石井町議会 > 2009-09-17 >
09月17日-04号
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  1. 石井町議会 2009-09-17
    09月17日-04号


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    平成21年 9月定例会       平成21年9月石井町議会定例会会議録(第4号) 1. 招集年月日  平成21年9月17日(木曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開議     9月17日午前10時07分宣告 4. 応招議員      1  番     後 藤  忠 雄      2  番     岩 佐    透      3  番     近 藤  忠 夫      4  番     井 上  裕 久      5  番     有 持  益 生      6  番     松 尾  誠 作      7  番     山 根  由美子      8  番     川 端  義 明      9  番     平 田  芳 宣     10  番     山 口  性 治     11  番     横 田  民次郎     12  番     吉 岡  重 雄     13  番     藤 田  高 明     14  番     梶 野  利 男     15  番     志 摩  匡 彦     16  番     久 米    毅 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員は応招議員と同じである。7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             河  野  俊  明   参事             坂  東  範  昭   総務課長           三  浦  眞 喜 雄   企画財政課長         田  野  芳  博   税務課長           近  久  敬  司   住民課長           中  村     聡   産業経済課長         井  上     勉   建設課長           仁  木     孝   福祉生活課長         阿  部  義  明   長寿社会課長         吉  岡  伯  明   保健センター所長       河  野  良  二   清掃センター所長       廣  野     勝   農業委員会事務局長      矢  部  幸  一   水道課長           吉  浦  理  史   教育長            清  重  泰  良   教育委員長          村  山  一  行   教育次長           上  田  正  博   社会教育課長         田  中  良  治9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         河  崎  幸  夫   事務主任           野  口  明  子10. 会議録署名議員     11  番     横 田  民次郎     13  番     藤 田  高 明11. 議事日程   日程第1 議員提出議案第4号 石井町議会議員議員報酬の特例に関する条例について        議案説明   日程第2 議案審議   日程第3 議会運営委員会委員の選任について   日程第4 議会運営委員会委員長及び副委員長の互選結果の報告について   日程第5 常任委員会委員の選任について   日程第6 常任委員会委員長及び副委員長の互選結果の報告について   日程第7 委員会の閉会中の継続調査の件   追加日程第1 議長辞職の件について   追加日程第2 議長の選挙   追加日程第3 副議長辞職の件について   追加日程第4 副議長の選挙   追加日程第5 一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員辞任の件   追加日程第6 一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員の選任について            午前10時07分 開議 ○議長(吉岡重雄君) ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本日町長より発言の申し出がありますので、これを許可します。町長。 ◎町長(河野俊明君) 皆さんおはようございます。 追加提案として訴えの提起を申し入れておりましたが、この訴えの提起の内容につきましては、平成12年4月1日八光海運との間で石井町が最終処分場維持管理業務委託契約を締結しておりますが、平成12年度から平成18年度の間はその委託料が年間8,300万円を超える非常に高額でございます。この金額は合法的な委託料のほぼ倍にも達する高額なものでありまして、当時の坂東忠之町長清掃センター所長であった岩佐透及び八光海運株式会社に対して、同人らの不法行為によって町のこうむった損害約2億8,000万円の訴訟を提起するように追加提案を考えておりましたが、16日の松尾町会議員との一般質問の中で、百条委員会が現在開かれております、徹底的にこの委託料について解明をしていただくと。もし不明点が出た場合には、町のほうで訴訟を起こす場合も賛同をいただくようなご返事をいただいております。よって、この委託料につきましては百条委員会にゆだねることにしまして、訴えの提起についてはしないことといたします。 ○議長(吉岡重雄君) 以上で町長の発言を終わります。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 本日、議会議員より追加議案が上程されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 議員提出議案第4号 石井町議会議員議員報酬の特例に関する条例について ○議長(吉岡重雄君) 日程第1、議員提出議案第4号石井町議会議員議員報酬の特例に関する条例についてを議題といたします。 提出者山口性治君から提案理由の説明を求めます。山口性治君。 ◆10番(山口性治君) 議員提出議案第4号について、提案理由の説明を申し上げます。まず、提出案文を朗読させていただきます。 議員提出議案第4号石井町議会議員議員報酬の特例に関する条例について。 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第112条及び会議規則第14条の規定により提出をいたします。 平成21年9月17日。提出者、石井町議会議員山口性治、賛成者、同近藤忠夫、賛成者、同藤田高明、賛成者、同有持益生。 石井町議会議員議員報酬の特例に関する条例。 第1条、この条例は、石井町議会議員報酬の特例に関して必要な事項を定めるものとする。第2条、平成21年10月1日から平成22年3月31日までの間における議員報酬の額は、石井町議会議員議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例第2条の規定にかかわらず、同条中32万3,000円を28万8,000円に、26万3,500円を24万2,500円に、21万5,000円を19万9,000円とする。ただし、手当の額の算出の基礎となる議員報酬の月額は、議員報酬条例第2条に定める額とする。 附則、この条例は平成21年10月1日から施行する。 議員提出議案第4号石井町議会議員議員報酬の特例に関する条例につきましては、現在の厳しい社会情勢を考えた場合、今後も石井町の財政状況が厳しいものであることは避けられません。町が一丸となって行政改革に取り組んでいる現在、議会としてもこの改革に取り組み、町の財政健全化に資する必要があると考えます。このような状況の中において、議会みずからが積極的に財政負担の軽減に努めるためにも、平成21年10月1日から平成22年3月31日までの間における議会議員の報酬を県内16町村議会のほぼ平均額である、議長28万8,000円、副議長24万2,500円、議員19万9,000円とするため、本議案を提出するものであります。 なお、本案による平成21年度の削減額は約168万円になるものであります。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。以上。 ○議長(吉岡重雄君) これで提案理由の説明を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案審議 ○議長(吉岡重雄君) 日程第2、議案審議を行います。 これより質疑の発言を許します。 6番松尾誠作君。            〔6番 松尾誠作君 登壇〕 ◆6番(松尾誠作君) おはようございます。 議長のお許しがありましたので、議案の質疑をさせていただきます。 まず、議案第45号、39ページの学校建設費654万5,000円についての概略についてご説明を願います。 ○議長(吉岡重雄君) 上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) お答えします。これにつきましては、小学校の施設整備事業ということでございまして、藍畑小学校の歩道の整備をするものでございます。それで、延長が48メーターで幅員が3メーターということで歩道整備を行います。あわせて校門の、門扉の整備という、それもあわせて図ります。そういったことでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) これ校門の整備ということですけれど、歩道は含まれとんですか。そのことを私は聞きたいために質問しとるんでありまして、その点について説明をお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) お答えします。今申し上げましたように、歩道の整備が主でございます。それで、先ほども言いましたように、延長が48メーター、幅員が3メーターということで、片側に側溝ということで整備をいたします。それで舗装して、校門と申しましたが、失礼しました、通用門ということで、学校の体育館の前に駐車場ございますので、そこへの進入に際しての通用口の門の整備も兼ねて行います。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 教育委員会は現地の状況というのを把握されておりますか。私もこれに関心がありましたので、きのう現地を見てまいりました。現地を見た感じをひとつ言っていただきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 上田教育次長
    教育次長上田正博君) 私的な感想でございますが、今現在道路にガードレールございまして、それでその横に学校敷地がございます。一応7月だったと思いますけど、7月に草を刈っておりますが、若干道路側に草が伸びておりますので、運動会シーズンでもございますので、この間草枯らしの発注はいたしております。そういったことで、今ちょっとその間草が伸びているというふうに感じております。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 私は、児童の交通安全最優先でございます。児童の安心・安全を最優先という形で質問をさせてもらっておるつもりでございます。道路とすぐ敷地になっとると申しますけれども、あの現状を見ますと、県道があって、次に排水路がたしかあると思うんですけれども、深さ20センチ、幅30センチの状況であると思うんですけれども、どういうような形で歩道をつけられるのか、その点についてお答えを願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前10時21分 休憩            午前10時26分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開いたします。上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) お答えします。既存の今県道の道路擁壁があります。そこにガードレールがあると思います。道路壁の勾配が変わっておりますので、敷地内で擁壁をまずこしらえます、南側に。その小さな空間が残ると思いますけれども、そこが側溝という格好にはなろうかと思います。その状態を見た中で、危険であればそこをふたをするなり、開渠のほう一応水通しとかそういったもんが好ましいんで、危険がなければそのまま置くと。そういったことで、そこから3メーターの通学路こしらえまして、そこの北側には排水路をこしらえます。それで、通学路に対する雨をうけると。それで、その横に見切りコンクリートをしまして、フェンスで囲うて安全を図るといったことで、小学校の今の道路から内側へ整備を図り、それで今通用口になっとる西側から真っすぐに県道へ向いて3メーターの通学路が完成ということで、そういった見通しを立てております。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 今の説明で概略的なことは頭の中に入ったんでございますが、たしかあの排水路というのはマルキン忠勇が自分ところでつくった排水であり、何の今用も足していないという状況でなかろうかと思うわけでございます。あんなものは埋めてしまえば簡単にできるものかと思うわけでございまして、さて、それではまた工事のことは後々聞きます。 そこで、これ非常に、交通安全、子供の安全通行という件でございますので、私も慎重に質問をしていかなきゃならないなと思っております。そこで、過去においてこの歩道がないことで交通事故、また交通事故になりかけたというような事例があったのかどうか。それと、何人の児童がその北側の現在歩道のないところを歩いているのか。恐らく藍畑小学校でございますので北のほうに寄っております。南のほうから来る人はいわゆる県道の南側には歩道がついております。南側の児童の数が多いかと思うんですけれども、その点についてご答弁をお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) 事故の件数については、私が知るところでは聞いてないということでございます。 それで、あちらへ北側を通って、東覚円、西覚円の児童になるかと思いますけども、その通学者が何名おるかというのはちょっと。ただ小学校の生徒が今児童数が180名おりますので、1割か2割ぐらいではなかろうかと、これは定かでございませんが、ちょっとそういったことで調査できておりません。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 今お聞きしましたが、20人ぐらいだと、その通行していると。過去においてはそういう事故もなかった。事故というのはいつ起こるかわかりません。こう言ってる間に帰りに事故が起こるかもわかりません。それは私がいつ起こるということも言えませんけれども、今までなかったところに歩道をつける。突然にふいてわいたような話だと。今の教育次長の説明を聞きますと、車の通行量もどのぐらいかわからん、また通行する児童もわからない。過去においてこういう危険があったこともわからない。ただ、そこに歩道をつけるという、どうも思いつき的な感がするわけでございます。 それはそれといたしまして、そこであの用地はたしかマルキン忠勇跡地であるわけでございますが、このマルキン忠勇はたしか行政財産、いわゆる学校用地、公用地だと思うんでありますが、この歩道に付すべき土地の地目、それは何なのか。また、恐らくそこまで設計ができてるということは、分筆もしなければならない。きちっとしたそういった手続ができてるのか、地目がどうなのか、その点についてお伺いをいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前10時32分 休憩            午前10時35分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開いたします。上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) お答えします。地目は宅地でございます。それで、分筆の話になりますけれども。            (6番松尾誠作君「行政財産上の地目を言うてくれと言よん。わからなんだらええです」と呼ぶ) 分筆につきましては、町長が申されておった、道路事業として県にお願いして建設課で進めておりましたが、分筆が県のほうでできないということで、そういったことで教育委員会が学校の敷地内でやるということで、そういったことで今回予算を計上しましたので、ちょっとその辺については今現在考えていないということです。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 学校用地はわかっとんですね。このマルキン忠勇の土地っちゅうのはどういう公共用地の名前で土地収用法に係る税金の控除したか知っとんですか。あなた教育委員会だからわかるでしょう。つまり、ここは運動場なんですね。運動場でたしか税務署にも協議をしてると思うんですね。私ははっきり覚えております。前回この町の財産をどうするのかということを質問したときに、税務署等に調査しましたら学校用地には違いない、その目的は運動場であるということですね。そうしますと、いわゆる歩道というのは公衆用道路になる。だから、その地目を変えなきゃならない。それができてるのかできてないのか、その点について再度お伺いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) 分筆ができておりませんので当然できておりません。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) ちょっと理解に苦しむんですけど。分筆もできてない、それなのに公衆用道路の歩道をつける。これはっきり言って不可能な話ではないですか。予算を議決する以前の私問題であると思うんですけども、この点についてどう思われるのか、お答えを願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 松尾議員さん、現場へ行かれてるんだったらよくご存じだろうと思いますが、今数々の質問がありますが、当然あの通学路というのは県がするべきなんです。というのは、県道に付随するもんですね。ところが、私が所信表明で申し上げましたように、石井町は境界確定をしなくて土地を買ってるんです。通常の不動産の売買では考えられないですね。境界がはっきりせんのに土地売買やするはずないんですよ。しかし、石井町はしてます。そういう中で、県のほうから、本当だったら県が全額負担でやりますと。しかし、境界確定ができないから、石井の町長さん、ほら何ぼしてあげてもできん、石井町のほうで学校の通学路としてするしかないですねと。例えば通学路をつくる場合に、地目変更とかそういうのは要らないんです。現状のままで、あの信号、見に行ったらわかるでしょう、あの信号から小学校までの間っていうのは、生徒たちは非常に危険なところを通学をしております。それに通学路として学校用地をそのまま適用してするのに何か問題がございますか。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) むちゃくちゃな答弁でございまして、不動産の売買には、実測売買、公簿上の面積の売買と、2つ日本の土地の売買はございます。どちらをとっても結構なわけでございまして、マルキン忠勇の場合はこの公図によります公簿の面積の売買かと私承知しておるわけでございます。 そこでまた、学校用地だから何をしてもよい、これは全くむちゃくちゃな論法でございまして、行政であるならばやはり住民に対してきちっと模範を示すような形をとっていくべきでなかろうかと私は思うんです。そのためには、税務署との協議も調って運動場ということになっとる以上は、歩道にしたその部分はやはり私は地目を変えてきちっとやっていくということが、これは当然しなければならないことであります。うちの土地だから何してもええっちゅうんだったら、今の住民の皆さん方も何してもええわけであります。それは許されないわけでございます。 そこで、運動場だということに重きを置いて、教育委員会、何かいい方法は考えられませんか。これは町長、教育委員会のほうに対する質問でございますので、町長も言いたいことたくさんあると思いますけど、また私が必要なときにご質問申し上げますので、それまでご辛抱お願いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 清重教育長。 ◎教育長(清重泰良君) 藍畑小学校の校門前の整備事業につきましては、学校の危機管理の中で子供たちの一番の安全・安心を守るというふうなことから、今子供たちが一番交通事故で多いのは飛び出しでございます。現在藍畑小学校の校門前は門が1つしかございませんので、南に帰る者、北に帰る者、それぞれございますが、全員があの門を通るというふうな現状でございます。そのために、今の状態では東からの交通事情もよく見えない。また、県道に出ていく西に通っていく道のほうも非常に見通しが悪い。こういう現状で、学校のほうからどうにかしてほしいという要望が上がったわけでございます。ご指摘のように、過去民間企業の土地でございましたので、学校サイドといたしましてもあそこにぜひ歩道をつけてやりたいなあというふうなことでございましたが、民間の土地を右左に軽々に買うこともできませんので、それが今までできなかった一つの大きな理由かと思っております。しかしながら、土地が町財産というふうなことになりましたので、この機会にぜひ藍畑小学校の校門前の総合開発というか、総合的な見直しをしていただいて、子供の安全・安心の確保をすると、こういうことで上程をさせていただいたわけでございます。なお、いろいろなそういう事務的な手続につきましては、私も教育界でおりました関係で土地売買とかそういうふうな行政の取り組みにつきましては全くの素人でございます。言っておきますが、素人やけんって逃げる気はございませんが、そういう意味におきまして、足らない部分がございましたらご指摘をいただきまして、早急に改善をし、ぜひあの道路につきましてはお願いをいたしたいと、このように考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) あそこの用途が運動場なんですよ。運動場というのはどこを歩いてもええんですよ。別に運動場の中を歩いて学校に入っても私ええと思うんですね。そんなに、もう永久的な歩道をつけるんじゃなくして、600万円もかけてするんじゃなくして、運動場という敷地であれば今仮に車とめてもいいんでしょう、一時車とめても。いろんな催しのとき車とめとんでしょう。運動場というのは子供が歩いてはいかん場所ですか。歩けるわけですね。そうしますと、わざわざ600万円も使って歩道をつけずとも、工夫をすれば、私もこの図面持っとんですけれども、運動場の中歩かせばええんですね、運動場の中を。そして、この西側のブロックのところ一部壊して、入れる通用門をつくれば問題ないわけです、運動場ですから。そして、地目も変えなくてよい、分筆もしなくてもよいわけなんですね。