三好市議会 > 2018-03-22 >
03月22日-06号

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  1. 三好市議会 2018-03-22
    03月22日-06号


    取得元: 三好市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-04
    平成30年 2月定例会議        平成30年三好市議会2月定例会議会議記録(第6号)             平成30年3月22日(木曜日)〇議事日程   午前10時01分開議  日程第1 議案第28号平成30年度三好市一般会計予算再議の件        ──────────────────────〇本日の付議事件  上記議事日程と同じ  追加  追加日程第1 発議第2号 議案第28号平成30年度三好市一般会計予算に対する附帯決議について        ──────────────────────〇出席議員(21名)   1番  竹 内 義 了 君         2番  近 藤 良 仁 君   3番  西 内 浩 真 君         4番  古 井 孝 司 君   6番  吉 田 和 男 君         7番  多 田   敬 君   8番  中   耕 司 君         9番  柿 岡 敏 弘 君  10番  並 岡 和 久 君        11番  天 羽   強 君  12番  千 葉 清 春 君        13番  美 浪 盛 晴 君  14番  平 田 政 廣 君        15番  木 下 善 之 君  16番  大 浦 忠 司 君        17番  平 岡 進 治 君  18番  立 川 一 広 君        19番  三 木 和 弘 君  20番  西 谷   清 君        21番  伊 丹 征 治 君  22番  山 子 凱 雄 君        ──────────────────────〇欠席議員(0名)        ──────────────────────〇地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名  市長      黒 川 征 一 君    副市長     近 泉 裕 久 君  総務部長    小 林   昭 君    総務部次長(総務課長兼務)                               宇治川 栄 治 君  総務部次長(管財課長兼務)         企画財政部長  中 村   博 君          山 本 牧 男 君  企画財政部次長(財政課長兼務)       地方創生推進課長(生涯活躍のまちづくり推進室長兼務)          山 口 頼 政 君            山 口 哲 司 君        ──────────────────────〇事務局職員  事務局長    森     仁 君    事務局次長   西 村 章 彦 君  事務局主幹   梶 芳 和 栄 君        ──────────────────────            午前10時01分 開議 ○議長(山子凱雄君)  ただいまの出席議員は21名であります。定足数を満たしておりますので、これより平成30年三好市議会2月定例会議6日目の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程(第6号)のとおりでございます。 次に、本日の議事運営についてお諮りいたします。 議案審議における質疑及び討論の時間については、質疑は15分以内、討論は5分以内といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山子凱雄君)  御異議なしと認めます。よって、議案審議における質疑及び討論の時間は、質疑は15分以内、討論は5分以内と決定いたしました。 それでは、これより議案の審議に入ります。        ────────────────────── △日程第1 議案第28号平成30年度三好市一般会計予算再議の件 ○議長(山子凱雄君)  日程第1、議案第28号平成30年度三好市一般会計予算再議の件を議題といたします。 本件は、黒川市長から、去る3月20日の会議において議決した議案第28号 平成30年度三好市一般会計予算について、地方自治法第176条第1項の規定により、同日再議に付する旨の文書が提出されたものであります。 市民の皆さん方には、この点についてわかりにくいかと思いますので、ここで改めて再議について説明をいたしたいと思います。 再議については、地方自治法第176条及び第177条の規定に基づき、これは議会で行った議決に対し、長に異議がある場合など、長は議会に対して審議のやり直しを求めることができるもので、一事不再議の原則の例外であります。今回の場合は、予算が修正可決されたことに対しての異議ということになります。再議は、まず市長から、理由も含め、再議書が提出されます。そして、再議に付されると、最初に修正可決された議決は、議決のときにさかのぼって議決がなかったものと同様の状態になります。議会としては、予算を定めるについては議決しなければならないとの規定が地方自治法にありますので、審議しなかったり、再び議決しないということはできないこととなっております。 次に、具体的な審査の順序について説明をさせていただきます。 再議も基本的には通常の議案審議と同じでございます。まず、市長に再議に付する理由の説明を求めます。次に、その説明等に対して質疑を行います。以下、通常の審議と同様に、委員会付託の省略、討論、採決となります。ただ、採決については通常と違う点があります。採決は、先に議案が修正可決されておりますので、原案、修正の区別なく、一体の議案として考え、さきの議決のとおり決することに賛成の方の起立を求めることになります。また、この議決は、地方自治法第176条第3項の規定により、出席議員の3分の2以上の同意が必要となる特別議決であります。議長においても表決権がございます。つまり3分の2以上の賛成により、さきの議決のとおり決定することになります。3分の2以上の同意が得られない場合は、さきの議決は成立せず、修正案は廃案となり、原案だけが残ることになります。そこで、再度原案について採決を行い、今度は過半数で可決となります。 以上が再議についての説明でございます。 それでは、この際、市長から再議に付する理由の説明を求めます。 黒川市長。 ◎市長(黒川征一君)  おはようございます。 議案第28号 平成30年度一般会計予算について修正の上、可決となりましたことから、3月20日付で再議を請求させていただいております。この再議の請求は、地方自治法第176条第1項の規定による一般再議であります。地方自治法第176条第1項は、地方公共団体の議会における条例の制定もしくは改廃または予算に関する議決について異議があるときは、当該地方公共団体の長は、その送付を受けた日から10日以内に理由を示してこれを再議に付することができると定め、長が再議と議決を求める制度を規定しております。再議に付することのできる期間は、送付を受けた日から10日以内でありますが、地方財務実務提要によりますと、当該議決の際に長が議場に在席して、その議決を承知している場合には、議長からの通知の有無にかかわらず再議に付することができるとされていることから、予算の修正案が可決後、その場において再議の請求を求めたものであります。 それでは、再議理由を申し上げます。 理由。第1、調査整備事業について。 庁舎整備事業費5億4,181万3,000円を減額することは、以下の点において疑義があります。 1つ、庁舎整備事業については、現庁舎が震度6以上の地震により倒壊するおそれがあり、一刻も早い事業遂行が求められる状況にあります。このことは近年の災害における他自治体庁舎の被災状況はもとより、先日、政府機関が公表した南海トラフを震源とする巨大地震の今後30年以内での発生確率が昨年の70%程度から70から80%へと1段階引き上げられたことにより裏づけられます。 2つ、庁舎整備事業の主たる財源として活用を予定する合併特例債は、合併市町村のみに認められる有利な財源であるが、本市においてはその発行期限は平成32年度となっています。この期限について再延長されるとの観測がなされていますが、現在の国会の情勢は不透明感を増しており、不測の事態により改正法案の上程が延期または中止される可能性も排除できません。この場合において、平成30年度に予定する業務が執行できなければ事業の繰り越しを考慮するとしても、合併特例債発行期限を超過する可能性が高く、結果として市財政に大きな損失をもたらすおそれがあります。 第2、船井跡地活用整備事業について。 船井跡地活用整備事業費3億6,500万円を減額することは、以下の点において疑義があります。 1つ、船井電機跡地整備事業については、三好市の健幸づくり条例の具現化に向けて、三好市民の誰もが利用できる健康づくりの交流拠点を整備し、健康寿命の延伸を図り、市民誰もが、いつでも、いつまでも交流し、健康で、笑顔と元気あふれる跡地利用を図ることにより、人口減少の抑制につなげることを目的としています。また、市民が生涯にわたり元気で生き生きと暮らすことが実現できれば、介護給付費及び保険給付費の減少となり、市の財政負担の軽減につながるという副次的効果も期待できるものであります。 2つ、本予算は、市民アンケートや地域住民からの提案、関係機関のヒアリングや若手職員及び庁議による検証、検討などを踏まえて、平成29年4月に策定された船井電機跡地利活用基本計画に基づき市民説明会市民ワークショップを開催し、船井跡地の整備に対し市民の意見を反映して、船井電機跡地整備に係る費用を積算したものを上程したものであり、多くの意見、提案の成果を軽視するおそれがあります。また、再議書には記載しておりませんが、人件費や材料費の高騰、また消費税率が10%へのアップも予定されていることから、早急に整備する必要がございます。 以上のことから、庁舎整備事業及び船井電機跡地活用整備事業に係る予算については削減すべきではないと考えます。御審議の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(山子凱雄君)  市長の再議に対する説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 本案に対して質疑を許します。 質疑ございませんか。 木下議員。 ◆15番(木下善之君)  ちょっと市長にお伺いをいたします。 この船井跡地アンケート調査、結果についてちょっとお伺いをしたいと思います。 ○議長(山子凱雄君)  山口地方創生推進課長。 ◎地方創生推進課長(山口哲司君)  船井電機跡地アンケート結果でございますけれども、平成27年6月に実施をいたしました。対象者としては、市に在住しております16歳以上の男女ということで、対象人員2,000人で、うち回答者が912人、回答率が45.6%でございます。 その結果でございますけれども、回答内容で、市民スポーツ関連が活用として望ましいというふうに答えられた方が15.24%、139人でございます。2番目が高齢者の福祉関連がいいというふうにお答えになった方が14.14%、129人、その他ということで、現状のままでもよいというような御意見もいただきました。これが13.93%でございまして、アンケート結果を市のホームページのほうで公表しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(山子凱雄君)  木下議員。 ◆15番(木下善之君)  この修正動議、私が出させていただいたわけでございますが、私は先般、報道関係のほうを見てみますと、いろんな事業をおくらすためによくないということを書かれておりましたが、私は真摯にこれを通すことによって市民が不幸せになると思いまして、これを提案したわけでございます。多分賛成された皆さんもそういうものがあって賛同を得られたんじゃないかと、このように思っておるわけでございますが、この再議書を見てみますと、市長、庁舎整備事業合併特例債発行期限がもう超過する可能性が高くと、これ私は決して高くないと、これは見解の相違ではございましょうが、市長は今でも国会を通過しないという可能性が高いとお思いでしょうか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(山子凱雄君)  黒川市長。 ◎市長(黒川征一君)  この合併特例債を5年延長されて、平成32年ということに期限がなってますが、さらに5年を延長するということが関係機関から言われております。先ほど再議の理由書で御説明させていただいたように、今国会のさまざまな議論が展開されている中で、これがどういう形になるかについては、これはそれこそ天のみに知ることでありまして、ここで通過できるとかできないとかということについては、私の見解は述べるのをとめさせていただきます。 ○議長(山子凱雄君)  木下議員。 ◆15番(木下善之君)  実は私は提案理由の説明の中で申し上げたんですが、これは総務省見解、ちょっと私も東京のほうへ電話したりいろいろ、地元国会議員さんもおられますので、総務省に強い、そういう中でいろいろ電話がございますが、いろいろお話をさせていただきました。そういう中で、本当にこの間提案理由の答弁の中で、実はオリンピックが終わったら非常にばっと工事がなくなる可能性があって、できたら公共事業をしっかり後続けて経済効果を高めていきたいという趣旨があるらしいです。ですから、私は決してこの合併特例債が不透明なものではないと、このように思いますんで、ここらあたりは私は納得しかねます。 それと、この間提案したときに申し上げましたが、庁舎建設をなぜ急ぐ、巨大地震が今後30年以内での発生確率が高くなったと、このように申しますけども、当然私はこの間の質疑の中で庁舎建設は必要ですよということを申し述べさせていただきました。しかしながら、早急にもっと市民からいろんな意見を聞いて、慎重に安価にできるような工法でもう一度組み直すというのも私はこれは市民のために必要でないかなと。例えば今は木造で耐火の木造があります。3階建てぐらいまでだと十分ビル、この間東京でもっと高いものが木造でできるというお話をされておりました。そういうこともいろいろ勘案しながら行政というのはやっていくべきでないかなと、このように私は思うわけでございますが、1点目の、そこで企画財政部次長にお伺いをしたいと思います。 合併特例債について、市長のほうから明確な、もちろん市長の立場としてそんな国会の話までできるわけがないんですが、当然企画財政部はいろんなとこに要望活動をされたり、いろんなことをされとると思いますが、もし私が言ったようなことが間違うとんであれば、これはまた東京へも電話し、しっかり確認しながらやっていきたいと思うんですが、私が発言したことは間違っておりますでしょうか、いかがでしょうか。 ○議長(山子凱雄君)  企画財政部山口次長。 ◎企画財政部次長(山口頼政君)  合併特例債の5年間の延長ということで、1月30日に自民党の総務会のほうで提案するというような方向で動きがあると。そこで、今提案がまだなされていないので、先ほどの再議書の中にも市長のほうからも御答弁申し上げましたけれども、まだ不確定要素があるということで、ここの場で私が、まず提案されて通るでしょうというふうなことも私のほうからも御説明というか、そういうふうなところまでは御説明はできんのだろうというふうに考えてます。 それでもう一点、オリンピック等が終わったときのいわゆる資材の高騰、人件費の高騰が落ちつくんではないかというふうなことの今お示し、そういったお話もありました。あくまで今現在、資材の高騰であったり、人件費が高騰しとるという部分においては、震災の復興であったり、オリンピックの2020年の開催というふうなことを見据えた財政需要というのが高まった関係で高騰しているというのは事実であろうというふうなことで、逆に言うとそこが終了してくるころには、以降になったらやはりそこら辺は落ちついてくるんだろうというふうなことは想定はできますが、それが確実に下がってくるんだろうというふうなことは、ここで私が想像で申し上げるというのは控えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(山子凱雄君)  木下議員。 ◆15番(木下善之君)  ただ、私も不安な点はあるんです。 そこで、市長にお伺いしたいと思います。 これも不確定かもわかりませんけど、来年度10月かな、消費税10%値上げ、この10%の値上げになった場合、また単価は高くなるというふうには、これは私自身が思うことであって、当然自分が思っとるいいことばっかり言うてもいけないんで、ここらの整合性も私も保たないかんと思うとるんですが、これは市長、10%上がったら、こういうことをしっかり議論していかないかんと思うんですが、資材の高騰とどういう整合性がとれていくかなと。実はもう一点だけ、消費税の値上がり、これだけがちょっと危惧されるところでございますが、市長もどういうお考えをそこらあたりは、そういうお考えを持たれとんかどうかちょっとお伺いしたいと思います。
