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06月08日-02号

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  1. 三好市議会 2021-06-08
    06月08日-02号


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    令和 3年 6月定例会議        令和3年三好市議会6月定例会議会議記録(第2号)             令和3年6月8日(火曜日)〇議事日程   午前10時02分開議  日程第1 一般質問        ──────────────────────〇本日の付議事件  上記議事日程と同じ        ──────────────────────〇出席議員(18名)   1番  村 中 将 治 君         2番  田 村 俊 哉 君   3番  高 橋 玉 美 君         4番  大 柿 兼 司 君   5番  竹 内 義 了 君         7番  西 内 浩 真 君   8番  古 井 孝 司 君         9番  吉 田 和 男 君  10番  多 田   敬 君        11番  中   耕 司 君  12番  柿 岡 敏 弘 君        13番  並 岡 和 久 君  14番  天 羽   強 君        16番  平 田 政 廣 君  17番  木 下 善 之 君        19番  立 川 一 広 君  20番  三 木 和 弘 君        22番  伊 丹 征 治 君        ──────────────────────〇欠席議員(3名)   6番  近 藤 良 仁 君        15番  千 葉 清 春 君  18番  大 浦 忠 司 君        ──────────────────────〇地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名  市長      黒 川 征 一 君    副市長     近 泉 裕 久 君  教育長     竹 内 明 裕 君    総務部長    川 原 正 治 君  企画財政部長  清 水 カズ子 君    環境福祉部長  滝 川 重 夫 君  福祉事務所長  大 西 利 恵 君    産業観光部長  松 本 俊 明 君  教育次長    宮 岡 浩 司 君    総務課長    久 保 直 樹 君  秘書人事課長  高 井 貞 行 君    地方創生推進課長藤 原 英 徳 君  財政課長    藤 井 幸 男 君    保険医務課長  黒 田 良 枝 君  健康づくり課長 喜 多 俊 昭 君    子育て支援課長 田 中 真 二 君 まるごと三好観光戦略課長  商工政策課長  平 尾 壮 作 君            城 野 義 明 君  学校教育課長  宮 内 一 也 君        ──────────────────────〇事務局職員  事務局長    谷   賢 二 君    事務局次長   梶 芳 和 栄 君  事務局主任主査 東 口   忍 君        ──────────────────────            午前10時02分 開議 ○議長(多田敬君)  ただいまの出席議員は18名であります。定足数を満たしておりますので、これより2021(令和3)年三好市議会6月定例会議本会議2日目の会議を開きます。 会議に入る前に皆さんにお願いいたします。 質問や答弁をされる場合は、マイクを口元に近づけて発言していただきますようお願いいたします。 お手元に本日の配席表をお配りしておりますが、質問の内容により会議途中で執行部側席の一部を変更することがありますので、御了承ください。 本日の日程は、お手元に配付いたしました議事日程第2号のとおりでございます。        ────────────────────── △日程第1 一般質問 ○議長(多田敬君)  日程第1、これより一般質問を行います。 質問通告書受付順に順次質問を許します。 初めに、7番西内浩真議員。 西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  おはようございます。清風政友会西内浩真でございます。一般質問、トップバッターを務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。 新聞にも出ておりましたが、昨日まで県高校総体が開かれ、我が三好市にあります池田高校本校、辻校、三好校におかれましても優勝する部活動が出てき、本当にうれしいことだなと思います。また、今週末には郡市中学総体もあります。そして、また来月にはついに東京オリンピックも開かれるようであります。まさに三好市からオリンピック選手が出るのを心待ちにしているのと同時に、小・中高校生がスポーツを通じ成長していってもらえたらなと思います。 その今回高校総体、また今週の中学総体とかありますが、結果よりそれまでのプロセスをしっかりこの行政がバックアップするのが我々の使命でないかなと思います。これからもお力添えをいただけたらと思います。 今回の私の質問でありますが、市内小・中学校についてでございます。 まず、質問に先立ちまして、黒川市長におかれましては日頃住民福祉向上、市勢発展に御尽力賜っていることに深く敬意と感謝を申し上げます。また先日、開会日の市政報告で、7月の任期満了に伴う市長選挙に出馬せず勇退されるとのことではありますが、2期8年、そして県議時代を含めますと20年以上にわたり政治家として三好市に貢献されていただきました。大変お疲れさまでした。御勇退後は、政治家時代にはなかなかできなかった奥様やお子様、またお孫さんとの時間をゆっくり取っていただき、お体を少し休めていただきたいと存じます。そして、落ち着きましたら、これまでの経験を生かして、これまでとは違う角度から三好市にお力添えをいただけたらうれしく思います。私個人的にも改めて申し上げます。大変お疲れさまでした。感謝申し上げます。ありがとうございました。 それでは、議長のお許しをいただきましたので、今回の私の質問に移らさせていただきます。 通告書には質問事項といたしまして市内小・中学校について、そして内容的には大きく2つ通告しておりますが、両方とも教育委員会ですので、質問を2つとも私申し上げまして、その後一括で答弁いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 市内小・中学校には、学校長、教頭という管理職がおられまして、そのほかに教諭の中で教務主任、学年主任や生徒指導主事進路指導主事人権教育主事などその他にもいろいろ主任、主事がいらっしゃいますが、今回は学校長、教頭及び教務主任についてお伺いします。 私の認識では、学校長とは学校教育法では校務をつかさどり、所属職員を監督すると明記されており、校長は学校の最高責任者であり、学校全体の仕事を把握し、それらを教職員に振り分け実行させる。また、その仕事がきちんと実行しているか指示や監督する。さらに、各教職員が規律遵守しているかなど上司として教職員や学校運営の監督をするのも校長の役割だと考えます。そして、学校の最高責任者として数々の校務執行に当たるため、校務管理権所属職員監督権など権限を有するとともに責任も有すると考えます。 次に、教頭とは、学校教育法で教頭は校長を助け、校務を整理し、及び必要に応じ児童の教育をつかさどるとあります。また、校長に事故があった場合には職務を代理するとも明記されております。実際、教頭とは校長の学校経営方針を具現化することと教職員の様々な意見を取りまとめ、事前の調整、準備を行い、校長の最終判断を助けるのが一番の仕事だと思います。教頭は、時数は少なくとも授業も受け持ちながら、校長と教諭との調整を任されており、激務だと私は理解しております。 次に、教務主任でありますが、教務主任とは学校長の監督を受け、教育計画等を担っている教諭だと認識しております。具体的には、教育課程の編成、教育計画及び時間割の作成、管理、学校行事の年間計画、学習計画や調整、学校内において一番多岐にわたる業務だと認識しております。 これが私が認識している学校長、教頭、教務主任ではありますが、このほかに付け足す部分があると思いますので、その部分を教育委員会としてそれぞれの業務、役割をお聞かせください。 次に、新型コロナウイルスについてであります。 一昨年より猛威を振るっております新型コロナウイルスでありますが、全国的に第4波にもなり、いまだ収束に至っていないのが現状であります。ワクチンの開発が進み、日本でも高齢者からのワクチン接種が始まったと連日報道されており、我が三好市でも早いとは言えませんが、高齢者ワクチン接種が始まりました。が、しかしまだまだ足りていないのも現状であります。一日も早く市民全員が接種できることを願っております。 今日現在、高齢者の一部が1回目の接種が終わられたと思いますが、その他の高齢者を含む市民大勢が新型コロナウイルスに感染しないか、四六時中心配している状況にあるのは三好市職員も同じだと思います。 その上で、社会的弱者と言われております高齢者と子供たち、とりわけ高齢者におかれましては、先ほど申しましたとおり接種が少しずつではありますが進んでおります。では、小・中学生はどうでしょう。政府は、既存の新型コロナウイルスは16歳未満の国民には感染しにくいという観点から、当初ワクチン接種の対象にはしておりませんでした。しかし、変異株の出現により、1歳未満の子供にまで感染が確認されております。 そのような現状を受け、市内で保育園、幼稚園、小・中学校に我が子を通わせている保護者、その方たちは毎日自分への感染予防はもとより、親の目の届かない学校では十分な感染予防はできているのかと日々心配しております。それは、子を持つ親として当然だと考えます。黒川市長がこの8年間子育て関係に並々ならぬ尽力してきた三好市ですので、教育委員会もそれに伴い子供たちへの感染予防は完璧にしているとは思いますが、その上で次のことをお伺いします。 1点目、市内小・中学校において感染予防はどのようなことを実施しているか。また、実際に児童・生徒は全員が実行しているのかどうかをお伺いします。 次に、あってはいけませんが、万が一児童・生徒に感染者が出た場合の対応はどうするのか。学校版マニュアル等は作成しているのかどうかをお伺いします。 3点目、学校内で感染者が出た場合、保護者への説明はどのような形でするのか。 以上、3点お伺いします。答弁により再問させていただきます。 ○議長(多田敬君)  教育長。 ◎教育長(竹内明裕君)  西内議員の1点目の質問にお答えします。 用意しました答弁は、議員の御質問にあった内容と重複する部分がかなり多くなりますが、御容赦くださいますようお願いいたします。 市内小・中学校の校長、教頭及び教務主任の業務及び役割についてでございますが、学校職員の職務権限については、法律で細かく規定されております。校長に関しましては、学校教育法第37条第4項において、校長は校務をつかさどり、所属職員を監督すると規定されています。 「校務をつかさどり」とは、校長は学校運営に必要な一切の事務を取りまとめ、処理する権限と責任を有しているということであり、「所属職員を監督する」とは、所属職員が担当している仕事を法律に違反しないで円滑に遂行しているかどうかを常時見守り、必要に応じて指示や命令をすること、また監督した結果についての責任を負うということであります。 続いて、学校教育法第37条第7項には、教頭は校長を助け、校務を整理し、及び必要に応じ児童の教育をつかさどる、また同8項に、教頭は校長に事故あるときは校長の職務を代理し、校長が欠けたときは校長の職務を行うと教頭の権限について規定されています。 「校長を助け」とは校長を補佐するということで、その職務の範囲は校長の職務全体に及ぶことになります。「校務を整理し」とは各校務分掌の仕事の調整をして、校長が最終意思決定をするときに適正に行われるよう事前に問題点を吟味し、校内の意見を取りまとめ、解決案を容易することです。そして、必要に応じ児童の教育をつかさどることが規定されています。 市内の中学校の教頭先生は、それぞれ週に8時間から12時間程度の授業を担当しています。小学校の教頭先生は、学校の規模にもよりますが、複式学校を解消するために、担任をしながら教頭の職務をこなしているという現状があります。 続いて、教務主任については、学校教育法施行規則第44条第4項に、教務主任は校長の監督を受け、教育計画の立案その他の教務に関する事項について連絡調整及び指導、助言に当たると規定されています。具体的には、教育課程の編成、教育計画の作成、時間割の作成・管理、学校行事の年間計画の作成・調整、学習評価の計画・調整、関係教職員に対する指導、助言など業務は多岐にわたっており、特に児童・生徒の教育については教務主任が大きな役割を担っているということでございます。 また、校長、教頭の職は徳島県教育委員会の任命によるものでありますが、教務主任は職務命令による校務分掌であり、三好市では服務監督権者である校長がそれぞれの学校における校務の内容を踏まえて命じております。 以上でございます。 ○議長(多田敬君)  教育次長。 ◎教育次長(宮岡浩司君)  西内議員の御質問にお答えいたします。 2点目の新型コロナウイルスに関し、市内小・中学校における感染予防方法とその現状についてお答えします。 感染予防方法は、文部科学省の学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドラインや、徳島県教育委員会新型コロナウイルス感染症に対応した学校運営に関する留意点についてなどに沿った考え方や方法を基準として実践しています。 校外学習や部活動の実施など、市全体で統制を取るべき事項は教育委員会が主導し、教育活動そのものについてはそれぞれの学校の特性を考慮しながら校長が主導し、感染拡大防止に努めています。校内にウイルスを持ち込ませないよう教員による児童・生徒の体調管理の徹底や校内での万全な手洗いの実施、マスクの適切な着用などを推進するとともに、教員は自らの行動に細心の注意を払い、感染予防に努めています。 次に、児童・生徒に感染者が出た場合の対応ですが、徳島県教育委員会三好保健所、各学校の指導をいただきながら作成した体調不良やPCR検査等対応マニュアルにのっとり対応を行います。 徳島県教育委員会体育学校安全課への感染症報告から、当該校の臨時休業措置の決定、施設の立入禁止、関連校の臨時休業の検討、陽性となった者の行動記録の整理、接触者リストの作成、学校職員の勤務体制の整備、保護者宛通知の作成など保護者への連絡、児童・生徒の速やかな下校、学校給食の停止等の措置、スポーツ少年団活動の停止、三好保健所による濃厚接触者リストの作成、濃厚接触者の検査実施の連絡、検査の準備及び実施、施設の消毒、感染者・濃厚接触者の休業措置の徹底、休業者の学習・メンタル支援、教職員、児童・生徒の復帰支援など多岐にわたり、学校及び行政機関が協力し、陽性となった者に対する偏見や差別、児童・生徒の心身の状況を把握しながら細心の注意を払い実施することとしています。 最後に、保護者への説明ですが、実施する新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の内容に応じ、教育委員会または学校が保護者に対し、決定事項のお知らせや感染拡大防止の対応依頼を文書等により通知、説明しています。 また、児童・生徒が陽性者となった場合の連絡は、臨時休業措置などの保護者宛て通知は徳島県教育委員会と、濃厚接触者等の検査実施の通知は三好保健所と連携をし、内容を確認した上で送付することとしておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  ただいま教育長及び教育次長から答弁いただきました。再問に移りたいと思います。 ただいま教育長の答弁で理解できたのは、やはり校長及び教頭、教務主任というのは絶対学校に必要な職でありまして、校長は最高責任者であり、教頭はそれを補佐するという大前提があります。そして、学校内の校務におきましては、教務主任が中心となり運営すしているということで理解しましたが、今は6月ですが、3月末に内示があり4月1日で人事異動があったと思うんですが、市内には小・中学校合わせて19ですか、東祖谷小・中学校ありますので、ここで学校長は1人と思いますが、教頭は2人いらっしゃると思います。 この4月に学校長と教頭、両方が代わった学校数は三好市内で何校ございますか。 ○議長(多田敬君)  教育長。 ◎教育長(竹内明裕君)  お答えします。 3校ございます。 ○議長(多田敬君)  西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  3校ですよね。 では、その3校のうち、学校長、教頭、教務主任、この3人が代わった学校は何校ありますか。 ○議長(多田敬君)  教育長。 ◎教育長(竹内明裕君)  2校でございます。 ○議長(多田敬君)  西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  3校中2校ということで、今先ほど教育長の答弁でも皆さん市民の方もお分かりと思いますが、校長、教頭、教務主任、これ誰が異動で代わっても、下につく教諭の方については確かに厳しい、きつい面がございます。例えば、校長1人が代われば引継ぎ等もありますが、教頭は代わって校長先生にこの地元はこのような風習がございますとかそういうこともありますが、また校長、教頭が万が一代わったときは、教務主任が新しい校長先生教頭先生にこのようなことがあります、またここの児童・生徒はこんな感じですと伝わると思いますけれども。 分かりやすく言いますと、市の教育委員会で、言わば教育長、教育次長、そして学校教教育課長がもし異動になったとしましょう。まあ、教育長は異動はありませんけど。そのときに、例えば学校教育課は課長、教育次長、教育長の3人が代わったら学校教育課の課員は業務を円滑に遂行できると思われますか。校長、教頭、教務主任の3人が代わって、学校運営ができるかどうか。どういう考えがあるのか市教育委員会としての見解をお伺いしたいと思います。 ○議長(多田敬君)  教育長。