そして、しかるべきこのマルキン忠勇跡地の利用が決まった時点で正式な歩道をつくる、そういう工夫も私は必要でなかろうかなと思うて、延々と質問してきたわけなんです。運動場は子供が自由に通行できます、歩けます。別に歩道を歩きなさいと言わいでも、運動場の中を横切るような形のものをつくってあげればよい、綱で仕切ればええわけなんです。金要りません。こんだけの金があるんだったら、もっと教育上重要なところに使うべきでなかろうかなという私思いなんです。600万円もかけて、使うてですよ、しまいは県道に寄付するわけでしょ。県がしてくれんから正式のやつをする、そんな必要性はない。学校用地、運動場という名目になってる限り、運動場は児童がどこを歩いても構わんわけです。どこもここも歩かれたら弱るから、通路だけを特定してあげれば金が一銭も要らん、一銭も要らんっちゅうことはございませんが、少なくて済む。私はそういう思いでやっとるわけでございます。 こういう政策というものを頭に入れてほしいと私思います。ただつくれりゃええというもんでないんです。600万円かけて県に寄附するぐらいだったら、後からその土地の開発に伴って県にさせばええんでなかろうかなと思うわけでございますが、その点についてご答弁をお願いいたします、教育委員会のほうでお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 清重教育長。 ◎教育長(清重泰良君) 松尾議員さんのご質問、ごもっともだと思います。よろしいでしょう、それはどっから入っても。だけど、学校には校門というのが普通ございまして、子供たちは日々校門から出入りをしなさいというような学校現場では指導もいたしておりまして、松尾さんのご発想でございましたら、グラウンドのどっか、垣根で囲っておったとしましょうか、そうしますと垣根の間に穴があいておると。ほなその穴から、どっからでも入ってきてよろしい、グラウンドですからと、そういう指導は学校はできません。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 教育界に長年おった教育長の発言とは思えません。ブロックをめいでというても、そこにはちゃんと通用門なり学校の西門をつける。また例えば今の県道とマルキン忠勇の境の敷地を、3メーターなら3メーター歩ける状態にして、あの東側のブロックを壊せば何も問題なく正門の校門のほうに通ずることもできるんですよ。どっから入ってもええ、垣根乗り越えてもええ、いやしくも教育委員会で長年奉職をされた人が、私はそういう答弁をいただくとは思っておりませんでした。私もそういうどっから入ってもええという前提で質問しとるわけでないんです。今現に教育次長が門をつくるっちゅうたでないですか、体育館の前にでも、通用門ですか。別に門から入ればそれでえんじゃないですか、交通安全のためだったら。そして、あの県道のへりに20センチの深さ、30センチの幅の水路を埋めて、そこを安全に歩けるような仮の状態にしてあげたらそれでえんじゃないですか。それを何であえて、降ってわいたように工事をつくって、この世知辛い時代に、行財政改革だ言よるときに、落札率が何十%下がった下がった言よるわりには、私はこの600万円近いお金は無駄であると、こう思います。こんな金があるんだったらもっとソフト的な教育の面に使っていただきたい。こういう趣旨で質問をしたわけでございます。 それで、再三この議会で申し上げておりましたんですけど、あの石井駅の西踏切、あそこにこそ金かけるべきであります。石井町で南北の通りで一番交通量の激しいのは石井の王子通り、西の踏切渡ったところ、坂おりたところでございます。あの地点は、本当に子供もけがをしたっていうことを聞いております。これが一つも改善されてないんです。建設課長、県のほう、また四国電力のほうにどのような働きかけをしてるのか、その点についてお答えを願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 私も教育長の意見に賛成でございまして、余りへ理屈をつけんようにしてください。児童たちの安全に必要なお金を使うのが、何が無駄なお金ですか。 今の駅の王子通りの踏切の件をお話ししましょうか。あれは県道でございまして、JRのほうとかあるいは県のほうへ私が再三要望をしております。現地も何回も見ております。踏切の遮断機がちょっとコの字型になっておりまして、それを真っすぐしていただいたら物すごく町民が通りやすくなる。遮断機がここまでありますから、この部分だけ広げてくださいと、そういう要望もしております。今まで20年間何しよったんでしょうね。そのときそういう質問されたんですか、松尾さん。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 私は平成11年から議員にさせてもらっております。その間、有線テレビもなかったかと思います。有線テレビのないとき、また傍聴人の方がないときにでもこの問題を取り上げて言っていた記憶はございます。 確かに、県道、JRでございます。私の言っとるのは、あの鉄道からちょっと南になったところでございます。確かに県道が県の管轄であることぐらいは、町会議員としてそのぐらいのことは知っております。しかし、町としても関係する以上は働きかけていただきたい。あれ通れないんです。交通標識と電柱が重なっております、現実に。それとまた、地権者の方にもお話をして、実は自動販売機がもうとまっております、使用不能となっております。あの自動販売機をちょっとでも移動していただけたら、子供がスムーズに通れるんじゃないかなというふうな思いもするわけでございます。しかしながら、私権、私の権利でございますので、その人の、だからなかなかうまいことはいかんと思いますけれども、なお努力をしていただきたい、そのように思うわけでございます。 そしてまた、町長、安全のために銭を使うん何が悪いんなと。当たり前です、使ってくださいよ。しかし、お金というのは有効に使っていただきたい。そういう思いで、もし代替のものができるんだったら工夫をする、これが私は教育の本随だと思うんです。あるだけの金でどなにでもする、金があったら何でもできるんじゃなしに、金のないところであっても知恵と工夫によっては有効な方法もできるということを言いたかったわけであります。その点をご留意していただけたら、もうこの質問は終わります。 次に、議案第42号でございますが、この石井町財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 条例を改正するというのは、いわゆる行政執行において必要性が迫っているから私は条例改正をするという形と、国からのいわゆる法律改正に伴って条例改正するというものがあると思うんです。そこで、この第42号の条例改正するに当たって、石井町は行政執行における何を想定した形でこの改正を目的としているのか、その点についてお答えを願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 三浦総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) お答えしたいと思います。この行政財産の貸し付け等につきましては、これまで今現在、石井町社会福祉協議会が老人福祉センターの中で業務をしております。今回6月議会で老朽化ということで取り壊しの議決をいただいております。そういった関係で、この社会福祉協議会の移転先をクリーンセンターの中に、今現在クリーンセンターの管理棟のほうが事務をすべて引き上げておりますので空き部屋となっております、そこの部屋を使うというふうなことでございますので、今まで行政財産につきましてはそういった条例において貸し付け等の決まりを設けておりませんでした。そういったことで、今回一応の法的な根拠っちゅうのを条例の中でうたいたいということで今回一部改正の中に入れさせていただいたということでございます。 それと、この4月からこどもねっといしいのほうが石井中学校の西側で、高川原西教育センターでしたか、そちらのほうを使用しております。そういったこともありますので、これからそういった公益的なものについては行政財産の余り使用されてないものについて有効利用できるんであればしたいということで、これも維持管理の上でそういったほうが町としても有効でないんかなということで、今回法的な根拠をもってさせていただくということで上げさせていただいております。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 総務課長、老人福祉センターがクリーンセンターのほうに行くという形の中でこういう条例の変更が必要と申しますけれども、この行政財産に対して、地方自治法238条4の1項で、民法上の一般的な取り扱いを受ける普通財産とは異なり、こういった行政財産に対しては私権の設定を原則として禁止しているとするなど、特別な統制をこの238条ではしとるわけですね。私権というのはいわゆる地上権、地役権ということも含まれると思うんですけれども、そこで私思うのに、建っとる部屋を貸すのは貸し借りですね。地上権というのは、土地を借りてそこに新たな建物を建てるという地上権でございます。今の課長の説明では、地上権、地役権というものは必要性がなかろうかと思うんですけれども、その点についてお答えを願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 三浦総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 議員さんがおっしゃるとおり、今の私の説明の中ではこういった地上権は必要ございません。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) ならば、4条に地上権、地役権は、私追加する必要はないかと思うんですけどね。別に今慌てて、そういう想定がないのに何で地上権、地役権を設定せないかんのかと。ちなみに、この地上権の設定というのは、無論建物建てることもありましょう。それからこういう場合許されておりますね。鉄道事業とか、いわゆるガス、電気、そういったもの、また下水道の導管布設とか、それから電気とか電話線のための地上権を設定するのは、これは法律でも許されておるわけでございます。今必要性がないのに、いわゆる地上権、地役権を準用するという追加は、私はこれは何ら必要ないと思うわけでございますが、その点についてお答えを再度お願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 三浦総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 今現在、先ほども答弁させていただいたとおり、議員さんのおっしゃるとおりで、必要ないと言えば必要ないということで、その点は議員さんのおっしゃるとおりでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 課長がそういうふうなご答弁ですので、必要ないと、改正する必要ないというふうに耳に聞こえましたので、私はそのように解釈します。 次に、最後でございますが、石井町の決算書を見ていただきたい。この最後のページでございますが、小さな質問でございます。この12番目に石井町奨学資金貸付基金というのがございまして、決算年度中の増減がゼロということになっております。これは貸し付けがなかったということを意味するのかどうかお答えを願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 田野企画財政課長。 ◎企画財政課長(田野芳博君) 奨学資金の貸付基金につきましては、基金の貸し付けを目的にしております基金でございますが、20年度につきましても貸し付けはなかったと認識をしております。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) この奨学金はどういった、高校生、大学生、大学院生といういろいろ奨学の部門がありますが、どの範囲までの本町では奨学金の貸し付けをしておるのか、その点についてお答えを願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前11時04分 休憩            午前11時06分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開いたします。上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) お答えします。石井町奨学資金貸付基金の設置、管理及び処分に関する条例施行規則ということで、第5条の第2項に、貸し付けの決定につきましては、高校生、それと大学生ということでございまして、高校生につきましては4月から5カ月分の5万円を8月に交付し、9月から翌年3月までは毎月1万円ということでのっております。それで、大学生につきましては、入学年の8月に入学支度金として10万円の交付ということで規定されております。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 今お聞きしまたら、大学生は10万円と。高校生は8月までが5万円ですね。これ恐らくゼロということは、貸し付けがゼロということは、住民の皆さんが周知していないと私は思うんです。非常に今この学費にたくさんの金がかかるわけでございます。私ごとでございますけど、私もこの奨学金で大変助かったわけでございます。やはり今勉強したくても勉強できないっちゅう経済の格差がございます。やはり金のある家庭は予備校とか塾に通ってどんどん学力をつけていいところ行って、いいところへ就職できますけれども、お金のないところに生まれた子はどこまでいってもそういう格差の中で、学力の格差とかいうものが生じてくるわけでございます。これだけの奨学金制度というのが本町にありながら利用されていないっていうのは、私はおかしいと思うわけでございます。また、先ほど私が600万円もかけて、もっと工夫したら金が要らないんじゃないかと、こういうお金をひとつ奨学金のほうに回して、そして本当に学校に行きたい、勉強したいという人に貸し付けてあげる、低利で貸し付けてあげることが私必要でなかろうかなという観点からいっておるわけでございます。 そこで、この奨学金の制度に対して今後どのような広報をして、もっともっと周知させていく方法をどのようにとられるか。その点についてお答えを願いたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) 今後十分周知できるような協議をさせていただきます。 ○議長(吉岡重雄君) 松尾誠作君。 ◆6番(松尾誠作君) 最後になりましたけど、要するに落札率が下がった下がったとか言うんじゃなくして、根本的なそのものの事業を見直していく。そして、やはり行政は計画に基づき、先の見通しを立てて、一般質問でも申しましたように、人口がどう移っていくのか、出生率がどう移り変わっていくのか、そういった観点を踏まえて長期的な計画を立てていくべきだと思います。また、住民の経済的格差がいわゆる学力とかそういう勉学の、勉強したいという気持ちの格差につながらないようにひとつ本町も取り組んでいっていただきたい、このことをお願いいたしまして私の議案審議を終わります。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前11時10分 休憩            午前11時24分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開いたします。 4番井上裕久君。            〔4番 井上裕久君 登壇〕 ◆4番(井上裕久君) 議長のお許しを得ましたので、議案に対する質疑をさせていただきます。 議案第34号、これは平成20年度石井町各会計歳入歳出決算書の一般会計歳入歳出決算書ですね。それの69ページ。表紙めくったところに各議案、第34号から議案第40号というのが入っております。それから、附属書類ですね。その中の69ページ、歳出の河川費、河川総務費の、節のとこで言いますと19負担金補助及び交付金。それと、平成20年度主要な施策の成果に関する説明書、これ議案に対するどうのこうのというんではないんですが、この74ページ、河川費、河川総務費ですか、その中で実施状況とその成果のところの下のほうに、ゴム引布製起伏堰管理委託料16万8,000円というのがありますが、それに関連して、15日の一般質問でも災害関連の、特に台風9号の関連で質問をしたんですが、その中で一般質問で質問してもよかったんですが、同じく台風9号のときに感じたし、町民の方からの意見もございました。そのときに、短時間でゲリラ豪雨ということで集中的に雨が降って、そして私のほうの地元でいいますと渡内川ですね、がすぐに増水して、田畑、特に田んぼ、もう稲の収穫前になって稲が冠水したと。それと、一部道路においても冠水して通行が非常に困難なときがございました。そこで思ったのは、本年度ですか、飯尾川から吉野川にあります角の瀬排水機場、これ毎秒20トンですか、ポンプアップできるような、長年の要望、地元の県会議員あるいは町長、あるいは先輩議員、それからお隣の徳島市の市長なり地元の市会議員さん、あるいはこれ飯尾川全体で現在の吉野川市の各市町村も一緒に陳情して実現したわけですが、せっかくそういうのができても過去と同じように雨が降ったらすぐに水が出るということで、これ私も後で聞いたんですが、一般質問のときも言いましたが、不幸にもそのとき子供さんが用水に流れて、飯尾川のほうに流れて行方不明になってるということが一つ大きな理由でもあったようですが、せっかくそういうポンプアップ、放流できるようないい排水機ができておるのに、それだけで即そういうような浸水なり冠水、従来と同じように変わらん状況になっておったということで、町のほうとしてはどういう対応をしたのか。県なり、その排水機場は国土交通省の管轄になっておると思うんですが、町としてはどのような対応をしたのか。 それと、これは同じ時期に那賀川のほうで、これ長安口ダムの放流がおくれて那賀町の平谷地区とか木沢地区が浸水したということで、これは住民の方あるいは地元の議員さん等が国のほうにそういうことでは困るということでクレームなり要望をしております。そういう関連で本町においても、飯尾川あるいはその支流の渡内川等で今後そういう場合にどういう流れでそういう放流をしてもらえるのか、そういうマニュアルというのができているのかどうか。それについて担当である建設課長にお伺いをしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 仁木建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) 井上議員さんのご質問にお答えをいたしたいと思います。ちょっと数がようけありましたもんで、最初からいかせてもらいます。 まず、69ページの河川費の負担金及び補助金の60万8,000円の額でございます。これにつきましては、各飯尾川関係、それから江川関係の負担金、吉野川の負担金ということでございます。まず、徳島県の河川協会の負担金、それが1万5,000円でございます。            (4番井上裕久君「金額は結構です」と呼ぶ) そうですか。徳島県の河川協会の負担金でございます。それから、徳島県治水砂防協会の負担金、それから飯尾川改修促進期成同盟会の負担金、吉野川改修促進協力会の負担金、飯尾川改修期成会の負担金。            (4番井上裕久君「明細はいいけん」と呼ぶ) ということでございます。合計の60万8,000円でございます。 続きまして、ファブリダムのことをお聞かれになったと思いますけども、これファブリダムにつきましては、飯尾川の関のところに飯尾川の放水場、ポンプアップしとるとこあるんですけども、そこへ水を送って、そこで洪水のときはポンプアップをして吉野川に流すと。そこで、このファブリダムというのは中に空気を入れまして膨らしてとめてあるんです。それはどうしてかといいますと、やはり今の時点では下に流しておる。それが台風になったときはそれをすぼめて、それで吉野川に流すといったようなことでせきとめておるといったようなことでございます。これは県から負担金いただきまして、それを地元の人に管理してもらいよるといったような業務でございます。 それから、渡内、飯尾川についてのご質問でございますけども、一般質問で議員さんのほうからご質問があった中で、いち早く地元には周知せないけないといったようなことはこの石井町のハザードマップの中の右側に一応書いてあるんですけども、その順路で町のほうからやはり地元の人には通知して、それから避難してもらうといったようなことをハザードマップでは書いてあります。それと、角の瀬のポンプでございますけども、これにつきましては、飯尾川の床上浸水対策特別緊急事業ということで、国交省のほうが直轄で行った事業でございます。平成18年から20年にかけて約22億円を使いまして昨年完成をいたしております。これは毎秒20トンで、排水能力があるといったようなことでございます。 それから、住民への情報伝達の経路といったようなことですけども、これは石井町の洪水ハザードマップによって周知をしていくと。気象情報とか河川情報、それから災害の危険性を知らせる情報をもとに、避難が必要となる場合には町より避難情報を発表しなければならないといったようなことになっております。災害発生時には、的確な状況判断と正しい情報に基づいて行動をしましょうといったようなことでの啓発をしていっております。突発的な異常気象の場合には、町からの避難情報が間に合わない場合というのがございますけども、その際にはやはり自主的に判断して、避難場所などの安全な場所へ避難してくださいといったようなことで、広報車とか石井のCATVあるいは自主防災組織などからの呼びかけをして早目に避難することを心がけるといったようなことになると思います。 それと、8月9日、10日に台風の影響で洪水といいますか、浸水被害があったわけでございますけども、そのときにも私も、ちょうど日曜日だったんですけども、それから月曜日は平日ですけども、その日に地元あるいは関係者から渡内川のそのいう水の出が早いから角の瀬のポンプを早う回してくれないかといったようなこともございました。しかしながら、その旨を私のほうからも国交省、それから角の瀬のポンプ場に連絡したわけでございますけども、そのときには子供さんが飯尾川に落ちて、それの捜査状況を見守ってからでなかったらスイッチが入らないといったような状況もございました。それで、これからにつきましては、やはり国交省へ電話する方法もございますし、それからポンプアップの角の瀬の場所についても遠隔操作でできるといったようなことも聞いております。それで、今後台風情報とかの危険情報がありましたら、うちのほうからも国交省並びに角の瀬のほうへ連絡して、いち早い避難といったようなことも心がけるようにしていこうと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) 先ほどの決算書の項目については、それの関連ということで質問をさせてもらってます。この前の台風9号、8月9日、10日、そのときに町民の人も休みの日はどこへ連絡してええかわからん、あるいは時間が遅くなった場合、あるいは早朝の場合にこれどこへ連絡したらええんでという声もありました。 