三好市議会 2009-03-06
03月06日-02号
平成21年 3月定例会 平成21年三好市議会3月
定例会会議記録(第2号) 平成21年3月6日(金曜日)〇議事日程 午前10時02分開議 日程第 1 議案第 4号
土地改良事業の実施について 日程第 2 議案第 5号 三好市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について 議案第 6号 三好市
水道事業給水条例の一部を改正する条例について 議案第 7号 三好市
個人情報保護条例の一部を改正する条例について 議案第 8号 三好市集会所条例の一部を改正する条例について 議案第 9号 三好市
ケーブルテレビ条例の一部を改正する条例について 議案第10号 三好市
放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について 議案第11号 三好市
特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例について 議案第12号
三好市営貸付住宅管理条例の一部を改正する条例について 議案第13号
三好市営住宅管理条例の一部を改正する条例について 日程第 3 議案第14号
三好市立池田中学校スクールバスの設置及び管理に関する条例の制定について 議案第15号 三好市
スクールバスの運行及び住民利用に関する条例の一部を改正する条例について 議案第16号 三好市
自家用自動車有償運送に関する条例の一部を改正する条例について 日程第 4 議案第17号 三好市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 議案第18号 三好市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について 議案第19号 三好市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について 議案第20号
三好市立幼稚園保育料徴収条例の一部を改正する条例について 議案第21号 三好市
特別導入事業基金条例を廃止する条例について 日程第 5 議案第22号 平成20年度三好
市一般会計補正予算(第6号) 議案第23号 平成20年度三好
市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第24号 平成20年度三好
市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第25号 平成20年度三好
市ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第2号) 日程第 6 議案第26号 平成21年度三好
市一般会計予算 日程第 7 議案第27号 平成21年度三好
市国民健康保険特別会計予算 議案第28号 平成21年度三好
市老人保健特別会計予算 議案第29号 平成21年度三好
市後期高齢者医療特別会計予算 議案第30号 平成21年度三好市
特別養護老人ホーム長生園特別会計予算 日程第 8 議案第31号 平成21年度三好
市井川スキー場事業特別会計予算 議案第32号 平成21年度三好
市農業集落排水事業特別会計予算 議案第33号 平成21年度三好
市浄化槽事業特別会計予算 日程第 9 議案第34号 平成21年度三好
市ケーブルテレビ事業特別会計予算 議案第35号 平成21年度三好
市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 議案第36号 平成21年度三好
市土地取得事業特別会計予算 議案第37号 平成21年度三好市
給食事業特別会計予算 議案第38号 平成21年度三好市井内財産区
特別会計予算 議案第39号 平成21年度三好
市簡易水道事業特別会計予算 日程第10 議案第40号 平成21年度三好市
水道事業会計予算 議案第41号 平成21年度三好
市国民健康保険市立三野病院特別会計予算 日程第11 陳情第 1号 有害獣駆除に関する陳情書 陳情第 2号 『「協同労働の協同組合法」(仮称)の速やかなる早期制定を求める意見書』の提出を求める要望書 陳情第 3号 三好市山城町佐連・大谷地区及び大月・信正の一部未
整備地区簡易水道整備陳情書 陳情第 4号 池田町大利地域の地滑り等防災対策を求める陳情書 ──────────────────────〇本日の付議事件
上記議事日程と同じ ──────────────────────〇出席議員(33名) 1番 宮 成 政 信 君 2番 近 藤 忠 明 君 3番 中 耕 司 君 4番 土 井 忠 行 君 5番 柿 岡 敏 弘 君 6番 並 岡 和 久 君 7番 天 羽 強 君 8番 千 葉 清 春 君 9番 美 浪 盛 晴 君 10番 平 田 政 廣 君 11番 木 下 善 之 君 12番 山 下 順 治 君 14番 大 浦 忠 司 君 15番 篠 原 孝 行 君 17番 瀬 川 守 君 18番 谷 口 正 文 君 19番 平 岡 進 治 君 20番 高 橋 照 久 君 21番 立 川 一 広 君 22番 仁 尾 健 治 君 23番 三 木 和 弘 君 24番 矢 川 隆 雄 君 25番 国 久 正 明 君 26番 名 頃 元 君 27番 藤 本 総一郎 君 28番 西 内 一 敏 君 31番 伊 丹 征 治 君 32番 山 子 凱 雄 君 33番 近 藤 安 美 君 34番 大 黒 愼一郎 君 35番 西 岡 正 義 君 36番 宮 内 明 治 君 38番 渡 辺 福 夫 君 ──────────────────────〇欠席議員(3名) 16番 西 谷 清 君 30番 宮 西 智 君 37番 中 岡 幸 敬 君 ──────────────────────〇地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名 市長 俵 徹太郎 君 副市長 武 川 修 士 君 教育長 倉 本 渟 一 君 教育次長 新 居 政 昭 君 総務部長 合 田 秀 實 君
企画財政部長 蔦 泰 見 君
環境福祉部長 高 畑 敏 行 君
福祉事務所長 中 内 栄 一 君 建設部長 西 岡 善 則 君
産業観光部長 渡 邉 充 君
三野総合支所長 大 堀 和 正 君
井川総合支所長 大 西 主 男 君
山城総合支所長 尾 本 広 明 君
東祖谷総合支所長和 田 正 雄 君
西祖谷総合支所長平 石 安 雄 君 総務課長 南 泰 輔 君 財政課長 近 泉 裕 久 君
まちづくり推進課長 工 藤 昌 美 君 水道課長 上 野 勉 君 環境課長 林 清 和 君
商工政策課長 井 下 正 君 農林振興課長 原 田 美 生 君 建設課長 吉 田 米 一 君 地籍調査課長 喜 多 金 男 君 長寿・
障害福祉課長 市民課長 中 岡 久 雄 君 佐 藤 隆 久 君 観光課長 檜 尾 良 和 君
情報政策課長 松 丸 忠 仁 君 税務課長 大 西 道 夫 君 管財課長 小 笠 昌 美 君
三野病院事務長 藤 山 昌 巳 君
子育て支援課長 田 岡 啓 子 君
保健医務課長 正 木 乾一郎 君
危機管理室長 大 西 順 一 君 観光課企画監 高 原 学 君
特別養護老人ホーム長生園施設長 池 本 健 一 君
学校教育課長 柳 内 浜 子 君 ──────────────────────〇事務局職員 事務局長 栗 下 廣 志 君 事務局次長 藤 本 昇 君 事務局係長 梶 芳 和 栄 君 ────────────────────── 午前10時02分 開議
○議長(仁尾健治君) ただいまの出席議員は32名であります。定足数に達しておりますので、これより平成21年三好市議会3月定例会2日目の会議を開きます。 あらかじめお願いをしておきます。 お手元に本日の座席表をお配りしておりますが、会議の進行により、会議途中で理事者側席の一部を変更することがありますので、御了承ください。 これより本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程第2号のとおりでございます。 ここで議員各位にお願いを申し上げます。 さきの
議会運営委員会の決定事項でお知らせのとおり、本日の総括質疑は1議題について1人15分以内での時間制限とさせていただき、議事日程の日程ごとに一括して議題とさせていただきますので、御協力をよろしくお願いいたします。 ──────────────────────
△日程第1 議案第4号
土地改良事業の実施について
○議長(仁尾健治君) 初めに、議案書その1からです。 日程第1、議案第4号
土地改良事業の実施についてを議題といたします。 ただいま議題となっております案件は、発言通告書の提出がありませんでしたので、質疑を省略いたします。 ──────────────────────
△日程第2 議案第 5号 三好市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について 議案第 6号 三好市
水道事業給水条例の一部を改正する条例について 議案第 7号 三好市
個人情報保護条例の一部を改正する条例について 議案第 8号 三好市集会所条例の一部を改正する条例について 議案第 9号 三好市
ケーブルテレビ条例の一部を改正する条例について 議案第10号 三好市
放課後児童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について 議案第11号 三好市
特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例について 議案第12号
三好市営貸付住宅管理条例の一部を改正する条例について 議案第13号
三好市営住宅管理条例の一部を改正する条例について
○議長(仁尾健治君) 続いて、日程第2、議案第5号 三好市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第13号
三好市営住宅管理条例の一部を改正する条例についてまでの9議案を一括して議題といたします。 議案書の4ページから43ページです。 これより質疑を行います。 発言通告書により質疑を許します。 11番木下議員。
◆11番(木下善之君) 議案第12号
三好市営貸付住宅管理条例の一部を改正する条例、この件につきまして
平石西祖谷総合支所長にお尋ねをいたします。 これは、西祖谷にある市営住宅と認識しとんですが、それでよろしいでしょうか。
○議長(仁尾健治君)
西祖谷総合支所長。
◎
西祖谷総合支所長(平石安雄君) 西祖谷村の一宇にございます。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) 今の入居状況、何戸まであって、戸数が何戸で、何世帯入居されとるというのをお示しいただきたいと思います。
○議長(仁尾健治君)
西祖谷総合支所長。
◎
西祖谷総合支所長(平石安雄君) 戸数は36戸でございます。本日現在のあきが13戸でございます。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) あきが13戸ということで理解してよろしいでしょうか。それで、この13軒、ずっとあいておるわけでございますけども、非常にもったいないなという感じがいたします。 そこで、料金ですね、条例を見てみますと、1階から5階まで、階のあれによって金額が違うというふうにお聞きしとんですけれども、どのような価格設定をなされとんか、またこの価格設定する際、どういう条件が有利になるから高くなっているんだというのをちょっとお示しいただきたいと思いますけれども。
○議長(仁尾健治君)
西祖谷総合支所長。
◎
西祖谷総合支所長(平石安雄君) お答えをいたします。 今御指摘いただきましたように6階、下のパーキングを入れますと7階になりますが、2階から7階までが居宅となってございます。今お話しのように、3万1,500円から上は5万1,000円というふうなばらつきがございますが、このことにつきまして御説明をいたします。 実は、この場所でございますが、先ほど申しましたように、西祖谷村一宇の郵便局のとい面にしにせの旅館が廃業した土地がございました。こちらにこの団地を建設したものでございますが、御案内のように非常に急峻な地形の中でこんだけの足元ということで、造成工事にもかなりの経費を要しましたが、この安い部分については裏の擁壁がもう窓に迫っているというような環境から全くお日様が当たらない。それから、御案内のように今の郵便局の前なんですが、この建物の2階から下は日が当たりません、前に2階建ての民家等がございまして。そういったことを、住環境を考慮いたしまして、ただいま申しましたように一番下が3万1,500円から一番高いところが5万1,000円というふうな格付をいたしました。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) 私も池田町、かなりの住宅があるわけですが、がけの縁だからといって金額が安いというわけでもなし、真ん中にあるから高いというわけでもございません。今の御説明ですと、景観が悪い、または日照時間が少ないということで区分をしているというふうに理解をいたしますが、これは築、もう何年になりますでしょうか。とりあえず、築何年になるかちょっと。
○議長(仁尾健治君)
西祖谷総合支所長。
◎
西祖谷総合支所長(平石安雄君) 13年10月に完成いたしまして、翌11月1日から入居を開始いたしましたので、築丸7年、8年目に今入っておりますかね。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) じゃあ、13軒の空き部屋、あいとるとこ、これは高額な家賃のとこなのか、低い家賃のとこがあいてるのか、ちょっとお示しをいただきたいと思います。
○議長(仁尾健治君)
西祖谷総合支所長。
◎
西祖谷総合支所長(平石安雄君) 比較的といいますか、高額なところがあいてございます。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) そこで支所長、どうですか。高額なとこがあいとると、多分今地価なんかが下がってきているという時代ですね。それで、また池田町でも5万円といえばかなりのいいところに入れる、入居できる。西祖谷地区、勘案させていただきますと、住居として地元の住民がお住まいなんですよね。観光客が借りるとか、そういう条件でないんですよね。ですから、もっと安価な価格でたくさんの方に入っていただいて、あきのない、無駄のない住宅活用というのをしていかなくてはいけないんじゃないかなと、このように思うわけですがいかがでしょうか。今後、値下げをしてでも入っていただくと条例を改正せないけませんが、そういうお考えはあるかないか。
○議長(仁尾健治君)
西祖谷総合支所長。
◎
西祖谷総合支所長(平石安雄君) この13年当時に、この料金設定いたしましたときに、同じ一宇地区に一宇第二団地というのがありまして、実はここの特公賃が、5万9,000円いただけるという特公賃の公営住宅がございました、市営住宅が。したがいまして、ここいらの上限を考慮いたしまして、これより安くするとそちらからこちらに流れてくるというような、そういうようなことも一部考慮いたしまして、その上限の5万1,000円につきましては特公賃の上限あたりを勘案いたしまして、設定をいたしました経緯がございます。今御質問のように、安くしてでもと、上げて何ぼではございませんが、実は西祖谷は非常に平地がございません。このときに考慮いたしましたのは、もう住宅を建設するのはこれが最後であろう。それから、造成するにいたしましても非常に造成にコストがかかる。 実は、20年ぐらいになりますが、池田土木の県道の仕事でがけ崩れを起こしまして、急遽何戸かを避難退去命令したことがございます。その際に、住宅がなくて苦慮したことがございまして、もうこの際、ワンフロア6戸になるんですが、6戸というわけにはいきませんが、そういったことも考慮して、この際もうワンフロアふやしたらどうだろうかというような政策的なこともございました。 したがいまして、現在13戸のあきということで、単価のことはこれから検討してまいらなくてはいけないというふうに考えておりますが、御案内のように9年の温泉施設、12年のホテル本館、13年の別館というようなことで、一気にそういった雇用の機会を創出いたしまして、建設当時から十七、八年ぐらいまでで、ほぼ80%の入居というようなことでございましたが、合併等々もございましてあきも出てきたというような環境で。 それから、当時Uターンして帰られて、二間、2軒におりました方がカップルになったというようなこともございまして、必然的にこういうようなあきの状態になりましたので。上げて何ぼでございませんので、今言った特公賃が今現在5万1,600円のところもあるんですが、ここいらとも勘案いたしまして、今後検討しなくてはいけないというふうに考えております。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) これは、うそか本当かもわからんのんですけど、私の聞く範囲で当時駐車場、大規模な駐車場をこしらえるに当たり、そこを請け負った就労者が泊まっていただけるという見込みもあって5万1,000円ですか、こういう高額な値段を出したというふうにもお聞きしとるんですが、なかなか御答弁しにくいでしょうけども、本当のことでも御答弁しにくいと思うんですよ。というのが、村が発注した工事をしながら、働いておる方はここのAという土建屋さんが、これを入ってくださいと、職員を入れてくださいと言えば、そういうふうにならざるを得ないのかなという感じもいたします。そこらは、本当であっても答弁できないと思いますんで、もう私時間がありませんので。 この住宅全般、建設部長にちょっとお諮りしたいんです、御質問申し上げたいんですけども、申込日、住宅の、空き家っちゅうんが非常に多い、無駄な住宅が多いなというふうに感じておるわけですが、申し込みというのがある一定の期限を区切られとんですけども、条例を改正して、毎月毎月申し込みをできるようにしたらいかがかなと、こう思うんですけども私は。そこらあたりも最後にお聞きしたいと思いますけども。関連をいたしまして、市営住宅の。
○議長(仁尾健治君) 建設部長。
◎建設部長(西岡善則君) まず、入居の募集なんですが、今現在、6月、8月、10月、12月、2月という形で5回、入居の募集をいたしております。これで、空き家につきましては政策空き家として、もう耐震にしても何にしても耐えられない状況にある住宅につきましては、政策空き家としてあけております。 先ほどから御質問の祖谷の一宇の住宅なんですけど、今現在、先ほど支所長が言うたんですが、あの近隣で多分値段を下げられたんだろうと思うんですけど、一番低い人で1万8,100円、一番高額なその一宇のところで3万9,000円ぐらいの所得によって金額が制定されております。 それで、先般から同僚議員からもいろんな形で金額を下げたらどうかというふうなお話もあるんですが、ここの場所については今現在募集をかけましても要望がないというふうな形で推移しております。 それで、今後ある程度、ここが一番空き家が多いんですが、今後UターンとかIターンの方々、これから高齢者がこのあたり1回はあったらしいんですけど、水道の管理ができなくてここへ移ってこられたというふうなお話も聞いております。ですから、そういう方々については、ある程度値段設定を変更してでも下げる方向でも考えていきたいなとは思っております。 ただ、今現在入居していただいている方々をどうするかという話も出てまいりますから、そこらの金額についてはどの程度が妥当かというのも含めまして、今後考えていきたいというように思っています。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) 次は、もう答弁いいですけど、部長。いろいろ空き家対策が、私もたまに市営住宅入居できるかなと、議員に聞かれる場合があるんですけど、建設課へ行ってくださいとは言うんですけども、そういうときにかなりのあきがあるんですよね。ただ、今の段階では募集を受け付けてないから入れませんという答弁しか返ってこないので、できましたら年中受け付けができるような、そして無駄な空き部屋を置いとくんでなしに、部長、釈迦に説法と言うんですか、家というのは空き家にしとったらどんどん傷んできます。人が住めば住むほど丈夫に息をしてくれます。そういう観点からも、毎月の募集、こういうものをして空き家がないように。それで、また家賃収入も入ってくるんですから、無駄な空き家を置かないということも含めて、今後条例改正、もう一度毎月の募集というふうなことで考えていただきたいと、このように御提言を申し上げて私の質問を終わります。
○議長(仁尾健治君) 木下議員の質疑が終わりました。 以上で日程第2、議案第5号 三好市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第13号
三好市営住宅管理条例の一部を改正する条例についてまでの9議案は質疑尽きたるものと認め、質疑を打ち切ります。 ──────────────────────
△日程第3 議案第14号
三好市立池田中学校スクールバスの設置及び管理に関する条例の制定について 議案第15号 三好市
スクールバスの運行及び住民利用に関する条例の一部を改正する条例について 議案第16号 三好市
自家用自動車有償運送に関する条例の一部を改正する条例について
○議長(仁尾健治君) 続いて、日程第3、議案第14号
三好市立池田中学校スクールバスの設置及び管理に関する条例の制定についてから議案第16号 三好市
自家用自動車有償運送に関する条例の一部を改正する条例についてまでの3議案を一括して議題といたします。 44ページから51ページです。 これより質疑を行います。 発言通告書により質疑を許します。 7番天羽議員。
◆7番(天羽強君) 議案第14号の
スクールバスの設管条例の件でちょっとお伺いしますが、第4条の関係なんです。これをすんなり読むと、いわゆる
スクールバスの運行及び管理について必要があると認めるときは、三好市内の事業者に委託することができるという規定の仕方になってます。三好市内の事業者にこれは限定した規定なのか、あるいはこれをもっとちょっと読み込みますと、別にこれこういう規定の仕方しとっても三好市内の事業者じゃなかってもいいというふうな感じに読めたりするんです。非常に、わざわざ条例にこういった三好市内の事業者という限定した条文を入れるというのがちょっと珍しかったもんで、どういういきさつでこの、意味するとわかるんですけどね、どういういきさつでこの三好市内の事業者というのを第4条に文言を入れたかどうか、その点についてまずお伺いしたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 教育次長。
◎教育次長(新居政昭君) 池田第一中学校と池田中学校、統合によって池田中学校の徒歩で通学する方の限定された
スクールバスということで、非常に地域限定されて3台の
スクールバスを運行するということで、市内の事業者であれば非常に熟知もしていると、こういうことで条例の中へあえて入れさせていただいたと。 それと、もう一つ言えば、実は三野の芝生小学校、また三野中学校の
スクールバスにつきましても条例を制定しておりまして、それについても三好市内の事業者としておりまして、そういうように準じてといいますか、そういうことで条例のほうでも明記させていただいたということでございます。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) この第4条を読んだら、これだったら三好市内の事業者でなかってもいけるふうに読めませんか。事業者でなければならないというふうな規定でないんで、そういうふうに必ずしも限定した規定でないような気がするんですよ。今の次長の答弁であれば、これは限定しとるということでいいんですかね、解釈としては。わかりました。 それで、一般的な条例をつくるときにここまで規定するのは、やっぱりちょっと、ある程度抽象的に規定するというのが本来の姿だろうと思うんですよ。私もいつも聞くんですが、三好市に法令審査委員会というのがございますが、この条例の審査に当たってその法令審査委員会での審査をしたんかどうか。ちょっと簡単な質問なんで、お願いしたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 教育次長。