    ○議長(山子凱雄君)  黒川市長。 ◎市長(黒川征一君)  先ほど再議の理由の中でつけ加えてお話をさせていただいたとおり、来年の10月に10%に消費税がアップする、これは既定路線でありまして、法律上規定されておりまして、格別の天変地異がなければ、これは遂行されるということも政府機関等々が言われているとおりであります。そうした意味でことしの例えば2018年度、平成30年度の人夫賃、いわゆる作業員とかそういった人の国が発注する工事費についても実は4月から本来は上がる、そういう従業員の技術者の賃金を3月から今政府は上げました。2.8%という形で作業員、従業員のそういう賃金が3月から上がったという、4月からじゃなくて3月から上がって、直ちに適用せよというような国からのお示しがあります。これはもう決まっていることであります。同じように消費税も法律上確定しとることでありますから、こういったもろもろを考えたときに、早期に工事の発注をし、そしてなるべく安く、そして市民の安全・安心を保つためのとりでとして庁舎建設は急がなければならないというように思っておりまして、先ほど財政の担当課長から話がありましたオリンピック景気オリンピックが終わった後云々ということについては、まさに不確定要素でありまして、そういったものと確定した要素との違いははっきりさせていきたいと思ってます。 ○議長(山子凱雄君)  木下議員。 ◆15番(木下善之君)  今やはりちょっとこれ10%の不安は出てまいりました。これ先般ちょっと私も思ってながら修正動議のときにあえて言わなかったんでございますが、これと市長、これ再議2回目ですよね。2回目、3回目、2回目やね。前回と違って、駐車場のいろんなことを考えてみたいという含みがあると、これは謙虚に一歩進んだ再議だなと思う。前回の再議とはちょっと異質のもんだと、このように私も考えておりますんで、やはりそこらをまたお考えであれば、私たちが修正動議を出したということに関しましては、市長も真摯に受けとめていただいて、これはもう過半数の議員が出したものですから、これはもう市長も真摯に考えていただきまして、今後この全体的なことに関しては真摯に前向きに検討していただきたいと、このように、時間がございませんので、御提言を申し上げまして私の質問を終わります。 ○議長(山子凱雄君)  黒川市長。 ◎市長(黒川征一君)  今の駐車場整備事業については、これは市議会議員の皆さんの御意見や市民の皆様からもいろいろと御提言をいただいておりますので、まさに前向きに真摯に受けとめてさせてもらいます。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに質疑ございませんか。 4番古井議員。 ◆4番(古井孝司君)  再議書で理由第1点の1の中で、市長から出されておるのは、現庁舎が震度6以上の地震により倒壊するおそれがあり、一刻も早い事業遂行が求められると、もうそのとおりだと思います。これは一昨日の議長も庁舎については市民のために急を要すると、これは私たちも一致ですし、当然設計等についても予算を私たちも可決をしております。 その中で発注者の意向、それが今回の今質疑のありました駐車場、あの位置に3階建てを持っていくやということが、これは発注者の意向でしたものか、それとも当然発注者の意向によって設計は変わりますけれども、その段階でまちづくりの景観とか、そんなものに対して設計する、私たちが認めとる業者から、あの位置にこれはどうかというような意見は出なかったでしょうか。 ○議長(山子凱雄君)  小林総務部長。 ◎総務部長(小林昭君)  本庁舎につきましては、基本計画から基本設計に至る段階、またその基本設計の中間の報告については先日も議会に説明する機会を設けていただいて説明をしたところでございます。 まさに今回、本庁舎については昨年度の計画見直しから始まりまして多目的ホール、災害時の避難所活用も含めた多目的ホールと庁舎の一体、合築した計画でいくということでございまして、その当初、この議会の場においても大きな会議の体育館での会議、それ以外のサブのホールでの中規模といいますか、そういった会議の利用のときに市民が使う駐車場台数っていうのは、その場で議員の皆さんからもいろいろ御提言をいただきました。 まさに計画そのものは市有地を中心に計画を進めていくということでございましたので、そういった議会の場での御提言も含めて駐車場設計については基本設計に入る段階でいわゆる台数等を考慮したら、今の現状の形で中間、今は考えてますということでございましたが、先ほど市長からも答弁がございましたように、まさにそのバスターミナルの部分のとこが池田の玄関としてのイメージもありますよということの御提言も今議会で皆さん方からいただいたところでございますので、そういったことをいろいろ考慮しながら、少なくとも基本設計の最終成果として上がるときには、そういった機能の部分のとこを景観も配慮した結果、こうなりましたということは当然私どものほうからお示しもしながら、それで御了解、納得をしていただいた上で実施設計に移るというのがこの間の議論を踏まえた私どもが取り組んでいくべき課題だというふうに捉えておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(山子凱雄君)  古井議員。 ◆4番(古井孝司君)  内容は理解をしました。 それで、当然今回私たちがこの再議を受けるに当たって1点、心すべきことというのは、当然市長は昨年7月に市民の負託を受け、当然一般質問でも質問しましたマニフェストの問題でも庁舎、船井についてはきちっと市民に説明をした上で御当選をされたと、私はそのように確信をしております。 しかしながら、この庁舎債務負担行為で約47億円の事業をするに当たっては、もっと私たち議会とも深く審議をする必要があるんじゃないか。一番思うのは、熊本地震のときの庁舎、これも同僚議員から一般質問でありましたように、5つの庁舎が潰れたというような話もありました。そういうことで、この庁舎は震度6でも倒壊するおそれがあるという庁舎をまだ利用するという、これ当然私たちもその説明は聞いてますよ。聞いてますけれども、本設計を委託した段階で理事者側のこの設計の意向を伝えてますよね、当然私たちも受けたまま、この庁舎は耐震化をするという話も私ほうでも聞いてます。 ところが、本当に設計業者がプロとして見た場合、今後の維持費の問題、それから20年後には再度これをもう取り壊しをするとかというような状況も見えてる中で、あえてこの庁舎を残してそこへお金をかける、これ質疑はもう今進んでいる中で繰り返しみたいなんですけれども、まだ私は間に合うと思うんです。 だから、そういう全ての私はこの47億円の事業を全体が見えて、これで全市民も我々議員もわかりましたと、これで行きましょう、47億円の事業はこれで行きましょうという、そのまだ姿は私は見えてないと思うんです。今回出たのは、あえて先ほど市長からもありましたように、駐車場だけを出してきたというのが私たちが今回反対をした大きな私の理由です。やはり全体、もう市民に庁舎の姿も見えましたよ、こんな庁舎、この隣へ建てますよ、それから旧庁舎についてはこういうようにして耐震化をしますよというのがもう設計を私たちが議決しておりますので、もっと見えていいんじゃないかなと。本当にまだ私はほとんど見えてない、ああ建つんじゃなぐらいしか見えてないんです。だから、もっと具体的な47億円全体の事業がもっと市民から見ても、私たちから見ても、よっしゃ、これで行こうというような、私がそれが見えてないような気がするんです。 そういうことも含めて今設計をして発注をしていますので、今回は駐車場だけということなんですが、もう少し協議は何遍してもいいと思いますので、その発注者からのパースとか、そういうわかりやすいものが出てくる必要があると思いますけれども、そのことについて私の意見について何か見解があればお聞きをしたい。 ○議長(山子凱雄君)  小林総務部長。 ◎総務部長(小林昭君)  債務負担を含めて全体47億円という部分の内容につきましては、先ほどの答弁と一部かぶるとこもあるんですけど、まさに基本設計の部分のとこでその中間で議会に御説明差し上げたのも、いわゆる5月までかかりますよということでありましたので、今議会の中でもしっかりその中間の計画の中で御理解をいただきたいというこちらのほうの思いもあったわけでございまして、まさに古井議員が今御発言している全体の概要という部分はその基本設計が進める中で、また一部駐車場の考え方についても当然変更を加えた形で早急に示せる時期が来ましたら丁寧に御説明は差し上げたいというふうに思いますし、一つ、ここの旧庁舎のことが議題になりましたが、災害対応で言いますと、いわゆる各支所の今の旧役場の庁舎についても昨年度議会のほうでお認めをいただきまして、耐震診断等も実施をしておりますし、まさしく市として防災拠点、指令塔の部分は本庁舎に備えますということはわかりますが、昨今の災害状況、特に水道の凍結等、どの地区でどういう形でっていう規模も全然違いますし、そういった意味では新年度におきましては、各支所の耐震の結果をしますと、職員をそれぞれ配備体制も含め、そこらは総合的にお示しをして市民の皆さんに御理解をいただくということが当然行政としては課せられた課題でございますし、その説明責任については重々こちらも深く受けとめておりますので、いわゆる今古井議員から言われた部分の適切な時期に全体概要がいち早く市民も含めて議会も当然ですし、市民の方にそういった御理解をいただくよう進めてくださいという御提言についてはまさにそのとおりだろうということで考えてございますので、今後そういうことに努めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに質疑ございませんか。 吉田議員。 ◆6番(吉田和男君)  今同僚議員からいろいろ意見も出されましたが、私今までにも今回駐車場の件、いろいろ問題になっております。その中で私も提案したと思うんですが。できるだけ将来の財政状況を鑑みた場合には、市有地を利用しなさいということで、賃貸契約あるいは賃借料の部分を抑制をして市有地を、市有地といいましても限られた場所、あるいは限られた面積だろうと思うんですが、そういう形で今回そういう駐車場の設計がある程度出てこられたんかいなという気もいたしますが、御承知のように市にも景観条例がございますから、周辺部だけの景観維持というんでなしに、当然町なかでもにぎわいのまちづくりを当然進めていく中で、当然景観というのも十分にこれ配慮した上で検討していかないかんだろうと思います。 それと一番にはやっぱり市民の利便性それから安全性、これを考慮した上でなおかつ財政状況を鑑みて今言ようる構造等も含めて、今回は駐車場ということなんですが、その点がいろいろ今まで出た意見の中で今回この今の場所にそういう立体駐車場が設計の段階で今検討中であると、そういう経過を踏んできたんかどうか、そこらをちょっと先にまずお尋ねします。 ○議長(山子凱雄君)  小林総務部長。 ◎総務部長(小林昭君)  今回の立体駐車場のまず工事請負費も含めて提出をさせていただきました。これにつきましては先ほど来御説明をいたしましたように、いわゆる本庁舎を利用する全体の本庁舎の形が見えて、そのうちに備える機能を確保するためにはまさに市民の利便性も含めて考えていったときに、こういった形の今の市有地のとこで一応計画をして実行させていただくということで御提案をさせていただきました。そこはまさに皆さんからそういった景観等も含めて考慮しなさいということで、市長がそのことについてはしっかり考えを取り入れていきますということでございますので、今この構造で出してきた当初予算の中身についてそこをさらに私どもで説明を加えるという必要はあえてないんかなと思いますので、再度御提案したときの時点で御判断をいただきたいし、それに至るまでの部分については当然設計のとこで反映をさせていきたいという考えは現在持っておりますので、そこの点は再度御理解をいただきたいと思いますし、あと全体の町なかの駐車場、借地の考えにつきましてもそこはいわゆる本庁舎設計に当たっては、借地はできるだけ解消できる部分については解消していくというのはベースにございます計画でございますので、それは再度行政施設を集約化した時点で再配置等の部分で取り壊しも含めてということは、当然その次の段階でお示しできる項目かというふうに考えてございますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(山子凱雄君)  吉田議員。 ◆6番(吉田和男君)  確かにいろいろ問題もあるだろうと思うし、それぞれ面積なり等々の、事業費なりの等々の関連で設計にもある程度制限は加わるというのはわかるんですが、一番は要は市民のコンセンサスを十分得られないと後々いろいろ問題が出てくるし、それから後悔が出てきた場合に取り返しのつかないようなことになりますから、少なくとも先ほど皆さん意見を言われた中で、当然アンケートとかワークショップとかいろいろやられてきたという説明ですけれども、いまだに当然市民は賛否両論あると思うんです。と思いますが、ある一定の市民の賛同のコンセンサスを私は得る必要があると思うんです。見切り発車じゃなしに、どういう形にすれば多くの市民のコンセンサスを得られるかという、そこらが今後この検討をする上で非常に私は大事だろうと思うんです。 ですから、その立場立場によって賛成とか反対とか当然出てきますけれども、少なくともここにして防災上あるいは減災、それから景観、それも含めてここにしてよかったと、間違いなかったと後々市民が思うようなそういう設計を再検討するような形で私はするべきだろうと思うんです。今現在いろいろな問題が出てきておりますし、市民の間にもそういう景観の問題も含めていろんなくすぶる意見も出てきておりますから、なお今後、まだこれからですから、ぜひ検討をその分も含めて、それからできればアンケートについても私はまだ時間的な余裕はあると思いますよ、振る腰があればね。 ほだからそこらも含めて、それと職員の駐車場、これについても私は再検討する余地があるだろうと思います。そういう全体的な関連性も含めて私は今冒頭に挨拶の中にもあったと思うんですが、駐車場については真摯に受けとめるというようなことでございますけれども、ぜひともそこらできるだけ多くの方の市民のコンセンサスを得られるような、そういう体制づくりで私は臨んでほしいと思うんですが、今言ようる駐車場については変更も含めて考えていただけるということでしょうか。 ○議長(山子凱雄君)  黒川市長。 ◎市長(黒川征一君)  総務委員会等々でも副市長のほうからも答弁させていただいたとおり、先ほど私も答弁させていただいたとおりでありますので、御理解をよろしくお願いします。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに質疑ございませんか。 平岡議員。 ◆17番(平岡進治君)  今回、再議書ということで市長のほうから地方自治法第176条第1項の規定において再議に付すると、本会議において修正動議を我々出させていただきました。これが可決したわけですけれども、それが疑義があるということで再議書と市長が提出をされたわけでございますが、先ほど来の議員の質問の中でお聞きしておりましたら、今回出ておりました庁舎整備事業費5億4,181万3,000円、これは庁舎整備、駐車場の部分だけの予算として出してきたわけですが、総体的な庁舎も駐車場も入れましたら大きな金額になってくるわけですが、この駐車場の現在の計画を認めた場合には、全てほかの予算も認めなければ順序としていけなくなってくるもので、大変この駐車場に関しては市民の皆様方からもいろいろと御意見も聞き、我々もそのように感じているところですが、これに関してはもう市長、最初にこの駐車場の件については考えていくという御答弁があったと理解をしております。 我々に設計の段階で示されたこの図面の中で見ましたときに、建築面積1,500平米の3階建ての駐車場を建てて、180台から240台というふうにここに数字が出ているんです。果たして、素人的に私たちが考えたときに、あそこへ3階建てを建てて立体の駐車場にして180から240台の車が本当に駐車ができるスペースがとれるんかなというのがまず最初に頭にありました。これは設計屋さんがきちっとしたプロがされているんですから、それなりのことができるんだろうと思いますが、この件に関しては今そういう意見があるので見直していこうというお考えをお聞きしましたので、これはこれで置いておきたいと思います。 それと、あとの船井電機跡地の整備事業ですが、3億6,500万円、これを減額することには疑義があるということですけれども、先ほど来御説明もありましたように市民アンケートや地域住民からの提案と、これは地域住民というのはある程度の地域が限定をされているところの提案であったんだろうと思いますが、関係機関ヒアリング等々、平成29年4月に策定をされた船井電機跡地利活用基本計画に基づき市民説明会市民ワークショップを開催されたと。それで、アンケートとはという先ほどの質問の中に2,000名の方にアンケートをとられたと、市民の中で。それで、912名からの回答があって、その中で14.2%という高い数字であったからそういう形の計画にされたと。全体的にはこれ45.6%の回答率なんですよね、2,000人の中の。 私、市民説明会に、担当の方おられたらわかるんですが、どれだけの市民の方がこの説明会に参加されたかなと、ワークショップですね。それが全てその数字が多かったから、こういう計画書になってきたと。しかし、あの船井跡地の今の健幸づくり条例具現化に向けて市民の誰もが利用できる健康づくりの交流拠点、誰もがいつでもいつまでもということですが、三好市の健康公園としたときに、三好市の面積を見ていただいたら東西祖谷、山城、井川、三野、池田町と、その中で三好市の市民のための健康公園にふさわしいかどうか、あのすばらしい土地を健康公園にするべきなんだろうかという声が、これは賛否あります。何をやってもありますが、我々の耳に入ってくるところでは、あの広い土地に公園、必要かという声が多く入ってきているわけです。そうしたもっと利用方法はないのかと。 私はもう提案といいますか、ここにこう出てきておりますので、もう少し市民の声を、これは幅広く取り入れて聞くべきであろうと。この2,000人のアンケートでなくて、市民全てにアンケートをもっともっと急がず、このアンケートとかそういったものを市民の声を本当に三好市の将来のために必要な、あの船井跡地の利用方法を考えるべきでないかと、そういう声が大きく私の耳には入ってまいります。その辺について、そのアンケートとか、そうした市民の声を本当に反映できるような方法として、この2,000人のアンケートで912名が返ってきたと、45.6%であったと、その計画でなくて、もう少し幅広い形のもので市民の声を集約できるような方法はないか、そのお尋ねをしたいと思います。 ○議長(山子凱雄君)  山口地方創生推進課長。 ◎地方創生推進課長(山口哲司君)  平岡議員から御質問ございましたけれども、船井電機利活用の市民説明会ということで平成29年6月に開催をいたしました。この参加者については、やっぱし地域、近隣の方が多かったというようなことでございますけれども、市内から34名の方が御参加をいただきながら、いろんな角度から御意見もいただきました。たくさん議員さんからも御意見いただいたように、市内にはたくさんの公園があると、やっぱし利用頻度が少ないところもあるんで、そこに整備するんであれば、やはりにぎわいがあって健康づくり、また交流ができる、ソフトに強化をしたような形の公園をしてほしいというような意見でありますとか、維持費については廉価な維持費でできるような形に整備してほしいであるとか、そういったような内容の御質問、御意見をいただいたところでございます。 