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09月07日-01号

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  1. 石井町議会 2021-09-07
    09月07日-01号


    取得元: 石井町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    令和 3年 9月定例会         令和3年9月石井町議会定例会会議録(第1号) 1. 招集年月日  令和3年9月7日(火曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開会     9月7日午前10時00分宣告 4. 応招議員      1  番     武 市  奈見子      2  番     木 下  貴 雄      3  番     谷    雅 史      4  番     平 野  忠 義      5  番     大 西  隆 夫      6  番     永 岡  栄 治      7  番     仁 木    孝      8  番     谷 脇  孝 子      9  番     井 上  裕 久     10  番     後 藤  忠 雄     11  番     有 持  益 生     12  番     山 根  由美子     13  番     川 端  義 明     14  番     久 米    毅 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員応招議員と同じである。 7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             小  林  智  仁   副町長            阿  部  龍  裕   参事             田  中  達  也   参事             黒  川     浩   参事             東  内     徹   総務課長           桃  井     淳   財政課長           武  市  知  己   住民課長           遠  藤  哲  雄   福祉生活課長         麻  植  智  子   長寿社会課長         岡  田  匡  範   建設課長           井  内  利  充   産業経済課長         太  田  勝  久   子育て支援課長        米  田  智  己   水道課長           盛        孝   教育長            喜  多  利  生   学校教育課長         奈  良  貴 美 子   社会教育課長         川  端  裕  之   監査委員           田  村     浩 9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         鎌  田  克  己   事務主任           中  村     淳10. 会議録署名議員     14  番     久 米    毅      1  番     武 市  奈見子11. 議事日程   日程第1 会議録署名議員の指名   日程第2 会期の決定について   日程第3 諸般の報告   日程第4 議案第36号 令和2年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定について        議案第37号 令和2年度石井町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第38号 令和2年度石井町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第39号 令和2年度石井町給与集中管理特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第40号 令和2年度石井町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第41号 令和2年度石井町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第42号 令和2年度石井町水道事業会計利益の処分及び決算の認定について        議案第43号 石井町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例        議案第44号 石井町特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例        議案第45号 町道の変更について        議案第46号 令和3年度石井町一般会計補正予算(第2号)        議案第47号 令和3年度石井町介護保険特別会計補正予算(第1号)        議案説明            午前10時00分 開会 ○議長(井上裕久君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達していますので、令和3年第3回石井町議会定例会を開会いたします。 これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(井上裕久君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により14番久米毅君、1番武市奈見子君、以上の両君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定について ○議長(井上裕久君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日が議案説明、9月8日から12日までを休会、9月13日から14日までを一般質問、9月15日から16日を休会、9月17日を議案審議とし、会期は本日から9月17日までの11日間と決定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月17日までの11日間と決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 諸般の報告 ○議長(井上裕久君) 日程第3、諸般の報告を行います。 会議規則第127条の規定により、議員派遣を決定したもの及びその結果報告については写しをお手元に配付いたしてありますのでご覧願います。 次に、町長より報告第2号令和2年度決算に基づく健全化判断比率の報告について及び報告第3号令和2年度決算に基づく資金不足比率の報告についてが報告されておりますのでご覧願います。 次に、石井町教育委員会点検評価の結果報告書が提出されております。お手元に配付いたしてありますのでご覧願います。 次に、監査委員より例月出納検査の報告書が参っております。写しをお手元に配付いたしてありますのでご覧願います。 