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09月01日-01号

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  1. 三好市議会 2011-09-01
    09月01日-01号


    取得元: 三好市議会公式サイト
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    平成23年 9月定例会        平成23年三好市議会9月定例会会議記録(第1号)             平成23年9月1日(木曜日)〇議事日程   午前10時00分開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 市長の行政報告及び提案理由の説明  日程第5 報告第 7号 専決処分の報告について       報告第 8号 財政健全化判断比率の報告について       報告第 9号 資金不足比率の報告について  日程第6 承認第11号 専決処分の承認を求めることについて(三好市ケーブルテレビ条例及び三好市伝統的建造物群保存地区保存条例の一部を改正する条例について)       認定第 1号 平成22年度三好市各会計歳入歳出決算の認定について       認定第 2号 平成22年度三好市水道事業会計決算の認定について       認定第 3号 平成22年度三好市病院事業会計決算の認定について       議案第45号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について       議案第46号 三好市まちづくり条例策定審議会条例の制定について       議案第47号 三好市税条例の一部を改正する条例について       議案第48号 土地改良事業の実施について       議案第49号 三好市井川森林総合利用施設条例の一部を改正する条例について       議案第50号 指定管理者の指定について       議案第51号 平成23年度三好市一般会計補正予算(第3号)       議案第52号 平成23年度三好市井内財産区特別会計補正予算(第1号)       議案第53号 平成23年度三好市ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第1号)       議案第54号 平成23年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)       議案第55号 平成23年度三好市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)        ──────────────────────〇本日の付議事件  上記議事日程と同じ        ──────────────────────〇出席議員(23名)   1番  西 内 浩 真 君         2番  古 井 孝 司 君   3番  吉 田 和 男 君         4番  多 田   敬 君   5番  高 井 マサ代 君         6番  近 藤 忠 明 君   7番  中   耕 司 君         8番  土 井 忠 行 君   9番  柿 岡 敏 弘 君        10番  並 岡 和 久 君  11番  天 羽   強 君        12番  千 葉 清 春 君  13番  美 浪 盛 晴 君        14番  平 田 政 廣 君  15番  木 下 善 之 君        16番  大 浦 忠 司 君  17番  平 岡 進 治 君        18番  立 川 一 広 君  20番  西 谷   清 君        21番  伊 丹 征 治 君  22番  山 子 凱 雄 君        23番  大 黒 愼一郎 君  24番  宮 内 明 治 君        ──────────────────────〇欠席議員(1名)  19番  三 木 和 弘 君        ──────────────────────〇地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名  市長      俵   徹太郎 君    副市長     武 川 修 士 君  教育長     倉 本 渟 一 君    総務部長    馬 渕 文 彦 君  企画財政部長  来 見 和 幸 君    環境福祉部長  新 居 政 昭 君  福祉事務所長  加 藤 要 市 君    環境福祉部次長 佐 藤 隆 久 君  産業観光部長  中 内 栄 一 君    建設部長    高 畑 敏 行 君  教育次長    田 岡 啓 子 君    会計管理者   林   清 和 君  財政課長    山 口 頼 政 君    総務課長    近 泉 裕 久 君  水道課長    耕 地 孝 裕 君    秘書広報課長  松 丸 忠 仁 君  三野病院事務長 黒 島 一 郎 君    監査委員    住 吉 和 弘 君        ──────────────────────〇事務局職員  事務局長    藤 本   昇 君    事務局次長   大 西 順 一 君  事務局主任   福 原   聡 君        ──────────────────────            午前10時00分 開会 ○議長(木下善之君)  ただいまの出席議員は23名であります。定足数を満たしておりますので、ただいまから平成23年三好市議会9月定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程(第1号)のとおりでございます。        ────────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(木下善之君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、17番平岡進治議員、18番立川一広議員を指名いたします。        ────────────────────── △日程第2 会期の決定 ○議長(木下善之君)  日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りをいたします。 本定例会の会期は、本日から9月28日までの28日間にしたいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木下善之君)  異議なしと認めます。本定例会の会期は、本日から9月28日までの28日間に決定いたしました。        ────────────────────── △日程第3 諸般の報告 ○議長(木下善之君)  日程第3、諸般の報告を行います。 初めに、市監査委員より、平成23年5月、6月、7月分の例月出納検査の結果について議長あてに報告書が提出されております。関係書類を事務局で保管しておりますので、御高覧ください。 続いて、6月定例会閉会後の出張等について御報告をいたします。 6月28、29の両日、観光振興調査特別委員会産業建設常任委員会合同によります三好市内全域の観光施設を視察する管内視察を実施いたしました。 7月12日には、まちづくり条例検討特別委員会が四国中央市の自治基本条例について行政視察を行い、いずれも大きな成果が得られたことを御報告をいただいております。 また、7月14、15日と鳥取県三朝町におきまして、全国森林環境税創設促進議員連盟定期大会が開催され、正副議長が出席しております。 7月20、21日に、全国市議会議長会地方行政委員会が、7月26日、27日は四国直轄砂防事業促進期成同盟会の前期要望が東京で開催され、議長の私が出席をしております。 8月2日には、四国土砂防災ネットワーク議員連盟定期総会が香川県三木町で開催され、議長の私が出席をいたしました。 さらに8月3日、4日の両日、国土交通省本県選出国会議員に対し、議会議員10名で要望活動を行ってまいりました。 要望内容は、1、一般国道32号猪ノ鼻道路の整備促進について、2、大歩危トンネル(仮称)の早期着工について、3、たばこ特区の認定について、4、全国市議会議長会地方行政委員会関連施策の要望書の提出について、以上4件でございます。 また、さかのぼって6月30日に、みよし広域連合議会第1回臨時会が、8月23日にはみよし広域連合議会定例会が開催されております。 8月9日には、徳島県後期高齢者医療広域連合議会定例会が徳島市で開催されました。 それぞれの報告書、議決書等の関係書類を事務局で保管しておりますので、御高覧ください。 以上で諸般の報告を終わります。        ────────────────────── △日程第4 市長の行政報告及び提案理由の説明 ○議長(木下善之君)  日程第4、市長の行政報告及び提案理由の説明を求めます。 俵市長。 ◎市長(俵徹太郎君)  おはようございます。 9月を迎え、残暑の厳しさが次第に薄れ、朝夕には涼しさを感じ始める季節となってまいりました。議員皆様には、市勢発展のために御活躍されておられますことに深く敬意を表しますとともに、本日は三好市議会9月定例会を招集いたしましたところ御出席をいただき、本定例会が開催できますことに厚くお礼を申し上げます。 それでは、平成23年度一般会計補正予算を初めとする提出議案の説明に先立ちまして、諸般の御報告を申し上げます。 一昨日8月30日、財務大臣野田佳彦氏が内閣総理大臣に指名をされました。昨日閉会しました通常国会で、平成23年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案が成立し、国の歳入が確保され、本年度の財政運営に一定のめどがつきました。 また、平成23年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法案も成立いたしました。10月から現行の中学生以下一律1万3,000円の子ども手当を見直し、3歳未満と3歳から小学生までの第3子以降に1万5,000円を、3歳から小学生までの第1子、第2子と中学生に1万円が支給されます。 3党合意では、来年4月以降の支給については、児童手当を拡充する形で3月までと同額の支給が継続されますが、6月から所得制限を導入することで一致いたしております。 また、政府は8月23日、平成24年度当初予算の概算要求に向けた作業方針をまとめ、支出が法令で定められました義務的経費や人件費を除く政策的経費について、平成23年度当初予算比で一律10%を削減するよう全省庁に指示いたしましたが、三好市といたしましては市民生活に大きく影響が出ないよう今後取り組んでまいりたいと思います。 3月11日に発生しました東日本大震災から6カ月が経過しようといたしております。東日本大震災の当面の復旧対策に万全を期すため、原子力損害賠償法等関係経費被災者支援関係経費等1兆9,988億円の国の補正予算(第2号)が7月25日に成立をいたしました。 福島第一原子力発電所事故の関係では、徳島県におきましても環境放射能水準調査の一環として、土壌について調査を実施するとともに、県内で生産されるブランド農畜水産物及び主食である米や牛肉の放射性物質の検査など、県産農畜水産物に対する安心感を確保し、安全性を確認するための取り組みがなされております。 三好市では、関係機関と連携をとりながら被災地に職員を継続的に派遣するなど、被災された方々に対して最大限の御支援をしてまいったところでございます。 支援の状況等を市民皆様にお知らせするため、三好市、みよし広域連合、三好市社会福祉協議会、徳島県西部総合県民局の共催で、東日本大震災災害支援報告会を開催をいたしました。関係者が現地での支援体験を報告した後、三好市出身の井上武陸上自衛隊第14旅団長から、第14旅団の現地での支援活動状況について講演があり、発災直後から3カ月近くにわたり被災者に寄り添うことをスローガンに活動された様子が克明に報告をされました。今後とも引き続き、息長く支援してまいりますので、よろしくお願いをいたします。 また、三好市ではこれまでにも国や県とそれぞれ共催の防災訓練を実施してきたほか、平成21年3月に市独自の職員非常招集訓練を、本年2月には徳島県国民保護共同訓練に参加するなど、市民皆様の安全・安心確保のために取り組みを行ってまいりました。9月4日に三好市防災訓練を行い、防災対策を初めとして危機管理体制のより一層の充実に向けて取り組んでまいります。 さて、8月の月例経済報告で、景気は東日本大震災の影響により依然として厳しい状況にあるものの持ち直しているとの報告がされておりますが、8月19日のニューヨーク外国為替市場で、東日本大震災直後につけた戦後最高値を更新いたしました。 