令和 6年 3月
定例会 ┌─────────────────────────────────────
┐ │ 令 和 6 年
│ │ 阿南市議会3月
定例会会議録(第1号) │ └─────────────────────────────────────
┘◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 阿南市告示第20号 令和6年
阿南市議会3
月定例会を次のとおり招集する。 令和6年2月21日
阿南市長 岩 佐 義 弘 1 招集の日 令和6年2月28日 1 招集の場所
阿南市
議場◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 令和6年2月28日(水曜日)午前10時
開会◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇議事日程(第1号)第1
会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 第1
号議案 阿南市
地域防災計画に定める大
規模工場等の用途及び規模の基準に関する条例の制定について 第2
号議案 阿南市部設置条例の一部改正について 第3
号議案 阿南市支所、
住民センター及び
連絡所設置条例の一部改正について 第4
号議案 阿南市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する
条例等の一部改正について 第5
号議案 阿南市
ふるさと阿南応援事業基金条例の一部改正について 第6
号議案 阿南市
保育所条例の一部改正について 第7
号議案 阿南市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 第8
号議案 阿南市
出産祝金支給に関する条例の一部改正について 第9
号議案 阿南市
こどもの
医療費の助成に関する条例の一部改正について 第10
号議案 阿南市
介護保険条例の一部改正について 第11
号議案 阿南市
漁港管理条例及び
阿南市
漁港区域内土砂採取料等徴収条例の一部改正について 第12
号議案 阿南市
水道事業条例及び
阿南市
公共下水道条例の一部改正について 第13
号議案 阿南市
消防団条例の一部改正について 第14
号議案 阿南市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 第15
号議案 阿南市
消防手数料条例の一部改正について 第16
号議案 阿南市
羽ノ浦地域交流センター条例の廃止について 第17
号議案 令和5年度
阿南市
一般会計補正予算(第9号)について 第18
号議案 令和5年度
阿南市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について 第19
号議案 令和5年度
阿南市
春日野地域下水道事業特別会計補正予算(第2号)について 第20
号議案 令和5年度
阿南市
豊香野地区生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)について 第21
号議案 令和5年度
阿南市
西春日野生活排水処理事業特別会計補正予算(第2号)について 第22
号議案 令和5年度
阿南市
公共下水道事業会計補正予算(第2号)について 第23
号議案 令和6年度
阿南市
一般会計予算について 第24
号議案 令和6年度
阿南市
国民健康保険事業特別会計予算について 第25
号議案 令和6年度
阿南市
加茂谷診療所事業特別会計予算について 第26
号議案 令和6年度
阿南市
伊島診療所事業特別会計予算について 第27
号議案 令和6年度
阿南市
加茂谷財産区
運営事業特別会計予算について 第28
号議案 令和6年度
阿南市
伊島財産区
運営事業特別会計予算について 第29
号議案 令和6年度
阿南市
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について 第30
号議案 令和6年度
阿南市
介護保険事業特別会計予算について 第31
号議案 令和6年度
阿南市
伊島地区生活排水処理事業特別会計予算について 第32
号議案 令和6年度
阿南市
学校給食事業特別会計予算について 第33
号議案 令和6年度
阿南市
奨学資金貸付事業特別会計予算について 第34
号議案 令和6年度
阿南市
春日野地域下水道事業特別会計予算について 第35
号議案 令和6年度
阿南市
豊香野地区生活排水処理事業特別会計予算について 第36
号議案 令和6年度
阿南市
後期高齢者医療特別会計予算について 第37
号議案 令和6年度
阿南市
西春日野生活排水処理事業特別会計予算について 第38
号議案 令和6年度
阿南市夜間休日
診療所事業特別会計予算について 第39
号議案 令和6年度
阿南市
椿診療所事業特別会計予算について 第40
号議案 令和6年度
阿南市
水道事業会計予算について 第41
