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06月15日-03号

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  1. 石井町議会 2022-06-15
    06月15日-03号


    取得元: 石井町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    令和 4年 6月定例会         令和4年6月石井町議会定例会会議録(第3号) 1. 招集年月日  令和4年6月15日(水曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開議     6月15日午前9時55分宣告 4. 応招議員      1  番     武 市  奈見子      2  番     木 下  貴 雄      3  番     谷    雅 史      4  番     平 野  忠 義      5  番     大 西  隆 夫      6  番     永 岡  栄 治      7  番     仁 木    孝      8  番     谷 脇  孝 子      9  番     井 上  裕 久     10  番     後 藤  忠 雄     11  番     有 持  益 生     12  番     山 根  由美子     13  番     川 端  義 明     14  番     久 米    毅 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員応招議員と同じである。 7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             小  林  智  仁   副町長            阿  部  龍  裕   参事             田  中  憲  博   参事             黒  川     浩   参事             東  内     徹   総務課長           桃  井     淳   危機管理課長         三  河  和  彦   税務課長           内  藤  泰  典   長寿社会課長         岡  田  匡  範   建設課長           井  内  利  充   産業経済課長         太  田  勝  久   住民課長           遠  藤  哲  雄   子育て支援課長        米  田  智  己   環境保全課長         臼  木  唯  文   教育長            喜  多  利  生   学校教育課長         奈  良  貴 美 子   社会教育課長         川  端  裕  之   給食センター所長       坂  本  清  晃   監査委員           田  村     浩 9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         鎌  田  克  己   係長             清  水  順  子10. 会議録署名議員      8  番     谷 脇  孝 子     10  番     後 藤  忠 雄11. 議事日程   日程第1 一般質問            午前9時55分 開議 ○議長(井上裕久君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ただいま太田産業経済課長より答弁内容の訂正申出がありました。太田産業経済課長。 ◎産業経済課長太田勝久君) 失礼いたします。 答弁内容の訂正をさせていただきたいと思います。 先日6月14日、仁木議員の答弁で、全部で1アール当たり9万5,000円の助成を受けることができますと申しましたが、正しくは、全部で10アール当たり9万5,000円の助成を受けることができますでございます。訂正をさせていただきます。よろしくお願いします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(井上裕久君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。5番大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) おはようございます。 議長の指名をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。 まず、第1に火葬場についてお尋ねします。 町民の方の要望もありますが、6月7日の徳島新聞に掲載の火葬場整備事業の記事について、何点かお尋ねします。私の認識不足があるかも分かりませんが、よろしくお願いいたします。 まず1番としまして、石井、神山、板野の各3町での火葬場整備事業ですが、基本計画を本年度中に策定するとありますが、3町はやはり組合などを立ち上げての取組でしょうか。 ○議長(井上裕久君) 阿部副町長。 ◎副町長(阿部龍裕君) おはようございます。 火葬場に関しまして、3町での取組は組合などを立ち上げての取組かというふうなご質問でございます。 現時点で、基本計画を発注する時点で組合等立ち上げは考えておりません。組合等立ち上げは、事業手法を検討していく中で3町で法人格を持ってという言い方がいいかもしれません、法人格を持って取り組まなければならないような事業手法を取る場合は、もちろんそのようなことになると思いますが、現時点ではそれを前提に話をしてるわけではございません。以上です。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 続きまして、2点目といたしまして、それぞれ各3町が建設候補地を提案して選定基準などを盛り込み、建設地を決定するという認識でよろしいでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 阿部副町長。 ◎副町長(阿部龍裕君) 候補地に関してでございますが、今のところ、基本計画でどのような候補地の選定の項目があるのかということは考えていかなければならないことではございますが、それにのっとって3町で可能な限り候補地を持ち寄って検討してもらいたいというふうに考えております。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) すみません、3点目といたしまして、石井町……。 ○議長(井上裕久君) 小休します。            午前10時01分 休憩            午前10時03分 再開 ○議長(井上裕久君) 再開します。 ◆5番(大西隆夫君) 続きまして、3点目といたしまして、石井町が業者への発注をするとありますが、石井町が事業主体になるということでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 阿部副町長。 ◎副町長(阿部龍裕君) 事業主体になるかというご質問でございます。 基本計画の発注に関しましては、負担金をいただいて私どものほうで発注いたしますので、事業主体、計画の発注自体は石井町かと考えてます。すなわち、契約書には石井町長と相手方の業者さんのお名前しか載らないという意味で、事業者は石井町というふうに考えております。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。
    ◆5番(大西隆夫君) 4点目といたしまして、例えば神山町、板野町のどちらかの建設地が最適となった場合、石井町は事業主体等であればどのように取組を行うのでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 阿部副町長。 ◎副町長(阿部龍裕君) ほかの2町にというのは、火葬場をそちらに建設する場合というふうに受け止めさせていただいてよろしいですか。 その場合でも、本町は真摯に率直に議論に加わりまして、もちろん3町がですが、我々が要求する火葬場が実現できるような意見反映はもちろんしてまいりたいと思いますし、相応の財政負担も発生するかというように考えております。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 町民の皆さんがかなり期待されてる火葬場建設ですので、副町長も頑張っていただき、できることなら本町に立派なのができるように努力していただいたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、高齢者外出支援についてお尋ねします。 支援事業は3年ぐらいになるようですが、各年度別の実績はどのようなものでしょうか。また、来年度以降も実施するのでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長岡田匡範君) お答えいたします。 平成31年度、令和元年度から事業開始しております。タクシーが3,332件で99万9,600円、バスが824件で8万2,400円、合計108万2,000円の支出となりました。令和2年度になります。タクシー、6,079件、182万3,700円、バス、1,714件、17万1,400円、合計199万5,100円、昨年度、令和3年度、タクシー、8,376件、251万2,800円、バス、2,045件、20万4,500、合計271万7,300円が昨年度までの3年間の実績となっております。 来年度以降ですけれども、今回要綱で3月31日までという形、年度で区切るような形の要綱改正をさせていただきまして、令和4年度も同様な内容で4月1日から開始させようと担当課は考えております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 今の課長の答弁で、バスとタクシー、やはり思ったとおりタクシーの割合がほとんどのようです。一番は、石井町においてはタクシーのほうがそれぞれ使い便利がいいということだと思います。 続きまして、それの予算の執行率、年々増額になっておりますが、その執行率はどのようなものでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長岡田匡範君) お答えいたします。 当初から、バス、タクシー利用に対する助成金は420万円を見込んでおりまして、先ほど実績報告をさせていただきましたように、昨年度でしたら3分の2程度、300万円近く実施しておりますので、そのような形となっております。最初は100万円、200万円、300万円という形で伸びてきておりますので、予算の執行率としてはそのような形になっております。正確な率は分かっておりません。以上です。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 続きまして、町内5地区別の利用状況は分かりますでしょうか。また、町外への利用状況はどのようになっておりますでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長岡田匡範君) お答えいたします。 タクシー会社から、どの程度の利用したかという形の実績を求めておりませんので、利用した方の利用分だけを支払っておりますので、どの地区へ行ったか、どの方が利用したか、これの詳細を集計しているわけではありませんので、そのデータはありません。申し訳ありません。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) そのデータはないようですが、私が思うにはやはりいろんな現場での状況、これを調査して事業に生かすのも非常に大事じゃないかと思います。私が聞きましたところ、町外への利用状況は大体4分の1のようです。あとは町内で、これもほとんどが病院、徳大、中央、市民病院等利用が多いようです。また、機会がありましたら、そのような利用調査もしていただけたら次に参考になるのではないかとは思います。 続いてお尋ねします。300円、1枚、1つの券が300円というのはどういった基準で決めているのでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長岡田匡範君) タクシーの助成金につきましては、おつりが出ない特性がございます。そのために、一定の初乗り運賃を2枚でカバーできるようにという形で、当初は初乗り運賃分2枚で制度が開始されまして、初乗り運賃分を何とかカバーして利用の機会に、外出支援の機会という形で制度が始まりました。バスについては、100円で何とか町外に出られるような金額という形で100円を基本とさせていただきました。以上です。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 私なりに、指定の協力機関にお尋ねをいろいろとさせていただいてお話をお聞きしました。まず、まよタクシーさんと介護関係のほうの明日香ライフケアさんの2社にお尋ねしました。介護関係のほうは、特定というんですか、一般の利用者はそうできないということなので、主にまよタクシーさんのほうをお聞きしました。 その中で、一番考えさせられたのが1枚300円の券です。できれば、500円券が使いやすいのではとのご指摘をいただきました。県のプレミアム券も500円といいますのも、タクシーの初乗りは570円です。1枚300円ですと2枚で600円、1枚300円を出し、不足分270円を現金で払うかといいますと、2枚600円で支払いする人が多いとお聞きしました。その割合ははっきり取っていませんが、かなりの数とのことです。そうなれば、30円を余分に払うわけです。しかし、500円券ですと、券1枚500円と不足分70円を現金で払うことになり、かなり抵抗なく70円を払っていただき、無駄がなくなるのではないかとお聞きしました。 また、町内でも第十とか関などからの駅前などだと1,000円を超えるようです。