それと、先ほど言われておりました、その当日の放流というか、の関連については、子供さんの捜索で県警のレスキュー隊とか消防のほうで救助に、捜索に当たっておるということで、飯尾川から吉野川のほうへ放流あるいは堰をあけた場合に、子供あるいは捜索してる人も一緒に流されてしまうということでできなかったんだろうと思います。ただ、今後そういう台風等あるいは集中豪雨があった場合に、それの対応ですね。先ほども言いましたが、那賀川の場合にも住民の方が管理している国のほうへ、長安口も国交省ですね、国交省の那賀川河川事務所ですか、こちらへ放流してくれということで放流を促したそうですが、もう放流量は決まってるからということでしてもらえなかったと。そのために自宅が床上浸水したりあるいは床下浸水をして相当の被害をこうむったということで非常に怒っておるということで、いろいろ問題になっております。こういう事例考えても、せっかく角ノ瀬の排水機場でポンプアップできる、すばらしい施設ができても、住民の方からしたらどこへ連絡したらいいのかと。平日の朝の8時半あるいは5時過ぎぐらいまでであれば当然担当の課も職員もおるだろうし、ただ夜間の機械警備等になった場合にすぐに対応してもらえるのかどうか。増水した場合はもう、この前も言いましたが、短時間で、この前も1時間に80ミリ前後ですか、の雨量があったんだろうと思います。そういう短時間で相当の豪雨があった場合には当然増水も早いし、浸水、冠水してしまう可能性も高い。そういう場合には、できるだけ飯尾川のほうから吉野川のほうへ早急に放流をしてもらわないかん。そのため住民に避難の周知という以前に、住民からそういう声が上がった場合に即対応できるようなマニュアルというのをつくっといてもらうと。町民の方から国交省へ直接電話してそういう放流等をしてもらえるんかどうか。あるいは、一たん町のほうへ連絡してもろうて、町から県の土木整備の河川担当ですか、そういうところに連絡をしてから国交省へ連絡してもらうんか。そういうマニュアルというか、連絡網をきちっととっといてもらうと。それができてるかどうか、それについてお伺いします。 それと、どの程度になったらその角ノ瀬のほうの排水からポンプアップして放流してもらえるのか。そういう基準もある程度あるのかどうか、それについて、この件で最後お伺いをしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 仁木建設課長。 ◎建設課長(仁木孝君) お答えをいたします。マニュアルがあるかということでございますけども、石井町の洪水ハザードマップっていうんがございます。これはもう全戸に配っておるわけでございます。それと、石井町のホームページの中にこれ載っとるわけでございますけども、これにつきましてそのいう住民への連絡といいますか、住民から直接国交省のほうへ連絡する方法もございます。それから、石井町の役場のほうへ言っていただいたら町のほうから国交省のほうへ、それから角ノ瀬のポンプ場に直接電話をいたしております。それで、今までにもそうやってしておるわけなんですけども、今後台風情報などの情報を見据えて、やはり個人の人が連絡してくれるんもありましょうし、それから町のほうからも、個人の人から町のほうへ電話がありましたら、町のほうから国交省のほうへも連絡しますし、角の瀬のほうにも連絡するようにはいたします。しかしながら、角の瀬のほうのポンプの稼働につきましては、それはやはり国交省のほうの担当もございますので、どのぐらいの時期が来たときにそのスイッチはめるかといったようなことについては、ちょっとうちのほうではわかりませんけども、連絡につきましては一応町を通じて国交省のほうへ連絡をできるようになっております。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 井上議員さん、心配ございませんので、この前の台風のときも対策本部をすぐ立ち上げまして、総務及び建設課、あるいは石井消防署、あるいは石井消防団の団長及び数名の団員さん、たくさんの方が長時間の間巡回をしたり、そういう水位の検査をしたり、十分な対応をとっております。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) それと、できるだけそういう状況なり、連絡網でも結構です、それと現状についてケーブルテレビの文字放送なり、昼間であれば音声を入れて住民の方にお知らせをするというふうな形で、住民の方の不安というのをできるだけ取り除いてあげるという努力をしていただきたいと思います。どういう状況になってるのかわからないと。水かさがどんどんどんどんふえてきて、田んぼとか道路あるいは床下、あるいは床上まで浸水してきてるというような状況になって特に不安になってと。先ほどハザードマップとかいろいろ既に出しておるということですが、住民への連絡網ですね、それもできるだけ早い機会にお知らせをするという体制をとっていただきたいと思います。それをお願いして、この問題については以上にしたいと思います。 続きまして、議案第45号平成21年度石井町一般会計補正予算(第2号)、34ページ。これもその金額がどうのこうのというんでなしに、その関連で質問をさせていただきます。 農林水産業費の林業費の中の林業振興費で、鳥獣保護移譲事務費減額ということでマイナスの1万円というのが出てますが、これもその金額について問題あるとかそういう問題ではございません。関連するということで、もう以前から言われておりますが、私の地元は山に接しておりまして、前にも私自身は山際議員であるということで、いろいろこれも住民の方からの相談等がございます。私も実際見てもおりますし、経験もしておるということで、特に最近山からえさがないために下のほうへイノシシがおりてきておるということで、これは以前から産経課を通じて町の猟友会のほうに捕獲おりを依頼して設置してもらったわけですが、最近のイノシシももうずる賢うなってなかなかそういうおりには入らない。それと、数も相当ふえておるようでございます。それで、食べる物もいろんな、昔のイノシシと違って今のイノシシは雑食というんですか、純粋のイノシシでなしにイノブタ化して、もう食べる物も非常に何でも食べるようになっておるということで、稲作ですね、最近、山際の田んぼに植えておるお米もしょっちゅう食べられておるということで、それぞれ農家の方は防御の網とかネットですね、それから金網等で対策をしておると。しかし、それでもイノシシは破ったり間から入ってくるということで非常に困っておると。その金網あるいは防御ネットも相当の金額、それからその設置する手間というのも大分かかっておるようです。 そこで、最近の町内のそういう、特にいろいろ鳥獣関係、鳥からその他いろいろあろうと思いますが、イノシシに関連した被害状況あるいは捕獲状況、そういうのはどういうふうになっているのか、わかっておれば教えていただきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 井上産業経済課長。 ◎産業経済課長(井上勉君) ただいま井上議員さんのご質問のありました、被害でよろしいでしょうか。石井町におきましては、イノシシ、そしてカラスの被害がメインでございます。イノシシだけでよろしいですか。イノシシでは、水稲約1ヘクタールで14万円の被害が出ております。ちなみに、カラスも高原、藍畑地区でスイートコーンがこのごろやられております。それが約5ヘクで38万円ぐらいの被害が出ております。 それと、捕獲実績でございますけれども、19年度ではイノシシが8頭、カラスが43羽、20年度ではイノシシが13頭、そしてカラスが10羽、21年度の今年度の8月まででイノシシが3頭とカラスが54羽の処理をいたしております。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) いろいろカラスも含めて報告がありましたが、ここで私が言いたいんは、カラスも含めてだろうと思いますが、他の市町村ではもうその金網やネットだけではだめであるということで、電気さくですね、それを市町村が補助をして設置をしておると。これ電気さく、充電式か蓄電式かどういうものかは私は見ておりませんが、それぞれそういう被害が多いところについては、各行政が補助をして設置をしておるというのを聞いておりますが、そういうことをする予定はないのかどうか。今のお米も非常に金額が下がってきて農業経営厳しいと。その上にそういう経費がかかって、そして聞くところによりますと、そういうイノシシが入ったお米、食べられてないお米についてもイノシシのにおいがするということで出荷した場合には等数っちゅうか、評価が低くなるということで、なかなか売れないというのを聞いております。 そこで、電気さくというのを補助するほかの近隣の市町村あるのかどうか。それから本町としてもそういう対策、今後してもらえないのかどうか、それについてお伺いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 産業経済課長。 ◎産業経済課長(井上勉君) 近隣市町村での対処方法ということでお答えをいたします。神山、佐那河内、いわゆる山間部に実はイノシシの被害が多いわけでございますけれども、神山のほうではもうずっと前からこういった設備といいますか、電気さくを設置して対処をしております。ただ、石井町にもこれだけの被害がございますけれども、県単補助の採択基準っていうのがございまして、事業費が50万円以上、そして3戸以上の農家の方の被害の申請があれば事業が実施できると。ただ、石井町ってご存じのようにまとまった農家の方っていうんが割と形成しにくいわけなんですね。山間部であれば集落単位でそういった事業をやっております。この春でしたか、私のほうも内谷のほうに行って、そういうふうな事業があるんですよ、どうですかっていうふうなお話もさせていただいたんですが、ただ50万円以上、そして地域の方の負担が6割要るっていうことでお話しさせていただいたんですが、またもしも受けようというんであれば遠慮せずに申し出てくださいということは申し上げました。それで、ちなみにあとどんなことをやっておるかと申しますと、佐那河内と神山のいわゆる広域でモンキードッグ、いわゆる猿が出てきたら犬を訓練して猿を追いかけて追っ払うというふうな事業もございます。それと、あと一つの事例としましては、山城のほうでしたら和牛を3頭ぐらい電気さくの中で放牧しまして、そして獣害予防といいますか、駆除っていいますか、そういった事例もございます。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) 一部の地区だけでなく、西のほうは浦庄から、それから石井の城ノ内、あるいは山路、利包、白鳥、それから尼寺、内谷というところが山に面しておりまして、そういうところの被害状況なりいろいろ苦労されてる状況を聞かれまして、そしてそういう電気さくの設置というのもできるだけ補助できるように担当の産業経済課のほうで十分調査をして、そして要望していただきたいと思います。この問題は以上で、お願いをしておきます。 続きまして最後に、同じく補正予算の43ページの10の教育費の保健体育費の中の体育施設費、説明のところにいしいドーム運営管理事業追加として304万円ですか、提案されておりますが、この内訳ですね。いろいろたくさん修理等あって、小さいものは結構です、もしあるんならね。いしいドームの修繕費等というのを聞いておりますので、その金額が20万円以上のものの内容についてお教えをいただけたらと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午前11時57分 休憩            午後 1時07分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開いたします。田中社会教育課長。 ◎社会教育課長(田中良治君) お答えいたします。ただいまご質問がありましたいしいドーム管理運営事業の追加費用でございますが、補正金額でございますが、合わせて304万円となっております。内訳に関しましては、営繕修繕費用につきまして205万円、内容はプール設備機械室塩素注入チャッキの交換、またいしいドーム管理事務室の非常放送アンプ修繕、また熱源機械室油圧計の交換、また非常に利用頻度が高いわけですが、サウナ室すのこ交換等となっております。また、手数料につきましては99万円。主なものにつきましては、浄化槽保守管理、またプールの公認手数料、プール等の床面の洗浄手数料などとなっております。            (4番井上裕久君「費用は」と呼ぶ) 費用の内訳でございますか。費用の内訳で20万円以上につきましては、プールの設備機械室の塩素注入チャッキが50万2,478円の見積もりをいただいております。また、サウナ室すのこ交換47万7,750円でございます。あとはもういろいろとたくさんありますので、細かいものばっかりでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) ドームのほうも大分年数がたってきておりますんで、老朽化もしてきておると。それと、使用頻度も非常に高いということで、特にサウナなんかは高温サウナ、低温サウナ、正式名称でいいますとプールですんで採暖室ですけどね、どちらも非常に利用する人が多いということで傷みも早いということで、特に安全面留意して、特に板等が割れて座ってる状態でこけてしまって体に突き刺さるとか、そういうことがないように、中途半端な改修でなしにきちんと改修をしてもらいたいと思います。 それはそれでいいんですが、以前にもお願いしとったんですが、今議会の冒頭、町長の所信表明でもあるいは一般質問で質問に対しての答弁においても、指定管理者に向けてまた再提案するということですが、以前にも県内の指定管理者を導入している施設、いしいドームと同じようなプール棟あるいはトレーニング棟があるようなところの状況、あるいは県外においても規模的に同じようなところの導入しているところの調査等すべきであるということでお願いしておったんですが、そういう点についてその後何か調査したりあるいは視察なり資料もらうなりしているのか、それについて再度お伺いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 田中社会教育課長。 ◎社会教育課長(田中良治君) お答えいたします。指定管理者制度に向けての調査の件でございますが、今現在県内でプール等の類似施設の指定管理をしているところにつきましては、書類もいただいておるところでございます。また、指定管理に向けては今後また教育委員会での、教育委員さんのお集まりになります教育委員会、そこでまた協議をいたしまして、町の方針としてのタイムスケジュールなども組んでまいりたいと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) この指定管理者制度については、文教厚生委員会でもいろいろ意見も出ましたし、今までの議会でも意見は出てると。ただやみくもに反対したという内容ではなかったと思いますので、今までも、ほかの案件についても一回いろいろ再検討等要望して、当然否決と、時期尚早ということで再度検討するようにということでも、実際はいろんな意見が出た中でも検討されずに、また再度同じような内容で提案されるということが多いように思われます。 そこで、私も前にも言ったんですが、指定管理者制度導入というのはもう町の施設、特に本町の施設でいいますといしいドームぐらいではないかというふうに思われます。しかし、それも町民の意見なり利用者の意見、そして我々委員会もあります。そういう中で、あるいは議会の中で出た意見というのを参考にしていただいて、いろいろ内容についても修正なり、やはりできるだけベストの内容で提案していただきたい。その前にはいろいろ調査なり分析して、再検討を、再提案をしてもらう、もしする場合であれば。 そこで、けさテレビを見ておったんですが、昨日鳩山政権が誕生して、いろいろ期待あるいは不安の意見が出ておりましたが、テレビ見ておりましたら視聴者から新政権への意見として、政策を実行していく上で壁にぶつかったらすぐに前政権のせいにしないでほしいというのが意見の2番目か3番目にありました。何かいろいろすばらしいマニフェストあるいは公約を出しておりますが、それを実行するに当たってもしできない場合は、突き当たった場合、すぐに前の、当然自民党政権、麻生政権を含めた前政権のせいにしないでほしいという意見がありました。本町においても、こういう指定管理者制度の問題も一緒ですが、他の問題でもすぐに前町政の批判とか、あるいは通らなかったのは野党議員の責任であるというような責任を人になすりつけるのではなしに、十分内容を吟味して、精査して、そして提案をしていただきたい。このいしいドームの指定管理者についても同じです。そういうことをお願いしまして、私の質問を終わります。 ○議長(吉岡重雄君) 1番後藤忠雄君。            〔1番 後藤忠雄君 登壇〕 ◆1番(後藤忠雄君) 議長の指名によりまして、議案に対して質問をさせていただきます。私を除いてまだあと4名の方が質問に立つそうでありますので、できるだけ簡潔に行いたいというふうに考えております。 まず最初に、議案第45号平成21年度石井町一般会計補正予算(第2号)、40ページですね、款10の教育費、目3の学校建設費ということで、中学校施設整備事業追加197万9,000円という数字が載っております。これは、議案説明あるいは町長の所信表明のときに高浦中学校のトイレの改良工事というふうなことを聞いております。今の現状の中でおきまして、車いすが自由に通れない、そういったことで自由に出入りできるよういわゆるバリアフリー化へ改築するというふうなことでありましたが、これトイレだけの費用でこんだけ計上しておるのか。その他の箇所、例えば玄関の段差があるところにスロープをつけるとか、学校に常備する障害者のための車いすとかの費用を計上しておられるのかお伺いをいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) お答えします。中学校の施設整備事業でございます。全体額が197万9,000円で、内訳といたしましては高浦中学校のトイレ改修工事、これ先ほど申しましたように、障害者用のトイレの場所がないということでそれをつけるということでございます。その工事費自体が181万6,000円でございます。それに伴う委託料として、設計委託ということで16万3,000円を計上合わせてしております。合計197万9,000円ということでございまして、あと1階の北校舎から南校舎に向けてのスロープのところに段差がございます。それにつきましては現在手持ちの予算が営繕修繕持っておりますので、それで夏休みに一応全部そこはフラットにということで、そういったことで対応はいたしておりますので、今回これにつきましては便所のみということでございます。            (1番後藤忠雄君「トイレ何カ所ですか」と呼ぶ) 1カ所でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 後藤忠雄君。 ◆1番(後藤忠雄君) 今お聞きしますとトイレだけというふうなことで、トイレに車いすが出入り自由にするために広げるということなんですが、その1カ所のトイレでこんだけ費用が要るんですか。あるいは何カ所か計画をしていくということも考えてはなかったんですか。ちょっとその辺詳しくご説明を願いたいと思います。ただ単に広げるだけであればこれだけの費用要るかというとちょっと疑問に思うんですが、答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) 身障用のトイレにつきましては、過去に藍畑小学校、また浦庄小学校に施工した経緯がございますので、それに基づいて今設計をこれからお願いして、簡単な設計していただくということで、1カ所についてのトイレということで、一応過去の金額等を参考にして予算は組んでおります。そういったことで、1階部分の1カ所だけでございます。
