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09月02日-01号

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  1. 三好市議会 2019-09-02
    09月02日-01号


    取得元: 三好市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-04
    令和 元年 9月定例会議        令和元年三好市議会9月定例会議会議記録(第1号)             令和元年9月2日(月曜日)〇議事日程   午前10時03分開議  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会議期間の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 市長の行政報告及び提案理由の説明  日程第5 報告第10号 放棄した債権の報告について       報告第11号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解について)       報告第12号 専決処分の報告について(徳島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少に伴う徳島県市町村総合事務組合規約の変更について)       報告第13号 法人の経営状況を説明する書類の提出について       報告第14号 財政健全化判断比率の報告について       報告第15号 資金不足比率の報告について  日程第6 認定第 1号 平成30年度三好市各会計歳入歳出決算の認定について       認定第 2号 平成30年度三好市水道事業会計決算の認定について       認定第 3号 平成30年度三好市病院事業会計決算の認定について  日程第7 議案第48号 令和元年度 三好市役所柳川立体駐車場新築工事の請負契約について  日程第8 議案第49号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する条例の制定について       議案第50号 三好市手数料条例の一部を改正する条例について       議案第51号 三好市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例について       議案第52号 三好市水道事業給水条例の一部を改正する条例について       議案第53号 三好市集会所条例の一部を改正する条例について       議案第54号 建物の無償譲渡について       議案第55号 土地の無償貸付けについて       議案第56号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について       議案第57号 2019(令和元)年度三好市一般会計補正予算(第3号)        ──────────────────────〇本日の付議事件  上記議事日程と同じ        ──────────────────────〇出席議員(22名)   1番  村 中 将 治 君         2番  田 村 俊 哉 君   3番  高 橋 玉 美 君         4番  大 柿 兼 司 君   5番  竹 内 義 了 君         6番  近 藤 良 仁 君   7番  西 内 浩 真 君         8番  古 井 孝 司 君   9番  吉 田 和 男 君        10番  多 田   敬 君  11番  中   耕 司 君        12番  柿 岡 敏 弘 君  13番  並 岡 和 久 君        14番  天 羽   強 君  15番  千 葉 清 春 君        16番  平 田 政 廣 君  17番  木 下 善 之 君        18番  大 浦 忠 司 君  19番  立 川 一 広 君        20番  三 木 和 弘 君  21番  西 谷   清 君        22番  伊 丹 征 治 君        ──────────────────────〇欠席議員(0名)        ──────────────────────〇地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名  市長      黒 川 征 一 君    副市長     近 泉 裕 久 君  教育長     竹 内 明 裕 君    総務部長    宇治川 栄 治 君  企画財政部長  山 口 頼 政 君    環境福祉部長  山 口 哲 司 君  福祉事務所長  田 中 一 幸 君    産業観光部長  大 西 裕 之 君  建設部長    松 林 修 治 君    教育次長    篠 原 伸 幸 君  会計管理者   海 道 泰 彦 君    総務部次長(総務課長兼務)                               東 口 栄 二 君  秘書人事課長  高 井 貞 行 君    管財課長    川 原 正 治 君  企画財政部次長(地方創生推進課長兼務)   財政課長    藤 井 幸 男 君          木 邨 忠 利 君  水道課長    木 下 敬 二 君    三野病院事務長 平 尾 壮 作 君  学校教育課長  宮 内 一 也 君    監査委員会事務局長                               海 道 美 穂 君  代表監査委員  平 田 健 一 君        ──────────────────────〇事務局職員  事務局長    船 井 浩 美 君    事務局次長   谷   賢 二 君  事務局主査   福 原   聡 君        ──────────────────────            午前10時03分 開議 ○議長(立川一広君)  ただいまの出席議員は22名であります。定足数を満たしておりますので、ただいまから2019(令和元)年三好市議会9月定例会議を開会いたします。 会議に入る前に皆さんにお願いいたします。会議録作成のため録音いたしますので、質問や答弁される場合は、挙手していただき、議長の許可を得てから発言されるようお願いいたします。なお、答弁される職員の方は、職名、氏名を名乗った上で答弁されるようお願いいたします。 それでは、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程(第1号)のとおりでございます。 それでは、ただいまより本日の会議を開きます。        ────────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(立川一広君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会議の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、15番千葉清春議員、16番平田政廣議員を指名いたします。        ────────────────────── △日程第2 会議期間の決定 ○議長(立川一広君)  日程第2、会議期間の決定を議題といたします。 お諮りします。 本定例会議の期間は、本日から9月24日までの23日間にいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立川一広君)  御異議なしと認めます。よって、本定例会議の期間は本日から9月24日までの23日間に決定しました。        ────────────────────── △日程第3 諸般の報告 ○議長(立川一広君)  日程第3、諸般の報告を行います。 初めに、市監査委員より、2019年5月、6月、7月分の例月出納検査の結果について議長宛てに報告書が提出されております。この関係書類を事務局で保管しておりますので、御高覧ください。 続いて、6月定例会議以降の出張、会議等についての報告は、お手元に配付しておりますとおりでございます。 6月11日から12日に、全国市議会議長会定期総会が東京都で開催され、議長の私が出席しております。そのほか、配付資料のとおりでございますので、議員各位で御一読くださいますようお願いいたします。 それぞれの報告書、議決書等の関係書類を事務局で保管しておりますので、御高覧ください。 以上で諸般の報告を終わります。        ────────────────────── △日程第4 市長の行政報告及び提案理由の説明 ○議長(立川一広君)  日程第4、市長の行政報告及び提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(黒川征一君)  おはようございます。 厳しい残暑が続いていましたが、9月を迎え、ようやく朝夕は涼しくなってまいりました。皆様におかれましては、市勢発展のため御活躍されておられますことに深く敬意を表します。 本日、三好市議会9月定例会議の開催に当たり、提出議案の説明に先立ちまして、諸般の御報告を申し上げます。 初めに、国においては10月からの消費税引き上げに伴い、増税分の一部を子育て支援策に充てることとしており、3歳以上の子供と3歳未満の非課税世帯の子供の保育料については、10月分から無償化とする法改正を行いました。三好市においても国の方針どおり実施することとしております。また、三好市としてはさらなる子育て支援策の充実が必要であるとの観点から、市独自の支援策として、幼稚園、保育所の給食費についてもあわせて無償化したいと考えております。今後も子育て支援や教育の一層の充実を図ることで子育てしやすい環境づくりを継続して推進してまいります。 7月21日、投開票が行われました第25回参議院議員通常選挙徳島・高知選挙区で高野光二郎氏が当選されました。高野氏におかれましては、住みよい地域づくりに向けた御活躍を心から御期待を申し上げます。また今回、徳島県の投票率が38.59%と、都道府県別で最低となりました。全国の投票率も選挙区で48.80%と、50%を割り込みました。投票率の低さは合区の影響もありますが、特に若い世代の関心の低さも指摘されております。合区の解消につきましては、全国市長会など地方六団体を挙げて各党に対して早期解消を要望しております。 これとは別に、若者の政治離れについては、社会で起きている出来事について正確に認識し、有権者として政治に参加することでどのような社会を実現していくのかを考えるための主権者教育に取り組む必要があります。地方創生施策等で自分が住んでいる町に目を向けてもらう地域愛の醸成も主権者教育につながる一つの契機になるものと考えられますので、より多角的に取り組んでまいります。 続いて、三好市関連について申し上げます。 世界1位のシェアを誇る旅行ガイドブック「ロンリープラネット」が毎年7月に発表するランキング、アジア太平洋地域の訪れるべき目的地について、2019年の旬な目的地として日本で唯一、四国が第2位にランクインしました。四国の魅力として、四国遍路や瀬戸内国際芸術祭に加え、四国への国際便がふえていることを挙げた上で、秘境と呼ばれる祖谷や鳴門の渦潮、高知城、道後温泉、石鎚山などが紹介されています。また、三好市東祖谷のかかしの里が世界的に著名な米国CNN旅行メディア「CNN Travel」に掲載されました。これはせとうちDMOが主催したファムトリップで、本市と一般社団法人そらの郷とが連携したものが反映されたものであります。川沿いの村でバスを待つかかしの姿は本物の人のようであると、その魅力を紹介しています。これまでにも海外のさまざまな媒体に取り上げられるなど、世界から注目される地域となっています。今後におきましても引き続き、まるごと観光の戦略を強力に推進してまいります。 次に、姉妹都市交流関係でございます。 三好市と姉妹都市協定を結んでいるアメリカオレゴンザ・ダルズ市の親善団が今年も市民と交流をしました。7月3日に三好市入りした親善団は、市内の家庭にホームステイし、池田幼稚園や井川中学校で園児や生徒と一緒に給食を食べたり、琴や書道の体験をしてきずなを深めました。また、短期留学制度も引き続き実施し、今年も2名の中学生がザ・ダルズ市の学校に10月2日から約1カ月留学する予定であります。 次に、国土地理院地理空間情報の活用促進のための協定を7月22日に締結しました。このことにより、国土地理院から地図や航空写真の提供を受け、災害時やまちづくりなどに活用することができることとなりました。また、協定終了後には、地図や航空写真の利用方法についての職員研修も行われました。国土地理院との協定は、徳島県内の市町村では本市が初めてとなります。 続きまして、災害時における避難施設の被災建築物応急危険度判定の協力に関する協定を、公益社団法人徳島県建築士会及び同三好地域会と8月1日に締結しました。これは災害時に避難所内で二次災害を受けないように避難施設の応急危険度判定自治体職員が行う際に、建築士会から支援をいただけるというものであります。広大な面積を誇る本市では、高度な知識と技術を持った建築士会との今回の締結は非常に頼もしい協定となりました。 次に、本市と香川県三豊市を貫くトンネル新猪ノ鼻トンネル(仮称)が8月11日に貫通し、その貫通を祝う式典が行われました。式典では、両県の関係者が県境で握手や通り初めなどを行い、箸蔵小学校財田小学校の児童による樽神輿で貫通を祝いました。このトンネルは、国土交通省が整備を進めており、開通予定は2020年度となっております。今後は開通に向けて、香川県方面への本市のPRやさまざまな事業を通じて本市の活性化に向け、トンネル開通を契機に取り組みを強化してまいりたいと考えております。 次に、日本アジアグループ株式会社と地域産業の活性化と地域経済の発展を目的とし、8月21日に連携協定を締結しました。日本アジアグループ株式会社は、国内外においてさまざまな事業展開をしておりますが、特に森林活性化事業においては、素材生産、木材加工の専門部署があり、三好市内に約1千ヘクタールの森林を所有しております。今後は、本市の林業事業体との連携をすることで森林施業などがより推進され、本市の林業振興が大きく前進するものと期待を寄せているところでございます。 三好市は、面積の約90%が森林であり、豊富な森林資源を有しており、木材関連産業の活性化は持続可能なまちづくりを進める上でも大変重要な取り組みであり、雇用や定住、関係人口の増加にもつながり、まさに地域の特徴を生かした地方創生であります。三好市森づくり条例にのっとり、林業の成長産業化はもちろん、再生可能エネルギーとしての森林資源の活用、観光開発、災害に強いまちづくりの取り組みを日本アジアグループ株式会社と連携して推進してまいります。 最後に、毎年各地域で行われる敬老会でございますが、既に御案内をいたしておりますとおり、本定例会議の開催期間中ではございますが、市内各地域で婦人会や地域の皆様などの御協力により開催されます。議員皆様には何かと御多忙のことと存じますが、御出席、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。 それでは、本日御提案いたします議案につきまして、その大要を御説明申し上げます。 