その場合でも券2枚と現金となり、使いやすいのではとのことです。また町外ですが、徳大前ですと、約2,000円前後、2,000円ちょっととお聞きしました。そのときでも、やはり500円券のほうが使い便利がいいとおっしゃっておりました。また、タクシー会社さんのほうも、そのほうが会社にとっても、500円ですと簡単に計算がしやすく、手間もかかりにくいとのことです。その点について、この事業も来年度に向かって500円券の検討をお願いしたいと思いますが、その点についてはどうでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長岡田匡範君) 3年間、この事業を実施してまいりまして、タクシー会社からそのような申込みもありませんし、利用者からの申込みもなかったんですけれども、大西議員の調査によってそういう希望も一部あるという形をお伺いしました。 現在の利用がもう浸透してきたことによって、高齢者の方も、そのチケットはもう300円のものだという認識がかなり深く根づいているところもありますので、このまま継続するのか、金額を上げるとなると、枚数の上下もしてくるかと思いますので、それも総合的に勘案して検討してみたいと思います。以上です。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) やはり、まよタクシーさんも良心的に、無駄なお金をできるだけなくして少しでも多くの方に利用してもらえたらともお聞きしました。ぜひ、来年において利用者、協力機関皆さんの実際の声を聞いていただきまして、せっかくの支援事業です、使いやすい、喜ばれる事業をぜひお願いしたいと思います。 その他、その話の中でお聞きした中で、券を残している人もおいでるようです。また、利用しにくいので申し込まない人もおいでるようです。また、申込みに足がないので遠くからタクシーで来る人などもおいでになるようです。その場合、計算しますと、大体券3枚です。往復すると6枚、申込みだけに6枚かかる。これもかなりどうかというようなお話もお聞きしました。 そして、券の使い方ですが、前半にほとんど多く、後半は尻すぼみとお聞きしました。これは予算の問題で仕方がないとは思います。利用者の皆さん高齢者の方々ですので、もう少し分かりやすい広報も必要ではと私は思います。 最後に、できるだけ今言いました無駄がなくなる、使いやすい500円券をぜひ検討して実施をいただきたいと思います。 続きまして、学校給食についてお尋ねします。 子供たちが楽しみにしています新しい給食センターが本格的に運用されていますが、今までの経過を見て、全体的にはどのように感じておられるか、お尋ねします。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 新学校給食センターにつきましては、昨年4月から新施設で稼働を開始し、1年以上が経過しました。新施設となり、町内全小・中学校及び幼稚園に1日に約2,500食の給食を提供しております。 また、昨年夏休みには学童保育施設利用者及び幼稚園の預かり保育利用者で、学校給食センターからの昼食提供を希望する子供たちに昼食を提供し、おおむね好評をいただいております。令和4年4月からは、食物アレルギー対応給食として、卵と乳の除去食及び代替食の提供も開始し、関係者の方々から好評を得ております。 新給食センターでは、昨年4月の稼働開始から現在まで特に大きな問題が発生しておらず、コロナ禍による影響はありましたが、おおむね順調に学校給食センター業務が行われているのではないかと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 新給食センターは順調におおむね運用されているということです。その中、当初の思惑と違い、不便な点、また思ったより便利でスムーズに行える点などがありましたら、お願いします。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 新給食センターになって、まず特に便利になった点といたしましては、昨年の12月議会でも答弁させていただきましたが、調理場内へのスチームコンベクションオーブンの導入によりまして、旧センターではできなかった肉や卵を焼いて調理することができるようになり、給食のメニューを増やすことができたことです。また、調理場内の面積を広めに取っているため、ゆとりを持って調理や配缶業等を安全に行うことができている点であります。 次に、不便な点といたしましては、調理スペースを広く取った反面、調理に使用した調理器具やカートの洗浄スペースが狭く、洗浄作業に時間を要していることなどが上げられます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 広いスペースで使いやすいと、いろんな便利な器具も入り、かなりいいようですが、今最後おっしゃった不便な点、不便な点、その対応策としてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 調理器具やカートの洗浄スペースが手狭でありますが、そのスペースの手狭さを逆手に取り、洗浄方法や順番を工夫することで移動時間を短縮するとともに、使用する水の量を減らし、節水に努めたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 続きまして、新しい給食メニューについて、主な4点ほどについてお尋ねします。 メニューについての子供たちの反応はどのようなものでしょうか。食べるものですので、一概にどれが100%良いとか、そういうわけにはいきませんが、大まかなところをお願いします。 まず、給食の量について、そしてまた献立について、続いて味について、最後、温度について、その4点についてお尋ねします。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 令和3年9月に、新学校給食センターの給食について、町内5つの小学校の5年生と2つの中学校の2年生の合わせて384名の子供たちアンケート調査を行っておりますので、その結果でお答えいたします。 給食センターの給食の量につきましては、約78%の子供たちが今までのままでちょうどいいとの回答をいただいております。 次に、給食の献立についてですが、約55%の子供たちが旧センターから変わったと感じており、変わったと感じた子供たちの約63%か献立が変わってよくなったとの回答いただいております。また、献立が変わっていないとの回答をいただいた子供たちからも、約69%の子供たちから今のままの献立でよいとの回答をいただきました。 次に、給食の味つけについては、子供たちの約64%から変わらないという回答があり、その変わらないと回答した子供たちの約85%の子供たちが今の味つけのままでいいとの回答がありました。 最後に給食の温かさについては、約62%の子供たちが温かくなったと回答し、その約63%の子供たちから、給食温かくなっておいしくなったとの回答いただいております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 食べるものなので、人それぞれ違うので一概には言えませんが、おおむね子供たちに受け入れられているように思います。現場の人も、ぜひ今後も頑張っていただけたらと思います。 そして次に、その4点以外に給食に対しての何か子供たちの要望とか問題点がありましたら、お願いします。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 アンケート調査の結果、給食のメニューについては、新学校給食センターになって施設や調理器具等も最新のものとなり、給食の献立の種類を増やすことができたため、おおむね好評をいただいております。 メニュー以外の反応といたしましては、給食を保管する食缶も最新のものになり、給食が冷めにくくなったため、熱々の給食が食べれてうれしいという意見が多数ある反面、給食が冷めにくくなったため、暑い時期には給食が熱過ぎて食べにくいというような意見もあります。 ほかには、給食のおかずを1品増やすため、食器を1枚増やしました。1品多く給食のおかずを提供できるようになったため、給食の添え野菜が増えたことに対して、多くの野菜が食べれてうれしいという意見がある反面、野菜が多過ぎるので、野菜を減らして肉や魚を増やしてほしいという意見などもいただいております。 また、給食の品数を増やすために食器を増やし、食器も新しいものに変えたのですが、食器を変えたことにより大皿の深さが以前よりすごく浅くなっております。カレーや丼物は御飯とおかずを別の容器に入れて提供させていただいており、自分で御飯にかけて食べていただくようになっておりますが、カレーや丼などが別の容器になって食べにくくなったという意見も多数いただいております。以前と比べて、慣れないので食べにくいかもしれませんが、自分の好みの量のおかずを自分でかけて食べることができるかと思いますので、慣れていただきまして、自分好みの食べ方で食べていただけたらと考えておりますので、ご理解をいただければと思います。 そのほかにも様々な意見をいただいております。感じ方は十人十色でありますので、皆さんの希望に添うことはできませんが、できるだけ多くの意見を反映した給食を提供できるよう検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 今お聞きしますと、本当に大変な作業といいますか、お仕事だと思いますが、頑張っていただけたらと思います。 続きまして、子供たちパン食をとても楽しみにしておりますが、今後パン食が減るとか、なくなるとかの声を聞きますが、実際にはどのような事情があるのでしょうか、お願いします。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 石井町立学校給食センターでは、昨年度まで毎週火曜日をパンの日とし、給食の主食として週1回パン製造業者に製造と配達を委託し、同日焼いたパンを給食で提供させていただいておりました。しかしながら、昨年の年末に町内のパン製造業者から、令和4年3月末に複数の社員が退職を予定しており人員不足となるため、令和4年4月以降の給食のパンを納品することは不可能であるとの申出がありました。町内のパン製造業者には、給食の全食数の約半数に当たる約1,250食のパンを発注しており、残りの半分を町外の2業者に発注しておりました。町内のパン製造業者からパンの納品がなくなると、残りの町外の2業者だけでは全ての食数のパンを製造することは困難となるため、徳島県学校給食会にも相談の上、ほかのパン製造業者も探しましたが、調整が難しく、給食での定期的なパンの提供は断念せざるを得なくなりました。 また、現在石井町の給食で使用している米は全て石井町内で生産されており、町内業者から納入されております。給食の主食にパンをやめ、全て米飯給食にすることは日本の伝統的な食文化の理解を深める、地域の優れた伝統的な食文化について子供たちが考える機会となり、食育にもつながると考えております。さらに、地産地消や町内の産業振興にも寄与し、石井町農業の発展にも貢献できると考えております。 以上のような理由から、令和4年4月より、石井町の学校給食の主食については基本的にパンの提供を中止し、米飯での提供とさせていただいております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) パンの製造者のほうの事情で、なかなかパンが間に合わないということで事情はよく分かりますが、実際のところ、本当に子供たちパン食を週1度楽しみしています。パン食にするにはいろいろ問題点もあると思いますが、何とか工夫などをしていただきまして、子供たちのためパン食の継続を週1回でなくてもいいと思いますが、何とか定期的にでもパン食をお願いできたらと思いますが、何かその点についてお考えはありますでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 給食の主食としてパンの定期的な提供を復活させることは、先ほども申し上げましたとおり、非常に困難となっております。 また、給食の主食を全て町内産の米飯給食にすることは、子供たちの食育の推進につながるとともに、石井町農業の振興にも寄与することから必要だと考えております。それで、これからも給食の主食については、基本的に完全米飯で提供させていただきたいと考えております。 しかしながら、大西議員おっしゃるとおり、給食のパンの提供を楽しみにしているお子さんもたくさんいらっしゃることは理解しております。給食でパンの定期的な提供については困難でありますが、不定期にできる範囲でパンの提供させていただけたらと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 何とか工夫していただきまして、不定期でもいいですので、子供たちは本当に楽しみにしております。パン食が継続できるように努力していただけたらと思います。 今回いろいろお聞きしたところ、やはり給食を作ってから配送するまで本当に子供たちのためを思っていろいろ工夫されて努力されているのがよく分かりました。今後とも、ぜひ安全・安心な給食が続けられますように職員全員で頑張っていただけたらと思います。多分、子供たち、保護者の皆さんも、それにはほとんど感謝の気持ちを持っておいでると思いますので、ぜひ頑張っていただけたらと思います。 最後になりますが、石井小学校周辺の違法駐車についてお尋ねします。 石井地区は学校の駐車場、学校ができた時代では、今のような車社会は考えられませんので駐車スペースがありません。そして今の時代、保護者の皆さんに車での送り迎えは駄目ですとは言えません。その他、児童数、石井小学校の場合は他と比べてかなり多く、この間ほかの議員の答弁の中で、児童数が増えても減ることはあまりないという状況です。 そういったことなどから、石井小学校の違法駐車は長年にわたり地域住民、また警察からの改善要求はありますが、いまだに改善されていないのが現状です。