石井町議会 > 2020-12-18 >
12月18日-04号
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  1. 石井町議会 2020-12-18
    12月18日-04号


    取得元: 石井町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    令和 2年12月定例会         令和2年12月石井町議会定例会会議録(第4号) 1. 招集年月日  令和2年12月18日(金曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開議     12月18日午前10時00分宣告 4. 応招議員      1  番     武 市  奈見子      2  番     木 下  貴 雄      3  番     谷    雅 史      4  番     平 野  忠 義      5  番     大 西  隆 夫      6  番     永 岡  栄 治      7  番     仁 木    孝      8  番     谷 脇  孝 子      9  番     井 上  裕 久     10  番     後 藤  忠 雄     11  番     有 持  益 生     12  番     山 根  由美子     13  番     川 端  義 明     14  番     久 米    毅 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員応招議員と同じである。 7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             小  林  智  仁   副町長            阿  部  龍  裕   参事             田  中  達  也   総務課長           桃  井     淳   財政課長           武  市  知  己   税務課長           内  藤  泰  典   住民課長           遠  藤  哲  雄   福祉生活課長         麻  植  智  子   長寿社会課長         岡  田  匡  範   建設課長           井  内  利  充   産業経済課長         東  内     徹   農業委員会事務局長      鎌  田  克  己   子育て支援課長        米  田  智  己   環境保全課長         木  村  勇  人   健康増進課長         河  崎  洋  子   教育長            武  知  光  子   教育次長           黒  川     浩   監査委員           田  村     浩 9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         坂  本  清  晃   事務主任           中  村     淳10. 会議録署名議員      6  番     永 岡  栄 治      7  番     仁 木    孝11. 議事日程   日程第1 議案第88号 石井町固定資産評価審査委員会委員選任の同意について        議案説明   日程第2 議員提出議案第3号 石井町議会委員会条例の一部を改正する条例について        議員提出議案第4号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書        議案説明   日程第3 一般質問   日程第4 議案審議        議案第70号 至 議案第87号        議員提出議案第3号 至 議員提出議案第4号 計20件   日程第5 請願第3号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための請願   日程第6 委員会の閉会中の継続調査の件            午前10時00分 開議 ○議長(井上裕久君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 本日、町長より追加議案が上程されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 議案第88号 石井町固定資産評価審査委員会委員選任の同意について ○議長(井上裕久君) 日程第1、議案第88号石井町固定資産評価審査委員会委員選任の同意についてを議題といたします。 町長から提案理由の説明を求めます。小林町長。 ◎町長(小林智仁君) おはようございます。 本日、追加提案いたしました議案第88号の提案理由についてご説明申し上げます。 議案第88号石井町固定資産評価審査委員会委員選任の同意につきましては、現固定資産評価審査委員会委員木村晴夫氏の任期が令和2年12月24日に満了いたしますので、その後任の委員として木村晴夫氏を再任いたしたく提案いたしました。 同氏は人格、識見ともに高く、本町固定資産評価委員会委員として適任と考えますので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 以上で追加提案いたしました議案の提案理由説明を終わりますが、どうか原案どおりお認めくださいますようお願い申し上げます。 ○議長(井上裕久君) これで提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 議案第88号石井町固定資産評価審査委員会委員選任の同意についてを先に審議いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、議案第88号を先に審議することに決定しました。 お諮りいたします。 本議案については人事に関する案件でありますので、質疑、討論を省略して直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。 議案第88号石井町固定資産評価審査委員会委員選任の同意についてを採決いたします。 議案第88号石井町固定資産評価審査委員会委員選任の同意については原案のとおり同意することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、議案第88号は原案のとおり同意することに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議員提出議案第3号 石井町議会委員会条例の一部を改正する条例について      議員提出議案第4号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書 ○議長(井上裕久君) 日程第2、議員提出議案第3号石井町議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提出者永岡栄治君から提案理由の説明を求めます。永岡栄治君。 ◆6番(永岡栄治君) 議員提出議案第3号について提案理由の説明を申し上げます。 まず、提出案文を朗読させていただきます。 議員提出議案第3号石井町議会委員会条例の一部を改正する条例。 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第112条及び会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。令和2年12月18日。石井町議会議長井上裕久殿。提出者、石井町議会議員永岡栄治、賛成者同じく谷脇孝子、賛成者同じく井上裕久、賛成者同じく久米毅、賛成者同じく平野忠義、賛成者同じく仁木孝、賛成者同じく後藤忠雄、賛成者同じく武市奈見子、賛成者同じく有持益生、賛成者同じく山根由美子、賛成者同じく大西隆夫、賛成者同じく木下貴雄、賛成同じく谷雅史、賛成者同じく川端義明。 石井町議会委員会条例につきましては、石井町議会常任委員会及び議会運営委員会の委員の任期は2年となっており、昨年3月の石井町議会開催に伴う議員任期の変更に伴い、令和3年4月25日までとなっております。現条例では、後任委員の選任は任期満了前30日以内に行うことができることとなっており、3月定例会での後任委員の選任が困難な状態となります。そこで、後任委員が3月定例会で選任できるよう、別紙のとおり石井町議会委員会条例第7条第5項中、「30日以内」を「60日以内」に改正しようとするものであります。 以上で提案理由の説明を終わります。議員各位のご賛同をお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 次に、議員提出議案第4号安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書を議題といたします。 提出者平野忠義君から提案理由の説明を求めます。平野忠義君。 ◆4番(平野忠義君) 提出案文を朗読いたしまして提案理由の説明に代えたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 議員提出議案第4号安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書。 標記のことについて、別紙のとおり、会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出いたします。令和2年12月18日。石井町議会議長井上裕久殿。提出者、石井町議会議員平野忠義、賛成者同じく久米毅、賛成者同じく井上裕久、賛成者同じく木下貴雄、賛成者同じく仁木孝、賛成者同じく谷脇孝子、賛成者同じく後藤忠雄、賛成者同じく武市奈見子、賛成者同じく有持益生、賛成者同じく山根由美子、賛成者同じく大西隆夫、賛成同じく谷雅史、賛成者同じく川端義明、賛成者同じく永岡栄治。 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書。 2020年新型コロナウイルスによるパンデミックは、日本国内においても経済活動や国民生活に深刻な影響を及ぼすとともに、医療崩壊などが取り沙汰され、国民の命と健康が脅かされる事態が広がりました。この感染症対応の経験から明らかになったことは、感染症病床集中治療室の大幅な不足、それらを中心に担ってきた公立・公的病院の重要性、医師・看護師・介護職員の人員不足、保健所の不足問題などです。これらの諸問題の背景には、90年代後半から続いてきた医療・介護・福祉など社会保障費の抑制策や公衆衛生施策の縮減があります。21世紀に入り、僅か20年の間にSARS、新型インフルエンザ、MERS、そして今回の新型コロナウイルスと、新たなウイルス感染との戦いは短い間隔で求められ、今後も新たなウイルス感染への対応が必要になることが予測されます。新型コロナウイルス感染対策の教訓を得て、国民の命と健康、暮らしを守るためにも、そして新たなウイルス感染や大規模災害などの事態の際に経済活動への影響を最小限に抑え込むためにも、医療・介護・福祉、そして公衆衛生施策の拡充は喫緊の課題であります。私たち国民が安心して暮らせる社会実現のために下記の事項を要望します。 1、今後も発生が予想される新たな感染症や大規模災害などの事態にも対応できるよう、医療・介護・福祉に十分な財源確保を行うこと。 2、公立・公的病院の統合再編や地域医療構想を見直し、地域の声を踏まえた医療体制の充実を図ること。 3、安全・安心の医療・介護提供体制を確保するため、医師、看護師、医療技術職、介護職等を大幅に増員すること。 4、保健所の増設、保健師等の増員など、公衆衛生行政の拡充を図ること。ウイルス研究・検査、検疫体制などを強化・拡充すること。 5、社会保障に関わる国民負担軽減を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。令和2年12月18日。徳島県石井町議会。 なお、この意見書は内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣厚生労働大臣に提出いたします。 以上、議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) これで提案理由の説明を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 一般質問 ○議長(井上裕久君) 日程第3、一般質問を行います。 順番に発言を許します。10番後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) おはようございます。 議長の指名によりまして、一般質問をさせていただきます。 まず最初に、経費削減対策の一つといたしまして、新電力会社への切替えということでございますが、電力の自由化につきましては2000年から段階的に実施をされておりまして、2016年4月より電力の小売が完全自由化になったことにより、県内でも多くの新電力会社、正式には小売電気事業者と言いますが、個人、企業などの利用者に電力を販売できるようになっております。自由化以前は各地域の大手電力会社が独占しており、契約する電力会社を選ぶことができませんでした。しかしながら、電力の自由化により契約者のニーズに合わせた選択ができ、電気料金が安くなると思われている町民の方も多くいると伺っております。徳島県のホームページによりますと、本年度、徳島県万代庁舎をはじめ、城東高校ほか49施設が様々なその施設で使用する電気を入札をして、新電力会社と契約に至っていると公表をされております。 そこで、まず教育委員会にお伺いいたしますが、現在、町内の公立幼稚園公立小・中学校で契約している電力会社と昨年度の電気料金がどれくらいだったのか、黒川教育次長、ご答弁をよろしくお願いします。 ○議長(井上裕久君) 黒川教育次長。 ◎教育次長(黒川浩君) お答えいたします。 町内の公立幼稚園小・中学校で契約している電力会社につきましては、四国電力株式会社でございます。各施設の昨年度の電気料金につきましては、幼稚園5園の合計が596万6,961円、小学校5校合計が1,488万7,058円、中学校2校合計が686万791円でございまして、全て合計しますと2,781万4,810円となっております。以上でございます。
    ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) ありがとうございました。 全体で2,780万円の電気料金が要っておるというふうな答弁でございまして、それでは以前に同僚議員のほうからも質問があったと記憶をしているところではございますが、この新電力会社への切替えにつきまして検討をされたことがあるのか、黒川教育次長、ご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 黒川教育次長。 ◎教育次長(黒川浩君) お答えいたします。 これまでの検討につきましては、2016年の電気の小売業への参入が全面自由化されておりますが、その他の自治体の動向は見ておりましたが、本格的な検討には至っておりません。以上です。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) 本格的な検討はされていないというふうなことでございまして、教育次長のほうには通告をいたしておりまして、この電気料金の新電力に移行することによってどういったことが起こるか。例えば、どれだけの電気料金が安くなるとか、あるいはその新電力会社と契約した場合のメリット、あるいはデメリット、こういったものもあろうかと思いますので、その点についてご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 黒川教育次長。 ◎教育次長(黒川浩君) お答えいたします。 まず、電気料の削減の試算ということでお答えをさせていただこうと思います。 新電力の導入自治体の事例によりますと、最大電力に対する実際に使用している電力の比率でございます。負荷率と申しますが、それが低い建物では電気料金が1割程度削減することがあるような事例ということもあると伺っておるところでございます。 また、新電力導入によるメリットデメリットでございますが、メリットについては各社の電気料金を比較し、電力会社を自由に選べること、そして料金が安くなる可能性があるということと思っております。デメリットにつきましては、毎年度競争入札の手続が必要となるといったことや継続割引の適用がなくなる、そういったことがデメリットかと思っております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) 新電力を導入すると1割程度削減できるんではないかというふうな答弁でございまして、デメリットといたしましては毎年契約するに当たり手間がかかるというふうなことだろうとは思いますが、2,780万円電気代が毎年要る訳でございまして、その部分の1割、287万円、これが1年間で削減できると。何年契約されているか分かりませんが、例えば3年、あるいは5年契約していますと、それに掛けていたらどれだけの費用が削減できるかというのは皆さん分かるかと思います。そういった削減できた電気代、費用をほかの事業に回せるというふうなこともございますので、私は毎年契約するのがデメリットとは思わないというふうなことと思いますが、教育次長、どうですか。年々そういった費用が削減できるいいことなのに、それがデメリットとはちょっと私とは見解が違うと思うんですが、再度答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 黒川次長。 ◎教育次長(黒川浩君) お答え申し上げます。 事務の手続の面ということでございます。我々につきましては、当然ながら最小限の経費で最大限の効果を得なければならないということが私たちに与えられた事務の役割ということで承知をしておるところでございます。先ほどの件につきましては、あえてデメリットを申し上げるといいましたらそのような点かなということで申し上げさせていただいたところでございます。私の表現に誤解があったということで、ご了承いただけたらと思っております。 また、今後の検討についてということでお答えを併せてさせていただきたいと思います。 各学校施設への新電力を導入する際につきましては、先ほど申しましたとおり競争入札によるものと想定をしております。しかし、その際には仕様書としまして、最大電力需要電力、また予定使用電力、こういったものも必要になってくると思います。そういったものも把握をしなければならないのですが、今年度につきましては新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、各学校において換気を併せてということでエアコンの使用率が非常に高くなっている。夏休みについても、授業の遅れを取り戻すために夏休みに授業を行ったなどによりまして電力の使用量が非常に高くなっておりまして、各幼稚園、全ての小・中学校についての上半期の電気料は増加しておるところでございまして、これらのデータ収集のためにも、検討はする上で一定の期間はいただきたいものと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) ありがとうございました。 小・中学校の電気を新電力に全て替えろとは私もなかなか言いづらいところもございますし、替えれる施設があればできるだけ替えれる方向で検討をしていってほしいというふうに思っております。 それでは、もう一つ教育次長にお聞きをいたします。 本年度、学校給食センターが建設されておりますが、施設、調理器などほとんどの設備は電化となりまして、電力の需要も大幅に増加する見込みと思われます。現在の給食センターはガスにより調理されておりますので、金額の比較はできないと思いますが、新給食センター電気使用量の見込みと年間支払金額の見込み、また新電力会社へ切り替えた場合についての経費削減の程度について、分かる範囲で教育次長にご答弁をよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 黒川教育次長給食センター所長。 ◎教育次長(黒川浩君) お答えいたします。 新の給食センターに係る電力についてでございます。 今現在、当初予算の編成に向けまして電力はどれぐらい必要かということについては改めて試算を行っているところでございます。電力量については増加するということはほぼ間違いないであろうということでは計算をしておるところでございますが、今現在ここで申し上げさせていただくほどの精密さをもって試算が行われておりませんので、現在はこの答弁でとどめさせていただきたいと思っております。 ただ、給食センターへの新電力への導入についてでございますが、これにつきましても先ほどの今後の検討というところで申し上げさせていただいたところでございますが、過去の最大需要電力、また予定使用電力などを見込むことがやはり新しい施設ということで非常に難しいということでございますので、一定期間、数年間程度につきましては、基礎データの収集期間としてこれまでと同様の取扱いとして期間をいただきたいと思っているところでございます。以上です。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) 新しい施設ということで比較するデータもないというふうなことでありますし、データ収集する期間をいただきたいというふうな答弁ではございますが、学校施設で新電力に移行した場合に1割程度の削減ができる試算が立っている訳でありますから、教育次長、どうですか、スタートからこの新電力と契約して運営していくというふうなお考えはございませんでしょうか、答弁のほどをお願いしたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 黒川教育次長給食センター所長。 ◎教育次長(黒川浩君) お答えさせていただきます。 新の給食センターにつきましては、現在非常に電力数、多くかかるということで先ほどもご答弁させていただいたところでございますが、新電力の導入ということになりますと、どうしても競争入札ということになります。競争入札ということになりますと、その仕様書につきまして、やはり最大需要電力、また予定使用電力というものが大きな誤差が出る可能性もありますので、今のところその仕様書を作成するデータづくりについても、少し誤差が大きくあれば逆にデメリットになることがないかなど、ということで私も今危惧をしておるところでございますが、そういう点については私もこの機会を捉えましてしっかりと勉強のほうをさせていただきたいと思っております。事務としても、研究に努めさせていただきたいと思っております。ただ、競争入札につきましては、その仕様書を作るまでに時間のほうも必要でございます。他の事例の研究も必要ということになっております。また、もし一般競争入札ということにもなろうかと思いますが、その際については事業者の資力、また信用力、そういったものもどう捉えるかなど、慎重には検討させていただきたいとは思っております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) 分かりました。 もう黒川教育次長、かなり勉強されておりまして、今後も一つ勉強していただきまして、できるだけこの新電力に替われる施設があれば替えていただいて、経費の削減に努めていただきたいというふうに要望したいと思います。 続きまして、役場庁舎の昨年度の電気料金をお伺いしたいと思います。桃井総務課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 桃井総務課長。 ◎総務課長(桃井淳君) お答えをいたします。 役場庁舎におきます昨年度に支出いたしました電気料金でございますが、1,087万5,036円でございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) 年間約1,000万円くらい必要と答弁いただきましたが、新電力会社へ切り替えた場合、役場庁舎電気料金がどれぐらい削減できると思われますか。また、県内の市町村で新電力へ切り替えた自治体があるのか。分かる範囲で結構でありますので、ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 桃井総務課長。 ◎総務課長(桃井淳君) お答えをいたします。 新電力会社に切り替えた場合の削減見込みでございますが、会社によりまして電力料金の設定が異なっておりまして、また仮に役場庁舎につきまして新電力会社に切替えを行う場合につきましては、学校等と同様でございますが競争入札を行うこととなりますので、その入札の結果によって料金設定がされますもので、役場庁舎で何割ということを今具体的に言い切ることは困難でございます。また、大手電力会社が今のところ新電力会社より高いと言われておりますが、将来的にこの料金差が広がっていくものか、あるいは接近していくものかというところも、長期的に見極めていく必要があると考えておるところではございます。 次に、県内市町村におきまして役場の本庁舎が新電力会社に切り替えられているところでございますが、鳴門市役所が既に切り替えられているとお聞きしておるところでございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) ありがとうございます。 電力会社によりまして、どの程度の削減効果があるかが今のところ分からないというふうなことでございますが、以前の令和2年10月9日の徳新に掲載されておりましたが、美馬市の29施設で電気代5か月で700万円削減ができとるというふうなことでございまして、各自治体も電気料金という多大な固定費を幾らかでも削減をしていきたいというふうな取組をやられておるというふうに考えておりますが、どうですか、参事。こういった各自治体が経費の削減に努めておる状況の中で、町の職員さんも昼休みは電気を消して節電に努めておると、涙ながらの努力はされておりますが、職員の代表として参事の立場から、この新電力に切り替える方向性についてはどのようなお考えなのかご答弁を願いたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 田中参事。 ◎参事(田中達也君) お答えをいたします。 