徳島市議会 2013-09-09 平成25年第 3回定例会-09月09日-13号
昭和30年ごろから昭和50年ごろまでは、日本の総人口はふえ続け、工業近代化、そして豊富な労働力を背景に、経済は高度成長を続け、約20年前では国民1人当たりの国内総生産GDPは世界最高水準で、貿易でも急激な円高にもかかわらず大幅な黒字、そして失業率も低く、国民の貧富の差は小さく、1億総中流と言われていたと、堺屋太一氏の講演により聞いています。
昭和30年ごろから昭和50年ごろまでは、日本の総人口はふえ続け、工業近代化、そして豊富な労働力を背景に、経済は高度成長を続け、約20年前では国民1人当たりの国内総生産GDPは世界最高水準で、貿易でも急激な円高にもかかわらず大幅な黒字、そして失業率も低く、国民の貧富の差は小さく、1億総中流と言われていたと、堺屋太一氏の講演により聞いています。
元通産官僚、経済企画庁長官の堺屋太一氏によると、日本は今、第三の敗戦とも言うべき苦境にあると言います。1度目は徳川幕府の末期、2度目は太平洋戦争、第3が、バブル崩壊やリーマンショック、ユーロ経済危機などによる世界的な経済不況の中で東日本大震災を経験し、いまだに復興が進まない現在であると言います。