それから、昨年29年7月から8月にかけまして市民ワークショップということで、これは公募をさせていただきながら、委員15名、15名の方で3回のワークショップを開催をいたしましたけれども、これについても公園を整備する内容について、皆さんいろんな立場の方がお見えになりますので、どういった公園整備するのがいいのか、それからその機能、それからできた後の使い方、いろんな角度から御意見をいただいたところでございます。 それと、平岡議員がおっしゃったように、一番最初に市民アンケートであるとか、そういったことだけでこの公園整備のほうに決まったのかというようなお話でございますけれども、このアンケート結果及び市長から常々申し上げておりますことがございます。老若男女誰もが交流できるもの、それから知恵や文化の伝承ができるもの、経済的に考慮して廉価な維持費であるものという、こういう3本柱がございますけれども、そういったものをもとにこの公園というようなことで考えております。 それから、広いこの市内の中にイケミナミという一番、言えば中心部分にあの広大な土地に公園を整備するというようなことでございますけれども、これについてはやはり市民全体の健康であったり、それから交流であったりするところの意識づけであろうというふうに思うんです。全体の方がそこに集うっていうのは、これはもうベストでございますけれども、なかなか難しいんかなというふうに思いますけれども、やはりそこでそういうふうな施設ができ、皆さんがそういうふうな思いを持ちながらこちらの池田のほうにお見えになったときにはそこを使っていただく、地域の方においでるときにはそこを使っていただくというような、そういった方面でも活用ができるのかなというふうに考えておるところでございます。 今後につきましても、市民にいろんな意見をお伺いしながら進めていくということは考えてまいりたいというふうに思いますけれども、原則的にはもう今実施設計が終了、公園部分については終了しているというようなことでございますので、整備にかかってまいりますけれども、整備する段階の中ではさまざまな意見が出てくるんかなというふうに思っておりますので、どうかよろしくお願いをいたします。 ○議長(山子凱雄君)  会議の途中でありますけれども、11時15分まで休憩いたします。            午前10時57分 休憩            午前11時15分 再開 ○議長(山子凱雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかに質疑ございませんか。 西谷議員。 ◆20番(西谷清君)  かなり意見がいろいろと出ましたが、私も船井跡地の整備事業について多少、二、三、お伺いしたいと思います。 先ほどいろいろ同僚議員から市民アンケートとかその他についていろいろ質疑がありましたが、私は地域住民からの提案というところについて、この地域というのはどの程度の地域からの提案なんでしょうか、まず1点お伺いします。 ○議長(山子凱雄君)  山口地方創生推進課長。 ◎地方創生推進課長(山口哲司君)  地域から御要望いただきましたのは、イケミナミ地域それからシンヤマ地域の連合会からの御提案というか御要望をいただいたところでございます。 ○議長(山子凱雄君)  西谷議員。 ◆20番(西谷清君)  ただいま山口課長から具体的な地名が出ました。イケミナミ及びシンヤマ地区。当然そういうことだろうと思いますが、公園、先般も言いましたが市内には約33カ所ぐらいある。果たして3億6,500万円も入れて、あの地域だけにこれだけの整備をかけるだけのメリットがあるのかどうか。 確かに健幸づくり条例をもとにした、この再議書の理由はわかりますが、それはいい公園ができるのにこしたことはない。今の計画でいけば、それはお母さんが子供を連れて時間を過ごすのにいい計画になっているとは思います。ただ、イケミナミ地区とかシンヤマ地区、このあたりの地域の人は多く利用できますが、果たして三野とか東祖谷の人が池田へ用事に行って、ちょっとほんならあそこへ寄って帰ろうかとか、あるいはわざわざあそこへ行って時間を過ごそうかという、例えば私らの祖谷の人は、池田へ買い物に来て、もう時間追っておりますので早く帰りたいということに、大体そういうことになっておりますが、三好地域に33カ所もの公園があるのですから、それぞれの地域でもっと活用できるように、大変寂れたといいますか、もう利用できないような公園もあると思います。ここらあたりをやはり全般的に整備すべきではないかという考えもあります。 地域というのに非常にちょっと疑問を生じるんですが、それと市民の意見を反映という、これはもう全部一応報告を受けたところですが、ちょっともう忘れておりますので、どの程度の市民の数の意見が反映されておるのか。ざっくりとした数でもいいですから、どういう形でどの程度の市民の意見がこれに反映されているんでしょうか。 ○議長(山子凱雄君)  山口地方創生推進課長。 ◎地方創生推進課長(山口哲司君)  確かに市内にたくさんの公園がございます。旧の池田を見てみましても、諏訪公園、それから丸山公園、それからシンヤマのほうにもグラウンドがあったり、いろいろなところに公園ございます。確かにたくさんの公園ございますけれども、憩いの場としての公園はございますけれども、今回整備を予定しておりますのは健康づくり、それから交流っていうところをメーンに置いた公園整備でございまして、例えば大型の遊具であるとか、そういったものも整備しながら、アンケートの中では子供さんをお連れになっている親御さんのほうが遊具がある公園がなかなかないということで、例えば隣町の遊具があるような公園に連れて行ったりでありますとか、それからウオーキングコース、それからランニングコース等々も整備しながら、そういったある一定の交流、それから健康づくりっていう目的を重点に置いた公園整備というふうに考えておりますので、これもそういう目的では整備はしますけれども、なかなかそのまま置いとったんではこのままほかの公園と同じような形になるんかなというふうに思いますので、ソフト事業のほうにも重点を置いて、そのできた後には進めていく必要があろうかなというふうに考えているところでございます。 それと、市内広い土地の中で中心のところにこういったお金をかけた公園を整備することによって、それ以外の公園はどうなるのかというようなことでございますけれども、先ほどの平岡議員の御質問のときにも御答弁させていただきましたけれども、ここでやっぱし健康づくりであったり、そういう交流できるっていうシンボル的な位置づけな場所というふうに考えておるところでございまして、全ての公園が議員がおっしゃるような形で整備をするなり、グレードアップをするのがベストかというふうに思いますけれども、なかなかたくさんの公園がございます。それを全てしていくのは不可能かなというふうに思いますけれども、やっぱしこの町の中にそういった中心的なものをしながら、そこで意識を持ってそれを御利用いただけたらというふうに思っておりますので、どうかよろしくお願いをいたします。 ○議長(山子凱雄君)  西谷議員。 ◆20番(西谷清君)  健康づくりの観点からいえば、今の船井跡地健康づくり公園、これはなかなかいいものになっていると思います。ただ、各地域において、都会であれば若いお母さんが小さい子供さんを連れて公園デビューとか、いろいろテレビのドラマでもやってますけど、今三好市にそんな公園へ行ってのんびりできるだけのそういう利用される方が、生活に余裕のある方がどの程度おられる。どんどんどんどん人口が減っていく、生活していくのに精いっぱいという方がもう全国的にふえていく中で、そして三好市の現在の、これから将来のまた財政を考えた場合、こういう公園が各地にすばらしい公園ができるのはそれにこしたことはないが、財政上それだけの余裕があるのか、今後特例債が終わった後のこともずっと考えた場合。これは私は財政上非常にリスクだと思います。 それと、イケミナミ、シンヤマ地区の連合会は、かつて地域交流拠点施設整備事業に対して陳情書が出ていますよね。今度、前出た陳情と違う陳情が出てきているのでしょうか、その点をお伺いします。 ○議長(山子凱雄君)  小林総務部長。 ◎総務部長(小林昭君)  先ほどの担当課長の公園の活用の部分の考え方ですが、少し管理しておる立場を変えて私のほうからも補足をしておきますが、あくまで今回船井に整備するふれあい健康広場というのは、健幸づくり条例の具現化ということを市長のほうからも再議書の理由として書かせていただきましたが、まさにあそこの総合体育館を含めた屋内、屋外を含めて、そういったきちっとした健康プログラムを提起をして、それに参加をしていただいて、そこを活用していただくというのは、まさにこれから公園を整備した中で取り組んでいかなければならないことだろうというふうに考えております。いわゆる管内、そこを進めるに当たっては当然支所も含めて、こういったとこで三好市は健康づくりに対して取り組んでますというしっかりしたプログラムなり、そのことは提起して、あくまで公園がそこのフィールドですよねっていう形ではないというふうに考えておりますので、そこは西谷議員のとこの質問に対しては補足をしておきたいと思います。 それと、先ほど地元の自治会ということがありましたが、これは市民アンケートをとった以降、自治会のほうでアンケートを実施していただいて、その結果を取りまとめたものを市長のほうに提供いただいたということで、あくまで交流拠点のさきの施設から現黒川市長になって、あの部分をいわゆる市長が活用したい3つの要件の部分のとこを踏まえて、地元の連合自治会のほうでアンケートを実施した結果を市のほうに提出をいただいたということでございます。 また、基本計画等策定段階におきまして、議員御心配いただいております維持管理につきましても、どういった協力ができるかということも含めて地元自治会、自治連合会のほうではそれぞれ地元の立場としてそういった構想をまとめて御提言いただいているというところでございますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(山子凱雄君)  西谷議員。 ◆20番(西谷清君)  私も池田に住んでいて、このイケミナミ地区の近くにいれば、大変これはすばらしいものだと喜びますが、祖谷のほうにはこういうお母さんと子供が時間を過ごすというような公園はないんです。例えば瀧宮崖公園とかというてありますが、これは観光客を対象にしたものです。先ほども言いましたように、市内に33カ所の公園があるんですから、そこへ利用したくてもできない公園があるんです、かなり寂れた、しかも草ぼうぼうでベンチは壊れている。少なくともそこらの整備はやはりすべきでないかと。この地域に対しての行政の公平性といいますか、合併のメリットといいますか、地方はこれではますます寂れていきます。 それと、先ほど部長のほうからもありましたが、市内33カ所、池田町にも諏訪公園、丸山公園、またイタノの運動公園もあります。池田町の人ももうこれ以上池田町内には公園は要らないんじゃないかという声も、私も池田町内の方から何回かお伺いしました。これについては、これにかかわって予算が出てくるまでもう流れが来たわけですから、それは否定しませんが、やはりちょっと言葉は悪いですけど、拙速な部分もあったんではないかというふうに考えます。もう一度御再考をお願いしたいと思います。 それと今回は立体駐車場、これについての質疑が非常に多くありました。将来にわたってこの賃借料を払うというのは、私は財政上非常にリスクがあると思います。例えば、そういう話はできないかもわかりませんが、20年、30年後にはこれも無償にするとか、そういうような意見、町内でそういう検討、契約にそういうのを入れるとか、そういうようななには全くなかったのか。今後そういう考えを、これが市長からも駐車場については検討し直してもよいというようなニュアンスの御所見がありましたが、そういうことはもしこのままいくんであれば、そういうことは可能なんでしょうか、どうか。 ○議長(山子凱雄君)  小林総務部長。 ◎総務部長(小林昭君)  先般、配置図等で御説明をさせていただきました。それと先ほどもお答えをいたしましたが、あくまで新庁舎でワンストップのサービスを提供するに当たって、新たに賃借をする土地についてをしてまで、そこを整備するということの考えは至っておりません。基本的には新たな賃借はふやさないと。 ただ、今回の予算として提出をしていた賃借につきましては、いわゆるこの工事、市有地の上に立体をやる段階におきまして、例えば高速バス等を利用される市民の方の代替えの駐車場としては市として考える必要があるんでないかなということで、一時的な賃借料の予算もお願いを計上しておりますが、先ほど来申し上げましたとおり、新たな賃借をもってまでふやさないということを基本として、限られた市有地等の面積の中で、またそこの敷地の有効活用できるような形で精いっぱい用地交渉も含めて用地の取得、また活用については原課中心に取り組んでいるところでございます。 それと、先ほど公園の話もされましたが、いわゆる今公共施設の再配置の部分で申しますと、市民文化系、集会施設であったりとか、行政施設のうち公民館の建物であったりとかというとこを今先行して再配置の協議をしておりますが、まさしくそこの公園部分についてもどういった集約が図られて、地元管理の部分でどれだけ……。            〔時間制限ベルの音あり〕 お願いできますということも含め、今後取り組んでいく必要があろうと考えております。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに質疑ございませんか。 多田議員。 ◆7番(多田敬君)  私は今まで市庁舎の整備についてだんだんと段階を踏んで前へ進んできよる事実を覆すようなことは思うてはないんですけれども、最初の現状を考えたときに、いろんな基本計画を立てながら、市議会の中で年月をかけて議論をしてきて、最初は黒川市長がおっしゃったように、ボトムアップでいくんだと言いながら、何か議論が大方固まりだしたときに、トップダウンでこういうふうにやります、こうしたらこのくらいランニングコストも安くなって、今まで六十何億円かかる、そういった予算が54億円ぐらいでできるようになりましたというようなことをおっしゃられました。 私も地域の三野のほうへ帰ったときに、この庁舎問題、いろんな方と話をさせてもらいます。人口が高齢化が進み、人口減少がかなり進んでひどく早く進んでいく中、一般的に人口動態を調べた会社によりますと、2040年ごろになると三好市の人口が1万3,000人ぐらいになるんじゃなかろうかというような推測をされとる中で、今、庁舎が54億円ですかね、予算では。そういった予算をかけて人口、20年もたてば旧の池田町ぐらいの人口になるんです。そのときに54億円もかけて、ずうたいの大きい庁舎を建てて、今の各支所みたいになるんですよ、がらがらに、恐らく。私はもっと……。やかましいな。もっと廉価でコンパクトな、20年少々もったらええと思うんです。そのときに人口に合わせた新しい庁舎を建てかえたらえんと違いますか。まだ私はそういうチャンスがあるんで、今回木下議員から修正動議を出されたんで、修正動議に賛成をさせていただきました。まだ市民の方もそんな大きなものは要らんという意見が多々あるんを理事者の皆さんももっと謙虚に聞き入れていただきたい、私はそう思います。 それから、船井電機の跡地にしても、船井哲良さん亡くなりました。あの方が無償でくれて、こういった、こういったものに使ってくださいよと言われた言葉を忘れないでいただきたい。公園にするんもそれは確かに市長がおっしゃったように老若男女が集い、地域の伝承、文化の伝承つながると思います。でも、もっともっと多くの方、今も意見が多々出ていました。その地域の方だけのものではないと思います。合併しとんですから、三野のほうの方、井川の方、東西祖谷の方、みんなの財産だと思います。そういったことも考えて、まだ船井電機の跡地の問題については時間があると思います。そういったことも踏まえて、私は修正案に賛同したわけなんで、もっと時間をかけて考えていただきたい。そのことを申し上げておきます。 終わります。 ○議長(山子凱雄君)  黒川市長。 ◎市長(黒川征一君)  多田議員の御質問というか、御意見について、私の見解を述べさせていただきたいと思ってます。 ずっとこの間、人口動態、国立社会保障・人口問題研究所が三好市の人口は2040年には現在の2万7,000何がしが半分、1万3,000何がしになるということを言われておりまして、それに応え得るような庁舎整備をしていきたいということで、私は1万平米のバスターミナルに庁舎をつくるのでなくて、こちらの古い庁舎を利用しながら、なおかつ2040年までの間にこの庁舎が必要とする面積5,000平米ちょっと、それとこの庁舎3,000平米ちょっとを利用して庁舎建設をやりたいと。2040年になったときには人口が1万3,000何がしでこの庁舎を壊せば、その5,000平米そこそこの庁舎で市民サービスができるということで、初期投資で9億4,000万円、ライフサイクルコストで12億円余りの減額ができる、これは将来人口が半分になっても耐えられる、そしてなおかつ借金を残さないということで、この間ずっと説明してきたとおりであります。御案内のとおりであります。 それともう一つは、船井電機の船井跡地の問題については、例えば三野の健康防災公園、確かに三野の健康防災公園は5億円近く使ってます。これはそしたらこれをどこへでもつくるかっていうことになれば、そうはいきません。しかし、一定の必要とするところに一定程度整備するということをやってきておりまして、6カ町村の722平方キロという中で、それぞれの特徴的な捉え方で整備をしていくことが迫られていると。 これを例えば、言葉は悪いか知りませんが、三野の健康防災公園を東祖谷につくれというても、これはなかなかそうは難しいわけです。そういった意味で今のかずら橋がある、奥祖谷二重かずら橋がある、それからいわゆる大歩危小歩危のあのラフティングのスポット、世界ナンバーワンであるというところにいかにしてそういったインバウンド誘客を進めるかと、勧誘するかといったような形で、どこもここも玉虫色で物事を進めていくわけにはできないと思っておりまして、そういった意味で三野にこのたびいわゆる市営住宅が完成いたしました。