号議案 令和6年度
阿南市
公共下水道事業会計予算について 第42
号議案 令和6年度
阿南市
羽ノ浦農業集落排水事業会計予算について 第43
号議案 牟岐線見能林・
阿波橘間戎山
都市下水路整備工事の委託に関する
変更施行協定の締結について ………………………………………… 報告第1号
損害賠償の額の決定及び和解に係る
専決処分の報告について 報告第2号
損害賠償の額の決定及び和解に係る
専決処分の報告について ───────────── 本日の会議に付した
事件日程第1
会議録署名議員の
指名日程第2 会期の
決定日程第3 第1
号議案から第43
号議案 報告第1号及び報告第2
号 +++++++++++++出席議員(25名) 1番 陶 久 晃 一 議員 2番 下 川 将 吾 議員 3番 西 川 達 也 議員 4番 水 谷 あ ゆ み 議員 5番 金 久 博 議員 6番 渡 部 友 子 議員 7番 武 田 光 普 議員 8番 住 友 進 一 議員 10番 藤 本 圭 議員 11番 広 浦 雅 俊 議員 12番 福 島 民 雄 議員 13番 喜 多 啓 吉 議員 14番 幸 坂 孝 則 議員 15番 湯 浅 隆 浩 議員 16番 平 山 正 光 議員 17番 佐 々 木 志 滿 子 議員 18番 奥 田 勇 議員 19番 久 米 良 久 議員 20番 橋 本 幸 子 議員 21番 星 加 美 保 議員 22番 小 野 毅 議員 23番 住 友 利 広 議員 24番 横 田 守 弘 議員 25番 山 崎 雅 史 議員 26番 荒 谷 み ど り
議員 +++++++++++++欠席議員(1名) 9番 福 谷 美 樹 夫 議員 ─────────────説明のため出席した者の
職氏名 市長 岩 佐 義 弘 副市長 西 田 修
教育長 坂 本 和 裕
監査委員 尾 山 勝 敏
政策監 東 條 盛 彦
企画部長 岡 田 佳 造
総務部長 吉 積 和 己
危機管理部長 石 本 祐 一
市民部長 吉 村 茂 宏
環境管理部長 荒 井 啓 之
保健福祉部長 吉 岡 泰 香
産業部長 吉 岡 次 男
建設部長 藤 原 雅 典
特定事業部長 田 中 修 司
会計管理者 橘 敬 治
水道部長 柏 木 邦 雄
教育部長 市 瀬 幸
消防長 中 川 恭 一
建設部理事兼
特定事業部理事 柳 川 克 一
秘書広報課長 横 手 慎 也
財政課長 山 崎 大 樹 ─────────────
議会事務局出席職員氏名 事務局長 岡 部 仁 史
議事課長 近 藤 雅 美
議事課長補佐 谷 崎 裕 理
議事課長補佐 宮 本 隆 文
議事課主査 天 川 晋
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
藤本圭議員) ただいまから令和6年
阿南市議会3
月定例会を開会いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
藤本圭議員) これより本日の会議を開きます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
藤本圭議員) この際、諸般の報告をいたします。 まず、
議長会関係の
報告書をお手元に配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 次に、市長から、第1
号議案から第43
号議案及び
地方自治法の規定による報告2件が提出されておりますので、御了承をお願いいたします。 また、
監査委員からは、令和5年12月から令和6年2月に実施いたしました
例月出納検査の結果の写しを御配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 これより本日の日程に入ります。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
藤本圭議員) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により、4番
水谷議員、3番
西川議員を指名いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
藤本圭議員) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 本件につきましては、去る21日に
議会運営委員会を開催し、協議されておりますので、その結果について
委員長の報告を求めます。
横田議会運営委員長。 〔
横田議員登壇〕
◆
議会運営委員長(
横田守弘議員) おはようございます。 議長の指名をいただきましたので、
議会運営委員会の結果につきまして御報告を申し上げます。 本
委員会は、去る21日に会議を開き、
今期定例会の会期について協議をいたしました。 その結果につきましては、さきに御通知いたしましたとおりでございまして、本日から3月25日までの27日間の会期を予定いたしております。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、