◎教育次長(新居政昭君) 審査をしておりません。ただ、法令の担当者とは相談しまして、これを提出させていただいたということでございます。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) 今審査してないということなんですが、持ち回りでもしてないということなんですかね。
○議長(仁尾健治君) 総務課長。
◎総務課長(南泰輔君) 例規の担当、総務課のほうにおります。そのほうでその審査会、それぞれのところへ送りまして、審査をしていただいております。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) 今のはどういう意味ですか、持ち回りしたということの解釈ですか。わかりました。 これは、何回かほかの条例でもずっと聞いてきたんですよ。法令審査委員会で審査するときに持ち回りというのは原則なんですかね、どうですか、副市長ですかね、担当。
○議長(仁尾健治君) 副市長。
◎副市長(武川修士君) 大変時間が短いときに、それぞれの議会の前段で条例改正をつくってくるわけですけども、国、県なんかの法律の改正とか、そういったものにあわせて非常に短い時間でやりますので、でき上がり次第条例がどんどん担当課に出てくるわけです。そのたびに審査会を招集するというのはもう不可能でございますので、ネット上でそれを担当に、委員に会議をしまして、委員からそれぞれ議論をいただいて最終的にそれを総務でまとめると、そういうやり方をとっております。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) 12月でしたかね、ちょっといろいろ条例上問題があった条例案があったんですが、審査委員会の規定見れば会議開いてするのがこれ原則なんです。確かに今、副市長が言われましたように、時間的余裕がない場合は、持ち回りにより審査することができると、これはあくまでも例外なんです。過去、いろいろ条例案を見たときに、ちょっと単純なミスとか、そういうなんがあったと思うんです。それは、きちんと議論をしてないから出てきたと思うんです。それは、原則は会議を開いてちゃんとするということでやってほしいんです。今持ち回りが何か原則みたいな感じになってしまっているんです。だから、いろんな形で何かおかしい条例が出てきたりするんでないかなというふうに思うんです。自治体には、一番大事なのは条例の制定改廃っちゅうのは一番自治体にとって重要なことだろうと思うんです。だから、それは慎重に扱ってほしいというふうに思います。 もとへ戻りますが、いわゆるちょっと規定の仕方として、条例にこの三好市内の事業者というのを入れるのは何かおかしいような感じはするんですが、次にこの三好市内の事業者であるかどうかの判断ですよね。これは、何をもって判断基準とするんか。本店があるとか支店があるとか営業所があるとか、いろんなことがあるだろうというふうに思うんですが、どういうふうな判断基準をお持ちですか。
○議長(仁尾健治君) 教育次長。
◎教育次長(新居政昭君) 事業所につきましては、四国運輸局の認可業者でいわゆる登記を、きちんと三好市内に所在地を置いていると、こういうことでございます。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) それは、今現在は当然その事業者はおるという前提に立っていると思うんですが、この条例の設置目的です。設置目的があって、あと、この目的を達成するために次の条項が出てくるわけなんですが、この通学の手段の確保と、そしてもっと教育の効果を高めることを目的とするということにこの条例の目的はなっているわけなんですが、今の形で言えば必ずこの目的を達成するといいますか、つまり認可を受けた事業者がいるという、こういう前提に立っていると思うんですが、つまりこれは問題は、わざわざ条例にこの市内の事業者と規定した矛盾がここへ出てくると思うんです。条例、そんなに簡単に変更することといいますか、しょっちゅういらうことできませんので、そういう意味で限定をせずに抽象的な規定が望ましいだろうというふうに思うんです。 この規定ですれば、その設置目的を達成できる事業者が市内には存在しないと、こういうときはどうするんかと。それは、全く想定をしていないということになるんですよね、これは。ただ、あり得ないことではないんですよ、いろんなことがあったときに。あり得ないことではないんですよね。例えば、上勝だったら全く撤退してバス会社もないと、あるいはタクシー会社ももちろんないというふうな形になっているんですが、そういう場合は想定をしていないということになるんですかね。
○議長(仁尾健治君) 教育次長。
◎教育次長(新居政昭君) そのとおりです。想定はしておりません。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) 条例化する場合には、それまで想定をして、つまりそこを抽象的に書くということなんですよ。想定した上で、あと市内業者にするんであればやはり規則や要綱で限定をするという、こういうふうに規定をするのが普通の僕はあり方だろうというふうに思うんです。だから、それが法令審査委員会できちんと議論をするとか、そういったことがあったらそこらのところはチェックはできたんだろうというふうに思うんですが、何かそれには不都合がありますか。条例に別に規定せんでも、市内業者に限定をするというのを規則とか要綱にゆだねて不都合がありますかね、どうですか。
○議長(仁尾健治君) 教育次長。
◎教育次長(新居政昭君) 別に不都合はないと思いますが、既存の条例の中に既にそういう形で限定した業者ということで
スクールバスを運行をしている条例がございますので、それにのっとって今回も限定された
スクールバスの運行ですので、市内業者という形で委託することができるという形の条文を入れさせていただいたということでございます。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員の質疑が終わりました。 以上で日程第3、議案第14号
三好市立池田中学校スクールバスの設置及び管理に関する条例の制定についてから議案第16号 三好市
自家用自動車有償運送に関する条例の一部を改正する条例についてまでの3議案を質疑尽きたるものと認め、質疑を打ち切ります。 ──────────────────────
△日程第4 議案第17号 三好市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 議案第18号 三好市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について 議案第19号 三好市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について 議案第20号
三好市立幼稚園保育料徴収条例の一部を改正する条例について 議案第21号 三好市
特別導入事業基金条例を廃止する条例について
○議長(仁尾健治君) 日程第4、議案第17号 三好市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第21号 三好市
特別導入事業基金条例を廃止する条例についてまでの5議案を一括して議題といたします。 ただいま議題となっております5議案は、発言通告書の提出がありませんでしたので、質疑を省略いたします。 ──────────────────────
△日程第5 議案第22号 平成20年度三好
市一般会計補正予算(第6号) 議案第23号 平成20年度三好
市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 議案第24号 平成20年度三好
市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第25号 平成20年度三好
市ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第2号)
○議長(仁尾健治君) 続いて、日程第5、議案第22号 平成20年度三好
市一般会計補正予算(第6号)から議案第25号 平成20年度三好
市ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第2号)までの4議案を一括して議題といたします。 議案書の66ページから134ページです。 これより質疑を行います。 発言通告書により質疑を許します。 9番美浪議員。
◆9番(美浪盛晴君) 議案第22号 平成20年度三好
市一般会計補正予算(第6号)、83ページ。 3款民生費、4目障害者福祉費、20節扶助費のこれは1億円かな、20節扶助費の1億9,270万円の減額についてお尋ねをいたします。その減額の理由ですね。 1億9,080万円というのは大変大きな金額でございまして、それで最初の説明ではこの説明がなかったと思います。更生医療給付から特定障害者特別給付費までの項目でありますけども、障害者の支援費制度から今新しく障害者自立支援法に変わっておるわけですが、今この段階で多額に減額している理由について細かく御説明をお願いいたします。支援費という名目のものもありますし、あとのその自立支援関係の給付もあろうかと思うんですけれども、御説明をお願いいたします。
○議長(仁尾健治君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君) 障害者福祉費の減額理由について御説明申し上げます。 市議の御質問のとおり、平成18年10月より実施をしております障害者自立支援法の扶助費関係の実績見込みに伴う減額でございます。 減額の理由につきましては、大きく分けまして次の内容でございます。 一つには、必要な場合に心臓あるいは腎臓等の医療の給付が受けられますように予算措置を行っている扶助費として、一番上の更生医療給付費がございます。平成18年の自立支援法成立時に、生活保護法の他法優先という形で、これまで生活保護の扶助費で支払いをしておりましたこの医療関係につきましては、心臓病等の該当する医療はこの制度での運用となりました。そのため予算措置を行っておりましたが、本年度該当者がないという見込みのため、1,500万円の減額を行うものでございます。 次に、施設利用につきましては、利用日数が少なかったこと等によります減額でございます。知的障害者施設利用支援費には、施設入所と通所の利用者が対象でございます。通所につきましては、旧の支援法のときには月額の算定となっておりましたが、新しい自立支援法では日額の算定となりました。月22日の利用が基準となっているわけでございますが、現在利用実績見込みが月約15日程度となっております。 また、入所者の新しい新規もございませんでした。このような理由のため、当初予算で約4億円計上しておりました予算を、実績見込みに合わせまして5,400万円減額するものでございます。 また、短期の入所給付につきましても、同じように利用日数が少なかったため760万円を減額を行うものでございます。 また、今回施設の事業者に対する特別対策費等を計上しておりますが、事業者の収入が90%を下回った場合、激変緩和措置として、事業者に該当する場合予算措置ができるわけでございますが、今回実績見込みで90%の事業者の収入が確保される見込みとなりましたので、1,100万円減額するものでございます。 また、先ほどの御説明のとおり、現在旧法と新法の移行の時期でございます。移行につきましては平成23年度までとなっておりまして、移行見込みあるいは新規等を想定し、この多くの各扶助費に新規対象者等を予算計上しておりましたが、この予算を実績に合わせましてすべて減額といたしました。 以上のような理由で、今回の減額を行うこととなっております。 なお、21年度の予算につきましては、この間平成19年度、20年度という形の実績を勘案いたしまして、当初予算で約1億2,000万円を減額した予算編成といたしまして、不足した場合は補正でお願いをするという形にしておりますので、どうか御理解をお願い申し上げます。
○議長(仁尾健治君) 美浪議員。
◆9番(美浪盛晴君) ということは、その支援費制度より今回の自立支援制度のほうが、例えば施設にとっていえば月額の払いであったのが日額になってこれだけ利用者が減ったと、こういうことですよね、収入も少ないし。それから、非常にこれ自立支援法というのは、大変利用者にとっても、またそれを運営する施設にとってもこれだけの被害が出るんだなあと、減額が、そういう感じがいたします。それについて
福祉事務所長、福祉を向上させる立場だと思うんですけれども、いいと考えておるのか悪いと考えているのか、端的に答弁をお願いします。
○議長(仁尾健治君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君) ただいまの質問でございますが、何点かに分けられると思います。 といいますのは、一つはやはり施設の側からすれば、月額の算定があればきちっと1年間の事業費の算定もできますし、運営も容易になると思います。ただ、今回の分につきましては、先ほど特別支援費の中で申し上げましたとおり、90%を下回っていないということでございますので、施設としましては90から100%の間で事業が確保されているというふうに見ております。 それともう一つは、私のほうの思いから言いますと、先ほど申し上げました中で短期入所、これにつきましては在宅の障害者を介護している方の負担軽減と申しましょうか、リフレッシュと申しましょうか、そういう意味合いでは利用されて、障害者の方が一時的に施設のほうも利用して、介護者の負担を軽減するというようなことが望まれると思っております。
○議長(仁尾健治君) 美浪議員。
◆9番(美浪盛晴君) 続きまして、同じく28節の繰出金、後期高齢者医療特別会計保険基盤安定基金繰出金が416万8,000円の増額でありますけれども、これは低所得者保険料軽減対策か、説明を求めるものであります。
○議長(仁尾健治君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(高畑敏行君) 今、美浪議員さんの御質問で保険基盤安定繰出金、今回416万8,000円追加計上をさせていただいておりますが、これにつきましては低所得者に対する保険料で7割、それから5割、2割軽減というのがございまして、それと社会保険等で被用者保険の被扶養者、あった方に対する保険料が5割軽減ということになっておりまして、これにつきましては当初予算計上の時点でと、その後軽減の対象者というのが増減をいたしまして、その後試算をした結果、精算見込み額が増減したということでございます。 それと、健康診査費の繰出金の231万2,000円の増額につきましては、これは徳島県の後期高齢者医療広域連合で、当初被保険者の健診についてということで、1年間医療機関にかからなかった方を対象とするということで広域連合が決めとったんですが、その後、例えば1年間の間に歯医者にかかったとか、ちょっと熱が出て病院かかったという人は対象外ということになっておりまして、その後いろいろその住民の方からもそれではいかんということで、いろいろ広域連合が検討した結果、これを生活習慣病等で治療を受けている人以外につきまして対象者としたということで、これにつきましてもその後対象者が増加したための負担金が増加したということでございます。 以上です。
○議長(仁尾健治君) 美浪議員。
◆9番(美浪盛晴君) その健康診査費が繰出金で232万1,000円増額してその対象をふやしたということですけれども、以前は、制度発足時は歯医者へかかってもだめだということだったんですが、これ制度をもっと幅を広げてしてどうですか。実績はどうなってますか。ふえてますか、健診を受ける人。
○議長(仁尾健治君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(高畑敏行君) 当初予算のときの対象者は1,067人の予定にしとったんですが、その後対象者が拡大したということで、1,105人ということで38人の増となっております。
○議長(仁尾健治君) 美浪議員の質疑が終わりました。 以上で日程第5、議案第22号 平成20年度三好
市一般会計補正予算(第6号)から議案第25号 平成20年度三好
市ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第2号)までの4議案は質疑尽きたるものと認め、質疑を打ち切ります。 ──────────────────────
△日程第6 議案第26号 平成21年度三好
市一般会計予算
○議長(仁尾健治君) 続いて、議案書その2からです。 日程第6、議案第26号 平成21年度三好
市一般会計予算を議題といたします。 議案書その2、1ページから186ページです。 これより質疑を行います。 発言通告書により順次質疑を許します。 初めに、11番木下議員。
◆11番(木下善之君) 通告しておりますんで、この工事請負費、この件についてですけど、説明ではJR大歩危駅のトイレ改修、山城の道の駅のトイレ、130ページね、担当者はわかっとると思うんですけど。これで間違いございませんか、その説明で。
○議長(仁尾健治君) 観光課長。
◎観光課長(檜尾良和君) 6款5目工事請負費の内訳でございますが、道の駅大歩危の公衆トイレが3,500万円。それから、JR大歩危駅の公衆トイレが3,360万円。それと、奥祖谷二重かずら橋の料金所、これ事務所兼倉庫なんですが、こちらの建てかえが680万円。それと、喜多家武家屋敷でございますが、こちらの屋根のふきかえ工事を1,115万円計上させていただいております。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) この道の駅の件につきましては、トイレがないんがおかしいなという御提言を申し上げて、早急なトイレの整備をということで御提言を申し上げておりました。3,500万円、それでできるんかどうか私はわかりませんが、一つJR大歩危駅に絞って御質問を申し上げたいと思います。 これは過去、ここの敷地ですね、今JRの横にトイレ、私も2度ほど見に行ったことがございます。その中で敷地、もとはここのトイレの持ち主はどこだったのか、ちょっとお示しをいただきたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 観光課長。
◎観光課長(檜尾良和君) 現在ございますトイレの敷地は、JRの敷地でございます。今回予定しておりますのは、駅に向かいまして左側の部分になりますから現在駐車場になっている部分でございまして、JRの敷地でございます。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) いや、経緯。今、トイレあるでしょ、あれ違うとこへ建てるんですか、新しく。今現在あるトイレ、ありますよね。これはだれの持ち物ですか。もともとどこがしたんですか、これ。JRがしとったトイレなのか、あるいは西祖谷地区になるんかな、山城。西祖谷がしとったのか、またはJRがしとったトイレなのか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 観光課長。
◎観光課長(檜尾良和君) JRの施設でございます。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) 今のトイレはどのようにされるんですか。解体されるわけですか。
○議長(仁尾健治君) 観光課長。
◎観光課長(檜尾良和君) JRとの協議におきましては、JRの財産でございますので、跡用地を有効利用されるということであればJRのほうで解体されて、その土地を有効利用されるというふうな形のお話にはなっております。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) いや、じゃあなぜトイレが要るんですか、今トイレがあるのに。駅前にトイレがあるじゃないですか、JRのトイレが。JRさんがきちっとお客さんのために整備をしてきれいにすれば済むことじゃないですか。なぜ、市が新たにJRの土地を買って新たなトイレを建てるのか。僕は不思議でおれんけど、ここは。
○議長(仁尾健治君) 産業観光部長。
◎産業観光部長(渡邉充君) 御質問でございますけども、御承知だと思いますけども、今のJRのトイレにつきましてはぽっちゃんといいますか、まだくみ取り方式でございまして、男女の入り口も同じ。特に、夏期におきましては悪臭を放つということで、従来から地元住民から要望もございました。陳情書も出されております。 そうした中で、JRのお客さんよりも一般の方、観光客の利用する方が非常に多いということで、公衆便所的に、行政のほうで設置をしていただけないかといった要望もございます。よく似た例で、これも御承知かと思うんですけども、阿波池田駅前のトイレにつきましても以前にJRからそういうお話がございまして、一般市民の方もたくさん御要望もいただきました。そういう過程の中で、公衆便所というような扱いで行政が建設をしてきた経過もございます。今回の大歩危駅のトイレにつきましても、まず一般住民の方、そこを散策される方あるいは観光客への対応も考えて、市の予算で設置をすることを決定したわけでございます。 経過としては以上のようなことでございます。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) 部長の言われることもよくわかるんですね。公衆トイレ的な部分もあるということですけども、ほとんどのあそこは今、大歩危駅、急行もある時期はとまりますよね。ほとんどがJRのお客さんが使用しとると。一般市民って、あそこに何人おるんですか。何戸ありますか、あそこに戸数が。それぞれ家を持っておられる方です。当然JRが、私は前の池田駅のJRのトイレのときも発言をさせていただきました。やはり、行政が余りにもそういうところに弱いんじゃないかと。もっと交渉して、JRさんやってくれませんか、協力していただけませんかと。JRもお客を呼ぶにはいろんなトイレの整備とか、そういうのをするということが必要があるんじゃないですか、営業的に。 部長、じゃあ考えていただきたいけど、あなたの敷地、人のトイレ建てさせますか。自分の敷地にトイレを建てさせますか、自分の商売しょうるとこへ、いかがですか。市が、おまえのとこへトイレ置かせてくれと言ったら置かせますか。当然おかしな話じゃないですか。上物と下物が違うやというんは。とにかく、まち交でも僕はJRに言わせてもらうことがあるけども、どういう協議をされよんかな、担当者は。当然JRがすべきですよ、これは。
○議長(仁尾健治君)
産業観光部長。
◎