これで諸般の報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第36号 令和2年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定について      議案第37号 令和2年度石井町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第38号 令和2年度石井町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第39号 令和2年度石井町給与集中管理特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第40号 令和2年度石井町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第41号 令和2年度石井町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第42号 令和2年度石井町水道事業会計利益の処分及び決算の認定について      議案第43号 石井町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第44号 石井町特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      議案第45号 町道の変更について      議案第46号 令和3年度石井町一般会計補正予算(第2号)      議案第47号 令和3年度石井町介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(井上裕久君) 日程第4、議案第36号令和2年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定についてより議案第47号令和3年度石井町介護保険特別会計補正予算(第1号)に至る12件を一括議題といたします。 町長から提案理由の説明を求めます。小林町長。 ◎町長(小林智仁君) おはようございます。 本日、令和3年第3回定例町議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご参集いただき、誠にありがとうございます。 まず冒頭、去る8月3日午前9時57分頃に下浦第2踏切にて発生いたしました本町公用車の脱輪を原因とする踏切事故につきまして、多くの方々に大変なご迷惑とご心配をおかけいたしましたこと、議員各位をはじめ、町民の皆様方に深くおわび申し上げます。事故発生の経緯でございますが、公務のため、本町公用車である軽自動車が踏切を渡ろうとしたところ、右側前輪が脱輪し、車の前部分が線路近くにとどまる状態で動けなくなりました。その後に上り普通列車が接近し、列車は非常ブレーキをかけましたが間に合わず、列車の前右側と軽自動車の前左側が衝突した後、停車したという状況でございます。幸い列車の乗客、乗員の方々及び公用車を降りていました本町職員にけがはありませんでしたが、現場の事故処理に時間を要したため、この列車の遅れのほか、他の列車の運行にも影響の出る結果となりました。JR四国関係者の方々並びに鉄道ご利用者の皆様、また事故処理に関わっていただいた方やご近所の方々など、本当に多くの皆様方にご迷惑をおかけいたしました。改めて心よりおわび申し上げます。今後につきましては、二度とこのような事故を起こすことのないよう職員への啓発及び安全運転の徹底に努め、再発防止に取り組んでまいります。誠に申し訳ございませんでした。 さて、本定例会に提案いたしました議案は、議案第36号令和2年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定についてより議案第47号令和3年度石井町介護保険特別会計補正予算(第1号)までの12議案であります。 議案の説明を申し上げる前に町政の概要についてご報告申し上げ、議員各位をはじめ、町民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 まず、新型コロナウイルス感染症対策についてでありますが、感染力が非常に強いデルタ株や人流増の影響等により全国の新規感染者数が2万人を超えるなど、未曽有の事態を迎え、去る8月27日、緊急事態宣言及び蔓延防止等重点措置対象地域がさらに拡大をされております。県内におきましても複数のクラスターが発生するとともに、新規感染者が急増しており、徳島県新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、8月19日午後6時から徳島アラート最高レベルを示す特定警戒にまで初めて引き上げられたところでございます。町民の皆様方におかれましては、既にワクチン接種を終えられた方も含めまして基本的な対策として手洗い、うがいの励行、マスクの着用、密を避けていただくことのほか、都道府県をまたぐ移動につきましては一層慎重な行動をお取りいただきますようお願いいたします。また、やむを得ない事情で帰省等をなされる際には、徳島県が無償で実施しております事前PCR検査をご利用いただくなど、引き続き感染予防にご協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。加えて、感染された方への配慮についてでありますが、これはもう申し上げるまでもなく、新型コロナウイルス感染症は誰に対しても感染リスクのある病気であり、感染した際には安心して治療し回復できる環境が必要でございます。不当な差別や誹謗中傷のない思いやりのある冷静な行動をとっていただきますよう、改めてお願い申し上げます。 また、保育所や学校等の新型コロナウイルス対策といたしましては、まず本町各保育所等では密が生じないように年齢別に給食時の時間差を設けたり、午睡時の布団配置に工夫をしております。加えて、遊具の消毒の徹底などにより感染予防に努め保育を行っておりますが、現在の感染力の強いデルタ株の状況等を勘案し、厚生労働省が保育所での感染症対策等を強化する方針を決定されました。年末までに指針を策定した上で、来年度から全国の保育所での指針活用を目指すとされておりますので、本町といたしましても従来以上の危機意識を持って感染症防止対策を強化し、保育所の事業継続に向けた対策を講じてまいりたいと考えております。 続いて、各小・中学校でございますが、小・中学校につきましては町外ではありますが、学校部活動が要因の一つとされるクラスターが認定されるなど、夏季休業期間中においても各地で学校関係での感染が確認されております。このような感染状況に鑑み、例えば健康観察を徹底し、児童・生徒等や教職員に発熱等の風邪症状がある場合等には登校、出勤しないように周知することや屋外における感染症対策を講じていくなど、感染防止対策を徹底強化する必要があると考えています。また、若年層に新型コロナウイルス感染症が広がっているのを受け、去る8月23日には徳島県教育委員会から夏休み明けの対応について、感染症対策と学びの保障の両立を図るため、感染拡大予防対策として学校現場で複数の感染が確認された場合等、感染状況に応じて分散登校やオンラインによる学習支援などを実施する方針が示されております。この方針では、近隣校で同様の複数関係者クラスターが確認されるなど、地域的な広がりを見せた場合は感染者が出ていない同じ地域内の学校も同様の措置を取るなどとなっておりますので、本町におきましても、もし感染が複数確認された場合には、各校の実情に応じた対応を迅速にしてまいりたいと考えております。なお、感染症対策はしっかりと行いながらも、学校生活においては地域の感染状況を踏まえ、学習活動を工夫しながら可能な限り学校行事部活動等も含めた学校教育活動を継続し、子供の健やかな学びを保障していくことも重要と考えております。運動会や修学旅行、遠足等についても有意義な教育活動であるため、その教育的意義や児童・生徒等の心情等を踏まえ、適切な感染症防止対策を十分に講じた上で、その実施について様々な角度から検討してまいります。ご理解いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。 次に、新型コロナウイルスワクチン接種について申し上げます。 石井町では65歳以上の方のワクチン接種を7月末までに終了し、8月1日から20歳以上の方のワクチン接種町内医療機関及び集団接種会場で実施しております。65歳以上の方の予約受付個別医療機関にて行っていただきましたが、64歳以下の方の予約受付対象人数が多いことから、医師会の先生方と協議し、ウェブとコールセンター予約医療機関での直接予約の中から各医療機関に選択していただき、受付を開始いたしました。ウェブとコールセンター予約受付開始当初はウェブ操作のお問合せや電話がつながらないなどの多くのご意見をいただき、ご苦労やご心配をおかけいたしました。