議会運営委員長の報告といたします。
○議長(
藤本圭議員) お諮りいたします。 ただいま
横田委員長から御報告がありましたとおり、
今期定例会は本日から3月25日までの27日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
藤本圭議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
藤本圭議員) 日程第3 第1
号議案から第43
号議案及び報告2件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
岩佐市長。 〔
岩佐市長登壇〕
◎市長(
岩佐義弘) おはようございます。 本日、令和6年3
月定例会を招集いたしましたところ、
議員各位におかれましては、御多用にもかかわりませず御参会いただきまして、誠にありがとうございます。 また、平素は市政の各般にわたり御指導、御支援を賜っておりますことに対しましても心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。 それでは、所信を述べさせていただく前に、
能登半島地震に係る本市の
支援状況及び
阿南市
物価高騰対策支援給付金の
進捗状況などの
取組等について御報告をさせていただきます。 初めに、本年1月1日に発生いたしました
能登半島地震につきまして、石川県が発表した2月26日現在の被害の状況は、
人的被害が、死者、
行方不明者、
負傷者を合わせて1,427人、
住家被害では、全壊、半壊などを中心に7万7,804棟となっており、
生活インフラの
復旧作業を加速しているところでございますが、今もなお市、町が開設している1次
避難所や県が開設している
避難所など、483か所で1万1,735人が生活をしている状況でございます。 改めて、お亡くなりになられた方に対しまして哀悼の意を表したいと存じます。また、
被災地の皆様にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧と復興をお祈り申し上げます。 さて、本市における
被災地への支援の状況でございますが、徳島県は
関西広域連合が決定した方針の下、
カウンターパート方式により、甚大な被害を受けた石川県を支援し、これを受け、徳島県は三重県が
総括支援を行う輪島市を、大阪府、大阪市及び堺市と共に支援を行っております。 本市における
人的支援の状況でございますが、
避難所支援班として、第8陣で2名の職員を1月28日から2月2日まで、第14陣で職員2名を2月15日から2月21日まで派遣するとともに、
保健師活動の12班として、2月10日から2月15日までの間、
保健師1名を現地に派遣したところでございます。 今後におきましても、
関西広域連合の
構成団体である徳島県などと連携し、
被災地の
ニーズ等に合わせた
人的支援ができるよう準備を整えてまいります。 次に、
支援物資につきましては、現在、徳島県の
現地連絡員からの情報などを基に、県を通じて支援することとなっており、本市では、
提供可能資材として、
アルファ米、
ペットボトル入り飲料水、粉ミルク、
生理用品、
ブルーシートや
段ボールベッドなどを県に報告しているところであり、要請があれば速やかに搬出できる体制を整えております。 また、本年1月5日からは、
能登半島地震災害義援金の
募金箱を
市役所に設置しておりまして、2月16日時点で122万5,996円が集まり、
日本赤十字社徳島県支部へ送金をいたしております。御協力いただきました皆様に心から御礼を申し上げますとともに、引き続き市民の皆様に御支援いただけますよう呼びかけてまいりますので、皆様の温かい御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 次に、
物価高騰対策支援給付金の業務に係る
進捗状況について御報告申し上げます。 さきの12
月定例会におきまして、
給付金に関する予算を可決いただき、給付に向けた準備を進めてまいりました。去る1月26日には、
給付金の
支給要綱を制定し、同日、
市ホームページにもその概要について、Q&Aにより分かりやすく掲載し、市民の皆様への周知に努めているところでございます。 また、今月10日には、
給付金に関する
申請書等の
封入封緘作業を行い、14日に発送いたしましたところ、2月26日時点で、1万2,419世帯から申請をいただいております。今後、
申請書の
記載内容や
添付書類の確認を行った上で、
内容等に不備がない方から、3月15日以降をめどに振込を開始したいと考えております。 次に、
阿南市
国民健康保険税の税率についてでございます。 本市の
国民健康保険を取り巻く状況といたしましては、被
保険者数の減少や
高齢化などに伴い、1人当たりの
医療費も増加しており、本来は税率の引上げが求められるところでございますが、近年の
物価高騰などによる
生活者の