私も、ある程度聞いて大変なのは聞いておりますが、実際に現場に行って見てみますと、思った以上に大変といいますか、登下校時には学校に沿った東側の町道に入れ替わり立ち替わり違法車、送り迎えの車が駐車するわけです。特に雨の日など、学校の校門から南の幼稚園まで、もう何十メーターにわたりびっしりと駐車して子供たちを待っております。そのため、左側、西側に違法駐車というか、車が止まっている影響で、一般通行者の方は通るのに南から来た場合は中央線を越えて通行しなければなりません。ただ、そのときに国道のほうから車が来る場合、対向しなければいけないんです。その場合は、まあ比較的広い道ではありますが、3車線という状況になります。そのときに、駐車している車が出ようかと思って右に出た場合はかなり危険な状態です。 それと、特に私は見て気がついたのはUターン、送り迎えの車、国道のほうから、北から来た車は西側に駐車せにゃいけないので、来た場合はUターンせなんだら駐車できないわけです。それを一般の道でもうUターンするわけです。そしてまた、南から来た車は止まるときは行けるわけです。しかし、帰るときにまたUターンして帰るわけです。駐車する車、一般車両が通っている状況の中で、その合間を縫ってUターンするわけです。それも道路上でUターンを切り返してする場合もあれば、歩道ですね、そこに乗り上げて、歩道を通っている人もおいでるのにその間をよけてUターンしている状況なんです。本当に見ていてよく事故が起こらないな、そういうふうに考えます。それとまた、近くの量販店、そこを利用している方も何人かおいでるようです。このような石井小学校の状況をどのようにお考えでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 黒川参事兼教育次長。 ◎参事(黒川浩君) お答えいたします。 石井小学校の登下校時の保護者の送迎車に関しましては、石井小学校の校長先生をはじめ教職員の方々が児童玄関付近で交通指導をしていただき、児童の安全確保とともに周辺の交通事故防止にも寄与していただいているところでございます。 また、小学校玄関前の自動車の駐車禁止については、これまでにも石井小学校から機会あるごとにお願いをしており、保護者の皆様方には長時間の駐車や、特に児童玄関前での車の乗り降りは横断歩道を渡る児童が危険なため、やめていただきたいと思っております。そして、他の車両の通行には十分配慮していただくとともに、保護者同士が話に夢中になったり、子供たちから目を離したりしないようにしていただきたいと思っております。 石井小学校では様々な事情を考慮しまして、車の送迎を禁止はしておりませんが、ちょっとした保護者の皆様の心遣いで事故を防ぐことができますので、保護者の皆様方のご協力をお願いしたいと考えております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 今、参事がおっしゃったのは大まかな答弁だと思いますが、実際のところ、学校の校長先生等にもお聞きしましたが、もう学校でできる事故防止対策というんですか、もう今は参事がおっしゃったみたいな程度しかできませんと、それ以上のことはできませんと、もう本当に毎日心配しておりますと、どなんかそれを解消してほしい、実際それが本当の現場の声だろうと思います。 最近では小学校だけではなく、学童保育においても地域住民の方から、この違法駐車を何とかしてほしいとの要望が出ております。石井の学童保育は約150人余り、昨日ですか、答弁しておりましたけれど、もっと人数がこれから増えると。駐車スペースとしましては、建物の前に6台ぐらいしかできません、駐車が。時間帯によりますと、路上駐車が増えて、本当に一般車両の通行がスムーズにはいってないようです。ここにおいても、車両事故、人身事故が起こり得る状況と考えられますが、この点についてはどうでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えいたします。 石井学童クラブでは、迎えの際の注意点をこれまでもお願いをさせていただいたこともございますが、基本的に個々の事例に応じて対応をさせていただいているところでございます。 内容については、小学校の場合と同様の回答にはなりますが、保護者の皆様方には長時間の駐車にならないようにご協力をお願いしたいこと、また他の車両の通行には十分配慮していただき、そして迎えの保護者同士が話に夢中になったり、子供たちから目を離したりしないようにしていただきたいと思っております。保護者の皆様のお心遣いをいただき、ちょっとした心遣いで事故を防ぐことができますので、保護者の皆様方のご協力をお願いしたいと考えております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 私は、今参事がおっしゃってましたように保護者の協力、心遣いで事故をなくすと、今の状況ではそういうことになるかと思いますが、それがいつまで続くか、そういうんでいいんかどうかというのがまた問題だろうと思います。私は、行政として今の状態、それを容認してきたこの現状をこの際早急に解消しなければならないと強く思っております。極端に言えば、絶対にどなんかしなければいけないと、全国各地で通学路での事故がよく報道されますが、大概は事故が起こった後でその責任問題、また事故防止対策を取っているのが実情です。ここで大事なのは事故が起きてからでは遅いのです。 その他、建設現場と工場、その他多くのところでKY活動を実施しております。危険予知をして災害、事故をなくすと努力しておりますが、それでもなくなりません。しかし、石井小学校では、そういった事故が起きても不思議でない状況が何年にもわたり当たり前になっております。いつまでも今の現状を容認するのではなく、一番考えなければならない子供たちの安全・安心な学校生活はもちろんですが、地域住民の皆さんの不安を解消するのが行政の責務だと考えます。極端な話かも分かりませんが、長年にわたり事故が起きてもおかしくない状況を行政が容認し、明日にでも事故が起これば、その責任は通常の自己責任以上の厳しい責任を行政が受けるわけです。この状況を打開するには、やはり町長の英断により解消できるのではないかと私は考えております。町として、町長として、こういった状況を解消できる状況も整っておりますので、何とかしていただきたいと思いますが、町長はどうお考えでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 石井小学校の違法駐車についてということでご通告をいただいておりますし、今のご質問も拝聴しながらいろいろと考えをめぐらせておりました。 まず1点目、これは本当に肝の部分というか、基本的なことなんですけれども、この通告にもありますように違法ですので、やはりドライバーの方、これは保護者の方が送迎を問わず、交通ルール、交通マナーを守っていただくというのがやはり一番大事なことかなというふうに思っております。 加えて、基本的に町内の小学校につきましては、徒歩通学、集団登校での通学をお願いしているところでございます。この集団登校につきましても、以前議員からご質問も頂戴したかと思いますが、体力の向上という側面も持ち合わせております。体力につきましては、昭和60年頃から子供の体力というのがずっと右肩下がりで、少し下げ止まっておりますが、その反面、身長、体格、体重というのは大きくなってきている。徳島県ではかなり体力の低下も叫ばれておりまして、また糖尿病がワースト1、2を争うような状況となっております。子供のときからスポーツを通じて体力づくりという話もございますが、学校生活だけでのスポーツあるいは課外授業でのスポーツ、そうしたことも大事ではありますが、やはり基本的な生活習慣、常に歩くというふうなこと、そういったことも必要ではないかというふうに感じてるところでございます。 また、これは広島県尾道市の陰山校長先生という方がいらっしゃいますが、その方の話、以前にも申し上げたかも分かりませんが、今の子供たちは学力がちょっと低下してきていると、その学力の低下の原因は勉強しなくなったからとか、あるいは競い合わなくなったからとか、そういうふうなことじゃなくて体力とか気力、こういった部分について低下してきているから、勉強しているのに成績が伸びない、学力が上がらない、そういうふうなことが起こっているというふうなお話も本で読んだことがございます。ですので、やはり気力、体力というのは一番何か物事をやるのに根本的な部分でありますので、そうしたことを日々の学校生活のみならず、登下校時も通じて歩いていただくことで、そうした体力についてはついていくのではないかなというふうにも考えております。 現状、この交通状況、送迎の状況というのを私も把握はしております。一番簡単な解決方法としては、あそこにもうそもそも路上駐車というのは駄目でございますので、あそこにラバーポール等々を置きまして車が止められないようにすること、こうしたこともこれをやればすぐに駐車、そういう状況というのは解消できると思っております。ただしかし、様々な状況で送り迎えが必要な児童・生徒の方もいらっしゃるかと思います。ただ、そういった方については学校に申請をしていただいて、その方々、こういう理由で送迎が必要だというふうな方については、そういった方についての駐車場は確保する必要があろうかと思いますが、原則として送迎ではなく集団登校をお願いしていきたいというふうに思っております。 また、今そのための、為老橋を架けるときに恐らく当時購入した為老橋の下に町有地が残っております。現在、石井幼稚園の先生方に為老橋の下に駐車をしていただいておりますが、あそこは増水時等は危ないとは思いますけれども、ふだんは畑も田んぼもされておりますので、ふだんについては何ら支障はございません。ですので、どうしてもそうしたふだんの登下校の中で送迎が必要ではない方ではあるけれども、何らかの理由で突破的に送迎が必要になる場合、そうした場合についてはそこの為老橋の下の町有地を使っていただいても結構かなというふうに思っております。為老橋の下に駐車してから石井小学校まで歩いて約1分、2分程度で行くことができますので、そうした近くにある為老橋の町有地につきましてはご利用いただけるように、そういったことを小学校を通じて、また保護者の方々にも周知できるよう努めてまいりたいと、このように考えてるところでございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 今、町長がおっしゃることもよく分かりますが、やはり私が思うには根本的な対策を取らなければこれは絶対なくならない。そのうち、事故等は絶対に起こる可能性は大です。根本に何が足らないか、何がこういうふうになるか、別に保護者が悪いわけでないんです。通行方法とかUターンとか、そういう面はちょっと考えていただかなんだらありますが、やはり根本的に車を止めるところがないわけです。その場所を町として、行政としてできるだけ努力していただく。今だったらできる条件はあると思います。そこは、町長の英断でぜひそういう解消のほう、地域住民に迷惑をかけない、子供たちの安心・安全な学校生活、本当にあそこは危ない。いつ事故が起こっても、人身事故が起こってもおかしくない状況です。普通ではちょっと考えられないような状況です。それを学校の横、子供たちのところで起こってるわけです。これは絶対に行政として早急に解決しなければ、地域住民の人、子供たちのためにはぜひやっていただきたいと、そのように考えます。今すぐでなくても結構です。町長がしっかり考えいただいて、条件は整っておりますので、ぜひ町長の英断でそのような取組を、解消をぜひやっていただきたいと、私は強く思いますので、ぜひご検討いただけたらと思います。 最後に、その他のほうでお尋ねします。 今は徳島市とごみの焼却施設というんですか、あれを5町、そういうふうな中心でやっておりますが、新聞等を見ましても、何か二転三転していて、石井町としてはどのような取組、どのように考えているのか、町民の人不安な点があります。その点、分かる範囲で町長にお答えいただきます。 ○議長(井上裕久君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 広域ごみ処理施設の件でご質問を頂戴いたしました。 二転三転といいますか、今石井町は徳島市に議会の議決もいただきまして事務委託を行っております。建設場所が当時飯谷町で計画されていたものでありましたけれども、その後様々な理由がありまして、今現在はマリンピア沖洲のほうで徳島市が検討をされております。つい先日、住民説明会等を開いたと、コロナの状況で少し開催が遅れたところもあったとお聞きしておりますが、住民説明会等を開いたというご説明をいただいております。 先日、徳島新聞報道ではありますが、広域で行った場合の整備については、これぐらいの規模と、あるいは単独を行った場合はこれくらいの規模というふうな形で報道もなされておりましたが、今正式に作業部会があったりだとか、あるいは首長間での協議会が開催されてはおりません。ですので、広域は事務委託しておりますので、6市町で広域で行くという方向性には現在変わりはない状況でございます。今後、徳島市も市議会が今日がたしか閉会だったと思いますが、市議会閉会後、それから石井町としても石井町議会閉会後、あるいは他の6市町の議会が全て閉会した後にでも、また作業部会、それから首長間の協議会、そうしたものを早急に開いていただけるよう、徳島市に対しては要望をしていきたいというふうに思ってる状況でございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 大西隆夫君。 ◆5番(大西隆夫君) 住みやすい石井町、明るい石井町、元気な石井町を目指して、行政の皆さんも私も含めて頑張っていけたらと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 これをもちまして私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(井上裕久君) 小休します。            