9:
◯嶋崎委員長 いいんですね。
10:
◯依田区
議会事務局次長 上にも入っているんですが、上は開会時間です。
11:
◯嶋崎委員長 あ、開会か。ごめん、ごめん。
12:
◯依田区
議会事務局次長 失礼いたしました。よろしくお願いいたします。
13:
◯嶋崎委員長 はい。ということです。
これはちょっとごちゃごちゃしてわかりにくいかもしれませんけれども、一応事務局のほうで他区の状況をとっていただいて、いろいろと参考にできるもの、ローカルルールというか、その
議会々々でやはりいろんな形があるんだなというのがこれでわかると思うんですけれども、何かございますか。
14:
◯小枝委員 開かれた
議会をどうつくっていくかという視点から考えていったときに、一番下のライブ中継というところを見ると、時間制限をしていないところが割合B/A、B/Aというのは、予算・決算がBなんだから、さまざまな委員会のネット中継もしているということですよね。で、そのありのままのというか、二元代表制の
議会と行政がそれぞれ旺盛にきちっとチェックをしていく、あるいは提案していくという中で、委員会という、例えばこのような場にまで、じゃあ会派数の多い、まあ私は1人だから言うのかもしれませんけれども、ところに、
発言の時間をたくさんというふうになったら、これはやっぱり
議会そのものが、機能としてはやっぱり一人一人が選ばれてくるわけですから、委員会まで時間制限にしてしまったら、これはもう
議会機能が減退して、行政の、非常に、何というか、お喜びになるところではないかというふうに思ってしまったんですけれども、調査結果としては、開かれた
議会を目指してネット中継しているところは時間制限もしていないという結果というふうに読み取れるんですけど、私の私見はともかくとして、事実としてはそれでよろしいですか。
15:
◯依田区
議会事務局次長 今ご指摘のとおりでございます。
16:
◯小枝委員 はい。
17:
◯嶋崎委員長 だそうです。
桜井委員。
18:
◯桜井委員 今、小枝さんから開かれた
議会ということについての議員としてのお考えも述べられましたけれども、開かれた
議会というものをどういうふうに我々が判断をしてやっていくかということについては、この委員会また条件整備検討会の中でも議論をるるしてきたところです。で、時間数が決められたからといって、議員としての制約を受けるというのは、これはいろんな話し合いの中で、もう本会議の中でも実績がもうできていますし、それで、みんなで合意をしてああいう形でできているわけですから、
発言が制約されるということにはつながらないのではないかと私は思っています。むしろ開かれた
議会というのは、区民の方にこの
議会というのを身近なものにしていただく、知っていただく、自分が支持したいと思っている人がどんな
発言をしているのかということをきちっとそれで伝えることができるということを考えると、やはりそれはそれなりのルールというものが必要になってくる。そうなってくると、こういったような時間の制限を、制限というか時間を決めて、その中で運営をしていくということは当然必要になってくるんではないかと思っています。そこの点については小枝委員と私はちょっと異なるところでございますけども、やはり開かれた
議会というものはどういうものなのかということは、やはりまずは区民の皆さんに知っていただくということ、これが一番大切なんだろうと思います。
で、ちょっと質問をしますけど、(4)番のところの持ち時間制限ありで18区が100%ということでのご説明をいただきました。やるからには、やはり最初の予算・決算というところからの口切りということに恐らくなるんだと思いますけども、ちょっと数字だけでは読み取れない他区の中で、ただこういう形でやってこんな問題が生じているとか、数字には上がってこないような課題とか、こんなことがあってまだ実は解決してないとか、そんなようなことというのはありますか。
19:
◯依田区
議会事務局次長 各区から取り寄せた個票をちょっと見ますと、課題については特にうたわれてございません。ただし、時間制を設けている一方で、やはりある程度の事前の取り決めを行っているような、そういった工夫がされているところが散見されるような状況でございます。
20:
◯嶋崎委員長 内田委員。
