石井町議会 > 2022-03-08 >
03月08日-01号

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  1. 石井町議会 2022-03-08
    03月08日-01号


    取得元: 石井町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    令和 4年 3月定例会         令和4年3月石井町議会定例会会議録(第1号) 1. 招集年月日  令和4年3月8日(火曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開会     3月8日午前10時00分宣告 4. 応招議員      1  番     武 市  奈見子      2  番     木 下  貴 雄      3  番     谷    雅 史      4  番     平 野  忠 義      5  番     大 西  隆 夫      6  番     永 岡  栄 治      7  番     仁 木    孝      8  番     谷 脇  孝 子      9  番     井 上  裕 久     10  番     後 藤  忠 雄     11  番     有 持  益 生     12  番     山 根  由美子     13  番     川 端  義 明     14  番     久 米    毅 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員応招議員と同じである。 7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             小  林  智  仁   副町長            阿  部  龍  裕   参事             田  中  達  也   参事             黒  川     浩   参事             東  内     徹   総務課長           桃  井     淳   財政課長           武  市  知  己   住民課長           遠  藤  哲  雄   福祉生活課長         麻  植  智  子   長寿社会課長         岡  田  匡  範   建設課長           井  内  利  充   産業経済課長         太  田  勝  久   子育て支援課長        米  田  智  己   水道課長           盛        孝   教育長            喜  多  利  生   学校教育課長         奈  良  貴 美 子   社会教育課長         川  端  裕  之   監査委員           田  村     浩 9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         鎌  田  克  己   事務主任           中  村     淳10. 会議録署名議員      6  番     永 岡  栄 治      7  番     仁 木    孝11. 議事日程   日程第1 会議録署名議員の指名   日程第2 会期の決定について   日程第3 諸般の報告   日程第4 議案第 2号 専決処分事項の報告について        議案第 3号 行政手続における押印等の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例について        議案第 4号 石井町長等損害賠償責任の一部免責に関する条例について        議案第 5号 石井町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について        議案第 6号 石井町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について        議案第 7号 石井町特別会計設置条例の一部を改正する条例について        議案第 8号 石井町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について        議案第 9号 石井町私債権管理条例について        議案第10号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について        議案第11号 石井町立公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について        議案第12号 名西郡青少年育成センター協議会の廃止について        議案第13号 町道の廃止について        議案第14号 令和3年度石井町一般会計補正予算(第8号)        議案第15号 令和3年度石井町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)        議案第16号 令和3年度石井町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)        議案第17号 令和3年度石井町給与集中管理特別会計補正予算(第2号)        議案第18号 令和3年度石井町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)        議案第19号 令和3年度石井町介護保険特別会計補正予算(第3号)        議案第20号 令和4年度石井町一般会計予算        議案第21号 令和4年度石井町国民健康保険特別会計予算        議案第22号 令和4年度石井町給与集中管理特別会計予算        議案第23号 令和4年度石井町後期高齢者医療特別会計予算        議案第24号 令和4年度石井町介護保険特別会計予算        議案第25号 令和4年度石井町水道事業会計予算        議案説明   日程第5 議員提出議案第1号 石井町議会委員会条例の一部を改正する条例について        議案説明   追加日程第1 議員提出議案第2号 ロシアによるウクライナへの侵略に断固抗議する決議案            午前10時00分 開会 ○議長(井上裕久君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達していますので、令和4年第1回石井町議会定例会を開会いたします。 これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(井上裕久君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により6番永岡栄治君、7番仁木孝君、以上の両君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定について ○議長(井上裕久君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日が議案説明、3月9日から14日までを休会、3月15日、16日を一般質問、3月17日から21日までを休会、3月22日、23日を議案審議とし、会期は本日から3月23日までの16日間と決定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月23日までの16日間と決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 諸般の報告 ○議長(井上裕久君) 日程第3、諸般の報告を行います。 会議規則第127条の規定により、議員派遣を決定したもの及びその結果報告については写しをお手元に配付いたしてありますのでご覧願います。 次に、監査委員より例月出納検査の報告書が参っております。お手元に写しを配付いたしてありますのでご覧願います。 これで諸般の報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第 2号 専決処分事項の報告について      議案第 3号 行政手続における押印等の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例について      議案第 4号 石井町長等損害賠償責任の一部免責に関する条例について      議案第 5号 石井町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について      議案第 6号 石井町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について      議案第 7号 石井町特別会計設置条例の一部を改正する条例について      議案第 8号 石井町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について      議案第 9号 石井町私債権管理条例について      議案第10号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について      議案第11号 石井町立公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について      議案第12号 名西郡青少年育成センター協議会の廃止について      議案第13号 町道の廃止について      議案第14号 令和3年度石井町一般会計補正予算(第8号)      議案第15号 令和3年度石井町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)      議案第16号 令和3年度石井町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)      議案第17号 令和3年度石井町給与集中管理特別会計補正予算(第2号)      議案第18号 令和3年度石井町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)      議案第19号 令和3年度石井町介護保険特別会計補正予算(第3号)      議案第20号 令和4年度石井町一般会計予算      議案第21号 令和4年度石井町国民健康保険特別会計予算      議案第22号 令和4年度石井町給与集中管理特別会計予算      議案第23号 令和4年度石井町後期高齢者医療特別会計予算      議案第24号 令和4年度石井町介護保険特別会計予算      議案第25号 令和4年度石井町水道事業会計予算 ○議長(井上裕久君) 日程第4、議案第2号専決処分事項の報告についてより議案第25号令和4年度石井町水道事業会計予算に至る24件を一括議題といたします。 町長から提案理由の説明を求めます。小林町長。 ◎町長(小林智仁君) おはようございます。 パーティションがあるのでマスクを外させていただきます。 本日、令和4年第1回定例町議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご出席いただき誠にありがとうございます。 本定例会に提案いたしました議案は、議案第2号専決処分事項の報告についてより議案第25号令和4年度石井町水道事業会計予算までの24議案であります。 議案の説明を申し上げる前に、町政の概要についてご報告申し上げ、議員各位をはじめ、町民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 それではまず、新型コロナウイルス関連についてご報告いたします。 