初めに、報告第10号は、三好市債権管理条例の規定により債権を放棄したものを報告するものでございます。内容は平成30年度において債権を放棄した私債権8件及び非強制徴収公債権2件でございます。 報告第11号及び報告第12号は、地方自治法の規定に基づく専決処分事項の指定により専決処分したものを報告するものでございます。 報告第13号は、地方自治法の規定により、市の出資法人等の経営状況を説明する書類を議会に提出するものでございます。 報告第14号及び報告第15号は、平成30年度決算に基づく財政健全化判断比率及び資金不足比率をそれぞれ報告するものでございます。 認定第1号から認定第3号までは、平成30年度一般・特別両会計それぞれの歳入歳出決算及び公営企業会計である水道事業会計決算並びに病院事業会計決算について、監査委員の意見をつけ議会の認定に付するものでございます。 次に、議案第48号は、令和元年度 三好市役所柳川立体駐車場新築工事の請負契約の締結について、地方自治法の規定により議会の承認を求めるものでございます。なお、議案第48号は、先議の上、本日御決定いただきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、議案第49号から議案第53号の5議案は、条例の制定及び一部を改正するものでございます。議案第54号及び議案第55号は、建物の無償譲渡及び土地の無償貸し付けについて、地方自治法の規定により、それぞれ議会の議決を求めるものでございます。 議案第56号は、辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について、整備を進める辺地地区内の施設名の追加及び事業費等の変更を行うものでございます。 議案第57号は、2019(令和元)年度三好市一般会計補正予算(第3号)でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億8,549万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ254億8,154万3,000円とするものでございます。歳出の主なものといたしましては、庁舎整備事業及び支所整備事業高性能林業機械導入補助金かずら橋イベント広場駐車場消化設備復旧費及びかずら橋周辺景観保全事業三野グラウンドトイレ改修費林道災害復旧工事費などでございます。 以上、提出議案につきましてその大要を御説明申し上げましたが、詳細についてはそれぞれ担当より説明させますので、御審議の上、原案どおり全て御決定くださいますようお願い申し上げます。 なお、今定例会議に人権擁護委員候補者の推薦について追加提案をさせていただく予定にしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  以上で市長の行政報告及び提案理由の説明が終わりました。        ────────────────────── △日程第5 報告第10号 放棄した債権の報告について      報告第11号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解について)      報告第12号 専決処分の報告について(徳島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少に伴う徳島県市町村総合事務組合規約の変更について)      報告第13号 法人の経営状況を説明する書類の提出について      報告第14号 財政健全化判断比率の報告について      報告第15号 資金不足比率の報告について ○議長(立川一広君)  日程第5、報告第10号 放棄した債権の報告についてから報告第15号 資金不足比率の報告についてまでの6件について一括して報告を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(宇治川栄治君)  議案書1ページをお願いいたします。 報告第10号 放棄した債権の報告について。 三好市債権管理条例第15条第1項及び第2項の規定により、次のとおり債権を放棄したので、同条第3項の規定により報告します。 提出日は、2019年9月2日で、債権を放棄した日は平成31年3月31日でございます。 放棄した債権の名称、放棄した債権の額は、養護老人ホーム入所者負担金15万5,600円、生活保護返還金4万1,806円、ケーブルテレビ使用料合計161万2,521円、土地建物貸付収入53万1,300円、放課後児童クラブ保護者負担金121万1,500円、山城町若者定住促進事業貸付金144万円、山城町定住転入者奨励貸付金50万円、水道使用料簡易水道525円、上水道合計833万7,454円、三野病院診察料370万6,234円、以上、私債権8件及び非強制徴収公債権2件、合計額1,753万6,940円でございます。 債権を放棄した理由、債務者数につきましては、右記載のとおりです。また、放棄した理由の概要につきましては、三好市債権管理条例第15条第1項第1号、第2号、第4号、第6号によるものでございます。 続きまして、議案書2ページをお願いいたします。 報告第11号 専決処分の報告について。 地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分事項の指定により専決処分したので、同条第2項の規定によりこれを報告します。 提出日は、2019年9月2日でございます。 3ページをお願いいたします。 専決第13号、専決処分書。 地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分事項の指定により専決処分したものでございます。 専決日は2019年5月13日付、内容は損害賠償の額の決定及び和解についてでございます。 損害賠償の義務の発生の原因となる事実につきましては、平成31年3月11日、三好市池田町トウゲ82番地3付近、市道供養地水木線において、相手車両が待避所に進入する際にグレーチングがはね上がり、右フロントバンパーが破損した物損事故でございます。 和解契約の相手方及び損害賠償の額、和解契約の内容につきましては記載のとおりでございます。 続きまして、4ページをお願いいたします。 専決第14号、専決処分書。 地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分事項の指定により専決処分したものでございます。専決日は2019年5月31日付、内容は損害賠償の額の決定及び和解についてでございます。 損害賠償の義務の発生の原因となる事実につきましては、平成31年3月27日、三好市池田町マチ2518番地付近、市道本町線を公用車が走行中、相手車両が車庫からバックで出てきた際に、公用車右側後方部と相手車両の左側後方部の衝突による物損事故でございます。 和解契約の相手方及び損害賠償の額、和解契約の内容につきましては記載のとおりでございます。 続きまして、5ページをお願いいたします。 専決第15号、専決処分書。 地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分事項の指定により専決処分したものでございます。専決日は2019年6月13日付、内容は損害賠償の額の決定及び和解についてでございます。 損害賠償の義務の発生の原因となる事実につきましては、平成31年1月24日、三好市池田町州津藤ノ井560番地付近、国道32号線において飲食店駐車場より右折して国道に合流してきた相手車両の正面左側とじんかい車右側面が衝突した物損事故でございます。損害の状況といたしましては、相手車両のフロントバンパー左右フェンダー及びヘッドライト等の破損でございます。和解契約の相手方及び損害賠償の額、和解契約の内容につきましては記載のとおりでございます。 続きまして、6ページをお願いいたします。 専決第17号、専決処分書。 地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分事項の指定により専決処分したものでございます。専決日は2019年7月31日付、内容は損害賠償の額の決定及び和解についてでございます。 損害賠償の義務の発生の原因となる事実につきましては、令和元年7月2日、三好市井川町大佐古123番地1付近、市道才長谷線を相手車両が走行中、山側の立木が折れて落下し、車両の屋根等が破損した物損事故でございます。 和解契約の相手方及び損害賠償の額、和解契約の内容につきましては記載のとおりでございます。 続きまして、議案書7ページをお願いいたします。 報告第12号 専決処分の報告について。 地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分事項の指定により専決処分したので、同条第2項の規定によりこれを報告します。 提出日は、2019年9月2日でございます。 8ページをお願いいたします。 専決第16号、専決処分書。 地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分事項の指定により専決処分したものでございます。専決日は2019年6月28日付、内容は徳島県市町村総合事務組合を組織する美馬西部学校給食センター組合が平成31年3月31日をもって解散したため、地方公共団体の数の減少に伴い、地方自治法第286条第1項の規定により、徳島県市町村総合事務組合規約の一部を改正するものでございます。 別表第1中、美馬西部学校給食センター組合を削る。 別表第2、第3条第1号に関する事務の項中、美馬西部学校給食センター組合を削り、同表第3条第11号に関する事務の項中、美馬西部学校給食センター組合を削る。 附則といたしまして、その規約は徳島県知事の許可のあった日から施行し、平成31年4月1日から適用する。 以上でございます。どうかよろしくお願いをいたします。 ○議長(立川一広君)  企画財政部長。 ◎企画財政部長(山口頼政君)  報告第13号、報告第14号、報告第15号について御説明をさせていただきます。 まず初めに、法人の経営状況について、2019(令和元)年三好市議会9月定例会会議報告事項(法人の経営状況を説明する書類)により御説明をさせていただきます。 報告第13号 法人の経営状況を説明する書類の提出について。 地方自治法第243条の3第2項の規定により、毎事業年度の経営状況を説明する書類を作成し、議会に提出するものでございます。 提出する法人名につきましては、株式会社山城しんこう、株式会社山城もくもく、四国中央観光開発株式会社、株式会社池田ケーブルネットワークの第三セクター4社でございます。 各社ごとにその概要を報告いたします。あわせて配付しておりますA3の財務諸表も一緒にごらんいただきたいと思います。 まず、株式会社山城しんこうについて御説明をさせていただきます。 決算報告書の1ページからでございます。 まず、5ページをお願いします。 資本金を法人事業税等の軽減による節税及び累積赤字を補う目的として、前期末の繰越欠損金のうち、6,800万円分を減資したことにより、当期末の資本金が7,900万円となっております。当期純損失は851万4,352円で、当期末の累損額は936万5,019円となっております。 16ページから18ページをお願いいたします。 当期事業報告で、妖怪屋敷・石の博物館の入館者数は2万5,582人で、前年度比4,043人、率にして18.8%の増となっております。当期は、7月の西日本豪雨の影響もありましたが、来館者数が増加したことにより売上高の増や資本金の減資による法人事業税の軽減などにより前期より損失額を減少することができております。 19ページから23ページは、次期事業計画となっております。 取り組み方針としては、大歩危祖谷地区の玄関口として増加するインバウンドに対応した外国人案内所の機能強化を図るとともに、JR大歩危駅からの誘客促進を図るとされております。フードコーナー部門では、地元産食材を取り入れたメニューの開発や仕入れの効率化、売店部門では、商品構成の多様化などを図り、売上増を目指すとされております。 次に、株式会社山城もくもくでございます。 25ページからでございます。 30ページをお願いします。 資本金3億600万円、当期は2,969万3,681円の損失で、当期末の累損額は1億425万1,785円となっております。損失の主な要因は、前期に購入した林業機械等の減価償却が始まり、減価償却費が増加したことによるものです。 44ページから48ページの事業報告をお願いいたします。 森林整備部においては、搬出間伐や新植事業を中心に森林整備と人材の育成を図っており、事業費では搬出間伐が増加となっております。 また、木材加工部においては、継続した営業強化により低質材の利用も含めた販路の拡大に努めております。 49ページから52ページは、次期事業計画となっております。 森林整備部で技術の習得向上及び組織体制の強化、木材加工部においては、営業PR活動の強化、収益性の高い製品選定による加工販売を推進するとされております。 次に、四国中央観光開発株式会社でございます。 53ページからでございます。 57ページをお願いいたします。 資本金1,120万円、当期の純損失が4万7,140円で、当期末の累損額は680万7,617円となっております。 次に、株式会社池田ケーブルネットワークでございます。 67ページからでございます。 71ページをお願いいたします。 資本金は1億2,500万円、当期の純利益が4,120万7,194円で、当期末の繰越利益剰余金は2億428万4,329円となっております。 86ページから89ページ、事業報告をお願いします。 87ページの加入状況では、人口減に伴うテレビ加入者数減少や高齢化による減免適用者の割合が増加傾向で売り上げが減少要因となる一方、インターネット加入者は増加してきております。今後もインターネットサービスの新規加入者獲得など加入促進と解約防止策を実施し、収益が向上できるよう運営するとされております。 以上が法人の経営状況についての報告でございます。 続いて、報告第14号及び報告第15号について報告させていただきます。 お配りしております普通会計実績報告書を準備いただけたらと思います。 別冊の9月定例会議議案書9ページをお願いいたします。 報告第14号 財政健全化判断比率の報告について御説明を申し上げます。 これは地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成30年度決算に基づく健全化判断比率を次のとおり報告するものでございます。 実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率、この4つの指標いずれにつきましても三好市の場合、早期健全化基準内でございます。括弧内の数字が早期健全化基準の数値でありまして、この数値を上回ると財政健全化計画の策定や外部監査の義務づけなどが必要になるということでございます。 それでは、普通会計実績報告書11ページをお願いいたします。 4指標について御説明を申し上げます。 まず、実質赤字比率でございます。これは普通会計の実質赤字の額が標準財政規模に占める割合でございまして、実質収支額が8億8,322万5,000円の黒字であり、実質赤字比率はゼロ%で、早期健全化基準内となっております。 次に、連結実質赤字比率でございますが、これは全会計の実質赤字の額が標準財政規模に占める割合でございまして、普通会計と普通会計以外の黒字額及び公営企業会計の資金剰余額の合計が19億9,946万4,000円の黒字で、連結実質赤字比率はゼロ%で、早期健全化基準内となっております。 続きまして、12ページをお願いいたします。 実質公債費比率でございます。これは普通会計が支払う公債費及び普通会計などが公営企業、広域連合などに負担する公債費に準ずる繰出金が標準財政規模に占める割合でございまして、三好市の場合、3年間の平均は7.1%で、前年度と比較すると0.3ポイント悪化しましたが、早期健全化基準は25%でございますので、基準内となっております。 最後に、12ページから13ページにかけての将来負担比率でございます。これは普通会計が将来負担すべき債務が標準財政規模に占める割合でございまして、三好市の負担率は返済に充当できる基金などが負担すべき債務を上回っていることから、前年度に引き続き比率が出ないことになります。 続いて、議案書の10ページをお願いいたします。 報告第15号 資金不足比率の報告について御説明させていただきます。 これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定によりまして、平成30年度各特別会計の決算に基づく資金不足比率を次のとおり報告するものでございます。 この比率は、各公営企業の資金不足額が事業規模に占める割合でございまして、市立三野病院特別会計を初めとする5つの特別会計におきまして資金剰余となっておりますので、資金不足とはなっておりません。いずれの会計もゼロ%であり、資金不足比率の経営健全化基準内でございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  以上で報告が終わりました。        ────────────────────── △日程第6 認定第1号 平成30年度三好市各会計歳入歳出決算の認定について      認定第2号 平成30年度三好市水道事業会計決算の認定について      認定第3号 平成30年度三好市病院事業会計決算の認定について
