石井町議会 > 2020-09-15 >
09月15日-02号
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  1. 石井町議会 2020-09-15
    09月15日-02号


    取得元: 石井町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    令和 2年 9月定例会         令和2年9月石井町議会定例会会議録(第2号) 1. 招集年月日  令和2年9月15日(火曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開議     9月15日午前10時00分宣告 4. 応招議員      1  番     武 市  奈見子      2  番     木 下  貴 雄      3  番     谷    雅 史      4  番     平 野  忠 義      5  番     大 西  隆 夫      6  番     永 岡  栄 治      7  番     仁 木    孝      8  番     谷 脇  孝 子      9  番     井 上  裕 久     10  番     後 藤  忠 雄     11  番     有 持  益 生     12  番     山 根  由美子     13  番     川 端  義 明     14  番     久 米    毅 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員応招議員と同じである。 7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             小  林  智  仁   副町長            阿  部  龍  裕   参事             田  中  達  也   総務課長           桃  井     淳   危機管理課長         三  河  和  彦   住民課長           遠  藤  哲  雄   福祉生活課長         麻  植  智  子   長寿社会課長         岡  田  匡  範   建設課長           井  内  利  充   農業委員会事務局長      鎌  田  克  己   環境保全課長         木  村  勇  人   健康増進課長         河  崎  洋  子   水道課長           盛        孝   教育長            武  知  光  子   教育次長           黒  川     浩   学校教育課長         奈  良  貴 美 子   社会教育課長         太  田  勝  久   監査委員           田  村     浩 9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         坂  本  清  晃   事務主任           中  村     淳10. 会議録署名議員      4  番     平 野  忠 義      5  番     大 西  隆 夫11. 議事日程   日程第1 諸般の報告   日程第2 一般質問            午前10時00分 開議 ○議長(後藤忠雄君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 諸般の報告 ○議長(後藤忠雄君) 日程第1、諸般の報告を行います。 教育委員会より、石井町教育委員会の点検評価の結果報告書が提出されております。お手元に配付いたしてありますので、ご覧願います。 これで諸般の報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 一般質問 ○議長(後藤忠雄君) 日程第2、一般質問を行います。 通告が参っておりますので、順次指名いたします。8番谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) おはようございます。 議長のお許しをいただきましたので、ただいまより一般質問をさせていただきます。谷脇でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、新型コロナウイルス感染症対策である1人10万円の特別定額給付金の給付が終了したとのことでございますが、この給付金は5月の臨時議会により承認された事業であり、事業費の全額を国庫補助金で賄えるとは言っても、総額で約26億円もの予算を要する大型事業でございます。また、コロナ禍にあって、町民の皆様を支援するための大変重要な取組であったと思います。開会日の町長の町政概要報告にも少し説明がございましたが、確認の意味も込めまして、改めて給付実績についての説明を総務課長にお尋ねいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 桃井総務課長。 ◎総務課長(桃井淳君) 特別定額給付金給付実績についてご説明いたします。 本町における給付金の申請受付は8月18日をもって終了いたしております。これは、国の基準によりまして、受付期間は郵送の受付開始日から3か月以内と定められておりますため、本町の受付開始が5月19日やったためでございます。受付終了に当たりましては、終了の1か月前の時点におきまして、未申請であった方々には給付申請をいただくよう、改めてご案内の通知を差し上げたところでございます。また、ホームページや広報紙、ケーブルテレビ等につきましても、そういった終了につきまして広報させていただいたところでございます。 次に、給付申請の実績でございますが、給付対象世帯数は1万779世帯で、このうち給付申請いただいた世帯は1万740世帯、この世帯数には申請書をいただきましたが、辞退するという方も含まれております。申請がなかった世帯は39世帯、給付申請率としましては99.64%でありました。また、給付金を給付させていただいた方の人数は2万5,682名でありました。給付金額の実績につきましては、5月8日開催の臨時議会でお認めいただきました特別給付金給付事業の予算総額は事務費を含めまして26億35万円でありましたが、このうち実際に給付した給金の総額は25億6,820万円となっております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) ありがとうございます。 次に、新型コロナウイルス感染症対策についてお尋ねいたします。 依然として新型コロナウイルス感染症は収束の兆しが見られませんが、初めに徳島県内の感染状況と石井町内の感染状況について、引き続き総務課長にお尋ねいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 桃井総務課長。 ◎総務課長(桃井淳君) お答えをいたします。 初めに、県内の感染状況でございますけれども、昨日現在で累計147例の感染が確認されておりまして、高齢者施設や、また飲食店などにおけるクラスターが複数発生しております。また、感染拡大の対応基準でありますとくしまアラートでございますが、今日現在ではステージワン感染観察強化に引き下げられてはおりますが、9月11日までにおきましてはステージツーの感染拡大注意の漸増が発動されまして、医療体制の負担が蓄積する段階であったということが示されておりました。 次に、町内の感染状況でございますが、累計で5名の方の感染が確認されております。幸い、これまで町内施設におきましてはクラスターの発生はございません。しかしながら、県内は147例の感染が出ておりますので、本町でもいつ新たな感染が確認されてもおかしくない状況という認識をしておりますので、引き続き感染防止の取組を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) それでは、町内において感染が確認されたときに町としてどのような対応を取られますか。引き続き総務課長。お願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 桃井総務課長。 ◎総務課長(桃井淳君) お答えをいたします。 これまで、町内において感染が確認された際には、管理職等で組織いたします新型コロナウイルス感染症対策本部会議を速やかに開催し、以後の対応を協議するとともに町関係機関との情報連携を図りました。併せて、町民の皆様に情報提供ということで、感染された方の人権に配慮しつつ、速やかに必要な情報をホームページ等で提供させていただくとともに、感染予防についての注意喚起に努めてまいりました。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) 先ほどの課長の答弁の中に、感染された方の人権に配慮してという説明がありましたが、感染拡大による全国的な人権問題として、マスコミ等の報道によれば感染された方やご家族、職場などへの誹謗中傷がされているとのことでございます。また、医療従事者の方々が差別や偏見などの不当な扱いを受けるという問題も起きております。このようなことは絶対にあってはならないことだと思います。連日、感染確認がされる状況の中で、もはや新型コロナウイルスは誰にでもいつかかってもおかしくない可能性があると思います。感染したからといって、非難されるべきものではありません。 そこでお尋ねいたします。 石井町は、こうした人権問題をどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。総務課長、お願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 桃井総務課長
    総務課長(桃井淳君) お答えをいたします。 新型コロナウイルスは全ての方に対して感染する可能性があり、また感染すること自体は不可抗力によるものと考えております。したがいまして、感染したことで非難されるということは非常に理不尽ということで、ご本人はもとより、ご家族とか勤務先の方を傷つける深刻な人権問題であるというふうに認識をいたしております。加えて、こうした状況によりまして、感染症に似た症状のある方がPCR検査を受けることをためらったり、感染経路の特定に支障を来してしまうことについて危惧をいたしておるところでございます。町民の皆様におかれましては、公的機関が発信する正確な情報により、冷静に行動いただいて、関係者への誹謗中傷とか個人的な臆測による情報の拡散をなされないようにぜひよろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) それでは、感染した方の人権を擁護するために具体的にどのような対策を取られていますか。引き続き、お伺いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 桃井総務課長。 ◎総務課長(桃井淳君) お答えいたします。 対策について、2つご説明させていただきます。 まず、1つ目でございますが、町内での感染確認がなされた際は、速やかにその事実を町ホームページ等で情報発信しておりますが、その際には人権とプライバシーに配慮した情報発信の在り方が求められております。感染する可能性は全ての方にありますので、情報の発信方法は全ての方の人権とプライバシーを守る方法でなければなりません。簡単に申しますと、感染した方の住所、氏名等、本人を特定できる情報を公表しないということを徹底するということでございます。これまでにあった町内の感染につきましては、検査機関と連携します徳島県より石井町のほうに連絡をいただきましたが、県からの情報におきましても、町へは住所、氏名等は公表はされておりません。したがいまして、今現在も町においては過去の感染者の住所、氏名等は把握してない状況にあります。したがいまして、今後において仮にまた町内で感染者があった場合でございますが、町が何らかの状況によってその方が誰かという特定し得ることがあったとしても、住所、氏名等の公表は行わず、感染経路、また性別等の限られた情報のみの発信となりますので、ご了承いただきたいと思います。 次に、2つ目でございますけれども、人権啓発に関する町が行ってる対策をご紹介させていただきます。 町民の方向けに配信しております新型コロナウイルスに関する啓発動画といたしまして、これは日本赤十字社がイラストを使って作成した啓発資料を本町の職員が紙芝居形式で説明をいたしまして、それを動画配信しておるものでございます。タイトルは「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」というものでございまして、コロナウイルスは病気、不安、差別の3つの感染症の顔を持ち、病気が不安を呼び、不安が差別を生み、差別がさらなる病気の拡散につながるという内容になっております。また、そうした負の連鎖を防ぐ方法として、確かな情報を基に行動し、差別的な言動に同調しないことなどが示されております。感染した方を責めるのではなく、温かく見守ることのできる環境づくりに役立てるために、この動画を多くの方にご覧いただきたいと考えております。この動画につきましては、町ホームページにリンクいたします石井町ユーチューブで配信いたしております。また、ケーブルテレビでも放映いたしておりますので、ぜひご覧くださいますようにお願いを申し上げます。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) 課長、詳しく説明してくださり、ありがとうございました。 これより学校関係新型コロナウイルス感染症についてお尋ねいたします。 徳島県でも、7月下旬より新型コロナウイルス感染者が増え始め、8月下旬には県内で学校関係者の感染も報告されています。そこで、町立の幼稚園、学校において感染者が出た場合、町長の概要報告にもありましたが、迅速かつ適切に初動対応を行うための学校、園における新型コロナウイルス感染症対策ポイントマニュアルを石井町独自で作成したとのことなので、それについてお尋ねいたします。 まず、マニュアル作成の目的について、学校教育課長にお伺いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長奈良貴美子君) お答えいたします。 徳島県では、7月下旬より新型コロナウイルス感染症患者が増加し始め、8月においてはクラスターが発生したり、学校関係者の感染も見受けられました。引き続き、私たち一人一人が気持ちを緩めずに取り組むことが大切と考えています。石井町教育委員会では、新型コロナウイルス感染症の予防に資するため、国及び徳島県の通知を踏まえ、現段階での幼稚園、学校における留意すべき事項をまとめました。引き続き、徹底した感染予防に努めますが、もし学校で感染者が出たときにも、このマニュアルを基に迅速に対応したいと考えています。 なお、新型コロナウイルスは日々状況が変化しているため、今後変更が生じる場合があります。今後も国、県の動向、町の状況を注視しながら取り組んでいきたいと考えています。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) それでは、どのようなことがポイントとして盛り込まれましたでしょうか。引き続き、課長お願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長奈良貴美子君) お答えいたします。 第1章は、新型コロナウイルス感染症を防ぐための注意事項をまとめ、第2章では幼稚園、学校で新型コロナウイルス感染者が出た場合の対応として、出席停止臨時休業等の対応についてまとめています。