産業観光部長(渡邉充君) こうした実情につきましては全国至るところにございまして、御承知かと思うんですけど、徳島この沿線にもたくさんございます。そういった形で、最初はもう一般市民の方から大抵こうした要望が出てまいります。トイレ、いまだにくみ取り方式である、男女入り口同じだ、身障者トイレがない等々いろんな要望が、最初は多分JRの便所ですからJRへ出されると思います。その次に、市に対して要望が出てきます。そこへ、市とJRが協議をして進めていくという分が大体のスタンスになっとりますけども、今回まさに同じようなスタンスでありまして、最初はJRに行かれたと思います。ですけど、そうした中で全国的にこうした公衆便所等々の兼用する便所につきましては行政にお願いしているという話から、行政に対して要望が来たものというふうに考えております。 議員がおっしゃいますように、私自分の土地へトイレさせてくれといったらさせません、はっきり申し上げまして。ですけれども、これはJRが土地を利用することにつきましては、JRのほうからも理解を得ておりますし、地域の市民がどんだけおるか私は知りませんけれども、確かに各家庭でトイレはあるでしょう。ですけども、やはり散策する中で、どうしてもトイレへ立ち寄る必要が生じてまいりますし、観光客にすればトイレを探してわざわざ大歩危駅まで来られている方もたくさんあるということもお聞きしております。そうした形で、JRの利用者の方も当然使用するトイレでありますけども、一般の方あるいは観光客の皆さん方もたくさん使われるトイレということで、以前にJR阿波池田駅前で建設しましたように、建設は市のほうで責任を持ってやると。あとの維持管理、これは市の施設ですから、施設の根幹をなすような修繕につきましては起債事業でありますし、市の方で管理していくべきだと思いますけども、清掃管理とか一切の簡易な維持修繕等々も踏まえて、日常の点検管理はJRでやっていただくといった方向で協議を進めている段階でございますので、ぜひ御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) 次聞こうと思っとったことを先に答弁していただいたんで、管理どのようにするんかと。 今お話をお伺いしますと、JRがすると。おかしな関係ですね。自分の持ち物のトイレをほかの人にさす。私、行政の仕組みってますますわからなくなったなというような気もいたします。 また、それで今、渡邉部長のほうから、大体JRの敷地内へ官がしているというふうな、日本全国そうだと。私も今度東京駅へ行って、東京駅のトイレを使う場合は東京都がしとんのかどうか、確認をいたします、これはね。 さておきまして、やはり部長。部長、いろんな面ですばらしい部長やと私は思っておりますんで、常々。みんながしとんであれば、三好市はJRにさせてみなさいよ、1回交渉して。さすが三好市、市民のこと考えとんなあ、人の金でちゃんと地域周辺の整備ができるというように褒めていただけるんでないかなと。このように、私は違う立場であればそう思うわけですけども、ぽっちゃんトイレということですけども、やり方によってはぽっちゃんトイレは現存ものは今いけますよね。法律違反でないですよね。合併浄化槽に……。当然既存のものですから。上だけ直せばきれいな整備ができるんでないですかね。そして、JRのほうで中を一部補助するというような方式をとってもいいんじゃないかなと、このように思うんですが、最後、渡邉部長、1分40秒しかございませんので、ひとつそこらあたりの件を含めまして御答弁をいただきたいなと、このように思っております。
○議長(仁尾健治君)
産業観光部長。
◎
産業観光部長(渡邉充君) ただいまの件につきましては、そうした協議も今まではしてきた経過もたくさんございます。ですけども、私は沿線のいろんな駅のトイレの実態を見ておりましても、JRが単独でされたトイレにつきましては駅の構内へ入らなければ利用できないような形態になっております。そうしたことで、それは完全にJRのトイレという形であれば駅の利用者しか利用できないような、残念ながらそうした実態がありまして、阿波池田駅の改修のときにもそうした事情も含めながら、まず一般客、特に多くなる観光客等々に対してサービスのことを考えれば公衆便所的な要素が大きいのかなということで、市のほうで検討もしてきた経緯がございます。 まさに大歩危駅のトイレにつきましても、今、市のほうで進めておりますように、にし阿波観光圏の中で観光地の整備も進めていったり、多くのお客さんに気持ちよく来ていただけるような環境整理といった観点から…… 〔時間制限ベルの音あり〕 市の責務、政策において今回も池田駅と同様に市が建設をしたいという考えでございますので、どうか御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(仁尾健治君) 木下議員の質疑が終わりました。 ここで会議の途中ですが、11時10分まで休憩いたします。 午前11時00分 休憩 午前11時10分 再開
○議長(仁尾健治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第26号 平成21年度三好
市一般会計予算の質疑を続けます。 32番山子議員。
◆32番(山子凱雄君) 質問いたします。 21年度の予算の中で、三好市の社会福祉協議会に関係する分についてお尋ねいたしますけれど、このことについては他の議員も質問が出ておるようでありますので、私も大まかにいたしたいと思いますけれども。 ページの74、19節社会福祉協議会補助金1億3,080万円ほか社会福祉協議会に対する指定管理料の件についてお伺いするものでありますけれども、社会福祉協議会については今10施設ほどが指定管理等々で委託をしておるわけでありますけれども、年間相当な金額が流れておる、あるいはまた、今経常的な経費の補助金を出しておると、こういうことでありますけれども。 そうした中で、去る2月24日の新聞報道等々の中で、社会福祉協議会の事務局長の不正の問題が発覚して、大きく報道されたわけでありますけれども、市民の皆さんも非常にこのことについて関心を持っておられると。議員に対しても何人かの電話なり、また質問も受けておるわけでありますけれども。 社会福祉法人は、社会福祉法第22条に基づいての法人であって、地域福祉の諸般を担う最も大事な組織であるわけであります。年間を通して賛助会費、あるいは市からの経常経費の補助金、あるいは県からの補助金、あるいは社協の上部団体からの補助金、あるいは単独事業、あるいは市からの受託収入等々をもって運営をなされておるわけでありますけれども、今一般会計2億3,000万円超えて、あるいは公益事業で3億1,000万円ほか単独事業を合わせて年間6億円ぐらいの予算規模で動いておるわけであります。そういう非常に市を取り巻く最も大事な団体であると、このように私は認識をしておるもんであります。でありますので、市と全く関連がないということで、ある程度この際そこらあたりを明らかにすべきであると、このように思っておるわけであります。 市民は、報道されたことでおわかりいただいておると思いますけれど、要するに三野の紅葉温泉、ここの指定管理の中で、指定管理料はそのまま指定管理として市から払っていく、そして片や利用収入は歳入として三好市へ入ってくるという、こういう関係にあって、それが要は無料の優待券を偽造して配布されたと、こういうことであります。そういうことが、やはり市に対して歳入に損害を与えたと、わかりやすく言えばこういうことであります。 ガソリン等の問題については、これは社協内部の中の管理的な問題であってとやかく私は言う必要はないと思いますけれども、経常経費を支援をしているだけに管理的な問題はやはり当然市も介入すべきであると、このように解釈はしておるものであります。 そこでお尋ねをいたしますけれども、財政課長にお尋ねをいたしますが、前段申し上げたように、社会福祉協議会に対して10施設等々を運営委託して、そして中にはその利用収入をもって指定管理料にかえて充てていくということで、歳入としてそれは入れないという、こういう部分もあるわけでありますけれども、19年、20年、我々が21年、新年度について社協に対する指定管理料がどうなっておるか、また全体の指定管理料の中でどのぐらいのパーセントを占めておるか。21年度、紅葉温泉についてもどのような変更がなされているか、そこらについてまずお伺いします。
○議長(仁尾健治君) 財政課長。
◎財政課長(近泉裕久君) 山子議員、御質問の社協の部分でございますけども、指定管理につきましては平成20年度の予算ベースで申しますと、社協が約6,000万円弱、正確に申しますと5,984万3,000円という数字になろうかと思います。21年度ベースで見ますと、指定管理を見直したという部分もございまして、社協本体に行く指定管理料といたしましては1,753万4,000円というようなことを予定をしております。 お聞きの三野の紅葉温泉部分ですが、この部分が一番大きい見直しにかかったところがございまして、合併当初から平成20年度までの部分につきましては指定管理料として4,525万円をお渡しをするということになってございました。ただ、この場合ですけども、利用料金制度をとってございませんので、平成19年度の決算ベースで申しますと約3,000万円程度の温泉使用料が市の歳入として計上をされてございます。 ただ、今回の21年度につきましては、新たに指定管理者を選定するに当たって指定管理の方法を見直したということもございますので、指定管理料といたしましては昨年までの4,525万円から、21年度については予定価格といたしましては859万6,000円というような形で相当落ち込んでございます。ただ、この部分については先ほども言いましたけども、去年まで、20年度までは市の歳入のほうに紅葉温泉の使用料3,000万円弱が入る予定でございましたけども、21年度については利用料金制度で向こうの歳入になるということで、その部分を計算をいたしましても今回の指定管理制度の見直しで約六百五、六十万円程度は市の財政支出が減るんではないかなというような形で予想はしております。
○議長(仁尾健治君) 山子議員。
◆32番(山子凱雄君) 今、財政課長から話があったように、19年度が7,000万円超えて、あるいは20年度で5,984万円、21年度で1,700万円を超えたということで、全体に占める割合も41%、35、14.2ということで、21年度については今課長から説明がありましたけれども、非常に多額のそうした指定管理料を払って、そしてお願いをしておるわけでありますけれども、そうした中で問題は偽造の優待券が、これがコピーされて出ていたと、こういうことで非常に残念な出来事であると思います。これは、それだけが市に対しての歳入という形の中で、今まではこの場合影響が非常にあるわけであります。 財政課長、そこで無料の優待券を発行する場合にはどういうような規定になっていますか、市のほうの許可は。
○議長(仁尾健治君) 財政課長。
◎財政課長(近泉裕久君) 正確に承知をしてございませんが、原則市の料金でございますので、市の許可を得ずして発行することはできないというふうに考えております。
○議長(仁尾健治君) 山子議員。
◆32番(山子凱雄君) 市の許可を得て発行するということでありますけれども、その許可なしにという形で偽造された券が出ていたということになりますけれども、これらについても市の部署にもそれが配られておるということですけど、市が許可していないものが確認をできずにそれが部署へ配られたと、こういうことであると思います。非常にそこらあたりが問題であろうかと思うんですけれど、これはまた関連して他の議員のほうから話があると思いますけれども。 時間がないので行きますけれども、このことについては社協内部で今非常に努力されていろいろやっておると思いますけれども、例えばこれは当然歳入として入らなきゃならんのが減るということでありますので、求償権というものは市にあるわけでありますけれども、相手方は事務局長じゃなくして社協でありますので、市にとっては社協であります。そういうことで、そういう求償される、そういうことになるか、あるいは自主的に社協からそういう話があればということでありますが、また別になりますけどもそこらあたりいかがですか。
○議長(仁尾健治君)
産業観光部長。
◎
産業観光部長(渡邉充君) ただいま山子議員さんから紅葉温泉の休資等の関連は市にないかということでございますけども、先にお答えから申し上げましたら、市民サービスの向上の観点、市民のためにも休資とは考えて…… (「求償」と呼ぶ者あり) 賠償の件でございました。大変失礼をいたしました。その件につきましては、新聞報道でも御承知のことと思いますけども、発行枚数を855枚が発行されたということを新聞で報道されております。これは社会福祉協議会の内部の話でございますけども、その中で回収できないものについては本人が弁償するといった報道もなされてきたと思います、これは御承知のことかと思いますけども。そうしたことで、市といたしましてはその残枚数を差し引いた不明な枚数、これははっきり申し上げて損害額ということは言えようかと思いますけども、その額が確定次第、社会福祉協議会に対して支払いを、市としては請求をしてまいりたいというふうに考えております。
○議長(仁尾健治君) 山子議員。
◆32番(山子凱雄君) 時間がもう3分少々ですので。 それでは最後にお伺いしますが、非常に大きい金額が社会福祉協議会に支出されておるわけでありますけれども、今後、市がこれがあったからどうこうということでなしに、やはりお金をそういう団体に出していく以上は、それが問題がないのかどうかという、そこらあたりを介入するというか、監査に入ることは非常に業務が広範にわたっておりますのでなかなか難しいと思うんですけれども、どういう今後その対策として、二度とこのようなことが起こらない、あるいは再発防止も社協みずからも努力をされておると思いますけれども、市として今後そういう補助金等を流している団体に対してどのように介入して、そして今後きちんとそこらあたりをけじめつけていくのかどうか。そのことについて副市長。いやいや、トップにという話なので市長にお尋ねいたします。
○議長(仁尾健治君) ええですか。ええですか。
◆32番(山子凱雄君) はい、どうぞ。
○議長(仁尾健治君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君) ただいまの私どもの取り組みについて御説明申し上げます。 今回の事案に対する三好市の対応でございますが、2月27日より社会福祉協議会の特別指導監査を開始いたしました。社会福祉法人の社会福祉協議会に対する業務あるいは運営につきまして、指導調査の結果に基づきまして助言あるいは改善の指導を行うための特別指導監査でございます。改善指導後に、社会福祉協議会より改善の内容について報告があり、適正かどうか私のほうで確認をいたします。 また、先ほど市議のほうからも御質問がありましたように、社会福祉協議会本体も再発防止につきましては健全化推進委員会を昨日の3月5日に設置し、社会福祉法人として再発防止と改善に取り組んでおるところでございます。
○議長(仁尾健治君) 山子議員。
◆32番(山子凱雄君) 50秒ありますけども、最後に。 まだ、途中過程でありますので、今後どういう方法で収拾になっていくかわかりませんけれども、やはり市としても社協と連携を密にして、この問題に今後一層御努力いただくことをお願いをする次第でございます。 以上でこの件について質問を終わります。
○議長(仁尾健治君) 山子議員の質疑は終わりました。 続いて、38番渡辺議員の質疑を許します。 渡辺議員。
◆38番(渡辺福夫君) 今、山子議員さんが御指摘されたことと関連いたします。 議案書74ページ、3款民生費、1項社会福祉費、19節負担金、補助金及び交付金、うち三好市社会福祉協議会に関連をして質問をさせていただきます。 過去4回にわたって新聞報道されました紅葉温泉事件、入浴券からコピー券を配布及び燃料不正使用事件の概要とその後の調査の進捗状況についてお尋ねをいたします。
○議長(仁尾健治君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君) 今回の事案に伴う特別指導監査については先ほど申し上げましたとおり、2月27日から始めました。現在調査中でございますし、また解雇されました局長のほうも弁護士に委任をしているという関係で概要の報告となりますが、私のほうで事案の中の、新聞報道の中の給油に関する事案についての御説明を申し上げます。 平成18年3月より平成21年1月の間で給油をされたと思われる金額は、新聞報道にもございましたが公用での出張を含めまして約52万円でございます。公用以外の私的に給油したと思われる金額でございますが、現在社会福祉協議会で公務出張分を確定中でございます。約四十数万円ではないかと推定しておるところでございます。 なお、給油のお支払いにつきましては、介護保険事業等の収益事業会計で事務処理がされております。 以上が給油に関します現在のところでの調査概要でございますが、詳細につきましては先ほど説明しました関係で差し控えさせていただきたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 渡辺議員。
◆38番(渡辺福夫君) 次に、じゃあ質問させていただきます。 事件発覚後、すなわち2月10日の内部告発によりまして事件が発覚をしたと。それは、事務局長が職員にコピーを頼んだことが調査で判明といったことが新聞報道されておりますが、なぜその時点で入浴券無効の処置をとらなかったのか。なぜ偽造券、コピー券とわかっていながら本年度中は有効、3月31日までは有効とのお墨つきを与えたのか。また、そのことについてどなたが決められたのかについてお尋ねをいたします。
○議長(仁尾健治君) 観光課長。
◎観光課長(檜尾良和君) お答え申し上げます。 入浴券無効の処置についてでございますが、2月23日、新聞報道されました日でございますが、この日以降につきましては、優待入場券の交付の禁止の処置をいたしております。 今年度中有効とした理由はなぜかという御質問でございますが、平成13年度、旧三野町時代より、このとくとくカード、ポイントカードでございますけれども、このポイントカードが満点、1回入浴しますと1つの印鑑、判こをいただけまして、満点25回になった場合にサービス入浴券としてこの特別優待入場券を交付しておったものでございます。それがコピーされたということでございましたけれど、これはコピーされた券でございましてもとくとくカードのサービス券の入浴券として交付されておる可能性もありましたために、お客様の不利益とならないようにこの分については有効の取り扱いということにさせていただいております。
○議長(仁尾健治君) 渡辺議員。
◆38番(渡辺福夫君) なぜ偽造券である、コピーされた券であるということがわかっているのに、どうしてその時点からすると約1カ月半、有効とした理由は何ですか。どうしてにせ札を新券として認めたのか。私たち、何ぼ考えてみても普通の常識では考えられない。だから、その理由をお尋ねしてんです。
○議長(仁尾健治君) 観光課長。
◎観光課長(檜尾良和君) このコピーがされて、その不特定多数の方、たくさんに配布されたものと断定するのが、受け付けをしている現場のほうで確定するのがしがたい。先ほど申し上げましたように、本来住民が受け得るべくサービス、要するに25回、現在は75歳以上は15回、一般の方は20回というポイントカードになってございますが、こちらを御利用になってそのコピーされたものが交付されたという形態になった場合に、これを拒否した場合には利用されたお客様が不利益になるということでございますので、ここの部分につきましては有効というふうな取り扱いをさせていただいているということでございます。
○議長(仁尾健治君) 渡辺議員。
◆38番(渡辺福夫君) もともとこの券は、無料で配布しているんですよね。例えば500円のものを100円でとったとか200円で売ったとか、一部負担をしてもらっているものではないですよね。だから、これが一部負担をして安い金で買ってもらっているというんであれば、今お答えになったことも考えられるけれども、もともと無料券ですから、即停止をしても別に混乱も影響もないと思うんですよね。だから、そうすれば損害も少なくて済むと思うのに、なぜ有効としたのかということは理解ができないんだけれども、どういうふうにしたら一般の方が理解できますか、ちょっと説明してください。
○議長(仁尾健治君)
産業観光部長。
◎
産業観光部長(渡邉充君) まだ、事件が発覚して新聞報道されて以来、そういう意味では渡辺議員さんおっしゃいますように、そのとくとくカードの発券はもう禁止しております、発券するほうは。ですけども、このとくとくカードにつきましては、先ほど檜尾課長から説明申し上げましたように、25回行っていただいたら次の1回は無料ですよという、言ったら無料券ですね。今は、料金改定等もありまして、一般の方で20回行っていただいたらその次が1回分は無料ですよといって交付している券です。高齢者の方は、15回行っていただいたら次は無料で入れますよってお渡しするカードなんです。これは、年間で言いましたらかなりの枚数が出てます。1カ月で150枚ぐらいは多分出ているんじゃないかと思います。年間で言いましたら1,800枚とか2,000枚規模で出ております、それまでも。ですから、そういったカードはかなりたくさん配られてます。正規のカードです。それと、今回コピーされたカードも含めて正規で印刷されたものが圧倒的に多いんですね、配られているカードは。それからいえば、そのカードを持ってきて温泉へ来られても、それが違法に配られたカードか正規に配られたカードか判定できません。ですから、配られたもんまで無効にするということは、利用者のことを考えれば不利益を与えるということになります。それはもうだめですなんていうことはできないと思うんです。ですから、今もう既に個人に配られた方につきましては有効扱いとすると。ただし、その事件発覚後、これ以降についてはその券はもう発券しない。回数券に検印する場合に、これをもって、このとくとくカードにかえて入浴していただくという、そういうような制度をとったわけです。
○議長(仁尾健治君) 渡辺議員。
◆38番(渡辺福夫君) 次に行きます。 新聞報道によりますと、結局偽造券、コピー券は770枚といったように報道されておりますが、それが本年度中は有効ですよと、本年度中ということは3月31日までとのお墨つきにより、手持ちの方は早く使ってくださいとの奨励ともとれるような有効宣言をしたばっかりに、その時点で使われていなかった券も、偽造券770枚は全部使用されたと解釈するのが私は常識的であると思うんですよね。だから、まだ1カ月余り期間はありますから偽造券持ってる方は使ってくださいよと、有効ですよということは使ってくださいということだと思うんで、言葉をかえて言えば。だから、そういうような奨励の言葉は使ってはおりませんけれども、有効宣言をするということは奨励にもしたということにとれるわけですね、早く3月31日までには使ってくださいよと。だから、そういうこと自体がおかしいと私が言ってるんです。 したがって、その770枚掛ける500円、いわゆる38万5,000円は当然のことながら市の収入ですよね。市の収入となれば、これはもう市民の財産ですから、だからそれはやっぱり市民に損害を与えたということになるんだから、そういうことからすると発券されたら即停止をしたら、市民に対して損害は少なくて済んだと思うんですよね。だから、今からまだ1カ月半、2カ月ぐらいあるから、そのうちに使ってくださいよといえば損害はより大きくなるということになると思うんですね。だから、そういうことからすると、言葉ではありませんけれど、今月中に早く使ってくださいよということによって余計使われたから、市民に対しては余計損害を与えたということになると思うんですが、そういった市民に対する与えた損害についての弁償あるいはその責任について、市民の方にわかりやすく説明をしていただきたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 財政課長。
◎財政課長(近泉裕久君) 先ほどの山子議員さんの質問と若干ダブっていると思いますけども、今回の偽造券と言われている部分で入浴をなされるということになりますと、端的に申しますと渡辺議員おっしゃったように、今年度は市の歳入ですので市のほうに損失が発生するということになろうかと思います。ただ、その部分については社協の内部で、内部の事情でそういう券が流出をしてしまったということで、市のほうには大変御迷惑をおかけいたしておりますということで、こちらが求償権を行使する前に、向こうのほうからその分については市には損失は与えませんという回答をいただいてございます。 したがいまして、その市に損失があるということはここの部分である程度カバーできるということになろうかと思います。あと残りは社協の中の話になりますけども、中でこういう券が流出をしたことに対して、正規の券も先ほど渡邉部長のほうからも答弁しましたけども、正規の券があって、そことの認識ができないということでありますので、回収不能の部分については原則有効として、社協の責任でもって市には損失を与えない形で、お客様に不信感を与えないという方法を選択したものだというふうに私考えてますので、ここの部分については今の説明で、ある程度市民の方っていうのは納得していただけるだろうというふうに思ってます。
○議長(仁尾健治君) 渡辺議員。