感染力の強いオミクロン株の影響により全国的な感染が続く中、本県においても日々新規感染者数が100名を超え、2月23日には過去最高となる402名となり、学校関係者についても連日多数の感染者が確認されるなど、依然として感染が拡大している状況でございます。石井町の学校園におきましても、今年に入り1月末から感染者が増え始め、3月7日現在、学年、学級閉鎖を含め幼稚園で6件、小学校で20件、中学校で2件の臨時休校を行いました。保護者の皆様方に対しては、学校関係者新型コロナウイルス感染症の感染が確認された時点でできるだけ早く土日を問わずラインネット等で正確な情報をお知らせし、幼稚園や小学校低学年のお子様の預け先等の準備を行っていただけるよう迅速な対応を心がけているところでございます。しかしながら、急な感染確認により突然の臨時休校、休園に伴う途中下校や翌日からの急な臨時休校、休園など、様々な面でご迷惑、ご心配をおかけしておりますが、その都度ご理解、ご協力いただいていることに感謝申し上げます。なお、去る2月4日に徳島県教育委員会より学校園における新型コロナウイルス感染症の感染者が確認された場合の臨時休業について、感染が急激に拡大していることにより休校期間が長引く状況となっているため、これまで一律学校休校としていた対応を改め、原則として特定の学級、学年単位の臨時休校とするなど、適切に判断するよう通知がありました。したがいまして、現在は接触度合いや配置関係等々の状況を勘案し、学級単位とするのか、学年単位とするのか、あるいは全校単位にするのかといったことを適時適切に判断しているところでございます。 新型コロナウイルス感染症は、誰が、いつ、どこで感染してもおかしくない状況ではありますが、今回のこの第6波における感染経路別では家庭内感染事例が引き続き多い状況となっております。まだまだ先の見えない新型コロナウイルス感染症の収束ですが、石井町では毎日の検温等による健康観察を実施し、体調の悪いときには無理に登校せず自宅での休養の徹底をお願いすることや、園児・児童・生徒や同居者がPCR検査抗原検査等を受けることになった場合、学校へ連絡をお願いすること、また園児・児童・生徒や同居者が濃厚接触者と認定された場合には園児・児童・生徒は出席停止とし学校を休ませ学校へ連絡をいただくこと、さらに園児・児童・生徒の同居者が濃厚接触者と認定された場合は、濃厚接触者と認定された同居者が検体検査を受け、結果が陰性となった場合、同居者が濃厚接触者と認定された日から起算して5日間の出席停止をお願いしているところでございます。感染予防が非常に難しい家庭内感染ではありますが、これらのことにつきまして保護者の方々にご理解、ご協力いただけていることが学校園における感染拡大防止及びクラスター発生防止ができている一つの要因と考えております。 今後、より一層緊張感を持って基本的感染予防を徹底していきたいと考えておりますので、町民の皆様方におかれましても3密回避、マスク着用、手洗い、うがいなど、基本的な対策を徹底いただくとともに、外出時や会食の機会などにおきましても一層慎重な行動を取っていただきますようお願いいたします。なお、感染された方やそのご家族に対する人権への配慮につきましても、引き続き正しい知識と情報に基づいた優しく思いやりのある行動を心がけていただきますよう併せてお願い申し上げます。 次に、学校休業等対応緊急応援金についてご報告いたします。 この事業は、新型コロナウイルス感染症の影響による小学校等の臨時休業等に伴い、家庭で保育を行うために無給の休暇取得または休業を余儀なくされた保護者への緊急支援といたしまして、当該世帯員が安心して生活できるよう支給対象世帯経済的支援を目的に1日当たり6,500円の応援金を支給するもので、財源には新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用したいと考えております。今議会の令和4年度一般会計当初予算案に計上しておりますので、ご確認の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。 続いて、新型コロナウイルス関連給付金関係についてご報告いたします。 まず、去る1月12日開催の臨時議会においてご承認をいただきました住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金支給事業の進捗状況についてでありますが、この事業はコロナ下において生活、暮らしの支援を受けられるよう住民税非課税世帯等に対して1世帯当たり10万円を支給するものでございます。支給対象となります令和3年度分の住民税非課税世帯に対しましては、2月10日より案内通知を郵送し、現在同封の申請書類を総務課にご返送いただいているところでございます。給付金の支給開始時期につきましては、既に申請手続を終えられた世帯に本日、3月8日より順次ご指定の口座に給付金の入金を行っております。また、令和3年度分の住民税が課税された世帯であっても、昨年1月以降において新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少し非課税相当の年収になることが見込まれる家計急変世帯に該当すれば、給付金の支給対象になります。申請期限は令和4年9月30日までで、申請用紙福祉生活課または社会福祉協議会に備えてあり、石井町ホームページからもダウンロードできるようになっております。受付窓口は福祉生活課になりますが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、密状態を避けるため、直接窓口にお越しいただく場合には事前にお電話にて予約していただきますようお願いいたします。なお、この家計急変世帯として給付を希望される場合には、収入減少の根拠資料をご提示の上、申請手続を行っていただくようになりますので、ご不明な点等がございましたら福祉生活課までお問合せいただきますようお願い申し上げます。 次に、福祉灯油購入費等助成事業について申し上げます。 この事業は、原油価格の高騰に伴い、冬期に使用量が増加する灯油の値上がりが非課税世帯に大きな影響を及ぼしていることを踏まえ、令和3年度限りの緊急対策として令和3年12月10日現在で石井町に住民登録があり、世帯全員の令和3年度住民税均等割が非課税である世帯を対象として1世帯1回限り2,000円を助成するものでございます。ただし、住民税均等割が課税されているものの扶養親族のみで構成されている世帯は対象となりませんのでお気をつけください。申請用紙は、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の封筒に同封しております。なお、こちらの申請期限は令和4年3月31日までとなっておりますので、早めの申請をお願いいたします。 次に、令和3年度子育て世帯への臨時特別給付金給付事業の進捗状況でございますが、申請が必要のない方1,535名、支給対象児童2,827名の方に対しては令和3年12月24日に振込が完了いたしております。また、申請が必要な方の中で令和4年1月13日までに申請していただいた552名、支給対象児童817名の方に対しましては令和4年1月31日に、また令和4年1月14日から31日までに申請いただいた33名、支給対象児童42名の方に対しては令和4年2月28日に振込が完了いたしております。なお、公務員で児童手当受給者の方、児童手当支給対象児童がおらず高校生世代の児童を養育する方でまだ申請がお済みでない方、及び令和4年3月31日までに生まれた新生児を養育する方におきましては、申請締切りが令和4年4月28日までとなっておりますので子育て支援課に申請書のご提出をお願いいたします。 続いて、令和3年度子育て世帯への臨時特別給付金給付事業についてご説明いたします。 この事業は、新たに対象児童の養育者となっているにもかかわらず子育て世帯への臨時特別給付金を受け取れない方に対し、子供1人当たり10万円を給付する国の事業で全額国庫補助となっております。支給対象者は、離婚等により元養育者から子育て世帯への臨時特別給付金の全額または一部に相当する金品の贈与を受けておらず、令和3年9月1日から令和4年2月28日までの間に児童手当の受給者変更手続を行い新たに受給者となった方、または令和3年9月30日時点においては児童を養育していなかったけれども令和4年2月28日までの間に新たに児童を養育することになった方となっております。給付の方法としましては、給付金の支給要件に該当すると思われる方のうち町で把握している方について令和4年3月上旬に勧奨通知を送付いたしましたので、子育て支援課に申請書のご提出をお願いいたします。また、勧奨通知が届かなかった方におきましても、支給要件に該当すると思われる方につきましては子育て支援課にご相談いただきますよう併せてお願いしておきます。申請の締切りは令和4年4月28日までとなっております。受付後、申請していただいた内容を確認し、指定口座に速やかに振り込むことになっておりますのでご了承いただきますようよろしくお願い申し上げます。なお、石井町ホームページ及び広報いしい、いしいアプリ、地域情報チャンネル通称i-チャンネル等の各種媒体を使っての広報も随時行ってまいりますのでご確認をよろしくお願いいたします。 次に、新型コロナウイルスワクチン接種についてご報告をいたします。 新型コロナウイルスワクチンの3回目につきましては、令和4年1月17日から町内15医療機関のご協力の下に高齢者の方から順次接種を行っております。高齢者の方の予約方法につきましては、前回までの接種の際は医療機関に直接予約していただきましたが、医療機関の皆様に大きなご負担をおかけしたことから、医師会と協議の結果、64歳以下の方と同じ予約方法とさせていただきました。このため、ご自身で予約が取れない方が多くなると見込み、役場において町職員による予約支援日を設け、また総務課窓口随時相談支援の対応をいたしましたが、至らない点も多々ございまして、3回目接種の予約に当たり高齢者の皆様に大変ご迷惑やご不便をおかけいたしました。様々な教訓を糧に、今後より寄り添った対応を心がけてまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。なお、ワクチンの3回目の接種状況でございますが、国が導入したワクチン接種記録システム、いわゆるVRSのデータで3月2日時点におきまして、高齢者人口8,358名中、3回目接種完了者が5,604名であり、接種率は67%となっております。今後も接種券は2回目の接種日の早い方から順番にお送りする予定でございますので、お手元に届きましたら接種を希望される方はお早めにご予約をお願いいたします。 続いて、小児の新型コロナウイルスワクチン接種について申し上げます。 この小児の新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、市町村単位医療機関を確保することが困難な自治体があることから県が広域で接種できるよう体制を整えました。具体的には、県が用意したウェブ予約及びコールセンターにて予約を行い、居住地にかかわらず県内の委託医療機関のいずれかで接種することが可能となっているものでございます。接種対象者は5歳から11歳以下の方で、接種開始は昨日、3月7日からとなっております。対象者の方には個別通知をお送りしておりますので、接種を希望される保護者の方はお早めにご予約をお願いいたします。 以上で新型コロナウイルス関連のご報告を終わります。 それでは引き続き、総合戦略で定めた基本目標ごとに体系的にご報告させていただきます。 初めに、基本目標1、子供を産み育てやすい環境と移住・定住の促進について申し上げます。 