また、米格付会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、8月24日巨額な財政赤字などを理由に、日本の長期国債の格付を従来のAa2からAa3に1段階引き下げるなど、日本を取り巻く経済状況は依然として厳しい状況が続いております。 三好市におきましても、市内のスーパーマーケットが8月5日をもって撤退するなど、じわじわとその影響が出てきております。市内それぞれの地域で豊かに生活できるよう、市民皆様に対する具体的施策が目に見えるような形で展開することが求められており、国や県の施策を最大限活用して取り組んでまいります。 さて、三好市関連のことでございますが、6月19日に高速道路の休日上限1,000円が廃止をされ、県内観光地の入り込み客は軒並み前年度を大きく下回り、三好市も例外ではありませんでした。 7月1日、地域おこし協力隊員及び集落支援員の委嘱状を交付をいたしました。地域おこし協力隊員は6名で、それぞれ多彩な経歴をお持ちの方ばかりで、地域の活性化のために力を発揮していただけるものと確信をいたしております。 7月4日、昨年の4月1日に移転オープンしました三好市中央図書館の来館者が10万人を突破いたしました。 また、7月15日箸蔵寺の高灯篭、仁王門、手水舎、中門の4件を登録有形文化財にするよう、文化審議会文部科学大臣に答申をいたしました。 7月19日から20日にかけて台風6号が接近し、三好市に大雨、洪水、暴風警報が出され、東祖谷地区では700ミリを超える雨量が観測されるなど、自主避難をされた方々や市道通行制限、学校の臨時休校など、市民生活に大きな影響が出ました。市も災害警戒本部を設置し、最大113人の職員配備体制をとりました。 7月22日、長年の懸案でございました三野町芝生堤防が完成をいたしました。堤防の完成は地元の念願であり、地域住民の生命及び財産を守る治水機能を果たす重要な役割とともに、堤外地に約19ヘクタールの利用可能な土地が創出をされました。また、この広大な土地を憩いとにぎわいの交流の場として、スポーツ施設等の多目的広場を整備し、河川空間の有効利用を目指してまいりたいと考えており、国土交通省のかわまちづくり支援制度に登録をされました芝生地区かわまちづくりが地域発展の中核になると確信をいたしております。 7月24日正午、東北被災3県を除く44都道府県でNHKと民法115社の地上アナログ放送及びBSアナログ放送が停波いたしました。合併後、直ちにケーブルテレビ事業に取り組んだ三好市では、池田ケーブルネットワークが停波と同時にデジアナ変換サービスを始めたこともあり、大きな混乱はありませんでした。デジアナ変換サービスは、平成27年3月31日までの予定でございます。 次に、第4回蔦文也杯選抜野球大会は、池田高校野球部OBで第58回選抜野球大会で全国制覇した梶田茂生さんの始球式を皮切りに、8月24日から3日間開催をいたしました。本大会が全国制覇3回、準優勝2回の偉業をなし遂げ、全国に池田の名を知らしめた蔦先生の業績を顕彰するとともに、子供たちに甲子園への大きな夢と希望を与え、さらに地域の活力となるものと確信をいたしております。 次に、交流拠点施設整備につきましては、市内6カ所で基本計画の説明会を開催し、延べ250名近い市民皆様に御参加をいただきました。また、市報みよしにおきましても、基本計画の内容等についてお知らせをしております。 そして、8月24日には飯泉徳島県知事を訪問し、施設整備についての御協力をお願いをしてまいりました。 また、6月16日から市内6カ所でまちづくり条例、景観計画の住民説明会を開催をいたしました。延べ160名近い市民の皆様に御参加をいただきました。説明会では、条例の必要性は何か。条例ができたら具体的にどう変わるのか、何が起こるのかを聞きたい。具体的な事業としては何をするのか、どんな組織をつくるのかといった積極的な意見が出されました。 次に、本年も7月5日の東祖谷地区を皮切りに、市内各総合支所におきまして移動市長室を開催をいたしました。延べ200名以上の市民皆様に御参加をいただき、高齢者の交通手段や災害時の情報伝達等、さまざまな御意見、要望をいただきました。これらの諸課題につきましては、順次早急に対応してまいりたいと考えております。これからも直接市民の皆様と協働したまちづくりを進めるために、移動市長室を開催してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 さて、市内各地の夏祭りでは、地域の人々の熱意と活気、そして大勢の帰省客などの参加で大盛況でございました。 8月16日の最終日、本市出身のタレント今井ゆうぞうさんをゲストに迎え、いけだ阿波踊りは市外からもたくさんの方に訪れていただき、3日間の人出は延べ10万人となり、大いに盛り上がりました。 最後に、毎年各地で行われております敬老会でございますが、既に御案内をいたしておりますとおり、本定例会開催期間中でございますが、市内各地域で婦人会の皆様や地域の皆様などの御協力により開催をされますので、議員の皆様には何かと御多忙のことと存じますが、御出席、御協力のほど、よろしくお願いを申し上げます。 それでは、本日提案いたしております議案につきまして、その大要を御説明申し上げます。 報告第7号、報告第8号、報告第9号は、法令等の規定によりそれぞれ御報告するものでございます。 承認第11号は、放送法の改正に伴い条例の一部を改正したもので、承認を求めるものでございます。 次に、認定第1号から認定第3号は、平成22年度の各会計決算について、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 次に、議案第45号は、辺地地区内の事業について、新たな整備計画を策定するものでございます。 次に、議案第46号は、まちづくり条例制定に当たり、審議会を設置する条例の制定でございます。 議案第47号は、市民税及び固定資産税にかかわる前納報奨金制度を平成24年度から廃止するため、条例の一部を改正するものでございます。 議案第48号は、農業用道路を整備するため、土地改良法に基づき承認を得るものでございます。 次に、議案第49号、議案第50号は、三好市井川森林総合利用施設に新たに施設を追加することなどから、条例の一部を改正し、株式会社ふるさと夢企画に管理運営を行わせるため、指定管理者として指定するものでございます。 議案第51号は、平成23年度三好市一般会計補正予算(第3号)についてでございまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ7億9,902万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ269億108万7,000円とするものでございます。 歳出の主なものといたしましては、児童福祉費として東祖谷保育所の新築工事及び委託料1億4,857万5,000円、保健衛生費では無医地区解消のため、大歩危診療所、仮称でございますが、整備に関する、要する工事費及び委託料、林業費では森林林業再生プランの策定及び森林法の改正に伴います森林整備計画の策定委託料でございます。社会教育費では、井川町辻地区の伝統的建造物の所在、構造などを調査をしまして、町並み保存に向けた報告書を作成する委託料でございます。災害復旧費として、林道谷間豊永線ほか5線を整備する経費として、8,520万円などを計上いたしております。 次に、議案第52号から議案第55号は、平成23年度特別会計それぞれの補正予算でございます。 以上、提出議案の大要につきまして御説明申し上げましたが、詳細につきましてはそれぞれ担当部長などから御説明を申し上げますので、御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 なお、本議会に辻小学校校舎改築工事の請負契約についてと東祖谷統合小中学校改築工事第2期工事の請負計画についての2件を追加提案させていただく予定としておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(木下善之君)  以上で市長の行政報告及び提案理由の説明が終わりました。        ────────────────────── △日程第5 報告第7号 専決処分の報告について      報告第8号 財政健全化判断比率の報告について      報告第9号 資金不足比率の報告について ○議長(木下善之君)  日程第5、報告第7号 専決処分の報告について、報告第8号 財政健全化判断比率の報告について及び報告第9号 資金不足比率の報告についての3件について、一括して報告を願います。 環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(新居政昭君)  報告第7号 専決処分の報告を行います。 市長の専決処分事項に関する条例第3号の規定により、損害賠償の支払いについて平成23年8月10日に中間払いの額を決定したので、次のとおり地方自治法第108条第2項の規定により報告をいたします。 専決処分を行うに至った経過につきまして、概要を御説明いたします。 三好市国民健康保険西祖谷山村診療所におきまして、ことし3月30日診療所に通院しております80代の男性に、医師の処方せんに基づき看護師が薬を準備した際、処方せんとは違う名前のよく似ている薬を誤って患者に渡してしまいました。患者は、自宅で歩行困難となり、4月17日に市内の病院に救急搬送をされました。入院直後に転倒して頭を打ち、裂創の止血を行うなど、症状が回復しない中、薬の誤投与による副作用症状によるものと認められました。その後、9月19日に退院しましたが、頭部CT検査の結果6月29日に再入院し、慢性硬膜下血腫の手術を受けましたが、その後再発し、計4回の血腫除去手術を受け、現在も療養中でございます。そのため、長期にわたる患者様の御苦痛や御家族皆様の御心労に報いるため、損害賠償の中間払いをさせていただきました。 市民の安全・安心を推進し、信頼を得なければならない診療所におきまして、このようにあってはならない事故を起こしてしまい、まことに申しわけございませんでした。今後とも、患者様や御家族の皆様に対して誠心誠意取り組んでまいります。 また、看護師2名による薬の処方内容の確認を行うことをマニュアル化し、再発防止策の徹底を図るとともに、院外処方の検討を行い、信頼回復に努めてまいりたいと思います。 以下、記載事項についての口頭での説明は、医療継続中のため省略をさせていただき、御報告とさせていただきます。御理解のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(木下善之君)  企画財政部長。 ◎企画財政部長(来見和幸君)  次のページをお願いいたします。 報告第8号 財政健全化判断比率の報告について御説明いたします。 これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成22年度決算に基づく健全化判断比率を次のとおり報告するものです。 実質赤字比率連結赤字比率実質公債費比率、将来負担比率、このいずれにつきましても三好市の場合、早期健全化基準内でございます。括弧内の数字がありますけれども、これにつきましては早期健全化基準の数値でありまして、この数値を上回りますと、例えば財政健全化計画の策定をしなければならない、また外部監査の義務づけなどを行うということになります。 別添の参考資料、平成22年度決算における財政健全化法に基づく4指標及び経営健全化比率を御参照ください。 まず、実質赤字比率についてでございます。これは、普通会計の実質赤字の額が標準財政規模に占める割合でございまして、実質収支が7億1,875万3,000円の黒字でございます。したがいまして、実質赤字比率は当然ゼロ%となり、逆に4.2%の黒字でございます。 次に、連結実質赤字比率でございますが、これは全会計の実質赤字の額が標準財政規模に占める割合でございまして、普通会計と普通会計以外の黒字額及び公営企業会計の資金剰余額の合計が24億2,510万7,000円であり、14.1%の黒字であります。当然、連結の赤字比率はゼロ%でございます。 続いて、実質公債費比率、これは普通会計が支払う公債費及び普通会計などが公営企業、広域連合などに負担する公債費に準ずる繰出金が標準財政規模に占める割合でございまして、三好市の場合は3年間の平均14.8%で、昨年度と比較すると1.6%改善されており、この数値も基準内でございます。 最後に、将来負担比率でございます。これは普通会計が将来負担すべき債務が標準財政規模に占める割合でございまして、早期健全化基準は350%で、三好市の負担率は基準内の56.3%となっておりまして、この数値も地方債残高の減少などにより、前年度より33.4%良化しております。 報告第8号については以上です。 次のページをお願いいたします。 報告第9号 資金不足比率の報告について御説明いたします。 これは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成22年度決算に基づく資金不足比率を次のとおり報告するものです。 