◆38番(渡辺福夫君) 今の件はわかりました。だけども、先ほどのその前に質問いたしました、今年度限り有効とすることの説明については、非常に一般の方は、私も含めてですけれども理解がしにくい。 きょうも、あれフィリピンだったかね、精巧な一万円札が、にせ札が出てました。我が国においても何回も出てます。だけども、これからの発行は認めないけれども今出てる分については有効ですよというようなことは、それはちょっとおかしい、常識では。明らかににせ札ですよと太鼓判押してるわけですよ、市は認めとんですよ、これはコピーされたものですよと。だから、これは発行はしませんけども、今月いっぱい、いわゆる3月31日までは有効ですよというそこら辺の、有効、無効っていうの、私は即無効にするのが本来正しいと思う。だって、さっき20回云々にしたら1枚余分でどうのこうのという…… 〔時間制限ベルの音あり〕 もう終わり。
○議長(仁尾健治君) 渡辺議員の質疑が終わりました。 続いて、6番並岡議員の質疑を許します。 並岡議員。
◆6番(並岡和久君) 63ページの2款1目総務管理費のうちの12節地域活性化・生活対策事業費のうちの19節負担金で、みよし広域連合に8,963万3,000円を負担しておりますが、議案説明の中では西消防署の負担金という説明がありましたが、これは平成24年度の消防の広域化に向けての西消防署と池田消防署の建てかえの負担金であるのか、お尋ねします。
○議長(仁尾健治君) 総務部長。
◎総務部長(合田秀實君) 西消防署の建てかえでございます。
○議長(仁尾健治君) 並岡議員。
◆6番(並岡和久君) 西消防署の建てかえということであれば、現在の位置からどのぐらいの位置か、あるいはこの負担金の内訳、建物あるいは土地は借るのか、あるいは購入するのか、固定平米数はどのぐらいの大きさを予定しているのかお尋ねします。
○議長(仁尾健治君) 総務部長。
◎総務部長(合田秀實君) 場所ですけれども、山城町引地です。 それで、具体的に言いますと、総合支所の横にあります川口橋から319号上流へ向けて約200メートルぐらい行ったとこ、大野のほうへ向けて200メーターぐらい行ったところの山手側でございます。面積は328平米です。 これにつきましては、現在西消防署の庁舎が傾いておるというような状況があります。特にそういったことで、地震とか災害時の庁舎の耐震性に問題があるということで急がれておるということでございました。 内容につきましては、施設の建設費につきましてはみよし広域連合のほうでやってますけれども、庁舎管理委託料が480万円、それから工事請負費としまして8,390万円程度、それから土地の購入費として800万円、合計9,680万円程度になります。この負担金につきましては東みよし町との関係がございまして、三好市と東みよし町で、それぞれ負担するというふうにしております。 以上です。
○議長(仁尾健治君) 並岡議員。
◆6番(並岡和久君) 土地は、そしたら328平米購入するということでありますが、これ名義は市のものになるのか、それとも広域連合のものになるんでしょうか。
○議長(仁尾健治君) 総務部長。
◎総務部長(合田秀實君) この新築に伴う事業は、みよし広域連合の事業としてやっておりますので、そちらのほうの事業、用地もそちらのほうで買うということになります。
○議長(仁尾健治君) 並岡議員。
◆6番(並岡和久君) 今、総務部長のほうからお話がありましたけれども、西消防署は昭和48年に建築され、老朽化も進んでおります。そして、東から西へ20センチ、そして北から南へ6センチ傾いております。雨漏りも非常に激しい。そして、ここ30年に50%で起こるといわれる東南海あるいは南海地震のこともあり、地域住民は非常に不安になっております。そして、消防署というのは災害時に非常に重要な役割を担っておりますんで、この予算が通れば早急に建てかえする方向でお願いあるいは検討していただけましょうか。できれば、今年度中でなしに来年度中、21年度中にはできる予定でしょうか。
○議長(仁尾健治君) 副市長。
◎副市長(武川修士君) 広域連合の内容になりますので、私のほうから。 2月27日に広域連合の定例会におきまして、議決をいただいております。同時に債務負担行為の議決もいただいておりますので、直ちにこの3月中に用地の取得にかかりたいと。それが終わり次第設計に移りまして、早い時期に設計ができ上がり次第本体工事に移っていきたいと。うまくいけば、年内ぐらいの完成を目指していきたいというふうに思っておりますので、ぜひ御了解いただきたいと思います。 それと、西署と池田署の統合問題をずっと何年間か検討してきたんですけども、やっぱり最終的な結論としまして今ある西署を建てかえると。これは、池田署と西署との統合ということでどっかに建てかえるという話もあった、相当検討してきたんですけども、最終的にはやっぱり山城地区あるいは大歩危地区の市民の皆さん方の安全と健康を守るためにはどうしても山城地区に西署の建てかえが必要なんでなかろうかと、そういう判断をいたしまして、今回こういうことに予算を置くことになりましたので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 並岡議員の質疑が終わりました。 続いて、10番平田議員の質疑を許します。 平田議員。
◆10番(平田政廣君) 既に同僚議員のほうから質問がありまして、かなり重複をする部分がございますが、74ページの社会福祉協議会補助金の関係でお尋ねをいたします。 重複を省きまして、先ほどの話、答弁の中で、この補助金に含まれる1億3,080万円ですか、この中にこの新聞報道でされた燃料代ですね、ガソリン代、これの対象となるものというのは今回のその燃料代が対象になってますか、なってませんか。
○議長(仁尾健治君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君) お答えいたします。 先ほども御説明申し上げたわけでございますが、今回の事案につきましては個人の車にガソリンを給油したということでございますが、この会計につきましては介護保険等の広域事業といいますか、そちらのほうの会計で処理をされております。
○議長(仁尾健治君) 平田議員。
◆10番(平田政廣君) 介護保険ということになりますと、これの費用については広域連合のほうで介護保険の事業をやっとると思うんですけども、こちらのほうからの費用がいっておるというふうに理解ができるんですが、それでよろしいですか。
○議長(仁尾健治君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君) 御質問のとおりでございます。
○議長(仁尾健治君) 平田議員。
◆10番(平田政廣君) そうしますと、今ここでこのことについて深く追及するのはどうかなと。本来金を出しておるのはみよし広域連合ですよということになれば、これはそれのみよし広域連合に対して市は資金を出して、東みよし町からもお金が何ぼか出てますかね、それの運営のために。ということになるんで、余り三好市だけを取り上げてということにはならんと思うんですが、そうしますと今の答弁ですと、この補助金と今回のガソリンの関係というのはないというふうに理解をしておいてよろしいですね。
○議長(仁尾健治君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君) そのとおりなんでございまして、一般会計では支出はされておりません。
○議長(仁尾健治君) 平田議員。
◆10番(平田政廣君) 了解いたしました。 あと、自分の所属をする委員会で残りの分は質問をしたいというふうに思います。 それで、次に102ページ、議案書の。 4款1項9目13節に水質検査の委託料という金額がございまして、これが60万円で、予算の説明のときには5カ所というふうに説明を受けたと思うんです。この5カ所がどこどこなのかというのがわかるように、説明をお願いします。
○議長(仁尾健治君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(高畑敏行君) 今回、水質の検査委託料ということで5カ所計上させていただいておりますが、これは三好市の河川の環境調査をするということで今回載せていただいております。 それで、場所でございますが、まず下流からいきますと吉野川の東三好橋付近、それから河内谷川ということで、三野橋付近、それから井内谷川で蓬莱橋付近、それと馬路川の白地橋付近、それと祖谷川の川崎橋付近の5地点で、今年度河川の水質の調査をしようということで予算を計上させていただいております。 以上です。
○議長(仁尾健治君) 平田議員。
◆10番(平田政廣君) 今お聞きをすると、吉野川本流と、それとそこに流入しておるこの何ぼかの主要な河川と、これを検査をするということなんですが。するんであれば、もう少し上流の分も含めてする必要があるんではないかというふうに思うんです。例えば、今ですと一番上流部分が祖谷川ですね、祖谷川のところが最上流部と、こういうことになるんですけれども、それから上についての調査をする考えというのはないですか。
○議長(仁尾健治君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(高畑敏行君) 吉野川関連の河川につきましては、県もいろいろ何カ所かで調査をしております。そういうことで、県が調査しておる以外のところでということで、今回検討しておる中では現時点の河川の調査をしていこうというふうに考えております。 この調査目的につきましては、三好市の河川の環境というのか、河川の今濁りとか、いろんな実は調査の項目があるんですが、今とりあえずこの三好市になりまして、まだこの河川の調査というのは具体的にできておりません。そういうことで、三好市になっての河川の調査をして、今後三好市の河川、浄化槽とかいろいろな公共下水も含めまして調査して、今後どういうような差異があるかというのは、どういうように変わっていきよるかというのを調べるために、とりあえず今年度調査をして、今後また定期的に調査をして、河川の状況がどうなっていきよんかっていうのをとりあえず調査をしたいということで、これにつきましても生活排水処理計画というのもこれ、早急につくるように準備を進めとんですが、それの基礎資料としても使うていきたいということで、今回調査をするように計画をしております。
○議長(仁尾健治君) 平田議員。
◆10番(平田政廣君) あと私、県がどこどこをしておるのかというのが、箇所がわからないもんですからお尋ねしようがないんですが、今言いました、部長の答弁にありましたように、生活排水の関係、これが河川の環境にどのように影響していくのかという、そのことも含めてするんであれば私はもう少し箇所数を。県がどこどこやっとるかというのがわからんもんですから申し上げようがないんですが、例えば向こうのほうからいえばかなり支流の河川があると思いますんで、それのところを私はもう少し拡大してする必要があるだろうと。 特に、この旧山城町分では、多分きちっと管理をされて報告もいただいて問題はないだろうと思うんですけども、ゴルフ場の排水の問題、いっときそのゴルフ場を建設するときにかなり議論になったこともありますし、それからその隣には産廃の処理施設もありますので、そういう意味では私はもう少しこの水質検査の箇所を拡大をする必要があろうというふうに思うわけですけども、その点重ねて今後、やっぱりデータを積み重ねていくということが大事だろうと思いますんで、そういう意味ではこの際、ことしから始めるんであればもう少し拡大するということの考えはないですか。
○議長(仁尾健治君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(高畑敏行君) 今、平田議員さんの質問の中で、ゴルフ場の付近の、ちょっとここのゴルフ場の下の河川が何ちゅう河川か、私今のとこ把握しておりませんので。その末端といいますか、末端がどの付近に出てきておるかというのが今のとこ把握できておりませんので、その末端に近いところの調査項目、今回の河川の中に入っとんか、全然離れたところの河川かというのも、そこいらも調査してみんと今のとこわかりませんので、そこも含めまして場所的に非常に濁りがとか多いんであれば検討してみたいというふうに考えております。
○議長(仁尾健治君) 平田議員。
◆10番(平田政廣君) ぜひ、そういうことをこれから先のデータとして残すと。残して、次のその環境衛生に対して政策を何か打つときに、データとして多分必要になってくるんだろうなというふうに思いますので。今、部長から答弁いただきましたように、そういうところもあるということで、ぜひ検討して進めていただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わります。
○議長(仁尾健治君) 平田議員の質疑が終わりました。 会議の途中ですが、ここで午後1時まで休憩いたします。 午前11時59分 休憩 午後1時00分 再開
○議長(仁尾健治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第26号 平成21年度三好
市一般会計予算の質疑を続けます。 7番天羽議員。
◆7番(天羽強君) 議案書の78ページの障害者福祉費、13節委託料、地域生活支援事業委託料についてお伺いをいたします。 障害者自立支援法が施行されて、障害者サービスというのが自立支援給付とここにあります地域生活支援事業というふうに分かれました。自立支援給付については、全国一律のサービスということで国が責任を持ってやるわけなんですが、地域生活支援事業については各地方自治体がそれぞれサービスを実施するということになっております。 1点目は、地域生活支援事業で市町村が必ずやらなければならないとされている事業が6点ほどあるわけなんですが、移動支援事業であるとか日常生活用具給付事業、コミュニケーション支援事業、地域活動支援センター事業、相談支援事業、この5つがあるわけなんですが、自治体の超過負担が出ているということでこのサービスについて地域間格差が出ているような状況があるんで、三好市の場合、この地域生活支援事業で市町村の必須事業とされているこれらの事業の実施状況について、まずお伺いをしたいということです。もし実施していない場合は、その理由についてもお伺いをしたいと思います。 それと、必須事業以外に市町村の任意事業としていろんな事業があると思うんですが、今言いました必須事業以外に任意事業としてやられている地域生活支援事業があれば、それについてもお伺いをしたいと思います。 そして最後に、費用負担の関係についてどうなっているかなんですが、これは利用者の費用負担と地域生活支援事業についての国がどれぐらい補助金を出しているか、その点についてお願いをしたいと思います。
○議長(仁尾健治君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君) ただいまの障害福祉費の地域生活支援事業について御説明を申し上げます。 先ほどの御質問にございました、市町村が実施をしなければならない必須の事業でございますが、屋外での移動が困難な障害者の外出のために行います移動支援事業、実生活を整理するための用具等の日常生活用具給付事業、あるいは手話通訳等のコミュニケーション支援事業、障害者のデイサービス等の地域活動支援センター事業、身体、知的、精神の相談支援事業の5つ、すべて三好市は実施をしております。 また、任意事業につきましては、私のほうとしましては短期入所の事業の中で、日帰りが対象外となりました。そういう関係で、障害者の日中の預かりと申しましょうか、そういう事業としまして日中一時支援事業、またスポーツ活動あるいは声の広報等の社会参加促進事業、ボランティア活動の支援等の生活支援事業の3つの事業を実施をしております。 費用負担につきましては、利用者は1割負担が原則でございますが、相談事業につきましては無料としております。なお、国の負担でございますが、相談事業等の交付税負担に変わったものもございますが、その事業を除きますと5割負担が原則、50%負担でございます。また、県のほうも25%の負担がございますので、該当する事業につきましては事業費ベースで約1,350万円、国の負担金につきましては675万円、県の負担金につきましては337万5,000円を予定しております。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) 必須事業については、三好市の場合はすべてやられているということで、まだ全国的にはすべての市町村でやられていない事業もあるようでございます。 あと一点だけ、ちょっと質問したいと思いますが、費用負担の関係なんです。 利用者の費用負担、原則1割ということで、これは自立支援給付の国の事業に合わせた形で三好市も1割負担というのを決めているんだろうというふうに思いますが、最近の新聞報道によりますと、この障害者自立支援法の根本の考えであります負担の原則ですね、応益負担というのが新しい障害者自立支援法の中で規定をされて、非常に多くの障害者団体からおかしいんじゃないかというふうな話があって、どうも応能負担にもとに戻すような報道がされています。近いうちに閣議決定もされて、本来のやっぱり応能負担に障害者の負担が戻ってくるような新聞報道もされておりますが、もし応能負担ということになれば、地域生活支援事業の利用者の費用負担については市としても見直すということに当然なると思いますが、その点についての御見解をお伺いをしたいと思います。
○議長(仁尾健治君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君) 御質問の障害者自立支援法でございますが、法律施行されまして3年ということでございますが、この間にさまざまな改正も行われました。そういう意味では、今回の改正につきましても見直しということもあり得ると思っております。ただ、私のほうで今のところ聞き及びますところは施設入所の、例えばグループホームとかケアホームにつきましては、そういう利用料の応益負担から所得に応じた応能負担に変更も検討しているということはちょっとは耳にはしておりますが、ただこの地域生活支援事業すべてについて見直しするかどうかというのはまだ情報も入っておりません。そういう意味では、国の情勢を見ながら対応していきたいというふうに思います。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) 仮定のお話でしたので、国の法改正が進んで応益負担から応能負担という原則に戻ったら、ぜひそういった方向で検討していただきたいと思います。 次に、85ページの
放課後児童クラブ費についてお伺いをします。 これも委託料なんですが、ことしからすべて業務委託にするという議案での説明がありましたが、一つは集中改革プランでは指定管理者制度の積極的導入というのが計画されていました。これに対して、先ほど言いましたように、本年度から
放課後児童クラブについては白地も入れて12カ所すべてが業務委託という形になっております。集中改革プランの方向は、先ほど言いましたように指定管理者制度の積極的導入だったんですが、これと異なる結果となったのはどういった理由によるものか。いろんな形で集中改革プランというのが出されて、それに基づいた施策というのが強力に進められているような状況であるわけなんですが、これについては全然集中改革プランの方向と違う施策が出されているということ、その理由を一つお伺いしたいということです。指定管理者制度に戻すという意味ではないですよ。 それと2つ目に、この12カ所の
放課後児童クラブ、資格を持った指導員が配置されているかどうかですね。教員資格とか幼稚園の保母資格とか、そういった資格を持った指導員が配置されているかどうかが2つ目です。 3つ目は、その指導員の研修を受けさせる機会というのが保障されているかどうかということなんですが、これが3つ目です。 それと4つ目に、児童クラブの施設の管理というのは市が行っているわけですよね、業務委託ですから、指定管理じゃないですから市が行っているわけなんですが、施設の設備基準、これを設けているかどうかです。保育所で言えば、児童福祉施設最低基準というのが設けられておって、1人当たり面積が幾らとか、いろんな細かい規定があるわけなんですが、児童クラブの場合、市としてこの設備基準、その入る児童クラブによっていろんな設備が異なったんでは本来の目的が達せられないと思いますので、その設備基準について設けているかどうか。この4点について、まずお伺いをしたいと思います。
○議長(仁尾健治君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君)
放課後児童クラブの御質問に対してお答えいたします。 市議御質問のとおり、当初の集中改革プランでは指定管理者制度の導入が計画をされておりました。ただ、平成19年度の新しく開設いたしました政友、箸蔵
放課後児童クラブより業務委託方式に変更をしております。 変更となった主な理由でございますが、指定管理者制度は業務全体を事業の運営ができる団体が効率化とか、あるいはコスト等を含めて提案を行いまして決定をされます。
放課後児童クラブの委託内容につきましては施設の管理業務、そういう関係につきましては市のほうが直営で行い、
放課後児童クラブの運営のみを委託としております。 また、子育て支援として規模の小さい児童クラブも、また大きい児童クラブも、市内全域で同じサービスを受けられるという制度の確立も大切でございます。委託先につきましても、保護者、地域、行政が一体となって児童の放課後健全育成を行うために、各クラブに保護者、地域の皆さん、行政で
放課後児童クラブ運営委員会を設置して、この運営委員会が業務を受託しております。 保護者負担金につきましても、クラブごとに決定する方式ではなく、クラブの開設状況、例えば月曜日から金曜日まで開設する場合は負担金は月額2,000円、月曜日から土曜日の午後まで開設する場合は月額3,000円というような、開設状況により市内全域の負担金の統一も行っております。 以上のようなことを総合的に判断いたしまして、業務委託に変更をいたしました。 2点目の、資格を持った指導員の配置をされているのかということでございますが、
放課後児童クラブ指導員につきましては、児童の遊びを指導する資格を有する者が望ましいとされており、資格の有無については特に基準としてはございませんが、三好市の児童クラブにつきましてはクラブにより異なりますが、保育士あるいは幼稚園教諭の資格を持った指導員を配置しているというクラブもございます。 また、児童の指導につきましては一定の知識と経験を積んだ指導員も多くいます。20年10月現在ですけど、全体の指導員29名のうち資格を持っている者は11名でございます。 3番目の指導員の研修を受ける機会は保障されているかということでございますが、指導員の研修につきましては徳島県が実施する研修、徳島県学童保育連絡協議会が実施する研修会が年に三、四回開催されております。各
放課後児童クラブにより異なりますが、一、二回は参加をしている状況でございます。 4点目の、児童クラブの設置の管理は市が行っているが施設の設置基準は設けているのかという御質問でございますが、
放課後児童クラブの設置基準につきましては国の補助基準がございますので、利用者が10名以上、5年間ぐらいはおおむね見込めるというのが最初の設置の基準でございます。また、施設に関する基準につきましては、ガイドラインの中でおおむね1人当たり生活をするスペースとして1.65平米の面積を確保することが望ましいとされております。市といたしましては、この基準を原則として対応をしております。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) 一つは、いわゆる設備基準をつくるつもりがあるんかどうかが1つです。 それと、指定管理制度でなしに業務委託になったのはこれはベターなんですよ。説明で言えば、結局指定管理者制度っていうのは指導員が変わるんですよね、制度的に。だから、そういう意味では、子供の継続した成長を保証するためにはやっぱり指定管理者制度よりも業務委託がよかったと、そういうちょっと私は積極的な答弁が欲しかったんですが、最後の施設の設備基準だけについてちょっとお願いします。