    ○議長(立川一広君)  日程第6、認定第1号 平成30年度三好市各会計歳入歳出決算の認定についてから認定第3号 平成30年度三好市病院事業会計決算の認定についてまでの計3議案を一括して議題といたします。 関係各部長、課長から等の順次補足説明を求めます。 会計管理者。 ◎会計管理者(海道泰彦君)  議案書11ページをお願いします。 認定第1号 平成30年度三好市各会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、平成30年度三好市一般会計、井内財産区特別会計、国民健康保険特別会計、浄化槽事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、土地取得事業特別会計、給食事業特別会計、簡易水道事業特別会計、後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を別添監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 添付書類として、1、平成30年度基金運用状況報告書、2、平成30年度主要な施策の成果を説明する書類並びに決算書説明資料、内容は財産調書に関する資料でございますが、本日お手元にお配りしておりますので、よろしくお願いします。 一般会計、特別会計の決算の内訳については、時間の関係上、主な点のみの説明とさせていただきます。あらかじめ御了承のほどよろしくお願いします。 それでは、別冊の平成30年度歳入歳出決算書をお手元に御用意ください。 決算書1ページから2ページにかけては、一般会計及び特別会計の歳入歳出決算総括表を掲載しています。 2ページをお願いします。 総括表合計欄の決算額をごらんください。 一般会計及び特別会計の決算額は、合計で歳入が292億2,752万581円、歳出が274億9,520万2,097円です。歳入歳出差引額は17億3,231万8,484円です。 各会計別の歳入歳出決算について御説明します。 一般会計について御説明します。 3ページをお願いします。 一般会計の実質収支に関する調書です。 歳入総額が243億816万6,962円、歳出総額が230億4,222万5,517円、歳入歳出差引額12億6,594万1,445円。翌年度へ繰り越すべき財源は、繰越明許費繰越額3億5,942万1,000円で、実質収支額は9億652万445円です。 4ページから13ページにかけては、款及び項別の歳入歳出決算書です。 8ページをお願いします。 一般会計の歳入合計は、予算現額268億2,521万8,000円、調定額244億9,483万1,555円、収入済額243億816万6,962円、不納欠損額2,914万2,769円、収入未済額1億5,752万1,824円です。 13ページをお願いします。 一般会計の歳出合計は、予算現額268億2,521万8,000円、支出済額230億4,222万5,517円、翌年度繰越額31億8,379万5,000円で、不用額は5億9,919万7,483円です。 なお、14ページから83ページにかけては歳入及び歳出の決算事項別明細書となっておりますが、説明は省略させていただきます。 84ページをお願いします。 財産に関する調書、1、公有財産、(1)土地及び建物について御説明します。 表中の合計欄をごらんください。 土地は、決算年度中増減高は56万1,843.15平方メートルの増で、決算年度末現在高は2,383万6,211.16平方メートルです。 次に、建物は、木造が36.31平方メートルの増、非木造が2,025.14平方メートルの減で、木造、非木造を合わせて1,988.83平方メートルの減であります。決算年度末現在高は35万3,738.59平方メートルであります。 次に、それぞれの増減内訳について簡単に御説明いたします。 本日お配りしています決算書説明、添付資料の1ページをお願いします。 庁舎は、土地で法定外公共物用途廃止による増が307.07平方メートル、建物は三野支所での旧三野町役場庁舎保存活用事業による増減がありまして、76.31平方メートルの増です。その他の行政機関では、消防施設で、池田町消防団第1分団詰所が新築により非木造で72平方メートルの増です。公共用財産の公営住宅では、三野芝生中央団地が新築になり、1,014.85平方メートルの増です。公共用財産その他の施設、土地は西祖谷山村地区で地籍調査による増減、地目変更等で52万857.00平方メートルの増、建物は特別養護老人ホーム長生園の民間移譲、井川老人福祉センター解体工事、東祖谷地区、旧栃之瀬教職員住宅の解体工事などで、木造40.00平方メートル、非木造で3,111.99平方メートルの減です。 ○議長(立川一広君)  ちょっと、はい。 ◆4番(大柿兼司君)  一年生議員で、どこ行きよんかわからんのだけど、7ページと言うてくれてもわからんのやけど、これですというのをちょっと言うてくれんでしょうか。 ○議長(立川一広君)  議案書の11ページと別冊のほうなんだけど。 海道君、どこ行きよんか、教えてあげてください。 吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  今の大柿議員と同じなんですけど、説明前にこの資料とこの資料というのを一応提示をしていただいて、全員がある程度そろうて確認してから報告してください。お願いします。            (会計管理者海道泰彦君「はい、済みません、失礼しました」と呼ぶ) ○議長(立川一広君)  管理者、もう一回言うてください。どこになるのか。 ◎会計管理者(海道泰彦君)  添付資料で財産に関する調書っていうのを会計課から別添資料でつけてございます。2ページぐらいの薄い参考資料なんですが、それに土地やそれから財産の資料を参考資料でつけております。 済みません、この会計課で出している、お配りさせていただいておる資料でございます。 ○議長(立川一広君)  暫時休憩します。            午前10時53分 休憩            午前10時54分 再開 ○議長(立川一広君)  それでは、再開します。 ◎会計管理者(海道泰彦君)  それでは、財産に関する調書ということで御説明いたします。 議案書は84ページでございますが、別添で資料をつけさせていただいておりますので、これに基づいて簡単に内訳などを御説明したいと思います。 財産調書に関する資料でございますが、説明添付資料の1ページをお願いいたします。 庁舎は、土地で法定外公共物用途廃止による増が307.07平方メートル、建物は三野支所での旧三野町役場庁舎保存活用事業による増減がありまして、76.31平方メートルの増でございます。下に移りまして、その他の行政機関では、消防施設が池田町消防団第1分団詰所が新築により非木造で72平方メートルの増であります。公共用財産の公営住宅では、三野芝生中央団地が新築になり、1,014.85平方メートルの増です。公共用財産のその他の施設で、土地は西祖谷山村地区で地籍調査による増減、地目変更等で52万857.00平方メートルの増、建物は特別養護老人ホーム長生園の民間移譲、井川老人福祉センター解体工事、東祖谷地区、旧栃之瀬教職員住宅の解体工事などで木造40.00平方メートル、非木造で3,111.99平方メートルの減であります。 次に、普通財産のうち山林が売却と地籍調査による増減、種目変更等で3万5,576.35平方メールの増、田畑は地籍調査による増減、地目変更等で752.77平方メートルの増であります。その他のものは、地籍調査による増減、地目変更等で4,349.96平方メートルの増でございます。 決算書84ページにお戻りください。決算書84ページでございます。 (2)の公有財産、山林につきまして増減はございません。 続いて、決算書85ページをお願いします。 (3)出資による権利について、決算年度中の増減高として6,476万2,000円の減額であります。山城しんこうの無償減資によるものであります。 続いて、86ページをお願いいたします。 物品についてでありますが、決算年度中増減高は3台の減で、決算年度末現在高は305台でございます。詳細については、先ほどお配りしておる決算書説明資料の2ページの添付資料②に記載のとおりでございます。 続きまして、決算書での分で3、債権についてございます。債権については、山城町若者定住促進事業が144万円の減、山城町定住転入者奨励貸付金が50万円の減であります。奨学貸付金は、貸し付け及び償還により1,051万9,000円の減額で、決算年度末現在高は9,370万7,000円です。 続いて、4の基金については、87ページにかけて掲載をしております。 88ページから91ページまでは、土地開発基金土地保有一覧を掲載しております。 なお、基金の詳細については、後ほど別冊の基金運用状況報告書で御説明します。 続きまして、特別会計について御説明します。 特別会計は、実質収支に関する調書のみ御報告させていただきます。 決算書92ページをお願いします。 井内財産区特別会計実質収支に関する調書です。歳入総額759万8,838円、歳出総額43万780円、歳入歳出差引額及び実質収支額は716万8,058円です。 97ページをお願いします。 国民健康保険特別会計(事業勘定分)の実質収支に関する調書です。歳入総額37億8,966万6,972円、歳出総額33億6,422万7,571円、歳入歳出差引額及び実質収支額は4億2,543万9,401円です。 110ページをお願いします。 国民健康保険特別会計(直診勘定分)の実質収支に関する調書です。歳入総額2億2,443万3,974円、歳出総額2億1,840万4,893円、歳入歳出差引額及び実質収支額は602万9,081円です。 118ページをお願いします。 浄化槽事業特別会計の実質収支に関する調書です。歳入総額2億4,298万7,137円、歳出総額2億3,914万2,779円、歳入歳出差引額及び実質収支額は384万4,358円です。 125ページをお願いします。 農業集落排水事業特別会計の実質収支に関する調書です。歳入総額6,998万1,973円、歳出総額5,586万5,241円、歳入歳出差引額及び実質収支額は1,411万6,732円です。 130ページをお願いします。 土地取得事業特別会計の実質収支に関する調書です。歳入総額歳出総額ともに35万2,535円で、歳入歳出差引額及び実質収支額は0円です。 135ページをお願いします。 給食事業特別会計の実質収支に関する調書です。歳入総額9,991万1,046円、歳出総額9,955万4,059円、歳入歳出差引額及び実質収支額は35万6,987円です。 140ページをお願いします。 簡易水道事業特別会計の実質収支に関する調書です。歳入総額1,369万8,325円、歳出総額471万5,610円、歳入歳出差引額及び実質収支額は898万2,715円です。 145ページをお願いします。 後期高齢者医療特別会計の実質収支に関する調書です。歳入総額4億7,072万2,819円、歳出総額4億7,028万3,112円、歳入歳出差引額及び実質収支額は43万9,707円です。 以上、簡単ですが、一般会計及び特別会計の主な説明とさせていただきます。 次に、基金の状況について御説明します。 別冊の基金運用状況報告書及び主要な施策の成果を説明する書類という別冊物がありますが、決算書と一緒にお配りしていると思いますが、その書類をお願いいたします。 それでは、1ページをお願いいたします。 三好市基金残高一覧表でございます。平成30年度中の基金の増減につきましては5,205万3,214円の減額で、平成30年度末基金残高は234億7,468万3,472円です。まちづくり基金やケーブルテレビ基金など、5つの基金で減額となっております。 それでは、各基金別の運用状況について御説明します。 2ページをお願いします。 財政調整基金は、預金利子1,265万7,375円のみの積み立てにより、79億5,186万3,380円です。減債基金は、同じく預金利子1,219万1,682円のみの積み立てにより85億1,285万1,613円であります。まちづくり基金は、庁舎整備事業等への充当等により7,985万5,812円減額で、30億8,209万6,829円です。ふるさと応援基金は、蔦文也杯補助、市民文化祭補助充当による減、並びにふるさと納税の積立預金利子等、差し引き1,693万5,833円の増額で、年度末現在高は7,128万1,084円です。 3ページをお願いします。 船井哲良記念交流拠点基金は、預金利子のみによる積み立てで2,352万9,424円です。 過疎地域自立促進特別事業基金は、伝統的建造物群保存修理事業等の充当による減と預金利子、差し引き24万2,637円の減額で、2,751万4,986円です。 学校教育施設設備基金は、積立金と預金利子で5万2,487円の増で205万4,884円です。 次に、ケーブルテレビ基金は、井川地区の機器整備工事の充当による取り崩し額が5,000万円、積立金2,985万6,000円、預金利子2万634円で、差し引き2,012万3,366円の減額で、30年度末現在高は1億5,017万5,031円です。 4ページをお願いします。 