また、当初の計画と異なり、個別通知前倒し発送や20歳から39歳の方の予約受付の前倒しなどを行いましたが、これはワクチン接種をスムーズに実施するため、接種計画の見直しを行ったものでありますのでご理解をいただきますようどうぞよろしくお願いいたします。 なお、8月下旬に9月以降のワクチンの供給量が国及び県から提示されましたが、本町に配分されるワクチンがその時点ではほぼないことが分かりました。そこで、石井町として可能な限り力を尽くし、ワクチン確保のための交渉を重ねた結果、第15クールの1箱に加え、追加で2箱、計3箱のワクチンを確保することができまして、本日から予約受付を再開しております。現在ワクチンの確保が非常に困難を極める状況ではありますが、今後も国及び県に対し安定的にワクチンの供給がされるよう強く要望してまいります。また、さきに申し上げましたように予約受付ワクチンの供給量に左右されてしまいますので、今後の予約受付など急な変更を余儀なくされる可能性もございます。本町といたしましても、ホームページやいしいアプリ、地域情報チャンネル等で積極的に情報発信しておりますので、町民の皆様方におかれましてもいしいアプリのインストールなど、情報収集に努めていただきますようご理解、ご協力をお願い申し上げます。 次に、12歳から15歳の新型コロナウイルスワクチン接種について申し上げます。 12歳から15歳の新型コロナウイルスワクチンにつきましては、9月13日よりウェブ予約、9月17日よりコールセンター予約を始める予定でございます。ただ、先ほど申し上げましたとおり、予約受付につきましては本町に配分されるワクチンの量などに左右されてしまいますので前倒しなどの可能性もございます。その場合には、いしいアプリ等随時情報を更新してまいりますので、最新情報の入手等に住民の皆様方のご協力をお願い申し上げます。なお、ワクチンの接種は新型コロナウイルス感染症の発症を予防し重症化を防ぐ効果がありますが、接種は強制ではございません。ワクチン感染症予防の効果と副反応のリスクなどをよく理解した上で、接種を受けるか受けないかの判断はご自身で行っていただきますようお願い申し上げます。また、身体的な理由や様々な理由で受けることができない児童・生徒を含め、住民の方々がいらっしゃいます。接種を受ける、または受けないことによって人を傷つけたり傷つけられたりすることがないよう、改めて町民の皆様方のご協力をよろしくお願い申し上げます。 続きまして次に、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける世帯に対する令和3年度における国民健康保険税の減免について申し上げます。 新型コロナウイルス感染症により主たる生計維持者が死亡または重篤な傷病を負った世帯については全額免除、新型コロナウイルス感染症の影響により主たる生計維持者事業収入等の減少額が前年の事業収入等の額の10分の3以上であるなどの要件に該当する場合は一部減額となりますので、税務課へお問合せいただきますようお願い申し上げます。 以上で新型コロナウイルス関連についてのご報告を終わります。 それでは引き続き、総合戦略で定めた基本目標ごとに6月議会以降進展があったことなどにつきまして体系的にご報告させていただきます。 初めに、基本目標1、子供を産み育てやすい環境と移住・定住の促進について申し上げます。 母子保健事業につきましては、新型コロナウイルス感染予防のため、集団で実施していた乳児健診と先天性股関節脱臼健診の代わりに医療機関で受診できる受診票を対象者に交付しております。お子様の健康状態を確認していただくため、適切な時期にご利用いただきますようお願い申し上げます。また、子育て世代包括支援センターひだまりでは、保健師または助産師が妊娠中から子育て期まで継続した相談支援を実施しています。事前予約していただくことで落ち着いて育児の仕方や身体計測、個別相談、パパ・ママ個別教室などを受けることができますので、ぜひご利用いただければと考えております。 次に、さきの3月議会で報告をしておりました子育てハンドブック、石井町で子育てを楽しむ本「tsunagu」についてでございます。前回の発行から3年が経過し、子育ての制度改正や新たなサービスの追加に伴って改訂、増刷をいたします。現在作成中であり、秋頃をめどに完成させる予定となっております。冊子が出来上がりましたら、母子手帳をお渡しする際、また転入手続時等にお配りしたいと思いますのでぜひ活用をお願い申し上げます。 続いて、さきの6月議会で報告をしておりました低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金、その他世帯分の進捗状況についてご説明申し上げます。 令和3年4月分の児童手当または特別児童扶養手当を受給しており、令和3年6月25日時点で令和3年度分の住民税均等割が非課税であることが確認できた方に対しましては、7月28日に振込を完了しております。対象児童の養育者で、かつ令和3年度分の住民税均等割が非課税である方、または新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し令和3年度分の住民税均等割が非課税である方と同様の事情にあると認められる方につきましては、申請手続が必要となります。子育て支援課の窓口に申請書を直接ご提出いただくか、または郵送でご提出をお願い申し上げます。給付金の支給要件に該当する方に対しましては、申請内容を確認して指定口座に速やかに振り込むことになっておりますので、ご了承いただきますようよろしくお願いいたします。 続きまして次に、夏休み期間中の昼食提供についてご報告申し上げます。 去る6月議会でもご報告しておりましたが、保護者の負担軽減並びに子供たち栄養管理の観点から、学童保育施設利用者及び幼稚園預かり保育利用者のうち希望される方に対し、給食センターから夏休み期間中に昼食の提供を行いました。まず、幼稚園の預かり保育利用者への給食提供につきましては、町内全5園に対しまして7月27日から8月27日までのお盆期間等を除く19日間、昼食提供を行いました。1日に約250名の利用があり、夏休み期間中に延べ約4,750食の昼食を提供したところでございます。 続いて、学童保育施設につきましては、町内5か所8クラブの全学童保育クラブに対しまして、8月2日から27日までお盆期間等を除いた15日間にわたり昼食を提供いたしました。1日約390名の利用があり、夏休み期間中に延べ約5,800食の昼食を提供したところでございます。現状いただいているお声といたしましては、温かくておいしかったなどありがたいお言葉をいただいたほか、高川原なかよしクラブの皆さんからは子供たちの手作りによる非常に心温まるお礼状を給食センターにいただいております。今後につきましては、終了後のアンケート結果などを基に、次年度に向け、より喜ばれる内容に改善してまいりたいと考えております。また、初めての取組でいろいろと準備など大変だったかと思いますが、ご協力いただいた支援員の先生方や学童保育クラブ内でお手伝いいただいた上級生の児童の皆さんをはじめ、関係者の方々に御礼申し上げます。ありがとうございました。 続いて、6月議会においてご報告しておりました藍畑幼稚園高川原幼稚園及び藍畑小学校浦庄小学校の遊具の撤去及び新設でございますが、同じく夏休み期間中に無事工事を終えております。工事期間中、ご協力いただきありがとうございました。 次に、通学路の安全点検についてご報告いたします。 千葉県八街市で下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、5人が死傷するという痛ましい事故が発生いたしました。これまでも本町といたしましては通学路の安全点検を実施してきているところではありますが、この事故を受け、石井町通学路交通安全対策会議を7月に開催し、石井小学校通学路危険箇所合同点検を行い、徳島県に対し改善の要望を行ったところでございます。また、各校に対し8月中に危険箇所の抽出を依頼し、今後出てきた危険箇所を取りまとめ、学校、PTA、道路管理者警察署等による合同点検を行い、対策必要箇所を抽出するとともに10月には徳島県教育委員会に対し報告する予定でございます。