第3章では、教育活動における留意事項、第4章は学校施設を活用して行う行事等についてまとめています。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) 続きまして、新型コロナウイルス感染者が発生した場合の学校での対応について、それぞれ対応は違うと思いますので別々にお尋ねいたします。 幼児、児童・生徒の感染が判明した場合について、まずはお尋ねいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長奈良貴美子君) お答えいたします。 幼児、児童・生徒の感染が判明した場合については出席停止となります。出席停止の期間は、感染が判明した日から新型コロナウイルスが治癒し、保健所や医師が再登校を許可する前日までとなります。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) それでは続きまして、幼児、児童・生徒が濃厚接触者と認定された場合についての対応を課長、引き続きお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長奈良貴美子君) お答えいたします。 幼児、児童・生徒が濃厚接触者と認定された場合について、出席停止となります。出席停止の期間は、濃厚接触者と認定された日から症状が出なければ保健所に指示された期間、目安は14日間です。ただし、出席停止期間中に感染が判明すれば、感染が判明した日から新型コロナウイルスが治癒し、保健所や医師が再登校を許可する前日までとなります。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) 次に、幼児、児童・生徒の同居者が濃厚接触者と認定された場合についてお伺いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長奈良貴美子君) お答えいたします。 幼児、児童・生徒の同居者が濃厚接触者と認定された場合については、出席停止となります。出席停止の期間は、同居者が濃厚接触者と認定された日から症状が出なければ保健所に指示された期間となります。もし、同居者家族に感染が判明し、幼児、児童・生徒が濃厚接触者と認定された場合、出席停止の期間は症状が出なければ保健所に指示された期間、目安は14日間です。もし、出席停止期間中に感染が判明すれば、感染が判明した日から新型コロナウイルスが治癒し、保健所や医師が再登校を許可する前日までとなります。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) 次に、幼児、児童・生徒の感染が判明した場合や濃厚接触者と認定された場合、学校閉鎖学校休業を判断する必要があると思いますが、その期間や規模は誰がどのようにして判断するのでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長奈良貴美子君) お答えいたします。 幼児、児童・生徒の感染が判明した場合は、14日間を目安として幼稚園、学校の臨時休業を行います。その期間、閉鎖の規模については、感染経路が分かっているか否かのほか、幼稚園、学校における活動状況や接触者の人数等について保健所や医師会と相談し、助言を受け、学校長が決定します。 幼児、児童・生徒が濃厚接触者と認定された場合の臨時休業措置についてですが、一人でも濃厚接触者と認定された場合、1週間程度の学級閉鎖や、または児童が濃厚接触者と認定される5日前から登校していなければ学級閉鎖しないなど、ケースに応じて保健所、医師会等の意見を踏まえ、学級閉鎖学年閉鎖等、学校長が判断することとしています。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) 新型コロナウイルスは誰にでもかかる可能性があります。また、他県ではかかった人を誹謗中傷するといった例が出ております。そういうことに関して、何かマニュアルに記載はありますか。引き続き、教育課長お願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長奈良貴美子君) お答えいたします。 マニュアルに記載をしています新型コロナウイルス感染症は、感染経路が不明なケースも多く、誰もが感染の可能性があり、当然のことながら特定の国や地域の人だけが感染するものでもありません。また、医療従事者の方々は命がけで新型コロナウイルスと日々闘ってくれています。そのような方々やその家族に対して、差別や偏見につながるような言動は許されるものではないと思います。万一、かかってしまった場合には、その人や家族、施設等を傷つけることのないよう、人権に配慮していただきますようお願いします。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) 学校が再開してから、学校の先生方には消毒や3密を避けるなど、感染予防に最大限の注意を払っていただいていることに感謝申し上げます。また、子供たちも保護者の方や先生方の指導を守り、感染予防に頑張っていることにより、感染が未然に防ぐことができていると思います。それでも万が一、感染が判明した場合は、マニュアルに沿って迅速な対応をお願いいたしたいと思います。このことに関しては、教育長をはじめ、教育委員会の管理者の皆様には何日もの間、夜遅くまで対応されたと伺っています。今後とも、引き続きどうかよろしくお願いいたします。 ここで町長と教育長にお伺いいたします。 新型コロナウイルスに関し、総務課長学校教育課長に詳しく説明をしていただきました。よく分かりました。ありがとうございます。町長と教育長の新型コロナウイルスに関するお答えをお伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 武知教育長。 ◎教育長(武知光子君) お答えをいたします。 新型コロナウイルス感染症の収束がまだまだ見えてきませんが、学校現場では現在文部科学省より示された新しい生活様式、また本町独自に作成いたしましたマニュアルが基本となっています。学校では、安心・安全が全ての基本となり、子供たちの人命がまず一番大切であり、事故にも事件にも災害にも、また感染症にも遭わせずに教育することは管理者として当然のことと考えています。しかし、この渦中にあっても、子供たちが何とかして平常の学習ができないか、どうやったら一緒に関わって学んだり、一緒に遊んだりできるのかと希望を捨てずに対策を考えていくことを今後も大切にしていきたいと考えています。学校は、子供たちが学び合うところであり、ばらばらに個々に個別学習するだけなら、学校という価値は半減いたします。学び合うことをやめるのではなく、コロナ禍時代であっても可能な限り学び合う状況を作る工夫を大切にして、子供たちの教育に今後も当たりたいと思っています。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) おはようございます。 谷脇議員さんのほうから、新型コロナウイルス全般に係るご質問を多数頂戴をいたしました。新型コロナウイルス感染症、この日本で感染が拡大され始めたのは、今年入って2月の初旬、中旬ぐらいではなかったかと思っております。その後、安倍総理退任の意向で昨日新総裁のほうが決まりましたけれども、安倍総理が2月の末ぐらいに3月2日から全国一斉休校をしてほしいというふうな要請を受けまして、石井町では3月3日から町内の小学校、中学校一斉に休校を行ったところでございますが、あれからまだといいますか、もうといいますか、時間の感じ方は人それぞれでございますが、私的にはまだ6か月しかたってないんだなあというふうな気がしております。本当に長い間、この感染症と付き合っているなあというふうに個人的には時間を長く捉えているわけでありますけれども、数えてみると、まだたったの半年しか過ぎておりません。しかし、この半年間のうちに本当に新しい生活様式であったりとか、それから人と人とのソーシャルディスタンス、社会的距離をすることであったりとか、いろいろな制約が課せられた非常に長い6か月間ではなかったかと感じているところでございます。徳島県でも、8月に入りまして、それまで感染者数は少なかったわけでありますけれども、中四国でも非常に数が多いといわれるほど、人口規模で言いますと、かなりの確率で徳島県でも感染者数が一気に増えてまいりました。今、ここ数日は落ち着いてはきているものの、やはりこれ感染症という性質上、いつどこで誰が発症するかも分からないし、感染するかも分からない。そして、感染が判明すると、そこから濃厚接触者とか様々な活動の範囲の中で、また感染者の数が増えていく、こういうふうなことがワクチンあるいは特効薬ができるまでは繰り返されていくのだろうなというふうなことを思っております。これがまさしくウイズコロナ、コロナとともにというふうな言葉ではございますが、この感染症とまだもうしばらく付き合っていかなければならないのではないかというふうに思っているところでございます。 そうした中、まだ特効薬がない、それからワクチンがないということで、どうしても感染すること自体に恐怖心も持っていらっしゃいますし、それから感染したことに対して他人からどう思われるのだろうというふうな、そういう恐怖心というのもございます。総務課長、それから議員さんあるいはここの答弁で皆さんがおっしゃったように、感染すること自体というのは本当に不可抗力で、誰がいつ感染するかも分からないから、感染したこと自身には誰からも非難されるべきではないし、誰も非難する権利もないというふうに思っております。ですので、しっかりと予防は行った上で、もし自分自身が感染した場合、あるいは自分の近しい人が感染した場合でも、治療を頑張ってねと、治療が終わった後にはお帰り、そう言えるような温かいまちづくりを全員で作っていかなければならない。これが今の社会に求められていることなんではないかというふうに思ってます。石井町といたしましても、県からいただく情報というのは本当にすごく限定的な情報になってます。その限定的な情報の中で、これはそれぞれの方、皆さん方に予防をしていただく、予防のために役立てていただくために正確な情報というのを発信することを心がけております。あくまでも、これは予防のために行っていただくために発信しているだけでありまして、誰か個人を特定しようというふうな情報では全くございません。しかしながら、こういったときというのは必ずうわさ話とか、それからそういう虚偽のデマといいますか、情報が流れてしまいます。よくあるのが、石井町内でも感染された方がいらっしゃいますが、その方のときの中にどこどこの防護服を着た方が消毒に入っていったとか、そういうふうな話がちょくちょく役場のほうにも聞こえてまいりましたが、保健所の職員の方が誰からの依頼もないのに個人の家に行って消毒をするというふうなことはあり得ません。あれは、自分自身が、その所有者の方が消毒をしてくださいというふうな、そういうふうな専門的なところに依頼をして初めて来るものであって、例えば僕が感染したからといって、僕の家にその日に保健所の職員の方が防護服を着て消毒に来るやというふうなことは全くありませんが、そういう町内で感染者が出たというふうなときに、防護服を着てどこそこの家に入っていったとか、どこそこマンションに入っていったとか、そういうふうな話がちょくちょくありましたけれども、まずそれは100%ないと言っていいのではないかというふうに思ってます。ですので、行政機関が出す情報をしっかり受け止めていただいて、自分自身の行動を気をつけていただくための情報として役立てていただければ幸いかと思っております。 また、学校関係でも、今はまだ町内で生徒・児童、園児の皆さん方、あるいは学校関係者の方が感染されたというふうなことはございませんが、これから空気も乾燥してまいります。空気が乾燥してきて、この新型コロナがまた流行するのかどうなのかというのは全くまだ分かりませんが、一般的には空気が乾燥すると、ウイルス等が感染しやすくなる時期が近づいてきております。ですので、誰がいつかかるかも分からないし、またかかったとしても、それは誰しもがあるリスクだから、それをいたずらに物事を大きく捉えるのではなくて、本当に心を大きく持って寛容な気持ちの社会の情勢に皆さん方お一人お一人のお力添えをさらにご協力賜るところでございます。 また、今議会上程をさせていただいておりますが、これから新型コロナウイルスと、それとインフルエンザとなかなか症状が似通っておりますので、もし同時流行してしまいますと、学校現場、それから罹患されてますと、重症化するリスクもありますので、今議会でお認めいただきましたら、インフルエンザが、6か月から18歳までと、それから65歳以上の方につきましてはほぼ全額補助できるぐらいの額を確保しておりますので、ぜひ予防接種も受けていただいて、インフルエンザともに予防を行っていただければ幸いかと思いますので、議員各位のご承認を賜りますように重ねてお願いを申し上げまして、答弁に代えさせていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) 町長、教育長、ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 次に、秋のがん集団検診についてお尋ねいたします。 今年度は、新型コロナウイルス感染症のため、春のがんの集団検診を中止いたしましたが、10月から12月の秋の集団検診、5日間は実施するということをお聞きいたしております。受診するという機会があることは町民にとってうれしいことではありますが、私がこれまでがん対策保健推進員として検診のお手伝いをするときは、受診者が前に多く並んで検診を待っていたということから、新型コロナウイルスの感染が心配されます。 そこで2点お伺いいたします。 秋の集団検診では、どのような感染予防対策を行いますか。また、検診の受入れ人数を調整するような対策を取る予定はございますか。健康増進課長にお尋ねいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 秋のがん集団検診は、密室、密集、密閉を避けるため、受診者の皆様にマスクの着用と検温、アルコール消毒のご協力をお願いしたいと思います。また、待合の間隔を取る、対面の場は飛沫防止のアクリル板を用意するなど対策を行い、検診車内の機材消毒も徹底し、感染予防対策を行いたいと思います。 次に、密集を避けるため、受付時間を30分刻みの完全予約制としたいと思います。具体的には、肺がん検診が1時間に30人まで、胃がん検診は1時間1検診車に10人までとします。また、受診人数を分散させるため、追加で4日間検診日を確保しました。肺がん単独検診を1月18日と20日に実施し、胃がん単独検診を1月25日と28日に石井町保健センターで実施することで、前年度秋の受診人数と同程度の人数が受診できます。詳細は、広報等でお知らせしたいと思いますので、ぜひ受診していただきたいと思います。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) 続きまして、乳幼児の集団健診についてお尋ねいたします。 今年度の新型コロナウイルス感染症のため、4月から5月の乳児健診や先天性股関節脱臼健診が中止になったと伺っています。子供の健診は定期的に健康状態を確認し、相談するための大切な機会だと思いますが、受診の機会がなくなった場合、対象となるお子様の保護者の方が困らないようにするために取組について何か予定をされておりますか。