負担軽減の観点から、令和6年度の税率は据置きといたします。 次に、
阿南光高校野球部の春の
甲子園大会出場についてであります。 皆様既に御承知のとおり、去る1月26日に行われました第96回
選抜高校野球大会出場校の
選考委員会において、
四国代表として
阿南光高校が選出されました。 当日は、私も同校を訪問し、
出場決定の知らせを受けた後、グラウンドに足を運び、選手の皆様にお祝いと激励の言葉をかけ、同時に、
市役所庁舎2階に、
甲子園出場を祝う横断幕を掲げさせていただきました。 また、本日、
同校野球部関係者に
市役所を訪問いただく予定となっておりますが、その際には、
NPO法人竹林再生会議の皆様の御厚意により作成いただきました、市内の
少年野球チームや
中学校野球部の選手、また、市民の皆様の思いが寄せられた竹紙の
応援メッセージをお渡しさせていただきます。 来月8日には
組合せ抽せん会が行われますが、選手の皆様には、聖地での光輝く活躍に期待をするとともに、野球のまちを掲げる本市として、しっかりと応援をしてまいります。 なお、同じく
甲子園大会出場が決定した石川県輪島市の
日本航空石川高校が、来月4日に、
直前合宿のため、
阿南入りいたします。
被災地からの
甲子園出場は、我々にとりましても非常にうれしいニュースでございますが、8日までの
合宿期間中は、
桑野地域の皆様と連携協力し、選手の皆様が練習に集中できる
環境づくりに努めてまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、
提出議案の説明に先立ち、市政の
重要課題及び施策につきまして御報告させていただきます。 まず初めに、私にとりまして初の当初
予算編成となりました令和6年度
一般会計当初
予算案についてでございます。 このたびの令和6年度の当初
予算編成に当たりましては、様々な難題が次々に発現する未曽有の
状況下において、市民と
市民生活に直結をした取組を着実に実施し、市民の幸せという花が咲き誇るよう、未来への投資を積極的に実施することが必要であると考えております。 こうしたことを念頭に思案を重ねた結果、令和6年度当初予算の総額は341億円としたところであり、
予算規模は、対前年度プラス10億7,000万円で、率にして3.2%の増加となっております。 新年度の予算における
重点的取組課題といたしましては、
こども・
子育て支援の充実、活力ある安全で安心な
まちづくり、
関係人口の創出・拡大、
交流推進事業の実施及び
行政デジタル化への実施としており、これら4つの事項について対応すべく検討を行ってまいりました。 主な取組といたしまして、まず
こども・
子育て支援の充実につきましては、産後
ケア事業といたしまして、産後1年以内の母子を対象に、
助産師による
支援等を行ってまいります。 また、
教育環境の整備につきましては、
小中学校の再編、
水泳授業指導業務民間委託の
本格実施、
小中学校トイレの
洋式化に加え、教員の働き方改革の一環として、
学びサポーター及び
教員業務支援員を配置するとともに、
中学校部活動指導員の増員をいたします。 さらに、
学校給食費につきましては、
食材費上昇による
給食費の
値上げ分について公費で負担することとしております。 次に、安心で優しい
まちづくりを目指し、
犯罪被害者等支援事業として、
被害者や遺族に対し
見舞金を支給していくこととしております。 続いて、
関係人口の創出・拡大、
交流推進事業の実施につきましては、令和6年度の
ふるさと納税寄附額の増加を見込むとともに、野球をはじめ
各種イベント事業や助成を行ってまいります。
アグリあなんスタジアムにおいては、
AIカメラを設置し、試合のライブや
録画映像の
ウェブ配信等を行ってまいります。 また、
若杉山辰砂採掘遺跡整備の
実施計画に取りかかるほか、
牛岐城趾公園のキラキラ・ドームを修繕し、
観光振興を図ってまいります。 最後に、
行政デジタル化の実施といたしましては、国の進める
各種基幹情報等システムの
標準化についての経費を計上しており、また、開かれた
市政運営に資するために、議会における
委員会の
映像配信に係る経費も計上し、
文書管理のクラウドシステムの
導入等も行ってまいります。 こうした事業をはじめ、その他必要な事業を集中的に実施する予算により、さきに講じている施策の
物価高騰対策と併せて、
市内経済の好循環を創出できるよう取り組んでいくこととしております。 現状を見据え、
問題解決を図りつつ、未来を切り開いていくため、今後におきましても、多くの市民の方々からの声を聞き、対話を重ねていく過程を大切にして、時代の変化に対応しながら、
一つ一つ市民の皆様の幸せをカタチにしていくという
基本姿勢で
市政運営に当たってまいる所存でございますので、
議員各位の御理解と御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 次に、
子育て日本一を目指す取組についてであります。 初めに、
婚活応援事業についてでございますが、