この比率は、各公営企業の資金不足額が事業規模に占める割合であり、市立三野病院特別会計等、いずれの特別会計においても資金剰余となっておりますので、資金不足は来しておりません。資金不足比率の経営健全化基準は20%でありますが、いずれの会計もこの比率は基準内のゼロ%でございます。 以上、御報告申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○議長(木下善之君)  以上で報告が終わりました。        ────────────────────── △日程第6 承認第11号 専決処分の承認を求めることについて(三好市ケーブルテレビ条例及び三好市伝統的建造物群保存地区保存条例の一部を改正する条例について)      認定第 1号 平成22年度三好市各会計歳入歳出決算の認定について      認定第 2号 平成22年度三好市水道事業会計決算の認定について      認定第 3号 平成22年度三好市病院事業会計決算の認定について      議案第45号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について      議案第46号 三好市まちづくり条例策定審議会条例の制定について      議案第47号 三好市税条例の一部を改正する条例について      議案第48号 土地改良事業の実施について      議案第49号 三好市井川森林総合利用施設条例の一部を改正する条例について      議案第50号 指定管理者の指定について      議案第51号 平成23年度三好市一般会計補正予算(第3号)      議案第52号 平成23年度三好市井内財産区特別会計補正予算(第1号)      議案第53号 平成23年度三好市ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第1号)      議案第54号 平成23年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)      議案第55号 平成23年度三好市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
    ○議長(木下善之君)  日程第6、承認第11号 専決処分の承認を求めることについて(三好市ケーブルテレビ条例及び三好市伝統的建造物群保存地区保存条例の一部を改正する条例について)から議案第55号 平成23年度三好市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)までの計15議案を一括議題といたします。 関係各部長、課長等から順次補足説明を求めます。 企画財政部長。 ◎企画財政部長(来見和幸君)  議案書1ページをお願いいたします。 承認第11号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。 2ページをお願いいたします。 専決処分書。地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。 三好市ケーブルテレビ条例及び三好市伝統的建造物群保存地区保存条例の一部を改正する条例を次のとおり定めるものであります。 今回の主な改正について御説明いたします。 従来、放送関係の法律は、放送法、有線ラジオ放送の運用の規制に関する法律、有線テレビジョン放送法及び電気通信役務利用放送法の4つに分かれていましたが、法律改正によりまして、すべて放送法という形で統合されたことから、今回その関係条文を改正しています。また、文言についても統一性を保つためにこの機会に改正をしておりますが、今回の条例の一部改正は内容的には改正前と同じでございます。 それでは、三好市条例第15号の第1条、ケーブルテレビ条例の一部改正ですが、第6条で文言の統一化による条文改正を、第21条では放送法の統合によります条文改正をしております。 3ページから4ページも第2条は、伝統的建造物群保存地区保存条例の一部改正でありまして、第5条と第9条で条文改正をしておりまして、内容は先ほどと同じ文言の統一化と放送法の統合によるものでございまして、内容的な変更はございません。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行する。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(木下善之君)  会計管理者。 ◎会計管理者(林清和君)  会計管理者の林でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、議案書の5ページをお願いいたします。 認定第1号 平成22年度三好市各会計歳入歳出決算の認定について、平成22年度三好市一般会計、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計、後期高齢者医療特別会計、特別養護老人ホーム長生園特別会計、浄化槽事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、土地取得事業特別会計、給食事業特別会計、簡易水道事業特別会計、ケーブルテレビ事業特別会計、井内財産区特別会計歳入歳出決算を別添監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 なお、添付書類といたしまして、平成22年度基金運用状況報告書等、主要な施策の成果を説明する書類を添付しておりますので、よろしくお願いいたします。 一般会計、特別会計の決算の内容を詳しく御説明いたしますとかなりな時間を要しますので、主な点のみについて御説明させていただきますので、御了承いただきたいと思います。 それでは、平成22年度歳入歳出決算書をごらんいただきたいと思います。 まず、歳入歳出決算書でございます1ページから3ページにかけましては、一般会計並びに特別会計の歳入歳出総括表を掲載いたしております。 まず、3ページをお願いいたします。 一番下の合計欄のところでございます、一般会計と特別会計の合計額は、歳入決算額で345億2,332万6,423円、歳出決算額327億6,956万880円、差し引き17億5,376万5,543円となってございます。 次に、4ページをお願いいたします。 一般会計の実質収支に関する調書でございます。歳入総額282億2,099万7,909円、歳出総額274億5,914万1,500円、差し引き7億6,185万6,409円。繰越明許費繰越額は7,008万6,000円、実質収支額6億9,177万409円となってございます。 続きまして、5ページから9ページにかけましては、款、項の歳入の決算額でございます。 まず、9ページをお願いいたします。 歳入合計でございますが、予算現額296億5,270万8,000円、調定額285億5,360万4,102円、収入済額が282億2,099万7,909円となってございます。 次に、10ページから14ページは款項の歳出の決算額でございます。 14ページをお願いいたします。 歳出合計でございます。予算現額296億5,270万8,000円、支出済額274億5,914万1,500円、翌年度繰越額17億1,580万2,000円となってございます。 続きまして、少し飛びますが、86ページをお願いいたします。 86ページは、財産に関する調書でございます。 まず、1番の公有財産でございます。(1)の土地及び建物でございますが、まず土地でのその他の施設で210.63平方メートルは減となってございます。これは、土地を売却したものでございます。 次に、建物では、木造の消防施設におきまして69.68平方メートルの増となってございます。これは、東祖谷の消防団詰所の増築等によるものでございます。また、その他の施設で97.19平方メートルの減となっております。これは、先ほど申し上げました土地と合わせて建物を売却したものでございます。 次に、学校施設におきまして45平方メートルの増となっております。これは、井川中学校の増築等によるものでございます。 また、その他施設で40平方メートルの増となっておりますが、栃之瀬小学校の児童クラブの増築によるものでございます。 次に、非木造におきまして、5,083平方メートルの減となっておりますが、これは東祖谷井川中学校の建物買いかえによるものでございます。 次、(2)の山林につきましては、増減がございません。 次の87ページをお願いいたします。 出資による権利でございますが、22年度中の増減はございません。合計金額は、昨年と同額の19億7,545万6,000円でございます。 次に、88ページをお願いいたします。 2番の物品でございますが、本年度特殊車両につきまして消防自動車、またパッカー車、特殊車に区分の見直しを図ってございます。台数につきましては、水道課、三野病院の事業会計につきましては台数から除いておりますので、トータルで軽自動車乗用が2台減と軽自貨物自動車が7台の減、また特別車両が1台の減となっておりまして、年度末の保有台数は296台となってございます。 次に、3の債権でございます。 住宅新築資金等交付金におきまして92万1,000円、山城町定住転入者奨励貸付金が5,000円、それぞれ返還によりまして減額となっております。奨学貸付金は貸与額、また償還額差し引きいたしまして1,104万1,000円の増額で、年度末では1億591万8,000円となっております。 次の基金でございます。 基金につきましては、次の89ページにかけまして掲載をしてございます。なお、基金につきましては後ほど詳しく御説明させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、90ページをお願いいたします。 ここからは特別会計でございます。 井内財産区の特別会計でございます。歳入総額935万3,815円、歳出総額42万5,937円、歳入歳出差引額892万7,878円、実質収支額も892万7,878円となってございます。 続きまして、95ページをお願いいたします。 ケーブルテレビ事業の特別会計でございます。歳入総額3億1,794万3,728円、歳出総額2億9,113万3,788円、歳入歳出差引額2,680万9,940円、実質収支額も2,680万9,940円となってございます。 続きまして、101ページをお願いいたします。 国民健康保険事業勘定分特別会計でございます。歳入総額39億2,673万6,236円、歳出総額33億3,502万6,080円、歳入歳出差引額5億9,171万156円、実質収支額も5億9,171万156円でございます。 続きまして、118ページをお願いいたします。 国民健康保険直診勘定分特別会計でございます。歳入総額3億4,966万5,640円、歳出総額2億4,599万2,694円、歳入歳出差引額1億367万2,946円、実質収支額も1億367万2,946円となってございます。 続きまして、130ページをお願いいたします。 特別養護老人ホーム長生園特別会計でございます。歳入総額3億4,576万2,737円、歳出総額2億8,955万3,098円、歳入歳出差引額5,620万9,639円、実質収支額も5,620万9,639円でございます。 続きまして、136ページをお願いいたします。            (「1つ抜けとるで」と呼ぶ者あり) 失礼しました、125ページをお願いいたします。 老人保健特別会計でございます。歳入総額1,213万277円、歳出総額も1,213万277円でございます。 この特別会計につきましては、平成20年度から後期高齢者医療制度の移行に伴いまして、平成23年度から廃止となってございます。 次に、136ページをお願いいたします。 浄化槽事業特別会計でございます。歳入総額9,434万6,567円、歳出総額9,066万1,509円、歳入歳出差引額368万5,058円、実質収支額も368万5,058円でございます。 続きまして、144ページをお願いいたします。 農業集落排水事業特別会計でございます。歳入総額1億475万6,516円、歳出総額7,312万4,752円、歳入歳出差引額3,163万1,764円、繰越明許費繰越額1,210万円、実質収支額1,953万1,764円でございます。 続きまして、152ページをお願いいたします。 土地取得事業特別会計でございます。歳入総額325万6,379円、歳出総額も325万6,379円でございます。 続きまして、157ページをお願いいたします。 給食事業特別会計でございます。歳入総額1億2,966万2,220円、歳出総額1億2,948万9,512円、歳入歳出差引額17万2,708円、実質収支額も17万2,708円でございます。 続きまして、162ページをお願いいたします。 簡易水道事業特別会計でございます。歳入総額5億9,141万8,798円、歳出総額4億2,262万7,453円、歳入歳出差引額1億6,879万1,345円、繰越明許費繰越額2,568万円、実質収支額1億4,311万1,345円でございます。 