引き続き、健康増進課長にお尋ねいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 4、5か月の乳児健診と先天性股関節脱臼の集団健診については、密集、密接を避けるため健診を中止しました。しかし、乳幼児健診や先天性股関節脱臼健診を受けないまま成長し、健康状態を確認できず、病気や股関節脱臼の発見の遅れにつながる可能性があります。そこで、母子保健関係の補助金等を活用し、10月以降の乳児健診対象児には医療機関で受診できる乳児一般健康診査受診票を、先天性股関節脱臼健診対象児には町内医療機関で受診できる受診票を交付し、個別健診での受診機会の確保を図りたいと考えています。対象の方には個別通知をお送りしますので、ぜひ受診していただきたいと思います。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) 次に、いきいき健康フェスティバルについてお尋ねいたします。 毎年11月頃に開催しているいきいき健康フェスティバルについて、今年度は新型コロナウイルス感染拡大の心配があることから、社会福祉大会との同日開催は中止とお聞きいたしました。しかし、イベントを楽しみにされている方もたくさんおられます。私の周りも特におります。そこで、何か別に取り組まれる予定はございませんか。引き続き、健康増進課長にお尋ねいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 いきいき健康フェスティバルにつきましては、例年社会福祉大会との同日開催し、健康意識の普及啓発と健康づくり推進のため実施してきました。しかし、今年度は新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、社会福祉大会との同日開催は行わないこととしました。そこで、町民の皆様の健康づくりに役立てていただくため、イベントにとらわれない新たな形で情報発信をさせていただく予定です。内容等につきましては、決まり次第広報させていただきたいと思います。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) 我々高齢者は何らかの催しを本当に楽しみにしております。課長、どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、高齢者外出支援事業についてお伺いいたします。 高齢者外出支援事業につきましては、毎回お聞きしておりますが、期間を延長している町長の町政概要報告でもお聞きしましたが、現在申込みされている方についてバス、タクシー別に申請者数と利用実績と、あと何名ぐらいは申込み可能なのでしょうか。長寿社会課長にお尋ねいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(岡田匡範君) お答えします。 令和2年度8月末の申請者数は全員で499名、バスの助成が383名、利用実績としましてバス券延べ利用件数が772枚の7万7,200円、タクシーの助成が498名で、利用実績といたしましてタクシー券延べ利用件数が2,980枚、89万4,000円となっております。利用された金額合計97万1,200円となっております。昨年度末の実績と比べまして、28名の減となっておりますが、その後も何名かの相談が来ておりますので、まだ申請があるものと思っております。発行枚数の残りから計算いたしますと、バス券で約200名、タクシー券で約100名の申込みが可能でありますが、バス券、タクシー券同時発行をしておりますので、同時発行いたしますと約130名分が申込み可能となっております。ご利用したい方で申請されていない方がいらっしゃいましたら、申請可能でありますので、長寿社会課まで相談、申請いただけましたら発行いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) 続きまして、石井町敬老会、金婚者激励会についてお尋ねいたします。 新型コロナウイルス感染症対策で、石井町敬老会、金婚者激励会が中止との発表があり、楽しみにしていた方から中止はしゃあないなあ、残念やけれど、今のことを考えると仕方がないなという声も私のところには届いていますが、町担当課は住民の方からどのようなお声が届いていますか。また、節目の年齢の方と金婚、ダイヤモンド婚の申込者には祝い状と記念品が贈られるようになっておりますが、今年度はどのような記念品になったのでしょうか。長寿社会課長、お尋ねいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(岡田匡範君) お答えします。 敬老会につきましては、会の開催が感染リスクを高めるだけでなく、長寿を祝福する式典の意図に沿わず、参加される住民の健康面、安全面を第一に考えた結果、中止とさせていただきました。あらゆるイベントが中止となり、楽しみにされていた住民の方からいろいろお声があるのかなと思いましたけれども、そのようなお問合せはほぼなかったということで、やむを得ないのかなとご判断されたと思います。 それと、節目の方の申込みですけれども、節目の方、米寿の88歳の方、90歳到達の方、夫婦そろって80歳の方、夫婦そろって90歳の方、金婚、ダイヤモンド婚の申込みをされた方と100歳の内閣総理大臣表彰を受けられる方に対して、祝い状と記念品をお配りする形となっております。今回、たまたま地域経済振興商品券を発行するタイミングでありましたので、この記念品を使用したいということで商工会に協議を申込み、この商品券を記念品として利用することができることとなりました。この商品券につきましては、12月末までの期限付の商品券となりますので、使える店等を含めた案内を入れまして9月11日から対象者へ簡易書留で配達中となっております。以上であります。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) ありがとうございました。 最後に、いきいき百歳体操についてお尋ねいたします。 いきいき百歳体操を実施しているグループに所属している者として、理学療法士の先生の派遣は今年度はコロナウイルスの関係でありませんが、石井町としてどのような計画になっていますか、お伺いいたします。また、グループで自主的に実施している立場、私もそうですけれど、ウイルス感染症が不安でもあります。3密は特に避けておりますが、いろいろと指導の文書等は頂きますが、現在対策として注意点がありましたら分かりやすく課長、教えていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(岡田匡範君) お答えします。 とくしまアラートが感染拡大注意のステージツー、漸増からステージワンの観察強化に下げられましたが、町が主催するフジグラン石井を会場として実施していましたいきいき百歳体操については参加者を限定することが難しく、出席者の名簿や健康チェック等を確認することが困難でありますので、活動の制限緩和を待って再開するかどうかを決定しようとしております。また、各地区でいきいき百歳体操を実施していただいて、各団体がそれぞれ自らの状況を検討して行っていただいてます。全ての参加者の安全を確保することが現在は困難であるため、理学療法士の派遣は実施いたしておりません。新しい生活様式の実施例から該当となる文書を抜粋し、再開に当たって新型コロナウイルス感染症予防のために皆さんにお願いしたいことの文書を先に代表者を通じて配布してご覧になったと思っております。お願いにつきましては、広さが限られている集会所等で行われてますので、2メートル以上の間隔を取ってください、体操中もマスクの着用を実施して行ってください、体操前後の茶話会等のサロン活動は行わないでください等の実施するには厳しい条件もお示ししていますので、この案内から規制を緩める案内は今現在行っておりませんので、この厳しい条件のままだったら実施するのはちょっとということで見送っているグループもあります。そこで、この条件が厳しいということは参加される皆さんの健康面、安全面を第一に考えた措置でありますので、ご理解いただきたいと思います。季節性インフルエンザの流行する冬に向けてもう一度気を引き締めて感染対策をお願いしたいと思います。特に、友人、仲間、家庭内でも感染対策を徹底して家庭内にウイルスを持ち込まない、高齢者と同居する家族の方や高齢者にサービスを提供する事業者の方には同時に対策徹底をお願いしたいと思います。以上であります。 ○議長(後藤忠雄君) 谷脇孝子君。 ◆8番(谷脇孝子君) ありがとうございます。 私が所属しているところは来月から始めるということで、今現在は百歳体操は中止しておりますが、しているところもあるというところで、本当に複雑です。会員さんがどこそこはしてるのにせんのでとか、だけれど何かが発生した場合、その責任は誰が取るのかということになりますと、なかなか今の状態では再開できなくて、今日もそうですけれど、大分朝も涼しくなりましたし、来月からは一応百歳体操は始めようと思っております。 ここで町長にお伺いいたしますが、高齢者外出支援事業について、しばらくは続けてくださるというご答弁をいただいております。また、現在はどのようにお考えでしょうか。町長のご答弁をいただきまして、本日の私の一般質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(後藤忠雄君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 高齢者外出支援事業につきまして、ご質問を頂戴しました。 今先ほど、担当課長が答弁申しましたように、今年度まだ昨年度と比べますと、少し少なめの申請状況となっております。この一番大きな理由は、やはり外出を自粛されている方がたくさんいらっしゃるのかなあというふうなところも思っておりますが、ただ一部条件が非常に厳しいというお声も頂戴しているところでございます。今年度、一応昨年度よりかは予算規模、それから人数も少し大きくしてやったんですけれども、今年度実績を見てみまして、条件等が厳しいのかな、あるいはどういう事情で伸びなかったのかなと、そういうふうなことを検証していきながら、より住民の方々に、特に高齢者の方々に使っていただきやすいような施策になるように進化も行っていきながら、しばらくの間、継続していきたいというふうに思ってるところでございます。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 小休します。            午前10時58分 休憩            午前11時11分 再開 ○議長(後藤忠雄君) 再開いたします。2番木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) 議長の許可をいただきましたので、通告書に従って一般質問をさせていただきます。 まず、シェイクアウト訓練についてお聞きいたします。 このシェイクアウト訓練につきましては、私3月議会において実施をしたらどうかという提案をさせていただきました。その後、コロナウイルスの関係で多くのイベントが中止になっている現状ですが、少人数のイベントとか集会等は開催されているというふうにもお聞きしました。こういった少人数のイベント等につきまして、シェイクアウト訓練実施に向けた実績があるのかどうか。また、イベント等の主催者に向けて声かけをしたことがあるのかどうかをお聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 シェイクアウト訓練の実施状況ですが、本議場でも実施しました6月17日の緊急地震速報伝達訓練時に初動対応訓練としまして、また9月1日の防災の日に徳島県とくしま地震防災県民会議主催の県民一斉防災行動訓練とくしまシェイクアウトが実施されております。3月議会で提案いただいたイベント開催時に併せて行うシェイクアウト訓練につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、イベント等が中止や延期になることによって実施には至っておりません。また、小規模での会合等々中でも、コロナの拡大防止対策のために短時間での会議等々という中で、小規模のイベント等々へのシェイクアウト訓練の要請依頼というのはできていないのが現状です。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) 今後、イベント等が開催されるようになれば、訓練実施の声かけをしていただきたいと思います。 次に、今も話にありました9月1日の防災の日に当たり、県において県下一斉に実施するとのことでしたが、この訓練について町民や各種団体、学校に対して訓練の内容や効果について周知、広報したのかどうかお聞きします。といいますのも、ある地域では自治会、自主防災会などを通して、訓練案内のチラシが配付をされました。また、ある地域では案内も何もなかったというお話しでしたので、お聞きします。ご答弁をお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 とくしまシェイクアウト訓練の周知、広報をどのようにしたかというご質問なんですけれども、こちらなんですが、これが県から頂いております広報のチラシでございます。石井町としましては、県の要請も受けましてシェイクアウト訓練実施のお知らせということで、各自主防災会、自治会会長宛てに8月7日付で訓練にご参加いただけるようにお願いいたしますと、またこういう別添のチラシが必要であれば言っていただければ枚数を準備させていただきますというような文書とともにこのチラシもお送りさせていただいております。また、それ以外には石井ケーブルテレビ町ホームページ、いしいアプリなどで広報をいたしました。また、県のほうはテレビ、ラジオ、新聞等々でこの訓練については広報しておったかと思っております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) せっかくの訓練ですので、県下一斉ということなんで、石井町においても隅から隅まで広報できるように今後引き続きお願いをしたいと思います。 続きまして、本町において実施された実績についてお聞きします。 まず、本庁舎内において実施したのかどうか、実施したのであれば、どのような形で実施したのかお聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 本町での実施状況なんですけれども、各課のほうに課長からの依頼文書としまして、このシェイクアウト訓練が県下一斉に行われるということと、それと事務に支障のない限り、その訓練も実施していただきたい、またご来庁の方にはこの訓練の趣旨というのを説明できる範囲でお願いいたしますというような文書を流させていただきました。ただ、何人が訓練を実施したかというのは把握はしておりません。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) そのほか、各種団体、小・中学校などで実施したのであれば、どのような形で実施したのかお聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 今回の訓練につきましては、家庭や地域、職場、学校などで行う訓練として、個人や団体に参加人数の報告は求めていなかったため、町としては参加人数の把握には至っておりません。また、町内小・中学校につきましては、9月に別の防災学習を予定している2校を除く5校で実施したと教育委員会より聞いております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) 小・中学校、学校管理者というのは、子供たちの命を守ることも大切な職務だと思います。