土地開発基金については、現金が258万8,179円の増、土地が同額減となり、現金が4億840万2,174円、土地が1億5,349万7,826円でございます。なお、土地保有一覧については、決算書88ページから91ページに掲載しております。 続いて、地域振興基金は、預金利子105万3,929円の積み立てにより13億5,416万698円です。 市有林保全基金は、積立金と預金利子により88万1,926円の増額で5,163万8,076円です。 教育文化スポーツ振興基金は320万4,542円の減額となっております。吉野川運動公園、三野健康防災公園の備品購入として320万9,612円拠出しております。30年度末現在高は4,901万1,945円です。 5ページをお願いします。 地域福祉基金は1,297万7,716円増額となっております。取り崩し額304万5,600円とありますのは、西祖谷デイサービスセンターの介護浴槽、それから昇降式ストレッチャーの購入に充てたものでございます。 続いて、中山間ふるさと・水と土の保全基金及び塩塚高原休養休憩施設基金については、それぞれ預金利子のみを積み立ております。 大規模施設建設事業基金も預金の利子のみを積み立てております。 6ページをお願いします。 市営墓地基金についても預金利子のみを積み立てております。 川崎西谷残土処理場基金は、使用料収入による積立金と預金利子で1,967万4,677円の増額で、3億3,932万1,508円でございます。 井川森林総合利用施設基金については、井川スキー場指定管理料などへの取り崩しにより2,513万9,962円の減額で、年度末現在高は3億1,733万5,776円であります。 国民健康保険財政調整基金は、預金利子の積み立てのみで、30年度末現在高1億6,085万4,298円でございます。 次に、7ページをお願いします。 国民健康保険西祖谷山村診療所施設整備基金は、預金利子のみの積み立てで6,011万4,433円でございます。 以上、基金については決算年度中増減高は5,205万3,214円の減額で、30年度末基金現在高は234億7,468万3,472円でございます。 なお、この8ページからは主要な施策の成果を説明する資料を掲載していますので、御高覧いただければと思います。 以上、平成30年度歳入歳出決算関係の説明とさせていただきます。御審議の上、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(立川一広君)  会議の途中ですが、ここで11時25分まで休憩します。            午前11時14分 休憩            午前11時25分 再開 ○議長(立川一広君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 水道課長。 ◎水道課長(木下敬二君)  それでは、平成30年度水道事業会計決算書を御用意ください。 まず、議案書12ページをお願いいたします。 認定第2号 平成30年度三好市水道事業会計決算の認定について御説明させていただきます。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成30年度三好市水道事業会計決算書を別添監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 それでは、別冊の平成30年度水道事業会計決算書をお願いいたします。 決算書1ページをお開きください。 平成30年度三好市水道事業会計決算報告書。 (1)収益的収入及び支出の内訳でございます。 収入の第1款水道事業収益は、第1項営業収益、第2項営業外収益、第3項特別利益で、予算額合計5億8,238万6,000円に対し、決算額5億9,244万1,394円でございます。 支出の第1款水道事業費用は、第1項営業費用、第2項営業外費用、第3項特別損失、第4項予備費で、予算額合計8億724万円に対し、決算額7億7,676万8,509円でございます。 次のページをお願いいたします。 資本的収入及び支出の内訳でございます。 収入の第1款資本的収入は、第1項他会計補助金、第2項企業債、第3項国庫支出金、予算額合計4億2,930万6,000円に対し、決算額3億5,227万8,456円でございます。 支出の第1款資本的支出は、第1項建設改良費、第2項企業債償還金、第3項固定資産購入費で、予算額合計5億7,044万2,000円に対し、決算額4億9,001万4,651円でございます。 資本的収入が資本的支出額に不足する額1億3,773万6,195円は、過年度分損益勘定留保資金1億2,899万416円と当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額874万5,779円で補填いたしました。 3ページをお願いいたします。 平成30年度水道事業損益計算書でございます。各項目合計額での説明とさせていただきます。 1の営業収益は給水収益ほか3項目で4億6,521万7,073円、2の営業費用は原水及び浄水費ほか6項目で6億5,851万8,646円で、営業損失は1億9,330万1,573円でございます。 続きまして、3の営業外収益は受取利息ほか4項目で8,492万8,732円、4の営業外費用は支払い利息及び企業債取扱諸費ほか2項目で8,403万4,884円で、経常損失は営業損失と合わせて1億9,240万7,725円でございます。5の特別利益は特別利益ほか4項目で5,564万4,692円、6の特別損失は災害による損失ほか2項目で651万5,922円で、当年度純損失は経常損失と合わせて1億9,335万8,955円、当年度未処理欠損金3億8,405万6,109円でございます。 次のページをお願いいたします。 平成30年度剰余金計算書でございます。 表の左側から上から下へ前年度末残高、前年度処分額、処分後残高、当年度変動額、一番下、当年度末残高まで各項目ごとに右の資本金、剰余金の各項目ごと、資本合計額をそれぞれ記載しております。 表の左から右へ2番目、資本金の前年度末残高12億8,904万5,034円、処分後の残高は12億8,904万5,034円、その下、当年度変動額は2億890万8,456円で、一番下の資本金当年度末残高は14億9,795万3,490円でございます。 表の中央、剰余金で、左の資本剰余金は、国庫補助金、工事負担金、その他資本剰余金で、前年度処分額、当年度変動額ともになく、一番下、当年度末の残高は540万円でございます。 次に、剰余金の右側の利益剰余金は、減債積立金、未処分利益剰余金の処分後、利益剰余金の合計額が4,236万6,439円でございます。 その下、当年度変動額は、未処分利益剰余金合計マイナス3億8,405万6,190円で、一番下、利益剰余金の当年度末残高はマイナス3億4,168万9,751円でございます。 表の一番右側、資本合計は前年度末残高11億4,611万4,238円、その下、処分後残高、同額の11億4,611万4,238円で、その下の当年度変動額は1,554万9,501円で、一番下、当年度末残高は11億6,166万3,739円でございます。 次に、同ページ下の段の表でございますが、これは平成30年度三好市水道事業欠損金処理計算書でございます。処理後残高は、資本金14億9,795万3,490円、資本剰余金540万円、繰越剰余金マイナス3億4,168万9,751円を予定しております。 5ページをお願いいたします。 平成30年度貸借対照表について御説明いたします。 資産の部、1の固定資産(1)有形固定資産、土地ほか4項目で64億966万1,321円、(2)無形固定資産、ダム使用権が1,999万7,861円で、固定資産合計が64億2,965万9,182円でございます。 2の流動資産は、現金預金のほか2項目で5億5,657万3,080円。 以上、資産の合計は69億8,623万2,262円でございます。 次のページをお願いいたします。 負債の部、3の固定負債は(1)企業債と(2)引当金で、合計42億6,825万4,192円でございます。4の流動負債は(1)企業債ほか3項目で、合計4億2,809万8,025円でございます。5の繰り延べ収益は(1)長期前受け金3項目、25億7,375万4,283円でございます。(2)長期前受け収益、収益累計額が3項目でマイナス14億4,553万7,977円で、合計11億2,821万6,306円。 以上、負債合計額58億2,456万8,523円でございます。 資本の部、6の資本金は14億9,795万3,490円、7の剰余金は(1)資本剰余金が540万円、(2)の利益剰余金が2項目でマイナス3億4,168万9,751円で、剰余金合計がマイナス3億3,628万9,751円でございます。 以上、資本金合計は11億6,166万3,739円でございます。負債資本の合計額は、資産合計と同額の69億8,623万2,262円でございます。 以上が平成30年度三好市水道事業会計の決算の主な内容でございます。 なお、会計方針に係る事項に関する注記は7ページ、8ページに、平成30年度三好市水道事業報告書につきまして9ページから18ページに記載をしてございます。 また、平成30年度三好市水道事業会計キャッシュフロー計算書、収益と費用の明細、固定資産の明細、企業債の明細は19ページから25ページに附属書類として添付をしておりますので、御確認をよろしくお願いいたします。 9ページをお願いいたします。 最後になりますが、平成30年度三好市水道事業の事業報告書、1の概況、1、総括事項でございます。 平成30年度は、東祖谷地区を除く簡易水道事業及び飲料水供給施設事業を三好市水道事業に経営統合し、2年目の決算となります。統合初年度平成29年度と比較すると、資産減耗費減少等により、総費用6,007万213円の減少になったものの、資産減耗費に対する長期前受け金の減少等に伴い、総収益についても6,273万1,933円の減収となり、結果、14年連続の赤字経営となりました。平成28年度より開催されてきました三好市水道事業経営等審議会での答申も出されましたことから、答申内容をもとにした料金改定により収入の確保を目指し、また人口減少に伴う水需要の減少、水道施設の老朽化、深刻化する人材不足等の水道の直面する課題に対し、水道の基盤強化を図るため、水道法が改正されました。市民生活に必要不可欠なライフラインの水道として持続性、安全性、強靱性を備えた水道事業の運営のため、広域連携、官民連携などの検討を行うなど、より一層努力して健全な経営ができるよう努めてまいります。 以上、御審議いただき、御承認賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  三野病院事務長。 ◎三野病院事務長(平尾壮作君)  資料につきましては、別冊の病院事業会計決算書、こちらを御準備お願いいたします。 それでは、議案書13ページをごらんください。 認定第3号 平成30年度三好市病院事業会計決算の認定について御説明をさせていただきます。 地方公営企業法第30条第4項の規定により平成30年度三好市病院事業会計決算書を別添監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 それでは、資料の病院事業会計決算書1ページをごらんください。 収益的収入及び支出の状況です。 収入の部として、第1款病院事業収益は、第1項医業収益、第2項医業外収益、第3項特別利益を合わせまして、予算額9億2,973万7,000円に対して、決算額8億6,674万3,594円となっております。 支出の部として、第1款病院事業費用は、第1項医業費用、第2項医業外費用、第3項特別損失、第4項予備費を合わせまして、予算額10億3,930万円に対し、決算額9億3,454万7,513円となっています。 2ページ目をごらんください。 資本的収入及び支出の状況です。 収入の部といたしまして、第1款資本的収入は、第1項企業債、第2項他会計負担金、合わせまして予算額3,123万4,000円に対し、決算額は2,766万7,000円となっています。 支出の部としましては、第1款資本的支出は、第1項建設改良費、第2項企業債償還金、合わせまして予算額5,657万2,000円に対し、決算額5,133万7,706円となっています。 資本的収支において不足する2,367万706円については、過年度分損益勘定留保資金及び当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填をしております。 3ページ目をごらんください。 損益計算書について御説明いたします。 1の医業収益は、入院収益、外来収益、その他医業収益を合わせまして7億2,906万4,593円です。 2の医業費用は、給与費、材料費、経費、減価償却費、資産減耗費、研究研修費を合わせまして8億8,808万4,491円となっています。医業収益と医業費用の差し引き1億5,901万9,898円が医業損失となっています。 3の医業外収益は、他会計繰入金、患者外給食収益、長期前受け金戻し入れ、その他医業外収益を合わせまして1億3,600万9,554円です。 4ページをごらんください。 4の医業外費用は、支払い利息及び企業債取扱諸費、消費税及び地方消費税、長期前払い消費税償却を合わせて4,451万7,279円です。医業外収益と医業外費用の差し引き9,149万2,275円の利益となっています。先ほど御説明申し上げた医業損失と差し引きいたしますと6,752万7,623円の経常損失というふうになってございます。 5の特別利益は、過年度損益修正益が15万9,947円、6の特別損失は、過年度損益修正損が100万2,818円、特別利益と特別損失の差し引き84万2,871円の損となっております。これに経常損失を合わせますと、当年度純損失は6,837万494円となり、前年度繰越欠損金4,136万8,963円を合わせると、当年度末未処理欠損金は1億973万9,457円となっております。 5ページをごらんください。 剰余金計算書について御説明いたします。 本表は資本の部全体をあらわしております。 まず、資本金は、前年度末残高5,064万6,730円に対し、当年度変動額となる当年度純損失6,837万494円を合わせると、マイナスの1,772万3,764円となります。 下段の欠損金処理計算書については、資本金、未処理欠損金とも本年度は処理をせず、繰り越しをさせていただきます。 6ページ、7ページをごらんください。 貸借対照表について御説明いたします。 本表は、病院事業の財政状況をあらわすものとなっております。 資産の部、1の固定資産は、有形固定資産として土地、建物、構築物、器械備品、車両、リース資産を合わせた9億3,291万4,587円と、投資その他の資産としての長期前払い消費税4,772万9,218円で、固定資産の合計は9億8,064万3,805円となっております。 2の流動資産は、現金預金、未収金、貯蔵品の合計で2億9,482万3,956円です。 固定資産と流動資産を合わせた資産合計は12億7,546万7,761円となります。 3の固定負債は、2019年度以降償還の企業債、リース債務の合計で9億2,514万5円となっております。 4の流動負債は、翌年償還の企業債、リース債務、未払金、引当金、合わせて1億3,038万691円です。 5の繰り延べ収益は2億3,767万829円で、負債合計は12億9,319万1,525円となっております。 