    ◎教育長(竹内明裕君)  お答えします。 以前から校長が代われば学校が変わるということで、校長が代わるとその学校にとってはプラスもあるということで進められてはおりました。ただ、校長、教頭が同時に代わる、しかも教務主任も代わるということは、学校運営上非常に好ましくないというのは現実でございます。そうならないよう県教委のほうにも人事異動に際しては要望をしております。ただ、近年教職員の大量退職の時期に入っておりまして、その多さからやむを得ない状況が来ております。昨年末であれば小・中20校のうち、動いた校長が11校、教頭は6校ということで、現在17人の新しい管理職が三好市内の小・中学校に赴任しているという現状がございます。また、これらの校長、教頭の配置に関しましては、学校運営に支障のないようそれぞれの学校の適任者を任命していただけるように県教委には要望をしておりますが、どうしても動くような状況が生まれているということが現実でございます。 教務主任に関しましては、校長が人事異動に伴いまして、その年の組織づくりの中で適任者を選んでおるということで、毎年代わる場合もあるということで、この場合はやむを得ないという状況です。 以上のような状況です。御理解いただけたらと思います。よろしくお願いします。 ○議長(多田敬君)  西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  近年、教職に就く方が減っているというのも確かに現状であると思います。その中で、今現在の教職員の中で、管理職になるのを控えておるというのもこの5年、10年の現状だと思いますけども、しかし私がいつも申しますとおりに、今教育長がおっしゃったように校長が代われば学校が変わる。学校が変わるということは、そこに通学している児童・生徒の生活も変わるという可能性は高いです。そして、校長になりますと、学校運営とほかに皆さんも御承知のように地元有識者とか地元の各種団体との交流とかも学校長なんかが出てきます。日曜日とか夜とか、時間外にそういう会合に出席することが出てきます。また、教頭になればPTAの対応、そういうのも出てきます。 そして、今教育長の答弁で教育長の真意は大体分かってはおるんですけども、なぜこの2校、3人が全て変わったのか。多分、恐らくこの質問をすれば、人事異動については県教委が任命するということではあろうとは思うんですが、この市町村の教職員、これは県費負担教職員になると思うんですけども、確かに任命者は県教委です。しかし、所属、雇用者は市の教育委員会になると思うんです。また、服務監督権も市教委にあると思うんです。ということは、この市の教職員を管理するのは市教育委員会のお仕事と私は思うんです。その上で、なぜこの今回この3月末、4月の異動で校長、教頭、教務主任が3人代わる学校が2校出ていますよね。それをなぜ三好市教育委員会は容認したのか。そこをお伺いします。 ○議長(多田敬君)  教育長。 ◎教育長(竹内明裕君)  お答えします。 容認したというわけではないんですけれども、例えば1校は、校長先生教務主任の2人が定年退職で退職されました。そして、教頭先生は市外から配置されておって、3年間の義務を終了して地元に帰られました。だから、市教委としてこの異動に口を挟む余地はなかったというのが1つでございます。 もう一校に関しては、校長先生が定年退職をされました。教頭先生は校長に任用されて別の学校に赴任をいたしました。教務主任に関しては、職員の異動の中で新しく赴任された校長先生が適任者を任命したということで3人とも代わったということでございます。 市教委としては、3人とも代わるというような状況はさっきも申しましたが学校運営上好ましくないと考えておりますので、校長、教頭どちらかは地元の人間であるとか、その学校に勤務した経験のある人間であるとか、少なくともそういうことは県教委にお願いをして配置をしてもらっているという現状でございますので、御理解いただけたらと思います。よろしくお願いします。 ○議長(多田敬君)  西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  今教育長がおっしゃることは本当に私も十分理解はできるんですが、今回この校長、教頭、教務主任の異動のことにはなるんですが、教員の異動も含めて何度も言いますけれども、やはり最後にしわ寄せが行くのは子供たちなんです。そうしたら、小・中学校、特に小学校においての学校生活というのは恐らく一生心に残るものです。多分皆さん方も小学校の思い出というのはあると思うんです。そして、学校へ通学している子供たちにとって一番身近な大人というのは学校の先生なんです。そして、担任、また担任の次に皆さん校長先生とかを覚えていらっしゃると思うんです、その当時の。自分が小学校のときに校長先生が誰であったというのは。一生覚えてますよ、これ。それを、そんなことはありませんけれども1年ごとに代わられたりしたら、学校の生活自身が変わって、それに対応できない子供が出てくるのも目に見えております。 先ほど私が申したとおりに、今教員になる方が減っておりますし、管理職になられる方も減っております。そのような中、今教育委員会がしなくちゃいけないのは、今教育長がおっしゃったように、校長が定年退職、教頭がその定年退職と同時に3年間が終わるとか、教務主任については校内人事ですんで校長先生が決定権を持っておりますけども、それって事前に分かることじゃないですか。60歳定年をいつ迎えますよと。必ずしも教頭先生は3年必ずいなくちゃいけないとかそういうのもないと思うんです。もちろん、以前私も学校で、あれ、これ校長先生教頭先生、両方代わるなと思ったときに、そこへ校長先生は地元の方が来られました。その小学校に勤務されておった先生が来られました。それで大分助かったんじゃないかなと思いますけどもね。 でも、今三好市内の小・中学校を見ますと、教員の数、生徒の数、いろいろありますけども、小学校で今三好市内で一番教員数が多いので池田小学校、22名。少ないところで3名のところがある。これは教諭の話ですけれども。講師等は別ですけれど。中学校も池田中学校が一番多くて、少ないんであれば5名のところもあります。その5名のところでも、校長、教頭、教務主任はいらっしゃいますよね。3名のところは指導教諭とかの関係でいないところもあるようではありますけども。 それで、私いろいろと調べさせていただいたら、この4月に三好市内みたいな大規模とか大きな規模の学校、または小さい規模の学校もありますけども、中には教諭の、校長、教頭も含めまして、半数以上の人の異動があった学校もあると分かりました。どの学校とは言いませんけども、例えば8人しかいない学校で5人代わったらどうします。今市役所の各課長いらっしゃいますけども、自分の課員、自分も含めて半数以上が異動で代わったら、次の4月からどうされますか。学校の教員については、どこの学校に行っても職務内容は少し変わるぐらいでそんなに変わらないとは思いますけども、やはり最初の一、二か月はそこの地域に順応するように苦労されると思います。もしかしたら、体調を崩す先生方も出てくるかもしれません。 ですから、そのようなことも考えて、来年、2年先のことを考えるんじゃなくて、3年先、4年先、5年先のことを考えての異動のことを考えなければ、何度も言いますけども最後は子供たちに被害が及びます。なかなか難しいとは思いますけども、でも県教委に対して市教委が要望するという形、多分この三好市の中で一番力は強いと思うんです。学校の教職員の異動に我々議員が口出しするのはどうかと思います。もちろん市長が県教委に言うのも一つの案ではありますけれども、やはり教育委員会には教育委員会の教育長名でそういう要望をするのが一番効果的だと私は考えるんですが、今後このような三好市内において、校長、教頭、教務主任が異動、教務主任は教育長もおっしゃったように学校内の人事なんでなかなか難しいと思いますけども、このようなことを避けてほしいと県教委に要望はできますか、どうですか。 ○議長(多田敬君)  教育長。 ◎教育長(竹内明裕君)  お答えします。 先ほども申しましたが、常にそういう要望はしておるわけなんです。ただ、先ほど言いましたように、今後も大量退職の余波というのはやっぱり残るだろうと考えられます。だけん、今年度末それが全てなくせるかといったら非常に難しく、今年度末にもそれに該当する学校が5校から6校出てくるのは事実です。三好市の場合、地元で管理職を全て入れるというのは難しいというか、人数が足りません。その関係で、市外から新任校長なり新任教頭なりが入ってきます。校長はともかく、教頭の場合は新任教頭で来ると3年という年数は決まっておりますので、必ず3年たてば帰ります。その次はどうするかというそういう案も常にこしらえながら、要望は出しとんですが、今の現状ではそれでうまくはまらない、それが事実でございます。 だけん、市内の校長先生方、教頭先生方もやっぱりもう何年かしたら退職ということを控えている。昨年から、県の教育委員会が管理職の再任用という形を取るような形で何とかできないかって工夫をしてくれていますが、それがどれだけできるかということも含めながら、また年度末に向けて、とにかく学校運営はもとより児童・生徒の教育とか地域との連携、そういうことに支障がないように様々なことを考慮しながら進めていきたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。 ◎教育長(竹内明裕君)  西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  何度も言いますけども、教育長のお気持ちも十分理解できます。もちろんこれ以上詰めても答えは変わらないと思いますが、教育長の頭の中にはあると思いますけれども、やはり何度も言いますけども最後は子供たちに行きます。そして、教員の先生方も校長先生が代われば仕事がしやすく、言葉は大変申し訳ないんですけども、校長先生が代われば仕事がしやすい学校長のときもあれば、あれ、この校長先生の下では仕事がしにくいなという校長先生もいらっしゃいます。それはもちろん校長先生教頭先生の教育理念の違いですから。しかし、一教員の方のことを考え、また子供たちのことを考えれば、もう少し今異動とか退職のことを考えればなかなか難しいのは十分理解できましたので、教育委員会として学校現場にもう少し手を差し伸べてあげてもらえたらと思います。 何年か前にも私言いましたけど、どうしても今学校現場と教育委員会というのは温度差がございます。教育委員会が来校するとなれば、身を構えるといいますか、学校現場はそのような形になっておりますので、それでは真の学校現場は見えてないんじゃないかなという心配が私個人的にございます。そういう学校の教職員と教育委員会が考えが一致して、一致団結して学校運営、子供たちのためにこれからも運営していってもらえたらなと思いますので、もう少し踏み込んだ学校運営を助けていってもらえたらと思います。 今、学校の本来の中身を見てないんじゃないかと申しましたが、コロナワクチンについての再問にさせてもらいますけれども、学校現場へはコロナについてこのようにしなさいよと市教育委員会からは何か文書なり通達なりはしておるんですか。その点、1点お伺いします。 ◎教育長(竹内明裕君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長(宮内一也君)  議員御質問にお答えいたします。 学校への周知ですけれども、感染症の対策につきましては、先ほど申しましたように文科省、県教委の通知を基本としまして、国の緊急事態の状況とか徳島の状況、とくしまアラートとかの状況です、それと三好市内の状況などを考慮しながら、それぞれの学校に合わせてその対策を進めていただいておるというのが現状でございます。 通知につきましては、県教委が県立学校に通知するものがございますので、それに準じた扱いをお願いしたいということで通知をいただいておりますので、その内容に教育長のほうで三好市の特性を加えまして、各学校へ伝えて対策をしていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(多田敬君)  西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  学校現場は、もちろん皆さんも一緒かもしれませんけど、学校現場って先ほども教育長がおっしゃった文科省からのマニュアルがまずあります。学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生マニュアル、また新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドライン。また、県においても新型コロナウイルス感染症に対応した学校運営に関する留意点とかいろんな文書が出ておるんですよね、皆さん御承知のとおり。これプラス市民、県民、国民に対して保健所から対応マニュアルが出ておると思うんです。今私が申し上げただけでも4つあるんです。これ、恐らく内容的にはさほど変わりませんが、学校現場としてみたら、1つを守ったら全てが守れるんでなく、中には若干違うところがあるので、どれを守っていいのか分からないという面も出ておると思うんです。できれば、もう今からするのは遅いんですが、先ほど私質問で言いました服務監督権が三好市の教育委員会にあるんですから、その4つもしくは5つの国や県から出されとるマニュアルを一本化して、市教委としての文書を出したほうが学校現場はうまく回るんでないかなと私は思うんですが、もちろん先ほど申しました今から出すんではもう遅いと思うんですけども、そのような考えは今までございませんでしたか。 ○議長(多田敬君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長(宮内一也君)  議員おっしゃるとおりいろいろな通知、マニュアル、私どもも作成したのが学校教育課におけるマニュアルもこしらえましたし、学校のマニュアル、それとうちでは調理場のマニュアルであるとかいろんなマニュアルがおっしゃるとおり存在しております。それで、どこを見ていいのかというのが分かりにくいという状況は当然ございます。 ただ、先ほど申したように、県立学校の例を基準とさせていただいて、そこへ教育長が三好市の特性を加えると。そういうことで、学校としてはそこを第一としていただいて、今度行動のマニュアルにつきましては、私どもが作りました感染症のPCR検査、それと陽性時のマニュアル等につきましては、ある程度その分を整理しまして、どういうことを順次指定いかなければならないという時系列をまとめまして、学校にもお配りをしておりますので、対応についてはある程度周知徹底ができていると考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  周知徹底できておるという答弁で少し安心はしておるんですけども、根本的なことを申しますけども、我々もそうですけども、手洗い、手指消毒等が、もちろんマスク着用もですけれども、一番の予防と思ってますが、今まだ三好市内の小・中学校にそのような事例が出ていないのでまだ安心できておるんですが、30人その学校に子供が在籍しているとしましたときに、手指の消毒等を29人しておって1人がしてなくて、その方が陽性であればその29人にもちろん感染する可能性はありますよね。恐らく学校現場で、例えば小学校で言えば、特に小学校です、12歳以下はどうしてもワクチン接種が後回しされてますので。その小学校において、外で休み時間に活動し、帰ってきたときにもちろん手洗いと手指消毒をすると思うんですが、そこまで恐らく休み時間にそれをするまで、学校の担任とかは確認できていないというのが現状と思います。もちろんそれは私も確認したわけじゃございません。もしかしたら、学校によれば休み時間は担当を振り分けてそれを指導するという学校もあるかもしれませんけれども。でも、我々も一緒ですけど、一人一人がしっかり予防しないと、1人の不注意によって広がるというのは感染症の一番特徴であります。そこまで教育委員会は恐らく把握はできていないと思いますが、いかがでしょうか。別に、把握できなければできないで答弁でよろしいんですけども。 ○議長(多田敬君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長(宮内一也君)  議員おっしゃるとおり休み時間もございますし、登下校の時間もございます。教員の目の届かない時間帯というのは当然ございます。徹底を完璧にできているかと言われれば、絶対そうではございません。ただ、コロナウイルスに対しての教育等、それは子供たちにも行っておりますし、子供たちは素直によく聞きますので、そういったマナーとかルールの遵守はできておると考えております。 また最近、学校の先生もかなりコロナで手を割いて忙しいんではございますけど、最近になって子供たちを十分手洗いをさせることができましたら、校内の消毒なんかは大部分を省略できるようになってきておりますので、対策はその都度ちょっと変わってきておりますので、議員おっしゃるとおり徹底もますます推進できるように、学校と一緒になって頑張ろうと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  先生方の御努力により子供たちのそのような感染予防をしていただいていると思います。 