今後につきましても、児童・生徒が安全に安心して通学できるよう、さらなる改善に努めてまいります。 続いて、小・中学校エアコン設置についてでございます。 新型コロナウイルス感染症については長期的な対応が求められることが見込まれており、換気による室温変化を緩和するため、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、小・中学校の特別室へのエアコン整備を進め、小学校については藍畑小学校高川原小学校の家庭科室、中学校については特別教室へのエアコン設置工事夏休み期間中に終えることができました。工事期間中、ご協力いただいた関係各位に御礼申し上げます。今後におきましても、児童・生徒が学習に集中できる環境づくりに努めてまいります。 次に、移住・定住対策といたしまして町有地の売却についてご報告いたします。 町有施設の改築等により不要となった町有地のうち、利用予定のない町有地について一般競争入札による売却を予定しております。主には旧石井幼稚園跡地、旧藍畑公民館跡地、旧高原保育所跡地などでありますが、これまでにも議会でご報告させていただきましたように、旧石井幼稚園跡地につきましては駐車場として活用する面積を除いた約1,200平米を売却する予定としております。また、旧高原保育所跡地については平成29年度に一般競争入札を行いましたが、落札者がありませんでしたので再度の公募となっております。今後準備が整い次第、石井町ホームページ、i-チャンネル等で周知を行い、石井町への移住・定住に結びつけてまいりたいと考えております。 以上で基本目標1についてのご報告を終わります。 引き続き、基本目標2、暮らしやすい生活環境の形成についてご報告申し上げます。 まず、健康増進事業につきましては、現在胃がん内視検査や大腸がん検診、乳がん、子宮がん検診、歯周疾患検診などの個別検診を実施しております。また、10月から11月の間に5日間、中央公民館で実施予定の秋の集団健診は新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底し、完全時間予約制で実施したいと考えております。感染予防対策を徹底し実施いたしますので、町民の皆様方におかれましてはぜひ受診していただき、年に1回の健康チェックをしていただきますようお願い申し上げます。 次に、生活習慣病予防のための特定健康診査でございますが、石井町国民健康保険に加入されております対象者の方に対し、7月から12月28日まで県内の広域医療機関で実施しております。また、秋の集団健診でも完全予約制で、がん検診と同時に受診することができ、今年度も自己負担金1,000円を無料としておりますので、対象の方は受診していただきますようお願い申し上げます。 続きまして次は、高齢者福祉に関して申し上げます。 新型コロナウイルス感染症により影響を受けた高齢者世帯への経済的負担軽減及び地域の消費喚起、地域経済の活性化を図るために、町内に住所を有する令和3年度中に65歳以上に達する方、これは昭和32年4月1日以前に生まれた方でございますが、これらの方を対象に1人当たり2,000円分の地域経済応援商品券をゆうパックにて配送いたしました。ご利用期間は1月末までとなっておりますので、それまでに該当の町内のお店でご利用していただきますようお願い申し上げます。なお、まだお手元に届いていない方は郵便局からの不在通知をご確認の上、郵便局へお問合せください。ただし、15日以降につきましてはご不在の商品券は郵便局から石井町に返還されておりますので、長寿社会課へお問合せいただきますようお願い申し上げます。 次に、敬老会、金婚者激励会でございますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止及び参加される高齢者の方々の安全確保のため、今年度も残念ながら中止とさせていただきました。なお、節目の方と金婚、ダイヤモンド婚の方々には祝い状と記念品をお配りする予定でございます。記念品は、88歳、90歳の節目の方には石井町地域経済応援商品券を、また夫婦そろって80歳、90歳、内閣総理大臣表彰を受けられる方、100歳以上の方、金婚、ダイヤモンド婚の申請をされた方には石井町商工会が発行しておりますカタログギフトをお送りいたします。たくさんの方々と一堂に会してお祝いをできないのが非常に残念ではありますが、ご家族など近しい方々とご自宅等でお祝いをしていただけたらと思っております。誠におめでとうございました。 次に、高齢者外出支援事業バス、タクシー券につきましては、まだ幾分か余裕がございますので、予算の範囲内ということではありますが、引き続き募集中でございます。外出する手段にお困りの方等につきましてはお気軽に長寿社会課までご相談いただきますようお願いいたします。 続きまして次は、インフラ整備事業についてご報告申し上げます。 まず、国土交通省所管補助事業によります道路事業についてでございますが、橋梁長寿命化対策事業につきましては、長寿命化修繕計画に基づき、麻名引水1号橋ほか7橋の修繕工事設計業務に着手いたしました。また、藍高大橋の補修及び上東橋の架け替えを予定しており、非出水期の着工に向け、現在発注の準備をしているところでございます。加えて、定期点検につきましては、町が管理する2メートル以上の全橋梁352橋について、5年に一度の頻度で近接目視による点検を行っており、令和3年度につきましては55橋の点検業務に着手し、橋梁の安全性、信頼性の確保に努めたいと考えております。 続いて、都市公園長寿命化対策事業につきましては、前山公園グラウンド照明更新工事、四銀いしいドーム温水プール館中央制御装置更新工事及び四銀いしいドーム大規模改修工事設計業務に着手したところでございます。今後におきましても国の補助制度を活用し、都市公園の老朽化対策についてライフサイクルコストの低減に配慮した維持管理及び更新を進めるべく長寿命化修繕計画に基づいて施設の修繕を進めてまいります。 続きまして、災害時の相互支援協定についてご報告いたします。 自治体クラウドによる基幹系業務システムの共同利用を石井町、神山町、那賀町及び東みよし町の4町で令和2年度から開始しているところでありますが、災害対策の観点における自治体クラウドの一般的な運用メリットとして、外部データセンターの活用により庁舎被災時の行政機能低下リスクを低減できることが上げられます。このたび4町では、その強みを生かすとともに被災直後における業務継続性のさらなる向上を図るため、災害時の相互支援に関する協定を締結いたしました。この協定に基づき、地震や風水害等により業務システムの運用が不可能となった被災団体は、業務システムの運用が可能な団体のシステム及び端末等を利用し、住民基本台帳リストの出力や罹災証明書の発行など、業務の継続に必要な支援を要請することができることとなります。今後も地域住民の皆様の安心・安全を守るため、さらなる防災施策の充実に取り組んでまいりますので、引き続きご理解、ご協力いただきますようお願い申し上げます。 続きまして次に、東京パラリンピックの採火式についてご報告いたします。 先日閉会をいたしました東京パラリンピックの聖火台に掲げる聖火の一部を去る8月12日木曜日に石井町採火式として飯尾川公園いしいドームで行い、町内の子供たちが障がい者マイスターが作成いたしましたまいぎり式火起こし器を使用し、保護者と火起こしを体験していただきました。子供たちがパラリンピックへの思いを込めて集火台へ火をともし誕生した石井町の火はランタンへ移され、その後8月13日金曜日まで役場1階ホールで聖火ビジットとして展示した後、8月14日土曜日に行われました東京2020パラリンピック徳島県聖火フェスティバルで各市町村の火と1つになり、徳島県の火となって開催都市東京へ送り出されております。採火式の当日はあいにくの悪天候でありましたが、ご参加いただきました児童・生徒をはじめ、関係者の皆様方には御礼申し上げます。ありがとうございました。 