経済的理由により結婚に踏み出せない若い世代の家庭を持つことへの希望をかなえるために、国が進める異次元の
少子化対策の一環として用意された
地域少子化対策重点推進交付金を活用し、結婚新
生活支援事業を新たに開始いたします。 この事業は、結婚に伴う新生活の
経済的負担を軽減するため、
住居費や
引っ越し費用を支援することにより、結婚にちゅうちょしている若い世代の背中を後押しして
婚姻数の増加を図り、ひいては
少子化対策の強化につなげてまいりたいと考えております。 本事業をはじめとする結婚や
子育て支援事業を精力的に実施することにより、豊かな自然と文化、産業が鮮やかに調和したまちであるという本市の強みを生かした
移住者の
獲得施策と併せ、
人口減少ペースの鈍化を試み、本市の
持続的発展や
地域社会の安定が図られるよう取り組んでまいります。 次に、
子ども・
子育て施策における
出産祝金の
給付方法の変更についてであります。 本市の
出産祝金につきましては、市の窓口に
出生届提出の際に、併せて申請をいただき、祝金をお渡しいたしておりました。 一方で、
新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけに、非対面、非接触での
生活様式を可能とする
デジタルを活用した
窓口業務の対応を求められてきたことから、
市公式LINEと連携した
各種行政手続の
オンライン化や、窓口における
キャッシュレス対応セルフレジの導入など、
デジタル技術を活用し、市民の皆様の
利便性の向上に努めてきたところでございます。 また、現在、国では、市町村へ提出する
出生届及び
出生証明書について、マイナンバーカードの
個人向けサイト、マイナポータルを活用した
オンライン提出を可能とする
仕組みづくりを進めております。 こうしたことを踏まえ、
現金給付であった
出産祝金を、令和6年度から、
デジタルを活用した
給付方法に変更し、既に
子育て施策として開始している
在宅育児デジタルギフトと合わせて、
子育てを一体的に応援する
子どもの
未来応援デジタルギフト事業として実施していくことで、
市民サービスのさらなる向上と
窓口業務の
負担軽減につながっていくことが期待できます。 今後におきましては、
給付方法の変更について、市の広報、
ホームページ及び
公式LINE等による周知を図るとともに、窓口におきましても丁寧な説明に努めてまいりたいと考えております。 次に、
子ども第三の
居場所についてであります。 本市の
子ども第三の
居場所は、自分を信じ、何事にもチャレンジできる子供を育むという方針の下、
子供たちの明日がきらきら輝く
居場所を提供したいという思いから、
居場所の名称を「あすきら」とし、本年4月17日から開設する予定でございます。 「あすきら」では、
多様性を認め、協力できる
関係性を築き、将来に向けた生きる力を育むことで自律を促す
居場所として運営してまいりたいと考えております。 また、「あすきら」は、小学生から
高校生年齢相当の子供のうち、様々な事情により「あすきら」という
居場所が必要な子供を対象に、家庭的で栄養のある食事の提供や子供の状況に応じた
学習支援を行うとともに、多
世代交流や
体験活動を通し、
子供たちの
自己肯定感を育みます。 さらには、
教育現場やその他
福祉関係機関と連携し、子供だけではなく、
保護者を含めた相談に対応するなど、子供を中心とした包括的な
支援体制を構築してまいります。 一人でも多くの
子供たちやその家族が、「あすきら」の利用を通じ、夢や希望に満ちあふれた輝かしい明日を描けるよう、地域の
皆様方と共に、
子供たちを見守り、支えていきたいと考えております。 次に、子供を産み育てやすい
環境づくりを推進することを目的として、不妊症の治療を受けた夫婦に対して、
経済的負担を軽減するため、
不妊治療費の一部助成を行うことといたしました。 具体的には、本年4月以降に
一般不妊治療及び
生殖補助医療を受けた夫婦に対し、5万円を上限に助成をすることといたします。 本市では、令和4年4月から、
不妊治療が
保険適用となり、
高額療養費の制度を利用できるようになったことから、令和4年度末をもって、
阿南市
特定不妊治療費助成事業は終了しておりましたが、
保険適用に移行した後も、
自己負担額が高額に及ぶこともあり、
経済的負担はまだまだ大きいため、
少子化対策の一環として、子供を持つことを希望する御夫婦を支援する
不妊治療助成事業に取り組んでまいります。 続きまして、災害に強い安全で安心な
まちづくりの取組についてであります。 初めに、
被災者生活再建支援システムの導入についてでございますが、被災後の
生活再建等の
各種支援が
罹災証明書の発行から始まることを踏まえ、
被災住宅等の調査を
モバイル端末により行うことで、調査に係る時間が縮減され、
罹災証明書の発行が迅速に行え、調査結果を反映した被災者台帳を管理することができる
被災者生活再建支援システムの導入経費を当初