それで、先ほど質問で申したようにあってはいけませんけれども、もし子供たちの誰かに感染者が出たり、もちろん今コロナで先生方が今までの校務とは別な校務が出てきたわけです。私今まで教育委員会に質問させていただいたときにいつも申しておりますけども、教育長は元校長先生ですんでお分かりと思いますけど、教員というのは多種多様な業務が今増えておりまして、本当に御苦労されております。授業だけしておれば給料をもらえるという職業ではなくなっております。今今日現在、この10年ずっとです。その上で、もし万が一、そういう感染者が出たり、今以上に予防するような業務が出ておれば、多分回らないと思うんです、先生方も。今、相当に苦労されておられるんです、各小学校の先生方。 そのようなときに、これ以上業務が多様化するんであれば、このコロナ予防に関して、そのような場合は、例えば市教委から職員の応援を出してあげるとか、そのような、もちろん学校からの要請があればですけれども。それはそういうことを前向きに考えれますか、どうですか。 ○議長(多田敬君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長(宮内一也君)  重々おっしゃることはよく分かります。学校を私も訪問させていただいておりますけど、先生の業務がここ何年多忙な状況になっております。現在またGIGAスクール等のこともございまして、大変御負担をかけているなといつも行って思う次第でございます。 今後、学校教育課としましても、議員おっしゃるとおり協力できるところは我々で協力していきたいと考えてございますので、よろしくお願いします。 ○議長(多田敬君)  西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  多分課長がそうとおっしゃっていただけるんで、教育長、教育次長も理解していただいていると思います。 今、課長からGIGAスクールという言葉が出ましたけども、今学校現場ではやはりベテランの先生方になればなかなか苦労されておるというのも先日耳にしました。なかなか今の現代のコンピューターが学校現場にも入るようになりまして、なかなか苦労されているというのもお聞きしてますので、そこら辺も含めまして、しっかり教育委員会としまして学校現場に協力をこれからしていかないといけないという現状も分かっていただけたら私はありがたいと思います。 そのためにも、難しいとは思いますけれども人事異動の件、その件は業務に関して根幹を揺るがすようなこともございますので、そこを重々今回私が質問させていただいたことを覚えておっておられて、これからの学校運営をしっかりしていってもらえたらと思いますので、これからも子供たちのためにどうかよろしくお願いいたします。 時間少し余りましたが、これで私の一般質問を終わります。どうもお世話になりました。 ○議長(多田敬君)  7番西内議員の一般質問が終了しました。 会議の途中ですが、11時5分まで休憩します。            午前10時51分 休憩            午前11時05分 再開 ○議長(多田敬君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 続いて、2番田村俊哉議員。 田村議員。 ◆2番(田村俊哉君)  無所属の田村俊哉でございます。一般質問を行いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 私の今日の一般質問は、三好市が管理するホームページ全般につきましてのテーマでございます。 執行部側席にはそれぞれの担当の役職の方がおいでます。全ての方に関連してまいりますので、いつどなたに関連の質問が行くやら分かりません。緊張感を持って一般質問を受けていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、早速質問に入らさせていただきます。 三好市のホームページは、インターネットを利用して情報を分かりやすく提供できる目的を持つ大切な役割があると思います。高齢者はもとより誰もが見やすく、分かりやすいホームページとなっているかの現状を確認しながら、その在り方についてさらに充実を目指し、質問をさせていただきます。 インターネットを活用した社会は、全世界のみならず高齢者、老若男女問わず今は当然当たり前のごとく生活の中に入り込んでいます。スマートフォンやタブレットがこれだけの流通が増えてまいりますと、高齢者も徐々にその端末を使っていろんな活動の範囲を広げていっております。 先般より始まりました新型コロナウイルスワクチン接種の予約に関しましても、65歳以上の方もスマホ等でQRコードというものを利用して予約を完了したり、予約の確認をしたりということができる時代にとうとう入ってまいりました。とはいうものの、まだまだ高齢者の方のスマホ、タブレットの利用率に関しては、この三好市ではどのぐらいの率かというものはデータとしては持っておりませんが、しっかりとその辺は行政側としては今後の対応を慎重に進めながら行うことが責務だと思っております。 そんな中で、誰もが見やすい、情報を取りやすいというようなホームページを現在管理運営していただけているとは思いますが、この三好市としてのこのホームページについての基本的な考え方、またこういった高齢者、障害者を含むいろいろな方への情報提供のルールに基づくホームページの在り方について、それぞれ各課ごとに取り組んでいることもございますが、まずは三好市のホームページ、三好市教育委員会ホームページ、三好市議会ホームページのこの3つに対する御答弁をいただきたいと思います。また、その後にそれぞれの課が行っている施策ごとのものに関しましては、再問で1ずつ御意見をいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 まずは、三好市ホームページ、三好市教育委員会ホームページ、三好市議会ホームページ、この3つの更新作業やチェック体制、それからセキュリティーなど、そこの部分に対して御答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  総務部長。 ◎総務部長(川原正治君)  田村議員御質問の1点目、三好市が管理運営するホームページについて、三好市としての基本的な考え方と時代に合ったルールに基づくホームページの在り方についてにお答えいたします。 まず、基本的な考え方といたしましては、市民の皆様のニーズに沿った迅速な情報提供を行うとともに、誰もが使いやすく分かりやすいホームページを目指しております。全ての人が見やすいように、情報のバリアフリー化を図っております。ユーザビリティに配慮したホームページづくりを心がけるとともに、情報を分かりやすくするためにカテゴリーに分類しております。また、市民等から寄せられた御意見を参考に、コンテンツの充実、情報の整理を常に行っております。 以上のようなことから、情報の集約だけでなく、地域内の市民、企業向け情報と地域外向け情報に分類し、それぞれの特性に合った内容とすることで、より高い効果を上げれるよう工夫をしております。 次に、時代に合ったルールに基づくホームページの在り方についてお答えいたします。 本市では、日本工業規格に対応し、全ての人が見やすく利用しやすいホームページを目指して、ウェブアクセシビリティの確保と向上に取り組んでおり、記事への振り仮名、記事の読み上げ、背景色や文字サイズの変更等の機能を有しております。 しかし、それだけでは十分と言えず、各職員が規格、基準を満たす記事を作成する必要があるため、ガイドラインを定め、文字の装飾、リンクの設定、画像などについて規定し、見やすく読みやすい文章を心がけるよう全職員に対し注意喚起を行っております。 次に、更新作業方法とチェック体制についてお答えいたします。 近年、必要な情報を取得するには、検索して直接アクセスする方法が主流となっており、本市においてもトップページではなく各ページに訪問されていることが主となっております。 そのため、更新作業の方法といたしましては、コンテンツ管理システムを利用し、各施策の担当部署が作成、編集し、各部署の管理者がチェック、承認することで、アップデートが完了することとなります。各担当で更新、管理をすることで、正確性と速報性において一元管理をするよりも有利であると考えております。 徳島県と県内各市町村は、徳島県自治体セキュリティクラウドとして共同調達、運営をしており、インターネットアクセスを適切かつ安全な体制を構築できておると思います。 また、三好市教育委員会、三好市議会ウェブサイトにおきましても、更新作業、チェック体制をそれぞれの事務局で同様に対応しているところでございます。 以上、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  田村議員。 ◆2番(田村俊哉君)  それでは、幾つか再問させていただきます。 今の御答弁によりまして、三好市ホームページ、教育委員会、それから議会ホームページそれぞれセキュリティー上のチェック体制を基にしっかりと管理をされて行われておるということでありますが、例えばこのセキュリティーという面で言うと、担当者が部署が交代した、違うところでまたそれを担当するとかということは多々あるかと思います。なぜかというと、こういうふうなインターネット、パソコン、もしくはそういった分を使うには、やはりそれに精通している者がいると非常に効率的に作業もできると思いますので、どうしてもそういった方が中心となって管理されていることが多いと思います。 ここで言うセキュリティーというのは、そういった中でそういった方々への例えば講習会、ルールの講習会であったり、それから例えば部署が変わった、もしくはその方が退職をされたといった場合には、パスワードであるとかそういうふうなそれぞれが管理運営する部分でのセキュリティーについてはどのようになっているのかお答えください。 ○議長(多田敬君)  総務部長。 ◎総務部長(川原正治君)  職員にパスワードの付与、更新ですけども、6か月でパスワードを変更するようになっております。異動のときは、当然ホームページの中のウェブサイトの記事の更新をする必要があるときには、上司であったり同僚であったり、それで確認しながら更新作業をするわけですけれども、この徳島県下の自治体が入っているセキュリティークラウドで表現とかが間違っている場合は登録できないようなシステムになっているので、ここでチェックがかかり、そのチェックを通って実際管理職である管理者がオーケーを出して、その部分がホームページに上がってくるという流れになってございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  田村議員。 ◆2番(田村俊哉君)  分かりました。 そういった定期的にパスワードを変更するとかそういったことは非常に大事なことでありますし、そういったことが職員全体として共通にそこは大事であるということを認識されておるということですから安心はしました。 私は今回このホームページについて一般質問をさせていただくきっかけとなりましたのは、1つについてはそのスマートフォンを使った高齢者のワクチン接種の予約というシステムが発表されてから、市のホームページについては高齢者にとって優しいだろうかという先ほど部長の答弁の中にもありましたが、ウェブアクセシビリティーという言葉が出てまいります。これは当然一番時代に即した誰にも見やすい状況といったものを行政としては作らなければならないというルールに基づいて作成されているものということだそうです。 その中で、私自身もこの一般質問で、ここの部分を一度質問するに当たりまして、それぞれのホームページを一応チェックして回ったということでございます。ところが、迅速な情報の提供という部長の答弁がございましたが、なかなか実際にホームページ、いろんなところを回りますと、現実としてはそれとは違った古いデータであるとか、そういったものがたくさん見受けられましたものですから、これはやはり一般質問をするのも大切なんですけれども、直接市民の皆さんへの情報の最先端であるということから、訂正するところは訂正しないといけないというふうな思いになりまして、それを発見した段階で担当課長のほうには御提案申し上げまして、いま一度それぞれの部署のチェックをお願いしたいというふうにお願いをいたしました。 御多分に漏れず私たちの市議会のホームページもございますが、市議会のホームページも他の市議会もしくは市町村のページがありまして、そこのリンク先というところをチェックしましたら、2か所のリンク先がもう既に今は使われていないというような状況も分かり、すぐさま事務局のほうに御連絡申し上げたところ、十数分ですぐに対応を現在のホームページとリンク先を変更ということで対応していただきました。 というように、それぞれの部署がいま一度そのところのチェック体制をしっかりとすることは大事であるということでお願いをいたしました。これについて、今日現在、ホームページの更新内容についてリンク切れ、そういったものも全てではチェックまだまだたくさんありますから厳しいと思いますが、その点についてどのようになったでしょうか、お答えください。 ○議長(多田敬君)  総務部長。 ◎総務部長(川原正治君)  田村議員おっしゃることはごもっともだと思います。市としては必要な情報を的確に流すというのが使命でございまして、そういうリンク漏れとか古い記事というのを更新されていないということですので、早急に情報の正確性、また古い記事の更新につきましては再度作業をして、最新のものに更新したいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  田村議員。 ◆2番(田村俊哉君)  担当部署としてはどうですか。 課長のほうから何か一言ございますか。 ○議長(多田敬君)  総務課長。 ◎総務課長(久保直樹君)  先ほど御質問のありました古い記事とかリンク先が存在しないということで、田村議員さんのほうから御指摘をいただきましたので、その後各担当部署のほうに再度確認するように周知をいたしました。今現在、まだ全てが確認はできておりませんが、多くの課の部分におきましては、もう修正ができておると考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。 ○議長(多田敬君)  田村議員。 ◆2番(田村俊哉君)  ありがとうございます。 一般質問をよくした場合にこういうことがあるのでということになると、検討もしくは準備しますということで終わるんですが、今回はある意味チェックが取れてよかったかなと思います。担当部署の方にしましたら、例えば担当の部署が変わったり、引継ぎができていなかったり、過去に振り返っていなかったりという部分で、考えるところはあるかと思いますが、やはりそれは市民のためにどういうふうなことにしないといけないかというのは大切なところなので、今後ともそういった視点は忘れないようにやっていっていただきたいなと思います。 さて、次に移ります。 施策ごとに三好市としてはいろんな課において、それぞれの取組をこのホームページもしくは例えばアプリというようなもので展開をしております。現在も進行中です。それぞれについてそれぞれの課のほうからお教えいただきたいと思うので、よろしくお願いします。 まず最初に、地方創生推進課においては、ホームページ、ウェブサイトとして三好市移住ポータルサイト、それからたちばなし、これ、読み方間違えると立場なしになるんですけど、どうもこれは立って話すほうの立ち話という表現らしいです。立場がないほうじゃなくて立ち話というようですから。その2点について教えてください。 ○議長(多田敬君)  地方創生推進課長。 ◎地方創生推進課長(藤原英徳君)  田村議員の御質問にお答えします。 御質問の三好市移住ポータルサイト及びたちばなしについてですが、まず三好市ポータルサイトについてですが、移住者が定住する上で、大きな障害の一つとなっている働く場の問題を解決するという観点から、仕事を中心に住むところや暮らしサービス等を紹介できる移住促進のポータルサイトを構築することで、主に都市部から移住を希望している方々への働き方を確保し、移住・定住を促進させるという目的から、2019年度に立ち上げたものでございます。 なお、同サイトの構築及び管理運営主体は、三好市が指定した地域再生推進法人であります一般社団法人三好未来推進協議会となります。 次に、たちばなしについてですが、移住・定住人口の増加に向けて、本市に繰り返し訪れるリピーターの獲得など、訪問された方との継続的なつながりづくりが必要であると考えております。本市を訪れる交流人口を拡大し、その交流人口の中から三好市に興味を持ち、繰り返し訪問することなど、三好市のファンをつくり出し、さらに将来的には定住人口へつながることにより、人口の抑制を図ることという目的から、新しい人の流れである関係人口の創出拡大を目指し、2018年度に立ち上げたサイトでございます。 主に、本市の人にスポットを当て、市内各地で活躍されている方の記事をアップすることで、あの人に会ってみたいという人と人とのつながりを生み出そうというもので、2021年5月現在で18の記事を掲載しており、投稿頻度といたしましては年平均三、四回投稿しております。立ち上げから累計4万7,000のホームページ閲覧数と約1万4,000のユーザーがあり、そのうち11%がリピーターとなっております。 