新電力ということで、教育次長、また総務課長等々が答弁をなさったように、これから考えていくところは十分必要であるかなとは認識はしております。役場の庁舎のほうも、ほとんどLED化という形で大分電力の消費も抑えられておると思いますが、他の事例で議員さんおっしゃいましたように、美馬市、700万円程度の削減があるということは確かな実績となっておりますので、今後、石井町としても検討してまいりたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) ありがとうございました。 この新電力会社は、県内でも20業者以上登録されていると思いますが、先ほどの答弁にもありましたように、事業所によりまして様々な割引制度や電気料金の試算、契約方法がございまして、ここでなければというのはなかなか難しいようではございますが、今後におきましても石井町でもさらに検討を重ねていただきまして、少しでも予算の削減ができるようお願いをしておきたいと思います。 続きまして、農業委員会活動につきまして質問をさせていただきます。 農業委員会については、農業委員会等に関する法律が改正されまして、委員の選出方法、また農地利用最適化推進委員を設置することになり、委員会活動の強化が図られていると思います。 そこで、農地利用最適化推進委員の役割と業務内容につきまして、鎌田局長、ご答弁をよろしくお願いをします。 ○議長(井上裕久君) 鎌田農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鎌田克己君) 後藤議員の質問にお答えいたします。 農地利用最適化推進委員のご質問をいただいております。農地利用最適化推進委員の役割と業務内容でございますが、担い手への農地の集約化ということで、農地の有効利用の意義と重要性が観点でございます。また、遊休農地の発生防止・解消ということで、農地の遊休化を防止することが観点、それと新規参入といったそういった促進の部分で、農地利用の最適化が主な役割と業務内容となっております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) 先般、仁木議員、それから大西議員の質問にもありましたが、ただいまの答弁の中にあります委員会の業務の中の一つである耕作放棄地の発生防止・解消対策につきましては、両委員で力を合わせて取り組んでいることと思いますが、本年の3月議会の報告によりますと、平成27年度18.8ヘクタールで、令和元年度には27.5ヘクタールとなり、8.7ヘクタールほどの増加となっております。飯尾川公園全体の面積の約6.4倍の農地が、作付もされず放置されたままの状態となっておるということであります。また、最適化推進委員を設置して以降につきましても増加の傾向にあり、発生防止・解消対策のさらなる強化を図らなければならないと考えております。 本町では、最適化推進委員、これを設置された当時、局長の答弁によりますと、月例情報会、この会議を立ち上げ、あるいは毎月16日前後に委員による情報交換、勉強会、農地の相談業務を行うとありましたが、本年度、委員が代わられても継続してその取組が行われているのか、またどのような実績ができたのか。鎌田局長、ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 鎌田農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鎌田克己君) お答えいたします。 月例情報会議でございます。いわゆる農地利用最適化推進委員の定例会でございますが、今年度4月、5月におきましてはコロナ感染予防対策といたしまして開催はいたしておりませんが、6月22日を第1回といたしまして、その後ではございますが、毎月16日、前後はいたしますが、7月17日、8月19日、9月15日、10月16日、11月16日と開催しているところではございます。各5地区によります問題点についての情報交換であるとか、課題についての勉強会を行っております。農地の相談業務については、今年度は個別に行っており、相談会については開催はいたしておりません。また、実績についてのご質問をいただいておりますが、月1回定例会を開催いたしまして各5地区による問題点について様々なご意見を頂戴いたしまして、それを基に協議いたしました。本年度においては、8月におきまして農地パトロールを行い、各地区による耕作放棄地の調査を行っております。それを基に、農地所有者に意向調査を行ってまいりました。今年度の発送件数でございますが、329筆の216件でございました。例年ならば、耕作放棄地であります所有者宅を訪問いたしまして状況を確認し、耕作を依頼しているところではございます。また、町内5地区の中より重点地区を定め、今後の農業経営、農業についての相談日程を設定いたしまして、各実行組長さんにお願いし、相談会の日程についてパンフレット等を配布していただき、個別相談会を開催するところではございますが、今年度におきましてはコロナ感染予防対策として相談会は開催しておりませんが、先ほど申し上げましたこの状況下の中で、できる範囲内での個別の訪問は行っております。この相談会でございますけれども、平成31年1月25日を第1回相談会として、それを皮切りにその後も開催いたして意向を調査しております。意向調査といたしましては、農地を貸したいであるとか農地を売りたい、さらには規模の拡大、農地を借りたい、農地を買いたい、農地中間管理機構の利用を希望したいなどでございます。その意向を踏まえた上で、担い手に対する農地のマッチングを行っておるところでございます。過去3年におきましては、現在までに約1ヘクではございますが、農地のあっせんが実績として表れております。気安い会合であり、誰でも参加できる雰囲気が結果として結びついたのではないかとそのように思われます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) しっかり活動はされておるようで、なかなかマッチングというのは進んではいきにくいものではあろうかと思いますが、ぜひとも頑張っていただきたいというふうに思います。 県内外の委員会では、独自の活動によりまして担い手の育成と耕作放棄地の発生防止・解消に取り組んでいるようでございますが、本町でも毎年、数件の経営体が新規参入されまして担い手の育成が行われ、毎年2ないし3ヘクタールの耕作放棄地が解消されているとの平成30年度の目標及びその達成に向けた活動の点検・評価もホームページ上に報告されているようでありますが、最新の情報に更新されていないように思います。今後、掲載される予定はあるのでしょうか。鎌田局長、ご答弁をお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 鎌田農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鎌田克己君) お答えいたします。 点検・評価シートの掲載でございます。 掲載が遅れましたことにつきましては、まずもっておわび申し上げます。掲載につきましては、準備は既に整っております。今議会中とはいえ、今日で議会は終わりますので、本日中にホームページのほうに早々にアップしたいとそのように思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) よろしくお願いをいたします。 それでは、今後の取組につきまして、今までのようにパトロールをされ、通知を出し、口頭による改善指導を行うのはもとより、先ほどの質問のようにほかの取組を参考にするなど違った方法も取り入れ、担い手の育成と耕作放棄地の発生防止・解消に取り組んでいただきたいと思っております。 石井町は徳島市のベッドタウンとして住みやすい町、また四国一住みよい町というふうなことで評価も高く、一方では、基幹産業が農業であるにもかかわらず、高齢化及び後継者不足による農業従事者の減少により農産物の生産率の減少、こういったものが見受けられまして、ますます農業の衰退化が起こり得る結果となりそうであります。そのようなことにならないためにも、いま一度力を注いでいただきたいと思います。 最後に、今後におきましてどのような取組を農業委員会としてされるのか、鎌田局長にご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 鎌田農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鎌田克己君) お答えいたします。 今後の農業委員会としての耕作放棄地の取組についてのご質問をいただいておりますが、農業委員会といたしましては、今後ですけれども、まずは農地所有者の方にお分かりいただきたいのは、農地の権利を有する者は農地を農地として利用する責務があるという認識を持っていただく意識改革が重要でなかろうかと、そのように思っております。耕作放棄地の解消に向けて、所有者自身が耕作できないのであれば、地域の中心となる経営体であるとか、さらには認定農業者などに農地の集積を図っていかなければならないとも考えております。なかなか、これといった特効薬というものはございませんが、農業委員さんあるいは農地利用最適化推進委員さん、その両輪によりまして、きめ細やかな受持ち地区の見回りであるとか農地所有者への通知文書などの発送により、農地所有者との連絡、さらには相談を密にいたしまして粘り強く根気強くアタックし、今後も取り組んでいく手段を第一と考えております。また、加えてではございますが、売買、貸借をお考えになっておられる農地所有者の方におかれましては、隣接している農地所有者の方にご相談をしていただくのも一つの手段ではなかろうかと個人的には感じるところではございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 小休します。            午前11時00分 休憩            午前11時20分 再開 ○議長(井上裕久君) 再開いたします。鎌田農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鎌田克己君) 先ほどの後藤議員の質問の中で、担い手の育成についてというふうなご質問をいただいておりましたが、私ちょっと答弁を抜かしてしまいましたので、再度ご答弁申し上げます。お許しください。 まず、担い手の育成というふうな観点でございますけれども、担い手イコール販売農家、認定農業者であると私自身認識しているところでございます。認定農業者を増やすことで、担い手の育成につながると捉えております。農業を主としてやっていこうという意欲を持ち、またその経営の中で計画を立てて農業に従事して、そういう個々の農家の方々を調査いたしまして認定農業者の推進を図ることが次世代の担い手の育成につながるものだと考えております。加えてでございますけれども、行政、JA、生産者、そういった組織が互いに情報を共有し、ともに意見を交換し合いながら切磋琢磨され、それぞれの立場で活躍し、尊重し、石井町農業の在り方を模索すれば、小さいながらでも展望が見えてくるのではなかろうかと私自身考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) しっかりと取り組んでいただきたいと思いますが、今の答弁では担い手の育成について、認定農業者を育てるというふうな答弁ではございましたが、認定農業者と言われますのは最終的に結びついていくところだと思います。まずは、農業従事者、農業後継者を育てることが先決であると私は思います。それで、農業を本格的に行っていき、行く行くは認定農業者と呼ばれる生産者、あるいはベテランの農業者、それでその方がただいま局長が申したとおり農業後継者を育てていくのに結びつくというふうなことで展開はできていけるとは思いますが、やはり一番には後継者、従事者を育てていってほしいと思いますが、この件につきましてどのようにお考えかご答弁を願いたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 鎌田農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鎌田克己君) お答えいたします。 議員からご提言いただいております担い手の育成においては、もちろんのことながら後継者が必須だと私も感じているところではございます。農家の後継ぎの方が農業大学校であるとか高校を卒業し、勤めていく方々が大勢いらっしゃいます。核家族化であるとか少子化の拡大、教育の高次化も相まってと認識しているところではございます。高齢者の方でも、まだまだ元気な方もおられますが、新規就農者を含め、農家離れを歯止めする打開策を講じなければならないなあとも感じるところではございます。楽しい農業である、もうかる農業である、また販路の拡大、その観点から施策を講じなければならないのではないかと考えられ、また産業経済課の下部組織でもございます農業後継者クラブもございます。さらには、青年就農給付金、今はお題が変わって農業次世代人材投資の補助金になっとると思うんですけれども、などの様々な支援策それぞれを視野に入れまして情報の共有を図ってまいりたいとも考えております。