新型コロナの影響で学習時間が不足し、ほかに手が回らない事情も分かりますが、命を守る学習も必要だと思います。このシェイクアウト訓練は合図が届いたときにいる場所で災害が発生した想定を行う訓練です。そのとき、その場所で自分自身の頭で考えて臨機応変に対応する訓練ですので、繰り返し訓練することで災害発生時に取るべき適切な行動が定着しやすいと言われています。町内一斉に同じ訓練を行わなくても、各学校で独自にできる訓練ですので、常日頃からシェイクアウト訓練を取り入れた防災教育をお願いをいたします。また、イベント主催者にも同じことが言えると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。シェイクアウト訓練のみならず、防災訓練は実施した後が大切だろうと思います。いろんな様々なご意見もあろうかと思いますので、そういった意見を今後の訓練に生かしてほしいと思います。 続いて、防災無線についてお聞きします。 私のほうに町民の方から、訓練実施の防災無線による放送が聞こえなかった、あるいは聞こえづらく内容が分からなかったというご意見がありました。また、7月7日の深夜2時頃にも防災無線の放送があったようですが、雨が激しく、何を言っているのか分からず、逆に何が起こっているのか分からず不安になったという声を聞きました。この防災無線につきましては、何か対策を考えているのかをお聞きします。また、災害時や警報発令時における町民に向けた新たな伝達、周知方法として、地域情報チャンネル開設を検討しているということですが、この地域情報チャンネルを災害時などにどのように活用していくのか、教えていただきたいと思います。併せてご答弁をお願いします。 ○議長(後藤忠雄君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 防災無線についてなんですけれども、まず今回のシェイクアウト訓練時の開始時の防災無線が聞き取りづらかったということに対しての答弁をさせていただきます。 今回、シェイクアウト訓練を県の主催で行ったわけなんですけれども、2013年12月に実施しました前回のシェイクアウト訓練は携帯電話所有者全員に緊急速報メールが届く、通常本当に災害が起こったとき、または国民保護法の部分でミサイルが飛んでくるとかというような緊急を要するときに関しましては、こういった緊急速報メールが届くわけなんですけれど、本番さながらで2013年12月には実施したところ、やはり苦情も多かったということを受けまして、今回は事前に訓練参加登録された方に訓練開始のメールが届く申込み制が取られております。石井町は徳島県の要請を受けまして、訓練開始時にJ-ALERTによる訓練放送を行いましたが、確かに放送が聞こえなかったとのお声もお聞きしております。 また、7月の深夜2時頃に防災無線が鳴ったというところなんですけれども、これに関しましては気象庁が大雨警報を発信するときに自動で流れるようになっております。こちらにつきましても、どういう内容だったか聞きづらかった、当然大雨が降っている状態、風が吹いてる状態、そういう気象状況によってはなかなか内容も聞き取りづらいというお声は十分承知しております。防災無線に関しましては、スピーカーからの距離もそうですし、現状今の住宅事情でいきますと、密閉性の高い家の中、またはエアコンが利いているような状況の中ではなかなか当然聞き取りづらいというのも十分認識しております。これに関しましては、防災無線だけで全ての情報伝達を補完するというのはなかなか難しいのかなというところで、様々な情報発信というのを今までも検討してきている中で、先ほどまた今回の町政概要報告の中にもありました新たな情報発信の手段としまして、地域情報チャンネルの活用ということを今考えております。これは、これまでの文字放送のほか、災害情報として防災行政無線で放送した内容、また町内複数箇所に設置予定の情報カメラで河川や道路の状況を確認していただくなど、随時的確な情報を発信することができると思っております。また、平常時には防災・減災の啓発ビデオなども放送できればと思っております。また、今後もいろいろなところで、これは石井町に限った問題ではなくって、全国で防災無線に関しましては、それだけでなかなか補完できないという新たないろんな方法での情報手段というのを今いろいろ考えておるところではございます。そういう情報発信手段、アンテナを張り巡らせて有効な手段というのは今後も引き続き検討していきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) ありがとうございました。 それでは次に、河川改修についてお聞きいたします。 近年、度重なる豪雨によって、また7月には豪雨による熊本県球磨川で、また全国各地で河川が氾濫し、多くの方の命や財産を失うような被害が起きております。石井町には吉野川、飯尾川、渡内川といった大雨が降れば増水、氾濫の危険性が高い河川が流れています。どの河川も国、県の管理する河川ではありますが、特に飯尾川、渡内川は蛇行しており、堆積物が多く、早急に対応する必要があると思います。 そこでお聞きします。 現在の飯尾川、渡内川の改修状況はどうなっているのか。また、今後の予定はどうなっているのかをお聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 井内建設課長。 ◎建設課長(井内利充君) 県が管理する河川の改修状況と今後の予定についてご説明させていただきます。 令和元年度におきまして、徳島県により飯尾川について飯尾川公園周辺の浚渫を実施しております。また、飯尾川放水路におきましては、流水を阻害する立木の伐採とのり面補強を行っております。今後の予定といたしましては、令和2年度におきましても、令和元年度に続き、飯尾川において飯尾川公園周辺の河床掘削をはじめ、流木を阻害する立木の伐採を実施する予定であり、渡内川につきましても、老朽化した護岸の修繕や堆積土砂の撤去を実施する予定とお聞きしております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) 早期に改修していただけるよう、国、県に対して強く要望していただきますようお願いいたしまして、防災についての質問は終わります。 次に、介護保険についてお聞きいたします。 石井町では、高齢者ガイドブックを作成し、周知しているところではございますが、ある高齢者の方から、この本を見ただけでは専門的用語が多く、分かりにくいとのご意見があったので今回質問をさせていただきました。高齢者の方に分かりやすいご答弁をお願いしたいと思います。 まず、介護認定を受けられた方が利用できる施設についてお聞きをいたします。また、それぞれの施設の利用状況についても併せてお伺いします。よろしくお願いします。 ○議長(後藤忠雄君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(岡田匡範君) お答えします。 介護保険の認定をお持ちの方が利用できる入所系の施設というものがございます。主に、要介護3以上の常に介護が必要な方が入所する介護老人福祉施設、特別養護老人ホームがございます。それとは別に、病状が安定し、医学的な管理の下で介護や看護、リハビリが受けられる介護老人保健施設が、これは要介護の認定をお持ちの方が入ることができる施設です。もう一つ、認知症の高齢者が共同で生活する地域密着型認知症対応共同施設、グループホームと呼んでおりますけれども、これも要介護度が出ている方が使える施設がございます。そのような方が入るような形なんですけれども、また30日未満で一時的に短期間入所して生活することができるショートステイというものが要介護の認定の方、要支援の方、それぞれ入れる施設がございます。それと、地域密着型で小規模で通いを中心としながら訪問や短期間の宿泊などを組み合わせ、食事や入浴等の介護や支援ができる小規模多機能型居宅介護施設というものがございます。これは、要支援以上の方で利用できることとなっております。 また、通所系の施設としまして、デイサービス、リハビリを中心にしましたデイケアというものがございます。その他、自宅や有料老人ホーム等で利用できる訪問型介護サービス等があり、介護認定を受けた方が利用できるとなっております。以上であります。 ○議長(後藤忠雄君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) いろいろと詳しくご説明いただきましてありがとうございます。 ちょっとまず初歩になるんですが、介護認定の手続はどのようにすればいいのか、お聞きします。また、介護認定を受ければすぐに施設を利用できるのでしょうか、それも併せてお伺いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(岡田匡範君) お答えします。 65歳以上の方には全て介護保険証を送付しておりますので、介護保険証というのをお持ちなんですけれども、介護サービスを利用するに当たっては保険者であります役場に申請が必要となります。ご本人やご家族が役場に申請する、または包括支援センターや知り合いの介護ケアマネジャーに相談すると申請の代行を行っていただけます。その後、訪問調査を行い、ご本人の心身の状況を確認する調査を行います。その調査結果及び主治医の意見書をコンピューターに入力し、全国一律の判定方法で介護度の判定を行います。コンピューターによる1次判定と呼びます。その1次判定の結果と主治医意見書に基づき、医師や専門職による介護認定審査会による要介護度の2次判定が行われて、介護の認定度が決定されます。これは申請から約1か月で認定証が出ます。 それと、認定を受ければすぐに利用できるのかという形で、介護の申請を行う段階で何らかの介護サービスの提供を受けようとされてると思われますので、受けたい介護サービスの事業所には相談されているようですので、認定を受ければ直ちにケアマネジャーにより利用者と家族が話し合い、ケアプランを作成し、必要な介護サービスが利用できるようになります。これは数日内に実施していると思います。ただ、心身の状況から直ちに介護サービスを利用しなければならない困難な状況がある場合には、みなし指定として申請と同時にケアプランを作成し、介護事業所はみなしの状態であるということを伝え、仮の介護保険サービスを開始することができます。それは、利用者家族にも想定の認定が出なければ差額は実費となるということも伝えた上で、利用する方もいらっしゃいます。以上であります。
    ○議長(後藤忠雄君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) 施設入所、ちょっとお聞きしたいんですけれど、今現在施設入所希望者で待機されている方がいらっしゃるのかどうか。もし、待機の方がいらっしゃる状況で、介護者が入院などの緊急的な事情で介護ができなくなった場合や老老介護で介護が困難になった場合など、緊急時の受入れ体制はどうなっているのか、併せてお聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(岡田匡範君) お答えします。 入所系の施設で入所の順番待ちの方は数多くいらっしゃいます。入所系の介護サービスにつきましては、地域密着型施設以外は町外の施設に入所することも選べます。ただ、人気の入所系の施設には絶えず入所順番待ちの方がいらっしゃいます。介護事業所と利用者と個人契約となりますので、どうしても条件のよい新しい施設は人気で、他の市町村からも入所の希望があり、待機者がおるとなっております。ただ、施設を指定しないのであれば、待機なしに入所が可能な施設もあり、町外になりますけれども、そのような施設もありますので、ケアマネジャーとご相談していただきたいと思います。もし介護者が緊急な事情で介護ができなかった場合の対応についてなんですけれども、先日新型コロナウイルス感染症関係の会議で在宅要援護者の支援に係る県、市町村担当者打合せ会があり、在宅要援護者の家族が不在となったときとか、緊急時に介護ができなくなった場合について、保健所、ケアマネ、相談支援員、市町村、県の介護、障がい担当部局が連絡調整会議を開催し、代替サービスを含めたサービスの確保の情報共有をするということを確認したところであります。これまでも、緊急と思われる事態に遭遇した場合は、町としまして介護サービスを利用し、生活を継続できるように長寿社会課、福祉生活課、地域支援センター、社会福祉協議会が集まり、個別会議を開催し、介護サービスが継続できるということで施設等と介護事業所等と連携をしてまいりました。そのような形で、緊急時で介護ができなくなっても、保険者であります長寿社会課等にご相談いただきましたら、すぐに連携したサービスが使えるようにという形で相談に乗りたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) ありがとうございました。 ほかに、介護保険において受けられるサービスがあれば教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(岡田匡範君) 介護が出た方につきまして、病院等に行くために自宅からタクシーの乗り降りと病院の受付等を行う介護タクシーというものがございます。介護福祉用品の購入やレンタル、介護用の住宅改修、夕食の配食サービスなど自宅で介護を受け生活を継続するための在宅介護サービスの事業が数多くありますので、ご相談いただけたらと思います。 ○議長(後藤忠雄君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) ありがとうございました。 いろいろお聞きしましたが、広報紙、CATVなどで度々周知をしていただいてはおりますが、今後も高齢者の立場に立った分かりやすい周知をしていただけるよう、お願いをいたします。 2000年からスタートした介護保険制度も20年を迎え、度重なる制度の改正、また介護の財政負担を圧縮するため、要介護度の低い人には施設サービスから在宅での介護を推進するなど、サービスを抑制する検討がなされております。そのような中、本町においては石井町生活支援体制整備事業が実施されているようですが、どのような事業か、その内容と実施状況についてお聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(岡田匡範君) 石井町生活支援体制整備事業ですが、生活支援コーディネーター、地域支え合い支援員を配置し、協議体の設置をし、運営するのがこの事業の主な内容となっております。町社会福祉協議会に委託し、実施しております。これまでに、あるでないで会議を開催いたしまして、石井町生活支援体制整備事業の協議体として開催いたしまして、わたしの人生のあゆみ、生活支援のノートを作成いたしました。それと、いきいき百歳体操やサロン活動の場へ生活支援コーディネーターの派遣を行い、各グループからのご意見などを町や社協へと持ち帰り、疑問に対し地域の実情に応じた解決につなげるなどを行ってきました。昨年度末から、あるでないで会議の開催は新型コロナウイルス感染症の開催でできておりませんが、生活支援コーディネーターが各地区の開催場所に出向き、町からの情報提供や高齢者の相談相手となって事業の継続を行っております。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 木下貴雄君。 ◆2番(木下貴雄君) ありがとうございました。 高齢者にとって、一番負担となるのは料理、洗濯、買物だそうです。地域での見守りや支え合いなどの地域支援の定着、在宅での生活援助を進め、財政負担の増大を抑えると同時に介護従事者への処遇改善や介護保険制度本来の目的を同時に達成できるよう、国や県に対して要望し続けていっていただきたいと思います。 