そしたら、その他の地域についても市営住宅をつくるんかということにはならないわけでありまして、こういった面でそれぞれ特色のある、それぞれ必要性がある、そしてそれが三好市の発展のためにつながる、今三好市が移住人口はどこよりも徳島県内でふえております。インバウンドもどこよりも四国でナンバーワンと言われるほどインバウンド効果もあります。これは三野町にインバウンド効果を誘引するものがあるだろうかということにはなっておりませんで、そういった特色、効果、そして実現性等々をしんしゃく、考慮しながら物事を進めていくのが地方自治の何たるかであろうかと思ってます。 そうした意味で、私はこの庁舎建設はまさに20年、30年、50年後にライフサイクルコストやイニシャルコスト、それを含めてこちらのほうに、バスターミナルからこちらに移して、そして人口減少が今の人口の半分になったときには、この庁舎を取り壊して、そして残ったところでサービスが完成できる、それが満たすことができるということでこの間説明してきたつもりであります。 そうした意味で市民の負託に応える、ライフサイクルコストがイニシャルコスト、いわゆる初期投資です、初期投資が9億4,000万円下げるようなことをしたことは確かにトップダウンでありますが、これは20年、30年後に市民がよかったと言ってくれるために私はやったことでありまして、そこら辺についても御理解をお願いいたします。 以上です。 ○議長(山子凱雄君)  多田議員。 ◆7番(多田敬君)  今市長から答弁、意見と申しますか、私も意見述べさせていただきまして、市長からも返答の意見をいただきました。その中で、ちょっと三野防災健康公園のことについて市長から触れられたんで、そのことについても私のほうからも仕入れた範囲内で少しただしておきたいと思います。 健康防災公園の整備については、私も一般質問をさせていただきました。そのときに、あれは多分教育委員会が担当で整備をしたと思います。今は退職されましたけれども、松丸次長が答弁に立っておられました。はっきり申し上げて、あの予算はあそこについとった予算は6億円ついとったんじゃないですか、市長。それを3億円にせえと言われたと言うてきたんですよ。3億円では無理です、4億円はどうしてもかかります。で、4億円で整備されとると思います。ほんで、残っとる2億円はどうしたんやと、返納されたんと違いますか。せっかく国土交通省が2割の負担は要りますよ、4,000万円じゃないですか、2億円の2割は。その4,000万円を市が負担すれば、三好市の業者が潤うんですよ。そういったこともやめといて、こういうことになったら一生懸命に市民の皆さんに訴える、私はそういう姿勢が許せんのです。 やっぱりもっとリーダーシップを発揮するんだったら、最初から最後まで私はこういう方針でいくんだ、市民の皆さんも安心してついてきてくれというようなリーダーシップを発揮していただきたい、市長には。私は黒川市長、立派な市長と思うてます。それはこのたびだって、あの給食費無償化にも公約ということで取り組んでいきょうる、立派なことじゃと思います。私は地域の方にも黒川市長はええとこありますよ、4年間の間には小学校、保育所まで無償化するって言うております、そういうことも伝えてあります。どうかもっとリーダーシップを発揮して、市民の皆さんがそうじゃな、黒川市長についていっとったら間違いないなと言われるようなリーダーシップを発揮していただきたい、そのことを申し上げて私の質問を終わります。 ○議長(山子凱雄君)  黒川市長。 ◎市長(黒川征一君)  リーダーシップというお話はまさにそういうことをしっかりやっていきたいなと思っております。健康防災公園の問題についても、これはしっかりと整備して、今日でき上がった段階で、私はようあんな公園ができたなと、そしてそこにはグラウンドゴルフもできる、いわゆるサッカーもできる、野球もできる、そしてあれだけの整備を5億円そこそこで、足らずでやってくれたということでありまして、国の予算の問題では必要に応じてそこは増減するわけでありまして、それ以外の健康防災公園以外のところでも、例えば庁舎建設でも一応予定はあそこでしようたけど、安くするのにはこういうふうにしたほうがええということであります。 なお、庁舎建設で今52億円要るようになってますが、自治体が三好市が必要とする金は14億円ちょっとで、庁舎建設が市の負担額はそういうことになっておりまして、いわゆるこれは合併特例債を利用したために14億円少々で庁舎建設ができる、これを合併特例債の有効性と同時に今必要とする地震、災害、防災、そういったものに対しても早期に対応すべきことで、イニシアチブをとっていきたい、リーダーシップをとっていきたい、そういった意味で皆さん方の御理解を賜りたいと思っております。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに質疑ございませんか。 西内議員。 ◆3番(西内浩真君)  このたび先日修正可決された議案に対して市長より再議の申し立てがあったと存じますが、この再議申し立てというのは市長に認められた本当に強い権限だとは私も認識しておりますが、皆さん今先輩議員等々から理由についての質疑は多々ありましたが、私この再議についてちょっと御質問させていただきます。 この再議を提出されるには本当にかなり強い決意を持って出されたとは思っております。この再議書を出すということは重要かつ重大なことでありまして、本当にきょうこの再議のために1日会期を延ばす、それだけの重要性はあると思います。この再議書を出されたということは、議会制民主主義を否定したと私は捉えております。ですので、これから黒川市長は今まで2回、これで2回目ですが、これからも議会が出した結論に対して修正、これからも修正議決とかもあるかと思います、これから市長の任期の間に。そのときにそのたびに再議を出されるようなお考えなのか。また、今回この再議を出された強いそういう気持ちはどのように捉えておるのか、その2点について市長にお伺いします。 ○議長(山子凱雄君)  黒川市長。 ◎市長(黒川征一君)  再議という中身は2つあります。いわゆる一般再議と特別再議。極論で言えば、特別再議という明確に議決されたことが法律違反に該当する場合は、しなければならないという法律上の規定があります。これについては、西内議員の御質問からいえば、しなければならないと法律が書いている問題について私がそれをしないということになれば、これは地方自治の何たるかを忘れたカナリアになるんかもしれません。そういう意味で地方自治法にしなければならないということについては、今後ともそれはやるべきであるし、やらなければならないということです。 そうでなくて一般再議という、このことについては先ほど再議をした段階でるるお話をさせていただいた、この問題についてはするかせんかということについては、まさに市長としてそれについてどういう判断をするかということについては、本当に苦慮するというんか、熟慮せざるを得ないと思ってます。ただ、先ほど再議の中で説明したことについて皆さんの御理解をいただきたい。そして、これからも二元代表制の中でしっかりと議論し、そして後世に皆さんから評価できるような議会、ただそのときそのときに議会の雰囲気だけで物事を語るんじゃなくて、議事録を精査したときに、その議事録から見たときに、ああ、あのときこんなことを言うとったなと、これは後世に照らしても間違いない、あのときに言ったことは正しかった、いやあのときに言ようたことはすばらしいとかというような評価されるような、私は首長でありたいというような思いであります。 以上です。 ○議長(山子凱雄君)  西内議員。 ◆3番(西内浩真君)  市長のお考えというか思いは理解しました。 議会議員と首長市長、また執行部とは寄り添い過ぎてもいけない、また対立し過ぎてもいけない、そのように私は思っております。ですので、このような議場の場、またほかの協議の場でしっかりお互いの意見を言えるような場を、そのような行政をつくっていただいて、そしてお互いが寄り添えるような執行部、市長、そして我々議会、また議員であるというのがあくまでも理想であります。市長も私たちも大なり小なり直接選挙で選ばれた身であります。ですので、我々は市民の代弁者、また市民の思いを執行部のほうにお伝えするのが仕事であります。それを取りまとめるのが市長のお仕事、また執行部のお仕事であります。その点をお忘れなく、今回はこの再議書が出されたことにつきまして、我々も真摯に受けとめ、しっかり考え、協議し、結論を出したいと思ってますので、今後いろんな問題も出てくると思いますが、しっかり協議できる場を持っていただくようお願いし、私の質問を終わります。 ○議長(山子凱雄君)  近泉副市長。 ◎副市長(近泉裕久君)  ずっと議論をお伺いしてまして、どうしても1点だけ、執行部側として議員の皆様にお伝えをしておきたいことがございます。 今回、再議の一部になってます庁舎建設の部分でございます。 確かに市長のほうから唐突に執行部側にも、この庁舎を再活用して、新しく建てる庁舎とは別にこちらも活用しますという話をいわばトップダウンという形ではございます。それをお聞きをしたときに、行政内部の行政マンの中からも幾ばくかのハレーションは起きそうになりました。市長の真意を聞く中で、先ほど多田議員さんの質問に市長がお答えをいたしましたけども、まさに2040年になったときの当市の人口減少を見たときに、例えば当初計画のとおり大きい規模で新庁舎一本というような形で建ててしまいますと、行政財産そのものを、公共中の公共の財産というそのものという庁舎になりますから、非常にスペースを他のところに転用しにくいという部分もございます。どうしても大きい庁舎を建ててしまって他に転用できないようなものをたくさん抱える中で、後々のランニングコストを考えた場合、やっぱりあくまでトップダウンでしたけども、市長がトップダウンでおろしてきた2棟方式で行って、こちらを耐震をして、人口が減ったときにこちらをクローズして、こちらのランニング経費をそこでストップをして、今回新築を計画してます1棟部分で将来の庁舎は十分可能であるという意見が私の中でも正当性のある意見ということでおなかの中で腹に落ちたといいますか、頭の中でも理解をいたしました。 恐らくこの提案を、あそこまで話がこの議場でこちらからも違う提案をしてましたし、ある程度進行をしてた状態で再度市長のほうから提案をし直すということになりますと、相当ハレーションが起こるだろうというようなことも勘案をいたしました。そのハレーションを起こしてでも、私も思いましたけども、これは必ず市民のためになる提案だというふうに判断をいたしました。それで執行部側のほうもちゅうちょをする職員はあったんですけども、時間をかけてきちっと今私が申し上げましたことをるる説明をして、幹部職員は確かにそのとおりですと、これは議会とあつれきがあっても市民のためにあえてこういう提案を今するべきであろうという結論になりました。で、あえてこういう提案をさせていただいたということでございます。恐らく先ほど市長が言いましたけども、この結果については将来の市民が歴史の中で是々非々を判断をすることであろうと思ってますので、私はそういう意味から申しましても、今回の庁舎の建設の計画を変更したということについては後ろめたい気は一切執行部側としては持ってございませんので、その点だけは御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに質疑ございませんか。 並岡議員。 ◆10番(並岡和久君)  今いろいろ議論を聞いておりますと、議員あるいは理事者側からの意見、よくわかります。しかしながら、平成27年6月に市民アンケートをとって、それから28年5月に特別委員会、新庁舎整備事業あるいはサンライズ、また船井電機工場跡地の利活用についてを特別委員会を設置して7回、議論を重ねてまいりました。そして、昨年も3月に新庁舎整備事業についての再議が出され、そしてその中で議員に対して真摯に説明をするという附帯決議がなされました。今まで私の聞いたところでありますと、全員協議会等を開いていただき、そして進捗状況また規模等についても説明をいただきました。そうした中、駐車場についてはいろいろ先ほど聞きましたように景観が悪いとか、あるいはあそこに本当に要るのか、いろんな意見あります。それはそのとおりだと思います。しかしながら、建物を建てた、しかしながらその市民が来れない、どこにとめるか、それはやはり行政側と議会が代替案を出して、そして議論して、そしてどこに駐車場をするか、なければそのままいくか、そこは議会内で、この議会で判断をすべきことだと私は考えております。 そして、船井電機工場跡地につきましても、いろいろ全員協議会等で資料配付もいただきました。青写真もいただきました。そうした中でウオーキングコースをつくらなければいけない、あるいは駐車場とか、いろいろ意見あって、駐車場が少ないとか、あるいは芝生の中にグラウンドゴルフのコースをつくってくれたら、そういう意見もありました。ただ、私が記憶しとる範囲では、その健康広場をやめるという意見は私はなかったように記憶しております。 そうした中、皆さん方が言う意見もわかります。であれば、市長もこの際、やめるというのも一つの案としてあるんでないですか。私も市民のためには一日も早く庁舎建設をしてほしいです。というのは、先ほど市長が言ったように、70から80になりました。いつ地震が来るかわかりません。そのまま議論を交わすんでなしに、やはりやりよって、建設しよって、そのときに地震が来て何かあった場合は、私も責任は逃れませんけれども、ただ期間がかかりますんで、その先のことはわかりません。しかしながら、議論を交わしてあっちこっち言ようるうちに来たときに、果たしてそれで市民がよかったか、そのように考えた場合に、もうこの新庁舎整備事業も、あるいは船井電機工場跡地もそのままにしたらどうですかと私は思います。 本当に市民のため考えるんであれば、一刻も早くすべきだろうと思います。というのも最近地震状況を見ておりますと、熊本県、中国地方、鳥取です、起きとらんのは東南海と四国だけです。ですから、そういう状況を踏まえたら、やはり一刻も早くする、そして駐車場についてはこの議会の中で、議会と理事者側が議論を交わして、あるいは私の代替案も聞いていただく、理事者側の代替案も聞いて、そしてそこで進めていくべきでないかと考えております。そして、私は自分のこの議員の任期中にこれをどうするか、今言ったようにもう白黒つけてほしいです。というのは、市民の方はもううんざりしております。 そういうことを申し上げて、これも皆さん方が聞いた市民の意見、私も聞いた市民の意見です。いろんな意見あると思います。ですから、そういうことを踏まえて、もう船井電機工場跡地もそのままにしとく、庁舎もそのままでいいというんであればそのままにしたらどうですか、市長の見解をお伺いいたします。 ○議長(山子凱雄君)  黒川市長。 ◎市長(黒川征一君)  今、並岡議員さんから庁舎建設も船井も全部やめたらどうですかというお話をいただきました。私は危機管理の最高の責任者であります。何かあれば私の責任問題、政治責任どころでないです。そういった中で市民の安全・安心、防災・減災対策をしっかりやれというのは日本国挙げて、自治体挙げて、そしてそのことを大きく何ぼう吹聴しても吹聴の仕様がないぐらい、とめられないぐらいの大きな責任を持っています。そうした中で、この間ずっと議会で、そしてありとあらゆる媒体で報道されているとおり、この南海トラフ巨大地震、中央構造線、直下型地震等々を皆さん方も市民も語っております。私も同じように異口同音になっております。そうした中で、この庁舎建設をやめる、しないという、この言葉は私は私の立場にある限りは何人もそんなことは言えないはずです。軽々に言える話ではありません。そういった意味では、この庁舎建設は最速でタイトなスケジュールでも、あした来るかもわからないと言われるような今日の状況の中で、この問題を早期に最速でしっかりとした市民の安全・安心、防災・減災をするためにやるべきことであります。 そうした意味で、並岡議員の御提言もそれは一理はあろうかと思ってます。しかし、最高責任者としての危機管理上、この問題に対して私は一歩も譲るわけにはいきません。そのことをしっかりと皆さん方に訴えてきたし、市民の皆さんにも御理解と御協力いただきながら、トップダウンの問題についてもバスターミナルからこちらのほうに変えたということは、30年、50年、100後の歴史においても私は市民から称賛されるということでありまして、先ほど副市長からトップダウンだと、しかしよく考えてみたらこれが一番喜ばれる方策であるということで、今しっかりとお話をされました。私はそうした意味でボトムアップを中心とした地方行政を進めてきました。しかし、あるときにはトップダウンが必要であるということは、国内外において示されているとおりであります。この問題についてはそうした意味でこれまでの経過、経緯をしっかりと議事録に精査していただきまして、間違いのない、あのときそのときの勢いで言うた、そんな問題ではありません。そのことだけはっきり明言させていただきまして、並岡議員の御提言にはしっかりとお応えすることはできないし、もっと言えばどんどん進めさせていただきたいと、それが危機管理の最大の最高の責任者の申す言葉であろうということで、御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(山子凱雄君)  並岡議員。 ◆10番(並岡和久君)  今、市長としての責任、あるいは市民に対しての強い思い、よくわかりました。 以上です。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに質疑ございませんか。 会議の途中でありますけれども、まだ質疑がございますので、午後1時15分まで休憩いたします。            午後0時05分 休憩            午後1時15分 再開 ○議長(山子凱雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 再議について質疑を続けます。 中議員。 ◆8番(中耕司君)  二、三、質問をさせていただきたいと思います。 庁舎整備事業5億4,181万3,000円の駐車場について、私も修正案の賛成の立場で討論をさせていただきました。この今議会の開会前に全員協議会で示されました計画案、これに基づいて、まずこの駐車場についてここからかかるということで提案されたんだろうというふうに認識をしております。