午前10時54分 休憩            午前11時08分 再開 ○議長(井上裕久君) 再開いたします。6番永岡栄治君。 ◆6番(永岡栄治君) 議長の指名をいただきまして、ただいまより一般質問をさせていただきます。 まず、紙ごみの収集についてお伺いさせていただきますが、私ももう議員職を拝命して10年以上たつわけですが、恥ずかしながら、いわゆる雑紙というものを紫の紙容器包装の袋、石井町の場合は皆さん使われていると思いますが、そこに入れていたと、紙を再利用しなければいけないなという意識はありまして、入れていたところ、家族の者に何を考えとんで、これは入れられんでよということで、そこで改めてごみ事典を見直してみたら、リサイクルの紙の容器包装のマークがあるものだけを入れるというふうに書いてあるということで、非常に恥ずかしい思いをしたわけなんですが、いわゆる雑紙というものなんですが、これは公益財団法人古紙再生促進センターという団体がありまして、ホームページを見ましたところ、雑紙という定義は投げ込みチラシですとか、パンフレット、こういったコピー用紙、包装紙、紙袋、紙箱、封筒、はがき、ノート、メモ用紙、紙製ファイルとかティッシュの箱とかお菓子やおもちゃの紙箱、トイレットペーパーの芯とかカレンダー、値札、名刺といろいろあります。 今、石井町でも集めている新聞、雑誌、段ボール、牛乳などの紙パック、これ以外の再利用できるものというふうになっておりまして、これもまずは捨てない、分けて出して再利用するということで段ボールなどの原料になるというふうに言っておりますが、これを石井町ではリサイクルの対象にはしてないんですが、これを対象にできない何か理由でもあるのか、それとも今までの流れでこうしてきたのかについて、環境保全課長にお伺いします。 ○議長(井上裕久君) 臼木環境保全課長。 ◎環境保全課長(臼木唯文君) お答えいたします。 資源の有効な利用の促進に関する法律第9条には、地方公共団体はその区域の経済的、社会的諸条件に応じて資源の有効な利用を促進するよう努めなければならないと定められております。また同法の改正により、平成13年4月から、メーカー側に一部の資源ごみにつきましては識別マークの表示が義務づけられ、ごみを出すときの分別が容易になっております。 石井町では、平成14年4月から、それまで燃やせるごみに分別していただいていたごみのうち、紙資源に関しましては紙製容器包装、新聞、雑誌、段ボール、飲料用紙パックの5種類について、資源ごみとして燃やせるごみから分別していただいております。一般的に家庭から出される古紙は、主に新聞、雑誌、段ボール、紙パック、雑紙の5種類と言われております。 永岡議員ご指摘の書類については、雑紙として分別していただいている自治体もございます。一般的に雑紙に分類されるものといたしましては、先ほど永岡議員から説明があったとおり、多岐にわたります。外見上、識別が困難な類似のものもございます。例えば、レシートなどの感熱紙や圧着はがき、シール、カーボン紙などは雑紙のように見えても製紙原料にならないため、禁忌品とされておりますので、非常に注意して分別していただく必要があります。加えて、雑紙には識別表示もなく、文書や封筒などには宛名などの個人情報等が記載されている場合も多くございます。また、石井町では紙製容器包装に特化して分別していただいておりますので、紙製容器包装を除く雑紙として分別していただいた場合、家庭から出される量はそれほど多くないのではないかと推測されます。仮に、雑紙の分別区分を新たに設けようとする場合、収集方法や処理方法の検討、特に資源ごみですのでリサイクルセンターでの保管場所の確保なども必要になってこようかと思います。費用対効果なども視野に入れ、検討する必要がございます。とはいえ、このような状況ではございますが、現在広域ごみ処理施設の整備をお願いしている徳島市では、雑紙の分別区分を採用しておりますので、ごみ処理を広域化するまでには検討しなければならない課題の一つであると認識しております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 永岡栄治君。 ◆6番(永岡栄治君) ありがとうございます。 課長も答弁の際に触れていただいた徳島市の事例のみ私も調べたわけなんですが、雑紙収集はいつからですかということも、これちょっと調べないと分からないぐらい前からしてるということで、徳島市としてはかなり雑紙収集に力を入れている感想を持ちました。といいますのも、ホームページにかなり雑紙収集について、市民の方への協力の呼びかけというのが掲載されております。それによりますと、重量比で燃やせるごみの40%が紙ごみだそうです。その分別回収と集団回収、これはエコステーションに持ち込んだり、各種団体が集めたりする分なんですが、それを合わせて令和元年度で6,763トンも集まったというふうになっております。それでも、まだまだ可燃ごみの中に紙ごみが混ざってるということを訴えられておりました。もちろん、プライバシーの書かれた書類等もあるんですが、それは気になるものは小さく切って使用済みの封筒や紙袋に入れてくださいとまで書かれてありまして、あと雑紙専用の紙袋というのも作って、それに、ちょっと今持ち合わせてないんですが、ひもで縛って出すようになっております。紙ごみというのが意外に重量がありまして、ティッシュの紙箱で36グラム、ペーパータオルの芯は10グラム、はがき1枚でも3グラムあるということです。目標として、徳島市は1人1日15グラムの雑紙をリサイクルしましょう、これ使うということじゃなしにリサイクルするということでしょうけれど、それを市民26万人で徹底したら年間で1,424トン削減でき、金額にして1,612万円の削減になると、ごみ処理費の削減になるというふうに書かれておりました。課長が言われますように、ごみ処理の広域化に向けて本町も対応を加速させていく必要があるのではないかなと思っております。 徳島市環境政策課の担当者に聞きましたところ、このメリットとしては焼却ごみの減少による炉の延命化、それと焼却灰の減少によります最終処分場の延命化等のメリットがある。デメリットは今のところ思いつかないというふうな話ででございました。 本町としてやる場合には、確かにいろいろな課題はあるかとは思いますが、燃やしてしまえば再利用できないわけです。そして、石井町の場合は非常に老朽化した炉を高い修繕費を払って使ってる現状もあります。町民の方にごみ減量化を呼びかけている立場として、この雑紙の収集について再度検討していただけないかと思いますが、町長にもご答弁をいただきます。 ○議長(井上裕久君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 燃やせばごみ、分ければ資源というふうな言葉もございます。議員のおっしゃるとおり、確かに資源を分ければ非常にリサイクルの向上にもつながるし、また炉の延命化にもつながるものだとご質問を拝聴しながら考えました。 今現在、石井町内では19分別をしていただいております。この19分別していただいている中にまた雑紙、これを分別しますと、20分別と非常にたくさんの分別をしていただかなくてはならない状況になろうかと思います。ただ、そうはいってもSDGsの観点からも、住民の皆様方のご協力をいただきながら、リサイクル率の向上には努めていかなければならないものだと思っております。 そうした中におきまして、現在の収集状況、これにつきましても今もういっぱいいっぱいで回っているところでございますし、また新たに、これは要研究、検討だろうと思いますが、新たに1つ増やしますと、今度燃えるごみ、燃えないごみ、あるいは資源ごみ、このカレンダー、今カレンダーももう目いっぱい入っておりますので、この中で収集状況を変えていくとなるとかなり大きな検討が必要になってこようかと思っております。いろいろな徳島市の状況とか、あるいはそうした収集状況の中でどういった工夫ができるのか、先進自治体の事例等を研究していきながら検討をしてまいりたいと、このように考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 永岡栄治君。 ◆6番(永岡栄治君) 石井町は、その他のものについては非常に本当に細かく分別がなされておりますし、ごみ袋の有料化によって町民の方にもご負担をいただきながら進めているというところでは、進んでるところもあるかと思いますが、それに比べて少し制度設計で抜け落ちてた部分がありまして、私も今頃それに気づいたというところなんですが、よく検討していただいて、先進事例等も見ていただいて、今現状燃やしてしまっているものを何とか再資源化し、なおかつごみ焼却場、そして最終処分場の延命化につなげるということを進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 それでは続きまして、GIGAスクール構想についてお伺いします。 町長の町政概要報告の中でも触れられておりましたが、私も実は徳島市と同じ機種を使っているということで、徳島市の生徒に聞きましたら、なかなか使い勝手が悪い、ずっとを更新してたり、立ち上がりに時間がかかったりと、そういう話も聞きますが、現状、その不具合等はどの程度改善されて、どのように学習に役立てられているのかというところを教育長にお伺いします。 ○議長(井上裕久君) 喜多教育長。 ◎教育長(喜多利生君) お答えをいたします。 まず、不具合というようなことについてですけれども、昨年度いろいろ不具合もあってということでご質問もいただいたかと思います。 本年度につきまして、各学校で不具合が起こった際に、情報担当教員であるとか、町のICT支援員等が学校の中で不具合に対応していくというようなこともございますが、現在、本年度4月に入りまして、6月9日までに不具合によって修理をしたというものについては、町内全体で12台ということで随分減ってきたというふうに認識をしております。 次に、タブレット端末の具体的な活用状況と、学習にどのように役立てているかというようなご質問について、その主なものをお答えさせていただきたいと思います。 まずは、インターネットを活用した調べ学習、これに多く取り組んでおられると思います。課題や目的に応じて、自ら疑問に思ったこと、関心を持ったことというのを深く調べていく、そしてそういう情報を主体的に習得し整理をしていく、そういう学習に役立てているということです。 また、タブレットドリルを導入しております。そのドリルを活用して、教師が指定した課題だけでなくって、振り返りということで復習問題をやったり、また発展的な問題に取り組んだり、一人一人の理解度に応じた課題を繰り返し学習することができるというような成果が上がっております。 また、MetaMojiという授業支援アプリがございますけれども、このMetaMojiを活用しまして、教師が学習者用端末、タブレット端末にワークシートとかプリントというもの配信をして学習を進めていくと。その際に、教師用のタブレットで全ての子供たちの書き込みという状況が確認ができますので、進み具合を確認をしたり、またつまずきがある児童・生徒については個別支援が行えるというふうなメリットがございます。また、グループ学習、全体学習においても、一人一人の表現の機会の確保していくということに役立っているというふうに聞いております。 また、ZoomとかTeamsといいます同時双方型のウェブシステムがございますが、これを活用しまして他の学校の児童・生徒と交流学習を行ったり、また地域の方々との交流を行ったり、県外の工場見学というのをリモートで行ったりというような事例もございます。各教科等の特質、また学習過程を踏まえて、タブレット端末を教材教具や学習ツールの一つとして活用しているということなんですが、このように授業においてタブレット端末を活用することにより、児童・生徒の関心を高め、楽しくよく分かる授業の実践、また学力向上に役立てているというような状況でございます。以上です。 ○議長(井上裕久君) 永岡栄治君。 ◆6番(永岡栄治君) ありがとうございました。 情報ICT担当の支援員の方のご協力、ご支援によりまして、今年度は比較的スムーズに進んでると、活用が進んでいる状況をお伺いし、安心いたしました。修理についても12台と、ゼロではないんですが、随分減ったということで、引き続き活用をお願いします。 教師の方の負担軽減、負担が増えるのではなしに、逆に負担がこれによって、活用することによって減るような活用というのが望ましいのではないかと思いますので、さらに取組をよろしくお願いしたいと思いますし、また機会がありましたら、ぜひ見学等もさせていただけたらなと思っておりますので、またよろしくお願いします。 それでは続きまして、各年度に研究発表大会というのが指定小学校であって、来年度は藍畑小学校で英語の研究発表大会があるということですが、これはコロナの影響がまだ続いてるかどうか分からないんですが、例えばZoomによって大会をすることになるかもしれないし、そのあたり担当してる学校としても不安等もあるかと思いますが、どのような教育委員会としてのバックアップ等、予算措置も含めてあるのかをお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えいたします。 このたびの外国語研究大会につきましては、小学校教育研究会主催により、原則として2年に1度の頻度で行われております。令和5年度は藍畑小学校が大会開催校になり、分科会や講演、小学校の研究発表が行われる予定となっております。また、これまでの大会開催校では、主催や徳島県教育委員会の各種事業などを活用して財源の確保に努め、私費会計として学校内で管理され、経費の支出が行われてきました。このため、現在のところ石井町のほうとしては予算措置はできておりません。 藍畑小学校にこのことについて説明をいただいたところ、令和5年度の小学校教育研究会、外国語研究大会では新型コロナウイルス感染症の影響が続くことを想定し、オンライン配信による開催を予定しているため、平時開催と比較して開催必要経費が増大しており、総事業費は約100万円、歳入については小学校教育研究会外国語部会や徳島県教育委員会の英語教育改善プラン推進事業をはじめ、その他未確定のものを含め38万円を見込んでおり、差額の62万円については校長、教頭自らが関係者の協力を得てバザーを開催することや、その他できることに取り組んでいかなければならないと考えているとのことでございました。