最後になりますが、169ページをお願いいたします。 後期高齢者医療特別会計でございます。歳入総額4億1,729万5,601円、歳出総額4億1,699万7,901円、歳入歳出差引額29万7,700円、実質収支額も29万7,700円となってございます。 以上、簡単でございますが、一般会計、特別会計の主な説明とさせていただきます。 次に、別冊の基金運用状況報告書並びに主要な施策の成果を説明する書類をお願いいたします。 まず、1ページ目をお願いいたします。 基金残高の一覧表でございます。合計額のちょうど真ん中のところでございますが、22年度中の増減がございまして、26億3,683万8,598円を増額いたしまして、22年度末では123億7,523万8,509円となってございます。主なものといたしましては、財政調整基金で約10億2,000万円の増、減債基金で約9億円の増、まちづくり基金約で約5億円の増、特別養護老人ホーム長生園事業基金につきましては、本年度新たに基金を設置いたしまして22年度に8,000万円の積み立てを行ってございます。 次に、2ページをお願いいたします。 まず、財政調整基金につきましては、利息分合わせまして10億2,240万8,211円を積み立ててございます。減債基金も利息分含めまして9億445万7,650円を積み立ててございます。まちづくり基金は、利息分合わせて5億434万7,330円を積み立て、またふるさと応援基金は差し引きいたしまして1,056万1,843円の増となってございます。 次に、下の3ページをお願いいたします。 土地開発基金は、年度末貸付金が2億4,025万6,641円、現金が3億2,164万3,359円となってございます。国民健康保険高額医療費貸付基金は、22年度末貸付残高が47万円、現金が753万円でございます。地域振興基金は林業事業で取り崩しをいたしまして、利息分と差し引きいたしまして94万4,498円の減額、また市有林保全基金は増減と利息差し引きしまして3万1,968円の増額となってございます。 次の4ページをお願いいたします。 地域福祉基金と中山間ふるさと・水と土の保全基金は利息分を積み立てております。また、教育文化スポーツ振興基金と塩塚高原休養休憩施設基金は利息がございません。 次に、下の5ページをお願いいたします。 サンリバー大歩危基金は利息がついておりません。また、大規模施設建設基金は利息分を積み立て、また市営墓地基金は増減の結果368万7,494円の減額、また川崎西谷残土処理場基金は利息分を合わせまして1,890万370円の増額となっております。 次に、6ページをお願いいたします。 祖谷秘境の湯保養センター設備調達基金、市立三野病院建設基金、国民健康保険財政調整基金は利息を積み立てて、また簡易水道改修基金は積み立てをいたしておりません。 次に、7ページをお願いいたします。 太刀野財産区の財政調整基金は、利息分を積み立てて1万5,232円の増、また現金と建物共済掛金を合わせまして1億1,807万8,710円となってございます。ケーブルテレビ基金は、利息を合わせて6,890万2,818円の増、西祖谷山村診療所施設整備基金は利息分を合わせまして3,000万7,135円の増、特別養護老人ホーム長生園事業基金は8千万円の積み立てを行ってございます。 次に、9ページからは、それぞれ主要な施策の成果を説明する資料を掲載させていただいておりますので、御高覧いただきたいと思います。 以上、簡単でございますが、平成22年度の決算関係の説明とさせていただきます。どうぞ御承認賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(木下善之君)  水道課長。 ◎水道課長(耕地孝裕君)  議案書6ページをお願いいたします。 認定第2号 平成22年度三好市水道事業会計決算の認定について御説明させていただきます。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成22年度三好市水道事業会計決算書を別添え監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 それでは、お手元の水道事業会計決算書をお開き願います。 決算書1ページをお願いいたします。 平成22年度三好市水道事業会計決算における収益的収入及び支出の内訳でございます。 収入の第1款水道事業収益は、第1項営業収益、第2項営業外収益、第3項特別利益で、予算額合計3億4,469万4,000円に対し、決算額3億2,764万9,763円でございます。 支出の第1款水道事業費用は、第1項営業費用、第2項営業外費用、第3項特別損失、第4項予備費で、予算額合計3億4,469万4,000円に対し、決算額3億2,873万1,529円でございます。 次のページをお願いいたします。 資本的収入及び支出の内訳でございます。 収入の第1款資本的収入は、第1項他会計補助金、第2項企業債、第3項工事負担金、第4項国庫支出金、第5項補償金で、予算額合計2億2,338万4,000円に対し、決算額2億2,078万4,900円でございます。 支出の第1款資本的支出は、第1項建設改良費、第2項企業債償還金、第3項固定資産購入費で、予算額合計3億3,276万7,000円に対し、決算額3億1,226万5,899円で、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億848万999円は、過年度分損益勘定留保資金9,893万6,804円と当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額954万4,195円で補てんしております。 3ページをお願いいたします。 平成22年度水道事業損益計算書でございます。各項目合計額での説明とさせていただきます。 1、営業収益は給水収益ほか3項目で2億7,086万9,971円、2、営業費用は原水及び浄水費ほか6項目で2億5,833万3,825円で、営業利益は1,253万6,146円でございます。 3、営業外収益は受取利息ほか3項目で4,335万9,365円、4、営業外費用は支払い利息ほか2項目で6,362万8,467円で、営業外収支は損失額2,026万9,102円でございます。経常損失は、営業利益と営業外収支の損失額を合わせた額で773万2,956円でございます。 5の特別利益はございません。 6、特別損失は過年度損益修正損が4万9,240円で、当年度純損失は経常損失と合わせて778万2,196円でございます。前年度繰越欠損金1億4,609万5,394円との合計額は、当年度未処理欠損金で1億5,387万7,590円でございます。 次のページをお願いいたします。 平成22年度三好市水道事業剰余金計算書について御説明させていただきます。 利益剰余金の部、1、減債積立金の4、当年度末残高は4,236万6,439円でございます。 2、欠損金につきましては、1、前年度未処理欠損金1億4,609万5,394円と、3、当年度純損失778万2,196円の合計額1億5,387万7,590円は、当年度未処理欠損金として平成23年度への繰り越しでございます。 資本剰余金の部、1、国庫補助金は前年度末残高1億5,632万8,000円と当年度発生高5,829万8,000円の合計額2億1,462万4,000円でございます。 2、工事負担金は前年度末残高3億1,770万2,578円と当年度発生高654万5,620円の合計額3億2,424万8,198円でございます。 3、その他資本剰余金は前年度末残高1億9,708万2,069円から当年度処分額277万6,095円を差し引いた額1億9,430万5,974円で、翌年度繰越資本剰余金は7億3,318万172円でございます。 続きまして、平成22年度三好市水道事業欠損金処理計算書でございます。 当年度未処理欠損金1億5,387万7,590円は、翌年度への繰り越しとなります。 次のページをお願いいたします。 平成22年度貸借対照表の説明でございます。 資産の部、1、固定資産は、(1)有形固定資産が土地ほか5項目で40億9,531万7,574円、(2)無形固定資産はダム使用権が2,299万9,992円で、固定資産合計が41億1,831万7,556円でございます。 2、流動資産は、現金預金ほか2項目で6億1,631万8,031円。 以上、資産合計は47億3,463万5,597円でございます。 負債の部、3、固定負債は、(1)修繕引当金が464万9,500円、4、流動負債は、(1)未払金が1億871万1,911円。 以上、負債合計は1億1,336万1,411円でございます。 次のページをお願いいたします。 資本の部、5、資本金、(1)自己資本金は固有資本金ほか2項目で10億3,881万7,103円、(2)借入資本金は企業債で29億6,078万8,062円。 以上、資本金合計は39億9,960万5,165円でございます。 6、剰余金、(1)資本剰余金は国県補助金ほか2項目で7億3,318万172円、(2)利益剰余金は減債積立金4,236万6,439円から当年度末処分欠損金1億5,387万7,590円を差し引いた額で、赤字額1億1,151万1,151円となり、剰余金合計が6億2,166万9,021円。 以上、資本合計は46億2,127万4,186円で、負債資本合計は資産合計と同額の47億3,463万5,597円でございます。 以上が平成22年度三好市水道事業会計の決算の主な内容でございます。 なお、平成22年度三好市水道事業報告につきましては、7ページから16ページに記載してございます。また、事業収益と費用の明細、固定資産明細、企業債明細につきましては、17ページから23ページに附属書類として添付をしておりますので御確認をよろしくお願いします。 最後に、7ページをお願いいたします。 決算の総括事項でございますが、平成22年度は昨年と比較すると経常収益で216万2,000円の減収、経常費用は275万3,000円の増加となりました。給水収益は、節水意識向上と過疎化により減少し、費用では特に浄水施設での修繕が多くあったことから、6カ年連続の赤字経営となりました。今後におきましては、一層の給水サービス向上と経費の節減に努め、市民の皆様に安全・安心かつ良質な水道水の安定供給を図るとともに、健全な経営ができるよう努めてまいります。御承認賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(木下善之君)  ここで会議の途中ではございますが、11時15分まで休憩をいたします。            午前11時07分 休憩            午前11時16分 再開 ○議長(木下善之君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 三野病院事務長。 ◎三野病院事務長(黒島一郎君)  認定第3号 平成22年度三好市病院事業会計決算の認定について。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成22年度三好市病院事業会計決算書を別添監査委員の意見につけて議会の認定に付するということに基づきまして御説明をさせていただきます。 決算書1ページをごらんください。 収益的収入及び支出の状況でございます。 収入の部といたしまして、第1款病院事業収益は、第1項医業収益、第2項医業外収益、第3項特別利益合わせまして、予算額7億6,333万1,000円に対しまして、決算額7億3,608万7,689円となりました。 支出の部といたしまして、第1款病院事業費用は、第1項医業費用、第2項医業外費用、第3項特別損失、第4項予備費を合わせまして、予算額7億7,264万5,000円に対しまして、決算額7億4,645万5,284円となりました。 次に、2ページをごらんください。 資本的収入及び支出の状況でございます。 収入の部といたしまして、第1款資本的収入は、第1項企業債、第2項他会計負担金を合わせまして、予算額4,593万円に対しまして、決算額4,103万円となりました。 支出の部といたしまして、第1款資本的支出は、第1項建設改良費、第2項企業債償還金を合わせまして、予算額5,823万9,000円に対しまして、決算額5,331万9,499円となりました。 資本的支出において不足する1,228万9,499円は、過年度分損益勘定留保資金及び過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補てんをいたしております。 次に、3ページをごらんください。 損益計算書について御説明を申し上げます。これは、病院事業の経営状況を示すものでございます。 1の医業収益は、入院収益、外来収益、その他医業収益を合わせまして6億7,674万1,750円でございます。 2の医業費用は、給与費、材料費、経費、減価償却費、資産減耗費、研究研修費を合わせまして7億1,306万7,394円でございます。