○議長(仁尾健治君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君) 設備基準につきましては、その施設に対応できるような設備といいましょうか、大きい設備やクラブもございますし、小さいクラブもございます。例えば、各げた箱あるいはそのかばんの置き場とか、最低必要な設備がございますので、そういうところにつきましてはどの児童クラブについても最低基準は守っていきたいと思っております。 〔時間制限ベルの音あり〕
○議長(仁尾健治君) 天羽議員の質疑は終わりました。 続いて、9番美浪議員の質疑を許します。 美浪議員。
◆9番(美浪盛晴君) 9番美浪です。 議案第26号 平成21年度三好
市一般会計予算の74ページ。 1目社会福祉費総務費で、19節の三好市社会福祉協議会補助金1億3,080万円についてお尋ねをいたします。 私の調査では、旧井川町社協の7人乗りのワゴン車が、これは介護保険の在宅サービス事業に使用されていると思いますけれども、まず西祖谷の総合支所長にお尋ねをしますがおいでますか。 西祖谷の社協の、西祖谷支所のヘルパーさんの車両も含めた給油は、西祖谷の……。
○議長(仁尾健治君) 美浪議員。 ちょっと時計とめてください。 暫時休憩します。 午後1時20分 休憩 午後1時21分 再開
○議長(仁尾健治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 美浪議員。
◆9番(美浪盛晴君) 続いていきますよ。 西祖谷の総合支所長にお尋ねしますけれども、この西祖谷の社協のヘルパーさんと公用車の給油は、通常は西祖谷で給油されていると思いますけれども、まず三加茂の給油所で給油することはまずないと思いますがいかがですか。あなた、すぐ横に社協の事務所がありますよね、総合支所の。ずうっと日常的に見ておられると思うんですが、まず答弁願います。
○議長(仁尾健治君)
西祖谷総合支所長。
◎
西祖谷総合支所長(平石安雄君) ただいまの御質問は、社協が管理します車両についてのお尋ねでございますか。
◆9番(美浪盛晴君) そうです。そうです。
◎
西祖谷総合支所長(平石安雄君) 確認いたしましたところ、専ら地元ということでございました。
○議長(仁尾健治君) 美浪議員。
◆9番(美浪盛晴君) 専ら西祖谷で、給油所で給油されているということでございます。私が聞きましたところでは、社会福祉協議会の事務局長は、その西祖谷の、これは旧井川町に7人乗りの高齢者の移送サービスに使っとった車があったんですが、これが西祖谷へ行っておりまして、私も見ておりますけれど、その車の給油カード、後で三加茂で給油をされていると、こういうことのようでございます。社会福祉協議会職員の自家用車への燃料の給油が何の項目で支払われるのか。これは
福祉事務所長、尋ねますんで答えてくださいね。後でいいですよ。 それで、社会福祉法の第57条がありまして、これは社会福祉協議会がやる公益事業と収益事業と社会福祉事業のあり方について決められているわけですけれども、この社会福祉法第57条の類推解釈をすれば、社会福祉事業の収益を他に使用してはならず、当然第2種の社会福祉事業である介護保険事業、これは高齢者の在宅福祉でありますが、この介護保険事業の収益にも適用されるというふうに解釈すべきではないかと思います。 介護保険の指定居宅介護サービス事業の人員設備運営基準によれば、指定訪問介護事業所の会計区分はそのほかの事業会計と区分しなければなりません。ここに、池田町に本所があります池田町サラダの社協の事務局長の自家用車の燃料代を、ここで会計処理をされておるわけですね。そうすると、これは違反になりますよね、指定基準の違反になります。つまり、西祖谷の市民のヘルパーさんが献身的にお仕事をされている。そして、そこで高齢者や障害者の方が利用されて、1割の利用料を負担してます、1,000円払ったとかね。それから、当然その介護報酬を請求しますから、広域連合から介護報酬が支払われます。そういう収益、左側に収益を書いて、右に支出を書くんですが、右の支出の項目に社協の本部事務局長の自家用車の、これは50万円ですか、そういうこの私的な費用が計上されているわけですね。これは違反なんですよ。そういうふうに私は推定をするわけですけれども、こんなことを市民が許すはずないでしょう。高齢者の、もうようやく介護認定受けてヘルパーさんにやってもらってる、利用料払ってる、その金が一方で社協の本部の事務局長の自家用車の燃料代で払われとるっちゅうのは、こういうことは許されるべきでないんですよ、これは。 それで、まず見解を伺います。 それと旧井川町時代、私、井川出身でございまして、社協の事務局長も残念ながら井川出身でございまして、旧井川時代も事務局長やっておりましたんでね。この車両はどこで給油されたか、旧井川町時代の。給油伝票を明らかにしていただきたい。これ地元で私調査してますけど、どうも余り入れているようでないんですね。三加茂町の給油所かもわかりませんけれど、僕はそれはよくわかりませんけれども、そういった点について明確な調査をされておるかどうか、これ調査しなきゃだめですよ。 それで、先般全員協議会の折に、社協の各評議委員にあてた処分についての社会福祉協議会会長職務代理者の報告の文書では、旅費交通費としての請求を行わず、直接給油や公用車ナンバー等を用いてガソリンを給油し、本会、つまり社会福祉協議会ですね、支払わせるというふうに報告がされておりまして、議会でも報告を受けました。このような不当な使われ方の補助金は、社会福祉法第58条の趣旨、これは自治体っちゅうのは助成と監督の項目が、権利があるということの趣旨でありますけれども、それに従って正確に査定した上で予算計上すべきであるので、この1億3,000万円は組み直していただきたい。これは、一般会計では使われてないからっていう詭弁なんですよ、これは。こんなんでは通りません。社協の経理全体を明らかにして報告していただかないと、3年も前の、先ほどの話では10万円は何か公務に使っている、40万円が公務だった、私的なのは10万円だというような報告ですけれども、そんなもの許されるはずがない、これは。そんなことが通るんなら、善意銀行のあの寄附金から我々が払っている社協の1,000円の会費から、みな3年たって戻してくれますか。これ明確な答弁をお願いします。
○議長(仁尾健治君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君) 美浪市議の答弁をさせていただきますが、何点か整理をしながらお答えをしていきたいと思います。 今回の給油に関する支出につきましては、先ほど午前中にも御説明申し上げましたが、給油等の事案につきましては、他の福祉法人も実施をしております介護保険等の公益事業会計で処理をされております。個人の所有する車に給油を行った事案につきましては、先ほど説明しましたとおり、公営での出張を含めますと約52万円です。その中には公用出張も含まれておりますので、私的に給油をしたと思われる金額については現在社会福祉協議会で公務の出張分を確定中でございますので、約四十数万円が公務以外でないかと推定しているところでございます。 なお、現在調査中でございますので、また解雇されました局長のほうが弁護士に委任をしているという関係で、詳細については答弁は差し控えさせていただきますが、1点ですが、先ほど申されました社会福祉法第57条に関する社会福祉法人の定款以外の利用実施や、収益事業で生じた収入が社会福祉事業以外に使ってはなりませんよというような定めでございますが、私どものほうとしましてはこれは法人に対する定めでございまして、今回の事案については一個人が発生させた事案でございます。この事案には、少し開きがあるんじゃないかというふうに考えているところでございます。 また、旧井川町の時代につきましては、私のほうでは権限もございませんし、また内容もわかりません。当然社会福祉協議会も、合併によりまして事務を引き継ぎました三好社会福祉協議会のほうで判断される事案と思っております。
○議長(仁尾健治君) 美浪議員。
◆9番(美浪盛晴君) 今この予算が1億3,000万円計上されているんですよ、1億3,000万円。これで、これの可決するかどうかなんです、私はね、賛成するか反対するか。それについてもう一度明確な、社協より旧井川町時代も含めて。社会福祉協議会、今、竹重会長は出てきてないんでしょう。だから、職務代行者がやっておられるんでしょうけれども、しかし会長の責任はありますからね。これも、やはりきちっとしてそれでしないと、三好市議会の1億3,000万円は、これは動かすことできませんよ、これは。私は、当然社会福祉協議会はこれから発展していただかなければいけないし、改革すべき大きな今改革が行われているだろうと思いますんで予算は必要と思いますけれども、予算を出すに当たっては事務局長という非常に大きな責任持って、権利を持ってる人が、これ個人じゃないですよ、これは、社協の組織そのものですから。これをあいまいにしたままでこの予算を通すことには、私は反対します。 旧井川町時代のことだから関係ございません言よったんではいけません。旧井川町時代の社協の資産もこの三好市社協に持ってきて、それで今、三好市社協は3億円余りの資産持ってますよね。だから、ちゃんと全部持ってきたのかどうか、これも調べないと三好市社協に全部かかりますよ、これは。しかも、そこに足らない部分を法律に基づいて、この三好市から補助金が出ているわけですから。社会福祉法の第58条というのは助成もするし監督もするという、こういう権限があるんですから、ちゃんとこれやって、精査をして予算を組み直すなりきちっと検査して、西祖谷の介護保険の事業所の会計に収支差益があればいいんでしょうけども、赤字であって、それでなおまだ足らんということであれば、またこの補助金はふやさなきゃいけないんじゃないかと思いますけれども、もう一度明確な答弁をお願いいたします。
○議長(仁尾健治君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君) 今、補助金1億3,080万円に対する御質問ということでございます。 今、市議もおっしゃいましたとおり、社会福祉協議会、他の福祉法人とは異なると思っております。私も社会福祉協議会につきましては、やはり地域での福祉活動を支える、また市民あるいは関係福祉団体、行政も同じでございますが、そういうところがともに支え合いながらつくり上げてきた組織でございます。その組織の中で、指導すべき立場の者がこういう事案を発生させ、非常に残念に思っているところでございます。ただ、御理解していただきたいのは、今回三好市の合併に伴いまして社会福祉協議会も合併という形でされました。その中で、やはりこれまで各町村で地域の福祉を担ってまいりました社会福祉協議会につきましては、それぞれ支所でこれまでの業務の手助けができるようにという形で、各支所に職員の配置も継続して行うことといたしておりますし、また全体的なまとめとして、本所のほうにも関係職員を配置をしております。社会福祉協議会の運営補助金と申しますのは、一つにはそういう意味合いでも、社会福祉協議会を市とともに継続をしていくという形の人件費の保障といいましょうか、そういう項目の運営事業でございますし、またこれまで各市町村で行ってまいりました心配事あるいは法律相談、ボランティア活動の支援、あるいは福祉大会等の事業についても、わずかでございますが対象として支出をしております。そういう意味合いでは、今、社協全体が今取り組んでおります…… 〔時間制限ベルの音あり〕 再発防止あるいは改善計画を見守りながら、直すべき点や改善すべき点を改善するという形で指導もしていきたいと思いますので、ぜひ御理解をお願い申し上げます。
○議長(仁尾健治君) 美浪議員の質疑が終わりました。 続いて、34番大黒議員の質疑を許します。 大黒議員。
◆34番(大黒愼一郎君) 二、三、お尋ねしたいと思いますが、市長の所信表明の中で財政の問題について触れておるところが少しありますが、財政健全化の問題についてどのように今回予算に反映しておるかということをお聞きをしたいと思います。 その中で、13ページに地方債の現在高調書というのがあるんですが、やはり今、市の財政がどのようにこの予算によって変わっていくかということを市民も心配をしておると思います。健全化の方向に行っておるのか、それとも悪化をしておるのかということを心配しておりますので、単年度収支、今年の予算は241億9,800万円、これは歳入も歳出も同額でございますので0ということになるんですが、その中で、結局合わせておるのは借金と貯金と、貯金というのは基金です。基金を取り崩し、貯金を崩して財政に入れて、そしてまた借金も借り入れをしたり償還をしたりということになると思うんですが、そこで単年度の収支がどのようになっておるか、その点を財政部長にお願いしたいと思います。
○議長(仁尾健治君)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(蔦泰見君) 大黒議員さんの御質問にお答えいたします。 三好市の財政を心配されてるという形でございますけども、特に13ページのとこに絡めてということだと思います。ここも月曜日の議案の提案のときでは御説明させていただきました。実際に平成20年度末の現在高、いわゆる地方債の現在高の見込み額でございますけども470億8,316万1,000円でございまして、この21年度中の起債の見込み額は33億4,210万円でございます。この21年度中に元金償還の見込み額といたしまして57億836万2,000円でございます。これを平成20年度の現在高見込額とそれと21年度の起債を足して、それといわゆる元金の償還見込みを引きますと、ここで言う447億1,689万9,000円が21年度末でのいわゆる起債、家庭でいう借金であるというふうな形があるわけです。実際には20年度末で470億円からこの21年度末で447億1,689万9,000円というふうに減ります。23億6,626万2,000円の借金がこの20年度から21年度にかけて減るという形でございます。 そういう形でございますので、借金は多いんですけども、徐々に徐々に減しているというのが状況でございまして、合併時にはこの借金が、いわゆる地方債が490億円近くございました。現在のところ21年度末の予定では440億円ちょっとという形でございますので、50億円ほどは減っていくというふうなことでございますので、御心配だろうと思いますけども、実際にはそういうふうに減っていくし、もっと申しますと、繰入金の話のとこでも今言いましたけども、いわゆる家庭でいう預貯金、これを取り崩しているんでないかというふうな話でございますけども、これにつきましても、20年度末の、現在これ予算ベースですけども、決算ベースになりますとこの部分についても御家庭で言う預貯金は使わなくて済むだろうというふうな状況ではございますので、その点は御心配なさらないほうがいいんではないかというふうには考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(仁尾健治君) 大黒議員。
◆34番(大黒愼一郎君) この予算で見ますと、借金は23億円ほど減るということでございまして、しかしながら、貯金をしておる、基金をしておるのが85億円ほど貯金をしておりますが、その貯金をこの予算の中では約20億円ぐらい取り崩して使うということになるんで、その中でまた5億円は積み立てをしますので、大体私の勘定するところによりますと、財政健全化といいますか、約9億円ぐらいはことしで財政がよくなるというような感じがいたしております。 それでよろしいんでしょうか。
○議長(仁尾健治君)
企画財政部長。
◎
企画財政部長(蔦泰見君) 一応9億円近くという形になろうかと思いますけど、実際にはいわゆるここで言うところの4ページのところの繰入金のとこでございます。これにつきましては、財源不足を補うというふうな意味からも財政調整基金から7億円と、それと減債基金から10億円という、7億円を、17億円はいわゆる財源不足でございますよと、その部分については取り崩しますよという形でございますので、それもいわゆる起債の33億円からそういうものも引いておきますと大体6億円ぐらいだろうというふうには考えております、はい。
○議長(仁尾健治君) 大黒議員。
◆34番(大黒愼一郎君) それでは、もう一つお聞きしますが、12ページに21年度の起債の合計が31億2,540万円とありますが、13ページの起債の合計は33億4,210万円となっておりますが、この相違が2億1,670万円あるんですが、この点についてちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 財政課長。
◎財政課長(近泉裕久君) 21年度中増加の額と21年度当初予算の起債の予定額とのそご2億1,670万円についてでございますけども、平成20年度から平成21年度に向けて繰越明許で予定をいたしておりまして、借り入れが21年度になるという起債がございます。その分につきまして一般会計で現在予定をしておりますのが1億5,790万円程度、あとケーブルの分も一般会計のほうで見ておりまして、その部分が5,880万円程度ということで、合計2億1,670万円が繰越事業に係る20年度起債が21年にずってきて借り入れるという分をここの上に足し込んでますので、その差額というふうに御理解をしていただければと思います。
○議長(仁尾健治君) 大黒議員。
◆34番(大黒愼一郎君) それでは、続いて113ページの地籍調査についてお聞きをしたいと思いますが、ことし162%ということで非常に突出をしとんですが、この理由と、それとことしは何カ所ぐらいふやしていくんか、どういう方向でこれをやっていくのか。それからもう一つは、旧町村別の進捗率をお聞きしたいと思います。 時間がないんで早くお願いします。
○議長(仁尾健治君) 地籍調査課長。
◎地籍調査課長(喜多金男君) 地籍調査課長の喜多です。よろしくお願いいたします。 ただいまの大黒議員さんの御質問に対しましてお答えをさせていただきます。 まず、平成21年度の当初予算が前年度の予算に対しまして拡大予算であるという理由でございますが、まず第1点目が、中山間地域において急峻な、急速な過疎化と高齢化が進む中、近い将来、土地の境界が不明になると危惧されている問題。また、2点目が、昨今の景気の悪化に伴う失業者の増加に対しまして、地域求職者等への緊急雇用の創出を図る観点からでございます。徳島県においても平成21年度より3カ年を限定で地籍調査事業に積極的に取り組むということを考えているようでございます。我が三好市においても旧町村合併前の最大事業費でありました平成13年度の1億8,700万円をはるかに上回る補助対象事業費でございますが、2億円余りの予算の要望を行っている現状でございます。 21年度に実施する箇所ということでございますが、20年度に前期工程をしました3地区、池田町の西山7地区と山城町の山城34地区、東祖谷の菅生10地区の後期工程分の3地区と、新規の前期工程、池田町の三縄は6地区、西祖谷の有瀬10地区、井川町の井川30地区、池田町の西山8地区と山城の山城35地区、東祖谷の菅生11地区と西祖谷山の腕山の牧場の一部を実施する予定の予算要求を行っております。 次に、各旧町村の実績ということでございますが、進捗率で申しますと、旧三野町は、昭和52年に着手いたしまして平成13年度に完了しております。井川町に際しましては、昭和62年度に着手されまして、20年度末現在の予定の進捗率でございますが40.91%、池田町につきましては、平成6年度着手の20年度末の予定の進捗率が9.11%、山城町につきましては、平成3年度に着手されまして平成20年度末の予定の進捗率が44.18%、西祖谷山村でございますが、平成7年度に着手されまして平成20年度末の予定進捗率が24.22%、東祖谷山でございますが、平成11年度に着手をいたしまして平成20年度末の予定の進捗率が24.83%、三好市の合計でいきますと30.93%となっております。 以上でございます。
○議長(仁尾健治君) 大黒議員。
◆34番(大黒愼一郎君) これで大体わかりました。もう時間がありませんので、これで終わります。
○議長(仁尾健治君) 大黒議員の質疑が終わりました。 続いて、21番立川議員の質疑を許します。 立川議員。
◆21番(立川一広君) ページ47ページの3雑入、墓地管理料についてお尋ねします。 墓地管理料が60万円で計上されておりますが、これどこの墓地管理料か説明をお願いします。
○議長(仁尾健治君)
環境福祉部長。
◎
環境福祉部長(高畑敏行君) 47ページの墓地管理料でございますが、これにつきましては、三好市の市営墓地で使用許可をいただいた墓地の中で、年2,000円の管理料が要るんですが、これを10年間ということで10年間の管理料として2万円をいただいております。それで、もう許可をいただいてから10年経過する人がおりまして、この人が今年度は約30地分が10年切れるということで、30の2万円ということで60万円を今年度計上をさせていただいております。
○議長(仁尾健治君) 立川議員。
◆21番(立川一広君) ありがとうございました。 ページ58ページの3番、財産管理費の19負担金、電子入札負担金595万円、これはどこに支払いするものか。
○議長(仁尾健治君) 管財課長。
◎管財課長(小笠昌美君) 管財、小笠です。 これは県の電子入札、今現在行ってます県がシステムを開発した分に市町村が乗っかかっていく分ですから、当然県への負担金であります。
○議長(仁尾健治君) 立川議員。
◆21番(立川一広君) これ金額が高いと思うんですけど、どう思いますか。
○議長(仁尾健治君) 管財課長。
◎管財課長(小笠昌美君) 自治体で単独でこのシステムを導入すると数億円かかる予定ですが、県が導入している分に乗っかかる額ですので、決して高い額とは思っておりません。
○議長(仁尾健治君) 立川議員。
◆21番(立川一広君) これからはすべての入札は電子入札でなさるんですか。
○議長(仁尾健治君) 管財課長。
◎管財課長(小笠昌美君) 4月から本格実施をしていきますが、業者側にとってもまだこのシステム、パソコン、それと電子入札への登録ができてない業者さんが一部ありますので、電子入札と今までどおりの紙入札、両方交えた入札になっていくと思います。
○議長(仁尾健治君) 立川議員。
◆21番(立川一広君) これは土木だけの関係ですか、一般の納入の、これも電子、そういうふうな関係でやるんですか。
○議長(仁尾健治君) 管財課長。
◎管財課長(小笠昌美君) 今のところ土木コンサルが中心で、物品とかコンサルはできるところからやっていくということで、土木、建築が中心です。
○議長(仁尾健治君) 立川議員。
◆21番(立川一広君) 次に、61ページの8番の企画費、19節負担金の共同調査研究負担金360万円ですが、これはどのような調査研究をするのか、ちょっと説明をお願いします。
○議長(仁尾健治君)
まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(工藤昌美君) お答えします。 これは共同調査研究事業としまして、財団法人の地方自治研究機構との合同研究でございます。それで、研究内容としましては、交流についての研究ということで予定しております。
○議長(仁尾健治君) 立川議員。
◆21番(立川一広君) 交流というのは外国との交流ですか、それとも国内の交流、両方の交流ですか、これは。
○議長(仁尾健治君)
まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(工藤昌美君) 三好市では交流と定住をはぐくむまちづくりということで、交流人口の拡大を定住に結びつけるような方向で進めておりますが、もちろん市内の全域の市民の交流、市と市外の交流、県外の交流等、あらゆる交流を含めております。
○議長(仁尾健治君) 立川議員。
◆21番(立川一広君) 内容的には交流、一口で言うたら交流と言うたらあれですけど、どういうふうな交流をするようなあれで計画を立てておるんですか。
○議長(仁尾健治君)
まちづくり推進課長。
◎
まちづくり推進課長(工藤昌美君) 交流人口の拡大に向けてどんな取り組みがなされているかという全国的な例も参考にしまして、そこら辺の交流人口の増に向けた交流のあり方について調査研究を合同で行うものです。
○議長(仁尾健治君) 立川議員。