    ○議長(吉岡重雄君) 後藤忠雄君。 ◆1番(後藤忠雄君) 私もそういった工事につきましては詳しくないのでちょっとわからないとこがあったんで聞いたわけでございますが、障害者用のトイレということで当然中も変えたりそういったことで費用が要るんだろうというふうに考えますが、ちょっと高いなというふうなことで思ったわけでございます。 それはそれとして、当然バリアフリー化に向けて取り組んでいただきたいというふうには思っておるんですが、その次に、本町でも小・中学校ですか、におきまして障害のある児童・生徒がどれぐらい在籍しておられるのか。また、そうした児童に対しての受け入れ態勢ですね、いわゆるバリアフリー化が十分できておるのか。現状はどうなっておるのかお尋ねをいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 教育次長。 ◎教育次長上田正博君) 全小学校には一応障害者用トイレを設置ということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 後藤忠雄君。 ◆1番(後藤忠雄君) 一応トイレだけというふうなことで今答弁があったようなんですが、そのいう障害児が快適に、快適といったらちょっと語弊があるんですが、不自由なく学校生活が送れるというふうな受け入れ態勢、段差のあるところはスロープと。できれば本庁舎みたいなエレベーターがあれば文句はないんですが、かなりの費用が要るというふうなことでそういった無理も言えないわけでございますが、今の現状の中ではトイレがバリアフリー化に向けて整備ができとるというふうな答弁でよろしいですか。わかりました。 ちょっと私も調べてみたんですけど、文部科学省の公立学校施設におけるバリアフリー対策整備状況、ちょっと資料が若干古くて現状ではもう少し改善されておるというふうに思いますが、国立、公立、私立と3つに区分されておるわけでございますが、公立につきましては小・中学校でバリアフリー設備ができているのが62.3%。高等学校におきましては78.9、特殊教育諸学校におきましては94.9と。公立で平均しますと平成14年5月の調査におきましては64.8%、6割強における学校でバリアフリー化が進んでおるというふうなことでございます。これをまた国立と比較してみますと、国立は非常に高い数字でバリアフリー化ができておると。小・中学校におきましては85.2%、高等学校におきましては100%できておると。特殊教育諸学校におきましては91.9というふうな数字で、これが平成15年12月の調査におきまして、全体で87.7%のバリアフリー設備ができている率というふうなことでございます。また反面、私立におきますと非常にこれ低い数字が出ております。私立の場合は小・中学校で38.5%、高等学校におきましても37.6と。特殊教育諸学校は出ておりませんので、その2つの平均が37.9というふうな低い数字で出ております。そういったことから、学校を預かる行政といたしましては、このバリアフリー化に向けて、100%バリアフリー化に向けての努力が必要ではなかろうかというふうに考えるわけでございます。 学校の施設は児童・生徒が1日の大半を過ごす学習や生活の場であるということであり、健康と安全を十分に確保することはもちろんのこと、快適で豊かな空間として整備することが必要であるというふうなことも言われております。また、学校施設は地域住民にとりましても一番近い公共施設というふうなことでもございまして、生涯学習の場としての活用や地域の防災拠点としての役割が求められておるというふうなことで、児童・生徒、教職員、保護者、地域住民等のさまざまな人々の利用を考慮しまして、バリアフリー化を本町としても積極的に進めていただきたいというふうに思うわけであります。 以上のことから、今後本町におきましては小・中学校のバリアフリー化、トイレだけではなくして、100%バリアフリー化ができるようにどのように進めていくのか。聞くところによりますと、石井中学校あたりは100%できとるというふうな状況ではなかろうかと思いますが、その点につきましてご答弁をいただきたいというふうに考えます。 ○議長(吉岡重雄君) 上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) ただいまの耐震改修にあわせまして大規模改造工事というのもあわせてやりますので、そういった中で、来年は石井小学校、またその次は浦庄というふうにやっていきますので、そういった中でバリアフリー、そういったことについてもできるところから危険な箇所を、子供にとって危険と思われる箇所については修繕を中へ組み込んでいきたいと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 後藤忠雄君。 ◆1番(後藤忠雄君) 当然そういう答えが返ってくるとは思っておりました。耐震化補強に並行してやっていくというふうな今の答弁だったんですが、現状はやっぱり学校を利用する生徒につきましては不自由、不便をかけておるわけでありますから、できるだけ早い時期に少しでも前へ進む、できる限り100%に近いバリアフリー化を目指して取り組んでいただきたいというふうに思いますが、先ほどの私の質問の中に、本町の小・中学校で現状どれぐらいの障害児童がおられるか、把握しておられたらご答弁を願いたいと。わからなんだらまた私に下さい。個人情報等のこともあろうかと思いますが、できるだけ支援していきたいというふうな考えのもとで教えていただきたいというふうに思ったわけでありまして、よろしくお願いしたいと思います。そのバリアフリー化につきましてはこの辺で置きたいというふうに思います。 次に、同じく議案第45号の補正予算(第2号)の43ページ、款10教育費、項6保健体育費のスポーツ教室運営事業組み替え、石井町地域スポーツ振興事業追加168万9,000円について、これ見てみますと賃金というふうに記載してありますが、2名のスポーツ指導員の方の報酬というふうなことだろうと思いますが、これがいつからいつまでの分なのか、それについてお聞かせ願いたいというふうに思います。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後1時34分 休憩            午後1時34分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開いたします。田中社会教育課長。 ◎社会教育課長(田中良治君) 石井町地域スポーツ振興事業で臨時職員の1名追加の金額でございますが、4月から来年3月までの賃金となっております。1名でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 後藤忠雄君。 ◆1番(後藤忠雄君) 2名と思うとったんですが、1名を計上しとんですね。結構高いですね。よくわかりました。 このたび今おっしゃったように臨時雇用対策においてスポーツ指導員を受け入れたことにより、現場の先生方あるいは地域住民の方からの評判も非常によいというふうなことで、本町における児童・生徒たちの体力の向上はもちろんのこと、体育の技能面においても底上げが期待できると私は思っております。本町の児童・生徒の学力につきましては、先般学力テストでも全国平均並みの学力があると教育長もおっしゃっておりましたが、その反面、体力の低下は否めない状況であると伺っております。昔から言うように、健全な肉体には健全な魂が宿るというふうなこともありますし、我々小・中学校のときは文武両道といったようなこともありまして、勉強は当然大事でありますが、やはり児童・生徒の体力の向上、あるいは技術の向上、スポーツを通じて健全育成につながるよう期待をしておりますので、今後ますますご尽力をよろしくお願いするところであります。 そういったことから、今後のそのスポーツ指導員の方の指導体制といいますか、指導員の派遣についてはどのような計画がなされておるのかお尋ねをいたしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 清重教育長。 ◎教育長(清重泰良君) ただいまいろいろとご指摘もいただいたりご指導も賜っておりますが、石井健康スポーツ事務所というのを開設いたしまして、すべての石井町の方々の心と体の健康づくり、スポーツ振興に石井町教育委員会といたしましても全力を挙げまして取り組んでおるところでございます。町民が明るくて健康的に暮らすまちづくりを推進するというふうな大きな目標、目的の前に、具体的に実践を積み重ねておるところでございます。 当初の計画は、幼稚園、それから小学校の低学年に先生方を派遣して、そして子供たちにスポーツの楽しさをしっかりと体感していただくと。さらには、そういう子供たちに指導をするための教員の養成というふうな二本柱で実施をいたしておったところでございますが、大変好評をいただきまして、昨今では保育所のほうからの依頼、また時に体育協会のほうの地域総合型スポーツクラブというようなものの中での得意な分野での設立と、非常に幅広い活動をお願いをしておるところでございます。また時には学校の部活動等々につきましても派遣をするというふうなことも聞いております。 そういうふうなことで、石井町の町民の皆様方、そして児童・生徒が少しでも体育に親しむ機会をこの先生方の存在することによりましてしっかりと積み上げてまいりたいと、このように考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 後藤忠雄君。 ◆1番(後藤忠雄君) 幅広い方から、石井町すべての方に対してのスポーツの指導とか、そういったことを展開していただいて、健全なまちづくりに向けて取り組んでいただきたいというふうに考えるわけであります。より一層またよろしくお願いしたいと思いますが、最後に関連することでございますが、町を挙げてスポーツ、青少年の健全育成、体力向上、こういったことを大いに掲げて取り組んでおる町といたしましては非常にありがたいというふうなことでございまして、我々も何かお手伝いができないかというふうなことも考えております。そうしたことから、以前石井の議員さんと神山の議員さんによる町を超えスポーツを支援していこうというふうなことの提案がございまして、これは与党も野党もない、一議員として崇高な考えのもと組織を立ち上げて、後方支援ができるよう何かできないかというふうなことで、そういった機運が高まってまいりまして準備を進めておりました。その背景には、以前に先輩議員のほうから非常に体力の低下も指摘もされておりますし、特に正月恒例の徳島駅伝、これの成績が非常に低迷しておるというふうな状況の中で、こういった動きも出てきたわけでございます。そういったことで、村山教育委員長並びに教育委員会の方々のご尽力によりまして、スポーツ健康事務所も立ち上げられたこともございまして、何回も言うようでありますが、議員として何かお手伝いができないかというふうなことを思っておったわけでございますが、しかしながら、この話が突然立ち消えになったわけでございます。その理由は私はわかりませんが、聞くところによりますと町長の一声、いわゆるツルの一声で組織づくりといいましょうか、立ち上げを、後方支援できるような体系をつくっていこうというふうなことが立ち行かなくなったというふうなことでございます。先日も一般質問におきまして横田議員さんのほうから、議会の仕組みあるいは長としてのあり方、教育委員会部局まで口出しすることが果たして望ましいのか、あるいは越権行為ではないのですかと指摘されたこともございます。まさに私はそのとおりであると思います。しかしながら、こういう圧力に屈することなく、今後またこういった立ち上げる機会がありましたら、積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、良識のある議員各位におかれましてはご協力のほどをよろしくお願いをいたしたいというふうに思います。 そこで、教育委員長、今私が申し上げたこういったことに対しましてどのようにお考えか、存念をお聞かせいただきたい。それで私の議案質疑を終わりたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 村山教育委員長。 ◎教育委員長(村山一行君) 今、石井健康スポーツ事務所で石井町民のすべての方の健康、スポーツ振興を担っている、頑張ってほしいと、そういった激励を受けました。そしてまた、石井町のスポーツ振興をどのように考えるか、特にその点についてのご意見ということですが、私はスポーツ振興っていうのはやはり一教育委員会であるとか、あるいは一学校であるとか、あるいは一人の指導者とか、そういったことでなくて、石井町すべての町民の、例えば石井町自体あるいは石井町教育委員会、そして石井町議会の方、そしてひいてはこのたび石井町の体育協会に河野町長が会長さんに就任されました、そういった力を結集して、子供たちあるいは大人の人たちの健康、スポーツの振興が図れるものだと思っております。そして、現在立ち上げている石井健康スポーツ事務所もすべての町民の方のスポーツ振興を担おうということで組織をして事務所を置いています。そういった意味で、今後すべての組織の結集をして、石井町のスポーツ振興がさらに振興するように努力してまいりたい、そういうふうに思っております。よろしくお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 後藤議員さん、何でも町長の責任にしていただくのは結構でございます、町の最高責任者でございますから。議員さんがそういうスポーツを側面から応援してくださることについては、私は非常に賛成でございます。この件につきましては一つも関与をしておりませんので誤解のないように。 ○議長(吉岡重雄君) 7番山根由美子君。            〔7番 山根由美子君 登壇〕 ◆7番(山根由美子君) 議案審議をさせていただきます。 平成20年度主要な施策の成果に関する説明書の85ページをお開きください。 社会教育費、目4の人権教育総務費が85ページの中ほどにありますけれども、徳島県就学前人権教育研究大会負担金9,694円とありますが、この大会の目的とこの会場はどうなるんかっていうことをお聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 田中社会教育課長。 ◎社会教育課長(田中良治君) お答えいたします。石井町人権教育協議会事業計画、またその主要な行事について説明申し上げます。 目標につきましては、学校や社会における人権教育を実践することで、すべての町民が人権問題を正しく理解し、その認識を深めるとともに、人権意識の高揚を図り、人権問題を解決して真に民主的な社会の建設を推進する人間を育成するとなっております。また、基本方針につきましては、人権教育及び人権啓発の推進に関する法律、平成12年11月29日制定、また人権教育のための国連10年石井町行動計画、平成13年3月策定、平成16年12月31日執行の目的に則し、平成16年度から新しく制定された石井町人権教育擁護の推進に関する条例、平成16年石井町条例13号、平成16年4月1日施行のもとで、人権教育、啓発を推進すると、そういう目標と基本方針を持っております。 また、主要な事業につきましては、石井町人権啓発講座えがお、これは7月から翌年まで6回ほど開催しておるんですが、同和問題、子供、障害者、高齢者、女性、外国人、また男女共同参画など、いろいろな分野にわたって皆様方の集まりの中でいろいろな意見をいただきながら皆さん方がともに研究して自分たちが人権を考える講座となっております。また、総ぐるみ人権啓発研修大会、これにつきましては毎年12月の第1土曜日に教育、行政、地域社会が一体となって、大会を通して町民一人一人の人権意識の高揚に努め、人権問題の解決を図るとして開催しております。参加者につきましても、えがおにつきましては平成20年度47名、石井町総ぐるみ人権啓発研修大会につきましては570名の参加をいただいております。そのほかの行事といたしましては、名西郡人権問題女性交流学習会、40名の参加をいただきました。また、21年3月でございますが、人権施策推進審議会、県外の先進地視察といたしまして、高松市の大島青松園、ハンセン病の施設でございますが、そちらのほうの視察研修を行っております。12名の参加がございました。以上でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) るるお答えいただきましたけれども、就学前の人権教育っていうんはどういうことなんかということがお聞きしたかったんですけども、再度お答え願います。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後1時52分 休憩            午後2時11分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開いたします。田中社会教育課長。 ◎社会教育課長(田中良治君) お答えいたします。先ほどの金額につきまして、徳島県就学前人権教育研究大会の負担金でございまして、その会につきましては、就学前教育において子供たちの確かな育ちのために人権尊重の精神を高め、人権問題の解決に積極的に取り組み、すべての子供たちの人権を大切にする保育、教育を進める必要があるということで行われております。参加者につきましては、保育所、幼稚園の教職員並びに保育行政関係者、教育行政関係者等となっております。主催が徳島県、それと徳島県就学前人権教育研究会となっております。ですから、石井町からも保育所、幼稚園の教職員等が参加しております。以上でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 人権という言葉を残すように努力されていると思いますけれども、今現在でも人権教育という特殊な教育が必要なのかどうかと、そして今現実に部落差別みたいな問題があるんでしょうか、お聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田中良治君) お答えいたします。石井町でも当初は同和問題ということでの人権の取り組みであったわけですが、今現在女性の人権、また高齢者の人権、障害者の人権、子供の人権、最近特に町内でも外国人の方がふえておるんですが、外国人の人権、また刑を終えた人の人権、また最近インターネットでいろいろな人権侵害も起こっております。それと、先ほど申し上げましたハンセン病患者の方への人権とか、いろいろな問題を抱えております。みんなが幸せになるためにということで人権教育を行っておりますので、そのあたりをご理解いただきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 旧同和地区の住環境の改善も進み、進学率の格差もなくなり、地域内外の結婚も混在化しているのに、同和地区が低位に置かれているような教育は子供たちに誤った現状認識を持たせるものだと思いますが、この点について町長のお考えをお聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 石井町が取り組んでいる人権問題については幅広く、非常に小学校から中学校、あるいは教育関係の方、人権教育を行っておりますが、私もこの会合にはこの2、3年でたくさん実は出席させていただきました。今課長がお話ししましたように、今の人権っていうのは同和問題をほとんど通り越しまして、例えば夫婦関係の暴力の問題、あるいは恋人関係の暴力の問題、あるいは親が子供をいじめるそういう問題、外国人の差別の問題、あらゆる問題で、幅広くそういう問題を人権ととらえております。ですから、今山根議員さんおっしゃるように、同和問題については私はもうほとんど、特に都会なんかではもう全然わからない、そういう差別もないように思っております。石井町についてもほとんど薄らいできてるだろうと思っておりますので、幅広い人権という意味でとらえていただきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 人権も幅広くあることは周知しておりますけれども、人権教育というと何か同和の問題かなっていう私の思い過ごしかもわかりませんけれども、そういう認識がありますので、この点についていつも質問させていただいております。 それでは次に、部落解放同盟徳島県連合会西部ブロック連絡会協議会の負担金がことしは30万円と出ておりますけれども、来年度についてもどれぐらいの予算づけを計画されているのでしょうか、お聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(田中良治君) お答えいたします。昨年度30万円ということで、これは平成19年度の金額でございまして、今年度は27万円という形にはなっております。ことしの3月に河野町長が最終的には負担額を段階的に減らしてということを申し上げておるわけですが、来年度につきましても徳島県連合会の西部ブロックの中で、吉野川市とか阿波市、美馬市の広域行政組合というのがございますが、神山町とか石井町とかそういうものも含まれておりますので、そういうところとの協議でパーセントの話とかいろんなことで話を進めてまいりたいと思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 廃止のためにいろいろ努力をされると言っておりますけれども、それでは負担金を出さないようになる時期はいつのころか、見通しが立っているのでしょうか、お答え願います。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) この問題はもう国、県を挙げまして、石井町も当然でございますが、段階的に廃止に持っていく方向でおりますから、近い将来には負担金はゼロっていうふうに持っていきたいとは思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 早急に負担金がゼロになるようにお願いをしておきます。 それでは次に、109ページ、基金積立金、1財政調整基金積立金、決算額9,000万円とあります、109ページです。その説明欄では、実施状況のその成果の欄では、決算額は、石井町国民健康保険財政調整基金の積立金は9,000万円であります。基金額は、平成21年5月末現在2億4,189万2,000円となっております。石井町の皆さん、国保税が高いという声は本当によく聞かれます。私はこの基金を利用して少しでも住民の切なる声を受けとめてほしいと思います。 そこで、お聞きいたしますが、この基金で国保世帯に仮に1万円ほど保険税を下げるとすれば、幾らぐらいの予算になるのか。それとまた、被保険者世帯の人たちをみんな下げることによってどれぐらいの金額が必要なのか、お答え願います。 ○議長(吉岡重雄君) 中村住民課長。 ◎住民課長(中村聡君) お答えをいたします。国保世帯に保険税を1万円下げると幾らの金額が必要かということですが、8月31日現在で3,486世帯ありますので3,500万円ぐらい必要になると思います。また、被保険者は6,413人ですので6,500万円ぐらい必要となります。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 世帯数3,486で3,500万円、被保険者で6,413人で6,500万円が必要とのお答えでございますけれども、この金額があれば保険税を引き下げることが十分可能ではないかと思いますけれども、その件についてお答え願います。 ○議長(吉岡重雄君) 住民課長。 ◎住民課長(中村聡君) 基金の取り崩しにつきましては、経済状態の変動により財政が著しく不足する場合、また療養給付費に関し歳入予算に不足を生じた場合に限り処分できるとありますので、基金を崩しての保険税を値下げすることはできません。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 将来何が起こるかということで基金を取り崩さないということですけれども、現実に今困っている世帯がたくさんおります。国保世帯は収入が不安定な人や年金生活世帯が加入し、保険税の支払いは負担が重くのしかかる状態です。生活に困っている人を助けるのが自治体の役目ではないかと思います。保険税を値下げしていただくように検討を求めますけれども、さっきのお答えだったら検討する余地もないというようなちょっと冷たいお答えですけれども、検討していただけないでしょうか、再度お答え願います。 ○議長(吉岡重雄君) 中村住民課長。 ◎住民課長(中村聡君) 値下げについてですけれども、保険税については今のところ現状維持でということで考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) それでは次に、保険税を払い切れずに滞納世帯になっている現状をお聞きいたします。過去3年間ぐらいの分をお聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 近久税務課長。 ◎税務課長(近久敬司君) お答えいたします。18年度で私のほうでつかんどる世帯数が279世帯、19年度で327世帯、20年度で381世帯とつかんでおります。以上です。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 今お答えいただきましたけれども、18、19、20年度でずんずんと滞納世帯がふえてきているのは、今の世相を反映していることと思います。滞納の原因は高い保険税にあるからです。保険税引き下げができないということであれば、今ある保険税の減免制度、特に申請減免の活用をするべきだと考えております。今本町は、申請減免の適用はありません。町内のある老夫婦は、テレビもつけず、煮炊きは薪を拾っている、洗濯物はなるべく手洗いをして、電気、ガスの節約をしているように、文化的にはほど遠くせっぱ詰まった生活をしていても申請減免は許可されません。ぜひ高い保険税から払いやすい金額にしていただくようにお願いいたします。 申請減免は、毎年私たちも出しているんですけれども、だれも許可されませんので、もうちょっと幅広くしてほしいと思いますけれども、それについてのお考えをお聞きします。 ○議長(吉岡重雄君) 近久税務課長。 ◎税務課長(近久敬司君) お答えいたします。この間議員さんとも交渉の場でお話しされたと思いますけれども、今年度から急激に会社がつぶれたりして職がなくなったとかいう証明がある場合については減免するというふうな形で、ただ所得が低いだけというだけでは減免という対象にはなりません。以上です。