医業収益と医業費用の差し引き3,632万5,644円が医業損失となりました。 3の医業外収益は、他会計繰入金、患者外給食収益、その他医業外収益を合わせまして5,637万2,090円でございます。 4の医業外費用は、支払い利息、繰り延べ勘定償却、消費税及び地方消費税を合わせまして3,083万6,850円でございます。医業外収益と医業外費用の差し引きは2,553万5,240円の増収となりました。そこで、医業損失と差し引きをいたしますと1,079万404円の経常損失となりました。 5の特別利益と6の特別損失の差し引きでは16万5,357円の損失となりました。これを経常損失と差し引きいたしますと、当年度純損失は1,095万5,761円となり、前年度からの繰越欠損金3,866万4,592円を加えた当年度未処理欠損金は4,962万353円でございます。 次に、4ページをごらんください。 剰余金計算書について御説明をいたします。 利益剰余金の部では、1の減債積立金は当年度末在高が20万円でございます。 2の欠損金は、繰越欠損金年度末残高3,866万4,592円と当年度の純損失1,095万5,761円を合わせまして、前年度未処理欠損金は4,962万353円でございます。 資本剰余金の部では、1の国庫補助金は当年度末残高が1億36万4,887円でございます。 2のその他資本剰余金は、当年度発生高が1,303万円を加え、当年度処分額1億円を差し引きいたしまして3億753万3,114円で、翌年度繰越資本剰余金は4億789万8,001円となりました。 次に、5ページをごらんください。 欠損金処理計算書(案)について御説明をいたします。 本年度は、欠損処理は行っておりませんので、翌年度繰越欠損金は変わらずの4,962万353円でございます。 次に、6ページ、7ページをごらんください。 貸借対照表について御説明いたします。これは、病院事業の財政状況を示すものでございます。 まず、資産の部、1の固定資産は有形固定資産といたしまして、土地、建物、構築物、器械備品、車両及び建設仮勘定で、固定資産合計は9億4,637万6,422円でございます。 2の流動資産は、現金預金、未収金、貯蔵品で合計3億1,809万8,526円でございます。 3の繰り延べ勘定は、控除対象外消費税額が3,625万2,062円でございます。 以上により、資産合計は13億72万7,010円でございます。 次に、負債の部でございます。 4の流動負債は、未払金3,522万9,153円でございます。 次に、資本の部でございます。 5の資本金は、自己資本金9,181万5,693円、借入資本金といたしまして企業債8億1,520万4,516円で、合計といたしまして9億702万209円でございます。 6の剰余金は、資本剰余金として国庫補助金1億36万4,887円、その他資本剰余金3億753万3,114円、利益剰余金といたしましては減債積立金20万円、当年度未処理欠損金4,962万353円で、剰余金の合計は3億5,847万7,648円となりました。この剰余金と資本金を合わせた資本合計は12億6,549万7,857円でございます。これに、4の負債合計を加えた負債資本合計は13億72万7,010円でございます。 なお、8ページ以降は附属書類といたしまして事業報告書、収益費用明細書、固定資産明細書、企業債明細書を付しておりますので、後でごらんいただくこととして、御説明を省略させていただきます。 以上、説明を申し上げましたとおり、本年度の医業収益は前年度に比べまして3,061万円余りの増収、一方で医業費用も前年度に比べまして2,561万円余りの増額となりましたが、結果的には1,095万円余りの純損失を出してしまいました。しかし、徳島県西部医療圏における公立病院として、県立の三好病院との連携や機能分担を担うべくリハビリテーション機能の強化、また医師の相互派遣による整形外科の外来受診が充実したこと等が収益の増加にあらわれたものと思います。このことは、進むべき市立三野病院の指標となりました。今後とも市民に信頼される病院づくりのため、職員一丸となって努力してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただき、御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(木下善之君)  企画財政部長。 ◎企画財政部長(来見和幸君)  議案書8ページをお願いいたします。 議案第45号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について御説明いたします。 三好市辺地に係る公共的施設の総合整備計画を別紙のとおり策定したいので、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 この辺地総合整備計画につきましては、新市合併時に平成18年度から平成22年度までの5年間で策定しておりましたが、期間が終了したため、今回新たに平成23年度から平成27年度までの5年間の辺地総合整備計画を提案するものでございます。 9ページ以降の総合整備計画でございますが、9ページから10ページにつきまして、三野町の2辺地について記載しております。11ページから13ページにつきまして井川町の3辺地、14ページから17ページについて山城町の4辺地、18ページから25ページについて西祖谷山村の8辺地、26ページから32ページにつきまして東祖谷の8辺地を掲載しております。したがいまして、三好市全体では24辺地の総合整備計画の策定となっております。 この計画は、辺地地区の要件を満たしており、平成23年度からの5年間で事業整備の予定がある辺地地区について、総合整備計画を策定しております。 前回の辺地地区との主な変更点について御説明いたします。 11ページをお願いいたします。 まず、井川町の大久保、下久保辺地でありますが、前回は冬、桜、岩坂辺地と大久保、下久保辺地の2つの区域で総合整備計画を策定していましたが、冬、桜、岩坂辺地におきまして、人口要件の50人を割り込んだため、大久保、下久保辺地に統合をして策定をいたしました。 次に、25ページをお願いいたします。 次に、西祖谷山村の善徳、田ノ内辺地については、前回は善徳辺地のみで策定していましたが、区域の見直しを行い、田ノ内地区についても区域に組み込み、今回は善徳、田ノ内辺地として策定いたしました。 最後に、31ページをお願いいたします。 東祖谷の京上、大西辺地でございます。前回は、大西、元井、栂の峰の3地域で大西辺地として策定していましたが、東祖谷の中心地で東祖谷総合支所のある下浦地区を中心とした京上、林から大枝、若林、新居屋地区を含めた一体が辺地要件に該当するため、人口要件の50人を割り込んだ大西辺地を含めて、今回を新たに京上、大西辺地として策定いたしました。 これが、辺地地区の変更でございます。 以上でございます。 続きまして、33ページをお願いいたします。 議案第46号です。三好市まちづくり条例策定審議会条例の制定について御説明いたします。 このまちづくり条例につきましては、平成21年度の行政内部の庁内検討会から取り組みを始めまして、平成22年8月から平成23年4月までの14回のまちづくり条例を考える市民委員会で議論を重ね、条例の基本的な考え方、条例に盛り込むべき事項を取りまとめ、平成23年6月からは旧町村ごとに市民説明会を開き、その内容を説明してまいりました。 今回のまちづくり条例策定審議会条例制定につきましては、地方自治法第138条の4第3項に普通地方公共団体は条例の定めるところにより、執行機関の附属機関として審議会の機関を置くことができると規定されていることから提案するものです。 この審議会においては、市民委員会や市民説明会から出された盛り込むべき事項をもとに、まちづくり条例の条文を検討するもので、平成24年3月議会に条例案を提出する予定としております。 それでは、主な条文について説明いたします。 第1条は、まちづくり条例策定審議会の設置を定めております。 第2条では、審議会の所掌事務として、市長の諮問によりまちづくり条例の策定に関し、必要な事項を調査審議することとしております。 第3条は、組織についての規定であり、委員は学識経験者、市議会議員、市職員及び市民で構成し、委員数は15名以内としております。 34ページをお願いします。 第6条ですが、ここでは審議会に部会を置くことができる旨を規定しております。主な条文は以上です。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行する。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(木下善之君)  総務部長。 ◎総務部長(馬渕文彦君)  議案第47号 三好市税条例の一部を改正する条例について、35ページをお願いします。 この条例改正は、現在市民税、固定資産税について運営をしております前納報奨金制度を平成24年4月1日から廃止をお願いするもので、前納報奨金は個人の市民税及び固定資産税について、その年のすべての納期に係る税額を第1期の納付期限までに納めた場合、それぞれの納付期限に係る月数の1%をそれぞれの税額に乗じた額を前納報奨金として上限額を3万円とし支給するもので、平成22年度において市県民税に係る前納報奨金が660万9,000円、固定資産税に係るそれは1,735万9,000円、合計額が2,396万8,000円となっております。 制度廃止の理由といたしましては、前納報奨金制度は昭和25年の戦後の混乱した世界経済情勢の中で、税の早期確保や納税意欲の向上を目的として創設されたものであり、制度創設当時とは世界経済状況や納税意識も大きく変化し、金融機関窓口、コンビニ収納や口座振替での自主納付が浸透し、その目的は一定達成されたものと考えるところであります。 このような中で、県内市町村の状況につきましては、本市以外で市民、固定資産の両税の報奨金を有しているのが5団体、固定資産税のみの運用団体が6団体と、半数の団体が既に制度を廃止しております。美馬、三好地区に限りますれば、本市以外の団体はすべて前納報奨金制度を全廃しております。また、市民税につきましては、給与や年金から引き落とされている納税者の7割を越える特別徴収納税者は制度の対象者とはならず、平成22年度において制度の対象者は納税者の28%、報奨金の支給者は17%しかなく、一部の納税者しか対象とならない不公平な制度となっており、昨年の事務事業評価会議では廃止を求めております。条例が改正されますと、納税者の皆様におかれましては、実質納税額の増となりますが、御理解いただくようお願いいたします。 附則としまして、周知期間も必要であるため、平成24年4月1日から施行いたします。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(木下善之君)  産業観光部長。 ◎産業観光部長(中内栄一君)  37ページをお願いいたします。 議案第48号 土地改良事業の実施について説明をいたします。 池田町船原地区において土地改良事業を実施するため、土地改良法第96条の2第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 主な内容でございますが、施行地区につきましては池田町船原地区、事業種目につきましては農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業の基盤整備事業でございます。 事業計画の概要でございますが、農道の開設は延長が350メートル、幅員は3メートルでございます。また、部分拡幅につきましては5カ所を予定しております。受益面積は、9.3ヘクタールでございます。 なお、位置等につきましては、産業観光部の資料4ページを御参照いただきたいと思います。 続きまして、38ページをお願いいたします。 議案第49号 三好市井川森林総合利用施設条例の一部を改正する条例について説明をいたします。 今回、井川スキー場に新しい施設を追加すること等により、一部改正をお願いするものでございます。 主な改正点につきまして説明をいたします。 第2条、名称等につきましては、ロッジ腕山、多目的施設を追加いたします。ロッジ腕山につきましては、宿泊施設等として利用し、多目的施設は運営時の休憩施設等として利用する計画でございます。 第3条の業務につきましても、ロッジ腕山、多目的施設を追加いたします。 別表第6条、第7条関係につきまして、名称変更は「コテージ等」を「宿泊施設等」に変更いたします。 また、次のページ、40ページからの使用料につきましてでございますが、スノーボードセット「4,000円」を「3,500円」に改正いたします。ウエア上下「3,000円」を「2,500円」に改正いたします。フィンランドコテージ宿泊料、1棟1泊「1万2,000円」を「1万4,000円」に改正いたします。バーベキュー棟、1棟1回1,000円につきまして、コテージの宿泊者につきましては1,000円で変更はございませんが、宿泊者以外の方が利用する場合は3,500円を追加いたします。