21:
◯内田委員 きょう初めて参加しましたので、もしもこれまでの委員会で議論がされていたらその旨伝えていただければ結構ですけれども、本会議場での代表質問、一般質問の時間制限についての振り返りはもう終わっているんでしょうか。(「えっ」と呼ぶ者あり)振り返り、評価。(「本会議での」と呼ぶ者あり)本会議での。
22:
◯嶋崎委員長 本会議での……
23:
◯内田委員 評価。
24: ◯はやお副
委員長 時間制というもの。
25:
◯嶋崎委員長 時間制。
26:
◯内田委員 ないんなら、質問します。(
発言する者あり)
27:
◯嶋崎委員長 次長。
28:
◯依田区
議会事務局次長 各区ですね……
29:
◯内田委員 いやいや、違う。うちの千代田区の。
30:
◯依田区
議会事務局次長 あ、こちら……
31: ◯はやお副
委員長 本区においての本会議の総括みたいなものを……
32:
◯内田委員 されたのかという質問です。されてないんなら、されていないと言ってください。
33:
◯嶋崎委員長 うちがつくったじゃない。時間制をつくったけれども、そこの総括的なものは事務局としてはやったの。
34:
◯依田区
議会事務局次長 事務局……
35: ◯はやお副
委員長 事務局というか、こっち。
36:
◯嶋崎委員長 我々のね。(
発言する者あり)
37:
◯依田区
議会事務局次長 その辺の総括ですか、というところまでは、まだ話はしていないというところです。
38:
◯内田委員 これは、嶋崎議長、戸張議長のときに始めましたよね。代表質問24分、一般質問15分と。これ、実は私ごとで恐縮ですけど、うちの自民党の会派の間で、私は随分反対したんです。制限するのはおかしいのではないかと。これは先ほどの小枝さんの意見と少し近いのですけども、しかしながら、自分がそれからずっと、人の、皆さんの質問も聞いた中で、時間制限って大変よかったなと私自身で今評価しています。やはり自分で質問をつくるときに、ばっと書いちゃうとすぐ1万字ぐらいになっちゃうんですね。それを15分でやると4,000ぐらいにしなきゃいけない。ずっとこの、自分で精査して精査して、研ぎ澄まされていって、本当に核心的なところに、文章にしなきゃいけないと。そうすれば、ほかの聞いている議員の方も質問者も非常にわかりやすいかなと。本当にこういういいことを私たちはやってきたんですね。そこら辺を1回しっかり評価、総括すると、次に何をやるべきかというのが見えてくると思うので、そういうことも必要かなと思うんですけど、いかがですか。(「それはこっちの……」と呼ぶ者あり)
39:
◯嶋崎委員長 次長はなかなかちょっと答えづらいというか、(
発言する者あり)それは、この中で、実際に今まで時間制をつくるに当たっては、いろいろと確かに議論があった。喧々諤々になったときもある。だけど、それは、よその
議会を見に行き、それで積み上げていって今のところになっているので、それは中のことで1回やらなきゃならないと思いますよ。さらにステップアップして次のところに行こうということであれば、じゃあ今の状況はどうなのということをきちっと整理した中で、じゃあ次に行かれるねという確認をとってから行かなくちゃいけないと思うから、それは委員会の提案だと思うから……
40:
◯内田委員 委員会のね。
41:
◯嶋崎委員長 それは今後の中で委員会として少し議論をしていきたい。
42:
◯内田委員 がいいなと思います。
43:
◯嶋崎委員長 いいですか。はい。
ほかはどうですか。
44: ◯木村委員 (4)のライブ中継と持ち時間制の関連。で、持ち時間制なしで延べ委員会数21で、これでもライブ中継をしているというところがあるわけですよね。それで、この
議会で、(1)の閉会時間を設けているところとダブっているところがあるかが一つと。それからもう一つは、持ち時間制なしでライブ中継をやっているところで何らかのルールがあるのかどうか。もしあったら教えてください。
45:
◯嶋崎委員長 2点だな。
46:
◯依田区
議会事務局次長 中央区が、こちらが午前10時から正午までと、午後の委員会については1時半から5時という定めを持っていまして、で、ネット中継については──少々お待ちください。
47: ◯木村委員 すみませんね、ちょっと面倒な話で。(