まず、母子保健事業につきましては、新型コロナウイルス感染予防のため、昨年に続き集団で実施していた乳児健診及び先天性股関節脱臼健診を個別医療機関で受診できるよう対象者に受診票の交付をしたいと考えています。また、乳幼児期からかかりつけの歯科医を持っていただき、一生を通じた健康づくりにお役立ていただくため、8から9か月となる乳児に歯科健診及びフッ化物塗布の受診票を交付しご活用いただきたいと考えております。加えて、子育て世代包括支援センターひだまりでは、保健師または助産師が妊娠中から子育て期まで継続した相談支援を実施しております。事前予約していただくことで育児の仕方や沐浴方法の説明、身体計測、個別相談など落ち着いて受けることができるようになりますので、ぜひご利用いただきますようお願いいたします。また、令和4年度から新たに運用を開始する子ども家庭総合支援拠点では、子育ての支援が多様になる中で支援を要する家庭に支援の充実を図り、児童虐待防止等、市町村における相談支援体制の強化を行います。今後も様々な施策を展開し連携することで切れ目ない子育て支援を行い、子育てするなら石井町と選ばれるよう取り組んでまいります。 続きまして次に、保育士等処遇改善臨時特例事業についてご説明いたします。 この事業は、新型コロナウイルス感染症への対応と少子・高齢化への対応が重なる最前線で働く保育所、幼稚園、認定こども園における保育士、幼稚園教諭保育教諭等の処遇改善のため、賃上げ効果が継続される取組を行うことを前提として、令和4年2月から収入を3%程度引き上げるための措置を実施する国の事業で、全額国庫補助となっております。事業内容は、令和4年2月から9月までの間、職員に対して3%程度の賃金改善を行う教育・保育施設等に対して、当該賃金改善を行うために必要な費用等を教育・保育施設等に補助するものとなっております。なお、令和3年度分につきましては賃金改善分として2月から3月分まで、続く令和4年度につきましては賃金改善分と国家公務員給与改定対応分を合わせて4月から9月分まで実施する予定となっておりますのでご報告しておきます。 次に、GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の整備についてご報告いたします。 町内の小・中学校における整備についてはICT環境の整備から活用支援の充実の段階に移行し、学校現場においてその利活用が進められているところでございます。そのような中、新型コロナウイルス感染症の影響により学校が休校した場合においても学びを止めないよう持ち帰りを想定した家庭でのWi-Fi接続テストなどを行い、端末の持ち帰り学習の準備を進めてまいりました。このため、休校時には朝夕の健康観察やドリルの活用、一部のオンライン授業が各校にて行われております。こうした新たな取組を行うときは様々な課題が生じますが、子供たちの学びを保障するためにも今後においてはさらなるオンライン授業など、活用の充実に取り組んでいかなければなりません。また、令和4年度においては英語及び希望する教科を併せた2教科を対象とした学びの保障、充実のための学習者用デジタル教科書実証実験が行われ、デジタル教科書の導入に向けた取組を進めていく予定としております。多額の費用がかかってる事業でございますので、スピード感を持って積極的に活用していくことができるよう学校側とも鋭意協議を行っていきたいと考えております。 続いて、学校と保護者間の連絡手段についてご報告いたします。 各幼稚園長、各小・中学校校長会を開催し、学校と保護者間における連絡手段として使用しているアプリに関し、メール機能以外の機能の追加並びに使用アプリの変更について各幼稚園長、各小・中学校長から参考意見を伺っております。その結果、現在のところアプリ変更による混乱や広告メールの有無などを考慮し、アプリは現状のまま使用しながら添付ファイル機能を追加することが望ましいと考えております。今後におきましても、時代に即した追加機能の使用について継続して検討してまいります。 次に、校則の見直し等についてでございます。 各小・中学校長に対し学校を取り巻く社会環境や児童・生徒の状況が変化するため、校則の内容は児童・生徒の実情、保護者の考え方、地域の状況、社会の常識、時代の進展などを踏まえたものになっているか絶えず積極的に見直し、学校や地域の実態に応じて校則の見直し等に取り組むよう、議会でのご指摘を受け、改めて指示したところでございます。今後におきましても、子供たちの心身の健全な発達に寄与するよう、常に子供目線に立って学校運営が行われるべく積極的に関わっていくことで開かれた学校、先取的な取組を行う学校へと進化することができるよう取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして次に、移住・定住対策についてご報告いたします。 まず、町有地の売却についてでございますが、これまでにも議会でご報告させていただきましたように利用予定のない町有地につきまして、移住・定住等の促進のために住宅用地として利用することを条件として先日一般競争入札による売却を実施いたしました。入札結果等につきましては石井町ホームページにも掲載しておりますが、今回売却予定であった3件のうち、旧藍畑公民館跡地については最低売却価格600万円のところを855万円で落札していただき、売却手続も完了しております。今後は、購入された事業者において道路や水道を整備した上で住宅用地として分譲する予定と聞いております。また、旧高原保育所跡地、高原住宅団地跡地については今回購入希望者がいなかったため、残念ながら入札に至っておりません。したがいまして、この2件につきましては当分の間、今回の入札と同じ条件で購入希望者の募集を継続しております。なお、現在の条件での購入希望者が現れましたら随意契約にて売却したいと考えておりますので、その旨併せてご報告しておきます。また、旧石井幼稚園跡地につきましても駐車場及び道路の工事が完了しましたので、令和4年度に向けて売却手続の準備を進めていきたいと考えておりますのでご理解いただきますようお願いいたします。 続きまして次に、空き家等対策事業についてご報告いたします。 平成28年度に実施いたしました町内の空き家等実態調査から5年が経過し、空き家の現状把握のため、令和3年6月から12月にかけて第2回目となる実態調査を実施いたしました。調査の結果は、町内の建物総数1万6,463件のうち633件が空き家等であると判定され、空き家率は3.84%となっております。その後、その所有者の方々に空き家の管理状況や今後の活用方法等についてアンケート調査を実施しましたところ、現在259名の方にご回答いただき、回答率は40.9%となっております。石井町空き家等対策協議会の委員の皆様やパブリックコメントによるご意見等を参考に改定を行い、来年度からの空き家等対策事業の実施に役立てていくと同時に、移住・定住対策に結びつけていきたいと考えております。 以上で基本目標1についてのご報告を終わります。 引き続き、基本目標2、暮らしやすい生活環境の形成についてご報告いたします。 最初に、行政手続における押印等の見直しについてご報告いたします。 令和2年7月に発出された総務省自治行政局長通知、地方公共団体における書面規制、押印、対面規制の見直しについてを踏まえ、本町でも令和3年度からデジタル時代に向けた行政手続の簡素化と町民の皆様の利便性向上を図るため、押印等の見直し作業を進めております。現在見直し中のものは4月1日から運用できる予定としており、手続の種類や内容等につきましては3月中にホームページ等で改めて広報させていただきます。また、このうち条例改正が必要なものにつきましては今議会に議案として上程いたしておりますので、慎重審議の上、お認めくださいますようお願い申し上げます。 次に、健康増進事業についてご報告いたします。 令和4年度も40歳以上の方、子宮がん検診のみ20歳以上の方でございますが、これらの方を対象にがん検診を実施いたします。集団検診は春に10日間、秋に5日間予定しておりますが、感染予防のため完全時間予約制とし、受入れ人数を調整したいと考えております。また、令和4年度も職場等においてがん検診を受ける機会のなかった方々に対し個別通知を行い、がんの早期発見、早期治療にお役立ていただきたいと考えております。受診をご希望の方は4月上旬に通知予定のがん検診受診券をご確認の上、徳島県総合健診センターに事前登録をお願いいたします。 次に、生活習慣病予防のための特定健康診査でございますが、7月から12月28日まで県内の広域医療機関で実施予定となっております。また、秋の集団健診5日間でもがん検診と同時実施を予定しております。特定健診は生活習慣病が原因で起こる狭心症や心筋梗塞などの病気を早期発見するため、自覚症状のないうちから毎年受診することを推奨しております。なお、令和4年度もできるだけ多くの方に受けていただくため、引き続き自己負担金1,000円を無料で実施いたしますのでぜひ受診していただき、生活習慣病の予防と重症化を防いでいただきたいと考えておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。 続きまして次に、高齢者福祉について申し上げます。 高齢者福祉に関しましては、高齢者の方々が健康で住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられることを理念とし、より効果的に施策を展開していくことができるよう事業計画を策定し、その計画に沿って運営を行っております。令和4年につきましては3年を周期とした事業計画の見直しを行う準備の年であるため、第10次石井町高齢者保健福祉計画及び第9期介護保険事業計画の策定に向けアンケート調査を行う予定としております。次回の計画改定時にはいよいよ2025年問題、いわゆる団塊の世代が全て75歳以上となる時期に差しかかってまいります。時代に即した計画となるよう、アンケート内容等につきましてしっかり準備を行ってまいりたいと考えております。 なお、介護保険関連の条例改正案といたしまして、指定介護サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関連条例の整備に関する条例について上程をしております。改正の主な内容といたしましては、感染症対策の強化、ハラスメント対策の強化、高齢者虐待防止の推進が共通の改定項目となっております。慎重審議の上、お認めいただきますようお願い申し上げます。 次に、本年度審議してまいりました石井町成年後見制度利用促進基本計画につきましては、パブリックコメントを経た後、書面会議による第3回計画策定委員会を実施し計画を完成することができました。今後当該計画にのっとり、町が中核機関として人にやさしいまち、人にやさしくなれるまちであり続けられるよう関係機関の協力の下、利用者の権利擁護と意思決定尊重による安心して暮らせる町の実現に向け各種取組を実施してまいります。ご理解、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。 次に、後期高齢者医療保険制度について申し上げます。 後期高齢者医療保険におきましては、令和4年10月1日より課税所得が28万円以上かつ年金収入プラスその他の合計所得金額が200万円以上の方の窓口負担割合が2割となる法律が施行されます。一定の所得のある方には窓口負担が増えることになりますが、全国一律の制度でございますのでご理解いただきますようお願いいたします。 次に、福祉生活課で行っております石井町地域福祉計画の進捗状況につきましては、第2回策定委員会でいただいた委員の皆様方の貴重なご意見を基に計画の内容を修正し、2月18日から3月4日までパブリックコメントの募集を行ったところでございます。間もなく3月中旬には第3回策定委員会を実施し、本計画を完成させる予定としておりますのでご報告しておきます。 続きまして次に、インフラ整備事業についてご報告申し上げます。 