2波、第3波に備えた学びの環境整備やPCR検査の充実化は待ったなしの事業であるので、困窮する区民の救済、売上げが激減している区内の中小事業者への支援を全力ですることを求め、賛成いたします。 472: ◯河合委員長 はい。  ほかにございますか。  岩田委員。 473: ◯岩田委員 本予算委員会では、新型コロナウイルス対策を求める意見に対する区の答弁は冷たいものばかりであった。区は経済的に困窮しているわけではないのに、この困難に苦しんでいる区民、商店街、独り親世帯、家賃助成などに対して、区独自の策を出さなかった。国や都の動向を見てから動くのでは遅過ぎる。まちの活性化を考える前に、まちが死んでしまう。  であるならば、本来は反対の立場を取るべきであるが、この動きを止めて、これ以上区民を苦しめるわけにはいかない。よって、断腸の思いであるが賛成する。(発言する者あり) 474: ◯河合委員長 ほかに。  小野委員。 475: ◯小野委員 補正予算案に賛成の立場で、意見発表させていただきます。  コロナ禍における様々な施策を、変化の激しい中で都度考え、実践しながらの3か月だったと思います。職員の皆様も大変様々な場面でご尽力を頂いたということも十分に承知しております。また、今回最終的に出された補正予算は、最初見たときには大変残念な思いをしたんですけれども、一方で、非常に短い期間の中でこれを組まざるを得なかったという事情も、本日のやり取りの中で若干理解をしたところです。  子どもたちの学びの環境については、課長答弁でもありましたとおり、学校設置のタブレットの取扱いなど、教育委員会の判断が遅れた部分もあるとのことでしたが、現在では未来の学びまで視野に入れた、精力的な教育環境の整備、それから先生方の育成を進めることを想定していらっしゃるということが伝わってまいりました。今後はさらに学びの質を高め、一律から個別の事情にも配慮した学習手段も、しっかりと計画を立てて、実践をお願いいたします。  また、命を守ることを優先とした判断ということで、それはごもっともなお話です。しかし、感染による命の危機だけではなくて、経済的ダメージが命や健康を脅かすことも忘れてならないと思います。今回は、まず、今ある各種申請の相談窓口を創設する予算などが商工観光課で組まれています。今後はさらに一歩踏み込んだ支えをぜひともお願いしたいと思います。  昼間人口の多い千代田区でクラスター化しなかったのは、各事業者の経済活動の自粛のおかげでもあると考えています。日頃千代田区の活性化に一役買いながら事業を営む人々のことも忘れないでいただき、そして、今後しっかりと事業を継続できるようなご支援を具体的にお願いします。そこについて、思いはしっかりと、今日は伝わってまいりました。今度はその思いを形にしていただくということをぜひお願いします。  国や都の動きを見ながらということも理解できるんですけれども、やはり現実が変わるスピード感というのは非常に早かったと思います。今後、手後れになることのないように、しっかりと迅速に対応をしていただくことをお願いし、賛成とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 476: ◯河合委員長 はい。  ほかにございますか。
     桜井委員。 477: ◯桜井委員 令和2年度千代田区各会計補正予算案第2号に賛成の立場から、意見発表を行います。  新型コロナウイルス感染症は、瞬く間に拡大し、世界中が混乱の渦に巻き込まれています。千代田区にとっても、コロナの脅威による影響は、戦後の最大の混乱となっていることは間違いありません。この事態においても、区民は自らの生活を守るため、日々必死に努力を重ねながらも、先行きの見えない状況に不安な日々を過ごしています。特に、地域経済を支える中小事業者は、外出自粛や休業要請という困難な中で大変なご苦労を重ねていることは、地元議員として肌で感じているところです。  こうした状況下で提案された今回の補正予算は、一部の支援に特化した内容となっており、現状の区民生活やまちの状況を把握した対策が図られているものとは到底思えません。質疑にもあったとおり、補正予算は都心区という地域特性を踏まえて必要な対策が盛り込まれておらず、区民目線という重要な視点も見失われています。このことが区独自の対策が不足していることにつながっています。  しかしながら、緊急事態宣言が発出されたさなかでも休むことができない介護事業者や民間保育所、そして医療インフラの維持という、区民の命を守る観点からの支援が組み込まれていることは、安全・安心を支える点からもとても大切なことであり、評価すべきものだと考えます。  新型コロナウイルスの流行は、これから第2波、第3波が押し寄せてくることも予想され、経済への影響もさらに悪化することが見込まれています。こうした事態にあっても、執行機関は区民を支える立場として、まちの現状を丁寧に把握し、区民が真に求める要求に応えなければなりません。そのためにも、過去に例を見ない予備費の追加を計上した以上は、不測の事態が生じても迅速な対応を図ることを強く求め、補正予算案に賛成をいたします。 478: ◯河合委員長 ほかにはございますか。よろしいですか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 479: ◯河合委員長 はい。それでは、これより採決に入ります。  ただいまの出席者は全員です。  採決は起立により行います。  議案第29号、令和2年度千代田区一般会計補正予算第2号に賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 480: ◯河合委員長 木村委員、飯島委員、牛尾委員以外は賛成です。よって、本案は賛成多数により可決すべきものと決定しました。  