発言する者あり)
48:
◯嶋崎委員長 ちょっと休憩しようか。
49:
◯依田区
議会事務局次長 すみません。
50:
◯嶋崎委員長 ちょっと、見て。
午前10時50分休憩
午前10時52分再開
51:
◯嶋崎委員長 再開します。
次長、どうぞ。
52:
◯依田区
議会事務局次長 失礼いたしました。
最初のお尋ねでございますが、最初のお尋ねについては、ないということでございます。2番目の常任委員会ライブ中継を行っているのが3区ほどございまして、時間を、途中、4時間とか、5時30分で最長をという形で定めているような状況でございます。
53:
◯桜井委員 ライブですからね。
54:
◯嶋崎委員長 まさにライブだね。
副
委員長。
55: ◯はやお副
委員長 まず、ここを確認になりますが、先ほどの説明の重ねてということなんですが、(2)ということなんですね。時間制限がある時間制限がなし、そうすると平均委員数が当然のごとくですけど、多いところと少ないところが時間のありなしになってくると。だから先ほどの説明の中で、予算・決算の特別委員会に関しては25人いるから多少そういうことが検討の余地があるかねというところで絞っていく必要もあるのかなと思うんですね。それで、じゃあそこのところでってあるんですけれども、さまざまないろいろなところを確認すると、予特の形式的には我々は
発言通告はしてませんよね、予特に関しては。だから例えばそういう形をとって、理事者がかなりきつくなると思いますけど、これが本会議みたいなスタイルで、下との体制がとれるかというところが大きな問題だと思います。
何が一番大切かというと、一つは開かれた
議会であるということも大事だと思います。でも、一番大切なことは、区民の視点に立って、行政と
議会が健全な関係の中で区民の幸せをどうつくっていくかという形で、あり方だと思いますので、ただ、開かれるということもない。開かれるということは非常に大きなポイントだとは思いますけれども、そこがどういうことなのか。つまり、本来であれば生ものに近いような、今、うちの本区については委員会ですけれども、それをやらないで整理をしていくとなると、かなり手前のところでの何か工夫が必要になってくると思うんですけど、そこの確認と。
あともう一つは、(4)の持ち時間が「無し」と書いてあって、で、Bのところの「6」と書いてあるんですけど、例えばさっきはばさっと切っているというんですけど、この6区は予特が全員でやっているのか、何人でやっているのか。もしわかるんだったら、その人数がね。例えば人数が少ないということであれば、当然のごとく12人ぐらいでやっているんだったらやれるよねというのもある区があるのかなと思って、その2点。あるでしょうね。
56:
◯嶋崎委員長 わかる、それ、6区。
57:
◯依田区
議会事務局次長 ちょっと……
58:
◯嶋崎委員長 ちょっと、ちょっと休憩します。
午前10時55分休憩
午前10時57分再開
59:
◯嶋崎委員長 再開します。
次長の答弁からどうぞ。
60:
◯依田区
議会事務局次長 前段のご質問でございますけれども、時間制を設けているところはほぼ
発言通告を行っているといったところでございます。そういった工夫をしてございます。
2番目のご質問でございますけれども、このライブ中継実施の一番下の右側の6なんですが、これ、実際のところ3区ということです。ですので、予算、決算二つありますので、3区が行っていると。港区が議員定数で34。ですので、これは全員ということになります。
61: ◯はやお副
委員長 あ、全員。
62:
◯嶋崎委員長 そうだね。
63:
◯依田区
議会事務局次長 台東区は議員数が32名中の16で行っていますので、その半数ということです。
64:
◯嶋崎委員長 表裏。
65:
◯依田区
議会事務局次長 はい。
あと、葛飾区が、定数40のところ、実際に予算が38、決算が36ということでございますので、これはほぼほぼ定数でやっているというようなところでございます。
66: ◯はやお副
委員長 台東だけだということだね。
67:
◯嶋崎委員長 うん。表裏ね。(「表裏だね」と呼ぶ者あり)いいですか。
副
委員長。
68: ◯はやお副