石井町は、議員がおっしゃるように農業が基幹産業でございますので、石井町らしさの農業ができるよう、関係機関との共同体で担い手の育成に取り組んでまいりたいとそのように考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) ありがとうございました。 高齢化に伴う、また農業離れが進んでいく中で大変厳しい状況ではありますが、本町の基幹産業であります農業を守っていくためにも、行政としてできる限りの政策提言、あるいはご支援のほどをよろしくお願いを申し上げまして、次の質問に移ります。 高収益作物次期作支援交付金につきましては、先般、大西議員及び有持議員の質問もございまして答弁もいただいておりますので、この件は1点だけお聞きいたしまして割愛をさせていただきたいと思います。 既に申請をされておりましても、運用の見直しがあったというふうなことでございまして、対象とならなくなった方々もたくさんおいでるとお聞きしました。どういうふうな状況になっておるのか。それと、今後のスケジュール、この間、12月15日が石井町再生協議会への申請書の提出期限とお聞きしましたので、これから後のスケジュールはどのようになっておられるのかをご答弁願いたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 東内産業経済課長。 ◎産業経済課長(東内徹君) お答えをいたします。 この高収益作物次期作支援交付金事業の運用の見直しによる状況のお答えをいたします。 この運用見直しに伴い、当初と異なる制度運用となることについて、担当がお電話で、また連絡がつかない方については通知を送付して、役場窓口でも説明をさせていただきました。その後に追加となった支援措置についても、内容について通知を送付いたしました。運用見直しとなった時点で、申請者数は132名でした。うち対象外となり取下げとなった方が46名で、減収かどうかなど確認中の方が6名、減収となっており支援対象の方が57名、追加措置により支援対象となった方が23名という状況です。ただし、減収となった方においても、ほとんどの方が当初と比較して交付金が減額となっている状況です。なお、この高収益作物次期作支援交付金事業については、大西議員、また有持議員からもご質問いただき答弁をいたしましたが、答弁内容が不十分で、一部違った解釈をされる表現となってしまいましたので、補足をさせていただきます。高収益作物次期作支援交付金事業の財源内訳といたしましては、全額国費となっております。ですので、町費の持ち出しはありません。そして、この申請者数は減少となりましても、町の一般財源には影響いたしません。 また、今後のスケジュールですけれども、先ほど議員がおっしゃったように生産者からの石井町再生協議会への申請書の提出期限は12月15日とさせていただきました。今後のスケジュールについては、取組完了後に実績報告を提出いただき、石井町再生協議会が現地確認を行った後に交付金のお支払いの予定となっております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) ありがとうございました。 町としても、今後ともきめ細かい対応をしていただきまして、このコロナ禍におきまして農業を営む方々に対しましてもご支援のほどをよろしくお願いをいたします。 続きまして、新型コロナウイルス感染症対策経済対策及び事業者の支援事業について質問をいたします。 石井町において、新型コロナウイルス感染症対応経済対策及び事業者支援事業を幾つか実施されましたが、まずプレミアム付商品券を発行した地域経済応援事業の実施状況につきまして、担当課長に答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 東内産業経済課長。 ◎産業経済課長(東内徹君) お答えをいたします。 一口1万円で3,000円のプレミアムがつく地域商品券を発行し、町内の登録店舗で利用できる地域経済応援事業は1万8,000セットが完売いたしましたので、2億3,400万円分の商品券となります。うち商工会で換金された額が、現時点で2億1,452万5,000円、換金率91.7%となっている状況です。なお、利用期限が12月31日までとなっておりますので、ご購入いただいている方におかれましては期間内のご利用をお願いいたします。以上です。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) 次に、1次、2次と実施されました事業者営業持続支援事業の実績についてお知らせ願います。 ○議長(井上裕久君) 東内産業経済課長。 ◎産業経済課長(東内徹君) お答えをいたします。 1次の実績事業者数が、飲食店73件、持ち帰り飲食サービス業7件、飲食料品小売業23件、花卉販売店1件、旅行業1件、運輸業等9件であり、計114事業者で、支援金給付額が1,206万5,000円となっております。 次に、2次の実績事業者数が、ガソリンスタンド8件、写真業2件、宿泊業2件、洗濯・理容・美容業68件、写真プリント現像・焼付け業1件、スポーツ施設提供業4件、カラオケボックス業1件、療術業17件、自動車整備業30件、建物サービス業3件、警備業4件、露天商1件であり、計141事業者で、支援金給付額が1,028万円です。1次、2次の実績事業者数合計は255事業者で、支援金給付額の合計金額が2,234万5,000円となっております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) ありがとうございます。 最後に、町長の所信表明にもございましたが、石井町融資利用者支援事業の実績についてお知らせ願いたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 東内産業経済課長。 ◎産業経済課長(東内徹君) お答えをいたします。 10月30日までを申請期間として、石井町内に主たる事業所を有し、国の持続化給付金を受給していないセーフティーネット保証または危機関連保証の認定を受け、融資を受けた事業者の方で、認定時の申請内容における1か月間の売上高が前年同期比等について20%以上50%未満減少していることなどを要件として、融資を受けた額の10%で上限額20万円の支援金の交付を実施した石井町融資利用者支援事業は、23事業者に対して支援金給付額総額460万円の実績となっております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) ありがとうございました。 様々な支援事業があった訳でございますが、この新型コロナウイルスはまだまだ終息が見通せない状況でございます。本町としても様々な支援対策がまだ私としては欲しいというふうなことでございますが、今後ともこの感染状況に応じましてさらなる支援ができるよう町として取り組んでいただきたいと要望をしておきたいと思います。 それでは、その他ということでございますが、議長、通告はしておりませんが、1つ質問してよろしいでしょうか。 ○議長(井上裕久君) 了解しました。 ◆10番(後藤忠雄君) 議長の許可を得ましたので、質問をさせていただきます。 出産された後の育児休業を取得される保護者の児童継続入所について質問をさせていただきます。 これまで、子育て日本一を掲げる石井町としまして子育てに優しい様々な支援を行っていますが、現在、石井町では保育所等に入所していて、母親が第2子を妊娠、出産し、育児休業を取得した場合、産後2か月を終えた後は一旦退所と聞いております。核家族化で育児を頼れる家族がいない家庭が多く、生まれたばかりの子供と保育所を退所した上の子供を同時に育児することは、保護者の方にとってかなりの負担になると想定されます。さらに、次の出産を控える、諦めるといった可能性があると考えられます。一方では、ほかの市町村におきましては、現在、入所中の児童であれば引き続き入所ができるようであり、石井町で安心して子育てができるよう、どのような対応をお考えなのかお尋ねをいたします。 ○議長(井上裕久君) 米田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(米田智己君) お答えいたします。 子ども・子育て新制度においては、市町村が利用調整を行った上で各保育所等に対して利用の要請を行うとされており、利用定員を上回る保育所等については保育の必要度の高い順に受入れすることが求められております。現在、石井町は令和2年4月1日時点、令和2年10月1日時点ともに待機児童はいませんが、定員を上回る状態で受入れをしている施設もあります。また、国の示す自治体向けFAQでは、育児休業取得時に既に保育を利用する子供がいて継続利用が必要である場合には、児童福祉の観点から保育の必要性を認定することとされ、次の2点が想定されています。1、次年度に小学校入学を控えているなど、児童の発達上、環境の変化に留意する必要がある場合、2、保護者の健康状態やその児童の発達上、環境の変化が好ましくないと考えられる場合です。他市町村では、現在入所中のお子様であれば引き続き入所ができるようですが、育児休業取得時の休業期間が最大で生まれた子供の1歳の誕生日の前日までとなっており、上のお子様は引き続き入所ができても、下のお子様の入所の保障はありません。下のお子様の入所は、生まれ月により年度の途中入所となりますので、兄弟で同じ園の利用ができるとは限らない状況と聞いております。 石井町では、保育士不足や定員等の問題等があり、本来の保育の必要性のある保護者を優先している状況です。そこで、石井町独自の対応として、下のお子様の育児休業取得で退所をしていただいた保護者の方には、次年度の申請児には一人一人チェックし、下のお子様の育児休業終了時に、兄弟ともに優先的に希望する保育所等へ入所できるよう調整しています。申請受付時には、保護者一人一人に聞き取りを丁寧に行い、それぞれ点数づけと聞き取り内容を重視しながら、必要性の高い順に入所できるよう利用調整を行っています。生まれたばかりの下のお子様と保育所を退所した上のお子様を同時に育児することは、保護者の方にとってかなりのご負担だということについては理解できますので、今後、保育士の確保等に余剰が見込める状況になりましたら、育児休業を取得される保護者の児童の継続入所について検討していきたいと考えております。保護者の状況を見て、児童福祉の観点から保育が必要と考えられる場合については、個々に対応をさせていただいておりますので、子育て支援課にご相談いただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 後藤忠雄君。 ◆10番(後藤忠雄君) ありがとうございます。 町の体制も分かるんではございますが、ほんまに子育てに困る核家族の方もおりますので、いろいろと個々に相談対応はさせてもらうというふうな答弁ではございますが、私のところに1つ2つ、保育所に通う投書が来ておるわけでございますが、ちょっと紹介をいたします。現在、私は石井町の保育所へ通う子供が1人います。つい最近、2人目の妊娠が分かり、夫婦とも喜んでいたところ、同じ保育所に通う保護者より、2人目を出産した場合、育児休暇に入ると上の子供は強制的に保育所を退所しなくてはならないということを聞きましたというふうなことで、近くに頼れる両親もいない、夫婦では子供3人欲しいというふうな話をしておりましたが、これを考えると3人目は出産は難しいかなと思い始めているようでございます。石井町ではこの制度が変わる予定はないのでしょうかと。もう一つは、石井町で2人の子供が保育所でお世話になっている母親でございますが、最近3人目の妊娠が分かり、家族でとても喜んでいます。それと同時に、不安もいっぱいであります。2人目出産後、育児休暇に入った途端に上の子供が保育所を退所となりました。私は産後、体調を崩してしまったのですが、そのときは実家の母に助けてもらいながら何とか乗り切ることができました。しかし、今回は母の体調がよくないので、あまり頼ることができません。夫も仕事で、帰りが遅く、3人目出産後は朝から夜遅くまで小さい2人の子供と赤ちゃんの生活になります。喜ばしいことなのに、不安ばかりが頭をよぎります。子供たちは保育所でお友達と遊ぶのを毎日楽しみに通っています。でも、あと数か月もしたら、うちの子供だけお友達とさよならしなくてはなりません。ぜひ、育児休業中も上の子供たちが保育所を退所せず済むようにお願いしますというような内容の手紙が来た訳でございまして、先ほど担当課長から答弁もいただきましたが、こういった声がもっとほかにも多くあるんではないかというふうに思います。 そこで、最後に町長のご所見をお伺いをいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(井上裕久君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 後藤議員から、いわゆる育休のときの一旦退所の件につきましてご質問を頂戴いたしました。 この保育所につきましては、基本的に石井町としては原則として産後2か月を経過した場合、いわゆる育休中のときには一旦退所をしていただいている状況でございます。これはなぜかといいますと、保育所というのがそもそも保護者が働いているなどの何らかの理由で保育を必要とする乳幼児を預かり、保護者から委託を受けて保育することを目的とする児童福祉施設ということでありまして、子供をまず預けなければ仕事に行くことができない家庭、これを優先しなければならないというふうな思いからでもございます。