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 幾ら減免をしていただいてもいろいろ条件があって、法定減免というのはあるんですけれども、それでも生活ができないというから申請減免をするんであって、払えるんだったら申請減免なんかしませんので、その点についてもう一度よろしくお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 近久税務課長。 ◎税務課長(近久敬司君) お答えします。要綱もつくって公平になるようにやってはおるんですけれども、やっぱりそういうのは限界がありますということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 私たちは毎年毎年懲りもせず申請減免をしておりますけれども、いつも冷たい対応をされて本当に困っておりますので、また門戸を広げていただきたいと思っております。 次に、資格証明書について、同じように3年間ほどの現状をお聞きいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 中村住民課長。 ◎住民課長(中村聡君) 資格証明書の発行件数ですけども、18年度が128件、19年度が120件、20年度が104件となっております。この件数は、年度当初の件数でありますので、納税相談等により変わってはおります。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 毎年の件数はこれ年度ごとの件数なんですか。年度ごと。毎年3けたを推移しており、保険証が手元にない家庭は本当に不安な毎日を送られていることと思います。本町では、今月町税の徴収月間で町長も一緒に夜間徴収とかに行かれているようですけれども、実際おうち行ったら、失礼なんですけれども、ちょっと生活状況も見えると思います。それで、払えるのに払わない、悪質と言われる以外の人には早急に資格証明書ではなく正規の保険証を渡すべきだと思いますけれども、この件についてのお考えをお聞きします。 ○議長(吉岡重雄君) 中村住民課長。 ◎住民課長(中村聡君) 今現在、きのうときょう納税相談等をしておりますので、それによっては保険証を出すこともあり得ると思います。 ○議長(吉岡重雄君) 山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) ぜひ実態調査をして、一人でも多くの人が保険証を手にするようによろしくお願いいたします。 保険証は命綱です。国保制度は皆保険制度です。だれもが安心して公平に医療にかかれるよう、国の悪政から住民を守る防波堤になるような行政であることを願いまして、私の議案審議を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(吉岡重雄君) 2番岩佐透君。            〔2番 岩佐 透君 登壇〕 ◆2番(岩佐透君) 議長の指名により議案質疑を行います。 議案第45号平成21年度石井町一般会計補正予算(第2号)についてお尋ねをいたします。 25ページ、総務費の中の交通安全対策費、下浦駅駐輪場整備事業、これは開会日の参事の議案説明の中でこれについての説明がなかったと思います。工事請負費ということではあろうとは思うんですけれども、これについての説明を求めます。 ○議長(吉岡重雄君) 三浦総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) お答えいたします。これは下浦駐輪場の拡張工事ということで、フェンス、それと舗装工事等ということで144万5,000円を、それと既設のフェンスの撤去です、一部。拡張しますので中の部分を撤去して外周をと。 ○議長(吉岡重雄君) 岩佐透君。 ◆2番(岩佐透君) 今総務課長のお答えでは、フェンスと舗装工事、それと拡張。これは武市さんから何ぼかの土地を買ってしとるところの用地ですね。それをどういうように拡張するのか、まずお尋ねいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 三浦総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) お答えいたします。武市さんから借りておるのは503平米ということでございますので。            (2番岩佐 透君「503平米の中の2畝ぐらいかな」と呼ぶ) そうです。ということで、以前から有持議員さんなんかがまだ拡張してほしいというふうな以前からそういったのもございますので、今回全体ではないですが、ほぼ全体に向けてフェンスを503平米の分。ということで、一応フェンスを広げて、それで一部舗装するというふうなことです。 ○議長(吉岡重雄君) 岩佐透君。 ◆2番(岩佐透君) 私も再々あの場所は通るんですけれども、今2畝あまりと思うんですね、現状使用しておる面積は。それで、あそこへ置かれとる方はマナーがいいというか、全部並べてきれいに整理整頓されてますわね。今の現状の広さで十分いけるとは思うんですけれども、それは広げればゆったりすると思うんですけど、その武市さんからお借りしとる範囲の分、503平米ですかね、それを今2畝ぐらいだけを使っておって、あと3畝ほどは使ってなかったと思うんですけど、これも全部造成できとるということですか。南側に広く造成してますわね。それがちょっとはっきりわからんので、議長、ちょっと小休して説明を、場所の。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後2時38分 休憩            午後2時50分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開いたします。岩佐透君。 ◆2番(岩佐透君) 参事に少しお尋ねをいたします。 これは武市さんの、現在の駐輪場は、持ち物なんですけれども、事実これは造成しておられました。現在ちゃんと造成はできております。お借りしとるとはいえ、造成するときには形状が変わりますので、所有者の武市さんにはどういうような協議をなさったか、まずお尋ねいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 坂東参事。 ◎参事(坂東範昭君) お答えをいたします。今ご説明がございましたけれども、まず最初に武市さんからお借りしている面積は503平米で、今既に2畝ぐらいですか、それを利用させていただいておるということで、残りの土地が307平米ぐらいという形で、そこを拡張して舗装してフェンスを張って、全体的に利用させていただくということでございます。 そしてまた、今ご指摘がございましたけれども、こういう形で整備をいたしますと境等がはっきりしません。それにつきましては、境界立会、それから境界の設定も含めまして、今のところはできておりませんので、今後武市さんにご了解をいただきまして境界立会、また境界の設定を実施をしたいということでございます。            (2番岩佐 透君「武市さんに話しとらんということやね」と呼ぶ) 今のところはまだできておりません。 ○議長(吉岡重雄君) 岩佐透君。 ◆2番(岩佐透君) 土地の形態を変えるようなときには、たとえお借りしとるものであっても、まず、こういうような形状になります、ちゃんとできた暁には境界立会にも立ち会っていただいて、隣との境界もちゃんといたしますと、このように事前に連絡して了解をいただいてから私は工事にかかるべきだと思うんですけれども、参事は三十数年職員をなさっておって、そういうことは十分わかっておられると思うんですけれども、どうしてそういう連絡をせずに工事をしてしまったのか。正直なところのお答えを、参事、お答えいただきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 坂東参事。
    ◎参事(坂東範昭君) お答えをいたします。まだ今のところは実際のところ工事はしておりませんけれども。            (2番岩佐 透君「埋めとる」と呼ぶ) 駐輪場を使うためこれからフラットにせないかんのですけども、まだ今のところは現実問題として駐輪場としての実際のところはまだ工事はやっておりません。 ○議長(吉岡重雄君) 岩佐透君。 ◆2番(岩佐透君) 参事ね、私が言よんは、こういうことがずっとたび重なっとんで、町長は経験浅いんで、いろいろこうせえああせえという命令は出ると思うんですよ。これはよりよいようにするために命令はしたと思うんですけど、それを補佐して、あなたが行政はどういうような手順を踏まないかんのかと、それをちゃんと各担当課に指示して、こういう手違いがないように次からはきっちりなさるようにしてください。それについての答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 坂東参事。 ◎参事(坂東範昭君) お答えをいたします。当然先に工事の場合は立会をいたしまして、境界も設定して、それからということに工事かかるのが当然でございます。これからにつきましては、総務課とも協議いたしまして、そういう形で指示をして工事にかかりたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(吉岡重雄君) 岩佐透君。 ◆2番(岩佐透君) 駐輪場、今多少狭いかもわかりませんので、広くなるんはいいことですので、ただ手順を間違わないように今後はきっちりなさっていただくように要望いたしておきます。 次に、同じ議案第45号、40ページ、中学校費で学校建設費、高浦中学校屋内運動場整備事業追加2,666万5,000円、これについての内訳の説明を、教育委員会次長、お願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) お答えします。2,665万円の内訳でございますが、13の委託料といたしまして高浦中学校屋内運動場の設計業務委託料、これが1,484万4,000円でございます。それと同じく高浦中学校屋内運動場新築工事に伴います地質調査業務の委託料、これが262万5,000円で、委託料の経費が1,746万9,000円でございます。それともう一点、17の公有財産購入費といたしまして用地取得費が、この用地につきましては地目が田ということで605平米、これにつきまして購入費が919万6,000円でございます。合わせて事業費総計が2,666万5,000円でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 岩佐透君。 ◆2番(岩佐透君) 先日の一般質問で、有持議員の一般質問の答えで、次長が計画ですね、予定を言われとったわけですけれども、10月に設計委託をして、補助金申請を来年の2月にして、来年の10月に工事着工して、23年8月には完了するようにしたいと、こういうような次長の答弁がございました。私も高浦中学校の卒業生であります。母校がよくなることには大賛成でありますし、高浦校区の町民は高浦中学校の体育館ができるのを心待ちにしておると、このように理解をいたしております。 そこで、早くできるように、この完了予定がおくれないようにしていただくための質問を少しさせていただきます。 委託費と公有財産購入費ということで予定しておるようですけれども、土地の所有者ですね、土地の所有者の協議というか、交渉というんは、何回ぐらいなさったのか、まずお答えをいただきたいと思います。次長、お願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) お答えします。たしか3月に前社会教育課長と一緒におうちへお邪魔して、そのとき息子さんが代行するということでそういった意向でございましたので、それで息子さんのほうとは電話でやりとりしてくれということで、そのときは電話でということで。後6月になって再度もう一度電話で、それと8月に、仕事の関係でかなり遠いところで勤務されてますので、おうちのほうへ伺うということで夏休みに、ちょっとお盆休みの間に接触をしたいということであったんですけれども、こちらから伺うというご意向でございましたので、それで教育委員会来ていただいたんが8月18日で3回。それと先々日本人と会って、4回でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 岩佐透君。 ◆2番(岩佐透君) お聞きいたしましたら、電話で2回ほどやりとりをしたと。会ったのは、1遍目はよろしゅう頼みますというあいさつ程度ということですね。それと、もう一度、2回目会うたと。2回会うたぐらいで土地の単価、鑑定もとれとんでしょうけれども、本人と合意できとんであれば公有財産購入費というんもいいと思うんですけど、もし、地元の町民は物すごい期待しておるのに話の交渉が、土地の交渉がうまくいかなかった場合にはまた設計も変えないかんし、いろいろ支障、問題ができてくると思うんです。これ工事の着工が10月ということは、まだ時間があると思うんですね。そういうことで、委託費の地質調査2,625万円、設計の1,484万4,000円、これについては私はしなければ完成が先送りされると思うんですよ。公有財産購入費、土地の買収費用についてはもう少し地主の方と十分協議を持って、そうしてちゃんと話ができる、この金額でいければいいんですけれども、もしあかん場合には設計まで一たん計上してだめということになれば、設計まで二重にまた委託せないかんというような、こういうような事態も起こりかねませんので、もう一度交渉回数を重ねて、与党、野党といいますけれども、高浦校区の議員も6名か7名おいでますんで、話がめんどいときにはその高浦校区の議員さんたちにも協力をいただいて、後押しをしていただいて、よりよい話になるようにもう少し時間をかけて交渉をするのが私はいいと思います。それがベターな方法だろうと思いますけれども、教育委員会の次長のお考えをお聞かせください。 ○議長(吉岡重雄君) 上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) 新体育館の建設につきましては、審議会等を立ち上げ、ある程度規模も確定っちゅうか、要望が出されております。それに基づいて教育委員会としてもいろんな手続を踏まえまして今回予算に計上したわけでございます。それで、今岩佐議員から申されたとおり、地権者との合意っていうか、売っていただくということについては聞いておりますが、値段についてはちょっとまだ締めはできておりませんので、そういったことでこれからそれに向いていかなければいけないということで今回予算を計上しております。そこの点についてはちょっと土地の所有者とはまだ不確かなところがありますので、それに基づいてうちとしては頑張っていくということしか今の段階ではお答えができないと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 岩佐透君。 ◆2番(岩佐透君) 私が心配しとるのは3点ほどございまして、今の土地が買収できるか、それがちょっと心配しとる一つと。もうあと2つあるんですけれども、これは要望ですね、要望という格好でちょっと教育委員会のほうにお願いをしておきます。 現在この体育館は町民体育館ということで設置されております。石井町民体育館の設置及び管理に関する条例ということで載っております。これをどのように対応するおつもりなのか、この計画についてお聞かせください。 ○議長(吉岡重雄君) 田中社会教育課長。 ◎社会教育課長(田中良治君) お答え申し上げます。町民体育館として今現在設置条例ございます。それで、新しく完成というか、そういうめどが立つ時期に条例改正を行いたいと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 岩佐透君。 ◆2番(岩佐透君) 完成してから条例改正するんではなくして、町民体育館を取り壊しにかかるまでに議会に提案して、議会で承認を得てから取り壊しをすると。これも期間ありますんで、取り壊しにかかるまでにちゃんと議会に提案して、議決をいただくようにしてください。 それと、もう一つお願いがございます。今言いましたように、これは町民体育館として7団体か8団体の方が、たくさんの方が夜使われております。現在は町民体育館で何の支障もなくして使えておるわけですけれども、町民体育館廃止して23年9月からは高浦中学校の専用体育館として使用するわけですけれども、こうなりますと、現在の校長先生、学校関係者については、今まで町民体育館として使いよったんで現在使ってる方はずっと使ってくださいということで了承もしていただいて、何の支障もなく使っていけると思うんですけれども、校長先生いつまでもおるわけでございません。今現在おられる先生方も何年かでかわっていきます。最初1代、2代は申し送りで何の支障もなく使えると思うんですけれども、年数がたちますと代がかわる、向こうへ行くほど町民体育館であったと、一般の方も使えておったと、こういうことが薄れていくと思いますので、高浦中学校関係者、教育委員会が十分そういうふうなことに先でならないように協議をして、書き物でもして残しておいてずっと支障のないように、一般の方も夜は使えると、こういうように、使えるようにちゃんと、覚書とまではいかなくでも、後々一般の方が使えるように配慮しておいていただきたいと。そういうことをお願いいたしまして、私の議案審議は終わります。 ○議長(吉岡重雄君) 11番横田民次郎君。            〔11番 横田民次郎君 登壇〕 ◆11番(横田民次郎君) 午前中の議案審議におきまして、松尾議員より藍畑小学校の歩道についての質問がありました。それで、この点について私もちょっと一部補足して質問したいと思います。 まず、この歩道については、議案の提出よりかはるか前、もう既に1カ月近く前に、私最近ちょっと藍畑の憩いの家へ囲碁を楽しみに行っておりますので、その席上で地元の校長経験者という方から町長からお話があったと。藍畑小学校の歩道を600万円の予算のもとにしてくれることになりましたというて話を聞いて驚いたわけでございます。それで、この予算はそのときに一切私も耳にしておらなかったので、予算書を見て初めて知ったわけでございますが、654万5,000円の内訳について、どういう事業にどのような予算を組んで、この654万円が計上されたのか、教育次長にお尋ねいたします。 ○議長(吉岡重雄君) 上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) 小学校施設整備事業として654万5,000円の内訳でございます。これはすべて工事費でございまして、2件ございます。藍畑小学校の歩道整備工事として601万9,650円、それと高川原小学校の手すり取りつけ工事ということで52万5,000円、合わせて切り上げということで654万5,000円でございます。 高川原小学校のまず手すり工事の取りつけということでございますが、これについては高川原小学校で4年生あたり危険な、目離しならない子供がいるということで、北の窓のところにガラスをちょっとあけるようになっとんですが、そこにステンレスのパイプを通して落下防止ということで、2階、3階の分でございます。 それと、藍畑小学校の602万円でございますが、歩道を、午前中も申しましたように、48メーターの延長で3メーターの幅員、それと歩道をつけますと今の西門と申しますか、西側にある門がこういうふうに斜めにスロープでおりてきますので、そことの勾配を修正せないかんと、すりつけてこないかんと、それによって子どもも斜めにスムーズに上がれるような。それに伴いましてちょっと門が後ろへ寄りますので、そこに門扉をこしらえるといったことで、門扉の工事も入っております。合わせて602万円ということでございます。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 私も老化が進みましてちょっと聞き取りにくかった。門扉の予算は幾らでしたか。            (教育次長上田正博君「この中に入ってますので100万円余りと」と呼ぶ) 100万円余り入っていると。そういう説明が午前中の松尾議員の質問のときになされておったら、これ教育長と松尾議員の間に激論もなかったかと。泥棒みたいに、窃盗犯みたいに垣根をくぐって入るというような、あのような発言も生まれてこなかったと思います。ただし、やはり門扉については別個のもんではなかろうかと思います。 それで、私の感覚では、やっぱり地元の小学校であり、特にあの通学路ができたら、恐らく私の地域と志摩議員の地域の人は100%あの道路を使用させてもらいます、子供は。それで、非常に安心ではなかろうかと思いますが、やはり小学校の子供の通学道路であれば、私の感覚では3メートルも要らないのではないかと。やっぱり2メートルもあれば十二分にこれは通学道路としての形態をなし得ると、安全確保になると。3メートルもあれば、学校から開放された安心感でその間の道路において子供たちが悪ふざけして、交通事故でなしにかえって事故を起こすようなおそれがあるので、この点少々改良して、やはり予算も縮小して、健全なる通学道路にしていただきたいと思いますが、教育委員会についてはそのようにこれを改正する意思があるんかないんか。これは施策の問題でありますので次長に聞くわけにはいかないので、委員長並びに教育長より答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 清重教育長。 ◎教育長(清重泰良君) ただいまのご質問でございますが、私も3メーター道路と申しますのは結局車の通る幅が3メーターというふうなことから数字としては起こってきたというふうなことをちょっと先ほど聞きまして、非常に報・連・相等がそれはよくなかったなというような話も次長と先ほどしたところでございます。子供たちの通学路に使う幅につきましては再検討はさせていただきたいと、このように考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) この道路に対しては、これ小学校の子供たちの通学道路で安全が第一であろうと思います。自動車に対する通行じゃの、3メートルというような町道の改良とか農道の改良に対する町の規定は一切要らないと思います。不必要でございますので、この点について我々の考えもございますし、実質上経費の削減と有効活用という点から判断いたしまして、この3メートルは不必要であろうかと思います。 また、門扉についても、これは道路の完成した後に見てみて、やはり追加工事として改めてするべきであって、私はこの道路の新設改良にあわせまして一括してするべき予算ではなかろうかと思いますので、その点についてもう一度再考願いまして答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 上田教育次長。 ◎教育次長上田正博君) 一般の道路の歩道がそういったことで要綱改正で3メーターになっとるということでございまして、通学だけだと2メーターでも私個人としてはいけるんでないかと思いますけれども、基準に基づいて係が計画しておりますので。それで門扉につきましては、今現状はロープみたいなんでフックしてかけてますので、それが歩道ができる関係で出入りが危ないということでそれもあわせてということで考えておったようでございますが、またそういったご指摘もありますので、門扉は門扉でまた考えてもいいんではないかとも思います。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) この通学道路については、私もあえて反対はいたしません。これは絶対必要であると。