なお、主催となる小学校教育研究会にも経費支出をお願いしているようではございますが、非常に厳しい状況にあると伺っております。このたびの外国語研究大会費用につきましては、通常は私費会計として各学校にて開催をされておりますが、このたびは新型コロナウイルス感染症の影響が続くことを想定したことにより、経費が増大したものでございまして、事務局といたしましては、コロナ禍において財政状況は非常に厳しい状況ではございますが、学校の管理運営に係る経費としまして、財政課と予算計上に向けた協議をさせていただければと考えております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 永岡栄治君。 ◆6番(永岡栄治君) ありがとうございます。 通常とは状況が違うということも考慮していただきまして、また国からもコロナに関連した使途がある程度自治体の裁量に任されている交付金等もありますので、そういったところでよく検討して経費の増大分を到底なかなかバザー等では賄えるような額ではないかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 それでは最後に、これも教育関係なんですが、教員の車を止めてる駐車場の駐車料金が、聞きましたら前町長のときから徴収を始めたということだそうですけれど、これを教育目的に使うことも検討してもらえないかという声もありましたので、この件について担当課長のご答弁をお願いします。 ○議長(井上裕久君) 桃井総務課長。 ◎総務課長(桃井淳君) 町有施設の駐車料金の徴収ということで総務課から答弁をさせていただきます。 教職員の方の駐車料金につきましては、石井町職員駐車場使用料徴収要綱に基づきまして、町内の教育施設に勤務されます県費負担職員ということで、月額1,000円を納めていただいているところでございまして、これは本町職員から徴収している駐車料金と同額でございます。 駐車料金を徴収させていただくことの趣旨でございますが、各学校等の駐車場の維持管理、また一部の職員の方の駐車場が借地でございまして、借地料の支払いが必要ということでございますので、一般会計予算からそれら必要経費を支出しておるという状況にありますので、定期的に車を置かれている方からその一部をご負担いただくということが趣旨でございます。 教育費のほうに回せないかというご提言でございますが、徴収させていただいた駐車料金は一般会計の雑入という形でお受けさせていただいているところでございます。一方で教育費、教育委員会の事業費も一般会計の中の予算ということで、一般会計という広いくくりの中ではやりくりがなされておるということでご理解くださいますようにお願いをいたします。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 永岡栄治君。 ◆6番(永岡栄治君) ありがとうございます。 なかなか難しいのかなというところもありましたが、そういう教育予算の厳しい現状を反映しての声だと思いますので、そのあたりもよく検討していただけたらと思います。 それでは、私の質問はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(井上裕久君) 2番木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) 議長の指名により、一般質問をさせていただきます。 まず、防災についてということでお聞きをいたします。 日本で暮らす私たちは、頻発する地震や台風、ゲリラ豪雨など常に自然災害への不安を抱えております。この身近な脅威に対して、どのような備えをすれば来るべき災害に役立つかを考えておく必要があると思います。 そこで、避難所の備えについて確認をさせていただきたいと思います。 石井町にはどんな種類の避難所が何か所あるのか、またそれぞれの避難所にはどのようなものが備蓄されているのか、危機管理課長にお伺いをいたします。 ○議長(井上裕久君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 まず、避難所の種類ということですけれども、いわゆる広域避難場所、これが5か所あります。あと、指定避難所が20か所、一時避難所というのが22か所ございます。また、それ以外に緊急避難場所、指定緊急避難場所、あと福祉避難所というのもございますが、大きくは石井町のほうで備蓄品等々を備えております避難所に関しましては、指定避難所がメインとなります。指定避難所に関しましては、非常食、それから衛生物品、これは消毒液等々を最近は入れさせていただいておりますし、またおむつとかそういったもの、それから当然簡易トイレ等の備蓄もいたしております。また、あとは毛布とかを備蓄しておくようにはなっております。ただし、避難所自体にも、どうしても備蓄できる場所的な部分が確保できない場合、それから食料品等に関しましては、なかなか例えば西日が当たるような部屋とかには備蓄できないということもありますので、そういったものに関しては石井町のほう、役場のほうとか、あとは諏訪のほうにお借りしております備蓄倉庫のほうに備蓄しているような状況であります。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) ありがとうございました。 防災、命を守るという視点で考えられた有名なサバイバル3の法則というものがあります。災害発生3分後までに命を守るために必要な不可欠なものとしては空気、酸素です。人間は空気がなけりゃ、3分しか生きられません。これは、例えば津波発生時などに備えてのライフジャケットなどの準備や地震発生時の粉じん対策として防塵マスクなどが必要であるというふうなことになろうかとは思います。これについては、もしものとき、いざというときのために、自分の命は自分で守るという観点でそれぞれが準備し、備えておくことが必要であろうと思います。 次に、災害発生3時間までには体温の確保と排せつなどに対応できるものが必要になってきます。次に、3日目までには水分と睡眠の確保が必要となります。そして、3週間までに必要となるものは食事であるというふうに言われております。この点から考えてみますと、先ほどの危機管理課長からお伺いしました災害時、一時的に避難生活を送るための石井町の避難所における備蓄品については、おおむね整備できているのではないかと言えます。しかし、新型コロナウイルス感染者が国内において確認されて以来、約2年間の感染防止対策の視点で考えてみますと、十分であるとは言えないのではないでしょうか。 先日、石井町地域防災交流センター利用している町民の方から、このようなお話がありました。今年度より、地域防災交流センターの常駐の職員がいないこともあり、利用する前後に使用している消毒液が残り僅かであったため、補充をお願いしたところ、施設内には補充用の消毒液は置いておらず、役場に持ち帰り補充してきますとのことでした。今日はこれを使ってくださいと言われたとのことであります。利用者は、感染予防対策の意識が高く、協力的であるにもかかわらず、行政が補充用の消毒液さえ施設内に設置していないという状況はお粗末であると言わざるを得ません。 また、石井町地域防災交流センターは石井町防災の拠点の施設であるということは言うまでもなく、災害時の指定避難所にもなっております。新型コロナウイルスの感染拡大防止をはじめ、様々な感染症対策としての補充用消毒液の完備は最低限必要だと考えておりますが、いかがでしょうか。ご答弁をお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 防災交流センターのほうの利用者の方に使っていただいております消毒液、議員おっしゃるとおり、石井町役場総務課のほうで一括購入しておる分でございます。当然、若干の代替というのを備えておくべきものだとは思いますので、今後スペアを2つに増大して対応させていただきたいと思います。今回、その施設を管理する町としておわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした。 避難所としてのコロナ対策ということでありましたら、避難所を開設する折には、開設するときに持っていくようなものとして、アルコール消毒液もそうですし、マスクとかも役場のほうには常備しております。例えば、台風とかの接近が想定されるようなときに事前に避難所を開設するとかというような場合でしたら、そういったものを持っていってその場で対応するということはやっておりますので、今後また常駐の部分に関しては検討させていただきます。以上です。
    ○議長(井上裕久君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) 石井町地域防災交流センターだけでなく、災害時に一時的に避難生活を送る指定避難所においては、消毒液の完備はすぐに進めていただきたいと思います。また、使い捨てマスクについても個人個人が準備をしておくことが必要ですが、予備的に備えておくなど、避難所の備蓄について必要と思われるものについては再度考えてみることをお願いをいたします。今までの知識や思い込みでなく、状況に応じた素早い柔軟な対応をお願いしたいと思います。 それでは、次に石井町一斉防災訓練についてお聞きをいたします。 今年度の防災訓練は実施する予定でしょうか。また、行うのであれば課長としてはどのような内容で行いたいのか、お伺いをいたします。 ○議長(井上裕久君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 コロナ禍の影響もあり、昨年、一昨年と全町挙げての一斉の避難訓練ということ自体は開催できておりません。今年度に関しましても、今後の状況も見据えながらではございますが、6月の後半に各地区の自主防災組織の理事会等もございます。その中で、いろんなご意見も頂戴する中で、もし開催するとしましても、以前やっておったような、例えば石井中学校のほうに町民全員が参加でというような流れになりますと、なかなかコロナ感染対策も含めてちょっと難しいのかなという現状があるかなと考えております。また、各地区ごとで参加していただく方も、ある程度人数を絞ったような状態での防災訓練等の開催を今の中では考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) 検討中というところですが、もし防災訓練が開催されるにつきまして、一つ私のほうから提案をさせていただきたいと思います。 訓練の内容については危機管理課のほうで企画するとは思いますが、訓練に参加する人の意識向上に向け、非常持ち出し袋の配布を考えてみてはいかがでしょうか。非常持ち出し袋は各家庭、各個人でそれぞれが必要なものを準備しておくことが基本ではあろうかと思います。しかしながら、石井町の現状として非常持ち出し袋を備えている方は少ないのではないかと思います。津波による被害が少ないといわれる石井町では、県南の地域などに比較すると災害に対する危機感が薄いのではないかと感じております。ただ、東南海・南海地震は必ず近い将来起きると言われております。自分の命は自分で守る自助の観点から、非常持ち出し袋は備えておく必要があると思います。そこで、各家庭、個人が非常持ち出し袋を備えるきっかけづくりとして、防災訓練参加者に非常持ち出し袋の配布を行ってみてはいかがでしょうか。危機管理課長にお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 非常持ち出し袋ということですけれども、袋だけのということですかね。分かりました。なかなか、その中身とかというのは、当然その方々で準備するべきものとかというのも変わってくることもあろうかと思います。袋に関しては予算の都合等も鑑みながら、検討はさせていただきたいと思います。以上です。 ○議長(井上裕久君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) 非常持ち出し袋を備える、そのきっかけづくりが町民の方の防災意識の向上につながると思います。できることならば、非常持ち出し袋の配布時に町から備蓄用水やカロリーメイトも一緒に配布し、訓練後には各個人が必要なものを入れ足して、それぞれの非常持ち出し袋を完成させ、災害に備える。また、それぞれが賞味期限などを確認することで、いざというときのために備える意識づけにもつながることと思います。そして、毎年行われる防災訓練にはその非常持ち出し袋を持って参加し、その場で賞味期限などのチェックを行い、毎年非常持ち出し袋の確認と備えを意識づけることで防災訓練への関心度も高まり、町民主導の意義ある訓練となるのではないでしょうか。自分の命は自分で守る自助の大切さは誰しも分かっていても、なかなか防災行動に移せないのが現状であると思います。この防災訓練の非常持ち出し袋の配布が町民の自助努力の助けとなり、防災意識の向上につながり、地域や周りの人と助け合う共助へと発展していくことが石井町としても災害に強いまちづくりとしての取組になると思います。このことについて、町長にご意見をお伺いして、防災についての質問を終わりたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 防災訓練時の参加者の方に非常持ち出し袋を配布してはどうかというふうなご質問を頂戴いたします。非常によいことだと思います。特に、防災・減災のときに啓発活動というのを行っておりますが、なかなかチラシを見ていただける方も少ない、あるいは広報いしい等にも防災の日等に合わせて、そういったものをお知らせとかもしておりますが、やはり災害を少なく減災していくというのは住民の方々のご協力が非常に重要となってきます。