続いて、石井町戦没者追悼式につきましては例年10月に中央公民館で開催し、毎年多数の戦没者の遺族の方や町内の小・中学生に参列していただいておりますが、今年度につきましても昨年度と同様、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、一堂に会しての開催は見合せ、各地区の忠魂碑に地区の遺族代表者の方とともに献花をさせていただくことになりました。なお、献花の様子と町内中学生による平和への思いをテーマにした作文朗読の披露は石井ケーブルテレビで放映する予定でありますので、過去の教訓を風化させないためにもご視聴いただきますようお願い申し上げます。 次に、夏まつりについて申し上げます。 令和3年度の石井町納涼夏まつりは新型コロナウイルス感染防止のため、石井町おうちで夏祭りと題し、会場での催物は行わず、8月7日土曜日に打ち上げ花火と石井町青年団等が主催のふじっこちゃんダンスや阿波踊りの映像番組の放映等の実施となりました。また、当日は自宅からでも観賞できるよう石井ケーブルテレビのご協力をいただき、地上からの映像に加えてドローンによる空中撮影した映像の生中継を行ったところでございます。密を避けつつも、一夏の思い出を感じていただけるよう苦心の末の初めての取組ではありましたが、皆様のご協力により現場付近での混雑や渋滞もなく、真夏の夜空を花火で彩ることができました。打ち上げ場所近隣の住民の皆様方をはじめ、警戒に当たっていただいた消防団の方々、関係者の皆様方に心から御礼申し上げます。ありがとうございました。来年度の夏まつりにつきましては、新型コロナウイルス感染症の流行状況及び今年度の反省も踏まえ、実施方法を検討していきたいと考えております。 続きまして次に、成人式について申し上げます。 令和4年1月2日開催予定の成人式につきましては、新型コロナウイルス感染症予防対策の一環といたしまして、県外にお住まいの対象者の方が帰省される前にPCR検査をした場合、1人当たり最大2万円の補助金を支給する新規事業を本議会にて予算議案として提出させていただいております。PCR検査の実施費用の一部を助成することによりまして、帰省される成人が自主的にPCR検査を受ける際の費用負担を減らし、かつ成人式における感染リスクを軽減できるとともに、他の参加者や保護者の方々のご心配を減らすことにもつながるのではないかと考えておりますので、ご承認いただきますようお願いいたします。 続いて、第68回徳島駅伝について申し上げます。 昨年度中止となりました徳島駅伝は、移動や宿泊に伴う選手たちのリスクを避けるため、スタート時間を午前7時半から午前9時へ遅らせ、4日に徳島市を出発して鳴門を経由し、三好市の池田駅前まで走り、5日は三好市池田駅前をスタートして吉野川の南岸を徳島市まで走る計2日間の走路に短縮して実施される予定となっております。このため、名西郡選手団としても活動を始めており、8月8日には神山町、9日には石井町で一般選手団、中学生による候補選手合同練習会を行ったところでございます。今後も引き続き感染症対策に最大限注意を払いつつ、本番に向け準備を進めたいと考えております。 次に、図書館広域利用につきましては、図書館広域利用に関する協定に令和3年6月、藍住町が参加したことによりまして去る7月から石井町民の方も藍住町立図書館を利用することができるようになっておりますので、併せてお知らせをしておきます。 以上で基本目標2についてのご報告を終わります。 引き続き、基本目標3、産業の振興と雇用の場の創出についてご報告申し上げます。 まず、本年6月1日を基準日として実施いたしました令和3年経済センサス活動調査にご回答いただいた事業所、企業の皆様におかれましては、調査にご協力いただき誠にありがとうございました。調査の結果は行政施策上での利用のみならず、民間における基礎資料として活用されます。今後とも経済センサスをはじめ、各種統計調査へのご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 次に、経済対策について申し上げます。 新型コロナウイルス感染症の影響に対する地域の緊急景気対策として、石井町地域経済応援事業を実施しております。1万円で1万3,000円分のお買物ができる地域商品券は1万8,000セットが完売いたしました。たくさんお申込みをいただき、ありがとうございました。地域経済応援商品券は9月1日より既にご利用いただいており、利用期間は令和4年1月31日までとなっておりますので、期限内にご活用いただきますようお願いいたします。 続いて、町内の加盟店等でお買物をすると豪華景品が当たる石井町ふじっこちゃん宝くじ141事業でありますが、現在石井町商工会で11月実施に向けて準備を進めているところでございます。今後も石井町商工会と連携し、町内経済の活性化、本町商工業の振興に努めてまいりたいと考えております。また、新型コロナウイルス感染症の拡大により全国的に経済活動への影響が生じていることを踏まえ、去る8月20日に事業者支援分として2,700万8,000円の交付額が石井町に通知されております。この事業者支援分につきましては、新型コロナウイルス感染症により経済活動に影響を受ける事業者への支援や感染症防止強化策、見守り支援などが対象事業とされているため、石井町においてもこの交付金を活用する事業を検討し、今議会中に追加補正予算案の提出を予定しております。事業の内容といたしましては、飲食、交通事業者等への新型コロナウイルス感染症拡大の影響を特に大きく受けている町内事業者への支援などについて、今後の感染拡大の状況も見極めつつ、支援の方法や対象を検討し、事業者への支援を行っていきたいと考えております。 最後に、地籍調査事業についてでございますが、昨年度立会を終えた天神地区の一部の成果図面の作成及び閲覧と天神地区の残りと南島地区の一部の境界立会業務に入る予定となっております。新たに事業着手に当たる地区については、通常ですと地権者の方々を対象とした説明会を行っているところではありますが、今年度も昨年度同様に新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として書類送付での対応とさせていただきます。関係者の皆様には事業の趣旨をご理解いただき、円滑な地籍調査が実施できますようご協力をお願い申し上げます。 以上で町政の概要についてのご報告を終わります。 引き続き、提出いたしました議案についてご説明申し上げます。 議案第36号令和2年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第41号令和2年度石井町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの6議案は、地方自治法第233条第3項の規定により、各会計の決算について議会の認定に付し、承認を得ようとするものであります。また、監査委員の審査を受け、その審査意見書とともに地方自治法第233条第5項の規定による主要な施策の成果に関する説明書及び関係書類を併せて提出しておりますので、ご参照の上、ご承認をお願い申し上げます。 議案第42号令和2年度石井町水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、水道事業会計利益の処分及び決算について、地方公営企業法第32条第2項及び同法第30条第4項の規定により、議会の議決及び承認を求めるものであります。 議案第43号の石井町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービス事業等の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行による家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正への対応等、所要の改正を行うため、本条例改正案を提出しております。 議案第44号の石井町特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例については、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準及び子ども・子育て支援法施行規則の一部を改正する内閣府令の施行による特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正への対応等、所要の改正を行うため、本条例改正案を提出しております。 