委員長 非常に貴重な意見だった内田委員の話もあると思うんですけど、やはり本会議での時間制というのも、僕ら我が会派としてはどうかなという、かなり内田委員と同じような考えが多かったんですけども、まあ、やってみてというのは、かなり本会議というのは、形式的とは言わないですけど、中で、委員会主義という
議会の形をとっているので、委員会の生のそこのやりとりこそ我々千代田区としてダイナミックにね。でも、また堅持をしながらどういうルールをつくっていくかということを悩まなくちゃいけないことなのかなと思いますので、そういう意味で、余り本会議での時間制についての総括というのはしなかったのかなというふうに思いますので、そこの確認だけは一応言わせていただきます。
69:
◯嶋崎委員長 はい。
ほかはどうですか。
70: ◯岩佐委員 まず2点お聞きしたいのが、1点目が、閉会時間を定めている区では、日程を例えばうちは今2日間とか決めているわけですけれども、つまり5時までに終わらなかったら次の日また9時からというような、ちょっと日程を延長してやっていらっしゃるのか。初めからもうこの2日間で9時から5時までというふうに決まっているのか、あるいはもうちょっとフレキシブルに日程を持たせているのかということが1点と。
それから、持ち時間についてなんですけれども、これ、やはり先ほど小枝委員が言ったとおり、時間だけでがちがちやると、会派の人数によって、大きい会派と小さい会派で随分と差が出てしまうと。ただ単に、全員が全員
発言するわけではないですし、持ち時間というよりも制限時間という考え方をとっているところはないのかという。つまり、なるべくフレキシブルにしっかりと議論はしなければいけない。だからといって、1人の議員が2時間も3時間も同じことの案件でほかの人の時間を全部食ってまでやることは許されないというバランスをとった持ち時間制限というよりも、本当のぎりぎりの制限時間という考え方はあってもいいんじゃないかと思うんですね。基本的には原則、持ち時間でぎちぎちはやらないけれども、まあ、1人2時間も、例えばこの一つのマターで1時間、2時間やったら、これはどこかで切らなきゃいけないので、それを、再質問、関連質問のルールでは、ちょっとそういった要素が含まれていると思うんですね。そういったことを初めからやっていらっしゃるところはないのかというのを2点お伺いします。
71:
◯依田区
議会事務局次長 1点目、閉会時間を設けているようなところで、日程どおりおさまらない場合、ちょっと個票を拝見しますと、延長するというようなところはないようでございます。やはり会期日程が決まっているという関係上、その定めた日数でこなすといったところが何か原則のようでございます。
あと2点目の、ある時間制限については、この資料の(3)のような申し合わせを行っているとか、あと、いろいろな区で1会派の持ち時間について定めているとか、ちょっと精緻に積み上げているところも散見されます。
以上でございます。
72:
◯嶋崎委員長 結構ローカルルールはあるんだと思うよ。それで、うちだって本会議、会派人数でばっさり割ってやっているわけじゃなくて、やっぱり代表質問が何分、一般質問が何分というふうに、それぞれの個々の、個人の議員としての立場もわきまえながら、やっぱり
議会の権能を高めようということで、いろいろとあったけどあそこに落ちついたわけだから。そこは、さっき内田委員が言ったけど、総括をしながら次のステップに行かないと、何でもかんでもやればいいよという話ではならないよね。そこは一つの、大きなファクターとしては、この本会議場の話というのは大きいかもしれない。
73: ◯岩佐委員 なるほど。
74: ◯戸張委員
委員長、いいですか。
75:
◯嶋崎委員長 戸張委員。
76: ◯戸張委員 次回でいいんですけども、これに、(3)で、いわゆる再質問・関連質問等のルールというのがありましたけども、これかなり時間かけてやっていく問題だと思うんですよ、私も。例えば、今、
委員長がちょっと言及しましたけど、時間制限している区の中にもいろんな決めがあると思うんです。ね。会派割の人数割でやっているところというのも私も仄聞しているところもあるし、その辺を1回調査していただけないでしょうか。
77:
◯依田区
議会事務局次長 今、戸張委員のおっしゃられたご指摘、また再度調整させていただきます。
78:
◯嶋崎委員長 はい。お願いします。