また、たまには地域おこす課という直接地元の方との交流をすることができるイベントもたちばなしサイトと連携して行っており、2020年度におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で全てオンラインとなりましたが、4回開催しており、計72名の参加がありました。 現在、取材及び更新など管理運営作業は市職員、地方創生推進課職員が直接行っておりますが、これらは専門知識や技術が必要であり、業務効率の向上の観点から、管理運営手法の見直しについて検討していく必要があるものと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(多田敬君)  田村議員。 ◆2番(田村俊哉君)  ありがとうございます。 今のが地方創生推進課が取り組む2つの施策に関するものです。これとよく、課は違えども関連してまいりますので、まるごと三好観光戦略課の行っている大歩危祖谷ナビ、それからまるごと三好観光ポータルメディア、それとスマートフォンのアプリがありますみよしナビ、この3点について御答弁お願いします。 ○議長(多田敬君)  まるごと三好観光戦略課長。 ◎まるごと三好観光戦略課長(城野義明君)  田村議員の御質問にお答えいたします。 観光戦略課が関係するネット情報の配信といたしましては、ただいま議員おっしゃったとおり大歩危祖谷ナビ、それからまるごと三好観光ポータルサイト、それからみよしナビの3つのサイトがございます。 まず、大歩危祖谷ナビでございますが、これまで観光客に対する旅前情報の提供として、三好市観光課が管理する観光ホームページ、それと三好市観光協会が管理するホームページが存在しておりました。内容につきましては、ほぼ同じ内容が観光情報として重複して配信されていたことから、ホームページの一元化を図るために、今回2018年度より大歩危祖谷ナビとして配信しているところでございます。管理につきましては、現在三好市観光協会に委託しております。 また、実績でございますが、2019年度はページビュー数が86万ページ、それからユーザー数が23万2,000人、2020年度につきましてはページビュー数が94万ページ、それからユーザー数は26万1,000人となっております。 また、課題でございますが、現在大歩危祖谷ナビを見られるユーザー1人当たりが見ているページ数が約3ページということもありまして、主要な観光情報だけを見て中を周遊することがないというふうな現状となっております。 次に、みよしナビでございますが、これはスマートフォンを活用して旅中情報の提供として2015年度に市内の観光施設の情報を多言語して音声で案内ができる三好ガイドアプリとして開発し、さらに観光客の利便性を高めるために、三好ガイドアプリを発展させ、市内の飲食や宿泊など観光関連事業者の情報を盛り込んだアプリとして2019年度より公開しております。 管理運営につきましては、地元のサテライトであります株式会社ジェニオに委託しているところでございます。実績といたしましては、掲載店舗数でございますが、飲食店や宿泊施設といたしまして208件、それからレンタカー、タクシー、コンビニ、ガソリンスタンドなど町のお役立ち情報として80件を登録しております。また、当ナビのダウンロード件数につきましては147件でございます。 みよしナビの抱える課題でございますが、ナビのダウンロード件数の向上が現在課題となっております。当ナビの知名度を高めるとともに、アプリ内の情報を常に新しく更新することが重要で、各店舗や関係団体の協力体制の構築とアプリを生かしたクーポン機能など、付加価値の高いサービスを提供し、利用者の満足度を高める必要があると考えております。 最後にまるごと三好観光ポータルサイトでございますが、このサイトは三好市ファンの皆さんがPRサポーターとなり、三好市の旬の魅力を広く発信するとともに、フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのSNSと連動して三好市に興味を持っているターゲットに対して、広く広告や情報を届けることで効率的、効果的な発信を図り、三好市ファンの拡大や観光来訪につなげることを目的として2020年度より公開しております。 現在、管理運営につきましては株式会社ムロタニに委託しております。 2020年度の実績といたしましては、広告など三好市の情報が表示されたインプレッション数につきましては1,090万件で、そのうちクリック数は10万回程度となっております。また、ページビュー数は6万1,000ページ、ユーザー数につきましては2万8,000人、三好市ファンの記事件数につきましては201本を掲載し、記事などを見た結果、延べ7,331人のフォロワー数を獲得している状況でございまして、徐々にではございますが、三好市ファンの拡大が図られていると考えております。 課題といたしましては、収束の見えない新型コロナウイルス蔓延の状況の下、密を避け、集客を狙うことができるアウトドアスポーツを軸とした新規ユーザーのニーズに即した魅力あるコンテンツの造成でありますとか、SNSを活用した戦略的なプロモーション展開の実施、それからフォロワー数の拡大に向けた取組を進めてまいりたいというふうに考えております。 観光戦略課といたしましては、各目的ごとに開設しました3つのサイトについて、今後さらに効率的、効果的な情報の提供を踏まえ、一元化を図っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  田村議員。 ◆2番(田村俊哉君)  答弁の中に幾つか観光戦略課とそれと地方創生推進課の共通するところがあったので、一度確認させてください。 地方創生では、都市部からの移住希望者に対し、移住・定住促進を目的としているという部分。それから、たちばなしに関しては、定住人口へとつなげる、また人口減少を抑制するための関係人口の創出、拡大ということがテーマになっております。 それに対して、今観光戦略課の取り組んでいる内容の、例えば大歩危祖谷ナビ、それからまるごと三好観光ポータルサイトは、例えば三好市のファンをつくってそこをきっかけに情報を得ていただいて、発信していただいて、そこで関係性を持ち、移住し、定住しということに捉えました。 ということは、今それぞれの課が取り組んでいるところの共通点としては、この三好市にとって関係を持っていただけるファンとなり、知っていただけた方に対する移住・定住を視野に入れた取組をしていこうという部分が大いに共通しているところであると思います。それが、それぞれの課のそれぞれの施策によって独立して走っているという状況は、なかなか無駄もあるし、厳しいところもあるかと思います。この点に関して、副市長は何か御意見ございませんか。 ○議長(多田敬君)  副市長。 ◎副市長(近泉裕久君)  私一番欠点だと思ってますけれども、市としてメインのポリシーがきちっと職員の間に共通項目として理解をされていないというところが一番問題だろうと思います。例えば、Aの課ではこのことについてはこういうふうに定義をします。Bの課では少し違った観点からこういうふうに定義をします。それを職員としてきちっと膝を交えて突合することで、より広い市としての総合戦略的に眺めた場合の目標が見えてきますので、それに合わせて手段というのがいろいろあって当然だろうと思います。 今は目標は同じなんですけども、そこを明確化せずに、手段の話ばかりを羅列をしているという状況になってますので、何のために手段を駆使しているのかというのが非常に希薄化になっているというところが一番問題でございまして。 あと申しますと、議員おっしゃったように、例えば見やすい、分かりやすいですとか、それ受け手の立場です。ただ、どうしても行政は、特に市のホームページを見ますと、情報をきちっと提供するという提供者目線、こういうことを私が言うと変ですけれども、提供者目線の文章が非常に多い。例えば、読んだときに、僕もちょっと脳が悪いせいかもしれませんけど、読んで分からない文章が結構あります。行政の文章。これ、普通の人が読んで分かるのかなという疑問符が10個ぐらいつくような文章がいっぱいあります。そういうところも含めて、もっと情報の受け手の立場に立って、情報を供給するほうがきちっと目的意識を持って、職員全部がコンセンサスを持って手段を行使するという、そこが欠けているんで、議員おっしゃるようなことにつながっているんだろうと思います。 ○議長(多田敬君)  田村議員。 ◆2番(田村俊哉君)  ありがとうございます。 まさにそうで、あくまでもこれ、手段を探りながらどのようにまとめていくかということだと思います。 秘書人事課長、市の広報としては事あるごとに市報、それからホームページで掲載して、広く市民の方に御紹介、周知しているというようなことが常々いろいろな施策の発表、例えば通達について言われることが多くあります。そんな中で、あえてその広報、市報も含めて、今の例えばまるごと三好観光ポータルサイトであったり、移住ポータルサイト、たちばなし、大歩危祖谷ナビなどを見ましても、最新のツールとしての最初から申してますスマホやタブレットを利用したというところでは、今非常に簡単にそういったほうの操作性が出てきている。名前も出ましたフェイスブック、ツイッター、それからインスタグラム、これを市報の一番後ろのページでもたくさんの投稿をいただいたものを写真を掲載してやってるのが現実なんです。というか、それがまさにサポーターであり、恐らく例えばまるごと三好観光戦略課にしましたら、その方々をアンバサダーと呼ぶのかも分かりません。そういった市民のほうからいろいろと情報を提供してくれることが今後も多くなってくると思います。例えば画像であったり、音声であったり、そのほかの情報であったり。それが身の危険のある危険情報であったり、いろんなことに対してスマホやタブレットという身近なものを使って展開がされる時代になってきます。 恐らく今ここに座られている皆さんが、10年後を想像してください。恐らく平均的には65歳ぐらい、言わばスマホで予約してくださいという時代が、ワクチンの接種を、となったときには普通に皆さんは何のためらいもなくできる時代だと思います。けど、今の65歳の方はなかなかそれはできない人も多くおります。時代はそれだけぎゅっと変わります。この10年の間に。 そこに今副市長がおっしゃったように、ウェブアクセシビリティー、誰もにも優しくて、きちんと見えるものが必要だという時代は当たり前のように来ます。そういう時代に向けて、しっかりと取り組んでいただきたいなと思います。 あえて受け手側のお話が出ましたので、この私が三好市のホームページを見ていて、あるデータといいますか資料を見つける結果となりました。それは、総務省が毎年行っております公的機関公式ホームページJIS規格対応状況調査。これは毎年行われている状況の調査であります。これを民間会社に委託して調査するんですが、毎年のように調査されておって、ここでは総務省は一体、例えば三好市のホームページの中で、対応できていないページは何ページあるかな、それは全体の何割ぐらいを占めるかなというウエートを示すもののようです。調べてみますと、昨年度のデータとして、ホームページ全体の中の35%程度はチェックリストに引っかかってしまったという現実がございます。 さらに、その民間会社が独自に行っています調査によりますと、これはあくまで民間会社です。調査によりますと、ウェブページが先ほどから何回も出てますウェブアクセシビリティーというそのルールに従って、ホームページがきちんと作られているかということに対して、AからABCDEFGHIまでのIランクまで調査を行いました。 全国自治体860団体程度やった結果、昨年度悲しいかな、三好市は最低ランクのIランクをいただいてしまいました。私はショックで、その企業に電話をしまして、確認をさせてもらいました。そしたら、何を言われたか。総務省が出しているみんなの公共サイト運用ガイドライン2016年版、150ページ以上にわたるこのページ、これに準じてホームページがつくられているかどうかのことですという御指摘をいただきました。それ以上のことは聞けませんでした。 この内容については、担当部署に報告はしております。当然、その情報を持っていたと思います。改めてこの件について、担当部署としてはどのような御認識かお教えください。 ○議長(多田敬君)  総務課長。 ◎総務課長(久保直樹君)  ただいまの質問でございますが、この調査の原因についてでございますが、昨年度当初に三好市のホームページに軽微なリニューアルを行っております。その際に、SNS、フェイスブックとかインスタグラム、ツイッターのアイコンを全ページに配置いたしました。その際に、アイコン画像に対しまして、こちらの設定が一部不適切でございました。そのため、音声の読み上げソフトなどが使用できない状態が一時期ございました。そのため、評価が低かったと考えております。 問題のありました設定につきましては、すぐ担当のほうで修正しておりまして、現在は定期的にこのアクセシビリティーを検査するソフトを用いまして確認をしておりますので、現在はほぼ問題はないかと認識しておりますので、どうぞよろしくお願いします。 ○議長(多田敬君)  田村議員。 ◆2番(田村俊哉君)  これはたまたま発見したところからの私の関わりを持ったわけですけれども、お伺いしますと当然その内容については担当部署としては把握もしておったし、それに対する対応はきちんとできておったということでありますが、結局最終的にはそういったところの言わばチェック体制というかそういったものも、なかなかこれだけ日進月歩のこういうジャンルでございますので、プロの目であるとか、職員では対応できないことがたくさん今後出てくると思います。 それぞれの部署が一元化等も考える中で、本当に担当職員がそれで携わっていけるのかというものは、多分問題点として出てくるかと思います。この辺もしっかりと御対応いただきたいなと思っております。 最後に、三好市特産品、三好の逸品について教えてください。 ○議長(多田敬君)  商工政策課長。 ◎商工政策課長(平尾壮作君)  田村議員の御質問にお答えをさせていただきます。 三好市特産品「三好の逸品」ホームページについてですが、開設の目的は三好の逸品と銘打って三好市の郷土色豊かな特産品の魅力を広く発信することで、三好市の特産品を多くの方に知ってもらい、三好市の認知度を向上させることと、三好市内に限らず全国どこでも注文、発送が可能なネットショップとしての機能も持たせて特産品の販路を広げ、市内特産品生産者の販路拡大と販売促進を支援することを目的として2011年、平成23年に開設をしております。 実績としましては、ホームページへのアクセス数は2019年度が4万6,133件、2020年度は5万9,039件、ネットショップでの注文件数及び売上金額につきましては、2019年度注文件数が85件、売上金額は35万1,763円、2020年度注文件数は137件、売上金額は54万5,100円となっております。 2019年度と2020年度、アクセス数、それから注文件数が増加いたしましたのは、注文された方の声などを聞いてみますと、コロナ禍で里帰りできなかった方がふるさとの味を懐かしんで注文が増えたものと分析をしております。 課題といたしましては、サイトへのアクセス数を伸ばすことを課題の一つと捉えております。アクセス数を伸ばすことを目的としまして、ブログの毎日更新に取り組んだ経緯もございますが、毎日更新には膨大な労力、それからコストがかかる割に、このサイトに関しては効果が薄かったということがありまして、現在は毎日のブログ更新は本サイトにはマッチしないものと分析しておりまして、現在毎日更新は行っておりません。しかしながら、新商品の紹介など、随時更新を行っているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(多田敬君)  田村議員。 ◆2番(田村俊哉君)  分かりました。 三好の逸品、私もホームページを時々拝見させていただきます。アイテム数も多いとは言えませんが、この地域の特産物がたくさん載っているなというふうに思っております。これはそれとは別にあるふるさと小包というものがあります。そこに入っているものが、ここでまた再度購入できるというような仕組みにもなっておりますが、言い換えますと、このサイトでふるさと小包、課長、買えないんですね。 ふるさと小包は、市報とか郵便局に行くとチラシがあって、決済も郵便局で行うというような仕組みになっております。今の時代ですから、やはりせっかくこういうサイトがあって、特に今回はプレミアム感を出したコロナ禍における一つのPRを大きくできるタイミングであったと思います。そんな中で、個数の限定とか、いろんなネックはあると思います。それから販売手数料とか、いろいろなコストの面もいろいろ計算することはあると思いますが、恐らく毎回ふるさと小包も200、300、500という数字をデータ入力、それから印刷、それから封筒入れ、振込用紙を入れて、いただいたユーザーはそれを持って郵便局で振り込むというこの手間があります。これからの時代、ネットサイトでの決済、これもある意味視野に入れながら、費用対効果も考えながら進んでいくのは1つのやり方でないかなと思いますので、御提言申し上げておきます。よろしくお願いいたします。 今回、ホームページ、こういったことに特化して行いました。そんな中に、唯一三好市としてはアプリがございます。株式会社ジェニオが作りましたアプリです。みよしナビというものがございます。これは、まるごと三好観光戦略課のほうが主として、ツールとして展開しているものですが、なかなか更新状況もままならないまま頓挫している状態。先ほどもダウンロード数を聞きますと、私を引き算すると145件ぐらいでしょうか、ということになります。 