8ページをごらんください。 6の資本金は9,181万5,693円です。 7の剰余金は、利益剰余金としての減債積立金20万円と当年度未処理欠損金1億973万9,457円を合わせた利益剰余金はマイナスの1億953万9,457円となっております。剰余金合計も同額です。この剰余金と資本金を合わせた資本合計はマイナス1,772万3,764円となり、負債合計を加えた負債資本合計は12億7,546万7,761円となっています。 9ページ以降は、附属書類として事業報告書、収益費用明細書、固定資産明細書、企業債明細書を付記しておりますが、後ほど御参照いただくこととして、説明は省略をさせていただきます。 以上、御説明を申し上げましたが、平成30年度は前年度より入院患者数が減少し、入院収益は7,144万3,000円の減収となっております。医業費用については、給与費、材料費、経費、減価償却費がそれぞれ減となり、医業費用全体で3,044万7,000円の減となってはおります。その結果、平成30年度病院事業は6,837万円の純損失となっております。事業運営に当たりましては、徳島大学病院や県立三好病院との信頼関係を強化して医師確保に努め、厳しい状況ではありますが、健全な経営が行えるよう鋭意努力してまいりますので、御審議賜り、御承認いただきますようよろしくお願いをいたします。 ○議長(立川一広君)  以上で認定3議案の説明が終わりました。 会議の途中ですが、13時まで休憩します。            午前11時49分 休憩            午後1時00分 再開 ○議長(立川一広君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ここで議会運営委員会で決定したとおり、日程第7、議案第48号 令和元年度 三好市役所柳川立体駐車場新築工事の請負契約についてを本日先議したいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立川一広君)  御異議なしと認めます。よって、議案第48号については、本日先議することに決定しました。 ここで、議案審議についてお諮りします。 議案に対する質疑及び討論の発言時間は、質疑1人15分以内、討論1人5分以内としたいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立川一広君)  御異議なしと認めます。よって、議案に対する質疑及び討論は、質疑15分以内、討論5分以内と決定しました。        ────────────────────── △日程第7 議案第48号 令和元年度 三好市役所柳川立体駐車場新築工事の請負契約について ○議長(立川一広君)  日程第7、議案第48号 令和元年度 三好市役所柳川立体駐車場新築工事の請負契約についてを議題とします。 議案書14ページです。 本案について補足説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(宇治川栄治君)  9月定例会議案書14ページをお開きください。 議案第48号 令和元年度 三好市役所柳川立体駐車場新築工事の請負契約について。 次のとおり請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求める。2019年9月2日提出でございます。 1、工事名、令和元年度三好市役所柳川立体駐車場新築工事。2、工事箇所、三好市池田町シンマチ1325番地1。契約金額、3億348万円。契約の方法、一般競争入札。契約の相手方、三好市池田町白地井ノ久保929番地2、株式会社山全代表取締役牛尾正治。 以上、御審議をいただきまして御承認を賜りますようどうかよろしくお願いをいたします。 ○議長(立川一広君)  補足説明が終わりました。 これより議案第48号に対する質疑を行います。 質疑ございませんか。 9番吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  まず、この駐車場の用途、目的、規模、まずそれを先に説明願えますか。 ○議長(立川一広君)  川原管財課長。 ◎管財課長(川原正治君)  この立体駐車場の目的ですけども、最終的には職員駐車場とする予定でございます。敷地の面積ですけども、2,186.67平米……。 済みません、大変失礼しました。本日、お手元に配付をしております2019(令和元)年9月定例会議資料総務部という資料の13ページをお願いします。 ここに請負契約概要説明書として記載をさせていただいております。工事の構造は鉄骨づくり準耐火建築物でございます。階数は2階となっております。2層3段、1階、2階、3階に置けるようになっております。型式としましては、フラット式自走式立体駐車場でございます。敷地の面積が2,186.67平米、建築面積につきましては1,036.61平米、延べ床面積として1,833.29平米となっております。駐車台数につきましては、合計で118台を予定しております。よろしくお願いします。 ○議長(立川一広君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  職員の駐車場で、これは収容台数が118台、これ今現在車で通勤されとる職員数は何名おって、それ全てカバーできるんかどうかが1点と、これを見ようたら大体のことはわかりますが、そのスペースのとり方によって、その台数、職員の台数が何台かちょっとわかりませんけども、ある程度余裕を持って設計しとんかどうか、あるいはもう相当綿密な計画のもとにこういう結果が出とんか、そこらをちょっと先にお聞かせいただけますか。 ○議長(立川一広君)  管財課長。 ◎管財課長(川原正治君)  現在、自動車での通勤者数が124名と把握しております。現在は70台ほどそこの駐車場にとめております。この設計に当たりましては、やはりイケミナミの駐車場のほうも借地をして駐車しておる関係上、綿密に計算をして1台でも多くとめれるような計算をいたしました。よろしくお願いします。 ○議長(立川一広君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  現在70台ということで、ある程度余裕は持っとるということですが、これ今イケミナミにも当然とめとるということなんですが、職員全てここへ集中させて駐車をさすという考えのもとに計画をしとんでしょうか。 ○議長(立川一広君)  管財課長。 ◎管財課長(川原正治君)  全職員がこちらのほうにとめれるふうには最終的にもならないと思います。当然イケミナミの駐車場につきましても使用すると。数年たちますと職員の減も考えられますので、最終的にはここだけでいけるようになるかなとは思うんですけども、本庁の職員はここでいけるようになると思います。 ○議長(立川一広君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  非常に財政厳しい中で当然財政計画を立てられて設計しとんだろうと思うんですが、金額にしても相当3億円からの経費もかかるということですから、将来を見据えて職員定数の関連、あるいはその他もろもろの状況を勘案して、ある程度規模っていうのは十分そこらは綿密に調査検討してこういう台数でこういう規模でという結論に至ったんでしょうか。 ○議長(立川一広君)  総務部長。 ◎総務部長(宇治川栄治君)  ただいまいただきましたこの駐車場の関連につきまして、綿密に精査をして将来を見据えた中で計画を立てたのかという御質問でございます。さきに管財課長も若干答弁をいたしましたが、ここ今現時点でそれぞれ分庁舎等がございます。将来は分庁舎は現在の福祉事務所のほうへ移転するというふうな形になります。本庁舎の職員については先ほど担当課長のほうが申し上げましたとおり対応が可能ということでございます。将来的には何年という部分が3年ないし4年を見据えれば段階的に減ってくるというようなことで、再任用の職員等の関連もございますので、今ここで何人が不足して、何年後に全て解消ができるという確定的な数値というのはお答えできかねますが、できる限り精査をした現状でこういった台数の工事になったということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(立川一広君)  吉田議員。 ◆9番(吉田和男君)  当然人口も減少し、職員数も定数管理の中である程度削減をしていくというような形になろうと思うんですが、当然新庁舎がここにもできると当然駐車場も必要であると。それで今現在、周囲に駐車場はありますし、今度は新たに解体した後も、駐車場にするんかどうかはわかりませんが、そういう形に持っていくということになれば、当然駐車場って相当のスペース、あちこちできると思うんです。ですから、庁舎の周辺の一番身近な駐車場だけである程度外来等々について対応ができれば、それは当然それにこしたことはないんですけど、できない場合は一番近い形では今これから計画しとる駐車場というのも将来的には利用する可能性も出てくるだろうと思うんですが、なるべくならある程度規模を抑えて、将来を見据えた形でこの事業計画なりを実施していくのが当然のあれだろうと思うんですが、庁舎の建設の関連、駐車場の関係もありますから、そこらは総合的に考えて今のところはこの規模でまず職員だけでと、こういう捉え方で事業を実施する予定でしょうか。 ○議長(立川一広君)  総務部長。 ◎総務部長(宇治川栄治君)  議員おっしゃるとおりでございます。 ○議長(立川一広君)  ほかに質疑ございませんか。 西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  この資料を見させていただきますと、工期が議会の議決があった日の翌日から令和2年3月20日となっております。本日もし議決をした場合、工期に入りまして工事に入ると思いますけども、今現在、先ほどの同僚議員の答弁の中で約70台、柳川の駐車場を使っていると、職員の方が。では、この工期の間、この70台はどこを使用するんでしょうか。 ○議長(立川一広君)  川原管財課長。 ◎管財課長(川原正治君)  船井の跡地を利用させていただく予定でございます。 ○議長(立川一広君)  西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  では、本庁の職員の方は船井の跡地へ車を置いてここまで歩いてくるという形ですよね。まさかとは思いますけども、時間がないなどいろんな状況、毎日の出勤のことですので、事情があり、まさかと思いますけども、隣の民間ショッピングセンターの駐車場に職員が車を置くことは考えられますかどうですか。 ○議長(立川一広君)  管財課長。 ◎管財課長(川原正治君)  そちらへ置くことは考えておりません。よろしくお願いします。 ○議長(立川一広君)  西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  もちろん管理職の方があそこに置いてもいいという容認はできないと思いますが、ちなみに職員には通勤のときに使う車両のナンバーの登録はされておって、それを管財課は理解とか、わかっておりますか。 ○議長(立川一広君)  秘書人事課長。 ◎秘書人事課長(高井貞行君)  職員につきましては、自宅からここまでの距離の届けというふうなものは出していただいておりますが、どの車で通勤するというふうなところまでは指定をしておりません。 ○議長(立川一広君)  西内議員。 ◆7番(西内浩真君)  その船井電機跡地からここまで歩けば数分かかります。ですから、恐らくこの工事が入るときから来年度、どうせ4月当初から利用するようになると思うんですけども、その間は今までと違い、5分でも10分でも早く出勤しなければいけない事態になると思いますので、先ほど申しましたとおりに民間の土地へ勝手に置くようなことは絶対しないようにきっちり指導していってもらえたらと思います。 それともう一点、今回立体駐車場で118台の駐車が可能ということですが、今度新庁舎を今予定しておりまして、建ったときに、この西側にもたしか立体駐車場ができますよね。今できる柳川の駐車場は118台、これ職員専用というか、職員の駐車場ですけども、西側立体駐車場にも職員の駐車場は確保する予定ですか。 ○議長(立川一広君)  管財課長。 ◎管財課長(川原正治君)  西側立体駐車場ですけども、公用車で85台、来庁者で45台、計130台を予定しておりまして、職員の駐車場は予定してございません。よろしくお願いします。 ○議長(立川一広君)  ほかに御質疑ございませんか。 並岡議員。 ◆13番(並岡和久君)  ちょっとお尋ねします。 工期が来年の3月20日になっております。鉄骨づくりでありますから、当然鉄骨と鉄骨をつなぐボルトが必要になると思います。いろいろ聞いておりますと、昨年の台風の影響等で業者がボルトが手に入らないということで、他の公共事業もおくれておるということも聞いております。聞くところによりますと、どのぐらいの大きさのボルトを使うのか、現状はわかりませんけれども、そのボルトが手に入らないという可能性が、今東京オリンピック等で建築ラッシュになっております。そういう面で入らないということを聞いておりますが、その現状を踏まえて3月20日工期ということにしたんか、それとも今後そういう状況が出てくると、これは必ず言えると思います。そのときはどのような対応をするのか、その点についてお尋ねします。 ○議長(立川一広君)  管財課長。 ◎管財課長(川原正治君)  契約上は3月20日としておりますけども、先ほど議員さんおっしゃられたとおり、資材等の納入がおくれたことによります工事のおくれがございますと、3月中に繰り越しの承認をしてほしいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(立川一広君)  並岡議員。 ◆13番(並岡和久君)  ちょっと最後聞き取れなかったので、もう少しはっきりとお願いします。 ○議長(立川一広君)  管財課長。 ◎管財課長(川原正治君)  この工事ですけども、先ほど議員さんがおっしゃられたとおり、ボルトの納入が時間がかかるという情報もいろいろ入ってございます。よりまして、この工事、次年度への繰り越しをもしおくれましたらする予定でございます。よろしくお願いします。 ○議長(立川一広君)  並岡議員。 ◆13番(並岡和久君)  今の架空の話でありますね。ただ、市としてもそういうことを把握しとるというのは大変いいことだろうと思います。それも踏まえまして、もしできれば早目に、きょう議決をすれば仮契約すると思います。そうしたら、業者の方が当然発注します。そうしますと、材料がいつごろ入る、納品できるという状況もわかろうと思います。ですから、3月20日前後になって、こういう状況で来年度に繰り越すというんでなしに、わかればそういう状況がわかった時点で早目に議会なりに報告をできればしていただきたいと思いますが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(立川一広君)  企画財政部長。 ◎企画財政部長(山口頼政君)  これ今回発注し、御承認いただくというふうなことでの提案をさせていただいておりますが、基本的に次年度にまたいだ工期っていうことになると繰越明許費っていうのが必要になってまいります。