ただ、先ほど申し上げました何らかの理由によって保育を必要とするという部分につきましては、これまで働いているほか、病気や介護などの理由も含まれるというふうな見解でございましたが、先ほど担当課長が申し上げましたように、近年では下の子が生まれての育休中も含まれるというふうな解釈もなされているところでございます。核家族化が進んで、先ほどご紹介いただいたお手紙の中にもありますように、町にもその下の子の育児が大変で、上の子、ちょうど3歳児ぐらいまでの子ですから走り回るときに1人で見るのは非常に大変だというふうなお話も重々聞き及んでいるところでございます。現在、なぜ一時退所していただいているのかといいますと、保育士の数の確保が非常に困難であるというところでございまして、キャパ的には定員を超えて今お預かりしている保育所もございますが、保育士が確保できればその分保育できる子供の数も増えるというふうなところも現状としてございます。 石井町として、今現在一旦退所をしていただく場合にも、他の市町村にはないような、次働きに出られるとき、下の子を預けられるときには、兄弟そろって同じ保育所に優先的に入れるようなそういう仕組みも構築をしておりまして、それについてもよいというふうなお声も頂戴しているところではございますけれども、先ほどご紹介になったような、そういった事案にもこれからしっかりと対応していかなければならないということは重々承知をしているところでございます。つきましては次年度、できる限り必要な保育士数の確保に努めまして、少しでも改善することができるように、そしてまた子育てに寄り添い、子育てしやすい石井町になれるようにしっかりと検討を重ねてまいりたいというふうに思っております。また、テレビをご覧の皆様方、あるいは議員各位におかれましても、また会計年度任用職員の募集も始まりますけれども、保育士さん、お知り合いの方等いらっしゃいましたら、ぜひ石井町の会計年度任用職員を受けていただけないかというふうなことも併せてお力添えを賜れば非常にありがたく思いますので、その点につきましてもお願いを申し上げまして、答弁に替えさせていただきたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 小休します。            午前11時55分 休憩            午後 1時00分 再開 ○議長(井上裕久君) 再開いたします。13番川端義明君。 ◆13番(川端義明君) 一般質問をする前に、議長にちょっとお願いしたいことがございます。といいますのは、通告書1番のインフルエンザ予防接種という部分を割愛させていただくのと、その他ということで町民の声で1つ追加をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(井上裕久君) 了解いたしました。 ◆13番(川端義明君) それでは、一般質問に移らさせていただきます。 まず、先ほども申し上げましたように、インフルエンザ予防接種についてということは谷脇議員のほうから初日に質問がございまして、私と同じことでございますので割愛をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 続きまして、耕作放棄地ということで質問をさせていただきます。 先ほど、後藤議員のほうからも質問の中で耕作放棄地の件もございましたんですが、重複するような場合がございましたら一つご勘弁をいただきたいと思います。 耕作放棄地について、農業委員会での現状報告ということで、農業委員会の事務局長に答弁を願います。 ○議長(井上裕久君) 鎌田農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鎌田克己君) お答えいたします。 令和2年度による耕作放棄地の実数としてご答弁を申し上げます。 令和2年度による耕作放棄地でございますけれども、25万369平米となっております。農地への再生につきましては5万7,707平米、また新規発生につきましては2万4,190平米、再発生が1万2,169平米となっております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) 徐々にではありますけれども、再生ができておるという現状報告でございました。誠に頼もしい限りでございます。今後とも、一つ努力をお願いいたしたいと思います。 それと、解消に向けての取組、この点どういうふうにやっておられるか答弁願います。 ○議長(井上裕久君) 鎌田農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鎌田克己君) お答えいたします。 耕作放棄地についてのご質問、後藤議員のほうからもいただいております。重複点があるかと思いますので、私のほうからは簡潔に申し上げたいとそのように思っております。 農業委員会といたしましては、農地パトロールの実施、さらには農地中間管理機構等への情報提供、さらには文書、口頭による改善指導を行うとともに個別訪問、並びに個別相談も行って、解消に向けて取り組んでいるところでございます。自ら耕作できなくなる前に、未然に防ぐことがまずもって重要と思われます。そこでですけれども、農地所有者の方にお困りの方がおいでになりましたら、お電話、また役場のほうに来庁していただきご相談いただければ、その意向を踏まえまして情報提供いたします。対応、対策を一緒に検討しますので、ご足労願いますが、足を運んでいただければ幸いと存じます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) この耕作放棄地というものは、一朝一夕に解消できるものではないと私も考えております。事務局長の答弁の中に、農地中間管理機構とか個別訪問等々、相談を受けておるというような状況でございますけれども、やはりそれは個別のものであって、それ以上に大きな問題点も発生しておろうかと思いますので、そこで私のほうから、例えば行政とJAが連携して農業法人を立ち上げて、少しでも解消に向けての取組ができないか。それと、行政となると産業経済課になるのですが、農業委員会と産業経済課が一つになってJA等に相談に行って前向きな協議ができないものかというようなことで、事務局長に見解をお願いしたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(鎌田克己君) お答えいたします。 今回の調査でございますけれども、11月30日現在においては前年度より2万5,200平米の解消ができております。しかしながら、農業従事者の高齢化が進む中、耕作放棄地につきましては増加傾向にあると考えております。定期的に管理してほしいとか、どこかに依頼できないかとのご相談もよく問合せが寄せられておるのも現状でございます。残念ながら、本町には個人的に引き受けている農業者はおいでになりますけれども、法人化並びに組織化はまだなく、耕作放棄地解消のためにも議員からご提言いただきましたこれらの作業は、支援される法人の早急な設立が確かに望ましいと思えるところでございます。議員のご提言を踏まえまして、JA名西郡に農業委員会及び産業経済課との連携を図りまして、耕作放棄地解消のため、さらには農業支援の一環として組織の設立について早急に協議し、要望してまいりたいと考えております。貴重なご提言、どうもありがとうございました。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) 農業委員会の見解として、法人化するというような形の中になろうかと思います。担い手不足という硬い言葉ではありますけれども、担い手の育成というのはすぐできる訳ではございません。ぜひとも農業法人による耕作放棄地の解消に向けて、行政、いわゆる役場のほうも補助金等をよく考えていただくというようなことになろうかと思います。協議内容につきましては、農業法人による田植から刈り取りまで、それと管理というようなことでございますので、この点については私のほうから協議に行かれる皆さん、担当課に申し上げておきます。ぜひ、早急な対応をお願いしていただきたいなあというふうに思っております。この問題は非常に難しゅうございますので、早期に解決できるように努力をしていただきますようにお願いを申し上げます。 続きまして、町道高原33号線について、これも非常に難しいところでございます。令和2年12月の最終に当たりまして、今までの交渉経過、進捗状況を建設課長に答弁願いたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 井内建設課長。 ◎建設課長(井内利充君) 高原33号線の進捗状況についてお答えさせていただきます。 これまでの進捗状況を申しますと、用地買収は地権者件数で約74%、面積では約65%となっております。また、残っている事業の未買収用地の件数は10件で、改良工事の進捗率については総延長886メートルのうち378メートルの施行済みで、約57%となっております。平成25年度に一部舗装工事を実施して以降、用地、工事ともに事業量としては実績がございません。以上でございます。
    ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) 課長、ありがとうございました。 今の現状からいうと、やはりあまり進捗はしてないというようなところでございます。ただ、この33号線につきましては非常に難しい問題がございますので、問題は未買収地の件についてどういうふうに解決していくのかということで、ちょっと庁内協議もされておるようでございますので、本年度中、土地所有者、いわゆる未解決に何回ぐらいお願いに上がったのか。そのことについて、課長のほうから答弁をいただきたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 井内建設課長。 ◎建設課長(井内利充君) お答えさせていただきます。 現在の地元住民の方との交渉についてですけれども、今年度におきましては事業用地に係る筆界未定地の解消に向けて、境界の立会いにご協力いただけるよう誠意を持って交渉に臨んでおります。対象となる地権者宅へ、8月と11月に建設課職員2名が1度ずつ、計2回訪問し、交渉しております。また、残っている用地関係者10名のうち、事業にご理解をいただいている5名の方につきましては、9月に職員2名の者が進捗状況の報告と今後のご協力のお願いのため訪問いたしております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) 町道高原33号線は非常に難しいということで、今現在、11号で止まっておりますけれども、あとの部分、先ほど聞きましたら筆界未定の分で交渉をされておるということで、最高2回訪問をされておるようでございますけれども、それ以外、話のできておるところへは行きますけれども、やはりできていないところにも訪問をしていただきたいなあというふうに思います。というのは、なぜ私のほうからこういうことをするかと言いますと、実質的に訪問することの意義は、訪問すれば理解も出てくる場合もある、行かなければ一切できないということですから、断られても担当課のほうで名刺を渡すとか、そして現実に帰ってくると。そして、また庁内協議をして、ここはこういう難しさがあるんだと、それが庁内だけでなしに、やはり我々議員も地元の皆さん方に協力をいただくと。ちょっとした関係があるところへは議員にお願いをするというようなことでないと、いつまでたってもできません。問題点もいろいろあろうかと思いますけれども、その問題点を解決していくにも、やはり訪問をされるということが一つの一番大きな理由じゃないかと思います。ですから、その未買収地の地主さんについて、建設課長、今後どういうふうに進めていくか、一つ答弁願います。 ○議長(井上裕久君) 井内建設課長。 ◎建設課長(井内利充君) お答えいたします。 まずは今年度、筆界未定地の地権者に境界立会へのご協力をいただけるよう交渉したいと考えております。ご協力を得られた後には、関係者に丁寧な説明をし、ご理解をいただけるよう取組を行いたいと思っております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) 課長、ちょっと違うんです。筆界未定のとき、その方はできておると思います。協力をいただくということですから、買収についてということでございますので、ぜひ何回か訪問するというような答弁が返ってくると思っておりましたんですが、ぜひ担当課としましては非常に難しい交渉事でございます。それを、現実に行政だけに任せておくのではなく、我々も協力しますということで今お願いをした訳でございます。ですから、課長として今後、自分ができないところはまた議員にも相談に行ってお願いするというようなことはどうですか。その点について、再度答弁願います。 ○議長(井上裕久君) 井内建設課長。 ◎建設課長(井内利充君) お答えいたします。 議員ご提案のとおり、足を運んで交渉に臨みたいと思っております。筆界未定地の方の境界立会のご協力を得られることによって、次のステップへ移れるかというところもございまして、回数を重ねて地権者の方ときめ細やかな対応をしてまいりたいと思います。以上でございます。