もしここで反対して子供に事故があった場合には全責任を負わんならんような、そのような反対は絶対いたしませんが、やはり道路の建設後の内容と、その幅とか、内容については少々これは皆さんの同意を得られれば修正して減額して、安全な道路、予算も節減してしたいような気持ちも持っておりますので、その点要望しておきます。 それでは続きまして、議案第42号についてちょっと質問をさせていただきます。 この第42号については、もとの素案を総務課長にいただきまして、ちょっと私も研究いたしました。もとの原案のほう、この案でなしに、昭和39年石井町条例第5号の1条から7条までを全部読みましたが、これは4条の2の1項だけでございますが、この件については総務課長から詳しく説明をしていただかなければならないと思っておりますので、ちょっと説明を願います。説明を聞いた後に次の質問に移ります。 ○議長(吉岡重雄君) 三浦総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) もとの条例の4条の説明ということでよろしいんでしょうか。            (11番横田民次郎君「はい」と呼ぶ) 石井町財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の第4条でございますが、これは普通財産の無償貸付または減額貸付ということでの条項でございまして、ほかの公共団体において公用もしくは公共の用または公益事業の用に供する場合には、無償または時価より安い低額で貸し付けることができるということでございます。それと、2号でございますが、天災の場合に普通財産の貸し付けを受けた者が当該財産を使用の目的に供しがたいと認める場合にも、無償または時価でできるという条項でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) もとの条例の説明は受けました。それで、もとの条例の説明を私も総務課長よりいただきまして、それをよく読んだ結果、このもとの条例でもよかろうかと思いますが、この今回提出された第42号によりますと、4条に次の1条を加えると。行政財産の無償貸付または減額貸付、第4条の2、前条の規定は行政財産を貸し付け、またはこれに地上権もしくは地役権を設定する場合に準用するとありますが、これは地上権の設定をしたら大変でなかろうかという事態も後日発生するおそれがありますので、この点についてはもう少し改良するべき点があろうかと思いますので、総務課長、どのように考えておるのか答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 三浦総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) お答えいたします。この件につきましては、午前中の松尾議員さんからのご質問の中にもあったと思います。そういった点で、私自身もこの点については今回の改正の目的自体がこういった地上権の設定、地役権の設定っていうのは考えておりませんので、できれば本議会において訂正させていただけるんであれば、この後でもさせていただきたいということでお願いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) この条例については、財産を取得する場合にはこれ予算が伴いますので議会の議決を得なければできないので、何ら問題はなかろうかと思います。それで、やはり貸し付けに対しては非常に重要な案件もあると思いますが、この機会を逃したらまたできない部分もあろうかというように私も判断しておりますので、訂正される部分があるのであれば、やはり私たちの前に訂正文を提出していただきまして、ここで次の訂正文を読んでみて、それで条例を議決するかしないかの決定をしたいと思いますので、訂正文を何なら小休して早急につくっていただきたいと。この訂正の部分については、恐らく条項はわずかと思います。議長、小休して訂正の原案をつくっていただいて、皆さんの前で提出していただいて次の質問に入りたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後3時28分 休憩            午後3時39分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開いたします。三浦総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 議案第42号の最初に提出させていただいた議案につきまして朗読させていただきます。 内容は、第4条に次の1条を加えるということで、行政財産の無償貸付または減額貸付と。第4条の2としまして、前条の規定は行政財産を貸し付け、またはこれに地上権もしくは地役権を設定する場合に準用する。附則、この条例は公布の日から施行するというものでございました。これを訂正させていただきまして、お手元にお配りしております分で訂正させていただきたいと思います。この文面を読まさせていただきます。 第4条に次の1条を加える。行政財産の無償貸付または減額貸付。第4条の2、前条の規定は行政財産を貸し付ける場合に準用する。附則としまして、この条例は公布の日から施行するという文面に訂正させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(吉岡重雄君) ただいま議案第42号石井町財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例について、訂正したいとの申し出がありました。 お諮りいたします。 ただいま申し出のありました議案第42号訂正の件を直ちに議題とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、ただいま申し出のありました議案第42号訂正の件を直ちに議題とすることに決定しました。 お諮りいたします。 ただいま議題となりました議案第42号訂正の件を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第42号訂正の件は許可することに決定しました。 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) この条例がただいま総務課長より訂正の分が提出されました。それで、もとの条例が私も提出していただいて読んでおりますので、この点について、普通町財産は次の各号いずれかに該当するときはこれを無償または時価より低い価格で貸し付けすることができるとなっております。その1に、他の地方公共団体、その他公共団体または公共的団体において、公用もしくは公共用または公益事業の用に供するときとあります。それで、2には、地震、火災、水害等の災害により普通財産の貸し付けを受けた者が当該財産を使用の目的に供し難いと認めるときとありますが、この点について、購入についてはやはり議会の議決の予算が要るということで、貸し付けについては公共団体、公共的団体ということが明記されておりますので、不当な貸し付けは起こらないというので、この案件については私も総務課長のこの訂正案に対して了解をいたしました。 それで、議案質疑はこの時間帯は置きますが、ちょっと議員提出議案のときに少々質問したいと思いますので、議長、残存時間のうちからまた再度質問したいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 了解しました。 5番有持益生君。            〔5番 有持益生君 登壇〕 ◆5番(有持益生君) 議長のお許しをいただきましたので、議案審議をさせていただきます。 議案第45号平成21年度石井町一般会計補正予算(第2号)の25ページ、下浦駅駐輪場整備事業、先ほど岩佐議員さんが質問したことと同じでございますけれども、先ほど岩佐議員さんの要請によりまして図面、また予算の表を見せていただいております。それで、この三角形のところ、約200平米のところを今度300平米広げるわけでございますけれども、この茶色の部分を広げていただくわけでございます。これにつきましては、毎年浦庄の防犯連絡所が草刈りをしております。それで、この茶色い部分には砂利を引いてあります。そこで、もういっそ草刈りをせんでええように駐輪場にしていただけないかということでございました。それで、総務課長からもう一度この状況について説明をお願いしたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 三浦総務課長。 ◎総務課長(三浦眞喜雄君) 下浦の駐輪場につきましては、今の状態は南側の方、それとそれがぐるっと回って南から東っちゅう形の持ち主、川沿いの方が造成されまして、それがもう今の武市さんの土地とフラットになった状態にあります。国調からいいますと、その間に赤線とそれと水路が細くございますので、境界を再度するとなると国調の境界の復元という形になると思いますけれども、民民の関係ではその間に赤線と青線があるというふうな形であるんですが、今の現状はもうフラットになっておるというふうなことでございますので、岩佐議員からもご指摘がありましたように、工事に当たっては再度そういった境界の確定はしていかなければ今の現状ではできないというふうなことでもありますので、その点についてはまた町としましても十分に武市さんのほうに失礼のないような形で行っていきたいと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 有持益生君。 ◆5番(有持益生君) ただいまの説明でよくわかりました。私も上崎さんのほうが武市さんのほうへ埋め込んどるということを現状見ておりませんでしたので、まだこの間草刈りしたときには赤線があるところには土もかけておりませんでした。その状況であったので勘違いをいたしましたけれども、今の総務課長の答弁で納得をいたしました。 なお、駐輪場につきましては、ご配慮のほどをよろしくお願いしたいと思っております。防犯連絡所のほうも毎年草刈りをしておりますので、昔の浦庄の下浦駅の状況と比べていただいたら非常に現在はよくなっておりますので、今後ともよろしくご配慮のほどをお願いしたいと思います。このことにつきましては以上で置きたいと思います。 もう一つ、先ほど岩佐議員さんから高浦中学校の屋内運動場の整備事業につきまして質問がございました。私も同じ質問をしようと思っておりましたので、もうほとんど岩佐議員さんの聞いたことでよくわかりましたけれども、一番はやはり近藤さんと思うんですけども、土地のできるだけ協力をしていただけるということについては、私もよろしくお願いしたいと思います。その前提に立っての設計だろうと思いますので、よろしくお願いしたいと思っております。しかしながら、どうしても協力をしていただけない場合には、またほかの考え方もしなくてはいけませんけれども、先ほど岩佐議員が言われたように、そういうふうな方向で早く進めていただきたいと思います。 それともう一つ、これも岩佐議員さんからもあったんですけれども、教育委員会も町長もずっと何十年もいるわけでもございませんので、やはり確約としてきっちりとしたものをしていただくと。これについては町長からも今後どのような手順でしていくか答弁をいただきまして、これで置きたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(吉岡重雄君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 高浦中学校の体育館の件でございますが、今教育委員会ではこういう手順で進めております。まず基本的には、中学校の横の土地が買えるにこしたことはありません。とりあえずは売ってもらう意思があるかどうかを確認をしております。いい返事をいただいてると私は聞いております。それから、議会に諮って予算をいただいてから本調子に交渉に当たるんが筋じゃないですか。野党の議員さんおかしなことを言いますが、先に決めてしまえと。決まらんのに何しに予算計上するんなと。そういう議会軽視のことはできませんね。あくまでも議会に諮って予算をいただいてから本式に地権者とは交渉する、こういう手段で、当たり前のことでございます。 それと、今の土地の件でございますが、基本的には売ってもらえるっていう条件のもとにいろいろなことを進めておりますが、どうしても地権者が納得をいただかない場合は、石井町は無理をしてまで買うつもりはございません。その場合は、設計の見直しなりあるいは規模の縮小なり、そういうことを考えてやるべきだろうと思ってます。石井町は土地の売買については地権者の方の了解をもらうっていうのが前提でございますから、了解をもらえない場合は規模の縮小あるいは位置の変更などについてもやむを得ないと考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 14番梶野利男君。            〔14番 梶野利男君 登壇〕 ◆14番(梶野利男君) 指名により議案質疑をいたします。 議案第45号、28ページ、コミュニケーション支援事業追加ということで7万2,000円の予算計上がされております。これは恐らく要約筆記についての予算かと思いますが、この部分について間違いがないかどうかご答弁を願います。 ○議長(吉岡重雄君) 阿部福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部義明君) ただいまのご質問についてお答えをさせていただきたいと思います。ご質問のあったとおり、コミュニケーション支援事業費といたしまして、これまで聴覚障害者の方に対しまして手話通訳ということで派遣事業を実施しておりましたが、手話通訳できない、コミュニケーション能力がまだできていないという方につきましては要約筆記者を派遣するということでコミュニケーション支援しようとするものでございまして、議決予算額58万5,000円に7万2,000円を追加しようとするものであります。 なお、単価的には1時間当たり1,000円という金額で、外郭団体の特定非営利法人等の方につきましてご依頼をいたしまして、利用をしていただきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) この事業につきましては、私は以前からこの要約筆記制度についてぜひ石井町でも導入すべきであるということを強く訴えてまいりまして、今議会でやっと予算化されたという思いでございます。いわゆる中途難聴者、耳が不自由になった方は生まれつきもしくは若年のときに耳が不自由になられた方については手話通訳ができます。しかしながら、ある程度の年齢で難聴になられた方につきましては手話ができない。他人とのコミュニケーションについて本当に苦労をしておるというようなことで、その本人になりかわりまして第三者が筆談で行う、いわゆるこれを要約筆記というわけでございますが、そういった制度でございます。非常にこの要約筆記制度については熱望しておるというような町民の方がおられます。そういうふうなことで、この要約筆記についてせっかくのすばらしい事業が事業化されるわけでございますので、こういったせっかくのすばらしい制度であってもやはり周知徹底がされなければ利用者が少ない、利用者が少ないがためにこの事業についてはもう要らないんだというような状況になる、そういうふうな懸念もございますので、ぜひこの要約筆記についての内容についての説明とか、もしくはCATVとか広報いしいなどを通じてよくこの広報について行っていただきたいと思いますが、これからのこの要約筆記事業についての広報について、どのような計画を立てておられるのかご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部義明君) ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。1番は、新しく聴覚障害者になられたという方、多分身体障害者手帳を取得されると思っております。交付時には本人さん、新しく聴覚障害者となられた方につきましては、一人一人に要約筆記事業というこういうのがありますということで周知、個々にとっていきたいと。数はそう多くないと思っておりますので、あくまで個々にその方に対して、また保護者、家族の方に対しましてご案内を差し上げていきたいというふうに考えております。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) 身障者の方というようなことで話がございました。一般的にもこういった事業、この制度を利用される方がおられるかもわかりませんので、そういうふうなことで、いわゆる広報いしいだとかCATVなんかを通じてもぜひ広報に努めていただきたいと思います。この点につきましては以上で終わりたいと思います。 続きまして、平成20年度主要な施策の成果に関する説明書の103ページ、国保の特別会計についてでございます。 この一覧を見ますと、調剤について、一般被保険者療養給付費、そして並びに退職被保険者等の療養給付費、この調剤について両方合わせますと約3億円。要するに石井町内に住まいされている国民健康保険の被保険者の方々がいわゆる年間払う薬剤費というのが約3億円かかっておる。そういうふうなわけで、特に石井町の国保につきましては、地域差指数も全国平均から高いと、医療費が高いということで指摘も受けておる。そういうふうな中で、特に私は以前からジェネリック医薬品を勧めて、そしていわゆる特に年金生活者の方々、少ない年金の中から1カ月の生活を切り詰めて行っておる、何とか年金がふえなくて生活が少しでも楽になる方法等はないかというような中から、いわゆる医療費の削減ということで、薬代を少しでも安くするためにジェネリック医薬品を導入する、こういうふうなことをかねてから強く訴えてまいりました。ジェネリック医薬品というのは、いわゆる後発医薬品で、特許の切れた、効き目の全く先発医薬品と変わらない、そういうふうな薬でございます。その薬についてぜひ導入を進めていただきたいということでかねてから申しておりまして、先般一般質問でも取り上げましたが、こういうふうな具体的な数字で約3億円余りの金額が出ております。こういうふうなことで、例えば1割削減できたとしても3,000万円の薬代が助かるというようなことで、周知徹底、ただいまの要約筆記制度と同じで、せっかくのこのジェネリック医薬品、テレビ等で一部報道、コマーシャル等で流されておりますが、まだまだジェネリック医薬品に対しての認識というのは町民の方々低いと思いますので、ぜひこの機会に周知徹底を十分行っていただきたい。その必要性を指摘するわけでございますが、その分についてどのような計画を立てておられるのかご答弁を願います。 ○議長(吉岡重雄君) 中村住民課長。 ◎住民課長(中村聡君) 啓発については、ジェネリックカードと同時に国保世帯全員に啓発パンフレットを同封して送付するように予定しております。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) 加入者についてはパンフレットを送付するということでございます。 それと、やはり医師会の協力がなければなかなか前へ向いて進まないと思いますが、医師会の協力というのは現在どの程度、いわゆるこの医師会が全面的に積極的に協力をしていただけるような話し合いがもう既にできておるのか、これから医師会に対してそういったことで申し入れをするのか、その点についてご答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 中村住民課長。 ◎住民課長(中村聡君) 医師会のほうに対しては、ちょっと何月に相談したか忘れたんですけども、名西郡の医師会の総会の席上で、こういう事業をするのでまた世帯の方にはジェネリックカードを配布するよう説明をいたしました。 ○議長(吉岡重雄君) 梶野利男君。 ◆14番(梶野利男君) やはりこのジェネリックの医薬品にしてほしいと思っててもなかなか病院でジェネリックに変えてくださいということが言い出しにくかった。そのために、私はジェネリック医薬品を希望しますという、そういったカードを提出することによって比較的発言なくしてそういうふうな部分で対応がしていただけるというようなことで、非常にそういうふうな対応というのを以前から申し入れをして、このたび実現なるということで評価をいたしております。本当にこの石井町内の住まいされてる住民の方々が日々健康に、そしてまた長寿社会に向けて石井町のこの高齢化、そしてまた現役世代で働いている方々が、いわゆる健康で長生きをしていただける、そういうふうな部分につきまして、行政といたしましてもいろんな部分で配慮をしていくというようなことから、そういった部分の推進をよく今後もいろんな部分で検討をしていただき、そしてまた非常に住民の方々の負担軽減になるようなすばらしい部分につきましては、よく研修もしていただいて、そして推進をしていただきたい、こういうふうに思っておりますので、今後とも町民の健康をぜひ、現状以上に健康に対する認識というのを深めていただきたいと、このように思います。以上をもちまして議案審議を終わります。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 本日、開会のときに議員提出議案が提出されました。石井町議会議員報酬の特例に関する条例ということで提出されましたが、この案文については省略させていただきます、皆さん説明で聞いておられると思いますので。この議員提出議案第4号について、提出者に質問いたします。 県内16町村の平均との理由であるが、16町村の議員定数、それぞれ町村の予算、議会費の総額との予算との割合、その他手当などを合算すべきでこれは判断するべき材料であると思います。議長28万8,000円、副議長24万2,500円、議員19万9,000円、減額の提案の根拠としては少々納得いかしかねると、説明不足であると思われます。16町村のそれぞれの報酬を説明していただきたいと思います。4名の議員の提案であるので調査はきちんとできていると思います。先日の全員協議会のときの話では、内容については何もわからんという答えをされておりましたが、本会議に提出して議案として審議していただくよう、その根拠としての資料が絶対必要と思います。やはり議会の議員の身分に係るような重大な提案でありますので、できれば全員協議会の意見を尊重していただきたかったわけですが、提案された以上拒否するわけにはいかんので、その根拠についてと内容について、提出者より説明を求めます。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後4時09分 休憩            午後4時09分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開します。山口性治君。 ◆10番(山口性治君) 全員協議会のときに一応皆さんに配付はしました。こういうやつを配付してあります。それで、私はこの際、町が一丸となって行政改革に取り組んでいる現在、議会としても改革に取り組み、町の財政健全化に資する必要があると考え、その状況の中において、議会議員の報酬を削減するということで提案しました。それで、この数字、数字はちょっとわかりませんので、小休願います。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 16町村の平均額としてこれ出てきた数字ですよ。