本日、9月15日から21日まで老人週間となっております。全ての高齢者が安心して暮らせるまちづくり、高齢者の社会参加、ボランティア活動の促進、高齢者の人権尊重など石井町においてもそういった施策を積極的に進めていただきますようお願いをいたしまして、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(後藤忠雄君) 小休します。            午前11時43分 休憩            午後 1時00分 再開 ○議長(後藤忠雄君) 再開いたします。1番武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) 議長に登壇の許可をいただきましたので、通告書に従いまして一般質問をさせていただきます。1番武市奈見子です。よろしくお願いいたします。 なお、通告書の質問事項に記載させていただいてます災害対策については、時間の都合により割愛させていただきます。 まず初めに、このたびの新型コロナウイルス感染症、また台風10号等、災害によりお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、罹患された方々、災害により被害に遭われた方々、そして日常生活において影響を受けられている全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます。 また、医療、介護、障がい福祉従事者をはじめ、社会機能を維持し、私たちの命と暮らしを守るため、感染への不安を抱えながら働いてくださっている皆様に心より感謝申し上げます。 それでは、一般質問に移らさせていただきます。 まず初めに、コロナ禍における学校教育についてお伺いいたします。 列島各地で猛烈な暑さが続く中、今年は学校現場において児童・生徒は臨時休校による学習の遅れを取り戻すため、夏休み期間の短縮による早めの2学期スタートとなり、熱中症と新型コロナウイルス対策の両立が課題となっております。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク着用が常態化する中、子供は体温の調節機能が発達しておらず、熱中症になりやすいことから、日本小児科医会は登下校時の際、バスや電車の中や人混み以外ではマスクを外すとし、また暑い、少し苦しいと感じたら早めにマスクを外すよう呼びかけています。熱中症による痛ましい事故を生まないためにも、運動を行う際や屋外での学校行事の際に水分、塩分の補給環境などはもちろんのこと、新型コロナウイルス感染症対策としてマスク着用や換気により、登下校時や屋内での授業においての熱中症予防にはなお一層の賢明な判断が必要とされます。 さて、今年5月に愛知県豊田市の小学校で始めた傘差し登下校の取組が全国的に注目され、様々な地域の小・中、高校で取り入れ始めています。雨の日はもちろんのこと、晴れの日も雨傘を差しての通学は新型コロナウイルス感染防止のため、ソーシャルディスタンスを確保できる上、熱中症予防にもつながるとの観点から、雨傘でも日を遮ることができるとのことから始まりました。私のほうに、本年6月に保護者の方々より、夏休み短縮もあり、予想される猛暑の中での登下校による児童・生徒の熱中症を心配され、日傘と首に巻く冷却タオルの使用のお声を頂戴いたしました。すぐに教育委員会にご相談させていただきました。 ここでお伺いいたします。 本町の小・中学校におきまして行われているコロナ禍における熱中症予防対策について、教育長、ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 武知教育長。 ◎教育長(武知光子君) お答えをいたします。 8月17日から小・中学校では酷暑の中で2学期が始まりました。下校時には、気温が一日でも一番高くなる時間帯でしたので、学校、青少年育成センター、教育委員会で体調が悪くなっている児童はいないかと見回るため、パトロールを実施いたしました。 ご質問の熱中症対策ですが、マスクの着用は気温や湿度、暑さ指数が高い日には体育の時間や登下校時は外してよいことにしています。そのほか、学校によっては首に巻くスポーツ用冷却タオル、日傘、帽子なども許可しています。また、水筒にはスポーツドリンクを入れ、教室内だけでなく、戸外での体育の時間などにも飲物を飲んで休憩できるよう配慮いたしました。また、新型コロナウイルス感染症については、長期的な対応が求められることが見込まれることから、換気による室温変化を緩和するため、中学校の特別教室へのエアコンの整備を進めていきたいと考えております。本定例会にて、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用させていただき、特別教室へのエアコン整備に必要な補正予算案を上程させていただいておりますので、ご審議をどうかよろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ご答弁ありがとうございました。 大切な児童・生徒の命と健康を守るため、様々な取組をしていただき、ありがとうございます。新型コロナウイルス感染症という先生方にとりましても未曽有の事態の中、児童・生徒の学習面の遅れや新生活様式への対応などご心労も大きかったと思います。また、誰もが経験したことのない状況下において、保護者におかれましても、様々な面で不安を感じる方は少なくなく、学校や教育委員会のほうにご質問やご意見を頂戴することもあるかと思われます。 ここでお伺いいたします。 保護者の方からの熱中症予防についてのご要望などは学校運営に当たりどのように反映されていますか。教育長、ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 武知教育長。 ◎教育長(武知光子君) お答えいたします。 今回のスポーツ用冷却タオルや日傘の使用については、個人面談やPTA役員会で要望があり、学校で協議し、保護者の方へ周知したということです。教育委員会へ届いた声に対しては、各校へ連絡をしたり、全体で協議する内容であれば臨時校長会を開催したりして協議いたしております。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 各学校において、いただいたご要望に対しては各学校でご協議いただいたり、教育委員会へ届いたお声は各学校へご連絡いただいたり、全校でご協議の上、保護者の皆様に周知していただいているとのご答弁をいただきました。ご答弁の中に、臨時校長会で協議することがあるとのことですが、保護者の皆様から各学校に寄せられる様々なお声、特にコロナ禍においては例年より心配されるお声も多かったことが予想されます。そこで、教育委員会や学校間での共有や連携状況について、教育長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 武知教育長。 ◎教育長(武知光子君) お答えいたします。 本年度は、臨時校長会を9回開催いたしました。時には校長先生だけでなく、体育主任や6年生担任の先生にも出席していただき、各学校間での情報を共有する場としております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 何度も臨時校長会を開いて、校長先生外にも諸先生方も参加されての情報共有をされているとのご答弁をいただきました。日々の膨大な仕事に加えて、児童・生徒の皆様が安心して学校に通えるようにご尽力いただいている学校運営に携わる全ての皆様に心より御礼申し上げます。コロナ禍の日々変化する状況下においては、人と人とのつながり、連携は一層重要となると考えます。未来の宝である児童・生徒の皆様の健やかな成長のために今後ともよろしくお願いいたします。 心配の声を届けられた保護者のみならず、新型コロナウイルス感染への不安や日々変化する膨大な情報、大きく変化した生活様式などにより、ストレスや疲れを自分でも気がつかないうちに抱え込みやすい現在においては、誰もがメンタル面の不調になり得る可能性があると思われます。コロナ禍の今、子供たちはこの未曽有の事態にどう向き合えばいいのか、戸惑う大人たちのいら立ちや焦りから生まれる言動やテレビやネットからあふれる不確かな情報などにさらされて生活をしています。大人もつらい状況だと思いますが、何をどう誰に伝えて相談したらいいのか分からず、一番つらい状況に置かれているのは子供たちなのではないでしょうか。新型コロナウイルス感染症の正しい知識と正しい予防方法の学習、人と人との心の分断を生む差別や偏見をなくし、心と心のつながりや違いを認め合い、尊重し合う中で信頼関係を築くことの重要性の学習、子供たちの不安やストレスを和らげるための学習など、子供たちの心の健康を守るための教育が急務と思われます。 ここでお伺いいたします。 本町における感染症教育、差別、偏見根絶教育、ストレスを学ぶ授業の取組状況について教育長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 武知教育長。 ◎教育長(武知光子君) お答えいたします。 感染症については、保健学習の領域で心の健康とか病気の予防など授業として実施していますが、そのほか朝会での全体指導や担任の先生による学級活動の中での指導、また養護教諭の先生による保健だよりによる啓発などを行っています。しかし、児童・生徒が新型コロナウイルス感染症を正しく理解し、よりよい実践ができるよう、学校における指導を一層充実させねばならないと考えました。そこで、9月の郡校長会において、新型コロナウイルス感染症による偏見や差別を防止するために子供、保護者に安心を届ける授業実践をお願いしています。まず初めに、事実を知る授業です。次に、防ぎ方を知る授業、そして偏見や差別を防止する授業を実践するよう提案し、資料も配付しています。また、9月1日には県教育委員会からも新型コロナウイルス感染症に関する差別、偏見の防止に向けた教育長メッセージが教職員、児童・生徒、保護者の皆様にそれぞれ文書が配付されました。今後も、あらゆる方法で不安やストレスから偏見や差別が生まれないよう、正しく知らせ、不安を解消できる手だてを講じていかねばならないと考えております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 様々な方法でメンタル面の授業や指導、啓発を行ってくださっていて、今後もあらゆる方法で偏見や差別を防止する手だてを講じてくださるとのご答弁をいただきました。 阪神・淡路大震災で被災した児童・生徒の心のケアに一貫して携わった兵庫県立大学大学院冨永良喜教授は、東日本大震災及び熊本地震では教育委員会のスーパーバイザーとして心の健康教育を各地で実践し、またこのたびのコロナ禍においては医療の専門家らと子供のサポートチームを立ち上げ、ネットを通じて情報発信をされています。冨永教授は平時にストレスのメカニズムを学ぶことができれば、災害やコロナの拡大といった強いストレスにさらされたときにも子供たちが自ら望ましい対処法を考え、行動することができる、また先生も授業を実施することで自分のストレスに向き合うことができるとおっしゃっています。本町におきまして、児童・生徒の心の健康を守るための教育をお願いいたします。 さて、現場の教職員の皆様は授業内容の組立てはもちろんのこと、毎日の感染防止対策など負担が大きく増えたと報道等で目にします。 ここでお伺いいたします。 教職員の皆様のコロナ禍における負担について、教育長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 武知教育長。 ◎教育長(武知光子君) お答えいたします。 教職員においては、児童・生徒と同様に感染症対策に取り組むほか、飛沫を飛ばさないようマスクを着用しての授業に取り組んでいただき、また毎朝の検温や風邪症状の確認など健康管理にも日々ご苦労をおかけしています。これらの負担を少しでも解消するため、教職員には1人5枚、マウスシールドを配付し、授業中の息苦しさを和らげるとともに、教育活動の中での顔の表情を見せたり、発音のための口の動きを見せたりすることができるようにいたしました。そのほか、職員室が密になることを避けるため、机上に飛沫防止パネルを取り付けるよう、今製作を依頼しているところです。また、文部科学省からの学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル、学校の新しい生活様式の改定では、机、椅子などの消毒作業は感染者が発生した場合でなければ基本的には不要であるとされています。そこで、現在は給食の時間に児童・生徒が自ら自分の机、椅子を拭くようにしています。また、教職員が少しでも風邪症状が見られる場合には、自宅で休養を取りやすい環境を整えておくことも重要です。急遽、出勤できなくなる可能性も想定して、業務内容や進捗、学級の状況の情報共有を日頃から行うことや出勤できなくなった場合の指導体制などの校務分掌についても共通理解を図るようお願いしています。人的な支援として、現在スクール・サポート・スタッフの方が石井小、高原小、石井中、高浦中に勤務していただいていますが、それ以外に徳島県学びサポーター配置事業にも要望書を提出し、学びの支援に必要な人的体制の充実を図りたいと考えています。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 コロナ対応での教職員の負担の増加に対して、様々な視点より環境や人的支援の充実を図ってくださっていて、今後もさらなる負担減に向けての取組を図ってくださるとのご答弁をいただきました。 政府は、教職員の負担軽減のため、20年度第2次補正予算で人的支援を大幅に拡充し、先ほど教育長のご答弁にもございました教員事務を手助けするスクール・サポート・スタッフ、通称サポート・スタッフや学びの遅れに対応する学習指導員を確保する予算を盛り込みました。その補正予算を財源に自治体がサポート・スタッフなどの採用を進め、また文科省は自治体の人員確保を後押しするため、学校・子供応援サポーター人材バンクを今年4月に開設し、学生、退職教員、塾講師、主婦など資格、年齢問わず幅広い年齢層からの登録を呼びかけ、自治体に登録者名簿を提供するなどしています。現在、2万人を上回る方の登録があるそうです。希望する小・中学校全てにサポート・スタッフを配置できた自治体がある一方で、開始間もない自治体や栃木県のように県内の大学と連携をし、学生に呼びかける自治体もあり、人材の掘り起こしが課題と言えます。収束の見通しもつかず、今もなお世界中で猛威を振るい、あらゆる分野、生活様式に変革を迫る新型コロナウイルスと向き合うには、物理的距離、ソーシャルディスタンスは取りつつも、心の距離をなくし、安心して学校へ通えるように児童・生徒や保護者、教職員の皆様の不安やストレスの軽減、心身ともに健康を守るための体制の強化をお願いいたしまして、次の質問に移らさせていただきます。 続きまして、コロナ禍における乳幼児の予防接種と健診についてお伺いいたします。 遅らせないで!子どもの予防接種と乳幼児健診と題して、厚生労働省は新型コロナウイルス対策が気になる保護者の方に向けてのリーフレットを作成し、予防接種と乳幼児健診を適切な時期に受けることの重要性を呼びかけています。子供の予防接種の時期は、感染症のなどにかかりやすい年齢などとともに、母親からもらった免疫が減っていくタイミングで決められていて、予防接種が遅れると免疫がつくのが遅れ、子供が重い感染症にかかるリスクが高まるとリーフレットに記載されています。小児科医らで作るNPO法人VPDワクチンで防げる病気を知って子どもを守ろうの会の調査結果によりますと、肺炎球菌ワクチン、MR麻疹風疹ワクチンの接種率は新型コロナウイルス感染が広がり始めた同時期より低下し始め、感染拡大が広がるにつれ、だんだん低下し、1割から3割低下し続け、下げ止まったままで推移しています。