まず、国土交通省所管補助事業についてでございますが、橋梁長寿命化対策事業といたしまして5年に一度の頻度で近接目視による点検を行う橋梁定期点検事業につきましては令和元年度より2巡目に入り、3年目の55橋の点検を履行中であり、3月中の完了を予定しております。補修工事につきましても、藍高大橋橋梁補修工事が3月中の竣工予定となっております。工事期間中は地元住民の皆様方をはじめご不便をおかけいたしましたが、ご協力いただきありがとうございました。なお、上東橋架け替え工事につきましては、令和3年度の繰越事業として今議会に上程いたしておりますのでお認めいただきますようお願い申し上げます。続く令和4年度におきましても橋梁長寿命化修繕計画に基づき、120橋の橋梁定期点検業務を予定しており、補修工事につきましても麻名引水1号橋ほか5橋を予定しております。点検業務及び補修工事等によりまして、引き続き橋梁の安全性、信頼性の確保に努めたいと考えております。 次に、事故の防止及び交通の円滑化に寄与することを目的に進めております町道石井125号線改良事業、これは石井駅東の踏切のところの道でございますが、この道につきましては令和3年度に工事の詳細設計が完了し、令和4年度に工事着手を予定しております。工事期間中は近隣住民の方々をはじめご迷惑をおかけするかと思いますが、必要な工事でございますのでご理解、ご協力いただきますようお願いいたします。 次に、都市公園長寿命化対策事業として実施しております前山公園グラウンド照明更新工事につきましては、照明灯6塔のうち3塔の更新が第1期工事として2月末日に完了いたしております。令和4年度におきましては、前山公園グラウンド照明更新工事の第2期工事として残りの3塔の更新を予定しております。また、令和5年度に予定しております四銀いしいドームの大規模改修工事に向けた設計業務につきましては去る2月末日に完了しており、令和4年度中に工事の発注準備を行ってまいりたいと考えております。今後におきましても国の補助制度を活用し、都市公園の老朽化対策についてライフサイクルコストの低減に配慮した維持管理及び更新を進めるべく長寿命化修繕計画に基づき、施設の改修、改築を進めてまいります。 続きまして、道路構想計画策定事業についてご報告いたします。 広域的な交流の促進や産業活動の効率化等については、広域交通の円滑化が重要な課題でございます。また、効果的かつ効率的な町内主要生活道路の整備促進及び現在の都市計画道路の見直し等を行っていくためにも、石井町全体の将来的な道路構想計画に向けた取組が必要と考えております。したがいまして、令和4年度は道路構想計画策定事業として石井町の将来を見据えた道路構想を検討してまいりたいと考えております。 続きまして次に、徳島市に事務委託しております広域ごみ処理施設の整備に関してご報告いたします。 広域ごみ処理施設の建設予定地を東沖洲に変更したことに伴い、国庫補助金にある循環型社会形成推進交付金の計画変更を令和3年7月1日付で徳島市外4団体との連名で提出しております。事業の進捗状況といたしましては、徳島市において6月から9月までの間に地元のマリンピア沖洲産業団地協議会の会員を個別に訪問し、11月には同協議会の役員会に対し個別訪問の結果報告と要望等の問題についての協議を依頼し、12月には先進ごみ処理施設の見学会や沖洲地区の町内会長を対象とした説明会を開催したと聞いております。その後につきましては、新型コロナウイルス感染症のいわゆる第6波等の影響によりまして予定していた住民説明会等を開催することがかなわず、思うように事業が進捗しない状況が続き、基本計画の見直し等の今年度事業につきましては繰越しを余儀なくされる見通しであると聞いております。そのため、徳島市では来年度、令和4年度の予算につきまして、当初予算においては住民説明会に関する経費等の最小限の計上にとどめ、他の事業については補正対応するとのことでありましたので、石井町といたしましても当初予算には計上しないこととしております。今後も徳島市の動向を注視しながら広域ごみ処理施設の完成に向けて連絡会議等で確認すると同時に、議会のご意見もお聞きしてまいりたいと考えておりますのでご協力賜りますようお願い申し上げます。 続いて、ごみの収集方法についてご報告いたします。 町民の皆様には、令和3年4月からリチウムイオン電池などを廃棄する場合、小型充電式電池として分別し清掃センターに持込みをしていただいておりましたが、令和4年4月からは町民の皆様方の利便性の向上のため、電池として従来の使用済み乾電池と一緒に収集に出していただけるようにしたいと考えております。乾電池やボタン電池に関しましては、燃やせるごみの収集日に指定袋に入れた燃やせるごみとは別に中身が見える袋に電池と書いて決められたごみ出し場所に出していただいておりますが、4月以降はリチウムイオン電池などの充電池も電池に含め、乾電池やボタン電池と一緒にごみに出していただきますようお願いいたします。今回の収集方法の改定によりまして、石井町の家庭から出されるごみにつきましては19分別となりました。分別ルールを守ってごみ出しをしていただくことでごみ処理に係る経費が節減され、ほかの行政サービスを提供しやすくなります。町民の皆様におかれましては、町が定めた分別ルールに従って分別をしていただき、適正なごみ処理とごみ処理経費の節減に引き続きご協力賜りますようどうぞよろしくお願いいたします。 次に、火葬場の広域整備について申し上げます。 以前より当議場におきましても議員各位にご報告しておりましたように、一昨年10月、火葬場の広域整備に向けて一緒に協議を行っていかないかと本町から板野郡5町と神山町にお声がけをしておりました。そして、このたび去る3月5日の徳島新聞朝刊並びに同じく本日の徳島新聞朝刊にて板野町が参加の意向、そして藍住町が不参加の意向ということで報道がなされました。これにより板野郡より参加の意向は板野町1町ということで確定したところでございます。本町の火葬場整備につきましては平成8年の町営火葬場焼失以来、総合発展計画において常に住民満足度が低い施策であることから、町の重要施策として歴代町長が公約に掲げながらも実現に至らなかった事業でございます。非常に難しい事業でございますが、ようやく広域の枠組みが決まりつつありますので、広域の枠組みが決まりましたら関係する各町と各町議会の皆様方としっかりと協議を行いつつ広域整備を進めてまいりたいと考えております。大所高所からのご指導を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして次は、防災・減災対策についてご報告いたします。 最初に、職員を対象とした防災訓練についてでございますが、大規模災害発生時の災害応急対策を迅速に実施するため、避難所開設に係る技術の習得や危機管理意識の向上を目的として2月15日に中央公民館藤ホールにて職員危機管理研修避難所設営訓練を行う予定で準備を進め、実施する予定としておりました。しかしながら、実施段階におきましていわゆる第6波と言われる新型コロナウイルス感染症拡大により町内での感染状況等が連日確認されていた時期と重なったことで、もし参加した職員の感染が確認された場合には濃厚接触者や接触者の自宅待機が各課で発生し、複数の課で通常業務が行えないという住民生活に多大な迷惑を与えることも懸念されたことから、残念ながら訓練を延期することといたしました。今後新型コロナウイルス感染症拡大の状況に注視しながら開催時期、訓練方法を再度検討してまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。 なお、当初は訓練の模様を撮影し、地域情報チャンネルで住民の皆様に紹介する予定としておりましたが、ただいま申し上げました理由で延期することとなったため、3月放送分のいしい情報室の中では大規模発生時に避難所で使用することとなる段ボール製ベッドと間仕切りの組立ての様子を危機管理課職員が紹介しております。避難所の設営や運営は、避難者の方全員に協力して行っていただくようになります。避難所生活をイメージすることで大規模災害時の戸惑いや心の負担を少しでも減らすことにつながりますので、ぜひご覧になっていただきますようお願いいたします。 続きまして次に、災害廃棄物処理協定について申し上げます。 いざ災害が発生した場合に、早期に日常を取り戻すためには災害廃棄物の処理が迅速に行える体制を整えておくことが必要でございます。そこで、石井町では災害時の廃棄物の処理に関し、新たに県内外の民間のごみ処理業者と災害廃棄物処理協定を締結いたしました。この災害廃棄物処理協定は、万一災害が発生し町内で災害による廃棄物が大量に発生した場合に通常のごみ処理工程では処理し切れないことを想定し、災害廃棄物の仮置場の設置や運営、町外や県外へのごみ処理施設での処理を円滑に進めるために必要な事前準備として位置づけられるものとなっております。去る令和4年1月21日に県内の産業廃棄物処理業者で組織される一般社団法人徳島県産業資源循環協会と、また2月8日には山口県萩市のごみ処理業者であるジェムカ株式会社とそれぞれ災害廃棄物処理協定を締結いたしております。なお、災害の状況等により搬出できるルートを複数確保しておくほうがより実効性を担保できることから、ほかにも年度内の協定締結を目指し現在調整しているところでございます。発生する災害の規模に応じた災害廃棄物の処理に柔軟に対応できる体制を整えると同時に、協定の締結先の協力を得て職員研修の実施等も検討し、平時から災害への備えを強化してまいりたいと考えております。 続きまして次に、社会体育について申し上げます。 令和4年度におきまして、石井町総合型地域スポーツクラブであるいしいスポーツクラブがクラブ初、スポーツによるまちづくり推進事業を活用し事業を実施することとなりました。この事業は地域における生涯スポーツの推進を図るため、徳島県県民スポーツ振興事業補助金交付要領に基づき実施される事業でございます。実施内容と事業内容といたしましては行政等と連携してスポーツを通じ様々な地域課題の解決や地域の活性化を図ることを目的としており、スポーツ実施率の向上につながる事業が条件となっております。町民全体のスポーツ実施率の向上につなげるため、令和4年度6月から3月にかけてニュースポーツ競技であるカーリンコンについての体験会を10回開催し、競技の啓発、普及に向けてのイベントを計画しております。ぜひご参加いただきますようお願いいたします。 次に、成人式についてのご報告ですが、去る令和4年1月2日に石井町成人式を無事開催することができております。新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期しました令和3年成人式を午前に開催し、新成人参加者は165名、午後開催の令和4年成人式は234名でありました。開催に当たっては新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として来賓の方々に参加のご遠慮をお願いしての人数制限、式典に際しましてはプログラム見直しによる式典時間の短縮、午前午後の式典の合間に会場のアルコール消毒を行ったところでございます。なお、参加者には2週間の健康チェック、受付票の提出、マスクの着用、検温、アルコールによる手指消毒、検温済リストバンドを着用することによる相互確認、密を避ける席配置、雑談の自粛などをお願いいたしました。県外から参加された新成人には徳島県の実施している無料のPCR検査並びに石井町が実施するPCR検査補助金の周知をホームページ及び新成人の同級生である各都市の成人式実行委員会からSNSを用いて拡散協力してもらうなどで広報を行いました。結果といたしましては、幸いなことに2か年とも参加者及び保護者から感染等の報告もありませんでした。これからの時代を担っていく若者を祝福、激励する成人式を無事に挙行でき、この場を借りてご協力いただいた皆様方に御礼申し上げます。ありがとうございました。 以上で基本目標2についてのご報告を終わります。 