予算案に計上させていただき、これまで業務の流れを阻害しておりました各課題を解決しながら、速やかな生活再建支援を実現してまいります。 次に、辰巳那賀川樋門改築事業についてでございます。 辰巳工業団地北側の那賀川堤防に平成7年に設置された辰巳那賀川樋門は、耐震性が満足できていないことから、これまで現地調査や解析等を行い、工法の比較検討や各関係機関との協議により、今ある樋門の西側に耐震性能を有する樋門を新たに設置することが有効であると判断し、事業を進めることといたしております。 この樋門の構造といたしましては、バランスウェイト式フラップゲートという形式であり、工業団地側水路と那賀川の河川水位との内外水位差によって、津波時や洪水時等において、水の流入を自動で防ぐ構造であり、門柱や操作室などの施設も必要なく、施設規模の縮小となり、管理上において
負担軽減となります。 特に非常時においては、現地操作する必要がなく、職員の安全性が確保される施設となります。 このことから、現在は、河川管理者である国土交通省那賀川河川事務所と河川占用に係る許認可手続について協議を進めております。また、工事につきましても、那賀川河川事務所へ施行委託することとしており、施行計画等の調整を行うなど、令和6年度に施行に関する協定を締結し、工事着手できるよう鋭意取り組んでおります。 工事内容につきましては、県道の迂回ができるような仮締切堤防を施行した後、新設する樋門本体や接続する導水路の工事を行います。また、その後においては、既設樋門撤去工事を行う大規模な事業となることから、現在の予定では3年程度の工事期間を見込んでおります。 この工事によりまして、既に工事が完成しております那賀川河川事務所が辰巳工業団地で行いました地震・津波対策との連続性が確保され、近い将来発生すると想定されております南海トラフ巨大地震と発生頻度の高い津波──L1津波とともに、計画規模の洪水や高潮に対しても地域の安全を確保するものでございます。 続きまして、ひとに優しい
まちづくりの取組についてでございます。 初めに、高齢者へのバス券の交付に関する事業についてでございますが、昨年度から、バス券の交付枚数の上限をなくしたバスフリー乗車券を交付しており、その結果、令和4年度のバス券申請率が7.3%であったのに対し、今月16日現在における申請率は8.1%となっております。 本市の地域公共交通計画の基本方針、誰もが参画・協働し「乗って残す」地域公共交通に基づき、バスフリー乗車券及び伊島地区の住民を対象としている乗船券について、対象者の条件としている前年度の市民税所得割額が5万円以下を本年4月から撤廃することとし、高齢者の移動手段であるバス等について、さらなる利用者の拡大を図ることといたしております。 次に、重層的
支援体制整備事業についてであります。 本市では、地域まるごとサポートセンターにおいて、制度のはざまの課題や障害、高齢、困窮の各課題が複雑に絡み合った課題を抱える世帯、単独の相談支援機関での対応が困難なケース等の相談を受け付けた件数は、今月16日現在で103件であり、本窓口が設置されたことにより、地域や世帯等が抱える複雑化、複合化した課題が顕在化しております。 こうした課題への対応は、
市役所内の関係各課や障害者相談支援事業所、あなんパーソナル・サポートセンター、阿南保健所等の各専門職などが出席をする
阿南市地域まるごと支援会議の場において、ケースごとにチームで支援方法を検討し、支援を行っているところではございますが、法的課題、または権利擁護に関する課題を抱えるケースにおいては、支援者も対応に苦慮しているところでございます。 このような現状を踏まえ、県内で初めての取組として、重層的
支援体制整備事業の実施に際し、高齢者、障害者の支援における市からの相談に対し、徳島弁護士会の会員弁護士が
阿南市地域まるごと支援会議などへ出席し、法的助言を行う業務などの委託契約を本市と徳島弁護士会が締結し、包括的
支援体制の強化を行ってまいります。 さらには、阿南市地域まるごと支援会議の個別ケースなどから抽出された地域課題について、属性や分野を超え、多種多様な関係機関などが参画し、課題解決に向けた協議を行う場として、阿南市まんなか会議を設置し、社会資源の開発や政策形成機能を有する会議を通して、地域課題の解決を図り、地域共生社会の実現に向けた新たな施策を推進してまいる所存でございます。 次に、
阿南中央図書館、仮称でございますが、その整備についてでございます。 新しい図書館の建設につきましては、市民の皆様から多数の御要望をいただいているところであり、早期の完成に向けて着実な取組が必要であると考えております。 このことから、昨日は、図書館建築を専門とされている愛知工業大学の中井孝幸教授をお招きをし、ほかの自治体で活発に利用されている図書館の状況などについて御講演をしていただきました。この研修には多くの職員が出席し、また、議員の皆様にも御参加をいただき、新しい図書館の姿を共に考えていく有意義な機会となりました。 来年度は、新図書館の在り方と複合する機能の具体的な整備方法を検討し、その整備に当たってどのような手法を選ぶことが本市の目指す図書館の実現に効果的であるかを検討する調査を実施し、基本設計に必要な内容を整理してまいります。 次に、スポーツで元気な