これは、自粛に加えて通院によるコロナ感染への不安が背景にあると見られます。 ここでお伺いいたします。 本町におけるコロナ禍での子供の予防接種状況はどうなっていますか。健康増進課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 乳幼児の予防接種は、BCGなど全部で10種類ありますが、全体の接種状況を見ますと、今年4月から7月末までの接種人数は1,436人で、前年同時期の1,609人と比べ173人少ない状況です。特に、緊急事態宣言解除後の6月の接種人数は前年同時期より121人少ないことから、新型コロナウイルス感染拡大による接種控えが影響している可能性があると思われます。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございます。 本町における子供の予防接種状況は、前年度と比べて接種率が1割以上低下していて、全国的に見られるように新型コロナウイルス感染拡大が影響している可能性があると思われるとのご答弁をいただきました。予防接種が遅れたことで、防げるはずの病気に万が一かかってしまうと、呼吸困難や脳炎になり死に至る場合もあるそうなので、適切な時期に速やかに接種することが重要なのではないでしょうか。 そして、乳幼児の健康状態を確認し、分からないことや不安なことを保育士さんや助産師さんに相談できるお子様にとっても保護者の皆様にとっても大切な機会となる乳幼児健診ですが、新型コロナウイルス感染症対策として、集団健診の延期や実施方法を変更する自治体があるそうです。乳幼児健診は、お子様の月齢、年齢に応じて従来であれば集団健診で行われていましたが、本町におけるコロナ禍での乳幼児健診の実施状況についてはどうですか。健康増進課長、ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、本町では集団健診として実施している4から5か月の乳児健診や先天性股関節脱臼健診等の中止と延期が相次ぎました。そこで、集団健診は密集、密接になりやすいことから、10月以降の乳児健診対象児と先天性股関節脱臼健診対象児には個別に医療機関で受診ができる受診票を交付し、受診機会の確保を図る予定です。なお、法律で定められた1歳6か月児健診と3歳児健診につきましては、集団健診であれば内科診察や聴覚検査、歯科健診、栄養相談等、様々な健診項目を一度に診てもらえますが、個別健診となると、複数の医療機関受診が必要となるため、個別健診ではなく、集団健診を現在も実施しております。実施に当たっては、国の基本的対処方針に基づき、感染予防対策を行い、時間短縮ができるように健診内容を一部変更しています。また、1歳6か月児健診と3歳児健診の毎月の受診人数については目立った減少は見られません。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 本町におきましても、新型コロナウイルス拡大に伴い、集団健診の中止や延期があり、延期になった健診や今後の対策としては感染予防の観点より、個別健診できるものは医療機関での受診に変更し受診票を交付予定で、1歳6か月児、3歳児健診のように健診項目が多く、個別健診になると様々な診療科を回らないといけないので、保護者の負担が多くなると見られるものは感染予防を十分に行い、従来どおり集団健診を行うとのご答弁をいただきました。現在は、実施されている集団健診において、受診人数に目立った減少は見られないとのご答弁もいただきました。コロナ禍において、受診人数の減少が見られないのは乳幼児健診に携わる全ての皆様が多くの人と接するということで感染リスクに直面しながらも、高い志を持って懸命に働いてくださっているおかげであり、心より感謝申し上げます。受診された保護者の皆様も大変心強く感じ、抱えている様々な不安も軽減されたのではないでしょうか。 ここでお伺いいたします。 子供の予防接種と乳幼児健診の受診控えの対策について、健康増進課長、ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 受診時にウイルス感染の心配をされる保護者の方は多いと思います。先ほどご質問のあった予防接種については、ワクチンの接種時期を遅らせると重い感染症になるリスクが高まります。また、健診についても健康状態や発達確認の機会を逃し、治療が遅れる可能性があります。そこで、健康増進課では予防接種や健診の受診控えを防ぐための対策として、1、4、5か月児の乳児健診や先天性股関節脱臼健診について、医療機関で受診できる受診票の交付をすること、2、1歳6か月児健診と3歳児健診が受診できなかった方に別の受診日を設けること、3、医療機関や健診会場は感染防止対策に努めているため、適切な時期に予防接種や健診を受けていただけるよう、ホームページや個別通知で周知啓発を進めることを実施したいと思います。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 乳幼児集団健診が受診できなかった方には新たに受診日を設け、4、5か月児健診、先天性股関節脱臼健診は医療機関で受診できる受診票の交付、また個別通知やホームページなどで周知啓発に努めていただけるとのご答弁をいただきました。 ご答弁にもありましたように、医療機関や健診会場は新型コロナウイルス感染防止対策に努めてくださっているので、たとえ自粛期間であったとしても予防接種は不要不急には当たらないので、適切な時期に接種していただきたいと思います。そのことがご自身のお子様の健康と命を守るだけでなく、予防接種が遅れ免疫を持っていないお子様が増えることはその分感染リスクが高まり、重症化するお子様も増加すると思われます。全てのお子様の健やかな成長のためにも、適切な時期に予防接種や健診に行っていただけるよう、今後とも啓発、推進をよろしくお願いいたします。 続きまして、祖父母手帳についてお伺いいたします。 乳幼児健診や予防接種の受診もそうですが、祖父母世代の方が親世代の方の体調が悪いとき、仕事、用事の際などにお孫さんを預かる機会があると思います。そんな孫育てを応援するための母子手帳ならぬ祖父母手帳、孫育てハンドブックを配付している自治体があるそうです。今と昔の子育ての違いや祖父母が子育てに関わることについての親世代の声、成長に合わせた孫との関わり方、祖父母へ親世代からの感謝の言葉を記入できるページなどがあり、活用している祖父母世代からは孫との関わり方が分かり、助かった、親世代からはおやつの時間を決めるなど伝えにくいことを記載してくれていてよかったなど喜びの声が多数寄せられているそうです。孫育ての教科書とも言われ、親世代から祖父母世代に渡す人も増え、増刷を重ねるほどの人気だそうです。 ここでお伺いいたします。 本町においても、子育てに関わる皆様に喜ばれ、子育てしやすいまちづくりにつながると思われる祖父母手帳の配付の検討について、健康増進課長、ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 ご提案いただいた祖父母手帳は、赤ちゃんのお世話の仕方や昔と今の子育ての違い、子供の事故予防など育児をお手伝いされる祖父母の皆様に知っていただきたいことが分かりやすく書かれた手帳です。保健センターでは、保護者の代理で乳幼児健診に来られた祖父母の方から、最近の育児の仕方が分からないと相談を受ける場合もあることから、今後ご希望の方には保健センターや子育て支援課窓口で配付できるようにしたいと思います。また、子育て世代包括支援センターひだまりでは育児を家族みんなで行い、健やかな成長を支えていくことができるようにお父さん、お母さんに限らず、祖父母の皆様の育児相談も実施しておりますので、ぜひご活用いただければと思います。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 早速ご検討いただき、ご希望の方に保健センターや子育て支援課窓口にてお渡しいただけるとのご答弁をいただき、ありがとうございます。 育児の方法は、時代とともに変化しています。核家族化が進む中で、祖父母世代の育児への参加で、生きがいや喜びを感じたり、働く親世代にとっては負担の軽減、何よりもたくさんの人の愛情に包まれて育つお子様にとっては健やかな成長につながると思います。祖父母手帳が楽しい孫育ての一助になることを願い、次の一般質問に移らさせていただきます。 続きまして、ごみ収集についてお伺いいたします。 猛暑の中、また新型コロナウイルス感染拡大の中で、目には見えないウイルス感染への不安を抱えながら私たちの暮らしを守るため、ごみの収集や処理に携わってくださる皆様に感謝の思いでいっぱいです。私たち住民一人一人がごみの捨て方に気をつけることで、ごみの収集や処理従事者の方々の不安の軽減につながるのではないでしょうか。環境省は感染症対策のため、家庭ごみを出すときに心がけることを呼びかけています。1、ごみ袋はしっかり縛って封をする、2、ごみ袋の空気を抜いて出す、3、生ごみの水切り、4、ふだんからのごみの減量を心がける、5、自治体の分別、収集ルールの確認、以上5点、特に使用済みマスク、ティッシュペーパー等の捨てる際の心がけとして、ごみ箱にごみ袋をかぶせ、いっぱいになる前に早めに袋を縛る、ごみに直接触れない、袋は空気を抜いてからしっかり縛り、万一ごみが袋の外面に触れた場合はごみ袋を二重にする、ごみを捨てた際は石けんを使って流水でしっかり手を洗うなどを求めていて、このような手順で捨てることは家族だけでなく、ごみを回収する自治体の職員や廃棄物処理業者にとっても感染症対策として有効としています。 ここでお伺いいたします。 コロナ禍において、ごみの分別やごみ出しの際に気をつけてほしい点を教えてください。環境保全課長、ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 木村環境保全課長。 ◎環境保全課長(木村勇人君) お答えいたします。 武市議員のご質問のとおり、分別していただけるとごみの減量化にもつながり、感染症対策にもなります。注意していただきたい点の一つとして、ごくまれに在宅医療廃棄物で注射針等が資源ごみに混入されております。石井町のリサイクルセンターでは、袋を開けて手選別しておりますので、感染症等非常に危険な状況になることがあります。医療廃棄物については、受付できないごみなので、販売店及び病院で相談してください。また、ごみ出しについては工事及び台風等の状況により、収集する時間が変わってきますので、必ず8時半までにごみ出しするようお願いいたします。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ご答弁ありがとうございました。 石井町のリサイクルセンターにおいて、資源ごみの場合、袋を開けて人の手で選別している中で、注射針が混入している場合があるとのこと、ウイルスの感染症、危険性が考えられ、ごみ収集や処理に携わる方への感染リスクが非常に高まると考えられます。ごみ収集カレンダーの裏表紙に受け付け処理できないごみの中に医療系廃棄物は掲載されています。また、全てのページの左側に決められた日、場所へごみの分別をして、朝8時半までに出しましょうと掲載されています。ごみ収集や処理に携わる方へのウイルスの感染を防止し、ごみ収集を滞りなく継続していただくためには、私たち住民一人一人の心がけや協力が重要なのではないでしょうか。 ここでお伺いいたします。 先ほどご答弁に資源ごみとありましたが、石井町では資源ごみを含め、現在ごみを19種類に分別しています。これは、かつての燃やせるごみと燃やせないごみの2種類の分別と比較してどのようなメリットがありますか。環境保全課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 木村環境保全課長。 ◎環境保全課長(木村勇人君) お答えいたします。 石井町では、平成30年度からごみを19種類に分別しています。それを燃やせるごみと燃やせないごみの2種類に限定してしまうと、それらを処理するための1トン当たり3万円以上の費用がかかります。皆様方が分別をしてくれれば、空き缶や新聞、雑誌等を売却することができ、石井町の収入になっております。また、空き瓶、紙容器包装、プラスチック製容器包装及びペットボトルは製造メーカーが処理費用を負担してくれますので、処理費用が1,000円以下に減り、経費削減できてるところでございます。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 ごみを細かく分類することで、処理費用は1トン当たり3万円以上かかるところ、1,000円以下で抑えられ、費用を大きく削減でき、売却可能なものは石井町の収入になるとのご答弁をいただきました。私たちの日常生活において、毎日たくさんのごみが出ていますが、正しく分類することで費用削減につながり、かつ資源として再利用され、ごみ削減による焼却効率アップで燃料費やCO2の削減、焼却炉の寿命や埋立地の延命にもつながると思われます。私たち一人一人の日々の心がけ一つで不要になったものの未来を混ぜればごみ、分ければ資源へ変える大きな分岐点だということがよく分かりました。 ここでお伺いいたします。 本町においてのごみ総搬入量と大まかな内訳を環境保全課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 木村環境保全課長。 ◎環境保全課長(木村勇人君) お答えいたします。 令和元年度のごみ搬入量でお答えいたします。燃えるごみが6,243トン、燃やせないごみが604トン、資源ごみが1,113トン、粗大ごみが783トン、有害ごみ──これは乾電池とか廃蛍光管というものでございます──で7トン、合計8,750トンでございます。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 本町において、昨年1年間で8,750トンというごみの量の多さと、燃やせるごみの量の割合が全体の量の70%以上も占めていることに驚きました。日々の生活において、生ごみの水切りやごみの分別などごみの削減につながるよう、再度見直そうと思いました。 ここでお伺いいたします。 町民の方によくごみ収集や分類の仕方などを聞かれることがあります。先日、古着はボタンが取れてなくなったまま洗って出して大丈夫なのか聞かれました。古着の分別について、環境保全課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 木村環境保全課長。 ◎環境保全課長(木村勇人君) お答えいたします。 布類について、分別しなければ燃やせるごみになり、1トン当たり3万円程度の処理費が必要となります。古着、布類を分別することにより、少額ではありますが、業者に売却して石井町の収入になっております。令和元年度の古着、布類の量は70トンでありまして、町民の皆様が分別することで200万円以上の経費削減となっております。 なお、古着、布類の出し方でございますが、簡単に洗って乾燥した状態でお願いします。ウエス等、形を変えて再利用されますので、ボタンが取れている状態でも大丈夫ですので、その状態でお出しいただけたらと思っております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 古着は形を変えてリサイクルできるので、洗って乾かせばボタンがなくなっていても大丈夫で、きちんと分別することで石井町の収入になり、令和元年度では古着、布類だけで200万円以上の経費削減にもつながったとのご答弁をいただきました。 