今後、この基本設計に基づいて逐次庁舎建設を進めてくということでよろしいんですか。 ○議長(山子凱雄君)  総務部山本次長。 ◎総務部次長(山本牧男君)  先月26日の全員協議会におきまして、その時点での庁舎のレイアウト案、配置案につきまして説明をさせていただきました。この中で駐車場、庁舎の東側の駐車場、これにつきましては、基本設計の中には入ってございません。別に発注しておりますので、基本設計の中に入っておりますのは、その庁舎の設計でございます。 ○議長(山子凱雄君)  中議員。 ◆8番(中耕司君)  基本設計以外のその駐車場を先行させると、そういうことですね。 この駐車場は、それでは庁舎利用者の駐車場であるというふうに認識をしておりますが、基本設計とは別にということでしたら、じゃあ庁舎に関しては今後47億円必要になってくると、そういう認識でよろしいんですか。 ○議長(山子凱雄君)  総務部山本次長。 ◎総務部次長(山本牧男君)  駐車場の工事請負費でありますとか、そういうのも全体事業費の中に入っております。 ○議長(山子凱雄君)  中議員。 ◆8番(中耕司君)  討論の中で私は31年度から進められます都市再生整備事業、この財源を利用してできるものがあるんじゃないんですか。全部合併特例債でやり切ろうとするよりか、今計画しております公園それから庁舎、これ以前に変更契約して縮小されました都市再生整備事業を再度今度は利用できるということですので、今後それとリンクさせて財源を確保していくというやり方はあるんじゃないんですか。 ○議長(山子凱雄君)  企画財政部山口次長。 ◎企画財政部次長(山口頼政君)  都市再生整備計画が新たに年度といたしましては31年度から5カ年で始まる、新たに継続でつながっていくというふうなことになります。それで、30年度に市内、池田中心部のいろいろなまちづくりに資するような事業の取りまとめを今しておるというふうなところでございまして、当然庁舎関連事業、周辺の道路整備も含めてでございますけれども、31年度から以降の予算計上という部分、例えば庁舎の中の多目的ホール、そういったもの自身も住民利用という位置づけでいきますので、庁舎は国庫補助はつきませんけれども、多目的ホールについては都市再生整備計画のほうに申請をし、採択の可能性はある。また、それに伴う来客駐車場という部分は、庁舎に付随する来客者の駐車場というのは当然庁舎と位置づけが同じですので、補助は難しいですが、多目的という位置づけの来客の駐車場という位置づけになれば、採択の可能性っていうのは当然出てまいります。 済いません、答弁漏れがございました。 今、御説明したように31年度以降が新たな都市再生整備計画のスタートということになりますので、今船井の公園整備というのは、30年度に3億6,500万円、単独事業で計画して予算計上させていただいてますけれども、第2期工事としてセンターハウスというようなことの計画にしてます。これは31年度という位置づけで考えておりますので、それは都市再生整備計画に基づいて補助を申請していこうというふうに考えております。 ○議長(山子凱雄君)  中議員。 ◆8番(中耕司君)  今お伺いしたら駐車場、それから公園整備にも都市再生整備事業を計画すれば利用可能であるというふうなことでしたら、私が言いたいのは合併特例債で庁舎事業、それに全てをやり上げるんじゃなくて、そういった有利な財源を利用して今後進めていってほしいんです。今聞きようたら、まずこれ駐車場をやってしもうたら、そういった有利な財源があるにもかかわらず利用できないということになるんじゃないですか。ですから、修正案に対して賛成をしたんです。この駐車場はそういった有利な財源を利用してやりましょうと。 それから、そのまさに都市再生整備事業というのは、まちづくりの基本、根幹といいますか、そういったことを全体像を描いて計画するんじゃないですか。それがどうもなかなか見えてきません。個々の単体に対してああですこうです、それぞれ市民のアンケートを聞きます。そういった進めじゃなくて、やっぱり全体像をどうしていくのかといった議論が先なんじゃないですか。単体に対してアンケートありませんかどうかじゃなくて。どうでしょうか。 ○議長(山子凱雄君)  小林総務部長。 ◎総務部長(小林昭君)  今回お示しをしております新庁舎整備事業、また船井電機工場跡地の整備事業につきましても、いわゆる基本構想の段階から基本計画といったことの過程を経て、その場その場で全体像としての構想だったり計画というのはその都度お示しをしてまいりました。中議員おっしゃっている、まさにそれが基本設計になって、今回の駐車場も含めてそうですけど、具体的にその部分が大きく変わるような部分については、その構想がまとまり次第、基本設計ですか、いわゆるそういったコンサル等にも発注をしながら進めていく中で、そういった全体像というのは当然基本計画から大きく外れるようなことがあるんであれば当然お示しもして、その部分についての変更点も詳細説明を加えながら理解を得ていくというのは、まさにそのとおりだろうというふうに思っております。 ですから、今全体像がなかなか見えないよっていう部分には、まさにその基本設計段階においていろんな、先ほどの市長の答弁もございましたが、変更が加わるよということになるんであれば、当然庁舎の基本設計とあわせてお示しもしますし、また都市再生整備計画というのは、原課のほうのあと補足があったら言ってもらいますけど、まさにまちづくりのその計画の部分について全体像をその都度示していくというのは当然だろうというふうに思ってます。 中議員がおっしゃっとる、それが今なんですか、いつなんですかという部分のとこをきちっと含めて示していただきたいということであれば、そういったことで今後取り組んでいきたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(山子凱雄君)  中議員。 ◆8番(中耕司君)  最終日の次の新聞に、停滞をしかねないといったような、市民の不利益といったような新聞記事が掲載されました。果たしてそうなんでしょうか。やっぱり全体像をしっかりと議論して、市民と一緒につくり上げて、それで有利な財源を活用しながら、将来にツケを残さないまちづくりをすることのほうが市民にとっては本当の利益になると思います。 そういったことをさっき市長が、まずこの新庁舎は新庁舎検討委員会から答申が出されて、バスターミナル案が出されて、それに対して市長がトップダウンで変更したといったことがこれまでの経緯です。 じゃあ、その市長が財政的に安く上がるほうを選択したと、でも市民はよくわからんのですよ、実際のところ。もとの計画もそもそも市長提案じゃし、19億円幾ら下がった計画も市長がトップダウンで変えた案ですから、ですから何がどうなって、狭小な土地に50億円もの庁舎が要るんですかっていうのがさっきから多く出されとる議論だと思うんです。本当にこれこのまま進めるほうが僕は市民の不利益になるんじゃないかという気もするんです。でも、そこら本当に今わからないんです。まして市民はもっとわからんのです。だから、そこら辺あたり、さっきもあったように市民とのコンセンサスを図りながら、全体像を見えるようにしながら計画を進めていくというのが基本だと思います。 ○議長(山子凱雄君)  近泉副市長。 ◎副市長(近泉裕久君)  中議員おっしゃること、もっともだというふうに理解をしてございます。今回の駐車場の部分につきましては、若干私どものほうも考えが足りなかったということで素直に認めさせていただきたいと思います。なぜに駐車場部分を先に発注を急いだかという話になりますと、前の今庁舎の駐車場部分を使えなくして、先に庁舎を建設する用地になってございます。そのときに向けて駐車場が足りないということで、来庁者向けの駐車場が必要だという概念のもとに駐車場建設を先行させようという話だったんですけども、今議会を通して皆様から寄せられた意見というのはこちら側のほうも若干認識不足というようなことがございました。まさに全員協議会等でもう少し時間をとってお互いの考えが歩み寄れるような場が多くあれば、今回のようなことには立ち入らなかったんだろうというふうに考えてございます。 したがいまして、庁舎本体につきましては、まだ粗の設計が終わった段階でございますので、逆に市民の立場からいたしますと、一番今、統計とってますけども、本庁舎に訪れてきている市民の方がどの窓口を一番利用されているのかということもきちっと今総合窓口等を設けて精査をしてございます。そこの部分についてもどういう課の配置等が一番市民にとって優しい庁舎の配列になるのかというようなところも検討した結果を今後皆様のほうにもお示しをしながら十分話を進めていって、よりよきものにしたいというふうには……。            〔時間制限ベルの音あり〕 考えてございますので、どうかよろしくお願いをいたします。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに質疑ございませんか。 伊丹議員。 ◆21番(伊丹征治君)  たくさんの皆さんがいろいろと庁舎問題あるいは健康公園問題について議論がなされ、その上に立って修正動議も出されて、今、今日に至って市長再議から本日の議案質疑となっていると思っております。 今この20の議席による中では私が一番最年長でございますので、いろいろ皆さん方の御意見をお伺いした上で、先輩として私の思いというものを一端申し述べて、今回のこの発議に対する一つの皆さん方の考えの中に採決までお考えがいただきたいと思うものであります。 歴史は人をつくり、物をつくります。そして、我が国は戦国時代の徳川幕府開祖から二百数十年の歴史を終え、日本の夜明けとして明治維新となり、明治維新から本日までことしで150年の歴史を迎えたと、このようなことが今日のことではないかと思います。昔は小さな部落同士の戦争となり、あるいは大きくなっては郡となり、あるいは藩となって、そうした戦いがあって初めてそうした歴史を踏まえて今日があると思っております。そして、その当時、戦国時代には自分の藩に大きな城をつくって、その城を起点にしてたくさんの人が集まり、城下町をつくって今日の日本の基礎ができて、人口1億2,000万に余る大国日本としてその人々が住むことになりました。私はそうした思いから、当初から庁舎はつくりましょうよということに私は心を持っていろいろと議論をした中の一人であります。 私はつくるんであれば、ただ単に箱物の庁舎でなしに、それが三好市のシンボルとなり、そのシンボルを見に観光客も訪れてくれる、特殊なアイデアとデザインをもって庁舎をつくる、そういった考えも私は一つでないかと思います。コンクリートの箱というだけになってできたときに、一体その三好市が莫大なお金をかけてつくった庁舎が人を呼び込めるようになるんであろうか。また、私たち市民がそこに寄ってきて大きなまちづくりの基礎になるんでしょうかと思うときに、同じするんであればやはり少々お金はかかっても、ほかの自治体にない立派な庁舎をつくって、三好市へ行けばこんな変わった庁舎があるよ、そういったことの思いも乗せられるような私は庁舎をつくってほしいと思う。 公園にしてもそうです。あの兼六公園や後楽園は一つの池や一本の松からみんなが寄って開発をして日本の三大公園の一つとなってまいりました。多くの観光客が訪れて、その町が今なお大きく栄えております。そうしたことを思ったときに、私は庁舎、公園をつくんであれば、そうした人が呼び込めるような、そして人が来て、また行ってみたいところが三好市にあるよって、そういった思いの込めたものをつくるということも私は必要ではないかと思っております。 それともう一つは、今先ほどからの答弁の中でも、また数年前から理事者側も議会側も話をしている中に人口減少、少子・高齢化の問題について触れることがあります。私はその2040年には今の三好市の人口は1万3,000人になるんだ、こういったお話がたびたび出ますが、私は1万3,000人に固守することはない、1万3,000人にしてはいけない、してはいけないためにはどのようなことの政治、政策をしていかなければならないということは、おのずから私たちと理事者側の共通な問題であると思っております。 今、庁舎をつくる、これはお金をたくさんかけることはだめだと、将来にツケを残す、こういうことも言われておりますが、まさにそのままじっと手を携えておれば、そういう状態なんですが、私はかえってその1万3,000人にならないような三好市をつくるためにはどういうことをしたらいいのであろうかということに皆さんは観点を変えてお考えもいただかなくてはならないだろうと思います。庁舎をするの、これはだめだとか、公園もだめだとかでなしに、一歩進んで人が訪れてくれるまちづくりのためにこの庁舎問題と公園問題も並行して話を進めていかなければいけない問題だと思っております。 そうした観点において、私が今まで申し上げましたように一つのものを建てるにしても、一つの公園をつくるにしても、ただ単に健康づくりだけの公園でない、人が見に来てくれる、訪れてくれる、そういったことを目的にしたようなやはりものをつくっていかなければいけないと思う。今、三好市は観光立市三好市をつくるために観光地にはたくさんの外人や、そして国外からも訪れてくれるようになりました。しかし、どうでしょうか。観光地ではそういう人が訪れても、この池田の町なかへ、あるいは三野の町なかへそういった観光客が訪れてくれているでしょうか。観光地を一過性として過ぎていく観光客がほとんどであります。私はその観光客がこの池田町、三野町、山城町のほかの地区にもそういった観光客が訪れるような、そうしたまちづくりをしていくことが私はまず並行して考えていかなければいけない大きな問題だと思っております。 我々がこれから先に2040年に1万3,000人にならないようにするためにはどのような政治、政策を持ってやるのか、そしてそれが庁舎をつくり、あるいは公園をつくる、人を寄せるためのもとになるようなのでやってほしいし、そういった公園の開設をしてはいかがかと思う。一歩進んで皆さんとともにもう一度私は考えてみたい。私たちのふるさとをそんな寂しい町にこれからしていくために今ここで議論をするんか、それ以上のものを考えた議論も含めてあわせてやるのかということにも観点を変えてお考えをいただきたいと思います。 そこで市長、今市長が考えております、この三好市庁舎、一転二転をしておりますが、今ここで問題になっているとこは、この庁舎は耐震をして残す、そして隣に庁舎をつくる、こういったことのお話で進んでおりますが、庁舎をつくるということを今私は賛成である観点から、皆さんの理解を得ながら、市民のお話をもう一度よく耳を傾けて、そして議会も議員も一つになって議論を交わせるような、そして審議が立派な審議を経て、市民も納得をする、提案をした理事者も、そしてまたそれに応えて議論を交わす議員も心一つになる接点を一日も早く見つけていかなければいけないと思う。きょうのわずかなこの2時間や3時間でそのことが問題が解決をしようとしておりますが、この問題は2年も前から起こっておると思います。2年の歳月をかけて、またその目的に向かって歩んでいってできる体制がとれない、そこはどこにあるのかということも一つお考えをいただきまして、市長にそうした私が今思いを言いましたが、そういった庁舎建設に変えてモデルチェンジをする、そして三好市のシンボルとする、そういったお考えがあるかどうかもお聞きをしたいと思います。 ○議長(山子凱雄君)  黒川市長。 ◎市長(黒川征一君)  伊丹議員さんから将来の夢まで含めて御提言をいただいたと思ってます。庁舎建設が単に建物をつくるだけでなくて、まずは市民の皆さんが自分たちの町が誇れる、そんな庁舎でしていかなければならないと思っております。しかし、それにはコストという将来のコストについても言及しなければならない、まさにこの二足のわらじじゃないですが、そういった気持ちもあります。そういった中でもう少し具体的に言いますと、三好市を元気にするためにこの間、私はいわゆる三好市丸ごと観光という形でやってきました。そして、インバウンド、外国人観光客がたくさん来てくれるようになりました。これも歴然たる事実であります。それに対してその観光に来られた人たちが食べるものも三好市でとれたものを消費してもらう、いわゆる地産地消をやりたい、そういう意味で6次産業化という問題を提起させていただいております。この地産地消で言えば、三野町で食べるものはいっぱいとれれば、それを県外へ持っていくんじゃなくて、三好市内の観光客が来られたときにそれをちゃんと地産地消でしていただける、これが三好市を元気にすることだろうということもこの間、言ってきたつもりであります。 一方、その観光客が大歩危、祖谷じゃなくて、いわゆる井川町や三野町や、もっと言えば池田の町の中にどう滞留できるかという、この問題についてはいわゆる生涯活躍のまち、CCRC構想の中で今、箸蔵や池田の町を中心として進めている構想がまさに地方創生の何たるかだと思ってます。そういった中でも特にラフティング世界大会、そしてウェイクボード、これはウオータースポーツの町としてしっかりやっていきたいということも提起させて、これは県とのタイアップの中でさらにさらにバージョンアップし、スピードアップしていきたいなというように思っているところであります。 庁舎建設に関しては、いわゆる地産地消ということの趣の中で考えたときに、庁舎というのは確かに一定の金額は要ります。しかし、一定の金額というお金というのは、この三好市でとれる木材、いわゆる地産地消、木材も大いに利用した形の庁舎にするか、いわゆるコンクリートだけの庁舎にするかということで考えれば、いろいろの木材をいかに最大限利用できるかということも考えるのは方策だろうと思ってます。 そうした意味で地産地消というこの問題、この問題を考えたときに庁舎をどういう形でするかということについては、地元の森林組合や林業課の皆さんから積極的に使えるところを木材を使うてほしいと、利用してほしいという御提言を県のほうからもそういう御提言をいただいております。しかし、それをどこまでも追求するとなったら、お金の問題があります。そういった金の問題についてもどういう形が一番許されるまでの範囲かというようなことを苦慮しながら考えながら今進めているところでありまして、また市議会の皆さんや市民の皆さんからの御提言もしっかりと受けとめながら、中庸の精神ではありませんが、そういったものについても気を使いながら前へ進めていくということでありまして、何回も申しますが、将来の人口に対してもそこにちゃんと留意しなければ、大きいことはいいことだということばかりには言えないのも、これまた事実でありまして、そういったもろもろについて配慮させていただきたいし、また御提言もいただきたいと思ってます。 