したがって、想定としたら、さきの6月議会にでも提案しとけばよかったんですが、それがかないませんでしたので、今回9月議会の第2表の中に柳川の駐車場のこの案件の繰越明許費を提案させていただいておりますので、以降、早い段階で工期をまたいだような契約を結んで対応していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。 ○議長(立川一広君)  ほかに質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立川一広君)  ないようなので、以上で質疑を終結します。 お諮りします。 議案第48号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立川一広君)  御異議なしと認め、議案第48号は、委員会付託を省略することに決定しました。 これより議案第48号に対し討論を行います。 討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立川一広君)  ないようなので、以上で討論を終結します。 これより議案第48号 令和元年度 三好市役所柳川立体駐車場新築工事の請負契約についてを採決いたします。 お諮りします。 本案は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立川一広君)  異議なしと認めます。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。        ────────────────────── △日程第8 議案第49号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する条例の制定について      議案第50号 三好市手数料条例の一部を改正する条例について      議案第51号 三好市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例について      議案第52号 三好市水道事業給水条例の一部を改正する条例について      議案第53号 三好市集会所条例の一部を改正する条例について      議案第54号 建物の無償譲渡について      議案第55号 土地の無償貸付けについて      議案第56号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について      議案第57号 2019(令和元)年度三好市一般会計補正予算(第3号) ○議長(立川一広君)  続いて、日程第8、議案第49号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する条例の制定についてから議案第57号 2019(令和元)年度三好市一般会計補正予算(第3号)までの計9議案を一括議題といたします。 関係各部長、課長等から順次補足説明を求めます。 議案書15ページからです。 それでは、各議案の補足を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(宇治川栄治君)  お手元の議案書15ページから20ページでございます。 まず、15ページをお願いいたします。 議案第49号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する条例の制定について。 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する条例を次のとおり定める。 本条例の一部改正は、成年被後見人及び被補佐人であることを理由に不当に差別されないよう欠格条項その他の権利の制限に係る措置の適正化を図るため、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律(令和元年法律第37号)が6月14日に公布され、同法律の中で関係法の一部が改正されました。このことを踏まえて関係条例の一部改正を行うものでございます。 第1条、三好市表彰条例の一部を次のように改正する。 待遇の停止、第10条中、第1号を削り、同条第2号を第1号に、同条第3号を第2号に繰り上げ、待遇の取り消し、第11号中、禁錮の字句を改めるものでございます。 次に、15ページ下段から16ページをお願いいたします。 第2条、三好市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を次のように改正する。 地方公務員法第16条第1号が削られることにより、第2号以降が繰り上がるため、第5条、失職の特例について、法第16条第2号を第1号に改めるものでございます。 次に、16ページから18ページをお願いします。 第3条、三好市職員の給与に関する条例の一部を次のように改正する。 地方公務員法第16条第1号が削られることにより、欠格事由による失職がなくなるため、第20条第1項、同条第4項、第20条の2第2号、第21条第1項、同条第2項第1号、第24条第6項において失職に関連する箇所を削除するものでございます。 第4条、三好市職員等の旅費に関する条例の一部を次のように改正する。 第3条第3項中、欠格事由から「成年被後見人又は被保佐人」、地方公務員法第16条第1号が削られることに伴い、欠格事由による失職がなくなるため、第2号以降が繰り上がり、第2号、第3号及び第5号を第1号、第2号及び第4号に改めるものでございます。 続きまして、18ページ下段から19ページをお願いいたします。 第5条、三好市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を次のように改正する。 欠格条項、第4条中第1号、「成年被後見人又は被保佐人」を削り、同条第2項中、禁錮の字句を改め、同条第1号とし、同条第3号中、「免職」を「懲戒免職」に改め、同条第2号とし、同条第4号を同条第3号とする、また、第5条第2項第1号中、第3号を第2号に改めるものでございます。 次に、19ページから20ページをお願いします。 第6条、三好市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を次のとおり改正する。 児童福祉法第34条の20第1項第1号の削除による繰り上がりにより、第23条第2項第2号中、第4号を第3号に改めるものでございます。 附則といたしまして、施行期日及び三好市職員の給与に関する条例の一部改正に伴う経過措置を1項及び2項に定めております。 続きまして、議案書21ページから22ページをお願いします。 議案第50号 三好市手数料条例の一部を改正する条例について。 三好市手数料条例の一部を改正する条例を次のとおり定める。提出日は、2019年9月2日でございます。 本条例につきましては、不正競争防止法等の一部を改正する法律の施行による工業標準化法の改正に伴い、日本工業規格が日本産業規格と変更されることから、三好市手数料条例についても同様の改正を行うものでございます。 三好市手数料条例の一部を次のように改正する。 第2条別表、手数料の金額欄において、日本工業規格を日本産業規格に改めます。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、令和元年7月1日から適用する。 以上でございます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  教育次長。 ◎教育次長(篠原伸幸君)  議案書23ページをお願いいたします。 議案第51号 三好市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例についての御説明を申し上げます。 今回の改正は、国の制度改正により本年10月から実施されます幼児教育の無償化に伴い、本市でもこれを行うための幼稚園保育料等についての条例改正を行うものでございます。 第1条の改正は、幼稚園保育料を全園児について無料とする改正でございます。なお、別途徴収しております預かり保育料の額は本年度は現状維持し、国の方針に従い保育の必要性の認定を受けた場合、法令の定める基準に準じ給付を行うこととし、また必要に応じて減免することができるよう規定を設けるものでございます。 この改正は、令和元年10月1日に施行し、10月以降の幼稚園保育料に適用することとしております。 続きまして、議案書25ページ最下段から第2条の改正でございます。 先ほど申し上げました預かり保育料でございますが、次年度からの預かり保育料に係る規定を改正するものでございます。 預かり保育料については、次年度以降は条例において上限となる月額を定め、算定方法や額等については教育委員会規則に委任することとしております。 この改正は、令和2年4月1日に施行し、同年4月以降の預かり保育料に係る保育料等に適用することとしております。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  水道課長。 ◎水道課長(木下敬二君)  議案書30ページをお願いいたします。 議案第52号 三好市水道事業給水条例の一部を改正する条例について。 三好市水道事業給水条例の一部を改正する条例を次のとおり定めます。 改定の主な内容は、条例を改正する改め文でございます。 初めに、第9条第4項及び第5項の中の第4条を第6条に改めます。 次に、30ページから31ページになりますが、水道法改正に伴い第37条第3号の中の給水装置工事事業者の次に新規及び更新を加えさせていただきます。 次に、第43条第1項の中の第4条を第6条に改めます。 以上が今回お願いいたします水道事業給水条例の一部改正の主な内容でございます。この条例は令和元年10月1日から施行させていただきます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  企画財政部長。 ◎企画財政部長(山口頼政君)  議案書32ページをお願いいたします。 議案第53号 三好市集会所条例の一部を改正する条例について。 内容につきましては、公共施設再配置計画に基づく集会施設譲渡方針により地元自治会へ譲渡するため、本条例から譲渡施設3施設を削除するものでございます。 1件目、名称、井内坊集会所、位置、三好市井川町井内西5093番地。2件目、名称、馬場集会所、位置、三好市井川町井内東22番地。3件目、名称、芝生中東集会所、位置、三好市三野町芝生字市962番地。 附則として、この条例は令和元年10月1日から施行する。 続きまして、34ページをお願いします。 議案第54号 建物の無償譲渡について。 次の建物を無償で譲渡することについて、地方自治法第96条第1項第6号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 本議案は、公共施設再配置計画に基づく集会施設譲渡方針により地元自治会へ譲渡するものでございます。 施設名、1、井内坊集会所、2、馬場集会所、3、芝生中東集会所、以上3施設で、位置、構造、延べ床面積、譲渡の相手方については記載のとおりでございます。 次のページをお願いいたします。 議案第55号 土地の無償貸付けについて。 次の土地を無償で貸し付けることについて、地方自治法第96条第1項第6号の規定により議会の議決を求めるものでございます。 本議案は、芝生中東集会所を地元自治会へ譲渡することに伴い、譲渡施設の底地の市有地を無償で貸し付けるものでございます。 1、土地、3筆に分かれておりまして、所在、三好市三野町芝生字市959番1の一部、地目、畑。同じく芝生字市960番3の一部、宅地。同じく芝生字市962番の一部、畑。面積334.92平方メートル。 2、貸付期間2019年10月1日から2049年9月30日まで。ただし集会施設の用地として使用する期間としております。 3、相手方、芝生中東自治会でございます。 続きまして、議案書36ページをお願いいたします。 議案第56号 辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について。 三好市辺地に係る公共的施設総合整備計画を別紙のとおり変更したいので、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第8項において準用する同条第1項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 この辺地総合計画につきましては、平成28年度から5カ年計画で策定しております。今回整備を進める辺地地区内の施設名において、新規6路線を追加し、3路線の事業費の変更を行うものでございます。各変更箇所につきまして、説明をさせていただきます。 議案書37ページをお願いします。 各辺地の計画については、太枠で表示している部分が追加及び変更となった箇所でございます。また、別途お配りいたしております議案第56号参考資料の新旧対照表、A4の横とじでございますが、これもあわせて御参照ください。 三野町田野々辺地におきましては、林道井ノ久保線を新たに追加でございます。 38ページ、山城町黒川谷辺地におきまして、市道城山線、仮屋半田岩線を新たに追加でございます。 39ページをお願いいたします。 西祖谷山村重末辺地におきまして、市道吾橋重末線を新たに追加でございます。 40ページをお願いします。 西祖谷山村閑定辺地におきまして、市道善徳重末線を新たに追加でございます。 41ページ、東祖谷下瀬中上辺地におきまして、市道奥ノ井線の事業費の変更でございます。 42ページをお願いいたします。 東祖谷京上大西辺地におきまして、市道大枝線の事業費を変更、新たに下浦線を追加するものでございます。 43ページ、東祖谷和田辺地におきまして、林道熊谷線の事業費を変更するものでございます。 各路線の事業費財源内訳は記載のとおりでございます。 続きまして、44ページをお願いします。 議案第57号 2019(令和元)年度三好市一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 2019(令和元)年度三好市一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億8,549万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ254億8,154万3,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。 繰越明許費。第2条、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第2表繰越明許費による。 地方債の補正。第3条、地方債の追加及び変更は、第3表地方債補正による。 補正予算の主な事業について、歳出から御説明いたします。 64ページをお願いします。 2款総務費、1項総務管理費、5目情報システム費は161万5,000円を追加するもので、内容は地方自治法施行規則の改正に伴い必要となる財務会計システム改修業務の委託料で、財源は一般財源でございます。 