また、担当課長も申し上げましたように、公助の部分で全ての備蓄品、こうしたものを用意するのは非常に困難というか、これも不可能でございますので、やはり住民の方々に非常持ち出し袋等を通じて、初期避難時においては3日分というふうに言われておりますが、3日分が入るような袋というのは難しいかも分かりませんけれども、その中で初期に必要なもの、それを準備していただくのは非常に有効なことだと思っております。 防災訓練参加者は大体いつも1,000人程度ぐらいだったと思いますので、例えば1,000円といたしましたら100万円程度と単純計算でそれくらいかと思います。ただ、その防災、非常持ち出し袋を配布して準備していただく中で、やはり中身の定期的な交換というのが必要になってこようかと思います。中身の定期的な交換を今質問を拝聴しておりまして少し思ったのですが、また毎年行う防災訓練時に様々な企業さん、例えばカロリーメイトとか大塚製薬さんとか、県内でそうした防災の食を提供しているような方々に協力をいただいて、防災訓練時に来ていただいて、そこで中身を入れ替えるとか、そういうふうなよい循環ができれば、さらに防災意識の向上、それから実効的な防災持ち出し袋になろうかと思いますので、そうしたことも含めて前向きに検討してまいりたいと思っているところでございます。 また災害、コロナ関連で、少し地震とかそうしたものについては意識がちょっと下がってきているようにも思いますが、これから出水期を迎え、台風シーズン、それから地震というのはいつ起こるかも分かりません。改めて、住民の皆様方に災害時の非常用持ち出し袋等々ご自宅にあるものの点検等もまた出水期に併せて広報等を行っていければと考えてるところでございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 小休します。            午前11時55分 休憩            午後 1時00分 再開 ○議長(井上裕久君) 再開いたします。木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) 次に、町道についてお伺いをいたします。 まず、町道の維持管理の基本的な考え方についてご答弁をお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 井内建設課長。 ◎建設課長(井内利充君) お答えいたします。 安全で快適に通行できる道路環境づくりに努めるため、2名の職員により、道路パトロールを行っております。その際、路面の陥没や道路側溝とアスファルト舗装の段差がある箇所などで、速やかに対応できるものについては常温合材で補修しております。また、町民の皆様から情報をいただき、舗装損傷箇所などを把握し、職員や業者発注により補修をしております。今後も危険な箇所については早急な対応をし、老朽化したインフラ整備についても点検等メンテナンスを行い、適切な維持管理に努めたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) それでは、町道の維持補修、このことについて基本的な考えをお聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 井内建設課長。 ◎建設課長(井内利充君) お答えいたします。 通行に危険が生じるおそれのある箇所につきましては、最優先としております。また、そのほか道路パトロール職員では対応できない箇所や町民の皆様からいただいた要望箇所については、損傷の度合い、道路の特性、費用対効果など総合的に勘案して、施工箇所の優先順位を選定し、補修工事を進めるように努めております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) ありがとうございました。 安全で快適に通行できる道路環境づくりに努め、通行に危険が生じるおそれのある箇所については最優先としていますというご答弁でしたが、そのことについてちょっと気になることがあるんですが、最近道路の中央線、また横断歩道、停止線が消えかけている、また消えてしまっている箇所を何か所か多く目にします。このことについて、町としてどのように対応されるのかをお聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 井内建設課長。 ◎建設課長(井内利充君) お答えいたします。 路面標示の管理につきましては、概要を申し上げますと、停止線や横断歩道などの規制を伴う標示につきましては公安委員会が、それ以外の外側線等につきましては道路管理者、町道であれば町が行っております。原則として、規制を伴う標示の要望がございましたら、公安委員会にお伝えすることとなります。ただし、消えかけている標示、いわゆる再標示につきましては現場の状況等を確認させていただき、公安委員会とも協議の上、道路管理者であります石井町のほうで対応できるケースもございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) ありがとうございます。 横断歩道、停止線は重要な標識であると思います。はっきり目にできるぐらいちゃんとしていけば、目につきやすい、人が通る場所ですので、特に事故が起きれば人命に関わる場所でもあります。事故が起こってからでは遅いので、確認、そして早急な対応をお願いいたしまして、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(井上裕久君) 小休します。            午後1時06分 休憩            午後1時07分 再開 ○議長(井上裕久君) 再開いたします。12番山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 議長の指名により、一般質問を始めさせていただきます。 まず初めに、平和行政、原爆パネル展についてお伺いいたします。 核兵器は違法であるとする国連の核兵器禁止条約の批准を署名した国が50か国以上に達した時点で、この核兵器禁止条約が昨年の1月22日から効力を発することになり、現在86か国が署名し、60か国が批准しましたが、日本政府は唯一の被爆国でありながら、核兵器禁止条約に署名をしておりません。現在も続くロシアによるウクライナ侵略で、日々悲惨な現状に心痛めるものです。ロシアは核兵器を盾に脅かし、抑止力になるどころか人類を恐怖に陥れようとしております。核兵器使用の非人道性を次世代に伝え、広げていくことが今を生きる世代にかけられた課題だと考えております。 そこで今年の原爆写真展の計画についてお伺いをいたします。 ○議長(井上裕久君) 川端社会教育課長。 ◎社会教育課長(川端裕之君) 以前、山根議員と平和行政、平和学習の重要性についてお話をさせていただいたことがあります。その中で、今おっしゃられましたロシアによるウクライナの侵略であったり、そして日本への原爆投下から77年である。沖縄本土復帰からは今年50年の節目の年になるということも伺いました。 またその中で、戦争をすれば必ず何の罪もない一般市民の命が多く失われてきた多くの事実があることにもかかわらず、その語り部となる体験者がどんどん少なくなり、風化していく状況を非常に心配されておられました。私自身も、最近ネット記事で太平洋戦争や原爆投下を知らない世代が増えてきているという現実があることを知りました。社会教育のうちの一つとして、できる限りの平和教育を行い、悲惨なことが繰り返されない国づくりに寄与していければと考えております。 ここ2年はコロナ感染症の影響で開催ができておりませんが、今年度は原水禁世界大会が8月6日と8月9日を中心に、広島、長崎の両被爆地で参加型の大会開催がなされると聞いております。よって、石井町その期間を中心におきまして、8月1日から17日まで、石井町役場本庁舎1階ロビー、22日から31日まで中央公民館及び分館で展示する予定としております。一発の原爆によって町が一瞬に廃墟になった悲惨な状況を訴えるパネル展を開催し、社会教育行政として一人でも多くの方に知っていただき、風化されないことを願っております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) ありがとうございます。 原爆パネル展は、8月1日から17日まで役場のロビーで、8月22日から31日まで各公民館に展示していただくことに感謝をいたします。多くの町民の方に見ていただき、戦争がいかに無意味なことか、原爆がいかに悲惨なことかを感じ、平和の尊さを知ってほしいと思います。 原爆パネル展を庁舎などに展示していただくことでは安心いたしましたけれども、子供たちの未来が戦争のない平和な世界につなげるために、多くの子供たちにも感じてほしいと思います。 そこで、各小・中学校はもとより、名西高校にも展示を要望していただきたいと願いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 喜多教育長。 ◎教育長(喜多利生君) お答えをいたします。 これからの平和な国づくりを担っていく、そういう子供たちが戦争の悲惨さ、また平和の尊さについて学ぶということは非常に重要なことだと考えております。平和学習、それから歴史についての学習というものが小学校、中学校で行われておりますけれども、そういう事業等の中で活用することで、戦争とか平和についてより深く考えることができる、そういうことにつながっていくものと考えております。校長会等でパネルについても紹介をし、パネル展示や、あるいは授業で活用するということも含めて検討していただくよう話し合っていきたいと思っております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 喜多教育長から、熱い思いを込めていただきまして本当にありがとうございます。 本町は、町長をはじめ行政機関においても平和の関心度も高く、例えば原爆パネル展用の写真の購入や、飯尾川公園に2018年10月13日に被爆アオギリ二世を当時の石井、高浦中学校の3年生の生徒の手で植樹していただき、若い人たちにも反戦平和の意識の高揚につながっているものと考えております。 岸田首相は、敵基地攻撃能力を含め、あらゆる選択肢を排除しない。そのために、防衛費の相当な増額を確保すると述べています。広島県出身の首相として、核兵器の廃絶と言いながら防衛費を増額する、全く国民のほうに寄り添っていません。先ほどの答弁の中にもありましたが、戦争体験をされた方の語り部も少なくなり、苛酷な戦争を忘れてしまい、このままでは過去のものになってしまいます。これから生きる若い世代に、青い空は青いままで送るのは今を生きる私たちの責任です。戦争のない平和な世界と願いを込めた原爆パネル展になるように要望しておきます。 次に、保育士等の処遇改善に向けた取組についてでございます。 国による新型コロナウイルス感染症への対応として、保育士などの処遇改善臨時特例事業は2月から始まっておりますけれども、事業対象施設と対象とする従事者数をお聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 米田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(米田智己君) お答えいたします。 保育士等処遇改善は、町内の私立保育園3園、光の子保育園、いしいキッズ、気延のもりの保育園、認定こども園1園、さくら認定こども園全てで実施しています。施設長、保育士、保育教諭、調理員、栄養士、看護師、事務職員など施設に勤務する全ての職員が対象となりますが、法人役員を兼務する施設長や延長保育、預かり保育などの通常の教育・保育以外のみに従事している職員は対象となりません。令和4年3月末時点で96人の職員に処遇改善を実施しています。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) では、お答えいただきました私立保育園に勤務する96人全職員の方が一律月額9,000円の値上げになったのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 米田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(米田智己君) お答えいたします。 保育士等処遇改善は、保育士等の収入を3%程度引き上げる措置として、月額9,000円程度が目安とされていますが、個々の職員の賃金改善について必ずしも一律同額とする必要はなく、事業者が各施設の状況を踏まえて判断することが可能です。ただし、特定の職員に合理的な理由なく偏った賃金改善を行うなどの恣意的な改善はできないようになっています。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 今回、1人当たりの賃上げ額が政府の言う9,000円に満たない可能性もあるのではないかと思います。施設の判断で柔軟な配分ができるということで、月額9,000円を下回ることも考えられます。政府が一律9,000円の賃上げをするといった以上、支給する必要性があると思います。 では、この制度は非正規職員の処遇改善にもつながっているのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 米田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(米田智己君) お答えいたします。 令和4年3月に、保育園等より提出された保育士等処遇改善臨時特別事業賃金改善実績報告書によりますと、非正規職員である保育士等にも処遇改善を実施しています。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 保育士等処遇改善臨時特別事業には、一時保育や延長保育などを担う方々は対象にならないとの答弁がありましたが、保育事業を支えている方々には変わりはありません。同等に支給する必要があると思います。一時保育などに関わる保育士などの処遇改善を国に求め、さらなる保育士などの処遇改善が将来にわたって国の責任で保障されるように求めておきます。 次に、学校給食費についてお伺いします。 