以上です。 ○議長(山子凱雄君)  伊丹議員。 ◆21番(伊丹征治君)  ありがとうございました。 もう時間があと1分少々なんですが、私はそういった庁舎とか公園とかをすることによって、お金はかかっても、そのお金をやはりそれに取り戻す、そういった考えも一つの中で私は欲しいと思う。やっぱし人が訪ねてくれる、人が地域で物を売ってくれる、あるいはそうしたことによって料金が取れる、そういったことに使うだけでなしに、その施設を生かしてしっかりとお金をもうけれるような、そういったことができればと思っております。 まだまだ時間があれば私も第2問で再問をさせていただきたいと思うんですが、時間がなくなりました。どうか市長の思いです、市長公約です。公約はしっかりと市民との契約ですから、果たしてほしいと思います。そして、私たち市民がそのできたものを有効に使う、有効に使って三好市の活力のもととする、そういったひとつ施設の建設に向けてさらなる努力と同時に議員の意見も聞きながら、改めるところは改める、そしてまた変えるところは変える、そういったこともひとつ念頭に置いて我々議会の議員の思いが一つ一つになって庁舎や公園ができる、そうしたことで御努力いただければと思っております。よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山子凱雄君)  ないようですので、質疑を終結いたします。 お諮りします。 ただいま議題となっております議案第28号平成30年度三好市一般会計予算再議の件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山子凱雄君)  御異議なしと認め、議案第28号平成30年度三好市一般会計予算再議の件は、委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論を行います。 討論はございませんか。 美浪議員。 ◆13番(美浪盛晴君)  議案第28号が再議に付されました。私はこの修正案に反対の立場で討論を行います。 修正案可決に伴うことによる今回の再議、今までの経過で次の2点が特徴であります。 1、柿岡委員長は総務企画常任委員会では否決した理由に、4月の市議選後の新しい議会に委ねるのがよいということであります。 2、山子議長は、議長裁決で予算原案を否決した理由に、4月の市議選挙で賛否を市民に委ね、改選後の議会で審議すべきとして否決したものであります。その後、私に議長不信任案を出してくれと言われました。そして、不信任案されたことも踏まえて次期選挙に出られると言われました。 この2点について考察いたします。 1点目、柿岡委員長による総務企画常任委員会審査報告書は、議案第28号修正部分を除く原案を可とすることに決定したとされております。本会議において木下議員から、修正案は間違っていたので取り消す旨、申し出がなされ、議長が取り消しの許可をされました。付託された2款総務費、1項総務管理費、24目施設整備費は、修正部分が柿岡委員長によって否決されたままであります。柿岡委員長の顔は丸潰れであり、お気の毒であります。市議選では極めて不利に働く人もあれば、有利に働く人もあります。私は選挙に出ないので、新しい市議会で決める余地はありません。したがいまして、今回は柿岡委員長にも修正案に反対をしてもらいたいと思います。 次に2点目、私は本会議における計画で、10対10の可否同数にして、最後は山子議長の裁定により決めるのが一番きれいだ、選挙を控えてそれがよかろうと述べました。無論原案に賛成される採決をお願いしたものでありました。何ゆえこの討論をしたのか、それは次の要請書を私は持っているからであります。 要請書、私こと来る5月13日に行われる議長選挙にさきの事由をもって立候補いたしたく、合同会派内の合意調整をよろしくお願い申し上げます。 1、議員履歴や年齢的なことを考慮して最後の機会と判断に至る。 2、三好市の将来に向けての総合戦略の推進並びに5年以内に大型の事業が想定され、国、県当局に対し積極的に政治活動を行い、三好市の活性化を図る決意である。 3、市民の一部からもこれまで議長選に挑戦するよう求められている。 4、本来の議会運営を維持。 以上、平成28年3月、山子凱雄、大浦忠司様。 この要請書を私は持っているのであります。つまり次の選挙には出ないから、最後の機会に議長にしてくれと前議長に要請されたものであります。それで、多数の議員に信任されて議長になられた山子議長の立場におかれましては、だからこそ今回最後の機会できれいに決めていただきたいと申し上げたのであります。 こうした経過からすれば、当初の予算案の予算原案の否決は残念でありますが、私は議長不信任案は出しません。議長要請書の趣旨にのっとれば、最後の機会ですから、今修正案に反対の意思を表決で示されてはいかがでしょうか。 以上、2点について考察をいたしました。 まとめ。我々に課せられた現職議員の職責は重うございます。市民生活にとって最重要課題である庁舎建設等は、現職議員で決するべきと考えるものであります。柿岡議員、山子議長を含め、多数の議員さんにおかれましては、修正案に反対の立場で議員各位の賛同をお願いを申し上げる次第であります。 念のために申し上げますれば、私は新旧交代は必要と思いますが、私は選挙に出ません。 以上でこの修正案に反対の立場で討論をいたします。 ○議長(山子凱雄君)  続いて、賛成討論はありませんか。 柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  私は修正案に賛成の立場で討論をさせていただきます。 まず、1点だけ市長に御提言申し上げておきます。 南海トラフの震源による巨大地震で庁舎が崩壊するおそれがあるということで庁舎建設の計画を急がれておるようですが、もしもその建築中や計画中にそんなことがあったら大変なので、市民の皆さんにはきょう地震があったらここを指令塔にしますよということをまず示していただきたいと御提言申し上げておきます。 3月14日、総務企画常任委員会に提出されました修正案、3対3の可否同数でありまして、私委員長の決裁となりました。修正案を可としました委員長は私であり、可とした直前に発言したくだりの会議録を読み上げ、賛成討論とさせていただきたいと思います。 まず、委員長の私見を少し述べさせていただいてから採決させていただきたいと思います。 新庁舎、サンライズビル、船井電機池田工場跡地、互いに機能が重複しないよう、互いにリンクし補完し合うよう、庁舎特別委員会を設置し、審査を重ねてまいりました経過がございます。サンライズビルにおいては、当初から予想されておりましたアスベスト撤去の費用、その工法の検討のため、耐震化工事もその利活用計画も停止いたしております。三好市中央公民館、みよし広域連合介護保険センター、子育て支援センター等の機能集約は一体どうなるのか。もしかすると本庁舎の中に計画をするのではないかとも思われます。また、現在サンライズビルに入居しておられる団体の皆様も三好市の明確な決定がなされていないことに非常に不安に思っておることと思います。また、新庁舎整備につきましては、昨年3月の関連予算が削減された修正予算案が可決された後、黒川市長の求める再議によって賛成議員数が3分の2に達せず否決となった経過がございます。まさにその賛否は2分されていると思います。 そして、船井電機工場跡地に計画されている公園の整備事業、これにはそれほどの緊急性は認められません。現在の三好市議会、議員の任期は来る4月15日までで、将来に禍根を残すおそれのある重要な案件の是非を本会議に、そして可能であれば4月1日に告示される市議会議員選挙において選挙された議員で構成される新しい議員の本会議に委ねることが妥当であるという考えから、委員長は議案第28号 平成30年度三好市一般会計に対する修正案を可決といたします。 以上、賛成討論とさせていただきます。賢明なる同僚議員諸兄におかれましては、御英断にて御賛同賜りますようにお願い申し上げる次第であります。 終わります。 ○議長(山子凱雄君)  続いて、反対討論はございませんか。 竹内議員。 ◆1番(竹内義了君)  修正案に反対の立場で討論をさせていただきます。 理由は3つほどあります。 まず1つは、この修正案が提案をされ、20日の閉会日の議案質疑、それからきょうの再議案件が出されての質疑を聞くに及び、余りに稚拙で極めて独善的な修正案であると言わざるを得ません。時節柄、私もいろんなところへ足を運んでいろんな御意見をお伺いをしていますが、個人的にはもとより厳しい意見をいただきますが、多くはこの三好市議会の議論のありようそのものにいろんな市民の方があきれて、うんざりして失望している。そういう声を多く聞いています。 きょうの話の中でも、これまで何度も繰り返し議論をされてきたことが再び議論の対象になる。時間をかけて丁寧な対応をしている事業の進め方に対して庁舎建設船井跡地もそうです、早くせえ早くせえと言うてきた。基本設計ができて、実施設計ができて、いざ事業実施にかかろうとすると、この段階で市民の意見をもっと聞け、アンケート調査をせえと、そういうような、もう極めてこれ混ぜるとしか言いようのないような議論がこの段階で行われる。これはもう市民の皆さんが今の議会議論に失望されてもそれは仕方がないというふうに思います。 2つ目、コスト論が示されました。ここの場所ではなくて、船井跡地に建てればもっと安くできるだろうと、そういう議論です。しかし、一方でその安くできるという根拠は何ら示されていない。例えば古池跡地、埋立地です。土壌改良にどのぐらいの費用が必要なのか、古池の跡でもしかしたら重要な文化財が出てくるかもわからない。お金や時間がどれほどかかるのか具体的な理由を何ら示さず、単にコストが安くできると。これはもう印象操作であるという以外の何物でもないというふうに思っています。そうしたことから、市理事者側の提案に対して修正を申し述べるのであれば、それなりの理由と根拠を明確にして修正案を示すべきだろうというふうに思います。この修正案に賛同される意義がわかりません。 3点目、これは先ほど美浪議員が多く述べられましたが、この修正案が可決をされる経過です。柿岡委員長も今触れられましたが、総務企画委員会、それから20日の本会議、柿岡総務企画委員長、山子議長両名ともこの重要な案件を選挙を経て次の議会体制に委ねたい旨の発言をした上で採決をされました。まさに現段階でのみずからの議会議員としての責任を放棄をして、この修正案を可決をすると。もう理解ができません。そもそも次の体制に委ねたいというような言葉は、みずから身を引かれる方が申し述べると私は理解をしています。そうした意味では、柿岡議員も山子議長もみずからの進退をしっかりとお考えになったほうがよろしいのではないかと申し上げておきます。 午前中の最後に市長、副市長からデタミネーション、断固たる決意が示されました。私はこの決意をしっかりと指示をして修正案に反対をしたいと思います。 以上です。
    ○議長(山子凱雄君)  賛成討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山子凱雄君)  ほかに討論はございませんか。 三木議員。 ◆19番(三木和弘君)  私はこの修正案に反対の立場で討論をさせていただきたいと思います。 先日来、いろんな御意見が出てまいりました。その集約として先ほど同会派の並岡議員から市長に対して取りやめたらどうかというふうな意見すらも出てまいりました。しかし、その並岡議員の質問に対して市長は市長としての最高責任者であるという立場をるる述べられ、市民の安心・安全を最優先にしたいという思いが私の胸にも熱く響いたところであります。 そうした形の中で、るる先ほど来、同僚議員等からも反対討論がありましたが、その内容たるやまさにそのとおりかと私も同感でございます。まずとにかくは市民の安心・安全を優先する中で、有益な有利な財政を使いながら一歩二歩と前に進めているのが我々今期与えられた議員としての責務でなかろうかと、このように思います。 当然のことながら、私も次期がどうなるかはもちろんわかりませんが、私は今期議員として当選して以来4年、この中にこの市民の安心と安全を守るための議案が提案された、この中で私としては今期この全てを決めて、市民の安心・安全を守るためにこの施策を前に進めることを切にお願いするものであります。 また、そうした市民から選ばれた皆さん方が私と同じようにこの与えられた任期の中で、この三好市の将来を決するようなすばらしい案件に対しまして賛同をしていただけることを心からお願いを申し上げて、この修正案に対しては反対の討論とさせていただきます。 ○議長(山子凱雄君)  5名ございましたので、以上で討論を終結いたします。 これより議案第28号平成30年度三好市一般会計予算再議の件を採決いたします。 この採決は起立により行います。 この際、さきの議決のとおり決定することについては、地方自治法第176条第3項の規定により出席議員の3分の2以上の同意を必要といたします。ただいまの出席議員は21名であります。その3分の2は14名であります。本件をさきの議決のとおり決することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(山子凱雄君)  はい、結構です。 ただいまの起立者は10名であります。所定数に達しません。よって、議案第28号平成30年度三好市一般会計予算再議の件は、さきの議決のとおり決することは否決されました。 ここで議事の都合により14時30分まで休憩いたします。            午後2時03分 休憩            午後4時00分 再開 ○議長(山子凱雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第28号平成30年度三好市一般会計予算再議の件は、さきの議決のとおり決することは否決されましたので、改めて修正前の原案を議題とし、審議することといたします。 それでは、これより議案第28号 平成30年度三好市一般会計予算を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(山子凱雄君)  はい、結構です。 可否同数であります。よって、地方自治法第116条の規定により、議長において本案に対する可否を採決いたします。 採決に当たり、私から申し上げます。 議長としてさきの修正案につきましては可としたものであります。また、前段の再議の件につきましては21名中14名の数でありましたけれども、その中で10名起立ということで、私の可否についての意思表示がなかったということで、マスコミを初め厳しい御指摘をいただきましたけれども、私のミスであります。全体の採決には影響がないと認め、したがってただいまの平成30年度三好市一般会計予算は、これは原案全体が市民にも大きく影響する予算であります。したがって、私はこの平成30年度三好市一般会計予算は可決といたします。よって、議案第28号 平成30年度三好市一般会計予算は原案のとおり可決されました。 柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  議案第28号平成30年度三好市一般会計予算に対する附帯決議の動議を提出したいと思います。書面をお持ちします。 ○議長(山子凱雄君)  提出願います。 ただいま柿岡議員から議案第28号平成30年度三好市一般会計予算に対する附帯決議について動議が提出されました。賛成者が2名以上ありますので、動議は成立いたしております。 ここで議会運営委員会を開催のため、暫時休憩いたします。            午後4時03分 休憩            午後4時11分 再開 ○議長(山子凱雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第28号の可決を受けて、ただいま9番柿岡議員外3名から発議第2号 議案第28号平成30年度三好市一般会計予算に対する附帯決議が提出されました。お手元に配付いたしましたとおり、議案としての要件を満たしておりますので、動議は成立いたしております。 休憩中に議会運営委員会をいたしましたので、ここで並岡議会運営委員長の報告を求めます。 並岡議員。 暫時休憩いたします。            午後4時13分 休憩            午後4時15分 再開 ○議長(山子凱雄君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 並岡議会運営委員長の報告を求めます。 並岡議員。 ◆議会運営委員長(並岡和久君)  それでは、議会運営委員会の報告をいたします。 発議第2号 議案第28号平成30年度三好市一般会計予算に対する附帯決議の動議について協議をいたしました。その結果、動議に対する質疑は15分、討論は5分と決定いたしましたので、御報告申し上げます。 以上でございます。 ○議長(山子凱雄君)  並岡議会運営委員会委員長の報告が終わりました。 附帯決議案は、原案が可決または修正可決した議案に対して議決をすることによって議会の意見を示すことになります。 お諮りします。 発議第2号を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山子凱雄君)  異議がありますので、この動議について起立採決いたします。 この動議を日程に追加することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(山子凱雄君)  はい、結構です。 起立同数でありますので、議長の私において裁決いたします。 日程に追加することに私のほうで決定いたします。よってこの際、動議を日程に追加し、議題とすることに決定をいたしました。        ────────────────────── △追加日程第1 発議第2号 議案第28号平成30年度三好市一般会計予算に対する附帯決議について ○議長(山子凱雄君)  追加日程第1、発議第2号 議案第28号平成30年度三好市一般会計予算に対する附帯決議についてを議題といたします。 発議第2号について提出者からの提案理由の説明を求めます。 9番柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  附帯決議案につきまして書面を読み上げて提案理由の説明としたいと思います。 