24目施設整備費は3億1,577万2,000円を追加するもので、内容は庁舎整備事業として庁舎東側花壇撤去工事費など882万3,000円、支所整備事業として井川支所及び東祖谷支所耐震補強工事費、西祖谷支所解体工事費など3億694万9,000円で、財源は支所等整備事業債及び公共施設除却事業債、合わせて2億9,650万円、まちづくり基金繰入金34万円、残りは一般財源です。 65ページをお願いいたします。 3款民生費、2項児童福祉費、3目保育所費に164万4,000円を追加するもので、内容は10月1日からの幼児教育無償化に伴う認可外保育施設等利用費を補助するもので、財源は子育てのための施設等利用給付交付金及び子ども・子育て支援臨時交付金、合わせて164万4,000円でございます。 3項老人福祉費、5目地域支援事業費に110万2,000円を追加するもので、内容は地域包括支援センター運営事業に伴う臨時職員賃金等で、財源はみよし広域連合負担金でございます。 4項生活保護費、1目生活保護総務費に178万2,000円を追加するもので、内容は生活保護レセプト管理システム等改修委託料で、財源は生活困窮者就労準備支援事業費等補助金126万5,000円、残りは一般財源でございます。 66ページをお願いいたします。 4款衛生費、1項保健衛生費、4目母子保健費に169万4,000円を追加するもので、内容は母子保健情報の利活用のための連携システム改修委託料で、財源は母子保健衛生費国庫補助金79万4,000円、残りは一般財源でございます。 3項上水道費、1目上水道施設費は、飲料水施設設置補助金700万円の追加で、財源は過疎地域自立促進特別事業債700万円でございます。 67ページをお願いいたします。 5款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費は、時間外勤務手当40万4,000円の追加で、財源は一般財源でございます。 20目農道管理費は101万円を追加するもので、内容はため池浸水想定区域図作成業務委託料で、財源は震災対策農業水利施設整備事業補助金100万円、残りは一般財源でございます。 2項林業費、2目林業振興費は1,325万円を追加するもので、内容は航空レーザー測量のデータ取り込みシステム導入委託料302万5,000円、高性能林業機械導入補助金1,022万5,000円で、財源は林地台帳整備事業補助金150万円、林業機械整備事業債1,020万円、残りは一般財源でございます。 6目市有林管理費は4万6,000円の追加で、内容は分収林の立木収入による地元配分金及び市有林保全基金積立金で、財源は立木売払収入でございます。 19目県単治山事業費は301万円を追加するもので、内容は土どめ工1地区の事業費で、財源は県単治山事業費補助金150万円、県単治山事業債140万円、残りは一般財源でございます。 20目市単独林道事業費は1,000万円を追加するもので、内容は林道1路線の改良事業費で、財源は市単林道整備事業債950万円、残りは一般財源でございます。 22目県営林道事業費は194万円の追加で、内容は県営林道2線の事業負担金で、財源は一般財源でございます。 1ページ飛びまして、69ページをお願いいたします。 6款商工費、1項商工費、4目観光施設管理費は1,020万1,000円の追加で、内容は、かずら橋イベント広場地下駐車場消火設備復旧費513万6,000円、かずら橋周辺景観保全事業物件補償費506万5,000円で、財源はまちづくり基金506万5,000円、残りは一般財源でございます。 70ページをお願いいたします。 7款土木費、3項河川費、4目県単急傾斜地崩壊対策事業費は、1カ所の工事費701万円を計上するもので、財源は県単急傾斜地崩壊対策事業補助金350万円、急傾斜地崩壊対策事業債260万円、受益者負担金70万円、残りは一般財源でございます。 5項住宅費、1目住宅管理費は331万8,000円を追加するもので、内容は、危険ブロック塀安全対策支援事業費補助金で、財源は社会資本整備総合交付金及び木造住宅耐震改修事業補助金、合わせて247万4,000円、残りは一般財源でございます。 71ページをお願いいたします。 9款教育費、5項社会教育費、6目文化財保護費は、雲辺寺遍路道修繕委託料30万円の計上で、財源は「四国遍路文化」活き活きプロジェクト事業費県補助金でございます。 6項保健体育費、1目保健体育総務費は、徳島駅伝選手団補助金173万7,000円の計上で、財源はふるさと応援基金繰入金でございます。 3目体育施設管理費は1,070万円を追加するもので、内容は三野グラウンドトイレ改修工事費などで、財源は社会教育施設整備事業債900万円、残りは一般財源でございます。 4目体育施設整備費は1,700万円の追加で、内容は池田湖水際公園復旧工事費で、財源は一般財源でございます。 72ページをお願いいたします。 10款災害復旧費、1項農林水産業施設災害復旧費、2目林業用施設災害復旧費に3,536万4,000円を追加するもので、内容は林道災害3カ所の復旧費及び地すべり観測業務委託料で、財源は林業施設現年災害復旧費県補助金1,817万1,000円、災害復旧事業債1,260万円、残りは一般財源でございます。 73ページをお願いいたします。 11款公債費、1項公債費、1目元金に3,959万8,000円を追加するもので、内容は利率見直し方式で借り入れた資金の繰上償還金で、財源は一般財源でございます。 次に、歳入について御説明をいたします。一般財源のみ説明させていただきます。 57ページをお願いいたします。 11款地方交付税、1項地方交付税において普通交付税1億3,684万1,000円の追加でございます。 63ページをお願いいたします。 22款市債、1項市債、1目総務費で、発行可能額の確定に伴い、臨時財政対策債を4,130万円減額しております。 52ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費。2款総務費、1項総務管理費、事業名、庁舎整備事業として当初予算計上の柳川立体駐車場新築工事関係費のうち金額2億5,677万円、支所整備事業として9月補正予算計上の井川支所及び東祖谷支所耐震補強工事関係費のうち、金額1億8,674万4,000円、合計4億4,351万4,000円を繰り越すものでございます。 次のページをお願いいたします。 第3表地方債補正。臨時財政対策債ほか9事業債の限度額に3億750万円を追加し、限度額の合計を38億8,520万円とするものでございます。 起債の方法、利率、償還の方法につきましては、右記載のとおりでございます。 以上、よろしくお願いをいたします。 ○議長(立川一広君)  以上で議案第49号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する条例の制定についてから議案第57号 2019(令和元)年度三好市一般会計補正予算(第3号)までの計9議案についての補足説明が終わりました。 会議の途中ですが、ここで執行部側席の入れかえのため休憩したいと思います。 14時10分まで休憩します。            午後1時54分 休憩            午後2時10分 再開 ○議長(立川一広君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ここで認定第1号 平成30年度三好市各会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号 平成30年度三好市水道事業会計決算の認定について、認定第3号 平成30年度三好市病院事業会計決算の認定についての3件につきまして、監査委員から監査結果の報告を求めたいと思います。 代表監査委員平田健一委員。 ◎代表監査委員(平田健一君)  それでは、さきに実施いたしました平成30年度決算審査の概要について御説明させていただきます。 なお、説明につきましては、要点のみの説明とさせていただきますので御了承ください。よろしくお願いします。 まずは、お手元の平成30年度三好市財政健全化審査意見書をお願いします。1枚物の資料で、三好市監第86号と記載した資料でございます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、審査に付された平成30年度健全化判断比率について審査を行ったので、その結果を次のとおり報告いたします。 審査の概要は、記載のとおりであります。 審査の結果であります。 審査に付された下記の健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められます。実質赤字比率、連結実質赤字比率は0%、実質公債費比率は7.1%、将来負担比率は0.0%となっています。いずれの比率についても早期健全化基準値を下回っております。その中で、実質公債費比率は前年度と比べると0.3ポイント悪化しております。 なお、是正改善を要する事項については、いずれの比率においても早期健全化基準値を下回っており、特に指摘すべき事項はありません。 次に、平成30年度三好市経営健全化審査意見書についてであります。同じく1枚物で、三好市監第87号の文書でございます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、審査に付された平成30年度資金不足比率について審査を行ったので、その結果を次のとおり報告いたします。 審査の概要は、記載のとおりであります。 審査の結果であります。 審査に付された下記の資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められます。下記に記載の三好市国民健康保険市立三野病院特別会計から三好市簡易水道事業特別会計の5つの会計につきまして、資金不足比率はいずれも0.0%となっております。経営健全化基準20.0%と比較すると、これを下回っております。是正改善を要する事項については、特に指摘すべき事項はありません。 引き続きまして、平成30年度三好市決算審査意見書(企業会計は除く)をお願いします。黒の背表紙の冊子であります。 これは、地方自治法第233条第2項の規定により審査に付されたものについて報告するものです。 2ページをお願いいたします。 平成30年度三好市一般会計及び特別会計決算審査意見書であります。 審査の対象につきましては、平成30年度三好市一般会計と各特別会計の歳入歳出決算となっております。審査の期間、審査の手続につきましては、記載のとおりであります。 審査の結果であります。 審査に付された決算書及び決算附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、決算計数については、会計諸帳簿及び証拠書類を照合した結果、誤りのないものと認められました。 以下、決算の概要並びに所見の一端を申し述べます。 3ページをお願いします。 各会計の総括であります。 平成30年度各会計歳入歳出決算は、下記の第1表のとおりであります。歳入総額は292億2,752万1,000円、歳出決算額は274億9,520万2,000円となっております。なお、一般会計、各特別会計の決算額は、表に記載のとおりであります。 歳入歳出の差引残額、形式収支は17億3,231万8,000円となり、翌年度に繰り越すべき財源3億5,942万1,000円を差し引いた実質収支の額は13億7,289万7,000円の黒字となっております。 4ページ以下29ページまでにつきましては、一般会計歳入歳出状況、一般会計歳入歳出の平成29年度との比較表、一般会計歳入歳出の款ごとについての説明、平成29年度からの繰越事業費の内訳、各特別会計の歳入歳出状況等々について記載しております。説明は省略させていただきますので、後ほど御高覧賜ればと思います。 それでは、30ページをお願いいたします。 まとめであります。 本市においては、平成30年度決算では、市税収入の歳入に占める割合が前年度に比べ0.1%の増加となったものの、地方交付税が46.5%──前年度比で0.3%の減となっておりますが──を占めており、依然として地方交付税への依存度が高い財政状況が続いております。平成30年度の一般会計及び特別会計を合わせた決算額は、先ほど説明いたしましたとおり、歳入総額292億2,752万1,000円、歳出総額274億9,520万2,000円となり、昨年度の決算額と比較すると、それぞれ歳入で5億5,811万5,000円、1.9%、歳出で10億3,797万円、3.6%の減少となっております。歳入歳出決算額は、形式収支で17億3,231万8,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源3億5,942万1,000円を差し引いた実質収支額は13億7,289万7,000円となり、全ての会計において黒字決算となっております。 一般会計歳入について総額を前年度と比較すると1億8,494万3,000円、0.8%の減少となり、款別決算額の増減の主な費目並びにそれぞれの金額、増減額は、以下に記載のとおりであります。 また、収入率は予算に対して90.6%で、前年度比5.3%の減少、調定に対しては99.2%で、前年度比と同率となっております。 収入未済額は、市税、住宅使用料等で1億5,752万2,000円となっており、前年度と比較すると3,024万1,000円の減少となっております。また、不納欠損額は市税、負担金等で2,914万3,000円となっており、前年度と比較すると903万4,000円の増加となっております。 次に、一般会計歳出について総額を前年度と比較すると6億9,805万1,000円、2.9%の減少となり、款別決算額の増減の主な費目並びにそれぞれの金額、増減額は、以下に記載のとおりであります。 また、特別会計について、総括的に各会計の合計を見ると、歳入総額は前年度に比べ3億7,317万2,000円、7.1%、歳出総額は3億3,991万8,000円、7.1%、それぞれ減少となっております。 収入未済額については、総額で1億837万6,000円となっております。なお、国民健康保険特別会計(事業勘定分)で1,220万1,000円、後期高齢者医療特別会計で55万5,000円、簡易水道事業特別会計で1,000円をそれぞれ不納欠損しております。 一般会計については、これまで合併特例による地方交付税の優遇措置及び行財政改革の取り組みによりおおむね堅調な財政運営がなされてきたと言えます。しかしながら、市が抱える財政構造そのものは自主財源が乏しく、地方交付税等への依存度が高いものであります。平成28年度以降、地方交付税の優遇措置の段階的縮減が始まっており、平成30年度においては、平成29年度に比べ、優遇措置額の段階的削減率が30%から50%に拡大しております。地方交付税の優遇措置額の削減率は、今後も引き続き段階的に増加することが決まっております。 また、これまで決算剰余金を積み立てることができておりました財政調整基金及び減債基金は、預金利子のみの積み立てとなり、今後は基金を取り崩しながらの財政運営が予想され、財政状況は厳しさを増すことが想定されます。加えて三好市では、平成30年7月に発生した豪雨による被害からの早期復旧、新庁舎の建設、市内に多く抱える市有施設や市道、橋梁等の公共インフラの整備更新といった喫緊の多くの課題を抱えており、地方債の発行や基金の取り崩しなど、財政面へのさらなる負担の増加が懸念されます。そのような中で、公共施設については、三好市公共施設等総合管理計画や三好市公共施設再配置計画により、施設量の適正化、品質確保、低コスト化を図りつつ、地域間の公平性、災害に対する安全性を確保することも求められます。 