この件について、さきの議員の答弁の中に、安定した給食とさせていただくために給食費の値上げを検討してると聞きました。耳を疑うほど驚きましたが、保護者の方の負担を増やすことなく、安全・安心な給食を提供するということでした。 今は各地の自治体では、保護者には支援金を活用している時代です。上板町でも、1人5万円の給食費の補助をするようでございます。 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、コロナ禍において物価高騰に直面する負担軽減を迅速に行うように国からの指示があったと思いますが、反映はいつになるのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 新型コロナウイルス感染症地方創生臨時交付金の給食費への反映につきましては、石井町立学校給食センター運営委員会や石井町議会に予算案を提出させていただき、今年の9月以降に反映させたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 9月から反映されるようでございますけれども、どのようになるのでしょうか。9月までの給食費は値上げということになるのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 9月までの給食費については、今までどおりの金額でさせていただき、決定しました9月以降に値上げさせていただきまして、値上げの部分については交付金で充てさせていただくように考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 9月までは値上げはしないということをお聞きいたしました。給食費の値上げに対する補填は、コロナ交付金がなくなったとしても続けていただきたいと強く思っております。 それでは、現在の給食費の補助額についてお伺いします。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 現在の給食費の補助につきましては、保護者の皆様の家計負担を少しでも軽減することを目的に、町単独で給食費の補助をさせていただいております。現在の給食費の補助額といたしましては、小学生、中学生には1食当たりそれぞれ15円の町補助を行っており、保護者の方の給食費負担額といたしましては、小学生が1食270円から15円を引いた1食255円、中学生が1食300円から15円を引いた1食285円となっております。また、幼稚園児につきましては国の政策及び町の独自補助によりまして、町内保護者の方の給食費負担額は第1子が1食50円、第2子以降は無料となっております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 給食費の補助額についてお答えいただきましたけれども、板野町ではコロナ以前から給食費は半額としております。子育て世代を応援していますが、本来は学校給食は教育の一環であり、憲法で義務教育は無償と定められております。義務教育は無償であるという観点から、給食費の無料化をしている自治体も増えております。この際、私はぜひ学校給食の無償化を求めたいと思いますが、お考えを伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 学校給食費、食材費等につきましては、学校給食法第11条第2項の規定により、保護者の方が負担するものとされております。また、地方自治法第224条にも受益者負担の原則が規定されており、給食を作るための人件費などを除いた給食費、材料費などについては給食を食べているお子さんの保護者の方にご負担していただくものだと考えております。 石井町といたしましては、先ほど申し上げましたとおり、現在も町独自で給食費の補助を行っておりますので、現在の補助額を差し引いた給食費保護者負担額につきましては、今まで同様保護者の皆様にご負担していただければと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 昨今の格差と貧困の広がりで経済状況にも左右され、3食のうち最も安定的な食事が取れるのは給食でございます。給食は栄養バランスの取れた成長期に欠かせない食事だと考えておりますが、学校の給食費無料化について町長のお考えをお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 給食費無償化の考えについてご質問を頂戴いたしました。 その前に、給食費の値上げについて、ちょっとお聞きなってる方が勘違いとかあれしたら困るなと思うので、少し補足をさせてください。 通常、当初予算で議会で認めていただいて、年間必要な賄い材料費、いわゆる給食を作るのに必要なお金というのは確保しております。その中で、今調理、給食提供を行っておりますが、ご質問にありましたように燃料高騰とか様々な物価が高騰いたしまして、今現在、その通年予算を先食いしながら給食を提供している状況となっております。本来ですと、そうしたもの、物価高とかの影響を鑑みて給食費を値上げしなければなりませんけれども、その中で今通年予算の中で賄い材料をやっていって、9月の補正予算ぐらいにどれくらい通年予算が減ってくるのか、どれくらいの値を上げていけば通年給食を提供することができるのか、そういうふうなことで9月議会までに値上げ分で必要なお金を計算をして、その上がった部分については交付金を投入して保護者の方の負担を増やさないと、そういうふうな対応したいと思っております。 県内の他の市町村でも、交付金を活用して給食費の値上げをしないというふうな新聞報道等もございますが、厳密にいうと、給食費については値上げは全市町村を行っております。値上げをしなければ、交付金を投入したら今の給食費より安くなってしまうというものになりますので、この値上げのした部分について交付金を投入することによって、今の給食費を維持しますというふうな形になっておりますので、表現が非常に難しいんですが、全市町村とも給食費については値上げをする、値上げをした部分について交付金を活用して、保護者負担は増えないようにするというふうな対応を取っております。ですので、石井町も他の自治体と同じく、保護者に負担していただく給食費については交付金を活用して、値上げをしなければ賄う交付金を投入することができませんので、値上げをした部分について交付金を投入をして、給食費を今のまま抑えるというふうな方向で保護者の方の負担が増えないようにやっていきたいと思っております。 給食費の無償化についてでございますが、給食費は大体年間で1億円ぐらい必要になっております。実績として、無償化をするとそれだけ必要になってくるというふうなことで、石井町で1億円と言いますと、かなり大きな額となってまいります。これは、通年してずっと毎年毎年必要な額となってまいりますので、その1億円についてかなり大きな負担になってくるだろうと思っております。また、先ほどご質問の中にありました板野町さんは半額にされているというふうなことでありますが、半額補助をいたしましても、5,000万円と非常に大きな額になってきます。石井町は幸いなことに今2,500食の給食を提供しているというふうなことで、子供さんの人数が他の自治体に比べて減少幅が少し少ない、これはありがたい話でございますが、少ないということで、その分必要な額というのも大きくなってきてしまうというふうになっております。そうした全体の町財政のことを鑑みますと、毎年1億円あるいは5,000万円の出費が毎年かかってくるというのは、少し財政に負担をかけるのではないかと思っておりまして、給食費の無償化については当面見送りさせていただきたいと、このように考えてるところでございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 無償化については当分できないというお答えをいただきましたが、日本共産党は小・中学校の給食は義務教育上の性質上、無償が適当だと主張しております。全国的には給食費の無償化をする自治体も増えています。本町においても、給食費の無料化を国に求め、町としても実施を決断して検討に入るべきだと考えております。 次に、学校に行けない子供、いわゆる不登校の児童・生徒の給食費についてお伺いします。 ある父兄から、不登校になった娘さんの給食費についての相談がありました。一度も食べていない給食費はどのようにされているのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 不登校児童・生徒の給食費については、基本的に保護者に負担を求めることはありません。ただし、途中から子供が学校に行きたいと考えるようになった際に、給食の用意をしてほしいという申出がある場合は給食をご準備させていただいておりますので、その分につきましては給食費の負担を求めることとなります。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) お答えの中に、不登校児童・生徒の給食費については基本的に保護者に負担を求めることはありませんとお答えいただきましたけれど、どういうことなのか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 給食費につきましては、毎月給食の予定日数のほうを提出していただいておりまして、その部分で休まれておられる方については基本的には申請は出てこないと考えております。それで、行けるといいますか、学校に行けそうになったということで、保護者の方から準備していただきたいという申出があった場合には準備をさせていただきますので、その部分については給食費のほうを頂いております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) すみません、ちょっと意味がよう分からんかったんですけれども、たまには学校に行ったときに給食がないとかわいそうだからという理由で払い続けている親御さんもいるようでございます。給食を止めてくださいと言えずに払っていると思います。今後は、手続の方法などの相談の受付も必要でないかと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは次に、新しくできた町の給食センターを開放して住民の方が利用できないかという要望が寄せられましたが、この件についてのお考えをお伺いします。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 一般利用というのは、山根議員、試食会ということでよろしいでしょうか。はい、分かりました。お答えいたします。 石井町学校給食センターの一般利用、試食会などにつきまして申し上げます。 現在コロナ禍のため、町内全ての公立幼稚園、小・中学校に安全・安心でバランスの取れた給食を安定して提供する義務のある給食センターといたしましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、給食センターの一般利用、試食会等についてはまだ開催していなくご遠慮いただいております。 新給食センターが完成し、町民の皆様にもぜひ給食センターの施設を見学していただくとともに、給食の試食などについてもしていただきたいとは思っておりますが、コロナ禍が落ち着くまで、もうしばらくお待ちいただけたらと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) コロナ禍の中なのでもう少しお待ちくださいとのことでございますけれども、一般の方への食事の開放はどのような方法になるのか、どのように考えておられるのか、具体的にお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 坂本学校給食センター所長。 ◎給食センター所長坂本清晃君) お答えいたします。 具体的な給食センターの試食会等につきましては、現在まだ決定しておりません。新型コロナウイルス感染の感染状況や他市町村の動向等も考慮した上で、決定させていただきたいと考えております。一般利用の可能な日や受入れ人数などにつきましては、決定いたしましたら、町のホームページやいしいアプリなどで町民の皆様に広報させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) この件につきましては、住民の方から強い要望をいただいております。藍畑にある立派な給食センターの施設の中での食事を楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、ヤングケアラー支援についてお伺いします。 ヤングケアラーの早期発見と支援策につなげるためには、福祉、介護、保健、子育て、教育といった様々な分野が連携することが重要でございます。特に、ヤングケアラーの相談窓口である子育て支援と、子供と日頃接する時間が長い学校関係者の先生方が果たす役割は大きいと思います。 そこで、子育て支援課と教育委員会のヤングケアラー支援サポートについて、教育委員会からお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長(奈良貴美子君) お答えいたします。 ヤングケアラーへの支援を行う上で、子供と日頃接する時間が長い学校関係者の先生方が果たす役割は大きいと思っています。まずは、ヤングケアラーについて教職員が知識を深め、ふだん接している子供たちの中にヤングケアラーがいる可能性があることを理解することが大切です。教職員が気づいた場合は学校教育課に相談いただき、必要な支援が何かを関係部署、関係機関と一緒に考えていくことが必要と思います。大切なのはヤングケアラーであると思われる子供を見逃すことなく、本人からしっかり話を聞いた上で、その子供や家族が置かれている状況を理解し、それを踏まえて必要な支援は何かを検討することと思います。家庭内での役割として、子供が家族をケアすることは家族の絆を強め、思いやりや責任感など育むことにつながるなどよい面があります。