◆21番(立川一広君) 次、ページ64ページの2賦課徴収費で8番報償費、納期前納付報奨金2,700万円が出ております。これは県内外でも廃止の方向が進められているところもありますが、三好市においては今後どうするのか、説明をお願いします。
○議長(仁尾健治君) 税務課長。
◎税務課長(大西道夫君) お答えいたします。 この前納報奨金につきましては、昨年7月に内部で検討しました。検討した結果、県下の状況でございますけども、県下で24市町村ございまして、14市町村が制度を残しておるという状況でございます。それから、三好市の前納状況でございますけども、固定資産税が約72%、それから市民税が48%が前納しているという状況がございます。 それと、合併のときにそれぞれ各市町村、限度額がばらばらでございまして、限度額なしのところもあれば20万円もあったと。そういう中で、合併後は3万円に限度額をした経緯がございます。そういった方向と申しますか、縮小の経緯がございますんで、これにつきましては引き続き、私どもは将来的には廃止というふうなことを考えておりますんで、県下の状況等、動向を見ながら引き続き検討してまいりたいというふうに考えております。
○議長(仁尾健治君) 立川議員。
◆21番(立川一広君) 最後になりましたが、ページ126ページの2番、商工振興費、19負担金の地域振興事業補助金の400万円についてお伺いしたいと思いますが、地域振興事業補助金の内容について説明をお願いします。
○議長(仁尾健治君)
商工政策課長。
◎
商工政策課長(井下正君) 商工政策課の井下でございます。 立川議員さんの御質問の地域振興事業補助金について御説明をいたします。 定額給付金事業をチャンスとしてとらえ、地域商業を活性化する目的で、活動する事業に対して補助することを目的としております。 対象団体といたしましては、商工会、商工会議所に加盟している小規模事業所で組織する団体を予定しております。 対象事業につきましては、定額給付金支給開始から6カ月以内に完結する事業、また商店街や商業団体が商業活動の活性化を図るためのソフト事業であったりイベント事業なども対象としております。 予算額につきましては400万円を計上させていただいてますが、補助金につきましては2分の1の1団体50万円以内ということで計画をしております。 以上です。
○議長(仁尾健治君) 立川議員。
◆21番(立川一広君) この事業に対しては補助金、今50万円ということで2分の1なんですが、どのような事業でも構わんのですか、商工会また商工会議所が事業をするのに対しては、規定みたいなのがあるんですか、これは。
○議長(仁尾健治君)
商工政策課長。
◎
商工政策課長(井下正君) 今回のこの事業につきましては、それぞれのその団体におきまして魅力あるアイデアをもってイベントを開催していただきまして、より地域のそれぞれの旧町村単位の商店街それぞれありますが、そこを中心に消費の関係が行われるように期待しているところでございます。
○議長(仁尾健治君) 立川議員。
◆21番(立川一広君) これ8団体となっておるが、どことどこがどういうわけで8になっとるか、ちょっと説明していただけませんか。
○議長(仁尾健治君)
商工政策課長。
◎
商工政策課長(井下正君) 8団体、当初の計画でございますが、商工会の旧団体といいましょうか5団体、それと中心部の商店街3団体を予定しておりますが、今ちょっと説明いたしましたように、50万円の上限とありますので、最高限度額までの事業費になるかどうか、まだ計画内容等々、説明されておりませんし計画書も出ておりませんので、事業費が少なくなるイベントであればその8団体以上に開催することも可能かと思われますが、400万円という予算額は上限としております。
○議長(仁尾健治君) 立川議員。
◆21番(立川一広君) この事業は今後も継続しての事業となるんでしょうか、どうでしょうか。
○議長(仁尾健治君)
商工政策課長。
◎
商工政策課長(井下正君) 今回のこの補助金につきましては、定額給付金を目的にして補助要綱しております。ただ、従来から言われておりますように、それぞれの商店街また個々の商店、非常に今苦しい状態に置かれている状況もよく話されておりますので、今回の定額給付金のこの事業を見まして、いろいろ今後のあり方を検討していきたいと思ってます。
○議長(仁尾健治君) 立川議員。
◆21番(立川一広君) いろいろ事業を考えてくれるんですが、私が12月にもちょっと質問したと思うんですけど、プレミアつきの商品券は、これどうなっとんでしょうかね。そういう考え方も市のほうはあるんでしょうか。
○議長(仁尾健治君)
商工政策課長。
◎
商工政策課長(井下正君) この事業につきましても、そういったプレミアの件につきましても、商工会それから商工会議所さん含めていろいろと、どういった手法が一番いいか、そういう事柄を検討した結果、現時点ではこのやり方がいいのではないかということで、皆さんの意見の集約という形で今回はこういう形をとっております。
○議長(仁尾健治君) 立川議員。
◆21番(立川一広君) 市民の方々はプレミアつきのは多少でもやっぱり、1,000円でも2,000円でも余分についたほうがうれしいと思うんですよ、何でも。今度の定額給付金と一緒で。これやったらまだ別に市民の方々が本当に市が一生懸命商店街のためにとか、この売り上げが落ちとるために一生懸命してくれよんじゃなということは余り認識せんと思うんですよ。もちろん事業に対してこれ400万円も組んでくれとんですけど、もう少しレベルの高い事業とか、そういうなのにまた一生懸命頑張ってもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(仁尾健治君) 立川議員の質疑が終わりました。 ここで会議の途中でありますが、2時15分まで休憩いたします。 午後2時01分 休憩 午後2時15分 再開
○議長(仁尾健治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第26号 平成21年度三好
市一般会計予算の質疑を続けます。 36番宮内議員の質疑を許します。 宮内議員。
◆36番(宮内明治君) 質問の前に理事者の方に1つだけお願いをしたいと思います。 私は高齢者ということで、高いところに座らせていただいて本当に感謝をしとんですけど、理事者の方の説明、そして答弁が非常に聞きにくい。それで、大きな声は聞こえるんじゃけど、全然わからん場合があるんで、本当にお願いですので、ぜひひとつできるだけマイクに近づくなりして、ちゃんとしてほしいと思います。そして、これは聞こえんほうがええということはひそっと言うてくれても結構です。よろしくお願いいたします。 それでは質問に入らせていただきます。 議案その2の110ページ、農業振興費の13節の委託料の1,191万1,000円で、これが議案説明の中では草刈り料というふうな説明をいただきましたんですけど、これについて説明をもう一度お願いしたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 農林振興課長。
◎農林振興課長(原田美生君) ただいまの御質問ですが、お答えします。農林振興課の原田です。よろしくお願いします。 この事業は研究地域雇用創出特別交付金で行う事業でございまして、有害鳥獣のイノシシ、猿、それらによる農作物の被害防止策としまして、緩衝地帯を設置するために耕作放棄地の草刈りを行う事業でございます。それで、市内の中山間地域等直接支払制度協定集落、また農地・水保全組織締結集落等を中心にいたしまして、地権者の了解並びに集落における農地保全管理の申し合わせが可能な地域を選定しまして、そこを耕作放棄地解消のために草刈りを計画的にする事業でございます。 ですから、地域は市内全域でございます。それで、申し出があったところに現地確認に行きまして、緊急性を要するところを選定しましてそこから始める予定でございます。
○議長(仁尾健治君) 宮内議員。
◆36番(宮内明治君) これは農業の放棄地っていうことで、どこでも刈るっちゅうわけにはいかんのでしょう。
○議長(仁尾健治君) 農林振興課長。
◎農林振興課長(原田美生君) 先ほども申しましたけども、中山間地域直接支払制度協定を結んでいる集落が三好市内で107集落ございますが、そことの調整をして草刈りを行う予定でございます。
○議長(仁尾健治君) 宮内議員。
◆36番(宮内明治君) はい、わかりました。 それでは、その次、議案書113ページ、地籍調査についてですけど、これは今大黒議員さんが質問をされましたので、ですけど、1つだけ質問させていただきます。 ことしの地区の中に昨年していただいた西井川地区の喜来線というところで、図面も何ちゃないというとこをこうちょっとその枠に入ってなかったようなんで、これは別にしてくれるんか、それとも忘れとんか、そこらをちょっと説明願います。
○議長(仁尾健治君) 地籍調査課長。
◎地籍調査課長(喜多金男君) 井川町の喜来地区の地図混乱地域の進捗と申しますか、今の現在の進捗状況を先に述べさせていただきます。 議員さんも御承知のとおり、この地域についてはかなりの広範囲の法務局や関係機関に公図がなく、その上に公図の飛び地が5カ所がございます。地籍調査事業を実施する上で基礎資料の公図の作成が必要不可欠でございます。 現在、地図混乱地域の実施作業といたしましては、縮尺の5000分の1の森林基本図をもとに航空写真及び森林の林班図、また現地での隣接する土地所有者間の聞き取りの調査等により、登記簿に存在する地番の割り込み作業を実施をしている状況でございます。この進捗状況につきましては、飛び地が5カ所ございます中で約400筆余りの件数がございます。今現在約350筆につきましては、割り込み作業も完了しており、残り約50筆につきましても鋭意努力を進めている段階でございます。3月の中旬ごろにはすべての割り込み作業が完了する予定でございます。今後、その割り込み図をもとに法務局と協議を進めながら、公図としての役割を果たすものとしていきたいと考えておりますので、法務局の指示を仰ぐということで、即、平成21年度に地籍調査を実施するというのは難しいと考えております。
○議長(仁尾健治君) 宮内議員。
◆36番(宮内明治君) それで、21年度には入ってないっちゅうことですね。法務局の指示を仰ぎながらって、法務局はそういうことを、こうせえとか、そんなことはせんでしょう。ここに予算をつけなんだら法務局がどうのというてもできんのじゃないですか。
○議長(仁尾健治君) 地籍調査課長。
◎地籍調査課長(喜多金男君) 全然公図がない図面を作成するということで、法務局にある登記簿の地番はございますが、それをチェックもしていただきながら、それを認めていただかないと地籍調査はできんということです。
○議長(仁尾健治君) 宮内議員。
◆36番(宮内明治君) 難しいとは思いますけど、ほんまに何ちゃないとこで何もわからん。山を売りたいと言うても売れんという厳しい状況にありますんで、少しからでも調査をして、早く進めていただきますようお願いをしておきたいと思います。 それでは、次に130ページ、観光施設整備費、工事請負費の8,655万円、これについて説明をお願いいたします。
○議長(仁尾健治君) 観光課長。
◎観光課長(檜尾良和君) 観光施設整備費の工事請負費でございますが、先ほどの議員の御質問にもお答え申し上げましたが、道の駅大歩危のトイレに3,500万円、奥祖谷二重かずら橋の料金所として680万円、それからJR大歩危駅の公衆便所3,360万円、それから喜多家、武家屋敷でございますが、こちらの屋根のふきかえ1,115万円の計上でございます。
○議長(仁尾健治君) 宮内議員。
◆36番(宮内明治君) これは東祖谷の重伝建の分は入ってないんですか。
○議長(仁尾健治君) 観光課長。
◎観光課長(檜尾良和君) 重伝建の分は入ってございません。
○議長(仁尾健治君) 宮内議員。
◆36番(宮内明治君) 今回、これちょっと私見違えとんですけど、重伝建の対岸に何かするというのが出とったように、それの説明はいただけませんか。
○議長(仁尾健治君) 観光課長。
◎観光課長(檜尾良和君) 重伝建を見るための展望施設及び公衆トイレですね、につきましては、ページ63ページをお開けください。 これの地域活性化・生活対策事業費の中に、中上地区でございますが、そちらの展望所とトイレの経費を計上いたしております。
○議長(仁尾健治君) 宮内議員。
◆36番(宮内明治君) これの内容についてはちょっと教えてもらえませんか。どういうものを重伝建の前へつくるという。
○議長(仁尾健治君) 観光課長。
◎観光課長(檜尾良和君) 重伝建を見渡せる山の向かい側、中上地区でございますが、そちらの一番展望のよい場所、中上の道路を上がっていきまして一番頂上の部分です。そちらで対岸の落合地区を展望できますが、そちらに用地をお願いいたしまして、トイレ、約33平米、それから展望所を32平米程度のものを設置したいというふうに考えております。
○議長(仁尾健治君) 宮内議員。
◆36番(宮内明治君) トイレと展望台だけですか。展望台の内容的なものはわかりますか。ただ見るだけのもんですか。
○議長(仁尾健治君) 宮内議員、今の質問についてですが、議題、議案の内容から外れてますので、沿うように質問を変えていただけますか。
◆36番(宮内明治君) はい、わかりました。済みませんでした、どうも。済みません。 それでは、137ページの地域再生中心市街地の地区整備事業費について、用地購入費、これについて説明をお願いします。
○議長(仁尾健治君) 建設課長。
◎建設課長(吉田米一君) 建設課長の吉田でございます。よろしくお願いいたします。 ただいまの宮内議員の中心市街地地区整備事業費につきましてお答えいたします。 この事業は平成19年度から平成23年度の5カ年計画で事業を進めているところでございまして、池田駅から池田中心部の約90ヘクタールのエリア内で市道の栄町線ほか6路線のカラー舗装と、本事業のメーン事業といたしまして西矢塚線、これは池田駅から総合体育館の方向に向かって幅員8メートル、延長310メートルの道路改良を進める事業でございます。ただいまの御質問の17節の公有財産購入費につきましては、ただいま申しましたように、市道西矢塚線の道路改良に伴うJR用地ほか6件の用地購入費でございます。 22節の物件補償につきましても、同じく西矢塚線の改良工事に伴います家屋等の物件移転補償費でございます。 以上でございます。
○議長(仁尾健治君) 宮内議員。
◆36番(宮内明治君) それではもう一つ、その138ページの物件補償費、これについてちょっと説明をいただけますか。
○議長(仁尾健治君) 建設課長。
◎建設課長(吉田米一君) ただいま申しましたように、これにつきましても西矢塚線改良工事に伴います家屋等の物件補償でございます。
○議長(仁尾健治君) 宮内議員の質疑は終わりました。 以上で日程第6、議案第26号 平成21年度三好
市一般会計予算は質疑尽きたるものと認め、質疑を打ち切ります。 ──────────────────────
△日程第7 議案第27号 平成21年度三好
市国民健康保険特別会計予算 議案第28号 平成21年度三好
市老人保健特別会計予算 議案第29号 平成21年度三好
市後期高齢者医療特別会計予算 議案第30号 平成21年度三好市
特別養護老人ホーム長生園特別会計予算
○議長(仁尾健治君) 続いて、議案書その3です。 日程第7、議案第27号 平成21年度三好
市国民健康保険特別会計予算から議案第30号 平成21年度三好市
特別養護老人ホーム長生園特別会計予算までの4議案を一括して議題といたします。 議案書の1ページから112ページです。 これより質疑を行います。 発言通告書により順次質疑を許します。 初めに、7番天羽議員。
◆7番(天羽強君) 102ページの特別養護老人ホーム事業運営費の中の委託料、給食業務の委託料3,246万円が計上されていますが、この内訳を1つと、それと、需用費の中で賄材料費として240万円計上されています。これが何かということです。昨年と単純に比較しますと、業務委託と賄材料費合わせて221万9,000円の増額となっていますが、その理由もあわせてお願いをしたいと思います。それで3つです。 4つ目として、今回食材購入も含めて業務委託ということで、昨年までの偽装請負的な状態はこれで解消されているわけなんですが、食材の地産地消、長生園で給食に使う食材の地産地消は、この給食業務の委託という状態の中でどういうふうに実現していくのかというのが4つ目です。その同じように、給食業務の委託の中で食の安全というのが確保できるのかどうかですね、これが5つ目です。 6つ目は、給食の設備あるいはいろんな給食室の備品類、これがだれの所有となっているか、これが6点目です。 以上、答弁をお願いをいたします。
○議長(仁尾健治君) 長生園施設長。
◎
特別養護老人ホーム長生園施設長(池本健一君) 長生園施設長の池本です。よろしくお願いします。 お答えいたします。 まず、1番目の給食業務委託費の3,246万円の内訳ということでございますけど、給食業務委託費につきましては、長生園の施設、設備、調理器具等の使用をいたしまして、施設利用者への食事のサービスを提供するための費用であります。予算額の内訳といたしましては、介護保険法によるところの算定基礎といたしましての施設利用者の食費に係る基準費用額、それとまた利用者の心臓病また糖尿病に対しての療養食に対する加算額などの合計額でなっております。 続きまして、2番目の240万円、賄材料費でございますけど、口からの食べ物とか水分、そういったものが摂取できない利用者の方がいらっしゃいます。そういった方につきまして、鼻などからチューブを通して栄養をとっております。そういった経管の栄養食、そういったものについての購入費用を計上させていただいております。 続きまして、3番目の221万9,000円の増ということでございますけど、前年度までは予算項目が食材費については需用費の賄材料費、それから人件費等の管理費につきましては、委託料の2項目に分けておりました。そういった中で、予算額の積算につきましては、前年度等の支払い実績とか契約の額によりまして、そういったものを参考にいたしまして積算をしておりました。本年度の分につきましては、委託料に一本化した関係もありまして、介護報酬単位等をもとに計算をいたしました。そういった積算方法の違いによりまして221万9,000円の増額となっております。 続きまして、4番目、5番目はちょっと関連しておりますので、まとめてお答えさせていただきます。 まず、食材の購入等につきましては、給食業務委託の仕様書の中で給食原材料は地域の活性化を図るため、地元食材業者より調達するよう努めることと定めております。また、お米につきましては、食の安全性の確保及び地産地消を推進する観点から100%地元産を使用するように定めております。 最後の6番目の給食設備の備品等でございますけど、これにつきましては、所有者長生園、すなわち三好市の所有でございます。 以上です。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) 3,246万円の内訳と240万円の内訳なんですが、去年は給食の調理業務だけ委託料で出して、賄材料費は別に出してましたよね。そして、それはまた合わせて221万9,000円ふえとんですよ、去年と比べれば。その理由でだったらちょっとようわからんのですよ。去年も計算の根拠っちゅうのはあったと思うんですが、それは同じではないんですか、同じでないんですか。
○議長(仁尾健治君) 長生園施設長。
◎
特別養護老人ホーム長生園施設長(池本健一君) 今先ほどちょっと申しましたけど、前年度までは一応賄材料費、需用費につきましては食材費ということで1日1人当たり金額に利用者数、そういったものを掛けて計算しておりました、実績とかそういうのも踏まえまして。 それから、人件費につきましては月額の委託料、月額の契約で定めております。そういった金額を合計いたしまして積算しておりました。しかし、本年度分につきましては、先ほど申しましたように、介護報酬の単位、そういう介護報酬単位というのがございます。食費は1日幾らという、そういった介護報酬の単位が。それと療養食の加算とか、そういうのを足した関係で、計算方法が全く変わりましたので、それともう一つ、その一本化したということで、そういうのもございまして、計算方法が違いましてちょっと比較したらこういった221万9,000円の増額となったというような、そういうような結果でございます。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) すると、去年の場合にことしのような同じ積算方法をとったらそんなに変わらんかったということですか。これ単価が上がっとんではないんですよね、21年度にかけて。だから21年度も今ことしと同じように、当初と同じような計算方法をしたら余り額は変わらんかったということですか。えっ、そうなんですか。
○議長(仁尾健治君) 長生園施設長。
◎
特別養護老人ホーム長生園施設長(池本健一君) ほぼ変わらない金額でなると思います。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) そしたら昨年までは積算根拠が分けてしていましたから、結局何か損をしたということになるんですか。介護保険収入から入ってこなかったという。ことしのベースで言えば220万円が入ってこなかったという、そういう意味ではないんですか。今の説明からいえば、ではないですか。
○議長(仁尾健治君) 長生園施設長。
◎
特別養護老人ホーム長生園施設長(池本健一君) この計算を変えたという根拠は、とりあえず、ずっと言われておりました随意契約で続けていたのを入札にするということで、入札につきましては金額を一本化しなければ、例えば食材費と当然管理費は金額が違うてきます。そういった二本立てでいきますと比較する場合に、入札する場合にどこでどちらの金額を優先するんかといった問題も出ましたので、それではもう一本化できる介護報酬単位を積算基礎として予算額を出したほうが、入札においてきちんとした金額、そういう、ちょっと説明が十分できてないんですけど、要するに一つに、一本化した、合計した金額で……。 ということで、はい。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) もう余り時間がないんですが、何か損をしたような感じなんですよね。去年ちゃんとこれ介護報酬としては入ってないんでしょう。ことしは220万円が入っとるわけではないんですよね。これで計算できるようになったら入るというわけではないんですか。ちょっとそれも時間がないんで、要は私聞きたいところは、今仕様書の中で地元の食材を使うということと、あと国内産を使うということを決めとるということなんですが、これできますか、そういうことを仕様書の中で決めるということが。仕様書の中で地産地消で、いわゆる地元産と国産を使うということを決めとるということなんですが、それ指定できますか。
○議長(仁尾健治君)
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君) ちょっと申しわけありません。今の説明の中で、ちょっと若干補足説明をさせていただきたいと思います。 昨年度につきましては、材料費あるいは委託料という形で二本立てになっておりました。当然、委託料につきましては随意契約という形で、前年度に入札でした下がった金額、その分で計上させていただいておりました。今年度につきましては、入札前という形で、介護報酬の単価を掛けて予算は計上させていただいておりましたので、当然入札を行いますとこの金額よりも減額になります。当然、昨年度に見合うような形になるだろうという予測はしていますが、そういう予算計上の上での去年とちょっと異なったということで御理解願いたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) 今の大体わかりましたが、いわゆる入札でずっとしていきますよね。そして、競争入札になりますよね。すると当然に単価が切り下げて入札してきて、そこ一番安いところが最低価格が落札するでしょう。そしたら給食っちゅうのは人件費と食材なんですよ、ほとんどが。そしたらそれを切ってきたときに、例えばこれ先答弁もろうてないんですが、幾ら仕様書の中で地元産を使いなさい、国産を使いなさいと言ったって、単価を切り下げていったときに地元産、国産は高いんですよ。すると、やっぱり地産地消とか、いわゆる食の安全が守れるんですかということなんですよ。これ入札という形になるんです、これ業務委託で、正確には業務請負っていうんですけど、その形態をとったときにできるんですかということなんですよ。 一つ提案なんですが、余り時間がないんで、こういうやり方でやるんだったら、例えば地産地消も確保できる、食の安全も確保できるっちゅうのは直営なんですよ。雇用形態の問題がありますが、直営でやったほうが安くなりますよ、これだったら。中の雇用形態がいわゆる非正規とか臨時とか、そういった形になるかもわかりませんが、例えば今までの学校給食なんか直営でやったほうが安いんですよ。そりゃあ雇用の問題もありますよ。だけど、いろんな問題をクリアできるんです。地産地消の問題についても食の安全の問題についても。そういったものも含めて検討する余地はないですかね。