引き続き、基本目標3、産業の振興と雇用の場の創出についてご報告いたします。 最初に、新規事業となります石井町空き店舗等リフォーム助成事業補助金について申し上げます。 この事業は、町内にある空き店舗等の有効活用及び町内の施工業者の施工による店舗等のリフォームを行い地域経済の活性化を図るとともに、町内にて事業展開を行っていただくことを目的としております。町内にある空き店舗や空き家等を有効活用することにより、町内にて事業を行っていただくことで地域活性化にもつながるものと考えております。なお、財源につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用することを計画しております。 続いて、事業者営業持続支援事業の各支援金等の状況についてご報告いたします。 新型コロナウイルス感染症の影響により、経営に大きな影響を受けた事業者に対する支援を行う石井町事業者営業継続支援金については225件、石井町個人事業主等に対する新型コロナウイルス感染症傷病見舞金については2件の申請がありました。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、経営に大きな影響を受けている町内の小規模事業者が商工会の支援を受けながら行うデジタル化への対応や生産性向上に資する経営計画に基づく取組に要する経費への支援を行う石井町小規模事業者経営力強化支援金については20件の申請がありました。3事業合計の247件にそれぞれ10万円、総額で2,470万円の支援を行ったところでございます。なお、令和4年度におきましても新型コロナウイルスの状況を注視しながら、経済対策を含め新型コロナウイルス対策への取組を継続してまいりたいと考えております。 次に、企業誘致関係についてご報告いたします。 石井町は地震災害時の津波被害想定がないことや、高川原地区の工業地域では近年町道拡幅工事がなされたことなどから様々な企業から興味をお持ちいただいている状況であり、ホームページや石井町企業誘致パンフレット等を活用し企業誘致に取り組んでいるところでございます。令和3年の動きといたしましては、敷地面積3,847平米の衣料品販売店舗が操業を開始しているところですが、今後日本ハム南側の6,355平米の敷地に機械製造業、また工業地域の東のほうになりますが2,432平米の敷地に同じく機械製造業の企業進出の計画が進められており、開発が進んでいくものと思われます。また、このほかにも菓子小売店舗の新規出店の話も来ているところでございます。企業活動が行われることによって産業の振興や新たな雇用促進にもつながるほか、住民の皆様方の利便性の向上に寄与するものと考えております。これからも社会動向を注視しつつ、様々な方々のご協力をいただきながら企業誘致を進めてまいりたいと考えております。 次に、農政関係についてご報告いたします。 新規就農者に対する支援策が国の制度改正により変更となり、令和4年度からは新規就農者育成総合対策事業として実施いたします。この新規就農者育成総合対策事業には経営発展支援事業と経営開始資金があり、ともに対象者は就農時49歳以下の認定新規就農者となっております。まず、経営発展支援事業につきましては、経営発展のための機械、施設等の導入の支援を行うもので、補助上限額は1,000万円、最大750万円の助成となっております。なお、補助残額につきましては申請者が融資を借り入れることが条件で、支援対象には親元就農者も含まれております。続く経営開始資金につきましては、年間150万円を最長3年間交付するものでございます。なお、両方の支援を受ける場合は経営発展事業の補助上限額が500万円となっております。また、令和3年度以前に従来の農業次世代人材投資資金の交付を受けている方につきましては、交付決定当時の内容による資金交付が継続されます。今後も農業の担い手確保のため国の支援策を活用し、新規就農者の呼び込みと定着を図ってまいりたいと考えております。 次に、イベント関係についてご報告いたします。 石井町商工会による桜まつりは、3月25日から4月上旬までの予定となっております。期間中は、徳島大学生物資源産業学部農場の桜並木通りで午後6時から午後9時までの間、桜並木のライトアップを行います。また、同じく石井町商工会による藤まつりは4月15日から5月8日までと計画しております。藤まつりにおきましても地福寺藤棚のライトアップ期間中、午後6時から午後8時まで予定しております。新型コロナウイルス感染症の影響により、桜まつり、藤まつりとも写真撮影会や健康ウオークなどのイベントは開催しないこととなっております。会場を散策されながらお花を楽しむ際にはお互いの距離を取る、マスク着用などせきエチケットを徹底していただくなど、感染防止の取組にご理解、ご協力をお願い申し上げます。 次に、春と秋に実施されておりますいろは手作り市につきましては毎回盛況に開催されておりますが、駐車場不足による渋滞が発生しております。会場近くに駐車場を確保することは困難であることからシャトルバスを運行し、渋滞を解消するため、いろは手作り市実行委員会へシャトルバス運行事業補助金を令和4年度当初予算案に計上させていただいております。コロナ後の観光振興、交流人口増加につなげてまいりたいと考えておりますので、慎重審議の上、お認めいただきますようお願いいたします。 続いて、地籍調査事業についてご報告いたします。 現在、令和3年度予定分の現地調査と地籍調査成果の閲覧を終えております。令和4年度の現地調査は、引き続き高川原字南島地区の一部を予定箇所としております。地籍調査は公共事業の円滑化や土地権利関係の明確化に加え、災害時の早期復興、復旧の効果が見込まれる重要な事業でございますので、今後も引き続き円滑な地籍調査が実施できますようご理解、ご協力をお願い申し上げます。 最後に、税関係でございますが、町税は様々なまちづくりを実現するために重要な役割を持っております。今年度におきましても、納期内納付にご協力をいただきました皆さんに改めて厚く御礼を申し上げます。納めていただいた税は、皆さんの福祉や教育の充実、道路整備など、様々な事業を進める上で貴重な財源となっております。また、納期内納付をしていただくことにより滞納整理に係る経費が節減され、より有効に町税を活用できるようになります。今後におきましても、お預かりした大切な税を有効に活用し、町民の皆様方が石井町よくなったなとの変化を実感していただける取組や私たち一人一人がわくわくするような魅力的なまちづくりを目指し、議会はもちろん、住民の皆様方と一緒になってまちづくりを行っていきたいと考えておりますので、納期内納付について引き続いてのご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 以上で町政の概要についてのご報告を終わります。 続きまして、今回提出いたしております議案についてご説明いたします。 議案第2号専決処分事項の報告については、令和3年8月3日発生の公用自動車事故による損害賠償額の決定及び和解について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。 議案第3号行政手続における押印等の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例については、総務省自治行政局長通知、地方公共団体における書面規制、押印、対面規制の見直しについてを踏まえ、押印等の見直しによる本町の行政手続の簡素化を目的とし、関係条例において所要の改正を行うため、本条例案を提出しております。 議案第4号石井町長等損害賠償責任の一部免責に関する条例については、地方自治法の一部改正に伴い、職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がない場合の町長等の町に対する損害賠償責任の一部を免責するため、本条例案を提出しております。 議案第5号石井町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例については、妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のため、人事院規則の改正により、国家公務員の非常勤職員における育児休業の取得要件緩和等の措置が講じられたことに伴い、本町もこれに準じるため、本条例改正案を提出しております。 議案第6号石井町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、令和4年4月1日から新たに設置する学校運営協議会委員の報酬額を規定するため、本条例改正案を提出しております。 議案第7号石井町特別会計設置条例の一部を改正する条例については、住宅新築資金等貸付事業の会計処理について、石井町住宅新築資金等貸付事業特別会計を廃止し、石井町一般会計において行うため、本条例改正案を提出しております。 議案第8号石井町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、これに対応するため、本条例改正案を提出しております。 議案第9号石井町私債権管理条例については、町の私債権の管理に関する事務処理について、一般的基準、その他必要な事項を定めることにより一層の適正化を図るため、本条例案を提出しております。 議案第10号指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整備に関する条例については、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴い、関係条例においてこれに対応する所要の改正を行うため、本条例案を提出しております。 議案第11号石井町立公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、本町が設置及び管理する公園の種別、名称及び位置を本条例に規定するため、本条例改正案を提出しております。 議案第12号名西郡青少年育成センター協議会の廃止については、名西郡青少年育成センター協議会を令和4年3月31日をもって廃止することについて協議したいので、地方自治法第252条の6の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第13号町道の廃止については、町道の路線を廃止するため、道路法第10条第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。 議案第14号より議案第19号は、令和3年度補正予算案であります。 議案第20号より議案第25号は、令和4年度石井町一般会計予算をはじめ、当初予算関連の議案であります。特別会計につきましては国民健康保険特別会計外3会計、企業会計につきましては水道事業会計の予算を提出しております。 なお、人権擁護委員候補者の推薦についての議案を本定例会の会期中に追加提案したいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。 以上、概略をご説明申し上げましたが、議案の詳細につきましては副町長及び担当課長より説明させますので慎重審議の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(井上裕久君) 小休します。            午前11時10分 休憩            午前11時22分 再開 ○議長(井上裕久君) 再開いたします。 次に、副町長から詳細についての説明を求めます。阿部副町長。 ◎副町長(阿部龍裕君) それでは、今議会に提案いたしました議案の詳細をご説明いたします。 第1回定例町議会議案説明書をご準備ください。 