これも1つ苦言を申しますと、このみよしナビ、例えばAndroid、iPhoneなんかもアプリを取りに行きますと三好という言葉が平仮名なんです。これ、軟らかい表現とかそういった意味合いもあるかと思います。けど、平仮名みよしって、愛知県に要は漢字を使えなくてみよしと平仮名をあえて使っている自治体もあるわけですから、あえてここでみよしというものを平仮名表記にするかどうかというのは、今後それがどのように進むか分かりませんけども、違う表現も必要でないかなと思います。 と同時に、私はこのアプリを利用して、先ほどから進めている商工の例えばふるさと小包、物が買えるということ、それから観光戦略課の伝える観光、例えばジオパーク、ウォータースポーツ、それからいろいろな情報発信、地方創生の移住・定住に基づくいろんな情報発信、こういったものが本来外向きの人に対する1つのツールという考えから、違う角度で見ると三好市のファン、三好の人のサポーター、アンバサダーという考えを持つのであれば、当然それは三好市民に当てはめないといけないと思う。 ということは、このアプリを利用して、今後三好市民の人にとって有益な、例えば関係団体、商工業会、いろんなところと関係団体とタッグを組んで、いろいろなお得な情報も含め、例えばこれから危機管理課であればデジタル化、無線化も進む中で、SNSを使った情報発信も考えておられるようです。そういった中で、こういうアプリを使って即座にそういうふうな情報が得られる。 市民がこのアプリを、このまちに住む市民がみんなこれを入れておけば、市報の内容はもとよりお得情報からいろんな行政の情報が取れる。これを職員がせえっていうのは酷だと思います。そこは関係団体と協議しながら、1つのしっかりとした柱を作っていくのは大事だと思いますので、ぜひここは検討する中に、それぞれの三好市ホームページ、教育委員会ホームページ、議会ホームページというしっかりとしたお堅いものと、こちら側であるPRを含めた、要は広くある意味緩い、そういった雰囲気の中でもしっかりと情報が得られるようなアプリを利用した展開。これは夢があります。せっかくあるものですから、さらにブラッシュアップして、バージョンアップして内容を増やしていくことをお勧めいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。 もう時間も少なくなってまいりました。 黒川市長におかれましては、今期をもって退任されるということ、先般の御発言の中にありました。私も市議会議員としておよそ3年間市政に黒川市長とともに邁進してきた自負がございます。その中でも振り返りますと、平成30年6月議会、初めての当議会におきまして、議員発議によって庁舎建設特別委員会の発議を出させていただきました。その後、全会一致で位置条例も決まり、粛々と新庁舎建設に向けて進んでいったことは、自分もこの中心市街地に住む人間として一つの胸をなで下ろす状況にあります。今日現在、駐車場の近くでは解体工事も始まり、いよいよ本格的に新庁舎建設が進んでいくと思います。黒川市長には本当にこの間、心労もたくさんあったと思いますが、今後ますます三好市民の一員として、また三好市に対して御指導、御鞭撻いただけることを期待させていただきますので、本当にお疲れさまでございました。 さて、今日の一般質問が、今日多くの市民の皆様も含め、当然それぞれをこのホームページを管理している担当職員の方も含め、もう一度ウェブアクセシビリティー、全ての方にとって分かりやすい、優しい、見やすい、情報が取りやすいものになるホームページづくりを目指して、市民の力もいただきながら、これから作っていくことを期待しておりますし、私自身もしっかりとそれに取り組んでいきたいなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上をもって一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(多田敬君)  2番田村議員の一般質問が終了しました。 会議の途中ですが、13時まで休憩いたします。            午前11時55分 休憩            午後1時00分 再開 ○議長(多田敬君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 続いて、5番竹内義了議員。 竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  お疲れさまです。議長の許可をいただきましたので、一般質問を行わせていただきます。青空の会の竹内義了でございます。 まず、冒頭、今期で退任を表明されました黒川市長に、2期8年間本当に御苦労さまでしたと激励の言葉を述べたいというふうに思います。本当に24時間365日休む間がなく対応された行政、本当に大変だったというふうに思います。 今日の質問ですけれども、黒川市政が対応せざるを得なかった2つの大きな課題、1つは人口減少の問題、それにまつわる地方自治体の消滅とまで言われた大きな課題です。それを筆頭に地方創生ということが始まりましたけれども、その課題。そして、この1年以上にわたって取り組まれておりますコロナ対策の課題。この2点について御質問をさせていただきます。ぜひ行政の継続という観点からも、今後ともそれぞれの制度の充実、拡充を求める次第です。 まず、2つ出しておりますので、一問一答でお願いをしたいと思います。 まず1問目は、地方創生臨時交付金とコロナ対策についてということです。 新型コロナウイルス感染症の全国的な拡大が収束する気配が見えない状況が続いております。ワクチン接種が具体的に動き出しましたが、なかなか想定されたスケジュールに沿えず、現場の御苦労も大変多いと思われます。変異ウイルスなどまだまだ予断を許さない要素は多く、長期化の覚悟が必要となっております。この間、国を挙げて定額給付金、持続化給付金の支給など、経済的な支援が行われてきました。 三好市でも、独自の持続化給付金の支給や事業所への感染予防対策助成金など、独自の経済的な対策を重ねてこられたものです。課題はありながらも、適宜、適切かつ大胆な財政出動など、これまでの対応に敬意を表するものです。 徳島県においても4月16日から5月31日まで、県内全域の飲食店を対象に営業時間の短縮と協力金の支給を行っておりますけれども、協力金の支給申請がようやく始まったところです。 今回、飲食店を対象とした支援制度ですけれども、飲食店を軸とした周りの事業主や店舗への支援が見えてきておりません。現実的に、例えばお酒や食材の卸売業やタクシー、代行業など運輸業への影響は極めて大きいものがありますし、そうした影響がまた他の業主に影響を及ぼすというマイナスのスパイラルが懸念をされるところです。 国はこの間、新型コロナ対応に奔走する地方公共団体の取組支援として、令和2年度第1次補正予算で1兆円、第2次補正予算で2兆円、第3次補正予算で1兆5,000億円の地方創生臨時交付金を確保し、コロナ対応の予算として地方公共団体が自由に使えるものとしております。三好市として、コロナ対応の地方創生臨時交付金をどの程度確保して、どのようなことに使い、また今後どのような形で市民への支援を行っていくのか、早急な検証と対応が必要だと考えております。 そこで、次のことをお伺いをいたします。 1点目、地方創生臨時交付金について、第3次補正までの確保状況と使用状況についてお聞かせください。また、今後の補正状況など国の動向等について御存じのことがありましたら、お知らせを願います。 2点目、飲食店以外の事業所、事業主などへの今後の支援策は現在考えられているのかお聞かせをいただきます。 3点目、コロナ対策経済的支援などを進める上で、市内経済状況などの実態を適切に把握することが求められていると考えておりますが、実態調査等は取り組まれているのかお伺いをいたします。 以上、答弁により再問をさせていただきます。 ○議長(多田敬君)  企画財政部長。 ◎企画財政部長(清水カズ子君)  竹内議員の御質問の1点目、地方創生臨時交付金について第3次補正までの確保状況と使用状況について、また今後の補正状況等国の動向はについてお答えいたします。 議員御指摘のとおり地方創生臨時交付金につきましては、新型コロナウイルス感染拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し地方創生を図るため、地方公共団体が地域の実情に応じてきめ細やかな必要に応じた事業を実施できるよう創設されたものであります。 この交付金は、地方公共団体の人口や新型コロナウイルス感染状況、財政力等により交付限度額が算定される地方単独事業分と、国庫補助事業の地方負担額分を基礎として算定される国の補助事業分がございます。地方公共団体が作成する実施計画に基づいて交付されることとなっております。 現在まで、国から示された三好市への交付限度額としては、地方単独事業分として国の令和2年度補正予算(第1次)分で1億6,348万2,000円、第2次分で5億4,375万2,000円、第3次分で2億6,602万2,000円、また国の補助事業分として1,454万9,000円で、合計で9億8,780万5,000円となっております。 この交付金に対する市の予算計上としましては、地方単独事業分の第1次分と第2次分と及び国の補助事業分を合わせ7億2,178万3,000円を2020(令和2)年度予算の事業に充当し、第3次の地方単独事業分の2億6,602万2,000円については2021(令和3)年度予算の事業に充当していくこととしているところであります。 2020(令和2)年度予算に交付金を充当した地方単独事業としましては、事業継続支援、感染拡大防止感染予防対策、教育環境整備、地域経済対策及び生活支援の区分で17の事業に充当しております。具体的に事業を申し上げますと、事業継続支援としては7事業で、1点目が中小企業労働者相談窓口設置、2点目が三好市持続化給付金、3点目が感染症予防対策助成金、4点目が雇用維持助成金、5点目がGo To 秘境三好市トラベルキャンペーン事業、6点目がコロナ対策路線バス運行事業、7点目がオンライン四国酒まつり補助金となります。 また、感染拡大防止感染予防対策としては4事業で、1点目が避難所感染症緊急対策事業、2点目が公共空間安全・安心確保事業、3点目がみよし広域連合感染対策事業、4点目がインフルエンザ予防接種事業となります。 教育環境整備としては学校GIGAスクール整備事業、地域経済対策費としては3事業で三好市秘境の宝物事業、地方への人材循環促進住宅整備事業、及びアウトドアスポーツツーリズム拠点整備事業となります。 生活支援としては2事業で、労働者支援事業給付金、新生児特別定額給付金事業となります。 また、第3次分の交付金を2021(令和3)年度予算に充当した事業としては、3月の補正予算(第1号)での新型コロナウイルスワクチン接種事業の国費超過分と、4月の専決処分で補正予算に計上した感染拡大防止のために実施するPCR検査事業となります。 また、今議会に提案させていただいております補正予算においては、感染拡大防止対策として検温係配置、給水車導入事業、小・中学校の修学旅行キャンセル料、地域経済対策では、ウォータースポーツ推進事業で6事業となります。 今後の補正状況等については、第3次分の交付限度額が2億6,602万2,000円で、先に申し上げた6事業で令和3年度予算に充当した額が2億266万5,000円、差引き6,335万7,000円が残額となります。この残額につきましては、今後の市の感染状況、経済状況等を踏まえながら、市の実情に応じた対策費として今後の補正予算に計上していく計画としております。 なお、国の動向についてですが、現状においては第3次補正予算以降、市に係る補正予算等の新たな情報はありませんが、今後とも国の動向を注視し、情報収集を行いながら、国、県と連携し、新型コロナウイルス感染拡大防止や感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活の支援に取り組んでまいります。 御質問の2点目、飲食店以外の事業所、事業主等への今後の支援策についてでございますが、三好市としては令和2年度繰越予算で、現在、飲食店をはじめ落ち込みの激しい業種を指定して緊急支援といたしまして、2021年4月1日から三好市独自の持続化給付金による支援を行っております。これは、2021年1月以降においても新型コロナウイルス感染症の影響により2019年と比較し売上げが30%以上減少した事業者に対し、支援を行っているものです。給付金の上限額は、法人60万円、個人30万円で、5月末時点において110件の申請を受け付けております。 また、7月から給付対象を拡大し全業種を対象とした三好市持続化給付金(通常支援)による支援を予定しております。給付要件は、2021年1月以降から連続する6か月間の売上げとコロナ前、2019年同期の売上げを比較し、減少率が30%以上となっている事業所を対象に給付金を支給する予定としております。 三好市持続化給付金以外の支援策といたしましては、従業員の雇用を維持するために御努力いただいている事業者への支援として、労働局に雇用調整助成金または緊急雇用安定助成金を申請した対象となる従業員1人当たり1判定基礎期間(1か月)につき1万円を助成する三好市雇用維持助成金や、市内在住の働く人への支援として社会福祉協議会等が申請窓口となっている緊急小口資金等を借り入れ、一定の要件を満たしている場合に支援する三好市労働者支援事業給付金も引き続き実施しているところでございます。 次に、3点目の実態調査等は取り組まれているかについてお答えいたします。 三好市といたしましては、直接実態調査を実施した経緯はございませんが、市内の商工団体より新型コロナウイルス感染症による事業所等への影響に対して、計7回の随時報告、会議所4回、商工会3回をいただいており、各種施策立案の際に基礎資料として活用させていただいているところです。 また、4月以降につきましても、三好市中小企業・労働者相談窓口を引き続き開設しており、事業者や労働者の方々の様々な申請支援や相談を受け付けておりますが、その相談窓口におきましても、事業者の生の声や経営実態等について情報収集し、施策に反映できるよう努めておりますので、御理解賜りますようお願いいたします。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(多田敬君)  竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  丁寧に御説明いただきましてありがとうございます。 予算の確保状況、執行状況については今の答弁のみでは少々分かりづらい部分もありますので、できればまた後日で結構ですので、額、事業が分かる作表した資料等などをいただけるようでしたら議員のほうに配付をお願いしたいなと思います。 1次から3次補正までの地方創生臨時交付金で、三好市としては今の話で理解をしたのは9億8,700万円を超える予算があって、現状としては6,330万円幾らが令和3年度の事業として使うことができる予算状況だということで理解をしてよろしいんでしょうか。 ○議長(多田敬君)  財政課長。 ◎財政課長(藤井幸男君)  御質問にお答えします。 議員御質問のありましたとおり、全体で9億8,780万5,000円となっています。そのうち、2021(令和3)年度予算に充当できる額が2億6,602万2,000円ということで、今まで予算措置、また今回の6月補正に提案しております額を差し引きまして、残額が6,000万円弱ということになっておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(多田敬君)  竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  しっかりと国から確保する予算については、令和3年度までで使える部分については事業化も含めてしっかり使っていただいて、様々な支援施策に充てていただきたいというふうに思います。 2番目で説明がございました三好市独自の持続化給付金を引き続いて対応していただけるということで、ここについてもその国からの予算が入っていくのか、また基金などを取り崩してそういった事業に対応していくのか、この状況についてはいかがなもんなんでしょうか。 ○議長(多田敬君)  財政課長。 ◎財政課長(藤井幸男君)  ただいまの御質問ですけども、実際、今予算措置しました残額が6,335万7,000円が残額となっております。ただ、今の市の今後の感染状況、経済状況を見ながら、新型コロナウイルス感染症対策に努めていかなくてはならないと考えております。そうしたときに、その必要ないろいろな対策の事業が出た場合には、財政調整基金とか一般財源を活用しながら、継ぎ足しての対策をする必要があるというふうには考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  機動的な財政支出といいますか財政出動については要望しておきたいというふうに思います。しっかりと事業主、また生活者への支援を含めて、引き続きの対応をお願いをしたいと思います。 全国、地方創生臨時交付金をそれぞれの自治体が確保してございますけれども、報道等によりますと、中には首をかしげるような施策にお金を使ったというようなことも見受けられますけれども、三好市のお金の使い方といいますか、そうした部分については冒頭申しましたように非常に適宜、適切にしかも大胆に使ってきたのかなというふうに思っています。 今まではどうしても県内の状況も含めて飲食店が中心の対応だったように思いますけれども、今後とも幅広い全業種へ向けての持続化給付金を行っていくという御答弁でしたので、ぜひ継続した、しっかりとした対応を幅広くお願いをしたいというふうに思います。