議案第45号町道の変更については、町道の路線を変更するため、道路法第10条第3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第46号及び議案第47号は、石井町一般会計及び石井町介護保険特別会計の令和3年度補正予算案であります。また、報告第2号及び報告第3号は、令和2年度決算に基づく健全化判断比率及び石井町水道事業会計の令和2年度決算に基づく資金不足比率を地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づき、監査委員の審査意見書をつけて報告いたします。なお、令和3年度石井町一般会計補正予算(第3号)並びに石井町副町長選任の同意についての議案を本定例会の会期中に追加提案いたしたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。 以上で提案理由の説明を終わりますが、議案の詳細につきましては副町長及び担当課長より説明させますので、慎重審議の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(井上裕久君) 次に、副町長から詳細についての説明を求めます。阿部副町長。 ◎副町長(阿部龍裕君) それでは、今議会に提案いたしました議案の詳細をご説明いたします。 お手元、第3回定例町議会議案説明書をご準備いただきたいと思います。 まず、5ページをご覧いただきまして、5ページにございます議案目録で申し上げますと、私のほうからは議案第43号石井町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例から議案第45号町道の変更についてまでの議案をご説明させていただきまして、議案第36号から議案第42号の令和2年度石井町各会計の決算の認定等について、それから議案第46号から議案第47号の令和3年度石井町一般会計などの予算の補正に関する2議案、加えまして令和2年度決算に関する2件の報告につきましては担当課長からご説明をさせていただきたいと思います。 それでは、議案説明書13ページをお開きください。 議案第43号石井町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害者福祉サービスの事業等の人員設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行等によりまして、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことを受けまして、本町でもその基準を改正しようとするものでございます。改正の主な内容でございますが、家庭的保育事業等の保育の提供が終了した後の継続的な保育等の提供についての所要の補正、加えまして事業者等の業務負担軽減等の観点から諸記録等の作成保存等につきまして、書面に代えて電磁的記録による対応を認める規定を追加しようとするものでございます。 続きまして、15ページをお開きください。 議案第44号石井町特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準等及び子ども・子育て支援施行規則の一部を改正する内閣府令の施行に伴いまして、保育所等において保護者の利便性の向上や事業者等の業務負担軽減等を図るため、書面等によることが規定、想定されている処理、手続等について、包括的に電磁的記録、電磁的方法による対応を可能とする規定を追加しようとするものでございます。 続きまして、18ページをお開きください。 議案第45号町道の変更につきましては、町道高原158号線につきまして、一部区間において道路としての機能も著しく低く、その機能を代替えする道路も隣接しており、当該区間を道路から除外しても支障は認められないことから、道路法第10条第3項の規定に基づき、この当該区間を道路から除外する変更につきまして、議会の議決を求めるものでございます。 財政関係を除く議案等に関する説明は以上でございます。ご審議の上、お認めいただきますようお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 小休いたします。            午前10時51分 休憩            午前11時10分 再開 ○議長(井上裕久君) 再開いたします。 次に、財政課長から詳細についての説明を求めます。武市財政課長。 ◎財政課長(武市知己君) それでは、私のほうからは決算の認定に関する議案につきまして、令和2年度石井町各会計歳入歳出決算書によりご説明させていただきます。 決算書の1ページをお開きください。 議案第36号令和2年度石井町一般会計歳入歳出決算書となっております。歳入につきましては3ページからとなっております。款及び項の区分による決算額を掲載いたしております。款1町税から款21町債までの歳入の合計につきましては、5ページのほうにありますように予算現額143億96万1,000円、調定額は144億2,460万4,412円、収入済額が141億5,502万7,589円、不納欠損額は400万7,517円、収入未済額は2億6,556万9,306円となっております。 次に、歳出ですが、6ページからとなっております。歳入と同様に款及び項の予算区分により支出済額等の金額を掲載いたしております。7ページ、一番下のほうにありますように、歳出合計欄、予算現額は143億96万1,000円、支出済額は137億5,393万5,492円、翌年度繰越額は1億3,944万円、不用額は4億758万5,508円となっております。また、枠外に記載がありますように、歳入歳出差引きの残額は4億109万2,097円となっております。 8ページからにつきましては、一般会計の事項別明細書となっております。事項別明細書のほうでは款及び項の区分だけではなく、目及び節それぞれの区分ごとの決算額を記載いたしておりますので、こちらのほうはまたご参考にしていただければと思います。 それでは続きまして、65ページをお開きください。 議案第37号令和2年度石井町国民健康保険特別会計歳入歳出決算書ですが、次の67ページ、こちらが款及び項の区分によります歳入決算額で、款1の国民健康保険税から款8の諸収入までの歳入の合計額としましては、収入済額は29億7,136万4,116円となっております。なお、不納欠損額につきましては422万1,781円、収入未済額は8,599万9,664円となっております。不納欠損額及び収入未済額につきましては、ともに款1の国民健康保険税によるものとなっております。 一方、歳出の決算額につきましては、次のページ、69ページのほうにありますように、歳出合計の支出済額は28億4,444万3,441円となっております。歳入歳出の差引きの残額は、1億2,692万675円となっております。以下、70ページ以降は事項別明細書となっております。 続きまして、83ページをお開きください。 議案第38号令和2年度石井町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算書となっておりますが、85ページ、次のページをお願いいたします。 85ページの歳入、款1貸付金元利収入から款6諸収入までの歳入合計額としまして、収入済額は121万51円となっております。こちらには収入未済額記載がありますが、これは全額款1の貸付金元利収入によるものとなっております。 一方、歳出決算額につきましては次のページ、86ページのほうにありますように、支出済額は106万9,007円となっておりまして、歳入歳出差引き残額は14万1,044円となっております。以下、87ページからは事項別明細書となっております。 続きまして、91ページをお開きください。 議案第39号令和2年度石井町給与集中管理特別会計歳入歳出決算書ですが、次のページ、93ページの歳入、款1給与振替収入の収入済額は13億297万125円となっております。