まちづくりの取組として、学校グラウンド照明設備のLED化についてであります。 学校グラウンドは、地域のスポーツ振興に欠かせないスポーツインフラの一つであります。その照明設備は、老朽化や水銀球の生産終了、施設間の機能の不均等などがあり、これらの課題を解決するべく、照明設備のLED化を迅速に進めてまいりたいと考え、
阿南市立学校グラウンド照明設備LED化計画を今月策定いたしました。 本計画は、老朽化したコンクリート柱の更新により、児童・生徒及び利用者の安全を確保しつつ、施設機能の
標準化を行い、どの施設も使いやすくすることを目的とし、利用可能設備の再利用と適切な防球ネットの更新を同時に行うことで、より効率的にLED化を進めてまいります。 本年度実施いたしました大野小学校照明設備LED化工事をモデルとし、来年度においては、宝田小学校及び今津小学校の照明設備LED化工事を実施したいと考えております。 また、今後、本計画の実施によりまして、学校グラウンドの利用環境を安全・安心でより快適なものにし、
阿南市総合計画に掲げる生涯スポーツによる生き生きと暮らせる
まちづくりを実現してまいる所存でございます。 次に、羽ノ浦支所の移転についてであります。 現羽ノ浦支所は、昭和41年に羽ノ浦町役場として建設されたもので、平成18年3月20日の市町村合併以降は、羽ノ浦支所として、地元の方をはじめ、行政サービスの拠点として多くの皆様に御利用いただいてまいりました。 しかしながら、支所庁舎は築後60年近くを経過し、老朽化が著しいことなどから、令和5年度において、支所機能を羽ノ浦公民館へ移転すベく、令和6年春頃の業務開始を目指し、羽ノ浦公民館改修工事を進めてまいりました。 工事期間中は、市民の皆様をはじめ、羽ノ浦公民館関係者、利用者の
皆様方に御迷惑をおかけいたしましたが、移転に係る改修工事等も順調に進み、本年度末までには全ての作業が完了する見込みとなっております。 こうしたことから、移転後の羽ノ浦支所業務開始につきましては、令和6年5月3日に移転作業を行い、5月7日から業務を開始する予定でございます。 羽ノ浦支所移転については、公民館と支所を複合化することで、住民サービス向上に向けた相乗効果が見込まれ、また、人口減少社会における一つのモデルとして、羽ノ浦町民をはじめ市民の皆様に気安く利活用していただける施設となるよう、努めてまいりたいと考えております。 次に、大京原会館の施設整備についてであります。 大京原会館につきましては、経年劣化により施設の1、2階部分が耐震基準を下回ることから、利用を中止し、令和2年6月から、大京原会館分館に事務所を移し、業務を行っております。 同施設の整備につきましては、周辺の人権関連施設との集約化を行い、既存施設を除去し、同敷地内に建築する方向で、地元関係者と協議を重ねてまいりました。 こうした中、地元関係者などから、当該施設は3階建てであり、洪水の浸水想定には十分に対応できる高さを確保していることや、住民の利用ニーズに十分対応できる部屋数と広さを兼ね備えていることなどにより、当該施設を耐震改修による整備でお願いしたい旨の御要望がございました。 本市といたしましては、地元の御要望を受けまして、施設整備を進める上で活用できる補助金、事業スケジュールなどの検証や総事業費の精査、また、地域の拠点としての機能等について改めて検証を行った結果、当該施設の整備につきましては、既存施設の耐震改修を行う方針で進めることといたしました。 今後も、引き続き当該施設が地域の交流拠点として利活用でき、また、災害時にも指定
避難所としての機能が果たせる施設として整備するよう、進めてまいりたいと考えております。 次に、令和6年度の行政組織の見直しについてであります。 本年の元日に発生いたしました
能登半島地震では、強い揺れにより幹線道路が寸断し、自衛隊や消防などの救助活動、
支援物資の輸送が妨げられる事態となりました。 南海トラフ巨大地震の被害が想定される本市に目を向けましても、発災時において、命の道となる四国横断自動車道及び阿南安芸自動車道、そして一般国道55号
阿南道路の建設を促進し、強靱な輸送路を確保することは喫緊の課題であります。 加えて、近年増加傾向にある集中豪雨の被害を最小限に抑えるため、那賀川及び桑野川の無堤地域の解消とさらなる強靱化の推進につきましても、私の公約にも掲げさせていただいておりました。 こうしたことから、来年度の行政組織の見直しでは、これら道路・河川整備における国及び県の事業の推進に関する事務を、本市が管理する道路及び河川の事務と一体的に実施する体制の整備に向け、前者の事務を特定事業部から建設部へ移管するとともに、特定事業部の名称を都市整備部へと改めることといたします。 つきましては、この内容を盛り込んだ条例案を今議会に提案させていただいております。 そのほかの主な見直しといたしましては、同じく選挙公約でありました
子育て家庭局につきまして、名称を
こども家庭局とした上で、保健福祉部内に設置し、
子ども・