5ページに記載してございます令和4年第1回定例町議会議案目録で申し上げますと、私からは議案第2号専決処分事項の報告についてから議案第13号町道の廃止についてまでの議案をご説明させていただきまして、議案第14号から議案第25号までの令和3年度石井町一般会計などの予算の補正及び令和4年度石井町一般会計などの新年度予算に関する12議案につきましては担当課長からご説明をさせていただきます。 それでは、議案説明書6ページをお開きください。 議案第2号専決処分事項の報告につきましては、次ページの専決第1号専決処分書にございますとおり、令和3年8月3日に発生いたしました公用自動車事故に係る損害賠償額の決定及び和解につきまして、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し承認を求めるものでございます。 次に、8ページをお開きください。 議案第3号行政手続における押印等の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例につきましては、総務省自治行政局長から通知されました地方公共団体における書面規制、押印、対面規制の見直しについてを踏まえ、デジタル時代に向けた制度見直しの一環等として押印等の見直しによる本町の行政手続の簡素化と住民の皆様の利便性向上を目的としまして、関係条例において所要の改正を行うため、本条例改正案を提示するものでございます。内容といたしましては、固定資産評価審査委員会条例に規定されている各審査手続で作成する書類への押印廃止、それから石井町職員の服務の宣誓に関する条例に規定されている宣誓書への押印等の廃止、石井町水道事業給水条例に規定されている給水工事の施工手続における連署の改定でございまして、押印等の見直しのうち条例の改正が必要となる手続につきまして一括して提出するものでございます。 次に、9ページをご覧ください。 議案第4号石井町長等損害賠償責任の一部免責に関する条例につきましては、地方自治法の一部改正によりまして、町長等の町に対する損害賠償責任につきまして、その任務を行うにつき善意でかつ重大な過失がない場合は、その一部を免責することができることとされました。このことを受けまして、本条例案を提出するものでございます。この条例は、軽過失による損害賠償責任の追及の在り方を見直すことで、心理的負担により果敢な政策展開に支障が生じることなどの萎縮効果を低減させることが目的のものでございます。なお、この条例による免責額は損害賠償額から基準給与年額に町長等の区分に応じて定める数を乗じて得た額を控除した額としようとするもので、そこの区分に応じて定める数は地方自治法施行規則に定められた基準を山積して定めてございます。 次に、10ページをお開きください。 議案第5号石井町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のため、人事院規則の改正により国家公務員の非常勤職員における育児休業の取得要件緩和等の措置が講じられました。このことに伴いまして本町もこれに準じるため、本条例改正案を提出いたします。改正の概要は、非常勤職員の育児休業取得要件のうち、1年以上の在職期間の要件の廃止などでございます。 次に、11ページをご覧ください。 議案第6号石井町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましては、令和4年4月1日から新たに設置する学校運営協議会委員の報酬額を規定するため、本条例改正案を提示するものでございます。 次に、12ページをお開きください。 議案第7号石井町特別会計設置条例の一部を改正する条例につきましては、住宅新築資金等貸付事業につきまして、令和3年度に借受け者からの定期の償還が終了し、これに伴い町借入金の返済も終了いたしました。このことから事業の円滑な運営及び経理の適正化を図るという特別会計設置の目的は達せられたものとして、石井町住宅新築資金等貸付事業特別会計を廃止し、令和4年度以降は石井町一般会計において事務処理を行うため、本条例改正案を提出いたします。なお、関連規程として石井町住宅新築資金等貸付事業基金の設置、管理及び処分に関する条例も併せて廃止しようとするものでございます。 次に、13ページをご覧ください。 議案第8号石井町国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、国民健康保険税について未就学児に係る被保険者均等割の減額など、制度の改正を行うため、本条例改正案を提出いたします。主な改正点は、6歳に達する日以降、最初の3月31日以前である被保険者に係る被保険者均等割額を減額しようとするもので、減額する額は当該年度分の被保険者均等割に10分の5を乗じて得た額としようとするものでございます。 次に、15ページをお開きください。 議案第9号石井町私債権管理条例につきましては、町の管理する私債権について、司法上の原因に基づいて発生する債権と定義した上で、この私債権の管理に関する事務処理につきまして一般的基準、その他必要な事項を定めることにより一層の適正化を図るため、本条例改正案を提出するものでございます。 次に、19ページをお開きください。 議案第10号指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整備に関する条例につきましては、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴いまして、関係条例においてこれに対応する所要の補正を行うため、本条例案を提出いたします。内容といたしましては4つの条例の改正を含んでおりまして、まず共通事項としましては感染症対策やハラスメント対策の強化、高齢者虐待防止の推進への対応のための改正を行っております。また、個別には、石井町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例についてはICTの活用や人員等の基準の見直しを、石井町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例につきましては地域と連携した災害への対応の強化など、次に石井町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例では記録の保存に関する見直し、最後に石井町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例につきましては質の高いケアマネジメントの推進などをそれぞれ改定しようとするものでございます。 飛びまして、51ページをお開きください。 議案第11号石井町立公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、本町が設置及び管理する公園の種類、名称及び位置を本条例に規定するために本条例改正案を提出いたします。 次に、52ページをお開きください。 議案第12号名西郡青少年育成センター協議会の廃止につきましては、名西郡青少年育成センター協議会を令和4年3月31日をもって廃止することについて協議したいので、地方自治法第252条の6の規定により本議案を提出し、議決を求めるものでございます。名西郡として共に活動してまいりました神山町から児童・生徒数の減少と子供たちの行動の変容による取扱件数の減少、青少年育成センターと同様の活動を行っている組織が存在するなどの理由により、名西郡青少年育成センター協議会から脱退の申出がございました。これにより、地方自治法に基づく協議会設置の要件を満たさなくなったため、名西郡青少年育成センター協議会の廃止手続を行おうとするものでございます。 次に、53ページをご覧ください。 議案第13号町道の廃止につきましては、提案いたしました町道南島54号線は道路としての構造物はなく、個人所有の農地の一部であり、この路線の廃止による支障は認められないことから町道南島54号線の廃止につきまして、道路法第10条第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 財政関係を除く議案に関する説明は以上でございます。ご審議の上、お認めいただきますようお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 次に、財政課長から詳細についての説明を求めます。武市財政課長。 ◎財政課長(武市知己君) それでは、私のほうからは議案第14号令和3年度石井町一般会計補正予算(第8号)から議案第24号令和4年度石井町介護保険特別会計予算までについてご説明をさせていただきます。 お手元の議案第14号石井町一般会計補正予算の冊子をご参照ください。 1ページをお開きください。 令和3年度石井町一般会計補正予算(第8号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,697万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ107億4,049万1,000円とするものです。歳入歳出予算の補正の金額につきましては、2ページからの第1表歳入歳出予算補正のとおりとなっております。2ページから4ページまでが歳入の区分によるもの、5ページから6ページまでが歳出の区分によるものとなっております。 次に、7ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費ですが、総務費の事業名住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金支給事業など、9ページに至る20の事業について令和4年度への繰越しを予定しております。 次に、10ページをお願いいたします。 第3表債務負担行為補正ですが、し尿処理施設包括業務について、入札結果を受けて限度額を変更しようとするものです。11ページからが予算に関する説明書となっております。13ページから15ページまでが歳入歳出補正予算事項別明細書の総括で、款別の補正額の状況となっております。明細につきましては、今回は3月補正ということで多くの事業について執行見込額との比較による増減を行っております。増減の大きなものについて説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 それでは、歳出事業から説明させていただきます。 35ページをお願いいたします。 款2総務費、項1総務管理費、目9財政調整基金費で、説明欄にありますように財政調整基金積立金として2億3,500万円を追加いたしております。こちらは、今回の補正予算において財源に余裕が生じたため、財政調整基金に積立てを行うものです。また、同じく減債基金積立金の追加1億円につきましては、令和3年度の地方交付税について再算定の結果、臨時財政対策債償還基金費として約1億円分の追加交付があったため、その部分を減債基金に積立てをしようとするものとなっております。 39ページをお願いいたします。 款3民生費、項2児童福祉費、目4児童福祉施設費の私立保育園運営事業につきましては、当初予定よりも入所人数などが少なかったため、5,739万7,000円を減額しようとするものです。 続きまして、歳入の主な増減についてご説明させていただきます。 21ページをお願いいたします。 款10地方交付税、項、目ともに1地方交付税の増額1億6,328万円につきましては、令和3年度普通交付税の再算定により普通交付税交付額に追加があったため、追加しようとするものです。 29ページをお願いいたします。 款18繰入金、項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金の減額1億5,500万円及び目2減債基金繰入金の減額2億円につきましては、今回歳出の不用額等の減額に伴い、歳入予算に余裕が生じることとなりましたので両基金からの繰入額を減額するものでございます。 以上で議案第14号令和3年度石井町一般会計補正予算(第8号)の説明を終わります。 