また、次ページ、94ページに記載しております歳出決算額につきましても、支出済額は歳入の収入済額と同額となっておりますので、歳入歳出の差引き残額は0円となっております。以下、95ページからが事項別明細書となっております。 続きまして、99ページをお開きください。 議案第40号令和2年度石井町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算書ですが、101ページの歳入、款1後期高齢者医療保険料から款6国庫支出金までの歳入の合計としまして、収入済額は3億8,336万5,983円となっております。 一方、歳出の決算額につきましては次のページ、102ページにありますように、支出済額が3億8,006万238円となっており、歳入歳出の差引き残額は330万5,745円となっております。以下、103ページからは事項別明細書となっております。 続きまして、109ページをお開きください。 議案第41号令和2年度石井町介護保険特別会計歳入歳出決算書でございますが、次のページ、111ページからの歳入、款1介護保険料から款11町債までの歳入合計として次ページ、112ページに記載がありますように、収入済額は31億258万9,594円となっております。 一方の歳出決算額につきましては、次の113ページにありますように、支出済額は29億2,788万1,948円となっており、歳入歳出差引き残額は1億7,470万7,646円となっております。以下、114ページからは事項別明細書となっております。 以上が各会計の決算でございます。また、政令で定められておりますもう一つの調書が127ページからの附属書類となっております。 127ページをお願いいたします。 こちら附属書類で、令和2年度石井町財産に関する調書となっております。 次のページ、129ページをお開きください。 表の左の部分、土地の面積の増減についてですが、令和元年度に土地の面積について財産台帳と固定資産台帳との間で確認作業を行いましたが、その際の区分に一部誤りがあったため、その他の行政機関と公共用財産の間で修正による面積の増減が発生しております。また、建物の延べ面積につきましては、令和2年度における増減として給食センター及び上東集会所の新設による建物面積の増、また石井東住宅団地の一部解体による建物面積の減などとなっております。 次に、132ページをお願いいたします。 132ページ左側、(2)有価証券及び(3)出資による権利につきましては、令和2年度中の増減はありませんでした。同じページ右側に物品につきましては、調書中、普通自動車が3台の増、小型自動車が1台の減、軽自動車が1台の増となっております。この増減につきましては、給食センターにおける給食の配送車3台の増及び公用車1台の更新時に小型自動車から軽自動車へと変更したことによるものとなっております。 次に、133ページからの3、基金の状況でございますが、令和2年度中の増減の大きなものについて説明をさせていただきます。 1つ目が(1)の石井町財政調整基金で、令和2年度中3億9,700万円の減少となっております。2つ目は(2)石井町減債基金となっており、こちらは令和2年度中1億7,600万円の減少となっております。 続きまして、令和2年度主要な施策の成果に関する説明書について少し説明をさせていただきます。 主要な施策の成果に関する説明書のほうをお願いいたします。 5ページをお願いいたします。 5ページから12ページまでが令和2年度石井町の普通会計決算の状況となっております。6ページ及び7ページで収入の状況を記載させていただいております。次に、8ページ及び9ページにおいて、歳出の人件費や物件費などの性質別区分及び議会費、総務費などの目的別区分の決算額を記載させていただいております。次に、10ページをお願いいたします。10ページが歳出決算額の目的別区分ごとの財源内訳となっております。 次に、11ページ及び12ページが性質別経費の状況となっております。こちら性質別経費の状況の表には、経常収支比率も記載されております。経常収支比率につきましては令和元年度決算では89.7%であったものが、令和2年度決算では91.8%と増加しております。こちらについては、会計年度任用職員制度への移行に伴い、これまで事業における物件費として臨時的な経費としていた臨時職員の賃金が人件費である報酬へと変更となったことにより、経常経費へと区分を変更したことが主な要因となっております。 各会計の令和2年度収支決算の概要を報告させていただきました。また、実質収支に関する調書につきましては、決算書の各会計の最終ページにございますが、令和元年度の決算と同様に、いずれの会計におきましても実質収支の額が赤字となる会計はありませんでした。 以上、6議案の決算につきまして、地方自治法第233条第3項の規定により議会の認定に付し、承認を得ようとするものでございます。なお、監査委員の意見書及び関係書類も併せて提出しておりますので、ご参照の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。 続いて、報告第2号令和2年度決算に基づく健全化判断比率の報告について説明をさせていただきます。 お手元の議案説明書の21ページをお願いいたします。 議案説明書21ページに記載がありますように、健全化判断比率につきまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により報告をするものとなっております。 各指標につきましてですが、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率、この4つの指標となっております。 まず、実質赤字比率ですが、こちらは普通会計の実質収支の額が赤字になった場合に指標が現れるものとなっております。石井町の決算では一般会計等の実質収支額は黒字でしたので、こちらの指標が現れておりません。 次に、2つ目の連結実質赤字比率ですが、全会計の実質赤字等を合計し算出するものとなっております。それぞれ加算する対象の会計全てが黒字の決算でございましたので、こちらも指標としては現れないこととなっております。 次に、3つ目、実質公債費比率ですが、こちらは5.9%となっております。この数値が18%以上になると、新たに地方債を起こす際に総務大臣の許可を得なければならないこととなります。 最後に、4つ目の将来負担比率ですが、こちらの算定は普通会計の令和2年度末における地方債の現在高54億4,808万7,000円に退職手当の負担見込額などを加えた将来負担の総額が64億5,070万5,000円と算出されます。これに対して、充当可能な財源として基金積立金の額でありますとか普通交付税の基準財政需要額に算入される見込額など、控除できるものを差引きしますと、将来負担額の総額よりもこれに充当可能な財源のほうが上回るということで将来負担比率は生じておりません。なお、この報告第2号に関する監査委員の意見書につきましても配付をさせていただいておりますので、ご参照のほどお願い申し上げます。 続きまして、議案第42号令和2年度石井町水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてと報告第3号につきましては、担当の水道課長のほうからこの後説明をいたしますので、私のほうからは議案第46号令和3年度一般会計補正予算(第2号)及び議案第47号令和3年度石井町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてのご説明を申し上げます。 お手元の議案書、議案第46号の冊子をご参照ください。 1ページをお開きください。 令和3年度石井町一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億5,648万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ100億1,709万6,000円とするものです。歳入歳出予算の補正の金額は、次のページ、第1表歳入歳出予算補正のとおりとなっております。 