○議長(仁尾健治君) 長生園施設長。
◎
特別養護老人ホーム長生園施設長(池本健一君) この食の安全、そういう地産地消につきまして、当然仕様書、これをもとに業者のほうにはそういう形で指導していきます。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) 仕様書に書いとる、それからまた指導していくっちゅうことができんのですよ。業務委託という形態をとったときには。それじゃったら労働者派遣法違反になるんです。いわゆる、よく言われる偽装請負っちゅうことになるんですよ。だからこういう形態をとったときには、地産地消と食の安全というのを最終的に確保できんようになるんですよ。それは入札ということがかかわってきます。それで切りますよね。そしたらその給食業務というのは、先ほど言いましたように人件費と食材費なんですよ。どこを削るか、まず人件費削る、その次どこを削るかというと食材を削るんですよ。地元産、国産は高いからほかのとこへ行くんですよ。それで守れますかということなんです。それだったら、ちゃんと直営に戻してやったらどうですかという提案をしよんです。それを考えられませんかということなんです。どうですか。
○議長(仁尾健治君) 長生園施設長。
◎
特別養護老人ホーム長生園施設長(池本健一君) この給食業務の委託につきましては施設の運営費、そういったものについての節減として始めたものでございます。そういった中で直営よりは委託のほうが金額的にも安くできるという、当然切りかえたときにも試算しております。 それと、そういったいろいろ難しい点もございますけど、ことし初めて入札をしたということもありまして、仕様書に基づいてのということでございますけど、これ初めて入札というような感じで、ほかにも随意契約になるんですけど、募集型のいろんな比較していくとか、そういった方法もございます。今後また、とりあえず検討課題かなと思うてますけど、ことしは入札でしましたので、それともう一つ、指導という言葉ちょっと私間違うておったんですけども、努めていただくと、できるだけ地元産を使用するように努めていただくという形を御理解いただきたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) 今のはもう命と金をどっちとるかといったら金をとるという発想なんですよ。私が提案しよるのは、直営にしたら命も金も助かるということを言いよるんですよ。それがどうして検討できんのですかということなんです。全く今のは命と金のどっちてんびんかけたら、安いほうがいいという発想のもとでこれしようるということは、命より金をとるということなんですよ。特別養護老人ホームという施設でそういうことがええんですかということなんです。あと、病院の問題もありますけど、それを言いよるんです。だから、検討できないんですかと言いよるんです。
○議長(仁尾健治君) 答弁お願いします。
福祉事務所長。
◎
福祉事務所長(中内栄一君) 今のそういう…… 〔時間制限ベルの音あり〕 いいですか。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員の質疑が終わりました。 続いて、9番美浪議員の質疑を許します。 美浪議員。
◆9番(美浪盛晴君) 議案第30号 三好市特別養護老人ホーム長生園の
特別会計予算について、91ページからで質疑を行います。 施設長、長生園の今年度の大きな運営方針の変化、それから改善点がありますか。本年度というより新年度ですね、この予算で、それをお尋ねいたします。 そして、介護報酬が3%程度上昇する見込みと言われておりますけれども、要介護の判定のまた評価の項目が減ったりして、例えば施設入所者も重度の方が必ずしも重度に評価されないで、また評価の報酬が下がるんではないかというようなことも言われておりますけれども、この職員の労働条件や、あるいは入所者の利用のサービスは改善されるのかどうか、お尋ねをいたします。私の近所、同じ町内からも以前長生園にお世話になっておりまして、そういうこともありますんで、お尋ねをいたします。 それと、110ページで、この表を見ますと看護保健職が3名、看護保健職、これは看護師さんですね、3名しかおりません。それから、技能労務職が4名、技能労務職、恐らく介護福祉士さんでしょうけれども、4名しかおりませんが、医療的処置はどうしておられますか。家庭の在宅の療養であれば、訪問介護とか在宅の訪問診療で医療職が行って、それで指導しておけば、家族の方がかなりの医療的な処置の部分もしてよろしいと、こういう通達もあるようでございますけれども、長生園は入所施設でありますから、この辺はかなり難しいと思うんですけれども、喀たんの吸引でありますとか、そういったものはこの看護保健職が3名、技能労務職が4名しかおりませんけれども、どうしておられますか。これ安心して入所できますか、お年寄りが、お尋ねいたします。
○議長(仁尾健治君) 長生園施設長。
◎
特別養護老人ホーム長生園施設長(池本健一君) まず、1番目の大きな運営方針の変化ということでございますけど、議案書104ページお願いします。本年度より公債費が前年度比1,131万8,000円の増の2,031万4,000円とふえまして、今後もふえ続ける予定であります。そういった中で集中改革プランの中期経営健全計画に沿いまして、一般会計よりの繰入金の削減ができるように努めてまいりたいと思います。 続きまして、2番目でございますけど、介護報酬のアップによるということでございますけど、介護報酬のアップによる職員の労働条件の改善につきましては、長生園だけで検討できる問題ではないと思っております。そういった中で関係各課と協議等が必要ではないかと、そのように思っております。 また、利用者のサービスの改善につきましては、介護報酬の改定の中身によりまして、それぞれの改正内容ございます。そういった中で取り組みが必要かなと、そのように思っております。 続きまして、3番目の医療的な処置でございますけど、施設においての医療的な処置につきましては、週2回の市立三野病院の医師の回診がありまして、そのときの医師の指示等によりまして、看護師が行っております。また、夜間などにおきましては、利用者の容体等が急変する場合がございます。そういった場合につきましては、夜勤の者がまず看護師に連絡いたしまして、看護師はその状態を三野病院の医師に報告いたしまして、受診が必要と診断がおりれば、速やかに三野病院へ搬送して、診察を受けております。以上の業務などがスムーズに対応できますように、長生園と三野病院で委託契約を締結しております。 それと、質問の中でありました看護師以外のそういう医療的なということなんですけど、介護員も当然やっております。医療的なというんではないんですけど、薬を飲ませたり、夜間時の吸引とか、経管栄養食に当たりましての準備、片づけ、そういったことにつきましては行っております。 以上です。
○議長(仁尾健治君) 美浪議員の質疑は終わりました。 以上で日程第7、議案第27号 平成21年度三好
市国民健康保険特別会計予算から議案第30号 平成21年度三好市
特別養護老人ホーム長生園特別会計予算までの4議案は質疑尽きたるものと認め、質疑を打ち切ります。 ──────────────────────
△日程第8 議案第31号 平成21年度三好
市井川スキー場事業特別会計予算 議案第32号 平成21年度三好
市農業集落排水事業特別会計予算 議案第33号 平成21年度三好
市浄化槽事業特別会計予算
○議長(仁尾健治君) 続いて、日程第8、議案第31号 平成21年度三好
市井川スキー場事業特別会計予算から議案第33号 平成21年度三好
市浄化槽事業特別会計予算までの3議案を一括して議題といたします。 議案書の113ページから167ページです。 これより質疑を行います。 発言通告書により質疑を許します。 11番木下議員。
◆11番(木下善之君) 議案第31号 三好市井川スキー場特別会計についてをお尋ねをいたします。 これも当初予算でということで、歳入のほうから、使用料及び手数料、県支出金は変わりません。諸収入、レンタル料金、レストラン売り上げ、これ全部減額ということですね。見込みがこんだけ下がってくるということですか。毎年毎年、これ昨年も私言わせていただいたんだけども、売り上げが減っておるということですか、いかがですか。全体的にスキー客が減ったのか、入り込み客が、もしくは競合相手にお客さんをとられているのか、ちょっとお示しをいただきたいというふうに思います。
○議長(仁尾健治君) 観光課企画監。
◎観光課企画監(高原学君) 観光課企画監の高原です。どうぞよろしくお願いいたします。 ただいまの歳入の関係で減額予算になってるのはどうしてかという御質問でなかろうかと思いますが、結論から申しましたら、スキー人口、来場者の減を見込んでおります。本年度の当初予算の作成に当たりましては19年度の決算額、1億9,876万4,513円に対しまして539万2,000円余りの一般会計からの繰り入れをお願いしたところでございます。したがいまして、特別会計でありますので、当初予算から繰入金を見込んでの予算は計上できません。各部門において実績を考慮して精査し、また予算を作成したということで御理解をお願いしたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) 当然の話やきに、そんなことはね。しかしながら、今スキー人口って年々どのぐらい減ってるんですか。これ毎年毎年減った計算をされる。入り込み客をふやそうという気がないんかあるんか。ここをいつまで直営でやるのか、職員を入れて、1名じゃないでしょう。後でこれは言うけど、一番このスキー場こしらえたときはどのぐらい売り上げがあったのか、売上収入が。それから、今現在まで、3月31日やから今月の末まであるから、どうですか、企画監、年推移、どのぐらいの数字で減ってってるのか。 それと、こんなこと書いて、最初から入り込み客を来ないちゅうのを認めとるんじゃないか、あんた。努力をせないかんでしょうがね、営業努力を。
○議長(仁尾健治君) 観光課企画監。
◎観光課企画監(高原学君) 入り込み客の減数につきましては営業日数の減、いわゆるシーズンに11月オープンから始まりまして、次の年の4月初旬までの期間で従来は営業してまいりました。本年度、平成20年度につきましては営業期間の縮小ということで、従来、昨年でありましたら137日間の営業でございましたが、本シーズンについては3月23日の123日間ということで営業日数の減、これも予算の歳入、いわゆる営業日数の減による収入減というのも考えられるんでないかと思っております。 それと、今まで従前に最高は幾らのもうけがあったんかというような御質問であったかと思いますが…… (11番木下善之君「もうけでないです。売り上げです」と呼ぶ) 売り上げですね、失礼しました。収入実績で申しますと、2億7,800万円余りという実績がございました。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) 約1億円ぐらい減ってるちゅうことだね、そういうことでしょう。 こういうのは高原企画監もともと井川町出身で、よく御存じやと思うんやけども、よく御存じだから担当でおるんと思うんやけども、そういうの、もう最初つくるときにわかっとった、腕山スキー場こしらえるときに。こういう予測をしてたかどうか、10年後に。
○議長(仁尾健治君) 観光課企画監。
◎観光課企画監(高原学君) 平成9年に井川スキー場がリニューアルオープンしたわけでございますが、そのときのことを思い出しますと、たしかリニューアルするに当たっての事業、1つについては、トリプルリフトの工事がトリプルが必要なんかと、ペアでも大丈夫じゃないかというような議論もあって、その当時は井川町の一つの施策でもございましたし、スキー場としての一つの地元での活性化、そして雇用等を考えたときに、スキー場は事業としては非常に大事だというようなことでやってきたように思ってます。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) これ多分特会、今後ますます厳しくなると思うんよね。というのが、歳入はどんどん減ってくる、歳出が多分ふえてくる、これは。人工降雪機、これの買いかえ、修理、もう昨年も大変悲しいことに事故が起きたと。こういうもんの早期点検をしなくてはいけない。そういうもろもろの古くなったものを新しく安全な設備にしていかないかんということがあって、歳出はどんどんどんどん高くなって、これしまいに一般財源をどんどんどんどん投入しなくてはいけないような状態になるんではないかなと、経営が非常に厳しいんでないかなというふうに思うわけですが、そこらのこれ、122ページの職員給与、1名分ですね、これは専門知識を持った職員を配置しとるわけですか、1名。
○議長(仁尾健治君) 観光課企画監。
◎観光課企画監(高原学君) この職員給与費につきましては、スキー場の営業に当たります、営業といいましょうか、シーズン始まるまでに携わる職員で、準備等をする職員を1名充てております。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) シーズンになったら現場におるわけですか、この方は。
○議長(仁尾健治君) 観光課企画監。
◎観光課企画監(高原学君) 従来はそういう形態をとっておりました。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) 従来とっとるんでしょ、ほやきに今もスキー場におるんですかということを聞きよる。
○議長(仁尾健治君) 観光課企画監。
◎観光課企画監(高原学君) この人件費につきましては、シーズン通じて1名を営業から準備からシーズン、現場を含めて見ていただけるような職員ということで御理解いただきたいと思います。現場に張りついてる職員ということであります。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) これ金額が安いから聞いたんや。だから、このときだけでこんだけの給料出すん、この職員に、シーズン中。私行きたいな、これ、300万円も。企画監、いかがですか。
○議長(仁尾健治君) 観光課企画監。
◎観光課企画監(高原学君) 4月から3月、1年間の給料でございます。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) これは1名分の職員給与ということでよろしいですね。 いつもほんならほかに行ってる人はいませんね、職員の中で。行っとるのか行ってないのか、手伝いに、3人も4人も行っとるんかどうかと聞きよるんよ。
○議長(仁尾健治君) 観光課企画監。
◎観光課企画監(高原学君) 現状はイベント等の手伝い、そして職員以外にも土曜、日曜につきましては観光課の職員が行っております。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) それ、詐欺行為じゃないか。入れんかい、ここへ、特別会計の中へ、その人の給料を、行った日の。ごまかしてるよ、議員を。裏もとらんで僕が言うと思うとん。だから、聞きよるんですよ。こういうことを許すの、ここの職員。副市長、いかがですか。職員の管理がなってないじゃないの。よその部局へ行って仕事していいの。ほんで、ほかで給料打つわけ。しっかりしてくださいよ、管理者として。 ちょっと休憩してくださいよ。おい、時間とめえ。
○議長(仁尾健治君) 産業観光部長。
◎産業観光部長(渡邉充君) 今企画監が申し上げましたように、この1名の専従職員以外に土曜、日曜、祝祭日等には約1名のもんが交代で現場のほうへ応援に行っております。ですが、議員おっしゃいますように、よその部署へということでなくて、これは市のいわゆる直営部分の特別会計でございますので、よそということは言えないかと思いますが……。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) じゃ、どこへ上がってきてますか。なら、ボランティアで行きよるんやね。無償で行きよるちゅうこと、土日の給与どこへ上がってますか、この予算書の中へ。残業手当で入っとるんでしょ。
○議長(仁尾健治君)
産業観光部長。
◎
産業観光部長(渡邉充君) この中へは入っておりません。給与、各職員、例えば10名おりましたら、それをそれぞれの特会と一般会計で振り分けするということは、給与の月払いの支給方法からいえば非常に困難でございます。また、時間外につきましても、一般会計のほうへ計上いたしております。
○議長(仁尾健治君) 木下議員。
◆11番(木下善之君) 当然人手が足らんのだったら、こういう特別会計ですよ。産業観光課の職員行かせて、残業手当をこっちへ置かんと一般財源から持っていく、おかしいじゃないですか。人手が足らんのだったらここへ持ってくる、人を入れてでも、それが明白な会計じゃないですか。明朗な会計じゃないですか。私はそう思いますけどね。 私は最終言いたいけどもう時間がないんで、これをいつまで直営でやるかということを聞きたいんです、最終は。一般質問でやってもいいけど、時間がないからね。ですから、こういう今のもうけてない、もうだんだんだんだん悪くなる事業、そして先細る事業、それに今度投資せないかん部分が多くなると、もう早く指定管理に移行するか、そういうふうな方策をとらないといけないでしょと僕は言いよるんですよ。いかがでしょうか。
○議長(仁尾健治君)
産業観光部長。 〔時間制限ベルの音あり〕
◎
産業観光部長(渡邉充君) 時間ありませんけども、今議員が言われた方向で検討を進めております。 (11番木下善之君「はい、ありがとうございます」と呼ぶ)
○議長(仁尾健治君) 木下議員の質疑は終わりました。 以上で日程第8、議案第31号 平成21年度三好
市井川スキー場事業特別会計予算から議案第33号 平成21年度三好
市浄化槽事業特別会計予算までの3議案は質疑尽きたるものと認め、質疑を打ち切ります。 ここで会議の途中ですが、3時20分まで休憩します。 午後3時10分 休憩 午後3時20分 再開
○議長(仁尾健治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案質疑を続けます。 ──────────────────────
△日程第9 議案第34号 平成21年度三好
市ケーブルテレビ事業特別会計予算 議案第35号 平成21年度三好
市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 議案第36号 平成21年度三好
市土地取得事業特別会計予算 議案第37号 平成21年度三好市
給食事業特別会計予算 議案第38号 平成21年度三好市井内財産区
特別会計予算 議案第39号 平成21年度三好
市簡易水道事業特別会計予算
○議長(仁尾健治君) 日程第9、議案第34号 平成21年度三好
市ケーブルテレビ事業特別会計予算から議案第39号 平成21年度三好
市簡易水道事業特別会計予算まで6議案を一括して議題といたします。 168ページから254ページです。 これより質疑を行います。 発言通告書により順次質疑を許します。 27番藤本議員。
◆27番(藤本総一郎君) 議案第34号の平成21年度三好市ケーブル事業
特別会計予算の181ページです。 先日の議案の説明のときには共聴組合等の関連の撤去の費用というようなことを聞いておりますけど、この共聴組合というのは三野町はあるんですけど、三野町と井川町の共聴組合のことでしょうか、それちょっと先にお聞きします。
○議長(仁尾健治君)
情報政策課長。
◎
情報政策課長(松丸忠仁君)
情報政策課長の松丸でございます。よろしくお願いいたします。 今回計上いたしました予算につきましては三野町及び井川町の組合、計20組合分の予算でございます。
○議長(仁尾健治君) 藤本議員。
◆27番(藤本総一郎君) 井川町と三野町、今20組合と言ったんですか、30組合ですか。20。三野町には何組合あるんです、井川町に何組合があって、それで両方で戸数というのはわかりますか、別々の件数というんですか、加入戸数というのは。
○議長(仁尾健治君)
情報政策課長。
◎
情報政策課長(松丸忠仁君) 三野町が9組合、井川町が11組合でございます。
○議長(仁尾健治君) 藤本議員。
◆27番(藤本総一郎君) 三野町の9組合で何件くらいあるかはわかりますか。それと、井川町の11組合でどのくらいあるか、件数は。その件数の予算撤去費用というんですか、7,700万円ということですね。
○議長(仁尾健治君)
情報政策課長。
◎
情報政策課長(松丸忠仁君) 申しわけございません。加入者数でございますが、戸別のはちょっとあれなんですが、両方合わせまして2,855の加入がございます。
○議長(仁尾健治君) 藤本議員。
◆27番(藤本総一郎君) 20組合で大体2,850件、その分で7,000万円の撤去ということになっておりますけど、この工事というのは市が直接行うんですか、それともこの三野町9組合、井川町11組合に工事のほうをお願いして、市がその費用を払うという方をとられるんですか、どっちなんでしょうか。
○議長(仁尾健治君)
情報政策課長。
◎
情報政策課長(松丸忠仁君) それぞれの組合の施設でございますので、撤去はそれぞれの組合で行っていただきます。その組合が行っていただいた撤去に係る費用について、その分市が負担をするということでございます。
○議長(仁尾健治君) 藤本議員。
◆27番(藤本総一郎君) 撤去の費用というても、そういうどのぐらいまでの工事でするかで費用の範囲がかなり違うてくるかと思います。必要でしたらまた補正予算というもんが必要かと思いますけど、私のは三野に住んでおりますので、三野から見るとそういうポールちゅうんですか電柱というんですか、その線と各家庭へ分配器というんですかブースターというんですか、そういうのも軒の下まで入れておりますが、工事というのはどの範囲ぐらいまでは想定しておるんでしょうか。
○議長(仁尾健治君)
情報政策課長。
◎
情報政策課長(松丸忠仁君) 共聴組合がお持ちの施設すべてでございまして、受信点にかかわる施設、それからケーブル線、電柱を自分でお持ちであれば電柱、それから各個人のお家につけておられます保安器というのがございますけども、その保安器まで、それが全部対象になります。
○議長(仁尾健治君) 藤本議員。
◆27番(藤本総一郎君) それでは、確認しますけど、三野町の場合ですと、恐らくかなり千三百二、三名が入っとるんじゃないかと思うんです。もう十何年前につくったときには、各家庭、畑とか道とかというところへ電柱を使わずにポールを立てて、そして土地は無償ということで、そして線をずっといたんですけど、そのポールというのはもう全部とって、あとは原状復旧して地権者のほうへお返しするという認識でよろしいんですか。
○議長(仁尾健治君)
情報政策課長。
◎
情報政策課長(松丸忠仁君) 基本的には議員がおっしゃるとおりでございますが、済みません、個別に調査をしてないんですけども、今回の三好市が行いましたケーブルテレビ事業で、やむを得ず共聴組合の施設の利用をお願いしてる場合がございまして、その電柱につきましては市のほうで引き続き利用させていただくことになろうかと思うんですけども、ほぼすべて撤去して、原状復旧をして地権者にお返しをするということになります。