議員各位におかれましても、ご協力のほうをよろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) ありがとうございました。 現実の問題として、我々は質問しとったら皆行政に放りつけとるようなお客さんではございません。そういった面ではなしに、これは現実の形として即残ってまいります。ですから、行政側から我々にも要請があったら、誰か知り合いがおりませんかと。それで、横から縦から斜めからというようなことでお願いにいくというようなことが非常に意義のあることでございますので、ただ単に質問だけしておいて放りつけとんでは、我々もその路線を承認した一人として非常に苦しゅうございますので、今後とも私のほうも頑張っていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 続きまして、問題がございます。飯尾川改修についてということで、改修工事については徐々にできておりますが、石井町分野のほうでいろいろと今されておるようでございますので、県のほうに現工事の進捗状況、そして石井町への要望事項というのがあるのかないのか、この点について課長答弁願います。 ○議長(井上裕久君) 井内建設課長。 ◎建設課長(井内利充君) 飯尾川公園の改修の進捗状況についてお答えいたします。 令和元年度におきましては、徳島県より飯尾川について、飯尾川公園周辺のしゅんせつを実施しております。また、飯尾川放水路におきましては、流水を阻害する立木の伐採とのり面補強を行っております。令和2年度におきましても、引き続き飯尾川公園の周辺の河川掘削を、また飯尾川放水路におきましても流水を阻害する立木の伐採とのり面補強を行っていると伺っております。町への依頼といたしましては、引き続き維持管理に努めてまいりたいというふうなお話を聞いております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) 課長、以前にこの飯尾川改修工事について、先ほど答弁されておりましたところの飯尾川排水路の工事でございますけれども、その部分にかかる前に石井町への要望事項として、いわゆる従来から15%の水量の鴨島側の水をはけるような状況になってきたと、石井町側に流してもいけるような状況になったというようなことで、前課長のときだったと思いますが、相談の電話が入ったと思います。それはなぜかというと、牛島の町営住宅、床下浸水したという中で2万6,000人もの署名捺印、陳情が出てきた訳でございます。やはり、そこに問題が出てきたのは、牛島停車場線の橋があります。41メーターの橋を新築して、今、河道を昔のままの河道にしてくれということで5メーターぐらいの幅しかありません。そこで、その橋の下の部分をのけてくれというような話を昔私も聞いたことがございます。ですから、県としては鴨島の問題もあろうかと思います。また、石井町の問題もあろうかと思いますが、石井の分の15%、飯尾川排水のほうに流れやすくするんだと。それと、加茂野の加減堰、この部分について、右岸側が改修されたけんいけるんじゃないかというようなことで申入れをされております。しかしながら、石井町としては15%というのはどういう状況かというのがよく分かりません。それを撤去した場合には、下のほうにも影響力が出てきます。その川幅の下の撤去をしたら、やはり鴨島町側の家に影響力が出てくる訳でございます。ですから、それからその下へ行きますと鉄橋がありますので、この徳島本線の鉄橋にも影響が出てくるというようなことでもあります。ですから、私自身はこの分については飯尾川の用水堰、この部分の撤去と、いわゆる旧来の平島のポンプアップ機場の問題、これ2つを解決していかなんだら石井町としてはなかなかならんだろうと、できないだろうというようなことで、以前から飯尾川用水堰の問題を含めて県に申し上げたんですが、もう一つ後で今現在やっておられる工事のほうをするということで聞いております。 そこで、先ほど何回も言うようですが、飯尾川の用水堰の撤去については県としては旧来どおりの方法しかないのかどうか、その点聞いていただいたと思いますので、課長答弁願います。 ○議長(井上裕久君) 井内建設課長。 ◎建設課長(井内利充君) お答えいたします。 麻名用水堰の撤去に向けた取組について、県のほうに確認いたしました。令和元年度に引き続き、令和2年度におきましては徳島県が飯尾川本線の流水観測を行っていくと伺っております。今後とも、県、町、吉野川市と連携し、関係機関との合意形成を図れるよう取り組んでまいりますというふうに聞いております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) やはり、まだそんなところでございますか。というのは、私、この麻名用水堰に関して、川島の取水口の問題も含めて、鴨島、吉野川市の県議が中心となって麻名用水、徳島県河川課、それと工事事務所が話合いをやっておるというようなことをもう最初から言われておったんですが、今の現状では流水観測だけしかないというところでございますね。私も麻名用水の理事長にちょっと聞きましたんですが、先ほど4者協議はなかなか進んでいないと。お世話していただいた方が市長選挙にも出馬されて、今全然分かりませんというような回答が返ってきておりました。ですから、やはりこの麻名用水の堰については、もう一度県に対して元の位置に戻らんかどうか、もう一度説明会を開いていただくというようなことを一度県のほうに、課長、依頼しておいてください。そういうところでございます。これは非常に難しい問題ばかりなんです。ですから、我々としましても地元のことでございますので、議員としても何らかの形の中で関与していきたいなというふうに思っております。というのは、こういう難しい問題というのは行政だけに任せておいては難しいと思います。この点については我々も気に掛けておりますので、よろしくお願いをいたします。 続きまして、広域ごみ行政についてということでございます。 これまでの経過報告と事業の進捗状況を、環境課長、よろしくお願いをいたします。 ○議長(井上裕久君) 木村環境保全課長。 ◎環境保全課長(木村勇人君) お答えいたします。 これまでの経緯といたしまして、徳島市、小松島市、勝浦町、石井町、北島町、松茂町の6市町間で、平成29年3月30日に一般廃棄物の広域処理に関する協定書を締結し、現在、石井町が徳島市にごみ処理施設の整備及び整備後のごみ処理について事務委託をしております。 事業の進捗状況といたしまして、平成30年度末までに施設整備基本計画、計画段階環境配慮書及び循環型社会形成推進地域計画の各手続が完了し、令和元年度は平成30年度からの繰越し事業であります新施設への搬入出ルート上に新設する橋梁に係る予備設計業務や、平成30年度まで行っていた地元説明会に比べ対象者の規模を狭めた集落等の単位での地区説明会を実施するなど、地元合意に向けた事業を進めてきております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) 私どもがごみ広域施設で知るのは、議会か多くは徳島新聞での報道で知ることしかできません。本年11月7日の徳島新聞では、飯谷町の候補地は一部が土砂災害警戒区域に指定される見通しであると発表し、これまで選定手続で土砂災害指定区域を前市政は除外しておったと。そして、整備は困難となった。そこで、令和2年度のごみ広域行政について、連絡会議の報告を課長、報告願います。 ○議長(井上裕久君) 木村環境保全課長。 ◎環境保全課長(木村勇人君) お答えいたします。 今年に入ってからの連絡会議の報告をさせていただきます。 まず、令和2年3月から新型コロナウイルスの影響で事業が一時ストップし、その後、徳島市長が交代し、事業を一時中断した形になっています。経過としまして、令和2年度第1回一般廃棄物の広域処理に係る連絡会議が7月16日に関係する各市町の長が参加し、開催されました。内容につきましては、業務を一時中断すること及び契約解除はしないことと地元意見交流会に徳島市長が出席することが全会一致で可決されました。第2回の連絡会議が10月2日に開催され、協議内容につきましては、現在一時中断している業務のうち土砂災害基礎調査を再開し、現候補地での建設の可能性を模索しながら、他の適地の選定作業も並行して実施することに決まりました。また、11月6日に第3回の連絡会議が開かれ、土砂災害基礎調査の結果として、徳島市は現候補地は施設の安全性や運営の健全性を確保する上で適正を欠いた場所であると報告を受けました。なお、協議の結果、現候補地で事業を継続できないか、または他の候補地にするのであれば現候補地との事業費の比較等を調査するべきと判断し、再度協議する予定でございます。以上です。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) 連絡会議の中でも、あまり進捗状況はよろしくないというようなところでございます。 そこで、困難になった事由で、外部評価委員会とはごみ広域処理施設のために立ち上げられた組織なのか、この点について一つ環境課長、報告をお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 木村環境保全課長。 ◎環境保全課長(木村勇人君) お答えいたします。 外部評価委員会についてですが、徳島市事務局に確認したところ、徳島市では市の重要課題、問題を精査し、専門的な見地から意見をいただくために外部評価委員会を徳島市独自に設置したようです。広域ごみ処理施設も含まれているとのことですが、外部評価委員会については連絡会議で議論されたものではなく、広域ごみ処理施設の決定機関ではございません。以上です。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) 外部評価委員は実質的にごみの部分で立ち上げられたものでないということは、徳島市独自で立ち上げた評議委員会であるということで、一度は飯谷町エリアを認めながら困難とする以前に、外部評価委員会はその前政権のときに指定があったかないか、そしてまた駄目だというときに5市町に事前協議がされたのか、その点について答弁願います。 ○議長(井上裕久君) 木村環境保全課長。 ◎環境保全課長(木村勇人君) お答えいたします。 前市長のときは、当然駄目ということはないです。問題なのが、土砂災害区域にかかったことだと推計されます。以前は区域でなかったんですが、平成30年3月29日に県が土砂災害区域を指定しました。以前、最有力地は土砂災害区域にかかっていませんでしたが、今回の県の土砂災害区域の指定により、現在の最有力地が土砂災害特別警戒区域及び土砂災害警戒区域にかかりました。最有力地は、砂防堰堤を設置することにより特別警戒区域の指定は避けられる想定にはなるが、警戒区域の指定は避けられない状況であると徳島市のほうから聞いております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) 先ほども答弁されましたように、この部分について、災害指定区域というのは色分けされておると、そういう説明があったんだろうと思います。私どもは確かに分かりません。ただ、その点については徳島市のほうが砂防堰堤をつくったらできるというふうに解釈すればここで建設するのが普通だろうと思いますが、今の現状の中で徳島市のほうが災害指定区域に指定されとるので困難だということで、今解決の道は進んでおりません。 そこで、環境課長、ごみ処理計画が今困難となったときに、石井町の焼却釜の延命対策、これは釜の維持補修等、また民間委託による焼却ということになろうかと思いますけれども、今から5か所ぐらいの適否を徳島市が判断して、10年ぐらいかかるんでないかと思いますので、この分について釜の問題、それから行政の問題点というのが出てこようかと思いますので、その点について環境課長、答弁願います。 ◆13番(川端義明君) 木村環境保全課長。 ◎環境保全課長(木村勇人君) お答えいたします。 議員がご指摘のとおり、今の施設はもう42年以上たっており、老朽化してこれから10年使用するのはもう困難であると思っています。広域ができるについても10年はかかるということで、当然維持補修工事をしながら続けていきたいんですが、一つは今の施設を延命化するために、今6,000トンぐらいある可燃ごみの一部を町外に搬出したいというふうな方法も考えております。将来的に、もし万が一のことも考えて、全部持っていかなければならない状況もありますので、町外搬出する選択肢を増やしていきたいなというふうに考えております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) 課長、ありがとうございました。 この広域ごみ処理行政については、石井町では何も申し上げられません。といいますのは、今現在建立する飯谷エリアで、何で町外のごみを持ってきて焼却せないかんのんなというような声もあろうかと思いますけれども、やはりそういった面も含めて、今後は10年もかかったら今の40年以上たっておる石井町の釜がどうなるのかということで、環境課長、在任中に民間に委託する金額、釜の維持補修にどのぐらいかかるんだろうかという試算を考えていただいて、また我々の議会のほうに報告をしていただきますようにお願いいたします。 