私たち一人一人がごみを出す前にごみ収集カレンダーで分け方、出し方、手順、気をつける点、収集日などしっかりと確認し、分別や収集のルールを守ることが大切だと分かりました。 ところで、分別したごみがどうリサイクルにつながっているのかをホームページケーブルテレビ、次年度のごみ収集カレンダー等、何らかの目に見える形や情報発信について、環境保全課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 木村環境保全課長。 ◎環境保全課長(木村勇人君) お答えいたします。 一番町民の方が見るのがごみカレンダーと考えております。現在もごみカレンダーにはごみ分別のお願い等を記載させていただいておりますが、容量に限りがあり、もっと詳しい情報を提供したい部分についてはホームページ及びケーブルテレビでお知らせいたしたいと考えております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 ホームページケーブルテレビでお知らせいただけるとのご答弁をいただきました。 リサイクルの過程など具体的にすることで、分別を丁寧にしていただくことができるし、一層の分別のご協力にもつながると考えます。 また、町民の方よりほかのご質問がありました。資源ごみの収集日の回数について、石井地区においては2週間に1度のペースで必ずあるのにそのほかの地区では3週間、4週間に1度のときがあり、資源ごみはかさばるので一月に1度となると困っている方も多いのではないかとのご意見を頂戴いたしました。ごみ収集カレンダーで確認したところ、おっしゃるとおり、石井地区におきましては1月1日以外は祝日でも特別収集日として2週間に1度のペースで収集していただいていますが、そのほかの地区におきましては3週間に1度のときもあり、特に収集日の間隔が開いている高原地区におきましては、夏休みやお盆で在宅の期間も多く、資源ごみの量が増えると思われる8月の第1週を逃してしまったら、次は9月の第1週まで飛んでしまい、一月に1度しかないというのは今年はコロナ禍で外出を控えたこともあり、お困りの方も少なくはなかったかと考えられます。また、収集量についてもご答弁にございましたが、資源ごみの量は燃やせるごみに次いで多いことも鑑み、次年度以降のご検討について、環境保全課長、ご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 木村環境保全課長。 ◎環境保全課長(木村勇人君) お答えいたします。 来年度のごみ収集カレンダー作成時にこの件について十分検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 来年度のごみ収集カレンダー作成時に検討していただけるとのご答弁をいただきました。 ごみ収集や処理に携わる方々は、日々感染リスクにさらされています。神戸市では、ごみ収集中に感染が広がったかは不明ですが、10人以上の作業員が感染するクラスターが発生したため、一時期事業所を閉鎖する事態となりました。ごみ収集や処理に携わる方々を守るためにも、ごみ収集や処理を毎日滞りなく行っていただくためにも、私たち一人一人がもしかしたら感染しているかもしれないとの思いでマスクやティッシュ等は袋の封をして捨てる、ごみ袋は回収時に破れないようにしっかり空気を抜き、回収時に袋が破れないようにするため8分目ぐらいで抑え、きつく縛るなど日々心がけることで気をつけることが当たり前になり、日常になることにつながると思います。また、正しい分類が石井町のため、環境のため、温暖化対策のため、そして私たちの暮らしを守ることにつながるので、捨てる際は混ぜればごみ、分ければ資源ということを私たち一人一人の心がけが重要と考えます。以上で私の一般質問を終わらさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(後藤忠雄君) 小休します。            午後1時58分 休憩            午後2時39分 再開 ○議長(後藤忠雄君) 再開いたします。3番谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ただいま議長よりご指名いただきました谷でございます。通告に従いまして、順次一般質問をさせていただきます。 まずは、教育現場におけるコロナ対策であります。 本来、春に予定していた修学旅行が秋に変更されたということもありまして、運動会、遠足、発表会等の学校行事が多数予定されているのではないかと思います。自治体によっては、中止や来年度に延期といった対策を取ったところもあるとお聞きしております。6月議会では、運動会については3つの条件が重なることのないよう実施、修学旅行については教育的意義や児童・生徒の心情にも配慮し、中止ではなく延期扱いとし実施、遠足についてはまだ未定、宿泊訓練については内容を精査して日帰りなどの実施を検討ということでありました。こういった行事については、その時々で状況が変わる中においては、方向性を決めるタイミング等も難しいのではないかというふうに思いますが、学校行事について、現時点においてどのような実施方法を予定しているのか、お聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 武知教育長。 ◎教育長(武知光子君) お答えいたします。 修学旅行は、学習指導要領の特別活動の一つとして位置づけられる児童・生徒にとっては学校生活の中でも最も強い印象として心に残る価値ある教育活動です。教室内では得られない数々の学びを体験できる学びの集大成とも言える機会です。教育委員会、小・中学校長会では、新型コロナウイルス感染拡大防止策を適切に講じた上で、可能な限り中止ではなく実施の方向で検討を重ねてまいりました。小学校では、各校1学期末の個人面談で保護者の方のご意見もお聞きし、また臨時校長会を開催し、浦庄小、高原小、高川原小、藍畑小では10月20日に、そして石井小学校は10月27日にそれぞれ1泊2日で実施、行き先、宿泊先は徳島県内ということに決定いたしました。修学旅行先がたとえ県内であっても、身近なところにも知らない世界があり、それぞれの地域で独自の伝統文化が継承されていることを学ぶ機会になればと願っています。小学校では、各校説明会を開催する予定ですので、ご参加いただきたいと思います。中学校の修学旅行は、12月と1月に延期していましたが、さらに3月か4月上旬まで延期することになりました。 運動会、体育祭については感染防止に最大限配慮し、競技種目の制限、時間の短縮、参加者の人数制限などいろいろと制約の多い中ですが、半日の日程で実施いたします。ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。 秋のバス遠足は、これも行き先は県内で検討しているとのことです。幼稚園の親子遠足は徒歩遠足となっています。各校、秋に予定されています学習発表会は体育館での発表は実施できませんので、3学期の最後の参観日に各学級で1年間の成果を発表するという計画でおります。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ありがとうございます。保護者の方とも意見交換をして、試行錯誤していただいたようであります。ありがとうございます。 次に、感染時の対応についてということでございますが、これについては先ほど谷脇議員のほうから質問がありまして、幼児、児童・生徒が感染した場合の対応について詳しく説明していただきましたので、少しだけ追加でお聞きします。 校内には児童・生徒だけではなく、多くの先生方もいらっしゃいます。教員等の学校職員の方が濃厚接触者になった場合や感染した場合の対応はどのようになるのか、お聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長奈良貴美子君) お答えいたします。 谷脇議員さんのご質問で、幼児、児童・生徒が新型コロナウイルス感染症にかかった場合や濃厚接触者と認定された場合の対応についてお答えさせていただいたところでございますが、教員等学校職員が感染した場合や濃厚接触者と認定された場合も幼児、児童・生徒のときと同じ対応となります。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ありがとうございます。 誰しもが感染する可能性がある中におきまして、給食センターの調理員も例外ではないと思います。そういった場合、ある日突然給食がストップする可能性もあるのではないかと思います。以前、給食がストップしたときには非常用のカレーを使ったと記憶しております。非常時のカレーは何日分あるのかも含めまして、どのような対応になるのか、お聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 黒川教育次長兼給食センター所長。 ◎教育次長(黒川浩君) お答えいたします。 本町では、新型コロナウイルス感染症対策本部におきまして、各課等で新型コロナウイルス対策業務リストを整備することとされており、給食センターでは職員や調理業務委託者の従業員が感染した場合、保健所の調査や消毒が必要となるため、給食の提供の中止を見込んでおります。急遽、給食の提供が中止となった場合は各小学校、中学校及び幼稚園に1日分の給食カレー、それから給食コーンポタージュを備蓄しておりますので、これらを活用していただくこともあろうかと思います。また、その際は業務リストにて代替職員リスト及び緊急時における最低限の業務マニュアルとして、給食停止に伴う各食材のキャンセルや各学校への給食停止や弁当持参の登校の依頼などを想定しております。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ありがとうございます。 この新型コロナでありますが、コロナと風邪の症状は似ているため、判別が難しいのではないかと思います。無症状の方もいるということで、感染者との接触の有無も非常に分かりにくいというのが現状であると感じております。発熱等の風邪のような症状が現れた場合の対処が難しいのではないかと思っております。保護者の方もどういった対応をするべきなのか不安に感じている方、迷う方も出てくるのではないかというふうに思います。発熱等の体調変化が現れた場合の出席停止等の期間に基準のようなものはあるのか、お聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長奈良貴美子君) お答えいたします。 幼児、児童・生徒に発熱等の体調変化が現れた場合は、出席停止とします。出席停止の開始日は、症状が出た日とし、終了日は症状が全て回復した日の翌日となります。ただし、登園、登校については医師の指示に従ってください。医師の指示がない場合は、3日以内に回復すればその翌日を終了日とし、登園、登校については症状が回復した翌々日となります。また、医療機関にかかっていても症状が4日以上続けば、相談窓口に相談してください。相談窓口に連絡し、PCR検査を受けずに様子見となった場合は医療機関の指示に従ってください。指示がなかった場合は、回復した翌々日に登園、登校をしてください。PCR検査を受けて陰性の場合は、医療機関の指示に従ってください。なお、今お答えしている対応については現段階のもので、新型コロナウイルス感染症は日々状況が変化しています。国、県の動向や町の状況によって変化するものであることをご理解いただければと思います。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 先ほどの感染時の出席停止期間についても同じですが、言葉や文章だけの説明では少し分かりにくいのではないかと感じたというのが正直なところでございます。感染時や発熱時の対応のためには、事前に保護者の皆さんにある日突然休みになる可能性も含めまして、心の準備、物理的な準備をしていただくためにも、十分ご理解をしていただいておく必要があるのではないかと思います。そのためにも、フローチャートのような形式で矢印を追っていくことで対応の仕方が分かるような用紙のようなものを作ってもよいのではないかと思うところであります。 そこで、感染時の対応の広報についてどのようにしたのか、またはこれからする予定なのか、お聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長奈良貴美子君) お答えいたします。 8月17日付で保護者の方には学校、園における新型コロナウイルス感染者及び濃厚接触者が発生した場合の対応についての通知をお渡しさせていただきました。発熱時の対応については、今回のマニュアル改定で対応を決定しましたので、近いうちに保護者の方に変更内容について周知をさせていただきたいと考えています。今、議員からご意見いただいたようにフローチャート等、分かりやすく作成したものを送らせていただきたいと思います。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ありがとうございます。できるだけ分かりやすいものをよろしくお願いいたします。 このコロナに対する県内の大学や高校の対応については、感染者が現れた時点ですぐに建物の消毒作業というのをしているようであります。建物の消毒は業者に依頼していると思いますが、これに関しては非常に早急な対応をしてもらう必要があると思います。そういった対応をしてもらうためには、事前に消毒作業をしている業者とも連携を取る必要があるのではないかと感じます。具体的な事前の準備や業者との連携、通信等の手段はどのようになっているのか、お聞きいたします。