続きまして、議案第30号、令和2年度千代田区国民健康保険事業会計補正予算第1号の採決に移りたいと思いますが、先ほど質疑は終了をしております。ここで、討論はいかがいたしましょうか。                〔「省略」と呼ぶ者あり〕 481: ◯河合委員長 はい。討論は省略させていただきます。  それでは、これより採決に入ります。  ただいまの出席者は全員です。  採決は起立により行います。  議案第30号、令和2年度千代田区国民健康保険事業会計補正予算第1号に賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 482: ◯河合委員長 賛成全員です。よって、本案は賛成全員により可決すべきものと決定しました。  以上で本委員会に付託された議案の審査を終了しました。 483: ◯林委員 委員長、動議。 484: ◯河合委員長 林委員。 485: ◯林委員 議案第29号令和2年度千代田区一般会計補正予算第2号に対する附帯決議を提出します。 486: ◯河合委員長 ただいま林委員から、議案第29号令和2年度千代田区一般会計補正予算第2号に対する附帯決議が出されました。附帯決議はあらかじめ委員長宛てに提出されております。その写しを手元に配付いたしますので、しばらくお待ちください。                〔附帯決議案追加配付〕 487: ◯河合委員長 お配りしました案文をお目通しくださいますようにお願いを申し上げます。  ただいま配付いたしました議案第29号令和2年度千代田区一般会計補正予算第2号に対する附帯決議について、日程に追加したいと思いますが、異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 488: ◯河合委員長 それでは、日程に追加して審議いたします。  初めに、質疑を受けます。質疑はありますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 489: ◯河合委員長 以上で質疑を終了します。  続いて、討論に入ります。討論はいかがしますか。                〔「省略」と呼ぶ者あり〕 490: ◯河合委員長 討論を省略させていただきます。  これより、林委員から提案された議案第29号令和2年度千代田区一般会計補正予算第2号に対する附帯決議の採決に入ります。  ただいまの出席者は全員です。  採決は起立により行います。  ただいま提案された、議案第29号令和2年度千代田区一般会計補正予算第2号に対する附帯決議に賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 491: ◯河合委員長 賛成全員です。よって、本案は賛成全員により委員会提出議案とするものと決定をいたしました。  以上で本日の日程を全て終了いたしました。  終わりに、議長からご挨拶をお願いします。 492: ◯小林たかや議長 予算特別委員会の閉会に当たり、議長より一言ご挨拶申し上げます。  河合委員長、はやお副委員長、永田副委員長、内田副委員長をはじめ、委員の皆様には限られた時間の中で熱心に審査を頂き、誠にありがとうございました。また、執行機関の皆様におかれましても、この間、補正予算審議に対するご協力やご尽力に感謝申し上げます。  さて、執行機関におかれましては、当予算特別委員会の中で行われた貴重な議論の中、議会側から様々な課題や問題点に対する意見などを真摯に受け止め、コロナ禍の中、正常ではない緊急事態にどうすれば予算が区民に寄り添って執行できるか。今後の新型コロナウイルス感染症対策への反映をさせるよう努めていただきたくお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。 493: ◯河合委員長 続いて、区長からご挨拶をお願いいたします。 494: ◯石川区長 予算特別委員会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  委員各位におかれましては、本日は、議案第29号の令和2年度千代田区一般会計補正予算第2号、議案第30号、令和2年度千代田区国民健康保険事業会計補正予算第1号につきまして、原案どおりご議決を賜り、本当にありがとうございます。  委員会での様々なご議論については、私も認識をしております。今後、新型コロナ感染症に対しまして、区民の命を守り、生活を支えるため、様々な努力をしてまいる所存でございますんで、どうぞご理解、ご協力のほどを申し上げます。  特に、委員長の河合良郎議員、副委員長のはやお恭一議員、永田壮一議員、内田直之議員には、大変なご尽力に感謝を申し上げますとともに、委員各位に心より御礼を申し上げまして、ご挨拶といたします。どうもありがとうございました。 495: ◯河合委員長 ありがとうございました。  閉会に当たり、私から一言ご挨拶を申し上げます。  今回、新型コロナウイルス感染症対策として補正予算が組まれたことは、評価をするところであります。しかし、区民生活や地域経済を守るには予算規模が小予算であり、内容として十分に満足できるものとは言い難いと思っております。質疑でも明らかなように、区民の生命、財産、地域経済を守り抜くことが最優先であります。どうか附帯決議を真摯に受け止め、施策に反映していただきたいと切に願うところであります。  皆様には、委員会運営にご協力を頂き、ありがとうございました。心より感謝を申し上げます。  これをもちまして、予算特別委員会を閉会といたします。お疲れさまでした。                 午後7時53分閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Chiyoda City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...