79: ◯戸張委員 はい。お願いします。
80:
◯嶋崎委員長 いいの、内田委員。
81:
◯内田委員 意見でも。
82:
◯嶋崎委員長 意見というか、まあいいよ。
内田委員。
83:
◯内田委員 ちょっとまた本会議のほうに戻っちゃうんですけど、例えば会派ごとに代表質問と一般質問をしていますけども、大きな会派って、すごく不利なんですね。例えば2人しかいない会派だと1年に2回は代表質問できるけど、私たちみたいに11人いると大体計算すると何年、11人いるから、4年に1回も回ってこない計算になるんです。そういった面で、非常に今は大きな人数の会派に不利な状況。でも、それはまあ小さな少数意見も大事だからそっちに配慮するという面ではすごくいいという中で、じゃあ次はこの委員会の
発言になるんですけども、実際問題、それぞれの会派を代表して言っているわけじゃなくて、それぞれ一人一人が区民から選ばれた人ですから、特に、私たちのような11人もいると、いろんな考えがあります。そうなると、やっぱり一人一人の議員という数と、あと会派というそれぞれがベースになって、
発言のボリューム感というのを出していくべきかなと思うんです。そういった中で、過去の一人一人の委員の
発言時間というのは把握できるんでしょうか。
84:
◯嶋崎委員長 それは、何、委員会……
85:
◯内田委員 例えば細かい委員会はいいです。じゃあ、例えば予算委員会、決算委員会、大きな委員会。
86: ◯はやお副
委員長 調べられるの。
87:
◯内田委員 そうすると……。(「結構大変」「休憩中か」「実際に……」と呼ぶ者あり)
88:
◯嶋崎委員長 無理だな。(「無理か」「ペーパーで出すとか……」と呼ぶ者あり)
ちょっと休憩しましょう。
午前11時04分休憩
午前11時09分再開
89:
◯嶋崎委員長 では、再開します。
1番目の調査事項については、各委員会における開会時間、閉会時間もろもろの議論については、引き続ききょうもまたオーダーが出ていますから、とっていただいて、また次回に引き続いて、継続して調査したいというふうに思いますけど、よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
90:
◯嶋崎委員長 はい。それでは、2番目の各区における委員会運営の状況ということでご説明をいただきます。
91:
◯依田区
議会事務局次長 お手元の資料2に基づきましてご説明いたします。各区における委員会の運営状況でございます。
(1)複数の副区長が設置されている区における、委員会出席分担方法でございます。副区長が複数設置されている区における副区長の委員会出席状況でございますが、おおむね事前に定めている担当事項による分担といったところでございます。副区長の職務区分や担当部局による区もあるといったところでございます。
(2)でございます。区長が常任委員会に出席している区における、メリット、デメリットでございますが、慣例的に区長出席が通常となっている区が多く、特段の感想があったというところがなかったといったところでございまして、メリットとしましては、区長への直接質疑を挙げている区がありました。ただ、日程調整は区長がどれだけ
議会日程の優先順位を高く据えているかといったところと、一方で、事務処理の負担が変わってくるといった感想をお持ちのところがあったということでございます。
(3)につきましては、すみません、裏面でございますが、目黒区の副区長の委員会
発言の「特定案件」についてということでございまして、記載のとおり、区政全体に関する案件について、区長のかわりに
発言することが多いといったご回答がございました。
(4)文京、荒川区における通年
議会に伴う委員会の時間制の運用ということでございまして、記載のとおり、議論が活発になることが見受けられるといったところで、それに伴う事務量と拘束時間の増大といったことが回答としてございます。で、大きいのが、やはり専決処分がなくなるだろうといったところ、このあたりがメリットの一つかなといったところです。
最後に(5)でございます。各区の特徴的な委員会運営方法でございますが、時間配分を行うなど、
委員長の事前調整等を行っている区について事例を記載させていただいてございます。
資料の説明は以上でございます。