引き続き、特別会計補正予算について説明をさせていただきます。 お手元の議案書議案第15号の冊子をご参照ください。 令和3年度石井町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ205万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ30億3,090万円とするものです。 予算に関する説明としましては、主な歳出は16ページをご参照ください。 16ページにありますように、一般被保険者保険税過誤納金返還金200万円を追加しようとするものとなっております。 一方、主な歳入につきましては11ページをお願いいたします。 11ページのほうにありますように、保険基盤安定繰入金保険税軽減分383万6,000円を増額しようとするものです。 議案第15号につきましては以上となります。 続きまして、お手元の議案第16号の冊子をご参照ください。 令和3年度石井町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ250万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ360万7,000円とするものです。 予算に関しましては、15ページをご参照ください。 15ページにありますように、一般会計繰出金256万4,000円を追加しようとするものです。 主な歳入としましては、11ページをお願いいたします。 11ページにありますように、石井町住宅新築資金等貸付事業基金繰入金215万6,000円を追加しようとするものとなっております。 議案第16号につきましては以上となります。 続きまして、お手元の議案第17号の冊子をご参照ください。 令和3年度石井町給与集中管理特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,118万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億1,123万7,000円とするものです。歳入歳出予算の補正の款、項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正のとおりとなっております。 続きまして、お手元の議案第18号の冊子をご参照ください。 令和3年度石井町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ49万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億8,677万4,000円とするものです。 予算に関する説明といたしましては、15ページをお願いいたします。 15ページにございますように、後期高齢者医療広域連合納付金152万円を減額するなどの補正となっております。 一方、歳入につきましては11ページをご参照ください。 11ページにありますように、保険基盤安定繰入金500万3,000円などを減額しようとするものとなっております。 議案第18号につきましては以上となります。 続きまして、お手元の議案第19号の冊子をご参照ください。 令和3年度石井町介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億1,935万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ30億4,506万1,000円とするものです。 主な歳出につきましては、18ページをご参照ください。 18ページ中ほどにありますように、施設介護サービス給付費1億1,900万円の減額など、給付費の減額を主なものとしております。 一方、主な歳入につきましては13ページをご参照ください。 13ページ一番上にありますように、現年度分介護給付費交付金4,978万4,000円の減額などを主なものといたしております。 議案第19号につきましては以上となります。 以上で各特別会計補正予算についての説明を終わらせていただきます。 それでは引き続き、令和4年度の各会計の予算についてご説明をさせていただきます。なお、令和4年度の予算案につきましては、2月21日開催の議員全員協議会におきまして令和4年度予算案の総括ということで説明させていただきました。また、その後各常任委員会において各担当課から詳細についての説明があったかと思いますので、できるだけ簡単な説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 それでは、お手元の議案第20号冊子をご参照ください。 1ページをお開きください。 令和4年度石井町一般会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ97億1,200万円と定めるものです。 歳入歳出予算の金額につきましては、2ページをお願いいたします。 2ページからの第1表歳入歳出予算のとおりとなっております。2ページから5ページまでが歳入の区分によるもの、6ページから8ページまでが歳出の区分によるものとなっております。 次に、9ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為ですが、浸出水処理施設包括業務をはじめとする4件につきまして債務負担行為の期間と限度額を定めようとするものです。 10ページをお願いいたします。 第3表地方債ですが、町道石井125号線改良事業をはじめとする3件につきまして合計1億7,900万円の借入れを予定いたしております。 11ページからが予算に関する説明書となっております。13ページから15ページまでが歳入歳出予算事項別明細書の総括となっており、款別の予算額の状況となっております。 13ページをお願いいたします。 歳入予算につきまして、前年度と比較し増減の大きいものとしましては款10地方交付税が前年比較3億円の増額となっております。また、次のページ、14ページの款21町債が前年比較2億9,100万円の減額となっております。これにつきましては、税収の回復などにより地方交付税の財源不足が大幅に減少し、地方交付税の財源不足を補う臨時財政対策債の発行が大きく減少することが見込まれていることが主な要因となっております。 次に、15ページの歳出をお願いいたします。 款2総務費が、前年比較1億2,413万3,000円の増額となっております。この増額の主な要因は、国の進める自治体デジタル・トランスフォーメーションへの取組として住民手続のオンライン化を推進する自治体オンライン手続推進事業に2,094万円を計上したほか、庁内業務のサーバー及び端末の更新、さらに基幹業務系の端末の更新などが重なったことによる増加などが主な要因となっております。 次に、款3民生費が、前年度比較1億1,252万8,000円の増額となっております。この増額の主な要因につきましては、障がい児通所給付費及び障がい福祉サービス費などの扶助費の増加によるものが主な要因となっております。 次に、款8土木費が、前年比較9,865万7,000円の増額となっております。この増額の主な要因につきましては、石井駅東踏切の改良を行う町道石井125号線改良事業に4,862万1,000円、また北石井住宅団地の耐震及び長寿命化改修を行う公営住宅ストック総合改善事業に3,982万6,000円を計上したことなどが主な要因となっております。 以上が歳出予算の主な増加要因でございます。このほか、給与費明細、債務負担行為に関する調書及び地方債の現在高に関する調書を予算書の91ページ以降、後ろのほうに掲載しておりますのでご参照のほどお願いいたします。 以上で議案第20号令和4年度石井町一般会計予算の説明を終わらせていただきます。 引き続き、各特別会計予算について説明をさせていただきます。 お手元の議案第21号の冊子をご参照ください。 令和4年度石井町国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ28億9,814万9,000円と定めるものです。 予算の説明としまして、歳入予算の増減の主なものについては7ページをご参照ください。 7ページにありますように、款5繰入金が2億7,077万4,000円と前年に対し1,060万8,000円の減額となっております。これは石井町国民健康保険財政調整基金の取崩し額が減少したものです。 続きまして、歳出の増減の主なものについては8ページをお願いいたします。 8ページにありますように、款3国民健康保険事業費納付金が6億6,433万6,000円と前年比較1,775万1,000円の減額となったものです。 議案第21号につきましては以上となります。 続きまして、お手元の議案第22号の冊子をご参照ください。 令和4年度石井町給与集中管理特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億9,426万3,000円と定めるものです。 2ページ及び3ページにありますように、歳入は給与振替収入として13億9,426万3,000円、歳出は給与費として歳入と同額の13億9,426万3,000円といたしております。 議案第22号については以上となります。 続きまして、議案第23号の冊子をご参照ください。 令和4年度石井町後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億1,937万6,000円と定めるものです。 予算に関する説明としまして、歳入の主な増減につきましては7ページにありますように、款1後期高齢者医療保険料が3億326万3,000円と前年に比較し2,718万7,000円の増額となっております。こちらは、主に現年度分特別徴収保険料の増加を見込んだものとなっております。 続きまして、歳出の増減の主なものは次のページ、8ページにございますように、款2後期高齢者医療広域連合納付金が4億1,173万9,000円と前年に比較し3,042万3,000円の増額となったものです。 以上で議案第23号の説明を終わります。 続きまして、議案第24号の冊子をご参照ください。 令和4年度石井町介護保険特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ31億4,240万3,000円と定めるものです。 6ページをお開きください。 第2表債務負担行為ですが、介護保険事業計画策定業務について債務負担行為の期間と限度額を定めようとするものとなっております。 予算に関する説明としまして、9ページをお願いいたします。 歳入予算の増減の主なものにつきましては、款8繰入金が5億4,539万1,000円と前年比較で2,902万4,000円の増額となっております。こちらは、介護給付費の伸びに対して介護給付費準備基金繰入金の増額を見込んだものとなっております。 続きまして、歳出の増減の主なものにつきましては次のページ、10ページにありますように、款2保険給付費が28億6,689万4,000円と前年に比較し4,462万円の増額となっております。これは、主に居宅介護サービス給付費などの増加によるものとなっております。 以上で議案第24号については説明を終わります。 以上、議案の詳細につきまして説明のほうをさせていただきました。慎重審議の上、ご承認くださいますようお願いいたします。なお、この後、水道課長より水道事業の予算についてご説明を申し上げます。 ○議長(井上裕久君) 次に、水道課長から詳細についての説明を求めます。盛水道課長。 ◎水道課長(盛孝君) それでは、議案第25号令和4年度石井町水道事業会計予算につきましてご説明させていただきます。 議案第25号の予算書の1ページをお開きください。 第2条、業務の予定量は給水戸数8,856戸、前年度とほぼ同戸数としております。