ロッジ腕山宿泊料につきましては、1泊3,000円、小・中学生は2,000円、就学前の幼児は無料を追加いたします。また、コテージを利用者が4人を超える場合、1人「800円」を「1,000円」に、小・中学生「400円」を「500円」に、それぞれ改正をいたします。 なお、附則といたしまして、この条例は平成23年10月1日から施行するでございます。 続きまして、42ページをお願いいたします。 議案第50号 指定管理者の指定について説明をいたします。 三好市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第7条に規定する指定管理者について、次の者を指定管理者に指定したいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものです。 先ほど条例改正で説明いたしました、井川森林総合施設の追加に伴いまして、次のとおり指定を行うものでございます。 施設の名称、三好市井川森林総合利用施設のロッジ腕山、多目的施設でございます。指定管理者となる団体の名称、株式会社ふるさと夢企画。指定の期間、平成23年10月1日から平成26年3月31日まででございます。 以上、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(木下善之君)  企画財政部長。 ◎企画財政部長(来見和幸君)  議案書43ページをお願いいたします。 議案第51号 平成23年度三好市一般会計補正予算(第3号)について御説明いたします。 平成23年度三好市一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによります。 第1条、歳入歳出予算の補正。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億9,902万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ269億108万7,000円とするものです。 第2条、債務負担行為の補正。債務負担行為の追加は、第2表債務負担行為補正によります。 第3条、地方債の補正。地方債の追加及び変更は、第3表地方債補正によります。 それでは、歳出から御説明いたします。 65ページをお願いいたします。 2款総務費、1項総務管理費、3目財産管理費は1,176万9,000円を追加するもので、内容のうち修繕料868万3,000円は、総合支所や集会所などの修繕費、委託料は財産管理システムの導入委託135万2,000円と、旧池田第一中学校跡地の分筆調査委託料です。財源は一般財源です。 8目企画費は8,171万1,000円を追加するもので、内容の主なものは東祖谷落合地区の市道1線、農道3線などを整備する予算の計上で、財源は国補助金が3,954万5,000円、地方債3,750万円、その他財源はコミュニティ助成金で250万円、一般財源216万6,000円でございます。 18目過疎対策費は219万3,000円を追加するもので、内容は市単独でアドバイザー招聘事業を取りやめまして、新たに財団法人の助成事業を活用したアドバイザー招聘事業を450万円の業務委託料で実施するもので、財源は地方債が150万円、その他財源は事業助成金で300万円、一般財源は230万7,000円の減でございます。 3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費は48万6,000円を追加するもので、内容は時間外手当、財源は一般財源でございます。 66ページをお願いします。 3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費は813万7,000円を追加するもので、内容は要援護者台帳及びマップ整備に係る業務委託料で、財源は県補助金でございます。 2項児童福祉費、1目は53万円を追加するもので、内容は白地等の児童遊園のトイレ等を修繕するもので、財源は一般財源でございます。 3目保育所費は2億741万円を追加するもので、内容は東祖谷保育所の新築工事と池田第一、王地及び三野保育所の耐震改修等に係る経費の計上で、財源は地方債が2億710万円、一般財源31万円でございます。 4目放課後児童クラブ費は2,795万9,000円を追加するもので、内容の主なものは辻放課後児童クラブの移転改築事業に係る工事請負費等の計上で、財源は県補助金が466万6,000円、地方債が2,020万円、一般財源が309万3,000円でございます。 3項老人福祉費、1目老人福祉総務費は56万2,000円を追加するもので、内容は井川町の高齢者コミュニティセンター野住の家の屋根防水修繕です。財源は一般財源でございます。 67ページの5項災害救助費、1目災害救助費は140万5,000円を追加するもので、内容は東日本大震災に係る派遣職員の時間外勤務手当で、財源は一般財源でございます。 68ページをお願いいたします。 4款衛生費です。1項保健衛生費、1目保健衛生総務費は2,359万5,000円を追加するもので、内容は大歩危診療所増改築事業に係る工事請負費等の計上で、財源は県補助金でございます。 6目環境衛生費は1,900万円を追加するもので、内容は池田第3墓地と馬路東墓地の市営墓地拡張工事で、財源は一般財源でございます。 3項上水道費、1目上水道施設費は800万7,000円を追加するもので、内容は遊休地域に係る飲料水施設設置補助金500万円と、簡易水道特別会計への繰出金302万7,000円です。財源は地方債500万円、一般財源302万7,000円でございます。 5款農林水産業費、1項農業費、9目基盤整備促進事業費は7,199万円を追加するもので、内容は船原中尾線ほか3線の農道整備等、三野町の加茂野宮地区に畑地かんがい用水を整備する経費の計上で、財源は県補助金3,722万1,000円、地方債3,110万円、その他財源は受益者負担金で248万2,000円、一般財源が118万7,000円でございます。 10目とくしま強い農林水産業づくり事業費は286万9,000円を追加するもので、内容は加茂野宮地区の畑地かんがい用水整備に係る補助金249万円と、県補助金償還金37万9,000円です。財源は、県補助金142万3,000円、地方債100万円、その他財源は諸収入の返還金で37万9,000円、一般財源6万7,000円でございます。 18目県営事業費は175万円を追加するもので、内容は新池のため池等整備のための県営負担金で、財源は地方債160万円、一般財源15万円でございます。 2項林業費、1目林業総務費は22万円を追加するもので、内容は県緑資源造林協議会会費16万8,000円と、鳥獣害対策に係る狩猟免許取得助成5万2,000円で、財源は一般財源でございます。 2目林業振興費は1,049万5,000円を追加するもので、内容の主なものは70ページの業務委託料1,019万5,000円で、その主なものは森林の集約化、公益的機能や保護に関する森林整備計画の策定業務に300万円、東祖谷の分収造林を作業道や保育間伐などにより整備する業務委託に632万8,000円です。財源は、県補助金が42万3,000円、地方債300万円、その他財源は受託事業収入で632万8,000円、一般財源74万4,000円でございます。 6目市有林管理費は78万2,000円を追加するもので、内容は山城町白川及び内六地区への分収林地元配分金44万7,000円と、市有林基金積立金33万5,000円で、財源のその他財源は立木売払収入で111万6,000円、一般財源は33万4,000円の減でございます。 7目森林環境保全整備事業費は4,300万3,000円を追加するもので、内容は下刈り、除間伐などにより森林を保全整備する委託料の計上で、財源は県補助金が1,910万2,000円、その他財源は分担金で20万1,000円、一般財源2,370万円でございます。 8目森林整備地域活動支援事業費は647万6,000円を追加するもので、内容は搬出間伐等の支援交付金でありまして、財源は県補助金が485万6,000円、一般財源162万円でございます。 17目県単林道事業費は、新たに目を設け798万円を計上するもので、内容は林道横倉線ほか2線を舗装整備するもので、財源は県補助金が359万1,000円、地方債が430万円、一般財源8万9,000円でございます。 19目県単治山事業費は、新たに目を設け1,200万2,000円を計上するもので、内容は井川町腕の山地区ほか1地区の治山工事で、財源は県補助金が600万円、地方債570万円、一般財源30万2,000円でございます。 23目緊急危険箇所対策事業費は1,000万円を追加するもので、内容は今後の災害等に対応するための工事請負費等の計上で、財源は地方債950万円、一般財源50万円でございます。 29目森林整備加速化・林業飛躍事業費は751万2,000円を追加するもので、内容の主なものは山城及び西祖谷総合支所の木造による内装改修工事等委託料のうち業務委託料175万円は、間伐事業に係る業務委託です。財源は、県補助金467万8,000円、一般財源283万4,000円でございます。 72ページをお願いいたします。 6款商工費、1項3目観光振興費は1,094万5,000円を追加するもので、内容の主なものは株式会社東祖谷観光開発への運営補助金1,000万円で、財源は地方債1,000万円、一般財源94万5,000円でございます。 4目観光施設管理費は928万7,000円を追加するもので、内容のうち修繕料619万1,000円は、紅葉温泉の煙突等、市内観光施設の修繕料で、その他は落合重伝建中尾邸の備品購入費及び管理経費でございます。財源は、地方債が240万円、一般財源688万7,000円でございます。 続きまして、7款土木費です。1項土木管理費、1目土木総務費は4,051万2,000円を追加するもので、内容は法定外公共物の維持管理工事の200万円と、道路局部改良、県単砂防事業等の県営事業負担金3,851万2,000円で、財源は地方債3,630万円、一般財源421万2,000円でございます。 2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう維持費は500万円を追加するもので、内容は重機使用料、財源は一般財源でございます。 3項河川費、5目緊急危険箇所対策事業費は1,000万円を追加するもので、内容は今後の災害等に対応するための工請等の追加で、財源は地方債950万円、一般財源50万円でございます。 5項住宅費、1目住宅管理費は970万円を追加するもので、内容は山城町西宇の市営住宅におきまして、合併浄化槽の設置箇所が地盤沈下しているため、防止工事等の経費の計上で、財源のうちその他財源は山城会からの工事負担金で334万4,000円、一般財源635万6,000円でございます。 75ページをお願いいたします。 8款消防費、1項2目非常備消防費は3,210万3,000円を追加するもので、内容は消防団員の公務災害補償の掛金が増額になったことによる負担金の計上です。財源は一般財源でございます。 4目防災費は200万円を追加するもので、内容は池南、シンヤマ地区自主防災会への防災用資機材整備の補助金で、財源は宝くじコミュニティ助成金でございます。 5目災害対策費は300万円追加するもので、内容は災害時の時間外勤務手当、財源は一般財源でございます。 76ページをお願いします。 9款教育費、2項小学校費、1目学校管理費は60万円を追加するもので、内容は西山小学校ほか2校の休校記念誌の印刷製本費で、財源は一般財源でございます。 2目教育振興費は672万9,000円を追加するもので、内容の主なものは東祖谷地域の学校間地域間交流事業ほか3事業を市内の各小学校で実施するもので、財源は県補助金が475万円、その他財源はみよし広域連合からの補助金で178万9,000円、一般財源19万円でございます。 3項中学校費、2目教育振興費は500万8,000円を追加するもので、内容の主なものは小・中連携で武道を通して子供の育成を図る学びのかけ橋プロジェクト事業ほか2事業を実施するもので、財源は県補助金が380万円、その他財源はみよし広域からの補助金で90万8,000円、一般財源30万円でございます。 5項社会教育費、6目文化財保護費は344万4,000円を追加するもので、内容は井川町辻地区の町並み保存に向けた調査等の委託料で、財源は地方債が340万円、一般財源4万4,000円でございます。 9目歴史的風致保存事業費は332万9,000円を追加するもので、内容は阿佐家住宅等の修理計画等の策定業務で、財源は地方債が330万円、一般財源2万9,000円でございます。 6項保健体育費、1目保健体育総務費は130万1,000円を追加するもので、内容は臨時職員賃金、財源は一般財源でございます。 78ページをお願いいたします。 10款災害復旧費、1項農林水産施設災害復旧費、2目林業用施設災害復旧費は8,820万円を追加するもので、内容の主なものは林道谷間豊永線ほか5線の災害復旧工事の計上で、財源は県補助金が5,460万円、地方債2,350万円、一般財源1,010万円でございます。 