92:
◯嶋崎委員長 はい。この件いかがでしょう。
小枝委員。
93:
◯小枝委員 これは非常に研究すべきことだとは思うんですけれども、専決処分がなくなる。つまり、課題がずっとゆがみがうんと重なって、それが予算、決算でどんと出るというような事態になるよりは、日々日々意思決定とそういった協働参画状況を確認できる状態であるという、あとは問題が発生していないかということはとても大事なことだろうというふうに思います。
で、複数の副区長が設置されている区において、副区長が
議会に常任委員会に──これこの間、資料が出たんですね。ごめんなさい、それを持ってきてない。ね。そうだ、そうだ。うん。で、これはもう、質疑というよりこの間も出ているので、大いに、ここのところは、千代田区の場合1人しか副区長がいないということもあるので、副区長をしっかり例えば置いて、
議会とのコミュニケーションをもっとしっかりとできる体制をつくるということは一つの課題だと思うので、これは質疑というよりも、やっぱり
議会そのものが考えていくべきことだろうと。
それと、それは意見なんですけれども、あともう一つ重要なことというのは、2000年の地方分権一括法以降、やっぱり
議会と行政が二元代表で、それぞれが協働参画体制をとるということが一つの当たり前ということになって、まあ、以前から法的には変わらないんですけど、認識として。その中で
議会側の住民参画ということで、
議会基本条例というものをつくり、動いている区がまたあると思うんですね。これはこの情報の中には網羅されていないんですけれども、その辺はもう、何か持っているものがありますか。
94:
◯依田区
議会事務局次長 すみません。各区の
議会基本条例、これの制定状況については残念ながら、ちょっと持ち合わせてございません。また、再度今後また調査して皆さんに示したいと思います。
95:
◯小枝委員 そうですね。できれば
議会が、先ほどはやお副
委員長のほうから言われた、開かれた
議会という観点も重要だけれども、区民目線で行政と
議会が区民の幸せをどうつくっていくかという観点はもっと重要である。おっしゃるとおりだと思うんですね。だから、何が区民にとっていいことかということを
議会そのものがどう判断するかということと一対だと思うので、そこは
議会が、どう、区民とあり方を確認していくかという次なる段階に入ったときに、
議会基本条例もしくは
議会における住民との協働参画体制をどうつくっていくかということをお調べいただくことと、先ほどの時間制の問題というのも私はかかわるだろうと思うので、ぜひ、調査のほうをお願いしたいと思います。
96:
◯依田区
議会事務局次長 改めまして調整させていただきます。
97:
◯嶋崎委員長 はい。
ほかに。
98: ◯たかざわ委員 今のご説明の中の(5)番ですね、各区で特徴的な委員会運営方法とありますけども、文京区は先ほどの説明で閉会時間を定めているということなんですね。その中で、委員会での質問を開始の前に、副
委員長が質問数を確認して、それで、それをもとに
委員長が時間を配分するということなんですけども、それでその、閉会時間が決まっている中でおさまるものなんでしょうかね。何か不満やなんかって出てきていないものなんでしょうか。(「疑問だよね。文京区って、すごいんだね」と呼ぶ者あり)
99:
◯嶋崎委員長 次長。
100: ◯たかざわ委員 どうも納得いかない。
101:
◯依田区
議会事務局次長 個票を見ますと、その辺の細かい状況まで入ってございません。申しわけございません。その辺また再度調べさせていただきますけれども、ただ、持ち時間制を持って、それを基本に何か調整しているのではないかなというふうに思われます。
102:
◯嶋崎委員長 多分よ、多分だけど、こうやって字面で見ちゃうと、えっ、と思うけど、多分積み上げて、それでこういうふうになっているんだと思うよ。それじゃなければ、それはクレームが出るでしょう、これだけ見たら。だから、何かやっぱり、こういう委員会で積み上げていって、文京のローカルルールをつくろうよということで多分やっているんだと思うよ。だから、一応また聞いておいてよ。
103:
◯依田区
議会事務局次長 はい。
104:
◯嶋崎委員長 これはね。
105: ◯たかざわ委員 質問の数も制限されているのかね、じゃあ。