16町村の各町村の額もわからんで、平均どなにして出したんですか。議案として出しといて、この席においてわからんというような説明する議案だったら、これ審議の対象になりませんよ。もう少し慎重によく調査をして提出すべきであると。議案に対しては、これ提出者でなしに、賛同者4名全員に対して私たちは質問する権限を有しております。また、答える義務もあると思うので、各町村別の数字をきっちり説明して、私たちに正当なる審議をさせていただきたいと思いますので、どなたでも結構です。提案者でできなければ残りの3名のうちどなたからでも説明していただきたいと思います。 ○議長(吉岡重雄君) 近藤忠夫君。 ◆3番(近藤忠夫君) 本来ならば提案者がお答えするべきであろうと思うんですけども、ちょっと数字を持っておらないということなので、私が数字を持っておりますので若干説明をさせていただきます。 まず、定数の件でございますけれども、勝浦町10人。            (11番横田民次郎君「人口と両方で」と呼ぶ) 勝浦町人口、住民基本台帳によるものでございますけれども、6,207、それから上限定数は18でございまして、現在の定数は10でございます。それから上勝町、人口が2,009、それから上限が12、現在の定数が8でございます。それから佐那河内村、2,896、これは上限定数14で定数は10でございます。石井町、2万6,871、それから上限が26、現在の定数は16でございます。それから神山町、6,912で上限定数18、定数が12でございます。            (11番横田民次郎君「ゆっくり言うてください」と呼ぶ) それじゃあ、資料やいてきて配ります。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後4時13分 休憩            午後4時33分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開いたします。 時間延長いたします。 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) ただいま賛同者の近藤議員さんより16町村の報酬表と人口、それと議員定数と現在の条例改正によって現存する議員の数を資料としていただきました。これ町長の報酬までつけてありますが、各町村の町長の報酬は基本的にはこの額ではないと思います。石井町も、総務課長、78万円ですか、基本額は。78万円で、これは自主的に返上して、一部条例の特例として認めて、現在の受給額であると。基本的に報酬額はこれ石井町も78万円ということははっきり、私の間違いであればまた改めて訂正いたしますが、78万円と私は思っておりますので、その点についてちょっと報告しておきます。なお、各種手当については資料として持ち合わせがなかったと。 この説明の前に、やはり提出する議案であれば、議員提出議案で議員で協議してするべき議案でありますので、こういう重要な議員の身分に関する問題を先に町長と協議して、所信表明で町長がこれを読み上げてせよというような説明はもってのほかと。これを応じた議員そのものは、私に言わせたら議員の資格が欠如しとると思いますよ。やはりもっと慎重に、すべての資料を集めて議会議員の中で協議して出すべきだと思います。町長はこの提案理由の説明のときに石井町の議会議員が県下で一番ずば抜けて高いという説明をしております。これは議事録にはっきり残っておりますが、やはり人口2万以上5万未満という中に該当する徳島県下の3町の中では、議長、副議長、議員、これはすべての手当を排除しながらなおかつ最低であったと、一番低かったと、この資料が出てくれば。このようなでたらめな資料でもってこれをするべきでないと私は思いますが、出た以上仕方ありません。これは議会としては審議をいたしますが、先日の全員協議会の折には、一応予備知識として議員の中で賛否を問いました。そのときにも通らないということははっきりしておったと思います。賛同者は4名だけであったと私ははっきり記憶しておりますが、通らんのをわかっとってこれを強行提出して、議会の中に溝をつくるということは、これは議員のとるべき態度ではないと私は明言しておきます。 それで、恐らく町長と相談した結果、これは私のげすの勘ぐりかもわかりませんがあえて申し上げます。どうせ野党議員が反対するんだろうと。反対すれば野党議員がこれ評判を悪くすると。それだけで目的を達するんだと。通らんなら平気で出しとけというような議案の提出をされたのであればこれは論外でありますので、その点についてよく協議して答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 近藤忠夫君。 ◆3番(近藤忠夫君) まず、町長が所信表明でそのことを言ったということの件についてでございます。 これは6月の議会において町長からそういうふうな話が出ておりました。私どもはそういうふうなことがあるとすれば、我々の仲間で話し合いをして、それじゃあ議案提出をしようじゃないかというふうな方向に持っていったわけです。            (「詭弁じゃ」「議員で決めることでえ」と呼ぶ者あり) いや、分かってますよ。だから、議案提出したんですよ。 それともう一つ、先ほどでたらめな資料でというふうな話がありましたけども、決してこれはでたらめな資料ではございません。それははっきり申し上げておきます。一応近隣の町村で上位5位までを見て、この表を見ていただいたらわかると思うんですけれども、平均につきましては、この先ほどお渡しした表の中の下から3段目ですか、そこに書かれております。上位5団体を見てみますと、藍住町、これは議員報酬は22万2,000円、北島町22万600円、それから石井町21万5,000円、松茂町20万6,800円、それから板野町20万5,800円というふうなことがこの表の中から出てくるわけですね。ですから、決してそういうでたらめなというふうなことではございません。 それで、私どもが全員協議会の中でいろいろと議論させていただきましたけれども、そのことでこんな議員の権利にかかわるようなことを一方的に出してくるのはおかしいというふうな話ですけれども、一応全員協議会の中での話っていうものは、議論っていうのはあったというふうなことで、もちろん反対者のほうが多かったということもわかっております。ですから、そういうふうなことの中で、それでも一応議員提出議案として提出しようというふうなことに我々の仲間で話し合いをして提出させていただいたわけでありますから、それはそれでご理解いただきたい、そのように思っております。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) この議員報酬について、議員報酬の決定は増額の場合でもやはり事前に、過去において長い議会生活の中で、町長より説明があって、議員との間で全員協議会を設けて、その席で全員合意に達した後、石井町にもどこの町村にでもあると思いますが、議会議員とか特別職の報酬審議会というものがあります。その審議会に諮って、その答申を得てから決定してきたんが議会の順序であろうと私は思っております。それの点について、近藤議員、あなたに失礼なけど1回生であるので、この点はわかっておったかわかっておらなかったか。わかっておらんのであれば了承しますが、わかっておって強行したのであれば、私はさっき申し上げたとおりの状況で提出したと私は理解するものでありますので、もう一度再度答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 近藤忠夫君。 ◆3番(近藤忠夫君) 特別職報酬審議会の件については私も存じております。条文を読んでみますと、町長は議員の報酬を変えようとするときには報酬審議会に諮問しなければならない、そして意見を聞かなければならないというふうなことになっております。これは私個人の考え方ですけども、町長が提案する場合はそういうふうなことであって、議員が提出する場合はあの条文にはないというふうに判断したから提出したものでございます。以上です。 ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 議員提出に対しては2名以上の賛同者があればこれ拒否できないということは、先ほど当初に私も説明してありますので、これは違法じゃの不法じゃの一切発言していませんよ。しかも、報酬の平均額を出すのでは、基本的な報酬でなしに、私も常に申しております。石井町の議会はすべての手当を返上して、昔はいろいろありました、委員長手当とか食費とか旅費、日当、いろいろありましたが、すべての手当を返上して丸裸になっておると。実質、報酬の手取り額になったということを換算すると、北島、藍住よりか2万円も3万円も、もっと低いのではなかろうかと思っております。政務調査費というのはどこの市町村議会にでもあって、私も調査費はよく使います、ただし石井町の場合はゼロであるから個人で使用しております。徳島市の場合には、会派調査費というので計上しておるそうで、月額、私の聞き及んでおるとこでは4万円と聞いておりますが、いろいろそういう肉づけを全部返上しておるので、あえてここで妙に町民にこびるような必要はないと。報酬は報酬でいただいて、議員活動は議員活動として正常に胸を張ってやるべきだと私は思いますので、みずから高いと思われとるんじゃったら私は議員活動の不足を自分から認めとるというような、言われても仕方がないと思いますが、再度答弁願います。 ○議長(吉岡重雄君) 近藤忠夫君。 ◆3番(近藤忠夫君) 先輩議員の方々が、今現在石井町の場合は議員報酬のみであるというその制度に変えた、これは敬意を表したい、そのように思っております。一部市町村ではまだ本会議のときに日当を出している町が1町か2町かあったと思うんですが、それも一応石井町の場合は先輩議員の方々のご英断によってここまで引き下げてきたというふうなことに関しては敬意を表したい、そのように思っておりますが、しかしながら、私どもはこの平均額ぐらいまで、提案者の提案理由の中にもありましたと思うんですが、平均額ぐらいまでは一応引き下げたらどうかというふうなことでの提案でございます。 そして、給料が安くなったらそんだけ議員活動をしてないじゃないかっていうふうな発言でございますが、これにはちょっと私は疑問を感じております。以上です。
    ○議長(吉岡重雄君) 横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 提案者の説明ではそれ以上のことは言えないと思います。私がパフォーマンスと言ったことに対して異論があるのであれば、またいろいろ方法もあろうかと思います。私も研究してみたいと思います。ただし町長の場合、自主的に78万円から、もう前町長がカットして以来6年か7年続いております。議員の報酬に対しては、私はこれは胸を張って絶対高いと思っておりません。それで、高いと思っておる方があるのであれば、これは議員の自主的に返上するような条例が認められるか認められないか、その方面も研究してみたいと思います。この点については私は時期尚早と思いますので、研究課題として残しておきたいと思います。それで、私のこの議員提出議案に対しての質問は終わります。 ○議長(吉岡重雄君) 小休します。            午後4時47分 休憩            午後6時37分 再開 ○議長(吉岡重雄君) 再開いたします。 ただいま議案第45号平成21年度石井町一般会計補正予算(第2号)に対して、横田民次郎君外7人からお手元に配りました修正の動議が提出されました。これを議案第45号とあわせて議題とし、提出者の説明を求めます。横田民次郎君。 ◆11番(横田民次郎君) 議案第45号平成21年度石井町一般会計補正予算(第2号)に対する修正動議。 上記の動議を、地方自治法第115条の2及び会議規則第17条第2項の規定により、別紙の修正案を添えて提出します。 平成21年9月17日。石井町議会議長吉岡重雄殿。提出者、石井町議会議員横田民次郎、提出者同志摩匡彦、提出者同久米毅、提出者同川端義明、提出者同井上裕久、提出者同松尾誠作、提出者同後藤忠雄、提出者同岩佐透。 議案第45号平成21年度石井町一般会計補正予算(第2号)に対する修正案。 議案第45号平成21年度石井町一般会計補正予算(第2号)の一部を次のように修正する。 第1条中、2億3,903万8,000円を2億2,732万2,000円に、78億8,994万4,000円を78億7,822万8,000円に改める。 なお、詳細につきましては添付書類をごらんください。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(吉岡重雄君) これに質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) ほかに質疑がないようですので、これで議案質疑を終わります。 これより討論を行います。 議案第34号平成20年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定について、討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。7番山根由美子君。 ◆7番(山根由美子君) 議案第34号平成20年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の討論をいたします。 議案第34号平成20年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定についてには、ことしも部落解放同盟徳島県連絡会西部ブロック連絡協議会負担金30万円が予算執行されております。多くの事業も削減され、金額も削減されておりますが、住民には納得できるものではありません。住民の暮らし方は、環境は大変厳しい状況です。税や社会保障の負担は膨らみ、一方では収入も伸び悩み、企業からのリストラは後を絶たない状況です。地方自治体に求められるものは、こうした住民の皆さんの置かれている状態を把握して、明るい手を差し伸べて高齢者や子育てを応援することです。 住民の生活が圧迫している中、平成20年度も部落解放同盟や人権教育関係に補助金や負担金を予算執行しております。負担金そのものは毎年削減はされておりますが、早急に廃止することを求めるものです。この問題は法終了とともに終わるべきです。本町の主体的な取り組む姿勢があれば対処できる問題でございます。こうした部落解放同盟への負担金、人権施策全般の取り組みは見直すことを要求して、議案第34号平成20年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定について反対といたします。 ○議長(吉岡重雄君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。5番有持益生君。 ◆5番(有持益生君) 議案第34号平成20年度石井町一般会計歳入歳出決算について、賛成討論を行います。 議案第34号平成20年度石井町一般会計歳入歳出決算における人権教育関係予算につきましては、国の同和対策に対する特別財源措置が平成14年3月31日をもって地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の失効により終了しましたが、同和問題に対する差別意識は今なお厳しく、また完全に解消されていないのが実情であり、最近では全国的にインターネットの掲示による同和地区被差別部落出身者を誹謗中傷する人権侵害が起きているようであります。 こうした状況の中で、国においては人権に視点を置いた行政を推進するため、人権擁護施策推進法が平成9年3月に施行されました。その施策の一つとして、平成12年12月には人権教育及び人権啓発の推進に関する法律が施行され、広範な人々の人権確立に向けた取り組みが進められております。また政府は、人権が侵害された場合における被害者救済に関する制度の施策に向けて検討しております。町においても、今後は同和問題をはじめさまざまな人権問題の解決のため、人権の尊重と理解への教育及び啓発を推進し、住民の人権擁護と人権意識の高揚を図っていく必要があり、これらに要する経費が計上されていると思っております。 また、同和問題の解決に取り組んできた関係団体に対する支援については、住民の十分な理解と協力を得られるよう、継続的な見直しを行いながら検討していく必要がありますが、これから取り組む人権教育及び啓発の施策を円滑に推進していく上で、関係団体の協力は必要不可欠なものであります。よって、これら人権教育関係予算における関係団体に係る経費は必要であると思います。 以上の理由により、議案第34号に賛成するものであります。 ○議長(吉岡重雄君) 次に、他の議案について討論を行います。            〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 討論省略の声がありますので、討論を省略いたします。 これで討論を終わります。 これより採決を行います。 議案第45号平成21年度石井町一般会計補正予算(第2号)の採決を行います。 まず、議案第45号に対して横田民次郎君外7人から提出された修正案について、起立によって採決します。 本修正案に賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数です。よって、修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決します。 お諮りします。 修正議決した部分を除く部分については原案のとおり決定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡重雄君) 異議なしと認めます。よって、修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。 次に、議案第34号平成20年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第34号は原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第34号は原案のとおり認定されました。 次に、議案第35号平成20年度石井町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第35号は原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第35号は原案のとおり認定されました。 次に、議案第36号平成20年度石井町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第36号は原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第36号は原案のとおり認定されました。 次に、議案第37号平成20年度石井町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第37号は原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第37号は原案のとおり認定されました。 次に、議案第38号平成20年度石井町給与集中管理特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第38号は原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第38号は原案のとおり認定されました。 次に、議案第39号平成20年度石井町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第39号は原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第39号は原案のとおり認定されました。 次に、議案第40号平成20年度石井町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第40号は原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第40号は原案のとおり認定されました。 次に、議案第41号平成20年度石井町水道事業会計決算の認定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第41号は原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第41号は原案のとおり認定されました。 次に、議案第42号石井町財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第42号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第43号石井町国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第43号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第44号石井町乳幼児等医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第44号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第46号平成21年度石井町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第46号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号平成21年度石井町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第47号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第48号平成21年度石井町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第48号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立多数であります。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第4号石井町議会議員議員報酬の特例に関する条例についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議員提出議案第4号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立少数であります。よって、議員提出議案第4号は否決されました。 次に、請願第3号EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対する請願についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本件を採択することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立少数であります。よって、本件は不採択とすることに決定いたしました。 