以上が歳出です。 続きまして、歳入を御説明いたします。 56ページをお願いいたします。 歳入です。一般財源の主なもののみ説明させていただきます。 10款1項1目地方交付税は1,330万9,000円を追加するもので、内容は普通交付税でございます。 次に、少し飛びますが63ページをお願いいたします。 21款1項市債、1目総務債の一番上にあります臨時財政対策債1億2,900万円が一般財源化でございます。 以上が歳入です。 続きまして、51ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為補正です。 2件の追加でありまして、1件は国土交通省起業・猪ノ鼻道路残土場用地取得で限度額は5,300万円、もう一件は県立三好病院進入路拡幅整備事業用地取得で限度額は2,800万円、期間はどちらも平成23年度から平成27年度まででございます。 最後に、52ページをお願いいたします。 第3表地方債補正です。 起債の目的は、臨時財政対策債等18件でありまして、今回合計で5億4,490万円を追加し、限度額の合計を46億6,500万円とするものです。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、右記載のとおりでございます。 以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(木下善之君)  総務部長。 ◎総務部長(馬渕文彦君)  議案第52号 平成23年度三好市井内財産区特別会計補正予算(第1号)について、79ページをお願いします。 平成23年度三好市井内財産区特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ63万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ430万7,000円とするものであります。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によります。 歳出から御説明いたします。 85ページをお願いいたします。 1款1項1目管理会費は38万3,000円を追加し、96万1,000円とするもので、内容は財産区管理委員の先進地視察研修に要する旅費及び自動車借り上げ料で、財源は一般財源。 次のページをお願いいたします。 3款1項1目寄附金は24万8,000円を追加し、24万9,000円とするもので、内容は井内小学校に対する一般寄附金で、財源は一般財源であります。 続きまして、歳入、84ページをお願いいたします。 2款1項1目繰越金63万1,000円を一般財源化するものであります。どうかよろしくお願いします。 ○議長(木下善之君)  企画財政部長。 ◎企画財政部長(来見和幸君)  87ページをお願いいたします。 議案第53号 平成23年度三好市ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。 平成23年度三好市ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによります。 第1条、歳入歳出予算の補正。歳入歳出それぞれ257万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8,539万6,000円とするものです。 歳出から御説明いたします。 93ページをお願いいたします。 1款1項1目ケーブルテレビ事業費は257万8,000円を追加するもので、内容はケーブルテレビ事業に係る消費税で、財源は一般財源でございます。 以上が歳出です。 続きまして、歳入を御説明いたします。 92ページです。 3款1項1目繰越金は257万8,000円を追加するもので、内容は前年度繰越金でございます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(木下善之君)  環境福祉部長。 ◎環境福祉部長(新居政昭君)  94ページをお願いいたします。 議案第54号 平成23年度三好市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を御説明いたします。 第1条、歳入歳出予算の総額に、事業勘定において歳入歳出それぞれ4,009万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ38億7,786万円とし、直営診療施設勘定において歳入歳出それぞれ122万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億3,666万1,000円とするものです。 2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によります。 国保事業から説明いたします。 102ページをお願いいたします。 歳出の説明をいたします。 6款1項3目保険財政共同安定化事業拠出金4,000万円の増額で、1億100万円とするものです。内容は、徳島県内における市町村の保険料の平準化や、財政の安定化を図るための拠出金の増額で、財源はすべて一般財源です。 103ページをお願いします。 10款1項3目償還金9万1,000円の増額で、9万2,000円とするものです。内容は、平成22年度高齢者医療制度円滑運営事業補助金及び平成22年度出産育児一時金補助金の精算返納金で、財源は一般財源です。 101ページをお願いします。 歳入を説明いたします。 10款1項1目繰越金4,009万1,000円増の5億492万4,000円とするものです。 続きまして、直営診療施設勘定の説明をいたします。 109ページです。 歳出の説明をいたします。 1款1項1目一般管理費5万3,000円の増額で、1億1,466万7,000円とするものです。内容は、各種手数料の増額で、財源は一般財源です。 110ページをお願いします。 2款1項1目医療費117万6,000円の増額で、1億1,844万5,000円とするものです。内容は、在宅酸素療法機器の使用料44万1,000円と、無停電電源装置購入費73万5,000円の増額で、財源はすべて一般財源です。 108ページをお願いします。 歳入です。 5款1項1目繰越金122万9,000円の増額で、653万8,000円とするものです。 以上、よろしくお願いをいたします。 ○議長(木下善之君)  水道課長。 ◎水道課長(耕地孝裕君)  111ページをお願いいたします。 議案第55号 平成23年度三好市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)でございます。 平成23年度三好市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによります。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ530万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億9,991万9,000円とするもので、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によります。 歳出から説明させていただきます。 118ページをお願いいたします。 1款1項1目簡易水道費で、山城町川口簡易水道と大津上西宇簡易水道の豪雨と雷による復旧に伴う補正で530万円の増額をお願いするものでございます。内訳及び補正額は、節に記載のとおりでございます。財源は一般財源でございます。 以上、歳出合計は530万円の増額で、4億9,991万9,000円でございます。 歳入の説明をさせていただきます。 116ページをお願いいたします。 2款1項1目繰入金は、一般会計繰入金で302万7,000円の補正でございます。 次のページをお願いいたします。 3款1項1目繰越金は、前年度繰越金で227万3,000円の補正でございます。 以上、歳入合計につきましても、歳出同様530万円の増額で4億9,991万9,000円でございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(木下善之君)  以上で承認第11号 専決処分の承認を求めることについてから、議案第55号 平成23年度三好市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)までの計15議案の補足説明が終わりました。 会議の途中ではございますが、昼食のため午後1時10分まで休憩いたします。            午後0時11分 休憩            午後1時11分 再開 ○議長(木下善之君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ここで、認定第1号 平成22年度三好市各会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号 平成22年度三好市水道事業会計決算の認定について、認定第3号 平成22年度三好市病院事業会計決算の認定についての3件につきまして、監査委員から監査結果の報告を求めたいと思います。 代表監査委員住吉和弘委員。 ◎監査委員(住吉和弘君)  監査委員の住吉でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 それでは、平成22年度の決算の審査につきまして報告をいたしたいと思います。 まず初めに、財政健全化審査意見書から御説明といいますか、報告をしたいと思います。 A4の1枚物の紙でお配りをしておると思いますので、それに基づいて報告をいたします。 なお、先ほど報告第8号で企画財政部長のほうから詳しく御報告がございましたので、審査結果のみ報告をさせていただきたいと思います。 平成22年度三好市財政健全化審査意見書。 審査の結果でございますが、ここに記載されておりますとおり、4項目の健全化判断比率につきまして、それぞれ早期健全化基準を下回っておりますので、特に指摘をすべき事項はございません。 それと、もう一枚の三好市経営健全化審査意見書でございますが、これにつきましても5つの特別会計、それぞれ資金不足比率はいずれも0.0%というようなことでございますので、特に指摘をすべき事項はございません。 次に、三好市決算審査意見書ということで、一般会計、それから特別会計、それから基金についての決算審査を報告をいたします。お手元の黒表紙の冊子でございます。 1ページにつきましては、市長あてのかがみをつけております。 4ページをお開きをいただきたいと思います。 それでは、4ページをお開きをいただきたいと思います。 平成22年度一般会計並びに特別会計決算審査意見書でございます。 審査の概要。審査の対象は、平成22年度三好市一般会計歳入歳出決算と平成22年度三好市井内財産区特別会計歳入歳出決算から平成22年度三好市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算までの11の特別会計でございます。 審査の期間は、平成23年6月16日から8月5日まででございます。 審査の手続、この審査は市長から提出された平成22年度各会計歳入歳出決算及び決算附属書類について、関係法令に準拠して作成されているかどうかを確かめ、これらの計数の正確性を検証するため、関係諸帳簿、証拠書類等との照合を行ったほか、必要と認めるその他の審査を実施をした。 審査の結果でございますが、審査に付された決算書及び決算附属書類はいずれも関係法令に準拠して作成されており、決算計数については会計諸帳簿及び証拠書類を照合した結果、誤りのないものと認められました。 以下、決算の概要並びに所見の一端を述べさせていただきたいと思います。 それぞれ各会計の項目につきましては、会計管理者のほうから説明がございましたので、36ページをお開きいただきたいと思います。 所見としてまとめを載せております。 なお、括弧の数字は記載のとおりでございますので、説明は省略をさせていただきたいと思います。 まとめ。経済情勢の悪化や厳しい雇用情勢が続く中、本市を取り巻く状況は引き続き厳しい状況にあり、平成22年度決算では市税が2年連続しての減収となったが、歳入の根幹である地方交付税が増額となったため、歳入決算額については対前年度比で2.0%の伸びを示した。 平成22年度の一般会計及び特別会計を合わせた決算額は、歳入345億2,332万6,000円、歳出327億6,956万1,000円で、昨年度の決算額と比べると歳入6億8,122万1,000円、歳出11億1,688万1,000円と、それぞれ増となっています。