子育てに係る各種施策を全庁的にマネジメントしてまいります。 さらに、新たな図書館や那賀川社会福祉会館をはじめとする各種公共施設の整備を加速をさせるため、企画部行革
デジタル戦略課内の公共施設マネジメント係からの発展形といたしまして、長期的な視点を持って公共施設をマネジメントし、構想から建設推進までを一元的に担う公共施設マネジメント室を建設部公共建築課内に新たに設置いたします。 また、このことに伴い、行革
デジタル戦略課の所管でありましたその他の事務につきましては、行財政改革の推進に関する事務等を企画部企画政策課に、スマート自治体に関する事務及び電子計算組織の管理運営に関する事務等を企画部内に新設いたしますDX推進課に移管するなど、課の分割・再編を行います。 これらの見直しを通じ、本市の様々な業務が有機的に結びつき、地域課題に正面から向き合う新たな組織体制を目指すとともに、国及び県ともしっかりと連携しながら、私以下、職員が一丸となって、市民の皆様一人一人の幸せをカタチにしてまいる所存でございます。 続きまして、今議会に提出させていただきました議案につきまして御説明を申し上げます。 今回提出させていただきました議案は、条例案16件、補正
予算案6件、当初
予算案20件、その他の案件1件の計43件、及び報告2件でございます。 その概要は、条例案につきましては、第1
号議案が条例の制定について、第2
号議案から第16
号議案は条例の一部改正などであります。 その主なものについて御説明をいたします。 第1
号議案 阿南市
地域防災計画に定める大
規模工場等の用途及び規模の基準に関する条例の制定については、集中豪雨等による災害が多発する現状に鑑み、浸水想定区域内の事業所などの自衛水防の取組を促し、地域の水防力の強化を図るために、新たに条例を制定するものでございます。 次に、第4
号議案 阿南市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する
条例等の一部改正につきましては、
地方自治法の一部が改正され、令和6年度から
会計年度任用職員に対する勤勉手当の支給が可能となることに伴い、本市の
会計年度任用職員に対して勤勉手当を支給するため、条例の改正を行うものでございます。 そのほか、第3
号議案 阿南市支所、
住民センター及び
連絡所設置条例の一部改正及び第16
号議案 阿南市
羽ノ浦地域交流センター条例の廃止につきましては、
阿南市羽ノ浦支所を令和6年5月7日に移転することに伴い、それぞれ条例の一部改正及び廃止を行うものであります。 次に、令和5年度補正予算に係る議案といたしましては、第17
号議案 令和5年度
阿南市
一般会計補正予算(第9号)以下、第18
号議案から第22
号議案までは、特別会計及び事業会計の補正予算であり、事務事業を執行するに当たり、必要額の補正を行うものでございます。 次に、第23
号議案から第42
号議案は、令和6年度当初予算に係る議案であり、第23
号議案 令和6年度
阿南市
一般会計予算をはじめ、第24
号議案から第39
号議案は、16件の特別会計の当初予算、第40
号議案から第42
号議案の3件の事業会計予算について、それぞれ令和6年度の事務事業の執行に必要な予算計上を行うものでございます。 また、第43
号議案 牟岐線見能林・
阿波橘間戎山
都市下水路整備工事の委託に関する
変更施行協定の締結につきましては、四国旅客鉄道株式会社と令和5年3月24日に締結した施行協定について、事業費の増額が見込まれるため、
変更施行協定を締結いたしたく、
地方自治法の規定により議会の議決を求めるものでございます。 最後に、報告第1号から報告第2号の
損害賠償の額の決定及び和解に係る
専決処分の報告につきましては、報告第1号は物損事故によるもの、また、報告第2号につきましては交通事故に関するもので、それぞれ
損害賠償の額を決定し、相手方と和解することについて
専決処分をいたしましたので、
地方自治法の規定により議会に報告するものでございます。 なお、農業
委員会委員の任命及び人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、閉会日に追加提案をさせていただき、御審議をお願いいたしたく存じますので、御了承賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上、提案いたしました議案並びに報告の概要につきまして御説明申し上げましたが、今後の御審議を通じまして、御説明並びに御
質問にお答えしたいと存じます。 何とぞ十分な御審議を賜り、原案どおり御承認賜りますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明に代える次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
藤本圭議員) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ 散会 午前10時49分...