それと、町長にちょっとお願いがあって、現在の6市町の連絡会議は実際に読んで字のごとくただの連絡会議、できないできないというような報告ばかりで何の役にも立っていないと。自治体等の約束事は、徳島市へ事務委託してあるんで、もう少し具体的な回答を連絡会議でしていただくというのが一番いい方法でないかと思います。 そこで、今度連絡会議があったら、徳島市のほうに早期に実現されるよう徳島市長に強く申入れをしていただきたいなと思います。といいますのは、我々は受け身でございます。ただ、逆に言うならば、こちらのほうからお願いしますと言うた訳じゃない。向こうからどうですかという協力要請があった訳ですから、その分に石井町は乗った訳です。5市町が乗った訳です。ですから、その点について強く希望することを言っていただけるかどうか、一つ答弁願います。 ○議長(井上裕久君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 川端議員ご指摘のとおり、広域ごみ処理につきましてはこの議会の議決をいただいて、徳島市と事務委託の自治体間の契約を結んでおります。これは石井町だけにかかわらず、残る5市町全て同じ方式で徳島市と事務委託をして、広域ごみについては徳島市が実施するものに我々は委託をしてお願いをしている状況でございます。 前回の連絡会議のときにも、飯谷、いわゆる最有力候補地と言われているところについて、はっきりと駄目だということは決まってはいないけれども、先ほど申し上げましたように特別警戒区域、あるいは警戒区域等々になってくるに当たってどのくらいの実施費用が要るのか、それからあるいはそれらの手だてを講じたとしても実施することが難しいのか、それらを検討すると同時に、そこが駄目だった場合に違う適地で広域をやっていくことができないかというふうなことのお話がございました。そのときにも、石井町としてはこれはもう徳島市に事務委託をしておりますから、しっかりと広域でできる方向で考えていただきたい、そういうふうなことはこの議会の議決もいただいた上で契約しているんだから、そこのところは十分認識していただきたいというふうなことを申し入れたところでございます。ただ、先ほど議員からご指摘がございましたように、やはり再度、今度まだ日程等は決まってはおりませんけれども、恐らく連絡会議、またいつになるか分かりませんが次回あろうかと思いますので、こうした12月定例会においても議員から厳しくご指摘をいただいたということも踏まえて、議会の意思、それから石井町としての意思をしっかりと徳島市のほうに伝えていきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) ぜひ、町長、議会の総意として申入れをしてください。 続きまして、新火葬場についてということでございます。 先般、町長の所信表明で、神山町と板野郡5町に広域整備要請をしたことを明らかにされたと。参加、不参加は悩ましい課題であると述べられたと。今回の広域整備要請は、私も問題点がある。一つは、神山町を除く板野郡5町では、現在の火葬場、搬入状況等、検討すべき点は非常に多いだろう。 そこで、石井町としては要請に期待はするものの、期待外れの場合の次の政策はどうなのか。そして、今回の要請の回答期日は設けてあるのかということについて、副町長、答弁願います。 ○議長(井上裕久君) 阿部副町長。 ◎副町長(阿部龍裕君) 火葬場に関しまして、ご質問を2点頂戴いたしました。 まずは1つ目ですが、先日の大西議員の質問にもお答えいたしましたが、どれぐらいの町の協力を得られるかというのがまだはっきりと分かりません。たとえどのような組合せになろうとも、その協力を得られた町の規模に合った施設を整備していくということに尽きると思います。現在のところ、石井町単独になったとしても、石井町の身の丈に合った整備は必要かなというふうな考え方でございます。 それから、2つ目のご質問ですが、要請の回答時期ですが、提案とか話合いの中で当面は来年夏ぐらいを想定しましょうかという話でしたが、しかしながら何回も言いますが悩ましい問題であることから、それぞれの町での議論経過によってはそれ以降の可能性も想定すべきというふうな考え方もあるということですので、あくまでも目標であり、絶対の期限とは考えていないというところでございます。以上です。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) この問題も非常に悩ましい問題でございまして、火葬場、場所によりましていろいろな問題が出てくるということ。私以前から質問させていただいておりますが、迷惑施設という言葉は表現がおかしいというようなことで注意を受けたこともございます。ただ、場所を選定する場合について、その場所に建てられたときには迷惑施設、その他以外は迷惑でないという、そういう認識をいたした訳でございます。ただ、新火葬場についてということは、たまたま名西、それと板野郡に申入れをされたということでございますけれども、先ほど副町長が答弁されましたように身の丈に合ったという状況ですね。これはもう以前から、私も質問する前に別の角度でいろいろと副町長とも話はさせていただいております。現実の問題として非常に悩ましい、これこそ本当に悩ましい問題です。これも我々ぜひ、仮に石井の5地区に来た場合、そこには必ず地元の議員がおります。地元の議員に対する影響力というのは非常に大きい訳です。うちには来んけん、こういう約束があるけんもう来えへんわというような考え方ではちょっとおかしいと思うんですね。昔の考え方からいいますと、1町4村の部分に対して1つの迷惑施設は構わんということでずっとやってきておりますが、住民の方に納得してもらわなんだらこういう施設というのはできません。ですから、住民の方、10人おったら5人賛成やけれど5人反対だと。そのうち一番近い人が賛成でなしに反対だということになりますと、やはり地元の議員としてはなかなか判断しにくいところです。ですから、この火葬場については先ほども言いましたように行政任せというのは難しいと思う。行政、議会が一体となってお願いもし、理解もしていただくと、こういう方向で私もずっとやってきました。藍畑の火葬場が火災で焼失して以後、いかにということで検討もし、真剣になって考えたところもございます。ただ、その当時、藍畑の議員さんも非常に苦しんだようでございます。ですから、こういうのは行政並びに議会がもっと真剣になって考える。私もあれ以後ですから十数年になりますね。どうだろうかということで神山町云々の話もありましたけれども、あの当時も非常に苦しい形の中で終わりました。この新火葬場について、私も副町長のみに任すんでなし、行政としてそれなりの担当課の協議、若手の協議、また議会の協議も必要であると思いますので、その点について今後、そういう方向でやっていただけるかどうか、副町長、一つ答弁を願います。 ○議長(井上裕久君) 阿部副町長。 ◎副町長(阿部龍裕君) ご指摘のとおり、火葬場建設、とても重要な課題であるというふうに受け止めております。以前の質問でも、場所のことというのはとても問題というふうなご指摘、幾度か受けてまいりました。私もおっしゃるとおりだと思いますし、場所が決まればほぼできるかなあというふうな言い方も、少し言い過ぎかもしれませんがそういう考え方もあるかもしれません。また、場所以外にでも、例えば経費のこと、予算のこと、それから事業自体の進め方のこと、それからその後の管理のこと、いろいろ考えていかなければならないことが山積みでございます。先ほどの高原33号線のことでもありましたが、私どもも議会議員各位とはしっかり情報共有しながらご理解を得て、お力もお借りしながら事業に取り組んでいくというふうに考えております。無論、答弁は私が今中心にしておりますが、職員のほうにもこのことは担当を置いて進めていくような形で準備もするようにしておりますので、どうぞお力をお貸し願いますようにお願いいたします。ご提言ありがとうございました。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) ぜひ実施できますように、よろしくお願いをいたしたいと思います。 次に、その他ということで、先ほど議長に一般質問の前に承諾をいただいております。町民の声として一つお聞きしたいと思います。 といいますのは、ある方が、石井町のほんまに玄関先で野菜を売んりょる。これはいかがなものかなと。いやしくも、石井町の庁舎の玄関というものは石井町を代表する玄関であると。なぜあんなところで野菜を売るのかな。八百屋の開業と言われましたけれどね。ですから、個人がするのは構わん。というのは、場所がいかん。というのは、以前にコロナ禍の中でお弁当の販売がありましたね。あのときには一部の駐車場をお貸しして、道行く人、また石井庁舎に御用の方を見ながら販売しておったと。そういうふうな方向性でなぜできなんだんだろうかと。玄関先というのはいかがなものかと。いかに売上金を幼稚園に寄附するといえども、逆に言うならばその売上金というのは脱税されたんでは困る訳ですね。どうしても小さな金額であっても、目に見えるところでやられたんであれば石井町として白色申告でもしていただいて、その中から寄附するというようなこと。また、逆に言うならば、幼稚園へ寄附すると言うんですから、幼稚園の補助金、交付金を石井町、もうちょっと出してくれというような話ではなかったんだろうかと。これは私の想像でございます。今後はこういうことのないようにしていただけるかどうか、その点、担当者の方にお願いをいたします。 ○議長(井上裕久君) 田中参事。 ◎参事(田中達也君) お答えをいたします。 この野菜を販売されたという経緯について、町民の方からご意見をいただいたという形でご質問をいただきました。順番的にこの販売に至るまでの経緯ということで、議員さんもよくご存じだったみたいですのである程度省かしていただきますが、高川原幼稚園の保護者である支部長のほうが町の特産品を販売してやりたいということ、またこのコロナ禍の中でイベントが中止になって、夏祭り、バザーでの例年あった売上げがないという形で、その売上げを全て寄附したいということでございましたので、町としては販売の目的自体が個人的でないということで判断し、許可をさせていただいたところでございます。場所がいかんということでございますが、玄関先ということで、実はほかのところも想定はしておったんですけれど、やはり短い期間ということ、あとまた毎朝野菜を持ってこられるということで、できれば日陰がいいということがありましたので、日の当たらないところの玄関先の南側、角のところでさせていただいたというところもございます。販売に当たりましては、目的、内容、またそれを記載した看板を掲示していただき、購買者にご理解をいただくようにさせていただいておりました。期間の途中でございますが、許可された農業者の方からも野菜の提供があったと聞いております。今後、役場での無人販売についていろんなご意見もあると思われますが、コロナ禍のこの今回に限ったところという形でご理解をいただき、今後についてはまた考えていきたいと思っております。なお、本日ちょっとお聞きしたところでございますが、売上金について脱税等々という話もございましたが、これは寄附によるという形でございますので、本日全ての金額を高川原幼稚園に寄附をされたということを聞いております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 川端義明君。 ◆13番(川端義明君) 今後は、寄附したからで終わったんでは駄目なんです。今後はもう少しよく考えて、現実の問題として町の玄関先であるということも十分に考えて、これは石井町の顔です。今、野菜販売されておる各市役所、町役場の玄関先で売りよるというようなことはありませんので、もう少し研究して、日の当たる場所だったらテントでも借りてやっていただくということで今後はお願いしたいと。町民もたくさんおります。理解する人もおれば、できない人もおいでますんで、ぜひそういった点を考えて、今後ともやっていただきたいと思います。これで、今年も12月議会最後の一般質問ということになりました。今後、皆さん方もよいお年をお迎えいただきまして、来年もまたよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○議長(井上裕久君) 小休いたします。            午後2時02分 休憩            午後2時20分 再開 ○議長(井上裕久君) 再開いたします。 以上で一般質問を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案審議 ○議長(井上裕久君) 日程第4、議案審議を行います。 これより質疑の発言を許します。6番永岡栄治君。            〔6番 永岡栄治君 登壇〕 ◆6番(永岡栄治君) 議長の指名によりまして、ただいまより議案質疑をさせていただきます。 議案第83号令和2年度石井町一般会計補正予算(第4号)でお伺いいたします。30ページ、31ページにわたるのですが、まとめてお伺いさせていただきます。款10教育費、目2教育振興費の小学校ICT環境整備事業並びに3学校建設費の中の公立学校情報通信ネットワーク事業、その次のページの目2教育振興費の中学校ICT環境整備事業、その次、学校建設費の公立学校情報通信ネットワーク環境ということで、GIGAスクール構想に係る予算措置ということだと思いますが、児童・生徒に1人1台のタブレットということで少し確認したいんですが、これはリース方式と購入方式とあるんですが、購入すると伺いました。