    ○議長(後藤忠雄君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長奈良貴美子君) お答えいたします。 学校で新型コロナウイルス感染者が発生した場合は、学校休業を行い、その間に校内の消毒と保健所による濃厚接触者の特定を行います。校内の消毒に関しては、感染者の活動状況や感染経路が分かっているか否か等により規模を決定し、専門業者による外部委託を考えています。夜間でも対応可能なよう、緊急連絡先等も把握をし、感染が判明した場合は保健所、医師会等と連絡を密に迅速に対応していきたいと考えております。また、消毒の委託料に関しては今回の補正にて予算計上しております。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ありがとうございます。迅速な対応をしていただけるよう、事前準備をよろしくお願いいたします。 先日の新聞報道によりますと、阿南市においてはコロナ対策として今までは1か所で行っておりました成人式を各地区の公民館等を活用し、14か所に分散させて執り行うということであります。そのほかにも、同日において時間帯をずらして3回に分けて執り行うといった対応を取る自治体もあるということであります。その一方で、全国初のオンライン成人式を開催すると発表していた横浜市におきましては、発表から9日後には従来どおり横浜アリーナで執り行うと方向転換をしたようであります。理由としましては、新成人が一堂に集まる機会がなくなったことを残念がる声が多く上がったためということであります。 そこで、石井町においてはどのような成人式をする予定なのか、お聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 太田社会教育課長。 ◎社会教育課長(太田勝久君) お答えいたします。 まず、基本的な考えとしては成人式は新成人の皆様にとりましては一生に一度のことであるため、できる限り開催する方向でいきたいと考えております。しかし一方で、大人数が集まることや、その中に県外在住者の方が含まれることなど、コロナウイルス感染のリスクはある行事であることは否めません。現時点では、来場者の人数制限などにより3密を回避し、併せて来場者の方にも一定期間前からの体調チェックなどをお願いするなど、感染リスクをできるだけ軽減して開催する方針ですので、新成人をはじめとした関係者の皆様におかれましても、ご理解、ご協力をお願いいたします。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 新成人にとっては、一生に一回の大切な行事である一方で、クラスターを起こさないようにしなければいけないということで、非常に難しい判断になることもあるのではないかというふうにも思いますが、新成人の方たちのためにもよろしくお願いいたします。 次に、給食センターについてお聞きいたします。 3月定例会の単独調理校の改造等の質問に対して、単独校の搬入経路の変更や給食室の改造、改築等が必要になるかもしれないと思われておりますので、令和3年3月の給食提供終了後の最低限の整備を行い、大がかりなものをする場合につきましては、長期休み等の利用をして整備をする段取りについては令和2年度の夏頃までに検討し、決定していきたいと考えておりますといった答弁をいただきました。 その後、単独調理校への搬入経路というのは決まったのか、また改造工事の有無や工期について決まっているのか、お聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 黒川教育次長兼給食センター所長。 ◎教育次長(黒川浩君) お答えいたします。 単独調理校へのコンテナの搬入経路につきましては、浦庄小学校並びに幼稚園、藍畑小学校並びに幼稚園ともに現在の調理室横から搬入をする予定としております。また、今定例会にて上程させていただいております財産の取得議案による車両の外寸仕様を現行車両と同程度としており、車両の搬入経路に問題はないものと考えております。ただし、本年6月29日、7月1日に単独調理校にて現地確認を行ったところ、現状では配送車両からゲートで降ろしたコンテナを運び入れるスペースがありません。このため、来年4月からは配送回収業務の委託先事業者と協議を行い、ゲートで降ろしたコンテナから各食缶を現在の調理室に運び入れていただくまでを委託業務の範囲とすることができないか、協議を行いたいと考えております。また並行しまして、コンテナの配置スペースを確保するため、長期休業期間を活用した調理室の改修を行うことについては、引き続き検討をしていきたいと考えております。以上です。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 少なからず、改修が必要であるというふうに認識いたしました。改修ができるまでの間、子供たちに負担がかからないような対応をお願いいたします。 新給食センターが稼働後の現在の給食センターについてお聞きいたします。 給食センターの建物としては、特に夏場や冬場は労働環境の面からしても決してよい建物であるとは言えないというのが現状であると思います。しかしながら、改造等をすれば何かほかの目的に使うこともできるのではないかと思うところもあります。また、建物を撤去して土地を活用する選択肢もあるのではないかというふうに思います。撤去、改造、いずれにしましても、それなりの費用がかかるということで、現在のコロナ禍の中におきましては、早急に何かをするといったことは難しいのではないかと想像するところではございますが、何か将来的な方向性等はあるのか、現給食センターの来年度以降の取扱いの方向性についてお聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 黒川教育次長兼給食センター所長。 ◎教育次長(黒川浩君) お答えいたします。 石井町の公共施設等総合管理計画の今後の取組方針及びその内容におきまして、新しい給食センターへ移転完了後、既設給食センターの解体撤去を行い、跡地については売却も含め検討するとされております。しかしながら、既存の学校給食センターの除却は浄化槽の撤去などに多額の費用を必要とすることが見込まれるとともに、地方債の元利償還金に対する交付税措置の対象ともなりませんので、転用事業により総合的には経費の削減につながる場合があるかなど、執行機関との協議を行わせていただきたいと考えております。また、土地に関しましても、公有財産の分類替えとして執行機関と協議をさせていただきたいと考えております。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 住民にとりましても、町にとりましても、有益になるような活用を見いだしていただきたいというふうに思います。 次に、マイナンバーについてお聞きいたします。 9月に入ったあたりからマイナポイントの申請を促すCMや広告等を多く見かけるようになりました。そして、それとは別に徳島県版プレミアムポイントといったものもあるようです。これについて、どのようなものなのか、分かる範囲で説明をしていただきたいと思います。 ○議長(後藤忠雄君) 桃井総務課長。 ◎総務課長(桃井淳君) お答えをいたします。 本年9月1日から国が実施しておりますマイナポイントでございますが、マイナンバーカードを取得した後にマイナポイントの予約申込みを行い、それに登録したキャッシュレス決済サービスでチャージやお買物をするとポイントが与えられるというものでございます。また、マイナンバーカードを取得するだけではこのポイントは与えられるものではございません。ポイントが与えられる期間は今月1日より令和3年3月末日までになっておりまして、その期間中におけるチャージ、または利用額の25%、最大5,000円分が与えられるものでございます。なお、申込みの枠としましては国内人口3分の1に当たります4,000万人分、2,000億円の予算措置が国においてなされております。 次に、徳島県版プレミアムポイントでございますが、これは徳島県が実施する独自のプレミアムポイント事業でありまして、徳島県内の店舗で県が指定するキャッシュレス決済サービスを使ったお買物をすればポイントが与えられる期間中における利用額の30%、最大で3,000円分が国のマイナポイントに上乗せをされます。ただし、徳島県版プレミアムポイントが与えられる期間は、国よりも1か月短い令和3年2月末日までとなっております。これの申込額は、県内人口の約3分の1程度の方が利用できるよう、約7億円超の予算措置が県においてなされております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ありがとうございます。 それでは、マイナポイントですが、マイナポイントを利用するための手続、徳島県版プレミアムポイントも含めまして、どのような手続になるのか、何が必要であるのかをお聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 桃井総務課長。 ◎総務課長(桃井淳君) お答えをいたします。 マイナポイントを利用するためには、電子証明付のマイナンバーカードを取得していることが条件となります。電子証明のないカードやマイナンバーの通知カードのみでは利用申込みができません。 ポイント利用の申込方法でございますが、国のマイナポイントと徳島県版プレミアムポイントの申込みを別々に行う必要はございません。一回の申込手続で双方のポイント利用が可能になるものでございます。 まず、電子証明付マイナンバーカードを取得していただいた後にお手持ちのスマートフォンまたはカードリーダーがついたパソコンでマイナポイントアプリをダウンロードするか、またはマイナポイント予約申込みサイトにアクセスをしていただきます。利用申込みの画面が表示されましたら、マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書の4桁のパスワードを入力していただきます。次に、マイナポイントを受けるために活用するキャッシュレスの決済サービスを選択していただき、登録することで利用申込みを完了することができます。なお、一度登録したキャッシュレスの決済サービスは後から変更することはできないものでございます。 また、徳島県版のプレミアムポイントも併せて受ける場合は、県が指定した複数のキャッシュレス決済サービスの中から選択して登録をするという必要がございます。具体的に申しますと、次の7つの決済サービス、PayPay、楽天ペイ、楽天Edy、WAON、CoGCa、ゆめか、d払いの中から選択する必要がございます。したがいまして、これら以外の決済サービスを選択をいたしますと、国のマイナポイントは受けれても、徳島県版のプレミアムポイントは受けることができませんので、注意が必要でございます。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 非常に詳しく説明をしていただきました。ありがとうございました。 マイナポイントの申請は通知カードではなく、マイナンバーカードの取得が前提ということですが、このマイナンバーカードの申請方法、これを改めてお聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 遠藤住民課長。 ◎住民課長(遠藤哲雄君) お答えをいたします。 マイナンバーカードの申請方法については、写真を貼って郵送する方法とスマホやパソコンでオンライン申請をする方法がございます。通知カードを持っている方は住所や氏名が変わってなければ下についている申請用紙をお使いください。変わっていたり、お手元にない場合は、新規の申請用紙を準備する必要があります。本人か同じ世帯の方であれば、本人確認の上、役場で申請用紙を新しく発行することができます。なお、本人が窓口に来てご希望があれば、タブレットでその場で申請することもできます。申請後、1か月程度でマイナンバーカードができます。受け取りについては、本人が来てもらう必要性がありますので、事前予約の上、平日夜の6時半まで対応しております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ありがとうございます。 そして、このマイナポイント、未成年者についても申請ができるようでありますが、その手続のやり方についてお聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 桃井総務課長。 ◎総務課長(桃井淳君) お答えをいたします。 未成年者のうち、15歳未満の方の予約申込みにつきましては法定代理人、基本的に親権者である親の方になりますが、その方が行うことが可能でございます。15歳以上の未成年者の方の予約申込みにつきましては、やむを得ない場合には本人に代わり法定代理人が手続することが可能でありますが、特段の理由がなければご本人に手続を行っていただくものでございます。 また、未成年者がマイナポイントを受けるために活用するキャッシュレスの決済サービスでございますが、これは法定代理人である親名義のキャッシュレス決済サービスを活用することが可能でございます。ただし、同一のキャッシュレスサービスに複数の人、この場合は親と子の両方のマイナポイントを併せて受けることはできません。したがいまして、こうした場合は法定代理人、親名義の別の事業者のキャッシュレス決済サービスを用意して、そちらを未成年者用に活用する必要があるものでございます。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ありがとうございます。 マイナポイントでありますが、手続は少し複雑ではありますが、町民の皆様にもぜひとも活用していただきたいというふうに思います。 次に、広域ごみ処理施設についてということでありますが、同じごみ処理の関係におきまして、PCB廃棄物について少しお聞きしたいと思います。 PCB廃棄物のCMを見た町民の方から、PCBについてまだ処理が終わっていないという話を聞いております。そこで、PCB廃棄物について2点お聞きいたします。 1点目、それに係る処理費用について、補助金等はあるのか。 2点目、それら係る処理期限と処理方法について、お聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 木村環境保全課長。 ◎環境保全課長(木村勇人君) お答えいたします。 まず、1点目でございますが、国が全額出資した会社でJESCOという会社があります。ここに申請していただきますと、中小企業は70%、個人は95%補助されるようです。 2点目に関してでございますが、処理期限です。高濃度PCBにつきましては、令和3年3月31日まで、低濃度PCBにつきましては、令和9年3月31日までとなっております。処理方法につきましては、JESCOのほうで直接確認していただきたいと思っております。なお、詳しいことについては県環境指導課でお問合せいただけたらと思っております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 期限内に処理をしていただけるように県とも連携して、できることなら広報もしていただきたいというふうに思います。 次に、広域ごみ処理施設の建設についてお聞きいたします。 6市町で整備計画を進めている広域ごみ処理施設でありますが、新聞等の報道によりますと、業務について一時中断をしているということであります。先週の月曜日にも四国放送のニュースで徳島市長選挙以降の流れを取り上げて放送していましたが、現在の状況についてお聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 木村環境保全課長。 ◎環境保全課長(木村勇人君) お答えいたします。 令和2年度第1回一般廃棄物の広域処理に係る連絡会議が今年7月16日に関係する各市町の長が参加し、開催されました。内容につきましては、業務を一時中断すること及び契約解除はしないことと、地元意見交換会に徳島市長が出席することが全会一致で可決されているところでございます。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ありがとうございます。 徳島市ごみ処理施設候補地であります飯谷町での推進は、困難であると外部評価委員会が要求といった内容が報道されておりました。計画等に影響を受けているのか、お聞きいたします。 ○議長(後藤忠雄君) 木村環境保全課長。 ◎環境保全課長(木村勇人君) お答えいたします。 徳島市事務局に確認したところ、徳島市では市の重要課題等に係るこれまでの課題、問題を精査し、専門的な見地からご意見をいただくために徳島市が独自に設置したものと聞いております。その中に、広域ごみ処理施設も含まれているとのことであります。徳島市重要課題等に係る外部評価委員会は、広域ごみ処理施設の決定機関ではなく、関係市町の長で協議する一般廃棄物の広域処理に係る連絡会議が広域ごみ処理に関する事務を実施する上で必要な事項について、検討または協議を行うものとなっておりますので、今後とも広域処理施設の早期建設に向けて、6市町で協議を行っていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(後藤忠雄君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ごみ問題というのは、住民の生活に直結する問題であり、できるだけ早い段階で解決をしていただきたいと思っております。以上で本日の私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(後藤忠雄君) 本日はこれで散会いたします。            午後3時24分 散会...