一方で、子供にとっての過度な負担が続くと、子供自身の心身の健康や安全、教育に影響が出てしまう場合があります。多機関・多職種連携によるヤングケアラー支援マニュアルの連携10か条を基本として、ヤングケアラーの支援に取り組んでいきます。以上です。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 教育委員会での支援対策を詳しくお答えいただきまして、ありがとうございます。 では、子育て支援課でのサポート体制についてお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 米田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(米田智己君) お答えいたします。 石井町では、子育て支援課はヤングケアラーの相談窓口となっています。ヤングケアラーは、日頃から子供と接する時間が多い学校が気づきのスタートとなり、子供自身のケアや見守りが想定されます。同時に、福祉サイドでは家族に必要な支援やサービスにつなげることが必要と考えられます。また、本人、家族の意思や希望の確認が重要となります。ヤングケアラーの問題は子供だけでなく、家族が抱える様々な課題が関係し、複合化しているという特徴があります。一つの分野における対応では難しいことがあり、必要に応じて教育委員会、福祉生活課、長寿社会課、健康増進課等の関係課、また他機関との連携を取りながら支援を行い、柔軟に対応をしていきます。その中で、虐待等につながるようなハイリスクケースの場合は、石井町要保護児童対策地域協議会にて関わり、児童相談所へつなげていきます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 詳しくご答弁ありがとうございます。 子育て支援課が相談窓口にあるようでございますけれども、大切なのは全ての人がヤングケアラーがどのようなものなのか、またどこに相談すればいいのかなど住民や子供たちへの周知が大切になってくると思います。 そこで、住民への周知方法についてお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えいたします。 子供たちに正しい知識を持ってもらうため、本年4月に徳島県作成のヤングケアラーに関する啓発チラシを中学校の生徒に配布をしております。その内容につきましては、ヤングケアラーとはどういうものか、ヤングケアラー相談窓口、これは24時間対応となっております。また、各市町村の相談窓口、これらを掲載しています。また、先生方には国や県からのヤングケアラーに関する通知等情報を共有し、校長会等でもヤングケアラーと思われる児童・生徒に気づいたときは、連携を図れるよう周知をさせていただいているところです。今後とも、学校と連携を継続していきたいと考えております。 また、広報いしい、ホームページ、いしいアプリ、i-チャンネル等を活用して周知に取り組んでまいりたいと考えております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 国においても、ヤングケアラー支援体制強化事業として、ヤングケアラーの実態調査や職員がヤングケアラーについて学ぶために研修などを実施する自治体には財政支援があるようですが、本町の今後の実態調査や研修会などの予定をお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長(奈良貴美子君) お答えいたします。 ヤングケアラーの支援体制を強化するため、国は実態調査または福祉、介護、医療、教育等の関係機関職員がヤングケアラーについて学ぶための研修等を実施する自治体に対して、財政支援を行う新規事業としてヤングケアラー支援体制強化事業を創設しました。今年度、徳島県において、このヤングケアラー支援体制強化事業の補助金を活用したヤングケアラーに関する実態調査及び研修が行われると聞いております。教育委員会としては、昨年10月に小・中学校の教職員を対象とした実態調査を行いましたが、今後県が実施する実態調査及び研修の動向を見ながら、歩調を合わせ取り組んでいきたいと考えています。以上です。
    ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 新規事業として取り組むヤングケアラー支援についての研修を重ねていただき、ヤングケアラーを含め、困っている児童・生徒に寄り添って心のケアなどの対応をすることが重要だと思っております。家族の介護をするのは当たり前と感じている子供もいると思いますが、子供たちには困っていることがあればいつでも相談していいよと伝えられる環境を整える、生徒との信頼関係を積み重ねていくことが最善の解決方法だと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、コロナ感染症による国民健康保険、傷病手当についてお伺いします。 国保、介護、後期保険につきましては、減免制度は引き続き実行していくということで町長の所信でもありましたが、実績などについてお伺いいたします。 新型コロナウイルスに感染した場合に、仕事に行けず、事業主から給料が払われない場合に傷病手当が支給されますが、これまでの実績についてお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 小休します。            午後1時50分 休憩            午後2時03分 再開 ○議長(井上裕久君) 再開いたします。遠藤住民課長。 ◎住民課長(遠藤哲雄君) お答えいたします。 コロナウイルス感染症傷病手当金の支給件数につきましては、国民健康保険は令和3年度はゼロ件、令和4年度は2件となっております。後期高齢者医療保険につきましては、令和3年度、令和4年度ともにゼロ件となっております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 昨年については申請はなかったようでございますけれども、ではこの傷病手当の適用期間が令和4年6月30日となっておりますけれども、新聞発表によりますと、町内での感染者数は県内でも多いほうと思います。不安に駆られている方もおられると思います。適用期間延長についてのお考えをお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 遠藤住民課長。 ◎住民課長(遠藤哲雄君) お答えいたします。 令和4年7月1日から令和4年9月30日までの期間につきましても、規則の改正を行い、引き続き期間の延長を行います。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 国民健康保険税と介護保険条例の改定で減免期間が延長されましたけれども、昨年度の介護保険料などは先ほどお聞きしましたけれど、国民健康保険については今年度の相談件数をお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 内藤税務課長。 ◎税務課長(内藤泰典君) お答えを申し上げます。 国民健康保険税の令和3年度減免実績につきましては、2件で39万8,000円となっております。また、令和4年度の減免相談件数につきましては現在1件でございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) ありがとうございます。相談に来られた方にはよろしくお願いいたします。 次に、国保事業主傷病手当見舞金支給についてお伺いいたします。 個人事業主等に対する新型コロナウイルス感染症傷病見舞金について、6月議会において予算計上されておりますが、事業内容についてお伺いをいたします。 ○議長(井上裕久君) 太田産業経済課長。 ◎産業経済課長太田勝久君) お答えいたします。 個人事業主等に対する新型コロナウイルス感染症傷病見舞金につきましては、令和4年3月議会で議員からのご質問もあったところですが、新型コロナウイルス感染症等が減らないこと等も考慮し、令和4年度におきましても石井町国民健康保険及び後期高齢者医療の被保険者のうち、事業所得により生計を立てている個人事業主が新型コロナウイルス感染症に感染し、療養のため事業を営むことができない場合に10万円を支給する継続事業として予算計上させていただいております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 個人事業主などに対する新型コロナウイルス感染症見舞金について、6月の補正で対応してくださいまして本当に喜ばしいことだと思っております。前回が1月31日までが対象になっておりましたので、空白の期間が発生するのではないかと危惧いたしますけれども、その点についてはどのようなお考えなのか、お伺いをいたします。 ○議長(井上裕久君) 太田産業経済課長。 ◎産業経済課長太田勝久君) お答えいたします。 個人事業主等に対する新型コロナウイルス感染症傷病見舞金につきましては、令和3年9月議会にて承認していただき、令和4年1月31日までを対象として実施しておりました。今議会、6月補正で上げさせていただいております個人事業主等に対する新型コロナウイルス感染症傷病見舞金につきましては、継続事業と位置づけており、令和4年2月以降も対象とし、空白の期間が発生しないよう計画しておりますので、議員の皆様にはお認めいただきますようお願いいたします。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) コロナ感染者も減少傾向にありますが、町内ではコロナ感染者数が連日報道されている状況です。コロナに感染された方には申請することで手当が受けられることを広く周知していただくように強く求めておきます。 それでは、最後の質問になりますけれども、次に災害時に支援を必要とする要配慮者の避難体制についてお伺いいたします。 最近の気象変動は大雨の頻度を高め、雨量もこれまでとは大きく様相が変わってきております。これまで安全だったという過去の経験が通用しない事態が各地で起こっております。救える命が失われることがないように早めの避難が重要です。そのため、自治体は住民に危険を迅速に伝達し、早期の避難に結びつけるようにしなければなりませんが、災害時に支援を必要とする要配慮者は避難に時間を要することで、被災率が高まることが予想できます。 そこで、支援を必要とする要配慮者の登録状況と更新状況をお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 支援を必要とする要配慮者、災害対策基本法でいう避難行動要支援者を把握するために作成しております避難行動要支援者名簿掲載者数は、令和4年4月1日現在で3,042名です。更新につきましては、基本的に毎年4月1日に行っております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 私の知り合いから、単身世帯で本人が軽い認知症になり、隣近所にも知り合いがなく、災害が起こった場合に避難できない、どうすればいいのかと相談がありましたが、町内でも高齢者の単身世帯が増えていると思いますが、避難行動要支援者名簿とはどのような方が対象となっているのか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 避難行動要支援者名簿には、介護保険法に規定する要介護状態区分において要介護3以上の認定を受けている方、身体障害者手帳の交付を受けており、障がいの程度が1級または2級の方、療育手帳Aの交付を受けている者、それから精神障がい者、保健福祉手帳1級の交付を受けている方、75歳以上の高齢者のみで構成される世帯の方、以上の方が掲載されることとなります。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 災害時に自分の命は自分で守るのが基本でございますけれども、台風や豪雨時に備えてハザードマップと一緒に避難行動判定フローを確認しましょうとありますが、自分一人では避難できない支援を必要とする要配慮者の避難行動支援体制についてお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 令和3年5月に災害対策基本法が改定されまして、避難行動要支援者の個別避難計画作成が努力義務となっております。個別避難計画には家族や親戚、自主防災組織や地域住民の方などが想定されます避難支援等実施者、それから避難施設、その他の施設、その他の避難場所及び避難路、その他の避難経路に関する事項、避難支援等の実施に関し、市町村長が必要と認める事項などが記載されることとなります。 本町では、昨年度より長寿社会課、福祉生活課、危機管理課で協議連携し、名西地区在宅障害者生活支援センターに協力を依頼いたしまして、取組状況や独自に作成されています個別避難計画を参考にさせていただき、協議を進めてまいりました。今年度も、名西地区在宅障害者生活支援センターと連携し、モデル的に数名程度の個別避難計画を策定する予定でございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) ありがとうございます。 これまで、線状降水帯は予想が困難とされていましたけれども、観測機器の精度の向上を目指しているようでございます。それによって、深夜や未明の状況を予測し、明るいうちに避難ができるようになれば早期の避難に結ぶことができます。様々な自然災害の危険箇所を住民の方に周知徹底するとともに、とりわけ高齢者等要配慮者には十分な支援ができるようにしていただきたいと思います。 これから災害の起こりやすい時期に入りますが、要配慮者も含めて全ての方が早めの避難で自分の身の安全を守ることを強く要望して、今回の私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(井上裕久君) これで一般質問を終わります。 本日はこれで散会いたします。            午後2時17分 散会...