パソコンを動かす方式で3つの大きなメーカーがあるんですが、マイクロソフトのものを採用するということですが、このマイクロソフトに決めた理由というのはどのようなものでしょうか。教育長にお伺いします。 ○議長(井上裕久君) 黒川教育次長。 ◎教育次長(黒川浩君) お答えいたします。 OSの選定理由についてお答えをさせていただきます。 OSにつきましては、徳島県の共同調達に対しまして、異動時の操作修得の負担軽減、また教育研修の効率化が可能のため、徳島県や他の多くの自治体が導入を予定しておるウィンドウズを選択したものでございます。以上です。 ○議長(井上裕久君) 永岡栄治君。 ◆6番(永岡栄治君) 当然、教職員の方は異動がありますから、それでも使いやすいようにということで、一番大手だと思いますが、そのウィンドウズを選ばれたということをお伺いしました。 このタブレットというのは、実はそれほど高機能ではない、むしろ必要最低限の機能がついていればいいということで、文部科学省の標準仕様書というのが38ページにもある仕様書の中に出てあるんですが、大体4.5万円ぐらいで導入できるというものになっているんですが、代わりに重要視されているのがLAN回線ですね。校内LANをできるだけ大容量にして、大人数で同時に使っても固まったりストレスなく使えるようにするような仕様書が設定されております。 あとは、LANの接続構成がセンター方式というのと学校個別方式というのがあって、どちらでもいいですよということで文科省のほうから言われております。このLANの回線について、石井町ではどのようなものを採用するのかについて、教育次長にご答弁をお願いします。 ○議長(井上裕久君) 黒川教育次長。 ◎教育次長(黒川浩君) お答えいたします。 LANの仕様でございます。LANケーブルについては、耐用年数が長く容易に変更できないことから、1人1台端末が整備されたときの同時利用を考慮しまして、遅延が発生しない程度の体系が確保される規格のケーブルを選定することが望ましいということから、10ギガbpsで通信可能なカテゴリー6A以上のケーブルを敷設中でございます。 ○議長(井上裕久君) 永岡栄治君。 ◆6番(永岡栄治君) ありがとうございます。 できるだけ大容量の国の標準仕様にのっとったものだと思いますが、そのセンター方式と個別方式でそれぞれメリットデメリット、上げられておりましたが、石井町は学校個別方式を採用するというふうに伺いましたが、その理由というのをご説明をお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 黒川教育次長。 ◎教育次長(黒川浩君) お答えいたします。 センター集約と学校の個別の接続についてでございますが、本町におきましては学校個別接続方式を選択しておりまして、この選択の理由でございます。通信が分散することによりボトルネックが生じにくいといたしまして、学校個別接続方式を選択をしております。なお、インターネットの出入口が学校前になるために、ファイアウオールの設置を予定をしておるところでございます。以上です。 ○議長(井上裕久君) 永岡栄治君。 ◆6番(永岡栄治君) ありがとうございます。 この通信回線については2分の1補助と、いわゆる裏負担ということで3割の補助で合計8割ということで、非常に補助率が高いということになっております。その学校個別ということも通信が分散されるということでメリットもあるのではないかと思いますが、その分セキュリティー対策を個別に行わなければいけないということもあるかと思います。ただ、なかなか加減が難しいんですが、セキュリティーをあまり厳しくし過ぎるとかえって使い勝手が悪くなったりということもあるようでありますので、そのあたり使い勝手を損なわないような程度のセキュリティーというのもしっかり契約業者と打合せしていただけたらと思います。それで、子供たちが快適に使えるような、教職員の方が使いやすいような環境をぜひ実現していただけたらということで要望させていただきまして、私の議案質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(井上裕久君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) ほかに質疑がないようですので、これで議案質疑を終わります。 これより討論を行います。            〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 討論省略の声がありますので、討論を省略いたします。 これで討論を終わります。 これより採決を行います。 議案第70号専決処分事項の報告についてより議案第72号専決処分事項の報告についてに至る3件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 以上の3件は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、以上の3件は原案のとおり承認されました。 次に、議案第73号石井町の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第73号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第74号石井町分担金等の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例についてより議案第79号石井町地域経済牽引事業の促進のための固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例についてに至る6件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 以上の6件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、以上の6件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第80号石井町学校給食センター新築工事のうち建築工事変更請負契約についてより議案第82号石井町学校給食センター新築工事のうち機械設備工事変更請負契約についてに至る3件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 以上の3件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、以上の3件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第83号令和2年度石井町一般会計補正予算(第4号)より議案第87号令和2年度石井町介護保険特別会計補正予算(第2号)に至る5件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 以上の5件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、以上の5件は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第3号石井町議会委員会条例の一部を改正する条例について及び議員提出議案第4号安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書、以上の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 以上の2件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、以上の2件は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 請願第3号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための請願 ○議長(井上裕久君) 日程第5、請願第3号安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための請願を議題といたします。 既に同じ内容の意見書が可決されておりますので、安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための請願は採択されたものとみなします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(井上裕久君) 日程第6、委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から、所管事務のうち会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。 各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 次に、河川危機管理特別委員会委員長及び環境衛生対策特別委員会委員長から委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によってお手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。 河川危機管理特別委員会委員長及び環境衛生対策特別委員会委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、河川危機管理特別委員会委員長及び環境衛生対策特別委員会委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 閉会前に町長からご挨拶があります。小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。 今年一年を振り返りますと、3月からの全国一斉休校に始まり、緊急事態宣言による外出自粛や世界同時流行、いわゆるパンデミックなど世界中が新型コロナウイルスによる影響を受け、住民はもちろんのこと、経済、社会においても大打撃となる1年でありました。感染拡大初期の頃は何もかもが初めての経験で、本当に手探りの中、様々な情報発信や対策を行っておりましたが、この1年間のウイルスとの戦いを通じて、町民の皆様方とともに自らを感染から守る手段や感染拡大を抑える方法、あるいは感染された方を気遣う心などを養ってまいりました。歴史を振り返ると、制約や困難に襲われるたび、先人たちはそれまでの常識や考え方、生活様式を変えてその難を乗り越え、さらに強く進化して新たな時代を切り開き、ニューノーマルを作り出しております。感染症との戦いはまだしばらく続くと思いますが、一人一人が今できることを継続して行っていくことで、必ず終息するものと思っております。石井町としましても、これまで培ってきました経験を基に感染予防に努めてまいりますので、町民の皆様方の引き続きのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。 また、議員各位におかれましては、今年度、感染症対策に当たる職員の負担軽減や感染拡大防止の観点から、議会における答弁者の出席数など細やかなところにまでご配慮をいただき、本当にありがとうございました。議会においてのご質問やふだんからのご提言を真摯に受け止め、山積する課題に立ち向かいながら、成果を町民の皆様に実感していただけるよう真剣に検討、対応することに加え、事務手続のさらなる改善を図り、町民の皆様方に信頼していただける役場を引き続き目指してまいります。石井町のさらなる発展と誰もが住みやすいまちづくりのため、議員各位をはじめ町民の皆様と常に同じ方向を見据え、役場職員一丸となって努力してまいりますので、今後ともご指導賜りますようにどうぞよろしくお願い申し上げます。 これから年の瀬を控え、寒さも一段と厳しく、また慌ただしい毎日をお過ごしになることだと思いますが、議員各位をはじめ、町民の皆様方におかれましては体調に十分お気をつけいただくとともに、空気も乾燥してまいりますので火の取扱いには十分ご注意いただきますよう重ねてお願い申し上げます。来るべく新年が、皆様方、そして石井町にとりまして、本年以上に輝かしい年となることをご祈念申し上げますとともに、新型コロナウイルスが完全に終息することを心から祈念いたしまして、閉会に当たっての挨拶に代えさせていただきます。今年も1年間、本当にお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○議長(井上裕久君) これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 令和2年第4回石井町議会定例会を閉会いたします。            午後2時40分 閉会 以上の会議録は事務局長の記載したものであり、その内容については大要において正確であることを認め、ここに署名する。   令和2年12月18日            議 会 議 長            署 名 議 員            署 名 議 員...