この件につきましては、本当に多くの事業主の方から、支援等についてはどうなっているんだろうというような御質問を受ける機会も多うございますので、できる限り早い段階で周知等も含めてお願いをしたいというふうに思います。 質問の3番目に書いてありますけれども、実態調査についてです。 コロナの感染状況が全国的な規模ほど拡大していないという中で、飲食店を中心に大変な打撃はございますけれども、労働者の雇用状況が大変悪化をしたとかそういったところまではいまだ届いていないように受け止めてございます。 ただ、このことについては感染状況によって相当左右をされるだろうというふうにも思いますので、どのような対応が適切なのかどうか分かりませんけれども、しっかりと事業者、それと労働者の状況等については適宜目を向けていただいて、様々な団体を通じてでも構いませんし、しっかりと状況の把握、そして適切な対応を望みたいというふうに思いますが、この辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(多田敬君)  商工政策課長。 ◎商工政策課長(平尾壮作君)  議員御指摘のとおり、感染状況を見ながら対応していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(多田敬君)  竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  よろしくお願いしたいと思います。 商工政策のほうですので、少し持続化給付金のことについてお伺いをしたいと思いますけれども、これまたいつ、どのような形で事業主のほうには周知をして対応を図っていくのか、もしくは現在でもそういう情報はある、例えば商工会や様々な団体を通じて出されているのか。今から出していくのか、その辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(多田敬君)  商工政策課長。 ◎商工政策課長(平尾壮作君)  この2021年4月1日から始めております緊急支援につきましては、市報にチラシを折り込み、既に受付を行っております。それから、7月1日から受付を開始する予定にしております通常支援分につきましては、市報紙面1ページをいただいて記事を掲載する予定にしております。それと、チラシも作成しまして、商工団体の窓口、それから本庁、各支所に備付けをするという予定にしております。 以上です。 ○議長(多田敬君)  竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  ぜひ早い対応をお願いしたいと思いますし、話は変わりますけれども相当商工政策部門、それからワクチンを担当する健康づくり課など非常に激務だろうというふうに思います。そうした意味では、人的な配置も十分検討していただいて、できる限りの対応を図っていただきたいなと思います。 大規模災害のときには、前倒しで人の雇用もやったように思っています。今もレベルで言うと大規模災害に近いような対応状況だろうというふうに思いますので、ぜひそうした意味でも様々な人的な部分、お金の部分、そうした対応も現場に対応できますようにお願いをしたいというふうに思います。 それでは、質問の2点目に移りたいと思います。 質問の2点目は、子どもはぐくみ医療費助成制度の拡充をということで質問をさせていただきます。 黒川市政誕生とほぼ軌を一にして、2014年5月に日本創成会議が消滅可能性都市の考え方を示しました。東京への人口の一極集中と少子化、とりわけ20歳から39歳の女性の数が2010年から40年にかけて5割以下に減る自治体、人口が1万人を割る自治体を消滅する可能性が高い自治体と位置づけたことによるものです。当時示されました国立社会保障・人口問題研究所による2040年三好市の人口は、人口移動が収束しない場合、1万1,753人という驚愕する値だったことは記憶に新しいところです。現在の地方創生、三好市まち・ひと・しごと創生総合戦略も、こうした日本の実情と地方の課題に向き合った延長線上にあるものです。 この間、三好市では総合戦略を基軸に働く場を作り、人を呼び込み、結婚、出産、子育ての希望をかなえる様々な施策を打ち出してきましたけれども、とりわけ子育てするなら三好市でとスローガンの下、先駆的な子育て支援施策に多く取り組んできたと言えます。育児用品の購入補助や幼稚園、保育所の無償化、幼稚園、保育所、小・中学校給食の無料化など、県内、全国の自治体に先駆けて子育て支援の充実に取り組んでこられたと思っております。 中でも、三好市子どもはぐくみ医療助成は、18歳までの全ての子どもが非常に低額の負担金のみで医療が受けられるものです。しかも、保護者の所得にかかわらずという極めて画期的な制度です。子育て世代の評価も高く、安心・安全な子育て環境づくりに大きく寄与しております。我々が体験した子育てのときとは大きくさま変わりして、ほとんど費用負担が要らない中で安心して子育てができるという環境になってございます。今後も制度の継続と、さらなる充実を望むものです。 一方で、令和2年度の国の診療報酬改定によりまして、紹介状なしで受診した際の定額負担、初診時選定療養費を徴収する責務のある医療機関の対象範囲が拡大をされ、三好病院が新たに徴収義務の対象になりました。具体的に言いますと、昨年の10月1日以降、かかりつけ医の紹介状を持たずに三好病院で診療を受けた場合、特別料金として全額自己負担で5,500円が徴収されることになりました。三好病院の資料によりますと、子どもはぐくみ医療費助成制度の対象となる方についても、紹介状をお持ちでない場合には特別料金を御負担いただくことになりますと明記をされておりまして、三好市在住の子供及び保護者も負担が求められているものです。 もちろん、こうした初診時選定療養費の徴収は、医師の働き方改革やかかりつけ医機能の強化などの考え方の上に成り立っており、三好病院においても過剰な外来患者の抑制などに一定の効果も生じていると聞き及んでございます。 三好市、県西部の医療機関は、根本的な課題として小児医療の場が少ないのが現実です。大人はかかりつけ医に対する環境も整っていると思われますが、子供たち、保護者を取り巻く環境は十分とは言い難いものです。加えて、コロナ禍が子供たちの周りにも影響を与えております。ただでさえ非正規雇用者が雇用者全体の40%を超えていた状況下で、感染拡大地域では失業の増加も深刻でございます。格差と貧困が今後加速度的に広がる懸念は拭えません。女性と子供の自殺の増加も深刻で、社会的な弱者への負荷は増していると言わざるを得ません。 こうした全国的な傾向は、コロナの感染拡大と合わせ、いつ何どき同様の影響が三好市でも表面化するか分からない状況だと思います。三好市の子供たちに対する医療の提供実態を見たときに、休日や夜間を含め、突発的な状況で三好病院や四国こどもとおとなの医療センターなどに駆け込まざるを得ないケースは多いと思われます。私たちもそうでした。 そうしたとき、経済的な負担を理由に診療をちゅうちょするようなことが生じてはなりませんし、子供たちをそのような状況下に置くべきではありません。また、今後コロナ禍での経済的な影響などが拡大をしたとき、初診時選定療養費が重くのしかかることも想像に難くない状況です。SDGsの基本理念、誰一人取り残さない制度の構築、セーフティーネットを丁寧に広げていく意味でも、負担の軽減を図るべきだと考えております。 そこで、以下についてお伺いいたします。 1点目、先に述べたとおり三好病院は子どもはぐくみ医療費助成制度の対象となる方についても紹介状をお持ちでない場合には特別料金を御負担いただくことになりますと記しております。診療報酬改定時、市と三好病院、または県病院局と協議は行われたのか、お伺いをいたします。 2点目、特別料金として自己負担をしている初診時選定療養費を、子どもはぐくみ医療費助成制度を活用し助成を行うべきと考えますが、見解をお伺いいたします。 答弁により再問をさせていただきます。 ○議長(多田敬君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(滝川重夫君)  竹内議員の御質問にお答えさせていただきます。 まず、1点目の診療報酬改定時、市と三好病院または県病院局と協議を行われたのかについてお答えさせていただきます。 2020年、令和2年度の国の診療報酬改定により、紹介状なしで一定規模以上の病院を受診した際の定額負担の対象範囲の拡大が行われました。具体的には、2015年、平成27年5月に成立した医療保険制度改革法により、2016年より特定機能病院や許可病床400床以上の地域医療支援病院が対象であったものが、昨年度の診療報酬改定により400床未満200床以上に対象範囲が拡大されたため、県西部の拠点病院であります徳島県立三好病院が徴収対象となり、紹介状なしでの受診は5,500円の自己負担が必要となりました。 この改定に先立ちまして、令和2年5月より、徳島県病院局から三好市及び三好市医師会など周辺関係機関に対し、この料金の改定の趣旨について個別に説明がありました。その説明として、外来医療の機能の分担を推進することにより、紹介患者に対する高度な医療の提供、また重症患者に対する救急医療の提供という地域医療支援病院としての役割を最大限担う必要があること、また救急車等による救急搬送された患者さん、外来受診されたその日に即日入院されることとなった重篤な症状の患者さんなど、緊急やむを得ない事情がある場合は、この初診時選定療養費を免除すること、また今回の改定で新たに徳島県内の徴収義務となった県立三好病院以外の鳴門病院、徳島市民病院、阿南医療センター、吉野川医療センターにおいても、子どもはぐくみ医療助成制度対象の方からも初診時選定療養費を徴収するという旨の説明がありました。 これを受けて三好市では、市報みよしやホームページに掲載するとともに、三好病院においてもポスター掲示、チラシの配布等市民の皆様に広く周知を行い、昨年の10月1日より実施されてきたところでございます。 2点目の質問で、特別料金として自己負担している初診時選定療養費を子どもはぐくみ医療費助成制度を利用し助成を行うべきと考えるが見解を問うにお答えさせていただきます。 この初診時選定療養費については、国で制度化され義務化されたものでございます。今回の制度改正の目的としては、医療機能の分散を推進することで、拠点病院の負担軽減が図られるとともに、医療従事者の労働環境を守り、医療提供水準の底上げが図られ、住み慣れた地域で充実した医療を受けることにつながるものとされております。また、本当に専門的な治療が必要な方に必要な治療の提供ができるよう、医療機関の混乱防止なども考えられたものと聞いております。 議員が御心配の負担増についてでございますが、紹介状を前もって御用意いただければ負担額が抑えられること、また緊急時については救急車等による救急搬送された患者さん、外来受診されたその日に即日入院されることとなった重篤な症状の患者さんなど、緊急やむを得ない事情がある場合はこの初診時選定療養費を免除されるなど、一部においては対策が講じられております。また、初診時選定療養費については、保険診療外となりますので、子どもはぐくみ医療費助成制度では適用となりません。 以上のことを踏まえて、三好市として現時点では、子どもはぐくみ医療費助成制度での助成は考えておりませんので、御理解をいただきますようよろしくお願いいたします。 なお、お子様の急な体調の変化については、緊急時に相談していただける県立三好病院及び半田病院における小児救急医療制度、また徳島県医療・こども医療電話相談もございます。これらを活用いただくことでお子様の健康と保護者の皆様の安心につながることができればと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  ありがとうございました。 まずは、子どもはぐくみ医療助成の制度について少しお伺いをしたいと思いますが、恐らくもう今となれば県内全域の市町村でよく似た制度ができているというふうに思っておりますが、これはいかがでしょうか。 ○議長(多田敬君)  保険医務課長。 ◎保険医務課長(黒田良枝君)  竹内議員の御質問にお答えいたします。 現在、この子どもはぐくみ医療費助成制度については、県内全ての自治体において行われております。県の指針としては、中学校3年生までが主軸となるものでございますが、県の中学3年生まで実施されておるものが6市町村ございます。三好市と同じように18歳まで助成を行っている市町村は18市町村ございます。そのうちで、自己負担があるところ、ないところがございまして、自己負担があるところが14市町村、ないところは10市町村となっております。 以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  ありがとうございました。 県内全ての自治体で同様の制度化ができたということですけれども、この制度については非常に三好市が先駆けて行った制度だろうと思います。県内の自治体の取組が追いついてきたというふうに捉えるべきだろうなというふうに思いますが、今となっては同様の制度ができている中で、自己負担のあるなし、三好市はたしか一月600円だったというふうに思いますけれども、既に自己負担を要らずというところが10自治体あるということですね。分かりました。 このはぐくみ医療助成の予算状況を少しお伺いしたいんですけれども、昨年の決算資料です。ですから、令和元年度の決算として、子どもはぐくみ医療助成で事業費で5,765万9,000円執行しております。財源状況として、国、県の支出金が2,400万円余り、地方債で3,360万円、一般財源で5万5,000円、ほとんど一般財源を使うことなくこの制度の執行状況ができているというふうにこれを見ると理解ができるんですけれども、予算の段階で幾らほど予算を置いてこの決算状況になっているのか。今年で言えば、当初予算ではぐくみ医療で幾ら予算を置いているかお伺いいたします。 ○議長(多田敬君)  保険医務課長。 ◎保険医務課長(黒田良枝君)  竹内議員の御質問にお答えいたします。 本年度、令和3年度のはぐくみ医療における医療費の助成費としては扶助費として6,126万円を予算化させていただいております。昨年度、令和2年度については、予算は6,216万3,000円を予算化しておりまして、その実績としては4,796万3,000円となっております。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  竹内議員。
    ◆5番(竹内義了君)  ありがとうございます。 予算に対しては執行状況で大体1,000万円、2,000万円近く余裕があるといったらおかしいかも分かりませんけれども、そういう状況。恐らく子供の病院にかかる具合、それから病気の重篤度にもよると思いますけれども、これまでの予算状況でいうと少し余裕もあるということですから、予算的には対応が可能なのかなというふうにも思います。 あと、部長のほうで御説明をいただきました現在の保険医療に、条例として初診時がなじまないというようなことだったんだろと思いますけれども、その辺の説明を少し加えていただけますと助かりますが、いかがでしょうか。 ○議長(多田敬君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(滝川重夫君)  竹内議員の御質問にお答えいたします。 今回の子どもはぐくみ医療につきましては、診療報酬等についての助成というのが基本ベースにございます。今回言われておりますのは、診療報酬外のところでの助成というところで、はぐくみ医療はなじまないのではないかということで説明をさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  竹内議員。 ◆5番(竹内義了君)  分かりました。今の制度が診療報酬に対する助成が基本であって、診療報酬外であるいわゆる初診時選定療養費については今の制度上はなじまないということですね。それは理屈としてはよく分かりますけれども、ぜひ今日のやり取りで即できるとは思っておりません。実際、この問題を今日一般質問で取り上げるに当たっては、複数の方がやはり病院に行って5,500円という額をというのを目の当たりにしたときにびっくりしたというケースを多々聞いてございます。そのことで、何とかこれはもちろんそのお金を払って対応するんでしょうけれども、質問の中で述べたように、今からもしコロナの状況が市内で拡大したときに、やはり社会的に非常に弱い立場にある子供であったり、例えばシングルマザーの方であったり、そうした雇用状況が大きく低下をしたときに、何かしら子供の健康や安心・安全の面に影響を及ぼす場合が考えられるということです。 もちろん先ほども申しましたが、私たちが子育てをしていた状況と比べるとまるで違ってほとんど費用負担が要らずに保育所にも通える、小学校にも通える、もちろん医療費もほとんどかからないという状況ですけれども、一方で、社会状況も大きく変わってきているのも事実だろうと思います。ぜひ今回の一般質問を契機に、そうした意味でどういった対応が可能なのか、ぜひ御検討いただきたいと思います。多くの方が、これは子供だけではなくて大人もかかりつけ医の紹介状を持たずに三好病院に行ったときに、大変びっくりする額を請求をされて驚くというケースも実際増えてございます。 子供に関して言いますと、香川県の善通寺のこどもとおとなの医療センターも同様に紹介状を持たずに飛び込みで病院に行ったときには、同じように徴収をされますが、あそこは3,300円です。交通状況も猪ノ鼻トンネルが抜けまして、これまで以上にあそこへ行くのが便利になりました。