発議第2号 議案第28号平成30年度三好市一般会計予算に対する附帯決議について。 上記の附帯決議案を別紙のとおり、会議規則第14条第1項の規定により提出する。平成30年3月22日。三好市議会議長山子凱雄殿。発議者、三好市議会議員柿岡敏弘、賛成者、三好市議会議員木下善之、賛成者、三好市議会議員平岡進治、賛成者、三好市議会議員中耕司。 議案第28号平成30年度三好市一般会計予算に対する附帯決議。 庁舎整備事業及び船井電機跡地整備事業の予算の執行に当たっては、次の事項を実行されるまで関連予算の執行は行わないこと。 1、庁舎整備事業、景観に配慮し、バスターミナルへの高層の駐車場整備計画を中止し、他の場所で駐車場整備の計画をすること。 2、船井電機跡地整備事業、広く市民の意見を聞き、真に必要な施設整備を行うこと。なお、財源として過疎債を含め、国の補助金等の財源も活用し、財政負担の軽減を図ること。 以上でございます。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員からの提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。 本件に対して質疑を許します。 質疑ございませんか。 並岡議員。 ◆10番(並岡和久君)  ちょっとお尋ねします。 船井電機跡地整備事業につきまして、広く市民の意見を聞きと書いております。その後については、真に必要な施設整備を行うこと、あるいは財源については国の補助金等有利な起債をするようなことを書いております。それについてはわかりますけども、今まで私どもも平成27年6月にアンケート調査あるいは全員協議会等でいろいろ議論を交わして、私自身もいろいろ市民の声を聞いて反映させてまいったと思っております。その中でまた広く市民の声を聞きということは、どこまで広く市民の意見を聞くのか、自分自身の例えば支持者とかあるいは地域だけを聞くんか、あるいはどのぐらいまで聞いたらいいんですか。具体的にお答え願います。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  並岡議員の質問にお答えをしたいと思います。 広くと申しますのは、この2月定例会議の審査内容を見聞きしたことを通しまして、私の理想とする意味での書き込み、記載をさせていただきました。先ほど何度も申し上げましたが、我々の任期ももうしばらくでございます。その間に選挙を通してもっともっと広く意見をお聞きしたいということでございます。御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(山子凱雄君)  並岡議員。 ◆10番(並岡和久君)  私も一議員でありますから、いろいろ市民の意見は聞いております。市民の意見というのは賛成もあれば反対もあります。それをまた今、先ほどいろいろ同僚議員から指摘があったと思います。次の議会の一般選挙が済んでから、その人たちに任すというのはまず自分の議員の責任放棄ととられます。そして、今立候補予定者が26人おります。同僚の美浪議員がやめます。20人は選挙結果でありますからわかりません。しかし、20人は残りますと考えれます。それはわかりませんよ。しかしながら、新しく入ってくる人は2人です。その2人が今まで議論を交わしたことがわからないんです。ですから、自分が任期ある途中に自分で判断するのが議員の務めじゃないですか。それを広く市民の意見、当たり前です、議員であれば広く市民の意見を聞くのは当たり前です。これをもって27年6月の市民アンケートからとって、何回か全員協議会を開いていただき、そして議員の方にも理解を得ながら昨年の2月も附帯決議が出され、それも説明していただきながらやった中で、また広く市民の声を聞く、そして次は選挙の新しくなった議員の声を聞く、また3年先になるんじゃないですか。 というのは、先ほど申し上げましたように東南海地震、70から80%に上がりました。そういう状況において、やはりできることは今できることをやっておかなければ、後で、先ほども意見ありました、建設中に地震が来るかもわかりません。それはわかりません。誰もわかりません。しかしながら、今議員としてできることをやるのが私議員の務めです。例えば子のことを考えてください。子にもやっぱりしてやりたいことを自分がやれることをやってあげるのが親です。ということは議員も同じです。ですから、私はこの広く市民の声を聞くというのは、ちょっと納得いきません。今まで何のために3年間近く議論を交わしてきたのか。それにまだこれ以上議論を交わすのか。そういうことで私は不快感がありますので、そこら辺、柿岡議員はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  新しい次の議会に委ねるのは非常に無責任だという御意見をいただきました。もっともだと思いますが、実は私も次期市議会議員選挙には立候補を予定しておりまして、そのときの議決にも加わりたいと思っております。 それから、結局その選挙戦というのがやっぱり一番議員の意見を市民の皆さんに伝えて、広く意見を聞く場だと私は確信をいたしておりますので、御理解を賜りますようによろしくお願い申し上げます。 ○議長(山子凱雄君)  並岡議員。 ◆10番(並岡和久君)  気持ちはわかりますよ。ですけど、これも10対10で議長判断ですね。もう先ほども申し上げましたように、市民の方もうんざりしとんです。ですから、みんなが市民のため市民のためというんであれば、本当にこの庁舎問題を早くして、一刻も早くしてやるべきと私思います。そうしないと、市民からそっぽを向かれますよ。 これ言うていいか悪いかわかりませんよ。が、今6人の方が立候補する予定にしております。その6人の方がなぜ立候補するか、考えてみてください。普通どこの選挙でもあっても1人か2人がオーバーです。しかしながら、今回は三好市議会選挙につきましては元職も含めまして6人の方が立候補します。裏を返せば、今の議員は何をしよんなのか、今の議員には任せられないから私たちが出て何とか市民のためにやってやろうか、そういう考えのある方もおると聞いております。ですから、もうこんないつまでも10対10とか、そんなんでなしに、思いは一つだろうと思います。市民の安全・安心、そのためには附帯決議はつけるんでなしに、もう負けたものとして潔く認めて、一生懸命市民のためにお互いが頑張るのが議員でないでしょうか。その点についてどのようにお考えかお尋ねします。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  並岡議員の言われることはおっしゃるとおりだと思いますが、附帯決議案をお読みいただければ、庁舎自体にということではなく、景観に配慮した駐車場建設をしてくださいという附帯決議ですので、御確認を願いたいと思います。 ○議長(山子凱雄君)  並岡議員。 ◆10番(並岡和久君)  これ駐車場問題わかります。ですけど、基本設計で案が出てきたときに、私も確かにフレスポに建てるのはいろいろ意見聞きました。これでやりますと、例えば他の場所へ駐車整備を計画することですね。庁舎ができました、しかしながら市民の方がどこへ車をとめたらええのか。市民の利便性を考えなければなりません。であれば代案です。例えばどこそこへの土地があるから、そこを買収するとか、あるいはそこに市の土地があるからそこへ建てたらどうですかって、そういう案を持ってこなければ私は通らんと思います。それと、庁舎しながら、案として理事者側が提案したことに対して本庁舎としようる、そして駐車場についてはこれは景観が悪いから、これはちょっと引っ込めてどうもないですかと相談すると、理事者側も恐らく当然ここの場所にこういう計画もありますから、皆さん方どうですかと、そういうのが普通でないですか。附帯決議はこれも2回目です。これ恐らく市民の方、本当もううんざりしとると思います。 ですから、もうお互い議員であれば市民のためにするんであれば、これ意見の食い違いもあります。生まれも育ちも違います。それはもう仕方ありません。ですから、議論を交わす中で一つの方向に、よりよい方向に三好市を持っていくのが議員の役目であり、それをするのが私の仕事と思ってます。これ幾ら言っても恐らくかみ合わないと思いますけど、見解があれば申し上げてください。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  並岡議員の言われることもおっしゃるとおりであるとは思いますが、今議会内での審査の中で景観に配慮した駐車場を計画したらどうかという議員からの提言に対して、理事者側からもそのように検討してみますというような答弁があったと記憶しております。 以上です。 ○議長(山子凱雄君)  並岡議員。 ◆10番(並岡和久君)  わかりますよ。しかしながら、市長のほうもそのように景観に配慮していろいろ考えるというんであれば、そういうことをしてほしくないです。附帯決議をつけないでね。市長も先ほど言いよったでしょう。景観については考えるとか、この附帯決議出す前に20日、そういうこともおっしゃようりました。であれば、それを聞き入れて、そしてこの議場で議論して、そしてお互いが納得する場所、落としどころを探すのが議員の役目と思います。それについて意見があれば聞きますので、お願いします。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  実は昨年も2月定例会議におきまして私、附帯決議を提出いたしました。これは非常に曖昧で抽象的な内容でしたので、実際に守られたかどうか。事業を進めるに当たっては十分説明責任を果たしてというような文言だったと思うんですが、総務企画常任委員会の中でも申し上げましたように、新庁舎の整備とサンライズビルの利活用、船井電機池田工場跡地、この3つはセットでどれもがお互いを補完し合うような計画にならなければならないということでしたが、新庁舎と船井跡地についてはありましたが、サンライズについては全く説明が、とりあえず置くということだけで説明がなかったようなので、今議会にはもっと具体的な内容を盛り込んだ附帯決議案とさせていただきました。 以上です。 ○議長(山子凱雄君)  並岡議員。 ◆10番(並岡和久君)  柿岡議員の言ようることもわかります。特別委員会、平成28年ですね、5月13日に特別委員会、その特別委員会の設置は新庁舎整備事業、サンライズ、船井電機工場跡地の利活用についての特別委員会を設置いたしました。当然柿岡議員も御存じだと思います。そうした中で7回議論重ねてまいりました。そして、なぜ途中で結果が出る前にやめたか御存じでしょうか。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  その件についてはちょっと私記憶が定かでないので、お教えいただければと思います。 ○議長(山子凱雄君)  並岡議員。 ◆10番(並岡和久君)  私も記憶が定かでありませんけれども、たしか3回ほど庁舎問題についていろいろ議論を交わした中で、こちらのほうへこの庁舎の横へ移すということで3回ほど御意見ありませんかということを当時の大浦委員長が申したときに何も意見がなかった。そして、それで行きようる途中に船井電機跡地というたんで、そしてもうそれで、もうそれだったら議論した意味がないということで解散したように覚えてますけど、思い出しましたか。私の思い違いかもわかりません。もし記憶がよみがえればお答え願います。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  そのような審査の経過だったのか、ちょっとその記憶は定かではないんですが、もとはそのバスターミナルのところにその計画がされとったのが、そのときに船井跡地庁舎建設をしてくださいよという意見が出まして、そのときに位置条例が3分の2の特別議決が要りますので可決しませんで、現庁舎を耐震化して、それでこの前の駐車場に建てるという計画になったように思います。 以上です。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに質疑ございませんか。 竹内議員。 ◆1番(竹内義了君)  1点だけです。 船井の跡地の附帯決議で広く市民の意見を聞きと、今の段階でこの文言が入るという、このスピード感のなさが市民から議会や行政が軽んじられているような原因になるとは思いませんか。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  何度も申し上げましたが、市議会議員選挙が迫っております。一番のその意見を聞くチャンスではないかと考えております。 ○議長(山子凱雄君)  竹内議員。 ◆1番(竹内義了君)  これまで何度も会議を開き、我々も提言を受け、十分先ほど並岡議員もおっしゃったようにいろんな意見を踏まえて市民の声も届けてきたように思いますけれども、その真っ当な手順はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  先ほども申し上げましたが、今2月定例会議の審査内容を通して思ったことであります。それを記載したまででございますので、御協力をお願いしたいと思います。 ○議長(山子凱雄君)  竹内議員。 ◆1番(竹内義了君)  まるで理解ができませんが、このあえて今の段階で広く市民の意見を聞きと、もうこれ何度も繰り返しますが、このスピード感のなさこそ議会が市民からあきれられる存在になり得る一つの条件だろうというふうに思います。よって、私はこれは賛成しかねます。 ○議長(山子凱雄君)  本日の会議時間は議事の都合により時間を延長いたします。            (時間延長 午後4時36分 宣告) ○議長(山子凱雄君)  天羽議員。 ◆11番(天羽強君)  今回詳しく文章化して附帯決議を作成したということなんですが、やりとりとか説明を聞いていると、よくわからんのです。この附帯決議は誰に宛てられた附帯決議なんですか。 今まで聞いておれば、これ前段は予算の執行に当たっては云々で書かれてますよね。そして、1、2ということがあって、先ほど何回も言ったおるのは、広く市民の意見を聞きということは、もちろん議員ですから広く市民の意見を聞くのは当たり前なんですが、選挙を通じて広く市民の意見を聞いてくださいみたいな話になったら、この附帯決議の宛先というのは市会議員に対する宛先なんですか。誰に向けられとんですか、この附帯決議は。我々は執行権持ってないですよ。だけど、柿岡議員の今までの説明は、全て広く市民の意見を聞くのは、この附帯決議の文言からいうたら、市会議員ということで言うとんですよ。これは誰に宛てられた附帯決議なんですか、これは。そこを説明してもらわんと、今まで言よったやつ、全部市会議員に宛てられとるような形にしか受けとめられませんよ。どうですか。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  お答えいたします。 もちろん執行に当たってはということですので、執行部の方々にお願いすることであって、議員我々が市民の意見を聞いて執行部に伝えるのがこの議会であると思っておりますので、相手方は市長ということになります。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに質疑ございませんか。 平田議員。 ◆14番(平田政廣君)  ちょっとこの文言について確認をさせていただきたいと思います。 まず、前段の部分で、次の事項を実行されるまで関連予算の執行は行わないことと、こういうようになってます。1点目には、その庁舎の駐車場整備にかかわってですが、これについては高層の駐車場整備計画を中止をして、他の場所で駐車場整備を計画することと、こういうふうになってます。こうなりますと、例えば他の場所で駐車場整備を検討するとすれば、それにかかわっていわゆる検討するための調査もしなきゃならんというふうに思いますし、例えば高層の駐車場をしないということになりますと、いわゆる面積を確保するためには土地の購入ということもあり得るかもわからないと、こういうことになるわけでして、そうしますとそれにかかわる関連予算の執行はするなと、こういうふうになってますので、これはちょっと私はいろいろと検討しようにも検討のしようがないという一つは話になるんだろうなというふうに思ってます。その点をどのように考えられとるのかお聞きをします。 それから、高層の駐車場整備計画というふうになってますので、これはバスターミナルの高層の駐車場計画ですから、ほかの場所に行ったときに、この高層、2階になるのか3階になるのかわかりませんけども、ほかの場所でそのことを検討される場合には、可とされるのかどうか、そのことが1点わかりません。 それと2点目のところでは、最後の部分で財源の関係で載ってます。国の補助金や過疎債や、こういうことを活用して財政負担の軽減を図れと、こういうふうになってますが、1点目の駐車場の整備計画の中では、この財政の関係については触れられておりません。したがいまして、この財政の分というのは、この附帯決議の中では駐車場の整備計画の財政負担の関係というのはどのように考えられて附帯決議をつけられとるか、お伺いをいたします。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  何点か御質問をいただきましたので、答弁になる可能性がありますので、御容赦いただいてもう一度御質問いただきたいと思います。 バスターミナルへの高層の駐車場計画を中止し、他の場所で駐車場整備を計画すること、このとおりでございますので、その場合は特にこの附帯決議にかかわるものではありません。でありますから、その財源についてもこの1番の場合は関係ないということでございます。 あと、土地の購入が必要になった場合は、また議会に相談をいただければいいんじゃないかと思っております。我々の任期は4月15日までですが、ずっと同じ会議が続いておりますので、招集していただければ議会が開けると思います。 ○議長(山子凱雄君)  平田議員。 ◆14番(平田政廣君)  ちょっとわからなかったんですが、まず最初に前段の部分で、関連の予算の執行は行わないことという附帯決議がついとんです、頭に。提案されとる中には、附帯決議のね。それはどういうことかというと、次の事項を実行されるまで関連予算の執行は行わないことと、こういうふうになっとるでしょう。