○議長(仁尾健治君) 藤本議員。
◆27番(藤本総一郎君) すると、そういう加入組合がつくったポールなんかは全部とるけど、四国電力を利用した分としてはそのまま置くということですね。そうすると、そういった撤去の費用というものは、この20の共聴組合に対しては一切の負担がないという考えでよろしいんですか、その点についてお尋ねします。
○議長(仁尾健治君)
情報政策課長。
◎
情報政策課長(松丸忠仁君) 基本的にはそれぞれの共聴組合が撤去にかかった費用についてはそのまま市のほうに請求をしていただくということになりますので、共聴組合が負担をするということはございません。
○議長(仁尾健治君) 藤本議員。
◆27番(藤本総一郎君) そうすると、共聴組合は負担なくできるということなんですけど、このころ工事の完了によって共聴組合というのは解散すると思うんですが、そうすると共聴組合の中にはまだ剰余金を持っとるところとか、また借り入れがあるところとか、そういうところがあるかと思うんです。その中では、市はその中には話し合いには入っていかないということでしょうか。それはもう各共聴組合のほうの判断に剰余金とかそういう借入金というのは措置はお任せするということなんでしょうか。恐らく組合によってはかなりの金額もあるかと思うんですけど、市のほうはどのようにお考えなんですか。
○議長(仁尾健治君)
情報政策課長。
◎
情報政策課長(松丸忠仁君) 共聴組合のケーブルテレビに係る施設、これ以外の共聴組合でお持ちの財産についてはそれぞれの共聴組合で話し合いをしていただいて、処分を決めていただくということになりますので、その処分の方法等について市が関与することはございません。
○議長(仁尾健治君) 藤本議員。
◆27番(藤本総一郎君) 今回これ三野と井川の分ですけど、前年度に東西祖谷、山城のほうで各共聴組合とも同じような話し合いを持たれたと思うんですけど、そのときはどのような話し合いになっておりましたですか。
○議長(仁尾健治君)
情報政策課長。
◎
情報政策課長(松丸忠仁君) 今申し上げましたように、各共聴組合のほうでそれぞれ判断をしていただくというふうなことで御説明を申し上げてまいりました。そのように山城、東西祖谷地区の共聴組合も対応をしていただいたところでございます。三野、井川地区につきましてもこの議会でこの予算をお認めいただければ、できるだけ早急に共聴組合の皆様にお集まりをいただいて、これまでも説明をしてきてまいっておりますけども、改めて具体的なスケジュール等をお知らせをして、施設の撤去に向けて御説明をして、作業を進めていただくというふうなことを考えております。
○議長(仁尾健治君) 藤本議員の質疑は終わりました。 続いて、32番山子議員の質疑を許します。 山子議員。
◆32番(山子凱雄君) きょうは答弁の機会のない上野水道課長にお尋ねいたします。 命をつなぐ非常に大事な水の問題ですけれども、山城町の簡易水道についてちょっと触れたいと思いますけれども、ほとんどの世帯が山の谷水、湧水をかき込んで、ただの水をずっと飲んできたわけでありますけれども、次第に高齢化して、水かけに困るという中で、簡易水道という形であちこちで要望が出てまいる、これはどこの地区も同じでありますけども、特に山城町の場合はそういうことが言えるかと思います。 そうした中で、継続でこの方やってきた川口の簡易水道の拡張工事についてお尋ねしますけれども、ページ245の15節でありますけれども、昨年、平成20年度、9億1,500万円で、8月の下旬ごろにかかっておると思いますけれども、この方ずっとそれがどのような進捗になっておるか、20年度の工事でどの程度該当世帯が終了し、給水人口がどのくらい完成した状態になっていくか、あるいは21年度、今の当初予算でありますけれども、21年度のこの事業費9,100万円、これを投入することによって、間違いなく完成になると思いますけれども、残りの世帯が果たしてそのとおりになるかどうか、あるいは給水の開始がどのような予定になっておるか、まずそのあたりをお尋ねしたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 水道課長。
◎水道課長(上野勉君) 水道課長上野でございます。よろしくお願いします。 ただいまの山子議員さんの御質問についてお答えをいたします。 川口簡易水道拡張事業のまず1点目、平成20年度事業の経過につきましてお答えをさせていただきます。 最終の工事の請負額でございます。1億11万5,400円でございます。それから、国政、重実地区の20年度事業によりまして、給水、水道の恩恵を受ける給水戸数でございますが、あわせまして24戸でございます。それから、拡張区域の給水人口54名でございます。20年度事業につきましては完成をしております。 今後のスケジュールといたしましては、竣工検査と水質検査を実施いたしまして、まず安全確認、これを第一に行いまして、その後給水の申請を受け付けする予定でございます。いわゆる山間部でありまして、なおかつ広域であります。その関係で、給水の規模、能力に一定の補助事業でありますので、制限がございまして、地区全体を一斉に給水するということは少し困難な状況でございますので、まず4月30日までを通水試験の期間ということに決めて、今の現状予定といたしまして決めております。5月1日から三好市簡易水道事業の給水条例を適用させていただく予定としております。 次に、平成21年度事業予定でございますが、先ほど議員のほうから質問の中にありましたとおりの予算でございまして、国政地区と重実地区を合わせまして、給水予定の戸数は現在23戸を予定しておりまして、給水人口につきましては、現時点で46人を予定をいたしております。 今回この議案第39号の予算をお認めいただきましたら、早急に事業にかかりまして、これまでの20年度までは工事発注がおおむね8月の下旬というような予定でございましたが、なるだけ早期に発注ができるように努力をさせていただきたいというふうに考えております。 当然ながら21年度事業によります給水の開始予定、これもなるだけ早目、年度内もしくは4月1日の給水となるよう努力させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○議長(仁尾健治君) 山子議員。
◆32番(山子凱雄君) わかりました。20年度については工事が完成し、5月1日給水開始の予定と、こういうことでありますけど、先ほど私、20年の事業費が9億1,000円と申し上げておったらちょっと会議録を訂正いただいて、9,150万円でございます。 実際は工事の最終は今課長から答弁がありましたけども、これで国政、重実地区が数年前に一部完成しとった分に続いて21年度をやりますと、あの地域がすべてが水の恩恵を受けると、こういうことになってまいります。 簡易水道事業、非常に山城町内の簡易水道も収支がなかなか厳しい状態にあって、ただの水を飲んできたところは、水がとまったときには簡易水道使うかということで、基本料金1,400円なら1,400円でということになりますけど、できるだけ使っていかないと、簡易水道建設事業債という借金をしてまで、そして住民の要望にこたえてきてるわけでありますので、できるだけ使っていただかないと収支が水道会計がもたないと、こういうことになってまいりますけども、これは余談でありますけれども、今後でありますけれども、この地域が完成し、あと山城町には佐連、大谷あるいは信正と今定例会にも陳情書が出てまいっておりますけれども、やはり水源地の確保の問題、昨年も私は一般質問に取り上げましたけれども、柴川ダムの建設、これが当初の計画より大変おくれております。 そうした中で、ちょっと静かにしてください。 この水道会計の中にも50万円という県営の柴川ダムの負担が出とりますけれども、なかなかめどが立たないという中で、しかし住民は待っておるという、こういう状況の中で、その関係した地域との意見調整というものは、長いことそのままに置くと水源地がなかなかめど立たないかということで、置くわけにいかない。やはりそこに関連住民との意見調整というものをこれはやらなきゃならないと思うんですけれども、そこらあたりがそういったお考えを持っておるかどうか、水道課長、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 水道課長。
◎水道課長(上野勉君) ただいまのダム関連のいわゆる水源ということで答弁をさせていただきます。 まず、水道施設といいますか水道事業、一番根幹にかかわってくるのが安全で安定的な水源ということが第一になると考えております。山城の今回含めまして拡張事業をしてる地区におきましては、地形上かなり厳しい現状は十分に理解をしとるところでございます。 今後におきましては、ダムを待つのか、それかいわゆる地区あるいは近隣の簡易水道の拡張という分も視野に入れながら、地域住民の方と十分話し合いをしながら早期に未普及の解消を行っていきたいというふうには考えております。 以上です。
○議長(仁尾健治君) 山子議員。
◆32番(山子凱雄君) 今課長から御答弁いただきましたけれども、水道課としてはやはりこれは水道課直属の事業、いわゆる問題は県営であった分がこれが竣工しないことにはなかなかそれは難しいと、こういうことでありますけれど、ほかに水源地が確保できないかという、こういうことで、いろいろ住民皆さん方も心配をされておりますけれども、ぜひひとつ関係住民と調整をしながら、そこら、余りそのまま要するに置かないように、やはり行政としてそこらの対応をしていただきたいと。 私は柴川ダムを次の一般質問の中で一部触れてみたいと思いますけれども、この機会に市長に、ぜひこれは県営の事業としてやるわけでありますけれども、前年対比、非常に金額が落ちております。ぜひひとつこれは大事な水源の問題でありますので、市長、ぜひひとつ県に対して、この事業について予算の確保と、そして市からいわゆる工事の進捗、あともう数十メーターでダムの地点という形に移っていくわけでありますけれども、なかなか現場の状況からして非常に厳しいわけでありますけれども、しかしそれはそれとして、やはり問題は金を削減じゃなくして、それなりにつけていただくということをぜひいろんな機会の中でひとつ県に対して御要望いただきたいことを市長にお願いをして、この質問を終わります。 以上でございます。
○議長(仁尾健治君) 山子議員の質疑は終わりました。 以上で日程第9、議案第34号 平成21年度三好
市ケーブルテレビ事業特別会計予算から議案第39号 平成21年度三好
市簡易水道事業特別会計予算までの6議案は質疑尽きたるものと認め、質疑を打ち切ります。 ──────────────────────
△日程第10 議案第40号 平成21年度三好市
水道事業会計予算 議案第41号 平成21年度三好
市国民健康保険市立三野病院特別会計予算
○議長(仁尾健治君) 続いて、日程第10、議案第40号 平成21年度三好市
水道事業会計予算及び議案第41号 平成21年度三好
市国民健康保険市立三野病院特別会計予算の2議案を一括して議題といたします。 議案書の255ページから305ページです。 これより質疑を行います。 発言通告書により順次質疑を許します。 7番天羽議員。
◆7番(天羽強君) 287ページです。三野病院の給食業務の委託ということで、先ほどは特別養護老人ホームの長生園の給食業務の委託、今度は病院の給食業務の委託の問題で、論点はほぼ一緒なんです。どちらも入所者や入院患者の給食という命や健康に直接かかわってくるような問題ということで、とりわけ食の安全という面では非常に業務委託という形態が食の安全にもたらす影響というのを非常に心配をしています。 結局はわかりやすく言いますと、命と金をどちらをとるかみたいな、これ提案になっていると思いますが、私は先ほども特養の話で言いましたように、命も金もどちらもとれるという、こういう提案をしているわけなんです。 順次質問して、論点はほとんど一緒なんですが、一応質問したいと思います。 まず1つに、給食業務委託費の2,389万9,000円の内訳、これを教えてください。 2つ目に、別途計上されています給食材料費の240万円、285ページの一番下です。240万円の中身は何か教えてください。 それと、業務委託なんですが、いわゆる偽装請負という形態はこれで解消されているわけですが、地産地消はどう実現していくのかと、そして業務委託の中で食の安全は本当に確保できるのかというのが4点目です。 最後に、給食設備の備品類はだれの所有になってるか、この5点についてお願いをいたします。
○議長(仁尾健治君)
三野病院事務長。
◎
三野病院事務長(藤山昌巳君) お答えいたします。 まず、1点目ですけれども、給食業務委託費の内訳でございます。給食業務委託経費は市立三野病院の給食施設及び設備を使って行う患者さんへの入院食事療養費等の提供業務であります。経費の内訳は、献立作成、材料の調達、調理、盛りつけ、配ぜん、下ぜん及び食器の洗浄等に必要な栄養士や調理員を適正に配置するための人件費等の運営管理経費と食材を調達するための経費の合計額となっております。 次、2点目です。別途計上されている給食材料費は何かという御質問です。自分の口から栄養を摂取できない患者さんには経管栄養剤を鼻腔からチューブを挿入し、直接胃に栄養を届ける方法をとっておりますが、この経管栄養剤の購入経費が主なものです。あと、患者様の中には普通食、普通に炊いたお米を食べれない患者さんございます。その方には少しやわらかめのものを提供いたしますけれども、とろみ食といいますけれども、とろみ食、これはとろみをつけるためのとろみ材というのがあるんですけれども、そのとろみ材の購入経費、それから大腸バリウム検査を行う患者様には事前に検査前食ということで、この大腸検査食を提供しております。その食でございます。それから、食事のときにはお茶もあわせて提供しておりますけれども、そのお茶葉代ということになっております。 3点目です。地産地消はどう実現していくのかという御質問でございます。まず、お米につきましては、食の安全性の確保及び地産地消を推進する観点から、100%地元産を使用するということの取り決めを行っております。その他の食材につきましては、活性化を図るために地元食材業者より調達するよう努めることとする努力目標としております。 なお、お米につきましては、現時点におきましても100%の地元米使用という実績がございます。また、地元食材使用量報告書の提出を義務づけることで、産地の確認と地元食材の
使用割合の確認をし、地産地消の推進に努めてまいりたいと思っております。 4点目です。食の安全確保はできるのかという御質問でございます。食事提供に重要な患者さんの栄養補給量を確保するため、医師の食事せんや厚生労働省健康局長通知、日本人の食事摂取基準の策定について定めるエネルギー質量必要量や栄養素の基準を適切に用いることとなっております。 今回の業務形態では、運営管理経費と食代の配分は委託業者の運営方針によるところが大となります。ということで、食材の質が低下しないよう安全を確保するため、食品構成表、それから献立書、発注伝票及び納品伝票、それから衛生管理記録簿、標準作業手順書等によりチェックを行いまして、不都合が生じないように努めてまいります。なお、不都合が発生したときには遂次改善協議を行ってまいることとしております。 5番目に、給食設備の備品類はだれの所有かという御質問でございます。給食施設内にある調理備品等は市立三野病院の所有物でございます。なお、業務委託契約に関しましては、設備器具の使用貸借契約を締結することといたしております。 以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) 先ほどの長生園と同じあれなんですが、食材の購入については努力目標ということでしているということで、かなりグレーゾーンかどうかちょっとわかりませんが、これはクリアできるんじゃないかと思います。 あと、今話ありましたように、いわゆる給食の備品類はちゃんと業者との間で契約をまいて支払いを受けとるということですね。これちょっと先ほど長生園聞き忘れたんで、長生園は今終わってますが、そういうことでいいんですよね。ちゃんとそれは契約できているということですよね。 先ほどと同じ論点なんですが、いわゆるここも入札でやっぱりやるわけでしょ。業者選定するんですか。
○議長(仁尾健治君)
三野病院事務長。
◎
三野病院事務長(藤山昌巳君) 当然これは指名競争入札でございます。これは誤解がないようにきちんと説明しておかなければいけないと思うんですけれども、あくまでもこの業務は予算書は平成21年度の業務でございます。平成21年度4月から業務を行う業者さんは、当然4月1日から三野病院の給食室のほうで業務をしなければなりません。ということで、この予算が通ってから入札をしたのでは、4月1日に当然間に合いません。ということで、予算が通らなければ、当然契約行為は無効ですけれども、予算が成立するという前提条件、しなければ契約ありませんよという合意書を市長との間に締結いたしまして、20年度中に既に入札を行っております。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) この予算で出てきている給食業務の2,389万9,000円というのは落札額というふうに考えていいですか。
○議長(仁尾健治君)
三野病院事務長。
◎
三野病院事務長(藤山昌巳君) 落札額の端数を整理したものでございます。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) 当初の予定価格から落札額、落札率といいますか、額でも結構なんですが、どれぐらい差ありました。
○議長(仁尾健治君)
三野病院事務長。
◎
三野病院事務長(藤山昌巳君) 一般の建設とか土木事業による設計書的なもの、先ほど長生園のほうで仕様書とかと言いましたけども、仕様書を作成しまして、それに基づいて積算をしてまいりました。それで額が決定しまして、落札額は約86%だったか、記憶しております。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) つまりそういう形で、いわゆる先ほど言いましたが、給食調理業務というのはもう人件費と食材なんですよね。そしたら、86%落札をしていくと、また来年これより下がる可能性がありますよね。そしたら、どんどんどんどん下がっていったときに、努力目標として地元食材を使うとか、あるいは一番大事なのは食の安全なんですよね。どこ行くかといったら、先ほど言ったように、人件費か、人件費でも削れんようになったら、これも最低賃金保障されてますから、どこまでも削るわけにいかんのですよ。そうしたら今度、食材に行くでしょ。どんどんどんどん落札で下げていくと、落札額が下がっていくとなったときに、結局やっぱり食材に行くんですよ、最終的に。そのときに本当に食の安全が守れますかという問題点なんですよ。 先ほども同じような提案したんですが、いわゆる直営でやったほうが、この地産地消と食の安全は守れるんでないんですかっていうこと。だから、三野病院の給食についてもそのことをやっぱり考えてほしいんですよ。ただ、余り言いたくないですが、雇用形態はなかなか難しいと思うんですよ、正規職員でするということは。しかし、食の安全とか、一番大事なのはやっぱり食の安全なんですよ。そして地産地消、これは努力目標としか言えんのですよね。業者がこんな安い額で落札したから、だからこれはとてもじゃないけど、地元産は使えませんよと言われたら、そりゃ、三野病院としては、いや、それは弱ると言えんのですよね。あくまでも努力目標ですから。だから、そういった面で本当に直営でやれる方向というのはやっぱり検討する必要があるかということなんです。そこだけ最後ちょっと御答弁お願いしたいと思います。副市長がいいかな。
○議長(仁尾健治君)
三野病院事務長。
◎
三野病院事務長(藤山昌巳君) 議員さんのおっしゃられる趣旨はよくわかります。しかし、今議員さんもよく御存じのとおり、公立病院につきましては、不採算の病院はなるべく経営形態を変えていきなさいというようなガイドラインがございます。そういった中で、市立三野病院におきましても、公立病院の改革プランというものを作成いたしました。その中の経営改善を図っていくという中にいろんな民間業者に委託できるものは委託していきますというような項目を入れております。そういったプランの方針にも沿ったことを今現在はやっていくしかないのかなというふうには考えております。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員。
◆7番(天羽強君) 今、公立病院改革ガイドラインが出ましたけど、公立病院改革ガイドラインはそこまでは言うてないんですよ。やっぱり病院給食というのが入院患者の健康に物すごく影響するということで、そこまで具体的に言うてないですよ。やはり病院の入院とか、そういった患者をどう守っていくかということが視点として一番あるんですよ。そうはいうても、なかなか実際にはそういったとこ求められるかもわかりませんが、ストレートなそういうことは言ってないんですよね。そこらはやっぱりきちんと受けとめて、今プランを計画中だろうと思うんですが、ぜひこの問題については、病院給食については検討を、最終的なあれは出てないんですよね、プランの、とりあえずことし出しますが、3年か5年ぐらい期間があるでしょ。その中で現場で検討部会持ってるようなんで、本当に入院患者のことを考えたときに、私が今提案したことも含めて、検討会の中で議論をしていただきたいというふうに思いますが、その点についてだけ最後お願いします。
○議長(仁尾健治君)
三野病院事務長。
◎
三野病院事務長(藤山昌巳君) 今後の方向性についてはそういったこと、先ほどのプランに書いてるようなことでありますけれども、そういった意見もあるということで、その機会には申し述べたいと思います。
○議長(仁尾健治君) 天羽議員の質疑は終わりました。 以上で日程第10、議案第40号 平成21年度三好市
水道事業会計予算及び議案第41号 平成21年度三好
市国民健康保険市立三野病院特別会計予算の2議案は質疑尽きたるものと認め、質疑を打ち切ります。 以上で議案第4号から議案第41号までの通告のありました質疑はすべて終了いたしました。 これより今期定例会に上程されております日程第1、議案第4号
土地改良事業の実施についてから日程第10、議案第41号 平成21年度三好
市国民健康保険市立三野病院特別会計予算までの計38議案を三好市議会会議規則第37条第1項の規定に基づき、平成21年三好市議会3月定例会議案等審査付託表によりそれぞれの所管の常任委員会に付託いたします。 ──────────────────────
△日程第11 陳情第1号 有害獣駆除に関する陳情書 陳情第2号 『「協同労働の協同組合法」(仮称)の速やかなる早期制定を求める意見書』の提出を求める要望書 陳情第3号 三好市山城町佐連・大谷地区及び大月・信正の一部未
整備地区簡易水道整備陳情書 陳情第4号 池田町大利地域の地滑り等防災対策を求める陳情書
○議長(仁尾健治君) 続いて、日程第11、陳情第1号 有害獣駆除に関する陳情書から陳情第4号 池田町大利地域の地滑り等防災対策を求める陳情書までの4件を一括議題といたします。 ただいま議題となっております今期定例会において、本日までに受理した陳情4件は、お手元に配付の陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託しましたから、御報告申し上げます。 お諮りします。 ただいま付託いたしました各案件について、万一付託違いがある場合は議長において処理することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(仁尾健治君) 御異議なしと認めます。よって、付託違いがある場合には、議長において処理することに決定いたしました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 次回は3月17日に会議を開き、代表質問を行います。 代表質問、一般質問通告書締め切りは、3月9日正午までとなっておりますので、期限厳守でお願いをいたします。 本日は大変お疲れさまでした。 午後4時00分 散会...