私も子育てをしているときに、本当に頼るところがあそこしかなくて、夜に自分で車を走らせてあそこまで連れていったというような、同様の覚えをされている方はここにたくさんいらっしゃるというふうに思います。 今のままでは、単に5,500円と3,300円という差も含めて、まだまだ善通寺に流れていってしまうんじゃないかという懸念もございます。ぜひ市としてどういう形で、どういう対応ができるのか、検討の鼻緒につけていただきたいというふうに思います。 この5,500円を集めるということについては、県議会の中でも相当ハレーションがあったようにお聞きをしてございます。とりわけ県西部、小児診療がなかなか数としてない中で、一概に制度が変わったから5,500円を集めるというのはいかがなものかというような議論もあったように聞き及んでございます。制度は確かにこう変わりましたけれども、大都市部、大病院で過剰診療をいかに抑えるかというようなところが趣旨の眼目のような制度改正というふうにも思いますので、県との協議も含めて、ぜひ継続をしてお願いをしたい。 恐らくその子どもはぐくみ医療費助成の国県支出金というのは県の補助金がこちらへ入っているんだろうというふうに思います。県の病院局、県、そして県議会、市議会それぞれの立場でいろんな議論を重ねていただいて、ぜひ費用負担をかからないようにお願いをしたいというふうに思います。立派な制度ができておりますので、これから年を重ねるにつれて、改めて拡充をする、もっと便利な使いやすい、そして安心・安全に暮らすための下支えになるような制度の構築をお願いをいたしまして、私の一般質問を終えさせていただきます。 ○議長(多田敬君)  5番竹内議員の一般質問が終了しました。 会議の途中ですが、14時10分まで休憩いたします。            午後1時50分 休憩            午後2時10分 再開 ○議長(多田敬君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 続いて、9番吉田和男議員。 ◆9番(吉田和男君)  1日目の最終ランナーというようなことで、皆さん大変お疲れだろうとは思いますけれども、いましばらくお付き合いをいただきたいと思います。 今までに同僚議員からも挨拶がありましたけれども、黒川市長さんにおかれましては、今回勇退、退任されるということでございます。2期8年にわたり三好市政のために御尽力をいただきました。本当にお疲れさまでございました。ありがとうございました。なお、黒川市長本人の豊富な体験と見識をもって、今後とも三好市政のために御尽力をいただければ非常にありがたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いをいたしたいと思います。 それでは、議長の許可をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。 新生会の吉田和男でございます。毎回のことで非常に恐縮ではございますけれども、私の認識不足等により誤った点があれば、訂正の上、御教示いただければと思いますので、冒頭よろしくお願いをいたします。 なお、今回は3点ほど一般質問をさせていただきますけれども、本来ですと一問一答でそれぞれ進めていくのが理想かとも思うんですけれども、時間の調整が非常に難しい点もございますから、まず一気に一括して質問させていただきますので、その後御答弁を一括していただき、再問については順次させていただく予定ですけれども、質問が3つありますから、相前後する場合もございますので、その点については御了承いただきたいと思います。 まず、1点目、新型コロナウイルスワクチン接種について。 これは前回私もこの点については一部質問をさせていただきましたけれども、御承知のようになかなかコロナウイルスワクチンの接種が進んでおりません。最近になってやっと加速されてきつつありますけれども、特に大きな声でぜひ私は問いかけたいと思いますが、今三好市においては、65歳以上の高齢者、対象者おりますけれども、ワクチン接種について非常に大きな不安を抱いております。ですから、私が質問した後、ぜひとも答弁の中にははっきり対象者に分かりやすく、見通しの立つような答弁をぜひお願いをいたしたいと思います。不安が不安をあおって、また後ほど再問のときにも言わせてもらいますけれども、非常に五里霧中のような関係。昨今、6月4日ですか、集団接種のはがきが市から郵送されまして、それぞれの対象者に届いていると思うんですけれども、何か接種を予約するのが競争みたいな感じで、それにこぼれた人は非常に意気消沈しております。不安感を抱いておりますから、私が質問するについては真摯に、特に分かりやすく、見通しの立つような答弁をぜひお願いをいたしたいと思います。 それでは、1点目のコロナの件でございますけれども、新型コロナCOVID-19感染拡大で世界中で感染者が約1億7,300万人超、死者も3,870万人超と多くの死者や感染者、発症者が続出、イギリス株とかインドとかいろいろ変異をして猛威を振るっている中、国内においてはコロナ感染者、直近で約76万3,000人余り、死者約1万4,000人。まさに医療崩壊寸前であります。先日も9都道府県に6月20日まで緊急事態宣言再延長、同じくまん延防止宣言も5県と非常に依然厳しい状況であります。 そこで、三好市においても当然ワクチン接種は始まっておりますが、感染症対策と同時に安心・安全で持続可能な生活を続けるための積極的な取組が必要であります。国においては、65歳以上の高齢者は7月末までの接種完了が目標のようでありますけれども、市の取組の現状と今後の予定計画について伺うものであります。これがまず1点目。 それから2点目、ヤングケアラーについてお尋ねをいたします。 これはこれから国も動き出そうかとする計画ですが、国においては2022年度より家族や兄弟の世話を担う18歳未満の子供、つまりヤングケアラーに対し、家事や子育てを支援する制度を整備する政府方針のようですが、市として現状どの程度実態を把握し、対処しているのか。また、実態調査を含め今後の取組について伺うものであります。 3点目、安心・安全な学習活動について。 教育上、児童・生徒が安心・安全に学習できる環境整備は必要不可欠と思いますが、最近、国のGIGAスクール構想によるタブレット端末が導入配備され、その不具合等トラブルが発生している事案が見受けられます。この問題も含めて市内小・中学校の全般的な管理運用に問題はないのか、万全を期すためどのような対応、対処をしているのか。 以上、お尋ねをいたします。答弁により再問をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(多田敬君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(滝川重夫君)  1点目の新型コロナウイルスワクチン接種について、市の取組の現状と今後の予定計画についての御質問にお答えさせていただきます。 まず、新型コロナウイルスワクチン接種については、国の指針に基づき医療従事者、次に高齢者施設入所者、次に65歳以上の高齢者、そして最後に64歳以下の方という流れで優先順位が定められております。 先に、医療従事者への接種についてでございますが、この分につきましては県が実施しておりまして、3月5日から接種を実施しており、約1,200人の方が6月上旬に接種完了と聞いております。 次に、高齢者施設入所者等についての接種でございますが、ここからは市の対応となります。4月20日から接種を開始し、約1,000人の入所者が6月中に接種完了予定となっております。 続いて、65歳以上の高齢者の接種についてでございますが、接種方法として医療機関での個別接種と集団接種の2つの方法を採っております。先に個別接種を実施し、次に集団接種を旧町村単位で実施していく計画でございます。 まず、個別接種についてでございますが、予約受付を5月17日から5月31日まで毎週月曜日に実施してまいりました。この間、市で受け付けた予約者数は4,140人となっております。この方たちの1回目の接種については、既に5月31日から実施しており、2回目接種が完了するのが7月31日となっております。 続いて、集団接種についてでございます。 5月31日時点で予約を取れていない方を対象に、集団接種の案内通知を郵送しております。この案内通知は、6月4日以降から順次各戸に配布されております。接種を希望される方は、この案内通知に同封しておりますはがきに必要事項を御記入の上、ポストに投函していただきます。後日、はがきを出された方に、接種会場及び日時について市から郵送でお知らせさせていただきます。 次に、集団接種の周知については、5月30日の徳島新聞朝刊に折り込みチラシを入れさせていただきました。また、三好市ホームページ、音声告知端末、ケーブルテレビでも放送をさせていただいております。また今後、町内会の回覧板なども活用しながら、地区内で細かく周知できるよう自治会長さんにも御協力をお願いしていきたいと考えております。 続いて、集団接種の期間についてでございますが、6月27日池田総合体育館から始め、最終9月6日までを計画しております。 地区ごとの集団接種会場は、池田地区では池田総合体育館と保健センター、三野町では三野体育館、井川町では井川支所とふるさと交流センター、山城町では山城公民館、西祖谷山村では西祖谷老人福祉センター、東祖谷では歴史民俗資料館でそれぞれ計画をしております。合計32回実施する予定となっております。 次に、6月28日からは、個別接種の予約を再開させていただきます。 これは、個人が集団接種ではなく医療機関での接種を希望される方などのために、再度個別接種の予約を受け付けてまいります。6月28日の受付では、7月12日からの3週間分の予約を全て開放したいと考えております。この予約の方で、2回目の個別接種が8月中旬までかかります。よって、65歳以上の方の個別接種については、8月中旬までを予定しております。 最後に、計画当初では65%から70%が集団免疫ができる数値と言われております。また、3月に実施しましたアンケート結果では、65歳以上の高齢者約1万1,000人のうち6,760人、率で約6割強の方が接種を希望するとなっておりました。これに基づき、接種率65%、人数で約7,000人を7月末までの目標としておりましたが、市民の最近の動向を鑑み、接種率90%に目標を変更しましたので、個別接種は8月中旬、集団接種の最後は9月初旬に終えるように計画は変更となっております。御理解いただきますようよろしくお願いいたします。 なお、今後の64歳以下の方については、今回の65歳以上の高齢者の予約の取り方を検証し、改善していきたいと考えております。例えば、年代ごとに接種券を郵送し予約を取る。また、集団接種を初めから取り入れるなど、市民の皆様にとってよりよい方法が採れますよう医師会をはじめ関係各所と協議を進めながら、実施してまいりたいと考えております。 今回のワクチン接種につきましては、三好市医師会長様をはじめ市内各医療機関の医師、看護師、医療従事者など関係者の皆様方の御理解と御協力をいただきながら作業を進めております。今後も集団接種の各会場へ出務していただくことになっております。御協力に感謝をしているところでございます。 以上、答弁とさせていただきます。御理解いただきますようよろしくお願いいたします。 すいません、ただいまの答弁の中で、1点訂正をさせていただきます。個別接種についての予約受付を5月17日から5月31日、13日と言いましたが5月31日まで毎週月曜日に実施してまいりました。5月13を5月31日に訂正させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  教育次長。 ◎教育次長(宮岡浩司君)  吉田議員の御質問にお答えいたします。 議員御質問の2点目、市としてヤングケアラーの現状をどの程度実態を把握し、対処しているのか、また実態調査を含め今後の取組についてお答えいたします。 まず、ヤングケアラーの定義でございますが、厚生労働省の子ども・子育て支援推進調査研究事業の文書には、大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っていることにより、学校に行けなかったり、友達と遊ぶ時間がなかったりなど、本来守られるべき子供自身の権利を侵害されている可能性のある子供とあります。 国は、令和2年12月、ヤングケアラーへの支援方策を検討する上での実態把握のため、全国の公立中学校1,000校、高等学校350校を抽出し、アンケート調査を行いました。三好市の一部の中学校においても、この調査に協力をしております。調査結果によると、中学2年生の約17人に1人が世話をしている家族がいるという回答しています。 さて、三好市における実態の把握や対処についてですが、ヤングケアラーの把握、発見をしやすい立場にあるのは、教職員だと言われており、現在の仕組みにおきましてもそれぞれの学校において行われている日々の児童・生徒の観察、生活アンケートの実施などにより、要保護児童及び要支援児童を発見し、寄り添い、相談に乗り、必要であればスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを活用して三好市要保護児童対策地域協議会につなぐなど、福祉サービスを受けられるよう支援、援助に努めているところです。 ヤングケアラーにつきましても、これに準じた方法で把握し、対処していくことが適切ではないかと考えておりますが、調査結果によると、中学校においてヤングケアラーの存在を確認したとしても、約4割はこうした学外の支援につなげていません。 さらには、ヤングケアラー自体の認知度が低いこと、家庭のことには踏み込みにくく、状況把握が難しいこと、相談先やつなぎ先が分からないなど、多くの問題点が上げられており、市としましても支援の難しさを感じているところです。 今後は、国、県の指導もいただきながら、学校、関係機関とさらに連携を強化し、先進地事例や情報収集に努め、ヤングケアラーの支援を含め全ての児童・生徒の健やかな成長と自立が図られるよう取組を進めてまいりますので、御理解、御協力をお願いいたします。 次に、議員御質問の安全・安心な学習活動についてお答えいたします。 三好市は、GIGAスクール構想に関する学習用端末として、小・中学校全児童・生徒及び授業に関わる教職員用として1,540台の端末を配置しております。配置完了から現在までの間に、学校から器具の不具合の報告があったものとしましては、キーボードのキーが利きにくかったものが1件、ACアダプターが充電できなくなっていたものが1件、計2件であります。いずれも軽微なものですが、教育委員会で症状を確認後、修理対応を完了しております。 現在のところ、新聞記事に掲載されているようなバッテリーの膨張をはじめ大きなトラブル等の報告は受けておりません。しかしながら、今後も故障、不具合等が発生することは考えられます。そうした場合は、日常的に使用する学校から発見次第報告を受け、教育委員会において対応を行うこととしておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  それでは、再問させていただきます。 少し前までは、日本において国難というのは人口減少と災害とよく言われてきました。さらに今回、昨年からですけれども、今回のコロナ禍ということで、日本全体としても大きな3つの国難を現在抱えております。今のところ幸いにして災害の分ではまだいつ30年以内に云々という話はありますけれども、発生しておりませんから、その分だけは幸いかなと思いますが、これとて明日起きるか今起きるか分かりません。そういう大きな3つの国難の中で、今現状としてコロナ対策、コロナのいろいろな現状について御答弁をいただきました。 確かに、市だけで自由に計画を練り、対処できるというんであれば思うような時間的なものもスピードアップできるんであろうと思いますが、先ほど答弁の中にもありましたように地元の医師会、あるいは県、国、こういうところと連携をしながら進めていくという面においては、非常に市としても対応がその分だけ時間がかかるということで大変だろうと思います。 私、今回この質問については大変コロナ対策で皆さん御苦労なさっているから大変だろうと思って最初はやめようと思っとったんですが、ちまたにお年寄りが非常に不安を感じ、どうなるんだろうということで、これは今回はっきり、当然テレビを見られる方もおいでますから、ぜひ明確な答弁をしていただきたいということで冒頭申し上げました。 確かに個別接種と集団接種ございます。今、ある程度加速的に集団接種のほうへ移りつつありますけれども、まず主に集団接種のほうになろうかと思うんですが、今旧の合併前の町村ごとに集団接種会場を設けて、はがきによって意志を聞き確認をして、その後にそれぞれの対象者に通知をするということで、最初は9月と言うたんですか、答弁の中で。ということですけど、今実際にはがきがどんどん来よる状態だろうとは思いますけれども、日程とかそれから場所はそれぞれの地区ごとに今申し上げていただいたんで分かるんですが、日程とかもう少し詳しく分かる資料があれば、ぜひテレビを見ている方もおいでますので、ああ、いつ頃じゃなという日にちがわかれば安堵感があると思うんですが、そこら差し支えなければ、分かればお教えいただきたいんですが、どうでしょうか。 ○議長(多田敬君)  健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(喜多俊昭君)  日程につきましては、現在先ほど議員も言われました早い者勝ちというふうなこともありますので、今は控えさせていただいております。申し込んでこられた方には、順次受けたい地区の早い日から順番に入れて、お送りするように郵送の準備を進めておりますので、どうか御理解いただきたいと思います。 ○議長(多田敬君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  私はっきり覚えていないんですけど、はがきの書き方なんですけれども、あれには希望の日にちとか会場とかというのを記載する欄はありましたか。なかったんでしょうか。そこはどんなんですか。 ○議長(多田敬君)  健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(喜多俊昭君)  はがきには、希望する場所というか地区だけを入れております。あとは氏名、住所、生年月日と電話番号とにしております。 案内通知のほうにも市のほうで日時は決めさせていただきますのでよろしくお願いしますという記載をさせていただいております。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(多田敬君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  これ、テレビでマスメディアがいろいろ放送されておりますし、皆さんお聞きになったと思うんですけど、災害が起きた福島県の相馬市、テレビ見ました。ここはもう相当進んどんです。何で進んでるかといったら、昨年の12月から準備しとるわけです。それも、その対応される中心になる方、この方がイギリスで、ロンドンかなんか在されて大学を教授をなさっとる方が帰ってきて、そしてコロナの対策に専念されていると。それで、その方も簡単にテレビであれしちょったですけど、簡単に言うと、元WHOの事務局長の顧問をされた方らしいです。渋谷健司さんという方なんですけど、この方の話によりますと、準備は当然12月から早く始めとる。 まず、後で聞きますけれども、接種対象者、三好市の場合どういうふうな段取りでしたか。この相馬市の場合は、選挙人名簿を活用して対象者を把握して、接種日時を指定して郵送した集団接種。ですから、把握して、いつ頃というんで、早くから段取りしてますから混乱がないわけです。だから確実なんです。こういうやり方というのは非常にまあ、もう済んだ後で今これからやることなんですけど、私はこれを見て、なるほど進んでいるところはそういう段取りが物すごい。準備もいい。もう既に6月10日から16歳から64歳の接種を開始するってこういう段取りまでできとるということなんです。 ですから、いかに準備が大事かということと、対象者名もどのように把握するか。その今も言よったようにコールセンターを設置したのもいいでしょう。それから、ネットで予約するのもいいでしょう。大きな問題があります。私1回電話をしたこともあると思うんですけど、コールセンターに何遍してもつながりません。何時間かけてもつながりません。ネットも競争です。数秒の違いです。ですから、不安に不安、そのために予約できない人は焦って不安に駆られて、いろんな問題が出てきております。 だから、先ほど私が冒頭に言いましたように、少なくとも65歳以上の人は、今そういうやり方しとるからそれに従わなあしょうがないでしょうけど、してなるべく早く安心ができる、そういう対応、対処をぜひしていただきたい。このテレビを見よる方が年寄りの方が、ああ、これでもうそう焦らずときちっと手続をすればいつ頃はできるとか。だから、めどとしては、今6月ですから7月、8月、9月、2回目の関連もありますけど、少なくとも1回目の接種は早くしていただきたい。ぜひお願いをしておきます。分かりやすく。会場も分かりやすく。 そういうことで、それからもう一例挙げますと、京都府の伊根町。これもテレビでやっておりました。人口2,000人ぐらい。ここも64歳以下、12歳から64歳、約1,900人ぐらいおるらしいんですけど、6月4日から64歳以下の一般接種を始めると。先行しとるところは物すごう進んでおります。ですから、最初のうちは若い人は云々ということはありましたけど、今は若い人も年いった人も、基礎疾患がある人は別として、非常に安心しておれる状態ではありませんから、ぜひとも医師会や関連機関との調整もあると思いますが、ぜひ協議に協議を重ねて、前向きに一人でも多く、一日でも早く接種をしていただくようにお願いをいたしたいと思うんです。 再度その考え方なり決意というか、今言った状況も踏まえて、はがきもどれぐらい返ってきとるか、そこらも踏まえて分かれば御答弁いただけますか。 ○議長(多田敬君)  健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(喜多俊昭君)  はがきのほうは昨日までに約1,500枚返ってきております。予定では、集団接種3,000人を予定しておりますが、集団接種の御希望が多ければ、会場に入れる数を増やして、それから医師会にも御協力をお願いして、医師、それから看護師も増やして接種できる人数を増やしていきたいと思います。 それから、お返事につきましてですが、6月23日頃をめどに返信する予定としております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  ワクチンのことばかりやっておれんのですけど、6月23日。 お願いしておきます。今、はっきりしたどこそこの地区はいつだというのは混乱する関係もあって言えないということですから、はっきり確定をして人数もある程度対象者が把握できた時点で、一秒でも一分でも早く対象者の市民に周知をしていただきたい。安心できるように。遅くとも少なくとも遅い人で9月に入ったまでには完了するということでございますから、ぜひとも今心配しておる方も一安心できるようなことで、忙しいだろうとは思います。こちらは一方的に言うだけですから、準備する人は大変だろうと思うんですけど、ぜひそこらの面はお願いをしておきたいと思います。 それで最後に、この間徳新にも出ておりましたが、視覚障害者、三好市の場合は対象者は何人おいでますか。接種の対象者。分かりませんか。 ○議長(多田敬君)  健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(喜多俊昭君)  視覚障害者で接種対象者の数はまだ把握しておりません。 ○議長(多田敬君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  これはぜひすぐにでも確認していただいて、視覚障害ですから案内文行っても点字かなんかじゃないと分からないでしょ。あるいは家族がおる人はまだいいですよ。独りもんのとこだったらなお分からない。不安ばっかり。もし該当する人がおれば、例えば人数が少ないんであれば、直接連絡してあげてください。これは対象者が多いところは点字等々で文書にも全部点字であれしとりますから、目の見えない方ですから余計に不安にあおられると思うんです。今のところ把握していないということですが、対象者がもしおるんであれば、かつ少ないんであれば、直接訪問するかあるいは電話等で対応できるんであれば、そこらもぜひ対応していただきたいと思います。 ほかのことあれば後でするかもしれませんが、一旦コロナについては置いておきます。 続いては、ヤングケアラーについてお尋ねをいたします。 先ほど、次長のほうから定義についていろいろ説明をいただきました。まさにそのとおりなんです。家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受けて、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている18歳未満の子供というふうに定義されております。 現実に、今この三好市の中においても、そういう方、私は分からないだけでいると思います。その点で何が問題かといいますと、自分から発信できにくいんです。こちらからアンテナを張って援助をし、支援をしてやらないと、自分から私はこういう状態ですよというようなことは非常に難しい。ですから、これはいろいろ連携をして、厚労省と文科省のプロジェクトチームを立ち上げて、福祉、介護、医療、学校等、連携の強化、支援の充実を図るということで、2022年度から3年間、認知度向上集中期間ということで国のほうも動いております。それでも、まだちょっと先です。現実問題として私はいると思うんで、ぜひいろんな関係、連携を図って、本人が言いにくいのを掘り起こすといったらおかしいんですけど、ぜひ発見をして支援をしていただきたい。そうしないと、悪い方向へ向かった場合には、いろいろな非行なり自殺なり、家族崩壊なり、いろんな面につながります。 実態調査も国には県を通して実態調査をするという方向らしいですけど、国、県の意向を受けてするというんでなしに、ぜひとも市として独自として、今コロナ禍で大変だろうと思うんですけど、コロナ禍でなおこの18歳未満の子供、大変だろうと思います。生活に困窮したり、生活保護をもらって対応している方はまだいいとしても、まだそういうこともしていない家庭もあるだろうと思う。私はあると思っております。ぜひ、そこらを忙しい中ですけど対応していただきたい。 県においては、日本で初めて埼玉県がケアラー支援条例というのをつくっております。まだまだこれからの話なんでしょうけど、現実問題としては既にもう家庭の中ではそういう状況がずっと続いてきております。教育委員会ばっかりじゃなしに、福祉関係、医療関係なりあらゆるアンテナを張って、ぜひ見つけていただいて支援をしていただきたい。 本来の性格からいうと、これは法律になるんですけれども、憲法で言うたら教育の機会均等ということです。だから、そういう世話をして学校に行きたくともいけない、友達と遊びたくても遊べない。そういう時間的な余裕がない。ストレスもたまる。真面目に続ける人はまだいいとしても、なかなかそれに辛抱できるかといったら、1日や2日ならともかくも常時のことですから、私はこの点については非常に危惧をしております。これから始まる国が、県から始まるからそれからでよいというような考えでなしに、ぜひとも三好市として先取りするような形で、ある程度落ち着いたらぜひ前向きに取り組んでいただきたい。 今、憲法26条、教育の機会均等と義務教育について規定しております。それから、教育基本法、これについても、これは昭和22年制定ですか、18年改正ということの第4条、教育の機会均等、これもうたっております。それから、学校教育法、これについても昭和22年2月法律第26号、この19条の中に、経済的援助の義務、経済的に困った方は助けなければならないとなっておりますから、義務ですよ。自治体。ですから、学校教育法の第9条もぜひそこらも検討していただいて、そのためには、対象者をまず把握せなんだらいかんと思うんです。だから、学校なり医療機関なり福祉なりの関係で、そのコミュニティの場とかいろんな場でその子供の状況なり実態を少しでも読み取るというか、本人が恐らくこういう状態ですから助けてくださいとかというのは非常に言いにくい状況にありますから、こちらから見つけると言ったらおかしいんですけど、手を差し伸べる、こういうことをぜひしていただきたいと思うんですが、この点について考えがあれば答弁していただけますか。 ○議長(多田敬君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長(宮内一也君)  まず、ヤングケアラーなんですけれども、まず議員おっしゃるとおり、現在でも苦しんでいる子は多分おられると思います。現在の仕組みの中では次長が説明しましたとおり、要保護児童対策地域協議会という中のケース会議等で検討しておりますけど、ヤングケアラーではないかという事例も分かっております。それで、まず私どもが大事なことと思っておりますのは、まず認知の問題でございまして、今回のアンケートで認知の状況を調べましたところ、中学校において25%の学校が言葉を知らないという状況でございます。そして、15%は聞いたことがある。知っているが対応はしていないが38%、知っていて対応しているというのが20%です。だから、私どももできることとしましては、まず三好市の学校に対してはヤングケアラーの認識を全員が持っていただくと。要対協のほうを通じて支援がつながるようにしていきたいと。 続いて、子供の認知につきましては、8割の子が知らないという全国の状況でございますので、まず学校の先生にはそういったことを先行させていただいて、生徒に対しましてもヤングケアラーの知識をつけていきたい。そこら辺から始めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(多田敬君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  要保護、準要保護、生活保護、そういう面で底辺を救っている家庭はまだしも、そうでない辛抱しとるところ、また分からない人、分からない家庭、やり方が分からないとこも多分あると思うんです。 教育長、学校関係ではどういう対応を。私はぜひしてもらいたいと思うんですが、教育委員会としての対応の考えがあればお教えいただけますか。 ○議長(多田敬君)  教育長。 ◎教育長(竹内明裕君)  ヤングケアラーの問題につきましては、非常にナーバスで難しい問題ではあります。少し話がずれるかも分かりませんが、私自身、10歳年上の姉が家が農業しておった関係で、学校から帰ってきたら背中に負って育ててくれたというそういう経験もあります。ただ、そういう意味で私が現職のときにも、明らかに弟や妹の世話をしているとか、親の介護をしている、そういう子もおりました。ただ、非常にすばらしい子供たちでした。だから、そういう面での頑張るという部分はいろんな面で支援して大切にしていかなかければいけないと。 ただ、そういう中で、本当に困っている子もおります。虐待とかの問題の中でそういう事実が明らかになった場合には、ケース会議等をして児童相談所とかそういうところとも連携しながらやっているような状況です。今後さらによりアンテナを広げて、学校現場にもお願いして、本当に困っている子供たちを救えるような状況を作っていかなければいけないと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(多田敬君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  もう時間がありませんので、最後に学校管理について。 テレビやいろんな面でプールの屋上からダクトが落ちてきたり、それからサッカーゴールのあれで子供が死亡したりという記事もありました。今ここで、特にタブレットの問題、GIGAスクールの関係を見たんですが、そういう全般も含めて、当然保守点検等、委託した分はあると思うんですが、学校全体の運営として児童の安全を図る上で、まずどういうことに取り組んでいくか、時間があれなんで簡潔に考えだけお教えいただけますか。 ○議長(多田敬君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長(宮内一也君)  まず、学校安全計画というのが各学校それぞれあります。危機管理マニュアルというのもそれぞれあります。これについては、学校保健安全法という分に含まれてございます。それで、日常の点検管理等につきましては、学校においても、教育委員会においてもさせていただいておりますけど、議員おっしゃったような事故がありましたら、文科省、県教委を通じまして点検の指示が来ますので、今回も5月の末あたりに学校に文書をもって点検をお願いすると同時に、うちの職員も現地に向かって点検を今している最中でございます。そういった対応をさせていただいておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(多田敬君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  最後に、タブレットのことなんですけど、今問題が起こっているのは中国製というふうにお聞きしとんですけど、市が採用しとる分はどこ製でそのメーカーとは関係ないとは思うんですが、そこらの状況はどんなんでしょうか。 ○議長(多田敬君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長(宮内一也君)  メーカーとしてはDELLという会社のものです。 以上です。 ○議長(多田敬君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  中国製ではないということですか。メード・イン・チャイナではないでしょうか。何なんでしょうか。 ○議長(多田敬君)  学校教育課長。 ◎学校教育課長(宮内一也君)  中国製ではないかと思っております。 ○議長(多田敬君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  これから今ちょうど始まったばっかりで、先ほど先生の苦労というのも同僚の議員の話の中でもありましたけど、慣れるまで大変だろうと思うんですけど、ぜひこれからはデジタル庁も創設しようかというような国のあれですから、ぜひ前向きにそれから児童・生徒はもちろんのこと、先生も含めて、ぜひ俊敏な対応ができるように努力していただきたいと思います。 いろいろとまだ聞きたいことはいっぱいあるんですが、時間の都合でまた次回にしたいと思います。本日はどうもありがとうございました。 ○議長(多田敬君)  9番吉田議員の一般質問が終了しました。 一般質問の途中ですが、本日の一般質問はこれにてとどめ、散会いたします。 当初予定されていた明日の会議は行わず、次回はあさって10日に会議を開き、引き続き一般質問と議案質疑、委員会付託を行います。 本日はこれにて散会いたします。大変お疲れさまでした。            午後3時00分 散会...