106:
◯嶋崎委員長 だから含めて、含めて。何かわかるの。
ちょっと休憩します。
午前11時18分休憩
午前11時19分再開
107:
◯嶋崎委員長 委員会を再開します。
じゃあ、次長、答弁どうぞ。
108:
◯依田区
議会事務局次長 今、たかざわ委員からご質問がございましたこの(5)の文京の状況でございますけれども、この文京区については閉会時間を定めてございますが、ただ、申し合わせの中で、5時を超えることが明らかになった時点で、委員会を延長するか、日を改めて再開するかを全委員に諮り、取り扱いを決定するということでございます。通年
議会ということから、こういうことが行われているのかなということでございます。
109:
◯嶋崎委員長 はい。
ほか、どうですか。
110: ◯はやお副
委員長 また、この区長、副区長の常任委員会等の参加ということにつきましては、一番最初にありました予特、決特等々の時間がなかなかやっぱり長いといったところから話が発生して、そして、ただ時間制というわけにいかないよねと。それは何かといったら、やっぱりそこでしか生の、本会議とは違った予算とか決算を通して、区長、副区長に聞ける場所がそこしかないから。だから、常任並びにそういうものの枠組みと。で、先ほど話しましたように、時間を決めるためには
発言通告等々の実は前段階の準備、そしてまた、さっきのいろいろな申し合わせということの整理が必要だということになってくるので、その辺を総合的に判断して時間のことを決めていかなくちゃいけないということについては、今回、事務局等々の資料によって明らかになったのかなと思いますので、お礼かたがた、そういうことですねということを確認だけ。
111:
◯依田区
議会事務局次長 今回まで皆様からいろいろ調査項目を挙げていただいて、今まで提示させていただきました。今ご指摘のように、総合的に勘案していろいろ千代田区としても定めていくというようなところかなというところでございます。
112: ◯はやお副
委員長 はい。ありがとうございます。
113:
◯嶋崎委員長 はい。
ほか、どうですか。
この、区長、副区長の話というのは、まあ、前々から出ている話ですよね。それでうちはまだそこに至ってないんだけれども、うちは今三つの常任委員会があるわけでしょう。そうなると、ここの今行っている区の中で、恐らく三つ以上常任委員会があると思うんだけれども、出席をどういうふうに、企画総務委員会みたいな形でしか出ていないのか、そこら辺を、もうちょっと詳しくわかるの。副区長がどこに出ているのか。区長がどこに出ているのか。(
発言する者あり)
114:
◯依田区
議会事務局次長 前回お示しした資料に基づきましてなんですが……
115:
◯嶋崎委員長 あ、前回あったね。ごめんごめんごめん。
116:
◯依田区
議会事務局次長 例えば、お隣の中央区につきましては、常任委員会が四つございまして、で、第一、第二副区長──まあ、第一副区長が企画総務委員会……
117:
◯嶋崎委員長 2人いるからね。
118:
◯依田区
議会事務局次長 ええ。第二副区長、第二と言っては、あれ、差し障りがあるんですが、企画総務に両方出ていらっしゃいます。で、区民文教についてはお一人出ていらっしゃって、また教育長も出ていらっしゃると。
119: ◯はやお副
委員長 教育長が出ているの。
120:
◯依田区
議会事務局次長 はい。福祉保健委員会については、お一人、副区長。環境建設委員会にはもう一人の副区長というような形で、分任されているような状況です。
121:
◯嶋崎委員長 なるほどね。副区長が2人いるところはそういう形でできるよね。
122:
◯依田区
議会事務局次長 はい。
123:
◯桜井委員 開会日がずれているでしょ。
124:
◯嶋崎委員長 そうですね。だから、あとは、うちは今、教育が1本でしょ。だから教育のところには教育長に出てもらうとか。あと、区長に企画とか、副区長に生活福祉という、今、単純にですよ、単純に言っちゃうとそうかなと思うけれども、それがいいのかどうなのかということもあるし。今、正直言って、委員会が教育、まあ、戸張
委員長がいるけど、教育だけなんですよ。昔は教育と何とかって……
125: ◯はやお副
委員長 環境安全。
126:
◯嶋崎委員長 環境か。で、今、企画が非常にちょっと重くなっちゃっている部分もあるから、ここは執行機関が組織を変えるときにそういうふうにしちゃったんで、
議会側に相談せずに。だから、ここは前にも執行機関にも言ったんだけども、変えるんだったら一応
議会にも相談してよと。じゃないと、委員会の割もあるんで、一つの委員会が非常に重くなっちゃって、別に教育が軽くと言っているわけじゃないけれども、(
発言する者あり)非常に重たい。それぞれ重たい委員会なわけですから、そこのところはやっぱり配分をうまくしないと、この出席についても、なかなか皆さんが納得して、やっぱり出席してもらいたいわけだから、そういうところもあると思いますよ。だから、次回の、我々も改選するけども、そのときにはやはり執行機関にも考えてもらいたいところがあるよね。じゃないと、バランスがとれなくなっちゃうから。
どうでしょう、よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
127:
◯嶋崎委員長 はい。どうぞ、岩佐委員、いいよ。
128: ◯岩佐委員 すみません。すみません、話を戻すようで。
この2枚目の資料で、目黒区副区長が委員会で
発言を行う「特定案件」というのがちょっと参考になるかと思ったんですけど、これ前回出た資料の中で、目黒区では副区長1が、あ、1人しかいないのか。特定案件のみ出席されて、
発言されている。じゃあ、特定案件は、これは明文化されてなくて、都度ご判断されているということなんですけど、そのときに、例えば日程調整ですとか、要は毎回出てくれなくてもいいけれども、特定案件でぜひ
発言してもらいたいときの調整の仕方というのがもしあれば調べていただきたいなと思いまして。それは、多分うちの区でも、別に、副区長だけではなく教育長も含めて、いろんな考え方の参考になると思うので、ちょっとそれは次回までに調べていただきたいと思うんですけど。
129:
◯嶋崎委員長 じゃあ、調べてください。
次長。
130:
◯依田区
議会事務局次長 その辺、調整させていただきます。ただ、何かおおむね区政全体、あと不祥事、人事、全体計画にかかわる案件ということでございますので、(「不祥事」と呼ぶ者あり)そういった事象が発生した場合に参加しているのかなということが……
131: ◯岩佐委員 その、だから、日程調整とか。
132:
◯依田区
議会事務局次長 日程調整。当然そこは行っているかなという、その辺は詳しく……
133:
◯嶋崎委員長 調べてもらって。
134:
◯依田区
議会事務局次長 調べます。
135:
◯嶋崎委員長 はい。いいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
136:
◯嶋崎委員長 はい。それでは、大きい2番のその他に入ります。皆さんから。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
137:
◯嶋崎委員長 はい。
私のほうから1点。この期も、あともう一回定例会が、来年明けて第1回定例会があります。当委員会はまさに
議会のあり方に関する特別委員会ということなんで、大きないろいろと課題がまだまだありますけれども、やはり何か一つのきちっとした成果を出して、それで次の期につなげるような形にしたいと思っていますから、たくさん課題がありますけれども、どうぞご協力いただいて、そろそろまとめに入りたいというふうに思っていますので、ご協力をいただきたいと思います。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
138:
◯嶋崎委員長 はい。それでは、3番目、閉会中の特定事件継続調査につきましては、閉会中といえども当委員会が開会できますよう議長のほうに申し入れたいと思います。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
139:
◯嶋崎委員長 はい。
それでは、本日は、この程度をもちまして、
議会のあり方に関する特別委員会を終了します。ご苦労さまでした。
午前11時27分閉会
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