歳入歳出差引額は、形式収支で17億5,376万5,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源1億786万6,000円を差し引いた実質収支額は16億4,589万9,000円で、すべての会計で黒字となっている。 一般会計歳入について、総額を前年度と比較すると13億3,075万円の増加となっている。款別決算額で増加となった主なものは、繰越分を除くと地方交付税136億4,659万8,000円、市債32億9,390万円などとなっている。一方、減少となった主なものは、繰入金2,157万4,000円、国庫支出金23億8,269万9,000円などである。また、収入率では予算に対して95.2%となり、前年度比0.9ポイントの増、調定に対しては98.8%で前年度比0.1ポイントの増となっている。収入未済額は3億625万4,000円で、前年度と比較すると793万8,000円の減少となったが、厳しい財政状況が続く中、収入未済額の縮減は大きな課題であり、負担の公平性、貴重な財源確保の観点からも引き続き一層の努力をされたい。 次に、一般会計歳出について総額を前年度と比較すると15億2,569万8,000円の増加となっている。款別決算額で増加となった主なものは、繰越分を除くと総務費が44億7,350万9,000円、教育費が21億1,889万8,000円などで、増加となった主な要因はそれぞれ積立金と小・中学校建設事業となっているが、特に本年度においては財政調整基金と減債基金に、前年度に比べ12億8,279万円増の19億2,686万6,000円の積み立てが行われている。一方、減少となった主なものは、農林水産業費が13億2,207万6,000円、商工費が4億8,068万7,000円などである。 特別会計については、各会計を総括すると、歳入総額は前年度に比べ6億4,952万8,000円の減、歳出総額は4億881万7,000円の減となっている。これは、平成21年度においてケーブルテレビ事業特別会計・簡易水道事業特別会計で、それぞれ大規模改修事業・施設整備事業があったこと、国民健康保険特別会計の被保険者数が減少したことなどによるものである。収入未済額については、各特別会計で述べておりますが、総額で2億413万5,000円となっており、歳入の確保と経費節減に努めるとともに、安易に一般会計からの繰入金、補助金等に財源を求めることのないよう、健全で安定した事業運営を確保されたい。 普通会計の地方債現在高については423億2,131万4,000円で、昨年度末より20億2,718万2,000円の減、積立金現在高については109億8,157万円と、昨年度末より25億2,588万4,000円の増となっており、合併後集中改革プランなどに基づく健全化施策によって良好に推移してきたと言えるが、周知のとおり、本市の財政は地方交付税等に大きく依存した財政体質となっており、平成33年度以降の普通交付税の一本算定や、地方交付税の算定の基礎となる人口の減少を見据えた行財政運営が肝要である。しかしながら、複雑かつ多様化する市民の要請や社会情勢の変化に対応した多くの財政需要に対し、「選択と集中」により着実に行財政運営を行っていく必要があり、長期的な展望に立った健全財政の確保に万全を期されることを要望する。 以上がまとめでございます。 39ページから基金運用状況の審査意見書でございます。 43ページをお開きをいただきたいと思います。 平成22年度基金運用状況審査意見書。 審査の概要。審査の対象は、(1)平成22年度三好市財政調整基金から(24)の平成22年度特別養護老人ホーム長生園事業基金の24の事業でございます。 審査の期間は、6月16日から8月5日、審査の手続は審査に付されました平成22年度基金運用状況を示す書類について、その計数の正確性を検証するために、関係諸帳簿との照合を行ったほか、必要と認める他の審査を実施をいたしました。 44ページ、審査の結果でございます。 審査に付されました平成22年度の基金運用状況を示す書類の計数は、関係諸帳簿と照合した結果、誤りはなく、基金の運用状況も妥当であると認められました。 なお、44ページの財政調整基金から、55ページの特別養護老人ホーム長生園事業基金までの運用状況、それから年度末現在高の記載をしておりますので、ごらんをいただきたいと思います。 以上が一般会計、特別会計、それから基金の決算審査意見書でございます。 続きまして、水道事業特別会計決算意見書でございます。 水色の表紙の冊子でございます。 5ページをお開きをいただきたいと思います。 平成22年度三好市水道事業会計決算審査意見書。 審査の概要。審査の対象は、平成22年度三好市水道事業会計決算であります。 審査の期間は、6月24日から8月5日まで、審査の手続でございますが、市長から提出されました決算書類が水道事業の経営成績及び財政状態を適正に表示しているかどうかを検証するため、関係諸帳簿、証拠書類との照合を行ったほか、必要と認めるその他の審査を実施をしました。 なお、本事業の経営内容を把握するために、計数の分析を行い、事業が合理的かつ能率的に経営されているかどうかなどに重点を置いて考察をいたしました。 審査の結果でございますが、審査に付されました決算書及び決算附属書類は、いずれも関係法令に準拠し、かつ会計原則に基づいて作成されており、当年度の経営成績及び当年度末現在の財政状態を適正に表示されているものと認められました。 以下、その経営成績、財政状態についての概要並びにその所見の一端を述べたいと思います。 14ページをお開きをいただきたいと思います。 まとめとして、所見の一端を述べさせていただきます。 当年度の経営成績を前年度と対比してみますと、給水人口の減少などによる給水収益の減によって、営業収益が2.2%、610万円減少し、営業外収益では水道料金改定に伴う高料金対策補助金などにより393万8,000円の増となったものの、総収益では1.0%、316万2,000円の減収となっております。 一方、営業費用では、配水及び給水費や減価償却費は減少したものの、原水及び浄水費や総係費などが増加したため、昨年に比べ総費用で279万7,000円増加することとなった。 この結果、当年度純損失は、前年度より595万9,000円多い778万2,000円の純損失を計上するに至った。 次に、財政状態を前年度末と対比してみますと、第12期拡張事業等建設改良事業の進捗に伴い、総資産は47億3,463万6,000円となり、前年度に比べ1億1,832万7,000円、2.56%増加をしております。これら事業の財源は、主として企業債の発行によって賄われており、本年度については企業債の年度末残高が昨年度に比べ562万5,000円の減になってはいるが、平成23年度以降に償還が始まる発行額の大きい企業債もあり、今後も計画的な財政運営に万全を期す必要がある。 以上のことから、平成20年度より未償還企業債のうち、高利率のものの繰上償還や、低利率への借りかえを行うなど、財政の安定化に努めてはいるものの、給水人口の減少と節水意識の浸透などにより、給水収益が毎年漸減してきており、本市の人口動向から見ても給水収益の減収はいかんともしがたいことから、さらに経営環境は厳しくなっていくものと考えられる。 今後、とり得るべき方策としては、有収率の向上を初めとして、物件費・維持補修費などの経常的経費の抑制に努めるとともに、資産の効率的な運用を図っていくことが肝要であり、経費節減と財源の確保にさらなる努力が望まれる。 以上が水道事業会計決算審査意見書でございます。 次に、白表紙の冊子でございますが、病院事業会計決算審査意見書でございます。 5ページをお開きをいただきたいと思います。 平成22年度三好市病院事業会計決算審査意見書。 審査の概要。審査の対象は、平成22年度三好市病院事業会計決算であります。 審査の期間は、平成23年6月10日から23年8月5日まで。 審査の手続、この審査は市長から提出された決算書類が病院事業の経営成績及び財政状態を適正に表示しているかどうかを検証するため、関係諸帳簿、証拠書類との照合を行ったほか、必要と認めるその他の審査を実施をいたしました。 なお、本事業の経営内容を把握するために、計数の分析を行い、事業が合理的かつ能率的に経営されているかどうかなどに重点を置いて考察をいたしました。 審査の結果でございますが、審査に付された決算書及び決算附属書類は、いずれも関係法令に準拠し、かつ会計原則に基づいて作成されており、当年度の経営成績及び当年度末現在の財政状態を適正に表示されているものと認められました。 以下、経営成績及び財政状態についての概要並びに所見の一端と述べたいと思います。 14ページをお開きをいただきたいと思います。 まとめでございます。 本年度の業務状況を昨年度と比較すると、延べ利用患者数が4万813人で、491人増加をしている。その内訳は、入院患者数が1万8,258人、前年度より498人増加し、外来患者数については2万2,555人で、前年度より7人減少している。 経営成績については、入院収益が前年度に比べ1,305万7,740円、外来収益も1,379万3,129円増加し、医業収益全体では3,061万2,597円増加をしております。これは、入院収益については延べ入院患者数が前年度に比べて500人弱増加していること、それから外来収益については患者の平均診療単価が増加したことによるものと考えられる。 また、医業費用の面では、全体で2,561万5,623円の増となっているが、主な要因はリハビリ診療の充実のため、新たに作業療法士1名と言語聴覚士2名を採用し、給与費で2,293万1,244円の増となったことによるものである。 さらに、医業外収益については、一般会計からの繰入金が増額になったことにより2,877万7,293円の増となっているが、医業外費用については昨年と大きく変わるところはない。 この結果、平成21年度では4,559万4,558円の純損失であったが、本年度では期末で1,095万5,761円まで圧縮することができている。 次に、財政状態を前年度末と対比してみますと、総資産で13億72万7,010円で、前年度に比べ1,176万3,983円、0.91%増加をしている。 企業債では、当年度末の未償還残高が8億1,520万4,516円となっている。当年度において、企業債の利息償還が1,635万9,160円、元金償還が1,057万2,249円となっているが、昨年度末から着工した入院棟改築工事や、平成18年度の診療棟建設に伴う企業債の元金償還が平成24年度から始まることなどを考慮すれば、今後の経営状態は一段と厳しくなるものと考えられ、その対応に万全を期す必要がある。 以上のように、厳しい経営状態の中、医療に対する患者のニーズは年々高まり、国による医療費抑制政策や深刻な医師、看護師不足など、医療を取り巻く環境はますます厳しい状況になってきている。そこで、今後の事業運営に当たっては、徳島県西部医療圏における他の公的病院とも連携を深めながら、地域医療の担い手として市民の期待にこたえつつ、医療サービスの向上と経営の健全化に努められたい。 以上が病院事業会計の決算意見書でございます。 なお、お手元に太刀野財産区特別会計決算審査意見書もお入れしておりますので、御高覧をいただければと思います。 以上をもちまして平成22年度三好市決算審査意見書の報告にかえさせていただきます。 ○議長(木下善之君)  以上で報告が終わりました。 お諮りします。 ただいま議題となっております認定第1号、認定第2号、認定第3号の3件の決算認定につきましては、22人の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(木下善之君)  御異議なしと認めます。よって、22名の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定いたしました。 委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において配付いたしております名簿のとおり指名をいたします。 ただいまから休憩に入りますが、休憩中に決算審査特別委員会を開催され、正副委員長を互選し、議長まで御報告をお願いいたします。 暫時休憩をいたします。            午後1時37分 休憩            午後1時40分 再開 ○議長(木下善之君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほど休憩中に正副委員長の互選が行われ、報告がございました。 御報告いたします。 決算審査特別委員会委員長に中耕司議員、決算審査特別委員会副委員長に柿岡敏弘議員が選任されました。 これで本日の日程は全部終了いたしました。 次回は9月12日に一般質問を行います。 なお、一般質問通告書及び監査委員報告と認定第1号 平成22年度三好市各会計歳入歳出決算の認定についての一般会計歳入についての質疑通告書は、9月6日正午で、また議案質疑通告書は9月7日正午で締め切りますので、議長まで提出をお願いをいたします。 本日はこれにて散会をいたします。 大変御苦労さまでございました。            午後1時41分 散会...