これあなたが提案した分ですから。それで、その次の事項というのが1、2があって、1はその駐車場、2は船井電機跡地の整備計画と、こういうことになっとるんですが、1の部分について、他の場所で駐車場整備を計画することという附帯決議がつけられとるもんですから、他の場所を検討するとすれば、前段の部分の関連予算の執行ということがつきますと、それに関連する予算は執行するなと、こういう附帯決議がついとるもんですから、検討しようにも検討しようがないということになるんじゃないでしょうかということを私はお聞きをしたんです。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  文言のとおり、他の場所で駐車場を整備することが守られれば、関連予算の執行は行われないことというのには当てはまらないと思います。よその場所で計画をされるんであれば、予算執行は行わないことには入りませんと解釈していただきたいと思います。 ○議長(山子凱雄君)  平田議員。 ◆14番(平田政廣君)  という見解でございますので、ということは、このバスターミナル以外のところで、それでなおかつ高層の駐車場整備の計画を検討する場合には、関連予算の執行はやってもよろしいと、こういうことで理解ができるんですが、いかがですか、間違いないですか。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  この附帯決議案の文章をそのまま読んでいただければ、ただいまの平田議員の解釈で正しいと思います。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに質疑ございませんか。 三木議員。 ◆19番(三木和弘君)  ちょっと総務部次長に先にちょっとお尋ねと確認をしておきたいと思います。 ここで言われている……。 ○議長(山子凱雄君)  ちょっと待ってくださいよ。            (19番三木和弘君「確認、場所の確認だけ構いませんか」と呼ぶ)            (発言する者あり)            (19番三木和弘君「いやわかるんじゃけど、確認をちょっとしておかんと、ちょっと後で続かない。提案者に確認しましょうか、提案者に対して」と呼ぶ) 提案者に対して。            (19番三木和弘君「じゃあちょっと提案者に質問させてもらいます」と呼ぶ) 三木議員。 ◆19番(三木和弘君)  ここで書かれとるバスターミナルというのは、実際のバスターミナルは今実際バスが回転をして乗降客が昇降している場所であって、さきに計画されとった場所は、あれをバスターミナルとは言わんのじゃないんですか、これ。そのことについては、先ほど言いましたように、ほんまは総務部次長に確認をしておきたかったわけなんですけど。あれはバスターミナルの駐車場という名称なのか、それともそこらあたりがちょっと確認が欲しいと思います。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  実際に現在駐車場として使われておるところはバスターミナルではございませんが、通常我々があの位置をバスターミナルの駐車場ということで今まで議論してきた経過がありますので、文言はこれで正しいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(山子凱雄君)  三木議員。 ◆19番(三木和弘君)  じゃあ、そういうことで共通認識させてもろうてよろしいですね、ほいじゃあ。よろしいですか。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに質疑ございませんか。 竹内議員。 ◆1番(竹内義了君)  済いません、1点だけ追加でお願いします。 バスターミナルというところですけれども、バスターミナルへの高層の駐車場整備と、高層というのは何階程度を思われていますか。高層。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  市の計画によりますと3階建て、4階建ての立体駐車場ということでしたので、それが高層です。 ○議長(山子凱雄君)  竹内議員。 ◆1番(竹内義了君)  2階建ての駐車場整備は高層ではないという考え方でよろしいですか。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  何とお答えしたらよろしいのかわかりませんが、2階建てでは収容台数がその計画でとても無理なので、2階建ては多分高層というか、その駐車場としても……。            (「2階建てが高層なんか3階建てが高層なんかと、その判断はどこでしとんですかということです。駐車場の台数とかは問題じゃない、私が聞きよんのは」と呼ぶ者あり) ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  その今議会でも何度も言われました、その景観に配慮した建物、その高い建物をだめだということですので、実際には何階というのはないと思うんですが、目について向こう側の景色が見えんようになると多分もう高層という考え方でよろしいんじゃないかと思います。 ○議長(山子凱雄君)  竹内議員。 ◆1番(竹内義了君)  これは考え方に相違があるかもわかりませんが、私はそんなに3階建ての駐車場が高層だとは思っていません。それは申し添えておきます。 あと、今2階も高層というようなちょっとことが言われましたが、例えば同地区で2階建ての駐車場である程度の台数が整備ができるとか、少々場所は広がって2階ができるとか、そういう判断はだめと、全く場所を変えなさいという附帯決議ですか。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  附帯決議の中には、その景観に配慮するということも書いてありますが、実際に今のバスターミナルの駐車場というの、現在40台程度置けとんですが、あれが高層になって柱ができたときに実際にその駐車場として機能するかどうかもあの面積では足りないような気がしますので、この位置につきましてはそういうことも含まれております。 ○議長(山子凱雄君)  竹内議員。 ◆1番(竹内義了君)  極めて抽象的な表現なんですよね、高層の駐車場という、自分も説明ができない、私もわからない。2階がもしかしたら高層かもわからない、3階が高層かもわからない、景観に配慮した高層だったらいいんですかという、逆にことにもなります。そうは聞こえましたが、どうでしょうか。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  景観に配慮したということでございますので、何階というのは非常にそんな定義はもう全く誰もが持ってないんじゃないですか。 ○議長(山子凱雄君)  竹内議員。
    ◆1番(竹内義了君)  そんな定義もないような附帯決議をつけられた立場の人は大変苦労されると思いますが、いかがですか。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  この質疑の後、この附帯決議案が可決されるかどうか、まだ判明しておりませんので、これは私の理想とするところを記載したまでですので、御理解を賜りますようにお願い申し上げます。 ○議長(山子凱雄君)  竹内議員。 ◆1番(竹内義了君)  つまり余りに抽象的で具体性に欠く附帯決議と言わざるを得ないという内容なわけです。提案者が景観にさえ配慮すればいいのか、自分で高層階というのはどこかという判断さえつかないという附帯決議なわけです。それを決議されるかどうかはわかりませんけれども、これが決議をされた場合に、全くもって具体性のない基準を行政に与えることにつながりますけれども、その不安定さはどう思われますか。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  議員個々でいろいろ考え方は違うと思います。竹内議員と私ども違うので、これが違う場所にするんであれば問題ないですよという文面ですので、そのとおりお読みいただければと思います。 ○議長(山子凱雄君)  竹内議員。 ◆1番(竹内義了君)  つまりこの附帯決議が通ったときには、駐車場の整備は全く違う場所に建てろということにつながるということでいいんですか。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  全く違う場所、そういうバスターミナルはだめですよということですので、そういうことでありますが、本庁舎整備を計画されている土地の近辺でなければ多分ならないと思いますが、それ以外にも三好市が広大な面積の土地を持っておりますので、そういう可能性は理事者の皆さんがまた提案されると思います。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに。 天羽議員。 ◆11番(天羽強君)  今の竹内議員の質問とちょっと念のためにといいますか、これ結局今の質疑聞いていれば、景観に配慮し、バスターミナルへの高層の駐車場整備計画を中止しと書いてる、これもう要らんのですよね。他の場所で駐車場整備を計画することだけでしょう、結論は。それがわからない。さっきのやりとりとしたらそれしかないんです。しかし、今の最後の結論では違うみたいな話ももあるしね。だから、バスターミナルに駐車場を計画したらいかんわけでしょう。低層であろうが景観に配慮したものであろうが、とにかく結論は他の場所で駐車場整備を計画することが、これ結論なんですよ。だから、あそこをそのまま利用することも低層で景観に配慮してもだめということですよね、これ。そこらをはっきりしてくれますか。非常に大事になってくると思うんです。そんなようけ市は土地持ってないですからね。今の状態でも使えんということですよ、これ。今の状態の駐車場でも使えないということをこの駐車場位置のところで結論的には言っているんですよ、今のやりとりを聞いていれば。そして、文章的に見てもそうしか読めんのです。そこらの見解はどんなんですか。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  これもその文言のとおり、バスターミナルへの高層の駐車場の整備を中止しということでございますので、現在のまま使うことには全く問題ないと考えております。 ○議長(山子凱雄君)  天羽議員。 ◆11番(天羽強君)  すると、この他の場所で駐車場整備を計画することという文言をちょっと変える必要があるんじゃないですか。ここまで言い切ったら完全に今の駐車場は使えないということにもなりかねないんで、この他の場所で駐車場整備を計画することというのを他の場所での駐車場整備も考慮することぐらいに変えたらどうですか。 ○議長(山子凱雄君)  柿岡議員。 ◆9番(柿岡敏弘君)  私の少々ではありますが、熟慮しながらつくった文章でありますので、この文言のとおり御理解をいただいて判断いただければと思います。 ○議長(山子凱雄君)  ほかに質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山子凱雄君)  ないようですので、質疑を終結いたします。 お諮りします。 ただいま議題となっております発議第2号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山子凱雄君)  御異議なしと認め、発議第2号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論を行います。 討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山子凱雄君)  ないようですので、討論を終結いたします。 これより発議第2号 議案第28号平成30年度三好市一般会計予算に対する附帯決議について採決いたします。 本案は起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(山子凱雄君)  はい、結構です。 起立10であります。したがって、起立多数によって発議第2号は原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 ここで平成30年三好市議会2月定例会議散会に当たり、市長から御挨拶がございます。 黒川市長。 ◎市長(黒川征一君)  2月定例会議の散会に当たりまして御挨拶を申し上げます。 今期定例会議は、2月26日開会以来、会議期間を2日間延長し、25日間の会議でございましたが、御提案を申し上げました平成29年度一般、特別両会計の補正予算、条例の制定及び一部改正、平成30年度当初予算など、熱心に御審議をいただきありがとうございました。提出議案の審議を通じまして議員皆様からお寄せいただきました貴重な御意見、御提言は、今後の市政運営に生かせますよう職員一同全力で取り組んでまいります。 さて、3月9日、県西部2市2町のにし阿波傾斜地農耕システムが国連食糧農業機関による世界農業遺産に認定されました。この農耕システムは、傾斜40度に及ぶ急斜面の畑でかやを利活用し、雑穀や野菜を栽培する独自の農法です。今後はブランド力向上や観光などへの期待が高まる半面、この農法の維持管理の課題に取り組んでいく必要もあります。次世代への継承に向け、本市でもしっかりと取り組んでまいります。 次に、2月15日から3月16日までの約1カ月間、株式会社野村総合研究所がお試しサテライトオフィスを開設してまいりました。また、3月7日には本市において7社目のサテライトオフィスとなる株式会社イン・ザ・ゾーン西日本支店の開所式もとり行われました。現在、本市への進出を検討中とするさらなる企業もほかに数社あると伺っております。企業にとりましては、社員のリフレッシュや働き方改革、地域貢献などのメリットが、地元にとっては雇用の拡大、地域の再生、活性化など、さまざまな効果を生み出すことが期待されます。サテライトオフィス事業について、今後においても積極的な誘致活動を展開してまいりたいと考えております。 さて、2月28日は、四国でも春一番が観測され、いよいよ春の訪れとともに新年度のスタートを迎えようとしております。議員各位におかれましては、来月4月15日をもって任期満了を迎えられるわけでございますが、これまでの4年間、市民皆様の声を市政へ反映されることを第一の基本として日々の研さんを重ね、市勢の発展と住民福祉の向上に御尽力を賜りましたことを心より敬意と感謝を申し上げる次第でございます。また、市政の推進に当たりましては、それぞれの分野において御提言等を賜りましたことを厚く御礼を申し上げます。 来月8日には市議会議員選挙がとり行われることになっており、皆様の中には今期限りで御勇退される方や、再度立候補され再選を目指される方もおいでになろうかと思います。皆様には健康に御留意をいただき、今後におきましてもそれぞれの立場において本市に対し温かい御支援、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。平成30年度は、市民生活の最優先の施策を市民の皆様の負託を受けた議員の皆様とともに目に見える形で着実に実行してまいりたいと考えております。 終わりに、皆様方のますますの御活躍をお祈りいたしまして、散会に当たりましての御挨拶といたします。ありがとうございました。 ○議長(山子凱雄君)  平成30年三好市議会2月定例会議の散会に当たり、私からも御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、去る2月26日開会以来、本日まで25日間にわたり平成30年度当初予算を初め関係する条例など、当面する三好市政の諸案件を御審議いただきました。この間、議員各位並びに市長を初め執行機関の皆様方には、常に真摯な態度をもって審議に御協力をいただき、心から感謝申し上げる次第でございます。今期定例会を通じて議員各位から述べられた意見、要望につきましては、今後の三好市政の執行に際し十分反映されますよう強く要望いたしておきます。 さて、三好市議会議員は4月15日をもって合併後の第3期目の任期を終えることになります。この4年間はさまざまな出来事がありましたが、市議会として市民の皆様方の声を市政に反映していくことを基本とし、開かれた市議会を目指すとともに、市民の皆様方の負託に応えるべく各議員が努力してまいりましたが、至らなかった点につきましてはおわびし、戒めて今後とも努力を続けてまいります。私自身、議長を仰せつかり2年間、この間において議事運営の中でたびたび混乱を招き、歴代の議長にない厳しい御批判や御叱正をいただき、新聞、テレビ等でもたびたび報道がなされ、議員各位や理事者の皆さん、そして市民の皆様方に御迷惑をおかけしたこと、全て私の責任であります。不徳のいたすところであります。心からおわびを申し上げます。 市議会議員の改選に当たり今期限りで引退される方や再選を目指して立候補される方々、それぞれの選択でありますが、今後とも健康に留意され、一層の御活躍、御健闘を心から御祈念を申し上げます。 また、3月末をもって理事者側の管理職の多くの皆さんが退職されるとお聞きいたしておりますが、長年にわたり住民福祉の向上に日夜努力され、議会に対する諸般の案件にも御尽力をいただきましたことに議員を代表して厚くお礼を申し上げる次第であります。退職後は、長年の勤めを癒やし、健康に御留意されお過ごしいただき、これまでの豊富な行政経験を生かし、今後の三好市勢の発展に御指導や御協力をよろしくお願いを申し上げます。また、議会事務局職員の皆さん方には、この4年間政治の舞台、議会活動を陰にひなたにお支えいただきましたことに心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。 任期を終えるに当たり、重ねて市民の皆さんや各種団体、行政機関に携わる多くの皆さん方に深くお礼を申し上げ、皆様方の御健勝、御多幸を祈念して、閉会の御挨拶といたします。大変お疲れでございました。ありがとうございました。 以上で散会をいたします。 お疲れでございました。            午後5時05分 散会   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。            三好市議会議長            三好市議会議員            三好市議会議員...