本市において、将来にわたって持続可能な財政構造を構築するため、これまで以上に自主財源の確保と歳出の削減に取り組んでいただきたい。また、自主財源である未収金の取り扱いについては、適切な管理のもと回収に努められたい。人口減少の中、従来にも増して、市長を初め職員一人一人が今後直面するであろう厳しい財政状況を十分認識し、全員一丸となって事務事業の見直し等により業務の優先順位を明確にし、民間で担える事業については、業務委託の推進を図るなど、効率的、効果的な行財政運営に努められることを期待し、平成30年度決算審査の意見といたします。 次に、平成30年度基金運用状況審査意見書についてであります。 32ページをお開きください。 審査の対象は、1、平成30年度三好市財政調整基金から21、平成30年度三好市国民健康保険西祖谷山村診療所施設整備基金までの基金であります。 審査の期間、審査の手続につきましては、記載のとおりであります。 審査の結果であります。 審査に付された平成30年度の基金の運用状況を示す書類の計数は、関係諸帳簿と照合した結果、誤りはなく、基金の運用状況も妥当であると認められます。 以下、各基金の運用状況について、33ページから43ページに記載しておりますので、後ほど御高覧ください。 引き続きまして、平成30年度水道事業会計決算審査意見書、青の背表紙の冊子をよろしくお願いいたします。 これは、地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付されたものについて報告をするものです。 3ページをお願いします。 審査の対象でございますが、平成30年度三好市水道事業会計決算。 審査の期間、審査の手続につきましては、記載のとおりでございます。 審査の結果であります。 審査に付された決算書及び決算附属書類は、いずれも関係法令に準拠し、かつ会計原則に基づいて作成されており、当年度の経営成績及び当年度末現在の財政状態を適正に表示されているものと認められました。 以下、その経営成績及び財政状態についての概要並びに所見の一端を申し述べます。 4ページをお願いいたします。 経営状況についてであります。 当年度の給水戸数は1万179戸で、前年度の1万312戸と比べ133戸減少しております。また、給水人口については2万1,674人で、前年度に比べ345人減少しております。 経営状況を前年度と対比して示しますと、そこに記載しております収益比較表、費用比較表のとおり、総収益は5億5,571万497円で、前年度に比べ6,273万1,933円減少し、総費用は7億4,906万9,452円で、前年度に比べ6,007万213円減少しております。この結果、次のページ下段の比較損益計算書の下段に記載しておりますように当年度の純損失は1億9,335万8,955円、当年度未処理欠損金は3億8,405万6,190円となっております。 6ページの収益的収入及び支出については、記載のとおりであります。説明は省略させていただきます。 7ページは、資本的収入及び支出について記載しております。 資本的収入は3億5,227万8,456円、支出は4億9,001万4,651円で、不足額1億3,773万6,195円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填されております。 次に、給水状況及び有収率でございます。 当年度の総配水量は348万1,608立方メートルで、前年度に比べ7万6,412立方メートル減少し、有収水量については259万1,247立方メートルで、前年度に比べ1万8,868立方メートル減少しております。また、有収率は74.43%で、前年度比1.07%の増となっております。 続きまして、8ページでございます。 財政状態についてであります。 当年度末の財政状態は、9ページから10ページに掲載しております貸借対照表のとおりでございます。 まず、9ページの中ほど、資産合計は、下段です、69億8,623万2,262円で、前年度に比べ2億6,420万2,796円減少しております。 次に、10ページの負債合計は58億2,456万8,523円で、前年度に比べ2億7,975万2,297円減少しております。また、資本合計は11億6,166万3,739円で、前年度に比べ1,554万9,501円増加しております。 なお、資産合計、負債・資本合計は、ともに69億8,623万2,262円で一致しております。 11ページ、12ページには経営分析について記載してございます。 続きまして、13ページをよろしくお願いします。 まとめであります。 当年度の経営成績を前年度と比較すると、営業収益は726万7,842円減少、営業外収益は3,242万620円の減少となり、総収益が6,273万1,933円減収となっております。一方、営業費用は、原水及び浄水費、配水及び給水費、総係費の増加、減価償却費、資産減耗費は減少しており、前年度に比べ総費用で6,007万213円、7.4%の減少となっております。この結果、当年度純損失は前年度より266万1,720円増加して、1億9,335万8,955円となっております。 次に、資本的収支について見ると、資本的収入においては他会計補助金が1,168万4,456円増加し、企業債が280万円、国庫支出金が2,777万4,000円、繰入金が6,600万円減少となっております。資本的支出においては、企業債償還金が825万6,991円増加、建設改良費が3,135万3,121円、固定資産購入費が115万6,045円減少となっております。この結果、資本的収支においては1億3,773万6,195円収支不足となりましたが、過年度分損益勘定留保資金等で補填しております。 三好市水道事業においては、給水人口の減少により給水収益は伸びず、合併以降、赤字経営が続いております。平成29年度から簡易水道事業特別会計と統合し、経営規模は大幅に大きくなっているものの、施設の耐震化や老朽化した配管等のインフラ整備に係る費用の増大や資金ショートの危惧といった統合以前からの問題は依然として継続しており、今後も厳しい状況が続くものと予想されます。 しかしながら、いかなる状況下であっても、水道事業は市民の安全・安心な生活を守る上で必要不可欠なライフラインであります。将来的にも安定して継続できるよう、今後必要となってくるであろう費用も考慮の上、中・長期的視点に立ち、給水原価を基本とした水道料金の見直しについては、利用者の理解を得て、三好市水道事業等経営審議会の答申を参考に早急に検討すべきであります。また、広域連携や官民連携などの取り組みについても検討を行うなど、収入の確保と経費削減に努め、計画的な財政運営と経営の安定化を図ることを要望いたします。 14ページ以降は決算審査資料を添付してございます。 最後に、平成30年度病院事業会計決算審査意見書についてであります。白の背表紙の冊子をよろしくお願いいたします。 3ページをお開きください。 審査の対象は、平成30年度三好市病院事業会計決算。 審査の期間、審査の手続につきましては、記載のとおりであります。 審査の結果であります。 審査に付された決算書及び決算附属書類はいずれも関係法令に準拠し、かつ会計原則に基づいて作成されており、当年度の経営成績及び当年度末現在の財政状態を適正に表示されているものと認められます。 以下、その経営成績及び財政状態についての概要並びに所見の一端を申し述べます。 4ページをお願いいたします。 経営状況についてであります。 当年度の延べ入院患者数は1万5,676人で、前年度に比べ2,644人の減、延べ外来患者数は2万1,628人で、前年度に比べ850人の減となっております。経営状況を前年度と対比して示しますと、収益比較表、費用比較表のとおりであります。総収益は8億6,523万4,094円で、前年度に比べ8,496万6,905円減少し,総費用については9億3,360万4,588円で、前年度に比べ3,231万3,318円減少しております。 この結果、次ページの比較損益計算書に記載のとおり、当年度の純損失は6,837万494円となり、当年度未処理欠損金は1億973万9,457円となっております。 6ページの収益的収入及び支出については、記載のとおりであります。説明は省略させていただきます。 7ページは、資本的収支について記載しております。 資本的収入は2,766万7,000円、支出は5,133万7,706円で、不足額2,367万706円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填されております。 続きまして、8ページをお願いいたします。 財政状態についてであります。 当年度末の財政状態は、9ページから10ページに掲載しております貸借対照表のとおりでございます。 まず、9ページの資産合計は12億7,546万7,761円で、前年度に比べ1億3,609万6,080円減少しております。 次に、10ページの負債合計は12億9,319万1,525円で、前年度に比べ、6,772万5,586円減少しております。また、資本合計はマイナスの1,772万3,764円で、前年度に比べ6,837万494円減少しております。 なお、資産合計、負債・資本合計は、ともに12億7,546万7,761円で一致しております。 11ページ、12ページには、経営分析について掲載しております。 では、13ページをお願いいたします。 まとめであります。 当年度の業務状況を昨年度と比較すると、延べ利用患者数が3万7,304人で、3,494人減少しており、その内訳は、入院患者が1万5,676人、1日平均42.95人で、前年度より2,644人、14.43%減少し、外来患者数は2万1,628人、1日平均74.07人で、前年度より850人、3.78%減少しております。 経営成績については、前年度に比べ、入院収益が7,144万2,590円、14.05%減収、外来収益は808万7,193円、3.58%増収し、医業収益全体では6,094万1,768円、7.71%減収しております。これは利用患者数が減少したことに伴うものと考えられます。 医業外収益については978万8,551円の減収となっており、主な要因は、長期前受け金戻し入れの減少であります。また、医業費用の面では、全体で3,044万6,508円、3.31%の減少となっております。この結果、当年度純損失は前年度より5,265万3,587円増加し、6,837万494円となっております。 三好市病院事業においては、3年連続の赤字決算となりました。要因としましては、入院患者数、外来患者数がともに減少したため、医業費用の減少にもかかわらず医業収益の増加にはつながらなかったことによるものであります。 さらに、平成18年度の診療棟改築、平成23年度の入院棟改築工事に伴う元金及び利息償還に加えて、施設の老朽化や電子カルテの更新に伴う経費の増加も見込まれており、将来の資金繰りの悪化も懸念され、資金ショートの危惧も拭えません。本市における過疎、少子化による人口減少を考慮すると、今後も厳しい経営状況が続くことが予想されます。入院患者数、外来患者数の減少の要因を分析し、リウマチ膠原病外来の特性を生かし、充実したリハビリテーション機能の強みも活用して患者を確保し、また薬品や診療材料の購入方法を検討するなど経費の削減に努められたい。 今後とも、西部医療圏域における地域医療の重要な担い手として他の公立病院との連携を深め、医師等の確保と市民の期待と信頼に応えることができる病院として健全な経営を行うことを要望します。 14ページ以降は決算審査資料を添付してございます。 以上、各会計等について要点のみの説明となりましたが、細部につきましては、後ほど資料を御高覧いただきますようお願いいたしまして、私の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(立川一広君)  以上で報告が終わりました。 お諮りします。 ただいま議題となっております認定第1号、認定第2号、認定第3号の3件の決算認定につきましては、20人の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託し審査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(立川一広君)  御異議なしと認めます。よって、20人の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。 委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、配付いたしております名簿のとおり、議長において指名をいたします。 ただいまから休憩に入りますが、休憩中に決算審査特別委員会の正副委員長を選出していただき、議長まで御報告されますようお願いいたします。 暫時休憩いたします。            午後2時40分 休憩            午後2時48分 再開 ○議長(立川一広君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほど休憩中に正副委員長の互選が行われ、報告がございました。 御報告申し上げます。 決算審査特別委員会委員長に西谷清議員、決算審査特別委員会副委員長に三木和弘議員が選任されました。 これで本日の日程は全部終了しました。 なお、監査委員報告と認定第1号、認定第2号、認定第3号の3件の決算認定についての質疑通告書は9月3日火曜日正午、一般質問通告書も9月3日火曜日の正午、議案質疑通告書は9月5日木曜日の正午までとなっております。それぞれ締め切りますので、議長まで提出をお願いいたします。 散会前に執行部より報告事項があるとのことでございますので、発言を求めます。 平尾三野病院事務長。 ◎三野病院事務長(平尾壮作君)  三野病院土曜休診についての御報告でございます。 2020年1月より、三好市国民健康保険市立三野病院は土曜日を休診とします。通常診察は休診となりますが、引き続き救急患者受け入れ態勢は整えてまいります。現在、土曜日に予約診察を行っている患者様にはできる限り平日への予約変更をお願いしていくことになります。院内掲示はもとより、市報、ホームページ等を活用し、市民向けに土曜休診の周知を行ってまいります。 2019年3月に医師の働き方改革に関する検討会が出した報告書には、我が国の医療は医師の自己犠牲的な長時間労働により支えられており、危機的な状況であると記されておりますように、医師の厳しい労働環境は社会問題とされております。県内及び県外近隣の公的医療機関を調査してみますと、土曜診察を行っているのは三野病院だけとなっております。土曜休診としても、なお医師の労働環境は前述報告書のような状況であるにもかかわらず、三野病院は医師にさらなる長時間労働を強いて土曜診察を続けてまいりました。今回、土曜日を休診とすることにより医師の労働環境を改善していくことは、公的医療機関の最重要課題とされる医師確保、これに今後好影響を与えることになると考えていますので、御理解のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(立川一広君)  執行部からの報告事項が終わりました。 本日はこれにて散会いたします。 大変御苦労さまでした。            午後2時52分 散会...