年間総配水量270万7,000立方メートル及び1日平均配水量7,416立方メートルを見込んでおります。主要な建設改良事業につきましては、宅地造成地等新設工事3,500万円、配水管改良新設工事1,000万円を予定しております。 第3条、収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入の第1款水道事業収益6億1,162万6,000円を計上しております。その内訳として、第1項営業収益5億9,256万2,000円、前年度とほぼ同額となっております。第2項営業外収益1,906万4,000円、前年度に比べて29万5,000円の増額となっております。 次に、支出の第1款水道事業費4億6,647万円を計上しております。その内訳として、第1項営業費用4億2,790万1,000円、前年度に比べて4,339万5,000円の増額となっております。第2項営業外費用3,646万9,000円、前年度に比べて1,659万2,000円の減額となっております。第3項特別損失10万円及び第4項予備費200万円につきましては、前年度と同額としております。 次に、2ページをご覧ください。 第4条、資本的収入及び支出につきましては、収入の第1款資本的収入4,510万円を計上しております。その内訳、第1項工事負担金4,510万円につきましては前年度と同額としております。 次に、支出の第1款資本的支出2億8,855万6,000円を計上しております。その内訳として、第1項建設改良費1億1,606万6,000円、前年度に比べて6,099万8,000円の増額となっております。 要因については、7ページをお開きください。 目3営業設備費6,099万8,000円の増であります。これについては、石井配水池の計装設備と水道料金システムの設備の更新及び量水器検定満了に伴う取替え分の購入が昨年度に比べて増えたためであります。第2項企業債償還金1億7,249万円、前年度に比べて1,760万9,000円の減額となっております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額、2億4,345万6,000円は当年度分損益勘定留保資金7,854万8,000円及び減債積立金1億6,490万8,000円で補填するものといたします。 2ページにお戻りいただきまして、第5条では一時借入金の限度額6,000万円、第6条、予定支出の各項の経費の金額を流用、第7条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、第8条、たな卸資産の購入限度額100万円をそれぞれ定めようとするものであります。 なお、3ページ以降に予算に関する説明書を添付しておりますのでご参照ください。 以上で議案第25号令和4年度石井町水道事業会計予算の説明とさせていただきます。ご審議の上、お認めくださいますようお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) これで提案理由の説明を終わります。 小休します。            午後0時03分 休憩            午後2時19分 再開
    ○議長(井上裕久君) 再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議員提出議案第1号 石井町議会委員会条例の一部を改正する条例について ○議長(井上裕久君) 日程第5、議員提出議案第1号石井町議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提出者後藤忠雄君から提案理由の説明を求めます。後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) 議員提出議案第1号について提案理由の説明を申し上げます。 石井町議会委員会条例の一部改正につきましては、災害時の発生、感染症のまん延防止措置等、または育児、介護等のやむを得ない事由により委員会を開会する場所への委員等の参集が困難であると委員長が認める場合にはオンライン会議システムにより委員会の会議に出席することを認め、かつ委員が出席委員として会議に参加できるようにするため、本条例を一部改正しようとするものであります。 それでは、提出議案の朗読をさせていただきます。 議員提出議案第1号石井町議会委員会条例の一部を改正する条例。 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第112条及び石井町議会会議規則第14条の規定により提出します。令和4年3月8日。石井町議会議長井上裕久殿。提出者、石井町議会議員後藤忠雄、賛成者同じく平野忠義、賛成者同じく井上裕久、賛成者同じく有持益生、賛成者同じく大西隆夫、賛成者同じく久米毅、賛成者同じく仁木孝、賛成者同じく谷脇孝子、賛成者同じく山根由美子、賛成者同じく永岡栄治、賛成者同じく谷雅史、賛成者同じく武市奈見子、賛成者同じく木下貴雄、賛成者同じく川端義明。 石井町議会委員会条例の一部を改正する条例。 石井町議会委員会条例(昭和62年石井町条例第16号)の一部を次のように改正する。 第13条の次に次の1条を加える。開会方法の特例。 第13条の2、委員長は感染症の蔓延、自然災害等により委員会の開催場所への委員の参集が困難と認める場合、その他必要と認める場合には映像と音声の送受信により相手の状態を相互に認識しながら通話をすることができる方法(以下オンラインという)を活用した会議を開催することができる。この場合において、委員長は会議の公開の要請への配慮、委員等の本人確認及び自由な意思表明の確保等に十分留意するものとする。 2、前項の場合において、委員はオンラインによる出席を希望するときは委員長の許可を得なければならない。 3、前項の規定により、委員長の許可を得てオンラインにより会議に出席した委員に関する事情、第15条第1項及び第27条第1項の規定の適用については、当該委員は会議に出席したものとみなす。 4、第3項に定めるもののほか、オンラインを活用した会議の開催に必要な事項は、議長が別に定める。 第18条第1項に次のただし書を加える。ただし、オンラインを活用した会議は秘密会とすることができない。 附則、この条例は公布の日から施行する。 以上で提案理由の説明を終わります。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 なお、必要性を確保するための議案でございますので、取扱いについては何とぞご先議いただきますようお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) これで提案理由の説明を終わります。 ただいま後藤忠雄君から先議の要望がございました。 お諮りいたします。 議員提出議案第1号石井町議会委員会条例の一部を改正する条例についてを先に審議したいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号を先に審議することに決定しました。 これより質疑の発言を許します。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 質疑がないようですので、これで議案質疑を終わります。 これより討論を行います。            (「討論省略」と呼ぶ者あり) ○議長(井上裕久君) 討論省略の声がありますので、討論を省略いたします。 これより採決を行います。 議員提出議案第1号石井町議会委員会条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議員提出議案第1号石井町議会委員会条例の一部を改正する条例については原案のとおり決定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号石井町議会委員会条例の一部を改正する条例については原案のとおり可決されました。 次に、ただいま議員提出議案第2号ロシアによるウクライナへの侵略に断固抗議する決議案が提出されました。 お諮りいたします。 議員提出議案第2号ロシアによるウクライナへの侵略に断固抗議する決議案を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号ロシアによるウクライナへの侵略に断固抗議する決議案を追加日程第1として議題とすることに決定しました。 小休します。            午後2時28分 休憩            午後2時28分 再開 ○議長(井上裕久君) 再開します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △追加日程第1 議員提出議案第2号 ロシアによるウクライナへの侵略に断固抗議する決議案 ○議長(井上裕久君) 提出者永岡栄治君から提案理由の説明を求めます。永岡栄治君。 ◆6番(永岡栄治君) 議員提出議案第2号ロシアによるウクライナへの侵略に断固抗議する決議案。 標記のことについて、別紙のとおり、会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。令和4年3月8日。石井町議会議長井上裕久殿。提出者、石井町議会議員永岡栄治。賛成者同じく木下貴雄、賛成者同じく後藤忠雄、賛成者同じく山根由美子、賛成者同じく武市奈見子、賛成者同じく井上裕久、賛成者同じく久米毅、賛成者同じく平野忠義、賛成者同じく谷脇孝子、賛成者同じく仁木孝、賛成者同じく有持益生、賛成者同じく大西隆夫、賛成者同じく谷雅史、賛成者同じく川端義明。 決議案の朗読を提案理由の説明に代えさせていただきます。 ロシアによるウクライナへの侵略に断固抗議する決議案。 ロシアのプーチン政権のウクライナへの侵略は国連憲章に違反し、国際社会の平和と安全と秩序を著しく損なう暴挙であり、断じて許すことができない。既に先制攻撃により多数の民間人を含む人々の命が奪われている。ミサイルなどの爆撃によりウクライナに拠点を置く日本企業をはじめ、現地在留邦人の生命も危ぶまれる事態である。このような武力を背景にした一方的な現状変更は明白な国際法違反であり、国際秩序の根幹を揺るがすもので看過できない。ここに石井町議会はロシアに対し、ウクライナへの侵略行動を直ちに中止するよう求めるものである。政府においては、現地在留邦人の安全確保に努めるとともに、国際社会と緊密に連携しつつ毅然たる態度でロシアに対して制裁措置の徹底及び強化を図り、即時無条件でのロシアの撤退を求めるよう要請する。 以上、決議する。令和4年3月8日。石井町議会。 以上で提案理由の説明を終わります。議員各位のご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(井上裕久君) これで提案理由の説明を終わります。 ただいま永岡栄治君から先議の要望がございました。よって、議員提出議案第2号ロシアによるウクライナへの侵略に断固抗議する決議案を審議したいと思います。 これより質疑の発言を許します。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 質疑がないようですので、これで議案質疑を終わります。 これより討論を行います。            (「討論省略」と呼ぶ者あり) ○議長(井上裕久君) 討論省略の声がありますので、討論を省略いたします。 これより採決を行います。 議員提出議案第2号ロシアによるウクライナへの侵略に断固抗議する決議案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号ロシアによるウクライナへの侵略に断固抗議する決議案は原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全て終了しました。 本日はこれで散会いたします。            午後2時34分 散会...