次に、請願第4号米価の回復と価格の安定、ミニマムアクセス米の輸入中止を求める請願についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本件を採択することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(吉岡重雄君) 起立少数であります。よって、本件は不採択とすることに決定いたしました。 小休いたします。            午後6時59分 休憩            午後7時19分 再開 ○副議長(松尾誠作君) 再開いたします。 議長吉岡重雄君から辞職願が提出されています。 お諮りいたします。 議長辞職の件についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(松尾誠作君) 異議なしと認めます。よって、議長辞職の件についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △追加日程第1 議長辞職の件について ○副議長(松尾誠作君) 追加日程第1、議長辞職の件についてを議題といたします。 事務局長に辞職願を朗読させます。 ◎議会事務局長(河崎幸夫君) 命によりまして辞職願を朗読させていただきます。 辞職願、このたび一身上の都合により、石井町議会議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。石井町高川原字高川原564-5、石井町議会議長吉岡重雄石井町議会副議長松尾誠作殿。平成21年9月17日。以上でございます。 ○副議長(松尾誠作君) お諮りいたします。 吉岡重雄君の議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(松尾誠作君) 異議なしと認めます。よって、吉岡重雄君の議長の辞職を許可することに決定いたしました。 小休します。            午後7時21分 休憩            午後7時21分 再開 ○副議長(松尾誠作君) 再開いたします。 ただいま議長が欠けました。 お諮りいたします。 議長の選挙を日程に追加し、追加日程第2として選挙を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(松尾誠作君) 異議なしと認めます。よって、議長の選挙を日程に追加し、追加日程第2として選挙を行うことに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △追加日程第2 議長の選挙 ○副議長(松尾誠作君) 追加日程第2、議長の選挙を行います。 選挙は投票で行います。 議場の入り口を閉めます。            〔議場閉鎖〕 ○副議長(松尾誠作君) ただいまの出席議員は16名であります。 次に、立会人を指名いたします。会議規則第32条第2項の規定によって後藤忠雄君、岩佐透君、藤田高明君を指名いたします。 投票用紙を配ります。            〔投票用紙配付〕 ○副議長(松尾誠作君) 念のために申し上げます。投票は単記無記名です。 投票用紙の配付漏れはありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(松尾誠作君) 配付漏れなしと認めます。 次に、投票箱の点検を行います。            〔投票箱の点検〕 ○副議長(松尾誠作君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。 事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票をお願いいたします。 ◎議会事務局長(河崎幸夫君) 命によりまして議席番号と氏名を呼び上げます。 1番後藤忠雄議員、2番岩佐透議員、3番近藤忠夫議員、4番井上裕久議員、5番有持益生議員、6番松尾誠作議員、7番山根由美子議員、8番川端義明議員、9番平田芳宣議員、10番山口性治議員、11番横田民次郎議員、12番吉岡重雄議員、13番藤田高明議員、14議員梶野利男議員、15番志摩匡彦議員、16番久米毅議員。以上でございます。 ○副議長(松尾誠作君) 投票漏れはありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(松尾誠作君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終わります。 開票を行います。 後藤忠雄君、岩佐透君、藤田高明君、開票の立会をお願いいたします。            〔開  票〕 ○副議長(松尾誠作君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 16票 有効投票 14票 無効投票  2票であります。 有効投票のうち  久米  毅君 9票  山口 性治君 4票  山根由美子君 1票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は4票であります。よって、久米毅君が議長に当選されました。 議場の出入り口を開きます。            〔議場開鎖〕 ○副議長(松尾誠作君) ただいま議長に当選されました久米毅君が議場におられます。会議規則第33条第2項の規定によって当選の告知をいたします。 久米毅君の議長当選承諾及び就任のごあいさつがあります。久米毅君。 ◆16番(久米毅君) 一言ごあいさつを申し上げます。 このたび不肖私、議員の皆様方のご推挙によりまして石井町議会議長の要職につくことになりました。まことに身に余る光栄でございます。もとより私浅学非才でありまして、その器でないことをよく承知いたしておりますが、ここに皆様方のご推薦を受けました上は、石井町の発展と町民福祉の推進に誠心誠意努力をいたす覚悟でございます。また、議会運営につきましては、公正無私の立場を堅持することをここにお誓いを申し上げる次第でございます。何とぞ皆様方のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。 次に、理事者各位に申し上げます。 我々議会といたしましては、いたずらに摩擦を起こすようなことはもとより避けなければなりませんが、同時に安易な妥協に陥ることがあってはならないと存じます。町勢発展の上に立って、正しく相携え、2万7,000町民の信託にこたえなければならないと考えておりますので、ご協力のほどよろしくお願いを申し上げ、私の就任のごあいさつといたします。どうもありがとうございました。 ○副議長(松尾誠作君) 次に、吉岡前議長から退任のごあいさつがあります。 ◆12番(吉岡重雄君) 議長を退任するに当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 顧みますと、平成19年9月の臨時会で議員各位のご推ばんにより名誉ある議長に就任し、以来2年間皆様のご支援、ご協力をいただきまして、大過なくその職責を果たし得ましたことに対し、衷心より厚く御礼を申し上げる次第でございます。 今静かに振り返ってみますと、議長に就任したことで肩を怒らせ、気負いがあったのではないかと自省しているところでございます。議会の権威を高めたい、そして議会としての機能を十分に発揮するようにしたいといった情熱にあふれていたことは否めません。そのために冗長な発言であるときは発言の制止をするなど、議員各位の意に沿わぬ議事裁きをしたこともありました。そうしたことが言論の府の長としていかがなものだったのかと自責の念にたえないものもあります。それにもかかわらず2年もの間議長として守り立ててご支援をいただき、お礼の申しようもありません。また、私を議長としてご推挙されるにはそれなりのご期待もあったでしょうが、非才のためにそのご期待に沿えなかったことに対して深くおわびを申し上げるものでございます。 議長を退任いたしましても、町勢の発展と住民福祉を願う心は皆様と同じでございますので、変わらぬご指導をお願いいたしまして、議長退任のごあいさつといたします。大変ありがとうございました。 ○副議長(松尾誠作君) 久米毅議長、議長席にお着きを願います。 ○議長(久米毅君) 小休いたします。            午後7時42分 休憩            午後7時57分 再開 ○議長(久米毅君) 再開いたします。 副議長松尾誠作君から副議長の辞職願が提出されています。 お諮りいたします。 副議長辞職の件についてを日程に追加し、追加日程第3として議題とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久米毅君) 異議なしと認めます。よって、副議長辞職の件についてを日程に追加し、追加日程第3として議題とすることに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △追加日程第3 副議長辞職の件について ○議長(久米毅君) 追加日程第3、副議長辞職の件についてを議題といたします。 事務局長に辞職願を朗読させます。 ◎議会事務局長(河崎幸夫君) 命によりまして辞職願を朗読させていただきます。 辞職願。私議、今般一身上の都合により石井町議会副議長の職を辞職いたします。平成21年9月17日。名西郡石井町石井字石井457-7、石井町議会議員松尾誠作石井町議会議長久米毅殿。以上でございます。 ○議長(久米毅君) お諮りいたします。 松尾誠作君の副議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久米毅君) 異議なしと認めます。よって、松尾誠作君の副議長の辞職を許可することに決定いたしました。 ただいま副議長が欠けました。 お諮りいたします。 副議長の選挙を日程に追加し、追加日程第4として選挙を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久米毅君) 異議なしと認めます。よって、副議長の選挙を日程に追加し、追加日程第4として選挙を行うことに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △追加日程第4 副議長の選挙 ○議長(久米毅君) 追加日程第4、副議長の選挙を行います。 選挙は投票で行います。 議場の入り口を閉めます。            〔議場閉鎖〕 ○議長(久米毅君) ただいまの出席議員は16名であります。 次に、立会人を指名いたします。会議規則第32条第2項の規定によって、後藤忠雄君、岩佐透君、藤田高明君を指名します。 投票用紙を配ります。            〔投票用紙配付〕 ○議長(久米毅君) 念のため申し上げます。投票は単記無記名です。 投票用紙の配付漏れはありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久米毅君) 配付漏れなしと認めます。 次に、投票箱の点検を行います。            〔投票箱の点検〕 ○議長(久米毅君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。 事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票を願います。 ◎議会事務局長(河崎幸夫君) 命によりまして議席番号と氏名を呼び上げます。 1番後藤忠雄議員、2番岩佐透議員、3番近藤忠夫議員、4番井上裕久議員、5番有持益生議員、6番松尾誠作議員、7番山根由美子議員、8番川端義明議員、9番平田芳宣議員、10番山口性治議員、11番横田民次郎議員、12番吉岡重雄議員、13番藤田高明議員、14議員梶野利男議員、15番志摩匡彦議員、16番久米毅議員。以上でございます。 ○議長(久米毅君) 投票漏れはありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久米毅君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終わります。 開票を行います。 後藤忠雄君、岩佐透君、藤田高明君、開票の立会をお願いいたします。            〔開  票〕 ○議長(久米毅君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 16票 有効投票 14票 無効投票  2票であります。 有効投票のうち  井上裕久君 9票  有持益生君 5票 以上のとおりであります。 ○議長(久米毅君) この選挙の法定得票数は4票であります。よって、井上裕久君が副議長に当選されました。 議場の出入り口を開きます。            〔議場開鎖〕 ○議長(久米毅君) ただいま副議長に当選されました井上裕久君が議場におられます。会議規則第33条第2項の規定によって当選の告知をいたします。 井上裕久君の副議長当選承諾及び就任のごあいさつがあります。井上裕久君。 ◆4番(井上裕久君) このたびは、まだまだ未熟な私を副議長にご推挙いただきましてまことにありがとうございます。今後は、微力ではございますが、地方自治法及び石井町議会会議規則等にのっとりまして、議長を一生懸命補佐してまいります。どうか皆様方のご指導、ご協力をよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。 ○議長(久米毅君) 次に、松尾前副議長から退任のごあいさつがあります。 ◆6番(松尾誠作君) 皆様にご信任を受けまして2年近く副議長をさせていただくことになりました。その間、副議長の質問等でいろいろとご批判もございました。議長の補佐を十二分にできず、また住民の皆さんのご期待にこたえれなかったことを深く反省をいたしております。副議長の職を辞した今は、一議員となり原点に返り、びしびしと町政のチェック、批判を公正公平にしていきたいと思っております。今後とも一議員として一生懸命頑張ってまいりますので、皆さんのご指導、またご支援を賜りますようお願いいたしまして、私の退任のごあいさつといたします。ありがとうございました。 ○議長(久米毅君) 小休いたします。            午後8時14分 休憩            午後8時27分 再開 ○議長(久米毅君) 再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議会運営委員会委員の選任について ○議長(久米毅君) 日程第3、議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。 議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第7条の規定により、議長が指名いたします。 議会運営委員会委員の氏名を発表いたします。 近藤忠夫君、川端義明君、吉岡重雄君、藤田高明君、志摩匡彦君、以上の5名を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久米毅君) 異議なしと認めます。よって、議会運営委員会委員についてはただいま指名いたしましたとおり選任することに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議会運営委員会委員長及び副委員長の互選結果の報告について ○議長(久米毅君) 日程第4、議会運営委員会委員長及び副委員長の互選結果の報告についてを議題といたします。 この際、議会運営委員会において互選の上、その結果についてご報告をお願いいたします。 小休します。            午後8時28分 休憩            午後8時31分 再開 ○議長(久米毅君) 再開いたします。 議会運営委員会委員長及び副委員長は、次のとおり報告がありましたので発表いたします。 議会運営委員会委員長川端義明君。 議会運営委員会副委員長藤田高明君。 以上のとおり、委員長及び副委員長は決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 常任委員会委員の選任について ○議長(久米毅君) 日程第5、常任委員会委員の選任についてを議題といたします。 常任委員の選任の方法については、それぞれの所属委員を選任願いたいと思います。 小休いたします。            午後8時32分 休憩            午後8時44分 再開 ○議長(久米毅君) 再開いたします。 各常任委員会委員の選任については、委員会条例第7条の規定により議長が指名いたします。 所属の委員会及び氏名を事務局長より発表させます。 ◎議会事務局長(河崎幸夫君) 議長の命によりまして各常任委員会委員のお名前を発表いたします。 総務常任委員会委員は、井上裕久議員、有持益生議員、山口性治議員、吉岡重雄議員、梶野利男議員、久米毅議員、以上の6名でございます。 次に、産業建設常任委員会委員は、岩佐透議員、松尾誠作議員、山根由美子議員、平田芳宣議員、志摩匡彦議員、以上の5名でございます。 次に、文教厚生常任委員会委員は、後藤忠雄議員、近藤忠夫議員、川端義明議員、横田民次郎議員、藤田高明議員、以上の5名でございます。以上です。 ○議長(久米毅君) 以上のとおり指名することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久米毅君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの常任委員に選任することに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 常任委員会委員長及び副委員長の互選結果の報告について ○議長(久米毅君) 日程第6、常任委員会委員長及び副委員長の互選結果の報告についてを議題といたします。 この際、それぞれの常任委員会において互選の上、その結果を報告願います。 小休いたします。            午後8時46分 休憩            午後9時10分 再開 ○議長(久米毅君) 再開いたします。 各常任委員会の委員長及び副委員長は次のとおり報告がありましたので、事務局長に発表させます。 ◎議会事務局長(河崎幸夫君) 議長の命によりまして各常任委員会委員長及び副委員長の氏名を申し上げます。 総務常任委員会委員長に梶野利男議員、同副委員長に有持益生議員。 産業建設常任委員会委員長松尾誠作議員、同副委員長に平田芳宣議員。 文教厚生常任委員会委員長に後藤忠雄議員、同副委員長に近藤忠夫議員。以上でございます。 ○議長(久米毅君) 以上のとおり各常任委員会の委員長及び副委員長は決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(久米毅君) 日程第7、委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から所管事務のうち、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました所管事務の調査事項について閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(久米毅君) 異議なしと認めます。よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 次に、河川対策特別委員会及び環境衛生対策特別委員会の各委員長から委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(久米毅君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 小休いたします。            午後9時13分 休憩            午後9時20分 再開 ○副議長(井上裕久君) 再開します。 一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員久米毅君から委員の辞任願が提出されております。 お諮りいたします。 一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員辞任の件を日程に追加し、追加日程第5として議題とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員辞任の件を日程に追加し、追加日程第5として議題とすることに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △追加日程第5 一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員辞任の件 ○副議長(井上裕久君) 追加日程第5、一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員辞任の件を議題といたします。 お諮りいたします。 一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員久米毅君の辞任を許可することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員久米毅君の辞任を許可することに決定いたしました。 ただいま一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員が欠員になりました。 お諮りいたします。 一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、追加日程第6として議題とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、追加日程第6として議題とすることに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △追加日程第6 一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員の選任について ○副議長(井上裕久君) 追加日程第6、一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員の選任についてを議題といたします。 一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員の選任については、委員会条例第7条の規定により、議長が指名いたします。 志摩匡彦君を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(井上裕久君) 異議なしと認めます。よって、一般廃棄物最終処分場維持管理業務委託契約調査特別委員会委員については、ただいま指名いたしましたとおり選任することに決定いたしました。 これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 平成21年第3回石井町議会定例会を閉会といたします。            午後9時24分 閉会 以上の会議録は事務局長の記載したものであり、その内容については大要において正確であることを認め、ここに署名する。   平成21年9月17日            議 会 議 長            議 会 議 長            議 会 副 議 長            議 会 副 議 長            署 名 議 員            署 名 議 員...