2ページが歳入の区分によるもの、3ページ及び4ページが歳出の区分によるものとなっております。5ページからが予算に関する説明書となっており、次の7ページ及び8ページが歳入歳出補正予算事項別明細書の総括となっており、款別の補正額の状況となっております。明細につきましては、増減の大きなものを中心に説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 それではまず、17ページの歳出からお願いいたします。 歳出から主要な項目について説明をさせていただきます。 20ページをご参照ください。 款2総務費、項1総務管理費、目9財政調整基金費に財政調整基金積立金として1億7,100万円を計上いたしております。今回歳入予算として前年度繰越金の追加3億4,302万3,000円を計上いたしておりますが、前年度の繰越金、いわゆる剰余金につきましては、地方財政法の規定によりその2分の1以上の金額について積立て等をしなければならないとされておりますので今回歳出補正予算として計上いたしております。 次に、21ページ、款3民生費、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費の障がい児通所給付費として8,707万1,000円を計上いたしております。こちらは障がい児の放課後等デイサービス等に要する経費が当初予算の見込みを上回っているため、追加補正しようとするものです。 次に、29ページをお願いいたします。 款12公債費、項1公債費、目1元金の繰上償還金元金償還金として5,737万5,000円を計上いたしております。こちらは昨年度の学校給食センター改築事業において、国庫補助金額の変更に伴い、財政融資資金からの町債の借入額が借入限度額を超過することとなったため、その超過部分について繰り上げて返済するために追加しようとするものです。 以上が歳出の主な内容でございます。 続いて、歳入のほうを説明させていただきます。 11ページをお願いいたします。 款14国庫支出金、項1国庫負担金、目1民生費国庫負担金の障害児通所給付費国庫負担金4,350万円を追加しております。こちらは歳出の障害児通所給付費に対する国庫負担部分となります。 次に、12ページの款15県支出金、項1県負担金、目1民生費県負担金の障害児通所給付費県負担金2,175万円、こちらにつきましても先ほどと同様に、歳出の障害児通所給付費に対する県費負担部分となります。 次に、14ページ、款19繰越金、項、目とも1の繰越金の前年度繰越金につきましては、当初予算において2,000万円を計上しておりましたが、令和2年度収支決算額の確定により、3億4,302万3,000円を追加するものでございます。 以上で議案第46号令和3年石井町一般会計補正予算(第2号)の説明を終わります。 引き続き、特別会計補正予算について説明させていただきます。 議案第47号の冊子をお願いいたします。 議案第47号令和3年度石井町介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、1ページのほうにありますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7,084万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ32億6,413万3,000円とするものです。歳入歳出予算の補正の金額につきましては、次のページからの第1表歳入歳出予算補正のとおりとなっております。2ページが歳入の区分によるもの、3ページが歳出の区分によるものとなっております。 予算に関する説明として、主な歳出としましては15ページをお願いいたします。 15ページのほうにありますように、介護給付費準備基金積立金7,321万2,000円及び介護給付費負担金等返還金6,887万円を補正いたしております。 一方、主な歳入につきましては11ページをお願いいたします。 11ページのほうにありますように、前年度繰越金として1億6,970万7,000円を補正いたしております。 以上で議案等の詳細につきましての説明をさせていただきました。慎重審議の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。私からの説明は以上となります。この後、水道課長より水道事業の決算認定などについてご説明を申し上げます。 ○議長(井上裕久君) 次に、水道課長から詳細についての説明を求めます。盛水道課長。 ◎水道課長(盛孝君) それでは、ご説明をいたします。 議案第42号令和2年度石井町水道事業会計利益の処分及び決算の認定につきまして、まず石井町水道事業会計決算書の5ページをお開きください。 右から3列目、未処分利益の剰余金の中段、繰越利益剰余金6,047万1,756円に減債積立金の取崩し額1億2,965万4,555円、当年度純利益1億9,125万6,053円の当年度変動額3億2,091万608円を加えた額、一番下の欄3億8,138万2,364円が当年度未処分利益剰余金となっております。 次に、6ページをお開きください。 剰余金処分計算書(案)をご覧ください。 一番右の列の未処分利益剰余金の当年度末残高3億8,138万2,364円のうち、減債積立金に1億5,000万円を積み立て、また資本金へ1億2,965万4,555円を組み入れた後の処分後残高1億172万7,809円を繰越利益剰余金とするものであります。 以上、令和2年度石井町水道事業会計利益の処分につきましては、地方公営企業法第32条第2項の規定により議会の議決を得ようとするものであります。 次に、決算書の1ページにお戻りください。 収益的収支の決算額につきましては、税込みで収入が6億2,027万7,413円で、これに対する支出は4億2,863万7,888円でございます。これら収入、支出を消費税抜きで差引きした損益計算書における当年度純利益は、4ページをご覧ください。下から4段目にありますように、1億9,125万6,053円となっております。 次に、2ページにお戻りください。 資本的収支の決算額につきましては、消費税込みで収入が2,299万3,400円に対しまして、支出は2億1,764万370円でありまして、差引き1億9,464万6,970円の不足となりました。なお、この資本的収入額が資本的支出額に対し不足いたします額は2ページの一番下、欄外にありますように当年度分損益勘定留保資金6,499万2,415円、減債積立金1億2,965万4,555円で補填いたしております。 以上、令和2年度石井町水道事業会計の決算につきましては、地方公営企業法第30条第4項の規定により議会の認定に付し、承認を得ようとするものであります。なお、この決算につきましては監査委員の審査を受け、その審査意見書が提出されておりますのでご参照の上、ご承認くださいますようお願いいたします。 続きまして、報告第3号令和2年度資金不足比率の報告につきましては、お手元の第3回定例町議会議案説明書の最終ページの22ページに掲載しておりますとおり、資金不足比率の数字は表示されておりません。 令和2年度石井町水道事業会計決算書の8ページをご覧ください。 中段の流動資産合計4億6,830万7,465円が一番下の欄の流動負債合計2億3,193万3,046円を上回っており、資金が不足していないため、資金不足比率の数値は表示されておりません。 以上、資金不足比率報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により監査委員の審査を受け、その審査意見書をつけ議会に報告するものであります。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) これで提案理由の説明を終わります。 小休します。            午前11時42分 休憩            午後 1時36分 再開
    ○議長(井上裕久君) 再開いたします。 以上で本日の日程は全て終了しました。 本日はこれで散会いたします。            午後1時36分 散会...